約 120,575 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/3861.html
登録日:2012/06/30(土) 12 54 04 更新日:2024/08/28 Wed 19 52 49NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 KONAMI PSP RPG どうしてこうなった ガッカリゲー ゲーム コナミ コレジャナイ感 外伝 外伝作品 幻想水滸伝 恐ろしい程にボリューム不足 紡がれし百年の時 豪華声優陣 幻想水滸伝 紡がれし百年の時とは、2012年2月9日に発売されたRPGである。 プラットフォームはPSP。 幻想水滸伝ティアクライス同様、百万世界を舞台としている為、正式なナンバリングとしてはカウントされていない。 ◇あらすじ 百年目の怪物──。 その怪物は、百年に一度必ず現れ、全てを喰らい、増え続ける……恐るべき存在。 百年目の怪物に備えるため、アイオニア聖皇国は長きに亘り、全土に過重な負担を強いて従属させてきた。 しかし、時が経つにつれて、過重な負担に不満を募らせた地方都市は次々と独立を宣言。 当初はアイオニア聖皇国と地方勢力との間に大規模な軍事衝突が起こり、双方に多くの死者がでたこともあったが 皮肉にも百年目の怪物の存在が、双方を和解させることとなる。 アイオニア聖皇国は、有事の際にはアイオニアの旗の下、力を合わせることを条件に地方勢力の独立を承認。 以来、表面的には平和な時が流れ……今年が丁度、百年目──。 テルベの里の若者、主人公、ミュラ、ジーノの三人は百年目の怪物に備え、修行の日々に明け暮れていた。 ある日、砦の遺跡での修行の帰り道に、主人公たちは見たこともない怪物と遭遇する。 倒しても倒しても増え続ける怪物を前に、成すすべなく敗走する主人公たち。 砦の遺跡へ逃げ込んだ主人公たちの前に突如現れる、謎の少年ゼフォンによって、百年前の世界へと飛ばされる主人公たち。 そこで彼らは、前の百年目の怪物を退けた英雄たちと出会う──。 時を越えて紡がれる、新たなる百万世界の物語。 (公式サイトより引用) ◇システム 移動は、フィールドマップより場所を選択して移動、ダンジョンは従来の見下ろし形式から3D式ダンジョンとなっている。 ダンジョンは洞窟や地下が多い為、下手するとすぐ迷う。 戦闘は6人編成となり、それぞれ戦士・呪術師・薬使い等と職業が固定されている。 メイン職業以外にも、サブ職業に就かせることもできる為、剣士でも薬剤が使えるようにすることも可能。 キャラ同士を組み合わせて、連携攻撃をすることもできる。 連携にセットすると、連携に組み込んだキャラが1セットとなる為、攻撃命令も1回しかできないが、組み合わせによっては協力攻撃も発生する。 ◇継承システム 本作は過去と現代を行き来して進行する。過去の協力者の中には、現代には行けない代わりに、対応するキャラがいると技を教えてくれる者もいる。 戦闘キャラは、一時的に師弟関係となり、一緒に戦うことで習得する。 ◇キャラクター 主人公(CV.神谷浩史) 一人前になりたてのテルベの里の剣士。 かつての英雄、トルワドの子孫であり、剣の腕はまだ未熟なところもあるが、才能は十分。 アイオニアと朱キ斧から村を守る為、立ち上がる。 「まあまあ…」の発言回数がやたら多い苦労人。 ミュラ(CV.井上麻里奈) テルベの里の魔術師。 「だるい」「眠い」が口癖なあたり少し心配なところもあるが、腕は立つしやる気もある。 弟のジーノとは喧嘩が絶えないが、誰よりも弟の事を大切にしている。 ジーノ(CV.福山潤) 里の魔石職人で主人公の幼なじみ。 お調子者で口が悪く礼儀知らずなところもあるが、姉や主人公の役に立ちたいという気持ちは強い。 中盤からは空気になる。 ゼフォン(CV.梶裕貴) 主人公達の前に現れた謎の少年。時代樹のことを主人公に教えた張本人。 褐色の美少年で、自らも強い魔術師だが、言動は生意気でどこか胡散臭く、多くのプレイヤーはこいつ絶対見た目より年くってると思っていた。 トルワド(CV.小野大輔) 主人公のご先祖様で、100年前の戦いで勝利に大きく貢献した英雄。 爽やかな青年で、主人公達が未来から来たことを、最初は信じられなかったが、すぐに信じてくれたイケメン。 ◇問題点 新作発表当時、ファンはかなり動揺した。 前作のティアクライスがナンバリングシリーズから大きく逸れただけでも大きな波紋を呼び、賛否両論であった為、期待と同じぐらい不安の声も多かった。 そして出てきたのが下記の問題点である。 戦闘キャラが18人しかいない 『個性的なキャラを存分に使える』ことが魅力の作品なのに、操作可能キャラが凄く少ない。 因みに初代幻水は、戦闘可能キャラはだいたい70人弱。 どうしてこうなったし。 仲間の半分以上が、過去の人物 というか7割がた過去の時代にいる。 かつて仲間達で賑やかだった本拠地も、びっくりするほどガランガランになった。 いやマジで、どうしてこうなったの。 宿星の中に故人がいる 継承イベントの中には、故人の遺品に触れることで、技術を継承することがある。 が、既に亡くなっている為、約束の石版(物語途中で気が付いたらあった程度のもの)でも、EDでも顔グラも何もない為、残念なぐらい感情移入できない。 その数、なんと13人。約一割欠席です。 スタッフの手抜きを疑うレベルである。 ロードの長さ PSPである以上それなりのロードは仕方ないが、それでもひどい。特にワールドマップからフィールドマップへの移動で長時間ロードが頻発する。 声付き会話でも頻発するので会話のテンポが絶望的に悪い。 本拠地散策ができない 本拠地で繰り広げられる人間ドラマは、シリーズ通しての名物である。 想い人を物陰から見つめる者、追いかけ回す者、食堂でメシ食ってる奴、目安箱を見て解る意外なあいつの素顔、新聞、お風呂イベントetcetc… 全部無いよ、やったね! 本拠地内において仲間との会話は一切無い。 唯一あるのは本拠地に入ると発生する食事イベントぐらいか。 これも毎回毎回、本拠地に入ると必ず夕方になり、必ず食事をとって翌日にしなければいけない為、うっかり「パーティー編成し忘れたからちょっと戻る」なんてことがあったら、また食事しなければならない為、テンポが悪くなる原因にもなっている。 単調な戦闘 幻水シリーズはストーリー重視の為、どの作品も戦闘の難易度は比較的易しくなっている。 が、今作は更に簡単というか、「魔法連発しとけばなんとかなる」ぐらいの難易度で、物足りなさがある。(場合によってはレベルカンストが余裕でできる幻水4のよりも、ラスボスがすぐ倒せる) 戦闘の華である協力攻撃も、モーションが通常攻撃と大差ないため、面白みに欠けることもしばしば。 カメラワーク 某密林レビューでも散々槍玉に挙げられた問題点。操作性・挙動・視点など全てに問題がある。むしろ問題しか無い。無駄にガクガク動くため、3Dに弱い人ならば開始数分で確実に酔う。 紙芝居 レビューにもよく書かれる評価で、本拠地同様、町の散策もできない。町人との会話?なにそれ美味しいの? 基本的に一本道の為、ミニゲームをはじめとした遊びややり込み要素が少ない等の理由で作業化しやすい為、『まるで紙芝居を見ているようだ』『これRPGちゃう、ADVや』といった感想が多い。 一応、終盤の追加ボスなどもいるが、ちょっと頑張ったら倒せる程度。 ぶっちゃけ、ボリューム不足である。 ◇良い点 主題歌が石川智晶 BGMがいい 戦闘のテンポはサクサクしている 主人公が可愛い(※個人差あり) アニメーションが多い 豪華声優陣 なんだかクソゲーの条件に酷似しているのは気のせいだろうか…。 ◇評価 普通のRPGとして販売されていたら、そこまで評価は悪くなかったのかもしれないが、幻水として出したことが、作品の評価がずっこけた原因だろう。 ティアクライスでも発売当初は同様の評価があったが、あちらは「幻水らしさ」がまだ残っていた上、ストーリーやシステムのクオリティも上々だったため、従来ファンの中でも高く評価するプレイヤーは多くいた。しかし、今作では幻滅したファンが多かったようだ。 一部の根強いファンの中には、「幻水6の開発費の為なら…」と言い聞かせて買う者もいたとか。 ただ、ボリューム不足こそやはり気になるところではあるが、ストーリー自体は悪くないため、「これは幻想水滸伝である」というある意味重すぎる枷を意図的に外して遊べばそれなりに楽しめるだろう。 実際に、旧作ではなく新し目の幻想水滸伝からシリーズに触れて今作をプレイし始めたファンからの評価はそれほど悪くない傾向にある。 ◇余談 発売と同時に、サントラ、設定資料集が発売されたが、なぜかコナミスタイル限定販売である。 しかも設定資料集に関しては限定版特典であり、その限定版も予約完売となっており、現在入手は困難となっている。 そのため、設定資料集は単品での再販を求める声もあるが、今のところは実現していない……。 追記・修正は時代樹の前でお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 別のゲーム作ってたが途中から無理矢理幻想水滸伝の名を付けたんじゃないかと疑うレベルの代物だった。後、主人公が妙に持ち上げられまくってた印象だったな -- 名無しさん (2015-10-01 15 04 16) 本物のゴミ -- 名無しさん (2015-12-20 08 29 04) シリーズ殺しの戦犯 -- 名無しさん (2015-12-20 10 26 34) 買って後悔した唯一の幻想水滸伝 -- 名無しさん (2017-06-13 23 46 54) これはガチのゴミゲーだった -- 名無しさん (2018-04-23 01 41 00) 幻想水滸伝の名前を騙る何か… -- 名無しさん (2018-09-26 01 39 48) 開発会社であるGAEのゲームやったことある人ならわかると思うけど、これ以外のゲームも技術不足すぎるんだよな。あの会社に作らせたらこのクオリティーも納得。なんせ大奥記の会社だからな・・・ -- 名無しさん (2019-04-03 00 31 15) 幻想水滸伝と違うゲームとするなら、そこまでダメなゲームではないんだが…。主人公自身はいい奴だし。 -- 名無しさん (2019-04-03 10 36 09) 幻想水滸伝と違ってもダメなゲームだろ。なんだよあのカメラワーク。あれアルファ版とかとりあえず実装してみたレベルの出来だぞ。そういう出来てて当たり前の部分が悉く低クオリティなんだよ。 -- 名無しさん (2020-06-04 10 17 38) なんとかportableと呼ばれてる作品があるけどそれにちなんでなんとか水滸伝って言っても問題ないくらい -- 名無しさん (2022-11-26 17 20 29) ↑そもそも108星が揃わないから水滸伝ですらないぞコレ -- 名無しさん (2023-02-22 15 47 25) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/29015.html
登録日:2014/06/28 Sat 23 04 43 更新日:2021/12/17 Fri 18 46 45 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 フッチ 地微星 幻想水滸伝 幻想水滸伝2 フッチとは、PS用ソフト「幻想水滸伝」「幻想水滸伝2」「幻想水滸伝3」およびその関連作品に登場するキャラクターである。 宿星 地微星 武器 ベルセルク→シグムント→シグルト(1.2時) 年齢 14歳 出身 竜洞騎士団領 ゴーヤ 軍役 歩兵隊 1のエピソード 初出は幻水1である。1の頃はなんと10歳。見習い竜騎士であり、序盤から出てくる。 竜騎士は戦力としては申し分なく、最初の方では竜騎士達は味方ではないのだが、話が進むにつれてプレイヤー側である解放軍は 竜騎士を味方につけようと言うことになり、行動をすることになるのだが、策略により竜がほぼ全て眠った状態になってしまう。 ほぼがついているのは二匹だけ竜は起きていたため。フッチのブラックと先輩のミリアの竜だけであった。 何をやっても起きない竜達を起こすために主人公達は薬の材料を集めることになる。 材料は名医、リュウカンから三つ提示される。うち二つは 月下草 黒竜らん 最後の一つについては言葉を濁してしまった。 主人公達が一つ目の材料、月下草を手に入れて帰還するとフッチはブラックと共に二つ目の材料黒竜らんを取りに行ったと 言う話を聞かされる。 黒竜らんがある場所は。 グレッグミンスターの空中庭園 であり、つまりは、敵方の本拠地に材料があるが竜を起こすためにフッチは行ってしまった。 皇帝バルバロッサに見つかってしまったが、事情を話したフッチは黒竜らんを持って行く許可を得る。 持って帰ろうとしたら宮廷魔術師ウィンディに見つかってしまい、ブラックが攻撃を加えられてしまう。 目が覚めたフッチは看病をされ、黒竜らんは無事に手に入ったこと、そして薬の三つ目の材料について聞かされる。 三つ目の材料とは、竜のきも。 フッチは察し、ミリアが説明する。 ――フッチを見つけたとき、ブラックはすでに息絶えていたと。 こうして騎竜ブラックを失う。作り出された薬によって竜達は目覚め、竜騎士達は解放軍に力を貸してくれることとなった。 竜を保持しない者は認められないと竜騎士の資格を剥奪されるため、フッチは竜騎士では なくなってしまった。竜騎士団長であるヨシュアは旧友であるハンフリーにフッチを託した。 そしてトラン解放戦争が終結し、ハンフリーとともに新たな竜を探す旅をしていた。 2のエピソード 1から3年後。 マチルダ騎士団領にある小さな村、街道の村に留まっていた所を主人公と出会う。 フッチはこの村で一人の友達を作っていた。名前はケント。友達思いの優しく純朴な少年だ。 主人公がフラリと村を訪れてハンフリーと出会った翌日、フッチはケントに自分の身の上話をしていた。もともと竜騎士だということ、相棒の竜を失ったということ、竜騎士を辞めさせられたということ。 さらに翌日、事件が起きる。村からほど近い洛帝山に竜の鳴き声がするという噂を聞きつけたケントが、その山に行ったきり帰ってこないというのだ。 その事を知ったフッチはハンフリーと主人公一行と共に洛帝山へ捜索に行く。 一行は山頂付近で倒れているケントを発見。しかしその時、巨大なハーピーが襲い来る。ハーピーを倒しケントとも再会できた一行は帰ろうとするが、 ケントは竜の鳴き声を聞いたと言い、一行を引き止める。仕方なくケントに従って先へ進むとそこには卵があった。 これでフッチはまた騎士になれるんだよねと喜ぶケントだが、当のフッチは浮かない顔。ブラック以外の竜は要らないと言う。 ならばと卵を砕こうとするハンフリー。曰く「竜の子は弱く、死ぬかモンスターとなり人に災いをもたらすか。」しかしその時卵にヒビが入り、一匹の白い竜が生まれる。 竜は竜洞騎士団の洞窟でのみ生まれるもので、こんな竜は見たことがないと驚くフッチ。しかし、フッチはブラックへの想いから新しい竜を受け入れられないでいる。ハンフリーはこうも言う。 「ブラックへの想いは尊いものだが、そのために自分の未来を閉ざすべきではない」と。 その言葉に心動かされたフッチは、新たな竜を受け入れ、育てる事を決める。そして白い竜に名前を付けた…… 「今日から、きみは ブライトだよ……」 【輝く】という意味で見つけた白い竜にブライトとつけたのだろう。 ちなみにこのエピソード、順調にやっていけばゲームの中盤にはフリーイベントとしてクリアーすることになるのだが、 序盤でちょっと時間が空いたときにもこなせる。 上手く道を伝っていって、関所があるが関所前で丸ボタンを押して関所の扉を押していけば関所が開くのだ。 これが何を意味するかというと序盤でちょっと装備を調えてフッチとハンフリーたちと全滅をいくつか繰り返しつつ、鍛えればレベル30は軽く超えられる。 ハーピーだって頑張れば倒せる。 余裕を持ってタイムイベントであるクライブイベントとかしたい場合、おすすめ。 協力攻撃 お世話になったハンフリーさんと二人で…と思いきや 美少年攻撃 ルック、サスケと三人で攻撃。敵全体に1倍のダメージ。フッチとサスケが敵に接近して攻撃している所へルックが二人もろとも紋章で攻撃。 フッチとサスケは20%ぶんのダメージを受け、三人とも険悪(協力攻撃使用不可状態の事)になる。 なお、美青年攻撃とか美女攻撃とかもある。 性能 (コナミパーフェクトシリーズ 攻略本より) 力E 魔F 直守F 魔守F 技D 速C 運C HP E 性能は微妙? と想われるかも知れないが、 幻想水滸伝は基本的に主人公が万能でハードコア強いので、パーティー編成に定石が無いのが特徴である。 この属性や魔法でしか倒せないみたいな敵はほとんどおらず、オートモードで殴っているだけでだいたい何とかなる。 主人公と、場合によってイベントによる固定メンバーが必須なだけで、それ以外は自由である。 その為、仲間にしたけど一度も使ったことないキャラがチラホラ居るという事が多々あるようで、 プレイヤーは自分が愛着を持ったキャラで編成し、固定する事が多いようだ。 なので、気に入った人は使い続ける。 武器 槍系 武器レベル16(最大レベル)で140 1と2では槍系であるが、3だとハンフリーさんから大剣を受け継いでそれを使用している。 何があったんだハンフリーさんにとあったかもしれないが、語られてなかった。 1ではじゃんけん形式の戦争で竜騎士団として参加。 2では仲間になるけど戦争には出ない。 注釈 竜について 幻想水滸伝の世界で竜とは、異世界の生物で本来は有り得ない生物。紋章の力によって生まれる(召還?)ものであり、 二十七の真の紋章である竜の紋章がその役目を請け負っている。団長はその紋章を次いだ者。 今回手にしたブライトは現時点では「竜っぽく見えるけどまだ確証はない」とのこと。(コナミ 108星キャラクターガイドより) それを調べるためにもグラスランドを目指したそうな。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] なんで2限定なんだよ。1〜3(外伝含む)通して初期作品出まくりなんだから、2縛りにしなくてもいいじゃん。1の時は一人称俺の生意気なガキだったのが、3年で一人称僕の落ち着きのある性格になったとか、3では敵対したルックに対して複雑な心境の台詞があったりとか、書くこといくらでもあるだろ -- 名無しさん (2014-06-29 03 25 11) 2のEDで『竜を求めてクリスタルバレーへと旅立っていった』みたいな後日談 がでた気がするんだが何でブライト居るのに竜探しに行くのか解らんかった -- 名無しさん (2014-06-29 09 51 29) 文句言うだけじゃなく自分で面白くなるよう修正したら良いんじゃない? -- 名無しさん (2014-06-29 12 11 53) 直守は盾装備可能だからそれほど低くもないよ。(3ではマサムネのせいで盾装備出来なくなるけど。) -- 名無しさん (2014-06-29 19 27 45) いつの間にかものすごい修正されてる。もはや別物というくらい良項目。最初の方のコメント削除してもいいんじゃないか? -- 名無しさん (2014-06-30 00 21 13) フッチは1では戦争に参加するよ -- 名無しさん (2014-06-30 01 07 10) 3で30近い姿で登場してハンフリーの剣を武器にしてたな。 -- 名無しさん (2016-03-28 21 52 52) み、みづらい・・・ -- (2017-02-16 23 08 45) 幻水Ⅲの漫画での戦い方がくっそかっこよかった。ゲームだとあんま使わなかったけどw -- 名無しさん (2017-02-17 00 10 49) 3でラスボスになったルックに対して複雑な胸中を見せてたっけ。 -- 名無しさん (2021-12-17 18 46 45) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/3848.html
登録日:2012/01/06(金) 13 49 51 更新日:2022/04/01 Fri 01 11 11 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 108星 ※一部ただのイケメン スタッフの扱いに定評のある人達 不幸 不遇 不運 天暗星 宿星 幻想水滸伝 幻水 天暗星とは、水滸伝に登場する人物、『青面獣 楊志』の宿星である。 楊志は元々武官の家計に生まれ、自身も武官として働いていたが、ある任務に失敗した事をきっかけに職が無くなり色々あって殺人を犯してしまうも、なんとか軽い罪で許され流刑となり、なんやかんなで梁山泊の一員となり、足の怪我で一軍から引くまで軍に大きく貢献した人物である。 が、ここでは幻想水滸伝の天暗星について説明させて頂く。 天暗星、それは 幻水一不運な宿星である 一部例外こそはあるも、この星に定められたキャラクターは多くが悲惨な目に遭い、女難の相が出、運の値も極端に低く、なんかもう天暗星ってだけで憐れまれる、そんな位置付けになってしまう。 具体的な例を挙げるため、ここで歴代の天暗星達を振り返ってみよう。 フリック(I〜II) 我等が元祖天暗星。元祖というだけあり、そこまで程度は低くないものの、回を重ねるごとに可哀想なことになっている。 『I』序盤で恋人が死亡 しかも物語後半になるまで一切聞かされてなかった 妙な女せ…ゲフンゲフン、美女のお酌をさせられる。本人、非常に不毛 物語ラストで死亡フラグが立つ 『II』序盤で生存が確認されたが、砦があっさりルカ様に墜とされる ビクトールの大ざっぱかつフリーダムな行動に振り回されることしばしば ややメンへ…ゲフン、夢見がちな少女に好意を持たれ、追い回される 特に気に障るようなことを何もしていないのに『青いの』呼ばわりされる 運の値が低い。戦闘中はバケツを被るわ風船3個でお空に飛ばされるわろくな目に遭わない 戦争終結後もビクトールに振り回されている様子 今後の天暗星の扱い方は、こいつが決めたと言っても過言ではない気もする。 エッジ(Ⅲ) 村を吸血鬼に襲われると、生い立ちこそは不幸ではあるが、本編では不運でもなんでもないので省略。 押し付けられた星辰剣の扱いもすっかり慣れている様子。(まあ、本人は恩人から『預かっている』という認識だし) ナッシュだったら書くことたくさんあったのに。 スノウ・フィンガーフート(IV〜Rhapsodia) 幻水で一、二を争うほどのヘタレっぷりを発揮するウザキャラ兼愛すべき馬鹿。 詳しくは項目を参照して欲しいが、 地方領主(貴族)の一人息子 ↓ 親の七光りで騎士団長に ↓ 故☆郷☆追☆放 ↓ なんちゃって海賊 ↓ 丸太1本で遭難 と、まるで坂道を転がる石のような転落っぷりを見せる。 自業自得なところもあるが、本人もそれなりに負い目は感じてるし、大体が悪気があってやったことではない……って、余計たちが悪いじゃん! 続編の『Rhapsodia』にも参戦するが、極端に死にやすいしレベルも1だしと、スタッフからの扱いに定評がある。 ベルクート(V) 元祖や腕の人と比べると多少劣るが、 元闘技場奴隷 奴隷解放のため、闘神祭へ参加 誘拐事件に巻き込まれる 命からがら助けた娘に好意を持たれるも、助けた娘に料理に毒を仕込まれる。闘神祭、決勝戦敗退 なんとか持ち直すも、いつの間にか三角関係状態に。本人気付かず苦悩。 元々が典型的な『いい人』なので、親切で行ったことが結果的に自らに不運という形で返ってくる様子。本人もそこまで深刻な状態ではない為か、インパクト自体は薄いが、しっかり天暗星としての役目はまっとうしている。 ルオ・タウ(ティアクライス) なんだ、ただのイケメンか。 2月に幻想水滸伝の新作が発売されるため、一部のファンは次の天暗星の活躍に期待しているとかいないとか。 女難の相が出ている人 流刑になったことがある人 毒を盛られたことがある人 上記に当てはまる方は追記、修正をお願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ベルクートさんが毒仕込まれたのは、その娘が脅迫されたからなんだけどね。まあいずれにせよ不幸なのには変わらんが・・・ -- 名無しさん (2014-02-17 20 05 46) ↑更に当人は自分が不幸とは欠片も思ってないからな。だいぶマシ。 -- 名無しさん (2014-02-17 20 19 37) 元ネタである楊志もエピソード見ると相当運が悪いんだよね... -- 名無しさん (2014-08-23 12 47 44) 不幸度合いで比べたら天魁星(主人公 トーマス) 天孤星(ビクトール ジョー軍曹 キカ カイル) 天寿星(ソニア ナナミ ゲド カタリナ ベルナデット) 天捷星(クライブ ユン トラヴィス ハスワール)あたりもなかなか -- 名無しさん (2019-07-05 18 42 52) ビクトール 故郷壊滅。後に復讐を果たしたのでかなりマシだか。 ジョー軍曹 長男が病気で急逝し、戦況のせいで最期を看取れなかった。 カタリナ 自分が娘だと打ち明けられないまま、父親と死別。 クライブ 組合内部のいらぬゴタゴタに巻き込まれる。 ハスワール 権力争いによって両親が殺害される。本編でも父方の従兄弟おじがトチ狂ってクーデターを起こし、それに便乗した一部の部下のせいで、主人公との同居ライフがパーに。 -- 名無しさん (2019-07-05 19 34 39) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/3897.html
幻想水滸伝II 【げんそうすいこでんつー】 ジャンル RPG 高解像度で見る 裏を見る 対応機種 プレイステーション 発売元 コナミ 開発元 コナミコンピュータエンタテイメント東京 発売日 1998年12月17日 定価 6,090円 廉価版 コナミ ザ ベスト 1999年12月9日/2,800円PS one Books 2002年7月11日/1,800円 判定 良作 幻想水滸伝シリーズ 概要 ストーリー 評価点 シナリオの魅力 さらに進化した本拠地システムと108星 その他進化したシステム、洗練・追加された要素など 戦争システム 賛否両論点 問題点 総評 余談 その後の展開 概要 『幻想水滸伝シリーズ』の第2作。 時代は前作の2年後、場所を前作の舞台赤月帝国(本作の時代ではトラン共和国)の北、ジョウストン都市同盟とハイランド王国に移し物語が展開される。 基本的なシステムは前作とほぼ同じ、108星を集める本拠地システムも相変わらず。 ただしシステムや操作性は細かいところが洗練されより快適になっている。 グラフィックはより見やすくなり、派手さはないが細かいところまで描かれた描写は生活感や臨場感を引き上げている。 ゲームボリュームも増大。メインシナリオに関係ないダンジョンや村もいくつかあり、サブイベントが非常に充実している。 前作のデータをコンバートでき、前作キャラのレベル・武器レベルの上昇や前作主人公の仲間加入等の特典が得られる。 音楽もよい。全体的に演出効果が優れており、イベントを盛り上げるスパイスとなっている。 作曲は『グラディウス』や『ときめきメモリアル』で知られる東野美紀。 だが、なんといってもシナリオの評価が非常に高い。 ストーリー デュナン地方の2大国ジョウストン都市同盟とハイランド王国は長年続いていた争いに終止符を打つため停戦条約を締結した。 主人公と親友ジョウイはハイランド王国の少年兵部隊として国境に配備されていたが、停戦が決まった為同僚達とともに故郷へ帰る支度をしていた。 ところが…突然警鐘が鳴り、謎の軍勢が部隊のキャンプに攻め入ってくる。都市同盟軍が奇襲を仕掛けてきたと皆思った。 しかし主人公達は見てしまう。襲撃してきた軍を指揮していたのは自国ハイランドの皇子ルカ・ブライトであった。 停戦を不服とした彼は、少年兵部隊の隊長と結託して部隊を全滅させ、その罪を都市同盟になすりつけ再び戦争を始めようとしているのだ。 追い詰められた2人は、離れ離れになったらこの場所に戻って待つことを約束し、一か八かに賭けて激流に身を投げた。 その後合流した2人だが間もなく都市同盟とハイランドの戦争が再開され、主人公とジョウイは都市同盟側に立って戦うことになった。しかしハイランドの軍事力は強大だった。 村々は蹂躙され、砦は陥落し、次々と侵略されていく様を何も出来ずに見過ごしながら、撤退する…主人公達はあまりにも無力だった。 しかし、焼け落ちた村の祠の中で2人は見つけてしまう、27の真の紋章の1つ「始まりの紋章」を。 持つものに絶大な力が与えると同時に代償を求められる真の紋章。今の自分達には何としても力が必要だった。 始まりの紋章は「輝く盾の紋章」と「黒き刃の紋章」の2つに分かれており、輝く盾は主人公に、黒き刃はジョウイが宿すことになった。 それをきっかけとして2人は別々の運命を歩んでいく。 評価点 シナリオの魅力 単純な善悪で割り切れない2勢力の争い 本作の敵はハイランド王国とそれを指揮する皇子ルカ・ブライトである。彼らは序盤から悪逆非道の限りを尽くし、悪役ぶりを見せ付けてくれる。 ところが、それに対して都市同盟に属する市長の面々はどうかというと決して志を持った正義の人ではない。 盟主こそ良識的な人物だが、軍事力を背景に横暴に発言力を振りかざす騎士団長、事なかれ主義が行き過ぎて結局何も出来ない市長A、立場が弱く結局何も発言出来ない市長B、領地が安全圏にある故に言いたいことを言う無責任な市長C等まとまりがない。 その言い争いを見たジョウイはあることを悟る。そして彼がとった行動とは…。 話を盛り上げるキャラクター達 前作に続いてシナリオの質が高く、それに伴うキャラクターの魅力は敵・味方、メイン・サブともに深い。 時に励まし時に失敗しながら常に主人公に寄り添う義姉ナナミ、前作の戦いを経て歴戦の戦士となり主人公を導くフリック ビクトール等、個々のキャラ立ちは前作に輪をかけて上手く仕上がっている。 中でも最大の敵ルカ・ブライトは悪役にもかかわらず、シリーズでも屈指のカルト的、もしくはカリスマ的な人気を持つ。 ルカ・ブライトとの直接対決も彼個人の圧倒的武力を体現したものとなっており、その常軌を逸した強さから未だにシリーズ最強の敵と賞賛されている。 あまりにも強いのでここで詰まる恐れもあるほど。兎に角めげずにレベルを上げたり、属性防御を考えたりしよう。 また、時代も場所も前作と近い為、前作の108星のうち約20人が継続して参加している。108星に入ってない前作キャラや前作の敵キャラも敵やNPCとして何人か登場している。 中盤に前作の舞台である赤月帝国にあたる現・トラン共和国の首都グレッグミンスターに行くイベントがあるのだが、そこでも前作のキャラ達の現在が描かれており、前作ファンには嬉しいサービス。 また前作のデータをコンバートをしていると前作主人公が仲間に加わるイベントが追加される(*1)。前作主人公はセリフを全く口にしないキャラになっており、前作プレイヤー個々人のイメージを崩さない様に配慮されている。また、前作の頃から前作主人公に想いを寄せるくノ一・カスミをパーティに入れていると会話イベントが追加されるが非常に切なく前作ファンの評判も良いものとなっている。 さらに進化した本拠地システムと108星 前作に続いて108星を収集する本拠地システムは健在。それを取り巻くシステム・イベントもパワーアップしている。 本作から本拠地の目安箱の設置と探偵・レストランという要素が追加された。 目安箱とは今まで集めた108星が主人公に意見等を提出するものだが、その内容が108星それぞれの個性を上手く表現している。 例えば動物系の仲間だと文字がかけないので足跡をつけたり等。 探偵は108星の1人で、(探偵本人を含む)指定した108星の情報を調査してくれる。その内容はやはりそれぞれのキャラの裏設定や個性付けとして上手く機能しており、興味深い。しかも調査は1人1回だけでは終わらず量は相当なもの。 調査の内容はキャラに関する背景だけでなく、キャラに関するアイテムの情報や協力攻撃、前述の前作主人公イベント発生のヒントになるもの等、ゲーム上役に立つ情報も含まれている。 あるキャラクターを探偵してもらうとその返事が不可解な物がある。調べれば調べるほど謎の深まるキャラ…。 また、仲間に出来る可能性のあるキャラを参入させるヒントを得ることも出来る。その際、そのキャラの顔グラフィックと名前が表示されるが、一度も会ったことのない人物は、名前は伏せ字で、顔グラフィックはシルエットで表示される。 レストランでは、料理をつくってもらったり売り上げをもらえたりする。料理は回復アイテムとして使用できるため、前作よりも回復アイテムの種類数が増えた。 通常の回復アイテムよりも、1枠の保有数が多かったり、回復量が多かったり、バッドステータス回復・グッドステータスにするなどの効果があったりするなど、かなり性能が良い。 また、レストランにともなって、釣り場・畑・牧場といった施設が新設された。釣り場・畑はミニゲームも楽しめる。 メインシナリオに絡まない108星にも、加入後のイベントが用意されている。その力の入れ方は、前作の比ではない。 昔の料理漫画を髣髴とさせるハイ・ヨーの料理勝負イベント、制限時間以内に仇の足跡を追わなくてはならないクライブイベント等はかなりの凝りよう。 前者では仲間キャラが審査員となる。司会者が審査員の紹介をするが、その紹介文の中には審査員の好みの料理のヒントが隠されていて、キャラの個性の描写に一役買っている。 実際には、好みの料理の種類は設定上数種類しかないのだが、紹介文は料理の好み以外にもそれぞれのキャラの個性を表している。 ただ後者のイベントは実質的にタイムアタックを強要するものである為、RPGに慣れていない人には厳しいものがある。慣れている人でも駆け足で攻略しなければならず、108星を揃えることも不可能と言われるほど。シナリオや戦略を楽しむ余裕もない。実質的には2周目以降のお楽しみ要素と言える。 上記の目安箱・探偵・サブイベント以外にも、108星の個性を引き出す工夫がなされた。 パーティーに加入・離脱する際に、一言セリフを言うようになった。 使いまわしがほとんどなく、個々の個性やイメージに沿ったセリフを言うようになっている。 テンポが悪くなったともいえるが、メインシナリオに絡まない仲間キャラの個性を垣間見る数少ないチャンスの一つである。 イベントなどで、パーティーメンバーに入っているキャラで、本来そのイベントなどにかかわりのないキャラにも、セリフが与えられるようになった。 セリフ数は少なく、毎回というわけではないが、それでも前作にあったような「特定のキャラのしゃべるときとしゃべらないときとの差が激しくて、違和感がある」といった点が多少は改善されているほか、キャラの個性を見られたり、そのキャラたちと「一緒に冒険している」という感覚を少しは味わえるようになった。 前述のとおり動物の仲間や、モンスターの仲間も加わるようになった。 人間とそれに準ずる亜人種のみが仲間だった前作に比べると、かなり華やかかつバリエーション豊かな108星となった。 シリーズ史上初のオリジナル種族ウィングホードが登場。 昨今はめずらしくもなくなってきているが、当時としては作品オリジナルの種族が登場するのはめずらしい。1に登場した、エルフ、コボルトといった一般的にファンタジーに登場する種族に加えて、彼らが混ざることとなった。 ウィングホードは次作でも登場している(本作のとは別人)し、次作以後も新たなオリジナル種族が登場する。シリーズオリジナル種族の先駆けともいえる存在である。 その他進化したシステム、洗練・追加された要素など 紋章システム 前作では紋章を1つしか装備出来なかったが、キャラクターによっては最大3つまで装備することが出来る(*2)。 これによりキャラクターによっては1人で組み合わせ魔法を発動する事も可能になった。 固有紋章を所有しているキャラはカスタマイズできない、などといった前作の問題点も少しは改善されるようになった。 また、前作では1人につき最多で4つしか使用できなかった魔法が、1人につき最多で12個使用できるようになった。ただし、キャラクターによっては紋章を3つ装備できるとは限らないし、固有紋章を宿しているキャラクターもいるので、全員が12個の魔法を使えるわけではないが。 ただし、複数の紋章を装備しても紋章の使用回数は装備している紋章全てで共有する為、高レベル魔法の連発は難しい(*3)。 紋章の種類も、魔法紋章・特殊紋章ともに前作より増えた。特に、特殊紋章の種類が大幅に激増した。 また、武器の種類によってその武器の特色に合ったような特定の紋章を宿す事が出来る(*4)。 誰もが道具として魔法を使用することができる「紋章札」が初登場。ただし、使用は消費制。 道具屋の「ほりだしもの」で購入可能のほか、ダンジョンなどで拾ったり、敵のドロップアイテムとしても手に入れたりすることもできるが、「札職人」という本拠地専用の施設の人物に、封印球と引き換えにつくってもらうこともできる。 鍛冶システム 前作とほぼ変わらない。 前作では鍛冶屋の108星を仲間にすることで本拠地で鍛えることの出来る武器レベルが増加したが、今回は特定のアイテムを入手することにより増加する。 これにより、前作では「水増し」と批判された5人の鍛冶屋も、1人にシェイプアップされた。余談だが、前作の5人の鍛冶屋から引き継いだ今作の5人組は、1人を除く4人は108星から108星外へと格下げされた。108星外の人物も仲間にできるようになったということでもある。 前作の紋章片が削除され、紋章そのものを武器に宿すシステムに変更された(*5)。 中には武器に宿すことが出来ない紋章、逆に武器にしか宿せない紋章が存在する。 紋章片のように重ねて宿すことは出来なくなったが、紋章の付け外しが容易になり使い勝手が向上した。 戦闘システム 協力攻撃の種類が前作の25種類から36種類に増加し、戦闘メンバーを決める新たな楽しみが増えた。 演出にやや乏しかった前作と比べ、個性的でユニークな協力攻撃が大幅に増えた。 また、1人が複数回攻撃するようになった(*6)。 前作では表示されなかったアイテム・紋章・協力攻撃の効果が、今作ではきちんと表示されるようになった。 前列・後列を陣取る大型キャラクターが登場。 全体攻撃・複数攻撃の被害を抑えるなどといった、戦略の幅の広がりに貢献している。 『V』にも大型キャラクターが登場し、『III』の「ライドオン」の原型ともなっている。 ただし、本作では、実質的に2人分である割にはいずれのキャラも性能が微妙という欠点はあるが。 グラフィック面も向上。 前作はPS初期としても粗いグラフィックであったが、今作ではとても滑らかで美麗なグラフィックに向上。ミューズの門といったイベント限定の背景などもとても力が入っている。 キャラクターグラフィックも質が上がり、108人の仲間にはグラフィックの使い回しがほとんどない(*7)。キャラクターのアニメーションの滑らかさも健在で、メインシナリオに絡まない人物にも専用のアニメーションが用意されていたりする。 特に、前作では敵も味方も待機時は静止していたのが、今作では、まばたきをする・風にそよがれる・格ゲーキャラのごとくリズムをとりながら体を動かす、といった動作を敵味方ともにするようになった。 また、前作では、アイテムや魔法を使うとき、全体の姿勢はそのままにただ片手を上げるだけだったのが、今作では、一部のキャラだけではあるが、姿勢全体を変えるようになった。 戦闘曲のバリエーションも増大。 前作の戦闘曲が2曲のみだったのに対し、本作では、通常戦闘・通常ボス戦・特定の中ボス専用曲3曲・ラスボス戦と、6曲にまで増大した。 基本システム ダッシュ機能が標準搭載されたことで、ダッシュに必要な紋章や、宿したキャラクターを連れ歩く必要がなくなった。 もっとも、これはダンジョンや街の話。フィールドでダッシュをしたければ、上記の作業が必要になる。 アイテムまわりの使い勝手が向上。 前作ではアイテムを個々のパーティーメンバーが持ち歩く必要があったが、今作ではアイテムをストックして持ち運べるようになった。また、貴重品は分けて所持されるようになった為、強制離脱するキャラに大事なアイテムを預けていた為に持ち逃げされるということがなくなった。 メインの装備品とアイテムがわけて表示されるようになり、見やすくなった。「かぶと」「よろい」「たて」の他、「その他」の項目があり、ここにアイテムや装飾品などを装備させることができる。 イベントでキャラクターが強制加入する際、パーティーメンバーではない同行者として連れて行けるようになった。これにより、強制的に戦闘に参加するキャラクターが減り、ある程度自由なパーティーが組めるようになっている。 また、パーティーに強制加入する際にもその場で隊列が変更できるよう配慮され、「Sレンジのキャラクターが後列に配置されてしまい役立たず」という悲劇が起こりづらくなった。 108星以外の仲間 上記にも少し触れたように、108星以外の人物も仲間に加わるようになった。 合計6人と割と多い。 108星と違って、仲間にしても何も特典はない。またとある2人を仲間にするためには必然的に108星を諦める必要がある(後述)が、仲間にした後に専用イベントも用意されている。逆に言うと、本格的なやりこみ要素の一つであるといえる。 ダンジョン ギミックに乏しかった前作に比べ、「水路の水を引く」「障害物を運んで風を止める」「ちょっとしたクイズを解く」などのギミックが取り入れられた。 顔グラフィック 一部のキャラのみではあるが、1人につき複数の顔グラフィックがつくられた。 前作では、顔グラフィックが、全員、反転を除けば一人につき一種類しかなかったために、実際の場面と顔グラフィックの表情や服装などが一致していないこともあったが、それが少しは改善された。 オープニング 作中の戦闘時の映像と某重要人物1人が出てくるぐらいの比較的簡素なオープニングだった前作に比べると、尺も長く、様々な場面が目まぐるしく出てくるなど派手なものになった。また、作品のストーリー展開がどんなものかを期待させる演出も見ものである。 実際には、ただ背景の上にキャラの公式立ち絵を載せているだけの場面が多いのだが、そのキャラにあうような背景にしてある、背景自体にも動きがある、載せるキャラも適当ではなく背景によってきちんと選んだりキャラを複数人載せる場合はきちんと共通点のあるキャラたちを選んでいる、など、工夫がみられる。 説明書 前作とは違い、ほとんどすべての魔法やほとんどのアイテムの効果が記載された。 ただ、今回は、上記のようなユーザーインターフェース面の向上があるので、あまり役には立たないが。 戦争システム 前作の所謂じゃんけんシステムからシミュレーションRPG形式に変更された。 歩兵・弓兵・魔法兵の3種類のユニットがあり、それぞれ特色がある。 歩兵は弓兵・魔法兵攻撃時に攻撃力が1.25~1.5倍、弓兵は1マス先まで攻撃出来るが、直接攻撃の際は攻撃力が0.75倍、魔法兵は2マス先まで攻撃出来るが、直接攻撃の際は攻撃力が0になる。 ユニットは3人一組で大将1名、副将2名の構成となり、大将によりユニットの種類が決まる。 前作では部隊の構成は固定だったが、今作では副将を自由に編成することができる。 大将に配置することは出来ないが、副将として有能なものもおり、様々な編成を考えるのも楽しみの1つである。 各キャラクターはそれぞれなにかしらの特殊能力を持っており、その特殊能力によってユニットの能力が上昇したり、戦争中に特殊コマンドを使用する事が出来る。 中には非戦闘キャラクターなのに戦争ユニットとしては優秀といったキャラも存在する。 しかし、この戦争システムには大きな問題点がある(後述)。 余談だが、シナリオ中で主人公は戦争には参加せず本拠地で味方軍の戦況報告に対し、適切な指示を送るだけのイベントを行う事が出来る。指示自体は難しいものではないが、たまには後方から戦争を指揮する立場を経験するのも悪くないかもしれない。 賛否両論点 ストーリー この作品は知将・軍師にあたるキャラクターが敵・味方ともに多い。彼らの織り成す戦略上の駆け引きは戦記物としての本作のシナリオを大いに盛り上げてくれる。 シリーズで最も有能といわれる味方のメイン軍師シュウをはじめ、シュウとは対照的に軍師としては未熟ながら志の立派なアップル、若年ながら才能のあるクラウス、ハイランドへ戻りルカに取り入って次々と手柄を立てるとある重要人物等。 奇策によって弱小の味方軍が敵の大軍を倒す様は実に爽快。逆に敵も物量による攻めだけでなく時に知略を織り交ぜることによって決して油断出来ない脅威に見せることに成功している。 しかしその反面、軍師たちによって物語が展開され、軍のリーダーであるはずの主人公が能動的に行動を起こすことが殆どなく、主人公でありながらあまり物語に介入しない。 味方のメイン軍師シュウが加入してからは、「シュウに言われたところに行き、シュウに言われたことをする」という流れがずっと続く。作業的・受動的で、主人公のあまり関係ないところで物語が進んでいく。 主人公が過去の戦争で英雄とされた人物の養子であることから、その肩書きだけを大人たちに都合よく利用されているように感じる。ある意味現実の摂関政治・傀儡政治のようで、リアルではあるのだが……。 前作との比較 前作に比べると、『水滸伝』らしくないこと。 前作が「政府の圧政に立ち向かう英雄たち」という『水滸伝』のストーリーを踏襲しているのに比べて、本作は「二国間の争い」という、『水滸伝』とは全く関係のないストーリーである。そのため、「ストーリーは確かに素晴らしいのだけれど…。」という形で批判されることもままある。 「複数人の主人公」という『水滸伝』のコンセプトを導入した『3』のほうがまだ『水滸伝』らしい、という意見すらあるぐらい。 システム面でこれといった進化がない 上記のように進化している面もあるが、あくまでも「正統進化」の範囲であり、マイナーチェンジの域を出ない。 「本拠地システム・108人の仲間以外の要素は平凡」と批判された1のマイナーチェンジなので、本作もやはり「基本的なシステムは平凡」という批判の声も少なくない。 もっとも、こういった平凡なシステムがとっつきやすさの理由の一つであり、ファンから好まれている理由の1つでもある。 前作とのキャラクターデザインの雰囲気の違い。 本作と次作で高い人気を誇る石川史氏のデザインだが、前作との雰囲気の違いが目立ってしまう。 前作のデザインは、製作期間の厳しさからくるやっつけ仕事感のあるデザインだが、「あれはあれで、作品の雰囲気にマッチしていて良い」という意見もある。 前作にも登場したキャラの場合、雰囲気や佇まい、果ては顔まで今作と前作でかなり変わってしまっていることも。 また、前作にも登場したキャラは服装をほとんど変えていないので、今作初登場のキャラと服装のデザインの雰囲気の違いが出てしまい、違和感がある。 データコンバートで引き継げる前作キャラの能力が非常に限定的。 装備品は特定のキャラクターに特定の装備品を装備させた状態でなければ引き継ぎできず、その対象も極めて狭い。紋章や武器の強化状態などは一切引き継いでくれない。 もっとも、あまりやりすぎるとゲームバランスの崩壊を招いたり、『1』の重要度が増しすぎてプレイが必須レベルになってしまうおそれもあるため、この程度で十分という声もある。 + 前作のネタバレ注意 前作のラストで死んだと思われていたフリックとビクトールが、本作では何事も無かったかのように生きている。 絶体絶命のラストシーンから、どのようにして助かったのか、作中でははぐらかされており、きちんと語られることが無い。 また、そもそも前作で死んだはずのキャラが登場すること自体が「馴染みのキャラと再会できて嬉しい」とも「前作の感動が台無し」とも取れ、好みが分かれる。 問題点 料理のレシピの入手フラグにバグがあり、手順によっては入手出来なくなってしまうものがある。 上記の他にもバグが多い作品としても知られる。有名どころでは、BGMがおかしくなる、とある場所で仲間にしたキャラが亡霊のごとくその場に居座り続ける、強制加入の仲間をパーティーから外してしまいフリーズ等。 ストーリー上必要なイベントが発生しない、入手したはずのアイテムや仲間にしたはずのキャラが消える、壁に入り込んでしまい出られなくなって行動不能に陥る等ゲーム上致命的なバグも少なくない。 上記のような致命的なバグではなくても、プレイしていて気分をそがれるバグも多い。 たとえば、戦争パートでは部隊が消滅した際にはその部隊の大将がセリフを言うのだが、最終戦争パートでは、敵方の部隊が消滅した際のセリフが独自に用意されている。しかし、ある2人の敵方の将軍は、最終戦争パートで自分の部隊が消滅した際、独自のセリフを言い終わってからほかの戦争パートで言う汎用のセリフを言ってしまう。しかも、汎用のセリフは2人とも軽い感じのものであるため、「さっきのいかにも命がけなセリフは一体…」という気分に陥ってしまう。 戦争パートというと、ある一戦では、「伏兵を敵の後ろに回り込ませて、森の中に待機させ、敵側に送った密偵者がタイミングを見計らって伏兵の存在とそれを率いている人物の正体を暴露し、敵側についた捕虜たちを寝返らせる」という策をとるのだが、密偵者が暴露するよりも先にコンピューターが伏兵の存在に気付いてしまい、敵ユニットが気付いていないはずの伏兵を攻撃するという、あってはいけない事態に陥ることに。せっかく軍師の腕の見せ所となる重要な場面なのに、もったいない限りである。 一部の仲間キャラはイベントの発生条件がわかりにくく、時機を逃せばもう仲間に出来ない。 序盤にしか行けない街の隅の方でイベントを起こさないといけないクライブ(*8)、中盤に一時期だけ行ける地域のストーリー上訪れる必要のない村で会う必要のあるフッチ ハンフリー辺りが特に見逃しやすい。 ギルバートは戦争パートで敵として登場し、ダメージ1を受けると仲間になる仕様。基本的には問題無いのだが、この時点ではプレイヤーは仲間を操作出来ないため、運が悪いと仲間になった直後に死亡したり、最悪ダメージが通らず仲間イベントすら起こらないことも。 前作にもあった問題点だが、パーティメンバーが6人と一般的なRPGよりもかなり多いのに対して、AI戦闘ができないため、戦闘では毎ターン6人分の行動をいちいち決める必要があり、テンポが悪く非常に煩わしい 一応「おまかせ(全員通常攻撃)」のコマンドはあるため、全員が通常攻撃を選ぶ前提であればこれを選ぶだけでいいが、回復など一人でも攻撃以外の行動が入ると途端にテンポが悪くなる。 特に本作では協力攻撃が増えたため、「おまかせ」を使うべきでない状況が前作よりも増加している。さらに1人が複数回攻撃するようになったことで、1人あたりのモーションも長くなっており(*9)、前作以上に戦闘のテンポが悪くなっている。 仲間キャラクターは非常に多いが、一部は選択制であり全員を同時に仲間に出来る訳ではない。 これにより問題になってくるのがルロラディアと、ルロラディアを仲間にしていることが条件のチュカチュラであり、このキャラを仲間にするとベストエンドに必要な108星を揃える事が出来ず、必然的にベストエンドを見られなくなってしまう。 また、前作で仲間になったカスミとバレリアも2択になっている。周回する際の楽しみであるともいえるが、どちらも人気の高いキャラであるため2人とも仲間にしたかったという意見も多い。 紋章魔法の使用回数が前作よりも減少傾向になったが、回復手段はほぼ宿に限られ、アイテムで回復することは出来ない。回数自体もそう多くなく、ダンジョンではボスまで温存する為に雑魚戦でも気軽に使うのがためらわれる。 戦闘キャラクターの総数は約80名と非常に多い一方、キャラクター間のバランスが取れているとは言い難い。特定のキャラがいないと勝てないというバランスではないが、やはり弱キャラでは厳しい場面は存在する。 レベルアップの仕様上ストーリーの各段階に擬似的なレベル上限が設けられており、最終盤でも60からは殆ど上昇しない為、レベルを上げるという対策は現実的ではない。 戦争パートであるシミュレーションRPGの部分が不確定要素が強く、運まかせの場合が多い。 各ユニットに設定されている攻撃と防御の値が一体何に影響しているのかわかりにくい。普通に考えれば与えるダメージ、受けるダメージに影響しているのだろうが、ユニットの最大HPは基本的に2であり、一度の攻撃で受けるダメージは基本的に1。となると、命中率に補正がかかっているのだろうが、攻撃力が低いユニットでも連続でダメージを与えることもあれば、高攻撃力のユニットが連続でダメージ0というのも頻繁に起こりうる。 要するに、戦争能力が高いキャラクターだとしてもその強さを常に発揮しているわけではない。 さらに戦争の勝利条件がとある地点の到達というのも少なくなく、高攻撃力のユニットを編成するより高機動力のユニットを編成し、隙をみて突入させるほうが効率が良い。 敵味方ともに軍師が賢すぎて戦争パート(ミニゲーム)は一方的に勝利・敗北する展開になることが多く、プレイヤーの技量や思考が直結する場面が少ない。その為これに限ってはシリーズで評価は低め。 ただしゲームではなく物語としてみれば軍師の見せ場となっており、面白いものに仕上がっている。 むしろテンポの悪さが問題。このパート、操作が不親切な上に動作も重い。その割には結末どころか、途中の行動まで強制されているものが多い。プレイヤーの介在する意義が見当たらない上に、手間だけは無駄にかかる。 ラスボスが非常に弱い。ルカ・ブライトの異常とも言える強さを体感した後となっては、肩すかしを食らう。 これは単にルカが強過ぎる上に、シナリオ上でも強さを徹底的に描写されていたのも大きい。実際、ルカ以外のボスと比べれば、ラスボスに相応しいだけの難敵ではある。 音楽・サウンドについて 上記のように良曲が多いが、一部場面の雰囲気と不一致な曲もある。 たとえば、のどかな田舎の村なのにアップテンポでややけたたましい曲、和風の落ち着いた感じの街でややにぎやかなエキゾチックな曲、など。 前作同様にストーリーが進み仲間が増えてくると本拠地のBGMも明るく賑やかなものに変化するのだが、そのBGMが間抜けっぽいというか怪しげというか、お世辞にも格好良いとは言えない曲になる。初期状態のBGMが寂しげながらもとても美しい曲なだけに、変化することを残念に感じるプレイヤーも多かった。 街・村の音楽が個々違うのは前作を踏襲しているが、ダンジョンの音楽は、基本となる屋外のダンジョンと屋内のダンジョンの1曲ずつの2曲と例外の1曲で、計3曲。前作が個々のダンジョンで曲が違ったのを考えれば、純粋な劣化点といえる。 しかも、屋外のダンジョンの曲は小鳥のさえずりのような音が流れるだけで、実質的に曲ではなくSEである。雰囲気はあるので悪いわけではないが。 戦闘・戦争パートでのSEの音質のレベルの低さは、ほぼ前作そのまま。 前作ほどではないが、テキストが稚拙。 誤字・脱字は前作同様多い。 たとえば、最終戦争パートで、ある将軍が自身の部隊が消滅した後、「この城を、わたすけには・・・・」と言う。まあ、言いたいことはわかるが…。上記の2人のこととあいまって、せっかくの最終戦争での気分が台無しである。 漢字と平仮名の使い方のひどさも前作同様。 漢字と平仮名が中途半端に交じって読みづらく不格好な単語が、いくつも登場する。 ある人物のセリフで、「ヒクサク」と言うべき箇所で、「ササライ」と言ってしまっている。本作並びにのちの作品のネタバレになるので詳しくはいわないが、この2人の名前が入れ替わるだけで、状況や歴史が大きく変わってしまう。 さすがに、今回は変な後付け設定は加えられず、制作側で誤植と認められたようだが…。 キャラクターの口調や一人称のブレも相変わらず。 例として、紳士的で丁寧口調のカーンが、パーティー加入時に「よろしくな、ボウズ」という別人のような台詞を発したり、踊り子のカレンが一部のイベントや目安箱で突然姉御口調になったりと(*10)、あまりにも突然なキャラクターの変化に困惑させられることも少なくない。 後半は尻すぼまりな展開。 + ネタバレ注意 ルカ・ブライトという魅力的な悪役が登場しなくなったからという意見もあるが、それ以前にルカに代わって権力を掌握した人物が、それまでの目覚ましい活躍はどこへいったのか、せっかく支配下に置いた地域を棒に振るようなことをしてまったく信用できない人物を支配下に置くなど、頓珍漢な行動をとるようになる。そのため、主人公側があっさり敵側に勝てる場面が、みられるようになる。その後は、主人公側もかなり無茶や無理をするような展開もあるが。 しかも、案の定、上記の人物には裏切られ、そのことがハイランド側の滅亡のきっかけの一つとなる。 そもそも、ルカが死んだ理由にしても、彼が夜襲を仕掛けようとしていたのを主人公側に漏えいした内部者(上記の新権力者とそのブレーン)がいたからなのだが、策士としても優秀だったはずの彼が、そんな一大事に斥候もろくに送らなかったというのがご都合主義である。また、いずれはルカとその忠臣連中を失脚させるつもりでいたとしても、まだ完全にハイランド側が有利とはいえない状況で、強力な戦力である彼とその私設軍を死なせてしまうのは時期尚早というよりほかない。このあたりから、新権力者の頓珍漢行動とそれに伴う尻すぼまり展開が始まったようなものともいえる。 エンディングについて 前作同様マルチエンディング。108星全員を集めずにクリアした場合、2種類のエンディングがある。片方のエンディングは仲間たちの願いを聞き入れること、もう片方のエンディングは仲間たちの願いを断るかそれらを全部スルーした上で、ある場所に行くことが条件である。しかし、後者のエンディングの条件がわかりにくいところがある。作中の冒頭部分、前者でのあっさりしたエンディングと、その後表示される意味深な一枚絵と、ヒントはあるにはあるが。 前作に引き続き108星全員を集め、加えて特定条件をクリアすればトゥルーエンドになる。が…ジョウイのトゥルーエンドでの行動が無責任との批判もある。 + ネタバレ 『私は全てを知っていました。あなたが父と兄に何をしたか…。それでも私はあなたを愛しています、私はあなたの妻なのです。』 自分の嫁と娘(養女)に自分が生きていることを告げずに主人公と旅に出る。あそこまで愛してくれた嫁のことを放置。 内容が内容なだけに通常エンドを好むファンも少なくない。 念の為補足するが、27の真の紋章に認められていない状態では輝く盾の紋章と黒き刃の紋章を宿す者の寿命は極端に短くなる呪いに掛けられている。 呪いが解ける条件は輝く盾の紋章と黒き刃の紋章が一方を打ち負かす事で1つになって始まりの紋章となった時か両者の紋章に認められた時である。 前者はバッドエンド。後者はハッピーエンドになる。 この他にも逃亡エンドと呼ばれる展開があり、こちらは違う意味で人気が高い。 総評 システム、ボリュームがパワーアップしシリーズの基盤を固めただけでなくPSのRPGでも十指に入るであろうシナリオを有する名作。更に目立つ欠点も少ない。 幻想水滸伝シリーズの認知度を高め、ファンの中でもこの作品をシリーズ最高傑作とする意見がおおむね一致した見解であることからも、その良質さはうかがい知れるだろう。 余談 初期のROMには関所の門をこじ開けてマチルダ領へ行けるバグが存在した。重版の際に修正されている。 + ネタバレ マチルダ領とは、中盤以降に行けるようになるエリア(ストーリ進行によっては封鎖されるが) 序盤は関所が閉まって行けない…ようにみえて、扉を押して素通り出来る為問題なく行くことが出来る。 この時の主人公達は、通常プレイでレベル10前後。敵のレベルは中盤に訪れることを想定した設定がされている為全滅必至。…なのだが、ある村までいってサブイベントを始めると、レベル36のキャラを2人も同行させることが出来る。そしてその辺りの雑魚を倒していればあっという間に主人公達も同じレベルにすることが出来る。 もちろん、サブイベント攻略後は2人はそのまま仲間になる。 この方法を使うと中盤まで無双出来るようになる為、発覚した時は初心者救済策なのではないかと言われていた。 本作のゲーム中にはトゥルー、正史といった評価は登場しない。プレイした人それぞれの感覚を大事にしてほしいという意図からである。各人の扱い・見解は以下の通り。 コナミ側(外伝2 幻想水滸伝大辞典) ハッピーエンドを採用 村山吉隆(ディレクション シナリオ) バッドエンドが正史 各イベントシーンの要所にムービーが挿入され、キャラクターに掛け声がつくが、誰が声を当てたのかは不明である。 本作の体験版が『メタルギアソリッド』に同梱されていた。製品版と異なる部分もいくつか存在する。 ストーリーは峠のボスを倒したあたりまでだが、自由にパーティを組んで戦闘ができるモードも搭載されていた。 滝に飛び降りる前の戦闘を108回繰り返した後に飛び込むと、直後に流れる回想シーンがカラーになる。 2000年に同作の時期に合わせた裏話を取り上げる幻想水滸外伝が2作作られた。同作の主人公ナッシュは『III』において108星の1人となっている。 『Vol.1 ハルモニアの剣士』は主にストーリー進行の裏側のエピソードがメインシナリオに据えられている。 『Vol.2 クリスタルバレーの決闘』は後日談的なエピソードを軸にシナリオが進み、宿敵ザジとの決闘劇を描く。 いずれも女性キャラとの絡みが多いストーリーとなっており、過去を語られることもある。また通行人扱いとしてとくに意味も無く出てくるキャラも複数おり、可能な限り多くのキャラを出している。 『幻想水滸伝』シリーズのディレクター兼シナリオを担当していた村山吉隆氏は外伝後(正確には『III』製作中)に退社しており、雰囲気が変わったとして以後のシリーズの評価が低く見られる要因となっている。 現在でも根強い人気の高さを背景に近年になってドラマCDが出たのだが、明らかに旧来語られてきたことと大幅に異なる設定が多発。不満を持たれた。 2006年2月23日に前作とセットになったPSP版が発売された。 その後の展開 2022年9月に本作と前作がセットになったリマスター版『幻想水滸伝 I II HDリマスター 門の紋章戦争/デュナン統一戦争』が発表された。 対応機種はPS4/One/Switch/Winで、発売時期は未定。
https://w.atwiki.jp/fullvoice/pages/191.html
【登録タグ PS RPG ネタ重視 完結 複数】 【元ネタ】幻想水滸伝 【作者名】kusanagion 【完成度】完成済み 【動画数】5 【part1へのリンク】http //www.nicovideo.jp/watch/sm6712960 【マイリストへのリンク】http //www.nicovideo.jp/mylist/11992509 【作品の傾向】ネタ重視 【備考】複数人 グレッグミンスター脱出まで 名前 コメント 番外作品「フルボイスで幻想水滸伝4」のおまけ(修正版) 関連作品 番外作品 「フルボイスで幻想水滸伝4」のおまけ(修正版) 【リンク】http //www.nicovideo.jp/watch/sm7839934 【作品の内容】 【備考】 関連作品
https://w.atwiki.jp/cwcwiki/pages/727.html
幻想水滸伝 紡がれし百年の時 幻想水滸伝 紡がれし百年の時ID+ゲーム名ポッチ(ME631パッチ適用) 戦闘中 気力(ME631パッチ適用) ID+ゲーム名 _S NPJH-50535 _G GENSO SUIKODEN TSUMUGARESHI 100NEN NO TOKI ポッチ(ME631パッチ適用) _C0 POTTI MAX _L 0x2026ACA4 0x0098967F 戦闘中 気力(ME631パッチ適用) 1人目 _C0 1P WILL POWER _L 0x0026E1EE 0x00000019 2人目 _C0 2P WILL POWER _L 0x0026E386 0x00000019 3人目 _C0 3P WILL POWER _L 0x0026E51E 0x00000019 4人目 _C0 4P WILL POWER _L 0x0026E6B6 0x00000019 5人目 _C0 5P WILL POWER _L 0x0026E84E 0x00000019 6人目 _C0 6P WILL POWER _L 0x0026E9E6 0x00000019
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/2235.html
幻想水滸伝 紡がれし百年の時 【げんそうすいこでん つむがれしひゃくねんのとき】 ジャンル ロールプレイング 対応機種 プレイステーション・ポータブル 発売元 コナミデジタルエンタテインメント 開発元 GAE 発売日 2012年2月9日 定価 UMD版 5,980円ダウンロード版 5,480円(税込) レーティング CERO B(12才以上対象) 判定 シリーズファンから不評 ポイント 幻想水滸伝の名を騙った別ゲームRPGというよりもADV練り込まれていないストーリー仲間という名のわざマシン 幻想水滸伝シリーズリンク 概要 問題点 タイトル詐欺 108人の仲間 ストーリー 戦闘 フィールド、ダンジョン その他 評価点 総評 概要 『幻想水滸伝』シリーズの最新作。移植を除けば初のPSP専用の幻想水滸伝として話題を誘った作品。 「百万世界」の内の一つで繰り広げられるストーリーで、舞台は結界で閉ざされた小国アイオニア。この国では100年毎に一度、「100年目の怪物」と称される化け物が結界を破って侵入してくる問題があった。怪物に対抗するため、主人公は謎の少年ゼフォンの導くままに過去へと遡り…。 今回の話は「時代樹」という木の力により100年前へ遡り、過去を改変したり古人の技を伝承して強くなる、タイムパラドックスものの色が強いストーリーになっている。 なお「百万世界」には従来シリーズの紋章世界や、『ティアクライス』の世界観も内包されている。ただしあくまでも「無数にある平行世界の中の一つ」としてであり、実質的な接点は存在しないと言っていい。 問題点 タイトル詐欺 『幻想水滸伝』と名前がついているものの、過去の幻想水滸伝シリーズとはかけ離れた全くの別物。 新機軸の幻想水滸伝シリーズと受け取ることもできるが、あまりにも過去の幻想水滸伝シリーズから引用した要素が薄いため、名前だけを借用したかのような印象を受ける。 新しい世界観であるため、シリーズおなじみのキャラクター(レックナート、ジーン、ビッキー、ユーバー)達が全く登場せず、それに近しいイベントも存在しない。(*1) 仲間が108人存在しない。 驚くことに、宿星以外の仲間や一般兵士が存在しない。ストーリーで戦争が起こっても主人公達は「遊軍(一種のゲリラ)」という名目により、パーティメンバーだけで散発的な戦闘をするのみ。 そもそも主人公たちは戦争をしていない。 本拠地要素はあるものの、発展させたり増築させる概念がない。仲間を集めると施設が勝手に開放されるだけであり、本拠地内で仲間と自由な会話ができず、キャラクターの素性を掘り下げるイベント(「探偵」や「目安箱」)なども未搭載で、本拠地で遊べる内容が少ない。 紋章魔法が存在せず、魔石を用いて魔法を発動する(これは世界が違うので仕方ないが…)。 骨董品や交易品の取引、風呂イベントや料理対決イベント、さらには『II』におけるクライブイベント(*2)のような、過去シリーズでは好評であったお馴染みのサブイベントも一切存在しない。 …という具合に、幻想水滸伝シリーズお馴染みの要素が全くと言っていいほど存在しない。 言うなれば、今作は『幻想水滸伝』として作られたのかさえ疑わしい。「売れないと判断された凡作を『幻想水滸伝』としてテコ入れした」という邪推を禁じえない。 シリーズ従来作どころか、「水滸伝」の面影すらもほとんど感じられない。仮にも水滸伝の名が冠されている手前、そこはどうなのか。 「108星の英雄が集う」だけでも最低限の面目は立つというのに、それすら達成できていないという惨状(後述)。もちろんのこと、それ以外の要素によって水滸伝らしさが織り込まれているわけでもない。辛うじて、宿星の名を冠した登場人物が108人登場するという意味でだけなら、かすかに面影が残されていると言える。 奇妙な販売戦略 本ゲームの情報には「幻想水滸伝シリーズ最新作!」や「シリーズおなじみ」といったフレーズが多用されていた節がある。だが実際に販売されたゲームはシリーズの系譜とはあまりにも離れ、外伝と呼ぶのも無理があるほど関連性がない。シリーズとの差異やシステム面の情報をひた隠しにして、「幻想水滸伝」というネームバリューばかり押し出した販売戦略はいかがなものだろうか。これで幻想水滸伝シリーズとの違いを明確に宣伝していれば、シリーズファンの怒りと失望は少なからずや軽減されていたものと思われる。今となっては後の祭りだが。 「内容の面白さよりも宣伝文句で売れてしまったゲーム」ともいえる。 108人の仲間 大半の人物が名前だけでの出演 「存在はするが作中には登場しない」「既に亡くなっている」「本人は登場しないが遺物だけ入手する」程度の扱いであり。中には砂礫に埋もれたガラクタを調べただけで108星に登録される者もいる。エンディングでは108星達のその後が表示されるが、大半が作中に登場しないため、誰だこいつ状態。もはや「仲間(棒読み)」である。 108星のうち13人が死者である。この13人にはキャラクターイラストさえ用意されておらず、エンディングでも名前だけが表示される。 このうち戦闘に参加出来るのは25人余り、最終戦でPTに組み込めるメンバーは18人。過去の人物は全て一時的な仲間に過ぎず、基本的に現代の仲間でしかパーティを組むことができない。 戦闘技以外の技伝承は、条件が揃った状態で過去の宿星に話しかけると、謎の光によって現代の宿星へ伝承されたことになる。これだけで技伝承が済んでしまうため面白みもあったものではい。しかも大抵の宿星はそれで用無しになってしまう。例えるならポケモンのわざマシンと変わらない。 その仲間はやたら「剣の達人」「魔術の達人」「薬のエキスパート」「弓の達人」「格闘術の達人」…と達人が多いのが特徴。その達人ぶりをストーリー中で垣間見る事がほとんどないため、死に設定になっている。 遊び人やギャンブラー、探偵、発明家、学生といった一般市民層から仲間になるキャラクターがほとんどいないため、過去作よりもPTバランスに窮屈さを感じる。 108人の仲間を集めるというより、会話して登録するだけ 仲間になるキャラクターは現代、100年前、200年前に散らばっているが、先述の通り本拠地に集める事が出来るのは現代で仲間になったキャラだけで、あとは一時的にパーティに加わるか、技を教えてくれるだけの存在になっている。 過去へ連れていく事ができるのは現代のメンバーだけで、過去の仲間を現代へ連れてくる事はできない。200年前と100年前の宿星同士の交流や伝承も無いため、実質的な仲間は現代のメンバーのみ。 108人全員登録した所でエンディングが少し分岐するだけでストーリーには深く関与せず、どちらのエンディングもグッドエンディング的な終わり方であるため、仲間を集める必要性自体感じられない。 強制加入の仲間以外を無視してストーリーを進める事も出来るが、その場合は最終決戦の際に初見の人物が何食わぬ顔で戦闘に参加することになる。(*3)。 プレイヤーが置いてけぼり 魅力を感じられるような仲間がほとんどいない。そこらのモブキャラと見分けが付かなかったり、「頑固臭い老人」「堅物な女騎士」など、ありふれたステレオタイプな性格付けしかされていないため、どのキャラも印象が薄い。 個性のあるキャラもいるにはいるものの、面白くもない常套ギャグばかりを言う老人や筋肉バカな肉体派村長など、強引な個性付けとその活かし方がまるで噛み合っていないキャラばかりである。ありていに言うとサムいノリである。 「やぁ、ひさしぶり! 前の戦いは激しかったね」「そうだな! お前もかわってないな! HAHAHA!」…といった感じにプレイヤーを置いてけぼりにしてキャラクター同士が勝手に盛り上がる展開が多い。あろうことか、過去編の宿星達は主人公達を放っておきながら勝手に盛り上がり、重要な会話をペラペラと話し出す光景もみられる。 ストーリー イベントが会話ばかり ほとんどのイベントは会話シーンで済まされる。RPGというよりADVに近い。 人物はポリゴンモデルで表現されているが、会話の場面ではキャラクターイラストによる表現が用いられる。キャラクターイラストのバリエーションは豊富でボイス量も多いのだが、延々と会話シーンでイベントがこなされるため、シーンによっては読み上げボイスがまどろっこしく感じる事もある。 そのポリゴンもイラストとの落差が激しい。女性キャラクターに至ってはグラフィックとの差異(特に目が大きすぎる)が気持ち悪く思える者もいる。一方、人外系のキャラクターは再現度が高い。 所々に選択肢が発生するが、仲間の好感度が変わるだけでストーリーは何も変わらない。 「時代を変える」ことの軽すぎる扱い タイムパラドックス(過去の歴史を変える事で未来に大きな影響が出る)を起こすことに対し問題意識や疑問を抱くのは主人公ぐらいなもので、時代改変自体がただの便利手段にしかなっていない。題材はいいのに調理が酷い。 時代改変によって消えた歴史、人物の存在はストーリーには関わってこない(*4)。歴史を変えても「歴史が分岐するだけだから大丈夫」という建前だけを説明され、タイムパラドックスモノの面白さが全く活かせていない。そもそも、前作『ティアクライス』から流用された百万世界の設定も「安易に歴史改変できる建前」にしかなっておらず、ご都合主義に思えてくる。 結局の所、主人公達は自己の都合で好き勝手に歴史を変えるだけの存在に堕してしまっている。 特に、ワイバーンに橋を落とされて先に進めなくなったという理由で過去に戻り、その時点ではまだ何もしていないワイバーンを殺すのは、あまりに安易な歴史改変だと批判も多い。 戦争要素が希薄 プレイヤー自身が軍を指揮して敵軍とぶつかるということがない。戦が終わって廃墟になった町がある他は、文章中で表現されるだけに留まっている。このため軍師キャラも軍師じゃなくて隠密のような役割になっている。 主人公たちは軍と形容するには規模も設備も乏しく、贔屓めに見ても村の自警団レベルであるが、やたらと周囲から危険視されており違和感がある。 戦争なのに敵も味方も戦略が皆無。この世界の軍隊は正兵しかいないのか。 群像劇ではない 過去シリーズでは敵サイドにも戦う理由があり、信念や内情などが描写されるシーンがあったが、今作では主人公と相対した時に場当たり的な理由が説明される敵がほとんどである。キャラクターがストーリーを説明するだけの傀儡になっているという声もある。 主人公も、復讐の動機があるのに最初から「復讐なんてだめだよ」と他人に諭すなどやたら達観しているため人間的に成長する場面が無い。かと言って大人な風格や良識があるわけでもないため感情移入し辛い。それでいて最初から他の仲間や要人から「さすが」「たいしたヤツだ」とほめられっぱなし。周囲が無理矢理主人公を持ち上げているようにしか見えず、人間味も希薄なまま。 ストーリーの納まりが悪い 100年毎に出現するテラスファルマという凶悪な怪物が物語のキーになっている…のだが。 + ネタバレ 主人公たちが時代移動のために植えまくった時代樹のおかげで 時代と共に少しずつ自然消滅していた というオチで片づけられる。とんだ肩透かし。 そもそもこのモンスター、普通に戦えるため言われるほどの脅威が全くない。それなりに強い個体は居るものの、ヤバいヤバいと言われているわりにプレイヤーがそれを身をもって知る機会がなく、設定倒れな感が否めない。 戦闘 単調な戦闘 旧来では、コマンド入力後に素早さの速い順で敵味方が行動する独自のターン制コマンドバトルであったが、このゲームの敵は一体ずつ行動を起こすようになっているため、やたらと時間がかかる。テンポや戦略性は『1』よりも劣化している有様。 さらに動きがもっさりとして鈍い。モーション自体がゆっくりめでかつテンポが悪い。 「協力攻撃が復活した!」という触れ込みだったが、「テルベの里魂」とか「仲良し2人組」といった表示が出るだけの一斉攻撃であり、専用モーションもない。バリエーションもかなり少ない上、秀でた威力や効果も持っていないため、わざわざ使う必要自体ない。 そもそも協力攻撃は、直近かつ直系の前作ティアクライスにだって導入されている。あちらは使い回しこそ多いがちゃんと専用のモーションが入るし、独自の攻撃範囲やユニークな効果を持つものも多かった。 敵の行動順次第ではノーダメージ撃破のボーナスが取れないこともある。幸いノーダメージボーナスの増加量は1割と低めのため、あまり気にすることはないが。 技の伝承についても、キャラの組み合わせによっては最高20回も技を使わないといけないため、面倒な作業となってしまう。 編成 隊列も設定できるが意味は無い。前衛や後衛の概念が無く、どこに配置しても変わらない。しかもパーティメンバーを一人でも変えるだけで全員の連携状態がリセットされ、またセットし直さなければならない。地味に鬱陶しい仕様。 誰でも扱える回復アイテムが削除。「くすり」は薬剤師専用になったため、どうしても回復タイプのメンバーに頼らなければならない。 魔術に攻撃補助の紋章の代替は一切存在しない。過去作では「二回攻撃」「ステータス変更」といった攻撃補助の効果をもつものもあったが、今作では魔術の種類が乏しいため、プレイヤー自身が出来る事が少ない。 魔法の効果を持つ札アイテムも存在しない。 フィールド、ダンジョン 自由に歩き回れない町やフィールド 町と本拠地はポリゴンで出来ているがカメラ固定であるため一枚絵とかわらない。ポイントをカーソルで選んで移動する『サモンナイト』のような方式であり、町中を自由に探索する事が出来ない。 一つだけ動き回れる村があるが、村というより山中の休憩所にしか見えないほど寂れている。そこでは人と会話できるだけで、アイテム屋や宿屋もない。例えるなら『ラストリベリオン』に出てきた町に近い。 というか…上記の「名前だけは出てきて、実際にゲームには出てこない」も合わさって、ラストリベリオンと同じ所がさらに増えるので…。 フィールドも一枚絵で、話が進む程進行出来るルートが増えていくシステム。こちらもカーソルで移動するタイプのため、自由に動き回ることができない。 ただし選択肢式の移動システムそのものは他のRPGでも採用される事はある。無駄に歩き回らされる必要が無いと言う利点もある為(無論、味気無さや自由度の低さと言った欠点もあるが)、一概に短所とは言い切れない。 過去の世界にいる時はキャンプメニューの移動からはワールドマップに戻れず「本拠点に戻る」ことしかできない。後術の問題もあり、続けて探索したい場合は現代に戻ってからワールドマップに戻る必要がある。 本拠地の問題 特定の仲間を集めることで武器屋や防具屋などが開店するようになっているが、本拠地自体の変化や仲間以外の人物が増える事は一切ない。 本拠地に一度入ると夕方になり、食事して翌日になければ外に出たりや時代樹が使えない謎仕様のため、本拠地に戻る度に余計な時間消費を強いられることになる。 とても歩きにくいダンジョン カメラが人物に近く、周りの状況が解りにくい。 カメラの操作方式は何故か『モンスターハンター』のように十字キー(デフォルト設定の場合)で行う仕様のため、慣れない人にはとことん辛い。 L+□で左、L+○で右にカメラが回る不思議な設定。LRボタンだけでカメラ回転できてもよかったろうに、どうして無駄な手間をかけさせるのか。なお単独のLRボタンには、なんの機能も割り当てられていない。 狭いステージは非常に狭く、長いステージは非常に長いと両極端。通路がせまくカメラワークも悪いため、敵シンボルを回避しづらい。 人物のポリゴンより大きく当たり判定が設定されているため、壁にひっかかったり避けたと思った敵に捕まることがよく起こる。 その他 セーブ画面 デフォルトで既存のセーブデータの一つ下が選択されているため、誤って無駄な新規データを作ってしまう恐れがある(*5)。 一応、ラストダンジョンに入ると拠点にはもう戻れなくなるため(*6)、その兼ね合いとも考えられる。 システム面の進歩が無い シリーズおなじみの要素は悉く削除されているのに追加されたシステムは技伝承システムぐらいなもので、端的にいえば『1』よりもシステムが簡略化されている。技伝承システム自体、仲間をわざマシン扱いにしているだけのシステムとなっているため評価出来ない。 一度クリアすると所持金やレベルなどを引き継いで最初から始められるが、アイテムや伝承具合は引き継がれない。また、伝承の手間が簡単になることもない。 消費アイテムについてはアイテム情報だけ残されるという、中途半端な引き継ぎ要素となっている。 評価点 各種演出面は良好。 アニメーションムービーの出来やBGMは悪くなく、人物一人一人の表情パターンが豊富だったりと、演出面は悪くはない。 ボイスの種類も豊富。伝承関連では最初はやる気がなく嫌々している内容だが、伝承具合が進むにつれて自信を持つような内容に変化するなど、成長を感じさせるものになっている。 シリーズ特有の多くの登場人物というのを行かし、有名声優が多数参加している。 とはいえ、他のゲームでもよく行っている事であり、本作の完成度から見ると声優の無駄遣い感が漂っているが。 主題歌である『The Giving Tree』は名曲。 ただ曲が良いというだけではなく、本作の目指したかったのかもしれないテーマが、実際の表現より遥かに深く歌いこまれている。本作のテーマを知りたければゲームではなくこの歌のCDを買えばいい。iTunesやレコチョクのDL配信版は更にお得。 もしかしたらこの歌の方が本体で、本作は出来の悪いプロモーション作品だったのかもしれない。 終盤に世界の真実が明らかになった後のストーリー展開は盛り上がりがあり、評価する声も多い。 ただし、中盤までの展開の冗長さや安易な歴史改変の多さなどシナリオ面の問題点が多いため、津川氏が過去に手掛けた『エターナルアルカディア』『幻想水滸伝V』『幻想水滸伝ティアクライス』などと比べるとクオリティが下がっていると言わざるを得ない。 サブタイトルの通り、3つの時代を跨いだ最終決戦もプレイヤーを熱くさせる要素の一つである。ただし前述の問題もあるが。 本作のパーティメンバーであるデューカスは、「兄貴分ポジション」「声優が小西克幸氏」「名前」など、前作で初期こそ良き兄貴分であったもののあっさり敵に洗脳されて裏切ったヘタレキャラであるディルク(*7)との共通点が多く、多くのプレイヤーから裏切ると予想されていたが最後まで良き兄貴分であったため、良い意味でプレイヤーの予想を裏切ったキャラクターであると言える。 総評 単体ならば「ちょっと微妙な凡作」程度の出来なのだが、最大の問題点は『幻想水滸伝』シリーズとして発売したことだろう。 幻想水滸伝シリーズのファンからみれば期待はずれの愚作であったと思われる。過去の名作にあやかるという手法は『ヌギャー』を髣髴させる販売戦略だが、それによりシリーズファンの失望を買ってしまった今作が残した禍根は計り知れない。 また、『ティアクライス』から導入された「百万世界」(*8)の概念自体、従来作とまるで接点のない世界観を、片端から『幻想水滸伝』扱いするための布石だったのではないかとも懸念される。無数に存在している平行世界の一つとさえ言い張れば、それ以上の共通点は一切要求されないからだ。
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/455.html
幻想水滸伝 紡がれし百年の時 part62-97~102 97 :幻想水滸伝 紡時 ◆l1l6Ur354A:2012/07/29(日) 01 20 35.94 ID z7IcRXwr0 「幻想水滸伝 紡がれし百年の時」簡易まとめだけ持って来ました 詳細版も書いてるけどもうちょっと時間かかると思う ギリギリ半年経ってないはずなのでトリつけます あと名前長すぎるって言われたから題名は省略 【2行】 「百年目の怪物」ってのが怖いねって言ってたら実はとっくに自然消滅してた。 怪物を盾にして人間を管理したがってる国の親玉の存在に気付いたのでぶちのめした。 98 :幻想水滸伝 紡時 ◆l1l6Ur354A:2012/07/29(日) 01 22 05.61 ID z7IcRXwr0 【まとめの前に】 幻想水滸伝1~5・ティアクライスとは別の世界 紋章とか一切出てこないし、魔法を使う際は魔石という触媒を使用する 【用語】 ・百年目の怪物 100年に一度必ずどこからともなく大量に出現し、全てを喰らい尽くして増殖する怪物。 どこから何故現れるのか等は知られていない。 テラスファルマとも呼ばれる。 ・アイオニア聖皇国 最も力を持つ巨大な国。 百年目の怪物へ対抗する為に周辺の地方都市に従属を求めている。 その過剰なほどの重圧に反対する都市も多く、軋轢が生まれている。 ・朱キ斧 アイオニア聖皇国打倒を掲げるテロリスト集団。 アイオニアとの衝突で家族を失った人々が多く所属する。 単なるテロ集団とは思えないほどの技術力と、テラスファルマを使役する力を持つ。 ・時代樹 宝珠を持って触れることで時代を渡ることが可能な巨木。 しかし渡った先の時代では樹の周辺でしか行動出来ず、一定範囲外に出ると強制的に元の時代に戻されてしまう。 また、過去の人間や物を現代へ連れて行くことは不可能。 苗を植えることで時代樹を増やしていくことが可能で、主人公達が時代樹を様々な場所に植えることで過去での行動範囲が広がっていく。 また何故かテラスファルマは時代樹に近寄れない。 ・宿星 歴史を動かす力を持つとされる運命の星を宿した人を指す。 108人存在し、宿星が揃えばその時代の国を転覆させてしまうだけの力が生まれる。 今回は宿星が同じ時代に揃うことがなく、108人も集まらない訳だが……? ・百万世界 世界には複数の平行世界が存在するとされる考え方。 99 :幻想水滸伝 紡時 ◆l1l6Ur354A:2012/07/29(日) 01 23 36.80 ID z7IcRXwr0 【主要人物】 ・主人公 アイオニア聖皇国からは少し離れたところの集落「テルベの里」の青年剣士。 蒼閃流と呼ばれる特殊な流派の剣術を用いる。 先祖は100年前に「百年目の怪物」退治に貢献した英雄・トルワドで、英雄の子孫として何かと話題にされる。 穏やかだが芯のしっかりとした若者。よく喋るよ!正直怖いくらいに出来た人。 ・トルワド・アルブレク 主人公の先祖。蒼閃流の剣士。 100年前の「百年目の怪物」迎撃の際に戦果を挙げ、英雄として現代に伝えられている。 ・ゼフォン 人を小馬鹿にしてムカつかせる才能に溢れまくっている謎の魔術師の少年。 時代樹やテラスファルマ等の知識が豊富だがめったに教えてくれない。 しかし度々主人公を助け導くような言動を繰り返す。 ・レネフェリアス13世 アイオニア聖皇国の聖皇。若干人間離れした風貌を持つ男性。 思慮深く穏やかで、かつ底が知れない雰囲気を持つ。 ・アーロン 地方都市シュラートの市長。 かつてアイオニア聖皇国によって滅ぼされた街マルティリオンの出身。 妻と子供を当時の衝突で亡くしており、その復讐の為に朱キ斧をつくりあげた。 ・アストリッド 200年前、聖皇歴100年のアイオニア聖皇国の皇妃。 「百年目の怪物」との戦いで最前線で指揮を取り自ら戦った英雄。 ・その他敵数名と味方108人も説明なんてできません。 100 :幻想水滸伝 紡時 ◆l1l6Ur354A:2012/07/29(日) 01 25 56.30 ID z7IcRXwr0 100年に一度どこからともなく大量に出現し、全てを喰らい尽くすという怪物。 それは「百年目の怪物」テラスファルマと呼ばれ、人々の間に影を落とす存在であった。 アイオニア聖皇国は怪物撃退を名目として周辺の地方都市に従属を求め、独立維持を望む都市群との軋轢を生んでいた。 主人公は聖皇歴300年に生きる戦士。今年はテラスファルマの出現する「100年目」だ。 しかしその中「朱キ斧」と名乗る集団が、アイオニア聖皇国打倒を掲げて各地でテロ行為を行うようになる。 アイオニア打倒の為に身内をも傷つける行為に主人公は彼らを止めることを決意。 賛同者を着実に増やしながら、朱キ斧の後を追っていく。 そこで主人公は謎の少年、ゼフォンの導きにより過去へ渡る力を持つ時代樹の力を使えるようになる。 時代樹の力で過去の事象を改変したり、過去の人物から技術を教えてもらったりしながら各地の戦いを切り抜けていく。 そうして過去へと渡るうち、現在の歴史は禁書狩りなどのせいで断絶し、過去の歴史が消し去られていることに気付いた。 主人公は100年前の英雄にして先祖のトルワド、200年前の英雄アストリッド皇妃の力を借りながら過去の歴史を辿っていく。 目の前に現れたのは衝撃の事実だった。 世界は既にテラスファルマの大量発生によって崩壊しており、アイオニアとその周辺の地方都市だけが結界によって生き残っているだけに過ぎないのだという。 結界の外はテラスファルマが溢れかえる死の世界。 そしてその結界を維持する力を持つのは、アイオニア聖皇国だけであると。 (100年に一度テラスファルマが現れるのは、100年に一度の周期で結界が緩み、その隙間から侵入してくる所為。一定期間耐えれば結界は持ち直す) そうであるならアイオニアを倒すという朱キ斧の行為は世界を壊す愚行に他ならない。 主人公は地方都市やアイオニアに拘らず様々な勢力を取り込みながら、朱キ斧を止める為戦い続ける。 だが主人公はアイオニアの動きに違和感を抱く。 そこで現代の結界の様子を調べてみると、結界の外にはテラスファルマが全くいない状態になっていた。 つまり結界を維持しなくても世界は崩壊しないし、狭い世界に閉じこもっている必要も無い。 ところがアイオニアは結界を維持して狭い世界の中で管理することを望んでいた。 朱キ斧も、アイオニアと地方都市の民衆の心を1つにする共通の敵として仕立て上げる為、アイオニア自身が油を注いだ末に出来たものだった。 101 :幻想水滸伝 紡時 ◆l1l6Ur354A:2012/07/29(日) 01 27 46.24 ID z7IcRXwr0 全ては狭い世界の中で民衆を管理し、過ちを犯さぬように正す為。 アイオニア聖皇国の聖皇レネフェリアスは自らの体を不死にして300年の時を生き続けていた。 そもそもテラスファルマは人の手によって作られた怪物だった。 その怪物は世界を滅ぼし、結界によって僅かながらの人だけが生き延びた。 レネフェリアスはかつての人の過ちを二度と繰り返させない為に、民衆を箱庭で管理することにしたのだ。 そしてこの箱庭世界を維持する為に、不安要素を排除することに心血を注いだ。 そのひとつとして「宿星」の存在。 宿星が集まればその時代の国家が転覆させられることを知っていた聖皇は時代樹を作って宿星が様々な時代に散るようにした。 しかし主人公はゼフォンの導きによって時代樹へと導かれ、その力を使って様々な時代に散っていた宿星の力を現代に集めてしまったのだった。 全てを知った主人公は結界を破壊して広い世界へと出るためにアイオニアと戦うことを決める。 主人公に賛同して付いてきた勢力も皆協力し、アイオニアの首都を攻め落とす。 100年前のトルワド、200年前のアストリッドもまた主人公の話を聞いて聖皇レネフェリアスに反旗を翻した。 3つの時代で全ての時代に生きるレネフェリアスと対決する。 【通常END】 聖皇レネフェリアスを100年前、200年前で止めを刺してしまえば主人公の現代が改変されて影響が出てしまう。 そう判断した過去の英雄達は、決着は主人公がつけるべき事だとして聖皇を生かした。 そして主人公の時代にうまく繋がるように、今後のアイオニアの動きには目を光らせていくと決意する。 主人公の時代ではレネフェリアスを打倒し、結界は破壊された。 結界の外へと飛び出した主人公達は広い世界を旅していく。 【108星END】 3つの時代で聖皇レネフェリアスを撃破した瞬間、3つの時代の英雄達は不思議な空間で一堂に会する。 ゼフォンが現れて説明するに、「108の星を繋げたことで、3つの世界は時代樹から解放された」のだという。 過去の時代が未来の時代に影響を及ぼすことなく、3つの時代は結界から開放されたのだ。 そして英雄達が各々の時代へと戻っていくと、100年前、200年前、そして現代の全てで結界は消えていた。 それによって現代が改変された気配もない代わりに、時代樹は跡形も無く消えていた。 3つの時代はそれぞれの歴史を歩み始めたのだ。 主人公、そして各時代の英雄達は結界の外へ出て広い世界を進んでいく。 102 :幻想水滸伝 紡時 ◆l1l6Ur354A:2012/07/29(日) 01 32 33.19 ID z7IcRXwr0 簡易まとめは以上です。大体こんな感じ 分断された歴史のどんでん返しが面白い作品だからこうまとめてしまうとちょっとつまらないかも 詳細版は大分先になるかもしれません
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/1721.html
幻想水滸伝 紡がれし百年の時 part62-97~102 97 :幻想水滸伝 紡時 ◆l1l6Ur354A:2012/07/29(日) 01 20 35.94 ID z7IcRXwr0 「幻想水滸伝 紡がれし百年の時」簡易まとめだけ持って来ました 詳細版も書いてるけどもうちょっと時間かかると思う ギリギリ半年経ってないはずなのでトリつけます あと名前長すぎるって言われたから題名は省略 【2行】 「百年目の怪物」ってのが怖いねって言ってたら実はとっくに自然消滅してた。 怪物を盾にして人間を管理したがってる国の親玉の存在に気付いたのでぶちのめした。 98 :幻想水滸伝 紡時 ◆l1l6Ur354A:2012/07/29(日) 01 22 05.61 ID z7IcRXwr0 【まとめの前に】 幻想水滸伝1~5・ティアクライスとは別の世界 紋章とか一切出てこないし、魔法を使う際は魔石という触媒を使用する 【用語】 ・百年目の怪物 100年に一度必ずどこからともなく大量に出現し、全てを喰らい尽くして増殖する怪物。 どこから何故現れるのか等は知られていない。 テラスファルマとも呼ばれる。 ・アイオニア聖皇国 最も力を持つ巨大な国。 百年目の怪物へ対抗する為に周辺の地方都市に従属を求めている。 その過剰なほどの重圧に反対する都市も多く、軋轢が生まれている。 ・朱キ斧 アイオニア聖皇国打倒を掲げるテロリスト集団。 アイオニアとの衝突で家族を失った人々が多く所属する。 単なるテロ集団とは思えないほどの技術力と、テラスファルマを使役する力を持つ。 ・時代樹 宝珠を持って触れることで時代を渡ることが可能な巨木。 しかし渡った先の時代では樹の周辺でしか行動出来ず、一定範囲外に出ると強制的に元の時代に戻されてしまう。 また、過去の人間や物を現代へ連れて行くことは不可能。 苗を植えることで時代樹を増やしていくことが可能で、主人公達が時代樹を様々な場所に植えることで過去での行動範囲が広がっていく。 また何故かテラスファルマは時代樹に近寄れない。 ・宿星 歴史を動かす力を持つとされる運命の星を宿した人を指す。 108人存在し、宿星が揃えばその時代の国を転覆させてしまうだけの力が生まれる。 今回は宿星が同じ時代に揃うことがなく、108人も集まらない訳だが……? ・百万世界 世界には複数の平行世界が存在するとされる考え方。 99 :幻想水滸伝 紡時 ◆l1l6Ur354A:2012/07/29(日) 01 23 36.80 ID z7IcRXwr0 【主要人物】 ・主人公 アイオニア聖皇国からは少し離れたところの集落「テルベの里」の青年剣士。 蒼閃流と呼ばれる特殊な流派の剣術を用いる。 先祖は100年前に「百年目の怪物」退治に貢献した英雄・トルワドで、英雄の子孫として何かと話題にされる。 穏やかだが芯のしっかりとした若者。よく喋るよ!正直怖いくらいに出来た人。 ・トルワド・アルブレク 主人公の先祖。蒼閃流の剣士。 100年前の「百年目の怪物」迎撃の際に戦果を挙げ、英雄として現代に伝えられている。 ・ゼフォン 人を小馬鹿にしてムカつかせる才能に溢れまくっている謎の魔術師の少年。 時代樹やテラスファルマ等の知識が豊富だがめったに教えてくれない。 しかし度々主人公を助け導くような言動を繰り返す。 ・レネフェリアス13世 アイオニア聖皇国の聖皇。若干人間離れした風貌を持つ男性。 思慮深く穏やかで、かつ底が知れない雰囲気を持つ。 ・アーロン 地方都市シュラートの市長。 かつてアイオニア聖皇国によって滅ぼされた街マルティリオンの出身。 妻と子供を当時の衝突で亡くしており、その復讐の為に朱キ斧をつくりあげた。 ・アストリッド 200年前、聖皇歴100年のアイオニア聖皇国の皇妃。 「百年目の怪物」との戦いで最前線で指揮を取り自ら戦った英雄。 ・その他敵数名と味方108人も説明なんてできません。 100 :幻想水滸伝 紡時 ◆l1l6Ur354A:2012/07/29(日) 01 25 56.30 ID z7IcRXwr0 100年に一度どこからともなく大量に出現し、全てを喰らい尽くすという怪物。 それは「百年目の怪物」テラスファルマと呼ばれ、人々の間に影を落とす存在であった。 アイオニア聖皇国は怪物撃退を名目として周辺の地方都市に従属を求め、独立維持を望む都市群との軋轢を生んでいた。 主人公は聖皇歴300年に生きる戦士。今年はテラスファルマの出現する「100年目」だ。 しかしその中「朱キ斧」と名乗る集団が、アイオニア聖皇国打倒を掲げて各地でテロ行為を行うようになる。 アイオニア打倒の為に身内をも傷つける行為に主人公は彼らを止めることを決意。 賛同者を着実に増やしながら、朱キ斧の後を追っていく。 そこで主人公は謎の少年、ゼフォンの導きにより過去へ渡る力を持つ時代樹の力を使えるようになる。 時代樹の力で過去の事象を改変したり、過去の人物から技術を教えてもらったりしながら各地の戦いを切り抜けていく。 そうして過去へと渡るうち、現在の歴史は禁書狩りなどのせいで断絶し、過去の歴史が消し去られていることに気付いた。 主人公は100年前の英雄にして先祖のトルワド、200年前の英雄アストリッド皇妃の力を借りながら過去の歴史を辿っていく。 目の前に現れたのは衝撃の事実だった。 世界は既にテラスファルマの大量発生によって崩壊しており、アイオニアとその周辺の地方都市だけが結界によって生き残っているだけに過ぎないのだという。 結界の外はテラスファルマが溢れかえる死の世界。 そしてその結界を維持する力を持つのは、アイオニア聖皇国だけであると。 (100年に一度テラスファルマが現れるのは、100年に一度の周期で結界が緩み、その隙間から侵入してくる所為。一定期間耐えれば結界は持ち直す) そうであるならアイオニアを倒すという朱キ斧の行為は世界を壊す愚行に他ならない。 主人公は地方都市やアイオニアに拘らず様々な勢力を取り込みながら、朱キ斧を止める為戦い続ける。 だが主人公はアイオニアの動きに違和感を抱く。 そこで現代の結界の様子を調べてみると、結界の外にはテラスファルマが全くいない状態になっていた。 つまり結界を維持しなくても世界は崩壊しないし、狭い世界に閉じこもっている必要も無い。 ところがアイオニアは結界を維持して狭い世界の中で管理することを望んでいた。 朱キ斧も、アイオニアと地方都市の民衆の心を1つにする共通の敵として仕立て上げる為、アイオニア自身が油を注いだ末に出来たものだった。 101 :幻想水滸伝 紡時 ◆l1l6Ur354A:2012/07/29(日) 01 27 46.24 ID z7IcRXwr0 全ては狭い世界の中で民衆を管理し、過ちを犯さぬように正す為。 アイオニア聖皇国の聖皇レネフェリアスは自らの体を不死にして300年の時を生き続けていた。 そもそもテラスファルマは人の手によって作られた怪物だった。 その怪物は世界を滅ぼし、結界によって僅かながらの人だけが生き延びた。 レネフェリアスはかつての人の過ちを二度と繰り返させない為に、民衆を箱庭で管理することにしたのだ。 そしてこの箱庭世界を維持する為に、不安要素を排除することに心血を注いだ。 そのひとつとして「宿星」の存在。 宿星が集まればその時代の国家が転覆させられることを知っていた聖皇は時代樹を作って宿星が様々な時代に散るようにした。 しかし主人公はゼフォンの導きによって時代樹へと導かれ、その力を使って様々な時代に散っていた宿星の力を現代に集めてしまったのだった。 全てを知った主人公は結界を破壊して広い世界へと出るためにアイオニアと戦うことを決める。 主人公に賛同して付いてきた勢力も皆協力し、アイオニアの首都を攻め落とす。 100年前のトルワド、200年前のアストリッドもまた主人公の話を聞いて聖皇レネフェリアスに反旗を翻した。 3つの時代で全ての時代に生きるレネフェリアスと対決する。 【通常END】 聖皇レネフェリアスを100年前、200年前で止めを刺してしまえば主人公の現代が改変されて影響が出てしまう。 そう判断した過去の英雄達は、決着は主人公がつけるべき事だとして聖皇を生かした。 そして主人公の時代にうまく繋がるように、今後のアイオニアの動きには目を光らせていくと決意する。 主人公の時代ではレネフェリアスを打倒し、結界は破壊された。 結界の外へと飛び出した主人公達は広い世界を旅していく。 【108星END】 3つの時代で聖皇レネフェリアスを撃破した瞬間、3つの時代の英雄達は不思議な空間で一堂に会する。 ゼフォンが現れて説明するに、「108の星を繋げたことで、3つの世界は時代樹から解放された」のだという。 過去の時代が未来の時代に影響を及ぼすことなく、3つの時代は結界から開放されたのだ。 そして英雄達が各々の時代へと戻っていくと、100年前、200年前、そして現代の全てで結界は消えていた。 それによって現代が改変された気配もない代わりに、時代樹は跡形も無く消えていた。 3つの時代はそれぞれの歴史を歩み始めたのだ。 主人公、そして各時代の英雄達は結界の外へ出て広い世界を進んでいく。 102 :幻想水滸伝 紡時 ◆l1l6Ur354A:2012/07/29(日) 01 32 33.19 ID z7IcRXwr0 簡易まとめは以上です。大体こんな感じ 分断された歴史のどんでん返しが面白い作品だからこうまとめてしまうとちょっとつまらないかも 詳細版は大分先になるかもしれません
https://w.atwiki.jp/gensousuikoden1/pages/555.html
物語の舞台となる地域 【デュナン都市同盟】 グリンヒル市グリンヒル 深き森 森の村 サウスウィンドゥ市風の洞窟 クスクス サウスウィンドゥ ラダト ティント市(→ティント共和国)虎口の村 ティント クロム 竜口の村 トゥーリバー市トゥーリバー/ウィングホード居住区 トゥーリバー/コボルト居住区 トゥーリバー/人間居住区 レイクウェスト マチルダ騎士団領洛帝山 ロックアックス ミューズ市コロネ 白鹿亭 トト ミューズ 傭兵隊の砦 リューベ デュナン湖 ノースウィンドゥ(※同盟軍本拠地) 【ハイランド王国】 キャロ サジャ 天山の峠 ルルノイエ 物語に間接的に関わる地域 【トラン共和国(旧・赤月帝国)】 グレッグミンスター バナー ロッカクの里 【ハルモニア神聖国】(※今作で行くことは出来ない) ほえ猛る声の組合(名前のみ) 【グラスランド】(※今作で行くことは出来ない) 【その他の場所】 蒼き月の村(名前のみ) 黒竜島(名前のみ) 物語と関わらない地域 ※全て伝聞のみ、今作では行くことが出来ない 【カナカン】 【ゼクセン】 【南方】 【ファレナ女王国】 【無名諸国】 名前 コメント すべてのコメントを見る