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2008/11/29 『悠久の翼エクサロード』改訂版第9話まで更新 29日、小夏正彦氏のシナリオ『悠久の翼エクサロード』が改訂版第9話まで更新される。 前回の改訂版第7話は11月21日に公開。 【小夏正彦氏】【シナリオ】【オリジナル】【巨大】【完結】 【文責 プラチナ木魚】
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スター・ファイア・ソサエティ After 冥王による滅理帝国? 同時発売 朧月魔術学院?・星方テンプル騎士団 Co. Ltd.? 商品詳細 2015年10月01日(金) 発売 スターターデッキ 1000円(税別) 構築済みデッキ(カード50枚・一部ランダム封入) スターターデッキ限定メイガスカード1枚 プレイシート クイックスタートシート ※メイガスカードにはアプリで使えるシリアルコード有 攻撃特化・ユニット強化で圧倒! 概要 2015年10月01日発売。 記念すべき銀鍵のアルカディアトライブ最初のスターターデッキとなる。 朧月魔術学院?・星方テンプル騎士団 Co. Ltd.?が同時発売。 当初は2015年09月10日発売予定であったが、アプリケーションの問題で発売延期となった。 →公式ホームページ/発売日変更のお知らせ 収録カードリスト 赤 ユニット コスト1《幼生竜》? 《《舞う野伏》カルロ・ナグ》? コスト2《星炎の巫女》? 《《女密偵》ヤール・ファール》? 《チク・タク・フェアリー》? コスト3《スチーム・キャノン》? 《オーク突撃隊》? コスト4《星炎の断罪火球》? 《《紅涙の魔女》キザイア》 《星炎の混沌竜》? コスト5《赤の戦闘飛空艇》? 《スワンプ・トロール》? スペル 《《ゾスの火界呪》》? 《《滅却恒星陣》》? 《《吹雪の檻》》? 《《湧き上がる大地》》? 無色 コスト1《サグザクルス碑文》? コスト2《ゾスの星形多面体》? コスト3《《ありえざる神像》ユイグラアス》? 関連項目 朧月魔術学院? 星方テンプル騎士団 Co. Ltd.?
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ほぼ赤の系統 ゲーム発売時に放送していたアニメの主人公のキースピリットが持つ系統であり、九弾から収録されたカードもこの系統関係のものが多い 赤: BS06-009 雲刃竜ソードラグーン(翼竜) BS07-001 レイニードル BS07-004 怒石竜ドラゴロック BS07-005 天槍の勇者アーク(勇傑) R BS07-X25 龍星皇メテオヴルム(勇傑) X BS08-007 火砕竜プロメテオーズ U BS08-008 黒皇龍ダークヴルム(竜人) R BS09-X35 超神星龍ジークヴルム・ノヴァ(勇傑) X SD01-006 晴天竜ウィンドレイク(翼竜) U SD01-008 雷皇龍ジークヴルム(古竜) M P023 雷鳴竜リンド・グローム(翼竜) EX-004 煌星龍ジークヴルム・アルター(古竜) 紫: EX-005 蝕星龍ジークヴルム・ヴェガ(無魔) 青: EX-006 輝星龍ジークヴルム・デネブ(異合) 系統サポートカード: BS07-055 流星群の夜空 BS07-069 リボーンフレイム BS08-008 黒皇龍ダークヴルム R BS09-006 蛇竜キング・ゴルゴー BS09-056 星創られし場所 BS09-067 ビッグバンエナジー U P023 雷鳴竜リンド・グローム
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スピリット 黄19枚 ミザールx3 ダークチュンポポx3 天剣の勇者リュートx2 天使デュナミスx3 神獣ハクタクx2 大天使ミカファールx3 堕天使ミカファールx2 大天使ヴァリエルx1 ネクサス 黄3枚 夢中漂う桃源郷x3 マジック 紫2枚 イビルオーラx2 緑2枚 ソーンプリズンx2 白2枚 サイレントウォールx2 黄11枚 ウィングブーツx2 グリームホープx2 タイムリープx2 マジックブックx3 シャイニングマジックx2 青1枚 マジックハンマーx1 以上40枚 解説 第三章でのヤスヒコ(ショップバトル、禁止・制限ルール無視)のデッキ。ランクAA。 デッキの多くがマジックで固められたミカファールターボ。 通常のミカファールターボのコンボ以外にも堕天使ミカファールにグリームホープを使い、トラッシュにあるマジックを手札に戻すことで手札を増やし、マジックブックを使うことでデッキを掘る事ができる。 対策 とにかく大天使ミカファールと大天使ヴァリエルを揃えさせないこと。 一度回り出すと止まらないので、デッキ破壊するか速攻で倒すのが望ましい。 ただ、速攻で倒すためには天剣の勇者リュートが邪魔なので対策を考えておく必要がある。
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メタリオ・ハンター 鉄 コモン 3 4000+ メタリオ ■スロースターター(このクリーチャーは2ターンの間召喚酔いする) ■アクセル(このクリーチャーにクロスギアがクロスされているとき、このクリーチャーは次のAS能力を得る AS:クロスギアがクロスされたクリーチャーはパワーが+1000される (F)メタリオの結束は鋼より堅い。 作者:ODA 評価
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前ページ次ページ悠久幻想曲ネタ <宴の夜に 前編> 「……何もなし、か」 くしゃっ、とレジェンドの手の中でメモが握り潰される。 エンフィールドの北、雷鳴山の森の中。そこがダークダガーから渡されたメモに記されていた座標だった。 正確には何もなかったわけではない。明らかに獣ではない足跡や焚火の跡など、しばらくの間何者かがここにいたことを証明するものはわずかにだが残っていた。 だがそこまで。それらのものから何かが分かるわけでもなかった。 そこにいた者が何物なのか、そしてどこへ行ったのか。そういった肝心なことは何も…… 「ちっ」 苛立たしさが舌打ちとなって現れる。ある程度の覚悟はしていたつもりだった。だがここまで何の収穫もないということが屈辱だった。 シンたちを裏切り、ダークダガーに協力をしてまで手に入れたものがこの結果か。 (――落ち着け) 一度大きく深呼吸をする。苛立ちがゆっくりと潮が引くように薄れていった。 今さら後悔をしても仕方ない。今はこの状況から少しでも何か得られるものを探すべきだと自身に言い聞かせる。 「……焚火、か」 発見したときから気になってはいたものだった。 これが自身の追う者が用意したものであることは疑いようがない。ダークダガーの情報ではしばらくここを拠点としていたらしい。ならば不自然ではないのだが、それでも疑念は拭えなかった。 「ん……?」 焚火の近くにある足跡をじっと観察する。 大きい。まず『奴』のものではないことは確かだった。 「これは……人間の?」 足跡だけではほとんど何も分からないが、少なくとも人型の生物のものであることに間違いはない。 つまり、『奴』はここで人間――もしくは亜人――と会っていた、あるいは今も共に行動している可能性があるということになる。 雷鳴山の周りには凶暴なモンスターがかなりの数生息している。こんなところで会うということは余程腕の立つ者か、相当な訳有りということになる。 ここから推察できる可能性は二点。 ひとつは『奴』とこの人物はそれなりに友好的な関係であるということ。そうでなければ共に焚火を囲むようなことはしないはずである。協力者であると考えていいだろう。 そしてもうひとつ、行方をくらましている『奴』は、 「……今、この人物に匿われているかもしれない、というわけか」 夕闇に染まりかける森の中で、レジェンドは謎の人物の足跡を冷たい目で見つめていた。 エンフィールド北側の街外れにはひとつの屋敷がある。 古びた東洋風の佇まいとやや荒れた周囲の様子に気味悪がってか、街の住人は滅多にここに近づくことはない。 誰が住んでいたかは知らないが、空き家となったせいで一層不気味さを増したせいで幽霊が出るとまで言われているほどだ。 ――まぁ、実際には二人の獣人と最近になって増えた二『体』が勝手に住みついているわけなのだが。 「テーレッテー、πを取り戻せ! あれ、なんか違ったか。はて?」 酒瓶を大量に抱え込んだストライクフリーダムが首を傾げる。うろ覚えに口ずさんでいた歌に引っかかりを覚えたらしいが、それに指摘をする者もツッコミを入れる者もその場にはいなかった。 その代わりとでも言うように、そこにメイド服に身を包んだネコミミの少女がやってきた。 「ふみぃ? ちいおねーちゃんどうしたのー?」 「おやメロディ。いやね、乳は揉み捨てるものじゃないってことさ。おーけー?」 「ふみゃあ! ぜんぜんわかりませーん」 「ははは、こやつめ」 尻尾を振りながら笑顔を浮かべる少女の頭にていっと軽くチョップをする。 痛みもないとはいえ、叩かれても嫌な顔ひとつ見せずニコニコと笑っているメロディの背後から、屋敷の今の主が現れた。 「メロディ~? そっちはどう……あらまあ、なかなかいいカンジになってるじゃな~い」 ふさふさの尻尾と狐耳を揺らしながら、獣人の女性――橘由羅は満足げに部屋を見渡す。 いつもは空の酒瓶が床の畳が隠れそうなほど転がっている居間ではあるが、珍しく綺麗に片づけられていた。 中央に置かれたちゃぶ台にはストライクフリーダムが持ってきた酒瓶が置かれているが、そのどれもが未開封のままだった。酒豪二人が住まうこの屋敷に貯えられていたものにしては相当レアなものである。 それもそのはず、特別な日以外には絶対に開けないという暗黙の了解が二人の間にあったからだった。 「結構時間はかかったけどねえ。で、そっちは?」 「う~ん、ちょっと手間取ってるみたいね~。やっぱりまだ慣れてないみたいで」 「あちゃー……ま、いつものことといえばそうなんだけどねー」 「メロディがおてつだいするー?」 「いや、いいや。もう助っ人は呼んでるし。今日はメロディも楽しむ側でな」 「はーい!」 メロディがそう答えたときを見計らったかのように、屋敷の扉がノックされる。由羅の「開けていいわよ~」 という許可の後、ゆっくりと扉が開かれた。 「頼まれたもの持ってきたぞ」 「「ゆっくりしていってね!!」」 「しない。すぐ帰る」 何やら酷くむかつく顔になった由羅とストライクフリーダムに即答しつつ、シンは両手で抱えていたケースを部屋に置く。並べられた酒瓶がその衝撃で音を奏でた。 「むう、つれないなあ少年」 「相変わらず可愛げってものがないわね~」 「うるさい。お前ら二人が揃うとロクなことにならないってのはもう分かりきってるからな」 ぶーぶーと口々に文句を垂れるストライクフリーダムと由羅にシンはピシャリと言い放つ。 ストライクフリーダムに関わってしまったばかりに牢屋に閉じ込められたこともあるのだからこの拒絶も当然だろう。 「じゃあ追加の依頼だ! 今日の宴のために私らに料理を振る舞ってくれい!」 「人の話聞いてたかっていうか余計に面倒なことになってるだろ!?」 「あ、材料はちゃんとこっちで用意してるから」 「だから人の話を聞け!」 絶対にノゥの姿勢を微塵も変えないシンに溜息を漏らしつつ、ストライクフリーダムはふよふよとシンの目の前まで近付いた。 「どうしてもダメ?」 「駄目だ」 「――引き受けてくれなかったら明日から毎日のよーに朝から晩まで店の前で罵声と卑語を巧みに織り交ぜつ つシンについてあることないこと喚きまくっちゃうぞ? みさくら語に翻訳して」 ――コイツ、なんて恐ろしいことを……!? シンは絶句した。やると言ったらやるという「スゴ味」を湛えたストライクフリーダムの目が一番恐ろしかった。 「ふみゃあ? 「みさくらご」ってなーに?」 「それはねメロディ……」 「よい子は知っちゃいけません!」 メロデイに耳打ちしようとする由羅を強引に引っぺがす。 いろんな意味で危険な臭いが漂ってきた流れに顔を両手で覆いたくなる気分になったシンだが、やがて観念したように首を縦に振った。 「……わかった、やる」 「あ~~~聞こえんなあ?」 耳が悪いと判断したシンは返事の代わりにその頭を叩き落とすことにした。 「ぐ、おお、お……ちょっとしたお茶目に対してなんたる仕打ちを」 「やかましい。そんな世紀末獄長風味なお茶目があるか」 呻くストライクフリーダムを見下ろしながら、引き受けたのを若干後悔していた。もはや後の祭りだが。 「あれ? そういやデス子っちは?」 「ここに来るって聞いただけで部屋に閉じ籠ったよ。絶対にお前には会いたくないってさ」 「馬鹿な!? それでは私はいったい誰のおっπを揉めと!?」 「揉むな。で、俺一人で全員分のを作れって? できなくはないけど時間かかるぞ」 「それについては大丈夫よ~。あの子もいるから」 あの子? と聞こうとしたところで台所から一人の少女が顔を覗かせた。 「おい、助っ人とやらはまだ来ないのか? これでは時間、が……」 「あ」 シンはその姿を見て思わず声をあげる。 ――フリーダム。 かつて自分を殺そうとしたMS。 そんな相手を前にシンが警戒すらしなかったのは、その格好に目を奪われたからだった。 ――メイド。 そうとしか形容する言葉が見つからない。 肩のアーマーを覆うフリル、身体の動きを阻害することなく装備されたスカートやエプロン。頭には当然と言わんばかりにこれまたフリルの付いたカチューシャが乗っていた。 MSの名残のある部分の干渉することなく飾り立てられた衣装は、服と言うよりもパーツに近かった。 だがそれだけで全体の雰囲気が柔らかくなり、剣呑さも薄れむしろ可愛さを主張させている。シンが呆けたように見つめてしまうのも無理もない話だった。 「シン・アスカ……」 それも、 「殺す!」 相手の殺気がなかった場合に限る話だったが。 「うおおっ!?」 反射的に上体を仰け反らせる。首のあった場所にビームの刃が通過したのを目の当たりにして今さらのようにシンの背筋に怖気が走った。 「ちょ、ちょっと待て!」 「誰が待つものか。ここで会ったが運の尽きだ、今すぐこの場で殺ひゅ!?」 逃げ腰のシンにサーベルを振り上げ襲いかかろうとするフリーダムだったが、背後に忍び寄ったストライクフリーダムに口の中に指を突っ込まれ横に広げられたことでその行為を中断させられた。 「にゃ、にゃにをしゅる!?」 「はいはい落ち着けー。今日はそういうのは禁止だぞ、とあんだけ言ったろーに」 ぱっと手を放し、すぐさまフリーダムの足を引っ掛けて転倒させる。一連の鮮やかな流れにシンは思わず感心してしまった。 「くっ……だが相手がこいつなら話は別だ! 私は私のことを優先させてもらう!」 「あーそうかいそうかい。だけど悪いね、その自由は認めさせられんよ」 そう言いながら、ストライクフリーダムは懐からスイッチのようなものを取り出した。 「ってことで、実力行使させてもらうよ」 スッと少女の目から温かみが消え、一切の躊躇もなくスイッチが押し込まれた。 ――直後、 「ひぅっ!?」 ビクンと身体を震わせ、フリーダムが床に落下する。 小刻みに震えながら身体を抱えるようにうずくまるその姿にシンは反射的に駆け寄っていた。 「お、おい!? 大丈夫……」 「ち、近づくな……ひぁっ!? あぁっ!」 頬を上気させ、目尻に涙を浮かべながらも伸ばされた手を払おうとするも再びフリーダムは身体を震わせる。 何が起こったのかさっぱり理解できないシンの背後でストライクフリーダムが黒い笑みを浮かべていた。 「クックックッ、ずいぶんとしおらしくなったじゃあないかマァイシスター」 「き、さま……私の身体に何を……!?」 「すべてはそのメイド服にあり!」 ビシリとフリーダムが身に纏った服を指差し、誇らしげにストライクフリーダムは語り始める。 「入念な検査の結果発覚したマイシスターの全身12個所に存在するウィークポイント――もちろん性的な 意味で――! そこにジャストフィットするようにメイド服にバイb、もとい低周波発生装置を仕込んだのだ!」 「な、何!?」 「そしてこのスイッチで振動の強弱や起動箇所を指定できるのだ! 嗚呼! 我ながらなんという素晴らしい ものを作ったのだろうか! ククク、フハハハハ、フゥーハハハハハハハハァ!!」 ――悪魔だ、悪魔が目の前にいる。 シンは冷めた目でストライクフリーダムを見つめるしかなかった。 だが次の瞬間、高笑いするストライクフリーダムの隙を付いてフリーダムがスイッチを奪い取った。 「ぬぉっ!? しまった!」 奪い返す暇もなく、スイッチはフリーダムの手に握り潰され破壊された。恐ろしい握力だった。 「はぁ、はぁ……これで貴様の思い通りにはなるまい。さぁ、今度こそ覚悟しろシン・アスきゃうっ!?」 再び殺意の籠った視線を向けてきたフリーダムがこれまた再び身体を震わせた。 「ば、馬鹿な……なぜ?」 「あー、しまったしまった。すっかり言うの忘れてたよ、スイッチはひとつじゃないって」 「く、そ……!」 震える手でスイッチを掴もうとするフリーダムから距離を取り、さらに凶悪な笑みを浮かべながらストライクフリーダムはスイッチを操作する。 「さぁ、さっきは4箇所しか起動してなかったが今度はどこを責めようか? ほれほれ~これ以上痴態を晒した くなかったら「シン・アスカには手を出しません」と言うがいい。言わないとじわじわと振動強くしちゃうぞ~?」 「く、あぁっ!? やめ……ああああああっ!!」 息を荒げながら床をのた打ち回るフリーダムの姿に、シンはわずかに顔を赤くしながら目を逸らした。 「おや? 少年の目には毒だったかねーやっぱ」 「……お前、やっぱり悪魔だな」 「多分褒められた!」 「褒めてない」 呆れながらシンはメロディと由羅に視線を移す。あれだけ騒いだというのにいつも通りの二人だった。 「ねぇおねーちゃん、なんでフリーダムちゃんはたおれちゃったのー?」 「それはねメロディ、女の身体にはいろんな秘密があって……」 「よい子は聞いちゃいけません!」 訂正、余計な知識を吹き込もうとする駄目獣人がいた。 ――数分後、蚊の鳴くような声でフリーダムは降参した。 「……貴様を許したわけではないからな」 「分かってるよ。それより、その、大丈夫か?」 「何がだ?」 「えっと、身体の調子、とか……いろいろと」 「っ、貴様が気にすることか!」 「あー、うん。なんかごめん」 屋敷の台所にて、シンはフリーダムの隣で仕込みをしていた。 ちなみに飲兵衛どもとメロディはすでにどんちゃん騒ぎを始めている。先の騒ぎで鎮静化したとはいえ、火を投げ込めば爆発しそうなほどの空気に満ちた台所との温度差にシンは軽く目眩を覚えた。 「にしてもいきなり「それでは早速おでんを所望する!」とかどんな無茶振りだよあいつ……」 「文句を言う前に手を動かせ」 「はいはい……っと、貯蔵庫はどこだ?」 「床下だ。そこに扉がある」 「えーっと、これか。よっと……おい、なんだこの量は」 貯蔵庫の中を覗き込むと、野菜と燻製された肉、そして桶に入れられた魚が大量に保管されてあった。 「知らん。ストライクフリーダムが勝手に集めてきているとは聞いたが」 「それにしたってこの量は……って鯛!? こんなのまであるのかよ!?」 「貰ってきたと言っていたが」 「どこからだよ!? ここ周りは山と湖しかないぞ!?」 「いいからさっさと必要なものだけを取れ」 「……はい」 素人目に見てもかなり質の良いことが分かる鯛に下手に手を出すのも気が引けたので、適当に大根を取り水でよく洗う。ふと隣を見ると、フリーダムが拙くはあるが丁寧に大根を切っていた。 「包丁使えるんだな」 「ここ拉致されてから無理矢理覚えさせられただけだ……なんだその顔は」 「いや、別に」 眉をしかめながらも真剣に料理をするフリーダムに見えないように小さく笑いながら、シンは大根の皮を剥き始める。 ――しかし、おでんって結構時間かかるんだよなぁ。だしは用意したけど煮込まないといけないし。その間に絶対あいつら文句言うだろうしな……川魚が結構あったし、適当に塩焼きにでもするか。量は足りないだろうか ら他にもいくつか……魚は結構あったし刺身ならすぐできるか。 仕事で培った知識を元にざっと予定を立てながら、シンはするすると解くように大根をかつらむきにして適当な大きさに切り分ける。 串を刺し、だしの中に放り込んだところで、じっとフリーダムが見つめていることに気が付いた。 「どうした?」 「知らん!」 フリーダムは顔を背けると大根を切る作業に戻った。どうやら少し手間取っているらしい。 ――なんなんだいったい。 その態度に首を傾げつつ、シンは卵と竹輪、スジ肉を取り出し仕込みを続けた。 ひとつ仕込みを終わらせる度にフリーダムが睨んでくる理由には最後まで気付くことはなかった。 前ページ次ページ悠久幻想曲ネタ
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ライドシューター 種類:Sビークル カテゴリ:ワイルドビースト 必要パワー:0 追加条件:なし 特徴:メカ/車両 テキスト: ※このカードはデッキに好きな枚数入れてもよい。 【突入】自軍ラッシュフェイズ中、このビークルを捨札にしてもよい。そうしたとき、次にラッシュする特徴「ミラーライダー」を持つユニットの必要パワーの数字は3少なくなり、コマンドをホールドせずにラッシュできる(この効果は重複しない)。 ・このテキストは公式HPで読み替えが推奨されています。修正後は以下。 ※このカードはデッキに好きな枚数入れてもよい。 【突入】自軍ラッシュフェイズ中、このビークルを捨札にしてもよい。そうしたとき、次にラッシュする特徴「ミラーライダー」を持つユニットカードの必要パワーの数字は3少なくなり、コマンドをホールドせずにラッシュできる(この効果は重複しない)。 フレーバーテキスト それぞれに、けして譲れぬ願いを胸に携えて、戦士たちは悲しき戦場へと突入していく。 イラストレーター:七六 レアリティ:ノーマル 作品:仮面ライダー龍騎 収録:ザ・マスクドライダーEXP vol.1 自販:パック:スターター 再録1:ザ・マスクドライダーEXP vol.4 スターター 再録2:クロスギャザー ザ・ドラゴンタイガー スターター(ドラゴンストライク) Q A Q1 自軍ラッシュフェイズ中、「RK-043 ライドシューター」を捨札にして【突入】 の効果を発動しました。その直後、「XG5-066 仮面ライダーベルデ」の 【コピーベント】 を発動した場合、 【コピーベント】 の効果でラッシュする特徴「ミラーライダー」を持つユニットカードは、【突入】の効果で必要パワーの数字が3少なくなりますか?(2011/3/11修 正) A1 はい、そのとおりです。必要パワーの数字は3少なくなります。 Q2 「XG7-054 オーズドライバー」を手札から使用してから、「RK-043 ライドシューター」の【突入】の効果を発動しました。このとき、次に手札からラッシュする特徴「ミラーライダー」を持つユニットカードの必要パワーの数字は6少なくなりますか? A2 はい、そのとおりです。 Q3 「RK-043 ライドシューター」のテキストには「自軍ラッシュフェイズ中、このビークルを捨札にしてもよい。そうしたとき、次にラッシュする〜」とありますが、この 「次にラッシュする」というのは、『「RK-043 ライドシューター」をラッシュしたのと同じターン」ということでしょうか? それとも『「RK-043 ライドシューター」をラッシュした次のターンのラッシュフェイズ』ということでしょうか? A3 「RK-043 ライドシューター」のカードテキストは、以下のように読み替えてください。『自軍ラッシュフェイズ中、このビークルを捨札にしてもよい。そうしたとき、このターン、次にラッシュする特徴「ミラーライダー」を持つユニットカードの 必要パワーの数字は3少なくなり、コマンドをホールドせずにラッシュできる(この効果は重複しない)。』このテキストに従い、「RK-043 ライドシューター」の効果の対象は、『「RK-043 ライドシューター」を捨札にしたそのターン中に、最初にラッシュする特徴「ミラーライダー」を持つユニットカード』であると解釈してください。 Q4 敵 軍バトルエリアに「RK-035 ダークウィング」がある状態で、「RK-043 ライドシューター」を捨札にして、必要パワーが3足りていない特徴「ミラーライダー」を持つユニットをラッシュしようとしました。このとき、ラッシュしよ うとしたユニットは、ユニットを対象にした「RK-035 ダークウィング」の効果で特徴を失うため、「RK-043 ライドシューター」の対象として適切でなかったことになりますが、この場合はどうなりますか? A4 「RK-043 ライドシューター」のカードテキストは、以下のように読み替えてください。『自軍ラッシュフェイズ中、このビークルを捨札にしてもよい。そうしたとき、このターン、次にラッシュする特徴「ミラーライダー」を持つユニットカードの 必要パワーの数字は3少なくなり、コマンドをホールドせずにラッシュできる(この効果は重複しない)。』こ のテキストに従い、「RK-043 ライドシューター」の効果の対象は「ユニットカード」になりますので、敵軍バトルエリアに「RK-035 ダークウィング」があっても、自分は必要パワーが3足りない特徴「ミラーライダー」を持つユニットカードを、「RK-043 ライドシューター」の効果でラッシュできることになります。 Q5 「RK-043 ライドシューター」の効果は、ユニットにライドされている状態でも捨札にして発動することは可能ですか? 可能なら場合、ライドしていたユニットはどうなりますか? A5 「RK-043 ライドシューター」の効果は、ユニットにライドされている状態でも捨札にして発動することが可能です。また、その場合にライドしていたユニットは、その場にそのまま残ります。ただし、そのユニットがRC効果を持っていたとしても、その効果は発動しません。 Q6 自軍コマンドゾーンにWBを持つカードが1枚あるとき、自軍ラッ シュフェイズ中に「RK-043 ライドシューター」を捨札にして【突入】の効果を使い、コマンドをホールドせずに特徴「ミラーライダー」を持つマルチカテゴリの「XG-080 仮面ライダーアビス」をラッシュすることができますか? A6 いいえ、できません。「RK-043 ライドシューター」の【突入】の効果は、「このビークルを捨札にしてもよい。そうしたとき、次にラッシュする特徴「ミラーライダー」を持つユニットの必要 パワーの数字を3少なくなり、コマンドをホールドせずにラッシュできる」ですので、それ以外は通常のラッシュと同じです。WBとDAのマルチカテゴリを持 つ「XG-080 仮面ライダーアビス」をラッシュするには、自軍コマンドゾーンにWBとDAを持ったカードがなければいけません。また、自軍コマンドゾーンにWBとDAを 持ったカードがあれば、【突入】の効果を使って「XG-080 仮面ライダーアビス」をラッシュすることができます。 Q7 自軍ラッシュフェイズ中、「RK-043 ライドシューター」を捨札にして【突入】 の効果を発動しました。そのラッシュフェイズには何もラッシュせず、自軍バトルフェイズに、 「XG5-066 仮面ライダーベルデ」の 【コピーベント】 を発動した場合、 【コピーベント】 の効果でラッシュする特徴「ミラーライダー」を持つユニットカードは、【突入】の効果で必要パワーの数字が3少なくなりますか? A7 はい、そのとおりです。必要パワーの数字は3少なくなります。 カード評価 ミラーライダーのラッシュを補助するビークル。ミラーライダーにはRC持ちが少ないため、ビークルでありながらライド目的で使われることは少ない。 ミラーライダー中心のデッキで、仮面ライダー龍騎サバイブやそれ以外のRC持ちを使う際にはライドするビークルとして使われる。 ミラーライダーの多くはこのカードの効果によって必要パワーを軽減されることを前提としてデザインされいる。このカードやトリックベントを見てわかるように、必要パワーを無視してのラッシュはミラーライダーの大きな特徴になっている。 コマンドをホールドせずにラッシュできるが、トリックベントなどとは違い、ラッシュ条件がある場合はそれを満たさなければならない。「自身の効果でラッシュする」のではなく「他のラッシュを補助する」効果であると考えると分かりやすいだろう。そのため、このカードの効果でコマンドのカテゴリを無視して仮面ライダーアビスをラッシュすることは出来ない。 ライド時の効果が無い珍しいビークル。 関連カード 特徴「ミラーライダー」を持つカード 特徴「メカ」関連 特徴「車両」関連 コメント ライド時の効果がないビーグルが他にも出たので修正 -- 名無しさん (2009-10-17 13 58 37) ビー”ク”ル、な。 -- 名無しさん (2009-10-17 13 59 33) もう珍しくもないから、削除でいいのでは?それと評価4つ目、トリックベントも追加条件は必要 -- 評価4つ目、トリックベントも追加条件は無視できないんだが? (2011-04-06 06 04 29) 評価で言ってるのは追加条件じゃなくて、ラッシュする際に満たさなければいけない条件のことだね。評価にあるアビスの色とか、普通ないけどパワーが不足してるとかで本来ラッシュ出来ない状況を無視できるものじゃ無いと。でも今のままじゃ分かり難いから書き直した方がいいかもね。 -- 名無しさん (2011-04-06 06 25 54) 『コマンドをホールドせずにラッシュできる』とありますが、クロスカードの追加条件である、『コマンドを追加でホールドする』にかんsぢ -- 名無しさん (2011-05-04 01 49 46) 関しては、どうなんでしょうか? -- 名無しさん (2011-05-04 01 50 23) 個人的には曲解しすぎだと思うが、そんなの解釈次第でどちらとも取れるからな。こんなのは公式に聞かないとわからんだろ。 -- 名無しさん (2011-05-04 03 54 07) クロスのは追加条件だから無視できない。この効果は正規ラッシュの補助で、パワー軽減とカード使用のためのコマンド一枚を節約できるだけ。 -- 名無しさん (2011-05-04 17 27 06) 名前 コメント
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前ページ次ページ悠久幻想曲ネタ 「……なぁブラスト、いい加減に機嫌直せよ」 「そうだよ、さっきからずっと元気ないし」 自警団にダークダガーを引き渡し、インパルスはさくら亭に戻っていた。 人が増えてくる夕刻まで休んでいていいと言われたのだが、ブラストはその間ずっと黙り込んだままだった。 「……すまない。冷静さを欠いていたようだ」 「ま、いくらなんでもレジェンドが怪しいってのはな」 「そうだね……やっぱりレジェンドさんが言ってたみたいに考え過ぎてたんじゃないかな」 ……他人どころか、自身一部とも言うべき二人もレジェンドの方を信じているようだった。 無論ブラストとて最初から今のように疑っていたわけではない。 彼女なりにすべてを疑ってかかった末の結論であった。 今となっては自信の欠片もなくなってしまったが 「もう一度、あの襲撃者のことを考えてみるか。レジェンドのことばかりに気をかけていたのは確かだ」 「お、ちょっとはいつもの調子に戻ったか?」 「あぁ。心配かけてすまない」 「よせよせ、お前が沈んでるとこっちの調子が狂うってだけだ」 「あはは……でもブラストちゃんが落ち込んでたのも分かるなあ。 元マスターが捕まった日のことは私もあんまり言われたくないし」 フォースの言葉で、ブラストはその日のことを思い出していた。 あの日はさくら亭でいつものように仕事をしていた。 客が多く、その対応に追われていたためにあの騒ぎを知ったのはかなり後のことだった。 現場に辿り着いたときにはすでにシンは取り押さえられ、ストライクフリーダムも観念した様子で両手を上げていた。 事情を聞こうと連行されるストライクフリーダムに近づいたとき、「悪かったな」とだけ言われた。 呆気に取られている間に連れて行かれたのでそのときは何も聞けず途方に暮れていた。 あのときは、なぜもっと早く動かなかったのかと後悔した。 翌日シンたちが釈放されるまで気が気ではなかったほどだ。 このときのことを言われては、レジェンドを責めることも…… 「――まて」 「あん? どうしたんだよ突然」 記憶を呼び起こし、あの日のことを細部に至るまで思い出す。 そして、浮かんで当然の疑問に今さら辿り着いた。 「レジェンドはなぜあの日のことを知っていた?」 「なぜ、って……」 「あの日、私たちは間に合わなかった。 騒ぎを知って、慌てて駆け付けたがすでに終わっていた。なぜそのことを知っていたのだ? 事件そのものだけではなく我々のことをだ」 「そりゃあいつもあそこにいて……アタシらと同じくらいのときに来たからじゃないか?」 「だが私たちはレジェンドの姿を見ていない。我々と同じタイミングで来たのなら、なぜ接触してこなかった? 我々はしばらくあの場にいたというのに」 「あ……」 ようやく二人もその違和感に気付いたようだった。 レジェンドがいつあの場に来たかは定かではないが、自分たちに気付いていて一声もかけず去ったのはおかしい。 協力体制を取っているはずなのだからなおさらである。 だというのに、姿すら現わすことはなかった。 ――消えかけていた疑念の火が、今度は三人の胸に宿っていた。 「……ふーん、そんなことがあったんだねー」 「お、俺たちはなんとかそこから逃げ出してなんとかここまで来れたってーわけだべさ」 徳利を傾けて中身をぐい飲みへと注ぎながら、ストライクフリーダムは今しがた聞いた話をまとめる。 ……2週間ほど前の話だ。 いつもと変わらぬ日々を送っていたオーガーの集落が突如何者かに襲われた。 辺り一面に光の雨が降り注ぎ、その場にいたオーガーはすべてその光に撃ち抜かれ絶命した。 たまたま狩りへ出向いていたこの二匹は集落の惨劇を目の当たりにして動揺しながらも息を潜めて様子を窺っていたが、やがて巣にしていた洞穴から小柄の少女が出てきたのを確認してその場から逃げ出した、というわけだった。 「で、その洞穴から出てきたやつってのはどんな奴だったんだ?」 「あ、あんまよく見えなかったけんど、あ……姐御に似ていたような」 「他には?」 「えっと、なんか背中からいっぱい何か生やしてて……あと服? は灰色だったような」 「……ふーん」 ぐっと酒を飲み干す。 どうやら思っていた以上に芳しくない事実が含まれているらしい。 (シンが知ったら……どうするかねぇ) ぼんやりとそんなことを考えていると、オーガー――弟分の方だろうおそらく――がおずおずと手を上げた。 「あ、あんのー、ちょっと聞きたいことがあるんだけんども」 「んー?」 「えっと、あそこにいる娘っ子はほっといていいんだか?」 指差す方を見やると、よろよろとデスティニーが起き上がる姿が見えた。 「あー、いいのいいの。手を貸す気はないし。ってか貸したところで突っぱねられるだけだろうし」 「そもそもおめたち……あ、いやお二人はいったいどういう関係なんで?」 「どういう、ねぇ。そうだなぁ」 呟きながらストライクフリーダムは口を右手で覆う。 何か考えているのか、と思ったが二匹のオーガーはあることに気付いた。 添えられているだけかと思われていた右手だったが、よく見れば何かを抑えているように力が入っている。 まるで、顔の形を崩さないようにしているかのような。 「ま、一言で言うならだ」 そう言ってストライクフリーダムは振り返る。手のひらに隠されていたその顔を見たオーガーたちは、見なければよかったと後悔した。 「――食う側と、食われる側の関係かな」 おぞましいほど喜悦に歪んだ笑顔を浮かべたストライクフリーダムは、そう言ってデスティニーの方へと視線を移した。 ……ベッドに寝そべったまま天井を見つめる。 その行為自体には何の意味もないが、物思いにふけるときは決まって何かを見上げているような気がする。 そんなことを何となく思いながら、シンはレジェンドのことを考えていた。 (ブラストの言ってたこと……確かに証拠は何もないけど、だからって勘違いでは済ませられないよな) あの場はレジェンドが強制的に話を切ったが、思い返してみればどちらの主張も何の確認も取ってはいない。 一方が疑いをかけ、もう一方がそれを自ら否定しただけだ。 だからといってどう確かめるのかは現状では何も思い浮かばないのだが。 (そういえば、S・Fのやつもレジェンドには気をつけろって言ってたっけ) 今さらあの忠告を思い出す。そのときはまだ疑う要素がなかったから深く考えないようにしていたが、今にして思えばその頃から――少なくともストライクフリーダムがこちらへ忠告してくる程度には――怪しい動きがあったのかもしれない。 あるいはもっと詳しく何かを知っている可能性もある。 (けど……) 初めてレジェンドと会ったときのことを思い出す。 あのとき見た彼女の姿と、フリーダムを襲ったドラグーンを操っていた相手が結び付かなかった。 レジェンドは、自身を含めたこの世界に現れたMSたちを哀れんでいた。 そしてあのとき襲ってきた相手は明らかにフリーダムを弄ぶことを愉しんでいた。 だから、あのときの相手は少なくともレジェンドではないと考えた。 (……結局、俺も根拠のないことでしか信じられないんだな) 自嘲気味に笑う。だが自分がもっとも納得できる答えがそれだった。 今は、それが間違いでないことを信じるしかない。 「ますたー、わぁ……わたしがぁおまもりするですぅ……くー」 デスティニーの寝言に苦笑する。 何をしてきたか知らないが、あれだけボロボロになって帰ってきたくせに目だけはいつもより輝いていた。 (まったく……心強い奴だな) ふと、デスティニーはレジェンドのことをどう考えるのか気になった。 だが答えはすぐに出た。 疑おうとすらしないだろう、と。 (なら、俺もそうするか) ――いつかまた会えたなら、いつもと変わらず接しよう。 ――他愛のない話でもして、「またいつか」と別れよう。 シンは目を瞑る。 ゆっくりと遠ざかる意識の中、レジェンドの姿を見たような気がした。 遠く離れた友達にとてもよく似た雰囲気を持つ、少女の姿を。 ……図書館の騒動から3日という時間が流れた夜。 街外れの森の中に少女はいた。 大木に背を預け、腕を組んで目を伏せている。 眼鏡が月明かりを反射し無機質な輝きを放っていた。 まるで彫像のように微動だにしなかったが、不意にスッと目が開かれる。 「――来たか」 吐息のように囁いた直後、風が吹いたわけでもないのに遠くの木の枝が揺れた。 「よっ! はっ! とりゃー!」 黒い影が次々と枝の上に飛び移る。 やがて眼鏡の少女の近くの枝が一際大きな揺れを見せ、目の前に降ってきた。 「ぶへぇ!?」 べちゃっ! という音と共に、顔面から着地して。 しばらくゴロゴロとのたうち回っていたが、しばらくしてようやく影が起き上がった。 「お、お待たせしました」 「いや、一応定刻通りだ」 月の傾きを確認して、少女――レジェンドは視線を影へと降ろす。 「だが、もう少し静かに動いた方がいいのではないか? 他人事ながら目に余る」 「いやだなぁ、忍者はハデに目立ってなんぼですよ」 パンパンと汚れを払い、影――ダークダガーが少しずれたバイザーを直した。 「……それでは本末転倒だろう」 「いやはや、さすがに檻の中に閉じこめられっぱなしだと身体が鈍ってキッツイですわ。 リハビリがてらちぃーっとばかし運動ってこってす」 「それで、目的は果たせたのか」 「えぇ、バッチリ手に入れましたよコレ」 ダークダガーが背負っていたものを掲げる。 ――分厚い本が二冊。どちらもかなり年代が経ったものであるということが見てとれた。 「いやー、想定内のこととはいえちょっと苦労しましたねぇ。お手を煩わせてすいません」 「礼などいらん。私には私の目的があっただけだ」 「いやいや、それでも感謝しますよ。 何せおかげで本の入手とシン・アスカたちの私への疑いを分散させることがきましたので」 ――ダークダガーの目的は二つあった。 ひとつはとある本を入手すること。 旧王立図書館の閉架書庫にあることはわかっていたが、あまりにも本が多すぎたこと、さらに重要な書物は書庫内の別区画に厳重に保管されていることが侵入した際に判明した。 故に、ダークダガーは適当な本を取り逃げ出した。その際、別区画の扉の鍵をしっかりと確認していた。 おかげで今夜侵入したときは早い段階で二つ目の扉までクリアできた。 もっとも本の多さだけはどうすることもできず、探すのに時間がかかってしまいプラマイゼロとなったが。 そしてもうひとつ、シン・アスカと接触し可能な限り親しくなるということ。 今回はその段階まで辿り着いていないが、必要な足場を作る程度には至った。 連合製MSということもあり、シンたちの心証は決して良くないであろうというのは容易に想像できた。 腹に一物抱えたまま接触すればただ警戒されるだけなのは火を見るより明らかだった。 だからこそ、あえて一騒動起こしたのだ。 ただし奪うのは本当に狙っていたものではなく、さらに動機もどうしようもないものということにして。 そして、レジェンドに絶妙のタイミングで助太刀させた。 疑わなければそれでもよし、疑えば自然とダークダガーだけを警戒するわけにもいかず注意を分散させることができる。 現に、こうして目当ての本を盗み出すことができた。念には念とレジェンドを街に行かせたこともあり、図書館には特別警戒されているということはなかった。 「……ふん。いいから早く例のものをよこせ」 「あいさー。ところでこのあたりのマッピングはしてますかね?」 「既に把握している。エンフィールドから周囲3km圏内は自分で確かめた」 「ならおっけーです。はいこれ」 ごそごそと腰のポケット――クナイが入っているサイドアーマー――から一枚の紙切れを取り出し、レジェンドへと差し出した。 二つ折りにされたそれを開くと、数字の羅列が書かれていた。 「座標、か」 「私が知ってる一番新しい情報なんで、そこにいるとは限らないっすよ? 新しいご主人様に仕えて結構時間が経ってるんで」 「それでも構わんとこの話を持ちかけられた時に行ったはずだ」 それだけ言ってレジェンドは背を向けて歩き出す。その背中に、ダークダガーは声をかける。 「つかぬことをお聞きしますが、仮にそこにあの人がいたとしてどうするつもりで?」 レジェンドの足が止まった。 「……ずいぶんと踏み込んだ質問をするのだな」 「いやー、やっぱり気になるじゃないですか。何せ仲間を裏切ってまで情報を欲しがってたわけで。 それくらい聞いてみてもいいかなーと」 軽い口調で挑発するようなことを聞いてくる。 だがレジェンドは気を害した様子もなく振り返る。 ゾッと、ダークダガーを悪寒が襲った。 「――決まっている。私の手でけじめを着ける。それだけの話だ」 月が雲に隠れ、辺りが闇に包まれる。 しばらくして雲が途切れ、月明かりが差し込んだときにはレジェンドの姿は消えていた。 びっしりと顔に浮かんだ汗を拭い、ダークダガーは乾いた笑みを浮かべた。 「あ、あはははは……こりゃ相当なこって。願わくばあの殺気がこっちに向かないことを祈りますか」 くわばらくわばら、と呟きながら、少女もまた何処へと歩き出す。 「さて、帰って原稿仕上げますか。どうやらファンが増えそうだし、がんばるぞー!」 「おー!」と威勢の良い声を上げ、ダークダガーは闇の中に消えていった…… 前ページ次ページ悠久幻想曲ネタ
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