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登録日:2012/02/05(日) 11 48 47 更新日:2024/04/02 Tue 14 32 17NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 JR東日本 デッドセクション 上野東京ライン 俊足 千葉県 宮城県 常磐線 東京都 東日本大震災 殺人的混雑 福島県 福島第一原発事故 茨城県 路線シリーズ 鉄道 雪には強いが雨風に弱い←そもそも雪はあまり降らない 常磐線(じょうばんせん)は、東京都の日暮里駅と宮城県の岩沼駅までを結ぶJR東日本の鉄道路線である。 ラインカラーは■ブルー(中電)と■エメラルドグリーン(快速および緩行線)(*1)。 路線記号は常磐快速線がJJ、常磐緩行線がJL。後者の駅番号は千代田線からの続きとなっている。 (*2) 概要 東北本線のバイパス的路線として日暮里駅から分岐し、千葉県、茨城県、福島県を経由して宮城県の岩沼駅までを結ぶ。 実際には東北本線の上野~日暮里間、岩沼~仙台間も一体的に運用されているので、事実上の始点終点は上野駅と仙台駅となっている。 東北本線のバイパスなので「本線」ではないのだが、路線長は非常に長く「本線」とつかない路線の中では最長。また線路規格も良く営業最高速度も130km/hと俊足であり隠れた優良路線である。 レアな車両や駅メロ、取手~藤代間のデッドセクションなど、鉄道ファン的にも見所が多い路線。 運行形態 特急 「ひたち」(品川・上野~いわき・仙台) 「ときわ」(品川・上野~土浦・勝田・高萩) ご存じ常磐線の主力列車。 常磐自動車道の高速バスとの競争が激しい区間であり、国鉄時代から列車増発や座席のグレードアップなど頻繁なテコ入れが実施され、JR東日本が最初に導入した自社設計車も「スーパーひたち」の651系だった。 上野東京ライン開業前までは速達・長距離が「スーパーひたち」、地域輸送が「フレッシュひたち」であったが、同路線開業により名称が変更となった。 無印「ひたち」は16年ぶり、「ときわ」は30年ぶりの復活となった。 E657系投入に伴うダイヤ再編でいわきを境に系統分割される予定だったが、東日本大震災・福島第一原発事故の影響で2020年3月13日までいわき~仙台間の特急設定は中止されていた。 実は上述の路線仕様もあってJRの特急の中でも随一の俊足特急で、最速の「ひたち」だと都心区間(上野〜品川)を除いた表定速度が100km/hに達し、上野〜水戸間約120kmを1時間ちょっとで走破する。 また、東北新幹線が何らかの事情で不通になった場合はいわき行き「ひたち」が仙台まで快速として延長運転することもある。 「ひたち」系統以外では上野東京ライン開業に合わせ、東海道線直通の臨時「踊り子」が運行されるようになった。常磐線沿線民を取り込むためなのか、従来の常磐線特急とは異なり、北千住~我孫子間の停車駅は快速列車と同じである。後継車種のE257系でも同区間で試運転が行われていたが、2021年3月以降設定がなくなってしまった。 特別快速 つくばエクスプレスに対抗するために設定された速達列車。 停車駅は品川、新橋、東京、上野、日暮里、北千住(2015年ダイヤ改正までは通過)、松戸、柏、取手~土浦間の各駅である。 快速 上野~取手間で快速運用につく列車のことを指す。この区間のみ往復する直流形・グリーン車なしの車両を用いた運用が多く設定され、その一部は我孫子から成田線成田駅まで直通する。 各駅停車 綾瀬~取手間で運行される列車で、直通する東京メトロ千代田線と一体の運行体系となっており、一部の列車は小田急小田原線にも直通する。 北千住~綾瀬間は東京メトロの管轄だが、JRの料金基準も例外的に適用される。 踏切が無く直通列車も千代田線以外存在しないため、様々な車両や技術を導入する実験場的な側面を持つ。 一例では駆け込み乗車防止策として発車メロディを車載式とし、全駅のメロディを廃止している。 普通列車 取手以北の列車のことを指し、取手~仙台間の主力となる。取手以南に直通する列車は快速と同一扱いとなる。 以前は「普通」なのに快速電車が停車する駅に停車しないという、普通と快速の名称逆じゃね?という現象まで起きていた。 そのためか、2004年から取手以南に限って快速と呼ばれるようになった。 取手前後で快速⇔普通と呼び方が変わる。正直地元民でも訳がわからん。 因みに国鉄時代は北千住や天王台も通過していた。 これは普通列車に使用されていた415系の起動加速性能が悪く、停発車していると後続に追いつかれてしまうための苦肉の策。かつて仙台方面まで通しで走っていた客車普通列車は、普通電車以上に通過駅が多かった。 基本的に水戸/勝田、いわきで多数の列車が、原ノ町で全ての列車の系統が分割されている。 2015年3月から上野東京ライン開業により、一部の列車は品川駅まで直通運転が行われるようになった。 使用車両 緩行線は東京メトロ千代田線の項目を参照。 現行車両 E657系 「ときわ」「ひたち」で使用。 偕楽園の梅をイメージしたカラーリングが特徴。 JR東日本の車両では珍しく、近畿車輛がデザインを担当している。 2022年からかつての「フレッシュひたち」をイメージしたリバイバル編成が登場した。 E653系 かつて「フレッシュひたち」で使用されていたが、E657系の導入に伴い新潟地区に転出。 そして1編成が戻り、何と国鉄色を纏っている。 2023年10月からはさらに1編成が里帰りし、常磐線時代と同じ塗分けながら下半分は常磐線時代に無かった水色を纏っている。 勝田車両センターに歴代存在する波動用編成で、首都圏発着の臨時列車に使用される。 E231系0番台 現在の快速電車の主力。落成当初はエメラルド帯一色だったが、誤乗防止のために営業運転開始までに黄緑の帯が追加された。 グリーン車無しの15両で駆け抜ける姿は圧巻。 一時期スカ色を纏った車両も存在する。 E531系 現在の主力その2。取手以北に直通する列車に使用され、特別快速は全てこの車両。 当初はグリーン車が連結されていなかったが、2007年から全編成に連結された。 高萩~原ノ町間では付属編成が使用される(*3)。 2021年から後述する401系をイメージした『赤電』の復刻塗装が登場した。 E501系 快速線と普通電車の統合を目的に登場した日本初の交直両用通勤電車。 当初はシーメンス製インバータを搭載してたため、歌う電車の元祖はこの形式である。 E531系の導入後は上野口から撤退し、土浦~いわき~草野間で運用される。 701系 ご存じ東北の顔にして18きっぷの敵。現在の運行区間はE721系ともども原ノ町~仙台間で、震災前はいわき~仙台間で運用されていた。 E721系0番台 ご存じ東北の顔その2。 455系置き換えのために導入され、車内はセミクロスシート。 ホームが低いことから低床式の車体構造を採用しているのが特徴で、ホームかさ上げの必要が無くスムースに乗車できるようになった。 2008年鉄道友の会ローレル賞受賞。 過去の車両 103系 1967年に専用色のエメラルドグリーンで登場。 各線からの転属や緩行線からの転用車などバリエーションが多数存在した。 1987年からは15両編成での運行を開始、この時長年KATOがフライングで出したことでおなじみだった高運転台のエメラルドが初めて登場した。 2006年に撤退。 401系/403系 中距離電車の車両。 50Hz対応車で、3ドアセミクロスシートという国鉄近郊型のレイアウトを作った功労車でもある。 初期車は153系に似た低運転台で、近郊形での採用はこの形式が唯一。 当初は赤13号(ローズピンク)にクリームの赤電色だったが、つくば万博開催に合わせて白と青帯の塗装に変更された。 1962年鉄道友の会ローレル賞受賞。 415系 50/60Hz両対応の近郊型電車。 ロングシート車の700番台、車体を同時期に製造していた211系同様のステンレスにした1500番台、 果ては2階建て試作車のクハ415-1900など多彩なバリエーションが存在した。 2007年に上野口から撤退後は友部~原ノ町間で1500番台のみ2016年まで使用された。 その電源構造から国鉄時代には九州地区へ転属した車両も多く、分割民営化後にも一部の車両がJR九州に売却された。 451系/453系/455系/457系 交直流急行形電車のスタンダードで、451~455系は50HZ対応。 急行列車時代には吾妻線や伊豆急行線・伊豆箱根鉄道駿豆線まで足を延ばしていたことがある。 1985年3月改正で急行運用から撤退し、以降は水戸以北で普通列車に使用。 一部の車両は更新に合わせてライトが角形に変更された。2007年に撤退。 485系 ご存じ国鉄特急電車のスタンダードで、特急「ひたち」で使用。 国鉄末期にはボンネット車が大量に転属してきたことで知られる(*4)。 JR化後は7両化およびグレーベースの新塗装化が開始され、2編成連結の14両編成という列車まで現れた。 「ひたち」からは1998年に撤退したが、その後も波動用として2013年まで運用されていた。 この他ジョイフルトレインの「ゆう」も2018年まで在籍していた。 583系 世界でも珍しい寝台特急電車で、特急「ゆうづる」「みちのく」で使用。 651系 1989年に登場した「スーパーひたち」用の特急電車。 「タキシードボディのすごいヤツ」というキャッチコピーで現れた斬新なデザインは一躍話題となり、新生JR東日本のイメージリーダーとなった。そしてJR九州の783系と並んで初の130km/h運転を開始した車両でもある。 ちなみに日立のお膝元なのに全車川崎重工業製で色々因縁が付いた事でも有名。 長らく常磐路の顔として親しまれていたが、E657系の導入に伴い2013年に一時撤退。ところが同系の座席指定ランプ設置工事に伴い2015年まで一時的に復帰した。 その後、2017年から4両編成がいわき~竜田間の普通列車で運用されていたが、全線運転再開直前に撤退した。 1990年鉄道友の会ブルーリボン賞受賞。 駅一覧 上野(JJ01) 東北新幹線・宇都宮線・高崎線・山手線・京浜東北線・上野東京ライン、東京メトロ銀座線・日比谷線、京成本線(京成上野駅)乗り換え。 運転系統上の始発駅。コンコースの常磐線ホーム付近は非常に天井が低い。 上野~日暮里間は並走する線路の本数が日本最大の10本となっている。 日暮里(JJ02) 山手線・京浜東北線、京成本線、日暮里・舎人ライナー乗り換え。 線路名称上の起点駅。通勤客が一斉に乗降し、山手線の混雑の原因となっている。 本来常磐線は田端~池袋方面に接続していたが、利便性等々の理由から曲がりに曲げられて現在の形になった。 ホームの幅がとても狭かったが、隣の京成線が一部高架化された際に余ったスペースを利用してホームを拡幅することで改善された。 通勤需要のため朝の上り「ときわ」2本が停車している。 三河島(JJ03) 常磐線の田端貨物線、隅田川貨物線の分岐駅。周辺は都内有数のコリアタウン。 1962年に当駅構内で貨物列車と上下普通列車の三重衝突事故が発生。死者160人、負傷者296人を出す大惨事となり、ATSが整備されるきっかけともなった。 南千住(JJ04) 隅田川貨物線との分岐駅。東京メトロ日比谷線、つくばエクスプレス線乗り換えだが、隣の北千住と比べると少し地味。 また隣は足立区だが当駅は荒川区内。 北千住(JJ05) 東京メトロ千代田線・日比谷線、東武スカイツリーライン、つくばエクスプレス乗り換え。 足立区の中心駅。一日の常磐線内の乗降客数第一位。 地下鉄千代田線との分岐点?でもあるのだが、前述の奇妙な運行形態のせいで説明しにくい事態となっている。 乗換路線が多数あるのに特別快速と特急は通過してしまう駅だったが、2015年3月より特別快速と臨時特急「踊り子」が停まるようになった。 綾瀬(JL19) 東京メトロ千代田線の北綾瀬方面とはここで分岐。 亀有(JL20) こちら葛飾区亀有公園前派出所の聖地。 金町(JL21) 京成金町線乗り換え。近くにあるヨーカドーの屋上は自動車学校だったりする。 東京都はここまで。 松戸(JJ06/JL22) 新京成線乗り換え。常磐線千葉三羽烏の一つの松戸市の代表駅。発車メロディが独特な事でも有名。 かつては特急停車駅だったが停車駅整理の関係で柏に特急停車駅の座を持っていかれた。 運行拠点の一つで、各駅停車・快速ともに当駅始終着列車がある。 北松戸(JL23) 松戸競輪場が近くにある。 馬橋(JL24) 流鉄流山線とはここで分岐。待合室に描かれている絵は万満寺の仁王尊股くぐり。 新松戸(JL25) 武蔵野線乗り換え。西側は結構栄えているが、東側はかなり田舎。流鉄流山線の幸谷駅と徒歩で乗り換えられる。 北小金(JL26) かつて長すぎる発車メロディがあった。あじさい公園で有名な本土寺はここが最寄り駅。 南柏(JL27) 隣の柏に負けないぐらい栄えている。 柏(JJ07/JL28) 東武野田線乗り換え。常磐線千葉三羽(ry 、茨城県南民の渋谷こと柏市の代表駅。 全ての「ときわ」と朝の下り「ひたち」1本が停車する。 実は快速分離当初は快速通過駅だった。程なくして快速線ホームが設置されるも普通の大半が通過していた。それが特急停車駅にまで上り詰めているのだから三羽烏一番の出世頭と言えるだろう。 柏レイソルのホームタウン。 北柏(JL29) あけぼの山公園の最寄り駅。 我孫子(JJ08/JL30) 常磐線(ry、我孫子市の代表駅。 立ち食いそばが有名。成田線我孫子支線とはここで分岐。成田線直通を中心に一部の電車は当駅で増解結を行う。 寝過ごして戻ろうにも成田線の本数の少なさに絶望する。 かつては柏や松戸よりも重要な駅として急行・特急が停まっていたが停車駅整理で(ry ただし運行拠点としての機能は健在で、平日朝夕を除く全ての各駅停車が折り返す他、車庫があり出入庫の関係で快速線にも当駅始終着列車がある。 断じて「がそんし」ではない。 緩行線の大半はここまでの運転。 天王台(JJ09/JL31) 快速通過駅になる予定だったが、地元の要望を受け存続した駅。成田線東我孫子駅が徒歩圏内。NEC我孫子事業所最寄り駅で、天王台〜取手間ですぐ脇を通る。 千葉県はここまで。 取手(JJ10/JL32) 関東鉄道常総線乗り換え。茨城県取手市の代表駅で茨城都民の拠点の一つ。茨城県内のJRの駅としては水戸に次いで2番目に利用者数が多い。 旅客駅としては茨城県最南端の駅。また駅ナンバリングと電車特定区間もここまで。以北は運賃が少し高くなる。 緑色の快速電車と緩行線は当駅終点。つくばエクスプレスの影響で過疎化が著しい。 駅前再開発してるけど20年くらい遅かったんじゃないか。 藤代 これより水戸支社管轄。中線がある。 龍ケ崎市 関東鉄道竜ヶ崎線乗り換え。龍ケ崎市唯一のJR駅で半数近くの「ときわ」が停車。 長らく佐貫駅として親しまれてきたが、地元のアピールのためか市名と同じ駅名に改称した。 近年はマザー牧場の最寄り駅である内房線佐貫町駅と混同する客もいたらしい。 ただし、竜ヶ崎線に関しては佐貫駅のままである(もう片方の終点が市の中心部に近い竜ヶ崎駅のため)。 牛久 牛久市の代表駅で半数近くの「ときわ」が停車。牛久シャトー、牛久大仏の最寄り駅。 ひたち野うしく 1998年開業の新駅で、関東の駅百選の一つ。 元々この区間にはつくば万博開催時に万博中央駅という臨時駅が設置されており、それの常設化を要望した市の意向から新駅として開業した。 常磐線におけるつくば市、阿見町方面への玄関口の一つで一部の「ときわ」が停車。 荒川沖 つくば市、阿見町方面の玄関口の一つで茨城大学阿見キャンパス、常総学院中高などの教育機関、あみプレミアムアウトレットの最寄り駅であり、一部の「ときわ」が停車。 陸上自衛隊霞ヶ浦駐屯地最寄り駅でもあり、かつてはそこまでの貨物線が伸びていた。 土浦 土浦市の代表駅で茨城都民の拠点の一つ。上野発の列車も土浦止まりが多い。特急は「ひたち」の一部と「ときわ」全列車が停車する。1987年3月までは筑波鉄道筑波線と接続していた。 普通列車の15両編成はここまで。水戸方面への列車は10両編成までとなるので、当駅で増解結が行われる。 レンコンの匂いがするとかしないとか。あと土浦城の最寄駅でもある。霞ヶ浦も近い。 茨城県内のJRの駅としては水戸、取手に次いで3番目に利用者数が多い(*5)。 神立 「かんだつ」と少し難読。神立工業団地の最寄り駅で他にも日立系列の工場が近くにある。かつてはそれら工場への専用線が分岐していた。 かすみがうら市への玄関口でもある。 高浜 当駅で特急通過待ちをすることが多い。 乗車人員は1100人程度と、勝田以南の区間で一番少ない。 霞ヶ浦が近く、駅前の風景はどこかローカル感が漂う。 石岡 石岡市の代表駅で「ときわ」の全列車が停車。2007年3月までは鹿島鉄道線と接続していた。 2016年からは橋上駅舎になっている。 常陸国の国府が置かれていた場所に近い。茨城空港への最寄り駅。 なお、この辺の鉄道事情に多大な影響を与えている地磁気観測所は当駅から10kmほど西のところにある。 羽鳥 小美玉市唯一の駅。 岩間 昔あった中線の分、上下線が離れている。 茨城百景、桜の名所で悪態祭りが行われる愛宕山・愛宕神社の最寄り駅。 友部 水戸線はここから分岐。 笠間市の代表駅で「ときわ」の全列車が停車。ただし中心市街地は水戸線笠間駅が近い。 駅前のJTの工場など、この辺から水戸の間だけビルがいきなり出現する。 内原 当駅から水戸市内。イオンモール水戸内原の最寄り駅。 2022年11月から橋上駅舎になった。 赤塚 茨城県庁の最寄り駅は実はここ。しかしそれでもかなり遠く、バスを使う必要がある(徒歩で行くのは極めて困難)。 一部の「ときわ」が停車。高速バスも発着するバスターミナルがある。 偕楽園 その名の通り日本三名園のひとつ、偕楽園の最寄り駅となる臨時駅。同園の梅まつりに合わせて営業する。 営業時間中は特急列車も停車するがホームが下り線側にしかなく、上り列車は普通列車含む全列車が通過となる。 水戸 水戸線、水郡線、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線乗り換え。 茨城の県都でそれなりに発展した地方都市である水戸市の代表駅。いわき方面から来る列車の多くは当駅で折り返す。また、「ひたち」を含む全列車が停車する。 アニヲタ的には水戸コミケで一躍脚光を浴びた。 納豆がお土産として売っている。水戸城の最寄駅。 勝田 ひたちなか海浜鉄道湊線乗り換え。ひたちなか市の代表駅。 勝田車両センターが隣接するため、特急「ときわ」の多くは当駅終点となる他、普通列車も一部を除いて上野方面発は当駅までの運転となる。また、「ひたち」を含む全列車が停車する。 佐和 県立佐和高校、笠松運動公園最寄り駅。 東海 常磐線沿線唯一の村で原子力関連の施設で有名な東海村唯一の駅。「ひたち」の一部と「ときわ」の多数が停車。 大甕 当駅より日立市内。初見では読めない・書けない駅名で、地名や他の施設名では大抵「大みか」となっている。 2005年3月までは日立電鉄線と接続していた。 茨城キリスト教大・高・中や日立製作所大みか事業所などの最寄り駅で、ほとんどの特急が停車する。 常陸多賀 「常陸〜」となっている常磐線唯一の駅。日立製作所の国分工場などへの最寄り駅で、ほとんどの特急が停車する。 地元民は多賀駅と略すことが多い。 日立 日立製作所のお膝元、日立市の中心駅。全列車が停車する。この駅以北の常磐線の最高速度は120km/hとなる。 2011年4月より使用されている現行駅舎は大半がガラス張りで、晴れた日の朝には海から昇ってくる朝日を拝むことができる。 小木津 この辺の駅同様、日立系列の工場が近くにあるが特急は停車しない。 高萩以南の駅で唯一、自動改札機が無い。 十王 日立金属豊浦工場、絶景で人気の国民宿舎鵜の岬の最寄り駅だが特急は停車しない。 高萩 高萩市の中心駅かつ唯一の駅で、半数程度の「ひたち」が停車する他、特急「ときわ」、グリーン車連結の普通列車の北限となっている。 以北の普通列車は日中1往復/h程度に減る。 南中郷 いわき以南の駅で一番利用が少ない(550人程度)。 磯原 北茨城市の代表駅で一部特急が停車。 当地出身の野口雨情の「七つの子」が発車メロディーに採用されているが、一曲が長めでフルで聴くのは難しい。 大津港 茨城県最北端兼最東端の駅。一部列車は当駅折り返し。かつては少数ながら特急停車駅であったが停車駅整理で通過となった。 実は一時期、グリーン車併結の普通列車が当駅まで乗り入れていた。高萩〜当駅ではグリーン車が無料開放され、知る人ぞ知る乗り得列車だった。 勿来 当駅から福島県いわき市。半数程度の特急が停車する。 「なこそ」と難読だが、漢文の知識があればすんなり読めるかもしれない。 奥州三関の一つ、勿来関はこの辺にあったとされている。 植田 勿来の市街地は当駅が最寄で利用者も勿来より多い。 かつては特急停車駅でもあったが停車駅整理により現在は通過となった。 泉 旧磐城市の代表駅。福島臨海鉄道本線が接続し、かつては旅客輸送も実施していた。 小名浜港などのある、いわき市小名浜地区の最寄り駅で全列車停車駅。小名浜からは約4kmほど離れている。 湯本 旧常磐市の代表駅。 いわき湯本温泉とスパリゾートハワイアンズの最寄り駅。実は常磐線で温泉の最寄り駅はここだけ。 内郷 旧内郷市の代表駅。福島県唯一の国宝である白水阿弥陀堂最寄り駅。1956年までは「綴(つづら)駅」だった。毎年8月には「いわき回転やぐら盆踊り大会」が駅前で行われる。 いわき 磐越東線とここで合流。 福島県浜通り最大の都市である、いわき市の代表駅かつ交通の要衝。運行もこの駅を境に大多数が分けられている。かつては1994年まで平(たいら)駅と名乗っていた。 2006年ごろまでは上野からの普通列車が頻繁に乗り入れていた他、東日本大震災以前は仙台からの普通列車もよく乗り入れていた。 2009年3月より東京近郊区間に含まれるようになり、なんとSuicaも使えるようになった。代わりに東京からの切符で途中下車することが(常磐線経由では)できなくなった。 かつて駅近くには百貨店の大黒屋やイトーヨーカドーがあったが、いずれも閉店した。 草野 留置線があり、普通列車用の車両が夜間ここに留め置かれる。 四ツ倉 ずっと続いていた複線区間はここまで。 久ノ浜 普通列車1往復のみ当駅でいわき方面に折り返す。 末続 「すえつぎ」と少し難読。いわき市はここまで。 広野 双葉郡シリーズの一つ広野町唯一の駅。 一部列車がいわき方面に折り返す。 当駅から再び複線区間。 Jヴィレッジ 2019年4月20日に臨時駅で営業を開始し、全線再開に伴い正規駅に昇進。 平成最後に開業した駅であり、サッカー施設であるJヴィレッジの最寄り駅。 「ヴ」が使われる日本唯一の駅。 木戸 かつてのJヴィレッジ最寄り駅。複線区間はここまでで水戸と仙台の中間はこの辺り。 竜田 双葉郡シリーズの一つである楢葉町の代表駅。 2014年6月1日から2017年10月20日までの間、この駅以北から浪江までが福島第一原子力発電所事故に伴う避難区域指定で運行が休止状態になっていた。 富岡 双葉郡で一番大きい富岡町の代表駅で全列車停車駅。 津波で駅舎が流された駅の一つ。避難指示解除準備区域になった事で、2017年10月21日に運転再開し、2020年3月13日までは当駅までの運行だった。 夜ノ森 厨二病っぽい駅名。全線再開時に旧駅舎は解体されてしまったが代わりに西口が設けられた。つつじで有名だったが除染のため、伐採。その後再生する予定。 西側の避難指示は解除されているが、東側は復旧時点ではまだバリケードだらけである。 大野 双葉郡大熊町唯一の駅。福島第一原発の最寄り駅で駅復旧時点ではまだ周辺に立ち寄れるところがほとんどない。 かつては当駅から再び複線区間だったが単線駅とし、もう1方の線路跡は避難用の道路に転用された。 なぜ大熊なのに大野なのかは所在地が旧大野村だった名残である。 双葉 双葉郡の由来である双葉町唯一の駅で全列車停車駅。大野駅同様、2020年時点では立ち入れるところが周辺にほとんどない。 大野から当駅までかつては複線区間だった。 浪江 双葉郡シリーズlastの浪江町唯一の駅で全列車停車。 浪江町では浪江焼きそばを最近推している。 震災後長らく不通状態だったが浪江町の全域避難指示が解除された事で、2017年4月1日より小高からこの駅まで運転再開。 2020年3月14日の全線開通時にSuica東京近郊区間の北端となった。それは同時に東京から常磐線経由の切符で途中(ry 桃内 何の変哲もない駅だが、常磐線全線再開通時唯一の非Suica対応駅となり、本駅を挟んで東京・仙台の近郊区間が2分されることに。 小高 かつては不通状態だったが2016年7月12日、ここから原ノ町まで5年4ヶ月ぶりに運転を再開。2017年4月1日から浪江駅までの運行も再開され、2020年3月14日から当駅以北はSuica仙台地区となる。 震災前は一部特急の停車駅だった。 磐城太田 田園地帯の中の駅だが、前述の理由でSuica対応の駅となった。 原ノ町 南相馬市の中心駅で全列車停車。 常磐線全線復旧時に当駅で普通列車が完全に分離され、E531系がやってくる北限になった。水戸からここまでの普通列車も存在する。 かつては特急の一部が当駅で折り返していた他、上野発原ノ町行きの普通電車という地獄?のような列車があった。何時間かかってたんだ。 鹿島 南相馬市鹿島区の市街地最寄り駅。 日立木 この木何の木がありそうでない駅。よみは「にったき」。 相馬 福島県浜通り北部の中心である相馬市の代表駅で全列車停車。1961年までは「中村駅」だった。 相馬市は江戸時代は城下町として栄え、東北地方の夏祭りの先駆けとも言われる相馬野馬追で有名。 この駅から浜吉田間も津波による被害で長らく不通状態となっていたが、2016年12月10日に運転再開した。 駒ケ嶺 当駅は津波の影響がほとんどなく、そのまま運転再開となった。 新地 新地町の代表駅。常磐線内の福島県最後の駅で水戸支社管轄もここまで。 仙台からの普通列車が一部折り返す。 東日本大震災で全損した駅舎と大破した車両の写真でも有名。復旧の際、内陸側に少し移設された。 坂元 これより宮城県かつ仙台支社管轄。 当駅も津波で甚大な被害を受け、内陸移設して高架化・棒線化された。 ただし交換設備は後から設けられるようになっている。 山下 イチゴで有名な山元町の代表駅。 坂元駅同様、内陸移設・高架化されたが交換設備あり。 一部の普通列車が仙台方面に折り返す。 浜吉田 2013年の営業再開後から2016年12月9日まで終着駅扱いの駅だった。 亘理 亘理町の代表駅で特急が1往復停車する。 悠里館という施設が隣接しており、お城風の建物なので非常に目を引く。 2011/4/12〜2013/3/15まで、仙台方面からの列車は当駅で折り返していた。 逢隈 構内踏切が未だに残る駅。 岩沼 岩沼市の代表駅で特急が1往復停車する。 日暮里で別れた東北本線と再びここで合流し線路名称上の終点駅となる。 ただし常磐線の列車は全て仙台へ直通する。 仙台方面の常磐線は東北本線と比べて比較的空いている為、熾烈な椅子取りゲームが繰り広げられる。 仙台 東北新幹線・東北本線・仙石東北ライン・仙山線・仙石線、仙台市営地下鉄南北線・東西線乗り換え。 運転系統上の終点駅だが一部の普通列車は利府駅まで直通する。 宮城県及び東北地方最大の都市で、東北地方唯一の政令指定都市である仙台市の代表駅。 因みにとある怪獣映画では、北海道の地下鉄南北線で大暴れした奴によって市もろとも常磐線も巻き添えを食うハメに‥合掌。 東北地方太平洋沖地震の被害 茨城・福島・宮城の太平洋沿いを走っていることから、壊滅的な被害を受けた。 津波によって車両や駅舎が押し流されるなどの被害が出た他、福島第一原発の事故の影響などにより、完全復旧に9年の歳月を要した。 その過程で相馬〜浜吉田と富岡駅の前後は内陸部へ新しく路線を移転させることになり、前者は2016年12月10日に、後者は2017年10月21日に復旧した。 区間内に福島第一原発事故による帰宅困難区域が含まれる富岡~浪江間については2020年3月14日に復旧。これにて全線再開となり、それに伴い「ひたち」も仙台まで再び乗り入れることになった。 備考 ○取手~藤代間に、デッドセクションと呼ばれる区間がある。 石岡の山の中にある地磁気観測所に影響が出ないよう、電流の交流/直流を分離している境目で、かつてはこの区間を走る際に列車の車内照明が一斉に落ちる仕様となっていた…。いきなり真っ暗になるので初見はビビる。 平成以降の車両は照明が落ちない設計に変更されたが、空調などが再起動するためデッドセクションの判別は可能。 ○前述の三河島事故の教訓からATSのほか、信号煙管や列車無線といった防護設備が本格的に設置されるようになった。特に列車無線については「常磐無線アンテナ」という専用の太いアンテナが常磐線に乗り入れる全ての車両に設置されていた。この無線は国鉄末期の1986年以降、今も使われている全国共通型に交換されたが、一部の車両は台座の跡やアンテナのガワだけが残された例もあった。 ○千代田線乗り入れをする関係で、緩行線に投入する車両が鉄板焼きやら高額交直流やらでことごとく問題児であるなど様々な問題が山積していた事から、方角的にも常磐線は国鉄の鬼門だなんて言われた。首都圏五方面作戦では、千代田線直通と引き換えに上野~取手間の区間列車は各駅停車から快速に変更され、快速通過駅では乗り換えを強いられて逆に快速の混雑が悪化してしまったため「迷惑乗り入れ」と非難された。 常磐線民は全線復旧した現在も追記・修正をお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 未だエメラルドグリーン一色の快速電車をイメージしてしまう。殺人的混雑込みで。 -- 名無しさん (2013-11-27 15 48 02) TX沿線民からしたら常磐線は上野から土浦まで不要。 -- 名無しさん (2014-07-13 04 36 20) 取手行き→成田行き→取手行きのコンボやめちくりー -- 名無しさん (2014-11-18 00 21 38) 松戸テレフォンショッピング -- 名無しさん (2015-01-13 01 33 53) 昔、上野から鈍行で福島県の実家に5時間かけて帰ったのはいい思い出。 -- 名無しさん (2015-02-28 17 59 20) 『上野東京ライン開業にあわせ全車両が品川まで』は今のところノーらしい。なんでも青色普通電車のほうはデッドセクションで電流入れ替えるタイプだからやめたほうがいいとかなんとか(うろ覚え。ソースはMy父) -- 名無しさん (2015-03-07 11 19 18) ↑自己リプライ 時刻表ゲットした。いちおう青色普通も一部品川に行く模様。ただし朝一あるいは17時以降を除く。あと、下りの品川発普通は上野6番線を通る模様。 -- 名無しさん (2015-03-10 11 42 14) 中央線ユーザーで沿線住民じゃないからかもしれないけどエメラルドの快速電車と青色普通電車の二種類がある意義がよくわからない。同じじゃないの? -- 名無しさん (2015-03-20 00 45 22) 常磐線の電化方式がエリアによって違う。青色電車は全線走行できるが、エメラルドの電車は上野~取手間しか走行できない。 -- 名無しさん (2015-03-20 22 08 32) 普通から快速に変わったり、その逆に変わったりするのは、JR西日本ではよくあることだったりする。 -- 名無しさん (2016-09-16 10 05 41) かつての上野発原ノ町行きの所要時間はは約5時間半だったそうです。記憶が確かならば確か上野を15時40分頃に出発していたので21時半前に到着といったところでしょうか。 -- 名無しさん (2016-11-17 00 22 14) 風に弱いのが難点なんだよなあ…遮るものがない平野部を走る区間が多いからなのかね -- 名無しさん (2018-04-02 21 26 08) セクションで電気は消えなくなったけど、E531系の発車前の通電テストで電気が消えるよ -- 名無しさん (2019-09-15 09 43 25) 3月14日に全線再開通&ひたち仙台ー品川開始おめでとう。只それでもsuicaの仙台・首都圏エリアの壁は遠いらしい。 -- 名無しさん (2020-03-11 09 16 35) なにげに沿線に競輪場が3つもある唯一の路線 -- 名無しさん (2020-08-17 18 20 15) かつて日本一とまで言われた鬼のような混雑の事は触れなくて良いのかい? -- 名無しさん (2023-05-10 17 00 40) 名前 コメント
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常磐線 駅名 臨 日付 三河島 - 2000/02/20 南千住 - 2000/02/20 北千住 - 2000/02/20 綾瀬 - 2000/02/20 亀有 - 2000/02/20 金町 - 2000/02/20 松戸 - 2004/06/13 北松戸 - 2004/06/13 馬橋 - 2004/06/13 新松戸 - 2004/06/13 北小金 - 2004/06/13 南柏 - 2004/06/13 柏 - 2004/06/13 北柏 - 2000/07/30 我孫子 - 2000/07/30 天王台 - 2004/06/13 取手 - 2005/04/10 藤代 - 2005/04/10 佐貫 - 1994/12/23 牛久 - 1994/12/23 ひたち野うしく - 2005/04/10 荒川沖 - 2005/04/10 土浦 - 2005/04/10 神立 - 2005/04/10 高浜 - 2005/04/10 石岡 - 2005/04/10 羽鳥 - 2005/04/10 岩間 - 2005/04/10 内原 - 2005/04/10 赤塚 - 2000/03/26 偕楽園 臨 2000/03/26 水戸 - 1992/01/19 勝田 - 2000/03/26 佐和 - 2001/11/18 東海 - 2005/03/06 大甕 - 2005/03/06 常陸多賀 - 2005/03/06 日立 - 2005/03/06 小木津 - 2005/03/06 十王 - 2005/03/06 高萩 - 2005/03/06 南中郷 - 2004/09/05 磯原 - 2004/09/05 大津港 - 2004/09/05 勿来 - 2000/12/23 植田 - 2000/12/23 泉 - 2004/09/05 湯本 - 2004/09/05 内郷 - 2004/09/05 いわき - 2000/09/29 草野 - 2000/12/23 四ツ倉 - 2000/12/23 久ノ浜 - 2000/12/23 末続 - 2000/12/23 広野 - 2000/12/23 木戸 - 2000/12/23 竜田 - 2000/12/23 富岡 - 2000/12/23 夜ノ森 - 2000/12/23 大野 - 2000/12/24 双葉 - 2000/12/24 浪江 - 2000/12/24 桃内 - 2000/12/24 小高 - 2000/12/24 磐城太田 - 2000/12/24 原ノ町 - 2000/12/24 鹿島 - 2000/12/24 日立木 - 2000/12/24 相馬 - 2000/12/24 駒ヶ嶺 - 2000/12/24 新地 - 2000/12/24 坂元 - 2000/12/24 山下 - 2000/12/24 浜吉田 - 2000/12/24 亘理 - 2000/12/24 逢隈 - 2007/05/20
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所在地福島県双葉郡広野町大字下浅見川 開業日1898/8/23 接続路線常磐線 隣接駅末続(常磐線:日暮里方面) 木戸(常磐線:岩沼方面) 訪問日2004/8/8 戻る
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常磐線 路線データ 東日本旅客鉄道(第一種鉄道事業者)日暮里~岩沼:343.1km 駅一覧 本線 駅名 よみかた 接続 開業日 日暮里 にっぽり 東北本線 1905/4/1 三河島 みかわしま 1905/4/1 南千住 みなみせんじゅ 1896/12/25 北千住 きたせんじゅ 1896/12/25 綾瀬 あやせ 1943/4/1 亀有 かめあり 1897/5/17 金町 かなまち 1897/12/27 松戸 まつど 1896/12/25 北松戸 きたまつど 1952/5/1 馬橋 まばし 1898/8/6 新松戸 しんまつど 武蔵野線 1973/4/1 北小金 きたこがね 1911/5/1 南柏 みなみかしわ 1953/10/1 柏 かしわ 1896/12/25 北柏 きたかしわ 1970/4/20 我孫子 あびこ 成田線 1896/12/25 天王台 てんのうだい 1971/4/20 取手 とりで 1896/12/25 藤代 ふじしろ 1896/12/25 佐貫 さぬき 1900/8/14 牛久 うしく 1896/12/25 ひたち野うしく ひたちのうしく 1998/3/14 荒川沖 あらかわおき 1896/12/25 土浦 つちうら 1895/11/4 神立 かんだつ 1895/11/4 高浜 たかはま 1895/11/4 石岡 いしおか 1895/11/4 羽鳥 はとり 1895/12/1 岩間 いわま 1895/11/4 友部 ともべ 水戸線 1889/1/16 内原 うちはら 1889/1/16 赤塚 あかつか 1901/4/17 偕楽園 かいらくえん 1925/2/2 水戸 みと 水郡線 1889/1/16 勝田 かつた 1910/3/18 佐和 さわ 1897/2/25 東海 とうかい 1901/4/18 大甕 おおみか 1897/2/25 常陸多賀 ひたちたが 1897/2/25 日立 ひたち 1897/2/25 小木津 おぎつ 1910/3/18 十王 じゅうおう 1897/2/25 高萩 たかはぎ 1897/2/25 南中郷 みなみなかごう 1910/2/16 磯原 いそはら 1897/2/25 大津港 おおつこう 1897/2/25 勿来 なこそ 1897/2/25 植田 うえだ 1897/2/25 泉 いずみ 1955/2/25 湯本 ゆもと 1897/2/25 内郷 うちごう 1897/2/25 いわき いわき 磐越東線 1897/2/25 草野 くさの 1897/8/29 四ツ倉 よつくら 1897/8/29 久ノ浜 ひさのはま 1897/8/29 末続 すえつぎ 1947/6/1 広野 ひろの 1898/8/23 木戸 きど 1898/8/23 竜田 たつた 1909/3/25 富岡 とみおか 1898/8/23 夜ノ森 よのもり 1921/3/15 大野 おおの 1904/11/22 双葉 ふたば 1898/8/23 浪江 なみえ 1898/8/23 桃内 ももうち 1948/8/10 小高 おだか 1898/5/11 磐城太田 いわきおおた 1898/5/11 原ノ町 はらのまち 1898/4/3 鹿島 かしま 1898/4/3 日立木 にったき 1922/8/15 相馬 そうま 1897/11/10 駒ヶ嶺 こまがみね 1952/7/10 新地 しんち 1897/11/10 坂元 さかもと 1897/11/10 山下 やました 1949/5/10 浜吉田 はまよしだ 1897/11/10 亘理 わたり 1897/11/10 逢隈 おおくま 1988/8/2 岩沼 いわぬま 東北本線 1887/12/15
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所在地福島県いわき市平泉崎 開業日1897/8/29 接続路線常磐線 隣接駅いわき(常磐線:日暮里方面) 四ツ倉(常磐線:岩沼方面) 訪問日2004/8/8 戻る
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常磐線(上野~いわき間) ご当地メロディの数が非常に多い路線である一方、それ以外の駅はほぼ同じ2曲で統一されている。普通列車は土浦以北は1時間に2本程度、勝田以遠は1時間に1本程度となり、収録は困難を極める。 なお、藤代以北、記載駅以外の多くは以下のメロディを使用。 [Water Crown] katuta3.mp3 [Gota del Vient] katuta2.mp3 北千住 1番線(常磐線下り) [陽だまり] kitasenju1.mp3 2番線(待避線) kitasenju2.mp3 3番線(常磐線上り) kitasenju3.mp3 柏 3番線(常磐線上り) kasiwa3.mp3 乗り換え→東武野田線(関東私鉄page) 牛久 1番線(常磐線下り) [グリーングリーン] #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (usiku1.mp3) 2番線(常磐線上り) [オーシャンゼリゼ] usiku2.mp3 ※ご当地メロディ。1番線は牛久沼畔の緑(Green グリーン)をイメージ、2番線は日本初の本格ワイナリー「シャトー・カミヤ」のワインからフランスをイメージ。 ひたちのうしく 4番線(常磐線下り) hitatinousiku4.mp3 土浦 1番線(常磐線下り) [きらきら星変奏曲] tsutiura1.mp3 2番線(常磐線上り本線) [風の贈り物] 余韻切→tsutiura2.mp3フル・風雑音あり→tsutiura2-2.mp3 3番線旧メロディ(上り副線) [ロンドKV.485] tsutiura-k-3.mp3 ※09 8/1~、土浦市イメージソング「風の贈り物」のご当地メロディ化。市内の荒川沖・神立駅も同じ。 友部 1番線(常磐線上り) [上を向いて歩こう] tomobe1.mp3 2番線(常磐線下り) [明日があるさ] tomobe2-t.mp3 3~5番線(水戸線) [幸せなら手をたたこう] tomobe3-4.mp3 ※2番線途中切り 水戸 1・2番線(水郡線) [春の雪解けの小川のせせらぎ] mito2-t.mp3 3・4番線(常磐線下り) [日本庭園の水と草木] mito4.mp3 5・6番線(常磐線上り) [大都会の雑踏の中で聞こえるチャイム] mito5.mp3 7番線(常磐線上り特急) [太平洋の海岸での生命の誕生] mito7-t.mp3 ※東日本4番目のメロディ導入駅。YAMAHA製で、現在まで使われているのは水戸のみ。 勝田 2番線(常磐線上り) [Water Crown] katuta3.mp3 3/4番線(常磐線上下) [Gota del Vient] katuta2.mp3 大甕 1番線(常磐線上り) [いつでも夢を・大甕~日立共通] hitati2.mp3 2番線(常磐線下り) [恋のメキシカンロック] oomika1.mp3 ※日立市出身の作曲家・吉田正氏の曲によるご当地メロディ。<以下、大甕~十王駅間すべてご当地メロディ> 常陸多賀 1番線(常磐線下り) [公園の手品師] hitatitaga1.mp3 2番線(常磐線上り) [いつでも夢を] hitati2.mp3 日立 1/2番線(常磐線下り) [寒い朝] hitati1.mp3 3番線(常磐線上り) [いつでも夢を] hitati2.mp3 小木津 1番線(常磐線下り) [明日は咲こう花咲こう] ogitsu1.mp3 2番線(常磐線上り) [いつでも夢をVer.2 小木津・十王共通] juuou2.mp3 十王 1番線(常磐線上り) [いつでも夢をVer.2] juuou2.mp3 2番線(常番線下り) [若い港] juuou1.mp3 湯本 全ホーム [シャボン玉] yumoto2.mp3 ※作詞者である野口雨情とゆかりの深い湯元温泉。それによるご当地メロディ。 いわき 1・2番線(常磐線上り) [ます] iwaki1.mp3 3・4番線(常磐線下り) [楽興の時] iwaki4.mp3 5・6番線(常磐線・磐越東線) [春の歌] iwaki5.mp3 ※全ホームクラシック曲。
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常磐線 列車番号 名称 編成 区間 備考 工6382レ 工臨 EF81形又はEF510形田端車+ホキ800 水戸→新小岩操 水戸工臨 工6383レ 工臨 EF81形又はEF510形田端車+ホキ800 新小岩操→水戸 水戸工臨返空 回6990M 回送 203系・207系又はE231系松戸車 松戸→大崎 203系・207系又はE231系松戸車TK入場回送 回6991M 回送 203系・207系又はE231系松戸車 大崎→松戸 203系・207系又はE231系松戸車TK出場回送 配8145レ 配給 EF81形青森車+485系又はE751系青森車 田端操→郡山 485系又はE751系青森車KY入場回送 EF81形長岡車+ED75形仙台車 田端操→郡山 AT出場 配8146レ 配給 EF81形青森車+485系又はE751系青森車 郡山→田端操 485系又はE751系青森車KY出場回送 配8325レ 配給 EF64形長岡車+廃車予定車 新小岩操→大宮 NN廃車回送 回8724M 回送 E531系・E657系ほか勝田車 勝田→小山 勝田車KY入場回送 回8725M 回送 E531系・E657系ほか勝田車 小山→勝田 勝田車KY出場回送 9011レ 団臨 EF64形高崎車+E26系尾久車 上野→長野 カシオペア信州 9021レ 団臨 EF64形高崎車+E26系尾久車 上野→松本又は長野 カシオペア信州 9022レ 団臨 EF64形高崎車+E26系尾久車 長野→上野 カシオペア信州 配9323レ 配給 EF64形長岡車+211系幕張車 新小岩操→八王子 211系幕張車NN廃車回送 回9341レ 回送 EF510形田端車+24系尾久車+EF510形田端車 上野→南流山 24系尾久車方転回送 回9342レ 回送 EF510形田端車+24系尾久車+EF510形田端車 我孫子→上野 24系尾久車方転回送 回9343レ 回送 EF510形田端車+24系尾久車+EF510形田端車 南流山→我孫子 24系尾久車方転回送 9371レ 甲種 EF65形新鶴見車+マルチプルタイタンパー(川崎貨物→新鶴見)EF81形田端車+マルチプルタイタンパー(新鶴見→水戸) 川崎貨物→水戸 EF81形又はEF510形田端車+E657系勝田車 新鶴見→勝田 9380レ 甲種 EF81形田端車+トキ+タキ 泉→東京タ 配9382レ 配給 EF510形田端車+キハ185系高松車+キクハ32形高松車 水戸→新小岩操 アンパンマントロッコ配給 9396レ 特大貨物 DE10形宇都宮車+シキ+ヨ 常陸多賀→越谷タ 9416レ 団臨 EF81+24系青森車 新小岩操→大宮 120周年千葉青森号 回9430レ 回送 EF64形高崎車+E26系尾久車 長野→上野 カシオペア信州返却回送 配9434レ 配給 EF64形長岡車+E233系松戸車 八王子→松戸 E233系松戸車NN出場回送 配9435レ 配給 EF64形長岡車+E233系松戸車 松戸→八王子 NN入場 EF64形長岡車+4000形小田急車 松戸→大宮 OM入場 配9460レ 配給 EF81形長岡車+209系浦和車 高萩→東大宮操 配9462レ 配給 EF81形田端車+50系水郡車 水戸→上野 配9463レ 配給 EF81形田端車+50系水郡車 上野→水戸 工9463レ 工臨 EF65形田端車+チキ 田端操→新小岩操 田端操工臨返空 工9464レ 工臨 EF65形田端車+チキ 新小岩操→田端操 田端操工臨 工9481レ 工臨 EF81形又はEF510形田端車+チキ 新小岩操→水戸 水戸工臨 工9482レ 工臨 EF81形又はEF510形田端車+チキ 水戸→新小岩操 水戸工臨・返空 工9483レ 工臨 EF65形田端車+チキ 新小岩操→我孫子 我孫子工臨 9483レ 臨時貨物 EF65形新鶴見車+ヨ+シキ(川崎貨物→新鶴見)EF510形田端車+ヨ+シキ(新鶴見→泉) 川崎貨物→泉 特大貨物送り込み 試9484レ? 試運転 EF81形長岡車+24系尾久車6両 いわき→上野 9485レ 甲種 EF65形新鶴見車+EF510形田端車 新鶴見→田端操 回9490レ 回送 EF510形田端車+E26系尾久車+EF510形田端車 我孫子→南流山 カシオペア客車方転回送 回9491レ 回送 EF510形田端車+E26系尾久車+EF510形田端車 上野→我孫子 カシオペア客車方転回送 単9491レ 単機 EF65形田端車又はEF81形田端車又はEF64形高崎車 田端操→新小岩操 工臨送込 回9492レ 回送 EF510形田端車+E26系尾久車+EF510形田端車 南流山→上野 カシオペア客車方転回送 配9496レ 配給 EF81形長岡車+415系勝田車 勝田→田端操 415系譲渡配給 工9581レ 工臨 EF510形田端車+チキ 水戸→いわき いわき工臨 配9641レ 配給 EF64形高崎車+EF65形田端車+50系尾久車 上野→八王子 EF65形田端車・50系尾久車NN廃車回送 配9729レ 配給 EF81形長岡車+E257系大宮車 田端操→東大宮操 AT出場 回9730レ 回送 EF64形長岡車+12系新潟車(ばんえつ物語編成) 大宮→新小岩操 配9759レ 配給 EF81形田端車+50系水郡車+701系仙台車 田端操→新津 EF81形長岡車+ED75形仙台車 田端操→新津 ED75AT入場 配9773レ 配給 EF64形又はEF81形長岡車+E233系浦和車 田端操→東大宮操 E233系浦和車NT出場回送 試9782レ 試運転 EF81形長岡車+24系尾久車 水戸→小山 乗務員訓練 試9783レ 試運転 EF81形長岡車+24系尾久車 小山→水戸 乗務員訓練 配9839レ 配給 EF81形秋田車+211系高崎車 田端操→新前橋 青森疎開返却 EF81形長岡車+211系高崎車 田端操→高崎 福島疎開返却 EF64形長岡車+211系高崎車 田端操→大宮 OM入場 EF81形長岡車+211系高崎車 回9847レ 回送 EF65形田端車+キヤE193系秋田車(East i-D) 新小岩操→大宮 回9848レ 回送 EF65形又はEF81形田端車+キヤE193系秋田車(East i-D) 大宮→新小岩操 工9862レ 工臨 EF65形田端車+チキ 大宮→新小岩操 東北上越方面工臨返空 工9863レ 工臨 EF65形田端車+チキ 新小岩操→大宮 東北上越方面工臨 工9864レ 工臨 EF65形田端車+チキ 横浜羽沢→新小岩操 東海道方面工臨返空 工9871レ 工臨 EF65形田端車+チキ 新小岩操→八王子 中央方面工臨 工9872レ 工臨 EF65形田端車+チキ 八王子→新小岩操 中央方面工臨返空 単9889レ 単機 EF64形高崎車又はEF65形田端車 配9943レ 配給 EF81形長岡車+205系京葉車 田端操→大宮 OM入場配給 単9951?レ 単機 EF81形又はEF510形田端車 水戸→いわき 単9952?レ 単機 EF81形又はEF510形田端車 いわき→水戸 配9982レ 配給 EF81形田端車+50系水郡車 水戸→田端操 50系水郡車AT入場回送
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常磐線は東北本線日暮里駅から水戸・いわき等を経て、東北本線岩沼駅に至る、全長343.1キロメートルの幹線である。ただし東北本線上野駅~日暮里に常磐線専用の複線が用意されており、列車自体は日暮里に達した全列車が上野に達する。また岩沼に達した全列車が東北本線の線路を使って東北本線仙台駅に達するため、常磐線は事実上「上野~仙台」となっている。 常磐線の名前の由来は、かつての「常陸国」と「磐城国」(※)からである。今の駅に置き換えると、それぞれ「佐貫駅(茨城県龍ヶ崎市)~大津港駅(茨城県北茨城市)」と「勿来駅(福島県いわき市)~逢隈駅(宮城県亘理郡亘理町)」が該当する。この区間はいくつか管轄する支社が分かれており、藤代(茨城県 旧・北相馬郡藤代町宮和田)~新地(福島県相馬郡新地町)は水戸支社、藤代駅から南は東京支社、新地から北は仙台支社である。 ※ 成立時の7世紀頃は「常陸国」と「磐城国」はもともと一つで、全体で「常陸国」と呼ばれていた。 常磐線は今は「五方面路線」という表現のもとJR東日本の東京を基点とした場合の重要五方面の一つであり、昔は東海道本線に次ぐ貨物列車大国でもあった。また国鉄時代から黒字が続く数少ない路線の一つでもある。日本の在来線では最長の15両編成となった5番目の路線(他は東海道本線・横須賀線・総武本線・東北高崎線)ではあるが、混雑も相変わらずで日中でも15両が多く走る。しかし常磐方面は圧倒的な輸送量を上回る利用者数にも関わらず、交通網は非常に貧弱である。他の系統と比べると、その貧弱さは一目瞭然である。山手線最終接続駅を基準に、各方面を並べてみる。ただし複数の運転系統を「同一の線路」で使用する場合(宇都宮・高崎線の上野~大宮など)は表示しない。 東海道方面 JR東海道本線:品川~横浜~大船~小田原~ (電車線:品川~横浜~根岸線経由大船) (横須賀線:品川~東海道貨物線経由~横浜~大船~久里浜) (湘新線:大崎~貨物線経由~横浜~) 京浜急行電鉄:品川~横浜~上大岡~三崎口など 東急東横線:渋谷~横浜~みなとみらい地区 小田急小田原線:新宿~藤沢・小田原など 中央方面 JR中央本線:新宿~中野~三鷹~高尾~ (電車線:新宿~中野~三鷹) (地下鉄東西線:高田馬場~中野~三鷹) 京王帝都電鉄:新宿~八王子・高尾山口 (新線:新宿~笹塚。事実上の都営新宿線) 西武鉄道:中央本線とは東京都小金井市付近まで1~3キロの距離を保って並走する。 東北方面 JR東北本線:上野~大宮~久喜~ (電車線:上野~大宮。ただし上野~田端は山手線と並走) (赤羽線:池袋~赤羽~東北本線通勤別線経由大宮) (湘新線:池袋~山貨経由赤羽~貨物線経由大宮~) 東武伊勢崎線:浅草(山手線接続なし)~北千住~久喜~ 総武方面 JR総武本線:東京~千葉~外房線経由蘇我 (電車線:秋葉原~千葉) (京葉線:京葉東京~市川塩浜~蘇我) 京成電鉄:上野~日暮里~船橋~千葉~ (北総線:浅草線~高砂~東松戸~) そして・・・ 常磐方面 JR常磐線:上野~日暮里~北千住~取手~ (電車線:西日暮里~北千住~取手。ただし西日暮里~北千住はJRのみの切符では利用出来ない。) つくば線:秋葉原~北千住~ 2005年8月24日につくば線が開業するまで、何と30年以上もこの形態が続いていた。また北千住以南は事実上100年間近くも全く変わっていないに等しい。しかも国鉄長期債務により「作れ作れ主義」が一変して「作るな作るな主義」となったため新規鉄道に対して逆風となり、計画線が一部存在するもほとんど実現のメドがたたない。このため100年以上の歴史を持つ「常磐線」という名前と、その「常磐線」の利権を巡って路線案内が混沌とするなど問題は深刻化している。特に常磐緩行線は利用者から「JR千代田線」と呼ばれ、運転系統・線路ともに地下鉄千代田線と一体化しているにも関わらず、正式路線名である「常磐線」の名前を欲する人もいる。結果、常磐緩行線は「常磐線」を名乗り続け、本線各駅に止まる列車が「常磐線快速」を名乗るという、中距離利用者視点では最悪の結果となっている。常磐線普通列車は上野~取手に限って案内は「快速」となり、もしやライバル関係になるかも知れない「つくばエクスプレス」の「快速」と比べると天地の差がある。 一応説明すると、常磐方面の運転系統としては本線である「常磐線」と、本線と同一の線路を使用する「常磐快速成田線」、隣の電車線を並走する「常磐緩行線」で成り立っている。車両はそれぞれ独立しており、停車駅も異なる。特に常磐緩行線は地下鉄千代田線と線路・車両・信号など全て一体的な運用となっているので、本来は3系統あるいは常磐線を除く2系統に愛称を導入して区別するのが妥当である。線路を現状維持とするならば、次のような案内が理想だろうか。 常磐線:上野~北千住~我孫子~取手~いわき~仙台 我孫子線:上野~北千住~我孫子~成田・取手 (我孫子線は成田線我孫子~成田の愛称として浸透している・・・はず) 千代田線:代々木上原~西日暮里~北千住~我孫子~取手 ところでJR千代田線という呼び方は公式ではないものの、なかなか的を射ている。車両・行き先・停車駅を区別する上で常磐線以外の名前を使用し、かつ「相互直通」といいながらも先に記した地下鉄千代田線と一体的な運用となっている。この事も手伝って朝・夕の一部や日中の半分を占める「綾瀬行き(綾瀬駅は千代田線系統における地下鉄とJRの境目)」を「この電車は綾瀬止まりです。綾瀬から先は、この後の電車をご利用下さい。」と放送するので、利用者は何も知らされなければ間違いなく「千代田線は代々木上原~取手であり、綾瀬などの途中駅で終点となる列車もある」と認識するし、また「○○駅(緩行線の駅)は常磐線です」という知識を前もって仕入れていても「あとから千代田線という存在を知り、○○駅(緩行線の駅)は千代田線しか止まらない事が分かった」となる利用者もいる。管理団体が違うという弱点は、路線名の手前につく言葉がJRなのか東京メトロなのかで区別がつく(といっても、現状では綾瀬~我孫子でも「東京メトロ千代田線です」という案内を聞く事もあるが・・・)。 一方中距離列車にも本物の「快速」があって、定期列車としては無くなったものの「臨時快速」は今も走っている。表示は「快速」である。また笠間方面に行く「快速 笠間deおさんぽ号」も上野~土浦の各駅(もちろんJR千代田線用の駅は除外)に止まるものの、土浦以北で通過駅がある臨時快速と言える。 したがって運転系統上、緩行線が「常磐線各駅停車」を名乗ったり、本線の各駅に止まる列車が「常磐線快速」を名乗ったりするのは不都合である。 このように常磐緩行線は本来JR千代田線と呼んだ方が合理的な系統なのだが、どうして「常磐線」という名を欲するのだろうか? JR千代田線(常磐緩行線)の最大の特徴は、上野駅に行かない事である。これが理由で当時から多くの緩行線利用者が不便を強いられた。当然昔から「上野を経由する路線が欲しい」という声は強い。 一方で緩行線が上野に来ないことで、本線や我孫子線も打撃を受けている。例えば三河島・南千住といった中距離利用者には縁が無い駅に中距離列車が止まって所要時間がのびるなど、中距離利用者には深刻な打撃となっている。更に北千住以南の不便さが災いして並走路線の混雑が不均等となり、特に千代田線に集中している。また我孫子~取手では日中に千代田線が走らず、常磐線だけでまかなっている。線路があるのに線路を使わないほど勿体無い事は無い。しかし先に述べたように、この地域も例にもれず「常磐線」を欲した。そして「常磐線の利権を勝ち取った」のである。当然その負は取手以北に圧し掛かり、常磐線以外に在来線も計画線も無い区間に不利益となっている。 もう常磐方面が虐げられる時代は終わりにしなければならない。しかし利用者が声を揃えなければ国やJRどころか、地元の有権者でさえどうすれば良いのか分からなくなる。残念ながら常磐方面の利用者・有権者は、全くと言って良いほど足並みが揃っていない。せいぜい「全列車の東京駅延伸」という「出来ていて当然の事を今更」という程度で、しかもこれはJRの利益追求主義によって失敗しかねない状況である。そこで、ここでは出来るだけ多くの方をサポートするような路線・ダイヤを提案してゆく。少しでも多くの方へ参考になり、ご意見をいただければ幸いである。 なお、2007年04月27日から「総合案」でご意見を募集とする。 ところで電車線という言葉と緩行線という言葉を出したが、これらは歴史的にやや敷設の経緯が違うものの、今はどちらも「本線である列車線や快速線が都市間を高速で移動するのに対して、電車線・緩行線は東京地方で多くの駅に止まる役割」の意味は変わらないので、ここでの詳細説明は省く。
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常磐線 北小金駅 緩行線 快速線 許容人数=3人 歩道橋を避けたい方は望遠レンズをお勧めします。 馬橋駅 緩行線 許容人数ー1人 長い直線区間で撮ることができます。 松戸駅 快速線 許容人数ー2人 1,2番線から撮影できます。障害物避けは少々難しくなっています。 望遠レンズを使えば、奥のカーブで撮影できます。 金町駅 緩行線 快速線 許容人数ー3人 超有名撮影地。快速線を撮るには望遠が必要です 亀有駅 現在調整中 綾瀬駅 作例1 許容人数ー1人 レンズは自由です。 順次更新予定!!お楽しみに!
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昨日 - 今日 - 2011年3月 常磐線の現況 03/18/2011 09 23 00 安禅不必須山水 iza!(復活) JR復旧作業遅れる 一部再開めど立たず 地震の影響で、線路や駅構内に大きな被害を受けた県内のJR線の復旧作業が遅れている。運転再開に向けた作業が急ピッチで行われているが、損傷は激しく、一部区間では運転再開のめどすら立たないままだ。 JR水戸駅から東に約3キロ離れた常磐線では、壊れた枕木が外され、作業員が重機を使って線路のひずみを直したり、線路の間隔を計測したりする作 業を進めていた。数百メートル離れた線路上には特急電車が残されたまま。男性作業員は、「上下左右にガタガタになった線路がたくさんある」と疲れた表情で 話した。 JR東日本によると、県内を走るJR線で運休が続いているのは、常磐線の取手―仙台駅、水戸線の友部―小山駅、水郡線の水戸―郡山駅と上菅谷駅― 常陸太田駅、鹿島線全線。このうち常磐線の取手―土浦駅と鹿島線の佐原―延方駅は18日から本数を減らし運転再開するが、常磐線の土浦駅以北、水戸線、水 郡線は復旧の見込みがたっていない。 復旧の遅れは、マグニチュード9・0という巨大地震で線路が隆起したり、柱が傾いたりする箇所が多数あることが原因。点検を終えていない区間や復旧作業に着手できていないところも多い。駅舎の損傷も大きく、水戸駅構内の通路は通行禁止となっている。 さらに、東京電力の計画停電や福島第一原子力発電所のトラブルが作業に影響を与えた。常磐線の取手―土浦駅は14日の再開を目指したものの、同日 は計画停電の影響で断念。15日は原発からの放射能漏れが懸念されたため、点検や修復など屋外での作業を制限せざるを得ず、丸1日予定が遅れたという。 JR東日本水戸支社では「土浦―勝田駅を中心に早急に作業を進めていく」としている。 (2011年3月18日読売新聞) 次へ 「保安院審議官」、これは無知な… 2011年3月 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る