約 151,534 件
https://w.atwiki.jp/unidentified-object/pages/182.html
スレ78まとめへ戻る 207 :青い猫:2009/09/22(火) 01 05 47 ID mjaRSRpR0 過去にはあれだけいた否定派なるひとびとがほとんど消滅したのはなぜなのか。 あれほどまでに頑なな態度で幽霊や心霊現象を否定し続けた情熱が見られないのはなぜなのか。 私に対する罵詈雑言だけでなく、論理的に否定的主張を展開していたひとびとが消えた。 これはオカルトに対する興味を失ったせいだろうか。 それとも否定するだけの労力が無駄であると悟ったからだろうか。 ただ単に、心霊現象を科学することを放棄しただけか。 208 :本当にあった怖い名無し:2009/09/22(火) 01 15 04 ID WkHjZwws0 頭がおかしいコテハンが居るからだと思うよ。 本題を置き去りにして、なぜか著作権に拘りまくってたヤツとかなwwww 209 :本当にあった怖い名無し:2009/09/22(火) 01 15 46 ID AfzVSrln0 幽霊の正体は電磁波である 人間の姿形をしている訳ではない つまり人間の形相をした幽霊を見たという者は 嘘つきまたは精神異常である 死者は電磁波として生者に訴える すべては科学で説明可能 http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/8621/ 210 :青い猫:2009/09/22(火) 01 20 14 ID mjaRSRpR0 個人的な体験が無視され、複数人での体験が幻覚や錯覚とされ、写真や動画が無視され続ける 状況で、その状態に異議を唱えることは探求者として当然のことなのです。 ”彼ら”に気づかずに過ごすひとびとがそれに気づいてしまったとき、世界観が変わる。 もしかしたら否定派は無意識的にこれを畏れているのではないだろうか。 私が少しずつ紹介してきた”証拠”が示すように、これらは実のところたくさん存在する。 たくさんある証拠を捏造や偽造と切り捨てる態度をとり続けることにどんな価値があるのか。 ”否定派の主張だけが正しいとする根拠がない”状況において、彼らだけの主張がまかり通る 現状に異を唱えることは”異端”で片付けられてよいことなのか。 211 :本当にあった怖い名無し:2009/09/22(火) 01 23 02 ID WkHjZwws0 なるほど、著作権が大切だと訴えるのが当然だとw 212 :本当にあった怖い名無し:2009/09/22(火) 01 24 01 ID lAM5ZFQm0 207 青猫さんはホント頭が悪いですねww 世間はシルバーウィーク。まっ、ニートには関係ないよねww 213 :本当にあった怖い名無し:2009/09/22(火) 01 27 42 ID AfzVSrln0 慎重なご意見、興味深く拝聴いたしました。 当方はこの世の現象を科学で説明する取り組みをしております。 もっとも科学と言いましても異端の部類に含まれるものですが。 私が参考としているサイトをぜひご覧ください。 http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/8621/ このサイトの管理人が、研究所を開設されました。 http //www.rose-gps.com ぜひご活用ください。 214 :青い猫:2009/09/22(火) 01 35 02 ID mjaRSRpR0 テレビやラジオが存在しない時代に ITC のような手法で死者が自らの存在を 示すことなどできない。かろうじてカメラがある時代になってようやく写真という形で 自らの存在を示すことができる。つまり、幽霊もまたテクノロジーの進歩と 深い関係があると言える。同時に、テレビやラジオを知る死者であれば、それらを 利用しようとしてもなんら不思議はない。したがってテクノロジーの発展によって 死者とコンタクトをとることができるようになるはず。このように考えた専門家が 過去にいたことはあまり知られていない。そのうちのいくつかを紹介するならば、 エジソンやテスラ、誤解があるかもしれないが近年ではジョセフソンもそのひとりだろう。 217 :本当にあった怖い名無し:2009/09/22(火) 01 38 40 ID lAM5ZFQm0 214 妄想乙っすwww どうせならビルゲイツぐらい言えよwww あんたのその妄想が書けるのにも貢献してんだからさ 218 :本当にあった怖い名無し:2009/09/22(火) 02 43 59 ID /G3Q0Og00 前スレのITC批判に対する反論、まだ? 219 :本当にあった怖い名無し:2009/09/22(火) 03 10 41 ID /G3Q0Og00 アインシュタインもホーキングも間違えることがある。過去の偉人が携わったからといって、その説が正しいとはならない。 コナン・ドイルもいかがわしい妖精の写真見て「ホンモノだ」なんて言ってたしね。 220 :青い猫:2009/09/22(火) 03 17 08 ID mjaRSRpR0 きみも間違えることがある。 反論を必要とする理由が不明ですね。 221 :本当にあった怖い名無し:2009/09/22(火) 03 24 13 ID BL5NHSujO だったら当然、現代の偉人の皆さんだって間違えることはある。存在しないと断定してしまってはいけない。 例えば霊魂が存在しないとして、人間の死生観にどういった影響を与えるか。 肉体の消滅を生命の消滅だと仮定して、人類はその人生にどういった意味を見出だすことが出来るのか。 霊魂の実在は、生命の個の欲求として、あって当然の存在であるし、 存在しないものに意欲は働かない。 つまり、霊魂が存在しないのであれば、霊魂という概念が産まれるはずがない。 224 :本当にあった怖い名無し:2009/09/22(火) 03 37 43 ID WkHjZwws0 221 例えば霊魂が存在しないとして、人間の死生観にどういった影響を与えるか。 肉体の消滅を生命の消滅だと仮定して、人類はその人生にどういった意味を見出だすことが出来るのか。 それは哲学の問題。 科学では解決できる出来ない以前に、扱えない問題だ。 どうも肯定派は、科学を万能の力だと考えすぎる傾向があるな。 つまり、霊魂が存在しないのであれば、霊魂という概念が産まれるはずがない。 その根拠は? 『Aが存在しないのであれば、Aという概念は産まれない』 とでも主張する気ですか? 225 :に:2009/09/22(火) 03 39 48 ID ZMKmCMil0 221 だったら当然、現代の偉人の皆さんだって間違えることはある。存在しないと断定してしまってはいけない。 例えば霊魂が存在しないとして、人間の死生観にどういった影響を与えるか。 「ほとんど与えない」と考えて問題ない。 「アラーの神が存在する派と存在しない派」では、それこそ殺し合いすら起こるが、 「霊が存在する派と存在しない派」なんて、これといったトラブルもなく同居可能であるよ。 生死観に与える影響 宗教>>>>>>>>>>>>>>霊魂 だろうな。 それなら、霊魂についてよりも、宗教について議論する方がよっぽど意味がある。 もしくは「霊魂が存在するという宗教」という話にするか? 肉体の消滅を生命の消滅だと仮定して、人類はその人生にどういった意味を見出だすことが出来るのか。 「生命」というのが、そもそも定義されがたいものなんだよね。 例えば「俺は死んだが、俺の遺伝子を持った子供が生き続けている」というのは、「俺の生命の消滅」か? それとも、俺の生命は子供の中で継続しているのか? 死後にも、遺伝子やミームによって後世に影響を与えるのであれば、それもある意味、「死後生」ではないのか? 227 :本当にあった怖い名無し:2009/09/22(火) 03 43 21 ID BL5NHSujO スレの文に哲学もアリとあるように、科学とは学術の総称であるし、実際、科学に必要不可欠な仮説には主に哲学が用いられる。 228 :に:2009/09/22(火) 03 44 15 ID ZMKmCMil0 用いられません。 229 :本当にあった怖い名無し:2009/09/22(火) 03 47 48 ID D7v3TKe9O 宇宙のどっかにあるTBSの番組か… 230 :青い猫:2009/09/22(火) 03 49 41 ID mjaRSRpR0 命題『Aが存在しないのであれば、Aという概念は産まれない』は、 Aが物質として存在するという前提ではない。そんな記述はどこにもない。 よって、「存在する」を概念として扱うしかない。ゆえに、命題は同語反復と言った方がよい。 物理学におけるエネルギーだっていまのところ物質として確認されていない。 だから概念的存在なんだ、と言うとすぐさま反論が出てくるようだけどね。 232 :本当にあった怖い名無し:2009/09/22(火) 03 50 54 ID WkHjZwws0 科学に必要不可欠な仮説には主に哲学が用いられる。 具体例kwsk 233 :に:2009/09/22(火) 03 51 37 ID ZMKmCMil0 E=mc2 234 :本当にあった怖い名無し:2009/09/22(火) 03 52 11 ID BL5NHSujO 具体例は浮かばないが、調べれば出るでは。 逆に、仮説が哲学でなくてなんなんだと。 235 :青い猫:2009/09/22(火) 03 57 35 ID mjaRSRpR0 科学に必要不可欠な仮説には主に哲学が用いられる。 これは或る現象を考える上で、その現象がどういったカテゴリーで説明できるのか を方向づけるときに大事な部分だと思うよ。 抽象的かもしれないけど方法論としては帰納法が適しているのか、それとも演繹法かとかね。 そういう意味ではなかったかな? 236 :本当にあった怖い名無し:2009/09/22(火) 03 58 00 ID WkHjZwws0 1000年前の人は言いました。 「世界の創生に聖書の記述が関係ないないなんて、普通に考えて無理がある」 『普通に考えて無理がある』なんてのは、何の証拠にもならないよ。 237 :本当にあった怖い名無し:2009/09/22(火) 03 58 54 ID NKfBw+H7O 概念的実在論が幽霊の存在根拠? なに? よくわかんね 238 :本当にあった怖い名無し:2009/09/22(火) 04 01 42 ID WkHjZwws0 234 頼むから、青猫ライクな逃げ方しないでくれよ。 227 科学に必要不可欠な仮説には主に哲学が用いられる。 これの具体例プリーズ 239 :本当にあった怖い名無し:2009/09/22(火) 04 01 43 ID BL5NHSujO 235 要は哲学が科学とはべっこの学術であるという発想は間違いですよということが言いたかったんで、具体例が浮かばない辺りから自分の程度を察してほしい。 240 :青い猫:2009/09/22(火) 04 02 17 ID mjaRSRpR0 『普通に考えて無理がある』というのは、公理や場合によっては宗教原理だったり、 「普通」というのは基本のことを指すはず。これを曖昧なものとみなしてしまうと 自然法則だって「自然」が不明だよね。自然現象は証拠になるよ。 241 :本当にあった怖い名無し:2009/09/22(火) 04 03 17 ID BL5NHSujO 238 哲学、仮説、科学で検索すれば出るんでは。 本質的でない議論は避けたい。 242 :青い猫:2009/09/22(火) 04 05 14 ID mjaRSRpR0 239 あなたは特に間違ったことは書いてないですよ。どうかお気になさらずに。 くだらないことに噛みついてる寂しいひとがいるだけだね。 244 :本当にあった怖い名無し:2009/09/22(火) 04 10 44 ID bwwJpnB9O 仮説が「主に」哲学かぁ。しっくりこないなぁ。 248 :青い猫:2009/09/22(火) 04 19 13 ID mjaRSRpR0 否定派と肯定派を行ったり来たりしている時点でただのうすらバ○ですね。 否定から始まることなんてない。これを理解できないことがすべてを物語る。 国語辞典ぐらい引いてみたらいいのに。事情があって学校に通えなかったのかな。 249 :本当にあった怖い名無し:2009/09/22(火) 04 20 05 ID WkHjZwws0 241 ゴメン。検索してみたけどそれっぽいのは出なかった。 別に哲学を使って論理的整合性がある話をするのはいいけど、 このスレで言う科学は(少なくとも否定、懐疑派の中じゃ)証拠と検証を元に 何が正しいのか決めていく科学的方法論を指してると思うので、そのへん ごっちゃにはしてほしくなかった。 251 :本当にあった怖い名無し:2009/09/22(火) 04 21 26 ID bwwJpnB9O 否定からだって始まりますが? 否定しきれたくなれば肯定するだけのこと。 なんでもかんでも肯定なんて妄想家のすること。 252 :に:2009/09/22(火) 04 23 22 ID ZMKmCMil0 「否定派と肯定派を行ったり来たり」というのは、否定派から始まるということは示してないんですがw 「潜水艦が浮かんだり沈んだりしている」というのに対して 「潜水艦はまず沈むところからはじまるんだよバカ」などと言うようなものだ。 あるいは「日が昇ったり沈んだりする」というのに対して 「日が昇るところから始まるなんて誰が確かめたんだ」とかな。 254 :青い猫:2009/09/22(火) 04 24 06 ID mjaRSRpR0 方法的懐疑だよ。否定・肯定は最後までとっておくもの。 デカルトは妄想家って言うんですね。それは知りませんでした。 256 :本当にあった怖い名無し:2009/09/22(火) 04 26 00 ID bwwJpnB9O 「青猫に聞け」ってスレ建ててやるから、青猫はそっち行ってくれないかな?邪魔でしょうがねぇ。 257 :本当にあった怖い名無し:2009/09/22(火) 04 29 03 ID bwwJpnB9O はぁ?最後までとっておくとかおかないとか問題にしてませんが?否定から始まることが出来るか否かを言ってるんですが? すぐ問題をすり替える。アホ猫クオリティw 258 :本当にあった怖い名無し:2009/09/22(火) 04 29 12 ID BL5NHSujO 249 今までの流れが間違っていたことは、未だ結論が出ていないことから明らかで、 と言うのも、まだ何一つ分からない話しをしているんだから、こういった、抽象的というか、ちょっとフワフワした切り込み方があってもいいのかなとは思う。 盛り上がってなかったんで話題を提供しようかなという所が本音で、おっしゃることはよく分かる。 260 :青い猫:2009/09/22(火) 04 34 05 ID mjaRSRpR0 だってここの否定派とかいう残念なひとは、自分が間違っていることを認めない、 相手の体験や主張を否定するだけのひとですよね? オレ様定義とオレ様解釈で脳内お花畑を完結させてしまうひとのことだったはず。 否定から始まってひとりで悦に浸れる特殊な癖を持つひとびとの総称ですよ、否定派は。 265 :本当にあった怖い名無し:2009/09/22(火) 04 37 34 ID bwwJpnB9O 自分が間違っていることを認めない どの口が言うんだ?w だって なにに対する「だって」だ?使用法が間違ってる。国語辞典読み返せ。 邪魔だからスレ建てるよ?いいね? 266 :青い猫:2009/09/22(火) 04 39 36 ID mjaRSRpR0 はいはい、事情があって学校に通えなかったという発言を取り消しますよ。 不適切な発言であったことをお詫びします。 論破されたのに論破なんかされてないって言い張ることも否定派特有の癖ですから、 私はそのあたりも考慮しながら書き込みます。これをお約束しますね。 だからお許しを。 猫と呼ばれたり、虫と呼ばれたり、忙しいものです。化け猫が虫の知らせでやってくるかも。 304 :本当にあった怖い名無し:2009/09/22(火) 15 18 05 ID U0pqbQ4+0 結局、狭い四角が多いことによる 恐怖感が加速装置になり 電磁波による幻覚が原因だよ 深夜あろうが、開けた野原とかスキー場のゲレンデみたいな場所だとぜんぜん怖くないし 幽霊なんて出てくる気がしないジャン。 305 :乱泥 ◆cAMHk0Pcr5O1 :2009/09/22(火) 15 22 15 ID cygGvG7I0 きっ・・・気がしないジャンだと・・・・!!! 306 :本当にあった怖い名無し:2009/09/22(火) 15 26 41 ID WkHjZwws0 いやまあ開けた野原で恐怖心を感じ辛いのには同意するけど、 それって電磁波うんぬんよりも、捕食者から逃れるために恐怖を感じるって説の 裏付けにならない? 389 :本当にあった怖い名無し:2009/09/24(木) 15 51 20 ID XO+gRPj60 338 :神も仏も名無しさん:2009/09/12(土) 23 51 36 ID hYU5wsDd 野蛮人が空気の存在を否定する様なもっと希薄な科学では測れない世界 340 :神も仏も名無しさん:2009/09/23(水) 18 00 23 ID o0qP+/na 389 東京ドームいっぱいの水に、角砂糖一つでも分析できますよ。 342 :神も仏も名無しさん:2009/09/23(水) 18 50 55 ID X6kcekGH 340 物質しか測定できない装置で 神や霊魂を観測できるの? 390 :本当にあった怖い名無し:2009/09/24(木) 16 46 22 ID OvgC+Ia7O 物理現象を引き起こすならばいくらでも観測可能。 391 :本当にあった怖い名無し:2009/09/24(木) 17 08 16 ID UMpPkm8Wi さらに言えば、定義さえしっかりすればそれが定性的に存在するかさえ測定可能。 まあ、霊能者集めて予備知識なしに毎回その多くが同じ「霊の特徴」を言い当てれるなら、そこにはそれを可能にする何かが存在するってことだ。それが霊を感じる力なのか、探偵のような鋭い洞察料なのかはわからんがな。 406 :本当にあった怖い名無し:2009/09/24(木) 21 38 18 ID n4b1rfBl0 幽霊を定量的に観測しないと、この議論は話にならんなぁ 407 :本当にあった怖い名無し:2009/09/24(木) 22 55 02 ID 0HrqT59NO ところが盲信派の説明では現在の科学力じゃ観測できないらしいよ 何がネックで観測できないのかは分からない どのような観測、実験を行って、どのような結果が出て、どのような理論に基づいて、その結論に至ったのかも分からない そもそも、どんなものかも分からなければ、本当にいるのかどうかすら怪しさ満点 でも盲信派には、現在の科学力じゃ観測できないってことだけは分かってるらしいよ いつまでも夢ばっかり見てると、見えない相手とケンカするヒトモドキになっちゃうよ 410 :本当にあった怖い名無し:2009/09/24(木) 23 44 07 ID Io+IUNnE0 407 「Researches in the Phenomena of Spiritualism 」 読んだ? 411 :本当にあった怖い名無し:2009/09/25(金) 00 51 45 ID b26n/fZEO 410 どんな怪しげな内容か解りませんが、 407のような事をのたまう盲信派はその内容を理解しての発言だとでも言うんでしょうか? 412 :本当にあった怖い名無し:2009/09/25(金) 01 33 52 ID uoVlUjD90 科学ではわからん という主張と、 ITCやらEVPやらの研究実績がある という主張。 どちらも肯定派の主張だが、真っ向から対立するよな。 正しいのはどちら? 490 :本当にあった怖い名無し:2009/09/27(日) 11 51 52 ID ckpBuReG0 肉体のない幽霊は電源オフなのに映るテレビのようなもの エネルギーの提供なしで要エネルギー活動するのだから、エネルギー一定保存環境に未知の外部エネルギーを 持ち込むことになり、要するに地球温暖化要因の一つとなる ブラウン管への焼き付きのようなものなら期待される特殊能力などは一切ない単なる科学的事象 ただ、この場合でも「自分の言動が同様に焼き付いてしまう恐怖」対象にはなれるかも (焼き付きが生じやすい場 所、という解釈で)
https://w.atwiki.jp/orisuta/pages/1744.html
オリジナルスタンド図鑑No.7311~7320 ■ No.7321 【案師】 ID 4A5UnPRQ0 【絵師】 ID g9ZHVS1H0 【スタンド名】 リンゴ・デススター 【本体】 やる気の無い少女 【タイプ】 物質同化型 【特徴】 マスコット的な星 【能力】 林檎と同化することで林檎を攻撃衛星に変える。 攻撃衛星に変化した林檎はスターウォーズのデススター似。 攻撃衛星は空中に浮遊し、ビームを撃ったりして自動で本体を守る。 破壊力-B スピード-B 射程距離-B 持続力-A 精密動作性-B 成長性-E ■ No.7322 【案師】 ID XZY/P8Lt0 【絵師】 ID 1SGNytWu0 【スタンド名】 ウォーリーヒーロー 【本体】 アンカーに所属する少女。 組織の掲げる活動内容に共感を覚え、アンカーに入団した。 【タイプ】 近~中距離型 【特徴】 スタンドのコマを十数個空中に浮かばせている、黄色の少女型スタンド。 右手にはスタンドのヒモを持っている。 【能力】 空中に浮かんでいるスタンドのコマをヒモに巻き付け、そのコマを相手に向かって投げつける。 スタンドのコマは高速回転しながら、相手の身体を削り取る。 破壊力-B スピード-B 射程距離-B 持続力-B 精密動作性-B 成長性-B ■ No.7323 【案師】 ID wPj1jmYj0 【絵師】 ID Nk34i4j10 【スタンド名】 『獅子座のスタンド』レグルス・ブラッド 【本体】 静かに燃えるタイプの青年 【タイプ】 近距離型 【特徴】 所々に燃えるような赤い毛が生えた、野生的な人型スタンド 【能力】 チャージ時間を費やすことで本来の能力の限界を超える。 破壊力、スピードだけでなく精密動作性や射程距離までも強化することができる。 成長次第で限界を超えた能力が開花するかもしれない。 破壊力-B スピード-B 射程距離-E 持続力-C 精密動作性-C 成長性-A ■ No.7324 【案師】 ID EXTE36aN0 【絵師】 ID /lKVstFl0 【スタンド名】 ユー・メイク・ミー・フィール・ブラインド・ニュー 【本体】 アンカーに所属する女子高生。変装を得意とする。 【タイプ】 近距離型 【特徴】 身体中にチャックがある女性型スタンド 【能力】 相手の背中にチャックを付け、相手の身体をラバースーツに変える。 本体はこの能力を変装の手段として使っていて、ラバースーツに変えた人間を着て潜入調査の任務を行う。 破壊力-C スピード-C 射程距離-C 持続力-B 精密動作性-B 成長性-B ■ No.7325 【案師】 ID BTTaG6WD0 【絵師】 ID Tz4CpBJl0 【スタンド名】 デザート・ローズ 【本体】 吸血鬼に憧れる中学生 【タイプ】 近距離型 【特徴】 口がストローの様に細長い管になってる人型 【能力】 対象の中にある「液体」を吸う能力 スタンドの口を対象にくっ付ければ準備OK。 対象の中に含まれる液体を対象を傷付けずに細長い口で吸い上げる事が出来る。 缶ジュースから車の中のガソリン、果ては血液・体液まで、対象に穴も傷も付けずに 中の液体だけを一滴残らず吸える。 吸った後の液体が何処に行くのかは本体にもわからない。 破壊力 スピード 射程距離 持続力 精密動作性 成長性 ■ No.7326 【案師】 ID XZY/P8Lt0 【絵師】 ID Tz4CpBJl0 【スタンド名】 イフ・ア・アマウンテン・クッド・トーク 【本体】 降星学園に所属する5学年男子。 250センチの大柄な体格であるため、「エベレスト」というあだ名を付けられている。 【タイプ】 近~中距離型 【特徴】 本体のように大柄な体格をした緑色のロボット。 両足が48連装ミサイルランチャーとなっている。 【能力】 両足に装備された48連装ミサイルランチャーを発射する。 ミサイルが命中したモノは、岩のように硬くなる。 生物に命中すると、その生物の身体は岩のようなごつごつとした体になる。 破壊力-B スピード-D 射程距離-C 持続力-B 精密動作性-C 成長性-A ■ No.7327 【案師】 ID anCSVy5d0 【絵師】 ID Tz4CpBJl0 【スタンド名】 ヒズ・ガール・フライデー 【本体】 『ディザスター』所属のプロのスパイ。 諜報組織からクビにされたため、その腹いせに監視を殺して『ディザスター』入り。 そのため情報漏洩を恐れた組織から命を狙われている。 【タイプ】 装備型 【特徴】 手の平部分に大口を開けたドクロが描かれたグローブ。 銃弾を口に装填することが可能で、銃と同じように発射することもできる。 【能力】 このスタンドが撃った弾丸は、その場所に「自縛霊」として留まる。 その時点では弾丸は実像を持たず、何も破壊できないが、写真などの媒体に「心霊現象」として写る。 そして、銃弾の自縛霊が写った心霊写真に一緒に写った者は、一人ずつ順番に銃弾によって撃ち抜かれてゆく。 『アトム・ハート・ファーザー』同様、写り込んだ銃弾を直接切り取るなどしなければ攻撃を回避できない。 破壊力-C スピード-C 射程距離-C 持続力-A 精密動作性-D 成長性-E ■ No.7328 【案師】 ID r+Jb0Qlq0 【絵師】 ID Tz4CpBJl0 【スタンド名】 ハイ・ボルテージ 【本体】 眼鏡の文系男子高校生。地味目の見た目に反して「疑わしきは徹底的に確かめろ」「回り道より強行突破」と宣言する強引な性格。 【タイプ】 遠隔操作型 【特徴】 触覚の生えた、10センチほどの黄色い亀のような姿の生物型スタンド。亀なのに何故か壁に張り付いたりできる。 甲羅に四角い蓋が付いていて、それを開けると中は単三電池4本分の電池ボックスになっている。 【能力】 エネルギーを吸収して、身体能力を強化させる「電池」を作る。 コンセントに触覚を突っ込んで電気エネルギーを、ひなたぼっこして光エネルギーを、食べ物を食べて何かのエネルギーを吸収して、 体の中でスタンドパワーを込めた電池を作る。(運動エネルギーや落下エネルギーではダメっぽい) 電池は甲羅の蓋を開けて取り出す。(この時、4本分作り終わっていないとジタバタして嫌がるが、特に問題は無い) エネルギーを吸収させ続ければ1日に4本のペースで作れるが、取り出した電池は使わなければ一週間で消滅する。 電池を生き物の体に押しつけると「カチャッ」と埋め込まれて吸収され、身体能力がアップする。 電池一つで「オラァ!」5回分くらいのエネルギー。 複数の電池を直列につなぐとさらにパワーとスピードが上がり、並列につなぐと持続時間が伸びる。 しかし、出力に比べると肉体の耐久力はあまり強化されず、無茶をすれば肉体が崩壊する。 裏技として、ハイ・ボルテージを生き物の体に張り付け、生命エネルギーやスタンドエネルギーを直接奪って電池を作ることもできる。 破壊力-E スピード-E 射程距離-C 持続力-A 精密動作性-B 成長性-C ■ No.7329 【案師】 ID bzxykcPW0 【絵師】 ID xhSXkVyE0 【絵師】 ID d1iDQDw20 【スタンド名】 アイソ・ロジック 【本体】 組織の規模は小さいながら強い地盤を持っているギャングの幹部であり、現ボスの実子 もともと組織を関わるつもりは無く、離れた街で医師をしていたが、 組織を継ぐはずであった、歳の離れた兄たちが事故で亡くなった為に呼び戻された 【タイプ】 近距離型 【特徴】 黒い煙を纏った亜人型 【能力】 「煙」に触れた物体を、このスタンドは距離を無視して触ることができる 煙はかなり遠くまで動かせ、煙自体に周囲の数メートルの空間を把握する機能があるため、本体の視界外でも問題なく使える その代わり煙の移動スピードは早歩き程度が限界であるため、咄嗟の状況には対応しにくいこともある 破壊力-B スピード-B 射程距離-C 持続力-C 精密動作性-C 成長性-B 【能力射程】 B ■ No.7330 【案師】 ID fuDi96QS0 【絵師】 ID Tz4CpBJl0 【スタンド名】 SAKURAドロップス 【本体】 中性的な外見の男子高校生。16歳。 幼少期に父親から「お前の母親は高校を卒業した後、幼馴染のオレを拉致監禁して無理やり結婚を迫ったんだ」 という事実を聞かされ「母親にとって俺は父親と自分をつなぎとめておくための鎖でしかなかったのか」と感じ、 それ以来女性不信となってしまった。 【タイプ】 近距離型 【特徴】 全身に桜の花びらのマークが付いた中性的な外見のスタンド。 【能力】 破壊のエネルギーで生み出した、爆発する桜の花びらをまき散らすスタンド。 桜の花びら一枚一枚は小規模程度の爆発しかしないが、 一か所に無数の花びらが集まった場合、大規模の爆発を起こす。 点火のスイッチは本体とスタンドの右の奥歯にあり、そのスイッチを噛むことで爆発する。 破壊力-A(花びら一枚の場合はD) スピード-C 射程距離-B 持続力-B 精密動作性-B 成長性-C オリジナルスタンド図鑑No.7331~7340 当wiki内に掲載されているすべての文章、画像等の無断転載、転用を禁止します。 [ トップページ ] [ ルールブック ] [ 削除ガイドライン ] [ よくある質問 ] [ 管理人へ連絡 ]
https://w.atwiki.jp/v-sw/pages/684.html
バグ技 宝箱限定技 カートリッジ ファイアバレット入手後に宝箱を遠くからロックオンして連打する感じで2発撃つと同じアイテムを2つ入手できる 上記と同様に宝箱を遠くからロックオンして連打する感じでファイアバレット2発→フリーズバレット1発を撃つと同じアイテムを3つ入手できる ただし,ブラックボックスの宝箱のカウント数もその回数分カウントされてしまう ブラックボックスはカウント数が361で戦闘可能になるのでカウント数が362以上になるとその周では戦闘不可能のフラグがたってしまう 小技 戦闘中 セレクトボタンを押すとキャラクターの表示が全身からバストアップに変更される タイトル画面 服装が変化するボディやパンチグローブなどのバッジを装備した状態でソフトリセットや全滅でタイトル画面に戻るとオープニングや戦闘デモンストレーションでコスチューム姿が反映される 2個入手 敵がアイテムを1個持っている場合,「アイテムスティール」などで盗んだ後に「チャババンガ」で撃破すると盗んだはずのアイテムを更にもう1個入手できる WA5 Topページへ
https://w.atwiki.jp/frontlineinformation/pages/1664.html
牛マンのつぶやきとは 牛マンがBB.NETで書いている一言コメントの様な物。 2009年12月17日のカード連動開始と同時に始まった。 編集する場合は、入力ミスを防ぐために PC版のBB.NETにゲストログイン して、つぶやきをコピペしてください。 なお、牛マンのつぶやき内容は「(C)SEGA」です。転載等はオフィシャリュのルール通りに。 牛ったー ついったー本体から ついろぐ(アカウント未所持者はこちらを推奨) 最新のつぶやきに戻る 牛マンのつぶやきTOP バックナンバー 開始~2010年/2011年/2012年/2013年/2014年 牛マンのつぶやき内容 (2012年9月1日~2012年9月30日) Ver.3.0カウントダウンキャンペーン: 追加報酬、機体ペイントの追加はよはよww『オレタチハ マダ ツカエル』 2012/09/30の牛やき。Ver.3.0カウントダウンキャンペーン:と『オレタチハ マダ ツカエル』は太文字。 報酬の追加はあるのだろうか? あるとしたらいつだろうか? Ver.3.0カウントダウンキャンペーン: もっともっと報酬が欲しいっす!w『空を駆る、邪悪』 2012/09/29の牛やき。 Ver.3.0カウントダウンキャンペーン:と『空を駆る、邪悪』は太文字。 おっと、今月は肉の日については触れない牛マン。 『報酬増えたよ!ただし必要枚数は(キャラパーツ交換用枚数よりも)多いよ!(残り期間そんなに多くないけど)がんばってね!』 ってことになりそうな気がする… この牛やきとは別に、牛ったーで「まじめちゃんをみじめちゃんにはさせない!」企画みたいなのをやってた模様。 必要RT数に到達していたので今頃牛マンの牛歩パワーでなんとかしているのだろうきっと まじめちゃんの今回のパーツ(就寝中に起こされ緊急出動)を他のアバター全員にも搭載、って電波が降りてきたが気のせいだろう バージョンアップ前にVer.2.7最後の「牛生☆」やりたいっすなー『何という。全く何という。』 2012/09/28の牛やき。『何という。全く何という。』は太文字。 前回の牛生☆は8月13日だったらしい。42クラッカー、ウィーゼル・オルタ、照準補正装置・強化型、レイジスマック が支給開始されたころ。 「ABつうしん」でいうと第92回のころ。 キタ━━▽゚∀゚▽━━ !!!!! (≧∇≦)今日から『ボーダーブレイク ユニオン Ver.3.0 カウントダウンキャンペーン』スタート!スコアを貯めて限定Ver.3.0専用アイテムをゲッツだぜ!このキャラクターパーツはマジゲッツしておきたいっすなー☆kwskはBB.NETをチェケランドバルク!『オレタチハ マダ ツカエル』 2012/09/27の牛やき。『ボーダーブレイク ユニオン Ver.3.0 カウントダウンキャンペーン』と『オレタチハ マダ ツカエル』は太文字。 カウントダウンキャンペーンが今日から開催、いよいよVer3.0稼動が目前になってきた。 もらえるキャラクターパーツはABつうしん第99回も参照。 【要点】 1スコアにつきキャンペーンチケット10枚もらえる。つまり『赤銅武勲』取得の80ptだと800枚。おそらくそんな感じ。(違ったら訂正求む) クラスが高いと戦闘終了時にボーナスが入る。勝つと3倍。全国対戦だけ対象。 Ver.3.0オープニングムービーを歌っているのは・・・「零式」のKazさんっす!!kwskはググってーググってーw『何という。全く何という。』 2012/09/26の牛やき。零式と『何という。全く何という。』は太文字。 ※そのまま(零式 Kaz)ググっても一番上には来ません。 「zeroshiki.jp」でググったほうがいいと思われます。 「ヒブタハ キッテ オートーサレー」『空を駆る、邪悪』 2012/09/25の牛やき。『空を駆る、邪悪』は太文字 歌う牛マン再び。(前回:2012/09/14) Ver3.0OPムービーでは オフィシャリュTOPの小さいYouTube動画の再生前サムネイルあたり(0 53) 龍が如くシリーズとのコラボを改めてよ~く見てみるw『何という。全く何という。』 2012/09/24の牛やき。 いよいよ龍が如くとのコラボか。 龍が如くの1・2HD発売が近づいているのでそれに合わせたコラボであろう しかしながら少年に髭が生える日が来るとはだれが予想できたか・・・ TGS2012: 本日12:00~12:30 セガブース ポロリ牛 \ドナドナ覚悟でぶっちゃけるっす!(キリッ/ 『空を駆る、邪悪』 2012/09/23の牛やき。TGS2012:と『空を駆る、邪悪』は太文字。 いよいよ当日。あと1時間くらい後にステージイベント開幕、そこでぶっちゃけるらしい。 こんなに事前告知しててセガが止めないってことは公開してもいい程度のぶっちゃけなのでは? TGS2012: 明日12:00~12:30 セガブース ポロリ牛\牛の暴走を止められる者はいない!(キリッ/『オレタチハ マダ ツカエル』 2012/09/22の牛やき。TGS2012と『オレタチハ マダ ツカエル』は太字。 本日はTGS一般の日。牛マンがドナドナ覚悟でステージに立つらしい。 今度こそ存在を抹消される日が来るのか。 TGS2012: セガ物販ブースで夏コミグッズ再販※ダブちゃんと添い寝シーツ以外『何という。全く何という。』 2012/09/21の牛やき。TGS2012:と『何という。全く何という。』は太文字 まさかの色つき太文字で添い寝シーツがないガッカリ感強調。牛マンの実費で作って販売しちゃえばいいとおもうよ。 …と思ったら、Ver3.0のキャッチコピーでしたか、色つき太文字の文章。 (同日更新、ABつうしん第98回も参照) TGS2012: 23日(日)12:00~12:30 セガブース ポロリ牛 2012/09/20の牛やき。TGS2012:は太文字。 今日からTGS2012が開催(20日、21日はビジネスデー、一般公開は22日、23日) なにをポロリするんだろうか。…あ、Ver3.0稼働日かな? TGS2012: そろそろ角を磨き始めるか・・・ 2012/09/19の牛やき。TGS2012 は太文字。 TGSでは角がピッカピカに磨かれた牛マンが拝めるとかなんとか。 あ、あれ?・・・未だにTGSのチケットを貰ってないとか・・・本当に入場の列に並べと・・・ 2012/09/18の牛やき。 TGS当日は一般人に紛れて列に並ぶ牛の姿が。 キタ━━▽゚∀゚▽━━ !!!!! (≧∇≦)祝日なのに・・・なななな、なんと!本日新武器各種支給開始っす!!!「チェインボムV、LAC-タルナダ、ワイドショットX2、N70デトネ-ター」!これは買うっきゃNIGHT!W 2012/09/17、敬老の日の牛やき。新武器各種は太文字。 月曜祝日でも更新。(以前は月曜祝日だと翌火曜日更新だったような気がする) チェインボムとデトネーターに火力重視の3段階目、LACとワイドショットには4段階目が支給開始。 X2からドヤァの反撃が始まる…? TGS2012「9月23日(日)」久しブリに白石さんとみりんちゃんに会えるっすなー☆ 2012/09/16の牛やき。 東京ゲームショー来週に迫る。 会場で牛マンを見つけても餌を与えないように気をつけよう BB→BBA→BBU 2012/09/15の牛やき。 牛ーッ!!フィオナに殺されたいのかーッ!!! と叫んだボーダーも多いだろう。 本当はバージョンの遍歴を表している。(無印→エアバーストのA→ユニオンU) だがボーダー達にとってBBAという単語は別の意味を指すに違いない。 おや、筆者の元に宅配便g 「カーガーヤークー イーノーチーヲー トーキーハーナーテー」 2012/09/14の牛やき。 ついに牛が歌った。牛やきで。 何の歌かは、Ver3.0 OPムービー参照で。 ボダ3周年記念日に公開された『ボーダーブレイク ユニオン Ver.3.0 オープニングムービー』で主題歌を歌っているのは・・・牛じゃないっす(キリッw近いうちに発表したいっすなー☆ 2012/09/13の牛やき。 メカパンは活動休止とのことで別の方にオファーしたみたいなんだけど、牛本人ではないようだね。 牛マン意外と声高いもんね。 キタ━━▽゚∀゚▽━━ !!!!! (≧∇≦)既に盤で発売中の『ボーダーブレイク オリジナルサウンドトラック』と『ボーダーブレイク エアバースト オリジナルサウンドトラック』がiTunesで本日配信っす! ※amazon MP3は9/19配信 エーン、新サントラ「ボーダーブレイク エアバースト オリジナルサウンドトラック2(Ver.2.5+Ver.2.7)」もiTunes→10/3、amazon MP3→10/10配信っす!これはマジパネェベストマストスモイサウンドっすなーww 2012/09/12の牛やき。 「ボーダーブレイク エアバースト オリジナルサウンドトラック2(Ver.2.5+Ver.2.7)」は太文字 09/01の牛やきで語られていたことの続報。 ※Ver3.0のロケテストが開始された模様。詳しくはBB.NET参照。 実装もそう遠くないのかもしれない。もしかしてTGS2012翌日とか? 未来は突然やってくる・・・w 2012/09/11の牛やき。 妙に深いつぶやき。 予告なしで突然ロケテ(ロケーションテスト)があったりするのだろうか。 昨日の『ボーダーブレイク ユニオン Ver.3.0』発表・・・オープニングムービーを何度も見返すと見えてくる新要素の数々・・・エーン、TGS2012でボーダーブレイク ユニオンの新情報が公開だとぉ…!!牛マンもステージイベントに登壇とか、、、聞いてないっすけどマジっすか!?w kwskはBB公式サイトをチェケラッチョー☆ 2012/09/10の牛やき。 長いよ。 ボーダーブレイク ユニオン Ver.3.0とTGS2012でボーダーブレイク ユニオンの新情報が公開は太文字。 詳しくは「ABつうしん第96回」およびセガのTGS2012の特設サイト参照。 Ver3.0OPムービーで歌ってるのが牛マンだったら、ステージ上で生歌披露も抜き打ちであるかも? キタ━━▽゚∀゚▽━━ !!!!! (≧∇≦)キタ━━▽゚∀゚▽━━ !!!!! (≧∇≦)本日『ボーダーブレイク ユニオン Ver.3.0』の「オープニングムービー」が初公開っす!!!!!まだ観てないボーダーは、今すぐYoutube/ニコニコ動画をチェケラ!ユニオンのイメージカラーは「イエロー&ブラック」なんっすかね!?W 2012/09/09、紀元節三周年の日の牛やき。『ボーダーブレイク ユニオン Ver.3.0』と「オープニングムービー」は太字。 なんとXデーで新バージョンの告知が来た。アンノウンと戦うブラストの様子が映っている。 クーガーは薙刀みたいな進化をしたブリッツァーを背負って登場! 新武装?やベンノのロゴなども登場、と細かいところも見逃せない。 ところでエンフォーサーはどこいった? →毛、役(夜)、刃、迅、路、B、乱、焔「おれらもでてないっす」 登場してるBRは、Ver2.7で登場した第4段階達、Ver1.0及びVer2.0のアドバタイズムービーで登場のブラスト。 ※ネレイドは?→BB.TV Vol.015で作り直されてた事と関連がありそう、その時と同じSS5昇格時カラーだし ちなみにクーガーKVに立ち向かった黒いBR達はヤクシャとBUZのキメラと見られている、わかるか、こんなもん! (追記)ダート BUZα BUZα ヤクシャ だそうだ。 巷では戦闘員アセンと呼ばれ始めてるらしい… イーッとか叫ぶのか またUnknownブラストは検証の結果、ヤクシャの新型説が濃厚。 脚や胴の意匠が残ってるようだが…ではあのフライトユニットは何だろうか? 武器も二丁のニュードライフルや爆発物(ミサイル?)、はたまた新型UADらしきものと、まさにUnknownな機体となっている。 二本のアンテナにツインアイとかもうガンダムですね! そしてムービーの最後にはワフトローダーを優に超える巨大兵器風雲フィオナ城が… またOPのボーカルが牛マンとの噂もまことしやかに流れ始めている いよいよ明日っす!!!!!!ボーダーのみなさん!たまげるなよww『パネェスモイ カウントダウン☆2012』 1DAY 2012/09/08の牛やき。『パネェスモイ カウントダウン☆2012』 1DAYは太文字。 なんだかんだでもう明日がその日。あっというま。 オフィシャリュのタイトル部カウントダウンに牛マンとブラストの影が。 両手に武器持って構えている、ってこと以外は不明。 明日になればわかることだが。 アレらがアレになってアレするアレが公開なんっすかねw『パネェスモイ カウントダウン☆2012』 2DAYS 2012/09/07の牛やき。『パネェスモイ カウントダウン☆2012』 2DAYS は太文字 なんかもうアレである。アレックスの略ではない。 アレに何をいれたら面白そうか考えるのもアレである。 そんなこんなで2日後アレが起こるらしい。 キタ━━▽゚∀゚▽━━ !!!!! (≧∇≦)今日から『ボーダーブレイク 3周年 超特大プレゼントキャンペーン』スタートっす!「YES/NOエンブレム」と機体ペイント「W.R.フォグ」がもらえる!エーン、3,333名に「BRヘッドパーツキーチェーンフィギュア」がもらえる!しかもキャンペーン限定カラーだとぉ…!!歴代のフィオナ様が登場するポスターもチェケラッチョーw『パネェスモイ カウントダウン☆2012』 3DAYS 2012/09/06の牛やき。長いよ。 『ボーダーブレイク 3周年 超特大プレゼントキャンペーン』と『パネェスモイ カウントダウン☆2012』 3DAYSは太文字。 今回は『プレイ時間(※)30分ごとにもらえる応募券を集めていろいろもらっちゃおう』企画。 (※最初のGP購入完了~ICカード排出までの全ての時間が対象、ICカードごとに換算) 一番多く応募券が必要なのは機体ペイントで7枚→210分→3時間半。 (仮にGPだけで計算すると210分*60=12600秒→12600GP) (順番待ちがいなければ)GP消費しない場面で時間稼ぐってのもあり(かもしれない)。 ゲームモード選ぶ画面とか、イベントバトル詳細画面とか、カスタマイズボーナス時間とか、クラン戦待ち合わせ時間とか。 もう少しで『ボーダーブレイク3周年』っすなー☆ あの頃が・・・な つ か し いw『パネェスモイ カウントダウン☆2012』 4DAYS 2012/09/05の牛やき。『パネェスモイ カウントダウン☆2012』 4DAYSは太文字。 な つ か し い と空白入れて強調した点に深い意味がありそうだ。 懐かしいといえば、昨日公開された『ボーダーブレイク3周年超特大プレゼントキャンペーン』のポスター。 これに歴代フィオナの画像が載ってたりする。どのフィオナのあたりでボーダーになった? 奥:添い寝シーツ(プライズ) 3:稼動開始(左)~Ver1.5(右) 周:Ver2.0 年:Ver2.5(左)、公式の壁紙のみ(右:フィオナ03) 手前:Ver2.7(現行:ただし笑顔はゲーム内未登場) まっさか、牛マン茶番.TVじゃないよなぁ。。。ww (撮影してないしw 『パネェスモイ カウントダウン☆2012』 5DAYS 2012/09/04の牛やき。『パネェスモイ カウントダウン☆2012』 5DAYSは太文字。 何のことだろうか? パネェスモイカウントダウン☆2012 が茶番劇なのだろうか、 次のBB.TVが牛マン茶番劇で占めてるのだろうか。 今月はTGSかぁ。。。(ニヤリ『パネェスモイ カウントダウン☆2012』 6DAYS 2012/09/03の牛やき。『パネェスモイ カウントダウン☆2012』 6DAYSは太文字。 09/03現在、SEGAのTGSホームページにはボーダーブレイクの出展情報は存在しない。 しかし言い方から察するに何かやってくれそうではある。 現在行っているカウントダウンは、その関連かもしれない。 まあどちらにせよ続報待ちである。 あ、明日からは久しぶりの「大攻防戦」っすなー☆『パネェスモイ カウントダウン☆2012』 7DAYS 2012/09/02の牛やき。『パネェスモイ カウントダウン☆2012』 7DAYSは太文字。 バレリオでの大攻防戦は久々。(実は3回目:前回は今年1月) キタ━━▽゚∀゚▽━━ !!!!! (≧∇≦)もう9月とか!今月に「BBサントラが配信決定」っす!既に盤で発売している2種がiTunes(9/12配信予定)、amazon MP3(9/19配信予定)っす!Ver.2.5+Ver.2.7アルバムは以後配信予定とのこと!これはMPBMSBっすなー☆『パネェスモイ カウントダウン☆2012』 8DAYS 2012/09/01の牛やき。『パネェスモイ カウントダウン☆2012』 8DAYSは太文字。 9月。長月。 サントラ情報。配信らしい。まずはすでに発売してる側から。 Ads by BBNetaWiki 機体を大破させたあなたに朗報です! www21.atwiki.jp/frontlineinformation/pages/77.html 保険料は月々500GPから、ブラストランナー自賠責保険 コア凸に悩むあなたに朗報です! www21.atwiki.jp/frontlineinformation/pages/93.html 今なら月額1550GP! 心強い仲間がコア凸までを協力ナビ!詳しくはくーが24社営業部まで
https://w.atwiki.jp/i_am_a_yandere/pages/2043.html
288 :学校の八不思議。 始まり ◆rhFJh.Bm02 :2011/01/15(土) 19 46 38 ID /4XBLd4q 「はっ・・・はっ・・・」 俺は今、何かに追われている。 何に追われているのか分からない。 月明かりのお陰で明るい廊下を走る。 校則違反だとか気にしている場合じゃない。 階段を滑り落ちる様に降りていく。 このまま走れば昇降口に―――――― 「!?」 階段は降りたはず。 昇降口へはこの道で良い筈なのに。 「何で音楽室に着くんだよ!?」 音楽室は四階。 昇降口を目指していたのに、上へ戻されている。 もう一度。 俺は昇降口に向かうために振り向こうとした。 だが、振り向けない。 ――――――――――――――――――――――ペタ。 後ろから聞こえる、裸足で廊下を歩く音。 冷たい汗がシャツに張り付く。 ――――――――――――ペタ。 近づいてきている。 徐々に足音は大きくなっていく。 背中に視線を感じる。 ―――――ペタ。 逃げようにも、音楽室は四階の突き当たりだ。 逃げ場が、無い。 振り向くな。 ペタ。 後ろに気配を感じる。 息遣いまで聞こえる距離にいる。 恐怖に押し潰されそうだ。 絶対に、振り向くな。 足音が止まった。 「みーつけた」 もしも昔の自分に会える事が出来たら。 きっと俺は昔の俺に言うだろう。 夜の学校には絶対に行くな、と。 夜の学校には、恐ろしい、あいつ等が・・・ 289 :学校の八不思議。 始まり ◆rhFJh.Bm02 :2011/01/15(土) 19 48 32 ID /4XBLd4q 「あぁ~やっとお昼ご飯の時間ですよ」 前の席に座っている田村が欠伸をしながら俺を見てきた。 「そんな目で見ても一緒には食べないからな」 「けっ、これだから彼女持ちはよ~」 「だから彼女じゃないって言ってるだろ」 「お前いつも昼いなくなるじゃねーか!どうせ彼女とヨロシクやってるに決まってる!」 「はいはい。じゃ、また後でな」 嫉妬全開の田村を置いていつもの場所へ向かう。 彼女だったらどんなに良い事か。 俺が相手にしているのは・・・ 「あっ、れん君こっちだよ~」 着物を着た二十歳前後の女の人が手を振っている。 正に大和撫子といった風貌だ。 ここまでなら羨ましい状況だろう。 彼女が鏡の中にいなければ。 「すいません。遅くなりました」 「別にいいよ~それより早く、こっちに来てお話しようよ」 鏡に背を預ける様に座る。 弁当を取り出した時、鏡から手が伸びてきて後ろから抱きしめてくる。 流石に慣れたが、このまま引き摺り込まれそうで少し怖い。 「れん君のお弁当いつも美味しそうだね~」 「あげたいけど、食べれないんですよね?」 「幽霊だからね~」 「ここまで恐怖を覚えない幽霊は初めてですよ」 他愛も無い会話を昼放課が終わるまでする。 こんな日常を迎える事になったのも、あいつの所為だ。 「七不思議って知ってるか?」 一年前。田村がこんな話題を振ってきたのがそもそもの原因だ。 「トイレの花子さんとか?」 「そう。それも我が校の七不思議の一つ」 「花子さんが入ってる時点で独創性ゼロだな」 「我々新聞部としては、調べてみたいと思わないか?」 「思わない」 そもそも俺は幽霊部員だ。 「学校の七不思議を二年生が調べてこいと部長からのお達しだ」 「二年ってお前だけじゃない?」 「お前もいるだろ?」 あぁ、そういう事か。 「つまり一人は怖い?」 「そういう事です」 新聞部のアホな指令にしたがって、田村と二人で夜の学校に忍び込んだ。 学校の前まで来る。 「結構雰囲気あるな~」 「そっ、そうだな!?」 田村は顔が真っ青になって、歩きも遅い。 こいつと一緒だと朝になるな・・・ 「田村、お前が勇敢なのは分かった」 「お、おお!当然だよな!!」 「だから重要な任務を頼みたい。俺が回ってくる。お前は校門で待機していてくれ」 「ああ!任せておけ!!」 田村は物凄い勢いで校門に戻って行った。 怖がりすぎだろ。 窓を一つ開けておいたのでそこから侵入する。 290 :学校の八不思議。 始まり ◆rhFJh.Bm02 :2011/01/15(土) 19 51 16 ID /4XBLd4q 1.東校舎四階の大鏡に現れる人影。 夜、その大鏡の前に立つと呪われるらしい。 胡散臭く思いながら四階へ向かう。 「ここか・・・」 大鏡を見つけたので、前に立った。 眠そうな自分がいるだけだった。 やっぱり嘘かよ。 そう思って帰ろうとした時、鏡に白い手が浮かび上がった。 「うわっ」 思わず声が出る。 鏡からは手がこっちへのびている。 少し離れたから届かないみたいだ。 手が引っ込んだと思ったら、女の人が映り込んだ。 胸の周りで手を曲げて子供がやりそうな幽霊のポーズをしている。 「う~ら~め~し~や~」 「・・・そんなので怖がるとでも思ってんの?」 「ええっ!怖がってくれないんですかぁ!?」 もう恐怖とか全く感じない。 この幽霊と話せそうなので話しかけてみる。 「こんばんは。俺の名前はレン」 「あ、こんばんは~瑞樹です~」 鏡の中でお辞儀をしている。 よかった、会話が出来そうだ。 「何で瑞樹さんはここにいるんですか?」 「ここは住み心地がいいんですよ~」 全く分からない。 幽霊視点じゃないと分からない理由だ。 とりあえず、話を合わせておく。 「瑞樹さんってこんなに綺麗な容姿をしているのに、何で怖がられているのでしょうか?」 「やだ~れん君ったら褒めたって何も出ないよ~」 顔に両手を当てて照れている姿を見て、七不思議に入るとは到底思えなかった。 「霊感には個人差があってね、大抵の人は私が見えない。見えてもぼんやり見えるだけみたい。生きてる人と喋るなんてれん君が初めてだよ~」 成程。 瑞樹さんがどんな事をやろうと、鏡の前に立った人にはぼんやり見えるのか・・・ そっちのが怖いな。 しかし、胡散臭い七不思議だったが鏡の話は本物だった。 ここに瑞樹さんがいるという事は、他の七不思議も本物かもしれない。 瑞樹さんに聞いてみるか。 「瑞樹さんはここが七不思議の一つとして話されている事を知ってますか?」 「本当ですか!?幽霊冥利に尽きます!」 何故か凄く嬉しそうだった。 他の七不思議が書いてあるメモを見せてみた。 「あぁ、ほとんどお友達がいるところですよ~」 幽霊にも付き合いがある事に驚きはしたが、瑞樹さんの友達なら害は無いだろう。 「では、他の七不思議も確認してきますね」 「えっ、もう行っちゃうの?」 「朝になるまでに回らないといけないんですよ」 「じゃ、じゃあまたこの鏡の前に来てね!」 「分かりました」 瑞樹さんと別れ、七不思議の確認へ向かう。 少し離れた所で冷や汗が止まらなくなった。 あんな幽霊とはいえ、生まれて初めて幽霊というものを見たショックは大きい。 少し不安になりながら廊下を歩く。 廊下を突き当たった所でトイレに着いた。 291 :学校の八不思議。 始まり ◆rhFJh.Bm02 :2011/01/15(土) 19 54 00 ID /4XBLd4q 2.トイレの花子さん。 メジャーすぎてギャグみたいに思っていたが、瑞樹さんの例があって恐怖を感じた。 足音を殺してトイレに入る。 奥から二番目の個室をノックして「花子さん。花子さん。出て来て下さい」と言えば花子さんが出てくるらしい。 二番目の個室の前に立ち、ノックを二回。 「花子さん。花子さ・・・」 「誰が花子さんだボケェ!!」 ガンッ ガンッ ノックが返ってきた。扉の鍵はかかっていない。 開けたくない。 しかし、ここまで来て帰るとこいつに何をされるか分からない。 観念して扉を開ける。 そこには、可愛らしい女の子が立っていた。 7~8歳位だろうか。 こっちを睨みながら腕組みをして頬を膨らませていた。 金髪でウェーブのかかった髪形をしている。 花子さんって黒髪おかっぱのイメージだったけどな。 とりあえず、挨拶してみる。 「やぁ、君が花子さん?」 「だ~か~ら~花子さんじゃないって言ってるでしょ!!」 機嫌を損ねたみたいだ。 「私にはお父様とお母様から貰ったシアっていう素敵な名前があるの!」 「ごめん」 「今更謝っても遅いんだから!どんな呪われ方されたいの?」 呪われるのは勘弁してもらいたい。 「本当にごめん。シアちゃんが許してくれるなら何でもするから!」 「何でも・・・?」 シアちゃんが興味を示してくれたみたいだ。 「そう、何でも」 シアちゃんがこっちに来た。 興味深そうに観察した後、背中に飛び乗ってきた。 背中に重みを感じる。 触れることもできるのか。 「じゃあ今から私と遊んで!!」 拒否権は無いな・・・ 断ったら本当に呪われそうだし。 「いいよ、シアちゃん」 背中に乗ったシアちゃんを持ち上げて肩車をする。 「探検ごっこでもしようか」 「うんっ」 シアちゃんを連れて次の場所へ向かう。 二人というのは案外心強い。 話していたからか、恐怖心が無くなったからか、意外と早く着いた。 「音楽室か・・・」 「琴音ちゃんに会いに来たの?」 「琴音ちゃん?」 「いつもここで琴音ちゃんがピアノ弾いてるよ」 メモを見てみる。 292 :学校の八不思議。 始まり ◆rhFJh.Bm02 :2011/01/15(土) 19 56 12 ID /4XBLd4q 三.夜中に鳴り響く死のピアノ。 四.動く肖像画達。 「あぁ、多分その琴音ちゃんだと思うよ」 音楽室の扉を開ける。 暗く、音も一切しない。 「レン!こっちきて」 いつの間にかシアちゃんが席に着いていた。 隣に座る。 シアちゃんが上に乗ってきた。 「私いつもここで琴音ちゃんの演奏を聴くの!」 「演奏って・・・」 誰もいないじゃないか、と言う前に突然ピアノが鳴り響いた。 静かに染み渡るような悲しい音。 しかし、聴き入ってしまう。 膝に座っているシアちゃんを撫でながら目を閉じた。 悲痛な感情を周りにぶつけるような悲しい旋律。 演奏者の気持ちが伝わってくる。 目元が潤んでいくのが分かる。 何が死のピアノだ、こんなにも素晴らしい演奏じゃないか。 演奏が終わる。 静かに拍手をした。 「何やってるの?」 「良い演奏をしてくれてありがとうって拍手するのがマナーなんだよ」 「じゃあ私もする!!」 シアちゃんも元気に拍手をした。 ふと、肖像画を見ると皆泣いていた。 ベートーベンの男泣きとか、ショパンのすすり泣きなんて見たくない。 もう感覚が麻痺しているのか心霊現象が起きても何も思わない。 気がつくと目の前に制服を着た女生徒がいた。 黒の長髪で前髪に隠れて表情は見えない。 「・・・聴いてくださって、ありがとうございます」 「いやいや、こちらこそとても良い演奏を聴かせてもらったよ。思わず泣いてしまいそうになった」 前髪に隠れた頬が少し赤くなった。 「・・・感想を聞けたのは初めてなので嬉しいです」 「あれ?シアちゃんはいつも聴いてたんじゃないの?」 「私は聴き終わったらすぐに帰っちゃうよ」 「ちゃんとお礼と感想は言うようにしないと駄目じゃないか」 「うぅ~レンがお父さんみたいに叱る~」 「・・・レンさん、ですか」 「あぁ、それが俺の名前。君の名前は聞いてる。よろしくね琴音ちゃん」 「・・・はい、また聴きに来てくれると嬉しいです」 そう言って琴音ちゃんは一瞬で目の前からいなくなった。 293 :学校の八不思議。 始まり ◆rhFJh.Bm02 :2011/01/15(土) 19 58 33 ID /4XBLd4q 5.内臓を貪り食う人体模型。 「ねぇ、シアちゃん。人体模型って動くの?」 「動くよ。よく散歩とかしてるし」 いくら心霊現象に慣れたとはいえ、流石に半分皮の無い人体模型に追いかけられるのは精神的に耐えられない。 逢わない事を祈ろう。 シアちゃんと次の場所へ向かう。 廊下を慎重に進む。 次の目的地に着く前に、後ろの階段から嫌な音が響いてきた。 カツン 何の音だ? カツン、カツン 誰かが階段を降りているみたいだ。 でも、何故こんな音がするんだろう。 まるで、プラスチックが歩いているような・・・ カツン、カツン、カツン 階段を見たまま金縛りに遭ったみたいに動けない。 階段の角から顔が見えた。 やはり、顔の半分は剥がれていた。 人体模型と目が合う。 こっちを見て人体模型は静かに微笑んだ後、走り出した。 カン、カン、カン 全力疾走で人体模型が走ってくる。 恐怖で足が震えている。 「しっ、シアちゃん!逃げよう!!」 横にいるシアちゃんに話しかける。 返事が無い。 いつの間にか、シアちゃんはいなくなっていた。 カン、カン、カン 混乱していても人体模型は近づいてくる。 ここで、やっと足が動き、走り出す。 足が震えて上手く走れない。 距離が段々縮まっていく。 自分の足に引っかけて、転ぶ。 もう、後ろまで、来ていた。 転んでいる俺を見下ろしている。 顔に両手を添えられた。 頬に添えられた手が冷たい。 人体模型が口を大きく開いた。 唾液で糸を引いている口が目の前に迫った時、 俺は意識を手放した。 294 :学校の八不思議。 始まり ◆rhFJh.Bm02 :2011/01/15(土) 20 00 05 ID /4XBLd4q 6.保健室で起こるポルターガイスト。 目を覚ます。 目の前に人体模型の顔があった。 「うわっ!?」 「おっと、驚かせてしまったみたいだ。本当にすまない」 人体模型が大袈裟なポーズをしながら喋っている。 「えっ!?俺、食われたはずなのに?」 「私はそんな野蛮な事しないさ。大体、今回坊主を驚かせたのは彼女の要望でね」 人体模型が指した方を見ると、白衣を着た女の人が座っていた。 眼鏡をかけて、髪は後ろにまとめている。 「起きたみたいね。私は彩夏よ。そっちの模型はツトム、宜しくねレン君」 「何で俺の名前を?」 「彼女に聞いたのよ。私達をしっかり認識できる人が来たって」 彩夏さんが鏡を指すと、瑞樹さんが浮かび上がった。 「瑞樹さんって鏡ならどこでも映れるんですね」 「学校の中のみ限定だけどね~」 そう言って瑞樹さんは笑った。 「いつ、保健室に来るかと待ち続けても来ないからツトムに連れて来させたの」 あれは怖かった。死を覚悟したのは初めてだ。 「本題に入るわ。レン君、これからは私達の話し相手になって欲しいの」 彩夏さんに真剣な眼差しでお願いをされた。 「私達はね、誰からも認識される事無く何十年と過ごしてきたの」 「だから、れん君が来てくれた時、凄く嬉しかったんだよ~」 瑞樹さんが笑っている。 ここまで頼まれたら、断れないよな。 「いいですよ。俺でよかったら」 「よかった。断られたらどうやって洗脳しようか悩んでいたの」 彩夏さんが満面の笑みで言う。 断らないで本当に、良かった。 「ならレン君は昼放課と放課後に来てもらう。月、水曜日に瑞樹の鏡の前。火、木曜日に音楽室に来て頂戴。金曜日には必ず保健室に来る事。土日は好きにして」 もう少し自由が欲しかったが、断ると洗脳されそうなので了承した。 「あれ?私の日が無いよ?」 いつの間にかシアちゃんが俺の寝ているベッドに座っていた。 「シアはどの場所でも行けるじゃない。好きな時に行きなさい」 「それもそうか、これからよろしくね。レン!」 シアちゃんに抱きつかれる。 一晩で不思議な出来事が多すぎて、頭が追いつかない。 とりあえず、家に帰ってぐっすりと眠りたい。 「それでは、今日はこれで帰りますね」 ベッドからゆっくりと降りて、扉へ向かう。 「えぇ、しっかりと身体を休めなさい」 「れん君、また明日ね~」 「レン、じゃあね!!」 「じゃあな、坊主。良い夢見ろよ」 幽霊や人体模型に見送られて保健室を出る。 誰か、俺の日常を返してくれ。 俺は溜息を吐きながら校門へ戻った。 295 :学校の八不思議。 始まり ◆rhFJh.Bm02 :2011/01/15(土) 20 02 48 ID /4XBLd4q 7.こちらを凝視する二宮金次郎。 校門に戻ると、田村が頭を押さえて丸まっていた。 「おい、田村。どうした?」 田村が顔をあげる。 涙や鼻水で顔がグシャグシャになっていた。 「レンなのか!?」 俺を見て、さらに顔が崩れる。 「怖かったんだよぉ!!あいつがこっちを見てるみたいでぇ!!」 田村が指で示している方を向く。 そこには、二宮金次郎像が変わらぬ澄まし顔で立っていた。 しばらく見つめるが、ピクリとも動かない。 (まぁ今更、動いても驚きはしないけどな・・・) 「二宮金次郎の話はガセだな」 「そ、そうなのか!?」 「でもそれ以外は本物だった」 「・・・マジで?」 「あぁマジだ」 「・・・俺、転校しようかな」 「霊感が無ければ大丈夫だ」 田村と帰宅する。 長い、夜が終わった。 「瑞樹さん達と出会ってもう一年か」 「月日が経つのが意外と早いんだね~」 瑞樹さんに抱きしめられながら、弁当を食べる。 「もう俺も三年ですし、進路の事も頭に入れておかないと」 「進路?」 「俺、東京の大学に進学しようかな、と」 「えっ、じゃあ私達と会えなくなっちゃうの?」 「卒業したら会うのは中々難しくなっちゃいますね。遠いし、そもそも在校生じゃないから学校にも入り辛いし」 「・・・嫌だ」 「えっ?」 「嫌だよ・・・れん君と離れ離れになるのは絶対に嫌。・・・何とかここには残れない?」 「無理ですよ・・・俺だって残れるなら残りたいけど、東京にしか俺の夢が叶いそうな大学が無いんですよ」 「そっか・・・」 「でも、あと半年位は一緒にいられますよ。卒業しても会えない訳じゃないですし」 「うん、そうだね・・・」 チャイムがなった。昼放課も、もうすぐ終わりだ。 「じゃあ、また放課後に来ます」 「うん、待ってるね」 俺があの時、気が付いていれば、こんな事にはならなかったかもしれない。 「・・・絶対にれん君と離れたくない。どんな方法を使っても引き止めなくちゃ」 彼女の気持ちと、想いの歪みに。
https://w.atwiki.jp/i_am_a_yandere/pages/2040.html
288 :学校の八不思議。 始まり ◆rhFJh.Bm02 :2011/01/15(土) 19 46 38 ID /4XBLd4q 「はっ・・・はっ・・・」 俺は今、何かに追われている。 何に追われているのか分からない。 月明かりのお陰で明るい廊下を走る。 校則違反だとか気にしている場合じゃない。 階段を滑り落ちる様に降りていく。 このまま走れば昇降口に―――――― 「!?」 階段は降りたはず。 昇降口へはこの道で良い筈なのに。 「何で音楽室に着くんだよ!?」 音楽室は四階。 昇降口を目指していたのに、上へ戻されている。 もう一度。 俺は昇降口に向かうために振り向こうとした。 だが、振り向けない。 ――――――――――――――――――――――ペタ。 後ろから聞こえる、裸足で廊下を歩く音。 冷たい汗がシャツに張り付く。 ――――――――――――ペタ。 近づいてきている。 徐々に足音は大きくなっていく。 背中に視線を感じる。 ―――――ペタ。 逃げようにも、音楽室は四階の突き当たりだ。 逃げ場が、無い。 振り向くな。 ペタ。 後ろに気配を感じる。 息遣いまで聞こえる距離にいる。 恐怖に押し潰されそうだ。 絶対に、振り向くな。 足音が止まった。 「みーつけた」 もしも昔の自分に会える事が出来たら。 きっと俺は昔の俺に言うだろう。 夜の学校には絶対に行くな、と。 夜の学校には、恐ろしい、あいつ等が・・・ 289 :学校の八不思議。 始まり ◆rhFJh.Bm02 :2011/01/15(土) 19 48 32 ID /4XBLd4q 「あぁ~やっとお昼ご飯の時間ですよ」 前の席に座っている田村が欠伸をしながら俺を見てきた。 「そんな目で見ても一緒には食べないからな」 「けっ、これだから彼女持ちはよ~」 「だから彼女じゃないって言ってるだろ」 「お前いつも昼いなくなるじゃねーか!どうせ彼女とヨロシクやってるに決まってる!」 「はいはい。じゃ、また後でな」 嫉妬全開の田村を置いていつもの場所へ向かう。 彼女だったらどんなに良い事か。 俺が相手にしているのは・・・ 「あっ、れん君こっちだよ~」 着物を着た二十歳前後の女の人が手を振っている。 正に大和撫子といった風貌だ。 ここまでなら羨ましい状況だろう。 彼女が鏡の中にいなければ。 「すいません。遅くなりました」 「別にいいよ~それより早く、こっちに来てお話しようよ」 鏡に背を預ける様に座る。 弁当を取り出した時、鏡から手が伸びてきて後ろから抱きしめてくる。 流石に慣れたが、このまま引き摺り込まれそうで少し怖い。 「れん君のお弁当いつも美味しそうだね~」 「あげたいけど、食べれないんですよね?」 「幽霊だからね~」 「ここまで恐怖を覚えない幽霊は初めてですよ」 他愛も無い会話を昼放課が終わるまでする。 こんな日常を迎える事になったのも、あいつの所為だ。 「七不思議って知ってるか?」 一年前。田村がこんな話題を振ってきたのがそもそもの原因だ。 「トイレの花子さんとか?」 「そう。それも我が校の七不思議の一つ」 「花子さんが入ってる時点で独創性ゼロだな」 「我々新聞部としては、調べてみたいと思わないか?」 「思わない」 そもそも俺は幽霊部員だ。 「学校の七不思議を二年生が調べてこいと部長からのお達しだ」 「二年ってお前だけじゃない?」 「お前もいるだろ?」 あぁ、そういう事か。 「つまり一人は怖い?」 「そういう事です」 新聞部のアホな指令にしたがって、田村と二人で夜の学校に忍び込んだ。 学校の前まで来る。 「結構雰囲気あるな~」 「そっ、そうだな!?」 田村は顔が真っ青になって、歩きも遅い。 こいつと一緒だと朝になるな・・・ 「田村、お前が勇敢なのは分かった」 「お、おお!当然だよな!!」 「だから重要な任務を頼みたい。俺が回ってくる。お前は校門で待機していてくれ」 「ああ!任せておけ!!」 田村は物凄い勢いで校門に戻って行った。 怖がりすぎだろ。 窓を一つ開けておいたのでそこから侵入する。 290 :学校の八不思議。 始まり ◆rhFJh.Bm02 :2011/01/15(土) 19 51 16 ID /4XBLd4q 1.東校舎四階の大鏡に現れる人影。 夜、その大鏡の前に立つと呪われるらしい。 胡散臭く思いながら四階へ向かう。 「ここか・・・」 大鏡を見つけたので、前に立った。 眠そうな自分がいるだけだった。 やっぱり嘘かよ。 そう思って帰ろうとした時、鏡に白い手が浮かび上がった。 「うわっ」 思わず声が出る。 鏡からは手がこっちへのびている。 少し離れたから届かないみたいだ。 手が引っ込んだと思ったら、女の人が映り込んだ。 胸の周りで手を曲げて子供がやりそうな幽霊のポーズをしている。 「う~ら~め~し~や~」 「・・・そんなので怖がるとでも思ってんの?」 「ええっ!怖がってくれないんですかぁ!?」 もう恐怖とか全く感じない。 この幽霊と話せそうなので話しかけてみる。 「こんばんは。俺の名前はレン」 「あ、こんばんは~瑞樹です~」 鏡の中でお辞儀をしている。 よかった、会話が出来そうだ。 「何で瑞樹さんはここにいるんですか?」 「ここは住み心地がいいんですよ~」 全く分からない。 幽霊視点じゃないと分からない理由だ。 とりあえず、話を合わせておく。 「瑞樹さんってこんなに綺麗な容姿をしているのに、何で怖がられているのでしょうか?」 「やだ~れん君ったら褒めたって何も出ないよ~」 顔に両手を当てて照れている姿を見て、七不思議に入るとは到底思えなかった。 「霊感には個人差があってね、大抵の人は私が見えない。見えてもぼんやり見えるだけみたい。生きてる人と喋るなんてれん君が初めてだよ~」 成程。 瑞樹さんがどんな事をやろうと、鏡の前に立った人にはぼんやり見えるのか・・・ そっちのが怖いな。 しかし、胡散臭い七不思議だったが鏡の話は本物だった。 ここに瑞樹さんがいるという事は、他の七不思議も本物かもしれない。 瑞樹さんに聞いてみるか。 「瑞樹さんはここが七不思議の一つとして話されている事を知ってますか?」 「本当ですか!?幽霊冥利に尽きます!」 何故か凄く嬉しそうだった。 他の七不思議が書いてあるメモを見せてみた。 「あぁ、ほとんどお友達がいるところですよ~」 幽霊にも付き合いがある事に驚きはしたが、瑞樹さんの友達なら害は無いだろう。 「では、他の七不思議も確認してきますね」 「えっ、もう行っちゃうの?」 「朝になるまでに回らないといけないんですよ」 「じゃ、じゃあまたこの鏡の前に来てね!」 「分かりました」 瑞樹さんと別れ、七不思議の確認へ向かう。 少し離れた所で冷や汗が止まらなくなった。 あんな幽霊とはいえ、生まれて初めて幽霊というものを見たショックは大きい。 少し不安になりながら廊下を歩く。 廊下を突き当たった所でトイレに着いた。 291 :学校の八不思議。 始まり ◆rhFJh.Bm02 :2011/01/15(土) 19 54 00 ID /4XBLd4q 2.トイレの花子さん。 メジャーすぎてギャグみたいに思っていたが、瑞樹さんの例があって恐怖を感じた。 足音を殺してトイレに入る。 奥から二番目の個室をノックして「花子さん。花子さん。出て来て下さい」と言えば花子さんが出てくるらしい。 二番目の個室の前に立ち、ノックを二回。 「花子さん。花子さ・・・」 「誰が花子さんだボケェ!!」 ガンッ ガンッ ノックが返ってきた。扉の鍵はかかっていない。 開けたくない。 しかし、ここまで来て帰るとこいつに何をされるか分からない。 観念して扉を開ける。 そこには、可愛らしい女の子が立っていた。 7~8歳位だろうか。 こっちを睨みながら腕組みをして頬を膨らませていた。 金髪でウェーブのかかった髪形をしている。 花子さんって黒髪おかっぱのイメージだったけどな。 とりあえず、挨拶してみる。 「やぁ、君が花子さん?」 「だ~か~ら~花子さんじゃないって言ってるでしょ!!」 機嫌を損ねたみたいだ。 「私にはお父様とお母様から貰ったシアっていう素敵な名前があるの!」 「ごめん」 「今更謝っても遅いんだから!どんな呪われ方されたいの?」 呪われるのは勘弁してもらいたい。 「本当にごめん。シアちゃんが許してくれるなら何でもするから!」 「何でも・・・?」 シアちゃんが興味を示してくれたみたいだ。 「そう、何でも」 シアちゃんがこっちに来た。 興味深そうに観察した後、背中に飛び乗ってきた。 背中に重みを感じる。 触れることもできるのか。 「じゃあ今から私と遊んで!!」 拒否権は無いな・・・ 断ったら本当に呪われそうだし。 「いいよ、シアちゃん」 背中に乗ったシアちゃんを持ち上げて肩車をする。 「探検ごっこでもしようか」 「うんっ」 シアちゃんを連れて次の場所へ向かう。 二人というのは案外心強い。 話していたからか、恐怖心が無くなったからか、意外と早く着いた。 「音楽室か・・・」 「琴音ちゃんに会いに来たの?」 「琴音ちゃん?」 「いつもここで琴音ちゃんがピアノ弾いてるよ」 メモを見てみる。 292 :学校の八不思議。 始まり ◆rhFJh.Bm02 :2011/01/15(土) 19 56 12 ID /4XBLd4q 三.夜中に鳴り響く死のピアノ。 四.動く肖像画達。 「あぁ、多分その琴音ちゃんだと思うよ」 音楽室の扉を開ける。 暗く、音も一切しない。 「レン!こっちきて」 いつの間にかシアちゃんが席に着いていた。 隣に座る。 シアちゃんが上に乗ってきた。 「私いつもここで琴音ちゃんの演奏を聴くの!」 「演奏って・・・」 誰もいないじゃないか、と言う前に突然ピアノが鳴り響いた。 静かに染み渡るような悲しい音。 しかし、聴き入ってしまう。 膝に座っているシアちゃんを撫でながら目を閉じた。 悲痛な感情を周りにぶつけるような悲しい旋律。 演奏者の気持ちが伝わってくる。 目元が潤んでいくのが分かる。 何が死のピアノだ、こんなにも素晴らしい演奏じゃないか。 演奏が終わる。 静かに拍手をした。 「何やってるの?」 「良い演奏をしてくれてありがとうって拍手するのがマナーなんだよ」 「じゃあ私もする!!」 シアちゃんも元気に拍手をした。 ふと、肖像画を見ると皆泣いていた。 ベートーベンの男泣きとか、ショパンのすすり泣きなんて見たくない。 もう感覚が麻痺しているのか心霊現象が起きても何も思わない。 気がつくと目の前に制服を着た女生徒がいた。 黒の長髪で前髪に隠れて表情は見えない。 「・・・聴いてくださって、ありがとうございます」 「いやいや、こちらこそとても良い演奏を聴かせてもらったよ。思わず泣いてしまいそうになった」 前髪に隠れた頬が少し赤くなった。 「・・・感想を聞けたのは初めてなので嬉しいです」 「あれ?シアちゃんはいつも聴いてたんじゃないの?」 「私は聴き終わったらすぐに帰っちゃうよ」 「ちゃんとお礼と感想は言うようにしないと駄目じゃないか」 「うぅ~レンがお父さんみたいに叱る~」 「・・・レンさん、ですか」 「あぁ、それが俺の名前。君の名前は聞いてる。よろしくね琴音ちゃん」 「・・・はい、また聴きに来てくれると嬉しいです」 そう言って琴音ちゃんは一瞬で目の前からいなくなった。 293 :学校の八不思議。 始まり ◆rhFJh.Bm02 :2011/01/15(土) 19 58 33 ID /4XBLd4q 5.内臓を貪り食う人体模型。 「ねぇ、シアちゃん。人体模型って動くの?」 「動くよ。よく散歩とかしてるし」 いくら心霊現象に慣れたとはいえ、流石に半分皮の無い人体模型に追いかけられるのは精神的に耐えられない。 逢わない事を祈ろう。 シアちゃんと次の場所へ向かう。 廊下を慎重に進む。 次の目的地に着く前に、後ろの階段から嫌な音が響いてきた。 カツン 何の音だ? カツン、カツン 誰かが階段を降りているみたいだ。 でも、何故こんな音がするんだろう。 まるで、プラスチックが歩いているような・・・ カツン、カツン、カツン 階段を見たまま金縛りに遭ったみたいに動けない。 階段の角から顔が見えた。 やはり、顔の半分は剥がれていた。 人体模型と目が合う。 こっちを見て人体模型は静かに微笑んだ後、走り出した。 カン、カン、カン 全力疾走で人体模型が走ってくる。 恐怖で足が震えている。 「しっ、シアちゃん!逃げよう!!」 横にいるシアちゃんに話しかける。 返事が無い。 いつの間にか、シアちゃんはいなくなっていた。 カン、カン、カン 混乱していても人体模型は近づいてくる。 ここで、やっと足が動き、走り出す。 足が震えて上手く走れない。 距離が段々縮まっていく。 自分の足に引っかけて、転ぶ。 もう、後ろまで、来ていた。 転んでいる俺を見下ろしている。 顔に両手を添えられた。 頬に添えられた手が冷たい。 人体模型が口を大きく開いた。 唾液で糸を引いている口が目の前に迫った時、 俺は意識を手放した。 294 :学校の八不思議。 始まり ◆rhFJh.Bm02 :2011/01/15(土) 20 00 05 ID /4XBLd4q 6.保健室で起こるポルターガイスト。 目を覚ます。 目の前に人体模型の顔があった。 「うわっ!?」 「おっと、驚かせてしまったみたいだ。本当にすまない」 人体模型が大袈裟なポーズをしながら喋っている。 「えっ!?俺、食われたはずなのに?」 「私はそんな野蛮な事しないさ。大体、今回坊主を驚かせたのは彼女の要望でね」 人体模型が指した方を見ると、白衣を着た女の人が座っていた。 眼鏡をかけて、髪は後ろにまとめている。 「起きたみたいね。私は彩夏よ。そっちの模型はツトム、宜しくねレン君」 「何で俺の名前を?」 「彼女に聞いたのよ。私達をしっかり認識できる人が来たって」 彩夏さんが鏡を指すと、瑞樹さんが浮かび上がった。 「瑞樹さんって鏡ならどこでも映れるんですね」 「学校の中のみ限定だけどね~」 そう言って瑞樹さんは笑った。 「いつ、保健室に来るかと待ち続けても来ないからツトムに連れて来させたの」 あれは怖かった。死を覚悟したのは初めてだ。 「本題に入るわ。レン君、これからは私達の話し相手になって欲しいの」 彩夏さんに真剣な眼差しでお願いをされた。 「私達はね、誰からも認識される事無く何十年と過ごしてきたの」 「だから、れん君が来てくれた時、凄く嬉しかったんだよ~」 瑞樹さんが笑っている。 ここまで頼まれたら、断れないよな。 「いいですよ。俺でよかったら」 「よかった。断られたらどうやって洗脳しようか悩んでいたの」 彩夏さんが満面の笑みで言う。 断らないで本当に、良かった。 「ならレン君は昼放課と放課後に来てもらう。月、水曜日に瑞樹の鏡の前。火、木曜日に音楽室に来て頂戴。金曜日には必ず保健室に来る事。土日は好きにして」 もう少し自由が欲しかったが、断ると洗脳されそうなので了承した。 「あれ?私の日が無いよ?」 いつの間にかシアちゃんが俺の寝ているベッドに座っていた。 「シアはどの場所でも行けるじゃない。好きな時に行きなさい」 「それもそうか、これからよろしくね。レン!」 シアちゃんに抱きつかれる。 一晩で不思議な出来事が多すぎて、頭が追いつかない。 とりあえず、家に帰ってぐっすりと眠りたい。 「それでは、今日はこれで帰りますね」 ベッドからゆっくりと降りて、扉へ向かう。 「えぇ、しっかりと身体を休めなさい」 「れん君、また明日ね~」 「レン、じゃあね!!」 「じゃあな、坊主。良い夢見ろよ」 幽霊や人体模型に見送られて保健室を出る。 誰か、俺の日常を返してくれ。 俺は溜息を吐きながら校門へ戻った。 295 :学校の八不思議。 始まり ◆rhFJh.Bm02 :2011/01/15(土) 20 02 48 ID /4XBLd4q 7.こちらを凝視する二宮金次郎。 校門に戻ると、田村が頭を押さえて丸まっていた。 「おい、田村。どうした?」 田村が顔をあげる。 涙や鼻水で顔がグシャグシャになっていた。 「レンなのか!?」 俺を見て、さらに顔が崩れる。 「怖かったんだよぉ!!あいつがこっちを見てるみたいでぇ!!」 田村が指で示している方を向く。 そこには、二宮金次郎像が変わらぬ澄まし顔で立っていた。 しばらく見つめるが、ピクリとも動かない。 (まぁ今更、動いても驚きはしないけどな・・・) 「二宮金次郎の話はガセだな」 「そ、そうなのか!?」 「でもそれ以外は本物だった」 「・・・マジで?」 「あぁマジだ」 「・・・俺、転校しようかな」 「霊感が無ければ大丈夫だ」 田村と帰宅する。 長い、夜が終わった。 「瑞樹さん達と出会ってもう一年か」 「月日が経つのが意外と早いんだね~」 瑞樹さんに抱きしめられながら、弁当を食べる。 「もう俺も三年ですし、進路の事も頭に入れておかないと」 「進路?」 「俺、東京の大学に進学しようかな、と」 「えっ、じゃあ私達と会えなくなっちゃうの?」 「卒業したら会うのは中々難しくなっちゃいますね。遠いし、そもそも在校生じゃないから学校にも入り辛いし」 「・・・嫌だ」 「えっ?」 「嫌だよ・・・れん君と離れ離れになるのは絶対に嫌。・・・何とかここには残れない?」 「無理ですよ・・・俺だって残れるなら残りたいけど、東京にしか俺の夢が叶いそうな大学が無いんですよ」 「そっか・・・」 「でも、あと半年位は一緒にいられますよ。卒業しても会えない訳じゃないですし」 「うん、そうだね・・・」 チャイムがなった。昼放課も、もうすぐ終わりだ。 「じゃあ、また放課後に来ます」 「うん、待ってるね」 俺があの時、気が付いていれば、こんな事にはならなかったかもしれない。 「・・・絶対にれん君と離れたくない。どんな方法を使っても引き止めなくちゃ」 彼女の気持ちと、想いの歪みに。
https://w.atwiki.jp/cocomagi/pages/98.html
◇CoCoMagiマガジン Vol.3~魔術だけが不思議な力じゃないと思う◇ 〇霊は存在する! 霊現象等について。 ココマジには幽霊キャラも存在する。 そんな彼らが色々起こす現象などについて、少々長いが説明しよう。 霊現象 霊による物質干渉と、それによって引き起こされる傍目には不可解な現象。 具体的には、勝手に物が動くポルターガイスト現象や、 生者へ取り憑いて肉体を支配し、自分勝手に振舞う憑依、 後述する霊力を放出し、そのエネルギーで体を押さえつけたりする金縛りなど。 一部の生者も引き起こすことができ、その場合は霊術と呼ばれることもある。 魔術とは違い、その現象を引き起こすのに各種魔元素や魔力が影響することはないと定義されている。 ただし、魔術と霊現象は相互不干渉というわけではない。 また、魔力と霊力の厳密な違いについては未だよくわかっていない部分もある。 故に死霊術など魔力によって霊力を操作する場合や、魔力で霊力を遮断する結界術などが存在している。 霊力 霊現象を引き起こすために必要なエネルギー。 俗に言う幽霊が現世に存在するためにも必要で、すべての霊がほぼ例外なく持っている。 ほとんどの生者も持ってはいるが、大抵の場合生前に操ることは出来ない。 霊力を操ることが出来る生者は俗に霊能力者と呼ばれる。 霊感 生者が持つことがある特殊な感覚。通常は感知できない霊や霊力を感知できる。 一定以上の霊力を持っている場合備わることがある。 強さによって、霊の存在を感じるだけ,声が聞こえる,見えるなどの差が出る。 ただし、霊感の強さと霊力の多さは必ずしも比例していない模様。 霊的Lv 霊力をいかにうまく操ることが出来るかを数値化した概念。 あくまでも目安であり、時と場合によっては絶対ではない。 例えば、霊が抱く憎しみの力が強いと本来の倍のLv相当の力を持つことがある一方で、 自分のLvの高さに気付かないために、ただの浮遊霊と変わりない力しか発揮できなかったりする。 最低値は1。 基準としては、 何もできない浮遊霊や地縛霊など:1~4 霊力で霊現象を起こせる最低Lv:5 霊力をエネルギー波として放出する霊現象が可能になるLv:15 生者への憑依可能最低Lv:25 霊体での魔術使用可能最低Lv:40 ※ただし自前の魔力持ちに限る。 霊能力者の場合、これ以上だと生霊を飛ばせたり霊を力ずくで従わせられるようになってくる。 霊体の実体化現象が可能になるLv:50 ※霊の実体化現象とは、霊力や魔力を使って誰にでも見え、誰もが霊自身に触れられるようにする霊現象あるいは魔術。 数が多いのはLv1~Lv10の範囲。とはいえ、圧倒的多数はLv5以下。 50以上はそれこそ1国に数体いれば多いほうかもしれない。 反霊力 霊的レベルと対になる概念あるいは能力で、霊的干渉の受けにくさを数値化したもの。 簡単に言えば、霊力に対する防御力。霊的Lv同様に絶対ではない。 霊感の有無とは関係がなく、霊感のない高Lv者や霊感の強いLv1がいたりする。 この値が霊より高いと、その霊からの一方的な干渉を受けない。 具体的には心霊スポットに行っても自分より低Lvな霊をお持ち帰りせずに済むし、憑依されることもない。 そして霊能力者を含む低Lv者からの霊力による攻撃を受けずに済む。 また、低Lv霊は意識しなければ見えない聞こえないなので、 Lvが高い場合、霊感なしだと思っているが実は霊感持ちということも。 ちなみに、誰かに縋りたい霊は霊感があり、対霊Lvが低い生者に寄っていく傾向にある。 霊感なしに寄っていく霊は相当な悪霊くらいしかいないと思われる。 Q&A Q:魔術によって自らアンデッド化して半霊体となり、数多の死霊・ゾンビを操るリッチはどういう位置づけ? A:半霊体化の時点で霊的Lvが上がって霊力を操れるようになっている。 しかし、魔力で霊力と同じことをしているかもしれず、魔力と霊力の相互変換をしているかもしれない。 Q:霊が魔術使うのは霊現象と呼ぶ? A:霊は現世で存在を維持するために霊力を使うため、 魔術に限らず霊が引き起こす現象は全て霊現象と呼んでも差し支えはない。 Vol.1 魔術の原理 Vol.2 魔機士とエンチャンター Vol.3 霊・霊現象
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/36028.html
登録日:2017/01/19 (木) 20 58 22 更新日:2024/08/19 Mon 16 33 07 所要時間:約 15 分で読めます ▽タグ一覧 2016年 どうあがいても絶望 バッドエンド ホラー マンション ミステリー 中村義洋 事故物件 佐々木蔵之介 作家 呪い 呪術廻戦ネタ元項目 土地 坂口健太郎 小野不由美 映画 橋本愛 残穢 残穢 -住んではいけない部屋- 祟り 福岡県 穢れ 竹内結子 部屋 穢れ=不浄。汚れ。 死・出産・疫病・失火・悪行 などによって生じ 災いや罪をもたらすとされる。 残 穢 住んではいけない部屋 「残穢-住んではいけない部屋-」とは 2016年1月30日に公開された映画。 監督:中村義洋 脚本:鈴木謙一 出演:竹内結子、橋本愛、滝藤賢一、佐々木蔵之介、坂口健太郎 原作は、十二国記シリーズや屍鬼の作者である小野不由美による小説『残穢』。 2012年、「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2012」小説ランキング第8位。 「ミステリが読みたい! 2013年版」(国内部門)第10位。 2013年、第26回山本周五郎賞受賞。 『ダ・ヴィンチ』の「怪談オブザイヤー」第1位。 山本周五郎賞の選考の際には、「手元に本を置いておくことすら怖い」と言わしめた作品であり、『ほんとにあった! 呪いのビデオ』シリーズや『予告犯』を手掛けた中村義洋氏によって映画化された。 主人公たちが怪異の正体を探るために過去を調査するという謎解きの要素が強いが、不快な音や恐怖を煽る表現を有効に用いたJホラーならではのじっとりとした雰囲気の作品となっており、観終わった後も恐怖が増すこと間違いなし。 なお映画化にあたり、本筋にはあまり関わらないものの、作中の時代設定や主要登場人物の設定が多数変更されている。 【あらすじ】 小説家である「私」は怪談雑誌に連載を持っており、読者から怪談話を募集してそれを基にした短編を掲載している。 そんな「私」の元に女子大生の久保からの手紙が届く。久保は、郊外のとあるマンションの一室に引っ越して以来、部屋から聞こえる奇怪な「音」に悩まされていた。 「私」は以前、久保と同じマンションの住人から同じような案件の手紙が届いていたことを思い出し、久保と連絡を取り合って「音」の正体を探っていくのだが・・・。 【登場人物】 私〈小松由美子〉 (演:竹内結子) 小説家。本編の語り手も務める。 怪談雑誌「閻」にて連載を持っているものの、本人は心霊現象には否定的。 一連の事件の取材を続ける内に身体の不調に悩まされるようになる。モデルは原作者自身。 久保亜紗美 (演:橋本愛) 都内の大学で建築デザインを学ぶ傍ら、ミステリー研究会の部長も務める女子大生。 2年間過ごした学生寮を離れ、引っ越し先である岡谷マンション202号室で奇怪な音に悩まされるようになり、「私」に手紙を送る。 原作では名字しか明かされておらず、編集プロダクションに勤務する30代のライターであり、「私」が執筆していた少女向け小説のファンだった。 直人 (演:滝藤賢一) 「私」の夫。 ホラー・ミステリー専門の小説家であるが、妻である「私」以上に心霊現象には否定的。「私」との同棲にあたって、一戸建ての新居を建てる。 平岡芳明 (演:佐々木蔵之介) 怪談作家。 担当と喫茶店で打ち合わせをしていた際に「私」と偶然遭遇し、一連の事件の調査に協力するようになる。知識豊富で飄々としており、作中の事件に一番興味を持っているようでもある。原作での平山夢明にあたる。 三澤徹夫 (演:坂口健太郎) 福岡県出身の心霊マニア。 平岡の紹介を通して調査に参加する。原作での福澤徹三にあたる。 以下本編ネタバレ注意 本当に知りたい人だけどうぞ・・・ + ことのはじまり 2012年5月 「私」のもとに、都内の大学で建築デザインを学ぶ久保から手紙が届く。 久保は、2年間過ごした学生寮から引っ越し、郊外にある「岡谷マンション」の202号室で一人暮らしを始めたのだが、毎晩「誰かが畳を箒で掃くような音」に悩まされていた。 ミステリー研究会の部長でもある久保は、霊的なものが関わっているのではないかと疑い、「私」へ手紙を送ったのだ。 同年の秋 久保は依然「音」に悩まされていており、遂には着物の帯のようなものが床を擦っているのを目撃したという。 久保は「音」の正体について、過去にこの部屋で「首吊り自殺をした着物の女」がいて、その着物の帯が畳に擦れている音ではないか推測し、自分の部屋は事故物件なのではないかと懸念していた。 連絡を取り合っていた「私」も、怪談作家の視点から同じことを推測し、2年前に久保と同じ岡谷マンションの住人であった屋嶋という人物から似たような案件の手紙が届いていたことを思い出す。 2010年6月 当時、岡谷マンション405号室に住んでいた屋嶋もまた、久保と同じく「床を掃くような音」に悩まされていた。 ある日、彼女の一人娘が音のする部屋の天井を一心に見つめ、「ぶらんこ」とつぶやく。やがて娘は、ぬいぐるみの首に紐をかけて揺らして遊ぶようになったという。 それはまるで、首吊り死体のようで… 「私」は同じマンションとはいえ、なぜ全く違う部屋で同じような現象が起きてしまったのか疑問に思う。 久保は別部屋の住人である辺見、マンションの向いに住む益子、そして不動産屋にマンションの過去について尋ねるが、自らが住む202号室や屋嶋が住んでいた405号室の住人が頻繁に入れ変わっていたという程度で、どの部屋でもこれまで一切事件・事故は無かったという。 そんな久保の隣の201号室に飯田一家が引っ越してくる。 夫の章一は、部屋の家賃が相場より安いことを気にしており、事故物件ではないかと久保に尋ねるが、久保は何も無いと答え、章一は安堵する。 半年後 「私」は、調査を続けていた久保から、202号室の前の住人である「梶川」の消息についての連絡を受ける。 + 梶川 梶川は家電量販店に勤めるまじめな販売員だったが、岡谷マンションへ入居した頃から急に人が変わったように職場でミスをしたりトラブルを起こすようになり、4か月ほどで別のアパートへ引っ越し、そこでひと月も持たずに自殺したという。 さらに梶川が引っ越した先のアパートの大家である伊藤は、梶川は入居する際に「子供」や「赤ん坊」の存在を気にしていたということと、梶川が自殺する前夜に体験した奇妙な出来事を語る。 深夜 アパートに隣接する自宅で伊藤が寝ていると、窓を叩く梶川と思わしき人影があった。伊藤が要件を尋ねると梶川は 「すみません、申し訳ありません」 と答える。伊藤がカーテンを開けると、そこには誰もいなかった。 という所で伊藤は目を覚まし、カーテンは閉まっていたので、夢だったのかと思っているところへ、今度は玄関のドアの向こうに梶川と思わしき人影があった。伊藤が何を尋ねても 「すみません、申し訳ありません」 としか答えない。人影が消えたので伊藤が布団へ戻ろうと振り返ると、そこには梶川が立っていた。 伊藤はそこで再び目を覚ました。既に夜は明けていた。 嫌な予感を感じた伊藤はそのまま梶川の部屋へ向かい、首を吊っている梶川を発見したのであった。 梶川の住んでいた部屋には、既に山本という若者が家賃の安さに惹かれて事故物件と承知で住んでいた。 久保は、202号室で音が聞こえだした時期と梶川が自殺した時期が同じことから、音の原因は「梶川の霊がかつての住居である202号室に戻ってきたからではないか」と推測するが、「私」はそれを否定する。梶川が自殺した日よりも久保から手紙が届いた日の方が早かったからだ。 さらに、梶川の自殺体の様子と「着物の帯が畳を擦る音」のイメージが合わないと感じた「私」は、「自殺した着物の女が梶川を呼んだのではないか」という仮説を立てる。 帰宅した久保だが急に隣のドアが開き、神妙な顔つきの飯田夫人が現れる。 毎晩公衆電話からのイタズラ電話に悩まされていると言い、家賃が安いことと関係しているのではないかと懸念していた。 只事ではない雰囲気を感じた久保は「私」に、部屋やマンションではなく「土地」に原因がある可能性を示唆する。 + 小井戸家、根本家、川原家 「私」と久保は初めて顔を合わせる。 2人は現在と過去の地図を手に、マンション向かいの益子家に岡谷マンションが建つ以前の土地について尋ね、マンションが建つ前に最後にその土地に住んでいた「小井戸家」の存在を知る。 当時を知る町内会の秋山に尋ねると、主人の小井戸泰志は「隙間が嫌いだ」と言い張り、家の中や床下にまでゴミを詰め込んでおり、いわゆるゴミ屋敷に1人で住んでいたという。 そして後日秋山が家を訪ねた際に、ゴミの山の中で孤独死している小井戸を発見したという。 他にも、同じ土地内で暮らしていた「根本家」では、痴呆の老婆が「床下に猫がいる」と、縁側にずっと伏せたままでいたといい、「川原家」は高校生の息子が家庭内暴力をふるったり、方々にイタズラ電話をかけたりと問題を起こしていた。 益子家や秋山もこの土地に移り住んできた人であり、そもそも住民の流動性が高い土地柄だということがわかる。 久保は「川原家」のイタズラ電話の話と、隣の飯田家にかかってくるイタズラ電話に妙な繋がりを感じる。 後日、2人はより過去について知るために、地元の古い住人の一人で写真館を営む田之倉に話を聞く。 現在岡谷マンションが建つ土地は、かつて「根本家」と「高野家」の二軒の土地であり、そのうちの一軒である高野家で「ある事件」が起こったという。 + 高野トシヱ その事件とは、高野家の娘の礼子が嫁ぎ、その披露宴後に母トシヱが自宅で首を吊って自殺したというものだった。 「私」は、「首吊り自殺した着物の女」の正体はこの「高野トシヱ」だと確信する。 2人はかつて高野家と親交があった日下部姉妹を訪ねる。 高野トシヱの様子がおかしくなったのは、高校を卒業して以来仕事で家を離れていた礼子が戻ってきてからだという。 トシヱは道中で突然「赤ん坊の泣き声がする」と言い出したり、「床下から赤ん坊が湧いて出る」と漏らすようになり、近所ぐるみで赤ん坊を夜通し泣かせて眠れないようにしていると疑い、人間不信になっていったという。 日下部姉妹は、当時礼子が東京で男遊びの末に妊娠し、流産したか結婚を機に子を堕ろしたのではないかという噂が流れていたといい、それが原因でトシヱが精神を病んでしまったのではないかと語る。 その晩、久保の住む202号室でこれまでの証言を整理する2人。 久保は音のする部屋を閉ざしてしまい、ものを投げ入れるようになってしまっていた。 高野家の跡地でゴミ屋敷に住んでいた小井戸もまた、久保と同じように何かを見たり聞いたりしてしまい、最後には家の中で何も見ないように家の隙間という隙間をゴミで埋めていたのではないかと考え、自殺した梶川は202号室で高野トシヱの霊に呼ばれ、赤ん坊の声に悩まされていたのではないかと推測する。 久保は「音」の原因が「高野トシヱ」だったと納得し、1年の契約期間を残しながら引っ越すことを決めた。 + 中村美佐緒 久保は新居に引っ越してからは音に悩まされることはなくなり、就職先も決まった。 「私」は夫との同棲のために、新築の一軒家への引っ越しを行っていた。 これまでの一件を雑誌に掲載するべく、喫茶店で担当の田村と打ち合わせをする「私」。 だが、トシヱの自殺の原因が本当に娘の堕胎によるものなだったのかどうかが引っかかっていた。 特に日下部姉妹が証言した、「赤ん坊が『湧いて出る』」という表現が気になる「私」だが、たまたま近くの席に居合わせた怪談作家の平岡芳明が「湧いて出た赤ん坊は複数いたのでは」と助言し、一件に興味を持つ。 平岡は、似たような話を聞いたことがあると持ちかけるが、 「全く別の話だと思ってたのが、『手繰ってくと、根は同じだった』っていうこともある」 「そういうのは業が深い、いわゆる『ヤバい話』ってやつです」 と話に興味を持ちつつも取り扱い方に注意するよう警告し、その話を語る。 かつて千葉にあった廃屋に肝試しにきた若者たちが、床下から赤ん坊の顔が"複数"這い出してくるのを見たという。 その廃屋には、かつて自分で産んだ嬰児を殺して床下に隠していた母親が住んでいたという。しかし母親が逮捕されたとき、床下から発見された赤ん坊の死体は"1人"だけだった。 2つの話に繋がりを感じる平岡は、「私」が追っている一件の調査に協力し、後日その怪談の詳細について「私」に連絡する。 犯人である母親の名は「中村美佐緒」。 事件の大筋は平岡が語った通りだったが、実際には美佐緒はこの事件の以前に住んでいた長屋でも毎年のように産んだ子供を殺していたというのだ。 その長屋はすぐに取り壊されて更地となり、1年後そこに建ったのが「根本家」と「高野家」だったのだ。 「私」は久保に、高野トシヱは「長屋の跡地の「穢れ」に触れてしまったことで死んだのではないか」という仮説を唱える。 その穢れが後々その土地に住む人々にも伝わり、災いが連鎖しているのではないかと。 久保はミステリー研究会の後輩と共に長屋が建つ以前の土地について調べ、明治から大正にかけてその土地に住んでいた「吉兼家」にたどり着く。 + 吉兼友三郎 「私」は一連の調査を始めて以来、疲れからか、少しやつれていた。 久保からの連絡を受けた「私」は平岡に依頼し、「吉兼家」についての情報を得る。 吉兼友三郎は15歳で精神病を患い、「焼け」「殺せ」という怨みの声が聞こえるとして家族を殴ったり家に火をつけようとするなど暴れ、私宅監置されていた。 友三郎の座敷牢には汲み取り式の便所があり、彼はそこから抜け出して、床下をよく徘徊していたという。 「私」は、中村美佐緒が犯行の動機について「床下から声が聞こえた」と証言していたことを確認し、平岡とともに事件の繋がりと、ことの大きさを実感する。 「小井戸家」が床下までゴミで埋まっていたことも、「根本家」の老婆が床下に耳を傾けていたことも…。 「私」と久保は、吉兼家の菩提寺の住職である國谷に友三郎について尋ねる。 しかし吉兼家は途中から土地を離れており、友三郎の記録は残っていなかった。吉兼家について最後に記録が残っているのは、20歳で吉兼家に嫁ぎ24歳の若さで亡くなった、友三郎の継母である「三善」という女性についてだった。 この寺では三善の一周忌の際、嫁入り道具の1つであった絵を預かり供養していた。 綺麗な姫の絵だったのだが、時々その顔が醜く歪むという。友三郎の資料の中にそれらしき絵がわずかに写っている写真があったが、國谷は「見たことがないのでわからない」という。 三善の実家は福岡であると聞き、平岡の紹介で福岡出身の心霊マニアである三澤徹夫に話を聞くことにする。 + 奥山家 三澤を招く一同。三澤は、三善の実家である奥山家と顔が歪む絵について語る。 奥山家は炭鉱を所有する富豪であったが、ある日炭鉱内で火災が発生した。 炭鉱内の火災は周りが石炭に囲まれているために鎮火が難しく、最も有効な手段は「坑道を塞いで酸素の供給を断つ」というものだった。 当時の奥山家当主は、まだ労働者が中に多数残っていたにもかかわらずそれを実行し、多くの犠牲者を出した。 奥山家は明治の終わりから大正の初めに途絶え、最後の当主は家族を皆殺しにし、部屋に火をつけ、自らは山中で首を吊ったという。 この一件は、死んだ労働者たちの祟りではないかと言われており、これ以来奥山家の姫の絵の顔が歪むようになり、そのとき必ず轟々とした風の音と、たくさんの人のうめき声が聞こえ、歪んだ顔を見た者には必ず呪いが降りかかると言われていた。 奥山家についての話は一種のタブーであり、話しても聞いても祟られる、というそれ自体が怪談となっているという。 そして「私」は、この話と似たような話を以前書いたことがあったのだ。 それは投稿者が小学生のころ、親戚の家に遊びに行った時の心霊体験談であり、その家は「没落した炭鉱王」の土地を買って建てた家だった。 三澤は、この話を投稿した人物に心当たりがあるようだった。 + 真辺幹男 「私」は田村とともに投稿者である真辺と接触し、当時心霊体験をした親戚の家について尋ねる。 家の主であった「真辺幹男」は、当時悪趣味なコレクターとして知られ、呪いや呪術にまつわる様々なものを多数コレクションしていたといい、最期はコレクションの1つである「持ち主を祟る日本刀」で自殺したという。 そして真辺幹男の家はまだ現存していると知り、潜入することを決める。 深夜 「私」、久保、平岡、三澤は廃屋になった真辺邸を訪れる。 「私」は原因不明の肩こりや首の痛みに悩まされるようになっており、首にコルセットを付けるほどになっていた。 家内には仏壇と神棚の両方が供えてある間があった。 さらに奥へ進むと、再び仏壇と神棚の間が。そして鉄扉で閉ざされていた最深部には、壁一面には大量の魔除けの札があり、真辺幹男がコレクションしていたという曰くつきの品物が揃い、床には幹男が自殺した際のものと思われる血痕が残っていた。 「私」は、真辺幹男が悪趣味のコレクターではなかっと悟り、彼の最期について推測する。 真辺幹男は、奥山家の炭鉱跡地に家を建てたことでその「穢れ」に触れ、労働者たちの祟りに苦しめられるようになった。 真辺は神に縋り、仏にも縋ったが叶わず、最後の手段として魔を持って魔を祓おうと呪いや呪術の類のものを集めたのであった。だが、それでも「穢れ」を祓うことはできなかった。 その後、一同は真辺幹男から情報を辿り新たな「奥山怪談」は次々と見つかるのであった。 後日、久保は、岡谷マンションでの隣人であった飯田家が無理心中を図ったというニュースを知る。夫の章一が妻と息子を刃物で刺し殺し、部屋に火をつけ、自らは首を吊った。まるで、奥山家最後の当主のように・・・。 + その後 「私」は久保から、これまで自分が何のために調べてきたのかわからなくなり、もう「奥山怪談」にまつわる調査は止めたいと相談される。 さらに新居でも再び「音」が聞こえるようになり、いざとなったらまた引っ越すと言う。「私」もそんな彼女の気持ちを汲み取り、彼女を見送るとともに一連の事件の調査を終えた。 2年後 久保は予定通り就職し、社会人生活を始めた。 かつて岡谷マンション405号室で、久保と同じ現象に悩まされていた屋嶋は、引っ越し先で怪異に悩まされることはなく、娘も変わった様子を見せることなく6歳の誕生日を迎えていた。 岡谷マンションの別部屋の住人であった辺見は、依然同じ部屋に住んでおり、マンションの向かいに住む益子家とも交流して何不自由ない生活を送っているという。 久保が住んでいた岡谷マンション202号室はその後三度住民が入れ替わり、今は空き部屋だという。 「私」の首の痛みは、二十年来の湿疹によるもので、奥山家とは関係なかった。 + ... 床下から赤ん坊が『湧いて出ている』ことに、屋嶋家はまだ気づいていない 益子家の天井を一心に見つめる辺見家、益子家の子供たち 「私」の新居では、人が通ると反応するセンサーが『誤作動』するようになる。 そして「私」のもとには、公衆電話からの電話が・・・ 「今、何時ですか?」 住職の國谷は、寺に保管されている奥山家の姫の絵を広げる それを見て不敵に微笑む國谷のもとに轟々と風が吹き、絵の中の姫の顔が歪むのであった 話しても祟られる 聞いても祟られる 追記・修正しても祟られる △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] >「私」の首の痛みは、二十年来の湿疹によるもので、奥山家とは関係なかった。 ズコー -- 名無しさん (2017-01-20 08 34 41) がしかし、その話をずっと聞いていた人がいたことを忘れてませんか? -- 名無しさん (2017-01-20 09 40 50) ↑どゆこと? -- 名無しさん (2017-01-20 23 32 32) ↑読者もこの話聞いたよね? -- 名無しさん (2017-01-20 23 48 48) あぁ………でもそれと首の痛みに何の関係が? -- 名無しさん (2017-01-21 04 25 11) 関わりのあったメンツの大体が今後も被害受けそうなのに私さん強スギィ! -- 名無しさん (2017-01-21 04 57 03) 首の痛みとか「心霊現象っぽい事象」の九割九分はただの虚妄ってこったろ。だからこそ残り一分が……って話であって -- 名無しさん (2017-01-21 13 06 10) ↑2 記事内に明言無いけど「今、何時ですか?」は久保さんが受けていたイタズラ電話の内容と同じ。つまり・・・ -- 名無しさん (2017-01-21 14 04 24) ↑久保さんの隣の飯田さんが受けてたイタズラ電話やな -- 名無しさん (2017-01-21 14 53 52) 映画の再現度高くてビビッた思い出 -- 名無しさん (2017-01-21 20 31 53) 小説は想像させる怖さがあったけど、映画は映像ならではの怖さがあったな・・・。それこそ最後の絵とか。 -- 名無しさん (2017-01-22 01 01 47) 映画版のみ見たけどホラーとしてよりミステリーっぽくて面白かったな それでも要所要所は怖いんだけど -- 名無しさん (2017-01-22 13 49 04) 小説は長い前書きだと思ってたらそれが本編だったな。映画はところどころノンフィクションのインタビューっぽくておもろかった -- 名無しさん (2017-11-12 00 26 21) ↑監督の中村がそういう作品を撮ってるから。 -- 名無しさん (2017-11-12 06 01 42) 数々の不可解な現象を辿って行ったらそれが全て一つの事情に繋がっていく所が「ノロイ」という映画に似ていると思った。複数の赤ん坊の泣き声が聞こえるとか特に。 -- 名無しさん (2018-03-28 16 29 11) 気になってたのをやっと見た。……夜に見なきゃよかった -- 名無しさん (2018-05-13 01 20 58) 作者の「鬼談百景」を読むと地味に繋がっていて面白いんだよね -- 名無しさん (2019-08-27 16 32 28) 映画は見たが、話の性質上怪談が質より数になってて、正直怖さはあまり感じなかった -- 名無しさん (2019-11-04 14 24 36) 原作は今まで見た怖い話の中でブッチギリで怖いと思った。いかにも現実にありえそうな淡々と進む描写が怖すぎる。でもお化けドーンギャァァ的な怖さの対極だから人を選ぶ怖さだとは思う -- 名無しさん (2020-03-15 13 39 07) 事の発端が炭鉱の火災というが、それなら戦争や大量死で亡くなった者達もまた『穢れ』になりそう。自分の住んでいる場所、土地には知らない過去があるというキャッチコピーを聞いて自分がいる場所、もしくは周辺の歴史を調べたら過去に惨劇があったと知ったら・・・それはそれで覚悟しよう。 -- 名無しさん (2020-10-15 16 01 22) 坊さんは結局なんだったんだ? -- 名無しさん (2020-10-15 16 31 19) 土地の過去を調べていく内に当時の住人の行動を目撃した人達の証言を聞くと、単なる奇行ではない事が分かる過程がじわる。 -- 名無しさん (2020-10-21 13 01 13) [] -- 名無しさん (2020-10-21 14 45 02) 映画を「同棲予定の彼氏と見にいったら口きいてくれなくなった」って話で吹いたっけなあ。他の人からも「これをチョイスすんな」とツッコミ入ってたがw -- 名無しさん (2020-10-21 14 46 34) これ炭鉱事故を発端としてそこからいろんな呪いが生まれていって、それがマンションで再び集まったってことでいいんだよね? -- 名無しさん (2020-10-21 15 14 13) 炭鉱事故の所は北炭夕張新炭鉱ガス突出事故がモチーフかな。炭鉱内でメタンガスの大量噴出とそれに続いた爆発火災で二次災害まで出てしまって、結局作業員の身内全員の了承を何とか取り付けた上で川の水ぶち込んで漸く消し止めたけど、中はもう地獄絵図を超えたナニカで最後の遺体が収容されたのが事故から163日目だったという… -- 名無しさん (2020-10-21 16 39 10) この映画見て自分の周辺の土地の歴史を調べたら、ガチで陰惨な事件があった事を知ってゾクッとした。 -- 名無しさん (2020-10-21 23 08 49) 移った先でもどんどん増えてっちゃうからそのうち倍々ゲームみたいに増えてって人が住めるところも無くなっちゃいそうという恐怖でいっぱいになってしまった -- 名無しさん (2021-09-13 10 15 23) 小野不由美はこういうジワジワくるホラーが上手いんだよな。その時はサクッと読めるけど尾を引くようなの。 -- 名無しさん (2021-09-13 12 03 39) 今更だけど、ホラー・ミステリー専門の小説家で夫の直人ってわかりやすいくらい綾辻先生だったんやな -- 名無しさん (2021-09-13 12 35 01) ”私”の新居では今は箒の掃くような音ではなくプイプイという奇怪な音が聞こえてそう -- 名無しさん (2021-09-13 16 09 55) 実写版の後日談はよく見るとヒェッてなる -- 名無しさん (2021-09-15 01 27 19) 「私」さんや小説家の皆さんの(当然っちゃ当然かもしれないが)ホラー耐性の強さよ -- 名無しさん (2021-09-15 16 05 53) タイトルは呪術廻戦のリスペクト? -- 名無しさん (2021-09-15 16 13 30) ↑呪術廻戦で「残穢」というと作中出てくる「呪霊・術師の呪力の痕跡」のこと?多分その用語は、この項目の作品(と原作小説)が元ネタだと思う -- 名無しさん (2021-09-15 16 24 00) ↑2 物凄い疑問なんだけど、そういう書き込みする前に「残穢の原作の発売日」「映画の公開日(書いてあるけど)」「呪術廻戦の連載開始日」この三つの時系列を何で調べようとしないの?PCかスマホか知らんけど、あなたが使ってるのはかまぼこ板か何かなの?原作の初版発行日が2012年7月20日、映画公開日が2016年1月30日、呪術廻戦の連載開始日が2018年14号なのに、どうやって残穢が呪術廻戦をリスペクトするの?こんなの一分もあれば調べられるよ? -- 名無しさん (2021-09-22 21 33 57) 自分が初めて見た用語や物事をその作品が初出と思い込んでしまうのは特に若いうちはありがちだけど、調べもせず発することで「あの作品のファンはあろうことか元ネタをパクり扱いする」「やっぱあの作品ファンはキッズ」などと結果的に好きな作品に悪印象与えかねないからほんと気を付けたほうがいい -- 名無しさん (2021-09-22 22 47 48) 残穢なんて言葉遊びすれば容易く思いつける造語なんだからたまたまマイナーな作品と被っただけだろ 呪術の専門用語とタイトルがたまたま同じで呪術きっかけで興味をもってくれたなら残穢の作者も冥利に尽きるだろ -- 名無しさん (2021-09-26 14 50 21) 小野不由美がマイナーとか世間しらなすぎてやべーよ 呪術の作者は謙虚というか驕りのなさそうな性格してるのにファンのせいで印象悪くなるのが気の毒。つか新刊が出たら本屋が深夜や早朝に臨時で店開けたのって春樹とこの人の十二国記くらいしか記憶にないけど、呪術はある? -- 名無しさん (2021-09-26 20 06 23) 小野不由美はドメジャー作家ですよねぇ…… -- 名無しさん (2021-09-26 21 06 23) ↑2ハリーポッターも追加で。 ↑むしろ知らない人いるのか…ってレベルだよね。漫画家で言うなら尾田栄一郎とか高橋留美子レベルだと思う。 -- 名無しさん (2021-09-26 21 11 46) というか呪術の残穢ってワードが出た回の幕間ページにこの作品から持ってきてるってそこそこのスペースとって説明してるぞ -- 名無しさん (2021-10-01 00 36 48) リアルだと、こういう曰く付きのある安い所には、安く借りたがる底辺人間が入るんで。部屋が呪われてるというより、住む人間がヤバイ(社会的に終わり際とか) -- 名無しさん (2021-10-01 02 54 18) 上の方にあるプイプイという音って、綾辻先生が夫婦でモルカー可愛いってハマった近況報告してたあれかw -- 名無しさん (2021-10-01 08 07 23) ちなみに鬼談百景に出てくる怪異や現象は、残穢の炭鉱の男達や犠牲者達と異なり、行動がかーなりアクロバット。正直、残穢の霊達より邪悪な個体がいると思う。 -- 名無しさん (2022-02-04 12 58 16) 炭鉱事故が発端とされるが、実は掛け軸こそが元凶だとする考察もあり。この考察を読んだ人はさらに考察し、掛け軸の女には死者が見えていて、死因はいずれも首(犠牲者の何人か窒息死)に関するものだったのでは?と解釈している。 -- 名無しさん (2022-07-13 22 33 15) 某小説で書かれた某作家のいい間違えを思い出してしまう -- 名無しさん (2022-08-18 21 47 07) 「焼け、殺せ」という呪いの言葉の元ネタはおそらくアメリカ映画の「悪魔の棲む家」のモデルになったデフェオ一家殺害事件を起こしたロナルド・デフェオ・ジュニアの「家族を殺せ」という幻聴。が、実際はロナルドの担当弁護士が金儲けのために作り上げたデマであるらしく、惨殺事件が起きたデフェオ一家の土地にはホラーにありがちな何の恨みも呪いもなく、DVや麻薬で荒んでいた家族関係が真の動機とされている。デフェオ一家の自宅は今でもありもしない幽霊屋敷として見物人が訪れている模様。結局、呪いや幽霊、妖怪より一番怖いものは人間しかいない、ってのは揺るがない事実。 -- 名無しさん (2022-08-23 10 29 23) ↑テレビでやってたばっかの付け焼刃の情報知識ひけらかしたいからってこんな所で披露するお前には確かに恐怖を覚えるが・・・ -- 名無しさん (2022-08-24 19 54 13) 項目立ってないけどほぼ同時上映みたいなノリで映像化(Vシネ化)された鬼談百景も超オススメ。珠玉の短編オムニバスになっていて残穢と同様派手なビビらせ演出に頼らずに淡々とホラーをやっている -- 名無しさん (2023-07-06 02 21 08) 全体としてはすんごい怖いんだけど、要素要素を一人ずつ切り取ってくと「穢れの地に住む老婆をずっと陰から呪っていたのに当人には最期までネコチャンと勘違いされて終わった声」が居てそこだけ笑っちゃう -- 名無しさん (2023-09-23 02 01 35) ホラー調のミステリって感じでじっくり怖がらせてくる感じだったんだけど、だからこそ最後の三澤のシーンだけ浮いてるというか、もう少し匂わせる位の方が余韻あったかなあ…って思った -- 名無しさん (2023-11-23 15 24 41) この手の作品が好きな人は「変な家」も刺さると思う。 -- 名無しさん (2024-02-26 17 23 57) ↑3ある程度ボケが入ってる人だと呪いを呪いと実感することもないんだろうな -- 名無しさん (2024-05-21 10 33 49) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/unidentified-object/pages/126.html
スレ80まとめへ戻る 13 :本当にあった怖い名無し:2009/10/14(水) 20 12 26 ID IJ9Vkq410 前スレの考え中の論点を整理すると、以下の3点になるかと 1、一般的な大人の幽霊観とは異なる幽霊観をもつ子供がいる 2、その子供の幽霊観とは、モンスター(異質な怪物としての存在)である 3、その子供とモンスターを媒介するものは”死の恐怖”ではなくて、”概念以前の実感”である 彼は1の特称命題を全称命題にしているふしがあるw 2のモンスターについてはもう少し掘り下げてほしいな 3の論点、概念が先か知覚が先かという問題は、哲学史上の問題だから、ココでやってると死亡するよ 15 :本当にあった怖い名無し:2009/10/14(水) 20 33 45 ID rTk3lRUl0 13 ちょっと突っ込ませてもらうが、2は違うぞ。 子供が見たという幽霊でモンスター型はほとんど無いぞ。人型の方が多い。 逆に大人が見る幽霊は人型よりも体の一部が欠損していたり、人の形をしていないものが多い。 想像している幽霊については大人の方が人に近く、子供の方がモンスターに近い。 大人は宗教観や教育の影響、子供はアニメや漫画の影響って感じだろうがね。 想像する幽霊と見る幽霊は全く違う状態だよ。 19 :本当にあった怖い名無し:2009/10/14(水) 21 11 06 ID 8t3A2mns0 15 子供が見たという幽霊でモンスター型はほとんど無いぞ。 1と2の論点を合わせて読んでもらえばよいかと 1と2は 「一般的な大人の幽霊観とは異なる、モンスターとしての幽霊観をもつ子供が少なくとも一人いる」 という意味ですよ ほとんど無い場合でも無問題 あと、この整理そのものが妥当じゃないかもしれないんで、いちおう前スレをお読みください 20 :馬鹿猫:2009/10/14(水) 21 14 39 ID dNimLkV80 3も違うわな。 22 :本当にあった怖い名無し:2009/10/14(水) 21 23 02 ID 8t3A2mns0 整理が間違っていたかな 23 :本当にあった怖い名無し:2009/10/14(水) 21 25 30 ID 8t3A2mns0 というか本人に正してもらうのが一番いいんだが 27 :考え中:2009/10/14(水) 21 51 39 ID OwwfM9eP0 おしべめしべしてる間にもうちょっと弾が出てるかと思ったけど でてないね… 31 :考え中:2009/10/14(水) 22 06 20 ID OwwfM9eP0 13 主題は「死の恐怖」が幽霊体験において必然か否か。 子供は大人のように「死を恐怖」するほど概念を飲み込んではいない。 単に単語を使ったからと言って、概念まで実感として理解しているわけではない。 幽霊という単語においても同じことが言える。大人が抱くのと同じように 幽霊を捕らえているとはいえない。 大人が言う幽霊は社会的な人間関係の中で理解される「恨み」「怨念」といった 心情的実感を含むが、子供にはそういったものはほとんど理解されていない。 子供における幽霊とは大人の言う幽霊から、そういった経年で理解される心情的 実感をおおよそ取り除いたようなものである。あえていえば、それは 異質なモンスターと形容できよう。 また、ここでも「幽霊」という言葉を使っているからと言って、大人と同じ幽霊を 概念として持っているわけではないのは明白である。 子供が幽霊を異質なモンスターとしての幽霊観をもとに見る、とは言ってはいない。 ここで説明されているのは、「死の恐怖」なる概念が、子供の幽霊体験を誘発 してはいない、とうことである。 代換として、モンスターとしての幽霊が置き換わると言う論旨ではない。 82 :本当にあった怖い名無し:2009/10/15(木) 01 02 34 ID jrYLGo0BO 子供のみる幽霊の話から何故か煽りあいでスレ加速したな まーこの日本は特にそうだと思うけど、絵本やら漫画やらTVやらで お化け幽霊、超常現象を扱った話が子供の耳に入る事は多いんじゃないかな 子供の方でどう理解してるかは知らんが 自分は小学1年か2年ぐらいの時には自爆霊とか浮遊霊って言葉は知っていて、だいたい意味も理解していた 兄の友人が心霊写真にはまっていて、本を見せて説明までしてくれていたので でも実際に見たことはないね 83 :本当にあった怖い名無し:2009/10/15(木) 01 44 17 ID CzIW4mpq0 幽霊とか何とかが子供の耳に入る事は多いだろうね。 学校っていう情報共有の場があるしね。 ただ、そういう風習みたいなものも世代交代する度に薄れてきて るんじゃないかな。子供が信じても親や学校、メディア等の社会 の方が締め出してきてるし。 あと、今は昔ながらの教訓めいた怪談話から、単に不安を煽る 理不尽なケースが多い都市伝説にシフトしてきてる。 昔の伝説や神話には今でいう自然科学的な意味、宗教や怪談 にはメンタルヘルスや道徳の面で存在価値があったんだろうけど 都市伝説にはコミュニケーション手段や好奇心の充足としての 価値しかないように思える。 当然、70年代と違って他のコミュニケーション手段も随分増えて いるから、もう都市伝説もあんまり機能しないのかもね。 84 :本当にあった怖い名無し:2009/10/15(木) 05 32 32 ID 7gkQwbdW0 82 子供のみる幽霊の話から何故か煽りあいでスレ加速したな さっき起きてログまとめ読みしたけど、 オレには 帰納法(考え中)VS演繹法(考え中以外) の争いに見えたな 思考法としては、帰納法も演繹法も別に間違いではない 85 :本当にあった怖い名無し:2009/10/15(木) 07 14 01 ID j+urX4bBO 子供が死に対して云々は人によるのではないかな。 オレは小学生の頃、死とか宇宙の事を色々考え出したら怖くて寝れない事が時々あったぞ。 その頃は幽霊を信じてたし、ここで肯定的な人達が言ってるような事を考えてたしな。 86 :馬鹿猫:2009/10/15(木) 08 05 12 ID RfyQQMeB0 子供が幽霊を見るのに死や宗教的な知識はいらない。では何故子供は「幽霊」を 見たと思うのか?またどうやって幽霊という概念を身につけたのか?そしてその 幽霊という概念は誰が作ったのか?作った人間にとって何故幽霊が心の中に必要 だったのか? よーく考えなさい。みなが認めるお前の読解力の低さ。解ってないのはお前だけ。 考える事が出来ないからコテの意味が無いんだよなお前は。 87 :本当にあった怖い名無し:2009/10/15(木) 08 44 18 ID tqQXlhIo0 馬鹿 子供が幻視を見ることに、呼び名や概念の自覚などなんら関係ない。 そして、おまえにとって幽霊の概念とは何だ? 既成概念によって見るのなら、自ら意識操作して幻視を見ればいい そして幻覚とはなになのか解き明かしてみろ。 いずれにせよ馬鹿は幽霊が実存か否かってことからは論点がずれてるよ。 90 :馬鹿猫:2009/10/15(木) 10 52 41 ID RfyQQMeB0 87 お前も考え中レベルの読解力だな(笑)駄目だここはw 102 :本当にあった怖い名無し:2009/10/15(木) 16 19 06 ID tqQXlhIo0 だいたいさぁ、何もない空間に向かってお爺ちゃんと話してるという 三歳前後の子供は、幽霊なんて知らないだろ。馬鹿はどお思う 104 :馬鹿猫:2009/10/15(木) 17 01 38 ID RfyQQMeB0 102 何もない空間に向かってお爺ちゃんと話している三歳前後の子供は幽霊なんて知らない。 知らない子が多いだろうね。だから本人は幽霊と話をしたとは言わないだろ? お爺ちゃんと話をしたと言うはずだ。それが幽霊じゃないか?と思うのは幽霊という概念を もつ大人が後付ですること。 109 :本当にあった怖い名無し:2009/10/15(木) 20 39 19 ID 7gkQwbdW0 104 それが幽霊じゃないか?と思うのは幽霊という概念を もつ大人が後付ですること。 問題は、「大人が後付けする前のモノ」を考察の対象に含めるかどうかだと思うんだが 考え中は含めるべきと主張し、お前さんは含めるべきでないと主張している という理解でいいんかいな? (間違ってたら率直に指摘してもらってかまわないけど、いきなりの罵詈雑言は 勘弁してくれ。ヘコむ) 110 :馬鹿猫:2009/10/15(木) 20 50 06 ID Wt5tS8+90 ID変わってますが馬鹿猫です。 109 3歳児が空を見上げて嬉しそうに会話をしている。 大人「どうしたの?誰かいるの?誰としゃべっているの?」 子供「あのね、○○君がね、昨日遊べなくてごめんねって言ってるの。」 大人「…。」○○君は昨日交通事故で亡くなっていた。 さてこの現象をどう見ますか?。ちなみに風邪気味なんでもう寝てしまうかも。 死に神が見えてきた(笑) 111 :本当にあった怖い名無し:2009/10/15(木) 21 10 15 ID t77E0fsFO なかなか理解されないね。 子供が誰もいない空間を見ている。 このような現象が①ただの一人遊び②ただなんとなく③なんたらかんたら④…⑤… などではなくA心霊現象である。 という決め手が無いならば、①…らの理由のどれかで事足りてしまう。 なのにAを用いるのはたまたまAという概念があったからであり、そんな概念が無いならば①…で事足りている。 考え中さんにしろ、Aという概念を知っているから一生懸命Aを探しているに過ぎない。 こういうことでしょ? 114 :馬鹿猫:2009/10/15(木) 21 22 42 ID Wt5tS8+90 です。 「○○君と遊ぶのを余程楽しみにしていたんだろうなあ。遊べなくて 本当に残念だったんだろうなあ。」 と私なら思います。子供によく見られる直感像だなと。 この手の話を聞いてぞっとしたとか、まんまそれは霊だ!という感覚を持つことイコールが 文化が作り上げた幽霊と言う既成概念に縛られて思考が停止している証拠ってことですね。 ありがとう。お休みなさい。 関連 「幽霊を見た」と言う人は、概念のバイアスが掛かってるんじゃないか
https://w.atwiki.jp/tetsunohikari/pages/36.html
概説 キャサリンのセッション 複数の退行催眠 至高体験 概説 ブライアン・L・ワイス(Brian L. Weiss、1944年11月6日-)は、アメリカ合衆国ニューヨーク州出身の精神科医。1966年にコロンビア大学を卒業後、1970年にイェール大学医学部で医学博士号を取得。過去生退行催眠療法の第一人者である。 ワイスは、元々、科学者として、また医者としての思考法をしっかりと身につけ、保守的な専門分野に押し込めていたと言い、伝統的な科学の手法で証明されないものは、何であれ決して信じなかったと言う。そして、心霊現象も自分とは全く関係がないと思っていたようであるが、キャサリンという女性と出会い、彼女の病状を改善させようと催眠療法を試していく中で、キャサリンが自分の過去生を想起したり、非常に進化したマスター達(肉体に宿っていない非常に進化した精霊達)からの情報を伝えたりすることに驚くばかりであったと言う(*1)。そして、生まれる前や死んでから後の魂の体験に関する研究に、少しでも貢献するために1988年に『Many Lives, Many Masters』(邦題:『前世療法』)を記した。その中では、以下のように述べている。 私は相変わらず科学論文を書き、専門家の集まりで講義し、病院の精神科の部長をしている。しかし今や、私は二つの世界に足を踏み入れている。五感で察知できる私達の肉体と物質的欲求によって代表される物質界と、私達の魂と霊によって代表される非物質的な世界である。この二つの世界はつながっており、そしてすべてはエネルギーだということを私は知っている。それなのに、この二つの世界はしばしばあまりにも遠く離れた存在であるように見られている。私の仕事は、注意深く科学的に、この二つの世界を結びつけ、その統合を記述することだと思う。(*2) 人生は目に見える以上のものだということを知ることが大切なのだ。人生は五感を超えた所にまで広がっている。新しい体験や知識を受け入れることが第一である。「我々の仕事は学ぶこと、知識を通して神のようになることである」(*3) キャサリンのセッション 1980年にワイスはキャサリンという患者に出会ったが、キャサリンの不安感や恐怖感が改善されなかったため、催眠療法で治療しないと心身の健康を回復できないと判断し実施した。そして、催眠療法の実施により病状の原因となった時まで退行させていく中で、キャサリンは、エジプトやローマなどでの過去生を始めとする無数の過去生へ逆行していくという現象に直面する。そして、キャサリンは過去生での死の場面に直面すると光の存在との出会いなど臨死体験と類似した中間生を体験している。ワイスは、キャサリンの死に対する考えが転生の度に全く違っているにも関わらず、彼女の死の体験は同じであり、死の瞬間前後に意識体が体から離れ、素晴らしいエネルギーに満ちた光の方へ引き寄せられていき誰かが助けに来てくれるのを待っているというプロセスを経ていることを述べている(*4)。なお、その時、キャサリンは、エリザベス・キューブラー=ロスやレイモンド・ムーディの臨死体験研究の本を一冊も読んだことがなかったようである。 そして、中間生を体験している間に、キャサリンは、マスター達の教えをワイスに伝える事ができたという。キャサリンはワイスの私生活については殆ど知らなかったが、マスターたちは、キャサリンを導管としてはセッションの中で、ワイスの小さな息子が心臓の病気で亡くなった事や、彼の魂が非常に進化した魂であることを語ったという。そして、そのとき以降、ワイスの人生はすっかり変わったと述べている(*5)。ちなみに、キャサリンも病気から恢復し、昔の症状は見えなくなった。 また、ワイスは、キャサリンの過去生の記憶について遺伝的記憶について検討しているが地球上のあらゆる場所に住んでいる過去生がある事や、子どもの居ない過去生などもあったことから遺伝的系統は何度も途絶していると述べ、カール・グスタフ・ユングの言う集合的無意識で説明するにもあまりに個別的であるといった事や中間生体験との整合性からも、生まれ変わり(輪廻転生)の考え方が最も理にかなっているとしている。(*6) 複数の退行催眠 ワイスは、患者に退行催眠を行うかどうかについては慎重であると言うが、複数の過去生へ戻る退行催眠を行ったという。しかし、中間生からメッセージを伝えることのできた人は殆どいなかったという。 ワイスは、個別に何百人という患者に退行催眠を行った(その何倍もの人々にグループで退行催眠を行った)といい、患者は医者、弁護士、会社役員、セラピスト、家庭の主婦、工員、セールスマン等様々で、宗教的信条や社会的地位、教育レベル、信条等も様々であったが、多くの人々が自分の過去生を思い出し、肉体的な死が訪れた後も自分が生きていた事を思い出したという(*7)。また、退行催眠により過去生を思い出すだけでなく、素晴らしいスピリチュアルな体験や癒しが起こるといい、ソウルメイトを見つけたり、亡くなった人からメッセージを受け取ったり、深遠な知識や知恵にアクセスしたりと様々な神秘的で驚きの出来事に出会うとも述べている(*8)。そして、退行催眠により過去に導くだけでなく、未来へ導いた事もあったという。 至高体験 ワイスは患者を診たあと、オフィスの安楽いすに腰かけて瞑想を始め深い瞑想状態に入っていた時、テレパシーによるトランペットのような「ただ愛せよ」という声はひびき渡り、すぐに目を覚ました。その声は典型的な10代の反抗期にいた息子のジョーダンのことを言っていると、知っていたという。それから1週間経ったある朝早く、まだ暗い内に私はジョーダンを車に乗せて、学校へ送って行った時、ジョーダンはすごく不機嫌であった。 その時、ワイスには怒るか、そのままにするか、2つの選択があったが、「ただ愛せよ」という言葉を思い出して、そのままにしておく方を選んだ。そして、学校の前で彼を降ろす時に「ジョーダン、お父さんはお前を愛しているからね」と言った。その後、驚いた事にジョーダンも「僕もお父さんを愛しているよ」と言ったという。ワイスはそれから病院へ向かったが、教会の前を通りすぎた時、太陽がちょうど、気の真上に昇ってくるところで、庭師がのんびりと芝を刈っていた。その時の至高体験を以下のように記している。 突然、私はすばらしいやすらぎと喜びに満たされました。自分がとても安全で、守られていて、世界は完璧な秩序を保っていると感じました。庭師も木々も私の見るものすべてが、光り輝いていました。ほとんど向こう側がすけて見えるような感じでした。すべてのものが透明な金色を帯びていました。私はすべての人、すべてのものとつながっている自分を感じました。庭師、木々、芝生、空、木をかけ登るリス。恐怖心も心配も一切ありませんでした。未来は完全に見通せ、すべてが完璧でした。(*9) そして、ワイスは病院へ着くまで、全ての物が透き通り輝いて見えたといい、超然とした思いやりとやすらぎも喜びも続いていた。忍耐強さと幸福感とすべてのものとつながっているという感覚も、そのままだった。 その日の仕事を始めても、この状態は続き、人々の中とまわりが光っているのも、感じ、輝いているように見えたという。そして、人生の全てが繋がっているという事を体験し、すべては一つであるというワンネスの体験をしている。 その後、運営委員会に出席し、医者の倫理と誠実さについて意見を述べるためには、左脳の論理的な思考を必要であったため、意見を述べようと左脳で考え始めた時、分析的で現実的な自分に戻ったという。 ワイスは、その時以来、このような体験を5回か6回しているという。そして、瞑想をしていても、こうした状態は作る事はできず、それらは殆ど神の贈り物なのだと述べている。 参考文献 ブライアン・L・ワイス『前世療法 米国精神科医が体験した輪廻転生の神秘』山川紘矢・山川亜希子 訳 PHP文庫 1996年 ブライアン・L・ワイス『前世療法2 米国精神科医が挑んだ、時を越えたいやし』山川紘矢・山川亜希子 訳 PHP文庫 1997年 ブライアン・L・ワイス『魂の伴侶 傷ついた人生をいやす生まれ変わりの旅』山川紘矢 訳 PHP研究所 1996年 ブライアン・L・ワイス『未来世療法 運命は変えられる』山川紘矢・山川亜希子訳 PHP文庫 2009年 ブライアン・L・ワイス/エイミー・E・ワイス『奇跡が起こる前世療法』山川紘矢・山川亜希子 訳 PHP研究所 2013年 ブライアン・L・ワイス/エイミー・E・ワイス『ワイス博士の奇跡は起こる 過去生の記憶が持つ意識変革のヒーリングパワー』山川紘矢・山川亜希子 訳 PHP文庫 2015年 参考サイト https //www.brianweiss.com/