約 1,320 件
https://w.atwiki.jp/pgbnavi/pages/2094.html
スコア オープン戦 東京-札幌1回戦 明治神宮野球場(東京1敗) 札幌 000 000 510-6 東京 010 100 000-2 (札)○恩田、染井、斉藤-上野、当銘 (東)萱村、Hカナデ、●久遠和、浅間、白石、日高、久遠令-四方木田 戦評 東京先発は萱村、札幌先発は恩田。 先に試合の主導権を奪ったのは東京。2回、ツーアウト二塁の場面で、ルーキー・西崎が恩田のストレートを引っ張ると、鋭い打球がレフト線へ抜ける間に二塁ランナーが生還、まず1点のリードを奪うことに成功する。 援護を受けた東京・萱村は初回以外は札幌打線を三者凡退で片付けていく快調なピッチングで付け入るスキを与えない。その間にも東京は4回に満塁の場面からアルテミエワの併殺の間に追加点を挙げ、リードを広げていく。 東京は6回から継投に入り、このまま逃げ切りかと思われたが7回、札幌打線がついに牙を剥く。ツーアウトからスアレスのヒットを皮切りに礒江までの7人がヒットで繋ぐという大攻勢を見せ、一挙5得点。ここまで好投を見せていた恩田に勝利投手の権利が転がり込む。 札幌はさらに8回に紫のタイムリーヒットでダメ押しすると、染井、斉藤と無失点リレーで逃げ切り試合終了。7回2失点の恩田とラッキーセブンの猛攻で投打がハマった札幌が見事な逆転勝利。東京はまさかの展開となったが、萱村が5回無失点と変わらぬ安定感を見せ、存在感をアピールした。 責任投手・本塁打 [勝] 恩 田 1勝 [S] [敗] 久遠和 1敗 [本] 試合詳細 +... 打撃成績 +... 守備成績 +... 投手成績 +...
https://w.atwiki.jp/kadu/pages/135.html
#blognavi 著者:恩田陸 ジャンル:エッセイ 評価:★★★☆ 感想:飛行機嫌いの恩田陸がイギリス・アイルランドを巡った紀行文。旅行の話云々よりも「恩田陸という作家」を構成する要素(好きな本や映画や考え方)を旅行というファクターを使って切り出したという感じ。この人、なかなか面白いツッコミを端々でしてくれるので、ファンとしては楽しく読めました。紀行文を読みたい人には向いてないけどね。 カテゴリ [ノンフィクション] - trackback- 2007年06月20日 00 38 51 #blognavi
https://w.atwiki.jp/pgbnavi/pages/2500.html
スコア 交流戦 福岡-札幌4回戦 アーミン・ヴォルフ・アレーナ(福岡2勝2敗) 札 幌 000 000 110-2 福 岡 000 000 000-0 (札)◯恩田-上野、当銘 (福)清水、●宮苑、アニス-皇后崎 戦評 2022年度交流戦最後の一戦をドイツにて迎えることとなった福岡・札幌の両チーム。 福岡は清水、札幌は恩田を、それぞれ6試合目の先発マウンドへ送った。 札幌は初回、1番カミュが内野安打で出塁し盗塁も決め、いきなり無死二塁と清水の立ち上がりを攻め立てる。しかし後続はライト野村の好守などもあって得点には結び付かず。その裏は恩田が福岡打線を三者凡退に抑えると、対する清水もギアを上げ、以降互いに全く出塁のない引き締まった投手戦に。両スタメンの全18人が一通り凡退した4回表二死、ハンナがようやく本ゲーム2本目の安打を放つも、ここでも札幌は得点ならず。 恩田は変化球中心の投球で打者の的を外し、4回までパーフェクト。援護点を挙げたい札幌打線は5回表に下位打線から一死二三塁のチャンスを作ると、トップに戻ってカミュでスクイズを敢行。しかしサード鳴上の猛チャージに軍配が上がり、三塁ランナースアレスは本塁タッチアウト。続く常磐もショートゴロに倒れ、またも先制点を逃す。 ピンチを掻い潜り6回無失点と踏ん張った福岡先発・清水の後を継いだのは、今季救援2勝の宮苑。この変わり際がターニングポイントだった。7回表、先頭の6番紫、7番スアレスが両翼へクリーンヒットを連打すると8番リッサネンはセンター前にタイムリー。終盤に差し掛かってとうとう初の得点が入る。さらに札幌は8回表、福岡3番手のアニスから常磐、礒江の連続盗塁で無死二三塁の場面を作ると、ハンナの高いバウンドの打球がセカンド松波の野選を誘い、機動力の賜物とも言える2点目を挙げた。 2点リードを貰った恩田は9回まで続投。最後はランナーを背負いながらも凡打を打たせて切り抜け、完封勝利を挙げた。恩田はこれが今季2勝目で、第2節以来久し振りの白星となる。 札幌は4連勝の快進撃で、依然1ゲーム差の首位熊本を猛追。オールスター明けの直接対決で逆転を狙う。 責任投手・本塁打 [勝] 恩 田 2勝4敗 [S] [敗] 宮 苑 2勝1敗 [本] 試合詳細 + ... 打撃成績 + ... 守備成績 + ... 投手成績 + ...
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/18180.html
2014年公開。 http //animemirai.jp/ 監督 恩田尚之 脚本 木ノ花咲 絵コンテ 安彦英二、恩田尚之 キャラクター原案 恩田尚之 キャラクターデザイン・作画監督 清水保行 作画監督補佐 桑原幹根 動画検査 梶谷睦子、加来由加里 美術監督 柳沢裕介 美術設定 菱山徹 色彩設計 成畑愛和 CGI監督 野尻裕子 編集 重村建吾 音響演出・整音 笠松広司 録音演出 名倉靖 フォーリー 山口美香 録音助手 眞下のぞみ 音楽 石塚徹 アニメーション制作 STUDIO4℃ ■関連タイトル
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/4091.html
エルレイド そばかす(るろうに剣心のテーマ) -- (ジャイポ) 2012-01-23 17 11 19 草案 メンバー ユキメノコ:YUKI 名前ネタ。りんしょう必須。 サンダース:TAKUYA 孵化場所はジョウト地方で ガバイト:恩田快人 コータス:五十嵐公太 名前ネタ 楽曲 ラブカス:POWER OF LOVE ゴチルゼル:LOLITA A-GO-GO カメックス:BLUE TEARS ムシャーナ:DAYDREAM ソルロックorウルガモス:Hello!Orange Sunshine デリバード:クリスマス ホイーガ:Over Drive ユニラン:ラブリーベイベー メブキジカ:散歩道 オニスズメ:手紙をかくよ メール必携 -- (ユリス) 2013-09-01 09 55 03 ガブリアス:恩田快人 -- (名無しさん) 2018-02-09 23 46 29 草案 楽曲 ラッキー:ラッキープール -- (ユリス) 2018-02-10 15 16 46 ブイズ ニンフィア YUKI サンダース TAKUYA ブラッキー 恩田快人 ブースター 五十嵐公太 -- (名無しさん) 2018-02-24 13 24 50 ウルトラビースト ウツロイドorベベノム YUKI デンジュモク TAKUYA アーゴヨン 恩田快人 ツンデツンデ 五十嵐公太 -- (名無しさん) 2018-03-03 07 11 20 炎タイプの御三家 マフォクシー:YUKI バクフーン:TAKUYA リザードン:恩田快人 バシャーモ:五十嵐公太 -- (ユリス) 2018-03-03 09 58 16 草案 楽曲 メロエッタ ミュージック ファイター アシレーヌ クラシック ベイビィポケモン 小さな頃から デスマス LOVER SOUL カクレオン カメレオンルミィ -- (名無しさん) 2018-03-09 20 57 11 楽曲 LOLLIPOP キルリア 歌詞が女の子らしいので チェリム 春に似合うに曲なので -- (名無しさん) 2018-03-09 21 00 38 草案 楽曲 アルセウス:イロトリドリ ノセカイ -- (ユリス) 2018-03-10 17 34 20 カプ神 カプ・テテフ YUKI カプ・コケコ TAKUYA カプ・ブルル 恩田快人 カプ・レヒレ 五十嵐公太 -- (名無しさん) 2018-04-09 15 17 42 楽曲 ストリンダー Over Drive(同名の技を覚えるから) -- (名無しさん) 2020-03-06 16 48 05 草案 楽曲 キテルグマ:キケンな2人 ラッキー:ラッキープール -- (ユリス) 2020-04-04 16 15 21 楽曲 ソルガレオ:Hello!Orange Sunshine -- (サスケ) 2020-08-05 17 18 00 楽曲 カクレオンorジメレオン:カメレオンルミィ -- (サスケ) 2021-01-02 10 18 03 楽曲 マルマイン:ダイナマイト -- (サスケ) 2021-01-16 08 57 55 楽曲 ホイーガ:自転車 -- (サスケ) 2021-11-29 12 46 27
https://w.atwiki.jp/pgbnavi/pages/2419.html
スコア 交流戦 大阪-札幌2回戦 阪神甲子園球場(大阪1勝1敗) 札 幌 000 000 010-1 大 阪 000 030 10X-4 (札)●恩田、西園寺-当銘 (大)◯天花寺、H川澄、S水野-千葉 戦評 交流戦の2戦目、圧倒的攻勢で敵地初戦を勝利した札幌にホーム大阪は巻き返しを図る。 大阪は今年のドラフト1位・天花寺、札幌は2年前のドラフト1位・恩田という先発顔合わせとなった。 大阪先発・天花寺が初回を三人で終えたのに対し、札幌先発・恩田は先頭の小瀬村に四球を与え盗塁まで許す苦しいスタート。この場面は後続をやり過ごし失点を免れるものの、その後3回まで毎回ランナーを出すややぐずついた立ち上がり。対照的に天花寺は札幌打線の一巡目をパーフェクトピッチで抑え、さらに4回も1~3番を三者凡退と俄然ギアが上がる。 そんなルーキーの好投に大阪打線が応えたのが5回裏。千葉、LANAが連打で出塁し、小瀬村がバントで送って二三塁に。妙高が三振に倒れ二死となり、打席には3番・森。テンポ良くツーストライクと追い込んだ恩田が投じた3球目、決め球のo-ドロップを狙いすましたかのような森のフルスイングが捉え、バックスクリーンに突き刺さった。このホームランで大阪が3点を先制し、ゲームの主導権を握る。 援護を得た天花寺は、打席2巡目に入って徐々に被安打が増えつつも、要所は譲らず札幌に得点を与えない。打線も7回裏に再び恩田を捉え、あわや長打コースの妙高の犠飛で1点を追加し4-0。恩田がこの回をもって降板したのに対し、天花寺は8回も続投。ところが3巡目は下位打線の当たりが鋭かった。先頭の8番・紫が106km/hパワーカーブをジャストミートして引っ張った強烈なライナーは、ファースト嘉祥寺が飛びついての好捕で辛くもワンアウト。続く9番・リッサネンは外角高めの直球を逆らわずに流して大きな当たり。ライト神崎が懸命に追うが、打球はさらに伸びてスタンドイン。札幌が完封に待ったを掛ける1点を返す。するとそこから1番・カミュは1球もバットを振らずに四球、さらに盗塁成功と、じわじわ流れが札幌に傾いていく。天花寺は気迫で二死まで持ち込むが、ここで大阪ベンチは潮時を判断。3番・礒江に対し川澄をワンポイントリリーフに送り、これが実り札幌の反撃をシャットアウト。 9回は水野が無安打で締め、4セーブ目をあげて試合終了。先発の天花寺が初勝利。 大阪はこのカードを五分とし、前節でできた借金を帳消しとした。 責任投手・本塁打 [勝] 天花寺 1勝 [S] 水 野 4S [敗] 恩 田 1勝1敗 [本] 森 3号 リッサネン 1号 試合詳細 + ... 打撃成績 + ... 守備成績 + ... 投手成績 + ...
https://w.atwiki.jp/hamakko1963/
横浜市三千分一地形図 横浜中心部 西戸部 桜ヶ丘 上星川 三ツ沢 神奈川 新港町 横浜東北部 恩田西部 長津田 十日市場 三保町 恩田
https://w.atwiki.jp/nekogoya/pages/66.html
その敵騎に今、都築が襲いかかった。 「行けっ、都築っ!」 美奈代は思わずそう言ってしまった。 が――― ガンッ! 「―――えっ?」 その鈍い音と同時に、宙を舞ったのは、 幻龍に突き技を喰らわそうとした雛鎧。 都築騎だ。 ドォォォォンッ―――!! 吹き飛ばされ、宙を舞った都築騎が地面に叩き付けられるまでが、もどかしいほどゆっくりとしていたように、美奈代には思えてならない。 「―――都築っ!」 美奈代の悲鳴に近い叫びの後、各騎から報告が入った。 『都築っちがやられた!』 『フランケンもだ!』 宗像は無事だ。 「神城っ!そっちは!」 『こっちは全騎無事!』 長女の一葉が答えた。 『紙一重で光葉が避けた!』 「よくやった!―――間合いをとれ!」 雛鎧を後退させながら、美奈代はちらと都築騎を見た。 大地に大の字になって倒れる都築騎はぴくりとも動かない。 「―――折角、惚れ直してやったのに」 ああもあっさりと吹き飛ばされるヤツがあるか! 美奈代が、都築騎の生命反応があることを確認した時だ。 「“マスター!”」 “さくら”が悲鳴に近い声を上げた。 「敵、動いたよ!」 「なっ!?」 そう。 第一分隊の逆襲が始まったのだ。 「下がれっ!」 プライドを傷つけられた彼らの手には今、エモノが握られている。 相手が女だあろうが情け容赦はないはずだ。 不運なことに、真っ先に襲われたのは美晴騎だ。 『―――ヒッ』 レシーバーに美晴が恐怖に息を飲んだ音が聞こえた。 「柏っ!死にたくなかったら戦えっ!」 『ヒッ……ヒャァァァァァァァッ!』 錯乱したような声と同時に、美晴騎が抜刀。 剣とシールドを装備する敵騎に突き技をかけた。 どうしても一番動きが鈍くなる腹部を狙った低めの一撃。 だが――― ガンッ! 美晴騎は突き技の体勢のまま、横に吹き飛ばされた。 『グウッ!』 「柏ぁっ!」 何が起きたか? 美奈代にはそれがわかった。 楯だ。 敵は、美晴の突き技と交差するように楯を繰り出し、丁度、片刃の剣の下へ楯を突き入れた。 そして、楯表面の丸みを利用して剣をそらせ、体勢を崩した美晴騎にショルダーアタックをかけたのだ。 普通なら剣やメイスの一撃が入る所。 もし、その普通が行われていたら、美晴は今頃、靖国行きの片道切符を手にしているだろう。 「べ、ベテラン並か!?」 どうする? その疑問に、答えが出てこない。 そんな美奈代の耳に通信機越しの声が聞こえてきた。 『前の雛鎧、泉候補生か?』 染谷だ。 「―――は、はい」 『どう?ハンデをあげようか?』 「それ、騎士道精神に則っているつもりですか?」 『ご婦人には親切にっていうのがモットーなんだ』 「一応、断っておきますが、今、候補生がブッ倒したのは立派なご婦人ですよ?」 『騎士である以上、全力でお相手するのが親切。違う?』 「詭弁を!」 『まぁ落ち着いて聞いて欲しい。泉』 「―――何だ」 『一対一(さし)で勝負しないか?』 「一対一(さし)で?」 『ああ。君が勝てば、部下に攻撃を止めるように言ってやってもいい』 「……貴様が勝ったら?」 本来なら、“候補生”とでもいうだろう。 だが、今の美奈代にとって、それさえ恐ろしく丁寧すぎる気がした。 『僕のモノになって欲しい』 「……」 『……』 「……」 『……何故、反応がない?』 「……は?」 『告白されて、反応がそれ?』 染谷の声は、明らかな落胆の色を含んでいた。 『か、かなり傷ついたけど……』 「ち、ちょっと待ってっ!」 美奈代は怒鳴った。 「い、今のどこが愛の告白ですかっ!」 『私のモノになれと言ったけど……え?ち、違うのか!?ダメなのか!?泉候補生には、これでいいって!』 『泉っ!』 息巻いたさつきが怒鳴った。 『こんなヤツのペットだかオモチャだか奴隷になったら、許さないからね!?』 「露骨に表現するなっ!」 『ど、どういう扱いがお望み?』 「完全無関係っ!」 『それは―――』 染谷は冷たく笑った。 『完全に嫌われているようだ』 「貴様を好きになる物好きがいるものですかっ!」 『なら、男らしく力ずくだな』 染谷騎が剣を抜いた。 模擬刀とはいえ、下手に命中すれば無事では済まない。 「っ!」 『第一分隊各騎、泉騎は私のエモノだ。手を出すな』 『了解っ!』 「“マスター”!」 “さくら”が言う。 「どうするの!?」 「やるしかないっ!」 美奈代は口ではそういいつつ、自問した。 どうやって? あんな器用な技をかけてくるヤツ相手にどうやる? 装備は剣―――長刀2本と短刀4本、そして楯。 MLは使用出来ないから――― 美奈代は即座に雛鎧の武装を頭に思い浮かべた。 ―――自分でも勝てそうな武装が、ない。 「祷子じゃないが、スペシウム光線くらい欲しいな」 「あれだって、殴ったり蹴ったりした後だよ?」 “さくら”が言った。 「よく知っているな」 ん? 殴ったり、蹴ったり? ―――そうか。 ガンッ 美奈代は突然、剣を鞘に収めた。 「“マスター”!?」 「泉候補生!?」 “さくら”と牧野中尉がほぼ同時に驚きの声を上げた。 「戦闘放棄か?」 後ろで教官が呆れたような、見下げたような声を上げた。 「それとも、本気でベッドの中に戦場を移す気か?」 「……剣が必要ないだけです」 美奈代は言った。 「剣では勝てませんが―――せめて五分まで!」 美奈代は雛鎧のシールドだけを構えた。 「泉」 そんな美奈代に、教官は鋭く言った。 「戦いは―――甘くないぞ?」 無論、戦っているのは美奈代ばかりではない。 この状況下で、第一分隊相手に五分以上に渡り合っているのは――― ギインッ! 「―――ちいっ!」 鋭い舌打ちと同時に、宗像は騎を急速後退させた。 「あれをしのぐか!?」 恩田騎には、数回に渡ってダメージを与えている。 だが、その全てが致命的なダメージとはなっていない。 打ち込み時のパワーの程度がまるでわからず、攻撃がどうしても中途半端になってしまうのだ。 「本気で潰し合いになるとは思えないが―――」 目前の幻龍は、すでに肩部装甲を吹き飛ばされ、それでも剣の正眼に構えている。 「―――気に入らないな」 「宗像候補生っ!」 MC(メサイアコントローラー)の当麻中尉からだ。 「間合いを正確にとってください。突っ込みすぎです!打ち込みが負けてます!」 「了解!」 汗ばむ手でコントロールユニットを握りしめた宗像の目前で、早瀬騎が突入した。 「早瀬っ!」 「このぉぉぉぉっ!」 さつきは一気に恩田騎に襲いかかった。 先程の攻撃で、楯はすでに吹き飛ばされている。 防御が装甲しかない。 それがむしろさつきをふっきれさせていた。 シールドマウントが破損した左腕で剣を掴み、飛びかかりざまの一撃。 それがようやく恩田騎に命中した。 「やった!」 ドギィィィィ!! コントロールユニット越しに伝わる衝撃に、さつきは歓声をあげた。 「致命傷じゃありませんっ!」 MCの武藤中尉からの警告より早く、さつきは動いた。 恩田騎からの足を狙った一撃。 それを地面に剣を突き立てることで凌いださつきは、左腕の剣を恩田騎に突き立てた。 左肩にめり込んだ剣。 恩田騎が大きくバランスを崩し、よろめいた。 「このっ!」 ガインッ! 体がとっさに動き、シールドのエッジが恩田騎に叩き付けられた。 恩田騎はそのまま横倒しになり、ぴくりとも動かない。 「宗像っ!」 さつきが宗像の助太刀を求め、わずかに視線を恩田騎からそらした瞬間。 ビーッ! 鋭い警告音がコクピットに響き渡った。 敵、接近の警告音。 「―――えっ?」 それはわずか数秒にも満たないわずかな時間。 ほんの一瞬といえる出来事。 それなのに――― 「しまった!」 数は向こうの方が上。 一騎にこだわっていると、他の騎に襲われる! それを完全に忘れていたさつきは、側面から迫り来るモニター一杯に映し出される敵騎の姿を、呆然と見つめるしかなかった。 「早瀬っ!」 早瀬騎が東騎のシールドアタックに突き飛ばされた。 シールドアタックは模擬戦でも最大レベルのダメージを与える危険な技だ。 ―――教官が何とかしてくれるだろう。これが模擬戦でよかった。 宗像は舌打ちしつつ、どこかでその言葉、模擬戦という言葉に甘えている自分に気づいた。 確かに模擬戦だ。 だが、第一分隊がそれで手加減してくれるほど甘くないことは、経験が実証済みだ。 勝てる自信はないが、それでもやれないことはない。 宗像の中で、何かがそう囁いていた。 対峙する敵は、あの恩田だ。 「レズの分際でっ!女の分際でぇっ!」 恩田は警告音が鳴り響くコクピットで顔を真っ赤にして怒鳴った。 「この俺に、どこまで恥をかかせるつもりだぁっ!」 迫り来る宗像騎。 恩田騎は逆襲に出た。 宗像の初手を下に構えた剣でうち払い、振り下ろして勝敗を決めてやるっ! ガンッ! 互いのパワーに任せた一撃がぶつかり合い、あとは力押しだ。 ギギギギキッ! あちこちの関節から悲鳴が上がる。 「パワーは“幻龍(げんりゅう)”の方が上なんだよ!」 恩田は口元を歪に歪めながら思った。 後はパワーで押し切ればいい。 パワーで勝てるんだから―――!! 一方、 「バカめっ!」 宗像騎のブースターが光り、宗像騎は斜め後ろへ急速後退をかけた。 力の押し合う相手が突然いなくなった恩田騎が前につんのめった後、すぐに宗像騎に迫る。 「お見通しだ!」 宗像は突っ込んでくる恩田騎に完全に合わせて動いた。 ブースターの加速にまかせて接近する恩田騎が上段から振り下ろした一撃を宗像は、ブースター操作だけで難なくかわし、体を入れ替える要領で、恩田騎の背後に回った。 「しまった!」 焦る恩田が反転するより早く――― 「ふんっ!」 宗像は恩田騎を突き飛ばし、騎体を急旋回させた。 ガンッ! 急旋回で回した雛鎧の左脚部が幻龍の頭部に命中し、頭部装甲がパーツをまき散らしながら吹き飛ぶ。 「回し蹴りだと!?」 後席の教官が驚きの声を上げたのを無視した宗像は、即座に恩田騎に斬りかかった。 人間同士なら脳しんとうの一つも引き起こしているだろうが、相手はメサイアだ。 装甲が少し吹き飛んだ程度でどうこうなる相手ではない。 地面に背から落ちた恩田騎は、ぴくりとも動かない。 宗像は、その恩田騎に止めを刺すべく、剣を構えた。 ブンッ! 先に動いたのは、恩田騎だ。 突然起きあがった恩田騎の横薙ぎの一撃は、胸部を押さえつけるために上げられた宗像騎の右脚部を切断。左脚部に半ばめり込む形で止まった。 「―――しまっ!」 宗像はバランスを崩して倒れる騎の中で、剣を逆手に持ち直すべくコントロールユニットを操作した。 モニターに、急接近してくる“幻龍(げんりゅう)”がズームで映し出されるのを、宗像は祈るような気持ちで睨み付けた。 「こいつらっ!」 実際、第一分隊の3騎のうち、もっとも苦戦を強いられたのは、東候補生が駆るA騎だ。 東が接触した3騎―――神城三姉妹騎は、完全に相手を翻弄していた。 東は、時間と共に焦りすら感じていた。 問題は、3騎の連携攻撃。 1騎が引くと見せかけて、他の2騎が動く。 かと思えば、3騎同時に撃ちかかってくる。 「こんな連携プレー、教本にもないぞ!?」 「双葉!行けるよ!」 東騎を狙い通りの場所に追いつめた一葉が言った。 「ここなら!」 『うんっ!』 『お姉!やっちゃおう!』 双葉・光葉共に損傷は軽微。 対する敵は、関節各部の発熱が激しい。 自分達が敵を追いつめているのは間違いない。 何より、敵をここまで追いつめた。 そこは山の切り立った斜面。 東騎は後退が出来ない。 そこまで追いつめたのだ。 後は――― 「奥の手、いくよ!」 一葉の号令で、3騎の雛鎧は一斉に東騎へ襲いかかった。 「ばかなっ!」 東だけでなく、後席にいた教官までもが、思わずそう怒鳴った。 3騎同時に襲われたことは山ほどあるが、これは初めてだった。 それは、3騎の機動。 完全にシンクロしているとしか思えないほど、一糸乱れぬ連携攻撃。 熟練の騎士を3人集めてもこうはなるまい。 それを、初めてメサイアに乗った三人の騎士がやってのけている? そんな馬鹿な! 東が応戦するより早く、3騎の剣の切っ先は、エモノを捕らえていた。 「宗像騎、マーカーBを撃破」 牧野中尉からの報告に、美奈代は心が躍った。 しかし――― 「宗像騎、行動不能」 「早瀬は!?」 「―――マーカーC、来ますっ!」 残るは目先の一騎のみ。 一騎でも助太刀が欲しい。 それが美奈代の本音だ。 残されたのは、風間騎だけ。 風間騎はとてもではないが投入できない。 美奈代自身、何度風間に救援を求めようと思ったかわからない。 だが、教官も搭乗していないような風間騎。 あのシミュレーター訓練万年ドンケツの風間騎。 とてもではないが、時間稼ぎ程度しか出来まい。 だから、美奈代は祷子に救援を求めなかった。 その美奈代の視界に、染谷騎が襲いかかってきた。 「どうするんだ!」 引きつった声の教官の声に、美奈代は答えた。 「格闘戦ってのは、剣だけでやるもんじゃありませんっ!」 美奈代は雛鎧の左腕を大きく振った。 「“さくら”っ!シールドをパージ!」 「はいっ!」 「泉っ!?」 「死人は黙っていて下さいっ!」 バンッ! 楯のマウントラックに取り付けられていた爆破ボルトが作動し、雛鎧の腕から楯が離れた。 腕を振る遠心力が、雛鎧を離れる楯に伝わり、楯はすさまじい勢いで染谷騎めがけて飛んでいく。 美奈代自身、それが命中することなんて考えていない。 ただ、つけいる隙を作りたかっただけだ。 わずかな機動で避けた染谷騎。 そこに隙なんて見いだせない! 「泉っ!後退しろっ!」 教官は怒鳴った。 「染谷は並じゃないんだ!」 「誰だろうと!」 今や雛鎧は丸腰だ。 誰の目にも、雛鎧の敗北は明らか。 それでも、美奈代は戦うことを諦めようとすらしない。 その美奈代の目前で、幻龍が、高々と剣を振り上げた。 「―――いけっ!」 それこそ、美奈代が待っていた瞬間。 美奈代は雛鎧を幻龍に向けて備えた。 轟音と振動が世界を支配する。 「……」 その支配から解放された島教官は、自分の乗る騎に何が起きたか、一瞬わからなかった。 目前に大映される幻龍の姿。 そして―――
https://w.atwiki.jp/pgbnavi/pages/2743.html
スコア 交流戦 札幌-東京3回戦 ES CON FIELD HOKKAIDO(札幌2勝1敗) 東京 000 000 000-0 札幌 012 000 00X-3 (東)●竹中-高田 (札)○恩田、H水崎、S斉藤-上野 戦評 横浜と首位を争う札幌は東京をホームに迎えての一戦。札幌先発は恩田、東京先発は竹中。 黒星は避けたい札幌は序盤からリードを奪っていく。2回、ツーアウトからフォアボールとヒットで先制のチャンスを作ると、続く上野がストレートをセンター前に弾き返すタイムリーヒットを放ち1点を先制する。さらに3回にはノーアウト二塁から碓氷がバックスクリーンに2ランホームランを叩き込み追加点を挙げる。 早い回に援護を受けた札幌・恩田は粘りのピッチング。二度満塁のピンチを背負うものの、ライト・礒江のファインプレーもあっていずれも無失点に抑える奮闘を見せる。 恩田は最終的に7回無失点の好投でリリーフへ交代すると、水崎-斉藤と無失点で繋ぎ切って試合終了。序盤のリードを完封で守った札幌が首位をキープした。 責任投手・本塁打 [勝] 恩 田 4勝1敗 [S] 斉 藤 9S [敗] 竹 中 3勝2敗 [本] 碓 氷 4号 試合詳細 + ... 打撃成績 + ... #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 守備成績 + ... 投手成績 + ...
https://w.atwiki.jp/sakuga/pages/1258.html
恩田尚之による端正なキャラクターは一見の価値ありだが、全体的に動きの少ない作風となっており、やはりクライマックスの戦闘シーンが最大にして唯一の見所であろう。 対立する2体の魔獣の作画は大張正己、佐野浩敏がそれぞれ分担して手がけており、メカ作画における一種の異種格闘技戦を拝むことができる一風変わった感触のロボットアニメである。 製作 山下辰巳 企画 尾形英夫 プロデューサー 三浦 亨 横尾道男 原案・脚本 会川昇 キャラクターデザイン 恩田尚之 メカニックデザイン・特技監督 大畑晃一 作画監督 恩田尚之 大張正己 佐野浩敏 美術監督 荒井和浩 撮影監督 玉川芳行 録音監督 斯波重治 音楽 川崎真弘 (from 竜童組) メカニックデザイン協力 伊藤 守 森木靖泰 羽石純京 作画監督補 窪岡俊之 増尾昭一 合田浩章 原画 岡野秀彦 松岡秀明 太田雅三 新井浩一 北島信幸 田中正弘 太田博光 大川弘義 和田浩一 佐藤雄三 垣野内成美 斉藤 格 清山滋祟 仲 盛文 大貫健一 堀川耕一 平田智浩 本谷利明 つる山 修 清水義治 堀内博之 吉田英俊 松尾 慎 寺沢伸介 増尾昭一 三宅和彦 中村謙一郎 城前竜二 恩田尚之 大畑晃一 佐野浩敏 大張正己 原画(NC) 山根理宏(いまだから語れる80年代アニメ秘話~スーパーロボットの時代~より) 中山岳洋(北久保弘之氏および中山岳洋氏のTwitterより) 西本誠司(同上) 松原秀典(同上) 武井芳明(同上) レイアウトチェック(ガイナックス内)(NC) 北久保弘之(北久保弘之氏および中山岳洋氏のTwitterより) ※当時のガイナックスにて中山、西本、松原、武井の各氏の作画したレイアウトのチェックを担当(同上) 動画チェック 阿部邦博 黒岩和幸 監督 平野俊弘 制作 AIC