約 138,433 件
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説明 4thアルバム。 “寝て見る夢”がテーマであり、同時発売となった3rd「AMARANTHUS」と対をなしている。そしてAMARANTHUSと合わせて死生観をあらわしている。 リード曲は白金の夜明け 収録曲 1個のA、始まりのZ -prologue- 2桃源郷 3白金の夜明け 4マホロバケーション 5夢の浮世に咲いてみな 6ROCK THE BOAT 7希望の向こうへ 8カントリーローズ -時の旅人- 9イマジネーション 10MOON PRIDE 11愛を継ぐもの 12もっ黒ニナル果て 13桃色空 特典 Blu-ray(初回限定盤のみ) 1マホロバケーションMV 2白金の夜明けMV 3Documentary of "白金の夜明け"(メイキングビデオ) 概要 発売日: 定価: レーベル:[[]] オリコン週間: オリコンデイリー: 累計売上: 関連
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比奈村の夜盗 レベル:数 : 構成 名前 外見(種族) レベル 初期付与 使用技 比奈村の夜盗 刀侍 夜盗 侍 癒し悪党 懐剣僧 破戒僧 僧 宿場あらし 忍者 生息地域 駿河:へ-チ付近(広い範囲を移動) ドロップアイテム 比奈村の帯 備考 夜のみ?(昼の浅い時間にも歩いていました) その他情報 名前 コメント
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概要 居るらしい。
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いろいろな作品の二次創作SSです。 魔法先生ネギま!! 寒い朝、暖かい朝(たつにん) 楓、ハマる。 その1(たつにん) 楓、ハマる。 その2(たつにん) 寒い夜、暖かい夜(たつにん) モウハナサナイ(せつたつ) 凄く悩む女と何も悩まない女(たつにん) 雪、焚き火、山奥にて。(たつにん) ある日のふたり ~プリンの恨み編~(たつにん) ある日のふたり ~龍宮逆襲編~(たつにん) えいぽーふー(たつにん) ドラゴンクエスト 勇者、胃潰瘍になる 勇者、胃潰瘍を悪化させる ポップンミュージック ロミ夫のクリスマス(ロミ夫) 学校であった怖い話 街灯の下の少女 がんばれ新聞部。 旧校舎の闇の中で 世界樹の迷宮 世界樹の迷宮・キャラ設定/前衛編 世界樹の迷宮・キャラ設定/後衛編 ある階の私たち ~ワラの布団~ 新たな仲間 クロスオーバー それぞれのバレンタイン ハイ・ラガードへようこそ(世界樹の迷宮+α)
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このページはこちらに移転しました 桜散る場所で 作詞/313スレ29 足早に過ぎた時の流れ 思い出が僕に背をむけてゆく 見慣れたいつもの帰り道 バカ騒ぎした時間は僕らの宝物 覚えていますか?あの頃の僕ら上手く笑えなかったね 最後の最後まで君に伝えられなかった 桜咲き誇り夢を描いた少年は 空に願いを込めて幸せを願うんだ ずっと・・・ 夕焼けに染まる校舎の窓辺 こみあげる寂しさはいつもと違う感じで 言葉じゃ上手く言えないから この唄に心を込めて僕は歌うよ 「恋」をして「別れて」 廊下ですれ違っても知らないフリ さよなら 涙で滲んだ空 もう帰れない日々 それでもあなたに逢えたことが嬉しかった それぞれの道 やっと歩きだしたね 落書きだらけの思い出に 最後の春の陽射しこぼれて 未来を見つめて僕らは進むよ 進むよ また会うための指切りをしよう 今は桜散る場所でさよなら もう戻れない僕らの日々 バイバイ バイバイ
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ちょうこうそくこうこうこうか【登録タグ ち 初音ミク 懐古P 曲】 作詞:懐古P 作曲:懐古P 編曲:懐古P 唄:初音ミク 曲紹介 人呼んで懐古Pです 体重はスマトラダイオウリンゴ3個ぶんです(作者コメより転載) 歌詞 (動画より書き起こし) 青き学び舎 窓清し 若き希望の 眉上げて 風か嵐か稲妻か 抜く手は見せぬ早業だ 超高速高校 輝かん 青き命の 夢集う 若き腕組み 声そろえ 燕か鷹か隼か 目にも止まらぬ 敏速だ 超高速高校 鍛え合う 青き甍に かかる虹 若き拳を 高く挙げ 音速超えて 衝撃波 光に届く 勢いだ 超音速高校 花と咲く コメント 名前 コメント
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あらすじ 放送日時 制作 声の出演 質問と回答 あらすじ 旧校舎に迷い込んだ少年。旧校舎の幽霊の噂。大きな鏡のある部屋。少年の名前を呼ぶ声。幽霊を自称する少女。隠し階段の場所。学園に伝わる一人遊び「隠れ鬼」。人形に取り憑いた悪霊から逃げる少女。 放送日時 放送局 放送日 放送時間 チバテレ 4月15日 24 30~25 00 サンテレビ tvk 25 30~26 00 TOKYO MX 4月16日 24 30~25 00 テレビ愛知 4月17日 26 00~26 30 アニマックス(BS・CS) 4月16日 22 00~22 30 楽天ShowTime 4月20日 16 00更新 制作 脚本 高山カツヒコ 絵コンテ・演出 坂本隆 作画監督 牛島希 古川英樹 長谷川享雄 さのえり 総作画監督 番由紀子 原画 大平剛生 吉本智恵 柏淳志 小野可奈子 山本亮友松浦里美 冨田佳亨 橋本純一 井上美香 小池真代木村優子 高橋賢 平田和也 北村淳一 内海愛子新井博慧 猿渡聖加 牛島希 水崎健太 小澤和則 第二原画 澤入祐樹 高橋成美 大竹晃裕 秋山訓子 林あすか ビクトリー 動画 中嶋美幸 高橋悠太 大内大和 日向寺郁晶 吉川昌之 村上靖紘米倉孝規 大槻南雄 富田祐輔 山本無以 森林恵 原口渉BEEP 仕上げ 平井麻実 重冨英里 山口真奈美 林由稀 田中周作BEEP 撮影 旭プロダクション二村文章 渡辺瞳 森谷若菜 大久保潤一 金光俊 児玉純也 美術 スタジオちゅーりっぷ柚本由里 兼子裕 上野比呂美 池田勉 山崎大門 浜松豊最上さやか 近藤梓 原田亜矢子 川村誠太郎 滝口勝久 スコットマクドナルド渡嘉敷壮 吉田美千子 チェアヨン 澤田映美子 松下佳香 菊名香藤井さやか 井上絵理 新田彩乃 杉浦礼華 滝口昌孝 立石健榊原和美 鈴木友成 河嶌英里香 高橋雅子 パクヘリム 大吉麗奈加藤三朗 伊東春香 荒川友美 芦野由紀子 榊原まみ子 動画チェック 林洋子 色指定・仕上げ検査 大塚奈津子 特殊効果 村上宣隆(旭プロダクション) 予告イラスト 桐原いづみ 制作進行 穂積智也 声の出演 庚夕子 原由実 新谷貞一 代永翼 小此木ももえ 福圓美里 質問と回答 ここに質問 ここに回答 ここに質問 ここに回答
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僕(受け)には君(攻め)が眩しすぎる 「卒業したら海外に行く。世界中を回って、世界中をこの目で見てみたい」 小さい頃からの夢だから、と、いつもの仏頂面で、でも少しだけ照れくさそうに君は言った。 それは、夢も希望もなく、ただ安定だけを求めて教師になった僕には、眩しすぎる夢だった。 「何考え事してんの?」 「え?」 「こっちに集中しろよ」 「んんっ・・・」 そう言って、高校生とは思えない器用さで僕の体を責めたてる。 僕はその快感を余すところなく受け止めて、あっけなくイッてしまった。 目の前が真っ白になるほどの絶頂に体を震わせているうちに、後孔に脈打つ雄を押し当てられる。 校舎の真北。薄暗く、肌寒い科学準備室。埃くさいセックス。 きっと、これが最後。今日で、君との関係は終わる。 君は今日から、自分の夢に向かって走り出すんだから。 無造作に脱ぎ捨てられたブレザーの、胸に付けられた装花が、僕たちの最後の日を表していた。 「ん、大丈夫・・・来て」 固く張り詰めた彼のもので一気に貫かれる。 「はっ、先生っ・・・、泣いてん、の?」 君がいない校舎。君の匂いが染み付いた場所。 その中で僕は、明日も変わることなく白衣を着て、冴えない授業をするのだろう。 「先生、好きだっ・・・。だから、泣くな・・・」 ありがとう。 僕も好きだよ。 でも、そんな君を縛るような言葉は言いたくないんだ。 返事の代わりに腕をまわして、僕は大きな背中にギュッとしがみついた。 僕(受け)には君(攻め)が眩しすぎる
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キトの夜 【サイト名】探偵神宮寺三郎&謎じけ! 【ジャンル】推理アドベンチャー 【課金体系】従量315円 【容量】573KB 【通信機能】なし 【簡易評価】あなたの評価点をクリック! plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. / plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. / plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. / plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. / plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. 2007/01/14 【使用機種】W41SA 【プレイ時間】クリア済。約三時間 【評価・点数】★★★☆☆ 探偵神宮寺シリーズです。 サイト内では八作目、実質的には九作目の作品です。 今回のはプロローグからひきつけられました。あぁ、これが神宮寺シリーズの世界観だ、って感じで。 ヘビースモーカーで無愛想で、カミュをこよなく愛す神宮寺。そんな神宮寺は今回、ある男に振り回されます。 クールな神宮寺はよく子供やら底抜けにマイペースな人間やらに振り回されるんだけど、その姿はいつも微笑ましいなと思う。 毎回髪型を変える探偵助手の洋子君の絵が楽しみなんだけど、今回の洋子君は、蝋人形みたいでなんか怖かった。なるべく見ないようにして進めました(笑) プロローグとエピローグがいい感じで繋がってて、良かったです。 サイト別/た行/探偵神宮寺三郎&謎じけ!
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高速妖怪と第八ドール 古い旧校舎の廊下を歩く鬼太郎 「やあ人間の皆さん、ゲゲゲの鬼太郎です・・・」 「皆さんは古い学校には妖怪が潜んでいるっていうのご存知ですよね?・・・・」 鬼太郎が再び廊下を歩くと後ろから足音が聞こえる 「真夜中の学校、そして誰も居ない時に彼らの時間があります」 鬼太郎が止まってから話す 「今回は、その学校に出てくる妖怪の中から、僕の知り合いと第八ドールの話をしましょう」 鬼太郎の後ろからピンク色の光と長い髪のドールが現れる 「そいつは、廊下で早く走り、最も人間たちが恐れられている妖怪」 「もう皆さんは知っていますよね?」 夜中の学校の隣にある木でできた古い校舎がひっそりと佇んでいる。その校舎の中に子供たちの騒ぐ声がする。 「ねぇ・・・本当に出るのかな?、噂のあれ?」 「バカ!、弱音を吐いてどうするのさ!?。だから俺たちはそれを確かめるんだ!、噂の奴を」 「本当に居ると思うの?、廊下を走る妖怪が?」 そう言い争いながら彼らはカメラを持ってたり、虫を捕まえる網とかを持っていたりする。すると、彼らの後ろからヒタ・・・ヒタ・・・と足音が聞こえてきた。 「お・・・おい、今、足音が・・・」 1人の子供が2人に話しかける、3人が振り向くと誰もいない。また歩くと足音が段々音が大きくなっていく。 ヒタ・・・ヒタ・・・ヒタ・・・ 嘘だろ・・・誰も居ないだろ?。なぁ誰か居るのかよ?。 すると、いきなり後ろから声が聞こえた「こんな時間に何をしているんや~?」と不気味な声がした。 「な・・・なぁ、振り返るか?」 「いやだよ!怖い!」 「うるさい!いっせーのーで!。で行くぞ!」 彼らがついに振り向いた、なんと後ろからピンクに光っていて。恐ろしい顔の妖怪が素早く廊下から走ってきた。 「こら!!、こんな夜遅うに学校にいたらあかんやろがァァァァァァ!!!」 「「「で・・・出たああああああああああああ!!」」」 妖怪の姿を見た子供たちがおお泣きながら旧校舎から出て行った。すると妖怪は走るを止めて、戻っていきながらグチを言っている。 「まったくこれやから最近の子供は・・・昔はええ子が沢山おったのに。わての噂でこんな夜遅くまでここに来るやなんてとんでもない子達や」 ブツブツ言いながらその妖怪が教務委員室に入ろうとしたときに女の声がした。 「あの・・・すみません」 「ん?、誰や~?、だめやろう。こんな夜遅うに女の子が1人って・・・あり?」 彼が話しかけたが、回りは誰も居ない。いたずらか?と思った妖怪は教務委員室に入ろうとしたときに肩をポンポンと叩かれた。 後ろを振り替えたら小さなピンク色の髪を流した照れている少女が立っていた。 「お嬢ちゃん、ここは危険やから帰りんさい。最近は物騒やから」 「いえ・・・わたくしはその・・・あなたに・・・えと(照」 もじもじしながら少女は彼に話しかける。 ……… OP「ゲゲゲの鬼太郎」泉谷しげる ……… 『高速妖怪と第八ドール!』 朝の鬼太郎ハウスでは、いつものような騒がしい日常が訪れてた。 鬼太郎と目玉おやじがぐっすり眠っているところに、ドゴッと鬼太郎の上に何かが乗っかった。 「きたろー!もう朝なのー、起きてなのー!」 「く・・・苦しいよ雛苺、重いからどいて・・・(苦」 鬼太郎の腹の上に乗っかって話しかけているのは第六ドールの雛苺だった。 重いという言葉に雛苺は頬をぷぅっと膨らませて怒る。 「むぅー!ヒナ重くないもんっ!。起きないきたろーが悪いもんっ!」 「あははは・・・ごめんごめん、だけど毎日僕のお腹に乗っかって起こすのはやめてね」 「うゆー、だったらきたろーもちゃんと自分で起きるのー」 「うん・・・これからそうするよ(苦笑」 そう鬼太郎が言うと雛苺はにっこりと笑い頷いた、隣で寝ていた目玉おやじもやっと起きた。 「ふあ~・・・鬼太郎よ、こんないい朝にはまず紅茶風呂にするかのぉ、早速紅茶風呂を頼む」 「はい、父さん」 「鬼太郎、お父様の紅茶のお風呂は後にして。私の紅茶を淹れて頂戴」 鬼太郎の後ろから窓際に座って本を読んでいる第五ドールの真紅が鬼太郎に命令をするが目玉おやじが真紅に反論を出した 「こりゃー!真紅、わしの紅茶風呂の方が先じゃよ!」 「いいえお父様。私の紅茶の方が先なのだわ」 「2人ともいい加減にしてくださいよ、雛苺、僕は真紅の紅茶を淹れるから、君は父さんの風呂をお願いするよ。」 「了解なのー!」 おやじと真紅の言い争いを止めて鬼太郎が紅茶を淹れに行き、雛苺が目玉おやじの風呂の準備を始めた すると鬼太郎がハッと何かに気づいて、いきなり自分の下駄を手に持ち出した 「真紅、危ないから窓から下りて」 そう言われた真紅は、ヒョイっと窓際から降りた。真紅が下りた後に鬼太郎が下駄を投げる構えをする 窓の外からキラーンと鞄が飛んで来た、こっちに向かってきていたのだ 「リモコン下駄!!!」(ビューン!!・・・ガコッ!!) 鬼太郎が叫んで下駄を投げつけると、下駄が猛スピードで飛んでくる鞄に当たった。 すると鞄のスピードが落ちて、そして段々と窓から入っ来て床に着地した ガチャッ 「いきなり何しやがるのですか!?このお馬鹿妖怪!!。翠星石の大事な鞄に下駄を投げるなと何回言わせれば気が済むのですか!?」 鞄を開けて。思い切り鬼太郎に怒鳴るのは第三ドールの翠星石、怒鳴っている翠星石に真紅に紅茶を淹れてる鬼太郎が話す 「下駄を投げるなって言われてもね。君が猛スピードで入ってきたら家がめちゃくちゃになるじゃないか」 「キー!、よくも言いやがったですね!!。いつ翠星石が家をめちゃくちゃにしたのですぅ!、何時何分何年何曜日何日何ヶ月ですか!?」 「あら翠星石、あなたがこの家をめちゃくちゃにしたのは貴女が来てからおよそ十ヶ月で200回もよ。忘れたのかしら?」 それを見ていた真紅が紅茶を飲み終えて宥めながら言う。ギクッとした翠星石はもう言葉も出なかった それを聞いていた鬼太郎と雛苺と目玉おやじは感心した。 「真紅すごいのー」 「うーむ、そこまで数えていたとはのぉ・・・」 「ある意味すごい天才ですね。それはそうと翠星石、また子泣きじじぃに怒って来たのかい?」 鬼太郎が翠星石に話しかけると、いきなり翠星石が涙目になり真紅に抱きついた。 「うぅ・・・聞いてください真紅ぅー!!、あのジジィが・・・翠星石が汗水たらした溜まったへそくりを酒を買うかねに全部使ってしまいやがったのですぅ!!。これでまた今月の家賃払えなくなってしまいました!~(泣」 「はぁ・・・まったく、相変わらず貴女はそうなると家に来るわね。今度からは子泣きのおじい様に見つからない所にしまえばいいのだわ」 「う゛っ・・・そっそんな事したら翠星石も分からなくなるですぅ・・・でも、これで家賃が払えなくなれば、あのババァにもうアパートから追い出されちまうのですぅ!!」 「うにゅー・・・翠星石かわいそうなのー」 それを慰める雛苺に翠星石はちょびっと恥ずかしくなった。それを見て少し笑った鬼太郎が話しかける 「翠星石、泣いたって仕方ないよ。子泣きじじぃはいつも酒に遣うからね、君にも紅茶を淹れてあげるよ」 ま、そんなこんなでいつものような一日であったが。今日はいつもと違っていた。 それは今日の昼ごろに、ねこ娘が手紙を持って鬼太郎ハウスにやってきた。 「鬼太郎、居るー?」 「やぁねこ娘」 「いらっしゃいなのー!」 「ふぅ・・・相変わらず暇ね貴女って」 「ニャッ!!、余計なお世話よ!」 真紅の発言に顔を真っ赤にするねこ娘に目玉おやじが話しかける 彼女の手には手紙が握っていたのだ 「してねこ娘、妖怪ポストに手紙が入ってあったのか?」 「してねこ娘、妖怪ポストに手紙が入ってあったのか?」 「えぇ、この手紙を書いた人はとある学校の校長先生からなのよ」 「学校の校長先生が?」 「珍しいわね、妖怪とか信じない大人が手紙を出すなんて・・・」 そう、最近では科学の時代とか言っていて妖怪など信じなくなってしまった人間達が増えてきた。 その中でも一番妖怪を信じていないのは、人間の大人である(水木先生は妖怪を信じています)。 ねこ娘は鬼太郎に手紙を渡すと雛苺を抱き上げて座った。手紙にはこう書かれていた ー拝啓、ゲゲゲの鬼太郎様へー 最近、うちの学校の生徒が取り壊し予定の旧校舎に入ったきり行方不明になりました。 私は、生徒たちの噂である。夜中の旧校舎の廊下で走る妖怪の仕業だと思いました。 どうか我が校の生徒たちを救い出してください、このままでは生徒の命が危ないのです お願いします、お礼は譲りますので。 ー都立伊勢皆小学校校長よりー 手紙を読んだ鬼太郎一行は廊下を走る妖怪と言うと思い出した。真紅たちは全然分からなかったが 「父さん、どう思います?」 「やはり廊下を走る妖怪と言ったらあいつしか居ないのぉ・・・」 「私もあいつしか居ないって思ったのよ」 「ちょっと!、貴方たち何の話をしているの!?」 「話が読めねぇですぅ!、何のことだかサッパリわからねぇですぅ!!」 「ぬこー、廊下を走る妖怪さんって誰なのー?」 あまりの話の難しさに文句を言う真紅たち、それを目玉おやじが説明する 「ふむ、お前たちは知っているだろう?。廊下を走る妖怪『テケテケ』を・・・」 「テケテケ?、どっかで聞いた名前ですね」 「ヒナ、その妖怪さんは知らないのー」 「聞いたことも無い妖怪なのだわ」 やはり、真紅たちも知らなかった。ふぅっとため息をついた目玉おやじは、大声で誰かを呼んだ 「おーいココン!、こっちに来とくれ!!」 おやじが大声で「ココン」と呼んだ、すると、「ココーン」と言う声から、縄が付いた本がちゃぶ台に乗った ココンとは、古今東西妖怪辞典。略してココンと言うのであった、ココンはページを開くとそこには恐ろしい顔をした妖怪の絵が書いてあった 真紅たちはそれを見てびびったが、鬼太郎たちが何とか落ち着かせて目玉おやじか説明する 「テケテケは、夜の旧校舎を速く走れると言う妖怪じゃ。誰かが居るときは恐ろしい顔をして脅かすと言うんじゃ」 「こんな妖怪が居ただなんて知らなかったわ・・・」 「うぅ気味がわりぃ妖怪ですぅ・・・」 「こ・・・怖いの」 「でも、何故行方不明の事件とテケテケが関係ないじゃない?」 「ふむ、やはりあの噂のせいかのぉ・・・」 「噂?」 「お父さま、噂って何なの?」 「うむ、あ奴には人間たちが作った噂話で人間たちに嫌われとるんじゃ、奴に捕まったら殺されて足を奪われると言う恐ろしい噂のせいでのぉ・・・」 「本当はあいつは夜遅くまで居る子を脅かして家に帰すだけのやさしい奴なんだ・・・」 おやじの次に鬼太郎が話し出す、すると「どこがやさしい奴なんだよ!?」と右腕にギブスをはめたねずみ男が乱入してきた。 「ねずみ男!」 「どうしたんじゃ!?、その怪我は」 「おめぇらが話してたテケテケにやられたんだよ!、カナの奴が旧校舎に入ったきりでよ~。心配で入っていったらいきなり後ろから投げ飛ばされてあげくのはてにはこのざまだよ」 「嘘つくなですぅ!!、どーせまた金稼ぎで怪我しただけですよ!!」 翠星石の発言で一瞬ギクッとしたねずみ男は頬に汗を流してごまかそうとした。がねこ娘の引掻き攻撃と翠星石の蹴りであっさり白状した。 「あんたって奴は~本当に息の根を止めた方が良さそうね!!(ギュ~)」「いでででで!、ひげ引っ張るなよ!!」 ねずみ男のひげを本気で抜き取ろうとしているねこ娘が鬼のような顔で睨みつける。それを鬼太郎たちが何とか抑えた。 真紅が紅茶を置いてねずみ男に話しかけた 「ねずみ男、それで金糸雀は見つかったのかしら?」 「いや、学校中探し回ったんだが居なかったんだ、どこに行っちまったんだろうか・・・」 ねずみ男の発言にみんなが驚いたな顔をしていた、だか真紅と鬼太郎、親父だけは考えていた。何故、行方知らずの子供たちがテケテケと関係あるのだろう・・・それゆえにその旧校舎に入ったきり戻ってこなくなった金糸雀も気になっていた 真紅が鬼太郎と親父に話しかけた 「・・・鬼太郎、お父様、どうも何か謎があるわ」 「ふむ、確かに金糸雀が行方不明になるとは・・・」 「父さん、まずはテケテケに会って話をしてみましょう」 「うむ、とりあえず奴と話をつけて子供たちと金糸雀を捜すしかないじゃろ」 カー・・・カー・・・カー そして鬼太郎たちは旧校舎に向かっていた。鬼太郎(親父)・真紅は一反もめんに乗っている、翠星石は鞄、隣には双子の妹であり第四ドールの蒼星石も居る。そしてねこ娘とねずみ男はカラスに乗せてもらっている 「目的地からすると、あの建物みたいですね」 「あれが昔の学校じゃ、昔の日本の学校は木でできていたんじゃ。それが最近コンクリートでできた学校が建っていてのぉ・・・古い学校は皆破壊しとるんじゃわい」 親父が鬼太郎の頭からヒョイっと飛び出していた。ドールズたちも話を聞いていて、なるほどと頷いていた。一反もめんが何かに気づき話しかけた 「ん?、見んしゃい、誰かが手を振ってるばい」 「とりあえず降りてみよう、一反もめん」 「分かったばい」 一反もめんがそう言うと手を振ってる人のところに降りてきた、鬼太郎と一緒にドールズとねこ娘たちも降りてきた。 「はじめまして、あなたがゲゲゲの鬼太郎さんですか?、私が手紙を出した校長です。」 「話は聞いています、子供たちは必ず救い出します。ところで、何故この旧校舎を取り壊すのですか?」 「はい、あれは確か今の校舎ができてない時でした・・・」 校長が昔起きた事件の事を語りだした あれは40年前の夏の夜、杉田敏郎(仮名)と言う先生がこの旧校舎で泊まっていまして、すると突然電話がかかってきたのです。杉田先生はそれに気づき受話器を取りました。 「はい?、もしもし」 『ツー・・・ツー・・・ツー』 しかし電話に出たのにいつのまにか切れていたのですよ、杉田先生はいたずら電話か?と思って受話器を戻し、懐中電灯を持ち校内を見回っていました。 すると突然後ろから何かがついて来る音がして、杉田先生が後ろを振り向くと誰も居ないのです。ところが杉田先生が前を向いたとたんに誰かが杉田先生を切り殺してしまい。 「そしてそれ以来、この旧校舎に入る人は居なくなり、今日この旧校舎を取り壊す事になりました」 それを聞いた鬼太郎やねこ娘、真紅、蒼星石の顔が真っ青になる。しかし雛苺は怖がってねこ娘に飛びついた。 そして翠星石は鬼太郎の足を掴んでいた。 「ふむ、とにかくその旧校舎に入った子供たちも心配じゃ」 いきなり鬼太郎の頭から飛び出した親父を見てびっくりする校長がしりもちをついた。が、真紅が説明をしたら、校長は胸を押さえながら話した 「とにかくお願いします!、もし生徒たちの身に何かあったら私は校長を辞めさざる終えません!。生徒たちを助けてください!」 「分かりました、子供たちは僕たちが助け出しますから。安心してください」 鬼太郎のその言葉に校長は涙を流した。しかしねずみ男が校長に近づいて言った。 「きひひひ、あの校長先生ぃ?」 「はい?」 「もし子供たちを助けたらあのお礼のほo・・・・(ズバッ!、ゲシッ!)イテェェェェ!!」 お礼を言おうとしたねずみ男がねこ娘の引掻き攻撃と翠星石の蹴りで倒れた。真紅は呆れながら鬼太郎に話しかけた 「鬼太郎、早くその旧校舎とやらに行きましょう、校長先生、案内して頂戴」 「はっ・・・はい」 校長は言われるとおりに鬼太郎たちを旧校舎に案内した。不気味に聳え立つ旧校舎は誰かまた犠牲者が増えるのを、あざ笑っているように見えた 「これがここの旧校舎の鍵です、これが無いと旧校舎には入れないはずなのですが・・・」 「ふむ、つまり鍵がかかっているのにも関わらず子供たちはこの中に入って行ったそうじゃな」 「ですが・・・何故鍵が掛かっているのに子供たちは入ったのでしょうか?」 「と言うと、相手が鍵を解いてドアを開けて子供たちを誘うようにしたのね」 鬼太郎の質問に真紅が答える、全員は「あっなるほど」と言う表現をしたが、鬼太郎は真剣な顔で校長に話しかけた 「校長先生、鍵を渡してください。この旧校舎・・・かなり強い妖気を感じます」 鬼太郎の髪がぴぴっと上を向いた、ドアの前で何か異様に強い妖怪が居る。それだけでも妖怪でも無い者の気配も感じた 校長が鍵を鬼太郎に渡した。鍵を渡してもらった鬼太郎は鍵に鍵穴に入れようとしたその時に・・・ ガチャッ 鍵も入れても無い・・・勝手に鍵穴が開き、鎖が落ちた 「これは私たちへの挑戦かもしれないのだわ」 「うむ、みんな!。油断してはならんぞ!、中に入ってみるんじゃ!」 「勝手に指示するんじゃねぇですぅ!」 目玉親父が大声で言うと翠星石が文句を言った。しかし真紅たちはアッサリスルーして鬼太郎がドアを開けた。 「では、中に入りますから。僕の後についてきてください」 鬼太郎(目玉親父)がまず入って、次に真紅、翠星石、蒼星石、ねずみ男が旧校舎の中に入っていき。ねずみ男が旧校舎に入ったとたんに。 ガチャン! と後ろから閉める音がした。全員が振り向くとドアの向こうには雛苺とねこ娘、一反もめんが残されていた。 「ちょっとねこ娘!、いきなり閉めるのはやりすぎよ!」 「チビ苺!、それに白タオル!。何勝手に閉めやがったのですか!?、早くドアを開けて入ってきやがれですぅ!!」 真紅と翠星石がドアの外に居る3人に怒鳴ったが、ねこ娘と雛苺はドアを叩き何かを言っているが聞こえない。 「2人とも、これは違うよ!。ボクたちは閉じ込められたんだ!」 真紅の後ろに居た蒼星石が叫ぶ。そう、つまりドアの外に居る3人はドアを閉めては無い、ドアが勝手に閉まったのだ。外ではねこ娘、雛苺、一反もめんがドアを開けようとしていた 「何で開かないのよ!?、さっきまでは開けれてたのに!!」 「真紅ー!翠星石ー!蒼星石ー!きたろー!。開けてなのー!!」 「こりゃいかんばい、何かの力でドアが開かなくなっとるたい!」 一反もめんがドアノブを開けようとするが、ビクともしなかった。その頃旧校舎の中では鬼太郎たちが廊下を歩き始めた、説明すると・・・鬼太郎は真紅を抱き上げて、彼の右肩には蒼星石が乗っているそして翠星石はと言うと 「くっせ~ですぅ・・・お前毎回お風呂に入ってるのですか!?」 「うるせぇ!、俺はんなもんに入ってるわけねぇだろ!!。入ったりしたら死んじまう!」 「1回でも風呂に入りやがれですぅ!」 自分の鼻をつまみながらねずみ男の肩に乗っていたのだ。 「とにかく、まずは子供たちと金糸雀を探そう」 真紅を抱き上げてる鬼太郎がそう発言すると全員は「あー」と声を上げた。 「金糸雀の事すっかり忘れてたですぅ」 「そっそうだ!カナの命が関わっているんだったぜ!。カナー!」 「落ち着くんじゃねずみ男!、金糸雀はここのどこの階に行ったんじゃ?」 「えっと・・・確かあいつは2階に行ったまま行方不明になっちまったよ」 ねずみ男の答えに、鬼太郎一行は2階へと向かうが、鬼太郎たちの後ろからどんどんと音が聞こえた。 その音で翠星石はビクッとした。 「ひっ!、なっ・・・・何ですか!?今の音?」 「私たちの後ろのあの箱から聞こえたのだわ」 真紅が指を刺す物は、ロッカーである。掃除道具とかに入れるためにあるものだが真紅たちや薔薇乙女達は分からなかった。 ロッカーからまたどんどんと音がして、次に「開けてよ!誰か助けて!」と声も聞こえてきた。目玉親父は誰かが入っていると気づき鬼太郎に声をかけた。 「むっ、ロッカーの中に誰か居るみたいじゃ!、鬼太郎!ロッカーを開けるんじゃ!」 「はい、父さん!」 鬼太郎はそう言うと真紅と蒼星石を下ろしてロッカーに向かう。後ろではねずみ男と翠星石が止めるが鬼太郎はロッカーを開けた。するとロッカーから出てきたのは普通の少年で四年生ぐらいの年の子だった。 「君、こんな所で何をしているんだい?」 「えっ?」 鬼太郎が声をかけると少年は鬼太郎の方を向いた。 「僕はゲゲゲの鬼太郎、君は確か校長先生が言ってた行方不明になった相沢俊之君だね?」 「えっ?そうですけど・・・」 「一体どうしたんじゃ、この旧校舎のロッカーに入ったりして」 頭からヒョコっと現れ、目玉親父は少年に話しかけるが少年の反応はと言うと・・・ 「うわぁぁぁぁ!!、目玉の化け物!!」 「何を言う失礼な!、わしはこう見えても鬼太郎の父じゃぞ!」 「あの・・・目玉のお父様、気絶してますよ」 蒼星石は苦笑いしながら声をかけた、見ると彼は目をぐるぐる回し口から泡をぶくぶく吹かせて気絶していた。 目玉親父は「ありゃりゃ」と声を出せなかった、鬼太郎は仕方なく少年をおぶって真紅たちの所に戻ってきた。 「鬼太郎、この子は何故あそこに入ってたのかしら?」 「きっと何か恐ろしいものを見たにちがいない・・・」 「まさかテケテケですか?」 蒼星石が言うが鬼太郎は首を横に振る、どうやらテケテケでは無いらしい。何か別の者を見たようでロッカーに隠れたと真紅はそう言った。 すると、今度は翠星石とねずみ男の背後から何かが倒れる音がして、2人が振り向くと骸骨が2人の背後に倒れてきた。 「きゃあああああああああああああああああ!!、ががががががががが骸骨ですぅぅぅがーいーこーつーでーすぅーーー!!」 「いでっいででででででで!!!」 ねずみ男は怖がってる翠星石に胸倉を掴まれ床にガンガンと叩かれいる、無理も無い・・・いきなり骸骨が倒れてきたら怖いと思う。 「ちょっと!、その人死んじゃうって!!」 「大丈夫ですか!?」 階段から2人の声がした。すると階段を下りて翠星石を止める2人の少年が出てきた、多分この2人が骸骨を理科室から持ってきたのだろう。 それを見ていた鬼太郎が2人に声をかけた 「確か君たちは・・・行方不明の誠君と真治君だね?」 「誰?」 「僕はゲゲゲの鬼太郎、君たちを探しに来たんだ」 自分の名前を名乗った鬼太郎に彼らは「鬼太郎!?」と驚いた声を上げた 誠が鬼太郎に話しかける、緊張したままで 「ああああ・・・あなたがゲゲゲの鬼太郎さんですか!?、本物ですかですかですか!?」 あまりの緊張で何を言ってるのか分からない鬼太郎と真紅と蒼星石だった 目玉親父がひょこっと現れて誠に話しかけた。 「まぁ落ち着きなさい、まぁ分からんかも知れぬが・・・」 「うわぁぁぁぁ!!、目玉のお化け!!」 「鬼太郎のお父様なのだわ」 目玉の親父を見て腰を抜かす真治に真紅が話しかける。落ち着きを取り戻したか、真治は深呼吸をして鬼太郎たちに謝る 「すみませんでした、骸骨で驚かして・・・」 「いや、気にしないさ。それよりこれで行方不明の生徒が3人揃ったね、だけど君たちはこの旧校舎から出られないよ」 「出られないって・・・」 「俺たちさっきまで入れたんだけど・・・」 「つまり、この旧校舎は貴方たちを閉じ込める気だったのよ。でも目的は分からないのだわ」 2人の質問に真紅が答える。 「鬼太郎さん、とにかくあとは金糸雀を見つけ出さないといけません」 「そうだね、君たちも手伝ってくれるかい?」 と鬼太郎が真紅たちの前に振り向いた瞬間に背後からいきなり・・・。 テケテケテケテケ 背後からピンク色の妖怪が現れた、真治と誠は口をあんぐりしている。真紅は立ったまま気絶していた、ねずみ男と翠星石はさっきので気絶している、蒼星石はその妖怪を指を指して何かを言おうとしたが 「こらっ!、人に指を指しちゃあかんやろ!」 「きききき・・・鬼太郎さん後ろ!!、後ろに何か居ます!!」 彼女が指を指したまま大声を上げてた。鬼太郎が後ろを振り向くとピンク色の妖怪と目が合ってしまった。 「あれ?まさか・・・鬼太郎ちゃんと親父はんやおまへんか?」 「なんとテケテケではないか!」 ピンクの妖怪=テケテケが鬼太郎と目が合ったときに声を上げた、目玉親父も声を上げる。 「久しぶりだね、テケテケ」 「久しぶりやな~何年ぶりやろか~」 鬼太郎と目玉親父とテケテケが普通に会話する。蒼星石は鬼太郎に声をかける 「えっ?・・・あの・・・鬼太郎さん、まさかこの妖怪が?」 「うん、彼がテケテケなんだ「「うわぁぁぁぁぁー!!、出た!!」」 叫び声をあげて誠と真治が逃げようとしたところテケテケが「待ちぃや!!」と追いかけ、一瞬で2人の襟を掴んだ。 テケテケは物凄く怒った顔で2人を叱り付ける 「何やっとんねん!、理科室から骸骨持ってきおって~!。いたずらにも程があるねん!、見てみこの3人、気絶してはるんやないか!」 「いえこの人と彼女はもっと別な意味で気絶していますけど…」 テケテケの発言に突っ込む蒼星石だが。まだテケテケに恐怖心を持っている為か鬼太郎の足にしがみ付いてる。鬼太郎も苦笑いをしているが、しかしテケテケには聞こえてなかった、彼は2人の少年の襟を掴みながらまだ説教をし続けてた 「ええか、2人とも正座しぃや正座!!、いたずらにも程があんねん!。ほんま親御さんの顔が見てみたい・・・ぶへっ!」 「な~にが親御さんの顔が見てみたいだよ!!」 「あたたた~・・・誰や説教中に後ろから殴るなんて」 テケテケが頭を撫でながら後ろを向いた。そこには気絶していたねずみ男が青筋をピクピクさせながらグー握っていた そしてねずみ男はテケテケの首を絞めながら怒鳴る 「オイ、テメーかテケテケっつーのは!。とっとと金糸雀を返しやがれ!、とっとと返せ!」 「ちょっ・・・ギブギブや・・・あんさんの鳥なんかわて知らへんがな・・・ぐるじっ・・・」 「こりゃねずみ男!やめるんじゃ!」 首を絞めながら怒るねずみ男を止めにかかる目玉親父だったが。ねずみ男の背後からいきなり彼を吹っ飛ばした・・・いや蹴り飛ばしたのであった。 「どぶは~!、いててててて・・・誰だ蹴ったのは!?」 「だまらっしゃい!!、うちのミーディアムに暴力振ってんねん!?。あんたその右腕と一緒にぎっくり腰にしたるで!!」 ねずみ男が蹴った相手を怒鳴ったが、相手も同じく負けんくらいに怒鳴り返した。 鬼太郎と蒼星石は目を丸くして驚いた、ねずみ男に怒鳴り返した相手は服がピンク色で髪も同じ色、顔は真紅たちと負けないくらいの美人だった。 そして下はミニスカートを履いていてたが、髪型と体系からすると水銀燈と瓜二つだった。 蒼星石が彼女を見るとハッとして彼女の事を思い出して呼びかける。 「君はまさか…紅白鈴(くはくりん)!?、」 「へっ?、もしかして、蒼星石お姉さま?」 紅白鈴は蒼星石を見るといきなり彼女に抱きつく、蒼星石は抱きつかれて「ひゃあ!?」と声を上げた。 鬼太郎にこんな所を見られてしまい、凄く恥ずかしくなった。片思いの鬼太郎に一番見られたくなかった蒼星石は頬を真っ赤になりながら紅白鈴に注意する。 「く…紅白鈴!、分かったからもう抱きつくのはやめてよ(///)」 「ご…ごめんなさい…うち、お姉さまにまた会えてつい嬉しくなってもうて…つ、つい…うちったらテケテケはんが居ると言うのに…(///)」 そんな彼女も蒼星石を離して、蒼星石同様、頬を真っ赤にして両手で顔を隠した。 鬼太郎が蒼星石に話しかける、ちょっと苦笑いしながら。 「蒼星石…もしかして君たちの?」 「そうです鬼太郎さん…彼女は僕たちと同じローゼンメイデン第八ドール、「紅白鈴(くはくりん)」です」 鬼太郎と目玉親父とねずみ男は絶句した。真紅から聞くからには、彼女たちの父・ローゼンは7体しかドールを作っていなかったのだ。 紅白鈴は、口から泡を吹いてるテケテケを起こすと、鬼太郎たちに正座をする。 「皆さんはじめまして、うちはローゼンメイデン第八ドールの紅白鈴と言います。うちのお姉さま方がお世話になります」 と紅白鈴は若妻のごとく正座をし、お辞儀をした。 「え?、はぁ…いえいえ」 そんな鬼太郎も彼女のにっこりした笑顔でちょっとドキッとする。 ねずみ男も同じように目からハートが飛び出るが、紅白鈴はねずみ男を見ると酷い事を言う。 「あんた何うちをジロジロ見とんねん?、それとあんた臭いからうちやお姉さまに近づいたら大怪我したる」 「なんとも口が悪い娘じゃのぅ、翠星石と同じくらいじゃ」 目玉親父が言うと紅白鈴はその発言を聞いたとたんに恥ずかしくなってもじもじした。 そんなもじもじした姿を見る鬼太郎はまたちょっと頬を赤くする。しかし彼の隣に居る蒼星石はムッしながらと鬼太郎を睨んだ。 (「鬼太郎さん…なんで頬を赤くするのですか!?」)鬼太郎が蒼星石の心を読んだか、彼女の方を振り向くが蒼星石は頬を膨らましてぷいっ!と鬼太郎と目を合わせなかった。 「あたたたた…それより鬼太郎ちゃん、こんなとこで話し合いもなんやから。わてらの部屋に行ってお茶でも飲もうや」 「そうだね。君たちも来るかい?」 テケテケの言葉に誘われて、鬼太郎は真治と俊之と誠はちょっと安心しながらテケテケと紅白鈴について行く。 そしてねずみ男も気絶している翠星石を抱き上げて彼らの後を付いて行った、鬼太郎も真紅を抱き上げて行こうとするが、蒼星石に声をかける。 「蒼星石、君もおいでよ」 「そんな所に居たら危険じゃぞ」 「跡でついていきます…」 まだやきもちをしている蒼星石に鬼太郎は不安になりながらテケテケの部屋に向かう。 そして一人になった彼女に後ろの鏡が紫に輝きながら蒼星石を引きずり込もうとする。後ろに異変を気づくともう遅かった、鬼太郎に助けを呼ぼうとするがもう紫の鏡に引きずり込まれた。 蒼星石が鏡に引きずり込まれたのを見ていた者がいた、天井の上には時計を持ったカラクリ人形がまるであざ笑うようにどこかえて消えた。