約 3,006,398 件
https://w.atwiki.jp/higumaroyale/pages/37.html
新しい誕生 永沢君(※)の家が燃えていた。 ※永沢君のフルネームは永沢君男(ながさわきみお)という。 ながさわくんおとこと読むとまるで永沢君の皮を被った気持ち悪い(おそらくは玉葱頭の)怪人がいるようだがそんなことはないし、こんな読み方もしない。 繰り返すが、――永沢君の家が燃えていた。彼の目の前で、めらめらと炎を上げ黒煙を夜空へと広げながら燃えていた。 永沢君はその光景を呆然としながら見つめている。ただ立ち尽くし、その家が燃え落ちようとしているのを見つめていた。 今更消火を始めてもとうてい火事は収まりそうにない。 消防車が何台あったとしても家が無事にすむということはないだろう。その場合は水浸しになった燃えカスが残る――ただそれだけのことだ。 しかし、この燃え上がり今にも焼け落ちそうな家は、実は正確に言うと彼の家ではなかった。 ただの廃屋。そう、この建物はただの廃屋でしかなくまた誰のものでもなく、“だからこそ”彼が自分のものにしようとした家であった。 つまり、殺しあいに巻き込まれた彼はここでこの廃屋を発見し、ここに隠れることで戦いをやりすごそうと考えたのだ。 彼の行動を“卑怯”だと言われるだろうか? だが、彼はただの頭の形が少し変わっているだけの小学生男子でしかない。隠れるのは卑怯ではないし、彼自身もその行為を卑怯だとは思っていない。 けれど、彼のそんな戦略は早くも破綻していた。そして、明かしてしまうとこの家に火を放ったのは彼自身であった! 「フフフ……」 永沢君の口がゆがみ、薄気味悪い笑い声がもれる。彼は燃え落ちる寸前の廃屋を前に恐怖と高揚感が混然とした笑みを浮かべていた。 その理由はどちらも彼がこの家に火を放った理由とつながっている。更には彼の戦略が破綻したというところからも。 彼は廃屋に潜むことで戦いを避けようとした。だがそれは破綻した。理由は簡単だ。潜んでいても敵は現れたのだ。しかも、“ヒグマ”が! 床板を軋ませながら近づいてくるヒグマに彼は戦慄した。恐怖で頭がおかしくなりそうになり、死を覚悟した。 だが、間一髪のところで彼はその窮地から抜け出す方法を見出した。つまり、廃屋に自ら火を放つ。 道具は手元に子供でも簡単にできる放火セットがあった。覚悟を決めてしまえば彼の行動は素早く的確だった。 「ははははは! なぁんだ、たいしたことないなぁ。ヒグマだなんて言っても所詮ただの動物じゃないか」 彼の目の前で家が燃えている。彼自身が火をつけた家がごうごうと燃えている。その中にヒグマを閉じ込めて。 たとえヒグマがどれだけ強くても獣は獣だ。火を見れば恐れるし、煙に巻かれれば呼吸ができなくなり、焼かれればいずれ死ぬ。 どれだけ人間より力が強くても、その身体が頑丈で、爪が鋭かったとしても、そんなのは関係ない。生物は焼かれれば死ぬ。それは厳然たる事実。 「ははははははは! はは……は、…………は?」 しかし、それは所詮小学生の、しかも成績の特に悪い小学生の頭の中の常識でしかない。世の中はそれを遥かに超越する非常識が存在する。 バタンと、燃える扉が内側から外へと倒れた。空気を吸ってその入り口が炎を吹く。その後から出てきたのは炎をまとった人型だった。 燃えながら、その人の形をしたものは外へと出てくる。その体躯は熊というにはスマートだし、クマよりかは小さくも見える。 なので永沢君はそれをヒグマではなく、別の何者かが廃屋の中にいたのかと思った。 だがそれは“ヒグマ”だった。この世界にいるヒグマのうちの一体。 「な、な……なんだ?」 炎がおさまると少しずつその姿が明らかになっていく。背後からの炎の明かりに照らされるその姿は、なんと意外にも鎧を着込んだかのような姿だった。 だが奇妙だ。永沢君はその姿を見て思った。自分の知っているどんな鎧姿ともそれは違う。 むしろ、鎧というよりも生物的で、そう、強いて言えばまるで蟹の甲羅のような――。 「あッ!?」 その甲羅がバラバラとはがれ、中から人間の男の姿が現れた。 外人だと永沢くんは真っ先に思った。そして、その男は男だというのにとても美しいと次に思った。 甲羅がはがれ落ちた男の姿はほとんど全裸で、その裸体はまるでギリシャの彫刻のように力強くかつ整っていて美しい。 波打った黒髪を背中に流し、彫りの深い顔をしていて目は切れ長で睫毛が長い。瞳は不思議な色の虹彩を持っていた。 「……………………うぅッ!」 その美しさに永沢君は恐怖し、歓喜し、ヒグマのことも燃える家のことも忘れ、そして最後になにか輝くものを見て――そして死んだ。 @ 「フン!」 腕から伸びた刃(ブレード)から少年の血を掃うと、ヒグマだった男――カーズは死体を見下ろしながら鼻を鳴らした。 「下等生物が」 人間、その子供。大人でもなく、戦士でもなく、ましてや吸血鬼でもなければ柱の一族でもないその子供は彼からすれば一番の下等な生き物だ。 だがしかし、彼も下等な時代はあった。柱の一族は強力な種族ではあったが完璧でも究極の存在でもなかった。 ゆえに彼は欲し求めた。究極生命体(アルティミット・シィング)を。 そして、それは実現した。彼が一族を裏切って探求の旅を始めてから一万と二千年後のことだった。 彼の発明した究極の石仮面。その動力となるスーパーエイジャという赤石を、宿敵である波紋の一族との戦いの中で勝ち取り、使用したのだ。 理論は間違っていなかった。その瞬間に長年の悲願は叶い、彼は究極生命体へと進化した。もうどんな天敵も恐怖もない。そのはずだった。 だが、彼は敗北した。ジョセフ・ジョースターという波紋の一族と呼ぶのもおこがましいちんけなイカサマ師に。 能力は圧倒していた。だが、罠にはまって地球の外――宇宙へと放り出された。 宇宙空間へと放り出された彼はなにもすることができず、結果としてただそのまま地球から離れ続け、それまでよりも長い眠りの時を強いられることとなった。 思えば、あの時はまだ究極生命体ではなかったのだとカーズは自省する。 カーズは頭がよくて謙虚だから反省できる。考える時間も充分にあった。そして、やはりどんな形であれ敗北したということは“足りなかった”のだと思い至る。 真に究極ならば、敗北などあるはずがない。敗北したのだとすれば、それは真の究極ではなかったということだ。 そして、彼は悠久の時を経て辿りついたこの場所で、真の究極生命体に必要なエッセンスを発見した! 「“ヒグマ”ッ! それがこのカーズをより完璧な究極生命体へと押し上げるッ!」 エイジャによって(今となっては究極というのはおかしいが)究極生命体となった彼の体内にはあらゆる遺伝子情報が内包されていた。 それにより彼はあらゆる生命体の特徴を備え、あらゆる状況に対応し、地球上のどんな生命体よりも優位に立てるはずだった。 だがッ! そこに“ヒグマ”の遺伝子はなかった。ゆえに真の究極ではなく、だからこそ敗北したッ! 簡単なことだった。そしてカーズは足りなかった“ヒグマ”の遺伝子を取り込むことに成功した。 そこにはこれまで以上に過酷な試練があったが、カーズはがんばるのも努力するのも大好きだったので、問題なくクリアすることができたのだ! カーズの肉体が変化を始める。メキメキと筋肉が膨れ上がり、その表皮が硬く黒い毛で覆われていく。つまり―― 『究極“羆”生命体(アルティミット・“ヒグマ”・シィング)カーズの誕生だッ――っ!』 【永沢君男@ちびまる子ちゃん 死亡】 【F-7/深夜】 【究極生命体カーズ@ジョジョの奇妙な冒険(ヒグマ)】 状態 究極“羆”生命体(アツティミット・“ヒグマ”・シィング) 装備 必要なし。(※) 道具 必要なし。(※) 基本思考 頂点は常にひとり。 1 他の下等な生命体を皆殺しにする。 ※下等なロワ参加者ほど、支給品の数は多い。死の危険が大きいからだ。 したがって、完全なるヒグマには強化アイテムや意思持ち支給品はいらない。頂点は常にひとり。 No.030 逆転ヒグマ 投下順 No.032 山の神の怒り No.030 逆転ヒグマ 時系列順 No.034 Death of the Brown bear Viscount カーズ No.081 のこりギリギリ 永沢君男 死亡
https://w.atwiki.jp/higumaroyale/pages/25.html
新しい誕生祝い 「ひえーっ!」 辺りも真っ暗な深夜のこと。 とある森の中、必死に走るおっさんがいた。 彼こそは、ウィルソン・フィリップス上院議員である。 何故走っているのか? 答えは簡単だ。 ヒグマに追いかけられているからである。 というのも彼は最初、この企画をなめ腐っていた。 上院議員である自分が死ぬわけがない、と根拠もなく信じ切っていたのだ。 だから最初、ヒグマを目撃したときには 「これこれ……若いヒグマというものは血気がさかんすぎていかんことだのうフッフッフッ……」 と結構のんきしていたのだ。 だがそんな彼は悲劇に襲われ、こうして必死こいて逃げ惑っている。 「殺される!逃げなきゃ殺されるッ!逃げなきゃあ!殺されるウウウウウウウウウウウウ」 悲劇の正体は、彼の顔をよく見ればわかる。なんとこの上院議員、前歯が二本無くなっているのだ。 何故か? 別に成長期だからと言うわけではない。自然に取れたのではなく、折られたのである。ヒグマに。 死ぬほど痛かったと思う。 「わ、ワシはウィルソン・フィリップス上院議員だぞォー! こんなところでヒグマなどに喰われるなんてェー! ありえなァァーい!」 しかしここで痛みに屈さないのがフィリップスさんの凄いところ。 彼は支給された物品を熊に投げつけながら逃げていたのである。 なかなかやる、この男。さすがは大学でレスリング部のキャプテンをつとめていただけのことはあるといえよう。 ランタンやら水やら地図やらを投げつけて逃げるなんて、そうそう出来るものではない。極限状態であるなら、尚更だ。 しかし彼ならば出来る! 何故ならば! 上院議員にできないことはないからだッ! ワハハハハハハハーッ! 「畜生ー! ヒグマはこれでも喰らっとれ!」 そしてその内、彼は妙な物を手に取った。支給品が収められた袋から、何か刃物のようなものが出てきたのである。 ぱっと見よく分からない。さながら矢の先端のようだった。武器になりそうだ。速攻で投げる。 「ん!?」 するとここで上院議員は、吉良(きちりょう)を掴んだ! 「おおおおっ!」 なんと投げつけた矢の先端らしきものがヒグマに刺さり、突如ヒグマが動きを止めたのである。 どうやら刺さると痛いところに刺さったらしい。このチャンスを活かすことが出来れば逃げられるかもしれない! 「ワハハハハハハハーッ!」 こうして、ウィルソン・フィリップス上院議員は見事ヒグマから逃げおおせたのであった。 ◇ ◇ ◇ そしてウィルソン・フィリップス上院議員が去って数分後……動きを止めていたヒグマに異変が起きた。 まず、目を閉じて唸るのをやめた彼(彼女?)は声を張り上げ叫び、両の眼をこれ以上無いほど開く。 するとヒグマの傍らに、謎のビジョンが現れた! 寄り添うように浮かび上がるその姿はまさに人型! だが人間ではない! 色は鮮やかなパープル! さながらスミレの花畑を想起させるが、そんなきれいな色とは裏腹に、雰囲気はどこか禍々しくも思える。 そう、これはスタンドと呼ばれるものだ! ウィルソン・フィリップス上院議員は一つ、大きなミスを犯した。 いや、違う。逃走という勝ちを掴むために痛すぎるリスクを払ってしまったと言うべきか。 彼がヒグマに投げつけたのは、傷つけた対象にスタンド能力を与える(運が良ければだが)というもの! そしてヒグマは運よくスタンド能力を得た! しかも〝見たモノに恐怖を植え付ける〟という熊の習性にぴったりなスタンドをッ! 「恐怖した時に思わずしてしまう行動」を見抜きさえすれば、どんな相手をも封印出来てしまうスタンドを! そう! すなわち、これが意味することは、ただ一つ! 究極幽波紋使い(スターダスト・クマセイダーズ)、エニグマのヒグマの誕生だッーっ!! 【H-8 森/深夜】 【ウィルソン・フィリップス上院議員】 状態 ほうほうの体 装備 なし 道具 なし 基本思考 生き残る 【エニグマのヒグマ】 状態 究極幽波紋使い(スターダスト・クマセイダーズ) 装備 スタンド「エニグマ」 道具 なし 基本思考 ドドドドドドドドドドドド ※スタンドの矢の先が落ちています No.015 進撃の羆 投下順 No.017 ヒグマのグルメ No.015 進撃の羆 時系列順 No.017 ヒグマのグルメ ウィルソン・フィリップス上院議員 No.047 変身!空から…… エニグマのヒグマ No.083 羆 - 野生の闘牌
https://w.atwiki.jp/mioazu/pages/222.html
「んっ、涼しい……」 ――現在、時刻は深夜0時半。 居間の窓を開け外に出ると、緩やかな風が私の髪を揺らす。 雲はほとんど出ていないみたいで空には満天の星空が広がっており、綺麗でどこか幻想的に見え、夢のようにも思える。 何をするでもなくベランダに座っていると、ほんの少し前まであった喧騒がまるでなかったかのように、今はすごく静かに感じられた。 「……けどちゃんと現実にあったし、楽しかったし嬉しかったな」 ――もう日付は変わってしまったが、ほんの少し前までの11月11日……私の誕生日だった。 学校が終わってから、先輩方が私の家に集まってみんなで誕生日会を開いてお祝いしてくれて――ネコ耳だけでなく尻尾まで付けられちゃったりしたのはあんまり思い出したくないけど。 次の日は土曜で休みということもあって、皆さんには客間の方を使って私の家にお泊りしてもらい……というか、唯先輩と律先輩の「せっかく次の日休みだしお泊りしたーい!」という要望にムギ先輩の「私、梓ちゃんのお家にお泊りするの夢だったの~」という意見などによりやや強引に泊まったというべきかもしれない。 「盛り上がりすぎて疲れちゃったのか、皆さんすぐに眠って静かになったのはよかったかな」 「何が静かになったって?」 「ひゃっ!?」 いきなり後ろから声をかけられ思わず軽く飛び上がりそうになりながら振り返ると、そこには澪先輩が立っていて、優しげな顔でこちらを見ていた。 「眠れないのか、梓?」 「澪先輩も……ですか?」 ちょっと失礼ながら質問に質問で返すが、澪先輩は気にすることなくこくりと頷く。 「となり、いい?」 「はい、もちろんです」 そうして、澪先輩は私の隣にそっと腰を下ろした。 肩が触れる距離、澪先輩がすぐ傍にいるということで私の胸の鼓動が少しばかり早くなる。 「今日はすごかったな、あんなに盛り上がってさ」 「唯先輩と律先輩なんて、私より遥かに盛り上がってましたよ」 「はは……けどそれだけお祝いしてあげたかったんだよ、梓の誕生日を」 「そうですか?」 「まあ、単にはしゃぎたかったとこがあったのは否定出来ないかもしれないけどさ」 そう言って二人で少し呆れながら、くすくすと笑い合う。 「お父さんとお母さん……今日も仕事で?」 「はい」 両親は二人とも私の誕生日にツアーが重なってしまったことで出かけており、家を空けている。 自分の誕生日に両親が不在というのは確かに少し悲しいものがあるけど、 「でも今日、誕生日に家にいてあげられなくてごめんって両親から電話もらいましたし……日曜日には二人とも帰ってきて、その時にお祝いしてくれるって言ってましたから」 「そっか」 「はい、それに今日は皆さんがいっぱい祝ってくださいましたし何より……」 言いながら、私はそっと澪先輩の腕に抱きつく。 「こうして澪先輩が傍にいてくれていますから、すごく嬉しいです」 「梓……」 澪先輩もまた、そっと私の肩を抱いてくれた。 やっぱり私にとって、澪先輩がすぐ傍にいてくれることは何よりも嬉しい。ただ傍にいてくれるだけで、嬉しいんだって思う。 「今からでも……」 「ん?」 「今からでも、甘えていいですか?」 もう日付は変わって誕生日は終わってしまっていたが、それでも誕生日会の時は他の先輩方の目もあって澪先輩に甘えることが出来なかったので。 その甘えられなかった分をせめて今、ここで埋めたかった。 既に誕生日も過ぎてしまったそんな私の身勝手なお願いに、 「ふふっ、もう甘えてきてくれてるじゃないか」 「あっ……」 澪先輩は私を抱き上げるとそのまま自分の膝の上に下ろして、ぎゅーっと抱きしめてくれた。 すごくあったかくって、そして柔らかい澪先輩の感触に半ば恍惚となりかけてしまうぐらい、心地好い。 「梓」 「はい」 「キス、してもいいかな」 「はっ……はい、お願いします」 お互い顔が目の鼻の距離、吐息を感じるぐらい近づいている状態で、静かに私は目を閉じる。 ――そうして、 「んっ……」 そっといたわるように、澪先輩の唇が私の唇に優しく重ねられた。 ぷるんとした澪先輩の唇を通して先輩の想いや優しさ、様々な感情が伝わってくるような……そんな気がした。 唇が離れると、澪先輩と再び目と鼻の先で見つめ合う。 「大好きだよ、梓」 「私も大好きです、澪先輩」 私の言葉に澪先輩はまた柔らかく微笑む。 「先輩、もう一回……」 「ん……」 「おーい二人ともー、まだかー?」 「早く行かないとマックスバーガーの朝マックス、終わっちゃうよー!」 「うふふ、二人ともあわてないあわてない」 玄関口の方から律先輩と唯先輩の急かす声、それをなだめるムギ先輩の声が聞こえてくる。 「もうっ、唯先輩がなかなか起きなかった上にクセ毛を直すのに手間取ってたから、私達が洗面台で髪を梳かせなかったんじゃないですか」 「まあまあ、幸い私達はクセ毛は余りないから髪を梳かすのにそんなに時間かからないからさ」 先に髪を梳かし終えた澪先輩はぼやく私をなだめながら、私の髪を梳かしてくれている。 いつもは自分でやっているドライヤーとブラシで髪を梳かす感触が、今日はなんだかすごく心地好い。 やっぱり、これも澪先輩がやってくれているからかな。 「これでよしっと……後は結ぶだけだな」 「あ……澪先輩、あのっ」 「お、お待たせみんな」 「すいません、お待たせしました」 「よっし、じゃあみんな行くとす……む?」 「はれ?」 「あら♪」 髪を梳かし、結び終えて玄関まで澪先輩と一緒にやってくると、待っていた先輩方はちょっと驚きの表情になる。 「あ、ああ。梓のヘアゴム借りてポニテにしたんだけどさ。どうかな」 「澪先輩にひとつヘアゴムを貸したので、私も今日はポニテです」 髪を結ぶ時になって、ふと澪先輩と一緒の髪型にしたいなと思ったのだけどそのまま結ばないというのもありきたりかなと思い。 そこで澪先輩にお願いして私のヘアゴムを使っていただき、一緒のポニーテールにしていただいたのだった。 「ほほーう、二人してお揃いのポニテとは……朝から見せつけてくれんじゃないか」 「ええ、単に梓ちゃんが髪を下ろすよりも、姉妹のように見えてすごくいいわ~」 「うん、澪ちゃんもあずにゃんもかわいいよ!」 どこか苦笑いする律先輩、うっとりとするムギ先輩、純粋に褒めてくれる唯先輩と三者三様の反応を見せる中、澪先輩は少し気恥ずかしそうにしながらも嬉しそうに笑みを浮かべてくれていた。 恐らく、私も澪先輩と同じような顔をしてるんだろうなって思う。 「じゃ、朝マックス食べにみんな出撃するぞー!」 「了解であります、りっちゃん隊長!」 「朝マックス……楽しみだわ~」 「ふふっ、朝から元気だなみんな」 「ほんとですね……ふふっ」 元気いっぱいに玄関を出ていく先輩達を見て、今日もまた騒がしくなりそうだと思いながらも、それと同時になんだか胸がわくわくしている。 「さ、私達も行くか!」 「はい!」 差し出してくれた手を取り、私と澪先輩も置いてかれまいと、朝の陽射しが降り注ぐ中を駆け出す。 細くて長い手で、優しくも確かな力で私の手を握ってくれる、澪先輩の感触を感じながら―― (FIN)
https://w.atwiki.jp/83452/pages/11700.html
2月22日 昼休み! 梓「みなさんすいません、いきなりこんな時間に呼び出してしまって・・・」 律「別にいいけど・・・呼んだのはあたし達3人か」 紬「唯ちゃんは呼ばなくてよかったの?」 梓「はい・・・それでみなさん、今日何の日か覚えてますか?」 澪「憂ちゃんの誕生日だよな?」 律「唯が何回も言ってたからなー。そりゃ覚えてるけど、それでなんであたし達だけ集めたの?」 梓「あの・・・みなさん受験も終わったことですし、みんなで憂のお誕生日会やりませんか?」 澪「え?今日みんなで憂ちゃんの家に行くつもりだったんだけど、それとは別?」 律「んー?なんで?」 梓「だって私たちが行ったら、いつも通り憂が食事作ってくれるじゃないですか。それじゃ私たちがお邪魔してる時と変わらないし、 今日は誰かの家に招待して私たちの料理を食べさせる方がいいんじゃないかと思って」 紬「それは一理あるわね。憂ちゃんはいつも私たちに尽くしてくれてばかりだったから、たまには休憩させてあげたいってことね」 律「確かに喜んでくれそうだけど・・・憂ちゃんの料理食べたかったなあ」 澪「今まで散々食べさせてもらっただろうが!まあそれはいいとして、私は梓の意見には賛成だ。 やっぱり梓は友達のことよく考えてるな」 梓「あ、ありがとうございます///」 澪「ただ、一つ心配なのは憂ちゃんは唯と二人で過ごしたいんじゃなかってことだ。 プレゼントは渡したいしおめでとうも言ってあげたいけど、あんまり長く私たちがいると迷惑しないか?」 梓「それは大丈夫だと思います。受験終わったから唯先輩と過ごせる時間が増えたって憂も言ってましたし、 二人で過ごせる時間はこれからも取れると思うんです。 憂は大人数でわいわいやるのも好きだから、喜んでくれますよ」 律「そういうところは唯と似てるなー」 梓「それに、憂って先輩達の話もすごく楽しそうに聞いてくれますし、結構先輩達のこと慕ってると思うんです。 だから先輩達も参加してくれたらいいなと思って・・・」 律「梓がそう言うなら大丈夫だろうな。あたしも憂ちゃんは目一杯祝ってあげたいし、やるか!」 紬「なんだか楽しくなりそうね~」 澪「それで、誰の家に招待する?ムギの家は1ヶ月前に予約しないと使わせてもらえないし、律の部屋は散らかってるし」 律「うるせー!部屋にパンツほったらかしのお前には言われたくねーよ!」 澪「だからそれ嘘だろ!」 梓「あの、私の家でよければ今日親いないんで大丈夫ですけど・・・」 紬「あら、ならこの計画の言い出しっぺは梓ちゃんだし、梓ちゃんの家でいいんじゃない?」 澪「それなら今日はお邪魔させてもらうよ」 梓「はいです!あとは唯先輩に・・・」 約5分前! 唯「うい~!今日は一緒にお弁当食べようよ~」 憂「お姉ちゃん!嬉しいんだけど・・・」 梓「いいよ憂。唯先輩と食べて来なよ」 純「全く仲のいい姉妹ですなー」 憂「でも・・・」 梓「あとで純と家行くし、その時にいろいろ話そ?」 憂「・・・わかった。二人ともありがとう!」 唯「ごめんね二人とも。あずにゃん、またあとでね」 梓「ねえ純、今日憂の誕生日会のことなんだけど」 純「あたし達と唯先輩でお料理作るってやつでしょ?何作るか決めたの?」 梓「そうじゃないんだけど、会場は別の家にして軽音部の先輩達にも参加してもらいたいんだけど、どう?」 純「あたしはいいけど・・・誰か家使わせてくれるかな?」 梓「一応私の家は大丈夫だから問題ないよ。やっぱり出来るだけ大人数で祝ってあげたいなって思って・・・」 純「梓は良い子だね~よしよし」ナデナデ 梓「もう!子供扱いしないでよ!まあ場所と時間決まったらメールするし、純は憂を連れて集合場所に来て」 純「了解でーす(澪先輩も来るのかー楽しみだなあ・・・) 校庭! 唯「たまには外でごはん食べるのもいいよね~」 憂「そうだね。それにしてもお姉ちゃんが作ってくれたたまご焼き、すごくおいしいよ!本当にありがとう!」 唯「妹の誕生日なんだから当然だよ!でもこれからは毎日なにか作るからね~」 憂「期待してるよお姉ちゃん!(ちょっと心配だけど・・・)」 唯「えへへ。・・・ん、携帯鳴ってる・・・」 From あずにゃん sub 憂の誕生日会について 今日の放課後に純と私でお邪魔させてもらう予定だったんですけど、今日は私の家で憂のお誕生日会を することにしました。先輩達は参加してくれるみたいなので、和さんも誘っておいて下さい。 先輩にもやって欲しいことがあるので、放課後すぐに私の家に来て下さい! 唯(ほえー憂の誕生日会か~。澪ちゃん達もプレゼント用意するって聞いてたけど、それとは別なのかな? まあみんなが憂のために集まってくれるなら・・・) 憂「お姉ちゃん?どうしたの?」 唯「え?あーなんかよく分からないサイトの広告メールだったよ~」 憂「変なサイトに登録したら駄目だよ?」 唯「はーい」 放課後 憂の教室! 梓「私ちょっと先に帰るから、また後でね」 純「はいはーい。憂、なんだかんだで結構プレゼント貰ってるね」 憂「うん!みんな覚えてくれてて嬉しかったなあ」 純「憂は人見知りしないからね。それはそうと、今から寄り道したいとこあるし、付き合ってよ?」 憂「別にいいけど・・・しばらくしたら梓ちゃん来ちゃうし・・・」 純「その時は連絡してくるって!行こ行こ!」 憂(なんか純ちゃん元気だな) 数分後 校門前! 唯「あずにゃん、お待たせ~」 梓「みなさん揃いましたね。それじゃ私の家に向かいましょう」 律「憂ちゃんはいつ呼ぶんだ?一緒に行くんじゃないの?」 梓「憂が家に来るまでに、全員でやりたいことがあるんです」 唯「全員で?」 和「憂のためにみんなでお料理したいとか?」 梓「え!?なんでそれを・・・」 澪「当たったのか・・・和、なんで分かったんだ?」 和「ここに居るみんなが憂にお世話になったことといえば、いろいろあると思うけどやっぱり何度も作ってもらった 料理でしょう。だからせめて誕生日ぐらい、私たちで憂になにか食べさせたい・・・そんなところかしら」 梓「・・・そんな感じです」 紬「すごいわ・・・」 唯「なかなかのアイデアだけど・・・甘いよあずにゃん!私はもう今日すでに実践済みなんだよ! なんたって今日の憂のお弁当!」 律「お前が作ったのか?すげーじゃん!」 唯「の、おかずのたまご焼きは私が作りました!」 律「あたしの言ったすげーを・・・でもまあ、ケーキにイチゴ乗せてたころよりは進歩してるな」 澪「でも確かに、私たちはいつも唯の家にあがる度になにかと食べさせてもらってたからな」 律「そーだぞ。たまご焼きぐらいで返せるもんじゃないぞ唯!」 澪「お前もだ律!ってかお前はまだなんにもしてないだろ!」ゴン 律「いってー・・・冗談のつもりだったのに・・・」 紬「すごく素敵なことだと思うけど・・・私たち、料理なんて普段あまりしないけど、大丈夫かしら?」 唯「和ちゃんがいるし大丈夫だよ!和ちゃんはお弁当自分で作ってるからね!」 和「あまり期待しないで欲しいけど・・・助けにはなれると思うわ」 梓「とにかく、今日は精一杯みんなでやりましょう!」 唯「おーっ!」 和(それにしても唯が朝起きて憂のお弁当のおかず作るなんて・・・成長したのね唯。 まあ、それだけ憂のこと大事にしてるってことかしら。憂も唯に似て愛され上手なのよね) ジャズ研部室! 純「ふーっ・・・どうだった、あたし達の演奏?」 憂「すごい!すごいよ純ちゃん!私感動しちゃった!」 純「いやー存分に褒めるといいよ憂君。なんたってこの日のために練習してたからね」 憂「私のために?・・・みなさん、ありがとうございます!」 A「純の友達の誕生日だからね」 B「純からは梓ちゃんと憂ちゃんの話はよく聞いてるよ。とってもできた子だって」 純(ん・・・ちょうど梓から準備完了のメールが・・・ もともと憂のために一曲聞かせるつもりだったけど、これで上手いこと梓達の準備の時間も稼げたし、一石二鳥ってやつ?) 純「それじゃ先輩、今日は付き合ってくれてありがとうございました! あたしはここで失礼します!」 A「あいよ。お誕生日会なんだから楽しんできなよ」 B「憂ちゃん、これからも純のことよろしくね」 憂「はい!今日は本当にありがとうございました!」 純「先輩、さようなら!」 純「さて憂さん。なんか梓が家に来てって言ってるし、これから行こうよ」 憂「梓ちゃんが?家に行くのはいいけど、そろそろ家にお姉ちゃんが帰ってるんじゃないかな・・・」 純「大丈夫だって!とりあえず行ってみよ!」 憂「う、うん・・・」 中野家! 純「やっと着いた・・・」ピンポーン 梓「二人とも、いらっしゃい」 澪律紬和「いらっしゃーい」 憂「お邪魔します・・・ってみなさん!?どうして・・・」 唯「やっほー憂!よく来たね!」 憂「お姉ちゃんまで!?一体どうしたの?」 和「憂、今日あなたの誕生日でしょう?みんなあなたのために集まってくれたのよ」 憂「私のために・・・みなさんが?」 律「発案者は梓なんだけどな。あたし達も憂ちゃんのことお祝いしたいと思ってさ!」 澪「この3年間、憂ちゃんにはいろいろお世話になったし・・・」 紬「まあ、立ち話もなんだし中に入りましょう?」 憂「えっと・・・これってもしかして・・・」 唯「そう。憂のお誕生日会だよ!」 純「さ、入るよ憂」 憂「もしかして純ちゃんも知ってたの?」 純「実はさっき梓に相談されてね。今日の昼休みから計画は動いていたのだよ」 梓「それで憂、どうしてわざわざ私の家まで来てもらったか分かる?」 憂「うーん、分かんないなあ」 梓「それはね・・・これを食べて欲しかったからだよ!」 憂「うわ、すごい料理・・・これみなさんで作ったんですか?」 律「そうだよ。憂ちゃんの家にみんな集まると憂ちゃんがいつもみたいに料理作っちゃうからね」 澪「今までのお返しには全然足りないけど・・・せめて今日くらいは憂ちゃんに楽して欲しかったんだ」 唯「見てみてこのオムライス、私が作ったんだよ!」 和「私も作り方は教えたけど、これは正真正銘唯が独力で最後まで作ったわ」 憂「すごい!お姉ちゃん、こんな立派な料理作れたんだね!」 唯「なんたって憂のお姉ちゃんですから!」フンス 紬「あとの料理は私たちが分担して作ったの」 梓「みんな一生懸命作ったんだよ。それじゃ今日の主役は座って」 純「みなさん、準備いいですか?」 律「こっちはオッケーだよ!」 唯「よーし、それじゃ・・・憂」 全員「お誕生日おめでとう!!」パーン 憂「うぅ・・・みなさん、ありがとうございます・・・私なんかのために」グスッ 唯「ういー、嬉し泣きなんてしないでよ~」 和「そうよ。みんな憂に笑って欲しくて集まったんだから」 憂「うん・・・それじゃみなさん、いただきます!」 全員「いただきます!」 食後! 憂「みなさん、とっても美味しかったです!本当にありがとうございました!」 梓「よかった!頑張った甲斐があったよ!」 純「すいません、あたしだけ作ってないのに同じようにいただいちゃって・・・」 澪「ううん、鈴木さんもいろいろ行動してくれてたみたいだし、お互い様だよ!」 純「あ、ありがとうございます///」 憂「お姉ちゃん、オムライスすごく美味しかったよ!また作って欲しいな」 唯「憂が望むならいつだって作るよ!任せなさい!」 律「おっ、唯も姉っぽくなってきたか~?」 和「そうね。今日の唯はしっかりしたお姉ちゃんだったわ」 梓「はい!今日の唯先輩はとっても頼りになりました!」 唯「ここまで褒められると照れるけど・・・///」 律「それにしてもお腹いっぱいだなー」 和「かなりの量を作ったからね」 澪「外も暗くなってきたし、そろそろ帰ろうか」 紬「そうね。それじゃ梓ちゃん、お邪魔しました」 梓「はい!それじゃみなさん、お気をつけて!」 純「またね梓!」 憂「梓ちゃん、今日はありがとう!」 梓(ふー、疲れた。でも憂、楽しんでくれたみたいでよかった。次は純もお祝いしてあげないとね・・・) 帰り道! 唯「それじゃ私たちこっちだから」 律「おう、またな、二人とも!」 憂「みなさん、今日は本当にありがとうございました!」 紬「憂ちゃんが喜んでくれたなら良かったわ。またね♪」 唯「みんなー今日は憂のためにありがとー!」 純「憂ー!私の誕生日も忘れないでね!」 憂「もちろんだよ純ちゃん!」 澪「それじゃ、またな唯、憂ちゃん」 唯「今日は楽しかったねー憂!」 憂「うん!みなさんにこんなにいろいろしてもらって・・・私本当に幸せものだよ」 唯「それだけ憂がみんなに愛されてるってことだね!」 憂「そうだと嬉しいな・・・」 唯「さて、今から寝るまで二人っきりだね憂!」 憂「そうだねお姉ちゃん!それで・・・今日一緒に寝てもいい?」 唯「もちろんだよ!今日はいーっぱいお話しようね!」 憂「うん!ありがとうお姉ちゃん!」 今日は、本当に楽しい誕生日になりました! おしまい 戻る
https://w.atwiki.jp/tenmon20/pages/32.html
2010年7月29(or30)日開催予定 企画名 7月誕生日会 企画立案者 大須賀 集合 集合時間 2010年7月29(or30)日18時ごろ 集合場所 山手線巣鴨駅 都営荒川線庚申塚駅 豊島寮 開催場所 豊島寮 費用 2000円前後 やりたいこと 7月生まれの人(オノシン、グッチ、チョル)を祝う 酒を飲む テストの疲れをいやす 備考 また料理作ります。今度はマイブームの中華料理にしようと思っています。 日程は3人が行ける日にするので暫定です 現在豊島寮にあるお酒は以下の通り。参考までにウォッカ(スピリタス、ズブロッカ) ジン ドライベルモット カンパリ ウィスキー(角) コーヒーリキュール カシスリキュール ピーチリキュール チェリーブランデー 電気ブラン 参加希望者(参加可能日を書く) wiki編集できる人がまとめて書く。wikiの使い方分かんない人はコメント欄に 氏名 ○/○(○時から) ○/○(○時まで) 左記以外で都合の付く日・時間帯 備考 コメント メーリス乙 - オオラ 2010-07-24 22 23 57 人数によっては和室の使用も考えています。 - チョル 2010-07-25 16 58 06 ダメパ飲み(のみ)になりそうw楽しみである - おおすか 2010-07-26 18 49 15 今のところ誰が来そう?あと、次の日の夜も本村邸で飲みがあるのでよかったらどうぞ - オオラ 2010-07-28 17 54 52 僕、オオラ、おのしん、えちぜん、つかさ、ちょる、こと様、さぎわなさん、しばしたさん - おおすか 2010-07-30 11 11 35 名前
https://w.atwiki.jp/mustnotsearch/pages/2796.html
登録タグ Not Found グロ ホラー 個人差が分かれやすいワード 動画 危険度3 誕生日会でのお礼という動画がヒットする。 内容は誕生日会のお礼が包丁だったことに傷ついた少女は風呂場にいく。 そしてお礼を渡した女の子たちは笑う。女の子たちが風呂場に行くと少女が……。 分類:グロ、ホラー 危険度:3 (人によっては2〜5まで変動する) コメント これすごいトラウマ -- BNGbrain (2018-07-15 11 56 50) グロいかもだけどヤラセ感すごくね?あの刺したかだと余程研ぎ澄まされた包丁でもない限り服が刃を受け止めて内部まで刺さらないし、カメラも慌ててる様子ないし、あんだけ血が出てたらショック死すると思う -- ゆうていみやおうきむこう (2018-07-15 21 03 48) まあヤラセでもコンセプトがそれを楽しむ感じだと本物よりも狂ってて精神に来る。 -- BNGbrain (2018-07-16 12 49 17) これ系統はヤラセばっかだけどたまに面白いものもあるよね -- 名無しさん (2018-07-21 22 59 00) ヤラセヤラセうるせーな -- 名無しさん (2019-03-15 15 26 29) ヤラセだろうが、怖いからまあ良しとしようぜ(^^) -- ミジンコ (2019-05-13 21 44 49) これ、本呪とかと同じで「本当にあった」という設定の下で作られたフィクションだよ。普通にdvd もリリースされてる。ホラードラマなんて腐るほどあるんだからこんなの一々追加してたらキリがないと思うし、報告者初め皆これの追加に賛同した人達がこれを本気で本物だと信じてるんだとしたらピュアにも程がある。 -- 名無しさん (2019-05-15 08 47 09) 少女が…ってそこ太字にする必要あるか?笑 -- 名無しさん (2019-06-07 12 57 21) 見て後悔した、時間の無駄でしかないって意味で。危険度3って最低でもマジック失敗レベルのクオリティだと思ってた。8~4でマジック失敗系見当たら無かったから。 -- 名無しさん (2019-08-11 07 37 52) 突然腹が疼く.. -- 前衛的 (2020-11-20 10 25 57) たとえヤラセでも面白ければいい。「面白ければ」の話だが。 -- 名無しさん (2020-12-29 08 45 23) 怖すぎでしょw -- ねろ (2021-01-12 18 36 03) 包丁なんだからちゃんと使おうよ… -- ナイル (2021-08-17 22 12 52) Not Foundの動画は相変わらず怖いな。 -- ゲーム太郎 (2021-12-01 17 54 41) これ内容がイジメってガチ? -- 名無しさん (2022-02-23 21 37 21) 個人によるけど、何でこれで自殺するかな -- 名無しさん (2022-03-21 15 46 22) 三島由紀夫もびっくりの耐久性 -- さの (2022-03-21 16 37 54) あああ -- 名無しさん (2022-07-06 13 24 06) ヤラセやん こんなに刺してたらもう死んでるやろし -- 名有りさん (2022-08-01 16 41 34) もらった包丁でいじめっ子のこと刺し56せば良かったやん -- 名無しさん (2023-04-21 21 08 42) 初めて視聴したときちょっとびっくりした.....。だって少女が.....。私目線からするともしかして演技かもしれない....。見た感じ本物のように見えるけどちょっと女の子たち冷静すぎwまるで場面を知っているみたいw -- かりりん (2023-06-18 18 16 02) これって確か本当にあったやつではないやつだよね?てか、もらった包丁でいじめっ子のこと刺し56せば良かったやんは天才で草ww -- ときねいろチャンネル (2023-08-26 14 08 24) ↑16 このwikiには意外性という基準もある 誕生日会のお礼というごく普通のワードからB級クソグロビデオが出て来るのは衝撃に値する -- 名無しさん (2023-10-28 19 47 29) 本当なのかよくわからないな -- ca¥ (2023-12-26 14 10 39) ヤラセというより作品でしょ?みんなピュアすぎ -- 名無しさん (2024-03-23 23 45 27) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/tamaki_king/pages/288.html
平成22年5月5日(水曜・晴れ) 今日は朝から忙しいぞ!! なんたって今日は雲雀さんの誕生日なんだから!! 雲雀さんが少しでかけているうちに部屋を飾って、用意しといた プレゼントはケーキを用意して、それからそれから・・・ とりあえず今はとても大変!! あ!雲雀さんが帰ってきた!! 「ただいま」 「「ハッピーバースデーパパ」」 「パパおでめと!!」 「わお!!なんだい?」 なんだいって、雲雀さん今日は雲雀さんの誕生日ですよ。おめでとうございます雲雀さん 「おめでとうパパ」 「パパ!おでめとう!!」 「わお☆ありがとう」 そういって二人の頭をなでる雲雀さん 「ほら、パパにプレゼントを上げてね」 「あい!!パパ!!ぷれぜんと!!」 「これをくれるのかい?」 「うん」 中を開けた雲雀さんは心底うれしそうにしていた はい、雲雀さんこれ俺からです 「開けていい?」 はい。ぜひ かさかさと音を立てて包みを開けて出てきたのは時計と万年筆 「これ、高いんじゃないのかい?」 今日ぐらいが値段ぐらい考えないでください 「でも・・・」 でもじゃありません。これは俺からの日ごろの感謝のつもりです」 「ありがとう」 喜んでくれたみたいでよかったww その後はみんなでケーキを食べてご飯を食べてとても楽しい一日を過ごしたよ 雲雀さん、これからもよろしくお願いします 戻る -
https://w.atwiki.jp/jyunzatsu/pages/116.html
ゆっぴ誕生日会本編 ゆっぴ誕生日会小話 トップページ
https://w.atwiki.jp/moemoequn/pages/461.html
澪「誕生日会か」 http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1326740021/ 1 2 3 戻る 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/one_threefive/pages/40.html
さて、シンジの誕生日が迫って参りました。 アスカ、ひとり食卓に座り、用意したプレゼント片手に脳内会議中。 「というわけで、今日の議題。シンジにどうやってプレゼントを渡すのか。 如何にしてプライドを保ったまま、あのバカに慈悲を垂れるにはどうすればいいのか。 ここで手違いがあってはアスカ様の沽券に関わるってモンよ。 ……ん?べ、別にあのバカシンジから何も期待なんかしてないからねアタシはっ!」 はてさて、アスカは誰に向かって怒ってるんでしょうか。 「とりあえず、パターンA。まずは、ノーマルにね。 場所はここ、誕生日の当日にミサトと3人でご飯の時間に。」 『ほら、シンジ。お誕生日のプレゼント。』 『え?あ、ありがとうアスカ。』 『……なに?その意外そうな顔。アタシはね、同居人の誕生日をほっとくほど礼儀知らずじゃないわよ!』 「うん、まー普段のアタシらしい対応ね……ん、なんか不満なの? では、次。パターンBはあっさりと玄関で出かけ間際に。」 『いってらっしゃい、アスカ。』 『ほら、誕生日でしょ?プレゼント。』 『え……!あの、アスカちょっと待っ』 バタン 「……なんか、余計に照れ隠ししてるみたいでイヤ。となると…… 思い切ったパターンCはどうかしら。」 『シンジぃ!お誕生日プレゼントと、アタシのキッス♪どっちがいーい?』 「ば、ば、ヴァカじゃないの?気持ち悪ぅ!なに考えてんのよアタシはっ!! ……よし、だったら押しつけがましいの反対のパターンD。」 『あれー?これ、僕あて?誰からだろう……アスカ?』 『知らなーい。』 「……不満なの?だから、なにを期待してんのよアスカ。もーいいわ。パターンAで決まり! どーせ、ミサトがわざとらしく大はしゃぎするから、その間際にちょいと渡せばいいのよ。」 で、当日。 食卓にはバースデーパーティーの料理(出来合い+インスタント)が並べられ、楽しいパーティーの真っ最中。 (……よし、行くわよアスカ!) 「ほら、シンジ。お誕生日のプレゼント。」 「え、なんだろう……ええええええええええええええええええええっ!! あのセカンドインパクトの混乱で失われ、幻と言われた荻野目洋子のファーストアルバム!しかも未開封! うわ、わ、ぼ、僕どうしよう!こうしちゃいられない、二人ともごめんね、さっそく聞かなきゃ! い、いや待て、今、本当に開封しちゃっていいのかな?お、落ち着けシンジ!逃げちゃだめだ逃げちゃだめ……」 シンジ、トラウマ発動の見事な大はしゃぎっぷりにクラッカー片手のアスカとミサトは唖然。 「……結局、ヴァカの行動なんて予測不可能って訳ね。」 などと、あきれるアスカにミサトはニンマリ。 「ふふ。アスカ?シンちゃんのこと、よく判ってるじゃないの。ハートに直撃の見事なプレゼントだわ。」 「……ふん。」 (ちゃんちゃんっ)