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歴史は究極の真実だ。 そして歴史は、至上の虚構だ。 この郷に、歴史書は要らない。 正史などというつまらないものを残してしまっては 郷は、幻想の幻想となってしまう気がした。 「妹紅、里に下りて来るのは珍しいな」 今日の授業を全て終え、自室に戻ろうとすると廊下によく見知った人影が見えた。 腰まではある長い白髪に、印象的な紅いもんぺ。しかもそれを、洋服のサスペンダーで固定しているのだから見間違う筈が無い。 数百年前から全く同じ姿をしている。竹林に住まう蓬莱の人の形だ。 「開口一番それ?もっと、優しい言葉をかけてくれても良いと思うんだけどなぁ」 顔だけは苦笑しつつ、声音は平常通りのそれで妹紅が言った。 妹紅、藤原妹紅とは、こんなやりとりが普通だ。 「お前がこんな――まだ夕方に里に下りて来て、ロクな事があった試しが無い。今日はどんな厄介事を持って来てくれたんだ?」 「失礼だね――と言いたいけど、残念ながらその通り。慧音、至急寺子屋を閉めてもらえるかな?」 予想していた通りだ。 何となく、そろそろ何か起こる気がしていて、最近の授業は全速力で進めていた。 後は長期休暇に入っても問題は無い。 「不可能ではない。詳しく、事情を聞かせてもらえないか?」
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【作品名】グリードパケット∞ 【ジャンル】漫画 【共通設定・世界観】 異界幻想機構(ゼノリアルネットワーク):現実を書き換える電子情報の集積ネットワーク 幻想:異界幻想機構から時折あふれ出した情報が現実世界に具現化した存在 一定時間で消滅する (どのくらいで消滅するかは不明だが、作中描写から最低でも1日以上は保つ) 【名前】最後の幻想 【属性】幻想 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】槍を構えて突進する 突進距離は20m超 突進距離上に渡ってコンクリートの床を幅約3m・深さ数十cmほど抉り取る威力 【防御力】時間加速の影響により周囲の空間が歪んでおり、敵の攻撃を逸らせて受け流せる 街の数十ブロックを縦断し、指向性を持たせず撃つと半径数kmに衝撃波が影響を及ぼす 爆発魔法も逸らせて受け流した 【素早さ】20m超の距離を一瞬で移動 反応は時間加速により常人の数倍程度 【特殊能力】周囲を漂う10cmほどの砂時計により、自身の周囲の時間が常時加速されている 加速する範囲は、 自身を中心とした直径2mほどの球状 加速倍率は、水滴が速く落ちる描写から実時間の数倍程度 相対論により、時間を加速させると周囲の空間にも歪みが生じる 【長所】時間加速、空間歪曲による防御 【短所】一定時間で消える 静止空間を固形化させることで時間加速の影響を受けない剣で斬られて倒された 【備考】幻想を狩って賞金を稼ぐ主人公が討伐を依頼された4体の幻想の最後の1体 27スレ目 373 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2008/11/16(日) 13 06 18 最後の幻想 ○>藤原良房>軍隊>マダム・アニエス>フェイフォン ;相手の攻撃は効かないので無視して突進勝ち ×>X>S:速いし倒しきれない。一定時間消滅負け S>最後の幻想 >藤原良房
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東方幻想郷 ~ Lotus Land Story. 東方Project第4弾。 収録曲リスト 東方幻想郷Music Room収録版(86音源版・26k音源版の2種類)幻想郷 ~ Lotus Land Story Witching Dream Selene's light 装飾戦 ~ Decoration Battle Break the Sabbath 紅響曲 ~ Scarlet Phoneme Bad Apple!! 霊戦 ~ Perdition crisis アリスマエステラ 少女綺想曲 ~ Capriccio 星の器 ~ Casket of Star Lotus Love 眠れる恐怖 ~ Sleeping Terror Dream Land 幽夢 ~ Inanimate Dream 禁じざるをえない遊戯 メイド幻想 ~ Icemilk Magic かわいい悪魔 ~ Innocence Days Peaceful Arcadian Dream 幻想の住人 東方怪綺談Music Room収録 東方幻想郷未使用曲(86音源版・26k音源版の2種類)Lotus Road Dreamy pilot Incomplete Plot Border Land Magic Shop of Raspberry Crescent Dream 起動音Init ZUN氏コメント そいつもさておき、今回の幻想郷はどうでしたか? かなり気合いの入った 作品になったとおもいます。実は私は曲を作るのも好きだったりします。 今回は特に曲に力を入れてみました。で、どうでしょうか? (中略) (ちなみに、私は今回の曲のなかでは、5面のテーマ "Lotus Love" がおきに いりですね) (『東方幻想郷』 OMAKE.TXT より) 東方幻想的音楽 MIDIWitching Dream 霊戦 ~ Perdition Crisis アリスマエステラ 少女綺想曲 ~ Capriccio 星の器 ~ Casket of Star 眠れる恐怖 ~ Sleeping Terror 幽夢 ~ Inanimate Dream 禁じざるをえない遊戯 幺樂団の歴史1全曲 装飾戦 ~ Decoration Battle (未使用バージョン) 幽夢 ~ Inanimate Dream (未使用バージョン)
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人気商品一覧 @wikiのwikiモードでは #price_list(カテゴリ名) と入力することで、あるカテゴリの売れ筋商品のリストを表示することができます。 カテゴリには以下のキーワードがご利用できます。 キーワード 表示される内容 ps3 PlayStation3 ps2 PlayStation3 psp PSP wii Wii xbox XBOX nds Nintendo DS desctop-pc デスクトップパソコン note-pc ノートパソコン mp3player デジタルオーディオプレイヤー kaden 家電 aircon エアコン camera カメラ game-toy ゲーム・おもちゃ全般 all 指定無し 空白の場合はランダムな商品が表示されます。 ※このプラグインは価格比較サイト@PRICEのデータを利用しています。 たとえば、 #price_list(game-toy) と入力すると以下のように表示されます。 ゲーム・おもちゃ全般の売れ筋商品 #price_list ノートパソコンの売れ筋商品 #price_list 人気商品リスト #price_list
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幻想水滸伝5 オリジナルサウンドトラック 作曲:鳥山 雄司 vol.1 -黎明編- Disc1 01 Wind of Phantom 02 旅立ち~始まりのテーマ~ 03 帰還 04 束の間の平穏 05 ファレナの女王 06 乾いた土と疲れた民 07 回顧 08 因縁の対決 09 奪われし心 10 太陽の如き威光 11 封印 12 牢獄 13 騎士たち 14 女王騎士 15 なごみ 16 王都 17 遥かなる旅路 18 戦闘開始 19 勝利のテーマ 20 ゴドウィン家の城 21 闘神祭開幕 22 闘技場 23 対決の時 24 うたたね 25 宿屋は大繁盛 26 休息 27 磐石の意志 28 疑惑 29 奴隷居住区 30 地下通路 31 宣戦 32 戦いの舞台 33 不穏 34 哀愁 35 不審 36 ふたつの守護紋章 37 黒衣の美女 38 聖なる地 39 平和なひと時 40 深き森、遠い森 Disc 2 01 たわむれ 02 河に浮かぶ街 03 ダカーハ発進 04 婚約の儀 05 緊迫 06 強大な敵 07 襲撃 08 哀しみ 09 絶望と希望 10 大真面目 11 偉大なる芸術 12 ナルシーのテーマ 13 水の都 14 おかしな連中 15 丘に建つ館 16 可憐なる才女 17 逃げのびた先に… 18 悲しみを越えて 19 出陣! 20 激突! 21 勝利の雄叫び! 22 敗北 23 力尽きたとき 24 大河を駆ける 25 地底の民 26 土と水と火と鉄 27 幽閉 28 軍師 29 作戦 30 疑惑の影 31 オボロ探偵事務所 32 とぼけたヤツら 33 失墜 34 交響詩「死の狂宴」 35 山河を越えて 36 癒しの村 37 水と木と太陽 38 ぬくもり 39 再生の幻 40 敵か味方か 41 シンダル族の跡 42 天真天然 vol.2 -黄昏編- Disc3 01 大河と太陽 02 星の塔 03 ロードレイク再興 04 運命を共に 05 3つの島 06 絆 07 最終防衛戦 08 なびく勝旗 09 砦の街 10 戦いの予感 11 ユーラム・バロウズ推参っ! 12 風車のある風景 13 輝ける海よ!空よ!再び! 14 灯台のある港街 15 群島諸国連合艦隊提督 16 ニルバ島大灯台 17 海賊退治 18 「戴冠式」 19 水のほとりに集いし我ら 20 勝負! 21 机の上の戦争 22 竜馬操技演習 23 軍事要塞 24 反撃 25 生か死か 26 悲痛 27 決意~悲壮な戦い~ 28 白き魔術師~彼方の星~ 29 突撃! 30 裏切り 31 決別 32 最深部 33 堅牢なる城 34 戦地に響く笛の音 35 竜馬、草原をゆく 36 ゴドウィンの兵たち 37 凱歌 38 黎明の城 39 魅惑の紋章師 40 迷宮彷徨 41 地中に封印された街 Disc4 01 悲愴な願い 02 闇に哭する光 03 アーメス新王国 04 舞踏狂詩曲 05 陥落 06 決戦前夜~月夜のテーマ~ 07 やすらぎ 08 月夜に響く笛の音 09 ソルファレナ奪還戦 10 怒涛 11 宿命の対決 12 破壊の傷痕 13 禊ぎの泉 14 始祖の大地 15 雪と氷に閉ざされた遺跡 16 発動 17 最終決着 18 一人旅 19 この道をゆく 20 新たな旅立ち 21 大団円 22 108の星々がつむぐ物語の果てに 23 108人の未来 24 幻想の世界へ 25 やすらぎの日々へ
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「叫べ」 プロローグ どっからこうなったんだろう。いつだかは覚えていない。ただきっかけは覚えている。 ただただ先生、大人に怒られたからだ。その時僕は遊んでいたのだが、それは先生にとってはダメなことだったらしい。 その時僕は思った。「大人に自由を妨げられた」と。 ただ僕は不良やDQNなどの類にはなりたくなかった。ただ騒いでるだけじゃ何も変わらない。 だから僕は決めたのだ。優秀になって、誰よりも優秀になって大人たちを見返してやると。 一限目 ~大人って~ 先生には嫌われている。その中でも特に数学の先生に嫌われてる。 理由は大体わかる、優秀な成績をとっている僕が気に食わないのだろう。 あの先生は女子には贔屓する先生だ。そういう理不尽さが気に食わない。 気に食わない、気に食わない、気に食わない、気に食わない、気に食わない、気に食わない。 だから僕が変えてやる。大人たちの常識を覆す。 大人は声がでかいから嫌なんだ。子供の小さい声は全部大人の声にかき消される。 僕たちの声は届かない。だから何も変わらない。 それならば大人たちの口を塞いでやる。 そして今がその時だった。 「おい、井浦。先生になんて口を聞いてんだ。しっかり謝ればいいんだよ。」 どうして僕がこんな状況に置かれているか、少しだけ過去を遡ってみよう。 朝、いつものように学校に登校した。 一限目、僕たちは数学の授業を受けていた。 「この問題が分かる人。はい、吉川さん。」 「a=48°です。」 「はい、正解です。」 「次の問題分かる人。はい、綾原さん。」 「b=27°です。」 「おしいね、ここはこうやるから32°だよ。」 教師である真中は30代の男の先生で女子贔屓が激しかった。 「また始まったよ。真中の女子贔屓。」 「あーあー、俺らは絶対に指されないな。」 「そこ、うるさい。」 「「はーい、ごめんなさーい。」 うるさい生徒を先生が注意する。ここまではどこの学校にも見られる普通の行為だ。 ここからがこの学校は少し違っていた。 「先生、女子ばっかり指名しないで僕たち男子生徒も指してください。」 「お、始まった。井浦のレジスタンス。」 この生徒井浦はこのような曲がったことが大嫌いだった。ただ大人の曲がったことだけが嫌いだった。 先生たちには正義感溢れる生徒だと思われているが、事情を知っている一部生徒には井浦の行為はレジスタンスと呼ばれ、 話題になってたのであった。 「いいんだよ、井浦。俺はちゃんと考えて指してるんだから。」 「じゃあどのように考えていられるのですか。」 「数学が苦手な生徒が手を挙げてたら積極的に指すようにしてるんだよ。」 「では、数学が得意な吉川さんは指されましたが、数学が苦手な堀田君は指されていません。これはどういうことでしょうか。」 「とにかく、いいんだよ。先生はしっかり考えてるから。」 「そうやって逃げるんですか。これだから大人は。しっかりと答えてください。」 「うるさい井浦、授業妨害をするな。話し合いだ。授業が終わったら会議室に来い。」 「わかりました。」 井浦は悔しそうに下唇を噛み締めた。 そして授業が終わった。 井浦は指定された通りに会議室に行った。 そこには大嫌いな真中と担任の女教師がいた。 「井浦君、話は聞いたわよ。また先生に逆らって授業妨害したんだって。」 「違います。先生が女子ばかり贔屓していたのでそれについて聞いていたんです。」 「井浦、先生は贔屓なんてしてないぞ。ちゃんと考えて指している。」 「だからその考えを聞かせてください。」 「ちょっと井浦君、今君は怒られているのわかってる。」 女教師が問い詰めようとしたら妨害してきた。 これだから大人は何人も人数を集めて子供の声を大きい声でかき消す。 「井浦、お前は出来る子なんだ。なぜ先生の授業を真面目に受けない。」 「僕は真面目に受けています。ただ僕らに発言する機会がないから不平等だと思い先生に質問しました。」 「井浦君、ちょっと聞いて、教師ってのは大変なお仕事だし、先生たちは人間よ。見落としぐらいあるわ。」 「そうだぞ井浦。わかったか。わかったら今後あんな行動するなよ。」 これだから大人は。自分たちが優位に立ってないと気が済まないから僕たちにあたってくる。 「これだから大人は。」 「なんか言ったか、井浦。」 「言いました。先生たちはどうしてこうも自分勝手なんですか。」 「自分勝手とはなんだ。それを言うならお前の方が自分勝手だろ。」 「井浦君、なんてこと言い出すの。先生たちは一生懸命生徒たちのためにやってるじゃない。」 「じゃあ聞き返しますけど、僕は真中先生に呼び出されたはずです。なんで北野先生までいるんですか。」 「それは先生が担任だからいるのよ。」 「あと一人称が二人とも先生っていうのが気になります。それはつまり自分を先生って言ってないとだめってことですよね。もっと言うなら自分がない。」 「何言ってるんだ井浦。」 「これだから大人は嫌なんだよ。」 「おい、井浦。先生になんて口を聞いてんだ。しっかり謝ればいいんだよ。」 ここまでが回想でした。そう、今僕が置かれている状況を話すなら。先生二人に喧嘩売ったってとこでしょうか。 「そうやって上から押さえつける。お前らがやってることは上から押さえつけて上辺だけのいい子ちゃんを作ることなんだよ。」 「今の世の中がいい子ちゃんを求めてるんだ。別にいいだろ。」 「それに井浦君、私たちはちゃんと物事の分別がつくようにしっかりと注意してあげてるの。どうでもいい子だったら注意しないわよ。」 「ダウト、どうせお前らは扱いやすいように教育してるだけだろ。」 「もういい、今日は帰りなさい。」 そうして今日は帰路についた。 二限目 ~レジスタンス~ 昨日のことがもう全校中の話題になってる。 「井浦、すげえなお前、先生相手に喧嘩売ったのか。」 「レジスタンスに俺も参加させてよ。」 「レジスタンスか、あんまり簡単じゃねえんだぞ。ただ、今日の俺には秘密兵器がある。」 僕はポケットからあるものを取り出す。 「じゃーん、ICレコーダー。」 「あれ、ICレコーダーってこんなに小さかったっけ。」 ギクッ。 「てかお前なんでこんなもん持ってるんだよ。」 ギクギクッ。 「まさか。」 「まぁいいじゃないか。そんなことよりこれを使って大人たちの素顔を暴くんだ。」 「どうやるんだ。」 「簡単さ。職員室に侵入して仕掛ければいいだけさ。」 「それって盗聴。」 「断じて違う。まぁいい、ちょっくら行ってくる。」 「失礼します。3年1組の井浦です。真中先生、昨日の件で謝りに来ました。」 「おお、井浦。わかってくれたか。」 ここでつまづいて転ぶ。 「あ。」 「大丈夫か井浦。」 ここでICレコーダーを椅子の裏に貼り付ける。 「すいません、大丈夫です。」 「そうかそうか。」 そこから簡単な話をして出てきた。 ニヤリとほくそ笑む。 計画通り。 これで今日の作戦は終了だ。 1週間後。 今日はお待ちかねのICレコーダーを回収する日だ。 今日も適当な理由をつけて真中のもとに行く。 「真中先生、うわ。」 また転ぶ。そしてすかさず回収する。 「大丈夫か井浦。あれ、先生の椅子の裏になにかついてたか。」 無駄に鋭いやつめ。 「大丈夫です。あと何にもついてませんよ。」 「そうか。それならいい。」 まさかバレている。いや、そんなことはありえない。 ここは少しカマをかけてみよう。近すぎなく、だけど遠すぎない質問でいこう。 「先生、そういえば最近は小型カメラが入っているボールペンなんかあるみたいですよ。うちの生徒で持ってる人とかいませんよね。」」 「急になんだ。まさか井浦は持ってるのか。」 別に普通だ。ならばもう少し迫ってみよう。 「いやいや。俺は持ってませんよ。だいぶ高いらしいので買えません。」 「まさか盗聴器とかは持ってないだろうな。」 バレてるのか。そんなことはないはずだ。でもどうして。 「だよな。井浦みたいな真面目な生徒が持ってるはずないよな。」 「そうですよ。それにあれってコンセントの裏とかに仕掛けるんですよね。学校ではできませんよ。」 「俺は学校とはいってないけど。」 しまった。墓穴を掘った。 「家なんてもっと仕掛けられませんからね。」 「それもそうだな。コンセントの裏なんてそうそう取り付けられないからな。」 コンセントの裏を妙に強調してきた気がする。気のせいか。 わからない。だがこの録音を聞いてみればはっきりする。 そのあと用事を終わらせてから家に帰り、録音を聞くことにした。 三限目 ~対自/対峙/退治~ 余談だが対自の意味がわかるだろうか。 対自とは、被抑圧者が自分が虐げられた存在であることを自覚し、抑圧者に抵抗しようという志を抱いている状態のことを指す。 つまり僕にピッタリな言葉だ。 さぁここで録音を聞いてみよう。 多少早送りをしながら聞いていた。 そこでクラスで一番真面目で成績のいい東が真中のもとに訪れた。 そこで衝撃の事実が発覚した。 真中は東に金でテスト問題を売っていた。 そして次に取引をする日が2日後みたいだ。 ここで現場を押さえれば大人に一矢報いることができる。 しかし真中には盗聴器はバレている可能性がある。罠を貼られているかもしれない。 悩んだ挙句僕は仲間を作ることにした。 次の日。 僕は友人に話しかけた。 前日自分もレジスタンスをやりたいと言っていた生徒だ。 「おい唐嶋、相談があるんだけどさ。お前もレジスタンスやってみない。」 「おお、井浦。やりたいやりたい。超やりたい。」 単純なやつめ。 「じゃあ作戦を説明する。簡単だからお前でもできるだろう。」
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