約 5,087,382 件
https://w.atwiki.jp/gensousuikoden1/pages/302.html
英字表記 Abizboah 登場作品 幻想水滸伝2 幻想水滸外伝Vol.2 宿星 天満星 or 天退星 年齢(誕生年) 76歳(太陽暦385年) 身長 ??? 出身地 ティント市国 - 鉱山の洞窟 武器 なし/Mレンジ 紋章 専用:青いしずくの紋章 配置{軍役} 水軍 ●どんなキャラ? 蛸 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/gensousuikoden1/pages/241.html
英字表記 Raura 登場作品 幻想水滸伝2 幻想水滸外伝Vol.1 宿星 地巧星 年齢(誕生年) 不明 身長 ??? 出身地 不明 武器 なし 紋章 なし 配置{軍役} 魔法兵団 ●どんなキャラ? 札職人 方向音痴 ジーンの友人 ホルテスVII世の母親らしい 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/gensousuikoden1/pages/219.html
英字表記 Ayda 登場作品 幻想水滸伝2 幻想水滸外伝Vol.1 宿星 地壮星 年齢(誕生年) 17歳(太陽暦424年) 身長 ??? 出身地 グリンヒル市国 - 深き森 武器 紋章 配置{軍役} 弓兵隊頭領 ●どんなキャラ? 防人 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/gensousuikoden1/pages/752.html
英字表記 Lyon 登場作品 幻想水滸伝5 宿星 天英星 年齢(誕生年) 16歳 身長 cm 出身地 不明 武器 長巻 紋章 黄昏の紋章 CV 仙台エリ ●どんなキャラ? 王子(5主人公)付きの女王騎士見習い。 名前 コメント すべてのコメントを見る @wikiへ
https://w.atwiki.jp/gensousuikoden1/pages/362.html
英字表記 Maas/Massu 登場作品 幻想水滸伝 宿星 地暴星 年齢(誕生年) 22歳(太陽暦436年) 身長 ??? 出身地 武器 斧(ウッドハンマー→ストーンハンマー→ロックハンマー)/Mレンジ 紋章 配置{戦争チーム} くろがね/突撃 ●どんなキャラ? 五人の鍛冶屋のうち一番若い。服は青。 名前 コメント すべてのコメントを見る @wikiへ
https://w.atwiki.jp/gensousuikoden1/pages/268.html
英字表記 Shin 登場作品 幻想水滸伝2 幻想水滸外伝Vol.1 宿星 地察星 年齢(誕生年) 27歳(太陽暦434年) 身長 ??? 出身地 南方 武器 紋章 [固定]クモ斬りの紋章 配置{軍役} 歩兵隊頭領 ●どんなキャラ? テレーズのボディガード 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/454.html
幻想水滸伝ティアクライス part43-307~310,347~349,384~387、part44-124~129、part45-15~18,20~24 307 :幻水DS◆l1l6Ur354A:2009/01/14(水) 10 23 46 ID fiUO1pBY0 シトロ村に住んでる主人公、ジェイル、マリカ、リウ、ディルクはシトロ村自警団を組んでいる。 ある日、村の村長の頼みで、村の東の丘にある、モンスターの巣の退治に行くことに。 東の丘へ行っても、それらしいものは無かったので、村に帰るかと、村に戻ってる途中で、北の方から謎の光が発生。 光がやむと、そこにはそれまで無かった広大な森が。 主人公らは、なぜかその森が最初からあったものだと思い、モンスターの巣は、その森にあるのでは?と、森を探索中に、謎の遺跡を発見する。 その遺跡へ足を踏み入れると、今までより強いモンスターと遭遇する。 苦戦するものの、敵の数が少なかったため、何とか倒し、ほっとする主人公らだったが、同じモンスターの大群が攻めて来た為、やむなく遺跡の奥へと逃げるが、すぐ行き止まりの部屋に着いてしまう。 焦る主人公らだったが、その部屋に置いてあった、謎の書物に惹かれそれを主人公は手にしたとたん、謎の幻が見え、星の印と呼ばれる魔法が使えるように。 それにより、この森が前からは無かったことを思い出した主人公は、他のメンツにも書に触ることを提案。 ジェイル、マリカはその書と反応し、主人公と同じように、魔法と森が最初からは無かったことを思い出す。 その魔法でモンスターを追い返した主人公たち。 だが、ディルクとリウは反応せず。主人公たちがおかしくなったと思う。 またあの強いモンスターと会ってはごめんだと、皆でシトロ村へ帰ると、村人の様子がおかしい。 村人の話を聞くと、マリカにそっくりの女の子が、何かを探して村の人たちを脅迫したという。 でも本物のマリカは今まで主人公たちといたため、それは誰?という話になり、そのマリカのそっくりさんが行ったフレセリアの森へ行くことに。 そこでディルクが村に残るといいだし、残りのメンツでフレセリアの森へ(このフレセリアの森も急に出てきた&村人たちは最初からあったと思ってる) 308 :幻水DS◆l1l6Ur354A:2009/01/14(水) 10 25 00 ID fiUO1pBY0 森の入り口で流れの行商人で物知り一族のランブル族の人達に出会う。 彼らから話を聞くと、マリカそっくりさんは森の中へ入って行ったらしい。 それと、ランブル族のホツバが森の中の遺跡に用事があるので、それの護衛も兼ねて森へ行くことに。 その途中でいくら攻撃しても倒れないモンスターに出会う。焦る一行に斧を持ったマリカそっくりさんが加勢。 そのマリカそっくりさんがモンスターを倒す。 マリカとよく似ている彼女に話を聞くと、どうやらこの世界とは別の世界からトビラというところを通ってやってきた別の世界のマリカらしい。 そして同じくトビラを通って別の世界に来たモンスターは、レネゲイドと呼び、その世界の人間では倒すことが出来ないらしい。 そのために別の世界のマリカがココへ来たらしい。 村人たちへの脅迫も、レネゲイドはどこだ?とちょっと乱暴に聞いただけのようだ。 そこでホツバが、別の世界のマリカが通ってきたトビラに用事があるらしく、皆で遺跡の奥のトビラに行くことに(ここの遺跡はどう見ても後に本拠地になりそうな遺跡) ランブル族は、他の世界の事も知っていて、交流もあるため、物知りの一族なんだそうだ。 別の世界のマリカも、レネゲイド退治が終わったので、自分の世界へ帰るらしく、別の世界のマリカの世界が見たい主人公はそれについていくことに。 だが、他の皆はトビラを通れるのに、なぜか一番行きたかった主人公だけはトビラに入っても、回廊に戻されてしまう。 ホツバ曰く、時々そういう人がいるとの事。しょうがないので諦める主人公。 そして、ホツバも書に反応し、この森&遺跡が最初から無かったことを思い出す。 主人公らはこの謎の書物が何なのかを知りたいと彼に聞くと、サイナスという都市に国一番の図書館があるとの事。 そこなら何かわかるかもしれないと、一向はサイナスへ向かうことに。 ここでリウが、主人公らみたいに、書の幻を見たというわけではないからと、彼だけ村に戻る事に。 サイナスへ向かう途中にあるグレイリッジに立ち寄った主人公一行。 グレイリッジから北はひとつの道の協会という、おかしな宗教団体の土地で、通行証がなければ先へ行けないが、グレイリッジの協会支部長のマクートが通行証を出さないために先へいけなくなってしまった。 ひとつの道の協会とは、最初から運命は決まっていて、それをあるがままに受け入れようという団体。地震などの災害をぴたりと当てるので、信者は結構な数。 これからどーすんべ?と宿屋で策を練っていたら、協会の理念に反対な宿屋の主人(ローガン)が支部へ特攻&けんもほろろに追い返される。 その支部に同じように反対していたはずの娘(エリン)がいたらしく、なんでだーと嘆くローガン。 その夜、皆でくつろいでいるさなかへエリンが来訪。彼女の話をきくと、来年の冷害の為と、町の人々から搾り取った税金が、本部には送られず、どこぞに隠されてるらしい。 それに気がついたエリンが内情を探るために、わざと協会に入った振りをしていたらしい。 その場所がもう使われてない鉱山だと突き止めたエリン。皆でマクートの悪事を暴きに。 来年の冷害とはでっち上げだったとマクートに認めさせた一行。 マクートを協会に突き出すのはいいが、その後に来る人がまともだという保証はないし、マクートも横領しそうだった事が協会にばれると色々まずいということで、 マクートを傀儡にする事に決定。そのついでに通行証もゲットした主人公一行。 書に反応していたローガンとエリンに別れを告げ、サイナスへ向かう。 309 :幻水DS◆l1l6Ur354A:2009/01/14(水) 10 27 56 ID fiUO1pBY0 サイナスの図書館へ着いた一行。そこで書のことを司書さんに聞くと、何も知らないとの事。しかしなんだかこの書を欲しそうな感じ。 町見学してると、協会の総長の演説に出くわす。 曰く、未来はすでに決している。例えばこの演説中に雷が落ちると私は知っている!と、 そんなばかな…と思う主人公ら。だがしかし本当に雷は広場に落ち、死人がでた。 本当に雷が落ちたことにもびっくりだが、それによって死人が出てもそれは決まっていたことだからと、まったく動じない信者たちが信じられない主人公ら。 ここにいたらおかしくなるし主人公のもつ書を狙って、協会の司書が襲って来た為、サイナスから逃げ出し、グレイリッジまで逃げ戻った主人公。 そこには協会の軍隊が大量に来ていて、どうも協会の理念に参加させる為にシトロ村に攻め込むらしい。 鉱山のトビラを通って、遺跡まで戻った主人公ら(見たことのあるトビラなら、主人公みたいに他の世界に行けない人でも行き来できるらしい) 村にも知らせるが、この遺跡で軍隊を止めたいという主人公に賛成する仲間たち。 ここで協会のやり方に不満を持つ、エリンとローガンも正式加入。 村にいたリウやディルクも参加して、協会と戦争イベント発生。 軍にまざって協会の司書らも来ていて、その圧倒的強さにディルクが負傷。主人公らもピンチ!だったが、リウが何かの力を使って主人公を助けてくれます。本当はあの時、彼も幻を見ていたのだけど、事情があってそれを隠してたそうで。 それでも軍を撤退させたわけではないので、ピンチは続きます。そしてもうだめか…と思ったところで、 ジャナム魔道帝国と、冥夜の剣士団らが助っ人に来てくれて、なんとか遺跡を守りきった主人公。 彼らは協会と敵対する立場から、主人公らに助っ人に来てくれたようです。それで、どうせ敵対するのなら、同盟を組まないか?と主人公に持ちかけます。 同盟を結ぶか皆に意見を聞いて周ってる最中に、裏門でディルクと遭遇。 彼はもう自分より強い主人公らに、自分の助けはいらないからと、村に帰ってしまいます。 そして村に帰るディルクに、協会の司書が接触。 努力ではなく、書の力で強くなった主人公らを本当は嫉妬してるのね。と、彼女に痛い所を突かれた彼は、そのまま司書について行ってしまいます。 そんなことが起こってるとはまったく知らない主人公。 帝国と同盟を結ぶほかないという結論に達し、同盟を結ぶなら帝国の一番お偉いさんに会わせろ!ということで、主人公らは帝国の首都へ向かうことに。 ここで軍&本拠地の名前決めるイベント発生。なつかしのオレンジ、ユニコーン軍の名前が出て、知ってる人はちょっと嬉しい展開に。 310 :幻水DS◆l1l6Ur354A:2009/01/14(水) 10 33 07 ID fiUO1pBY0 今日はここまで。 アニメーションの数も結構多いし、ボイス付きイベントも豊富。 そしてディルクの中の人はグレンラガンの兄貴と同じ人で、この展開にちょっと鬱。 主人公はデフォルト名こそないものの、かなり喋るし個性的。 武器も各々持ってるのを鍛えるんじゃなくて、買う形式。紋章も出てこない。またたきの手鏡やビッキーもいない。 と、今までのとかなり違いますね。 347 :幻水DS◆l1l6Ur354A:2009/01/19(月) 04 10 41 ID 0UDvPHt90 魔道帝国の魔導師アスアドと、剣士団のリーダークロデギルドと共に主人公は帝国の首都エルカーラルへ。 いざ皇帝と面会という所で、クロデギルドが抜ける。 皇帝がクロデギルドを皇妃にしたがってるみたいで、どうも皇妃さんから敵対視されてるみたい。 そんな大人の事情なぞとんとわからない主人公。皇帝ダナシュ8世と第一皇妃シャイラ、皇太子シャムスと謁見し(シャイラとシャムスの中の人は同じ折笠さんだったりw) 無事同盟を結ぶことに。 シャイラやアスアドの話によると、この国には三人の皇妃がいて、それぞれ微妙な仲。 シャムスは第三皇妃クレイアの子らしい。 シャイラの案内で第二皇妃リズランがいる帝国魔道院へ。そこで書を一冊もらうことに。 その代わりに星の印の研究をさせろ、ということで、一人学者さんが当分くっついてくる事に。 同盟組んだし、とりあえず本拠地へ帰るかというところで、クロデギルドから、皇帝には気をつけろと助言をもらい、城へ戻る。 城中心に活動する方がいいということで、正式な本拠地に決定。ここで城の名前をつけることに。 そんなことをしてたら、トビラを通って、異世界からの訪問者が。 少年はアトリといい、書を通してみる幻の戦士と知り合いとの事。 そして、本拠地になった遺跡は、元はその戦士たちが使ってたようです。 アトリも元の世界に帰り、一段落したところで、さっそく帝国の三人の皇妃から別々に依頼が。 シャイラは協会に占領された砦の奪還作戦をするので、地理確認がてら、偵察をして来いというもの。 クロデギルドが皇帝に呼ばれて動揺しまくるアスアドを横目に(完全に惚れてる感じ)主人公らは砦の近くまで行ってみることに。 そこで協会から追われる謎のローブ姿の人を助ける主人公ら。 そのローブ姿の人はこの世界にはいない、獣人っぽい容姿をしていました。 アスアドや、剣士団のメンツはその見たことのない姿にバケモノ!と驚きますが、主人公は彼?が怪我をしていることに驚き、 医者に見せようと帝国まで戻ります。 帝国の宿屋で出会った、彼の姿にも動じない変態医師に治してもらう。 獣姿の彼はフューリーロアという種族で名をクーガといい、異世界から砦にあるトビラを通ってこちらへやってきてしまったようです。 助けてくれた恩をこの世界で返したいけれど、本来の世界でやらなきゃいけないことがあるそうなので、本拠地のトビラから元の世界にクーガを帰すことに。 348 :幻水DS◆l1l6Ur354A:2009/01/19(月) 04 11 05 ID 0UDvPHt90 ところが、本拠地のトビラを使っても帰れません。 何度向こうの世界に戻ろうとしても、回廊に戻ってきてしまいます。 これにはホツバもわからずじまいで、困っていたら、トビラの向こうから、ランブル族の老師を名乗るワヒエ登場。 師曰く、 別の世界からやってきた者は、そのトビラ以外で別の世界との行き来はできない。 つまり、協会が占拠しているあの砦のトビラでなければ、クーガは元の世界に帰ることは出来ないということ。 そこで主人公は、近いうちに砦奪回作戦があるから、砦を奪回したら戻してやる!といい、クーガもそれなら自分も一緒に戦うと協力を申し出てくれました。 ここで以前、もうひとりのマリカと一緒に彼女の世界へ行こうとしたときの事を思い出すホツバ。 あのときの主人公はまさに、今のクーガと同じでした。 つまり、主人公も別の世界からやってきて、そのときのトビラを使わなくては他の世界に行けない為、行けなかったのではないかと。 しかし、主人公は別の世界の人間疑惑がでても、あっさりしたもので、元々自分がどこの誰か知らないから、いまさら別の世界の人間だろうがどうでもいいだそうで。 帝都でクーガを治してくれた変態医師らが追っかけてきて、仲間入り。 そんなことをしていると、城の正面玄関へ敵襲が。 書をよこせと主人公たちに戦いを挑んできます。無事撃退しますが、リウがいうには彼ら(ボーパス族)は戦いを好まない種族だそうで。 何か事情があるんだろうなといっていると、書物を保管している部屋から学者さんの悲鳴が。 あわてて駆けつけると、ディルクが書物を燃やしているところでした。 主人公が問いただすと、こんな書があるからだめなんだ、星の力なんて捨てて、自分が剣術を教えてやる、そしてそれで自分を超えろ。 すべては決まっていることなんだ!と、すっかり協会に洗脳されちゃってます。 そして書を燃やして満足げに、窓から飛び出し逃げていきます。 なぜか書は燃えずに無事だったのは幸いだったけど、兄貴分だったディルクのあまりの変貌振りに落胆する主人公。 協会からディルクを取り戻すんだ!と、決意を新たにする主人公でした。 第二皇妃リズランの依頼を受ける主人公。 魔道院へ行く前に、自分の所に寄って欲しいという、シャムスじきじきのお願いがあったので、シャムスに会いにいくと、彼は 魔道院の最奥にいる妹マナリルの様子を見てきてほしい。自分では会うことが出来ないから。と頼まれます。 リズランの依頼である、星の印の力を見せ、その後建物の奥へ侵入し、マナリルらしき少女がいる部屋へ。 そこでは本を抱えて、苦しそうに力を引き出す少女がいました。 これは助けないと!と、飛び出しそうになる主人公でしたが、こっそり後をついてきていたシャムスの侍従タージに止められ、シャムスの元へ戻り事情を聞くことに。 マナリルは書の知識を引き出せる読み手で、母親の為に命を削ってがんばっているんだそう。 シャムスは協会と戦うからといって、帝国を正義の権化だと思わないで欲しいと、帝国の裏の面を見せたかったようです。 そして、いつか妹を救いたいと。 349 :幻水DS◆l1l6Ur354A:2009/01/19(月) 04 12 25 ID 0UDvPHt90 第三皇妃クレイアの依頼を受ける主人公。 彼女は元々帝国の人間でななく、帝国に滅ぼされた国の皇族だったそうで、そこへ里帰りするから、護衛して欲しいとの事。 途中で彼女を裏切り者とする集団に襲われたりしたものの、無事サルサビルへ到着。 そこで彼女は、自身の不安定な立場をより強固にしたく、実親に砦奪回の折に、無茶でも軍隊を出して欲しいと自分の両親にお願いしていました。 皇妃たちの依頼を終了させると、帝都でアスアドの部下から、協会がまた本拠地に向かっているとの情報が。 すぐ本拠地へ戻ると騎士団や魔道兵団がすでに待機していました。 作戦会議で、クロデギルドらは主人公らに後方支援を頼むと言ってきましたが、主人公は、いつも援軍が間に合うとは限らないから、自分たちでどれだけできるか試させてくれと、 主人公らが前衛に立つことに。 無事撃退し、自信をつける皆でした。 その後、砦奪回作戦が開始され、それに参加する主人公。 ところが見事に帝国のオトリにされてしまいます(アスアドはそれに反対していたけど) それでも奪回できるのならかまわないという主人公でしたが、砦にいたとっても強い種族リジットフォークの将軍ヴァズロフとレスノウに帝国軍が蹴散らされてしまい、 帝国軍の人たちを助けるために、ヴァズロフに戦いを挑む主人公。 将軍に帝国にいいように使われてるだけだといわれつつも、なんとか撤退することに成功。 ヴァズロフらがいるんでは、正面からでは砦を攻略するのは無理。でもクーガを元の世界に帰すためにはどうしてもあの砦に行かなければならない。 どうするのー?といってたら、リウが正面からいけないなら、川を伝っていけばいい。 先ほど本拠地を襲撃してきたボーパス族は水に強い種族。彼らの力をなんとか借りれないだろうか?と、ボーパス族の村へ。 人間嫌いとのことなので、人間でないクーガと、ボーパス族に詳しいリウをつれて行くことに。 384 :幻想水滸伝DS◆l1l6Ur354A:2009/01/22(木) 04 53 41 ID O5N/PFsH0 ボーパス族の村ナイネニスに着いたら、門番から人間はダメ!といわれ、クーガにすべて任せることに。 ほどなくして、あっさり村の中に入れてもらう。 クーガに何話したの?と聞いたら、主人公が砦からクーガを助けたときの話をしたら、なんなく誤解は解けたらしい。 ボーパス族の一番偉い巫女さんに乗り移った神、ニヌルネダから話を聞くと、ずっと昔に協会の連中が、ボーパス族の大事な連珠を盗んで洞窟の奥に隠したらしい。 それを取り返してくれたら協力してやると言われ、ボーパス族の戦士ニムニに案内してもらい探しに行くことに。 見つけはしたものの、そこにはレネゲイドがいて、手を出せなくなっていた。でもこちらにはクーガがいるので、難なく倒し、連珠をゲット。 形は違うものの、これも書で、幻をみる。 ところが、別の世界の住人であるクーガはこの幻を見ることができなかった。 昔もう一人のマリカが、この世界の書は、この世界の住人にしか見ることができないのだろう。と言った事を思い出し、 リウがじゃぁ主人公はどうなんだ?と。別の世界にいけない主人公は、この世界の住人じゃないかもしれない。が、幻は現に見えてる。 さらに主人公の謎が深まる。 帰り道に司書が現れ、余計なことをしてくれたねと、戦いを挑んでくるが、以前と違い、ダメージが通るので、普通に撃退。 捨てゼリフをはき逃げていく司書。 ナイネニスに戻り、巫女さんから正式に書である連珠をもらい、ボーパス族の協力を取り付けることになったんで、改めて砦を攻めることになる。 集落から出るときに、リウが巫女さんにこの連珠や書は一体なんなんだ?と聞く。 巫女さんに光臨した神によると、これらは「世界の記憶」であり、一つの世界すべての歴史が書いてあるのではないか。 それは大きすぎて我々にはわずかな断片として、幻をみたり、技を得ることができるのでは? しかし、この世界には複数あるのは変。だからひょっとして、それは百万世界、別の世界の記憶かもしれない。 そのほかの世界の記憶がなぜこの世界にあるのかは、わからないけど、ひょっとして我等ボーパス族は別の世界から来たのではないか?と。 そういう話をききつつ、本拠地に戻る一行。 ヴァズロフとレスノウを主人公達がひきつけてる間に、川づたいにボーパス族が砦に侵入。門を開ける。 挟み撃ちでは不利と、ヴァズロフとレスノウは退却。主人公達の勝利。 でも、捕虜たちはこの砦にはいず、少し北にある場所にいるらしい。 次はそこを攻めることになり、クーガもやっと帰れるようになったんで、クーガとお別れ。 自分の世界でやることが終わったら、必ず会いにくるからな!と言い残し、クーガは今度こそトビラの向こうに去って行った。 385 :幻想水滸伝DS◆l1l6Ur354A:2009/01/22(木) 04 54 26 ID O5N/PFsH0 その後、砦がなんかざわついてるな?と思ったら、なんと、他の場所にいた捕虜が解放されて戻ってきていた。 協会が恐れをなしてるんだ!と兵士達は口々に言うが、何か変だと思う主人公。 協会は災害を予知できることに気がつき、きっとここで何かが起こるはず。だから皆逃げよう!というものの、兵士達は信じない。 クロデギルドに会って話すと、クロデギルドの祖国が協会に滅ぼされたときも同じ事があったらしく、主人公の言い分を信じてくれ、帝国のえらいさんに話をしてくると外へ出て行った。 主人公らも、これ以上砦に人を入れないようにと、外へ出たとたん、地震が起こり、砦が崩壊。 やはり協会は事前に知っていて、わざと捕虜を帰させたことに怒る主人公。 しかも、皇帝らはこのことを剣士団に擦り付けようとし、さらにクロデギルドを無理やり第四皇妃に迎えることを画策。 こんな帝国にはついていけないと、主人公は剣士団とアスアドと共に帝国を出奔することに。 その途中でシャムスに妹のマナリルを連れてっていってくれと頼まれる。 マナリルはこのまま帝国で書を読まされていては、命が長くない為である。シャムスも一緒にとさそう主人公だったが、シャムスはまだここでやることがあるからとこれを拒否。 剣士団、アスアド、マナリルと共に帝都を脱出。 その後、皇帝に待ち伏せされ、このたびの擦り付けは主人公達を試すためだったことがわかり、再び手を取り合って協会と戦うことを進められるが、 自分の意のままに事を運ぼうとする皇帝に嫌気がさした主人公は、これを拒否し、帝国と袂を分かつことになる。 そして本拠地へ戻ると、急に明るい光が。 その光がやむと、本拠地の周りに湖が出来上がっていて、本拠地もでかくなっていました。 クロデギルド達は、最初から湖あっただろうといっていたけど、書に触れたら森だったことを思い出してくれた。 本拠地では皆光が見えたときは外へ逃げていったとの事で、無事。 リウ曰く、こんなわけわからない方法で本拠地が大きくなっていいのかな?だそうでw その後いつもの石版と共に、ゼノアが現れます。ゼノアは何か知っているようですが、何も話してくれないひねくれた性格をしてます。 そして、今回の光と共に、本拠地の西にある山が半分削れて平原が出来たらしいので、事情を探るために西へ偵察へ出かける主人公。 本当に山が半分削れてて、山とナイネニスの間にマルシナ平原が出来ていました。 その平原でクーガと同じフューリーロアと遭遇、しかも一族の王は、以前クーガが話してくれたダイアウルフという名の王でした。 ところが、ダイアウルフはクーガなんて知らないという。 彼らと打ち解け、集落に泊まった晩、協会軍の襲撃を受ける一行。狙いはフューリーロアが奉る精霊の柱にある書だった。 応戦するロア達に協力する主人公ら。ところがそこにディルクが現れ、彼を敵だといえない主人公をみたダイアウルフは主人公を協会の仲間だと勘違いし、村を追い出してしまう。 その後、協会に再襲撃されたロア族を主人公は助け、それによって両者は和解。 そのときの戦で、クロデギルドは妹フレデグンドと再会、しかし、彼女は協会の将軍となっていて、姉に容赦なく攻撃をしてくるのでした。 386 :幻想水滸伝DS◆l1l6Ur354A:2009/01/22(木) 04 56 27 ID O5N/PFsH0 なんとか協会軍を退けた主人公。 ダイアウルフにお願いし、ロア族の書に触らせてもらうことに。 そこで見た幻は、クーガがあいつにまた会うと約束したんだ!と叫び、何者かに戦いを挑み敗れた姿でした。 クーガが死んだ事にショックを隠せない主人公。ダイアウルフたちにも書が反応し、クーガの事を思い出したようです。 ダイアウルフの話によると、ダイアウルフたちが元いた世界では、星を宿す者たちしか敵に近づくことが出来なかった、そしてクーガ達が敵の根城まで攻め上がりそこで敵の首領の「一なる王」と戦ったが、負けてしまった。 その後何があったかわからないけど、気がつけばこの世界で普通に暮らしていたと。 ダイアウルフは以前は星を宿す者じゃなかったが、主人公たちの世界と繋がった後では108星になった。 以前、帝国の学者さんは、書に反応しなかったが、主人公らがマナリルと共に帝国から逃げてきた後では、書に反応し108星になったことがあった。 宿星って一体なんなのか?謎はさらに深まるばかり。 ダイアウルフたちは、向こうの敵とこちらの敵が似ていて、主人公らが星を宿す者であることが偶然とは思えないという理由で、主人公たちに協力してくれることに。 本拠地に戻ると、アトリがきていました。 アトリもクーガがいたときに来ていたこともあったので、今回のクーガの死に彼も心を痛めます。 主人公がこんなことになるのなら、クーガを帰さなきゃよかったと言うと、アトリは未来を知らない過去の自分を責めてはいけない。 あのとき、最善の選択をしたのだから、そんな風に考えてはダメだと。 また、アトリの世界でも、大きな島が住人と共に現れたが、彼らもロア族と同じく、自分たちが急に現れたとは思っていない。 おそらく彼らもロア族と同じように、彼らの世界も彼ら以外は消えてしまったのではないか?と。 ということは、こちらの世界で後から出現したこの本拠地も、ボーパス族も、ロア族も、皆そういうことになるのだろうか。 そしてまた、アトリの世界の敵の親玉も「一なる王」だという。クーガの世界でも同じということは、すべて関係があるのだろうか? と言い、何かまたわかったらくるよと自身の世界へ帰って行った。 その後広間に集合し、そこでクロデギルドから、祖国アストラシアのことを聞く。かつて協会との決戦の前に、いきなり起きた山崩れによって兵を大幅に失ってしまい、 最前線にいたクロデギルドらは都ファラモンに帰ることすらできず、都は協会の手に落ち、両親と妹とそこで生き別れたのだという。 ならば次はアストラシアを解放することにした主人公であった。 124 :幻想水滸伝ティアクライス◆l1l6Ur354A:2009/02/19(木) 09 01 10 ID aTkxPTiM0 アストラシア首都ファラモンに攻め込んだ主人公達。 玉座の間で待っていたのは、クロデギルドの妹フレデグンドでした。 彼女は、父親も母親も失い、姉も行方不明になってしまい、どうすることもできずに協会へ下ってしまい、 その心の弱さから、協会の教義を受け入れてしまったのでした。 祖国を見捨てたと、姉を恨んでいるフレデグンド。ならば一騎打ちだと決闘を申し込むクロデギルド。 王国の宝であるディバインエッジを手に姉に勝つと意気込むフレデグンド。 その二人が剣を交えた時、剣は二つに別れ、その剣から書の記憶が流れ込んでくる。 そして、妹との一騎打ちに勝ったクロデギルドは、妹に守れないですまないと謝り、フレデグンドも協会の教えから目を覚まし、仲間に。 一時は裏切ったフレデグンドを許さない国民もいましたが、多くの国民は姉妹がそろって国を治めることに賛成し、無事ファラモンを解放したのでした。 その後、協会の連中が奪還しにきそうだったので、一時的に本拠地をファラモンにし、皆でお引越し。 色々バタバタしていたら、ファラモン城に敵が侵入。 敵の目的は書でした。司書らと戦う主人公とリウ、クロデギルドでしたが、司書ディアドラのどこでもトビラを開くという力によって、 主人公の持っていた書と、クロデギルドの剣以外の書すべて奪われ、主人公らもどこか異空間へ吹っ飛ばされるのでした。 飛ばされた先は百万世界の狭間で、アトリや異世界のマリカらが戦ってる姿を見ることができました。 暫らくさまよっているうちに、何者かの声に導かれてたどり着いた先は見知らぬ樹海の集落。 リウはなぜかそこを知っている様子。そうこうしてるうちにリウの昔馴染みのルオ・タウが現れ、村長の下へ行くことに。 そこの村長が、回廊の狭間をさまよっていた主人公らを助け、リウもここスクライブの村出身だと明かされます。 スクライブは人間嫌いで、書に関して重要な秘密を知っている種族の為、結界を張って外の世界と隔絶して過ごしていたのだが、リウはそんな暮らしが嫌だし、書の秘密を教えられる12歳になると、刺青を彫られるのだが、 それがが嫌で、書のことを聞かずに出奔してしまっていたのでした。 リウは最初、書を見て、これが何なのか薄々わかってはいたものの、詳しい事を聞いてなく、よく知らない事がかっこ悪くて恥ずかしいと、いままで出生のことを隠していたとの事。 125 :幻想水滸伝ティアクライス◆l1l6Ur354A:2009/02/19(木) 09 02 42 ID aTkxPTiM0 スクライブの長は、主人公らに書について話します。 いわく、この世界にも書はあり、それを真正なる一書と呼び、それにはこの世界におこる自然災害が書かれていると。世界の融合も書に書かれていると。 そこへ司書ディアドラが襲来、彼女は狭間から主人公らを救った村長の力の大きな力の波動から、居場所を探り当て、スクライブの書を狙ってきたのでした。 彼女曰く、世界の融合が起こる時、新たに出現する世界があった場所が消えてしまう。村や街があれば人も消えてしまう。それを事前に防ぐために書が必要だ、と言う。 新たに現れた世界にある、書を使えば、融合の場所を自由に変えられるらしい。 確かにそれは事実だけど、その一方で災害を侵略に利用しているのも事実。そんな協会を信じることは出来ないと、ディアドラを迎え撃つ一行。 スクライブの書の力によって、ディアドラの力を封じ、なんとか撃退に成功する一行であったが、力の使いすぎで長が倒れてしまう。 長は次の長をリウに指名し、書(刺青)もリウに託し息を引き取る。 村を出奔したリウを新たな長とは認めないスクライブの人々をを置いて、認めてくれたルオ・タウと、リウの幼馴染のレン・リインを連れ、 リウはスクライブの力を主人公の為に使う為に、三人は樹海を抜け、城へと戻るのでした。 新たな書や仲間を連れ、無事戻ってきた三人を迎え入れる皆。ディアドラが城で開いたトビラと本拠地のトビラをつないだ為に、お引越しはしなくてもよくなる。 とりあえず、書を取り戻さないとということで、なぜか書の力を感じられるというルオ・タウの能力を使って書を探していたところ、 不思議なことに奪われた四つの書の気配が本拠地に向かっているという。 別々のルートで接近してくる為に、パーティを4つにわけそれぞれ向かううつ一行。 やってきたのは司書の面々でした。彼らは書を体に埋め込まれ、その力に耐え切れず魔物化してしまう。 それを倒すと体は朽ち、書だけが残される…そうして二つまで奪還。 次にやってきたのは司書ソフィア。彼女は手に書を持ち襲い掛かってきます。しかし、どうしてもダメージが入らず、ピンチの主人公らを助けたのはマナリルでした。 ソフィアの持っていた書は、帝国の物でかつてマナリルが読んでいた書。 読み手の力を使い、ソフィアに書の情報を流し込み、その圧倒的な情報量の前に気絶し撤退するソフィア。 一方、フューリーロアの面々の前に現れたのはディルク。彼も書を体に埋め込まれ魔物化するが、根性で書の力に打ち勝ち、 主人公たちの目を覚まさせると言い残して退却するのでした。 126 :幻想水滸伝ティアクライス◆l1l6Ur354A:2009/02/19(木) 09 03 59 ID aTkxPTiM0 奪われた四冊のうち、ディルクに埋め込まれた書以外の三冊を奪還することに成功。 そこへ、手を切った帝国から、協会を倒す為に共闘しようとの連絡があるが、その動きを協会が察知していないわけがない。 また、ラザ砦と同じことを狙っていると読んだ主人公らは、そのことを知らせに帝国へ向かうが、その途中で世界の融合が起き、帝国は砂漠の波に飲まれ滅亡してしまう。 砂漠の中から帝都を見つけ出すも、人もおらず壊滅状態。 そう、協会は奪った書を使い、世界の融合を帝国の滅亡に利用したのである。 今までは人のいない場所を選んでいたのに、とうとう反対勢力を消してしまった。そのことに怒りを覚える主人公。 帝国の最南端にあったサルサビルはなんとか残っていたが、星の印を宿さない人たちは、当然のように記憶が摩り替わっており、「ジャナム帝国」など無かったことになってしまう。 サルサビル帝国となり、シャムスが皇帝の地位に就いていた。 何も覚えていないシャムスに何も言えない主人公ら。サルサビルに一泊することに。 その夜、主人公らの下へシャムスが尋ねてくる。 実はシャムスは記憶を失ってなく、108星の一人だったのだ。 帝国が滅んだ日、偶々サルサビルにいたシャムスにリズランの亡霊?が現れ、彼にマナリルが読んでいた書を託し消えていった。 その結果、記憶が戻ったのである。両親や帝国のたくさんの民が消えてしまったことを一人、胸にひめて、国王として振舞っていたシャムス。 彼を仲間にし、新たに現れた世界の書を探すことにする一行。 その前に現れたのは司書ディアドラ。彼女がもつ書を囮におびき出し、もう一冊の書から遠ざけていたのだった。 彼女の退路を断つことに成功した主人公。彼女は色々知ってるはずだと、本拠地まで連れ帰ります。 最初は何も語らない彼女だったが、帝国出身の医者や看護師が自分を看病してくれていることを知り、そして今回、何のためらいもなく帝国を滅亡においやった 協会の盟主ベルフレイドに不信感を持ちはじめていた為、書について語る決心をしてくれる。 127 :幻想水滸伝ティアクライス◆l1l6Ur354A:2009/02/19(木) 09 05 20 ID aTkxPTiM0 彼女曰く、この世界に融合されてきている土地は、すべて「一なる王」との戦いに負け、終焉を迎えた世界である事。 彼女自身もかつて彼女の世界で「星を宿す者」であり、仲間たちとともに、「一なる王」と戦い、彼女以外はすべて命を落としてしまい、世界は終わりを迎えた事。 そしてこの世界に書(ディアドラの杖)と共に飛ばされてきたらしい。 そんな彼女がなぜ協会に協力してたのかというと、星を宿す者たちが、どんなに抗っても、結局「書」に書いてあるままに終焉を迎えてしまうのならば、 戦いは無意味。だから、その戦いをやめさせようとしていた…との事。 そんな彼女に主人公は、「その書には、戦った108星の気持ちが残ってる。それを無駄と言ってしまっていいのか。」と語る。 時を同じくして、アトリがまたやってくる。 アトリの世界でもディアドラが話してくれたようなことがわかってきたらしい。 そして「一なる王」は強大な力をもっていて、倒すのは困難だということもわかってきた。 そしてアトリの世界では、星を宿す者たちが命を投げ出せば、「一なる王」と刺し違える事が出来るのでは?との話になっているらしい。 最初から刺し違える気マンマンなアトリにも、最初から終焉を迎えることを受け入れていたディアドラに対しても主人公は 「やってみなけりゃ、わからねえ!」 アトリもそれを聞いて、刺し違えることを思いなおし、ディアドラももう一度「一なる王」と戦う決意をし、仲間に。 そして、ディアドラの、「一度訪れたところに自由にトビラを開く」力を利用し、協会の本部しるべの塔に潜入することに。 128 :ゲーム好き名無しさん:2009/02/19(木) 09 15 21 ID aTkxPTiM0 今回はここまでです。 ようやく終盤かな。世界の謎もわかりかけといった所でしょうか。 今作の天暗星はこのルオ・タウなんですが、運が高いんで、なんかチョト変な感じ。 原作基準になってるらしいんですけど(原作水滸伝読んだことない) 129 :ゲーム好き名無しさん:2009/02/19(木) 20 01 04 ID XbcpummyO 乙。一つだけ。 命を投げ出せば 「星(宿星)の命を一つに束ねてぶつければ」 で。 やることは同じなんだが、この表現は物語の根幹に関わる非常に重要なファクターなんで見過ごせんかった。 横からスマソ。 15 :幻想水滸伝ティアクライス◆l1l6Ur354A:2009/03/23(月) 21 21 54 ID 7zNglELt0 さっそくしるべの塔に潜入した主人公達。 ディアドラの案内のまま進んでベルフレイドの部屋へ。 そこではベルフレイドの言いなりのまま、書を体内へ埋め込んでいるソフィアと、それを止めたためにソフィアに攻撃されるノーヴァ(ソフィアのお付の仮面の騎士)の姿が。 その一部始終を隠れて見ていた主人公らだが、自身のしかもすごく慕っている娘になんでそんなことを?と たまらずディアドラが飛び出していってしまったので、作戦は失敗。 攻撃されて弱ってしまったノーヴァと共に、一行は本拠地へ逃げる。 そこでノーヴァから話を聞くと、ソフィアはベルフレイドを父親と慕っているが、本当の父親はノーヴァ。 以前ノーヴァが書を体内へ埋め込まれた際、暴走して、妻と娘を襲ってしまい、娘はなんとか一命を取り留めたものの、その時の事がトラウマになってしまった。 ノーヴァが仮面をつけているのも、素顔を見せると昔を思い出してしまうため。今まで寄り添っていたのも娘かわいさだったと判明。 先の作戦が失敗に終わってしまったため、直接サイナスへ殴りこみにいくことに。 手前の要所、フォートアークを落とすことになり、書を埋め込まれてしまったソフィアを助けたいと、ノーヴァも仲間として参加。 フォートアークへ攻め込んだ主人公らに立ちふさがったのは、またしてもヴァズロフ、レスノウ。 主人公は彼らを負かし、説得を試みる。 彼らと最初に戦った「ラザ砦」は帝国が砂漠に飲み込まれた際に消えてしまったのだが、どうも二人とも覚えてる様子。 二人に書に触れてもらった所、二人とも「星を宿す者」だった。そこでさらに説得し、協会のおかしさに気がついた二人は仲間に。 要塞の最後まで進むと、そこで待っていたのはソフィア。書の力で砂の化け物になってしまう。 相手が砂なため、普通の攻撃が効かず、唯一水系の魔法とリジットフォーク族の攻撃が効いた。 けれど、ソフィアが召還する砂の化け物の多さに、太刀打ちが出来ないため、一旦退却。 ヴァズロフ将軍の力を借りて、リジットフォーク族を仲間にしようと、主人公はリジットフォークの集落へ向かう。 16 :幻想水滸伝ティアクライス◆l1l6Ur354A:2009/03/23(月) 21 23 10 ID 7zNglELt0 とてつもなく長い火山のダンジョンを超え、リジットフォークの集落「ルギエニク」に着いた主人公。 長老と話をするが、全然話を聞いてくれない為、ヴァズロフは祖神のお告げを聞くと、一族の祭壇へ。 長いこと姿を現さなかったらしい祖神オルドヴォーグでしたが、主人公の持つ書に反応して出現。 オルドヴォーグの話では、彼もかつて「一なる王」と戦った「星を宿す者」であり、この世界に融合された後に、協会が書を持ち去った為、 長老とオルドヴォーグが会えなくなり、協会に取り込まれてしまった。 今の一族の状況に怒ったオルドヴォーグは、長老を一喝。オルドヴォーグを含め、一族全体で主人公らの仲間になるのでした。 リジットフォーク族を仲間に迎えてのフォートアーク攻略第二戦。 リジットフォーク族の力と、ボーパス族の魔法で砂のモンスターを蹴散らしソフィアの元へ。 そこでソフィアが暴走しかかるが、ノーヴァの捨て身の献身により、ソフィアと書を引き剥がし、彼女を救出することに成功する。 ソフィアは以前、ノーヴァに殺されかかった時に優しくしてくれたベルフレイドを「父親」と思い込んでしまっていた。 が、今回のノーヴァの努力により、過去を思い出しベルフレイドと決別。 過去の司書のように消えなかったのは、彼女は「真正なる一書」の力を使われていたためであるらしい。 意識を取り戻した彼女の話によると、この世界の「真正なる一書」に描かれていた世界の融合は5回。 5回融合が起こった後、「一なる王」が降臨し、この世界を破滅に追いやる事になっているらしい。 だがベルフレイドは他の世界の書を用いて、それ以外の世界の融合を起こしている。それは、どれかの書に記憶されていた「儀式」であり、 「一なる王」が降臨するまでに12回の融合が終わっていれば、世界は消滅せずに「一なる王」の世界に融合されるから。 本当にそうなるかわからない事の為に、今まで故意に融合を起こしていたらしい。 17 :幻想水滸伝ティアクライス◆l1l6Ur354A:2009/03/23(月) 21 24 27 ID 7zNglELt0 ソフィアからそんな話を聞いていたら、リウが本拠地に忍び込んだディルクにつかまってしまう。 リウの持つスクライブの書を奪ったディルクは、主人公に一対一での勝負を持ちかける。 スクライブの書の影響で星の印が使えなくなる主人公だったが、力があるとか関係ない、自分がしたいから、協会と戦うんだ!と、ディルクに勝つ。 なぜこんなことを…?とディルクに問いかけた主人公。その時本拠地一体が光に包まれる。 そう、ベルフレイドは砂漠にあった書を使い、今度は主人公達を消しにかかったのだ。 融合で世界が不安定になり、他の場所に行こうと、ディアドラの力を使ってもトビラを作れない。 前とは違い、範囲も広すぎて走って逃げようにも間に合わない。 ディルクが言うには、まだ融合に使われてない書の力を使えば、世界の融合を別の位置にすることが可能。 その話を聞いて、主人公が自身の持つ書を使おうとするが、ディルクはそれを制止し、スクライブの書使おうとする。 ディルクの力でも無理そうだったが、ディルクが自身に埋められたフューリーロアの書も力を貸してくれー!と叫び、 それに答えるようにクーガとディルクの姿が重なり、力も増し、なんとか融合の位置を他にずらすことに成功。 だがそれはディルクの命も奪う結果になってしまった。 ディルクは埋め込まれた書に一応打ち勝ったものの、書から自制心を保つので一杯一杯でもう先も長くない事をわかっており、 次の融合先が本拠地であろう事も知り、最初から犠牲になるつもりで来たのだった。 ディルクは主人公らが「星を宿す者」になってしまった義務感から戦っていると思っていたから、彼らを戦いから遠ざけたかった。 けれど純粋にこの世界を守りたいために戦っていることを知れてよかったと。 俺は、お前たちの手助けがしたかったんだ、最後に役にたってよかった。と、言い残し消えるディルク。 リウは、ディルクと主人公を和解させたかったから、わざとディルクにつかまった。こんなことになるなんて…と嘆く。 ディルクを犠牲にし、本拠地は無事守られた。 だが、融合が起こったということは、新しい書もやってきたということ。 12回目の融合が起こった時、ベルフレイドの儀式は完成してしまう。 ディルクが作ってくれた時間を無駄にしないためにも、新たな書の確保に挑む主人公であった。 18 :幻想水滸伝ティアクライス◆l1l6Ur354A:2009/03/23(月) 21 30 00 ID 7zNglELt0 今回はここまでー。アニキィ…(合掌) ここで、以前帝国が融合で消滅した際、サルサビルだけ残った理由がわかります。 リズランが帝国の書を使い、位置をずらそうとしたけど、自身の力が足りず、サルサビルだけ救うので一杯一杯だったのでした。 あと 15の最下段レスノウ将軍じゃなくて、ヴァズロフ将軍でしたorzマチガエタ(※wiki編集により修正しました) レスノウとヴァズロフは夫婦です。夫婦で戦場に来てるんですね。夫婦愛。 21 :幻想水滸伝ティアクライス◆l1l6Ur354A:2009/03/25(水) 07 55 24 ID EOBB3Vic0 新しく現れた世界は、先に偵察していたディアドラ曰くラロヘンガ(彼女の種族の言葉で地獄の意)。 ベルフレイドより先に書を手にすべく突入する主人公。 ところがベルフレイドに先を越されてしまう。 ベルフレイドがいうには、この世界は星を宿す者が、他の沢山の命を犠牲にして「一なる王」に対抗しようとしたのだが、 対抗しようと作った装置が暴走し、このような地獄になってしまったとか (ここでホツバを連れて行くと、彼が以前「一なる王」について情報収集しようと他の世界を巡っていた際、自分たちはこの技術があるから、 「一なる王」になんて負けないと、自信たっぷりでいた連中の世界がラロヘンガになったとわかります) 「真正なる一書」に記された5回の世界融合の前に、12回の世界融合を起こせれば、この世界は「一なる王」の世界と同一になり、 消滅の恐れがなくなる…それがベルフレイドの狙いだったのです。 けれど、すべてが運命のままだなんていう、予定調和の世界を主人公は否定。 ベルフレイドに戦いを挑みますが、全然ダメージを与えられず、結果書とベルフレイドを取り逃がしてしまいます。 本拠地に戻ってきた主人公に、アトリが会いにくる。 彼の世界でも「一なる王」との最終決戦が近いらしく、最後に主人公に会いに来たとのこと。 彼は、本拠地の前の持ち主だった人の話をしてくれる。 彼には子供がいた。けれど、赤ん坊の時にトビラの事故に巻き込まれて他の世界に飛ばされてしまった。 その子が生きていれば、ちょうど主人公やアトリと同じぐらいの歳らしい。 そして、お互い「一なる王」を倒した後でまた会おうと約束して別れる。 ベルフレイドに12回目の融合を起こさせない為に、サイナスへ突入する主人公ら(サイナス突入前までが、今回の仲間集めのタイムリミットです) 怪物と化したマクートら、かつての協会の手先の面々を蹴散らし、しるべの塔最上階へ。 そこで待っていたベルフレイドと戦い、倒す主人公ら。 しかし、そこで12回目の融合が起こり、主人公らの目の前に「一なる王」が降臨。 世界を滅ぼされてたまるか!と、「一なる王」に戦いを挑む主人公であったが、ダメージが与えられない。 焦る主人公。そこに主人公の持つ書から光が。 書の力でわずかだがダメージが入るように。けれど勝てるわけもなく、「一なる王」の持つ「真正なる一書」が光輝き… 22 :幻想水滸伝ティアクライス◆l1l6Ur354A:2009/03/25(水) 07 56 59 ID EOBB3Vic0 目が覚めるとそこはシトロ村。 マリカが起こしにきて明日が主人公の誕生日だとわかります。 死んだはずのディルクもいて、リウやマリカ、ジェイルらと森の見回りをし、一日が終わる。 そして次の日、マリカが起こしに来る。 「明日は15歳の誕生日なんだから、しっかりしなさいよ!」 そうして誕生日の前の日、平和な日、ディルクも生きていて笑っている日を何度か繰り返し、何度目かで主人公は気がつく。 同じ日だということを。 そしてなんとなくここにこなきゃいけない気がすると、たどり着いたのは本拠地。 本拠地に足を踏み入れたとたん、主人公はすべてを思い出す。 「一なる王」の降臨を阻止できなかったことを。 マリカらも追いかけてきて、すべてを思いだす。 他の仲間たちも、なんとなくここに来なきゃいけないような気がしたとぞくぞくと集まってくる。 そう、「一なる王」の世界とは、個々が幸せだった日を延々と繰り返す世界だったのだ(主人公の繰り返していた日と、マリカの繰り返していた日は違っていた) 確かにそれは平和で幸せかもしれないけど、未来の無い世界。そんな世界ではいけない、「一なる王」を倒さなければと思う主人公。 ここでリウが以前アトリの言っていたように、宿星の命を束ねて「一なる王」にぶつけるのか、それ以外の方法を考えるのかと聞いてきます。 (ここで刺し違える事を選ぶとBADEDです。内容自体は後述) 「やってみなくちゃわからねえ!」が心情の主人公。もちろん、他の方法を考えようとします。 そこで「一なる王」と対峙した際、主人公のもっていた書が光ってわずかながらダメージが通った時のことを思い出します。 書を管理している学者さんに話しを聞くと、同じ頃に保管していた他の書も光ったとの事。 ひょっとして、12の書の力を結集したら、「一なる王」にも勝てるかも? と、わずかながらの希望を見出す。 そして12番目の書を探し、見つけると、その書の記憶が流れてくる。 その中にはその世界で戦っていた宿星たちからのメッセージが入っていた。 曰く、12の書を使えば、「一なる王」に勝てる。だが、自分たちは間に合わなかった。この書を手に入れた宿星たちよ、どうか「一なる王」を倒してくれと。 それを見た主人公。この事をアトリや他の世界の人々にも教えるべきと、ホツバ達に頼みます。 そして再びサイナスへ。全員で分かれてサイナスの12の結界を書によって解除。 サイナスの中にはいると、サイナスの街の人々は自身の幸せな一日を繰り返している模様。 23 :幻想水滸伝ティアクライス◆l1l6Ur354A:2009/03/25(水) 07 58 21 ID EOBB3Vic0 しるべの塔のあった場所に入ると、そこはベルフレイドの幻影。 彼はこの世界で最初の融合が起こった時、妻子を亡くしていて、その妻子がいた幸せな一日を繰り返したくて、今回のことをしていた。 この幸せを奪うのか?とベルフレイドは主人公らに襲い掛かってきます。 未来を求める主人公たちは戦い、ベルフレイドは敗れ去ります。 ベルフレイドを退けた主人公、塔の奥へとどんどん進んでいき、ある部屋で約束の石版らしきものを見つけます。 それは、天魁星以外の宿星が黒く焼け焦げていました。これをみて主人公はあることに気がつきます。 「一なる王」はひょっとして… そして塔の最上階、そこにいた「一なる王」との戦いが始まりまった時、アトリや他の世界のマリカら、他の世界の人々の声が聞こえてきます。 彼らも主人公に教えられたように、12の書の力を使って今、「一なる王」と戦っているのです。 そして「一なる王」が倒れた時、彼は主人公に礼を言います。 そう、彼は「一なる王」への対抗策として、宿星の命を束ねてぶつけてしまい、その後新たな「一なる王」になってしまった天魁星だったのでした。 この連鎖を止めてくれてありがとうと。 そして本拠地に戻ってきた主人公。そこでトビラが使えなくたってしまったことを知ります。 百万世界が繋がっていたのは「一なる王」がいたからで、その「一なる王」が倒れてしまったから、もう他の世界には行けなくなってしまったとか。 「一なる王」を倒したら、会おう!とアトリと約束したのに… その後の主人公は、この世界を救ったという英雄?で、軍にくるさまざまな依頼をこなし、忙しい日々を送るのでした。 (こっから108星集めた場合のED) 主人公はゼノアに「真正なる一書」を誰の手の届かない場所に捨ててきてくれと頼みます。 ゼノアはせっかくなのにいいのか?と問いますが、主人公は未来はやってみなくちゃわからないから、人の手には必要ないと答えます。 その後、トビラ前でアトリと再会。アトリと健闘をたたえあい、アトリがコレで最後だねと去っていこうとしますが、 主人公はもう会えないなんて思わない、未来は決まってないから、また会えるかもしれないじゃん。じゃまたな!といい、 アトリもそれじゃぁまたね。といい自身の世界へ帰ります。 24 :幻想水滸伝ティアクライス◆l1l6Ur354A:2009/03/25(水) 08 04 49 ID EOBB3Vic0 以上です。 ちなみにBADEDは、宿星の命を束ねて「一なる王」にぶつけたけど、主人公が次の「一なる王」になって終わり。 死にたくないけど、他に方法がないのなら仕方ないって諦める面々が結構クるものがありましたね。 主人公の出自は結局詳しくは語られず。本拠地の以前の主人であった戦士の生き別れた子供かも?って匂わせておしまい。 (そもそも本人がまったく気にしてないからね) 最初に「一なる王」になったきっかけってのはわからずじまいです。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/5576.html
幻想水滸伝III 【げんそうすいこでんすりー】 ジャンル RPG 対応機種 プレイステーション2 発売元 コナミ 開発元 コナミコンピュータエンタテインメント東京 発売日 2002年7月11日 定価 7,140円 レーティング CERO 全年齢対象(*1) 廉価版 KONAMI the Best 2004年6月5日/2,940円コナミ殿堂セレクション 2005年9月2日/1,890円 配信 ゲームアーカイブス 2015年4月15日/1,234円 判定 良作 幻想水滸伝シリーズ 概要 ストーリー 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 『幻想水滸伝』シリーズナンバリング作品の3作目。 シリーズ初のPS2作品で『2』から15年後の世界を描いている。 デフォルト名の無い無口主人公だった『1』『2』から、名前が固定されセリフも喋る複数主人公によるザッピングシステム(*2)に変更、スキルによるキャラメイクの導入など作品の印象を大きく変えた意欲作で、その新システム導入はシリーズファンの間でも賛否が分かれて論争が起こった。 ストーリー ゼクセン連邦とグラスランドは、長らく、互いに憎み合い、争いを続けていた。しかし、グラスランドのカラヤ・クランの族長子息ヒューゴはゼクセン連邦との休戦協定を結ぶためにゼクセン連邦に、また同じく、ゼクセン騎士団の団長クリス・ライトフェローもグラスランドと休戦協定を結ぶためにグラスランドに、それぞれ派遣されることとなったのだが……。 ちょうど同じ頃、かつてグラスランドとハルモニア神聖国との間に不可侵条約を結ぶことに成功させた“炎の運び手”が再びグラスランドで姿を現したという情報をもとに、ハルモニア神聖国から警備隊小隊のゲド隊一行がグラスランドに派遣される。そこで彼らがみたものとは……。 特徴 トリニティサイトシステム 複数の主人公の視点から物語を進めていくシステム。初期は3人の主人公の視点から、ある条件を満たすとその3人を含めた最大6人の主人公の視点から物語を進めていくことができる。 『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』のオムニバス方式に近いが、あちらと違う点は、それぞれの主人公たちがまったく同じ時系列、かつほぼ同じエリアで動いている点である。つまりストーリーを進めていく上で、それぞれの主人公たちが互いに対面することが時々ある(同じイベントを、主人公ごとに違う視点で見ることになる)。 どの主人公のストーリーから始めても良く、今プレイしている主人公のストーリーを中断して別の主人公のストーリーを始めることもできる…といった自由度の高さもこのシステムの特徴。 戦闘システム バディシステム 戦闘中、前衛と後衛の一人ずつの二人一組のバディを作り、プレイヤーはバディごとにそれぞれ指示を与えることになる。戦闘に参加できるバディは最大で3組。つまり、戦闘に参加できる人数は最大で6人…と人数だけは『1』や『2』と変わらないが、以下の点で違いがある。 一組のバディがあらかじめ狙える敵は一体。つまり、同じバディにいる二人があらかじめ別々の二体の敵を狙うことはできない。 「防御」を選択した場合、そのバディ内の二人とも防御を行う。 アイテムを使用した場合、アイテムを使用した本人と、本人と同じバディの人物にしか効果は出ない(パーティー全体や敵に効果が及ぶものは例外)。回復アイテムなどは、バディ一組で効果を共有することもできる。 アイテムを使用したり紋章魔法を使ったりするのは、バディのうちの片方のみ。このとき、もう片方はランダムで敵に攻撃する。 協力攻撃は、それを行う二人がバディを組まなければ行うことができない(3人以上で行う協力攻撃は例外。バディの片方が別のバディの人物と協力攻撃を行う場合、もう片方は防御することになる)。 各キャラクターには「性格」があり、攻撃を優先したり(「バーサーカー」「攻撃的戦士」)、後衛を守ったり(「防御的戦士」「手裏剣使い」)するなど、バディ内でのキャラクターの行動はこの「性格」が影響する。「性格」同士には相性の良くないものもあり、たとえば前衛を「バーサーカー」、後衛を「魔法使い」にした場合、「バーサーカー」は、攻撃を最優先し「魔法使い」を守ってくれないため、下記の通り「魔法使い」が魔法を使おうとしても敵からの攻撃を受けて、詠唱を中断してしまう可能性が高くなる。 とある3組のコンビでバディを組むと、「ライドオン」という特殊な形態をとる。ともに協力攻撃を行うわけではないが、ステータスがアップする。ただし、「攻撃は同時に行う」「アイテムの効果、敵から受けるダメージは必ず共有」「片方がアイテムを使用したり、紋章魔法を使ったりするとき、もう片方は何も行動しない」「常に二人とも同じ立ち位置にいる」といった制限がある。 フリーポジショニングバトルシステム 本作では移動速度と距離の概念が導入されたが、それはこのシステムのためでもある。敵味方ともに攻撃する際にターゲットのところに赴き、その場所にとどまったまま次ターンを迎える。飛び道具や弓矢を使用する者も射程に移動したり味方に攻撃が当たらない位置に移動したりし、その位置のまま次ターンを迎える。 つまり、敵味方ともに定位置にはとどまらず、2ターン目以降(厳密には一番初めに誰かが移動した時点)にはそれぞれがいろいろな位置にバラバラに散らばっている、ということである。これに伴い、戦闘において範囲性の魔法が重要な意味を持つようになる。下記にて詳述。 紋章魔法に関して 「詠唱」の概念があり、コマンドを入力し終えた時点から「詠唱」を始め、終わると魔法が発動する。詠唱者から、詠唱中であることを示すエフェクトが表示される。詠唱中に敵から攻撃されると、かなりの頻度で詠唱が中断され、魔法が発動しなくなる。 範囲性の魔法があり、指定された範囲にいる者に効果が及ぶ仕組みになっている。つまり、攻撃魔法の場合は指定された範囲内にいれば、敵にも味方にもダメージが与えられる。ただし回復魔法は例外で、範囲内にいても敵に効果が及ぶことはない。余談だが、協力攻撃やアイテムにも、魔法ほど数は多くないにしても範囲性の効果を持つものがある。 時間の概念の導入 上述の移動速度、攻撃までの武器の振りの速さや魔法の詠唱時間の長さなど「キャラクターがその動作を行うまでにどれだけの時間がかかるか」という概念が導入された。1ターンに何度も行動できることもあれば、次のターンまで時間がかかってしまうこともある。 画面には、キャラクターがその動作を行うまでにかかる時間を示した「行動力ゲージ」が表示される。これは「スキル」によって大きく変化する。下記にて詳述。 キャラクター育成システム スキル 様々な種類のスキルがあり、それぞれのスキルを装備しランクを上げることによって、それぞれのスキルの名称に呼応した能力が変化する。例えば「命中」を装備すればそのキャラクターの命中率が上がり、「回避」を装備すればそのキャラクターの回避率が上がる。 「神行法」は移動速度に関わるスキルで、「スィング」は攻撃までの武器の振りの速さに関わるスキルであり、これらのスキルを装備すると、それぞれの動作を行うまでにかかる時間が短縮する。「スィング」のランクが高いと攻撃がすばやくなるので、1ターンに何度も攻撃できるようになる。また、魔法スキル(「火魔法」「水魔法」など)を装備すれば詠唱時間が短縮する。魔法スキルを装備しなかったり、装備してもランクが低かったりした場合、魔法の詠唱が1ターンで終わらないことがあり、その場合は次のターンでのコマンド入力で「詠唱継続」を選ばないと詠唱をやめてしまう。 ランクはEからSの8段階(B、B+、A、A+があるため)。ランクを上げるほど能力は大きくなる。 戦闘でスキルポイントを貯めて指南所へ行き、スキルポイントを消費することによって各スキルのランクを上げる。また、指南所では後述の「汎用スキル」であれば新しいスキルを装備することもできる。新しいスキルを装備した場合もスキルポイントは消費される。 スキルには、誰でも指南所で装備できる「汎用スキル」と、指南所では装備不可能でありそれぞれのキャラクターが素質として持っている「固有スキル」がある。「固有スキル」はレベルを上げることによって自然と身に付くか、それぞれのキャラクターがあらかじめ持っているか、のどちらかである。戦闘系スキルであれば、後述のサポートスキルとは違い「固有スキル」でも指南所でランクを上げることができる。 戦闘系スキルの他にサポートスキルがあるが、「固有スキル」である。ランクはあらかじめ固定されており、上げることはできない。 それぞれの種類のスキルによってキャラクターにとっての「素質」があり、そのキャラクターにとっての最高ランクや消費スキルポイントの量が違う。「素質」の違いによって指南者のセリフが変わる。 集団戦闘 従来の「戦争イベント」。 戦闘員4名(うち1名がリーダー)とサポート1名の、最大5名の1部隊を編成し、複数の部隊同士が戦闘を行う。 ルートを伝ってエリア間を移動する「移動パート」と、敵の部隊と戦闘する「戦闘パート」の、二つのパートがある。「移動パート」では、部隊を移動させるほか、「防御」を行って、直後に行われる「戦闘パート」でのダメージを軽減させたり、スキルを使用したりすることができる。移動先のエリア上に敵部隊がいたり、敵部隊が味方部隊のいるエリアに侵攻したりした場合は、「戦闘パート」に突入する。「戦闘パート」では、部隊の戦闘員が通常戦闘と同じ形式で戦う。ただし、通常戦闘とは異なり、「攻撃」と「防御」、「撤退」の3択しか存在せず、「防御」と「撤退」を選択した場合、戦闘員全員がその通りの行動をとり、「攻撃」を選択した場合、戦闘員は完全にAIによる戦闘を行う。3ターンが経過するか、どちらかの部隊が「撤退」を選択またはそのリーダーが倒された場合、戦闘は終了する。敵味方ともリーダーが倒された場合、他の戦闘員のHPが残っていても、その部隊は消滅する。 移動先のエリア上に複数の敵部隊がいた場合、敵がどの部隊で迎撃するかを選んでくる。逆に、複数の味方部隊のいるエリアに敵部隊が侵攻してきた場合、どの部隊で迎撃するかを選ばなければならない。 敵部隊を取り囲むように部隊を配置すると、味方が援護してくれるようになる。援護された部隊は攻撃力が上昇する。 「撤退」を選択した場合、攻撃側なら元いたエリアに戻り、防御側は味方のいるエリアに退却する。退却するエリアがない場合は、「撤退」を選ぶことはできない。 集団戦闘用のスキルがあり、上述の通り移動パートで使用することによって効果を発動するものと、「移動パート」と「戦闘パート」、それぞれにおいて、そのスキルを持つ部隊のステータスを変化させる「自動スキル」がある。 サポートキャラクター 戦闘パーティーメンバーのほかに、非戦闘員であるサポートキャラクターを一人連れていくことができる。彼らは、それぞれ1~3つのサポートスキルをあらかじめ持っており、陰ながら戦闘パーティーメンバーを支えてくれる。 主なサポートスキルは、戦闘終了時に戦闘パーティーメンバーのHPを少量回復する「ヒーリング」、アイテムを捨てる代わりに売ることができる「下取り」、戦闘時に獲得できる金額をわずかに上げてくれる「お金発見」等。 戦闘員のサポートスキル同様、彼らのサポートスキルの種類とランクはあらかじめ定められており、指南所で新たにスキルを装備したりランクを上げたりすることはできない。 その他 本作では、『2』までのようなフィールド上でキャラクターを操作しながら町やダンジョンに行く形式ではなく、ワールドマップ上で行きたい町やダンジョンを選択する形式を採用している。 但し、現在地と隣り合っている(道中に他の町やダンジョンがない)場所しか選択できない。たとえ隣り合っていても、出入り口がつながっていなければその場所を選択できない。 『1』『2』のような「宝箱」が本作では存在せず(但し、下記の「ダンジョンボス」が落とす宝箱のみ例外)、代わりに「薬草ポイント」「生き倒れポイント」が存在する。「薬草ポイント」で薬草を摘めば「おくすり」「特効薬」「漢方薬」のいずれかが手に入る。「生き倒れポイント」では、生き倒れから遺品を頂戴することができる。 いずれも1回取ったら終わりではなく、取ってしばらく時間を置けばもう一度取ることができ、これを何度も繰り返すことができる。 薬草は摘む前に成長の度合いがわかるようになっており、成長すればするほど効果の高いものが手に入る。あえて摘まずに成長を待つのも手だが、待っているうちに誰かに摘まれてしまうこともある。 ストーリーを進めていく上で必ず戦わなければならない「イベントボス」の他に、戦うことをユーザーにゆだねられた「エリアボス」「ダンジョンボス」が存在する。 「エリアボス」はダンジョンの中でランダムエンカウントし、「ダンジョンボス」はシンボルエンカウント。「ダンジョンボス」は戦いの後、たくさんのレアアイテムや高級アイテムが入った宝箱を落としていく。この2種類のボスは、1回戦ってしばらく時間を置けば再び姿を現すため、何度でも再戦可能である。 評価点 トリニティサイトシステムが大いに活かされたストーリーは、完成度が高い。 一人の主人公の身に突然降りかかる出来事が、別の主人公の視点によって前後の流れが補完されていくさまは、推理小説を読むようなわくわく感がある。 また主人公のうち、大地に根差して生活するヒューゴと都市の騎士団に所属するクリスは、立場や生活様式の違いから互いに偏見を持ち合った末に最悪の形で関わりを持つことになるが、彼らに対して周囲の大人たちの発言は説教くさくはあるものの、どこか現実世界ともつながるような強いメッセージ性が含まれており、感動するものがある。 15年という時を経た故のキャラクターの変化や成長を見られる。 『1』から『2』ほど直接的ではないものの、シリーズの特徴である「過去作と繋がった続編」の良さは今作でも健在。15年の歳月によって、『1』『2』の戦争の歴史的な扱いや時間の経過などを感じる事ができる。 『2』では宿星ではない敵側のキャラとして登場したルシアが、今作では主人公の一人・ヒューゴの母として再登場するなど意外な形での過去作との接点が楽しめる(*3)。 また『1』『2』の少年期を経て、ハンフリーから受け継いだ大剣を操る立派な青年となったフッチ、『1』『2』では志ばかりが先行する未熟さを見せていたが、今作では弟子を導く成熟した軍師となったアップル、『2』でのホウアンのお手伝い的なポジションから、世界を歩き医療後進国で活動する一人前の医師に成長したトウタなどの姿は、「親戚の子供の成長を見るよう」と過去作のプレイヤーを驚き喜ばせた。 一方、今作で非常に重要な行動をとることになるある過去作キャラクターに関しては、否定的な意見も含んだ大きな話題となった。 戦略性が高く奥深いながらも、複雑な操作を必要としない、キャラクターの個性が活かされた戦闘システム。 従来までの武器レンジの概念こそ廃止されたが、距離の概念の導入により、各々の得物によって付けられた個性が従来よりも強くなっている。同じ弓矢でも射程が違ったり、同じ剣でもリーチが違ったりして、各々のキャラクターの移動距離や移動場所、移動速度にも関わってくる。こうしたことも考えて、前衛と後衛のどちらに配置するか、どの敵を狙わせるか…と、パーティー編成から多彩な戦術を練ることができる。 「性格」による個性付けも強い。それに、ただキャラクターの個性が強くなっただけでなく、後衛だと攻撃しない「魔法使い」をどちらに配置するか(前衛に後衛を守る「性格」の者を配置して守ってもらうか、前衛に配置して物理攻撃でも活躍してもらうか)、HPが低いが移動距離も短い者は後衛に配置して後衛を守る「性格」の者に守ってもらうか…と、いろいろなバディの組み合わせを考えて、自分に合ったパーティーを編成ことができる。 このほかにも、協力攻撃が行えるようにバディを組むか、「性格」や移動距離を優先的に考えてバディを組むか…といろいろ考えることができる。 範囲性の魔法等も、戦略の幅を広げるのに一役買っている。味方の巻き込みを減らすために味方をどういう位置に立たせるか、それとも、あえて無難に範囲性の魔法は使わずに範囲性でない攻撃手段(魔法も含めて)を使うか…と、いろいろ考えることができる。敵側も、範囲性の魔法等を使ってくるため、敵側の巻き込みを起こすように、自分たちの立ち位置を考える…ということも可能。 早い話、プレイヤーの腕や考え方次第で、いろいろなプレイが楽しめる。戦闘やキャラクター育成の自由度は、シリーズ随一。 キャラクター間のバランスは良好。 育て方や扱い方次第では、頭ひとつ飛びぬけてしまうキャラクターも一部存在するが、大半のキャラクターはおおむねバランスが整っており、キャラクターの多さを考えれば、奇跡的といえる。 かといって似通った性能のキャラクターは少なく、きちんと素のステータス・それぞれのスキルの最高ランク・装備できるスキルの数などで、キャラクターの個性をしっかり創りだしている。 極端に弱いキャラクターはいないとはいえ、凡庸な性能のキャラクターもいるが、そのようなキャラクターは某主人公編で重要な戦力になるなど、きちんと見せ場が与えられている。仲間になるタイミングさえも、バランス調整に利用しているとみえる。 ライドオン組も終盤では敵に4桁ダメージを与えるなどかなりの火力を誇るが、上述の通り、他のバディと比べて行動などに制限があり、絶対無敵というわけではない。 ただし、某ライドオン組はそれを抜きにしてもかなりの火力を誇っている。廉価版では調整がなされ、その火力はだいぶ弱まったが。 サポートキャラクターの導入により、事実上『1』『2』よりも一人多く連れて行けるようになった。 ただ単にパーティーメンバーが一人増えただけでなく、様々な場面に応じて使い分けることで、いろいろなキャラクターを使うことができる。たとえば、資金稼ぎをしたいときは「お金発見」を持つ者、買い物をするときは「値切り」を持つ者、本腰を入れてボスと戦うときは「紋章師」などのステータスアップするスキルを持つ者…といった具合に、いろいろなキャラクターを使い分けることで、より多くのキャラクターに活躍の場を与えることができる。この使い分け自体も楽しいが、何より108人という大所帯を持つ『水滸伝』冥利に尽きるだろう。 108人という大所帯を活かしたゲームバランス。 サポートキャラクターのことも含めて、資金繰りなどでは裏方を頼らざるを得ない(*4)。これにより、ミニゲーム担当者や交易商、売上金の一部をくれるレストランの存在意義が従来よりも高くなった。もっとも、レストランに関しては、別の面で存在意義が低くなっているが……(問題点にて詳述)。 興行収入の一部をくれる劇場も例外ではない。劇場とは本作で初めて導入された施設である。ここではいくつかの演劇のキャスティングに仲間である108星を当てはめて上演することができるのだが、配役の自由度が高くキャラによって演技の傾向、得手不得手などが個性豊かに表現されているため、いかにお馬鹿で滅茶苦茶な展開を作れるか没頭するプレイヤーが続出した。むろん、上手いキャスティングを行えば、それだけ興行収入は増える。興行収入を稼ぐために真面目に配役を考えるのも楽しいし、上述のようにお馬鹿な配役を考えてネタにしてもよい。後者でも、それなりに興行収入は稼げる。また過去作のセーブデータをコンバートしていると過去作を題材にした演目が追加されるなどのファンサービスもある。 この点でもやはり、『水滸伝』冥利に尽きる、といえるだろうか。 しかし、108人という数はあまりに多すぎたのか、かなり難易度が上がってしまい、批判もされている(下記にて詳述)。 防具の種類がわかりやすい。 かぶとの「かぶと」、「ヘルム」、よろいの「ローブ」、「服」、「皮鎧」、「鎖鎧」、「甲冑」に、それぞれ「ボロボロの」、「古い」、「傷モノの」、「新品の」、「出来のいい」、「高級な」、「最高級の」、「特製の」といった接頭語がついており、一部の例外を除いては、それぞれ右から順に防御力が高くなる。 むろん、これ以外にも、特殊効果があったり防御力以外の値を上昇したりする防具が存在する。しかし、たいていの防具は、防御力だけは上述のベースとなる防具に準ずるなど、わかりやすくなっている。 今作では、キャラクターによってはある防具を装備すると防御力以外の能力値が下がったりするなど、防具着用時のステータス変動が複雑なのだが、このように防具の種類がわかりやすいため、複雑なのが苦手なユーザーでも、比較的ではあるがやりやすくなっている。 やりこみ要素は充実している。 主人公D/E/F編が、プレイしなくてもクリア可能な寄り道要素として搭載されている。 ただし、主人公E編は移動範囲は本拠地の中だけで、住人たちの他の主人公たちに対する態度とは違うそれをみられる程度。しかしD及びF編では、他の3人の主人公たちのストーリーと同様に、いろいろなダンジョンや町に行って敵を倒しながらストーリーを進めることができる。F編は下記の通り問題点もあるが、D編はストーリーも良く、ボス戦や集団戦闘も充実しており、他の3人のストーリーと比べても評価が高い。おそらく、本作で最大のやりこみ要素かもしれない。 そのほか、上述の「ダンジョンボス」もおり、何度もとれる「薬草ポイント」や「生き倒れポイント」とあいまって、不必要なダンジョン探索を楽しくしている。 従来通り、複数のミニゲームもある。 しかし、あくまでも相対的にみてだが、『2』よりはやりこみ要素が減少しており、そのことは批判されている(問題点にて詳述)。 キャラクターデザインは、今でも高く評価されている。 装飾品や小物など細部がきちんと描き込まれており、洗練されている。かといって、良い意味でも悪い意味でも派手すぎたり華やかだったりすることはなく、全体的に色合いが地味で、機能的な部分もあり、戦記物特有の泥臭さはきちんと残っている。 特に警備隊小隊(ゲド隊とそのライバルのデューク隊も含めて)は、服装が機能的でありながらファッショナブルで、評価が高い。 ユーザーインターフェースは良好。 本拠地にいれば、パーティーにいない仲間の装備替えや買い物などがまとめてできる。 隊列の変更が、パーティー変更と同時にできる。 また、隊列変更時とパーティー変更時を含めて、ステータス画面で協力攻撃を確認できる(ただし、二人のみでの協力攻撃はその二人が同じバディにいるときのみ)。 ロードやキーレスポンスなどの処理速度が速い。特にロードは「Now Loading」の表示が出るか出ないかするうちに終わってしまうことが多い。 その他ビジュアル面 GONZO制作のOPは、アニメーションによるムービー・曲ともに素晴らしい。 ちなみに、OPの主題曲は姫神が担当している。 BGMも良曲ぞろい。いずれの曲も、各場面の雰囲気や背景・世界観をうまく表現している。 サウンドのクオリティが高い。 BGMはもちろんのこと、効果音も聞き心地が良い。 背景やエフェクトのCGが美麗。 草原や森林などの大自然も、都会の建物やアスファルトなども、美しく描かれている。 下記のとおり、魔法のエフェクトはシリーズ最高峰と言っていいほど美麗。 作中で一瞬しか出ないのが残念だが、本拠地の一部を映し出したムービーシーンがあり、日に照らされるそれは息をのむほどの美しさである。 戦闘中の演出が凝っている。 カメラワークを駆使したり、協力攻撃や魔法の演出を派手にしたりするなどして、見ていて楽しい戦闘シーンに仕上げている。 賛否両論点 『1』『2』から著しく複雑化した戦闘システム。 よくいえば単純明瞭でわかりやすい、悪くいえば平凡で突出した良さのないシステムを採用していた『1』『2』に比べて、上記のような複雑で理解するのに時間を要するシステムを採用していた本作は、シリーズファンでも賛否が分かれることになった。 しかしながらシステムそのものの完成度は高く、戦略を練る楽しさもあるので、この戦闘システム高く評価する声もある。もっとも複雑化したといっても飽くまで『1』『2』と比較した場合であり、最近のゲームに比べてそこまで複雑というわけでなく、むしろ理解してしまえばやりやすいものである。当時のゲームとしては、他作品と比較しても少々複雑だったかもしれないが…。 スキルシステムの導入によるキャラクターメイキングの複雑化。 上述の複雑な戦闘にかなりの大きな影響を与えるため、きちんと考えて鍛えなければならず、こういったことが苦手なユーザーを困惑させた。 ただ、キャラクター間のバランスを保ちつつ、それぞれのキャラクターの個性を出すには、かなりいいシステムだといえる。それに、キャラクターメイキングの幅とそれに伴う戦略の幅が増えたことで、本作を楽しむユーザーも少なからずいた。 防具装備時のステータス変動の複雑化。 防具の防御力は固定だが、そのほかの能力値の変動は、防具一つ一つ、キャラクター一人一人によって違う。例えば、重い装備を非力なキャラクターに装備させると素早さや回避が下がるなど。単純に防御力の高いものを装備すればいいというわけではなくなった。 逆に言えば、装備選択の幅の広がりという楽しさが増えたということでもある。それに、上述の通り、防具の名前で強さがわかりやすくなっているため、比較的ではあるが、こういうことを考えるのが苦手なユーザーにもわかりやすくなっている。 「集団戦闘」に対して、「戦争っぽくない」「名もなき一兵卒の存在がないがしろにされている」などの批判の声がある。これはシステム上、108星、つまり上層部クラスの者たちが主流戦力になってしまうため。 しかし、通常戦闘の要素を取り込んだため、普段は使わないキャラクターの活躍を直で見ることができたり、より多くのキャラクターの強化が実を結んだりするため、システム面での評価は高い。従来までは(そして後続作品でも)、戦争イベントにおいて大半のキャラクターの貢献度が高くない上にわかりにくかったため、普段は使わないキャラクターが戦争に参加しても彼らの存在意義を実感しづらく、ステータスが反映されることもなかったため、普段は使わないキャラクターを強化する意味もあまりなかった。 それ以外でも、戦略面やバランス面などある程度練られており、従来のみならず後続作品と比べても、比較的きちんと作りこまれている。 まとめれば、「システム面ではかなりいいが、演出面では微妙」と言えるかもしれない。システム面をとるか演出面をとるかは、本作に限らず、製作スタッフにとっての悩みのタネと言える。 一応敵軍は言わずもがな、自軍にも中盤あたりまでは名もなき一兵卒が集団戦闘に参加してくれることもある。但し、終盤になると自軍は完全に108星オンリーになるが。 『1』『2』から、戦闘のテンポが悪化した。 従来までは、敵味方ともに素早さの順でほぼ同時に行動していたが、本作ではキャラクターが一体ごとに行動するようになった。 フリーポジショニングバトルシステムの併害である。従来までと違い、個々のキャラクターの立ち位置がシステムの要となるため、キャラクターの素早さの順で、「どのキャラクターがどの位置にいるか」を、個々のキャラクターの行動終了ごとに定めておかなければならないからである。 もっとも、繰り返すが、このフリーポジショニングバトルシステムは戦略の幅を広げているため、決して批判一辺倒ではなく、高い評価も得ている。 それに、戦闘中はキャラクターも移動は素早く動いてくれる(大型のモンスターは別だが)。上述の通り、2ターン目以降は敵味方同士近接している場合が大半なため、移動はほぼなしで、2ターン目以降はむしろテンポが良い。バディシステムの恩恵により、コマンド入力も従来までの6人分から3組分に減ったため、そこに限っていえば『1』『2』よりも早くなった。確かに、全体的に見れば『1』『2』よりは悪化しているが、他作品と比べてそこまで悪いわけではない。戦闘以外の面でも、ロードなどの処理が速かったり、エンカウント率が低かったり、ダンジョン攻略が簡単だったりで(もっとも、後ろ二つは下記の通り別の問題を生んでいるが…)、ゲーム全体としてみればテンポ良く進められる。 上述の通り、協力攻撃や魔法の演出やエフェクトは派手だが、逆にいえば、テンポの悪化にもつながっている。アイテムや魔法の使用時や協力攻撃を行う際のキャラクターのモーションも、大げさかつ冗長。 カット機能も実装されていない。それさえあれば、戦闘のテンポが悪化したという評価自体がかなり変わったと思われる(ちなみに、後続作品にもカット機能は付与されていない)。 トリニティサイトシステムにより同じイベントを見せられることに対する批判の声がある。2回目以降で見るイベントにはカット機能がほしかった、という声も。 それでもセリフは飛ばせるので、見たくなければボタンを連打すればよいだけのこと。カットするよりも時間と手間がかかるのは確かだが。 ストーリーの進め方次第では、忘れたころに同じイベントを見ることがあるので、「ああ、そういえば、こんなシーンあったっけ」と感慨に浸ることや、ストーリーの復習をすることもできる。 また、同じイベントでも主人公によって印象が変わることもある。そのあたりの演出面での作りこみは見事。 + 以下はその一例。ネタばれ注意! 序盤で、主人公Aと主人公Bが対面するシーンがある。主人公Aの視点でこのシーンを見た場合、尊大で差別的な態度をとる主人公Bの従者に対して腹が立つが、一方で主人公Bの視点でこのシーンを見た場合、自分の従者(上述の従者とは別人)に対して暴言を吐く主人公Aの友人に対して腹が立つ。それと、主人公Aの視点では見ることができないが、後に先ほどの主人公Bの従者は、主人公Bを守るためにあえて主人公Aらにきつい態度をとったということがわかる。 主人公Dとその従者たちが一致団結するシーンがある。むろん、主人公Dの視点で見た場合かなり盛り上がるシーンなのだが、物陰で密かに傍観しているだけの主人公Cの視点で見た場合では、盛り上がることはない。実はこのシーンのとき、主人公Cの視点と主人公Dの視点とで流れる音楽も違う。 難易度の上昇。『1』『2』と比較してもだが、当時としては同時期に発売された他作品と比較すれば、難易度は結構高い。 物価がかなり高く、装備をそろえたり武器を強化したりするのに、かなりの時間と労力を要する。また、本作では、レベルよりもむしろスキルによる能力上昇に依存することが多いため、このことでも、多くの戦闘を必要とする。 上述のエンカウント率の低さが、ここであだとなってしまっている。エンカウント率が低いため、ろくに装備やスキルを強化しないでボス戦にそのまま突入してタコ殴り、なんてことも。結局、金稼ぎやスキルポイント稼ぎのために敵と戦うので、エンカウント率の低さがここで裏目に出ることになる。 中ボスも曲者が多く、前作のルカ・ブライト以上に苦戦する相手がたくさんいる(但し、パーティー編成の違い(3パーティーか1パーティーか)や、対戦後の一騎打ちの必要性の有無は除外して考えるものとする)。 このような厳しい難易度のため、途中で投げ出すユーザーも少なくなかった。 しかしながら、決してクリアできないような理不尽な難易度ではなく、地道にレベル上げやスキル・装備・武器の強化を行えば、クリアは十分に可能。むしろゲーム慣れしている人やヘビーなユーザーからはやり応えがあると好評。 映像の3D化。 もはやドット絵を採用していたシリーズの宿命ともいえるが、『1』『2』のようなドット絵を好むシリーズファンからは、批判対象とされた。 しかし、後述するように人物はともかく背景の3DCGはクオリティが高く美麗。3D化によるシリーズの世界観の破綻はなく、きちんと背景やキャラクターデザインで従来通りに保たれている。 が、4や5のように「3D化で世界観の色彩が失われた」ということが問題視されているとかいないとか…。 その他の部分を『1』『2』と比較して…。 アジア風の街や建築・人物が著しく減少した。「『水滸伝』でありながらなんというざまだ」という批判の声もあった。 その一方で、本作を「シリーズで最も水滸伝らしい」とみなす意見もある。というのも『水滸伝』はもともと多くの英雄を主人公とした群雄劇であり、本作で採用されているトリニティサイトシステムは、『水滸伝』を表現するものとして一役かっているとみなすこともできる。そういった意味で、「天魁星」を中心とした『1』『2』よりも『水滸伝』らしいといえる。また、本作の「天魁星」に相当する人物が「弱すぎて頼りなくて、(『1』『2』と比較して)天魁星の器ではない」という意見もあるが、そもそも本家本元の天魁星が『1』『2』の様な「優れた戦士であり指導者」ではなく、本作の天魁星のような人物である。 『1』『2』とのストーリーの方向性の違い。 『1』『2』によくみられたいわゆる「感動シーン」がないという批判があるが、実際にはまったくないわけではない。 + 例を挙げると……。ネタばれ注意! 『2』の主人公の義姉、『1』の主人公の従者と友人よろしく、主人公Aの友人、主人公Bの父親が死亡する。しかも、敵に目の前で殺されたという点も、義姉及び従者と友人と同じ。 「主人公らとその関係者との人間関係が希薄」「『1』『2』のような強い友情、身内同士の強い絆がない」などの批判も。しかしながら、キャラクター間の人間関係が希薄ということは簡単には肯定できず、むしろ…。 + ネタばれ注意! 主人公Aには、親友と呼べる人物や、深い愛情を注いでくれる母親が、主人公Bには、陰ながら見守ってくれたり時には支援もしてくれたりした父親や、スピリチュアルなところで昔からつながっていた少女が、主人公Cには、自分の正体を明かせる古い部下はじめ信頼しきっている部下たちや、昔ともに闘っていた仲間たち(一人は物語が始まるころにはすでに故人だが)が、主人公Dには、自分たちの命を賭けてまで守ってくれる従者たちがいる。 問題は、これらのことがあまり強調されず、評価点に書いてあるような「それぞれの主人公の視点から次々と明らかになる真実」や「偏見や差別の醜さ」が強調されていることだろう。 『1』『2』と強調する点が違うことから、賛否がわかれてしまったといえる。とはいえ、評価点にあるように、シナリオそのものは決して悪くはなく、むしろ上出来といえるのだが。 『2』のとあるキャラクターの扱いも、意見が割れる原因になったといえるだろう。 + ネタばれ注意! そのキャラクターは本作では敵側になっており、事実上のラスボスでもある。シリーズに深くかかわるとある人物に近しい人物で、『1』『2』と強制的に仲間になるキャラクターとして登場し、活躍の機会も多かったため、彼に深い思い入れを持つ人やファンも少なくなく今尚シリーズ屈指の人気を誇る。 そのような人々からは、彼が哀れな最期を迎える本作のシナリオを作品単体の評価と言うよりも「過去作ファンとしての思い入れ」から批判されている。 問題点 「性格」について キャラクターの「性格」が、ステータス画面等で確認できず、個々のキャラクターの得物や雰囲気、特徴等でしか判断するしかない。「手裏剣使い」、「弓使い」、「魔法使い」は、得物などでわかるが、「バーサーカー」、「攻撃的戦士」、「防御的戦士」は、キャラクターの戦闘時の行動で判断するしかない。キャラクターの「性格」を推測する楽しみを残すためにあえて確認できないようにした可能性も考えられるが、キャラクターの雰囲気や特徴などで判断しようにも、美形の騎士が「バーサーカー」だったり、無骨な傭兵が「防御的戦士」だったり。いい意味でも悪い意味でも、プレイヤーの期待を裏切る設定がなされている。 もっとも、この場合、前者は熱血正義漢で、後者は冷静な判断力で部下を指揮したりする。要は、解釈の問題で、めちゃくちゃな設定が付けられているわけではない。 スキルに関して スキルの「素質」の中で、消費スキルポイントが少なくSランクまで上がる「天才的」と消費スキルポイントは少ないがB+ランクまでしか上がらない「伸び悩み」、消費スキルポイントは多いがA+ランクまで上がる「大器晩成型」と消費スキルポイントも高くCランクまでしか上がらない「全然ダメ」で、指南者のセリフが同じ。スキルはB+ランクも上がれば十分なので、「天才的」と「伸び悩み」の区別がつかないのはさほど問題ではない。むしろ、同じB+ランクまで上がる「普通」よりも消費スキルポイントが少ないので、「伸び悩み」のスキルを鍛えるのは得。「天才的」でないことを知ったときのガッカリ感はあるが。問題は、「大器晩成型」と「全然ダメ」。 スキルは、A+ランクまで上げればかなりの効果があるものの、Cまで上げてもあまり意味はない。要するに、「全然ダメ」は指南者のセリフでは判断できない、いわゆる「地雷スキル」である、ということ。汎用スキルであればはずせるとはいえ、はずすのにもスキルポイントを使うし、それまで使ったスキルポイントも無駄になってしまう。 一応、例えば魔法使いキャラの場合、武術スキルはほとんど「全然ダメ」だし、逆に学術スキルが「全然ダメ」ということはまずない(ので、「大器晩成型」を疑うことは不可能ではない)など、予測の余地はある。また、とあるキャラクターの固有スキルを、「全然ダメ」だと思ってしぶしぶ鍛えてみたら、A+ランクまで上がった、ということもなきにしもあらず。仲間の指南者も、目安箱で、誰のどのスキルを鍛えたらいいかを、教えてくれる(ごくごく一部のキャラクターのみだが)。このキャラクターのこのスキルは「大器晩成型」か「全然ダメ」か、と推測する楽しみもある。 しかし、一番の問題は、「天才的」と「伸び悩み」、「大器晩成型」と「全然ダメ」の、区別があることを、作中でも説明書でも、誰も教えてくれないことにある。一応、Sランクまで上がると思って鍛えたスキルがB+ランクまでしか上がらなかったり、上述のように、Cランクまでしか上がらないと思っていた固有スキルを鍛えていたらA+まで上がったりして、特殊な「素質」の存在を疑う余地は残されているが。 「役職」というシステムがあり、キャラクターを何かの役職に就かせることで、そのキャラクターのあるスキルの上限ランクが上がる。しかし、このことを「役職」担当のキャラクターを含めて誰も教えてくれないので、役職によってキャラクターのセリフが変わることもあって、ただのお遊びシステムだと思い込んだユーザーが多かった。 ダンジョンの構造が、単純な上に短い。 ただし、たいていのダンジョンは、「ダンジョン」というよりはむしろ次の目的地に着くまでの「ルート」のような役割をしているので、それであえて単純な構造にしたことも考えられる。もしくは、容量削減か予算の関係か。 上述の通り、背景やエフェクトのCGは美麗なのだが、人物の造型がいま一つ。体形はずんぐりむっくりで表情も硬い。公式画と顔が違う人物がごくわずかながらいる。モーションもイベント時と戦闘時と含めて、各キャラクターで被るのもある。 操作性が悪め。 特に、移動速度が遅い。クリスだけは騎士状態の時は馬があるが主人公全員馬があれば批判もなかっただろう。 その馬にしても、ダッシュ時に止まるといちいちいななくため、扱いづらい。 イベント発生のフラグがわかりにくいのがいくつかある。 いくつかの場合ヒントが示されず、モブキャラがヒントを教えてくれるということもない。 一応『1』『2』同様、次にすべきことのヒントを教えてくれるキャラクターはいるが、200ポッチ支払わなければ教えてくれない。上述の通り、本作は金策にかなり苦労するので、200ポッチでもそこそこの痛手である。 もっとも、同じ役割を担うキャラクターが『1』では噂話大好きな主婦、『2』では知識豊富な御隠居だったのに対し、本作ではプロの占い師なので彼に金を支払うのは設定上道理ではある。100ポッチ支払えばレアアイテムの在りかを、50ポッチ支払えばプレイヤーの運勢を占ってくれるという、他の二人にはない利点もある。 前作までにあった合体魔法が廃止された。バディシステムを活かす要素の一つになったと思うのだが……。 サポートキャラクターのバランスは良いとは言いづらい。 低ランクのスキル一つしか所有していない者もいる一方で、高ランクのスキルを3つも持っている者もいる。本拠地での施設を担当するものとそうでない者とで差がつけられているかというと、それも微妙。本拠地での施設を担当しているのにサポートキャラクターとしても優秀な者もいる。 ストーリーに関して 後半以降は、少し駆け足気味の展開。まあ、これはシリーズ恒例の要素だが……。 ほぼ一本道の展開。上述のようにそれぞれの主人公のストーリーを自由に進めることができるといった自由さはあるものの、個々の主人公のストーリーはほぼ一本道で進められる。 一本道展開自体はシリーズ恒例の要素なのだが、本作の場合、上述のようなマップセレクト方式で、かつ、町やダンジョンは、ストーリー上次に行くことにならない限り、解放されない。それ故に、従来に比べて一本道感が増している。 一部説明不足なところがあり、プレイヤーの想像で補わざるを得ないところがある。 特に、ラスボスに関しては、本人の目的こそわかるものの、そこに行きつくまでの経緯や動機がきちんと描かれていないため、説得力に欠けるところがある。同じ(ような)境遇の人物に対して嫌味を言うため、そこから「何かはあったのだろう」と推測できなくはないが。 108人の仲間をそろえたうえでクリアした場合にプレイできる「主人公F編」が、蛇足と不評。「プレイしないほうがいい」と勧める人も多数。 飽くまでも本編とは関係のないおまけ要素なので詳細は省くが、本編でのあの衝撃シーンは実はある人物たちによる仕掛けが原因だったという設定からくる矛盾、ある人物たちの本編での態度とこの「主人公F編」でのそれの違いなど、違和感をおぼえるものが多い。 ゲーム的にも面白いとは言えず、ストーリーの問題で仕方ないとはいえ、強制的に特定の町やダンジョンに連れていかれて、そこでひたすらイベントを回収する、といったもの。 『2』から導入された食糧アイテムの価値が暴落した。 今までは食糧アイテム以外の回復アイテムは「おくすり」と「特効薬」の2種類しかなかったのだが、今作ではその「おくすり」と「特効薬」にAからDまでのランクが付き、食糧アイテムの以外の回復アイテムが8種類に増えた。一番効果が小さいDが従来までの効果である。つまり、Aになると回復量がかなり大きくなる。ちなみに、上述の薬草ポイントの「成長すればするほど、効果の高いものが手に入る」というのは、このランクのこと。 食糧アイテムの絶対的な価値も落ちている。回復量も前作に比べて落ちているのに加え、一枠で持てる量も若干減っている。『2』での食糧アイテムは、一枠でたくさん所有できるうえに回復量も多いという、「おくすり」や「特効薬」をしのぐ価値があった。 そのうえ、本作では、食糧アイテムに新たに「品質」の概念が導入され、時間が経つにつれて効果が低くなるようになった。最高で120%の効果が得られるが、1時間足らずで100%の効果、3時間以上経つと80%の効果となり、どんどん下がって、しまいには40%という効果にまで暴落する。「おくすり」や「特効薬」には、この「品質」の概念はないため、いつまで持っていても効果の落ちない「おくすり」や「特効薬」を持っていたほうが、堅実かつ無難ということになってしまう。 おまけに、「おくすり」、「特効薬」は、上述の薬草ポイントと本拠地の施設である「畑」で、無料で手に入る。食糧アイテムを無料で手に入れる手段は、「コック」というスキルを持ったサポートキャラクターを連れて行くぐらい。逆にいえば、そうすることで、食糧アイテムの価値を上げることができるのだが、他にも有用なスキルを所有するサポートキャラクターはたくさんいるので、根本的な解決にはならない。 したがって、食糧アイテムを手に入れられる施設である「レストラン」は、ただ売上金をもらうためだけの施設へとなり果ててしまう可能性が高い。もっとも、金策に苦労する本作では、それだけでもかなり価値のある機能なのだが。 ただ、食糧アイテムには、バッドステータスを回復したり、グッドステータスになったりするものもあるので、食糧アイテムが完全に無価値になったわけではない。 『2』に比べて、やりこみ要素が減少。 クライブイベント、料理対決イベント(*5)、ヒックス&テンガアールイベント(*6)、フッチ&ハンフリーイベント(*7)などのようなサブイベントがない。 ミニゲームの数もやや減少。それに伴って、コレクション要素も削除及び削減された。 とはいえ、あくまでも『2』と比べての話であり、上述の通り、単体で見れば十分なやりこみ要素が搭載されているのは確か。 総評 「大変革」と言っても差し支えないほどの新システムの導入やシナリオの方向性の転換など、シリーズファンからは何かと批判を受けやすい要素が多く、その上、当時としては複雑なシステムなどもあり、発売当初はなかなか高い評価を得られなかった作品。 しかし、優れたバランスや、複雑ながらも完成度の高いシステム、108人のメンバーを活かしきったゲームデザインなど、高く評価できるところも多かったため、新規ユーザーからは好評を博することが多く、シリーズファンの中にも本作の変化を積極的に受け入れた上で、シリーズの原点となる『1』、PSのRPG全体で見ても高い評価を得た『2』と遜色ない作品として本作を最も推す人も少なくない。 シリーズの中での立ち位置はひとまず置いておくとして、高い完成度を持つ優れた作品と言えるのではないだろうか。 余談 前作『2』のセーブデータをコンバート(*8)できる機能が付いているが、初回版にはストーリーの分岐により、リドリーではなくボリスが仲間に入っているセーブデータだとコンバートできないバグがある。 この場合、素直にコンバートを諦めるか、リドリーが生存しているデータを用意するか、外伝経由でコンバートするかのいずれかの対処が必要。 コナミに問い合わせると修正版と交換してもらえるそうだが、現在もやっているかは不明。 なお、ゲームアーカイブス版ではコンバートは不可能。
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/1250.html
幻想水滸伝ティアクライス part43-307~310,347~349,384~387、part44-124~129、part45-15~18,20~24 307 :幻水DS◆l1l6Ur354A:2009/01/14(水) 10 23 46 ID fiUO1pBY0 シトロ村に住んでる主人公、ジェイル、マリカ、リウ、ディルクはシトロ村自警団を組んでいる。 ある日、村の村長の頼みで、村の東の丘にある、モンスターの巣の退治に行くことに。 東の丘へ行っても、それらしいものは無かったので、村に帰るかと、村に戻ってる途中で、北の方から謎の光が発生。 光がやむと、そこにはそれまで無かった広大な森が。 主人公らは、なぜかその森が最初からあったものだと思い、モンスターの巣は、その森にあるのでは?と、森を探索中に、謎の遺跡を発見する。 その遺跡へ足を踏み入れると、今までより強いモンスターと遭遇する。 苦戦するものの、敵の数が少なかったため、何とか倒し、ほっとする主人公らだったが、同じモンスターの大群が攻めて来た為、やむなく遺跡の奥へと逃げるが、すぐ行き止まりの部屋に着いてしまう。 焦る主人公らだったが、その部屋に置いてあった、謎の書物に惹かれそれを主人公は手にしたとたん、謎の幻が見え、星の印と呼ばれる魔法が使えるように。 それにより、この森が前からは無かったことを思い出した主人公は、他のメンツにも書に触ることを提案。 ジェイル、マリカはその書と反応し、主人公と同じように、魔法と森が最初からは無かったことを思い出す。 その魔法でモンスターを追い返した主人公たち。 だが、ディルクとリウは反応せず。主人公たちがおかしくなったと思う。 またあの強いモンスターと会ってはごめんだと、皆でシトロ村へ帰ると、村人の様子がおかしい。 村人の話を聞くと、マリカにそっくりの女の子が、何かを探して村の人たちを脅迫したという。 でも本物のマリカは今まで主人公たちといたため、それは誰?という話になり、そのマリカのそっくりさんが行ったフレセリアの森へ行くことに。 そこでディルクが村に残るといいだし、残りのメンツでフレセリアの森へ(このフレセリアの森も急に出てきた&村人たちは最初からあったと思ってる) 308 :幻水DS◆l1l6Ur354A:2009/01/14(水) 10 25 00 ID fiUO1pBY0 森の入り口で流れの行商人で物知り一族のランブル族の人達に出会う。 彼らから話を聞くと、マリカそっくりさんは森の中へ入って行ったらしい。 それと、ランブル族のホツバが森の中の遺跡に用事があるので、それの護衛も兼ねて森へ行くことに。 その途中でいくら攻撃しても倒れないモンスターに出会う。焦る一行に斧を持ったマリカそっくりさんが加勢。 そのマリカそっくりさんがモンスターを倒す。 マリカとよく似ている彼女に話を聞くと、どうやらこの世界とは別の世界からトビラというところを通ってやってきた別の世界のマリカらしい。 そして同じくトビラを通って別の世界に来たモンスターは、レネゲイドと呼び、その世界の人間では倒すことが出来ないらしい。 そのために別の世界のマリカがココへ来たらしい。 村人たちへの脅迫も、レネゲイドはどこだ?とちょっと乱暴に聞いただけのようだ。 そこでホツバが、別の世界のマリカが通ってきたトビラに用事があるらしく、皆で遺跡の奥のトビラに行くことに(ここの遺跡はどう見ても後に本拠地になりそうな遺跡) ランブル族は、他の世界の事も知っていて、交流もあるため、物知りの一族なんだそうだ。 別の世界のマリカも、レネゲイド退治が終わったので、自分の世界へ帰るらしく、別の世界のマリカの世界が見たい主人公はそれについていくことに。 だが、他の皆はトビラを通れるのに、なぜか一番行きたかった主人公だけはトビラに入っても、回廊に戻されてしまう。 ホツバ曰く、時々そういう人がいるとの事。しょうがないので諦める主人公。 そして、ホツバも書に反応し、この森&遺跡が最初から無かったことを思い出す。 主人公らはこの謎の書物が何なのかを知りたいと彼に聞くと、サイナスという都市に国一番の図書館があるとの事。 そこなら何かわかるかもしれないと、一向はサイナスへ向かうことに。 ここでリウが、主人公らみたいに、書の幻を見たというわけではないからと、彼だけ村に戻る事に。 サイナスへ向かう途中にあるグレイリッジに立ち寄った主人公一行。 グレイリッジから北はひとつの道の協会という、おかしな宗教団体の土地で、通行証がなければ先へ行けないが、グレイリッジの協会支部長のマクートが通行証を出さないために先へいけなくなってしまった。 ひとつの道の協会とは、最初から運命は決まっていて、それをあるがままに受け入れようという団体。地震などの災害をぴたりと当てるので、信者は結構な数。 これからどーすんべ?と宿屋で策を練っていたら、協会の理念に反対な宿屋の主人(ローガン)が支部へ特攻&けんもほろろに追い返される。 その支部に同じように反対していたはずの娘(エリン)がいたらしく、なんでだーと嘆くローガン。 その夜、皆でくつろいでいるさなかへエリンが来訪。彼女の話をきくと、来年の冷害の為と、町の人々から搾り取った税金が、本部には送られず、どこぞに隠されてるらしい。 それに気がついたエリンが内情を探るために、わざと協会に入った振りをしていたらしい。 その場所がもう使われてない鉱山だと突き止めたエリン。皆でマクートの悪事を暴きに。 来年の冷害とはでっち上げだったとマクートに認めさせた一行。 マクートを協会に突き出すのはいいが、その後に来る人がまともだという保証はないし、マクートも横領しそうだった事が協会にばれると色々まずいということで、 マクートを傀儡にする事に決定。そのついでに通行証もゲットした主人公一行。 書に反応していたローガンとエリンに別れを告げ、サイナスへ向かう。 309 :幻水DS◆l1l6Ur354A:2009/01/14(水) 10 27 56 ID fiUO1pBY0 サイナスの図書館へ着いた一行。そこで書のことを司書さんに聞くと、何も知らないとの事。しかしなんだかこの書を欲しそうな感じ。 町見学してると、協会の総長の演説に出くわす。 曰く、未来はすでに決している。例えばこの演説中に雷が落ちると私は知っている!と、 そんなばかな…と思う主人公ら。だがしかし本当に雷は広場に落ち、死人がでた。 本当に雷が落ちたことにもびっくりだが、それによって死人が出てもそれは決まっていたことだからと、まったく動じない信者たちが信じられない主人公ら。 ここにいたらおかしくなるし主人公のもつ書を狙って、協会の司書が襲って来た為、サイナスから逃げ出し、グレイリッジまで逃げ戻った主人公。 そこには協会の軍隊が大量に来ていて、どうも協会の理念に参加させる為にシトロ村に攻め込むらしい。 鉱山のトビラを通って、遺跡まで戻った主人公ら(見たことのあるトビラなら、主人公みたいに他の世界に行けない人でも行き来できるらしい) 村にも知らせるが、この遺跡で軍隊を止めたいという主人公に賛成する仲間たち。 ここで協会のやり方に不満を持つ、エリンとローガンも正式加入。 村にいたリウやディルクも参加して、協会と戦争イベント発生。 軍にまざって協会の司書らも来ていて、その圧倒的強さにディルクが負傷。主人公らもピンチ!だったが、リウが何かの力を使って主人公を助けてくれます。本当はあの時、彼も幻を見ていたのだけど、事情があってそれを隠してたそうで。 それでも軍を撤退させたわけではないので、ピンチは続きます。そしてもうだめか…と思ったところで、 ジャナム魔道帝国と、冥夜の剣士団らが助っ人に来てくれて、なんとか遺跡を守りきった主人公。 彼らは協会と敵対する立場から、主人公らに助っ人に来てくれたようです。それで、どうせ敵対するのなら、同盟を組まないか?と主人公に持ちかけます。 同盟を結ぶか皆に意見を聞いて周ってる最中に、裏門でディルクと遭遇。 彼はもう自分より強い主人公らに、自分の助けはいらないからと、村に帰ってしまいます。 そして村に帰るディルクに、協会の司書が接触。 努力ではなく、書の力で強くなった主人公らを本当は嫉妬してるのね。と、彼女に痛い所を突かれた彼は、そのまま司書について行ってしまいます。 そんなことが起こってるとはまったく知らない主人公。 帝国と同盟を結ぶほかないという結論に達し、同盟を結ぶなら帝国の一番お偉いさんに会わせろ!ということで、主人公らは帝国の首都へ向かうことに。 ここで軍&本拠地の名前決めるイベント発生。なつかしのオレンジ、ユニコーン軍の名前が出て、知ってる人はちょっと嬉しい展開に。 310 :幻水DS◆l1l6Ur354A:2009/01/14(水) 10 33 07 ID fiUO1pBY0 今日はここまで。 アニメーションの数も結構多いし、ボイス付きイベントも豊富。 そしてディルクの中の人はグレンラガンの兄貴と同じ人で、この展開にちょっと鬱。 主人公はデフォルト名こそないものの、かなり喋るし個性的。 武器も各々持ってるのを鍛えるんじゃなくて、買う形式。紋章も出てこない。またたきの手鏡やビッキーもいない。 と、今までのとかなり違いますね。 347 :幻水DS◆l1l6Ur354A:2009/01/19(月) 04 10 41 ID 0UDvPHt90 魔道帝国の魔導師アスアドと、剣士団のリーダークロデギルドと共に主人公は帝国の首都エルカーラルへ。 いざ皇帝と面会という所で、クロデギルドが抜ける。 皇帝がクロデギルドを皇妃にしたがってるみたいで、どうも皇妃さんから敵対視されてるみたい。 そんな大人の事情なぞとんとわからない主人公。皇帝ダナシュ8世と第一皇妃シャイラ、皇太子シャムスと謁見し(シャイラとシャムスの中の人は同じ折笠さんだったりw) 無事同盟を結ぶことに。 シャイラやアスアドの話によると、この国には三人の皇妃がいて、それぞれ微妙な仲。 シャムスは第三皇妃クレイアの子らしい。 シャイラの案内で第二皇妃リズランがいる帝国魔道院へ。そこで書を一冊もらうことに。 その代わりに星の印の研究をさせろ、ということで、一人学者さんが当分くっついてくる事に。 同盟組んだし、とりあえず本拠地へ帰るかというところで、クロデギルドから、皇帝には気をつけろと助言をもらい、城へ戻る。 城中心に活動する方がいいということで、正式な本拠地に決定。ここで城の名前をつけることに。 そんなことをしてたら、トビラを通って、異世界からの訪問者が。 少年はアトリといい、書を通してみる幻の戦士と知り合いとの事。 そして、本拠地になった遺跡は、元はその戦士たちが使ってたようです。 アトリも元の世界に帰り、一段落したところで、さっそく帝国の三人の皇妃から別々に依頼が。 シャイラは協会に占領された砦の奪還作戦をするので、地理確認がてら、偵察をして来いというもの。 クロデギルドが皇帝に呼ばれて動揺しまくるアスアドを横目に(完全に惚れてる感じ)主人公らは砦の近くまで行ってみることに。 そこで協会から追われる謎のローブ姿の人を助ける主人公ら。 そのローブ姿の人はこの世界にはいない、獣人っぽい容姿をしていました。 アスアドや、剣士団のメンツはその見たことのない姿にバケモノ!と驚きますが、主人公は彼?が怪我をしていることに驚き、 医者に見せようと帝国まで戻ります。 帝国の宿屋で出会った、彼の姿にも動じない変態医師に治してもらう。 獣姿の彼はフューリーロアという種族で名をクーガといい、異世界から砦にあるトビラを通ってこちらへやってきてしまったようです。 助けてくれた恩をこの世界で返したいけれど、本来の世界でやらなきゃいけないことがあるそうなので、本拠地のトビラから元の世界にクーガを帰すことに。 348 :幻水DS◆l1l6Ur354A:2009/01/19(月) 04 11 05 ID 0UDvPHt90 ところが、本拠地のトビラを使っても帰れません。 何度向こうの世界に戻ろうとしても、回廊に戻ってきてしまいます。 これにはホツバもわからずじまいで、困っていたら、トビラの向こうから、ランブル族の老師を名乗るワヒエ登場。 師曰く、 別の世界からやってきた者は、そのトビラ以外で別の世界との行き来はできない。 つまり、協会が占拠しているあの砦のトビラでなければ、クーガは元の世界に帰ることは出来ないということ。 そこで主人公は、近いうちに砦奪回作戦があるから、砦を奪回したら戻してやる!といい、クーガもそれなら自分も一緒に戦うと協力を申し出てくれました。 ここで以前、もうひとりのマリカと一緒に彼女の世界へ行こうとしたときの事を思い出すホツバ。 あのときの主人公はまさに、今のクーガと同じでした。 つまり、主人公も別の世界からやってきて、そのときのトビラを使わなくては他の世界に行けない為、行けなかったのではないかと。 しかし、主人公は別の世界の人間疑惑がでても、あっさりしたもので、元々自分がどこの誰か知らないから、いまさら別の世界の人間だろうがどうでもいいだそうで。 帝都でクーガを治してくれた変態医師らが追っかけてきて、仲間入り。 そんなことをしていると、城の正面玄関へ敵襲が。 書をよこせと主人公たちに戦いを挑んできます。無事撃退しますが、リウがいうには彼ら(ボーパス族)は戦いを好まない種族だそうで。 何か事情があるんだろうなといっていると、書物を保管している部屋から学者さんの悲鳴が。 あわてて駆けつけると、ディルクが書物を燃やしているところでした。 主人公が問いただすと、こんな書があるからだめなんだ、星の力なんて捨てて、自分が剣術を教えてやる、そしてそれで自分を超えろ。 すべては決まっていることなんだ!と、すっかり協会に洗脳されちゃってます。 そして書を燃やして満足げに、窓から飛び出し逃げていきます。 なぜか書は燃えずに無事だったのは幸いだったけど、兄貴分だったディルクのあまりの変貌振りに落胆する主人公。 協会からディルクを取り戻すんだ!と、決意を新たにする主人公でした。 第二皇妃リズランの依頼を受ける主人公。 魔道院へ行く前に、自分の所に寄って欲しいという、シャムスじきじきのお願いがあったので、シャムスに会いにいくと、彼は 魔道院の最奥にいる妹マナリルの様子を見てきてほしい。自分では会うことが出来ないから。と頼まれます。 リズランの依頼である、星の印の力を見せ、その後建物の奥へ侵入し、マナリルらしき少女がいる部屋へ。 そこでは本を抱えて、苦しそうに力を引き出す少女がいました。 これは助けないと!と、飛び出しそうになる主人公でしたが、こっそり後をついてきていたシャムスの侍従タージに止められ、シャムスの元へ戻り事情を聞くことに。 マナリルは書の知識を引き出せる読み手で、母親の為に命を削ってがんばっているんだそう。 シャムスは協会と戦うからといって、帝国を正義の権化だと思わないで欲しいと、帝国の裏の面を見せたかったようです。 そして、いつか妹を救いたいと。 349 :幻水DS◆l1l6Ur354A:2009/01/19(月) 04 12 25 ID 0UDvPHt90 第三皇妃クレイアの依頼を受ける主人公。 彼女は元々帝国の人間でななく、帝国に滅ぼされた国の皇族だったそうで、そこへ里帰りするから、護衛して欲しいとの事。 途中で彼女を裏切り者とする集団に襲われたりしたものの、無事サルサビルへ到着。 そこで彼女は、自身の不安定な立場をより強固にしたく、実親に砦奪回の折に、無茶でも軍隊を出して欲しいと自分の両親にお願いしていました。 皇妃たちの依頼を終了させると、帝都でアスアドの部下から、協会がまた本拠地に向かっているとの情報が。 すぐ本拠地へ戻ると騎士団や魔道兵団がすでに待機していました。 作戦会議で、クロデギルドらは主人公らに後方支援を頼むと言ってきましたが、主人公は、いつも援軍が間に合うとは限らないから、自分たちでどれだけできるか試させてくれと、 主人公らが前衛に立つことに。 無事撃退し、自信をつける皆でした。 その後、砦奪回作戦が開始され、それに参加する主人公。 ところが見事に帝国のオトリにされてしまいます(アスアドはそれに反対していたけど) それでも奪回できるのならかまわないという主人公でしたが、砦にいたとっても強い種族リジットフォークの将軍ヴァズロフとレスノウに帝国軍が蹴散らされてしまい、 帝国軍の人たちを助けるために、ヴァズロフに戦いを挑む主人公。 将軍に帝国にいいように使われてるだけだといわれつつも、なんとか撤退することに成功。 ヴァズロフらがいるんでは、正面からでは砦を攻略するのは無理。でもクーガを元の世界に帰すためにはどうしてもあの砦に行かなければならない。 どうするのー?といってたら、リウが正面からいけないなら、川を伝っていけばいい。 先ほど本拠地を襲撃してきたボーパス族は水に強い種族。彼らの力をなんとか借りれないだろうか?と、ボーパス族の村へ。 人間嫌いとのことなので、人間でないクーガと、ボーパス族に詳しいリウをつれて行くことに。 384 :幻想水滸伝DS◆l1l6Ur354A:2009/01/22(木) 04 53 41 ID O5N/PFsH0 ボーパス族の村ナイネニスに着いたら、門番から人間はダメ!といわれ、クーガにすべて任せることに。 ほどなくして、あっさり村の中に入れてもらう。 クーガに何話したの?と聞いたら、主人公が砦からクーガを助けたときの話をしたら、なんなく誤解は解けたらしい。 ボーパス族の一番偉い巫女さんに乗り移った神、ニヌルネダから話を聞くと、ずっと昔に協会の連中が、ボーパス族の大事な連珠を盗んで洞窟の奥に隠したらしい。 それを取り返してくれたら協力してやると言われ、ボーパス族の戦士ニムニに案内してもらい探しに行くことに。 見つけはしたものの、そこにはレネゲイドがいて、手を出せなくなっていた。でもこちらにはクーガがいるので、難なく倒し、連珠をゲット。 形は違うものの、これも書で、幻をみる。 ところが、別の世界の住人であるクーガはこの幻を見ることができなかった。 昔もう一人のマリカが、この世界の書は、この世界の住人にしか見ることができないのだろう。と言った事を思い出し、 リウがじゃぁ主人公はどうなんだ?と。別の世界にいけない主人公は、この世界の住人じゃないかもしれない。が、幻は現に見えてる。 さらに主人公の謎が深まる。 帰り道に司書が現れ、余計なことをしてくれたねと、戦いを挑んでくるが、以前と違い、ダメージが通るので、普通に撃退。 捨てゼリフをはき逃げていく司書。 ナイネニスに戻り、巫女さんから正式に書である連珠をもらい、ボーパス族の協力を取り付けることになったんで、改めて砦を攻めることになる。 集落から出るときに、リウが巫女さんにこの連珠や書は一体なんなんだ?と聞く。 巫女さんに光臨した神によると、これらは「世界の記憶」であり、一つの世界すべての歴史が書いてあるのではないか。 それは大きすぎて我々にはわずかな断片として、幻をみたり、技を得ることができるのでは? しかし、この世界には複数あるのは変。だからひょっとして、それは百万世界、別の世界の記憶かもしれない。 そのほかの世界の記憶がなぜこの世界にあるのかは、わからないけど、ひょっとして我等ボーパス族は別の世界から来たのではないか?と。 そういう話をききつつ、本拠地に戻る一行。 ヴァズロフとレスノウを主人公達がひきつけてる間に、川づたいにボーパス族が砦に侵入。門を開ける。 挟み撃ちでは不利と、ヴァズロフとレスノウは退却。主人公達の勝利。 でも、捕虜たちはこの砦にはいず、少し北にある場所にいるらしい。 次はそこを攻めることになり、クーガもやっと帰れるようになったんで、クーガとお別れ。 自分の世界でやることが終わったら、必ず会いにくるからな!と言い残し、クーガは今度こそトビラの向こうに去って行った。 385 :幻想水滸伝DS◆l1l6Ur354A:2009/01/22(木) 04 54 26 ID O5N/PFsH0 その後、砦がなんかざわついてるな?と思ったら、なんと、他の場所にいた捕虜が解放されて戻ってきていた。 協会が恐れをなしてるんだ!と兵士達は口々に言うが、何か変だと思う主人公。 協会は災害を予知できることに気がつき、きっとここで何かが起こるはず。だから皆逃げよう!というものの、兵士達は信じない。 クロデギルドに会って話すと、クロデギルドの祖国が協会に滅ぼされたときも同じ事があったらしく、主人公の言い分を信じてくれ、帝国のえらいさんに話をしてくると外へ出て行った。 主人公らも、これ以上砦に人を入れないようにと、外へ出たとたん、地震が起こり、砦が崩壊。 やはり協会は事前に知っていて、わざと捕虜を帰させたことに怒る主人公。 しかも、皇帝らはこのことを剣士団に擦り付けようとし、さらにクロデギルドを無理やり第四皇妃に迎えることを画策。 こんな帝国にはついていけないと、主人公は剣士団とアスアドと共に帝国を出奔することに。 その途中でシャムスに妹のマナリルを連れてっていってくれと頼まれる。 マナリルはこのまま帝国で書を読まされていては、命が長くない為である。シャムスも一緒にとさそう主人公だったが、シャムスはまだここでやることがあるからとこれを拒否。 剣士団、アスアド、マナリルと共に帝都を脱出。 その後、皇帝に待ち伏せされ、このたびの擦り付けは主人公達を試すためだったことがわかり、再び手を取り合って協会と戦うことを進められるが、 自分の意のままに事を運ぼうとする皇帝に嫌気がさした主人公は、これを拒否し、帝国と袂を分かつことになる。 そして本拠地へ戻ると、急に明るい光が。 その光がやむと、本拠地の周りに湖が出来上がっていて、本拠地もでかくなっていました。 クロデギルド達は、最初から湖あっただろうといっていたけど、書に触れたら森だったことを思い出してくれた。 本拠地では皆光が見えたときは外へ逃げていったとの事で、無事。 リウ曰く、こんなわけわからない方法で本拠地が大きくなっていいのかな?だそうでw その後いつもの石版と共に、ゼノアが現れます。ゼノアは何か知っているようですが、何も話してくれないひねくれた性格をしてます。 そして、今回の光と共に、本拠地の西にある山が半分削れて平原が出来たらしいので、事情を探るために西へ偵察へ出かける主人公。 本当に山が半分削れてて、山とナイネニスの間にマルシナ平原が出来ていました。 その平原でクーガと同じフューリーロアと遭遇、しかも一族の王は、以前クーガが話してくれたダイアウルフという名の王でした。 ところが、ダイアウルフはクーガなんて知らないという。 彼らと打ち解け、集落に泊まった晩、協会軍の襲撃を受ける一行。狙いはフューリーロアが奉る精霊の柱にある書だった。 応戦するロア達に協力する主人公ら。ところがそこにディルクが現れ、彼を敵だといえない主人公をみたダイアウルフは主人公を協会の仲間だと勘違いし、村を追い出してしまう。 その後、協会に再襲撃されたロア族を主人公は助け、それによって両者は和解。 そのときの戦で、クロデギルドは妹フレデグンドと再会、しかし、彼女は協会の将軍となっていて、姉に容赦なく攻撃をしてくるのでした。 386 :幻想水滸伝DS◆l1l6Ur354A:2009/01/22(木) 04 56 27 ID O5N/PFsH0 なんとか協会軍を退けた主人公。 ダイアウルフにお願いし、ロア族の書に触らせてもらうことに。 そこで見た幻は、クーガがあいつにまた会うと約束したんだ!と叫び、何者かに戦いを挑み敗れた姿でした。 クーガが死んだ事にショックを隠せない主人公。ダイアウルフたちにも書が反応し、クーガの事を思い出したようです。 ダイアウルフの話によると、ダイアウルフたちが元いた世界では、星を宿す者たちしか敵に近づくことが出来なかった、そしてクーガ達が敵の根城まで攻め上がりそこで敵の首領の「一なる王」と戦ったが、負けてしまった。 その後何があったかわからないけど、気がつけばこの世界で普通に暮らしていたと。 ダイアウルフは以前は星を宿す者じゃなかったが、主人公たちの世界と繋がった後では108星になった。 以前、帝国の学者さんは、書に反応しなかったが、主人公らがマナリルと共に帝国から逃げてきた後では、書に反応し108星になったことがあった。 宿星って一体なんなのか?謎はさらに深まるばかり。 ダイアウルフたちは、向こうの敵とこちらの敵が似ていて、主人公らが星を宿す者であることが偶然とは思えないという理由で、主人公たちに協力してくれることに。 本拠地に戻ると、アトリがきていました。 アトリもクーガがいたときに来ていたこともあったので、今回のクーガの死に彼も心を痛めます。 主人公がこんなことになるのなら、クーガを帰さなきゃよかったと言うと、アトリは未来を知らない過去の自分を責めてはいけない。 あのとき、最善の選択をしたのだから、そんな風に考えてはダメだと。 また、アトリの世界でも、大きな島が住人と共に現れたが、彼らもロア族と同じく、自分たちが急に現れたとは思っていない。 おそらく彼らもロア族と同じように、彼らの世界も彼ら以外は消えてしまったのではないか?と。 ということは、こちらの世界で後から出現したこの本拠地も、ボーパス族も、ロア族も、皆そういうことになるのだろうか。 そしてまた、アトリの世界の敵の親玉も「一なる王」だという。クーガの世界でも同じということは、すべて関係があるのだろうか? と言い、何かまたわかったらくるよと自身の世界へ帰って行った。 その後広間に集合し、そこでクロデギルドから、祖国アストラシアのことを聞く。かつて協会との決戦の前に、いきなり起きた山崩れによって兵を大幅に失ってしまい、 最前線にいたクロデギルドらは都ファラモンに帰ることすらできず、都は協会の手に落ち、両親と妹とそこで生き別れたのだという。 ならば次はアストラシアを解放することにした主人公であった。 124 :幻想水滸伝ティアクライス◆l1l6Ur354A:2009/02/19(木) 09 01 10 ID aTkxPTiM0 アストラシア首都ファラモンに攻め込んだ主人公達。 玉座の間で待っていたのは、クロデギルドの妹フレデグンドでした。 彼女は、父親も母親も失い、姉も行方不明になってしまい、どうすることもできずに協会へ下ってしまい、 その心の弱さから、協会の教義を受け入れてしまったのでした。 祖国を見捨てたと、姉を恨んでいるフレデグンド。ならば一騎打ちだと決闘を申し込むクロデギルド。 王国の宝であるディバインエッジを手に姉に勝つと意気込むフレデグンド。 その二人が剣を交えた時、剣は二つに別れ、その剣から書の記憶が流れ込んでくる。 そして、妹との一騎打ちに勝ったクロデギルドは、妹に守れないですまないと謝り、フレデグンドも協会の教えから目を覚まし、仲間に。 一時は裏切ったフレデグンドを許さない国民もいましたが、多くの国民は姉妹がそろって国を治めることに賛成し、無事ファラモンを解放したのでした。 その後、協会の連中が奪還しにきそうだったので、一時的に本拠地をファラモンにし、皆でお引越し。 色々バタバタしていたら、ファラモン城に敵が侵入。 敵の目的は書でした。司書らと戦う主人公とリウ、クロデギルドでしたが、司書ディアドラのどこでもトビラを開くという力によって、 主人公の持っていた書と、クロデギルドの剣以外の書すべて奪われ、主人公らもどこか異空間へ吹っ飛ばされるのでした。 飛ばされた先は百万世界の狭間で、アトリや異世界のマリカらが戦ってる姿を見ることができました。 暫らくさまよっているうちに、何者かの声に導かれてたどり着いた先は見知らぬ樹海の集落。 リウはなぜかそこを知っている様子。そうこうしてるうちにリウの昔馴染みのルオ・タウが現れ、村長の下へ行くことに。 そこの村長が、回廊の狭間をさまよっていた主人公らを助け、リウもここスクライブの村出身だと明かされます。 スクライブは人間嫌いで、書に関して重要な秘密を知っている種族の為、結界を張って外の世界と隔絶して過ごしていたのだが、リウはそんな暮らしが嫌だし、書の秘密を教えられる12歳になると、刺青を彫られるのだが、 それがが嫌で、書のことを聞かずに出奔してしまっていたのでした。 リウは最初、書を見て、これが何なのか薄々わかってはいたものの、詳しい事を聞いてなく、よく知らない事がかっこ悪くて恥ずかしいと、いままで出生のことを隠していたとの事。 125 :幻想水滸伝ティアクライス◆l1l6Ur354A:2009/02/19(木) 09 02 42 ID aTkxPTiM0 スクライブの長は、主人公らに書について話します。 いわく、この世界にも書はあり、それを真正なる一書と呼び、それにはこの世界におこる自然災害が書かれていると。世界の融合も書に書かれていると。 そこへ司書ディアドラが襲来、彼女は狭間から主人公らを救った村長の力の大きな力の波動から、居場所を探り当て、スクライブの書を狙ってきたのでした。 彼女曰く、世界の融合が起こる時、新たに出現する世界があった場所が消えてしまう。村や街があれば人も消えてしまう。それを事前に防ぐために書が必要だ、と言う。 新たに現れた世界にある、書を使えば、融合の場所を自由に変えられるらしい。 確かにそれは事実だけど、その一方で災害を侵略に利用しているのも事実。そんな協会を信じることは出来ないと、ディアドラを迎え撃つ一行。 スクライブの書の力によって、ディアドラの力を封じ、なんとか撃退に成功する一行であったが、力の使いすぎで長が倒れてしまう。 長は次の長をリウに指名し、書(刺青)もリウに託し息を引き取る。 村を出奔したリウを新たな長とは認めないスクライブの人々をを置いて、認めてくれたルオ・タウと、リウの幼馴染のレン・リインを連れ、 リウはスクライブの力を主人公の為に使う為に、三人は樹海を抜け、城へと戻るのでした。 新たな書や仲間を連れ、無事戻ってきた三人を迎え入れる皆。ディアドラが城で開いたトビラと本拠地のトビラをつないだ為に、お引越しはしなくてもよくなる。 とりあえず、書を取り戻さないとということで、なぜか書の力を感じられるというルオ・タウの能力を使って書を探していたところ、 不思議なことに奪われた四つの書の気配が本拠地に向かっているという。 別々のルートで接近してくる為に、パーティを4つにわけそれぞれ向かううつ一行。 やってきたのは司書の面々でした。彼らは書を体に埋め込まれ、その力に耐え切れず魔物化してしまう。 それを倒すと体は朽ち、書だけが残される…そうして二つまで奪還。 次にやってきたのは司書ソフィア。彼女は手に書を持ち襲い掛かってきます。しかし、どうしてもダメージが入らず、ピンチの主人公らを助けたのはマナリルでした。 ソフィアの持っていた書は、帝国の物でかつてマナリルが読んでいた書。 読み手の力を使い、ソフィアに書の情報を流し込み、その圧倒的な情報量の前に気絶し撤退するソフィア。 一方、フューリーロアの面々の前に現れたのはディルク。彼も書を体に埋め込まれ魔物化するが、根性で書の力に打ち勝ち、 主人公たちの目を覚まさせると言い残して退却するのでした。 126 :幻想水滸伝ティアクライス◆l1l6Ur354A:2009/02/19(木) 09 03 59 ID aTkxPTiM0 奪われた四冊のうち、ディルクに埋め込まれた書以外の三冊を奪還することに成功。 そこへ、手を切った帝国から、協会を倒す為に共闘しようとの連絡があるが、その動きを協会が察知していないわけがない。 また、ラザ砦と同じことを狙っていると読んだ主人公らは、そのことを知らせに帝国へ向かうが、その途中で世界の融合が起き、帝国は砂漠の波に飲まれ滅亡してしまう。 砂漠の中から帝都を見つけ出すも、人もおらず壊滅状態。 そう、協会は奪った書を使い、世界の融合を帝国の滅亡に利用したのである。 今までは人のいない場所を選んでいたのに、とうとう反対勢力を消してしまった。そのことに怒りを覚える主人公。 帝国の最南端にあったサルサビルはなんとか残っていたが、星の印を宿さない人たちは、当然のように記憶が摩り替わっており、「ジャナム帝国」など無かったことになってしまう。 サルサビル帝国となり、シャムスが皇帝の地位に就いていた。 何も覚えていないシャムスに何も言えない主人公ら。サルサビルに一泊することに。 その夜、主人公らの下へシャムスが尋ねてくる。 実はシャムスは記憶を失ってなく、108星の一人だったのだ。 帝国が滅んだ日、偶々サルサビルにいたシャムスにリズランの亡霊?が現れ、彼にマナリルが読んでいた書を託し消えていった。 その結果、記憶が戻ったのである。両親や帝国のたくさんの民が消えてしまったことを一人、胸にひめて、国王として振舞っていたシャムス。 彼を仲間にし、新たに現れた世界の書を探すことにする一行。 その前に現れたのは司書ディアドラ。彼女がもつ書を囮におびき出し、もう一冊の書から遠ざけていたのだった。 彼女の退路を断つことに成功した主人公。彼女は色々知ってるはずだと、本拠地まで連れ帰ります。 最初は何も語らない彼女だったが、帝国出身の医者や看護師が自分を看病してくれていることを知り、そして今回、何のためらいもなく帝国を滅亡においやった 協会の盟主ベルフレイドに不信感を持ちはじめていた為、書について語る決心をしてくれる。 127 :幻想水滸伝ティアクライス◆l1l6Ur354A:2009/02/19(木) 09 05 20 ID aTkxPTiM0 彼女曰く、この世界に融合されてきている土地は、すべて「一なる王」との戦いに負け、終焉を迎えた世界である事。 彼女自身もかつて彼女の世界で「星を宿す者」であり、仲間たちとともに、「一なる王」と戦い、彼女以外はすべて命を落としてしまい、世界は終わりを迎えた事。 そしてこの世界に書(ディアドラの杖)と共に飛ばされてきたらしい。 そんな彼女がなぜ協会に協力してたのかというと、星を宿す者たちが、どんなに抗っても、結局「書」に書いてあるままに終焉を迎えてしまうのならば、 戦いは無意味。だから、その戦いをやめさせようとしていた…との事。 そんな彼女に主人公は、「その書には、戦った108星の気持ちが残ってる。それを無駄と言ってしまっていいのか。」と語る。 時を同じくして、アトリがまたやってくる。 アトリの世界でもディアドラが話してくれたようなことがわかってきたらしい。 そして「一なる王」は強大な力をもっていて、倒すのは困難だということもわかってきた。 そしてアトリの世界では、星を宿す者たちが命を投げ出せば、「一なる王」と刺し違える事が出来るのでは?との話になっているらしい。 最初から刺し違える気マンマンなアトリにも、最初から終焉を迎えることを受け入れていたディアドラに対しても主人公は 「やってみなけりゃ、わからねえ!」 アトリもそれを聞いて、刺し違えることを思いなおし、ディアドラももう一度「一なる王」と戦う決意をし、仲間に。 そして、ディアドラの、「一度訪れたところに自由にトビラを開く」力を利用し、協会の本部しるべの塔に潜入することに。 128 :ゲーム好き名無しさん:2009/02/19(木) 09 15 21 ID aTkxPTiM0 今回はここまでです。 ようやく終盤かな。世界の謎もわかりかけといった所でしょうか。 今作の天暗星はこのルオ・タウなんですが、運が高いんで、なんかチョト変な感じ。 原作基準になってるらしいんですけど(原作水滸伝読んだことない) 129 :ゲーム好き名無しさん:2009/02/19(木) 20 01 04 ID XbcpummyO 乙。一つだけ。 命を投げ出せば 「星(宿星)の命を一つに束ねてぶつければ」 で。 やることは同じなんだが、この表現は物語の根幹に関わる非常に重要なファクターなんで見過ごせんかった。 横からスマソ。 15 :幻想水滸伝ティアクライス◆l1l6Ur354A:2009/03/23(月) 21 21 54 ID 7zNglELt0 さっそくしるべの塔に潜入した主人公達。 ディアドラの案内のまま進んでベルフレイドの部屋へ。 そこではベルフレイドの言いなりのまま、書を体内へ埋め込んでいるソフィアと、それを止めたためにソフィアに攻撃されるノーヴァ(ソフィアのお付の仮面の騎士)の姿が。 その一部始終を隠れて見ていた主人公らだが、自身のしかもすごく慕っている娘になんでそんなことを?と たまらずディアドラが飛び出していってしまったので、作戦は失敗。 攻撃されて弱ってしまったノーヴァと共に、一行は本拠地へ逃げる。 そこでノーヴァから話を聞くと、ソフィアはベルフレイドを父親と慕っているが、本当の父親はノーヴァ。 以前ノーヴァが書を体内へ埋め込まれた際、暴走して、妻と娘を襲ってしまい、娘はなんとか一命を取り留めたものの、その時の事がトラウマになってしまった。 ノーヴァが仮面をつけているのも、素顔を見せると昔を思い出してしまうため。今まで寄り添っていたのも娘かわいさだったと判明。 先の作戦が失敗に終わってしまったため、直接サイナスへ殴りこみにいくことに。 手前の要所、フォートアークを落とすことになり、書を埋め込まれてしまったソフィアを助けたいと、ノーヴァも仲間として参加。 フォートアークへ攻め込んだ主人公らに立ちふさがったのは、またしてもヴァズロフ、レスノウ。 主人公は彼らを負かし、説得を試みる。 彼らと最初に戦った「ラザ砦」は帝国が砂漠に飲み込まれた際に消えてしまったのだが、どうも二人とも覚えてる様子。 二人に書に触れてもらった所、二人とも「星を宿す者」だった。そこでさらに説得し、協会のおかしさに気がついた二人は仲間に。 要塞の最後まで進むと、そこで待っていたのはソフィア。書の力で砂の化け物になってしまう。 相手が砂なため、普通の攻撃が効かず、唯一水系の魔法とリジットフォーク族の攻撃が効いた。 けれど、ソフィアが召還する砂の化け物の多さに、太刀打ちが出来ないため、一旦退却。 ヴァズロフ将軍の力を借りて、リジットフォーク族を仲間にしようと、主人公はリジットフォークの集落へ向かう。 16 :幻想水滸伝ティアクライス◆l1l6Ur354A:2009/03/23(月) 21 23 10 ID 7zNglELt0 とてつもなく長い火山のダンジョンを超え、リジットフォークの集落「ルギエニク」に着いた主人公。 長老と話をするが、全然話を聞いてくれない為、ヴァズロフは祖神のお告げを聞くと、一族の祭壇へ。 長いこと姿を現さなかったらしい祖神オルドヴォーグでしたが、主人公の持つ書に反応して出現。 オルドヴォーグの話では、彼もかつて「一なる王」と戦った「星を宿す者」であり、この世界に融合された後に、協会が書を持ち去った為、 長老とオルドヴォーグが会えなくなり、協会に取り込まれてしまった。 今の一族の状況に怒ったオルドヴォーグは、長老を一喝。オルドヴォーグを含め、一族全体で主人公らの仲間になるのでした。 リジットフォーク族を仲間に迎えてのフォートアーク攻略第二戦。 リジットフォーク族の力と、ボーパス族の魔法で砂のモンスターを蹴散らしソフィアの元へ。 そこでソフィアが暴走しかかるが、ノーヴァの捨て身の献身により、ソフィアと書を引き剥がし、彼女を救出することに成功する。 ソフィアは以前、ノーヴァに殺されかかった時に優しくしてくれたベルフレイドを「父親」と思い込んでしまっていた。 が、今回のノーヴァの努力により、過去を思い出しベルフレイドと決別。 過去の司書のように消えなかったのは、彼女は「真正なる一書」の力を使われていたためであるらしい。 意識を取り戻した彼女の話によると、この世界の「真正なる一書」に描かれていた世界の融合は5回。 5回融合が起こった後、「一なる王」が降臨し、この世界を破滅に追いやる事になっているらしい。 だがベルフレイドは他の世界の書を用いて、それ以外の世界の融合を起こしている。それは、どれかの書に記憶されていた「儀式」であり、 「一なる王」が降臨するまでに12回の融合が終わっていれば、世界は消滅せずに「一なる王」の世界に融合されるから。 本当にそうなるかわからない事の為に、今まで故意に融合を起こしていたらしい。 17 :幻想水滸伝ティアクライス◆l1l6Ur354A:2009/03/23(月) 21 24 27 ID 7zNglELt0 ソフィアからそんな話を聞いていたら、リウが本拠地に忍び込んだディルクにつかまってしまう。 リウの持つスクライブの書を奪ったディルクは、主人公に一対一での勝負を持ちかける。 スクライブの書の影響で星の印が使えなくなる主人公だったが、力があるとか関係ない、自分がしたいから、協会と戦うんだ!と、ディルクに勝つ。 なぜこんなことを…?とディルクに問いかけた主人公。その時本拠地一体が光に包まれる。 そう、ベルフレイドは砂漠にあった書を使い、今度は主人公達を消しにかかったのだ。 融合で世界が不安定になり、他の場所に行こうと、ディアドラの力を使ってもトビラを作れない。 前とは違い、範囲も広すぎて走って逃げようにも間に合わない。 ディルクが言うには、まだ融合に使われてない書の力を使えば、世界の融合を別の位置にすることが可能。 その話を聞いて、主人公が自身の持つ書を使おうとするが、ディルクはそれを制止し、スクライブの書使おうとする。 ディルクの力でも無理そうだったが、ディルクが自身に埋められたフューリーロアの書も力を貸してくれー!と叫び、 それに答えるようにクーガとディルクの姿が重なり、力も増し、なんとか融合の位置を他にずらすことに成功。 だがそれはディルクの命も奪う結果になってしまった。 ディルクは埋め込まれた書に一応打ち勝ったものの、書から自制心を保つので一杯一杯でもう先も長くない事をわかっており、 次の融合先が本拠地であろう事も知り、最初から犠牲になるつもりで来たのだった。 ディルクは主人公らが「星を宿す者」になってしまった義務感から戦っていると思っていたから、彼らを戦いから遠ざけたかった。 けれど純粋にこの世界を守りたいために戦っていることを知れてよかったと。 俺は、お前たちの手助けがしたかったんだ、最後に役にたってよかった。と、言い残し消えるディルク。 リウは、ディルクと主人公を和解させたかったから、わざとディルクにつかまった。こんなことになるなんて…と嘆く。 ディルクを犠牲にし、本拠地は無事守られた。 だが、融合が起こったということは、新しい書もやってきたということ。 12回目の融合が起こった時、ベルフレイドの儀式は完成してしまう。 ディルクが作ってくれた時間を無駄にしないためにも、新たな書の確保に挑む主人公であった。 18 :幻想水滸伝ティアクライス◆l1l6Ur354A:2009/03/23(月) 21 30 00 ID 7zNglELt0 今回はここまでー。アニキィ…(合掌) ここで、以前帝国が融合で消滅した際、サルサビルだけ残った理由がわかります。 リズランが帝国の書を使い、位置をずらそうとしたけど、自身の力が足りず、サルサビルだけ救うので一杯一杯だったのでした。 あと 15の最下段レスノウ将軍じゃなくて、ヴァズロフ将軍でしたorzマチガエタ(※wiki編集により修正しました) レスノウとヴァズロフは夫婦です。夫婦で戦場に来てるんですね。夫婦愛。 21 :幻想水滸伝ティアクライス ◆l1l6Ur354A:2009/03/25(水) 07 55 24 ID EOBB3Vic0 新しく現れた世界は、先に偵察していたディアドラ曰くラロヘンガ(彼女の種族の言葉で地獄の意)。 ベルフレイドより先に書を手にすべく突入する主人公。 ところがベルフレイドに先を越されてしまう。 ベルフレイドがいうには、この世界は星を宿す者が、他の沢山の命を犠牲にして「一なる王」に対抗しようとしたのだが、 対抗しようと作った装置が暴走し、このような地獄になってしまったとか (ここでホツバを連れて行くと、彼が以前「一なる王」について情報収集しようと他の世界を巡っていた際、自分たちはこの技術があるから、 「一なる王」になんて負けないと、自信たっぷりでいた連中の世界がラロヘンガになったとわかります) 「真正なる一書」に記された5回の世界融合の前に、12回の世界融合を起こせれば、この世界は「一なる王」の世界と同一になり、 消滅の恐れがなくなる…それがベルフレイドの狙いだったのです。 けれど、すべてが運命のままだなんていう、予定調和の世界を主人公は否定。 ベルフレイドに戦いを挑みますが、全然ダメージを与えられず、結果書とベルフレイドを取り逃がしてしまいます。 本拠地に戻ってきた主人公に、アトリが会いにくる。 彼の世界でも「一なる王」との最終決戦が近いらしく、最後に主人公に会いに来たとのこと。 彼は、本拠地の前の持ち主だった人の話をしてくれる。 彼には子供がいた。けれど、赤ん坊の時にトビラの事故に巻き込まれて他の世界に飛ばされてしまった。 その子が生きていれば、ちょうど主人公やアトリと同じぐらいの歳らしい。 そして、お互い「一なる王」を倒した後でまた会おうと約束して別れる。 ベルフレイドに12回目の融合を起こさせない為に、サイナスへ突入する主人公ら(サイナス突入前までが、今回の仲間集めのタイムリミットです) 怪物と化したマクートら、かつての協会の手先の面々を蹴散らし、しるべの塔最上階へ。 そこで待っていたベルフレイドと戦い、倒す主人公ら。 しかし、そこで12回目の融合が起こり、主人公らの目の前に「一なる王」が降臨。 世界を滅ぼされてたまるか!と、「一なる王」に戦いを挑む主人公であったが、ダメージが与えられない。 焦る主人公。そこに主人公の持つ書から光が。 書の力でわずかだがダメージが入るように。けれど勝てるわけもなく、「一なる王」の持つ「真正なる一書」が光輝き… 22 :幻想水滸伝ティアクライス ◆l1l6Ur354A:2009/03/25(水) 07 56 59 ID EOBB3Vic0 目が覚めるとそこはシトロ村。 マリカが起こしにきて明日が主人公の誕生日だとわかります。 死んだはずのディルクもいて、リウやマリカ、ジェイルらと森の見回りをし、一日が終わる。 そして次の日、マリカが起こしに来る。 「明日は15歳の誕生日なんだから、しっかりしなさいよ!」 そうして誕生日の前の日、平和な日、ディルクも生きていて笑っている日を何度か繰り返し、何度目かで主人公は気がつく。 同じ日だということを。 そしてなんとなくここにこなきゃいけない気がすると、たどり着いたのは本拠地。 本拠地に足を踏み入れたとたん、主人公はすべてを思い出す。 「一なる王」の降臨を阻止できなかったことを。 マリカらも追いかけてきて、すべてを思いだす。 他の仲間たちも、なんとなくここに来なきゃいけないような気がしたとぞくぞくと集まってくる。 そう、「一なる王」の世界とは、個々が幸せだった日を延々と繰り返す世界だったのだ(主人公の繰り返していた日と、マリカの繰り返していた日は違っていた) 確かにそれは平和で幸せかもしれないけど、未来の無い世界。そんな世界ではいけない、「一なる王」を倒さなければと思う主人公。 ここでリウが以前アトリの言っていたように、宿星の命を束ねて「一なる王」にぶつけるのか、それ以外の方法を考えるのかと聞いてきます。 (ここで刺し違える事を選ぶとBADEDです。内容自体は後述) 「やってみなくちゃわからねえ!」が心情の主人公。もちろん、他の方法を考えようとします。 そこで「一なる王」と対峙した際、主人公のもっていた書が光ってわずかながらダメージが通った時のことを思い出します。 書を管理している学者さんに話しを聞くと、同じ頃に保管していた他の書も光ったとの事。 ひょっとして、12の書の力を結集したら、「一なる王」にも勝てるかも? と、わずかながらの希望を見出す。 そして12番目の書を探し、見つけると、その書の記憶が流れてくる。 その中にはその世界で戦っていた宿星たちからのメッセージが入っていた。 曰く、12の書を使えば、「一なる王」に勝てる。だが、自分たちは間に合わなかった。この書を手に入れた宿星たちよ、どうか「一なる王」を倒してくれと。 それを見た主人公。この事をアトリや他の世界の人々にも教えるべきと、ホツバ達に頼みます。 そして再びサイナスへ。全員で分かれてサイナスの12の結界を書によって解除。 サイナスの中にはいると、サイナスの街の人々は自身の幸せな一日を繰り返している模様。 23 :幻想水滸伝ティアクライス ◆l1l6Ur354A:2009/03/25(水) 07 58 21 ID EOBB3Vic0 しるべの塔のあった場所に入ると、そこはベルフレイドの幻影。 彼はこの世界で最初の融合が起こった時、妻子を亡くしていて、その妻子がいた幸せな一日を繰り返したくて、今回のことをしていた。 この幸せを奪うのか?とベルフレイドは主人公らに襲い掛かってきます。 未来を求める主人公たちは戦い、ベルフレイドは敗れ去ります。 ベルフレイドを退けた主人公、塔の奥へとどんどん進んでいき、ある部屋で約束の石版らしきものを見つけます。 それは、天魁星以外の宿星が黒く焼け焦げていました。これをみて主人公はあることに気がつきます。 「一なる王」はひょっとして… そして塔の最上階、そこにいた「一なる王」との戦いが始まりまった時、アトリや他の世界のマリカら、他の世界の人々の声が聞こえてきます。 彼らも主人公に教えられたように、12の書の力を使って今、「一なる王」と戦っているのです。 そして「一なる王」が倒れた時、彼は主人公に礼を言います。 そう、彼は「一なる王」への対抗策として、宿星の命を束ねてぶつけてしまい、その後新たな「一なる王」になってしまった天魁星だったのでした。 この連鎖を止めてくれてありがとうと。 そして本拠地に戻ってきた主人公。そこでトビラが使えなくたってしまったことを知ります。 百万世界が繋がっていたのは「一なる王」がいたからで、その「一なる王」が倒れてしまったから、もう他の世界には行けなくなってしまったとか。 「一なる王」を倒したら、会おう!とアトリと約束したのに… その後の主人公は、この世界を救ったという英雄?で、軍にくるさまざまな依頼をこなし、忙しい日々を送るのでした。 (こっから108星集めた場合のED) 主人公はゼノアに「真正なる一書」を誰の手の届かない場所に捨ててきてくれと頼みます。 ゼノアはせっかくなのにいいのか?と問いますが、主人公は未来はやってみなくちゃわからないから、人の手には必要ないと答えます。 その後、トビラ前でアトリと再会。アトリと健闘をたたえあい、アトリがコレで最後だねと去っていこうとしますが、 主人公はもう会えないなんて思わない、未来は決まってないから、また会えるかもしれないじゃん。じゃまたな!といい、 アトリもそれじゃぁまたね。といい自身の世界へ帰ります。 24 :幻想水滸伝ティアクライス ◆l1l6Ur354A:2009/03/25(水) 08 04 49 ID EOBB3Vic0 以上です。 ちなみにBADEDは、宿星の命を束ねて「一なる王」にぶつけたけど、主人公が次の「一なる王」になって終わり。 死にたくないけど、他に方法がないのなら仕方ないって諦める面々が結構クるものがありましたね。 主人公の出自は結局詳しくは語られず。本拠地の以前の主人であった戦士の生き別れた子供かも?って匂わせておしまい。 (そもそも本人がまったく気にしてないからね) 最初に「一なる王」になったきっかけってのはわからずじまいです。
https://w.atwiki.jp/gensousuikoden1/pages/214.html
英字表記 Kage 登場作品 幻想水滸伝 幻想水滸伝2 宿星 1:天異星 2:なし 年齢(誕生年) 1:26歳(太陽暦432年) 身長 ??? 出身地 武器 手裏剣(壱の剣→弐の剣→参の剣)/Lレンジ 紋章 特になし 配置{戦争チーム} 忍者 ●どんなキャラ? 忍びの者。 「ロッカクの里」とは別の一派の忍者。 ちなみに、3に登場するアヤメとワタリが いた一派の名が「カゲ」らしいが、彼自身との関係は不明。 名前 コメント すべてのコメントを見る