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#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (f安五郎.png)安五郎【やすごろう】 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (安五郎.png) 牛、鶏の親友の喋る犬。 頭に青い毛が生えている。 関連キャラ 牛,鶏,トロッコ,勇魚,ノックアウト:仲間 ケルベロス:敵、外見がダサイと突っ込みを食らう カテゴリ:牛&鶏シリーズ
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Q: 247 :ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン :2008/03/14(金) 05 07 49 ID 5uO3XUMm ところで、ピヨリが理不尽です あんな凶悪な怪獣やらに突進や噛みつきを食らったらふらつく間もなく死ぬと思うのですが。 A: 248 :ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン :2008/03/14(金) 05 49 20 ID 5mOOZp36 ある人は「元気があれば何でもできる」と言いました。 そう言う事です。 ピヨリ 元気
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なんか物足りない
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Q: 506 ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン 2007/11/30(金) 04 27 34 ID e8sGYlur ランスやガンランスについて、疑問があります。 彼等の持つシールドは、フルフルの放電や、レウスの火球をほぼノーダメージで凌ぎ、 スキル次第では、グラビの熱線のような攻撃にも 耐えられる程の硬度を誇っていますよね? しかも、電撃も火炎も突進も関係なしに防ぐという事は、 恐ろしい程の絶縁性、断熱性、衝撃吸収性を持っていると思われます。 なのに、いかに防御姿勢を取っていない不意を突かれた攻撃とはいえ、 ほぼ同じ素材で作られた重鎧や兜を身につけている彼等が、 同じような火球や突進を食らっただけで、十数mも吹っ飛ばされて 瀕死の重傷を負ってしまうのは一体なぜなのでしょうか? A: 508 ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン 2007/11/30(金) 10 02 56 ID w9I8MWD1 506 気分の問題です。誰だって不意を突かれたら一たまりもありません。 509 ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン 2007/11/30(金) 10 42 43 ID 66a5q886 506 全身に防御用素材をふんだんに使うと高額・鈍重になってしまいます そのため直接身に着ける物はあまりゴテゴテと余計な物を付けないのです そして「耐性」と呼ばれるように、装備にも各種耐性素材が多少利用される事はありますが それでもダメージ自体はカットできても、攻撃されれば吹っ飛びます。 つまり衝撃は単に素材で吸収しているのではなく、技術で受け流しているだけなのです。つまりスキルですね。 古来より防御に於いては角度と言う物が重要と言われています。計算されてるんですね、その辺が。 シールド 装備
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とりあえずメモ 【発端】 りくの異能力は【変革を喰らうモノ(レベルイータ)】と言い、他の異能者の力を喰らって強くなり続ける驚異的な能力です。 http //shindanmaker.com/529648 いちむらの異能力は【超越せし支配者(ディバインルーラー)】自分から半径50m以内の物を自在に操れる能力です。 http //shindanmaker.com/529648 り:何か世界観みたいなの作ったらキャラデザ楽しそう。異能者vs異能者もいいけど異能者vs(その世界の)異形のものとか。異形のものを狩る為にでもいいし中には異形のものを広めようとするものもいるかもしれないし、それを止める為に異能者同士戦うのも。 い:東異審が現代系だからファンタジー系でもいいのかも でも現代の格好した人が異能使うのがかっこいいという話も り:だよね。ファンタジー要素的な意味で異形ノモノ、世界観的には現代系みたいな感じか。異能者でない人は勿論異形ノモノに対抗する術を持たないから守るしかないみたいな…。 い:都会のビル群みたいなところで異形と戦う系かな り:言うだけタダな世界観にしとこ。異能者vs異形ノモノ現代FFもの。異形ノモノを倒すには異能が必要。 <ワンダー・ヴェルト>異形ノモノが出現する闇のホールみたいなもの。どこにでも出現するが何かしら兆候があるらしい。 <ヴルム>異形ノモノ。異能者と同じく異形ノモノが強ければ強いほど様々な能力を使ってくる。弱いとただの物理の奴もいる。 <帝都・神樂(かぐら)>舞台になる一番大きな都市。様々な流通が栄え、数々のビルが立ち並ぶ。対異形ノモノの部隊が組まれた組織の本拠地もここにある。 なぜ異形ノモノが湧くのかなどまだ解明されていない。中には異形ノモノ側にいる異能者もいるらしい。 【紛れ込んでる異形】 い:帝都に一般人みたいな顔して暮らしてる奴が実は異形側の異能者がいるとか熱い 異形を倒したのを見てる野次馬に混じって異形側の奴がいたりとか…そっと異能者の組織に混じりこんでたりとか… り:一般人顔で暮らしてる異形側の異能者そわりする…もし顔見知りの異能者にバレたりしたら一瞬で態度かわりそう…バトル胸熱… り:野次馬に混じって見てる異形側の人間とかホント招待分かるまでは意味深って感じでとても心躍る…組織に混じってるのも美味じい… 【ラスボス】 り:なんかこう、異形ノモノの親玉っていうか最後の敵みたいなのは<災厄の王>みたいなのだと熱い。世界にとって災厄であり最悪でしかなく、決して世に顕現させてはならないんだけど出なければ異形ノモノは出続けるみたいな…。 り:出なければというか、出てそれを倒さなければ、っていう。倒せなければ災厄に呑み込まれる。 い:王の災厄を小出しにさせるかでもそれを続けても王の危険がなくなるわけでもなくかといって王が出現したらあらゆる災厄がもたらされる的な現状維持しか方法がなさそうながら維持しつつ王をなんとかする方法を研究する機関とかもありそうでまとまらないけど胸が熱い り:研究機関美味しい…いーちゃんの組織の構成とか読むのとても好きだからめっちゃそわそわする…あらゆる方法を諦めずに時に仲間の危機と自分も直面するであろう死と向き合いながら、可能性を探し続ける… 【異形側に闇堕ち】 り:でもそう考えると診断結果のやつだとうちの完全に異形側なんじゃ…他の異能者の力を喰らって強くなり続けるってつまりそういう…むしゃ…うま… い:りっちゃの診断さんは異形側でもいいし異能者側にいたけど異形の力食らい続けた結果闇落ちというのもウマウマ い:そんな風に闇堕ちしてしまった異能者を増やすことで王の顕現に繋がるとかでもウマイ…異形からもたらされる闇堕ちへの誘い… り:ァァめっちゃ闇堕ちありそう…むしゃむしゃ闇堕ち…生きてるうちに食べないとなんだろうか…死んだら異能消えちゃうのかな…生きてるうちに異能食べるって字面だけで見ると心臓喰うみたいなイメージしか出てこなくてそれは闇堕ちするわ…ってなってる… 【闇堕ちと王の顕現】 い:王の顕現のためにこちら側に王との接点を作らなくちゃいけなくて、そのために異形を送り込んでて、人間を殺すことで異形も強くなるから一見ただ人間を殺すのが目的に見えるけど実は人間殺して強くなってそれから力のある人間である異能者を接点にして王を…ってのが本当の目的みたいな… い:ある程度力をつけた異形は一般人じゃなく異能者を狙うとかさぁ い:始めはみんな人間を殺すのが目的って思ってたけど研究するうち異形たちの真の目的にたどりつく研究機関… り:日本語分かるよ大丈夫…すごいそれ滾る…接点作って顕現に繋げる…これは心が躍る…確かに強い異形ほど一般人と異能者を見分けてそうだし、言葉とかは通じなくても知恵を持って動いてそうだ… 【思い殺り】 い:強くなると精神攻撃してくる異形とかもいそう り:精神攻撃ありそう…心折って異形側に引き込むつもりだーーー!!!異形側になった異能者を引き戻す手立てはあるのだろうか…やっぱり心なんだろうなと思ってしまうけど…どうしてもやむを得なくて始末せざるを得ないとかあると切なくもオイシイ… い:アァウウ;;;;やむを得なくて始末するの;;;仲間うちでもまだ戻ってこられる!って主張する人と始末するしかないって主張する人とが言い争いしそう… り:言い争いありそう;;異形側に引き込まれてそのまま異形化したらもっと厄介な事になる、って考えは単に切り捨てるっていうよりそうなる前に止めてやりたいっていう一種の葛藤からもあると尚オイシイ……まぁ中には即刻切り捨てるべきって人もいるだろうし… い:思い殺りか…… い:あいつを殺すんですか!?みたいに噛みつく若い異能者を始めは冷静に諭すのにとうとうキレて異形側に堕ちるのがあいつの望みだとでもおもうのか!って怒鳴るベテランうまうま… 【再び闇堕ちの話】 り:こう、呑み込まれて<異形化>する異能者と、闇堕ちはするけど姿かたち、知恵や自我はあるそのままの異能者っていう分かれ方はありそう…。<異形化>したら高確率で戻れないみたいな…。王の顕現の為に必要な蓄えみたいなのが<異形>で、顕現する為の接点が<力のある異能者>ならそりゃそうやって増やしていくよね…どんどん心叩き折っていこってなるよね…生まれたばかりの弱い異形は一般人狙うしこれは熱い… い:異形化すると王の戦力にはなるけど元の形を保ったまま闇堕ちした子じゃないとこの世界との接点にはできないとか り:それだ!!接点となり導く者がいて顕現なされるのだろう…<災厄の王>もしくは<王>、異形からは<陛下>って呼ばれそうななんかマジラスボス感 い:異形と異形化した異能者は王の戦力、異形化せず闇堕ちした異能者は王が顕現するためのよりしろみたいなイメージ…陛下ァ! い:闇堕ちレベルも色々ありそうで…一般人に紛れこめそうなくらい理性を保ったままとか異形化に近く知性が削られてるけどまだ人の姿保ってるとか り:陛下ァー!!!陛下顕現のために元の仲間だろうが容赦のない闇堕ち異能者… り:異形化レベルなるなる…ありそう…紛れ込めるくらいに理性も保ってる子がきっとより接点というかよりしろになれる位置なんだろうな… い:よりしろによる異能者闇堕ちキャンペーン り:心臓喰らうことで他の異能者の力を得て強くなり続ける、ってその異能に気付くまで時間かかりそう。きっと初めては異形に襲われて虫の息の仲間の心臓だったりしたらトラウマものだけど、力を得るのに喰べなければらないってほんと闇堕ちまっしぐら り:うちのは(心臓食らうことで)ってのが条件みたいなのか…力の得方とかは色々方法あるんだろうけど… り:「陛下がこの世に顕現なされれば、こんな争いも苦しみも全て還して終わる。そのために力が必要なんだ。だから、ねぇ、お前の心臓を頂戴」 【異能者】 い:異能者が増えれば接点になる要素が増えるから人間側としては少数精鋭が戦力的にはいいんだろうけど異形はぞろぞろ出てくるしそれじゃ追い付かないことも り:あと少数精鋭ってのは確かになるほどって思った。異能者が増えればそれは異形の力になるものが増えるってことも意味するわけで。一般人を守ることも含め<異形ノモノ>が出現する時には必ずその場で不可解な事が起こったりと兆候が現れるから、それをいかに早く察知して防ぐかっていうのも研究機関が進めてるところな感じ。組織でない異能者は自警団作ったりとかもしてそう。せめて自分たちの護れる範囲は、っていう。勿論そうでなく単純に異能者であること、偉業を戦う事を楽しみにしてる人とかもいるんだろな… 【用語まとめ】 り:用語みたいな主に世界観を成り立たせるものとしては <異能者>文字通り"異能"を持った人 <異形ノモノ>この世のものではないモノ(姿は闇色の魔物のようなもの) <災厄の王>世界の災厄であり最悪である顕現してはならないもの <異形化>異能者が異形に引き込まれ闇堕ちし、自我、理性、姿ともに失くした者 みたいな感じか…?あとは地形というか<帝都・神樂><研究機関><対異形ノモノ組織>みたいな枠組み。 それであと<一般人>。一般人は後天的に異能者になる可能性があるかどうかって言われるとここは低確率な気がする。異能者になる方法はあるかもしれないけど、それはまだしっかり確率されていない気がしなくもない。ただなりたいって人は研究機関に要相談みたいな。 ひとまず時系列順
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(水)(コスト3) (呪文)(マジック・ソング) ■G・ストライク ■自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中のマジックを好きな数手札に加え、残りを墓地に置く。 ■シビルカウント2:自分の水のクリーチャーまたは水のタマシードが合計2つ以上あれは、手札を2枚まで捨ててもよい。こうして捨てたカード1枚につき、カードを1枚引いてもよい。 選択肢 投票 壊れ (0) 即戦力 (0) 優秀 (0) 微妙 (0) コメント 名前 コメント
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隔壁を破壊した陸戦大隊の面々は薄暗い通路をゆっくりと進んでいく。彼らが入った通路はかなり大きく、 二十メートルクラスのPMが縦や横にに三機入ったとしても悠々に動けた。 だが、先の見えない暗闇がなんとも言えない重苦しさをかもし出していた。 リーシェンは黄龍のカメラを動かし、辺りを見渡してみる。デライトもバイラムもどこにも見えなかった。ソナー やレーダーは静かに沈黙を保っており、取るに足らない小さな機械が時折蠢いているだけであった。 ここは格納庫ではないのか? そう考えるのも無理は無かった。先ほどの隔壁からデライトが出てくる姿は確 認できていたがあれ以来、全く姿が見えない。トラップも無い上に奥深く進んでも障害となる物は何一つ存在 しなかった。 このことがリーシェンの不安をさらに加速させてくる。他の隊員たちを見るとみな口には出さないが焦燥感 がひしひしと伝わってきた。宇宙という要素を差し引いてもこの静寂は不気味であった。外ではいまだに戦闘 が行われているのにここには動く物が何一つ無い。 気を取り直し、再び視線を通路の奥へと向ける。虚無の闇から黒い手が伸びているように見えた。 もっと奥に行かなければいけないのか? 言いようの無い不安が胸を締め付けてくる。 そんなとき、先頭を歩いていたコウシュンの玄武が足を止めた。 「通路が二つか……」 右へ行く通路とさらに奥へと進める通路。薄暗い二つの通路には希望と絶望が分かれ道の先にあるように見えた。 どうするんだ? リーシェンはコウシュンの方へと視線を送る。下手な事をすれば時間をとられ軍が壊滅する。 「右へ行くぞ、これ以上奥に進んでも出にくくなるだけだ」 隊長の言葉に全員が頷くと右手の方向にゆっくりと進み始めた。天井には電灯が付いていたが光が弱く、自 分たちが進むたびに点滅を繰り返していた。通路は区画が違うのか、ラインがほんの少しだけ変わった。と言 っても変わったのはそれ位であり、何もない簡素な通路であることには変わりない。 「……それにしても……不気味ですね……」 新兵のチャンが辺りを見渡しながら歩みを進めていく。手には汗が滲んでおり、膝が軽くではあるが震えていた。 ここに来るまでトラップらしいトラップが無い、隔壁を壊せば何かが飛び出してくると思ったがそうでもない。 仮にも本拠地だというのにこの手薄さはなんだ? まるで何かに誘い込まれた気分だ。警備をしている人間 すら見受けられない。そんな時、ふと足を止めた。 「!? これは……」 小さな扉を見つけた。人間大の大きさであったがまるで隠れるかのように小さく、PMのカメラで見つける のは拡大をしたとしても苦労しそうであった。薄暗い事がさらにそれに拍車をかけている。 「隊長、扉を発見しました!」 画像をコウシュンに送るとコウシュンはその扉を拡大し、軽く一瞥すると全員に向かって指示を飛ばした。 「良くやった、リーシェン。他の者はその場で待機だ」 「了解」 PMの一団がその場で待機すると、コウシュンはコックピットのハッチを開いた。そして辺りを注意深く見 渡しながら慎重に扉へと近づく。そして扉の前に来ると腰に備え付けられているハンドガンを手に取った。扉 は音を立てて横にスライドしていった。電源が生きている事にいぶしげな顔をしつつ、部屋の様子をみる。入 り口にはトラップのような物は無い。慎重に中に入ると薄暗い空間に飛び出た。物陰に隠れながら一つ一つ確 認していく。そのとき、影が動くのを目撃した。 「動くな!」 コウシュンは影に向かって拳銃を突きつける。 影――ことアルフェアは少し驚いた表情をしながら両手を挙げて抵抗の意思がないことを示した。 「……お前は?」 「えっと……その……と、捕らえられた人でーす」 アルフェアの言葉は空を舞った。額には冷や汗が浮かんでおり、表情は凍りついたままであった。 誰がどう聞いても無理がある言葉であった。コウシュンは銃を下ろすことなく冷めた視線を彼女にぶつけなが ら身体をつぶさに見つめていた。気まずい沈黙が続く中、やむなしと言わんばかりに懐に手を伸ばすと拳銃を 取り出し、発砲しようとする。 だがコウシュンはそれよりも早く彼女の手を蹴り飛ばした。当たった衝撃で銃が軽い音を立てて床を滑っていった。 すぐさま拾いに行こうとする彼女だったがコウシュンはそのまま飛び掛り、彼女の手を後ろに廻すと手錠をかけた。 アルフェアは手錠を振り払おうと力を入れようとするが特殊なゴム製の手錠は彼女の力を相殺し動かすたびに両手が拍手 を繰り返した。その間に今度は足にかせを付け、その場に寝転がらせた。 ジタバタする彼女を見て身動きが取れないことを確認すると通信機に向かって呟いた。 「こちらコウシュン、一人の女性を確保した。尋問をしたいので応援を頼む。リーシェン以下の者は他を回ってくれ」 「了解」 一部のパイロットたちはアサルトライフルを背負い込むとコウシュンが先ほど入った扉へ向かっていく。 一方のリーシェンを始めとする者たちは辺りを見渡しながら、別の通路を探し始めた。 「あーっと……すみませんが放してくれませんかね?」 アルフェアはコウシュンにに願い出るが彼は再び彼女を一瞥すると冷たい態度で尋ねてくだけであった。 「では、もう一度聞こう。お前は何者だ?」 「何者と申されても……」 眉間に皺を寄せて睨みつけてくるコウシュンにアルフェアは苦笑いを浮かべたまましどろもどろに口を濁した。 だが、コウシュンから見ればいかにも口が軽く見えてしまう。その証拠に黙っていればこちらは不利になる と言うのに彼女は口を聞いてもいないのに口が落ち着き無く動いていた。 「ならば、この部屋はなんだ?」 「この部屋? 書いてあるじゃないですか」 「書いてある? どういう意味だ?」 コウシュンの言葉にアルフェアは一瞬青ざめた顔をした後、そっぽを向いて調子ハズレな口笛を吹き始めた。 書いてあるという言葉に首を傾げたが扉の方に視線を送るとその言葉を理解した。そして、先ほど入ってき た扉から続々と隊員たちが入ってくる。手に持っているライフルをアルフェアに向けて取り囲むと一人の隊員 がコウシュンに問いかけた。 「隊長、これは一体……?」 戸惑いの声を上げながらコウシュンを見る。深いため息を付いた後、彼らに言い聞かせるかのように淡々と した口調で事実を述べた。 「恐らく異星人だろう」 「異星人? これが!?」 驚く隊員たちに対し、彼女は幾度と無くポーズをとった。見た目は人間と変わらないという事実は誰にとっ ても驚愕であった。多少の差異は覚悟していたがここまで人間そっくりである事に誰もが動揺していた。 無論、経労省を襲撃した際、彼らも政府の”計画”が知っていたがいざ、本物を目の前にすると事実がどう にも受け入れらない。ましてや自分たちが最初に拿捕した存在がごく普通の一般女性である。 「これがとは失礼ですね! 全く、いきなりやって来て――」 そして視線が冷静さを取り戻すとアルフェアはブーイングを上げながら床に転がりだした。 止まるところの無いまま喋り倒すアルフェアを隊員たちに任せると コウシュンは再び辺りを見渡した。 大小のモニター。地球とは違ったキーボード。机の上にはなにやら模型がおいてある。 そして後ろにある巨大な部屋。PMが自由自在に動けそうな空間が広がっている。元々通路自体が大きいの だが、この部屋の奥にある部屋は二百メートルは軽く超えていた。 コウシュンはモニターを覗き込むとそこには良く分からないデータが表示されている。図面が人型であるこ とからこれがPMであることは理解できた。エンジンの場所、武装の数と種類、PMの所属。などが事細かに 載っている。その中にはリーシェンの黄龍のデータも存在した。 だが、コウシュンたちが欲しいのは機体のデータではなく内部構造である。早速、キーをいじってみるが動 く様子はない。そんな時、リーシェンが外から通信をしてきた。 「こちらリーシェン、部屋の回りこんでみたところ前方に大きな隔壁があります」 「隔壁だと?」 送られてきた映像は重い壁が表示された。入る前の隔壁とほぼ同じ大きさだ。 奥には恐らく何かが入っているのだろう。どの国かわからないが黄色の三重丸マークが大きく描かれている。 核のマークではないがなにやら重要な物が入っているのだろう。そばにカードリーダーとナンバーロックが 備え付けられている上にそれを入力する赤外線受信装置が付いていた。 「そちらから解放は出来ませんでしょうか?」 「やってみよう」 キーを叩いて文字を見つめる。が、出てくるのはPMのデータばかりであった。どうやらこれではないらしい。 三度、部屋の中を見渡した。薄暗い中に小さな光を見つけた。近づいて良く見るともう一つ端末がこじんま りと存在していた。電源が入っているらしいので適当にボタンを押す。するとと隔壁が重い音を立てながらせ り上がって行った。ただし――。 「隠し扉!?」 リーシェンの目の前にある隔壁ではなく横にある通路の壁だと思っていた場所がゆっくりと開いていく。 そして扉の奥には無数のデライトが立ち並んでいた。数にして百を超えており、無機質な目玉が右に左にと 動いている。手前にはデライトの武装がライフルから始まり、いたる所に並んでおり、これを手に出撃しよう としているのだろう。 「どうします?」 「決まっている、全部叩き潰せ」 「了解!」 陰に隠れながらゆっくりと近づいていく。命令が入っていないのか、デライトは動く様子は無かった。近くに あるデライト用のライフルを手に取り、彼らに向けてみても微動だにしなかった。銃口がライトの光を彼らの 顔に当てるが認識をしないのか、不気味な機動音のみを響かせている。 リーシェンは大きく息を吐き出すと通信機に向かって指示を飛ばした。 「おい、ここにある武器を全部持ち出しておいてくれ」 「了解!」 チャンを筆頭に青龍や朱雀たちが壁に備え付けられているデライトの武器を手に取り、通路へと無造作に置 いていく。そして、リーシェン自身はコックピットから降りるとデライトの顔へ飛びついた。そして丹念に調べ始める。 頭部、カメラアイ、排気口、僅かながら見える配線にバイパス。それらを丹念に調べていくと耳の後ろ辺り に手動用開閉装置の取っ手が付いていた。それを手に取るとおもむろに回し始めた。重苦しい手応えと共にデ ライトの顔が開いていく。 「これがデライトか……」 見た目は地球のPMとは差ほど変わらなかったが中にある構造は進んだものである事はリーシェンでも理解 できていた。顔の周りにある配線やバイパスは少ない本数であり、たこ足配線的な地球製とは違いかなりスマ ートであった。巨大な瞳のカメラは予備を含めて九つあり、ガトリングのように頭の周りについていた。 一つが壊れたら二つ目、三つ目と切り替わるらしい。センサー類を見ると光学センサーから始まり、ソナー やレーダーといった物まで備わっている。 リーシェンは懐からカメラを取り出すとデライトの内部構造を撮影し始めた。そして、撮影を終えるとプラ スティック爆弾を仕掛け始めた。装甲自体は厚そうだったが内部自体はそうでもないと結論付けた。 「武器の持ち出し、完了しました!」 「よし、それならお前たちも爆弾の取り付けをしてくれ」 「了解」 今度は後ろにある機体の胴体を開こうとする。ナンバーロック式らしく胸元に小さなボタンがいくつも付いていた。 懐から拳銃を取り出すとにロックの方に向けるとトリガーを引いた。銃口から煙を噴きながら鉛の弾丸がロッ クを貫くと軽い火花が飛び散った。そして胸部の装甲がゆっくりと開いた。銀色の配線とともに思っていた以 上に小さいエンジンが静かに鼓動を携えている。エンジンの周りには自爆装置が付いており、有事の際には自 爆をするのだろう。 再びカメラで撮影をするとエンジンにプラスティック爆弾を仕掛けた。頭部とは違ってエンジン周りは何ら かの防護をしているのか粘土質のプラスティック爆弾が張り付く事が無かった。やむなく腰のポシェットに入 っていた針金を取り出すと無理やり縛り付けた。 他の隊員たちも同じようにデライトに爆弾を仕掛けていく。慎重な者は頭部や胸部だけではなく、脚部にも プラスティック爆弾を仕掛けていた。一瞬、センサーに触れてしまったものが居たがデライトは振り払うことはなかった。 「少尉、爆弾の設置、完了しました」 「よし、全員搭乗! 後に爆破開始!」 「了解」 リーシェンの言葉と共に蜘蛛の子が散るかのようにそれぞれのPMへ向かっていく。そして、搭乗をし終え るとリーシェンたちは起爆ボタンを押した。夕陽のような橙色の火花が飛び散るとキレイに整列していたデラ イトも続けざまに爆発を引き起こした。黒煙が辺りに広がり、徐々に治まるとデライトたちは静かにスクラッ プへ成り代わった。一つ目の顔は既に形を成しておらず、無造作に手足が床に散らばる。 「あっああああ……」 腕についていた通信機からもその映像が送られてきた。 その様子を見ていたアルフェアは手足を乱雑に動かし抵抗する。だが縛られている以上、何も出来なかった。 そして、意を決したかのようにこれ以上ないくらい身体を左右に揺すり始める。 「……こうなったら仕方ありませんね……ポチッとな」 手足をもぞもぞと動かすと携帯電話のような小さな機械が床に転がった。そして自身の舌でそのボタンを押した。 すると先ほどの隔壁が軽く震えながら徐々に上へ、上へと上っていく。そして、奥のほうにいる何かに火が入った。 ローターが回転を始め、瞳が輝きを増していく。部屋全体に水蒸気を撒き散らすと”それ”は前進を始めた。 「な、なんだ?」 何かがやってくる。宇宙であると言うのにコックピットへ地響きが伝わってくる。歩兵をした者なら理解できた。 無論、リーシェンにもこの振動は理解できた。この地響きは間違いない、アレだ。PMがやって来る地響きだ。 訓練の一環として銃器を背負いつつ、砂漠を、山を、密林を、駆け抜けた際にゆっくりと迫り来る巨人の足音だ。 だが、今の自分たちはPMに乗っている、それなのに感じると言う事は……。ゆっくりとリーシェンは振り向く。 「どうした、リーシェン。爆破は成功したのか?」 通信機からコウシュンの声が聞こえてくる。そしてもう一人の人物――。 「おー、動いちゃいましたね」 ノイズ交じりの中、あっけらかんと言うアルフェアの声も聞こえてきた。 狭い通路をこすり合わさったせいか火花が飛び散っている。いや、無理やり通ったせいで通路自体がひしゃ げているのだ。薄暗い通路をから現れたPMは――。 「山?」 そう、山だった。単なる緑青色をした山ではない、ミサイルやビーム兵器を積んだ金属の山、巨大なPMであった。 その証拠に摩天楼を思わせる腕が付いていた。PMの全高が太ももの辺りであり、よっぽど上昇をしなければ 顔が全くと言っていいほど見られない。足元にいるリーシェンたちが小人のように感じる。カメラでズームア ウトをしても全体が見渡せない。巨体によって天井にあるはずのライトが遮られ、辺りは先ほどよりもかなり 暗く感じた。巨大なレンズがこちらを見つめると蛇に睨まれた蛙らしく、背筋に悪寒が走った。 そして影が迫ったと思った次の瞬間、隣に居た朱雀が巨大なPMに踏み潰された。まるでスクラップ工場の ようにまっ平らになったPMは黒いオイルと人が乗っていた証である宇宙服の腕が小さく見えていた。 「うああああああああああああああああああああああああああ!」 誰かの絶叫によってリーシェンは我を取り戻す。このままでは不味い。 そしてそのままペダルを踏み込むと山から距離を取ろうとする。 「総員撤退! ここから脱出するぞ!」 声が届いてないのがほとんどの者が棒立ちであった。先ほどの行為に頭が追いついていないのだ。 「返事をしろ!」 「りょ、了解!」 全員、堰を切ったかのように巨大PMに背を向けると一目散に飛び立ち始めた。 だが、それはあまりにも悪手であった。”山”はその巨大な身を震わせると上部にある千に達するほどハッ チが一斉に開いた。銀色の槍、ミサイルが一斉に白の煙を撒き散らすと一斉にリーシェンたちのほうへと飛んできた。 そしてこのミサイルはリーシェンたちが知っている物とは違った。 「は、速い!」 煙を撒き散らしながら飛び立つミサイルはPMを後ろからあっという間に追い抜くとそのままUターンをし、 正面を切って向かってきた。突然の事に避けようとするがただでさえ早いミサイルに対応が出来ず、そのまま 撃墜されてしまう者たちが居た。チャンもその一人であった。 「くぅ!」 すぐさま計器をチェックする。燃料計もダメージ計算機も問題ないらしくランプはすべて緑色の光を放っている。 確認を終えるとすぐさまペダルを踏み込むがだが、一瞬の動きの遅さが命取りとなってしまった。山もまた 動いているのだ。その証拠と言わんばかりに腹部から眩い閃光が放たれるとチャンの乗るPMが跡形もなく消 え、彼が居た場所に黒い痕しか残らなかった。 事態に対し、戸惑いつつもミサイルと閃光を避けながら通信機に向かって叫び続ける。 「こちらリーシ――! 謎のPMに――ています。」 しかしコウシュンに聞こえてくるのはノイズ交じりの報告だった。先ほどまで聞こえていた通信は突如ノイ ズに塗れてしまい、辺りに雑音を振りまいていた。 「リーシェン! どうした! 報告をしろ!」 今までと明らかに状況が違う事に戸惑いつつも、事実を確認するためにコウシュンはリーシェンに向かって問 いかける。だが、必死の叫びは無駄に終わり、先ほどまで聞こえてきた青年の声はしゃがれたノイズに飲まれ、 耳へと通ってくるのみであった。 通信機の電源を切り、視線をアルフェアのほうに向けると彼女はしたり顔で見つめ返してきた。 「おい、貴様! どういうことだ!」 「どういうことって……こういうことですが?」 「なんだと!?」 思わず彼女の胸倉を掴み、思い切り立たせるが彼女は怯む様子はなく、すっとぼけた顔で平然と言い放った。 こういうこと。罠に嵌められた、という意味なのだろう。その事実に対し手に力が入ってしまう。 だが、今はこんなことをしている場合ではない。 「我々はリーシェン隊の救援へ向かう! 各員続け!」 「了解!」 隊員たちの声と共にコウシュンはアルフェアを肩に担ぐとそのまま足早に自身のPMへと向かっていく。 彼女の身体は普通の女性より重かったが鍛えられたコウシュンにはとても軽いのかあっという間に玄武のコ ックピットへと座らせる……というより投げ捨てた。 「きゃぁ! 何をするんですか!?」 「貴様にも来て貰うぞ!」 そういうや否やペダルを思い切り踏み込み、バーニアを光らせる。リーシェンが行ったと思われる通路を辿 って、ひたすら突き進む。各員共に逼迫した表情で進んでいるが不安が隠せないのか額に汗が浮かんでいた。 距離にしてみればそう遠くはないが辺りの暗さがひときわ目立った。電灯がついているのに却って闇を深め たのか、黒がやたらとくっきりと見えている。そして、目的地にたどり着くと目の前の光景に言葉を失った。 「こ、これは……」 破壊されたPMの破片が転がっていた。朱雀を始め、白虎、青龍の手足が無造作に打ち捨ててられていた。 また、壁も何かを引きずったかのように拉げており、何かをプレスしたかのような青いペンキが塗られていた。 「リーシェン、応答しろ!」 通信機に向かって怒鳴ってみるがリーシェンからの応答は無かった。辺りからは静寂に包まれており、暗闇 の中には動く物も声を出す者も無かった。 「近くにいるはずだ、各員捜索を開始しろ」 コウシュンがそういうと後ろにいるアルフェアが激しく動き始めた。手足が拘束されているためのた打ち回 るといった方が正しかったが……。 「五月蝿いぞ!」 「上!」 「上だと?」 視線を上げるとそこに居たのはリーシェンが対峙した巨大PMだった。視線を玄武に合わせると腹部にある 銃口がこちらを向いた。舌打ちをし、すぐさまバックステップを踏むと同時に火花が飛び散った。鉛の弾が音 速で向かってくるが寸での所で避けた物の先ほど居た場所から跳ね返って玄武の装甲に当たった。傷の付いた 程度だ済んだことに安堵しつつ顔を上げるとPMはこちらを睨みつけたまま微動だにしなかった。 「リーシェンたちはこいつにやられたのか?」 不安が募る中辺りを見渡す。そこには生存者は誰一人いなかったが骸となったPMが自分たちに教えてくれ た。あいつに、あの”山”にやられたのだと。 「この化け物め!」 一機の朱雀が巨大PMに向けてアサルトライフルを構えるとその巨体向けて鉛玉を放った。 だが案の定効果はなかった。弾は巨大PMの装甲を貫くことはなく、そのまま天井や壁に向かって飛んでいった。 お返しとばかりにPMも反撃に移ろうとする。下腹部の部分が開くと機銃が飛び出し、先ほどの朱雀へ向けられる。 「うっ!」 素早く逃げようとバーニアを吹かせるが遅かった。そう、朱雀は機銃――ではなく巨大PMの”手”によっ て叩き潰された。まるで飛んできた蚊を叩き潰すかのように無慈悲で躊躇が無い動作であった。 手を挙げるとそこには朱雀”だった”物が赤いペンキと手足だけを残して消え去った。全てあの中に人の身 体も、朱雀の部品も全て入っているが恐らく、神で無い限り取り出すのは不可能だろう。 そして巨大PMが辺りに視線を送ったのか、黄色の目玉がせわしなく動き始める。 「まずい!」 コウシュンはすかさず玄武の手を大きく後ろに振った。撤退の合図であった。 「隊長!?」 「こんな狭い場所で戦うのは帰って不利だ!」 狭い場所、というのは理由があった。大きければ小回りが効くこちらが有利だと思われるがこの場ではそう ではなかった。通路の狭さが逆にネックになり、動き回ろうにも向こうの攻撃範囲が広いため、逃げ回ること も出来ずにやられるだけだ。僅かな隙間を突っ込んで背面を取る事も出来そうにない。下手に立ち止まれば機 銃の餌食になるかそれとも手や足で踏み潰されるかのどちらかだけだ。 素早く巨大PMに背を向けるとスモークグレネードを投げつけた。煙が振りまくと同時に彼らは来た道を戻 り始めた。一方の巨大PMは撤退していくコウシュンたちを追いかけようとするが巨体が邪魔らしく、動きは とても遅かった。方向転換をするにも壁を壊し、何度も地団駄を踏みながらやっとの事で正面を向き直った。 撤退をしながら後ろにいる彼女に問い詰めるが彼女は一向に表情を崩す事はなかった。 「あれは一体なんだ!?」 「大きいPMですけど何か?」 「何かじゃない! 止める方法は?」 「倒せばいいんじゃないですか~」 手足を縛られているが顔には緊張感が無く、口からは真面目さのかけらが何一つ無かった。 考えてみれば元々は敵だ。素直に止め方を離すとは到底思えなかった。それならば――。 「このままではお前も死ぬぞ」 「そうですね~」 「怖くは無いのか?」 「え? 何で死ぬのが怖いんですか? 痛いのは分かりますけど……」 死ぬのが怖くない、という単語にコウシュンはかつて中東で戦った兵士を思い出した。彼らは神に対して真 摯的であり、死ぬことは誉れであって恐怖はないと言い放った。自分は死んで天国に行くとかたくなに信じて いる。尤も、その意思も肉の塊の前では無残に飛び散ったこともコウシュンは知っている。 そんなやり取りをしている間にPMの腕が伸びてきた。だが殿を勤めるコウシュンは腕の位置を把握すると 右に左にと小刻みに避けていく。その様子を見て、PMはさらに早く腕を伸ばしていくものの一向に捕まる様 子はなかった。 暗い闇を越えると通路が左右に分かれていた。右も左に言っても碌な事が無さそうだとコウシュンは思った。 だが、現状においてやるべきことは一つだけだ。 「各員、自身の安全を確保! 後に例の部屋へ!」 通信機に向かって叫ぶと皆、それぞれ二手に分かれて逃げていく。が、そんなことをしている間に巨大PM が迫ってくる。重かった足取りが徐々に速くなっていく。地響きが一つ、また一つと近づいてきた。 「ここは私が時間を稼ぐ! お前たちは自分の安全を最優先にしろ!」 そう言ってる間に後ろから巨大PMが追いかけてきた。先ほどとは違い、徐々に加速をしていく。まるで転 がる岩のように勢いが増していった。壁が摩擦熱で火花飛び散っているがPMは一向に気にせず向かってくる。 「ちぃ!」 腰についているチャフグレネードを巨大PMの目の前に投げつける。白い煙と共に金属の破片が雪のよう に散らばると瞳の色が変わった。センサー類が聞かないのか辺りを見渡している。 「ああ、そんなことしちゃ駄目ですよ!」 「五月蝿い! 黙っていろ!」 PMは見るのをやめると静かにその場にたたずんだ。そして身体を震わせるとヤケになったのかビームをいた る所に撃ち始めた。激しい稲妻が玄武の身体をすんでのところですり抜けていく。壁は熱でチーズのように溶け、 床には大きな穴が開いた。直接当たれば玄武もあのようになる事は確実だろう。 舌打ちをすると腰の部分の弾倉から粘着性の液体が入った特殊弾頭を取り出し、ライフルに取り付けた。 PMに向け、トリガーを引こうとするがアルフェアは拘束具を無理やり引き伸ばし、そのまま体当たりをし て発射を阻止してきた。 「貴様! 何をする!」 「私の作品をこんな物で汚すなんて許せません!」 やむなくコウシュンはアルフェアの拘束具のレベルを上げ、背中で交差するように枷を絡ませると再びシー トに座り直す。だが、先ほどのやり取りをしている間にPMの視界は晴れ、敵を再認識したようだった。 そして、再びスピードを上げてコウシュンたちのほうへと向かってくる。悪魔のような鉄骨が目の前に迫ってくるが 素早く右へ避けると腰に付いていたグレネードを手に取り、至近距離から叩き付けた。手は格闘専用のガー ダーが付いていたが、いくらなんでもグレネードを直接ぶつけると言う無謀な行動には対処できなかったらし く赤い爆発と共に砕け散ってしまった。 だが、お互いの手は砕けた様子はなく、PMのアームは静かに後ろへ下がっていく。そして今度は勢いを付 けてその体ごとぶつけようと迫ってきた。 「おおおおお!」 「うわわわわ!」 スライディングの要領で僅かな間隙に玄武を滑り込ませる。巨大PMはそのまま壁を破壊し、奥のほうへ身 体を横たわらせた。その際、飛び散った破片が当たり、凹みを作るが一向に気にしない。 そしてそのままライフルに火を噴かせる。だが、ビームの発射口は強固なのか弾丸が貫通しなかった。むし ろ壁に跳ね返ると弾丸自体がひしゃげて床に転がった。 PMが身体を起こしてこちらに視線を向けると再びビームの閃光が走ろうとする。 だが、一足先といわんばかりに玄武は僅かな隙間から身体をぬけ、ブースターに火をともすとあっという間 に離れていった。PMはそれを見送るとエネルギーを発射口に送るのをやめ、ゆっくりとした足取りで追いかけ始めた。 大きく深呼吸をする彼女と共に巨大PMを背後にしながらコウシュンは通路をひたすら走った。 「ダメージが通らんとはな」 「あー、びっくりした」 気が付けば玄武は宇宙へ飛び出していた。逃げることばかりにかまけていた為、どうやら戻ってしまったらしい。 遠くではまだ戦闘が続いているのかいくつもの光が見えた。アルフェアはそんなコウシュンに嫌味……とは 言えないものの恐らく彼女の中で最大限の皮肉をたっぷりに言ってくる。 「出ちゃいましたね、あなたたちの行いは単なる徒労――」 だが、そんな事に耳には入っていなかった。顔に手を当て、これからどうするかと思い悩んだ瞬間――コウ シュンは殺気を感じ、思わず振り返ってみる。アルフェアもコウシュンの態度が気になり同じように振り返る。 すると巨大PMがハッチまで迫っていた。そしてそのまま宇宙出ようとその巨体を傾けるが、コウシュンたち が入ってきたハッチは通路よりも若干小さく作られていたらしく、PMはその巨体さゆえにハッチから出られずに居た。 「残念だが流石にあそこから出れるわけが……」 無理やり通ろうと何度も体当たりを繰り返す。身体を捻り何度も通ろうとする。その度にハッチが歪み、 周りの壁が盛り上がっていく。途中、ビームで溶かすという手段を思いついたのか、一度離れると発射口に光 が灯り、激しい閃光はほとばしると周りの壁を溶け始めた。そして再びハッチを突き破ろうと体当たりを繰り 返す。上半身がハッチから抜け出るもののの溶かした穴が小さかったらしく、見事にハマってしまった。 コウシュンはその間にと言わんばかりに先ほど使い損ねた弾頭をPMへ向ける。そしてトリガーを引くと弾 頭は体当たりを繰り返しているPMと壁の間を埋めるかのように奇麗に接着をした。 「これでいいはずだ」 「が、がんばってぇ!」 アルフェアは応援するがPMはさらに身動きが取れなくなったことにより、手足をより乱暴に動かし始めた。 ビームを撃とうとするが粘着の場所が絶妙なのか、天井や壁を破壊しただけに終わった。 もしも子供ならばこの状況でべそをかくだろうな。とコウシュンは心のどこかで思ってしまった。後ろのア ルフェアは顔を真っ赤にしながら「がんばれ」や「もうちょっとだから!」とか叫んでいる。 玄武はそんなPMに背を向け、新たな隔壁を探そうとする。だが置いて行くなと言わんばかりにと上部ハッ チが開き、ミサイルが飛んできた。真っ直ぐに玄武をめがけ飛んでくるが広い宇宙では場所が広いので楽に 避けていた。そのまま近くの暗礁にミサイルをぶつけさせると爆発が巻き起こリ、他のミサイルも飲み込まれていく。 「やれやれ、このままにしておけば味方に被害が出兼ねんな」 コウシュンはPMを睨みつけると少しの間、思考を張り巡らせた。目の前の巨大なPMに対しては絶対に手 段を講じなら無ければならないが、現在の玄武では決め手となる物がない。バイラムやデライトとは勝手が違 い過ぎた。一番ネックなのは巨大さもさることながらビーム兵器やミサイルといったものが切れる事がないと いうことだった。発射口を潰そうにも接近する事自体が難しい。 だが、そんな考えをさせる暇は無いとPMは何度ももがいていた。ハッチ自体は通路よりも頑丈に作るのは 当然である。下手をすれば空気が噴出し、死に到るからだ。だがそれを理解していないのかPMはひたすら 足掻き続けている。身動きが取れない現状では動くのやめて一度引っ込めばいいのだがそんな考えすら思いつ かないらしく、ただ身体を揺すってハッチから出ることを目的としていた。 何度も足掻いてるうちにハッチに亀裂が入り始めた。PMは渾身の力を込めて粘着性の液体ごと宇宙へと飛 び出そうとする。足についている宇宙用のブースターに灯が点る。薄い膜を突き破るかのように全重量をかけ て、外へ出ようとする。そして、ヒビが大きくなり、細かな破片が中を舞い始めると小さな通路の破片と共に ついにハッチごと突き破った。 「お、おおおおおおおおおお!」 興奮のあまりまな板の魚のように飛び跳ねる。PMの方は完全にバランスを崩したらしくそのまま前転しな がら遠くへと飛んでいく。一方のコウシュンは舌打ちをしながら辺りを見渡すと雪の結晶の隔壁に沿って飛び始めた。 「な、何をするつもりなんですか?」 「決まっている、こいつを破壊させてもらう」 回転をやめ、バランスを取り直した巨大PMは玄武を補足するとその巨体らしくゆっくりとした足取りで 追いかけて来た。だが、玄武のほうがスピードが上らしくみるみるうちに距離が離れていく。そして足止めと いわんばかりに多数のミサイルが発射された。玄武は壁に足をつけてその場で一時停止するとミサイルはその まま雨のように真上から降り注いだ。だが一発目があたると同時に素早く飛び退いた。他のミ サイルもとっさの事に対処出来ず、そのまま連鎖するかのように次々とミサイルは丸い花火となった。壁の一 部が破壊されたのを確認すると再びPMから距離を取り始める。命中精度と速さがあだとなった結果であった。 「あ、あああああ!?」 先ほどとは違ってアルフェアが青ざめた顔でその場にのた打ち回った。コウシュンの方は開いた穴をじっと 見つめるが出てくる物は居なかった。 直径七十メートルの穴からは小さな機械だけが飛び散っただけであり、 PMと思われる物は何一つ無かった。 「ここではないか……」 小さく呟くと再びPMに背を向け、飛び始めた。その間にPMがコウシュンを捉えると今度は腹部のビーム が放たれた。だが発射までに手間を取ったらしくビームは大きく横にそれた。そしてそのまま雪の結晶から大 きく離れ、遠くにある暗礁空間が奇麗な黒が出来上がった。 「まさか、ここまでとはな……」 コウシュンは正直な想いを口にした。もしも当たっていれば自分は影も形も残らず消え去っていただろう。 再び後ろに居るPMに視線を送ると悔しいのか、手を大きく廻していた。どうやらコイツも宇宙が主戦場らしい。 そう思うとゆっくりとしていられなくなってきた。自分一人だけでは分が悪い。 再び壁に沿って飛び始めると今度は狙いを外さないらしくかなり早めにビームを撃ってきた。 だが、却って読みやすかったのか、玄武は上昇をして光の柱を避けた。 放たれた閃光は先ほどのミサイルのように壁に大きな穴を開けた。だがそこからには誰の姿も見えない。 「ここでもない」 先ほどと同じように見えてくるのはせいぜい機械の破片のみ。ならば仕方ないと再び壁を滑空し始めた。 「あ、あなた一体何をするつもりですか!?」 とうとう痺れを切らしたアルフェアが聞いてきた。だが、彼は無視をしてペダルを踏み続ける。 壁に沿って滑空する玄武に狙いを定めるとミサイルとビームが止まる事無く振りそそいだ。 だが、コウシュンは慌てることなく操縦桿を丁寧かつ素早く動かす。するとまるで玄武は想いに答えるかの ようにミサイルやビームのわきをすり抜けていった。雪の結晶の壁をブレーキにしつつ、器用に方向転換をし ながら目的の場所へと向かっていく。自分を狙っていると考えればたやすい事であった。 「ここか!?」 辺りを確認しながらその場に居座るとPMは再びビームを放った。閃光はこれまでの物とは違い、かなり速 かった。いつものようにとっさに避けるがあちらも学習を積み重ねたのか、ビームの命中精度はあがっており、 玄武の左腕は光と共に消え去った。舌打ちをしながら再び巨大PMに視線を送る。まだ遊び足りないのかミサ イルのハッチが開いたままであった。さらにもう一撃加えようとする。だが、そのPMの背後で爆発が起こった。 「隊長!」 通信機から隊員声が聞こえてきた。一部、別れた者達が帰ってきたのだ。 そのまま巨大PMの背後から朱雀を筆頭に砲撃を開始した。キャノン砲が何度も火を噴き、熱を帯びた砲弾 が装甲に当たるが焦げ跡が付く程度で怯む様子もなければ動きを止めることもしなかった。最初の印象である ”山”がそこにあった。 「くそ、こんだけ攻撃しても無駄か!」 「タイミングを一度そろえろ! 間合いももう少し取っておけ! 一点集中を心掛けるんだ!」 「了解」 隊員たちが一斉に距離を取り始める。その間に再び銃器に弾を装填し、再計算のために操縦桿を軽く動かした。 手に持っている大型のキャノン砲が巨大PMを正面に捉えるとモニターについているサイトが攻撃可能のサ インを出す。軽い手ごたえと共に安全装置が解除されると――。 「各員、攻撃用意! ……撃て!」 コウシュンの声と共に一斉に砲撃が開始された。無数の炎が流星の様に巨大なPMに降り注ぐ。だが――。 「止まらない……か」 巨大PMにはダメージが通らなかった。爆発が消え去るとその装甲には思ったほど傷が付いていなかった。 おまけに背後の奴らよりも玄武のほうが気になるのか、ずっととこちらへと視線を送っていた。その動きを 観察するかのように世話しなく目玉が動いている。そして再び、玄武のほうへと向かってきた。 分かりきっていた事だ。先ほど自分もライフルとグレネードで攻撃をしたのだ。それが効果がないということは――。 「コイツの出番か」 自分の棒を取り出すと軽く振るってみる。片腕しかないが勢いさえつければダメージは通るはず。 呼吸を整え、肩を軽く上下に動かして精神を落ち着かせるととペダルを踏み直す。そして玄武のブースター が炎を吐き出すと遊び相手が欲しがっている巨大PMを睨み付けた。 「うおおおお!」 距離を一気に詰めると玄武はその手に持っていた棒を思い切り振るった。玄武の手から重い手応えが 伝わってくる。だが、PMはあまりにも巨大過ぎたためダメージは通らなかったらしく、棒で叩いた場所は軽 くへこんだだけであった。だが仰け反らせるには十分だったらしく、PMは大きくバランスを崩した。しかし、 このままでは終わらせないと下腹部の機銃が火を噴く。装甲はまるでトタン板のようにあっさりと穴があく がコウシュンは気にしない。そのまま畳み掛けるかのように蹴りを繰り出した。突然の事にPMは宇宙である というのに溺れたかのように手足をばたつかせた。だがバランスを整える前に玄武の棒がPMの胸を真っ直ぐ 貫いた。するとPMは大きくその場で回り始めた。完全にバランスを崩してしまい、玄武を捉える事も他のP Mを攻撃する事も出来ない。 そんな状況にPMは怒りのままビームやミサイル、機銃を一斉に放ち始めた。ミサイルが、ビームが、弾丸 が、無秩序に飛んでくる。すぐさま隊員たちは離脱をし、近くの物陰へと隠れる。だが、コウシュンは他のP Mが持っている盾を要求するサインを送った。持っていた隊員は少し戸惑った顔をしたがすぐさま玄武のほう へ投げつけた。盾を受け取るとビームや機銃、ミサイルの間を縫いながら一気に近づく。避けられない部分は 盾によって防ぐものの損傷は免れる事は出来なかったが気にしない。 だが、それはあまりにも浅はかであった。 突如、コウシュンの目の前に鉄の柱が生えて来た。いや、鉄の柱ではない。PMの足であった。下から突き 上げるカのように一気に上昇してきた。とっさに横に避けようとするがスピードが付いた状態であったため、 回避が遅れた。機体をかすった程度であったが玄武には致命傷であった。今度は腕だけ済まずに左足ごと持っ て行かれた。コウシュンは自身の迂闊さを呪った。すぐさま体制を整えようとするが振動のせいと左足を失っ たせいで上手くバランスを取り直すことが出来ず、その場で立ち往生する形になった。 その隙を逃さないと言わんばかりに止めの鉄の腕が唸りを上げて目の前に迫る。 もはやこれまでか……そう思った矢先、背後から来た飛んできた別のPMが素早く抱き上げるとそのまま一 気に離れた。 荒い息を整えながら背後に居るPMへ視線を向ける。PMは黄龍だった。 「リーシェン、無事だったか!」 「ご心配をおかけして申し訳ありません! ですがデライトはほとんど駆逐しました!」 「ええ~!?」 あまりのことにあいた口がふさがらないのか、アルフェアは素っ頓狂な声を上げた。 「で、デライトってかなりの数、居たんですよ? それをほとんどって……」 「待機中にしっ放しだったおかげだ。おかげで倒すのにはそう苦労はなかったぞ」 巨大PMを尻目に玄武を物陰に隠れさせているとリーシェンは自分が何をしていたかを報告し始めた。 巨大PMから逃れたリーシェンはコウシュンたちと合流せず、他のデライトを探す事を優先した。 理由は簡単、部隊の全滅を避けるという理由と他にもデライトがいるという可能性を配慮し、別行動に到った。 だが、皮肉にもリーシェンたちが新たなデライトを捜索している最中、コウシュンの部隊が巨大PMと遭遇。 後から合流した者に聞いた話だがこれにはリーシェンも驚きを隠せなかった。 だがデライトの捜索を続行、破壊を続けた。 内部構造を知れた時点でデライトの破壊は容易になっており、バイラムの装甲で作った槍は焼き鳥のように 次々にデライトを貫いていった。そして、破壊した数が三百を超えた所で大きな揺れが起こった。状況を確認 しようと部屋から出ると逃げてきたコウシュンの隊の者が隊長が巨大PMと戦っていると告げた。リーシェン たちはすぐ様外へ出ようとする。その際、壁に大穴あいておりそこから出て行くと丁度コウシュンが突っ込も うとしている時であった。 「そうか……よく来てくれた」 リーシェンを含む他の隊員たちも合流し、再び攻撃を開始する。火線は増大し、巨大PMはさらに燃えあがった。 だが、数が増えた所で一向に巨大PMはダメージを負うことは無かった。槍で攻撃しようにもコウシュンほ どの技術が無い為、近づくことすら叶わなかった。時折、ミサイルが発射されるがすぐさま近くの暗礁や物陰 に隠れてやり過ごした。だがミサイルの数が多いため一度隠れた場所は瞬く間に完全に粉砕され、隠れる事が 出来なくなってしまった。 「くっ、流石といったところか」 少しも一変しない状況にコウシュンは苦虫を噛み潰したかのような顔をした。 診断プログラムを走らせる。フレームの部分にはヒビが入っており、左のパーツはほとんど復旧不可能と表示された。 ほかの隊員たちも体力が限界に迫りつつある。近接戦闘でダメージを与えられるらしいがこちらはあまりに も貧弱すぎる。おまけに現在、ダメージを当たられる存在がリーシェンの黄龍のみ。もはや手段は尽きたよう に思える。そんな様子を見ていたアルフェアが鼻息を荒くしながら言い放った。 「当然です! 私の子供は負けませんよ!」 そんな彼女に冷たい視線を向けるとコウシュンは精一杯の皮肉を込めた言葉を吐き出した。 「子供か……便宜上、アトとでも呼んでおくか」 「……アト……バカ殿という意味ですね」 「ひっどーい!」 やむなく左のパーツのほとんどを切り離し、バランスを若干右に寄せる。ここに来るまでは五体満足だった 玄武は半身を失ったため、その歪な姿に成り果ててしまった。だが、コウシュン自体は気落ちをすることも なく、むしろ闘志にあふれていた。眉間に皺を寄せると意を決したかのように再び操縦桿を握りなおす。 「行くぞ、リーシェン!」 「はい!」 ペダルを思い切り踏み込むと銀と金の弾丸が真っ直ぐに向かっていく。PMもそれに気づいたのか、玄武た ちの方へ身体を向けた。 「隊長たちの援護をしろ!」 コウシュンたちの背後から支援砲撃を開始する。一般的に弱いといわれる間接部分、開いたミサイルハッチ、 センサーなどが密集している頭部。そこに目掛けてひたすら攻撃を仕掛けていく。だが、案の定、アトはびく ともしなかった。だが、そこに玄武たちが素早く近接攻撃が可能な間合いへと入り込んできた。それに気が付 いたPMがミサイルのハッチが開いた。 「このタイミングならば!」 開いた瞬間を狙って自分たちのグレネードとマシンガンを叩き込む。だが、ミサイルは銃弾を跳ね返しなが らそのまま進んできた。雨のように降り注ぐが二機は素早く離脱をする。が蛇のようにミサイルは大きく曲線 を描くとそのままコウシュン達のほうへと突き進んできた。 「か、固いだと!?」 驚きを隠せなかった。飛んでいったミサイルはコウシュンたちの傍をすり抜け、砲撃をしている後方の部隊 へと飛んでいった。突然の事に青龍のパイロットの顔が引きつった。破壊されるかと思いきやぶつかる直前に シールドを持った朱雀が前に出てきた。赤い爆発が起こり、二機が炎に包まれる。共有結合で作った盾が吹き 飛んでしまったが機体は両方無事であった。 「何てことだ……」 おまけに事態はさらに悪化した。PMの周りに見たことのある物が護衛についてきたのだ。 誰もが見たことのある一つ目のPM――。デライトだった。彼らはアトの周りにデライトが取り付くとその 武器をこちらに向けてきた。それぞれ自身の武器を構え、コウシュンたちと対峙する。 そんな光景に気を良くしたのか、アトがミサイルを発射した。だがミサイルはそのまま真っ直ぐ飛んでいく と近くにいるデライトに当たり、そのまま撃墜されてしまった。あまりの光景に呆然としてしまうコウシュン たちであったがアトは気にせず、そのまま機銃で周りにいる者たちも破壊しながら玄武へと向かっていった。 辺りにいるデライトたちは援護をしようと攻撃準備に移るが目障りなのかアトの手が大きく振るわれるとその 身体は真っ二つに引き裂かれた。別のデライトがトリガーに指をかけようとするが通行の邪魔らしく巨体に突 き飛ばされた。背後にいたデライトも邪魔をするなといわんばかりにミサイルを叩き込まれた。前面にいる者 はビームによって消し炭と成り果て、横にいればミサイルや機銃の餌食となった。 「ああ、やっぱ、調整が足りませんでしたね」 軽く唸りを上げるアルフェア。責任を感じる素振りも無く、彼女の顔から読み取れるのはせいぜい”後で直して おかないと”だけであった。一方のデライトはパイロットが乗っていないことが幸いしたのか無表情のまま次々 に破壊されていく。後ろを振り向く事も飛んでくるミサイルも避ける事はなく、味方に撃墜されると言う考え は一切ないらしい。その証拠に向けている視線はコウシュンたちのみであり、アトの行動を諌める者は誰一人いなかった。 「各員、デライトが居なくなるまで身を伏せていろ!」 コウシュンの言葉に従い多くの者が物陰に隠れ始めた。 正直に言えばデライトとアトを相手にしながら様子を伺うしかなかった。尤もデライトについてはアトが壊 してしまうため、恐ろしさは半減しているがその数はいまだに健在といわんばかりに攻撃を仕掛けてくる。特 にアトに近づいている玄武と黄龍の二機は真っ先に狙われていた。だが乱戦ということもあり玄武はそのしな やかな動きで一機ずつデライトの喉元を貫き、頭部を殴りつけ、腰を思い切り薙ぎいた。バイラムの装甲で作 られた棒はその効果を存分に発揮し、多くの一つ目を骸へと変えていった。 一方のリーシェンも負けてはない、黄龍の拳がデライトの腹部を貫いた。そのまま横に投げ捨てると刀を構 え、近くにいるデライトを斬り捨てていく。盾で防御するものも居たがその前に斬り捨てられてしまい、気が つけば四機以上居たデライトが八つに分けられていた。 だが所詮は二機。デライトが攻撃を仕掛ける前にアトによって破壊されてしまうことが多かったがその数は いまだに減る様子はない。 そんな中、一機のデライトがリーシェンの背後に回り込んだ。まるでスローモーションのようにデライトの 銃口がこちらに向けられる。 「くっ! まずい!」 操縦桿を倒して素早く機体を下げるとデライトのビームは黄龍に当たらず、向こう側にいるアトに当たった。 その際、表面だけとはいえアトの頭部装甲が溶けた。僅かではあるが溶けた装甲がドロのようにこびり付 いている。その光景を見たリーシェンの頭に何かが思い浮かんだ。 「そうだ……」 あの武器を使えば……。そう思うやいなやリーシェンはアトに背を向けると雪の結晶へと向かっていった。 「リーシェン!?」 「隊長、時間稼ぎをお願いします!」 突然のことにコウシュンは驚きを隠せなかったが黄龍の後ろ姿を見送るとすぐさま火力支援の命令を送った。 背後に隠れていた青龍たちは援護射撃を開始し始める頃には黄龍は雪の結晶にたどり着いていた。 そのままハッチを通りぬけると薄暗い闇の中をひたすら突き進んだ。マッピングはしてあるが巨大な迷路と も言えた。もしかしたらデライトが残っているかもしれない。と不安がそう騒ぎ立ててくるが彼はその不安を 跳ね除けようとペダルを思い切り踏み込んだ。あの場所へ行くだけだ。右に左にと曲がる際、一秒も無駄にで きないので、機体を最高速度を保ったままドリフトの要領で無理やり曲げた。衝撃がコックピットに降り掛か ってくるが気にしている場合ではない。そしてマップが示した場所に到達するとブレーキペダルを思い切り踏 み込む。赤い火花が足元に飛び散ると黄龍はその場に止まった。 「あった……」 チャンに指示をして持ち出しをしていたのが功を賞した。おまけにアトに踏み潰された様子はどこにもない。 リーシェンが探していたもの、それはデライトの武器であった。持てるだけ持とうと黄龍に乗せつける。 だがライフルも、バズーカも重かった。それでも乗せられるだけ載せようとする。もともと黄龍の重量自体 かなりのものであるうえに更にデライトの武装を載せたのだ。バランスはギリギリの上で成り立たせると踵を 返して元きた道を引き返した。重量が増えた分、先ほどとは違いかなり速度が落ちていた。時折、デライトの 武器が落ちそうになるがとっさにバランスを整え、落ちないようにする。 そして暗い闇を突き抜けるとそのまま近くに居る仲間にデライトの武器を投げつけた。 「使え!」 デライトの武器を手に取る。隊員たちは眉間にしわを寄せるが命令通りにアトに狙いをつける。そしていつ も通りトリガーを引いてみると小さな銃口から光が放たれた。アトも同じようにミサイルを一斉に発射するが、 青龍たちから放たれた光は飛んでくるミサイルを貫き、大きな爆発を巻き起こした。 「こ、こりゃあすげぇ!」 銃を手渡された物は次々にミサイルの迎撃へを向かった。大きく距離を取りつつ引き金を引くと次々にミサ イルは爆発していく。ビームを撃とうと腹部に閃光が集まりだすとすぐさま散開し、やり過ごした。デライト が時折やってくるがリーシェンとコウシュンによって撃破されたり、デライトの武器によって花火に成り代わ るだけであった。 だが、徐々に押しつつあったがいまいち決め手にかけるという状況であった。 理由は簡単。肝心のフレーム部分や五体満足の身体であった。デライト武器が通用するとはいえ向こうは手 数が多いうえに装甲が厚かった。おまけにコウシュンの玄武はダメージが大きい為、止めとは程遠い。他の者 もアトと戦えるほどの技量が無い。 もうあいつを倒す手が欲しい、もう一つ! そんな考えをリーシェンが張り巡らせていると目前にアトの手が迫った。 「しまった!」 操縦桿をきろうとするが既に遅く、腕は黄龍の目前まで伸びていた。だが、横から来た玄武が体当りをし黄 龍を突き飛ばした。突然のことに目を白黒っさせているリーシェン。その彼の目の前で身代わりとなった玄武が アトの手により大きく凹んでいく。人の形から徐々に単なる鉄の塊へと変貌していった。 「ぐぉぉぉぉぉぉぉ!」 「きゃぁぁぁぁぁぁ!」 近くから軋んだ音が聞こえてきた。損傷を知らせるランプが一気に真っ赤に染まる。頑丈に作られているとは いえ、もはや玄武は戦うことができなくなってしまった。その証拠に棒を掴んでいた腕が身体を離れ、付いて いたブースターはもう火を吐かなくなってしまった。そして普通とは思えない振動の凄まじさと長時間の戦闘 の疲れによりコウシュンの手が操縦桿から離れ、そのままコンソールに叩きつけられた。玄武の瞳は光を失い、 その場にうなだれるかのように漂い始めた。そしてそれを待っていたかのように再びアトの手が玄武に迫る。 「まずい!」 リーシェンは先ほどと同じように救援に向かおうとするがバランスが上手く持ち直せずにいた。 操縦桿を倒して、何とか持ち直す頃にはアトの腕は玄武の目と鼻の先にあった。 そのまま握りつぶされるかと思いきや、横から何かが飛んできた。飛んできた何かはアトの手に突き刺さった。 腕は玄武まであと少しという所で動きを止める。飛んできた者はブリューナクであった。アトとリーシェン は飛んできた方向へ視線を向ける。するとそこに居たのはビスマルクであった。S型装備である大型のウィン グを背負ったビスマルクは 「間に合った!」 ファルは荒い息を整えながら目の前の巨大PMを睨みつける。装甲表面には若干ダメージを受けているもの の五体満足であった。アトの方は突然の来訪者に目を白黒させているのか、攻撃が一時的に止んだ。 「お前は……ユニオンの!」 「さて、大暴れさせてもらおうかしら!」 ビスマルクは武器を構えると一気に近づいてきた。アトもまた応戦しようと腕を伸ばしてきた。だがビスマ ルクは蝶のように小刻みに左右へ移動すると腕に刺さっているブリューナクを引き抜いた。そして損傷が激し い朱雀から「お願いします」という言葉と共にデライトのライフルを受け取ると一気に加速をしていく。 一方のリーシェンはそのまま玄武を回収し、物陰に隠れるとコックピットのハッチを無理やりこじ開けた。 「隊長!」 リーシェンが呼びかけるとコウシュンは力ない腕を軽く振った。表立ったケガは見当たらないが腕を押さえ ていることから骨折だけで済んだらしい。だが当の玄武は完全にシステムダウンしており、その役目を終えた かのように爆発もせず、眠っているようであった。後ろにいるアルフェアはケガらしいケガは負っておらずむ しろ「私の子はどうなりました!?」など口やかましく騒いでいた。 リーシェンは手動でコックピットブロックを手動で切り離すとそのまま他のPMに手渡した。 受け取った隊員は敬礼をするとコウシュンの手当てを開始した。それを尻目で見つめると再びアトへと向かっていく。 「損傷が酷い者は隠れていろ! 戦える者は間隙から援護を頼む!」 腕に当て木を当てるとコウシュンの指示が飛び交う。損傷が低い者が前面に出るとシールドを構え、アトの 攻撃を防がせる。手足を失った者、損傷率が高い者は物陰に隠れながら徐々に離れていった。 ビスマルクがアトに接近するとそれをミサイルで迎撃を開始した。ファルは後の下を潜り込むかのように脚 部へとむかった。そしてそのまま暗礁空間に突っ込むと後ろにいたミサイルが爆発を繰り返しながらビスマル クを追いかけて来た。一部のミサイルが暗礁空間の隙間を潜り抜け、ビスマルクの脇を通り抜け、目の前に立 ちはだかった。一直線に飛んでくるミサイル。だがビスマルクは何を思ったか思わず手に取ってしまった。 本人もこんな事が出来るとは思っても見なかったのか眼を白黒させている。そしてそのまま暗礁空間を抜け ると下腹部の機銃がビスマルクに向けられた。 「パス!」 手に取ったミサイルを投げつける。近くの下腹部の機銃にぶつかると小さい物の機銃は黒い後を残し、 使い物にならなくなった。そしてそのまま一気に上昇するとそのままブリューナクを振るった。ビームの発射 口はそれをはじき返すと正面にいるビスマルクへと照準を合わせた。だが、今度はこちらの番だといわんばか りに黄龍がデライトのバズーカを放った。炎が巻き起こるとビームの発射口がついに潰れた。 「ありがと!」 「レイはコイツを倒してからだ!」 ミサイルのハッチが一斉に開く。もう見飽きたとばかりにコウシュンの叫びが響き渡る。 「いまだ! 全機、叩き込め!」 朱雀が、青龍が、黄龍が、ビスマルクが、それぞれ手にした武器を一斉に発射した。 発射される前にビームなどがミサイルを貫いた。まるで花畑のようなオレンジの爆発が広がると緑青した山 が黒一色に染め上がった。ミサイルの発射口が潰れ、アトが持つ武器は自身が持つ身体のみとなった。 「上部攻撃が不能になった、一気に叩きこめ!」 「了解!」 だが、両腕は生きていると言わんばかりに向かってきた。特に近づいてくる二機を両腕で潰そうと伸ばしてくる。 しかし二機ともアトの腕から離れると一気に近づいてきた。右に左にと奇麗な放物線を描くように近づく。 そしてスライドするかのように腕に攻撃を仕掛けていった。指の装甲がはがれ、腕が煙を上げ始めた。 痛みのない巨人には何が起こったのかわからないのかただ腕の崩壊を眺めているだけであった。 そしてアトの目の前にたどり着くと――。 「これでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」 「止めだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 ビスマルクの剣がアトの額を貫くとそのまま顔の装甲にありったけの弾薬を撃ち込んだ。 煙が立ち昇り二機は白い雲とオレンジの火花に包まれる。 アトは自身の手足を大きく痙攣させると身体全体に火花が飛び散った。身体を包んでいた者が剥がれ落ち、 中にある機械が丸出しになる。そして誰も見たことないような巨大な火の玉に包まれるとアトはその短い命を終えた。 「ああああああああ……」 炎に包まれていくアトを見て、アルフェアはその場に崩れ堕ちた。といっても手足が拘束されているため、 力なく寝転がったといった方が正しい。コウシュンは炎に包まれる後を見ながら一つの戦いが終わった事を実感した。 「わ、私の最高傑作が……」 「……倒される物だったのだ、未熟なものを出した時点でな」 「……うっ、うううう……長い時間をかけて作ったのに……」 アルフェアは顔をくしゃくしゃにしてなき続けた。
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ソウルクレイドル 世界を喰らう者 part29-193~198・299~303・305~308 193 :ソウルクレイドル ◆l1l6Ur354A:2007/03/07(水) 17 48 56 ID fTFh0k6k0 ハーフニィス界・・・主人公達の世界 ガゼル界・・・もう一つの世界 大陸プロデスト。長い戦乱は覇王メディアンの武により収束するが 統一国家はメディアンと幼い王子の死により10年で潰える。 再び起こる戦乱を収めたのは成長した覇王の娘レナだった。 数十年後、突如謎の男ギグと3体の巨人「世界を食らう者」が現れ世界を襲う。 滅びつつある世界でレナは最後の軍勢と共にギグに挑む。2人は相撃ちとなり 残されたのは沈黙した世界を食らう者だけだった。 時は流れ200年後、生き延びていた灼連の術師レナの元、隠れ里で修行に励む 主人公と幼馴染の少女ダレット。レナに渡された黒い剣を手にした主人公は剣に 封じられていたギグと融合する。その力を持って、復活しつつある世界を食らう者を倒し 世界を救って欲しいと言われる。(地震の頻発、出生率低下など色々問題が起っている) 了承すると表ルート、2週目以降だと拒否する裏ルートに行ける。 ・ギグは主人公に力を貸してくれるが、その分身体の所有権がギグに奪われることになる。 ・相手の同意を得て「支配」するといつでも「召喚」で短時間呼び出せる。力が強くなる。 まず戦いの準備に向おうとするが、ダネットが使命を果たせとごねたのでいきなり 世界を食らう者の一基、フィーネに戦いを挑む。謎の包帯男と仮面男がいるが姿を消す。 刺激しないように警護するレイド国騎士団を退け、フィーネに挑むが敗北。 (勝つと自称裏主人公アサギと勝負。世界観崩壊で終了) (ギグの力を借りると2000レベルアップし勝利するがギグ復活しバッドエンド。) 194 :ソウルクレイドル ◆l1l6Ur354A:2007/03/07(水) 17 49 58 ID fTFh0k6k0 ギグが身体を守るため転移してくれ、出直しを決めた主人公は邪眼の術師イードを名乗る 追いはぎと遭遇し退治する。町に辿りつくが、姿の見えないギグの声を聞いた警備員に 怪しい奴扱いされ戦闘に。圧倒的戦力を見せると、町の有力者クラスターに招かれる。 戦力を増強したい主人公達はクラスターと手を組むことに。水棲族の退治を依頼される。 ・シスコンの闘蹴士レビンと存在感のない男リタリーが部下として付いてくる。 少年に騙され戦闘に。力で水棲族を追い詰めるが、伏兵がおり逃走されてしまう。 水棲族はレイド国と敵対しているが、世界を食らう者を倒すのが目的らしいとわかる。 またクラスターの言っていた騎士団を襲った水棲族の手先とは主人公達のことだった。 主人公達が世界を喰らう者を退治しようとしている事を知り、クラスターは正式に協力者に 地震が起き、フィーネが動いていると知り現場に向う。 盗賊団首領のエンドルフがフィーネに攻撃を仕掛けていたのだ。騎士団には仲間と思われ逃走 エンドルフを追っかけて盗賊のアジトに辿りつく。 (エンドルフの正体はファントムブレイブのウォルナット。異世界から飛ばされてきている) かつて死に掛けている所を水棲族の女王アレキミシアの治癒で救われた彼の仲介で 水棲族のリーダーヨストとの話し合いをする主人公。 信頼を得るためレスト国を探るがイードと遭遇、戦闘で騎士団に見つかり任務に失敗する。 195 :ソウルクレイドル ◆l1l6Ur354A:2007/03/07(水) 18 05 21 ID fTFh0k6k0 国王が国民に黙って世界を食らう者の力を利用しようと禁忌の宝石を使っている証拠を得 騎士団長に渡す。この件は自分にまかせてくれと言われたので別の地方に行く。 新興宗教団体の御神体ヌトラが世界を喰らう者の一体だったので追い詰めるが逃げられる。 その間に騎士団長、王の不正を暴き国民議会に訴えるが処刑され国が割れる。 フィーネに喰われ王死亡。ビームで国消滅。水棲族、騎士団残党、クラスター傭兵団に ギグの力を加え、ついにフィーネを倒す。レナに報告するが、レビンがヌトラ教徒につけられ 隠し里が襲われる。水棲族の村に避難する。 お嬢様と知り合う。その親の富豪が殺される。事件を追ううちに人身売買組織と戦い クラスターは昔馴染みの首領を助けようとするが悪に染まった首領はクラスターを人質に クラスターの弟ジンバルトが首領を殺害。兄貴をまかせたと言って飛び降り自殺。 196 :ソウルクレイドル ◆l1l6Ur354A:2007/03/07(水) 18 16 22 ID fTFh0k6k0 人身売買組織に捕まっていたレビンの姉ユーフォリアをエンドルフが救出。 弱っていたので水棲族の所に連れて行く。主人公達も行くが、疫病が流行り薬を取りに行く クラスターに高価な薬を用意してもらい、村に向う途中盗賊の襲撃。 盗賊たちも疫病で次々に死ぬ。自分の親を殺した女盗賊にお嬢様、自分の薬を渡す。 水棲族に薬を届け一件落着かと思いきや、次の日疫病でユーフォリア死亡。 病気の裏にヌトラと影を知り、追っかけて滅殺。 本物のイードと交渉し、3機目の世界を喰らう者の封印された迷いの森へ。 だが中に入ると閉じ込められてしまう。中には魂の欠けたラスキュランの姿があった。 レナの力で外に出られるが、レナがラスキュランの確認をしているところで レビンがレナを殺害。ラスキュランはイードと交渉し、10年前子供の身体に入りこんだ。 人の出入りのある町でいずれ来るギグを発見しようと門番をしていたと語る。 主人公とギグの合体攻撃で弱った所をエンドルフがファントムブレイブの時の力 覚醒の力サイコ・バーガンディを使い2人とも行方不明になる。 197 :ソウルクレイドル ◆l1l6Ur354A:2007/03/07(水) 18 24 20 ID fTFh0k6k0 真の敵はガゼル界だとわかったので、イードを倒して異世界に行くことに。 主人公がギグそっくりの発言をして仲間が驚く(融合が進んでいる) イードが空間の穴を小さくしたので主人公だけ行くことに、ダネットも付いてくる。 異世界の人間はみんな主人公そっくり。その世界で若いレナが待っており 主人公はこの世界を倒すために作られた世界を喰らう者だと言われる。 イードが送りこんだゲシュタル(覇王メディアンのアンデッド)の力を吸収し ガジルたちを追い詰めるが合体されてピンチ。 主人公はギグに身体を明け渡そうとするが、ギグは逆に全ての力を主人公に渡し勝利する。 ガジルを倒しめでたしめでたし 198 :ソウルクレイドル ◆l1l6Ur354A:2007/03/07(水) 18 26 06 ID fTFh0k6k0 補足 ハーフニィスとガジルと言う2人の統べる者がおり、魂は2つの世界を輪廻する。 ガジル側はハーフニィス界の魂を出来るだけ自分の者にしようと企んでいる。 覇王メディアンが大陸統一。疫病で息子死亡。 ガジルにそそのかされ、不死になろうとメディアン死を統べるものを殺害。 直後、未来から来た主人公にボロ負けした所を生を統べるものに殺される。 (未来からきた主人公、疫病で死亡。ガジルに世界を喰らう者として利用される) メディアンの娘レナ、生を統べるものを追い詰めるが事情を説明され融合。 ン十年後、死を統べるものの魂を転生させたギグによる地上破壊開始。 この戦いでレナの魂が吹っ飛ぶ、レナの中の生を統べるものギグを封印。 中の人、レナの魂を世界を喰らう者としてガジル界に送り込む。 メディアンの部下の魔術師イードは、ギグに敗れるが息子に王の復活を託す その子孫がゲシュタルとして不完全ながらメディアンを復活させた。 299 :- ソウルクレイドル 世界を喰らう者 - 裏ルート:2007/03/15(木) 12 24 30 ID YGzSlwua0 初めての投稿なので色々お見苦しい点があると思いますが投稿させて貰います ※設定やら人物については別の方が書いてくださった表ルートを参考にしてください。 あと女主人公でやってるので男はよくわかりません。 ある日修行に励んでいた主人公と幼なじみのダネットはレナに呼び出される。 そこで二人はレナからそれぞれ武器を授かるが、 主人公は武器に封印されていたギグと融合する。 レナの話では主人公は唯一世界を喰らう者と対抗できる手段だといい、主人公に世界を救う旅に出るように頼む。 だが、納得できない主人公はなぜ自分なのかとレナに疑問をぶつける。 レナは、それはギグと融合した主人公にしかできないことと説明するが、 主人公はそれに「私はそのためだけに育てられたのか…勝手なことばっかり…」と、 レナの言動に怒りを覚える(ここで選択肢がでてレナに謝ると表ルートに復帰) いつもとは違う主人公の言動にとまどうダネットとレナ、 そこでギグが主人公の気持ちを代弁する(表ではギグの声が外にでるまで時間がかかったが、裏では主人公がギグのことを歓迎したので馴染むのが早い) その言葉は「……世界なんか知るか、みんな死んでしまえ。」 そして主人公はレナを殺害し、隠れ里から出ようとする。 そこに里の人間が主人公を止めようと、総力をもってかかってくる。 始めは数の多さに苦戦する主人公だが、ギグから力を貸してやるという提案を受け入れ、パワーアップする。(戦闘の際主人公のボイスは悪役っぽくなっている。) ギグの力を得た主人公に非戦闘員である里の人間がもはや敵うはずもなく、里の人間は全員皆殺しにされる※1 最後に残ったダネットを殺し、里の外に出る主人公。 300 :- ソウルクレイドル 世界を喰らう者 - 裏ルート:2007/03/15(木) 12 25 13 ID YGzSlwua0 里から出たのはいいが、これから何をすればいいかわからない主人公。 そこでギグから世界を喰らう者くらいなら軽く捻れる、と聞いて早速レイド北の世界を喰らう者(フィーネ)に挑みに行く。 フィーネを警護する騎士団ごと倒した主人公は騎士団副団長コーホートを支配する。※2 フィーネを倒した主人公はギグの力の使いすぎで11日間眠ってしまう。 目を覚ますとそこには見慣れぬ少年(ピネ)がいた。 ギグとコーホートの話によると主人公がフィーネを倒したあげく、レイド国を荒らし回った※3ので。 世界を喰らう者より脅威を感じたレイド国が生贄※4として差し出したと言う。 目が覚め力が有り余っている主人公は次の標的を世界を喰らう者ヌトラ※5とヌトラ教に定め逃れ水の砂漠に飛ぶ。 ヌトラとの戦いの最中、神として崇めていたヌトラを圧倒する主人公を見て、ヌトラ教祖クレッグルは主人公こそが真の神だといってヌトラを裏切る。 圧倒的な主人公の力に恐怖したヌトラはピネを人質にとる、だがしかし主人公は「ピネ、間抜けだね。」と言ってヌトラを殺す。(ピネは死んでない) ヌトラを倒しても全く気分が晴れない主人公はヌトラ教の本拠地に攻め込み、破壊と殺戮の限りを尽くし、その姿に感動したクルテッグを支配する※6 主人公がアジトに帰ってくると、そこにピネを取り戻しに来た水棲族(ヨスト)と騎士団(団長ソーンダイク)が襲いかかってくる※7 だが世界を喰らう者2匹を倒した主人公に敵うはずもなく、主人公は「つまらない」と言い放つ。 そこで主人公は騎士団と水棲族に「戦って勝った方にピネを返す」と言い、その話に乗ってしまったヨストが騎士団と戦い始める。 このままでは共倒れになりかねないと判断したソーンダイクはヨストに敵の内部に自身が潜り込んでピネを助ける案を出しヨストもそれを信じる。 こうしてソーンダイクは裏切り者の汚名を被り主人公に支配される。 そして散々暴れ回った主人公は22日間の眠りにつく、 主人公が次に起きた時、主人公は世界の敵になっていた。 301 :- ソウルクレイドル 世界を喰らう者 - 裏ルート:2007/03/15(木) 12 25 44 ID YGzSlwua0 オステカの町を偵察してきたピネによるとクラスターとい商人が対主人公のために兵隊を集めているという話を聞く。 ならば望み通りにしてあげると言ってオステカの町に主人公は飛んでいった。 始めは楽勝と思っていたが、オステカの町を守る門番レビンになぜか苦戦してしまう 興ざめした主人公は「お腹減った…」と言ってそのまま帰ってしまうのであった。 アジトに帰るとそこに人身売買組織「昨日の風」のボス、ロドが現れ仲間にして欲しいという。 別に仲間が増えるても構わない主人公はロドとジンバルトを支配する。 そしてロドは「支配するならいっそ世界も支配しないか?」と提案をし、 空飛ぶ軍隊があれば面白い戦力になると言って翼のある種族クピト族の集団誘拐を提案する。 その提案に乗った主人公は廃墟の村プルキニエに向かう。 プルキニエの村につくと、プルキニエの援軍として義賊(エンドルフ)が現れる。 しかし戦闘の最中義賊のシェマがエンドルフを裏切り主人公側につく。 そしてプルキニエの部隊を倒した主人公は33日間の眠りについた。※8 主人公が起きると寝てる間にクピト族のアグリッピとピーナを人質にとりクピト族を支配したという話を聞く。 仲間になったシェマから今後は金が入り用になってくるだろうから金持ちの住む町コーシャスを襲わないかという提案を受け、 とにかく暴れたい主人公はその提案を受けコーシャスの町へと飛んでいく。 302 :- ソウルクレイドル 世界を喰らう者 - 裏ルート:2007/03/15(木) 12 26 40 ID YGzSlwua0 コーシャスの町を襲撃した主人公はあっという間に町一番の富豪であるホーソンの私設兵団を退ける。 そして戦いの中、心が壊れてしまったドリーシュ※9を保護したシェマがホーソンを殺害する。 主人公はドリーシュを支配しようとするが心が壊れているため支配できずに、身柄をシェマに預ける。 そして主人公がアジトに戻る途中ピーネが何者かに攻撃を受けるが主人公はその攻撃からピーナを庇う。 その攻撃を受けた直後主人公は消えてしまい、主人公を倒したと思った襲撃者はオウビスカ国の邪眼の術師イードと名乗る。 しかし生きていた主人公はコケにされた借りを返しにオウビスカ国を滅ぼしに飛んでいく。 主人公一人の手によってオウビスカ国は落ち、主人公はそこの城を拠点とすることにする。 そして城にいた王女ディネスを人質にし、炎獄の剣士ゲシュタルを支配する。 城を手に入れた主人公はそこで帝国を作ることにする。 それならば何か王らしい名前を名乗った方がいいと言うギグの提案に主人公は「喰世王」と名乗ることにする。※10 そして主人公は44日間の眠りについた。 主人公が目が覚めるとオウビスカの城は一変し、いかにも魔王が住むような城に変わっている。 主人公が寝ている間に工事を進め、帝国の名前は魔侮堕血(まぶだち)帝国に決まっていた。※11 人格の壊れてきた仲間達を煩わしく思っていると、そこにジンバルトが現れアグリッピが脱走したという。 ピーナとアグリッピの手引きもあり捕らえたクピト族をエンドルフ達に逃がされる主人公。 エンドルフと戦おうとする主人公の前にピーナが割り込み、なぜこの前自分を助けたのかと問うピーナ。 その問いに主人公は「あそこで死なれたら面白くないしさ。」と答え、ピーナの目の前でアグリッピを殺害する。 突然アグリッピを殺され呆然とするピーナに「その顔が見たかった。」と言う主人公。 エンドルフ達を倒し、とどめを刺そうとするとそこに沈黙の騎士と呼ばれる謎の人物が現れ主人公は動けなくなってしまう。 ようやく動けるようになり逃げたエンドルフ達を追いかけようとするがゲシュタルの様子がおかしい、 そこにイードが現れゲシュタルについていたいと言うので主人公はイードを支配し、仲間にする。 直後城の内部で脱走兵が現れ、それを捕らえに行くがまたしても沈黙の騎士により動けなくなる主人公はリベンジを誓い55日間の眠りにつく。 303 :- ソウルクレイドル 世界を喰らう者 - 裏ルート:2007/03/15(木) 12 27 11 ID YGzSlwua0 主人公はディネスの子守歌※12によって目覚めるが歌が気にくわなく苛ついた顔を見せる。 そこにロドが現れ、昨日の風の元アジトに不穏分子が集まっていると聞いて、ストレス解消にそこへと向かう※13 不穏分子を鎮圧しに行くと※14、世界の人々は唯一主人公を退けたレビンの元へと集っているという、 そこに沈黙の騎士もいるという話を聞いた主人公はレイド国へと向かう。 イード、ゲシュタル、ロドの離反などもあったが圧倒的な力で主人公はレイド国の軍隊を退け※15 レビンにトドメを刺そうとするがそこに三度沈黙の騎士が現れ動きを止められてしまう。 動けない主人公にディネスが子守歌を歌い主人公は気を失う。 主人公が目が覚めるとそこは魔侮堕血帝国の近くにある迷いの森であった。 迷いの森を彷徨っていると突然迷いの森の封印が解け、そこに今まで倒してきた人物とフィーヌ、そして主人公に殺されたはずのレナが現れる。 レナは自分をベルビウスと名乗りこの世界の生を統べる者だと言う。 レナの戻りたくないのかと言う問いに「戻りたい」と答える主人公※16 そして沈黙の騎士の正体が里で主人公に殺されたはずのダネットと判明する※17 ダネットはなんとか主人公を説得しようとするが主人公は「なんで生きてたの?」と返す始末 。 そして主人公と種族を越えた全人類を代表した軍団との決戦が始まった。 305 :- ソウルクレイドル 世界を喰らう者 - 裏ルート:2007/03/15(木) 12 29 43 ID YGzSlwua0 あまりにも強大すぎる主人公の力に世界を喰らう者の力を借りてさえ敵わないベルビウス達。 そこへ最後の世界を喰らう者ラスキュラン※18が現れる。 だがラスキュランも相当に魂を消費しており、このまま主人公と戦っても負けるのは必死と考えフィーネの魂を喰らいパワーアップする。 そしてダネットもまた主人公を止めるには自分が緋涙晶になるしかないと考えて、 自殺と変わらない突撃を行い、自分自身を緋涙晶にする。 ベルビウスはその緋涙晶を使い、この世界とは別の世界、ガジル界から世界を喰らう者レナを呼びよせる。 そして主人公は自分もレナと同じ世界を喰らう者だということを知る。 ダネットの行動に心打たれたイードはなけなしの緋涙晶を使い、強大な治癒の力を持つ水棲族の王女アレキシミアを呼び寄せ、疲弊した皆を回復させる。 魂を削ってまで世界を救おうとする皆を見てベルビウスは自分の役目は終わったとしてレナに自分の魂を喰わせる。 レナに喰われるベルビウスの様子を見たギグは大笑いし、主人公に「なにか喰いたいか?」と聞くと 主人公は「ギグを喰いたいな。」と答えギグは逆にびびる 戦う前より強大となった軍団と主人公の決戦の火蓋は再度落とされた※19 ここで封印エンドと世界崩壊エンドに別れます。 306 :- ソウルクレイドル 世界を喰らう者 - 裏ルート:2007/03/15(木) 12 30 39 ID YGzSlwua0 封印エンド 死力を出し切った人類の前に主人公は敗れた。 まだ息がある主人公にレナはトドメを刺そうとするが、ギグがなにも言ってこないこと※20に疑問を感じる。 そして目が覚めたギグは前世の記憶、死を統べる者ヴィジランスの記憶を取り戻し、今までの罪を償う為に もう一度死を統べる者としてやり直すことにし、レナもそれに同意する。 ギグは死を統べる者としてフィーヌとラスキュランの魂を天に送り、またいつか主人公と出会うことを祈ってギグ自身も天に返る。 そして主人公はレナによってギグを封印してた黒い剣に封印され、ダネットの緋涙晶によって剣そのものも封印される。 封印された剣の中で主人公が目覚めるとそこにはダネットがいた。 「小さい頃からずっと一緒だったのです。嫌と言っても一緒ですよ。 いつかこの罪が許されたとき一緒に生まれ変わりましょう。」 そう言ってダネットは主人公が幼いときに歌ってくれた子守歌を歌い、主人公は深い眠りについた。 307 :- ソウルクレイドル 世界を喰らう者 - 裏ルート:2007/03/15(木) 12 31 34 ID YGzSlwua0 世界崩壊エンド 人類は死力を尽くした。 だが、主人公には及ばなかった。 「みんな……死んだ?」主人公がつぶやく 「まさか寂しいなんて言うんじゃないだろうな?」ギグの問いに答えられない主人公。 俺で我慢しろとギグは言う。 しかし、主人公は世界を喰らう者の力を使いギグを喰らってしまう※21 「この力…さっきまでのなんてカスじゃないか。ふふふ。」 ギグを喰らった主人公はつぶやく。 「召喚は使えないんだ……。」 誰もいなくなった迷いの森に主人公の狂気の笑い声が響き渡る。 「これで、ひとりだ……。」 世界の管理者と同等の力を手に入れた主人公を恐れたハーフニィス界を統べる者ハーフニィスはガジル界を統べる者ガジルと共に主人公に接触を試みる。 ハーフニィスは主人公を説得しようとするが、全てを破壊することしか考えていない主人公にその言葉は届かない。 言葉の届かない主人公に実力行使で止めようとする二人の管理者。 しかし 「殺神遊戯。」 本来ギグがいなければ使えない技により管理者は倒される。 「全てを統べる神よ……。 これが……あなたの望まれた結果……ですか?」 そしてハーフニィス界ガジル界、両界は全てを喰らう者となった主人公により虚無へと返った。 「楽しければいいんだよ……」 308 :- ソウルクレイドル 世界を喰らう者 - 裏ルート補足 :2007/03/15(木) 12 32 30 ID YGzSlwua0 ※1 戦闘の際の主人公の素敵台詞「赤ん坊?くだらないね。」「じゃあ殺してあげるよ。」「みんな死んじゃえ。」 ※2 支配するときの主人公の迫力にギグもびびる、コーホートに至っては命乞いをする程 ※3 主人公が意識を失っている間にギグが主人公の体を使って好き勝手やったらしい この後も主人公はたびたび長時間眠るがその間は大抵ギグが好き勝手やってる。 ※4 本当はスパイとして送り込まれたが、ピネ曰く「強い人が好き。」なので主人公側につく ※5 実は主人公が目が覚める前に、ギグに200年ぶりに出会って酷い目に遭わされてる ※6 この時に怯えた信者達から「恨み十八番」を受けるが、主人公は貰ったものだと思い、 ギグに「お前、俺よりすげーかもな…」と言わせる ※7 騎士団が来たのはヨストがソーンダイクにピネがソーンダイクの息子と教えた為 ※8 このときなぜかピネが行方不明に、理由は最後まで明かされない ※9 表ルートの富豪の娘のこと、シェマとは生き別れの姉妹。ホーソンは表裏どちらでもシェマに殺される ※10このとき選択肢があり「魔王でいいや」を選ぶと同社の某ガキ魔王に突っ込まれる ※11魔侮堕血と名付けたのはギグ、ロドも主人公もそのネーミングセンスはどうかと思ったが諦めた。 ソーンダイクは気に入ったらしい。 ※12神々の国の子守歌 ※13このときドリーが衰弱死していてシェマが危ないことになっている ※14この時主人公は「全てを喰らう者」と呼ばれている ※15この時ゲシュタルは完全に死亡し、イードでも復活させることができなくなっている。 ※16「戻らない」を選んでも展開は同じ ※17ダネットが主人公を止められたのは、主人公とギグの融合を助けている緋涙晶が彼女の父親でできている為 ダネットの言葉によって主人公の緋涙晶を操ることができる。 ※18レビンの中の人、表では結構極悪だったが裏では人間に頼りにされるのも悪くはないと思い人類を助ける。 裏がはじめからできれば少しは好きになる人間もいただろうともっぱらの噂 ※19決戦の名前は「……喰いたい」主人公の心の闇が見え微妙に怖い ※20レナはギグと200年前散々戦ってるのでギグの性格は把握している。 ※21ギグの最後の言葉は「な、なんであqゑrちゅいおp@~~!!?」
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りとるがーるあにまーじゅ【登録タグ VOCALOID Yuma Saito くらげP り チェリ子 曲 結月ゆかり】 作詞:くらげP 作曲:くらげP 編曲:くらげP 唄:結月ゆかり 曲紹介 くらげP の19作目。 大人になることで無くしてしまうモノのひとつの歌です。(作者コメ転載) イラストを チェリ子氏 が、動画を Yuma Saito氏 が手掛ける。 CD『ごめんねep』、くらげPの結月ゆかり全曲集『TOP SECRET!!』収録曲。 歌詞 プラスチックの箱の中いたんだ、君が。そこに。 出会った頃のままで僕ら、やり直せる。 事ある毎に傷つけて 黙って、抉って、身勝手な僕の頬に優しく触れて綻びる水中花 リトルガール 僕ら、いま、大人になる。 独りが辛いのなら、側にいる。 リトルガール、覚えてるよ。 リトルガール、君のことを。 変わってくものばかりの世界で 変わらぬ君を。 プラスチックの箱の中傷んだ青いバラに 水をやり続ける 水をやり続ける 君がどこにもいないなら ここで、その手、握ってる僕は一体どこにいるのさ。 本当は曖昧だ、思い出。 リトルガール 僕は、もう、大人になる? 君の面影が、闇に溶ける。 リトルガール、どこにいるの? 僕は、ここにいるよ。 記憶は形を変える。 嘘になる。 リトルガール 僕は、今、大人になる。 「独り」が、孤独が、心を食らう。 リトルガール、いつか僕は リトルガール、君に会える? 汚れきった世界に佇むリトルガール 大人になった君に。 コメント 追加おつ! -- 名無しさん (2014-04-24 23 49 42) コメント少なくてびびった…何でだよいい曲だろ~~~ -- 名無しさん (2016-11-03 00 17 32) 最高なのにどうして! -- 名無しさん (2019-04-19 19 33 58) いい曲なのに…めちゃ好き -- 名無しさん (2019-07-03 08 01 55) 名前 コメント
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ソウルクレイドル 世界を喰らう者 part29-193~198・299~303・305~308 193 :ソウルクレイドル◆l1l6Ur354A:2007/03/07(水) 17 48 56 ID fTFh0k6k0 ハーフニィス界・・・主人公達の世界 ガゼル界・・・もう一つの世界 大陸プロデスト。長い戦乱は覇王メディアンの武により収束するが 統一国家はメディアンと幼い王子の死により10年で潰える。 再び起こる戦乱を収めたのは成長した覇王の娘レナだった。 数十年後、突如謎の男ギグと3体の巨人「世界を食らう者」が現れ世界を襲う。 滅びつつある世界でレナは最後の軍勢と共にギグに挑む。2人は相撃ちとなり 残されたのは沈黙した世界を食らう者だけだった。 時は流れ200年後、生き延びていた灼連の術師レナの元、隠れ里で修行に励む 主人公と幼馴染の少女ダレット。レナに渡された黒い剣を手にした主人公は剣に 封じられていたギグと融合する。その力を持って、復活しつつある世界を食らう者を倒し 世界を救って欲しいと言われる。(地震の頻発、出生率低下など色々問題が起っている) 了承すると表ルート、2週目以降だと拒否する裏ルートに行ける。 ・ギグは主人公に力を貸してくれるが、その分身体の所有権がギグに奪われることになる。 ・相手の同意を得て「支配」するといつでも「召喚」で短時間呼び出せる。力が強くなる。 まず戦いの準備に向おうとするが、ダネットが使命を果たせとごねたのでいきなり 世界を食らう者の一基、フィーネに戦いを挑む。謎の包帯男と仮面男がいるが姿を消す。 刺激しないように警護するレイド国騎士団を退け、フィーネに挑むが敗北。 (勝つと自称裏主人公アサギと勝負。世界観崩壊で終了) (ギグの力を借りると2000レベルアップし勝利するがギグ復活しバッドエンド。) 194 :ソウルクレイドル◆l1l6Ur354A:2007/03/07(水) 17 49 58 ID fTFh0k6k0 ギグが身体を守るため転移してくれ、出直しを決めた主人公は邪眼の術師イードを名乗る 追いはぎと遭遇し退治する。町に辿りつくが、姿の見えないギグの声を聞いた警備員に 怪しい奴扱いされ戦闘に。圧倒的戦力を見せると、町の有力者クラスターに招かれる。 戦力を増強したい主人公達はクラスターと手を組むことに。水棲族の退治を依頼される。 ・シスコンの闘蹴士レビンと存在感のない男リタリーが部下として付いてくる。 少年に騙され戦闘に。力で水棲族を追い詰めるが、伏兵がおり逃走されてしまう。 水棲族はレイド国と敵対しているが、世界を食らう者を倒すのが目的らしいとわかる。 またクラスターの言っていた騎士団を襲った水棲族の手先とは主人公達のことだった。 主人公達が世界を喰らう者を退治しようとしている事を知り、クラスターは正式に協力者に 地震が起き、フィーネが動いていると知り現場に向う。 盗賊団首領のエンドルフがフィーネに攻撃を仕掛けていたのだ。騎士団には仲間と思われ逃走 エンドルフを追っかけて盗賊のアジトに辿りつく。 (エンドルフの正体はファントムブレイブのウォルナット。異世界から飛ばされてきている) かつて死に掛けている所を水棲族の女王アレキミシアの治癒で救われた彼の仲介で 水棲族のリーダーヨストとの話し合いをする主人公。 信頼を得るためレスト国を探るがイードと遭遇、戦闘で騎士団に見つかり任務に失敗する。 195 :ソウルクレイドル◆l1l6Ur354A:2007/03/07(水) 18 05 21 ID fTFh0k6k0 国王が国民に黙って世界を食らう者の力を利用しようと禁忌の宝石を使っている証拠を得 騎士団長に渡す。この件は自分にまかせてくれと言われたので別の地方に行く。 新興宗教団体の御神体ヌトラが世界を喰らう者の一体だったので追い詰めるが逃げられる。 その間に騎士団長、王の不正を暴き国民議会に訴えるが処刑され国が割れる。 フィーネに喰われ王死亡。ビームで国消滅。水棲族、騎士団残党、クラスター傭兵団に ギグの力を加え、ついにフィーネを倒す。レナに報告するが、レビンがヌトラ教徒につけられ 隠し里が襲われる。水棲族の村に避難する。 お嬢様と知り合う。その親の富豪が殺される。事件を追ううちに人身売買組織と戦い クラスターは昔馴染みの首領を助けようとするが悪に染まった首領はクラスターを人質に クラスターの弟ジンバルトが首領を殺害。兄貴をまかせたと言って飛び降り自殺。 196 :ソウルクレイドル◆l1l6Ur354A:2007/03/07(水) 18 16 22 ID fTFh0k6k0 人身売買組織に捕まっていたレビンの姉ユーフォリアをエンドルフが救出。 弱っていたので水棲族の所に連れて行く。主人公達も行くが、疫病が流行り薬を取りに行く クラスターに高価な薬を用意してもらい、村に向う途中盗賊の襲撃。 盗賊たちも疫病で次々に死ぬ。自分の親を殺した女盗賊にお嬢様、自分の薬を渡す。 水棲族に薬を届け一件落着かと思いきや、次の日疫病でユーフォリア死亡。 病気の裏にヌトラと影を知り、追っかけて滅殺。 本物のイードと交渉し、3機目の世界を喰らう者の封印された迷いの森へ。 だが中に入ると閉じ込められてしまう。中には魂の欠けたラスキュランの姿があった。 レナの力で外に出られるが、レナがラスキュランの確認をしているところで レビンがレナを殺害。ラスキュランはイードと交渉し、10年前子供の身体に入りこんだ。 人の出入りのある町でいずれ来るギグを発見しようと門番をしていたと語る。 主人公とギグの合体攻撃で弱った所をエンドルフがファントムブレイブの時の力 覚醒の力サイコ・バーガンディを使い2人とも行方不明になる。 197 :ソウルクレイドル◆l1l6Ur354A:2007/03/07(水) 18 24 20 ID fTFh0k6k0 真の敵はガゼル界だとわかったので、イードを倒して異世界に行くことに。 主人公がギグそっくりの発言をして仲間が驚く(融合が進んでいる) イードが空間の穴を小さくしたので主人公だけ行くことに、ダネットも付いてくる。 異世界の人間はみんな主人公そっくり。その世界で若いレナが待っており 主人公はこの世界を倒すために作られた世界を喰らう者だと言われる。 イードが送りこんだゲシュタル(覇王メディアンのアンデッド)の力を吸収し ガジルたちを追い詰めるが合体されてピンチ。 主人公はギグに身体を明け渡そうとするが、ギグは逆に全ての力を主人公に渡し勝利する。 ガジルを倒しめでたしめでたし 198 :ソウルクレイドル◆l1l6Ur354A:2007/03/07(水) 18 26 06 ID fTFh0k6k0 補足 ハーフニィスとガジルと言う2人の統べる者がおり、魂は2つの世界を輪廻する。 ガジル側はハーフニィス界の魂を出来るだけ自分の者にしようと企んでいる。 覇王メディアンが大陸統一。疫病で息子死亡。 ガジルにそそのかされ、不死になろうとメディアン死を統べるものを殺害。 直後、未来から来た主人公にボロ負けした所を生を統べるものに殺される。 (未来からきた主人公、疫病で死亡。ガジルに世界を喰らう者として利用される) メディアンの娘レナ、生を統べるものを追い詰めるが事情を説明され融合。 ン十年後、死を統べるものの魂を転生させたギグによる地上破壊開始。 この戦いでレナの魂が吹っ飛ぶ、レナの中の生を統べるものギグを封印。 中の人、レナの魂を世界を喰らう者としてガジル界に送り込む。 メディアンの部下の魔術師イードは、ギグに敗れるが息子に王の復活を託す その子孫がゲシュタルとして不完全ながらメディアンを復活させた。 299 :- ソウルクレイドル 世界を喰らう者 - 裏ルート:2007/03/15(木) 12 24 30 ID YGzSlwua0 初めての投稿なので色々お見苦しい点があると思いますが投稿させて貰います ※設定やら人物については別の方が書いてくださった表ルートを参考にしてください。 あと女主人公でやってるので男はよくわかりません。 ある日修行に励んでいた主人公と幼なじみのダネットはレナに呼び出される。 そこで二人はレナからそれぞれ武器を授かるが、 主人公は武器に封印されていたギグと融合する。 レナの話では主人公は唯一世界を喰らう者と対抗できる手段だといい、主人公に世界を救う旅に出るように頼む。 だが、納得できない主人公はなぜ自分なのかとレナに疑問をぶつける。 レナは、それはギグと融合した主人公にしかできないことと説明するが、 主人公はそれに「私はそのためだけに育てられたのか…勝手なことばっかり…」と、 レナの言動に怒りを覚える(ここで選択肢がでてレナに謝ると表ルートに復帰) いつもとは違う主人公の言動にとまどうダネットとレナ、 そこでギグが主人公の気持ちを代弁する(表ではギグの声が外にでるまで時間がかかったが、裏では主人公がギグのことを歓迎したので馴染むのが早い) その言葉は「……世界なんか知るか、みんな死んでしまえ。」 そして主人公はレナを殺害し、隠れ里から出ようとする。 そこに里の人間が主人公を止めようと、総力をもってかかってくる。 始めは数の多さに苦戦する主人公だが、ギグから力を貸してやるという提案を受け入れ、パワーアップする。(戦闘の際主人公のボイスは悪役っぽくなっている。) ギグの力を得た主人公に非戦闘員である里の人間がもはや敵うはずもなく、里の人間は全員皆殺しにされる※1 最後に残ったダネットを殺し、里の外に出る主人公。 300 :- ソウルクレイドル 世界を喰らう者 - 裏ルート:2007/03/15(木) 12 25 13 ID YGzSlwua0 里から出たのはいいが、これから何をすればいいかわからない主人公。 そこでギグから世界を喰らう者くらいなら軽く捻れる、と聞いて早速レイド北の世界を喰らう者(フィーネ)に挑みに行く。 フィーネを警護する騎士団ごと倒した主人公は騎士団副団長コーホートを支配する。※2 フィーネを倒した主人公はギグの力の使いすぎで11日間眠ってしまう。 目を覚ますとそこには見慣れぬ少年(ピネ)がいた。 ギグとコーホートの話によると主人公がフィーネを倒したあげく、レイド国を荒らし回った※3ので。 世界を喰らう者より脅威を感じたレイド国が生贄※4として差し出したと言う。 目が覚め力が有り余っている主人公は次の標的を世界を喰らう者ヌトラ※5とヌトラ教に定め逃れ水の砂漠に飛ぶ。 ヌトラとの戦いの最中、神として崇めていたヌトラを圧倒する主人公を見て、ヌトラ教祖クレッグルは主人公こそが真の神だといってヌトラを裏切る。 圧倒的な主人公の力に恐怖したヌトラはピネを人質にとる、だがしかし主人公は「ピネ、間抜けだね。」と言ってヌトラを殺す。(ピネは死んでない) ヌトラを倒しても全く気分が晴れない主人公はヌトラ教の本拠地に攻め込み、破壊と殺戮の限りを尽くし、その姿に感動したクルテッグを支配する※6 主人公がアジトに帰ってくると、そこにピネを取り戻しに来た水棲族(ヨスト)と騎士団(団長ソーンダイク)が襲いかかってくる※7 だが世界を喰らう者2匹を倒した主人公に敵うはずもなく、主人公は「つまらない」と言い放つ。 そこで主人公は騎士団と水棲族に「戦って勝った方にピネを返す」と言い、その話に乗ってしまったヨストが騎士団と戦い始める。 このままでは共倒れになりかねないと判断したソーンダイクはヨストに敵の内部に自身が潜り込んでピネを助ける案を出しヨストもそれを信じる。 こうしてソーンダイクは裏切り者の汚名を被り主人公に支配される。 そして散々暴れ回った主人公は22日間の眠りにつく、 主人公が次に起きた時、主人公は世界の敵になっていた。 301 :- ソウルクレイドル 世界を喰らう者 - 裏ルート:2007/03/15(木) 12 25 44 ID YGzSlwua0 オステカの町を偵察してきたピネによるとクラスターとい商人が対主人公のために兵隊を集めているという話を聞く。 ならば望み通りにしてあげると言ってオステカの町に主人公は飛んでいった。 始めは楽勝と思っていたが、オステカの町を守る門番レビンになぜか苦戦してしまう 興ざめした主人公は「お腹減った…」と言ってそのまま帰ってしまうのであった。 アジトに帰るとそこに人身売買組織「昨日の風」のボス、ロドが現れ仲間にして欲しいという。 別に仲間が増えるても構わない主人公はロドとジンバルトを支配する。 そしてロドは「支配するならいっそ世界も支配しないか?」と提案をし、 空飛ぶ軍隊があれば面白い戦力になると言って翼のある種族クピト族の集団誘拐を提案する。 その提案に乗った主人公は廃墟の村プルキニエに向かう。 プルキニエの村につくと、プルキニエの援軍として義賊(エンドルフ)が現れる。 しかし戦闘の最中義賊のシェマがエンドルフを裏切り主人公側につく。 そしてプルキニエの部隊を倒した主人公は33日間の眠りについた。※8 主人公が起きると寝てる間にクピト族のアグリッピとピーナを人質にとりクピト族を支配したという話を聞く。 仲間になったシェマから今後は金が入り用になってくるだろうから金持ちの住む町コーシャスを襲わないかという提案を受け、 とにかく暴れたい主人公はその提案を受けコーシャスの町へと飛んでいく。 302 :- ソウルクレイドル 世界を喰らう者 - 裏ルート:2007/03/15(木) 12 26 40 ID YGzSlwua0 コーシャスの町を襲撃した主人公はあっという間に町一番の富豪であるホーソンの私設兵団を退ける。 そして戦いの中、心が壊れてしまったドリーシュ※9を保護したシェマがホーソンを殺害する。 主人公はドリーシュを支配しようとするが心が壊れているため支配できずに、身柄をシェマに預ける。 そして主人公がアジトに戻る途中ピーネが何者かに攻撃を受けるが主人公はその攻撃からピーナを庇う。 その攻撃を受けた直後主人公は消えてしまい、主人公を倒したと思った襲撃者はオウビスカ国の邪眼の術師イードと名乗る。 しかし生きていた主人公はコケにされた借りを返しにオウビスカ国を滅ぼしに飛んでいく。 主人公一人の手によってオウビスカ国は落ち、主人公はそこの城を拠点とすることにする。 そして城にいた王女ディネスを人質にし、炎獄の剣士ゲシュタルを支配する。 城を手に入れた主人公はそこで帝国を作ることにする。 それならば何か王らしい名前を名乗った方がいいと言うギグの提案に主人公は「喰世王」と名乗ることにする。※10 そして主人公は44日間の眠りについた。 主人公が目が覚めるとオウビスカの城は一変し、いかにも魔王が住むような城に変わっている。 主人公が寝ている間に工事を進め、帝国の名前は魔侮堕血(まぶだち)帝国に決まっていた。※11 人格の壊れてきた仲間達を煩わしく思っていると、そこにジンバルトが現れアグリッピが脱走したという。 ピーナとアグリッピの手引きもあり捕らえたクピト族をエンドルフ達に逃がされる主人公。 エンドルフと戦おうとする主人公の前にピーナが割り込み、なぜこの前自分を助けたのかと問うピーナ。 その問いに主人公は「あそこで死なれたら面白くないしさ。」と答え、ピーナの目の前でアグリッピを殺害する。 突然アグリッピを殺され呆然とするピーナに「その顔が見たかった。」と言う主人公。 エンドルフ達を倒し、とどめを刺そうとするとそこに沈黙の騎士と呼ばれる謎の人物が現れ主人公は動けなくなってしまう。 ようやく動けるようになり逃げたエンドルフ達を追いかけようとするがゲシュタルの様子がおかしい、 そこにイードが現れゲシュタルについていたいと言うので主人公はイードを支配し、仲間にする。 直後城の内部で脱走兵が現れ、それを捕らえに行くがまたしても沈黙の騎士により動けなくなる主人公はリベンジを誓い55日間の眠りにつく。 303 :- ソウルクレイドル 世界を喰らう者 - 裏ルート:2007/03/15(木) 12 27 11 ID YGzSlwua0 主人公はディネスの子守歌※12によって目覚めるが歌が気にくわなく苛ついた顔を見せる。 そこにロドが現れ、昨日の風の元アジトに不穏分子が集まっていると聞いて、ストレス解消にそこへと向かう※13 不穏分子を鎮圧しに行くと※14、世界の人々は唯一主人公を退けたレビンの元へと集っているという、 そこに沈黙の騎士もいるという話を聞いた主人公はレイド国へと向かう。 イード、ゲシュタル、ロドの離反などもあったが圧倒的な力で主人公はレイド国の軍隊を退け※15 レビンにトドメを刺そうとするがそこに三度沈黙の騎士が現れ動きを止められてしまう。 動けない主人公にディネスが子守歌を歌い主人公は気を失う。 主人公が目が覚めるとそこは魔侮堕血帝国の近くにある迷いの森であった。 迷いの森を彷徨っていると突然迷いの森の封印が解け、そこに今まで倒してきた人物とフィーヌ、そして主人公に殺されたはずのレナが現れる。 レナは自分をベルビウスと名乗りこの世界の生を統べる者だと言う。 レナの戻りたくないのかと言う問いに「戻りたい」と答える主人公※16 そして沈黙の騎士の正体が里で主人公に殺されたはずのダネットと判明する※17 ダネットはなんとか主人公を説得しようとするが主人公は「なんで生きてたの?」と返す始末 。 そして主人公と種族を越えた全人類を代表した軍団との決戦が始まった。 305 :- ソウルクレイドル 世界を喰らう者 - 裏ルート:2007/03/15(木) 12 29 43 ID YGzSlwua0 あまりにも強大すぎる主人公の力に世界を喰らう者の力を借りてさえ敵わないベルビウス達。 そこへ最後の世界を喰らう者ラスキュラン※18が現れる。 だがラスキュランも相当に魂を消費しており、このまま主人公と戦っても負けるのは必死と考えフィーネの魂を喰らいパワーアップする。 そしてダネットもまた主人公を止めるには自分が緋涙晶になるしかないと考えて、 自殺と変わらない突撃を行い、自分自身を緋涙晶にする。 ベルビウスはその緋涙晶を使い、この世界とは別の世界、ガジル界から世界を喰らう者レナを呼びよせる。 そして主人公は自分もレナと同じ世界を喰らう者だということを知る。 ダネットの行動に心打たれたイードはなけなしの緋涙晶を使い、強大な治癒の力を持つ水棲族の王女アレキシミアを呼び寄せ、疲弊した皆を回復させる。 魂を削ってまで世界を救おうとする皆を見てベルビウスは自分の役目は終わったとしてレナに自分の魂を喰わせる。 レナに喰われるベルビウスの様子を見たギグは大笑いし、主人公に「なにか喰いたいか?」と聞くと 主人公は「ギグを喰いたいな。」と答えギグは逆にびびる 戦う前より強大となった軍団と主人公の決戦の火蓋は再度落とされた※19 ここで封印エンドと世界崩壊エンドに別れます。 306 :- ソウルクレイドル 世界を喰らう者 - 裏ルート:2007/03/15(木) 12 30 39 ID YGzSlwua0 封印エンド 死力を出し切った人類の前に主人公は敗れた。 まだ息がある主人公にレナはトドメを刺そうとするが、ギグがなにも言ってこないこと※20に疑問を感じる。 そして目が覚めたギグは前世の記憶、死を統べる者ヴィジランスの記憶を取り戻し、今までの罪を償う為に もう一度死を統べる者としてやり直すことにし、レナもそれに同意する。 ギグは死を統べる者としてフィーヌとラスキュランの魂を天に送り、またいつか主人公と出会うことを祈ってギグ自身も天に返る。 そして主人公はレナによってギグを封印してた黒い剣に封印され、ダネットの緋涙晶によって剣そのものも封印される。 封印された剣の中で主人公が目覚めるとそこにはダネットがいた。 「小さい頃からずっと一緒だったのです。嫌と言っても一緒ですよ。 いつかこの罪が許されたとき一緒に生まれ変わりましょう。」 そう言ってダネットは主人公が幼いときに歌ってくれた子守歌を歌い、主人公は深い眠りについた。 307 :- ソウルクレイドル 世界を喰らう者 - 裏ルート:2007/03/15(木) 12 31 34 ID YGzSlwua0 世界崩壊エンド 人類は死力を尽くした。 だが、主人公には及ばなかった。 「みんな……死んだ?」主人公がつぶやく 「まさか寂しいなんて言うんじゃないだろうな?」ギグの問いに答えられない主人公。 俺で我慢しろとギグは言う。 しかし、主人公は世界を喰らう者の力を使いギグを喰らってしまう※21 「この力…さっきまでのなんてカスじゃないか。ふふふ。」 ギグを喰らった主人公はつぶやく。 「召喚は使えないんだ……。」 誰もいなくなった迷いの森に主人公の狂気の笑い声が響き渡る。 「これで、ひとりだ……。」 世界の管理者と同等の力を手に入れた主人公を恐れたハーフニィス界を統べる者ハーフニィスはガジル界を統べる者ガジルと共に主人公に接触を試みる。 ハーフニィスは主人公を説得しようとするが、全てを破壊することしか考えていない主人公にその言葉は届かない。 言葉の届かない主人公に実力行使で止めようとする二人の管理者。 しかし 「殺神遊戯。」 本来ギグがいなければ使えない技により管理者は倒される。 「全てを統べる神よ……。 これが……あなたの望まれた結果……ですか?」 そしてハーフニィス界ガジル界、両界は全てを喰らう者となった主人公により虚無へと返った。 「楽しければいいんだよ……」 308 :- ソウルクレイドル 世界を喰らう者 - 裏ルート補足:2007/03/15(木) 12 32 30 ID YGzSlwua0 ※1 戦闘の際の主人公の素敵台詞「赤ん坊?くだらないね。」「じゃあ殺してあげるよ。」「みんな死んじゃえ。」 ※2 支配するときの主人公の迫力にギグもびびる、コーホートに至っては命乞いをする程 ※3 主人公が意識を失っている間にギグが主人公の体を使って好き勝手やったらしい この後も主人公はたびたび長時間眠るがその間は大抵ギグが好き勝手やってる。 ※4 本当はスパイとして送り込まれたが、ピネ曰く「強い人が好き。」なので主人公側につく ※5 実は主人公が目が覚める前に、ギグに200年ぶりに出会って酷い目に遭わされてる ※6 この時に怯えた信者達から「恨み十八番」を受けるが、主人公は貰ったものだと思い、 ギグに「お前、俺よりすげーかもな…」と言わせる ※7 騎士団が来たのはヨストがソーンダイクにピネがソーンダイクの息子と教えた為 ※8 このときなぜかピネが行方不明に、理由は最後まで明かされない ※9 表ルートの富豪の娘のこと、シェマとは生き別れの姉妹。ホーソンは表裏どちらでもシェマに殺される ※10このとき選択肢があり「魔王でいいや」を選ぶと同社の某ガキ魔王に突っ込まれる ※11魔侮堕血と名付けたのはギグ、ロドも主人公もそのネーミングセンスはどうかと思ったが諦めた。 ソーンダイクは気に入ったらしい。 ※12神々の国の子守歌 ※13このときドリーが衰弱死していてシェマが危ないことになっている ※14この時主人公は「全てを喰らう者」と呼ばれている ※15この時ゲシュタルは完全に死亡し、イードでも復活させることができなくなっている。 ※16「戻らない」を選んでも展開は同じ ※17ダネットが主人公を止められたのは、主人公とギグの融合を助けている緋涙晶が彼女の父親でできている為 ダネットの言葉によって主人公の緋涙晶を操ることができる。 ※18レビンの中の人、表では結構極悪だったが裏では人間に頼りにされるのも悪くはないと思い人類を助ける。 裏がはじめからできれば少しは好きになる人間もいただろうともっぱらの噂 ※19決戦の名前は「……喰いたい」主人公の心の闇が見え微妙に怖い ※20レナはギグと200年前散々戦ってるのでギグの性格は把握している。 ※21ギグの最後の言葉は「な、なんであqゑrちゅいおp@~~!!?」