約 44,311 件
https://w.atwiki.jp/utagedeck/pages/29.html
デッキタイプ 慧音主体 けーね4(慧音4) 月下美人(慧音3レミリア1) 里守(慧音ver)(慧音3妹紅1) ダブルホーン(慧音ver)(慧音3萃香1) 叡智(L慧音ver)(慧音2パチュリー1永淋1) 慧音が含まれるデッキ 角ぐうたら(霊夢1魔理沙1慧音1萃香1) 編纂アリス(アリス3慧音1) 二重詠唱(パチュリー3慧音1) 叡智(Lパチュリー)(パチュリー2永淋1慧音1) 叡智(L永淋)(永淋2パチュリー1慧音1) 叡智親友(レミリア1パチュリー1永淋1慧音1) ダブルバトル(美鈴2慧音1萃香1) 慧音2魔理沙2 慧音2紫2 慧音2橙2 里守(妹紅ver)(妹紅3慧音1) 丑三つ時(慧音ver)(慧音2妹紅2) 丑三つ時(妹紅ver)(妹紅2慧音2) ダブルホーン(萃香ver)(萃香3慧音1)
https://w.atwiki.jp/toho_yandere/pages/178.html
慧音 ロダ 慧音さんの御話 新月に舞うは刀月、満月に咲くは想影第一章/第二章/第三章/第四章/終章分割上/終章分割下 はたて/『狂いの刃を愛でるは鴉』の設定 幻想郷の笛吹き女(1)/(2)/(3)/(4)/(5)/(6)/(7)/(8)/(9)/(10) /(11)/(12)/(13)/(14)/(15)/(16)/(17)/(18)/(19)/(20) /(21)/(22)/(23)/(24)//(25)/(26)/(27)/(28)/(29)/(30) /(31)/(32)/(33)/(34)/(35)/(36)/(37)/(38)/(39)/(40) /(41)/(42)/(43)/(44)/(45)/(46)/(47)/(48)/(49)/(50) /(51)/(52)/(53)/(54)/(55)/(56)/(57)/(58)/(59)/(60) /(61)/(62)/(63)/(64)/(65)/(66)/(67)/(68)/(69)/(70) /(71)/(72)/(73 了)/ スレネタ ■1スレ目 慧音/1スレ/550-551 ■4スレ目 慧音/4スレ/280 慧音/4スレ/627-628 ■5スレ目 嫁自慢 慧音/5スレ/408 慧音/5スレ/614 慧音/5スレ/756 ■6スレ目 慧音/6スレ/71 慧音/6スレ/338 慧音/6スレ/641 慧音/6スレ/652 ■7スレ目 慧音/7スレ/517 ■8スレ目 慧音/8スレ/473 ■9スレ目 慧音/8スレ/493 ■10スレ目 慧音/10スレ/405 ■11スレ目 慧音/11スレ/464 慧音/11スレ/566 慧音/11スレ/927 ■12スレ目 慧音/12スレ/79 ■13スレ目 ある半獣の絶望 ■14スレ目 慧音の妄想夢芝居 慧音/14スレ/776 ■15スレ目 慧音/15スレ/879 ■16スレ目 面接試験 永久就職のすゝめ 慧音/16スレ/416 成人の日 ■17スレ目 慧音/17スレ/603 慧音/17スレ/857 慧音/17スレ/910 慧音/17スレ/939 ヒモ○○ ■20スレ目 渡りし「鳥」の止まり木よ外伝その弐 ■22スレ目 慧音/22スレ/896 ■23スレ目 辿り着くもの ■24スレ目 誰がそれをやったのか3 小ネタ・分類不可・未整理/24スレ/221の続編 誰がそれをやったのか6 誰がそれをやったのか3の続編 慧音/24スレ/577 ■25スレ目 ライフエディター 慧音/25スレ/198
https://w.atwiki.jp/th_sinkoutaisen/pages/212.html
no +信仰 コスト 戦闘力 HP df 労働 知識 探索 特殊能力 029u 0 00000 4000 100 20 7 9 7 変身 3ボス 教育 通常ユニットとしては扱いやすく、霊撃半減,高い異変解決力,サポートカードと一通り揃っている。 時々ワーハクタクに変身することがある。 そのときは戦闘力が2倍になるのでけねもこ生徒諸君!との相性は良好だ。 Ver1.10より追加された能力「教育」により、サポートカード無しでも毎ターン居るだけで修行基礎値を+50出来るようになった。 さらにテーマソングを使うことで修行効率を底上げすることも可能。 上手く使って自軍の強化に努めよう。 また、永遠の後見人の仕様変更を利用した♪ラクトガール少女密室は凶悪。 ハマれば強いがそれ故潰されやすい。…潰されても怒らないように。 歴史隠蔽の実質的なコスト増加により、立ち回り性能は若干低下した。 以前のように手軽な防衛手段とは言い難くなってしまったため、立ち回りには気をつけよう。 攻撃 弱 通常弾幕 単体 戦闘力×0.3 1回 中 産霊「ファーストピラミッド」 単体 戦闘力×0.25 3回 強 終符「幻想天皇」 全体 戦闘力×0.3 1回 関連霊撃 102m 歴史隠蔽 30(専用) 関連サポートカード 145s 3ボス同盟 3ボス3人以上 HP3倍 168s けねもこは神の国 慧音×妹紅 攻防アップ きも率アップ 212s けねもこ生徒諸君! 慧音×妹紅+生徒諸君 戦闘力ラーニング 293s 月の祝福 ルナチャイルド×永夜抄 月光強化(・A・) 501s 永遠の後見人 慧音×永琳 知識+50 252S さよなら人類 独立宣言:脱自機5 キャラ制限ボーナスLv1 250S 忘れ去られた百鬼夜行 独立宣言:脱人気キャラ キャラ制限ボーナスLv2 243s 永夜抄は月下の杯 独立宣言:永夜抄オンリー ダブルボム 249s 文花帖はブン屋の意地 独立宣言:文花帖オンリー 文とはたてに『根性』 テーマソング 329S ♪プレインエイジア 慧音のテーマ 慧音先生の修行ボーナス 関連異変 そして誰も家庭教師か?(解決率大幅上昇) 臨時教師クライシス(解決率大幅上昇) 特別な入手方法 なし
https://w.atwiki.jp/lwetoho/pages/61.html
上白沢慧音 (かみしらさわ・けいね) 能力:『歴史を食べる(隠す)程度の能力(平常時・レフェリー時)』 『歴史を創る程度の能力(試合中)』 所属:フリー(第2回大会~第26回大会,第40回大会~)(もこけーねとして活動するも、特定の軍団には所属していないため、フリー扱い) GM軍(第27回大会~第39回大会) ファイト・スタイル 猛獣クライシス 戦いの場では常に全力で立ち向かうという『白沢』の本能にあるように 東プロリング上では常に角のオーラが見えている。 あくまでオーラなのは角の存在そのものが凶器になるため本部長が何かの措置をした模様。 別に折って誰かの腕に移植したり、角が折れてパワーが半減したり、2本の角共だからパワーゼロ、というわけではない。 角を見せることに伴い、コスチュームも本来の『白沢』服カラー(緑と白)を基本としている。 本来寺子屋の生徒への愛のムチとして使用される頭突きをリングの上でも得意技としており、 多種多様な頭突き技をはじめ、金的にまでも頭を用いるなど、頭突きに対するこだわりは尋常ではないものがある。 寺子屋ピラミッドドライバー 相手の頭を自分の股下に差し込み、相手の胸の前で相手の両腕を交差させ、 自分の右手で相手の右手首、自分の左手で相手の左手首を掴み持ち上げ叩き付けるジャンピングボム。 ロック箇所が多い上に角度が急な為フィニッシュホールドとして愛用している。 オリジナルは女子フリーレスラー堀田祐美子選手のピラミッドドライバー。 東プロでも貴重な『オリジナルを女子レスラーが使っている』技である。 また実在の堀田選手にギミック・性格も似ている様に思われる。 技名は、東方永夜抄で使用したスペルカード『産霊「ファーストピラミッド」』より。 私立天子学園ドライバー(寺子屋ピラミッドドライバーII) 寺子屋ピラミッドドライバーの発展型で、サンダーファイヤーボムのように一旦肩に担ぎ、 頭上頂点を垂直に落とす。 寺子屋ピラミッドドライバーExとも呼ばれていたが、慧音がGM軍に移籍してから、 GM天子を称えるため名称を現在のものに変更した。 GM軍から離反後の名称は今のところ不明。 オリジナルは、大日本プロレスやFMW、ZERO1-MAXで活躍したミスターデンジャーこと松永光弘の デンジャーボム。 日出づる国の天子 投・打・極の複合技 立ち状態正面で相手の肘を閂状に極めて両腕をクロスさせ自ら全身を跳ね上げ、 戻る反動を利用して肘へ膝蹴りをし、今度は相手を跳ね上げ 運動エネルギーを利用して共に空中で回転し肘を極めたまま相手の頭部から叩きつける超大技。 元々かなりの体格を誇る慧音が相手ごと空中に浮き、かつ回転をした上で叩きつける様は圧巻。 オリジナルはその昔ジャンプで連載していたプロレス漫画「ザ・モモタロウ」の主人公 モモタロウの必殺技でストライク・スリー。 モモタロウはこの技で酒呑童子や未来から歴史を修正しに来た自称神、モンゴル出身の横綱を退けた。 もう1つ類似技として初披露時文の解説では伝説のプロレス漫画「キン肉マン」に登場した バッファローマンの超人十字架落とし。 技名は、東方永夜抄にて使用したラストワード『「日出づる国の天子 」』より。 元々『天子』は天皇の事だったが、買収されていた間はGM天子を讃える技になっていたらしい。 ヘッドバット 対戦相手への安全性のため物理的な角はないものの 頭から突っ込むという精神だけは抑えられない慧音が多様する技。 スタンド・グラウンド・ダイビングありとあらゆる局面でこなす事が出来る技。 自身の頭部を武器に使っているのにも関わらず、自身へのダメージはほぼ皆無という 強固な頭部持ちならではといえるだろう。 GM軍としてヒールターン後は、あろう事か相手の股間に叩き込むという暴挙にも出ている。 ハリけーねミキサー 慧音の持つ究極のヘッドバット。直撃を受けたら尋常ではない痛みと痣を創る事が出来る。平たく言えばスピアー。 コーナーに添えた相手への敢行で解説に『ゴア!!』と叫ばせるのを期待している人がいるとか。 ネーミングの由来はマンガ『キン肉マン』に登場するバッファローマンの必殺技『ハリケーンミキサー』。 本家は突撃しながら角で相手の体を跳ね上げる技である。 三種の神器・剣 元は慧音の使うスペルカードの一つだが、ここでは慧音が試合中に持ってくる凶器、特に竹刀の事である。 普段は激昂しても頭突きで済ませる彼女だが、相手が凶器を使用した場合、それに呼応する形でリング下から持ち出す事がある。 GM天子と契約した後は相手がクリーンファイトに努めていても平然と抜刀し、対戦相手を滅多打ちにするようになった。 その様子は体罰とか指導とかいうレベルを通り越して私刑・個人的制裁の類である。 刈龍怒(かりゅうど) タッグ戦でしばしば使用されるコンビ技の一つ。 パートナーが水面蹴りで相手の足を払い、慧音がSTOの要領でもう片方の足を払いつつ、 相手の首を固定した状態で自分の体ごと後頭部からマットに叩き付ける技。 殆どの場合もこけーねとして放つ技だが、GM軍入り後、天子とのコンビで使用した事も。 オリジナルはOH砲こと小川直也 橋本真也。 その他の使用技 ハーフネルソンスープレックス スクラップバスター(妹紅のヴォルケイノ・瞬と同型のため、ファンからは「ヴォルけーね・瞬」とも呼ばれる) 寺子屋生徒(スクールボーイ) 閂スープレックスなど 白沢モードの慧音は野生の本能と冷静さを兼ね備えたトータルファイター。 (余談だが、公式絵は妹紅より小さいのは内緒である) 戦績 [部分編集] + 全戦績 -ネタバレを含むので注意- 以下は、第40回興行時点。 大会 試合 形式 対戦相手 試合動画 試合結果 備考 旗揚げ大会 第2試合 SINGLE 美鈴 sm2512780 ○(13 37ジャックナイフ固め) 初勝利/初ピン 第05回大会 第2試合 LTWタイトルトーナメント(妹紅) 輝夜,永琳 sm2628654 ●(24 12 輝夜・ブリリアントドラゴンスープレックス) 第07回興行 第3試合 8wayBR 小町,萃香,永琳,文,アリス,紫,妖夢 sm2714952 ●(12 05 文・ジャックナイフ) 残り4人で脱落 第⑨回大会 第3試合 TAG(妹紅) 魔理沙,アリス sm2809925 ○(22 40 ブレーンバスター(妹紅)・魔理沙) 第10回大会 第4試合 LTW次期挑戦者決定戦(妹紅) 萃香,魔理沙 sm2844343 ○(20 04寺子屋ピラミッドドライバー・萃香) 第11回大会 第5試合(メイン) LTWタイトルマッチ(妹紅) レミリア,フラン sm2876409 ○(14 06 フジヤマヴォルケイノイラプション(妹紅)・レミリア) 二代目LTW王者戴冠ベストバウト選出試合 第12回大会 第4試合 LSW次期挑戦者決定戦 神奈子 sm2904814 ○(12 42日出ずる国の天子) 第13回大会 第5試合(メイン) LSWタイトルマッチ フラン sm2948112 ●(14 18 レーヴァテイン) 第14回大会 第4試合(メイン) LTWタイトルマッチ(妹紅) 紫,幽々子 sm2979188 ○(21 27寺子屋ピラミッドドライバー・紫) LTW防衛1回目 第17回大会 第6試合(メイン) LTWタイトルマッチ(妹紅) 霊夢,萃香 sm3186064 ●(24 57 霊夢・ノーザンライトボム→片エビ固め) ピンを取られたのは妹紅LTW防衛失敗 第19回大会 第2試合 TAG(妹紅) レミリア,咲夜 sm3335803 ○(23 29 フジヤマヴォルケイノII(妹紅)・咲夜) 第20回大会 第2試合 TAG(妹紅) 輝夜,てゐ sm3414652 ○(17 53日出づる国の天子・輝夜) 第22回大会 第2試合 TAG(妹紅)『このリングには神がいる』 神奈子,諏訪子 sm3580718 ●(21 07 神奈子・片羽絞め) ベストバウト選出試合 第24回大会 第2試合 TAG(妹紅) 藍,橙 sm3716686 ○(18 19 フジヤマヴォルケイノII(妹紅)・藍) 第26回大会 第5試合 4vs4『謝恩現金争奪戦』(諏訪子,フラン,早苗) 霊夢,藍,輝夜,幽々子 sm3873693 ○(22 31 回転エビ固め(早苗)・幽々子) 第27回大会 第6試合 3vs3『Coop. Now』(妹紅,衣玖) 幽香,永琳,魔理沙 sm9503327 ●(21 07 幽香・ダブルスタンプ) ピンを取られたのは衣玖ここからGM軍入り 第28回大会 第2試合 2vs3(妹紅,GM天子) 幽香,永琳 sm4004575 ○(17 16 フジヤマヴォルケイノイラプション(妹紅)・永琳) 第29回大会 第6試合(メイン) LTUタイトルマッチ『蓬莱の殺人医師』(妹紅,輝夜) 幽香,永琳,雛 sm4172888 ●(20 38 幽香・VFT) ベストバウト選出試合 第30回大会 第3試合 4vs4(妹紅,てゐ,リリカ) 霊夢,アリス,萃香,鈴仙 sm4228092 ○(18 25 幸せ四つ葉のクローバー(てゐ)・鈴仙) 第31回大会 第6試合 LTWタイトルマッチ(妹紅) 霊夢,萃香 sn4340481 ○(0 00 妹紅) 試合放棄による四代目LTW王者戴冠 緊急試合 LTWタイトルマッチ(妹紅) アリス,萃香 ○(21 56日出づる国の天子・萃香) LTW防衛1回目 第32回大会 第4試合 4vs4(妹紅,霊夢,輝夜) メディ,鈴仙,アリス,萃香 sm4413129 ○(23 51 夢想封印(霊夢)・アリス) 第33回大会 第3試合 TAG(霊夢) 幽香,魔理沙 sm4829086 ○(16 54 夢想封印(霊夢)・幽香) 第34回大会 第1試合 3vs3(衣玖,輝夜) レミリア,咲夜,美鈴 sm5338453 ●(16 23 咲夜・拷問式ロメロスペシャル) ピンを取られたのは衣玖 第35回大会 第4試合 GM軍vs連合軍 軍団対抗戦 第一戦 TAG(X1) X2,X3 sm5510309 ●(16 23 X3・八坂の神風) ピンを取られたのはX1 第36回大会 第6試合(メイン) LTWタイトルマッチ(妹紅) 幽香,早苗 sm5664417 ○(19 53 フジヤマヴォルケイノイラプション(妹紅)・幽香) LTW防衛2回目 第37回大会 第9試合 4vs4(霊夢,てゐ,リリカ) 紫,藍,橙,にとり sm5872953 ○(17 19 夢想封印(霊夢)・橙) 第39回大会 第6試合 LTWタイトルマッチ(妹紅) 文,小町 sm8430195 ●(17 28 文・なんだかよく分からないけどすごい技) LTW防衛失敗この後GM軍から離脱 第40回大会 第3試合 2vs3ハンディキャップマッチ(妹紅) 輝夜,てゐ,リリカ sm9327725 ●(11 32 リングアウト) 東プロ初のリングアウト決着 シングル 3戦2勝1敗 タッグ 16戦11勝5敗 (慧音のフォールによる勝ちは5回・慧音がフォールされての負けは3回)もこけーね(妹紅とのタッグ)) 14戦10勝4敗 (慧音のフォールによる勝ちは5回・慧音がフォールされての負けは3回) 6人タッグ 3戦0勝3敗 (慧音がフォールされての負けは1回) 8人タッグ 4戦4勝0敗 (慧音のフォールによる勝ちはなし) その他8WayBR 1戦0勝 ハンディキャップマッチ 2戦1勝1敗 多いフィニッシュ技日出ずる国の天子 (3回) 寺子屋ピラミッドドライバー (2回) タイトル歴 LTW王座 第二代王者タッグ(藤原妹紅)、防衛1回 第四代王者タッグ(藤原妹紅)、防衛2回 受賞歴 2008年度東方プロレス大賞 最優秀タッグ賞(もこけーね(妹紅)) 人間関係 藤原妹紅 (もこけーね。親密な関係である。) GM比那名居天子 (GM軍参入時にボディガード契約。現在は敵対。) 輝夜・てゐ (GM軍の仲間なのだが、衣玖へのいびりには内心よろしく思っていない様子。現在は天子と同じく敵対関係に。) 風見幽香 (根が先生ゆえに、いじめっこは指導!…なのだが普通に体罰通り越してます) 八意永琳 (離反後の対GM軍戦にまさかの帯同。教師仲間とのことだが・・・?) 入場曲 プレインエイジア 評 [部分編集] - 信念のレスリング 旗揚げ~第26回大会 信念の人,信念のレスリング 旗揚げ~第26回大会 旗揚げ当初からの契約選手で、同時に紅魔館の旗揚げ戦全勝宣言に待ったをかけたレスラー。 (それが美鈴五番勝負に繋がるのだが、それは別のストーリー) 純粋なエンタテインメントレスリングをクリーンにこなす選手として パートナーの妹紅と共に息のあった戦いを繰り広げており東プロの良識ファイターとされていた。 またファイトマネーを寺子屋での教育振興とスポーツ交流のためにあてがうなど優れた人物としての評価も高かった。 しかし徐々に東プロの戦場が目まぐるしくなってくると角の措置が緩くなっていたのか ゴング後にも相手への攻撃を仕掛けるようになる。 当人は『ついカッとなってやった』という今まででは考えられなかった様な発言をし始める。 タイトル争いへはタッグもこけーねとして参戦。 初代LTW選手権、因縁ある蓬莱てるよタッグとの試合では輝夜の難題に振り回される妹紅を庇い、 10分以上1人で戦い続けるタフネスをアピールしたものの初戦敗退を喫する。 しかしその後マリアリ、スイマリを立て続けに打ち倒しLTW挑戦権を奪取すると、 奇しくも混乱不和を起こしていた初代LTW王者レミリア・フラン組(紅魔館)を破り 二代目LTW王者に戴冠する。その後ゆかゆゆタッグから金星を挙げ1度の防衛を果たすが陥落。 しかし東プロでも限られた『タッグパートナーを絶対に代えないタッグ』として相互の信頼が厚い。 シングルでのタイトル争いも参加経験はあるが、体格では勝るもののパワーで負ける結果となってしまい (その相手が『破壊王者』フランでは無理からぬところだったが)以降シングル戦線からは離脱。 それでも、メインイベントには絡まずともコンスタントに力を発揮するレスラーとして評価されていた。 + 固い信念と忠誠心が反逆心を生む 第27回大会~第32回大会 固い信念と忠誠心が反逆心を生む 第27回大会~第32回大会 信念の人慧音にも不満があった。 それは団体方針とも言われていたもこけーね組起用方針。 2人は「もこけーねとしてのタイトル獲得」を切実に希望していたが、本部軍対O.D.S抗争の本格化、 U3T初代王者決定トーナメントの進行によってタイトルに絡んだ試合が組まれず 挑戦表明が宙吊りにされてしまっていた。 その不満が爆発してしまった出来事が第27回大会, GM天子登場の際には何とボディガードとして妹紅と共に登場。 東プロきってのクリーンタッグが共にダークサイドに移籍するという事態にファンは大混乱した。 この移籍契約にはGMとの直接契約で、寺子屋の耐震補強と優先的マッチメイク権があるとしており 運営本部によるカードでは十分な慈善活動の資金が集まらないという判断のもと苦渋の選択なのではないかと言われている。 以降LTW王座奪還(というより、霊夢と萃香の仲間割れによるごたごたの隙を突いての強奪)。直後には その行動に異議を唱えたアリスと萃香の即席コンビを文字通り粉砕して防衛も果たし、 GM軍へ歯向かう者を逆に迎撃破壊する番人へと変貌。 かつての有識者は、その有識が故に現実的かつ非情な選択を取ってしまった。 かすかにまだ良識は残っているらしく、衣玖を虐める輝夜に苦言を呈することもあるが、 リング上では非情に徹しており、歯向かう相手は容赦なく叩き潰している。 + 悪の軍団と指導者の狭間で 第33回大会~第38回大会 悪の軍団と指導者の狭間で 第33回大会~第38回大会 GM軍所属というヒール側の慧音だが、その試合の数々はレスラーとしてのゆるぎない強さを 示している。 第33大会では、パワーコンビの幽香、魔理沙タッグを退け、 第34大会、35回大会では、四軍連合との抗争はあったが、動きは良かった。 そして第36大会、ゆうさなとのLTWを賭けた試合にも勝利、防衛2回となった。 妹紅とのタッグでは(手段を選ばないシーンもあるが)絶望的なまでの強さでLTW王座に君臨した。 その一方、試合の外では輝夜との派内対立が先鋭化している。SEVENSシリーズではタッグを組むが、 輝夜が危機に陥っても無視する場面すらあり、さらに対ゆうさな戦後に負けた2人を天子のケ○に 敷かせようとした輝夜に対してそれを制止し、口論となっていた。 てゐやリリカとはそこまで対立していない(無論この2人が面従腹背、つまり、うまいこと やっているのもあるだろうが)ところから、一説には輝夜と妹紅が接近気味なことが、慧音が 輝夜にだけ、殊更きつく当たる原因じゃないかとも囁かれているが、真相は定かではない。 + 歴史を創る程度の能力 第39回大会~ 歴史を創る程度の能力 第39回大会~ 第39回大会で行われたLTWタイトルマッチでは、あやこまの前に始終押しつつも乾坤一擲の逆転技を 食らってしまい敗北、ベルトを失うこととなった。 試合後、何とか負けを勝ちにしようと画策するパチェに対し、これ以上試合を汚すなと一喝。しかし その際パチェが、なんだかんだと言っても自分たちの力で守ってきたLTWベルトをGM軍のパワーバランス としての価値しか見ていなかったのが明らかになったことが、最後の引き金を引いた。 すぐさま慧音は、GM軍を離脱すると宣言。観客全員が驚天動地する中、妹紅にも一緒に来て欲しいと誘いをかけ、 一度は断った妹紅も、輝夜が慧音を馬鹿にしてあざ笑ったため、すぐさまヴォルケイノIIを叩き込み、慧音と行動を 共にすることになった。 なお、この際、慧音がGM軍に勧誘されたときの約束だった寺子屋への援助が、実はGM軍加入後も一切行われて いなかったことが明らかにされている。 離反後、初試合となる第40回大会は、早速の3対2ハンディキャップマッチ、しかもレフェリーはパチェ。 案の定、奸計にはめられ東プロ初のリングアウト負けを喫することになる。 だが、試合後に慧音が仲間として呼び入れたのは、まさかの永琳。教師仲間として、引きこもりへの 包囲網を逆に敷いた形となった。 + はたらくはくたくせんせい はたらくはくたくせんせい 夏フェスの『L⑨Wベルト争奪バトルロイヤル』においてはレフェリーを担当。 このときはコスチュームも通常カラー(青・白)での登場となった。 まだ対GM軍戦も激化する前だったこともあり、レフェリングにも特に問題なく さすがは歴史の半獣と言うべき公平なジャッジを行い、普段のリングとは違う知性溢れる姿を見せてくれた。 東プロにおいては、映姫、パチュリー、紫に続く4人目のレフェリーであり、 昨今の試合数増加に伴う審判員不足に、再登板を望む声もある。 が、対[[GM軍]]戦が激化した現状で、[[GM軍]]専属レフェリーをこれ以上増やす意味もないため、 現状ではあの通常カラー慧音を見ることはしばらくないと思われる。 なお、この試合で優勝した雛に対し、永琳と共にみっちりと国語教育を施したが、 その後の雛のマイクは相変わらずで、さすがの2人でも10時間程度の詰め込みでは 限界があったかとささやかれている。 (それでも、以前よりは難しい漢字を使うようになっているため、十分効果はあったという声もあるが) + その後のせんせい その後のせんせい GM軍へ移籍後、もこけーね(妹紅)以外の選手とも組む試合が増えているのにお気づきだろうか。 ヒールという形にはなっているが、試合の自由さが比較的多い。 目に見える形で、GM天子の力は働いてることになる。 勿論GM軍という立場上は、様々な抗争に巻き込まれることにはなるだろうが、慧音自身は 寺子屋と妹紅のために、という基本スタンスは変わることはないと思われる。 (資金が八雲一家や白玉楼から支援されたとしても忠誠は誓ったかもしれない) なお、最近はGM軍内での苛めを見過ごせなく注意はするが、立場上は強く言えないとか。 このページを編集
https://w.atwiki.jp/propoichathre/pages/701.html
慧音2 4スレ目 492(うpろだ0030) 「なぁ、妹紅さんよ。」 「んあ?何?」 「慧音さんの好きな食べ物とか知ってる?」 俺と妹紅は慧音さんの家の中でのんびり会話を交わしていた。 数ヶ月前にここに迷い込んだ所を慧音さんに助けてもらって以来、この家に置いてもらっている。 妹紅はこの家の住人ではないけれど時々遊びに来るので親しくなったのだ。 ちなみに今は青空教室中で慧音さんはいない。 「んー、葡萄かなぁ。」 予想外の答えに俺は寄りかかった窓の縁からズルっとすべる。 「いやいや妹紅、料理を聞いてるんだ。」 「あー。そうならそうと言いなさいよね、紛らわしいったらありゃしない。」 赤面しながらふてくされる妹紅。 結構長い事生きてるって聞いたけど、この仕草にはKOされそうなパンチ力があると思う。 「永遠の少女って妹紅の為にある言葉かもなー。」 「な、何か言ったっ!?」 「いえいえ何も言ってませんよ。」 「…むぅ、ならいいんだけど。そうねぇ、慧音が好きな料理っていったら……冷奴かしらね?」 むっとしたまま答える妹紅の言葉に今度は完全に床に滑り落ちた。 「ひ、ひややっこ…ですか?」 「うん、冷奴。で、こんなの聞いてどうすんのよ?今晩のおかずにでもする気?」 「う、うん、まぁそんな所かな。」 苦笑しながら答える。内心はアップアップである。 よろよろと立ち上がると俺は玄関に駆け抜けた。 「ち、ちょっと買出しに行って来るわーっ!」 「あ?い、いってらっしゃーい……んー?」 不味い、非常に不味い! 豆腐に薬味乗せて醤油かけただけの料理では慧音さんに申し訳がっ! 慧音さんの場合それでも喜んで食べてくれるかもしれないけれど…それでは俺の気が済まないっ! 正直な話、慧音さんに助けてもらって以来色々と世話をして貰ったお礼がしたいのだ。 「だから料理を作ろうと思ったわけどすか。」 「そういう事です…」 がっくりと肩を落とす俺の話を聞いているのは阿求さん。 慧音さんと1、2を争う物知りである。 「で、私に何の用で?豆腐は譲りませんえ?」 「俺に是非、豆腐の作り方を教えてくださいっ!」 「へっ?豆腐…どすか?」 「レシピとか書いてある書物とか、貸してくださいっ!お願いします!」 深深と頭を下げて一生懸命お願いをする。 しばらくの間が空いて、 「うーん……ま、ええでしょう。」 正座をしていた阿求さんが立ち上がり、にこっと微笑んだ。 「あ、ありがとうございます!」 「ではこちらに……」 「えーと…これはどういうことで?」 案内されたのは書庫でも土倉でもなく小屋の奥の台所。 状況が飲み込めない俺にきりっとした表情の阿求さんが口を開く。 「豆腐を作る手順は私が覚えとります。」 「はぁ…」 「せやからここで作りましょう、豆腐。」 「こ、ここでですか?豆腐を?」 「はい、ここでどす、豆腐を。」 それから阿求さんの厳しい指導の中、キレイな豆腐が作れたのは夕方だった。 「うん、キチンと形も作れたし…合格あげれますなぁ。」 「やった…ありがとうございました!」 「まぁ、また何かあったら来てな。ウチが力になるさかいに…」 そっと豆腐の入った桶をを抱えて阿求さん家を後にする。 「奥さんによろしゅうなー!」 がっくん!と思わず前につんのめってしまう。 「よ、嫁って……」 まぁ、そんなことより夕食に間に合わないと! 急いで家に帰ると慧音さんがすでに帰ってきていた。夕方まで出掛けてたらそりゃそうなるか。 「ん?なんだ○○、遅かったじゃないか。」 「うん、まぁ色々とね。」 「では、そろそろ夕飯の支度を…」 「待って。今日は僕が夕食を作るよ。」 「ん、そうか。では御言葉に甘えるとしよう。」 慧音さんは優しく微笑むと奥に引っ込んでいった。 「さて、ほかのおかずを…」 「さ、できたよ。」 「お、結構美味しそうだな…ん?ほう、冷奴か。」 「好きなんだよね、冷奴。」 「妹紅から聞いたんだろう?冷奴。」 「まぁね。でさ、感想聞かせてよ。」 「ふむ、では頂こう。」 にこやかな団欒から緊張の一瞬へ。豆腐が口に入る… どうだ?どうなんだ慧音さん…… 「美味いじゃないか!どうしたんだこんなに美味い豆腐を食べたことは無いぞ!」 「そ、そんなに美味しい?」 「ああ、嘘を言うもんか。こんな豆腐どこで?」 「それ、実はね…僕が作ったんだよ。」 「○○が…?凄いな。感心したぞ…」 「慧音さんの好きなものだから…一から作りたかったんだ。」 「○○……」 「好きな人のために頑張るなんて健気だねぇ。」 「なっ!?も、妹紅!?」 ふと窓から雰囲気をぶち壊す知人の声が。二人共ギョッとして窓を見上げる。 「いいじゃんいいじゃん、もっとひっつきなよ。私のことは気にせずにさぁ~♪」 「余計気にするっての。」 「ではそうするか…」 「ちょっと!?慧音さん!?」 「別にいいではないか、いつも二人でいるんだ。今更夫婦になったところで変わらんよ。」 「えっ!?えええっ!?」 「お前は…ダメか?」 「そんなわけ…ないじゃないか。」 「なら、いいじゃないか…」 家の中で二人抱き合う。…見られてるのが恥ずかしいけれど。 「ひゅーひゅーお熱いねぇ♪幸せにな~!あーばよ~っ!」 それから数日後、彼女を慧音と呼ぶようになったのは言うまでも無い。 4スレ目 498 けーね先生相談室 「なあ、愛ってなんなんだろうな」 「唐突だな。つまり……好き…ってことだろう?」 「じゃあ、俺はけーねを愛してるのか?」 「な!?なにを言ってる!!というより私に聞くな!!」 「慈愛って言葉もあるよな。どう違うんだ?」 「そんなことも分からんのか。要するに"いつくしみ"だ」 「いつくしみってなんだろなあ…」 「そ……それは慈愛のことだ」 「それじゃ永久にループするぞ。もっと他に…」 「うーむ……そう言われてもな…」 「実は大図書館の辞書でもループしてたよ」 「ほう……だったらなぜ私に聞く?」 「別に……けーねと愛について語り合いたかっただけさ…」 「ま、まあたまにはいいんじゃないか? そういう日もある…」 「明日は愛を囁いてみるよ」 「な!? そ、それはどういうことだ?」 「まあ明日を楽しみにしててくれ」 コマンド ・たたかう ・ぼうぎょ rァどうぐ ・ハクタク 4スレ目 672 「僕のこの気持ちは『無かった事』には、もうできませんから」 →けーね 4スレ目 999 俺さ、このタイミングで 1000を取れるなんて思って無いからさ。 999でいいんだ。 なぁ慧音、俺はお前みたいに里を守ったりは出来ないけど…… お前の居ない家を守る事くらいは出来るからさ、というか帰りを待っててやる! 何でとか聞くなよ、お前が好きだからだ! 5スレ目 30 とりあえず…駄文持ってきてみました。 キャラがおかしかったりする可能性が大ですが、 笑って読み飛ばしていただければ幸いです。 ――――――ここから。―――――― 煌々と輝く満月を仰ぎ見ながら、のんびりと丘の頂で酒を飲む。 妖怪から逃げ切る技量さえあれば、月に一度きりのいい楽しみになる。 …はずだったのだが。 「…しまった…迷った、か…?」 半分酔った頭で歩いたせいか、気が付いたときには竹薮のど真ん中。 …そういえばこの竹薮は…迷いやすいから入るな、と里の守手に言われていた竹薮か…? だが…仕方が無い。最早方角も分からないが、進んでみるしか手は無いだろうな… 「…誰か、居るのか?」 竹薮の奥から声が聞こえる。 聞き覚えのあるような声の気がしたが、 小さくくぐもった喋り方だったので分からなかった。 僕が少し近づくと、足音で察したのか、 「こ、来ないでいい!こっちは奥に進むだけだ、逆に行った方がいい!」 大きな声を聞いて、ようやく誰の声だかを思い出せた。 「えっと…慧音さん…ですよね?僕です、○○です。」 「く、来るなと言うのに!」 時は既に遅し、猫を殺すとも言う好奇心に駆られ、 声がしたあたりへ足を向けていた。 「…」 「…」 少しだけ開けた場所。 そこに居たのは、竹の隙間から漏れる月明かりに照らされた、 半人半獣の女性。 「…来るなと…言った筈だ。」 先ほどまでの怒声はなりを潜め、 哀しげな、そして寂しげな声に変わっている。 「この姿は…里の人間には、誰にも見せたくなかったよ。」 いつもかぶっている特徴的な帽子がなく、頭には二本の角。 自分への誤魔化しなのだろうか、左の角にはリボンが申し訳程度に巻いてある。 いつもと色の違う服には穴が開いているのだろうか、 さらさらとした綺麗な尻尾が生えている。 「…どうした?言葉を失う程に醜いか?」 「…見た目が…。そんなちっぽけな入れ物が、何だって言うんです?」 「…何?」 「たとえ姿形が少し変わったとしても、 貴女は慧音さんだ。 僕らの里の守手である、優しい心を持っている慧音さんだ。 違うんですか?」 「…そうかも知れない…。 …ただ…やはりそれでも、この醜い姿ではな…」 「…そう、貴女は少し自分を過小に評価しすぎる…ですね。 其の姿、漏れてくる満月の光に映えて、とてもお綺麗ですよ。」 「…。」 暫しの沈黙。 「…?どうかしました?」 「いや…な。この姿を見て「恐い」「気持ち悪い」等と言われたことはあっても… 綺麗だなどと言われた事なぞ無いからな。」 「いえいえ、僕は見たままを言っただけですよ?」 「…クッ。」 「?」 「ククク…あはははははは… …全く、面と向かって真顔で綺麗だなどと… ある意味で滑稽すぎるが、なかなか気に入ったよ。」 唐突に笑い出す慧音さん。 僕は理由も分からずに疑問符を浮かべているだけだった。 「…えーと?」 「…ま、分からないならいいさ。 さて、折角私の秘密の場所まで来たんだ。 私の奢りだ、月見酒の続きでもどうだ?」 「ええ、頂き…続き?」 「そんな赤い顔して…大方、月見酒の帰り道に迷ってここまで来たんだろう?」 ぎく。 「え、ええ、まあ…と、ともかく頂きますよ。」 「酌の相手が私で悪いが…な。」 「いえいえ、十分…寧ろ、最高ですよ。」 「あっはははは…それじゃ、この綺麗な満月に乾杯といこうか!」 5スレ目 153 この間海へ行ったんですよ海へ。メンバーはお子様同盟(リグル、チルノ、みすちー、スイカ)と、保護者役のけーね。 けーねは急に声を掛けられたせいか、慌てて持ってきたのは去年の水着で、しかも試し着すらしていないらしい。 主に胸周りが収まらないらしく、谷間はもちろん収まり切らない自己主張の 激しい胸元が随分目立っていたと思う。 顔もスタイルも中々で、こぼれんばかりの胸元を必死に押さえているけーね(の胸元)にチルノとスイカが嫉妬。 ⑨が囮になってちょっかい出している内に、スイカに紐ごと脱がされ、みるみるうちに上半身裸になってしまった。 スイカが「取ったどー!!」と叫びながら、けーねの水着(上)を凧揚げよろしく浜辺を走って中をヒラヒラと…… 「うわー、けーねのおっぱいウシみたい!」 だまれ⑨。あまり衝撃でしばらく固まっていたけーねだったが、それらの声は確実に聞こえていた模様。 いつまでも豊満な胸をお子様達の前に晒しておく訳にもいかず、とっさにけーねの胸に手で触れて隠す俺。いや待てと。 とっさの動作からふと我に返ったその時には、俺の股間もみるみる自己主張を始め、その存在に気づいたけーねの顔も、 見る見る赤くなって(百数十行に渡りスキマ検閲)それからけーねは一緒に海へ行ってくれません。 一方、アリス (省略されました 続きを表示するには慧音のバストサイズを正確に答えてください) 5スレ目 157 本に向かっていた慧音だったが、だんだん背伸びしたり肩を回したりする 回数が増えて、しまいにはこのようになった。 「○○、私はちょっと出かけてくる」 天候は落ち着いているが、今は夜だ。○○は、上衣を羽織って 出て行こうとする慧音を呼び止めた。 「いったいどこへ行くんだい」 「妹紅のところへ。肩を揉んでもらいにいく」 ○○は驚いた。 「肩って、俺がいるだろ、いつもみたいに―」 「その、いつものが問題なんだ!」 突然慧音が吼えたので、○○はさらにびっくりした。 「お前に肩を揉ませると、いつも胸に手がいくだろう!おかげでまた大きk (検閲されました。続きを表示することはできません) ということで小官は慧音のサイズは100をゆうに超えるものと推測するものである。 5スレ目 283 今日こそはと、久しぶりに慧音の家へ行った。 慧音はオレが部屋に上がって来るのを少し気にしながら化粧をしてた。 鏡に向かっていろんな表情をする慧音が珍しくて、化粧してるのをボケーと見てた。 「見ていて楽しいものか?」 口紅を塗り終わった慧音が問いかける。 「悪い、見惚れてた。チューしたいくらい」 とっさにトンデモナイことをサラリと言ってのけた。さすがオレだ、そこに痺れるあこがれるぅ! 慧音はオレの頭を抱き寄せると頭を撫でて、オレのおでこに軽く口付けしてくれた。 「口紅……ついてしまったな」 コットンでキレイにしてくれた。 その日はそれだけで、この後すぐ家に帰った。 その日の夜、慧音に告った。 慧音「私なんかよりも、もっと魅力的な娘はいるだろう」 オレ「ならば、貴様を殺して永遠に我と共に」 慧音「よかろう。来るが良い」 虚空を突き破る轟音。 空気を切り裂く甲高い音。 オレの口から鮮血があふれ出す。 オレの拳は僅かに届かず、逆に手刀が胸に突き刺さっている。 崩れ落ちるオレの五体。 オレ「……これで、貴様は俺を忘れないだろう。ぐ……」 慧音「忘れはせぬ。貴様の魂我が心と共に。 悲しき男よ。誰よりも愛深く、拳でしか愛を語れぬゆえに。」 死してなおその男の顔に浮かぶ表情は 喜びであったか悲しみであったか。 その時、一陣の風が吹いた。 愛に死んだ修羅の魂を運び去るように。 5スレ目 302 始まりは唐突に 「なあ、けーね」 「ん? 何だ?」 「結婚しない?」 「……お前は…………いきなり何を言い出すのかと思えば……」 「いやマジなんだけど」 「ハァ……お前って奴は、とことん進歩が無いな……」 「なぁ、だめか?」 「ダメだ」 「ちぇ~」 「……もっとムードというものを考えろ、バカ……」 「ん? あれか、もっとロマンチックなプロポーズというものを期待してたのか?」 「う、うるさいな! 自分の胸に手を当ててよーく考えてみろ!」 「あらあら、相変わらず純情乙女でいらっしゃいますなぁ~。まぁ、そんなことを俺に期待したらダメだということだ」 「ハァ……何で私はこんな奴を好きになったんだろう……」 「……? つー事は、だ。結婚してもいいとは思っている訳だ」 「……不満か?」 「そうか……ならこれ」 「ん? お前、これって……」 「まぁ…なんだ、薬指にでもはめとけ」 「全く……始めからそしてくれたら…………バカ…」 「無くすなよ?」 「それはこっちのセリフだ」 まあなんだ、けーねはこれくらいツンツンしているほうが良いと思う俺ガイル。 5スレ目 333 幻想郷に来て一年。 慧音に助けられて、上白沢の里でお世話になっていた。 村人との関係も良好。 先生の真似事などをやって、糊口をしのいでいる。 家は、慧音の家で居候。 最初は目途が立ったら出て行こうと思っていたが、 「私と一緒にいるのは嫌いか?」と言われて我を通すほど、俺も強くはない。 結局、ずっと一緒に住んでいた。 そんな、ある日の夕餉の後。 慧音が皿を洗っている。 サラサラ サラサラ この家では家事は当番制。 今日は俺が夕食を作ったから、慧音に片づけを任せている。 最初は割烹着に違和感を感じたものだが、最近は慣れてきた。 それにしても、彼女は楽しそうに家事をする。 鼻歌は日常茶飯事だし、こうやって後ろから見れば、髪やお尻もふるふると揺れている。 カシャカシャ カタカタ 「なあ、慧音」 「なんだ?」 「今日、里長が来た」 「ほう、珍しいな。それで何を?」 「お見合いの相談」 カタン 手が、止まった。 「俺もそろそろ妻を娶ったらどうか、って」 「……そうだな。お前の年なら、この里では結婚適齢期を過ぎたくらいだ。 問題はあるまい」 「そうかも知れない。里長の孫娘を紹介してきたよ」 「……そうか」 それっきり、無言。 慧音の家事の音がまた響き出す。 シャラシャラ シャラシャラ いささか、音が乱暴になった気がした。 「少し、外へ行かないか?」 それから少し経って、家事も一段落した頃、慧音が尋ねてきた。 珍しい。 彼女が俺を誘うのも。 俺に夜間外出を認めるのも。 「ああ、いいよ」 そして、俺たちは外へ出た。 満天の星空。 妖怪が出るためか、辺りに人影は無い。 俺と慧音は、近くの小川の土手へと腰を下ろした。 周りには、鈴虫と松虫のハーモニー。 時折そよぐ風が、不協和音を生み出している。 「なあ、○○。さっきの件だが」 「さっきの?」 「お見合いの件だ」 「ああ――」 「お前は、あの件、受けるのか?」 俺は、足元から石を拾い上げると、立ち上がって川へ放った。 ぽちゃん、と言う音を残して、闇へと沈んでいく。 「どうなんだろうな」 「どうなんだろうな、ってお前、自分のことだろう?」 「ああ。でもな、そんなこと考えたことなかったから、実感が湧かない」 「実感が湧いたら、受けるのか?」 「さてな。想像もつかない」 足元からもう1つ石を拾い、数歩進んで、今度は天の川へと放ってみる。 しばらくして、先ほどと同じ、ぽちゃん、という音が流れた。 「でも、考えておく。とは言っておいた。 近いうちに、結論を出さないといけないな」 背後では、息を呑む気配。 そして、立ち上がる物音がした。 「帰るのか?」 その言葉に返事は無く。 ただ、後ろから慧音が、俺の首に腕を回して抱きついてきた。 「慧音?」 その言葉に、耳元で囁くような声が返ってくる。 「すまない。だが、今はこうさせてくれないか。 きっと、明日になったら、お前の結婚を祝福できると思うから……」 女性特有の、男を魅了する妖艶な香り。 柔らかい、淡雪のような肌触り。 くらくらする。 だが、俺はその腕をそっと外した。 「やめておくよ」 「私のことが嫌いか――?」 「いや、里長の孫娘と結婚するのを、さ」 慧音の絶句。そして、搾り出すような声。 「何故だ? 私が言うのもなんだが、彼女はいい女だぞ」 「そうかも知れない。 でも――」 俺は彼女へ向き直る。 「俺は、慧音しか愛せないみたいだから」 慧音が、あんぐりと口を開けて呆けている。 「今日、里長の孫娘と会った。実は、手も繋いだし腕も組んだ。 だけど――」 いったん言葉を切る。 「全然ドキドキしなかった。今、慧音に触った時は胸の鼓動が止まらなかったのに。 それを感じて思ったんだ。 ああ、俺は慧音が好きなんだ。って」 「慧音、俺の告白を受けてくれるか?」 慧音の眼を見て告白する俺。 いつの間にか、虫の音も熄んでいる。 「私も――私もお前が好きだ。 一目惚れだった。 だが、いいのか? 私は人間じゃないんだぞ」 「ああ、知ってる。 慧音。 お前の寿命の中では、俺の生きた時代など取るに足らないものかもしれない。 だけど、俺は生きている限りずっと側にいる。 だって――、お前のことが本当に好きみたいだから……」 そして。 触れるだけのフレンチキス。 夜空の織姫と彦星も、祝福してくれるように瞬いていた。 5スレ目 374 「なあけーね。ピザって10回言ってみてくれ」 「はぁ?…なんでまた」 「いいからいいから。ほれほれ」 「仕方の無い奴だ……ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザ…」 「じゃあここは?」 「肘だろ?」 「…ちぇっ…つまんね」 「小学生かお前は」 「うるせー…じゃあ、こんどはキスって10回言ってみてくれ」 「お前は何を言ってるんだ…」 「言うだけだって。誰もしてくれなんて言ってないだろ?」 「仕方が無いな…キスキスキスキスキスキスキスキスキスキス…」 「…なあけーね、俺のことどう思ってる?」 「え?…あ、すk…って、何を言わせるんだ!!」 「……やっぱ俺のこと嫌いか?」 「そうだな、お前みたいなデリカシーもムードも無い奴なんて……」 チュッ 「……大っ嫌いだ」 「そっか…うん、わかった。…そんなに嫌われてるとは思わなかったよ」 「全く……もっと素直になれ。お前が望むならキスの3つや4つ、いつだって……」 「え?あ、ちょ…」 「それにしても、凄いキスマークの数ですね」 「あまり大々的に記事にしないでくれよ。あれを宥める俺の身にもなってくれ」 「そうは言いますが……うわー、これなんてあと3日は痕が残りますよ?」 「あまり触らないでくれ。けーねの奴ピンポイントで弱い部分だけを攻めて来るんだよ」 「つまり、お兄さんはこことかここが弱い…と」 「だから触るなって……きゃん!」 (省略されました 続きは幻想郷一早くて確かな真実の泉『文々。新聞』の特別紙 『とつげきっ☆となりの夫婦生活から学ぶマンネリ解消法 ~ポロリもあるよ~』 で好評連載中です。月極契約絶賛受付中! お問い合わせは最寄りの販売店まで) 5スレ目 427 「なあけーね、ちょっと実験に付き合ってくれ」 「別に構わないが……このヘンテコな機械は何だ?」 「嘘発見機。香霖堂の古書を参考に作ってみた」 「……ハァ。どうしてお前は毎度々々こうも下らない事に情熱を燃やすんだ……」 「まぁ聞け。今日はこいつで、けーねの本心に嘘偽りが無いかを計ってみようt」 「丁重に断っておこう」 「って、話の途中で断んなよ!!お願いだから!一回!一回だけ!」 「……はぁ…………勝手にしろ」 少女準備中 「よし。準備おk。あとはこれを指につけて、すべての質問に『いいえ』で答えてくれ」 「夕飯の支度の途中なんだ。さっさと済ませてくれ」 「第一問!!今好きな人がいる!」 「……いいえ」 ビビーッ!! _, ,_ ∩ ( ゚∀゚)彡 てーちゃん!てーちゃん! ⊂彡 「……ほう」 「別に構わないだろ……好きな人くらいいたって……」 「よし。第二問!!好きな人は今目の前にいる人間だ!」 「…………な゛っ!?」 「さぁ、いいえと答えて!」 「………………ああ、その通りだ」 _, ,_ ∩ ( ゚∀゚)彡 ググッ…… 「……え?あれ?……え?」 「これで満足か?馬鹿者。下らない事ばかりしていないで、部屋の片付けでもしておけ」 5スレ目 548 珍しいこともあるもんだ。けーねにデートに誘われた。 しかも開口一番に「私と逢引きしてくれないか?」と来たもんだ。 で、里の河原に腰掛けながら2人でダベってた訳だが…… 「……その、だな……」 「何?」 「私と逢引きしても、面白くないか…?」 「え? いや、そんなことないぞ。十分楽しいけど……何で?」 「さっきからお前は何を話しても上の空だし……。私が誘ったから無理に来てくれたのかと……」 「そ、そんなこと無いって……」 「私は……お前とこうやって話すことができて、嬉しい。しかし……お前はどうなんだ?」 「俺も嬉しいよ」 「嘘だろう」 「え……」 「ならば何故私に笑顔を見せてくれない。お前はいつも巫女や夜雀と一緒の時には笑顔で話しているじゃないか…… 妹紅と一緒の時にも笑顔で馬鹿な事を言い合っているじゃないか。それなのに私には……」 「あー……えーっと……」 「今日はありがとう。さようなら……」 そして腰を上げて立ち去ろうとするけーね。 「あーもう!!考えるのはやめよ」 「え?」 後ろからけーねを抱きしめる。 「ちょ、待て…どこで鴉天狗が見ているかも分からないのに、こんな所で何をするっ!」 「ごめんな。今日ずっと考えてたのは……お前にどうやってプロポーズするかだったんだ……」 「な……」 「でも、やっぱまどろっこしい事考えるのはやめだ。はっきり言うよ」 「好きだ、これからずっと二人でいてくれ」 「……」 黙りこんじゃったか……やっぱ駄目か? パンッ! 乾いた音を立てて、けーねが俺の頬を叩いた。マジ痛い。 「っつ……」 「その平手打ちは……私を怒らせた罰だ」 「ひどいぜ、けーね……」 「あ、後はだな……」 チュッ 「あ……」 平手された頬に、けーねの唇が触れた。 「これが……告白の返事だ。で、でも忘れるんじゃないぞ!?私はまだ怒ってるんだからなっ!!」 「……ああ、悪かったよ。これからいくらでも償ってやるさ」 「わ、分かればいいんだ。まあ…これからを期待させてもらおう……」 これくらいなら許容範囲ですか?わかりませんっ>< 5スレ目 587 583に触発された。一度でいいからけーねに言わせてみたかった。今は微塵も反省していないし、これからもする気は無い。 きっかけは、紅魔館で「お月見ダンスパーティー」が開催されるとの新聞広告だった。 俺は社交ダンスなんて踊ったこと無いし、踊る相手もいない。そもそも里の人間でダンスが踊れる人がどれだけいるか… 「それで、私の所に来たのか?」 「ああ、けーねなら色々知ってそうだから、もしかしたら……と思ってさ」 「教えてやれない事も無いが、私もお世辞にも上手いという訳じゃないからな…」 「頼む!!1曲だけでも踊れればそれでいいから!!」 「……分かった。それじゃあ早速始めるとしよう。まずはステップからだが……」 (少女指導中) 「違う!ステップの足が逆だ! それでは私の足を踏んでしまうだろう?」 「そこで手を離さないでどうする! 私の腕をねじ折る気か?」 「肩に力が入り過ぎだ! もっとリラックスして踊らないでどうする!」 うぅ……けーねってばスパルタ。 「よし、その調子だ。やればできるじゃないか。試しに一曲通して踊ってみないか?」 「まだうろ覚えなんだけど……間違っていたら指摘してくれよ?」 (少女舞踏中) 「まだまだステップが滅茶苦茶だな」 「それでも辛うじて踊れてるだろ?」 「まだまだ合格とは言えないが……ほら、身体が離れすぎだ。もっとこう引き寄せて……」 そう言いながら、けーねに身体を引き寄せられる。すぐ近くにけーねの顔。 いくら何でも引き寄せ過ぎだろ。見下ろせば、触れるか触れないかという微妙な間隔でけーねの胸が急接近。 あ、今ちょっと当たった。 「……なあ、胸が当たってるんだけど…」 「当てているんだ」 「いくら何でも近すぎだろ」 「嫌か?」 「別に嫌って訳じゃ……」 「なら気にするな」 コマンド? ・だきしめる ・ちゅーする rァ・せをむけてケツをつきだす ・もこタンにチェンジ 備考: 583→ハーレム? 2参照。 5スレ目 603 満月の夜 ハクタク化したけーねがウチにやって来た。 何でも折り入って相談があるとか。めずらしい事もあるもんだ。 「……で、相談って何だ?」 「実は…だな……。率直に聞くが、普段と比べて今の私を見てどう思う?」 「どうって……頭にツノが生えてるわ、そのツノに申し訳程度のリボンが付いてるわ、服が緑色だわ……」 「ガラリと印象が変わった……という訳では無いのか?」 「そうだなぁ……帽子が無くなってツノとリボンが付いた以外は、いつのもけーねだぞ?」 そう言い終えて、けーねの身体を抱き寄せて頭を撫でる。 「髪だっていつもみたいにサラサラだし、抱き心地も感触も、俺の好きなけーねのまんまだ」 「そ、そういうことを聞いているんじゃなくて…」 真っ赤な顔で俺の胸板を押して離れるけーね。この照れ具合もいつもと同じだ。 「つまり、イメチェンしたいのか?」 「イメチェンか……そうだな、そうかも知れないな」 「雰囲気を変えるなら、一番手っ取り早いのは髪型を変えることかな?」 「髪型か……」 「そうそう、けーねの髪は長いから自由度が高くていろんな髪型が試せそうだしな。 後ろ髪縛ってポニーテールとか、案外三つ編みなんかも似合うかも知れないぞ?」 「そう言われてもな……。そうだ、お前はどんな髪型が好みなんだ?」 「どんなって、けーねなら何でも似合いそうだが、強いて挙げるとすれば……」 コマンド? ・ポニーテール ・三つ編み ・ショートカット ・↑↑↓↓←→←→BA rァ・その他(具体例を挙げて下さい) 5スレ目 637 「情報は、蒐集され吟味されて知識になる。 知識は、蓄積され実践されて智慧になる。 智慧は、研磨され継承されて、文化になる」 慧音はそう言って本を降ろした。 「○○」 「な、何だ」 「『知る』という言葉の本来の意味を知っているか?」 「いや、解らない」 「『知る』ことは、生まれることだ」 「・・・生まれる?」 どうしてか彼女は上機嫌で、俺を見てくすくすと笑った。 「『知る』ことは支配するとこと。 天地の境界を越えて秩序を渡らせることを言うんだ。 何時だって知性は混沌に挑む。でも混沌は混沌が秩序だ。 その新しい秩序に挑むには、まずその混沌を理解しなければならない。 だから、知性は生まれるんだ。新しい世界に。真っ白になって」 「・・・よくわからない」 「歴史家が過去を見るのは、新世界へ武器を持ち込むためだな」 「・・・え~と?」 「智慧は炎にも、矢にも、剣にもなる」 「あぁ、それは聞いたことある気が」 「知ることは挑むこと。戦うこと。そのために、生まれ変わることだ」 「は、はぁ・・・」 「・・・難しい話か?」 「まぁ、とっても」 「ふふふ。そうだな。少し難しかったかもしれない」 「??」 「○○は、私のことを知りたいと思うか?」 「あ、あぁ。知りたい、けど」 慧音は大きく溜息をつくと、呆れたように俺に笑いかけた。 何のことだか解らない。慧音は俺と違って頭がいいからな・・・。 「私もだ。でもやはり、言うだけじゃ○○には解らないらしいな」 「な、何?」 「難しい話じゃないさ」 ふと、慧音は俺の頬に手を伸ばす。 もう片方の腕を俺の肩に掛けて、寄りかかってきた。 いや、寄りかかる、と言うよりは、押し倒す。 「おわ、ちょっと・・・」 「知ることは、こういうことだ」 (省略されました・・・慧音先生の実技指導を受けるには、高天原から日向高千穂峰に降臨してください) 5スレ目 669-670 縁側の風物詩 夜更かしして夜中に東方サッカー幻想郷カップの予選試合を見ていたら寝不足になった。 暦の上では秋を迎えたことだし、縁側でひなたぼっこでもしながら昼寝でもしよう…… ふぁ……ねむ…… ~30分後~ 「おーい、そろそろ昼御飯にしないかー?」 台所から慧音が呼ぶ声が聞こえるが、夢の中でこまさんと遊んでいる途中だから夢の中へ戻ろう。 「くかー」 ~5分後~ 慧音「……いくら呼んでも来ないと思ったら、こんな所で眠って……」 オレ「くかー」 慧音「おーい、今日はお前の希望に答えて作った肉じゃがだぞ? 食べないのか?」 ゆさゆさ オレ「くかー」 身体が揺すられている感じがするが、俺は夢の中でこまさんと遊ぶのに忙しいんだ。後にしてくれ。 慧音「ほら、そんな硬い床で寝ていると首を痛めるぞ?」 ゆさゆさ オレ「くかー」 また揺すられた気もするが、あまり強く揺すっていないので、本気で叩き起こすつもりではないらしい。 慧音「幸せそうな寝顔をして、一体どんな夢を見ているんだか。……仕方の無い奴だ」 同時に俺の頭部に軽い浮遊感を感じたが、夢の中でこまさんとキャッキャしながらお風呂に入っている途中なのd…… 何か柔らかい物に頭を乗せ、撫でられている感覚で目を覚ます。ごめんよこまさん。 オレ「……んぅ~?」 慧音「お、やっと起きたか」 オレ「……へ?」 目の前には頬をほんのり紅く染めたけーねの顔。どうやら俺は、いつの間にか慧音に膝枕をされていたようだ。 うーむ、スカート越しとは言え、このやわあたたかいけーねの太股の感触がたまりませんな。 慧音「それにしても、よく眠っていたな」 オレ「え? あ、す、すまん。すぐ退くから」 慧音「気にすんな、私が好きでやっているんだ。嫌なら起きてくれて構わないぞ?」 オレ「滅相も無い。すごく……気持ちいいです……」 慧音「床の上で首を痛そうにして眠っていたからな。こっちに寝かせた」 そう言って足をポンポンと叩く。 慧音「可愛い寝顔だったぞ」 オレ「ひ、不意討ちとは卑怯ナリよキテレツ……」 慧音「せっかく作った肉じゃがが冷めてしまった罰だ。このまま少し反省していろ」 いやいや、それ全然罰じゃないだろ。 オレ「やったな……それじゃあお返しだ!!」 そう言うと俺は仰向けの状態からうつ伏せになり、スカート越しにけーねの太股に顔を埋めて コマンド? rァ・……と見せかけて、カメラの視線を感じる方向に座布団を投げる ・思いっきり深呼吸スーハークンカクンカ ・布越しでは物足りないので、パンツの中に頭をつっこむ ・畳を開けてもこタンインしたお!! ----------------------------- うわあああああ!! ×布越しでは物足りないので、おもむろにパンツの中に頭をつっこむ ↓ ○布越しでは物足りないので、おもむろにスカートの中に頭をつっこむ パンツの中に頭突っ込んでどうするんだ!! 罰としてけーねに尻を差し出して突っ込まれて来るorz 5スレ目 689 669氏 膝枕に触発されました。 でも、耳かきがないのは残念。 ということで、自分で書いてみる。 ====== 「慧音?」 「なんだ?」 「座布団知らない?」 「座布団なら干してあるぞ。急にどうした?」 ある晴れた昼下がり。 珍しく暇になってしまった俺は、昼寝でもしようかと枕を探す。 居間には、お茶を飲んでくつろいでいる慧音。 だが、本物の枕はともかく、座布団まで干していたとは……。 「いや、昼寝でもしたいなー、と思って」 「まったく。暇なら本でも読んだらどうだ?」 「いや、眠いときに読んでも頭に入んないし。 なら一つ、ここは寝ようかな、と」 「しょうがない奴だな」 苦笑すると、慧音は体をずらしてこちらを向く。 そして、自らの膝を、2度、叩いた。 「ほら、膝枕してやるから、こっちへ来い」 「いいのか?」 「今日は私も機嫌がいいからな。 ……私の膝では、不満かもしれないが」 「いや、喜んで」 畳の上に寝転ぶと、そのまま頭を慧音の膝に乗せる。 滑らかな生地の感触に、柔らかい太ももの弾力。 そして、時折頭を撫でる一房の髪が、 ふわっ、とシャンプーの残り香を発する。 「気持ち良いぞ、慧音」 「私もだ。……だが、少し耳が汚れていないか?」 「ああ、そう言えば、最近耳かきしてなかったかも」 「お前はどうして、そう不精なんだ」 呆れた声を出しながら、 どこからともなく耳かき棒を取り出す慧音。 「ほら、耳かきしてやるから横を向け」 「では、お言葉に甘えて」 横を向く俺。 鼻が慧音により近くなるせいか、慧音の匂いに包み込まれる。 コショッ 「うっ」 「どうした? 痛かったか」 「いや、気持ちよくて」 人にやってもらう耳かきがこんなに心地良いとは。 いや、慧音が上手なのか。 耳かき棒が、的確に俺の耳を掃除していく。 だが。 コリコリ 「あうっ」 それは、俺の弱いところを正確に刺激している、ということでもある訳で。 「こら、動くな。 手元が狂ったら危ないのはお前なんだぞ」 「そんなこと言われても。 慧音が上手だから、ついつい……」 「仕方のない奴だな」 そう言うと、慧音は俺の頭を一度下ろす。 そして、スカートを限界までたくし上げた。 太ももが上の方まであらわになっている。 「慧音?」 「少し苦しいかもしれないが、我慢してくれ」 意味不明なことを言う。 そのままおとなしくしていると、 慧音は、俺の頭をやさしく持ち上げ、 フニュッ その、むき出しの太ももに挟み込んだ。 「わっ!」 「きゃん! こら、頭をぐりぐりするな! お前が動かないように、頭を固定するだけだ」 「で、でも――」 「デモもストもない。深呼吸でもして静かにしていろ」 言われて深呼吸。 太ももに強く挟み込まれているせいで、あまり空気は吸えないが。 スー ハー 慧音の香りが、体いっぱいに広がる。 「あん! ……深呼吸も禁止だ。くすぐったい」 「ううう」 「自業自得だ」 眼の前には、慧音の肌しか見えない。 耳は、耳かき棒の音、そして慧音の息遣いしか聞こえない。 鼻からは、慧音の匂いしか入ってこない。 皮膚からは、慧音の太ももしか伝わってこない。 この状況なら、あとは味覚だけ。 ペロッ 唇の前の太ももを舐めてみる。 サラサラとした触感。 ほのかに塩気を感じる。 「ひゃん! い、今、何をした!」 「せっかくだから、舐めてみた」 「わ、私を食べても美味しくないぞ! というか、舐めるな!」 「いや、なかなか旨いぞ」 「あ、ありがとう……。 じゃない、とにかく舐めるな! でないと――」 「でないと?」 「……耳に刺さっても知らないぞ」 「ごめんなさい」 おとなしくなる俺。 でも、いまだ舌の上には慧音の味が踊っている。 そして。 五感で慧音を十分に堪能し。 その後、慧音の膝枕で、至高の午睡を過ごしたのだった。
https://w.atwiki.jp/chemblem/pages/33.html
慧音 加入条件:妹紅で会話する 初期装備:ライブ・ファイアー 初期能力 Lv クラス HP 力 魔力 技 速さ 幸運 守備 魔防 移動 武器レベル 1 賢者 22 2 5 6 9 3 5 10 6 杖C 本C 成長率(%)【試行回数100回】 HP 力 魔力 技 速さ 幸運 守備 魔防 37 0 19 17 29 32 0 29 ステータス上限 クラス HP 力 魔力 技 速さ 幸運 守備 魔防 賢者 60 ? 30 28 25 30 20 25 特徴 特徴は力が2あること。これは誇ってもいい。 力が2あるおかげでブリザーまでの魔導書なら攻速落ちしなくて済む。 最新パッチを当てて、レベル20まで育てると・・・ また、ちぇむぶれむのフォルダ内にある「_慧音.png」の_の部分を消すと・・・ 支援会話 妹紅 (レベル3MAX時)
https://w.atwiki.jp/orz1414/pages/199.html
■慧音2 俺さ、このタイミングで 1000を取れるなんて思って無いからさ。 999でいいんだ。 なぁ慧音、俺はお前みたいに里を守ったりは出来ないけど…… お前の居ない家を守る事くらいは出来るからさ、というか帰りを待っててやる! 何でとか聞くなよ、お前が好きだからだ! 4スレ目 999 ─────────────────────────────────────────────────────────── とりあえず…駄文持ってきてみました。 キャラがおかしかったりする可能性が大ですが、 笑って読み飛ばしていただければ幸いです。 ――――――ここから。―――――― 煌々と輝く満月を仰ぎ見ながら、のんびりと丘の頂で酒を飲む。 妖怪から逃げ切る技量さえあれば、月に一度きりのいい楽しみになる。 …はずだったのだが。 「…しまった…迷った、か…?」 半分酔った頭で歩いたせいか、気が付いたときには竹薮のど真ん中。 …そういえばこの竹薮は…迷いやすいから入るな、と里の守手に言われていた竹薮か…? だが…仕方が無い。最早方角も分からないが、進んでみるしか手は無いだろうな… 「…誰か、居るのか?」 竹薮の奥から声が聞こえる。 聞き覚えのあるような声の気がしたが、 小さくくぐもった喋り方だったので分からなかった。 僕が少し近づくと、足音で察したのか、 「こ、来ないでいい!こっちは奥に進むだけだ、逆に行った方がいい!」 大きな声を聞いて、ようやく誰の声だかを思い出せた。 「えっと…慧音さん…ですよね?僕です、○○です。」 「く、来るなと言うのに!」 時は既に遅し、猫を殺すとも言う好奇心に駆られ、 声がしたあたりへ足を向けていた。 「…」 「…」 少しだけ開けた場所。 そこに居たのは、竹の隙間から漏れる月明かりに照らされた、 半人半獣の女性。 「…来るなと…言った筈だ。」 先ほどまでの怒声はなりを潜め、 哀しげな、そして寂しげな声に変わっている。 「この姿は…里の人間には、誰にも見せたくなかったよ。」 いつもかぶっている特徴的な帽子がなく、頭には二本の角。 自分への誤魔化しなのだろうか、左の角にはリボンが申し訳程度に巻いてある。 いつもと色の違う服には穴が開いているのだろうか、 さらさらとした綺麗な尻尾が生えている。 「…どうした?言葉を失う程に醜いか?」 「…見た目が…。そんなちっぽけな入れ物が、何だって言うんです?」 「…何?」 「たとえ姿形が少し変わったとしても、 貴女は慧音さんだ。 僕らの里の守手である、優しい心を持っている慧音さんだ。 違うんですか?」 「…そうかも知れない…。 …ただ…やはりそれでも、この醜い姿ではな…」 「…そう、貴女は少し自分を過小に評価しすぎる…ですね。 其の姿、漏れてくる満月の光に映えて、とてもお綺麗ですよ。」 「…。」 暫しの沈黙。 「…?どうかしました?」 「いや…な。この姿を見て「恐い」「気持ち悪い」等と言われたことはあっても… 綺麗だなどと言われた事なぞ無いからな。」 「いえいえ、僕は見たままを言っただけですよ?」 「…クッ。」 「?」 「ククク…あはははははは… …全く、面と向かって真顔で綺麗だなどと… ある意味で滑稽すぎるが、なかなか気に入ったよ。」 唐突に笑い出す慧音さん。 僕は理由も分からずに疑問符を浮かべているだけだった。 「…えーと?」 「…ま、分からないならいいさ。 さて、折角私の秘密の場所まで来たんだ。 私の奢りだ、月見酒の続きでもどうだ?」 「ええ、頂き…続き?」 「そんな赤い顔して…大方、月見酒の帰り道に迷ってここまで来たんだろう?」 ぎく。 「え、ええ、まあ…と、ともかく頂きますよ。」 「酌の相手が私で悪いが…な。」 「いえいえ、十分…寧ろ、最高ですよ。」 「あっはははは…それじゃ、この綺麗な満月に乾杯といこうか!」 5スレ目 30 ─────────────────────────────────────────────────────────── この間海へ行ったんですよ海へ。メンバーはお子様同盟(リグル、チルノ、みすちー、スイカ)と、保護者役のけーね。 けーねは急に声を掛けられたせいか、慌てて持ってきたのは去年の水着で、しかも試し着すらしていないらしい。 主に胸周りが収まらないらしく、谷間はもちろん収まり切らない自己主張の 激しい胸元が随分目立っていたと思う。 顔もスタイルも中々で、こぼれんばかりの胸元を必死に押さえているけーね(の胸元)にチルノとスイカが嫉妬。 ⑨が囮になってちょっかい出している内に、スイカに紐ごと脱がされ、みるみるうちに上半身裸になってしまった。 スイカが「取ったどー!!」と叫びながら、けーねの水着(上)を凧揚げよろしく浜辺を走って中をヒラヒラと…… 「うわー、けーねのおっぱいウシみたい!」 だまれ⑨。あまり衝撃でしばらく固まっていたけーねだったが、それらの声は確実に聞こえていた模様。 いつまでも豊満な胸をお子様達の前に晒しておく訳にもいかず、とっさにけーねの胸に手で触れて隠す俺。いや待てと。 とっさの動作からふと我に返ったその時には、俺の股間もみるみる自己主張を始め、その存在に気づいたけーねの顔も、 見る見る赤くなって(百数十行に渡りスキマ検閲)それからけーねは一緒に海へ行ってくれません。 一方、アリス (省略されました 続きを表示するには慧音のバストサイズを正確に答えてください) 5スレ目 153 ─────────────────────────────────────────────────────────── 本に向かっていた慧音だったが、だんだん背伸びしたり肩を回したりする 回数が増えて、しまいにはこのようになった。 「○○、私はちょっと出かけてくる」 天候は落ち着いているが、今は夜だ。○○は、上衣を羽織って 出て行こうとする慧音を呼び止めた。 「いったいどこへ行くんだい」 「妹紅のところへ。肩を揉んでもらいにいく」 ○○は驚いた。 「肩って、俺がいるだろ、いつもみたいに―」 「その、いつものが問題なんだ!」 突然慧音が吼えたので、○○はさらにびっくりした。 「お前に肩を揉ませると、いつも胸に手がいくだろう!おかげでまた大きk (検閲されました。続きを表示することはできません) ということで小官は慧音のサイズは100をゆうに超えるものと推測するものである。 5スレ目 157 ─────────────────────────────────────────────────────────── 今日こそはと、久しぶりに慧音の家へ行った。 慧音はオレが部屋に上がって来るのを少し気にしながら化粧をしてた。 鏡に向かっていろんな表情をする慧音が珍しくて、化粧してるのをボケーと見てた。 「見ていて楽しいものか?」 口紅を塗り終わった慧音が問いかける。 「悪い、見惚れてた。チューしたいくらい」 とっさにトンデモナイことをサラリと言ってのけた。さすがオレだ、そこに痺れるあこがれるぅ! 慧音はオレの頭を抱き寄せると頭を撫でて、オレのおでこに軽く口付けしてくれた。 「口紅……ついてしまったな」 コットンでキレイにしてくれた。 その日はそれだけで、この後すぐ家に帰った。 その日の夜、慧音に告った。 慧音「私なんかよりも、もっと魅力的な娘はいるだろう」 オレ「ならば、貴様を殺して永遠に我と共に」 慧音「よかろう。来るが良い」 虚空を突き破る轟音。 空気を切り裂く甲高い音。 オレの口から鮮血があふれ出す。 オレの拳は僅かに届かず、逆に手刀が胸に突き刺さっている。 崩れ落ちるオレの五体。 オレ「……これで、貴様は俺を忘れないだろう。ぐ……」 慧音「忘れはせぬ。貴様の魂我が心と共に。 悲しき男よ。誰よりも愛深く、拳でしか愛を語れぬゆえに。」 死してなおその男の顔に浮かぶ表情は 喜びであったか悲しみであったか。 その時、一陣の風が吹いた。 愛に死んだ修羅の魂を運び去るように。 5スレ目 283 ─────────────────────────────────────────────────────────── 始まりは唐突に 「なあ、けーね」 「ん? 何だ?」 「結婚しない?」 「……お前は…………いきなり何を言い出すのかと思えば……」 「いやマジなんだけど」 「ハァ……お前って奴は、とことん進歩が無いな……」 「なぁ、だめか?」 「ダメだ」 「ちぇ~」 「……もっとムードというものを考えろ、バカ……」 「ん? あれか、もっとロマンチックなプロポーズというものを期待してたのか?」 「う、うるさいな! 自分の胸に手を当ててよーく考えてみろ!」 「あらあら、相変わらず純情乙女でいらっしゃいますなぁ~。まぁ、そんなことを俺に期待したらダメだということだ」 「ハァ……何で私はこんな奴を好きになったんだろう……」 「……? つー事は、だ。結婚してもいいとは思っている訳だ」 「……不満か?」 「そうか……ならこれ」 「ん? お前、これって……」 「まぁ…なんだ、薬指にでもはめとけ」 「全く……始めからそしてくれたら…………バカ…」 「無くすなよ?」 「それはこっちのセリフだ」 まあなんだ、けーねはこれくらいツンツンしているほうが良いと思う俺ガイル。 5スレ目 302 ─────────────────────────────────────────────────────────── 幻想郷に来て一年。 慧音に助けられて、上白沢の里でお世話になっていた。 村人との関係も良好。 先生の真似事などをやって、糊口をしのいでいる。 家は、慧音の家で居候。 最初は目途が立ったら出て行こうと思っていたが、 「私と一緒にいるのは嫌いか?」と言われて我を通すほど、俺も強くはない。 結局、ずっと一緒に住んでいた。 そんな、ある日の夕餉の後。 慧音が皿を洗っている。 サラサラ サラサラ この家では家事は当番制。 今日は俺が夕食を作ったから、慧音に片づけを任せている。 最初は割烹着に違和感を感じたものだが、最近は慣れてきた。 それにしても、彼女は楽しそうに家事をする。 鼻歌は日常茶飯事だし、こうやって後ろから見れば、髪やお尻もふるふると揺れている。 カシャカシャ カタカタ 「なあ、慧音」 「なんだ?」 「今日、里長が来た」 「ほう、珍しいな。それで何を?」 「お見合いの相談」 カタン 手が、止まった。 「俺もそろそろ妻を娶ったらどうか、って」 「……そうだな。お前の年なら、この里では結婚適齢期を過ぎたくらいだ。 問題はあるまい」 「そうかも知れない。里長の孫娘を紹介してきたよ」 「……そうか」 それっきり、無言。 慧音の家事の音がまた響き出す。 シャラシャラ シャラシャラ いささか、音が乱暴になった気がした。 「少し、外へ行かないか?」 それから少し経って、家事も一段落した頃、慧音が尋ねてきた。 珍しい。 彼女が俺を誘うのも。 俺に夜間外出を認めるのも。 「ああ、いいよ」 そして、俺たちは外へ出た。 満天の星空。 妖怪が出るためか、辺りに人影は無い。 俺と慧音は、近くの小川の土手へと腰を下ろした。 周りには、鈴虫と松虫のハーモニー。 時折そよぐ風が、不協和音を生み出している。 「なあ、○○。さっきの件だが」 「さっきの?」 「お見合いの件だ」 「ああ――」 「お前は、あの件、受けるのか?」 俺は、足元から石を拾い上げると、立ち上がって川へ放った。 ぽちゃん、と言う音を残して、闇へと沈んでいく。 「どうなんだろうな」 「どうなんだろうな、ってお前、自分のことだろう?」 「ああ。でもな、そんなこと考えたことなかったから、実感が湧かない」 「実感が湧いたら、受けるのか?」 「さてな。想像もつかない」 足元からもう1つ石を拾い、数歩進んで、今度は天の川へと放ってみる。 しばらくして、先ほどと同じ、ぽちゃん、という音が流れた。 「でも、考えておく。とは言っておいた。 近いうちに、結論を出さないといけないな」 背後では、息を呑む気配。 そして、立ち上がる物音がした。 「帰るのか?」 その言葉に返事は無く。 ただ、後ろから慧音が、俺の首に腕を回して抱きついてきた。 「慧音?」 その言葉に、耳元で囁くような声が返ってくる。 「すまない。だが、今はこうさせてくれないか。 きっと、明日になったら、お前の結婚を祝福できると思うから……」 女性特有の、男を魅了する妖艶な香り。 柔らかい、淡雪のような肌触り。 くらくらする。 だが、俺はその腕をそっと外した。 「やめておくよ」 「私のことが嫌いか――?」 「いや、里長の孫娘と結婚するのを、さ」 慧音の絶句。そして、搾り出すような声。 「何故だ? 私が言うのもなんだが、彼女はいい女だぞ」 「そうかも知れない。 でも――」 俺は彼女へ向き直る。 「俺は、慧音しか愛せないみたいだから」 慧音が、あんぐりと口を開けて呆けている。 「今日、里長の孫娘と会った。実は、手も繋いだし腕も組んだ。 だけど――」 いったん言葉を切る。 「全然ドキドキしなかった。今、慧音に触った時は胸の鼓動が止まらなかったのに。 それを感じて思ったんだ。 ああ、俺は慧音が好きなんだ。って」 「慧音、俺の告白を受けてくれるか?」 慧音の眼を見て告白する俺。 いつの間にか、虫の音も熄んでいる。 「私も――私もお前が好きだ。 一目惚れだった。 だが、いいのか? 私は人間じゃないんだぞ」 「ああ、知ってる。 慧音。 お前の寿命の中では、俺の生きた時代など取るに足らないものかもしれない。 だけど、俺は生きている限りずっと側にいる。 だって――、お前のことが本当に好きみたいだから……」 そして。 触れるだけのフレンチキス。 夜空の織姫と彦星も、祝福してくれるように瞬いていた。 5スレ目 333 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「なあけーね。ピザって10回言ってみてくれ」 「はぁ?…なんでまた」 「いいからいいから。ほれほれ」 「仕方の無い奴だ……ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザ…」 「じゃあここは?」 「肘だろ?」 「…ちぇっ…つまんね」 「小学生かお前は」 「うるせー…じゃあ、こんどはキスって10回言ってみてくれ」 「お前は何を言ってるんだ…」 「言うだけだって。誰もしてくれなんて言ってないだろ?」 「仕方が無いな…キスキスキスキスキスキスキスキスキスキス…」 「…なあけーね、俺のことどう思ってる?」 「え?…あ、すk…って、何を言わせるんだ!!」 「……やっぱ俺のこと嫌いか?」 「そうだな、お前みたいなデリカシーもムードも無い奴なんて……」 チュッ 「……大っ嫌いだ」 「そっか…うん、わかった。…そんなに嫌われてるとは思わなかったよ」 「全く……もっと素直になれ。お前が望むならキスの3つや4つ、いつだって……」 「え?あ、ちょ…」 「それにしても、凄いキスマークの数ですね」 「あまり大々的に記事にしないでくれよ。あれを宥める俺の身にもなってくれ」 「そうは言いますが……うわー、これなんてあと3日は痕が残りますよ?」 「あまり触らないでくれ。けーねの奴ピンポイントで弱い部分だけを攻めて来るんだよ」 「つまり、お兄さんはこことかここが弱い…と」 「だから触るなって……きゃん!」 (省略されました 続きは幻想卿一早くて確かな真実の泉『文々。新聞』の特別紙 『とつげきっ☆となりの夫婦生活から学ぶマンネリ解消法 ~ポロリもあるよ~』 で好評連載中です。月極契約絶賛受付中! お問い合わせは最寄りの販売店まで) 5スレ目 374 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「なあけーね、ちょっと実験に付き合ってくれ」 「別に構わないが……このヘンテコな機械は何だ?」 「嘘発見機。香霖堂の古書を参考に作ってみた」 「……ハァ。どうしてお前は毎度々々こうも下らない事に情熱を燃やすんだ……」 「まぁ聞け。今日はこいつで、けーねの本心に嘘偽りが無いかを計ってみようt」 「丁重に断っておこう」 「って、話の途中で断んなよ!!お願いだから!一回!一回だけ!」 「……はぁ…………勝手にしろ」 少女準備中 「よし。準備おk。あとはこれを指につけて、すべての質問に『いいえ』で答えてくれ」 「夕飯の支度の途中なんだ。さっさと済ませてくれ」 「第一問!!今好きな人がいる!」 「……いいえ」 ビビーッ!! _, ,_ ∩ ( ゚∀゚)彡 てーちゃん!てーちゃん! ⊂彡 「……ほう」 「別に構わないだろ……好きな人くらいいたって……」 「よし。第二問!!好きな人は今目の前にいる人間だ!」 「…………な゛っ!?」 「さぁ、いいえと答えて!」 「………………ああ、その通りだ」 _, ,_ ∩ ( ゚∀゚)彡 ググッ…… 「……え?あれ?……え?」 「これで満足か?馬鹿者。下らない事ばかりしていないで、部屋の片付けでもしておけ」 5スレ目 427 ─────────────────────────────────────────────────────────── 珍しいこともあるもんだ。けーねにデートに誘われた。 しかも開口一番に「私と逢引きしてくれないか?」と来たもんだ。 で、里の河原に腰掛けながら2人でダベってた訳だが…… 「……その、だな……」 「何?」 「私と逢引きしても、面白くないか…?」 「え? いや、そんなことないぞ。十分楽しいけど……何で?」 「さっきからお前は何を話しても上の空だし……。私が誘ったから無理に来てくれたのかと……」 「そ、そんなこと無いって……」 「私は……お前とこうやって話すことができて、嬉しい。しかし……お前はどうなんだ?」 「俺も嬉しいよ」 「嘘だろう」 「え……」 「ならば何故私に笑顔を見せてくれない。お前はいつも巫女や夜雀と一緒の時には笑顔で話しているじゃないか…… 妹紅と一緒の時にも笑顔で馬鹿な事を言い合っているじゃないか。それなのに私には……」 「あー……えーっと……」 「今日はありがとう。さようなら……」 そして腰を上げて立ち去ろうとするけーね。 「あーもう!!考えるのはやめよ」 「え?」 後ろからけーねを抱きしめる。 「ちょ、待て…どこで鴉天狗が見ているかも分からないのに、こんな所で何をするっ!」 「ごめんな。今日ずっと考えてたのは……お前にどうやってプロポーズするかだったんだ……」 「な……」 「でも、やっぱまどろっこしい事考えるのはやめだ。はっきり言うよ」 「好きだ、これからずっと二人でいてくれ」 「……」 黙りこんじゃったか……やっぱ駄目か? パンッ! 乾いた音を立てて、けーねが俺の頬を叩いた。マジ痛い。 「っつ……」 「その平手打ちは……私を怒らせた罰だ」 「ひどいぜ、けーね……」 「あ、後はだな……」 チュッ 「あ……」 平手された頬に、けーねの唇が触れた。 「これが……告白の返事だ。で、でも忘れるんじゃないぞ!?私はまだ怒ってるんだからなっ!!」 「……ああ、悪かったよ。これからいくらでも償ってやるさ」 「わ、分かればいいんだ。まあ…これからを期待させてもらおう……」 これくらいなら許容範囲ですか?わかりませんっ>< 5スレ目 548 ─────────────────────────────────────────────────────────── 583に触発された。一度でいいからけーねに言わせてみたかった。今は微塵も反省していないし、これからもする気は無い。 きっかけは、紅魔館で「お月見ダンスパーティー」が開催されるとの新聞広告だった。 俺は社交ダンスなんて踊ったこと無いし、踊る相手もいない。そもそも里の人間でダンスが踊れる人がどれだけいるか… 「それで、私の所に来たのか?」 「ああ、けーねなら色々知ってそうだから、もしかしたら……と思ってさ」 「教えてやれない事も無いが、私もお世辞にも上手いという訳じゃないからな…」 「頼む!!1曲だけでも踊れればそれでいいから!!」 「……分かった。それじゃあ早速始めるとしよう。まずはステップからだが……」 (少女指導中) 「違う!ステップの足が逆だ! それでは私の足を踏んでしまうだろう?」 「そこで手を離さないでどうする! 私の腕をねじ折る気か?」 「肩に力が入り過ぎだ! もっとリラックスして踊らないでどうする!」 うぅ……けーねってばスパルタ。 「よし、その調子だ。やればできるじゃないか。試しに一曲通して踊ってみないか?」 「まだうろ覚えなんだけど……間違っていたら指摘してくれよ?」 (少女舞踏中) 「まだまだステップが滅茶苦茶だな」 「それでも辛うじて踊れてるだろ?」 「まだまだ合格とは言えないが……ほら、身体が離れすぎだ。もっとこう引き寄せて……」 そう言いながら、けーねに身体を引き寄せられる。すぐ近くにけーねの顔。 いくら何でも引き寄せ過ぎだろ。見下ろせば、触れるか触れないかという微妙な間隔でけーねの胸が急接近。 あ、今ちょっと当たった。 「……なあ、胸が当たってるんだけど…」 「当てているんだ」 「いくら何でも近すぎだろ」 「嫌か?」 「別に嫌って訳じゃ……」 「なら気にするな」 コマンド? ・だきしめる ・ちゅーする rァ・せをむけてケツをつきだす ・もこタンにチェンジ 備考: 583→ハーレム? 2参照。 5スレ目 587 ─────────────────────────────────────────────────────────── 満月の夜 ハクタク化したけーねがウチにやって来た。 何でも折り入って相談があるとか。めずらしい事もあるもんだ。 「……で、相談って何だ?」 「実は…だな……。率直に聞くが、普段と比べて今の私を見てどう思う?」 「どうって……頭にツノが生えてるわ、そのツノに申し訳程度のリボンが付いてるわ、服が緑色だわ……」 「ガラリと印象が変わった……という訳では無いのか?」 「そうだなぁ……帽子が無くなってツノとリボンが付いた以外は、いつのもけーねだぞ?」 そう言い終えて、けーねの身体を抱き寄せて頭を撫でる。 「髪だっていつもみたいにサラサラだし、抱き心地も感触も、俺の好きなけーねのまんまだ」 「そ、そういうことを聞いているんじゃなくて…」 真っ赤な顔で俺の胸板を押して離れるけーね。この照れ具合もいつもと同じだ。 「つまり、イメチェンしたいのか?」 「イメチェンか……そうだな、そうかも知れないな」 「雰囲気を変えるなら、一番手っ取り早いのは髪型を変えることかな?」 「髪型か……」 「そうそう、けーねの髪は長いから自由度が高くていろんな髪型が試せそうだしな。 後ろ髪縛ってポニーテールとか、案外三つ編みなんかも似合うかも知れないぞ?」 「そう言われてもな……。そうだ、お前はどんな髪型が好みなんだ?」 「どんなって、けーねなら何でも似合いそうだが、強いて挙げるとすれば……」 コマンド? ・ポニーテール ・三つ編み ・ショートカット ・↑↑↓↓←→←→BA rァ・その他(具体例を挙げて下さい) 5スレ目 603 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「情報は、蒐集され吟味されて知識になる。 知識は、蓄積され実践されて智慧になる。 智慧は、研磨され継承されて、文化になる」 慧音はそう言って本を降ろした。 「○○」 「な、何だ」 「『知る』という言葉の本来の意味を知っているか?」 「いや、解らない」 「『知る』ことは、生まれることだ」 「・・・生まれる?」 どうしてか彼女は上機嫌で、俺を見てくすくすと笑った。 「『知る』ことは支配するとこと。 天地の境界を越えて秩序を渡らせることを言うんだ。 何時だって知性は混沌に挑む。でも混沌は混沌が秩序だ。 その新しい秩序に挑むには、まずその混沌を理解しなければならない。 だから、知性は生まれるんだ。新しい世界に。真っ白になって」 「・・・よくわからない」 「歴史家が過去を見るのは、新世界へ武器を持ち込むためだな」 「・・・え~と?」 「智慧は炎にも、矢にも、剣にもなる」 「あぁ、それは聞いたことある気が」 「知ることは挑むこと。戦うこと。そのために、生まれ変わることだ」 「は、はぁ・・・」 「・・・難しい話か?」 「まぁ、とっても」 「ふふふ。そうだな。少し難しかったかもしれない」 「??」 「○○は、私のことを知りたいと思うか?」 「あ、あぁ。知りたい、けど」 慧音は大きく溜息をつくと、呆れたように俺に笑いかけた。 何のことだか解らない。慧音は俺と違って頭がいいからな・・・。 「私もだ。でもやはり、言うだけじゃ○○には解らないらしいな」 「な、何?」 「難しい話じゃないさ」 ふと、慧音は俺の頬に手を伸ばす。 もう片方の腕を俺の肩に掛けて、寄りかかってきた。 いや、寄りかかる、と言うよりは、押し倒す。 「おわ、ちょっと・・・」 「知ることは、こういうことだ」 (省略されました・・・慧音先生の実技指導を受けるには、高天原から日向高千穂峰に降臨してください) 5スレ目 637 ─────────────────────────────────────────────────────────── 縁側の風物詩 夜更かしして夜中に東方サッカー幻想郷カップの予選試合を見ていたら寝不足になった。 暦の上では秋を迎えたことだし、縁側でひなたぼっこでもしながら昼寝でもしよう…… ふぁ……ねむ…… ~30分後~ 「おーい、そろそろ昼御飯にしないかー?」 台所から慧音が呼ぶ声が聞こえるが、夢の中でこまさんと遊んでいる途中だから夢の中へ戻ろう。 「くかー」 ~5分後~ 慧音「……いくら呼んでも来ないと思ったら、こんな所で眠って……」 オレ「くかー」 慧音「おーい、今日はお前の希望に答えて作った肉じゃがだぞ? 食べないのか?」 ゆさゆさ オレ「くかー」 身体が揺すられている感じがするが、俺は夢の中でこまさんと遊ぶのに忙しいんだ。後にしてくれ。 慧音「ほら、そんな硬い床で寝ていると首を痛めるぞ?」 ゆさゆさ オレ「くかー」 また揺すられた気もするが、あまり強く揺すっていないので、本気で叩き起こすつもりではないらしい。 慧音「幸せそうな寝顔をして、一体どんな夢を見ているんだか。……仕方の無い奴だ」 同時に俺の頭部に軽い浮遊感を感じたが、夢の中でこまさんとキャッキャしながらお風呂に入っている途中なのd…… 何か柔らかい物に頭を乗せ、撫でられている感覚で目を覚ます。ごめんよこまさん。 オレ「……んぅ~?」 慧音「お、やっと起きたか」 オレ「……へ?」 目の前には頬をほんのり紅く染めたけーねの顔。どうやら俺は、いつの間にか慧音に膝枕をされていたようだ。 うーむ、スカート越しとは言え、このやわあたたかいけーねの太股の感触がたまりませんな。 慧音「それにしても、よく眠っていたな」 オレ「え? あ、す、すまん。すぐ退くから」 慧音「気にすんな、私が好きでやっているんだ。嫌なら起きてくれて構わないぞ?」 オレ「滅相も無い。すごく……気持ちいいです……」 慧音「床の上で首を痛そうにして眠っていたからな。こっちに寝かせた」 そう言って足をポンポンと叩く。 慧音「可愛い寝顔だったぞ」 オレ「ひ、不意討ちとは卑怯ナリよキテレツ……」 慧音「せっかく作った肉じゃがが冷めてしまった罰だ。このまま少し反省していろ」 いやいや、それ全然罰じゃないだろ。 オレ「やったな……それじゃあお返しだ!!」 そう言うと俺は仰向けの状態からうつ伏せになり、スカート越しにけーねの太股に顔を埋めて コマンド? rァ・……と見せかけて、カメラの視線を感じる方向に座布団を投げる ・思いっきり深呼吸スーハークンカクンカ ・布越しでは物足りないので、パンツの中に頭をつっこむ ・畳を開けてもこタンインしたお!! ----------------------------- うわあああああ!! ×布越しでは物足りないので、おもむろにパンツの中に頭をつっこむ ↓ ○布越しでは物足りないので、おもむろにスカートの中に頭をつっこむ パンツの中に頭突っ込んでどうするんだ!! 罰としてけーねに尻を差し出して突っ込まれて来るorz 5スレ目 669-670 ─────────────────────────────────────────────────────────── 669氏 膝枕に触発されました。 でも、耳かきがないのは残念。 ということで、自分で書いてみる。 ====== 「慧音?」 「なんだ?」 「座布団知らない?」 「座布団なら干してあるぞ。急にどうした?」 ある晴れた昼下がり。 珍しく暇になってしまった俺は、昼寝でもしようかと枕を探す。 居間には、お茶を飲んでくつろいでいる慧音。 だが、本物の枕はともかく、座布団まで干していたとは……。 「いや、昼寝でもしたいなー、と思って」 「まったく。暇なら本でも読んだらどうだ?」 「いや、眠いときに読んでも頭に入んないし。 なら一つ、ここは寝ようかな、と」 「しょうがない奴だな」 苦笑すると、慧音は体をずらしてこちらを向く。 そして、自らの膝を、2度、叩いた。 「ほら、膝枕してやるから、こっちへ来い」 「いいのか?」 「今日は私も機嫌がいいからな。 ……私の膝では、不満かもしれないが」 「いや、喜んで」 畳の上に寝転ぶと、そのまま頭を慧音の膝に乗せる。 滑らかな生地の感触に、柔らかい太ももの弾力。 そして、時折頭を撫でる一房の髪が、 ふわっ、とシャンプーの残り香を発する。 「気持ち良いぞ、慧音」 「私もだ。……だが、少し耳が汚れていないか?」 「ああ、そう言えば、最近耳かきしてなかったかも」 「お前はどうして、そう不精なんだ」 呆れた声を出しながら、 どこからともなく耳かき棒を取り出す慧音。 「ほら、耳かきしてやるから横を向け」 「では、お言葉に甘えて」 横を向く俺。 鼻が慧音により近くなるせいか、慧音の匂いに包み込まれる。 コショッ 「うっ」 「どうした? 痛かったか」 「いや、気持ちよくて」 人にやってもらう耳かきがこんなに心地良いとは。 いや、慧音が上手なのか。 耳かき棒が、的確に俺の耳を掃除していく。 だが。 コリコリ 「あうっ」 それは、俺の弱いところを正確に刺激している、ということでもある訳で。 「こら、動くな。 手元が狂ったら危ないのはお前なんだぞ」 「そんなこと言われても。 慧音が上手だから、ついつい……」 「仕方のない奴だな」 そう言うと、慧音は俺の頭を一度下ろす。 そして、スカートを限界までたくし上げた。 太ももが上の方まであらわになっている。 「慧音?」 「少し苦しいかもしれないが、我慢してくれ」 意味不明なことを言う。 そのままおとなしくしていると、 慧音は、俺の頭をやさしく持ち上げ、 フニュッ その、むき出しの太ももに挟み込んだ。 「わっ!」 「きゃん! こら、頭をぐりぐりするな! お前が動かないように、頭を固定するだけだ」 「で、でも――」 「デモもストもない。深呼吸でもして静かにしていろ」 言われて深呼吸。 太ももに強く挟み込まれているせいで、あまり空気は吸えないが。 スー ハー 慧音の香りが、体いっぱいに広がる。 「あん! ……深呼吸も禁止だ。くすぐったい」 「ううう」 「自業自得だ」 眼の前には、慧音の肌しか見えない。 耳は、耳かき棒の音、そして慧音の息遣いしか聞こえない。 鼻からは、慧音の匂いしか入ってこない。 皮膚からは、慧音の太ももしか伝わってこない。 この状況なら、あとは味覚だけ。 ペロッ 唇の前の太ももを舐めてみる。 サラサラとした触感。 ほのかに塩気を感じる。 「ひゃん! い、今、何をした!」 「せっかくだから、舐めてみた」 「わ、私を食べても美味しくないぞ! というか、舐めるな!」 「いや、なかなか旨いぞ」 「あ、ありがとう……。 じゃない、とにかく舐めるな! でないと――」 「でないと?」 「……耳に刺さっても知らないぞ」 「ごめんなさい」 おとなしくなる俺。 でも、いまだ舌の上には慧音の味が踊っている。 そして。 五感で慧音を十分に堪能し。 その後、慧音の膝枕で、至高の午睡を過ごしたのだった。 5スレ目 689 ─────────────────────────────────────────────────────────── 里で悪戯をしていた⑨を無何有の里まで送り届けたけーねだったが、帰り道で吹雪の雪山で遭難してしまった。 辛うじてボロ小屋を見つけて避難したものの、火種も無ければ食料も無い。無事に今晩を乗り越えられるかどうか…… 「ハァ……。どうしてこんなことになってしまったんだろう……」 寒さを凌ぐために体育座りよろしく丸めていた身体を起こし、顔を上げて窓の方をうかがう。 凍りついた窓の外には無気味に広がる暗闇の中でわずかに雪が見える。風でガタガタとドアが揺れている。 「……あいつは今頃何をしているんだろう」 彼のことを考えると、心が少し温かくなるような気がした。 「私がこんな目にあっているなんて……知らないんだろうな……」 彼女はクスリと笑った。 「私が里を護るなら、自分は私を護ると大口叩いたくせに……助けに来るんじゃなかったのか……バカ」 ポツリとつぶやいた。目が潤んでくる。何故だろう、拭っても拭っても次から次へと溢れて凍っていく。 少し疲れているのか、それとも寒さにやられたのか、頭の中で彼が自分に呼びかけてくれているような気がした。 「……こんなことなら、もっと優しくしてやるべきだったのかもな……」 心の中で響く彼の声が次第に大きくなっていった。 「白沢時ならともかく、人間の身体でこの寒さは厳しいか……幻聴が聞こえるなんて、私も長くは無いな……」 そう思うと次第に眠気が五感を襲い、自然と大きなアクビが出る。 「……ふぁ……さすがに今日は疲れたな……」 次第にゆっくりと瞼を閉じていった。彼のことを思い浮かべながら、私は覚めることの無い深い眠りに落ちていった…… と思ったら、小屋の扉がドンという衝撃音と共に勢い良く開いた所でハッと我に返り、ドアの方を見た。 「……幻聴の次は幻覚か…?」 私は目を疑った。そこには私が思い浮かべていた人物が立っていた。彼は私を見ると、ニッコリと笑った。 「慧音!!良かった……無事で……」 そう言うと、彼はその場にバタリと倒れた。急いで私は彼の元へ駆け寄った。 「バカ者っ!どうしてこんなところにこんな薄着で来るんだ!顔が真っ青じゃないか!」 彼の格好はジーンズに長袖の上着だけという雪山とは到底かけ離れた格好で、マフラーや手袋や防寒着の類は何一つ纏っていない。 「……俺がここに向かったことは……妹紅に言ってあるから……すぐに救助の人が来てくれるハズだ……問題ない」 彼は息を弾ませながら言った。 「大ありだ!私のことよりも自分のことを心配しろ!…まったく、お前という奴はいつもそうだ……」 けれども私の心はポカポカと温かくなり、頬を伝わってこぼれた涙が彼の頬を伝った。 「……まさか膝枕して貰える日が来るとはなぁ……」 「こんな時に何を言っているんだ」 「……目が真っ赤だ。らしくないな」 「バカ……誰のせいだと思っているんだ」 彼は再びニッコリと笑って私の頬を伝わる涙を手でふき取った。次の瞬間、その手がパタリと地に落ちた。 「……何の冗談のつもりだ?」 彼の体を揺らして見るが反応が無い。 「……おい、返事をしろ!」 次第に激しく揺すってみるが、彼は目を開こうとしない。 「どうした…起きろ!こんな所で寝たら…」 揺すりながら、私の目から涙があふれてきた。 「バカっ!起きろと言っているだろ!…これ以上…私を悲しませないでくれ……お願いだ…」 私は泣きながら彼の体を力強く抱きしめた。その体は恐ろしいほど冷たかった。 しばらくそのままでいると、彼の頬だけがほんのり温かくなった。 「(もしかすると……)」 ある考えが頭の中をよぎった。私は彼の腕をさすり続けた。すると頬と同じようにそこも温かくなっていった。 体中を暖かくすれば、もしかすれば彼は助かるかも知れないと思った。 しかし手だけでは埒が明かない。その間もどんどん彼の体は冷えていく。 「(そういえば、こういう時は地肌で体を温めあうのが一番良いと効いたことがあったような……)」 そこまで考えて、私の顔は火が付いたように熱くなった。妹紅ではないが、たぶん耳まで真っ赤だろう。 「(じっ地肌で暖める!?そっそんなことっ、出来る訳が無いだろう!)」 けれども、彼の命には変えられない。 「(しかしっ……もし途中で目覚めてしまったら……)」 ちらりと彼の方に目をやった。彼はほとんど息をしていないように見えた。 「くっ……今回だけ特別だからな…?」 そう自分自身に言い聞かせて、ゆっくりと自分の服に手を掛けた。 (省略されました。母親に風呂入れと急かされているので、続きを読むには中の人が風呂からあがるまで待って下さい) ………………………… 俺はゆっくりと目を開けた。 「気が付いた見たいね」 「まったく、心配ばかり掛けさせて……」 枕元には慧音と……誰このおbsn ギロリ 「おおおおねいさん(←なぜか変換できない)は誰ですかっ!?ていうか、ここどこですかっ!?なんで俺連れてこられたんですかっ!?」 何だか得体の知れない殺気を感じたので必死で命乞い。何者だこのおねいさん。 「私は八意永琳。ここは永遠亭。あなたは雪山で体中が冷え切って、凍死寸前の状態でここへ運び込まれたのよ」 「そうなのか~」 慧音を探しに雪山へ行った所から先は全然覚えていないが、大方途中で野垂れ死んでた所を慧音にでも発見されたんだろう。 「まったく……お前は本当にバカだな。私を助けに来たくせに、ミイラ取りがミイラになってどうする」 「でも、貴女の適切な処置のお陰で回復は順調よ? あとは安静にして体力が回復するのを待つだけね」 「ふーん。よく覚えてないんだが、慧音の処置が適切だったお陰で俺は命拾いしたって訳か」 「……本当に覚えてないのか?」 覚えてないものは覚えてないんだ。疑い深いなぁ…… 俺が気を失っている間に何かしたのか? 「ああ、慧音が遭難したって新聞屋から連絡が来た時はもう無我夢中で……気が付いたらここにいたんだ」 「そうか……それなら別に良いんだ」 「……そういえば、なんだか夢を見ていたような気がする」 「夢?」 「なんだかとっても温かくて気持ちいいお湯につかっているような……それに時々声が聞こえた」 「もしかして彼女の?」 「そうそう、ずっと慧音の声が聞こえて、気が付いたらここで寝ていたという訳さ」 何だか慧音の顔が赤いが、雪山の寒さにやられて風邪でも引いたか? 「あらあら、慣れないことはするものじゃないわねぇ~」 「そっ、そんな事は私の勝手だろう!」 「何しろウチに着いてからも、彼をお風呂に入れて暖めようt……」 「わぁーーーっ!!!わぁーーーっ!!!!」 そのまま慧音は永琳の背中を押しながらドスドスとドアに向かい、部屋の外へ永琳を押しやるとバタリをとドアを閉めて、クルリとこっちを振り向いた。 「ハァ……ハァ……わ、私はそろそろ帰ることにする。今日はゆっくりと身体を休ませることだ。無理をしたら承知しないからな?」 「あ、ああ……わかったよ。心配かけて済まなかったな」 「まったく……。それじゃあ失礼するが、何か食べたい物はあるか?」 「え? これと言って特には無いけど、強いて挙げるなら何か果物が食べたいな」 「分かった。明日も見舞いに来るから、それまでに考えておくことにしよう。……探しに来てくれてありがとう」 そう言うと、慧音はドアを開けて部屋を後にした。 その時かすかに「嬉しかったぞ」と呟いたように聞こえたが、扉の閉まる音に掻き消されてよく分からなかった。 完 お粗末様でした 5スレ目 831 836 ─────────────────────────────────────────────────────────── 最近里に客人が来ている。幻想郷の外から迷い込んだ男だ。 里での仕事を紹介し、住む家の手配をしたのは私だった。 畑仕事などには慣れていないようだったが、しばらく仕事を教えるとすぐに要領を掴んだ。 今では里でもなかなか重宝がられている。 その男が今私の目の前にいる。ついでに酔っていた。 「黙ってすわればピタリとあたる!!」 そういって男は、私を無理やり切り株に座らせてから酒をあおった。 なぜこうなったのかわからないが、酔った彼をこのままここに放置していくわけにも行かない。 満月の光を浴びて異形と化したまま私はこの男の酔いが醒めるのを待たなければならなかった。 「酔ってるのか?」 分かりきったことを聞いてみる。「酔ってない」なんて言うようなら泥酔確定だろう。 「あぁ? 姉ちゃんだって酔ってるじゃないか。小粋な角なんて生やしちゃって」 「…………」 十二分に酔っていた。そして彼は異形に気がついていた。 それはそうだろう、こんなに目立つ角に気がつかないわけがない。 だが、きっと私が上白沢慧音であることに気がついていない。 彼はいつも私を『慧音ちゃん』と呼ぶ。 それだけが、私にとっては大きな救いだった。 「おあ? なんだ?」 「いや、なんでもない……」 「おいおいおい。人がせっかく気持ちよく酔ってるってのに辛気臭い顔しちゃいかんよ」 「す、すまない」 「遺憾に思います」 「…………」 「だっはっはっはっはぁ~」 なにが面白いのか、さっきからこの調子なのだ。つまらないことをいっては膝をたたいて笑う。 笑い上戸らしい。 「私は何をしているんだろう?」 まったくわからなかった。 「だいたいよ姉ちゃん。里から外れたこんなところにいちゃ危ないよ。 この辺は妖怪が出るんだぜ? 俺なんてこのあいだな。箒に乗って飛ぶ黒白の妖怪見たんだぜ」 「いや、それは妖怪では……」 「あの妖怪は俺を食わなかったけどな、手持ちの酒を全部掻っ攫っていきやがった」 「あぁ、だからそれは……」 魔理沙らしい。なんとなく、その現場が目に浮かぶ思いだ。 「まったく……ひどい目にあった。 っておいおいおい。人の不幸笑っちゃいかんよ姉ちゃん」 「え? いや、すまない。笑ったつもりは……」 「遺憾に……」 「それはもういい」 そうして男はまた大口を開けて笑った。 「それにしても姉ちゃん。こんなとこで何してたんだい?」 「別に何かしていたわけではない。この異形の姿を誰にも見られたくなかったんだよ」 「おぁ?」 「なんでもない」 意外なほどさらりと言えたことばに自分自身が驚いていた。 それは彼が異形の姿を恐れていないからなのか、酔っ払いだからなのか…… 「まぁなんだ? 要するに悩みがあるのか?」 「まぁ……そういうことだ」 「そうかそうか。なんだ? 相談に乗るぜ? おっちゃんに話してみな?」 「いや、私自身の問題だ。あなたに相談することじゃない」 「そうかい? まぁいいやな。 もしその姿が気になって、里の人間に引け目を感じているならそんなの気にする必要ないんだぜ? 『慧音ちゃん』」 !! 「気が……ついていたのか?」 「そりゃ気がつくさ。慧音ちゃんみたいな別嬪さん見間違えたりゃしないよ」 「ふふ……人が悪いな○○は」 「酔っ払いだからな」 「そうか……」 彼はこのことを里の人間に言うだろうか? 言わなかったにしても、これから先彼の私を見る目がきっと変わるだろう。 なぜかそれが一番悲しかった。 「そんな顔しなさんな。ほれ、呑みな」 「あ、ああ」 「こうやって差し向かって酒呑むのははじめてだなぁ」 「そうだな」 「神社の宴会じゃ静かには呑めないものなぁ」 「あぁ。あそこは賑やかだ」 「……なぁ慧音ちゃん」 「なんだ?」 「酒。美味いだろう?」 「あぁ」 「酒の容器がよ、まったく別のものだとしたら、中身の味は変わるのかね?」 「馬鹿な。そんなことはあり得ない。容器が何だろうと中身に影響はしないだろう?」 「どうしてそれが、慧音ちゃんには当てはまらないと思うのかね?」 「歪な容器は誰も手に取りたがらないということだ」 「だが、里の皆は酒が美味いことを知っている」 そうかもしれない。だけど私は…… 「怖いんだ。この姿を見た里のみんなの目に恐怖が宿るのが。 あなたは怖くないのか? この異形の私が」 「怖い? 何を怖がれってんだい? 慧音ちゃんは里での生活の世話をしてくれた、子供たちに字や歴史を教えていた。 それに里を守っていた。 そんな慧音ちゃんの姿形が変わったくらいで何を怖がれってんだい?」 男は笑う。大口を開けて、何か面白い冗談でも聞いたように。 そうして一通り笑うと立ち上がって私の頭を撫でた。 酒のせいか、それとも元々そうなのか、その手は暖かく優しかった。 「もし里の皆が慧音ちゃんにひどい仕打ちをするなら俺が守ってやるよ」 心配ないだろうがね。と、付け加えて里のほうに向かって歩き出した。 「お、おい。酒が……」 「あ? おいおいおい。酔っ払いにこれ以上飲ませてくれなさんな。 慧音ちゃんにあげるよ。酒でも飲んで心を落ち着けてみな」 そういい残して、思いのほか軽い足取りで坂を下っていった。 それにしても…… 「『守ってやる』か……嬉しいこといってくれるじゃないか」 自分でもそうとわかるほどに口角が上がっている。きっと締まりのない顔をしていることだろう。 「……よし。明日、今夜の礼に弁当でも作って持って行こう。 いつも握り飯だけ持って野良仕事をしていると里の皆も言っていたしな」 なんとなくうきうきしながら私は静かに手酌で酒を飲んだ。 酒はとても美味かった。 5スレ目 894(うpろだ0064) ─────────────────────────────────────────────────────────── 「本当に、お前がいてくれて助かるよ」 唐突に、慧音が言った。 卓袱台には、紙や糊、はさみが乱雑に置かれている。 今、俺と慧音は、次の授業で使うための教材作りをしている。 何も知らない人に歴史を教えるのは、結構工夫がいるのだ。 「なんだ? いきなり」 「いや、私一人だったらきっと挫折していただろう。 歴史の話をできる人間が側にいるというのは、本当にありがたいと思う」 「よしてくれ、俺の方が世話になりっぱなしなのに」 幻想郷に来てほぼ2年。 何もわからなかった俺の面倒を見てくれて。 本当に慧音には世話になりっぱなしだ。 「少し疲れたろう。休憩にしよう。 お茶でも注いでくる。今日は、妹紅が良いお茶を持ってきてくれたんだ」 そう言って、立ち上がる慧音。 俺も手を休ませて、背後の台所からの香りを待つ。 コポコポコポ ほのかな香りが部屋に満ちる。 こちらに来るのも時間の問題だろう。 だが。 カタッ 俺の右前に、お茶はお盆ごと置かれた。 そして、背中から両手を回して、しなだれかかってくる慧音。 やわらかい頬は、俺の頬に寄せられ、 まるで頬同士でキスをしているかのようだ。 「慧音?」 「幻想郷の歴史もいいが――。 そろそろ、私たちの歴史も、新たな1ページを刻まないか?」 「え?」 「惚れた性、とでも言うのかな。 いつも、こんなに独り占めしているのに、もっともっとお前を求めてしまう。 全てを曝け出したことだし、いいだろう?」 「あ、あれは俺が風呂に入っていたところに慧音が!」 「おや、私はそんなこと言ってないぞ?」 そう言って、悪戯っぽく微笑する慧音。 「くっ、だまされた」 「でも、責任、取ってくれるのだろう? あの時約束したしな」 「ああ、もちろん。 ……実は、今日、慧音に渡そうと思っていたんだ」 胸のポケットから指輪を取り出す。 村の小物屋に誂えてもらった特注品。 シンプルな銀の飾り模様の中心に、青いスターサファイアを配した一品だ。 スターサファイアの宝石言葉は、慈愛、誠実、賢明、徳望。 これほど慧音に似合うものはない。 「これは――、高かっただろう?」 「慧音のためだから。 それに、プロポーズの指輪が安くちゃ話にならないだろう?」 指輪を掲げ、 「さあ、手を出して」 「あ、ああ。 でも、なんだか照れるな。 ……と、こうか?」 慧音の、左手の薬指に指輪を填める。 その指輪は、慧音の白魚のような指に、まるでそこが本来の居場所であるように、よく映えた。 「ああ、やっぱりよく似合ってる。 ……慧音、結婚してくれないか?」 「喜んで、受けるよ。 でも、この宝石じゃなくても、浮気なんてしないぞ。 私はお前一筋だからな」 「え?」 「知らなかったか? サファイアのご利益は浮気封じだぞ」 そう言って、くすくすと笑う慧音。 まったく、かなわない。 すでにお茶は、すっかり香りを飛ばしきっていた。 そして――。 数年後。 そわそわと居間で落ち着かない俺。 そこに、妹紅が入ってきた。 「生まれたわよ! 女の子! 母子ともに健康だって!」 「そ、そうか!」 そう言って、産室へ駆け出す。 大きく足を踏み鳴らしながら、廊下を走る。 ガラッ 襖を開けると、満面の笑みを浮かべた慧音がいた。 「また、私たちの歴史に新たな1ページが刻まれたな」 「慧音、よかった……。本当に、良かった……」 「これしきで泣くな。 私は、あと51ページは刻んで、徳川家斉を超えるつもりなのだからな」 「ははは、それはがんばんないとな」 泣き笑いのようになってしまって、上手く言葉が出てこない。 俺たちは、限りなく幸せだった。 5スレ目 900 ─────────────────────────────────────────────────────────── ぐもんしきで『けーね先生の頭突き』が少し話題になってるみたいですが… そこで、風邪を引いた時なんかには慧音先生に 「どうした?熱でもあるのか?」 とか言っておでこでおでこをコツンと頭突きしてもらいたい。あれ、日本語がおかしい。 里のやんちゃな童子に説教をする慧音先生。 童子が聞き分けの無い事を言ってそっぽを向くと、けーね先生はその子の頭を、すっと掴んで正面を向かせて 「こら、私の話をちゃんと聞いているのか?」 とか言いながらおでことおでこをコツンと頭突きしたりして欲しい。あれ、文法が変。 そんな慧音先生の教育を受けて育ちたい。 6スレ目 648 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「慧音先生!貴方と同じ時間を歩む為なら 千の妖怪の血すらも浴びて見せます!!」 7スレ目 282 ─────────────────────────────────────────────────────────── 夜風に当たりながら慧音と晩酒 もう桜は散ってしまったがそれでも隣に愛しい人がいるだけで酒が進む 「風が気持ちいいな今日は晴れてるし月が綺麗だ」 「ああ、もう春だからな桜も散ったし そろそろ暖かくなるだろう」 「まあちょっと前までは寒かったしな そうそう、そういえば慧音寒いからって俺の布団に潜り込んで来たよな」 その時の慧音の行動は今思い出しても可愛かったな 真っ赤な顔をして「その・・・寒いから一緒に寝てもいいか?」だもんな 「な!?んなぁ!!////は、恥ずかしい事思い出させるな!」 「そうか?俺は普段甘えてこない慧音が甘えてきて嬉しかった」 「う、うぅあんまり虐めるな、恥ずかしいだろう」 「あはは、かわいいぞ慧音、愛してる」 「あ、ああ私もだ」 7スレ目 288 ───────────────────────────────────────────────────────────
https://w.atwiki.jp/yaruopokenaru/pages/1128.html
┏【種族名】━━━┳━━┓┃ ハクタク ┃ ♀ ┃N :慧音┗━━━━━━━┻━━┻【好感度:725】━━──【状態】普通 -=≦-=ニ,.斗r七ニニヽ ≧s。, ヽ、 `}ニ≧s。,-=ニニニ\ヽ ヽ ≧s。..,,_ > ' "~~^ '<ヽニ≧s。,ミ{!、 .、 Vー――'^~ ,. ' `' Vニニ≧s。、 ヽ V /. . . .、 ~^メ、ニ/ ̄´! ` ..、 /. . /. . . . . .、 . .、 V ー――― '. . . '. /. . . . . ' .、 、 . . .V (/. |. !. !. . . . .}',iヽ ヽ . . . , ' '. . . ! /!_|. . . /}十 ‐ ミ . . . ., | './. . 斗r|f'~! |. . // j____V{ , . . . }、 , !ハ. . |,斗ゥミ!. // '"vrう}ヾ'/. jレ' } ' ',. |ヽVr」/' `~¨. . j/. /j'_ノ { } ハ !ハ .´ } }. /'. | , レ |ヽ!人 , ‐ァ ,{. {. . .i V , , / 个s。` ´,.イ. レ'. . . i v' ヽ ,レ’ ! ', ≧f〔/ { /. . .! , \ ,/ , ',斗! . . | , V , \ / /,ィi〔r'"ノ' /!' v、} ヾ ヽ , / ,くVニ{`ヽ , --' . V } ≧s。 ヽ ' , ,. />≦{ , . . . ., }r≦' V V } ,. . . . . ,. /ヽくニニ' ,ィi〔' . . . . . ! !ア 、 , ,リ /. . . . /. /ニムVニ| /ニ,' /. . . . ハ j ヽ }l {'. {. . /. .,. /ニ( {ムVj!/イ斗r彡 /. . . . /_ノ V| ! , 八. {. . .!.{ニ斗r (___)くニニj/. . . ./{j v! } /ヽヽ. . /斗r≦只 ヽ/. ,.ィ〔ニニ' vjハ' ____________________【持ち物】 オボンの実 |┏【ステータス】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ |┃ Lv. -100 H - 404/404 A - 270 B - 266 C - 68 D - 176 S - 246 |┃ Exp: 0/200 |┣【タイプ】━━━━━── |┃ ノーマル ゴースト |┣【特性】━━━━━━── |┃ 肝っ玉 草食 |┣【性格】━━━━━━── |┃ 意地っ張り A↑↓C |┣【努力値】 508 / 508 ━━━── |┃ H P - 252 |┃攻撃.- |┃防御.- |┃特攻.- |┃特防.- |┃素早.- |┣【覚えてる技】━━━── |┃○シャドークロー ○電磁波 ○瓦割り ○恩返し |┃ |┃ 体当たり 鳴き声 丸くなる 踏みつけ ミルク飲み 我慢 |┃ 転がる のしかかり 思念の頭突き 誘惑 癒しの波動 |┃ 気合パンチ 水の波動 霰 目覚めるパワー 破壊光線 |┃ 冷凍ビーム 吹雪 日本晴れ 守る 雨乞い 八つ当たり |┃ ソーラービーム 10万ボルト 雷 恩返し シャドーボール |┃ 瓦割り 影分身 砂嵐 空元気 岩石封じ 眠る 気合球 |┃ 投げつける 堪える 敵討ち ギガインパクト 電磁波 |┃ ジャイロボール ステルスロック 地均し 自然の恵み |┃ 身代わり 岩砕き シャドークロー 波乗り |┃ 癒しの鈴 目覚ましビンタ |┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 【ばつぐん(4倍)】 --- 【ばつぐん(2倍)】 悪 【いまひとつ(1/2)】 毒/虫 【いまひとつ(1/4)】 --- 【こうかなし】 ノーマル/格闘/ゴースト ※慧音の技説明 ※特性「草食」により草無効 136.5スレ目(194日目)に登場。シンジ湖のポケモンの里で寺子屋の教師をしている人型ポケモン。 いすずとも知り合いで、最近姿を見せなくなったことを心配していた。 里にいた頃のいすずから聞いていてやる夫のことをすでに知っている。 元はミルタンクで、幽世の石というアイテムで進化した「ハクタク」という種族。 進化したのは10年以上前で、普通の牧場にいたが進化してしまったことでミルタンクのモーモーミルクとして出せなくなり、牧場主と別れることになった。 今だに人と暮らすことへの未練を残していたため、やる夫にスカウトされ、それを承諾。フレンドボールでゲットされた(好感度+10)。 慧音という元々の名前を変えずにおいてくれたことを感謝している。 彼女にポケモンを預けると、身になることを教えてくれる。 【慧音先生に預けると経験値を稼ぐことができます!】 【0.5ごとに慧音のLv÷2(端数切捨て)分の経験値を参加者全員が得ることができます!】 【人数制限5人まで】【休憩を!1d4回程とります】 145スレ目(217日目)、カンナギタウンのワグナリアで行われたお疲れ様会で好感度100を突破し、「友の絆」を獲得した。
https://w.atwiki.jp/wing-guild/pages/153.html
NAME:慧音(けいね) 所属ギルド:Metal Wing 禁則事項ですw 弓とか作ってますw 関連項目 Metal Wing 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/propoichathre/pages/700.html
慧音1 1スレ目 23 慧音に 「慧音さま一人に苦労はさせたくないんですよ・・・」 1スレ目 27-28 慧音「わ………私の思いの丈を……受け取ってくれるか?」 1.ケツまくって逃げ出す →2.観念して尻を差し出す 3.必死に説得する 27 ああ、それで問題ない・・・ というかぶつける相手に俺を選んでくれるのは嬉しいな(w ツノかわいい。 1スレ目 157 満月の夜。僕は竹林へ踏み入った。 妖怪達が力を増す夜。その道中はけして楽なものではない。 だがもう少し。もう少し進めば… 「待っていたぞ。満月の夜にやってくるとはいい度胸…」 「満月の夜だから来たんだ。今のあなたは満月の夜にしか存在しない」 僕の言葉に彼女―――上白沢慧音は一瞬戸惑ったようだが、いつものように言葉を続けた。 「あの人間には指一本…」 「あの人間なんか関係ない。僕はあなたに会いに来たんだ」 「なっ…」 彼女が言葉を発する前に、僕は言っていた。 「あなたが好きです」 言うことはそれだけの筈だった。だが、僕の口からはさらに言葉が溢れ出た。 「今日をずっと待っていた。あなたと会える満月の夜を。今のあなたに、この気持ちを伝えたかったから…」 僕の言葉を、今度は彼女が遮った。 「なんで今の私なんだ!今の私なんか怖いし…気持ち悪いし…」 僕は何も言わず彼女を抱き締めた。彼女の身体は獣。だがそれは人間のそれよりずっと、ずっと…弱い。 「なんで…なん…」 僕は彼女を包み込む腕に力を入れた。そして彼女は、僕の背中を思いきり掴んだ。 胸元が湿ってくるのを感じた。僕はそっと、彼女の頭から生えているそれに口付けた。 とある満月の夜。僕はもう彼女を離さないと誓った。 とある満月の夜。彼女はもう僕から離れないと誓った。 それは能力も何も使わずに創られた「歴史」だった。 1スレ目 369 けーね、君に出会った事がこんなにも僕の心を悩ませる。 愛ってつらいものだったんだね、けーね 「じゃぁ、であった事をなかった事にしておきますね♪」(←すごいいい笑顔) 1スレ目 568 「けーね、これから俺と一緒に2人の歴史を共に刻んで 行 か な い か ?」 1スレ目 717 自分が信じた人間が人間で無い 。 それは最悪の形の 『裏切り』 「暑いなぁ・・・まだ春だっていうのに」 季節は春、なのにこんなに暑っくっちゃやる気が失せる。 ここは幻想郷唯一の人里、なんで妖怪が犇く幻想郷に人里があるかっていうと。 「そんなこと言ってもやらなければ終わらないぞ?」 この上白沢慧音様のおかげであったりする。青い服に銀と青の髪、それにちょっと風変わりな帽子。 いつも俺達を妖怪から守ってくれる凄く強くてさらに良い人だ。 「それもそうなんですがこう暑いとだるくてだるくて・・・」 なんでこんなに暑い日に畑を耕さなければいけなのか。そりゃ生きるためだろうとは思うけどさ。 「だるくてもやるものだこういうものは」 厳しいなぁ・・・まぁそれも俺達を思ってのことだとは、思うけどさ。 「わりましたよ、っと」 俺が適当に答えると慧音様は苦笑しながら。 「本当にわかってるのか?」 わかってるさ、とりあえずはだけど。 @ 「ふぃ~やっと終わった」 疲れた。しかも朝方からやったせいでやっと日が昇ったくらいだ。 「お、終わったか。ほれ、差し入れだ」 そう言って投げてきたものを受け取ってみてみると、煎餅。 …水をくれ水を。 でも嫌な表情を出すのも悪いか 「ん、どーも」 とりあえず食べておこう、煎餅を食べると醤油の味が広がる。うんやっぱり煎餅は醤油だな。 「けーね先生!あーそーぼ!」 子供が数名慧音様を呼んだ、やっぱり子供は元気に限るな。昔の俺もあんなんだったな、今思うと少し恥ずかしいが。 「すまない、子供達が呼んでいるみたいだし、私は行くよ」 「気にする事ありませんって」 いちいち気にしなくても良いのになぁ。まぁそこが良いのだけど。 さて、やる事やったし練習しますかな。最近は慧音様だけに守らせるのも、ってことで里の人々も武術を学び始めたんだ。 俺は弓を使っているが最初は全然当たらなかったし届きもしなかったが五ヶ月もやっていると流石に当たるようになってきた。 「今回は・・・50mからにするか」 まだ一度もあたったことの無い距離だ、これぐらいは当てておかないと妖怪退治は到底無理だ。 慧音様は素質はあるとは言ってたけど・・・。 50mほど離れた後弓を引き絞る、狙いを定めた後、放つ。 矢が放物線を描いて50m先の的を狙って飛んでいく。が、あと数ミリのところで外れた。 この数ミリの差が凄いんだよなぁ、当たると思っても当たらないし。 もう一度弓を引き絞り狙いを定める、前より少し修正して放つ。 今度は当たるか・・・? カッ!! 木に当たる良い音がした、どうやら当たったみたいだ。 パチパチパチパチェ 後方から拍手が聞こえたので振り返ってみると、遊んでいたはずの慧音様が居た。 「結構うまくなったじゃないか、けどもう少し姿勢を直した方が良いぞ」 姿勢か、あんまり気にしてなかったから悪くなったかもしれない。 「それよりも、子供達と遊んでいたんじゃなかったんですか?」 「ん?ああ、お昼ごはんとか言って帰って行ったよ。やはり子供は元気が一番だ」 そういえばもう昼か、そんな事を考えたら腹が減ってきた。 「んじゃ、飯にしますかな」 そう言って懐を漁っておにぎりを三個とお茶を取り出す。中身は全部梅だ。 「まったく、家に帰ってちゃんとしたのを作ったらどうだ?」 慧音様が呆れ顔で言ってくる、良いじゃん別に死にはしないさ。逆に作ったら死ぬかもしれないし。 「とりあえずは代用ですよ、料理作れないし」 そう言いながらお茶を啜る。 「なんなら私が作るか?」 「ブフゥッ!!」 思わず飲んでいた茶を吹いてしまった。この程度の水じゃ虹は出ないけど。 「ゴホッ、ゴホッ!作るって別にゴホッ!いいですゴホッ」 ついでに咽たため何言ってるかわからない状況だ、それでもちゃんと翻訳してくれるけど。 「まぁ気にするなって」 気にする、もしそんな事が知人にばれたら殺されるって、絶対。 「いえ、いいですから本当に」 「そうか?ならばいいんだが・・・」 慧音様の料理は確かに一度は食べてみたいものだが、今は自分の命の方が大切である。 とりあえず練習再開しないと。 「それじゃああんまり無理するなよ?」 そう言って慧音様は去っていった。 あと十発は打ち込もう、そう考えていた。 @@ すっかり遅くなってしまった。っていうかもう夜だよ、真っ暗じゃん。それに今日は満月だし・・・早くしよう。 十発とは考えていたけどあんまり当たらなかったせいで何百発打ち込んだ事か・・・。 家へ向かって走っていると、訳のわからないところに着いた。どうやら迷ってしまったようだ、二十年近く暮らしてきた里なのに。 どうやって帰ろうか、そんな事を考えていると暗くてよく見えないが目の前に後ろ向きの慧音様が見えた。丁度良いから道でも聞こう。 「おーい、慧音・・・さ、ま?」 そこに見えたのは姿形は慧音様だが服の色は緑になり、普段被っている帽子が無く、代わりにツノらしきものと尻尾が見えた 人間、つまりは・・・獣。 「なっ!お、お前!どうしてここに!?」 振り向いた慧音様が驚いてこっちに言ってきた。慧音様はこんな姿ではない・・・偽者か! 「誰だ貴様は・・・!」 俺は声を低くして聞いた。 「私だ!上白沢慧音だ!」 「嘘をつくなバケモノ!!」 慧音様はこんな姿ではない!こいつは偽者だ!絶対に! 「そうだな、今の私はバケモノだろう。でもお前の事は覚えている、子供の頃に井戸に落ちた事があってそれ以来井戸に近づかなくなった とか、いろんなことをな」 「どう、して。どうしてそんな事を知っているんだ!お前は、お前は慧音様の偽者なのに!」 たしかに、昔井戸に落ちた事があってそれ以来トラウマになっていた事は事実だ。なのになんでこのバケモノは知っている!? 「私は偽者ではない!!慧音だ!!本当だ、わかってくれ!」 解っている、心のどこかでは本人だと解っているのだが、今まで尊敬していた人物が妖怪だったなんて認められない、信じられない。 だから、だからこいつは偽者なんだ! 「うるさい!貴様のような偽者が、バケモノが、慧音様の姿を真似ることなんて俺は、許さない!!」 「くっ・・・!」 俺は即座に後ろに持っていた弓と矢を構えた。こんな奴、俺が退治してやる。 「覚悟しろよ・・・!慧音様に化けた代償は大きいぞ・・・」 「・・・その弓か、お前もだいぶ上手くなった。子供の頃に妖怪を退治するんだって言ってた頃が懐かしいな。 まさか、こんな形で使われようとは思わなかったよ。○○」 その瞬間頭の中にあった記憶が走馬燈のように甦ってきた。 子供の頃に一緒に遊んだ慧音様、大きくなったと言ってくれた事がうれしかった。 それから弓を習って上手くなったと言ってくれた慧音様、あの時は家で喜んだ。 妖怪が来た時に助けてくれた慧音様。たまに家に来て様子を見に来る慧音様。仕事の時に手伝ってくれた慧音様。 笑っていた慧音様。慧音様、慧音様、慧音様慧音様慧音様慧音サマ慧ネサマケイネサマケイネサマケイネサマケ イネサマケイネサマケイネサマケイネサマケイネサマケイネサマ。 様々な出来事にはほとんど慧音様が居た、それが今敵として目の前に居る。 いや違う。こいつは偽者だ!偽者なんだ!!化け物が化けた偽者なんだ!!! 「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」 懇親の力を込めて弓を引き絞る、もう何も考えられない。勝手に涙が出てくるがお構いなしに狙いを定める。 「!」 いきなり何者かに強く押された気がした、いや押された慧音様に。 吹き飛ばされて尻餅をつく、そのあと俺が居たところに大量の弾が降り注いだ。 「あーあ、なんで助けるのよ。もう少しで食べられると思ったのに」 「そんな事はさせない、あの人間には指一本触れさせるものか!」 空中で妖怪二人が生死を賭けた勝負が始まった。それなのに俺は腰が抜けてまともに動けない。 「残念だけど一人じゃないのよ、早く逃げれば助かったのかも知れなけど」 後ろから声がかけられてとっさに振り向くと、女が立っていた。しかしコレも妖怪か。 「そう、私は妖怪。妖怪は人間を食べるの、だから死んでもらうわ。家に帰ってから食べるし」 そう言って腕を振り上げた。逃げたいが足がすくんで動けない、俺は・・・死ぬのか。 ザシュッ! あれ?痛くない。目を開けてみると目の前には緑の服を着た・・・妖怪。どうやら俺をかばったみたいだ。 「あら、また邪魔されちゃった」 「どうしてかば、ったんだ・・・?」 「それ、はな。私は人、間が好きだ、からさ」 「人間が好き・・・?」 慧音様なのか、やっぱりそうなのか。解っていたのだけど信じられなかった。それでも、これは慧音様なんだな。 「まったく!人間を守る妖怪なんて酔狂な奴も居たものね!前から知ってたけど!」 「くっ!」 そう言ってもう一度腕を振り上げた、狙いは慧音様。拙い!俺はとっさに弓を構え、矢を放った。 「っ!この人間が!狙うなら目の前の妖怪を狙いなさいよ!緑の服の方!」 腕に当てられた妖怪が叫んだ。そう言うと思った、もうすでに答えは用意してあるさ。 「妖怪だろうと人間だろうと!慧音様は慧音様だ!だから貴様を倒す!」 「はっ!この妖怪と同様にお前も変わった人間だね!さっさと死になさい!」 「死ぬのは・・・お前だよ」 @@@ 結局最後の最後で慧音様が妖怪を退治してくれたわけ。にしても、なんで妖怪になったんだ? 「ああ、私は半獣だ。満月になるとハクタクという歴史食いになる」 一通り落ち着いた後に慧音様はこう言った。ああ半獣かぁ、なんとなく解った。 「このことで、私を嫌いにならないか?」 「嫌いになんかなる訳無いじゃないですか。それよりも、あなたに伝えたい事があります」 子供の頃から思い描いていた思い。今こそ言うべきだ。 「俺は、貴女が好きです。幻想郷のどの人間の中でも」 「私は半獣だっt」 何かを言おうとした慧音様の口を俺の口で塞いだ。 「お答えは?」 「ん、そうだなどちらでもないでは、駄目か?」 「駄目ですね、可か否でお願いします」 「じゃあ、今度からお前の昼ご飯でも作ってやる事にするか」 「それは可・・ですか?」 「いや、それは保留だ」 そう言って慧音様は少し笑った。 @@@@ 「貴様!昨夜慧音様と口付けしたってのは本当か!?」 「してないしてない!絶対してないってば!」 まったく何処から漏れたんだが・・・。 「嘘付くなぁ!貴様なんぞまた井戸に落としてくれるわ!」 それは勘弁して欲しい、井戸はトラウマだってのに。 「おーい!持ってきたぞー!」 一通りの鬼ごっこした後に慧音様が弁当を持ってきてくれた。 「あ、どうも」 「何っ!?貴様よこせー!」 「嫌だ、もし欲しかったらお前も頼めばいい」 俺は頼んではないがな。 今のところは可か否かは決まってはいないらしいがそのうち決まる事になるだろう、俺が死ぬ前には。 慧音様と目線が合うと慧音様は軽く微笑んだ。つられて俺も笑ってしまった。 里は今日も平穏だ。 2スレ目 15 「ここはどこだぁーーー!?」 気がついたら見知らぬ竹林に立っていた、思わず叫ぶ俺。 しかし何の反応も返ってこない。 空を見上げる、満月が輝いていた。 「困ったなぁ…」 ここに立っていても反応が無い事を確認すると、当ても無く歩き出した。 30分ほど歩いた、何も無い。 1時間ほど歩いた、何も無い 「勘弁してくれよ、もしかして遭難ってやつですか…」 愚痴りながら歩いても歩いても見渡すは竹ばかり、このまま野垂れ死にするんじゃないかと想像して怖くなった。 疲労した体に鞭を打ち、歩きつづけた。 そうして1時間52分ほど歩いた所で何かに出くわした。 『あれっ!?』 俺の声と何かの声が重なる。 日本語だ、ママ日本語だよ!と心の中で叫びながら、確認しないまま声の主に駆け寄ってしまう。 「ここはど「あの人間には指一本触れさせん!!」 声の質がやばい事に気づいたが、確認したときには時すでに遅し。 ピチューン 体中に衝撃が走る、薄れてゆく意識の中で声の正体を見た。 長い髪の小女だった、頭には角が生えていたが… その姿を見て、何故か1000万パワーの悪魔超人を思い出した。 「ゆ○先生、彼は何故…ヅラだったんですか…」 そこを境に意識は無くなった。 目を覚ましたときは布団に寝ていた。 思わず上半身を起こし、辺りを見まわす。 昔の日本家屋みたいな感じだった。 「よかった、目が覚めたか」 後ろから声が掛かる、振り向くと救助してくれたらしい少女がいた。 「あれっ、悪魔超人は?」 「なんだそれ?お前が竹林で倒れていたのを見つけてな、ここまで運んだ訳だ」 目の前の少女は名前を上白沢慧音といい、見つけた経緯を話してくれた。 「何でまたあんなところに居たんだ?」 「実は…」 俺も自分の分かる範囲の事を説明した。 「大変だったな、しばらくはここで休んでいると良い」 俺は慧音の行為に甘えることにした、疲れていたし、休みたかった。 その日の夜、布団にもぐりながら考え事をしていると… 布団に何かが入り込んできた、確認しようとすると。 「こっちを向くな、そのまま寝てろ」 「ちょっとなんでこっちに??」 もぐりこんで来た何かは慧音だった。 戸惑いを覚えたが、内心では慧音キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!だった。 可愛い子が一緒に寝てくれる事で、頭の中でファンファーレが鳴り響いた。 「布団が一組しかないんだ、しょうがないだろう…まったく…」 何か愚痴っていたが、全然聞こえていなかった。 良い髪の匂いだなぁとか暖かいなぁ、そんなことしか考えていなかった。 それから3ヶ月 慧音の手伝いをしながら過ごしていた。 ある日、子供たちと遊んでいるときに質問が来た。 「けいねせんせーとおにいちゃんてこいびとなの?」 休憩していた慧音は茶を吹いた。 「ゴホッゴホッ、からかうんじゃない、○○はただの居候だ」 「えーー、でもけいねせんせーうれしそうだよ」 「そうそう、おにいちゃんきてからうきうきだよ」 慧音が赤面しながら弁解している、必死な姿も良いなぁ。 そんなこと思っていると。 「おにいちゃんはどうなの?けいねせんせーのことすき?」 油断も隙もありやしない…こうなったら覚悟を決めるしかない。 「俺は慧音のことが大好きだ!」 3ヶ月前に出会ってから、今現在に至る思い出を込めて叫んだ。 助けられた時のこと、一緒に飯食ったこと、一緒に笑ったりしたこと。 自分の中で慧音の存在が大きくなっていること、自分の気持ちを込めて叫んだ。 「俺は慧音のことが大好きだぁーー!」 その叫びは村全体に聞こえたらしく、俺と慧音は散々茶化されてしまった。 そのせいか、帰りはすっかり夜になったしまった、満月が綺麗だった。 慧音に竹林に寄って行こうと言われ、ついて行った。 「3ヶ月前ここで倒れていたお前を見つけたのが、始まりだったな」 背中を向け、寂しそうに帽子を取る。 「あの時は本当に助かったよ…しかしあの角は…」 本当は気付いていた、角の生えた慧音が俺をノックダウンしていたこと。 「やっぱり分かっていたか、本当に知られたくなかった…」 慧音の頭に角が生えてくる、そして威圧感が辺りに撒き散らされる。 「悪いな、可愛い子の顔は覚えてるんだ」 威圧感に負けないように軽口をたたく、みっともないことに足が震えている。 「さぁ分かっただろう、私は化け物だ!どこかへ消えてくれ!」 こちらへ振り向き弾幕を放つ、狙いは全然合っていない。 「断る!」 震える足を前に出す、一歩一歩前進する。 弾幕が体を掠る、狙いが定まっていないとはいえ、ばら撒けば十分脅威だ。 「来ないでくれ、頼むから来ないでくれ!」 弾幕の量が増える、怖い…怖い…怖い。 ここから逃げ出せればどんなに楽なことか、でも出来ない。 ひたすら前進した。 弾が体を捉える。1発、2発、3発… 痛みが体に走る、だけど前進を止めない。 「お願いだから倒れてくれ!もう止めてくれ!」 慧音が叫ぶ、放たれた弾幕が止む。 「まだ倒れない!止められない!」 意識が飛びそうになるのを防ぐため、気合を入れる 全身が悲鳴を上げるなか、何とか慧音の目前に立つ。 「あっ…」 震える慧音の両肩を掴み、顔を見つめる。 泣いていた、子供が拒否されるのが怖くて泣いているようだった。 「俺は慧音が大好きだ!角が生えてようが生えてなかろうが大好きだ!慧音が大好きだ!」 最後の力でそれを伝えると、意識が消えていった。 「○○!しっかりしろ○○!」 なんか俺を呼んでるようだけど、眠りたかった… 目を覚ます、体の節々が痛む。 我ながら無茶をしたなぁと思いつつ辺りを見まわし、慧音の姿があるか確認した。 視界には姿は無かった。 「駄目だったか…肝心な時はいつもそうだ、情けない…」 大きいため息を付く。 「目が覚めたか○○、本当に困ったやつだよ」 求める姿を確認し、心臓が跳ね上がる。 「慧音、お前…」 「あれから私も考えたんだが、これが答えだ」 唇に柔らかいものが当たる、慧音がキスしたと気付くには時間が掛かった。 「これからは2人の歴史で満漢全席だ!」 赤い顔で慧音が微笑む、俺もつられて微笑む。 その日の夜、縁側で月を見上げながら考えていた。 「何を考えているんだ?」 隣でお茶を飲んでいた慧音が不思議そうな顔で俺を見る。 「まぁ色々な…幸せを実感している」 上手く説明できないが、嬉しい気分だけを伝える。 「そうか、私もだ…だが本当にいいのか?私なんかで…」 不安そうな表情でこちらを見る慧音。 「その話はもう止め!俺は慧音を選んだ、慧音は俺を選んだ。だから問題は無い!」 自分の意見をハッキリさせるのが上策だと感じたので聞かせる、言葉を聞いた慧音はハッとした顔で。 「そうだな、宜しく頼む旦那様」 そう言って背中に抱きついてきた、背中に当たる柔らかい感触にドキドキしながら、 照れ隠しに頭をかく。 「私だってドキドキしているぞ」 ばれていましたよ、多分赤面しているんだろうな俺、 思わず降参のポーズを取る。 「分かってたか、まったく…かなわないなぁ」 振り返り慧音を見つめる。 「幸せだな」 「私も幸せだ」 こうして幻想郷の1日は過ぎていく。 まぁ多分幸せにやっていけるだろう、そんな気がする。 なぜなら隣に素敵な人がいるから。 ******************** 後書き 一緒の布団で寝るのはマイジャスティス! 読んでいただき誠に有難うございます。 私の脳内ではなぜか、けーね=ツンデレの方程式が成り立っています。 溢れるドリームをイメージするのは良いんですが、言葉にすると難しいですね。 妹紅を出そうと思っていましたが、長くなるのでカット。 次も書くことが有ったら宜しくお願いします。 プロポスレ全てのビューティフルドリーマーに送る 2スレ目 107 ドゴッ!バキッ!ドガッ! 僕の繰り出した攻撃を食らって妖怪が吹っ飛んでいく。 …よし、次だ! 「キシャァァァァァ!」 「お前らぁ、絶対に里へは行かせないからな!」 僕はとある里の外れに一人暮らしで住んでいる。 正確に言えば、里からは少し外れている。 …そして、少し高台にあるので妖怪の襲撃が一目でわかる。 そして…慧音の家の隣である。 「○○、お前は見込みがあるんだから私を手伝わないか?…まぁ、お前は人間だからやめておいた方がいいか…」 ある日慧音が言ったこの台詞、それが僕を奮い立たせた。 毎日10時間の猛特訓、それを半年毎日欠かさず続けた甲斐あって僕は本当に慧音の手伝いをするようになった。 「フッ…まさか本当に私のこの仕事を手伝ってくれるとはな…お前はいい根性してるよ…」 「フフフ…人間の努力を甘く見てはダメだぜ…」 その日からは結構大変だった。 どうやらこの里は妖怪たちに完全に狙い目にされているようで毎日のごとく妖怪たちが襲ってきた。 だが、今までその妖怪たちを一人で追い払っている慧音とここ半年の間にスペルカードを使えるようになるまでの成長を見せた僕とのタッグの前に妖怪たちは成す術もなく退治されていった。 が…最近になって少し様子が変わってきた。 妖怪たちが前よりも数の多い群れで来るようになり、しかも僕だけを執拗に狙うようになったのである。 いくらスペルカードが使えるからといって僕は人間、慧音の様に強くはない。 そして、慧音もそのことを知ってか、いつしか僕をカバーしながら闘う様になってしまった。 「くっ…まだ…まだ僕は鍛錬が足りないのか…」 「いや、お前は良くやってるよ。私だって正直驚いているんだから」 「だったら、僕をカバーしながら闘うのはやめた方がいいぞ。慧音だって半獣だけど限界はある。そんな闘いかたをしてるといつか死ぬぞ」 「フッ…考えておこう…」 そういったものの、やはり慧音は僕をカバーし続けた。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「くっ…また多いな…今回も…」 「大丈夫だ、私とお前なら十分に倒せる。」 今回もやはり妖怪たちは僕を重点的に狙ってきた。 そして慧音も僕をカバーしつつ闘っていた。 しかし、最悪の事態が起きてしまう… 「痛ッ!!」 「○○!大丈夫か!」 妖怪の放った斬撃が僕の腕を掠めた。 しかしこれくらいならまだ闘える。 「大丈夫だ!心配な…!慧音!危ない!」 僕が見たもの、それは慧音の後ろで妖怪が爪を大上段に上げている瞬間だった。 そして…鮮血が舞い散った… 「ぐあっ!」 「慧音!!」 周りにいる妖怪を蹴散らしつつ僕は慧音のそばに駆け寄った。 「大丈夫か!?」 「クッ…うああ…」 まさか…これは毒!? 一刻も早く解毒しないと… 「…くそっ!とにかくこいつらを追い払わないと!食らえ!裏百八符"大蛇薙"!」 僕のはなった炎により何とか妖怪たちを撤退させることに成功した。 しかし、依然慧音は毒にうなされている。 僕は自分の家に戻り解毒剤を投与した。 「…慧音…僕のせいで…」 「フン…私がやられるなんて…ヤキが回ったかな…」 …慧音は…僕をかばったせいでやられてしまったんだ… クッ…自分の非力さを…憾みたい… ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 慧音は今は静かに眠っている。 解毒剤の鎮静効果が効いているみたいだ。 僕は気分転換に外に出た。 「ふぅ…ん!?」 なんと昨日の妖怪たちがまた襲撃に来ているではないか。 「嘘だろ…クソッ、止めなくては!」 僕は妖怪たちの元へ走っていった。 「ケーケッケッケッ、何だ今日はお前一人か!」 「ああ、だがお前らを里に行かせるわけにはいかない!」 「フン…あの半獣さえ居なければ突破するのは簡単だ!お前を血祭りの第一号にしてやる!」 「どっちが血祭りになるか、試してみるか!?」 そして、死闘が始まった。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「クッ…」 「ヒャーハハハ!もう限界か?」 なんとか後二匹まで減らすことは出来たが、僕自身、もう限界だ… 満身創痍でスペルカードももう1枚しか残っていない。 「フン…やはり人間は弱いな!」 「クソッ…こんなところで終われるかよ…」 まだ、自分の想いを伝えていないのに… 「行くぞ!」 「くっ!させるか!食らえ!」 炎を纏った渾身の右ストレートが妖怪にクリーンヒットする。 「ぐああああ!」 その妖怪は炎に包まれて消えた… 後一匹だ、そう思った直後だった。 ザクッ!ドシュ! 気がつくと腹から何かが生えていた。 否…それは、後ろに居た妖怪の腕だった。 背中から体を爪で刺し抜かれていた 「ヒャーハハハ!油断大敵って言葉知ってるか人間!」 「ぐあっ…がはっ…」 その腕が引き抜かれて、鮮血が飛び散った。 僕は吐血しその場に倒れ伏した。 まずい…内臓をやられたっぽい… 「ヒャーハハハ!終わりだな人間!お前の里はこれから俺がいい餌場として使わせてもらうぜ!」 「……」 …僕は、死ぬのか? いやだ!こんなところで死にたくはない! まだ…まだこの想いを伝えていないのに! くそっ!僕の体よ!動け…動けよ…動いてくれよぉぉぉ! 「うあああああああああああああああああ!」 「ヒャッハッハ!まだ生きてやがったのか人間!今度こそ死ね!」 妖怪が僕に向かって突っ込んでくる。 僕はポケットからスペルカードを取り出して… 「最終決戦奥義"三神技ノ壱"!」 「なにっ!ギャアアアアアア!」 最後の妖怪も炎に包まれて…消えた。 「はぁ・・・はぁ・・・勝っ・・・た」 その言葉を最後に僕の意識は遠のいていった。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 気がついたら僕は自宅の布団で寝ていた。 「う・・・」 「気がついたか、ったく・・・無茶をしすぎだぞ。」 そうか…慧音が僕を運んでくれたのか… 「慧音…」 「喋るな。まだ峠は越えていない。お前は生死の境を彷徨っているんだからな。」 いや、僕にはわかる。 この体が…命が…最期を迎えようとしていることが… 多分…慧音もうすうす感づいてるんじゃないか? 「フン…やれやれ…妖怪と戦って里を守ってあの世へ逝くのか…僕の人生としては…上出来かな…」 「何を言ってるんだ。早く元気になってくれよ。また妖怪が来るかもしれないんだから…」 「…慧音…分かってるんだろ…僕は…もうダメだって事ぐらい…」 「…くそっ!何で・・・何でお前が死ななくてはならないんだ!」 慧音が涙を流している。 …初めて見たな…まあ、冥土の土産には充分すぎる… 「…いや、慧音…僕は結構満足してるんだぜ…慧音の大好きな里を、人間を、…そして慧音自身を守れたし…それに…この想いを伝えることが出来るんだし…」 「…何?お前は…どんな想いを伝えたいんだ?」 僕は慧音に向かって人生の中で誰にも見せたことのないぐらいの満面の笑顔で言った。 「僕は、慧音が…貴女が好きってことさ…」 「な…」 慧音が真っ赤になった。フフフ…可愛いなぁ 「心残りなのは…貴女を…抱きしめられずに…逝くことだな…」 「…フッ…心残りなんて…させるものか」 慧音が布団の中に入ってきて僕を抱きしめる …ああ、慧音って…こんなに温かいんだ… 「ありがとう…慧音って温かいな…」 「…○○、私も…私もお前のことがずっと好きだった」 「フッ…今の僕ほど…この世で幸せに逝ける人間は…居ないだろうな…」 「○○ッ!」 こうして…幻想郷で一番幸せな恋が…暁に散った… ~~~~チラシの裏~~~~ なんつうか、メチャクチャ文が変だ…orz ~~~~ここまでチラシの裏~~~~ 75さん、とりあえず…すみませんでした…orz 2スレ目 184 「慧音さん!!!」 「おお○○か。どうした、こんな夜中に。」 「実は・・俺・・・」 --- けーねおねーちゃんはやさしい このまえ、ぼくがころんでないてたときも やさしくなぐさめてくれた 「○○、お前は男の子なんだからもっと強くならなければだめだぞ」 って ぼくはつよくなりたい つよくなってけーねおねーちゃんをまもるのがゆめなんだ だってぼくはけーねおねーちゃんがだいすきだから --- 慧音お姉ちゃんは強い 長老から聞いた。 慧音お姉ちゃんは僕達を妖怪から守ってくれてるんだって。 僕だって武術を習ってるけど、絶対かなわないよ。 お姉ちゃんは優しいだけじゃなくて強いんだね。 --- 慧音さんは人間じゃない 妖怪と対等に渡り合えるなんておかしいと思っていたが、 慧音さんは本当は人間ではなく、半獣(ワーハクタク)らしい。 なるほど、それなら、 村人が妙に彼女を恐れているのも、 彼女が村の外れに住んでいるのも、 満月の夜に姿を現さないのも、 全て納得できる。 でも、 よく考えてみれば、彼女は人間とそう変わらないんだ。 だって、満月の日以外は普通の人間じゃないか。 みんなどうして「大好きなお姉ちゃん」から、 「忌み嫌うべき妖怪」と見方を変えるんだろう。 俺みたいに普通に接することが出来ないのか。 満月近くの思いつめた彼女の表情。 十六夜の晴れ晴れとした表情。 それを見れば、彼女を悪く言う事など出来ないだろう。 …実際のところ、俺はすっかり魅せられてしまった。 小さい頃から好きだったが、 今の「好き」はどうも違うみたいだ。 これが「恋」と言うものなんだろうか・・・。 今日は十六夜。 行こうか。 …彼女のところへ・・・ --- 「俺は慧音さんのことが好きなんだ。」 「私も好きだぞ・・・特にお前は小さい頃から見てるしな」 「・・・違うんだ。その『好き』じゃない。」 「??」 「愛してる!!!俺と一緒にいてくれ!」 「・・・!!・・・・あ・・・・ええと・・・」 慧音さんは顔まで真っ赤にしている。 俺は軽く口付けをすると、 彼女を優しく抱きしめた。 3スレ目 132 むしろ慧音に毎日料理を作ってやりたい。 「今日も来てくれたのか。まったく………そんなにしてもらうほど、私は偉いものではないんだぞ」 なんて言って赤面している様子を見てみたい。 3スレ目 450 慧音様 あなたの想いも、 あなたの傷も、 あなたの心も、 あなたの在り方さえも、 全部ひっくるめて俺が支えます。 だから、もう、一人で何もかもを背負いこもうとしないでください。 3スレ目 867 「理不尽だとは思わないか。知り合いだからといってお前の家に荷物を届けさせられる。 あの店主、私の都合などお構い無しだ」 「悪いことしたな。どうも店主に顔を覚えられちまったようでなぁ…」 「全くだ。常連客だからと頼まれたから来たものの、 個人として頼まれたら断固として断っていたところだ。 ……それにしても汚い部屋だな。掃除ぐらいしろ」 「してるって。昨日も机の上を片付けたところだぞ」 「机の上だけ片付けてどうする。それでこの有様か……少し片付けるぞ。 …別にお前のためじゃないぞ。私が落ち着かない」 「昨日掃除機かけたんだがなぁ…。その割にはゴミが多いな。 いつ落ちたのかわかんないけど、あそこの毛も結構あるし」 「――!?そ、そういう下品で低俗な根性だから部屋が汚れるんだ!!」 「縮れた毛ぐらいでそう怒るなって。誰にだって生えてるものさ。俺にも、お前にも。 この毛だってお前のかもよ?」 「お前はもう喋るなっ!口を開くな!そこで少し反省していろ! だいたい、私がそんなものを落とすハズがないだろうっ!!」 「……落とすハズないって、ずいぶん自信満々だな………もしかして」 「もう口を開くなと言っただろう…」 「もしかして生えてな」 Caved!! 4スレ目 160 176 160 名前: 名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/06/19(月) 23 14 01 [ B9E7mHRA ] ぶっちゃけ 慧 音 に 甘 え た い いやまぁどちらかというとチルノとかドSのレミ様とかタイプなんですが…慧音は真面目でいいやつってイメージがあってすごい安心するんだ 俺がどんなにへたれでも叱ってくれそうなんだ落ち込んでても励ましてくれそうでなんつーか最近慧音がいいやつ過ぎて涙がでるんだよおおと書き殴り ただしEXは別 176 名前: 名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/06/20(火) 11 56 26 [ YTgpxExE ] 160 しゃらくせぇー!!(バキィ 「何すんだよアッチャン!?」 こんな姿見せたく無かったのに…と泣くExけーねを抱き締めて Ex込みでけーねの全てを愛してる!と叫ぶのがけー姉への愛だろ!? 「アッチャンカッコイー!」 カッキーン! フリはともかく、けー姉を愛すなら全てをうけとめるんだ 避難所 15 暑い日差しが容赦なく降り注ぐ夏。 前はそうでもなかったのに、ちきゅう温暖化というものか。 と、教科書から目を離し外を見ながら慧音は思った。 授業を受けている子供たちは熱心に話を聴いている。 時折風が吹いて風鈴がリリン、と鳴った。 「じゃあ今日はここまで、先生もやることがあるからな」 それを合図にしたように、教科書を閉じて慧音が言った。 「せんせー、やることってなんですかー?」 「ちょっとな、人に会いに行くんだよ」 「それって恋人ですかー?」 慧音は少し考えてから答えた。 「似たようなものだな」 その言葉に、驚く子供や少しムッっとする子供。 各それぞれの反応に慧音は思わず苦笑いをした。 「だったら毎日会いに行ったらいいじゃないですかー」 その子供の言葉に、慧音は苦笑いの顔のまま、少し寂しそうに答えた。 「毎日会いに行く必要はないんだよ、もう」 風に煽られて、風鈴がリリン、と鳴った。 移動中の道が日陰だったのが幸いしたか、そんなに汗をかかずに目的地に着いた。 暑いだろうと思い、慧音は水を持ってきて周りに撒いた。 その後持ってきたカゴの中身を再確認し、墓の前に置いて静かに黙祷をした。 「やっぱりここにいた」 そう言われてから、ようやく慧音は目を開けて後ろを振り向いた。 「妹紅か……」 妹紅と呼ばれた少女は、少し笑いつつ慧音の横まで歩いて、墓に手を合わせた。 少しの間、セミの騒がしく鳴く声だけがあたりに響いた。 「そういえば」 ゆっくりと手を戻しながら、妹紅は墓を見続けながら喋り始めた。 「学校ってやつ、まだやってるんだっけ?」 その問いに慧音も墓を見続けたまま答える。 「古い時代なら寺子屋だって○○は言ってたけどな」 「……元は○○がやってたやつだから、もう止めてもいいんじゃないかな」 「あいつが残した唯一のものだ、止めるわけにはいかないよ」 「あれ? それ以外残ってないの?」 少し驚いたように慧音を見る。 慧音は笑っていた。 だが、その笑いもどこか暗い部分があるのを妹紅は見逃さなかった。 「変わったヤツだったからな、それ以外は残ってない」 その答えに妹紅も苦笑して話す。 「確かに。私が聞いた最後の言葉は『止まったら死ぬ!!』だからね」 「……仕方がなかったんだ」 そう、落ち込んだように慧音は言った。 「……慧音、その、思い出させることになっちゃうんだけどさ」 妹紅の呼びかけに慧音は静かに妹紅の方を向いた。 「やっぱり逃げる物に対して咄嗟に掘る癖は直した方がいいと思うよ」 どこかで風鈴が、リリンと鳴った。