約 166,666 件
https://w.atwiki.jp/monmono1/pages/41.html
愛情値 愛情値は、モンスターの成長率、進化にも影響しており、高ければ高いほど、物語を有利に進めることができる。 最初のモンスターは、最初から高い愛情値を所得しており、遊べばすぐに愛情値が最大となる。 どのモンスターでも、じっくり遊んでいけば、最強のモンスターにできるので、積極的に遊んであげよう。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/5556.html
この青空に約束を― (Win) 【このあおぞらにやくそくを】 この青空に約束を―てのひらのらくえん (PSP) 【このあおぞらにやくそくをてのひらのらくえん】 ジャンル ハートフル学園アドベンチャー 対応機種 Windows 98~XPプレイステーション・ポータブル 発売・開発元 【Win】戯画【PSP】TGL 発売日 【Win】2006年3月31日【PSP】2009年6月25日 定価 【Win】8,800円【PSP】5,800円(各税抜) レーティング アダルトゲーム 【PSP】CERO B(12才以上対象) 配信 FANZA 2021年7月2日/5,980円(税込み)DL版は2023年3月31日をもって配信停止 判定 良作 ポイント 夏、泣きゲーの定番主題歌も名曲別名『こんにゃく』 戯画作品 概要 シナリオ キャラクター 評価点 賛否両論点 問題点 総評 移植・リメイクの変更点 余談 概要 古参ゲーム会社「戯画」の一般層向けのエロゲーとして発売されていた『ショコラ』『パルフェ』と同じ流れを組む形で発売された、夏を舞台とした作品。 主要スタッフも丸戸史明氏(シナリオ)&ねこにゃん氏(原画)を筆頭に、その過去作からのメンバーが勢揃いしている。 一応前述した2作品とは世界観を合わせているが、舞台が違うのでそれらをプレイしていなくても問題ない。 ファンの間では『こんにゃく(KONoaozoraNiYaKUwo)』という愛称が一般的(*1)。 基本設計はありがちな王道ものでありながらも、泣きどころや落とし所をきっちりまとめており、エロゲー界隈では非常に評価が高い作品。 美少女ゲームアワード(現:萌えゲーアワード)2006年では大賞その他4部門を受賞するなど、実績もそれに伴っており、多数のユーザーから評価された夏ゲーの傑作である。 シナリオ 本州から少し南にある離島。 坂の多い島のふもとからずっと続く石段を登りきると、 下の町や海まで一望できる高台になっており その高台の上に主人公・星野航(ほしの・わたる)たちの通う学園がある。 しかし島の産業の大部分を占めていた大企業の工場が来年撤退することになり、 学生の数は次第に減少していた。 島にあるもう一つの高台の上に学園の旧校舎を改装した寮がある。 寮生の減少にともない現在は主人公とヒロインたちのみが住んでいるその寮は、 島の住人からは主人公のハーレムだと噂されている。 そんな寮になぜかこの時期にやってきた転校生も巻き込み、 時には反発したりしながらもドタバタと楽しい毎日を過ごしていく。 キャラクター + クリックで展開 星野 航(ほしの わたる) 主人公。つぐみ寮唯一の男子生徒。運動神経は抜群だが、勉学に関してはレッドカードを何度も受けるほど危ない。 風紀的な意識も薄く、ゲリラライブなどを決行して停学処分になったり、島でほとんどの女子に声をかけたりするなど、だらしない部分が目につく。 しかしその分人望は厚く、島民には全幅の信頼を得ている(名物的な存在ともいえるが)。 沢城 凛奈(さわき りんな) 転入生。当初は人との繋がりを拒絶するような態度をしていたが、マラソン対決をしたことで少しだけ寮生と絆を結び始める。 基本的に冷たい態度を取っているが、本来は誰よりも仲間のことを思う優しい少女である。つまりはツンデレ。 陸上に凄まじい情熱をかけており、そのクールな性格からか生徒の人気も高い。 大きめのバストサイズ(87cm)の割にブラのカップはC。多分に、全体的に肉付きがいいからかもしれない。 羽山 海己(はやま うみ) 航の幼馴染で、いわゆる全体的なスペック(スタイル以外)が貧弱なへっぽこキャラ。航にかなり依存していることから、彼女のパートは夫婦漫才のようにも見える。 一応寮内では貴重な炊事ができるキャラなので、完全な無能というわけではない。 あることがきっかけで航の家族と絶縁されてしまったことが、後々シナリオに大きく絡んでくる。 浅倉 奈緒子(あさくら なおこ) 上級生で、姉御肌が強いキャラ。外面は模範生だが、寮内では航を筆頭に奴隷扱い(もちろん本気ではないが)する女王様兼猫被りキャラである。 だがそれは寮に対する愛情表現の裏返しであり、寮に対する問題についてはいの一番で立ち向かう頼れる存在。 年長である沙衣里がほとんど型なしである。 六条 宮穂(ろくじょう みやほ) 理事長の孫であり、クォーター。寮に入る必要性は皆無だったのだが、何故か寮生となってしまう。 本来はお嬢様キャラなのだが、あまりそういった扱いはされないことが本人にとっては満足な模様。 お嬢様らしく海己に負けず劣らずのドジっぷりが目立ち、航からはよくバカにされる。 藤村 静(ふじむら しず) 全ヒロインで一番小粒なキャラ。ネグレクトされた過去があったためか、感情表現が乏しい。 沙衣里に保護されたせいか、彼女には懐いている。スペックは割と高く、運動神経も炊事も上手。ただし興味がないとやる気を出さないため、 炊事当番になることは稀(なので海己のアイデンティティは保っている)。 航が入浴中でも何故か自然に混浴してくる(一応スク水を着ている)。ルート攻略後の成長した姿は必見。 桐島 沙衣里(きりしま さえり) 航のクラスの担任。れっきとした教師なのだが、いわゆるダメな大人の典型なせいか、年上として敬われることはない(主に奈緒子の存在のせいだが)。 学生の頃は名門女子大にいたのだが、何故か当校配属となったことから、その頃から低スペが露見していたのかもしれない。 学園側の人間なので必ずしも味方になりうるわけではないが、つぐみ寮のことは大切に思っている。 評価点 ゲームのクオリティに則した秀逸なオープニングテーマ 本作で使われている「Allegretto~そらときみ~」はこの業界では多作で有名なKOTOKO氏の楽曲だが、その全楽曲の中でもトップレベルで人気が高い。もちろん、その人気は本作の魅力が付加しているのも一因であり、この作品でなければこの曲が映えないくらい、「歌と作品がマッチしすぎている」と言われるほどである。 + OPムービー 雰囲気が良い 舞台は片田舎なのだが、田舎ならではの温かさが非常に心に沁みる。寮生は最初手放しで仲がいい、とは言えない他人行儀な節が見られるものの、出会いと触れ合いを重ねていくことで、「同級生」から「寮内の家族」という風に絆を強めていく過程が垣間見られる。もちろん寮内に限らず、田舎という特徴を活かした地元住民との友情もしっかり描かれており、学生特権の舞台背景を存分に使った青春が謳歌できる。 涙腺に容赦無いシナリオ 共通ルートは笑いアリのドタバタシナリオで、キャラルートまでの繋ぎとしては十分。もちろんギャグだけではなく、学生らしい青春ドラマもしっかり押さえてあり、ありがちなように見えてキャラの個性を絡めた斬新かつ面白愉快なショートストーリーがてんこ盛り。キャラルートはどれも人気が高く、どれかが圧倒的、というものがないのも評価点(*2)。伏線の散らし方とその回収もきっちり行われており、消化不良となることはない。また、最初から既にわかりきっている結末が、全てのヒロインを攻略後に知ることができる。本作の「絆」や「優しさ」に思い入れが強いほど、この最終シナリオで一気に涙腺が崩壊することだろう。 利便性の高いシステム 戯画独自エンジンの流用だが、プレイ中画面端にマウスオーバーするだけでセーブとロードが可能。 このエンジンは後々発売される『BALDR SKY』で進化して再使用されている。 賛否両論点 一部のキャラ よくやり玉に挙がるのが、幼なじみキャラの海己。一言で表現してしまうと『精神面が弱すぎる』。この部分が少々煩わしく感じることもある。また、彼女への風当たりもライターの意図しているところなのか妙に強いものを感じる。だからこそ、彼女の見せ場のシーンが見栄えするのかもしれないが、そこまで我慢すべきほど愛着が持てるかは意見が分かれると思われる。 癖がやや強いキャラ どのキャラも色々と鼻につくほどの個性が与えられており、共通ルートではその個性が何度も衝突する様を見せつけられる。もちろん、その個性をしっかり調理できているからこそ名作たる保証がつくのだが、最初はやはり抵抗を感じるかもしれない。(戯画の作品ではありがちだが)主人公もややチャラい性格であるが、ヒロインに比べると弱く感じられるほど。 問題点 PSP版:イベント閲覧モードなのに既読スキップが有効になる。 総評 夏らしさ、学園らしさ、青春らしさ、という要素をしっかり揃えた作品。 戯画は多作のメーカーなので当たり外れが非常に極端であるが、本作はその中では最高レベルの「当たり」作品なのは間違いない。 キャラが尖っている部分も、個性だと割り切れば魅力的に見れる面が優っているだろう。 まだこの作品を知らない、という方は是非手にとって青春を思い起こして欲しい。 移植・リメイクの変更点 サイドストーリーは全て「フォセット -Cafe au Le Ciel Bleu-」からの収録。 Win「この青空に約束を―」 オリジナル版。R18。 PS2「この青空に約束を― ~melody of the sun and sea~」 全年齢対象版。バックログロード機能追加。新規CG追加。CGの目パチ口パク追加。サイドストーリー「プレ・プロローグ」「プレ・プロローグ2」「新入生は兼業主婦?」「おこたとおせちとお年玉」「いっしょにはいろ」「すべてはつぐみ寮のために」「女子大生沙衣里 就職活動の甘い罠」収録。 PSP「この青空に約束を― てのひらのらくえん」 全年齢対象版。新ヒロイン久藤ちひろの追加。サイドストーリー「この冬空に歌声を―」「この星空に思い出を―」「わたしのかけら」「陽だまりのヴァージンロード」収録。 PSV「この青空に約束を―」 PS2版がベース。サイドストーリー「新入生は兼業主婦?」「プレ・プロローグ」「すべてはつぐみ寮のために」「おこたとおせちとお年玉」「いっしょにはいろ」「女子大生沙衣理 就職活動の甘い罠」「プレ・プロローグ2」「仲直りのための一時間」「高見塚学園陸上部準備会」「この星空に思い出を―」「この冬空に歌声を―」収録。 Win「戯画ロイヤルスウィートコレクション」 オリジナル版がベース。ヒロイン久藤ちひろをPSPから移植収録。サイドストーリー「仲直りのための一時間」「高見塚学園陸上部準備会」収録。 Switch/PS4/Win「この青空に約束を― Refine」 イラストや劇中BGMなどを一新したフルリメイク版。2024年12月19日発売予定。 余談 2007年には『~ようこそつぐみ寮へ~』という副題を付けてアニメ化されているが、中途半端なシナリオの拾い方が目立ち、ファンの間ではほとんど黒歴史レベルで無かったことにされている。 作曲はあの伊藤賢治氏であるが、話題にしたくないせいか、氏の話題でもほとんどこの作品の曲は語られないのが悲しいところ。 サントラも初回特典のみの付録なので、視聴できた人がわずかなのも原因と思われる。 2018年12月21日発売の『戯画ロイヤルスウィートコレクション』に本作が収録。PSP版の要素も収録した完全版となっている。 2021年7月2日にFANZAでダウンロード版が配信された。
https://w.atwiki.jp/karakuri_ss/pages/92.html
超鋼戦記カラクリオー外伝 -Marionette Princess- 第二幕 邂逅 フランス陸軍・技術開発教導団は、技術仕官上がりの軍人・ローラン=ド=アトレーユ大佐が設立した、事実上の独立機動部隊である。 新兵器開発部門と連動して、ロールアウトした機体の性能チェック及び戦闘データのフィードバック、そして新型兵器の戦術的運用を検討・構築することを目的とした試験部隊。 しかしながら正規軍には無い強力な兵器群を保持した、その戦闘能力の高さは折り紙付きであり、現在では対アムステラ神聖帝国の切り札であると目されていた。 「ベロニカ君、ご苦労様。それじゃあ、14:00より、新型兵器運用試験を開始するからね。それまでは好きに基地内を回ると良いよ。」 ローラン大佐は、自室に入るや否やそう言い放ち、自らが基地に招いた筈のベロニカに一瞥すらくれる事も無く、PCの電源を点け、モニターを凝視し続けている。 ベロニカはそれに面食らった様子で恐る恐る彼に声をかける。 「あの、大佐。申し訳ございません。他の隊員への顔見世や今回の新兵器の詳細について、運用試験の概要etc… 全く私は聞かされておりませんが。 全くミーティング無しで作戦を開始される予定で?」 ローランは依然としてモニターから目を離さない。 「ああ、そういうのは作戦が始まったら全部一緒に済ませるよ。僕は無駄な事が大っ嫌いでね。 他にやる事は山ほどあるんだ。 時は金なり。人生の残された時は限られている。一分一秒たりとも無駄にはしたくないのさ。」 そう言って退室を促すローランに、腑に落ちない表情で従うベロニカ。 「これがローラン=ド=アトレーユ大佐か。噂に違わない変人だ。 しかし数々の戦果を上げている。指揮官としての腕は確かだ。 ……必ず這い上がってみせる。この基地を起点として、な。」 拳を握り締めて廊下を歩く彼女の脳裏に飛来するのは、あの屈辱の敗戦の事。父セドリック准将の事。 そしてあの『黒き悪魔』の事。 …力が欲しい。 何者にも怯む事無く戦い続ける力が。 歩きながら思いを馳せる彼女の思考を妨げたのは、前方から聞こえて来た喧騒の声だった。 やや剣呑な様子の、男女の声。見れば何やら言い合いをしている二人が立って居た。 何やら揉め事を続けている様だ。 「なあ、リリィちゃ~ん。そろそろ俺様の愛に応えてくれる気になった~?」 「なりませんよ! なにが『そろそろ』なんですか!」 「連れないなァ。俺の何が不満だってのよ。泣く子も黙る撃墜王。金もある。将来性もある。ルックスもイケメンだ。 おまけに非常~にマメな男よ、俺様は? 全然君を寂しがらせたりしないよ?」 「全部、それ全部『自称』じゃないですか… 大体、15分おきにメール送ってきたり、物陰からこっちを何時間も無言で見つめてたり、 人の下着盗んだりするのって『マメ』とは言わないですよ! はっきり言ってキモいですから!」 「ははは、照れちゃって、可愛いなあ。その言葉は最近流行のツンデレ発言として受け取るぜ?」 「NO! 絶対デレません。デレませんよ? 貴方に対してだけは! ダメだこの人… 早く何とかしないと…」 …痴話喧嘩、と呼ぶには余りにも一方的な状況のようだ。 声をかけられているのは未だ10代後半と思しき少女で、男の方は少なくとも一回りは年上に見えた。 犯罪の匂いがプンプンする。もし、少女の主張している、男の悪事が真実なのであれば、由々しき問題である。 この男は全女性の敵だ。 そう思い立ったベロニカは、男の背後に立ち、二人の諍いに割って入る。 「おい。貴様。いい加減に退いたらどうだ? どう見てもその娘、嫌がっているじゃないか。」 声をかけられた男は、眉を変形させて嫌そうな表情で振り返り、ベロニカを嘗め回すように見つめた。 「ああん? アンタ何よ、ねーちゃん。アンタには関係ねーだろ? 人の恋路を邪魔するヤツは、馬に蹴られて死んじまえ~ ってありがたい格言、知らないのかよ?」 「貴様のそれは恋路とは言わんよ。一方的な押し付けだ。これだけ明確に拒否されているのだ。大人しく諦めろ。 大体、自分の業務もこなさず、真っ昼間から基地の中で女を口説くとは。栄光あるフランス軍人の風上にも置けん奴だ。 貴様の名前と所属を言え。」 男は明らかに気分を害したようだ。まるで街の悪漢の如き形相でベロニカに睨みを効かせて顔を近づけてくる。 「おうおう、ねーちゃんよ。随分偉そうな態度じゃねーか? ああん? 俺様の名? 泣く子も黙る『教導団』試験部隊最強のパイロット、ドゥール=ゲバール少尉様を知らんのか? いずれはこの国最強のエースとして名を轟かせると専らの評判なんだぜ? さてはアンタ、新入りだな? 大体、リリィちゃんは拒否なんてしてないぞ? お前は何を言ってるんだ? これは彼女の高度な愛情表現なんだぜ?」 「断じて違います!!!」 リリィと呼ばれた少女は本気で嫌そうに、整った顔を歪ませて否定した。 だがその言葉がこの男に届いている様子は微塵も無かった。 「ほう? それは失敬。私も軍に入って長いが、一言も貴様の名前や武勇伝を聞いた事が無かったものでね。 貴様はかの『英雄』サンジェルマン卿に比肩する腕を持ったパイロットだと言う事か。成る程成る程。 ……無理だな。そのような戯言、誰が信用するものか。 娘一人の気も引けないその体たらくで、一体世間にどんな名を轟かせる心算だ、ゲバール少尉? 世紀の変態か? 伝説の性犯罪者か?」 毒舌。まさにその一言に尽きるベロニカの言葉に、ゲバールは茹でたタコの様に顔を真っ赤に染める。 「ぬ、ぬぁんだとぉ? このアバズレがー! お、お、俺様に向かって何という口の聞き方を~! もう許さん! 裸に引ん剥いてセーヌ河に放り込んで、魚の餌にしてやるぜぇ~!」 そう叫びながらわきわきと怪しい手付きでベロニカに掴みかかるゲバール。 ベロニカは、やれやれ、と一つ溜息を吐いた上で、その腕を捻り上げ、そのまま一本背負いの要領でゲバールを壁に投げつけた。 グシャッ! と嫌な音を立て、顔から壁に激突するゲバール。 彼は「うわらば」と奇妙な呻き声を上げて、口から泡を吹きながら完全に地に伸びてしまった。 「わあ、すごーい! ジュードー? かっこいい!」 リリィの賛美の声が聞こえる。 「口ほどにも無い…こんな奴が本当にエースだとしたら、この部隊の先行きが不安になってきたな」 「大丈夫ですよ~ その人の言ってる内容はほぼ虚言ですから。 それよりも、危ない所をありがとうございました~ その人にしつこく言い寄られて困ってたんですよ」 目を輝かせて、ベロニカの手を握りしめ、感謝の言葉を述べるリリィ。 その先ほどまでと打って変った様なテンションに、戸惑いながらベロニカは返答する。 「いや、礼には及ばんよ。私はああいう高慢にして軟弱な輩は大嫌いなんだ。 また何か嫌な事をされたら、何時でも相談してくれて構わんよ。 君はここのスタッフかな?」 「はい! リリィ=マノン=シーニュと言います! 半年ほど前からこの基地で働かせていただいてます~ 宜しくお願いしますね、えーと…」 「ああ、失敬。まだ名乗っていなかったな。 ベロニカ=サンギーヌ。…階級は中尉だ。本日付を持って、技術開発教導団のテストパイロット部隊に編入される事になった。 宜しく頼む、シーニュ君」 依然として手を握ったまま離さないリリィをいぶかしみつつ、ベロニカは自己紹介を済ませる。 リリィは何故か頬を紅潮させ、熱っぽい潤んだ視線をベロニカに向けたまま、会話を続けた。 「リリィ、って呼んで頂いて結構ですよ、中尉。 あのあの、一つだけお願いがあるんですけど、宜しいですか?」 「ん? なんだ? 私に出来る範囲の事ならば構わんよ?」 「中尉のこと、『お姉様』って呼ばせて貰っても良いですか?」 「…………はぁっ!?」 この基地の所属員は、どうやらいずれも司令官に劣らぬ変人ばかりのようだ、とベロニカは理解し、頭を抱える。 果たして自分はこの部隊で上手くやっていく事が出来るのだろうか? と。 この先彼女を待ち受ける運命に比べれば、受難、と呼ぶにはそれは余りにも次元の低い内容の事象であったのだが。 戻る 続く
https://w.atwiki.jp/heretic20121017/pages/23.html
一人称:私 年齢:48歳 身長:174cm 体重:61kg 誕生日:3月17日(あさ=3.ひな=17) 誕生花:ルピナス(貪欲)、エンドウの花(かならずくる幸福) 誕生石;エメラルド(精神の安定) 星座:うお座 血液型:A型 所属:中立派 異能:透視・光を操る 髪:銀色 瞳:青 肌:白め 服:ベストや上品なもの 恋人:相沢癒太 友人:御堂逸馬 息子:ヒイト…ただしお互い知らない 従弟:南耀 趣味:ワインのラベル採集、ボードゲーム 好物:ワイン、チーズ 苦手:細かい字(老眼)、頭の悪い人 出身:東京(光が丘) 二人称:貴方(貴女) + 経歴 若い時はどこかの組織にいたようだが、今はふらふらとあちらこちらに顔を出している。 中立派だからと言って誰にもつかないわけではなく、面白半分で異捜や過激派、保守派に力を 貸しているようで、一部からはあまりよく思われていない蝙蝠男。 プライドが高く、意地が悪い、嫌味たっぷりの物言いで下種い、と人としてどうかと思う。 ただ理屈が通じないタイプは嫌味も何も通じないので苦手、逆に勘が良かったりプライドが高い 人はからかいがいがあるみたいなので、すごい絡んでくる、性格悪い。 能力の特徴柄、目を酷使するため普段は眼鏡をかけており、年々視力も衰えてきている。 頭が薄いのは気のせいです、ハゲとか言ったら目からビーム。 昔結婚まで考えた女性がいたそうだが、今は独身なので何かあった模様。 ハンカチーフを集めるのも好きなようで、たくさん持っている。 ヒイトは生き別れの実の息子だが、お互いその事実は知らずにいる。 耀は9歳離れた従弟、男兄弟がいない耀にとっては兄のように慕われていた。 朝日奈にとっては一方的に自分のことを理解されているため、耀のことは苦手である。 自分のことは理解しているくせに、耀自身のことはほとんど見せてこないから、というのが理由。 朝日奈も男兄弟がいなかったので、耀のことは可愛がっていたのでどうにも邪険にできないのが悩み。 その上最近耀が異能に目覚めてしまったので彼の苦労は耐えない。頑張れ毛髪。 + 関係 ヒイト ┗銭湯で最近よく遭う青年、反応が面白いので見かけたら話しかけている。 パトリシア ┗異捜に行った時に紹介された。おちょくりまくっていじめている。 レイジ ┗ヒイトと一緒にいる子。おしゃべりな男は好きじゃないそうです(棚上げ 逸馬 ┗腐れ縁。昔一緒にいろいろやったけど、過激派に置いてった。今もよく無茶ぶりしてる。 逸馬が思ってるよりは物凄く昔から気にかけていて、ほっとくとすぐ危ない女に好かれるので 結構露払いとかしてあげてた……けど最近はもう諦めた。この犯罪者!(ブーメラン) フローレンス ┗胸ついてないんですね、って言ったらうっかり戦闘になったらしい。 瑠々花 ┗逸馬の娘みたいなもんなので一応大事にはしている、自分にも子供がいたらこのくらいかなーとか 実は思ってる。いい子だけどあんまり好かれてないのは自覚してる。 三太郎 ┗話が通じない馬鹿は嫌い、と相手にしない。いろいろ薬を提供されようとしている。 志吹 ┗頭悪いヤンキーは嫌いですよとか言って何かと厄介払いしようとしている。 こんな味噌っかすごときがあの男になれるとでも? 耀 ┗厄介な身内。昔からヒヨコのように付いてこられるのが辛い。唯一苦手だと感じる人間。 ヘンリー ┗アウトオブ眼中、興味なし。アホは視界に映らないらしい。 ちよ子 ┗16歳の時にたまたま顔を合わせたことがある。異能使うまでもなくノーブラと分かり、 さすがに動揺したとかしなかったとか云々。 倉知 ┗糞真面目すぎて嫌い、昔からちょこちょこ顔を合わせてるけどヒーロー気取りの偽善者。 同じ空間にいると一切喋らないくらい。 癒太 ┗恋人。彼の女装姿に並々ならぬ想いを寄せている。女装姿だと興奮するそうです。 通常時だと襲われてるけど。 親子くらい年が離れているものの、仲良くやっている。 本人の前だとあまり何も言いませんが、いない所で「好き?」って聞くと もれなく「愚問ですよ」とドヤ顔されます。ツンデレじゃないです、 大人なので素直に愛情表現できないだけです。 ●朝日奈好き嫌い激しすぎじゃねってことで 好き:癒太 身内扱い:逸馬、瑠々花(ギリ) 嫌いじゃない:ヒイト、パトリシア 興味なし:三太郎、志吹、ヘンリー 嫌い:倉知 苦手:耀 + 詳細 ●視力:能力のこともあってよくない、読む時はかならず眼鏡が必要。ノンフレーム銀のつる。 ●身体の特徴:中肉中背、最近少し痩せた。髪は薄め(ハゲてません!) 無駄にいい声、例えるなら飛田展男さん。 ●運動能力:あまりない、 ●携帯電話:あいふぉんの最新型。電話帳は各方面の知人でいっぱい。 無駄に使いこなしている。もちろんパソコンはまっく。 ●喫煙者は吸ってるタバコ:時々吸う程度だけど、吸うならピアニッシモ・アリア・メンソール。 ●部活:弓道部でした ●親の職業:父親は公務員、母親は専業主婦。 それなりにちゃんとした家。実家とは疎遠になっているけど、二つ上の姉がいる。 ●喜怒哀楽:わりと神経質、すぐ怒る。本気で怒る時はたぶん黙る。 悲しい表情とかはあんまり見せない。 ●好きな/嫌いなあれそれ ・本 :外国の文学が好き。推理小説とか。ただし回りくどい文章は嫌い。 ・音楽 :クラシック、特にラフマニノフ。 ・カラオケの十八番:騒がしいからあまり好きじゃないけど、十八番は チューリップの心の旅。 ・教科 :現代文と数学全般が得意だった。苦手教科は特になかった模様。 ・食べ物 :ワインとチーズ。最近はベルキューブのセットになってるやつが好き。買い込んでる。 ・服のジャンル、ブランド:ベストとスカーフが好き。 身に着けているもので一番高いものはハンカチーフ(オーダーメイド)。 ・タイプ:自分の気付かないところをさりげなく指摘してくれる心遣いの細やかな女性。 自己主張はちゃんとしてほしい。 見た目はあまり気にしない。スカート履いている子の方が好き、 あと付き合ったら下着をプレゼントしたいタイプ。 ●飲み会的あれそれ ・最初に頼むお酒 :最初は芋焼酎の水割り(薄め) ・好きなお酒 :ワイン ・好きな食べ物居酒屋編:チーズ。 あと居酒屋のピザとか結構好き。 ・酔うとどうなる?:基本酔う前に控えるけど、酔っ払うとめっちゃスキンシップしてくる。 ●エロ系 ・体位:立ちバック ・よく使う、使いたいゴム :普通のでいいそうです。 ・性感帯:肩口 ●中身 ・よく使うかばん、学生鞄等 :印傳屋のビジネスバック ・筆箱:最低限、多機能ボールペン(お高いの)、多色フリクション。 消しゴムは消しカスが嫌いだから持たない。 ・引き出し:クローゼットはハンカチーフでいっぱい。気回しが利くものが多い。 ちゃんと畳んでいる。 ●ある日のレシート ハーゲンダッツ マスカルポーネ 1つ ハーゲンダッツ バニラ、ストロベリー、グリーンティー、オレオ どうやら癒太くんと食べるために買った模様。 好きな味がわからないからめぼしいもの全部買ったアホな大人。 ●一日の大体の過ごし方 朝:ニュースと株価チェック 昼:逸馬にちょっかいかけに行ったり、他組織の依頼受けたり 夜:癒太くんのところへ行ったり、銭湯行ったり ●部屋の間取り マンションの高層階、3LDK (書斎、寝室(クローゼットも)、客間) 家具はIKEA、そこまで高くない。家具は特にこだわらないらしい。 ●5枚だけ撮れるカメラを渡すとどう使うか マンションからの風景を撮ってくる。あと一枚だけ逸馬のあくびしてる写真。 ●「仕方がない」の言い方 「仕方ないですねー」逸馬とか友人知人。 「もう!仕方ないですね!!」耀に。半ギレ。 「仕方ないですねえ…」癒太くんに。ちょっと優しい感じ。 前述の通り、交錯愛の気がある。というか背徳感が好きなんじゃないかという。 下種なので野外とか好き、あと立っての後背位。自分が掘られる時は普通にベッドでお願いしますと言い張る(棚上げ 血液型ゲノム「お調子者のA型」 http //blood-genome.com/jump.cgi?id=2375283
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/1906.html
前 ゆっくり虐待・叫び声なし 人間と仲の良いゆっくり登場 投棄場行き作品だと思っています それでも良い方は読んでくださいませ 「ゆ~ゆゆっゆ~ゆ~ゆ~♪」 「おかあしゃんはやっぱりおうたじょうずだね~」 「しょうだね~」 冬が始まり、洞窟の中で春まで過そうとするゆっくり一家がいた。 お母さんれいむにお父さんまりさ、そして小さな6匹の子供達だ。 洞窟には豊富な食料があり、この一家が春まで十分ゆっくりできる量である。 「ゆ~ゆっゆゆ~ゆ~ゆ~♪」 「まりしゃもうたうよ!!」 「れいみゅもだよ!!」 お母さんれいむに合わせて子供達も歌い出す。それを見守るお父さんまりさは心の底からゆっくりしていた。 「「「「「「「ゆ~ゆ~ゆ~っゆ~♪」」」」」」」 親子の間には間違いなく至福の時が流れていたが、残念ながらそれは長く続かなかった… ガッ、ガッ、ガッ 「ゆ!?」 外の冷気を防ぐために作られた入り口の壁が、外から何者かの手によって壊されようとしているのだ。 ガッ、ガッ、ガッ 「みんなおくにかくれてね!!」 お父さんまりさの指示でお母さんれいむと子供達は奥に隠れ、一人壊されていく壁の前に立ち塞がるお父さんまりさ。 外界の冷気は防げても、壁はどんどん壊されていく。 ガッ、ガッ、ガッ!! そして、とうとう壁が破壊されてしまった… 「お、お前の言うとおりゆっくりいたぞ」 「勿論です。冬篭りするゆっくりの巣穴なんて簡単に見つけられますよ」 「ゆっくり同士通じるものはあるってか?」 「む、それは聞き捨てなりませんね」 「冗談だ、冗談。そうカッカしなさんな」 「わかってますよ。さ、捕まえちゃいますか」 「だな」 壁を壊した洞窟の中には、体を膨らませたでかいゆっくりまりさが一匹だけいた。だが、この大きさなら間違いなく家族がいるだろう。 「おじさんたちなんのようなの!! さっさとかべをなおしてでていっぶぎゅ!!」 壁を壊した時に使った棒でまりさを叩き潰す。でかいゆっくりは餡子が不味いし、重たいから持って帰るのも大変である。 精々中の餡子を全て吐き出させ、残った皮と帽子を燃料代わりに使うしかない。 何度も何度も棒で叩き、その度にまりさは無様に「ぶぎゅ!!ぶぎゅ!!」音を鳴らす。 「そろそろ良いのでは?」 「おし、じゃあ次だな」 きめぇ丸の言葉でまりさを叩くのをやめて、餡子の無くなった皮と帽子をきめぇ丸の背負う籠に入れて洞窟の奥を覗き込む。 奥にはまりさ同様体を膨らませたれいむが立ち塞がっている。その奥には子供達がいるのだろう。 「こどもたちはれいむがまもるからね!! こどもたちにはさわらせないっぎゅぶ!!」 「はいはい邪魔邪魔」 邪魔なれいむの目を棒で一突きし、洞窟の奥から引き釣り出してまりさ同様叩き潰す。 隣ではきめぇ丸が先程潰したまりさの餡子を使って中にいる子ゆっくりを誘い出していた。目の前で親を殺されているのに薄情な奴らだな。 「全部で6匹ですね、まだ小さいから美味しい餡子が取れますよ」 「子供達が喜ぶだろうな。じゃ、次行くか」 皮だけになったれいむも同じようにきめぇ丸の籠に入れる。良かったな子供達、両親に挟まれて。 今も嬉しいからか「おがあしゃああああああああああああん!!」って叫んでるよ。分かってて言ってるけどね。 俺は今、村に住んでるきめぇ丸と一緒に冬篭りをしているゆっくりを捕獲している。 以前あったドスまりさが村の子供達を人質にとった事件からの教訓で、村の人間ときめぇ丸でゆっくり狩りを行っているのだ。 冬の間ならゆっくり達は個々で暮らしている為、他のゆっくり達と連絡を取る事はしない。 だからどんなに時間を掛けても、外の様子を知る術がないゆっくり達は仲間に注意を呼びかけることができないので逃げられる事がない。 それに、ゆっくりの中には洞窟の中で卵を産んで繁殖しようとするゆっくりもいる。 そういうのは春先に何十匹も孵るので、処分しなければ春に村の作物が狙われてしまう。本当に迷惑な饅頭だ。 「ここは卵だけですね」 「相変わらず気持ち悪い卵だな… 雪で埋めとくか」 「それで十分です。手伝いますよ」 「お前は重たいもん背負ってんだから気を遣わんでいいさ」 「では、お言葉に甘えますね」 「すぐ終わらせるよ」 「う~ん…こいつはまだ小さいから子供はいないでしょう」 「じゃあ潰しちまうな」 「お願いしますね」 「お、でかいのが4匹だな」 「3世代ですね、きっと小さい子供も一杯いますよ」 「ちゃちゃっと潰すぜ」 「はい、赤ん坊を捕まえるのは任せてください」 「今日はここで終わりにするか」 「そうしましょう。ここは… 二匹とも小さいから子供はいないでしょうね、こいつらだけです」 「じゃ、さっさとやるわ」 日も沈んできたので、本日最後のゆっくりをさっさと潰すことにする。 洞窟の中にはまりさとゆちゅりーの二匹で、幸せそうに眠っているので余計な抵抗をされずに叩き潰せた。 前を歩きながら籠の中の子ゆっくりにお得意のきめぇ丸シェイクを見せているきめぇ丸の背中を見ながら、帰る途中俺はずっと考えていた。 果たして、村の側にいる冬篭り中のゆっくりを全て駆除できるのかを… 正直きめぇ丸には感謝している。こいつがいなかったら、こうも簡単にゆっくりの巣を見つけることはできないのだから。 だが、きめぇ丸が巣をいくら見つけても、別のゆっくりの巣はすぐに見つかってしまうのだ。 このゆっくり狩りを始めてそれなりに経っているのに、いまだに見つけることができてしまう。まだ数多くのゆっくりがいるのだろう。 中にはあのドスまりさの様な奴もいるかもしれない。また子供達が人質になるような事になったら… そんな事を思うとやはり不安は尽きない。 「不安ですか?」 きめぇ丸が振り返って声を掛けてきた。籠の中の子ゆっくりを見ると何匹かは痙攣し、何匹かは口から餡子を吐いている。さぞかし餡子の味は良くなっている事だろう。 「焦っても仕方ないですよ? 森や山にはまだまだたくさんのゆっくりがいる筈ですからね」 「分かってはいるんだが、ここまで数が多いとは想像してなくて」 「繁殖力だけは凄まじいですからね、ゆっくりは。仕方ありませんよ」 「そうなんだがな…」 きめぇ丸が言っている事は正しい。あいつらはが数を増やせている最大の理由は異常なまでの繁殖力である。 知能は高くない。固体として強い訳じゃない。それでも年々ゆっくりによる被害が増えているのは、その数が増加しているからである。 だが、きめぇ丸の言うとおり焦っても仕方ない。今はこいつをからかいながら帰るとしよう。 「それにしてもさっきから忙しい奴だな、首痛くならないのか?」 「大丈夫ですよ。子供達の為ですからね」 「おいおい、子供達はゆっくりと違って菓子じゃ釣れないぜ?」 「なに言ってるんですか!! 純粋に私は子供達を思ってですね!!」 「顔を近づけるな回すな押し付けるな!!」 「愛情表現ってやつですよ!!」 「そんなもんいらん!!」 「なんですって!?」 「~~~!!」 「~~~!!」 ゆっくりは名前の通りゆっくり狩って行けばいい。メリハリの為に、今はこいつとくだらない口喧嘩を楽しもう。 終 感想フォームにあったきめぇ丸日常をもっと知りたいとあったので書いてみました。 長くなってしまい本当に申し訳ありません。 自分の中でこの村にいるきめぇ丸は普通の人間とそんなに差異はないと思って書いています。 だから掛け合いもゆっくりじゃなくて人と人同士みたくなっています。書き分けができてないというだけですが… こんな駄文を最後まで読んでくださり本当にありがとうございます!! 書いた作品 ゆっくりいじめ系352 虐められるゆっくり ゆっくりいじめ系382 ある馬鹿なゆっくりの話 ゆっくりいじめ系394 きめぇ丸 ゆっくりいじめ系421 めーりんとこうりん ゆっくりいじめ系488 ゆっくり飼ってます ゆっくりいじめ系497 携帯でチマチマ書いてみた 幽香×ゆっくり系9 ある馬鹿なゆっくりの話2 ゆっくりいじめ小ネタ125 虫眼鏡 ゆっくりいじめ小ネタ128 ゆっくりが大好きだ!! ゆっくりいじめ小ネタ140 ガラス fuku1960.txt このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/moemonss/pages/1428.html
萌えもんNO.73 ドククラゲ。 俺の手持ちにもドククラゲがいる。 でも、ドククラゲは名前の通り、毒がある。 だから、ドククラゲやメノクラゲなどを持つトレーナーは結構気を付けなければいけない。 そのため、俺はドククラゲと居るときは触手があたらないように注意している。 そういや、水着の人達ってどうやって回避してるんだろうか。物凄く不思議だ。 ……まあ、その話は置いといて、だ。 今現在、ドククラゲと睨み合って互いに隙を窺っている。 俺の手にはドククラゲのボール。あっちは今にも飛びかかって──いや、抱きつこうとしている。 「いいか、落ちつけ。そしてそこに座れ」 「マスターこそ、そのボールをしまってじっとしてて下さい!」 こんなやり取りがもう数十分になる。 お前、草むらのド真ん中でナニするんだよ。 視界の隅では他の皆がこっちを見て呆れたり、笑ったりしている。 ……って、お前ら何で草むらの外にいるんだよ。何、傍観者になってんだよ。 「……なあ、いい加減やめない? この茶番」 「茶番!? 今、茶番って言いましたね! これは私にとって死活問題なんですっ!」 「どこがどーなって、死活問題なんだよ。三十文字以内で説明しろ」 「毎日一回はマスターに抱きつかないと禁断症状が……」 「残念、二文字オーバーだ。よって諦めろ。それ以前に抱きつく以外もするだろ!」 「だって、何処ぞの女狐が──」 「このパーティーで女狐って言ったらキュウコンになるからな?」 「その通りですっ! この前マスターに膝ま──」 その時、俺達二人の間に炎が横切った。 火炎放射だ。このタイミングで火炎放射を放つ奴なんて一人しかいない。 二人揃って、それが飛んできた方向を見ると。そこには── 物凄い笑顔のキュウコンがいた。 「…………ねぇ?」 「「すいませんでしたぁぁぁぁああああ!!」」 二人でジャンピング土下座。 プライド? なにそれ、食えんの? だって、今のキュウコンに何か言ったらそれこそ葬式とかの過程をすっ飛ばして火葬されるし。 キュウコンは、フンッと鼻を鳴らしてボールの中に入っていった。 「ふぃ~、怖かった~」 「お前が余計なこと言うから……」 「だったら、私にも膝枕をしてください~」 「………………え?」 「何ですかその『冗談もその辺にしろよ』みたいな反応」 「あ、うん、また今度。何時かきっと」 「分かりました、五日後にしてくれるんですね」 「もうヤダ、このドククラゲ」 何を間違えてこうなったのか。不思議だ。 他のドククラゲもこうなの? ねぇ? 懐いてくれるのは、まぁ……嬉しいけどさ。見た目美少女だし。でも限度を分かってないというか、愛情表現の仕方が激しいというか…… そういや、何でコイツはキュウコンに膝枕したの知ってるんだ? ボールに入ってたはずなのに。 「フッ、隙ありぃぃぃ!!」 「ハッ、しまったぁぁぁぁ…………ぐふっ」 ドククラゲの触手が脇腹に命中。 うわぁ、身体が痺れて動けない。意識も遠のいてきた。 意識が無くなる前、最後に見たのは息を切らして、危ない笑顔で向かってくるドククラゲだった。 おい、草むらの外にいる娘達。誰か止めろよ、キミ達のマスターがピンチだぜ。 ──── ………目が覚めた。 そして、一言── 「知らない天井d──」 「マスター! やっと起きたんですか! 一時間二十三分と四十五秒も待ったんですよっ!」 「…………せめて最後まで言わせろよ」 名言が、名言がぁぁぁぁぁぁぁぁ……… ……ま、今そのことは置いといて。 本当に知らない天井だ。気絶する前は外だった訳だし、何処かに運んだんだろうか。 てか、身体のあちこちが痛い。攻撃を喰らった脇腹以外で、何か痛い。 「なあ、ここ何処だ?」 「あ、えっと。ここは近くにあった萌えもんセンターですよ」 「ふーん、運んできてくれたの?」 「はい、途中で三回程落しましたけど」 「おいこら、ちょっと待て。何落してんだよ」 お ま え の せ い か ! もうちょっと優しくできんのか、仮にも俺は主だぞ? ご主人様だぞ? 「まずはそっちが優しくなってください。特にベッドの上で!」 「心を勝手に読むな。それと最後のは却下だ、そもそも何もしてないからな?」 俺の手持ちは全員心が読めるの? ドククラゲってエスパーじゃないよ、むしろエスパーには不利だから。 「キュウコンさんにはあんなに優しかったのに……、ハッ! まさかもう既にキュウコンさんとデキて──」 「アホか! 何言ってんだお前は!」 「じゃあ、誰とデキてるんですか!?」 「誰ともデキてない!」 「だったら今直ぐパンツを脱いでください!」 「何でそうなる!」 「確認するんです! まだ誰ともデキてないかどうかをっ!」 「そんなのしなく──ッ!」 ドククラゲは俺が脱がないと分かると、自分の服を肌蹴させた。 み、見てないよ? 二つの柔らかい脂肪の塊なんて。 「しなくてもいいから、取りあえず服を元に戻してそこからどけ!」 「や、やっぱり、胸なんですか!? 大きい胸が良いんですか!?」 「だから何でそうなる!」 「だって、だって……私の胸を見てもまったく反応してないじゃないですかっ!」 「おまっ……年頃の乙女が何処に視線を向けてんだよ」 「うぅ……」 そこまで言うと、ドククラゲは部屋の隅で、体育座りになって泣きだした。 えー、もう。面倒くさい…… 「あー、その、なんだ。俺は別に胸の大小じゃ……………………なくてだな。単に、お前が何時もそうやってくるから慣れただけであって……」 「……なんですか、今の物凄い間は」 「……な、何でもない」 え、ほら、俺も男だし。分かるだろ? 俺は別にロリコンではないし、一般の思春期の男子なわけで…… やっぱり、さ……うん、これ以上は言わん。 で、今現在部屋の隅でメソメソと泣いているドククラゲをどうするか…… 「まあ……また今度埋め合わせするから、さ。今の所は泣きやんでくれ」 「うぅ……シクシク」 なんてこった、ドククラゲが俺からの誘いに乗らないなんて…… 何時もなら飛びついてくるのに。 「ほ、ほら。取りあえず今は泣きやんで──」 「───くら……」 「え?」 「膝枕……してください。キュウコンさんだけ特別なんて嫌です……」 ぷぅ、っとまだ涙の痕が付いている頬を膨らませてこっちを見る。 だから何で俺がする側なのか、普通男がされる側だよね? ねぇ? 「えっと、俺がドククラゲに?」 「はい」 「ドククラゲが、俺にじゃなくて?」 「それじゃあ意味ないじゃないですか」 「………ハァ」 溜息を吐くと、ベッドの上に胡座をかく。 一瞬でドククラゲの頭が膝の上に来たけど、あんまり気にしないことにする。 しかしまあ、何で俺がする側なのか。されたことはないってのに。 べ、別に膝枕されたいって訳じゃないんだからねっ! と、頭の中で叫んでいるとドククラゲから声をかけてきた。 「あの……」 「ん?」 「ありがとうございます」 「……どういたしまして」 何て返せばいいのか分からないのと、単純な照れからぶっきらぼうに返してしまった。 やっぱり、こういうのって男はされる側だと思うんだ。 でもまあ、手持ちとの交流と思えばいいか。……ん? いいのか? 「あ」 「今度はどうした」 「さっき、埋め合わせするからって言ってましたよね」 「…………い、言ったか? そんなこと」 「はい、言いました。と、いうことで──」 「待て待て待て、何がと、いうことでだ! 何する気だ、服を脱がすな!」 「ふふっ、マスターったら。何をって、ナニをするに決まってるじゃないですかぁ」 「待て、そう落ちつけ。素数を数えろ──ってお前も脱ぐなっ!」 「埋め合わせ、しましょうよ。これで既成事実を作って………あっと、シュミレーションしてたら鼻血が」 俺はその後、萌えもんセンターから逃走を図った。
https://w.atwiki.jp/akimtsu/pages/32.html
Betrayal 作詞 J%plus 何かに裏切られようと 自分だけは怖くなかった 自分だけは裏切らない そう信じたから Happy " Be" cute... 作詞 J%plus You are happy, and will be cute. You are happy, and will be pretty. 幸せにさえなれば かわいくなっていくのが 君の武器なのさ、構わないさ だけど Happyってなんだ? 楽しいものか? 笑えるものか? それが未だに難問だ。 You are happy, and will be cute. その笑顔が罠なのか いとも簡単に引っかかる 僕が悪いのか、それは違う ただ 今日の次の明日が 怖くなってしまう そうだろう それが答えなのか。 Cuteってなんだ? ステキなものか? 愛するべきものか? そうとは限らない。 ただ幸せになって かわいく居てほしい You are happy, and will be cute. You are happy, and will be pretty. You just make me cry. But I can't stop lovin'you... SHOCK - Be Dancer Style- 作詞 J%plus 僕に襲い掛かる 多分いつだって体に潜んでいる 明日を笑えなくなってる気がする もうちょっとはマシになるだろうけど そういつか・・・ 子供のときのような僕に逢えたらな 過去を振り返ってみると 涙が流れ落ちる 振り返らないで そうすれば大丈夫! きっと大丈夫! 僕はいつだって戦っている いつからだろう? 不安なことはたくさんあったけど これからは気にしない 臆病者にはなりたくない これからずっと! 心のSHOCKに勝つために 不意に襲い掛かる 僕の心に潜んでいる それは僕を孤独にする ちょっとはマシになったけど あの時より 子供のときのような僕に戻れたらな 自分をよく見つめると 涙が流れ落ちる 孤独というものを感じるから 見つめないで! きっと大丈夫だから! みんな昔から戦っている そう昔から 不安なことはもうない 絶対に気にしない 元気な自分がいい これからずっと! いつだって孤独に勝つために 僕はいつだって戦っている いつからなんだろう? 不安なことはたくさんあったけど これからは気にしない 臆病者にはなりたくない これからずっと! 心のSHOCK勝つために みんな昔から戦っている そう昔から 不安なことはもうない 絶対に気にしない みんないつでも素敵な人になれる 元気な自分がいい これからずっと! いつだって孤独に勝つために そして 心のSHOCKに勝つために そういつか・・・ 子供のときのような僕に逢えたらな Love word 作詞 J%plus 手紙に あなたぶつけた メッセージ 時間がね ちょっとだけ止まった気がしたの 怖かった あたし最後まで...読めなかった 今から先 どうなるのかと思ってしまったの 呼吸をしたような手紙を 机に置いた 返事を考えようにも あたしにはわかんなかった 乾いた北風が 可愛らしく 言葉を掻き集める 探し回らないで 隠れているの いつもの雪が いくつもの傷を 締め付ける もうあなたを 愛したくないかも 「可愛いよ...。」 今日初めてあの日の 古傷が 痛むことを覚えた 片思いが今を崩して 何もしてあげられなく 孤独を自由と 咲いだす 笑顔 探したい 乾いた北風が 可愛らしく 言葉を掻き集める 探し回らないで 隠れているの いつもの雪が いくつもの傷を 締め付ける もうあなたを 愛したくないかも 乾いた北風が 可愛らしく 言葉を掻き集める 探し回らないで 隠れているの いつもの雪が いくつもの傷を 締め付ける もうあなたを 愛したくないかも 愛したくないかも...。 旅に出よ 作詞 J%plus この場所は決して なくならない 翼を広げろ 旅に出よ この場所の人間は 弱者ではない 翼を広げよ 旅に出よ 巣立ちの時期だ 僕が巣立ってから 1年経った 次は君たちだ See You My Story. Six Love 作詞 J%plus 僕が生きてる街 いたるところに 目に見えない落書き 溢れてる 自分だけわかるあの日の自分 気付けばあの頃 苦しんだ 不安 たくさんあった それでも支えられ 今を精一杯生きてるんだ この街 たくさんの愛が潜んでる だから僕も愛を見つけよう 僕 まだ生きてるさ 時折悲しく感じることだってあるくらい 大人への坂 上がってきたよ だからこそ愛したいものはある 愛を守りぬくさ。 君の存在が心のどこかに 光っているような そんな気分 誰にも言えない もどかしい 故意に恋し 君を見つめようと 最後が見えていなかったかな? 君 苦しめたくない ずっと優しく抱いていたい 悲しいとき いっしょにいようよ それだけでもHeart 強くなるさ 愛をしてるよ。 僕 まだ活きてるさ まだまだ呼吸 止まってはない あの日夢見た未来像 目にしたい これからずっと守りたいものはある 愛を守りぬくさ。 僕 まだ生きてるんだから… 愛をしたい。 前 作詞 J%plus 過去恋物語が厭なら 振り返る必要などない。 前を見よ 叶えたくも 叶わぬ夢なら 泣き叫べばいい 何があろうとも 今のままで終わるな。 暗号 作詞 J%plus 別に気にならなかった 解読不能の暗号なんて 投げ飛ばして 独りだけで考えるなんて バカみたい 投げ飛ばし 投げ飛ばして 何時か分かるんだろなって信じた 問題から逃げようとした いつか云われた『諦めが肝心』 僕は君に対して云いたかった 強引な言葉 暗号なんだ いくらでも考えなよ 頭抱えなよ また恋に悩まされている... 同でもいいのさ 後先なんて気にしない 本音は云わない 辛くなってしまうかもだから 目を合わせたら逃げられない 解読するしか術がない 目を閉じよう よく考えよう 僕は君に対して云いたかった 強引な言葉 暗号なんだ いくらでも考えなよ 頭抱えなよ また恋に悩まされている... (強引な言葉 暗号なんだ...) 僕は君に対して云いたかった 強引な言葉 暗号なんだ いくらでも考えなよ 頭抱えなよ また恋に悩まされている... (暗号なんだ...) (また恋に悩まされている...) 愛するほど不安に 作詞 J%plus 一人になると考えてしまうんだ 他にすることないから つい目に浮かぶ景色があるんだ 誰にも打ち明けることも できなく時間が過ぎ 癖がある 何もしないで 待つなんて退屈だよ 待ってるだけじゃ 何も起こらないよ だから進まなきゃ 今、僕は前を見て走る 少しずつ加速して そして 一緒に走ろう 僕らにはまだ力が残ってる 春に向かっていこう! きっと素敵な季節だから 一緒に走ろう 僕らにはまだ力が残ってる 春に向かっていこう! きっと素敵な季節だから 過去現在 作詞 J%plus 僕から君へ愛 あの日から少し形を変え 前よりも大きな愛をぶつけたい でも君 僕ほど想ってない あの日と何にも変わってない だから今でも片想いなんだ たった二文字の言葉 『好き』って云いたい 愛を語りたい 本当は軽い気持ちで 愛したんじゃない 子供なりに懸命に愛した 時間が経って大人になった今 あの日よりも愛したい 愛してる そして今 思うと すごく時間が経ったわけじゃなかった たった3年だけだったよ 次は約束する 『永遠』って誓うよ 目を見つめて 本当素直な気持ちで ぶつかって生きたい あのときより懸命に愛したい 愛し生きてたい あの日より愛してる 僕から君へ愛 あの日から少し形を変え 前よりも大きな愛を… test 作詞 J%plus あふれる想い あれからいろいろ考えた それでも 自分の答えを信じた 複雑な気持ち 正解だったのかどうか 自分には分からない 愛してる 今でも待ってる 愛してる とりあえずタイムカプセル 愛してる 今でも待ってる 愛してる とりあえず今は埋めよう 愛してる 今でも待ってる 愛してる とりあえずタイムカプセル 愛してる 今でも待ってる 愛してる とりあえず今は埋めよう あふれる想い あれからいろいろ考えた やっぱり好きなんだ… border line 作詞 J%plus 強く在る必要はない とにかく いまは 今の自分自身を 愛しろ。 強くなれば、 失ったときに受ける 傷が大きい。 だから ボーダーラインの自分で 構わない。 明日に Nice to meet you. 作詞 J%plus 今すぐに会って話したいな どんな表情が 目に映るかな 君の言葉で 傷つく事もあるかもね 誰にも教えない 2人だけの秘密事項 強く口を閉ざして uh- 目に映る君は 僕にとっての宝物になる 明日に Nice to meet you. 君しか見ないよ 僕なりの愛情表現 ありのままが好き uh- 目に映る君は 僕にとっての宝物になる 明日に Nice to meet you. 誰にも教えない 2人だけの秘密事項 強く口を閉ざして uh- 目に映る君は 僕にとっての宝物になる 明日に Nice to meet you. 君しか見ないよ これからずっと 呼吸が止まるまで Kiss で愛するよ uh- 君しか見ないよ 誰にも教えない 明日に Nice to meet you. 明日に Nice to meet you. &Be BONUS Track
https://w.atwiki.jp/monnmonkouseki/pages/25.html
愛情値は、モンスターの成長率、進化にも影響しており、高ければ高いほど、ステータスが上がります。 最初のモンスターは、最初から最大の半分くらいの愛情値を所得しており、遊べばすぐに愛情値が最大となる。 愛情値を上げるにはモンスターと遊ぶや、魔物のエサを使う等があります。
https://w.atwiki.jp/brutalanimal/pages/115.html
「生きて一緒に故郷に帰ろう。」 それが彼の口癖だった。彼は私を唯一無二のパートナーだとよく誉め、頭を撫でてくれた。 彼が陸軍K9部隊要員として徴兵されたあの日、私も軍用犬としての道を歩むことになる。 彼はその時から口癖を言うようになった。 今…彼は私の目の前で息を引き取ろうとしている。ごぼごぼと血を吐き出し、自らの血液で溺れ… 最後に優しい笑顔を浮かべると、静かに目を閉じた。 嘘。 「ご主人…様?ねぇ…ちゃんとベッドで寝なきゃだめだよ?起きないと顔舐めちゃうよ?」 ぺろぺろと顔を舐める。彼の体が冷たくならないように、彼が起きれるように。 「ふ…うぇ…ひっく、ご主人様ぁ…私を置いていかないで…」 「K9…か」 鐘楼から構えた狙撃銃のスコープの中、十字線に映し出されたのは倒れた敵兵とその顔を舐める一匹の犬だった。単独の偵察だろうか、他に仲間は見当たらない。 「………」 無言のままボルトを引いて次弾を薬室に送り込む。キーンと澄んだ音を立てて薬夾が床に落ち、それと同時に神経を研ぎすましていく。狙うは…頭。 「―――っ!」 犬は…いや彼女はまっすぐに『見て』いた。緋色の瞳、凶々しい目を向けて『見て』いた。 ―――くそ、『見られた』 スコープ越しに覗き見る彼女はしなやかな体に美しい黒髪と、獣の証でもあるピンと立った耳と毛が逆立った尻尾を持っていた。 そして彼女は赤い瞳を向けたまま呟いた。 『コロシテヤル』 「ハンス!移動するぞ!」 「しかしレナード軍曹、敵はまだ…」 そう言いかけて16歳の新兵は言葉を飲み込んだ。狙撃陣地にしていた教会の出口、開け放たれた扉に『彼女』はいた。 刹那だった―――ハンスが護身用の拳銃を抜き引き金に指をかけた時、奴は既に胸に爪を押し当てていた。 「ひ…あ…殺さないで…」 涙を流して懇願する新兵に彼女は一言 「…だめ。」 と呟いて爪を押し込んでいく。 「ぐが…あぁ…ぁ……………」 新兵は激しく体を痙攣させ、声を弱めていく…。 「止めろォォォ!」 叫んで拳銃を構えるとその声に反応して奴は爪を素早く引き抜き、こちらへ向けて突進してきた。 ダンダンダン!と三点射で発砲したかと思うと肩に激しい熱を感じ、目をやると俺は仰向けで両肩の付け根に奴の爪が深々と突き刺さっている。 「ぐっ…さっさと殺せ!主の仇討ちにきたんだろうが!」 俯いたままでいた顔を奴が向けたとき、俺が見たのは…涙だった。 「う…ぐすっ…ご主人様ぁ…」 「な…お前泣いて――むぐ…」 「ふ、ぴちゅ…んぅ」 突然に押し付けられる唇、そして血の味が彼女の舌とともに唇を割って入ってきた。 「ん…んむ…ぴちゅ…」 ひとしきり口内をかき回した後、彼女はゆっくりと顔を離した。唇からは血の混じった唾液が垂れ、彼女の胸を濡らしていく。 ふいに肩を貫いていた爪を抜いて長さを戻すと、馬乗りになって後ろ手に俺のズボンのベルトを外そうとしていた。 「な…お前、なにしてる!?」 俺の問いには答えず無言でズボンのベルトを外すと、器用に片手だけでパンツごと脱がされる。 「おい、聞いてるのか!っ…!」 両肩を思い切り握られ痛みで言葉が途切れる…そんな俺の表情を彼女は涙を流しながら見ていた。 「ご主人様…ご主人様…」 うわごとのように呟きながら肩を握って腰を浮かす彼女。信じられないことに無毛の股間からは幾筋もの淫靡な体液が出ていた。 だが―――ああ、ちくしょう!それを見て俺のもきっちり反応してやがる。 彼女はそれを見ると手を添え、ゆっくりと感触を楽しむように腰を落としていく。 「はあっ、はあっ、は…ああっ!」 「ぐっ…!」 びゅるっ…どくっ、どくっ…! ―――何度目の絶頂だろうか。すでに愛液と精液にまみれた割れ目からは受け止めきれなかった精子が流れ出ている。 「ご主人様ぁ、もっと、もっとぉ!」 しなやかな肉体と軍用犬として訓練された体は容赦なく締め上げてくる。 俺のモノはたちまち硬さを取り戻し、欲望を吐き出す。何度も、何度も… 彼女は発情していた。憎悪や絶望が頂点に達した時、肉体もまた反応したのだろうか。 終始主人の名を呼んで俺を犯す様はまるでそこに亡き主人の姿を見ているようだった。 何度目か分からない絶頂を迎えると、ふいに彼女は腰を上げて爪を伸ばした。 白濁した精液がごぽごぽと滴り落ちていく。 そして、伸ばした爪をそっと俺の喉笛に押し当てる。いよいよ俺も迎えが来たか…目を閉じて貫かれるのを待つ。 ダン! ふいに聞こえる銃声。目を開けると、そこには床に伏した彼女と拳銃を構えるハンスの姿。 「はあ…はあ…軍曹…無事ですか?」 「ああ。だがハンス、お前は…」 ハンスは倒れている彼女を見ると、 「急所を外れたんですよ。いや、『外された』の間違いですね…」 ―――ちくしょうめ。 倒れている彼女の銃創を診るが…とても助かりそうになかった。 「そう…ですか」と、自らの運命を悟った彼女は俺を見上げて弱々しく言った。 「最後に…お願い…聞いてくれますか?」 「―――ああ」 「ほら、着いたぞ」 「っ…ありがとうございます」 おぶっていた彼女を下ろして、主の元に寝かせてやる。 「ご主人様…」 そっと主人の頬を撫でる彼女。慈愛に満ちた表情を浮かべて主人の髪を、頬を、唇を撫でている。 「ご主人様…私、誰も手にかけませんでした…ご主人様と同じように誰も殺めなかったんですよ…?」 今はもう動かない主人に優しく語りかける。 いつの間にか青空が広がり、陽光が世界を包んでいた。 「ご主人様…カナも、もうすぐそちらに…逝きますから…寂しくなんてないですよ…」 ハンスも俺も黙ってみていた。それが生きた者の定めだから。 「カナは…カナは…ご主人様と添い遂げられてうれしいです…。これからは…ご主人様…いえ、『あなた』とあの子を見守って…いきたい…」 最後にもうほとんど光が届かないであろう目を閉じると、『夫』に口づけをして、優しく語りかけた。 「あなた…ずっと、ずっと…愛してます…」 この日、戦争は終わった。 ―――10年後 終戦記念日 「あっちーな…毎年ながら…」 額の汗を拭いながら丘を歩いて行く。 「ええ、全くですね。中年には酷な暑さだと思いますよ?」 「うるせえよ、『新兵殿』」 悪態をつきながら足を進める…と、ふっと汐の匂いと波の音が聞こえてきた。 もうそろそろだな…。 丘の上に辿り着き、視界が開けると眼下には穏やかな海とのどかな町並みが広がる。 「お父さーん!遅いよー!」 着くなり怒られた。だから中年には酷な暑さなんだよ! 怒れる我が娘は、ハンスを見るなり「わんっ♪」と駆け出して白いワンピースから飛び出した『尻尾』を振り振り、ハンスに抱きついて頬にキスをする。 当のハンスはまっすぐな愛情表現に照れながらも母親譲りのピンと立った耳ごと頭を撫でている。 そんな二人を後に、俺は一組の夫婦が眠る墓を前にして語りかける。 「今年も暑いな…二人とも見ているか?あれから10年経った。長いような短いような、あっという間だったな」 あの時と同じ青空を仰いで言葉を続ける。 「聞いて驚くなよ、なんとあのお転婆娘とハンスが結婚するんだ。式は俺のレストランで挙げるんだとよ。新兵殿、そりゃないぜ!」 「あんた達の娘は立派に育ってるぜ。ここだけの話、孫の顔も早く見れそうだ。うれしいだろ?」 答える代わりに一陣の風が吹く。優しい風が。 「おーい、おやじとお袋に挨拶しろー!」 イチャつく二人に声をかけると「はーい♪」と声がして腕を組んで歩いてくる。やれやれだぜ…。 墓にきびすを返して歩き、タバコに火を付ける。墓のあたりから娘とその新郎の声が聞こえる。 「お母さん!私ね、今度この人と―――」 「義父さま、義母さま、不束者ではありますが―――」 ふーっと空に向かって紫煙を吐く。 見上げた夏の空は青く、変わらぬ陽光が世界を包み込んでいた。 ――完――
https://w.atwiki.jp/shienki/pages/1089.html
※先輩ネタ ステルスモモ:先輩っていいっすよね、先輩って!! 紫炎姫:はいはいマグロマグロ のどっち:最近また高騰してるよな、いい加減にしろ namber:サーモン美味しいです ステルスモモ:S(先輩は)A(アクティブ)S(っす)!! ステルスモモ:そういう意味じゃないっす!!!!!!!! 紫炎姫:じゃあ何だよ ステルスモモ:先輩呼びっす! ステルスモモ:可愛い後輩から『先輩』って呼ばれるのっていいっすよね!! のどっち:……自分で可愛い後輩言うな namber:ついでに可愛い後輩は先輩の事を襲わないと思います ステルスモモ:愛情表現っす!! 紫炎姫:……今更だがマグロも大変だな ステルスモモ:SAS!!! ~で~ のどっち:……別にそこまでいいもんでもねぇぞ、マジに ステルスモモ:む namber:あぁ、そういえばのどっちさん先輩キャラでもあるんですよね のどっち:キャラ言うな 紫炎姫:あいつは思いっきりのどっち崇拝してるからな のどっち:……普通の後輩として接してたつもりだったんだけどな ステルスモモ:今ではすっかりおっぱい教の信者さんっすね namber:……その言い方だと何か別の物を崇拝してるように聞こえますね 紫炎姫:世界の1/4くらいは信者な気がする のどっち:何 の 話 だ ~で~ namber:先輩、ですか namber:あまり縁のない言葉ですね のどっち:安定のぼっちクオリティ namber:……同級生ならまだしも、同じ学校の先輩なんてそうそう接点がありません ステルスモモ:南場さん、麻雀部でも個人rオンリーっすからね 紫炎姫:まぁわからないでもないけどな 紫炎姫:私の部も上級生いないし のどっち:……たしか乗り込んだ挙句、潰したんだよな 紫炎姫:一年の入学早々にな、、、 紫炎姫:おかげで、時たまそん時に居たのと廊下ですれ違うとものっすごく気まずい ステルスモモ:……うーわー namber:……敵対されてない分、私の方が幾分かマシですよね のどっち:……いや、それもどうだろう ~で~ 紫炎姫:それに、さっきのどっちの言ってたのとは別だけど のどっち:ん? 紫炎姫:先輩ってのも呼ばれ慣れないから、しっくりこないしな のどっち: のどっち:え namber:え ステルスモモ:え 紫炎姫:…何、その反応? のどっち:誰から呼ばれてるんです!? namber:紫炎姫さん、後輩に慕われるキャラじゃないですよね!? ステルスモモ:まさかとは思うっすけど、その『後輩』とは、むらさきさんの想像上の(ry 紫炎姫:…お前ら容赦無いな 紫炎姫:歩だよ、歩。ウチのメイドの のどっち: のどっち:…あぁ ステルスモモ:そういえば、私らと同い年の設定っしたね namber:……いつも、呼ばれてるんですか? 紫炎姫:そうでもない 紫炎姫:屋敷は屋敷で、学校では沢村先輩って呼ばれてる のどっち: (※沢村先輩… namber: (※沢村先輩… ステルスモモ:…… ステルスモモ:……そういえば、むらさきさん年上っしたね 紫炎姫:基本設定忘れんな ステルスモモ:むらさき先輩? 紫炎姫:いや勘弁 ~で~ てる☆てる:後輩が多すぎて把握してなかったりする(・ω )てへぺろ のどっち:最低だなお前 ステルスモモ:これだから実妹にしか興味のないどシスコンさんは てる☆てる:いやだって、本当に多いんだって!? てる☆てる:何かズラって居るんだよ!?ズラって!? 紫炎姫:……まぁ日本一のとこだしなぁ てる☆てる:しかもほとんど接点ないから、覚えれるわけないって namber:……そうなんです? てる☆てる:うん てる☆てる:部内での成績上位の子たちなら一緒に卓囲んだりするからわかるけどさ てる☆てる:それ以外って顔よりも頭頂部のほうがよく見てるし…… 紫炎姫:……頭頂部? てる☆てる:うん、『お疲れ様ですっ!』って頭下げてるとこ 紫炎姫:……日本一怖ぇ ステルスモモ:それでその光景見て悦に入っているんすね、よくわかるっす のどっち:最低だなお前 namber:正直引きます てる☆てる:何か今酷いキャラ付けされてる!?別に私強制してないからね!? ~で~ ネオ緑茶:先輩方はさておき、後輩はほとんど覚えてないかも 九月愛:……名簿の3頁頭くらいまでなら。あ、やっぱ無理 大星たん:先輩?レギュラーの人達しか覚えてないに決まってるじゃん 紫炎姫:……… のどっち:……… てる☆てる:ね、こんなもんだって ステルスモモ:……ほんとどんだけいるんすか ネオ緑茶:覚えたくないほど 九月愛:挨拶されても顔が一致しないほど 大星たん:掃いて捨てるほど ステルスモモ:わぁい、羨ましいようなそうでないようなッす 紫炎姫:……てか一年が一番辛辣な件について 大星たん:先輩ったって、私より麻雀弱いし のどっち:……どこぞの南場みたいなこと言ってるし namber:のどっちさん、ちょっとお話が ~で~ 紫炎姫>てる☆てる:……今まで話した事なかったけど、なかなかに難物なのな てる☆てる>紫炎姫:まぁねー ステルスモモ:チーム虎姫の中では誰が一番強いんすか? 大星たん:私 九月愛:いや、照だからな のどっち:……どっちが正解なんだよ ネオ緑茶:宮永先輩。それで淡がその次 紫炎姫>てる☆てる:……思いっきり噛みつきに着てるけど、大丈夫なの? てる☆てる>紫炎姫:たまにはこういう子がいてくれないとねー 大星たん:……私が大将だもん namber:あ、食い下がった のどっち:でもちょっと拗ねてる 紫炎姫>てる☆てる:……部内での人間関係とかの方が心配なんだけど てる☆てる>紫炎姫:うちの部、ガチガチの実力主義だから表面上は問題ないよ 紫炎姫>てる☆てる:……表面上て ネオ緑茶:はいはい、その為の全国個人戦だから ネオ緑茶:そこで宮永先輩に勝ったら好きなだけ言ってていいから、ね? 大星たん:……うー 大星たん:……りょーかい、です ステルスモモ:あ、収まったっす 大星たん:……先輩の顔を立ててあげただけ てる☆てる>紫炎姫:それに、尭深には何か懐いてるし大丈夫じゃない? 紫炎姫>てる☆てる:……気のせいか、人間関係複雑化してるよね? そんなこんなな話 いやはや、気がつけば本日は阿知賀編のアニメ最速放映日 いえまぁ圏外なので翌日のAT-X待ちですが ……………… でもきっと多分に放送地域まで遠征する猛者とか出るんでしょうね、えぇ ちなみに、チーム虎姫の仲はそれなりに良いとかそうでないとか 取り敢えず、 てる☆てる: (※妹の事を考えてる 九月愛: (※照の事を考えてる ネオ緑茶: (※先輩の事を考えてる 大星たん: 大星たん: (※マイ湯のみ、買ってみようかな 大星たん: (※そしたら私にも淹れてくれるかな うん、なんか酷い事になってきてるぽい ついでに、以下その後の長野女子部屋のやり取り 紫炎姫:……白糸台も大変そうだな、色々と ステルスモモ:やっぱ先輩と後輩の間には色々あるんすよ! ステルスモモ:むしろあるべきなんすよ!! のどっち:……強調されても同意はしないからな? namber:同じくです ステルスモモ:えー 紫炎姫:……さっきも言ったが、先輩とか後輩で特に縁ないしな のどっち:……ワカメかBBAで色々しろって言われても、正直、困る namber:薄墨さん、臼沢さんお願いします Sapphireさんが入室できませんでした Sapphireさんが入室できませんでした ステルスモモ:むぅー…… ステルスモモ:あ、それじゃ高校に入る前の先輩とかは!! 紫炎姫:不登校でしたが何か? のどっち:すばら先輩でしたが何か? namber:今も昔も変わらずでしたが何か? ステルスモモ:うん!そうっすよね!ごめんなさいっす!! …………… そこは胸を張って答えちゃいけないと思ふ 中学の頃ってモモさn…いや、なんでもない -- 名無しさん (2012-04-12 01 16 20) どうやら俺は世界の3/4に属するようだ……貧乳バンザイ -- 名無しさん (2012-04-12 12 33 18) いや待てw別に残りがひんぬー教じゃねぇよwww -- 名無しさん (2012-04-12 20 58 17) 名前 コメント