約 1,971,505 件
https://w.atwiki.jp/kyoumoheiwada/pages/9.html
☆提督と加賀☆ ――私は、あの男が嫌いだった。 というよりかは信用していなかった、が正しい。 この話は私、加賀の視点から見た私と提督の出会いの話。 先に言っておくとこの話はとてもシリアスな内容……ということは全くない。 結局私達の話はどこまでも日和っていて、 どうしようもなくくだらない話にすぎない。 どこまでも馬鹿な話でしかなかった。 そして提督という男が以下に適当で阿呆で間抜けで馬鹿な奴だということが分かる話で。 それにまんまと騙された私は赤面しながらこの話をする。 そして同じようにシリアスな雰囲気に飲み込まれてしまった人は 同じように「なんだったんだ」と思うだろう。 結局人間は提督とまではいかないものの適当だということが分かる話。 加賀「あなたが私達の司令官?」 赤城「よろしくお願いしますね、司令」 提督「ああ、よろしく。まあ出撃までの間にブリーフィングを行うように言われているし」 加賀「はあ、ではすぐに始めましょう」 提督「え? なんで?」 加賀「なんでって……あなたも軍人の端くれならば知っているはずです」 赤城「ちょ、ちょっと加賀さん」 提督「もちろん知ってるさ。今が休憩時間なことくらいね。ふぁ~、眠い」 提督「えーっと、出撃の合図がかかったら起こしてよ。そのあとすぐに 作戦指示を出すから。あとついでに言うが俺はまだ学生だ。 卒業していないよ、学業も童貞も」 加賀「何を言って……」 提督「気になるならそこの紙の束を見ておいてくれ」 赤城「これは指令書……本来これは司令官であるあなたが我々に読み上げるものですよ」 加賀「くっ……。まさか、士官学校の首席が……こんな愚か者だったなんて」 提督「なんとでも言えばいいよ。実績は全て出している。 俺と組むのが嫌なら参加しなくてもいいんだぞ」 赤城「加賀さん、私達だけでもこれを読んでおきましょう」 加賀「え、ええ……」 私と赤城さんは幼い頃から艦娘として共に成長してきた。 二人で互いを支えあい助けあってきた。 その甲斐あってか代表に選ばれたのだった。 艦娘とは深海棲艦との戦争に備えて育てられた日本の秘密兵器。 しかし、その秘密兵器を扱える者が当時の日本の軍には存在していなかった。 士官学校に全く新しいコースを作り艦娘専用の司令官を育てることにした日本。 その第一回の卒業見込み生徒の成績トップの人間に試験的に扱わせることとなった。 それが提督だった。 提督に聞いたら 『これを決める時の試験は本気出してトップになった。 おかげで今まで手を抜いていたことがバレたけど』と言っていた。 何やらそのことで大々的に抗議してきた生徒がいたそうだが……。 成績は少しだけ奴の方が上で私のほうが絶対にいい被験体になると。 もちろんそれは却下された。 とにかくそんな優秀な二人だった私達の所にこんな男がきたということに 不満を持った私は彼の指示を全て無視するようにしていた。 ――この日、出撃した時も。 提督「加賀、10時の方向に爆撃を開始しろ」 加賀「……ッ」 全く音沙汰もない10時の方角。 しかし、私の命令を赤城さんは代わりに遂行し爆撃を始める。 海に向かってただ爆弾を無駄に投下したかのように見えた。 着水寸前に敵潜水艦が浮上し海面に顔を出し見事撃破してみせた。 赤城「大丈夫、加賀さん?」 加賀「え、ええ……」 提督「二人共無事か?」 加賀「……」 赤城「加賀さん!」 提督「気にするな。俺のことが信用ならないんだろう?」 提督「俺も君達二人とはまだ会ったばかりだから分からないことが多い」 提督「だから信用できない部分があって……上手く指示が出せないかもしれない」 提督「だが……生き残らなければ平和への道はない」 それだけ言うと提督は背を向けて帰還準備を始める。 潜っていた潜水艦を……ソナー無しで全くの勘で当ててみせた。 これが偶然得られた学年首席の実力なのだろうか。 たまたま勘が当たっただけなんじゃないか。 そんな疑いは結局晴れないまま……。 またとある海域で。 提督はいつものように私達に指示を出して進軍していた。 この海域に攻め込んでいたのは 私達のような学校を卒業していない司令官がついてる分隊ばかり。 私達の分隊は多少苦戦していた。 それは私が命令をちゃんと聞いていなかったせいだった。 まるで予言をするかのように次々と敵の動きを予測し、私達に指示を出す。 私はそれが癪で全て無視をする。 そのせいで上手くいかず、作戦が上手く進まなかった。 赤城「加賀さん……司令の命令はかなり的中しているわ。 このまま命令違反を続けるのであれば 司令に軍法会議にかけられても文句は言えないわよ?」 加賀「赤城さんまで、あの人の肩を持つのですか」 赤城「そうじゃないけど……私だって提督のことはまだ信用できたわけじゃないわ」 加賀「……」 その割には楽しそうにお喋りするようになってる。 この前も作戦会議室に入ったら一緒によく分からない機械で ピコピコピコピコ遊んでいたし……。 普段あんなだらしがなく本部の作戦会議もちゃんと聞いていない人に 何であんな風に指示を出されなくてはいけないのだろう。 無論そんなのは上司であり、私の司令官だから。だけど……。 ………… …… … 提督「眠い……あー!帰りたい!ゲームしたい!」 赤城「大丈夫ですか?」 提督「ああ、気にするな……今のでちょっと気はすんだから」 加賀「……」 赤城「えっと、今日の作戦を確認しますね」 提督「ああ! 今日の作戦に必要かもしれない発煙筒忘れた!」 赤城「今日はいらないって書いてありますよ」 提督「あ、まじ? だと思ったー」 普段だらしないからそうやって忘れ物したとかしてないとか分からなくなる。 そんなことを毎回聞かされて冷や冷やする身にもなってもらいたい。 学生指揮官だから前線ではないにしろ戦場に出るのに変わりはない。 もう少し自覚を持ってもらいたい。 提督「お腹すいたんだなぁー」 赤城「そうですねー」 提督「お、おにぎりが食べたいんだんぁ」 赤城「ふふ、誰のモノマネですか?」 提督「裸の大将」 赤城さんはすっかりこの人の毒が回っているし……。 作戦前だというのに何でそんなふざけていられるのか。 加賀「何故……」 提督「んあ?」 加賀「何故、あなたは軍人になったのですか」 提督「え? 俺か?」 しばらく考えたあと。 提督「えっと……なんでだろね。気がついたらなってたって感じ?」 とても学年首席を取って私達の指揮官になった人間の答えとは思えない。 加賀「それでも首席の発言ですか」 提督「首席? ああ、あんなものは飾りでしかないよ」 赤城「か、飾りって……」 提督「それにまだ卒業していないし、首席で卒業できるかなんて分からないし」 提督「自称俺のライバルがとにかくうるせえんだよ……」 提督「でもなんでそんなこと聞くんだ?」 加賀「いえ別に」 提督「じゃあ逆に聞くけど二人はどうして戦っているんだい?」 赤城「私は……平和になればいいなって」 加賀「私も国のために。平和のために戦っています」 加賀「私達が育てられた意味がその平和を求めた戦いにあるからです」 提督「なら聞くけど我々の目指す平和って何よ」 加賀「愚問ですね。この深海棲艦との戦いを終わらせた世のことです」 提督「……今は俺たちは生き残らなければならない時期だからそれは半分正解といえる」 赤城「司令官の目指す平和とは……」 提督「二人は深海棲艦に知能や意識が存在すると思ったことはあるか?」 赤城「……いえ」 提督「奴らには人と同様な意識がある。 奴らは無差別に人を殺している訳じゃない」 加賀「まさか……そんな馬鹿な。奴らが我々と意思疎通を 取ったという報告は聞いたことがありません」 提督「仮に人と同様に意識があり意思疎通できるのであれば、 奴らを根絶やしにして得た安息の日々を俺は平和とは呼べない」 私の提督への考えが少し改まった日だった。 何も考えずにのらりくらりと生きて何となく軍に入り何となくでトップになり そんな適当な人だと思っていた。(結局根本はそうだったのだけど) 提督「信じないかもしれないけれど、昔、小さなガキの頃に 深海棲艦の小さな奴と一緒に遊んだことがあるんだ」 赤城「え?」 提督「まあそういう顔をするだろうな、とは思っていたけど……。 実際にやられるとショックだなぁ。でも本当のことなんだ」 提督「家族で旅行に海に遊びに来ていた日のことで、 親は浜辺でゆったりくつろいでいる中、俺は海で泳いで遊んでいた」 提督「そこで幼少の頃の俺と同じ大きさくらいの深海棲艦と一緒に遊んだんだ」 提督「次の日も俺は海に来て一緒に遊んだ。だが、それが最後の日だった」 提督「たった二日間のことだが、友達のいなかった俺には最高の友達だった」 提督「俺の話は何でも真剣に聞いてくれて、すごく良い奴だったんだ」 提督「だけど奴は深海棲艦で俺はそのことなんて全然分からなかった」 提督「子供だったからな。親が来て……一緒に遊んでいた奴を見るなりに 大声で叫びすぐに憲兵を呼んだ」 赤城「……まさか」 提督「俺と一緒に遊んだそいつはその場で殺された」 提督はその後、何度も健診を受けさせられて大変だったと笑っていた。 深海棲艦の小さいのを殺したことでその海水浴場は閉鎖となり、 その近辺はすぐに恨みを買った深海棲艦が攻めてくるだろうとされて 軍の基地が建てられることになった。 提督は言っていた。 俺は今もそいつと喋って泳いで楽しく笑った日を忘れない。 そして痛みに涙を流して助けを求めて俺のことを見ていたあの目を忘れない。 そう言っていた。 その事件のせいで近辺が戦闘区域になり、死者が多数出て……。 提督はそのことを自分の罪だとして、軍に入ったと言った。 誓ったのだと、必ずこの世界を平和にして、誰にも同じような思いをさせないと。 普段眠い眠いと口癖のように言っていたのは 夜中にこっそり訓練や勉強を行っていたからだったともこの時話してくれた。 まあそれぐらいは私だってしているし、 このタイミングで何故苦労自慢したのかは不明だった。 加賀「……少し勘違いしていたようです」 提督「いやいいよ。俺が適当な男でだらしないのは事実だし」 赤城「そんな話のあとだと謙遜にしか聞こえませんよ」 提督「いやほんとなんだって……」 その日の出撃は私が提督の命令を初めてちゃんと聞いた日だった。 赤城さんだけでも十分なのにそこに私の攻撃力が加わり 圧倒的力で次々と敵をねじ伏せた。 提督がいつも戦闘中に難しい顔をしていたのは、 敵の命をも尊んでいたからだった。 戦争に情けは無用だというのに……そんなことも分かっているはずなのに。 この人は本当は……本当に弱い人だ。 そしてそんな弱い人の一途な平和への思いを無駄にはしたくない。 結局平和を思うのは私達だって同じなのだし。 平和を一途に思うこの人を 私と赤城さんで守ってあげないと。 目指すべき平和を別の視点から見据えていたこの人の 真っ直ぐ平和を語る目に見惚れていたのは 私と赤城さんの二人共だった。 ………… …… … ある戦闘区域を抜けた所で。 赤城「はあ、お腹すいた……」 提督「ほらおにぎり」 赤城「いいんですか? 加賀さんも食べる?」 加賀「私は別に」ぐぅ~ 赤城「はい、どうぞ。半分こしましょう?」 提督「加賀も食べていいよ」 加賀「……いただきます」 提督「二人が強力してくれるようになってすごく助かっているよ」 提督「本当にありがとう」 赤城「いえいえもぐもぐ。これくらい平気ですよ」 加賀「ええ、何も問題ありません。赤城さん、ほっぺについてますよ」 赤城「えへへ、司令、とって~」 提督「何甘えてるんだ……。加賀みたいにお行儀よく食べないから」 赤城「またそうやって加賀さんばっかり贔屓して」 提督「してないよ!」 呉「呑気なもんね……あんた達」 提督「呉……なんでここに」 呉「なんでって当たり前じゃない。優秀な人材が戦場に駆り出されないで 温存されている状況のほうがおかしいわよ」 加賀「初めまして。一航戦、加賀です」 赤城「初めまして。同じく一航戦、赤城です」 呉「一航戦……噂には聞いているわ。ねえあなた、もし私が将校になったら 私の下についてみる気はない?」 赤城「ありがとうございます。でも私も加賀さんももう決めてますから」 加賀「えっ? ええ、はい」 呉「……何だと」 提督「あ、不味い……二人共下がれ」 呉「どきなさい首席」 提督「落ち着け呉」 呉「はんっ、学年首席にのみ実験的に艦娘が預けられているだけだってのに」 呉「この私の誘いを断るとはいい度胸ね」 提督「やめろ、呉」 呉「だいたいあの試験だっておかしいのよ。 常にトップだった私がたまたま二番に落ちただけで!」 呉「あんた達もこいつの馬鹿げた幻想に取り込まれて夢見てんじゃないでしょうね」 呉「奴らが私達と同じ知恵を持っている訳がないじゃない」 赤城「いいえ。司令がそう言うのであればそれはそうなんだと思います」 提督「や、やめろ二人共。ここで騒ぎを起こすのは……」 「おい、そこ! 何を騒いでいる」 呉「チッ。いい? 私はあんたが死ぬほど嫌い」 呉「そうやって私よりも実力がある癖に謙遜した態度で 場を丸く収めようとするのが気に食わないのよ」 呉「でももうあんたは偶然の首席だからと優遇されることもなくなるわ」 呉「努力しているのはあんただけだなんて思わないことね」 提督はその時、 「そんなこと思ってないし、 気に食わないとか言われてもお前怖いんだからしょうがねえだろ」 と言いたげな顔をしていました。 呉「次の次の出撃あたりに沖ノ島海域の大規模な奪還作戦があるわ」 呉「それが終われば延期していた私達の卒業試験がある。 そこで私とあんたの最後の決着をつけましょう。どっちが上かハッキリさせてやるわ」 呉「あの時の試験は全て間違いでやはり私の方が上だったと」 この時いつも提督ならば「じゃあ面倒だしお前が上でいいよ」 と言わなかったのは本当に自分の所から二人を取られかねないかららしい。 自分の平和への願望のために提督は私達を必要としていた。 呉「もし逃げたら地の果てまで追いかけて必ず殺す」 そう言って去って行きました。 赤城さんは呉さんの姿見えなくなった途端に私に泣きついてきました。 赤城「うわーん、怖かったよー!!」 加賀「あの、あの方は一体……」 提督「ああ、あいつのことは気にするな。 触れるもの皆傷つける億万の地雷原を持つ女だから」 提督「何がきっかけでキレるか分かったもんじゃねえよ」 加賀「どう見ても提督にだけな気がするんですが」 提督「まさかそんなはずはないだろ~」 ………… …… … 赤城「今回の作戦はこの島を奪還する作戦です」 提督「この島を取り戻すことが我々追い込まれた人類の 逆転する大きな一歩になるはずなんだ」 提督「だが、俺達にはそれ意外の逆転の方法がある」 赤城「それが意思疎通をとること」 提督「その通りだ」 提督「今回、上から伝えられている作戦はの目的は島を取り返し、 今後そこを拠点とし、深海棲艦を迎え撃つことにある」 提督「もしそれが本当に成功した時、多くの深海棲艦は人類に殺される」 提督「そのために俺たち3人は上層部の命令を全て無視し、 深海棲艦を1隻でもいい。捕獲するぞ」 提督「俺のやることは作戦無視の命令違反だ。 断ってくれても構わないが……」 加賀「何を今更……」 赤城「ついていきますよ」 この時、提督の仕掛けたまるで馬鹿みたいな罠に引っかかったのがいた。 提督「こいつ……バナナで連れたぞ」 赤城「冗談でしょう?」 加賀「と、とにかく、捕獲するのは想像以上に余裕だったということで」 罠は最も簡単な仕掛けで檻の中のバナナに触れると檻の戸が降りてくるという。 それに引っかかっているのがいた。 釈然としない中で私達は実験を開始した。 提督「だめだ。やはり言葉は通じないみたいだ」 提督「私達は停戦を求めている」 提督「君達のトップ、ボス、リーダー?に会いたい」 提督「わーたーしーたーちーはー」 提督がゆっくりと喋るが何も反応を示さない。 ゆっくりと喋る提督は阿呆みたいだった。 加賀「この深海棲艦……恐らく上の資料に寄れば空母ヲ級です」 赤城さんもそこに加わり 赤城「私達はあなたには危害を加えません」 赤城「戦うのをやめませんか?」 しかし、それは私達を見つめるだけで何も喋らなかった。 一方本作戦の方もボロクソだった。 救援、援護の要請が飛び交い断末魔が通信機から聞こえ続ける。 そしてついに 「全隊に通達する。全隊帰投せよ。作戦は失敗」 「ただちに帰投せよ。行きに使った小型船を使い母船へ帰投せよ」 提督「だめだ。……これ以上島にいるのは危険かもしれない」 赤城「どうします? 一度戦闘区域外にある艦船に捕虜としてむぐぅ!?」 提督が咄嗟に赤城の口を手で塞いだのも遅く、 私達が捕まえていた深海棲艦は先ほどまでとは代わり有り得ない程大きな音を出した。 ヲ級「ヲオオオオオオオオオオオオオオ」 提督「まずい……敵に艦船の位置を知らせた可能性がある……ッ」 加賀「やはり平和への道など困難だったと……」 提督「待て、殺すな! だめだ……何か方法があるはずだ」 このまま行けば生き残った隊も帰投した母船で待ち受ける敵に殺される。 そう思った赤城さんは動揺を隠せなかった。 赤城「す、すみません……わ、私なんてことを」 提督「落ち着け赤城! 母船に連絡するんだ!」 提督「聞こえますか、応答してください。こちら第1班」 提督「繰り返す。聞こえますか、応答願います。こちら第1班!」 赤城「私……母船を助けにいかないと……!!」 加賀「赤城さん……待ってください! 指示を」 赤城さんは私と提督を置いて走りだした。 その行動に動揺した二人を、 深海棲艦の空母ヲ級が見逃すはずがなく檻をぶち壊した。 提督「しまった……! 加賀、お前は赤城を追え!」 加賀「提督は!?」 提督「俺は逃げた奴を追いかける!」 提督「赤城を追って、母船の援護をしろ!」 この命令のあと、赤城さんを追った。 遠くの海で黒い煙が上がるのを見ている赤城さんにやっと追いついた。 これは提督からあとで聞いた話ではある。 提督はヲ級のあとを追いかけ島の中のとある洞窟に侵入した。 そこは深海棲艦が拠点としてる住処であり、その本拠地だった。 提督は深追いして敵本陣まで来てしまったのである。 さすがに不味いと思ったのか岩陰に隠れること4時間弱……。 張り詰めた緊張感と疲労と空腹がピークに来た時、 近くを巡回する深海棲艦にビビってこそこそと移動を開始。 だんだんとその本陣奥深くまで進んで行く 提督の目の前にあったのは一本のバナナだったそうだ。 提督がこのあとどうなったかは言うまでもない。 一方私と赤城さんは小型船で母船に行っていた。 赤城「私のせいで……みんなが」 赤城「あの船が落ちたら作戦本部の偉い人達も死んでしまって……」 赤城「司令の目指す平和がまた遠ざかってしまう……」 加賀「落ち着いてください。大丈夫ですから。私と赤城さんが戦えば 必ずあの船も救えますよ」 母船に戻るとそこはもう戦場となっていた。 深海棲艦がかなり乗り込んできていて、多くの乗員が血を流していた。 船上は大混戦となり次から次へと向かってくる敵を薙ぎ払った。 呉「危ないッッ!」 加賀「はっ!?」 呉「戦場でぼーっとするな。どうした一航戦。貴様の力はそんなものじゃないんだろう」 加賀「ありがとうございます……」 呉「礼なら生き残ったあとよ。生意気なあんたの相方とあの馬鹿ははぐれたの!?」 加賀「赤城さんは……。司令は島に残ってます」 呉「はあ!? 死にたいのあいつは……撤退命令が出ていたはずよ!」 呉「あんたは生意気なあんたの相方を探しに行きなさい!ここは私に任せなさい」 加賀「ありがとうございます!」 赤城さん……無茶をしていなければいいのだけど。 それにさっきから気になっているこの船のエンジン音……。 どうもおかしい。 赤城さんも気になるけれど、 この船がさっきから動いていない気がする。 海の上だし、爆発だのの揺れで動いているって言われればそうも感じるし……。 兎にも角にも私は動力室に入った。 そこには深海棲艦と戦う赤城さんがいた。 加賀「赤城さんから……離れてっ!」 赤城「ハァ……た、助かったわ。ありがと……また来るわ」 加賀「私に任せて。少し休んでください。だいぶ傷をおったようですし」 70 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2013/12/26(木) 02 16 40.08 ID D50QNS1To 赤城「加賀さんもやっぱり気になって来たんですよね……」 赤城「この船、動いてないんですよ……。もう部品がだめみたいで」 赤城「壊れた箇所を直さないと……」 私は迫り来る深海棲艦と対峙するのに精一杯で赤城さんの 言っていることをまともに聞けなかった。 赤城「この海域から脱出して、生きて帰ることができれば…… また戻ってこられるのだから……」 赤城「早く直さないと最悪この船は沈められる」 あんなに動揺していた赤城さんは少し血を流したせいか この頃には冷静になっていた。 その赤城さんがした判断は……。 赤城「この船ね……」 赤城「ちょうど私、一人分で直るの」 加賀「……は? 何を言って……」 赤城「加賀さん……今までありがとうね」 加賀「赤城さん!? 何を馬鹿なこと!!」 次から次へと立ち向かってくる深海棲艦のせいで 私は私の後ろにいる赤城さんの方も振り向けない。 赤城「4歳だっけ? あの時一緒に行ったピクニックのお弁当の ミートボール私が加賀さんの食べちゃって……それで喧嘩したよね」 加賀「何言ってるんですか!!こんな時に!!」 赤城「司令に……平和を取り戻してねって伝えてね」 赤城「あと、加賀さんには約束してほしいことがあるの。 私も加賀さんも大好きなあの人を……最後までよろしくね」 赤城「私の分まであの人の側にいてあげて守ってあげて」 加賀「私が!私が代わりになりますから!待ってください!今こいつらを片付けて!」 赤城「だーめ。加賀さん、司令のこと好きなら素直になんなくちゃだめだからね」 加賀「待って!!赤城さん!!行かないで!」 早く平和になるといいなぁ……。 そう最後に呟いて赤城さんはその場から消え去りました。 それとほぼ同時に船は動き出し、あっという間に戦闘区域から脱出した。 作戦は多くの負傷者、死者、行方不明者を出し……失敗した。 船の中に残った深海棲艦も全て撃破し、 生き残って船に乗っていたものは無事に本土にまで帰ってきた。 私はそれから……何もやる気が起きずぼーっとすごしていた。 しかし、ここからが私達の国は驚きの連続だった。 あの作戦から一ヶ月後……。 行方不明者扱いになっていた提督が帰ってきたのだった。 その提督が一緒に連れていたのは戦艦棲姫とその通訳のヲ級だった。 提督は本部にその二隻を連れて行き…… 日本と深海棲艦達の和平の協定を結びつけることに成功した。 本人に聞くと 提督「……俺もなんでそんなうまく行ったのは全然分からない」 提督はあのあとバナナによってあっさり捕まり、 生贄として深海棲艦の姫の前まで引きずり出された。 しかし、その姫こそが幼少の頃、一緒に海で遊んだという深海棲艦だったのだ。 提督はその姫が生きていたことに喜び捕虜であることも忘れ、 同じように姫も提督が捕虜であることを忘れ抱き合ったという。 一体何故殺されたはずの姫が生きていたのか…… 事実確認をすると。 あの海での事件。 両親は憲兵を呼んで提督と共に一目散に避難したそうで 実を言うとその姫の最後をきちっと見ていなかったのである。 何が「俺は――忘れない」だ。本っっ当に適当な人間であることがこの時判明した。 提督が自分のことを適当だとかだらしないとか言っていたのは 嘘でも謙遜でもなく紛れも無く自分を客観視して事実だった。 それにしても自覚があるだけ余計に厄介なのである。 話を盛りすぎにも程があったのだ。 その時の提督の証言がこれである。 提督「いやー、なんかシリアスな雰囲気だったからついつい話を盛ってしまった」 私が初めて提督の顔面をグーで殴った日のことである。 提督曰く、幼少の頃の記憶などそんなものだし、 俺にとってその別れはそれくらいの絶望だったんだ。と逆ギレした。 事実確認をすると、 提督が両親と共に逃げていったあと呼ばれた憲兵達は姫を攻撃するも殺せなかったという。 そして殺せなかった上に逃してしまい、 姫が自分の住処に帰り父親あたりが傷ついた姫を見て怒り狂った挙句、 私達の住むこの土地に攻撃をしてきたのだと。 さらに深海棲艦の姫のほうも言葉が通じないなりに提督との記憶はあり楽しかったらしく その提督といきなり別れさせられたという絶望は同じだったとか。 姫も姫の方で提督が異種である私と関わったせいで殺されたんじゃないかと思っていた。 そのせいで酷く人間に恨みを買っていたらしい。 そこから戦争を今までずっとしてきてたのだが。 その提督が生きていたとあって……もう戦う気も起きなくなったとのことだった。 結局の所この深海棲艦との数年に渡る戦争は あの阿呆と書いて”ていとく”と読む人で始まり 阿呆と書いて”ていとく”と読む人で終わるのだった。 だけどこの戦いで赤城さんがいなくなったのは事実であり、 そしてその犠牲の上でなりたったとても残念な平和だったのだ。 私自身は赤城さんとの約束もあるし、 今更この人を放って置くわけにはいかない。 もうこの人から離れるのはとっくに遅く、入れ込み過ぎていたのだった。 それにもしこの戦争の真実が明かされたのであれば 戦争で家族を失った人から命を狙われる可能性がある。 何より私が提督の側から離れないでいるのは私自身が提督のことを大好きだからで、 こんな適当で馬鹿で阿呆でくだらないことが大好きな提督が大好きで そんな人と一緒にいたいと思ったからで。 そう思った経緯はこんな感じ。 結局私自身も適当でなんとなくでいつの間にか……といった感じ。 私と提督は最後の、卒業試験の日、 あの沖ノ島までやってきて墓を建てた。 提督に試験を受けに行かなくていいのですか?と尋ねたが 前日もそうだったがこの後の日もかなり遠くまで提督の予定は縛られていた。 それもそのはずで提督みたいな司令官レベルの人間が停戦にまで持ち込んだのだから 軍の上層部に引っ張りだこで勲章だの表彰だの昇格だのなんだって大忙しだった。 だから墓をたてに来られるとしたら日が経っていない今日しかないとか。 この沖ノ島は深海棲艦の唯一の領土として献上することも含めての 和平の条約だったので本来ならばもう私達は入ることはできないのだが、 特別に許可をもらったそうだ。 提督「……赤城、お前の犠牲は無駄にはしなかった」 加賀「赤城さん……ありがとう」 提督「赤城、見ているのかな。どっかで。俺が話した平和には見事にしてやった」 提督「これから俺はあの忌まわしい事件のあった元海水浴場である横須賀の海を 護るためにその近くにできた鎮守府で勤務することになる」 提督「だが、もう平和になってしまったから護るというか維持するだけなんだけどな」 提督「これから……お前の分まで加賀と一緒に平和という奴をたっぷり満喫してやるさ」 加賀「赤城さん、あなたとした約束。守り続けてみせます」 加賀「全ては私に任せてください」 加賀「提督、今日は平和ですね」 提督「……。違うな。今日ももちろんそうだが明日もきっとそうさ。 提督「なんてったって戦争は終わっちまったんだからな。だからこう言うんだ」 提督「今日も平和だ」 ☆後日談☆ 卒業式の日。 提督は呉さんと再会したのだそうだけれどそれはそれは大変だったそうで。 呉「よくも……私との勝負を投げ出してくれたわね……」 提督「ち、ちがっ、しょうがないんだって! あの日しか空いてなくって」 呉「私は逃げるなと言ったはず。逃げたら殺すと言ったはず」 提督「お、おい落ち着けってマジで」 呉「その軍刀を抜け!」 提督「いやまじでやめろって!首席はお前なんだからもういいだろ!? 今までのは全部まぐれだよ!偶然! 俺なんかよりもお前のがよっぽど優秀だから」 呉「そのムカつく謙遜をやめろって言ってるのよ私はぁぁぁ!!!」 ちなみにこの会話が行われているのは卒業式の壇上である。 その場にいたほとんどがこの二人の入学以来の因縁を知っていて、 「あーはいはい。また夫婦漫才か」という空気になったという。 その空気に耐え切れなかった、というかそういう風に見られていたことを その時知った呉さんは大人しく刀を鞘に納めたという。 呉「あんたが次席になったおかげで私は首席になり 英国生まれの大戦艦を預かって呉鎮守府に勤務することが決まったわ」 提督「へえ~、そうなんだ。俺も加賀と一緒に横須賀に行くことになったよ」 呉「……本当に最後まで嫌なやつね」 提督「えっ……あ、行っちゃったよ」 こうして提督は呉さんを怒らせたまんま別れてしまったという。 結局ここから全く会わずに再会したのがつい最近のことである。 後日談おしまい。
https://w.atwiki.jp/mankake/pages/234.html
imageプラグインエラー ご指定のURLまたはファイルはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLまたはファイルを指定してください。 作者:ゆたろー 私には…私が知らないワタシがいる… 光山町では病死や自殺が相次いで発生している中、 弁護士失踪事件のニュースで連日TVが騒いでいた そんな喧騒とは無縁の高校生齋藤は 今日もいつものように遅刻して登校するが、 そこで一人の少女に出会い彼の運命は大きく変わっていく… ゆたろー氏のデビュー作品であり、 多数の人物が様々な視点で描かれる群像劇のスタイルを取っている 2018年10月現在 8話まで続いている 作品を読む
https://w.atwiki.jp/okura/pages/522.html
120 :名無したんはエロカワイイ:2007/05/24(木) 01 22 30 ID 2M4FTn8q いつも思うんだが、 この時間帯起きてる捨て駒いないの? みんな規則正しいよな。 日輪と共に寝て日輪と共に起きてんの? そんな元就様じゃあるまいしww 121 :名無したんはエロカワイイ:2007/05/24(木) 01 26 44 ID ibtNo1V1 120 知らなかったのか?このスレ元就様の自演で回ってるんだぜ?? ( o ;) 州 ゚д゚) / ⌒i / \ / ィ | | / ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄/ __ _/ Prius // FMV // VAIO // Mebius // LaVie /____ \/_/ ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄/ _ /ThinkPad //WinBook//DynaBook//Libretto // Presario/ \/_/ ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄/ _ / Inspiron //Endeavor//InterLink // Evo //Let sNote/ \/____//____//____//____//____/ │ │ │ │ │ ┌─┐ └────┴────┴────┴────┴───────コ.│ 122 :名無したんはエロカワイイ:2007/05/24(木) 01 33 29 ID AKHsaGa8 121 それで分かったわwwww 123 :名無したんはエロカワイイ:2007/05/24(木) 02 39 47 ID Z9LwR5tk 120 職業柄日輪が出てくる時間に寝て沈む頃に起きる駄目な捨て駒です あれ?モニターから緑n
https://w.atwiki.jp/okura/pages/231.html
_, ,_ パーン ( ゚。゚) ⊂彡☆))Д´州 639 :名無したんはエロカワイイ:2006/12/03(日) 10 31 09 ID Sqos/CGT 今元就様を殴った》638…前出ろ、前!! 640 :638:2006/12/03(日) 11 06 08 ID V8yv4ZgT ('。')<も…元就様の頬に虫がとまってたんです! 虫を叩いたのであって、元就様を叩いたわけじゃないですよ! あれ?机の下から白い手が伸びてきdwせdrfgyふじこ 641 :名無したんはエロカワイイ:2006/12/03(日) 11 10 34 ID cSyiIoU7 》640 言い訳は許しませんよ 642 :名無したんはエロカワイイ:2006/12/03(日) 11 18 15 ID +eqk18lA 。・゚・州ノд`)・゚・。 <父上にもぶたれたことないのに! 643 :名無したんはエロカワイイ:2006/12/03(日) 11 22 24 ID lnrQBQvN 父 ゚д゚)<殴る手が痛いからな 645 :名無したんはエロカワイイ:2006/12/03(日) 12 12 12 ID jobCXLmI 州゚д゚)<父上と母上には殴られたことはないが、杉の方には良く殴られたな。 _, ,_ パパパパパーン J( ゚。゚) この馬鹿息子ーーー!! ⊂彡☆))Д´州 ウワァァァン 646 :名無したんはエロカワイイ:2006/12/03(日) 12 56 41 ID OLIt6EJE 元就様にお尻ペンペンしたいです(;´д`)ハァハァァハァハァアアハァ 647 :名無したんはエロカワイイ:2006/12/03(日) 12 58 06 ID 5Of8P7tF 》642 川 ゚д゚) 父上、我らは父上に殴られたことはありません(多分)でも、 川ノд`)斬られたり、絞められたり、吹っ飛ばされたり、自爆させられたり… 川 ゚д゚) でも、これっぽっちも恨んでないですよ…ふんっ 648 :名無したんはエロカワイイ:2006/12/03(日) 13 03 16 ID JaXrrlUg 父゜Д゜) この顔文字に噴いた 649 :名無したんはエロカワイイ:2006/12/03(日) 13 11 18 ID JcHxJ/bc 》646 州゚д゚) <お望み通りペンペンしてやろう。 _, ,_ ∩)) 州 ゚A゚)彡 パーン! ((⊂彡☆∩ _, ,_ ⊂(⌒⌒(;`Д´) `ヽ_つ ⊂ノ _, ,_ ∩)) 州*`皿´)彡 パンパンパンパン (*1) _, ,_ _, ,_ (*2) うああぁぁぁ ――――― !!! `ヽ_つ ⊂ノ 650 :名無したんはエロカワイイ:2006/12/03(日) 13 15 31 ID 8Gh5dWDg 》649 もっと優しくしてください 651 :名無したんはエロカワイイ:2006/12/03(日) 16 02 21 ID jC3Z9Z/y も、元就様が尻叩き風林火豚を…っ! 652 :名無したんはエロカワイイ:2006/12/03(日) 16 19 03 ID DThL0Dc2 州゚Д゚)<叫ぶことブタの如し! 653 :名無したんはエロカワイイ:2006/12/03(日) 17 17 22 ID afTtqW0Q もっと叩いてくだされーーーーーーーーーーっ 654 :名無したんはエロカワイイ:2006/12/03(日) 18 19 49 ID CYeVgbe1 ここは まぞのおおい いんたーねつとですね 655 :名無したんはエロカワイイ:2006/12/03(日) 18 32 58 ID vukPTF8I 》654 何せ毛利軍ですから謙信様。 あれ?窓の外がいやに明るいな。何だろう…… (゚。゚) 656 :名無したんはエロカワイイ:2006/12/03(日) 21 24 26 ID Sqos/CGT M軍ですね^^ 毛利元就のM、(明智)光秀のMということで味方は自ら斬られ(ry 657 :名無したんはエロカワイイ:2006/12/03(日) 21 28 50 ID CYeVgbe1 元親のM、政宗のM、信玄のS、秀吉のH…ありすぎるな 658 :名無したんはエロカワイイ:2006/12/03(日) 22 42 39 ID v84f2xng 元就様に尻を叩かれ隊 659 :名無したんはエロカワイイ:2006/12/03(日) 22 52 42 ID QLmslujR 州゚д゚) <・・・ 660 :名無したんはエロカワイイ:2006/12/03(日) 23 03 53 ID nTtDvorC だんだんここの捨て駒達が壊れていく… 662 :名無したんはエロカワイイ:2006/12/03(日) 23 16 38 ID vukPTF8I これも元就様の所為……
https://w.atwiki.jp/meliadoul/pages/38.html
193 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/08/23(火) 00 59 55.58 ID ItAzDs/sO メリ「メリアドール…。君は罪な女だ…」 メリ「…!? 誰!どこにいるの!?」 メリ「我が名はメリヲタ…。あなたを愛している者さ」 メリ「…メリヲタ? 愛しているなら姿を見せなさい!」 メリ「君のことは何でも知っているよ。メリアドール・ティンジェル。ミュロンド在住。やぎ座。特技は剛剣。親父は黒幕。弟はこの前死んだ」 メリ「な、なぜ私の個人情報を!?」 メリ「それはメリヲタだからさ…。ちなみに好きな色は緑。好きな日は大安。好きな方向は右。好きな男性のタイプは…」 メリ「…だんだん適当になってきてるわよ」 メリ「好きな男性のタイプは?」 メリ「何でも知ってるんじゃなかったの?」 メリ「今日は君の好きな男性のタイプを聞きにきた。あっ、俺達はフード脱げなんて変態的なことは言わんよ。俺達はフード肯定派の紳士やからな」 メリ「フード女騎士とかなまら可愛い」 メリ「Don t think! Hood!」 メリ「メリヲタ何人いるのよ!」 メリ「メリアドールが好きすぎて生きるのが辛い…。このフレーズすごいわかるわ。本当に君の存在は罪だよ。思わずチート使って会いに来ちゃったもん」 メリ「…生きるのが辛いのなら楽にしてあげるわ。我と合見えし不幸を呪うがよい…」 メリ「おっと無駄だ!我々メリヲタは異次元の存在…。物理攻撃なんて通じないのさ…」 メリ「だってこっちの姿はメリたんには見えとらんけんね」 メリ「メリア…スカート…シンニュウ…」 メリ「おい、見えへんからってそれはあかんやろ」 メリ「ギゼンシャ…コロス…」 メリ「Go to hell」 メリ「メリたん、僕は見えないのをいいことにメリたんに酷いことしたりしないからね」 メリ「……」 メリ「…メリたん?」 メリ「……」 メリ「…おい、メリたんいなくね? メリたんはどこだ?」 メリ「……」 メリ「くそ!メリヲタが気持ち悪く騒ぐからメリたんが帰っちゃったじゃねーかよ!まったく、何がメリヲタだよ!紛らわしい名前しやがって!」 メリ「うるせー!いいから消えるマント脱いでメリア呼んでこいやクソラムザ!」 メリ「こ、こら!2chで本名呼ぶな!」 194 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/08/27(土) 16 23 02.31 ID 6PF9quTZ0 ディープダンジョン メリ「ラムザ達とはぐれてしまった…。ここはどこ?」 エリ「…わしの瞑想を邪魔するのはどこの夏のお嬢さんだ?」 メリ「…誰?」 エリ「わしはエリディブス。もう何十年もここに住んでいる者だ。探し物は何ですか? 見つけにくい物ですか?」 メリ「私はメリアドール・ティンジェル。仲間を探しています」 エリ「ところで地上では今フードが流行っているのかね? なかなか可愛いじゃないか。ロマンティックが止まらない」 メリ「今時フードかぶっていない人なんて人としておかしいですよ。あっ、騎士剣と刀が落ちてるラッキー。あなたもフードをかぶったほうがいいですよ」 エリ「ちりじらでんにさりげなく…。まぁ別にいいけど、代わりに貴様の持つ聖石を渡してもらおうか…」 メリ「…えっ、まさかあなたも悪魔に魂を売った化け物なの? 一応弟の仇を討たせてもらう!」 エリ「あー、わかってくれとは言わないが、そんなにわしが悪いのか? わしの最強魔法ゾディアークで、翼の折れたティンジェルになりたくなければ大人しく渡すんだ…」 ビブ「ビブビブ。別にビビらなくていいよ。SP6のクソ魔法だから」 鉄巨人「魔法とか今時古いんだよ」 メリ「長期詠唱中にカオス破点突きを数発入れられそうね…。ではどうぞ」 エリ「……」 メリ「無言…、意気地なしね…」 鉄巨人「さっきから古いんだよお前ら」 198 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/08/31(水) 00 18 51.95 ID fM4+RuJkO ヴォル「ローファル。なぜお前は娘と同じような格好をしているんだ? 娘のことが好きなのか?」 ロー「私のほうが元ネタなんですけどね…。どうしてヴォルマルフ様は我々と同じ格好をしないんですか? 娘さんが嫌いなんですか?」 ヴォル「バカ野郎。私は娘が好きすぎてその他の知的生命体なんてゴミにしか見えなくなったぞ?」 クレ「本人はあまり知的ではありませんがね」 ヴォル「黙れゴミ」 ロー「ヴォルマルフ様もフードつければいいじゃないですか。娘さんに好かれますよ?」 ヴォル「いや、さすがにフードはな…。今は暑いし…」 ロー「寒い時にフードつけたって普通じゃないですか!一年中フードだから意味あるんでしょうが!」 ヴォル「…いや、フード業界の理念を言われてもよくわからんが…。やっぱりお前も娘と同じくフード脱げと言っても脱がないのか?」 ロー「殺すぞゴミ」 ヴォル「娘と同じ反応しやがって…。ここまで似てるとある意味お前にも萌えてきた。重症だな…」 ロー「なら私もゾディアックブレイブに加えてくださいよ」 ヴォル「図に乗るなよゴミ…。フード萌え枠はもう埋まってんだよ。フード脱いでから言えゴミが」 ロー「我々の髪型が気になってる時点で我々の術中にハマっているんですけどね」 ヴォル「…地獄の鬼の首でも折ったようなドヤ顔しやがって。あーローファルマジ絡みづらい。理屈っぽいし、すぐ怒るし、やっぱり娘が一番だ。娘の帰りはまだか?」 クレ「さっき港に着いたと聞きましたが」 ヴォル「ほう、ナイスな報告だ。お前は意外と優秀な部下…」 メリ「ただいま」 ヴォル「お帰り、嫁。ケガはないか? お風呂にするか? ご飯にするか? あと魔道士、お前はなかなか優秀なゴミだ。とっとと消え去れ」 ラム「貴様がヴォルマルフか…。会うのは初めてだったな…」 メリ「…父さん、あなたは本当に父さんなの?」 ヴォル「もちろんだとも我が娘よ。って、どうしてそっち側にいるぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」 203 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/09/03(土) 23 54 23.34 ID yHubX1OpO 聖ミュロンド寺院にて メリ「ベルベニアで待つ…、と」 ヴォル「何を書いているんだ?」 メリ「異端者ラムザへの果たし状よ。必ずイズルードの仇は討つ…」 ヴォル「行くな。だって寂しいじゃないか。間違えた。行くな。だって危ないじゃないか」 メリ「確かに相手はウィーグラフをも倒した男…。たとえ差し違えてでも…」 ヴォル「いや、それ以前に今は台風で海が荒れてて危険だから船は出せんぞ」 メリ「なら泳いで…」 ヴォル「風邪引くッ!」 メリ「浮遊移動…」 ヴォル「遠いッ!」 メリ「…じゃあ聖ミュロンド寺院で待つ、に書き換えて」 ヴォル「台風で来れないッ!」 メリ「…どうして私の邪魔ばかりするの? 父さんはイズルードが殺されて何とも思わないの?」 ヴォル「どんな理由があろうとも、親が子供を危険にさらすことは絶対にあってはならない。たとえ獅子でも、我が子を千尋の谷に突き落とすような親は人権団体に訴えられろ」 メリ「…探さないでください、と」 ヴォル「ちょ、家出の書き置き書くな!わかったわかった!でも、せめて台風過ぎてからにしようぜ!わざわざ危険な日に行くことないじゃん!」 メリ「…わかったわ。台風が過ぎるまでは待つ…」 ヴォル(…今日から、半永久的にミュロンド近海を荒らし続けてくれ。次元魔法ならできるだろ?) 統制者(…700だ。それ以上は出せ) ベルベニアにて ムス「なぁ、そろそろ先進まないか?」 ラム「『あなたはとても強くて勇気のある方みたいですね。私と合見えてみませんか。ベルベニアで待っています』…と、ペンネーム、緑色の髪の乙女さんからこんなお便りが来て無視できるわけないだろ」 ムス「浮浪者の俺達にどうやってお便りが届いたのかは知らないけど、その乙女を待ち続けてもう一年は経ったぞ?」 ラム「…もしかして市役所前で待ってるのが間違いなのか? 明日からは駅前で待ってみるか」 ムス「おい、誰かがこっちに来るぞ!なぜかビショビショだああ!」 濡れ「…そうか、エルムドア侯まで倒され…てはないな、まだ。私はクレティアン…。ヴォルマルフ様からの命と不憫なメリアドールのために貴様を殺す」 ラム「もう!緑色の髪の乙女さんまだぁー!?」 211 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/09/07(水) 01 14 38.77 ID F/KJ5ivFO メリ「はぁ…はぁ…」 ラム「メリアがハァハァしてる…」 メリ「…運動してハァハァしてる女性にハァハァしないでくれる?」 ラム「修行のほうはどうだい?」 メリ「おかげさまで暗黒騎士もほとんど極めたわ。あとは最大HPアップだけよ」 ラム「いくら弟の仇が自分より格上の相手だとはいえ、そこまで突き詰めなくても…。っていうかやりすぎ」 メリ「私が捨て身で挑んでも、おそらく父やローファルには勝てないから、装備やアビリティで体力差をカバーしないと…」 ラム(メンテナンスさえあれば簡単に勝てるような…) ※メンテナンスアレルギーのメリアドールのために発言を心に抑えています メリ「…メンテナンス? あんなものは全剣技以上の卑怯!算術以上の外道!フェニックスの尾以上のありがとう」 ラム「聞こえてるのかよ…。っていうか聖なる神殿騎士だった君が今や暗黒騎士だなんて世の中わからんな…」 メリ「神殿騎士団ってもともとダークな集団だったけどね。バルクとかいるし、イズルードなんてあだ名が絶望の戦士よ?」 ラム「名前はロスメーリアンか?」 メリ「そんな話をしている間にも最大HPアップを習得!メンテナンス使うからいらないけど。これでアビリティはバッチリだから、あとはカオスブレイドを用意して、デジェネレーターを踏んで…」 ラム「もういいだろ!」 聖ミュロンド寺院 門番的な感じの僧侶「止まれッ!ここは聖ミュロンド寺院!僧侶以外は立ち入り禁止だ!田舎者は帰れ帰れ!」 ラム「ヴォルマルフはどこだああ!アルマはどこだああ!!」 メリ「父さんは? 父さんはどこ!?」 門番的な感じの僧侶「ヴォルマルフ率いる神殿騎士団なら労働基準法に引っかかって解散したよ」 メリ「…確かにブラックだったけどッ!」 220 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/09/11(日) 23 10 06.60 ID keJyXQAZO メリ「父さんは何か欲しいものはある?」 ヴォル「何かくれるのか?」 メリ「もうすぐ敬老の日でしょ? 教皇猊下に何かプレゼントを用意しようと思って参考までに」 ヴォル「この私が老人の趣向なんて知ってたまるか!そういうのは老ファルに聞け」 メリ「老ファルって老人なんだ。中年だと思ってた」 老「どっちも違うッ!」 メリ「老ファルが老人なら父さんより年上…? もしかして父さんより強い?」 ヴォル「私を誰だと思っている? 神殿騎士団の団長だぞ? 統制者だぞ? この私があんな老け顔中間管理職に勝てるわけがないだろ」 老「勝てるわけないのかよ」 ヴォル「で、私には何かプレゼントをくれるのか?」 メリ「父さんは老人なの?」 ヴォル「じゃあ老人だよ」 メリ「じゃあ参考までに何が欲しいのか教えて」 ヴォル「私は娘がくれた物なら何だって嬉しいよ」 メリ「私は具体例を求めてるんだけど。それに私は教皇猊下の娘じゃないし」 ヴォル「私はグランドヘルムが欲しいな。教皇は毒消しを欲しがってたぞ?」 メリ「ずいぶん武闘派な老人ね…」 ヴォル「私はマクシミリアンも欲しいな。教皇は柳生の漆黒が好きだぞ?」 メリ「わかった。以上のことを踏まえてプレゼントは無難に座椅子にするわ」 老「全然踏まえてない…」 ヴォル「無難すぎる娘よ…、私には?」 メリ「いつもありがとう。全く役に立ってないけどアドバイスに感謝するわ」 ヴォル「感謝の言葉より、私も座椅子でいいから何か欲し…」 メリ「あとで、教皇猊下に敬老の日のプレゼントを買って来るから経費精算書を出しておいてくれる?」 老「わかりました」 ヴォル「……」 教皇「貴様…裏切るのか…? この若僧が!」 ヴォル「聖石を集めるために貴様に協力してきたが、私に残された時間はあまりに少ない。敬老の日が来る前に死ね!」 教皇「少しはいたわれや!」 223 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/09/16(金) 01 45 55.76 ID HEyV7IR5O ランベリー城前 メリ「ここがランベリー城…。薄気味悪い城ね…」 エル「ようこそランベリー城へ」 メリ「何者ですか?」 エル「バケモノです」 メリ「すみません。人を待っているので失礼してくれませんか?」 エル「君はメリアドールだね。いつもヴォルマルフから話を聞かされているよ。最近口を聞いてくれないとか…。洗濯物を分けて洗われるとか…」 メリ「…父の知り合いですか?」 エル「異端者ラムザを追って来たのだろう? 奴が来るまで私の城でお化け屋敷デートでもしてみないか?」 メリ「…まさか、あなたが幻滅鬼エルムドア侯爵ですか?」 エル「ああ、そうさ。私はどっかの次兄のアークナイトとは訳が違うぞ。何たって源氏装備にメンテナンスだからな。スタッフからの愛され方が違うぜ」 メリ「…メンテナンス? あー、そうなんですか。侯爵がそんな人だったなんてガッカリだわ」 エル「メンテナンスで幻滅されるなんて初めてだな…」 メリ「いいから消えてください。私、メンテナンスをしてる人とは話しちゃダメって父から言われているので」 エル「ここは私の城なんだがね。下僕ども、こちらのお嬢さんを城内へお連れしろ」 死霊達「さぁ、大人しくこっちに来るんだ」 メリ「ちょっと、離しなさいよ変態!たたっ斬るわよ!」 エル「くくく…。この下僕どもはそれぞれイズルード、ウィーグラフ、ガフガリオン達の死霊なのさ…。どうだ、君にこいつらを斬れるかな?」 メリ「…くっ、一人知らないけど卑怯な!」 ラム「はぁはぁ…。遅れてごめんメリアドール!単純に寝坊したwww」 メリ「遅いわよラムザ。自分から誘っておいて5時間も遅れるなんてどういうつもり?」 ラム「悪かったよ…。あとでお詫びに香水買ってあげるから許して。せっかくのお化け屋敷デートなんだからさ…」 エル「ちょ、人の家でデートの待ち合わせするな!」 死ウィ「い、いつの間に裏切ったんだ!?」 死イズ「リア充死ね!」 226 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/09/18(日) 21 49 27.43 ID 7O0/Rh6zO ロー「もう報告するのも面倒なんですが、イズルードが戦死しました。犯人は異端者ラムザです」 メリ「…イズルードが? 嘘でしょ!?」 ロー「これはイズルードの肉体が消滅し、宝箱になった宝箱です。これはあなたがお持ちください」 メリアドールはエロ本を手に入れた メリ「…これは?」 ロー「イズルードが残した宝です」 メリ「…本当にこれがイズルードの形見なの?」 ロー「……はいw」 メリ「聖石とかじゃないの?」 ロー「どうやら異端者に回収されたみたいですね」 メリ「…きっとこれは異端者が流石にやり過ぎたと思って、憐れみで置いていったものよ。イズルードがこんなものを持っているわけないわ」 ロー「でも『フードをかぶった聖職者の実のお姉さんとしようよ』なんて本のタイトルからして、イズルードの性癖以外に考えられないんですがね」 メリ「汚らわしい…。こんなものは咬撃氷狼破のエサにして…」 ロー「無念のうちに死んだ弟の大事な宝をあなたは破壊すると言うのですかッ!?」 メリ「!!」 ロー「自分のキャラ設定が弟から愛されているという物的証拠とも言えるじゃないですか!何が不満なんですかッ!?」 メリ「……」 ロー「あなたがきちんと相手をしてやらなかったからこのような本が必要だったんじゃないのですかッ!?」 メリ「わかった…、もうわかったから…。私はこの本を持って仇を討つから落ち着いて…」 メリアドールは『フードをかぶった聖職者の実のお姉さんとしようよ』を装備した ロー「食わず嫌いせずに読んでみましょうよ。そんなに悪いものじゃないですよ。ほぅら、本の中のあなたはこんなに悦んでいるじゃないですか」 メリ「…そうね。でもこれ私じゃないから」 メリ「異端者ラムザ!弟の仇を討たせてもらう!」 ラム「…弟? うおっ、念願の姉キャラが来た!しかもフードで聖職者なんて完全に僕の性癖じゃないか!まさかこの前なくしたエロ本が具現化して僕の所に戻ってきてくれたのか…? 神様ありがとうッ!」 メリ「やっぱりラムザの本だったじゃないの!」 231 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/09/23(金) 02 43 33.56 ID YHiHaul0O フード骨肉店にて ロー「やっぱりフカフカの羊毛が一番でしょう」 メリ「ラビットファーの感触も捨てがたいわね…」 ヴォル「…お前達。勤務時間中にこんなところで何をしている?」 メリ「買い物」 ロー「デート」 ヴォル「…ローファル、お前明日から異端者な」 メリ「気温が下がってきたし、そろそろフードの衣替えをしようと思って」 ロー「神殿騎士であるヴォルマルフ様もフードのご加護を受けられる資格が充分にあります。お求めやすいフードですと700ギルからテナント募集してますよ。いかがですか?」 ヴォル「それじゃフードが本体みたいになってるだろが。店員やらなくていいから仕事に戻るぞ」 店員「お客さん、チョコボを密猟して作った新商品のフードが入荷しましたよ」 メリ「えっ、ちょっと見せてもらえますか?」 ヴォル「帰るって言ってるだろ!余計なことを言うなよ骨肉野郎…。貴様を異端者にするのは簡単なことなんだぞ?」 ロー「頭部が寂しいヴォルマルフ様に似合うフードはありますか?」 ヴォル「ハゲ疑惑のある奴に言われたくないわ!」 骨肉野郎「黒チョコボと言いながら実質パープルな黒チョコボフードとかいかがです?」 メリ「あら可愛い。じゃあこれをください。父さん、これをあげる」 ヴォル「……えっ?」 メリ「誕生日おめでとう。これは私達からの誕生日プレゼントよ」 ロー「ディバインナイトがみんなフード姿だったら分かりやすいと思って、フードをプレゼントすることにしたのですよ」 メリ「そういうこと。これでみんなお揃いね。父さんもフードで寒さ対策して風邪を引かないようにしてね」 ヴォル「あ、ああ…。お前がローファルと逢い引きしてなくて、今から2ヶ月前に祝ってくれてたら最高にハッピーな展開だったんだが…。ありがとう、お前の心遣いがすごく嬉しいよ」 骨肉野郎「お会計は2000ギルになります」 ロー「領収書ください。宛名は統制者で」 ヴォル「おい」 238 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/09/26(月) 03 52 21.29 ID LgJlQQL1O ヴォル「ローファル、例の件はどうなった?」 ロー「カプリコーンの件でしたら、明日にでもイグーロスへ向かいます」 ヴォル「違う。今晩の飲み会の件だ。みんな参加できそうか?」 ロー「…えーと、参加者はバルクと教皇猊下……の二名ですね」 ヴォル「クソとカスしかいないじゃないか!メリアはどうした?」 ロー「弟の仇討ちに行くと言って出て行きましたが…」 ヴォル「あのバカ娘!危ないからダメだと何度も言ったのに!お前はしれっと不参加なクレティアンを連れて店に予約入れとけッ!私はメリアを止めに行く!」 ロー「すみません、私も明日早いのでパスさせてください」 ヴォル「お前もかよッ!」 クレ「これはリレイズとリジェネ成分の入った香水だ。持って行くといい」 メリ「…ありがとう。今日は随分優しいのね」 クレ「飲み会に参加したくないだけさ」 メリ「じゃあ行ってくるわ。くれぐれも父さんには内密にね」 ヴォル「危ないからダメだと言っただろう」 メリ「!!」 ヴォル「あの魔人ベリ……いや、ウィーグラフでさえやられたのだ。お前の手には負えん」 メリ「魔人ベリ?」 クレ「団長の中の人の数少ない友達だ」 メリ「…じゃあ父さんが仇討ちに行ってよ。父さんでも勝てない相手なの?」 クレ「団長はある意味、息子の仇討ちを絶対にできないな」 ヴォル「…前から言おうと思ってたけど、お前口軽すぎだろ!影薄いからって戦闘中とかに機密情報漏らして目立とうとするのやめろよ!人としておかしいぞ!」 クレ「まぁ、人であることをやめたいですね。あなたのように…」 メリ「…よくわからないけど、要するに父さんはイズルードよりも飲み会が大事なんでしょ?」 ヴォル「…わかったよ。じゃあ私が仇を討ってくるからお前は居酒屋で待ってろ!いいか、絶対にお前は死ぬようなことはするなよ!」 メリ「……はい」 ベルベニアにて ラム「ここがベルベニアか…。どうせまたオチに使われるんだろうな…」 ヴォル「貴様が異端者ラムザか。個人的にはベリアスの仇を討ちたいところだが、娘と飲み会のためにイズルードの仇を討たせてもらおうか…」 ラム「お前がやったんだろ!」 248 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/10/01(土) 00 21 35.67 ID a9die57AO イズ「まいどー」 雷神「おお、よく来たな行商人ズルイードよ。以前君から買ったメリア着衣済みのキャラビニエールは毎日愛用しておるよ。今日は一体どんなメリアグッズを持ってきてたくれたんだい?」 イズ「本日ご紹介する商品はこちら!」 雷神「…ん? 何だこれは? 毛か? 何の毛だ?」 イズ「姉さんの髪の毛です」 雷神「なんだと!いや…、怪しいな。どうやってそれを手に入れたんだ?」 イズ「なんたって同棲してますから。姉さんの髪の毛を手に入れることなんて、あなたを異端者にするぐらい簡単なことですよ」 雷神「いくら弟の頼みでも、髪の毛をくれと言われたら引くだろ…。彼女は一体どんな反応をしたんだ?」 イズ「いたっ!って言ってた」 雷神「無理矢理すんなよ!」 イズ「値段は10万ギルだ。どうだ、買うのか? 買わないのか?」 雷神「700万ギルだ…。それ以上は出せん…」 イズ「OK、交渉成立だ。いい買い物したな。おそらくそれは世界に一つだけの髪だからな。ありがとうございました!またお願いしまーす!」 雷神「次はメリアの着衣済みフードが欲しいな。金ならいくらでも出すぞ」 イズ「フードは厳しいな…。姉さんのフードに手を出したらさすがに弟だとしても殺されかねない…」 雷神「さすがにメリアフードを盗るのは良くない。こちらで緑色のフードを用意したから、これを何とかメリアフードとすり替えられないかな?」 イズ「いや、しかし…」 雷神「もちろん相応の金を払うし、無事に持って来れたらオーランに頼んで君が死なないようにストーリーを改変させてみせよう」 イズ「わかりました」 イズ「姉さん、雷神の力が宿ると言われる伝説のフードを手に入れたんだけど買わない? 今なら古くなったフードを引き取る下取りサービス付きで、お値段はなんと700ギルで分割払いだと…」 メリ「いらないわよ、そんなの」 ロー「さすがにズルイード過ぎるぞお前」 254 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/10/05(水) 01 20 11.11 ID NHG7uXplO メリ「氷天の砕け落ち、嵐と共に葬り去る…」 ヴォル「違うぞメリアドール。氷天(ひょうてん)ではなく氷天(ひてん)だ」 メリ「えっ、嘘でしょ? そんな中二病みたいな読み方するの?」 ヴォル「習字三段、陰陽術二段、漢検五段の漢字マスターことローファルよ。『ひてん』のほうが正しくて尚且つカッコいいよな」 ロー「氷天(あおぞら)です」 ヴォル「あってたまるか!」 メリ「検索しても出てこない言葉なんだけど…。じゃあ普通に考えて『ひょうてん』じゃないの? 氷を『ひ』とはあまり読まないと思うけど」 クレ「知識ならば私にお任せくださいよ。なぜいつもローファルなんですか?」 ヴォル「天才参謀のソーサラー様に分からない漢字を聞くなんて低俗な相談はできんよ。私はお前が思ってる以上にお前を評価しているぞ、山田(クレティアン)よ…」 クレ「…思いっきり凡人視してません?」 ヴォル「ならば漢字マスターでさえ解けなかったこの氷天の読み方を教えてもらおうか、天才参謀殿」 クレ「いや、普通に辞書に載ってない単語の正解なんてわかんないっすよ。なんなら漢字嫌いですし。漢検五段とかありえねえし。TOEICなら790点だし」 ヴォル「学生レベルじゃねえか」 クレ「まぁ参謀らしく答えるとしたら、真の漢字マスターが次のレスで教えてくれますよ。いやぁさすがは参謀、分からないのにきちんと問題を解決しましたね」 メリ「父さん、山田が参謀だなんて設定は検索しても出ないんだけど…」 ヴォル「単細胞の間違いだった、すまん」 メリ「じゃあ『ひてん』も間違いなんじゃないの?」 ヴォル「それはない!実際に詠唱してみろ。『ひょうてん』より、『ひてん』のほうがしっくりくるだろ?」 メリ「えーと、ひてんの葬り…去る?」 ヴォル「嵐と共に砕け散る不幸を呪うがよい…?」 メリ「星よ降れ…あれ? 氷狼破って星降ったっけ?」 氷狼破「俺、この先一生使われないな…」 262 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/10/10(月) 10 56 54.69 ID cMhAjR+8O メリ「なんとか武器を壊せれば勝機はあるんだけど…」 アグ「ならば私が雷神の打撃を一発引き受けよう。その隙にお前は奴のエクスカリバーを破壊するんだ」 メリ「大丈夫なの?」 アグ「このためにHPだけは鍛えておいた。問題ない」 メリ「しかし、いくら雷神が相手とはいえ、二対一っていうのは気が引けるわね…」 アグ「雷神殺したいって言い出したのはお前じゃないか」 雷神「夏が来ーれば思い出すーメリアは嫁ー」 メリ「あっ、雷神が油断している!今がチャンスよ!」 アグ「では私が特攻しよう。お前は奴の剣技に巻き込まれないように少し離れて…」 ベイ「おいおい、味方を倒す算段とは穏やかじゃないな。それ以前に今は戦闘中だぞ?」 メリ「貴様はベイオウーフ!まさか、今の話を聞いていたの!?」 ベイ「二人がかりは良くない。あと戦闘中に味方を攻撃するのは良くない」 アグ「クソ、相変わらずマジメだな!」 メリ「魔法剣を特許申請したからっていい気になって…」 ザル「逃げろラムザ…。このままではお前を殺してしまう…(主にアルテマデーモンが)」 ラム「兄さーーんッ!」 アグ「…おい、将軍クラス二人相手はまずくないか?」 メリ「大丈夫、ダイア以降の盾があれば魔法剣なんて怖くない…はず。予定通り雷神だけを狙うわよ」 ザル「頼むラムザ…。早く…楽にしてくれ…苦しい…」 ラム「諦めちゃダメだ兄さん!何か、何か方法があるはずだ!あと外野うるせえ!」 ベイ「アクティブターンを常に確認しよう。それが勝利への近道」 雷神「壁を背にして背後から襲えってね。作戦会議してる間にも時間は経っているのだよ、お二人さん。そぅら、二人まとめて無双稲妻突きィ!」 メリ「ま、マントは背後からの攻撃を防いでくれたりもする!はず!」 アグ「ま、まずい!人の夢と書いて儚い!」 ザル「危ないお嬢さん達!ウボァー」 ラム「兄さーーんッ!!」 ザル「辛い思いをさせたな…ラムザ…。アルマを…助けてやってくれ…ぐふっ」 ラム「兄さーーんッ!!」 Congraturations! ラム「コングラチュレーションじゃねえよ!」 270 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/10/14(金) 03 25 55.24 ID eW+FadeSO メリ「メンテナンスがFFTの全てを台無しにしている」 ヴォル「ほぅ、さすがは我が娘よ。良いことを言う」 ロー「その根拠は?」 メリ「メンテナンスさえなければ、私達神殿騎士団は物語のラストを飾る敵対組織に相応しい最凶の騎士団になっていたはず。メンテナンスはFFTのゲーム難易度を著しく下げている」 ヴォル「うむ、メンテナンスのない世界だったら剛剣の使い手が三人もいる我々は最強の騎士団だろうな」 ロー「ステージ構成や剣聖の問題もありますし、それだけの理由で全体を台無しにしてると言うのは言い過ぎでは?」 メリ「逆に難易度が高すぎるウィーグラフとの対決ステージの難易度を多少緩和できます」 ヴォル「うむ、カメレオンローブみたいな変な小細工するより、武器を封じて勝った方がよっぽど正攻法だし、勝った気がするな」 ロー「別にカメレオン必須のステージではないし、その理屈は…」 メリ「また、正宗や源氏装備が普通に盗めます」 ヴォル「私は何十年もかけて、エルムドアから小数点以下の確率で源氏の小手を盗んだことがあるが、気づけば40代後半になっていたよ。今の若者にこんなことをさせたくはないものだな…」 メリ「そうね。我々は我々の子供達のために未来を築かねばならない…。子供達のためにもメンテナンスをなくさなければならないけど、父さん、嘘はつかないでね。子供達が盗めると信じて真似したら大変でしょ?」 ヴォル「…すみませんでした」 ロー「子供達の未来のためにアンチメンテナンス…か。あなたも立派なディバインナイトに成長されましたね。よくわからない論説でしたが、あなたの成長に私は感動しましたよ…」 メリ「ありがとう。仮にメンテナンスがない世界で、イズルードも剛剣を取得していれば、もう少しだけ明るい未来が待っていたのかもしれないわね…」 ヴォル「あいつは我々に内緒でメンテナンスをセットしていたからな!死んで当然だったよ!」 メリ「父さんッッ!!」 ヴォル「…すみませんでした」 ロー「…ヴォルマルフ様、そろそろ時間です」 ヴォル「おお、もう時間か。では、以上で幹部会議を終了する。ではお前達は実務に戻れ」 ロー「メリアドール以外の下級幹部は本日の会議内容における所見を後日レポート提出するように」 クレ「何の会議だよッ!」 275 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/10/18(火) 00 31 09.87 ID X3iwxk2dO イズ「うう…。剣はどこだ…。真っ暗で何も見えない…」 メリ「大丈夫イズルード!? 一体誰にやられたのッ!?」 イズ「う、牛鬼…」 メリ「ぎ、牛鬼ね…? 待っててイズルード。あなたのために、私は異端者牛鬼を討つ!」 イズ「ちょっと待った!仇討ちより今は応急処置を!真っ暗で何も見えないッ!」 メリ「誰か!誰か来て!」 ロー「どうしました?」 メリ「目薬を持ってきて!」 ロー「はい」 イズ「…姉さん、目薬とか怖いよ…。目薬を注すくらいなら死ぬ…」 メリ「目が見えないほうが怖いでしょ? っていうか、いまだに目薬が怖いなんて可愛いところあるじゃない」 イズ「それ以前に目薬より傷薬を…」 メリ「誰か!誰かポーションを!」 ロー「……」 メリ「…くっ、どうしてこういう時に限ってポーションがないのよ!目薬はあるのに!」 ロー「目薬なんて誰も使いませんからね」 イズ「うぐっ…、死神のお迎えが1ターン先まで来てるのが見えやがるぜ…。もうダメ…かな…」 死神「真っ暗で何も見えないのでは?」 ロー「もうポーションがあってもダメじゃないか…」 メリ「じゃあフェニックスの尾……なんてあるわけないよね…。仕方ない、水平ジャンプ8で大急ぎでショップに行ってくるわ!」 ロー「ダメですッ!そんなことを姉にされたら、みっともないところを見られた上に個性まで奪われた絶望の戦士の彼がショック死してしまうッ!」 イズ「どのみち1ターンじゃ無理だよ…。姉さん、最後にお願いが…あるんだ…」 メリ「ダメよ…。最後なんて言わないで!諦めちゃダメよ!」 イズ「フード…脱いで…」 メリ「真っ暗で何も見えないんじゃなかったっけ?」 ロー「意外と元気そうですが、イズルード氏は異端者ラムザとゴルターナ公とラーグ公とオルランドゥ伯爵にやられたんです。卑怯ですねぇ…、彼のためにも仇討ちしないといけませんねぇ…」 イズ「…おい、何言ってんだ老猾コラ」 メリ「えっ、でも牛鬼って…」 ロー「彼が牛鬼みたいな醜悪で野卑でチキンなクソデブハゲ底辺馬面豚野郎にやられるわけないじゃないですか」 メリ「…そうよね。イズルードが牛鬼みたいな要するにブサイクにやられるわけがないもんね!貴族どもめ、許せないわ!私は弟のために異端者ラムザとバリンテン大公を討つ!」 ロー「騎士剣を用意しておきます」 イズ「……」 279 名前が無い@ただの名無しのようだ sage New! 2011/10/20(木) 02 37 21.85 ID qwcPC69+O メリ「父さんは自分自身よりも大切なものってある?」 ヴォル「今、目の前にいる」 メリ「えっ、私?」 ヴォル「一万年と二千年前から愛してる」 メリ「…ありがとう。私はてっきり父さんはローファルを愛してると思ってたわ」 ヴォル「愛ゆえにフードを食らわば皿まで」 メリ「ちなみにクレティアンはどう思ってるの?」 ヴォル「愛ゆえに枯れ木も山の賑わい」 メリ「バルクは?」 ヴォル「バルクは生理的に無理」 メリ「部下は全然愛していないのね…」 ヴォル「愛ゆえに人は苦しみ、愛ゆえに人は悲しまねばならぬ。私が人であることをやめて悪魔に魂を売ったのも、イズルードをついでに殺したのも、すべてはお前への強烈すぎる愛が原因だったりする」 メリ「えっ、父さんはイズルードを殺した悪魔なの?」 ヴォル「愛ゆえに機密が漏洩した」 メリ「…仮に父さんが私のことを本当に愛してくれていたとしても、弟を殺されたら黙ってはいられないわね…」 ヴォル「では私を倒すか? 私の死によってお前の見せ場が増えるのならば、私は喜んで命を捧げよう…。さぁ、私を殺すがいい!そう、愛にすべてを…」 メリ「……」 メリアドールはヴォルマルフと口を聞かなくなった
https://w.atwiki.jp/okura2/pages/53.html
【高松城水攻戦】 伊達政宗 戦に卑怯もクソもねえ、叩かせてもらうぜ 織田信長 フハハ… 背水、愚かなり! 濃姫 上総介様に逆らうなど、愚の骨頂! 武田信玄 地に欺かれ、天に呪われたのよ! 上杉謙信 これもてんめいなれば ゆるせ 森蘭丸 さあさあ、さあさあ、沈めますよー! 猿飛佐助 水攻めを悪く思うな! これが戦ってモンよ! 明智光秀 ああ、数多くの悲鳴が聞こえます …ククク ザビー 愛のタメ、水タメまス! …プフーッ! 島津義弘 いかんね… あちこちから悲鳴が聞こえよる 本多忠勝 (家康)忠勝、敵襲だ! 出撃せよ! まつ (利家)まつ、城が… 沈む… 犬千代さま… これは水攻めにございまする かすが 降伏しないのか… 何故こうも死にたがる! 前田利家 (まつ)城を水に沈めるなど… 戦というものは…! 大丈夫、すぐ終わらせるよ 真田幸村 温情なき大将など、恐るるに足らず! いつき みんなが不利だ! いますぐ助けに行くべ!
https://w.atwiki.jp/kyoumoheiwada/pages/32.html
1~200 / 201~400 / 401~600 / 601~800 / 801~1000 ☆本当はあります☆ 金剛「テートク~、今日は眠れないから一緒に寝てほしいデス」 提督「……だってさ」 呉「なんで私なのよ。嫌に決まってんじゃない」 金剛「もう帰るデス!?」 呉「何よ私が帰ってきちゃ嫌なわけ? それとも何か困ることがあるの?」 金剛「な、何もないデス」 ☆さらば那珂ちゃん☆ 提督「じゃ! 俺は帰るから!」 呉「おい待て、なんだこの雀卓」 提督「那珂がやりたいからってどうしてもって! あばよ、とっつぁ~ん! あとのことは頼んだぜ金剛~!」 呉「あ、こら! くそ……逃げ足だけは早い奴め」 龍驤「ボス、下手人を連れてきやした」 那珂「違うもん! 那珂ちゃんだけじゃないもん! ほんとだもん!」 ☆葬式状態☆ 提督「いぇーい帰ってきたぞーい。……ん?」 鈴谷「……」 摩耶「……」 愛宕「……」 加賀「おかえりなさい。帰ってくるのが遅いです」 提督「みんな顔死んでるけど大丈夫か? ……に比べて加賀は元気だな」 加賀「当然です。私は負けませんでした」 ☆キャリア☆ 天龍「俺はギリギリだったな。明日は休みにしようぜ~」 提督「なんだ、天龍は無事だったのか。キャリアの長さで生き残ったか?」 電「電も頑張ったのですけど……止められてしまったのです」 提督「そうなのか? でも疲れただろ? 今夜は俺が一緒に寝てやるよ」 加賀「私だって頑張りました」 提督「うん」 加賀「……むぅ」 ☆大変良く出来ました☆ 加賀「褒めないんですか?」 提督「だって真っ先に終えたらしいじゃん。 っていうかみんなの二倍やってたって呉言ってたもん」 加賀「だから頑張ったんじゃないですか。 褒めないんですか? 褒めて下さい」 提督「よ、よく出来ました」 ☆ご褒美を所望☆ 加賀「私、今夜はご褒美が必要ですね」 提督「……冷蔵庫にプリンがあr…… あのー、そっちは僕の部屋なんだけど、おーい?」 加賀「待ってますから」 提督「おーい。ちょっと聞いてるー?」 ☆簀巻き☆ 愛宕「ねえ、昨日一緒に寝たんじゃなかったの?」 提督「……そうだね。まあ事実を言うとそうなるが」 愛宕「どういうこと?」 提督「俺は簀巻きにされ抱き枕状態で一夜明かした訳だ」 愛宕「……」 愛宕「もう我慢ならないから一から性知識植えてくる」 提督「お、おいあんまり過激なのは……行っちゃったよ」 ☆関係者権限で知ってる☆ 青葉「ども! 青葉です。今日はこれからどこへ行くんですか!?」 那珂「えー? 那珂ちゃんに聞いてるのー? 今から撮影に行ってきまーす♪」 青葉「何の撮影ですか!?」 那珂「PVとー、雑誌のモデルだったかな?」 呉「あとイベントの打ち合わせもでしょ」 那珂「あー、そうそう。……ってなんで呉が知ってるのさ」 ☆少しくらい汚れていたほうが☆ 初雪「うちにはルンバはいないの?」 舞鶴「欲しいの? でもいつもちゃんとお掃除してるし」 隼鷹「そうだよ。いつも綺麗なままでいれるっのはいいことだよ」 響「……汚すの隼鷹ばっかりだよ」 舞鶴「ちゃんとお掃除してよ」 隼鷹「い、いやー、逆に散らかってた方が落ち着くというか」 ☆貸してください(女性限定)☆ 提督「少しくらい汚れていた方がいい場合がある」 愛宕「例えば?」 提督「……パンツとかさ、借りる時に」 愛宕「借りる時なんてあるの?」 提督「分かんないけど」 ☆落ちた☆ 雷「どうしたら佐世保を落とせると思う?」 熊野「世の中には吊り橋効果、というものがあって――」 雷「なるほど。吊り橋に行ってそこから谷底に」 熊野「落としてはだめですわよ?」 ☆墓穴☆ 龍驤「聞いたで~、自分ら呉のトレーニングメニューで倒れたらしいな」 鈴谷「なんだよあれ! おかしいよ!」 龍驤「いやー、あんなんうちらは毎日やってんで~?」※嘘です 提督「へえ、じゃあピザ屋が毎日やりたいって言ってたって伝えとくよ」 龍驤「ま、まあでもあのメニュー長いから最近やらせてくれへんねん。 だから言うても無駄やし、やめといた方がええで?」 提督「いや、伝えておく!」 龍驤「あの、ほんまにやめて」 ☆ふーしーだーらー☆ 提督「もしかしたら俺も健全ロボダイミダラーのファクターかもしれない!!」 天龍「んな訳ねえだろ。さっさと訓練行くぞー」 提督「Hi-ERO粒子が満ち満ちているぜ! つーわけでおっぱい曝け出せよ」 青葉「青葉見ちゃいました聞いちゃいました。自分の艦娘に対して セクハラを強要する提督さんの姿を―― 提督「当て身!」バシッ 青葉「……ッ」ドサッ 提督「証拠隠滅」 天龍「どうすんだよそいつ」 ☆きゃりー☆ 提督「ど、どうする!? とりあえず脱がすか?」 天龍「アホかお前は! 動揺しすぎだ」 提督「とりあえず医務室連れて寝かせとけば起きるだろ」 天龍「しょうがねえな……よっと」 提督「おっ、ファイヤーマンズキャリー! かっこいいぞ天龍!」 電「ひ、人攫いなのです!?」←たまたま通りかかった ☆提督と巨像☆ 提督「ぐおおお! 巨像一体倒すのにどんだけ時間かかってるんだ俺は」 鈴谷「まだあと何体残ってるの?」 提督「わかんね。っていうかワンダの操作性悪すぎてやばい」 鈴谷「どうなんだろこれが普通なんじゃないの?」 提督「まあ古いソフトのHDだし仕方ないか」 鈴谷「にしてもすごい雰囲気ゲーだね」 提督「シンプルでいいけどな」 ☆一周年おめでとうございます☆ 加賀「提督、今日は何の日かご存知ですか?」 提督「え? あ、え、うん」 提督(え~~~!? 何の日なの~~~!?) 加賀「その顔……覚えてないんですね? はぁ……」 提督「うわっ、すごいがっかりしてる! え?何の日なの?」 加賀「やっぱり覚えてないんですね。 今日は我々の終戦記念日です」 提督「あー、はいはい」 ☆提督の生還日☆ 提督「なるほどね。平和になった日、ということか」 加賀「はい、そういうことです」 提督「いや俺あの日、深海棲艦の所から久しぶりにこっちに帰ってきたし、 曜日とか日付の感覚がなくて分かんなかったんだよ」 加賀「そうなんですか? 一体あっちで何してたんですか?」 提督「……それが言語が分からんからさっぱりで」 加賀「……それでよく生きて帰ってこれましたね」 ☆劣るはずがない☆ 加賀「そういえば通訳がいたおかげで……って言ってませんでした?」 提督「あいつは結ぶ日に向けて俺との対話を続け日本語を習得したんだよ」 加賀「……だったら私もあの人達の言語を取得可能ですね」 提督「さあ?」 加賀「バナナに引っかかるヲ級に私が劣るはずがありません」 ☆オバマが到来!☆ 呉「……何で私なの」 金剛「でも光栄なことデス。 大統領の護衛デス。またとない機会ネ」 呉「そりゃそうだけど……」 龍驤「そら呉みたいなのがおったら誰も近づかへんからやろ」 呉「それどういう意味よ」 ☆記念の立食会☆ 比叡「という訳で大統領が来日していた関係もあったのですが 我々も平和記念日としてのパーティがあるんです」 提督「それに出席しろと? やだよ」 比叡「ヒェェー!! まさか断られるとは思いませんでした!!」 加賀「というかせっかく来日してるのにほったらかしでいいんですか?」 比叡「いえ、もちろん大統領も参加しますよ」 提督「何でだよ」 ☆混沌の予感☆ 比叡「それに呉さんや舞鶴さん佐世保さんも参加されますよ」 加賀「一人一人だと普通なのに3人同時に名前を聞くと 予測されてしまう混沌は何故なんでしょうね」 提督「なおさら行く気が起きなくなったよ」 比叡「いいじゃないですか。久しぶりに加賀さんと二人で出かけるんですし」 加賀「そうですね」 提督「出かける先がそれじゃあんまり……」 ☆器(タッパー)が小さい☆ 鈴谷「ねえなんで鈴谷達はいけないのさー!」 摩耶「そうだよ!豪華な飯食うんだろ! ずるいぞ!」 加賀「はあ、これは前にも言ったような気がします。 そこに行くということは提督の面倒を見るんですよ」 天龍「俺パス」 愛宕「あたしもパス」 提督「くっそー! 言ったなお前ら! 前はタッパーに食べ物入れて持って帰ってきたのに!」 ☆E2すら突破できないワロタ☆ 電「おみやげ欲しいのです。だめですか?」 提督「電には何でも持ってきてやろう」 鈴谷「鈴谷にはないの!? ねえーー!」 摩耶「アタシにもなんか持ってこいよ」 提督「摩耶は駄目だ。さっきボス前でお前一人大破したからな」 摩耶「お前がこき使うからだろうが! 糞が!」 ☆会食☆ 呉「やあ。相変わらず……だね。君の提督は」 加賀「私の、ですか。そうですね。 今は相変わらず上層部の挨拶回りで忙しいみたいです」 金剛「ずるいデス。私もテートクにご挨拶したいネ」 呉「あんたはいつも会ってるでしょうが」 ☆頼りになる☆ 佐世保「先輩、最近ご挨拶に伺えなくてすみません」 提督「え? ああ、いいよいいよ。気にしなくて」 雷「じぃ……」 提督「ん? どうしたんだ?」 雷(佐世保の尊敬する提督。私が佐世保と結婚したら この人のお世話もすることになるのかしら……) 雷「あなたも私に頼ってもいいのよ?」 提督「……何が?」 ☆本当は初雪が来る予定だった☆ 舞鶴「やっほー。みんな揃ってるね~」 呉「どうも」 隼鷹「やっほ~」 金剛「初雪じゃないんデス?」 舞鶴「いやタダで食べ物たくさん食べれるって言ったら 着いてくるってうるさくてさ~。他の娘がドン引きするほど言うもんだから」 隼鷹「だってあの娘達少食の上に好き嫌いもあるし、 私ならなんだって美味しく食べるよー?」 ☆ちなみに残された二人は☆ 初雪「そろそろ寝よっか」 響「……」 初雪「何かあるの?」 響「……トイレ着いてきてもらってもいいかな」 初雪「怖いの?」 響「こ!? 怖くないさ。ただ……何か出た時に一人より二人の方がいいと思って」 初雪「うん、早く行こうね」 ☆幽霊と言えばこの人☆ 響「初雪はいいの?」 初雪「さっき行ったから大丈夫。私もちょっと廊下暗くて怖くなってきた……」 響「は、早く布団に入ろう」 初雪「う、うん……」 赤城「あああああああああああああ!!!!」 響・初雪「ギャァァァーーーーーー!!!」 赤城「あ、ちょっと! おーい!私だよー!」 ☆死んでまでも怒られるとか……嫌だな☆ 赤城(……) 赤城(実はこっそり舞鶴さんに留守中の二人を見守るように頼まれたけど) 赤城(二人が何かを怖がってる様子だったのでうっかり本能的に脅かしたけど) 赤城(……これ絶対あとで怒られるやつだ) ☆あのCMの勢いは異常☆ 鈴谷「提督も帰ってこないし……、 夕飯は自分たちでやるしかないみたいだね!」 摩耶「みたいだな。」 鈴谷「……という訳で」 摩耶「は?」 鈴谷「腹が減ったらカレーメシ! 飯も一緒に入ってて電もびっくり!」 電「た、たまげたなのです!」 摩耶「言わせんなよ」 ☆勢いって大事☆ 鈴谷「水を入れたらレンジでチン! 簡単上手いカレーメシ!」 摩耶「続けんのかよ」 愛宕「じゃ、じゃあ今日のご飯はそのカレーメシにしましょ?」 鈴谷「うーわっ! やったぁぁ~~~~!!」 鈴谷「ジャスティス!!」 摩耶「やり切ったな」 鈴谷「うん、満足した」 ☆彼の秘密に迫ってみよう☆ ※時系列は未だセレモニー中 舞鶴「そう言えば私は途中から艦娘の司令官になったけどさ 佐世保もそうじゃなかった? それで首席の卒業だもんねー大したもんだよ」 雷「そうなの!? こんなにすごいのに!? でもやっぱりすごいのね! 私妻として何か嬉しいわ」 佐世保「ええ、でも僕なんかよりも先輩の方がすごいんですよ」 呉「何それ私に対する嫌味?」 金剛「どうしてそうなったデース」 ☆何も言わずとも☆ 青葉「これはこれは! 有名ドコロの司令官が揃い踏みじゃないですか! 皆さん、何か一言よろしいですか!?」 提督「……」スッ 呉「……」 舞鶴「……」 佐世保「……」 青葉「ああ!ちょっと! 私が来たからって何も無言で解散することないじゃないですか!!」 ☆インタビュー☆ 青葉「こほん。では、改めまして。一言ずつお願いします」 提督「あ」 呉「い」 佐世保「う」 舞鶴「え」 青葉「ふむふむなるほど、さすがは今をときめく司令官達ですね――って馬鹿!!」 金剛「Oh、見事なノリツッコミデース」 ☆伝説の4人☆ 青葉「いやー貴重な4人でしたね」 加賀「よく集まってますけどね」 隼鷹「っていうかあの4人って本当はすごい人達なの?」 雷「まあ佐世保はそうね!」 金剛「呉もテートクもとってもとってもすごいデース!」 加賀「……ここで自信を持って私の提督もすごいです、 と言えないのが恥ずかしいです」 提督「言えよ」 ☆衝撃の事実☆ 舞鶴「そう言えば……傷はもういいの?」 雷「傷? 佐世保、怪我なんてしてたっけ?」 佐世保「いえ? 何のことですか?」 舞鶴「いや、終戦直前の戦闘で後輩くんに助けられたって聞いたけど それ直前に受けた負傷のことよ」 青葉「何ですかそれ!? 何か衝撃の事実が待っていそうですね!」 舞鶴「記憶ないんでしょ?」 ☆とっておきの秘密☆ 雷「そうなの!?」 舞鶴「佐世保は戦闘中に受けた傷が原因で記憶がないんだよ。 あるのは撤退命令が出て逃げまわってる所をそこの後輩くんに助けられてから」 提督「……そうなの?」 佐世保「そういえば言ってませんでしたね」 雷「だから刃牙みたいな傷が首から下の体中にあるのね!?」 佐世保「それは先輩と出会ってからトレーニング中についたものです」 隼鷹「そんな傷あんの!? うへへ、ちょっと見せてみ見せてみ」 ☆べ、別に後付の設定なんかじゃないんだからねっっ☆ 青葉「そ、そんな事実が完璧な佐世保さんにあったなんて!」 佐世保「でも、記憶がないもんで生存報告が出来ずに 実は本名の方の僕は死んだことになってるんですよ」 青葉「ななな、なんとそんな事実が!? メモメモ……」 佐世保「情けないことに実家の方には 実は気まずくて未だに帰ったことがないんです」 雷「そうだったのね。どうして雷に相談しなかったのよ……もう!」 佐世保「すみません、心配かけてしまって」 加賀「戦時中に死んだ兵……どこかでそんな話聞いたことが……」 ☆うるさいのが☆ 比叡「お姉様ぁぁ~~! 比叡は……比叡は寂しかったですぅぅ!」 金剛「比叡~! よしよし、比叡は頑張り屋さんだから頭撫でてあげるネ」 比叡「ヒェェー!! 嬉しいですぅ!」 青葉「……上層部の比叡はシスコン、と」 比叡「ヒェェー!! 何かメモられてます!?」 比叡「私のことは悪く言っても構いません。 もし姉様のことを少しでも悪く書いたら上層部の権限で解体処分にします」 青葉「職権乱用!?」 ☆お前がナンバーワンだ☆ 青葉「ところで、結局の所、誰が一番強いんですか?」 金剛「それはもちろん呉デス」 隼鷹「いやいやうちの舞鶴だって負けないよ~?」 雷「佐世保が一番に決まってるじゃない!」 加賀「ここは譲れません。何だかんだ言って殺りあえば 最後に立っているのは私の提督です」 呉「……とか言ってるけどどうする? 殺る?」 提督「どうもしねえよ。そのメリケンサックをしまえ」 ☆帰宅の☆ 提督「全く、セレモニー中だってのに何で武装隠し持ってんだよあいつ」 加賀「でも楽しかったですね」 提督「ああ、悪くなかった。佐世保のには驚いたけども」 加賀「そう……ですね(あとであの娘に確認しなくちゃ)」 提督「しかし……」 加賀「ええ」 提督「帰り間際に警備員に荷物が増えてないかって止められた時は焦ったなぁ」 加賀「タッパーに詰め過ぎたんですよ、そんなに持って帰ろうとしたらバレますよ」 ☆お土産☆ 提督「ただいま~」 鈴谷「ん」 提督「なんだその手は」 鈴谷「お土産!」 提督「しょうがねえ奴だなぁ~」 提督「お前にはこのクリームが乾いてパサパサになったであろうケーキをやろう」 ☆みんなでもぐもぐ☆ 愛宕「よくこんな持ってこれたわね」 加賀「ほとんどバレてましたけどね」 天龍「誰も止めないのかよ」 摩耶「まあ持ってきたからには食うけどな」 電「ケーキパサパサだけど美味しいのです」 ☆聞いてみた☆ 加賀「天龍、ちょっといいですか?」 天龍「ん? どうした?」 加賀「……もし、もし仮に、昔話してくれたあなたの亡くなった恋人が 今生きているとしたらどうしますか?」 天龍「……。何を言ってるのかちょっと分かんねえけど、 別に生きててももう”良かった”くらいにしか思わないさ」 加賀「そうなんですか?」 天龍「俺の中であの恋心はとっくに終わってるしな」 加賀(まあ私も確証は無いし、しばらく黙っていようかしら) ☆留守中の出来事☆ 愛宕「そういえば留守の間に出た遠征で電が人命救助をしたのよ」 電「えへへ、電は当然のことをしたまでなのです」 提督「偉いぞ電~~! 全く可愛いやつめ」 鈴谷「鈴谷もカレー作ったよ」 提督「はいはい」 摩耶「アタシも出撃したぞ」 提督「お前は一人だけ大破したから許さん」 摩耶「何でだよ! 扱いおかしいだろうが!」 ☆半分こ☆ 赤城「ただいま~。ふぅー危なかった」 加賀「どこ行ってたんですか?」 赤城「ちょっとね、無理矢理成仏させかけられて……」 加賀「……赤城身体半分消えてますよ?元々薄く透けてたのに」 赤城「やだどうしましょう……」 加賀「っていうか何で縦に半分なんですか」 赤城「さあ?」 ☆左半身の憂鬱☆ 赤城「どこ行ったのかしら私の右半身」 加賀「むしろどこ置いてきたんですか」 赤城「まあ多分時間が経てば元に戻るわ」 加賀「あなたはトケゲの尻尾か何かですか」 ☆トカゲ○トケゲ×☆ 提督「コーラに抜けた歯を入れておくと 溶けるっていうけどさ」 加賀「はい」 提督「抜けた毛とか入れたら溶けるのかな?」 加賀「溶け毛ですか?」 提督「やめてええええ!!」 ☆S・O・S☆ prrrrrr……! prrrrr……! 提督「うるせえな! なんだよこんな時間に」 提督「はい、もしもし?」 『……す……てぇ~~……』 提督「……はい? あのどちら様ですか? 聞こえないんですけど」 大井『た、た、助けてぇぇ~~……』 提督「……はい?」 ☆食い荒らし☆ 大井『な、なんか、み、右半身だけどの女の人がすごい勢いでラーメン食べてるの!!』 提督「……すまん、それうちのゴーストだわ」 大井『でしょうね! 早く迎えに来なさい!』 赤城「なるほど。通りでさっきから得体のしれない満腹感が……!」 提督「いいから早く迎えに行くぞ!」 ☆駆けつけた☆ 提督「いやすまん、迷惑かけたな」 大井「ほ、ほんとよ! 北上さんは平気みたいだけど、私は不気味でしょうがないわ!」 赤城(右)「遅かったですね」 赤城(左)「どうして私の分がないんですか!」 赤城(右)「それは私が代わりに食べてるので大丈夫ですよ」 赤城(左)「うーん……。なら良し!」 提督「良くねえよ。誰が払うと思ってんだボケ」 北上「いやー、もう半分が来るとかすごいねー」 ☆こいつがスーパー赤城☆ 提督「いいから早く元に戻れよ」 赤城(左)「二人で食べた方が二倍食べれそうなので」 提督「ふざけんな!!」 赤城(右)「片耳ずつ丸い綺麗な石がついたピアスを 提督「どう見てもポタラ合体です。いや、お前ら元々一人だし」 ☆夜が怖い☆ 響「……困った。もう一人でトイレに行けないかもしれない」 舞鶴「しょうがないなぁ~もう。ついていってあげるよ」 響「いや昼間は平気だよ」 初雪「でも確かに怖かった」 舞鶴「あの霊体は私が半分にしておいたから大丈夫だよ」 響「……それはそれで怖ろしいけど」
https://w.atwiki.jp/ahead-ticket/pages/228.html
【用語名】 レヴァイアサン貴様のプラス概念は偽物ゆえに不可だハハハ悔しいだろう結界 【読み方】 れヴぁいあさんきさまのぷらすがいねんはにせものゆえにふかだはははくやしいだろうけっかい 【詳細】 レヴァイアサンの概念創造を止めるため佐山・御言が提案した作戦。 レヴァイアサンを中心として八方に概念核兵器の代表を置き各地点から結界壁を発生。 10th-Gの概念核を封じる際に使用した八大竜王結界と似ているが、封印壁はあくまでレヴァイアサンが外に出ないための防壁。 円陣自体が各概念核の存在を示す詔であり、レヴァイアサンが創造しているプラス概念に対し、本物のプラス概念はこちらにあるぞとして否定する。 否定するためには抜け道が必要であり、八方向に加え上下にも封印を行い、レヴァイアサンの逃げ場を完全になくした上で本物のプラス概念がここにあると全方位から説教を行う。 命名は佐山であり 分かりやすさを優先したネーミング。
https://w.atwiki.jp/okura/pages/109.html
491 :名無したんはエロカワイイ:2006/08/30(水) 01 10 09 ID z+mUMaNN チョコバナナサンデーが別の意味にしか聞こえなくなりました 叱ってくだされ元就様… 492 :名無したんはエロカワイイ:2006/08/30(水) 02 06 30 ID P9iwoVYE 491 愚か者が…奴の一族に処罰をくわえよ 727 :名無したんはエロカワイイ:2006/09/04(月) 13 54 11 ID KR3Wgu04 元就さま ちっせー 728 :名無したんはエロカワイイ:2006/09/04(月) 14 05 48 ID 4f1zzpg7 727が縛でチューベットになる姿を見て僕は元就様を怒らせては いけないと思ったわけで たとえモーションが妖精だと思ってしまっても 729 :名無したんはエロカワイイ:2006/09/04(月) 15 17 07 ID pQb/UmOr 727が元就様に誅されるのを 728とガクブルしながら見ていた僕は 元就様はお餅をどのように食すのが一番好みなのだろうか・・・とか そんなことを悶々と考えていたんだ。 730 :名無したんはエロカワイイ:2006/09/04(月) 15 17 21 ID DwYSG5Hk 728 へんじがない ただのしかばねのようだ 732 :名無したんはエロカワイイ:2006/09/04(月) 16 36 11 ID SRHw4rh/ タバコくらいのサイズなんだな ちっせー 733 :名無したんはエロカワイイ:2006/09/04(月) 16 55 54 ID 4f1zzpg7 またしても新たなチューペットが生産された 743 :名無したんはエロカワイイ:2006/09/04(月) 21 39 33 ID c06mki6s 兜とったら髪型どうなってるんだろ…前髪は…センター分けだろうか。 745 :名無したんはエロカワイイ:2006/09/04(月) 21 49 15 ID HbMA/GBC 兜取ったら誰からも元就と気付かれない 746 :名無したんはエロカワイイ:2006/09/04(月) 21 51 25 ID thtCG/0m あの日本人形のような顔は十分個性あるわ 747 :名無したんはエロカワイイ:2006/09/04(月) 21 52 27 ID 5RzL84yR 兜を取ったら小さすぎて誰にも見つけてもらえない 748 :名無したんはエロカワイイ:2006/09/04(月) 22 01 00 ID bCQ5Z96D なんだ、元就様。いたんですか。 749 :名無したんはエロカワイイ:2006/09/04(月) 22 03 08 ID 0fgd0dru 貴様…愚劣ぞ!(ぴこぴこ跳ねながら) 750 :名無したんはエロカワイイ:2006/09/04(月) 22 06 31 ID MyFoU+zl なぜか自動ドア反応しない人みたいだなw 751 :名無したんはエロカワイイ:2006/09/04(月) 22 07 28 ID OqRiipYG リトルフィートかwww 752 :名無したんはエロカワイイ:2006/09/04(月) 22 12 39 ID c06mki6s 749 小さな子供がよく履いてるピコピコ鳴る靴をなぜか想像してしまったwww 753 :名無したんはエロカワイイ:2006/09/04(月) 22 56 00 ID KDXBSC3+ そなたらいい度胸である 754 :名無したんはエロカワイイ:2006/09/04(月) 23 07 57 ID s0fipRfy 近寄るなー!焼け焦がされるぞー! 892 :名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 02 47 12 ID chcoxvoo 今から一時間の間にレスがつかなければ・・・ 893 :名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 03 05 49 ID lufJJDAr 892 何だというのだ 申してみよ 894 :名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 07 38 13 ID jgKOso7+ オクラの頭が更に倍 895 :名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 08 06 24 ID cwGKSrl6 894 やめなよ。 育ちすぎると破裂して種をまき散らすかもよ 897 :名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 08 15 32 ID kKQPjtL8 女など、所詮金づるよ。 898 :名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 08 21 48 ID AGJMyaIN 近寄るな~ ヒモにされるぞ! 899 :名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 12 11 06 ID qz+bivQ5 元就様のヒモならなってもいい・・・というかなりたい・・・! 900 :名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 12 57 18 ID Ob/wapcI 州#゚д゚)つ-∈ 貴様ら…焼け焦げよ!!! 944 :名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 12 30 52 ID 9KxkfWi6 ところでそろそろ次スレの時期になりましたが スレタイ数は3デーでよいのでしょうか元就様 945 :名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 12 57 52 ID LJB8Kdw8 944 ああ…いい… 946 :名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 13 00 03 ID 5aA2d6+E 944 それで良い。我が手駒はかく在るべき…。 980よ、そなたに我が軍の新たなる扉の鍵を授ける。時が来たならばそれを使い、我が手駒達を導くがいい…。 よいか、我の期待を裏切るな。 987 :名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 16 32 39 ID zBBUMRaa 980 新スレはまだか?使えぬ駒め・・・誰か奴の一族に処罰を 州゚д゚)つ【1年オクラ抜きの刑】 988 :名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 16 53 46 ID gd9DMfbB 987 それはイタいww 989 :名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 17 44 02 ID Zk4JPQN1 おっ、俺達ちゃんと次スレ考えてますよ元就様
https://w.atwiki.jp/imasss/pages/702.html
P「山形でのライブも無事終わったから飯でもいくか」 執筆開始日時 2012/04/30 元スレURL http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1335763004/ 概要 真「やったー!P!僕断然、焼肉がいいです!」 真美「兄ちゃん!焼肉だよ!米沢牛だよ!」 貴音「・・・」 P「・・・貴音は?」 貴音「冷たいらぁめんを所望します・・・」 タグ ^菊地真 ^四条貴音 ^双海真美 ^山形 まとめサイト プロデューサーさんっ!SSですよ、SS!