約 2,435,716 件
https://w.atwiki.jp/eversince/pages/23.html
ブレイブソード+1 ブレイブソード+2 ブレイブソード+3 ブレイブソード+4 <戻るウェポンクラフト>
https://w.atwiki.jp/pokemonsv/pages/1396.html
もくじを見る 概要 使用ポケモン 関連項目 コメントフォーム 概要 使用ポケモン No. ポケモン レベルアップ わざマシン 関連項目 わざ あ行 アーマーキャノン アームハンマー アイアンテール アイアンヘッド アイアンローラー アイススピナー アイスハンマー アイスボール あおいほのお アクアカッター アクアジェット アクアステップ アクアテール アクアブレイク アクアリング あくうせつだん アクセルブレイク アクセルロック あくのはどう あくび あくまのキッス あくむ アクロバット あさのひざし アシストギア アシストパワー アシッドボム アストラルビット あてみなげ あなをほる あばれる アフロブレイク あまいかおり あまえる あまごい あやしいかぜ あやしいひかり アロマセラピー アロマミスト あわ アンカーショット アンコール あんこくきょうだ いあいぎり いえき イカサマ いかり いかりのこな いかりのまえば いじげんホール いじげんラッシュ いたみわけ いちゃもん いっちょうあがり いてつくしせん いとをはく イナズマドライブ いにしえのうた いのちがけ いのちのしずく いばる いびき いやしのすず いやしのねがい いやしのはどう いやなおと いわおとし いわくだき いわなだれ インファイト ウェーブタックル ウェザーボール うずしお うそなき うたう うたかたのアリア うちおとす うつしえ ウッドハンマー ウッドホーン うっぷんばらし うらみ うらみつらみ エアカッター エアスラッシュ エアロブラスト エコーボイス えだづき エナジーボール エラがみ エレキネット エレキフィールド エレキボール エレクトロビーム えんまく おいうち おいかぜ おいわい おうふくビンタ オウムがえし オーバードライブ オーバーヒート オーラウイング オーラぐるま オーロラビーム オーロラベール おかたづけ おきみやげ オクタンほう おさきにどうぞ おしおき おしゃべり おたけび おだてる おちゃかい おどろかす おにび おはかまいり おまじない おんがえし おんねん か行 ガードシェア ガードスワップ かいでんぱ かいふくしれい かいふくふうじ かいりき カウンター かえんぐるま かえんだん かえんのまもり かえんほうしゃ かえんボール かかとおとし かぎわける かくばる かげうち かげぬい かげぶんしん かぜおこし かたきうち かたくなる カタストロフィ かなしばり かふんだんご かまいたち がまん かみくだく かみつく かみなり かみなりあらし かみなりのキバ かみなりパンチ がむしゃら からげんき からてチョップ からではさむ からにこもる からみつく からをやぶる ガリョウテンセイ かわらわり がんせきアックス がんせきふうじ がんせきほう きあいだま きあいだめ きあいパンチ ギアソーサー ギアチェンジ ギガインパクト ギガドレイン きしかいせい きつけ キノコのほうし ギフトパス きまぐレーザー きゅうけつ きょけんとつげき きょじゅうざん きょじゅうだん キラースピン きりさく きりばらい きりふだ ぎんいろのかぜ キングシールド きんぞくおん クイックターン くさのちかい くさぶえ くさむすび くさわけ くすぐる くちばしキャノン クモのす くらいつく グラススライダー グラスフィールド グラスミキサー クラブハンマー グランドフォース クリアスモッグ くろいきり くろいまなざし グロウパンチ クロスサンダー クロスチョップ クロスフレイム クロスポイズン クロロブラスト げきりん けたぐり ゲップ げんしのちから コアパニッシャー こうげきしれい こうごうせい こうそくいどう こうそくスピン ゴーストダイブ コーチング コートチェンジ こおりのいぶき こおりのキバ こおりのつぶて コールドフレア ゴールドラッシュ こがらしあらし こごえるかぜ こごえるせかい こころのめ コスモパワー ゴッドバード コットンガード こなゆき このは このゆびとまれ コメットパンチ こらえる ころがる こわいかお こんげんのはどう さ行 さいきのいのり サイケこうせん サイコウェーブ サイコカッター サイコキネシス サイコシフト サイコショック サイコノイズ サイコファング サイコフィールド サイコブースト サイコブレイク サイコブレイド サイドチェンジ さいはい さいみんじゅつ サウザンアロー サウザンウェーブ さきおくり さきどり さしおさえ さばきのつぶて さむいギャグ さわぐ サンダーダイブ サンダープリズン 3ぼんのや シードフレア Gのちから ジェットパンチ シェルアームズ シェルブレード ジオコントロール しおづけ しおふき しおみず シグナルビーム じこあんじ じごくぐるま じごくづき じこさいせい シザークロス じしん しぜんのいかり しぜんのちから しぜんのめぐみ したでなめる じたばた じだんだ しっとのほのお しっぺがえし しっぽきり しっぽをふる じならし しねんのずつき じばく じばそうさ しびれごな しぼりとる しめつける ジャイロボール シャカシャカほう シャドークロー シャドースチール シャドーダイブ シャドーパンチ シャドーボール シャドーボーン シャドーレイ じゃどくのくさり じゃれつく ジャングルヒール じゅうでん 10まんばりき 10まんボルト じゅうりょく じょうか しょうりのまい しろいきり じわれ しんくうは シンクロノイズ しんそく じんつうりき しんぴのちから しんぴのつるぎ しんぴのまもり シンプルビーム じんらい スイープビンタ すいとる すいりゅうれんだ スカイアッパー スキルスワップ スケイルショット スケイルノイズ スケッチ スターアサルト スチームバースト ずつき すてゼリフ すてみタックル ステルスロック ストーンエッジ すなあつめ すなあらし すなかけ すなじごく スパーク スピードスター スピードスワップ スプーンまげ スポットライト スマートホーン スモッグ すりかえ スレッドトラップ せいちょう せいなるつるぎ せいなるほのお ぜったいれいど そうでん ソウルクラッシュ ソウルビート ソーラービーム ソーラーブレード ソニックブーム そらをとぶ た行 ダークホール タールショット たいあたり だいちのちから だいちのはどう だいばくはつ ダイビング だいふんげき ダイマックスほう だいもんじ ダイヤストーム たがやす タキオンカッター たきのぼり だくりゅう たくわえる たこがため ダストシュート たたきつける たたみがえし たたりめ たつまき たてこもる タネばくだん タネマシンガン ダブルアタック ダブルウイング ダブルチョップ ダブルニードル ダブルパンツァー タマゴうみ タマゴばくだん だましうち たまなげ ダメおし だんがいのつるぎ ちいさくなる ちからをすいとる ちきゅうなげ チャージビーム チャームボイス ちょうおんぱ ちょうのまい ちょうはつ ついばむ ツインビーム つきのひかり つけあがる つじぎり ツタこんぼう つつく つっぱり つのでつく つのドリル つばさでうつ つばめがえし つぶらなひとみ つぼをつく つめとぎ つららおとし つららばり つるぎのまい つるのムチ であいがしら DDラリアット てかげん デカハンマー テクスチャー テクスチャー2 テクノバスター デコレーション デスウイング てだすけ てっていこうせん てっぺき テラクラスター テラバースト テレキネシス テレポート てをつなぐ でんきショック でんげきくちばし でんげきは でんこうせっか でんこうそうげき てんしのキッス でんじは でんじふゆう でんじほう とおせんぼう トーチカ とおぼえ とぎすます ときのほうこう どくガス どくづき どくどく どくどくのキバ どくのいと どくのこな どくばり どくばりセンボン どくびし とぐろをまく とげキャノン どげざつき ドゲザン とける とっしん とっておき とどめばり とびかかる とびげり とびつく とびはねる とびひざげり ともえなげ トライアタック ドラゴンアロー ドラゴンエール ドラゴンエナジー ドラゴンクロー ドラゴンダイブ ドラゴンテール ドラゴンハンマー トラップシェル トラバサミ ドラムアタック トリック トリックガード トリックフラワー トリックルーム トリプルアクセル トリプルキック トリプルダイブ ドリルくちばし ドリルライナー ドレインキッス ドレインパンチ どろあそび どろかけ どろばくだん トロピカルキック どろぼう ドわすれ とんぼがえり な行 ないしょばなし ナイトバースト ナイトヘッド なかまづくり なかよくする なきごえ なげつける なしくずし なまける なみだめ なみのり なやみのタネ なりきり ニードルアーム ニードルガード にぎりつぶす にどげり ニトロチャージ にほんばれ にらみつける ねがいごと ねこだまし ねごと ネコにこばん ねこのて ネズミざん ねっさのあらし ねっさのだいち ねっとう ねっぷう ねばねばネット ねむりごな ねむる ねらいうち ねをはる ねんりき のしかかり のみこむ のろい は行 バークアウト ハートスタンプ ハートスワップ ハードプラント ハードプレス ハードローラー はいすいのじん ハイドロカノン ハイドロスチーム ハイドロポンプ ハイパードリル ハイパーボイス はいよるいちげき はかいこうせん ばかぢから はがねのつばさ はきだす ばくおんぱ ばくれつパンチ ハサミギロチン はさむ はじけるほのお はたきおとす はたく はっけい はっぱカッター ハッピータイム はどうだん バトンタッチ はなびらのまい はなふぶき はねやすめ はねる ハバネロエキス バブルこうせん はめつのねがい はやてがえし はらだいこ パラボラチャージ バリアー バリアーラッシュ はるのあらし バレットパンチ ハロウィン パワーウィップ パワーシェア パワージェム パワーシフト パワースワップ パワートリック パワフルエッジ ヒートスタンプ ひかりのかべ ひけん・ちえなみ ひっかく ひっくりかえす ビックリヘッド ひっさつまえば ひのこ ひみつのちから ひゃっきやこう ひやみず ひょうざんおろし ピヨピヨパンチ びりびりちくちく ビルドアップ ファストガード ふいうち Vジェネレート ふういん フェアリーロック フェイタルクロー フェイント フェザーダンス フォトンゲイザー ふきとばし ぶきみなじゅもん ふくろだたき ふしょくガス ぶちかまし ふぶき ふみつけ フライングプレス ブラストバーン プラズマシャワー プラズマフィスト フラッシュ ブラッドムーン フラフラダンス フラワーガード フラワーヒール フリーズドライ フリーズボルト フリーフォール ブリザードランス プリズムレーザー ふるいたてる フルールカノン フレアソング フレアドライブ ブレイククロー ブレイズキック ブレイブチャージ ブレイブバード プレゼント ブロッキング ふんえん ふんか ふんじん ふんどのこぶし ぶんまわす ヘドロウェーブ ヘドロこうげき ヘドロばくだん ベノムショック ベノムトラップ ヘビーボンバー へびにらみ へんしん ホイールスピン ポイズンテール ぼうぎょしれい ほうでん ぼうふう ほうふく ほえる ほおばる ボーンラッシュ ほごしょく ほしがる ほたるび ほっぺすりすり ボディパージ ボディプレス ホネこんぼう ホネブーメラン ほのおのうず ほのおのキバ ほのおのちかい ほのおのパンチ ほのおのまい ほのおのムチ ポルターガイスト ボルテッカー ボルトチェンジ ほろびのうた ま行 まきつく まきびし マグニチュード マグネットボム マグマストーム マジカルシャイン マジカルフレイム マジカルリーフ マジックコート マジックルーム マッドショット マッハパンチ まとわりつく まねっこ まほうのこな まもる まるくなる マルチアタック まわしげり みかづきのいのり みかづきのまい みがわり みきり ミサイルばり みずあそび みずあめボム みずしゅりけん みずでっぽう ミストバースト ミストフィールド ミストボール みずのちかい みずのはどう みずびたし みだれづき みだれひっかき みちづれ みねうち みやぶる ミラーコート ミラーショット ミラータイプ みらいよち ミラクルアイ ミルクのみ みわくのボイス みをけずる ムーンフォース ムゲンダイビーム むしくい むしのさざめき むしのていこう むねんのつるぎ めいそう メガドレイン メガトンキック メガトンパンチ メガホーン めざましビンタ めざめるダンス めざめるパワー メタルクロー メタルバースト メテオドライブ メテオビーム メロメロ もえあがるいかり もえつきる ものまね もりののろい もろはのずつき や行 やきつくす やけっぱち やつあたり やどりぎのタネ やまあらし ゆうわく ゆきげしき ゆきなだれ ゆびをふる ゆめくい ようかいえき ようせいのかぜ ヨガのポーズ よこどり ら行 らいげき ライジングボルト らいめいげり ラスターカノン ラスターパージ リーフストーム リーフブレード リサイクル リフレクター リフレッシュ リベンジ りゅうせいぐん りゅうのいかり りゅうのいぶき りゅうのはどう りゅうのまい りんごさん りんしょう ルミナコリジョン レイジングブル れいとうパンチ れいとうビーム れんごく れんぞくぎり れんぞくパンチ ローキック ロケットずつき ロックオン ロックカット ロッククライム ロックブラスト わ行 ワイドガード ワイドフォース ワイドブレイカー ワイルドボルト わたほうし わるあがき わるだくみ ワンダースチーム ワンダールーム コメントフォーム 名前 コメント すべてのコメントを見る ※こちらは「情報提供欄」です。質問や雑談はご遠慮ください。
https://w.atwiki.jp/wahamuda84g/pages/40.html
デッキ概要:生贄召喚補助を使い、上級を連続で召喚する。 戦闘面での強さ:B コンボの爆発力:C 安定性:C 手札保持:C 対応力:B 成長性:D 総合的な強さ:B A―超スゴイ B―スゴイ C―凡骨(普通)並み D―ニガテ E―超ニガテ 上級×11 氷帝メビウス×2 雷帝ザボルグ×3 炎帝テスタロス×1 風帝ライザー×2 サイバー・ドラゴン×3 レベル4以下×7 クリッター×1 魂を削る死霊×1 黄泉ガエル×1 墓守の偵察者×2 墓守の番兵×1 ダンディライオン×1 魔法×15 月の書×1 洗脳-ブレインコントロール×3 光の護封剣×1 スケープ・ゴート×1 早すぎた埋葬×1 サイクロン×1 大嵐×1 デビルズ・サンクチュアリ×2 エネミーコントローラー×2 クロス・ソウル×2 罠×7 破壊輪×1 リビングデッドの呼び声×1 メタル・リフレクト・スライム×3 死霊ゾーマ×2 融合×3 クリッチー×1 サイバー・ツイン・ドラゴン×1 ナイトメアを駆る死霊×1 少し前は、デッキ診断で『上級多すぎ』との書き込みを見ることもままあったが、 生贄補助系が40枚中10枚以上有れば初期手札1~2枚は有るので、確率的には問題はない。 むしろこのデッキの上級8枚(サイドラは含まない)では上級不足も日常茶飯事。 デッキ構築へ戻る。 種族・属性以外の統一に戻る。
https://w.atwiki.jp/gununu/pages/4060.html
テイガー(TR-0009)〔ていがー(TR-0009)〕 作品名:ブレイブルー(BLAZBLUE) 作者名:としあきA 投稿日:2009年4月20日 画像情報:640×480px サイズ:126,726 byte ジャンル:人外,メガネ キャラ情報 このぐぬコラについて コメント 名前 コメント 登録タグ 2009年4月20日 としあきA ブレイブルー(BLAZBLUE) メガネ 人外 個別て
https://w.atwiki.jp/gununu/pages/6682.html
ノエル・ヴァーミリオン〔のえる・う゛ぁーみりおん〕 作品名:ブレイブルー クロノファンタズマ 作者名:としあきA 投稿日:2012年10月3日 画像情報:640×480px サイズ:149,590 byte ジャンル:[[]] キャラ情報 クロノファンタズマver このぐぬコラについて コメント 名前 コメント 登録タグ 2012年10月3日 としあきA ブレイブルー(BLAZBLUE) 個別の
https://w.atwiki.jp/fishonhat/pages/97.html
帝とは攻撃力は2400で守備力が1000で基本的にアドバンス召喚に成功した時のみ、効果が発動するモンスター群の事である。 また、しゃろみらが最も苦手な部類のカードでもある。 一番ウザい帝は? 選択肢 投票 邪帝ガイウス (6) 風帝ライザー (1) 氷帝メビウス (1) 女帝カマキリ (151) 雷帝ザボルグ (0) 光帝クライス (10) 闇帝ディルグ (2) 炎帝テスタロス (0) 地帝グランマーグ (0)
https://w.atwiki.jp/gununu/pages/3938.html
アラクネ〔あらくね〕 作品名:ブレイブルー(BLAZBLUE) 作者名:としあきA 投稿日:2009年4月22日 画像情報:640×480px サイズ:35,522 byte ジャンル:人外,仮面・被り物 キャラ情報 このぐぬコラについて コメント 名前 コメント 登録タグ 2009年4月22日 としあきA ブレイブルー(BLAZBLUE) 人外 仮面・被り物 個別あ
https://w.atwiki.jp/gununu/pages/1358.html
メカツバキ(ぶるらじ)〔めかつばき(ぶるらじ)〕 作品名:ブレイブルー(ぶるらじ) 作者名:としあきA 投稿日:2009年11月20日 画像情報:640×480px サイズ:83,634 byte ジャンル:ぐぬぬじゃねえ,テンプレ未使用 キャラ情報 このぐぬコラについて コメント 名前 コメント 登録タグ 2009年11月20日 ぐぬぬじゃねえ としあきA テンプレ未使用 ブレイブルー(BLAZBLUE) 個別め
https://w.atwiki.jp/gununu/pages/1356.html
ツバキ・ヤヨイ〔つばき・やよい〕 作品名:ブレイブルー コンティニュアムシフト 作者名:としあきA 投稿日:2009年11月20日 画像情報:640×480px サイズ:116,622 byte ジャンル:帽子,今井麻美 キャラ情報 コンティニュアムシフトver このぐぬコラについて コメント 名前 コメント 登録タグ 2009年11月20日 としあきA ブレイブルー(BLAZBLUE) 今井麻美 個別つ 帽子
https://w.atwiki.jp/teikokuss/pages/920.html
帝國雑談スレ 15 その4 300 名前:ケイレイ ◆nbyvo04lz.[] 投稿日:2011/05/25(水) 00 39 36 ID DsL7LoAk0 たぶん、トイトブルグ教会はローカル化させる努力がされていたから、 他所へ送金などしないんですわ。 喜捨(というか教会を介在した銀行機能)もたぶんローカルで。 だってそうじゃないと金融的に支配されてしまって、帝国と中原神殿諸国とのバッファになれないから。 あと、王家が(王家のみとして)教会信徒となって神殿と分離しているのに、その王家霊廟が他国の管理には言ってることは無いわけで。 うん。もうしわけないが。 301 名前:名無し葬務官 ◆469DvWy22w[sage] 投稿日:2011/05/25(水) 22 30 58 ID J1ReoCLs0 300 金融的には、帝国から西方まで(向こうだと西方の銀行と)繋がっているので、 バッファに関しては問題ないかと。王家霊廟はまあ…他国じゃないんだけど、いいです。 情報部隊の方でどんなキャラを送り込んで何をさせるかのネタが浮かびかけているので。 302 名前:ケイレイ ◆nbyvo04lz.[] 投稿日:2011/05/25(水) 22 53 37 ID DsL7LoAk0 教会は「隣人愛の実践」としての銀行業務を行なってるということのようです。 「神の財を隣人愛の実践のため」貸し出す機関でもります。よって、より多くの貸し出し枠を持てるということは、それだけ「神の信頼を受けた人」という信用を受けられるのです。 ということですから、教会は信用創出という銀行の担っていた役割を果たしています。 西方に銀行があるかどうかは、ぶっちゃけ世界的な話なんで>< 303 名前:名無し葬務官 ◆469DvWy22w[sage] 投稿日:2011/05/25(水) 23 21 41 ID J1ReoCLs0 確か「おねいちゃんの一日」でエイカク親父の商会から金を借りていた連中が云々の話があったので。 教会が信用を独占しているわけでもないでしょうし、普通に民間銀行があってもいいと思うのですが。 304 名前:ケイレイ ◆nbyvo04lz.[] 投稿日:2011/05/25(水) 23 31 40 ID DsL7LoAk0 高利貸しは昔からいましたよ。 銀行と違うのは、信用の創出の有無でして、エイカク親父のばあいは要するに彼のやっていた復興インフラ商売関連の金の縁続きが、エイカク親父の引退というアクシデントで他の有力家門に流れたってことですから。 つまりコケイウス家が金の縁で抱えていた連中が離れたって意味で、 僕は借金関係の存在を否定してるんじゃなくて、トイトブルグの教会は王国の事情に合わせたごくローカルな辺境宗教であること、銀行機能もローカルに抑えられていること、の二つです。 中原に信用創出銀行があるかどうかはわかりませんは、話のついでです。 305 名前:名無し葬務官 ◆469DvWy22w[sage] 投稿日:2011/05/25(水) 23 35 51 ID J1ReoCLs0 つまり帝国とは繋がってないって事ですねー 送金網の元になったハワラ的にはないパターンですがそういう事でw まあ多分送る需要がほとんどないんでしょう。 306 名前:ケイレイ ◆nbyvo04lz.[] 投稿日:2011/05/25(水) 23 42 48 ID DsL7LoAk0 305 最初に書いたレスもそれですよ>< トイトブルグは街道という地代に依存した地代依存国家で、 街道は帝國と中原という宗教の異なる二つのパワーに繋がっているから、 トイトブルグ自体が緩衝地帯である、と。 だからそこに在るものすべては、双方が許容したもののみです。 王家が教会化したのも、神殿という一方の聖界の対教会態度が厳しすぎたからでしょう。 結果として、神殿が圧力を強化したことでトイトブルグ王国権威は崩壊してしまったわけですけど。 307 名前:名無し葬務官 ◆469DvWy22w[sage] 投稿日:2011/05/26(木) 00 04 34 ID 6HRD9zBE0 となると本当に、情報部隊送り込んだり支援したりするだけか。 まあキリシタン大名の墓暴きでもされると、 自分達が関わってなくても怒りを覚える連中ではあるので。 308 名前:ケイレイ ◆nbyvo04lz.[] 投稿日:2011/05/26(木) 00 08 49 ID ZBSyr.u.0 307 その辺、深く立ち入るつもりはありませんでしたが、僕の社会学民俗学的ゴーストがささやくには 「人は理由のわからない災厄を恐れ、それを身近な罪悪に結び付けて考えるものよ」 だそうですので、群集心理が働いたとしてもわざわざ墓荒しまではしないでしょう。 ただ、キリシタン大名や教会関係者らは徹底的に穢し貶めるのは間違いありません。 イラクのPMCオペレーターのようにぐちゃぐちゃにされて、最後には辻に穴掘って投げ込んで終わりでしょう。 ってささやいてます。僕の社会学民俗学ゴーストがw 309 名前:名無し葬務官 ◆469DvWy22w[sage] 投稿日:2011/05/26(木) 00 19 08 ID 6HRD9zBE0 308 トイトブルグに入ったら衛生大隊がその人たちの発掘と葬儀と再埋葬を行うんでしょうね。 墓は荒らされなくても屋敷の霊廟は略奪されているんだろうしw さてこれで寝ます。おやすみなさい。 310 名前:ケイレイ ◆nbyvo04lz.[] 投稿日:2011/05/26(木) 00 21 11 ID ZBSyr.u.0 このシンジくんは微妙に来るものが>< ttp //www.fg-site.net/contents/content/110126/0 311 名前:名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2[!stock sage] 投稿日:2011/05/26(木) 07 55 09 ID 72Odu5WM0 とりあえずこのマミさんは中学生の身体じゃないと思うの(w ttp //www.honeykicker.com/img/110523_01.jpg 312 名前:名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2[!stock sage] 投稿日:2011/05/26(木) 19 00 25 ID FP6S662Q0 285 めっちゃめちゃ遅レスで申し訳ありません。 なにしろ中原も西方も、基本的にはフェーデ権が存在する封建領主制の国々ですので、まさしく自力救済が前提の世界です。 ですから、神殿が神学的フェーデ権を行使するために、十字軍(藁)を派遣してくるのは、当然ありえるわけですね。まさしく カタリ派討伐のために十字軍を派遣したのと同様の論理で。しかも相手は異教徒の教会ですから、神学的フェーデ権を行使する のに全くためないもないでしょう。これまで神殿が武力介入してこなかったのは、純粋に帝國の軍事力が脅威だったからでしょうし。 下手に神学的フェーデ権を発動なんてしたら、帝國と全面戦争になりかねませんから、あらゆる国が止めてきたのでしょう。 ところが、帝國は内戦で疲弊したように見え、近場の西方辺境はgdgdったあげくトイトブルグで少なくない打撃を受けた。 今こそ神学的フェーデ権を行使できると判断したとしても、まあ機会主義的には間違っていませんし、その思惑を利用しようという ダイ・グやキング・ブラッドレイの計算も働いて実現したのではないかと。どうせこの二人にとっては、神殿の神権的フェーデ権の 行使なんて別に何の意味も意義も認めない行為でしょうし(w トイトブルグ内のキリシタン大名は、やはりいざという時には、帝國の援助が受けられる、という思惑があったのではないかと 考えております。実際、ロリクシャナ様とカルッチが介入してきたのも、トイトブルグの教会派の援助要請を受けてのことですし。 そこで帝國自身からではなく、神殿派国家の王族であるロリクシャナ様とカルッチをまず投入するあたり、カシウス候の嫌らしい 一手なわけですが(w 313 名前:名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2[!stock sage] 投稿日:2011/05/26(木) 19 30 30 ID FP6S662Q0 286 実は、ロリクシャナ様とカルッチがトイトブルグに入るのは、フス戦争の始まりともいうべき「白山の戦い」にあたる戦いがあって、 そこに参加するためではないか、と、思いました。 キリシタン大名も有力商人も、神殿からの挑戦に対しては、当然自身のフェーデ権の行使として防衛に当たったでしょうし、 それが結果として神殿軍とキリシタン大名の連合軍との決戦にいきついたのではないか、と。で、神殿軍は新城ヴァルトシュタイン の指揮の元でキリシタン大名軍を撃破し、その結果としてトイトブルグ国内で神殿側によるヒャッハーが始まった、と。 現時点では、この決戦が起きた直後で、ナナリー女王が完全に無力化され、シュナイゼルがその野心を顕わにしたあたり なのではないかと考えております。だからこそ、帝國へ派遣されている大使も変わったし、おさんどん将軍が大使として 派遣されることになったのではないでしょうか? トイトブルグでミュルミドンズの皆さんが楽しくヒャッハーしてくれているからこそ、おさんどん将軍が機神を下賜されて 赴任する、と考えれば、色々とつじつまがあいますし(w つまり、最初に神殿による神学的フェーデ権の行使としての教会への略奪が起きて、次にキリシタン大名側の反撃が起き、 そこで神殿側は新城ヴァルトシュタインを傭兵隊長として雇って神殿軍司令官に据えて本格的に介入、それへのカウンター として、ロリクシャナ様とカルッチがキリシタン大名側に援軍として入り、両軍の決戦が起きてキリシタン大名側が敗北、 首都をはじめとする各地の教会や、キリシタン大名領で神殿軍によるヒャッハーが起きていて、そこにおさんどん将軍が アトレータ・ルブルムを引っさげて入って来た、というところなのではないかと。 この流れですと、これはカシウス候とヴ王の両者で、ロリクシャナ様を捨て駒として使うという点で意見の一致がみられていて、 あえて新城ヴァルトシュタインを経由して連合王国と関係の深いヴ王にとって邪魔ま王族がキリシタン大名側についた、というのは、 トルメクンブルグが今回の紛争に対して一歩距離を置く、というメッセージに受け取られたのではないかと思われるわけです。 まあ、表面的には、トルメクンブルグが神殿を裏切ったように見えるのでしょうけれども、だからといってトルメクンブルグに 対してまで神権的フェーデ権を行使しようなんてしたら、それこそ帝國と連合王国の両方を同時に敵に回しかねない、という 非常に現実的な理由で、行使はされずに済んだのやもしれず(w 314 名前:名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2[!stock sage] 投稿日:2011/05/26(木) 19 48 57 ID FP6S662Q0 というわけで、私的には、クリエンティスのロリクシャナ様の危機があり、その救援のため、というのと、 公的には、帝國の大使が害された、という帝國の外交上の面子の問題の解決のため、西方辺境軍が出兵することになるのでしょう。 西方辺境貴族としては、クリエンティス-パトローネス関係のためというのは、これは西方や中原のフェーデ権と同レベルで 守られるべき重さを持つ理由になるのでしょうし、帝國の大使が害されたというのは、その生死に関係なく、帝國の国家としての 信頼性に関わる問題となるわけでしょうから。 そうしますと、神殿軍とキリシタン大名軍との決戦は、春先に発生するのでしょうし、そのきっかけは帝國の大使が害された というのがあるかもしれません。帝國の大使は、トイトブルグの安定化が極めて重要である事を理解して赴任したでしょうから、 神殿側を牽制し、キリシタン大名側に自重をうながし、なんとかして交渉によるおとしどころを探っていたはずですから。 帝國側がトイトブルグへの介入を決断したのは、大使が調停に動いている最中の事で、だからこそ大使に対して少佐経由で レイヒルフトの決心が伝えられたはずです。だから、大使も、帝國の戦略が変更されたのにともない、自分の任務が調停から 介入のための下準備へと変わった事を理解するしかなかった、と。 大使に対する事件は、発生した事に意味があるにせよ、大使が暗殺されたのとそうでないのとでは、帝國の元老院に与える インパクトが違うわけであり、それも理解した上での襲撃事件の演出であったのではないかと思いました。 315 名前:ケイレイ ◆nbyvo04lz.[] 投稿日:2011/05/26(木) 19 57 04 ID ZBSyr.u.0 大ヘトマン キョンはヤルゼルスキ公であった事をふいに思い出した気候のおかしい初夏、皆様お元気でしょうか orz ヤルゼルスキ公ならば、額に手を当て「はは、忘れてたのかよ」と生ぬるく許してくださるに違いありませんw 312 フェーデばっちりですよw フェーデというキーワードが、いろいろと神殿の性格を示しているんだと思います。 戦神は戦神のフェーデを、商神は商神のフェーデが、トリックスターにはトリックスターのフェーデがきっとあるんですw というか、光神クエストとフェーデが同一視されて、神学的フェーデを人生遍歴の重要なクエストと見なしているのかもしれません。 それまでは帝國を抑止する方向のフェーデだったんでしょう。 正しい信仰とか、教会と戦う抑止力とか、教会からすこしでも多くの金を引き出す商いとか、それら光神眷属のしもべに救済や祝福を与えるとか。 それがあるとき、どかん、とフェイズシフトしてしまった。 聖戦的フェーデが至上のフェーデと見なされて、この行使が勧められるようになった しかもすでに弱ったと見なされた帝國を対象としてますからまさに 「あれも愛、これも愛、きっと愛、みんな愛」を期待してたんですよw 苦渋の思いで「事件」に参画したキリシタン大名が真っ先に神愛実践のフェーデの対象となったのは、キリシタン大名ならではの悲劇的最後なんでしょう。 やはり魔界転生チームのような最後を遂げていただかないと。 イケメンジュリー ガラシャ様 宮本武蔵はもちろん緒方拳でw 316 名前:ケイレイ ◆nbyvo04lz.[] 投稿日:2011/05/26(木) 20 12 30 ID ZBSyr.u.0 313 そしてパズルのピースのはまりぐあい! 白山の戦いばっちりですよw 新城にとっては、教会側をただ倒すなんて楽とはいわないまでも、勝算の十分に立つもので、なんとでもできる。 問題は帝國そのものの対応で、精強な西方辺境候軍と戦い、これを排除しなければ意味が無いし、さらにメクレンブルグを恐怖のズンドコに陥れた正規軍とも戦い、勝てないまでもトイトブルグ突破をはからせては意味が無いとまで読みきっていた。 ブラッドレイ王とヤルゼルスキ公の二人とも同じ見解で一致していたんでしょう。 具体的にはすなわちトイトブルグ全体を軍事地帯として、根こそぎ動員かましてありとあらゆることで帝國軍を摩滅するしかない、と。 ロリクシャナさまとカルッチの二人は、何を示されたんでしょうねえ。 カルッチはすくなくともヴ王の狙いは見て取ったはずですし、これが使い捨てであることも理解したでしょう。 317 名前:名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2[!stock sage] 投稿日:2011/05/26(木) 20 24 57 ID FP6S662Q0 いや、神殿軍とキリシタン大名軍の決戦は、起きるとすれば初夏から夏にかけて、冬小麦の収穫が終わったくらいですか。 今の時点でおさんどん将軍に大使赴任の話が公になったのは、その時点で前の大使が暗殺されたから、と考えるべきで。 これから冬小麦を巡ってのヒャッハーが発生するわけで、その後春小麦の収穫の季節である秋に、西方辺境軍が本格的に 介入することになるのでしょう。 そうしますと、現時点では、新大使としての内示が出た段階で、大使暗殺が起きるか起きないかの微妙な時期ですね。 大使暗殺が発生すれば、元老院は確実に沸騰しますから、それに対して西方辺境候としてどのように対応するのか、 その説明をするためにカシウス候が帝都に上京することになるでしょうし。そして、カシウス候が元老院で今後の対応について 方針の根回しをしている最中に、カシウス候の不在をねらって、神殿軍が行動を起こして、キリシタン大名軍との交戦に入る というのもありですか。それくらいの挑発は、新城ヴァルトシュタインですから、当然やってのけるでしょうし、それについては ダイ・グもキング・ブラッドレイもキョン・ヴァイトルトもゴーサインを出すでしょうから。バロー様は、これが挑発であるとは、 全く気がつかないのでしょうけれども(w シュナイゼルは気がつくのでしょうけれども、とりあえず東方がバッファになるので、 帝國の反応を見てから手を打つつもりでいるでしょうし。 つまり、大使暗殺事件が、13Rの実戦投入前提の訓練の本格化のキーになりますし、901bn2coの子供らへの実戦投入前提の 教育開始の合図になる、と。 大使暗殺と、アキリーズによる黒の二瞬殺事件は連動してはいないのでしょうけれども、時期的に重なってしまうことで、 元老院においては、帝國のナショナルセキュリティの問題について、かなり本格的な議論が始まるのではないでしょうか。 318 名前:ケイレイ ◆nbyvo04lz.[] 投稿日:2011/05/26(木) 20 25 30 ID ZBSyr.u.0 313 そう考えると、オレンジ卿が王都の治安を死守する意味もわかってきます。 彼は、諸侯の一人に劣る力しかなくなったとしても、西方辺境候の後ろ盾を得れば王都と西方辺境領との点と線の権利者たりえる、と。 そこまで追い詰められ、そんな一人の将軍の判断で救われるほど、ナナリーは追い詰められているんでしょう。 王都でフェーデが許されず、形だけでも共存が図られていることにものすごく大きな意味があるけれど、それは王都の城壁の中だけのことで。 その王都で大使が害されるというのは、もはや決定的といっていい事件です。 大使は、帝國のナショナルセキュリティがいかなるものなのか、完全に理解していたでしょう。 言ってみれば「事件」によって3年ばかり時間稼ぎができた。 その上での赴任であり、権力を喪失しつつある王家を援助するあらゆる権限を与えられていたんだと思います。 けれど国王の権威は失われ、シュナイゼル公は代王のように振る舞い始め、つまりゲームは王都の城壁の外へと移ってしまい 万策尽きてしまったのでしょう。教会勢力が王都を掌握する形は、政治的には最悪に近い状況で、下手すると大使は王都退去するしかないところまで追い詰められていたかもしれません。 319 名前:ケイレイ ◆nbyvo04lz.[] 投稿日:2011/05/26(木) 20 33 43 ID ZBSyr.u.0 うひゃひゃひゃひゃwww 血圧上がってきたw パズルがバシバシとw 教会介入という形を避けるには、ロリクシャナ様というアイコンが必要かもしれない。 ひょっとしたらメクレンブルグ諸侯の生き残りもまとめて投入されたかもしれません(悪党w 317 帝國は政策の変更にともなって、大使召還と新大使就任を行なわせるつもりだったのかもしれません。 一度、王都をでてしまうと、二人目の赴任は力づくかもしれませんw 大使が暗殺までされることは、ある種のイレギュラーだったかもしれません。 そして大使暗殺と、それに対するカウンターをすぐには打てない事態は、そのまま帝國=教会の退潮=神殿神意の発露となり、こんどはバローは神権にもとづく神権国家樹立のための国家テロを開始したのかもw その神権テロに対して、異議を唱えるものとしてのロリクシャナアイコンは、バローの思っても見なかったカウンターかもしれません さすがアカギ、悪い、悪すぎるw したがって新城軍は行動を中断してでもロリクシャナ軍を撃滅しなければならなくなったかもw 新城とバローの溝はすでに生まれていたんです、きっと。 320 名前:名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2[!stock sage] 投稿日:2011/05/26(木) 20 56 10 ID FP6S662Q0 315 王冠盟邦は、ゴーラ湾を経由して帝國と取引していますし、関税同盟はトイトブルグを経由して帝國と取引していた。 だからこそ、神殿としても下手に対決する方向に話が転がると、逆にこれらの諸侯を刺激することになるので、あくまで 帝國に対して抑止的に振舞わざるを得なかった。 ところが、内戦の結果、帝國はレイヒルフトによる簒奪が成功し、国内は疲弊しきっているように見え、ユスティニアヌス帝 以来押されっぱなしであった対帝國関係を押し返せる機会が来たように見えた。そこでこれまで帝國との対決に消極的で あった関税同盟が態度を変え、ジュウキエフバルジ奪回を目指す連合王国も神殿に対して積極的に援助を行う様子を みせはじめた。ここで動かなければ、次いつ機会が巡ってくるか判らない、というのが、グアベロの神殿総本山各派の 一致した意見となったのでしょう。 その結果、トイトブルグで退潮気味であった神殿にてこ入れがはじまり、バロー様は嬉々として聖戦的フェーデを発動して しまった。その結果先走った連中が、キリシタン大名は教会系商家を襲い始め、帝國の大使暗殺までやらかしてしまった、と。 これに対して、キング・ブラッドレイとキョン・ヤルゼルスキ公は、危険信号を察知して、本格的な介入を見送り、新城を 送り込むだけにとどめ、むしろ中原各国に対して工作を始めたのではないかと思います。公王であるダイ・グが自身が 軍を率いてトイトブルグに参陣したのに対して、連合王国側は傭兵隊長として新城ヴァルトシュタインを送り込んだだけ、 というのが、そこら辺の態度の差なのではないかと。 帝國については、関税同盟より連合王国側の方がより正確に理解しているでしょうし、帝國大使の暗殺が元老院に 与えるインパクトも予想できたのではないでしょうか。 ここら辺の温度差が、後のダイ・グと新城ヴァルトシュタインの対立に繋がってくるようにも思えます。 ダイ・グは帝國軍に対しても十分に勝算はあると見積もりを立てて介入してきた。新城ヴァルトシュタインは、現状の神殿軍 では、勝利するためには非常に大きな困難があると見積もりを立てていた。ですから、ダイ・グ軍は、初期には積極的に 東方へ介入し、帝國との国境間近まで進出する事を企図したでしょうし、新城ヴァルトシュタインは、あくまで帝國軍を 国内深くまで誘致導入して決戦を強要するつもりでいたのではないでしょうか。 ですから、まずミュルミドンズが積極的に東方に進出して、各国神殿から送り込まれた傭兵軍と一緒にヒャッハーしまくり、 その後をダイ・グは進出するつもりであった、と。 321 名前:名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2[!stock sage] 投稿日:2011/05/26(木) 21 00 30 ID FP6S662Q0 316 ロリクシャナ様とカルッチですが、多分トイトブルグ国内に公国の一つも作らせてやる、くらいの条件は出されたのでは ないかと思います。なにしろ子飼いの兵隊を持ち、それをカルッチが傭兵隊長として食わせている状態ですから、根城は どうしても欲しかったでしょうし、公国という形でトルメクンブルグの衛星国ができれば、ヴ王も手を出す必要がなくなります から、ロリクシャナ様の身の安全の確保も相当なところまで確実になるでしょうから。 トイトブルグのキリシタン大名らも、どこか神殿領の一つやふたつくらい、ロリクシャナ様にもっていかれても構わない と思うくらいには追い詰められていたでしょうし、そういう取らぬ狸の皮算用的な諸々があったのではないかと(w 322 名前:ケイレイ ◆nbyvo04lz.[] 投稿日:2011/05/26(木) 21 09 13 ID ZBSyr.u.0 320 関税同盟は明らかにグアベロ皇国に引っ張られているんですねw どちらにしても軍勢を出さずに終わらせるわけには行かないんでしょう、諸国ともに。 というか森族ならばこそ、対魔族的な公国/候国の国是からしてもブルグントやヴァルタバよりもある種積極的になりえる立場だった気がします。 このとき、森族内部でも謎の動きがあってw 公王ダイ・グ親政軍という形になったのかもしれません。 後々考えれば、ダイグは「失敗」などしていなくて、実際にはもっと積極的に叩かねばならなかったとあとでわかるんですw エル・コルキスが滅びたころにw もっと言えばエル・コルキスの女王こそ、森族的には正しかったw それに森族自身は、トイトブルグに対する領土的野心があまりなかったんでしょう。 だからこそ決戦主義でいたのだけれど、新城は消耗戦略主義で。 ミュルミドンズはマジどうでもよかったので、デコ介は完全にやりたいようにやってて、結果として新城を利する行動になっていたんでしょうw ダイ・グ的には西方辺境を窺うくらいの位置まで進出させたほうが良かったのにw 323 名前:名無し葬務官 ◆469DvWy22w[sage] 投稿日:2011/05/26(木) 21 23 28 ID 6HRD9zBE0 こんばんわ。ネタを書き込もうと思ったら既に大議論がw 324 名前:名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2[!stock sage] 投稿日:2011/05/26(木) 21 27 08 ID FP6S662Q0 318-319 確かにオレンジ卿が王都を王家の支配下に置き続けるために踏ん張っている状況が、ぎりぎりトイトブルグが王国として 最後の一線になっている状況で、帝國の大使が暗殺されれば、確実に状況は急速に動き始めますねい(w ロリクシャナ様という存在は、そういう意味において連合王国側からすれば、非常に安堵の念をもって受け止められた のではないかと思っております。これが教会が介入してくれば、中原全土を舞台とした神殿対教会の宗教戦争にまで 至ってしまうわけで、それだけはキング・ブラッドレイもキョン・ヤルゼルスキ公も避けたい。彼らは、あくまで帝國軍が トイトブルグで消耗して、近い将来ジュウキエフバルジ奪回のために連合王国が軍を発した時に対応できなくするのが 目的なのであって、マジェスティック・スタンドを起こす事が目的ではない、と。 ですから、ロリクシャナ様がトイトブルグにカシウス候の援助を受けて、傭兵として入った時点で、キング・ブラッドレイと ヴ王との間で会談が持たれ、今後についての打ち合わせがあってもおかしくはないと思います。そこで、ヴ王を仲介役として カシウス候との間で、水面下で交渉が開始されたとしてもおかしくはないわけで。 ただしそれは、神殿にも関税同盟にも秘密にせねばならず、あくまで連合王国としては、中原に大戦を起こす事は望んでは いない、という事を帝國側に納得させると同時に、中原に宗教戦争を起こさせないように帝國と協同歩調をとる用意もある、 という意図も伝えられる可能性もあると考えます。 それは、当然連合王国側の態度になって現れるわけで、連合王国側が国境線に配置している兵力をあえて削減するような 事もしてみせるでしょうし、それは関税同盟側も神殿側も察知するでしょうから、連合王国がトイトブルグへの干渉に積極的 ではない、という事を理解し、神殿軍の指揮権を巡ってごたごたが起きることになるのでしょう。 つまり、結局はなにをどうやっても、ダイ・グと新城ヴァルトシュタインの間は、険悪でこそあれ、友好的にはならな、と(w 325 名前:名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2[!stock sage] 投稿日:2011/05/26(木) 21 38 46 ID FP6S662Q0 帝國の大使暗殺という事件のインパクトは、連合王国側にとってもそれだけのインパクトがあるわけですが、 この事件そのものは、レイヒルフトにとっては、むしろ計算のうちであったのではないかと思われます。 むしろ、こうした事件が起きるように積極的に工作を行う事を少佐に許可していてもおかしくはないでしょう。 大使も、自分が与えられた任務を遂行し得なかった事は理解しているでしょうし、その事が自分の所属する 一門家門に対してどのようなペナルティとなって返ってくるかを考えた時、少佐から自分が暗殺される事で、 状況を一気に逆転にもってゆける、リランディア帝から一門家族にお悔やみの御言葉を賜える事の意味も すぐに計算できたのではないでしょうか。それくらいの計算ができる男でなければ、第13軍団壊滅という事件の 後始末を任される大使には選ばれなかったでしょうし。 自分の死後に帝國がいかなる形で状況を解決しようとするか、それについても少佐と打ち合わせの上で、 暗殺事件を演出してみせたとしても、ありえるのではないかと思います。むしろ大使暗殺は、帝國にとって 利益になりこそすれ、神殿や関税同盟や、まして連合王国にとっては絶対にやらかして欲しくはなかった事件 でしょうから。 ロリクシャナ様の後詰で西方辺境候軍が集結している、という情報は、神殿軍にも当然伝わるでしょうし、 西方辺境候軍がトイトブルグ国内に入った後に、第21旅団が入り、第21旅団が入った後に、第5軍団が後詰で 控える事になる、というのも情報として入るでしょう。 ここで連合王国が注視するのは、レイヒルフト直卒の親衛軍がいつ動くか、動くとすればどこに動くか、で、 これがジュウキエフバルジに入るような状況だけは避けなければならない。しかし、これが西方辺境に入って トイトブルグ介入軍の後詰になってくれれば良し、さらに、実際にトイトブルグに進駐して消耗してくれれば まさに万々歳というところではないかと。 326 名前:ケイレイ ◆nbyvo04lz.[] 投稿日:2011/05/26(木) 21 40 04 ID ZBSyr.u.0 323 時期を選ばないと流されてしまいますね>< 324 だからルルーシュは死んじゃってるわけには行かなかったんですよ。 ルルーシュ死んだぜー!ってことになったら、マジヒャッハーで全ての秩序が失われるんだと思います。 北方と西方が合体しなければならない諸々の理由ですねw というか西方情勢は北方情勢こそが動かしているというw しかも三頭政治の大目的を果たすには、西方辺境候でなければならないというところまでw カシウス候がどれだけ帝國の秩序を熱望し、これを維持するために、ちんちろりんの頃の若きアカギのようにが臥薪嘗胆であったかとおもうと、キャラのフィットにもうなんといっていいやらw 20年前の若きアカギ=カシウスは、旧態依然とした西方3竦みの中で、何かを戦い勝ち取ってきたんだと思うと。 そりゃ息子らだって気合の入った男になりますよ アルトリウス、というよりすでにユスティニアヌス帝は、アカギをして内乱の首謀者にさせてはならないと、間違いなく考えていたはずです。 それは西方分離という最悪の結果をもたらすわけですから。それは北方分離をもたらし帝国は解体される。 アルトリウスをして、盟友にするに足る男だったんです。そしてアカギをして、東方との同盟は彼の狙うべきものだった。 それらをすべて未来共有同盟にフェイズシフトさせたレイヒルフトの大構想、と。 そしてそれに基づいて、カシウス候はブラッドレイ王ないしはその全権大使と対面すると思うと胸熱。 バローはバローの宗教戦争がしたいし、ダイ・グは森族のための対帝國戦争に関税同盟の戦力を使いたかった。 これから真っ先に連合王国が降りたんですねw ブラッドレイとキョン・ヤルゼルスキ公ははじめからフィールド外からチップを積みますインフレゲームをするつもりだった。 そうしないと同じくゲームの外にいるレイヒルフトを釣れないから。 だから自分で戦う必要は無かった。バローや森族と違って。 327 名前:ケイレイ ◆nbyvo04lz.[] 投稿日:2011/05/26(木) 21 45 49 ID ZBSyr.u.0 325 確かに。 何しろ「大使がトイトブルグ王都にいたらやばいので帰ってきました」なんてことは絶対に許されないわけでw それこそ、帝國のナショナルセキュリティを根本的に危うくする引き金を引くわけですよ。 次に誰が王になろうと、絶対に帝國は信頼されなくなり、帝國は帝國の臨む交渉と妥協を百年単位で失うんです。 もはや王都にあるものは、王国の運命を決めることできず、王都はただ波乱の海に浮かぶ島のごとくなり。 介入を避けるべきことは、我が身に与えられた最大の目的でありしも、我が力足りず、我が見通し及ばす、かくのごとくなりけり。 いま、我と我が身をもって伝えられることはただ一つなり。 もはや介入のほかなし。 328 名前:名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2[!stock sage] 投稿日:2011/05/26(木) 21 54 36 ID FP6S662Q0 322 関税同盟がグアベロにひっぱられてしまっている、というのは確実ですね。西方でどういう政治的状況が発生しているのか それは設定していませんが、ブルグントは王冠盟邦と対峙していて、そちらの方が優先でしょうし、ヴァルタバだってわざわざ 中原まで宗教戦争のためにでかける程物好きでもないわけで(w ゼニアはまた違うのでしょうけれども、今回はあくまで 威力偵察くらいのつもりなわけで、ダイ・グが何故そこまで積極的に介入しようとしているのか、それ自体を不思議に思って いてもおかしくはないのではないかと。 ダイ・グのところには、エル・コルキスから情報が入ってきているわけで、当然帝國をなんとしても消耗させないとならない という点では意見の一致をみているのでしょうけれども、そのためのどれだけのリソースを割く必要があるかでは、一致しない わけで。エル・コルキスは、それこそ中原全土を巻き込んだ宗教戦争ばっちこい、くらいの覚悟でいたのでしょうし、ダイ・グは、 西方辺境候軍を撃破できれば上出来くらいには思っていた。 が、生憎と神殿軍はばらばらで、全く意見の一致をみられず、大半の国は腰引けで戦争をやるか、単に略奪しにきていた だけで、それ以上の事に頭が回らなかった、と。 323 葬務官様 ごきげんよう。先日ケイレイたんが書き込まれた内容に対するレスなので、お気になさらず~(w 329 名前:ケイレイ ◆nbyvo04lz.[] 投稿日:2011/05/26(木) 22 01 29 ID ZBSyr.u.0 328 帝國が弱体化した認識で、中原にも政治の時期になってたんですよ、きっとw 古い欧州のNATOみたいになっていて、ほっとしてるドイツ、フランスに対して 新規組の東欧はそんなつもりにはなれていなくてw だからそれぞれが内部の事情に振り回され始めて、中原情勢の変化は減速してたんだと思います。 で、グルジア事件みたいに、内海戦争になってて森族ちょっと静かにしとけやとかw 連合王国もつっつくなや、みたいなことになっててw 結果として連合王国もエル・コルキスも森族も、中原全体の力を後ろ盾に出来なかったがゆえに個別に利得を求め (しかも彼らも帝國はユスティニアヌス帝時代より弱体化してるとは認識していたでしょう。ユスティニアヌス時代なら魔族すら叩きだしていたわけですから) 最終的には彼らいずれもが帝國に解体されてしまうわけでw 330 名前:名無し葬務官 ◆469DvWy22w[sage] 投稿日:2011/05/26(木) 22 02 43 ID 6HRD9zBE0 今思ったが、関税同盟にビスマルクが現れて(プロイセンでもオーストリアでもどっちでもいい) 関税同盟から分離した帝国流儀の国民国家が誕生することは、アドニス殿下の連合王国が存在する限り、 帝国にとっては利益だなw 多分カタリナ様の時代だろうけどw ゼニア涙目だろうけどw 331 名前:名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2[!stock sage] 投稿日:2011/05/26(木) 22 27 43 ID FP6S662Q0 326 やはりカシウス候は、それこそ吸血麻雀みたいなガチの賭けに生き残ってきたのでしょう。そうでなければ、 フラウィウス一門や、ディアナ様の父親といった連中を相手に西方辺境候としての地位を維持できなかったでしょうし、 同時に中原で起こるごたごたがレヌス河を超えて帝国に波及するのを防ぐこともできなかった、と。 中原で起こる問題は、結局は覇権国家が存在ないために、周辺の大国が手を突っ込んでかき回すせいで起きるわけで、 それに対処するには、そもそも帝國そのものが確固たる意思をもって対処できるように、権力の集中が図られないと ならなかった、と。そのためにアカギはアルトリウスに近づいたのでしょうし、ユスティニアヌス帝の懸念を知らされていたし 理解もしていたアルトリウスは、なんとしてもカシウス候を味方に引き入れねばならなかった。 帝國の西方国境線はレヌス河であって、それを後退させる事は絶対に許されず、それを維持できる男でなければ、 西方辺境候位を任せるわけにはいかない。が、それができる男ならば、西方辺境と中原を合体させて、覇権国家として 独立させる事も不可能ではない。このジレンマを解消するためには、中原問題を根本的に解決できるだけのビジョンが 必要であり、それを二人に提示する事ができたのは、レイヒルフトだけだった、と。 相変わらずレイヒルフトの天才を超えた時代精神の具現ぷりが明らかになるわけですが(w ほとんどまどか神すら超える チートにして世界のルールを書き換えた奴だな(w というわけで、ルルーシュが復活しなくてはならない理由ですね。最悪の場合、トイトブルグは分割されて、現代の 朝鮮半島のような緩衝地帯させられてしまう可能性だってあったわけであり。さらには、野心家のヴ王によってトルメクンブルグ に併合されてゆくおそれすらあった。 332 名前:ケイレイ ◆nbyvo04lz.[] 投稿日:2011/05/26(木) 22 33 29 ID ZBSyr.u.0 331 覇権という概念を、この世界に作り出した男ですよ>レイヒルフトw それも、オランダヘゲモニーが生まれるより早く、オランダヘゲモニーを生み出した通運を、大陸ハートランドに引きずり込む内水通商帝国を大陸縦断規模で作り上げるというw しかもそれ自体は目的を果たす、つまり自由という概念を獲得し、それを守り育てることのできるものとしての人類帝國を作るためですよw それは魔族や森族、闇族、巌族、鬼族らをも逆に統合するというw まさにまどかw 333 名前:名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2[!stock sage] 投稿日:2011/05/26(木) 22 36 01 ID FP6S662Q0 329 まあ、何しろ比較対象がユスティニアヌス帝時代の帝國ですから、それは弱体化したように見えても仕方が無いですよね(w 実際には、ユスティニアヌス帝の行った諸々の業績を、レイヒルフトが確実に継承していて、それを元にさらに帝國を飛躍させ ようと虎視眈々と準備を進めているとは、まあ誰も思っていないでしょうし。 ユスティニアヌス帝崩御から内戦終結までの30年は、やはり諸外国にとっては帝國弱体化の過程であるように見えたに 違いありません。というか、普通はそう見えるでしょう(w まさかマリウスとスッラの抗争から、カエサルが現れるとは、誰も 予想することすらできなかったように(w 330 葬務官様 いや、関税同盟は、これからゆるやかに解体されていくでしょうから。王冠盟邦は、まがりなりにも帝室があって国をまとめて おりますし、連合王国は分割後、アドニス殿下がプロイセン化させてゆくわけですし。ビスマルクが出るとすれば、それは アドニス・プロイセンからで、プロイセンによって秩序化された中原と、体制改革を経た王冠盟邦に挟まれて、関税同盟は ハンザ同盟のように解体させられてゆくのではないでしょうか。 334 名前:ケイレイ ◆nbyvo04lz.[] 投稿日:2011/05/26(木) 22 38 03 ID ZBSyr.u.0 331 シュナイゼル公にとってのミニマムウィンが、シュナイゼル大公国を関税同盟の後ろ盾で作り、 その前方領域をシュナイゼル衛星地域として、関税同盟の力で、帝國から守ってもらうことで、 戦略的勝利はレヌス河越えして、西方辺境に食い込むことだったんでしょう。 ヴ王にとっては、シュナイゼル領の東側を併呑しちゃっても良かったんでしょうw というかそういうグダグダだったからこそ、キラ朝みたいな人が生まれえたんでしょう>東方w どちらにしても、帝國の退潮が前提なら、シュナイゼルの賭けは的中するんですが。 335 名前:ケイレイ ◆nbyvo04lz.[] 投稿日:2011/05/26(木) 22 41 03 ID ZBSyr.u.0 333 ユスティニアヌス帝の遺産といっていい、東方の安定を生かして、レイヒルフトは殖産興業を行い、もって魔族大公領を占領し、 返す刀でユスティニアヌス帝のもう一つの遺産たる、アルトリウスを得た、と。 悪党は帝國という史上最大の聖杯をかけた戦いに勝て、得て、そしてそれに酒を満たしたんですね。 336 名前:名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2[!stock sage] 投稿日:2011/05/26(木) 22 45 48 ID FP6S662Q0 332 まさに解説すると、歴史上ほとんど唯一無二といってもいい化け物ですな、レイヒルフトは(w これだけの政治構想を提示されれば、転ばない政治家はいないでしょうし、提示された事自体に感動すらするでしょう。 生涯にわたって、レイヒルフトとアルトリウスとカシウスの三人が一堂に会して会談する機会は多くはなかったでしょうけれども、 しかし三人の会談は、余人には入り込めない決定的な雰囲気であったことは確実ではないかと思うわけです。 これだけの大博打ならば、まさにアカギ・カシウスならば、賭けるに値する狂気の沙汰として倍プッシュしたでしょうし、 アルトリウスも、この賭けに勝てば自分こそが帝國中興を成し遂げたケイロニウス一門の第一人者たりえると理解したでしょうし、 二人にそれを納得させられるだけの具体的ビジョンを提示できたのは、そもそもが近世末期的軍国主義体制の申し子であり、 一足先に近代的自我を確立しているレイヒルフトしかいなかった、と。これがローマならば、確実に神格化されていますな(w 337 名前:名無し葬務官 ◆469DvWy22w[sage] 投稿日:2011/05/26(木) 22 49 04 ID 6HRD9zBE0 333 つまり関税同盟はドイツ諸連邦ですかw 338 名前:ケイレイ ◆nbyvo04lz.[] 投稿日:2011/05/26(木) 22 51 44 ID ZBSyr.u.0 336 「西方を守ったとしても、いつまでも内側から現れる獅子身中の虫と戦い続けなければならない」 みたいなことは言ったんだと思うんです。 「力を持つものが、その力の及ぶ限りの果実を得ようとするかぎり、そうなりつづける」と それは歴史の常じゃないかと応じられたら、違う、と。 何のために戦うか知っているものらの集まりであるなら、遠く高い何かに、人は手を伸ばし得ようとしつづけるだろう、と。 それがすなわち汝為したいと願うものを果たすべくなせ、という自由のもたらす結論なんだと。 3人しかいないのに、空気が ざわ、ざわ、ですよ 339 名前:名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2[!stock sage] 投稿日:2011/05/26(木) 23 25 00 ID FP6S662Q0 337 葬務官様 まさしくドイツ諸連邦でしょう(w まあ、イメージとしてオーストリアのいない神聖ローマ帝国というか、 名前の通りハンザ同盟なのですけれどもね。だから、確固たる王権で国がまとまり始めると、解体が始まる、と(w 338 だからこそ、一つの法と秩序によって諸国民を統合する事に価値があるのだ、と、そうくくったのは確実でしょう。 万人が等しく同じ法によって規制され保護される事の意味を、二人なら理解できたでしょうから。それだけが、 種族や人種を超えて、一つの国家によって統一させられる唯一の秩序であるわけですから。 340 名前:ケイレイ ◆nbyvo04lz.[] 投稿日:2011/05/26(木) 23 37 44 ID ZBSyr.u.0 339 カイジが、いいだろう、何が必要だ、と。 意思と、変革する勇気と、必要な時に必要とされるべき全ての力、と。 そりゃ三頭政治の誰もが、互いを補完するけれど、自己は全てを捧げつくしても戦うでしょう。 三頭政治の成立した瞬間に、互いに遺志を継ぎあう間柄だと確信したんだろうし。 最初に死ぬのは、アカギも自分だろうと笑ったんだろうけど。 341 名前:名無し葬務官 ◆469DvWy22w[sage] 投稿日:2011/05/27(金) 00 14 48 ID SGY6pd5U0 お話を聞いていて、私個人が関わっているレベルに落とし込んで話をさせて頂くと。 この構想を知ったら、ヴァレリウス一門が本気になって戦争するのは理解できました。 多分トライアヌス帝の東方征服時を越える史上空前の動員になると思います。 教会がサガ殺すほどバカで、その上おねいちゃんが機械神に選ばれて、 ここでやらずばいつやるのだ!って感じで。この認識は内戦中に限りませんが。 彼らが提供できるのは、魔導知識もありますが、この時代にフィットするようにされた戦時体制になるでしょう。 “前の戦争”で魔導帝国が崩壊してからずっとその反省と戦訓の研究と軍備をしていたんですから。 まあ、最初に人間相手に使うというのは恐らく想定外だったと思いますが。 基本、ヴァレリウス一門の、特に軍の強さは見えにくいものです。私はそう設定しました。 辺境侯のように地図に明記された広大な領土を抱えているわけではありません。 親衛予備軍も諸侯軍ではなく帝国軍の一部扱いですが、目に見える精強さは少ないでしょう。 彼らは西方軍のような島津もどきの強兵や、東方軍のような人外な魔族兵を抱えてはいません。 彼らにあるのは兵士レベルであれば叩き込まれた哲学(死生観)とかなり独特の訓練です。 その結果、彼らは敵を狙って躊躇わず引き金を引き続けて敵を殺す事を心理的に許容します。 その結果、歩調は揃わないけど一定レベルの戦技はクリアした大量の兵士が育成されます。 そして洗脳のようなヴァレリウスの哲学は、逃げない歩兵を敵軍の前に展開させます。 兵士の量は質を産み、軽歩兵連隊から選抜された兵士が猟兵となって情報を集めて回ります。 そして負傷して手足を失っても、モリアの義体技術は彼らを戦場ないし日常へ復帰させます。 将校面でいうのならば。ヴァレリウスの歴史主義的影響は一部の軍人からは侮蔑の対象です。 馬を駆って狩をしたり、剣技を磨く時間を割いて歴史書を読む学者かぶれと呼ばれています。 しかしながら700年前の五皇帝乱立時代の帝国の危機について真剣に考えた事のない人間が、 現在の帝国において有益な思考を抱けるであろうかと、親衛予備軍将校は考えるのです。 ただ帝国軍人の名誉のために言っておくと、彼らは知性を磨く事に関して、 中原や西方の封建諸侯に比べると極めて積極的であるのは確かです。 そして戦時下教育とはいえ正しく学ばれた(中途半端な教育はむしろ危険です)戦史は、 少なくとも内戦中に多くのヒントを親衛予備軍の将校にもたらしました。 生きて帰ってきた彼らが次の将校と兵士を育て、それがその次の将校と兵士を育てる。 この大量循環教育法で、親衛予備軍は北方戦役が始まる頃には有力な部隊になりました。 (まあこの教育法、「呉子」に乗っているくらい古くからある方法なのですが) 結論から言うと、彼らは会戦を繰り返す長期戦と、機動防衛戦に適応しています。 散発的衝突が続いたらしい神龍戦争と、津波の様な侵攻を受けた魔族戦争に基づいた軍隊ですから。 会戦と戦役は別物であり、戦役と戦争も別物であり、戦争の勝利と平和も別物です。 そして偉大な将帥が全てを決する決勝会戦は戦争で一度か、あるいは起きない。 近世期では膨大な兵力を保有しながら、間接戦略に徹する。そんな思考の軍隊です。 数少ない神龍戦争と魔族戦争の情報を見る限り、彼らの進む道はそうなります。 あと多分私がクラウゼヴィッツとコーベットに毒されているのでしょう。 SSとしては内戦は基本的に触れられていません。逆に言えば「現在」と矛盾がなければ、 あの時期何が起きても不思議ではないと考えています。Fate/Zeroの様な言い草ですが。 そしてそれは「現在」への萌芽を多く孕んでいた時期のはずです。 親衛予備軍は「現在」過程において恐らく復員と解体の真っ只中のはずです。 しかしながらヴァレリウス一門が踏み出した一歩は、おそらく引き返せないものでしょう。 多分彼らはもう、静かな暮らしに戻る事は、どれほど望んでも難しいのでしょう。 蟹様とケイレイ様の文章を読んでいて、「あの日々は戻らない」という感覚を痛切に感じました。 結局何が言いたいかといえば。これからもどうぞ、よろしくお願いいたします。 342 名前:名無し葬務官 ◆469DvWy22w[sage] 投稿日:2011/05/27(金) 00 33 09 ID SGY6pd5U0 そして多分、膨大な兵力から戦闘部隊の数を減らして 戦闘支援・後方部隊の数を増やそうとする思考も、中々理解されないだろう。 衛生大隊が戦場に1個あるかないかで、どういう差が出て、それにどんな価値があるのか。 民事大隊が戦場付近の教会系都市に速やかに到着できない事が、何をもたらすか。 軍事情報大隊は敵将を狙撃する卑怯者にして不明確な情報しか寄越さない役立たずなのか。 (ローマとビザンツがこの職務を遂行する人員を保有していたのは恐るべしと言わざるを得ない。) 温故知新というのは親衛予備軍のキーワードだが。 最も古き源を持つ軍隊と、最も革新的な個人の遭遇は、私を惹きつける。 343 名前:名無し葬務官 ◆469DvWy22w[sage] 投稿日:2011/05/27(金) 00 45 49 ID SGY6pd5U0 それと、恐らくアルトリアから情報の伝達が内戦より遅れてきた場合。 多分内戦ではなく、南方戦役で親衛予備軍の本気が出るのだろう。 もっとも、彼らにとってそれは内戦で実行した事の拡大なのだろう。 帝国正規軍しか戦争に出ない?大いに結構。 ならば本土で予備連隊を召集して使える部隊にする事に全力を注ごう。 10個や20個の連隊が壊滅しても直ぐに代わりを送り、生き残りを再建しよう。 レイヒルフトよ、副帝よ。貴方はこの帝国でパンドラの箱を開けた。 他に何が出て行ったとしても我々はそこに新たな希望を見出した。 この新たな時代の戦争を、私は“総力戦”と名づけよう。 そしてかつて高度7里から見下ろしたこの世界で、帝国は不滅の栄光を得るだろう。 そして貴方の政治構想を裏打ちするものを私は一つの思想に纏めよう。 それは貴方へと捧げる、古き時代の弔いの歌となるだろう。 ――アウルス・ヴァレリウス・ロムルス(皇太子補佐官。“帝国主義”の著者。) ……白熱した議論は私に電波を受信させた。どこからが私でどこからがキャラだったのか。 いずれにせよ、もう一度言わせてください。今後もよろしくお願いします。 344 名前:ケイレイ ◆nbyvo04lz.[] 投稿日:2011/05/27(金) 00 47 07 ID xt6Ne1kw0 電波きゅんきゅんしちゃったんですね>< 345 名前:名無し葬務官 ◆469DvWy22w[sage] 投稿日:2011/05/27(金) 21 11 30 ID SGY6pd5U0 344 はい。議論の叩き台どころの騒ぎではないですが。 そして一晩寝て考えが纏まったので書ききれなかった電波を披露。 カシウス候ではなく、ヴァレリウスから見た内戦前からの話。 三頭政治も政治構想も知らなくても内戦に関与するだろうというお話。 ヴァレリウス一門が変化に気付いたのはユスティニアス帝の東方戦役の後からだ。 この戦役で東方配備の親衛予備軍部隊が久しぶりに大規模な実戦を経験し、 機動防御を行いつつ後退、モリアから来た援軍と共に「後手からの一撃」を 行ってユスティニアヌス帝率いる主力を援護した。というのは話としては前座だ。 この戦役の後、東方貴族の経済権益の相当部分が中央に奪い取られ、東方辺境侯内部 での主君の力関係が著しく変化するのだが、それに伴い、ある変化が起こり始める。 これまで中央なら中央内部、東方なら東方内部で完結していた資金の流れが変わった。 中央から東方へ。東方から中央へ。領域を超えた資金の移動が大量に発生し始めた。 これは中原・西方で言えば、戦争による国際秩序の再編成の結果としての金融の活性化に等しい。 村と都市を繋ぐ素朴なものだったヴァレリウスの送金網は、これが原因でてこ入れを余儀なくされた。 香典送金・小規模商取引用だった本来のシステムでは金額はともかく頻度に対応できなくなったのだ。 この状態でレイヒルフトは登場する。彼は諸侯の子弟と関係を深めて親衛隊を組織すると重臣を粛清する。 この権力の変化と粛清に基本的に東方系ヴァレリウス一門は中立であり、関与しなかった。 神祇官としては当然の態度だった。むしろ辺境侯家が弱体化しても変わらず仕えていた辺り義理堅いとも言える。 問題はこの後だった。レイヒルフトはヴァレリウス一門により一層の送金網の整備を求めた。 東方系の家門を通じて宗家にも要請した。そして、このような要請をした貴族などそれまでいなかった。 そして粛清した一門を再編成すると、瞬く間に新人材の登用等で新たな東方辺境を作り上げた。 東方軍を再建したのは大きいが、もっと大きいのは中央からの資本参加を解放したことだ。 それは大きな富を東方に産み、そしてそれを材料に積極的に中央政界へと進出して行った。 この段階でヴァレリウス一門はレイヒルフトの意図に気付き、東方系の主張もあり 要請通りに送金網を補強拡張した。拡張された送金網の利便性は更に資金流通を増やした。 流れ込んだ資金で開発された東方の資源は商品となって帝国全土へと流通し、 更には諸外国へも流れ込み、それはアル・カルナイとの戦争と勝利を生んだ。 戦争の勝利は南方諸国への輸出を増やした。そしてこの頃になると一門所属の 送金業者が独自にネットワークを拡大し、同時に国内でも領域を越えて資金が流通した。 そうした中で魔族領戦役は勃発した。そしてこれは決定的だった。 346 名前:名無し葬務官 ◆469DvWy22w[sage] 投稿日:2011/05/27(金) 21 36 26 ID SGY6pd5U0 魔族領戦役。黒の龍神、黒の二、青の三の初陣の戦場。 エドキナ大公国の全土占領とその速やかな帝国化はレイヒルフトの天才を示している。 ユスティニアヌス帝が介入する隙もなく終わった事により彼は帝国最大の貴族となる。 そして既に強く繋がっていた中央との経済的な交流を武器に、中央政界へ進出。 ヴァレリウス一門では、これを境に東方系の一門がほぼ全てレイヒルフト支持者へと交代した。 そして彼らは宗家へ彼を売り込んだ。筆頭は宗主ユニウスの息子で東方へ赴任していた、ティベリウスだ。 一方宗家は宗家で事情があった。立場上、皇帝家がどう対応するかが重要だったからだ。 もしここでユスティニアヌス帝がレイヒルフトの排除を決意していたら、内戦がより早く発生しただろう。 だがそれは起きなかった。ユスティニアヌス帝はレイヒルフトの取り込みを決意した。終りの始まりだった。 ヴァレリウス一門にとってはアルトリウス皇子がアルトリア皇女となって悪党と結んだのが決定的だった。 コンスタンス大公が子を為さないことは宮中ほぼ全員の理解事項だったから。 もっとも、このレイヒルフト宰相時代には彼らにとって重大な事態が起きていたのだが。 347 名前:名無し葬務官 ◆469DvWy22w[sage] 投稿日:2011/05/27(金) 21 38 41 ID SGY6pd5U0 ttp //blog-imgs-23.fc2.com/a/m/a/amanpuri/200609110253000.jpg (AAがなかったので) ヤン・アドルファス・グスタファス北方辺境侯による対連合王国戦争だ。 348 名前:名無し葬務官 ◆469DvWy22w[sage] 投稿日:2011/05/27(金) 22 04 53 ID SGY6pd5U0 この戦争が語られる場合、概ねグスタファス侯とレイヒルフトの対立の原因とされる。 一個軍団の援軍を求めたグスタファス侯の要請を悪党の示唆でアルトリアが却下し、 それが後に内戦での対決構造へと繋がるという話だ。 だがこれは個人の武勲争いと足の引っ張り合いだけで語れる話ではない。 通常帝国経済は内水運河による北方・中央・南方の枢軸が鍵だった。 西方の経済的に立ち遅れ抜きにカシウス候のこの後の行動は語れない。 東方は内陸部だったのもあるが、なにより魔族領に直面しているのが大問題。 常に襲撃を受け、それに備えるという構図は、防備された都市への集住、 それに伴う都市貴族(つまりシリヤスクス一門)への富の集中、それと反比例 するような東方領全体で見た場合での経済的立ち遅れを作り出した。 レイヒルフトはその構図を東方領だけでなく帝国全体で完全に変えてしまった。 もはや資源豊かな東方辺境の発展を阻むセキュリティリスクは存在していなかった。 エデを大公とするエドキナ大公領は、前進した防御拠点ではなく、自由の扉だった。 そこは巨大な市場であり、生産地であり、輝ける未来が待つ新たな王国だった。 そしてこの2つの領土と中央は、気がつくと資金的に恐るべき勢いで繋がっていった。 この中央・東方・エドキナベルトは、それまでの南北枢軸の経済優位を喪失させてしまった。 南方は農奴制が未だに残り(というより変えられず)、南方諸国との貿易でも国内での市場の競争でも、 生産性から技術に至るまで産業化されたベルトに対抗できそうになかった。 そしてそもそも農業すら困難な北方辺境は、資金の流れが枢軸からベルトへと移行すると、 速やかに危機が迫るほど貧しい地帯だった。 そして北方辺境が本来大ゴーラと呼ばれていた地帯の一部を帝国が組み込んだ歴史が ここにきてグスタファス侯の脳裏に蘇る。 帝国の一部として経済圏から外れていくならば、自らが新たな経済圏となる他はない。 ゴーラ湾を支配すれば、それを活用した南北内水運河の価値は飛躍的に上がる。 その道への最短ルートはケーニヒスベルグの支配。その瞬間バルト3国も影響下に入る。 そしてそれはゴーラ帝国の国力低下、北方辺境のゴーラ湾支配、最終的には ゴーラ帝国本国の征服による新ゴーラ帝国の一里塚となる。 かつてゴーラ帝国が進んできた道を逆にたどる、英傑にふさわしい壮大な構想だ。 そして、かつて北方辺境がゴーラ領だった時代を克明に語り繋ぐ一門には悪夢でしかない。 349 名前:名無し葬務官 ◆469DvWy22w[sage] 投稿日:2011/05/27(金) 22 25 14 ID SGY6pd5U0 北方辺境が独立してゴーラ帝国化する事は絶対に容認できない。 彼らはかつてそうしたようにゴーラ湾交易で得た富で帝国を圧迫するだろう。 帝国の先達達は富に代わって血を流すことでゴーラを退けた。 その歴史を繰り返すことは、我ら一門の存在意義の否定に等しい。 なにより。 古代魔導帝国を継承したのはゴーラではなく、“我々”だ。 宗主ユニウス・ヴァレリウス・ロムルスはそう結論していた。 彼自身が特に何かをしたわけではなかった。 レイヒルフトは特に誰の力も借りずアルトリアを説得していたから。 ヴァレリウス一門にとって重要なのは、北方辺境に古のゴーラ帝国を見た事だ。 神龍戦争や魔族戦争程ではないが、対ゴーラ諸戦争も彼らの教訓の一部だった。 グスタファスの排除、そしてそれと相反するようだが北方への経済的てこ入れ。 それはつまり、ゴーラ湾を(自分達ではなく)帝国が掌握する事。 適うならばゴーラ帝国の解体による恒久的安全保障と古代帝国継承者問題の決定。 一門としての対北方辺境策はほぼこの時点で確定した。 この時点の彼らは三頭政治を認知していないが、アルトリアの北方戦争は望んでいた。 それは帝国と皇帝にふさわしい、大いなる戦争になる筈だった。 が、ここで事態は今再び急展開を迎える。 ユスティニアヌス帝の崩御とリランディア帝の封印解除である。 350 名前:名無し葬務官 ◆469DvWy22w[sage] 投稿日:2011/05/27(金) 23 14 09 ID SGY6pd5U0 ↑ ×リランディア帝 ○リランディア皇女 ユスティニアヌス帝は崩御した。皇位はコンスタンス大公が継承した。 そしてレイヒルフトとアルトリアの婚約は破棄され、リランディア皇女との婚約が発表された。 一見レイヒルフトと関係を悪化させたかに見えるアルトリアならぬアルトリウスは、 西方辺境侯カシウスへと接近する。ある史家は、三頭政治の成立をこの前後とする。 ユスティニアヌス帝の死には暗殺説も流れたが、事実無根とされ真相はうやむやとなった。 反対派貴族による暗殺がほぼ確定とされているコンスタンス帝と比べて情報が少ないのも特徴だ。 彼の場合と違って、ユスティニアヌス帝の死によって得をする勢力が分かりづらいのも理由だ。 いずれにせよ、ここでヴァレリウス一門はここで一時動きを止める。 理由は簡単、彼らの義務のためだ。モリアにて壮麗な皇帝の葬礼が行われた。 帝国に平和をもたらした偉大な皇帝として霊廟に葬られる、古き時代最後の帝。 この後、帝国はコンスタンス=レイヒルフト体制の元で動揺の時期を迎える。 はっきり言うと原因はコンスタンス帝にある。彼が愛人のレイヒルフトを重用したため、 それに反発したそれまでの権力層が暗躍してレイヒルフトと暗闘を繰り返し、 それが表に出た結果各種の騒擾となって帝都を混乱に陥れたのだ。 そしてその騒擾をよそに、モリアは皇帝への喪に伏し、静かであった。 この時点で彼らがしていたことというと、宮宰とリランディア皇女の 生活について協議し、彼女の生活のための魔導具を作成した事。 それと親衛予備軍の北方と南方の部隊駐屯地の一部変更程度である そして宗主ユニウスは喪が明けた後で、宗主継承を予告する。 同時に既に産まれた古人の孫を次期宗主の養子とすることも発表する。 次期宗主(入り婿):ラザルス・ヴァレリウス・リキヤヌス 宗主夫人兼代理:ソリディア・ヴァレリウス・ロムルス 宗主夫妻の養子:アウルス・ヴァレリウス・ロムルス この3人及びその兄弟達の下で、ヴァレリウス一門は新たな時代を迎える。 コンスタンス帝の暗殺とリランディアの皇帝即位。そしてレイヒルフトの副帝就任。 そしてコンスタンス帝の喪が明けるか明けないかの時期に、ヴァレリウス一門最大の事件が起きる。 カメリア・シリヤスクス・シルディールのデウス・エクス・マキーナ継承である。 351 名前:名無し葬務官 ◆469DvWy22w[sage] 投稿日:2011/05/28(土) 00 14 00 ID ELDolA420 ここで話を変えよう。 ソリディアとユニアはユスティニアス帝がまだ健在だったうちに生まれた。 ヴァレリウス・ロムルス家の古人姉妹として、大きな期待を背負っていた。 だが彼女達は幼い頃に馬車の事故に出会い、全身に運動障害を負う。 それは手の指先一つ動かせない深刻なものであった。 この事態に、宗主である父ユニウスは一つの決断を下す。 当時まだ古代魔導帝国の技術として“発掘”が進んだばかりだった、義体である。 義肢義足ならともかく、脳のみを取り出し自己の体を認知させながらの手術は 極めて難易度が高く、しかも義体が適合しなければ死の危険があった。 というよりそれまで成功例はなかった。 だがユニウスと、なにより姉妹の意思によって手術は行われ…成功した。 成功の鍵は彼女達の魔導能力にあった。魔導で絶えず自らの魂を観測し、 自己の体を観測し、他者の魂を観測する。このプロセスが安定化への鍵だった。 ここで興味深いのは、後にゲヒルンが行う人体改造と違い、魔導の強化は 行われなかったことだろう。にもかかわらず彼女らの魔導能力は伸びた。 義体の使用物質の効果によって魔導が体を補助しているのではと言われていた。 ともあれ、問題はいくつか存在した。 まず心と肉体の齟齬を防ぐため、成長期はほぼ1年おきに義体は交換する必要があった。 そして当時の義体は、親衛予備軍装備の機装甲1機とほぼ同じ価格だった。 また古人としては重大な問題があった。当時子宮の再現は不可能だった事だ。 これは彼女らが子を残せないことを意味し、アウルスの誕生まで一門の重大問題だった。 しかしソリディアはその成長の過程で、一門に大きな貢献をすることになる。 まず後に名を馳せるカメリアと魔導師ギルドにおいて友情を得た事が一つ。 心が欠けたカメリアと、肉体を置き換えたソリディア。喪失したもの同士の友情だった。 一説によるとカメリアのリランディア救出にも加わっていたらしいが詳細は不明だ。 もう一人は、後に宗主代理として内戦で親衛予備軍を統括し、戦後もモリアで一門を纏める男を“捕獲”した事。 (ずれるので出せないけどハクオロさんのAA ttp //bit.ly/kMXqzA) 彼の名はラザルス・ヴァレリウス・リキヤヌス。 後に北方戦役において、戦場で合間見えたことはただ一度であったにも関わらず、 グスタファス侯から最大の敵と名指しで呼ばれる男である。 一門の遠縁の出身の古人魔導師で、ソリディアの義体の担当責任者だった。 技術者だった彼の軍事・政治的才能を見抜いたのは見事と言えるだろう。 (ちなみにこの夫婦、夫は獣人族の愛人を侍らせ、妻は女性ばかりを囲っていたとか……。) 年齢が上昇し、義体の受肉化が進むとソリディアは貴族としての義務を果たすようになり始めた。 姉のユニアが幻視の能力に目覚めたため、父ユニウスに仕えてモリアを離れなくなるのとは逆に、 彼女は軍に入隊し、それも機装甲ではなく猟兵部隊を選ぶ。 そしてその初陣は魔族領戦役となり、以後アル・カルナイとの戦争、 対南方辺境戦役、北方戦役と、彼女は戦場からレイヒルフトの戦争を見続ける事になる。 一方でアウルスは、そんな彼女にとって、違いなく“我が子”だった。 赤子の彼を抱き上げる彼女の顔は作り物ではない本物の母親の顔だったと、当時の侍女の証言が残されている。 「側にいてあげられなくてごめんなさい。」と我が子を呼ぶその声色には普段の果断さはなかったと。 そんな彼女を、ラザルスは許し、愛し、そして息子を育て上げた。 やがて訪れる戦乱の前の、小さな幸せだった。 352 名前:名無し葬務官 ◆469DvWy22w[sage] 投稿日:2011/05/28(土) 00 44 17 ID 3LT5MK2w0 実のところ、リランディアの皇帝即位はヴァレリウス一門にとっては 魔導特異点にどう対処するかという問題であり、それは彼らではなく レイヒルフトとカメリアが主に対処する問題であった。 彼らの認識としては、コンスタンス帝の生前の溺愛ぶりを考えれば、 自分の愛人レイヒルフトの妻を次期皇帝に指名するのは不思議でもなんでもなかった。 帝国の皇帝が古人と愛情と性欲問題で血迷うのは今に始まったことではない。 そして宮中とヴァレリウスがそれに対処するのも今に始まったことではない。 リランディアで問題なのは魔導であって、血統ではない。 皇帝としての能力は実はそれなりに備えていることが次第に判明したし、 なにより政治と軍事を彼女の夫と愛人が支えているのだから体制としては強固だ。 それよりも問題なのは、デウス・エクス・マキーナの方だった。 コンスタンス帝の崩御前後から、教会と魔導師ギルドの対立は帝国史上最後の沸点へと向かっていた。 双方と付かず離れずの方針を貫いていたヴァレリウス一門が態度を決めた理由はいくつかあるが。 「はっきり言うと、教会がバカをやったからだ」(ある伯爵領の霊廟管理人)に尽きる。 皇室の祭儀を巡って長年(というか数百年)微妙な関係にあったのは確かだが、決め手を踏んだのは教会だった。 そして、そして、デウス・エクス・マキーナである。 なんでここまで、と思われるかもしれないが、「人の子」初代皇帝が搭乗した、 この古代魔導帝国製最終世代機神は内部に魔導存在を抱えた大変物騒な代物であった。 ヴァレリウス一門がたまに「御霊」と呼ぶ存在の事だ。 このデウス・エクス・マキーナがなぜ皇家と一切関わりのないカメリアを選ぶのか? 機神内部の魔導存在と意思疎通可能であり、既に機神ネクストに選ばれたアウルス、 魔導で大量の情報を観測して未来を幻視するユニアというチート級魔導師がいてすらこれは謎だった この段階までのヴァレリウス一門に内戦に関してほとんど動きがないのはそういう理由だ。 というか、最初から勝つ側が決まっている戦争など、死者の弔いと自らの被害極限以外にする事はない。 ひどい話のようだが、それが南方戦役に関しての彼らの認識だった。 それでも南方辺境貴族大勢の葬典を(悪党の意図の上でとはいえ)キッチリやった辺り、彼らも義理堅い。 そして彼らにとって本当の内戦は、ここから始まる。 353 名前:名無し葬務官 ◆469DvWy22w[sage] 投稿日:2011/05/28(土) 01 03 53 ID 3LT5MK2w0 南方戦役は終結した。それはもう圧倒的に。 最後の2年の敵は南方貴族ではなく、干渉してくる諸外国だった程だ。 その間レイヒルフトが帝都で行ったのは、教会を追い詰めることだった。 恐らくこの頃、既にデウス・エクス・マキーナの一件で、レイヒルフトと ヴァレリウス一門の間にはある種の了解事項が出来上がっていた。 教会と違い、一門を粛清しても金は出てこない。一門が保有しているのは 送金網であって信用ではない。流れている金は他人のものだ。 例えばシリヤスクス一門の商人が帝都からセレニアに送る金とか。 この頃になるともう、戦争によって東方領とエドキナ大公領は特需景気に 入っており、物凄い勢いで物資が生産消費されて金が動いていた。 後にカタリナ帝時代に決済銀行が資料を調査した結果によると、 大規模送金に伴う保証料だけでバカにならない額になっていたらしい。 そしてここで興味深い疑問が一門の中で発生する。 「あれ?お金って利子つけなくても右から左に動かせば増えるのか?」 この疑問が世界に洒落にならない結果を色々出すのは後の話。 ともあれ、一門は魔導・資金的にレイヒルフトをバックアップしていた。 正確にはリランディアと帝国に捧げているのだが、使う人間は一緒だ。 これが変わるのは、内戦が始まって5年が経過した時からとなる。 354 名前:名無し葬務官 ◆469DvWy22w[sage] 投稿日:2011/05/28(土) 01 56 08 ID 3LT5MK2w0 当時のアウルス、15歳(ttp //bit.ly/lPWdoK) 当時、教会を援護する貴族は少なくなっていた。 ヴァレリウス一門に関して言えば、ソリディアとユニアを巡って教会が 文句をつけて押収(!)しようとしてきて論破されたのが決定打だった。 元老院の方はというと、カシウス侯とラウルレス卿が中心となって 教会特権の剥奪へと動いており、流れは止められない状況だった。 そしてここで元老院の教会会計監査権限による教会関係者の送金網 使用時の資料の提出命令の話が出たのだった。 必要なら枢密院の令状も出す、というのが2人の提案であり。 これが実現した場合少なくとも教会の表側の金は丸裸になる。 顧客情報の提出なので送金業者と決済銀行関係者に尋ねてみると。 「姫様方を奪って性奴にしようなどという教会のクソ(ry」という意見、 つまりほぼ満場一致で賛成。ユニウスとラザルスは受諾を伝えた。 ……恐らく最初から断る気はなかったであろうが。 しかしこれが思っても見なかった結果を及ぼす。 教会関係者の暴挙だ。 レイヒルフトの軍勢が南方にあるこの時しかないと、帝都でのテロと、北方軍の誘引を図った。 仮に実現したとして、リランディアに逃げられたらどうするつもりだったかは不明である。 問題はこの時のテロで、カシウスとラウルレス卿だけでなく、一門が狙われていた事だ。 そして教会はよりにもよって、帝都にいるラザルスやユニウスではなく、モリアで教育中 だったアウルスがモリア近くのラザルスと親しい獣人の村に出かけた際に、村ごと火炎魔法で焼き払ったのだった。 彼を狙ったのは、教会に言わせれば「警告」のつもりだったという。 巻き添えになった村人のことは一顧だにされていなかった。 (ttp //bit.ly/jr3143) 結論から言うと、村人はこの際に全員が死亡した。 だがアウルスは火傷一つ負わずに生き延び、モリアへと帰還。 普段は衒学的な言葉を連ねるユニアは何も言わず、甥をそっと抱きしめたという。 そして戦争の季節がやってきた。 355 名前:ケイレイ ◆nbyvo04lz.[] 投稿日:2011/05/28(土) 02 15 18 ID No38vV460 ごめん、見てたんだけど限界寝オチ 356 名前:名無し葬務官 ◆469DvWy22w[sage] 投稿日:2011/05/28(土) 02 59 47 ID 3LT5MK2w0 帝都では、教会のあまりの暴挙に元老院以下貴族全員がドン引きしていた。 そしてモリアと帝国全土では、ヴァレリウス一門全員がブチ切れていた。 大怪我で体を置き換え、苦しみを味わって生きてこられた姫様方を奪おうとするだけでなく、 坊ちゃん諸共罪もない村人を目の前で焼き殺すとは! 恐らく一番冷静だったのは、ユニウスとアウルス本人だった。 ラザルスは激昂しかけたところをソリディアに叩かれて目を覚ました。 もっともそのソリディア自身がカメリアに言わせると「怒り狂った母虎のよう」だったのだが。 既に帝都の危機はマグヌス・ガイユス・アルトリウスなどによって去っていた 親衛予備軍司令部は、皇帝及び帝国軍総司令部に戦時体制への移行を提案。 これによって、志願の上で兵士を集められるようになった。 当時の帝国正規軍はこの上兵士に適した人間がいるとは考えていなかったからなのだが。 そうして、アルトリウスがいう所の“戦争機械”が錆を落として動き出した。 目標は明白だった。10年かけてでもグスタファス候を打倒する。恐ろしく迂遠な道になるだろう。 それは既に何年も前から定まっていたことだった。 彼らは北方辺境と戦うというより、神龍の、魔族の、大ゴーラの幻影と戦っていた。 彼らが兵士を集める際に用いたのも「帝国の危機は貴方の家族の危機」という言葉だった。 その意味でアウルス諸共焼かれた村は、最高の宣伝材料だった。 親衛予備軍が受け継いだ経験と実証された法則は以下の推論を戦争当初に現出させた。 軍政・民事・治安戦を担当する第一本部は、この内戦で帝国人口は100万が死傷すると予測した。 正規戦を担当する第二本部は、この内戦は10年続くので備えよと提言した。 当初誰もが大げさと信じたこの予測は外れ、内戦は100万の死者を出し、更に12年掛かった。 資源管理を担当する第三本部のうち、人的資源を管理する第一部が、 親衛予備軍の兵士の徴集と訓練を担当していた。 彼らは数百年間改定を繰り返してきた書類を引っ張り出すと、北方を除く帝国全土の墓地へ手紙を送った。 四週間後。第三本部は第一本部へ7万人分の訓練兵の名簿を手渡した。 六ヶ月後。第一本部は第二本部へ15個軽歩兵連隊分の兵士を送った。 その翌日。第二本部は全常備連隊へ新連隊への教育任務を伝達した。 その三ヵ月後。第二本部は北方辺境東部方面への遊撃作戦を開始。 その一ヶ月後。第二本部は予備軍司令部へ一万人分の死傷者名簿を手渡した。 そして15個連隊は12個連隊に縮小され、新編成連隊への教育訓練任務へまわされた。 こうして北方戦役が始まった。 この戦役の間、彼らが自軍だけでなく他の各軍用に養成した歩兵連隊は50個を越え。 うち7個が戦場で壊滅した。特に初期は立て続けに3個連隊が壊滅している。 彼らは戦場と後方を回転し、教え、教えられ、殺し、殺された。 少なくともこれは歩兵だけでなく騎兵・砲兵・機装甲部隊に関してもそうだった。 では彼らはどんな部隊だったのか? それは又別のお話。 そして戦争が終ると親衛予備軍は復員というより壊走するように消え。 内戦終結から数年後にはかつてとは別物の存在となった。 しかしながら、ヴァレリウス一門にとってこれはもはや戻れぬ一歩だった。 30年前とは隔絶した資金を流通させ、村を焼いた教会のトップに次期宗主が仕え、 その同僚は北方辺境侯家の者で、モリアには新たな魔導師たちと研究機関が出来ていた。 アウルス自身に関して言えば。 彼が最初に出会った運命の女性(ファンタムレディ)が、レイヒルフトの姉だった時。 その次に出会ったその姪が自らと同じ物を見る事が出来ると知った時。 そして彼が誰も助けることも出来ず焼かれた村から逃れた時。 その数年後、自らがされたように北方の村や都市や部隊を無慈悲に吹き飛ばした時。 それぞれの時点で何かが始まり、何かが永遠に変わってしまった。 最後に。彼はカタリナを一度たりとも教皇とは呼ばなかった。 彼は常にカタリナは皇太子ないし皇帝と呼んだ。 それに意味がないとしても、自らは意味づけをしていたから。 かくて時間は現在へと至る。 追伸)……えー。電波って怖いね。 357 名前:名無し葬務官 ◆469DvWy22w[sage] 投稿日:2011/05/28(土) 03 04 34 ID 3LT5MK2w0 ああ、親衛予備軍連隊の「壊走」は帝国弱体化に思いっきり見えたでしょうね。 もう連隊を維持する力も残っていないのか、と。 358 名前:名無し葬務官 ◆469DvWy22w[sage] 投稿日:2011/05/28(土) 03 31 51 ID 3LT5MK2w0 しかしまずいな、三頭政治とかどっかに吹っ飛んでる……。 ちょっと解説をすると、グスタファスをディー、ラザルスをハクオロにした理由はいくつかあります。 1:正直ハクオロさんが12年も延々戦争するとは思えない。 2:原作で2人はちょうど良いライバル関係 3:(一番重要というかこれだけでいい)あっちゃんとりきちゃんは夫婦。 以上ですw なお動員はカルノーをパクったらこうなった。あの人スゴ過ぎる。 359 名前:ケイレイ ◆nbyvo04lz.[] 投稿日:2011/05/28(土) 12 22 16 ID No38vV460 358 まあ「影の存在」が歴史を動かしてるように見えますねえ。 360 名前:ケイレイ ◆nbyvo04lz.[] 投稿日:2011/05/28(土) 14 37 05 ID No38vV460 西太后の番組を見ていて、 「清朝のシステムは完成度が高いけれど、だれでもが西太后になりえた。 一つでも運の悪いことが起きれば、西太后は西太后にはならなかった。 その意味でダークシンデレラと言える。 男性ならその能力は有能無能で語れるけれど、西太后にはそこでは語れないものがある」 としていて、現在時点の帝國でのレイヒルフトの評価ってそれなんだろうと思える。 ユスティニアヌス帝までに作り上げられた帝國のシステムは磐石で、そこに投入されるリソースが正しく平均的なものであるのなら、正しく政治リソースとしてはたらいていた。 帝國にとって中央と南北枢軸こそが帝國を支えるものであって、西方と東方は守られねばならないものだった。 それが証拠に、ユスティニアヌス東征でやっと東方は息を吹き返した(と見なされていた) 魔族大公領占領という、判断力が停止しかねないような大きな戦功をあげて帝都でおそらく凱旋式をやったんだろうけれど、 それを中央の政治リソースに取り込むことは、ユスティニアヌス帝にとって大きな問題であったかもしれない。 が、彼は正しい判断をし、彼の持てる政治リソースの全てをつかって、西方を除く全ての辺境に皇姫を降嫁させて統制を保った。 レイヒルフトの中央政界参加から、アルトリウス婚約までを見るならば、彼もまたダークシンデレラに見える。 アルトリウスとの婚約破棄をするまでは。そこからは簒奪路線と見なされたのかもしれない。 だが彼らは三頭政治同盟を結び、その目的達成のためにあらゆる事を始めた。 361 名前:名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2[!stock sage] 投稿日:2011/05/28(土) 19 44 58 ID p931HblU0 358 葬務官様 まあ、あくまで電波ですから、帝國SSの正史とは関係ないということで、ひとつ(w 359 ケイレイたん そりゃ、影の政府は設定スキーのロマンですもの(w とりあえず葬務官様も電波と仰っていますから、 正史とは関係ない、葬務官様のネタということで。 360 なるほど、ダークシンデレラとは面白い視点だと思います。システムの不備といいますか、穴を上手にくぐりぬけて、 システムの根幹を掌握した、ということですし。 しかし、考えれば考えるほど、ユスティニアヌス帝がいてこそのレイヒルフトという感じになってゆきますね。 まさしくカエサルがいてこそのアウグストゥスといいますか。むしろ、スッラ、マリウスがいてこそのカエサルかな? 362 名前:名無し葬務官 ◆469DvWy22w[sage] 投稿日:2011/05/28(土) 20 27 19 ID CMS8uYlkO 私的には、さっきの話に陰の政府がいるとしたらそれは悪党で、一門は置かれた状況の中で必死に対応しているだけなんですけどね。 はっきりした信念と行動指針があって、それが適切だったから生き残っただけで。機械神の謎もわかってませんし。 あと今更ながらグスタファスはディーなのか。もっと適切な人があるかも。 一門のキャラクターは見えたので使いますけど。内戦の後でキリコからいかにして黒田ヤンまで精神状態が行けたのか、興味深いですし。 あと初代から三代目までやっと人が繋がったというか。 正直電波とはいえ身を入れて書いたので、なかった事にされるのは寂しいですし。今までのここの話と矛盾しないように頑張っただけに。 別にこれが正史というつもりはこれっぽっちもありませんが、SS世界に何の貢献にもならずにスルーされて陰謀論扱いされるのは心外です。それなら未来から参照する政治史と外交史は全て陰謀史です。 それとも内戦関係の記述が暴走したからですか? 363 名前:名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2[!stock sage] 投稿日:2011/05/28(土) 21 10 05 ID p931HblU0 362 葬務官様 お疲れ様でした。まあ、正史と関係なくしよう、とコメントした最大の理由は、魔族侵攻から内戦まで、全ての事件に ヴァレリウス一門が積極的に関わっているように書かれているからで、どれも一つとして、結果として巻き込まれた、 という事がないからなんですね。ですから、ヴァレリウス一門の金融部門と、親衛予備軍という軍事部門とが有機的に 統合されて運用されて、結果として影の政府のように帝國史を動かしているように見えてしまっている、と。 シリヤスクスは、都市貴族主体で、東方辺境の物流と金融を握ることで東方辺境の覇権を確保している一門、という 設定があり、それは随分前から提示されているわけですが、 345で、レイヒルフトがヴァレリウスに対して、その金融部門 を任せるという時点で、完全にビリーバブル性を失っているわけですよ。組織を動かす肝は、予算と人事なわけで、 それを一門という意味では同格のヴァレリウス一門にその部門への関与を認める事自体がありえないわけです。 また、東方系ヴァレリウス一門が存在する、という時点で、つまり帝國全土にヴァレリウス系一門が存在することになる わけで、この人的ネットワークは、まさに影の政府そのものなわけですね。通信技術が未発達なこの時代、人的関係は 情報のやり取りの最大の組織であるわけで。 帝国全土に人的ネットワークを張り巡らし、葬儀という宗教行為に基づいた金融ネットワークを有し、さらには対魔族戦争で 有意な活躍ができる程の軍事力を有する親衛予備軍を指揮下に置く時点で、これはもう影の政府以外のなにものでも ないわけです。 つまるところ、いかにヴァレリウスの視点で書かれたとはいっても、帝國史にこれだけ積極的に関与している時点で、 ユスティニアヌス帝や、レイヒルフトや、アルトリウスや、カシウス候と同等のプレイヤーであるという立場に立っている わけであり、そのプレイヤーとしての立場が、上記の組織に依存している点で、人ではなく組織として帝國史を動かして いるわけであり、これは影の政府と呼ばれても仕方が無いでしょう。 で、何が言いたいかといいますと、相変わらず親衛予備軍は近衛軍そのものの組織であり、ヴァレリウス一門は 超時代的な組織構成で、そして元老院や、他の一門の存在が完全に無視されているというか、無視できるほどに強力 である、と。こうなりますと、どうしても、それはこちらに置いておいて、としか、コメントしようがなくなってしまうわけです。 364 名前:ケイレイ ◆nbyvo04lz.[] 投稿日:2011/05/28(土) 22 45 44 ID No38vV460 362 陰謀論までは誰も言ってませんから落ち着きなせい。 とりあえず重要なのは結論ではなくて、経過だったりします。 結論を誘導する組織、結論を内部倫理としてもつ組織を創出して、結論へ向けて動かすと時空を循環させてしまうのですね、まどかのように。 その結果、因果律が変化してしまう、と。 だから、経過が重要なんです。 何が「起きた」かから、それを起こす組織が過去に生まれ、それを起こすべく活動すると「影の組織」になるわけです。 結果の「起きた」ことから、「どのように起きたか」を掘り出すこと、経過探しをしてるんですね。 で、その経過に、結果を起こす組織がアクセスしてくると、その組織がデウス・エクス・マキナになってしまう、と。 365 名前:名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2[!stock sage] 投稿日:2011/05/28(土) 22 57 26 ID p931HblU0 さて、メタ的な視点からコメントさせていただきますと、帝國SSという物語の美味しいイベント全部に、ヴァレリウスを噛ませようとして、 結果的にヴァレリウスが全帝国的な存在となってしまっているわけです。そして、その存在のビリーバブル性というか、例えば 書き手としての私が、私が何かを書く時に、ヴァレリウスの存在を自分のお話の中に共有できる余地が、なくなってしまっているわけですね。 ヴァレリウスは、帝國SSのあらゆる存在にコミットメントできる。でも、帝國SSの他の存在は、ヴァレリウスにコミットメントできない。 ヴァレリウスに触れようにも、触れるためのとっかかりがないし、かといってヴァレリウス側によってその存在を決められてしまっていますから、 今度は他のキャラや組織が書けなくなってしまう。 葬務官様は、ヴァレリウスを通じて、レイヒルフトにもカタリナ様にもアルトリウスにも触れられる。でも、私は、ヴァレリウスに触れるための とっかかりが無いか、あっても、それを葬務官様と共有できない。アルトリウスは、封建制帝國の最後の王であり英雄なのですが、 その物語のための円卓の騎士の位置をヴァレリウスが独占しようとしてしまっている。カタリナ様は、近代的覇権国家たる帝國の最初の皇帝 なのに、カタリナ様の手足となる組織をヴァレリウスが独占しようとしてしまっている。 それでは、私は、どうしたらよいのでしょう? 葬務官様の設定を尊重しようとすれば、私は私のお話の設定を一から見直さないとならなく なってしまう。でも、葬務官様は、ヴァレリウスはこういう存在だと仰る。 ケイロニウスの最重要アイテムである機械神をモリアに置くようにしたのも、モリアで発条音を開発することにしたのも、901bn2coの教官達 と絡ませられる余地を作ったのも、私なりに、葬務官様の設定を帝國SSにビリーバブル性を持たせて取り込もうとして考えた結果なわけです。 でも、葬務官様は、それだけでは足りないと仰る。帝國SSのお話のイベント全てにヴァレリウスを噛ませたいと仰る。 ここら辺の齟齬をどうにかするのは、私には無理なわけですね。だから、葬務官様のお話は、葬務官様のお話ということにしたわけです。 でないと、帝國SSの存在そのものが全部作り直しになってしまうわけです。 そこまでやるとなると、これはもう私のキャパシティを超えてしまうわけで、ヴァレリウスを葬務官様の言う通りに帝國SSに取り込むのは、 ちょっと私にはできない、と。それだけの力は私にはないよ、と。そういうお話なわけです。 366 名前:ケイレイ ◆nbyvo04lz.[] 投稿日:2011/05/28(土) 23 10 37 ID No38vV460 だから、必要なのは受け入れるか否かのゼロサムではなくて、 この場合は明確な妥協線の発見なんだとぼくは思っています。 レイヒルフトが歩き始めた後に始まる、多くの人間が動き始める歴史の動きやうねりの認識 それに関与した人々の関与度合いといった、 まあぼくの言い方ですれば「技術的」なことだと思っています。 367 名前:名無し葬務官 ◆469DvWy22w[sage] 投稿日:2011/05/28(土) 23 29 53 ID CMS8uYlkO うーん?なにか認識の齟齬があるような。 なぜあの文章からそういう認識になるのでしょう。 あれは私からみるとむしろ一門分裂の危機で。 あと悪党なら他のつてを当然持つか、作るでしょう。 あと超時空とか言われても。葬儀担当であちこちにいるのは随分前に出した話で。 歴史資料を散逸させずにきちんと研究すればどうなるかは、教会に独占されていた欧州で資料が伝わったルネサンスを見れば明らかで。 三十年戦争という事は既にその段階は通過しているわけで。 きちんと広まったから啓蒙思想に続く近代思想が帝国に花開いているわけで。 資料の読み込みと時代へ適応させる事のどこが超時空なのでしょうか。 あと元老院に関して言えば可能な限り干渉しないようにしていたらむしろ向こうから来たと書いたのですが。 私は基本的に巻き込まれて対応する存在としてしか、描写したつもりはありません。 最後はAAキャラと中の人で大部隊が出来ましたが、だから内戦の後で消滅させたのです。 そもそも、内戦までの経緯のほとんど全てはWikiと過去ログから引っ張ってきたものなのですが。 368 名前:名無し葬務官 ◆469DvWy22w[sage] 投稿日:2011/05/28(土) 23 36 51 ID CMS8uYlkO そもそも私は三頭政治を知らずに、彼らの動きに対応して必死に走る話を書いたのに、なぜ独占という話になるのでしょうか? 369 名前:ケイレイ ◆nbyvo04lz.[] 投稿日:2011/05/28(土) 23 54 58 ID No38vV460 「こう書いたじゃないですか」を受け入れるか受け入れないかということじゃないんです。 だから経過だと言ってるんです。 たとえば、帝國は内水交通網と、ローマ的な道路を持っていても、それでもなお辺境候制度を必要とした広大な国なんです。 古代ローマ末期では副帝や同格副帝を置いたりしていましたけれど、それが東西南北にいるくらい広いわけです。 もちろん各辺境には皇帝都市があって、名目的には皇帝陛下のお膝元ですけれど、皇帝陛下その人が統治しているわけではない。 教会宗派もかなりちがっている。その違い方は弱小宗派を無視しても4つも生まれてしまうくらいなもので。 要するに史実のユーラシアキリスト教領域より25%以上大きいこともありえるわけです。 その全土に葬儀と送金網を保有している前提を受け入れるか受け入れないか、という話なのか、とか、そういう話だとぼくは理解しています。 370 名前:名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2[!stock sage] 投稿日:2011/05/29(日) 00 06 48 ID JI6TmB6I0 367-368 葬務官様 ぶっちゃけて言うならば、ヴァレリウスが、状況に対して常に適切に対処し、かつキーキャラに関与するように、お話ができているからです。 三頭政治を知らないのに、レイヒルフトに対して深いコネクションを構築できている。一門分裂の危機といいつつ、ヴァレリウスとして レイヒルフトに一門全体で組みする事ができている。レイヒルフトの駒でしかないカメリアに対しても、アルトリウスやレイヒルフトを経由せず コネクションを構築できてしまっている。それなのに、コンスタンス帝時代の混迷からは上手に距離を取れている。 はっきりいうと、何もかもがヴァレリウスに都合のいいように動いているのですね。そもそもレイヒルフトやアルトリウス側の都合が一切 考慮されていないわけです。彼らにとってヴァレリウスがどういう意味を持ち、どう対応するか、それが無いまま、無条件でヴァレリウスは レイヒルフトとアルトリウスに受け入れられる事になっている。三頭政治を秘密にしつつ、しかし帝國を彼らの望む方向に動かすべく 七転八倒している中で、何故かヴァレリウスは、一歩引いた安全なところから、状況を俯瞰しつつ、しかし三頭政治のキーキャラと友好的な 関係を作れることになってしまっている。 色々と独自設定を作られていますが、それはそれでおいておくとしても、ヴァレリウスが無条件で美味しい立ち居地にいられるという点で、 もう帝國SSではなくて、ヴァレリウスのお話になってしまっているわけです。 葬務官様は、別の意図があって書かれていたとしても、帝国SSの中では、全然別の意味になってしまう。そういう事がシェアードワールド ではおきるわけで、それが今ここで指摘されていることなわけです。 371 名前:名無し葬務官 ◆469DvWy22w[sage] 投稿日:2011/05/29(日) 01 04 52 ID v7E31VMQ0 帰宅。今までは外出先で携帯でした。 369 多分、辺境侯の領地通りに個々で半分独立しているんだと思います。 精神的にはともかく政治的つながりは薄くて。だから宗主の息子が名代としていったり。 369 んー。んー。 レイヒルフトやアルトリウスはなぜ接近したのか、という話を書いたらよいというものでもなさそうなご様子。 状況に適切に対処しているように見えるのは、ここで語られてきた筋を壊したくないなあと思って、 その筋書き通りに進むように書いたからなのですけど。一歩引いたのは彼らの動きに無理やり絡みたくなかったからですし。 では電波の中から使えそうなネタを拾う事にします。 ラザルスとソリディアとアウルスの生い立ちはなんとか回収できるかな。 人形遣いを出した最初の話の頃から義体の話はするつもりでしたし。 送金網の話はばっさりカットしても話は進みます。 レイヒルフトとの関わりもこの時点ではカット。東方系は粛清された事にしてもいいです。 ロシアの侵略された歴史とタタールのくびき的に大ゴーラ主義への恐怖は残したいところです。 デウス・エクス・マキーナ問題は最初の投稿からあったのでいいでしょうか?_ カメリアとソリディアがモリア地下で会話するシーンが未完成のままなので、 救出作戦はなしで面識ないし互いの名は知っている状態? 親衛予備軍は用語を歴史から適当に引っ張ってきましたが、カルノーは好きなので動員の話は残したいですね。 内戦後解体されるのは近衛軍の権力削減の一環にすればいいかな? アルトリウスの嫁入りと時を同じくするように凄い勢いで連隊が消えていって。 そういえばアルトリウス・カシウスとの相互の関わりが一つ重大な問題なのですね。 誤解されたくないのでもう一度言いますけど、私は影の政府というか、 ヴァレリウス一門を人類補完委員会にしたくてさっきの話を書いたわけではないのですよ。 確かにキール議長いますけど。中の人の声が好きだからだけです。 372 名前:名無し葬務官 ◆469DvWy22w[sage] 投稿日:2011/05/29(日) 01 07 57 ID v7E31VMQ0 そういえばアウルスとカメリア・カタリナの出会いの話は蟹様に1年以上前にネタ振ったまま、 許可は下りずにログに流された記憶が。 373 名前:名無し葬務官 ◆469DvWy22w[sage] 投稿日:2011/05/29(日) 01 17 28 ID v7E31VMQ0 というか、ラザルスは別に親衛予備軍でなくても、普通に帝国軍人として 司令部で動員を担当させればいいのか?兵站はカメリア担当だからその部下で。 この場合親衛予備軍はモリア防衛部隊以外はDARPAみたいなのの集合になるが。 近衛軍として強大すぎるなら、逃げ道のひとつとして考えておこう。 374 名前:ケイレイ ◆nbyvo04lz.[] 投稿日:2011/05/29(日) 01 19 11 ID vIkFRD1A0 371 いまのところ、帝国全土に影響力を及ぼせるのは皇帝陛下と教皇聖下だけなんですね。 教皇は内戦の結果生まれたといっていいものですから、帝國には在来、皇帝陛下しか帝国全土に影響力を与えられなかった、と。 これには二つのやり方があったらしいと示唆されていて、一つはケイロニウス一門の下放で、 もう一つは帝國の公的な権力関係、つまり諸侯との君臣関係の確立だった、と。 で、教会ですら宗派分裂して合い争うわけです。 一方で、送金と葬儀を統制してると書きました、受け入れますか、受け入れてくれないんですか、という話じゃないのもお分かりいただけると思います。 だから過程が大事なんです。 過程はすなわち、ビリーバブルなのです。 今こう書いてるのに採決ください、というのは過程じゃないんです。 ああ、なるほど、と納得するのがビリーバブルなんです。 だからこうなりました(結論) こうしました(結論)には、 はい(アイ・シー)・・・・・・置いておきましょう、以外は言いづらいです。 命題 理由(検討) 結論とその適応 となると イエス/ノー ビコーズって話になるわけです。 375 名前:名無し葬務官 ◆469DvWy22w[sage] 投稿日:2011/05/29(日) 01 24 17 ID v7E31VMQ0 あとは何を削って何を残せるだろう。 あー、氏族のキャラ付けに始めたけど、送金網危険かなあ。 今や氏族も擬似ハワラシステムの一部でしかないのだが、いっそ消したほうがいいのか? 割と全国にいる、と思われているのもあそこから来ているしな。 帝都から南方の村まで普通に送金できるシステムになっているというのはそういう事だし……。 あとはさっきの描写で全国の墓地管理人に手紙を送る、とかがまずかったのかなあ。 アウルスとカタリナが最初に出会ったのはいつどんな状況なのかは非常に重要な気がして。 内戦なのは間違いないのだろうけど。カメリアは機械神事件の時に会っているから。 そして矛盾するようだけど、別に影の政府にはしたくないけど、 「目に見えない強さ」を抱えた集団は書きたいのですよね。 多分、それが強すぎるし周囲のリソース独占するように見えるのが問題なのだろうけど。 376 名前:名無し葬務官 ◆469DvWy22w[sage] 投稿日:2011/05/29(日) 01 30 18 ID v7E31VMQ0 374 ……ケイロニウス一門が下放された場合、葬典祭祀を担当する ヴァレリウス一門は一族の誰かを普通に随行させる筈です。 関東公方ゆかりの神社が新しく出来た公方分家の領地へ、 人を送って新しく社を建てるというか、本社から分祀するように。 377 名前:ケイレイ ◆nbyvo04lz.[] 投稿日:2011/05/29(日) 01 31 10 ID vIkFRD1A0 375 学者にすれば、といったのは、ぼくとしては誠実なリコメンドだったつもりなんです。 というのは、知られている通り学者将軍はいるわけで、 というか史実には普通にいたわけで。 学者なら、超時空的認識を得ていてもまったくおかしくない かつ、必要なバックボーンをそろえさえすれば、軍隊だろうが何だろうが指揮できる立場になりえる。 もっと言えば皇帝軍には参謀制度の萌芽が生まれているから適切な補佐役をつけることで、本来は指揮官足り得ない人物をワンランク程度はアップできる。 ただし皇帝軍や参謀制度は流血で発見した「上手くこなすためのもの」であるから、文人がほいほい獲得したり、改善できるものではない。 影響力を辺境から、中央へ、そして全帝國へ、と動いた時におきる軋轢アレコレが、結局はレイヒルフトの覇道だったわけです。 これを近道したり、チートしたりしたら、何が何やらということになるわけで。 378 名前:ケイレイ ◆nbyvo04lz.[] 投稿日:2011/05/29(日) 01 33 48 ID vIkFRD1A0 376 ・・・・・・のです。 はい・・・・・・おいておいて、にしかならないでしょう? え?ケイロニウスってそんな風にヴァレリウスに依存していたり、ヴァレリウスを伴わなければならないものだったの? ってなりませんか? そういいました。 え?それは決まりなんですか? ってことになりませんか? そこで受け入れてくれるんですか、くれないんですか?って話ではないでしょう? と、僕が言うのは不満ですか? 379 名前:名無し葬務官 ◆469DvWy22w[sage] 投稿日:2011/05/29(日) 01 42 44 ID v7E31VMQ0 375 親衛予備軍は、モリアと共に残った古代魔導帝国の遺産、その軍の末裔です。 ttp //www23.atwiki.jp/teikokuss/pages/661.html これは「置いておく扱い」だったのかな。 で、当然最初の彼らの悩みは「どうしてこうなった」なのは当然なわけで。 神龍戦争と魔族戦争の戦史から四つの本部が成立。 なので参謀はいないですが、ローマ軍団にいたスタッフはいたでしょうね。 帝国軍が参謀制度を取り入れたら、いずれ追随したのではないでしょうか。 もちろん内戦からだ、という場合早すぎるのかもしれませんが。 378 別に依存はしてません。貴族は使用人に依存していますか? 貴族の誰かが分家を作る際に、使用人は連れて行かないのですか? 連れて行くのは決まりなんですかと聞くことなんでしょうか? と、私が思うのは間違ってますか? 380 名前:名無し葬務官 ◆469DvWy22w[sage] 投稿日:2011/05/29(日) 01 53 16 ID v7E31VMQ0 マル子の家に霊廟があって、そこをミノールが管理していましたが。 ケイロニウス一門が下放されれば当然屋敷に霊廟を作るでしょう。 そこには当主以外に日常で管理をサポートするスタッフがいるはずです。 随行したヴァレリウス一門がいるとしたらそういうところです。 これすら無理、ないしそういう仕事が存在しないなら、 そもそも私がここに来た最初の段階で一門の存在が否定された筈です。 その場合宮宰の下の宮内省の役人が取り仕切るのでしょう。 381 名前:ケイレイ ◆nbyvo04lz.[] 投稿日:2011/05/29(日) 01 54 12 ID vIkFRD1A0 379 下段 帝國は農奴が存在し、日本と違って真の封建が成立した国です。 使用人の人権は、使用者の権限に従属したごく限られたものです。 つまり、先祖代々この仕事をしていますから、というものは主人にとって何の意味も無いのです。 もっと言えばその俗界に、聖界として区分された権力を得たのがキリスト教なわけですね。 上段 ぼくからは特に言うことはありません。 示して、受け入れてくれるんですか、くれないんですか、というのは無理ですよね、と確認し繰り返すことしかできません。 重要なのは過程で、過程とはすなわち、ああそういうことか、と納得を得ることであり、それこそがビリーバブルだ、と。 ~です。受け入れてくれるんですか、くれないんですか、って話では無いですよね。 命題 理由 結論と適用。それをわたしはこう切り回しました、と見せることが過程です。 結論が適用されましたと書いても、アイ・シーとしか応じようが無いですから。 382 名前:名無し葬務官 ◆469DvWy22w[sage] 投稿日:2011/05/29(日) 01 54 46 ID v7E31VMQ0 ともあれ、一つ頭を整理するために寝ますですよ。 383 名前:ケイレイ ◆nbyvo04lz.[] 投稿日:2011/05/29(日) 01 59 51 ID vIkFRD1A0 380 そのレスに、設定を受け入れるのか受け入れないのかって意味がわずかでも含まれていたら そのレスには答えられませんよ。 だから日常にはスルーします。いまはそれを明言しながら、慎重にレスを返すしかないのでそうします。 日本ですら複数の仏教宗派があり、地方によってさまざまな葬儀祭祀があるわけで、 マル子家は(どこに霊廟があるにしろ-ローマは屋敷の外でしたが)ヴァレリウスです、といわれてもびっくりするだけで。 そのびっくりと、葬務官さんを受け入れるかどうかはまったく別の問題であることはお分かりでしょう。 384 名前:名無し葬務官 ◆469DvWy22w[sage] 投稿日:2011/05/29(日) 02 02 28 ID v7E31VMQ0 381 では使用人ではなく家臣と言い換えますよ。宮中諸官の貴族でもいい。 王は彼らに依存しているのですか? 王子を分家として派遣する際に必要な家臣をつけずに外に出すのですか? それとも教会があるにも関わらず屋敷に霊廟があるような帝国で、 その管理をサポートする人材は伴わなくてもいい不要な人間なのですか? 385 名前:名無し葬務官 ◆469DvWy22w[sage] 投稿日:2011/05/29(日) 02 04 54 ID v7E31VMQ0 383 マル子家を出した理由は簡単です。 レオニダスから転じたとはいえケイロニウス一門ですよね? もちろん、レオニダス宗家でずっとやっていた人がいればそちらが続けるのでしょう。 しかしながらそれは、その種の仕事を担当する人材が貴族に不要かという問いとは無関係の筈です。 386 名前:ケイレイ ◆nbyvo04lz.[] 投稿日:2011/05/29(日) 02 05 40 ID vIkFRD1A0 384 それは、ヴァレリウスでなければならないのですか?違いますよね、と答えることが 設定を受け入れるか、受け入れないかという話に受け止められるのなら答えられませんよ。 ヴァレリウスでなければならないのだとしたら、ヴァレリウスに確定した被選択権という権力がある、ということです。 それを下放されるケイロニウスのある割合につけねばならないとしたら、それは権力者たる皇帝と皇帝家門に対する確定した被選択権を与えねばならないってことですよね、と一般の話題になら言います。 387 名前:ケイレイ ◆nbyvo04lz.[] 投稿日:2011/05/29(日) 02 09 32 ID vIkFRD1A0 385 帝國化しなければならないので、つまり皇帝陛下に対して自発的な臣従を示さねばならないので、ほとんど全ての習慣について帝國化されたはずです。 そのとき、なぜヴァレリウスが送り込まれてくるのですか、となったとき ヴァレリウスが祭祀の一門だからです、は良いとして 皇帝がヴァレリウスを指定するのはなぜですか、になったときにまたヴァレリウスが祭祀の一門だからですになったら、それが決まりだからですと言ってるのと同じですよね? そしてそれが設定を受け入れるのか、受け入れないのか、という問いに帰結してしまうのなら答えようが無いのです。 お分かりですよね? 388 名前:名無し葬務官 ◆469DvWy22w[sage] 投稿日:2011/05/29(日) 02 20 54 ID v7E31VMQ0 386 彼らはそれを担当する一門です。古代帝国の神祇官の生き残りで、 帝国成立時にそれを選択し、皇帝家へ旧帝都を死後の御息所として提供しました。 これはほとんどですがスレの頃に書き込んで特に反論もされませんでした。 私かWikiに書き込んだ「霊廟の中へ」はその視点に立っています。 もしそういう何がしかの権力を持つ必要があって、それを与えねばならないことを否定したいのでしたら、 私がWikiに最初に書き込んだ時にというよりも、 それ以前のですがスレに書き込んでいた時に仰っていただきたかったですね。 正直、それすら「置いておく」話だったなら、そういう話は一切聞かないまま 今まで私がここでして来た話は何だったのですか。 387 別にそれはヴァレリウスなければないとは言っていません。 別にレオニダス家から選んでも特に問題はないのですが、 他の各貴族が選ぶ理由があるとするなら彼らが一番ノウハウを持っているからでしょう。 そういう仕事を一番長く続けてきた一門で、皇帝家を担当しているという箔もありますし。 389 名前:ケイレイ ◆nbyvo04lz.[] 投稿日:2011/05/29(日) 02 31 05 ID vIkFRD1A0 388 設定について、ぼくから言うことはありません。 しかし、その適用について、過去に一度エクスキューズが入ったでしょう? ヴァレリウスの持つ権力が大きすぎれば、それを敵と認識して敵対するでしょう、と。 それに対して応答したのが今回の答えだと、ぼくは認識しているわけです。 そして今回は、ヴァレリウスが権力と実力を維持し続けるように「全てが認めるように動くのですか?」 というようなエクスキューズだとぼくは認識しました。 ぼくにいえるのは、認めるのか認めないのか、ということでは無いです。 だからそれには答えられません。 もっと言えば、わたしはこう書いたのに認めないのか、認めるのか、追い出すのかという選択を突きつけるのは あまりに酷だ、ということです。 祭祀についてもそうです。 わたしは過去に書いた。応答が無かった。だから認められたと考えていた。今になってひどいじゃないか、といわれたとしても、 それを根拠に、それ以外の設定を認めるか、認めないかにまで拡張されたら、どうすれば良いんでしょう? 祭祀の一族 いいじゃないですか 皇帝の墓を守ってきた それにも特段の異議を唱えるものではありません。 しかしゆえにケイロニウス一門の下放に伴って全土に広がり、皇帝霊廟守護の実務経験を買われて祭祀実務を一手に引き受け、さらに過去の遺産まで研究していて軍勢を持っていて、その軍勢は帝國軍の支援に欠くべからざる力を果たしていて、その撤退=帝國軍の撤退だという判断に寄与するほどの・・・・・・ というものを、自動的に付随するものですか? 違いますよね? それは納得の課程を伴うものですよね、と書いてきているんです。 390 名前:名無し葬務官 ◆469DvWy22w[sage] 投稿日:2011/05/29(日) 02 46 37 ID 7j/bG6gY0 389 少なくとも帝国軍に関して言えば、「観測断片02「内戦とヴァレリウス氏族」」を Wikiに上げたのは最低でも去年の8月より前で、送金網が国際的なものとして存在するという 「帝國SSにおける香典と祝賀金の送金について」はそれより更に前であり、 少なくともその時に「置いておく」などという反応を返された覚えはない事を指摘しておきたいと思います。 権力が大きすぎれば云々はその更に前にありましたので覚えています。 これら2つの話はその後で開示しました。じっさい強くなりすぎないように文中で影響力を抑えています。 ケイロニウス一門の下放に伴って全土に広がるのは今出した話なので置いておかれるのは結構です。 ただし先ほど提示した理由は提示します。 「その軍勢は帝國軍の支援に欠くべからざる力を果たしていて」という点に関して言えば、 別にその軍勢がなくても北方軍は何の変化も起きずに内戦に敗北したでしょう。 私はあの軍勢を、内戦の勝因の補助として使ってもらえればいいと思って書いたのです。 メタ的にいえばいなくても問題はありませんが、いると理由の一つを作れるなと思ったからです。 ヴァレリウスが権力と実力を維持し続けるように「全てが認めるように動くのですか?」という点に関しては、 いいえ、ですので支障のない範囲で設定を拾う程度に止めます、と答えます。 391 名前:ケイレイ ◆nbyvo04lz.[] 投稿日:2011/05/29(日) 03 01 10 ID vIkFRD1A0 390 前に書いた。そのときに異議を唱えなかった、と言われてもですね、 契約書を書いているわけではないのですよ。 契約書を読むように精査される事を望まれるのですか? そうしたら毎回アンカーをつけて、置いておく、と書かれてしまうだけですよ。 あらゆる設定も、あらゆる物語も、他の人の物語を掣肘する形になってしまったら、それは何のためのものなんでしょう? 何ヶ月前にわたしは設定を開示した。それ以後、異議が無かった、だから次はこう設定を膨らませた、受け入れるべきだってそれはあまりにも酷でしょう。 そういわれても「それを前提に物語を作る能力がありません」と言う話になってしまうだけでしょう? それを「お前はわたしを否定した」って文脈がわずかでも入るのなら、それには答えられないのもお分かりでしょう?スルーするしかない。 互いに人格を掛けて、それも常人ならざる執念をもって真っ向勝負をかけてるわけじゃないですか。 認めるも認めないも、そのとき示された作品次第。 「やっちまった」が作品としては面白い、だってありえるんです。ただ、次にまでこれを引っ張られたりすると困るよ、というエクスキューズだってある。 もっと言えば、作品に応答がつかなかったことを、根拠にされても困るんです。 前にも言いましたけれど、判断しかねる時には、レスをつけられないとぼくは言いましたよね。 作品も設定も尊重しますよ。設定に文句など言ってない。 ただ、納得の過程を飛び越えて、何ヶ月レスが無かったこのわたしに対して言う言葉なのか、といわれても困るんです。 今示されたものを、保留するかリコメンドするか、二つに一つしか選べないんです。 それを明言して、保留、保留、ってアンカーがつくほど悲しく意味の無いことは無いでしょう? だから、作品なりレスなりには、そのときそのときの応答しか、出来ない。 何ヶ月前に、といわれても、そのときにはそのレスしか出来ないんです。 そしていまは、先のように「全てを認めるように動くんですか?」というエクスキューズだとぼくは認識しています。 たとえばケイロニウス一門の祭祀を担うのは構わないにしても、ヴァレリウスでないとならないのか?からヴァレリウスの権力までシームレスに繋がった上に、その根拠としてNヶ月前のレスに応答が無かったといわれ、どうすれば良いんですか。 そのNヶ月前のレスに、これは全時代全地方に適用されますと書かれていなかったじゃないか的なくだらない応答はしたくないんです。 それは物語だと認識しているから、物語の見ている範囲内の出来事だと解釈するのが当然でしょう? 設定にも物語にもぼくは特段の文句はつけません。 ただ、それが全帝國に広がり、旧エクスキューズを棄却するようなものだと主張されるなら、いや無理です、と言います。 納得させてください、と。 だから過程ですよ、とレスしてきたつもりです。 392 名前:名無し葬務官 ◆469DvWy22w[sage] 投稿日:2011/05/29(日) 03 05 58 ID 7j/bG6gY0 そしてこの際言わせて頂きますが、お2人のビリーバブルの基準も、 納得の課程をどの程度満たせばよいのかも、はっきり見えませんし、 誤差がある程度のレベルで統一されているようにも見えません。 話を認めないなら認めないで、はいわかりましたと私は書き直すだけです。 権力が大きすぎるので粛清の危険があると教えられた後そうしましたし、 電波の中から認められそうなネタを探している今がまさにそうです。 このネタが使えるのか使えるのか分からない、書いて反応がない状態から さらにそのネタを前提にしたネタをここで会話したり、そこから分岐するネタを書いたり、 そうしてしばらく経過した時に「それはビリーバブル」云々と否定されるかもしれない放置は拷問と同じです。 例の電波のように、シェアードワールド特有のコンフリクションが起きるのは当然です、 エクスキューズが出れば議論があっても私はグランドマスターに従います。 しかしエクスキューズなしに時間が経過したネタの発展をその時点で止めるのはともかく、 そこから過去に遡ってそれまでの物語を否定される事は断固拒否します。 そして3時なので今度こそ寝ます。おやすみなさいませー。 393 名前:名無し葬務官 ◆469DvWy22w[sage] 投稿日:2011/05/29(日) 03 11 06 ID 7j/bG6gY0 391 私は寧ろ保留を付けていただき、その理由をお尋ねし、それに基づいて改定し、 御覧頂いて判断を仰ぎ、安心して先へ進む事を望みます。 394 名前:ケイレイ ◆nbyvo04lz.[] 投稿日:2011/05/29(日) 03 24 58 ID vIkFRD1A0 392 初めからぼくは過程の話をしてきたつもりなんです。 この一年ばかり、ずっとです。 ビリーバブルの基準って、前にも書きましたけれど「それを聞かされたとき、受ける側がそれが出来ると思える」と思うことなんです。 ヴァレリウスが祭祀の一族である 皇帝墓稜を守ってきた。 過去の知的遺産を研究してきた。 この三つはたとえば基点として、異議を唱える必要も無いとしましょう。 しかしこの三つの結果、 内戦前から内戦の覇者に欠くべからざる貢献をし 未来戦略兵器たる発條音の開発に欠くべからざる貢献をし 未来の帝國の哲学に大きな影響を及ぼす にシームレスには繋がらないでしょう、と言ってるんです。 繋がります、なぜならレイヒルフトやアルトリウスが無視できない力を持っていて交渉に成功したのです ってそれではなぜ?ってことになりますよね? なぜと聞いたとき、 大きく欠くべからざる力を持っていたからです、と答えたときに 「それは闘争の対象になりませんか?」というのが前回のエクスキューズでしたよね?ぼくはそう認識しました。 それに対して「交渉に成功しました」というのが今回の答えだった。 「それは上手く行き過ぎじゃないですか?」が今回のエクスキューズだとぼくは認識しました。 何度も書きましたが、認める認めないの話ではないんです。 過去に遡って過去ネタを否定するなんてとんでもない。 そう認識されるにしても、これは?これは?と問うて行ったとき「こう過去に設定したからだ」になったらどうすればいいんですか。 今回のぼくと葬務官さんのレスポンスに限って言えば、 「過去にこう設定したから、それから拡張してきた設定を受け入れるべきだ」って言われても困るわけですよ。 正統な祭祀であるから力を得たという設定に文句など言いませんし、過去に遡って棄却などしません。 ただ正統な祭祀であるから、帝国全土に拠点を持ちえたのだ、と言われれば そんなことは出来るんですか?と聞いて当然でしょう? そうしたら設定でそうなっている、過去に遡って否定するのか、といわれたらどうすればいいんですか? 過去に遡って否定などしませんよ。 ただ、設定に基づいて展開するのなら、これはなぜ?と聞くのは当然ですよね? それは受け入れる受け入れないの話では無いですよね? ずっとそう書いてきたんです。 395 名前:名無し葬務官 ◆469DvWy22w[sage] 投稿日:2011/05/29(日) 13 14 53 ID gNZV7cvQ0 394 それを聞かされたとき、受ける側がそれが出来ると思える それは基準なんですか?個人によっては出来る出来ないの差が出ると思うのですが。 だから統一されているようには見えないと申し上げたのです。 内戦前から内戦の覇者に欠くべからざる貢献をし 欠くべからずといった覚えはないですね。 以前勲章の話が出た時に三代目は勲功章と感状だろうという話が出たくらいですが。蟹様から 未来戦略兵器たる発條音の開発に欠くべからざる貢献をし モリアで開発する云々は、蟹様が言い出して下さった事です。ありがたいお話です。 未来の帝國の哲学に大きな影響を及ぼす これは半分あいまいなところですが、少なくとも子供達に教える役回りについては同意のレスを貰っています。 それとも、同意のレスも「置いておく」扱いになっているのですか? 未来の哲学に関しては、これからの話なのでなぜそうなったかは書く必要があるのでしょう。 あと設定でそうなっていると言った覚えはありませんが。 「こういう設定を導入すると出来ます。その設定はかくかくしかじかの理由から成立します」と言った覚えはあります。 396 名前:名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2[!stock sage] 投稿日:2011/05/29(日) 15 19 54 ID RLrbVmfk0 395 葬務官様 まあ、ゆっくり深呼吸して落ち着きましょう。言った言わないの水掛け論になってしまっていますよん。 341からの書き込みを読んだ上で、あの当時と比較してヴァレリウスの存在感が皇帝軍にとって、とんでもなく 重くなってしまっていることを指摘されているわけです。衛生大隊とか、民事大隊とか、軍事情報大隊とか、 もう完全に近世レベルを超えて第二次世界大戦レベルを超えてヴェトナム戦争レベルに達しちゃっています。 10個や20個と簡単に仰りますが、それをなせる組織力は、とんでもないレベルです。1個連隊1200名として、 1万や2万の兵を「使える」レベルまで教育して戦場に送り出すというのは、とんでもない組織力です。 葬務官様は簡単に書かれていますが、近世レベルの国家でそれを行えるのは、よほどの大領主か国王 くらいなものです。日本ですら、1000名の兵士を動員できるのは、4万石くらいの大名からだったりするわけです。 設定ではほとんど領地らしい領地を持たない、祭事を司る一門が、突然そんな事をできるのか、という話にはれば、 そもそも実績がないのにそれを任せる為政者はいないでしょう。あくまで机上の空論として参考にとどめておきます、 と、言われるのが普通です。帝國は領主と農奴のいる近世社会であって、近代的な国民国家ではなく、故に 東方辺境のような恒常的に戦争をやっている軍国主義的体制なところでもなければ、ある土地から兵士を動員して 軍を編成する権利を有するのは、その土地の領主だけなんですから。 で、発条音の開発の場所をモリアにする、という事と、欠くべからざる貢献の間には、かなりの距離がありますよ。 ヴァレリウスの持つ技術の提供は命令されるでしょうし、機械神の研究のこともあるからモリアでやる、というお話な わけで。開発主体は、あくまでカメリアであり、その下に帝國全土から集められたスタッフが開発チームを組むわけです。 ヴァレリウスは、あくまでこの開発チームの一員なわけですから。 発条音なんて、文字通りレイヒルフトとカタリナ様の切り札にヴァレリウスが下手に深く関わったら、むしろ ヴァレリウス解体の危機です。では、何故にヴァレリウスは解体されなかったのか、というお話にもなるわけです。 で、その点については、全く説明がないわけです。 で、901bn2coの子供らの教育に一役かうのと、帝國の哲学に大きな影響を及ぼすことは、全く別ですよ。 これは何度も何度も書いていますが、アウルスとアムロに求められているのは、内戦中の二人の機神運用に ついてのノウハウの教官らへの伝授であって、そこから発条音の運用ノウハウが開発されるわけで、開発の 主体はあくまで901bn2coの教官らなわけです。アウルスやアムロらが子供らに講義をすることはあっても、 あくまで教育過程は、教官達が作成するわけで、その中での講義なのです。 とにかく、葬務官様は、なんでもかんでもヴァレリウスを美味しいところに噛ませようとするから、あらぬ誤解を 受け易くなってしまっているのではないかと思っております。 まず結果ありきで、では何故ヴァレリウスにとってそこまで何もかも都合よく事が進むのか、という点について、 全くセッションが成立していないから、では横に置いておいて、というお話になってしまうわけです。 397 名前:名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2[!stock sage] 投稿日:2011/05/29(日) 15 39 27 ID RLrbVmfk0 で、設定者のお話と、設定のお話を混同しちゃうのも、危険です。 今回ケイレイたんが問いかけているのは、設定のお話で、葬務官様は設定者のお話にしてしまっている。これではそもそも 互いが何を言っているのか、その事についての理解も妨げます。 私は、ヴァレリウスを、廃棄された古代魔導帝国の首都跡を根拠地としている研究者の集団で、表向き祭事を司っている 一門であると理解しています。ただ、一門の性格として学究的であり、その研究対象が古代魔導帝国の遺産であるという 集団である、と。 ここを立脚点にして考えた時、祭事を司る集団が、独自の送金網、つまり金融組織を持つのはありえるでしょうし、 それが帝國全土に張り巡らされている可能性も否定はしません。しかし、それを帝國SSという世界の中に説得力を持たせて 成立させるために、ビリーバブルである必要性がある、というお話になっている、というのが今回の議論の中心にあるわけです。 で、そのビリーバブル性について、ケイレイたんは説明を求めているわけであり、それに対して「設定でこうなっているから」 「その設定は蟹様が認めたから」というのでは、説明になっていないわけですよ。だから、 363や 365の私のコメントに なってしまうわけです。 だから、 371で使えそうなネタを拾うという言い方をなさっていますが、それでは説明にはなっていないのですね。 帝國SSという枠組みの中でのビリーバブル性についての説明なりセッションが必要であるのでは? という問いかけに 対して、設定が受け入れられませんでした、では使えそうな設定を選びます、では、レスとしてはずれているな、と。 モリアという特殊な場所に引き篭もっている研究者集団が、何故にそこまで強力な軍隊を保有する能力を持ち、 ユスティニアヌス帝からカタリナ帝に至るまでの帝國史の主要な人物に対して、主体的に関わって、なおかつ大きな影響力を 発揮できるのか、それについて他の書き手さんが納得のゆくビリーバブル性を確立させる必要があるのでは、という お話なわけです。 398 名前:ケイレイ ◆nbyvo04lz.[] 投稿日:2011/05/29(日) 17 42 42 ID vIkFRD1A0 ビリーバブル、という言葉をこの場に持ち込んだのは、 「設定」に対して、もうちょっと柔軟性がある、物語の上で前提となりまたガイドとなるガイドラインとしてでした。 従って「定義を示せ」といわれてそれに答えることは、ビリーバブルという概念を持ち込んだことそのものを壊しかねないことなのですが、 ここは信義上、あえて出します。 ただし、これにしたがっているか否かを厳密にはかるため、ではありません。念のためにお願いします。 1:地位が適正であるか。 登場人物の采配する対象に対して、適正な地位にあるか、です。 これは永続的な地位でなくても構わないので、たとえばレオニダス候爵軍務相談役グローバル艦長、などもありえるわけです。 この候軍相談役が後ろ盾になっていれば、たとえばマル子兄が侯爵に代わって候軍指揮をとっても物語上の説得力はあるかと思います。 けれど姉様や弟等ではビリーバブルといえるかどうか疑問が残ると思います。 2:能力適正があるか。 物事を行なうにおいて、能力が十分にあるか。 上の例でいえば、レオニダス候爵の下でかばん持ちしていた兄上様ならば、侯爵代理として軍務相談役ととも候軍を采配する能力はあるという物語上の説得力はあるかと思います。マル子でも可能かもしれません。ただ姉様や弟等にその能力があるか、といわれればビリーバブルとは言えないかもしれません。 3:リソース適正があるか。 物事を行なうにおいて、必要なリソースを投入できるか。 上の例でいえば、経済的に豊かな侯爵は、抱えの常備郎党に加えて、領地からの動員を行い、 アルトリウス方伯(アリア姫実父)軍と比較して不自然ではない程度の軍備を得ることは物語上の説得力はあるかと思います。 4:経緯適正があるか 物事を行なうにおいて、経緯が適正か。 要するにこれが満ちてしまえばなんでも構いません。ゆえに経緯が重要なのです。設定は単独ではこれは不十分です。ゆえに補完し、また補完に参画する心積もりは十分にあります。 上の例で言えば、レオニダス候爵って本当に裕福なのか?どのくらい裕福なのか?領地から本当にアルトリア方伯が動員したくらいの軍事力が動員できるのか?そもそも領地はどこなんだ?生産物や石高はどれくらいだ?常任の軍事相談役など置いておけるのか?そもそもどうしてそんなものがあるのか?なんで兄が采配するんだ、など疑問はありえるでしょう。 一問一答することも可能です。 けれど、あえて大きな声で言いますが、 人様の「設定」やそのビリーバブルに対して そんなものを要求するつもりは毛頭ありません。 399 名前:ケイレイ ◆nbyvo04lz.[] 投稿日:2011/05/29(日) 17 51 39 ID vIkFRD1A0 かくして、レオニダス候爵はいま、アルトリウス方伯が戦時動員した戦力に対して、不自然ではない程度の軍備を持ちえるのではないか、と提言してみます。 レオニダス候爵、ならびに嫡子プリムスは武門貴族としての能力に欠けているので、軍務相談役グロバルスを置いています。したがってレオニダス候爵軍の遠征能力には大きな限界があるでしょう。部隊の細分化、小部隊での運用能力にも限界があるものと考えるのが適正でしょう。 したがって、典型的な領地防衛軍であり、隣接貴族と比較して遜色ない質、量を満たす抑止力部隊であると言えるでしょう。そうなると、比較対照としてあげたアルトリウス方伯軍に比べて、騎兵の量において劣り、打撃力において劣り、数自体も劣っていておかしくはありません。 すなわち侯爵軍は内戦において領内安堵のために奔走していたのみであり、近隣貴族領でのトラブルに増援として送り込まれたり、帝都警衛に部隊を出したりといったローカルな任務が主なものだったのでしょう。 北方戦場に動員されたとしても、グスタファス軍の前で十分な戦闘が出来たかどうかは疑問です。 行ってみれば「カテゴリC」部隊です。 帝國軍には錬度評価がありますが、それを適用すること自体は可能ですが、この文脈では意味が無いので止めておきます。 一方、武門として知られるレオニダス公爵がこの程度であっては困るはずです。 少数であっても十分精強に訓練され、郎党や分家からの急速動員を吸収しても、これを指揮可能なように従士騎士の訓練を進めているでしょう。 ローマ軍は死者を出すほどの厳しい訓練で知られていました。 侯爵軍では死者を出すほどの訓練は行なえず、行なう必要も無かったでしょう。行なっていなかった、と考えるのが自然、すなわちビリーバブルでしょう。 その侯爵軍に対して、公爵軍が寄り厳しくあった事を、ビリーバブルにすべく、諸々を「設定」してはいます。ただその設定を紹介するのは無駄だと思っています。 同じ思考過程を他者の物語に当てはめるつもりはまったくありません。ゆえにいままで出さずに、より緩い形の言葉を探し、ビリーバブルとして使って来ました。 もっと言えばビリーバブル要素の中でも経緯適正さえ満ちていればとは何でも良いんです。 だから、経緯、と何度もレスしたのです。