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クラス:アサシン 属性:中立・中庸 真名:送り雀 出典:伝承 地域:日本 性別:女 身長・体重:150㎝・47㎏ ステ―タス:筋力E耐久E敏捷C魔力C幸運B宝具C クラス別スキル 気配遮断(B) サーヴァントとしての気配を絶つ。 完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。 保有スキル 変化(C) 狼や兎に変化する。 恐怖の不注意(B) アサシンに恐怖した場合に数分程度転びやすくなる。 恐怖しなければ効果がない。 警告の鳴き声(A) 警告とさえ思われる鳴き声を出す。 聞いた者は恐怖しやすくなる。 宝具:『転倒食狼』 ランク:C 種別:対人 レンジ:1~5 最大補足:1人 声を聞いて転んだ者は背後から狼に襲われる。 襲われた者は狼に食い殺される。 回避するには、転ばないようにしなければならない。 名前
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関係をせまると、あなたは紳士じゃないといわれる 関係をせまらないと、あなたは男じゃないといわれる たびたび部屋を訪れると、もっと1人の時間がほしいといわれる あまり部屋を訪れないと、二股かけているのかといわれる はやりのカッコいい服を着ると、あなたって流行にふりまわされて軽薄といわれる はやりのカッコいい服を着ないと、あなたってダサダサで恥ずかしいといわれる 話を聞きながら発言すると、黙って聞いてよといわれる 話を黙って聞いていると、なにか言ってよといわれる 待ち合わせに30分遅れていくと、30分も待たせるなんてひどいといわれる 自分が30分遅れると、30分ぐらいなによといわれる やきもちをやくと、しばられるのはいやという やきもちをやかないと、もう愛はないのかという そうだねと賛成すると、自分の考えがない人ねといわれる そうじゃないと反対すると、理解がない人ねといわれる 愛してるよと言うと 口の軽い人ねと言われる 大好きだよと言うと それだけしか言えないのと言われる 墓に供え物をすると 君は無視する 僕は泣いているのに 君は安らかに笑っている
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通夜と葬儀・告別式のどちらに出席するか迷うときは、葬儀・告別式を優先します。 原則として、通夜は遺族やこく親しい間柄の人が故人を偲ぶ場です。 親しい間柄でなければ遠慮して、葬儀に参列するのが妥当です。 しかし、仕事の都合で昼に行われる葬儀に参列できない場合は、通夜に参列してもかまいません。 どの場合に出席すべきか 故人との関係によって、出席・欠席、あるいは通夜と葬儀のどちらに出るかを決めます。 遠方や密葬の場合、弔電を出すことも考えます。 人材育成コンサルタント・前野岳洋
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テンプレ 死にたい人にお薦めの危険な街ヨハネスブルグ 軍人上がりの8人なら大丈夫だろうと思っていたら同じような体格の20人に襲われた ユースから徒歩1分の路上で白人が頭から血を流して倒れていた 足元がぐにゃりとしたのでござをめくってみると死体が転がっていた 腕時計をした旅行者が襲撃され、目が覚めたら手首が切り落とされていた 車で旅行者に突っ込んで倒れた、というか轢いた後から荷物とかを強奪する 宿が強盗に襲撃され、女も「男も」全員レイプされた タクシーからショッピングセンターまでの10mの間に強盗に襲われた。 バスに乗れば安全だろうと思ったら、バスの乗客が全員強盗だった 女性の1/3がレイプ経験者。しかも処女交配がHIVを治すという都市伝説から「赤子ほど危ない」 「そんな危険なわけがない」といって出て行った旅行者が5分後血まみれで戻ってきた 「何も持たなければ襲われるわけがない」と手ぶらで出て行った旅行者が靴と服を盗まれ下着で戻ってきた 最近流行っている犯罪は「石強盗」 石を手に持って旅行者に殴りかかるから 中心駅から半径200mは強盗にあう確率が150%。一度襲われてまた襲われる確率が50%の意味。200%に満たないのは最初の時点で死ぬ率が50%のため ヨハネスブルグにおける殺人事件による死亡者は1日平均120人、うち約20人が外国人旅行者。 過去スレ ヨハネスブルグのガイドライン ttp //that3.2ch.net/test/read.cgi/gline/1101476945/ ヨハネスブルグのガイドライン2 ttp //ex13.2ch.net/test/read.cgi/gline/1112792155/ ヨハネスブルグのガイドライン3 ttp //ex13.2ch.net/test/read.cgi/gline/1128693303/ ヨハネスブルグのガイドライン4 ttp //ex20.2ch.net/test/read.cgi/gline/1155130258/ ヨハネスブルグのガイドライン5 ttp //ex20.2ch.net/test/read.cgi/gline/1178352273/ 死にたい人にお薦めの危険な街ヨハネスブルグ ttp //ebi.2ch.net/21oversea/kako/1015/10151/1015176193.html 死にたい人にお薦めの危険な街ヨハネスブルグ ttp //travel2.2ch.net/test/read.cgi/21oversea/1127119291/ 南アフリカ共和国について語れ!!! ttp //travel2.2ch.net/test/read.cgi/21oversea/1049550030/ (dat) 【喜望峰】南アフリカ共和国【野生動物】 ttp //travel2.2ch.net/test/read.cgi/oversea/1083663743/
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879 名前:見ちゃった【SS】[sage] 投稿日:2011/07/19(火) 23 54 48.87 ID iknmxGjiO [3/3] 799氏の指導を自分なりに考えたらこんな感じに 「お母さん、ただいま」 「お帰りなさい、桐乃」 「もう汗でベタベタ、シャワー浴びるね」 (あ、そう言えば京介が先にシャワー浴びてたんだっけ、でもいい加減出てるでしょ。さてカレーの支度支度っと♪) 「キャアアアッッ」 バチーン!! ※※※ 俺は夜遅く、桐乃に部屋に呼び出された。昼間の件で話があるらしい。 桐乃はなかなか口を開かない。よほど腹に据えかねているのか?やがて桐乃がおもむろに口を開く。 「アンタ、あの時あたしに欲情しちゃったわけ?」 「な、何をいきなり…」 「あ、あたしの汗でスケスケなシャツ姿見たアンタは固まってたケド、アンタのその、あそこがだんだん大きく…」 「頼むから羞恥プレイは勘弁してくれよ」 「てかあんなの見せられたあたしが恥ずかしいっての。で、アンタは欲情してたかしてないか正直に答えればいいの」 「……してた」 「……そ、そう。やっぱそうなんだ……」 「てっきり怒られるかと思ってたんだが、冷静なんだな」 「…だって、おんなじだから…」 「えっ?」 「あ、あたしも、兄貴の全裸見て、ドキドキしちゃったから…」 「桐乃……」 「前に、兄貴が夜中に人生相談してきたことがあったじゃん。あの後、あたしね、あたし……」 桐乃は躊躇う素振りを見せたが、意を決したように話し出す。 「あたし、あの後、兄貴に襲われる夢を見るようになっちゃった……」 いきなりとんでもないことを語りだす桐乃。 「夢の中での兄貴は、それは乱暴にあたしを襲うの。まさに欲望むき出しって感じで。 今だから言うけど、昼間の兄貴の全裸の姿は、まさに夢のなかの姿そのものだった、だから怖くなって…思わず手がでちゃったの」 「………」 「あたし、何か怖いの。夢がエスカレートしていって、夢なのに、変な意識しちゃって、もうワケわかんなくなるし……」 「桐乃、すまなかったな」 「京介?」 「俺もあの人生相談の時のやり取りは、ぶっちゃけレイプ魔みたいだったなって、今思うとそんな気がする」 「……」 「お前にばかり恥ずかしい思いさせる訳にはいかないから俺も正直に思いをぶちまけちまうが、いいか?」 「う、うん。いいよ」 「今まではお前が俺の前でどんな姿しようと、どんなに体が触れようと問題なかったんだが 俺もいつの間にか、桐乃のことを変に意識するようになっちまってた」 「京介……」 「だから、昼間の桐乃のスケスケ姿を見たとき、内心嬉しかった。てか、もうちょっと遅く風呂場から出てたら もしかしたら桐乃の裸見れるんじゃないかと、そんな事まで思うようになっちまってた……」 「エッチ、エッチエッチ」 「そうだな、返す言葉もねえよ」 「でも、でも……京介。そんな欲望拗らせたままだといつか本当に取り返しのつかないことになりそうだから そうならないように、あたしが……」 字数制限がきたみたいだからこの後の話は省く。だから一言だけ、 桐乃の生まれたままの姿は、本当に綺麗だった。 あと、桐乃に言わせれば、俺の生まれたままの姿は、逞しくて素敵とのことだったぜ。 -------------
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557 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/07/14(水) 22 47 14 ID ??? マウアー「それ、私にも乗らせてくれませんか?」 マイ「ん?あ、ええ、いいですよ。でも女性には少しきついのかもしれませんよ?」 マウアー「大丈夫…ジェリドの仇を取るためなら…!」 ウッソ「復讐に燃えるお姉さん…悪くないですね」ムクッ ネーナ「……あんたもタフだね」 カミーユ「う……」ゾクッ シーブック「……どうかしたか?」 カミーユ「なんか…ヤンデレに襲われそうな気がして」 シーブック「なんだ、いつもの事じゃないか」
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自営業男性襲われる 208 どうですか解説の名無しさん New! 2009/05/05(火) 16 34 04.52 ID CTtTSs1+ 5日の午後4時頃、自営業の稲田直人さんがベンチ途中、何者かに襲われる事件がおきました。目撃者の情報によると犯人は関西弁で「なめとんか!?」と言って稲田さんをベンチ裏に引きずり暴行、その後爆笑して待機していた。尚、明日の試合には間に合う模様 _ ∥)) ∧__∧∥ ( ・否・)| ←坪井の真似中 ノ つ○ ( 〉 丿' (( し´_) ∧__∧ (θεθ) <・・・ ∧__∧ て ( つと ) ( ;) そ / | と 5 ヽ (,_,/´i,_,ノ .//ヽ ) ) ミ// (⌒)_ノ ~ ' ̄ | |_∧ ∧__∧ | ); ・否・) )))) |7 つ つ つ | ヽ く |)´(_)ヽ_)ヽ_) ∧_∧ (#)否+ ) Uと/) ( ( ' ̄)  ̄しし ̄ ̄
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■V-16F 輝く水晶で覆われた神秘の森 世界樹の迷宮5の第四階層16F。 16階のトカゲに襲われてる衛士助けに飛びかかったら逆に返り討ちに会いましたとさFOE以外でhageるとは…無念 アンデッドキング弱いなどと調子に乗り、未知の階層と新戦闘BGMに浮かれる冒険者を、コウモリとその取り巻きが永久の眠りへと誘う。 サブタイトルが1の11階を彷彿とさせる。 ↑ ちなみに「青く輝く神秘の森」 封印扉の鍵があるが、到着時点では取得不可能。17Fから回る必要がある。 地味にこの段階でとあるモンスターの名前を知ることができる 満身創痍だけど抜け道開けてすぐ帰るつもりで移動してたら助けを求める声が。当然助太刀、当然hage。役割“ロール”を演じ“プレイング”っちまったのさ… 不意打ちエンカウント→ダメージでかいけど最後の抜け道までは行けるかな→イベント不意打ちhage 見えてる抜け道が罠になることもあるのだと身に沁みた 脳筋パワータイプの姉と柔よく剛を制すな妹という設定のセリアン姉妹を起用していたら、天井の水晶を剥ぐアドエピで姉が天井破壊→妹が「あっ……(察し)」して味方救出という奇跡のコンボかましてくれてテンション上がった 竜水晶目的に人がたくさん来るというシナリオ展開。「迷宮に挑む理由は富か名声か力試しか謎解きか」みたいな触れ込みはシリーズ定番だが、このうち「富」に焦点が当たるのは地味に珍しく、新鮮に感じたな。 コメント
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プランニングといわれてイギリスの管理職がすぐに思い浮かべるのは、財務予測と予算作成です。 年間予算は組織を支えるものです。 ですから、一般にシステムに対していきあたりばっ たりの反応をするイギリス企業にあって、唯一、例外的にきちんと対応されているのが、この年間予算です。 ほとんどの企業が、予算作成のための洗練されたプロセスをもち、中には3年から5年にわたる計画を立てるところもあります。 通常は、ライン・マネージャーが最初の案をつくり、それを上級管理職がまとめ、処理し修正します。 それが再びライン・マネージャーに戻され、実行ないしは再修正が行われるわけです。 予測数字については、通常は一か月ごとに定期的にモニターされ、数字のずれについては説明が求められます。 ボーナスやその他の奨励策は、業績が予測通りだったか、それとも上回ったか、などに基づいて決定されます。 このプロセスは、経理機能と密接に結びついています。 人材育成コンサルタント・前野岳洋
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【第一話-12/04】 現在12/04午前0時、全身を覆うフードを着た1人の男が北高の屋上に 立っていた。男は天高く右腕を上げるとその手にもつ指輪を掲げた。 指輪は一瞬鋭い光を放ちそして沈黙した。その行為を行った後、男は指輪を 地面に置き去っていった。男は去り際に一言言った。 「一週間か・・・・・・」 ・・・・・・──・・・・・・ ・・・・・・──・・・・・・ ・・・・・・──・・・・・・ 俺は今猛烈に急ぎながら北高前の心臓破り坂を走っている。いつも だったら起こしに来る妹が今日は何故かお越しに来ず、その結果油断 して寝坊してしまったのだ。まあ、この調子で急げばギリギリ間に 合うか・・・などと思いつつ走っていた。北高の門に入る寸前、門の近くに 全身を覆うフードを着た男が一瞬見えたが・・・おっと、急がないと遅れて しまう。 俺は何とかHRに間に合うようにクラスに入って席に着いた。 席に着くなりハルヒから、 「今日はいやに遅かったじゃない」 「妹が起こしに来ないもんだから油断して寝過ごしてしまったんだ」 「あんた未だに妹ちゃんを目覚まし時計代わりにしてるの?」 「別に俺がそうしているわけじゃないんだがな」 「まったく、団員が遅刻魔だと団長として情け無いわ」 「へいへい」 そんな話をしていると岡部が入ってきた。 「よーし。今日もハンドボール日和だな。さて、HRはじめるぞー」 その日の午前中も特に日常と変わりなく、時折後ろからハルヒに シャーペンで突付かれるといった事があるくらいだった。そうこうして いるうちに午前中の授業も終わり昼休みになった。俺は谷口と国木田の 2人と弁当を食べていた。 「キョンは俺らなんかより奥さんと愛妻弁当食えよ」 「奥さんて誰だよ」 「谷口君は涼宮さんって言いたいみたいだよ」 「あのなあ、勝手にハルヒを奥さんにしないでくれ」 「既に『ハルヒ』と下の名前で呼び捨てにしてる時点で付き合ってる ようなもんだぞ」 「だね。谷口君の言うとおりだと思うよ」 「まあ、お前は”この星と涼宮どちらをとる”と聞かれたら迷わず 涼宮って答えるんだろうな」 「おまえらはわからんかもしれんが、ハルヒは怪物だ。ハルヒと付き 合うとなると恐ろしい程のパワーがいるぞ。俺にはそんなパワーは ない。あと、谷口チャック開いてるぞ」 そう話していると谷口と国木田の視線が俺の後ろに固定されていた。 そして、 「誰が怪物ですって~」 「げっ、ハルヒいたのか」 「いたのかじゃないわよ。人がいないことをいいことに言いたい ことを言ってくれたじゃない」 「ま、まあこれは言葉のあやでだな・・・・・・」 「あんたは団長様を怒らせたいみたいね」 「いや、そんなことはないぞ。おっと用事があったんだ失礼する!」 「あ、待てキョン!」 俺はハルヒから逃げるために一目散に屋上へと向かった。屋上には誰も おらず閑散としていた。しばらくうろついていると、地面に指輪が落ちて いるのに気がついた。 「誰かの忘れもんかな・・・・・・それにしても高価そうだが・・・・・・」 その指輪はサファイアと思われる青い宝石が埋め込まれ、リングは 蛇が丸く一周して自分の尻尾を食べているデザインのものだった。俺は 落し物として後で届けようと思い、上着のポケットにその指輪を仕舞った。 と、同時に予鈴が鳴り、俺は急いで教室へと戻っていった。 キョンがいた近くでは全身を覆うフードを着た男が隠れてキョンの 様子を見ていた。男はキョンが指輪を持っていくのを見届けると、満足げ にその場から姿を消した・・・・・・ ・・・・・・──・・・・・・ ・・・・・・──・・・・・・ ・・・・・・──・・・・・・ 午後の授業中はハルヒから精神攻撃とも言えるほどの小言が聞かされた。 まあ、最後には何とか機嫌を収めてくれたようでホッとしている。授業も 終わり放課後になり掃除当番だった俺は掃除を済ますと部活へと向かった。 既に俺を除く全員が揃っており、各自いつもの通りの行動をしていた。 俺が部室に入ると古泉は、 「どうです? 今日は何か新しいゲームでもしましょうか?」 「そうだな。それよりみんなに見てもらいたいものがあるんだ」 「なんでしょうか?」 俺は昼休みに拾った指輪をみんなに見せた。 「わあ、綺麗ですね」 朝比奈さんは目を輝かせながら純粋に指輪の綺麗さに感動している。 「なかなかユニーク」 長門は・・・・・・まあ、いつも通りだな。 「ちょっとキョン、これどうしたのよ」 ハルヒは”綺麗”とかそういうこともいうことなく出所だけが興味が あるようだ。 「いや、昼休みに屋上で拾ったんだ」 俺は本当のことを話した。ってかそれ以外無いしな。最後に古泉が、 「確かに美しい指輪ですね。ただ・・・・・・リングの外観はウロボロスの輪に 似てますね・・・・・・何かの儀式的な指輪でしょうか」 と、意味深なことを言った。 「ウロボロスの輪?」 「ええ、古代ギリシャで生まれた「無限」「永遠」を意味する象徴の ことです」 「そんな大層な意味があったのか・・・・・・」 「まあ、この手の指輪は結構あると思いますよ。ただ・・・・・・」 「ただ?」 古泉は俺にしか聞こえないように小声で、 「この指輪には何となく力みたいなものが感じられます。ただ、 ”空っぽの力”というべきでしょうか」 「”空っぽの力”?」 「ええ、魔力的に言えば精気を吸い取る・・・・・・そんな感じです」 「おいおい、物騒なこと言わないでくれよ」 「まあ、今のはたとえ話です。恐らく本当に精気を吸われるという ことは無いでしょう」 古泉との話中に今度は長門が小声で、 「この指輪は解析不能な物質で出来ている。私の知る限りではこの 次元に存在しない。宝石と思われるものも同じ」 「お前でもわからないほど不思議な物質なのか?」 「そう。それに古泉一樹が言うように何かしらの力を秘めていると 思われる」 「これはとんでもないものかもしれんな・・・・・・」 「力を吸い取るような感じがある以上、あなた以外がこれを持つのは 危険かもしれません」 「じゃあ、俺が預かっておいた方がいいな」 「それが最良かと」 俺たちが小声で話し終えると、ハルヒが目を輝かせて、 「当然これは団長のあたしが持つべきよね」 「何言ってるんだ。これはよそ様のものだろ。明日にでも遺失物と して職員室に届けるつもりだ」 「あんたじゃ無くしそうじゃない。それにこの綺麗さは団長の私に ふさわしいわ」 パクるき満々じゃねえか。 「あのなあ、レンタル品ってわけじゃないんだから、そう身につける もんじゃないだろ。それに俺はちゃんと厳重に保管しておく」 そこに古泉の助け舟を出してくれた。 「涼宮さん、彼の言う通りですよ。それに拾った人が保管して おいた方が届け出る時の説明も明確に出来ます。ですから彼が 持っていたほうがいいでしょう」 「ま、そうね。これ高そうだから落した人も困ってそうだし。それに しても何となく不思議な指輪ね・・・・・・」 そういいながらハルヒは指輪を持ち、まじまじと見ている。よほど 気に入ったのか、よほど不思議な点があるのか・・・・・・俺には普通の、 ちょっと変わった指輪にしか見えないけどな。そう思いつつハルヒから 指輪を受け取り上着のポケットに再び仕舞った。 「それじゃ、今日はもう何もやることも無いし解散にしましょ」 ハルヒの一言で今日は解散となった。下校途中の坂道を降りて いると、前を歩いているハルヒがなぜか気になってしょうがなかった。 「おや、やっと自分の気持ちにお気づきですか?」 古泉が俺の表情を見てニヤケ面で言う。 「気持ちってなんだよ」 「涼宮さんに対する気持ちですよ。ご自分でもお気づきだと 思いますが」 「あいにく、そんなことを考えてたんじゃねえよ」 「では何を?」 「いや・・・・・・なんというか不思議な感じがな・・・・・・」 「不思議な感じ・・・・・・ですか?」 「ああ・・・・・・ハルヒが指輪を見ていたときからな」 「なるほど・・・・・・やはり何かあるのかもしれませんね」 そう話していると前の方からハルヒが、 「歩くのが遅いわよキョン!置いてっちゃうからね!」 「へいへい」 そうこうして雑談などしながら歩き、各自家の方へとバラバラに 散っていった。ハルヒと分かれる際、俺はなぜか、 「ハルヒ、明日もまた会えるよな」 と言っていた。 「当たり前じゃない。別に明日は休みってわけでも無いんだし」 「そうだよな。何言ってるんだろうな、俺」 「ちょっとしっかりしなさいよ。今日は朝から変よ」 「ま、そういう日もあるさ。じゃあなハルヒ、気をつけてな」 「あんたもね。じゃあね」 そんな会話をしてハルヒと別れ家に向かった。 ・・・・・・──・・・・・・ ・・・・・・──・・・・・・ ・・・・・・──・・・・・・ 家では普段と変わりなく夕食・風呂・シャミセンとのベット争いをし、 平凡に一日が過ぎようとしていた。 「さて、今日は寝るかな」 俺はシャミセンを床に下ろし寝床に入った。寝ている間不思議な夢を 見た。ハルヒが徐々にこの星のなかに溶け込んで、最後には消えてしまう というものだった。 「ハルヒ!」 俺はその光景を見て飛び起きた。時計は午前0時少し過ぎた時間を 指していた。 「夢・・・・・・か」 落ち着くためしばらく起きていると、しばらくして携帯電話の着信音が 鳴った。発信者は古泉だった。 「もしもし、古泉か。今何時だと思って・・・・・・」 『申し訳ありません、緊急事態なもので』 「なにかあったのか?」 『大変なことになりました。涼宮さんが地上から消えました』 「なん・・・・・・だって!」 『こちらの方ではいま大混乱になっています。何か心当たりは ありませんか?』 「いや、俺には特に心当たりはないが・・・・・・そうだ、閉鎖空間は 発生していないのか?」 『幸いなことに閉鎖空間は発生していません。逆にそのことが 混乱の原因となっています』 「そうか・・・・・・」 『とりあえず詳しい話は学校でしましょう。お休みのところ 失礼しました』 「ああ、わかった。学校で他のメンバーとも一緒に話そう」 そういうと俺は電話を切った。ハルヒがこの地上から消えた? 何かの間違いじゃないのか? 俺の下校時の不安が的中したって いうのか? どうやらただ事で無いことが起きている事だけは 確実のようだ。 ハルヒ、無事でいてくれ・・・・・・ ───Missing Ring -失われる7日間- 第一話 終 第2話へ