約 95,311 件
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/8971.html
魔界島 七つの島大冒険 【まかいじま ななつのしまだいぼうけん】 ジャンル アクション 対応機種 ファミリーコンピュータ 発売元 カプコン 開発元 カプコン第1企画室 発売日 1987年4月14日 価格 5,500円 判定 ゲームバランスが不安定 ポイント 謎を解いて財宝を手に入れろ!(大真面目) 概要 ゲームの流れ 7つの島 評価点 問題点 総評 余談 移植 概要 同社のアーケードゲーム『ひげ丸』を基に大幅にアレンジ移植した作品。 元々は『ひげ丸』のFCへの移植とは別に『魔界島』というオリジナル作品として企画されたが、やがて『ひげ丸』が『魔界島』に吸収される形で統合され、本作が誕生した。 主人公や敵キャラクターは原作からの続投で、物を投げて戦うシステムは踏襲しているがそれ以外は全て新しく作り直されている。 主人公の船乗り「モモタルー」桃太郎ではないを操作して、伝説の海賊「キャプテン・ビアド」の財宝を見つけ出すのが目的。 『魔界島』というタイトルから同社の『魔界村』を想起させられるが、実際に『魔界村』とは世界観を共有しており、同作の敵キャラクターも一部登場している。 ゲームの流れ まずは主人公の船「アンカー号」を操作して海上を探索する「マップモード」から始まる。冒険の舞台となる7つの島は全て入り口に鍵が掛かっているため、海賊船から鍵を奪う必要がある。 海上には海賊船が登場するが、鍵があるのは特定の位置に停泊している船で、マップ上を移動しているのはランダムで出現するダミー船。後者はクリアしても何も無い。 海上マップでは海賊船の他にも商船と出会う事があり、3回まで情報を貰える(*1)。4回目からは何も知らないと言われる。 海賊船や島に上陸するとアクションパートに移る。原作同様の見下ろし視点で、マップ上に配置された岩などのオブジェクトを投げつけて敵を倒しながら進む。島の場合は「上陸モード」と呼ぶ。 主人公はオブジェクトを掴む、転がす、投げるの動作が可能であり、投げたオブジェクトは一直線に転がっていき、壁や障害物にぶつかると壊れて消滅する。敵にぶつけて攻撃する他、これを駆使して隠しアイテムなどを探す事もある。 原作は固定画面だったが、今作では『ゼルダの伝説』のような切り替えスクロール方式で、島の一つ一つが数十画面に及ぶ広大なマップとなっている。 画面を切り替えると敵やオブジェクトは再配置される。画面を跨いでオブジェクトを持ち運ぶ事はできない。 オブジェクトを持ったまま画面を移動すると、オブジェクトは消えるのに主人公の掴み判定は残る。そのため、一旦Bボタンで手を放す動作を行わないと新しいオブジェクトを掴めない。 今作では主人公はジャンプが可能。オブジェクトを飛び越えたり足場を飛び移る際に使う。敵も飛び越せるがあまり実用的ではない。 主人公は『ONE PIECE』の先駆けの如く船乗りなのにカナヅチらしく、血の池やクレバスのみならず、水に落ちるだけで大ダメージを受ける。時には慎重なジャンプアクションも求められる。 また、ジャンプ中にオブジェクトを投げると原作宛らに跳ねながら転がっていく。攻撃力が上がったりはしないが、上に向かって投げると若干スピードが上がる。 海賊船では原作の雰囲気を踏襲し、雑魚のひげ丸を樽で倒しながら進む。数マップ程度の短いステージだが、ボス部屋に入るには規定数のひげ丸を倒さなければならない。こちらは「デッキモード」と呼ぶ。 敵を倒したりアイテムを取るとスコアが増加するのは他のゲームと同じだが、本作ではこのスコアがそのまま主人公のライフになっている特徴がある。 そのため、他のゲームで言うスコア稼ぎ用アイテムは全て回復アイテムと同義であり、敵を倒しても少しずつ回復する事になる。キーアイテムも同じくスコアが入るのので、回復効果も併せ持つ事になる。 敵に接触したり攻撃を受けるとスコアが減少するが、その度合いは百〜数千とかなり幅広い。弱かろうが強かろうがダメージエフェクトは変わらないので、スコアを常にチェックして強いダメージを喰らわないように努める事が重要である。 各ステージにはボスが存在し、オブジェクトをぶつけてライフを削りきれば撃破となる。 ボス部屋には攻撃用に多数のオブジェクトが配置されているが、倒す前にオブジェクトを使い切ってしまうと画面を切り替えて再挑戦しなければならない。無論、ボスのライフも回復する。 基本的には島のボスを倒すと次の島の鍵がある海賊船が出現するため、それを攻略して次の島へ…を繰り返して進む。 しかし宝探しが目的なだけあり、漫然とボスを倒して進むだけではクリアは出来ない。財宝を見つけるには、各島に秘められた謎を解き明かす必要がある。 全ての島に最低一つは財宝に関係する何かが存在する。ボスを倒す以外にもそれを探し出さなければならない。 全部で三つある「宝玉」は入手は必須ではないが、手に入れた数に応じてエンディングの演出が追加される。 7つの島 クック島 最初に訪れる島。ジャングルに覆われており、原住民が襲いかかってくる。 名前の由来は多大な功績を残しながらも最期はハワイ島の先住民に殺されたクック船長だろうか。ただ、綴りは違うが…(*2)。エンディングの例を鑑みると間違いの可能性も。 カース島 邪教が支配している洞窟の島で邪教徒たちが襲い掛かってくる。彼らが崇めているのは「伝説の悪魔」ではなく、より上位の存在であるサタンである。そのため、サタンに由来する隠しアイテムが存在する。 マーメイド島 人魚がいるとされる湖の島。明るい雰囲気とは裏腹に水に落下すると大ダメージを受ける上、敵も巨大イカのクラーケンなどひげ丸を除いて倒せない敵ばかりという厄介なステージ。 ヘビ島 巨大な塔が聳える島。塔の中にはゾンビなど『魔界村』の魔物たちが潜んでいる。 名前は島、或いは塔の形状からと諸説ある。何故「カース」「マーメイド」と来て「スネーク」ではなく「ヘビ」なのかは謎。 ドクロ島 名前通りドクロの形をしている呪われた死者の島。封印が施されているため、鍵だけでは上陸できない。血の池に落ちると湖以上のダメージを受ける。 「スカル」ではないのはこちらの方が響きが怖いからだろうか。 オオカミ島 港や要塞が築かれた砂漠の島。ひげ丸軍団の本拠地でもある。 島の形はその名の通り口を開けた狼のように見える。何故「ウルフ」ではな(ry ジャックナイフ島 雪と氷に覆われた極寒の島。滑る氷や、落ちると血の池以上のダメージを受けるクレバスが厄介。 一見、ナイフというよりは柄のような形をしているが…。 評価点 親しみやすい操作性 原作の長所を受け継ぎ、「オブジェクトを掴んで投げて敵にぶつける」というシンプルなシステムによりゲームに入り込みやすい。 原作同様、攻撃が当たった敵は大げさに吹っ飛んで消滅する。コミカルな演出がプレイヤーの取っ付きやすさにも繋がっている。 効果音も小気味よく独特で耳に残る。 アクション面に限ればゲームバランスも比較的良好 最初のうちは簡単だが、ゲームが進むと徐々に強い敵が出てくる。受けるダメージもバカにならなくなっていくが、アイテムもそれなりに配置されており、理不尽という事は無い。 ボスも相応の強さだが、敵に応じた戦法を見出せば問題無く倒せ、そうでなくともスコアを稼いでいけばゴリ押しも利く。 隠しアイテムを取ると大幅に回復し、かなり余裕ができる。一種の救済措置のようになっている。特に最初のクック島にはカプコン作品で御馴染みの「弥七」が存在し、これを取ると取らないで難易度が全く変わる。 各ステージには入り口にショートカットできるスタートホールが存在し、帰りは幾分楽になるように設計されている。 パスワードは海上以外ならいつでも参照できる。 バリエーション豊かな舞台 原作は海賊船のみだったが、本作では様々な島を訪れるため飽きが来ない。BGMもそれぞれの島の雰囲気によく合ったものになっている。 カース島やヘビ島のような不気味な島もあれば、マーメイド島のような明るい島、オオカミ島のような勇ましい雰囲気の島もある。サンバのリズムでノリのいいマーメイド島やアップテンポでリズミカルなジャックナイフ島はBGMの評価も高い。 特に5番目のドクロ島は黒い地面、血の池(*3)、骸骨の岩など、子供にはトラウマ級の怖さである。鍵だけ持って上陸しようとした際の「このしまはふういんされている」のテキストも淡々とした怖さがある。 『魔界村』からのゲスト出演 本作の舞台となる海域は魔界村の戦いに敗れた魔物達が逃げてきたという設定があり、4番目のヘビ島はその魔物達を封印した塔が舞台となる。 そのため、内部にはブルーキラー、ゾンビ、一角獣と懐かしの面々が姿を見せる。島のボスである一角獣に至っては台詞付きの登場である。塔の入り口には『魔界村』の主人公であるアーサーも登場する。 箱に描かれているように、あのレッドアリーマーも登場するのだが…。 + ネタバレ なんとラスボスへの大出世を果たしている。しかも、伝説の悪魔「デビル・ザ・レッドアリーマー」という大仰な肩書きを引っさげての登場である。 この海域に逃れた後に悪神として崇拝されて力を付けたらしく、より獰猛化している。体もモモタルーが小さいから相対的に大きく見えるのではなく、本当に巨大化している模様。 問題点 不便にして面倒な航海 マップモードでは全体マップが参照できず、スタート早々自分がどこにいるのか分からなくなる。海は広く、目印となるものが少ないので現在地の把握も困難である。 各島も海上からでは見分けが付かず、地形を覚えない限りは上陸してみないとどの島なのかが分からない。特に序盤は鍵も無いので、どこに上陸しても「カギがかかっている」の表示しか出ず余計に分からない。 当時のゲームに野暮なツッコミではあるが、ただの島でいくらでも上陸する術はあるのに「鍵で門を開けなければ入れない」というのも不自然に感じる部分である。 無論、鍵を持つ海賊船の位置もノーヒント。島をクリアする度に毎回宛てもなく海を彷徨う羽目になる。 基本、陸地に隣接して停泊しているとは言え、ステージクリア毎に陸に沿って海を探し回るのはかなり苦痛である。 一応、地図は存在するが手に入るのは6番目のオオカミ島のボス撃破後。今更としか言いようがない。 そもそも海上ではメニューが開けないので、いざ手に入れてもほとんど役に立たない。精々、自分が現在どの位置にある島にいるのかが分かる程度。 ゲーム上の用途としては最終ステージ関連の仕掛けに気付くためのアイテムなのだが、出来れば序盤に入手&海上でも参照出来るようにして、本来の用途で使わせて欲しかった所。 海上マップの東西はループするのではなく見えない壁に阻まれる。しかもいくつかの島はその壁に密着するように存在するため、思うように航海ができずストレスになりがち。障害物の岩もそこかしこに配置されているため、地味にストレス要因に。 それでいて南北はループする。その所為で却って混乱しやすく、壁の煩わしさも相乗効果的に増している。 海賊船に乗り込むとクリアまで出られないので、もしダミー船に乗ってしまったら時間とスコアを浪費するだけである。しかも場所によっては船がハマって詰む事も。 後半には島間を行き来する事が何度かあるので、たとえ謎解きの答えが分かっていても尚更面倒に。 一つ島を攻略する度に代わり映えのしない海賊船をクリアしなければならないため、ダレやすい。 後半になるほどボス部屋開放に必要なひげ丸撃破数も増えていくので更に面倒に。そしてボスの船長はずっと同じ。 終盤には幽霊船が登場するのだが、内装がボロくなっているだけで、登場する敵もBGMすらも同じ。いつもの楽しげな曲の中、いつものひげ丸達と船長を相手にすることになるので、幽霊船の雰囲気など皆無も同然である(*4)。 本当に宝探しをやっているような厳しい謎解き 最初のうちはボスを倒しさえすれば良いのだが、ヘビ島が終わった頃から仕掛けが登場する。 ドクロ島には封印が施されており、解除しなければ上陸できない。 正解はヘビ島にあるランプでクック島の燭台に火を灯す事。それ自体は商船で教えてもらえる。寧ろ商船の情報はほぼこれだけのようなものである。 ただ、燭台とランプの在り処は教えて貰えないので、これは探す必要がある。燭台はクック島のボス部屋の隣にあるのでプレイヤーがちゃんと覚えていれば問題は無い。 肝心のランプはヘビ島の塔の地下に隠されており、隠し通路を発見しなければ入手できない。しかも塔の途中には偽のランプが配置されている。入手してもスコアが入るだけで、これを持ってクック島に行っても無意味。しかし初見ではそんな事など分かりようも無い。 一応、メニュー画面でキーアイテムが確認できるので、「ランプが追加されていない=今取ったのは違う」という事に気付けるようになっているが、初見では(ry(*5) 三箇所存在する「モノリス」という石碑には、古代文字で謎解きのヒントが表示され、これを解く事で財宝に近付けるのだが、この謎解きがまた難解で「こんなの解るか!」と言いたくなること請け合い。 古代文字そのものを見た所で解る訳も無く、後半に入手する「古文書」で参照できる古代文字のアルファベット対応表を見ながら自力で解読する必要がある。 これだけでも結構難易度が高いが、解読して出てきた文字はもっと意味不明。 + ※謎解きに関する重大なネタバレ モノリスの文字を解読すると「MARU」「NISHIKARASAN」「TARUZYUU」となる。 これはローマ字で「マル」「ニシカラサン」「タルジュウ」と読むのが正しく、最後に登場するカイン族から「まるとは船の事じゃよ」とは教えてもらえるので、つまり「船、西から3、樽10」が正しい意味となるが、それを自力で導き出すのは難易度が高く、子供には恐らく無理であろう。 そして導き出したとしてもこの後が… + 更にネタバレ 具体的にどうしろと言うと、オオカミ島の港に停泊している西(左)から3番目の船に樽を10個ぶつけろという事である。これを実行するとあるマップに橋が架かり、財宝に関わる重要な場所に行く事ができる。 船と樽がセットである島はオオカミ島だけとは言え、これだけでその財宝とも関係なさそうな単なる背景である船を導き出せるとは限らず、もしも見当違いに海でダミー船漁りなどし始めたら財宝から遠ざかる一方である。 更に、答えが分かったとしてもここでまた問題が発生する。 まずオオカミ島には港が二つあり、どちらで「マル、ニシカラサン、タルジュウ」をすれば良いのかが分からない。正解は入り口のすぐ近くの港なのだが、位置的にはもう一方の港の方が西にあるため、こちらを正解と思ってしまう可能性もある。何も考えずにすぐ近くで実践すれば良いものの、深く考えてしまうと却って詰まる。また、船の両脇に小舟があるのも紛らわしい。 何より実行した所で、エフェクトや効果音などの反応が何一つ無い。実際にその場所に行って橋が架かるのを見て初めて正解したと分かるので、この時点では何も分からない。自力で正解したとしても、初見では恐らくこの二つの因果関係すらよく分からないだろう。 島の奥に向かえば必ず通過する場所とは言え、そこに変化が起きていることも一切アナウンスされないので、そのまま気付かず島を出てしまうこともあり得る。 尚、他のオブジェクトを当てる事で出現する隠しアイテムや隠し通路などの場合、その一歩手前でオブジェクトが壊れ、「あ、ここに何かあるな」と窺わせる演出があるのだが、ここにはそれすら無い。あったら謎を解く前に気付かれるからかもしれないが、いざ謎が解けても「反応が無い=ここは違う」と思わせ、余計に分かりにくくしている。 橋の先でも重要オブジェクトがあるだけで何をすれば良いのか完全にノーヒント。尤も、ここまで辿り着けたプレイヤーなら察しは付くだろうが…。 ちなみにこちらはアクションを起こすとしっかり反応がある。なら船に樽を10個当てた時にも反応を付けられなかったんですかね…? 謎解きの理不尽さに比べれば些細な事だが、モノリスだの古文書だの言った古代の謎を解き明かして辿り着いた先の解答が、港の船や樽というのも変な話である。もしかして実は古の時代から存在する船なのだろうか? 他にも最後の石版の在り処、ラストステージの入り方、財宝入手に不可欠なアイテムの取り方など、ヒントに乏しく解り難い仕掛け・謎が多々。解答が解った後で考えると「なるほど」と思えるかもしれないが、これを全くのノーヒントでやるとなると相当なひらめきやしらみ潰しの探索を要求される。 一方、エンディングに関わる「宝玉」は隠しアイテムらしく凝った隠し方をしているのだが、3つ目はただサボテンに岩をぶつけるだけで出現する。ネタ切れだろうか。 ヒントをくれるカイン族が各所に存在するのだが、どれもこれも抽象的で漠然としていて分かり辛い。また、後から情報を見返す機能などもちろん無いので、自力でのクリアを目指すならメモは必須である。 その他 ドクロ島に嫌らしいバグがある ドクロ島の血の川の源流として巨大心臓が存在する。そのマップに行くと心臓らしく心音が聞こえるのだが、これが鳴ってからスタートホールを通らず徒歩で戻ると心臓から離れてもドックンドックンと鼓動が聞こえ続ける。ゲームオーバーになっても止まらず、そのままゲームを再開しても鳴り続ける。ガチのホラーである。 スタートホールは心臓の画面の隣にあるので、ボス撃破後のプレイヤーはそのまま帰るだろうが、その前に来たプレイヤーは引き返し、ドクロ島の呪いを思わぬ形で受ける羽目になる。本作のプレイヤーがトラウマとして挙げるバグであり、正真正銘の「呪いの心臓」となっている。 どうやらスタートホールに飛び込んだ際やボス撃破時と言った特定のSEが鳴るとこの心音も止まる模様。そのため、心音が鳴ってからこの島のボスを倒せば止まる事になるが、何も知らずその前に死んだ日には…。 また、スクロールの関係でハマりに陥る箇所も幾つかある。プログラム的な意味でも呪われた島なのである。 その他バグ ライフが10万を超えると、敵の攻撃を一発喰らっただけで即死=ゲームオーバーとなってしまう。 オオカミ島でボウス船長を倒した後に出るビアドの涙を取らずに部屋から出るとゲームが詰む。 部屋に入りなおしてもボウス船長もビアドの涙も復活しない為。ただこれは意図的にやらない限りは発生しないだろう。 上述のオオカミ島の仕掛けで画面が左右に揺れている時に横方向にスクロールする(画面を切り替える)と画面がおかしくなってハマる。 グラフィック ドット絵は出来の良いものと悪いものの差が激しい。マップやボスは比較的描き込まれているが、主人公やザコ敵は貧相なものが多い。 ドクロ島の封印を解く「金のランプ」は白。中身は黒い。全く金じゃない。偽物である「銀のランプ」も中身を青くしただけ。 総評 至ってシンプルな作りのACゲームをベースに、ボリューミーな冒険物へと昇華した一作。ゲーム性そのものはとっつき易く、アクションに限るなら慣れさえすれば難し過ぎることも無い。 しかし謎解き込みで自力クリアを目指すとなると、正にゲーム通り財宝を探して海を右往左往するかの如く苦労を重ねることになる。特に事前情報が何も無い状態では、延々と海を彷徨うばかりのゲームになりかねない。 現在と違ってネットも無く、情報源は攻略本ぐらいだった当時では何人ものキッズが財宝を見る事なく海の藻屑と消えたことだろう。せめて攻略周りについてのヒントが充実さえしていれば適度な歯応えで謎解きと冒険を楽しめただろうだけに、惜しい所である。 余談 タイトル画面でBボタンを押しながらスタートボタンを押すと、画面がバグった状態で始まる。 最初の海上マップからして、海や船は何とも無いが陸地が船のチップに変わっており木製の島と化している。そして海賊船や島に上陸するとすごい事に…。 この状態だと主人公が無敵な上、普段通行できない場所にも行く事ができる。ハマりの確率も高いがゲーム自体は普通に進行でき、クリアも可能である。 そのため、事実上のイージーモードとなっている。プレイヤーの視覚的にはハードモードだが…。 カース島である条件を満たすと手に入る「サタンの剣」は、ラスボスを瞬殺してしまうトンデモアイテムとなっている。 その条件とは、スコアの下3桁が000の状態でカース島のスタートホールに入ること。当然、ラストが拍子抜けすることになるため、ラスボスと戦いたくない場合以外は(確率は低いだろうが)うっかり条件を満たさないように気をつけよう。 魔界島近辺で崇められて強大化したとは言え、『魔界村』本編ではレッドアリーマーはボスキャラクターであるサタンよりも格下の魔物。より上位の力には逆らえなかったと言うところか。 『魔界村』ではボスキャラクターだった一角獣と立場が逆転するほどの力を付けたレッドアリーマーだが、残念ながらサタンと同格までには及ばなかったようだ。 宝玉を2つ以上集めてクリアすると、エンディングに敵キャラクター紹介が追加される。作中に登場する敵キャラクターが画像と名前付きで紹介される。 しかしここで表示される敵の名前の綴りが間違いだらけになっている。例えばゾンビは「ZOMBIE」のはずが「ZONBI」。他の敵は「CRUSH FISH」などちゃんと英語で書かれているので、別にローマ字で書いている訳ではないはず。 ブルーキラーやキラースネークも「KILLER」ではなく「KILER」になっている。開眼神木ことツリーアイも「TREE IEE」である。 実は全キャラクターを紹介している訳ではなく、マーメイド島に出現する触手、ジャックナイフ島のボスであるアイスロックはハブられている。表示の問題だろうか。 レッドアリーマーは何故か怪我人姿で登場し、最後は転倒してしまう。そして例のごとく名前の綴りが間違っている(*6)。 タイトル画面左上にはPTSという文字と、下にスコアが表示されている。一見、前のプレイのハイスコアでも表示するのかと思えるが、実際にゲームオーバーやクリアでタイトルに戻ってもここの表示は000000のままである(*7)。 実はこれ、タイトル画面で放置すると始まるデモプレイで得たスコアが反映される。何の意味があるのかと言うと、このPTSの下3桁は次のデモおよび、コンティニュー時のスコアに加算される仕組みとなっている。 バグなのか意図的なのかは分からないが、これによりスコアを若干加算して始める事ができる。後半にしてみれば雀の涙ではあるが、そのまま始めるよりは少しはマシだろう。 実はドクロ島の血の池に落下判定があるのは水際だけであり、うまく飛び越せれば上を歩く事ができる。やったところで利点はあまりなく、リスクの方が大きいがなんともシュール。 尚、マーメイド島の湖で同じ事をやると沈むので注意。 本作のストーリーでは伝説の悪魔と呼ばれるようになったレッドアリーマーが7つの島を支配し、後に封印されたことが語られる。そしてその後、キャプテン・ビアドが伝説の海賊として知られるようになった。本編はそれから長い年月が経った時代の話であり、『魔界村』から相当未来であることが窺える。 …にもかかわらず、ヘビ島にはアーサーが登場している。一体何年生きているのだろうか…。 全くの余談だが、小学館の「小学一年生」などの幼年誌ではわかり易さ重視のためか、レッドアリーマーはキャプテン・ビアドのペットなどと紹介されていた。 移植 MSX2版 開発はコンパイルが担当。一部謎解きに変更が加えられている。また、FC版では地形以外が他の海賊船と変わりなかった幽霊船は個別のBGMが用意され、ボスもFC版の没キャラクターの「骸骨船長」に変更されている。 FC版では謎さえわかれば倒す必要がないアイスロックも倒さなければならなくなった。(*8) 携帯アプリ版 マップモードがバッサリカットされ、カーソルで行き先を選ぶ形式になった。それに伴い、海賊船も削除。デッキモードは幽霊船のみ残っている。 また、新規にエンディングが作られた新モードも追加されている。
https://w.atwiki.jp/kuroeu/pages/1526.html
エレカレン大地底湖 解説 ユマ湖の地下に存在する巨大地底湖。 一説によればセテトリ地方を網羅できる程に水路があちこちへ伸びているという。 雑感・考察 名前
https://w.atwiki.jp/elstern/pages/19.html
-キャプテンより 作成中 -管理人より 新入生の皆さま、広島大学への合格おめでとうございます。エルステルンとは?の項でも記しておりますが、私たちは広島大学で行われるフェニックスソフトボール大会での優勝を目指して日々鍛錬しております。厳しくソフトボールだけをただ練習することも優勝を目指す上で必要かもしれませんが、好成績を残すには純粋な技術だけでなく、「チームの雰囲気」や「学年を越えた団結」といった部員間の絆も同様に重要であると我々は考えております。エルステルンには伝統として様々な個性を持った選手たちがお互いを尊重しあい、どんな者でも受け入れる風土があります。我々も皆様をともにソフトボールを楽しむ仲間として歓迎いたしますので、是非その若い力でチームに新しい風を吹き込んでください。ともに大学時代を彩る思い出を作っていきましょう。
https://w.atwiki.jp/dq_dictionary_2han/pages/8332.html
DQⅦ Ⅶに登場する重要アイテムの一つ。【ユバールの民】に語り継がれる伝説の神器。 その音色には魔よけの効果もあるらしく、演奏中は魔物を寄せ付けない。 【清きころも】と共に、【湖の洞窟】にある神の祭壇の内部に隠されていた。 その神の祭壇で、神の復活の儀式を執り行う際に必要となる。 「大地のトゥーラが金色 に輝くとき その音色にて大地を目覚めさせよ! 清き衣をまとった巫女の踊りにて 神の 怒りをなだめさせよ!」という古代文字が残されている。 過去の時代での弾き手は【ジャン】。踊り手の【ライラ】と共に、このトゥーラを用いて神の復活の儀式を行った。 しかし、腕は確かだったものの、大地のトゥーラが輝いておらず、儀式を行った時期が悪かったことから神の復活は叶わなかった。 その後は神の復活に必要な大切な物ということで、代々ユバール族に引き継がれた。 現代ではユバールの族長から、伝説の弾き手を探したいという【アイラ】に預けられる。 族長が言うには、技術に加えて、体力、気力ともに充実した若者でないと弾きこなすことは出来ないとのこと。 その後、主人公達の事情を知った【グレーテ姫】主催で、【トゥーラ弾きの大会】が開かれる。 だが、やはり弾きこなすにはかなりの技術が要求されるらしく、中々演奏者が決まらなかった。 そんな中、見事に弾きこなしてみせ、現在の時代での弾き手として選ばれたのが【ヨハン】だった。 主人公達は再び神の祭壇へと向かい、踊り手のアイラと共に神の復活の儀式が執り行われる。 過去の儀式で失敗したのは、古代文字の翻訳を誤り、大地のトゥーラが金色に輝く時の意味を取り違った為だった。 実際は夕日を照り返したトゥーラが黄金色に輝く時ということで、夕方に儀式を行う必要があったのだ。 たった一言の翻訳の失敗で、恋破れ一族を去ったジャンが不憫でならない。 かくして無事儀式は成功し、神もついに復活を果たした。はずだったのだが……
https://w.atwiki.jp/teri/
★幻の大地 飼い主名:tixii livly名:★テリー
https://w.atwiki.jp/hyakukami/pages/1914.html
ボス捜索編 ボス追跡編 神解放編 関連神様 アウォナウィロナ アウィテリンツタ アポヤンタチ ボス ウェンディゴ ボス捜索編 ボス追跡編 神解放編 HP 410000 420000 430000 ボーナス 3765ジェム、薬草、ピーナッツ盛り合わせ 3828ジェム、薬草、ピーナッツ盛り合わせ 4018ジェム、薬草、ピーナッツ盛り合わせ 遭遇時 乾いた赤土の荒野に、何か異形のものの気配を感じる。背後から忍び寄る不気味な風の音…。とっさに振り向くと、赤土の大地のボス、ウェンディゴが襲い掛かってきた! ウェンディゴにとり憑かれたのだろうか、意識がもうろうとし、体が寒い…。ガタガタと震える体を抑えていると、また先ほどの音が響いてきた。ヤツだ。ウェンディゴが近くまできている…!姿が見えない恐怖から、手当たり次第に武器を振り回した! 何とか二つの石を手に入れたが、ウェンディゴにとり憑かれると、人としての理性を失ってしまうという。このままでは体が持たない。あせって先を急いでいると、ブンブンと風を切る斧の音が響いた…。この先にウェンディゴがいる…武器を握り締め、暗い原野の崖を飛び降りた! 撃破時 斧でブンブンと風を切りながら、ウェンディゴが襲い掛かってきた!何とか攻撃をうけとめて、こちらも反撃を食らわせる!打撃を打ち込んだ瞬間、ウェンディゴは現れた時と同じように、急に消えてしまった。…あとに残されたのは、輝く解放石…! バシッ…!!こちらが振りかぶった隙に、ウェンディゴの一撃をくらってしまった!慌てて振り向くと、持っていたトマホークであたりを打ち叩く!ウェンディゴはひるんだのか、ふと気配が消えてしまった。何とか危機を脱することができたようだ。 暗がりの中、星明りを頼りに敵の気配をつかむ!ブンッ…!!振り下ろされた斧を必死でかわすと、反動を利用してウェンディゴに正面から切りかかった!剣は敵の腹に深く突き刺さり、そのまま、ウェンディゴの姿はうめくように消えていった…。残されたのは、最後の解放石!体の変調が消えて行くのを感じながら、その石をしっかりと握り締めた…! 出現モンスター 名前 画像 拾得アイテム 区分 備考 001 インディアンゴブリン 002 グロウオウル 003 エビルビーバー 004 ダークライト 005 グランドスコーピオン 006 ポイズンキャクタス 007 フィアコンドル 半レア 008 アンデッドコヨーテ 半レア 009 ヌニュヌウィ 010 インディアンスネーク 011 エビルトマホーク 012 ブラックサース 013 ツインバード レア 014 ダークトーテム レア 015 グランドウルフ レア 016 インディアンオーク 017 インディアンハーピー ネイティブトマホーク レア 018 グランドオーク レア 攻撃約260100で失敗攻撃約265000で成功攻撃19万+アトロポス神業で1匹攻撃163884+攻防53%上昇神技+攻11万強の仲間加勢で撃破可攻撃18万+ボレアス神技(攻防+47%)で撃破可 エリアデータ エリア 行動 経験 ジェム 必要アイテム 討伐モンスター 進捗率 解放石 挑戦時 クリア時 1 悠久の荒野 -27 +28 +294~354 ネイティブシールド×1、アイヌの白衣×1ネイティブリング×1、火尖槍・改×1ネイティブトマホーク・改×1、芭蕉扇・改×1 5~6% -28 +29 6~7% -29 +30 6~7% 2 魔声響く渓谷 -28 +29 +294~354 ネイティブシールド・改×1、赤鳥の羽根ピアス×1ネイティブリング・改×1、大きなタリスマン×1ネイティブシールド×1、二股の鋭銛×1 5~6% -29 +30 5~6% -30 +31 6~7% 3 岩肌の壁画郡 -29 +30 +294~354 ネイティブリング×1、守護者の指輪×1ネイティブトマホーク・改×1、マカナ×1ネイティブシールド・改×1、クレセントアックス×1 ?% -30 +31 5~6% -31 +32 5~6% 4 断崖・落石跡 - - +294~354 ネイティブリング・改×1、誓いの首輪×1ネイティブシールド×1、魔法の矢×1 - - - -34 +35 4~5% -35 +36 4~5% 5 赤き砂丘 - - +295~355 ネイティブリング×1、影のローブ×1ネイティブトマホーク・改×1、アイアンガントレット×1 - - - -34 +35 4~5% -35 +36 4~5% 6 イーグル・ロック - - +296~356 ネイティブシールド・改×1、アルハザードのランプ×1ネイティブリング・改×1、タワーシールド×1 - - - -36 +37 ?% -37 +38 4~5% 7 吹きすさぶ残丘 - - +297~357 ネイティブシールド×1、狼牙棒・改×1 - - - - - - -40 +41 4~5% 8 いけにえの祭壇 - - +297~357 ネイティブリング×1、魔よけの南国盾・青×1 - - - - - - - - -40 +41 4% 進行 【ボス捜索編】 悠久の荒野→岩肌の壁画郡→ボス 【ボス追跡編】 悠久の荒野→イーグル・ロック→ボス 【神解放編】 悠久の荒野→いけにえの祭壇→ボス 関連魔神 ピアサ ベイコク ズォアヴィツ サスクワッチ ミシッピゼウ ナルサ・ファラヤ 出現魔神(他エリア魔神) [[]] [[]] [[]] ▲
https://w.atwiki.jp/dmoc/pages/340.html
恐怖と繁栄の大地 呪文 自然/闇文明 4マナ ■このカードはタップしてマナゾーンに置かれる。 ■自分または相手のデッキからカード一枚を選び、相手に見せる。 そのあとそのカードを持ち主のシールドに加える。
https://w.atwiki.jp/zenmaitako/pages/575.html
《大地の抱擁》[一般]Earth's Embrace 君は組みつき、押さえ込んでいる相手を組みひしぐことができる。 前提条件: 【筋】15以上、《組みつき強化》または“つかみ強化”、《素手攻撃強化》。 利益: 組みつき状態の間、君が相手を“押さえ込んで”いるのなら、押さえ込みを継続しているラウンドは、毎ラウンド追加で1d12ポイントのダメージを与える。押さえ込んでいる相手を、通常通り(対抗組みつき判定によって)動けない状態にしなければならない。しかし、同時に君もまた動けない状態であり、君が押さえ込んでいる対象以外の相手は、君に対する攻撃ロールに+4のボーナスを得る(ただし君は無防備状態ではない)。君はクリティカル・ヒットに完全耐性をもつクリーチャーに対してはこの追加ダメージを与えることはできない。 通常: 君は、押さえ込んだ敵に対しては、組みつき判定に成功することで通常ダメージを与えることができる。 出典: 『戦士大全』p.101 関連項目 特技
https://w.atwiki.jp/harikennuk/pages/18.html
「遥かなる大地へ」 【ボクシング、上半身裸、賭けファイト、一方的】 筋肉度 ★★★ 腹打ち度 ★★★★ バーファイト度 ★★★★★ トムクルーズのファイトは必見。 バーでのファイトと言う設定が興奮物。 主人公がボコボコにされる場面もあり。 ラストの大男とのファイトも見もの。 戻る 【用語説明】 「ボクシング」 ボクシングの試合、ボクシングスタイルのファイトがある。 「ムエタイ」 ムエタイ・キックボクシングスタイルのファイトがある。 「ストリート」 路上の喧嘩、ストリートファイトがある。 「軍人」 軍人のファイト、トレーニングがある。 「リンチ」 主人公などが集団にやられてるシーンがある。 「一方的」 主人公などが一方的にやられるシーンがある。 「上半身裸」 どちらかが上半身裸になっているファイトがある。 「拷問」 縄や手錠で体を拘束され拷問をかけられるシーンがある。 「人質」 主人公が人質を取られている設定がある。 「八百長」 主人公が八百長試合をするシーンがある。 「賭けファイト」金を掛けたファイトがある。 「トレーニング」主人公などがトレーニングしているシーンがある。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/16801.html
登録日:2012/04/01 Sun 12 48 03 更新日:2024/07/06 Sat 14 21 58 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 2009年 DS ゲーム ゼルダの伝説 ゼル伝 ニンテンドーDS ファントム 任天堂 列車 大地 大地の汽笛 機関士 汽笛 汽車 猫目リンク 神の塔 続編 続編←夢幻の 鉄道 『ゼルダの伝説 大地の汽笛』(The Legend of Zelda Spirit Tracks)とは、『ゼルダの伝説シリーズ』の一作で、2009年12月23日に任天堂から発売されたゲームソフト。ハードはニンテンドーDS。 通称「大地」「汽笛」だが、シリーズでは『ふしぎの木の実』の片方が『大地の章』なので、「大地」と付くタイトル同士を混同しないよう後者を使う方が無難と思われる。 ☆時間軸 一言でいうと『風のタクト』及び前作『夢幻の砂時計』からおよそ100年後の世界の話。 『風のタクト』のラストで新ハイラル王国を建国するために旅立ったテトラ達は、その航海の途中で前作『夢幻の砂時計』の異世界に行ってその世界を救った。 そしてその後新天地を見つけ、無事に新ハイラル王国を建国して、さらにかなりの年月が流れて本作に至っている。 なお、本作に登場する一部のキャラクターは前作のキャラクターの子孫とされている。 ☆あらすじ これは遠い遠い昔、人がこの地に生まれた頃の物語……。 神の御名においておさめられし大地は安寧のなかにありました。 けれどその穏やかな時は突如として失われたのです。 闇の権化魔王の襲来……多くの命が奪われ、大地が焼かれてしまいました。 全てを支配せんとする魔王はついに神にも戦いを挑んだのです。 魔王と神の戦いは長きに渡り、幾度も繰り返されました。 永遠に続くと思われた争いの果て、神はついに魔王を討ち果たしました。 しかしその神もかつての絶大な御力を失ってしまったのです……。 神は残された力で魔王の魂を闇の床に葬り……彼のものがはい出ることがかなわぬよう塔を立てました。 塔を要に魔王を縛る封印を施され、それは今も大地を覆っています。 全てを終え、力を尽きられた神は天界にお戻りになりました。 神も魔も去ったこの大地は今私達の手に委ねられています……。 ……というニコの紙芝居を聞かされていますが、リンクは相変わらず寝ています。 ニコから説教されている時、先輩機関士シロクニが主人公の機関士の任命式のために迎えに来ます。 シロクニと一緒にハイラルに行き、任命式を無事に終えたリンクは、ゼルダ姫から「神の塔に連れて行ってほしい」とこっそりお願いされます。 駅に戻り、驚いたシロクニに理由を話して一行は神の塔に向かいました。 ……すると、その時、謎の男とハイラル城の大臣キマロキが現れます。 そしてキマロキは本性を現し、謎の男にゼルダを倒すように頼んだのです。 そしてシロクニの応戦も虚しくゼルダ姫は倒されてしまった……かに思われましたが、 なんとハイラル城に魂だけのゼルダがさ迷っているではありませんか。 身体はキマロキ達に奪われたものの、魂は無事だったのです。 しかし周りの兵士にはその姿は見えておらず、リンクだけが唯一見えているようです。 そしてゼルダに大地の笛を託された彼は、再び一緒に神の塔に向かい、ハイラル中への冒険へと 「出発進行」するのでした……。 ☆主な登場人物 登場キャラの多くは鉄道関係の用語から名前を取っている。 リンク(主人公) CV 小平有希 主人公で機関士見習いの少年。 今回はトライフォースの勇者などではなく、終始普通の少年である。 歴代リンクの中では唯一血族の示唆さえないため、赤の他人である可能性さえもある。 決戦前の選択肢にどれを選ぶかによってエンディングが変わる。 宇宙人でもないしサッカーもしない。 ゼルダ姫 CV 大前茜 ハイラル城に住んでいる、ハイラル王国のお姫様。ネズミが大嫌い。 テトラの玄孫で、生まれついてのお姫様なのに今回の冒険の相棒。 当然、ゼルダが相棒になるのは史上初。 とある出来事が原因で魂だけの存在になってしまうものの、そのおかげでファントムに入ることができるようになる。 シロクニ リンクの機関士の先輩。 外見は『風のタクト』のゴンゾに似ているが言葉遣いが少し柔らかくなっている。「先々代から王家に仕えている」という発言から考えるに、ゴンゾの孫と思われる。 かつては城に仕える剣士だったらしい。 名前の由来は、日本で製造されたC62形蒸気機関車の愛称「シロクニ」と思われる。 余談だが、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/Wii U』においてトゥーンリンクを出場させ、更にステージ「汽車」を選ぶと、通常ならトゥーンリンクが務めている機関士がシロクニに交代しているという小ネタがある。 キマロキ CV はらさわ晃綺 ハイラル王国の大臣。 評判はあまり良くないものの従順を装っていたが、実は城へ潜入していたディーゴの仲間の魔族だった。 名前の由来は線路上の除雪を行う機関車編成のキマロキ編成と思われる。 ディーゴ 謎の男。常にキマロキと一緒に行動している。ゼルダを魂だけにした張本人。 名前はD51形蒸気機関車の愛称「デゴイチ」をもじったものと思われる。 シャリン CV 高橋里枝 神の塔の賢者であるロコモ族のお婆さん。 神の列車をリンク達に与えるなど、終始リンク達の冒険を助けてくれる。 名前の由来は「車輪」。 ニコ 唯一『風のタクト』『夢幻の砂時計」『大地の汽笛』と連続で登場している人物。 齢100歳は越えているがまだまだ元気。リンクに頼み事をする。 ラインバック3世 前作に出ていたラインバックの孫。祖父と見た目も口癖も似ている。 ラインバック商会なるお店をしているが……。 テツオ いつもどこかの線路沿いで汽車の写真を撮っている人。鉄道ヲタク。 名前の由来は恐らく「鉄ヲタ」または「鉄道」。 ファントム 神の塔の守り人。現在は魔物の魂に入り込まれ、邪悪な存在と化してしまった。 彼らに斬りつけられると、部屋の入口まで戻されてしまう。 ゼルダ姫の魂が入ることで操作できるようになる。溶岩地帯もなんのその。 緑色の通常個体の他、燃え盛る剣を持った赤い「フレイムファントム」、ワープ能力を持つ青い「ワープファントム」、球体化して転がることで立ちはだかる物を打ち砕く茶色い「アイアンファントム」がいる。 ☆ロコモ族 神の使いの一族。 冒険を進めるには、彼等と大地の笛でセッション(合奏)をしなければならない。 バルブ ロコモ族の一人。チェロを持っている。由来は「バルブ」。 スチム ロコモ族の一人。三味線を持っている。由来は「スチーム」 センリン ロコモ族の一人。フルートを持っている。由来は「先輪」。 ボイラ ロコモ族の一人。ドラムを持っている。由来は「ボイラー」 テンダ ロコモ族の一人。オーボエを持っている。名前の由来は「テンダー(炭水車)」。 ☆各大地 各駅 「~~の隠れ駅」は発見・下車するまでマップには載っていない。 森の大地 ●モヨリ村 ●ハイラル城下町・ハイラル城 ●サクーヨの村 ●森のホコラ ●森の神殿 ●ウサギランド ●橋のたもとの駅 雪の大地 ●ユキワロシの村 ●雪のホコラ ●泉のほとりの駅 ●職人の家 ●雪の神殿 ●氷の隠れ駅 ●雪の隠れ駅 海の大地 ●パプチアの村 ●海のホコラ ●海の神殿 ●海賊のアジト ●海の隠れ駅 火の大地 ●ゴロン遊技場 ●ゴロン村・火のホコラ ●火の神殿 ●ヤミの採石場 ●山の隠れ駅 ●最果ての隠れ駅 砂の大地 (海の大地と火の大地の間にある砂漠地帯) ●砂のホコラ ●砂の神殿 共通 ●神の塔 ☆ダンジョン 神の塔は何回か行くことになる。 また、神の塔と闇の世界以外にはそれぞれ結界と呼ばれるものがある。 神の塔 森の神殿 雪の神殿 海の神殿 火の神殿 砂の神殿 闇の世界 ☆アイテム ☆装備アイテム みならい兵士の服いつもの緑の服。 みならい兵士の剣初期武器の剣。光の雫を取得した状態でファントムの背中を切りつけると気絶させられる。 盾正面からの攻撃を防げる。ライクライクに食われることがある。 いにしえの盾かつてニコの友人が使っていた盾。ライクライクに食われない。 ロコモの剣終盤に貰う剣。「光の雫」が無くてもファントムを気絶させられる。 機関士の服 ☆ダンジョンアイテム 疾風のプロペラ森の神殿で入手。木の葉でできたプロペラ。タッチペンで狙いを定め、マイクに息を吹きかけることで正面へ旋風を放つ。敵やアイテムを吹き飛ばしたり、毒ガスを無効化したりできる。 ブーメラン雪の神殿で入手できるおなじみの武器。タッチペンで描いたラインをなぞるように飛ぶ。地上の敵に当てれば気絶させ、空中の敵に当てればダメージを与える。炎や冷気に当てると、それらを纏って飛んでいく。 バクダンおなじみの武器。テリーからボム袋を購入すると使用可能になる。攻略には必須ではない。 ムチ海の神殿で入手。オレンジ色の蛇のような鞭。打撃に使えるほか、邪魔な棘やレバーを引っ張ったり、オブジェクトにぶら下がったりできる。鞭で掴んだものは投げつけることも可能。 弓矢火の神殿で入手できるおなじみの武器。タッチペンでのタッチで方向を定め、ペンを離して発射。 サンドロッド砂の神殿で入手できる杖。タッチした箇所の砂を四角柱型に盛り上げる。壁を作ったり、砂に埋まった物を地表へ出現させたりできる。 光の弓矢砂の神殿で入手できるおなじみの武器で、弓矢と差し替えになる。タッチペンでタッチし続けることで、貫通する光の矢を放つ。ファントムにも有用。溜めない場合は普通の矢を放つ。 ☆キーアイテム 大地の石版神の塔で手に入るキーアイテム。手に入れると線路が広がり、行ける範囲が広がる。森の石版、雪の石版、海の石版、火の石版がある。 大地の笛今回の重要アイテム。何本もの笛を縦に束ねたパンフルート。これを使ってロコモ族とセッションをすることにより、各地の神殿に行けるようになる。 神の列車シャリンがリンク達に与えた列車。実は元々は神様のもの。最初は先頭車両(機関車)だけだが、ストーリーを進めると列車砲、客車、貨車が追加される。ラインバック商会で、アイテムと新しい車両を交換することができる。 光の雫3つ集めてファントムの背中を剣で切ると、気絶してゼルダ姫が入れるようになる。 ☆コレクト要素 フォース……人の感謝の気持ちが結晶となったもの。汽車で行動できる範囲が広がる。 スタンプ……スタンプ帳を貰うと集められるようになる。各地、各エリアに様々なスタンプがある。 お宝……前回に引き続きお宝が見つかる。 汽車のパーツ……ラインバック商会で汽車の改造やパーツのカスタマイズができる。 余談だが、その一つである「ドクロマシン」にすると、神の塔や神殿を出る時、汽笛がロック調にアレンジされたBGMのイントロに変化するギミックがそんざする。種類は3つあり「メインテーマ」「ファントム遭遇時」「前作メインテーマ」が存在する。 ウサギ……ウサギランドのイベント後、線路脇に現れるようになるのでドンドン捕まえよう! ☆ネタバレ ロコモ族 神様からの使い。 この大地の平和を見守る役目がある。 ディーゴ 実はロコモ族の一人。 才能に恵まれなかったためグレ……魔王側に着いた。 魔王マラドー ラスボス。100年前に人々を苦しめた魔物たちの首魁。 光の神は「神の塔」を作り、その魂を封印した……が、100年後にキマロキとディーゴがゼルダ姫の体をマラドーの魂の器とし、合体させて復活させようと企んでいる。 由来はイギリスの世界最速の蒸気機関車「マラード号」と思われる。 追記・修正は石版を集めながらお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 初ゼルダだったけどめっちゃ楽しめた。買ってよかったよ! -- 名無しさん (2014-09-29 19 06 22) ゼルダにしては珍しく文明の進歩が感じられる作品 -- 名無しさん (2014-09-29 19 10 23) 大地の汽笛のゼルダ姫は好きだったんだけど、中の人が引退してるからもう聞けないんだよな~。ちょっと寂しいわ。 -- 名無しさん (2014-11-02 14 39 46) 下画面の操作性と鉄道の移動を改善すればすごく良い作品になれるんだがなあ、ゼルダと共闘は好き -- 名無しさん (2015-01-09 06 23 20) フィールドBGMが好きだった -- 名無しさん (2015-02-14 21 19 27) ゼルダの子守唄+ディーゴのテーマの曲好き -- 名無しさん (2015-04-28 22 17 02) ゼルダの子守唄アレンジからのディーゴの最期までの流れはbgmのおかげもあってかなり燃えた -- 名無しさん (2016-01-04 22 54 03) 笛吹くヤツマイクの反応が悪くて苦戦した。 -- 名無しさん (2016-06-26 23 12 38) ゼルダ姫が相棒というのは最高だった -- 名無しさん (2016-07-22 09 26 25) 汽車での移動は鉄オタ属性を持っているか否かで評価が分かれる -- 名無しさん (2016-07-22 10 26 16) この作品のリンクは本当に最初から最後まで一般人 -- 名無しさん (2018-04-22 15 48 31) こんな大地に元々国が無かったとも思えないし、風タク夢幻のリンクとゼルダが元々あった国滅ぼして新しくハイラル作ったのかなー -- 名無しさん (2023-01-13 16 12 53) 後のティアーズ オブ ザ キングダムみたいな仕様だったら、汽車が列車砲めいた魔改造される羽目になってたかもしれないんだろうか……。 -- 名無しさん (2023-06-18 03 57 39) 面白かったんだけど鉄道での移動がタルかった記憶。全体的には好きだったんだけどね。 -- 名無しさん (2023-12-28 20 59 24) 名前 コメント