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分類 キャラスレ民 愛称 かざみん Twitter yu19860513yu19860513 23歳社会人。奈良県在住。 語尾に^^をつけるが、ツイッターではwを多用。 日記の人ではないが、奴の個性が強すぎて偽幽香厨と呼ばれる事も。 俺vsカニバ厨と言うSSを書いた事があり、観測所に掲載されるほどヒットしたが今や空気。 そして天子厨とは昔ホモ仲間であったが、今は疎遠である。 ■レスの特徴 文の最初に「風見幽香ちゃん」、語尾に「^^」など、いくつかのパターン定型は持つものの、 あまりそれに依存することなくアドリブ中心で文を作り、内容に重きを置く。 いぢめ純愛変態、どんなネタでも往なし、時にはそのまま受け入れる。 提示されたスレタイから連想させる流れとして、『害意のある向きは無視してとにかく純愛』『どんなフリでもとにかくリョナ』 『とにかく変態』という風に展開する傾向は既に他の東方厨によって行われていたものの、『純愛指向ながらとにかくなんでも 受け入れてみる』という方向性は他になかなか類を見なく、この幽香厨はその広い対応力によって キャラスレ内で独特の立ち位置を掴んでいた。 たとえば純愛派は、嫁への暴行や些細なマイナスイメージ付与も認めず、壊れ物を扱うかのような慎重さで 嫁を愛でる向きにあるが、幽香厨はスレタイの示す害意ある行動を構わずそのまま実行することがあり、 その点でタイプとしては純愛指向でありながら真面目で厳格なほかの純愛派とはまったく異なった様相を呈していたのである。 後ろから腕ごと抱きしめて、うなじをペロペロしたい東方キャラ 7 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/05/14(金) 21 13 27.67 ID tVJWAIHlO [1/2回発言] 風見幽香ちゃん 無いとは思う分フケがあったりしたら嬉しいよね^^ もちろん美味しく頂くよ^^ ただし、害ある行動をしたときもきちんとオチをつけて軟着地をはかっていた辺り、純愛のラインを脱してはいなかったようで 言うなれば、機知や頓知でネタを消化させる事の出来る技巧的な純愛派といったところが この幽香厨を示す適当な分類なのかもしれない。単純に変態という事で括ってしまってもいいかもしれないが。 その他の特徴としては、レス内容を盛り立てる要素としての薀蓄、四字熟語や他作品からの引用を好んで使いたがる点が挙げられる。 アニメゲーム、文学、音楽等々のサブカルにも強く、他板のネタにも明るい。たとえば、ケソサソなどがまだ存在しなかった時代、 淫夢ネタがVIP東方界隈ではじめて出てきたときにも、いち早くそれがホモネタであると認識しネタで返すなどしている。 先述の広い知識を活かして、ほかの人の出したネタを拾うこともよくあった。 コピーが容易で、性質上変化に乏しい定型とは異なり、素(文章)の部分で起伏を作ることができ、 薀蓄も無駄に豊富、加えて純愛というある種制限のかかった類型でありながらそれをはみ出す特異さがあったため、 こうした立ち位置に並ぶものは、他になかなか現れなかった。 ■ほかの東方厨との絡み SS(俺vsカニバ厨やクリスマスSS他、時に通常レスでも)を書いたり雑談のタネを好んで振ったりと、 盛り上げに対し積極的な姿勢をみせる。 この幽香厨がVIPで活動していた当時は他にも会話などを好んで行う厨が幾人か居ついていて、 彼らと馴れ合い好き同士会話に興じる場面も多くあった。 そうした連中と接点を持つ機会が増えていくにしたがって、幽香厨と常連との親密の度合いも深まっていったが そのせいでホモ扱いされたり、一部から馴れ合いすぎてうざいとクレームをつけられることにもなってしまった。 しかし確かに若干言動がホモっぽかったので、ホモ扱いについては妥当だったかもしれない。 さて、馴れ合いに寄ったことで認知度を上げた幽香厨だが、一方でデメリットも背負い込む事になってしまった。 馴れ合い厨が他にも多くいたためもあって、却って『個性』の面で埋没するようにもなってしまったのである。 日記幽香厨という、創作スキルとどこか一歩引いた立場で東方スレに関わる異様な人物が同時期にいたこともあり インパクトの面では彼の後塵を拝す形となって、あげくには日記幽香厨の偽者呼ばわりされることになってしまった。 11 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/05/14(金) 22 38 03.53 ID r6Q+Gwlj0 [1/1回発言] 俺「アーリス」だきっ アリス「きゃっ、何もう人形作ってるんだから邪魔しnひゃっ!」 俺(ぺろぺろ) アリス「ちょっ……と、やめっ……」 俺(ぺろぺろ) アリス「な……も、う……ん……」 俺(ぺろぺろ) アリス「ん……」 俺(はむはむ) アリス「……」 俺「ふぅ」 アリス「……」 俺「アリス?」 13 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/05/14(金) 22 46 55.47 ID tVJWAIHlO(幽香厨) [2/2回発言] . 11 し…死んでる… 14 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/05/14(金) 22 50 13.26 ID y1LgK2i50 [1/1回発言] . 13 気絶しただけだろww うさぎ王など、知名度のある(同時に会話に積極的な)東方厨とはよく会話し、ときには熱視線も送っていた。 天子厨とも仲良しだが、以前はあまり快く思っていなかったらしい。しかし天子厨が風見幽香の魅力を認めてからは 一転、ラブコールを送りあうようになった。VIPの東方スレはホモだらけ。 コスプレしてみたい東方キャラ 1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/05/15(土) 04 48 05.82 ID Lp4sIqp8O [1/3回発言] 風見幽香ちゃん これで幽香とお揃いだね^^ なに?脛毛剃れって? ごめんごめん^^; 2 うさぎ王 ◆Dc.Vfvt1qU 2010/05/15(土) 04 54 55.24 ID SlBXrn8m0 [1/3回発言] お前・・・・・女装癖まであったのか・・・・・ 5 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/05/15(土) 04 58 39.04 ID Lp4sIqp8O [2/3回発言] . 2 幽香の格好をすることによって着心地とか機能性とかがわかるだろ? お前はやめとけウサ耳ブレザーは厳しすぎる ■SS 先述したように、SSを投下することもあり、そのためのスレ建ても何度か行った。 10年期の東方キャラスレ常連組みでSSを書き投下していたのは彼の他、鉄や博麗霊太などいたが 絶対数は少なかった。 東方冬のSS祭り 1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/03(水) 00 17 18.48 ID 9ke1PYJp0 [1/14回発言] 最近元気の無い東方ファンのみんな こんな寒い日はSSを肴に熱燗を飲むと暖まるよ^^ 各自持ち寄ったSSで盛り上がろう 23 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/09(火) 00 38 21.92 ID nu6O8zPK0 [19/44回発言] 歓喜と緊張と興奮と恐怖と・・・それはもう色々なものが頭の中を駆け巡っていた 幽香「何か御用?」 尚も幽香はこちらをじっと見つめてくる 夢にまで見た「風見幽香」 自然と俺の口角は上がってくる 幽香「気持ち悪いわねぇ・・・一体なんなの?」 まずい幽香の機嫌が悪くなっている そう悟った俺は咄嗟に 俺「あいやいやご紹介が遅くなって申し訳ありません」スッ と言い放ちゆっくりと彼女に近づいていった 俺「私○○と申します。突然ですがお話を聞いてもらえませんでしょうか?」 幽香「セールスならお断りよ?でなにかしら?」 俺「幽香さんさえ良ければこの畑の人足として使って戴きたいんですが・・・」 幽香「ふむふむ・・・してあなた・・・」 俺「はいっ何でしょう?」 幽香「なんで私の名前を知っているの?」 しまった 東方 俺vsカニバ厨 1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/14(日) 07 42 29.48 ID 5A97QoPM0 [1/18回発言] 美味しく調理したい東方キャラ 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/07/25(日)17 54 43 26 ID yij4kmaoO この前は霊夢を食べたし今度は天子を美味しく調理したい もみじをキムチ鍋で食べたい カニバ厨である 東方キャラに対する「食」へのこだわりで一際目立つ厨である 俺「こいつまだ言ってんのかよ・・・」 いつもの如く携帯で観覧していた俺はふとあることを思い出した 俺「確か昨日の産経に・・・」ガサガサ 俺「あったたしかここに・・・」ペラペラ 秋葉原で連続猟奇殺傷事件 被害者はコスプレイヤー 記事を詳しく読むと被害者は皆「ある作品」のコスプレをしていたと報じられている 遺体は全て刃物で抉り取った後があるそうだ 一面を飾りそうな内容だが、夏の参議院戦のせいで紙面の隅っこの方に追いやられていた 名前 コメント
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┏【種族名】━┳━━┓┃ ナパイア ┃ ♀ ┃N :幽香┗━━━━━┻━━┻【好感度:94】━━──【状態】普通 < ___..... j! ,...-―ヽ/ '" ,... '"{ ,... '" ト、 / . . . . . .! .. '" } `、 . . . . .弋 / j! `、 . . . . . . /. . . ` .ー-....._ / j! ゙, . . . ./ /. . . . . l. . . .l . . . . . ."" .7 j! ゙; ; '. . .l . .! j! . . . . . l . . . .l. . .l . . . . . . ! / ! /!. l . .l . l. l ! . . . ./l . . . jl. . .! . . . l. . { / }l { ./. l . l .λ{ .{ l . . .;' !. . .j!l. .j. . .}. l. . .! / j l キ{ . .l . l . . ト尓、V{ ≧xノ j .ノ . リ .ル.λ / j! l `ミ弋{ トミゝ}リ ゞ }ll心ノ . /〃 . . . ト、 / j! l / . . ∧ `'''"イノノ . . . . ∧ .`ー-....__....../ j! } 〈 . ( . . .{ . .\ ` ー 〃 ./ . ./ . . / . }} .ノ . ノ{ / / j `ー-)人ト、 `ー=T''"{{ . .ト、 .{、 / ;.イ . . ノ / { / j! '" //{ ̄ )ノ )ノ〈 ( 弋 .( 《 l / ! //''7..} `ー-、/ キ / ;' ___//~ハ `Yr、_,.r、_,.r''=〈 { マ ,イ / __ r┴‐、 }'´/ /_,.、_,ノ/ j ハキ /ゝ..._./ / / 〉 _ 〈- 、` j! / /# # #/ } ヤ / / ,イ / / / / ! )ヽ i! / /# # # f 〃 ! ゝ...__.... ィ / / { { rf }ノ { ! / { __|_ /# # # # }/ j! { { / 弋 レ,ソイノ } 〈// \# # # # / j! `ー-‐''"´`''"  ̄ { /〈 { _..._〉 # # / / \ノ ト,ト γ" \#/ / `、 /# | ゞ、 〃 ,.イ ____________________【持ち物】 毒々球 |┏【ステータス】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ |┃Lv.50 H - 155/155 A - 200 B - 100 C - 54 D - 80 S - 100 |┃ Exp: 35/100 |┣【タイプ】━━━━━── |┃ 草 ゴースト |┣【特性】━━━━━━── |┃ ポイズンヒール テクニシャン |┣【性格】━━━━━━── |┃ 意地っ張り A↑↓C |┣【努力値】 508 / 508 ━━━── |┃ H P - |┃攻撃.- 252 |┃防御.- |┃特攻.- |┃特防.- |┃素早.- |┣【覚えてる技】━━━── |┃ ●タネマシンガン ●キノコの胞子 ●影打ち ●ローキック |┃ |┃ 吸い取る 体当たり 痺れ粉 雨乞い |┃ エナジーボール 草結び 恩返し 身代わり 剣の舞 |┃ 影分身 目覚めるパワー ギガインパクト 守る 堪える |┃ フラッシュ ソーラービーム 自然の恵み 空元気 |┃ ドレインパンチ 日本晴れ 悩みの種 成長 |┃ ギガドレイン 種爆弾 キノコの胞子 気合パンチ |┃ タネマシンガン 八つ当たり ヤドリギの種 メガドレイン |┃ 頭突き 毒の粉 誘惑 影打ち カウンター シャドーパンチ |┃ シャドークロー アロマセラピー パワーウィップ |┃ ビルドアップ 破壊光線 瓦割り 岩石封じ ローキック |┃ 気合球 峰打ち 投げつける 敵討ち 奮い立てる |┃ 居合切り |┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 【ばつぐん(4倍)】 --- 【ばつぐん(2倍)】 炎/氷/飛行/ゴースト/悪 【いまひとつ(1/2)】 水/電気/草/地面 【いまひとつ(1/4)】 --- 【こうかなし】 ノーマル/格闘 ※幽香の技説明 122スレ目(153日目)に登場。ノモセ大湿原にいたキノココ。 姉が星輝子のパートナーをしていて、自身も輝子がレンジャーになる前からの友達。 普段は輝子のキノコ栽培施設の手伝いなどをしている。 輝子に人間の友達がいないのを密かに心配していたため、湿原を離れることに関しては消極的だった。 やる夫が友達になると宣言してくれたため、安心して自らサファリボールに入り、手持ちに加わった。 154日目、やる夫によって「幽香」のニックネームをつけられた。 134スレ目(186日目)、「幽世の石」を使用したことで人型ポケモン「ナパイア」へと進化した。 進化前 ┏【種族名】━┳━━┓┃..キノココ ┃ ♀ ┃N :幽香┗━━━━━┻━━┻【好感度:44】━━──【状態】普通 i⌒Y´⌒i ⌒) ノ 〈 ..< ,入 /{ ノ { \. / `ー' ', ノヽ. 八  ̄i ̄ ̄i ̄¨ __ ̄ ‘, | } { ヽ }__ . ¨`ー' ` ´ ‘, } ノ. ( ,  ̄  ̄ 、 ` ¨{ 八 }\ |>.___ノ `ー ´、__\_ノ \ } ´  ̄「 .‐t─t‐`==' ヽ ‘, } ` 、 } `ー'  ̄ ____________________【持ち物】 なし |┏【ステータス】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ |┃Lv.45 H - 122/122 A - 79 B - 72 C - 48 D - 72 S - 50 |┃ Exp: 0/90 |┣【タイプ】━━━━━── |┃ 草 |┣【特性】━━━━━━── |┃ ポイズンヒール |┣【性格】━━━━━━── |┃ 意地っ張り |┣【努力値】 157 / 508 ━━━── |┃ H P - |┃攻撃.- 157 固定 |┃防御.- |┃特攻.- |┃特防.- |┃素早.- |┣【覚えてる技】━━━── |┃ ●ヤドリギの種 ●メガドレイン ●頭突き ●毒の粉 |┃ |┃ 吸い取る 体当たり 痺れ粉 雨乞い |┃ エナジーボール 草結び 恩返し 身代わり 剣の舞 |┃ 影分身 目覚めるパワー ギガインパクト 守る 堪える |┃ フラッシュ ソーラービーム 自然の恵み 空元気 |┃ ドレインパンチ 日本晴れ 悩みの種 成長 ギガドレイン |┃ 種爆弾 キノコの胞子 気合パンチ タネマシンガン |┃ 八つ当たり ヤドリギの種 メガドレイン 頭突き 毒の粉 |┃ 誘惑 |┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 【ばつぐん(4倍)】 --- 【ばつぐん(2倍)】 炎/氷/毒/飛行/虫 【いまひとつ(1/2)】 水/電気/草/地面 【いまひとつ(1/4)】 --- 【こうかなし】 ---
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各キャラ紹介文 風見 幽香 ここは ゆっくりむらで のうぎょうをいとなむ おばちゃんのうかりんのAAを ほかんする ページだっぺ したのリンク から 来てくんろ ゆうかりんの じゃがいもねたは がいた うまれだよ。 げんそういたで つかうときは きをつけてね。 _,,....-‐‐-- 、.., ,.-'" "'ー., ノ r、 ,' ヽ ノ / i ハ i ハ i i i ', ノ i ハ- / i ハ‐/、'; ;' / i 〈 イ! | ;'i (ヒ_] V ヒ_ン ) V / 〉 イ レヘ/ |"" ,___, "" .ル' / ハ ハ ハ. ヽ _ン / ( 〈 ヽ 〈 ノ ! >、,,__ _,. イ ノ ( )( レ'i# / ヽ /レ"#/ ヽ / |##\/i ̄ ヽノ'"##〈 ) ゆうかりん~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~じゃがいもを さいばい している いえの おばあ…おねえさんさいきん すんでいた ゆっくりむらが もえて せつぼうに おちいった ひと。でも いちおう さいけんも している ひとだよひまわりも そだてて いるけど あぶらを とるためかもいじめっこ せっていは あとかたも なくなって いるというか いじめっこの ほうは むすめさんだ そうだ +花.風見 幽香1 花.風見 幽香1 ■風見 幽香 ■幽香と向日葵 ■幽香と霊夢 ■幽香と豊穣の神様 ■娘さん ■農薬マスタースパーク ■まぁお茶でも ■耕すのうかりん ■虫を駆除 ■鳥を駆除 ■帰りが遅い ■足癖 +鳥.風見 幽香2 鳥.風見 幽香2 ■ゆっくりヘェーラロしていってね!!! ■でっかいカボチャ ■という夢だったとさ ■それ、あじさいじゃないです。 ■四角い西瓜 ■出動 ■変態!!変態!! ■バカにしないでくれる!? ■ちょっと表さ出ろ ■のうかりん(萌えキャラバージョン) ■のうかりん戦車 ■幽香さん ■トラクター ■レミリア ■ゆうかりんとのうかりん ■恐怖 ■ふたりは幽香 ■毒イビー ■優しいゆうかりん +風.風見 幽香3 風.風見 幽香3 ■水着 ■放送事故 ■天子踏んづけ ■かわいいのうかりん ■かわいいゆうかりん ■くいとめのうかりん ■アイデンティティ・クライシス ■晩御飯 ■おばちゃん結婚してくれ!!のうかりんのバレンタイン ■キーーーーン!!! ■向日葵の育て方 ■長靴を履いたのうかりん ■ 1乙のうかりん ■天国への階段 ■向日葵寄生 ■娘の旦那候補 ■日傘をさして微笑み ■炎天下 ■田植えのうかりん ■次の天気予報キャラを推薦 ■アロエ +月.風見 幽香4 月.風見 幽香4 ■ウフフ ■弁当 ■のうかりん姫 ■ダイナマン ■大盛り ■ドアラ ■日傘 ■幽香とリグル ■ケロ帽 ■いっき ■うー! ■とある雨の日 ■野生のゆうかりん ■のうかりんライダー ■旧作ルート +嘯.ゆっくり村の日常1 嘯.ゆっくり村の日常1 ■春のゆっくり村 ■みんなで作物を育てるべ ■まんじゅう達のお手伝い ■お礼の手紙 ■ゆっくり村放火事件 ■ゆっくり村、消滅 +風.ゆっくり村の日常2 風.ゆっくり村の日常2 ゆっくり すろーらいふ おいでよ ゆっくりのもり■ジャガイモの栽培方法 ■レシピ ふかしいも ■ゆっくり村じゃがいも盗難事件 ■収穫 ■田んぼにカエル帰ってこい +弄.ゆっくり村の日常3 弄.ゆっくり村の日常3 ■合鴨農法 ■更に続きまくる災難 ■GWだから ■姪の嫁入り ■まだまだいるめんこい娘 ■一方その頃… +月.ゆっくり村の日常4 月.ゆっくり村の日常4 ■稲作 ■フフフ病 ■チンゲン菜 ■らっきょうとにんにく ■実家からの贈り物 ■害鳥 ■「芋」 +農.ゆっくり村の日常5 農.ゆっくり村の日常5 ■そのキレイな顔を吹っ飛ばしてやる ■天子が肥料になったようです ■軽トラ ■桃太郎・・・いや、桃花子? ■またもやゆっくり村壊滅 ■そしてアトランティスの謎 ■愛情を込めて育てました ■夏野菜 ■おっさん花 ■サイバイマン ■レシピ いももち ■豊作 ■農薬散布 ■じゃがいも 各キャラ紹介文 風見 幽香
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☆このページでは、霧雨の野望における風見幽香について詳細に解説しています。 東方Projectでの風見幽香について詳しく知りたい方は東方wikiなどの風見幽香を調べてください 風見幽香(かざみゆうか)(? - ) 決戦9の時点で唯一所在不明な異能の者の一人。 東国は出尽くしたようなので九州か。 ☆出生・家族構成 ☆官位・役職 ☆参加合戦 革新能力 統率 武勇 知略 政治 義理 足軽 騎馬 弓 鉄砲 計略 兵器 水軍 築城 内政 戦法: うp主解説 緑の人解説
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幽香2 381 諸君、私は花が好きだ―― 諸君、私は花が大好きだ。 諸君、私は花の妖怪が好きだ。 一月一日、元日。 俺と花の妖怪の風見幽香は、寝床に近い博麗神社を訪れていた。 無論、初詣なんていう殊勝な事をする気はない。 「ちなみに冷やかしは、お断りなんだけど」 後ろで紅白の巫女が何かを言っているが無視だ。 「減るもんじゃないでしょう?」 「そうそう、けちけちするな紅白さん」 「博麗霊夢!…まったく、それじゃどこかの歌合戦じゃない…」 「黒白歌合戦よりはマシよね?」 「白黒歌合戦だと、決着がつきそうだがな」 まぁ、ここに来た理由なんて、ただ単に遊びに来るのと同時に 暇つぶしの為でもある。 …どちらにしろ似た理由には違いないが。 「で、あんた達、出てってくれない?」 「俺、無理、コタツ、暖かい」 「私もね。彼が出て行く気がないなら。私もこのままよ」 妖怪はこの程度の寒さは何ともないはずだが、俺を理由に するのもどうかと思う。 いや、嬉しい事は嬉しいんだが。 「…はぁ、このバカップル達は」 「失礼ね。誰がバカップルなのかしら?」 「あんたらだ、あんたら!」 幽香のマジで言っているのか分からない言葉に、霊夢がツッこむ。 「それにしても、こう寒いとやってられないわね…」 いつもやる気がないくせに、と言葉に出かかったが、何とか押し留める。 そんなことを言えば、夢想封印じゃすまない。 「いつもやる気がないくせに」 さすが幽香!俺に出来ない事をやってのけるッ! そこにシビれる!あこがれるゥ! 「へぇ、あんたも言うわね」 ピクピクと眉が動いている。 それに対して幽香は余裕の態度を崩さない。 「当たり前よ。私に怖いものなんてないんだから」 おー、すごい発言だ。 などと、感心して見ていると 「へぇ…」 不意に霊夢が不敵な笑みを浮かべた。 何か企んでいるのか、口元が緩んでいる。 「それじゃ、○○さんがあんたを残して遠くに行っても?」 「――」 その言葉を聞いて、彼女は俺の方を向いた。 目が合って、俺は逸らそうとしたが、その視線が離れる事はない。 彼女から読み取れる表情はない。 無感情。 その図を想像しているのか、それとも。 「○○」 「ひゃ、ひゃい!?」 唐突にその無感情が笑顔に崩れて、ドスの利いた声で名を呼ばれる。 あんまり慌ててたから、変な声になっちまったぜ。 「私を置いていったら――どうなるかしら?」 殺されますか? 人間辞めさせられますか? オラオラですか? 「アレだけ、好き勝手に弄んでおいて…」 「待て、どちらかと言うと、お前の方が弄んでるだろう」 「…どっちでもいいから、そういう発言は止めなさい。バカップル」 またバカップルって言われた。 まぁ確かに(ピー!)や(ズキュゥゥゥウン!)とか (ゴゴゴゴゴ…)なんて事も…。 むぅ、ここまでやればバカップル認定されてもおかしくないか… 「幽香攻めの○○さん受けね」 新手のカップリング使いか!? 「まぁ、霊夢に一言だけ言っておくわ」 「ん、何?」 「もしも彼に手を出すようなら、手加減はしない。頭が春だらけの貴女に 本当の開花を促させてあげる。それこそ生きるのが苦痛と思えるような 生き地獄というものを体験させて、ね」 「出さないって」 「いや、そんなこと言わなくても、俺は幽香一筋だぞ?」 ズキュゥゥゥウン! ありえない音が聞こえました。 まるで、どこかの漫画のキスの音のように。 「え、っと…まぁ、せいぜい私の機嫌を損ねないようにね」 音のした方向を見ると、幽香がちょっとだけ赤くなっていた。 うん、滅多にこういう表情を見せないから、結構レアだ。 「んじゃ、初詣といきますか」 「えぇ、それじゃ霊夢、春までに春が来るといいわね」 「余計なお世話よ」 苦笑しながら、霊夢は呟いた。 賽銭箱に五円を入れる。 昔の人は良いことを言ったものだ。 縁は異なもの味なもの、ってね。 その縁はどう結びつくか分からないけど 一度、縁が結ばれれば、それは絆となりえる。 妖怪の彼女と、縁が繋がった俺の絆は… 切れる事はないと信じよう―― 後書き ===五円玉の裏=== イチャつくスレに必要なものは、何よりも 生まれついた愛だ。これについては 訓練ではどうにもならない。 愛の無い者はいつまで経っても想いを綴れない MGSマスターより ===五円玉の裏ここまで=== あ、ありのままに起こった事を話すぜ。 『おれは夢で幽香の夢を見たと思ったら、いつの間にか その夢が終わっていた』 な…何を言っているのか分からねーと思うが、 おれも何が起きたのか分からなかった… 頭がどうにかなりそうだった… 幻想郷の開花だとか、フラワーマスターの脅威だとか、 そんなチャチなもんじゃあ、断じてねえ。 もっと恐ろしい幽香萌えの片鱗を味わったぜ… つまり、何が言いたいかって言うと 幽香萌えな訳です ─────────────────────────────────────────────────────────── 3スレ目 687(うpろだ0006) ――初めまして。ちょっといいかしら? ――新聞なら間に合ってます。 ――私は天狗じゃないわ。ていうか人間の癖に私を知らないの? ――じゃあ宗教ですか? すいませんが俺、無神論者なんで。あ、押し売りも結構です。金無いんで。 ――はぁっ。……もういい。私が何者なのか、その身体に教えてあげる! ――ま、まさか押し入り痴女!? 確かに可愛いし胸も大きいが人としてそれはどうかt ……あべしっ! 「……10、9、8、7」 腕に付けた時計を見やりながら呟く。 時刻は午前6時59分。 幻想郷の一般ピーポーの皆さんが起きる時間にはまだ少しだけ早い、そんな時間帯。 本日の天気は雲ひとつない快晴。はるか頭上には天狗かと思われるシルエット。新聞配達ご苦労さま。 「6、5、4、3」 それにしても、こんな朝っぱらから一人空を見上げ突如カウントに入る俺。自分でやってて正直どうかと思う。でもやめない。 しかしやはり他人にも奇怪に写るのか、以前も常闇の妖怪から「あなたってへんー」と言われた。切なさ炸裂である。 どうでもいい話だが、「せつなさ炸裂」という名(迷?)言を生み出した例のブツは、悪名高き暗黒舞踏を始めとする肝心の出来にユーザーのせつなさが炸裂だろう。 「2、1」 しかしながらこのカウント、今では一日一回やらないと調子が出ないまでになってしまった。我ながらどうかと思う。 そんな事を巫女に言ったら「重症ね」と溜息混じりに言われた。否定できない。 「――0」 「おはよう。今日もいい天気ね。元気してた?」 そうして思考の海に埋没しながら時を刻み終えたのと、俺の背後から声が聞こえてきたのはほぼ同時だった。 何処からとも無く現れたのはチェック柄の服を身に纏い、愛用の傘を持った緑の髪の少女。 名を風見幽香。 人間は言うまでも無く、そんじょそこいらの妖怪では束になっても勝負にならないレベルの力を持った妖怪らしい。 そんな彼女がなんで俺なんかに興味を持ったのやら。一度聞いたら「私に勝ったら教えてあげる」と言われた。つまり教える気はさらさら無いという事だろう。 「まあまあかな。ってか先週も会っただろ」 「私と会った後、急に不治の病になったりするかもしれないじゃない?」 「お前は病原菌を撒き散らしたりするのか?」 「失礼ね。私の花が撒き散らすのは花粉だけよ」 「俺が花粉症じゃなくて本当によかったよ」 彼女は丁度7時きっかりにやってくる。7時ちょうどにいない日は来ない日。 以前、数日間来ない日が続き、今日も来ないだろうと高をくくって一度家から出なかったら、文字通り挨拶代わりに玄関を吹っ飛ばされた。なんて奴だ。 来るな、とは言わないがせめて来る日くらい指定して欲しい。お陰様で俺は規則正しい健康的な生活を送る毎日だ。 「さて、いきなりだけど覚悟はいい?」 「言わなくても解ってるだろ? “よくない”」 「言わなくても解ってるでしょ? “貴方に拒否権はないわ”」 不適な笑みを浮かべ、傘を構えながら真っ直ぐに視線を飛ばしてくる幽香。 傘の切っ先には、俺。 そこから導き出される答えは一つ。言葉無く身構える。 「じゃ、早速いつもの、始めましょうか――!」 そう宣言すると共に、ひゅん。と風切音が聞こえた。 迷う事無く地面に転がり込む。半ば反射のそれは、すっかり俺の身体に染み付いた動き。 瞬間、頭上を花の弾幕が結構なスピードで通過。髪がはらり、と空に舞った。 傘から放たれるそれはその見た目に反し、直撃すれば意識を持っていかれかねない程の威力を持っている。 そんなのブツが絶え間無く俺に降り注いでくるが、俺もマゾじゃないのでそれを避ける。避ける。ひたすら避け続ける。 必死に回避する俺だが、当の幽香はそんな俺にいい笑顔で容赦なく弾幕を放ってくる。 その笑顔は確かに文句無く可愛い。しかしこれはどうみてもいじめだと思うのだが、どうだろうか? いや、そのサドっ気溢れる表情を見るに実際いじめなのだろう。 避けるだけ、という弾幕ごっことすら言えないこれ、今に始まった事じゃない。会う度に俺はこうやって俺はいじめられている。 ……だがしかし! 今日の俺にはとっておきの秘密兵器がある! それさえ使えれば勝てなくても、幽香に一泡吹かすことも出来る筈! でもそれも俺から手を出して初めて成立するわけで……。 「ほらほら、逃げ回るばっかりじゃいつもと同じよ! 偶には反撃してみたら!? 私は此処から一歩も動いてないわよ?」 「じゃあ! ちょっとは! 手加減しろよ! こちとら! 避けるので! 精一杯だっつーの!」 悪態をつきながら、飛来する弾幕を回避し続ける。 「ごあいさつね。十分手加減してるじゃない。どんなに当たり所が悪くても死なないように」 「そりゃそうだけどさ!」 どうにも俺と幽香の手加減の捉え方には大きな差がある。 確かに俺も軽口を叩く位の余裕はあるし、彼女に本気を出されたら俺なんか一秒持たないだろうけど。せめてEazyレベルで! だが、そんな意見が通る相手ではない事は重々承知している。 そして相手に近づく事すら儘ならないこの状況では、いつもと同じくジリ貧に追い込まれる、という事も。 (つまりは俺が気張らないといけない、と。嗚呼……痛いんだろうなぁ。でも……) 「ナイフとかよりはマシ、か」 そう小さく呟き、 ――だっ! 幽香目掛けて突進する。 弾幕が眼前に展開され、俺の意識を奪おうと襲い掛かってくる。 当然全身に無視できない痛みが走るものの、それでも足を止める事は無い。 「ぐっ――!」 「うわ。無茶するわね」 呆れるような幽香の声。だがそんな事は言われるまでも無く解ってる。 スキマ妖怪みたくテレポートでも出来ればいいが、いかんせん非力な俺にはこれくらいしか幽香に接近する手段が無いのだ。 少しでも受けるダメージを減らそうと、利き腕でない左手を振り、出来る限りの弾幕を吹き飛ばす。 彼女の弾幕が花だから出来る芸当だ。だが仮に幽香がそれ以外、例えば針とかクナイとかの弾幕を撃って来た場合は……考えたくも無い。 頭に浮かんだ嫌な想像を振り切るように、俺は最短距離を走りぬける。 あと、十歩。 「――っ」 そして、左腕以外に幽香の攻撃が命中しなくなった。正確には直撃しなくなった、だが。 殆ど無意識の内に、どの弾幕が直撃するのか判断出来るようになったらしい。これまでの努力(という名の敗北)があるとはいえ、我ながらびっくりだ。 そしてついに俺の射程範囲内に辿り着く。 弾幕に晒し続けた俺の左腕は、見るのも嫌になるくらい痣だらけになっている事だろうが、折れてはいないだろう。多分。 (……なんで俺はこんなに痛い思いしてまで一生懸命やってるんだろうな) そう苦笑ながら、俺は右腕で懐から虎の子のスペカを取り出し、即座に発動させる! ――即興「名無しにも五分の魂」。 「行くぞっ!」 「っ!?」 他でもない彼女によって鍛えられた気合避けはともかく、スペカに関しては殆ど素人の俺がスペカを使用する事に対してだろうか。幽香の表情が驚きに染まる。驚くのが妙に遅い気もするが。 そして、俺の発動させたスペカは眩い光を放ち――! ……ぷすん。 そんな間抜けな音を立てて消滅した。誰がどう見ても不発だった。 だがある意味予想の範囲内とも言える。 そもそも素人の俺なんかが、ぶっつけ本番で幽香程の妖怪に一泡吹かせようという考え自体が間違っているのだ。 無茶して突っ込んだからって、一歩も動いていない、と言っても動かない、と言ってはいない幽香が距離を取らない保障なんかどこにも無いわけだし。 (でも、それでも。今回は幽香を驚かせる事が出来たから俺の勝ちだ!) 全身に弾幕を浴び、意識を遠のかせながらながら、そんなちっぽけな優越感に浸る俺の目に映るのは、眉間にしわを寄せた幽香。 一目でわかる不機嫌オーラをその身に纏っているし、弾幕も心なしか厚くなっている気がする。 そして 俺の意識は 闇に 落ちて…… ――数時間後。 「……痛い」 「おはよう。よく寝たわね。もうお昼よ?」 意識を取り戻したのと同時に全身が痛みを訴え、思わず声を漏らした俺の耳に入ってきたのは、俺の意識を持っていった幽香の声だった。 後頭部に感じるのはなにやら柔らかい感触。倒れるまで俺がいた草の上ではないだろう。絶対に。 鼻腔をくすぐるのは少女特有のいい香り。視線の先には青い空と幽香の顔。 これらの情報から導き出される答。つまり俺の頭がある場所は……幽香の膝の上? 膝枕!? 衝撃の事実に俺は当然驚き、即座に彼女から離れようとするが、 「っていででで!」 「暫くは動けないわよ。貴方が気を失った後も少し打ち込んだから」 全身に走る激痛に思わずみっともなく叫ぶ俺に、幽香は平然と言い放った。 鬼だ。此処に鬼がいる。 「……さて。どうしてあんな無茶をしたのかしら? 制御も出来ないスペカの使用。不発ですんだからいいものの、下手したら死んでたわよ」 「それがお前がへそを曲げて俺をここまでぼこにした理由か?」 「他にないでしょ。で、答えは?」 「……一度でいいからお前に一泡吹かせたかったんだよ。いっつも苛められるだけ、ていうのもアレだし」 まさか失敗したからといって、命に関わるレベルだとは思いもしなかったわけだが。 「馬鹿ね。本当に馬鹿。付け焼刃のスペルで私をどうこう出来ると本気で思ったの?」 「まさか。それでも男には引けない時があるんだよ。相手もお前だしな」 「そっか。……ねえ。貴方は私が嫌い?」 「いや、嫌いじゃない」 どことなく寂しそうに聞いてくる幽香に思わず即答する。 俺は嫌いな相手を待ったり出来る博愛精神の持ち主ではないのだ。 というか、どっちかというとむしろ好きなのだが、それを本人の前で言うのは流石に気恥ずかしいものがある。 「そう。私は貴方が好きよ。愛してるわ」 「はい!?!?」 「だから貴方は私だけのモノ。私の断り無く勝手に死ぬなんて絶対に許さない」 好き? 誰が? 誰を? 好きな相手ほど苛めたくなる理論? あまりの突然の告白に戸惑い、パニックに陥る俺。 そうして、一分ほど経過し、少しだけ落ち着いて、やっと口から出てきた言葉は、 「……もし俺が他の誰かを好きだった場合は?」 そんな気の利かない言葉だった。て、そうじゃないだろ俺! 「略奪愛って素敵だと思わない?」 「あー、そのn」 「でも変な薬や魔法なんか使わないわ。貴方自信が私を好きになってくれないと意味が無いもの」 俺の訂正を遮ったそれは、自他共に認める嘘つきの彼女が俺に初めて見せた嘘偽りの無い、本気の目。俺にはそう見えた。 「…………」 「どうしたの? 照れたとか?」 「…………」 沈黙を肯定と受け取ったのか、彼女はあはは、と無邪気に微笑む。 まあ実際そうなのだが。 「で、答えは?」 真顔に戻って聞いてきた。 なんかさっきも聞いた台詞だ。 「今すぐに?」 「当然」 「……好きだよ」 「そう。……良かった」 俺の答えにも彼女と同様に嘘偽り無い事が通じたのか、花が咲いたような笑顔を浮かべる。 それもまた、決して短い付き合いではない俺が初めて見る表情だった。こころなしか顔も赤い気がする。 これから先、彼女のこんな表情を見る事が増えるのだろうか。 「……それじゃあ、まあ」 「今後ともよろしく。お互いにね」 ――影が、一つに、なった。 以下、おまけ (あれが××ね! 知ってるわ! 流石あたい! 蝶天才! IQもとっくに一万は超えてるわね!) (チルノちゃん! あんな破廉恥なもの、良い妖精は見ちゃいけません!) (そ~なのか~) (特ダネですよ~!) 「……なあ」 「何?」 「なんか見られてるんだが」 「見せてんのよ」 ─────────────────────────────────────────────────────────── 3スレ目 812 いつもと同じように弁当をこしらえ いつもと同じように向日葵畑に向かい いつもと同じように花の妖怪に虐められ いつもと同じように一緒に弁当を食べる そして いつもと同じように気が済むまで適当にダベって いつもと同じように夕日を眺め いつもと同じように氷精をからかって いつもと同じように笑い合って別れる ……筈だった 俺を貫くのは力持つものの重圧 されどその目に浮かぶ感情は疑問と不安 「私は虐め、それ故に嫌われるモノ。妖怪、人間、妖精分け隔てなくね」 「……」 「それを判っていながら、虐められながら、どうして貴方はここに来るの?」 「なんでって、そりゃあ……」 ――好きだからに、決まってるだろ。 「Mなんだろ。俺が」 「……嘘つき」 背を向けながら答える俺を、嬉しそうにからかってくる幽香。 彼女が軽い読心術を持っている事を俺が知るのは、まだ先の話。 ─────────────────────────────────────────────────────────── 4スレ目 462-468 462 名前: 名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/07/10(月) 13 22 17 [ c2uKdXUg ] 俺の母親の下の名前が優香なんだが旧姓が風見らしいんだ。どうしよう。 463 名前: 名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/07/10(月) 13 24 31 [ vsS2By92 ] おーい、ここにゆうかりんの子供がいるぞ。 464 名前: 名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/07/10(月) 15 42 20 [ 4Z9OWYA6 ] 相手が誰か、それが問題だ 465 名前: 名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/07/10(月) 17 08 50 [ Qc5aonDc ] 462 お、お母さんを僕にください! 466 名前: 名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/07/10(月) 20 04 01 [ gT.5Q4PI ] 465早まるな。 やあ、 462、私が新しいパパだよ! 467 名前: 名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/07/10(月) 20 06 10 [ FVu7Fdmc ] 462の父でございます。 このたびは、息子がこのようなレスをしてしまい、 皆様には大変ご迷惑をおかけしております。 深くお詫び申し上げます。 中略 どうぞ皆様、息子を暖かく迎えてやってくださいまし。 本当は良い子なんです。 よろしくお願い申し上げます。 462の父より 468 名前: 名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/07/10(月) 20 26 35 [ H2k27uIc ] 人妻の方が燃えるってものよ ─────────────────────────────────────────────────────────── 4スレ目 474-475 474 名前: 名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/07/10(月) 22 15 10 [ 4Z9OWYA6 ] なあみんな聞いてくれよ。 さっきゆうかりんにあったんだ! 心なしか太ったような気がしたね。 つきのものがこなくなったわって言ってたんだけど、 ゆうかりんに召し使いなんていたっけ? 475 名前: 名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/07/10(月) 22 32 32 [ Clb6Kv/I ] ( あらあら、しょうがないわねぇ?? ハイッ!!( はぁと☆  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄  ̄  ̄  ̄ o ___ 。 ___ o x ((_ノ´⌒⌒ヽ) o. x ((_ノ´⌒⌒ヽ) (( ((((ノ`)ノ)) +. (( ((((ノ`)ノ)) *. ゚ ((_。(i|^.ヮ^ノl)⊃ . ((_。(i|^.ヮ^ノl)⊃ ((,,( ,)ノネl」´ 。 ((,,( ,)ノネl」´ 。 ,,∪#i,#゙i . ,,∪#i,#゙i + ||.ハラ´ x ゚ ||.ハラ´ * ('ミ,) o. ('ミ,) x ドバァァァァ-- - 、ミ/ + 彡彡彡 * 、ミ/ +彡彡彡 . Y o Y o * ゚/ \ x ゚ . / \ x . x / o \ . + / o \ // 。 \\ * // 。 \\ x i ゚ i i ゚ i ∥ i ガッ i ∥ ∥ i ガッ . i ∥ .∥ ! 474 のわwww∥ ! 475 ちょ、ちが…俺まきぞe(ry ∥| .o|∥ ∥| o|∥ ∥| o. |∥ ∥| o |∥ ─────────────────────────────────────────────────────────── 5スレ目 118 「えーと、つかぬ事をお伺いいたしますが。」 「あら、何かしら?」 「…なにゆえ、我があばら家のちゃぶ台でお茶を嗜んでおられるので?」 …事のあらまし、というか何というか。 俺は里のあばら家に住んでる一介の庭師だ。 ただ、他と違うのは、俺の技術がちっと辺鄙な所の住人にも評価されてるってことだろうか? 春は神社の桜、 夏は向日葵畑、 等と言った具合に、様々なところに呼び出されては手入れをする。 そして、いまここに唐突に出現してのんびり茶を飲んでいるのは、 上得意の一人、向日葵畑の住人の風見 幽香なる花妖怪。 「そうね…強いて言えば庭先の花に惹かれた…かしら。」 「椿…ですか。」 「そう、数の多くない冬の花。」 「はぁ…まあ、それは分かるんですが、何でわざわざこんな所に? 他に立派に椿が咲いている所はいくらもあるでしょうに。」 「いいじゃない。近くに知ってる場所があったから来ただけだし。 それとも迷惑だったかしら?」 迷惑だろうと何だろうと居座るわよ、というオーラが発されている以上、 「いえ、そんなことは無いですけど。」 と答えるので精一杯だった。 「…」 「…」 ついでにと、茶の相手に与って暫しゆっくりと茶を愉しむ。 窓の外の空は雲がかかっており、やがて、 「…あら、雪ね…」 「そうですね。 初雪って訳でもないですが。」 俺の台詞を聞き終えるより早く、彼女は窓の側まで歩いて行き、 小さく窓を開けた。 「そうそう…知っているかしら、雪の別称。」 「いえ…知りませんね。」 クス、と少し笑って、 「六花。雪の結晶っていうのは、花びらが6枚あるよう花に見えるのよ。 だから六花。唯一私に操れないけれど、一番好きな冬の花。」 「…結構、ロマンチストなんですね。」 「女は案外ロマンチストなのよ。」 「まあ、それはそれで嫌いじゃないですが。」 「あらあら、口説くのが下手ねぇ?」 「ちょ、そんなんじゃないですって。」 「あら、私のこと、お嫌い?」 「あー、いや、そういうわけでも…」 クスクス、と悪戯っぽく笑い、座布団に座りながら言うには、 「冗談よ、冗談。…貴方のそんな所、嫌いじゃないけれど。」 また困惑する俺を見て、またクスクス笑う彼女だった。 「…そういえば… 向日葵畑に住む妖怪は人を食う、って言われてますが。デマですか?」 「そうねぇ…案外、デマじゃないかも知れないわよ?」 にまー、っと笑ってこっちを向く彼女。 だが、その顔はいつもの悪戯な笑いが浮かんでおり、 「…勿論、少し違う意味で、ね?」 …えーと、それは一体どういう意味でしょう? そう聞く前に、俺は押し倒されて (省略されました。全てを読むには向日葵畑と同量の向日葵を集めてください) ─────────────────────────────────────────────────────────── 5スレ目 163 なんだか 120が焼却されそうな勢いなので、 とりあえず本気で幽香様がキレる量の向日葵運んでくる前に置いておきますよ…っと。 ちなみに幽香スレで言われてた 「普段はからかって遊ぶタイプだけど、いざとなると受け」 がツボだったので、それに基づいて執筆。 「こんなの幽香じゃねえっ!」って言われても知らない。 ―――――――――― そう聞く前に、俺は押し倒されていた。 「さーてと、どうしちゃおうかしらねえ…」 にやにやと底意地の悪そうな笑いを浮かべながら、 その想像以上の膂力と不測の事態、二重に動けない俺をゆっくりと眺めていた。 「え、あー、う?」 口から出るのは意味を成さない音の羅列のみ。 「…やーめた。このまま食べても面白くないわー。 まぁ、折角だし…こういうのはー、合意の上で…ね?」 ひょい、と俺の上から退くと、 何処となくいい加減な、そして何処となく真剣な、 掻い摘んで言えばいつもの読めない声と表情で、そう言っていた。 「あ、幽香さん。」 「ん、何かしら?早速その気になった?」 「いやいやいやいや。流石にそんな手は早くないですよ俺は。 お茶もいいですけど、雪見酒を洒落込みませんか?」 「あら、それなら御馳走になろうかしらね。」 冬の縁側は流石に冷える。 とりあえず徳利2つ分を燗にして持っていくことにした。 「中々風流よね、こういう時間も。」 「俺はあんまり楽しむ機会もありませんけどね。 冬でも椿の手入れの仕事が時々入りますし。」 「ええ、花も貴方に感謝しているわ。 他人の家の花だからって手を抜く訳でもなく、 真摯に接してくれるって。」 ああ、そうか。 花妖怪だからこそ、花の言うことも分かるのか。 「でも…俺の一生も、花の一生も、」 手のひらに落ちて来た雪がサッととけて消える。 「この雪の結晶みたいに、一瞬の儚いものなんでしょうね。」 「ええ、そうかもしれないわね。」 俺は思う。 あくまでも彼女は妖怪、俺は人間。 生きている時間は違うのだと。 「でもね。」 けれど、次に紡がれた言葉はそれを否定する。 「いつか死ぬ事には私も貴方も違いは無い。 ただ、それまでの時間が少し違うだけ。」 少し。それが百年か一刻か、それは分からない。 そう、彼女は言う。 「それに、私はフラワーマスター。 貴方が一瞬で消える六花だと言うのなら、 私はそれさえ操れるようになってみせる。」 「…えーと、それは…つまり?」 やれやれ、と肩をすくめてお道化た口調で彼女は言う。 「まあ、鈍感な貴方に優しい幽香様が教えてあげる。」 次の一瞬だけ、頬に柔らかい感触があった。 「…へ?」 「この幽香様が、貴方っていう花を枯れるまで世話してあげましょう、 と言っている訳よ。お分かり?」 「…えーっ、と…それって所謂プロポーズで?」 ぱこん、と何処からか取り出した傘で叩かれる。 「ば、バカ!折角ぼやかして言ってたのに、 そう正面きって言われると恥ずかしいでしょうが!」 …どうも自分のペースを崩されると弱いみたいだなー、と漠然と考えながら、 「よっ…と。」 「○×△□~!」 こちらもお返しとばかり頬にキスをして、もう暫く反応を楽しむことにした。 ─────────────────────────────────────────────────────────── 5スレ目 310(うpろだ 54) ――しゃくっ。 「……ん、上出来」 夏の終わり。 されど、やはり日差しの厳しさをみせる、昔ながらの幻想郷の夏。 向日葵も種を実らせ、来たる秋へと山々もひっそりと衣替えを始める今日この頃。 「ちょっと極端な気候で、冷えすぎた感もあったけど――はく」 ――しゃくっ。 そんな文明開化以前の景色を残す幻想郷に。 「初物でも、何とかなる物ねぇ」 「そりゃー、『専門家』がついてるからな」 ビニールハウスと言う、少々不似合いな物がひとつ。 向日葵畑の一角に、ひっそりと建てられていた。 「あら、専門家とは、私の事で良いのかしら――ん、美味し」 ――しゃくっ。 ビニールハウスには、赤い実を豊かに提げたトマトの木。 その下に、麦藁帽子を被った二つの影。 「お前が乗り気でなければ、正直上手くいくとは考えられなかった。 ――一つ良いか?」 「んー?」 「――垂れてるぞ」 「あら、いけない」 今、大地と太陽の恵みを文字通り味わっているのは、一人の少女。 だが、彼女を知るものは、普段との差異に、一瞬面食らうかもしれない。 日除けに麦藁帽子を被り、食べかけのトマトを片手に、愉しそうに前掛けで口元を拭う、その佇まい。 普段と変わらないのは、隣で生い茂る緑黄の葉とお揃いの、柔らかいウェーブの髪。 そして、悪戯っぽく笑み、細められた瞼の間で輝く、赤い双眸。 其は、四季の花統べるアヤカシなるモノ。 幻想郷に知らぬ者無しとされるその名を、風見 幽香と言った。 「ってこら、何の為の手拭かッ」 その御前。 人々の間で畏怖すべき妖怪の代名詞として知られる彼女に対し、慄くことなく、 寧ろ等身大で接するのは、一人の青年。 幻想郷の外より迷い込んだ、という生い立ちを除けば、現地の彼らとまるで変わらない、 名乗るほどの名声も無い一端の人間であった。 「やーねぇ、細かいことを気にし――」 「ホレ、動くな」 「んあーあにをふるひひゃまー」 様々な事情により、幻想郷への永住を決めた彼。 そんな彼が身を寄せたのは、同じく人が住む里ではなく、 「綺麗な顔が台無しですよ、お嬢さん――これで良し」 「むー」 今、彼の目の前で為すがまま口元を拭われている、恐怖の大妖怪の所であった。 「だいたい、さっきまで畑の手入れをした顔で、ってのはどーなのさ? こっちは髪とか砂噛んで気持ち悪ぃってのに」 顰め面で、汗と泥で汚れた、彼の顔は、正に農夫のそれ。 幽香はその顔を覗き込むと、 「そーいえば、いつもより2割増で男前ね、○○の顔」 「っ」 「あ、赤くなってんの♪はははコヤツめ」 と、彼を手玉にとって見せる。 何の因果か、彼女もまた、この一端の人間を悪くは思っていないようだ。 「お前な――うぐ」 「はい、動かないの」 今度は逆に、幽香が彼の顔を手拭で拭う。 ――上背の差が有る、○○の上体を首から引き寄せる格好で。 「……」 「はいはーい、綺麗にしましょーね」 暑さからとは明らかに違う何かに頬を紅潮させながら、眼を閉じてただ従う彼。 そんな彼の顔を嬉々とした表情で拭う幽香。 その有り様はまるで――恋人たちの其れのように。 「はい、終わり。『○○の かっこよさ が 2 さがった !』」 「……俺のかっこよさは10しか無いんか」 「時価だもの」 「Σ時価って何!?」 と、突っ込みに大口を開けた彼の口に―― 「はい」 「ぁぐ」 食べかけのトマトが捻じ込まれた。ヘタごと。 「このトマトの味と似たような物ね」 面食らい、訳が解らない彼は、唯捻じ込まれたトマトを咀嚼する。 「美味しいでしょ」 「んぐ……如何にもトマト、って仕上がりだな。 鮮烈な酸味の中にほんの僅かな甘さ、そして口一杯に広がるミネラルを感じさせる鉄臭さ。 良くも悪くもトマト。個人的には勿論好きだが、性格が強いので嫌いな人は嫌いなタイプの典型だ。 酸味が強いのでお勧めはやはりパスタのソースか。いやチキンカレーに仕込むのmぉぶっ!」 「誰ぁれが品評しろっつったー!」 吟味から素面で語り出した彼を、頬を紅潮させた乙女番町の鉄拳が制する。 「ぐふゥッ、い、いいパンチだぜ……」 膝をがくがくと震えさせ、口や鼻から赤いもの――唯のトマトの残滓である――が垂れるのを 手で抑えながらサムズアップする○○。 「何を呆けたことを……」 もう一発いくか、と幽香は黄金の左を固め―― 「ん?流れ的には『い、今のは間接キスだったんだからねっ』みたいな事をボソボソを呟く ツンデレ属性爆発シーンを其方から曝け出す羞恥プレイを誘導してたんd――」 「『花鳥風月――」 スペルカードに、切り替えた。 「待て、それは洒落になら――む」 慌てて止めようとした彼が、ビニールハウスの外壁に目を留めた。 「どうしたの?」 「――雨」 ビニールハウスに、音を立てて落ちる雨粒たち。 その勢いは次第に増し―― 「うお、夕立」 大音響をビニールハウスに満たした。 「天狗の予報もたまには当たる、か。作業済ませて正解だな」 「――」 それまでの勢いは何処へやら。 日を遮る曇天を、幽香はただぼんやりと眺め―― 「トマトの籠のカバーは良し、と。傘は――って幽香!?」 無言のまま、弾かれたように、駆け出した。 「お、おい、何処へ――」 混乱する頭のまま追いかける○○を余所に、幽香は走る。 ハウスの扉を少々乱暴に開け、雨にも構わずに飛び出して行く。 「ったく、開けたら閉めろっての――幽香ー!?」 念の為と扉を施錠しつつ、声を張り上げて幽香を呼ぶ。 漸く○○の声に振り返った幽香が立っていたのは、向日葵畑。 開花の時期を過ぎ、種を実らせた後、ただ枯れてゆくのみの向日葵たちは払われ、 今は水を吸った土肌のみが広がる、何処か寂しげな向日葵畑。 「○○ーー!!見ーてーてーーー!!!」 「あーん!!!?一体何を――」 雨に打たれながら、向日葵畑に気付いた○○は――そこで足を止めた。 夕立の中。降りしきる雨の音が支配する向日葵畑の上で。 ――幽香が、踊っていた。 回るように、くるくると。 左手には、畳まれたいつもの日傘。 右手には、一杯に握り締めた向日葵の種。 幽香は踊る。素足を向日葵畑に埋めて。 幽香は踊る。手から種を振り落としながら。 幽香は踊る。頬に、瞼に、額に、肩に、空の恵みを受けながら。 歌が聞こえる。祭囃子のように遠く聞こえる、ありふれた畑仕事の歌が。 歌が聞こえる。空に、大地に、自然に感謝する歌が。 ――きれいなお花を、咲かせましょう―― 「……」 その光景を、ただ○○は呆と眺め、立ち尽くしていた。 だがその瞳は何処か静かで、涼しげだった――これから起こる『何か』を、待っているかのように。 やがて、幽香の手から種が尽きる。 気が付けば、雨は上がっていた。 彼女の姿は、今や向日葵畑の外。 ○○とは、丁度対岸の位置。 恍惚と空を望んだ彼女の瞳が、うっすらと開かれ、 その紅い瞳が、○○が映りこむ。 雨に濡れ、垂れた前髪ごしにも、その紅ははっきりと○○の目に捉えることが出来た。 「――お待たせ」 そして目を細めたまま微笑み、再び歩み始めた――途端。 彼女の背後、その一列を、緑色の壁が埋め尽くした。 ――彼女が一歩、進むたび、示し合わせたように『壁』が突き出す。 それは、既に蕾までつけた、向日葵の茎の整列。 「もう夏も、終わりだから――」 中程まで進んだ頃、幽香が日傘を差す。 それが引き金だったのか――曇天を、陽光が切り拓いてゆく。 「最後に、見ておきたくて、ね?」 そして――向日葵たちが、その蕾を一斉に開く。 陽光の方へ向けて。焦がれるように、羨むように。 「――どうかしら?」 ○○の眼前。 畑を往復し、すっかり濡れ鼠となった花の姫。 濡れた髪をかき上げ、何時もの悪戯っぽい笑みを浮かべ、一回転。 「――綺麗だ」 「きゃ――っ」 感想は、至極簡潔、かつ明確に返された。 すなわち、真正面から抱き締め――唇を重ねるという実力行使で。 「は――」 「――ん」 やがて、どちらからとも無く顔が離れる。 残滓を幽香の細い指が拭い、紅に染まった顔を、○○は優しく撫ぜ、張り付いた髪を払う。 「――うん、その顔」 「ん?」 「今の顔なら――幾らかしらね」 「ありがとさん」 そして再び、顔が近づき―― 「っくし」 「うおあぶね」 可愛らしいくしゃみに、コンタクトが遮られる。 一瞬の沈黙の後、二人揃ってくすくすと笑いあう。 「今のはNGだろーが――っはは」 「うるっさいわね――ふふ」 そのまま、日が沈むまでずっと、向日葵畑を一望しながら、笑い合っていた。 帰り道。 トマトを詰め込んだ籠をお揃いで背負い、夕日に照らされる影法師。 「帰ったら、先ずは風呂か」 「それなら、黒白から『善意で』頂いた温泉があるわ」 人と妖。 二つの影が寄り添い、手を繋いで、相合傘で、陽の傾く空へと歩いていく。 「○○の家にも引いといたから、直ぐ入れるわよ。もちシャワー付きで」 「そりゃあ良いな。じゃあさっさと引き上げてサッパリしよう。 んで――」 二人は向き合い――見つめ合い 「夕飯は、パスタにしよう」 「うん、そうしよう――だったっけ?ふふ」 「用法は違うがなーはっはっは」 笑い合っていた。 「ミネストローネ風のスープパスタで。スパイス効かせてね」 「おう、任しとけ――で」 「ん?」 その様は仲睦まじく、 「デザートは幽香まるごt」 「トマトぶつけんぞ」 「やめれ、表皮傷ついちゃう」 向日葵たちは、そちらを眺めていたのか。 風に揺られる度のざわめきは、まるで世間話のようだった。 「ったく――メインディッシュに足りないと言うのかしら(ぼそり)」 「……腹の虫が鳴ってぶち壊しになったのをお忘れk」 「はっ、恥ずかしい事言うの禁止ッ!」 「むが――もごもご」 家に辿り着くまでに、トマトが2桁程減ったのは、ご愛嬌である。 「さて、では引き続き密着取材はフルーツトマトの様に甘酸っぱい夜の部へと――」 「ほっほう、この天狗、トマトの様に真っ赤に染まりたいと見える」 「げぇーッ!!幽k」 ピチューン ――甘い夜の公開は幽香様のご要望により制限されました(血文字) 続きを読む場合は(この先は血が滲みすぎて読めない) ───────────────────────────────────────────────────────────
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「地上に咲く花はその鮮やかさから生の象徴であり、 同時に花の儚さより死の象徴でもある。不思議よね」 『東方Project』の登場キャラ。「花を操る程度の能力」を持つ大妖怪。 名前は「かざみ ゆうか」と読む。初出時は「幽香」という名前だけだった。 二つ名は「四季のフラワーマスター」「Oriental demon」「妖怪さん」「宵闇小町」等。 専用BGMは「今昔幻想郷 ~ Flower Land」「眠れる恐怖 ~ Sleeping Terror」 「幽夢 ~ Inanimate Dream」「桜花之恋塚 ~ Flower of Japan」等。 なお東方Project自体はWindows版に移る『東方紅魔郷』時点で一度全体の設定にリセットされ、 それより前の設定は改めて言及されない限り基本無かった事になり、 リセット以前のPC-98版・『紅魔郷』以前の作品は総じて『旧作』と呼ばれている。 「幽香」出演の初出『東方幻想郷』、次作『東方怪綺談』は旧作に当たり、 現在の「風見幽香」は『東方花映塚』(参戦キャラ)の再登場時からである。 + 原作設定 Win版以降の設定 ※大半、推測混じりの『求聞史紀』からの情報 ひまわりの花畑「太陽の畑」を根城とする花の妖怪。 季節の花を好み年中花の咲いている所へ移動する他、博麗の神社に居るのをよく見かけられている。 普段は里の人間にも挨拶を交わすなど穏やかかつ紳士的、いつも笑顔。強い妖怪の基本。 他の生き物には容赦が無く、邪魔が入れば滅ぼしにかかる自然の権化のような存在。 但し普通の人には興味がなく、強い妖怪や特別な力を持つ人間しか相手にせず、 勝負もルールを決めて形式的に戦い勝負が付けば大人しく止める。 閻魔曰く「貴方は少し長く生き過ぎた」という古参妖怪で、 長生きな妖怪の例にもれず活発さは無くなり花から離れる事が少なくなったらしい。 「花を操る程度の能力」を持つが、花を咲かせたり枯れた花を元のように咲かせたり、 向日葵の向きを太陽に向けたりできる程度で、おまけのようなもの。 他には幽霊が発する無音の幽かな声を聞き取れるらしい。 それら特別な能力に関係なく、純粋に高い妖力と身体能力を備えている 妖怪らしい妖怪 。 戦闘も妖術や魔法より物理的な攻撃が多く、傘を使ったり花を飛ばしたり、優雅な攻撃をする。 いつも差している傘は紫外線を防ぐ日傘(森近霖之助の解説)で雨や弾幕も防げる優れ物。 曰く「幻想郷で唯一枯れない花」らしい。だからといって鉄の華ではない 『求聞史紀』幻想郷縁起では「強い妖怪に当てはまる事」の説明が多く、 当人も絶大な力、純粋に高い妖力と身体能力、圧倒的な力と 強力な妖怪 と書かれている。 ちなみに「戦う事に微塵も恐怖を感じておらず、人の神経を逆撫でるのが大好き」とも書かれ、 『花映塚』でも氷の妖精に太陽みたいと言い、歌う妖怪の続きを酷い歌詞で歌い、 新聞記者を観察したり嘘を吐くなど 相手の取り柄を盗る ような言動で、挙句の果てに、 閻魔へ「幻想郷で誰が一番強いか白黒はっきりつけてやる!」と啖呵を切る (閻魔は「幻想郷の者でなく、自身の立場を絶対と思っており、白黒付ける側」)。 閻魔こと四季映姫・ヤマザナドゥからはどんな妖怪も姿を隠すとも言われるが、 映姫へ戦意を明確にするのは人間の主人公組以外、妖怪の幽香だけ。 非常に自信家で、鈴仙曰く波長が桁違いに長い=桁違いに暢気で花っぽい気質らしい。 『花映塚』ストーリーにて異変の犯人と疑われても平然とし、時には相手をおちょくってすらいた。 花にまつわる言い回しや薀蓄を好み、相手に合いそうな花を想像する事も。 ただオモチャのフラワーロックどころかトンボ花火や、花違いの火事と喧嘩まで提案しているが。 + 旧作での設定 旧作での設定 博麗神社の裏山の湖には地底へと続く道があり(通る時に水が引く)、 その先の「夢幻世界」と幻想郷との境にある「夢幻館」の主人。 『東方幻想郷』では、幽香が暇だったので大量の悪霊を神社へ送り込み、 その原因を追ってきた靈夢と幽香の巨大な魔力を感知した魔理沙に襲撃され、 5面では寝巻き姿で戦い、6面では着替えて日傘を持ってラスボスとして再登場。 弾幕の他、分身、霊魂化、極太レーザーなどで戦う。 (分身は両方本体。霊魂状態は無敵。極太レーザーは分身した6面より素手の5面の方が太い)。 「夢幻世界」を作った夢月幻月姉妹との関係は不明。ただ姉妹がボスのEXステージの中ボスは、 幽香の霊魂状態と同じ攻撃をして去っていくので、幽香という説が濃厚。 『東方怪綺談』では神社周りの数いる妖怪では最強クラスだが、カリスマ性は欠片も無い。 ただ実際はかなり頭もきれるようという設定。面白そうという理由で魔界へ乗り込む。 『怪綺談』の自機の中で最も移動速度が遅く、これは『花映塚』にも引き継がれた。 かなりの自信家で、相手の神経を逆撫でするような事も言う悪戯っぽい性格。 + 妖怪の最強クラス? 原文「神社の周りにすむ、数いる妖怪さんの中では最強クラスの妖怪さんなのだが~(後略)」 神社周辺在住。妖怪全体で 神社周辺の妖怪の中で 読み方で2つに分かれると言われているが、前者は日本語として怪しい。 「周り」は通常、不定量や多数に使われ、単独対象には否定・疑問・推定が多い。 「すむ。」でなく「すむ、」なので話題は通常つながっている。 「数いる」は基本、特定地域・特定集団に使用する(?) 他の紹介で在住場所は単独では無く、幽香のみ前置きは不自然。 後者としておかしい点は「すむ、」の必要性くらいである。 旧作で「花を操る妖怪」と語られた事は無いが、『幻想郷』BADエンドの花の化け物、 『怪綺談』のフラワーショット、西方『稀翁玉』ゲスト時の攻撃など、Win版以前にも花を扱っている。 ちなみに『怪綺談』では魔界を見た事で魔法を覚える気になり、独学ではダメだったので、 透明になって魔理沙に付き纏い魔法を習得。更にEX後は 究極の魔法を覚える ため、 同様に透明になって魔界までアリスに付き纏い、後の『稀翁玉』テキストにて「習得できた」と書かれた。 ただ何を習得したかは作者も知らない。「きっと萌える物に違いあるまい」との事だが。 余談・旧作とWin後の設定に関する推測 『幻想郷』での極太レーザーは魔法を覚える前で、道具を用いている様子も無いので 後に魔理沙が八卦炉から繰り出す魔法のマスタースパークとは全く異なるものと思われる。 また『求聞史紀』で魔術や妖術よりも物理な攻撃が多いと書かれているのは、 Win版で魔法や極太レーザーを使わなかった事への言及なのかもしれない。 出演について 初出はPC-98版(旧作)の『東方幻想郷』(5面ボス・ラスボス)に「幽香」としての登場、 次作『東方怪綺談』には自機で、他「西方Project(稀翁玉)」にもゲスト出演している。 (旧作は大半のキャラに姓が無く、幽香も名前だけだった) その後『紅魔郷』時点の設定リセットで消えていたが『東方花映塚』にて風見姓を得て復活を果たした。 旧作からの出演は主人公組の霊夢と魔理沙、復帰のアリスに次いで4人目。 一応4人とも旧作と同一人物とされ互いに古い知り合いのようだが、どこまで設定が残っているかは曖昧。 台詞から昔に異変を起こして霊夢達と対立していた事(『東方幻想郷』の異変)は残っているようだが、 夢幻館などの存在や、幽香が魔界に行ったかどうかなど(『東方怪綺談』の出来事)は残っているか不明。 究極の魔法を花映塚以降でも持っているかは分からない。 花映塚での再登場以降は、書籍『求聞史紀』での紹介の他、公式漫画のモブ出演に留まっている。 多くのキャラが再出演している『東方文花帖』(書籍・ゲーム両方)や『ダブルスポイラー』にも出ず、 スペルカード紹介本である『The Grimoire of Marisa』ですらいない。 尤も書籍『文花帖』の発売は『花映塚』の出る直前のため無いのは当然、 『GoM』に無いのは、登場が対戦型の『花映塚』のみのためと思われる。 実際、他の『花映塚』初登場組は『文花帖』のスペカのみ。 もう花の異変でもない限り表立って行動しないのだろうか…。 ちなみにモブ出演は、漫画版『東方儚月抄』でパーティ会場大開き1コマ、 『東方三月精』の最終話で霊夢と仲の良い妖怪集の1コマ、 『東方茨歌仙』と『東方鈴奈庵』のお花見回の背景などに登場している他 黄昏フロンティアのゲーム『東方心綺楼』の背景にも居る。 なお旧作ではあるが、対戦型以外の東方Project作品で 「妖怪」として単体の自機となった稀有なキャラ である。 コンビであれば『永夜抄』、対戦型なら『萃夢想』『花映塚』他で多数の妖怪がプレイヤーキャラになっているが、 それ以外で妖怪の単体自機キャラは特殊なシステムの『東方文花帖』での射命丸文と姫海棠はたて、 「悪霊」なら『怪綺談』で魅魔、「妖精」なら『妖精大戦争』でチルノが単体の自機として出演している程度。 (ちなみに対戦型の『夢時空』には悪霊の魅魔の他、魔女・魔法使いも何人かいた)。 + 二次創作での扱い 二次創作での扱い 愛称は「ゆうかりん」。「ゆかりん」は別のキャラ。 原作の設定が少なくリセットされた設定もあり、色々なキャラ付けや解釈がなされている。 ※原作に関する誤解も多いキャラなので、注訳を入れています。 キャラ付け・性格 キャラ付けは サディスト が定着していおり 素直でSなお姉さん が定番。 通称「 USC(Ultimate Sadistic Creature=アルティメットサディスティッククリーチャー) 」。 また印象を逆手に実は優しいドS(親切)ネタ、ツンデレネタ、容姿と性格のギャップネタなど。 Sに振り切ったキャラでは殺戮趣味の快楽殺人妖怪、反対にS無しの純粋乙女や果ては慈母、 大人から幼女まで、いじめたり愛でたり優しく厳しいなど広く見るとキャラ付けは多種多様。 物によっては子供に優しく、泣かせる奴を成敗したり、子供に怖がられるネタも (ちなみにUSCの元ネタ作品の幽香も子供に優しい方)。 ※誤解も多いが、原作では殺戮や嗜虐性の直接的な描写は無い。※『求聞史紀』で「滅ぼしにかかる」とあるが、『花映塚』だとそんな様子は無い。 ※悪意は無いものの花に害のある妖精には脅しつつ弾幕ごっこで退散させるだけ。 ※悪意がある場合は分からないが。また、かといって優しい描写も無い。 容姿イメージ キャラ付けの影響で、容姿もお姉さんが定着している。戦闘力も高めが多い。 サイズが 89のD というネタやそれ以上の98のHや119のSなんてのも。 もちろん乙女なキャラ付けの場合は少女だったり幼女だったりする事もある他、 バストサイズも大きいばかりでなく絶壁だったりする事もあり、可愛いから綺麗まで幅広い。 髪型など扱いについては後述。 ※原作のZUN氏のイラストは元々幼く見える画風で、基本は少女である。 強い妖怪として 「最強の妖怪」ネタから最強クラスの妖怪として誰かと戦ったりする事もある。 極太レーザーや、能力で魔界のオジギソウやらビオランテやら呼び出したり。 その他、植物で攻撃したり、肉体言語を駆使したり、鈍足をネタにされる事も。 元々作中に フリーで強力な妖怪 自体が未だ幽香だけで、強力な野良妖怪という役を独占、 幻想入りなどでは危険な妖怪の代表的存在として扱われる事も多い。 また立場的に自由で何をしていても不思議でなく、ステレオタイプの一発ネタもしばしば。 なお二次創作ゲームにおいては鈍足ネタとスペカが2枚しか無い事から、 素早さ以外の基本能力は高いが特殊能力を持たない重量級の設定が多い。 ※誤解も多いが原作での最強クラス設定は旧作の神社の周りに住む数いる妖怪では最強クラスのみ。※設定がリセットされた後に最強・最強クラスの設定は無い。 ※ただし 非常に強力な妖怪 であるとは示唆されており、強くないとは言えない。 ※花を操る能力は求聞史紀において花を咲かせたり、枯れた花を戻したりする程度とされている。※花映塚の弾幕で花を用いているなど弾幕ごっこに応用しているようにも見えるが。 ※鈍足は原作の自機時に移動スピードが遅かったため。旧作のボス時はワープしていたが。 立場のネタ 基本フリーだが太陽の畑などの印象から「夏の妖怪」として他の季節キャラなどとのネタ。 不特定の人間に対しては『幻想郷縁起(求聞史紀)』の危険度・人間友好度などから、 太陽の畑に誰も近寄らなかったり、幽香自身も孤立したり、イメージアップに奔走するネタ。 根城が「 ゆうかりんランド 」と名付けられているネタ。 植物原理主義で、花を踏んだ人間を踏み潰すといったネタ。 植物の声を聞きながら野菜を育てて売っていたり、パンを作って売っていたりするネタ。 また妖怪としての出自が不明な事と自然的な能力、悪戯っぽい性格などから元妖精説ネタ。 幻想郷外では自然破壊に関するネタでのシリアスなものも。 ※季節は二つ名「四季のフラワーマスター」の通り、夏に限定されない。※夏を象徴できるキャラは他にリグル・ナイトバグくらいだろうか。 ※太陽の畑自体は昼は妖精の日向ぼっこで、夜は妖怪の夏のコンサート会場に使われる。 ※他の細かいネタも大体二次創作ネタ。 ※原作での 花の扱いへの考え も不明。実は原作だと花を守る言動は少なく調子を気遣う程度。花を見たり愛でたりする楽しみを邪魔されるのは嫌っているようだが。 自然の権化のような存在であっても守護者というわけではないのかも。 他キャラと幽香 旧作ではかつて住んでいた夢幻館の門番エリーや、その近場の湖の入口で番人のくるみの主従の他、 旧作の魅魔、新旧マスパの魔理沙、仲が良いとされた霊夢、復帰組アリスなどと繋がりが強く、 他にも植物と虫の共生関係のリグル、花の天敵とも言えるチルノとも仲良くしていたり、 傘に最強クラスの八雲紫、花に関するメディスン・メランコリーなどとも多い。 あとは傘繋がりの小傘、SMの天子、緑髪の早苗、花壇担当の美鈴、冬のレティなどなど ※原作で明示されている関係は霊夢と仲が良い事と花映塚対戦以外はほぼ無い。※儚月抄のパーティーなどのモブは、原作者の意図かも不明。 ※リセット後の旧作のキャラも不明。 + のうかりん /三三三三\ /______\ ,ヘ´ハ三三三三三三三三三三三三\ x〈三三三 '三三三三三三三三三三三三\ |三三三 ノ / i ハ i ハ i i i 三三三\ |三三三 ノ i ハ- / i ハ‐/、'; ;' / i〈 三三三| \三三三イ! | ;'i (ヒ_] V ヒ_ン ) V / イ 三三/ \三三 レヘ/ |"" ,___, "" .ル' /ハ 三/ \三三 ハ ハ. ヽ _ン / ( 〈 ヽ/  ̄〈 ノ ! >、,,__ _,. イ ノ ( )( レ'i# / ヽ /レ"#/ ヽ / |##\/i ̄ ヽノ'"##〈 ) ゆっくり系キャラには「のうかりん」が存在する。別称「四季のベジタブルマスター」。 麦わら帽子がトレードマークで、野菜を育てたりギターを弾いたりと牧歌的。 東北訛り で喋る。 幽香の二次では珍しく穏やかな性格で農家のふくよかなおばさんと言った所。幽香の母親というネタも。 通常の幽香が麦わら帽子を被って野菜を作ったりしてるのは、のうかりんからの逆輸入である。 なお、この のうかりん自身もMUGEN入り している。 人気と変遷 非公式 の東方シリーズ人気投票の順位 ▼旧作の幽香(※Win移行によるリセット後、参考程度に) 第1回(2003年3月)13位/25人 第2回(2003年9月)26位/42 第3回(2004年10月)34位/61 ▼ 花映塚登場後 第4回(2005年12月)21位/71人 第5回(2008年2月)20位/94 第6回(2009年1月) 9位 /108 ※補足1 第7回(2010年2月) 7位 /124 第8回(2011年2月)3位/128 ※補足2 ※自機キャラクター2人を押しのけトップ3入りの快挙 第9回(2012年2月) 7位 /140 第10回(2014年2月)13位/159※補足3 花映塚出演からある程度の人気はあったが、第6回の直前 2008年から大きく人気を伸ばしている 。 公式だと 花映塚と求聞史紀(2006年末)以外、モブ出演のみ なのだが…。 人気の上昇理由?とその後 ※補足1 5回から6回の合間の公式展開は儚月抄の中巻(モブ出演)発売くらい。実はこの頃(2008年)にニコニコ動画で「ミュージカルゆうかりん」(モグモグフヨード氏・4月22日)他、「ゆうかりん漫画」(くじらローラン氏・8月25日)などの手描き動画が 爆発的ヒット を博している。 のうかりん ネタを広めた「ゆっくり熱情の律動していってね!!!」(6月8日)も2008年。 ゆうかりんランド ネタを広めた「私立東方学園」(ぱげらった氏・10月3日)も同年の動画。 イラストSNS「pixiv」が有名になったのもこの辺り。くじらローラン氏、ぱげらった氏の動画は元々pixivの投稿作品。「(台詞) アルティメットサディスティッククリーチャーゆうかりん様 (俺と海氏・pixiv5月15日投稿・動画6月22日)」も同時期。なおモグフヨ氏の動画は削除されており、該当動画そのものは見られない。 ※補足2 7回から8回の合間の公式は幽香にほとんど触れてもいない。2010年12月にモンテコア氏3Dモデルがぷれでたぁ氏によりMMDモデルとして配布され、2011年1月~2月の第8回投票期間までそのモデルがメインの動画が多数投稿され「ミラクルペイント」(1月15日)や「こっち向いてbaby」(1月17日)、「ゆうかりんでSexy Dinamite!」(2月11日)など 殿堂入りする動画が3本も出ている 。 ちなみに… 後の第9回に2位へ入ったアリスは後に再生数ダブルミリオン、マイリス10万超えを達成するMMD動画「Sweet Magicを魔法使い が踊ってくれました」が2011年8月のMMD杯本選へ投稿され、同モデルの配布からいくつかのMMD動画もヒットしていた。この時期のアリスも幽香同様、公式での音沙汰はほとんど無い。恐るべしMMD効果? ※補足3 9回から二年開いての第10回は5回以来の二桁順位と、上位はキープしているが大幅に下がった。公式でもほとんど音沙汰無く二次創作でも幽香メインでヒット作はほとんど無い。 MMDによる人気ブーストも二次創作人気も大分落ち着いた模様。 余談だが… 13年半ばから「pixiv」などでの大規模な人気が別のジャンルに移っているため、第10回のキャラ部門総投票数は前年比で29%減、第7回の総投票数を下回っている。 第10回もMMD杯と重なっていたがMMDでの人気も同様で、投票結果と比べても爆発的な影響を与える動画は出なかった模様。とは言え今まで積み上げてきた人気があり、作者はまだまだ多く、良い作品には強い支持が集まるジャンルではある。 + 服装と髪型について(原作・二次含む) 原作では緑色の髪で、チェック柄の赤い服、白い中着、黄色の短いネクタイの姿が基本。 旧作の東方幻想郷で最初薄ピンクの寝巻きを着ている以外にも、作品によって微妙にデザインが異なる。 作品名 服装 瞳・目 髪 その他 幻想郷5面 薄ピンクの寝巻き 緑 腰に届く長さ。末広がりのボリューム片目が隠れる前髪 懐中時計型の大きな時計 幻想郷6面 ズボン+長袖 ピンクでフリル付きの傘 怪綺談 ズボン+半袖ED絵では長袖 緑 後ろ姿ではギリギリ背中へ届くカットインでは腰辺りまで 最中は傘が無く、EXのEDで所持。ピンクのフリル付き傘 稀翁玉 チェック柄の無いもんぺ+襟のある上着+半袖 緑→赤ややツリ目 肩よりは後ろ少しだけふんわり 傘が水色で絵ではリボン付きエクストラアタックでは羽が付く 花映塚 スカート 赤 肩よりは後ろドット絵では肩辺りウェーブが凄いキツい ※設定リセット後傘は薄い緑色 原作者以外 花映塚ED スカート+長袖 笑顔→緑 肩辺り少しウェーブ イラスト:alphes氏 求聞史紀 スカート+長袖 笑顔 ボリュームが少ない。後ろ髪が少し肩に隠れる イラスト:秋★枝氏 儚月抄モブ スカート+長袖+裾側で閉じている上着 ジト目 短めショートボブ風 漫画:秋★枝氏※モブ 三月精回想 バストアップのみ ツリ目 ウェーブ有り肩の後ろに届く 漫画:比良坂真琴氏※妖怪集合の1コマ 茨歌仙モブ スカート+長袖 ツリ目 肩辺りボブ系カール 漫画:あずまあや氏※花見モブ 鈴奈庵モブ スカート+長袖 × 肩辺り少しウェーブ 漫画:春河もえ氏※花見モブ 心綺楼モブ スカート+半袖黒ストッキング 赤 肩辺りボブ系カール ※ゲーム背景黄昏フロンティア 実は原作者ZUN氏の幽香は全て 髪が長い 。短くても肩の高さより下まではある。 なお短めなのは自機時のドット絵や後ろ姿の時が多い。幻想郷EDの後ろ姿は長いが。 だが二次創作では肩前後の長さが主流で、肩上のボブカットで描かれる事が特に多い。 さらにボブ以外も長くも短くもストレートもパーマも色んな髪型で描かれ、 頭の飾りが無いのもあって「適当な緑髪で赤い瞳のツリ目なら幽香」と言われそうなレベル。 実際 原作者の幽香とは全く似ていないキャラ が幽香に似ていると言われる始末である。 しかもツリ目についても、ZUN氏の幽香のツリ目は稀翁玉カットインの一枚くらいで、 基本的に優しい顔つきなのだが、二次創作ではツリ目を基本としてキツい事が多い。 (良し悪しは別として)二次創作の 幽香 というキャラが原作から離れていっている印象すらある。 「自分の花を咲かせる事の出来る人は少ないわ。 何故かって言うと、自分だけで花の開花を完結させようとする 傲慢な考えが絶えないからよ。 花を咲かせる事は、土の力なのです。 だから、咲いたら土に還す事もお忘れなく」 MUGENにおける風見幽香 アレンジ・改変系以外は 別々の手描きスプライト で作られている。スプライトは現在8+改変3種類。 これらのキャラの公開より以前からWIP状態のものが幾つかあった事からも、根強い人気が窺い知れる。 + 見越入道氏製作 七頭身幽香 見越入道氏製作 七頭身幽香 数ある幽香の中で最も早くから公開されていた幽香。最終更新日は2012年11月16日。 ドット素体はアルクェイド・ブリュンスタッドであり、その他メルブラキャラからのモーションをトレースしていると思われる。 表情がとてもドS。我々の業界ではご褒美です。通称「ユウカェイド」。 2012年11月の更新で有澤空氏のボイスが搭載された。 基本性能・コンセプト 傘を開いた「花モード」と傘を閉じた「草モード」の2モードを切り替えながら戦う超テクニカルキャラ。 両モードとも技が豊富で、コンセプトは「格ゲーの範疇である限り、いかなる相手にも対応できる性能」との事。 花モードでは多彩な設置技や開いた傘での防御・攻撃など、 草モードでは閉じた傘を剣にしての多彩な打撃技などを駆使して戦うが、 万能な技は少なく状況に合わせて上手く立ち回らないとポテンシャルを引き出しきれない非常に難しいキャラ。 両モードとも基本動作の挙動自体が異なり、加えて豊富すぎる技や一部特殊な挙動により、 操作しようとすると相手よりもまず先に プレイヤーへ ドSな性格を見せ付けてくれる。 それでも元々 プレイヤー操作を前提としている キャラなのでDLしたら是非一度は操作してみよう。 上手く扱えれば様々な相手を圧倒する事もでき、ちゃんと相手へドSな性格を見せ付けられる。 + ちょっと詳しい解説 ちょっと詳しい解説 操作は弱・中・強・蹴の攻撃4ボタンに、防御ボタンとゲージ溜めボタンの6ボタン式。 基本の立ち屈み空中の各種通常技に、立ちの前後レバー+攻撃ボタンなどの特殊技が豊富な他、 必殺技のコマンドは波動逆波動昇龍逆昇龍、一部↓↓系とタメ技は無く、 超必殺技もオーソドックスな真空・逆真空系、半回転・逆半回転系 逆波動+半回転・←の反転系と、複雑な入力コマンドは存在しない。 技の数 技は弱中強や両モード共用の 重複などを除いて 草21種+花32種(内11種が設置)+共通5種の 58種類 と非常に多い。 重複や特殊な技を含めれば 全77個 の技があり、通常技まで含めれば 106個 にも及ぶ。(4月18日Ver) + 技コマンド表 ADI氏のサイトから転載・許諾済 氏のサイトには詳しい性能解説も載っている。 特徴的な基本性能 \ 花モード 草モード 歩行速度 遅い 花より僅かに速い ジャンプ 空中ジャンプ+浮遊可 小ジャンプ可 ダッシュ ワープ ラン&バックステップ 防御ボタン シールド 回避ステップ ガード 削り無効 1.5ゲージ抜け ガードキャンセル くらい抜け 他、花モードは空中ダッシュがあり、空中通常を当てた場合空中ジャンプキャンセルが可能。 草モードの立ち通常は遠近で挙動が変化する。 全体的にヒットストップや有利が非常に短く、基本コンボから 半分目押し気味 の入力が必要になるが、 草の立ち通常は遠近で発生Fから変化するため、気を抜かなくても 通常コンボを繋ぎ損ねる 事もある。 対AI戦では、通常コンボをしようとして昇龍や蝶必殺技で割り込まれる事も珍しくない。 ヒット確認をする暇すら無いのである。 基本コンボは多くても2割~3割程度が限度だが、特定条件下では1コンボで5~7割持っていく事もある。 代表例は花モードの背後壁密着状態からの 連続対空投げコンボ で、投げ3回+弱攻撃×nでダメージが5割に達する事も。 単純かつ非常に強力なノーゲージコンボで、壁際にいる花モードはまさに獲物を待つ 肉食植物 である (対空投げには最新版で弱体化が入っており、旧Verでは6割を越していた)。 あと基本的に傘は喰らい判定が無いため、傘で攻撃する草モードは攻撃判定が凶悪な程強い。 特徴的・代表的な特殊技・必殺技 両モード共通 アスター 切り替え技 蹴りながら回転し、素早く傘を開閉しモードを切り替える技。コンボにも組み込める。 スタートボタンでの切り替えより素早く、隙が少ないので通常の切り替えにも重宝する。 甘藍(かんらん) 花モード系 傘を開いてタックルする技。草モードの場合は花モードへ切り替わる。 距離は短くガードで不利ヒットでも追撃不可だが、花モードで出すと小パン並に発生が速い。 椿(つばき) 草モード系 傘を閉じで斬り上げる昇龍技。花モードの場合は草モードに切り替わる。 2012verで弱中強に差別化がなされた。弱中強で、強版ほど前へ踏み込み上へ上る。 中版・強版にのみ根本空中ガード不可、草弱版の無敵は短め、草中版は発生後少しまで無敵、 草強版は無敵がやや遅れてつくように、花強版にも短いながら無敵がついた。 花モード クレマチス くらい状態の相手も掴める対空投げ。ワイヤー状態で後ろの壁まで飛ばす運送技ならぬ発送技。 後ろが壁だと弱攻撃から再度掴める上、壁に密着していれば表に落ち更に投げる事が可能。 前述した連続対空投げコンボがコレ。クレマチスコンボ、再発送コンボとも。 2012verで威力が弱体化したが、それでも十分な火力がある。 ビオラ 空中バラマキ射撃。攻撃判定のある複数の花がゆっくりと落ちていき、相手を阻む。 この技を開幕に出して牽制し、地上で設置を増やすというのが花モードの定石。 水仙(すいせん) 所謂当身技で、打撃を取ると相手を蹴りあげる。ジャンプキャンセルすれば追撃が可能。 打撃を取れる間は飛び道具も取る事ができ、花の弾を弾き返す。 花設置各種 指を鳴らして花を設置する。設置は種類ごとに設置数制限があり、一種類を大量に置く事はできない。 代表的な設置技 簡単な解説 向日葵(ひまわり) 画面の左右中央orキャラの前に3本発生しコマンド入力で種弾を発射する。横へは各1発、上へは各3発ずつ発射。 蔦(つた) かかった相手を2秒程拘束する。長い溜めを必要とする技が一部確定する。 薔薇(ばら) 空中にしばらく残り、かかった相手を0.5秒程拘束する。空中でも出せる。 ちなみにアイテム以外の設置技は攻撃で破壊する事が可能。 ただし設置を破壊されるとゲージが僅かに上昇する。 草モード キングプロテア ゴルフのように斬り上げる技。溜める事もでき、最大タメではガードをクラッシュさせる。 当てるとジャンプキャンセルでき、地上弱中強 キンプロ jc j弱中強 ダリアは基本コンボ。 竜胆(りんどう) 発生までアーマーの技。固めなどで暴れつぶしに使ったり、リスクの少ないリバサとして。 薊(あざみ) 連続突き。攻撃判定と有利が優秀で、蝶必殺技も安定して確定できる。 ガードさせても7Fも有利があり、距離や相手によっては蹴りが1Fだけ確定する。 一人静&二人静(ひとりしずか・ふたりしずか) 分身技。二人静は草モードでは貴重な遠距離攻撃。 一人静は二人静のような動きで本体が攻撃する中段攻撃。 ちなみに分身はHelperTypeがPlayerである為AIなども分身へ反応しやすいという仕様。 月下美人(げっかびじん) 花びらを巻きながら攻撃し相手のゲージを1/4本ほど減らす技。対地上では当てて不利。 セラストラス 発動後しばらくの間、攻撃力が激減し、その分攻撃でゲージが増加するようになる技。 2012verで強化され、本来なら体力を1/2弱くらい減らす攻撃を与えて1本増加するように。 ※他、セラストラス中は月下美人による相手のゲージ減少量が約0.4本に増加する。 ゲージ効率と蝶必殺技について ゲージは0.8本まで自動増加し1本までならゲージ溜めも非常に速い。 だが1本を超えるとゲージ溜めは非常に遅く、加えて元々攻撃ではほとんど増えないので、 1本以上はゲージ効率が絶望的に悪い。一部ゲージを溜めるための技はあるものの難点が大きすぎる。 しかしゲージ効率が絶望的な分、高ゲージ技は非常に強力で、3ゲージ技でも直撃させれば6~7割、 4ゲージなら完全直撃で10割超え、5ゲージに至ってはガード不可(投げ判定)の即死技という凶悪さ。 その為常時ゲージMAXなどの特殊な状況では強さが数段跳ね上がるが、 通常ではタッグであっても滅多に使えないロマン技ばかりである。 代表的な蝶必殺技 花モード1ゲージ技「幻想花」「オードリー」 通常の設置技よりも耐久性や持続性があり、上手くヒットすれば威力も高い。 花モード 3ゲージ技「ゼフィランサス」 草モード3ゲージ技「デンドロビウム」 花モードでは所謂マスタースパークを放つ。通称元祖マスパ。発生が遅め。 草モードでは相手を串刺しにしてマスタースパークを放つ打撃投げ。通常技から確定可 (ちなみにサイサリスという技は無い)。 両モード4ゲージ技「アスポデロス」 分身してマスパを撃つ、別名デュアルスパーク。 モードによって性能は違うが両方直撃で10割を超える。ただし発生が絶望的に遅い。 花モードでは自分の上側に分身を発生させ、横方向と斜め下への射撃。 草モードでは画面上両端にワープ&分身し、左右から画面中央地面へ射撃。 花モード5ゲージ技「鏡花水月(きょうかすいげつ)」 即死技の当て身投げ。相手の体に花を咲かせる。 攻撃を受けてから「投げ判定」で相手を掴むため、それを回避されると不発。 草モード5ゲージ技「少名彦薬根(すくなびこのくすね)」 即死技の投げ。掴んだ手からのマスパで相手を消し飛ばす。 コマンド投げだが暗転1Fの発生12F。やられ動作中の相手は掴めず確定する状況は限られる。 + 他の蝶必殺技 花モード 1ゲージ技「ヘリアンサス」 所謂波動拳に対する真空波動拳。波動コマンド射撃「サンフラワー」の強化版。 2ゲージ技「日車」 花映塚のEXアタックのように花を降らせる設置技。ランダムだが制圧力は中々高い。 草モード 1ゲージ技「アゲラタム」 波動コマンド連続突き「薊」の強化版乱れ突き。壁際だと目押し蹴りで拾える事も。 1ゲージ技「エピフィラム」 所謂竜巻に対する真空竜巻。「月下美人」の強化版。相手ゲージを0.9本ほど減らす。 2ゲージ技「アルラウネ」 蝶必殺投げ。暗転1Fの発生9Fだがやられ中の相手も掴める。地○の断頭台。 蝶必殺技の無敵・無敵動作について ちなみに蝶必殺技には 始動の無敵が全くと言っていいほど無い 。 投げ系やマスパ系の攻撃判定発生中にある程度で、 使い易い1ゲージ技は無敵が一切無く リバーサルに超必殺技はほぼ使えない のだ。 しかしノーコストでなら花のワープダッシュや草のバックステップ、 防御ボタンでの花のシールドや草の回避ステップ、草モード椿など、 使い勝手の良い無敵動作・無敵技は十分備わっている。 タッグ戦について ゲージ効率の関係からタッグ戦に期待される事もあるが、性能的に タッグは苦手 である。 設置技などは破壊する事が可能なため、攻撃の入り乱れるタッグ戦では機能しづらいし、 ゲージ効率が改善されても確実にゲージ技が決まるわけではないので、 タッグ戦で幽香が化けるという事は難しい。 むしろ幽香が1ゲージタンクになって1ゲージ技をぶっ放しまくる相方が化ける方が多いかもしれない。 特殊カラー他について 7Pカラー以降は 性能強化カラー で、Defファイルの設定を変更すると使えるようになるが、 本来は特殊カラー自体趣旨に反するもので 使う事を想定していない との事。 通常の戦闘には向かないので要注意。 + 12Pについて 12Pについて 常時回復と即死技などのお陰で狂となるが、狂と戦わせると、 相手によってはずっと殴られ続けて死ぬ事もできないアルティメットマゾヒスティッククリーチャーサンドバッグに。 生命力と即死から狂上位とも言われるが、同じランクのキャラと戦うと大体何もできないし、 一応同キャラの即死技でも殺せるように、ちゃんと殺そうとすれば死ぬ。 12P狂化 ADI氏のAIパッチには12P狂化スイッチという設定があり、ONにすると12Pが 狂化 される。 試合を続けていくと狂化レベルが上がりLv1では蝶必殺技無敵程度だが、Lv4は分身の即死技がでる。 反面、常時回復に制限が付き通常技でも死に易くなった。通常12Pの死ぬ技なら大体死ぬ (狂化レベルが画面した端に表示される。レベルの固定設定も可能)。 尚ADI氏AIの初期の通常設定では5ゲージ技を使わないので、ただゲジマユにしてもエルクゥには勝てない。 設定はちゃんと確認しよう。 製作動画】 ADI氏によるAIパッチが公開されており、通常では草花を切り替えて戦うほか、固定などの設定も可能。 通常初期設定では並~強の境辺りとの事。氏の設定ではゲージ技を狙うがやや弱くなる。 なお2011verでのADI氏のAIパッチ通常設定,AI強制起動,Lv11が、 強ランクの審査員に丁度いい強さと言われており、2011verが本体・AIパッチ共に残されている。 新しい2012verではどの程度かは不明。審査員としては旧の2011verの本体・AIを使おう。 + moiky氏製作 スク水ゆうかりん moiky氏製作 スク水ゆうかりん 秋穣子を製作したmoiky氏によるスク水を着たゆうかりん。最新は2012年11月13日版。 目指したのは強さのランク強の上辺りから凶に片足突っ込む程度。 尚、基本的に カラーによる性能の違いは無い 。 基本的にカラーによる性能の違いは無い。 スク水などのネタ元はオレンジゼリー氏による二次創作「夢の東方タッグ編」からで、 ネタ元同様飛び道具は一切無く、ネタ元の技やプロレス技などで構成されている。 基本動作は遅く、ダッシュがなくジャンプもゆっくり。 あと とても揺れる 。2ゲージ技用のカットインでも 揺れる 。さらに 脱げる 。 攻撃力が非常に高く、コンボするとノーゲージで4割、ゲージがあれば9割~10割にも達する。 だたしJuggle値(空中コンボの制限数値)が設定されてるため、永久は3ゲージ×n以外無い。 それに加え 攻撃の発生は中々素早く (基本動作は緩慢)、技の発生も 遅くて16F 程度。 始動無敵の昇龍技は差し込みやすく当たればフルコンボへいけ、 ガードの硬い相手には便利な投げ技が入るなど、攻撃性能は高い。 デフォルトのAIではコンボをあまり狙わないのでそれほど凶悪ではないが。 しかし基本動作が遅いため立ち回りが非常に難しく、 ガン逃げをする相手には得意の間合いに入る事ができない弱点もある。 近付けない上にゲージを溜める暇すら無いと詰む事も。 更新で前転が新しく付いたため比較的マシにはなったが、やはり逃げられると辛い。 + 代表的な技 代表的な投げ技 通常投げ(エルボースマッシュ) 発生4Fの投げ。間合いはKFM1体弱。 相手が空中受身できるかどうかで追撃の可不可が決まる 。 しかも奪ったステートから空中受身をさせるため、 基本受身をするタイプのAIであっても最速受身できるとは限らない。 Commandを特殊な仕様にすれば、ほぼ確実に最速受身させられるが。 対空投げ「アイアンクロー」 発生5Fの対空投げ。ただし地上の相手も掴める凶悪性能。 通常投げと同様、相手の空中受身で追撃できるかどうかが決まる。 コマンド投げ「マウントパンチ」 発生2Fのコマンド投げ。間合いはKFM1体分ちょっと。 技後の追撃はできないが、ゲージがあれば技の最中に追加コマンド入力で、 1ゲージ技「ハンマーパンチ」から、+1ゲージ技「STF」まで派生がある。 STFまで派生すれば 威力は5割超え 。ゲージがあったら近付けない。 突進投げ「タックル」 発生10Fの移動投げ。間合いはKFM2体分~持続で3体分まで届く。速くて長め。 掴むと「マウントパンチ」か、ゲージを削る投げ技の「回転踏み」に派生可能。 「マウントパンチ」ならゲージがあればさらに派生可能。 2ゲージで合計6割 飛ぶ。 この他に、受付開始5F持続+11Fの当て身投げで受身不可で追撃確定の「前歯捻り」、 発生4Fの相手が空中でも地上でも掴める空中投げがある。 2ゲージ投げの「タワーブリッジ」は後述。 代表的な必殺技 突進攻撃「ラリアット」「ロングレンジラリアット」 通常のラリアットは発生7Fで射程が短め、ロングレンジは発生16Fで長め。 追撃できず、屈まれると命中しないが 立ちガード・空中ガードが不可 で、 攻撃判定発生中無敵 という意外と凶悪な技。 昇龍コマンド技「カンフーアッパー」 キレのあるアッパーで始動から攻撃判定発時点まで無敵。発生は9F。 特筆すべきは攻撃判定が 持続+7F な上、攻撃優先度が高めで 弱い攻撃は一方的に潰せる 。 射程は短いが、壁際ヒットならフルコンボ。壁際ならコンボパーツとしても優秀。 昇龍技「真空飛び膝蹴り」 飛び膝蹴りで始動から攻撃判定発生時点まで無敵。発生は7F。 持続は+15F で「カンフーアッパー」同様、攻撃優先度が高めで 弱い攻撃は一方的に潰せる 。 アッパーに比べて射程も長く、基本コンボや投げ追撃にも使える。 この他にも発生9Fでヒットからフルコンも入る立ち下段「踏み付け」、 発生13Fで射程が長めの立ち下段「トラースキック」、 発生11Fのガードされても不利の少ない中段技「ドロップキック」、 移動距離が長く速めの中段「あびせ蹴り」など、中下段もいやらしく揃っている。 超必殺技 1ゲージ超必殺技突進「ショルダーチャージ」 暗転4F発生4F(AIガード困難)で、攻撃動作中ほぼ無敵の突進技。1画面分は進む。 数ある技の中でも段違いに凶悪な技で、無敵で近付ける上、ガードされても不利-2Fのみ。 コンボに使いやすく、ショルダーチャージからコンボする事もでき、 ショルダーチャージ→ショルダーチャージも可能で、しかも ゲージが溜まる 。 「フルヒットで0.5ゲージ溜まる」 仕様 で壁際3ゲージから 最大5回 出せる (補正の関係でそれだけで10割には達しないが、ルート次第では10割に達する)。 無敵があるので遠距離から近付くのに重宝し、飛び道具を出す隙を差し込み易く、 空中ガード不可なため対空にも便利。立ち回りにもコンボにも攻撃の要である。 この技の弱点は ガードから不利を狙った1F投げ と 当て身投げ くらい。 2ゲージ超必殺技投げ「タワーブリッジ」 暗転1Fの発生2Fで空中の相手も掴める超必投げ。間合いはKFM2体分弱。 技自体の威力も4割ちょっとと強力だが、この技も相手の 空中受身次第で追撃可能 。 強力な技に見えるが、2ゲージあれば暗転無し発生2Fの「マウントパンチ」から5割が確定、 「タックル」なら6割いける他、対空なら1ゲージ技も優秀なため使い所が意外と無い。 乳揺れカットインを見たい人用 3ゲージ超必殺技全画面味方殺し攻撃「公開撲殺ショー」 暗転4F発生14Fで動作中常時無敵、空中ガード不可の全画面味方殺し攻撃。 直撃すれば7割弱、ガードしても2割強削る。補正は強いがダウン追撃も可能。 3ゲージある状態で相手が飛ぶと7割弱飛ぶ。 壁際だと 追撃で 死ぬ 。 ちなみにコンボでは補正がかかるため「公開撲殺ショー」を使った10割コンボは、 相手壁際「公開撲殺ショー」始動以外に無かったりする。そうでなくとも桁違いに強いが。 総合すると 1ゲージあったら→下手に技を振れない。(ショルダーチャージが刺さる) 2ゲージあったら→下手に近付けない。(タックルから2ゲージ派生6割) 3ゲージあったら→下手にジャンプできない。(公開撲殺ショー7割弱~即死) 強さは通常設定で凶に入るかどうかだが、 設定で 体内結界 というアーマーを開放すると凶の下位程度にはなる。 + 体内結界の性能について 攻撃を受けても怯まないがダメージは多少通るアーマーで、 設定された 体内結界ゲージ量 分のダメージ(初期100)を受けると剥がれ、 剥がれた後は時間経過で復活する。剥がれた後の回復以外では回復しない。 アーマー中のダメージは「打撃は20%軽減・射撃は80%軽減」で、更に通常攻撃ではほぼKOされなくなる。 欠点として昇龍技やショルダーチャージなどの無敵中もアーマーには攻撃が当たってしまう。 体内結界ゲージ量を増やせばより長く耐えられるものの、 剥がれてからの回復にも時間がかかるようになる。 体内結界ゲージ量を1000など大きな数値に設定すると、ほぼ常時アーマーとなり狂クラスになる。 ライフよりも遥かに大きい数値であったりすると、 その分結界ゲージを削り切るまで通常攻撃ではKOできない仕様になる。 簡易AIがデフォルトで搭載されており、コンボは使ってこないが通常設定で強の上~凶に片足程度。 アーマーONでは凶の下、アーマー設定1000ならエルクゥを倒す。 3ゲージ技は味方殺し技なので封印できるスイッチも付いている。 七頭身幽香のAIを製作したADI氏によるAIパッチも公開されている。 こちらはコンボを決めてくる為通常設定でも凶の下、アーマーONならほぼ凶となる。 アーマー設定1000であれば軽々とエルクゥを倒す。 またAtk設定を下げると強程度までAIが弱くなる弱体化スイッチや、 超必殺技を封印出来るスイッチなどがついている他、12Pを 狂化 するスイッチも別に付いている。 但し狂化スイッチOFFの12Pは通常と一緒なので注意。 狂化状態では点滅するのでそうでないかはすぐ分かる。 ADI氏AIパッチはデフォルトのカラーが通常と異なる他、画面外から入場するイントロが付いている。 それ以外にもシングル時にjuggle値ゲージ、AI起動時に下側へ小さい幽香が表示されるなど区別しやすい。 + moiky氏製作 USC風見幽香 moiky氏製作 USC風見幽香 上記のスク水ゆうかりんをベースに服を来た Ultimate Sadistic Creature な幽香。 究極加虐生物の名に恥じないドSないい笑顔での攻撃が印象的。 スク水ゆうかりんより身長がやや低くなっており胸を揺れない。追加されたカットインは揺れるが。 2012年2月11日に一応の完成版となり、それからいくらか調整が行われ現在は2013年4月3日版が最新。 スク水ゆうかりんと比べると火力は抑えられており、ランクは強程度。 移動速度は同じくらいだが、ジャンプがやや高く、一応ダッシュが使える。 打撃・射撃・投げの3ボタン+ゲージ溜めボタンの方式と、ボタンが一つ射撃ボタンになっており、 1ボタンで通常飛び道具が打てる他、コマンドで一瞬で画面端まで届く飛び道具のレーザーも撃て、 投げは移動投げなどは無いものの、スク水と同じような威力の抑えられた投げ技を幾つか持っている。 打撃はスク水と異なりチェーンコンボが搭載されている上、通常技から必殺技へのキャンセルも付いているが、 チェーン後からの必殺技へのキャンセルは無い。通常からは必殺技かチェーンコンボのどちらかである。 超必殺技には傘での連続突きや突進突き、射撃では全方位射撃や、接触で爆発する巨大ボム設置など、 運送投げもある他、もちろん幻想「マスタースパーク」と幻想「デュアルスパーク」もある。 ただしマスタースパークは広範囲射撃だが、デュアルスパークは 投げ技 である。 当初は公開撲殺ショーも使えたが、更新により削除された。 7P以上のカラーは性能強化カラーで、ゲージの自動増加が追加される他、1ゲージでの喰らい抜け攻撃が使用可能に。 12Pカラーの場合はゲージの自動増加量が増える上、超必殺技に無敵がつき、デュアルスパークが即死技となる。 デフォルトでAIが搭載されている他、IX氏、>天<氏によるAIパッチが公開されている。 前者は2013年9月5日に公開された。5段階にレベル調整が可能。DLは氏のOneDriveから。 後者は2013年9月10日に公開された。レベル設定は無いが「公開撲殺ショー」使用スイッチ、ワープ無敵スイッチのON/OFFが設定できる。 + 404氏&わりばし氏製作 風見幽香 404氏&わりばし氏製作 風見幽香 ドット絵が404氏製、キャラCNSがわりばし氏製の五頭身の幽香。 仮完成との事で技は少なめだが、使用自体に問題はない。 3ボタンキャラで、立ち・屈み・空中の攻撃がそれぞれ1つずつ、 必殺技は3ボタンそれぞれに1つずつ、超必殺技が2つ搭載されている。 超必殺技には分身する技もある。 デフォルトAIも搭載済みで、強さは並ランクと言った所。 + oga氏製作 幽香ちゃん oga氏製作 幽香ちゃん 黄昏頭身のオリジナルドットで、可愛らしいグラフィックとは裏腹に、 凶悪な性能と超反応を備えたボス想定のキャラクター。 基本的にプレイヤー操作は想定されておらず、専ら挑戦/鑑賞用キャラとして調整されている。 カラーによって性能が大きく変化するようになっているのでうまく使おう。 ちなみに初期から比べると更新によってかなり調整が入っている。 なお、この幽香の超必殺技はビームではなく、 相手を画面外までぶっ飛ばす「超ゆうかりんパンチ」となっている。 製作動画 + ありゃー氏製作 風見幽香 ありゃー氏製作 風見幽香 手描きドットで、疑似非想天則仕様。最終更新日は2012年11月18日。 必殺技には表と裏が設けられており、yu-ka -2.cnsの必殺技表裏セットで初期状態の設定変更できる他、 0.5ゲージ消費する事で表裏の切り替えが可能。超必殺技も表と裏に分けられている。 特殊カラーもあり、10Pはスキルレベル最低値が2・攻防力1.2倍・体力50%以下で常時花鳥風月、 11Pは飛び道具&設置に発生保証・常時体力回復&開花・体力低下で常時今昔・スキルレベル最低値が5・スキルチェンジノーゲージ、 12Pは常時ゲージMAXと強化される。 AIは未搭載だが、エトワール氏によるAIパッチが公開されている。 + GS氏製作 のうかりん GS氏製作 のうかりん 現在はseki-rou氏のOneDriveで代理公開中。 麦わら帽子を被ったゆっくり顔の何か。KFののうかりんから改変して製作されている。 各所にネタが見える動作で攻撃を行い、超必によってはおもむろにギターを弾いた後に攻撃する。 必殺技でも微量のゲージを消費する。 AIは未搭載だが、Silvan氏によるAI 性能改変パッチが公開されている。 + ありゃー氏製作 旧作幽香 ありゃー氏製作 旧作幽香 2013年10月8日に公開された、ズボンを着用した旧作の幽香。 同氏の風見幽香と同様に疑似天則仕様で、必殺技に表裏が存在するシステムも共通。 花の弾幕・コマンド投げ・レーザーと共通項を維持しつつ、使い魔召喚や霊魂化といった技も。 ドットからしてそうだが、同じ動作の無い新規の性能で作られている。 AIは未搭載だが、エトワール氏によるAIパッチが2017年5月7日に公開された。 作者曰く「動きが気紛れかつ強さは控えめ」との事で、 ガードは緩めだが弾幕のバラ撒きと近接による合わせ技は中々の強さ。 紹介動画 アレンジ・改変系 + NS氏製作 アレンジスク水ゆうかりん NS氏製作 アレンジスク水ゆうかりん AIパッチ製作者でもあるNS氏によるMoiky氏のスク水ゆうかりんの強クラスアレンジキャラ。 アーマーが削除されている・全体的な火力の低下など、大幅な調整により、 およそ強クラスに収まるようデチューンされている。性能は別キャラと思ってもいい。 またヒットスパークやSEの追加など演出も調整され、見栄えが良くなっている。 力を解放するイントロがついているのでイントロでも区別できる。 AIも氏によるものがデフォルトで搭載されている。 主な変更点は上記・下記しているものの他、ボタン配置・一部コマンドの変更、 パワーゲージ関係の調整、一部無敵の弱体化、技の挙動が鈍重になり不利が多くなったなど。 短距離のラリアットや真空飛び膝蹴りの無敵がなくなっていたり、 地上必殺技・ドロップキックの中段判定が無くなっていたり、 ラリアット系のガードが全て可能になっていたり、あびせ蹴りも有利が短くなったり。 1ゲージ技のショルダーチャージも無敵が短く、2~3ゲージ技は無敵が無くなった。 追加技・強化などについて 基本は弱体化だが単純な弱体化だけではなく、極一部追加・強化されている点もある。 基本通常技から必殺技のキャンセルは不可だったのが一部可能に。 通常技の下段が屈みキック限定になった代わりに、全ての通常技が空中ガード不可に。 カンフーアッパーの発生Fが+1Fされた代わりに、空中ガードが不可に。 長距離ラリアットの無敵が短くなった代わりに、射程が伸びた。 ドロップキックは 当てて不利 ・空中使用不可に・中段判定まで消えた代わりに、空中ガード不可に。 空中投げが無くなり、代わりに地上から飛び込んで掴む「ブルドッギング・ヘッドロック」が追加。 2ゲージ技「タワーブリッジ」が空中の相手を掴めなくなった代わりに 発生が1F に。 3ゲージ技「公開撲殺ショー」が削除され、「公開折檻ショー」という下段判定の移動投げが追加。 あと一部攻撃判定の調整・強化をしている技もある、との事。 キャンセル受付とヒットストップが短いため、高速で入力しないとキャンセル自体できないが、 通常技ヒットからの追撃が、空中ヒットであっても可能になっている。 一部は削除されたが新たに空中ガードが不可になった技もあり、対空性能はさして落ちていない。 「ドロップキック」の不利は相手を遠くへ飛ばせれば問題ないが、壁際などだと反撃確定。 「ブルドッギング・ヘッドロック」は立ち相手のみの投げ技だが、 空中投げなため、特にAIは空中の相手に屈むなんてまずしないため反応がし辛い半ばAI殺しの技。 「タワーブリッジ」はMUGENの仕様・処理の関係上2P→1PだとAIでも超反応回避がほぼ不可能。 「公開折檻ショー」は非常に移動が速くて長く、発生後10Fで大体0.8画面分ほどまで到達するほど。 ただ公開折檻ショーは下段ガードが可能な上、無敵が無いので遠距離に対しては潰されやすいが。 かなり弱体化していても、スク水ゆうかりんはスク水ゆうかりんという程度の強力さを保っている。 ただし、アレンジされた時期が本体に前転が追加される前であったため前転が無い。 無敵が大幅に削除されているのもあり、距離を取って射撃のみをしてくる相手にはほとんど詰む。 ちなみに乳揺れカットイン・脱衣KOが追加される前のアレンジなのでそれらも無い。 早すぎたんだ! + ADI氏製作 Another YUKA(アナザーユウカ) ADI氏製作 Another YUKA(アナザーユウカ) 七頭身幽香、スク水ゆうかりんのAIパッチ製作者でもあるADI氏による、Moiky氏のスク水ゆうかりん改変キャラ。 配色からスク水ゆうかりんと異なり、褐色の肌・ピンクの髪・薄紫のスク水というデフォルトカラー。 服も色も幽香の要素がほぼ無くなり、スク水ゆうかりんを知らないと一見では幽香とは分からない。 AIも氏によるものがデフォルトで搭載されている。 最新Verは下記動画その1の動画説明またはマイリスコメを参照。 大ポトレ・カットイン 大ポトレ・カットインは氏によるイラストに差し替えられている。 元のスク水ゆうかりんでもあった 乳揺れカットイン の他、 脱衣KOカットインも健在 で、 超必殺技のゲージ消費量別でカットインがそれぞれ異なっていたり、 3ゲージ必殺技では最中にカットインが入る他、勝ち負け演出用にもカットインがある。 カットインの種類 (v1.2からゲージ技のカットインの配置が変わっている) 1ゲージ始動:通常のイラストカットイン(たまに大ポトレの元イラストになる) 2ゲージ始動:大型の 乳揺れカットイン (揺れ方が地味に変化) 3ゲージ始動: アニメーションカットイン(乳揺れ) 。たまに入り方が異なるODモード中3ゲージ始動:通常とは別の アニメカットイン 。通常でもたまに出る 3ゲージ技最中:技4種に別々のイラストカットイン(細かい明暗入り) 挑発・試合勝利演出:立ち絵カットイン(表情が多彩) 敗北KO演出: 脱衣KOカットイン を含む、負け演出用カットイン 大別して11種類あり、細かい違いを合わせれば更に多い。 なおカットインは全てカラーパレットファイルに対応していて、 例えばスク水ゆうかりんのカラパレや新しく作った独自のカラパレでも表示してくれる。 基本コンセプト 既存の幽香のイメージであるゆったりとした動きとは対照的に中々 素早い 。 「10割・永久のほぼ存在しない超コンボキャラ」をコンセプトとして作成されており、 コンボでゲージを貯めて、超必殺技で 一発を狙うキャラ になっている。 強さは強に届くかどうか程度との事。 基本性能 攻撃はパンチ・キック×強・弱の4ボタン式。 ダッシュが低空ジャンプ型で、空中ジャンプ空中ダッシュが合計2回まで可能。 ジャンプ・空中ジャンプ後は前後キーで僅かに移動できる。 通常攻撃28種・必殺技24種・超必殺技12種もあり、合計すると 64種類 。 流石にほぼ2キャラ分の技を持つ七頭身の幽香には及ばないが非常に多彩。 通常攻撃は立ち屈み空中の他、立ち前・立ち後ろ、空中前・空中下の技もあるため多い。 また必殺技の6種が投げ技、それとは別に2種が当て身投げ、超必殺技も3種類が投げ技で、 投げ技は一部を除いてコンボに組み込める仕様である上、最も火力の高い技も投げ技と、 単なるコンボキャラではなく、半分テクニック系の投げキャラとも言える性能をしている。 飛び道具はゲージ技にしかないが、全画面攻撃が必殺技にある他、 必殺技に無敵は無いものの前転回避にワープ移動と相手へ近付く手段はある。 コンボ・ゲージ関係 非常にコンボがしやすい仕様になっているが、反面コンボ制限のシステムが非常に厳格。 長いコンボをする事が難しく、長いコンボをしても攻撃力補正でダメージが全く伸びない。 しかしダメージが伸びない代わりにゲージの上昇量がヒット数に応じて増え、 長いコンボをするほどゲージを稼げるというシステムになっている。 ゲージ上限は10本でラウンド毎に1本供給され、ダメージを受けたりガードしてもどんどん増える。 ただし ゲージが1本より多いと自動減少する 他、 相手に与えるゲージ量も多い 。 攻めるほど相手のゲージもどんどん溜まる。 超必殺技は基本的に、1ゲージ技は切り返しに使いやすく、2ゲージ技は射程が長め、 3ゲージ技は高火力が期待できるといった特徴がある。 また1ゲージ消費で前転回避・ワープ回避がガードキャンセルに使える。 攻撃・喰らい判定 なお通常技は全体的に動作が短めで、命中すればジャンプキャンセルできるなど不利は少ない。 また全体的に 攻撃判定が広め に設定されているため、そういった理由からもコンボしやすいが、 攻撃時の喰らい判定がほぼ全て攻撃判定より一回り広く、 しかも 攻撃判定の発生前からくらい判定が広がっているため、攻撃範囲の広い技ほど潰されやすい 。 さらに必殺技は昇龍技でも無敵がないため、中距離での刺し合いが非常に苦手。 前転回避やワープ回避で近付こうにも隙があるので無闇に使うと簡単に差し込まれる。 しかもくらい状態でのくらい判定も大きめで、非常にコンボされやすい。 コンボも火力用のコンボでならそれほど低くなく、ゲージ技も当たればそこそこの威力があるなど、 全体的な性能も酷いわけではないのだが、苦戦を強いられやすい性能をしている。 12P + 12Pカラーについて 氏制作の七頭身幽香、スク水ゆうかりんのAIは12Pを狂化するスイッチが付けられていたように、 Another YUKAでも12Pは狂化されている。 主な狂化点は 攻撃力防御力の上昇・無敵の追加など諸々の強化。非常にコンボされにくい。 ゲージがオーバードライブモード中でなければ常時MAX。 オーバードライブモード中の3ゲージの攻撃が全て 即死技 に 3ゲージ全画面攻撃 ステージブレイク にReversalDefでの即死も追加。 3ゲージ投げ二種類も全画面攻撃判定+全画面当て身投げ判定で掴むように。 AIでは常時起動にすると開幕オーバードライブモード発動、 すぐさま3ゲージ全画面のステージブレイクで即死を狙ってくるため、 通常のキャラではまず太刀打ちができない。 ゼットンを倒せるため多分狂上位との事。 + にんにく氏製作 ストレプトフュカ にんにく氏製作 ストレプトフュカ oga氏の幽香ちゃん改変で、緑豊かな植物をイメージした特殊仕様改変。ポトレからすると諏訪大陸に次ぐシリーズのようだ。 初公開は2012年4月4日だが、2013年6月13日の更新で仕様が変わり、ほぼ別キャラになった。 両バージョンの共通点は以下の通り。 移動速度が遅く、ジャンプできない。 地面に触れると植物が生えてくる。効果は旧版と最新版で異なる。 攻撃方法は傘や拳で殴り付けたり、自然の植物の力(花粉飛ばしや消化液等)を使ったりする。 栄養繁殖で2人に分裂する。分身ではなく分裂なので体力が半分になる。さらに接合を行うと3人に増えるが、どれが偽者という事もなく全てが本物。その為に戦っている姿は差がなく全てヘルパーのみ。 旧版 本体は殴られてもダメージを受けず、代わりに本体の周りに3体の見えないオトモが存在しており、 オトモが殴られる事でLifeが減っていく仕様となっている。 オトモは3体毎に異なる特性を持っており、Lifeも個別に管理されている。 生えてくる植物は4種類に分かれており、それぞれの成長度によってステータス上昇、体力自動回復等と性能が強化される。 時間が経てば自動的に育つが、相手を攻撃した時に出る血液を与えるとより成長が早まる。 1P~4Pは成長度0、5P~8Pは成長度50、9P~12Pは成長度100からのスタートになっている。 詳しい性能は下記の動画かキャラのリドミを参照の事。 最新版 旧版と異なりオトモが存在せず、生えてくる植物の種類も1種類に統一された(グラフィックはこれまで通り複数存在)。 体力ゲージが「細胞数」、最大体力が「成長度」、受けだダメージが「死んだ細胞数」となっており、 時間経過、もしくは一部の技で養分を稼ぐ事で成長するようになった。 大半の攻撃で細胞を消費する(ダメージを受ける)が、死んだ細胞数はそのまま攻撃力や防御力になる。 さらに相手が生えている植物の中にいると常時アーマー状態となるため、「自分を痛め付けるほど強くなる」キャラと言える。 1P~4Pは成長度1000、5P~8Pは成長度3000、9P~12Pは成長度9000からのスタートになっている。 + ni-san氏(ニーサン氏)製作 Sexy Dinamiteゆうかりん(Sゆうかりん) ni-san氏(ニーサン氏)製作 Sexy Dinamiteゆうかりん(Sゆうかりん) Moiky氏のスク水ゆうかりんをドット改変したアレンジキャラで、 超姉貴なゆうかりん 。 ドット改変でスクール水着からビキニとなっており、カットインにはmoiky氏のイラストが使われている。 同氏の他の製作物と同様、moiky氏により代理公開されている 元ネタ ダイナマイトの綴りが「D y namite」でないのは、上記の動画で使われているBGMが「Sexy D i namite」という名称のため。 なお、スペルミスでなくイタリア語などではこういうスペルである。 特徴 特徴はなんといってもボディービルの ポージング 。 ポージングすると通常のパワーゲージの他 セクシーダイナマイトゲージ (以下SDゲージと略す)が溜まり、 SDゲージが多いほど 攻撃力がアップ し、最大では特殊なポージングが使用可能に。 一応ポージングをしなくてもSDゲージは時間経過でごく僅かずつながら増加。 またポージング中とダッシュ中はグレイズ、 飛び道具無敵 となっており悠々と避ける。 体力が一定以上減っても攻撃力が上昇し、SDゲージ分を合わせると最大1.5倍ほどまで上昇。 技 スク水ゆうかりん同様のプロレス系で、改変ドットなどでも技が追加されており、 定番のスープレックスや、スク水ゆうかりんとは違うモーションの空中投げも搭載されている他、 必殺技として 地獄の断頭台 を使えるようになっている。 2ゲージ技マスタースパークの「フラワースパーク」は、相手の最大体力・基本防御力を基準にした 割合ダメージ で、 SDゲージが多くても威力は上がらないが、その分発生が早くなる。 3ゲージ技 U・S・C」 は2回転コマンドの発生2Fの投げ技で、 技のフルコースをお見舞いし、〆に超高高度からの地獄の断頭台で相手を粉砕。 通常でも6割を超すダメージを与えるが体力やSDゲージの状況で7~8割に達する事も。 SDゲージが最大の時、SDゲージを全て消費して出せる「モスト・マスキュラー」は始動から飛び道具無敵、 途中から 完全無敵 となり、 全画面 かつ ガード不能 。 コレ自体にダメージは無いが、命中した 相手をピヨらせるので追撃が可能 。 SDゲージが空になるため攻撃力は減るが、 U・S・Cでも追撃が可能 なので非常に強力。 なおポージングで飛び道具を回避しながらゲージを増やす事ができるため、 飛び道具中心の相手にはゲージを溜めやすく、ダッシュでグレイズしながら近寄れるのでかなり有利。 AIはデフォルトで搭載されており、メジャーなレスラーキャラと五分に調整されているとの事だが、 飛び道具を多用する相手にはポージングを多用するためゲージが非常に溜まりやすく、 飛び道具を多用するが射撃と打撃を重ねては来ないタイプ相手なら、かなり強い相手にも奮戦する。 + 製作動画まとめ + RicePigeon氏製作 Yuuka_RP RicePigeon氏製作 Yuuka_RP 海外の古参東方キャラ製作者RicePigeon氏による、moikyのUSCの改変版。 弾幕を持たず、移動速度が非常に遅いという立ち回りの辛いキャラだが、 東方キャラとしては発生が早く、判定が非常に強いという性能を持っている。 AIは標準搭載されている…が、2016年1月現在のバージョンでは機能していないようだ。 たとえAIが機能したとしても、性能等を考慮すると並ランクに収まると思われる。 氏のキャラ恒例でボイスが搭載されているが、珍しく英語の音声をチョイスしており、 低音で攻撃する事を楽しむように笑ったりする。コワイ! + 製作者向け:それぞれのNAMEについて それぞれの幽香の内部のNAMEは全て異なるので、p2Nameで特殊イントロなどを対応させたい場合は注意しよう。 但しAuthorName(製作者名)の条件も忘れずに。新たな幽香が出てきて重なるかもしれない。 製作者・キャラ名 Name 表示してる名前 AuterName 見越入道氏・七頭身幽香 Yuuka Kazami 名 姓:Yuuka Yuuka Kazami Mikoshi Nyuudou Moiky氏・スク水ゆうかりん Kazami Yuuka 姓 名:Yuuka Kazami Yuuka Moiky Moiky氏・USC風見幽香 Ultimate Sadistic Creature USC Kazami Yuuka Moiky わりばし氏 404氏・風見幽香 Yuka_Kazami 名_姓:Yuka Kazamii 404_ _Waribashi oga氏・幽香ちゃん Yuka Kazami 名 姓:Yuka YUKA oga ありゃー氏・風見幽香 yu-ka ゆーか Yu-ka_Kazami Arya- GS氏・のうかりん nouka のうか nouka GS ありゃー氏・旧作幽香 kyu-ka きゅーか Yu-ka_Kyu-saku Arya- アレンジ・改変系 NS氏アレンジ・スク水ゆうかりん Kazami Yuka 姓 名:Yuka Kazami Yuka_NS Moiky にんにく氏・ストレプトフュカ Streptophyuka Streptophyuka ninnniku ADI氏・Another YUKA YUKA DIMERK Another YUKA Moiky + Arrange-ADI ni-san氏・Sexy Dinamiteゆうかりん S-Yuuka S-ゆうか S-Yuuka ni-san RicePigeon氏・Yuuka_RP Yuuka_RP Yuuka Kazami RicePigeon ちなみに公式の『花映塚』『求聞史紀』のローマ字表記では「Yuka Kazami」である。 ルーネス氏によって「太陽の畑」ステージも製作されている。 なお、氏はこの他にも地霊殿や永遠亭といった、東方Project関連のステージを多数製作・公開している。 太陽の畑に投稿時点での全員が集合した様子 動画での活躍 大会動画では最も早くから公開されていた七頭身が多かったが、最近では他の幽香もよく出ている。 狂ランクの大会にも七頭身12Pの他、スク水ゆうかりんのアーマーON、USC12P、幽香ちゃんなどが出場。 ストーリー動画ではMUGENキャラの公開よりも前から幻想郷関連での出演があった。 幻想郷外での出演はやはり花や植物に関わりのある役が多い他、 母親 や 妻 といった役柄も散見される。 東方キャラの中でお姉さん系の印象が強いキャラがそうした役になるのは決して珍しくないが。 出場大会 + 一覧 + 風見幽香 シングル MUGEN祭 大盛りシングルトーナメント おまたせ!永久しかなかったけどいいかな! 狂乱の宴【狂下位前後トーナメント】 狂下位以上狂中位付近ランセレバトル 狂下位以上狂中位付近ランセレバトルおまけ大会 脱衣KO増々トーナメント 筐体クラッシャーズ集合!台パンシングルランセレバトル 体は剣とかなんやかんやで出来ている大会 竜子1st前後大会 金グロ前後 狂下位上限シングルトーナメント 第三回 ワンチャンアレバカテルー大会 HIGE10P前後ランセレ大会 HIGE1P前後ミニ大会 MUGEN祭 並盛りシングルトーナメント この胸に 凶中位の闘魂ある限り 【シングルランセレ】 ビーム撃てれば魔法使い マジカル☆ランセレバトル 東方狂大祭 幕末前後!核ゲー入門ランセレバトル 神下位クラス ランセレサバイバル 東西対抗東方狂大戦 幻想郷サバイバルRe. 凶以下東方only大会 【MUGEN大祭】特盛りシングルトーナメント タッグ お正月だよ、全員集合!タッグトーナメント 【ゆっくり主催】お前ら魔界でやれタッグトーナメント 戦いごとにルールが変わる!!高性能タッグ大会 新秋東方タッグ杯 第二回東方夢幻童空杯 第四回幻想郷お祭リーグトーナメント【タッグ】 【よしお前ら】第2期このメンツで戦ってもらった【ケンカしろ】 運命に惹かれた者に捧げる!高性能タッグ大会【ステラ杯】 ランダムタッグバトルロワイアル 第三回東方夢幻童空杯 さくっとタッグリーグ 組ませたかっただけタッグ大会 幻想郷お祭ランセレトーナメント ポケモンリーグ+αっぽい16on16チームバトル 第二回幻想郷お祭ランセレトーナメント【タッグ】 神ベガの逆襲!!狂キャラランダムタッグトーナメント 第二回EFZ 東方 黄昏タッグトーナメント MUGEN祭 並盛りタッグトーナメント 友情の属性タッグサバイバル 集大成!強ランク1R先取即席タッグサバイバル ヨハン&ゲーニッツ中心凶タッグバトル 多分普通だと思うMUGENタッグトーナメント 大妖精杯(ゲストキャラ) 琥珀主催?!探検サバイバルダンジョン!!(ゲストキャラ) チーム 無茶?無謀?第5弾 『成長+大貧民』 続☆続【たぶんSMH未満】凶&狂キャラトーナメント 東方作品別トーナメント 種族別3VS3チームバトル【ポンコツ杯】 ポケモンリーグ+αっぽい16on16チームバトル 作品別トーナメントRe 昨日の敵は今日の友 狂下位前後チームトーナメント 最も狂ったスタイル決定トーナメント 男子禁制!女子会ランセレ! 持ち味を生かせ! 狂ランク技vs術対抗戦 ポキーモントーナメント2 作品別7人組SUPER BATTLEトーナメント その他 戦いごとにルールが変わる!!高性能タッグ大会 人数変動型!_種族別サバイバルバトル 狂下位前後 格ゲー界頂上決定戦 Mugen Hex Battle Mugen Hex Battle II マシロ ミスト軍vs深淵蛟&CC蛟軍 逃走中サバイバル ‐幻想郷‐六大勢力対抗戦 ランセレバトルロワイアル【凶VS狂】 第二次:ランセレバトルロワイアル【凶VS狂】 禍たんくらい杯 第2次:ポイント強奪サバイバル! 武装VS非武装(笑)シングル&チーム&タッグ大会 狂乱の宴【狂以下タッグサバイバル】 メジャー&マイナーごちゃまぜ狂キャラ大会 打倒剣帝!無差別級大会 ほこ×たて杯 最強の男たちVS最強の女たち 本気ナイト基準狂キャラ広ランクランセレ祭 ポイント大強奪サバイバル! MUGEN de BINGO たぶん永久vs即死トーナメント 第2回たぶん強以上ごちゃまぜトーナメント ムゲンモンスターGS 凶の宴 ザ・ファイナルステージ 凶上位ランセレバトル! 永久vs 【ターゲット式ワンチャン】 Aカイン前後 狂上位ランセレチームバトル BATTLE LEAGUE!! スターチップ争奪杯 凶悪キャラオンリー!狂中位タッグサバイバル! 北斗四兄弟前後!!世紀末!!最狂チームトーナメント 金ラオウ前後狂中位級ランセレバトルFINAL EDITION 東方真本異争 きぼぜつクエスト -ぼくらの希望、まだ見ぬ絶望- 第2回 純粋に人を信じてみたワンチャンきぼぜつ 七映 vs ステラ 仲間を集めて合戦バトル 更新停止中 ロイヤルランブル大会 他人任せ大会 大富豪2 年末年始だよ!ややランセレタッグバトルロイヤル 第二回東方作品別トーナメント pokemon風大会 第三回俺の嫁婿がチョーサイコー!トーナメント 凶前後ランセレタッグバトルロワイヤル再逢 強~凶最上位付近「男VS女」対抗バトル! 凍結 東方キャラクター別対抗トーナメント カオスでフィーバーなMUGEN男女TAG大会 【たぶんSMH未満】凶&狂キャラトーナメント Final 神速久那妓ファンクラブの会 【狂下位・中位】 終・地獄門 狂キャラタッグバトル 危険な2人杯【オクライマー未満】 ユミナ11P前後チームトーナメント 第3回幻想郷サバイバル 削除済み 東方高頭身トーナメント Re 超弩級作品別Big Bangトーナメント 幻想郷キャラコンセプトトーナメント 普通・世紀末入り乱れタッグトーナメント【成長付き】 晩夏のチームトーナメント 男女対抗 凶・狂キャラチームトーナメント 凶以下狂以上 改造も人力TASも無いなら…追加ルールしかないじゃない!大会 無謀 狂前後キャラを666体集めたい大会 狂中位~上位チーム対抗戦 ゼットン前後ランセレサバイバル 大劇的!ポイントゲットトーナメント 凶下位付近でも格ゲーしたかった杯 チームのために!ランセレシングル大会 ジョジョの奇妙な冒険 男女タッグトーナメント + スク水ゆうかりん 【スク水ゆうかりん】 シングル やっぱり俺の嫁基準!ドキッ!女だらけの投げキャラ大会2 東方狂大祭 凶なら拳ひとつで勝負せんかい!大会 【MUGEN大祭】特盛りシングルトーナメント タッグ 幻想郷お祭ランセレトーナメント 動物と一緒にタッグトーナメント 東海道五十三次タッグバトル クッキー☆杯タッグトーナメント 地獄の果てまでもっと!仲良し! 2012年公開キャラ&AIでタッグチーム大会 第二回幻想郷お祭ランセレトーナメント【タッグ】 シン主催!五月雨タッグトーナメント! 打撃vs投げ 交代式タッグ大会 新春! MUGENプロレス ランキングタッグバトル!! チーム 小規模適当区別成長ランセレサバイバルバトル ベル主催!栄光のぽっこーん3VS3チームバトル【ポンコツ杯2】(おまけ) その他 手書きキャラonlyトーナメント 武装VS非武装(笑)シングル&チーム&タッグ大会 MUGENプロレス チャンピオンシップバトル!2 狂乱の宴【狂以下タッグサバイバル】 打倒剣帝!無差別級大会 MUGENプロレス チャンピオンシップバトル!3 決闘しようぜ!お前カードな!大会 凍結 東方キャラクター別対抗トーナメント 【たぶんSMH未満】凶&狂キャラトーナメント Final 第3回幻想郷サバイバル + Another YUKA 【Another YUKA】 第二回幻想郷お祭ランセレトーナメント【タッグ】 脱衣KO増々トーナメント 【MUGEN大祭】特盛りシングルトーナメント + Sゆうかりん 【Sゆうかりん】 第二回幻想郷お祭ランセレトーナメント【タッグ】 ポイント大強奪サバイバル! 第一次ヒャッハー!10割だぁー!鬼畜ランセレサバイバル 新章・希望vs絶望 無理ゲー挑戦大会 殺戮の祭 トップを狙え! チーム シングルトーナメント 狂でも拳ひとつで勝負せんかい!大会Ⅱ MUGENプロレス 夢のタッグマッチ編 狂クラス 激闘以上殺戮未満 シングル大会 【狂中位・下位】 ボスハルク&DIO前後ランセレバトル MUGENプロレス チャンピオンシップバトル!4 サム雷杯!狂キャラタッグ大会 金ラオウ前後狂中位級ランセレバトル 東方狂大祭 凶下位~凶最上位付近ランセレタッグ&チームバトル【門番杯】 えいきゅうは あるよ…杯 みやびちゃん未満 ランセレぷりちーバトル Ellaお嬢ちゃん基準ランダムタッグバトル 幕末前後!ランセレトーナメント 進化大会 たぶん永久vs即死トーナメント 第2回たぶん強以上ごちゃまぜトーナメント MUGENプロレス チャンピオンシップバトル!5 多分凶中位前後 本気を出せばお前らなんかランセレバトル 凶上位付近シングルバトル 飛竜vs半蔵 仲間を集めて狂中位大会【汚い忍者杯】 第3回 凶vsオワタ式狂 チームランセレマッチ 春閣下12P前後 狂下位ランセレ!台パンの向こう側へ! 狂下位パレードランセレバトル 単騎無双VS数の暴力 FINAL WARS 東西対抗東方狂大戦 永久vs 【ターゲット式ワンチャン】 ゲージMAX!!クレイジータッグランセレバトル 星取り地獄~輪廻杯~ ぜったい最胸☆OPPAI戦争!! 幻想郷サバイバルRe. 神速VS鬼弾幕 北斗四兄弟前後!!世紀末!!最狂チームトーナメント ni-sanチャレンジ【勝ち抜き式きぼぜつ】 第二次東西対抗!仲間を集めてワンチャン大会 新春!!緑萌えるシングルランセレバトル 金ラオウ前後狂中位級ランセレバトルFINAL EDITION 東方真本異争 【MUGEN大祭】特盛りシングルトーナメント 七映 vs ステラ 仲間を集めて合戦バトル 夏のたわわな胸大会ミニ 更新停止中 MUGENシングルトーナメント・ボスハルク杯 凍結 第3回幻想郷サバイバル 削除済み 大実験 凶タッグ VS 狂上位 取り直し大会 紅白狂合戦 + のうかりん 【のうかりん】 手書きキャラonlyトーナメント 2012年公開キャラ&AIでタッグチーム大会 第二回幻想郷お祭ランセレトーナメント【タッグ】 MUGEN祭 並盛りシングルトーナメント 【MUGEN大祭】特盛りシングルトーナメント 削除済み 夏の作品別サバイバル 出演ストーリー + 一覧 ~Lying Blue HERO~ An angel Of Fate DIOの喫茶店 For_pride(タッグB) Infinite Drift ~荒野を渡る疾風 MUGEN A LIVE ~ムゲン ア ライブ~ MUGEN STORIES INFINITY MUGEN街の夜雀亭 MUGEN街の夜雀亭 2nd S&S ~ようこそ、古明地探偵事務所~ View of girls 赤鋼家の猫(暁家の悪魔のパラレル) 暁家の悪魔 アリスとラオウ ウドン13 花鳥風月とワルツを 河童と冷戦 家電量販店DIODIO 仮面ライダーMIOMEGA(ジェネ∞クロ!特別編の解説役) 岸辺ヨハンは派手じゃない 今日の生き様 霧雨魔法店 ギースと幽香と向日葵畑( ヒロイン ) クロスハート(ユウキ編にて登場) 月下の幻想曲 幻想の郷より愛を込めて 幻想銀聖者 幻想先代記 香霖堂夜想曲 こんな○○は因果地平の彼方に(スク水ゆうかりん) ディオ・ブランドーは落ち着けない とある吸血鬼の東方見聞録 豆腐屋 早苗さん 東方異幻想 東方一年戦争 とらいあんぐるデスティニー 永江一家の正しい過ごし方 猫入箱万事代理店( 主人公 ) ブロリーとMUGEN町の人々 変態早苗さんの性活(特別編で猫箱万事代理店からの出演) ~ミハエル喫茶店にようこそ~ 無限に咲く花 ムゲンの街シリーズ 椛の不幸日和 厄神さまのおしごと 八雲学園ケイ s雑談録 幽香の農業王国物語( 主人公 ) 有刺美花( ヒロイン ) 夜風物語 よろず屋『わふぅ!』 わたしたちのすわこさま プレイヤー操作 MUGENキャラをさっくり触ろお!!(さまざま37対戦相手、幽香ちゃん)
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風見 幽香(かざみ ゆうか) +1 幽香11スレ目 510 519-522 1スレ目 688 1スレ目 957 257 +2 幽香2 381 3スレ目 687(うpろだ0006) 3スレ目 812 4スレ目 462-468 4スレ目 474-475 5スレ目 118 5スレ目 163 5スレ目 310(うpろだ 54) +3 幽香35スレ目 496 5スレ目 626-627 6スレ目 170 6スレ目 717 6スレ目 722 うpろだ271 うpろだ409 7スレ目997 8スレ目 318 8スレ目 796 10スレ目 479 10スレ目 531 +4 幽香411スレ目 883 10スレ目 540 10スレ目 550 10スレ目 598 11スレ目 451 11スレ目 459 11スレ目 752 11スレ目 858 11スレ目 997 12スレ目 808 12スレ目 995 13スレ目 281 292 13スレ目 609 新ろだ08 新ろだ09 新ろだ17 +5 幽香5うpろだ1215 うpろだ1290 うpろだ1385 うpろだ1481 新ろだ71 うpろだ1505 新ろだ184 +6 幽香6新ろだ258 新ろだ395 新ろだ423 +7 幽香7新ろだ494 新ろだ615 +8 幽香8新ろだ2-165 新ろだ2-170 Megalith 2010/11/03 +9 幽香9風見鶏が見ている先(Megalith 2011/06/22) 風見鶏が見ている先 2(Megalith 2011/07/21) Megalith 2011/08/12 Megalith 2012/03/11 風見鶏が見ている先 3(Megalith 2012/04/15) うpろだ0046 +10 幽香10 +11 幽香11 +12 幽香12 +13 幽香13 +14 幽香14 +15 幽香15 長編 桜花之恋塚 レス 1 35スレ目 292より後のレスは幽香9以降にまとめ
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幽香8 新ろだ2-165 私の家には奴隷がいる 名前は〇〇 一年前、私のひまわり畑に行き倒れになっていたところを 気まぐれにつれて帰り、使っている 私のことを見て人間だと思っていた事から外の世界の人間だと分かったけれど 帰す気はないのだからどうでもいいことね 要領のいい男ではないけれど、私の言う事を真摯に出来る限り忠実に行おうとしてくれるところは 私ともあろうものがつい好感を持ってしまうほどで、いまではすっかり〇〇がいなくては夜も明けないといってもいいほど 重宝してしまっている 「〇〇、着替え」 「はい。本日は少々冷えますので、ストールも一緒にお持ちいたしました」 「〇〇、朝ごはん」 「はい。トーストに、本日は果樹園で取れた果物のマーマレードをお使い下さい お嬢様お好みのイタリアンコーヒーもご用意してあります」 「〇〇、水やり」 「はい。本日は自家製の肥料を混ぜた水もご用意いたしました。元気が無いところにはこちらをどうぞ」 「〇〇、散歩」 「はい。本日の日傘はこちらをお持ち下さい。お供はいたしますか?」 「当然でしょ、早くしなさい」 「かしこまりました」 一事が万事この調子 珍しく宴会に呼ばれた際、最近の私の隣に〇〇がいない事がないのではと紫に揶揄されてしまった 言われてみればしっかり的を得てしまっていたため、怒るに怒れなかった事が今思い出しても悔しい 私の横で、相変わらずの涼しい顔を作っていた〇〇の口角が僅かに上がっていたのがよけいしゃくに触った もっとも、〇〇だってはじめからこんなふうだったわけじゃない もともと外の世界の「ほてる」というところで働いていたらしいから、使用人の真似事はできていた それも付け焼刃にすぎないから、昔は毎日毎日失敗して私を怒らせてた けれど〇〇は同じ失敗を決してしなかった しょせん人間はと思っていたけど、いくら私でも自分を喜ばせるために失敗から学ぶ人間を嫌うわけがない そして、私の好きな料理の味付け、私好みの花への水のやり方、お風呂の温度に至るまで〇〇は網羅してしまったのだ 今の〇〇は、私以上に私について詳しくなってしまっているような気さえする けれどこれではいけない また紫に宴会の時のようにからかわれては、幻想郷最強妖怪の名がすたるというものだ そう思い、〇〇に休暇を出す事にした 「〇〇、今日は休日にするわ。村にでも行って羽を伸ばしてきなさい」 「え、それでは、お嬢様のお世話はいったい……?」 「今日くらい自分でやるわ。あと、これは命令」 命令とつけると、渋々といった感じで〇〇は従った しかしわざわざ休暇を命令しなければならないなんて、聞いたことも無いわね 「お嬢様、コーヒーはキッチンにご用意してあります 先日収穫したイチゴはただ今井戸水で冷やしており、今が食べごろかと それと他には……」 「わかったわよ。だいたいあなた今日は休日なんだから、少しは仕事から離れたらどうなの? あと、いつものYシャツとタキシードは脱ぎなさい。村で恥かくわよ」 「これはお嬢様にお使えするときの服です これを脱いでは、気が引き締まらないというか何と言うか……」 「だから、その気を緩めるのが休暇でしょうが! ここに行き倒れてた時のシャツとジーパンがあるでしょ、それを着ていきなさい!」 そうして、村への手土産だという野菜を二箱を台車に乗せてやり、ようやく久しぶりに一人の時間が訪れた 「〇〇、畑に行くわよ」 「……」 「そうだったわね……」 「〇〇、お昼」 「……」 「またやっちゃった……」 「〇〇、食後のコーヒー」 「……」 「……習慣って怖いわね」 駄目だ、どうにも落ち着けない いつも〇〇がやっている事を自分でやる、それにひどく違和感を覚える 〇〇が来る前は当たり前だった事なのだけれど と同時に、あの仕事人間の〇〇がどう休暇を過ごしてるのか、無性に気になってきた 「そうだわ、やっぱり私の奴隷が休暇中に何をしてるのか知るのも主人のつとめよね」 「はっきり言ったらどう? 〇〇が何をしてるのか気になるって」 いつの間にか現れた紫が、コーヒーのポットを持っている 〇〇が今日入れてくれた分はそこにあるだけなので、あまり飲まないで欲しいんだが 「うわ ドロッドロで苦!」 「当たり前よ、イタリアンコーヒーは同じ量の砂糖を入れて飲むものなんだから で、何の用なのよ。ただの暇つぶしなら、今は機嫌が悪いからコーヒー飲んでさっさと帰って それと、誰が誰を気にしてるってのよ」 「さあ? 村に行く途中で山賊に襲われて瀕死の〇〇なんて、誰も気にしないわよね?」 その瞬間、スキマから上体だけを出していた紫の胸に、私の日傘が突きつけられた 「場所はどこ!?」 「聞いてどうするの?」 「決まってる。〇〇を永遠亭の医者に診せる 私の物に手を出した山賊は皆殺しにする 次に無駄口を叩けば、あんたにも零距離デュアルスパークを打ち込む」 さすがの紫の薄笑いも消える、かと思ったが、さらにその笑みは広がってきた 「う・そ・よ うそうそみーんな嘘 私はただ〇〇が村で面白そうな事をやってるって言いに来たんだけど 久しぶりに一人になった幽香が[何かを]気にして面白い一人芝居をしてたから ちょっとからかっただけよ」 「……」 キレそうになると、逆に声が出ないという事を紫に教えられた 講義料はデュアルスパークで十分だろう 「早く行かないと終わっちゃうかもしれないから急いだ方ががいいわよ じゃあね♪」 紫がスキマに逃げ込むほうが、私の渾身の一撃よりも一瞬早かった そのまま壁の一部と日傘が消滅する これは明日〇〇に直させよう 何をやってるのか知らないが、紫に興味を持たれるような事をしていた 叱り飛ばす理由としてはそれで十分だから そうして、思わず村まで来てしまったが、これは決して心配とかそう言うのではない 奴隷の不始末は主人である私の責任になるのだから、〇〇が何をやっているのか見届ける いわば私の義務なのだ だからこそ、〇〇が妙な事をしている現場を押さえるために、気配を消して物陰に隠れながら〇〇をさがす そう、決して心配なんかしていない 「強がっちゃって」 スキマが小さく開き、また紫の声がする 黙殺 これ以上付き合っても腹が立つだけだし、だいいち〇〇に気づかれてはいけないのだから 「ほらほら、一人お一つでお願いします おじさん、あなた二回目ですね。いけません、数には限りがあるんですよ カボチャは一人一つ、葱は一本芋は5個、米は五合にイチゴは五粒までですからね」 さほど苦労もなく、〇〇は村の貧民外で見つかった 人間は〇〇の周りに集まっており、誰も私に気がついている様子は無い。好都合だ それでもばれないように遠まきに見ているが、声は聞こえてくる どうやらここの人間に持ち出した作物を配っているらしい 信用していたわけじゃないけど、紫の言うような事態になっていなかった事に、深く嘆息した 「あらあら、やっとホッとしたの?」 私が暴れられないのを承知で、紫が神経を逆撫でしてくる 「で、何が面白いのよ ただ野菜を配ってるだけじゃない」 「質問を質問で返すのは……まあいいわ、ちょっと黙って見てなさい 〇〇が、面白い事を言うはずだから」 はじめに話してきたのは誰よ その言葉を飲み込んで、〇〇を観察する そうこうしているうちに、この場所での配付は終わったらしい 去り際に、〇〇は言った 「皆さん、この作物は私のお嬢様―――風見幽香様からの下さり物です どうか、お嬢様への感謝を忘れないで下さい」 「は?」 思わず声が漏れたのは〇〇の言った事に対してだけじゃなく、私はいきなり不意をつかれ、スキマに呑まれていたからだ 「紫! あんた何を」 「静かに」 そう言うと、暗闇のスキマに一筋光が入り、外の様子をうかがうことができた 見るといつの間にか、あの新聞屋が〇〇に話を聞こうとしている なるほど。いくら気配を消していても、あれだけ近づかれれば間違いなくバレる しゃくな話だけど、今回ばかりは紫に感謝しなきゃならないみたいね 「……ありがとう」 「あら、あの風見幽香がお礼を言うなんて珍しい どういう心境の変化かじっくり聞いてみたいけれど、今は〇〇と天狗の話を聞いてみましょ」 「文文。新聞の射命丸 文といいますけど、〇〇さんですよね? あの風見幽香の執事をされているとか」 「ええ、貴方とは一度宴会の際にお目にかかっております それと、私は執事ではなく奴隷です」 「奴隷…執事か使用人じゃなくてですか?」 「いえ、奴隷です そのような地位は私には不釣合いですので」 「……ずいぶん丁寧な話し方をするんですね もうちょっとくだけた感じで話せませんか?」 「ご容赦下さい もともと言葉遣いはぞんざいな方なので、一度気を抜いてしまうと戻すのが大変でして」 「そうですか それじゃあ、ちょっとあなたのことについていろいろと取材をお願いしたいんですけれど」 「私のこと、ですか? かしこまりました。記事になるような事があるとは思えませんが、なんなりとお聞き下さい」 「それでは、まずは〇〇さんが執事…じゃなくて奴隷になったきっかけは何ですか?」 「私が、何があったかはわかりませんが外の世界から幻想郷に投げ出され ひまわり畑で気絶していたところを、お嬢様に拾っていただいたのが始まりです」 「けど、そこからどうして突然奴隷になると言う話に? やっぱり、はじめは無理やりやらされたとかですか?」 「いえ、私の方から働かせて欲しいとお願いしたんです」 「それはまた、どうして?」 「…………」 「?」 「……下賤な話ですが、お嬢様が、あまりにお美しかったためです 助けられただけの縁で、そのまま離れたくないと思ってしまったのです 今考えると、分不相応もはなはだしいお話で、汗顔の至りですが」 「いいじゃないですか、奴隷と女主人 ロマンスや記事と言うものはそんなところから始まるんですよ!」 「からかわないでください」 「あはは それで、今ではどうなんです」 「今では とは?」 「ですから、今も風見さんの事は好きなんですか? むろんLOVE的な意味で」 「……不敬なお話になってしまいますので、ノーコメントでお願いします」 「えー」 「今は、お嬢様にお使えする事が私の喜びです これ以上はどうかご勘弁を」 「ですって、幽香」 「……」 「離れたくないと思われてたんですって、妬けるわねぇ」 うるさいうるさい、自分の顔が赤いことが分かるだけに、スキマ内が暗いのが本当に救いだ 「あ あったりまえでしょ 私ともなれば、そんな奴隷志願の男なんて星の数ほどいるわよ」 嘘だ 私の奴隷どころか、私を知って近づいてくる男というだけでも珍しい 「それじゃあ、そんな星の数ほどいる男の中でも、あなたが重宝してるのは〇〇だけなのね やっぱり妬けるわぁ」 「……」 またデュアルスパークでも撃ち込んでやりたいが、それでスキマを追い出されても困る 私は少ない忍耐をどうにかやりくりしてしのごうと決めた 「それじゃあ本題ですけど、今は何を?」 「お嬢様からいただいた作物を、近隣の村に配って回っています 私が持っていてもしかたありませんからね」 「それは〇〇さんの意思で行ってる事ですよね? しかし、村の人には風見さんからのプレゼントだと言っているのは?」 「一切嘘は申しておりません 私は、この作物はお嬢様からの下さり物だと言っているだけですので」 「そうですね。でも私が聞きたいのは詭弁じゃなく、意図なんですが」 「う……」 「だいたいの察しは着いています。けれど、私は本人の口から聞いたことを記事にしたいんです」 「そうね、私もそこが気になってるのよ」 なんで〇〇は、自分ではなくわざわざ私の名を騙って感謝されるような事をしたのか 「はぁ……幽香は本当に人心に疎いわね」 「分かったような事を言わないでちょうだい 人心なんて知りたくも無いわ」 「そう?〇〇の事なんて知りたくはない?」 「みんな知ってるわ。だって私は」 「〇〇の主だから?それならどうして、ほとんど面識のない天狗は分かってる事をあなたは分からないの? それで主だと言えるの?」 感情が爆発しそうになったのは、今日だけで何度目だろう けれども、紫の言うとうりだ 認めよう 私のことを知り尽くした〇〇と違い、私は〇〇のことを何も知らない 「知ってのとうり、お嬢様の人間への友好度は最低とされてしまっています しかし、そのお嬢様が何の面識のない私を助け、お雇いくださいました たとえそれが気まぐれでも お嬢様が本当はお優しい方だというのは、僭越ながら私が誰よりもわかっていると自負しております 村の人々が思っているような悪鬼羅刹とは、お嬢様は違うのです」 「だから、そのイメージを払拭したい、と言うんですね」 「払拭は難しいでしょう。現にお嬢様は人間があまり好きでは無いようですので しかし、お仕えするお嬢様があからさまに人間に嫌悪されているのは、同じ人間としてとてもつらいのです 勝手な理屈だと理解しております、なので、できればこの辺の事情はカットしていただければ幸いです」 「分かりました ただし、あなたたちの間に何か進展があった場合はすぐに報せる これが条件です」 「それでは一生お呼びする事がないかと思われますが、承知いたしました」 「いえ、私の記者の勘が騒ぐんですよ この二人から眼を離すなって 何なら賭けません?」 「私は何も進展が無い方に、ですか? 止めておきましょう。身分違いの恋とはいえ、わざわざ自分を貶めて楽しむ趣味はありませんので」 「あれ? 風見さんへの感情についてはノーコメントだったはずでは(ニヤニヤ)?」 「……狙いましたね? 願わくば今のところもカットしておいて欲しいのですが」 「あ、それは無理です」 「あっの……馬鹿……!」 スキマを力任せに広げて出て行こうとする私を、紫が止める 「何を怒ってるのかしら 〇〇の独断行動? 優しいと勝手に思われてた事? それとも、〇〇があなたを愛していた事?」 「全部よ!全部!」 「幽香、少し黙りなさい」 余裕が無くなっていた私は、不覚にも紫の威圧に気おされた 認めたくは無いけど、こいつだって一応は大妖怪なのだ(私ほどじゃないことは言うまでもないけど) 「〇〇は確かに身勝手で、勘違いをして、身分もわきまえない男かもしれない でも、その行動の根幹にあるのは、みんなあなたのためなのよ 感情をぶつけるのも結構だけど、それくらいは考えてあげても考えてあげてもいいんじゃない?」 「……あんた、さっきからずいぶん〇〇の肩を持つのね」 「そうね ただの人間が静かに、けれど一途に、本気で一所懸命生きている それがまぶしいのか、うらやましいのか……嫉妬してるのかもしれないわ」 「……」 「最後に聞きたいんですが、怖いと思うことはないんですか?あの風見幽香の下で働くなんて」 「ないです」 「一度も?」 「ええ、お嬢様はそのお力と振る舞いのせいで誤解されやすいのです しかし、先ほども言いましたが、お嬢様は本当はとてもお優しい方なのです もっとも、お嬢様は素直ではないので、そう言われるのを極端にお嫌いになりますが」 「でも、あなたの仕える妖怪は人食いですよ そんな現場に居合わせても、あなたは平然としていられますか?」 「そうですね……私は、奴隷である以前に人間です 情けない話ですが、そのような現場を見てしまった後に、お嬢様に恐れを抱かないかと聞かれましても 首を縦にふれるだけの自信が、私にはありません……」 「それはそうですよ 私の聞き方も意地悪でしたね すみません」 「……」 「あらあら、さっきまでの覇気はどうしたの?」 「うるさいわね」 「お優しいゆうかりんも、〇〇に恐れられるかもしれないとなって、ずいぶん堪えたみたいね」 「……もう帰るわ。あんた、〇〇を見ててあげてちょうだい、どうせ暇なんでしょ」 「いいわよ。〇〇は面白いものを見聞きさせてくれたもの でもね、幽香」 ふざけた口調と雰囲気が、消える 何を言おうとしてるのかは、私にだってわかってる 「私たちは人食いの妖怪、それは事実であり、絶対に変わらない そして、人間は基本的に同属を殺すものを忌避する生き物 そんなわかりきった事をことを指摘されただけで、あなたは何を悩んでいるのかしら」 分かりきった事を、噛んでふくめるように話す 知っていても聞きたく無かった事 言われなくても分かっている事が、胸に突き刺さる 「うるさいっ! 私は帰りたいのよ、さっさとここから出しなさい!」 そして、分かっているからこそ、そんな事に悩む自分自身に腹が立ってくるのだ 紫は何も言わず、私をスキマから追い出し、消えた 〇〇と新聞屋は、もうそこにはいなかった 私の家までは、飛べば数十分で帰る事ができる けれど、今はその飛ぶために必要なほんの少しの集中さえできず、数時間の道のりを歩いている それに、こうしていた方が今の私にはちょうどいい 家に残る〇〇の残り香を感じてしまえば、また余計な事を考えてしまう 幻想郷最強の妖怪が、一人の人間のせいでこんなに悩むなんてことはあってはならないのだ 「で、なんでここにいるの?」 「いいじゃない この神社は帰り道だし、私の話をまともに聞いてくれるのは霊夢くらいしか思いつかないの あと、茶化されたり真面目に聞かれなかったりしたら、今の私は本気で暴れないって自信がないわよ」 「さりげなく脅迫するのはやめてくれる それとここは神社よ。話を聞いて欲しいなら、相応の代価は必要だと思うけど」 「賽銭箱にならスイカの種を入れといたわ どうせこれからも賽銭なんて入らないんだから、そのうち美味しいスイカが生るわよ よかったわね」 「賽銭箱に水をやるような事にはなりたくないわ」 その後、霊夢に泣きつかれ(今月は本気で苦しいらしい)賽銭を支払い、ここまでの経緯を話す けれど、だんだんと霊夢が本気で聞いてるとはどうも思えない態度になってきた 「霊夢、真面目に聞かれなかったりしたら暴れるかもって、言ったわよね?」 これでも霊夢は妖怪退治のプロだ、なら私が本気だともわかるだろう 「惚気話なんか聞きたくも無いわ 悩みがあるって言うから、真面目に聞いてた私が馬鹿みたいじゃないのよ」 しかし、どうやら耐えがたかったのは相手も同じだったらしい 「誰が、いつ、どこでそんな話をしたって言うのよ」 「あんたが、今、ここでよ。 要約すると [自分のことを何でも知ってる〇〇が自分を好きだと分かった だけど自分は〇〇の事をどう思ってるのか分からない] だからここに愚痴りに来た 違う?」 「違うわね 私は〇〇の事なんて奴隷としか思ってないわ」 「だったらいいじゃない さっさと家から追い出してしまえば、あんたの頭痛の種はなくなるわよ」 「……」 それは分かってる、でもそういう問題じゃない 「これ以上惚気を聞かされるのはたくさん もうおなかいっぱい でもね、一つだけ言わせてもらうわ あんたは奴隷としか思ってない男のために、自分の弱さを吐くような妖怪ではないはずよ」 あの巫女は何の役にも立たない この胸のモヤモヤを吐き出すために賽銭も払ったというのに、余計に落ち込ませるとはどういうことだ 〇〇を追い出してしまえ? できるならとっくにそうしている 家事だけなら、去年まではずっとやってきた事だ 難しい事じゃない けれど、今日一日……いや、半日で全て分かってしまった 私はもう、あの一人ぼっちの暮らしには戻れない 幻想郷最強のプライドにかけて、今まで寂しかった なんて絶対に認めない それでも、以前一人で暮らしていた頃の生活には、今のような活気は無かった 〇〇は何も考えない毛玉や雑魚妖精とは違う いつも私の言う事に従っているだけのようで、逆らう事も少なくは無かった そんなやり取りも、私は嫌いではなかった 『お嬢様、畑の拡張は今ではなく、寒気が過ぎてからにすべきです』 『湯浴みは毎日すべきです、新陳代謝が活発になるのですよ』 『畑に近づく妖精も、悪気があるわけではないのです 問答無用で排除はいただけません』 意見するたび私に怒られようと、〇〇は簡単に意見を曲げなかった そして、〇〇の言う事はいつも正しかった そんなやり取りは嫌いじゃない、けれど私は逆らわれた怒りから〇〇をなじり、時には暴力を振るう事もあった それでも、〇〇は私を優しいと言ってくれた 「私の何が優しいって言うの? わからないわよ、〇〇……」 夕焼けに染まる眼前に、ようやく私のひまわり畑がひらけてきた 「お嬢様」 「!?」 その畑の真ん中に、〇〇がいた 服はいつものYシャツにタキシード 私の帰りを待っていたのだと、一目で知れる いつ戻るのか分からない私を、ここで? 「あなた……なにやってるのよ? 今日は休暇のはずでしょう?」 「そうなのですが、イタリアンコーヒーは時間がたつと味が劣化してしまいますので、新しく煎れ直しに戻りました そうしましたら壁に穴が開いて、その近くにはお嬢様ご愛用の日傘の残骸が落ちているではありませんか これは休んでいる場合ではないと思い、お勤めに復帰した次第でございます」 そう言って、定位置―――私の右隣に立つ 「……どうして私が泊り込んでくると思わず、ここで待っていたの?」 「お嬢様は、お出かけの際はどんな天候であろうと日傘を欠かしません そこで傘掛けを調べましたところ、残骸となった一本以外はなくなっておりませんでした この時点で遠出はしていないと当たりをつけました そしてお嬢様は、日暮れまでにここに戻らない事はほとんどありません ですので、夕焼けが出てきた頃にここにいれば、お迎えできると思ったのです」 屈託のない笑顔 それは、私の威厳を損なうから、と 誰かといるときには決してしない、私にしか見せない笑顔だった 憎たらしい 憎たらしいまでに 私のことを知っている 憎たらしいまでに 私のことを考えてくれている 憎たらしいまでに 私のことを思っていてくれる 憎たらしいけれど、認めたくはないけれど、確かに私は今、嬉しいと思った けれど、駄目だ この嬉しさ、優しさを享受してしまえば、私はきっと弱くなる 最強の妖怪ではなくなってしまう そんな明確な恐れが、確信としてあった 「どうしてよ……」 「はい?」 「どうしてあなたは、私なんかのためにこうまで尽くそうとするのよ! 私は、〇〇とは違う、人食いの妖怪よ! 怖いんでしょ? 恐ろしいんでしょ!? だったら逃げなさいよ! 許しを乞いなさいよ! お願いだから、そんな優しい笑顔で私を見ないでよ!!」 最後に、本心を吐いた そうだ 私は最強の妖怪 その強さから、人間に恐れられるべき存在 その妖怪が人間に優しさをもらうなんて、出来の悪い笑い話か陳腐な御伽噺くらいなものだ 「……失礼します」 腕が、私の背に回る 眼の前に、暖かい体 首元の吐息は、まぎれもなく〇〇のもの 数秒、時が止まる 「お嬢様 私には、お嬢様が何をお悩みになっているのかわかりません しかし、私はどんな時もお嬢様のお側にいます 私の居場所は、ここにしかないんです 奴隷の分をわきまえていないと思われるでしょうが、あえて言わせてください 私は お嬢様――風見幽香を、愛しています」 頬を伝うのが、数百年ぶりの涙だと気がつくのに数秒かかった 私は弱くなった やっぱり、いまさら虚勢を張っても無駄だったんだ 私たちは比翼の鳥 片割れがいなくては、もう空は飛べない 「あなたは、ずっと私といてくれるの……? 病める時も 健やかなる時も 富める時も 貧しき時も 死が二人を分かつまで……」 「死してもなお、彼岸の彼方からでも、お嬢様の元へ帰ります」 〇〇なら、本当に帰ってきてくれる 今の私なら、心からそう信じられた 「ところでお嬢様、先ほどの言葉は……」 「分かってるでしょ……馬鹿」 〇〇の腕から離れ、見つめあう きっと私の顔も、今の〇〇に負けないくらいに真っ赤になってるだろう そのまま、距離がゼロになる それは、お互い初めての経験だったんだと分かるほど稚拙で、つたなく、けれど甘い口づけだった 〈おまけ〉 「これでどうかしら?」 「あやややや さすが紫さんです! これは前代未聞の一大スクープになりますよ!」 「ええ、だって幽香は私に言ったのよ『〇〇を見ててあげてちょうだい』 って それがいつまでなのか言ってないんだもの だから、日暮れまでずっと〇〇に張り付いてたおかげで、こんな大ニュースを見つけちゃったのよ」 「くうっ! こうなると分かっていたら私も〇〇さんにはりついていたのに……!」 「いいじゃない、これで天狗の新聞大会優勝はもらったようなものでしょ?」 「そうですね。けれど、どうしてこんな大事を私に?」 「そうねぇ……しいて言うなら、あなたが一番[早い]から かしら」 「は?」 「幽香は、[最強の妖怪]っていう肩書きに見合うように、ずっと肩肘を張って生きてきたの だから、今回の事が知れ渡れば、もっと伸び伸びと生きていける そう思ったのよ」 「……もしかして、紫さんて案外いい人ですか?」 「よしてちょうだい 私はこの幻想郷全てが愛おしいの 幽香もその例外に漏れない それだけの事よ」 「そうですか……それでは、明日の号外に間に合わせるため、戻って記事を書かせてもらいます 今回の埋め合わせはかならずしますので!」 「ええ、期待しないで待ってるわ」 新ろだ2-170 重苦しい、というより果てしなく冷たい空気を感じる現在の俺の部屋。 正座して床をひたすらに眺めているのが俺で、そんな俺を恐ろしい程無表情で見下しているが幽香。 もう30分位はこんな状態が続いているだろうか。 全ての発端は昨日の深夜頃。 命蓮寺の女傑から好意をよせられている男がラブプラスを発見されたのが始まりらしい。 そのニュースは幻想郷最速の天狗の新聞によって瞬く間に女性達の間に広まった。 幽香はそれを今日の昼に博麗神社で聞いてきたらしく、家に帰ると俺にDSの提示を要求してきた。 もちろん新聞を見てラブプラスの危険性を知っていた俺は後ろを向いてソフトを抜きDSを渡す。 ゲームの事を詳しく知らない幽香ならこれで大丈夫だろうと油断したのが失敗か。 一瞬で押し倒され、手に隠し持っていたソフトを奪われタイトルを読み上げられる。 そして表情の凍りついた幽香に正座を命じられ現在に至る。 「ねぇ○○?」 「は、はい何でございましょうか」 感情の感じられない平坦な声で話しかけられる。 静かでそれでいて激しいプレッシャーが俺を押しつぶそうとしている。 はっきり言ってめちゃくちゃに怖い。 「確かに私はそのゲームを貴方が持っていたら怒るつもりだったわ」 そう呟いた幽香の声には温度がない。 怒っていないのか。 いや、激しすぎる感情は目や声から感情を隠す。 これはまさしくそういう事なのか。 「でも問題はそこじゃないわ。どこだかわかるかしら」 淡々と告げる幽香の迫力に冷や汗がどっと流れる。 震える唇をどうにか動かして答える。 「隠した事でございます」 「そうよねぇ」 まるで子供に話しかける様に優しく、甘い声を出す。 それでも感じる迫力は一切の衰えをみせない。 「なら、なんで隠したのかしら」 「っ…………」 ここに来て、幽香の声に激情が混じる。 今まで感じていた物と比べるのが馬鹿らしくなるほど巨大なプレッシャーを受ける。 もはや呼吸すらぎりぎりといった塩梅だ。 何故隠したか、それは勿論―――― 「悪いと思っているからよね」 「その通りです、申し訳ありませんでした」 土下座を更に深くして全力謝罪。 謝るときはタイミングを見計らう。 俺が社会に出て学んだ事だ、正直今になるまで謝る事すらできなかっただけだが。 深い土下座をしてから十数秒。 はぁ、と息を吐いて幽香がプレッシャーを治める。 許してもらえたのか? 「○○」 「はい」 頭を下げたまま答える。 いつもならここらへんで多少の暴力とか、少々無茶な命令とか、暴力とかが来るんだが。 「顔を上げなさい」 ビンタぐらい来ると思い顔を上げる。 と、膝立ちになっていた幽香に抱き締められる。 胸に顔が埋まり、とっさの事に俺の思考の全てが停止する。 「ふぁ、ふぁにを(な、何を)」 「ゲームでまで恋愛をするって事は、私じゃ足りないのかしら」 そんな事はない、と言おうとするが幽香の独白は続く。 「たしかに私は少々暴力的だわ。そこが駄目なのかしら」 それに何より、と言い。 「私達は妖怪と人間だもの、やっぱり考え方が違うのかしら」 一緒にいるだけで私は幸せなのにね。 寂しげに、ポツリと呟いた幽香の言葉にカッとなり、衝動のままに幽香を押し倒す。 「きゃっ」 「違わないさ」 かわいい悲鳴を上げた幽香の顔の両側に手をつき。 「確かに好奇心であのゲームに手を出したけど、俺は幽香の事を何より愛してる」 驚いたのか幽香が目をきょとんとさせている。 それに、 「考え方は違うかもしれない。でも幽香と一緒にいるだけで俺は幸せだ」 そこまで言い切ってから、どうだと目を覗き込む。 すると言われた事をまだ理解できていないのか、目をまんまるに見開いている。 そしてゆっくりと頬を朱に染めていく。 あっ、かわいいな、と思った瞬間幽香の手が俺の頬にそえられ顔を引きよせられる。 もとから近くにあった二人の顔はあっという間に近づき唇が重なる。 俺も幽香の腰と首に手を回して口づけを深くする。 「んっ、ん……………はあっ」 長い口づけを終え、息も絶え絶えになった幽香の濡れた瞳を視た俺は手を服に伸ばしていって………… 「ふふっ」 行為のあと片づけを終え、二人で途中に移動したベッドのシーツに包まっていると幽香がこちらを見て微笑んだ。 「どうしたんだ」 「だってこれだけ貰えたんだもの。女として幸せでしょう?」 お腹をさすりながらの幽香のストレートな言葉に赤面し声がつまる。 途中からあまりのかわいさに暴走しだしたが、もう少し恥じらってほしいというか何というか。 「もうあのゲームは必要ないかしら?」 言われて少したって言葉を理解する。 そういえば今回の発端はラブプラスだっけ。 元から興味で買っただけだし、殆どプレイしてないんだけど。 今さらそんな言い訳をする気もない。 なら俺がするべき返事は、 「勿論。俺には幽香がいるからな」 他に何も必要ないさ。 返事にはにかんだ幽香はシーツの中に顔を隠した。 ――――――――――――(あとがき)――――――――――― なんか最後のあたりがうまくいかなかった気がする 流れを視ての突貫工事だから誤字等はスルーして貰えると嬉しい それでは ノシ ――――――――――――――――――――――――――――― ――――――1ヶ月後、ある日の昼 「結局幻想郷のラブプラス所持者は全員没収されたのか」 あれから日がたち、多くの同志の末路を聞いた。 没収されていちゃついたり、奢らさせられたり、いちゃついたり。 結局大多数がいいおもいをしているんじゃないか、という意見はスルーしておく。 「そういえば、あの日以来幽香が妙におとなしいんだよな」 それにいちいち可愛らしいし。 あー、思い出しただけで興奮してきた。 団扇で風を送って顔の熱を冷ましていると、外出をしていた幽香が帰ってきた。 「今帰ったわ」 そちらに顔を向けると、嬉しそうでどこかそわそわした顔をした幽香がいた。 「どこに行ってたんだ?」 「永遠亭よ」 台所に向かいながら幽香が答える。 なにか用事があったんだろうか。 まさか病気かと思ったが、あの表情なら違うだろう。 「俺も昼飯食って仕事に戻るかな」 「がんばって稼いできなさいね」 初めて言われた言葉にかたまっていると、台所から顔だけをのぞかせた幽香がいたずらな笑みで、 「来年ぐらいに家族が増えるんだからね、お父さん」 Megalith 2010/11/03 「ねえ、私のモノにならない?」 輪郭を確かめるように、男の頬や首を優しく撫でながら幽香は笑う。 その笑顔はこじんまりとした部屋の中で、そこだけ花が咲いているのではないかと思うほどに目を惹く美しさであり、何も知らぬ者ならばすぐに魅了され、無意識の内に首を縦に振っていたかもしれない。 しかし男はその手を払い除けると、呆れた表情で彼女に返事をした。 「何度言われようがお断りだ」 男のその言葉を、幽香は事前に予想していたのか『残念ねぇ』と軽く返す。 そして少し離れた椅子に座ると、男が用意してあった紅茶を飲み始めた。 「こうして歓迎はしてくれるのにつれないわね」 「何度もやって来るから仕方なく用意しているだけだよ」 「その割には紅茶の淹れ方に気を使ってるようだけど」 「……機嫌を悪くされて、うちを破壊でもされたら堪らないからな」 綺麗な花には棘がある、という言葉の信憑性は定かではないが、彼女もその言葉通り、ただの人間ではなかった。いや、人間ですらなかった。 四季のフラワーマスター。それが、妖怪である彼女の持つ二つ名だ。 しかも、危険度は極高で人間友好度は最悪などと、とある本にも記されている妖怪の中でもひときわ危険な存在だった。 だが男はその鋭い棘を恐れて、逃げ出すようなことはせず、彼女を持て成している。 「家の心配よりも自分の心配をしたらどう?」 「どういう意味だ?」 「だって、あまりに無防備なんだもの」 先程の笑顔と違い、今度は『くすくす』と怪しげに笑う。 その先の言葉を聞きたがっている男の様子をじっくりと眺め、そして焦らすように紅茶を一口飲んだ後、ゆっくりと続きを口にする。 「あのまま私が貴方の首を締めていたかもしれないのに」 「……それは物騒なことだな」 「ええ、私は妖怪だもの。それはそれは物騒な存在ね」 思わず男は首に手をやり、その無事を確認する。 何もされていないことは理解していたが、反射的に首を締められる想像をしてしまったからだった。 軽く深呼吸し呼吸を整えると、男は今の言葉の意図を考える。 「……脅しか、それは」 「さて、どうでしょうね」 相変わらず楽しそうに笑みを浮かべ、はぐらかす彼女に男は重圧を感じていた。 しかし、ただの人間である男は、ただの人間でしかないからこそ、強い意志をもって彼女に告げる。 「好きにすればいい」 「何を?」 「そうやって俺を言葉で脅してもいいし、首を締めて服従を誓わせようとしてもいいって事だ」 「そうしたら貴方は頷くのかしら」 「何をされても、何度やられてもお断りだ」 圧倒的な力の差がある妖怪に対して、それでも男は引かなかった。 そもそもそんな気があれば、とっくに行動しているだろうという予想があったし、行動されたらどうしようもないという諦めがあったし、何よりも彼女のモノにはなりたくない理由があったからだ。 「随分と勇ましいのね」 「お褒めに預かり、光栄だよ」 飲み終えた紅茶のカップを置き、幽香は立ち上がると、そのまま男に近づいて行く。 そして、始めにしたように彼女はまた男の顔を優しく撫でる。 しかし、先程のような笑みはなく、その眼は男の眼をまっすぐと捉えている。 「ねえ、どうして私が毎回あんな質問をするか分かる?」 「それは……」 「どうして今日まで脅すような真似をしなかったのか分かる?」 男の中で答えは出ていた。 しかしそれを口にすることは出来なかった。彼女が撫でる手を首に移したからではない。 本能的な恐怖も確かに存在したが、男にはこのまま殺されてもよいという覚悟があった。 それよりも本当に怖いのは、臆病者の自分が恐れているものは。 「分からないなら……教えてあげる」 互いの息が感じられるところまで二人の距離が近づく。 首に腕が回され、男の視界と思考が彼女に埋め尽くされ、そして。 ――――男は、幽香とキスをした。 「……んっ……んん……っはぁ」 突然の行動に戸惑う男を気にせず、彼女はキスを続ける。 一度行為に及んでしまったことで抑えが効かなくなったのか、それは貪るように長く激しく。 そして男の息が続かなくなる寸前になり、ようやく二人の距離が離れた。 「どう、これで分かったかしら?」 「……んぁ……はあっ……はあっ」 「情けないわね、貴方」 「……そっちが、急に……こんなことを、するから……だろっ!」 荒い呼吸を繰り返しながらも男は反論する。 だが彼女の真剣な顔を見てすぐに別の事を言っているのだと気づく。 「殺されるよりも怖いというのね。私に拒絶されることが」 「……ああ、そうだ」 私のモノにならないかと尋ねる理由も。 脅すような真似を今までしなかった理由も。 彼女がこうして何度もやってくる理由も。 勘のいい巫女や、心の読める覚りでなくとも分からないはずがなかった。 しかし男は、それを怖くて受け入れられなかったのだ。 「私のモノにはなりたくないのでしょう?」 「……ああ」 ただの人間と強大な力を持つ妖怪が釣り合うはずがない。 だから、始めてそう尋ねられた時はそれもいいかと、男は思っていた。 けれど、それ以上に彼女と対等でありたいと強く願っていた。 「なら、そのぐらいの勇気は出しなさい。でないと次は本当に我慢できなくなりそうだわ」 「情けない奴だな、本当に俺は……」 「……始めは楽しんでいたのに、待てなくなった私も似たようなものよ」 そっぽを向いてそう呟く彼女を見て、男は更に情けなくなる。 対等でいたいと願う癖に彼女も同じように悩むことがあるのだと初めて気がついたからだ。 人間と妖怪だから、と枠を作っていたのは他ならぬ自分だったのだと男は反省する。 そして、今までの臆病な自分と決別するために、男は彼女に向き合い、はっきりと口にする。 「愛している、幽香。俺と付き合ってくれないか」 これには流石の彼女も驚いたのか目を丸くする。 けれど、すぐに意地の悪い怪しげな笑みを湛えると、不安気に返事を待つ男の様子をじっくりと眺め、焦らすようして頬を撫でた後に、ゆっくりと言葉を口にする。 「返事が分からないなら……また教えてあげる」 それは、一度目の時よりもずっと長い彼女の答えだった。 一、二レスで収めようとしたら長くなったのでこちらに。 書いてみるとどうもイチャまでのテンポが悪くなりがちですが、これぐらいなら大丈夫かな?
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風見幽香 【名前】風見幽香 【出展】東方project 【種族】人間 【性別】女性 【年齢】不明(かなり歳を重ねていると思われる) 本編での動向(本編ネタバレ含みます) +開示する 初登場話 登場話数 最新話 スタンス 現在状況 キャラとの関係 キャラ名 呼び方 二人称 関係・認識 初遭遇話 [[]] [[]] [[]] [[]] [[]]
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【名前】 風見幽香 【出展】 フラワーマスター伝説 【性別】 女性 【外見】 明らかに非常識な顔をした薬中の殺人鬼 【性格】 天使のように純粋で済み切った心を持つ 【能力】 花を操る程度の能力、弾幕、霊魂化、分身、飛行能力 【一人称、特徴的な口調など】 一人称:私 【把握用参考動画】 http //www.nicovideo.jp/mylist/31416459 【解説】 天使のように純粋で済み切った心を持つ少女。 だが顔が怖い。怖いったら怖い。一目見ただけで悪人認定余裕なくらい怖い。 詳しくは動画元を参照。 動画元ネタのエンジェル伝説的に、高い動体視力で相手の攻撃を無意識に受け流す事ができると思われる。 相手からすれば殴っても殴っても立ち上がる恐怖のモンスター。 以下、本ロワでの動向(ネタバレ) +開示する 初登場話 sm19 魔王、邂逅。 登場話数 3話 スタンス 対主催 現在状況 一日目・朝の時点で生存 現データ sm77 ロストメモリーズ~失われた想い時点 キャラとの関係 名前 関係 解説 初遭遇話 河城にとり 知人 幽香の通う学校の科学教諭。ただし別世界の人物 未遭遇 東風谷早苗 顔見知り 八坂高校の生徒会役員。ただし別世界の人物 未遭遇 寅丸星 顔見知り 幽香と同じクラスの同級生。ただし別世界の人物 未遭遇 東豪寺麗華 仲間 同行していたが誤解により別行動。誤解を解くため追跡 sm19 魔王、邂逅。 美樹さやか ? sm77 ロストメモリーズ~失われた想い