約 1,934,980 件
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/1455.html
【TOP】【←prev】【FAMILY COMPUTER】【next→】 悪魔の招待状 タイトル 悪魔の招待状 機種 ファミリーコンピュータ 型番 KSC-UV ジャンル アドベンチャー 発売元 ケムコ 発売日 1989-9-29 価格 6200円(税別) 駿河屋で購入 ファミコン
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/1703.html
悪魔の招待状 part61-159 159 :悪魔の招待状:2012/06/01(金) 09 14 51.81 ID xWGgecnR0 ――うっ、頭が痛い……。 ――僕は痛みの中で目覚めた。意識を失っていたようだ。 主人公はちょっと気弱な少年。 目を覚ますと、そこは不気味な洋館の前だった。そして、一緒にいたはずの姉の姿はながった。 少年は姉を探すために、洋館の中を探索することにした。 門をくぐると、玄関の前に郵便受けがある。 郵便受けには封筒が入っていて、中にはペンダントと招待状が入っている。 その招待状はこの館の召使いが書いたものだった。 この館には、とある魔法使いとその弟子のドラカンが住んでいた。 ドラカンは禁断の黒魔術に手を出してしまい、そのせいで怪物が出没するようになってしまったので、助けてほしいとのことだ。 また、ペンダントには魔除けの力があるという。 玄関から中に入った少年は、数々の魔法の品々、そして魔法の呪文を駆使して幽霊やらスケルトンやらを退けつつ、先に進む。 封筒に入っていたペンダントにはゾンビを消滅させる力が隠されていた。 この館の主人である魔法使いは、ドラカンを氷の中に封じることに成功したが、返り討ちにあって異次元に飛ばされてしまったらしい。 魔法使いの言うとおり、地下の氷の中にドラカンがいたが、怪物が悪さをして氷が溶けてしまった。 少年はドラカンが目を覚ます前に、ドラカンの体を引きずって深い穴の中に落とし、事なきを得た。 そしてついに、少年は隠し部屋に捕まっていた姉を見つけた。だが、彼女はぐったりして目を覚まさない。 すると、姉の体から悪魔が出てきて、少年に語りかける。 この悪魔はドラカンの子分で、ドラカンは姉を使って自分の封印を解かせようと思って誘拐したらしい。 少年は途中で手に入れた十字架を掲げる。すると悪魔は消えた。 ――たとえこの先、どんな試練が行く手をさえぎっても、きっと僕は負けないだろう。 ――だって、僕には最高のお姉ちゃんがついているんだから!! おしまい。
https://w.atwiki.jp/sukipedia/pages/30.html
出典 無用百科事典『数寄ペディア(Sukipedia)』 悪魔の招待状 ジャンル アドベンチャーゲーム 対応機種 Macintosh[Mac] ファミリーコンピュータ[FC] Microsoft Windows[Windows] 開発元 ICOM Simulations 発売元 コトブキシステム 発売日 [Mac]1986年 [FC]1989年9月29日 [Windows]1993年 人数 1人 『悪魔の招待状』(あくまのしょうたいじょう、原題:Uninvited)は、1986年にアメリカのICOM Simulations社がMacintosh用ソフトとして発表したアドベンチャーゲーム。 日本では1989年9月29日にコトブキシステムが『ディジャブ』、『シャドウゲイト』に次ぐケムコ・アドベンチャーシリーズ第3弾としてファミリーコンピュータ版を発売した。 作品解説 ドライブの途中、不気味な洋館の前で突然の事故に遭ったプレイヤーが意識を取り戻すと、自動車に同乗していた姉の姿が見えない。プレイヤーは消えた姉を探して、誘い込まれるように洋館へ入っていく。洋館を捜索するうち、かつてそこに白魔術師が住んでいたこと、その弟子のドラカンが黒魔術の虜となり、館を化物の巣窟にしてしまったことが明らかになる。 プレイヤーが館の中を移動しながら、館の秘密を解き明かしていくことでゲームが進行する。具体的には、プレイヤーが要所要所で必要なアイテムまたは呪文を使うなど適切な行動をとることで、物語が進展する。どこでどのような行動をとるべきかについては、ヒントが各部屋に残されたメモなどに記されており、「しらべる」というコマンドを選択することで、それらを読むことができるようになっている。なお、アイテムを「つかう」ためには、事前にそのアイテムを「とる」というコマンドを実行しなければならない。 「いどう」以外のコマンド(「しらべる」「あける」「つかう」「すてる」「とる」「しめる」「たたく」「はなす」)は動作の対象を指定しなければならず、対象にプレイヤー自身(「セルフ」)を選ぶこともできる。刃物や毒物といったアイテムを「セルフ」に対して「つかう」と、プレイヤーが死に、ゲームオーバーとなるが、このような自殺行為が自由に行えることから、一部のゲームファンの間で根強い人気を得ている。
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/215.html
悪魔の招待状 part61-159 159 :悪魔の招待状:2012/06/01(金) 09 14 51.81 ID xWGgecnR0 ――うっ、頭が痛い……。 ――僕は痛みの中で目覚めた。意識を失っていたようだ。 主人公はちょっと気弱な少年。 目を覚ますと、そこは不気味な洋館の前だった。そして、一緒にいたはずの姉の姿はながった。 少年は姉を探すために、洋館の中を探索することにした。 門をくぐると、玄関の前に郵便受けがある。 郵便受けには封筒が入っていて、中にはペンダントと招待状が入っている。 その招待状はこの館の召使いが書いたものだった。 この館には、とある魔法使いとその弟子のドラカンが住んでいた。 ドラカンは禁断の黒魔術に手を出してしまい、そのせいで怪物が出没するようになってしまったので、助けてほしいとのことだ。 また、ペンダントには魔除けの力があるという。 玄関から中に入った少年は、数々の魔法の品々、そして魔法の呪文を駆使して幽霊やらスケルトンやらを退けつつ、先に進む。 封筒に入っていたペンダントにはゾンビを消滅させる力が隠されていた。 この館の主人である魔法使いは、ドラカンを氷の中に封じることに成功したが、返り討ちにあって異次元に飛ばされてしまったらしい。 魔法使いの言うとおり、地下の氷の中にドラカンがいたが、怪物が悪さをして氷が溶けてしまった。 少年はドラカンが目を覚ます前に、ドラカンの体を引きずって深い穴の中に落とし、事なきを得た。 そしてついに、少年は隠し部屋に捕まっていた姉を見つけた。だが、彼女はぐったりして目を覚まさない。 すると、姉の体から悪魔が出てきて、少年に語りかける。 この悪魔はドラカンの子分で、ドラカンは姉を使って自分の封印を解かせようと思って誘拐したらしい。 少年は途中で手に入れた十字架を掲げる。すると悪魔は消えた。 ――たとえこの先、どんな試練が行く手をさえぎっても、きっと僕は負けないだろう。 ――だって、僕には最高のお姉ちゃんがついているんだから!! おしまい。
https://w.atwiki.jp/nico-game/pages/295.html
■悪魔の招待状 悪魔の招待状 ころすけ(=^ェ^=)の挑戦 【作品の傾向】ふつうにプレイ 【状況】単発(07/04/26) 【全動画数】1 【マイリスト】なし。 【備考】「ころすけ(=^ェ^=)の挑戦」タグで他のゲームも見られる。 このゲーム情報を編集 このページの一番上へ タグ:ADV FC あ このページを編集
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/5219.html
今日 - 合計 - 悪魔の招待状の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 15時53分53秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/famicomall/pages/35.html
前のゲーム | 次のゲーム クリア条件:EDを見る 開始時間:2007/02/08(木) 19 49 11.71 終了時間:2007/02/08(木) 21 42 05.01 ケムコ三部作第一弾 ADV この後、ディジャブ、シャドウゲイトと続く死にゲー;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン 三部作の中で一番短い クリアするだけなら30分位かも ちなみにディジャブ→シャドウゲイト→悪魔の招待状の順 そしてやるのは逆からw おねえちゃんを助けるため主人公が頑張ります 途中で幽霊にちょっかい出して死んだり 呪われたものとって移動してたらルビーの髑髏の誘惑に負けたり 犬が大嫌いだったり 途中で明らかにおねえちゃんのこと忘れてたり ドラカン倒してやっと思い出したり 助けたと思ったらおねえちゃん一人で勝手に脱出して 化け物と二人きりにされたりとまあ色々あって ご褒美↓ このご褒美で主人公はすこし大人になったそうです エンディングおねえちゃん写真集↓
https://w.atwiki.jp/tasdouga/pages/2934.html
タイトル(コピペ用) 悪魔の招待状 ジャンル その他 このページを編集 海外タイトル Uninvited 発売日 1989/09/29 動画を追加 シリーズ TASVideosForum 現行最速 -表示 海外版 ここを編集 記録 08 09.78 追記回数 4646 Player Randil TASVideosページ http //tasvideos.org/2008S.html TASVideosStatus published 転載元 分割リンク マイリスト 備考 Movieファイル 解説 その他 -表示 過去最速 +表示
https://w.atwiki.jp/goronka/pages/1997.html
【作品名】悪魔の招待状 【ジャンル】ゲーム 【先鋒】主人公 【次鋒】骸骨女 【中堅】鷹 【副将】猫 【大将】巨大蜘蛛 【備考】シャドウゲイトに代表されるケムコ三部作三作目のアドベンチャー シャドウゲイトほどではないがかなり死ぬ。 主人公は幼い言動をするが、両刃の斧を普通に使用したり、反抗期だと自称しているあたり、 14歳程度の少年と推測。 ラスボスとか魔術師とかテンプレにすると弱いので割愛。 【名前】主人公 【属性】主人公の少年 【大きさ】少年並み 【攻撃力】少年並み 長い柄のついた両刃の斧装備。 主人公が言うには「絶対刃こぼれしそうに無い斧だ。ダイヤモンドでも割ってしまいそうだ。」 人間を一撃で殺せるだけの切れ味はあるが、なぜか主人公が全力でガラス瓶を叩き割ると粉々に壊れる。 異常にガラスが硬かったのかは不明。 【防御力】 少年並み。 アーモンド臭のする毒薬を一口飲んでも耐えるが、二回目で死ぬ。 【素早さ】 少年並み 【特殊能力】 白魔法が使用可能だが、条件が合わないと使えないのが多いので省略 以下アイテム。 ペンダント:魔除けのペンダント 目の前のゾンビに使用することで光を発し、消滅させる。 次鋒に使用しようとすると、使用する前に殺されるので使用するとどうなるかは不明。 ノーゴースト:小ビンに入っている謎の液体。 使用すると次鋒を消滅させた。 【長所】一般人だけど邪悪な魔物や魔術師を倒す 【短所】そのかわりかなり死ぬ。シスコン。 【戦法】斧でがんばれ。 【名前】骸骨女 【属性】日傘をさしてドレスを着ている骸骨 【大きさ】成人女性相応はあると思われる。 【攻撃力】人間の肉を容易にむしりとるくらい怪力の骸骨 先鋒が容姿にびびったからとはいえ、先鋒が斧を持って攻撃しようとしても返り討ちにできる。 【防御力】骸骨ゆえに人間よりはやわらかいと思われる。 【素早さ】普通に近づいて肉をむしりとったりしているので、女性程度には動けると思われる。 【長所】人間の肉を軽くむしる怪力 【短所】メンヘラっぽい骸骨 【名前】鷹 【属性】野生の鷹 【大きさ】野生の鷹並み 【攻撃力】先鋒を容易に食い殺す鷹 副将を丸呑みできる蛇も余裕で捕らえて食べる。 【防御力】【素早さ】 野生の鷹並み 【長所】人間を余裕で殺す鷹 【短所】猫に負ける 【名前】猫 【属性】野生の猫 【大きさ】猫並み 【攻撃力】先鋒を容易に殺す猫。 中堅の鷹も余裕で食い殺す 【防御力】野生の猫並 【素早さ】鷹すらも余裕で捕らえて食い殺す野生の猫 【長所】強い猫 【短所】蛇に丸呑みにされる。 【名前】巨大蜘蛛 【属性】デカイ蜘蛛 【大きさ】先鋒よりデカイ蜘蛛 【攻撃力】大きさ相応の蜘蛛並み 糸を吐いて5・6mは離れてる先鋒を捕らえて身動きできないようにして 殺したりできる。 【防御力】大きさ相応の蜘蛛並み 【素早さ】大きさ相応の蜘蛛並み 【長所】デカイ蜘蛛 【短所】反抗期の主人公に逆らった結果がこれだよ! 参戦 vol.97 289-290
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/93.html
悪魔の招待状 【あくまのしょうたいじょう】 ジャンル アドベンチャー 対応機種 ファミリーコンピュータ メディア 2Mbit+64kRAMROMカートリッジ 発売・開発元 ケムコ(コトブキシステム) 原語版開発元 ICOM Simulations 発売日 1989年9月29日 定価 6,200円 判定 バカゲー ポイント 恐怖の即死バカゲー異様なテンションの主人公トラウマ級のホラー演出 ケムコアドベンチャーシリーズ ディジャブ/シャドウゲイト/悪魔の招待状 概要 ストーリー 特徴 バカゲー要素 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 ケムコローカライズADVシリーズ最終作。前2作品と同様、海外のMacintosh向けに開発されたアドベンチャーゲームシリーズ「MacVentureシリーズ」の一作である『Uninvited』(*1)のFC移植作。 ファンタジーRPG風の世界観だった前作『シャドウゲイト』から打って変わり、現代を舞台にしたホラー仕立ての世界観で進行する。 ストーリー 気を失っていた主人公が車中で目覚めるところから物語は始まる。主人公は姉と共にドライブをしていたが、何者かが突然視界を横切り、事故を起こしてしまったようだ。姉の姿はない。車を出ると、目の前には大きな洋館があった。あねはこのなかにいるのだろうか?誘い込まれるようにして中に入った主人公は、姉の姿を求めて館をさ迷う。しかしそこは異形の怪物が徘徊する悪魔の館だった……。 特徴 基本的なシステムや画面レイアウトは1作目『ディジャブ 悪夢は本当にやって来た』、2作目『シャドウゲイト』とほぼ同じ、マップ探索型のADV。 ストーリーの導入部分の通り全体の雰囲気はホラー寄りであり、魔物や亡霊と戦う展開になる。 洋館の外には、唐突にウィザードリィの迷宮を彷彿とさせる迷路(実は墓地?)がある。ゾンビの群れとの固定エンカウント地点が存在するため、本格的にマッピング作業が必要であったりする。 移植に当たり救助対象が弟から姉に変わっている。 バカゲー要素 前作『シャドウゲイト』と同様、主人公がムダに個性派。 口調が幼く、姉を「お姉ちゃん」と呼んで慕っている。自分の事を少年とも言っている。しかし冒頭の車のシーンでは主人公の目の前にハンドルがあるが、まさか運転していたのだろうか(*2)。 説明書のストーリーでは、一人称は「私」で、姉を「姉さん」と呼んでいるのだが。 元のパソコン版では同行していた相手が歳の離れた弟で、主人公は(多分)成人男性である。前2作と異なり、主人公の人物像や背景設定が特に語られない(≒物語上重要ではない)ので、思い切った改変が行われたのかも知れない。それならそれで運転席に座らせたままというのはどうかと思うが。 テンションが妙。 館に入ってひとりでに扉が閉まるシーンで「そりゃないぜ!!」 客室のカーテンを見て「へやと おなじ いろあいの カーテンだ。オッシャレ!!」 セルフを調べれば「ぼくだ。こんなところに ひとりぼっちでいる ぼくは せかいいち ふこうな しょうねんだ。」 迷路を探索中に「ああっ!! いきどまりだ。いいかげんに しろよなーっ!!」 「きみも すこし やすんだら?」「このあいだに トイレでも いったら?」など、ゲーム外のプレイヤーの存在を意識したメタ発言を自然に吐く。 プレイヤーの指示に逆らって「へっ へっ へっ!! ぼくは いま はんこうきの まっただなかなんだ。わるいケド キミの いうことにばかり つきあってもいられないんだよ」などと言う事も。 実はこれがひそかに即死トラップに対する警告/ヒントを兼ねており、無視して同じ指示をし続けると本当にゲームオーバーになる。「キミのせいで ぼくは しぬんだ。まあ せいぜい もう1かい やりなおしてくれよ」とゲームオーバー直前にプレイヤーへ恨み言を言う場面もある(*3)。 本シリーズはゲームオーバーになってもすぐ復活できるのだが、その際のセリフは妙なテンションとメタ発言の両方が最大限発揮されている。「なーんちゃって・・・。こんなことで へこたれる ぼくじゃないヨ!! コンティニューで もう1ど チャレンジしょう!!」 ここの「チャレンジしょう」はゲーム中の表記ママである(「よ」が小さい(*4))。 ちなみにゲームオーバー画面に登場する血塗られたドクロ(*5)は化け物どもの世界の使者らしく、呪われたアイテムの誘惑に負けるエンドだと本当に主人公の目の前に登場してくる。 全体的にギャグ要素が強めで面白いセリフが多い。あちこち調べると色々コメントしてくれる。 「(人形について)にんぎょうだ。 あっ たんにんの せんせいに にているぞ!!」 「(浴室について)すげえっ!!だいりせきの よくそうだ!!」、「げえっ!!だいりせきの せんめんだいだ。ごうかだな。」 「(突然現れた後ろ姿の女性について)いまどき はやらない ながい ドレスをきた おんなのひとだ。よっぽどあしのかたちに じしんが ないんだな。」 「(テーブルについて)ふるい テーブルだ。 あんな ちいさなドアから よく こんなおおきなものが はいったな。」 「(教会の十字架について)ふるぼけた きぼりの じゅうじかだ。こんなものを たいせつに まつっておくなんて しんぷさんは よっぽど ケチなひとだったんだな。」 (ゾンビについて)「こいつらは ゾンビの しゅうだんだ。ゾンビいがいの なにものでもない。あきらかに ゾンビだ。だれが なんといっても ゾンビだーっ!!」 主人公以外にも、ホラーらしからぬコミカルな見た目と口調のポヨポヨ、ストレートに攻略アイテムを要求するブルーデーモンなど、化け物達はその外見に似合わず妙に個性的な連中が多い。どれも会話だけならまだ無害なので、ぜひとも話を聞いてみると良い。 ゾンビは言葉を話すばかりか、「おいでよ!! こっちへ おいで!! わしら ゾンビには しけんも がっこうもない。うらやましかろう。おまえも きょうから なかまになるんじゃ!!」と主人公を誘ってくる。 ゲームオーバー時に出てくるドクロも出現イベントでは「ねえさんは きっと しんでるさ!!」「かんしん かんしん」など、その悍ましい見た目に反してどこか口調が軽い。 ホラー作品らしからぬ変なアイテムや呪文が多い。以下は一例。 「ノーゴースト」 幽霊を退治する薬。館の幽霊に悩まされていたある人物が使っていたものと思われるが、便利な品があるものだ。ビンにフタがついているので、使う前にはきちんと開けよう。 「クモとりスプレー」 「クモ」 クモとりスプレーはクモを弱らせる溶剤が入ったスプレー。クモ専用。捕まえたクモはおばけを驚かすのに使う。 このおばけの人は敵の放った毒グモによって命を落とし、化けて出てしまったという過去がある。クモで死んだ人の霊をクモで追っ払うとはひどい話である。当のおばけも話を聞かない奴だが。(*6) 「オフロデブクブク」 屁をこく呪文。ルートの都合上かならず習得する事になるが、クリアには必要ない。どころか、 演出を見る以外に使い道がない 。 ちなみに、本作の呪文はすべて8文字構成で統一されている。ゲーム序盤で4つの呪文を覚えるのだが、他の3種は「アナデオネムネム」「マケマケシッポポ」「イトマキマキマキ」である。イトマキはミノタウロス以来の伝統的な迷宮脱出方法だからまだいいとしても、他の呪文は…。 妙な死にざまも健在 前二作同様に主人公は妙な行動ですぐに死んでしまう。もちろん死に際の妙なセリフも健在。 ゲーム開始直後、車の中でいろいろ調べているとガソリンタンクに引火して車が炎上し死亡。 斧などの刃物系アイテムをセルフに使うとふざけている内に手が滑って死亡。 お風呂の水で部屋を溢れさせて天井にあく穴に上った後、もう一度穴に戻ると入水して死亡。 正体不明のアーモンドの香りがするおいしい薬を2回飲むと死亡。…シリーズ恒例(?)の服毒自殺だが、薬の正体を考えると色々と危ない。 なお、黒い方の薬は飲むと1発で死亡してしまう。 今作の場合、死亡する選択肢を選ぶと即座に専用のピンチの時に流れるBGMに切り替わる。そのせいで何度も死にまくっていると、そのBGMが普通に使われるシーンでも身構えてしまうようになる。(*7) 評価点 前作『シャドウゲイト』同様、個性的なテキスト。 『様々なコマンドを調べて返ってくるテキストの反応を楽しむ』という、当時の海外製テキストADVの作風が引き継がれており、妙に味わいのあるテキストや主人公の個性などに面白みがある。 キレのあるローカライズも健在。どうやって死ぬかを試しながらいろいろなアクションを試すのが楽しい。 ギャグ要素が強いがホラー部分にも決して手を抜いてはいない。 上述のギャグ風のテキストの数々が笑える一方で、グラフィックやBGMや一部のテキストにガチでおどろおどろしかったり生々しかったりするものが多い。 化け物に襲われる際は化け物の顔のアップが映し出される演出が多く、その顔がコミカルさのかけらもないおぞましい物ばかりなのでかなり怖い。 こうして殺害された後に「なーんちゃって(ry」なので色々と微妙な気持ちにしてくれる。 BGMも全体的にホラーテイストで、前二作と比較してもおどろおどろしく気味の悪い曲が多い。 今作では敵を前にした時など死が迫っている時には緊張感を煽るBGMが流れる(*8)。この曲が流れるシーン全てにゲームオーバーがある訳ではないが、逆に言えばゲームオーバーの危険性のあるシーンでは必ずと言っていいほど流れるため、法則性(=ここで死ぬ可能性がある)が分かるとこの曲を聴くだけで背筋に冷たいものが走るようになる。 一方、女幽霊やチビオニ出現時のような明るい曲も存在する。尤も、前者はそれで油断すると何倍もの恐怖を味わう羽目になるが。 フラグ立ての難しさや大量のダミーアイテム、すぐ即死などの特徴もこれまでと変わっていないが、謎解きのヒントは比較的多めに配置されている。 過去二作品と同様に重要なアイテムは捨てられないので、片っ端から要らないアイテムを捨ててしまえばかなり選択肢を絞れる。 唐突に殺されるポイントはあるが、たいていの場合は直前に何らかの警告が入るので理不尽な死は減っている。落ち着いて考えながらプレイすれば死亡回数は前二作に比べるとぐっと少なくなる。 一見、ふざけているような死亡テキストだが何故ゲームオーバーになったのかのヒントが含まれていることもある。 完全なハマりポイントが存在しない。 当時のこういったADVでは、必要なアイテムがない、時間制限を過ぎている、といった状態でセーブするとどうやってもクリア出来ないセーブデータが出来てしまったりしたが、本作ではその心配はない。試行錯誤しながら確実に進められるので、初心者にも優しく遊びやすい作り。 持っているといずれ死んでしまうトラップアイテムも存在するが対処が可能になっている。 たいまつは存在しないので、『シャドウゲイト』のように火や本数を気にする必要は無く、ゆっくりと探索ができる。 賛否両論点 前編を彩るギャグ要素とのギャップあるホラー演出 前述したようにホラー部分の演出にも手抜かりは無いのだが、はっきり言うとギャグ要素の数々を以てしてもぶち壊すどころか緩和することすらできなかったほどのレベルである。 先述の通り、化け物のグラフィックはとにかくリアルで恐ろしげ(*9)であり、ゲームオーバー時のテキストも「肉を引き千切られる」「全身の皮を剥がされる」など生々しく痛々しいものばかり。 ゲームオーバー時に毎回表示される血塗られたドクロも、前作の死神が可愛く見えるほどリアルで恐ろしい。その後の「なーんちゃって(ry」とのギャップが緩衝材となっているが、それでも慣れないうちは怖い。トラップアイテムを持っていると、一定回数行動する度にこのドクロが語り掛けてくるのだが、何の予兆も無くいきなり現れるので非常に心臓に悪い。 BGMも恐怖感を掻き立てるホラーチックなものが多く、ギャグ要素が多いからと言って侮ると(精神的に)痛い目に遭う可能性が高い。 子供がプレイしようものならトラウマものであり、とてもギャグ部分を楽しむ余裕はないであろう。本作がバカゲーで済んでいるのは、ギャグ部分が辛うじて目立ってくれたからに過ぎないのだ。 また、ギャグ要素でホラー要素を和らげるといえば聞こえはいいが、上述の通りギャグとホラーのギャップが激しいため、「ホラー要素を含んだコメディADV」なのか「コメディ要素を含んだホラーADV」なのか、どっちつかずな感も否めない。 やや死にパターンが足りない 本作も十分に変なゲームではあるのだが、やはり前作の火かき棒を何の疑いもなく左胸に突いて自害するしんのゆうしゃが偉大すぎたせいで若干、物足りなさを覚える部分がある。 また、しんのゆうしゃの場合は「シュールで間抜けな死にざまを生真面目かつ詩的な語り口で述べる」というギャップがバカバカしさを際立たせていたのに対し、本作の主人公はそもそもの性格や口調がひねくれているため、変な死に方のインパクトがやや薄れている。普段のセリフもしんのゆうしゃと比較するとウケ狙いが過度な印象も否めない。 死ぬ前に警告が入る事が増えたので難易度は下がったが、妙な辞世の句を吐きながら理不尽に死にまくっていた前作と比べると死にゲーとしての魅力を少し損なってしまったように見える。 問題点 前二作からコマンド選択時のカーソル移動の癖が改善されていない。 死亡時もその場復活できる親切設計ではあるが、場所によってはかなり戻される事も。 ラスボスとその前の敵に負けた場合、前のマップまで戻されてしまう。どちらも「いどう」では簡単に移動できず、長い演出やイベントを経ないと再戦できないのでやり直しが面倒である。 『シャドウゲイト』で存在した「ヒントボタン」自体は削除された。ちっとも役に立っていなかったが… 総評 パッケージの雰囲気からごく普通にホラーアドベンチャーを期待した人はさぞかし困惑した事だろうが、前作と同じくいろいろな場所を探索したりアイテムを手に入れたりして、主人公の愉快なリアクションを楽しむゲームである。過去作の小ネタなどから、作り手の旺盛な遊び心も窺える。 インターフェースの面倒くささや謎解きの難しさはシリーズゆずり。また、相変わらず多彩なバリエーションで何度も何度も主人公は死ぬ。それももはや様式の1つであり、プレイヤーの入力に対する反応が豊富という意味ではむしろ良点ともとれる。 ただ、それなりにバカゲー要素は強いのだが、怖いシーンの曲・テキスト・グラフィックなどは笑って済ませられるほど軽くはない。 まじめに分類しようとすると扱いに困るゲームである。 余談 随所に前作や前々作の要素を含んだファンサービス的な演出がある。 ゾンビ迷路にはいくつか墓石があるのだが、その中にディジャブの主人公「エース・ハーディング」やシャドウゲイトのラスボス「ワーロック」の墓が存在する。 シリーズもので主人公や敵の墓が出てくるというのはよくあるパロディ・シチュエーションだが、しんのゆうしゃに倒されたワーロックはともかく、ディジャブのエースもゲームオーバーになると「永遠に土の下に眠るハメになってしまう」のでややブラックジョーク気味。 ちなみに墓石を叩くとその墓の持ち主がゾンビとして蘇るのだが、彼等も例外ではない。しかも話しかけるとちゃんと自己紹介してくれる。 館内のゲームルームにある蓄音機を「つかう」とシャドウゲイトのメインテーマが流れ出す。 ラスボス「デーモン」に負けると配下(ゾンビやブルーデーモンなど本編に登場した怪物)をけしかけられるのだが、その中に1体だけ作中には登場していない怪物・死神がいる。デーモンの配下だったのか…。 一方、NES(海外仕様FC)でも本作が発売されたが、テキストはこの日本版を逆翻訳している他、酒やアフリカ顔飾りのグラフィック、十字架や磔、五芒星の宗教絡み、首狩りや目玉飛び出しのグロ表現が修正されている。