約 160,071 件
https://w.atwiki.jp/dikekiha/pages/87.html
概要 悪魔の紋章は、ダンジョンをナイトメアダンジョンに変化させるためのアイテム。 ワールドティアがナイトメア以上になると、モンスターや報酬などからドロップするようになり、エリクサーと同じ消費アイテム欄に追加される。 それぞれの悪魔の紋章には指定のダンジョンがあり、任意のダンジョンをナイトメア化することはできない。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/4439.html
登録日:2010/08/20 Fri 13 55 10 更新日:2024/07/18 Thu 12 20 01NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 うみねこのなく頃に さよなら絶望先生 やった⇔やってない 存在する⇔存在しない 学問 屁理屈 悪あがき 悪魔 悪魔の証明 理屈 秀逸な項目 証明 詭弁 議論 【概要】 悪魔は存在しますか? 「存在しません」 なぜそう言い切れるのですか? 「今まで出会ったこともなければ、またそのようなことも聞きません。つまり悪魔とは存在していないのです」 それは存在を証明することができないのであって、非存在を証明するのではありません。 全世界を巡り、ありとあらゆるものを徹底的に調べあげ、そしてその中に悪魔は確かに存在しない、ということを証明してください。 「無理です」 このように、存在しないことを証明するためには相当な無理難題が降りかかることがある。 そのようなものを悪魔の証明と呼ぶ。 ただし、上記の意味での悪魔の証明という言葉はきちんと定義された学術用語ではない。(もともとは法律用語だが、全く別の意味で用いられる) そもそも、「証明の困難さ」というものを客観的に測る事ができないので当然である。 したがって、「悪魔の証明」を盾に立証を拒むのは詭弁とみなされることもある。 【ヘンペルのカラス】 「悪魔の証明」の典型例として「ヘンペルのカラス」が挙げられることがある(以前のこの項目でもそうなっていた)が、これは誤りである。 「ヘンペルのカラス」とは次のような問題を指す。 今、あなたは「全てのカラスは黒い」ということを証明しようとしている。 (実際にはアルビノ等の黒くないカラスは存在するが、話を簡単にするためとりあえずその点は無視してもらいたい) さて、「全てのカラスは黒い」という命題に対し、その対偶は「黒くないものはカラスでない」である。 一般に、ある命題とその対偶命題は同値なので、「全てのカラスは黒い」ことを証明するには「黒くないものはカラスでない」ことを証明すればよい。 これは論理的には当然のことである。しかし感覚的には少し奇妙なことがある。 今、あなたは何らかの方法で「黒くないものはカラスでない」ことを調べ終えたとしよう。 あなたは世界中に存在する全ての黒くないものについて、それはカラスではないことを知っている。 すると対偶をとって「全てのカラスは黒い」ことが分かる。当たり前だ。 …しかしよく考えると、あなたは「全ての黒くないもの」についての調査を行ったのであって、「カラス」について調査を行ったのではない。 つまり、あなたは1羽のカラスも調べることなく(*1)、「全てのカラスは黒い」ことを結論できたことになる。 カラス自体を一切調べることなく、カラスの性質についての情報を得ることができる、というのは論理的には当然だが、感覚的には何だか奇妙に思える。 このような対偶論法の不思議さを示したのがこの「ヘンペルのカラス」問題である。 …というように、「ヘンペルのカラス」は 「対偶論法は論理的には文句なく正しいが感覚的には奇妙に思えることがある」 ということを指摘しているのであって、 「世界中に存在する全ての黒くないものについて、それはカラスではないことを確かめる」 という部分が「悪魔の証明」かどうかは大した問題ではない。 単純にこの部分が無理難題であるゆえに論理的に正しい部分も奇妙に見えるだけなのだ。 【痴漢】 「あなた痴漢しましたよね?え?してない?嘘よ!したわ!…してないですって?ならしてないことを証明して!」 これを証明するためにはまず命題を考えなければならない。まず 「わたしは痴漢ではない」 で考えるならば、対偶は 「痴漢をした人は全員わたしではない」 したがって、その女性に痴漢行為を行った人を全員探し出し、その中に自分が含まれないことを言えばよい。 自分が痴漢をしていないことを、自分以外の人について調査することで証明できる。これが「ヘンペルのカラス」である。 一方で、「その女性に痴漢行為を行った人を全員探し出」すことは困難に思える。これが「悪魔の証明」である。 まあ、痴漢をしていない証拠があっても有罪判決が出たこともあるが。 生物の非生息の判定 「此処にはこの生物は存在していない」と言う断定は条件が揃えば経験則的に可能である。 例えば、ゲンゴロウ類はコイにとって絶好の獲物で尚且つ、攻撃力・防御力・速度全ての分野でコイに抗し得ない為に、ある池でコイが発見された場合、「ゲンゴロウが生息出来ない」証明になる。 無論、此れはゲンゴロウ類とコイの長年に渡る観察から導き出された経験則によるもので、尚且つ個体群≒繁殖が期待出来る生物集団単位であるので、何かの拍子に紛れ込んだゲンゴロウ一匹がコイの魔の手を逃れて隠れ潜んでいる可能性までも否定出来るものではない。 あくまで、「其処が生息地として利用出来る規模で住み着いているか」の視点である。 存在が立証されていないものの例 宇宙人 幽霊 神 魔法 未確認生物 超能力 タイムマシン マイナスイオン STAP細胞 ちなみに法律の世界では「犯罪の証拠が存在することが証明できなければ、存在しないものとする」ことが常識である。 追記、修正しましたか?したのならば証明してください、よりよい項目になっていることを。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 痴漢の例、これガチだからなあ…。「触ってないなら、触ってないって証拠を出せよ」…その人の手から、女の服の繊維が出てこないとかじゃ駄目なのかしら -- 名無しさん (2014-04-08 13 54 03) 触ってない証明とか、基本的に不可能。大体、もし仮に触ってない事を証明しようとすれば、証拠探しや目撃証言集めなど、調査人員(弁護士など)の助力が必要になり、その場合、司法の場に引き出されている状態にある訳で。触ってない事が証明されても「痴漢で訴えられた」と言う事実は社会的有罪ですからね。 -- 茶沢山 (2014-04-14 13 13 14) ラーメンズにそういうのあったな -- 名無しさん (2014-04-14 13 23 23) 証明の義務は反論をぶつける側に生じるものであるはず。 -- 名無しさん (2014-04-14 13 45 21) ↑最初にその論に至った証を示さないとそもそも「論」として成立しない気もするが。その証が実際はその論を成立できて(しきれて)ないのを示すのが反論だろうし -- 名無しさん (2014-05-22 16 44 06) ↑4 三鷹バス冤罪事件の件があるし、触ってない証拠があっても、それでやってないとはいえない、とかなるんじゃない? -- 名無しさん (2014-11-24 23 12 35) カラスは真っ...... -- 名無しさん (2015-12-31 00 20 54) この一連の脳内会議もこれだろうか?『サイバネに溢れたこの世界で、ジェイクかどうかを精確に定義するのは難しいね』「じゃあどうすんだ」『ソンケイを信じるんだ』「つまり俺が奴をジェイクだと認識した事が重要なわけだろ」『そうさ』『彼が俺はジェイクじゃないって言っても、彼自身にそれは証明できないんだ』 -- 名無しさん (2015-12-31 00 58 20) ↑あれは『サイバネに溢れたこの世界で、ジェイクかどうかを精確に定義するのは難しいね』がメインの悪魔の証明より世界5分前仮説に近いもの…なのか? -- 名無しさん (2016-10-25 15 55 17) ↑どちらかというとブッダ逮捕の「50%の確率でブッダ」の方が近いかな? -- 名無しさん (2016-10-25 16 50 41) 存在しないことを証明する義務は、存在しないことを否定した側が負う義務がある -- 名無しさん (2016-10-25 16 56 07) 今年は、不倫問題で『一線は超えていない』ことを証明するのが正にコレだなぁと思いながら、ワイドショー見てた -- 名無しさん (2017-09-05 10 03 53) 幽霊や超能力の場合、存在証明以前にまずそれらを定義付けすることが前提になるな -- 名無しさん (2018-06-06 11 05 01) 悪魔「何でこういう拗れた話題って俺の名前が出てくるのかな…。俺そんなに悪いことした?」 -- 名無しさん (2019-06-06 09 36 35) ↑黄緑の悪魔「私も良くないと思います」 -- 名無しさん (2019-06-06 09 48 15) うちの会社役員の疑惑の解明のために延々と議論を伸ばすのほんとなんとかして欲しい。身内人事で役員になったいるだけ社員の横領とか知らねーよ会社の仕事させてくれって感じ -- 名無しさん (2020-09-17 21 18 34) ハリーポッターの死の秘宝でもこの理論あったよね -- 名無しさん (2020-09-17 21 38 33) 逆に証明は容易ではあるが損失が生まれる場合はどうなるんだろう? 隠し調味料の開示とか秘術の取得方法とか -- 名無しさん (2021-03-22 16 36 15) 劇場版SEEDはついにその存在を証明出来る…のか? -- 名無しさん (2021-06-02 08 45 40) ○×占い「オレに任せろ」 -- 名無しさん (2021-08-15 20 33 19) seed劇場版は制作発表されちゃったからもう外した方が… -- 名無しさん (2021-10-03 23 42 54) ↑一番上 ここ数年は指紋検出が容易になったので触ってない証明できるよ。 -- 名無しさん (2022-05-21 09 28 37) そもそも痴漢の例は論理学的に間違っている「わたしは痴漢である」は一つの命題でありならばで繋がっていない よって対偶は取れない -- 名無しさん (2023-08-22 18 45 25) いや読み違えてた 合ってるか -- 名無しさん (2023-08-22 18 52 45) 妖怪とかもそのたぐいかな -- 名無しさん (2024-01-06 08 26 20) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/drapro/pages/538.html
後衛 応援 消費TP 対象範囲/効果 使用回数 属性 25 [味方前衛全体][悪魔 効果増加] 3 火 味方前衛生存者全体のパラメーターが特大アップする。自身の討伐デッキにセットしている悪魔カードが多いほど効果が上昇する。レベルが上がると効果が増加する このスキルを所持しているカード 異相公爵ダンタリオン
https://w.atwiki.jp/fadv/pages/415.html
悪魔の涙 悪魔の涙 (文春文庫 テ 11-1) 題名:悪魔の涙 原題:The Devil's Teardrop (1999) 作者:Jeffrey Deaver 訳者:土屋晃 発行:文春文庫 2000.9.1 初版 価格:\848 ディーヴァー作品はここのところどの作品も似たようなリズム、似たような味わいと、少しだけ金太郎飴化してきたかな? でもそんじょそこらの金太郎飴じゃなく、何度味わっても美味しいテイストであるだけに、このレベルでの品質がきちんと保証されているなら、ぼくとしては問題ない。いくらでも読みたい! できることならもっと楽しく深く驚愕を追求していただきたいところだけれど、こうした本を立て続けに書いてゆくというだけでももう十分に驚愕であるのかもしれない。 他のシリーズであるべきリンカーン・ライムと、こちらの新しいシリーズ主人公が電話で話をするシーンが作中にある。同じ作者の別シリーズを作中世界に持ってくるというのは実はよく使われる読者サービスである。かつてはロス・トーマスがよくやっており、最近ではR.B.パーカーなどがシリーズを増やしたことなどもあってトライをはじめている傾向にある。 ただの筆跡鑑定家を主人公に据えて、どこまで面白い本を書けるのかということが、この本の命題であるとも言えるが、事件が片付いたはずの犯人の死の後も、まだ100ページも後が残っているのには驚いた。これも『コフィン・ダンサー』との金太郎飴化の一端であるかもしれない。 実はこちらの作品が先に翻訳されたけれど、時系列で言えば『コフィン・ダンサー』の後に位置する作品。順番に読まなくても興は削がれないとは思うけれど、これからという方、物語内の時系列をできるだけ整えて順番に読むということに神経を注がれる方のために書いておきます。ぼくはけっこうその種のタイプなので。 (2001.03.18)
https://w.atwiki.jp/sikikagura_ss/pages/15.html
悪魔の囁き 草木も眠る丑三つ時、とある館から少し離れた森を少女は駆けていた。 「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ……、くっ」 常に周囲を気にして、木々の影に隠れる。その姿はまるで狩人に追われる獲物のようである。 「ウフフ……どうして逃げるの、シルフィア……?」 少女、シルフィアの後を追うのは髪の長い貴婦人。リゼッタ・カレードである。 声を聞き、更に遠くへ逃げようとするシルフィア。だが、リゼッタがナイフを投げ動きを封じる。 「っ……!」 太股に走る燃えるような痛み。ナイフは太股に根元まで突き刺さり、動かす度に傷口を抉る。 「このっ……がぁっ!」 シルフィアは両手で乱暴にナイフを引き抜く。傷口から血が止めどなく溢れるが、シルフィアに気にしている余裕は無い。 「シルフィア……貴女さっきから変よ? どうして私から逃げるの?ふふふっ……」 リゼッタは逃げるシルフィアを追いかけると言うより、弱い獲物を嬲るようにゆっくりと少しずつ距離を狭めていくだけだ。 (一体何が起こっているの……? どうしてお母様はあんな……) 事の発端を思い返そうとするも、シルフィアの頬にナイフが掠る。 「ウフフ……抵抗しないのなら、もうお遊びはここでオシマイね……」 一つの遊びに飽きた子供のように、リゼッタはそう告げる。 「どうして……どうしてあんな事をするの、お母様っ!? ついさっきまであんなに優しかったのに……どうしてっ!」 シルフィアは振り返り、思いの丈をぶつける。普段感情的にならない彼女を知る者はさぞ驚いただろう。 「どうして……ですって? フフフフフ……ハハハハ……アハハハハハハ!!」 リゼッタも、普段の落ち着いた雰囲気からは想像できない程の笑い声……否、狂笑を上げた。 「決まってるじゃないっ! 憎いからよっ! そう! 憎いのよっ! ただの町娘から歴史の短いとはいえ貴族へと嫁いだ事で、私は常に針の筵よっ! 分かる!? 元から貴族のシルフィアには分からないでしょうねっ! 親族は会う度に白い目で見られるっ! 更に子も産めない体っ! そんな私が毎日どんな気持ちで過ごしていたか……!」 堰を切ったように苦悩を吐き出すリゼッタの手に新たなナイフが握られていた。 「貴女には分からないでしょうっ!!」 「くっ……!」 一度に5本のナイフが放たれる。シルフィアは辛うじて避けるが、体の所々をナイフが掠めていく。 (これ以上の説得は無理か……? 何とかして無力化出来れば……) シルフィアは森の中を逃げ回るも、木の根に足を取られてしまう。 「っ! くっ、このっ!」 足が木の根に挟まり思うように抜けない。また、時間が時間と言う事もあり視界は悪い。 「何でこんな……!」 太股から抜き取ったナイフで木の根を切り取ろうとするが、少女の力で切れる程根は細くない。 「ぐぅっ……!」 更に、焦る気持ちからか手元が狂い自らの足を傷つけてしまう。 「アハハ……。シルフィアったらもう諦めたのかしらぁ? もう少し遊びたかったのだけどねぇ?」 すぐ近くからリゼッタの声がする。急いで抜けだそうと足を動かす。途端、足に走る激痛。どうやら木の根に足を取られた時に捻挫したようだった。 痛みを堪え、強引に足を抜いたシルフィアは這うように駆け出す。 「やるしか……無いのか……!?」 一歩進むたびに足に激痛が走り意識が飛びそうになる。だが、ここで意識を手放せばもう二度と戻ってこれない。そう理解しているからこそ、シルフィアは走り続けた。 (ククク……無様だなぁ、オイ?) シルフィアの頭に卑下た笑い声が聞こえる。 「五月蝿いわね。だからと言って、お母様に手を上げる訳にはいかないじゃない!」 (ゲハハハ! いいねぇいいねぇ! 命の危機ですら相手の事ってかぁ! 甘ったれんじゃねぇよクソアマがっ!) 「なっ」 (確かに頭はイイんだろーが、堅物にも程があるってんだよ! いいか? お前は今殺されようとしてんだよっ! そんな事ぐらいわかんだろぉ? あぁっ? だったら殺られる前に殺っちまえってんだよ!) 「お母様にそんな事は出来ないっ!」 (ヴァーカ! ありゃもうテメェの母親でも何でもねぇ! お前を殺す障害だってんだよ!) 「しょう……がい……」 (そうだ障害だ。ならわかんだろぉ? 障害は排除しねーとよぉ? ま、こんなボロボロになっちゃ逆転なんざ無理だろーがよ。ケケケッ!) シルフィアの体内に宿る悪魔が囁く。それは確かに今現在のシルフィアが生き残る唯一の方法でもあるからだ。 「違うっ! お母様を元に戻せば……戻せばまた、いつも通りの日々が……」 悪魔の囁きを受け入れそうになる心を必死に否定するシルフィア。自身に宿る悪魔との口論は平行線を辿り……。 「なっ、しまっ……!」 気が付くと崖の手前まで来てしまっていた。 「ウフフ……。鬼ごっこはもうお終いね?」 リゼッタが幽鬼のように森から出てくる。月光に照らされたその顔は仮面に覆われているのだが、シルフィアにはそれが見えない。 「くっ……。こうなったら……動けなくなる程度にして……」 (ばっか、そんなんじゃ意味ねーってよ! 殺っちまえよ一思いにサクっとよぉっ!) 悪魔の警告を無視し、シルフィアは腹をくくる。 「クスクス……やっと私と遊んでくれるのねぇ!」 「お母様……。私が、お母様を元に戻します……!」 言葉を交わし終えると同時に、リゼッタはナイフを、シルフィアは黒炎を放つ。 「くっ!」 ナイフはシルフィアの肩に突き刺さり、黒炎はリゼッタを包みこむ。 「ぬるいわぁ。こんなのじゃお風呂の方がもっと熱いわよぉ?」 黒炎に包まれながらもリゼッタはナイフを投げ続ける。 「はぁっ!」 シルフィアは手にしたナイフでそれを弾くも、捌き切れなかったナイフが体を突き刺す。 すかさずデモンフレイムを展開しようとするが、黒炎は一度収束し、次の瞬間霧散した。 「なっ!?」 (ギャハハハハ! ちゃんと最後まで集中しろってーの! 只でさえ出力低いってのによー!) 悪魔の笑い声が聞こえる。きっと体があれば腹を抱えて笑い転げていただろう。 「もう一度……!」 リゼッタのナイフをかわしつつ、詠唱を続けるシルフィア。黒炎は先程より小さいが、数は一つ増えていた。 「よしっ!」 二つの黒炎をリゼッタへ向けて放つ。 「このくらいなら丁度いい火加減ねぇ!」 十分避けることが可能だったそれを敢えて受けるリゼッタ。その表情は余裕の笑みがありありと浮かんでいた。 「くっ、舐めるなっ!」 シルフィアの眼の色が変わる。普段の青い瞳から血のような赤い瞳へと。 「もう、お母様は元に戻らないというのならっ! ならばせめて、私が終わらせるっ! これ以上、『悲劇の結末』を紡がない為にもっ!」 シルフィアの目の前に展開された魔法陣は今までの黒炎召喚とは段違いの大きさだった。 「クスクス……貴女如きにそれが出来て?」 リゼッタは尚も余裕を崩さない。それがリゼッタの誤りでもあった。 「数多の闇――其は咎の牙となり、煉獄に此の身を捧げ、その身を焼き尽くす儀式とならん」 リゼッタは数多のナイフを投擲する。それを致命傷となるだけ回避し、シルフィアは詠唱を続ける。 「劫火は凶弾となり、汝の普し愚考を燃やし尽くす。双魔を継ぐ者、シルフィアの名に於いて、この世に刃向かいし者を浄化せよ!」 詠唱を終えると同時に、目の前に展開されるは巨大な黒炎。それも今までの弱い出力ではなく、夜の闇より更に深い漆黒を湛えていた。。 「はぁぁぁぁぁっ!」 巨大な黒炎を叩きつけるようにリゼッタへ放つシルフィア。最早それは壁が迫ってくるような大きさで、リゼッタはどう動いても回避は不可能であった。 「ぐうぅっ……こ、こんなものっ!」 ギガントフレイムの直撃を受けても、リゼッタは立っていた。 「っあ……はぁ、中々やるじゃ……っ!?」 リゼッタがナイフを投擲しようと前を向くが、そこにシルフィアは居なかった。 「ど、がぁっ!?」 周囲を見渡そうとした瞬間、背後からの一撃を受けるリゼッタ。勿論、シルフィアだ。 「……今、楽にしてあげるわ……。お母様」 小さく呟いたそれは、果たしてリゼッタに聞こえたのだろうか。 ナイフはリゼッタの肋骨の隙間から心臓を突き刺していた。時間を掛けた大技。しかしそれは、シルフィアが背後に回り込む為の囮でもあった。 リゼッタはそのまま崩れ落ち、同時に仮面も砕け散った。最も、シルフィアに仮面を見ることは出来ないのだが。 「……お母様」 (ヒャーッヒャッヒャッヒャ! オイオイオイオイ! ついに殺っちまったかぁ!? アレほど殺らねぇ殺らねぇって言ってたのによぉ! キャハハハハ!) 悪魔が面白そうに笑う。だが、シルフィアはそれに反応する余裕は無い。 「お母様……お母様! お母様! お母様!!」 既に事切れた体を何度も何度も揺するシルフィア。背中から溢れる血は辺りを赤一面に染め上げる。 「お母様……! 目を開けて下さい! お母様ぁっ!」 既に冷たくなったリゼッタに何度も声を掛ける。 (おーい、聞こえてるー? もう死んじまってんだよー?) 見かねた悪魔が声をかける。 「ねぇっ! どうにか……どうにかならないのっ!? お母様が……お母様が死んじゃうよぉっ!」 半狂乱になり泣き叫ぶシルフィア。 (あー、んーっとだ、無い訳じゃねーんだがな?) 「なら早くっ! 何でもいいからお母様を助けてぇっ!」 (何でもいい、ねぇ。その女が生き返って、今まで通りの行動をしてりゃお前は満足か?) 悪魔は今までにない真剣な声音で尋ねる。 「それでもいいのっ! お母様が……お母様が戻ってくればそれでいいのっ! その為なら私の全てを捧げても……っ!」 (よーしオーケーオーケー。契約成立っと) 「えっ……?」 (俺はこの女を生き返らせる。お前は『お前の感情と想い全て』を失う。これでどーよ?) 「それくらい……それくらいで済むなら何でもいいっ! だから早くっ!」 直後、シルフィアは意識を失う。 「ん……?」 次にシルフィアが目を覚ましたのは自分の部屋。体中には包帯が巻かれており、体を動かすたびに関節が痛みを訴える。 「え……あれ……?」 ベッドを見ると、横で母、リゼッタは眠っていた。 「……え?」 体の傷はリゼッタとの死闘があったことを証明している。だが、そのリゼッタはシルフィアのベッドの横で寝息を立てていた。 「どういう……こと?」 「ん……んぅ……」 混乱するシルフィア。その声で起こしてしまったのか、リゼッタが起きる。 「あら、シルフィア起きたのね。具合はどう?」 リゼッタは何時ものように優しく語りかける。死闘の時の狂気がまるで嘘のように。 「え……? あれ? 私は……お母様と戦いを……?」 益々混乱するシルフィア。そこに聞き覚えのある声が聞こえた。 「んだよまだ理解してねーのか。感情と一緒に考えるアタマまで消えちまったかぁ?」 「……え?」 声はリゼッタから発せられている。 尚も混乱するシルフィアを尻目に悪魔は喋り続ける。 どうやら、悪魔はシルフィアの体内から出てリゼッタに宿った。そして、リゼッタのそれまでの記憶を元に『今まで通りのリゼッタ』を演じていると言う。 更に、シルフィアからは感情や想い、魔力も奪っていったそうだ。最も、悪魔を体内に吸収……デモニスタとなった時に増加した分だけだそうだが。元より魔力の少ないシルフィアの魔力は、干上がる寸前となっていた。 「とまぁ、こんな所か。おっと、それと俺様が居られるのは精々3カ月って所だ。この女、術士としての素質も何もねーのよ」 一時的な蘇生。それも、リゼッタという殻だけで中身は別物という紛い物。それでもシルフィアは喜びを感じる……筈だった。 「……」 嬉しいと頭では分かっていても、感情は何一つ沸かない。それを見た悪魔はニヤニヤと笑みを浮かべた。 「クックック……感情が無いってのはどんな気分よー?」 「……何も、感じ無い」 「そりゃオメー、ヒトとして大事なモンを無くしてっからなー。悪魔との契約ってのはこえーもんよ」 「……でも、これでお父様は悲しまずに済む」 「とことん優しいねぇ! ま、俺様が居なくなればすぐにバレるんだけどねーん」 悪魔はおどけた口調で言う。だが、結果的に悪魔の契約によりシルフィアの望みは叶えられた。 「……そういう貴方も優しいわね。こうして願いを叶えてくれたんだから」 期限付きとは言え、シルフィアは悪魔との契約に感謝する。 その後に起きる問題を先送りにしたまま。
https://w.atwiki.jp/drapro/pages/168.html
後衛 応援 消費TP 対象範囲/効果 使用回数 属性 10 [味方前衛1体][悪魔 効果増加] 5 闇 味方前衛生存者1体のパラメーターが小アップする。自身の討伐デッキにセットしている悪魔が多いほど効果が上昇する。レベルが上がると効果が増加する このスキルを所持しているカード 星占魔デカラビア 業火魔イブリース
https://w.atwiki.jp/dueloflegendwikidol/pages/437.html
No425悪魔の手引き CP50/単発の自分の墓地・手札対象自分の手札から選択した悪魔種族ユニットを本来のCPから3/10を減算したCPで召喚 解説・考察
https://w.atwiki.jp/puyoque-dictionary/pages/15.html
■悪魔シリーズ 2014年2月26日以降、順次実装されたシリーズ。 ギルドイベント『ロックラッシュ!』の報酬キャラクターとして登場した。 キャラクター 赤属性:ヘド 青属性:ストルナム 緑属性:コスタ 黄属性:バーテブラ 紫属性:ペルヴィス 記念日カレンダー 12/18 2020年 たかみのバーテブラ星7開放 12/18 2020年 きはくのペルヴィス星7開放 12/23 2020年 ブッシュドバーテブラ 収集「プワープ聖夜祭2020」 コメント
https://w.atwiki.jp/ronde/pages/292.html
ステータス ● 悪魔 ├ 飛天族 ├ 獣族 ├ 女神族 ├ 龍族 ├ 妖精族 ├ 鬼神族 ├ 邪霊族 ├ 異魔族 ├ 精霊族 └ 仲魔 ● その他 ● 悪魔一覧 上へ
https://w.atwiki.jp/dimensionzero/pages/1476.html
悪魔竜ガミギン(あくまりゅうがみぎん) 悪魔竜ガミギン ユニット-ドラゴン 使用コスト:黒2無3 移動コスト:黒1無1 パワー:5500 スマッシュ:1 クイック このカードがスクエアから墓地に置かれた時、このカードの下に闘気カードがあったならば、 あなたはバトルスペースのスクエアにある対象のユニットを1枚まで選び、持ち主の墓地に置く。 [黒1無1]《クイック》 あなたの山札の上から3枚のカードをゲームから取り除く。 このカードの下に闘気カードがなければ、あなたはゲームから取り除かれている自分のカードを1枚選び、 このカードの下に闘気カードとして裏向きに置く。 恐怖の無差別道連れユニット。 「地下闘技場」があると《バトル》タイミングで闘気をセットでき、道連れを狙いやすくなる。 相手にする場合はバウンス等が効果的。 収録セット セカンド・センチュリー エキスパンション 神竜の闘気?(029/100 コモン) 関連リンク 悪魔竜 闘気 悪魔竜アバドーン 参考外部リンク