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洞性頻拍 心房粗動 心房細動(WPW) 発作性上室頻拍(WPW) 心室細動 狭心症 TdP Ⅰa キニジン プロカインアミド ジソピラミド ○ ◎(◎) (○) ○ 禁 Ⅰb リドカイン ◎ Ⅰc プレカイニド ○ ◎ (○) ○ Ⅱ βブロッカー ◎ ○ ○ Ⅲ アミオダロン ○ (○) ◎ Ⅳ ベラパミル(ワソランは経口も) ジルチアゼム ◎ ○ ○(禁) ○(◎) ○ ◎ ジギタリス ○ ○(禁) ○(禁) ATP ◎ 迷走神経刺激 ◎ AED ○直流 ○同期的に(○) ◎ 心拍数 140-220 脈心拍乖離 有 無 不整脈 有 無 硫酸マグネシウム ○ 洞性頻拍は原則治療不必要 発作性上室性頻拍は洞性頻脈と異なり、突然、発作的に起こり、また突然、消失することがある。 QT延長症候群 トルサード デ ポアント 硫酸マグネシウム(ボーラス静注) 植え込み型除細動器(ICD) 薬剤性なら中止 ちなみにK↓のせいでなることもある→アトロピンもあり Brugada症候群 慢性的ST上昇をもつ右脚ブロック 埋め込み型除細動器 原則として 頻拍で除細動 徐脈でペースメーカー リエントリーなどの頻拍はカテーテルアブレーション QT 延長症候群には先天性と後天性 (二次性)があるが、先天性の頻度は 低く、ほとんどが薬物、電解質異常、 徐脈などによる二次性の原因で発症す る。一般に、二次性QT 延長症候群で は陰性T 波を伴う。QT 延長症候群の 原因を表④に示した。二次性QT 延長 症候群のなかで頻度が高いのは、薬物 と電解質異常(とくに低K 血症)で ある。薬物の中では抗不整脈薬(Ⅰa 群薬と群薬)の頻度が最も高いが、 抗精神薬、マクロライド系抗菌薬(エ リスロマイシンなど)、プロブコール も原因としてよく知られている。本症 例のように、Ⅰa 群抗不整脈薬を投与 している患者で、これらの薬物を併用 する場合は、心電図でQT 時間を測定 し、慎重に投与しなければならない。 <QT 延長症候群の治療法> 先天性 と二次性とで治療法が異なる。先天性 QT 延長ではβ 遮断薬が第一選択とな り、場合によってはⅠb 群抗不整脈薬 (メキシレチン)が用いられる。一方、 二次性では、まず、原因を除去するこ とが優先される。薬物が原因であれば、 直ちにその薬物を中止する。電解質異 常が原因であれば、電解質の補正を行 う。徐脈が原因であれば、一時的ペー シング療法やβ 刺激薬・アトロピン で心拍数を増加させる。β 遮断薬は徐 脈をきたし、QT 延長を助長してしま うため、二次性では禁忌となる。静注 薬としては、硫酸マグネシウムが第一 選択となる。 Ⅰ先天性QT 延長症候群 1.遺伝性 1)Romano-Ward 症候群 2)Jervell and Lange-Nielsen 症候群 3)Andersen 症候群 2. 孤発性(家族歴を認めない) Ⅱ後天性(二次性)QT 延長症候群 1.薬物 1)抗不整脈薬(Ⅰ a 群薬、Ⅲ群薬) 2)向精神病薬(フェノチアジン系と三環系) 3)抗菌薬(マクロライド系、ST 合剤) 4)抗真菌薬(イミダゾール系、トリアゾール系) 5)抗高脂血症薬(プロブコール) 6)抗アレルギー薬(テルフェナジン、アステミ ゾール) 7)消化管運動改善薬(シサプリド) 8)有機リン剤 2.電解質異常 1)低カリウム血症 2)低マグネシウム血症 3)低カルシウム血症 3.徐脈 1)洞不全症候群 2)房室ブロック 4.脳神経疾患 1)クモ膜下出血 2)脳内出血 5.心疾患 1)急性心筋梗塞 2)心内膜下梗塞 3)肥大型心筋症 torsade de pointes の心電図 幅広いQRS 波形が基線を軸としてねじれるように上から下へ、そして下 から上へと極性を変えながら短い周期で変化する。持続した場合、QRS の波高が漸増・漸減して紡錘形を呈することが多い。 QT 延長症候群の原因 (816) CLINICIAN ’09 NO. 580 102
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三本角の儀式(DM4) 儀式魔法 「トライホーン・ドラゴン」の降臨に必要。 自分フィールド上に存在するモンスター2体をリリースしなければならない。 自分フィールド上に存在する「密林の黒竜王」1体は「トライホーン・ドラゴン」に変化する。 儀式 魔法 関連カード トライホーン・ドラゴン(OCG) 密林の黒竜王(OCG)
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f:PLAYER =<玄霧藩国・治療班A> t:編成=http //www35.atwiki.jp/kurogirihankoku/pages/377.html #カードの効果によってARが回復しました。 #<現在の状況>AR:10 #達成値:0 #バンド対象:<暁騎兵隊><玄霧藩国・整備班A><玄霧藩国・整備班B><玄霧藩国・治療班B><玄霧藩国・治療班C><玄霧藩国・暗殺者分隊> #得られた修正: #・防御関連の評価+2 f:<玄霧藩国・治療班A>の行動={ r:*特殊を使う,なし,なし,3,0 #特殊の効果に従います。 #医師及び名医の特殊による治療行為を使用します。 #対象は<暁騎兵隊> #難易は1人機辺り3、34人機として難易21を想定。 #治療評価26+RP。 #AR:10⇒7 治療難易度は21。 治療評価 26+1(RP修正)=27 27-21=6 差分6により自動成功 通った。10名と汗血馬5頭を治療した AR:10→7 r:*次の戦闘のアイドレスを選んで開く,なし,なし,4,0 #AR7→3 #次のアイドレスは、敵10部隊の撃破(AR10タイミングを予定)を受けて、『一騎打ち(EV136-203)』 通った。AR7→3 } f:ロールプレイ={省略 } 通った。評価は面白い。 AR:3 達成値:0 バンド対象:<暁騎兵隊><玄霧藩国・整備班A><玄霧藩国・整備班B><玄霧藩国・治療班B><玄霧藩国・治療班C><玄霧藩国・暗殺者分隊> 得られた修正:得られた修正:防御関連の評価+2
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放射能汚染とデマ汚染に抗す 岩波「科学」 フォーラム 現代の被曝 低線量放射線被曝とその発ガンリスク 今中哲二 いまなか てつじ 京都大学(原子力工学) ソースサイト「原子力安全研究グループ」 http //www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/ PDF:http //www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/seminar/No110/kagaku050711.pdf 低線量放射線被曝とその発ガンリスクBerrington 論文 広島・長崎被爆生存者データ 発ガンリスクモデル 文献 注: (付)引用者注 (付)なかなか覚えられない英文字略語 放射線になじみのない方には、被曝を表す単位は複雑でわかりにくいが、本稿では実効線量Sv(シーベルト)のみを用いる。放射線影響国連科学委員会の報告によると、自然放射線にともなう被曝は世界の平均で年2.4mSv である。また、法令で定められている原子力施設周辺住民の線量限度は年1mSv である。ここでは年1~10mSv レベルの被曝について議論する。 Berrington 論文 2004年2月10日の朝日新聞と読売新聞に「日本人のガンの3.2%は診断用X 線が原因」という記事が出て、医療関係者や原子力関係者の間でちょっとした波紋を引き起こした。英国の医学誌ランセットに掲載されオックスフォード大学のBerrington らの論文(1)によると、医療制度が整っていると認められている15 カ国での診断用X線の利用状況を文献調査し、それにともなって発生するガンの数を推定したところ、日本での診断用X 線の利用がもっとも多く、毎年ガン全体の3.2%にあたる7587件のガン発生が見込まれた。ちなみに英国については毎年700 件でガン全体の0.6%であった。 筆者にとって、大新聞の一面記事として扱われたのは驚きであったが、Berrington 論文の内容は目新しいものではなかった。たとえば、放射線被曝に関する国内法令の基になっている国際放射線防護委員会(ICRP)1990 年勧告(2)では、被曝にともなうガン死リスクは1Sv 当り0.05 と見積もられている。一方、放射線影響国連科学委員会(UNSCEAR)2000 年報告(3)では、医療先進国での診断用放射線による被曝は年平均で1.2mSvと報告されている。これらの数字を日本の人口1億3000 万人にあてはめ、 (5×10-2 件/Sv)×(1.2×10-3 Sv/人)×(1.3×108 人)=7.8×103 件 という単純な計算によって、1年間の診断用放射線被曝にともなう将来のガン死数が得られる。これらのガン死は被曝後十年くらいから数十年間にわたって現われると考えられるが、こうした被曝が継続すると平衡状態では毎年7800 件のガン死がもたらされることになる。Berrington 論文では、X線診断の種類や被曝量についてもっと細かい取り扱いが行われているが、基本的な考え方は上記の計算と同じである。 誰もが日常的に利用している診断用 X 線により日本で毎年約8000 件ものガン死が発生しているとしたら、到底看過できるものではない。関係者にBerrington 論文が波紋を引き起こした所以である。今回Yahoo!Japan を使って「ランセット」&「放射線」で検索してみると448 件のヒットが出てきて、そのほとんどがBerrington 論文に関連したものだった。「論文は多くの仮定に基づくものでその結論は真に受けるようなものではない」、「診断用放射線にともなう害は医療上のメリットに比べて無視できる」という専門家の意見が大部分で、「診断用放射線の安易な利用を戒めねばならない」という意見はわずかに見受けられる程度であった。 Berrington 論文の結論は受け入れられないという専門家が問題にしているのは、上記単純計算の最初の項、つまり「放射線被曝にともなうガン死リスク係数」である。Berrington らは、UNSCEAR2000 年報告などに基づいて、ガン発生確率が被曝量とともに直線的に増加するという「しきい値なし直線モデル」(NLT モデル)を用いてガンの数を計算している。UNSCEAR やICRP が採用しているNLT モデルのリスク係数値は、主として広島・長崎被爆生存者の追跡調査に基づいているが、広島・長崎データは高線量被曝に関するものであり、診断用X 線のような低線量被曝には適用できない、という見解である。 広島・長崎被爆生存者データ 最近の生物学の進展はめざましいが、実験データを外挿して人に対する発ガンリスクを求めることは困難なので、発ガンリスクの評価は、何らかの原因で放射線を浴びてしまった集団に関する疫学データを用いて行うことになる。UNSCEAR2000 年報告はその附属文書 I “Epidemiological evaluation of radiation-induced cancer” において従来の多くの疫学研究をレビューしている。そうした被曝集団の中で、最も重要なデータと見なされているのが、広島・長崎データである。 日本の敗戦にともなって占領統治をはじめた米国は、原爆放射線による人体影響を研究するため1947年に原爆傷害調査委員会(ABCC)を組織し広島と長崎に研究所を設置した。1950 年の国勢調査に基づいてABCCは、広島・長崎の被爆生存者約12万人を対象とする固定集団を設定し、死亡状況を追跡する寿命調査(LSS Life Span Study)を開始した。1975年にABCC は日米共同運営の放射線影響研究所(RERF)に改組されたが、LSS調査は現在も継続されている。LSS 固定集団の特徴は、年齢・性別に偏りの少ない一般人で構成され人数が多いこと、戸籍制度を利用した生死の情報が確かであること、個人別に被曝量が推定され被曝量の範囲が広いこと、全身にほぼ均一な被曝であることなどで、約50 年におよぶ調査結果は、放射線被曝の人体影響に関する比類のないデータとなっている。 図1 被曝量と固形ガン発生相対リスクの関係(5).被曝量ゼロ のグループの固形ガン発生率を1とした相対リスク.被曝 時年齢が30 歳で70 歳までのガン発生にデータ調整してあ る.被曝量は大腸の組織線量で代表させている. LSS の最新報告(第13 報:1950-1997)(4)によると、個人被曝量が推定されている被爆者86,572人のうち、1997 年末までに死亡したのは44,771人(51.7%)で、そのうち、固形ガン死は9,335件、白血病死は582 件であった。図1 は、1958-1994 年の腫瘍登録データに基づいてLSS集団での固形ガン発生リスクを被曝量グループごとにプロットしたものである(5)。横軸は被曝量(0~0.5Sv)で、縦軸は対照グループ(被曝量ゼロの集団)の固形ガン発生率を1としたときの各被曝グループの相対リスクである(左上の小さな図は範囲を0~2Sv に広げてある)。図の直線は0~2Svのデータに直線でフィッティングしたもので、曲線は前後のデータで重み付けされながら滑らかに引かれたものである。曲線上下の点線は標準偏差巾である。 表1は、1950-1997 年の固形ガン死について、解析の対象とする被曝量範囲を変えながら、直線モデルにあてはめた結果である(4)。フィットされた直線の傾きが1Sv 当りの過剰相対リスク(相対リスクから1を引いたもの)に対応する。p 値から判断されるように、上限値が0.125Sv より大きな範囲で有意な結果(p 0.05)が得られているが、0~0.1Sv 以下では統計的に有意ではなくなる(p 0.05)。表1でもうひとつ興味深いのは、解析対象範囲が低くなるとともに1Sv 当り過剰相対リスクは大きくなるという傾向が認められることである。 以上のように、広島・長崎LSS データでは、被曝量と固形ガン死の関係について直線モデルが適合している(白血病については、直線よりも直線・2次モデルの方がよく適合する)。広島・長崎データに基づくガン死リスクは、高線量データから低線量データへ外挿して得られた値であるとよく言われるが、0.1Sv(100mSv)くらいまではかなり信頼できる結果が得られているといってよい。本稿で問題にしているのは1~10mSv の被曝影響であるが、LSS データからその範囲について疫学的に有意な影響を観察するのは不可能であろう。しかしながら、0.1Sv 以下で有意な結果が得られていないからといって、LSS データがその範囲で直線モデルを棄却しているわけではない。ICRP やUNSCEAR は結局、こうしたLSS データや低線量まできれいな直線関係を示すムラサキツユクサ突然変異実験などの生物学的知見に基づいて、1~10mSv での被曝量・効果関係にNLT モデルを仮定することは合理的であると判断している。 LSS データによると、1Sv の被曝にともなうガン死の過剰相対リスクは約0.5である。全死亡の20%をガン死とすると、大ざっぱにいうなら、1Sv の被曝によって将来ガン死する確率は10%(0.2×0.5=0.1)ということになる。UNSCEARはこの10%を採用し、ICRP は低線量・低線量率での効果低減を見込んで1Sv 当り5%を被曝ガン死リスクとして採用している。 発ガンリスクモデル 人の発ガンにはさまざまな要因が複合的に関係していることを考えると、Berrington 論文の見積もりが正しいとしても、3.2%という診断用X 線によるガンの増加を疫学研究により直接観察することはまず困難であろう。従って、Berrington 論文の結論が妥当であるかどうかは、ひとえにNLT モデルの妥当性にかかっていることになる。NLT モデルは過大評価、過小評価の両面から批判されている。 NLT モデルは過大な見積もりを与えるとしているのは、少量の放射線被曝には発ガン効果がないという「しきい値説」(図2)である。生物は進化の過程で、放射線や活性酸素といった「毒物」によるDNA損傷に対して修復機能を備えるようになっている。少量の放射線被曝による損傷はすべて修復されて健康被害には至らないので、NLTモデルを用いて低線量被曝のリスクを評価すると大幅な過大評価になるという主張である(6)。中国の高自然放射線地域住民の疫学調査でガン増加が認められていないことやチェルノブイリ事故高汚染地域で白血病の増加が報告されていないことなどが「しきい値説」を支持するデータとなっている。Yahoo 検索でヒットした専門家の見解の多くは、このしきい値モデルかそれに近いモデルに賛同している。しきい値説からもっと踏み込んで、低線量放射線被曝は免疫機能を活性化させるなど、ホルモンのように健康にとってよい影響をもたらすという「ホルミシス効果」も提唱されている。 一方、欧州放射線リスク委員会(ECRR)2003年報告(7)は、低線量被曝のリスクを小さめに見積もっているとしてICRP を批判している。ECRRは、線量・効果関係が極低線量でいったん極大値を示すという「2相(Biphasic)モデル」(図2)を提唱するとともに、ウランやストロンチウムといった核種の内部被曝はICRP の評価より300~1000 倍危険であると主張している。英国セラフィールド再処理工場、フランスのラアーグ再処理工場、ドイツのクリュンメル原発周辺などで観察されている小児白血病の増加がECRRのモデルで説明できるとしているが、そのモデルを実証するデータが十分に示されているとは言い難い。 以上、自然放射線レベルの被曝にともなう発ガンリスクをめぐる議論の一端を紹介してみた。自然放射線と聞くと「微弱な放射線」と感じられるかもしれないが、筆者としては、環境放射能を測ってきた経験から、自然放射線は結構強いものだと思っている。自然放射線で日常的に生じている生物学的損傷のうち、修復されるものもあるだろうし修復されない損傷もあるだろう。自然放射線レベルの被曝によるDNA 損傷は大線量の場合に比べ修復されにくかったという実験データも報告されている(8)。さまざまな議論はあるものの、自然放射線や診断用医療放射線が私たちをとりまく多くの発ガン要因のひとつであってもまったく不思議はないであろう。そしてそのリスクの大きさを推定する方法のひとつとして、LSS データにNLT モデルを適用することは十分合理的なアプローチであると筆者は考えている。 文献 (1) A. Berrington and S. Darby The Lancet 363 345(2004) (2) 国際放射線防護委員会1990 年勧告、日本アイ ソトープ協会(1991) (3) UNSCEAR 2000 report 、United Nations (2000). http //www.unscear.org/reports.html よりダウンロード可能. (4) D.L. Preston et.al. Radiation Research 160 381(2003) (5) D.A. Pierce and D.L. Preston Radiation Research 154 178(2000) (6) 近藤宗平、人は放射線になぜ弱いか第3版、講談社ブルーバックス(1998) (7) ECRR 2003 Recommendations of the European Committee on Radiation Risk, Green Audit Press, UK(2003). (邦訳「ECRR欧州放射線リスク委員会2003 年勧告」美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(2003)) (8) K. Rothkamm and M. Löbrich Proc. Natl. Acad. Sci. USA 100 5057(2003) 注: 本稿をまとめた直後の6月末、低線量被曝問題に関わる2つのビッグニュースが飛び込んできた。ひとつは、米国科学アカデミーに設置されている低線量被曝健康リスク評価委員会から新たな総括的報告「電離放射線の生物学的影響第7報」(BEIR VII)が発表された(http //www.nas.edu/)ことで、もうひとつは、British Medical Journal誌に、世界各国約40 万人の原子力産業労働者を対象とする疫学調査結果が発表された(Cardis et.al,BMJ 331 77(2005))ことである。 BEIR VII 報告は、この15 年間の疫学報告や生物学的知見に基づいて、低線量被曝の発ガン影響についてNLT モデルを強く支持し、発ガンリスク係数としては1Sv の被曝当り約0.1 という値を推奨している。 一方、WHO 下部組織である国際ガン研究機構(IARC)のCardis らの論文は、世界15 カ国で行われてきた原子力産業労働者の疫学調査をひとつにまとめて解析したものである。平均個人被曝量19.4mSv の集団において、観察期間中24,158 件の死亡があり、そのうち(白血病を除く)ガン死6,519 件、白血病死196 件であった。 (白血病を除く)ガン死の過剰相対リスクは1Sv当り0.97(95%信頼区間:0.14~1.97)と統計的に有意であった。白血病については1Sv 当り1.93(同: 0~8.47)と有意ではなかったが、Cardis論文の値はLSS データとよく一致していると言ってよいであろう。 (付)引用者注 診断用X線の量について踏み込んだ記載をみつけました。http //yaplog.jp/churasan/archive/46 それによるとCTは単純X線撮影の100~500倍もの放射線被曝を余儀なくされる。 単純X線による被曝量は胸部撮影で0.05~0.1mGy。 一方胸部CTは10mGyと100倍以上に増える。 腹部CTで約200倍。 頭部CTになると800~1500倍。 また14歳以下の小児に対するCT検査の8割は頭部CT 幼い子供は大人より放射線感受性が高く臓器が小さいため吸収線量も大きく発ガン確率は数倍。 CTは大人の体格に合わせて設計されおり放射線を出す管への電流を体格に合わせて自動的に制御する装置(AEC)を搭載したCT機種が普及しているが日本では一部の病院にしか普及されてはいない。 Berringtonベリントン論文が起こした波紋例:放射線医学研究所という国家研究所が、戦闘チームまで組んで、Berringtonと戦いました。http //www.nirs.go.jp/news/etc/lancet02.shtml 自然放射線の量は国際的には2.4mSvで議論されるが、日本ではどうか? WEB上の記載では、0.99~1.59mSv/年までの幅がある 自然放射線を浴びても何の影響もないのではなくて、統計に現れないだけのはなしである。平常時での幼児の白血病は、胎児のとき浴びた自然放射線によると考える医学者もいる。 ムラサキツユクサ突然変異実験:生涯をその実験にささげた市川定夫博士の研究 http //ayeyai.blog90.fc2.com/blog-entry-755.html 講演録は http //www2.gol.com/users/amsmith/koen.html (付)なかなか覚えられない英文字略語 ICRP 国際放射線防護委員会 UNSCEAR 放射線影響国連科学委員会 NLTモデル:「しきい値なし直線モデル」 ABCC 戦後占領米軍が広島に設置した原爆傷害調査委員会、1975年にABCC は日米共同運営の放射線影響研究所(RERF)に改組 LSS調査:Life Span Study死亡状況を追跡する寿命調査 ECRR 欧州放射線リスク委員会 BEIR VII:米国科学アカデミーの低線量被曝健康リスク評価委員会からの総括的報告「電離放射線の生物学的影響第7報」 IARC 世界保健機構WHOの下部組織である国際ガン研究機構 放射能汚染とデマ汚染に抗す
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精神疾患・神経症の種類へ戻る 広場恐怖症 広場恐怖症 [#n3f68526] 広場恐怖症の体験談、治療法・克服法の口コミ情報 [#he4decc9] 広場恐怖症の体験談、治療法・克服法の口コミ情報 恐怖症の改善には○○○という治療法が最も有力です。はやい人だと5分で改善することもあります。広場恐怖症を改善した方の声はこちらでご覧いただけます⇒http //×××××.com/ -- もりもり (2010-09-09 13 42 39) 名前 コメント (体験や克服方法、口コミ情報を書いてください) 広場恐怖症(ひろばきょうふしょうまたは広場恐怖、agoraphobia、『agora=market place (Gk)』)は、 『もし何か(不安発作)が起きたら…』と恐れ、また、そこに人だかりのできることを恐れる恐怖症。従って広場に限らず、旅行や家の外に出ること・群集・不安発作時に避難できない場所などが、恐怖の対象になる。 成人早期の女性に多く、パニック障害を伴うことがある。治療は、パニック障害に準じる。 広場恐怖症(Wikipedia)より 神経症治療法・克服法口コミ・感想(トップページ)へ戻る
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アトピーの子供達の身体を触っていると同じような反射が起こっているのには驚かされます。 まず皮膚の状態ですが、アトピーの出ているところだけでなく、出ていないところの皮膚であっても痒みが出ている時には、皮膚を摘むと皮が厚くなったような感じになり、痛みを感じたりします。 皮の厚いところが増えると皮膚の状態も悪くなってくることが多く、症状が酷くなっているように見えても皮が薄くなってきていると終息期だと考えられます。 何故か免疫疾患の人の左足は、股関節外旋位になりやすく(殆どの人が)坐ると左足を外向きに坐ってしまいます。 仰臥位で臍の左横周囲から下腹部にかけて圧痛が存在し、左側腹の筋肉はパンパンになってしまっています。 子供であれば、かなりくすぐったいという感覚があり、その感覚がなくなるだけでも症状が良い方向に向かうようです。 身体の特長を捉え、それを改善させることで、状態を変化させていくことが可能なのではないかと考えています。 例えば、左側腹の緊張があり、アレルギー疾患のある方にゼオライトを手に持って貰うと一瞬のうちに腹部の緊張が消失または減弱していきます。 この現象については、様々な議論があるとは思いますが、排泄効果の高いゼオライトを手に持ってお腹の緊張が緩むということは、どれだけかの期間、飲用して貰うことで腸の機能が高まるのではないかと考えています。もちろん、人によって効果の違いはあると思いますが、腹部がかなり緊張している場合、ゼオライトはかなり効果的なものだと思います。 飲むだけではなく、様々な穴刺激を短時間、飲用後に刺激して貰うだけで効果はかなりあがるようです。 身体は、良い物と悪いものを見分ける力があるのですが、こういう反射を使って最適なものを見つけ、刺激していくことで治療の補助になればと願っています。 身体が何となくだるい、頭がスッキリしない、熱っぽい感じがある、何となく身体が重いという方の腹部にも緊張がある場合があります。 アレルギー症状がなくても、身体の中に熱が隠るとこういう現象がおこってきたりします。 もちろんケースバイケースなのですが、そういう方にも一度試して貰うと良いかもわかりません。 アトピー性皮膚炎で難治なものもあります。ゼオライトを飲用し、一時的に症状が悪化したように見える場合もあります。 自然治癒させるということは、身体の中に貯まった毒素(主に内熱)を発散させなければなりません。その時にどうしても症状が悪化したように見えてしまう場合があります。 しかし皮膚を摘んで引っ張るとわかりますが、状態が良くなっていく皮膚は、症状が悪化しているように見えても柔らかく、症状が出ていなくても悪化する傾向にある場合、皮膚は硬くなり摘みにくくなってしまいます。 これを目標にして、排毒するということをしっかり理解して貰えれば、決して難治なものではないと私は考えます。 ただ、小さい子供の場合、体力のついてくる小学校4~5年生まで、良くなったり悪くなったりするのを繰り返す場合もあります。 しかし、その時期を超えると身体が出来上がって、悪化しない状態になってきます。それはアレルギー疾患は、筋力や身体のバランスと大きな関係があるからです。 悪化している時に気を使わなければならないのは、本人より、お母さんの気が落ち込まないようにしてあげることが何よりも重要だと思います。 周囲の気持を落ち込ませないことが、アトピー克服の一つの大きな要因になります。 中耳炎やトビヒ、皮膚炎等々の子供の症状がなかなか治りにくくなってきたといっている医師もいます。昔の子供は、抗生物質をちょっと与えると直ぐに良くなっていったのに、抗生物質を与えてもなかなか良くならないということです。 これは、身体にアンバランスがあり、運動をしている子供であっても部分的に運動不足が起こってしまうために、正しく発達していないという状態があるからだと考えています。もちろん抗生物質の耐性菌が増えたためだという医師もあると思いますが、果たしてそれだけが原因だとは言いがたいと思います。 抗生物質を使わなかったころも、こんなに中耳炎や飛び火、皮膚炎があったとは思えないからです。 環境の悪化とよくいいますが、環境に適応している子供も沢山いるので、それが原因だとも言い難いと思います。 身体の体質に問題があれば、どんなものにもアレルギーを起こしてしまう可能性があるのです。 血液検査でアレルギーを調べて、それが原因だったとして、その原因を排除してもまた違うものにアレルギーを起こしてしまうことが考えられます。 ご飯アレルギーだと診断され、ご飯を食べない生活をしていたら、次々とアレルギー物質が増え、最後にはオーストラリアのカンガルーの肉を取り寄せて食べていたという人があったという話を聞いたことがあります。 原因となるものから遠ざけても、結果的には体質が治らない限り他の原因があらわれる可能性がでてきます。面白い話があります。私の友人は小さい頃、卵を食べて救急車で搬送される程のアレルギーを起こしたことがあるといっていました。もう随分昔の話ですから、今ほど医学的に明確にされていなかったし、世間でもあまり問題にされていなかった頃の話です。何を思ってそうしたのかはわかりませんが、私の友人は、その後生卵を毎日飲んだらしいのです。 今から考えれば自殺行為だという人も多いと思いますが、本人は、そうやっているうちに食べても大丈夫になったといっていました。 もちろん、それは推奨されるやり方ではないかもわかりませんが、アレルギーは一種の覚悟がいる病なのかとも思いました。 逃げれば逃げる程、追いかけられ、立ち向かっていくと去っていく、そんなことが考えられる病だと思ってしまいます。 不思議な病気であることには違いがありませんが、ちょっとした本人の覚悟というのは、必要不可欠なのかもわかりません。 スギ花粉の治療に少しずつスギ花粉のエキスを注射していく方法があると思いますが、私の友人のような経験をした。又は聞いたことがある医師が試しにやって効果をあげることができたから生まれた治療法なのかもわかりません。 あまり固執しないで、少し立ち向かっていく姿勢を本人が見せると、途端に良くなっていくように思えるのもこの病気の特長です。 不思議な病でもありますが、体質やバランス、筋力、意思等々と大きく関係のある病気だと思います。 特に意思に左右される病で、ストレスは悪化する一つの大きな要因になることは間違いありません。 意思と姿勢、抗重力筋というのは、密接な関係があります。姿勢が悪いと意思も弱く、姿勢が良くなると意思も強くなる傾向になります。 正しい姿勢と正しい意識を持つことがアレルギー克服の第一歩ではないかと私は考えています。 生活習慣から来る病気でもあり、何を飲んだから治ったというのは、一つのキッカケにしか過ぎず、如何に思い切ったかが問われる病のように思えて仕方がありません。 花粉症であってもアレルギーには違いないので、同じ傾向にあります。 正しい姿勢と正しい歩行を毎日数分するだけでも改善の余地があります。ある患者さんは、1月頃に治った気がしたと思い、周囲に話をしたそうですが、もちろん周囲の人は、そんな馬鹿なと言ったそうです。 しかし、4月になっても症状がでていないので、周囲の人は驚いているということです。ちなみにその方は、姿勢をしっかりやって、身体の痛みや頭痛等も克服されています。 正しい姿勢と正しい歩行は、意思を強化させ、アレルギーを克服することができるようになると確信しています。 姿勢についてのところを良く読んでいただき、是非実行してみて下さい。つづく・・・
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うつ病の体験記や経験談、最新の治療法など紹介し掲載します。
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悪魔鏡の儀式(DM4) 儀式魔法 「デビルズ・ミラー」の降臨に必要。 自分フィールド上に存在するモンスター2体をリリースしなければならない。 自分フィールド上に存在する「アブソリューター」1体は「デビルズ・ミラー」に変化する。 儀式 魔法 同名カード 悪魔鏡の儀式(OCG) 関連カード アブソリューター(OCG) デビルズ・ミラー(OCG) デビルズ・ミラー(真DM2)
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精神疾患・神経症の種類へ戻る 神経症治療法・克服法体験記・クチコミ情報メニュー うつ病・鬱病 うつ病・鬱病 [#w8721cb2] うつ病の体験談、治療法・克服法の口コミ情報 [#ufa55ecc] 鬱病(うつ病) 概要 [#g8a40290] 疫学 [#j7fae474] 症状 [#mcf87b81] 子供のうつ病 [#v7c0a530] 分類 [#z4f7d3b7] 経過 [#je2085b7] 成因 [#a3609a3e] 生物学的仮説:脳の海馬領域における神経損傷仮説 [#e389dcc1] 心理学的仮説:病前性格論 [#u84ab08c] 治療 [#zf582051] 治療の基本方針 [#xc4a8f20] 入院・外来などの治療設定の選択 [#dd44b0dd] 治療法各論 [#scd79a8b] うつ病の体験談、治療法・克服法の口コミ情報 パキシル飲んでます。とりあえず飲み続けたいです -- うつ病治療中 (2009-02-02 17 47 17) Jゾロフトを 100mg/dayの用量にて服用しています。 癒されるような場所に行くようにしています。 対人的なストレスが、原因のようなので・・・ -- かずやん (2009-03-24 23 21 05) 地方のコンビニは、なんだか 他のお客のマナーの悪さや、店員の目線が嫌なので、行かないようにしています。 @広島県内 -- SSRI (2009-03-25 22 24 24) テポドンの破片が、日本の領土に落下すればいいんだよ。 ゆとり国民も、すこしは恐怖を味わうこととなり、世の中の雰囲気も今とは変わって来ると思うね。 -- 教員掃討軍 (2009-04-04 09 00 23) うつ病は精神科医の処方する抗うつ薬が原因ともいわれています。 つまり、もともとは軽症だったのに、薬の副作用でうつ病に似た症状 になり、どれが本当のうつ病かわからなくなり、さらに薬が増やされる悪循環です。 -- うつうつうっちー (2009-09-16 13 43 18) うつうつうっちーさん、 それはあるかもしれないですね。 アメリカでは基本的に単剤投与が当たり前ですが 日本の医療は科を問わず、多剤併用で処方する傾向にありますよね。 かずやんも RP) ・SSRI系抗うつ剤 ・BZD系 抗不安剤 ・BZD系 睡眠導入剤 …のように処方されています(笑)。 -- かずやん (2009-10-31 19 19 24) 誰か 私を 殺すかどうかして…生きていても 無駄。一体 何なのか わからない。苦しくて 辛くて どうしたら この苦痛から 逃れたい。何で 私は こんな人間なの!こんな 考え方してるのか 自分がイヤだ… -- ぶーた (2012-11-11 18 54 21) 誰か 助けて これ以上は 生きれない。辛くて 不安です。 -- ぶーた (2012-11-12 00 09 36) 助けなくていい ただ少しでもいいから楽に、痛くなく死にたい…でも助けて -- のん (2013-07-20 19 51 31) 私は世界一役に立たない意味の無い人間です。みんなきちんと生きてるだろうに ごめんなさい -- のん (2013-07-20 19 53 02) 16で鬱病です。 高校どうすれば… -- 7 (2013-10-22 11 43 28) つら -- や (2013-12-07 22 33 48) 生きてるのつらいさみしい孤独。 -- かな (2014-07-12 12 21 16) 死にたい -- かな (2014-07-12 14 12 30) 誰かたすけて -- かな (2014-07-28 17 29 10) 自殺したいです。 -- なな (2014-08-16 16 45 08) うつ病になり薬を飲んで 一時的に治ったのですが 口腔セネストバチーになってしまい先生は治らないと言いました。 どんな薬を飲めば治りそうでしょうか? -- 波田野富士江 (2014-10-29 18 42 43) やっぱり自殺は出来ません。でもしんどい。息をするのも苦しい。 -- なな (2014-10-31 10 41 10) だれかにそばにいてほしい。 -- くぽ (2014-11-08 10 16 25) 私も誰かに側にいてほしい。一人ぼっちはさみしい -- なな (2014-11-14 17 07 06) 死にたい -- 名無しさん (2014-11-17 17 39 28) いつになったら死ねるかな -- 名無しさん (2014-12-14 16 13 20) 未来に希望がもてない -- 名無しさん (2015-02-10 16 56 53) 離れないでほしい -- そらの光 (2015-02-18 23 26 54) 名前 コメント (うつ病の体験や克服方法、口コミ情報を書いてください) 鬱病(うつ病) うつ病(うつびょう、鬱病、欝病)とは、気分障害の一種であり、抑うつ気分や不安・焦燥、精神活動の低下、食欲低下、不眠などを特徴とする精神疾患である。 アメリカ合衆国の操作的診断基準である DSM-IV-TR などでは、「大うつ病」(英語: major depression)と呼ばれている。 うつ病は、従来「こころの病気」とされてきたが、最近の研究では「脳の病気」ととらえ、うつ病患者の脳内に不足している脳内物質(ドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニンなど)の分泌を促進させる薬物療法などが主流になってきている。 あまり生活に支障をきたさないような軽症例から、自殺企図など生命に関わるような重症例まで存在する。うつ病を反復する症例では、20年間の経過観察で自殺率が10%程度とされている。 なお、男女比では、男性より女性のほうがうつ病に罹患しやすいとされている。 概要 うつ状態には、次のような性質のものがある(うつ状態を呈するからといって、うつ病であるとは限らない)。 一過性の心理的なストレスに起因するもの(心因性のうつ、適応障害、急性ストレス障害、PTSDなど) 統合失調症・パニック障害など、他の疾患の症状としてのもの 季節や生体リズムなど、身体の内部の変調によって生じるもの(内因性うつ病) こうした様々なうつ状態のうち、臨床場面でうつ病として扱われるのは DSM の診断基準に従って、「死別反応以外のもので、2週間以上にわたり毎日続き、生活の機能障害を呈している」というある程度の重症度を呈するものである。 疫学 DSM の診断基準を用いたうつ病の有病率についての 12 の疫学的研究を見ると、ある時点で過去1ヶ月以内にうつ病と診断できる状態であった人の割合は、1.0% - 4.9%であり、おおむね約2.8%が平均的な調査結果であった。 また、生涯のうちにうつ病にかかる可能性については、近年の研究では15%程度という報告が多い。また、日本で2002年に行われた1600人の一般人口に対する面接調査によれば、時点有病率2%、生涯有病率6.5%とされている。 これらの研究結果から、ある時点ではだいたい50人から35人に1人、生涯の間には15人から7人に1人がうつ病にかかると考えられている。 症状 うつ病の症状を理解するには、大うつ病についての DSM-IV の診断基準を参照すると良い。 DSM-IV の診断基準は、2つの主要症状が基本となる。それは「抑うつ気分」と「興味・喜びの喪失」である。 「抑うつ気分」とは、気分の落ち込みや、何をしても晴れない嫌な気分や、空虚感・悲しさなどである。 「興味・喜びの喪失」とは、以前まで楽しめていたことにも楽しみを見いだせず、感情が麻痺した状態である。 この2つの主要症状のいずれかが、うつ病を診断するために必須の症状であるとされている。 これら主要症状に加えて、「抑うつ気分」と類似した症状として、「自分には何の価値もないと感じる無価値感」、「自殺念慮・希死念慮」などがある。 これらのグループの症状をまとめると「気分が落ち込んで嫌な毎日であり、自分には存在している価値などなく、死にたいと思う」という訴えとなる。 「興味・喜びの喪失」と類似した症状としては、「気力の低下と易疲労性」、「集中力・思考力・決断力の低下」がある。このグループの症状をまとめると「何をしても面白くなく、物事にとりかかる気力がなくなり、何もしていないのに疲れてしまい、考えがまとまらず小さな物事さえも決断できない」という訴えとなる。 さらにこれらの精神症状に加えて「身体的症状」として、食欲、体重、睡眠、身体的活動性の4つの領域で、顕著な減少または増加が生じる。訴えとしては「食欲がなく体重も減り、眠れなくて、いらいらしてじっとしていれない」もしくは「変に食欲が出て食べ過ぎになり、いつも眠たく寝てばかりいて、体を動かせない」というものである。 DSM-IV では、主要症状1つを含む5つの症状が2週間以上持続することが、大うつ病診断の条件となっている。 子供のうつ病 12歳未満の児童期は 0.5% から 2.5%、12歳から17歳の思春期以降では、2.0% から 8.0% の有病率が認められる。 軽症のうつ病ではイライラしたり、少し落ち込んでいるようにみえたりするだけでうつ病体験を言語化しないことが多く(発達段階によっては出来ない)、頭痛や腹痛等の身体症状や不登校等の行動面での変化が特徴である。 投薬治療はフルオキセチンやセルトラリンなどのSSRIが推奨されているが、思春期前の子どもへのパロキセチンの投与は慎重に行われるべきである。SSRIの投与により改善が見られない場合には、他のSSRIや三環系抗うつ薬などへの変更が推奨される。 精神療法は、児童期では認知行動療法,青年期では認知行動療法と対人関係療法の有効性が認められている。 家庭や学校などの日常生活における環境を整えることも、回復を促す上で有効である。 分類 うつ病・うつ状態には、様々な分類がある。 まずうつ状態そのものの分類は大きく分けて、症状の重症度で区分する分類と、成因で区分する分類に分かれる。 DSM-III以降の米国精神医学会のうつ病分類では、うつ病性障害は、「ある程度症状の重い大うつ病」と「軽いうつ状態が続く気分変調症」に2分されている。 一方古典的分類では、疾患の成因についての判断が優先され、「心理的誘因が明確でない内因性うつ病」と、「心理的誘因が特定できる心因性うつ病」の2分法が中心となっている。狭義には前者が’うつ病’とされ、心因性のものは‘適応障害’などに分類されることが多い。 DSMなどの症状のみで判断する分類は、客観的であり、研究には適している。一方、臨床場面では、心理的誘因の評価は不可欠であり、むしろ治療的にはこちらの判断のほうが重要である。例えば、‘心因性のうつ’では原因から遠ざかれば一晩で元気になる可能性もあり、治療や環境変化などへのレスポンスが大きく異なっている。 さらに、うつ病の長期経過による分類がある。すなわち、躁状態を呈する躁うつ病、うつ病を繰り返す反復うつ病、再発のない単一エピソードうつ病の区分である。まず、長期経過の中でうつ状態に加えて躁状態も生じる場合には、躁うつ病(別名:双極性障害)と呼ばれる。これに対して、うつ病を繰り返し生じる場合には、反復性うつ病と呼ばれる。この反復性うつ病は、遺伝研究などによって、躁うつ病と根本的には同一の疾患であるとされている。一方、再発のないうつ病は、単一エピソードうつ病と呼ばれ、躁うつ病とは異なった疾患であると考えられている。 経過 「誰でもかかる可能性がある」「かかりやすい」ことを表した『うつ病は心の風邪』という言葉が、一部における「うつ病は放っておいても簡単に治る」「気の持ちようでなおる」という誤解に繋がっているが、風邪と違って時間がたてば自然に治る類の病ではない。 かつては、電気けいれん療法、ロボトミーしか効果の証明された治療法が無かったが、その後抗うつ薬が登場し薬物療法が発達した。過去に比べれば、うつ病に対する治療法は確立されてきている。 うつ病では、6ヶ月程度の治療で回復する症例が、60ないし70%程度であるとされ、多くの症例が、比較的短い治療期間で回復する。しかし、一方では25%程度の症例では、1年以上うつ状態が続くとも言われ、必ずしもすべての症例で、簡単に治療が成功するわけではない。また、一旦回復した後にも、再発しない症例がある一方、うつ病を繰り返す症例もある。このように、様々な経過をとる可能性があることは認識しておく必要がある。 この様な難治性、再発性、重篤性(うつ状態の間は社会的行動が制限される)などから、『心の風邪』と言うよりも、『うつ病は心の癌』と表現した方が正しいという意見もある。 成因 うつ病の成因論には、生物学的仮説と心理的仮説がある。 ただいずれの成因論もすべてのうつ病の成因を統一的に明らかにするものではなく、学問的には、なお明確な結論は得られていない。 また治療にあたっては、疾患の成因は必ずしも重要なものではない。スキーで骨折したのか、階段から落ちて骨折したのかによって、治療が変わるものでもない。治療場面では、なぜうつ病になったかという問いよりも、今できることは何かを問うべきである。この意味で、成因論は、学問的関心事ではあるが、臨床場面での有用性は限定的である。 生物学的仮説は、薬物の有効性から考え出されたモノアミン仮説、MRIなどの画像診断所見に基づく仮説などがあり、現在も活発に研究が行われている。モノアミン仮説のうち、近年はSSRIとよばれるセロトニンの代謝に関係した薬物の売り上げ増加に伴い、セロトニン仮説がよく語られる。また近年、海馬の神経損傷も話題となっている。ただ、臨床的治療場面を大きく変えるほどの影響力のある生物学的な基礎研究はなく、決定的な結論は得られていない。 一方心理学的・精神病理学的仮説としては、テレンバッハのメランコリー親和型性格の仮説が有名である。これは、几帳面・生真面目・小心な性格を示すメランコリー親和型性格を持つ人が、職場での昇進などをきっかけに、責任範囲が広がると、すべてをきっちりやろうと無理を重ね、うつ病が発症するという仮説である。なお、決してすべてのうつ病がこの仮説に一致する訳ではない。 また、認知療法の立場からは、人生の経験の中で否定的思考パターンが固定化したことがうつ病と関連しているとされている。 生物学的仮説:脳の海馬領域における神経損傷仮説 うつ病の神経損傷仮説:近年MRIなどの画像診断の進歩に伴い、うつ病において、脳の海馬領域での神経損傷があるのではないかという仮説が唱えられている。[3]そして、このような海馬の神経損傷には、遺伝子レベルでの基礎が存在するとも言われている。[4] 心的外傷体験が海馬神経損傷の原因となるという仮説:また、海馬の神経損傷は幼少期の心的外傷体験を持つ症例に認められるとの研究結果から、神経損傷が幼少期の体験によってもたらされ、それがうつ病発病の基礎となっているとの仮説もある。 心理学的仮説:病前性格論 心理学的成因仮説の代表は、病前性格論である。うつ病にかかりやすい病前性格として、主に、メランコリー親和型性格、執着性格、循環性格、が日本では提唱されている(米英圏では強迫性)。しかし、近年はうつ病概念の拡大や社会状況の変化に伴い、下記の性格に該当しないうつ病患者が増加している。 メランコリー親和型性格はドイツの精神科医テレンバッハ (H. Tellenbach) が提唱したもので、秩序を愛する、几帳面、律儀、生真面目、融通が利かないなどの特徴を持つ。主として反復性のないうつ病を呈するとされる。 執着性格は下田光造が提唱したもので、仕事熱心、几帳面、責任感が強いなどの特徴を持つ。反復性うつ病ないし躁うつ病の病前性格の一つであるとされる。 循環性格はエルンスト・クレッチマー (E. Kretschmer) が提唱したもので、社交的で親切、温厚だが、その反面優柔不断である為、決断力が弱く、板挟み状態になりやすいという特徴を持つ。躁うつ病の病前性格の一つであるとされる。 治療 治療の基本方針 心理的葛藤に起因しない内因性うつ病の場合 治療方針は、基本的に一般の病気と同じである。すなわち、病気であることを本人・家族が納得し、「無理をせず、養生して、薬を飲んで、回復を待つ」ことである。 内因性うつ病の症状は、"気の持ちよう" "努力"などで変えられるものではない。変えられないものを、変えようと無理をすれば、症状を悪化させる。むしろ、変えようとせず、憂うつな気分に逆らわず、十分な休養を取りながら、回復を待つべきである。 うつ病の症状の一つに、将来を悲観してしまうことがある。病気のため、もう治らないとしか考えられなくなることも多い。しかし、うつ病はいかに重症でもいつかは改善するものである。いつかは良くなるという希望を持つことが重要である。 またあせって人生の決断を下さない方がよい。例えば転職・退職、離婚などの重要な決断はなるべく後回しにする。一般にうつ病のため判断能力は低下していることが多く、適切な判断が下せないことが多い。 家族など周囲の人たちも、長い目でうつ病患者を見守ることが求められる。「頑張れ」や「甘えるな」という言葉は、患者自身の力ではどうしようもない今の状態を、今すぐに自分の力で変えるようにと、無理を求めるものとなる。そして、このような言葉は、患者を追いつめ、最悪の場合、自殺の誘因とならないとも限らない。患者のみならず、周囲の人々も、患者がうつ病であり、患者自身の力では今の状態から抜け出せないことを受け入れ、長い目で回復を信じ、あせらないことが必要である。 「気の持ちようではないか」「旅行にでも行って気分転換してはどうか」といった言葉も、適切ではない。うつ病でなくとも、嫌なことが起きれば、嫌な気分になるし、そういった一過性の軽い抑うつ気分は多くの人が経験する。これらの言葉は、うつ病もそれと同じように対処すれば良いものと見ている。しかし、長期間に及ぶような酷いうつ状態(つまりうつ病)の場合には、適切な治療なしには気の持ちようを正すこともできず、旅行に行く気力も出ないため、これらの言葉はかえって患者を苦しめる。患者がこれらのアドバイスを受け入れられるほど回復したかどうかの見極めが大切である。 治療の前提として、治療の基本的原則について、しっかりと医師が説明を行い、患者が納得して治療に取り組むことが必要である。また、投薬についても、医師がしっかりと説明する必要がある。患者も、分からないことは質問していくことが必要である。こうした医師と患者のコミュニケーションが治療の成功には不可欠である。 心理的葛藤に起因すると思われる心因性うつ病の場合 心理的葛藤に起因すると思われるうつ病では、原因となった葛藤の解決や、葛藤状況から離れることなどの原因に対する対応が必要である。なお、一人一人の患者においては、心理的葛藤が原因と考えるべきものなのかどうかの判断は、かなり難しい。このため、この判断は、精神科医の助言に従うのが良いであろう。 入院・外来などの治療設定の選択 入院するかどうかなどの治療設定の選択をする場合には、症状の重症度の判断が重要である。ただし、専門的に見てかなり重症であると判断されるうつ病を、家族や周囲の人が、軽く見ることは多く、専門医を受診し、診断を受けることがまずもって必要である。特に、「死にたい」とか「消えてしまいたい」「自分は居ない方がいい」などの希死念慮や自己否定的な内容を口にする場合には、自殺の危険性があり、すみやかな受診が必要である。 治療開始の時点では、自殺の危険性が高い重症例であるか否かがまず評価され、自殺の危険性が高い重症例では、入院治療が必要となる。特に危険性が高い場合には、電気痙攣療法を行うと、自殺の危険性は軽減されるとされる。 自殺の危険性はないが、日常生活に著しい障害が生じている場合には、仕事を休んだり、主婦であれば家事を誰かに手伝ってもらうなど、社会的役割を免除してもらい、休養する必要がある。 日常生活における障害が軽い軽症例では、これまで通りの生活を続けながら、治療を行うこともある。 いずれの重症度でも、内因性うつ病においては、薬物療法を行うのが原則である。 治療法各論 薬物療法 うつ病に対しては、抗うつ薬の有効性が臨床的に科学的に実証されている。ただし抗うつ薬の効果は必ずしも即効的ではなく、効果が明確に現れるには1ないし3週間の継続的服用が必要である。このことをしっかりと理解して服薬する必要がある。抗うつ薬のうち、従来より用いられてきた三環系あるいは四環系抗うつ薬は、口渇・便秘・眠気などの副作用が比較的多い。これに対して近年開発された、セロトニン系に選択的に作用する薬剤SSRIや、セロトニンとノルアドレナリンに選択的に作用する薬剤SNRI等は副作用は比較的少ないとされるが、臨床的効果は三環系抗うつ薬より弱いとされる。また、不安・焦燥が強い場合などは抗不安薬を、不眠が強い場合は睡眠導入剤を併用することも多い。なお、抗うつ薬による治療開始直後には、年齢に関わりなく自殺の危険が増加する危険性があると米食品医薬品局(FDA)から警告が発せられた。又、近年セント・ジョーンズ・ワートを始めとしたハーブの利用にも注目が集まっているが、有効性はまだ不明である。 認知行動療法 外界の認識の仕方で、感情や気分をコントロールしようという治療法。抑うつの背後にある認知のゆがみを自覚させ、合理的で自己擁護的な認知へと導くことを目的とする。対人関係療法も認知行動療法の要素を持つ。 精神療法 いわゆる「カウンセリング」と言われるもの。 電気けいれん療法(ECT) 頭皮の上から電流を通電し、人工的にけいれんを起こす事で治療を行う。薬物療法が無効な場合や自殺の危険が切迫している場合などに行う。有効性・安全性とも高い治療法であり、保険診療でも認められている。 経頭蓋磁気刺激(TMS) 頭の外側から磁気パルスを当て、脳内に局所的な電流を生じさせることで脳機能の活性化を図るもの。保険は未承認。 その他、実験的段階にあるものや、限定的に行われる治療法として以下のようなものもある。 断眠療法 文字通り、睡眠を断つ治療法。「徹夜明けでハイになる」というものに近い。短期的には一定の効果があるが、再発率が高い。 光療法 強い光(太陽光あるいは人工光)を浴びる治療法。過食や過眠のあることが多い、冬型の「季節性うつ病」(高緯度地方に多い冬季にうつになるタイプ)に効果が認められている。 運動療法 音楽療法 鬱病(Wikipedia)より 神経症治療法・克服法口コミ・感想(トップページ)へ戻る 神経症克服有益口コミ情報&掲示板 神経症克服 神経症治療 神経症克服掲示板 神経症治療法 神経症解決 神経症改善 神経症が治った 神経症BBS 神経症解決口コミ 神経症の悩み 神経症克服 神経症を治す うつ病克服 鬱病克服 抑鬱神経症克服 抑うつ状態克服 パニック障害克服 強迫性障害克服 社会恐怖症克服 パニック障害治療 強迫神経症治療 社会不安障害治療 リストカット克服 うつ病治療 対人恐怖症治療 過呼吸治療 手の震え克服 手の震え治療 広場恐怖症克服 対人恐怖症克服 不安神経症克服 自律神経失調症克服 不眠症克服 睡眠障害克服 摂食障害克服 拒食症克服 過食症克服 神経性嘔吐克服 嘔吐恐怖症克解決服 社会不安障害克服 SAD克服 躁うつ病克服 視線恐怖症克服 脇目恐怖症克服 脇見恐怖症克服 あがり症克服 あがり症治療 アダルトチルドレン トラウマ 心的外傷 自己視線恐怖症解決 単一恐怖症 強迫神経症克服 過呼吸治療 精神疾患治療 催眠療法治療 心理療法治療 カウンセリング治療 前世療法治療 ヒプノセラピー治療 精神科医治療 心療内科治療 森田療法治療 メンタルヘルス口コミ情報 メンタルヘルス掲示板 抗うつ剤 精神安定剤 抗不安剤 抗うつ薬 パキシル デバス ルボックス リタリン メイラックス 神経症の種類 抗不安剤服用情報 抗うつ薬服用情報 尖端恐怖症克服 神経症治療掲示板 ドグマチール 電気けいれん療法情報 精神科口コミ 心療内科口コミ 心の悩みの情報クチコミ 認知療法 行動療法 心理療法 精神療法 認知行動療法
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