約 4,536,098 件
https://w.atwiki.jp/pod98/pages/28.html
登場するオリジナルカード群。 名前順 あ行 アンフォームド か行 さ行 た行 な行 は行 フォーマダプト 光子装甲 光子関係のカードは全てこのページで解説 ま行 マジック や行 ら行 わ行 英数字 Af その他
https://w.atwiki.jp/souldreamer/pages/31.html
(♀)歌手 姓名 / 暱稱:憂晞 種族:吸血鬼 角色特點:吸血鬼的血族。似乎跟城主有關係。 相關故事:
https://w.atwiki.jp/83452/pages/8535.html
憂「…………」 唯「…………」ウロウロ 憂「…………!」 唯「…………」ウロウロ 憂「……お姉ちゃん。私トイレ行って来るね…」 唯「え?……あぁうん。いってらっしゃい」 憂「……」トテトテトテ 唯「……トイレにまで携帯持って行かなくても。………………!」 唯「(急げ!)」ピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッ トイレ! 憂「(ふふふ。そうだよ最初から梓ちゃんに聞けばよかったんだよ)」 憂「(お姉ちゃんが3時間かかってる事を私がサッと解く。…………駄目……鼻血が…)」 憂「(と言うわけで早速メールだよ)」ピッピッピッ ピロリロリン 梓「ん?ういからメール?」 ピロリロリン 梓「え?ゆい先輩からも……?」 FROMうい 題:ごめんね 試練の洞窟最後のところがどうしてもわからないよー 梓ちゃんよかったら教えてくれないかな!?お礼はするよ! FROMゆい先輩 題:面白いことになるよ! ういからヘルプメールきた!?きたでしょ!? 憂にね嘘情報教えて!お願い! 嘘の内容はお任せするよ! 梓「………………」 梓「………………」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ FROMうい 題:無題 死ね ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 梓「………………」 梓「……」ポチポチポチポチ ピッ ピロリロリン 憂「あ、メール着た…」ピッ 憂「…………」 憂「わ、わかるわけないよぉ……こんなの……」 憂「……」スタッ 憂「……」ガチャットテトテ スッ 唯「……」ウロウロウロウロ 憂「……」ペラッ 唯「……」ウロウロウロウロ 憂「……」ペラッ 唯「……」ウロウロウロウロ 憂「……あっ!?わかった!」 唯「…え!?ういわかったの!?」 憂「ふふ!お姉ちゃんごめんね!解いちゃった!」 唯「うそ!?だって3時間も悩んでるんだよ!?教えてよ!」 憂「ふふふ!お姉ちゃん?ここに来るまでに何があった?」 唯「え……?」 憂「正規ルートにあんなもんがあったでしょ……?」 唯「あ、あんなものって……?」 憂「ミミックだよ!」 唯「え?うん。ミミックがいたよ!」 憂「そこから普通だったら何する?」 唯「あ、あける……」 憂「前に……?」 唯「!?イ、インパス!」 憂「ふふふ。そう!インパスだよ!」 憂「それがヒントだったんだよ!インパスこそが!」 唯「な、なるほど……だからあんなあざとらしくミミックが置かれてたんだね……」 憂「その通りだよ!」 唯「で、そっからは……?」 憂「ふふふ。まぁみててよ!」 唯「う、うん……」 憂「……」スタスタスタ 唯「……ゴクリ」 憂「ここ、ここの柱の前で」 唯「う、うん……」 憂「いい?いくよ?」 唯「い、いいよ…」 憂「(ここで、いいんだよね……?梓ちゃん……)」 唯「……ドキドキ」 憂「(あとは梓ちゃんから教えてもらったとおりに言うだけ……)」 唯「……ドキドキドキドキドキドキ」 憂「(すぅはぁ……)『インパス!』」 唯「……」 憂「……」 FROMあずさちゃん 題:まかせて! そこにいくまでにミミックが居たでしょ?それがヒントだよ! 柱が並んでるから中央のくぼみの前でコントローラーに向かって『インパス』って唱えたらマイク感知して 通路が開くよ。 FROMあずにゃん 題:哀れなピエロ ういに話をあわせてください。 コントローラーに向かって呪文を唱えるピエロを見れます。 憂「あ、あれ……?」 唯「…………」 憂「え?……な、なんで?た、たけしの挑戦状はこれで……」 唯「……ぷふっ……」 憂「!?」 唯「……にひっふひっ……はぁはぁ……はぁはぁ……」 憂「お、お姉ちゃん……」 唯「……ふひひ……ふぅふぅ……はぁはぁ……」 憂「ま、まさか……あ、梓ちゃんと!」 唯「……ふぅふぅ……あっは!……あっはっははははは!!!だめだあぁぁあ!面白すぎるよ!腹がよじれて裂けちゃう!あっはははあふぅぅぅぅ!」 憂「……」 唯「ふぅふぅ……だっひゃひゃひゃひゃあっはっは!!い、い、いんぱふ!ぶふっ!だ、だめ!も、もうわたしインパスって言えない!一生言えない!あっはっは!」 憂「……」 唯「う、うらむよあずにゃん!あっはっはっはぶはははは!えひぇえひぇ!ぴ、ピエロどころの騒ぎじゃないよ!あっはっは!」 唯「ぶふふ!あはははっはっは!だ、だめだぁぁぁ!あはは!」 憂「……」 唯「えひゃひゃ!きゃっきゃ!あっはっは!」 憂「……」 唯「あっひゃっひゃ!…えひゃ……ひゃひゃひゃ…………」 憂「……」 唯「……あ、あっはは……はは……」 憂「……」 唯「……」 憂「……もう十分?一生分笑ったかな?」 唯「……あ……あはは……ま、まだ足りない……かな……?……な、なんちて……」 律の家! ピンポーン 律「ん?誰だ?おーい聡出てくれー」 聡「えーめんどくさいなぁ……はーい!」ガチャ 聡「どちらさまですかって……あれ?」キョロッキョロ 唯「……」ペタ 聡「……えっと……ゆ、唯さん……でしたっけ……?そんなところで座って何を……?」 唯「い、い、……」 憂「(……)」コソー 聡「い?」 唯「い、インパスオブジョイトイだよ!」くぱぁ 憂「(ぶふっ!)ゴホッゴホッ」 そんなこんなで!グランバニア! 唯「ようやく王様になれるよ……」 憂「ほんっと!ながかったね…」 唯「途中外出たりしたからね……」 憂「誰のせい?」 唯「わた…………い、インパスオブジョイトイのせいです……」 グランバニアへ帰宅! 唯「そういえば子供ってどうなってるんだろう?」 憂「最初に発見した時にゆいが気づいてなかったからまだ1ヶ月ちょっと?」 唯「もしかしたら2,3ヶ月かも……ゲーム内の時間ってよくわからないよぉ……」 侍女「あ!ゆい様!すぐお越しになってください!お子様がまもなく誕生しますよ!」 唯、憂「え!?」 10分後! ビアンカ「あなたの子よ……ゆい……」 唯「子供生まれるのはやいね……しかも双子……」 憂「なにもかもが想定外だね……」 ビアンカ「あなたが名前つけて……ゆい」 唯「え!?ど、どうしよう!?」 憂「お、お姉ちゃん落ち着いて!」 唯「名前……」 憂「うん……」 唯「なににしよっかな……」 憂「あと1人分の名前だよね」 唯「え?」 憂「え?」 唯「憂……?」 憂「な、なに?」 唯「もしかして自分の名前が自動的に決定されると思ってる?」 憂「え……!?だ、だってゆいは主人公だし……こ、ここは私の名前を……」 唯「憂……」 憂「な、なにかな……?」 唯「私は誰……?」 憂「お、お姉ちゃん……?」 唯「そう私は姉なの」 憂「う、うん……」 唯「あなたを生んだ覚えはない」 憂「ゲームでしょ!?」 唯「そう。でもゲームでも姉妹という事実は変わらないよ。だから憂のなまえは妹につけるよ…」 憂「居ないじゃない!ゆいに兄弟はいないよ!ゆいは一人っ子だよ!?」 唯「まだ……出てきてないだけだよ……」 憂「ちょ、ちょっと!絶対思ってないでしょ!?誤魔化されないよ!?」 唯「いいの!憂は姉妹なんだから!娘じゃないよ!」 憂「それだったら現実の唯の方はどう!?ぜんっぜん!主人公っぽくないから!」 唯「なっ!?」 10分後! 憂「あんたの父さん~パっパっス!」 唯「やめてよ!」 30分後! 唯「じゃ、じゃあ名前はこれで……」 憂「うん。いいんじゃないかな?」 息子『ひらさわ』 娘『うい』 唯「なんで自分の子供に妹のフルネームつけなきゃいけないのよ……」 グランバニア新王祝いの宴! 唯「豪勢だねぇ」 憂「食べ物がいっぱい並んでるね……骨付き肉多いなぁ……」 唯「ゲームとか漫画って何故か骨付き肉プッシュするよね。なんでだろ」 憂「見た目的においしそうだからじゃない?そんなトリュフとか置かれてもね…」 唯「いやそこは普通にステーキでいいじゃん…何でトリュフをチョイスするの……」 憂「だ、だって三大珍味だから……」 宴の後!真夜中! 唯「あれ?」 憂「みんな寝ちゃってるね……」 唯「夜になっちゃったのかな?」 憂「でもみんな地べたで寝てるよ?これおかしくない?BGMも何もかかってないし……」 唯「うん……正直ちょっと怖いよ……」 憂「と、とりあえず2F…2Fにあがってみよ!ひらさわういが心配だよ!」 唯「憂…わざと言ってるでしょう……」 グランバニア!2F! 唯「…………」ドキドキ 憂「…………」ドキドキ 唯「……」スタスタスタ ダッダッダッ 『おんぎゃぁあああ!おんぎゃぁぁ!』 唯、憂「『きゃああああああああああ!!!!!』」 よくわかる解説! 実はグランバニア大臣は魔物と手を結んでグランバニアを滅ぼそうとしているのだ! 兵士を眠らせるために、毒を宴の料理に混ぜた大臣は、魔物にビアンカをお腹の子、共々攫うように指示した! しかし機転を利かせたビアンカは、子供たちだけは助けるために侍女にひらさわ ういを抱えさせベッドの下に隠れるように指示! 時折聞こえる泣き声はベッドの下に居る愛しの子供達 ひらさわ ういなのだ! 唯「気持ち悪いよぉ……」 憂「なに、この泣き声……やだっ……怖い……」 9
https://w.atwiki.jp/honsure1/pages/21.html
イベント・アイテムカードはポ○モンカードのトレーナーカードみたいなもんです イベント系 お約束 自軍か敵軍のどちらかの1体のカードに20のダメージ。 アイテム系 「超包子」特製肉まん 自軍の好きなカードのHPを20回復する。
https://w.atwiki.jp/tesu002/pages/905.html
―――その頃学校――― ドカッ 憂「ぐうっ…」 女1「あ~、マジ最高だわ」 女2「だよね~。容姿端麗、頭脳明晰な憂がまさかレズだったとは…ねっ!」 ドスッ 憂「っ!」 女1「しかも姉ととか…。この姉妹危なくね?ww」 ドカッ 憂「…」ギリッ 女2「何その目?反抗的な態度とるんじゃねぇよ!」 ガッ ドカッ ――――――― ――――― ――― 女1「はあ…はあ…」 女2「…今日はこんなもんでいいんじゃない?」 女1「だね…。」 憂「…」 女1「分かってると思うけど誰にも言うなよ」 女2「そうそう。あんたはまだしも姉はどんな目で見られるんだろうねぇ?」 憂「…」 女1「はあ…はあ…」 女2「…今日はこんなもんでいいんじゃない?」 女1「だね…。」 憂「…」 女1「分かっていると思うけど誰にも言うなよ」 女2「まあそんなことしたら姉や親がどんな目で見られるか分かっているでしょ」 憂「…分かってるよ」 女1「じゃあいいけど。また明日ね、憂」 女2「明日は女3と4の日でしょw」 女1「そうだっけwwストレス解消出来ないじゃんw」 女2「まあまあwとりあえず帰ろうw」 女1「そうだね。じゃあね~」 女2「じゃあ」 ガラガラ 憂「…」 ――自宅―― ガチャ 憂「…」 スタスタ ガチャ 唯「…」 唯(憂またすぐに部屋に入っちゃったよ) 唯(話したいけどあずにゃんにあんまり憂に関わるなって言われているし…) 唯「防護用のスプレーもっていけば大丈夫だよね?」 唯「…よし」 ―― トントン 唯『う、うい?』 憂「…何」 唯『今日遅かったね。何してたの?』 憂「…別に何でもないよ」 憂(お姉ちゃん…部屋には入ってきてくれないんだね) スッ 唯『そう、それならいいんだけ』 ガチャ 唯「!」サッ 憂「…お姉ちゃん。そのスプレー…」 唯「あっ!な、何でもないよっ!蚊がいたから…」 憂「…」 憂「…そう。蚊は嫌だもんね。心配してくれてありがとう。でも何でもないよ」バタン 唯「あ、うい…』 憂「…」 憂(さっきのスプレー…) 憂(お姉ちゃんにとって私はそういう対象なんだね…) 憂「…」 憂「ははっ、分かっていたとはいえちょっと苦しいな」ボソッ 憂「…ご飯作らなきゃ」 ―――唯の部屋――― 唯「うーん…バレてないよね?」 唯「大丈夫だよ。憂も蚊用のスプレーだと思っていたみたいだし」 唯「…」 トントン 憂『お姉ちゃん、ご飯出来たよ』 唯「分かった~、今いく~」 憂『…私先に下行ってるから』トテトテ スタスタ ガチャガチャ 唯「…あ、部屋鍵しめてたんだった」 ガチャン 唯「さ~てご飯ご飯」 ――次の日、学校―― ガラッ 憂「…」 スタスタ 憂(昨日は筆記用具忘れちゃったからな…)ゴソゴソ 憂「っ!」ズキッ ツー 憂(…画鋲) クラスメート「…」 憂「…」 ガラガラ 先生「よし始めるぞー」 ガヤガヤ 憂(多分教科書にも…)パラ 『シネ』『レズ女』『近寄るな』『帰れ』 憂(…やっぱり) 憂(まあ…全部私が悪かったんだから文句は言えないけどね) 憂(…そう、全部私が悪いんだ) ―――――― ―――― ――― 放課後 女3「やあ憂」 女4「ちゃんと待っててくれるんだ。えらいね」 憂「…」 女3「じゃあ早速だけど…手、縛らせてよ」 憂「…」 憂「そんなことしなくても逃げないよ」 女3「何?反抗する気?」 憂「…分かったよ」 女4「そうそう、素直が一番だよ、憂」 スッ ギュッ 憂「…」 憂「…で、今日は何分くらいかかるの?」 女3「ははっ、そんなこと心配しなくていいよ」 女4「そうそう。今日は憂を蹴るとかそういうことしないから」 憂「…どういうこと?」 女3「憂…、憂って女の私から見ても綺麗だよね」 女4「そうそう、綺麗だよ。汚しちゃいたいくらいに」 憂「…!」ゾクッ 女3「ふふふ…前回は女1と2がいたけど今日はいないからね」 女4「ふふふ」 ジリジリ 憂「い、いゃっ…!」ガクガク 女4「おっと。大きな声出したらお姉ちゃんがどうなるかわからないよ?」 憂「!」 女3「ふふふ…、いっぱい楽しもうね、憂。明日は休みだから時間はたっぷりあるし」 憂「っ…」 女3「それじゃあ…」 ドンッ ドサッ 憂「っ!」 憂「い、いやだ…」ガクガク 女4「ふふふ…、いいねその顔。強気の憂からは想像出来ないよ」 女3「じゃあ…いただくよ、憂」 ガバッ ビリッ! 憂(いゃぁぁあああ!) ――――――― ――――― ――― 憂「…」 女3「ふぅ……、最高だったよ、憂」 女4「ちょ、3w。あんた男かww」 女3「4だってあんなに激しくしておいて人の事言えないでしょww」 女4「そうかwまあいいけど。…憂大丈夫かな」 女3「大丈夫でしょ」 女4「そっか。もう憂が使えなくなるんじゃないかと心配したわ」 女3「道具扱いかよwまあ私もそう思ってたけど」 女4「ふふふ、じゃあ私達は帰ろうか」 女3「うん、そうだね」 女3「じゃあね憂。また今度」 女4「楽しみにしているから」 ガラガラ 憂「……」 憂「……」 憂「うっ…ぐすっ」ジワァ 憂(お姉ちゃんも…こんな気持ちだったのかな…) 憂「ごめんね、お姉ちゃん…」ポロポロ ――――――― ――――― ―――― ――平沢家―― ガチャ 憂「…」 スタスタ コンコン 憂「お姉ちゃん…いる」 唯『う、うい?どうしたの?』 憂「…お姉ちゃん、ちょっと入るよ」 ガチャ 唯「え…」 唯(鍵かけるの忘れてた…) 憂「…」 唯「…どうしたの?憂」ジリ 憂「…お姉ちゃん…」 ギュッ 唯「え…」ドクン 唯「やだ…離して…」グイッ 憂「お姉ちゃんまっ」 唯「いやだ…離してよっ!」ジタバタ 憂「違うの!何かするつもりじゃないの!暫くこのままでいさせ」 唯「やだぁあああ!」 プシュー! 憂「ううっ…!」フラッ ドカッ 憂「…っ!」 唯(あっ、タンスの角に頭を…) 憂「ううっ…」 唯「あっ…」 憂「うっ…ごめんねお姉ちゃん…。もう出るよ…」フラフラ 唯「う、憂」 憂「ごめんねお姉ちゃん、ごめんなさい…」 フラフラ ガチャ バタン 唯「うい…」 ――憂の部屋―― 憂「っ!」フラフラ ドサッ 憂「…」 憂(…あーあ) 憂(…お姉ちゃんだけが支えだったんだけどなあ)ズキッ 憂「…」 憂「お姉ちゃん…」ポロポロ ――唯―― 唯「…」 唯(憂…すっごく悲しそうな目してた) 唯「何で私はあんなこと…」 唯「…」 唯「…だってあんな電話もらったら…」 ―― ――― ―――― 数時間前 ヴー、ヴー… 唯「あれ?あずにゃんからだ」 唯「もしもし?」 梓『あ、唯先輩。ちょっといいですか?相談したい事があって…』 唯「?…なぁに?」 梓『えぇ…実は憂が…憂の視線怖いんです』 唯「え?どういうこと?」 梓『はい。あの時の…唯先輩を襲った時の目にそっくりで…』 唯「まさか…そんな…」 梓『今日は特に変です。唯先輩…気をつけてください。いきなり抱き付いたりしてくるかもしれません』 ※ 作者別↓ 唯「うん……、わかったよあずにゃん。憂とは話したいけど、まだ様子を見てみるよ……」 梓『そうしてくださいです。いざという時はスプレーを使ってくださいね』 唯「……でも、それは憂が可哀相だよ……」 梓「何言ってるですか!唯先輩の身に何かあってからじゃ遅いんですよ!!またあんな事されたいんですか!!?』 唯「そ、そういう訳じゃ……」 梓『唯先輩は優しすぎるです。憂の目は本気でしたよ……もし先輩の身にまた何かあったら私……グスッ』 唯「わ、わかったよあずにゃん。だから泣かないで……」 梓『すみませんです。唯先輩はやっぱり優しいですね……じゃあ、くれぐれも気を付けてくださいね?』 唯「うん……ありがと。あずにゃんも気を付けてね……」ガチャン ―――――― ―――― ――― 唯(はぁ……やっぱりあずにゃんの言ってた事は本当だったのかな……) 唯(でも、憂も何か言いたそうだったな……なのにスプレーなんかかけちゃって……) 唯(…やっちゃったな……そうだ、明日あずにゃんに会ってもう一回話してみよう。みんなにも会って本当に憂が変なのか聞いてみ……) コンコン 唯「ッッ!!!」 憂「お姉ちゃん……ご飯できたよ。あと、さっきは急に抱きついたりしてごめんね…?」 唯「……」 憂「……お部屋……入ってもいい?」 唯「!!」カチッ、ガチャン 憂「……お姉ちゃん……何もしないから…グスッ…話がしたいだけだから、お願いお姉ちゃん……」ポロポロ 唯「……ごめんね」 憂「……お姉ちゃん……開けてよ…グスッ……話を聞いてほしいの……抱き締めてほしいの……お姉ちゃぁん!」ボロボロ 唯「ひっ」 ピポパピ…プルルル…プルルル…ガチャ 梓『どうしました?唯先輩?』 唯「あ、あずにゃん!?憂が、憂がおかしいの!!」 梓『え?』 憂「違うの!お姉ちゃん…グスッ…話を聞いてほしいの!何もしない!!……何もしないからぁ……」ガチャガチャ 唯「ひっ!来ないで!!どっか行ってよ!!!」バンッ! 憂「っ……お姉ちゃん……グスッ……私……私は」 唯「いいからどっか行ってよ!!あずにゃん助けて!!」 憂「っ!!」ダダッ 3
https://w.atwiki.jp/25438/pages/2400.html
1 2 3 元ネタ:映画「Love Letter」 ※Wikipedia ※シリアス 感動系 ※憂ちゃん誕生日 2014/02/21 http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/14921/1392990683/ 戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る これLove Letter原作なのか 原作とは全く違うけどこれはこれで中々いいな -- (名無しさん) 2023-01-04 00 14 02 なんか泣けてきた‥ -- (名無しさん) 2019-11-01 20 39 53 終わり方も綺麗な感動作らしい感動作ですね。 憂に輝く未来がありますように。 -- (名無しさん) 2016-08-21 21 44 42 正統派の感動作。 少し昔の作品なんで、今のより素直さ?がある。 -- (名無しさん) 2016-03-15 21 56 16 元ネタは見たことはありませんが、テーマ曲は瞳を閉じてでいいかなと思います。 大切な人を失っても、再度前を向いて生きる素晴らしいお話です。 -- (名無しさん) 2015-12-24 20 03 45 やっぱ胸に沁みるな。 -- (名無しさん) 2015-09-16 20 12 51 たびたび見るけど、いい話だよね。 -- (名無しさん) 2015-05-13 21 45 31 名作だ。 -- (名無しさん) 2015-02-20 02 00 02 この作者氏では、やっぱこれが一番好きだ。 読んだ後も清々しい。 -- (名無しさん) 2015-01-21 12 21 08 イイハナシダナー -- (名無しさん) 2014-11-24 22 10 47
https://w.atwiki.jp/tesu002/pages/909.html
―――校庭――― 唯「あ、梓ちゃん、ごめんね?待たせちゃった?」 梓「別に待ってないけど?で、今日は何の用なの?」 唯「うん、お姉ちゃんの事で話があるんだけど……」 梓(やっぱり……) 唯「梓ちゃんはお姉ちゃんの事……好き?」 梓「それはまあ好きだけど。それが何?どうかした?」 唯「それは……恋愛感情なの?お姉ちゃんに抱いてるのは恋愛感情なの?」 唯「私は好きなの……同性でも、家族でも……あの人が好きなの……」 梓「憂の言う恋愛感情っていうのは、嫌がる人を無理やり押し倒すことなの?」 唯「……それは……」 梓「安心していいよ。唯先輩は私が責任を持ってお世話するから」 唯「……待ってよ、最後に一つだけ聞いていい?」 梓「何?」 唯「私がレズだって……お姉ちゃんにひどい事したってばらしたのは梓ちゃん?」 梓「……」 唯「私は言ってないし、お姉ちゃんは学校には行ってないはず」 唯「私が悪いって言うのはわかってる……でもそれだけは教えてほしいの」 唯(お願いあずにゃん……あずにゃんは違うよね?) 梓「……そうだよ?」 唯(……そっか……) 梓「そのおかげで、唯先輩の気持が理解できたでしょ?」 唯「そっか……やっぱりそうだったんだね。あずにゃん?」 梓「え……?今何て……」 唯「憂はね?私があずにゃんに助けを求めた日に、入院してるの」 梓「そんな……嘘……じゃあ、あの日の憂は唯先輩……?」 唯「うん、とっても怖かったよ?でもね、私は別に怒ってないよ?」 唯「憂を入院するまで追い込んだのは私だしね……私はけじめをつけたくてここに来たの」 梓「そんな…そんな……嘘……嘘ですよね?」 唯「あずにゃんの事は嫌いにはならないよ?でも、今までみたいな付き合いをするのは無理かな」 梓「なんでですか!憂に無理矢理やられてたのを助けたのは私ですよ!!!???」 梓「私は唯先輩の事を大事にします!!憂なんかより100倍も1000倍も!!!!」 梓「唯先輩の事を一番愛しているのは私のはずです!!!」 唯「うん……でもね?気付いたんだ。私が世界で一番愛してるのは、憂だって」 唯「近すぎて気付かなかったのかな?それとも眩しすぎて見ようとしなかったのかな?」 唯「憂が遠くに行って、初めて見つけれたよ……」グスッ 唯「じゃあね、梓ちゃん。また学校で……」 梓「…………」 梓(梓ちゃん……か……) 梓「あーあ……絶対勝てると思ってたのになー」 梓「憂……大丈夫かな?なーんて言えた義理じゃないけどね……」 梓「……憧れの先輩と友達、両方無くしちゃったな」 ―――病室――― 純「憂……」 憂「純ちゃん?どうするの?」 純(私……私は……憂の事が好きなんだよね?……でも憂の顔……) 憂「まあ、時間はあるんだし、ゆっくり決めてね?期待してもいいよね?純ちゃん」 純「私……私は、憂と付き合いたい……」 憂「本当に?これからよろしくね?」 純「でも!憂が唯先輩の手紙を読んで、しっかり唯先輩と向き合ってからじゃないと嫌」 憂「……え?」 純「憂、鏡見た方がいいよ?とっても悲しそうな顔してる……」 憂「いいよ、別に。私の思いは変わらないよ?」 純「だったら、手紙くらい読みなよ。唯先輩がその手紙どんな気持ちで書いたか考えてる?」 憂「……」 純「読めない理由があるの?なら私が音読してあげようか?」 憂「何で、そんなに手紙にこだわるの?純ちゃんは私と付き合いたくないの?」 純「付き合いたいよ?でも私が付き合いたいのは自暴自棄になってる憂じゃないから」 憂「なんで!?そんな……自暴自棄だなんて……そんな事ないよ」 純「だったら……手紙読んでよ……手紙読んだ後で憂が出した答えを聞かせてよ……」 憂「……」 純「読まないの……?そっか、じゃあ私が読んであげるね?」 憂「ちょ……」 純「憂へ」 純「憂、こんな駄目なお姉ちゃんに手紙なんて書いてくれてありがとう。」 純「憂の手紙に書いてあった事は全部覚えてるよ?」 幼稚園の時一緒にご飯食べたことも、泥だらけになってお母さんに怒られたことも 小学生の時、一緒に登下校したり、自転車で遠くまで出かけてみたりしたこと 中学生の時、憂のお手伝いをしようとしてお皿を割っちゃったことや、その破片で指を切って憂がオロオロしてたのも覚えてるよ。 憂はしっかり者だって言われるけど、本当は甘えんぼさんだよね? 高校生になって、新しい事始めて、私は新しい環境でもしっかりやっていけてるお姉ちゃんを演じたかったんだ。 自分の事ばっかりで憂に構ってあげれなくて……憂が寂しがってる事にも気付けなくて……ほんとお姉ちゃん失格だよね でも、私は憂の事大好きだよ?私は料理もできないし頭も良くない、スポーツだって特別できるわけでもない。 憂はそんな私の事、好きだって言ってくれてたよね?今は振り向いてくれなくても、私は憂のお姉ちゃんになれるよう頑張るから。 憂「やめて……やめてよ……」 純「いつか、憂の事なら全部わかるようになるから……料理も勉強もできるようになるから…… だからその日まで私の傍にいてください。大好きだよ ―――唯――― 憂「嘘……嘘だよこんなの……だって……私……お姉ちゃんに嫌われて……傷付けて……」ポロポロ 純「……憂、もっと自分を大切にしなよ……私は大丈夫だからさ……」 憂「違う……違うよ、純ちゃん……私、ほんとに純ちゃんの事……」 純「うーい?私なら気にしなくていいんだよ?ほらほら、バシーンって言っちゃってよ」 憂「やだよ……私、純ちゃんにまで嫌われたくないよ……傷付けたくないよ……」 純「ふふっ……憂も唯先輩とおんなじ位優しいね?でもね、今はその優しさが一番傷付くかなー……」 憂「……純ちゃん……ごめんね……私、最低だよね……」 純「ん?言ったでしょ?……私は大丈夫だって」 憂「……純ちゃん……」 純「ん……私はもう大丈夫だよ!憂こそ唯先輩と話せるの?」 憂「わかんない……でも、頑張ってみるよ……」 純「おっ、いいね!その調子だよ!じゃ、私はちょっと唯先輩探してくるね?」 憂「え?……探すって……」 純「携帯の番号知ってるし、何とかなるよ!」 憂「……うん、お願いします」 純「お願いされたよ!任せといて!じゃあね、憂。頑張ってね!」 ―――道路――― 純(とりあえず唯先輩に電話してみよう……) プルルルルル プルルルルル ガチャ 唯『……純ちゃん?どうしたの?』 純「あっ、いえ、憂が唯先輩と話したいそうなので一回病院に戻って来てもらえますか?」 唯『憂が……?でも……』 純「唯先輩、憂は本気ですよ?唯先輩の手紙を読んで憂なりに出した答えなんです」 唯『……うん』 純「それじゃあ、病院に来てくださいね?憂が待ってるんで。」 唯『……うん、ありがと。純ちゃん』 純「いえいえー、それではー」ピッ 純(これで……これで良かったんだよね?……ちょっと惜しい事したかな?なーんて……) 純(私は、憂も唯先輩も好きだから……二人が幸せなのが一番だよね……) 純(頑張ってね、憂。私がしてあげれるのは……ここまで…だよ?……頑張って憂)ポロポロ 純「う……ひっく……グスッ」ポロポロ …… 唯(憂が待ってるかぁ……でも……) ――― ―――― ―――――― 憂『帰ってよ!!お姉ちゃん!!!お姉ちゃんの顔なんて見たくない!!出てって!!!早く!!!』 憂『うるさい!!黙れ!!帰って!!!帰れ!!!』 ―――――― ―――― ――― 唯(……うーん……憂、本当に会ってくれるかな……?) 唯(悩んでたらもう夕方だよ……絶対会いにいくべきだよね……) 唯(……よし、憂の所に行こう……逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ!) ―――病院――― ――病室―― 憂(お姉ちゃん来てくれるかな……?) 憂(結果はどうであれ、あとで純ちゃんにいっぱいお礼言わないと……) コンッコンッ 憂「ビクッ!」バッ 「憂、起きてる……?」 憂「……うん」 「あのさ、中入ってもいい?駄目ならここで話すけど……」 憂「……いいよ?」 ガラッ 唯「ん、ありがと……」 憂「………」 唯「ねえ、憂。できれば顔、見せてくれると嬉しいな……?」 憂「……」 唯「まあ、出したくなったら出してくれればいいよ。……それでね、憂。私の手紙、読んでくれた?」 憂「……うん」 唯「そっか、ありがと。……どうだった?私の気持ちを素直に書いてみたんだけど……」 憂「……」 唯「憂……私、駄目なお姉ちゃんだよ。でも、憂の傍にいたいの……憂と一緒にいたいの……」ポロポロ 憂「な…で」 唯「……え?」 憂「なんでお姉ちゃんが謝るの!?」 唯「うい……?」 憂「最初にひどい事したのは私なんだよ!?お姉ちゃん傷付けたのは私なんだよ!?」 唯「……」 憂「私のわがままでお姉ちゃんに嫌な思いさせたんだよ!?お姉ちゃんは悪くないのに何で謝るの!?」 唯「憂……違うよ……私が……」 憂「違わない!!何で私に優しくするの?ねえ?なんでなの!?」 唯「憂は大事な……」 憂「私に優しくしないで!……優しくされると……また甘えちゃうよ……」 憂「優しくされると……また好きになっちゃうよ…・・!!」 憂「また、お姉ちゃん傷付けて……嫌われちゃうよ……!!」 憂「もう嫌なの!!大好きな人を傷付けるのはもう……嫌なの……!!」 憂「出てってよ!!私がまた好きになっちゃう前に出てってよ!!!」 唯「……」 憂「私のお姉ちゃんってだけで虐められるかもしれないんだよ?そんなんなら、私はお姉ちゃんなんていらない!!」 憂「早く出て行ってよ!またお姉ちゃん傷付けるかもしれないんだよ!?早く……出てってったら!!……うっ……グスッ」ポロポロ 唯「……憂……顔、出して?」 憂「……」 唯「……お姉ちゃん命令だよ?顔出して」 唯「憂?泣いてるの?泣いちゃやだよ……憂にはいつも笑っててほしいよ……」なでなで 憂「やめてよ……お姉ちゃん……触ん……ないでよ……」ポロポロ 唯「いいこいいこ、私の事は傷付けてもいいから、私は嫌いになったりしないから……」ギュ 唯「だから、傍にいてよ……一緒にいようよ……」ギュー 憂「おねえ……ちゃ……ずるいよ……こんなの…!!ずるいよ!……ずるい…よ」ポロポロポロ 唯「暖かいよ……憂……大好きだよ?世界で一番……」 憂「おねえちゃ……お姉ちゃん……うあ……うあああああああぁぁぁぁぁああぁぁん!!」ギュー ―――――――――――――――――― 唯「憂?じゃあ、私帰るね?」 憂「うん……お姉ちゃん……ありがと」 唯「えへへへ、早く退院して、また二人で暮らそうね?」 憂「うん!楽しみだね!!」 唯「うん!じゃあ、また明日ね!」 憂「ん、お姉ちゃん、寝る時はお腹冷やしちゃだめだよ?」 唯「わかってるよー、じゃあね、おやすみ!」 憂「おやすみー」 ―――――二日後――――― 唯「憂ー、お見舞いに来たよ!今日は皆も来てくれたよ!!」 律「おっす憂ちゃん!久しぶりだなー!!」 澪「こら律!唯!病院では静かにしろって!!」 紬「これ、お見舞いに皆でフルーツ買ってきたの。よかったら食べてね?」 唯「あー!私が皮剥いてあげるよ!食べさせるのも私の係ね!!」 憂「お、お姉ちゃん静かにしないと怒られちゃうよ?」 律「いやー、それにしてもよく学校に戻ってきたなー唯!りっちゃんは嬉しいよ!!」 澪「そうだな、病気の場合は休学にできるっていうのがあって良かったな!」 唯「ムギちゃんが診断書とかいろいろ用意してくれなかったら無理だったよ。ありがとね、ムギちゃん?」 律「さわちゃん先生も頑張ったらしいからなぁ……ま、何にしても良かったよ!」 アハハハハハハハハハ ―――――屋上――――― 純(唯先輩も復学したし、憂もそろそろ退院らしいし、これからもっと楽しくなるかな?) 純「って、あれ?梓じゃん何やってんの?」 梓「純?何か用?」 純「うわっ、突っかかんないでよ。何してんのかなって」 梓「別に?なんとなく昼寝できそうだなって」 純「ふーん、まいいけど。あ、言っとくけど、次憂に何かしたら許さないよ?」 梓「もうする意味ないって。振られちゃったしね」 純「へー、ま、元気出しなよ」 梓「お互い様でしょ?」 純「うわっ、痛いところを……私はまだチャンスがあるの」 梓「頑張ってね」 ―――――退院の日――――― 医師「それじゃあ平沢憂さん、君は今日で退院だね。」 憂「はい、お世話になりました。」 医師「ん?珍しいね。今日はお姉さんは来てないのかい?」 憂「あ、はい。お姉ちゃんは家でいっぱい料理を作っておいてくれるって言ってました。」 医師「なるほど、気を付けて帰るんだよ?」 憂「はい!本当にお世話になりました!!」タッタッタッタ ―――――平沢家――――― 唯「ふんふんふふーん♪」カチャカチャ 唯(今日は憂の退院の日、腕によりをかけて作っちゃおう。喜んでくれるかな……?喜んでくれるよね!) ガチャ 「ただいまー!お姉ちゃーん!!」 唯「おっかえりー!今ご飯運ぶから待っててね!」 「うん!お姉ちゃんの手料理楽しみだなぁ」 唯「ふふふ、一品目はこれだよー」 「わー、オムライスだ!おいしそー!」 唯「へへへ、実はケチャップで書く文字はもう決めてあるんだ」 うい、だいすき!! <終了> 戻る
https://w.atwiki.jp/yuiui/pages/165.html
928 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2010/05/05(水) 19 53 48 ID f+tTYk7oP こんにちは、平沢憂です。 私は今、家の玄関の前にいます。 なぜなら今日は、お姉ちゃんが修学旅行から帰ってくる日だからです! お姉ちゃんからメールが来たのは三時間半前。 内容は帰りの新幹線に乗った、ということでした。 私はそのメールを見てまた涙が出そうになりましたが、ぐっと堪えてキッチンに向かいました。 「よし、今日はお姉ちゃんのために頑張って美味しい物作るぞ!」 そう言って私は勝負下着ならぬ勝負エプロンを着て普段の数倍……いえ、数十倍の気合を入れてお姉ちゃんの好きな料理をたくさん作りました。 そしてお料理が出来たのがちょうど十分前。 それからはずっと玄関の前で正座をして待っています。 さっき帰りのバスに乗ったってメールが来たからそろそろだと思うけど……。 私は待ってる間、手の指や足の指をぐにゃぐにゃ動かしたり、何度も髪を結びなおしたりと、落ち着けませんでした。 高校の受験の時でさえ、落ち着いてたのになぁ。 929 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2010/05/05(水) 19 55 51 ID f+tTYk7oP その時です。 玄関のドアノブが回り、ドアがガチャリと音を立てて開きました。 私はその瞬間に私の頭で色んなことを考えました。 お姉ちゃん、どんな顔してるかな? 幸せそうな顔? 疲れた顔? 旅行先に忘れ物してないかな? ……私がいなくて寂しくなかったかな。 そしてドアから覗いたのは、私の予想通りお姉ちゃんでした。 私の大好きな、いつものお姉ちゃん。 「憂ー、ただい」 「お姉ちゃぁん!」 「まぁ!?」 私はお姉ちゃんがただいまといい終わる前に飛びつきました。 その反動でお姉ちゃんが持っていたお荷物が床に落ちてしまいました。 ごめんねお姉ちゃん。 でも私すごく、すっごく寂しかったんだよ。 「お帰りお姉ちゃん!」 私はお姉ちゃんに抱きついたまま、精一杯心をこめてそう言いました。 「う、うんただいま。って荷物が落ちちゃった……」 「ごべん゛な゛ざい゛……」 「……憂、泣いてるの?」 お姉ちゃんの言うとおり、私はお姉ちゃんの胸で泣いていました。 それも涙目どころではなく、号泣です。 お姉ちゃんの服を涙やら鼻水やらで汚してしまいました。 930 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2010/05/05(水) 19 57 18 ID f+tTYk7oP 「だっで……ひぐっ……ざびじがっだん゛だも゛ん゛……」 私がそう言うと、お姉ちゃんは私の頭に手を置いてくれました。 「ごめんね、憂を一人にして。本当にごめんね」 私は顔をぐしゃぐしゃにしながら思いました。 やっぱり、お姉ちゃんはちゃんとお姉ちゃんなんだなって。 だから私は、お姉ちゃんが大好きなんだな……って。 私が大分落ち着くと、お姉ちゃんは自分の胸から私の顔を離しました。 「もー憂ったら、かわいいお顔が涙と鼻水でぐちゃぐちゃになってるよー」 お姉ちゃんはそう言うと、自分の服の袖で私の顔を優しく拭いてくれました。 またお姉ちゃんの服を汚しちゃった……。 ちゃんとお洗濯するから許してお姉ちゃん。 「うん!いつもの可愛い憂の顔になった!」 お姉ちゃんは笑顔で私にそう言ってくれました。 その笑顔につられて、私も自然と笑顔になってしまいます。 お姉ちゃんって、不思議だな。 「そうかな……ありがとう、お姉ちゃん」 「でへへ……それよりさっきから気になったんだけどこのいい匂いはまさか」 「うん、お姉ちゃんのためにお料理いっぱい作ったよ」 「ほんとう!?憂大好きぃ!」 そう言うと今度はお姉ちゃんから抱きついてきてくれました。 私はこの瞬間がすっごく幸せです。 931 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2010/05/05(水) 20 01 04 ID f+tTYk7oP その後リビングにいくと、お姉ちゃんは目を輝かせながら私の作った料理を見渡しました。 「すっごい!いつもの百倍はすごいよ憂!」 「えへへ、そうかな?」 お姉ちゃんに褒められて嬉しい。 だけど気になったのはさっきの言葉です。 ごめんって……一体なんだろう。 「ねぇ、お姉ちゃん」 「なぁに?」 「さっきごめんって言ったけど……なんで?」 私は思い切って聞いてみました。 するとお姉ちゃんはいかにも申し訳なさそうな顔をして理由を言ってくれました。 「えと……あれじゃあまるで憂が美味しい料理を作ってくれたから大好きみたいだから……」 「え?違うの?」 するとお姉ちゃんは顔を下に向けながら、暗いトーンでこう言ってくれました。 「違うよぉ……私は憂がお料理ができなくても、お掃除ができなくても、大好き……だよ」 「お姉ちゃん……」 「だからごめんね、憂」 932 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2010/05/05(水) 20 02 57 ID f+tTYk7oP 私はお姉ちゃんに抱きつきたい衝動を抑え、こう言いました。 「全然気にしてないよお姉ちゃん。私だって、お姉ちゃんが家事ができるお姉ちゃんでも、大好きだよ!」 「えー、それは何か変だよぉ」 「変かなー」 「変だよー」 「……ふふっ」 「……へへっ」 私達はお互いの顔を見て嬉しそうに笑いました。 するとお姉ちゃんは何かを思い出したかのような顔をして私に言ってくれました。 「憂にいっぱい旅行の土産話、してあげるね!」 「……うん」 本来なら喜ぶべきでしょう。 だけど私は素直に喜ぶことができませんでした。 だって……。 「どしたの憂?」 「……」 私は赤くなってるであろう顔を下に向け、小声でこう言いました。 「だって……律さん達がお姉ちゃんと仲良くご飯食べたり、お風呂はいったり、寝たりした話聞いたら……嫉妬しちゃうかも……」 自分でもワガママだな、と思いました。 だけど、私はそれほどお姉ちゃんが大好きなんです。 ふだんは何でも譲ることが多いけど、これだけは譲れません。 933 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2010/05/05(水) 20 05 32 ID f+tTYk7oP 「ごめんね、ワガママな妹で……」 「もー憂ったらそんなこと?」 「え?」 「そりゃあ、私は憂以外の人とご飯食べたり、お風呂入ったり、寝たりしたよ」 その言葉に胸がズキッと痛みました。 わかってる。 だって軽音部の皆さんだって大切だもんね。 わかってる、わかってるけど……。 私がそう思いながら、また泣きそうになっているとお姉ちゃんが私を優しく抱きしめてくれました。 「だけどね」 そしてそのまま、私の唇にそっとキスをしてくれました。 優しくて、暖かいキス。 「……これは、憂としかしないよ」 その言葉を聞いて私はまた、涙目になってしまいました。 「あらら、今日の憂ったら泣き虫さんだねぇ」 「だって……嬉しくて……すごく嬉しくて……」 「よしよし……」 934 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2010/05/05(水) 20 08 34 ID f+tTYk7oP そうやってお姉ちゃんに頭を撫でてもらって何分たったでしょうか。 いきなり下のほうからグゥ、と音が鳴りました。 「あっ……」 お姉ちゃんのお腹がそろそろ限界なようです。 「あ……ごめんねお姉ちゃん、お腹へったよね。ご飯たべよっか」 「待ってましたー!」 するとお姉ちゃんは素早くいつもの場所に座り、私に手招きをしてきました。 「どうしたの?お姉ちゃん」 「今日は並んで食べようよ!」 「……うんっ!」 そうして私達姉妹は、並んでテーブルの前に座り、胸の前で手を合わせました。 「「いただきます!」」 その日の晩御飯は、今までで一番美味しく感じたかしれません。 終わり。
https://w.atwiki.jp/yuiui/pages/205.html
725 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2010/07/27(火) 05 05 25 ID KYOyU3qU0 [1/3] 梓「憂おはよう。」 憂「おはよう梓ちゃん。」 梓「首筋に何かあるけどどうしたの?」 憂「えっ…ああこれ?昨日寝てる時に蚊に刺されちゃって…」 梓「ふ~ん、あっ鎖骨のとこに腕の内側も刺されてる。」 憂「ホントだ、昨日おっきな蚊がいたからたくさん刺されちゃったみたい。」 梓「ムヒ持ってるから貸そうか?」 憂「痒くないから大丈夫だよ♪」 梓「?変なの…。」 726 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2010/07/27(火) 05 20 21 ID KYOyU3qU0 [2/3] ~放課後~ 梓「唯先輩首の所どうしたんですか?」 唯「ええっと、蚊に刺されちゃって…。」 梓「ムヒありますが…。」 唯「大丈夫だよ痒くないし。」 梓「憂も同じ事言ってました。そういえば憂も似たようなところ刺されてましたが昨日は蚊が酷かったんですか?」 唯「え、うん。酷い蚊だったよ。」 梓「蚊取り線香は使わなかったんですか?」 唯「えっ、ああ、忘れてた。」 梓「ちゃんと蚊取り線香点けないとダメですよ!!」 唯「了解~、あずにゃん先輩♪」 727 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2010/07/27(火) 05 29 59 ID KYOyU3qU0 [3/3] ~その夜~ 憂「もぅお姉ちゃんっ、今日梓ちゃんに変に思われたじゃない!!」 唯「えへへ~。私もあずにゃんに蚊に刺されたって言われたよ。じゃぁ憂、今日はキスマーク付けるのやめる?」チュッチュッ 憂「そういいながら、お姉ちゃんもうキスマーク付けちゃってるよ。」チュッチュッ 唯「憂だって付けてるじゃん。」チュッチュッ 憂「えへへ~、だってお姉ちゃんは私のものだもん。」チュッチュッ 唯「憂だって私のものだし。」チュッチュッ おしまい
https://w.atwiki.jp/inousha/pages/54.html
「秋雨時雨」暗殺の任務に失敗。死亡。 名前:雑賀 憂(さいか ゆう)性別:男 年齢:21歳 身長:174cm容姿:服は良く分からないキャラのアップリケ付きのパーカーに長ズボン、背中には小さめのリュックのような物を背負って腰には小さな布袋が付いている。リュックには小さなラジオのような機械が付いてある。顔立ちは普通で何か裏がありそうな不気味さがある。所属:ある男によって指定された能力者の暗殺住所:東部工業地帯の廃工場内でテントを張っている。性格:表向きは明るく人懐っこいが裏向きは結構黒い能力:無し道具:生物性能異常強化薬(ゾンビパウダー)能力を持たない物が能力者と対等に戦う為に開発された薬。基本的に腰にある布袋に入っており青みがかった粉末になってある。使用することによって肉体の計上が変化し怪物のような姿になる変化する部位は使用量によって変わる.↓使用による効果1mg:両腕が怪物のように青っぽい肌に血管が浮き上がり爪の長い形状になる。効果:鉄球を握りつぶす程の握力とアクリルガラスを粉砕するパンチ力を得る。2mg:足が腕と同じように異形な姿になる。効果:10mの高さまで飛ぶ事が出来てパンチと同じくらいのキック力を得る。3mg:胴体が同じように異形な姿になる。効果:痛感、疲労を感じさせなくする。ただし1時間以内に能力をやめないと副作用で死亡する効果は後述の注射器を使って終了させる事が出来る。また副作用として使用中は使用部分に針で刺される様な苦痛を伴う(3g使用時は感じない) 備考:ゾンビパウダーの使い過ぎで余命が約3年しかない。背中のリュックには注射器が入っておりその中に副作用を抑える薬を入れて使用し延命している。5時間に1本は使わないといけないが1日に8本以上使うと副作用で死亡するリュックには言葉を喋る機械が付いており身体をスキャンさせる事で自分の健康状態が常時分かるようになっている.機械の名前は「ポロ」と呼ばれており普段は明るいが人前ではあまり喋らない 雑賀の事はマスターと呼んでいる プレイヤー名 狸@808