約 66,174 件
https://w.atwiki.jp/viptndr/pages/2361.html
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/02(日) 01 52 03.67 ID USmPMj6yO [10/11] 熱中症にかかったツンデレ 女「……ん」パチ 男「お、気がついたか、かつみ?」 女「はれ……タカシ……? 何してんだ?」 男「何してんだじゃねぇよ。お前、熱中症でぶっ倒れて大変だったんだぞ」 女「あー……そういや、なんか気分悪くなって倒れたような……」 男「年甲斐もなくはしゃぐからだよ、アホ」 女「うっせ……もう起きれるから手ぇ出すな」 男「まだ寝とけっての。ほら、水分取って」 女「……ふん」グビッ 男「気分悪いの治らないなら、救急車呼ぶぞ?」 女「いらねーよっ……バカにすんな」 男「へいへい」 女「……悪かったな、手間掛けさせて」 男「いいってことよ。その代わり、後でお礼に膝枕してもらうからな」 女「……下心ありありじゃねーか」ゲシッゲシッ 男「あいだぁっ!? 蹴らないでくれよ、いってて」
https://w.atwiki.jp/genkakuga9pa6/pages/12.html
野球部 校内屈指の悪兄弟がトップを務める。顧問はikze先生。 家庭科部のゲリラ炊き出し競争に全力を尽くしている模様。おい、野球しろよ。 部員 シャフリヤール(👑または全弟) 野球部所属。入学時こそ高貴な雰囲気があったものの、今となっては兄と揃って悪ガキと化した。ユーガ号シールの製造・販売元。DJが上手い(?????)。 「急げお前ら!生徒会が来て没収される前におこぼれをたかりに行くぞ!」 アルアイン(全兄・⛲) 野球部のエース(自称)。お騒がせ野郎という言葉がこの世で1番似合う人物。野球部が説教を受ける理由の8割はこの人。 「野球部のエースは俺だよな!」 グランヴィノス 野球部の良心。先輩たちに振り回せれながらもたくましく生きている。そろそろちゃんと野球がしたい。 「もう何部に入ったのかわかんねえ」 グレナディアガーズ(💂♀️) 真っ当に野球部をしている貴重な常識人。割と遠投と打撃がうまい。射撃部にも出入りしつつクリケット部も切り盛りしてるとか。シャフリヤールとは親友同士ではあるが会話の内容がほぼ小学生。 「ヤダよ。だってお前『全員に5千のダメージ』みたいなチートじみたユーガ鉛筆しか使わないじゃん」 スノードラゴン(🍌) 野球部所属。というか野球部以外で見かけることがほぼない。裏では「野球部の妖精」と呼ばれている。普通にいい人なので話しかけるとバナナをくれる。 「部活見学の子かな〜?フィリピン産の熟れたバナナどうぞ〜」 サウンドビバーチェ 野球部念願の女子マネ。たまにファウルボールを追いかけてどこまでも行ってしまうことがある。 案外歌が上手。 「えっ?圧かけてるつもりはなかったんだけど…」 アスクビクターモア(🥱) 泳ぐのも大好きな貴重なツッコミ要員。不憫な目に逢うことは多いが流石の菊花賞バ、自己肯定感はめっちゃ高い。親友のルド君とともに今日も野球部のトンチキに巻き込まれる。 熱中症対策はガチ。その理由は→(微閲覧注意) + ... 2023年8月8日、競走馬アスクビクターモア号は放牧先で熱中症による多臓器不全のために4歳で死亡しました。この世界線では志半ばで斃れた競走馬もゆるふわ空間の中で元気に暮らしています。彼は22組とノリ良く付き合い、また数少ないストッパーとして暮らしつつ、熱中症の危険性をみんなに訴え、また症状が出た子のフォローをしています。画面の前のみなさんも熱中症対策を怠らないようにしましょう。 「先輩もなに『その手があったか!』みたいな顔してるんですか!」 アスクワイルドモア(ルド) 「アスク~モア」繋がりでアクビ君といつも一緒。可愛い子がいると聞いてホイホイ入部したが、ビバと分かってブーブー言っていた。 「野球部って名乗るからには野球部するのは当然だろ!」 コスモキュランダ 園芸部と兼部しているアルアインの愛弟子 ドンフランキー(💥) 野球部強化のための助っ人その1、雄大な体格からの打撃に注目 身体はでっかいけど、控えめ穏やかな癒し系22年組。 昔人見知りだった名残で帰宅は早め。ド○キによく連れていかれそうになる。👸先輩がとても気になるお年頃。 もちろん食べるのも大好き。 「あ、あの~美味しいご飯があると聞いて」 オオタニサーン 野球部強化のための助っ人その2、投手と野手の二刀流の実力とは? 府中トレセン学園野球部打順表 1番🍌 2番🥱 3番💥 4番👑 5番ルド 6番キュランダ 7番💂♀️ 8番ヴィノス 9番⛲️ 指名打者(DH)オオタニ
https://w.atwiki.jp/pokeguide2/pages/428.html
名前:みつな 履歴:みつなと遊戯王スレを建設、短い間で9スレも進めた。 名言: 「みつな」とは? 事件など 「みつな」に関するリンク 「みつな」に関する情報/コメント 「みつな」とは? リアル小学生。名前の通り女の子で遊戯王が好き。好きなカードは「ブーテン」と「レスキューキャット」。 【アマゾネス】使い。 兄と姉がいる。 高額で取引されている「強欲で謙虚な壺」や「フォーミュラ・シンクロン」等を1、2パックっで当てる強運を備えている事で有名。 みつなと遊戯王スレにより遊戯王雑談スレの住民が来て雑談することが多くなり、遊戯王雑談スレの過疎が頻繁に起きた。 2011年5月29日、みつなの兄が登場、スレ住民にみつながパソコンを止められた事を伝えた。 優衣によってみつなが「小児てんかん」という病気に掛っていると言う事が判明した。 同年8月13、14日頃に、熱中症で倒れ その2日後の16日に死去。享年10歳と言う若さだった。 事件など 稗田阿求にシャークトレードされそうになる。 優衣を喧嘩する。 リトによってでっち上げの情報を森ガイに流され叩かれかける。 兄降臨。みつながパソコンの使用を禁止されたことを報告。 熱中症で倒れ二日後に死亡。(友人の優衣談。ポケガイで明確に死亡が確認されている唯一のコテ。) 「みつな」に関するリンク 取得中です。 「みつな」に関する情報/コメント 死亡確認なんてされてないんだけど -- 名無しさん (2012-04-09 21 09 58) 死亡ってまじすか? -- 名無しさん (2012-04-10 15 12 54) ↑↑リア友が死んだって言ってる。今まで噂で自殺したってのは何度かあったけどリアで関係してる人の口からの情報は初 -- 名無しさん (2012-04-11 16 40 00) どうせ釣り -- ああ (2012-04-18 18 02 20) 本物のリア友って証拠は?第一兄がわざわざポケガイに来るか? -- ああ (2012-05-08 00 41 39) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/antiqrm/pages/34.html
*2007年 夏コミ騒動(C72) コミックマーケット72 2007/08/17~19開催 1日目の8月17日、声優による商品手渡し会の騒動まとめ。(簡易) 出展名「QuinRose~クインロゼ~」で「西4階企業ブース・355」に参加。 -公式サイト 「夏コミ出展のお知らせ」ページ ⇒ #x68;ttp //quinrose.com/img/text/natukomi72.html -[[手渡し会部分のスクリーンショット (GIF) http //www38.atwiki.jp/antiqr?cmd=upload act=open pageid=21 file=c72_ss.gif]] / [[ページ全体のスクリーンショット (GIF) http //www38.atwiki.jp/antiqr?cmd=upload act=open pageid=21 file=c72_all.gif]] -[[アンチWiki内アーカイブ http //www38.atwiki.jp/antiqr/archive/20080317/1797f2fabc3b971cb45096dea203cabf]] / [[ウェブ魚拓 (外部) http //s01.megalodon.jp/2008-0317-1307-32/quinrose.com/img/text/natukomi72.html]] ※PC公式サイトでは参加人数が先着100名のままになっているが、 手渡し会当日、携帯公式サイトでのみ 100名増(合計200名) の告知がある。(決定は前日) 乙女@QuinRose(クインロゼ)総合 13 #blockquote(){496 名前:??? [sage] 投稿日:2007/08/17(金) 01 37 11 ID ??? 携帯サイトは更新されてるぞ、対応してる人はみてみ。 夏コミ期間中に毎日更新とはシャレた事してくれる 恐らく夏コミ初出の告知ももうサイトにあっぷされてるっぽいな。せっかくだし、もらうチラシでわくわくしててくれ。} #blockquote(){497 名前:??? [sage] 投稿日:2007/08/17(金) 01 45 01 ID ??? すまん。毎日更新ではなかった。夏コミ開催中期間限定配信がある…が正解。すみません} #blockquote(){499 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/08/17(金) 05 43 52 ID ??? 携帯サイトから 2日目が手渡し会ないから、 1日目が200名に増えるんだと 狙ってた人よかったなー} 関連: [[夏コミのお詫び「ご招待」]] ---- *簡易まとめ 以下、テンプレからのコピペ。改変お願いします。 2007/08/17 コミックマーケット72(1日目) 手渡し会と称して声優の平川氏をブースに呼んでおり、そのせいもあってか客が多かった。 gdgd対応による超牛歩販売で大迷惑(外並び)。最後尾カードすらなし。 列整理をミケスタッフに注意されるも、人任せな対応。 (関係者によると、当日スタッフは同人誌漁りをしていたらしい) 一部ファン(整理券無しギャラリー)のマナー違反行為多数 (声優の盗撮・音声盗み録り、列乱し、割り込み) ロゼスタッフの代わりに平川氏が注意していた。 (本来はスタッフがやらなければならない仕事) 予定以上にブースで働くはめになった平川氏。 そして平川氏の熱中症疑惑を言い訳に手渡し会は途中で中止となる。 後日、ロゼ公式ではお詫び文を掲載。 だが謝罪になっておらず責任の所在を不明確にしたもの。 その上、平川氏の体調・イベント中止の原因など当日の状況については 文章が数回修正され、主張が二転三転。 また、その後、平川氏ほか声優さんのスレにて ロゼ擁護や、大事にすると為にならないなど声優ファンへの脅しともとれる レスがつき、ロゼ関係者の工作ではとの疑惑あり。 追加として、 スタッフはチラシ片手に宣伝&男オタにも声をかけていたとの記述あり(他スレ)。 混乱する情報(不確定なものが含まれています) 手渡し会は平川氏の熱中症のため中止と説明をうけたファンからの書き込みあり。 お詫び文の内容と一部矛盾。ロゼ内部での情報操作があったかもしれない。 本当に熱中症だった場合→公式の内容がずれている 熱中症は関係ない場合 →なぜスタッフは熱中症と説明したのか むしろ、状況把握がロゼ内部でできていなかったのでは? コミケ側からの中止要請があったのではないかという推測(熱中症云々は言い訳?) ※これらは、スレに書き込まれた情報が真実だったとしての仮定です。 ---- *その後のロゼの対応 anchor(夏コミ謝罪文) - 2007年8月20日 br()公式サイトに謝罪文を掲載。しかし、その内容は数回にわたって修正されている。(更新履歴や日記での告知はなく、ひっそりと) br()謝罪文、責任があちらこちらに。文章破壊。 --謝罪文(PC版)---[[1回目 http //www38.atwiki.jp/antiqr/pub/html/001.htm]] / [[2回目 http //www38.atwiki.jp/antiqr/pub/html/002.htm]] / [[3回目 http //www38.atwiki.jp/antiqr/pub/html/003.htm]] / [[比較場所抜粋 http //www38.atwiki.jp/antiqr/pub/html/002.txt]] --謝罪文(携帯版)--[[1回目 http //www38.atwiki.jp/antiqr/pub/html/001.txt]] / [[2回目 http //www38.atwiki.jp/antiqr/pub/html/003.txt]] - 2007年8月21日 br()手渡し会で手渡しされなかった参加者の問い合わせに、日程・出演声優・規模等、詳細が未確定なイベントへ「お詫び」として「御招待をさせて頂きたい」と返信。 - 2007年9月12日 br()携帯サイト更新。謝罪文撤去される。(更新履歴に謝罪文についての記載は一切ない) - 2007年10月上旬 br()PCサイトから謝罪文が撤去されているのにスレ住人が気づく。(10月2日) br()手渡しをされなかった人へ「取り急ぎのお詫びの品」として手作りノート2冊(手作りホチキスの付録みたいなノート)が送られる。(10月3日頃?) - 2008年2月18日 br()公式サイトにて2008年5月3日にイベント開催決定のお知らせ。 - 2008年3月7日 br()手渡しをされなかった人へ「お詫び」のイベント「ご招待」メールを送信。メール内容の疑問点等を問い合わせた人には「ご招待」を取り下げる。 br()詳しくは [[夏コミのお詫び「ご招待」]] を参照。 link_up(【▲戻る】) ----
https://w.atwiki.jp/maikuragunzibu/pages/980.html
国旗 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (画像の名前) 概要 国名 Penpen帝国 主義 帝国主義 スローガン Penpen皇国の荒廃、この戦争にあり 略号 ppe 元首 Penpen皇帝 人口 約14.2億人 首都 帝都penpen 通貨 pen(ペン) Penpen内閣府から国民の皆様へのお知らせ 2024年6月初旬、アザラシ人民民主主義共和国の陸軍が国境付近まで後退しました 現在、帝国軍の兵力見直しを行っています。その一環で陸軍・海軍の兵力を減少させます。 気象庁からのお知らせ 異常気象により、住宅火災が起きています。警戒を。 Penpen陸軍省・海軍省からのお知らせ 海軍省からのお知らせ📢第1護衛艦隊群をアザラシ人民民主主義共和国近海に派遣しました。 陸軍省からのお知らせ📢第一〜第四師団を動員したことにより、アザラシ陸軍を国境まで後退させました。 空軍省からのお知らせ📢領空侵犯機に対してのスクランブルは今月だけで500回を超えました。また、アザラシ軍機によるミサイル攻撃が増加しています。 政治 元首・大臣リスト 人物名 国家元首 Penpen皇帝(ぺんぺん こうてい) 内閣総理大臣 藤原 駿介(ふじわらの しゅんすけ) 官房長官 望月 瀬名(もちづき せな) 内閣特命担当大臣 望月 瀬名(もちづき せな) 内閣府改造担当大臣 斎藤 駿之介(さいとう しゅんのすけ) 国防大臣 motti(もっちー) 陸軍大臣 新Penpen皇太子(しんぺんぺん こうたいし) 海軍大臣 不在 経済担当大臣 藤原 Seasea(ふじわらの しーしー) 文部科学大臣 Tonatona(となとな) 外務大臣 藤原 Sea(ふじわらの しー) 国土交通大臣 吉田 照澄(よしだ てるずみ) 警視局長 安藤 繁雄(あんどう しげお) 国家治安維持局長 Penpen皇帝(ぺんぺん こうてい) 各省庁 省庁名 担当大臣 内閣府 藤原駿介第10代内閣総理大臣、望月瀬名官房長官、斎藤駿之介内閣府改造担当大臣 経済産業省 藤原Seasea経済担当大臣 文部科学省 Tonatona文部科学大臣 外務省 藤原Sea外務大臣 国土交通省 吉田照澄国土交通大臣 国防総省 motti国防大臣 陸軍省 新Penpen陸軍大臣 海軍省 藤原駿介第10代内閣総理大臣 警視局 安藤繁雄第9代警視局長 宮内庁 Penpen皇帝 国家治安維持局 Penpen皇帝 最近可決された法案 月日 法案名 2月4日 国家総動員法 同日 国内総生産率維持法 2月7日 国家治安維持法 同日 軍事予算削減案、道路拡張案 2月8日 列強国対策軍事作戦案 2月11日 帝国軍強化案、帝国軍兵士増加案、人口増加策 6月13日 軍事費増加のための増税案 6月16日 国家総動員令(法)の撤廃 6月17日 熱中症の警戒が必要なときに気象庁から出される熱中症警戒アラートの提案を承諾 同日 スパイ 潜伏兵対策案 6月24日 アザラシ人民民主主義共和国に対する戦闘停止案 9月13日 陸軍・海軍増強案 10月2日 国家存亡の危機における緊急政策案 2024年6月11日 アザラシ軍急襲への対処決定案 同日 陸軍・海軍削減案 Penpen帝国緊急事態発表システム(PEAL) 我が国Penpen帝国が緊急事態(危機的状況)に陥った際に国民の皆様に即時発表するシステムのことを、PEAL(Penpen Emargency ALart)と言います。緊急事態レベル2以上になった際、テレビやスマートフォンなどの画面が自動的に切り替わります。 現在の発表状況 緊急事態レベル 1 現在、アザラシ軍による急襲が起きていますが、守備隊が国境まで押し込みました。しかし、ミサイル発射が多くみられるため警戒を。 Penpen帝国緊急事態発生システム(PEAL) 緊急事態レベル 緊急事態レベル1 戦闘状況開始の発表(他国がこちらに戦闘を仕掛け、陸軍・海軍が出動した際に発表されます) 緊急事態レベル2 戦闘激化による危機的状況(陸軍・海軍が、他国(敵国)の上陸部隊又は艦隊との戦闘が激化し陸軍・海軍に甚大な被害が起こった際に発表されます) 緊急事態レベル3 戦争開始による国家の存亡に関わる状況(戦闘状態の激化状態が3日間以上続いた場合に発表されます。) 緊急事態レベル4 国家非常事態宣言(陸軍・海軍が他国(敵国)に惨敗した際に発表されます。この非常事態宣言が出された際、国が滅亡する可能性が非常に高いです。) 熱中症警戒アラート 我が国Penpen帝国気象庁が熱中症の警戒が必要とされるときに国民の皆様に即時発表するシステムを熱中症警戒アラートと呼称します。熱中症警戒アラート指定地域は、外出禁止となります。 現在の発表状況 現在発表されていません。 軍事 Penpen帝国陸軍 兵力 約9000万 主力部隊 ペンペン皇帝直属部隊(近衛師団)第一師団〜第三師団 特殊作戦部隊P.A.T 普通部隊第一師団〜第七師団 Penpen帝国親衛隊 Penpen帝国陸軍特殊作戦群 主力兵器 M4A1 100式小銃(フルオート、バースト可) 50式自動小銃(親衛隊のみ使用) P K PK305機関銃(通常部隊が主に使用) p225自動拳銃 p452リボルバー(親衛隊、近衛師団専用) HK419(特殊部隊P.A.T専用) P K Pen42k小銃(通常部隊、帝国親衛隊専用) Penpen帝国海軍 兵力 約8300万 主力部隊 通商破壊駆逐艦隊 連合艦隊 第一護衛艦隊〜第六護衛艦隊 海軍海兵隊 海軍特殊救助隊 海軍特殊工作部隊 海上警備隊 空母特殊作戦群 主力兵器 penpen1式対艦・対空ミサイル penpen89式対艦ミサイル 3式Sea-sparow(対空ミサイル) P K PH405(海兵隊専用小銃) penpen3式艦対地ミサイル penpen1式改対艦ミサイル penpen24式エア対空ミサイル penpen90式対潜ミサイル 哨戒ヘリ 戦闘機 PH-12K Pu-37s P-40(新ステレス機) PH-35K(対潜ヘリコプター) F-35P 基地 第一通商破壊艦隊基地 Penpen帝国空軍 兵力 約6500万 主力部隊 アグレッサー部隊 陸軍・海軍支援戦闘隊 陸上支援ヘリ部隊 第一降下特殊作戦群〜第三降下特殊作戦群 Penpen皇帝直属近衛師団 ミサイル特殊攻撃隊 主力戦闘機 F-36P F-15P Pu-37s Pu-31 F-35P 主力ヘリコプター Apache-64P PH-12K(兵士輸送用) PH-35K Apache-01P 主力武器 100式機関銃 HK419 所属・締結同盟 無し その他リンク YouTubeチャンネル Twitter↓ https //twitter.com/penpen_teikoku?t=gkf2qzeURP_GkE4NEsr_ug&s=09 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/bousai_zey/pages/75.html
あ行 + あ アイスバーン 暑さ指数 圧迫死 泡雪崩 + い + う + え 液状化現象 + お 大雪 か行 + か 外水氾濫 海難事故 火災 火山噴火 活断層型地震 渇水 冠水 乾燥 寒波 寒冷低気圧 + き 既存不適格 霧島山 + く 空震 草津白根山 クラッシュシンドローム + け 厳冬 + こ 洪水 豪雪 さ行 + さ 山岳遭難 + し 地震 地震火災 湿球黒球温度 準プリニー式噴火 新燃岳 深夜災害 + す 水蒸気噴火 + せ 西高東低 + そ た行 + た 台風 竜巻 断層 断層型地震 + ち + つ 津波 + て 停電 + と 都市直下型地震 土砂災害 トルネード な行 + な 内水氾濫 雪崩 南岸低気圧 + に 日射病 + ぬ + ね 熱帯低気圧 熱中症 熱中症警戒アラート + の は行 + は 破局噴火 氾濫 + ひ 表層雪崩 + ふ 複合災害 冬型の気圧配置 プリニー式噴火 ブルカノ式噴火 プレート 噴火警戒レベル 噴石 + へ + ほ 暴風 暴風雪 ボルカノ式噴火 ま行 + ま マグマ マグマ水蒸気噴火 + み 水不足 + む + め + も 本白根山 や行 + や 山津波 + ゆ + よ 溶岩ドーム ら行 + ら ラニーニャ現象 + り + る + れ 歴史地震 連動地震 + ろ 路面凍結 ローリングストック(法) わ行 + わ 英数字 + 0-9 + A-N + O-Z WBGT
https://w.atwiki.jp/luckystar-ss/pages/312.html
0.とある喫茶店の前 PM0:00 「あっ!」 明らかにスピード違反のトラックが通り過ぎた後のこと、叫んだ時にはもう遅かった。 わたしがつい2秒前まで被っていた帽子が空高く舞っている。さらに、風に運ばれて遠くに消えていく。 追いかけようにも、車通りの多い道路に阻まれている上に信号は赤色。だけど、すぐに変わりそうだ。 「そう君、先に入ってて! 帽子探してくる!」 彼には喫茶店で待っててもらおう。 信号が青になった時にはもう、帽子を見失っていた。 どこ行っちゃったんだろう? 手がかりは方向しかない。 「ホントにもう、ツイてないよ……」 嘆いている場合じゃない、早く見つけないと。でも―― 「やっぱり、走るのはムリ……暑い……」 さっきまで帽子で遮っていた日の光が頭に直接当たって、急に暑くなってきた。 「お冷やだけ飲んでから探せばよかった……」 1.制服の少女とその友達 PM0:05~1:05 「あら?」 友達と二人で映画館へ向かっている時、ふと自分の前に影が出来た。上を見ると、白い物が宙を舞っている。 「帽子よねぇ……よっと」 「どうしたの、ゆかり?」 立ち止まり、帽子に手を伸ばす。二回ほど掴み損ねて、三回目でようやく帽子を掴めた。 「ねーえ、帽子拾っちゃった」 「拾ったって言うか飛んできたんでしょ。すぐそういうの手にとって……いいとこのお嬢様なのに」 お嬢様かどうかはわかんないけど、確かに拾ったとは言えないかしら? とりあえず、帽子を見てみる。真っ白で真ん丸い形で青いリボンのついた可愛いデザインの帽子。裏側を見てみると、小さく名前が書いてあった。 「名前があるわねぇ。『泉かなた』さんのだって」 「どうするの? 貰っちゃう?」 「ダメよぉ、探してるかも知れないじゃない」 「じゃあ、交番があったら届けよっか」 「そうしましょ」 帽子を被って、また歩き出す。 「って、ゆかりったら、帽子被ってるじゃない」 「だってぇ、日差しも強いし。あなたは私服で帽子被ってるけど、わたし制服だし」 「補習だったからでしょ。本当は午前中の映画を見る予定だったのに、ゆかりが昨日の補習サボるから今日の予定が狂ったんじゃない」 「細かいこと気にしちゃダメよぉ」 「はぁ……あんたって、絶対に一人じゃ生きてけないよ?」 「失礼ねぇ」 映画までけっこう時間があるから、しばらくデパートの中をうろつくことにした。本屋に入ったり服を見たり、暇つぶしにはもってこいね。 「あっ、あの帽子。ゆかりが被ってるのに似てる」 「ホントねぇ。ここで買ったのかしら?」 結局二人ともなにも買わずにデパートを出た。 「お腹すいたわねぇ。なにか食べない?」 「そうね、まだ時間はあるし。あっちに安くていい喫茶店があるから行こっか」 そこから十分くらい歩いて、着いたのはオシャレな感じの喫茶店。店先に黒板が置いてある。 「本日のオススメは……ってアレ?」 どうしたのかしら? 黒板を見てみると、書いてあったのは店のメニューとは全然関係ないことだった。 『愛するかなたへ なかなか戻ってこないから探しに行く。戻ってきたなら、一時に駅前で待っててくれ』 「これって、伝言板だったかしら?」 「違うわよ。それより、このかなたって人」 そう言ってじっとわたしの顔を見てくる。 「やーねぇ、わたしはゆかりよ?」 「違うってば! その帽子の持ち主!」 「……あ~! そういえば!」 帽子を取って、裏側を見る。確かに、かなたって人のだ。すっかり自分の物だと思ってたけど、拾い物だっけ?でも飛んできた物だから拾い物じゃなくて……飛来物ね。 「忘れてたの? で、どうするの? 映画までは時間あるけど……」 「飛来物だし、返しに行きましょ」 「飛来物って? まあ、いいか。それなら早く行こう。一時までもうすぐだし」 お昼抜きはつらいけど、帽子を返すために駅前まで歩く。ダイエットにはなるかしら。 「どんな人がくるかしらねぇ」 「帽子返したらそれっきりでしょ。あ、でもお礼は貰えるかも」 「そんな期待しちゃダメ。岩崎君に嫌われちゃうよぉ?」 「か、関係ないでしょ! 誰から聞いたのよ? そっちこそ高良君……アレ?」 「なぁに、どうしたの?」 視線を追うと、すごい速さで近づいてくる自転車が見えた。 「アレかしら?」 「そこのキミィィィ!」 高いブレーキ音を鳴らしながらわたしたちの前に止まる。 「的中ね」 「その帽子をどこで拾った!?」 「拾い物じゃなくて、飛来物ですよぉ」 「だから、拾い物でいいんだって」 「そんなことより! 病院の場所をしってるか!?」 『病院?』 思わず顔を見合わせる。予想外の展開。 「ええ、知ってます――」 「よし、この子を借りてくぞ!」 「えっ? あら、ちょっと……まぁ~ってぇぇ~!」 「ゆかり!?」 いきなり自転車に乗せられたと思ったら、次の瞬間には走り出していた。道を教えるってこういうこと? 「もう! 今日の映画楽しみにしてたのにぃ!」 「さぁ、病院はどっちだ!」 「次の交差点を左です! って、まだ赤信号です……やめてぇ~!」 2.公園のベンチに座る女性 PM0:15~0:50 「もう、財布を忘れるなんて……うっかり者なんだから」 今日は久々に実家に帰って結婚式の予定を話し合っていた。その帰り、彼がふと自分の財布がないことに気付き、取りに戻っている。 ちょうど近くに公園があってよかった。この暑い中、立って待ってるのは辛い。公園に入り、近くにあったベンチに腰を下ろした。 木陰にあるので他の場所より少し涼しい。 「ここから家まで往復――十五分くらいね。財布を探す時間も含めて二十分くらいはかかるかしら」 なにもしないで待つには少し長い。そう思いわたしはカバンから本を取り出す。今日実家に来る途中、開店と同時に本屋で購入したばかりの本。 ずっと楽しみにしてたから、帰ってからゆっくり読みたかったし、本を読んでると途中で止められなくなるのがわたしの癖だけど……時間も空いちゃったし。 「冒頭をちょっと読むくらいなら、ね」 そう自分に言い聞かせて本を開いた。 この本の著者は泉そうじろうという。彼は、最近売れ出してきた作家で、わたしは彼のデビュー作を読んで大ハマリし、今では新刊を発売と同時に買っている。 しばらくの間、暑さも忘れて本に集中していた。活字を読んでいるハズなのに、頭の中ではその場面の映像が流れているような感覚。うるさい蝉の鳴き声もいつの間にか消え、登場人物の会話が頭の中に直接聞こえてくる。 しかし、そんな感覚は目に走った一瞬の違和感でかき消された。目の中に汗が入ったみたい。 ちょうどキリのいい所まで読んだ後だったので、そこで本を閉じた。それと同時に暑さが蘇ってくる。 「みき」 名前を呼ばれたのでそちらを向く。立っていたのは予想通りの人物。 「ただお君、お帰り」 「待たせて悪かったね。じゃあ、行こうか」 恐らく彼は走って来たんだろう。大分汗をかいている。 「ちょっと休んでから行きましょう。すごい汗よ。ほら、お茶でも飲んで」 「ありがとう。じゃあ、そうしようか」 カバンから、タオルで包んだお茶のパックを取り出して彼に渡す。 わたしも同じお茶を飲んでいると、公園の隅、水飲み場の所に人影が見えた。水飲み場からこちらを愕然とした表情で見ている。 中学生くらいかしら? 青いブラウスに白いスカートを穿いた女の子。気付かれないように横目で見ていると、すぐにガックリと肩を落として歩きだす。公園から出るみたい。 少女はわたしたちの近くにある出入口に向かって歩いていた。近づくにつれ、少女の顔がよく見えるようになる。 「……ねぇ。あの子、大丈夫かしら?」 「うん? あの子かい? ……確かに元気がなさそうだね」 少女の顔色は真っ青だった。汗で服が湿っているのが見て分かる。目も虚ろで足取りはフラフラだった。 「ねぇ、キミ。大丈夫? 元気なさそうだけど……」 今にも倒れそう。そう思った時、反射的にわたしたちの前を通り過ぎようとした少女に声をかけていた。 少女は足を止め、ゆっくりと振り向く。ムリをしていると一目でわかる笑顔をしていた。 「ええ、平気です。気にしなぃd――」 言い終わる前に少女が膝をつき、ゆっくりと横倒しになる。いきなり過ぎて、対応が一瞬遅れた。 「……ねぇ、しっかり! 誰か来て、中学生くらいの子が! ただお君、救急車呼んで!」 しかし、公園に公衆電話はない。どうしたら…… 「近所の家で事情を話して電話を貸してもらうよ。氷かなにかも貰ってくる」 彼は冷静だった。そういい残して公園から出て行く。 とにかく、汗を拭かないと。ベンチの上に寝かせて、もっていたハンドタオルで少女の顔の汗を拭く。 しばらくして、桶のような物を持ったただお君が帰ってきた。中には氷枕と水が入っている。 わたしは氷枕を少女の首の裏に当て、タオルを濡らして汗を拭いた。遠くから、救急車のサイレンが聞こえてきた。 「わたしは付き添うから、ただお君はそれを返してきて」 「ああ。あんまりムリはしないようにね」 ドアが閉まる寸前、ただお君が誰かに話しかけられてるのが見えた。救急車が走り出す。 気になって後ろを見ると、自転車が追いかけてきている。ただお君は……なぜか紙袋を二つ持っている。 「あの、この子の症状ですが……」 「あ、はい」 医者の声に振り向く。どうやら軽い熱中症らしい。少女の身体のあちこちに氷枕のような物が当てられている。後ろを見ると、追いかけてきていた自転車は見えなくなっていた。 3.青いブラウスの少女? PM0:20~0:35 帽子はどこにいったのだろうか? そんなことは、もうどうでもよかった。帽子なんてもう諦めている。お気に入りだったけど、色も形も同じ帽子なんていくらでも売ってるよね。今日も同じような帽子を見かけたし。 そう君の待つ喫茶店に戻りたい。でも、戻れない。その唯一にして最大の理由―― 「ここ、どこぉ……」 いつの間にか街から住宅街に迷い込んでいた。そろそろ頭もぼんやりしてきた。 「もぉダメ……死んじゃいそう……」 帽子の乗っていない頭に両手で申し訳程度の日陰を作りながらフラつく足で歩く。 とりあえず、日陰を探そう。水分補給出来る場所も。最悪、その辺の家に駆け込んで――っん? 「あれって……公園だよね?」 住宅街の外れ、たくさんの木が植えてある空間が見えた。近づいてみると、やっぱり公園だった。 公園なら水飲み場も日陰もあるよね? 期待を胸に公園に入った。 水飲み場は確かにあった。『故障中』の張り紙つきで。ベンチにはすでに人が座っているけど、あと一人くらい座れそう。入れて貰おうかな? そう思っていると、男性が公園に入って来た。ベンチに座っている女性の隣に座り、お茶を貰っている。 しまった、もう少し早く行動していれば…… もう、ベンチに座るスペースは無い。水も飲めない。ちょっと、いやかなり泣きそう…… もう公園を出よう。元来た出入口ではなく、公園を通過する形で反対側の出入口から出ようと歩き出す。 「ねぇ、キミ。大丈夫? 元気なさそうだけど……」 振り向くと、ベンチに座っていた男女が心配そうにわたしを見ていた。わたしは無理やり笑顔を作る。 「ええ、平気です。気にしなぃd――」 言い終える前に、わたしをとてつもない眩暈が襲った。上下左右の感覚が無くなり、世界がグルグル回る。気付いた時には頬に熱い地面の感触があった。 「――ねぇ――り! 誰――て! 中学生くら――! ただお君、救急――!」 ――中学生って……わたし、もう二十五だし結婚も…… 4.付き添ってきた女性 PM1:05~1:10 病院の対応は早かった。救急車に乗っていた医者から説明を受け、その間に少女の湿った服を着替えさせ、この病室にを寝かせた。聞くと、救急車内で処置はもう済んでいるので、あとは目を覚ますのを待つだけらしい。 「さっきまではそんな余裕なかったけど、可愛らしい顔してるなぁ」 そっと頭を撫でてみる。よく手入れされているのか、髪の毛はサラサラだ。 「あら? 顔に砂がついてる」 全部払ったと思ったんだけど。軽く頬を払う。柔らかい肌だった。 「……ふぇ?」 頬を触っていたら、気の抜けた声と共に少女が目を覚ました。どうやら起こしてしまったらしい。 しばし見詰め合っていると、だんだん少女の顔が強張ってきて―― 「……きゃぁー!」 いきなり悲鳴をあげられた。さらに、わたしの手を振り払ってわたわたとベッドの上を逃げ惑い。 「うわぁ!」 ベッドから落ちた。一体なんなんだろう? わたしってそんなに怖い顔だったかしら? 少女はなかなか起き上がらない。覗き込んでみると、ベッドの陰に隠れて涙目で震えていた。 「ねぇ」 「ひぃっ……! あなた……ここは……!?」 ひぃって、どこまでわたしを傷つければ気が済むんだろう? 「あのね、落ち着いて。怖がらなくても大丈夫よ。ここは病院。あなたは暑さで倒れてここに運ばれたのよ」 5.制服の少女と青年 PM1:10~1:15 「よし、やっと着いた!」 「はぁ……怖かったぁ」 よく生きてここまで来れたと思う。あんな大通りの信号を無視するなんて…… 「よし、今行くぞ、かなた!」 「えっ?」 宙に浮いている足。わき腹に体重がかかっている。わたしは、彼の小脇に抱えられている。 「ちょっ……自分で歩けますよぉ!」 「いいから、着いてきてくれ!」 「着いていくから降ろして……せめて、お姫様だっこに……」 しかし、わたしの訴えは聞いて貰えず、そのまま院内へ入っていく。彼は一直線にカウンターへ―― 「あら? この高さって……ねーえ、ちょっと待って……っ!」 予想していた衝撃は来なかった。恐る恐る目を開けると、鼻先数センチの所に壁がある。ギリギリセーフみたい。 「さっき、髪が長くて背の低い女が運び込まれただろう? 案内してくれ、身内なんだ」 上を見ても、カウンターが邪魔して様子が分からない。誰かのお見舞いみたいだけど。 「早くしてくれ!」 「あいた!」 いきなり迫ってきた壁に顔を押し付けられた。 「痛い……ちょ、降ろして……たすけてぇ~」 手足をバタつかせるけど、全然降ろしてくれない。 「わかった! そこの病室だな」 やっと顔が壁から離れた。鼻血は……出てないみたいね。 「ちょっとぉ! 気をつけてくださいよぉ!」 でも、彼には聞こえてないみたい。走っちゃいけないハズの廊下を全力で走り、ある病室の前に立った。迷いなく扉を開く。 なんでもいいけど、早く降ろしてくれないかしら? 6.少女の外見をした二十五歳の既婚者 PM1:10~1:15 目を覚ますと、目の前に女性の顔があった。思わず悲鳴をあげて逃げるけど、すぐに足場をなくしてずり落ちる。ちょうど、ずり落ちた先に隙間があったので、そこに逃げ込む。 ――ここどこ? あの人……わたしになにしようとして…… もしかして、そのテの人? そのテの人に誘拐されちゃったのかな……? わたし、女の人に襲われちゃうの? 「ねぇ」 急に声をかけられて慌てて振り向く。さっきの顔がわたしを覗き込んでいた。 「ひぃっ……! あなた……ここは……!?」 思わず情けない声を出してしまった。 「あのね、落ち着いて。怖がらなくても大丈夫よ。ここは病院。あなたは暑さで倒れてここに運ばれたのよ」 「……へっ?」 目の前にあるのは真っ白のシーツが敷かれたベッド。飾り気のない地味な部屋で、スライド式の大きな扉がある。ベッドの近くには、ナースコールらしきインターホンがある。わたしが着てる服も、入院患者のものだ。 「……病院だね」 落ち着いてみれば、なにからなにまで病院だった。 「って言うことは、あなたはそのテの人じゃないんですね?」 そう言うと、女性は顔を引きつらせた。しまった、よけいなことだった。 「ええ。わたしはみきっていうの。キミ覚えてないの? 倒れた時のこととか」 倒れた? わたしがこれまでのことを思い出す。 「ええと……道に迷って公園に着いて……ああ! あのカップルの人? じゃあ、彼氏さんは?」 「病院まで付き添ったのはわたしだけなの。彼は水と桶を借りた近所の人にお礼を言いに行ってるわ」 カップルで居たということはデート中だったんだ。邪魔しちゃったみたい。 「よくわからないけど……デートの邪魔しちゃいましたね……ゴメンなさい」 「気にしないで。キミが悪いんじゃないから。それより……」 「それより?」 「そろそろ、そこから出てきたら?」 わたしは、下半身をベッドの下にしたままだった。 ――あ、あれ? 「どうしたの?」 「なんか引っ掛かっちゃって……出られない」 どうしよう。そう思った時、急に病室の扉が開いた。 「かなた!」 どうしてこの場所がわかったのかは知らないけど、彼は現れた。 「そう君! ……その娘はだれ!」 謎の女子高生を連れて。 「知り合い?」 「わたしの夫と、知らない女子高生です」 みきさんが目を見開いた。 「夫って……中学生じゃ……えっ? いま何歳?」 「中学生って……わたしは二十五で既婚です!」 7.怒りのかなたさん PM1:20~1:30 ベッドの下から救出されたあと、そう君の話を聞いた。 そう君の行動は、喫茶店に伝言を残して、途中で自転車を拾い、公園でわたしを乗せた救急車を発見。みきさんの彼氏に話を聞き、救急車を追っている途中でわたしの帽子を被った女の子を見つけて、その子を道案内にしてここまで来た。と言うものらしい。 「で、みきさんの彼氏に荷物を預けた上に、この娘を道案内役として拉致したの?」 「拉致とは失礼な。ちゃんと同意を得た上での同行だぞ」 「高良ゆかりちゃんだっけ? ホントにヒドイことされなかった?」 「えーっとぉ、まずはいいって言ってないのに強引に連れてかれて。信号無視とかしてすごい怖かったです。あと、抱えられてた時に受付の壁で顔を打ちました。あ、この帽子、返します。飛来物です」 「飛来物? とにかくありがとう。ほら、全然同意してないじゃない! 危ない目にも合わせて! それに抱えてる時にヘンなところ触ってたんでしょ?」 「断じて、そんなことはない! ただ小脇に抱えてただけだ!」 「小脇に抱える時点でおかしいよ!」 ホントに、信じられない。おぶったりするのが普通なのに。……叫んだら元々痛かった頭がさらに痛くなってきた。ムリはするものじゃないね。 「とにかく! 罰として、みんなにお菓子と飲み物買ってきてね。自腹で」 どうやら諦めたのか、そう君はトボトボと部屋から出て行こうと扉を開いた。 「……」 「あー、なんだ。お取り込み中だったから待たせて貰ったけど、ケンカは終わった?」 どうやら、お医者さんはずっと待ってくれていたらしい。悪い事しちゃったかな。 8.カウンセラーかなたさん 2:30~ わたしは様子見で一日入院することになった。そう君は駄々をこねていたけど、ちょっと怒ったら渋々承諾した。今は、色々と買出しに出かけている。 あれからけっこう時間が経つけど、みきさんもゆかりちゃんも病室に居る。二人とも、今日は予定があったんじゃないかと聞いてみたけど、ゆかりちゃんは『かなたさんが一人になっちゃうじゃないですか』と言って残っていて、みきさんもそれに頷いていた。 「ゆかりちゃんって陵桜学園なんだ。頭いいんだね」 「そんなことないですよぉ。友達に頼りっぱなしです」 「彼氏とかは居ないの?」 「居ないですねぇ」 「いくらでも出来そうなのにね。ちょっと天然っぽくて可愛いし」 けっこうスタイルもよさそうだし、羨ましいなぁ。わたしなんて…… そう言えば、さっきからみきさんが元気ないね。 「みきさんどうしたの? 元気ないよ?」 「……ねぇ、かなたさん。ちょっと相談したい事があるんだけど、いいかしら?」 みきさんが急に真剣な口調で言った。 「え、相談? いいけど……あんまり役に立てないかもしれないよ?」 「じゃあ、その時はわたしが相談に乗ります」 「気持ちはありがたいけど、かなたさんじゃないとダメなの」 「え~、そうなんですかぁ……」 わたしじゃないとダメって、どんな相談なんだろう? 「かなたさん。旦那さんと結婚する時、不安にならなかった?」 みきさんが相談してきた内容は、予想したより遥かに重かった。 えーと、つまりこれは……今流行の―― 「マリッヂブルーってやつ?」 「えっ? じゃあ、みきさんって失踪中なんですか?」 「ゆかりちゃん……それは極端な例だから。そんな話どこで聞いたの?」 「この間、担任の先生が居なくなってぇ、みんなマリッヂブルーだって」 「……まあ、それは置いといて、みきさんは不安なんでしょ? どうして?」 「実は、彼の家は神社なんです」 みきさんの話を聞くと、みきさんの彼は若くして実家の神社を継いだらしい。彼女の不安は、普通の家庭とは違う環境でうまくやっていけるかどうかというもの。 「確かに、特殊な職業だよね」 そう君は作家だから、わたしも人のこと言えないけど。 「神社のお給料ってどこから……お賽銭? 小銭ばっかりねぇ」 「それじゃ生活できないよ。他にも寄付して貰ったりとか、色々あるみたいだね」 「ええ、お金に心配はないの。でも、わたしは神職のことなにも知らないから彼に迷惑かけちゃうかもしれないし、彼の負担になりたくないの。でも、どうしたらいいか――」 「信じればいいんだよ」 「えっ?」 不安は誰にでもあると思う。新しいなにかが始まる時は、期待と一緒に不安も大きくなる。 「悩んでも悩んでも、不安や心配が小さくならない時は――」 そう君が本当に小説作家になれるか不安だったけど、その方向に背中を押したのはわたしだから。 「相手を信じて全部を預けて、後ろからついて行けばいいんだよ」 そう君は進むのが早いから、ついて行くのが大変だけどね。 「迷惑かけてもいいんだよ。夫婦なんだから。それで、相手が重そうにしてたら、後ろから支えて、背中を押してあげるの。その代わり、相手が持ちきれなくなったら今度は自分が相手の不安を預かるの」 「……かなたさんは、そうしてきたの?」 「そうだね。彼が頑張るから、わたしはついて行けたし、彼が頑張れない時は相談に乗ってあげた」 そう君は放っておくといつまでもウジウジ悩むから、背中を押してあげないと。 「まあ、わたしは預ける前に背中を押しちゃったから、預けるまでが大変だったけどね」 そう言うと、みきさんは少し笑った。ゆかりちゃんは、ポカンとした表情。ちゃんと話を聞いてたのかな? 「ゆかりちゃんも、いつか相手が出来た時、今の事を思い出してね」 「相手かぁ……出来るかしら?」 「ありがとう、かなたさん。わたしったら、なんで一人で悩んでたんだろう? 一番信じられる人がすぐ近くにいたのにね」 「たまには甘えてみなよ。ウチのそう君みたいに、甘えすぎるのも問題だけどね。高校を決める時も、大学を決める時も、中退して作家になる時も、いっつもわたしに甘えてきてね」 「えっ? 作家さん? 泉で……そう君……まさか」 みきさんがなにかぶつぶつ言っている。 「かなたさんの夫って、作家の泉そうじろうさん!?」 「そうだけど、よくわかったね?」 「大ファンなんです! 今までの作品は全部読んでるし、今日発売の新刊も買いました!」 「ちょっと……みきさん落ち着いて――」 みきさんが興奮してわたしに詰め寄ってきた。それと同時に、病室の扉が開いた。 「戻ったぞ……って今度はなにやってるんだ?」 「あ、あの! サインしてください!」 みきさんが、自分のバッグから本を取り出して、今度はそう君に詰め寄った。 「なんにしても、みきさんが元気になってよかったですねぇ」 「そうだね」 結局、みきさんは暗くなるまでそう君と本の話をしていた。そう君がたまに助けを求めるような視線を送ってきたけど、全部無視。わたしはゆかりちゃんとお喋りをしていた。 9.扉の前にて医者のぼやき PM5:00 もう二時間くらい経つか? いつまで喋ってるんだろコイツら…… いま入ってもいいけど、なんかものすごく気まずい感じがする。さっきみたいにケンカではないだろうけど…… 結局、俺が回診の為に病室に入れたのは、その三十分後だった。
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/8451.html
605通常の名無しさんの3倍2017/07/16(日) 22 00 44.38ID kmkI99Ut0 606 パーラ「あんまり暑いので!」 ガロード「?」 ティファ「?」 パーラ「ティファ、これ声出して読んでみてくれ」っ[フリップ] ティファ「え、ええ・・・『熱中症』? これ、どうかしたの?」 パーラ「ん、隣見てみ」 ティファ「隣? ガロード?」 ガロード「・・・」 ティファ(脳内)「熱中症」エコー ティファ(脳内)「ねっちゅうしょう」エコー ティファ(脳内)「ねっ ちゅう しょう」エコー ティファ(脳内)「ねぇっ、チュウしよ?」 ガロード「うぼあああああ!」バターン! ティファ「ガロード!」 パーラ「ぎゃはははははは!」 606通常の名無しさんの3倍2017/07/17(月) 08 07 36.79ID 2U555SZ50 607 605 アムロ「ガロード!情けない奴!」 シャギア「だがこのスレではならではの反応だと思うがな。ちなみに他のスレだと」 アムロ「………いやこれでいい………のか…? 他の奴にも影響与えるんならその方がでも…」 シャギア「全く困った長兄だな」 アムロ「それはともかく他の弟達にも試してみたい」wkwk シャギア「では見てみるか?」 607通常の名無しさんの3倍2017/07/17(月) 08 34 04.18ID 2U555SZ50 616 606 シンの場合 ステラマユ「熱中症」 シン「えっ!?」 途中省略 ステラマユ(脳内)「ねっ、チュウしよ?」 シン「ススステラにママママユちゃん!?ちょちょちょいまって!」 ステラ「シン!チュウしよ!」 マユ「マユとも!」 シン「脳内かと思ったらリアルかよ!」 レイ「気にするな俺は気にしない。から存分にキスしとけ」 シン「いや気にしろよ!」 アムロ(…いや誰か忘れてないか?どうでもいいがあのアホ毛はどうした?) カミーユの場合 結論:更なる修羅場が待っていた アムロ「情けない奴!」 三日月の場合 普通に彼女らの方からチュウしてた ウッソ「おかしいですよ!」 アムロ「そこで何でお前が出てくる?それに別に何もおかしくはない」 セカイ 誰が一番最初にチュウするかで アムロ「なんか段々論点がズレてるような」 アスラン「俺はズラ…じゃないヅラ…でもない!」 アムロ「落ち着け岡田将生…じゃない桂…でもないアスランでもない人」 link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ カミ―ユ・ビダン カミキ・セカイ ガロード・ラン シン・アスカ ティファ・アディール 三日月・オーガス
https://w.atwiki.jp/siika/pages/252.html
こんにちは。 最近の詩歌藩国は、例年になく「カキ氷が大ヒット!」するくらいの暑さになっています。 みなさんも暑さ対策に奔走してらっしゃると思いますので、 今回の保健便りは「暑さに負けない!」をテーマに少しお話しをさせていただきます。 ●食中毒を防ごう! 食中毒予防は、次の三つがあげられます。 ①細菌を「つけない」 調理及び食事前に手洗いをする(手首まで、しっかりと洗おう) 材料を、調理前に洗浄する(ポイント:流水で) まな板、包丁等の器具を清潔にする(熱湯消毒) ②細菌を「増やさない」 出来上がった料理をすぐ食べる。 すぐに食べない場合は、冷蔵する。食べ残しを捨てる勇気も必要。 ③細菌を「殺してしまう」 細菌は熱に弱いので、加熱調理をする。 前日に調理した食品(煮物など)は、充分再加熱してから食べる。 貝類、魚、レバー等、生食を避けよう。 また、燻製類をつくる場合、減塩のしすぎにも注意しましょう。 適度な塩分は、菌の繁殖を防ぎます。 ●熱中症とは? 熱中症は、高温環境下の屋外作業や運動で発生します。 また、屋内でも気温・湿度の高い体育館等における運動、部活動の際にも多く発症しています。 体内の熱が外に出ずにこもり、熱がたまることによって引き起こされる、様々な体の不調のことをいいます。 病状は、以下の4つに分類されます。 熱失神 血圧の低下、めまい、失神などがみられる。顔面そう白となり、脈は速くて弱くなる。 熱疲労 脱水による症状で、脱力感、倦怠感、めまい、頭痛、吐き気などがある。 熱けいれん 大量に汗をかき、水だけしか補給していないと、血液の塩分濃度が低下する。 この時に足、腕、腹部の筋肉に痛みを伴ったけいれんがおこる。 熱射病 体温の上昇のために、中枢機能に異常をきたした状態。 意識障害(応答が鈍い、言動がおかしい、意識がない)がおこり、死亡率が高い。 「予防法」 環境条件に応じて作業や運動をし、30分に一回程度の休憩を取る。 激しい作業や運動の場合は、0.1~0.2%の食塩水か、スポーツドリンクを補給する。 のどが渇く前に、意識的に水分補給をしよう。 できるだけ薄着で、直射日光は帽子で避ける(吸水、速乾性のよい衣類を選ぶ) 熱中症は時として、生命の危険を伴うこともある怖いものですが、適切な予防措置があれば、防ぐことができます。 また、暑さになれるまでは、短時間で軽めの作業や運動から行うとよいでしょう。 私からのお話しは、以上です。 これらの対策を取ることによって、詩歌藩国のみなさんが、健やかな日常をすごして頂きたいと願っています。 花陵
https://w.atwiki.jp/umamusumeninaritai/pages/230.html
昔、一度、親に連れられて劇を見に行ったことがある。 舞台上を役者が踊る。歌い、踊り、劇を行う。ただのミュージカル。 でも、それを見て私は意味がわからなかった。 どうして踊るのか、どうして歌うのか、どうして……彼らが劇を行うのか。 彼らが登場人物になり切って劇を行う理由が理解出来なかった。 そして、物語の中の彼らを侮辱するような、そんな彼らを許せなかった。 物語の中の彼らを役者である彼らが話し、感情を歌と踊りで表すそんな彼らが。 その時は許せなかった。消したくなるほどに。 でも、今なら分かる。役者である彼らはただ役目を果たしただけなのだと。そして物語の彼らは、役者である彼らがいなければ語られることは無いのだと。それが物語の中の、彼らの運命なのだと。 ―――中央に転校してきて一週間。色んなものを見てきた。 走る彼女ら、その走りに色んなものを見出し力にした。 たった一週間だが理解した事がある。いや、気がついたこととも言える。 そして、それは私の運命として見えた。 『物語の中の私は、役者で演出家であるミスターシービーが居なければ語られない』 そういう運命。 それいうわた█(フォーノワール)の運命。 それいう███(フォーノワール)のうんめい。 それが私の―――私の―――。 ―――認めない。認めない認めない認めない。 ―――認められるわけが、無い。 山があるなら乗り越えよう。海があるなら飛び越えよう。壁があるなら壊そう。運命を乗り越えるためなら、なんでもしよう。 それが私に出来る―――――。 ◆◇◆◇◆ 『暑い……』 季節外れの真夏日の様な暑さが大地を包む中、自分は模擬レースを見る為にレース場に向かって歩いていた。 その最中にふと、校舎の脇の日陰の中に自動販売機とプラスチックのベンチで構成された小さな休憩所が目に付いた。 『少し休んでいこう』 財布を取りだしながら自動販売機に近づく、何を買おうかと考えながら歩んでいくと視界の端に定期的に動く何かを感じた。 よく見ると日陰で見ずらいが黒い何かがひょこひょことベンチの後ろ側で動いている。更によく見るとそれは真っ黒な毛並みの尻尾のようで、誰が見ても穏やかで緩やかな動きをしている。 『(誰かが寝ている……?)』 この炎天下とも言える真夏のような日にとても暑いだろう。 『(もしかして!)』 最悪の考えに辿り着くまでにそう時間はかからなかった。あんなところで寝ていると熱中症になっていてもおかしくない。 そう思ったらいてもたってもいられず、尻尾の元へ暑さも忘れて走った。 ◆◇◆◇◆⏰ そこに居たのはすやすやと眠る、ジャージ姿の黒毛のウマ娘だった。特に熱中症という雰囲気も無く汗はかいているがそれが熱中症の症状を有している様には到底思えなかった。 その姿を見てどっと疲れがやってくる。焦って損をしたとは口が裂けても言えないが、汗をかいてしまい身体が水分を欲するのがわかる。 隣の自販機からスポーツドリンクを買うと、彼女の安全の為にウマ娘の寝ている席の向かい側の席に座った。どちらも日陰ではあるがスーツだからか妙に蒸し暑い。 「すぅ……すぅ……」 向かいの席からは小さな寝息が聞こえるが彼女を起こすべきか否かを頭の中で議論する。 今の状態は正直良いとは言えない。この暑さの中だと熱中症の危険が高いしプラスチックのベンチで寝ているというのも良くない。 だが、寝ているウマ娘を無闇に起こすと蹴り飛ばされることもある。常人だと一撃で意識を刈り取られるだろう。 だが、起こさないと模擬レースに行くことは出来ない。勿論、理由は熱中症の危険のある子を一人にしてはおけないからだ。 だが、だが、だが。頭の中で繰り返していると 「ん、んぅぅあぁぁ………暑っ……」 黒毛のウマ娘が目を覚ました。起き上がりながら背伸びをしてそのままやじろべえが元に戻る時のようにベンチに座り、ぼんやりとこちらを見ている。 寝ている時は気が付かなかったが座高を見るに相当体が大きそうだ。 「だ…………誰?」 『え、あ、あぁ』 眠気まなこに腑抜けた様子の声でこちらを向く彼女に急に話しかけられ、驚きで少し腑抜けた声が出てしまった。 はっとして、服に着けていたトレーナーバッチを見やすいように突き出した。 「へぇ、トレーナー。そう」 『君はこんなところで何を?』 トレーナーだということを分かってもらったら聞きたいことを聞く。 「あぁ、模擬レースに行こうと思って…暑かったから自販機と日陰のあったここで休んで、眠くなったから寝ただけだよ。特に理由なんてない」 『じゃあ、君は模擬レースに?』 「あぁ、出る。まさか、もう始まってる?なら急がないと」 そういうとベンチの下からカバンを取りだし、急いでレース場に向かおうとする。 当たり前の様に支度をして駆け出そうとするウマ娘を見て 『ちょ、ちょっと待って!』 思わず声をかけてしまった。 「………何?」 『いや、流石にそんな寝起きでレースに出ても、ちゃんとした実力は発揮できないと思うのだけど……』 「あぁ、なんだそんなこと。ならレースを見ればわかる。そうだろ?」 そう言うと彼女は走り去ってしまった。