約 3,646,716 件
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau9/pages/1940.html
町は人でにぎわっていた。中には飼いゆっくりも見かける。クリスマスなので、いつもより人であふれている。 今日は暖かい日なので、そのお陰で、町に居る飼いゆっくりもそのままの姿の物をちらほら見れる。 万能お兄さんは愛でお兄さんと共に、ゆっくりんピースの会館へと入っていった。 愛でお兄さんが受付で軽く手続きを済ました後、会館内のゆっくりショップへと向かった。 万能お兄さんは、躾ゆっくりについては愛でお兄さんにまかせてあるので、彼はゆっくり交流広場へ、家ゆっくり31匹を連れてゆっくりしようと思った。 広場でゆっくり達と遊んでいた飼い主とゆっくり達は、31匹多種多様なゆっくりに驚き、そして全てのゆっくりに「万」字のプラチナバッジがついていることに驚愕した。 希少種のめーりん、かなこ、にとり、ゆゆこなど確認されているが飼っている者は数えるほどしかいない、飼うのが非常に困難なゆっくりがいることにも驚いたが、 バッジのほうがはるかにすごかった。 一般的に知られる、飼いゆっくりということを示すゆっくりバッジ。それは色でランク付けされており、下から順にブロンズ、シルバー、ゴールドといったものだ。 ブロンズは単に人が飼っているということを示すだけで、当然躾もあまりされていない。大半がゆっくり特有の傲慢さを色濃く残している。 シルバーは、ゆっくり特有の傲慢さは少し残っているものの、人に飼われるレベルまでのマナーを学んでおり、バッジにも位置を知らせる信号などがついてたりする。 ゴールドは、ゆっくりの傲慢さなど微塵も残っておらず、人にとても忠実な飼いゆっくりとなっており、どこに行っても人に虐められず、店でお使いなどもできる。 そして、ゴールドゆっくりから生まれた子は、そのゆっくりの礼儀正しさなどを受け継いでいるため、ゆっくり試験を受けなくても無条件でシルバーバッジを手に入れることが出来る。 一般人がゆっくりをペットとして飼っている中で、バッジをつけているのはゴールドまでである。 そして、万能お兄さんのゆっくり達がつけているのはプラチナバッジ。ゴールドを超えるバッジとして存在している。 最上級のプラチナバッジをつけている者は、大抵が金に物を言わせた金持ちがつけたか、超一流のゆっくりブリーダーとして生計を立てているかのどちらかに大別される。 万能お兄さんは後者だ。ゆっくりんピース会館のそれぞれの愛でブリーダー達は、彼が金に物を言わせてプラチナバッジを手に入れたものではないということは、ゆっくりを見ればわかる。 ペットは飼い主に似るということわざがあるように、金持ち特有の傲慢さなど、彼のゆっくり達は微塵ももっておらず、皆美しくそして力強いオーラ(愛でブリーダー視点)を 放っている。 愛でブリーダー達は、彼のゆっくり達がシルバー、ゴールド試験を超える異質の存在である、つらく厳しいプラチナ試験を受け、見事合格したというのを見ただけで理解した。 バッジを手に入れるには、試験を受けなければならない。ブロンズは対して価値がなく、受付で手続きをすませばもらえるのに対して、シルバー試験からは飼いゆっくりとしての 能力を身に着けているかを選定するバッジ試験を受けなければならない。中には金持ちが金に物を言わせてもらうこともあるが。 シルバー、ゴールド試験は、ゆっくりが飼いゆっくりとしての能力を確かめる試験なのに対して、プラチナ試験の場合は全く異なる。 プラチナ試験の内容は、ゆっくりを一定期間それぞれの種にあわせたサバイバルをさせるのである。 それも、試験を受けるゆっくりにとっては厳しい内容だ。 だが、なぜサバイバルなのか?それは過去にバッジをもった飼いゆっくりが、あまりに飼われているせいで脆弱で、信号バッジをつけても森で迷子になったときに 死んでしまうことがあるからである。 他にも、野生のゆっくり達から見れば、飼いゆっくりは美ゆっくりなので手篭めにされたり、奴隷にされたりされ、その過程でバッジを取られたりするので、 バッジの信号が意味を成さないときが多々あった。他にも、家に侵入した野良ゆっくりに対抗する術を持っていない上、野良ゆっくりは大抵一家で侵入することが多く、 野良ならではのたくましさと数があるので、脆弱な飼いゆっくりでは数と力で責められてはなす術がなく、非業の死をとげたりと悲惨な結末を迎えたりした。 これにより、多くの飼い主が涙を流した。 たとえば、通常種のれいむ、まりさ、ありす、ちぇん、ならば捕食種であるれみりゃがたくさん居るエリア。ぱちゅりーの場合、捕食種はれいむ達より少ないが、 ぱちゅりーならではの頭脳を活かして、家を作らないと生きられないエリア。ゆうかなら荒地に花を規定量咲かせる。捕食種のれみりゃの場合ふらんがいるエリア。 大食いのゆゆこならば極端に食べ物が少なく、考えて食べないと期間中に生きられないエリア。何かを守るめーりんならば、れいぱーありすからゆっくりを守るエリア等等。 多種多様なゆっくりに対応している試験があるのだ。(もっとも、希少種を試験に受けさせる飼い主はまずいないが) おまけに、ゆっくりが試験中死んでも自己責任とされるのだ。苦労してゴールドを手に入れたものからすれば、決して受けようとはしないだろう。 シルバー、ゴールド試験とはまったく異なる存在がプラチナ試験である。 だから受ける人は物凄く少ないのである。 だが、あまりにも厳しい試験をみごと合格したゆっくりは、他の飼いゆっくりにとっては神のような存在だろう。 ほかの飼いゆっくりは、プラチナバッジをつけたゆっくりを尊敬してやまない。飼いゆっくりのリーダーに選ばれることもある。 どこにいってもいじめられない上に、知らない人も皆飼いゆっくりのように親しく接してくれる、人と楽しく話せる、買い物も普通に出来る、人間の子供ともあそべる。 ゴールドバッジの最高を超えた、究極ともいえるバッジ。それがプラチナバッジである。 プラチナバッジは、ゆっくりがほぼ人間と同じ扱いを受けることが出来るのだ。それほどまでに珍しいバッジである。 万能お兄さんと、彼の心友である愛でお兄さんのほか、広告にも乗るほどの有名なブリーダーなど所持者は数えるほどしかもっていない。 ちなみに、プラチナバッジを手に入れた飼い主は「名誉会員」となり、様々な特典がある上、一般会員よりも待遇が格段に上だったりする。 場合によっては幹部並みかそれ以上の発言力がある。 手に入れた飼い主は、超一流とみなされるのだ。名誉会員とプラチナブリーダーという名誉を得るために、それを手に入れようとがんばるブリーダーも後を絶たない。 そしてプラチナバッジを手に入れた飼い主は、バッジに自分の名前を入れることが出来る。万能お兄さんの場合「万」の字だ。これをみればどんなブリーダーが育てたのか、 わかるらしい。ひとえに飼い主をアピールしているのだ。 ちなみに、彼のゆっくりの場合。れいむやまりさたちは、ふらんを返り討ちにするわ、ぱちぇりーはゆっくりとは思えない見事な家をたてる上に罠まで作るわ、 れみりゃはふらんより強いわ、ゆうかは規定量どころか一面を花畑にするわ、ゆゆこは一切のまずくわずで生き延びるわ、めーりんはれいぱーありすを全滅させるわと、 飼いゆっくりレベルを明らかに超えており、審査員達の腰を抜かした。 審査においてゆっくりを改造していることについては不問である、が、改造を差し引いてもすごかった。 そのバッジを31匹全てつけているのだ。驚かないほうがおかしい。 誰もが万能お兄さんを見て、超一流のブリーダーとわかり、彼に積極的に話しかけてきた。 「こんにちは!!皆すごく美人ですね!!」 「プラチナバッジなんて、初めて見ましたよ!」 「ゆっくりを綺麗に育てるコツを教えてくれませんか?」 「これを機に、私と、私のゆっくりとお見知りおきを……」 と、万能お兄さんとゆっくり達は取り巻きに囲まれ動けなくなってしまった。 だが、プラチナバッジは確かにすごいが、一般人にとってははっきりいって無駄ともいえる。 そこまですごいゆっくりを躾けること自体、一般人にとっては必要ないからだ。ゴールドまでいけば一流とみなされるし、飼いゆっくりも最高とみなされるからだ。 すでに一流なのに、さらに極めようとするのは、よほどゆっくりに対して思い入れがないとできない。プラチナを手に入れた人は、全てがゆっくりに対して一生を ささげている人や、ゆっくりによって生計を立てている人、金持ちが金に物を言わせて手に入れたかが全てだった。 彼と愛でお兄さんもまた、ゆっくりに一生をささげ、そして「プラチナバッジをつけたゆっくりが育てた無農薬野菜」と銘打った野菜は見事、 そのバッジのすごさを現し飛ぶように売れた。このおかげで生計を立てていた。 それに、万能お兄さんの場合、一匹手に入れれば十分なプラチナを家族全員に手に入れさせているのには理由があった。 彼がプラチナバッジを手に入れた理由の一つとして、妹の入院費などを手に入れるという理由も一つある。 だがそれらもひとえに「計画」のためである。そのためにプラチナバッジを苦労して家族全員分手に入れた。 しかし、理由がある素振りを見せず、取り巻きに囲まれあたふたしている彼を愛でお兄さんは苦笑しながら、ショップへと足を運んだ。 「やあやあ愛でお兄さんいらっしゃい。」 「店長、こんにちは。早速だけど、ゆっくりを納めに来たよ」 「おお、躾がすんだのか。いつもながら早いなぁ。さすがプラチナバッジを手に入れた幹部だね!」 「あと、この3匹は万能お兄さんが躾けたから、名前はちゃんと明記しておいてくださいね」 「おお!万能お兄さんの躾けたゆっくりか!!最近見なかったから、こいつはうれしいな。いまでも、彼の躾けたゆっくりをほしがる人はたくさん いる。これはかなりの売れ筋になるよ、ありがとう。」 プラチナブリーダーの躾けたゆっくりともなれば、ほしがる人は当然いる。なにせ超一流のブリーダーが躾けたのだ。明らかにレベルが違うのである。 それほどまでに、この二人が躾けたゆっくりは引く手あまたで希少種よりも入手困難と言われていた。 「礼は彼に言ってくださいよ。」 と、愛でお兄さんはゆっくり交流広場にいる万能お兄さんを指差した。 彼と彼のゆっくりは、他の会員やゆっくり達と楽しく過ごしているように見える。 実際はもみくちゃにされているのだが。 「じゃあ、代わりに伝えておいてくれないか?あと、これは報酬だ」 そういって、店長は躾の報酬を愛でお兄さんに渡した。彼の躾けたゆっくりも評価が高いので、封筒の中は結構な額がある。プラチナブリーダーともなれば当然だろう。 もっとも、31匹も躾けた万能お兄さんには負けるが。 愛でお兄さんは、広場に居る万能お兄さんに会って、報酬を手渡した。そして2人と31匹は逃げるように会館を後にした。 どうやら、彼は多くの会員とゆっくり達から、「このゆっくりをうちのゆっくりとつがいにしてくれないか?」と頼まれていたようだ。 彼の育てた31匹のゆっくり達は、この会館のなかでも群を抜いて皆美しかった上に、プラチナバッジ付きである。 プラチナレベルのゆっくりの子なら、その能力がしっかりと遺伝し、優秀な子ゆっくりが生まれる。それゆえに求婚の話も後を絶たなかった。 だが彼は丁重に断り続けた。理由は、飼いゆっくりの半分は中身を白餡に変えたりした改造ゆっくりだからだ。 無論、ゆっくりんピースでは中身を白餡に変える人もいるにはいる、が、もちろんそれを快く思わない人も居るのは確かなのである。 できれば知られたくないことであった。それに、彼は自分のゆっくりを他人と結ばせようと考えたことはない。そういうときは家ゆっくりの意見を聞いてから判断する。 彼女達は彼と結ばれたいと願ったので、彼はそれを尊重した。 だから彼は、理由は話さずに丁重に断り続けた。 愛でお兄さんがその時来たのは、見事な助け舟であった。 「助かったよ、愛でお兄さん」 「気にしないでくれ、それにしても断り続けるのも大変だね。」 「ああ、だって中身を改造しているからね。できれば知られたくないよ」 「改造については僕はいいゆっくりになるのは賛成している。でも、いまだにそれを快く思わない人が居るからね・・・」 「うん、まぁ人それぞれだから仕方ないさ。あと、僕はまだ用があるから町に残るよ」 「わかった、じゃあここでお別れだね」 そういうと、愛でお兄さんと万能お兄さんは会館前で別れた。 ゆっくりいじめ系1830 万能お兄さん5_4に続く
https://w.atwiki.jp/ssmatome/pages/25.html
271 :Hentai 02:2012/02/22(水) 02 14 07.59 ID rhZLWjOd0 モード1 後ろから両方の膝を抱え上げられ開脚されることによりスーツは緊急事態を認識し排泄モード1に移行。 股間部分の一部が開き尿の排泄を行うことが可能になる。 尿道を露出させるためスーツの股間部分が開く際に陰部も左右に大きく開かれる。 (M字開脚くぱぁ状態) 抱え上げたハウンドがユン・リナの排泄完了を確認し地面に降ろすことで排泄モードは終了する。
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/206.html
どうも内容がここに投下して良いのか判断が付きませんだめな場合はすぐ削除しますし、もし管理人さんが削除されても当方は全く異存はありません。よろしくお願いします。 俺は虐待お兄さんだ。 誰がなんと言おうと虐待お兄さんに間違いない。 その証拠に今日も虐待している。 「お兄さん もう食べられないよ」 「だめだ 喰うんだ」 「むーしゃむーしゃ月賦…じゃなかったゲップ」 透明な箱の中の胴付きまりさはホールのショートケーキをしんどそうに食べている。 なにしろこれで4個目だからな。俺がおんなじめにあったらホール半分で降参している、 俺は甘い物は大嫌いだ。カラムーチョうめえ!ボリボリ 真っ赤なポテチを貪る俺を甘甘責めにあっているまりさがチラチラと視線を送ってくる。 「もうやだよ ケーキさん飽きたよ カラムーチョさん少しちょうだい」 ケーキをのせた皿が置いてあるテーブルの備え付けのナプキンで口を拭うとそう俺に要求してきた。確かに甘い物を食い過ぎた後の辛い物は格別美味いからな。 「だが断る」 「どぼじでぇぇ」 涙目のまりさはそう叫ぶとイヤイヤをしている。 「ぐすん…まりさ…ふしあわせだよ…」 まりさの言うことはもっともだ。ペットショップで俺に買われたときには「まりさのお兄さん ゆっくりしていってね」と笑顔で挨拶して凄く嬉しそうだった。まさか虐待目的で買われるとは想像だにしなかったに違いない。 「仕方がないだろう 俺は虐待お兄さんなんだから」 「ゆゆうう… どぼじでぇ… 虐待お兄さんなの…」 「それは愛しの花子さんに尊敬されるためだ!」 そうだ憧れの花子さんは学校でも有名な美人虐待お姉さんだ、俺は彼女に一目惚れして告白したが「ゆ虐もできない貧弱な坊や」と切り捨てられてしまったのだ。 残念! 「俺は花子さんのハートをゲッチュするために立派な虐待お兄さんとなるため努力あるのみなのだ!」 「ゆううう…めそめそ」 そのためにペットショップで胴付きまりさを買ったのだ。何だか凄い値段だったが一流の虐待お兄さんとなるための出資と思ってがんばったのだ。 それから俺はまりさに考える限りの虐待をした。俺自身見るのもいやな甘い物を毎日これでもかと喰わせたり俺自身大嫌いな風呂に毎日入れたりした。 風の噂に加工所製の透明な箱は必須アイテムとか聞いたのでこれも買い込んだ。胴付きのはいるでかいのくれといったら加工所の人間はびっくりした顔で俺を見ていた。 その顔を見て俺は確信した。 いける!加工所の人間が驚愕するくらい俺は着実に虐待お兄さんへの階段を確実に上っているんだと! 長い長いゆ虐の坂を! 「せめてここからだしてよう…」 目に涙をためてまりさはガラスの壁を小さな手でペタペタと叩く。 「トイレか? しょうがないなあ ちょっと待ってろ」 俺はドア状に開閉する部分を引いて箱を開けた トテトテトテと小さな足音を立ててまりさが箱から出てきたときインターホンが鳴った。 「おや客かな? まりさトイレは一人で行ってきなさい」 俺はそう言ってインターホンを取ると「あっいたいた!兄貴あけてあけて」と喧しい声が響く。 「なんだ愚妹か」 「愚妹たあなんだ!」 「冗談だ今開ける」 ドアを開けると我が妹がずかずかと上がり込んできた。そしてまりさを見つけるなり叫んだ。 「あれっ!何この子!ええ?もしかして胴付きゆっくりってやつ?」 「お、おねえさん…ゆっくりしていってね」 「おお!カワイイじゃん!あたし〆子!ゆっくりしていってね!」 「まりさはまりさだよ!」 可愛いといわれたうえに挨拶を返されて笑顔を浮かべるまりさ、だがすぐその笑顔も泣き顔に変わるのだ。ぐふふふふ 「なにそのきもい笑いは… しかし兄貴にこんな趣味があったなんてね」 「確かにペットを飼う趣味なんて俺にはない!だが俺の偉大な計画のためには仕方がないのだ うははははは!」 「なによ その計画って?」 「知りたいか! 仕方がない聞かせてやろう!」 そうして俺は今までの経緯を全て愚妹に語って聞かせた。 「成功すればあの美しい花子さんのハートをゲッチュ!」 俺が未来の勝利宣言を高らかに語ったとき目の前に妹が立っていた その愚妹の顔は阿修羅のような憤怒の表情を浮かべていた そしてその時思い出したのだ妹は高校の女子空手部の主将を務めていたことを わずか3分後フローリングの床に俺は五体倒置していた。顔中アザだらけで鼻血まみれで。 「このバカ兄貴はあああ」 「ゆえええん!おねえさん!おにいさんをいじめないでねえ!」 ぶっ倒れている俺に泣いてすがるまりさ、俺が虐待してないのに泣いている。だめじゃん! 「大体花子ってあれでしょ 兄貴の大学の英文学科の… その妹が私の高校にいるけどさあ」 「なに!花子さんの妹が!詳しく話せ!」 「あのねえあの姉妹有名なビッチだよ」 「ええーどぼじでそんなこというのおお」 「おにいさんゆっくりだよ!ゆっくり」 愚妹の言葉に鼻血をまき散らして叫ぶ俺にすがるまりさ、その頭を帽子越しに優しくさする愚妹。 「たぶん知らないの兄貴だけだよ、まったく勉強ばっかりしてるから世間に疎いんだからもう、あの姉妹野良ゆっくりを虐待して興奮すると…その…あれだ… 男と… ああ!もう乙女に言わせんなあ!」 そう叫ぶと正拳突きが俺の顔面にクリティカルヒットした。薄れ逝く意識の中で愚妹のしまったというような顔と泣いているまりさの顔がフェードアウトした。 結局俺の花子さんラブラブゲッチュプロジェクトは頓挫してしまった。もともと虐待に興味のない俺には無理だったのかもしれない。 あの後顔を包帯でグルグル巻にした俺のためにまりさが色々面倒を見てくれた。今思えば軽率だったとしかいえない、こんな優しい生ものを虐待するのは少なくとも俺には無理だ。 「まあ、ちょっとやり過ぎたよ」 多少罰の悪い顔で再び訪れた妹がそう言うと「いや、俺もおろかだった、大体虐待お兄さんなんて俺には最初から無理だったんだ」とこちらも罰が悪い顔で頭を下げる。 まりさはそんな俺たちを見て「なかなおりだね!まりさうれしいよ!」とはしゃいでいる。 「もう、まりさちゃんかーいいなああ」 「ゆゆおねえさんくすぐったいよ」 そんな様子を見ながら虐待からは撤退する決心を改めてする俺だった。もう甘甘責めなんてやめよう、食事はバランスよくとらないといかんよ。ドーナツ喰ったらカラムーチョ喰うとか。 「でもさあ、何でそこら辺のゲス野良でも捕まえて練習台にしなかったのよ、こんなかわいいまりさちゃんじゃなくて」 愚妹の問いかけに「ゲス野良ゆっくりか!ああだめだだめだ!あんなのは」と答える俺。 「第一汚いだろう! あんなのに触るのはいやだ!」 その後小一時間ほど私はもう使わなくなった透明な箱に上半身を無理矢理突っ込まれて反省させられた。全く愚妹は何を考えているのか。
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/2538.html
『胴付きになりたかったまりさ』 3KB 小ネタ 野良ゆ 都会 現代 独自設定 小ネタ連発です。 胴付きになりたかったまりさ 「ゆぅ・・・ゆぅ・・・」 とある町の路地裏、そこに作られたダンボールのおうちの中にまりさはいた。もう三日 も食料を口にしていない。まりさの体力は限界に近づいていた。 「まりさは・・・どうつきさんになってゆっくりしたいよ・・・」 限界に近いまりさを支えているのは、通りすがりの人間に教えてもらった、ある言葉で あった。 ×××××一週間前××××× まりさはボロボロだった。日課であるゴミ捨て場での"狩り"をしていた時、人間に見つ かってしまったのだ。殺されはしなかったが、こっぴどく痛めつけられたまりさはその場 から動けずにいた。 「おや、ゆっくりじゃないか」 通りすがった人間がまりさに声をかける。 「ゆぅぅぅ・・・にんげんさんはゆっくりできないよ」 ナメクジのような速度でその場から逃げようとするまりさに人間は言う。 「まぁ落ち着け。俺の話を聞いてくれたら、傷も治してやるし、あまあまもやるぞ」 「ゆぅ!?あまあまさん!?」 あまあまという言葉に反応するまりさ。あれほど人間はゆっくりできないと思い知らさ れたのに、所詮はゆっくりである。まりさは人間の話を聞いてみることにした。 「ゆぅぅぅっ!おにいさんありがとう」 オレンジジュースで傷を治療してもらい、あまあまをもらったまりさは、むーしゃ、む ーしゃとそれを頬張りながらお兄さんに感謝する。 「傷も治したし、あまあまもあげた。そろそろ俺の話を聞いてもらうぞ」 「わかったよおにいさん!ゆっくりはなしていってね!」 人間のお兄さんはゆっくりと話した。野良ゆっくりは人間にとってゆっくりできない事、 飼いゆっくりはゆっくりできるが、野良ゆっくりが飼いゆっくりになることは難しい事、 しかし、野良ゆっくりでも飼いゆっくりになれる方法がある事。 「まりさはかいゆっくりさんになりたいよ!かいゆっくりさんになれるほうほうをゆっ くりおしえてね!」 お兄さんが教えてくれた飼いゆっくりになる方法は、胴付きになる事だった。胴付きゆ っくりになれば、人間が拾って飼いゆっくりにしてくれる、保健所の職員に見つかったと しても、普通のゆっくりなら処分されるが、胴付きなら保健所を通じて飼い主を探しても らえる、そんな夢のような話だった。 まりさには目標ができた。お兄さんと別れた日、まりさは胴付きになる事を夢見ながら、 久しぶりにゆっくりと睡眠を取ることができた。しかし次の日・・・ 「どぼぢであみさんがあるのおおおおっ!?」 昨日まりさを傷めつけた人間は、このゴミ捨て場を管理する人間だった。まりさが去った 後、再びやってきた人間はゴミ捨て場にゆっくり対策を施したのであった。苦いのを我慢す れば、なんとか食べることができる雑草が生えている田舎と違い、アスファルトで塗り固め られた都会では、ゴミ漁り以外に食料を得る手段等殆ど無い。まりさは日に日に弱っていっ た。そして、空腹によりまりさは動けなくなった。薄れ行く意識の中で、まりさはただ、た だ胴付きになる事だけを考えていた。そんなまりさに奇跡が起こる。 胴付きになる条件は、まだ詳しくわかっていない。栄養を十分に摂取できており、本ゆん がとてもゆっくりと感じている場合(れみりゃ種に多い)、完全に偶然の場合、その他様々な 条件があると考えられている。まりさの場合、後者の条件が当てはまったのだろうか、それ とも胴付きになりたいというまりさの願いがそうさせたのか、まりさの底部には、小さな胴 体が生え始めていた。 まりさの胴付きになる、そんな夢が実現するかに思えたが、現実は無情である。まりさに 生え始めた胴は、思ったより大きくなっていかない。その理由はまりさの健康状態にあった。 胴付き化の原理は、通常のゆっくりのにんっしんっ!と似ている。にんっしんっ!は生ま れる赤ゆに自分の餡子を分け与えて成長させるが、胴付き化は自分の餡子を生えてくる胴に 分け与える事で胴を形成させる。しかし、このまりさは極度の衰弱状態にある。そんな状態 で胴に餡子を分け与えることができるのであろうか。答えはノーである。健康体のゆっくり であれば、減った餡子は自然と補充されていくが、このまりさにはもうそこまでの力は残っ ていなかったのである。 翌朝、路地裏のダンボールには、まりさだった物と、底部から生えた紐のような何かが残 っているだけであった。 END 今までに書いたもの anko2495 一番多いゆっくりは anko2498 日本を支える一大産業(本編) 挿絵:車田あき
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/52214.html
登録日:2022/09/26 (月曜日) 23 55 14 更新日:2024/06/10 Mon 14 46 30 所要時間:約 42 分で読めます ▽タグ一覧 MH2 MH3G MH4 MH4G MHG MHP MHP2 MHP2G MHP3 MHR S MHW I MHX MHXX オトモン ゴールドルナ サマーソルト尻尾攻撃 フォンロンの古塔 モンスターハンター モンハン リオレイア リオレイア希少種 一縷の月光 伝説 劫火 劫炎状態 大地に躍る黄金 希少種 所要時間30分以上の項目 明け方の女王 月は無慈悲な金の女王 毒属性 火属性 猛毒 眩き金の女王 秘境の伝説 色違い 金レイア 金火竜 飛竜種 黄金の月 黄金の月輪 ________ ▽▽▽▽▽▽▽ 黄金の月 △△△△△△△  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (*1) 『モンスターハンター』シリーズに登場するモンスターの一種。 ◆もくじ ◆概要 ◆登場作品【MHP2G以前】 【MHF】 【MHP3】 【MH3G】 【MH4/MH4G】 【MHX/MHXX】 【MHW I】 【MHR S】 【MHST/MHST2】 ◆攻撃手段【MHP2G以前(攻撃)】 【MHP3〜MHXX(攻撃)】 【MHW I(攻撃)】 【MHR S(攻撃)】 ◆破壊可能部位 ◆弱点属性・部位 ◆武器 ◆防具 ◆余談 ◆概要 (*2) 種族:飛竜種 分類:竜盤目 竜脚亜目 甲殻竜下目 飛竜上科 リオス科 別名:金火竜 危険度:☆8(MHP3)、☆5(MH3G、MH4、MH4G)、☆6(MHX、MHXX)、☆9(MHR S) 眩く輝く黄金の甲殻に身を包んだリオレイアの希少種。 その神々しさすら感じられる姿から、夜の闇を黄金色に照らす月にも例えられ、『黄金の月』『明け方の女王』などの異名をもつ。 発見例は極僅かであり、伝説上の存在とすら言われる。 その超自然的な体色は、飛竜の祖から受け継がれてきた遺伝子が突然変異の果てに発現したものではないかという説が挙げられているが、正確な由来は不明。 発見例自体が非常に少ないが、通常種と亜種が沼地やジャングルなど湿潤な環境に生息しているのに対し、フォンロンの古塔の頂上か秘境で発見されることが多い事から、ここが住処なのではないかとされている。 なお、突然変異は住処とする特殊な土地での食性によって引き起こされたという見方が強いものの、何かを捕食したという姿すらも未だ確認された例が無い。 同じく希少種の銀火竜リオレウス希少種と行動を共にしている場面が確認されているため、番となる相手であるとする声もあるが、こちらについても詳細は不明。 通常種とは色だけでは無く、体質からして全く異なっているらしく、通常種にとって弱点であるはずの部位がかなり頑強であったり、有効であるはずの属性も効果が無い。 体内には本種にしか見られない「煌液」と呼ばれる未知の体液が流れており、暗闇でも光り輝き、地に落ちて尚、何日も沸騰し続けるという。 「希少種」と分類されるモンスターの中でも、リオレウス希少種と並び特に謎が多く、ほとんどのことが分かっていない存在。 最近になって確認された希少種モンスターですら、目撃例が少ないながらもある程度の生態が判明しているが、本種は片鱗すら掴めていない。 戦闘能力や危険度についても明確な情報が無いが、「陸の女王」たらしめる走力と、尻尾の棘に含まれる毒性、更に飛行能力についても通常種や亜種の比ではないとされ、 時にその実力は古龍種にも匹敵すると謳われる。 更に近年では、『劫炎状態』と呼ばれる強化形態をもつ事が明らかとなった。 この状態になると扱う炎が全て蒼白く輝く業火と化し、尋常ならざる火力であらゆる物を焼き尽くすという。 ◆登場作品 ハンターからの通称は「ゴールドルナ」、または「金レイア」。 シリーズ通して出現に特別な条件が設けられており、そうでなくともラスボスのクエストをクリア後にようやく現れるような、所謂『裏ボス』的なポジションとして扱われている。 作品によっては配信限定での登場となっているものすらある。 戦闘能力も通常種はおろか亜種すら凌駕しており、狩猟クエストは毎回その作品における最高難易度に設定されている。 最近は通常種の危険度が年々低下傾向にあり、希少種との格差が凄いことになっている また、シリーズ恒例となっているリオ夫婦の同時狩猟クエストだが、このリオス希少種も例外ではない。 シリーズによって程度は異なるが、毎回かなりの難易度をもつクエストとしてハンターを苦しめている。 【MHP2G以前】 初登場はMHG。 PS2版MHGやMHPでは狩猟クエストに向かうと、稀に狩猟対象の色違いが現れるというシステムがあり、現在で「亜種」と呼ばれているモンスターはこの稀に現れるレア個体のことを指していた(*3) そのため、この頃は「亜種」とも呼ばれておらず、攻略本などの公式書籍にも「色名+モンスター名」で表記されていた。 (例:「リオレイア亜種」→「桜リオレイア」) 「亜種」「希少種」というワードが使われ始めたのはMH2以降である。 そんな中で、ひときわ異彩を放っていたのがこの金リオレイア、そして銀リオレウス。 2パターンも色違いがいるのはリオレウスと本種だけで、「希少種」という呼称もなかった当時としては、その登場条件も相まってかなり特別感のある存在だった。 特に初期作品は到底不可能とすら思えるほどの条件が課せられていたことで有名。 内容としては旦那さんとほぼ同じで、MHG、MHPでの登場条件も「キリンを除く大型モンスターの最大金冠サイズを狩猟、なおかつリオレイア及び桜リオレイアが登場するクエストをクリアしていること」と設定されており、完全に対になっている。 さて当時のリオレイアの戦闘力というと、通常種、亜種ともに行動に変化がなく、希少種たる本種も通常種と全くと言っていいほど変化はない。 …が、あくまでそれは行動面の話。 怒り状態時が顕著だが、俊敏性が亜種とは桁違いに高いのが特徴で、作品によっては俊敏性補正が脅威の1.4倍という超スピードにまで跳ね上がるほどだった。 ただの移動がティガレックスの突進並と言えばどれほどの脅威か分かるだろうか。流石は「陸の女王」の希少種といった所である。 いくら行動面に変化がないとは言え、これだけ機敏だと通常種と同じ感覚で戦っていれば回避やガードが間に合わないことが多い。 加えて、肉質が通常種や亜種とは全く異なり、これまで弱点だった頭はそれなりに硬い。代わりに翼が柔らかいのだが、翼を狙おうと攻撃を繰り出すとヒットストップで硬直して方向転換され、轢かれる……なんて事態が結構起こりがちだった。 近接武器は特に、攻撃を欲張らないよう一撃離脱の戦法がおすすめである。 ただ翼は大きくて狙いやすいため、一撃離脱に徹していれば翼がアホみたいに硬い亜種よりはマシかもしれない。 そして環境的にこの頃の作品はよほど特殊な運用でない限り斬れ味は最高にしておくのが鉄板。如何に硬いといえども最高の斬れ味を用意すれば弾かれて隙を晒すことはないレベルではあり、その点では安心である。 また属性耐性も通常種たちとは異なり、有効な龍属性が全く効かず、代わりに雷に弱い。 雷は通常種にもやや有効だったが、この情報を知らず龍属性を担いでいくと、思わぬ苦戦を強いられる。 この肉質、属性耐性の傾向は今後の作品にも受け継がれる。 ちなみに、金火竜の別名の通り、その見た目もさぞや眩くゴージャス…と思うかもしれないが、当時のテクスチャでは金属質の光沢の再現が難しいのか、黄金というよりは黄色いペンキでべったり塗りつぶされてるみたいな感じで、なんだかちゃっちい見た目になっていた。 沼地などの霧が深い所ではくすんでるようにも見え、期待しているとがっかりするかもしれない。 今でこそ登場フィールドは設定通り『塔』の頂か秘境だが、その設定もMH2からの後付けであり、『塔』がなかった初期作品では普通に『ジャングル』や『沼地』に登場する。 【MHF】 MH2の頃の仕様を引き継いでいたが、登場はティガレックスと同じシーズン1.5。 秘境セットもMHF-G9までは入手できていたが、リオレイア希少種の狩猟クエストの前提条件には関わってこず。 凄腕クエストの個体とG級特異個体がそれぞれ別々の特異個体であるところは旦那さんと同じ。 【MHP3】 MH3は「新たなモンスターハンターの原点」をコンセプトに作られた作品であり、MHP2Gまでの要素は大幅変更。登場してきたモンスターたちも、ごく一部を除いてばっさりカットされた。 看板のリオレウスの側で皆勤を続けてきたリオレイアだったが、亜種および希少種についてはその例に漏れず、当作品には欠席となった。 しかし、続くMHP3でなんとリオレウス希少種と共に堂々の復活。 ちなみに、同作品では既存のモンスターの亜種が登場している中、リオスだけ亜種をすっ飛ばして希少種が参戦するという珍しい状況になっている。 グラフィックも過去作は黄金というには地味すぎる雰囲気を醸していたが、テクスチャに光沢が加えられ、光の反射を再現するようになったため、正しく『黄金の月』に相応しい眩耀な見た目となった。 さてMH3シリーズと言えば、モンスター達の挙動が大幅に刷新されたのが特徴。リオレイアも以前のようなカクカクした機械的な動きから、いくぶん生物的な動きをするようになった。 ハンター側の動きもだいぶ強化され置いていかれる形になったのか、過去作の強さも控えめになり、割と簡単に倒せてしまう存在に。 いくら希少種で勝手が違うとは言え、そんなリオレイアに慣れているならばそれほど脅威でもない なんて思っているなら大間違いである。 むしろ戦闘力はリオスと比較するどころか同作品に登場するモンスターの中でも特に厄介とまで評されるほど。 たかがリオレイアと侮れば誇張抜きに瞬殺の憂き目に遭いかねない。 行動は通常種をベースに、いくつかモーションが強化されたような形。 火炎の威力は通常種と比較にならないレベルで高くなっており、着弾すると周囲に爆発を拡散させ広範囲を吹き飛ばすリオレイアの必殺技「高出力火炎ブレス」(通称 チャージブレス)を、あろうことか3連射してくる。 目の前でドカンドカン爆発していく光景はもう圧巻。 得意としていた「サマーソルト尻尾攻撃」もより使用頻度が高い。 MH3からのリオレイアはホバリングによって空中から攻撃してくるようになったのが特徴だが、本種は回り込みでこちらの近くまで急接近し、ノーモーションでサマーソルトを繰り出してくるため非常に対処しづらい。 使用頻度が高い本種は滞空時間が短いとは言え、あまりにも飛びまくるため、正直「陸の女王とは一体…」と言いたくなるレベルで滞空頻度が高くなっている。 トドメに従来より特徴的だった俊敏性は据え置き。怒り状態時は上で挙げた攻撃を超スピードで繰り返してくる。 とにかく攻撃が苛烈を極めるため、この状態になると冗談抜きで手のつけようがない。 前作から特に目立った弱点が無かっただけに、アイテム等によって隙を作ることすら難しいのも辛い。今作で強化された本種に苦手意識を持つハンターも少なくない。 肉質や属性耐性も踏まえて、通常種とは全く別物と考えた方が良いだろう。 肉質も頭がさらに硬くなっており、切断では白でも容赦なく弾かれるようになったため、頭の破壊はガンランスでもない限りとてもしんどい。 ちなみに今作では『塔』が無いため、旦那さんと同様『渓流』に姿を現す。 【MH3G】 続けて参戦。 MH3GではMH3世代で初めてG級クエストが解禁され、本種のG級個体も登場。 参戦を逃していた亜種も今作では復活している。 亜種はMHP3の希少種モーションをほぼ網羅しており、地上では爆炎を纏った噛みつき、更に飛翔しながら尻尾を螺旋状に振り回す「螺旋サマーソルト尻尾攻撃」が追加されている。 希少種もこの亜種モーションを全て網羅。一方で、特徴の一つだった俊敏性は亜種相当まで落ちている。 亜種と希少種の違いは「高出力火炎ブレス」を3連発するかどうかという一点のみになった。 直前に対峙した亜種に慣れているなら同じ感覚で戦うと良いが、攻撃の威力は亜種よりも桁違いに重い点には注意したい。 今作では『塔』がリニューアルされて復活。『渓流』には登場しなくなり、代わりに『塔の秘境』のみに姿を現すようになった。 【MH4/MH4G】 当然の如く登場。 戦闘面には特に大きく変わったことはないが、MH3Gでは亜種と同等に落とされていた俊敏性が再強化された。 が、顕著に表れていたMHP3以前ほどではないため、あまり実感は湧かないかもしれない。 行動は、今作から登場した「ジャンプ攻撃」システムへの対抗からか、亜種の滞空頻度はかなり高くなっており、本種に至ってはそれ以上に高い。 それに付随して、よりサマーソルトを多用する傾向が強くなっている。 例えば、亜種は「螺旋サマーソルト尻尾攻撃」を繰り出した後は必ず着地するが、本種は空中でそのまま再度サマーソルトを繰り出してきたりする。 また、飛行を交えた戦法も取るようになっており、空中からこちらの近くまで回り込んで故意に着地し、着地時の風圧【大】で動きが止まったところへ突進を繰り出すコンボを習得している。 この行動はスーパーアーマーに乏しい武器種にとっては「風圧無効」スキルが無いとほぼ防ぎようが無いという超極悪仕様。多くのハンターが悲鳴をあげた。 「陸の女王」とは… 結構頻度も高いため、快適に立ち回りたいなら風圧スキルを積むことをオススメする。 続くMH4GではG級個体が登場。 G級個体と戦うには特に条件はいらないが、DLCでのみ狩猟可能という扱いとなっている。 もっと言うと旦那さん希少種の方はのちに単体クエストが配信されているが、本種はエピソードクエスト第5弾でしか戦えないため、かなり特殊なことになっている。 しかもこのエピソードクエスト、MH4G発売から約2ヶ月後(*4)に配信されており、やけに遅い登場となった。 なお戦闘面は強化された亜種とほぼ同じ。 が、以前から繰り出していた回り込みからのサマーソルト尻尾攻撃はより高速で繰り出すようになっており、攻撃までの間隔が物凄く短い。 ガードできない武器種はかなりシビアな行動を強いられることになるため、「回避性能」スキルを積んでおくと安心。 一方で、MH4で猛威を奮った風圧と突進のコンボはほぼ使用しなくなった。不満の声が多かったこの行動が無くなり喜んだハンターは多い。 が、全く使わないというわけでも無いため、今まで通り保険のためスキルを積んでいても良い。 またMH4シリーズと言えば、狂竜ウイルスに侵されたモンスターたちが襲いかかってくるのが目玉だが、ティガレックスを含めた希少種モンスターにウイルスを発症した個体は登場しない。 単に個体数が少ないから確認されていないのか、生息域が限られているため感染しにくいのか、はたまた希少種は何らかの耐性を持っているのか… 謎は多い。 【MHX/MHXX】 外伝的な要素が強く、多数のモンスターが入り乱れることになったMHX系列。 登場モンスター数は歴代トップとなった代わりか、「亜種モンスターは一切出さない」と明言されており、希少種たる本種も今回ばかりは欠席… とはならず普通に参戦した。 「どこまでを亜種と呼ぶか」とも語られていたため、希少種は例外となったのだろう。 しかし希少種として参戦できたのはリオスだけな辺り、流石にシリーズの看板の伴侶なだけあって破格の待遇である。 もともとメインシリーズで存在感が薄くなりかけてた亜種の存在感が更に薄くなってしまったが 戦闘面ではMH4とほとんど変わらないが、MH4Gで使用頻度が落ちたはずの風圧突進コンボがまたMH4時代と同等レベルにまで高くなっている。 珍しく改善したと思っていたらこれだよ またどういうわけか、「サマーソルト尻尾攻撃」に龍属性が付与されるようになった。 別に龍属性やられになるわけではないのだが、耐性が低いともともとの威力に相まって思わぬ痛手になりやすい。本種と戦う時期に着ているであろう高レベル装備は大抵龍耐性が低いというのも向かい風。 今までの設定からしてそんな攻撃ができる要素はどこにも存在せず、これが判明したのも公式のガイドブックから。酷い初見殺しである。 しかし何故急に龍属性を操るようになったのだろうか… 一応リオス希少種は「飛竜の祖から受け継がれた遺伝子が突然変異した」結果生まれた個体という説があるため、もしかするとその竜の祖とやらの能力が開花した結果なのかもしれないし、単なる思いつきなのかもしれない。 続くMHXXではG級個体が登場。 行動面はMH4Gと全く一緒である。 MHX系列には目玉要素の一つとして、獰猛化というシステムがある。 どういう理屈で獰猛になってしまうのかは考えられていないので判明していないが、早い話MH4系列の狂竜化モンスターと同じような立ち位置、つまり強化個体である。 本種にも獰猛化個体は登場する。が、ここでもMH4Gの時のように配信クエスト限定で狩猟可能という扱いになっている。 さて肝心の戦闘力についてなのだが、このリオレイア希少種の獰猛化個体、マジで本作最強のモンスターなのではないかと語られる程の強敵と名高い。 獰猛化モンスターは特定の部位に赤黒い蒸気のようなオーラを纏っているのが特徴だが、本種の場合は頭と尻尾。主にブレスや、尻尾攻撃の際に赤い稲妻が閃き、火力が上がる。 つまり、本種の必殺技であるチャージブレスは凄まじく火力が高くなっている。 防御力800を超えている程度では火耐性次第で即死。爆発部分に触れただけで致命傷というとんでもない威力にまで跳ね上がっている。 これはなにもチャージブレスだけでなく、近接殺しと名高い爆炎噛みつき等も同様である。 得意のサマーソルト尻尾攻撃の威力はおっそろしく高く、しかも龍属性が付与されているなんてことも知らず対策もしていなかったハンター達は最大強化していた防具を着て体力満タンだったのにいきなり瀕死になったという最早意味不明な事態に追いやられることが多かった。 よしんば耐えたとしても致命傷。オマケに毒状態にまでされるのだから風前の灯もいいとこである。 そして何より、何が一番怖いかと言えば怒り状態時の超スピード化。 ただでさえ追いつくのが大変だった俊敏性が獰猛化補正によってアホみたいな速度にまで上昇しており、上で挙げた即死級の攻撃を超高速で繰り出しまくってくるため、回復やら砥石やらを使ってる暇が本当に無い。 も一つオマケに体力、全体防御力は通常よりも高い。 もともとタフな傾向が強いリオレイアが更にしぶとい上にあらゆる肉質が軒並み硬いため、一体倒すだけでもべらぼうに時間がかかってしまう。 正しく「痛い・硬い・速い」の3拍子が揃った獰猛化個体。 リオレウス希少種のそれも大概の難敵と知られているが、彼方は閃光玉によってある程度隙は作れたり、体力が獰猛化個体の中でもかなり低い、といった弱点がある一方で、こちらはこれと言った弱点が無いというのも恐ろしい所。 何をどうすれば良いのかと問われれば自分のプレイヤースキルを上げろとしか言いようがないため、多くのハンターが屍の山を築くことになった。 正直『二つ名』より全然強いと言われることもままある が、リオレイア希少種の獰猛化個体に纏わる真の恐ろしさはそんなものでは無い。 リオレウス希少種との同時狩猟。 つまり、MHXXには獰猛化した金銀夫婦の同時狩猟クエストが登場しているのである。 世に悪名高いそのクエストの名は『金と銀がもたらす悲哀』。 リオレウス希少種の獰猛化個体がどんなレベルなのかは該当記事に説明を委ねるが、言ってしまえばリオレイア希少種と同等程度の化け物。 そんな2体は獰猛化しようが仲良し夫婦。互いがピンチになればすかさず参上。 こやし玉を投げても投げてもすぐに合流して仲良くハンターを消し炭にしようとしてくる。 あまりにも難易度が高いが、逆にあまりに困難な故に、対抗手段も豊富に練られているのも事実。 しっかり準備しておくのも大事だが、それでも単体なら少なくとも余裕で倒せる程度の腕前は持ち合わせておきたいところ。 ちなみに、今作は『塔』はあるものの、単体では『密林』『古代林』等に出現する。一方で、旦那さん希少種との複数狩猟の際は通例通り『塔』に出現する模様。 【MHW I】 MHWorldでは珍しく亜種も登場していたが、超大型拡張コンテンツの『Iceborne』(MHW I)において、なんと隠しボス枠としてサプライズ参戦することとなった。 色合いも若干変化しており、MHWorldならではの高グラフィックに加えて今まで無かった黒が差し色として入っており、より高級感のある見た目になっている。 クリア後の新要素、「導きの地」にのみ出現。荒野の地帯レベルを6まで上げるか、歴戦古龍を狩猟していると痕跡が現れるようになる。もし発見したら必ず捕獲しよう。 MHXXまでの希少種といえば、高い俊敏性、多彩な尻尾攻撃に加え「3連続のチャージブレス」といった強力なブレスが特徴的だったが、 今作の希少種はそのスタイルに然程手は加えられていない。 しかし、旦那さん希少種が地上での攻撃に強化が加えられたのに対し、こちらは空中からの攻撃が激化しているのが特徴。 サマーソルト尻尾攻撃の頻度が大幅に上昇しており、地上でサマーソルトを繰り出した後、避けられたと見るやそのまま飛行して追尾し、執拗にサマーソルトを当ててこようとするなど、飛竜の代表種として飛行能力の高さを見せつけてくる。 いよいよもって「陸の女王」らしからぬ動きになってきてるような気もするが またサマーソルト尻尾攻撃に付与された毒は全て猛毒に強化されている点も注意が必要である。 加えて、今作の本種はなんと一定時間が経過すると『劫炎状態』と呼ばれる形態に移行するようになった。 リオス希少種では初となる強化形態である。 この状態となった希少種は目元、翼がうっすらと赤く染まり、胴体部分を中心に蒼白い光を纏う。 扱う炎は全て光り輝く炎へと変貌。主に火力面が強化されるだけでなく、全体的な肉質も硬化され、攻守ともに優れた状態となる。 劫炎状態となった際の炎は攻撃範囲がかなり広くなり、延焼範囲は入っただけでみるみる体力が削られていくスリップダメージが発生するようになる。 また、この状態では『超火力ブレス』と称される必殺技まで繰り出してくる。 突如高空に飛び上がり、高高度で仰け反りながら溜めたあと、地上に向かってブレスを発射。 画面を揺らすほどの衝撃と共に、広範囲を焼け野原と化す。 ド派手な演出に違わずもちろん威力は超特大級であるため、絶対に喰らわないようにしたい。 旦那さんの方には必殺技が無いようだが…? 攻撃もより一層激しくなり強力だが、この時頭部へ一定ダメージを与えていくと思いっきりひっくり返って劫炎状態が解除される。 ただでさえ硬い頭部が更に硬化されている状態だが、ここはこちらに与えられた新要素「クラッチクロー」で肉質を柔らかくし、早い段階で部位破壊しておきたい。 因みに空中で解除すると頭から墜落してしまう。よっぽど反動がデカイのだろうか。 総評して強大な火力と戦いづらさから、MHW I屈指の強敵として名が挙げられることが多い。 旦那の方が比較的戦いやすいと評価されているのとは対照的な結果となっている。 通常種と亜種の扱いがあんまり良くなかった反動だろうか 特に劫炎状態時は更に俊敏性が上がり攻撃の切れ目がとにかく少なくなる上、肉質も相当硬くなるため、劫炎状態を解除するどころか攻撃をまともに通すことすら極めて困難。 かなりの強敵だが、以前の作品と比較すると技の一つ一つは大ぶりなため、動きをよく見てパターンを覚えていくことが重要である。 また本作の目玉の一つである「縄張り争い」だが、希少種である本種には発生しないようになっている。 その一方で、通常種や亜種なら逃げ出す相手であるはずの金獅子ラージャン、恐暴竜イビルジョーといった古龍級生物や、あろうことか滅尽龍ネルギガンテなどの古龍と対峙してもエリア移動することなく攻撃を加える姿を見ることができる。 希少種モンスターには「古龍に匹敵する実力がある」という設定があるのだが、これを開発陣が忘れていないことの現れなのだろうか。 もともと縄張り争いが用意されていない都合もあるだろうが 更に希少種同士には合体技のようなものまで追加された。 正確にはかのテスカト夫婦のように専用技が用意されているわけではないが、劫炎状態時に、お互いのブレスが混ざり合うと画面を覆い尽くさんばかりの大爆発を引き起こすというギミックが仕掛けられている。 この時夫婦は同じ方向、同じタイミングでブレスを吐き出そうとするため分かりやすい。 ちなみに今作のリオス希少種は「ある一つのエリアに留まり、そのエリアから動かない」といった古龍染みた特徴が追加されている他、こやし玉を無効化する様になっている。 別に単体で狩猟するなら特に支障もないのだが、問題なのは旦那との同時狩猟だった場合。 いざ旦那と合流されれば最後、こやし玉による分断が不可能となり、夫婦の絶大な業火に晒され続けられるというだいぶ悲惨な状態となってしまう。 【MHR S】 地にありて動じず 歩みは止まらない 策に興じるがよい 必殺の手を打ってみよ 我は女王 ひれ伏し 見下ろされるべきは 汝である MHRiseでもやはり超大型拡張コンテンツ『Sunbreak』での登場で、タイトルアップデート第1弾(Ver11.0)でリオレウス希少種と共に参戦を果たした。 (これで亜種は通算三度置いてきぼりとなった) 同アップデートでは後輩希少種のナルガクルガ希少種と紅蓮滾るバゼルギウスの登場が事前に告知されていた中、リオス希少種は実装前日になって突然報じられたため、ある意味サプライズ的な参戦に多くのハンターが驚愕することになった。 まぁナルガクルガ希少種参戦が知らされた時点で既に怪しいと思っていた諸氏も多かったようだが。 MHR Sでは亜種モンスターであろうと初邂逅時に登場ムービーが用意されているのが特徴。 本種にも例外なく用意されている。 映像内ではなんと、古龍種である鋼龍クシャルダオラとの争いの様子が描かれた。 場面は古塔の秘境にて、飛行するクシャルダオラが眼下のモンスターを睨むシーンから始まる。 それに対して悠然と地上を歩くモンスターこそ、劫炎状態に移行したリオレイア希少種。 クシャルダオラはまず竜巻ブレスを牽制として発射し、リオレイア希少種に突撃しようとする。 しかしリオレイア希少種は放たれた複数の竜巻ブレスを跳躍で難なく回避し、続けて向かってきたクシャルダオラの頭部を尻尾で迎撃する。 不意の一撃を貰い、地上に落とされて体勢が崩れたクシャルダオラの頭部を続けて尻尾で殴打。 そして口に炎を含み力を溜め、大きく上体を持ち上げ…勢いよく光り輝く火炎ブレスを発射したところでムービーは終了する。 あのリオレイアが古龍種を相手に一戦交えるどころか優勢にまで持ち込んでいるという衝撃的すぎる光景に驚きを覚えたハンターは多かった様子。 恐らく2撃の尻尾攻撃でクシャルダオラが苦手とする猛毒に侵していたのも有利に働いたのだろう。 一部の界隈では女王様のビンタを2発も喰らったクシャルダオラが羨ましいなどと言う声も上がっているとか 一方で、リオレイア希少種は最初から劫炎状態でフルスロットルだったのに対し、クシャルダオラは最後まで風鎧を纏っていないという事実もある。 もしかすると「リオレイア希少種はそこまでしてなお敵とすら見做されていなかった」…のかもしれない。 いずれにせよ、クシャルダオラからすれば予想外の痛手にはなったのだろうが。 今まで「希少種の実力は古龍にも迫る」とされていた設定はあったものの、具体的にそれが描写されたシーンはなく半信半疑だった点もあったが、 ここへきて古龍種そのものと対等とも言える争いを繰り広げる直接的な様子が描かれ、『希少種』という存在の強大さを改めて見せつける形となった。 希少種の中でも微妙に舐められていたリオスとしては未曾有の大躍進である さて戦闘力の方は、MHRiseに入って大変身を遂げた旦那さんとは違い、おおむねMHW Iの行動に準拠している。 が、厄介だった行動の一部がオミットされていたりと、難易度が低めに調整されたRiseシリーズに倣い、本種の以前のような目を剥くほどの強さも鳴りを潜めている様子。 ただし、以前から厄介だった火力、肉質、そして俊敏性は据え置き。 特に肉質は相変わらずな硬さであり、白ゲージは無いと尻尾先端と脚ぐらいしかまともに通る箇所がない。 行動は新規モーションの他、ヌシ個体の行動すら習得しており、尻尾攻撃も順当に強化されている。 易しくなったとは言え、今作においても難敵として評価するハンターは多い。全く理不尽と言える行動は取ってこないため、焦らずパターンを覚えて対処するようにしたい。 劫炎状態時の攻撃力の高さは言わずもがな。 素早い動きからアグレッシブに範囲の広い尻尾攻撃を繰り返すため、依然として危険。 更に、この状態で過去作から猛威を振るっていた必殺技『超火力ブレス』を地上からも発射してくるようになった。 ただ発射するのではなく、チャージブレスと尻尾攻撃で牽制してくるのが特徴。焦って位置取りを誤り、本命を貰わないように。 しかし、このように順当に強化された一方で、弱体化と取れる調整も見られる。 火炎ブレスが着弾した部分は熾火がすぐに消え、以前のようにスリップダメージを受ける仕様は無くなっている。 また、肉質も全身硬化はしなくなり、それどころか逆に光を帯びている頭から胸にかけてはかなり軟化するといった調整がなされている。 特に部位軟化は、クラッチクローがオミットされた故の調整と思われるが、これで劫炎状態の解除はかなりし易くなった。 総じて、絶大な火力と俊敏性は相変わらずだが、危険な状態にこそ冷静に動きを見て恐れず攻撃を通していけば、充分に戦える良調整がなされたと言える。 未だ苦手意識を持つハンターは多いようだが、概ね評価は悪く無い様子である。 ちなみに、MHRiseではヌシ個体のリオス夫婦の同時狩猟がイベントクエストで配信されたが、今作でも希少種夫婦を相手取る「凶双襲来:金と銀の輪舞」が配信された。 もちろん場所は逃げ場などない『塔の秘境』。リオレイア希少種の体力を一定以下まで減らすとリオレウス希少種が出現する仕様になっている。 2体揃った時の攻撃は苛烈を極める上に夫婦間では同士討ちによるダメージがかなり少ないが、希少種は操竜が可能。操竜による攻撃は減衰しないため、弱ったリオレイアをリオレウスの攻撃で直接仕留めるという今までにないちょっとあんまりな攻略法を活用できる。 【MHST/MHST2】 MHSTでも特別な存在というポジションには変わりは無く、登場はクリア後のエンドコンテンツ。 メインシリーズでお約束の旦那との同時戦闘もバッチリ再現されている。 固有スキルとして「月輪の咆哮」を持っており、いてつくはどうの如くバフ効果を消しに掛ける。 絆技も名称こそ「フレイムシェイバー」だが、通常種や亜種と演出は異なる。 続くMHST2では2021年10月末のタイトルアップデート第5弾になって漸く登場。 お約束の旦那との同時戦闘になるサブクエストは、MHW Iのリオス希少種2頭クエストの「陰陽讃歌」から引用していると思われるが、表記は「陰陽賛歌」であり、「讃」の言偏が外れている。ちなみに言葉の意味としては特に変わらない。 何があったか、「月輪の咆哮」の発動コストが大幅に削減されており、ケチャワチャ亜種の「プルーフマスク」と同じ絆ゲージ消費たったの 2 で出る。 フル強化した場合に相手がライド状態だろうと確実に効果が発揮するあたり、通信対戦においてバフスキルを持つ相手へのメタ構成となるよう役割を与えられたのだろう。 ◆攻撃手段 リオレイア通常種と亜種との差異、希少種固有の技のみ記載する。 【MHP2G以前(攻撃)】 咆哮通常種とモーションに差異なし。MHP2までは全く一緒なのだが、MHP2Gでは音圧が【小】から【大】に強化されている。 【MHP3〜MHXX(攻撃)】 【地上】 咆哮通常種とモーションに差異なし。音圧がMHP3からMH3Gまでは【小】だったのだが、MH4以降は【大】に強化された。 3連続突進通常種とモーションに差異なし。MH4からは顕著だが、希少種は最後の突進をキャンセルして別の行動に派生させる傾向が非常に強い。単純に突進後の隙が皆無に近く、希少種が攻めにくいと言われる所以の一つである。 怒り状態時は最後の突進をキャンセルし、軸合わせした後「3連続高出力火炎ブレス」に繋げてくる場合がある。一生懸命突進を凌いでいたらいきなりバカスカ放ってくるとんでもない派生。焦って全てを喰らってしまうと目も当てられない。 MH3Gからは「螺旋サマーソルト突進」に繋げてくるパターンも追加された。普通の突進より動きが遅い分、回避のタイミングが乱されがち。落ち着いて行動をよく見よう。 爆炎噛みつき属性:火属性やられ【大】口に炎を纏わせ、噛みつきと同時に爆発を起こす。MH3Gから登場。通常の噛みつきに比べ範囲が非常に広い。攻撃のチャンスだと突っ込んで行ったハンター達を返り討ちにする。近接殺し。 小爆発が細かに発生する仕様のため多段ヒットする性質があり、下手にガードするとスタミナがごっそり削られる。 爆発範囲は頭の軌道上から前に向かって広いため、リオレイア希少種の右側、首下、腹下は安全地帯。疲労状態時は炎が出せないのか、通常の噛みつきになる。 3way火炎ブレス属性:火属性やられ【大】通常種と特に差異なし。しかしMH3G以降では、通常種なら 3発目をキャンセルし「サマーソルト尻尾攻撃」でフェイントする所、本種は「螺旋サマーソルト尻尾攻撃」を繰り出す場合がある。範囲は通常のサマーソルトの比では無いため迂闊に攻め入らないように。 3連続高出力火炎ブレス属性:火属性やられ【大】力を溜めながら後退した後、「高出力火炎ブレス」を3方向に発射する。希少種の必殺技。怒り状態時限定行動。希少種から見て右→中央→左の順番に繰り出す。通常の「3way火炎ブレス」とは違う順番のため注意。 また2発目でキャンセルし、通常サマーソルトまたは螺旋サマーソルトに派生させる技も平然と行う。最後まで動きを確認してから近寄りたい。 回転噛みつき属性:火属性やられ・毒勢いをつけて噛みつき、そのまま一回側転して尻尾を前方に叩きつける。MH4Gから登場。通常種も使用してくるが、噛みつきの部分は「爆炎噛みつき」である。見た目以上に範囲が広いため、不意に繰り出されると対処しづらい。 螺旋サマーソルト尻尾攻撃属性:毒地上で尻尾をもたげ、斜めの体勢で回転しながら飛翔することで、螺旋状に尻尾を振り回し広範囲を薙ぎ払う。MH3Gから登場。見た目通り横方向に広い範囲をもっているのが特徴。通常のサマーソルト以上に範囲が広く、結構な距離を離したと思ってても巻き込まれやすい。もちろん威力はかなり高いため要注意。 こちらも放った後は着地か、そのまま滞空状態を維持する。特に滞空状態を維持してきた時はそのままサマーソルトで追撃してくる可能性もあり危険。 横方向に広い範囲を持つが、反面希少種の前後の判定は通常サマーソルトより薄い。予備動作が見えたら即座に潜り込むか後退すれば案外すんなり避けれることも。 螺旋サマーソルト突進属性:毒翼を掲げるようにしながら突進し、ある程度の距離まで近寄ると「螺旋サマーソルト尻尾攻撃」を繰り出してくる。MH4Gから登場。突進部分は通常のものよりスピードが遅いが、急カーブしながらホーミングしてくる。 ある程度突進で接近した後急ブレーキし、螺旋サマーソルトを繰り出す。範囲が広く厄介だが、通常サマーソルトの通常種と違って両脚を使って突進の勢いを殺す動作を挟むため、見切りやすい。 【空中】 回り込み翼を翻し、ハンターの側面まで一気に接近する。これがかなり厄介な行動で、ホーミング性能が凄まじく高い上に、一瞬でサマーソルトの攻撃範囲内まで近寄られるため、初見ではかなり焦らされる。 後述するが滞空状態時のサマーソルトは予備動作が皆無なため、回り込まれてから繰り出すまでのタイミングはもう慣れで覚えるしかない。 回り込み突進回り込みでハンターに接近し、その場ですぐに着地。そしてそのまま「突進」を繰り出す。MH4から登場。希少種の特に厄介な行動の一つ。何が厄介かと言えば、着地の際の風圧【大】に捕まると被弾がほぼ確定してしまうという点。 頻度も結構高く、スーパーアーマーが少ない武器種では不意に繰り出されるともう為す術がない。一連の流れも早く動きを読むことも難しいため、素直に「風圧無効」スキルを付けていると安心して戦える。 サマーソルト尻尾攻撃属性:毒空中で羽ばたきながらそのまま宙返りして尻尾を叩きつける。地上から繰り出されるものと違い、予備動作が全くないため非常に反応しづらい。 希少種は通常種と違い、一旦側面へ回り込んでから繰り出してくる性質がある。ただし位置が近いと回り込みを介さずにいきなり宙返りしてくる場合があるため注意。 亜種も使用してくるのだが、希少種は回り込みからサマーソルトへの一連のスピードが物凄く早い。滞空したらまずこの行動を警戒しよう。なんかもう地上にいる時よりだいぶ厄介な気がする 【MHW I(攻撃)】 【地上】 蛇行噛みつき「噛みつき」の後、首を蛇行させながら踏み込むように噛みつきを繰り出す。攻撃判定が頭から胸あたりまでと見た目以上に広く、潜り込んでいても喰らいやすい。 通常の「噛みつき」の後この技をキャンセルし、唐突に「高出力火炎ブレス」に繋げることがある。 3連続突進モーション自体は通常種と変わらない。お馴染みの技だが、希少種の突進は一瞬たりともブレーキをかけることなく方向転換してくるため、動きが通常種と比べとんでもなく高速化している。しかも閃光で目が眩んでいようが関係あるかと言わんばかりに走り回る。流石は「陸の女王」… 最後の突進をキャンセルして各種「サマーソルト突進」や「3連続高出力火炎ブレス」に繋げる派生も健在。 3way火炎ブレス属性:火属性やられ特に変更なし。最後のブレスをキャンセルしてサマーソルト2種に派生するフェイント攻撃も変わらず。 3連続高出力火炎ブレス属性:火属性やられ 突然大きく上体を起こし、勢いよく三連射するモーションに変更。お馴染みの必殺技。発射する順序が変わっており、前作まではこちらから見て左→中央→右だったものが、中央→左→間を置いて右、となっている。 最後の一発をキャンセルし、サマーソルト2種に繋げる派生も健在。また「螺旋サマーソルト尻尾攻撃」を放つ場合、希少種と距離が離れているとこちらに突っ込んできてから放ってくるようになっている。隙だらけと見て今まで通り攻め入ろうとするとえらい目に合う。 後述の劫炎状態時には「大螺旋サマーソルト尻尾攻撃」に繋げてくる場合もある。 サマーソルト尻尾攻撃属性:猛毒モーションには特に変更なし。お馴染みの必殺技だが、希少種が扱うものは全て猛毒に強化されているため注意。 螺旋サマーソルト尻尾攻撃属性:猛毒出が早くなった。今作からは当たり判定がかなり厳密になっているため、前作よりは避けやすくなっている。動作が見えたら後退するか、懐に潜り込もう。 【空中】 螺旋サマーソルト尻尾攻撃属性:猛毒空中で一瞬身を引いたあと、螺旋状に尻尾を振り回して広範囲を薙ぎ払う。空中からもぶっ放してくるようになった。この仕様から、地上で螺旋サマーソルト→滞空状態へ移行→そのまま空中から再度螺旋サマーソルトなんてコンボをしてくることも。 【劫炎状態】 螺旋サマーソルト突進属性:猛毒モーションに変更があり、尻尾をもたげて構えた後、こちらへ急接近して即座に尻尾を振り回すようになった。劫炎状態時は通常の「螺旋サマーソルト尻尾攻撃」は使用しなくなり、この行動だけ使うようになる。 こちらの近くまで寄ると間髪入れず繰り出してくるのが厄介。判定が厳密になったとは言え、逃げ回っていると容赦なく当てられやすい。 大螺旋サマーソルト尻尾攻撃属性:猛毒おもむろに上体を引いて構え、超高速で回転しながら飛翔し、広範囲を薙ぎ払う。よく見るとまず地面に円を描くように薙ぎ払い、その後空中で素早く1回転して大きく全周を薙ぎ払っている。 通常の螺旋サマーソルトの攻撃範囲はリオレイアの半周程度であったが、こちらは360°カバーしているため咄嗟に繰り出されると回避しづらい。 しかし通常のものと同じくリオレイアの胴体付近には判定がないため、近くにいた場合は思い切って飛び込むのもアリだろう。 なお地上からだけでなく空中からも使用してくる。 超火力ブレス属性:火属性やられ空中専用技。いきなり高度を上げ、高高度で仰け反りながら溜めたあと、地上に向かってブレスを発射。着弾すると大規模な爆発を引き起こし、広範囲を炎上させる。ド派手な演出に違わず、食らえば衝撃にカチ上げられ、超特大ダメージをもらう事になる。追い打ちをかけるように着弾地点は劫炎でスリップダメージが発生するため、生存は困難。 ちなみに希少種は流石に空中で反動が殺しきれないのか、発射後は必ず地面に着地する。着地の際、翼爪で地面に身体を固定しており、セルレギオスを彷彿とさせるモーションとなっている。 【MHR S(攻撃)】 【地上】 蛇行噛みつき特に変化なし。MHW Iの時のように、この技をキャンセルして「高出力火炎ブレス」に派生させてくることは無くなった。 回転噛みつき属性:猛毒特に変化なし。尻尾攻撃部分が猛毒に強化されているが、噛みつきの部分が「爆炎噛みつき」ではなくなった。 飛び上がり突進通常種とモーションは一緒。ただし、空中からの追撃が「螺旋サマーソルト尻尾攻撃」となっている。一瞬空中で溜める動作を挟むためいきなりサマーソルトに繋げる通常種よりは見切りやすいが、範囲は相当広い。思い切って真下に潜り込むと良い。 劫炎状態時は「大螺旋サマーソルト尻尾攻撃」に繋げてくる。一見すると恐ろしい派生だが、今作ではだいぶ範囲が抑えられている影響でかなり近くにいても当たらないことも。 3連続高出力火炎ブレス属性:火属性やられ・猛毒モーションが大きく変更。まず上体を起こし後退しながら2方向へブレスを発射。その後「尻尾回転」を挟み、最後に一拍置いてブレスを発射する。ブレスを発射する方向はこちらから見て左→右→「尻尾回転」→正面。最初のブレス2発を躱し、チャンスと見て飛び込むと容赦なく尻尾で薙ぎ払われてしまう。喰らうと猛毒に侵されてしまうのも嫌な所。 ブレスを発射するたびに後退していくため、実は正面で動かないのが一番安全だったりする。最後のブレスを発射した後は隙を見せるため、下手に攻めず動きを最後まで確認するように。 螺旋サマーソルト突進属性:猛毒特に変更なし。通常の「螺旋サマーソルト尻尾攻撃」はオミットされた模様。螺旋バージョンは平常時だろうと、この攻撃からしかしてこなくなった。 操竜時、地上にAを押すと繰り出すのがこれ。強攻撃の割に出が早く範囲も広いため扱いやすい。 【空中】 急襲尻尾攻撃属性:猛毒一旦高空へと飛び退き、対象に向かって滑空、着地の勢いを利用して尻尾を思いっきり振り抜き、周囲を一掃する。紫毒姫、ヌシ個体と全く同じモーション。恐ろしいことに希少種は通常技感覚でポンポン繰り出してくる。 しかも使用後は必ず威嚇していたヌシと違い、全く隙を見せない。回避に専念しよう。 操竜時、空中でAを押すと繰り出すのがこれ。滑空部分、尻尾攻撃部分に2回攻撃判定がある。ホーミング性能が高く、相手がどれだけ離れていても追尾して当ててくれる。かなり使い勝手がいい。 【劫炎状態】 大螺旋サマーソルト尻尾攻撃属性:猛毒モーションに変化なし。物凄く判定が狭くなっており、密着するぐらい近くにいると棒立ちしていても当たらない。むしろ下手な距離にいるほど危険である。 操竜時、地上で↑+Aを押すと繰り出すのがこれ。その場で繰り出すが360°全てが攻撃範囲という脅威の一撃である。 超火力ブレス(空中)属性:火属性やられモーションに変化なし。怒り状態時は「3連続高出力火炎ブレス」から間髪入れずに繋げてくる場合がある。距離を離されていると危険。 繰り出した後は必ず威嚇するようになった。上手く凌げば攻撃するチャンス。 操竜大技ではこれでフィニッシュしてくれる。激しい大爆発がモンスターを呑み込んでいく様は実に爽快。旦那さんもこれぐらいして欲しかったものである 超火力ブレス(地上)属性:火属性やられ・猛毒口に炎を含み力を溜め、バックジャンプと共に地上へ「高出力火炎ブレス」を発射。その後空中から尻尾を振り回しながら滑空し、ハンターの背後に着地。そして両翼を地面に据え、蒼く輝くブレスをハンターに向けて発射。一瞬画面が真っ白になるほどの超特大の爆発を起こす。今作におけるリオレイア希少種の必殺技。威力はもちろん希少種中トップ。一連の動作が早い上に希少種も目まぐるしく動き回るので初見は惑わされがち。 まず最初のバックジャンプブレス。よく見ると着弾時に爆発が拡散するというMHXX以前を彷彿とさせる仕様になっているのが特徴。出も早いため、すぐに対処しづらい。 続く尻尾攻撃。喰らえば猛毒に侵されてしまうが、実は希少種の正面あたりにしか判定がなく、当たりに行こうとしなければ当たらないないぐらい判定が狭い。バックジャンプブレスを翔蟲受身で後ろの方へ回避すると当たる可能性がある程度。 そして最後に地上から繰り出されるブレスが本命。とんでもなく威力が高い上に背後から繰り出される。発射するまでラグがあるため、動作を見たら落ち着いて希少種を画面に捉えよう。 ◆破壊可能部位 通常種と破壊できる部位は変わらない。 頭は仕様が特殊で、MH4からは部位破壊に成功すると肉質が軟化するようになった。 今まで硬かったために通常種とは違う立ち回りを強制されてきたが、破壊できればほぼ同じように戦うことができる。レア素材も狙えるため一石二鳥。 MHW Iでは劫炎状態を解除するのに頭への一定ダメージが必要なため、早い段階で破壊してしまいたい。今作は肉質を軟化できる「クラッチクロー」もあるため、割と破壊は容易である。 MHR Sでも部位破壊で軟化する仕様は健在。 その上、劫炎状態時は肉質が軟化する仕様になっているため、怯まず狙っていけばこれまで以上に戦いやすくなるだろう。 またリオレイアといえば尻尾の切断。 特にサマーソルトの頻度が高い希少種は切断できればかなりの弱体化が見込めるが、そうは問屋が卸さぬのがカプコン。 なんと作品によっては瀕死直前の捕獲可能ラインに至るまでのダメージを尻尾に集中させなければならないぐらい耐久値が高く、これでは戦略も何もあったものでは無い。アホか が、MHR Sでは流石に反省改善され、耐久値が大幅ダウン。かなり切断しやすくなった。 ◆弱点属性・部位 【MHP2G以前】 弱点属性雷>水>氷。通常種、亜種とは全く異なる。両者に有効な龍に関しては全く効果がないので注意。 属性は効きやすい部類。特に頭はよく効くため部位破壊したいならおすすめ。氷は多少有効なぐらいなので使うなら最低でも水がいい。 弱点部位斬撃なら翼。打撃なら首と翼>腹。射撃なら脚と尻尾。こちらも通常種とはまるで違う。特に頭は斬撃と射撃は25%しか通らないほど硬い。斬撃は翼以外は通りが微妙だが、次点で脚を狙うと良い。 一方で、全体的に何故か打撃にかなり弱い。かなり硬いはずの頭ですら打撃なら40%も通ってしまう。背中と尻尾以外ならどこを狙ってもかなり通るため、非常に相性が良いと言える。 また、次点の射撃も頭には40%通る。ただし翼は両者と打って変わって20%とかなり渋い。 【MHP3〜MHXX】 弱点属性変わらず、雷>水>氷。相変わらず硬い部位ほど属性が効きやすい。 弱点部位斬撃と打撃なら背中>尾先。射撃なら脚のみ。よりによって第一弱点が狙いにくい背中になってしまった。今まで通り翼を狙うのが無難。 次点の翼の通りを詳しく見ると44%とギリッギリ弱点特攻に届かない数値になっている。露骨すぎるとは言え尾先は切断するとなくなってしまう部分。斬撃は切ってしまっても気にせず翼を狙おう。 MH4以降からは頭を部位破壊すると肉質が軟化する仕様に。狙えるところが増えるため、是非とも破壊したいところ。破壊できれば斬撃なら55%、打撃なら50%と第一弱点にまで昇華する。が一方で、何故か射撃は破壊しても40%しか通らない。なんか厳しくないか 【MHW I】 弱点属性雷>水=氷。氷が水と同等に効くようになった。 弱点部位斬撃と打撃なら尾先のみ。射撃は翼のみ。全体的にかなり硬くなってしまったが、次点の翼はこれまで通り44%なので弱点特攻が入らないが、柔らかい。射撃以外は狙いにくいなら翼、次点で脚を狙おう。 頭の部位破壊に成功すると第一弱点に上がるのは変わらないが、斬撃なら55%、打撃なら60%、射撃なら50%と上昇幅が凄まじく高くなっている。劫炎状態の解除にも大きく貢献するため、積極的に狙っていきたい。特に射撃は狙える箇所が増えるのでここぞとばかりに撃ち抜いてやろう。 【MHR S】 弱点属性変わらず、雷>水=氷。雷やられに弱く気絶時間も長いが、平常時はほとんどの部位が硬いことを考えると、水やられにするのもおすすめ。自分の戦いやすさに応じて使い分けよう。 弱点部位斬撃と打撃なら尾先のみ。射撃なら脚=尻尾全体。相変わらず手厳しい肉質だが、なぜか射撃に対してだけちょっと優しくなった。今まで不遇だった反動か 次点で通る部位は翼…と思いきや、脚に変更されている。リーチの短い武器でも狙いやすい上に転倒も狙えるため、何気に嬉しい変更である。相変わらず44%だが 劫炎状態時には頭と首が軟化。どの武器種でも第一弱点に躍り出る。頭を破壊していると余計に軟化する。特に打撃は70%とべらぼうに通ってしまう。こんな有様なので劫炎状態はむしろチャンスと考えるハンターも多かったり。 ◆武器 金火竜の甲殻が反映された黄金色の武器。 武器によっては本物の金から加工されたのかと思えるほどの輝きを発するものもある。 大方の作品で一発では作れず、通常種武器から強化していき、亜種武器を経て、最終強化武器として行き着くことになる。 有している属性は大抵が毒。状態異常武器はそのバランスをとって本体性能が微妙な場合が多いが、こと金火竜武器は素材元の強大さに見合い、相当強力なものに仕上がっている場合が多い。 ただ、欠点としてあるのがバリエーションの少なさ。 リオレイア武器自体が「リオレウス武器の過程」として長く存在していた意味合いが強く、金火竜武器まで強化できる武器種は少なかった。 ただ、現在ではバリエーションも増え、片手剣の「ゴールドマロウ」系統だけでなく、太刀、狩猟笛、ガンランス、チャージアックス、スラッシュアックス、ライトボウガン、ヘビィボウガン、弓が確認されている。 弓の月穿ちセレーネはP3やXシリーズの時に最終装備のおススメに度々挙がるくらい強力な武器でもある。 ◆防具 防具名は『黄金の月』を意味する『ゴールドルナ』という名を冠する。 素材元と同様、荘厳なまでに眩く輝く黄金色の防具。 通常種、亜種の防具は鱗や甲殻が多少添えられている部分以外は無骨な金属甲冑なのだが、此方はどういうわけか金属部分までキンキラキンであり、すんごい派手。 女性用なら位の高い女王様といった具合になるのだが、男性用はもはや派手を通り越しており、一部から「C-3PO」とか呼ばれてしまうこともある。 スキルはというと、「激運」「捕獲上手」といった報酬関係のスキルがつく場合が多い。そして補助として「精霊の加護」「体力回復量UP」「アイテム使用強化」などの生存系のスキルを備える。 リオレイア防具、というより他のどの防具を見ても一風変わった異色の防具。その特性から武器を選ぶことはないが、逆に言えば相性の良い武器も無い。 戦闘に直接影響するスキルが少ないため、「物欲装備」として嫌う人も多い。 防具合成があるMHXXならまだしも、それ以前の作品ではソロで着ていく分には全く問題ないだろうが、マルチではある程度気をつけた方がいい。 翻ってみれば、スキルに依存しない戦闘スタイルをもった上級者向け防具と言えるかもしれない。なんにせよ、クセの強い防具である。 …と、長らくそんなスキル傾向が続いていたが、MHW I、MHR Sといった最近の作品では何故かこの物欲構成をかなぐり捨てており、 「弱点特攻」「逆恨み」といった攻撃的なスキルに加え、「体力増強」「精霊の加護」「顕如盤石(*5)」等の防御面に優れたスキルを兼ね備えた正しく攻防一体の優秀装備へと大変身を遂げている。 アイスボーンではその防御スキルに目を付け、アルバトリオンの防具エスカドラシリーズと組み合わせた装備、それぞれの防具の頭文字を取って付けられた通称「エゴエゴエ」でミラボレアス討伐に挑んだハンターも多いと思われる。 一方で、「毒属性強化」「状態異常確定蓄積(*6)」等のリオレイア希少種を象徴するかのようなスキルも含まれており、 守りを固めながら、相手へ的確にダメージを通しつつ、状態異常で追い詰めていく…という本種ならではの戦い方が表現されているかのような構成が特徴となっている。 今までの物欲構成は恐らく見た目から連想されていただけだろう 以前はソロ専の玄人向けの印象が強かったが、これならば一式で着ていても充分に戦えるだろう。 耐性については火と龍をほとんど通さないが、雷と水が完全に終わっている。これはシリーズ通してあまり変わっていない。 特にMH3Gでは一式でマイナススキル「雷耐性弱化」まで付いてしまい、その数値は−55ととんでもない数字。強力な雷属性のモンスターが多いMH3Gではこの数字はまさに命取りとなる。 ◆余談 異名について英語で黄金を意味する"Gold(ゴールド)"、ラテン語で月を意味する"Luna(ルナ)"から。 ちなみに西洋では、「月の満ち欠けが人間の精神性を表している」、「太陽が表を表し、月が裏を表している」というふうに見られたりすることから、「月」とは「狂気」を象徴するものになっていたりする(*7)。実際リオレイア希少種は気狂い染みた強さではある日本のように黄金を指すイメージは無いため、海外の人は首を捻るかもしれない。 パチスロ『月下雷鳴』通常種を差し置いてまさかの登場。リオレウスは通常種のみなのに… ボーナスで当選し50G+α以内にこのリオレイア希少種を討伐出来れば、50%の確率でストックがループする剥ぎ取りチャンスGを確定で獲得出来るという超特別待遇モンスター。やはり金色という見た目がギャンブルでも目を引くいうことか。 上手く行けば大量のボーナスをストック出来てうっはうは…と行きたいところだが、所詮50%の確率なので通常のモンスターと同様1回で終わることも決して珍しくない。 とはいえなかなか遭遇出来るモンスターではないので、ボーナスで姿を見せたらなんとしても討伐したいところ。大剣使いの「さくや」、ヘビィボウガン使いの「モラ・ガラテア」が仲間にいれば討伐期待度が上がる。 追記・修正は特定条件を満たしてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] フロンティアのレウスレイア派生の記事も欲しい -- 名無しさん (2022-09-28 09 27 58) フロンティアは全く知らないんですよねぇ…提案されてみては -- 名無しさん (2022-09-28 19 50 36) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/9580.html
登録日:2012/02/22(水) 13 34 19 更新日:2024/09/19 Thu 19 25 44NEW! 所要時間:約 19 分で読めます ▽タグ一覧 MH3G アビス アマツマガツチ ドラグブラッカー モンスターハンター モンハン ラギアクルス ラギアクルス希少種 不憫 不遇 伝説 冥帝 冥帝の光儀 冥府の王 冥海竜 冥界 冥界からの使い 古文書 古龍? 希少種 暗黒の雷門 海底遺跡 海淵の覇府 海神の化身 海竜種 深海 深海生物 深淵 深遠 激流の渦 秘境の伝説 蒼海の覇者 闇の雷 雷魂 深淵から出で 激流の渦をもちて 万物を喰らう── 海神の化身 _______ ▽▽▽▽▽▽ 冥海竜 △△△△△△  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (*1) 『モンスターハンター』シリーズに登場するモンスターの一種。 初登場は『モンスターハンター3G』(MH3G)。 ◆もくじ ◆概要 ◆登場作品 ◆攻撃手段 ◆破壊可能部位 ◆弱点属性・部位 ◆武器 ◆防具 ◆余談 ◆概要 (*2) 種族:海竜種 分類:海竜目 海竜亜目 電殻竜下目 ラギアクルス科 別名:冥海竜 危険度:☆6 古文書にのみ存在が認められる、海竜ラギアクルスの希少種。 もはや漆黒に近いほどの濃紺の体色、暗闇で不気味に光り輝く赤い瞳をもつ。 体躯はただでさえ長大な通常種よりも更に巨大で、残された記録によれば、全長3969.3cmにも及んだという。 数十年に一度、海底遺跡の奥深くに現れるらしいが、調査報告は目撃情報を含め皆無に近い。 また、通常種や亜種と異なり、地上における活動も一切確認されておらず、完全に水中に適応した水棲モンスターであると目されている。 しかしごく僅かな情報によれば、『闇の雷』と呼ばれる未知の雷を身に纏うとされる。 その雷撃はもはや海中そのものを凶器と化すほどの威力を持ち、近づくもの全てに終焉を誘うという。 本種にも通常種や亜種と同様、体内に発電細胞を持ち、発電した電力を背電殻に蓄電する構造があるものと予想されるが、 本種は何故か蓄電せずとも常に電力を背電殻に宿しており、絶命しない限り無尽蔵に雷を生み出し続けることができる。 本種には通常種や亜種には無い違いとして、体内に非常に強く帯電している固有の器官が存在していることが判明しており、これが電気を起こす核として機能しているのではないか、と噂されている。 この未知の器官は、『雷魂』と呼ばれ、調査が進められている。 また、古文書に示す通り『激流の渦』を自在に操るとされる。 通常種らに関しても、大渦を作り出して獲物を閉じ込める、といった手法で狩りを行うが、 本種はその場で高速回転することで、自身の周囲に巨大な竜巻状の渦を一度に複数生み出し、自身の身を守りつつ、対象を攻撃することができる。 この大渦は文字通り、巻き込んだ万物を粉々に粉砕するほどの威力を持つほか、あまりの水流の勢いゆえに近づいた対象の酸素を一瞬で奪い、窒息させてしまう効果も併せ持つ。 このように、光の届かない深淵にのみ現れ、その圧倒的な力でもって全てに終焉を齎す姿から、『冥府の王』『冥帝』との異名をもち、畏れられる。 また、水中における絶対的な存在感からか、『海神の化身』とも称されるようである。 ほとんどの事が分かっておらず、永らく伝説上の存在として語られてきた本種だったが、最近になって朧げながら判明した点もある。 近年の研究によれば、希少種は通常種および亜種が長い年月をかけ、究極的に成長した個体であるという説が有力視されているという。 とある屈強な個体が、生存競争に勝ち続け成長し続けた結果、あまりに巨大になった故に自重から陸での活動が困難になり、重力の影響の少ない深海に住処を移した。 そして、深海では生息する生物が少ない上、光源も無く索餌することも難しいことから、獲物を誘き寄せるため、常に背電殻に帯電し発光する能力を獲得することができた。 …ということらしい。 とは言え、それにしても強大すぎる雷撃や、酸素の補給手段など、説明のつかない点も多く、未だ謎の多い存在である。 ◆登場作品 港 クエストLV ★★★★★★★★ 討伐クエスト 海淵の覇府 目的地 成功条件 海底遺跡 ラギアクルス希少種1頭の討伐 契約金 報酬金 1900z 18500z 制限時間 特殊条件 50分 受注・参加条件HR8以上 依頼主 黒衣の預言者 数十年に一度、海底遺跡の奥深くに冥府の王が現れる。あのラギアクルスは特別だ。闇の雷を纏い、近づく者全てを終焉に誘うであろう。この依頼を受けられるのは、お前しかいない。挑戦してみる気はあるか? シリーズで希少種モンスターと言えばリオレウス希少種とリオレイア希少種しかいなかった当時、同じく初登場したナルガクルガ希少種と共に、永らくモンハンを追っていたハンターに相当な衝撃を与えた。 平たく言えば、「大きくなり過ぎて深海にしか住めなくなった」ラギアクルスなのだが、 その設定通り、登場するフィールドは水中のみ。もっと言えば、『海底遺跡』にしか登場しない。 他に海底遺跡に出現するモンスターは大海龍ナバルデウスしかいないため、その特別感から、多くのプレイヤーからはもはや古龍のように見られることも多い。 クエストを受注すると、ナバルデウス通常種では最終エリアへ移動していくナバルデウスを追うところから始まるが、本種の場合はナバルデウス亜種同様、開始直後からいきなり最終エリアにドン。本種の目の前に放り出されることになる。 まず目に入るのはそのデカさ。 流石にナバルデウスほどではないにせよ、10階建ビル相当の巨体が目の前に佇んでいるのだから、その威圧感は半端ではないだろう。 暗い海底遺跡でぼんやりと青白い光を放ちながら、その双眸から不気味な赤い光を輝かせる本種の姿は、 冗談抜きで古龍と比較しても遜色ない存在感である。 さて肝心の戦闘力だが、たかだか通常種がデカくなった程度と思うなかれ、本種固有の技に加え、あらゆる攻撃が大幅に強化されており、サイズの大きさも相まって非常に避けにくく、凌ぎにくい。 ただでさえ動きの融通がききにくい水中戦を強要されることもあり、苦手な人には相当厳しい戦いになるだろう。 まず特筆すべき特徴は、「絶命しない限り無尽蔵に雷を生み出し続ける」という設定通り、常時帯電状態にあること。 これが何を意味するかというと、雷を纏いながらの攻撃を使い放題、いつどんなタイミングでも大放電をぶっ放し、挙句連発することすら可能ということである。 もちろんどの攻撃も威力は通常種の比にならないレベル。 身体を使った攻撃はただでさえサイズがデカい上に雷を纏うため、回避主体の武器種は本当に対処しにくい。 一撃の威力も相当に高いため、「回避性能」スキルは+2にして付けておきたいところ。そうでなくても通常種の動きに最低限慣れているぐらいの技量が必要である。 また口から吐き出す雷球ブレスは亜種が地上で放つ「高出力雷球ブレス」のように、着弾すると広範囲に雷撃が拡散する仕様になっている。 あまりにも拡散範囲が広く、おまけに2連射してくる場合もあるため、せっかく避けたのに喰らった上、起き攻めまでもらう可能性がある極めて危険な技と化している。 ガード主体の武器種ならともかく、それ以外は潔く納刀して全力で泳がないと躱しにくい。 大技の大放電は言わずもがな非常に危険。 大まかな放電域は通常種と一緒なのだが、その周囲の不規則に雷球を発生する範囲が彼方に比べて明らかに広い。 威力も洒落にならないレベルなため、生半可な雷耐性では冗談抜きで即死もありうる。 そんなものを平気でホイホイ連発してくるんだから恐ろしい。 しかしよく観察してみると、確かに雷球の発生範囲は相当広いのだが、発生密度は低いという弱点がある。 いざ目の前で発せられ、もうダメかと諦めたとしても、雷球がてんで見当違いのところで発生しまくり、意外と当たらなかったということも結構あったりする。 ただしあくまで「そういうこともある」程度なため過信は禁物。強制的に喰らう放電域は最低でも離れておく必要がある。 このように強大な雷撃への対策としては、通常種と同様、やはり背電殻の破壊がネックになってくる。 ここさえ破壊できれば放電に支障をきたし、脅威の大放電を完全に封じることができる。 ただし、体内発電(蓄電)レベルの規模なら放電できるため注意。また通常種のように雷を纏った物理攻撃は封じることはできない。 蓄電できる規模が違うのだろうか。 弱体化が見込めるとはいえ、やっぱり相当頑丈な部位であるため、そう簡単に破壊されてくれない。爆破属性の武器を担げばいくらか楽になるが、水棲モンスターの例に漏れず、爆破に対して耐性が高く、終盤に火力不足に陥りやすくなるのが悩ましいところ。 またそれ以前に、水中の本種の背中を正確に狙えるスキルがないとむしろ狩猟に時間がかかってしまう。自身の腕と相談である。 ちなみに、発生させる雷撃は『闇の雷』と表現されている通り、なんというか非常に禍々しい蒼黒い光を放っている。 しかもただ暗い色だけでなく、背電殻やスパーク部分は蒼白い輝きを放っているため、見方によってはなんだか蠱惑的な雰囲気すら感じられる。 しかしこんないかにもなエフェクトをしていながら、属性は普通の雷属性。 公式にも何に由来するものなのかは発表されておらず、今なお謎のエネルギーである。 そしてもう一つ、特徴的なのは「激流の渦を操る」という設定通り、竜巻のような巨大な渦潮を操れること。 これは完全に希少種だけのモーションであり、本種がその場で高速で回転したかと思えば、本種の身を守るように竜巻状の渦が3つ発生する。 発生した3つの渦は一旦本種から離れ、いくつかのパターンの軌道上を動き回る。 この渦の何が厄介かと言うと、喰らうと水属性やられに陥り、なおかつ酸素ゲージまで消耗させられてしまうという点。 動きが鈍くなる水中において水属性やられに陥ることの危険性は言うに及ばず。スタミナを制限され、酸素まで尽きれば何もできずあえなく溺死という悲惨な末路を迎えることになる。 さらに渦の行動パターン上、発生した段階では迂闊に近寄れず、離れた段階で油断していると不意に近づいてきた渦に刺されるという可能性もあるため、特に近接武器持ちは行動が制限されてしまう。 そんな中で範囲が広がった電撃を放たれでもしたら… ちなみにこの渦を使っての戦闘というのは、もともと設定にあった「大渦を作り出し、獲物の逃げ道を塞ぐ」というラギアクルスの狩猟方法を再現したのだそう。 確かに迂闊に動けないところへ雷撃でトドメを刺す、という点がうまく表現されていると言える。 総評して、高威力、広範囲、属性やられ、と要素が揃っているのが特徴であり、とにかく恐ろしいのはハメられる可能性が非常に高いということ。 一撃貰っただけなのにそこから避けようのない広範囲の追撃を貰い、更には雷やられを併発して気絶に追い込まれ、何も出来ずあっという間にキャンプ送り…なんて事態が割と本気で起こりやすい。 少しでも回避しやすくするために「回避距離UP」、さらに「雷耐性」「気絶無効」まで付けられたら生存率は格段に上がる。どうしても勝てないならこれらのスキルがおすすめである。 幸いにも、サイズが大きいからなのか、敏捷性は通常種よりもかなりスローであるため、見切ること自体は容易だろう。 逆にこのデカさで通常種レベルの動きをされたら本当にどうしようもない 決戦の場となる海底遺跡だが、ナバルデウス戦の時にはあった水中用バリスタがモンハン名物巨大岩によって潰されており、使用不可となっている。 もし使えれば部位破壊に大きく貢献したかもしれないのに… 一方で、撃龍槍はそのままである。しかしナバルデウスのように「さぁここでスイッチを押して下さい!」みたいなあからさまなタイミングは見せてくれないため、マルチならともかく、ソロでは当てるのはものすごく難しい。 ただダメージソースとしては非常に高いため、機会があれば使いたいところ。 また、海底遺跡は罠が設置できない。したがって本種は拘束はおろか捕獲もできない。 しかも討伐してもモンスターリストにサイズが記載されない。 前者は厳密にはフィールドの仕様なのだが、こんなことも相まって殊更に古龍種っぽく見える。 一応通常種と同様、瀕死時の移動モーションも用意されているようだが、フィールドが一箇所しかない故に滅多に見れない。 一旦ベースキャンプに戻り、希少種とかなり離れた位置にいると、近づいてくる時に稀に見せることがある。 なおフィールドから離れ、いくら希少種を放置しようと休眠に入ることはない。 とは言え、あくまで一般のモンスターなので普通に疲労はする。 常時帯電している本種だが、疲労状態になると流石に放電に労を要するようで、雷撃を一切行えなくなる。 その場でボーッとすることが多くなり、数少ない大チャンス。この機会を逃さず一気に畳み掛けたい。 肉質は他の希少種モンスターの例に漏れず、物凄く頭が硬いのが特徴。 本種は怒り状態になろうが一切柔らかくなるタイミングが無いため、部位破壊はかなり困難である。背中同様、破壊を主眼に置きたいなら爆破属性の運用を検討したい。 剥ぎ取り回数は本体が5回、尻尾で2回。 サイズがサイズなのでまぁ納得(こんな奴もいるが)だが、ほかの希少種モンスターと比較しても破格の回数。 ちなみに戦闘BGMはMHP2GやMHF(下位/上位)の塔の汎用BGMでお馴染みの「秘境の伝説」。 『海底遺跡』にいる本種との戦闘でも流れるあたり、どうやら希少種モンスターのテーマ曲として扱われているようだ。 ◆攻撃手段 ラギアクルス通常種との差異、希少種固有の技のみを記載する。 なお希少種は設定上、地上における技は存在しない。 咆哮発見時、怒り状態移行時に吼える。通常種および亜種と異なり、音圧は【大】。範囲も広め。防ぐ時は通常種と同じく、希少種の頭を向いてガードすること。 往復突進属性:雷属性やられ【大】おもむろにゆらりと後退した後、突如スクリュー回転しながら突っ込み、再度折り返してもう一度突っ込んでくる。怒り状態時限定行動。簡単に言えば、通常の「突進(強)」の予備動作がかなり短くなり、なおかつ2連発してくるようなもの。希少種の行動の中で特に危険な技の一つである。 まずもって予備動作が短い。ふっと後退した次の瞬間には雷を纏った広範囲の判定が突っ込んでくるため、ガードできる武器ならともかく納刀の遅い武器種は特に対応しづらい。 威力も相当に高く、往復してくる性質も相まって、至近距離で行きの突進を喰らってしまうと、帰りの突進が通り過ぎる前に復帰してしまい追撃されて終わる可能性が高い。 中途半端な防御力では雷耐性が低いと剣士でも最悪即死しかねない威力な上、よしんば耐えたとしても雷やられに陥っていれば気絶に追いやられる。ガードできない武器種は後退を見たらすぐに横へ回避すること。 雷球ブレス属性:雷属性やられ【大】通常種と同様のモーション。怒り状態時に2連発してくるのも同様。ただし亜種が放つ「高出力雷球ブレス」のように、着弾すると広範囲に雷撃が拡散する仕様となっている。雷撃の範囲は相当広く、かつ残留時間もそれなりに長いのが厄介。避けたと思っても結局喰らってしまうことが多い。 怒り状態時の2連発も面倒なところ。1発目を下手な位置で被弾してしまうと2発目で起き攻めをもらうことも珍しくない。 後隙もなく、放つごとに後退していくため反撃しにくいのもいやらしい。大人しく納刀して体勢を立て直すのも手。 大放電属性:雷属性やられ【大】通常種と同様のモーション。しかし彼方と比べて雷球の発生領域が遥かに広い。 平常時に発するものですら通常種の最大出力ぐらいあるのだが、怒り状態時はその3倍はあるんじゃないかというぐらいバカ広い。武器をしまって全速力で泳いでも逃げ切れるかどうかである。 恐ろしいのは設定上常に帯電しているため、希少種の機嫌次第ではこの即死級の大技を連発してくる可能性もあること。完全に封じるためには背電殻を破壊するしかない。 ただし、攻撃の範囲こそ広いが密度は然程でもないため、明らかに喰らいそうな位置にいても無傷で済む場合もある。範囲外へ退散できることに越したことはないが。予備動作が通常種より多少長いのが救い。 蓄電属性:雷属性やられ【大】通常種と同様のモーション。背電殻破壊後の行動。封じられてしまった「大放電」に置き換わる形で行ってくる。攻撃の特性自体も通常種の「蓄電」と全く一緒である。 蓄電とは言っても電力が溜められているわけではなく、いくらやってきたところで「大放電」は繰り出してこない。言わば悪あがきのようなものだが、やっぱりすぐに後ろへ回避できない武器種は喰らいがち。危険度は比較的低いが一応注意。 疲労状態時もモーションだけする。が、発電できておらず攻撃判定もない。全くの隙だらけであるためここぞとばかりにタコ殴りにしよう。 渦潮属性:水属性やられ【大】その場で高速回転し、竜巻のような激流の渦を3つ発生させる。回転直後に希少種の周りに一つの大きな渦が一瞬発生し、そのあと3つに分かれる。渦に巻き込まれると水属性やられに陥るほか、酸素ゲージが3割近く削られる。ただでさえ動きにくい水中でスタミナと酸素が両方もってかれると非常に辛い。 近くに寄ることが多い剣士は水耐性、ウチケシの実を用意しておきたい。ちなみに酸素は「酸素無限」スキルが発動してようが問答無用で削ってくる。酸素玉も一緒に持っていっておこう。 3つの渦潮の挙動はいくつかパターンがあり、発生した場所から弧を描きながら離れていくパターンや、一定距離離れた後に発生地点へ再度戻っていくパターンもある。近づくことも難しく、希少種の動きに注視しすぎると横から後ろから不意に貰いやすい。 厄介な技だが、実は見た目ほど上下への判定が強くなく、発生後に縦移動で軸をずらしていると意外と当たらない。渦潮を気にしたくなければ試してみよう。ちなみに一度ガード、ないし喰らったことのある渦潮は攻撃判定がなくなる。 最初の回転にも攻撃判定があるが、渦潮と違い水属性やられにはならないし酸素も削られない。ただ喰らうと渦潮にも巻き込まれる可能性が高い。 ◆破壊可能部位 通常種と同様。 背中を破壊すると「大放電」を封じることができる点も同様。上手く狙える腕があるなら積極的に狙いたい。 頭部は相当硬く、破壊しても肉質が柔らかくなることはないので、無視して構わない… と言いたいところだが、破壊するとレア素材である『冥海竜の雷魂』が入手できる可能性があり、しかもそれなりに確率も高いというのが悩ましい。 狙うなら「心眼」スキルを発動させ、爆破属性武器を担いで短期決戦で破壊したい。 尻尾切断も地上に上がることもある通常種とは違い、水中で切るしかないため、慣れてないハンターにとっては非常に難しい。 狙い目はあまり動かなくなる疲労状態時だが、できるだけ平時でも狙えるよう練習しよう。 ◆弱点属性・部位 弱点属性龍>火>氷。亜種よりも属性の効きが良い。特に頭部、背中への効きは抜群。硬い頭部の部位破壊を狙うなら担いでいくと良い。爆破属性なら別に困ることはないが 弱点部位斬撃は胸。それ以外の武器種は通常種と同様に、「弱点特効」が発動する部位が無い。 斬撃で次点で狙える部位は胴体、打撃で狙うべきは胸=背中>胴体=尻尾、射撃なら胸>胴体。全体的に亜種以上に硬く、斬撃ですら胸以外はどこを狙っても大して通りが良くない。一方で属性の効きは上にある通り亜種よりも良いため、手数多めの属性重視武器で攻めるのが効果的。 ◆武器 ラギアクルス希少種の外皮が反映された漆黒の武器。 形状は通常種や亜種から作られるものとは全く異なり、どこか生物的であるほか、金色に輝く眼球のようなものが付いた不気味な見た目に様変わりする。 武器名の前には『冥◯〜』と銘打たれる。 (例:大剣→『冥大剣エンファクルス』) 性能はと言うと、全体的に物理火力は控えめな一方で、凄まじく高い雷属性を備えていることが多く、 なおかつ斬れ味についてもかなり優秀で、長い時間高火力を維持できる極めて高性能な武器であると言える。 雷が弱点のモンスターに担いでいけば、当時バグ扱いされるレベルの性能だった爆破属性にも引けを取らない…と言われれば、どれほど強大な武器であったかが分かるだろう。 欠点はやはり作製難易度の高さ。 ラギアクルス希少種自体が相当な強敵であることに加え、後述する防具と同様に貴重な素材をばんばん要求される事になる。 作中トップクラスの性能だが、手に入るまで相当長い道のりを歩むハメになることは覚悟するように。 ◆防具 武器と同じく黒に近い濃紺の防具。 見た目は通常種の防具をそのまま色違いにした形。 防具名は一変して『アビス』という名を冠する。 最終盤のモンスターの防具なだけあり、武器と同じく作製難易度は物凄く高い。 まずラギアクルス希少種のレア素材、『冥海竜の雷魂』2個に始まり、 通常種の『海竜の蒼天鱗』、 ジンオウガの『雷狼竜の天玉』、 ジエン・モーランの『大地の龍神玉』に ナバルデウス亜種の『深淵の皇龍玉』、 更にナルガクルガ希少種の『朧月の欠片』まで、 そんなに注ぎ込んで何に役立てるんだと言いたくなるレベルでレア素材を要求される。一つの部位を作るだけでも一苦労である。 さてそんな苦難の果てに作製された防具は、 「スタミナ急速回復」、「水流【大】無効」、「真打」(ガンナー用なら「剛弾」)、「見切り-2」が発動する。 ここで「真打」とは、「斬れ味レベル+1」と「攻撃力UP【大】」の複合スキル(「剛弾」は「通常弾強化」と「貫通弾強化」と「散弾強化」の3種複合スキル)という言わずと知れた非常に強力なスキルで、作製難易度に見合った性能であると言える。 それ以外のスキルもラギアクルス希少種らしさを象徴するようなものであるが、欠点を挙げるとすれば、これらのスキルが相手を選び、汎用性はイマイチという点。 広く「真打」を活かしたいなら、スキルポイントが高い胴腕腰だけ作製し、「胴系統倍化」の防具に変えるか、「刀匠」のスキルポイント+2以上をもつお守りを持てば、さらに汎用性が増すほか、場合によっては「見切り」のマイナスポイントも打ち消せる。 属性耐性は雷にはやはり強いが、龍と火に対して極端に弱いため、それらの使い手と戦う際は食事で補いたい。 総じて一式で使用するとなると癖が強いが、組み合わせなどで上手く扱えれば、非常に強力な防具であると言えるだろう。 ◆余談 異名『冥海竜』と銘打たれるラギアクルス希少種だが、おそらく「冥界」と「海竜」を掛け合わせたネーミングだろう。 海外での表記は"Abyssal Lagiacrus"防具名にも用いられている"Abyss(アビス)"とは、「深海」または「深淵」を意味する。 リオレウス希少種との関係?ラギアクルスと言えば「大空の王者」たるリオレウスと対をなす「大海の王者」というコンセプトがあるのが有名。体色にも意識されてる点があり、背電殻の色が通常種なら赤色、亜種なら蒼色となっている。 ラギアクルス希少種の背電殻は常に帯電しているため本来の色が分かりづらいが、絶命時によく見てみると、実はリオレウス希少種と同様の銀色をしているのが分かる。 再登場は…以降の作品では水中戦の要素が無くなっているため、メインシリーズにおいては現状、MH3Gでの登場が最初で最後となってしまった。 通常種の方は一応陸にも上がる設定があるので、MHWorld以降断念続きではあるがまだ可能性があるのだが、こちらは完全に水中でないと生きていけないため、再登場は最早絶望的である。 渦潮ラギアクルス希少種の名物の一つである「渦潮」のモーションは、MHP3をプレイしたことがあるハンターならご存知の通り、アマツマガツチの流用である。流用モーションとはいえ、あのアマツマガツチの技を扱えてしまうとは…ますます古龍種っぽい。 「ふむ…こうも都合よく項目を作成できる者がこの時代に生まれるとはな。おもしろいものだ。…ああ、すまない。ただの独言さ。では改めて…追記・修正してもらいたいのはこの項目だ。少しばかり例外的な項目だが構わんだろ?」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 現在までコメント0。うん…知ってた。こいつ希少種で一番影薄いから… -- 名無しさん (2021-03-29 18 16 48) 再登場も絶望的だろうし…ナバルを喰うオストみたいな設定ですら触れられないだろうし… -- 名無しさん (2021-03-29 18 45 23) 3シリーズはラギアに始まりラギアに終わったんだな -- 名無しさん (2021-03-29 21 55 11) こいつは種族的には肺活量ハンパないとはいえ肺呼吸なんだから、1日の内1回は海面に上がって呼吸するタイミングがあるはずなんだよな。ていうか完全水棲になったとはいえ、海中でも餌の少ない場所である海底にわざわざ移動しなくてもいいと思うが……こいつの体格的に浅い水深でエピオスや古代鮫狩った方が絶対効率良さそう -- 名無しさん (2021-04-08 19 28 36) サンブレイクでまさか過ぎる参戦を期待したがライゼクスが出るとなるとムリっぽいな -- 名無しさん (2022-03-16 09 03 16) 誰が「所要時間30分以上の項目」にしろといったw -- 名無しさん (2022-06-28 10 06 03) チャナガブル「一緒に水中でエスピナスみたいな名前の小型モンス食おうぜ」 -- 名無しさん (2022-07-14 22 12 24) 世界からの投票で全モンスター中人気12位だったね。なんでこんな人気あるんだよ意味わかんねえよ… -- 名無しさん (2024-09-19 19 25 44) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/5984.html
登録日:2012/02/02 Thu 20 21 29 更新日:2023/05/30 Tue 08 47 46 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 MH3G MHR S またガンス作業 ナルガクルガ パネルカスタマイズ推奨 モンスターハンター モンハン ルナルガ 完全ステルス 希少種 拡張スライドパッド販促モンス 月光 月迅竜 白影 _________ ▽▽▽▽▽▽▽▽▽ 不可視の迅竜 △△△△△△△△△  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 『モンスターハンター』シリーズに登場するモンスターの一種。 初登場は『モンスターハンター3G』。 別名:月迅竜 概要 その別名の通りまるで月のような輝きを放つ藍色とも銀色とも取れる色の体毛を持つ。非常にふつくしい… ネット内では通称『ルナルガ』と呼ばれたりも。 かつては伝説上の存在かと思われたが、最近夜の『塔』にて実在が確認された。 どうやら完全な夜行性のようで、それまで夜間に塔へ近付こうとする者が皆無だったため発見が遅れたそうだ。 伝承通りだと霧深い夜に現れるとの事なので余計発見し辛かったと思われる。 他の希少種達の例に漏れず大幅な強化が施されておりかなりの強敵としてハンターに立ち塞がる。というかほとんど『別物』と言える強さ。 基本的な動きは通常種と同じなものの、そのトリッキーさは更に磨きがかかっており、飛びかかり後に威嚇をしなくなったり、棘飛ばしに毒効果が追加され、更に尻尾を使った攻撃全般が追加で毒棘を飛ばすようになったりと、通常種と比べて攻撃出来る隙が大幅減っている。 更に最大の特徴は背景と同化し姿を消す 『ステルス能力』 回り込みジャンプやバックステップ等の際に姿を消し次の攻撃に移るまで姿を現さない。 ちなみにこのステルス能力は公式によると『霧隠れ』との事。 この能力のおかげで位置の把握が非常に困難。よく見ると微妙に砂ぼこりが出るのでそれで位置を判断しよう。 同じステルス能力持ちのオオナズチと違って動きが俊敏なのが厄介である。 とは言え、こちらは月光と濃霧ありきと周りの環境に強く依存して実現する能力であるのに対し、 オオナズチは場所を問わず、自由自在好きな時に透明化できる。 流石に能力に関しては古龍であるオオナズチに軍配が上がるだろう。 またこのステルス中はターゲットカメラも効果無し。それまでターゲットカメラに頼っていた人は大変な苦戦を強いられる。 まさに希少種の名に恥じないモンスターに仕上がっている。 MH3G 港G級 ★★★★★★★★ 狩猟クエスト 不可視の迅竜 目的地 メインターゲット 報酬金 17000z 塔 夜 ナルガクルガ希少種1頭の狩猟 制限時間 50分 契約金 受注条件 参加条件 1700z HR40以上 HR8以上 依頼主 怯えた様子のハンター あいつが、ふっと突然目の前から消えたと思ったら、俺はやられていた…。何が起こったのか、把握すらできなかった…だが、今なら分かる。あいつは、姿を消す力を持っているんだ! MH3Gではグラン・ミラオスを討伐しハンターランク上限解放後、HR40になるとクエスト「不可視の迅竜」が解放される。 クエスト依頼文は、ポルナレフのアレを一部引用したようなものになっている。コラボの縁か。 ちなみに地味に3DS版のCMでその存在が仄めかされていたりしていた。 …しかしMH3Gにおいては、通常種が『良モンスター』と多くのハンターから誉め称えられていたのに対し、希少種の評価はそれらの変更点のせいか賛否両論。 『手応えがあって楽しい』と絶賛する人もいれば『あからさまな隙潰しばっかりでうざいだけの糞モンス』と大変な酷評を下す人もいたりと、人によって完全に『両極端』な評価を受ける非常にクセの強いモンスターとなっている。どうしてこうなった MHR S MHRiseの超大型拡張コンテンツ『サンブレイク』に対するタイトルアップデート第1弾(Ver11.0)で、10年越しのメインシリーズ再登場。 MH3Gで登場していたフィールドも「塔の秘境」として合わせて追加されており、昼夜両パターンが存在するが、ナルガ希少種のクエストでは夜パターンしかなく、昼パターンは金火竜や銀火竜のクエストでないと行けない。 また、この関係で2022年8月現在盟勇クエスト唯一の塔の秘境で戦うモンスターとなっている。(*1) ちなみに受注・参加条件こそMR10以上に変更されているが、ナルガ希少種の狩猟クエストはMH3Gと同じく「不可視の迅竜」で、依頼主も依頼文もそのまま。どうやらファンサービスのようだ。 主な攻撃 突進 通常種と同じ。相変わらずのスピードとホーミング性能。 噛みつき こちらも同じ。範囲も相変わらず狭い。 尻尾振りかざし 通常種の棘飛ばしのようなモーションで尻尾の棘を怒り・通常時に関わらず逆立たせる。 これ自体は攻撃ではないが、この後しばらく尻尾を使った攻撃に毒棘飛ばしが追加される。 尻尾の部位破壊後(切断ではない)は棘が逆立つのが遅くなる。 尻尾薙ぎ払い 通常と同じだが尻尾逆立ち時は毒棘が飛び散りかなり鬱陶しい。 相変わらず判定は一瞬。 ステップ強襲 横に飛び、直後にハンターに飛び掛かってくる。 どちらかというと亜種と同じだが、ステルスの関係で後半のあたりは見えなくなる。 飛びかかり 片前足を引いて身構えた後に1~4回飛びかかり攻撃する。後半は姿が消える。 通常種と違って最後に威嚇をしないため攻撃しにくくなった。 毒棘飛ばし 尻尾の棘を飛ばす遠距離攻撃。 前述の通り毒の追加効果がある他、時間差で複数飛ばす事もありかなり厄介。 尻尾を切断しても棘飛ばしは無くせない。 尻尾叩きつけ ご存知ナルガの必殺技『ビターン』。 単発の時もあれば、亜種のようにフェイントで二連発したり、フェイント後に大回転に派生したりする。 希少種では隙が大きめだが、もともとの範囲に加え尻尾逆立ち時の毒棘飛ばしのせいで近付きにくい。 バインドボイス バインドボイス【小】を発生させる。 通常種と比べてかなり範囲が広くなっているが、判定は短め。 大回転尻尾 通常種と同じだがやはり尻尾逆立ち時の毒棘がうざい。やたら範囲が広い。 二連続で繰り出すこともあり、その時は動作終了後に短めの威嚇が入る。 弱点部位は尻尾先端>尻尾>後ろ足。 弱点属性は氷。龍も少し効くらしい。 部位破壊は通常種と同じで頭、ブレード、尻尾(切断と破壊の二段階)。 肉質がかなり変更されており、特に頭は希少種の恒例として切れ味紫じゃないと弾かれる程硬い。しかし怒り時は軟化するため部位破壊は怒り時に。 通常種同様攻撃の判定は弱いので回避性能のスキルがあると楽になる。+2まであると毒棘もついでにかわせる可能性も高まる。 また毒棘による毒状態も鬱陶しいため、毒無効スキルがあると楽。つけるの面倒な人は、保険として解毒薬と漢方薬を多めに持っていくと精神衛生上よろしい。 MH3Gにおいては、動き自体は亜種とそっくりなので、亜種の方でイメトレしとくのもいいかもしれない。 武器・防具 こいつから作られる武器は低めの攻撃力に高い切れ味(デフォで紫)と高会心率という今までのナルガ武器の特徴に加え、微少の毒属性を持ちなかなか高性能。 特にMH3Gでは素で紫のゲージを持つ武器は貴重。 入手には通常のナルガ武器から強化か一発生産する必要があるが、一発生産だと希少種専用レア素材である『朧月の欠片』を多目に使うため強化推奨。 しかし何故か大剣のみ一発生産でしか入手出来ない。 防具は従来のナルガシリーズの色を希少種同様鮮やかな藍色にした『月光』シリーズ。MH3Gのガンナー用には『白影』という別の銘がある。相変わらずエロい。 MH3Gでは斬れ味レベル+1や、ブラキ装備にも付いていた挑戦者等かなり攻撃的なスキル構成。 通常種と違って回避スキルは付かないが、匠装備の中ではかなり見た目が良いほうなため人気は高い。 固有スキルとして、MH3Gでは「護法」、MHR Sでは「巧撃」「闇討ち」がつく。 「護法」は気絶を含む全ての状態異常を完全無効化するスキルで、実質的に雷属性やられ(気絶確率上昇)も無力化と、中々有り難い。 一方MHR Sの「巧撃」は、モンスターの攻撃を回避すると一定時間攻撃力が上がるものだが、実はMHF-Gのスキルが逆輸入されたものである。 もう一つのMHR Sにおける固有スキル「闇討ち」はモンスターの背後を攻撃するとダメージが上がるスキル。なんとガンランスの砲撃やチャージアックスのビン爆発にも効果が入る。 余談 ほとんどのモンスターはレア素材を尻尾から剥ぎ取れるのだが(もちろん運も必要だが)なんとナルガクルガ希少種からは朧月の欠片が出ない。天鱗は出るのに…。 一応、本体から極めて低確率で朧月の欠片が剥ぎ取れ、天鱗は確率は高くはないが、レアにしてはよく出る。 追記、修正は3DSのパネルカスタマイズしてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ビターンの時、やたら自分の身体でハンターの姿をこっちの視界から覆い隠すように角度変えてくる印象。避けれても変な位置に跳べばトゲくらっちゃうからやりづらかった。 -- 名無しさん (2014-08-06 00 55 56) トゲが重力無視して飛ぶのはなあ -- 名無しさん (2014-08-06 07 54 29) ルナルガが賛否両論なのは、とにかく毒トゲ弾幕と隙潰しプログラムのせいだろうな。ガチで回避性能スキルが前提じゃないと勝てねぇぞ、アレ。 -- 名無しさん (2014-10-14 14 05 27) リオソウルZ一式に毒無効でアルコバレノ担いでいくと楽だよ。刺に当たるのはしゃーないと割り切る方がいい -- ??隊長 (2014-10-14 17 29 51) デストルクジオorアルコバレノ+毒無効kbtitが楽 -- 名無しさん (2015-02-17 01 11 58) 例の鹿角にネブラX3人で約7分。そこまで苦戦した記憶はないけど -- 名無しさん (2015-03-31 22 39 12) 通常のが弱かったからこっちのは最高だったよ。しかし弱かったから良モンスター扱いなのか・・・まぁ、感性は人それぞれだし仕方ないか -- 名無しさん (2016-07-28 20 31 38) やはり希少種はナルガとラギアが一番良いね 見た目も素晴らしいし 手応えもあって戦ってて楽しいし ほんと好き -- 名無しさん (2016-07-28 20 43 03) ↑連続投稿してしまったすいません -- 名無しさん (2016-07-28 20 47 04) ガンランスでしか勝てたことない -- 名無しさん (2017-04-12 12 34 02) 回避2と回避距離と匠と捕獲の見極めつけてアルコバレノ担いだら15分で沈んだ毒無効は正直いらない -- 名無し (2018-03-06 17 29 49) 七星って名前のかっこよさで武器を使っていた人もいるのではないだろうか。自分だが -- 名無しさん (2019-08-21 19 38 37) オオナズチみたいに全作品に参戦しているけど気づいてもらえない説 -- 名無しさん (2022-03-18 11 51 32) サンブレイクにて参戦確定。こいつ出るならもしかして亜種もいるんか? -- 名無しさん (2022-06-16 09 27 37) 当時たまたま7つだった斬属性武器だけ七星の名前をもらえていたが、今じゃ二つ増えてどうなることやら -- 名無しさん (2022-08-03 13 16 44) ↑ハンマー、チャージアックス、操虫棍の元から無かった組+狩猟笛、ライトボウガン、ヘビィボウガンのエクリプス〜で強化が終わってた組の6つ合わせて南斗六星になったね -- 名無しさん (2022-08-19 08 10 59) MHR Sの烈火襲来ルナルガモーションの強化入っててなかなかない強くてびっくりしたわ -- 名無しさん (2023-03-15 12 18 49) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/3067.html
町は人でにぎわっていた。中には飼いゆっくりも見かける。クリスマスなので、いつもより人であふれている。 今日は暖かい日なので、そのお陰で、町に居る飼いゆっくりもそのままの姿の物をちらほら見れる。 万能お兄さんは愛でお兄さんと共に、ゆっくりんピースの会館へと入っていった。 愛でお兄さんが受付で軽く手続きを済ました後、会館内のゆっくりショップへと向かった。 万能お兄さんは、躾ゆっくりについては愛でお兄さんにまかせてあるので、彼はゆっくり交流広場へ、家ゆっくり31匹を連れてゆっくりしようと思った。 広場でゆっくり達と遊んでいた飼い主とゆっくり達は、31匹多種多様なゆっくりに驚き、そして全てのゆっくりに「万」字のプラチナバッジがついていることに驚愕した。 希少種のめーりん、かなこ、にとり、ゆゆこなど確認されているが飼っている者は数えるほどしかいない、飼うのが非常に困難なゆっくりがいることにも驚いたが、 バッジのほうがはるかにすごかった。 一般的に知られる、飼いゆっくりということを示すゆっくりバッジ。それは色でランク付けされており、下から順にブロンズ、シルバー、ゴールドといったものだ。 ブロンズは単に人が飼っているということを示すだけで、当然躾もあまりされていない。大半がゆっくり特有の傲慢さを色濃く残している。 シルバーは、ゆっくり特有の傲慢さは少し残っているものの、人に飼われるレベルまでのマナーを学んでおり、バッジにも位置を知らせる信号などがついてたりする。 ゴールドは、ゆっくりの傲慢さなど微塵も残っておらず、人にとても忠実な飼いゆっくりとなっており、どこに行っても人に虐められず、店でお使いなどもできる。 そして、ゴールドゆっくりから生まれた子は、そのゆっくりの礼儀正しさなどを受け継いでいるため、ゆっくり試験を受けなくても無条件でシルバーバッジを手に入れることが出来る。 一般人がゆっくりをペットとして飼っている中で、バッジをつけているのはゴールドまでである。 そして、万能お兄さんのゆっくり達がつけているのはプラチナバッジ。ゴールドを超えるバッジとして存在している。 最上級のプラチナバッジをつけている者は、大抵が金に物を言わせた金持ちがつけたか、超一流のゆっくりブリーダーとして生計を立てているかのどちらかに大別される。 万能お兄さんは後者だ。ゆっくりんピース会館のそれぞれの愛でブリーダー達は、彼が金に物を言わせてプラチナバッジを手に入れたものではないということは、ゆっくりを見ればわかる。 ペットは飼い主に似るということわざがあるように、金持ち特有の傲慢さなど、彼のゆっくり達は微塵ももっておらず、皆美しくそして力強いオーラ(愛でブリーダー視点)を 放っている。 愛でブリーダー達は、彼のゆっくり達がシルバー、ゴールド試験を超える異質の存在である、つらく厳しいプラチナ試験を受け、見事合格したというのを見ただけで理解した。 バッジを手に入れるには、試験を受けなければならない。ブロンズは対して価値がなく、受付で手続きをすませばもらえるのに対して、シルバー試験からは飼いゆっくりとしての 能力を身に着けているかを選定するバッジ試験を受けなければならない。中には金持ちが金に物を言わせてもらうこともあるが。 シルバー、ゴールド試験は、ゆっくりが飼いゆっくりとしての能力を確かめる試験なのに対して、プラチナ試験の場合は全く異なる。 プラチナ試験の内容は、ゆっくりを一定期間それぞれの種にあわせたサバイバルをさせるのである。 それも、試験を受けるゆっくりにとっては厳しい内容だ。 だが、なぜサバイバルなのか?それは過去にバッジをもった飼いゆっくりが、あまりに飼われているせいで脆弱で、信号バッジをつけても森で迷子になったときに 死んでしまうことがあるからである。 他にも、野生のゆっくり達から見れば、飼いゆっくりは美ゆっくりなので手篭めにされたり、奴隷にされたりされ、その過程でバッジを取られたりするので、 バッジの信号が意味を成さないときが多々あった。他にも、家に侵入した野良ゆっくりに対抗する術を持っていない上、野良ゆっくりは大抵一家で侵入することが多く、 野良ならではのたくましさと数があるので、脆弱な飼いゆっくりでは数と力で責められてはなす術がなく、非業の死をとげたりと悲惨な結末を迎えたりした。 これにより、多くの飼い主が涙を流した。 たとえば、通常種のれいむ、まりさ、ありす、ちぇん、ならば捕食種であるれみりゃがたくさん居るエリア。ぱちゅりーの場合、捕食種はれいむ達より少ないが、 ぱちゅりーならではの頭脳を活かして、家を作らないと生きられないエリア。ゆうかなら荒地に花を規定量咲かせる。捕食種のれみりゃの場合ふらんがいるエリア。 大食いのゆゆこならば極端に食べ物が少なく、考えて食べないと期間中に生きられないエリア。何かを守るめーりんならば、れいぱーありすからゆっくりを守るエリア等等。 多種多様なゆっくりに対応している試験があるのだ。(もっとも、希少種を試験に受けさせる飼い主はまずいないが) おまけに、ゆっくりが試験中死んでも自己責任とされるのだ。苦労してゴールドを手に入れたものからすれば、決して受けようとはしないだろう。 シルバー、ゴールド試験とはまったく異なる存在がプラチナ試験である。 だから受ける人は物凄く少ないのである。 だが、あまりにも厳しい試験をみごと合格したゆっくりは、他の飼いゆっくりにとっては神のような存在だろう。 ほかの飼いゆっくりは、プラチナバッジをつけたゆっくりを尊敬してやまない。飼いゆっくりのリーダーに選ばれることもある。 どこにいってもいじめられない上に、知らない人も皆飼いゆっくりのように親しく接してくれる、人と楽しく話せる、買い物も普通に出来る、人間の子供ともあそべる。 ゴールドバッジの最高を超えた、究極ともいえるバッジ。それがプラチナバッジである。 プラチナバッジは、ゆっくりがほぼ人間と同じ扱いを受けることが出来るのだ。それほどまでに珍しいバッジである。 万能お兄さんと、彼の心友である愛でお兄さんのほか、広告にも乗るほどの有名なブリーダーなど所持者は数えるほどしかもっていない。 ちなみに、プラチナバッジを手に入れた飼い主は「名誉会員」となり、様々な特典がある上、一般会員よりも待遇が格段に上だったりする。 場合によっては幹部並みかそれ以上の発言力がある。 手に入れた飼い主は、超一流とみなされるのだ。名誉会員とプラチナブリーダーという名誉を得るために、それを手に入れようとがんばるブリーダーも後を絶たない。 そしてプラチナバッジを手に入れた飼い主は、バッジに自分の名前を入れることが出来る。万能お兄さんの場合「万」の字だ。これをみればどんなブリーダーが育てたのか、 わかるらしい。ひとえに飼い主をアピールしているのだ。 ちなみに、彼のゆっくりの場合。れいむやまりさたちは、ふらんを返り討ちにするわ、ぱちぇりーはゆっくりとは思えない見事な家をたてる上に罠まで作るわ、 れみりゃはふらんより強いわ、ゆうかは規定量どころか一面を花畑にするわ、ゆゆこは一切のまずくわずで生き延びるわ、めーりんはれいぱーありすを全滅させるわと、 飼いゆっくりレベルを明らかに超えており、審査員達の腰を抜かした。 審査においてゆっくりを改造していることについては不問である、が、改造を差し引いてもすごかった。 そのバッジを31匹全てつけているのだ。驚かないほうがおかしい。 誰もが万能お兄さんを見て、超一流のブリーダーとわかり、彼に積極的に話しかけてきた。 「こんにちは!!皆すごく美人ですね!!」 「プラチナバッジなんて、初めて見ましたよ!」 「ゆっくりを綺麗に育てるコツを教えてくれませんか?」 「これを機に、私と、私のゆっくりとお見知りおきを……」 と、万能お兄さんとゆっくり達は取り巻きに囲まれ動けなくなってしまった。 だが、プラチナバッジは確かにすごいが、一般人にとってははっきりいって無駄ともいえる。 そこまですごいゆっくりを躾けること自体、一般人にとっては必要ないからだ。ゴールドまでいけば一流とみなされるし、飼いゆっくりも最高とみなされるからだ。 すでに一流なのに、さらに極めようとするのは、よほどゆっくりに対して思い入れがないとできない。プラチナを手に入れた人は、全てがゆっくりに対して一生を ささげている人や、ゆっくりによって生計を立てている人、金持ちが金に物を言わせて手に入れたかが全てだった。 彼と愛でお兄さんもまた、ゆっくりに一生をささげ、そして「プラチナバッジをつけたゆっくりが育てた無農薬野菜」と銘打った野菜は見事、 そのバッジのすごさを現し飛ぶように売れた。このおかげで生計を立てていた。 それに、万能お兄さんの場合、一匹手に入れれば十分なプラチナを家族全員に手に入れさせているのには理由があった。 彼がプラチナバッジを手に入れた理由の一つとして、妹の入院費などを手に入れるという理由も一つある。 だがそれらもひとえに「計画」のためである。そのためにプラチナバッジを苦労して家族全員分手に入れた。 しかし、理由がある素振りを見せず、取り巻きに囲まれあたふたしている彼を愛でお兄さんは苦笑しながら、ショップへと足を運んだ。 「やあやあ愛でお兄さんいらっしゃい。」 「店長、こんにちは。早速だけど、ゆっくりを納めに来たよ」 「おお、躾がすんだのか。いつもながら早いなぁ。さすがプラチナバッジを手に入れた幹部だね!」 「あと、この3匹は万能お兄さんが躾けたから、名前はちゃんと明記しておいてくださいね」 「おお!万能お兄さんの躾けたゆっくりか!!最近見なかったから、こいつはうれしいな。いまでも、彼の躾けたゆっくりをほしがる人はたくさん いる。これはかなりの売れ筋になるよ、ありがとう。」 プラチナブリーダーの躾けたゆっくりともなれば、ほしがる人は当然いる。なにせ超一流のブリーダーが躾けたのだ。明らかにレベルが違うのである。 それほどまでに、この二人が躾けたゆっくりは引く手あまたで希少種よりも入手困難と言われていた。 「礼は彼に言ってくださいよ。」 と、愛でお兄さんはゆっくり交流広場にいる万能お兄さんを指差した。 彼と彼のゆっくりは、他の会員やゆっくり達と楽しく過ごしているように見える。 実際はもみくちゃにされているのだが。 「じゃあ、代わりに伝えておいてくれないか?あと、これは報酬だ」 そういって、店長は躾の報酬を愛でお兄さんに渡した。彼の躾けたゆっくりも評価が高いので、封筒の中は結構な額がある。プラチナブリーダーともなれば当然だろう。 もっとも、31匹も躾けた万能お兄さんには負けるが。 愛でお兄さんは、広場に居る万能お兄さんに会って、報酬を手渡した。そして2人と31匹は逃げるように会館を後にした。 どうやら、彼は多くの会員とゆっくり達から、「このゆっくりをうちのゆっくりとつがいにしてくれないか?」と頼まれていたようだ。 彼の育てた31匹のゆっくり達は、この会館のなかでも群を抜いて皆美しかった上に、プラチナバッジ付きである。 プラチナレベルのゆっくりの子なら、その能力がしっかりと遺伝し、優秀な子ゆっくりが生まれる。それゆえに求婚の話も後を絶たなかった。 だが彼は丁重に断り続けた。理由は、飼いゆっくりの半分は中身を白餡に変えたりした改造ゆっくりだからだ。 無論、ゆっくりんピースでは中身を白餡に変える人もいるにはいる、が、もちろんそれを快く思わない人も居るのは確かなのである。 できれば知られたくないことであった。それに、彼は自分のゆっくりを他人と結ばせようと考えたことはない。そういうときは家ゆっくりの意見を聞いてから判断する。 彼女達は彼と結ばれたいと願ったので、彼はそれを尊重した。 だから彼は、理由は話さずに丁重に断り続けた。 愛でお兄さんがその時来たのは、見事な助け舟であった。 「助かったよ、愛でお兄さん」 「気にしないでくれ、それにしても断り続けるのも大変だね。」 「ああ、だって中身を改造しているからね。できれば知られたくないよ」 「改造については僕はいいゆっくりになるのは賛成している。でも、いまだにそれを快く思わない人が居るからね・・・」 「うん、まぁ人それぞれだから仕方ないさ。あと、僕はまだ用があるから町に残るよ」 「わかった、じゃあここでお別れだね」 そういうと、愛でお兄さんと万能お兄さんは会館前で別れた。 ゆっくりいじめ系1830 万能お兄さん5_4に続く
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/348.html
町は人でにぎわっていた。中には飼いゆっくりも見かける。クリスマスなので、いつもより人であふれている。 今日は暖かい日なので、そのお陰で、町に居る飼いゆっくりもそのままの姿の物をちらほら見れる。 万能お兄さんは愛でお兄さんと共に、ゆっくりんピースの会館へと入っていった。 愛でお兄さんが受付で軽く手続きを済ました後、会館内のゆっくりショップへと向かった。 万能お兄さんは、躾ゆっくりについては愛でお兄さんにまかせてあるので、彼はゆっくり交流広場へ、家ゆっくり31匹を連れてゆっくりしようと思った。 広場でゆっくり達と遊んでいた飼い主とゆっくり達は、31匹多種多様なゆっくりに驚き、そして全てのゆっくりに「万」字のプラチナバッジがついていることに驚愕した。 希少種のめーりん、かなこ、にとり、ゆゆこなど確認されているが飼っている者は数えるほどしかいない、飼うのが非常に困難なゆっくりがいることにも驚いたが、 バッジのほうがはるかにすごかった。 一般的に知られる、飼いゆっくりということを示すゆっくりバッジ。それは色でランク付けされており、下から順にブロンズ、シルバー、ゴールドといったものだ。 ブロンズは単に人が飼っているということを示すだけで、当然躾もあまりされていない。大半がゆっくり特有の傲慢さを色濃く残している。 シルバーは、ゆっくり特有の傲慢さは少し残っているものの、人に飼われるレベルまでのマナーを学んでおり、バッジにも位置を知らせる信号などがついてたりする。 ゴールドは、ゆっくりの傲慢さなど微塵も残っておらず、人にとても忠実な飼いゆっくりとなっており、どこに行っても人に虐められず、店でお使いなどもできる。 そして、ゴールドゆっくりから生まれた子は、そのゆっくりの礼儀正しさなどを受け継いでいるため、ゆっくり試験を受けなくても無条件でシルバーバッジを手に入れることが出来る。 一般人がゆっくりをペットとして飼っている中で、バッジをつけているのはゴールドまでである。 そして、万能お兄さんのゆっくり達がつけているのはプラチナバッジ。ゴールドを超えるバッジとして存在している。 最上級のプラチナバッジをつけている者は、大抵が金に物を言わせた金持ちがつけたか、超一流のゆっくりブリーダーとして生計を立てているかのどちらかに大別される。 万能お兄さんは後者だ。ゆっくりんピース会館のそれぞれの愛でブリーダー達は、彼が金に物を言わせてプラチナバッジを手に入れたものではないということは、ゆっくりを見ればわかる。 ペットは飼い主に似るということわざがあるように、金持ち特有の傲慢さなど、彼のゆっくり達は微塵ももっておらず、皆美しくそして力強いオーラ(愛でブリーダー視点)を 放っている。 愛でブリーダー達は、彼のゆっくり達がシルバー、ゴールド試験を超える異質の存在である、つらく厳しいプラチナ試験を受け、見事合格したというのを見ただけで理解した。 バッジを手に入れるには、試験を受けなければならない。ブロンズは対して価値がなく、受付で手続きをすませばもらえるのに対して、シルバー試験からは飼いゆっくりとしての 能力を身に着けているかを選定するバッジ試験を受けなければならない。中には金持ちが金に物を言わせてもらうこともあるが。 シルバー、ゴールド試験は、ゆっくりが飼いゆっくりとしての能力を確かめる試験なのに対して、プラチナ試験の場合は全く異なる。 プラチナ試験の内容は、ゆっくりを一定期間それぞれの種にあわせたサバイバルをさせるのである。 それも、試験を受けるゆっくりにとっては厳しい内容だ。 だが、なぜサバイバルなのか?それは過去にバッジをもった飼いゆっくりが、あまりに飼われているせいで脆弱で、信号バッジをつけても森で迷子になったときに 死んでしまうことがあるからである。 他にも、野生のゆっくり達から見れば、飼いゆっくりは美ゆっくりなので手篭めにされたり、奴隷にされたりされ、その過程でバッジを取られたりするので、 バッジの信号が意味を成さないときが多々あった。他にも、家に侵入した野良ゆっくりに対抗する術を持っていない上、野良ゆっくりは大抵一家で侵入することが多く、 野良ならではのたくましさと数があるので、脆弱な飼いゆっくりでは数と力で責められてはなす術がなく、非業の死をとげたりと悲惨な結末を迎えたりした。 これにより、多くの飼い主が涙を流した。 たとえば、通常種のれいむ、まりさ、ありす、ちぇん、ならば捕食種であるれみりゃがたくさん居るエリア。ぱちゅりーの場合、捕食種はれいむ達より少ないが、 ぱちゅりーならではの頭脳を活かして、家を作らないと生きられないエリア。ゆうかなら荒地に花を規定量咲かせる。捕食種のれみりゃの場合ふらんがいるエリア。 大食いのゆゆこならば極端に食べ物が少なく、考えて食べないと期間中に生きられないエリア。何かを守るめーりんならば、れいぱーありすからゆっくりを守るエリア等等。 多種多様なゆっくりに対応している試験があるのだ。(もっとも、希少種を試験に受けさせる飼い主はまずいないが) おまけに、ゆっくりが試験中死んでも自己責任とされるのだ。苦労してゴールドを手に入れたものからすれば、決して受けようとはしないだろう。 シルバー、ゴールド試験とはまったく異なる存在がプラチナ試験である。 だから受ける人は物凄く少ないのである。 だが、あまりにも厳しい試験をみごと合格したゆっくりは、他の飼いゆっくりにとっては神のような存在だろう。 ほかの飼いゆっくりは、プラチナバッジをつけたゆっくりを尊敬してやまない。飼いゆっくりのリーダーに選ばれることもある。 どこにいってもいじめられない上に、知らない人も皆飼いゆっくりのように親しく接してくれる、人と楽しく話せる、買い物も普通に出来る、人間の子供ともあそべる。 ゴールドバッジの最高を超えた、究極ともいえるバッジ。それがプラチナバッジである。 プラチナバッジは、ゆっくりがほぼ人間と同じ扱いを受けることが出来るのだ。それほどまでに珍しいバッジである。 万能お兄さんと、彼の心友である愛でお兄さんのほか、広告にも乗るほどの有名なブリーダーなど所持者は数えるほどしかもっていない。 ちなみに、プラチナバッジを手に入れた飼い主は「名誉会員」となり、様々な特典がある上、一般会員よりも待遇が格段に上だったりする。 場合によっては幹部並みかそれ以上の発言力がある。 手に入れた飼い主は、超一流とみなされるのだ。名誉会員とプラチナブリーダーという名誉を得るために、それを手に入れようとがんばるブリーダーも後を絶たない。 そしてプラチナバッジを手に入れた飼い主は、バッジに自分の名前を入れることが出来る。万能お兄さんの場合「万」の字だ。これをみればどんなブリーダーが育てたのか、 わかるらしい。ひとえに飼い主をアピールしているのだ。 ちなみに、彼のゆっくりの場合。れいむやまりさたちは、ふらんを返り討ちにするわ、ぱちぇりーはゆっくりとは思えない見事な家をたてる上に罠まで作るわ、 れみりゃはふらんより強いわ、ゆうかは規定量どころか一面を花畑にするわ、ゆゆこは一切のまずくわずで生き延びるわ、めーりんはれいぱーありすを全滅させるわと、 飼いゆっくりレベルを明らかに超えており、審査員達の腰を抜かした。 審査においてゆっくりを改造していることについては不問である、が、改造を差し引いてもすごかった。 そのバッジを31匹全てつけているのだ。驚かないほうがおかしい。 誰もが万能お兄さんを見て、超一流のブリーダーとわかり、彼に積極的に話しかけてきた。 「こんにちは!!皆すごく美人ですね!!」 「プラチナバッジなんて、初めて見ましたよ!」 「ゆっくりを綺麗に育てるコツを教えてくれませんか?」 「これを機に、私と、私のゆっくりとお見知りおきを……」 と、万能お兄さんとゆっくり達は取り巻きに囲まれ動けなくなってしまった。 だが、プラチナバッジは確かにすごいが、一般人にとってははっきりいって無駄ともいえる。 そこまですごいゆっくりを躾けること自体、一般人にとっては必要ないからだ。ゴールドまでいけば一流とみなされるし、飼いゆっくりも最高とみなされるからだ。 すでに一流なのに、さらに極めようとするのは、よほどゆっくりに対して思い入れがないとできない。プラチナを手に入れた人は、全てがゆっくりに対して一生を ささげている人や、ゆっくりによって生計を立てている人、金持ちが金に物を言わせて手に入れたかが全てだった。 彼と愛でお兄さんもまた、ゆっくりに一生をささげ、そして「プラチナバッジをつけたゆっくりが育てた無農薬野菜」と銘打った野菜は見事、 そのバッジのすごさを現し飛ぶように売れた。このおかげで生計を立てていた。 それに、万能お兄さんの場合、一匹手に入れれば十分なプラチナを家族全員に手に入れさせているのには理由があった。 彼がプラチナバッジを手に入れた理由の一つとして、妹の入院費などを手に入れるという理由も一つある。 だがそれらもひとえに「計画」のためである。そのためにプラチナバッジを苦労して家族全員分手に入れた。 しかし、理由がある素振りを見せず、取り巻きに囲まれあたふたしている彼を愛でお兄さんは苦笑しながら、ショップへと足を運んだ。 「やあやあ愛でお兄さんいらっしゃい。」 「店長、こんにちは。早速だけど、ゆっくりを納めに来たよ」 「おお、躾がすんだのか。いつもながら早いなぁ。さすがプラチナバッジを手に入れた幹部だね!」 「あと、この3匹は万能お兄さんが躾けたから、名前はちゃんと明記しておいてくださいね」 「おお!万能お兄さんの躾けたゆっくりか!!最近見なかったから、こいつはうれしいな。いまでも、彼の躾けたゆっくりをほしがる人はたくさん いる。これはかなりの売れ筋になるよ、ありがとう。」 プラチナブリーダーの躾けたゆっくりともなれば、ほしがる人は当然いる。なにせ超一流のブリーダーが躾けたのだ。明らかにレベルが違うのである。 それほどまでに、この二人が躾けたゆっくりは引く手あまたで希少種よりも入手困難と言われていた。 「礼は彼に言ってくださいよ。」 と、愛でお兄さんはゆっくり交流広場にいる万能お兄さんを指差した。 彼と彼のゆっくりは、他の会員やゆっくり達と楽しく過ごしているように見える。 実際はもみくちゃにされているのだが。 「じゃあ、代わりに伝えておいてくれないか?あと、これは報酬だ」 そういって、店長は躾の報酬を愛でお兄さんに渡した。彼の躾けたゆっくりも評価が高いので、封筒の中は結構な額がある。プラチナブリーダーともなれば当然だろう。 もっとも、31匹も躾けた万能お兄さんには負けるが。 愛でお兄さんは、広場に居る万能お兄さんに会って、報酬を手渡した。そして2人と31匹は逃げるように会館を後にした。 どうやら、彼は多くの会員とゆっくり達から、「このゆっくりをうちのゆっくりとつがいにしてくれないか?」と頼まれていたようだ。 彼の育てた31匹のゆっくり達は、この会館のなかでも群を抜いて皆美しかった上に、プラチナバッジ付きである。 プラチナレベルのゆっくりの子なら、その能力がしっかりと遺伝し、優秀な子ゆっくりが生まれる。それゆえに求婚の話も後を絶たなかった。 だが彼は丁重に断り続けた。理由は、飼いゆっくりの半分は中身を白餡に変えたりした改造ゆっくりだからだ。 無論、ゆっくりんピースでは中身を白餡に変える人もいるにはいる、が、もちろんそれを快く思わない人も居るのは確かなのである。 できれば知られたくないことであった。それに、彼は自分のゆっくりを他人と結ばせようと考えたことはない。そういうときは家ゆっくりの意見を聞いてから判断する。 彼女達は彼と結ばれたいと願ったので、彼はそれを尊重した。 だから彼は、理由は話さずに丁重に断り続けた。 愛でお兄さんがその時来たのは、見事な助け舟であった。 「助かったよ、愛でお兄さん」 「気にしないでくれ、それにしても断り続けるのも大変だね。」 「ああ、だって中身を改造しているからね。できれば知られたくないよ」 「改造については僕はいいゆっくりになるのは賛成している。でも、いまだにそれを快く思わない人が居るからね・・・」 「うん、まぁ人それぞれだから仕方ないさ。あと、僕はまだ用があるから町に残るよ」 「わかった、じゃあここでお別れだね」 そういうと、愛でお兄さんと万能お兄さんは会館前で別れた。 ゆっくりいじめ系1830 万能お兄さん5_4に続く
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/2016.html
【TOP】【←prev】【FAMILY COMPUTER】【next→】 燃える ! お兄さん タイトル 燃える ! お兄さん 機種 ファミリーコンピュータ 型番 THF-M7 ジャンル アクション 発売元 東宝 発売日 1989-8-8 価格 5800円(税別) 駿河屋で購入 ファミコン(箱説あり)