約 1,610,590 件
https://w.atwiki.jp/acesvro/pages/10.html
関連ブログ @wikiのwikiモードでは #bf(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するブログ一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_161_ja.html たとえば、#bf(ゲーム)と入力すると以下のように表示されます。 #bf
https://w.atwiki.jp/acesvro/pages/7.html
アーカイブ @wikiのwikiモードでは #archive_log() と入力することで、特定のウェブページを保存しておくことができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/25_171_ja.html たとえば、#archive_log()と入力すると以下のように表示されます。 保存したいURLとサイト名を入力して"アーカイブログ"をクリックしてみよう サイト名 URL
https://w.atwiki.jp/talesrowa/pages/399.html
Ace Combat -蒼紅連刃- 箒の後方先端より吹き出るものは今までの熱量の比ではない。 もはや火だと呼ぶしかない箒の中で焚かれた爆炎が周囲の大気を貪って旋風大嵐を巻き起こし、ディムロスたちを押し飛ばす。 その航行速度は先ほどまでとは桁が違う。彼女の放った地対空フリーズランサーの速さを僅かに上回っている。 空気抵抗も、機体重量も、そもそもの有人無人の有意差を含めて、その上で僅かに最高速度を上回った。 その意味に気づかぬアトワイトではなかったが、気付くよりも一歩ディムロスの加速が速い。 より巨大に、より先鋭となったファイアウォールは衝撃波とともに、 交差した八本のうちディムロスの眼前に立った運の悪い二本を消滅させた。 理想的密度以上に過凝縮された氷が気体と化してが爆発的な風を引き起こす。 彼らの背後を赤々と染める炎熱を目の当たりにしたアトワイトは唖然とすることを初手とするより無かった。 ディムロスが行った加速そのものには驚くべき要素はない。 他の変換装置を経由しての晶力の行使。今までと桁の違う出力は、より高位の術を燃料代りにしているからか。 ファイアストーム……だけとは考えられない。エクスプロードまではいかないくても、フレアトーネードはまず出している。 “速度が出ないなら、もっと燃料を炊けばいい”という至極シンプルな発想だ。 確かに高温になればより大きなエネルギーが生まれるのだから速度だって速まろう。 が、現実には物理の壁が立ちはだかる。風防の無い露天、魔的にあろうとも所詮は樹として朽ちる龍骨。 そして、アトワイトになくてディムロスにはある、例え音速の壁を越えられたとしても本当に危うい更なる壁――――人体への危険が。 『ッ、命令変更! 9番カラ12番集束射撃ッ!!』 驚愕を懸命に理性から押し放して、追撃に使うはずだった後詰のうちの半分を自分の前面に集めて発射する。 戦力は固めて使うのが当然であり、彼女の対応は決して正しいものとは言えなかったが、 ディムロス達の背後が夕空よりも紅くなっているのを見てしまってからの判断と加味すれば上出来というよりない。 “なんとしてでもあの殺人速度を殺さなければならないのだから”。 散発的な一撃ならばともかく4発分纏めて食らえば唯では済まぬと判断したか、ディムロスがアトワイトまでの直進コースを外す。 それを一目確認したアトワイトは速やかに乱れた前半8本を再編、ディムロスの後方より追撃させる。 あれだけの加速を行えば、当然回頭には負荷がかかる。カーブが頂点に達する一瞬今までよりも減速せざるを得ないはずだ。 だが、ディムロスはその思惑を否定した。 ディムロスの指示か、カイルが機首を大きく曲げ、ディムロス自身も炎嵐の噴射方向を変えて一気に90度近く右に曲がる。 強引に力を加えられたその軌道変更は、今までの旋回よりも半径を小さく鋭く、彼らに飛槍は一歩届かない。 1本が余熱にやられ砕けて溶けるほどの熱を纏って、ディムロス達が辛うじて飛び上った彼女たちの右斜めを横切っていく。 まだ決して距離がないわけではないのに、彼らの通った道をなぞる様にして渡る風がミトスの髪を煽いでいた。 吹き荒ぶ爆風の中、ミトスがトンと足を大地から蹴りあげてな飛翔し始める横で、 第一波を辛うじて凌いだアトワイトは残存する13本を並べながら、今の彼女からは想像もつかぬ叫びを上げた。 『止まりなさイっ! カイルを殺す気!?』 ディムロスは軌道を直して再突撃コースを選別しており、彼女の声にどう反応したかは分からなかった。 が、ミトスの眉根がぴくりと動き、苦虫を噛み潰したような面を見せる。 『貴方モ私もニン間じゃない。ダけど、その子は、カイるは違うデしょう!?』 アトワイトの視点はカイルに合わせられていた。 箒にしがみ付く様な格好になっている彼のその唯でさえボサボサの金髪も輪をかけたものになっており、 直撃してもいないのに、襤褸切れのような体を見せている。 『ソレだけの加速、空気テヰ抗や機体損耗モウを度外視でキてもその子ガ耐えラレない。重圧で圧シスるわ!!』 ディムロスが箒を加速させれば当然、それに乗っているカイルも加速することになる。 人体に重力を、加速度Gをかければどうなるか。当然目が回る、頭痛がする。平衡器官の不調と血流量の異常が身体を乱す。 その程度で済めばいいが、この速さはもうその段階を二段ほど吹き飛ばしている。 下手を打てば骨を折りかねない、人体に致命的な影響を与えかねないこの速度はカイルが搭乗したことのあるイクシフォスラーの比ではない。 少なくとも、この速度で撃ち落とされるか墜落すれば、確実にカイル=デュナミスというミートソースが出来上がるレヴェル。 アトワイトがそれに近い速度を維持できるのは、エクスフィア云々というよりも動かしているものが命なき氷だからだ。 ディムロスが出せば、剣である当人は耐えられても生身のカイルはそうはいかない。 ブラックホール。グラビティ。重力変動系の魔術による短時間の高Gならば慣れがあっても、長時間のそれは未知の領域だ。 なんの訓練も施されていない、なんの肉体的強化もされていない、ましてや怪我を負っている人間を乗せた箒の取る速度では絶対に有り得ない。 『百も千も承知……こうでもせねば、届くまい……お前にはァ!! 』 突撃コースに乗った彼らの第二波が再び彼女らに襲い掛かる。 ギシと悲鳴を上げる箒、煌々と燃える熱機関。その慟哭こそが必要だとでもいうように、ディムロスは猛った。 『ッ……馬鹿!!』 アトワイトが怒りに似た荒れた輝きを放ち、欠損した3本を拡充して再び16連槍を展開する。 『私のことを考えている暇があるなら、生きている人のことを考えなさい!! 私と違って、貴方は、未だ守れるでしょう!! その子と生きて帰るのが、貴方の役目でしょう!!』 怒れる彼女は第一波の最高速度、旋回半径、推力データ算出し、次弾の軌道を計算する。 『ミトスの計画は墜ちた。ひょっとしたら、それは私が貴方に大いなる実りの存在を伝えたからなのかもしれない。 貴方や、あのグリッドという男が洞窟に来て抗ったとしても助からなかったかもしれない。 そんなことは、貴方に言われなくても解ってるのよ! でも彼女は、リアラはもう死んでしまったの!!』 幾ら速度は増そうが、数値化してしまえば唯のスペックだ。それに合わせてホーミング精度を弄ればいい。 あれ以上はカイルが即死する。幾ら危険にさらすといっても、それ以上は物理的に出せない。 『可能性なんて意味がない。未来なんて仕方ない。有るのは現実と事実だけ。 善悪でも是非でも無く“私の行動が、彼女たちを追い詰めしまったってこと”だけなのよ』 足を殺す。12本を犠牲にして、先ず徹底的に速度を殺す。その後、残る4本で四肢を落とす。 出来れば左手が好い。大剣の重量を支えるべき左手が落ちれば、もう武器としてはふるえまい。 『耳がイカれてるかもしれないけど、カイル、貴方は言ったわね。 “自分だってまだ生きてる。だから、終わりなんて何処にもない”って。 コレットとあの子を見て、あの時少しだけ揺らぎそうになった理由が分かったわ。 生きてるだけで機会はあるかもって、その実践例を見せて貰ったから』 メモリに記録された命。少女の心と少年の末路。ただの情報であるが故に、褪せることなく彼女に残っている。 『だけど、もし貴方があの時私を見逃したのがこの為だったというなら―――――貴方の方が終ってるわ!!』 射出される魔弾。一本一本が魔槍神槍の類と錯覚しそうなほどに磨き抜かれたそれが、惜しげもなく発動する。 『こんな場所にきて、その理由がミトスと決着? 馬鹿も休み休みいいなさい! そんなもの着けなくたって、生きていれば幾らでもなんとでもなるわよ。ウダウダと未練を引っ張ってるのは貴方だって同じ。 ……私はもう終わってる。けど、貴方は続いてるわ。なのに、貴方はここに終わりに来た。 そうして、ディムロスに振り回されて、命を危険に曝してる。甘さを通り越して滑稽よ!』 今までの射撃に比べ頭一つ抜きんでた弾速で飛来する敵意に、灼熱の防壁は精々日傘程度の役割しか機能していない。 『どうして自分を大切にしないの? 未来を危険に曝してまで何をしたいの? 他人に口を出すことだけが一人前で、自ら死地に足を踏み入れて。そんな貴方に私達は指弾できない。 ディムロスに振り回されてる今の貴方に、見つめ直す資格も、見つめ直す“自分”さえも無いッ!!』 紙“八”重ほどの距離で辛うじてディムロス達が凶器を避ける。 それなりの間隙を開けても、カイルの体が寒さにか大きく震えた。一重では、凍傷になってしまうからだ。 それほどの威力を彼女はそれに込めており、それは命を業火に晒し続けている彼らへの叱責だった。 『ディムロスもディムロスよ! 私達はそもそも人でもない唯の剣。 解ってるんでしょ、この子は生き残るべきよ。貴方のエゴと私の未練で弄んでいい命じゃない!!』 だが、それでもディムロスは止まらない。迂回し、回避し、それでもその矛先だけは彼女の元を向いていた。 何かを締め付けられるような疼きを抱えながら、彼女は心を軋らせる。 『…………それでも、退かないなら。私が力ずくで帰してアゲる。四シの一つがもゲテも、“続き”はあるんでショう!?』 いまや彼女の願いは、唯平穏なる終息。終わってしまったその身にはそれでさえも過ぎた願いだ。 ミトスの望むそれは殺し合いの果てに終わるものであろうが、彼女にはそれは好しとできない。 願うものを失ったミトス。ミトスの願いを叶えられなかったアトワイト。 結果が同じであるのならば、カイルを巻き込むことはどうしても彼女には耐えがたかった。 リアラに続き、カイルまでその手に掛けてしまいそうな気がしたから。 四方八方併せて十二方の槍衾を彼らは避けるが、 それは避けるというより速度を差し出すことで見逃してもらっているというほうが正しい有様だった。 紙一重スレスレで処理できない彼らは僅かに大回りのカーブを描かざるを得ず、 必然、その度に速度が落ちていく。傍から見る限りでは大差ないようにみえても、 それは空にて戦うものにとって見逃せないものだった。 速度を出したくても、断続的に襲い来る氷槍は直線距離を彼らに与えない。 じわじわと彼らの戦略の生命線である速度を殺されていく中、カイルはそれどころではなかった。 (生きるんだ、何処までも) 骨や内蔵こそ軋むだけで済んでいるが、既に身体を把握するほどの認識力さえ無い。 (クラトスさんが、父さんが、ヴェイグさんが) 視界が歪む。耳鳴りが酷い。頭が眩む。天と地が逆巻いて空間が蕩ける。 (皆が守ってくれた、この命を生きるんだ) 体内血液がめまぐるしく方向を失った重力に引き寄せられる。 (守るんだ、今度こそ) 見るもの全てが灰と血赤と黒を混ぜ込んでいる。 (ディムロスを、ミントさんを、ヴェイグさんを) 息も満足に出来ない流体の中、眼に集まる血は鮮やかさの欠片も無い。 (俺を守ってくれた人たちのように、皆の未来を守るんだ) 脳から引いていったり集まったりと忙しなさに翻弄されて意識は白濁と化している。 (もう過ちたくない。間違えたくないんだ) 何もかもが濁り行く加速度の世界で、カイルは漫然と考えていた。 (俺が間違えたせいで、誰かの未来が閉ざされるなんて、もう耐えられない) それは思考と呼べるような上等なものではない。 (守るために、生きるんだ。誰かにとって掛け替えのないものを、今度こそ守れるように) 平衡器官の失調にて細切れになった、鉋屑のような電気信号の残滓。 (もし、それで俺が傷ついても構わないよ。だって) 平生ならば決して表面に出ることは無かったであろう諦観と矛盾が、酸欠と貧血の狭間から浮かぶ。 (ディムロスも、アトワイトも、ヴェイグさんだって、皆にはまだ続きがあるから――――――俺と違って) アトワイトの問い掛けにカイルは何の反応も見せられなかった。 (終わってる……そうかもしれない。俺はここで終わってしまいたかったのかもしれない) 生返事することさえも辛い空域であったこともあるが、今のカイルにはその言葉が素直に受け止められた。 (ヴェイグさんが傷つかない選択肢が、選べない。ただ一言、許すというだけでいいのに、それが言えない) 血も酸素も欠けて血が砕けた足を圧迫して、黒く濁って弱り切った脳髄故にその欺瞞を吸い込んだ。 (あの人たちを見て俺の中の欠損が嫉妬している。欠落が欲情している。俺には、もう何も残ってないのにと) 玉のように瑕疵のない魂の奥底の絶対たる矛盾を、ブラックアウト寸前の世界で彼は朧に掴む。 (この黒い焔に、もう耐えられそうにないんだ。 どれだけ守ったって、オレの守りたかったモノは、もう―――――――――――― どれだけ生きたって、オレが生きたかったワケは、もう――――――――――――『喧しいッ!!!!!!』ッ……!) だが、カイルはそこに至る思考を纏めなかった。纏められなかった。 酩酊する脳だからこそ開きかけたその扉は、蝶番まで壊れて覗けこそすれ内側のもの引き出せなった。 精神の6割近くが天に吹っ飛んだ彼を守っているのはその懐に入れた紋章と、そして彼の持つ剣の言った言葉だ。 (考えるな……握ってるだけ……息を、合わせて……) ただ、本当に箒と剣を力一杯に握り締めて、息の仕方を教えてもらうかのようにただ念ずる。 鉄砲のような風圧を頭の旋毛で受けて、眼さえも瞑って。カイルはただその瞼の裏に移る、あつい背中を見つめいていた。 『余所見する余裕があると思ったか! カイルに気を取る間をやるほど、今の俺は心広くは無いぞ!!』 直進を封じられて尚、尾を引くような炎熱が更に猛る。真横から襲い来る槍を横方向に発動したイラプションで凌ぎ、 同時に横方向の推力を強引に与えることで無理矢理曲がる。 旋回と同時に急激に曲がる熱軌跡は不死鳥の尾のよう棚引き、に後方より急襲を目論む数本の槍を少しずつ溶かし崩す。 進路上に置かれた正面からの攻撃が、伏せるカイルの頭髪を掠め十四、五本ほど切り裂く。 前方を守るはずのファイアウォールは既に最低限よりも薄皮一枚削がれ、速度に回されている。 本来旋回とは減速し慣性にて曲がるものであり、速度を上げて旋回行動に入れば空転等の危険が増す。 急激な方向転換はそれだけで加速度の変化を生み、人体を脅かしかねない。 『ヤメっ、やめなサい! 私は絶対に貴女の下には戻ラナい。貴なタガ何をしようと無駄よ!!』 『無駄かどうかは俺が決める。お前の位置まで届いた後で!!』 『その為にカイルを犠牲にスるとでもいうの? 唯の剣であルアなタが!? 唯の剣であルワたしを? 莫迦モイい加減にしなさいッ!!』 融解した表面の水分だけ軽くなった弾頭は更にその速力を増して、水を飛沫と散らせる。 より鋭利さを増す刃を、ディムロスは悉く被弾と回避の狭間で処理していく。 カイルの背中や箒の毛に少しずつ刻まれる痕は、彼らが水際を彷徨っていることを明確に物語っていた。 愚劣極まりない、戦術とも呼べぬただの突撃一択。一度推力がカイルと箒の重心を外せば地面に衝突するまでも無く飛散できる機動。 後先など考えているかも曖昧な気狂いの攻撃に箒もカイルも何の不平も言わない。 数え上げればキリの無い無茶と無謀の雨霰。その矢面に立っているのが、他でもないディムロスであることを理解しているが故に。 カイルは唯この戦場にて息をするだけで精一杯であり、箒に人格も自律回路も搭載されていない以上、移動攻撃防御全てを行なっているのはディムロスだ。 しかも、カイルが自らに精神的な疲労をさほど感じていない―――肉体的に感じすぎてそれ所ではないとも―――のだから、 その消費の殆どをディムロスが請け負っている。純粋な晶術はともかく、運動に関してはほぼ間違いない。 アトワイトのような“処置”も無く、これだけのことを一手に引き受けてその回路が無事であると考える方が無理な話なのだ。 ディムロスは、カイルに死に至る無茶をさせている。だが、生かすための最大限の処置を講じた上でだ。 噎せ返る程に茹だった死が充満する場所で戦い続けた男は細やかな気遣いを失ってはいない。 『其処までカイルの心配をするとはな。何処まで自分を蔑ろにするか!!』 『――――――ドノ口ガッ!!』 ディムロスの猛りに、アトワイトは初物を花と散らされた生娘のような声を上げた。 猛火の如き進撃への恐れではない。彼女が鉄面皮、と唾棄したディムロスの中の何かが炙られた蝋のように解けて、何かが出てこようとしている。 遠い記録の中にしかない、しかし先日の記憶ような“それ”を、彼女は畏れていた。 ディムロスは箒とカイルに幾らかの、そしてなによりもまず自らにかなりの無理をさせることによって、 限りなく最高速度を維持したままでの運動を可能としていた。 それは人には想像の出来ない労力なのではないか、とカイルは思った。 ディムロスはそれを一切口にしなかったが、カイルは確信めいたものをその剣に抱く。 あの時代で、ディムロスが戦場で戦う様を見たことは無かったが、きっとこういう風にして戦ってきたのだろうと思える。 先ず自分が最前線に立つ。道を造る。そこを兵が通る。自らに危険を集めることで、相対的に結果的に彼の後ろの者たちを守る。 安全を与えられた兵は否応無しに士気を盛り立てる。誰もがこのどうしようもない戦狂いを死なせぬように機能し始める。 自分の限界を、他者の為に引き出すことを厭わなくなる。 後方で口だけを動かす三両一分の指揮官では勝ち取ることの出来ない信頼が、唯の人間の集まりを軍隊へと昇華させる。 殺すことと守ることと攻めることが、一体となり、その狂熱にて軍が一つの大炎と化す。 だが、ディムロスはそんな洗練された人物でもないのかもしれない。 真下から箒の“腹”を狙ってきた一槍をハエか油虫のように邪険に見て吐き捨てる。 情人との逢瀬を間男に邪魔された雄の嫉妬に近かった。 『うろちょろと鬱陶しい……燃え尽きろ!!』 言うや否や、機首を真上に上げて、ブラシから豪炎を撒き散らす。まるで己の剣のように鮮やかに炎が薙ぎ払われた。 余りにも広範囲に撒き散らされた炎は槍の回避範囲を強引にすっぽりと収めてしまい、為すすべなく溶けてしまう。 『ッ……今更遅いのよ。私はマスターと、ミトすト終わる。ここが封鎖されルヨりも、それはきっと早い』 軋みさえ聞こえてきそうな程に、エクスフィアを輝かせてアトワイトが自らを振るう。 発生したブリザードが、残るフリーズランサーにまとわり付いて更に凝固して巨大化する。 『バカだと思うでしょう? こんな力を得ルタめに、私は私を捨テテモ良いとさえ思ったのよ。 そんなバカな剣なンて、忘れなさい――――――――――忘れてッ!!』 『……先にカトンボを落とさんことにはどうにもならんか』 アトワイトの悲痛な声を聴こえなかったとばかりに無視しきって、ディムロスは吐き捨てた。 余りにも無体な態度に一見すれば冷酷とさえ見て取れるだろう。だが、カイルはそれを見ていない。 瞼を閉じて映るのは、一人の男だ。肩を優に越える青い長髪と真白い戦装束に相応しい冷静さ。 だが、嘗て超えた過去の世界で出会ったディムロス中将の色とは思えないほどに、その背中から迸るものがある。 その奥底で、もしあるのであればその腸を割いてしまいたいほどの怒りの熱を孕んでいる。 カイルは共感できる。自分が許せないと、万言を尽くしても解体できないほどに絡みきった情念を。 心身とも千路に乱れたカイルは知りたいと願った。傷を舐め合いたいなどという高尚なものではない。 唯、自分があまりにも物を知らないが故に、乾いた砂が水を吸うような受動さで、その背中に自らを預けた。 瞼の裏の男が剣を構えて、何かの技を撃とうとしている。 魔神剣だ、ロイドが使っていた、彼の父親も使える技。自分には無い技。 思考を文節にまで変換できないカイルは、ただその背中を真似た。 自分に出来るイメージで形だけ模倣する。それが今のカイルの限界だった。 既に身体に蓄えられていた十分な加速力を伝達させて、カイルは腕だけを振りぬく。 蒼破刃。剣先より飛び出る風の刃。吹けば掻き消えてしまうような小さな風。 だが、それで十分だった。呼吸を、意識を、剣に合わせる――――――――人刃一対、ソーディアンはそれで発露する。 『「魔神炎!!」』 ディムロスのレンズが輝くと同時に火が点されたかのように蒼い刃が紅く燃えた。 ソーディアン・ディムロスの最大特性。それは自らの晶力を用い、担い手の剣技を強化すること。 集った風に煽られた焔がその刃を鋭く大きくさせて飛び抜く。 (忘れてって、言ってるのに……それを、使うの? 貴方は……ッ) それを見たアトワイトが回顧に大きく戦慄くが苛立ちでそれを食い縛り、事象を現実的な戦術問題へと落とし込んだ。 『……そンナ大昔の術剣で、私のヘン隊を止められルとでも!?』 アトワイトの一括にて残る氷槍が散らばり、紅刃を通り抜ける。 本来ならば地を這うべき衝撃波がどういう理屈か空を渡っているのかは驚くべき点だが、今はさほど重要ではない。 焔に幻惑されてはならない。所詮は唯の魔神剣だ。直撃は避けるべきだが、気を入れすぎるべきではない。 (再度、誘導切り替え――――――――ッ!?) 回避を終えて、再び攻撃に移ろうかとアトワイトが思った時に彼女はその異変に気づいた。 槍の穂先が鈍く震えている。当然彼女はそんな機微のある命令を出していない。 (センサーに異常…………違う! これって!!) アトワイトがその主原因、及びそこから類推できるディムロスの仕掛けに気づいた時には既に遅かった。 過去へと眼を向けて現実へと振り返る一瞬の間隙が、彼女の応対を半歩遅らせる。 彼女が静止を命ずる前に氷槍達は“目標”へと向かった。 その弾頭を180度真逆に戻す。急激な回頭に耐え切れずに圧し折れた数本以外が全て、抜いたはずの魔神炎に向かう。 彼らは全く命令を違えていなかった。最速を以って目標に向かい、撃墜することだけが仕事であった。 だから、ごく当然に目標に殺到し、ごく自然に衝突し、ごく普通に粉砕した。 魔神の炎を消し潰して任務を達成し必然と滅んだ。 『フレあ、ディすぺンサ……』 自分の兵隊が砕け溶けていく様をある種呆然と眺めながらアトワイトはそう漏らした。 『あれだけの数、その全てに速度を維持して且つホーミングするとなれば誘導装置はシンプルに赤外線で行くしかない。俺とてそうする』 赤外線誘導。熱源を持つ目標への誘導方式の一種。 物体は須らく熱を持ち、赤外線を発し、高熱を持つ物体ほど赤外線を強く放つ。 エンジン等の高熱部の赤外線を検知して追尾するのがこの方式であり、弾頭自体が熱源を追尾するため母機が常時誘導する必要はない。 本来生成と同時に対象を目掛けて単純に襲い来るはずの魔術が長時間顕在し、尚且つホーミングを行う為には必要な自律追尾。 自らもよく知る波長の熱源であるからこその芸当。ディムロスの力を利用して飛行する箒は正にうってつけの追尾対象であった。 『晶術では反応しなかった所を見るに追尾方式の切り替えは出来るとみたが、剣にて俺の焔を振るえばそれも間に合うまい』 魔神炎。カイルの技でもスタンの技でもない、ディムロス=ティンバーの術剣技。 魔神剣と違い、地面を飛ばぬ蒼破刃を用いてその剣をディムロスが再築したのは攻撃が目的ではなかった。 即時発火によってディムロスとは別の、ディムロスと同種の炎を飛ばすことにる撹乱の一手はアトワイトの思惑を越える。 術ならば、アトワイトにもその事前動作を感知することよって看破できた。 素早くパッシブからアクティブへと切り替えるなり、プログラムを追加するなりの方法で対処が可能だ。 だが、ディムロスはカイルの剣を自らの焔へと変えた。連発は出来ずとも術と違い発動までのタイムラグは無い。 技を確認してから誘導方式を切り換えるのでは間に合わないのでは常時手動で操作するよりなく、 そして今のディムロスの速力に自らの処理能力では届かないと、砕けた氷槍を眺める彼女は分かっていた。 本来の目的を達成せずに無様に朽ちていくそれらを悪し様に非難することなど彼女にはできなかった。 彼らは命令を達したのだ。自分たちに与えられた機能を果たそうと尽くし、殉じた。 ただ、彼らよりも引いた視点ではそれは無様にしか映らない。彼らは真実に騙されていたが故に。 否、彼らにとってはそれは最後まで真実だったのだ。道具は真贋を見定める為に存在しているのではない。 『結局の処、我らもあの蠅も何も変わらん。何が真実であったかは結果論でしかない。 俺も、お前も、あの時に取り得る最善と信じた手を打って、その結果がこの様だ。 それによって真実が変わり、自分が行ったことを過ちと知り、悔やみ、先を見ることを厭うのも当然だろう』 追撃するべき絶好の機会をディムロスは逃がさない。再び突撃形態を採りアトワイトに向けて進撃する。 アトワイトは舌を打つ暇もなく後方に下がりながらニードルを散発的に射撃するが、炎壁牙楯の前には牽制にさえならない。 あれを突き破るにはフリーズランサー以上の威力が必要だ。だが、魔神炎という対抗策を切られたことで狙って落とす手段は消えて失せた。 『今頃になって開き直り!? 私ノコれはなんかじゃない。私にはもう何も残ってないといウタだの事実。 もう、どうしようもなイノよ……あのコノように、夢を信じられルホど若くなヰ…………』 ディムロスの言葉に石のように固まった彼女の心が固まり過ぎて中で罅割れ、亀裂から染み出すような感情が水滴のように流れ落ちた。 過去を誤った自分の現在などとっくに穢れ切っている。穢れた手で掴めるのは、穢れた未来と黒い運命だけ。 だからこそ彼女はミトスに委ねた。せめて自分が選んだという後悔だけでも避けられないかと。 それさえも失った彼女が望むのは静寂な終焉。可もなく不可もない、痛みのない甘い死。 『“だが、それは現在を諦観する理由にはならん”のだ!! 現在と直結しない未来など、目を背ける口実にしかならん! 可能性に甘えられるほど、お前も俺ももう子供ではないのだから!!』 雑多な弾列を一文字に切り裂きながら、ディムロスは叫んだ。 あったかも知れない最善手を考えたところで、それはもう打てない。 過去はどこまで振り返ろうと過去でしかなく、未来はどこまで行こうと未来でしかない。 戦うべきは現在。過去の過ちを繰り返さぬように尽くすのは現在。未来を善くするために尽くすのも現在だ。 「無理だね。過去は断ち切れない」 ディムロスが針の筵を抜け切って衝突しそうになった瞬間、嘲るような調子でミトスが今まで開けていなかった口を開いた。 氷壁を一枚貼り出した風に流れる様な流麗さで彼らを往なして転移し、距離を開ける。 「過去と現在と未来は元々連続性を持ってる、上流から下流に流れる川のようなものだ。切り取って語る時点で足りてない証拠だよ。 例え間違いだと分かっていても、変えられないものがある。過去についた大きな傷は、どれだけ時が経とうが未来に至る痕となる」 アトワイトが僅かに怪訝な態度を顕す。このタイミングでミトスが割って入るという可能性を考慮していなかったからだ。 訝しむ彼女を尻目に半目に細めて彼女に何かを言ったあと、ミトスはディムロスの意思を嘲笑った。 それが出来れば苦労はしないのだろうと。自らを省みて笑うかのように。 ディムロスはそれを無視して、再び彼らに狙いを定めようとコースを決めようとする。 それに嘆息を付いたミトスは、カイルの方を一瞥して少しだけ考えてから再び口を開いた。 「始まった時点で付いた傷は、あるがままの流れは、変えられない。 それを運命というんだろ? ―――――――――お前らの歪んだ過去のように」 さしものディムロスも、動きが止まる。減速と小旋回の後に浮遊した彼らとミトス達には十数メートルの距離が隔てられていた。 ディムロスが沈黙する中、やっと息が出来るとばかりに過呼吸ぎみに口を開きながら、カイルが口を開いた。 ディムロスの代わりに聞かなければならないと、思った気がした。 「どう…………いう…………意味だ…………」 「……その調子じゃ、気づいてないね。お前が一番先に気づける位置にいたろうに。いや……部外者じゃなかったら気付かないか」 口元を歪めたミトスがカイルの無能を論った。儀礼的な露悪が匂う振る舞いで彼は二本の指を立てて絡み合うようにくねらせた。 「あの女の話、アトワイトの話。そしてお前とスタンの関係を見るに、大方お前らは他の参加者と違って一つの世界から分岐をしているんだろ? 昔取った杵で、僕もその手合いの話にはそこそこ造詣がある。僕が聞いた限りで言わせるなら――――――ソーディアンは“黒”だ」 絡みあった二指をカイルらに突き刺して、ミトスは吐き捨てた。 『みとス……そレは……』 アトワイトは何かを言わんとしたが、ミトスの吟味するような目付きを見て考え込んだように俯いた。 ディムロスはただ黙し、カイルは混濁する眼球でぼうとミトスとアトワイトを交互に見つめる。 「こいつはお前と出会った歴史、そしてミクトランと戦った歴史を持っている。この時点で、単純におかしい。 両方が並び立つはずの無い二つの歴史を抱えるなんてこと、そうそう無い」 絡めた二本指を彼らに突き立てて、ミトスは稚児へ小水の仕方を教えるような丁寧さで当たり前のことを語る。 歴史は一人につき一つ。時間旅行者とて、観測する歴史の数は複数あれど保持する自分の歴史の数は変わらない。 「だけど、こいつは二つの歴史を持ってる。カイルの歴史とスタンの歴史とでも便宜的に別けるべき歴史を両方持っている。 そしてその二つがなんの優劣も持たずに並び立っている。……物理的に有り得ないんだよ、お前らの記憶は、歴史は、過去は」 カイルはディムロスの方を反射的に向いた。沈黙が、アトワイトだけではなくディムロスにもミトスの推論が有効であることを物語っていた。 天地戦争時代、第二次天地戦争……カイルにとって18年前の時代……少なくとも、この歴史は2種類あり、そして絶対に混ざり合うことが無い。 だが、ディムロスもアトワイトもそれを知っていた。何一つ不思議なく、思い出すかのように覚えていた。 まるで“誰かの都合に合わせるように”。セリフを機械的に覚えこまされた新米役者のように。 「どっちかの記憶が偽者で、後から書き込まれたか―――――或いは、両方が等価であることを考えたら、どっちも偽者か」 あまりにも当たり前すぎて、逆に気づけなかった現象にカイルは息を呑んだ。 そう、“カイルは知っている”。二つの歴史は同時に並び立たない。全てが終わった後に、歴史は可塑的に在るべき形へと戻る。 だが、ソーディアンはそのイレギュラーの最先端にあったのだ。 ソーディアンは所詮は剣に過ぎない。その記憶は、記憶ではなく記録。 カイルたちの知るソーディアンがスタンたちの歴史を上書きされたか、 スタンたちの持っていたソーディアンが、カイルたちの歴史を上書きされたか、 それとも、全く別のソーディアンが、二つの歴史を後付されたか。 いずれにしてもシャルティエがリオン=マグナスの手にあった以上、全ては一つの悪意に収束する。 ソーディアンという存在自体が、天上王ミクトランの掌の上にあることを疑わない理由にはなりはしない。 「だから……なんですか……終わってるっていうのは」 カイルは自然にアトワイトに言葉を投げかけていた。目隠しで小物を探すように選んでから、アトワイトはカイルに返した。 『…………理由ノ一つでは、あるワ。私たチハあまリにも存在が歪過ぎる。 外側のミトスニ言われなかったら気ヅカなかったくらい微小で、気づいてしまエバ大きすギる齟齬…… 私たちの運命は最初から歪ンデる。ソンな事にさえ気づかナカった私は、もう壊れテるのよ』 それに、もうそんなことはどうだっていいんだしねと付け加えて彼女は言葉を切った。 彼女はこの村でミトスのそれを初めて聞いた時に、ある種平然と受け止めた。そんなことを論じる前からとっくに彼女は諦めていたから。 それを今になってミトスが切り出したのは、つまるところ戦術的な必然性でしかない。 ソーディアンにとって恐るべき推論。準備を進めながら彼女は、万が一にでもディムロスがこれで諦めてくれることを願った。 彼女の推論に従っているのかは判別つかないが、ミトスは鑑定するように眼を皿とし悪意を結ぼうとして、 「ま、そういう訳だ。お前らを取り巻く世界は最初から間違ってる。 この三文芝居の小道具に過ぎないお前らにしてみれば夢も現実も大差ない。アトワイトのように誰かの道具に徹するのが幸せって――――」 『黙れ』 ぼぅ――――――――と、耳の奥で松明の弾ける音がした。 ミトスは口を一気に堅く結んで、流されるかのように後方へ一気に数メートル下がる。 ディムロス達と彼らは、最初から互いに一足飛びでは剣が届かないかなりの距離を空けていた。 術で遠距離戦を仕掛けるのであればその兆候は一発で判別できる。だが発汗しない天使の身体が、焦げる様な熱さを幻覚した。 殺意を飛ばしたなどという生易しいものではない。“あの距離から一撃一瞬で殺す気だった”と、ミトスの経験則が全身の総毛を立たせる。 「…………何をした?」 『二度は言わんぞ。今すぐその乳臭い口を閉じろ。俺は今、アトワイトと喋っているのだ。 次にその口を開いたらカイルを待つまでもなくその顔を焼いて、笑うことも泣くこともできん面にしてやろう』 明瞭極まりない返答にミトスはおろか、アトワイトとカイルまで三者三様に驚き口を噤んだ。 その一言だけで幾万幾千の兵士を支配できるような恐怖と怒りが込められている。 『夢だろうが嘘だろうが正しかろうが間違っていようが、今俺にできることは一つしかない。 戦うだけだ。少しでも過去が正しかったと思えるように、少しでも未来が開けたと信じられるように』 再び彼女に向けたディムロスの言葉は、後悔に満ち溢れていた。間近で聞いていたカイルにはそう聞こえてならなかった。 『ソレでも、戦うってイうの……? 何の為ニ…………』 まさか、ミクトランだとは言わないだろうか。そう幽かに思った彼女の期待に応えるように、ディムロスはそれを裏切った。 『私なら、それを最善としようがな。生憎ともう俺はその役から落ちている。 お前もアレを聞いたのだろう? “既に玉は奴の掌”だ。指揮官としての私の出番はもうあるまい。ならば』 西より聞こえた慟哭。ディムロスが唱えたものも含む数多の辛酸を嘗め尽くしたその上で、己が理想を希求することを選んだ男の言の葉。 殺す者も殺される者も、一切を自らの配下とする裸の王様が今やこの舞台の中心なのだ。 自分にはもう二度とないと思っていたものを感じる。戦い抜く中で、磨かれてきたが故に失われて雑な石片のような粒子。 それを若さというのかもしれないと、この二日半に渡って駆け抜けてきたディムロスは自身の老けぶりとあの黒羽を振り返って思う。 柄にもなく、若い奴に負けられないなどと少しだけ思ってしまったがゆえに。 ならば今だけは昔に立ち返ろう。主役が科白筋を誤れば演目も止まるだろうが、端役のアドリブならばそうそう崩れはしない。 『だから、俺は心置きなくこの現在に全てを賭けよう。私が諦めたものを、今一度この手に取り戻すために。 その結果がどうなるかは神でもない自分には分からない。だが、その結果に対して全てを負う覚悟だけは据わっている。 戦略図を眺めて大局を見据えるよりは、その間近で暴れるほうが彼の性にあっていた。 降りることも出来ぬのこの舞台を徹底的に“楽しむ”よりないのだ。 それが人であろうが道具であろうが、駒で終わることを厭うなら。 『例えその結果がどうなろうとも、俺は、絶対に後悔はせん! 二度と、二度とだ!!』 現在に相対する覚悟を決めたディムロスの、裂帛と呼ぶよりない気迫を間近に受けながらカイルは心身を震わせた。 これが自らの知ることの無かった、ディムロス=ティンバーの側面なのだろうか。 だが、それは恐らく最初は意識的なものではなかったのだろうとカイルは曖昧に思った。 カイルに心配をかけさえまいという気遣いというよりは、苦痛を上回る高揚がレンズ越しに伝わる気がする。 信頼も結束もあの理知的な立ち振る舞いも、それは本物であっても原点でなかったのだろうとこのムラのある炎の熱に感じる。 向こう見ずな熱血、死と隣り合わせの最前線に愉悦を見出せる狂気、仲間の為に命を賭けられる勇気。 “突撃兵”やら”核弾頭”などという二つ名を授かってしまうような人物だったのだ。 カイルは分解しそうな精神の中で思う。きっと、自分の知る誰かと同じくらい本当はどうしようもない人だったんじゃないかと。 だからこそ、ディムロスは突撃兵にして核弾頭という二つ名を持って尚、人の上に立つ存在に成り得たのだろうか。 カイルは火傷してしまいそうなほどの熱を覚えるその柄を、力いっぱいに握った。火傷するならしてしまえとさえ思った。 ディムロスと繋がれたという錯覚に過ぎないが、カイルには今こそディムロスの苦悩が出来た気がする。 澄み渡る紅炎は何処までも自由に空を焼きにかかる。 一切の柵から解き放たれなんの束縛も無く猛る焔が、逆にディムロスが今まで背負っていたものの重さをカイルに明瞭化させた。 万を超える兵士、そしてその家族、それが住まう場所、それがある世界。 地上軍というものを背負い、世界の命運を賭して戦うということが如何に重いものか。そしてディムロスはそれを背負っていた。 自分の選択の一つで、何もかもが消し飛んでしまうかもしれない綱渡りを幾度となく繰り返してきたのだろう。 それをかつての自分は腰抜けと言ってきたのだ。臆病だと、人一人救えずに英雄であれるものかと。 今なら、カイルはその重さを“実体験”をもって理解できた。 ディムロスが自分の背負ったものを降ろすのに、どれだけの煩悶があったのだろうかなどカイルには到底及びもつかない。 だが、一つだけはっきりとしていることがある。これが選択するということの重さなのだ。 自分で、自分の意志で、自分の欲望を本気で通すにはそれだけの覚悟が要るということを。 『ディム、ロス……』 男の名を嘯く。エクスフィアの侵食か、酷く滲んでいる視界は万物の輪郭を曖昧にしていたが、彼女は明瞭にその位置を掴むことができた。 例えその記憶が意味の無い脚本だったとしても、その刃が覚える焔の熱さは千年前より変わらず彼女の中にあった真実だ。 少なくともそう信じてしまえるに値する熱さだった。 ―――――――――けどさ、あんたの中にも何か引っかかるものがあるなら、その気持ちを信じてみるのも手だと思う。 あの少年の言葉を思い出すのは何故だろうか。 血を撒き散らして、心臓を失って、それでもあの娘の下にたどり着いた彼のことを。 考えるまでもないそれを疑問形でしか表せないのは、彼女なりの最後の抵抗だった。 何を信じろというのか。冷え切った私は、あの娘ほど未来がある訳でもないのに。 「―――――――いうじゃあないか。天文をもう少し待ちたかったけど、已む無しだ」 諧謔に溢れたミトスの言葉が空に響き、彼は右の二指で刀身の両側を滑らせる。 刃を走る指のきめ細かさと冷たさは惑いかけた彼女の心を現実に戻すのに十分に機能した。 自分が彼の下に走れば、ミトスはひとりぼっちだという当たり前のことを今更ながらに思い出したのだ。 それを容喙できるほど、彼女は子供ではいられなかった。 『……ミトス、レイヲ待機。鏡を使ウわ』 未練を絞りきるかのような言葉をアトワイトは吐いて、ミトスは濁したような顔をしてそれに応ずる。 炎と音の障壁、超高速機動。どの道、彼女単独で今のディムロスに当てられる手段は限られている。 カイルと“ミトスの”死を待たずして決着とするならば、もう次で最後にするしかなかった。 『アトワイト!!』 ディムロスの叫びを意識的に遠ざけ、アトワイトは四連術式を起動させる。 もう全ては遅いととっくに理解している彼女は冷たく言い放つ。 『ディムロス……私は、貴方ほど真っ直ぐにハナれない。貴方と同ジミちは、もう、歩めナいのよ……』 声が上擦るのは石の軋みか、それとも未練がましさか。 でも、それでも、最後のチャンスがあるのなら。一体私は何を願っただろうか。 (……向こうが呼吸を整えた。来るぞ、休めたか?) ディムロスの気遣いにカイルは頷きさえできず、心で応じた。それが幻聴幻覚の類であるなどという可能性は既に彼の中に無い。 信じるべきもの。信ずるべき自分。真贋など信頼の前には無意味。 だけど俺には、本当にそんなものがあるのだろうか。ディムロスは、一体彼女をどうするつもりなのか。 その懐疑さえ、今は呼吸の中に溶かし込む。今は唯、その呼吸を通じてディムロスの背中を見つめるよりない。 『セット。アイスウォール×4、四重水キョう』 アトワイトの張り詰めた号令によって、4枚の氷壁が凝結する。傾きを強めた夕陽の赤が、今までよりも強く反射していた。 『これで……終わらせる。私ノ一切を、貴方の合切ヲ―――――――――イケ!!』 ディムロスが疑問を形にする前に、丸みを帯びた4つ板が手裏剣のように回転をかけて曲線軌道を取った。 半ば反射的にディムロスは加速機動を取るよりも早く魔神炎を明後日の方角へと放つが、壁はなんの意にも介さずに自らの軌道を進むことに専心する。 セミホーミングでさえない完全手動によるマニュアル操作では、フレアは何の意味も為さない。 ディムロスは初撃による不意打ちではないことを確認したあたりでようやく疑念を言語レベルまで固めた。 無意味すぎると。 飛行力学の観点から見れば、ディムロスたちや先ほどの槍のように空気抵抗を受けにくい形の方が速く進めるのは道理だ。 いくら回転をかけた所で、その重量も加味した速度は先ほどの槍ほども無い。 重ねて自陣を守ることに使うならば兎も角、攻撃に使うのは一利も無かった。ならば―――― (ディムロス――――――あいつが……動く……) 『直接火力支援!? 否、全方位多角射撃ッ!!』 カイルの声とアイスウォールらがディムロスを素通りするのはほぼ同時だった。 その瞬間、ディムロスの中に蓄積された経験の幻想が全ての論理仮定を省いて結論を勘と導き出す。 答えを確かめるより先に、炉に火を灯すほうが先立った。相手の射撃速度は秒速にして約3×10の8乗メートル――――光速だ。 「アレは7割だったからな……特別だ。完全版を見せてやるよ。レイ!!」 ミトスの掌に光が集い、形成した光球から4本の分厚い光線が放たれる。 3本は見当違いの方向に向かうが、最後の一本が彼らにかっきりと狙いを定めて放たれる。 それを光の波と粒を肌で感じられるほどの距離で捌けたのは、カイルの反応がディムロスに通じたからといっても差し支えなかった。 だが、ディムロスにはカイルに労いの一言もかけられなかった。残りの3波が、彼らに狙いを定めているはずだから。 カイルを狙わなかった光線が予定通りにアイスウォールへと直撃し、理屈通りに内部へと侵入し、論理通りに媒質内で屈折し、当然の如く反射する。 軌道を120度ほど変えられた光線は現在ディムロス達がいる場所を図ったかのように襲い掛かった。 『鏡面―――――だけではないな。全反射もか!? リフレクターとは、やってくれる!!」 尋常ならざる軌跡を描きながら、ディムロスは何とも形容しがたい笑みを造った。賞賛といっても差し支えなかった。 歴史に伝わる最古の鏡は、水だったという。霜一つ見当たらぬほど魔的に磨き抜かれたその壁は完全なる鏡のそれに等しかった。 ディムロスが避けたころには既に壁は移動しており、次の反射を実行に移す。 光はただ己が己である為に輝き続けるのみ。追尾などという、魚の糞を追うような醜い真似は行なわない。 思惟の全く介在しない単純な物理現象による全方位攻撃がディムロスらを包囲する。 ミトスの属性とアトワイトの属性、光と水の骨頂が今、この戦場を文字通り輝かせていた。 (これ――――さっきの) 『対人用だ! 運では避けられん。喰らえば消し飛ぶぞ!!』 カイルの気づきに、ディムロスが訂正した。 ジャッジメントと村の鏡にて作られたものと、原理は同じ。だが、その精度は比べ物にならない。 光が拡散することで全体を漫然と破壊することを目的としたそれとは異なり、これは収束することで単体を確実に焼殺することを目的としている。 その基点となる魔術は確かにジャッジメントに比べれば格落ちしているが、ディムロスには余裕は一切無い。 間隙とも呼べぬほどの隙間を掻い潜ってディムロスが中空に停滞する彼女らを目掛けて魔神炎を打つが、 うち二枚が即座に重なって本来の職務たる防壁と化す。仕損じたことに舌を打つ暇さえなく、ディムロスは回避に戻る。 攻防一体のこの戦術に於いて真に瞠目するべきは、レイそのものではく絶えず反射角を合わせるように位置を変える氷壁の方だ。 光の拡散をゼロにまで限りなく近づけながら、それでいて全てが機能的な射撃を取れるにはどれほどの計算が必要になるか。 反射角、屈折率、表面の曲率……最悪、氷中の結晶構造・結晶を通る光路差まで弄っている可能性さえも考えなければならない。 何とも見事な役回りだ、とディムロスは今避けた一波から五波目を考慮しながら口の中で罵った。 完全なる支援。自らを立てることなく、他者を立てる。そこに自己は無く、唯尽くすことを誉れとする―――――天晴れな程の道具振りだ。 剣戟一合は万の言葉を尽くすより上回る。事情を把握していないディムロスにさえ理解できた。 彼女がどれほどにミトスと共に在ろうとしているのかを。 そして、どれほど乞われようと、如何ほど壊れようと、この場を離れられないのかを。 ディムロスの撓みを見透かすように炎熱を透過して、波光がブラシの毛先を掠める。 回数を重ねるごとに精度を増していくそれは最早三次元の迷宮。一歩正しい道を誤れば、袋小路にて光とともに掻き消えかねない。 計算速度と体力の差が徐々に自分達を圧迫している現実に即して戦を組み立てながら、ディムロスは内心で唸った。 もうあと10手も進めば、読み切れなくなる。読めても絶えず軌道を変えたことによる減速から動きが追いつかなくなる。 その前に手を打たなければならないが、攻と防をゼロタイムで切り替えられる向こうに攻め入るには手数が足りない。 足りぬのは火力か、速力か。否と、ディムロスの直感がそれを否定した。 そういう小手先の部分ではない。自分と彼女を隔てる決定的な何かこそを埋めなければ届かぬ。 『これで、最後よ。諦メて』 ディムロスと同じ結論を見透かしたかのようにアトワイトが最後の勧告を放った。 心中を知り尽くしたようなタイミングに、曲芸に近い回避行動を以てレーザーを捌いて応ずる。 『こコガ分水嶺よ。何を狙っテルかは分からないけど、“それ以上は”確実ニソの子を殺すワよ』 舌を巻くような思いをディムロスは覚えた。そう、ディムロスは既に策を用意している。 アトワイトは、ディムロスの何たるかを知り尽くしている。 ディムロスは、決して無意味な万歳突撃を好まない。 座して死を迎えるくらいならばせめて暴れて散ろうなどと考えるような男に、万の兵を束ねることなど出来ない。 そのディムロスがこの攻囲の中に未だに留まっているということは、そこに勝ち目を見出しているからに他ならないのだ。 そして、一秒ごとに目で分かるほどに追い詰められていくこの状況でその札を切らないということは、 “それが自分一人の被害では済まないから”以外に、考えられる余地は無い。 『夢からサめなさい。幾らくチデは何と言えても、私の知ッテいる人は守ルベきもノヲ見誤らナかったわ』 眉根をきつく細める彼女の姿を幻視できるくらいに、その一言は雑音に掠れて尚ディムロスに男としての何かを思い起こさせるものがあった。 もし肉体があったならば股下に疼きを覚えかねないほどの艶やかな声は、同時に彼に立ち返るべきものを考えさせる。 彼女の決意は本物だ。今のアトワイトに譲るべからざるものがある以上、彼女は絶対にこの場を離れないだろう。 つまり、ディムロスには如何な手段を講じようが彼女を救うことは出来ない。この戦に於ける戦果の最大値が決定した。 だから彼女はディムロスの熱を冷ますように諭しているのだ。 気持ちは届いた、十分だ、“だから退け”と。これ以上の攻勢は自体をただ泥沼に落とし込み戦果を減衰させる。カイルを意味無く死なせることになると。 ここは速やかに戦端を畳み、守勢に切り替えるべき時なのだ。守るべきもののために、引き際を見定めなければならないのであれば―――― (違う……!) 『っ!!』 「ディムロスが、どれくらいの覚悟決めて、ここまで来たのか……本当に、分かってんのかよ…………」 うつ伏せる様な態勢のまま、息を漏らすようにして大気の中にカイルの言葉が流れた。 肌は風速による冷却で青白くなっているが、その瞳には充血の赤以外の紅が混じっている。 「考えて、考えて、張り裂けそうになるくらい考えて、そんで、ここまで来たんだ……それを、帰れって、あるかよ……!!」 真上を見るかのように、カイルは眼球を吊り上げてアトワイトの方を見上げた。 「俺なんかとは比べ物にならないくらい、考えて此処に居るんだ。貴女だって……分かってんだろ…… それを、今更、俺を理由にして、逃げるなよ……終わらせるなよ…… こんだけ考えてくれる人がいるんだぞ、ちゃんと、返事してやれよ!! あんた未だ生きてんだろ!?」 “俺とは違って”。最後に続くべき言葉を、カイルは言わなかった。 だが、その抹消された文末は言葉にせずともアトワイトを押し黙らせるだけの力を持っていた。 『カイル……』 ディムロスは目の前の子供に思わず声を漏らした。鬱屈したものが発奮した、などというには複雑すぎる何かを表す言葉を持ち合わせていなかった。 「ディムロスも、ここで止めるなんていうなよ。貴方には、貴方のやりたいことがある。俺には、未だ分からないけど、貴方にはある」 恐らく、それは憧れと呼ぶべきものだったのかもしれない。自分の無くしてしまったものを、他者に見出したときにもつもの。 「それでも俺を大切に想ってくれるっていうなら、頼む。それを見せてくれ。俺が、きっと、叶えて見せるから……!!」 それを、守ってみたいと思った。自分に欠けてしまった何かが、その先にあるという確信だけがある。 『どうしテ、ナンでそこまでするの!? ディムろスと私の問ダイなのよ、貴方がイノチヲ賭ける場シょじゃない!!』 アトワイトがかぶりを振るようにして叫んだ。これは、余りにも下らない私戦だ。係わり合いになるべきではないのだ。 「一々何かするのにそんなに理由が要るのかよ……だったら、決まってんだろ…………」 カイルが、頭を上げながら唸った。ぼさぼさの金髪が後ろに流れていく。 アトワイトに聞かれるまで、自分でも何故ここまでするのかということを考えていなかったことに気づく。 だが、なんとなくそれに対する答えは直ぐに浮かび、尚且つしっくり来た。 最早痛いという段階を越している風圧を前にして、彼は目を背けなかった。 その背中を見る。そして、その背中を推す。そこに、理由などは要らなかった。 欠損だらけの中でも、彼をあの城で手にしたことだけは一度たりとも後悔していないことに気づいたから。 「今は、俺が……ディムロスの――――――――――マスターだからだッ!!!!」 少なくとも、カイルにとってそれはこの戦いに関わるに後悔しないだけの理由足りえた。 『ば、今顔を上げたら!』 カイル、とディムロスが言いかけた言葉はアトワイトの叫びにかき消された。 面を上げたことによって紙一重で避けられるはずの攻撃は、死へと距離を狭めた。 間接的にしか光を操作できないアトワイトにはその攻撃を止める手段が無い。反射的に飛び出た彼女の警告はその真実を現していた。 だが、過失致死に至るこの光の束を前にしてもカイルは毅然と前を向いている。 頬が風圧で凹み様になっていないの横顔の滑稽さとは裏腹に、眼球さえ一瞬で乾ききってしまいそうな大気の中でもその瞳は真っ直ぐにあった。 ざっと全体を空間的に認識し、4枚の位置を確認し終わったディムロスはそれに素直に可笑しみを覚え、“箒の火を切った”。 『ディムロス!?』 目の前で繰り広げられる状況に高性能化したはずのアトワイトの論理回路が追いつかない。 カイルを死なせぬ為に少しでも加速しなければならないはずの今、ディムロスはエンジンの駆動を落とした。 壮絶な光が雨霰と飛び交う中、傘から顔をだし、帰路へ急ぐ足さえも止まってしまえば自らの血にずぶ濡れになるしかない。 兵理では絶対に在りえない、そしてディムロスという男の人間性からみても考えられない現実が進行する。 その後ろでクスと笑ったミトスに気づかぬまま、アトワイトの思考が非現実な現実に一瞬止まった。 『―――――9時34度、4時218度、7時129度、2時3度!!』 「デルタ、レイッ!!」 ディムロスが数の羅列を叫んだが早いか、カイルの空いた左手に光が収束し三つに分かれて飛散する。 剣が認識した敵の攻撃方向へと一筋の光が走り、レイとぶつかる。 初級晶術と上級魔術だ。当然出力は比べ物になるはずも無く、相殺など出来る道理が無い。 だが、それで十分だった。十分な効果観測を経たアトワイトの射撃は正確に正確を期し狙いを精密なものにしている。 生と死の狭間を縫うような狙撃。だからこそ、“僅かにでも軌跡を狂わせられれば、それで命は凌げる”。 三つの火線が1度か2度ほど外側に弾け、カイルの頬と膝と背を掠めた。 自らの肉が焦げる匂いすら嗅げるほどの至近距離を通る光線を前にしてカイルの視線は微動だにしない。 絶えず揺蕩う心を眼前右側より迫る第四波へと絞り込んで、カイルは握り締めたディムロスを一気に切り上げる。 「閃光衝!」 光輝く太刀筋と光満たす鎚がぶつかり、赤い空が一瞬真白く包まれた。 昼夜の狭間、刹那の白夜に画像処理が追いつかないアトワイトの目が一瞬眩む。 全ては一瞬のことだった。 カイルが弾いたレーザーは一瞬だけ反れ、一瞬だけ彼らを生き延ばし、アトワイトの思考は一瞬後に戻り、一瞬後には彼らを捉えきるだろう。 だが、アトワイトはその一瞬に最大の警戒を持った。一瞬、そう、人間にして一瞬きの時間。 “それだけの時間があれば、爆発できる”と彼女は知っている。 『良くやった。後は、俺に任せろ』 光が思い思いの場所に散乱して空に赤い夜が戻ってきたとき、ディムロスはそう言った。 落下気味に停滞するその箒の、ブラシの先に太陽のような紅玉を携えながら。 今、ディムロスとカイルの間にそれ以上の言葉は要らなかった。 ソーディアンマスターであればそれは無用のものであり、何より、この一瞬は無駄に出来ない。 『ディムロス、貴方、何を言ってるのか分かってるの!?』 アトワイトがディムロスに言葉を尽くす。だが、極限まで高められたその火は既に臨界点に達している。 『どうやら俺もお前も読み違えていたようだ。 ここに居るのは一廉の戦士だ。後ろに置いて守るべき弱者ではなく、肩を並べ共に血を流すべき戦友。 守るべきものがあれば、振り返ったかも知れんが―――――――――どうにも、俺が憂うべきはお前だけで良いらしい』 最早ディムロスには彼女しか見えていなかった。その背中は、信じらるものに守られているが故に。 『アフターバーナー、点火――――――――エクスプロード!!』 空中戦において貴重たる数秒、蓄えに蓄えたそれをディムロスは解き放った。 尾翼より放たれる白色にまで高められた大炎は取り込んだ酸素の量が極限にまで高められた証だ。 燃焼させる気体の中の不燃だった酸素を更に取り込んで発生した、爆発と呼ぶに相応しい推進力がディムロスらを超音速の世界に誘う。 『こっちに向かってこない……墜ちる!?』 その極限まで高められた戦速にて真正面に向かってくると考えていたアトワイトの思考を、現実が斜め上に飛翔する。 それは少し考えれば誰にでも分かる当然の結果だった。あのレイの雨の中、緊急脱出的に発生した間隙の中で方向など定められるわけが無い。 ディムロス達は最大速度を以て、地面に激突するコースを描いていた。 (制御失敗―――――――違う! もっと狂った何か!!) 焔は時として感情を表す。術者の悦さえ熟れて漂ってきそうな爛火が、アトワイトに理解を促した。 正気と狂気を渡るこの神火は、解き放たれたディムロスそのものだ。狂と同等の“理”が存在する以上、暴発は在りえない。 彼女の読みに応えるようにして、ディムロスは箒の前後を軸としてカイル100度ほど回し、一気に機首を持ち上げて降下と同時に右旋回する。 衝撃波から減速した音が轟き地上の草を上空からも分かるほどに揺らす程の速度。 減速行程を一切省いたその旋回はどれほどの技巧を尽くしても旋回半径は大きく、また、人間の限界を超えていた。 カイルはその中でも姿勢を変えなかった。箒の突端が削れるほどの鋭角的な衝撃波が、カイルの正面に限って別の圧力と相殺されることで歪んでいる。 『風系ショウ術を合わせてる!? ム茶よ、今すぐ止メナさい……って、あの紋しょウ……』 音よりも早く動く彼らに音で伝える言葉など掻き消されるだけという当たり前の事実を忘却するほどにアトワイトは乱れた。 風で衝撃を相殺したとしても、加速度の毒が残っている。倍加された速度が人体に齎すのは、死以外に在りえない。 だが、カイルの眼は旋回の中心方向、下半身へ集められこそすれ、その意志を未だ滾らせていた。 いぶかしむべき現象、その答えをアトワイトは急激な速度によってついに彼の首から飛び出して揺れていたそれより見出す。 『くローナシんぼルッ!! 耐Gセイ御に使ッテるの!?』 アトワイトは全てに整合性を見出した。いかなディムロスとて、蛮勇と無謀と果敢の区別は付いている。 本来成層圏の彼方まで吹き飛ぶべきカイルの精神を紙一重でこの空に留めている鎖なのだと彼女は悟った。 狂っているとしか思えない有人での超加速機動は、これを支柱としているのだと。 ディムロスは確かにカイルを捨石とするのではなく、共に往くべきモノと捉えている。 彼は何処まで行こうとも、自分の知るディムロスでしかないのだということに彼女は気づかざるを得なかった。 頭半分。もとからさして満ち足りているとは言いがたいカイルの脳は、血と酸素を減らして磨耗している。 いかな紋章があらゆる悪性状態へ有効だとしても、病としての相と“航空現象としての”相が混じったそれを完全に抑えることは出来ない。 自分の視界の右から地面が縦に迫ってくるという得がたい体験にすら驚けないほどに衰弱しかけた彼は、 重ね合わせたディムロスの自我を核として追うことで自己を繋ぎ合わせることで、その意志を纏め上げていた。 剣先より伝わる、アトワイトへの感情。リオンのこと、ソロンと共にいたときのこと、ヴェイグに出会ったこと、父と再び出会ったこと。 ありとあらゆる情報が絡み合い、複雑怪奇に成り果てた理の糸。蜘蛛の網の如きそれを焼き払った彼の焔に、カイルは自らの欠損が埋まるのを感じた。 もうそろそろ地面が迫ってくるという頃合で旋回の頂点に達したカイルの身体が更に傾き、彼の天地が完全に入れ替わる。 それが合図だと確信するカイルの両の手が、瀬戸際に立って最後の覚悟を決めるディムロスを握り締めた。 逆さの視界を見下ろせば、そこには逆さに写る彼女らの姿。カイルは、それに自分までも名状できない気分を覚えた。 それは幻覚だとはカイルにも分かっている。これはディムロスをディムロスたらしめる核であり、カイルのそれではない。 だが、カイルはディムロスのそれにある一つの真実を見出した。 「岩斬、滅砕陣!!」 “俺には、俺が欠けている” その真実がディムロスの我と、カイルの欠けた我を結びつけた。 常と全く逆と化し、カイルの剣が逆しまの頭上にある大地に斬り込まれる。 それでも箒は止まらない。剣を大地に突き刺したまま、驀進するその様は星を両断しかねない勢いだ。 『構えろアトワイト―――――――――他でもないこの“俺”が今、お前に会いに突撃<ゆ>く!!』 ディムロスの刀身が紅く燃ゆる。大地に突き立てて蓄えられたその熱に、ぼろぼろと毀れる岩石がとろりと溶けて地表に在りながらマグマと化す。 アトワイトが全てを察し、光線を反射させるべき鏡壁を残らず自らの下へ引き戻し、さらなる重ね掛けで強化する。 だが、それは無駄に等しい。絶対零度の壁を超えられぬ氷の女神の兵に、臨界を越えた火神の覇道を止められる道理が無い。 暖気完了。汝、其の心臓にプロメテウスの神火を灯せ。 一木一草悉くを焼き滅ぼして封じ込め、汝が覇道を此処に打ち建てよ。 『「覇道、滅封!!」』 振りぬかれる剣。傷口から血が吹き出るように、轟炎が大地を割った。 逆風より放たれて大地を走破すべき斬撃が、カイルの剣技特性、そして異様極まりないスプリットSからの唐竹真一文字によって反転する。 焔が礫と化した大地を溶かした道を通って空を渡り、彼女の下へと一直線に突き進む。 愚直に、故に最速に斬火は彼女の守備へと打ち当たる。しかし、それは衝突にさえなっていなかった。 (どうして、どうしてなんだろう)一枚目が水となる前に蒸発し、 (要らないと捨てたのに、欲しいとも思っていなかったのに)それと同時に二枚目が融け、 (心も、自分さえも切り捨てたはずなのに)三枚目が溶岩に解かされ、 (それでも来てくれた貴方を嬉しいと思ってしまうのは―――――――) 四枚目が岩石に砕かれたその狭間を貫通させて、箒の突端が彼女の前に広がる。 それでも彼の炎は止まらない。水さえも蒸気さえも燃やし、固体液体気体の三態の理さえも滅ぼし尽くす。 一瞬にて距離を詰め切ったその速度にさしものミトスも対応し切れなかったか、咄嗟に胸の前に出したアトワイトが弾かれて彼の手から飛ぶ。 自らの支配者の手より零れ落ちた自らの身体を中空に晒し、彼女は思った。 甘い夢を見るのは子供の特権だ。それは生きる希望になり、前へと突き進む原動力になる。輝かしき未来に手を曳かれて道を歩む。 大人だって夢を見る。ああであったとか、こうすればよかったという可能性という名の夢を。輝かない今を諦めるために。 夢など信じるほど若くは無い。可能性に縋れるほど子供でもいられない。 『アトワイトォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!』 だけど―――――――――現実に現れた彼女の王子様を否定できるほど、年老いてもいなかった。 カイルの右手がディムロスを握ったまま空を舞うアトワイトの柄を握り取る。 全てをプラズマにまで昇華するその彼の道の前には何人も立てはしない。 その作り上げた道を突き進むディムロスらの前には、全ての不浄を消し飛ばした爽快なる大気しか無かった。 『……私はお前に謝る術を持たん』 僅かばかりの静寂が今までの苛烈さが嘘のようにさえ思えるほどの長さを持った。 『一度口でそれを吐いてしまえば、あの時の私がお前を本当に裏切ったことになってしまう』 選ぶようにしてディムロスはゆっくりと言葉を紡いだ。アトワイトは、黙ってそれを待つ。 『償おうにもこの有様だ。下げる頭も、慰めてやる身体も如何ともし難い』 歯痒そうにディムロスは言った。慎重というよりはしどろもどろな言い回しが自分のこととはいえなんともじれったい。 意図的な遠回りが心底苦手なのだと自覚をしたディムロスは、意を決したように口を開いた。 『だから、その、なんだ。先のことはどうなるか約束もできんし、前のこともどうにも出来ん。 だから……現在に誓う。俺は――――――お前と共に在ろう。もう、二度と離さん』 『でも……私は、もう……』 差しのべられたその手を、彼女は掴めなかった。 既に彼岸の淵の存在である自分はディムロスの進む道にはもう戻れない。 『なら、俺がお前の傍に在ろう。お前が滅ぶその時まで……いや、お前が滅んだ後もだ。 お前が俺の道を進めないなら、それでもいい。俺に、お前の道を歩ませてくれ』 だが、ディムロスはそれを撥ね退けた。アトワイトの純粋な驚きが、触れる刃を通じて伝わる気がした。 『もう我等に出番は無い。後はあいつらが上手くやるだろう。少なくとも、そう信じられるだけの物はあった。だから……』 そこでディムロスは言葉を濁した。口中に留めたそれを舌先で弄んで、喉に戻す。 この言い方は卑怯に過ぎる。グリッドも言っていたではないか。理由は、自分の中にこそ持てと。 『俺が、お前と居たいんだ……駄目か?』 あまりに無骨、情けなく不細工、どうしようもなく単純。 千年生きたはずの洗練の欠片もない言葉。だけど、 『そんなの――――――――断れる訳、ないじゃない…………』 その言葉をこそ、彼女は欲しかった。 来るはずのない未来でもなく、失われてしまった過去でもなく、誰かとともに在れる現在こそが。 前 次
https://w.atwiki.jp/acesvro/pages/15.html
Base Job 通常Drop 500倍 500倍 300倍 (Dropは個別判定有) 基本 転生2次 3次 スパノビ 拡張職 255/50 255/70 255/50 255/99 255/50 (3次職は3-1まで実装、3-2は見た目のみ実装) 転生回数 ボーナス 5回 1回につき100P ステータス上限 255 MaxAspd 通常195 PvGv190 無詠唱dex 160 首都 枝MAP PvMAP プロンテラ ジャワイ イズルート 最大PT人数 PTボーナス 公平圏± 16名 150% ±100 MVPボス沸き時間 即沸き HPSPが回復しなくなる重量 90% 合奏一人演奏 不可 同盟チャット 可能 所持金限界 1000000000zeny(1G) MOB・MVPBOSS強化 HP2倍 開放@コマンド @go 数字 0 プロンテラ 6 アルデバラン 12 ウンバラ 18 アインブロック(北口) 1 モロク 7 ルティエ 13 ニブルヘイム 19 アインベフ 2 ゲフェン 8 コモド 14 龍之城 20 リヒタルゼン 3 フェイヨン 9 ジュノー 15 ジャワイ(枝マップ) 21 フィゲル 4 アルベルタ 10 アマツ 16 アユタヤ 22 ラヘル 5 イズルード 11 コンロン 17 アインブロック(南口) 23 ベインズ @load セーブポイントに帰還します @itemreset 装備中の物以外のアイテムを全て消去します @die キャラクターが死亡します @clock 現在のサーバ時刻を取得します @autoloot アイテムを自動で取得します @hatch ペットの卵を孵化させます @mes map全体に届く発言をします @resetfeel 数字 太陽と月と星の感情をリセット 0 太陽 1 月 2 星 @resethate 数字 数字太陽と月と星の憎悪をリセット 0 太陽 1 月 2 星
https://w.atwiki.jp/acesvro/pages/5.html
まとめサイト作成支援ツールについて @wikiにはまとめサイト作成を支援するツールがあります。 また、 #matome_list と入力することで、注目の掲示板が一覧表示されます。 利用例)#matome_listと入力すると下記のように表示されます #matome_list
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/34203.html
登録日:2016/04/20 Wed 02 41 49 更新日:2024/08/28 Wed 17 58 54NEW! 所要時間:約 11 分で読めます ▽タグ一覧 Fate Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚 TYPE-MOON TYPE-MOON黙認 コハエース コンプティーク 和鯖 帝都聖杯奇譚 平野稜二 月姫 桜セイバー 経験値 経験値の本気 魔人アーチャー 時ハ太平洋戦争末期 我ラ大日本帝国陸軍ハ聖杯戦争ヲ掌握セリ 聖杯戦争ヲ掌握セリ 大聖杯ヲ要トスル新型爆弾 驚天動地ノ必殺国防兵器 八一号聖杯爆弾 同盟国ドイツ第三帝国ヨリ強襲セシ 人造英霊兵団ヘルト・クリーガー ソシテ大聖杯ニ呼バレシ七騎ノ救国英雄ガ聖杯爆弾ヲ巡リ繰リ広ゲタ、歴史ノ影ニ埋モレシ聖杯戦争 『Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚(ていとせいはいきたん)』とは、経験値による漫画作品。 タイトルの通り非公式? ながらFateシリーズの派生作品……ということになるのか? 元々は、コハエースEXにて「コハエースで聖杯戦争」というアイデアから誕生した作品。 その場限りのネタかと思いきや、社長が妙に気合を入れた桜セイバーのイラストを提供してくれるという急展開を迎える。 その後、経験値による「ぼくのかんがえたFate」という、いわゆる型月ファンにありがちな若干痛い自虐ネタのようなものとして「帝都聖杯奇譚」のタイトルや魔人アーチャーなどの設定を発表したりしていたが、結局コハエースEXの最終回と同時に連載開始前に打ち切られるという結末を迎える。 それからしばらくの間は、桜セイバーや魔人アーチャーがカプセルさーばんとにゲスト出演するなど地道な活動が続いていたが、EXでの最終回から一年経ったコハエースGOにて、突如本編の連載がスタートした。 「きのこもウロブチもかいてくれないから、自分でかくハメになるんですよ!!」 時代は第二次世界大戦末期(昭和20年・夏)、第三次聖杯戦争の最中に日本軍により奪われた聖杯を巡って……というIfの物語。 聖杯の強奪がユグドミレニアとナチスならApocrypha、本来の通り第三次聖杯戦争が無効となって終わったらZero……という具合に妄想設定を連結すると割と楽しいが、 「基本的に本家Fateとはなんの関係もないパラレルですので!! プリズマ先輩よろしくツッコミ無用でお願いしますね」 と明言されている。 また、きのこ先生の見解は「限りなくアウトに近い黙認姿勢だよ!! 妄想設定、お許しください!!」とのこと。 つまるところ、あんまり真面目に考察せずに、気楽に楽しむべし……といったところ。 なお、作者が経験値かつコハエース内の連載ということで、キャラクターは基本的にデフォルメ体形。 ページ数も限られているため、結構なハイペースで物語が進行する。 派手な戦闘シーンを描ける余裕もないため、戦闘描写そのものがカットされる場面もしばしば。 一方で、仮にもFateの看板を掲げているためか、コハエースの軽いノリは健在ではあるものの、話の内容自体は基本的に真面目でシリアス。 でも絵柄のせいでやっぱりギャグ。 物語の進行上、ちゃんと舞台を描く必要があるため、背景の描かれているコマがそれなりに存在しており、コハエースなのにあんまり白くない。 コミックスにおいては「コハエースGO」内に本編は一括で収録されている。 その為FGO等で桜セイバーや魔人アーチャーに興味を持った人でも手を出しやすいが、「GO」を読んだだけでは一部設定(八一号聖杯爆弾の存在)なんかが分かりにくいので注意が必要。 【登場人物】 マスターなどの聖杯戦争関係者にはスターシステムとして他の型月作品のキャラクターが割り振られる形になっている。 あくまでスターシステムであるため、そっくりさんが登場してもあまり深い関係はない。 ただし、月姫のキャラクターについては「戦前に月姫の物語が一通り終わっている」という設定になっており、時代は違えど一応本人という扱い。 ◆遠野家 ●桜セイバー おなじみおき太。琥珀によって召喚されたサーヴァント。 普段のコハエースや各所にゲスト出演した際の残念キャラは、今回控えめ。 その一方で、戦うたびに血を吐くピーキーな仕様は徹底されている。 詳しくは項目を参照。 ●琥珀 桜セイバーのマスター。本作の主人公ポジション。 物語がそれなりにシリアスに展開するため、わりと真面目に使用人をしている。ただし性格は歌月十夜・メルブラ仕様。 諸々の番外作品で見せるチートスキルも使用せず、自白剤を用意したりする程度。一方で月姫で明かされた能力はしっかり活用されている。 ちなみに、連載前の設定では桜セイバーのマスターは、 「戦時中でありながら妙にのんびりとした、悪く言えば平和ボケした価値観を持つ、マイナーな魔術師の家の息子」 になる予定だった。一番近いのはこの人か。 ●遠野秋葉 遠野家当主。 本来、聖杯戦争など遠野家とは無関係な儀式であるのだが、シエルからの依頼を受け、突如終了した第三次聖杯戦争に介入することになる。 当初は彼女がマスターになる予定であったが、偶然やトラブルが重なった結果、琥珀がマスターとしてサーヴァントを召喚することになった。 マスターではないものの、異能力を駆使して戦闘にも参加する。 ◆日本陸軍 ●魔人アーチャー おなじみノッブ。本作のボスキャラ枠のサーヴァント。 自身を召喚した日本陸軍を逆に掌握し、その手腕で魔術協会や第三帝国を出し抜いて大聖杯を確保、驚天動地の必殺国防兵器「八一号聖杯爆弾」の建造に着手する。 すっかり残念キャラが定番になってしまっていたが、今回は「第六天魔王」らしい苛烈さ、冷酷さを見せてくれる。 詳しくは項目を参照。 ●マスターアルトリア 魔人アーチャーのマスター。おなじみ型月のドル箱ヒロイン。 陸軍将校と外国人のお妾さんとの間に産まれたという設定。どこぞの内弟子のように騎士王所縁の血筋だったのかセイバー顔なだけでなく魔力量も優秀。 元々魔人アーチャーを召喚した魔術師は別に存在していたが、召喚直後に圧切長谷部されて、彼女と再契約という流れになった。 不意打ち気味に登場してコマ外のモーさんをビビらせた。 元は月刊ニュータイプの誌上企画で誕生したセイバーのバリエーション。今回は日本軍所属ということでセーラー服だけでなく軍帽も装備している。 ●間桐少佐 バーサーカーのマスターで、みんな大好きワカメ。陸軍第四魔導機関に所属する魔術師。 設定上は、間桐家が現代ほど落ちぶれる前の、まだ少しは魔術回路が残っていたころの間桐家の魔術師。 陸軍を我が物とするノブの存在を快く思っておらず、自身の召喚したバーサーカーに『甲型英霊拘束具』を装備させ、マスターとしての力を振るおうと画策するが……。 「ワカメフラグ立てすぎワロタ」 ●バーサーカー 巨大な槍を振るう狂気の英霊。見た目は筋骨逞しい偉丈夫。 陸軍によって甲型英霊拘束具を装着させられており、どことなく特撮ヒーローっぽいナリになっている。 召喚早々、甲型英霊拘束具の制御を破り、暴走。虐殺パーティを繰り広げる。 基本的に豪放磊落な陽気な兄ちゃんといった感じの性格だが、ゲーム感覚で敵のみならず一般人にも点数をつけてスコアアタックを始めるなど、戦いにおいてはまさに狂戦士の顔を見せる一面も……。 本人曰く「主君殺しなんてしない」とのことだが、仮にマスターが令呪で自決を命じようとした際には、事も無げに令呪のある部位を刎ねてのける。 でも殺してないからね。しょうがないよね。 ※真名ネタバレ 真名は「森長可」。 通称・鬼武蔵。 元々間桐少佐は宮本武蔵を召喚するつもりであったが、「武蔵違い」で触媒を間違え彼を召喚してしまった。 狂化ランクはDのため会話は可能だが、「精神汚染:B」によって意思疎通は困難……という、近年増加傾向にあるタイプのバーサーカー。 実は彼自身よりも装備している甲型英霊拘束具の方が厄介という変わり種なサーヴァント。 拘束具には土地から魔力を吸い上げる機能があり、それを送り込まれることによる、ほぼ無尽蔵の再生能力を誇っている。 ランサーに顔をブチ抜かれても平然と再生するレベルであり、これを仕留めるには胸部の炉心を心臓ごとピンポイントで破壊するか、 大規模な火力で長可を跡形もなく消し飛ばすしかない。 詳細はバーサーカー(帝都聖杯奇譚)を参照。 ◆ドイツ第三帝国 ●総統 第三帝国の総統……の、影武者。 キャスターのマスターであり、奪い損ねた聖杯を手中に収めるために、英霊兵の大軍を率いて現れる。 マスターでは唯一のオリジナルキャラ。 第三帝国総統ということで、某最期の12日間の空耳ネタを披露してくれる。 ●レイター少佐 総統の横に寄り添う女性軍人。 経験値のお気に入りライダーさんであるが、出番は少ない。 ※展開ネタバレ 実はアサシンのマスター。 そして、第三帝国に潜入していた時計塔のスパイ。 出番が少なかったのは表に出ることなく暗躍していたから……らしい。 彼女に指示を出していたのは時計塔のロードの一人(ケイネス・エルメロイ・アーチボルトっぽい)。 このたびの聖杯戦争は、このロードにとって「実験」であったらしく、レイターからの報告を受けて「第四聖杯計画」の開始を宣言する。 ●キャスター スーツにサングラス姿の謎の男。登場して早々に顔も真名も明かさないまま魔人アーチャーに射殺されるも、その後平然と復活している。 連載前は「ぶっちゃけまだ考えていない」として設定は決まっていなかったようだが、連載開始に際して英霊が決定した模様。 戦闘能力は皆無のようだが、何か特異な能力を持っているらしく、第三帝国の人造英霊兵団は彼の手掛けたものである様子。 自分のことを「いちおう悪魔」と称したり、英霊兵を魔術兵器でなく科学の産物と語ったりなど、その正体は謎に包まれている。 ※真名ネタバレ 真名は「マックスウェル」。 かつて根源に挑んだとある数学者が生み出した架空の悪魔。 この悪魔は熱力学第二法則を否定してしまう存在であり、それが永久機関を求める人々の欲望によって歪められ、霊基を得てサーヴァントとなった。 宝具にのみ一点特化した極端な性能で、ステータスは宝具がEX評価である以外はすべて「-」となり、スキルも「悪魔の証明:EX」以外所有していない。 しかし、「『マックスウェルの悪魔』の存在を否定できる理論が無いかぎり消滅しない」という特性(*1)を有しており、彼の存在を否定できる理論が作中の時代、およびサーヴァントたちの時代には存在しないため、決して殺すことができない不死に近い存在と化している。 逆に証明が成立した現代に召喚された場合、普通の高校生の物理の教科書に殴られただけで致命傷を負うことになる(*2)。 宝具は『熱力学第二法則の否定(マックスウェルの悪魔)』。 永久機関(っぽいもの)を顕現させ、無限に近いエネルギー(この場合は魔力)を生み出すことができる。 自身の目的の障害となる魔人アーチャーが桜セイバーに倒されてから正体を明かした、本作の裏ボス的存在。 ●セイバー? 暗い目つきをした浪士風の男。 セイバーの「坂本龍馬」と名乗っているが、怪しげな土佐弁で話し、示現流で斬りかかるなどどうにも胡散臭い。 その戦法はセイバーのクラスには似つかわしくない、死角からの不意打ちや、マスターを人質にとる等、ダーティーなものが目立つ。 その一方で卓越した剣術の使い手でもあり、示現流以外にも多数の流派を使いこなすなど、地力も極めて高い。 何故かライダーに対して憎悪を向けているが……? ※真名ネタバレ 真名は「岡田以蔵」。 幕末の人斬りで、本当のクラスはアサシン。 一度見た剣技をコピーできる宝具『始末剣』により、アサシンでありながらセイバーに匹敵する剣技を操ることができる。 これにより、二つのクラスの能力を疑似的に再現しており、言うならばダブルクラスと呼ぶべきものになっている。 正体を明かしてからは、自分のことをアサシンではなく「人斬り」のクラスだと言っているが、これはあくまで自称。 詳細はアサシン(帝都聖杯奇譚)を参照。 ◆聖堂教会 ●シエル 聖堂教会からの使いとして、琥珀たちに聖杯戦争への介入を依頼する。 触媒になるアイテムをどっさり用意してくれた。 ●ランサー 神槍と呼ぶべき超絶的な技を持つ、コートを羽織った老人。 ランサーでありながら特筆すべき槍の宝具を持たず、その技量のみでランサー足りえているという特異なサーヴァント。 ランサーではあるが素手でも戦える。下手したら素手の方が強いかもしれない 彼の大ファンである経験値が、きのこ先生に必死の出演交渉をした結果、わりとあっさりOKをもらえたとか。 本作では珍しい日本国外出身のサーヴァントにして、最も新しい時代のサーヴァント……というか「この間死んだと思ったらもう召喚された」というレベル。 ●言峰花蓮 大陸からやってきた美少女マスターで、ランサーのマスター。とうとう言峰って言っちゃったよ。 聖杯とは別の、第三帝国の所持している封印指定の聖遺物が目的。 ◆その他 ●ライダー 少々とぼけた雰囲気をした二十代半ばの青年で、日本刀と拳銃を駆使して戦う。 わりと話の分かる人物で、桜セイバーと共闘することもできる。 基本的に普通の喋り方だが、大事な局面では地の口調らしき土佐弁になる。 魔人アーチャーに匹敵するほどの知名度を備えた英霊で、騎乗型のEXランク宝具を所有している。 ※真名ネタバレ 真名は「坂本龍馬」。 抑止力によって召喚された存在であり、マスターは存在しない。 宝具は『天駆ける竜が如く』。 自身に付き添う美女「お竜」の正体であり、真名を開放することで巨大な竜の姿に変貌する。 強力な分デメリットのある宝具で、竜への変身は一度の召喚につき一度きり、発動後は世界に対する不完全さゆえに存在を維持できずに消滅するという制約がある。 EXの評価も「強さ」ではなく「判別不能」という意味でつけられている。 また、厳密には竜そのものではなく、竜種一歩手前の「蛟(みずち)」のような物の怪にあたる存在(だからこそ「竜が“如く”」という宝具名なのかもしれない)。 ●お竜 ライダーに寄り添う謎の美女。長い黒髪とセーラー服姿が特徴で、性格は妙に軽くマイペース。 ちなみに、坂本龍馬の妻として知られる、お龍さんこと楢崎龍ではない。 お龍ではなく、お竜なのがポイント。 サーヴァントの斬撃や銃撃をものともしない異常な耐久力と、素手の一撃で地面を砕くほどの身体能力という、サーヴァントに匹敵するほどの戦闘能力を有している。 しかしながら高い「神秘」を持つ存在であるため、スキル「天下布武」を発動した魔人アーチャーにはかなり不利になってしまう。 ※正体ネタバレ その正体はライダー・坂本龍馬の宝具『天駆ける竜が如く』そのもの。 元々はとある山に封印状態で縫い付けられていたまつろわぬ何か。 若気の至りで封印の鉾を抜いてしまった龍馬に一目惚れし、恩返しを口実に彼の押しかけ女房になったとのこと。 (恐らくは九州旅行をした際に高千穂峰の天逆鉾を引っこ抜いたという逸話が元ネタ) なお、魔人アーチャーの剣を首に受けて暴走状態に陥ったのは、文字通り彼女の「逆鱗」に触れたためと思われる。 ●遠野志貴 本編中の登場はなし。 月姫の事件を色々解決した後、徴兵されてインド戦線に派兵されたとのこと。 彼の安否をシエルが保証することを条件に、遠野家が聖杯戦争に参加することになった。 ●アルクェイド・ブリュンスタッド 出征した志貴にくっついてインドに行った後、現在は欧州戦線で暴れているとのこと。 聖杯戦争とかしている場合じゃない。 ●サル 本編中に出番はないが、ノブがちょくちょく言及する存在……となる予定だった。 本編では尺の余裕もないので、設定で語られるのみ。 似たノリで考案された経験値オリジナルサーヴァントにはタヌキも存在する。 【用語】 ●八一号聖杯爆弾 大聖杯を81のパーツに解体し再構成、まったく別の何かに変革された魔術兵器。 大聖杯を確保したノブが、聖杯が願望機として機能しないことを見抜いたことから誕生した、一発で戦局を逆転させうる戦略兵器。 大聖杯にありがちなイレギュラー欠陥も完備しているため、隙が無い。 ●人造英霊兵団ヘルト・クリーガー ドイツ第三帝国が実現させた、英霊を兵器として運用することを可能とする魔導兵器。 聖杯戦争における英霊召喚を大聖杯を介さずに実現させるトンデモ魔術。 本来なら絶対不可能な行為であるが、とある事故により“実現せずして実現してしまった”。 サーヴァントの運用にマスターを必要とせず、令呪は緊急処分用の一画のみ。 基本的には本来の英霊とは全く別の疑似英霊であるが、それゆえに神霊クラスのサーヴァントさえも制限付きで稼働させることが可能。 本編では、まずクー・フーリン(偽)による試作型が登場したものの、秋葉一人にも苦戦したうえ、桜セイバーにあっさりやられてしまった。 その後、甲型英霊拘束具と同じ物を装備した軍勢が総統に率いられて登場するものの、全員が半端に神性スキルを保有していたため、魔人アーチャー単騎にあっさりと壊滅させられてしまった。 ●栄光の右手(ハンズ・オブ・グローリー) 第三帝国が保有する、封印指定の聖遺物。 言峰花蓮の目的は、聖杯ではなくこちら。 元ネタは絞首刑者の手を材料に作られるというありとあらゆる鍵を開き、見たものを硬直させると言われる「栄光の手」。 ●安土 ノブ自慢の超大型戦略爆撃機『AZUTI』。 戦時中に計画が頓挫した必勝防空計画における、大型長距離戦略爆撃機であるZ飛行機(いわゆる後の「富嶽」)を再設計、開発した飛行要塞とも言うべき超兵器。 武装として20mm機関砲を16門装備し、最大25tまでの爆弾を搭載可能。機関は敷島ハ53空冷式4列魔石型36気筒(ハ219複列魔石型18気筒を2台串型置)7.800馬力(3950kw)6発を搭載。単独でのアメリカ本土への爆撃を可能とする。 ……っていうのどうでしょう? と、きのこ先生に話してみたら何故かうけてたらしい。 本編では登場することの無いまま終わってしまった。是非もないよね。 ※終盤ネタバレ ●人造の神(ネオ・フューラー) ドイツ第三帝国の真の計画である■■■■の召喚によって現れた「真なる総統」。 総統の影武者の右手に移植された「栄光の右手(ハンズ・オブ・グローリー)」を触媒にした上で、キャスターの宝具と融合した聖杯が無限の魔力を供給することにより現界する。 外観はFate/stay nightのHFルートで登場した「影の巨人」に近い。 圧倒的な攻撃力と再生力を誇る上、ひとたび動き出せば聖杯を奪われても問題なく活動できるという驚異的な能力を持つ。 ●抑止の守護者 『人造の神』を倒すため、五騎のサーヴァントの霊基を取り込んだ聖杯によって桜セイバーが再臨した姿。 詳細は魔神セイバーを参照。 【外伝・リメイク】 ◆帝都聖杯奇譚外伝 欧州死徒戦線 1945 最終回で発表された続編。 主人公は志貴のピンチを救うべく欧州へと旅立った翡翠。 事件に巻き込まれた志貴とアルクェイドに、翡翠を追う琥珀と秋葉、そして何故か現界したままの沖田とちびノブ達の活躍する物語になる模様。 いわゆる嘘予告であり、本当にやるかどうかは不明。 ◆帝都聖杯奇譚回顧録 昭和戦国絵巻 ぐだぐだエースにて発表された、帝都聖杯奇譚の前日譚。 舞台は昭和18年・冬。帝都時空における第三次聖杯戦争を描く。 物語の導入部と第五話(*3)に当たるエピソードなどが断片的に語られるだけで、本格連載がされるかは不明。 ※判明しているサーヴァント&マスター サーヴァント マスター 備考 セイバー 遠坂家&間桐家同盟 魔人アーチャー マスターアルトリア 八華のランサー 弓塚さつき 本作の主人公ペア ライダー 単純な戦闘力なら魔人アーチャーを上回る? ??? アインツベルン家 バーサーカー? 日本において神として扱われている英霊。 ◆帝都聖杯奇譚 Fate/type Redline 2019年に発表、連載が開始された帝都聖杯奇譚のリメイク版。 リメイクにあたり設定を一部刷新、琥珀さんや遠野家メンバーなどのスターシステムを排し、新たなマスターたちで物語を紡ぐ。 作画は平野稜二。 ※判明しているサーヴァント&マスター 《セイバー:沖田総司陣営》 赤城奏丈 セイバーのマスター。現代日本(2020年)の男子高校生。 絶えつつある魔術師の家系に生まれ、祖母の遺品を整理していたところ、1945年にタイムスリップ。九十九の召喚儀式に乱入し、たまたま持っていたラノベが触媒となって沖田を召喚、マスターになってしまった。 藤宮九十九 セイバーのマスターになろうとしていた少女魔術師。 聖剣の鞘でアーサー王を呼ぶつもりが奏丈の乱入でご破算に。彼を代理として聖杯戦争に参加を促す。なお鞘は偽物だったのでどれほど頑張ろうともアーサー王は出てこなかった。 実は奏丈の祖母。 《アーチャー:織田信長陣営》 淺間かなめ アーチャーのマスター。真瓦津の下で働く金髪碧眼の少女。 召喚された信長はマスター予定だった陸軍士官を無礼討ちで惨殺。覇気に兵たちが平伏する中、腰が抜けていたために顔を上げていたかなめを見初め、契約を結ぶ。 コハエース版のアルトリアに桜の要素が付け加えられている…? 《ランサー:李書文陣営》 蘭蘭芳 ランサーのマスター。中国系のフリーランス魔術師。 中国の闇社会では「火鼠」の異名を持つ盗賊でもある。教会の依頼で来日し聖杯戦争に参加する。 言峰花蓮に相当するが、最も立場が違うキャラクター。 《アサシン:岡田以蔵陣営》 レイター アサシンのマスター。第三帝国から派遣された魔術師。 真瓦津と同盟を組んでいるが、彼の裏でさらなる暗躍を見せている。 現状、コハエース版から続投している唯一のマスターで、ライダーさんをベースにリデザインされている。 《バーサーカー:森長可陣営》 真瓦津玲二 バーサーカーのマスター。陸軍少佐。ワカメの系譜。 軍部に属する魔術顧問士官。魔術師が上位に立つ国を作ろうと暗躍している。 信長のマスターになることを望んでいたが、彼女からは路傍の石扱いで、対抗心から宮本武蔵召喚を目論むが… 傲慢で陰険な性根の持ち主だが、時勢と精神操作が相まって部下からは慕われていた。 追記・修正おねがいします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] これもっとマジメにやったら面白そうなんだけどなー経験値氏の黙認って何処まで黙認か曖昧だし少なくともFGOで追加期待 -- 名無しさん (2016-04-20 07 27 15) 設定とか練り込めばかなり面白くできそうな下地 -- 名無しさん (2016-04-20 10 01 17) 問題は誰が書いてくれるのか、という一点。 -- 名無しさん (2016-04-20 12 01 55) そこでアニメ化ですよ -- 名無しさん (2016-04-20 12 08 02) 爆撃機AZUTIが登場したらどんな会見なんじゃろ -- 名無しさん (2016-04-20 12 54 12) この手のスターシステムも面白いな 龍が如く見参みたいな感じで サーヴァントもガチで地力あるメンツばっかだし 森の兄ちゃんは英霊兵軍団出るとこまで生きてほしかったなぁ、森無双見たかったわ あとノブとの絡みも -- 名無しさん (2016-04-20 12 58 39) あと志貴も大丈夫なんかね インド戦線つったら後に悲惨なことになるのに……まぁアルクいるなら大丈夫か というかアルクさん、赤王ちゃまに先駆け、無双楽しんでるのか -- 名無しさん (2016-04-20 13 00 45) バーサーカー弱かったな。鎧の方が強いって感じ。キャスターにそこそこ期待。あと龍馬がドラゴンライダーで抑止力のバックアップ受けてるのはさすがに盛りすぎだと思う。 -- 名無しさん (2016-04-21 14 44 57) 本編作品ではいろいろ制限があってできないことを、コハエースの緩い空気でやっちゃおうみたいなノリがあるかもしれない。比較的最近の日本人サーヴァントが多いのもその一つだと思う。 -- 名無しさん (2016-04-21 21 08 34) コハエースなのに、経験値なのに、ちくしょう!! かっけえじゃねーか!! -- 名無しさん (2016-05-19 21 07 06) 鬼武蔵、意外とケリィと相性いい気がするなぁ -- (2016-06-04 14 31 02) ↑外道作戦は全然OKだから鬼武蔵から見れば切嗣は悪くないだろうけど、切嗣から見たら勝手に暴れ出すただの面倒なサーヴァントなんじゃ…… -- 名無しさん (2016-06-04 19 46 38) キャスターはそう来たかぁ…たしかに非力なことにも不死身なことにも納得いくチョイスだ -- 名無しさん (2016-06-11 16 26 42) エネルギーの無限増殖っぽいから起動に聖杯必要な理屈はわかるけど栄光の手はなんなんだろう… -- 名無しさん (2016-06-11 18 57 58) ラスボスはノッブって言ったじゃないですかァー! -- 名無しさん (2016-06-11 19 43 18) ↑x4 アイリとイリヤが関わらんかったケリィなら案外いけるんじゃね?あぁ見えて鬼武蔵頭もいいからケリィ丸め込んで上手くやりそうな気もするけどな -- (2016-06-11 20 12 33) キャスターはノッブに続いてエミヤが天敵のサーヴァントか。神秘の薄い未来の英霊だからこそアドバンテージを取れるキャラも増えてきたな -- 名無しさん (2016-06-11 20 19 03) キャスターって中ボス的な印象があったからこういう黒幕展開は面白いな -- 名無しさん (2016-06-11 20 36 47) ↑作家系は黒幕関係多いぞ -- 名無しさん (2016-06-13 01 31 29) まさか魔神セイバーまで回収するとは思わなかった -- 名無しさん (2016-07-13 22 48 41) 情報更新ありがたい。単行本はよほしい -- 名無しさん (2016-07-20 21 20 46) 個人的にラスボスで真セイバーヤマトタケルが出てきてくれることを期待していたんだが。だって日本神話の英雄の代表格だし、日本版ヘラクレスって感じだし…。 -- 名無しさん (2016-07-20 21 40 19) 全体的にサムライ的なキャラが集まった聖杯戦争だから神話時代の英霊連れてこられてもチート過ぎて勝負にならない -- 名無しさん (2016-07-20 22 07 31) ↑それでもノッブなら…… -- 名無しさん (2016-07-20 22 46 03) キャスターって下手したら(現代なら)大学生でも勝てるよね… -- 名無しさん (2016-07-25 12 57 37) ↑ 勝てる勝てないというより、現代には(この形では)存在してない可能性が高い。 -- 名無しさん (2016-07-26 17 30 06) ↑天草くんの例もあるし「ナチス」と言う概念で召喚されそうだな… -- 名無しさん (2016-08-03 07 51 14) 魔神セイバー強すぎワロタwww んでまさかの沖田とノッブ(ただしちびノブ)現界ENDか 欧州死徒戦線1945みてーよぉぉぉぉぉ -- 名無しさん (2016-08-10 23 59 18) あとレイター少佐の上司がなんか闇のカプさばおじさんっぽい? -- 名無しさん (2016-08-11 00 02 05) たまに思うんだが、森さんは生前からアレなので、「この狂化って素じゃね?」と思ってしまう......。 -- 名無しさん (2016-08-17 16 59 38) ↑会話のできるバーサーカーはみんなそんな感じだし…… -- 名無しさん (2016-08-18 13 48 30) 切嗣的なキャラ出てきたら戦時中だし本編以上に無力感に苛まれて荒みに荒んでそう -- 名無しさん (2016-08-18 14 04 41) 勇者エリの例もあったし魔神セイバーを実装されないかな… -- 名無しさん (2016-10-23 23 59 03) 単行本でキャスターのマスターが「謎の男」になってるんだが、もしかしてキャスターのマスターは総統じゃない? -- 名無しさん (2016-11-12 19 47 02) ↑ マスター権限を総統の影武者(ホムンクルス?)に渡したんじゃね -- 名無しさん (2016-11-12 21 38 39) 単行本一巻でサクッと完結する聖杯戦争ってのは、他のFateにはない特長かと思う。バトルシーンや裏話なんかを肉付けして、1クールアニメとかにできないかな? -- 名無しさん (2016-11-13 23 05 32) ↑バトルシーンはほぼ全カットだからな。通しで書かれたのはセイバーvsバーサーカーとランサーvsアサシンだけという -- 名無しさん (2016-11-13 23 30 50) エクステラより面白かった。人斬りとDQNかっこいいのう -- 名無しさん (2016-11-15 19 40 49) ちびノブに感無量。 -- 名無しさん (2016-11-15 20 22 47) 原作というか提案した作品としちゃ面白いと思うけどなー。信長なんか大暴れしてくれそう -- 名無しさん (2016-11-17 13 30 54) なんで平将門出なかったんだろう? -- 名無しさん (2016-11-18 14 30 38) ↑表ボスがノブである以上、それと近いレベルの大物武将を出したら話がややこしくなる -- 名無しさん (2016-12-30 13 32 40) 嘘アニメ化予告来たけど、そのうちホントになりそうだなぁ -- 名無しさん (2017-01-08 22 29 43) 聖杯戦争ってあまり女性アーチャー出てないから魔人アーチャーは嬉しかった。もっと掘り下げてアニメ化とかして欲しいな -- 名無しさん (2017-01-20 18 00 29) 滅茶苦茶面白かったのに続きは確実に出なさそうなのが悲しい… -- 名無しさん (2017-10-13 16 13 25) 欧州死徒戦線あくしろよ -- 名無しさん (2017-11-04 00 40 00) イベントおめでとう! -- 名無しさん (2018-06-06 22 22 57) イベントで殆どの鯖か実装されたが鬼武蔵はどうなるんだろう… -- 名無しさん (2018-06-06 22 38 31) イベント決定したのはめでたいが、参加条件は1部クリア…。ケッ、そういうこったと思ったよ…。思えば明治維新イベなんかはもろに1部クリアが前提のストーリーだったっけな。 -- 名無しさん (2018-06-06 22 55 32) 問題はネオ・フューラーの扱いだよな…本編で一番の謎だし -- 名無しさん (2018-06-07 14 08 04) ↑まさかのキンカンが第六天魔王の依代で登場するとは… -- 名無しさん (2018-06-26 14 36 35) ついに全員出演したね -- 名無しさん (2019-07-12 13 19 38) 時代的に楠木正成召喚していたら勝ち確 -- 名無しさん (2019-08-30 19 21 14) 新たにリメイクされることが決まったそうな。 -- 名無しさん (2019-12-10 18 39 48) 富岡さんスピンオフの人か リメイクコミカライズ -- 名無しさん (2019-12-10 20 26 04) リメイク、まさかのタイムスリップモノだけど、どういうカラクリなんだろ? 型月世界観的に -- 名無しさん (2020-03-19 13 59 19) 違反コメントとそれに反応したコメント削除 -- 名無しさん (2020-10-26 20 56 53) ↑2普通なら魔法モノだけど、この記事やコミックスの巻末に書かれてるように、通常のFateシリーズとは設定的に外れた世界観なので深く考えない方がいいのかも知れない 冬木の聖杯じゃ東洋の英霊は召喚できない(SNのキャスターやApo世界のアインツベルンみたいにルール違反しない限りは)はずなのに、東洋の英霊ばっかり召喚されてるし -- 名無しさん (2020-10-26 21 21 45) レッドライン完結したらアニメ化して欲しい -- 名無しさん (2024-08-25 18 21 18) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/goronka/pages/1911.html
【作品名】(Ah)Nar ni tar saken i egna hander 【ジャンル】スウェーデンの歌 【先鋒】貴方 【次鋒】ティナ 【中堅】ボッセ 【副将】エルンスト 【大将】マーティン 【動画】ttp //www.youtube.com/watch?v=d2Fa0LGG7QI 【歌詞】ttp //alic152.blog123.fc2.com/blog-entry-43.html 【備考】動画のディスプレイの映像が歌詞に沿った物なので、それを考慮している 【先鋒】 【名前】貴方 【大きさ】【攻撃力】【防御力】【素早さ】オナニーできる年齢の人並み 【短所】性別不明 【次鋒】 【名前】ティナ 【属性】スウェーデンの料理番組に出演している女性 【大きさ】【攻撃力】【防御力】【素早さ】おたまを持った成人女性並み 【中堅】 【名前】ボッセ 【属性】自動車番組司会者 【大きさ】【攻撃力】【防御力】【素早さ】じょうろを持った成人男性並み 【副将】 【名前】エルンスト 【属性】インテリア番組司会者 【大きさ】【攻撃力】【防御力】【素早さ】1mほどの棒に布をつけたのれんを持った成人男性並み 【大将】 【名前】マーティン 【属性】日曜大工番組司会者 【大きさ】【攻撃力】【防御力】【素早さ】片手用ドリルを持った成人男性並み 参戦 vol.95 423 vol.95 462 :考察 ちょwテンプレ多すぎだって:2010/07/27(火) 22 48 04 ID n14vNhif (Ah)Nar ni tar saken i egna hander考察 似たようなチェルシーレポートから チェルシーレポート戦 4勝1敗 【先鋒】成人女性負け 【次鋒】武器勝ち 【中堅】【副将】【大将】武器で勝ち こどものじかん戦 3勝2敗 【先鋒】成人女性負け 【次鋒】おたま勝ち 【中堅】オフィスラブより勝ち 【副将】速さで負け 【大将】ドリルの方が強いかな。勝ち 子どもたちが屠殺ごっこをした話(第2話)戦 3勝2敗 【先鋒】少なくとも小学校高学年程度だろ 勝ち 【次鋒】子供に勝ち 【中堅】刃物負け 【副将】豚負け 【大将】ドリル勝ち “非”満員電車もご用心!?戦 1勝3敗1分 【先鋒】女子高生負け 【次鋒】男子高校生負け 【中堅】どっちもどっちで分け 【副将】棒で勝ち 【大将】特殊能力負け。相手の大将全然 Deep Love 劇場版 アユの物語戦 3勝2敗 【先鋒】【次鋒】中年負け 【中堅】成人男性に勝ち 【副将】【大将】武器勝ち 学校の怪談2戦 2勝1敗2分 【先鋒】【次鋒】 【中堅】ばあさんに勝ち 【副将】棒長いし叩いてればそのうち壊れるか。勝ち 【大将】3mのパンチ負け 和声と創意への試み戦 3勝2敗 【先鋒】鳥に勝ち 【次鋒】おたまで勝ち 【中堅】酔っている肉体労働者よりは有利 勝ち 【副将】猟犬負け 【大将】銃負け 463 :考察 素晴らしいコンシィダー:2010/07/27(火) 22 49 27 ID n14vNhif なんてったってアイドル戦 3勝2敗 【先鋒】男性負け 【次鋒】おたまで有利?勝ち 【中堅】じょうろで勝ち 【副将】棒で勝ち 【大将】轢かれて負け カタマリティー戦 2勝3敗 【先鋒】【次鋒】成人男性負け 【中堅】棒勝ち 【副将】キリン負け 【大将】圧勝 スケッチブック ~full color s~戦 2勝2敗1分 【先鋒】鉛筆とかで不利。負け 【次鋒】倒せない、当たらない 【中堅】じょうろ勝ち 【副将】棒勝ち 【大将】車負け 麻雀ステーション MAZIN?麻神?戦 2勝3敗 【先鋒】成人女性負け 【次鋒】成人男性負け 【中堅】じょうろより鎧のほうがいいか。負け 【副将】棒勝ち 【大将】ドリルで穴開けて勝ち ORGY OF THE DEAD戦 2勝3敗 【先鋒】【次鋒】成人男性負け 【中堅】じょうろ勝ち 【副将】刃物負け 【大将】車負け この結果 カタマリティー>(Ah)Nar ni tar saken i egna hander=スケッチブック ~full color's~
https://w.atwiki.jp/mobile/pages/5.html
このページは誰でも自由に編集可能です。 ぜひ、情報をまとめてみませんか? 通称:京ぽん/京ポン キャリア WILLCOM フルブラウザ Opera を標準搭載し、ノートパソコンいらずでパソコン向けサイトが見れる。 ウィルコム定額プランと、リアルインターネットプラスで、メール、Web サイト、ウィルコム同士の通話、およびパソコンに接続して通信した場合も、定額でおこなえるため、通信費が激減する可能性がある。 通信速度は 1x パケット方式で 32 kbpsとパソコン向けサイトを表示するには時間がかかる。 また、機種そのもの動作速度が遅く、もっさりした使い心地といわれている。 ただし、カスタマイズなどによって調整が可能。 製品情報 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/wiki8_template/pages/82.html
【ace】 西口文也☆ライオンズ 【13】 part23 http //ex13.2ch.net/test/read.cgi/base/1140015398/ パリーグ現役最多勝・西口文也投手を応援しましょう。 05.05.13 9回2死からノーヒットノーランを逃すという偉業?を達成!(複数回は史上二人目) 05.06.16 交流戦初代最多勝投手(6勝)・西武ライオンズ史上最多勝投手に(通算125勝) 05.08.27 史上初 9回終了まで完全試合も延長にヒットを許し参考記録 ´θ` ´θ` ´θ` ´θ` ´θ` 【ace】 西口文也☆ライオンズ 【13】 part22 http //ex13.2ch.net/test/read.cgi/base/1133103873/ 過去ログ その1 ttp //sports.2ch.net/base/kako/1004/10040/1004056779.html その2 ttp //sports.2ch.net/base/kako/1018/10182/1018259120.html その3 ttp //zch.s16.xrea.com/b/nisiguchi3.htm その4 ttp //zch.s16.xrea.com/b/nisiguchi4.htm その5 ttp //zch.s16.xrea.com/b/nishiguchi5.html その6 ttp //zch.s16.xrea.com/b/nisiguti6.html その7 ttp //zch.s16.xrea.com/b/nisiguti7.html その8 ttp //zch.s16.xrea.com/b/nisiguti8.html その9 ttp //zch.s16.xrea.com/b/nisiguti9.html その10 ttp //zch.s16.xrea.com/b/nisiguti10.html その11 ttp //zch.s16.xrea.com/b/nisiguti11.html その12 ttp //zch.s16.xrea.com/b/nishiguchi12.html その13 ttp //zch.s16.xrea.com/b/nisiguti13.html その14 ttp //zch.s16.xrea.com/b/nisiguti14.html その15 ttp //zch.s16.xrea.com/b/nisiguti15.html その16 ttp //zch.s16.xrea.com/b/nisiguti16.html その17 ttp //zch.s16.xrea.com/b/nisiguti17.html その18 ttp //zch.s16.xrea.com/b/nisiguti18.html その19 ttp //zch.s16.xrea.com/b/nisiguti19.html その20 ttp //zch.s16.xrea.com/b/nisiguti20.html その21 ttp //zch.s16.xrea.com/b/nisiguti21.html 成績 95年 2勝 0敗 1.99 34奪三振 45 1/3回 1完投 1完封 96年 16勝10敗 3.17 173奪三振 210 1/3回 13完投 2完封 97年 15勝 5敗 3.12 192奪三振 207 2/3回 10完投 0完封 98年 13勝12敗 3.38 148奪三振 181 0/3回 8完投 5完封 99年 14勝10敗 3.41 141奪三振 179 1/3回 7完投 3完封 00年 11勝 5敗 3.77 131奪三振 145 2/3回 4完投 2完封 01年 14勝 9敗 4.35 143奪三振 165 1/3回 1完投 0完封 02年 15勝10敗 3.51 180奪三振 182 0/3回 3完投 2完封 03年 6勝 3敗 6.84 69奪三振 76 1/3回 0完投 0完封 04年 10勝 5敗 3.22 112奪三振 117 2/3回 0完投 0完封 05年 17勝 5敗 2.77 137奪三振 172 0/3回 3完投 1完封 通算対戦成績 対鷹 60試合35勝14敗 対牛(オ) 52試合26勝13敗2S 対牛(近) 53試合26勝 8敗2S 対鴎 58試合21勝24敗2S 対公 40試合15勝14敗 対鷲 5試合 4勝 対星 2試合 2勝 対兎 1試合 1勝 対燕 1試合 1勝 対虎 1試合 1勝 対鯉 2試合 1勝 1敗 通算 275試合133勝74敗6S 打撃成績 2005年 7打数2安打3打点 打率.286 2005.5.06 広島戦で公式戦プロ初安打初打点 2005.5.20 横浜戦で三浦から勝利打点 1-0完封は7回 1996/7/2 ダイエー 1998/6/17 日本ハム 1998/8/9 日本ハム 1999/4/3 ダイエー 1999/8/28 ダイエー 2000/5/25 ダイエー 2005/8/27 楽天 ノーノー未遂は3度 1999/9/19 オリックス(8回2アウトから内野安打) 2002/8/26 ロッテ(9回2アウトから小坂がヒット。2安打1四球) 2005/5/13 巨人(9回2アウトから清水がホームラン 1安打) 完全試合参考記録が1度(プロ野球史上初) 2005/8/27 楽天(延長10回ノーアウトから沖原がライト前安打 1安打1四球完封) 完全試合を達成した選手 藤本英雄 (巨人) 4-0 西日本 1950年6月28日 青森市営球場 武智文雄 (近鉄) 1-0 大映 1955年6月19日 大阪球場 宮地惟友 (国鉄) 6-0 広島 1956年9月19日 金沢・兼六園球場 金田正一 (国鉄) 1-0 中日 1957年8月21日 中日スタヂアム 西村貞朗 (西鉄) 1-0 東映 1958年7月19日 駒沢球場 島田源太郎 (大洋) 1-0 阪神 1960年8月11日 川崎球場 森滝義巳 (国鉄) 1-0 中日 1961年6月20日 後楽園球場 佐々木吉郎 (大洋) 1-0 広島 1966年5月1日 広島市民球場 田中勉 (西鉄) 2-0 南海 1966年5月12日 平和台野球場 外木場義郎 (広島) 2-0 大洋 1968年9月14日 広島市民球場 佐々木宏一郎 (近鉄) 3-0 南海 1970年10月6日 大阪球場 高橋善正 (東映) 4-0 西鉄 1971年8月21日 後楽園球場 八木沢荘六 (ロッテ) 1-0 太平洋 1973年10月10日 仙台宮城球場 今井雄太郎 (阪急) 5-0 ロッテ 1978年8月31日 仙台宮城球場 槙原寛己 (巨人) 6-0 広島 1994年5月18日 福岡ドーム ※西口文也(西武) 1-0 楽天 2005年8月27日インボイスSEIBUドーム (9回参考) 2002/08/26 対ロッテ 四球1(福浦) 走者一人 9回2死 28人目の打者小坂 にセンター前 2005/5/15 対巨人 死球1(清原) 走者一人 9回2死 28人目の打者清水に右本 2005/8/27 対楽天 無走者 10回無死 28人目の打者 沖原 右安 28人目の法則 通算勝利数は現役4位。勝率はその中でトップ。 工藤公康 209勝125敗 .626 山本昌 179勝128敗 .583 桑田真澄 172勝137敗 .557 西口文也 133勝74敗 .643 シーズン2ケタ勝利回数(現役・5回以上 2005/8月末現在) 1工藤公康13 2桑田真澄10 3西口文也9 4山本昌 8 5小宮山悟6 松坂大輔6 6佐々岡真司5 黒木知宏5 上原浩治5 大卒投手勝利数ベスト10 1.村山実 222勝 2.秋山登 193勝 3.杉浦忠 187勝 4.高橋直樹 169勝 5.坂井勝二 166勝 6.佐藤義則 165勝 7.星野仙一 146勝 8.江川卓 135勝 9.遠藤一彦 134勝 10.西口文也 133勝 96~02年にかけて史上8人目の7年連続防御率10傑入り(↓過去の達成選手) 金田正一・別所毅彦・江夏豊・小山正明・稲尾和久・山田久志・星野伸之・西口文也 2005年7月度月間MVPを受賞。 4度の受賞は、投手では郭、西崎、伊良部、小宮山に次ぎリーグ5人目の最多タイ記録。 97年の9月。 (中6日)9/6 中継 1 1/3回 (中2日)9/9 先発 6 1/3回 (中4日)9/14 救援 3回 (中0日)9/15 救援 4回 (中3日)9/19 先発 9回 (中4日)9/24 先発 9回 野村監督曰く 「西口と言う投手がずば抜けていいと。」(97 日本シリーズ前) 古田捕手曰く 「うちの伊藤智が9回投げると思ってくれ。そう言われました。」(97 日本シリーズ前) 捕手別成績(2005年度まで) 試合 勝 負 防御率 被打率 被本塁打率 伊東 180 87 49 3.47 .241 1.01/9回 中嶋 24 10 08 3.40 .247 1.01/9回 高木 08 04 02 3.13 .223 0.82/9回 和田 06 01 02 6.75 .342 0.68/9回 細川 42 24 11 3.63 .240 1.07/9回 野田 09 03 02 4.26 .259 2.53/9回 田原 04 04 00 1.39 .222 0.35/9回 ttp //www.seibu-group.co.jp/lions/players/13/ ttp //jpbpa.net/jpbpa_f.htm?report/mvp/2002/player.htm ttp //f13.aaacafe.ne.jp/~npbphoto/ ttp //www11.plala.or.jp/hexerei/test/nisiguchi20030512.mov ttp //www.geocities.jp/lespace_tranquille/Nishiguchi/otsu_050524/index.html ttp //ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E5%8F%A3%E6%96%87%E4%B9%9F ttp //d.hatena.ne.jp/keyword/%C0%BE%B8%FD%CA%B8%CC%E9?kid=108069 アマ時代の主な活躍 79年 西和佐小学校在学中、2年生のときに西和佐少年野球クラブへ入部 85年 高積中学校で外野手として活躍し県大会優勝 88年 県立和歌山商業高校入学し、野手兼投手として活躍 92年 春季東都2部リーグで最優秀投手賞受賞 94年 春季東都リーグでは5試合・41回と1/3に登板し0勝3敗・防御率1.74(自責点8) 94.11.14 ドラフト前日に東都リーグ入れ替え戦第3戦に先発。 亜細亜大・入来との投げ合い、3塁を踏ませない3安打完封の好投で立正大の1部昇格に貢献 立正大学法学部時代の成績 92春期 2試合1勝0敗 0.69 92秋期 5試合5勝0敗 1.71 2部MVP 92入替 2試合0勝1敗 0.90 93春期 2試合0勝1敗 15.42 93秋期 9試合5勝1敗 2.42 93入替 2試合0勝0敗 6.27 1部昇格 94春期 5試合0勝4敗 1.74 94入替 2試合1勝1敗 1.59 2部降格 94秋期 5試合3勝1敗 1.89 94入替 2試合2勝0敗 1.00 1部昇格 991 名前:代打名無し@実況は実況板で[sage] 投稿日:2005/08/28(日) 11 52 27 ID p5K6Bq/40 俺は西口が好きだ。彼のピッチングを見るのが好きだ。 点を取ってもらった直後に失点する西口が好きだ。 面白いようにスライダーで三振を取りまくる西口が好きだ。 小笠原を三振にとった後オバンドーにホームランされる西口が好きだ。 西口の控えめなヒーローインタビューが好きだ。 ツーナッシングから四球を出して天を仰ぐ西口が好きだ。 マウンド上で躍動する西口のフォームが好きだ。 完封した次の試合でKOされる西口が好きだ。 身体の細さから想像も付かない球威とスタミナが好きだ。 10点取ってもらって完投できない西口が好きだ。 1-0で完封する西口が好きだ。 面白いようにスタンドに運ばれる高めのチェンジアップとスライダーが好きだ。 シーズンが終わると必ずたくさんの貯金を作っている西口が好きだ。 二死から四球で塁を埋めて三振で締める自作自演が好きだ。 2度にわたる9回二死までノーノーピッチングでも 期待通り最後の最後に打たれる西口が好きだ。 3度目の正直で今度こそ9回3死まで完全試合で投げきっても 期待通り完全試合にならない西口が好きだ。 それでいて延長10回、きっちり勝ち投手にはなっている西口が好きだ。 3度目の正直と言ったが実は他にも数多くの大記録未遂を 提供してくれてる西口が好きだ。 こんなに面白いのにマスコミの扱いが悪い西口が好きだ。 あらゆる面で相反する要素を同居させてなお矛盾なく 確立されている、西口文也というその個性が大好きだ 元々ドラ1級の評価もあったが、大学リーグの昇格をかけた入れ替え戦があったため 直前までスカウトと接触できず、結局ドラ3で西武入り。 入団時の西武は黄金期のメンバーが抜けて西武史上最貧打線、Bクラス転落の危機。 そんな中ルーキーイヤーには数少ない登板ながらも初完封も記録。 2年目以降はエースとしてチームをひっぱる。 武器はMAX150km越えのストレートと伝家の宝刀のスライダー。 タコ踊り並みの躍動感溢れるフォームから放たれる縦スラはアホみたいに落ちる。 シーズン天王山では先発抑え先発、と獅子奮迅の活躍。かなりこき使われる。 1-0での完封勝利等の神ピッチングが多く、序盤に失点しなければ後はピシャリ。 ここ一番での勝負強さは最強(シーズン限定)。 前半戦で全く勝てなかった年も、夏場のミニキャンプ後は破竹の連勝を重ね、 結局2桁勝利を記録する。 抜群の成績だけでなく、当時監督の東尾と同郷(和歌山)のためかわいがられる。 MVPの年は「西口はどうせこの後何回もMVPをとる選手だから伊東をMVPに」 という意見もあった。 しかし日シリでは好投しながらも常に勝ち運に見放される。 ヤク戦のテータムに浴びた一発は悲劇。 シリーズ通算0勝5敗ながらもKOは対横浜の一回だけか。 この頃はダイエーの選手の殆どが次シーズンの抱負として 「来年は西口さんから打ちます」と言っていた。 しかし柴原やバルデス等の主軸以外に苦手選手を持つ。 主軸には殆ど打たれない気がする(除く小笠原)。 ダイエー、近鉄といった強打チームには強い。 大阪ドームでの近鉄線では二桁連勝を記録。 しかしなぜかロッテには負け越している。 昔の酷使が祟ったか、ここ数年ストレートの球速が落ちる。 140前半がやっとに(2003年は140出ないこともしばしば)。 それに伴い、高めのストレートで空振りが取れず、 スライダーも以前では皆無だったが見切られたりやカットされることも。 結果四球が増える。 パ全球団ラビット導入が一番影響を与えたのは西口と言っても過言ではないほど、 花火を打ち上げる(チェンジアップの多投が裏目に、という意見も)。 絶不調の2003年はバットに当たればフェンス際まで飛んだ。 自身の全盛期に比べての内容面での衰えと松坂の存在が相まって、 コアな野球ファン以外での知名度はその実績・実力とはかけ離れたものに。 ついでに飄々とした性格からか年俸にも拘らず、 全盛期で2桁勝利しても900万しか年俸が上がらなかったことも。 なぜか東京ドームで滅法勝てず、 そのせいか02年巨人との日シリではチーム勝ち頭ながら第4戦の所沢で登板。 シリーズで西武投手陣総崩れの中、唯一の好投も不可解な5回降板。 2003年は故障でシーズンを消化不良で終わる。連続2桁勝利、防御率10傑も途切れる。 2004年は多少球威が持ち直し、内容面での復調が見られる。 三度目の最多勝とシリーズ初勝利を目指す。 但し内転筋が持病になり、2004年は3度リタイア。規定投球回にも僅かに届かず。 今後の懸念材料に。 今でも被安打率の低さと奪三振率の高さは脅威的(恐らく先発投手トップを常に争う)。 しかし被安打率の良さは家業の花火師業のために防御率に直結せず。 全盛期を知る西口ヲタの一部と、人気抜群の松坂ヲタの一部の間では、 常にエース論議が持ち上がる。 松坂入団後の成績だけを比べても同等の成績を残していることは、 あまりにも知られていない事実。 あだ名はオツ(陸上長距離のオツオリ(山梨学院大→トヨタ)に似ているという理由)。 2ch内では宇宙人キャラ。 昔メジャーについて聞かれて 「飯がマズイから行かない(新人時代教育リーグに参加してた)」 伊東曰く「オールスターで九者連続奪三振する投手がいるとしたら、西口しかいない」 西口が投げる日はやたらにカブレラが打つ。 調子が悪い日は、四球でランナー貯めてHRがデフォ。 同期の72会(西口、和田、高木浩之、犬伏)は仲がいい。 結婚するまでは穴の開いたスニーカーとかを普通に履いてた。
https://w.atwiki.jp/sougohankoku/pages/146.html
作成者:はぐろ 使用アイドレス テニスの練習(ユーラさん) 執事(職業)(はぐろ) 部品構造 大部品 エクスカリバーヒカル(ACE) RD 66 評価値 10大部品 外見 RD 2 評価値 1部品 顔と身体 部品 仕事中の服装 大部品 執事としての仕事 RD 24 評価値 7大部品 執事 RD 23 評価値 7部品 定義 部品 外見・服装 大部品 基本職務 RD 4 評価値 3部品 主人の身支度 部品 スケジュール管理 部品 来客対応 部品 贈答管理 大部品 求められる能力 RD 7 評価値 4部品 立ち居振る舞い 部品 数学処理能力 部品 言語理解能力 部品 コミュニケーション能力 部品 語学能力 部品 情報収集能力 部品 経済・経営学 大部品 伝統的な職務についての知識 RD 6 評価値 4部品 必要性 部品 食器の管理 部品 財産の管理 部品 酒類の管理 部品 給仕 部品 使用人の管理 大部品 職業資格 RD 4 評価値 3部品 執事の資格とは 部品 執事協会 部品 取得までの経緯 部品 試験と受験資格 部品 実績 大部品 余暇の過ごし方 RD 22 評価値 7部品 スポーツ 大部品 テニスの練習 RD 21 評価値 7大部品 テニスの練習の事前準備 RD 2 評価値 1部品 道具の準備と手入れ 部品 テニスコートの準備 大部品 身体を鍛える(テニスの練習) RD 4 評価値 3部品 準備運動 部品 筋力トレーニング 部品 走り込み 部品 ダッシュ 大部品 技術の習得(テニスの練習) RD 9 評価値 5部品 ストローク練習 部品 サーブ練習 部品 レシーブ練習 部品 ボレー練習 部品 スマッシュ練習 部品 ロブ練習 部品 ドライブショット 部品 スライスショット 部品 模擬戦 大部品 テニスの練習での体調管理 RD 2 評価値 1部品 休憩と栄養補給 部品 クールダウン 大部品 ダブルス(テニス)の練習 RD 4 評価値 3部品 ミーティング 部品 コンビネーションの練習 部品 声を掛け合う 部品 陣形の使い分け 大部品 生活能力(エクスカリバー) RD 4 評価値 3大部品 飲食 RD 2 評価値 1部品 日常的な食事 部品 お茶を淹れる 大部品 環境 RD 2 評価値 1部品 住居の手入れ 部品 衣服の手入れ 大部品 運動・戦闘能力 RD 2 評価値 1部品 剣技 部品 体力・持久力 大部品 羽黒とエクスカリバー RD 12 評価値 6大部品 初日 RD 2 評価値 1部品 雇用経緯 部品 最初の仕事 大部品 湯城視察 RD 2 評価値 1部品 外出理由 部品 成果 大部品 無名の砂漠 RD 3 評価値 2部品 同行 部品 決裂 部品 拷問 大部品 決裂のあと RD 2 評価値 1部品 治療と帰還 部品 再会から再生治療へ 大部品 扉は閉じる RD 3 評価値 2部品 すれ違い 部品 訪問 部品 眠り 部品定義 部品 顔と身体 四肢が長めの、よく鍛えられた身体。西洋風の名前に相応な、彫の深い顔立ち。碧眼。髪の色癖は変わる。本心の読めない表情。 部品 仕事中の服装 蒼梧藩国において執事をイメージさせる、西洋的な紳士の装い。白のシャツに黒のズボンと上着、太めのタイ、白手袋。 部品 定義 執事とは、伝統的には高位の人物の家などで家事使用人の上に置かれる立場の者であるが、現代においては雇用主の秘書・側近としての役割が主体となる。本職業「執事」においては、雇用の状況に拘わらず、執事の職務をこなす能力のある使用人と定義する。 部品 外見・服装 正式な場では執事にも相応の正装が求められる。また、多くの場合勤務中は紳士的な装いが求められる。黒の洋装が一般的だが、滞在国や雇用主によっては異なる場合もある。制服は基本的に存在しない。 部品 主人の身支度 その日主人が出かける場に相応しい装いを整えるのも大事な仕事である。服を選び、身支度を整える。特に正式な場に出る場合に重要視される。 部品 スケジュール管理 雇用主の公私を把握し、仕事・私事両面の予定の調整を行う。移動手段を整える。雇用主が自家用移動手段を持つ場合は運転を行うこともあるが、雇用主所在地の一般的移動手段でない限り運転及び運転の資格取得は必須事項には含まれない。 部品 来客対応 雇用主の家や職場を訪れる客に対しもてなしの手筈を整えるのもまた執事の役目である。事前に来客についての調査を行い、好悪はもちろん健康状態や周辺事情も確認した上で最善の対応を行うことが望ましい。 部品 贈答管理 雇用主の家や企業に関わりの深い相手について、本人はもちろん家族はじめ大切な相手を把握、必要に応じて相応の品を手配する仕事。また雇用主宛に贈られた品の把握管理も行う。 部品 立ち居振る舞い 背筋を伸ばして姿勢正しく、動きは機敏かつ優雅に。気品を保つ所作は雇用主への礼儀であると同時に、外から見た雇用主の評価をも上げる。 部品 数学処理能力 大きな家に仕えるという職務性質上、基本的な数字の把握からその数字がどのような意味を持つのかまで理解できる能力が必要とされる。 部品 言語理解能力 雇用主に言われたことを理解する能力、ではない。言われたそのままを実行して満足するのではなく、主人がなぜそれを望むのかを考え、最善の形で応える姿勢・能力が要求される。 部品 コミュニケーション能力 執事たるもの、相手を選ばずコミュニケーションがとれなければ仕事にならない。誰が相手でも円滑で正確なやりとりが出来ることが望ましい。 部品 語学能力 帝國共用語、共和国共用語両言語において複雑な会話や交渉が可能なレベルが最低限。資格試験では更に地方言語1種類以上で日常会話が可能なレベルを求められる。 部品 情報収集能力 ときに雇用主は困難な要求をする。現実的に叶えられないことは勿論あるが、現実として可能な範囲で手を尽くし、出来得る限り主の希望を叶えるのもまた執事の務めである。そのための情報収集の手段に通じていることが求められる。 部品 経済・経営学 執事を雇うともなれば、多くの場合は相当に資産のある家である。主人の務めを理解して支える、資産を任せられて運用する、などの場面は少なくない。そのため経済の知識も必要とされる。 部品 必要性 現代社会においては薄れつつある旧来の執事の務めであるが、地域によっては伝統的な形式や格式を重んじる家も多い。そのため、執事の資格を得る者は旧来の務めについても一通りの知識を必要とする。 部品 食器の管理 勤務邸内の食器を把握・管理し、料理のみならず主や来客に適切なものを選定する。本来は高価な食器の品質保持と盗難防止から始まった職務。現代でも求められる場合が多い。 部品 財産の管理 家、土地、あれば領地などの不動産、食料や金銭に至るまでの財産の管理。管理能力は執事資格取得に必須ではあるが、実際どの程度までを任せるかは雇用主の判断による。 部品 酒類の管理 繊細な果実酒をはじめとした酒類の管理もまた執事の仕事である。適切な保管・提供方法の知識と技術は必須の範囲。加えて実際に味わって知識を深め、料理に相応しい品を選ぶことも推奨される。 部品 給仕 主人への食事の給仕。調理は料理人の仕事であり執事の職務には含まないが、軽食の用意程度ができことを求める雇用主も多い。 部品 使用人の管理 主家全体の使用人の雇用、運用を雇用主に代わって取り仕切る。本来は男性使用人と女性使用人の管理は分けられているが、女性執事の出現もあり、よほど大きな家でなければ統括管理が一般的となっている。 部品 執事の資格とは 本職業アイドレス着用に際しては、執事協会の定める資格試験に合格する必要がある。執事の正式な求人、斡旋などはこの協会を通して行われる。 部品 執事協会 勤続30年以上の経験を持つ執事・元執事で構成される職業管理機関。より質の高い執事をという貴族や高位階級の後押しで設立された。 部品 取得までの経緯 古くはフットマンと呼ばれる従僕の実務をこなしての昇格という規定であったが、現代においては執事養成施設や、教育資格を持つ執事からの教育を受け、資格試験を受けて執事資格を取得する場合が多い。 部品 試験と受験資格 養成施設或いは勤続年数8年以上の現役執事からの推薦があれば、資格試験を受けることができる。学習年数は問われないが、求められる能力を主とした多岐に渡る試験項目をクリアする実力は当然必要とされる。また、推薦者は執事協会に記録が残るため、まずは推薦者の信用を得ることが第一関門となる。 部品 実績 羽黒の執事として勤務した実績から。勤続は9年程度。卓抜した情報収集能力で、主に公務の面で雇用主を支えた。 部品 スポーツ テニスをやっているというか、テニス場へ向かう姿は目撃されている。以下は一般的なテニスの練習内容。後ほねっこ男爵領から伝えられた練習メニューにはダブルス戦も含まれているが、ダブルスの練習まではしていない。 部品 道具の準備と手入れ テニスの練習には、最低限ラケットとボール、そしてテニスシューズが必要である。 ラケットは同じフレームであっても使用するガットや、その張り具合の強さは個人のスタイルによって変わり、さらに練習用と試合用を使い分ける人もいるように意外と手間がかかるのだ。 ボールも試合球と練習球がある。資金が潤沢なところは練習でも試合球を使っていたりしてリッチである。ボールは紛失しやすいので、練習前と練習後の個数チェックは忘れてはならない。 テニスコートは競技用に表面が整えられており、状態を保つために凹凸の多い靴底、固い靴底の靴で立ち入ってはならない。ちゃんとテニスシューズを履くこと。スパイクなどもってのほかである。 部品 テニスコートの準備 テニスの練習の前にはまずテニスコートを整えなければならない。通常、テニスコートのネットは常に張った状態にしておくとワイヤーが傷みやすいため、緩めた状態にしてある。使用時にはワイヤーを張った状態にして、使用後にはまた緩めなければならない。 ハードコートの場合はコートの手入れは定期的に行われれば足りるが、グラスコートやクレーコートでは日々のメンテナンスが必要である。 屋外のクレーコートが雨の翌日にでこぼこになっていて、誰だコートに入ったやつはと怒りながらローラーがけをした経験がある人もいるだろう。 部品 準備運動 練習の前には準備運動が欠かせない。身体をほぐし、筋肉を温めることで代謝を高めるとともに、特に怪我をしやすい関節回りのストレッチが欠かせない。 部品 筋力トレーニング どんなスポーツでも相応の筋力が必要であり、それらがあってこそ技術も活かせる。腕立て伏せや腹筋・背筋運動、スクワットといった各種トレーニングが重要である。 部品 走り込み 試合の間、コートの中を駆け回るだけの体力・持久力を養うための長距離走も必須の練習メニューである。地味で苦しいが、いざ試合になると終盤の体力の差は勝敗に強く結びつくのでがんばろう。 部品 ダッシュ テニスでは瞬発力が必要である。構えた状態から瞬時に加速してボールを捕らえるためのダッシュ練習も外すことはできない。 急激な負荷が足首やアキレス腱にかかるので、練習前にはしっかりとストレッチをしておかないと危ない。 部品 ストローク練習 テニスの基本である、相手のコートにボールを打ち返す練習である。ラケットの持ち方とフォームの確認、ボールに合わせたタイミングのとり方などの基礎がしっかりしていないと先には進めない。 コート上で長くラリーを続ける練習や、的を置いてボールを当てるコントロールの練習が一般的。 部品 サーブ練習 テニスでは自分(側)と相手(側)で交互にサーブを打つようになっている。サーブは相手のボールを返すのとは異なり、自分自身でコントロールして打てる唯一の機会でありゲームの流れを作るのみならず、直接的に点を取りに行く上でも非常に重要なため、サーブの練習は重点的に行われるのが常である。 サーブ練習もフォームの確認から始まり、トスのあげ方、コースの打ち分けなどの練習が基本となる。 部品 レシーブ練習 サーブがテニスのプレイングの中で重要であることに対応し、それを打ち返すレシーブも同じく重要である。サーブは攻撃の起点であり、受け手の側からすればそれをいかに自分にとって有利な形で返せるかがゲームの展開に大きく関わる。 レシーブ練習では、サーブを想定した高い位置からの高速のボールを相手にするための瞬時の判断と行動を磨くため、ランダムなコースに打ち込まれるサーブをひたすら返していくという地道な方法が取られることが多い。もちろん返ったボールが相手の絶好球にならないよう、可能な限り厳しいコースに打ち返す必要があり、日頃のストローク練習の結果が物を言う。 部品 ボレー練習 ボレーとは、ボールをバウンドさせずにそのまま打ち返すことを指す。ボールはバウンドすることで少なからず球威や回転が弱まり、一般的には打ち返しやすくなるのだが、自分の位置とボールのコースの関係や、ネット際に詰めた場合にはバウンドを待って打ち返すことはできないため、この技術が必要になる。 またバウンドすることによってコースが変化するようなボールに対してはボレーで返すのも一つの戦術である。 ボレーの練習では、ネットを挟んだ短い距離でのボレーから初めて徐々に距離を伸ばし、また左右や高低の振り幅を大きくしていく練習法や、一定の位置で、間断なく打ち込まれるボールをひたすらボレーで返す練習などが行われる。 部品 スマッシュ練習 スマッシュはテニスにおける必殺技っぽい位置づけであり、高い位置に上がったボールを勢いよく打ち付けるショットである。当然ながらその打球の速度、威力ともに非常に高く、狙って打てればだいたい得点できると言ってもよい。フォームとしてはオーバーハンドサービスに近いが、サーブが自らトスを上げるのに対してスマッシュでは相手の返球次第であるため理想的な状態にはなかなかならない。 練習では、わざとゆるく打ち上げた、あるいは直接手を使って放ったボールを、コート上の目印に向かって打ち込む方法が一般的である。 部品 ロブ練習 ロブとはボールを相手の頭上を越えるように高く放物線を描くように打つものである。体勢が崩れたときに立て直すための時間稼ぎや、ネットに詰めてきた相手の頭上を抜いて得点を得るなどに使われるため、古くは卑怯な手として禁止されていた時期もある。現在はそういったことはない。 ロブは高く打ち上げるため着地点を正確に捉えることが難しい。練習として、相手コート奥に目印を用意し、フロントコートにラケットを持った人を立たせ、その頭上を越して目印にボールを当てるといった方法が多い。 部品 ドライブショット ドライブとは順回転のことであり、その名の通りボールに強い順回転をかけて打つことを言う。ドライブショットはその回転と空気抵抗の作用で真っ直ぐかつやや沈み込むような軌道を描き、バウンド時には勢いよく跳ね上がるため、相手の足下を狙って打つことで返球を困難にする。基本的かつ攻撃的なショットである。 部品 スライスショット スライスは逆回転のことであり、こちらはボールに逆回転をかけて打つことを言う。スライスショットは打球の速度がやや落ち、滞空時間が長くなるショットであるため、基本的には崩れた体勢を整えるための時間稼ぎなどに使われる防御寄りのショットである。しかしスライスショットはバウンドしてもあまり弾まない、ドライブに比べて回転の強度をコントロールしやすく、横回転と合わせることで多彩な軌道を描くことも可能なことから、攻撃的な用い方も可能である。 練習としては、とにかく打つ力の強弱と回転の調整を感覚で掴むことが重視される。 部品 模擬戦 相手を決めて試合形式で行われる練習。多くの場合は通常の試合よりも短いゲーム数で行う。また試合形式ではあるが練習であり、それぞれ与えられた課題を中心にプレイしなくてはならない。大事なのは勝ち負けではなく中身である。 部品 休憩と栄養補給 オーバーワークや集中力の低下による事故を防ぐために、練習の合間には適度に休憩を挟むことが必要である。スポーツドリンク等で失われた水分や栄養素を補うことも欠かせない。 部品 クールダウン 練習後には酷使した体を休めることが必要である。激しい運動の後にはきちんと締めのストレッチやマッサージを行い、余分な疲れが身体に残らないようにケアすることが大事。 部品 ミーティング ダブルス競技では言うまでもなくペアのコンビネーションが極めて重要であり、その第一歩はゲームの展望を共有し、戦略と戦術を考え、それを実現するために必要な課題を話し合い明確にすることである。 部品 コンビネーションの練習 ダブルスでは多くの場合、一方が前衛寄り、もう一方が後衛寄りのポジションを採用する。それぞれのポジションに応じた動きを確認し、穴が出来ないような位置取りをする練習や、一方が積極的に攻めに行った場合のカバーなど、ダブルス特有の動きを反復練習する。 部品 声を掛け合う 経験を積んだダブルスのペアであっても、そうそう以心伝心とはいかないため、ゲーム中に互いに声を掛け合うことは大事である。 部品 陣形の使い分け ダブルスならではの特殊な戦術が陣形の使い分けである。基本的にはペアで前衛と後衛に分れる陣形に、例えば、ペアの両方が前衛の位置取りをする前衛並行陣であったり、反対にどちらもベースライン付近に構える後衛並行陣、前衛と後衛がセンターに一列に並ぶIフォーメーションなどを組み合わせて相手によって使い分けることでゲームを有利に運ぶことが重要である。 部品 日常的な食事 本来ならば料理人の仕事であるため、執事の業務としては必須事項ではないが、簡単な食事程度なら作って雇用主に提供することができる。うどんとか。 部品 お茶を淹れる 「美味い茶を淹れられる執事」が募集要項であったため、相応に茶は美味い。適切な茶器や茶菓子を選ぶのもお手の物。 部品 住居の手入れ 整理整頓掃除に至るまでそつなくこなす。細かい掃除は本来別の使用人の仕事だが、必要とあらば不可能はない。仕事書類等に関しては、雇用主の癖を把握して適切に配置することができる。 部品 衣服の手入れ 洗濯もまた別の使用人の仕事であるが、不可能ということはない。雇用主の衣服の管理から礼装の選定まで問題なくこなす。 部品 剣技 忍者数人や押し寄せる蛮族に対応できるほどの剣技。詳細な戦闘スタイルやルーツなどはエクスカリバーの口からは明かされない。 部品 体力・持久力 羽黒が息切れするほど走っても涼しい顔で話ができる。羽黒いわく「息切れしたところなど見たことがない」。テニスの成果かそもそも身体能力が高く鍛えられているのかは不明。 部品 雇用経緯 蒼梧藩国は窮地にあった。人命を重んじ人心に報いようと努めた戦後処理が思うように進まず、それどころか思惑に反して人心を無視し命を軽視する方向に動いて、その先の対処法を見出だせないまま時間に追われて次の段階へ踏み込もうとしていた。当時藩王補佐を務めながら、悪い方へ転がっていく国情を止める力もなく頭を抱えた羽黒は、せめて優秀な補佐と美味い茶が欲しいとか言って執事の募集を出した。その執事としてエクスカリバーが雇用されたのが、少なくとも表面上は、最初の接触である。 部品 最初の仕事 羽黒がこの優秀な執事の助けを得て最初に行ったのは、出口どころか己自身の姿も認識できないまま暗闇を疾走するような状況にあった国政を一旦停止させることだった。羽黒の、元はと言えば執事エクスカリバーの助言を受け藩王は国政の仕切り直しを決意。地獄への最後の曲がり角を曲がりきる前に蒼梧は足を止め、方向転換の機会を得る。 部品 外出理由 藩王が再度視察に出ても今以上の情報は得られん。かといって身を守る術を持たぬ者が、信用ならない護衛をつけて行っても危ない。現状動ける面子で選ぶなら自分と執事と、執事が信用できる護衛とで行くしかあるまい。そんな理由で羽黒は執事に視察同行並びに護衛選抜を命じたが、執事は護衛を外した。 部品 成果 羽黒は最終的に執事の誘導に従い、取り繕われていた湯城の裏側、当時特権階級と呼ばれていた権力者たちが隠していた国民の声に僅かながらも触れることに成功。藩王に報告を届け、国政はそれまでと違った方向に舵を切った。そして久保雄一郎の季節が訪れる。 部品 同行 大恩ある星鋼京出身のパイロット「セタ・R・モモヤマ」氏の行方を折にふれ探っていた藩王は、国情の落ち着きを見て本格的な捜索へ乗り出すことを決意。羽黒を通し執事エクスカリバーに情報調査を依頼するが、エクスカリバーが実際にセタ氏を探しに無名藩国であった砂漠へ行くと行動に出たため羽黒が後を追って共に無名へ向かう。 部品 決裂 セタ氏を探し出す前に無名の砂漠にて戦闘が勃発、エクスカリバーは羽黒に逃げるよう言い残して戦闘区域へ向かう。そこでエクスカリバーは「十年来の敵」とするダガーの男と戦闘、さまざまな加勢の末、逃げずに追ってきた羽黒の妨害の結果、視力を失い捕縛される。 部品 拷問 羽黒は捕縛したエクスカリバーからセタ氏の行方を聞き出すことを選択。だが猛き国となった蒼梧の尋問は拷問へ直結。エクスカリバーを裏切者と判断した羽黒は拷問を黙認、聞くべきここを聞き出したのちその身柄を、当時無名で起きていた兵士たちの病や不調の治療にあたっていた医師和錆氏へと引き渡す。 部品 治療と帰還 和錆医師と、当時偽名だった玄霧藩王に一命を救われ、エクスカリバーは治療を受けたのち和錆医師に雇用されて蒼梧へ渡る。その頃国政からの引退を考えていた羽黒とはすれ違うこともなかった。 部品 再会から再生治療へ まだ戦う相手があると聞き、引退しきれなかった羽黒はエクスカリバーが蒼梧に戻っていること、連れ立ってきたはずの和錆医師が彼を伴わず蒼梧を出たことを知り、猛虎の殿堂前でうずくまっていた盲目の乞食の前に立つ。拙くも所業を詫びるが、エクスカリバーは会話を退ける。だがそこに戻った和錆医師と犬森のはからいにより、エクスカリバーは和錆医師のもと本格的な再生治療を受けることとなる。 部品 すれ違い 宰相府にて再生治療を受け五体を取り戻したエクスカリバーは、完治を喜び、和錆医師に「見たいものがある」などと語って蒼梧へ戻るが、その頃羽黒は仕事していた。代理出迎えに出た犬森の行動は誤解を受け、後日アネモネの花束が羽黒宅に届けられる。 部品 訪問 迷走気味に手を尽くし探していた羽黒の家をエクスカリバーが訪れ、ようやくの再会。だが本気か冗談かわからない拷問吏ジョークは場を凍りつかせ、なんだか気まずい。としか言いようのない空気をもたらす。その後雨の日を選んでエクスカリバーは羽黒宅を訪れるようになる。 部品 眠り 藩王とはじめとした一部の人間たちは、130年のうちに訪れるという滅びの日を乗り越えるため長期の眠りに就く。最後の日まで自宅に残っていた羽黒の前にエクスカリバーは姿を現すが、共に来る、或いは共に残ることを望んだ羽黒に対しエクスカリバーの口から告げられたのは暇乞いの言葉だった。その場で羽黒の意識は途切れ、眠りが訪れる。 提出書式 大部品 エクスカリバーヒカル(ACE) RD 66 評価値 10 -大部品 外見 RD 2 評価値 1 --部品 顔と身体 --部品 仕事中の服装 -大部品 執事としての仕事 RD 24 評価値 7 --大部品 執事 RD 23 評価値 7 ---部品 定義 ---部品 外見・服装 ---大部品 基本職務 RD 4 評価値 3 ----部品 主人の身支度 ----部品 スケジュール管理 ----部品 来客対応 ----部品 贈答管理 ---大部品 求められる能力 RD 7 評価値 4 ----部品 立ち居振る舞い ----部品 数学処理能力 ----部品 言語理解能力 ----部品 コミュニケーション能力 ----部品 語学能力 ----部品 情報収集能力 ----部品 経済・経営学 ---大部品 伝統的な職務についての知識 RD 6 評価値 4 ----部品 必要性 ----部品 食器の管理 ----部品 財産の管理 ----部品 酒類の管理 ----部品 給仕 ----部品 使用人の管理 ---大部品 職業資格 RD 4 評価値 3 ----部品 執事の資格とは ----部品 執事協会 ----部品 取得までの経緯 ----部品 試験と受験資格 --部品 実績 -大部品 余暇の過ごし方 RD 22 評価値 7 --部品 スポーツ --大部品 テニスの練習 RD 21 評価値 7 ---大部品 テニスの練習の事前準備 RD 2 評価値 1 ----部品 道具の準備と手入れ ----部品 テニスコートの準備 ---大部品 身体を鍛える(テニスの練習) RD 4 評価値 3 ----部品 準備運動 ----部品 筋力トレーニング ----部品 走り込み ----部品 ダッシュ ---大部品 技術の習得(テニスの練習) RD 9 評価値 5 ----部品 ストローク練習 ----部品 サーブ練習 ----部品 レシーブ練習 ----部品 ボレー練習 ----部品 スマッシュ練習 ----部品 ロブ練習 ----部品 ドライブショット ----部品 スライスショット ----部品 模擬戦 ---大部品 テニスの練習での体調管理 RD 2 評価値 1 ----部品 休憩と栄養補給 ----部品 クールダウン ---大部品 ダブルス(テニス)の練習 RD 4 評価値 3 ----部品 ミーティング ----部品 コンビネーションの練習 ----部品 声を掛け合う ----部品 陣形の使い分け -大部品 生活能力(エクスカリバー) RD 4 評価値 3 --大部品 飲食 RD 2 評価値 1 ---部品 日常的な食事 ---部品 お茶を淹れる --大部品 環境 RD 2 評価値 1 ---部品 住居の手入れ ---部品 衣服の手入れ -大部品 運動・戦闘能力 RD 2 評価値 1 --部品 剣技 --部品 体力・持久力 -大部品 羽黒とエクスカリバー RD 12 評価値 6 --大部品 初日 RD 2 評価値 1 ---部品 雇用経緯 ---部品 最初の仕事 --大部品 湯城視察 RD 2 評価値 1 ---部品 外出理由 ---部品 成果 --大部品 無名の砂漠 RD 3 評価値 2 ---部品 同行 ---部品 決裂 ---部品 拷問 --大部品 決裂のあと RD 2 評価値 1 ---部品 治療と帰還 ---部品 再会から再生治療へ --大部品 扉は閉じる RD 3 評価値 2 ---部品 すれ違い ---部品 訪問 ---部品 眠り 部品 顔と身体 四肢が長めの、よく鍛えられた身体。西洋風の名前に相応な、彫の深い顔立ち。碧眼。髪の色癖は変わる。本心の読めない表情。 部品 仕事中の服装 蒼梧藩国において執事をイメージさせる、西洋的な紳士の装い。白のシャツに黒のズボンと上着、太めのタイ、白手袋。 部品 定義 執事とは、伝統的には高位の人物の家などで家事使用人の上に置かれる立場の者であるが、現代においては雇用主の秘書・側近としての役割が主体となる。本職業「執事」においては、雇用の状況に拘わらず、執事の職務をこなす能力のある使用人と定義する。 部品 外見・服装 正式な場では執事にも相応の正装が求められる。また、多くの場合勤務中は紳士的な装いが求められる。黒の洋装が一般的だが、滞在国や雇用主によっては異なる場合もある。制服は基本的に存在しない。 部品 主人の身支度 その日主人が出かける場に相応しい装いを整えるのも大事な仕事である。服を選び、身支度を整える。特に正式な場に出る場合に重要視される。 部品 スケジュール管理 雇用主の公私を把握し、仕事・私事両面の予定の調整を行う。移動手段を整える。雇用主が自家用移動手段を持つ場合は運転を行うこともあるが、雇用主所在地の一般的移動手段でない限り運転及び運転の資格取得は必須事項には含まれない。 部品 来客対応 雇用主の家や職場を訪れる客に対しもてなしの手筈を整えるのもまた執事の役目である。事前に来客についての調査を行い、好悪はもちろん健康状態や周辺事情も確認した上で最善の対応を行うことが望ましい。 部品 贈答管理 雇用主の家や企業に関わりの深い相手について、本人はもちろん家族はじめ大切な相手を把握、必要に応じて相応の品を手配する仕事。また雇用主宛に贈られた品の把握管理も行う。 部品 立ち居振る舞い 背筋を伸ばして姿勢正しく、動きは機敏かつ優雅に。気品を保つ所作は雇用主への礼儀であると同時に、外から見た雇用主の評価をも上げる。 部品 数学処理能力 大きな家に仕えるという職務性質上、基本的な数字の把握からその数字がどのような意味を持つのかまで理解できる能力が必要とされる。 部品 言語理解能力 雇用主に言われたことを理解する能力、ではない。言われたそのままを実行して満足するのではなく、主人がなぜそれを望むのかを考え、最善の形で応える姿勢・能力が要求される。 部品 コミュニケーション能力 執事たるもの、相手を選ばずコミュニケーションがとれなければ仕事にならない。誰が相手でも円滑で正確なやりとりが出来ることが望ましい。 部品 語学能力 帝國共用語、共和国共用語両言語において複雑な会話や交渉が可能なレベルが最低限。資格試験では更に地方言語1種類以上で日常会話が可能なレベルを求められる。 部品 情報収集能力 ときに雇用主は困難な要求をする。現実的に叶えられないことは勿論あるが、現実として可能な範囲で手を尽くし、出来得る限り主の希望を叶えるのもまた執事の務めである。そのための情報収集の手段に通じていることが求められる。 部品 経済・経営学 執事を雇うともなれば、多くの場合は相当に資産のある家である。主人の務めを理解して支える、資産を任せられて運用する、などの場面は少なくない。そのため経済の知識も必要とされる。 部品 必要性 現代社会においては薄れつつある旧来の執事の務めであるが、地域によっては伝統的な形式や格式を重んじる家も多い。そのため、執事の資格を得る者は旧来の務めについても一通りの知識を必要とする。 部品 食器の管理 勤務邸内の食器を把握・管理し、料理のみならず主や来客に適切なものを選定する。本来は高価な食器の品質保持と盗難防止から始まった職務。現代でも求められる場合が多い。 部品 財産の管理 家、土地、あれば領地などの不動産、食料や金銭に至るまでの財産の管理。管理能力は執事資格取得に必須ではあるが、実際どの程度までを任せるかは雇用主の判断による。 部品 酒類の管理 繊細な果実酒をはじめとした酒類の管理もまた執事の仕事である。適切な保管・提供方法の知識と技術は必須の範囲。加えて実際に味わって知識を深め、料理に相応しい品を選ぶことも推奨される。 部品 給仕 主人への食事の給仕。調理は料理人の仕事であり執事の職務には含まないが、軽食の用意程度ができことを求める雇用主も多い。 部品 使用人の管理 主家全体の使用人の雇用、運用を雇用主に代わって取り仕切る。本来は男性使用人と女性使用人の管理は分けられているが、女性執事の出現もあり、よほど大きな家でなければ統括管理が一般的となっている。 部品 執事の資格とは 本職業アイドレス着用に際しては、執事協会の定める資格試験に合格する必要がある。執事の正式な求人、斡旋などはこの協会を通して行われる。 部品 執事協会 勤続30年以上の経験を持つ執事・元執事で構成される職業管理機関。より質の高い執事をという貴族や高位階級の後押しで設立された。 部品 取得までの経緯 古くはフットマンと呼ばれる従僕の実務をこなしての昇格という規定であったが、現代においては執事養成施設や、教育資格を持つ執事からの教育を受け、資格試験を受けて執事資格を取得する場合が多い。 部品 試験と受験資格 養成施設或いは勤続年数8年以上の現役執事からの推薦があれば、資格試験を受けることができる。学習年数は問われないが、求められる能力を主とした多岐に渡る試験項目をクリアする実力は当然必要とされる。また、推薦者は執事協会に記録が残るため、まずは推薦者の信用を得ることが第一関門となる。 部品 実績 羽黒の執事として勤務した実績から。勤続は9年程度。卓抜した情報収集能力で、主に公務の面で雇用主を支えた。 部品 スポーツ テニスをやっているというか、テニス場へ向かう姿は目撃されている。以下は一般的なテニスの練習内容。後ほねっこ男爵領から伝えられた練習メニューにはダブルス戦も含まれているが、ダブルスの練習まではしていない。 部品 道具の準備と手入れ テニスの練習には、最低限ラケットとボール、そしてテニスシューズが必要である。 ラケットは同じフレームであっても使用するガットや、その張り具合の強さは個人のスタイルによって変わり、さらに練習用と試合用を使い分ける人もいるように意外と手間がかかるのだ。 ボールも試合球と練習球がある。資金が潤沢なところは練習でも試合球を使っていたりしてリッチである。ボールは紛失しやすいので、練習前と練習後の個数チェックは忘れてはならない。 テニスコートは競技用に表面が整えられており、状態を保つために凹凸の多い靴底、固い靴底の靴で立ち入ってはならない。ちゃんとテニスシューズを履くこと。スパイクなどもってのほかである。 部品 テニスコートの準備 テニスの練習の前にはまずテニスコートを整えなければならない。通常、テニスコートのネットは常に張った状態にしておくとワイヤーが傷みやすいため、緩めた状態にしてある。使用時にはワイヤーを張った状態にして、使用後にはまた緩めなければならない。 ハードコートの場合はコートの手入れは定期的に行われれば足りるが、グラスコートやクレーコートでは日々のメンテナンスが必要である。 屋外のクレーコートが雨の翌日にでこぼこになっていて、誰だコートに入ったやつはと怒りながらローラーがけをした経験がある人もいるだろう。 部品 準備運動 練習の前には準備運動が欠かせない。身体をほぐし、筋肉を温めることで代謝を高めるとともに、特に怪我をしやすい関節回りのストレッチが欠かせない。 部品 筋力トレーニング どんなスポーツでも相応の筋力が必要であり、それらがあってこそ技術も活かせる。腕立て伏せや腹筋・背筋運動、スクワットといった各種トレーニングが重要である。 部品 走り込み 試合の間、コートの中を駆け回るだけの体力・持久力を養うための長距離走も必須の練習メニューである。地味で苦しいが、いざ試合になると終盤の体力の差は勝敗に強く結びつくのでがんばろう。 部品 ダッシュ テニスでは瞬発力が必要である。構えた状態から瞬時に加速してボールを捕らえるためのダッシュ練習も外すことはできない。 急激な負荷が足首やアキレス腱にかかるので、練習前にはしっかりとストレッチをしておかないと危ない。 部品 ストローク練習 テニスの基本である、相手のコートにボールを打ち返す練習である。ラケットの持ち方とフォームの確認、ボールに合わせたタイミングのとり方などの基礎がしっかりしていないと先には進めない。 コート上で長くラリーを続ける練習や、的を置いてボールを当てるコントロールの練習が一般的。 部品 サーブ練習 テニスでは自分(側)と相手(側)で交互にサーブを打つようになっている。サーブは相手のボールを返すのとは異なり、自分自身でコントロールして打てる唯一の機会でありゲームの流れを作るのみならず、直接的に点を取りに行く上でも非常に重要なため、サーブの練習は重点的に行われるのが常である。 サーブ練習もフォームの確認から始まり、トスのあげ方、コースの打ち分けなどの練習が基本となる。 部品 レシーブ練習 サーブがテニスのプレイングの中で重要であることに対応し、それを打ち返すレシーブも同じく重要である。サーブは攻撃の起点であり、受け手の側からすればそれをいかに自分にとって有利な形で返せるかがゲームの展開に大きく関わる。 レシーブ練習では、サーブを想定した高い位置からの高速のボールを相手にするための瞬時の判断と行動を磨くため、ランダムなコースに打ち込まれるサーブをひたすら返していくという地道な方法が取られることが多い。もちろん返ったボールが相手の絶好球にならないよう、可能な限り厳しいコースに打ち返す必要があり、日頃のストローク練習の結果が物を言う。 部品 ボレー練習 ボレーとは、ボールをバウンドさせずにそのまま打ち返すことを指す。ボールはバウンドすることで少なからず球威や回転が弱まり、一般的には打ち返しやすくなるのだが、自分の位置とボールのコースの関係や、ネット際に詰めた場合にはバウンドを待って打ち返すことはできないため、この技術が必要になる。 またバウンドすることによってコースが変化するようなボールに対してはボレーで返すのも一つの戦術である。 ボレーの練習では、ネットを挟んだ短い距離でのボレーから初めて徐々に距離を伸ばし、また左右や高低の振り幅を大きくしていく練習法や、一定の位置で、間断なく打ち込まれるボールをひたすらボレーで返す練習などが行われる。 部品 スマッシュ練習 スマッシュはテニスにおける必殺技っぽい位置づけであり、高い位置に上がったボールを勢いよく打ち付けるショットである。当然ながらその打球の速度、威力ともに非常に高く、狙って打てればだいたい得点できると言ってもよい。フォームとしてはオーバーハンドサービスに近いが、サーブが自らトスを上げるのに対してスマッシュでは相手の返球次第であるため理想的な状態にはなかなかならない。 練習では、わざとゆるく打ち上げた、あるいは直接手を使って放ったボールを、コート上の目印に向かって打ち込む方法が一般的である。 部品 ロブ練習 ロブとはボールを相手の頭上を越えるように高く放物線を描くように打つものである。体勢が崩れたときに立て直すための時間稼ぎや、ネットに詰めてきた相手の頭上を抜いて得点を得るなどに使われるため、古くは卑怯な手として禁止されていた時期もある。現在はそういったことはない。 ロブは高く打ち上げるため着地点を正確に捉えることが難しい。練習として、相手コート奥に目印を用意し、フロントコートにラケットを持った人を立たせ、その頭上を越して目印にボールを当てるといった方法が多い。 部品 ドライブショット ドライブとは順回転のことであり、その名の通りボールに強い順回転をかけて打つことを言う。ドライブショットはその回転と空気抵抗の作用で真っ直ぐかつやや沈み込むような軌道を描き、バウンド時には勢いよく跳ね上がるため、相手の足下を狙って打つことで返球を困難にする。基本的かつ攻撃的なショットである。 部品 スライスショット スライスは逆回転のことであり、こちらはボールに逆回転をかけて打つことを言う。スライスショットは打球の速度がやや落ち、滞空時間が長くなるショットであるため、基本的には崩れた体勢を整えるための時間稼ぎなどに使われる防御寄りのショットである。しかしスライスショットはバウンドしてもあまり弾まない、ドライブに比べて回転の強度をコントロールしやすく、横回転と合わせることで多彩な軌道を描くことも可能なことから、攻撃的な用い方も可能である。 練習としては、とにかく打つ力の強弱と回転の調整を感覚で掴むことが重視される。 部品 模擬戦 相手を決めて試合形式で行われる練習。多くの場合は通常の試合よりも短いゲーム数で行う。また試合形式ではあるが練習であり、それぞれ与えられた課題を中心にプレイしなくてはならない。大事なのは勝ち負けではなく中身である。 部品 休憩と栄養補給 オーバーワークや集中力の低下による事故を防ぐために、練習の合間には適度に休憩を挟むことが必要である。スポーツドリンク等で失われた水分や栄養素を補うことも欠かせない。 部品 クールダウン 練習後には酷使した体を休めることが必要である。激しい運動の後にはきちんと締めのストレッチやマッサージを行い、余分な疲れが身体に残らないようにケアすることが大事。 部品 ミーティング ダブルス競技では言うまでもなくペアのコンビネーションが極めて重要であり、その第一歩はゲームの展望を共有し、戦略と戦術を考え、それを実現するために必要な課題を話し合い明確にすることである。 部品 コンビネーションの練習 ダブルスでは多くの場合、一方が前衛寄り、もう一方が後衛寄りのポジションを採用する。それぞれのポジションに応じた動きを確認し、穴が出来ないような位置取りをする練習や、一方が積極的に攻めに行った場合のカバーなど、ダブルス特有の動きを反復練習する。 部品 声を掛け合う 経験を積んだダブルスのペアであっても、そうそう以心伝心とはいかないため、ゲーム中に互いに声を掛け合うことは大事である。 部品 陣形の使い分け ダブルスならではの特殊な戦術が陣形の使い分けである。基本的にはペアで前衛と後衛に分れる陣形に、例えば、ペアの両方が前衛の位置取りをする前衛並行陣であったり、反対にどちらもベースライン付近に構える後衛並行陣、前衛と後衛がセンターに一列に並ぶIフォーメーションなどを組み合わせて相手によって使い分けることでゲームを有利に運ぶことが重要である。 部品 日常的な食事 本来ならば料理人の仕事であるため、執事の業務としては必須事項ではないが、簡単な食事程度なら作って雇用主に提供することができる。うどんとか。 部品 お茶を淹れる 「美味い茶を淹れられる執事」が募集要項であったため、相応に茶は美味い。適切な茶器や茶菓子を選ぶのもお手の物。 部品 住居の手入れ 整理整頓掃除に至るまでそつなくこなす。細かい掃除は本来別の使用人の仕事だが、必要とあらば不可能はない。仕事書類等に関しては、雇用主の癖を把握して適切に配置することができる。 部品 衣服の手入れ 洗濯もまた別の使用人の仕事であるが、不可能ということはない。雇用主の衣服の管理から礼装の選定まで問題なくこなす。 部品 剣技 忍者数人や押し寄せる蛮族に対応できるほどの剣技。詳細な戦闘スタイルやルーツなどはエクスカリバーの口からは明かされない。 部品 体力・持久力 羽黒が息切れするほど走っても涼しい顔で話ができる。羽黒いわく「息切れしたところなど見たことがない」。テニスの成果かそもそも身体能力が高く鍛えられているのかは不明。 部品 雇用経緯 蒼梧藩国は窮地にあった。人命を重んじ人心に報いようと努めた戦後処理が思うように進まず、それどころか思惑に反して人心を無視し命を軽視する方向に動いて、その先の対処法を見出だせないまま時間に追われて次の段階へ踏み込もうとしていた。当時藩王補佐を務めながら、悪い方へ転がっていく国情を止める力もなく頭を抱えた羽黒は、せめて優秀な補佐と美味い茶が欲しいとか言って執事の募集を出した。その執事としてエクスカリバーが雇用されたのが、少なくとも表面上は、最初の接触である。 部品 最初の仕事 羽黒がこの優秀な執事の助けを得て最初に行ったのは、出口どころか己自身の姿も認識できないまま暗闇を疾走するような状況にあった国政を一旦停止させることだった。羽黒の、元はと言えば執事エクスカリバーの助言を受け藩王は国政の仕切り直しを決意。地獄への最後の曲がり角を曲がりきる前に蒼梧は足を止め、方向転換の機会を得る。 部品 外出理由 藩王が再度視察に出ても今以上の情報は得られん。かといって身を守る術を持たぬ者が、信用ならない護衛をつけて行っても危ない。現状動ける面子で選ぶなら自分と執事と、執事が信用できる護衛とで行くしかあるまい。そんな理由で羽黒は執事に視察同行並びに護衛選抜を命じたが、執事は護衛を外した。 部品 成果 羽黒は最終的に執事の誘導に従い、取り繕われていた湯城の裏側、当時特権階級と呼ばれていた権力者たちが隠していた国民の声に僅かながらも触れることに成功。藩王に報告を届け、国政はそれまでと違った方向に舵を切った。そして久保雄一郎の季節が訪れる。 部品 同行 大恩ある星鋼京出身のパイロット「セタ・R・モモヤマ」氏の行方を折にふれ探っていた藩王は、国情の落ち着きを見て本格的な捜索へ乗り出すことを決意。羽黒を通し執事エクスカリバーに情報調査を依頼するが、エクスカリバーが実際にセタ氏を探しに無名藩国であった砂漠へ行くと行動に出たため羽黒が後を追って共に無名へ向かう。 部品 決裂 セタ氏を探し出す前に無名の砂漠にて戦闘が勃発、エクスカリバーは羽黒に逃げるよう言い残して戦闘区域へ向かう。そこでエクスカリバーは「十年来の敵」とするダガーの男と戦闘、さまざまな加勢の末、逃げずに追ってきた羽黒の妨害の結果、視力を失い捕縛される。 部品 拷問 羽黒は捕縛したエクスカリバーからセタ氏の行方を聞き出すことを選択。だが猛き国となった蒼梧の尋問は拷問へ直結。エクスカリバーを裏切者と判断した羽黒は拷問を黙認、聞くべきここを聞き出したのちその身柄を、当時無名で起きていた兵士たちの病や不調の治療にあたっていた医師和錆氏へと引き渡す。 部品 治療と帰還 和錆医師と、当時偽名だった玄霧藩王に一命を救われ、エクスカリバーは治療を受けたのち和錆医師に雇用されて蒼梧へ渡る。その頃国政からの引退を考えていた羽黒とはすれ違うこともなかった。 部品 再会から再生治療へ まだ戦う相手があると聞き、引退しきれなかった羽黒はエクスカリバーが蒼梧に戻っていること、連れ立ってきたはずの和錆医師が彼を伴わず蒼梧を出たことを知り、猛虎の殿堂前でうずくまっていた盲目の乞食の前に立つ。拙くも所業を詫びるが、エクスカリバーは会話を退ける。だがそこに戻った和錆医師と犬森のはからいにより、エクスカリバーは和錆医師のもと本格的な再生治療を受けることとなる。 部品 すれ違い 宰相府にて再生治療を受け五体を取り戻したエクスカリバーは、完治を喜び、和錆医師に「見たいものがある」などと語って蒼梧へ戻るが、その頃羽黒は仕事していた。代理出迎えに出た犬森の行動は誤解を受け、後日アネモネの花束が羽黒宅に届けられる。 部品 訪問 迷走気味に手を尽くし探していた羽黒の家をエクスカリバーが訪れ、ようやくの再会。だが本気か冗談かわからない拷問吏ジョークは場を凍りつかせ、なんだか気まずい。としか言いようのない空気をもたらす。その後雨の日を選んでエクスカリバーは羽黒宅を訪れるようになる。 部品 眠り 藩王とはじめとした一部の人間たちは、130年のうちに訪れるという滅びの日を乗り越えるため長期の眠りに就く。最後の日まで自宅に残っていた羽黒の前にエクスカリバーは姿を現すが、共に来る、或いは共に残ることを望んだ羽黒に対しエクスカリバーの口から告げられたのは暇乞いの言葉だった。その場で羽黒の意識は途切れ、眠りが訪れる。 インポート用定義データ [ { "id" 69359, "title" "エクスカリバーヒカル(ACE)", "description" null, "part_type" "group", "created_at" "2017-08-24 17 38 26.050999", "updated_at" "2017-08-24 17 38 26.050999", "character_id" 1955, "children" [ { "id" 69360, "title" "外見", "description" null, "part_type" "group", "character_id" 1955, "children" [ { "id" 69361, "title" "顔と身体", "description" "四肢が長めの、よく鍛えられた身体。西洋風の名前に相応な、彫の深い顔立ち。碧眼。髪の色癖は変わる。本心の読めない表情。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] }, { "id" 69362, "title" "仕事中の服装", "description" "蒼梧藩国において執事をイメージさせる、西洋的な紳士の装い。白のシャツに黒のズボンと上着、太めのタイ、白手袋。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] } ] }, { "id" 69363, "title" "執事としての仕事", "description" null, "part_type" "group", "character_id" 1955, "children" [ { "id" 52591, "title" "執事", "description" null, "part_type" "group", "character_id" 1955, "children" [ { "id" 52592, "title" "定義", "description" "執事とは、伝統的には高位の人物の家などで家事使用人の上に置かれる立場の者であるが、現代においては雇用主の秘書・側近としての役割が主体となる。本職業「執事」においては、雇用の状況に拘わらず、執事の職務をこなす能力のある使用人と定義する。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] }, { "id" 52593, "title" "外見・服装", "description" "正式な場では執事にも相応の正装が求められる。また、多くの場合勤務中は紳士的な装いが求められる。黒の洋装が一般的だが、滞在国や雇用主によっては異なる場合もある。制服は基本的に存在しない。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] }, { "id" 52594, "title" "基本職務", "description" null, "part_type" "group", "character_id" 1955, "children" [ { "id" 52595, "title" "主人の身支度", "description" "その日主人が出かける場に相応しい装いを整えるのも大事な仕事である。服を選び、身支度を整える。特に正式な場に出る場合に重要視される。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] }, { "id" 52596, "title" "スケジュール管理", "description" "雇用主の公私を把握し、仕事・私事両面の予定の調整を行う。移動手段を整える。雇用主が自家用移動手段を持つ場合は運転を行うこともあるが、雇用主所在地の一般的移動手段でない限り運転及び運転の資格取得は必須事項には含まれない。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] }, { "id" 52597, "title" "来客対応", "description" "雇用主の家や職場を訪れる客に対しもてなしの手筈を整えるのもまた執事の役目である。事前に来客についての調査を行い、好悪はもちろん健康状態や周辺事情も確認した上で最善の対応を行うことが望ましい。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] }, { "id" 52598, "title" "贈答管理", "description" "雇用主の家や企業に関わりの深い相手について、本人はもちろん家族はじめ大切な相手を把握、必要に応じて相応の品を手配する仕事。また雇用主宛に贈られた品の把握管理も行う。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] } ] }, { "id" 52599, "title" "求められる能力", "description" null, "part_type" "group", "character_id" 1955, "children" [ { "id" 52600, "title" "立ち居振る舞い", "description" "背筋を伸ばして姿勢正しく、動きは機敏かつ優雅に。気品を保つ所作は雇用主への礼儀であると同時に、外から見た雇用主の評価をも上げる。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] }, { "id" 52601, "title" "数学処理能力", "description" "大きな家に仕えるという職務性質上、基本的な数字の把握からその数字がどのような意味を持つのかまで理解できる能力が必要とされる。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] }, { "id" 52602, "title" "言語理解能力", "description" "雇用主に言われたことを理解する能力、ではない。言われたそのままを実行して満足するのではなく、主人がなぜそれを望むのかを考え、最善の形で応える姿勢・能力が要求される。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] }, { "id" 52603, "title" "コミュニケーション能力", "description" "執事たるもの、相手を選ばずコミュニケーションがとれなければ仕事にならない。誰が相手でも円滑で正確なやりとりが出来ることが望ましい。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] }, { "id" 52604, "title" "語学能力", "description" "帝國共用語、共和国共用語両言語において複雑な会話や交渉が可能なレベルが最低限。資格試験では更に地方言語1種類以上で日常会話が可能なレベルを求められる。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] }, { "id" 52605, "title" "情報収集能力", "description" "ときに雇用主は困難な要求をする。現実的に叶えられないことは勿論あるが、現実として可能な範囲で手を尽くし、出来得る限り主の希望を叶えるのもまた執事の務めである。そのための情報収集の手段に通じていることが求められる。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] }, { "id" 52606, "title" "経済・経営学", "description" "執事を雇うともなれば、多くの場合は相当に資産のある家である。主人の務めを理解して支える、資産を任せられて運用する、などの場面は少なくない。そのため経済の知識も必要とされる。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] } ] }, { "id" 52607, "title" "伝統的な職務についての知識", "description" null, "part_type" "group", "character_id" 1955, "children" [ { "id" 52608, "title" "必要性", "description" "現代社会においては薄れつつある旧来の執事の務めであるが、地域によっては伝統的な形式や格式を重んじる家も多い。そのため、執事の資格を得る者は旧来の務めについても一通りの知識を必要とする。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] }, { "id" 52609, "title" "食器の管理", "description" "勤務邸内の食器を把握・管理し、料理のみならず主や来客に適切なものを選定する。本来は高価な食器の品質保持と盗難防止から始まった職務。現代でも求められる場合が多い。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] }, { "id" 52610, "title" "財産の管理", "description" "家、土地、あれば領地などの不動産、食料や金銭に至るまでの財産の管理。管理能力は執事資格取得に必須ではあるが、実際どの程度までを任せるかは雇用主の判断による。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] }, { "id" 52611, "title" "酒類の管理", "description" "繊細な果実酒をはじめとした酒類の管理もまた執事の仕事である。適切な保管・提供方法の知識と技術は必須の範囲。加えて実際に味わって知識を深め、料理に相応しい品を選ぶことも推奨される。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] }, { "id" 52612, "title" "給仕", "description" "主人への食事の給仕。調理は料理人の仕事であり執事の職務には含まないが、軽食の用意程度ができことを求める雇用主も多い。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] }, { "id" 52613, "title" "使用人の管理", "description" "主家全体の使用人の雇用、運用を雇用主に代わって取り仕切る。本来は男性使用人と女性使用人の管理は分けられているが、女性執事の出現もあり、よほど大きな家でなければ統括管理が一般的となっている。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] } ] }, { "id" 52614, "title" "職業資格", "description" null, "part_type" "group", "character_id" 1955, "children" [ { "id" 52615, "title" "執事の資格とは", "description" "本職業アイドレス着用に際しては、執事協会の定める資格試験に合格する必要がある。執事の正式な求人、斡旋などはこの協会を通して行われる。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] }, { "id" 52616, "title" "執事協会", "description" "勤続30年以上の経験を持つ執事・元執事で構成される職業管理機関。より質の高い執事をという貴族や高位階級の後押しで設立された。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] }, { "id" 52617, "title" "取得までの経緯", "description" "古くはフットマンと呼ばれる従僕の実務をこなしての昇格という規定であったが、現代においては執事養成施設や、教育資格を持つ執事からの教育を受け、資格試験を受けて執事資格を取得する場合が多い。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] }, { "id" 52618, "title" "試験と受験資格", "description" "養成施設或いは勤続年数8年以上の現役執事からの推薦があれば、資格試験を受けることができる。学習年数は問われないが、求められる能力を主とした多岐に渡る試験項目をクリアする実力は当然必要とされる。また、推薦者は執事協会に記録が残るため、まずは推薦者の信用を得ることが第一関門となる。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] } ] } ] }, { "id" 69364, "title" "実績", "description" "羽黒の執事として勤務した実績から。勤続は9年程度。卓抜した情報収集能力で、主に公務の面で雇用主を支えた。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] } ] }, { "id" 69365, "title" "余暇の過ごし方", "description" null, "part_type" "group", "character_id" 1955, "children" [ { "id" 69366, "title" "スポーツ", "description" "テニスをやっているというか、テニス場へ向かう姿は目撃されている。以下は一般的なテニスの練習内容。後ほねっこ男爵領から伝えられた練習メニューにはダブルス戦も含まれているが、ダブルスの練習まではしていない。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] }, { "id" 30156, "title" "テニスの練習", "description" null, "part_type" "group", "character_id" 425, "children" [ { "id" 30157, "title" "テニスの練習の事前準備", "description" null, "part_type" "group", "character_id" 425, "children" [ { "id" 30158, "title" "道具の準備と手入れ", "description" "テニスの練習には、最低限ラケットとボール、そしてテニスシューズが必要である。\nラケットは同じフレームであっても使用するガットや、その張り具合の強さは個人のスタイルによって変わり、さらに練習用と試合用を使い分ける人もいるように意外と手間がかかるのだ。\nボールも試合球と練習球がある。資金が潤沢なところは練習でも試合球を使っていたりしてリッチである。ボールは紛失しやすいので、練習前と練習後の個数チェックは忘れてはならない。\nテニスコートは競技用に表面が整えられており、状態を保つために凹凸の多い靴底、固い靴底の靴で立ち入ってはならない。ちゃんとテニスシューズを履くこと。スパイクなどもってのほかである。", "part_type" "part", "character_id" 425, "children" [] }, { "id" 30159, "title" "テニスコートの準備", "description" "テニスの練習の前にはまずテニスコートを整えなければならない。通常、テニスコートのネットは常に張った状態にしておくとワイヤーが傷みやすいため、緩めた状態にしてある。使用時にはワイヤーを張った状態にして、使用後にはまた緩めなければならない。\nハードコートの場合はコートの手入れは定期的に行われれば足りるが、グラスコートやクレーコートでは日々のメンテナンスが必要である。\n屋外のクレーコートが雨の翌日にでこぼこになっていて、誰だコートに入ったやつはと怒りながらローラーがけをした経験がある人もいるだろう。", "part_type" "part", "character_id" 425, "children" [] } ] }, { "id" 30160, "title" "身体を鍛える(テニスの練習)", "description" null, "part_type" "group", "character_id" 425, "children" [ { "id" 30161, "title" "準備運動", "description" "練習の前には準備運動が欠かせない。身体をほぐし、筋肉を温めることで代謝を高めるとともに、特に怪我をしやすい関節回りのストレッチが欠かせない。", "part_type" "part", "character_id" 425, "children" [] }, { "id" 30162, "title" "筋力トレーニング", "description" "どんなスポーツでも相応の筋力が必要であり、それらがあってこそ技術も活かせる。腕立て伏せや腹筋・背筋運動、スクワットといった各種トレーニングが重要である。", "part_type" "part", "character_id" 425, "children" [] }, { "id" 30163, "title" "走り込み", "description" "試合の間、コートの中を駆け回るだけの体力・持久力を養うための長距離走も必須の練習メニューである。地味で苦しいが、いざ試合になると終盤の体力の差は勝敗に強く結びつくのでがんばろう。", "part_type" "part", "character_id" 425, "children" [] }, { "id" 30164, "title" "ダッシュ", "description" "テニスでは瞬発力が必要である。構えた状態から瞬時に加速してボールを捕らえるためのダッシュ練習も外すことはできない。\n急激な負荷が足首やアキレス腱にかかるので、練習前にはしっかりとストレッチをしておかないと危ない。", "part_type" "part", "character_id" 425, "children" [] } ] }, { "id" 30165, "title" "技術の習得(テニスの練習)", "description" null, "part_type" "group", "character_id" 425, "children" [ { "id" 30166, "title" "ストローク練習", "description" "テニスの基本である、相手のコートにボールを打ち返す練習である。ラケットの持ち方とフォームの確認、ボールに合わせたタイミングのとり方などの基礎がしっかりしていないと先には進めない。\nコート上で長くラリーを続ける練習や、的を置いてボールを当てるコントロールの練習が一般的。", "part_type" "part", "character_id" 425, "children" [] }, { "id" 30167, "title" "サーブ練習", "description" "テニスでは自分(側)と相手(側)で交互にサーブを打つようになっている。サーブは相手のボールを返すのとは異なり、自分自身でコントロールして打てる唯一の機会でありゲームの流れを作るのみならず、直接的に点を取りに行く上でも非常に重要なため、サーブの練習は重点的に行われるのが常である。\nサーブ練習もフォームの確認から始まり、トスのあげ方、コースの打ち分けなどの練習が基本となる。", "part_type" "part", "character_id" 425, "children" [] }, { "id" 30168, "title" "レシーブ練習", "description" "サーブがテニスのプレイングの中で重要であることに対応し、それを打ち返すレシーブも同じく重要である。サーブは攻撃の起点であり、受け手の側からすればそれをいかに自分にとって有利な形で返せるかがゲームの展開に大きく関わる。\nレシーブ練習では、サーブを想定した高い位置からの高速のボールを相手にするための瞬時の判断と行動を磨くため、ランダムなコースに打ち込まれるサーブをひたすら返していくという地道な方法が取られることが多い。もちろん返ったボールが相手の絶好球にならないよう、可能な限り厳しいコースに打ち返す必要があり、日頃のストローク練習の結果が物を言う。", "part_type" "part", "character_id" 425, "children" [] }, { "id" 30169, "title" "ボレー練習", "description" "ボレーとは、ボールをバウンドさせずにそのまま打ち返すことを指す。ボールはバウンドすることで少なからず球威や回転が弱まり、一般的には打ち返しやすくなるのだが、自分の位置とボールのコースの関係や、ネット際に詰めた場合にはバウンドを待って打ち返すことはできないため、この技術が必要になる。\nまたバウンドすることによってコースが変化するようなボールに対してはボレーで返すのも一つの戦術である。\nボレーの練習では、ネットを挟んだ短い距離でのボレーから初めて徐々に距離を伸ばし、また左右や高低の振り幅を大きくしていく練習法や、一定の位置で、間断なく打ち込まれるボールをひたすらボレーで返す練習などが行われる。", "part_type" "part", "character_id" 425, "children" [] }, { "id" 30170, "title" "スマッシュ練習", "description" "スマッシュはテニスにおける必殺技っぽい位置づけであり、高い位置に上がったボールを勢いよく打ち付けるショットである。当然ながらその打球の速度、威力ともに非常に高く、狙って打てればだいたい得点できると言ってもよい。フォームとしてはオーバーハンドサービスに近いが、サーブが自らトスを上げるのに対してスマッシュでは相手の返球次第であるため理想的な状態にはなかなかならない。\n練習では、わざとゆるく打ち上げた、あるいは直接手を使って放ったボールを、コート上の目印に向かって打ち込む方法が一般的である。", "part_type" "part", "character_id" 425, "children" [] }, { "id" 30171, "title" "ロブ練習", "description" "ロブとはボールを相手の頭上を越えるように高く放物線を描くように打つものである。体勢が崩れたときに立て直すための時間稼ぎや、ネットに詰めてきた相手の頭上を抜いて得点を得るなどに使われるため、古くは卑怯な手として禁止されていた時期もある。現在はそういったことはない。\nロブは高く打ち上げるため着地点を正確に捉えることが難しい。練習として、相手コート奥に目印を用意し、フロントコートにラケットを持った人を立たせ、その頭上を越して目印にボールを当てるといった方法が多い。", "part_type" "part", "character_id" 425, "children" [] }, { "id" 30172, "title" "ドライブショット", "description" "ドライブとは順回転のことであり、その名の通りボールに強い順回転をかけて打つことを言う。ドライブショットはその回転と空気抵抗の作用で真っ直ぐかつやや沈み込むような軌道を描き、バウンド時には勢いよく跳ね上がるため、相手の足下を狙って打つことで返球を困難にする。基本的かつ攻撃的なショットである。", "part_type" "part", "character_id" 425, "children" [] }, { "id" 30173, "title" "スライスショット", "description" "スライスは逆回転のことであり、こちらはボールに逆回転をかけて打つことを言う。スライスショットは打球の速度がやや落ち、滞空時間が長くなるショットであるため、基本的には崩れた体勢を整えるための時間稼ぎなどに使われる防御寄りのショットである。しかしスライスショットはバウンドしてもあまり弾まない、ドライブに比べて回転の強度をコントロールしやすく、横回転と合わせることで多彩な軌道を描くことも可能なことから、攻撃的な用い方も可能である。\n練習としては、とにかく打つ力の強弱と回転の調整を感覚で掴むことが重視される。", "part_type" "part", "character_id" 425, "children" [] }, { "id" 30174, "title" "模擬戦", "description" "相手を決めて試合形式で行われる練習。多くの場合は通常の試合よりも短いゲーム数で行う。また試合形式ではあるが練習であり、それぞれ与えられた課題を中心にプレイしなくてはならない。大事なのは勝ち負けではなく中身である。", "part_type" "part", "character_id" 425, "children" [] } ] }, { "id" 30175, "title" "テニスの練習での体調管理", "description" null, "part_type" "group", "character_id" 425, "children" [ { "id" 30176, "title" "休憩と栄養補給", "description" "オーバーワークや集中力の低下による事故を防ぐために、練習の合間には適度に休憩を挟むことが必要である。スポーツドリンク等で失われた水分や栄養素を補うことも欠かせない。", "part_type" "part", "character_id" 425, "children" [] }, { "id" 30177, "title" "クールダウン", "description" "練習後には酷使した体を休めることが必要である。激しい運動の後にはきちんと締めのストレッチやマッサージを行い、余分な疲れが身体に残らないようにケアすることが大事。", "part_type" "part", "character_id" 425, "children" [] } ] }, { "id" 30178, "title" "ダブルス(テニス)の練習", "description" null, "part_type" "group", "character_id" 425, "children" [ { "id" 30179, "title" "ミーティング", "description" "ダブルス競技では言うまでもなくペアのコンビネーションが極めて重要であり、その第一歩はゲームの展望を共有し、戦略と戦術を考え、それを実現するために必要な課題を話し合い明確にすることである。", "part_type" "part", "character_id" 425, "children" [] }, { "id" 30180, "title" "コンビネーションの練習", "description" "ダブルスでは多くの場合、一方が前衛寄り、もう一方が後衛寄りのポジションを採用する。それぞれのポジションに応じた動きを確認し、穴が出来ないような位置取りをする練習や、一方が積極的に攻めに行った場合のカバーなど、ダブルス特有の動きを反復練習する。", "part_type" "part", "character_id" 425, "children" [] }, { "id" 30181, "title" "声を掛け合う", "description" "経験を積んだダブルスのペアであっても、そうそう以心伝心とはいかないため、ゲーム中に互いに声を掛け合うことは大事である。", "part_type" "part", "character_id" 425, "children" [] }, { "id" 30182, "title" "陣形の使い分け", "description" "ダブルスならではの特殊な戦術が陣形の使い分けである。基本的にはペアで前衛と後衛に分れる陣形に、例えば、ペアの両方が前衛の位置取りをする前衛並行陣であったり、反対にどちらもベースライン付近に構える後衛並行陣、前衛と後衛がセンターに一列に並ぶIフォーメーションなどを組み合わせて相手によって使い分けることでゲームを有利に運ぶことが重要である。", "part_type" "part", "character_id" 425, "children" [] } ] } ] } ] }, { "id" 69367, "title" "生活能力(エクスカリバー)", "description" null, "part_type" "group", "character_id" 1955, "children" [ { "id" 69368, "title" "飲食", "description" null, "part_type" "group", "character_id" 1955, "children" [ { "id" 69369, "title" "日常的な食事", "description" "本来ならば料理人の仕事であるため、執事の業務としては必須事項ではないが、簡単な食事程度なら作って雇用主に提供することができる。うどんとか。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] }, { "id" 69370, "title" "お茶を淹れる", "description" "「美味い茶を淹れられる執事」が募集要項であったため、相応に茶は美味い。適切な茶器や茶菓子を選ぶのもお手の物。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] } ] }, { "id" 69371, "title" "環境", "description" null, "part_type" "group", "character_id" 1955, "children" [ { "id" 69372, "title" "住居の手入れ", "description" "整理整頓掃除に至るまでそつなくこなす。細かい掃除は本来別の使用人の仕事だが、必要とあらば不可能はない。仕事書類等に関しては、雇用主の癖を把握して適切に配置することができる。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] }, { "id" 69373, "title" "衣服の手入れ", "description" "洗濯もまた別の使用人の仕事であるが、不可能ということはない。雇用主の衣服の管理から礼装の選定まで問題なくこなす。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] } ] } ] }, { "id" 69374, "title" "運動・戦闘能力", "description" null, "part_type" "group", "character_id" 1955, "children" [ { "id" 69375, "title" "剣技", "description" "忍者数人や押し寄せる蛮族に対応できるほどの剣技。詳細な戦闘スタイルやルーツなどはエクスカリバーの口からは明かされない。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] }, { "id" 69376, "title" "体力・持久力", "description" "羽黒が息切れするほど走っても涼しい顔で話ができる。羽黒いわく「息切れしたところなど見たことがない」。テニスの成果かそもそも身体能力が高く鍛えられているのかは不明。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] } ] }, { "id" 38855, "title" "羽黒とエクスカリバー", "description" null, "part_type" "group", "character_id" 1955, "children" [ { "id" 38856, "title" "初日", "description" null, "part_type" "group", "character_id" 1955, "children" [ { "id" 38857, "title" "雇用経緯", "description" "蒼梧藩国は窮地にあった。人命を重んじ人心に報いようと努めた戦後処理が思うように進まず、それどころか思惑に反して人心を無視し命を軽視する方向に動いて、その先の対処法を見出だせないまま時間に追われて次の段階へ踏み込もうとしていた。当時藩王補佐を務めながら、悪い方へ転がっていく国情を止める力もなく頭を抱えた羽黒は、せめて優秀な補佐と美味い茶が欲しいとか言って執事の募集を出した。その執事としてエクスカリバーが雇用されたのが、少なくとも表面上は、最初の接触である。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] }, { "id" 38858, "title" "最初の仕事", "description" "羽黒がこの優秀な執事の助けを得て最初に行ったのは、出口どころか己自身の姿も認識できないまま暗闇を疾走するような状況にあった国政を一旦停止させることだった。羽黒の、元はと言えば執事エクスカリバーの助言を受け藩王は国政の仕切り直しを決意。地獄への最後の曲がり角を曲がりきる前に蒼梧は足を止め、方向転換の機会を得る。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] } ] }, { "id" 38859, "title" "湯城視察", "description" null, "part_type" "group", "character_id" 1955, "children" [ { "id" 38860, "title" "外出理由", "description" "藩王が再度視察に出ても今以上の情報は得られん。かといって身を守る術を持たぬ者が、信用ならない護衛をつけて行っても危ない。現状動ける面子で選ぶなら自分と執事と、執事が信用できる護衛とで行くしかあるまい。そんな理由で羽黒は執事に視察同行並びに護衛選抜を命じたが、執事は護衛を外した。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] }, { "id" 38861, "title" "成果", "description" "羽黒は最終的に執事の誘導に従い、取り繕われていた湯城の裏側、当時特権階級と呼ばれていた権力者たちが隠していた国民の声に僅かながらも触れることに成功。藩王に報告を届け、国政はそれまでと違った方向に舵を切った。そして久保雄一郎の季節が訪れる。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] } ] }, { "id" 38862, "title" "無名の砂漠", "description" null, "part_type" "group", "character_id" 1955, "children" [ { "id" 38863, "title" "同行", "description" "大恩ある星鋼京出身のパイロット「セタ・R・モモヤマ」氏の行方を折にふれ探っていた藩王は、国情の落ち着きを見て本格的な捜索へ乗り出すことを決意。羽黒を通し執事エクスカリバーに情報調査を依頼するが、エクスカリバーが実際にセタ氏を探しに無名藩国であった砂漠へ行くと行動に出たため羽黒が後を追って共に無名へ向かう。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] }, { "id" 38864, "title" "決裂", "description" "セタ氏を探し出す前に無名の砂漠にて戦闘が勃発、エクスカリバーは羽黒に逃げるよう言い残して戦闘区域へ向かう。そこでエクスカリバーは「十年来の敵」とするダガーの男と戦闘、さまざまな加勢の末、逃げずに追ってきた羽黒の妨害の結果、視力を失い捕縛される。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] }, { "id" 38865, "title" "拷問", "description" "羽黒は捕縛したエクスカリバーからセタ氏の行方を聞き出すことを選択。だが猛き国となった蒼梧の尋問は拷問へ直結。エクスカリバーを裏切者と判断した羽黒は拷問を黙認、聞くべきここを聞き出したのちその身柄を、当時無名で起きていた兵士たちの病や不調の治療にあたっていた医師和錆氏へと引き渡す。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] } ] }, { "id" 38866, "title" "決裂のあと", "description" null, "part_type" "group", "character_id" 1955, "children" [ { "id" 38867, "title" "治療と帰還", "description" "和錆医師と、当時偽名だった玄霧藩王に一命を救われ、エクスカリバーは治療を受けたのち和錆医師に雇用されて蒼梧へ渡る。その頃国政からの引退を考えていた羽黒とはすれ違うこともなかった。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] }, { "id" 38868, "title" "再会から再生治療へ", "description" "まだ戦う相手があると聞き、引退しきれなかった羽黒はエクスカリバーが蒼梧に戻っていること、連れ立ってきたはずの和錆医師が彼を伴わず蒼梧を出たことを知り、猛虎の殿堂前でうずくまっていた盲目の乞食の前に立つ。拙くも所業を詫びるが、エクスカリバーは会話を退ける。だがそこに戻った和錆医師と犬森のはからいにより、エクスカリバーは和錆医師のもと本格的な再生治療を受けることとなる。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] } ] }, { "id" 38869, "title" "扉は閉じる", "description" null, "part_type" "group", "character_id" 1955, "children" [ { "id" 38870, "title" "すれ違い", "description" "宰相府にて再生治療を受け五体を取り戻したエクスカリバーは、完治を喜び、和錆医師に「見たいものがある」などと語って蒼梧へ戻るが、その頃羽黒は仕事していた。代理出迎えに出た犬森の行動は誤解を受け、後日アネモネの花束が羽黒宅に届けられる。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] }, { "id" 38871, "title" "訪問", "description" "迷走気味に手を尽くし探していた羽黒の家をエクスカリバーが訪れ、ようやくの再会。だが本気か冗談かわからない拷問吏ジョークは場を凍りつかせ、なんだか気まずい。としか言いようのない空気をもたらす。その後雨の日を選んでエクスカリバーは羽黒宅を訪れるようになる。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] }, { "id" 38872, "title" "眠り", "description" "藩王とはじめとした一部の人間たちは、130年のうちに訪れるという滅びの日を乗り越えるため長期の眠りに就く。最後の日まで自宅に残っていた羽黒の前にエクスカリバーは姿を現すが、共に来る、或いは共に残ることを望んだ羽黒に対しエクスカリバーの口から告げられたのは暇乞いの言葉だった。その場で羽黒の意識は途切れ、眠りが訪れる。", "part_type" "part", "character_id" 1955, "children" [] } ] } ] } ], "expanded" true } ]