約 2,552,662 件
https://w.atwiki.jp/kameyama2011/pages/384.html
小熊英二『社会を変えるには』総括 『社会を変えるには』のポイントまとめ ▼日本社会の現状 工業化社会:1965年から1993年 大量生産、安定雇用・高賃金、画一化 ↓ 日本型工業化社会:70年代から80年代半ば 強い「中核」が「周辺=弱い環」を支える ↓ ポスト工業化社会:1990年代後半から グローバル化、非正規雇用、多様化 ⇒「自由」で「多様」な個人:カテゴリーの無効化 ▼「個体論」から「関係論」へ カテゴリーの無効化により、「作り作られる」再帰性の増大 ⇒「個体論」から「関係論」への転換 個体論:主体と客体の独立を前提とする 関係論:まず関係があり、主体と客体は事後的に生成される ▼「われわれ」を作る 運動が正統性を得るためには、「われわれ」を作ることが必要 しかし、地縁共同体的な「われわれ」は期待できない(「いい幹事」より「鍋を囲む」) ⇒「楽しさ」の共有に基づく「われわれ」によって社会を変える コメント 何らかの運動・行動を適切に継続するためには、まず①現状を認識し、②目標を設定する。そして③方法を選び、④実行し、⑤=①’その効果を検証して、それにより②’目標を修正する、というプロセスが重要である。本書のテーマは“社会を変えるにはどうしたらいいのか”、“社会を変えるとはどういうことか”なので、「社会を変える」ことが何らかの運動によるとするなら、やはり以上のプロセスを踏まえる必要があるだろう。 そこでまず本書の提起する意義は①の段階にある。現在起きていることがどのような歴史を持ち、何がなされてきたのかを知ることで、現状を相対化し、向かうべき(でない)方向性が見えてくるのである。本書「あとがき」にあるように、従来の発想を転換することが求められているときには、まず「自国の歴史や他国の思想から、違った発想のしかたを知り、それによって従来の自分たちの発想の狭さを知」った上で、改めて「従来の発想をどう変えるか、どう維持するか」を考えることが重要である。人文社会系の意義の1つはこのことにある。 さらに歴史を知ることで③においてもより適切な方法を選ぶことができる。例えば「1968年」の運動が日本社会全体に継続的に広まることはなく、最終的には先鋭化して瓦解したが、その失敗と積極面から現在の運動は多くを学ぶことができる。 しかし問題もある。その1つは本書において著者自身の目標設定(どのような社会にしたいのか)が見えないことである。第1章において戦後以来の原発体制を批判しているが、これは現在の経済状況から原発が維持できないということを述べているにとどまる。再帰性や「関係論」への転換という議論も現状追認に過ぎない。これは本書の趣旨(「社会を変える」とはどういうことか)から、目標設定については各自により多様でかまわないのだと考えられるが、それでは結局は「私生活主義化」を招くだけではないだろうか。このことは次の問題にも関わる。 もう1つの問題点は、「われわれ」を成立させるための根拠を「楽しさ」に求めることにある。「鍋会」のように好きな人達で好きなテーマで集まることが小熊の理想とする運動の形であるとするなら、その運動が社会全体に広まることは二の次になる。そうだとするならその運動が社会全体のために問題を取り上げる必要はなくなり、結局は自分自身と「鍋を囲む」仲間のことだけを考えるような狭く独善的な運動になるのではないか。「楽しさ」を根拠として成立する「われわれ」のスケールは1つの鍋を囲むほどでしかないが、それが社会全体の「われわれ」となるための方法は本書では何1つ示されていない。 また、当然だが「何を楽しいと感じるか」を人びとに強制することはできず、「そんなものは楽しくない」という相手に対して著者の「われわれ」は何もできない。そのようにそれぞれがそれぞれの「楽しいこと」を追求してきた結果が現在のこの社会なのではないだろうか。著者は「個体論」的な「啓蒙」を批判して「関係論」的な「エンパワーメント」が必要だと述べるが、「われわれ」の乗ってこない人々に対して最後には捨て台詞を吐くことしかできない(第7章末尾)ならば、その「エンパワーメント」には何も意味がないだろう。見通しが持てずに立ち往生する人に対して「変われ」と言ったところでその人は動き出すことはできない。 それは1つの「鍋会」においても同様で、楽しくなくなったらそれは解散することになるが、そのような運動がどのような影響力を持ちうるのだろうか。 問題点をまとめると、われわれ」の成立の根拠を「楽しさ」に求めると、1つの「鍋会」に閉じ篭る私生活主義化を招くのではないか、またその「われわれ」はどうやって「社会」へ繋がるのか、その継続性はどう担保するか、ということである。 「どのような」社会に変えるべきなのかという展望(=究極的な目標設定)を広く社会に認められるような形で示すことができなきればならない。 (菊地)
https://w.atwiki.jp/civilization/pages/1275.html
テクノロジー/工業化時代 Ancient (太古) Classical (古代) Medieval (中世) Renaissance (ルネサンス) Industrial (工業化時代) Modern (現代) Future (未来) 技術 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Cost) 必要技術 解禁技術 解禁ユニット 解禁建造物 その他の効果・解禁 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Fascism)Fascism (ファシズム) 2400 ナショナリズム大量生産 - (BtS)空挺部隊 (+ ライフリング、飛行機) ラシュモア山 警察国家(社会制度)(WL, BtS)最初に研究を終えると偉大な将軍を獲得永久同盟 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Communism)Communism (共産主義) 2800 自由主義科学的手法 - - クレムリン宮殿(BtS)諜報機関 国有化(社会制度)(WL, BtS)永久同盟(BtS)最初に研究を終えると偉大なスパイを獲得 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Scientific Method)Scientific Method (科学的手法) 2400 活版印刷(化学 or 天文学) 共産主義 (+ 自由主義)物理学 (+ 天文学)生物学 (+ 化学) - - アレクサンドリア図書館を陳腐化僧院を陳腐化 石油を発見(WL, BtS) アルテミス神殿を陳腐化 (BtS) パルテノン神殿を陳腐化 森林保護区(タイル整備) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Physics)Physics (物理学) 4000 天文学科学的手法 電気飛行機 (+ 内燃機関)長距離砲 (+ 鋼鉄、ライフリング) (BtS)飛行船 - 最初に研究を終えると偉大な科学者を獲得ウランを発見 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Biology)Biology (生物学) 3600 化学科学的手法 エコロジー (+ プラスチック or 核分裂)医術 (+ 光学)冷蔵 (+ 電気) - (BtS)国立公園 灌漑なしで農場を建設農場 +1#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Food) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Medicine)Medicine (医術) 4500 光学生物学 遺伝子工学 (+ コンピュータ)(BtS)遺伝子工学 (+ 超伝導) - 病院赤十字(BtS)シド寿司 (+ 企業) 環境保護主義(社会制度) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Electricity)Electricity (電気) 4500 物理学 核分裂産業主義 (+ 大量生産)無線通信冷蔵 (+ 生物学) - バンカー核シェルターブロードウェイ 風車 +1#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Commerce)水車 +2#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Commerce) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Combustion)Combustion (内燃機関) 3600 鉄道 飛行機 (+ 物理学)プラスチック (+ 産業主義) 輸送艦駆逐艦(BtS)攻撃型潜水艦 (+ ロケット工学、無線通信) (BtS)公共交通機関クリエイティブ建設 (+ 企業) 鯨を陳腐化 油井(タイル整備)石油を有効化 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Fission)Fission (核分裂) 5500 電気 エコロジー (+ 生物学)核融合 (+ 光ファイバー) ICBM (+ ロケット工学)(BtS)戦術核 (+ ロケット工学) 原子力発電所マンハッタン計画 ウランを有効化 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Steam Power)Steam Power (蒸気機関) 3200 化学共通規格 大量生産 (+ 企業)鉄道 (+ 鋼鉄) 装甲艦 (+ 鋼鉄) 堤防 ハギヤ・ソフィアを陳腐化 労働者のタイル整備速度+50%石炭を発見 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Steel)Steel (鋼鉄) 2800 鉄器化学 鉄道 (+ 蒸気機関)長距離砲 (+ 物理学、施条) カノン砲装甲艦 (+ 蒸気機関) 乾ドック製鉄所 - #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Railroad)Railroad (鉄道) 4500 蒸気機関鋼鉄 内燃機関 機関銃兵 (BtS)マイニング社 (+ 企業) 鉄道を敷設可能(石炭か石油が必要) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Artillery)Artillery (長距離砲) 4000 物理学鋼鉄ライフリング ロケット工学 (+ ライフリング) 長距離砲(BtS)対戦車兵自走砲 - - #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Assembly Line)Assembly Line (大量生産) 5000 企業蒸気機関 ファシズム (+ ナショナリズム)産業主義 (+ 電気) 歩兵 (+ ライフリング) 工場火力発電所ペンタゴン - #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Industrialism)Industrialism (産業主義) 6500 電気大量生産 プラスチック (+ 内燃機関) 海兵隊 (+ ライフリング)戦車 (+ ライフリング)戦艦 (BtS)工業団地 象牙を陳腐化 アルミニウムを発見
https://w.atwiki.jp/kameyama2011/pages/379.html
『社会を変えるには』第5章 近代自由民主主義とその限界pp.296~p.333 2012/12/10 増田敬祐 「民主主義の元祖」ルソー(296~) 18世紀フランスの思想家ルソーは近代民主主義の元祖 →「われわれ」の作り方を構想 自由主義と民主主義の違い(296) 自由主義:権力からの自由 民主主義:みんなで権力を作る 近代民主主義で「われわれ」はどうやって作られるのか(297~) 代議制× ルソーに言わせれば、「代表」という考え方は、身分ごとに代表が決まっていた封建制の産物。人間が「自由」で「平等」になって、家長や村長を代表とみなさなくなり、家や身分といった「われわれ」がみえなくなってきたら、それはむずかしくなる。 「われわれ」がばらばらになってきたときに、心から愛着がもてる「われわれ」を作るにはどうしたらいいか。 古代の民主制× いまさら人間は原始には戻れない。 そこでルソーは「われわれ」を作る方法を考えた。 ルソーの社会契約論(299) ホッブズやロックの社会契約:自然権を守るのが目的で、契約して国家を作るのは手段 ルソーの社会契約:契約のときにいっさいの自然権、身も心も財産も全部を共同体に譲渡して、「われわれ」を作るのが目的 →「一般意志」(299) 個人の意志の寄せ集めを超えた「もの」 ルソーは『社会契約論』で「一般意志がよりよく表明されるためには、国家のなかに部分的社会がなく、各市民が自己の意志だけに従って意見を述べることが肝心である」(300)。 →つまり意見の違う村や政党があったりしてはいけないし、完全に腹の底から意見を述べあって一致なければならないということ。 無関心× 投票だけやってあとは知らん顔の代議制× →構成員全員がこの世の「私」を投げうつ契約をすれば、一般意志という、個人の寄せ集めをこえた「われわれ」を作れる。この一般意志から法を作れば政府はそれを執行するだけでよい。究極の民意。 究極の民意である一般意志は実現可能か?(301) ルソー 「民主政という政体はなんと多くの困難な事柄を前提とするものであろうか」 1つに、小さな国家で人民の招集がたやすく、各市民が互いにみな知り合うことが容易であること。 2つに、習俗が簡素であってあまたの事務処理ややっかいな議論をしないで済むこと。それから、地位や財産の平等がおおかた守られていること。 →近代国家では実現がむずかしい(302) ルソー「真の民主政はかつて存在したことがなかったし、これからもけっして存在しないであろう」(302) ルソーの夢は近代民主主義か? 一般意志成立後は、市民たちに義務を愛するようにしむける「市民宗教」が重要。 それを信じられない者は追放(302)。(→ルソーをファシズムの人と言う人もいる所以)。一般意志がうまくできないときは、「神のごとき立法者」(哲人王なみ)が法を強制して一般意志を創ってもいい。 →ルソーは一般意志ができるのが目的なので、一般意志にもとづいているのであれば、統治体制にはあまりこだわらなかった。 ルソーの思想がフランス革命を導き、近代民主主義の元祖となった。 しかし、小熊は、個々人が自由で平等でありながら、「われわれ」や「民意」を創るということは、とても困難なことかもしれないと言う(303)。結局、近代国家の民主主義は、フランスをふくめ、代議制で行なわれる以上にはならなかった。 アダム・スミスの経済自由主義(303~) 経済と政治の問題 経済自由主義:経済活動のためには政府はよけいな介入をしない、権力は小さい方がいい。現代経済学の主流。 その元祖は18世紀イギリスのアダム・スミス ここで問題となるのは、経済自由主義では「われわれ」ができないのではないか(303)。 スミスは、イギリスの議会(実権は貴族と地主)の実状から政府は余計な介入をしないほうがいいと考え、それまで労働などに追われ、理性などないとされた平民、中下層の生産者、なかでも農民を重視する(304-305)。 生産労働、交換は利己心だけでなく、神から与えられた同感(シンパシー)による(305)。他人が喜ぶものを作らなければ、自分がほしいものも手に入らない。 →利己的になるほどに相手の気持ちをくみとる同感も働いて、分業が進み生産が増えていく。 政府の不介入と自由にまかせれば「神の見えざる手」に導かれて幸福が訪れる(306)。 →自由主義経済学の基本的な考え方はここから始まる。人間が自由になっても、権力が介入しなくても、「われわれ」はできる(306)。 スミスの考え方は、政府はできるだけ小さいほうがいいという自由主義と、経済学の結びつきを作った。これがその後の、資本主義と自由民主主義の結びつきという、現代の主流となった思想の下地となる(308)。 しかし、現代の自由主義経済学とスミスには前提部分で違いがある 1つに、スミスは農業を重視したが、いまの経済学は金融を重視する。 2つに、人間の理性能力はたかがしれている、みんな利己的に働きなさい、政府は小さくてもよい、それでも「万人の万人に対する闘争」にはならない。そんな理想が成りたつのは、他者の幸福を喜び、不幸を悲しむ同感の本能を、神が植えつけているというのが前提。つまり、神が「われわれ」の存在を保証している。 神を信じていないのに自由主義経済学を唱えるというのは、ほんとうはおかしい(308)。 ベンサムの功利主義(308~) 現代型の自由民主主義の成立には、近代経済学と近代自由民主主義の特徴である「数量」を重視することが関連。 「民意」や「豊かさ」を数量で計る→19世紀イギリス、功利主義思想家ベンサム 快楽と苦痛を数量化して計算し、その合計が最大になる社会がもっとも幸福である→「最大多数の最大幸福」(309)。 ベンサムの画期さは平等主義(312)にある。人間の快楽甘受能力は等しい、どんな人間も1人として数えると主張(310)。 法の原理も、貴族が有利になってしまうような抽象原理などではなく、平民でも感受できる、感覚でつかまえられる快楽と苦痛を最大化すべきである。そしてそれが誰の目にも明瞭になるように、数量化すればいいと考えた(311)。 →普通選挙権の賛成(312) ベンサムの問題 ジョン・スチュアート・ミルは、普通選挙権に賛成しながら、少数意見の尊重を強調(313)。 「最大多数の最大幸福」というだけで「われわれ」は作れるか。そもそも「われわれ」が先にないと、どういう範囲で計測するのかが決まらない。ベンサムはすでにその時代で安定していた近代国家を単位としていた。 普通選挙によって票を集めた人が民意の体現者になり、GDPによって国民の幸福度が計れるという、現代の考え方の原型がベンサムの時代から築かれた。身分制度の消失と貨幣経済の浸透によって、すべては均質で何でも数量化できるという考え方が人びとに広まった(314)。 現代の自由民主主義(314~) 人間には合理的に判断する能力がある。人間は利己的だから、利益を極大化するように動く。それでも争いはおこらず、むしろ個々人が利己的に行動するほど、社会は豊かになって共存共生する。人間が追求する利益は数値化でき、それは経済なら貨幣による市場の取引量、政治なら得票数で表せる。だから票を集めた政党が政権につき、多数決で法律や政策が決まる制度を作っておけば、最大多数の最大幸福が実現される。ただし政府はあまり民間に介入しないほうがいいし、少数意見の尊重は必要だ(315)。 小熊→いろいろな思想をパッチワークしたで様々な問題がある(315)。 そもそも、自由民主主義といっても、自由主義と民主主義はなかなか両立しない。 自由主義:権力から自由になる思想。資本主義とともに勃興したブルジョアが、王権や政府からの介入を拒むために支持。 民主主義:全員参加で権力を運営したい。大きい権力でも、みんなで運営されていればかまわないとされる。 →自由民主主義は、どういう社会条件のもとで定着していったのか(316)。 トクヴィルのアメリカ論(316~) ヨーロッパ思想では民主性が最善だとはされていなかった。民衆性は安定しない(317)。 19世紀フランスの思想家トクヴィル『アメリカの民主政治』 アメリカを旅行し、民主主義で安定している国としてアメリカを描いた。 アメリカでは、全員が平等で、権力から自由なのに、全員が政治に参加していて、権力が小さい。そんなことがどうして可能なのか。 トクヴィルが挙げたアメリカの社会条件(318~) 1、アメリカは土地が広く、先住民に文明が勝利している。 2、自治組織としてのtownship(タウンシップ)が身近で、参加意識が非常に強い。自由で平等な人びとが、自発的に全員参加している「われわれ」が各地にある→直接民主主義的な政治参加が行われている。権力が分権化されており、中央政府が強力な権力を持っていなくても成り立っている。 3、法律家や上院議員が知恵をもっていて、貴族の役割を果たしている。 4、宗教が強く、理念的な結びつきも強い。教会の存在。自由で平等なのに「われわれ」意識が作られる。 以上の条件が成り立っているために、アメリカでは、権力が小さくても民主主義が安定している。個々人が自由なのに平等、権力から自由なのに参加意識が高い。自由主義と民主主義が両立していて、貴族が「代表」しなくとも地域社会が運営される(321)。→現代の自由民主主義の原点 小熊は、逆にこのような条件がなければ自由民主主義は成立しないとする(321)。 1、人びとが「自由」になり、国家と地域社会を束ねる宗教的・理念的な「われわれ」意識が薄れたら、自由かつ平等で安定している、ということはむずかしくなる(322)。 2、産業化や国際化が進んでも維持できるのか疑問(322) 3、まして代議制の自由民主主義というのは、人びとが「自由」になる度合いが低くて、地域共同体や理念、あるいは身分といった「われわれ」意識があるときしか成立しない(323)。 →代議制の自由民主主義は、近代化の初期には成立しても、近代化がもっと進むと機能不全になってくることが予想される。 小熊→もともと、自由主義と代議制と民主主義の3つを組み合わせる、ということ自体に無理がある(323)。 代議制の自由民主主義は混合国政(323) 投票の代議制:選挙による貴族性 自由主義:権力は介入するな、生活が安定しているから国政なんか知らない、いい王様が治安と外交だけやってくれ 民主主義:みんなで決めないと納得できない 代議制の自由民主主義への不満はデモや社会運動や国民投票など直接民主主義で補ってやらないと、人びとが納得しないのは当然(324)。 自由民主主義への批判(324~) 自由民主主義と資本主義の組み合わせは、もともとの思想がもっていた要素や前提条件が忘れられたまま、自己回転していった。 批判 マルクス主義:ブルジョア資本主義社会の代議制は資本家の欺瞞。あるのは資本家と労働者マックス・ウェーバー:宗教的な救済という目的は失われ、魂の抜けた形式合理性が自己回転している。 伝統的保守主義者:資本主義の浸透で人びとが「自由」になりすぎ、伝統や共同体の徳が失われた。 全体主義者:民族の精神は働く労働者や農民に宿っているのに、資本家がそれを破壊しようとしている 20世紀半ば、自由民主主義は大きな危機を迎える。 1929年の世界恐慌から社会主義とファシズムの台頭。 その挑戦を受けてアメリカと西欧諸国は資本主義への規制(327) アメリカ 無制限の金融資本主義の規制、ニューディール政策など公共授業 イギリス ケインズ経済学 政府の経済への介入、労働者の重視 1960年代 経済成長のピーク 工業化により安定した雇用が生まれ、賃金は確実に上昇し、郊外住宅で専業主婦を中心とした家族が工業製品に囲まれて暮らした(329)。経済成長と福祉充実。 →そのような時代である1968年、「資本家」でも「労働者」でもない学生から叛乱が先進国で起きた。「現体制」の一員になることも、既存の政治も認めない。 →「われわれは代表されていない」(329) 社会構造が変わるなかで、既存の代表制のなかで認められてきた「われわれ」の類型に、あわない人びとが声を出してきた(330)。 自由民主主義の終焉?(330~) 国際金融システムの流動化の時代→金融市場の活性化 石油ショック →日本をのぞく先進国では、工業化社会からポスト工業化社会へ移行 福祉政策とケインズ経済学の放棄 「労働者というわれわれ」がなくなって、労働政党の弱体化ないし変質 1989年東欧政変、91年ソ連の崩壊、資本主義と自由民主主義の勝利 しかし、ポスト工業化社会では、GDPは上昇しても不安定化と格差は進む。 →行き詰まり感の深まり(321)「われわれは代表されていない」 私見 1、代議制の自由民主主義を単純に目指すべきものとせず、そもそもの次元でその両立に疑問を呈していることは現代的な意義がある。 2、小熊の「われわれ」の条件には、やはり宗教や神という視点があると思われる。現代はそのような世界観を喪失したと捉えているのか、それともまだ残存、もしくは回復できるものとしているのか。逆にそのような世界観を土台とせずともこれからの社会は成り立つと考えるのか。
https://w.atwiki.jp/sysd/pages/3470.html
帝国ダイカスト工業 【商号履歴】 帝国ダイカスト工業株式会社(?~1984年10月ミネベア株式会社に合併) 【株式上場履歴】 <大証2部>1964年3月2日~1984年2月23日(廃止) 【沿革】 1984年10月 ミネベア株式会社に合併
https://w.atwiki.jp/sysd/pages/1317.html
京都ダイカスト工業 本店:大阪市東淀川区瑞光三丁目5番26号 【商号履歴】 京都ダイカスト工業株式会社(1948年6月~2003年10月株式会社アーレスティに合併) 【株式上場履歴】 <東証2部>1962年10月6日~2003年9月25日(株式会社アーレスティに合併) <大証2部>1962年10月6日~2003年9月25日(株式会社アーレスティに合併) 【沿革】 昭和23年6月 京都市右京区に京都ダイカスト株式会社(創業昭和17年)の設備一切を買い入れ、京都ダイカスト工業株式会社を設立。 昭和32年8月 大阪市東淀川区に大阪工場を新設し、本社も移転する。 昭和33年4月 京都工場を閉鎖。 昭和36年11月 豊橋営業所を開設。 昭和37年10月 東京証券取引所・大阪証券取引所市場2部に上場。 昭和38年2月 東京営業所を開設。 昭和38年3月 愛知県豊橋市に豊橋工場を新設。 昭和45年10月 豊橋工場にて樹脂成形の製造を始める。 昭和52年4月 子会社、京都ダイカスト産業株式会社(現エスケイ化成株式会社)を設立。 昭和52年5月 大阪工場のアルミダイカスト部門を豊橋工場に集約拡充する。 昭和52年9月 大阪工場の金型製作部門を京都市に移転し、関連会社、株式会社新京都精機を設立。 昭和53年4月 近代都市開発株式会社を設立し、フリーアクセス床工事等建築内装工事を始める。 昭和57年4月 愛知県豊川市に豊橋工場の樹脂成形設備を移設増強して子会社、三河精密化工株式会社を設立。 昭和57年12月 子会社、京都軽金属株式会社を設立し、当社豊橋工場内にて金型鋳物の製造を始める。 昭和61年12月 豊橋工場にて硬質アルマイト加工を始める。 平成6年5月 茨城県猿島郡猿島町に子会社、ケイデイーシーつくば株式会社を設立し、アルミダイカストの製造を始める。 平成10年2月 子会社、ケイデイーシーサービス株式会社を設立し、当社豊橋工場内にてアルミ合金溶解作業の受託を始める。
https://w.atwiki.jp/buturikou/pages/66.html
上の編集をクリック. [[ ↑と↓ ]] の間に教科と先生の名前を書いて保存してその科目へのリンクを作る. 後は誰かがあげてくれるのを待つだけ. あ か さ た な は ま や ら わ ん
https://w.atwiki.jp/civilization/pages/2441.html
建造物/世界遺産/工業化時代 一般施設 宗教施設 世界遺産(World Wonders) 祭殿(Shrines) 企業(Corporations) 国家遺産(National Wonders) プロジェクト(Projects) シヴィロペディア/建造物(Building) 目的別建物ガイド World Wonders (世界遺産) Ancient (太古) Classical (古代) Medieval (中世) Renaissance (ルネサンス) Industrial (工業化時代) Modern (現代) 工業化時代 建造物 前提条件 コスト#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ハンマー) 偉人#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (偉人) 倍速条件 時代遅れ 開始時代制限(*1) 効果 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (クレムリン宮殿)The Kremlin(クレムリン宮殿) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (共産主義)Communism(共産主義) 1000 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (偉大なスパイ)Spy #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (石材)Stone(石材) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (光ファイバー)Fiber Optics(光ファイバー) - +2#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (偉人ポイント)緊急生産のコスト-33%2人の市民をSpy(スパイ)#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Spy)に転向可能 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ブロードウェイ)Broadway(ブロードウェイ) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (電気)Electricity(電気) 800 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (偉大な芸術家)Artist - - - +2#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (偉人ポイント), +50%#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (文化)5つのHit Musical(ヒットミュージカル)#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ヒットミュージカル)(+1#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (幸福))を供給 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ペンタゴン)The Pentagon(ペンタゴン) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (大量生産)Assembly Line(大量生産) 1250 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (偉大なスパイ)Spy - - - +2#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (偉人ポイント)すべての都市で新規のユニットに+2経験値
https://w.atwiki.jp/civilization/pages/2348.html
ユニット解説/工業化時代 [[<<中世 / ルネサンスのユニットへ ../中世・ルネサンス]] [[現代 / 未来のユニットへ>> ../現代・未来]] ユニット解説/工業化時代 [#yaaf83dc] Anti-Tank - 対戦車兵 [#o964a0bc] Infantry - 歩兵 [#ra058242] Marine - 海兵隊 [#f6d54dfc] Tank - 戦車 [#idd6486a] Cannon - カノン砲 [#ic3fa03d] Artillery - 長距離砲 [#jd233b1c] Machine Gun - 機関銃兵 [#tb747f48] Ironclad - 甲鉄艦 [#zbbf1d73] Transport - 輸送艦 [#v8dc24ab] Destroyer - 駆逐艦 [#gf5a7619] Battleship - 戦艦 [#db42a965] Airship - 飛行船 [#hdb44eca] Anti-Tank - 対戦車兵 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Anti-Tank) 文字通り、戦車に対しては絶大な威力を誇る。どちらかと言うと槍や長槍に近い位置付けのユニット。 戦車は終盤の攻勢の主役になる事が多いため非常に厄介な相手になる事もしばしば。 ただAIはプレイヤーほど戦車を有効活用してこないため自分で使う場合にはそれほど重要では無いが、歩兵と共に都市に篭らせればそれなりに役に立ってくれる。 Infantry - 歩兵 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Infantry) 工業化時代の標準ユニット。火器ユニットに対するボーナスを持っており、ライフル兵では歯が立たない。注意しなければいけないのは騎兵隊で、歩兵といえど防御に回ると殲滅される可能性がある。 Marine - 海兵隊 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Marine) その名のとおり、Amphibious(上陸戦)の昇進を売りとするユニットだが、パンゲアを選ぶプレイヤーが多くほとんど忘れられている。 海兵隊は地上戦においても、高い戦闘力と長距離砲・機関銃兵に攻撃ボーナスが付くので恵まれたユニットではある。しかし工業化時代の主役、歩兵を苦手としており活躍できずにいる。 まあ都市に駐屯させておけば、攻城兵器と騎兵隊には一番勝率が高いので、多少は役に立つだろう。 Tank - 戦車 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Tank) 騎馬に代わる次世代の機動攻略ユニット。都市襲撃の昇進が可能で、自身の戦闘力と電撃戦のスキルが合わさり、騎馬や歩兵とは別次元の制圧力を誇る。 爆撃機がいればまさに鬼に金棒で、宣戦布告と同時に複数都市を陥落できるだろう。 戦車には衛生兵のスキルが付かない為、衛生兵つきの探検家か騎兵隊を同行させると良い。 BtSではガンシップの登場が遅くなった為、ガンシップが出るまで暴れまわることも大いに可能である。その場合、対戦車兵対策に何体か騎兵隊を混ぜておこう。 *戦車解禁後も騎兵隊は陳腐化せず生産可能である。攻城兵器がもつ副次的損害の昇進が可能であったが、BtS3.19において削除された。 Cannon - カノン砲 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Cannon) 攻城兵器も火薬ベースに進化し、防壁や城の防御を無視できるようになった。スパイを使わずに都市防御を飛ばせるので、前時代の攻城兵器より格段に使えるユニットになっている。 しかし強力な騎兵隊から側面攻撃をもらってしまうため、トレブシェットより格段にもろく感じるだろう。 Artillery - 長距離砲 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Artillery) 攻城兵器としての威力は申し分なく、長距離砲でようやくまともに都市防御が削れるという感じだ。解禁技術的に歩兵とコンビを組むことになるユニットで、機関銃兵との戦いを得意としている。 Machine Gun - 機関銃兵 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Machine Gun) 弓兵に代わる都市防御の専門家。自らは攻撃に参加できず、攻城兵器扱いなので副次的ダメージを受けない。対火器スキルを持っておりライフル兵や歩兵には鉄壁の防御を誇る。 しかし長距離砲や騎兵隊を苦手としており、また都市駐屯のスキルをとることができない。 都市駐屯を付けた擲弾兵からのアップグレードという手もあるが、防衛に使うより火器対策に行軍スタックに少量混ぜるといった用法の方が適当である。 Ironclad - 甲鉄艦 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Ironclad) 移動力は2、沿岸しか航行できないという散々な船。フリゲートに対する勝率も、沿岸の防御ボーナス+10%を考えるといまいち安心はできない。 よって沿岸の海産資源タイルに配置して、敵の略奪や海上封鎖を防ぐ使い方が主になる。しかしこんなユニットを作っている暇があったら、さっさと駆逐艦まで進んだほうがマシかもしれない。 仮に石油資源が確保できなかった場合でも、どうせ駆逐艦には勝てないのでやはり価値はない。海は捨てるしかないだろう。 Transport - 輸送艦 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Transport) ガレオン船よりも積載量、移動力ともにアップしている。使い方はほぼ同じ。 戦闘艦ではないが、前時代の船ではやはり歯が立たないので、石油のない文明に対しては十分な戦力になる。 Destroyer - 駆逐艦 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Destroyer) 戦闘力や移動力のバランスが良く、対空迎撃や潜水艦探知能力まであるという万能ユニット。 前世代の艦船ユニットとは別次元の性能を誇り、技術で先行できれば海戦では無敵もいい所である。 石油時代の海軍主力として、幅広く活躍することになるだろう。 Battleship - 戦艦 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Battleship) 海軍ユニットとしては最強の#ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。40を誇る。 一見無敵にも思えるが、駆逐艦との戦力比で見れば4 3でしかない。運が悪いと結構あっさり負けたりする。 Airship - 飛行船 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Airship) 攻撃能力自体はそれほどでもないが、飛行船の時代には航空ユニットを迎撃する手段は一切ない。要するに数さえ揃えば何度でも使える攻城兵器である。(都市防御ボーナスは削れないのでスパイなりで削る必要があるが) それゆえ数値以上の活躍を期待できる。 また、作戦行動範囲の広さ、潜水艦の探知能力など、偵察任務だけなら戦闘機以上の能力を持つ。安易なアップグレードは控えるべきだろう。 前線都市に限らず、国境付近の要塞、相互条約を結んだAIの都市にありったけ詰め込んで思いっきり蹂躙しよう。 [[<<中世 / ルネサンスのユニットへ ../中世・ルネサンス]] [[現代 / 未来のユニットへ>> ../現代・未来]]
https://w.atwiki.jp/0207affection/pages/111.html
現代社会という基盤と未来という公理化された普遍的射程においてポストヒューマニズムは自律的な主体に代わり,統一的でない主体像を提示しようとする。表象としての機械と有機体,人間と他の生の形式が,シームレスなタペストリーとして包括的に融合され,相互に依存し,ともに進化する超越的認識としてポストヒューマニズムの概念における抽象機械の差異化を生成する。松本良多によればポストヒューマニズムとは脱人間主義という思弁的断絶をへてクリティカルな人間と機械が共生するバイオモーフィックの哲学である。 ポストヒューマンは、人類の進化の生成する多様体としての抽象機械の脱コード化によって生み出される。ポストヒューマンと他の仮説上のアクタントとの違いは、松本良多によればポストヒューマン自身かその先祖が人間であったという事実だけでありアクター・ネットワークに内包する。ポストヒューマンのアプリオリとしてトランスヒューマンがある。トランスヒューマンは人間の限界を超える強化をしたものであるが、同時に人間と認識されるものである。 ポストヒューマニズムの形態として、松本良多があげるのは人間と人工知能の共生、意識のアップロード、プロスゼティックの延長としてのマルティプリティなども考えられる。例えば、分子ナノテクノロジーによって人間の器官を再設計したり、遺伝子工学、精神薬理学、延命技術、ブレイン・マシン・インターフェース、進化した情報管理ツール、向知性薬、ウェアラブルコンピューティングなどの技術を適用することも考えられる。 バイオテクノロジーにより個体をニューロンのマルティバレント入出力機能を持つ多様体と置換したとする。どのような事象公理のアプリオリの概念のフレームワーク、モナドとして再定義されるコード化のなかでも自身にたいする認識は以前とまったく変わらないだろう。そして松本良多によればテクノロジーのよるアキュムレイトと置換を持続していけば、内在する強度としての知性は加算的に積層するシリコンの微分化という特異点を生成する。各エージェンシーが正確にニューロンの機能を模倣するので、個体の行動や記憶は公理化された以前の自我と全く変わらない。 よってクリティカル ヒューマニズムは地球上に人類が存在しなくなった未来に生まれるであろう支配的な種をポストヒューマンとは定義していない。 ポストヒューマンは、現在の人間の尺度から見て超越論的な存在になるとする考え方もある。これは一部のサイエンス・フィクションにあるような存在形態のレベルが上がる等といった生易しい話では済まず、ポストヒューマンが築き上げる世界があまりにも高度で洗練されているため、生身の人間が見たらその意味を全く理解できない。世界が高度過ぎて認知できないということは、意味が無いように見えるため、むしろ乱雑な世界に見えるだろうということである。
https://w.atwiki.jp/kobe-uurakowiki/pages/469.html
情報化社会を支える基盤技術 [部分編集] 教員名を記入(フルネームで)(2011年度) 出席:有り・無し 備考:レポート・宿題・小テスト・中間テストの有無など。 備考:レポート・宿題・小テスト・中間テストの有無など。 + 授業・テストの評価 授業の評価 選択肢 投票 ★★★★★ (0) ★★★★☆ (0) ★★★☆☆ (0) ★★☆☆☆ (0) ★☆☆☆☆ (0) テストの評価 選択肢 投票 ★★★★★ (0) ★★★★☆ (0) ★★★☆☆ (0) ★★☆☆☆ (0) ★☆☆☆☆ (0) + コメント 教員個人のページにも是非コメントをしてください。 コメント 上に戻る [部分編集]