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ア 保育中の事故防止のために、子どもの心身の状態等を踏まえつつ、保育所内外の安全点検に努め、安全対策のために職員の共通理解や体制作りを図るとともに、家庭や地域の諸機関の協力の下に安全指導を行うこと。 イ 災害や事故の発生に備え、危険箇所の点検や避難訓練を実施するとともに、外部からの不審者等の侵入防止のための措置や訓練など不測の事態に備えて必要な対応を図ること。また、子どもの精神保健面における対応に留意すること。 ①日常の安全管理(セーフティマネジメント) 子どもの環境の安全は、重要な課題です。安全点検表を作成して、施設、設備、遊具、玩具、用具、園庭等を定期的に点検し、安全性の確保や機能の保持など具体的な点検項目や点検日及び点検者を定めることが必要です。 また、遊具の安全基準や規格などについて熟知し、必要に応じて専門技術者による定期点検を実施します。 子どもが日常的に利用する散歩経路や公園等についても、異常や危険性がないか、工事箇所や交通量等を含めて点検し記録をつけ、その情報を全職員で共有します。 ②災害への備えと避難訓練 火災や地震等の災害発生に備え、避難訓練計画、職員の役割分担の確認、緊急時の対応等について、マニュアルを作成し、その周知を図るとともに、定期的な避難訓練を実施することが求められます。 避難訓練は、消防署をはじめ、近隣の地域住民、そして家庭との連携の下に行うことが必要です。また、災害時に保育所が地域の避難所となることもあり、地域との連携はたいへん重要です。 ③事故防止マニュアルの整備と事故予防事故防止のために、日常どのような点に留意すべきかについて、事故防止マニュアルを作成し、その周知を図る必要があります。 ○日常的な事故予防:あと一歩で事故になるところだったという、ヒヤリ・ハッとした出来事(インシデント)を記録し分析して、事故予防対策に活用することが望まれます。 ○子どもの発達との関係:事故は、乳幼児の発達の特性と密接な関わりを持って発生することが多く、保育士等は、子どもの発達特性と事故との関わりを理解することが望まれます。 ○保育の体制:子どもの動静については、常に全員の子どもを把握するようにします。観察の空白時間が生じないよう職員間の連携を密にする必要があります。午睡を含めて、子どもの安全の観察に当たっては、一人一人を確実に観察することが大切です。 ○事故が生じた場合:必要に応じて迅速に応急処置、救急蘇生を行うとともに、緊急度に応じて救急車の手配、保護者及び嘱託医への連絡等を行わなければなりません。 ○保護者への説明:緊急時には早急にまた簡潔に要点を伝え、事故原因等については、改めて具体的に説明することが必要です。 ④危機管理 不審者の侵入や火災、地震、重大事故や食中毒の発生等、子どもに大きな影響を及ぼす恐れのある事態に至った際の危機管理についても、日常的に検討しておく必要があります。保育所内で緊急事態が発生した際には、子どもの安全に留意し適切に対処します。 緊急事態発生後の精神保健への配慮:緊急事態の際には、保育士等は子どもたちが不安にならないよう冷静に振る舞うことが大切です。また、保護者に対しても冷静に対応することを忘れてはなりません。 子どもたちが緊急事態を目前に体験した場合は、強い恐怖感、不安感を抱き、情緒的に不安定になることが見られます(心的外傷後ストレス障害:PTSD)。必要に応じて、小児精神科医や臨床心理士等による援助を受けて、子どもと家族への精神保健面への配慮をします。
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このページについて 薬・違法板でDAT落ちした事故防止スレの記録を元に作成されています。 このWikiの目的 1 名前:1 投稿日:2005/07/14(木) 21 01 17 PrTbEuvw0 合法ケミカルで起こる事故を未然に防ぐことを目的としたスレッドです。 過剰摂取による直接的な事故から、摂取後の運転での交通事故まで 合ケミみたいな遊びで、命を落としてしまうことが無いように、 また、関係者に悲しい思いをさせない為に皆で考えましょう。 ---------------------- 「ケミカルに安全無し!」 リスク少なく楽しむ為のFAQが出来ると良いと思います。 体験談から得た教訓なんかも歓迎です。 ---------------------- 関連スレは 2あたりで 過去ログ掘り返してもらいました。 http //2ch.pop.tc/log/06/01/10/2351/1121342477.html 補完してくれた人ありがと~! 物質情報の参照の仕方 右側のメニューよりスレが落ちるまでのデータおよび物質ごとのデータを閲覧できるよううpしました。 他に参考になるレス 右側メニューのその他の情報に レス番でまとめてあったものをうpしました。 OD報告のレス まだ未編集です。 編集権限開放するかどうか迷っています。 もし開放したら そこから先は皆様の手でまとめサイトを充実させてみてください。 編集方法やページの追加は @Wikiヘルプあたりを参照してみてください。 残念ながら出回っているすべての物質を網羅しているわけではありません。 また今後時期によっては麻薬指定される物質もあるかも知れませんがその辺に関しての更新の責任は開設者は負いかねます あくまでも参考までに・・・ってことでよろしく -
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▼事故防止は[一時停止]が最重要2へ続きます。 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/159.html 最終更新日:2020.9.13 ●[自動車]9割も一時停止しない 8.23 ●[鹿児島]自転車側に一時停止標識のある交差点での死亡事故 8.9 ●[愛知]自転車側に一時停止の義務がある交差点での事故 7.12 ●[北海道]一時停止の標識のある交差点での死亡事故 6.14 ●路面にある止まれの標示を扱うなら「徐行義務」も扱って欲しかった内容 6.7 ◆【重要】赤信号の点滅=一時停止しなければならない 5.31 【重要】★一時停止について,【重要】★徐行について (★含まれる道交法の概略) 5.17 ●[埼玉]住宅街の十字路交差点で事故 1.26 ●[自動車]横断歩道での一時不停止の現状 2019.12.22 ●[静岡]凸部(ハンプ)で減速や一時停止を目指す試行 12.15 ●「一時停止の重要さ」に気付いてくれる店が増えて欲しい 12.8 ●一時停止標識のない見通しの悪い交差点での事故 11.10 ●耳が聞こえない犬でも出来る公道での一時停止 10.20 ●[自動車]横断歩道での一時停止率「最下位は三重県」 10.13 ★「自転車も一時停止」のポスター、●交差点を意識せず徐行・一時停止を軽視するとこうなる 〃 ●標識・標示に捉われすぎないこと、●[愛知]自動車側の一時停止無視による事故 9.1 ●一時停止について書いている記事 8.11 ●[自動車]一時停止を重点的に紹介 8.4 ●[滋賀]交差点の出会い頭事故で50mほど飛ばされ重体、●的外れ 7.7 ★「止まれ」の標識はないが、道路上に「止まれ」がある場合の法的規制の違い 〃 ●[愛知]見通しの悪い交差点で自転車がひき逃げ容疑、●歩行者側の事故防止の感覚 6.2 ●事故報道に対する着目点 5.26 ●[佐賀]一時不停止への警告、●[北海道]出会い頭事故、●[愛知]見通しの悪い交差点での事故 5.19 ●「自転車側に一時停止線があった」事故、●出会い頭事故と問題点 4.21 ●住宅地に潜むリスク 3.24 ●「止まる」を軽視する人には 3.17 ●横断歩道上での歩行者の責任はあるのかどうか 3.10 ●「横断歩道で車が一時停止しない問題」と各地の取り組み 1.13 ●[愛知]ワースト脱せずも取り締まり強化によって一定の効果あり(自動車のニュース) 2018.12.30 ●[栃木]自転車側に一時停止の標識のある交差点での事故 23 ●[兵庫]交差点で衝突事故、●[兵庫]右折中のパトカーに自転車が轢かれる事故、●[大阪]出会い頭での事故 12.9 ●生活道路での出会い頭衝突事故 11.11 ●[兵庫]一時停止でポイントが溜まる社会実験,●[福岡]自転車側の赤点滅での一時不停止による事故 11.4 ●[佐賀]交通ルールを学ぶ交通教室 10.7●[山口]高校生が関係する自転車事故の45%が交差点前で安全確認しないなどの違反 9.9 ●[栃木]一時停止の標識のある交差点で事故 7.22 ●[三重]道路横断中に跳ねられる事故 7.1 ●交差点の通行ルール、他 6.24 ●一時停止と左右確認を忘れずに 6.10 ●自転車同士での交差点事故 5.20 ●[神奈川]自転車事故の多くが見通しの悪い交差点での一時不停止 5.13 ●[埼玉]交通事故報告の中で一時不停止が最も多い、●[鹿児島]108件の警告の中で一時不停止が最多45件 5.6 ●[長野]実際の交差点で交通ルールを学ぶ 4.29 ●[栃木]出会い頭事故が起こりやすい原因とは 4.22 ●[佐賀]一時不停止の取り締まり 4.15 ●[茨城]自動車の一時停止違反の取り締まり、●横断報道を渡ろうとする歩行者がいれば一時停止 4.8 ●[栃木]トラックと自転車の交差点での出会い頭事故 3.25 ●[愛知]一時停止の標示標識のない交差点での事故 2.25 ●自転車と自動車との事故では出会い頭での衝突事故が約半数 〃 ●「止まれ」の標識は自転車も止まらなければならない 1.14 ●[千葉]見通しの良い十字路での事故、●[愛知]交差点やその付近が過半数、 〃 ●横断歩道で止まらない自動車 2017.12.24 ●徐行・一時停止を心がける 11.26 ●交差点+トラック左折の危険 10.15 ●「見通しの悪い場所」「信号機なし」「出会い頭」 10.1 ●「自転車事故の大半は、一時不停止や信号無視などのルール違反」、●一時停止の落とし穴 9.16 ●教育面に於いて「一時停止の重要性」の周知と現実的な実行力不足 9.10 ●道路横断時の注意点 8.6 ●交差点での一時不停止による出合い頭の事故傾向が強い 7.2 ●一時停止にはSTOP、徐行にはSLOWの英語併記が開始(7.9追記) 6.25 UP 他では皆無に等しい一時停止に焦点をあてたページ。 (今後、交通法規3では一時停止以外の内容を扱う予定) ※徐行も同様に大切 「取り締まりで注意されたことがないから関係ない」とか 「みんなが守っていないから守る必要がない」とか 「大して危険だと思っていない」という人ほど真っ先に事故に遭う危険性が高い。 「どうせ衝突したとしても大してスピード出していないし、軽い接触事故くらい」と 甘く見て後から後悔しても遅い。 自分が加害者になるかもしれないし、被害者になるかもしれない。 どちらにしても「ヘルメット被ってるし保険入っているから大丈夫」なわけがない。 もちろん被害は軽減できてるとしても、事故そのものを防がなければ本末転倒。 最近になってようやく「一時停止を守っていないことが原因での事故」のニュース記事や 実際に起きている事故を参考に、守るべき内容として 僅かづつでも気付いてきた人が増えてきているような気はする。 自転車に限らず、公道で乗り物を安全に使うためには 「適切な速度・停止・確認」と譲り合いの精神が求められる。 公道は「公共物」であって、レース場ではないが、様々な人がいる。 自分がいくら正しいと思う方法で乗っていても、 相手も同じように正しい方法で進んできてくれるとは限らない。 だからこそ、自らを守るためにはそれらの危険性を最大限防ぐ努力を惜しんではならない。 ────────────────────────────────────────────────── ●一時停止と交差点の軽視 一時停止について「止まるのは当たり前なんだからイチイチ言われるまでもない」 交差点について「少々左右確認しなくたって事故なんて起こりゃしない」 という人達は、実際問題として交差点で事故が多いということをどう捉えているのだろうか。 一時停止の標識標示を無視し続けても「自分だけは絶対に事故は起きない」という自信は一体どこから来るのか。 そして、見通しの悪い交差点の場合、標識がなければ「一時停止(道交法43条)」が必要なかったとしても、 今度は道交法42条に罰則ありの「徐行」義務もあるため疎かにはできない。 ※実際には「罰則や条文の有無」「指導や取り締まりの有無」という原則どうこうより、「事故統計でも最多」として 怪我や事故を防ぐために、単純に「身を守る手段」として、最も重要という意味で守るべき内容。 「そんな細かいことは守らなくても大丈夫」という落とし穴から 交通事故の加害者/被害者への「魔の入口」になっているにも関わらず、 「まるで意図的に"守る必要がない"ような有様で」 その大切なことを伝えることよりも 他の項目「保険/ヘルメット/聴覚などを優先することに意味がある」のような感覚に等しいのが現状。 ●「止まる」を軽視する人には toyokeizai.net/articles/-/271062 そして、「ここで道路に飛び出すとどうなるかな?」と言って考えさせましょう。 また、「止まる」「見る」「待つ」「安全に渡る」などの行動がしっかりできるように、 実際に体を使って繰り返し練習しましょう。とにかく、体で覚えることが大事です。 全ての自転車乗りと「関係各所も含めて」 「安全意識が幼児以下の人々」と思って、優しく丁寧に教える必要があるのだろう。 「事故を"防ぐ"ための方策を真剣に考えましょう」 「実際に起きている事故割合の高いデータを最優先で参考にしましょう」 ────────────────────────────────────────────────── ★「止まれ」の標識はないが、道路上に「止まれ」がある場合の法的規制の違い ougi-law.com/15149926866429 「等」で標示も含まれていると思っていたが、間違っていたようだ。 「標識令」で「止まれ」の標識は義務が発生するが、 「道路上の止まれの標示」で「規制」を敷かれているわけではないので 「一時停止の義務は存在しない」という。 これは今までの考え方が誤りだったため訂正の必要がある。 もちろん、わざわざ、道路に「止まれ」との標示が設けられ注意喚起されている以上は、 十分な注意を払って安全運転をした方がいいことはいうまでもありません。 今後は「"道路上の標示や停止線だけの場合」 標識令を参考にする限り法的に義務化されているわけではありませんが、 「止まったほうが安全」なので事故防止のためには「止まることをオススメ」します" という案内になる。 ■「止まれ」の標識がある・・・止まらなければならない(不停止には罰則あり) ■「止まれ」の標識はないが、道路に「止まれ」と書いてある ・・・法的には止まる必要はないが、安全のためには止まったほうがいい。 ■「止まれ」の標識も道路に「止まれ」もない交差点 ・・・一見止まる必要がないように思えるが、止まったほうが安全。 そして ●徐行義務について ■自分が優先道路ではない小道を進行・・・徐行義務あり ■自分が優先道路を進行・・・徐行義務はないが、危険そうであれば徐行したほうが安全。 それでも結局のところ「事故"ゼロ"」観点からすれば、 「減速=速度を落とす」「徐行する」「止まる」ということに対して 抵抗感を持たず、「日常的な自転車走行時のマナー」として身につけることが 一番大切な安全意識に繋がると思うので、 今後とも「徐行・一時停止・確認」の重要性そのものが変化することはない。 「標識も大事だが、それだけを気にするのではなく、 その場所で事故が起きる可能性があるかどうか」 各々でよく見極めてもらいたい。 【重要】★一時停止について 道路標識等により一時停止すべきことが指定されているときは、道路標識等による停止線の直前、 (停止線が設けられていない場合は交差点の直前)で一時停止【道交法43条】 「一時停止線」そのものは法的には守らなくても違反とはならない一方で、 「"止まれ"の赤色の一時停止"標識"」は「違反すれば罰則のある禁止事項」なので、 法的には「止まらなければならない」規則。 「自転車では一時停止違反の取り締まりはなさそうだからセーフ」というのは通用しない。 警告カードも取り締まりに含むのであれば、一時不停止への警告が最も多いという記事もある。 ────────────────────────────────────────── ●[兵庫]警告書の最多は一時停止、赤切符の最多は信号無視 www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201612/0009720054.shtml 一時停止違反などの255件で警告書を交付。警告に従わなかった悪質な違反15件には、交通切符(赤切符)を交付した。 県警交通指導課によると、警告は一時停止違反の29件が最も多く、信号無視23件▽通行禁止違反20件-と続いた。 赤切符の交付は信号無視10件▽携帯電話使用2件-など。 ────────────────────────────────────────── (そのため、路地裏の標識のある交差点で本気で一時停止違反に赤切符発行すれば "捕まえ放題"になることは間違いなしという) 自動車では最近取り締まりが増えてきている様子のある道交法38条によって、 「横断歩道で渡ろうとしている歩行者がいれば一時停止の義務がある」のは、 「自転車でも同様に守らなければならない規則」。 他にも ●「車道から歩道に上がる前」【道交法17条2項】 ●「踏切の手前」【道交法33条】 ★「横断歩道などで横断しようとしている歩行者が居る場合」【道交法38条1項】 ●「横断歩道付近で停止している車両などの前方に出る場合」【道交法38条2項】 ●「緊急車両の接近時」【道交法40条/41条】 ★「歩道で歩行者の通行の妨げになるような場合」【道交法63条の4】 ●「幼児や高齢者や障害のある者の近くを走行する場合」【道交法71条】 ──────────────────────────────────────────── 【重要】■徐行について 歩道走行時は普通自転車走行指定部分がない限り「徐行」が大原則。(第63条の4) (※普通自転車通行指定部分でも歩行者の通行を妨げるときは一時停止) ●歩行者用道路の通行時は徐行【道交法第9条】 ●歩道と車道の区別のない道路を通行する場合、 歩行者の側方を通過するときは、安全な間隔を保つか徐行【道交法第18条の2】 ●道路外に出るときは左側端に寄り徐行【道交法25条】 ●路面電車を避ける際に、安全地帯があるか乗降する者がいない場合、 1.5m以上のの間隔を保つことができるときは徐行で避けて通過可能【道交法31条】 ●左折時は左端に寄って徐行【道交法34条】 ●自転車も右折時は左端に寄って交差点の側端にって徐行(2段階右折)【道交法34条の3】 ●環状交差点の右左折時は左端に寄って徐行【道交法35条の2】 ●交通整理のない交差点侵入時に「優先道路」や幅員が明らかに広い場合は徐行【道交法36条の3】 ★見通しの悪い交差点侵入・通行時、曲がり角や上り坂の頂上付近や急な下り坂では徐行【道交法42条】 ★歩道走行時は(普通自転車通行指定部分に歩行者がいない場合を除き)車道寄りを徐行【道交法63条の4の2】 ■水たまりなどを通行するときは泥よけを付けるか徐行【道交法71条の1】 ●幼児や高齢者や障害のある者の近くを走行する場合は徐行【道交法71条の2】 ●通学通園バスの側方通過時は徐行【道交法71条の2の3】など 徐行の役割は非常に大きく、安全走行のために必須。 ─────────────────────────────────────────────────────────── ─────────────────────────────────────────────────────────── ─────────────────────────────────────────────────────────── ◆【重要】赤信号の点滅=一時停止しなければならない 「信号は守らなければならない」という常識すら十分に浸透できているとは言い辛いのが情けない。 elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=335CO0000000270#23 赤色の灯火の点滅 一 歩行者は、他の交通に注意して進行することができること。 二 車両等は、停止位置において一時停止しなければならないこと。 【一時停止しなければならない】 ↓ ×少しだけ減速してそのまま進む ×徐行しつつ進行する 「(見通しの悪い交差点の)"徐行義務だけでは不十分なので"信号機を設置しています」という 意図まで汲み取れないようでは交通安全など程遠い。 黄色の灯火の点滅 歩行者及び車両等は、他の交通に注意して進行することができること。 【飛び出しを警戒する必要がある】 片側2車線や3車線のような幹線道路のような大きい道路であれば、 「どう見ても止まらないと危ないことは見ればわかる」ので必然的に止まる人が多い。 一方で、 【要警戒】住宅街や路地裏などのそれほど広くない道なのに「信号機がある」 =過去に実際に事故が起きている可能性が高い =交通量が少ないように思えて実は物凄く危険が潜んでいる 路地裏の信号機=「ここは車とか全然来なさそうに見えるけど、止まらないと本当に危ないですよ」として、 信号機がわざわざ設置され、一時停止が法的にも義務付けられていると見なければならない。 つまり、 「交通量の少ない狭い道は(且つ特に信号機が設置されているような箇所であれば), 「広い道よりも更に」慎重に走行しないと、 相手が「大丈夫だろう」と漫然運転をしている可能性があるため、 「事故に遭う危険性が非常に高い」ということになる。 ────────────────────────────────── ●道路交通法での規定 第七条 道路を通行する歩行者又は車両等は、 信号機の表示する信号又は警察官等の手信号等 (前条第一項後段の場合においては、当該手信号等)に従わなければならない。 (罰則 第百十九条第一項第一号の二、同条第二項、第百二十一条第一項第一号) ↓ 【罰則】 第119条 3ヶ月以下の懲役 or 5万円以下の罰金 第121条 2万円以下の罰金 or 科料 ────────────────────────────────── 免許を持っているのに赤点滅の意味を忘れ一時停止していない人には、 「年齢など関係なく直ちに免許返納してください」と言いたい。 それにしても、幼少教育としては、きちんと「赤点滅の意味」まで教えているのだろうか。 いやそもそも「信号機や道幅に関係なく」「交差点は事故では起きやすい」と 念入りに理解させられているかどうかが問題。 (命を軽視する親権者であれば、"大袈裟すぎる・少々問題ない"で済ませるつもりなのだろうが) 本来は「信号機の意味すら理解できていないようなら、 絶対に公道で単独で自転車(幼児車/子供車)を使わせてはならない」と断言する。 ────────────────────────────────── ────────────────────────────────── ────────────────────────────────── ────────────────────────────────── ────────────────────────────────── ●[自動車]9割も一時停止しない kuruma-news.jp/post/284963 「周知不足」を放置し続けてきていればこうなるのは必然。 警察庁のウェブサイトによると、2015年から2019年の5年間で、 クルマと歩行者の衝突による死亡事故は5931件発生し、 そのうちの約7割にあたる4278件は歩行者が横断中に発生しています。 また2923件は横断歩道以外での場所を横断していたケースでした。 取り締まり件数こそ増えているというが、自動車以前に 「自転車」での徐行や一時停止の重要性を身に染みて覚えさせていない限り、 自動車免許取得後に急に守り続けるようになるとは考えにくい。 ●[鹿児島]自転車側に一時停止標識のある交差点での死亡事故 news.goo.ne.jp/article/mbc/region/mbc-2020081800044158.html 姶良警察署によりますと18日午前8時ごろ、姶良市加治木町諏訪町の県道交差点で、 軽乗用車と自転車が出会い頭に衝突しました。 現場は、県道と市道が交わる信号機や横断歩道のない交差点で、 自転車側に一時停止の標識がありました。 乗用車を運転していた姶良市の男性会社員(57)は、 「直前で気付きブレーキを踏んだが間に合わなかった」と話しているということで、 警察が事故の原因を調べています。 やはり「一時停止や徐行すること」の周知徹底不足が否めない。 一時停止など違反で赤切符2枚切られてからの講習に参加させるのではなく、 日常的な啓蒙活動の機会がなさすぎることが問題。 ●[愛知]自転車側に一時停止の義務がある交差点での事故 news.goo.ne.jp/article/hicbc/region/hicbc-0004EA04.html 3日夜、愛知県知立市の交差点で、自転車に乗っていた高校1年の男子生徒が乗用車にはねられ意識不明の重体です。 現場は国道の高架下近くの街灯がない、薄暗い交差点で、 自転車側に一時停止の標識があったということで、警察が事故の状況を詳しく調べています。 警察側でこうした「生活道路での一時停止義務」について 全国的にも街頭指導などによって危険性を周知させるつもりは今後もなさそうなので、 「実際の事故に遭わないためにはどうすればいいのか」をよく考えておきたい。 一言に「交差点は危険」という感覚があっても、 往来が頻繁な幹線道路の交差点では主に歩行者・左折車・対向の右折車を注意する必要がある一方で、 街灯がないような生活道路であれば、信号や一時停止の標識があれば守ることは当然として、 「たとえ信号や標識がなくても」 「交差する道路には歩行者/自転車/自動車が居て進行している」と予測しておくこと。 つまり法的にも見通しの悪い交差点での義務として違反すれば罰則規定もある"徐行の厳守"が鍵となる。 想像力を以て予測運転を常に心がけることが「何より"自分の身を守る"ための」安全への道。 ●[北海道]一時停止の標識のある交差点での死亡事故 news.goo.ne.jp/article/hbc/region/hbc-2f2786793ec1240c49296a3bb3374fa6.html 現場は、札幌市電「東本願寺前」の停留所に近い交差点で、 信号機はなく、ワゴン車の側に一時停止の標識がありました。 「自動車側が一時停止の標識」をしっかり守って、 一時停止をして左右確認し、更に徐行で左右も確認しながら慎重に走行していれば防げた事故。 「(いつも通っている道だからなどの理由で)まあ大丈夫だろう」という一瞬の油断が 人生を大きく狂わせることになる自覚を持ってもらいたい。 自動車側が完全に停止さえしていれば、 この場合特に子供車なので猛スピードで走行していたとしても 完全停止した自動車への衝突による「軽い怪我」で済んだ可能性は高い。 しかし、これは自動車だけの話ではなく、 「一時停止なんてどうでもいい」と甘く考えている自転車ユーザーにも同じことが言える。 「徐行・一時停止は交通事故を起こさない・遭わないための切り札」という認識が必要。 ●路面にある止まれの標示を扱うなら「徐行義務」も扱って欲しかった内容 kuruma-news.jp/post/260687 「道交法 第42条」には見通しの悪い交差点への侵入・通行時の「徐行義務」がある。 見通しの悪い交差点付近で一時停止の「標識」はないので一時停止する必要はなくても、 「注意しながら進行することができる(≒[気が向けば]減速するだけ)」のは誤りで、 「徐行しなければならない義務がある」のが正解と覚えておきたい。 ●[埼玉]住宅街の十字路交差点で事故 news.goo.ne.jp/article/saitama/region/saitama-20200514065651.html 12日午後2時ごろ、埼玉県所沢市下安松の市道で、 自転車に乗っていた市内に住む保育園の男児(6)が乗用車にはねられた。 男児は頭を強く打ち意識不明の重体。 現場は住宅街の一角で信号機や横断歩道のない十字路交差点。 自転車側に一時停止の標識があった。 直進していた乗用車が左側から来た自転車をはねた。 もし「自動車などが通行していてもたぶん大丈夫」と考え、 「交差点では止まること」を常に意識せず、 危険回避のための一時停止ができないのであれば、 子供に自転車を使わせるのは出来る限り避けることを薦めます。 ●[自動車]横断歩道での一時不停止の現状 www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/list/202001/CK2020012602000146.html <Newsスポット>止まらない車 対策急務 五輪控え 横断歩道「歩行者優先」 数十年後に効率化のための渋滞ゼロを掲げ、自動運転が法的に義務化され、 スタントマンやカーレーサーのような職業ドライバー以外の 自動車の運転が禁止にならないことには、事故は激減しないだろう。 「運転免許が必要な自動車ですらこの有様」なので、 自転車が横断しようとしている歩行者に配慮できているわけもないという。 「止まること」を軽視させたのは渋滞の原因になり、 経済活動を阻害するとでも思っていたからこそ 野放しにしていたのだろうから今更な話。 場当たり的な対応で状況が一変するとでも思っているとすれば幸せな考え方。 ●[静岡]凸部(ハンプ)で減速や一時停止を目指す試行 news.goo.ne.jp/article/at_s/region/at_s-716910.html 凸部走行、減速効果検証 焼津市、高齢自転車事故対策で実験 ハンプは、通過車両に上下の振動を起こすことで速度抑制や 一時停止を促す効果があるとされる。実験では、高齢自転車用としてふさわしい形状を探った。 高さや傾斜角度、形が異なる10種類のハンプが用意された。 関係者で構成する「社会実験協議会」の委員が自転車で走行し、減速や降車を促す効果について確かめた。 「錯視標示」や「ガードポール」なども場所に応じて組み合わせすることで 事故防止に効果が期待できる。 一方でインフラ面だけでなく、 官民問わず「高齢者への交通教室」というのも、少しはあるようだが、 若年層向けのスタントマンショー(スケアードストレート)に比べると段違いに少ない印象。 潜在需要は確実にあるはずなので、もっと気軽に参加できる仕組みも必要と思われる。 ●「一時停止の重要さ」に気付いてくれる店が増えて欲しい 「誰が事故に遭おうが修理金さえ入ればどうでもいい」というスタンスの店もあるかもしれないが、 客側が話を盛りつつ「自分は悪くない」と言い張るような困った輩もいると考えると、 単に「客批判してしまうと後々面倒なことが分かっているから」か触れたがらない。 自転車事故は「適切に止まること(確認も忘れず)」さえ徹底できれば 恐らく「事故の半数以上が無くなる」と思うだけに、 「優先すべきではない罰則云々紹介に終始するような"ほぼ無駄なこと"はせず」 もっと積極的に「効果のある事故防止」を訴えかける店が多くても良いのではと。 「警察が声高に言っていること"だけ"守っていればいい」わけがない。 どうすれば「事故に遭わず(起こさず)に済むのか」少しでも考えてみれば分かること。 一時停止へ積極的な街頭指導をしていないことに安心しきっている無関心層のために、 【止まることを軽視していれば事故に遭いますよ?いや冗談抜きで】 くらい言い放っても言い過ぎとは思わない。 ●一時停止標識のない見通しの悪い交差点での事故 news.goo.ne.jp/article/saitama/region/saitama-20191204064316.html 自転車の女性、車にはねられ死亡 信号機、一時停止の標識ない交差点 見通し悪く 容疑で運転手逮捕/所沢 同署によると、現場は信号機や一時停止の標識のない、見通しの良くない十字路交差点。 「[止まれ]の標識がなければ一時停止する必要がない」だけに捉われてしまうと こういう事故になるケースがあるからこそ「徐行」の義務を習得することも必須。 ●耳が聞こえない犬でも出来る公道での一時停止 news.goo.ne.jp/article/dog_benesse/life/dog_benesse-11957.html 耳が聞こえない犬は、車や自転車などの音に気づけないので、散歩のときは注意が必要です。 人や車の往来が多い道などでは愛犬をいったん「オスワリ」や「マッテ」させたりできると安全です。 ただ、声でコミュニケーションできない犬にそうした指示しつけをきちんと教えらえるのか? そんなふうに思い悩むこともつかの間、小野達也さんは、耳の聞こえない愛犬のベルちゃんに 「オスワリ」「マッテ」を試してみました。 「オスワリ」「マッテ」の指示を理解したベルちゃん 「聞こえないとわかっていても、オスワリをさせたいときに、つい『オスワリ』などと声を出してしまいます(笑)。 でも、大げさに手の動作を入れれば、見てわかるんじゃないかという一念でした。 何度かトライしているうちに、ベルは覚えてくれました。 「止まる」ということさえ理解していれば止まれるという当たり前の話。 でも「人間で耳も聞こえているのに一時停止しない」のはあまり問題視されないという不思議。 犬が賢いというよりも、「一時停止すらまともに出来ない人間の知能の問題」というだけにも思えてくる。 ●[自動車]横断歩道での一時停止率「最下位は三重県」 www.isenp.co.jp/2019/10/14/37359/ 「自動車ニュースになるが、"自転車も遵守しなければならない"一時停止の内容」 一時停止率の全国平均が倍増する中、微増にとどまり、順位を下げた三重県。 県警は6月から毎月11日を「横断歩道SOSの日」と定め、 事故が多い横断歩道で啓発活動や取り締まりを強化するなど対策を講じてきたが、 2年連続で不名誉な結果となり、県民の規範意識の低さが浮き彫りとなった。 僅か"毎月1回"の一部で街頭指導や取り締まりを行ったところで、 「基礎教育不足からの遵法意識が希薄」であればどうにもならない。 大人であれば「赤切符を発行されてからの講習(学習)機会」ではなく、 "日常的に"交通マナー学習に取り組ませるための施策が全く足りない。 「最下位という結果を重く受け止め、対策に取り組むが、 運転手の方々も安全運転に努めてほしい」と語った。 普通は「何がどう間違っているのか」を根本的に見直す必要があると考えるはずだが、 どれだけ現場感覚で現状の方法では効果がないことを実感していても、 上長が「マニュアル至上主義」に陥っていると改善は見込めないだろう。 一方、教育の成果を上げる声もある。今年68・6%(対前年比10%増)で 2年連続首位となった長野県。 県警交通企画課によると、県内の小中学校の半数以上で、 横断歩道で一時停止した運転手に児童生徒が礼を言うよう学校教育の中で指導されているという。 県警の担当者は「礼を言われれば運転手も悪い気はしない。 そういうことの積み重ねが首位につながったのではないか」と述べた。 「教育の"質"」が如何に重要かということを思い知らされる。 【一過性の行事などではなく通年で挨拶】という点が最も重要で 「習慣化」や「癖」のように身につけるには欠かせない。 そして、子供を見習うように「親もその行動に恥じないように示す必要がある」ことから 結果として全体への意識向上が期待できるということなのだろう。 しかし本来は「渡ろうとしている歩行者がいれば車両は止まって当たり前」なので、 「なぜ歩行者側から礼をしないといけないのか」という変な話ではあるのだが・・・。 「礼を言われれば運転手も悪い気はしない。 「横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいても止まらないことは道交法に違反する」と思っていないことを「気付かせる」には こうした手段も採るしかないというのが情けない。 ★「自転車も一時停止」のポスター pluscycle.shiga.jp/2019/06/15/ 貴重な「一時停止」に重点を置いた内容。 ゆっくりと交差点へ(徐行)についても書かれている。 本来あるべき交通事故防止の啓蒙活動の形がここにある。 バスの前後についても書かれていて、「実際の危険性」を「具体的」に提示し、 結果として「予測運転を促す」方向。 「歩道は歩行者優先!」があると更によかったがさすがに高望みか。 滋賀であれば「自転車には2箇所施錠!」もあって欲しかった。 遮断踏切侵入や赤信号無視への赤切符発行が多い地域であれば それらをまず最初に紹介するというのもあり。 これが 「自転車は原則的に車道走行です」 「ヘルメット着用が義務化されました」 「保険加入が義務化されました」 のような 現実的な方向性として"最優先すべき内容ではない"ものが さも「常識だから」のように並んでいると、あまりの質の低さに呆れるが こういう"まともに実際の環境に則している内容"を見ると安心する。 ●交差点を意識せず徐行・一時停止を軽視するとこうなる www.youtube.com/watch?v=ctz72flFHIk 一時停止を一旦停止と繰り返す様子にイライラしたら負けなのだろう。 もっとしっかり喋れる人いなかったのかとは思う。 現場の地図に信号や「一時停止(標識)」を書いていない意味も分からない。 「(交差点内の)距離が短いから」「どうせ来ないだろうから進むだけ」という その一瞬の注意を怠っただけで死亡事故にまで至ることになる。 自動車免許取得以前に、幼少期の自転車に乗り始める前の段階で 「箸の持ち方」のような常識として「徐行する」「一時停止する」を 当たり前のように実行できていれば このような事故になることはないのだが・・・、 大事故になるまで理解できないようでは救いようがない。 「自動車だから大事故になった。自転車で非遮音状態であれば回避できる」ではなく 「自転車でも確実に一時停止し、車両通行していないか確認してから渡る」ことは 自分の命を守るために必要なこと。 警察はこういう場所でしっかりと"自転車でも"一時停止しているか (電柱の表示看板だけで済ませるのではなく)チェックし、 交通啓蒙活動に役立てるという気があるのかどうか。 しかし、こういう場所では「路面に必然的に停止させるほどの物理的な凹凸をつけて走りにくくすべき」とも思う。 ●標識・標示に捉われすぎないこと www.nishinippon.co.jp/item/n/550275/ 標識の有無によって罰則に違いはあるのか。赤信号や「止まれ」の標識を無視した場合は、違反の対象になることは広く知られている。 一時停止が浸透していれば横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいれば止まるはずでは・・・? これに加え、優先となる主道路に入ろうとするとき、脇道の車は「進路を妨害せず、徐行する義務」が道路交通法で定められている。 どちらが優先道路か分かりにくい場所や、複数車線のある道路のように明確な幅の違いがあればまだしも 交差する道路のどちらも1車線であれば、標識の有無を確認しつつ優先道路がどちらかを 全ての利用者が把握できているとは思えない。 同課の梶原浩幸次席は「信号や標識の有無にかかわらず、事故に遭わないためにしっかり左右の確認を」と呼び掛ける。 だからこそ、「信号や標識の有無」を気にするよりも、 「危険運転車がそこら中に居る」と思いながら警戒して走行するくらいが安全通行に繋がる。 ●[愛知]自動車側の一時停止無視による事故 news.goo.ne.jp/article/hicbc/region/hicbc-0004BD03.html 事故があったのは大府市横根町の信号のない交差点で、 6日午前11時ごろ自転車と乗用車が出合い頭に衝突しました。 現場の交差点は見通しが良く、乗用車の方に一時停止の標識がありました。 乗用車を運転していた25歳の男性は「しっかりと停止しなかった」との内容の話をしていて、 警察が詳しい状況を調べています。 大抵は自転車側が脇道から飛び出して衝突というケースが多い印象だが、 今回は「自動車側の一時停止無視」による事故。 優先道路走行中の自転車側に全く落ち度がなくても 一度事故に遭ってしまえば、 圧倒的に自転車側のほうが被害甚大になる。 こういうことから見ても、交通ルールの 「的外れな交通法規や罰則だけを強調するのがいかに虚しいか」理解しておく必要がある。 本質的には交通法規云々よりも 「どうすれば事故に遭わない(起こさない)走行ができるのか」こそが肝心。 こうした事故のケースを見ると改めて、 一時停止の標識や 道交法42条の交差点での徐行義務にて 「優先道路を走行中であれば徐行の義務はない」としても、 【"命を守るために"】 「交差点=黄色信号=飛び出しに警戒し、常に身構えておくこと」が絶対に必要。 ●一時停止について書いている記事 escape.poo.tokyo/stop-front-of-railroad-crossing/ 「赤信号の点滅」【道交法7条】 「踏切の手前」【道交法33条】 「止まれの標識」【道交法43条】 を上げているが、 他にも ■「車道から歩道に上がる前」【道交法17条2項】 歩道等に入る直前で一時停止し、かつ、歩行者の通行を妨げないようにしなければならない。 ■「横断歩道などで横断しようとしている歩行者が居る場合」【道交法38条1項】 横断歩道等によりその進路の前方を横断し、又は横断しようとする歩行者等があるときは、 当該横断歩道等の直前で一時停止し、かつ、その通行を妨げないようにしなければならない。 ■「横断歩道付近で停止している車両などの前方に出る場合」【道交法38条2項】 横断歩道等又はその手前の直前で停止している車両等がある場合において、 当該停止している車両等の側方を通過してその前方に出ようとするときは、その前方に出る前に一時停止しなければならない。 ■「緊急車両の接近時」【道交法40条/41条】 道路の左側に寄つて一時停止しなければならない。 (一方通行では例外あり) 交差点を避けて一時停止しなければならない。 ■「歩道で歩行者の通行の妨げになるような場合」【道交法63条の4】 普通自転車の進行が歩行者の通行を妨げることとなるときは、一時停止しなければならない。 (普通自転車通行指定部分に歩行者がいない場合は除く) ■幼児や高齢者や障害のある者の近くを走行する場合【道交法71条】 監護者が付き添わない児童若しくは幼児が歩行しているときは、一時停止し、 又は徐行して、その通行又は歩行を妨げないようにすること。 高齢の歩行者、身体の障害のある歩行者その他の歩行者でその通行に支障のあるものが通行しているときは、 一時停止し、又は徐行して、その通行を妨げないようにすること。 他にも、駐車車両を避けて通行しようとする場合、 (横断が禁止されていない)信号のない道路を横断する場合も一時停止が大切。 道路にペイントされた自転車ストップマーク に限らず「道路に書かれている"止まれ"」は法的拘束力はなくても 安全上では一時停止したほうが良い場所。 一時停止の必要がある場所では 「止まらずに直進したら死ぬかもよ」くらいに思っておいた方が良いのではないかと思います。 これが一番簡潔かつ分かりやすい表現。 自転車の事故ニュースとして挙がるもので 「止まる」さえ徹底できていれば事故の6割~8割以上は防げるのではと思うだけに 実際には(交通の妨げにならない範囲で)必要以上に遵守するくらいでちょうどいいと思うほど。 そして、反対に ■一時停止禁止の場所【道交法44条】 交差点、横断歩道、自転車横断帯、踏切、軌道敷内、坂の頂上付近、勾配の急な坂又はトンネルなど (道交法75条の8:高速道路は自転車が通行できないので省略) ●[自動車]一時停止を重点的に紹介 kuruma-news.jp/post/161615 一時停止の標識がある場所では、完全に停車し安全を確認しなければなりません。 しかし見通しのいい場所や、周囲に人やクルマの通行などが無いからと、 一時停止を無視してしまうケースも時々見られます。 自分の判断で標識を無視するのではなく、正しく交通ルールは守りましょう。 道路交通法第43条には、「車両等は、交通整理が行なわれていない交差点又はその手前の直近において、 道路標識等により一時停止すべきことが指定されているときは、 道路標識等による停止線の直前(道路標識等による停止線が設けられていない場合にあっては、交差点の直前)で 一時停止しなければならない」と記載されています。 こういう一時停止を重視する内容が「自転車」でも当たり前になるべきなのだが、 何故かほとんど見向きされていないのが現実。 優先順位からして当たり前だが 「大音量でカーオーディオを流して交通に関する音などが聞こえない状態で云々」の紹介なし。 ●[滋賀]交差点の出会い頭事故で50mほど飛ばされ重体 news.goo.ne.jp/article/mbs_news/region/mbs_news-GE000000000000028888.html 29日午前7時すぎ、愛荘町の町道で、交差点に入った自転車が出会い頭に軽乗用車にひかれました。 警察によりますと、自転車に乗っていたのは中学1年の男子生徒(12)で、 頭の骨を折るなどして意識不明の重体だということです。 当時、男子生徒は部活動へ向かう途中で、 はねられた衝撃で約50mほど飛ばされたとみられています。 このような事故を見て「ヘルメットさえ着用していれば重大事故は防げた」と 「着用義務化に利用するため」繰り返すのだろうか。 教育も指導も放棄するなら、もはや飛ばされても大丈夫なように 「空調付きの強固な全身プロテクター」を装着させたほうがいいのでは? 「頭部さえ守れば重体は避けられるかもしれないから」という話ではないだろうと。 事故ゼロのための教育・指導の放棄は、即ち身体の安全そのものを軽視している。 ◆「"通年で"交通教育をする」 ◆「(警察なども含め)交通指導は一時停止を最優先させる(確認と徐行も最重要課題)」 この2点に尽きる。 その際「優先道路」や「止まれの標識があるときだけ」止まらなければならない とは教えないほうがいい。 ●的外れ news.goo.ne.jp/article/tokyo/region/tokyo-CK2019072902000163.html 安中署管内では十六日までに、高校生の自転車事故が十七件発生。 このうち半数は一時不停止、安全不確認など高校生側に違反があった。 一時不停止が問題にも関わらず、指導の内容は・・・ ↓ 生徒の下校時に合わせ、同署員とともに同高の交通安全対策教諭や市、 交通安全関係団体など十人が「交通ルールを守って」、 「自動車に注意して」などと声掛けしながら 自転車用セーフティーライトや交通安全チラシなどのセットを手渡した。 「一時不停止」を守らせるために 「交通ルール」という言葉とチラシを配るだけという。 この中身で交通教育が果たせているつもりなのだろう。 こんなことで本気で事故が減ると考えているとすればもはや逆に異常。 ●[愛知]見通しの悪い交差点で自転車がひき逃げ容疑 news.goo.ne.jp/article/tokaitv/nation/tokaitv-20190704-1127-89485.html news.goo.ne.jp/article/hicbc/region/hicbc-0004AEF4.html www.youtube.com/watch?v=oQp4CYq7n9g www.asahi.com/articles/photo/AS20190704003120.html 3日午前5時45分頃、自転車で出勤中、常滑市保示町の信号のない交差点で、 横断歩道を歩いていた82歳の女性をはねて 肋骨を折る大けがをさせた上そのまま逃げたひき逃げの疑いが持たれています。 妙に取り上げ方が大きいのは「動画」で事故の瞬間を公開したからだろう。 その動画で確認すると「横断歩道(標示/標識)」 手前に「停止線」はあるが横断歩道の停止線でしかない。 ──────────────────────────────────── ●「止まれ」の標識か、道路の「止まれ」標示があるかどうかが 一時停止義務発生の有無。 kyoushublog.wordpress.com/2018/03/11/停止線はあるが一時停止の標識がない場合、止ま/ 横断歩道がある交差点にも停止線はありますが、 これも歩行者が横断中は停止線で停止しなければならないためにありますが、 歩行者がいない場合と横断歩道前に停止車両がいない場合は 一時停止義務はありません ■見通しの悪い交差点では徐行義務があるが・・・ 違反すれば罰則もある「徐行義務」だが、 この場合、自転車側が「優先道路」と見られるので、 法的には徐行義務そのものは発生しないことになる。 ──────────────────────────────────── 朝なので薄暗く見辛いというわけではないが、 「見通しの悪い交差点」という特徴的な事故現場。 防犯カメラ映像(自転車の反対側)から見ると、 横断歩道に近づく歩行者の存在に気付くが、 一方で、自転車側からの状況を想像すると、 タイミング的に「曲がり角から目の前に突然現れた歩行者」に 「避ける間もなく」衝突するしかなかったように見える。 つまり、横断している様子が既に見えていて、 「意図的にぶつかるように衝突したわけではない」と思われる。 しかし、歩行者の飛び出しを予測して 「徐行ならずとも相当減速していれば」防げた事故とも言える。 勿論、事故後に「救護義務」を怠り逃走したことには問題がある。 自転車でも「救護義務」が発生するということを知っている人が 果たして何割いるのだろうか。 こういう内容こそもっと優先的に広めるべきではないのだろうか。 「普通の人間であれば罪悪感を感じて停止するはず」という 善意に任せる論理が通用するとは限らない。 ■横断歩道の設置場所の問題? 他ではあまり触れられていないが、意外な落とし穴かもしれない。 小道にほぼ近接する形で横断歩道が設置されているが、 これがもしもう少し離れた場所であれば、 横断歩道まで移動するために「小さく曲がっただけ」であれば 衝突は避けられた可能性がある。 ◆事故を予測し警戒を怠ったこと いや、横断歩道の場所云々よりも、双方ともに 「"(自転車が/歩行者が)来ないだろう"と警戒していなかったのであれば」 どちらにしろ衝突は避けられなかったのではと思われる。 ───────────────── 「よく話題にされるアレなセット」から見ると・・・ 【1】「遮音状態」? もしそうであれば鬼の首をとったように 無駄に強調しているはずなので、それがないということは 「イヤホン自転車」ではなかったと見られる。 では「なぜ非遮音状態なのに事故起きた」のだろうか。 是非とも「聴覚絶対主義者」の人達に聞いてみたい。 「遮音状態でなければ事故を起こすような危険な走行することなく、 歩行者にも配慮した安全な走行が期待できるのではなかったのでしょうか?」 そのために「事故防止に直結する一時停止や徐行よりも」優先し イヤホン自転車への警告カードや交通指導ではなかったのでしょうか? 【2】保険 自転車側が保険加入していたとすれば「被害者に見舞金を支払うことができる」ため 「被害者は事故に遭い怪我をしたが、金が支払われるので解決」だろうか? 加害者側に「走行を改めてもらうために」講習制度のような一時的なものではなく 「"継続的な"走行改善策」などは一切必要ない? 【3】ヘルメット着用? 自転車側がヘルメット着用していたかどうか不明だが、 もし衝突しても、この場合は歩行者側を傷つけるだけで、 「自転車側がもし転倒していても無傷で済んだから良かった」 と言えるのかどうか。 むしろ「安全のために歩行者も全てヘルメット着用すべきではないでしょうか?」 と言いたいが、 肋骨を折る大けが という今回の怪我に対してヘルメット着用に意味があっただろうか。 【4】左側通行 確かに左側通行且つ、自転車の走行も認められている路側帯なので 場所そのものに問題は一切ない。 結果論で「車道走行していれば少し余裕があったはず」というかもしれないが、 「片側1車線で」車道走行するということは、 後続車のプレッシャーから「現実的には困難だった」と推測できる。 つまり、(路側帯を含む)正しい左側通行だから安全という話でもない。 【5】スポーツタイプの自転車だから止まりにくかった? 全くの的外れ。 前方に見通しの悪い交差点と横断歩道が確認できている時点で 50メートル以上前から変速を落とし、減速し 「交差点からの進行者を予測した運転」をすれば良かっただけ。 もし「壊れていて出来ない」のであれば整備不良車の問題にもなるが、 通常は減速も停止も出来るので、 実際は「歩行者が急に現れるような状況が起こる」とは 一切思わなかった可能性がある。 ※万が一歩行者が出てくることが予想できていて 「それでも止まりたくない」と意図的に無視したとすれば、 それは相当悪質なので 自動車免許があれば免停などの措置も必要になる。 ──────────────────────────────── ●歩行者側の事故防止の感覚 一方で「被害者は歩行者であり絶対に落ち度はない。自転車側だけに問題がある」 というのも安直なのでよく考える必要がある。 そのための「事故を未然に防ぐための心がけ」の有無は気になる。 交差する道路で「自転車が走ってくる」という状況を 想定できていたかどうか。 「危ない場所」ということが分かっていれば、 警戒しつつ近づいたのではないだろうか。 「自動車は横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいても (本来止まらなければならないが実際は)止まってくれるわけがない」 と思っていれば、「通り過ぎるまで待つのが当たり前」になっている。 それゆえに「すぐ前の道で自転車が猛スピードで横切る」と 身構えていれば、警戒せずに通り過ぎようとは思わないはず。 ──────────────────────────────── しかし、このようにどれだけ理詰めで考えても 「これまでの対策では事故"抑止"の効果が薄いことが知られてしまうと困る」 という人達には、 今後も(標識の有無だけに注目しない)「徐行や一時停止」を徹底的に無視するのだろう。 ●事故報道に対する着目点 star.ap.teacup.com/flatout/2351.html ながら運転で起きた事故などはニュースでも報道されています。 ナビやサイコンを一瞬だけ確認するような場合を除き 「画面注視」は前方視野が狭くなることで、確実に反応が遅れるために 違反になるのは頷ける。 一方で、イヤホン着用であっても 「交通に関する音などが"聞こえる"状態であれば違反ではない)」のもあるが、 「前方は確認できているのだから、適切に止まっていれば事故は起きなかった」と言える。 そもそも「イヤホン着用で音を聞いていたことを強調している」事故であっても、 「日常的にまともに停止しないことが常識」の輩が 「事故を未然に防ぐために必要な適切なブレーキ操作をしていなかったこと」が100% と言い切ってもいいのではと思う。 それゆえに、「ながら」で一纏めにすること自体もおかしな話。 でもブレーキが利かなかった、タイヤが外れたなんて事例は報道されませんね。 私も実際のところ原因がどうだったのか?を調べたことがないんで大きなことは言えませんが(^^;) しかし、実際にブレーキがあまり利かない自転車は多くみられます。 製品事故情報のサイトはあって事例が載っていても 結果的に特徴的な重大事故が起こった場合を除き、個別の事例を報道されない傾向。 (代表的なものでいえば「フレームがポッキリ」や「サスすっぽ抜け」) 製品事故情報の把握はリコール情報にも繋がるが、常に確認していない店も多いのだろうか。 表題について言えば 「何を一番危険と判断するのか、各々の基準について」調べると面白い結果が出るような気がする。 「ながら」を強調するということは 事故のニュースがあっても 「交差点」や「一時不停止・徐行・確認」や「救護義務違反」よりも 「イヤホンやスマホ」のほうが違反として問題視しているように見えるが、 「実際の直接的な事故原因よりも目立って分かりやすい項目だけを とりあえず目の敵にしていればそれでいい」という 各種団体の思惑に乗せられていることに気付けないと真の交通安全への道は遠い。 ●[佐賀]一時不停止への警告 www.saga-s.co.jp/articles/-/376944 同課によると、今回の街頭指導で一時不停止や2列走行などの違反によって19件を警告した。 全国的にみれば相当珍しい傾向と思われるが、事故の直接的な防止には「止まる」ことが欠かせないので、 他地域でも増えて欲しいと思う。 ●[北海道]出会い頭事故 news.goo.ne.jp/article/hbc/region/hbc-6ac59314b1f6de627da3ca3b0eca8712.html 現場はJR富良野線の跨線橋の側道で、側道を走っていた乗用車が跨線橋の下を走ってきた自転車と衝突 どちらが優先道路だったか、一時停止線や標識の有無は不明だが、 自転車側は衝突すれば「命に関わる事故に直結する被害を受ける」として、 普段から徐行もしくは一時停止していれば事故に遭わなかったのではないだろうか。 ●[愛知]見通しの悪い交差点での事故 news.goo.ne.jp/article/tokaitv/region/tokaitv-20190526-0543-85092.html 25日午後4時ごろ、愛知県あま市七宝町下之森の信号の無い交差点で、自転車で北に向かって走っていた74歳の女性が、西に向かって走っていたトラックにはねられました。 現場の交差点は信号がなく、南東側に建物が立っていて南側からは東側への見通しが悪い道路 どちらかに一時停止の義務がなかったとしても「徐行義務」がある。 「僅かな時間の適切なブレーキ」だけで命を守ることができると知る必要がある。 ●「自転車側に一時停止線があった」事故 www.isenp.co.jp/2019/05/19/32042/ 高齢者だけでなく18歳でも事故を起こしていると納得するような見方は余りにも浅はか。 同署によると、現場は住宅街を通る幅員5メートルと4メートルの 市道が交わる信号のない交差点で、自転車側に一時停止線があった。 「自転車側に」一時停止線があった。 これが反対に自動車側に一時停止線があり、 自動車が一時停止を無視していれば自動車側に問題があるというのも少し違う。 「一時停止線」の有無だけで危険性を判断してはならない。 見通しの悪い交差点では「徐行義務」があるため 自動車側に一時停止の義務はない一方で しっかりと道交法通りに「徐行」していれば 防げた事故という見方もできる。 ●出会い頭事故と問題点 www.news24.jp/nnn/news162130959.html 事故があったのは、広島県呉市広小坪の県道279号。午前7時40分頃、 軽四貨物自動車と自転車が衝突したのを、巡回中の警察官が目撃した。 この事故で、自転車に乗っていた高校3年の17歳の男子高校生が意識不明の重体だという。 高校生は通学途中だったとみられる。 現場は、下り坂が県道に合流する交差点で信号機はなかった。 警察によると、坂道を下ってきた自転車が軽四貨物自動車に衝突したとみられる。 動画内で確認できる坂道を下った場所には「止まれ」の標識があったことから、 「自転車側が一時停止を無視した可能性が高いこと」を問題視しなければならないはずだが、 なぜかこの最も重要なポイントを伝えようとしない。 もう一点は「視界を奪っている植物」。 もしこれがなければ少しは早く気付けたはず。 事故が何度かあったという話もあるので、 管理者に対して常に視界を維持できるように、行政側から 伐採を要求(場合によっては強制伐採)する必要があったのではないだろうか。 この状況で優先道路の直進の自動車側が、 いきなり猛スピード飛び出してくる自転車を予測するには限界がある。 その土地に慣れている人であれば「ある程度減速していた」というかもしれないが、 それで事故を防げたのかどうか。 赤点滅の信号も横断歩道もない場所で、「徐行」というのも厳しい。 これが逆に、下ってきたのが自動車で、一時停止せずに道に飛び出してきた場合は、 元々の速度が出やすいことからも自動車側の違反行為だけが取り上げられるとすれば、 運転免許を持ち出すとしても、どこか間違っているように思える。 自動車側の肩を持っているわけではなく、交通弱者である自転車側として 対自動車から「自らの命を守るには」止まれの標識に限らず、 「一時停止」をすることの意味を改めてよく考える必要がある。 教育「教材」としては優先的に教えている傾向も一部ではあるようだが、 義務教育過程で"通年"で教えているわけではないので浸透には程遠い。 街頭の交通安全運動で「一時停止」を率先して教えている様子も 当然のようにまだまだ見られないのもあるからこそ、 自分で「正しい方法」を選択するしかない。 ●住宅地に潜むリスク st.benesse.ne.jp/ikuji/content/?id=37456 塀や生垣による死角 近年「高い塀のある住宅」は減少傾向にあります。防犯上、 高い塀などで囲まれていることは不利になることが知られてきたからです。 しかし、大人にとっては死角とならないような壁・塀であったとしても、子どもたちにとっては十分死角となる状況が少なくありません。 犯罪だけでなく、交通事故(車、自転車)などに歩行者が巻き込まれやすいのも住宅地の特徴と言えるものです。 生活道路(住宅地)の車両交通量が増加 日本の交通事故件数(総数)は年々減少傾向にて推移しています。 ただ、交通事故が発生する場所に変化があって、 閑静な住宅地の生活道路(幅が5.5m未満の道路)での交通事故は増加傾向となっています。 その背景にあるのが、「住宅街のコンビニ」や「宅配便の利用増加」です。 コンビニや宅配業者の配送用車両が住宅地内に多く入り込むようになり、交通量が増えているのです。 住宅地内の生活道路では歩道が無く、生活道路上を歩行者が往来しているケースが多いもの。 各住宅から生活道路への飛び出しなども多々あることから、必然的に交通事故数も増加しているのです。 自分が歩行者でも自転車でも同じこと。 交通量が多い場所では「クルマやオートバイが常にいる」としてある程度の警戒はする一方で、 閑静な住宅街では「たぶん来ないだろう」と予想していれば、思わぬ事故に遭うことが考えられる。 当然だが、(非遮音状態であれば)「他車の走行音で気付くので大丈夫」とは言えない。 徐行する気が一切ないような猛スピードで走っていれば事故に遭う可能性は間違いなく上がる。 安全のためには、常に飛び出しがあるとして 「速度を出し過ぎない」 「徐行・一時停止を徹底する」ことで事故は十分に防ぐことができることを 忘れないでおきたい。 ●横断歩道上での歩行者の責任はあるのかどうか www.bengo4.com/c_2/n_9360/ 夜間や直前直後の横断さえ気を付ければ 歩行者側の責任はないと言えるようだが、 「止まらないという異常な常識」を是正するためには 市民活動レベルも含めて「一時不停止は違法!」という知名度が全く足りない。 事故を防ぐなら絶対的に優先しなければならないのだが、 「経済的に円滑な交通を優先すべきであり、一時停止の軽視はやむをえない」という 状況になっていることを危惧する。 ●「横断歩道で車が一時停止しない問題」と各地の取り組み trafficnews.jp/post/84079 自動車に限ったことでもなく、オートバイでも自転車でも同様に一時停止しなければならないが、 これは「事故に直結する一時停止を軽視してきた結果」にすぎないとも言える。 もちろん横断歩道で渡ろうとする歩行者がいるときだけ一時停止してればいいとはいえない。 自転車の場合、信号のない道路を横断する場合に周囲の状況をしっかり確認するためには 後方の確認や徐行だけではなく、一時停止することが最も安全。 事故多発地点の交差点でも、標識標示があれば当然一時停止する必要があり、 もし標識標示がなくても一時停止し状況確認することで事故に遭う状況をより回避できる。 外装変速であれば前方で停止しなければならない予測ができていれば 「再発進しやすいようにギアを軽くしておく」という当たり前の操作が 出来て当然のはずだが、まともに使い方を教えてもらわないから、重いギアのまま発進しようとする。 「一回止まったら漕ぎだすときに重くて嫌だから止まらない」という状況を作り出す。 つまり、「操作方法を理解する機会がないから」一時停止を無視する要因に繋がる。 無灯火も似たようなもので 「走行抵抗が強いブロックダイナモは点灯すると重くなって嫌だから使わない」というのも、 走行抵抗が低いLEDのブロックダイナモがあるのに、 それを一番身近な店側から提示しないのであれば、知る機会を得ることがない消費者は 「無灯火を続ける」ということになる。 「通販で買ったやつが悪い」で済まないのは、 こうした「巡り巡って知っている者や店員など自身が、無法者から受ける事故を防ぐ機会を放棄している」側面もあるため、 もっと1人1人が真剣に取り組む必要があるのではないだろうか。 ●[愛知]ワースト脱せずも取り締まり強化によって一定の効果あり(自動車のニュース) headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190106-00000001-mai-soci 県警は18年7月、毎月11日を「横断歩道の日」に定め、自治体や企業と協力して横断歩道での車両の一時停止などを呼び掛けている。 歩行者が横断歩道を渡っているのに車両が一時停止しない妨害行為への取り締まりも強化した。 道路交通法違反(横断歩行者等妨害)容疑での摘発は18年1~10月で約3万2000件に上り、 2位の東京都の約2倍にあたる。 これらの取り組みが一定の効果を上げ、道路横断中に事故死した歩行者は前年比19人減の39人となった。 横断歩道での歩行者優先は「道交法38条」で定められているが、 現実は逆に横断歩道で歩行者が車両の通過を優先しているような傾向が強いため呆れるしかない。 それもそのはずで、例え優良ドライバーが正しく停止したとしても、 それを無視して後続車などが進もうとすれば歩行者は事故に遭いかねないのだから 自衛としては「無知なドライバーの無謀運転を回避するために通り過ぎるのを待つほうが安全」 ということになる。 無論、この項目にある「車両等」には自転車も含まれるので、 「車道だからと安心しきって横断歩道を無視して無闇にスピードを出して走るような自転車は」 歩行者との事故の危険性が高くなる。 ●[栃木]自転車側に一時停止の標識のある交差点での事故 headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181226-00000572-san-soci 交差点ではねられ、自転車の女性死亡 栃木 26日午後1時5分ごろ、栃木県栃木市箱森町の市道交差点で、 同市都賀町合戦場の女性パート従業員(71)の自転車が 同市都賀町平川のアルバイト店員の女性(66)の運転する乗用車にはねられ、 自転車の女性は病院に搬送されたが、胸などを強く打っており、間もなく死亡が確認された。 県警栃木署によると、現場は片側1車線の市道とセンターラインのない市道の交差点。 自転車が走行していた市道に一時停止の標識があった。 「(この場合標識があったが、標識の有無に関わらず)適切に一時停止をする癖があれば」 事故に遭うことはなかったと思われる。 ●[兵庫]交差点で衝突事故 this.kiji.is/447183779762832481 16日午後10時半ごろ、兵庫県西宮市中前田町の市道交差点で、阪急バスと自転車が衝突した。 自転車に乗っていた同市の男子大学生(22)が頭を打つなどして意識不明の重体。 「交差点は事故の多発地点」であり、 「どんな小さな交差点でも」特に見通しの悪い交差点では絶対に気を緩めないことが重要。 「間違いなく飛び出しがある」 「自動車か自転車かオートバイか人か動物か何かが来る」 という緊張感を持っておくことで事故に遭いにくい。 相手が衝突コースを辿っていても、 こちらの速度が遅いほど、または停止していれば回避はしやすい。 ■ヘルメット着用していたかどうかは不明だが、 目撃者の話では頭部損傷という話もあるので 恐らく着用していなかったと思われるが、 無謀運転車の被害を受けたときに「事故後の被害軽減」としての効果はあるとしても、 「今回のような自転車側の飛び出し事故を未然に防ぐ」という効果はない。 ■当然、今回のような場合「保険は事故を未然に防ぐ効果はない」 ということも付け加えておきたい。 保険加入しているから徐行や一時停止をしっかり守るという性格の人が 絶対にいないとは言わないが、極めて少数ではないだろうか。 こうした事故を幾度繰り返しても 「徐行や一時停止をいちいち細かく守ることを周知徹底させるよりも、 ヘルメット着用や保険加入を推奨していれば万事解決」のような考え方が 交通安全の正しい姿なのだろうか。 なぜ「まずは事故を防ぐ」という方向性で語らないのか。全く理解できない。 ■「命を守る=(適切に)止まること」 「いちいち止まることが面倒」という性格で自転車に乗るということは、 「命を常に危険に晒している」と自覚してもらうために、あらゆる手段を講じる必要がある。 「家庭内での幼少教育」や「義務教育としても"通年単位"で」 「呼吸や二足歩行のような常識として」身につけさせることが何よりも大切。 【行政】事故"防止"の観点からみれば保険加入を推奨する条例よりも (同じように罰則は設けないとして) 「自転車での事故を未然に防ぎ、命を守るために、適切に徐行・一時停止する必要があることを、 学校や家庭内や職場で積極的に話し合い、認識し、理解すること」 のような「きっかけ」作りが必要ではないだろうか。 遮音規制とは別に、[罰則なしの啓蒙活動としての着用のみでも禁止]のような条例が作れるくらいなら、 徐行や一時停止についての規定も当然出来るはず。 【番組】公共放送としてNHKには交通安全番組を義務付け バラエティ色強めでも、とにかく興味をもって交通法規を守ってもらう方向性で構成する。 ※但し、遮音規制を歪曲偏向するような内容を防ぐために「条文は必ず提示」し、 自転車の交通法規に詳しい弁護士の監修を絶対とする。(専門家風の個人や団体は不要) 【店】自転車店で交通安全のための教室を開講できるような資格を用意する 基本的には条文を羅列すればいいようなものなので、 自主的に勉強していればマニュアル本は不要でも、資格を用意することで 新車販売やパンク修理だけが自転車店と思っているような向上心の低い店にも対応。 実店舗での販売時は講習を義務付け、 ネット販売は実店舗で購入したことがある者だけ許可というのは現実的には難しい。 【完成車メーカー】 タバコの危険性を示すような画像のように、 「自転車で徐行や一時停止を無視すれば悲惨な事故に遭う」と 印象付けるチラシを必ず封入するように義務付ける。 メーカー共同で交通安全教室を開くことも有効。 その場で販促キャンペーンもできるので一石二鳥。 特に子乗せ車・子供車・通学車・高齢者向けは重点的に、 スポーツ車でも安全な速度や適正な車間距離を含めて安全走行を意識させる必要がある。 【個人や家庭】 誰かに教わるわけでもなく自発的に理解するのが最善としても、 なかなか交通安全まで気持ちを傾ける余裕はないかもしれない。 要は「交差点は徐行や一時停止しないと特に危ない」と、 いかに浸透させることができるかということだろう。 広告や漫画全般やゲームや歌詞やドラマや映画など、 とにかく幅広い層に印象付けるべきだろう。 【アプリ】止まるとポイントが溜まる(実証実験) amagasaki.keizai.biz/headline/731/ 今後このような取り組みが全国に広がって 「実際に得をする」ということが周知されれば、 交差点での事故が減ることが期待できる。 止まる傾向がある交差点と、止まらない傾向が強い交差点の差は 単純に考えれば「交通量」と見るが、 路地裏のような交通量が少なく止まらない傾向が強いからこその対策も必要な一方で、 今回のような事故を見ると、止まる傾向が強いと思われる箇所でも その交通量の多さから対策が必要に思える。 ●[大阪]出会い頭での事故 www.sanspo.com/geino/news/20181217/acc18121705010002-n1.html 脇道から飛び出してきた自転車がバスと衝突という事故。 自転車側が徐行・一時停止から確認できていれば事故は起こらなかったと断言できる。 ●[兵庫]右折中のパトカーに自転車が轢かれる事故 www.shimotsuke.co.jp/articles/-/112435 17日午後8時10分ごろ、 たつの署によると、巡査部長は勤務している交番に、別の交番での業務を終えて戻る途中だった。 青信号を右折したミニパトカーが、右側から横断歩道を走行していた自転車に衝突。 巡査部長は「自転車に気付かなかった」と話しており、同署は巡査部長の不注意が原因とみて状況を調べている。 自転車のライトが非点灯であればそれを必ず突いてきていたはずなので恐らく点灯していたと思われる。 パトカーでも見落とされることもある交差点での事故。 今回の事故を防ぐために自転車側の対策としては・・・ ■「交差点ではパトカーも見落として衝突してくることもある」ことを念頭に入れつつ ▼【歩道走行中の場合】 【1】交差点付近の右折車を警戒しながら、適切に(普通自転車走行指定部分であれば)減速 【2】歩行者用であれば「徐行」が原則なのでしっかり守る 【3】一時停止の義務はなくても状況に応じて即座に対応できるようにブレーキをかける準備をしておく ▼【車道走行中の場合】(当然、左側通行を守るとして) 交差点から猛スピードで飛び出す車両を予測し(100メートル以上前から)「減速」し、 「徐行・一時停止の義務はなくても」状況に応じて即座に対応できるようにブレーキをかける準備をしておく。 ※ヘルメット着用で被害は軽減できる「可能性」はあるが、 衝突して飛ばされた先で、更に何度も自動車に激突し最終的に電柱やガードレールに激突すれば 頭部以外が無事である可能性は低い。 「交通安全とは罰を避けるために義務を守る必要がある」ということではない。 「自分や他人の怪我や命を守るためにとるべき規範的な行動を示しているもの」として捉えるべき。 だからこそ「罰則を過度に強調する」方法で道交法を守らせようとする考え方には否定的。 「どうすれば怪我をせずに済むのか」を、 同時に様々な交通状況が存在している「瞬間」の判断を適切に行うための 「減速・徐行・一時停止・確認」がどれだけ重要かということに尽きる。 ●生活道路での出会い頭衝突事故 住宅街の生活道路で…76歳男運転の軽乗用車と自転車が出合い頭に衝突 headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181202-00006006-tokaiv-l23 2日午前11時前、愛知県大府市桃山町の信号の無い交差点で、 南から進んできた軽乗用車と、東からきた自転車が出合い頭に衝突しました。 「生活道路だから自動車はスピードを出していないだろう」 「自転車のほうが交通弱者だから配慮してくれるだろう」 というのが危険な事故の元。 どちらが優先道路だったかということよりも、 事故になれば被害が大きくなる自転車側が自衛のために 「交差点では自動車等が一切配慮することなく"必ず"飛び出してくる」くらいの心構えで 徐行・一時停止・確認を行うことで事故を防ぎたい。 ●[兵庫]一時停止でポイントが溜まる社会実験 mainichi.jp/articles/20181106/k00/00e/040/245000c 兵庫県尼崎市で今月、市内の交差点や踏切で停止するとポイントがたまる「自転車マナーポイント」の実証実験が始まった。 事故の多い交差点での自転車のマナー向上を図り、交通事故を減らすことが目的 専用のアプリをスマートフォンにインストールし、 自転車に乗って市内約4000カ所の交差点や踏切で一時停止するとポイントがたまる仕組み。 交差点や踏切の位置情報はスマホのGPS(全地球測位システム)で取得し、 自転車が一時停止したかどうかをスマホに内蔵されている加速度センサーで感知し、2秒以上停止するとポイントが付与される。 「守ることで事故に遭わず安全に生活できるので、苦痛もなくや治療費等もかからず平穏に過ごせる」という "目に見えない日常生活の有難さ"が、一般的なユーザーには「"普通"を当たり前と勘違いしていることで」理解しにくいようなので、 こうした「守ることで目に見えるメリットがある」というのが良い取り組みに思える。 今回は2か月間の実験で実際に使えるわけではないようだが、 利用者数を考慮して、具体的なポイントを決めるのだろうか。 1日延々繰り返してクーポンサイトの1店1回のみ使える割引券と同等くらいでしかないとは思うものの、 止まるだけで得することが周知され、 「止まるという光景が当たり前」になって逆に「止まらないことが目立つ」までになれば、 一時不停止が原因での事故が大幅に減る社会になるのだろう。 市の担当者は「罰してルールを守らせるのではなく、 市民が積極的にルールを守るような環境をつくって自転車の事故を減らしたい」と話している。 実際の自転車での"重大事故の加害者"の数からすれば、 「自転車でも取り締まりを強化して赤切符を乱発すればいい」とか 実際の運用に係る費用を一切無視して 「自転車でも公的な免許制度を導入すればいい」 ということは現実的には難しい。 (既存の保険でカバーできることを大抵は無視し)自転車保険加入の加入を促すために 特徴的な事故を、まるで頻発しているかのような印象で用いられるが、 ヘルメット着用にしてもそうだが、一定の負担「軽減」効果は確かにあるとしても、 事故に遭ってからの話を強調されても「被害そのものは発生している」わけで、 「なぜ事故を起こす/起きる/遭う」ことが前提なのだろうという違和感のほうが強い。 「交通ルールを守っていても予測できない事故に備える」という意味だとしても、 「ヘルメットと保険で"軽減すれば十分"という印象」があまりにも強いので、 「交通ルールを守ることで予測できる事故」は大して気にする必要もないとは思って欲しくない。 根本的な「一時停止を無視して重大な事故に遭うケースのほうが多い」という 直接的に事故「発生」を防ぐという方向性で語られるケースがあまり見受けられないことを危惧する。 そのため、(スマホを持たない層に対しては専用端末の開発・貸与などのサポートが必要としても) こうした具体的に事故を「防止・予防」し「事故そのものを無くす」方向性の取り組みに対しては 素直に評価し賛同する。 ●[福岡]自転車側の赤点滅での一時不停止による事故 news.goo.ne.jp/article/tvnc/region/tvnc-02916.html 2トントラックが自転車はねる 10歳男児が意識不明 現場は住宅が立ち並ぶ一角で、交差点には一灯式の信号があり、自転車側は赤の点滅、トラック側は黄色の点滅でした。 自動車運転手側にしてみれば、どれだけ自転車側の走行に問題があっても、 注意を怠ったとされる自動車側の責任を免れないのは理不尽かもしれない。 「赤の点滅は一時停止」というルールを知らなかった可能性が高いが、 それ以前に「交差点では事故の危険性が高い」ということを意識させるような 家庭や公的機関を含め、交通教育の不徹底ぶりが招いた悲劇とも言える。 ●[佐賀]交通ルールを学ぶ交通教室 www.saga-s.co.jp/articles/-/297575 「自転車は車と一緒」と話すと驚いた表情を浮かべ、 「赤い三角の止まれの標識は、自転車も止まろう」の言葉にうなずいていた。 ルールをとにかく1度に山ほど詰め込もうとしても、殆どの人にとって身につかない。 特に子供相手であれば、一番危険で事故に直結する「適切に止まること」を意識させることが絶対に重要。 確かに信号や標識/標示を守ることは重要だが、 「標識・標示がなければ見通しの悪い曲がり角でも注意しなくていいという誤解」を 定着させることを避けるためにも、 「交差点のような見えにくい場所では、こっちに気付かずにクルマ等が迫ってくるので、 出来る限りスピードを落として、直前で止まると良い」という 安全のために「徐行と一時停止」を身につけてもらう必要がある。 しかし、安全のためにはこうして極一部の人が参加するだけではなく 「幼児・保育の教育課程の中にも組み込む」ということも全国的な目標とすべきだろう。 ●[山口]高校生が関係する自転車事故の45%が交差点前で安全確認しないなどの違反 news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20181006ddlk35040348000c.html 県警によると、今年8月末現在、自転車が絡む事故は318件あり、 高校生57人(前年同期比11人増)が負傷した。 高校生が関係する自転車事故の45%は、高校生側にも交差点前で安全確認をしないなどの違反があり、 細元隆夫事故分析官は「誰もが加害者になりうる。全ての人がルールを守ることが大事だ」と指摘した。 内訳は不明だが、最初にもってきているだけに最も多いと見ればいいのだろうか。 ●[栃木]一時停止の標識のある交差点で事故 news.livedoor.com/article/detail/15255695/ 男子生徒の自転車は、すぐ横を自転車で走っていた別の男子生徒(15)に当たり、この生徒も左足に軽傷を負った。 栃木県警宇都宮中央署によると、現場は信号機のない交差点。男子生徒側に一時停止の標識があった。 並走も確かに違反だが、一時停止の無視がなければ事故にはならなかったはず。 注意・警告も含めて徹底的に一時停止を厳守させなければ いつまでも同様の事故が減るはずもない。 ●[三重]道路横断中に跳ねられる事故 topics.smt.docomo.ne.jp/article/hicbc/region/hicbc-000476da 三重県度会町で軽乗用車にはねられ、意識不明だった高校3年生の男子生徒が死亡しました。 伊勢警察署によりますと、事故があったのは度会町大野木の片側一車線の県道で、 20日午前8時ごろ、(個人名) 自転車で道路を横断しようとしたところ、後ろから来た軽乗用車にはねられました。 信号がない、または遠い場所だったとしても、 (結果的に命がけになる)ノールック横断するよりは、 面倒でも一旦止まって左右をしっかり確認して安全を確認してから横断すれば 事故は起きなかったと断言できる。 これは若年層だから起こったという話でもなく、 ヒヤリハットで言えば年齢問わず同じようなケースは全国各地で 日常茶飯事の光景として存在する危険行為ではないだろうか。 命を守るために「一時停止を軽視するような悪しき傾向」を打破し もっと全国的に啓蒙活動を広めて欲しいと思う。 ●交差点の通行ルール、他 www.sbaa-bicycle.com/sbaa_sp/manner/09.html 交差点を直進する際も、死角からは少し隙間を空けて走るようにしましょう。 標識・標示があれば一時停止の義務、 標識・標示がなくても見通しの悪い交差点では徐行義務があるが触れていない。 (大抵は違反行為について雑に挙げたがる風潮もある中で 法律に関していい加減な内容を避ける意味があるようには思えない) 「少々止まらなくても大丈夫」という危険な常識を改めることこそ 安全重視の走行として必要なことではないだろうか。 サイクリングロードはその名称から「自転車が自由に走れる道」と思ってしまいがちですが、 日本においての分類は歩道と同等である場合がほとんどです。 自転車がスピードを出していい場所では決してありません。 言葉遊びにならないように 自転車しか走れない本物のサイクリングロードは 舗装路上を含めてそこらじゅうに「自転車専用 歩行者(ランナー含む)禁止」(※緊急時に降りて押す場合を除く)と書き、 歩行者の通行も認められる「名ばかりのサイクリングロード」は 「あくまで歩行者が優先」になるように「歩行者優先の道(自転車の通行も可)」として呼称を変更すべきに思えて仕方ない。 ●一時停止と左右確認を忘れずに <交通安全講習>自転車の乗り方、気をつけよう 大阪・城東小 /大阪 mainichi.jp/articles/20180617/ddl/k27/040/190000c 模型などで車は急には止まれないと示して、「一時停止はしっかり止まって左右を確認」などと呼びかけた。 とにかく一度にあれこれ詰め込んで色々教えようとしても何も伝わらないのでは意味がない。 まずは怠れば最も事故に直結しやすい「一時停止」を主軸に徹底的に周知させることから 自転車での交通安全対策に繋がると考える。 ●自転車同士での交差点事故 www.fnn.jp/posts/00393788CX 自転車はともに電動アシスト付きタイプで、この事故で88歳の無職の男性が頭を強く打ち死亡。 また、もう一方の自転車に乗っていた69歳のパートの女性にケガはありませんでした。 2人はいずれもヘルメットをかぶっていませんでした。 現場は住宅街の中にある比較的見通しの良い交差点で、 女性が走ってきた側に一時停止の義務があったということです。 一般的な着目点は「高齢者」か「ヘルメット」か「電動アシスト」かというところになるのだろう。 もし高齢者でなければとか、ヘルメット着用であればとか、電動アシストでなければ 死亡事故には至らなかったのではと考えるよりも、 対人保険加入であれば賠償額は支払われるとしても やはり本質としては「一時停止義務の重要性」に改めて気づかなければならない事故。 最善は一時停止の義務があるかどうかではなく、 交差点は事故が多い場所としてどうすべきかを考え、 「減速→徐行→一時停止→左右確認」をセットで考える。 ●[神奈川]自転車事故の多くが見通しの悪い交差点での一時不停止 www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201805/CK2018051602000134.html 管内で自転車が関係する交通事故は前年同時期より十三件多い三十六件起きている。 人身事故全体に占める割合は32・7%と、県内平均より10ポイント高い。 原因の多くが、見通しのきかない交差点で一時停止を守らないルール違反だという。 原因が分かっているのであれば、具体的にどのような交通指導を重点的に行えば良いのかは明白。 面白い内容としては サドルの高さやブレーキの利き具合をチェックし、 反射テープや交通安全ガイドブックなどの啓発セットを渡した。 ブレーキは当然としても、サドルの高さの案内までしてくれるのは警察の役目でもないような。 (サドルが高いと咄嗟のときに足をつけずに危険というのは違うとして) 「サドルが低すぎると足が疲れやすいですよ」というのは基本的には自転車店や自転車に詳しい知人の役目に思える。 サドルの高さを案内するなら「ハンドルの高さも調整したほうがいいですよ」まで言ってくれたほうが良さそうに思えるが、 ステムの臼落としにコツがいるのと素人整備させるのは避けたいのもあるのだろう。 ●[埼玉]交通事故報告の中で一時不停止が最も多い cyclist.sanspo.com/398325 県警によると、昨年、県内の交通事故で自転車を利用していた中学生の死傷者数は416人で、全国ワースト2位。 さいたま市で昨年4月、自転車の中学生がトラックと衝突する重傷事故があったが、 自転車側に一時停止の標識があったという。 同市教育委員会は中高生の交通事故報告の中でも「一時不停止が最も多い」としている。 「止まって安全確認して進むだけで事故に遭わずに済む」という常識が 幼少期だけ守ればいいというものでもないということを 老若男女問わず強く意識する必要があると考える。 交通標語は「一時停止は自転車も」「一時不停止 事故の元」のような分かりやすさが必要だろう。 ●[鹿児島]108件の警告の中で一時不停止が最多45件 373news.com/_news/?storyid=92377 鹿児島西署は鹿児島市のJR鹿児島中央駅前で、 傘を差して走行する「ながら運転」など6件に警告。同条例や交通ルールを周知するチラシも配った。 県警によると、警告の内訳は、一時不停止が45件で最多。 ヘッドホンなどの使用22件、他の自転車との並進6件と続いた。 まだまだヘッドホン等について「単純に見分けやすいから狙われやすい」として、 「安全軽視の傾向がある」と恐らく決めつけて判断しているようでも、 「一時不停止への警告が最多」ということだけでも十分意義はある。 ●[長野]実際の交差点で交通ルールを学ぶ topics.smt.docomo.ne.jp/article/sbc21/region/sbc21-0327813 自転車のルールを守る! 長野市の小学校で交通安全教室 普段通ることが多い学校周辺を自転車で走りながら、交通ルールなどを学びました。 交差点などには地域のボランティアや保護者、警察官などが立っていて、一時停止や左右の確認などについて指導を受けていました。 これこそまさしく理想的な交通教室と呼べるもの。 どれだけ運動場で激しいカースタントを見せても、VTRで悲惨な光景を見せても、結局は「他人事」で済ませられかねない。 対照的にこうして実際に「自らが参加・体験」することは、 具体的に「何がどう危険」で「どうすれば事故に遭わない」のかを学習し、実行させるための第一歩になりやすいと考える。 これに「抜き打ちでの一時停止の状況チェック」も併せて行い認知度を伸ばすことで、 実際の事故防止に役に立つ活動になる。 ●[栃木]出会い頭事故が起こりやすい原因とは mainichi.jp/articles/20180428/ddl/k09/040/232000c 県警幹部は「見通しが良くても互いに『止まるだろう』と慢心したまま突っ込んでしまう事故も多い」と指摘する。 県警交通企画課によると、出合い頭の事故は今年に入って346件(24日現在)起き、 3人が死亡している。 昨年は1173件で、死者が22人だった。 県内の死亡事故に占める割合は23・4%で、全国平均(13・9%)の約1・7倍。 「周りに田畑が広がる見通しのよい交差点でも起きているのが特徴的」と捜査関係者は話す。 見通しの良い交差点でも互いに「譲ってくれるだろう」と思い込んで事故が起こる。 「絶対に相手は止まらない」と考え、優先道路かどうかではなく、 止まった方が安全なケースでは「必ず止まる」という心がけが事故防止には役立つ。 ●[佐賀]一時不停止の取り締まり www.saga-s.co.jp/articles/-/204852 県内10署と交通機動隊の警察官ら121人態勢で、通行禁止など計94件(前年比25件増)の道交法違反を取り締まった。 県内13カ所で実施。交通違反の内訳は通行禁止45件、速度違反10件、 一時不停止17件、携帯電話の使用を含めたその他が22件だった。 こちらでも自動車・オートバイに限った内容としても 佐賀でも一時停止違反での取り締まり。 「一時停止 取り締まり」で検索すると 理不尽としか思えない待ち伏せや徐行していて一時停止していなかったことで切符を切られたことに 納得できないという声もある。 点数稼ぎの面は否めないものの、交差点での事故の多さと危険度からすれば 主な交通安全期間の取り締まりが中心であるなら甘いようにも思える。 主要幹線道路の交差点が交差点の全てではない。生活道路にも至る所に死角のある交差点はある。 「少々止まらなくても大丈夫だろう」と思っているからこそ、 「交差点が事故の多発地点という認識」が欠落し、 結果的に取り締まりが理不尽に思えるのかもしれない。 自動車・オートバイに限らず、もちろん自転車でも「一瞬で被害者にも加害者になってしまう危険がある」という自覚が必要。 ●[茨城]自動車の一時停止違反の取り締まり ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15236195868321 春の全国交通安全運動の一環として、茨城県警は13日、県内76カ所の通学路に警察官約320人を配置し、 一斉交通取り締まりを行った。児童生徒の安全を守るのが狙い。 通行禁止違反などの道交法違反で257件を摘発した。 県警交通指導課によると、摘発の内訳は、 通行禁止違反95件▽速度超過49件▽携帯電話使用など31件 ▽その他(シートベルト違反や一時停止違反など)82件。逮捕者はいなかった。 速度超過やシートベルト違反、夜間であれば飲酒運転はありきたりなものとしても、 一時停止違反の取り締まりとは珍しい。 自転車には「停止位置が違うことを注意」という場面は見たことがあったが テレビの取材で張り切りすぎていただけのようにも見えた。 しかし、事故根絶を掲げるのであれば交通安全月間限定の一過性のものではなく 継続し常識として周知させて欲しいと思う。 ●横断報道を渡ろうとする歩行者がいれば一時停止 hicbc.com/news/detail.asp?id=000467B8 「横断歩道は、歩行者や自転車が安全にわたる場所なので、必ず手前で一時停止し、横断者を安全に通行させてもらいたい」 (緑警察署 二ノ宮康延 交通課長) 自動車に限らず自転車も車両なので同じ。 一方で、歩行者側には「渡る人に一切気付かずに全く止まる気がないクルマも当たり前に存在する」ということを 理解してもらい、 止まるということだけでなく「左右の安全確認をして安全であれば渡ることができる」ということも 事故防止には欠かせない。 幼児教育の時点で身についている「だろう」ではなく、 命を守るために「呼吸のような普通のこと」として身につくような取組みが必要。 ●[栃木]トラックと自転車の交差点での出会い頭事故 www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/accident/news/20180404/3015055 4日午後2時15分、宇都宮市平出工業団地の市道交差点で、同市、トラック運転手男性(46)の大型貨物自動車と、 ともに同市、小学5年男子児童(10)2人がそれぞれ乗った自転車2台が出合い頭に衝突した。 児童の1人が頭などを強く打ち、意識不明の重体。もう1人にけがはなかった。 頭などを強く打ったとあるがヘルメット着用の有無は分からない。 もし被っていなかったとすれば着用していれば重症にならずに済んだかもしれない。 (保険加入は治療費は賄えるとしても事故を軽減させる効果は皆無) この地区での学校単位での交通教室が行われていたかどうかも定かではないが、 あったとしてもなかったとしても、それだけでは不十分に思える。 根本的にはやはり「交差点は事故多発地点で非常に危険」ということを考えずに 「交差点で急に人も車も自転車もオートバイも来るはずがない」と過ごしてきたであろう 世間一般の「非常識」をどうにか変えていく気運が必要と考える。 各交差点でほんの少し注意を払うだけで 一生かけて負う責任や苦しみを得ることがないということをもっと真剣に考えて欲しい。 ●[愛知]一時停止の標示標識のない交差点での事故 hicbc.com/news/detail.asp?id=000464F7 愛知県春日井市桃山町の信号のない交差点で自転車と乗用車が出合い頭に衝突しました。 詳しい状況は分からないが、比較的車の流れが早い道路の近く、 左折方向から自転車が進行していたとすれば「一時停止線や一時停止の標識は存在しない」 よく見ると「優先道路側の自動車側からは左折は一方通行」。 「自転車を除く」という補助標識があれば自転車は脇道から進行できてしまうが、 自転車側は「左折してくる自動車を予測して走行」せず、 自動車側も「自転車が脇道から飛び出してくる」という注意を怠れば事故に繋がる。 ●自転車と自動車との事故では出会い頭での衝突事故が約半数 cyclist.sanspo.com/384684 昨年(2017年)1年間に発生した自転車が絡む交通事故9万407件のうち、 対自動車が7万6036件で84.1%を占めることが2月15日、警察庁の分析で判明した。 対自動車の出合い頭衝突では、自転車側にも安全不確認や一時不停止、信号無視などの法令違反があるケースが多く、 警察庁は「悪質な自転車運転者に義務付けた講習制度の適切な運用を図る」としている。 なぜ「街頭で信号遵守や一時停止への指導を積極的に行う」ではなく 「悪質な人には講習制度」になるだろうかと考えたが、 相手別では、対歩行者の事故は2550件(2.8%)と少数 結局は重大事故への優先度としては自転車が加害者になるケースの少なさからして 「交通安全月間くらいしか人員を割いていられない」というのが実情だろうか。 そもそも「最低限の自分の身を守るために心がければ済むこと」を 教師や警察に頼ること自体がお門違いというべきか。 ある程度の自制心が育った子どもですら無闇に走り回れば危険だから 「適切に止まるのは常識」という感覚はあるはずなのに 「自転車ではイチイチ止まらなくても大丈夫」となってしまうのか 改めて一人一人が安全・危険についてよく考えるべき時代ではないだろうか。 ●「止まれ」の標識は自転車も止まらなければならない 「交差点で止まるにあたって優先道路かどうか」は 確かに道交法上は重要であることに違いはないが、 安全のためには優先道路かどうかは関係なく「適切に減速・徐行や一時停止をしたほうが安全」。 具体的に言えば「自分が自転車で相手が自動車の場合」 (1)自分が優先道路を進行している場合 脇道から出てきた自動車が一時停止を守らずに突っ込んできてしまうケース。 危険性を省みずいつも通る道で普段自転車がほとんど通らないから来ないだろう と思ってしまう自動車側の落ち度。 高齢ドライバーも多いこの時代では自衛のためには注意して進むことが大切。 (2)自動車側が優先道路を進行している場合 記事内にあるとおり、当然、自動車側には停止義務もないのでそのまま進んでくる。 自分(自転車側)が一時停止しなければ衝突事故も免れない。 (3)どちらも優先道路ではなく止まれの標識もない交差点 住宅地等に潜む危険。これがもっとも注意しなければならないケースかもしれない。 「標識がないから止まらなくても大丈夫だろう」と お互いに考えていると出会い頭事故が起きるのは必然。 (4)どちらが優先道路かはっきりしないが止まれの標識が共にある交差点 自動車側は止まるケースが多いだろうとはいえ、 (1)のように見落としや判断能力の無さにより自動車側が進行してくる可能性は否定できない。 もちろん、自転車側も止まる必要があるが、それを怠れば事故に遭いかねない。 反対に自分が自動車側でも同じことが言える。 自転車は交差点から”必ず飛び出してくる”と考えて、慎重に進むことが重要。 特に住宅街や通学路等では明らかに倍以上に神経を研ぎ澄ませて安全を心がける必要がある。 ●[千葉]見通しの良い十字路での事故 www.chibanippo.co.jp/news/national/465418 千葉県横芝光町坂田の町道交差点で30日午後1時ごろ、 自転車に乗った10歳ぐらいの男児が左から直進してきた乗用車に出合い頭にはねられた。 現場は信号機や横断歩道、一時停止のない見通しの良い十字路。 ▼自転車側 「たぶん自動車は止まるだろう」と漫然と走っていればこのような事故が起きてしまう。 子供だから大目に見てくれるという理屈は通用しない。 「全ての自動車は絶対自転車を見ていないし止まらない」と思って 身をまもるために「しっかり一時停止をして安全確認をする」ことを怠ってはならない。 ▼自動車側 「たぶん自転車は止まるか、ゆっくり出てくるだろう」と漫然運転をしていればこうなる。 交通強者である自動車側は免許を交付されて道路走行を許可されているからといって 自転車側を感覚を一切持たずに運転していいはずがない。 「全ての自転車は絶対交差点で徐行や一時停止をしない」と思って 標識や標示などは関係なく注意深く進行することが求められる。 ●[愛知]交差点やその付近が過半数 news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20180106k0000m040215000c.html 死亡事故の発生場所は交差点やその付近が過半数。 歩行者がいるのに自動車が一時停止せず横断歩道に進入する歩行者妨害や、 歩行者、自転車、自動車それぞれによる信号無視が増加していた。 「自動車は一時停止せず横断歩道に進入する」ことが前提で考えるしかない。 「信号さえ守れば信号がない交差点では何も注意せずに進行しても問題ない」 という思考に陥ると危険なので、 信号に関わらず「一時停止でしっかり左右を確認することが最善」となる。 ●横断歩道で止まらない自動車 c-2.bengo4.com/n_7186/ 警察庁交通企画課は弁護士ドットコムニュースの取材に対し、 「横断歩道における歩行者の優先が、運転者により励行されることが最も重要」とし、 歩行者の横断を妨げるのは違反であり、取り締まりを行なっていることを強調した啓発をしているなどと回答した。 「いつ、どこで、どれだけの人数で、どのように?」と聞きたくもなる。 いつか(モーターショーような技能競技を除き)全ての自動車に自動運転が義務化されれば 「昔は実質的に歩行者通行軽視で手動操作で自動車優先だった時代があった」と聞いたら 後世の人間はきっと驚くことだろう。 自動車でのこの状況を考えると、 自転車でも街頭で一時停止を特に重点的に注意喚起するという方向にはなりにくいのは当然の流れか。 対向車が止まらない前提で「一時停止しないことが悪いことだとは思わなかった」で 済まして構わない問題なのだろうかと思う。 ●徐行・一時停止を心がける cyclist.sanspo.com/376366 「交差点は出会い頭で事故に遭いやすいが、一時停止せずに走行している自転車が多いので、 しっかり停止して、周囲に注意して運転することを心掛けてほしい」と語り、注意を呼びかけた。 いくら法的に意味があっても【事故を直接的に防ぐには】、 標識の有無、一時停止線の有無や有効性、どちらが優先道路かということまで気にして 止まる・止まらないを考えるのは無駄に近い。 ただでさえ勉強や人間関係等で覚えなければならないことが多い年代に 細かいルールをごちゃごちゃと並べたところで覚える気もなければ守る気もないのが大半だろう。 とにかくまず1つ「適切に停止し安全を確認する」ということだけを 身に付けて実行させるために何ができるのかを最優先で考えなければならない。 ●交差点+トラック左折の危険 topics.smt.docomo.ne.jp/topnews/nation/16/8585921b698134135d795d72ee04f31b 自転車の男児が大型トラックにはねられ死亡 交差点の専用通行帯を走行中 自転車で横断していた近くの小学6年の男児(11)が、左折してきた大型トラックに巻き込まれ、頭を強く打って死亡した。 同署によると、現場は信号のある交差点。トラックが左折する際、自転車専用通行帯を走行中の男児に気付かなかったという。 横断中だったとあるのでトラックに追い越されて左折巻き込みを食らった可能性が高い。 実際の事故や怪我に遭わないために、場所や通行帯の有無よりも先に「安全な走行方法」を考える。 交差点に差し掛かりながら直進するとして、 「トラックは自分を追い越しながら確認を怠り"必ず"左折巻き込みをする」と考え、 自分は「一時停止」をして先に曲がらせるようにするのが安全だが、 速度差もあってなかなか全てのトラックを回避するというのは現実的には難しい。 それでも「なるべく近づかない」というのが安全。 (同時に、反対車線から右折で曲がってくる車両にも注意が必要) 例えトラック1000台に1台くらいの割合で未確認で曲がろうとするとしても、 その「いつか」は「次」かもしれない。 ●「見通しの悪い場所」「信号機なし」「出会い頭」 【和歌山】巡回中の消防車と衝突 自転車の男性重体 topics.smt.docomo.ne.jp/article/abc/region/abc-20171010004 (ABC NEWS 関西ニュース) 「見通しの悪い場所」「信号機なし」「出会い頭」で衝突という典型的な交差点事故。 サイレンを鳴らしていれば余程のことがなければ気付くとして、 巡回中であれば通常の自動車と同じ状態のため、事故に遭わないためには (衝突すれば確実に自転車側のほうが大怪我になるので)自衛のために自転車側は特に注意して走行する必要がある。 ●「自転車事故の大半は、一時不停止や信号無視などのルール違反」 www.isenp.co.jp/2017/09/26/8020/ www.47news.jp/localnews/mie/2017/09/post_20170926101716.html this.kiji.is/285034945478558817?c=237824576730646012 同署交通課の林勝課長は「自転車事故の大半は、一時不停止や信号無視などルール違反が原因。 周囲の車や歩行者に迷惑を掛けるだけでなく、自身の生命にもかかわる危険な行為」と話していた。 ●一時停止の落とし穴 www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/4034227021.html 24日、益田市の交差点で軽乗用車とバイクが出会い頭に衝突し、バイクに乗っていた45歳の男性が死亡しました。 24日午後3時40分ごろ益田市市原町の市道の交差点で、いずれも直進していた軽乗用車とバイクが出会い頭に衝突しました。 (中略) 現場は、石見空港トンネルを南に抜けたところにある橋の手前の交差点で、 信号はないものの見通しは悪くないということです。 警察によりますと軽乗用車を運転していた女性は「一時停止標識があったのでいったん泊まったあと交差点に進入した」 と話しているということで、警察は事故の詳しい状況を調べています。 「見通しの良さ悪さだけが注意点ではない」 「一時停止だけすれば安全というわけではない」 自動車とオートバイの事故としても自転車にも言える重要なこと。 「本当に自動車側が一時停止していたのかどうか」は定かではないが、 仮に一時停止していたとしても、それだけでは問題がある。 ×交差点で一時停止をしてそのまま直進(右左折)した ○交差点で一時停止をして周囲の安全を確認してから直進(右左折)した ひっかけ問題のようでも、実際のシーンで 事故を起こさないために安全に走行するためには「来るかもしれない」ではなく、 「交差点では"無音の"オートバイや自動車が"必ず猛スピードで"進行してくる」 くらいの恐怖心を常に持って慎重に走行するくらいの心がけが大切。 ・高齢者ゆえの反応の遅れがあったのかどうかも気になる。 ▼オートバイ側の反応が遅れた原因として ・速度超過があったのかどうか ・「寝不足」「考え事をしていた」という「注意散漫」状態であったかどうか 当然「速度を上げれば上げるほど回避のために必要な反応速度は厳しくなり、事故の衝撃度も増す」 前方に対して注意散漫になっていれば事故は回避しにくくなる。 そして、ヘルメットは着用していたはずだが「ヘルメットを被っていたとしても事故を回避できるわけでもない」。 あくまで「軽減できる(かもしれない)だけ」。 事故そのものを防ぐには走行方法等での注意が絶対欠かせない。 ●教育面に於いて「一時停止の重要性」の周知と現実的な実行力不足 www.sankei.com/affairs/news/170913/afr1709130003-n1.html 小学4年男児、車にはねられ死亡 東京・日の出 警視庁五日市署によると、現場は丁字路で、直進していた女性の車に、 右折してきた(児童)の自転車が衝突した。 (児童)側に一時停止の標識があったという。同署が詳しい事故原因を調べている。 ※ここでは名前は非掲載 www.saitama-np.co.jp/news/2017/09/13/02.html 11日午後10時5分ごろ、上尾市上の県道交差点で、自転車で帰宅途中の同所、 (児童)が乗用車にはねられ、搬送先の病院で死亡が確認された。 同署によると、現場は押しボタンのある信号機付き交差点で、見通しは比較的いいという。 乗用車が右方向から交差点を渡ろうとしていた自転車と衝突した。 「一時停止の重要性」の周知不足が招いた事故といっても過言ではないだろう。 標識の有無だけを気にすればいいというものではないので、 細かいルールどうこうは後回しになったとしても、何個も同時に教えて何も残らないことを避けるために、 とにかく1つだけ「(車の往来を確認するためにも)交差点(丁字路も含む)で止まるということ」を 身につくまで教えなければならないのではないだろうか。 そういう意味でも差がある年に1度あるかないかのような「交通教室」ではなく 全ての都道府県での義務教育課程に於いて「交通教育の義務化」は 事故を減らし命を守るためには必要だと考える。 そして「教えればそれで終わり」ではなく、現実的に身に付いて「実行」出来るかどうかが最も重要。 テスト勉強のようにテストのときだけ分かればいいというものでもない。 歩き方のように「当たり前の行動」として出来なければ意味がない。 ●道路横断時の注意点 www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20170904_12 交通事故再現、恐ろしさ学ぶ 金ケ崎で高齢者向け教室 高齢者向けとしても実際は老若男女全てに向けたものとして紹介。 道路を斜めに横断する高齢者がはねられる事故を再現。 「クルマはたぶん避けてくれるだろう」と過信して横断することは事故の元。 基本的には横断歩道を使うことが当然として、横断歩道であっても付近の自動車等の速度や挙動を注意深く判断。 裏路地や片側1車線で信号も少ないような場所であっても、視野が狭くなっていることも考慮すれば、 必ず一時停止をして左右をしっかりと確認して横断することが危険回避になる。 ●交差点での一時不停止による出合い頭の事故傾向が強い www.jomo-news.co.jp/ns/3815018609229902/news.html www.47news.jp/localnews/gunma/2017/08/post_20170805063321.html www.rescuenow.net/news/25774 (群馬)中高生 通学中の自転車事故 遭遇率 全国ワースト 県警によると、交差点での一時不停止による出合い頭の事故が目立つという。 同委員会は全国的な傾向として、「交通量が比較的少ない、 歩道のない裏道の交差点での事故が多い」と分析している。 死亡事故も後を絶たない。 県警は事故根絶に向け、「見通しの悪い交差点での徐行や一時停止が徹底されるよう指導していきたい」 (交通企画課)としている。 こうした「事故に直結する原因」への対策として効果的な指導が全国的に広がることを期待する。 ●一時停止にはSTOP、徐行にはSLOWの英語併記が開始(7.9追記) www.iza.ne.jp/kiji/events/news/170701/evt17070116130015-n1.html 一時停止の標識は全国に約170万カ所、徐行の標識は約千カ所あり、 更新時期を迎えた標識から切り替える。 すべての交換には10年以上かかる見込みだが、外国人が多く訪れる場所は優先的に交換する。 取り締まりの方向性に反して標識に関してはしっかりと優先順位が反映されているのが皮肉。 cyclist.sanspo.com/343861 (京都) 府警によると、府内には徐行と一時停止の標識は計約2万枚ある。 このうち一時停止の標識は、外国人観光客が多い京都市内から切り替え作業を行い、 今年度中に約2千枚が新標識になる予定。徐行の標識も必要に応じて切り替えていく。 ●住宅街の死傷事故件数は幹線道路の2倍 www.tokiomarine-nichido.co.jp/world/guide/drive/201301.html#anc-02 国土交通省のデータ。 主要な幹線道路での街頭取り締まりの効果は「取り締まりをしている」という広報活動の意味合いが強く、 1件でも多くの事故防止に繋げるという意味では効果は低いと見るべきだろう。 2011年中に生活道路で起きた事故の種類のうち最も多いのが、「出会い頭」で全体の約4割※2を占めています。 そのため、停止線のあるところや、見通しの悪いところでの一時停止を徹底することが 住宅街での事故防止のために重要です。 ※2公益財団法人交通事故総合分析センター資料を基に国土交通省国土技術政策総合研究所が作成したデータを参照 住宅街を走行するとき、停止線や見通しの悪いところでは必ず一時停止を行い、 安全を確認しながら十分に速度を落として運転しましょう。 自動車向けの内容としても自転車にもそのまま使える内容。 生活道こそ、こうした危険性と身を守るための手段・方法があることを十分に理解してもらう取り組みが急務。 ●[埼玉]双方ともに一時停止線規制がない交差点での事故 www.saitama-np.co.jp/news/2017/06/20/02.html 同署によると、現場はセンターラインのない市道が交わる住宅街の丁字路。 双方とも一時停止規制などはない。軽乗用車が直進中、左から進行してきた自転車と衝突した。 一時停止規制がなければ停止しなくても安全というわけでもない。 徐行も重要だが安全重視であれば一時停止義務がなくても停止するほうが確実に安全といえる。 ●[埼玉]交差点での自動車と自転車の出会い頭の衝突事故 www.saitama-np.co.jp/news/2017/06/07/04_.html 同署によると、現場は信号機のない十字路交差点。 交差点の角には建物の塀があり見通しが悪く、自転車側には一時停止線が、 乗用車側には「子供注意」の道路標示があった。 頭を強く打ち重傷を負った とあるが、ヘルメットを被っていたのかどうかは分からない。 そして、当然ながらヘルメット着用であっても絶対に重傷が避けられるとは限らない。 まずは標識の有無や原理原則以前に「見通しの悪い交差点で確認せずに止まらずに進めばどうなるのか」 ということをイメージさせるしかない。 ●自転車の事故は歩道のない裏道交差点での出会頭事故が9割 cyclist.sanspo.com/335948 自転車事故の発生場所は歩道のない裏道交差点の割合が一番高く、 原因は「車との出合頭事故」が中高生ともに約9割を占めているという。 古倉氏は「自動車などの他の交通の状況を十分に認知するとともに、 信号や一旦停止の遵守、安全確認などのルール徹底が必要」と注意を促している。 この9割というデータを信頼するならば、 直接的な事故には繋がりにくいような「見える場所」で「見える危険」を注意するような 広報活動のような取り締まりではなく もっと「実際の自転車事故データの場所を特に重点的に、広報的な意味合いは低い狭い場所であっても、 真の意味で事故を防ぐための交通安全活動」をすべきに思える。 ●大した問題ではないと思い込んでいる常識こそ非常識 www.asahi.co.jp/webnews/abc_2_002_20170521001.html 【大阪】自転車の交通安全を学ぶ催し 去年、大阪府で発生した自転車事故のうち、およそ7割が、交差点周辺で起きていて、 警察は、確認の徹底を呼びかけています。 これら7割の事故のうち(タンデム・子乗せではない)2人乗りや並進や遮音が 原因に含まれるというデータでもあれば、確かに「目に付きやすい違反から」 優先的に注意を促す必要があるという見方もできるが、 実際は「徐行・一時停止」の不徹底が原因であることは明らか。 「殆どの人が違反と全く思っていないような違反」として 見えない危険こそ最も危険な状態ではないだろうか。 ●[埼玉]自転車側に一時停止線のある交差点での事故 www.saitama-np.co.jp/news/2017/05/22/02.html 出合い頭に車と衝突、自転車の男性死亡 植え込みで見通し悪く/川口 武南署によると、現場は信号機のない交差点で、植え込みのため見通しが悪いという。 直進の乗用車と左方から来た自転車が衝突した。自転車側の道路に一時停止線があった。 これも一時停止をしっかり守っていれば事故は起こらなかった。 ●[静岡]学校独自の自転車免許証の発行 www.at-s.com/news/article/local/west/363797.html 一時停止標識の順守や、見通しの悪い交差点での左右確認を体験し、「自転車免許証」の交付を受けた。 学校独自の免許交付という事実はさほど気にすることでもない。 それよりも、あまり多くの内容を詰め込むと全く頭に残らないことは確実なだけに、 とにかく事故が最も多いとされる「交差点」を、どう通れば事故に遭わないのかを 考えてもらうきっかけになればと思う。 ●[群馬]一時停止の重要性 mainichi.jp/articles/20170601/k00/00m/040/043000c 自転車事故:多い5~6月 新生活の「慣れ」反映か - 毎日新聞 歩道がない裏道の交差点で14年に起きた中高生の自転車事故3375件のうち 9割前後は車との「出合い頭」の衝突だった。 事故原因を当事者の中高生に聞いたところ、3分の2が「車の発見が遅れたため」と回答した。 群馬県警交通企画課によると、事故が起きやすいのは、信号機がなく、 自転車側に一時停止の標識がある交差点だという。 よくあるのが、自転車が交差点にさしかかり、車が遠くに見えた場合、 まだ大丈夫だろうと思い、一時停止せずに交差点に進入してしまうケースだ。 車は時速40キロの場合、わずか2秒で20メートル以上進む。 遠くに見えても、あっという間に近づく。 さらに、自転車側に一時停止があると、車側が優先道路のため 車はそのまま徐行せずに交差点を通過する可能性が高い。 県警の担当者は「要は、自転車が一度止まるかどうかにかかっている。 『いつも大丈夫だから今日も大丈夫』という考えは危険」と注意を呼びかけている。【杉直樹】 「歩道がない裏道の交差点」での事故だけをピックアップしてはいるが、9割が出会い頭の衝突という事実。 「徐行・一時停止さえ出来ていれば」事故どころか一切怪我を負うようなこともなかったはず。 ●一時停止だけでは不十分(徐行義務) 自転車同士が衝突、高齢者と小4 高齢者が頭蓋骨骨折の重傷/浦和署 www.saitama-np.co.jp/news/2017/05/19/02.html 現場は十字路交差点で、信号機や一時停止線はなかった。 自転車で多数の事故を減らすために、最大の優先項目として「一時停止」を挙げているが、 当然、一時停止だけを守れば全ての危険性を防げるというのはありえない。 もし仮に「標識標示をしっかり確認したが、止まる必要がなかったから無視したら事故が起きた」として、 この場合「一時停止だけ」の観点から見れば止まる必要なかったという見方もできるが、 もし見通しの悪い交差点だった場合、 道交法42条に罰則ありの「徐行義務」が存在していることも忘れてはならない。 ※もし見通しがよければ他車が来ていないかどうか、人体構造的に動く物は自然と目で追いやすいため 確認していたと考えられ、余程視野が狭くなれば双方回避できたはず。 ●[新潟]交差点での事故 www.ohbsn.com/news/detail/kennai20170519_8047953.php 長岡で自転車はねられ小学生重体 - BSN 現場は信号機のない交差点 画像には「止まれ」の標識。 ニュースサイトでは自転車の交差点事故が取り上げられることは増えてきた気はするが、 実際の当事者である自転車ユーザー達が交差点に注意を払うようになっているかといえば 「どこ吹く風」だろう。 「老若男女問わず、止まることに注意を払えないのであれば自転車には乗らないで欲しい」と言い放ちたくもなる。 ●[熊本]ヒヤリハット地図を利用し交通指導 rkk.jp/news/index.php?id=NS003201705171406490111 しかし、動画内では並進についての声掛けが中心。 交差点や丁字路での「徐行・一時停止」の重要性は2の次? ●[埼玉]丁字路での事故 www.saitama-np.co.jp/news/2017/04/27/03.html 男児が意識不明の重体、トラックにはねられ 自転車を運転中/越谷 子供でも自転車に乗って公道を走ることができる反面、 視野も大人に比べて狭く、情報・知識・認識力などで「空間の情報処理能力」そのものが未熟であることを どのように自覚させるのかというのが難しい。 「こういうときはこうする」といって十字路では理解できても丁字路では勝手が違うとか、 「標識・標示をしっかり確認してそれに従わなければならない」と諭したところで 実際に理解実行できるかと言えば、 「大人ですら一時停止を徹底的に”なんとなくでいい”ような扱い」で まともに守ってないのだから無理な話。 リスクや危険性とそれを防ぐために何が必要なのか。どうすべきなのか。 標識や法律以前に、直感的に「事故に遭うことは”明日が無くなるかもしれない”嫌なこと」として 他人が守っていないからそれに倣うといったことはしないように やはり「安全に対して注意」し、交通について日常的に学ぶ機会を持つことが重要だと考えている。 ●道交法38条を遵法させるための奇策 current-life.com/carzeni/cross-crosswalk-slowly/ 【道交法38条の要約】 横断歩道を渡ろうとしている歩行者(自転車横断帯があれば自転車も含む→以下「歩行者等」)が 明らかにいない場合を除き、「停止することができるような速度で進行しなければならない」。 横断しようとする歩行者等がいれば一時停止する必要がある。 本文では自動車を対象とした内容と対策としても、 「車両等」とあるのでこれは自動車やオートバイ限定の話でもなく自転車でも本来は守らなければならない内容。 一見非現実にしか思えない内容でも、こうした現実の問題を映像化することで 一石を投じる形になると考えるのは期待しすぎか。 何か「公道」という存在をサーキットコースか何かと勘違いして「歩行者は邪魔者」という感覚で 減速や止まることに対して異常に敗北感や嫌悪感を持っているような存在も少なからずいるように思えるだけに、 「運転免許に値する適正があるのかどうか」再考する余地もありそうに思える。 自転車の場合は免許制度は難しいため、特に「教育面」で「適切に止まることは常識」としての擦り込みが必要。 ●交差点と一時停止を軽視すると起こる事故 www.saitama-np.co.jp/news/2017/04/13/05_.html 自転車とトラック衝突、男子中生が重傷 信号機ない交差点/さいたま 浦和署によると、現場は信号機のない交差点。 道路は両側ともセンターラインがあり、トラックが同市桜区方面から川口市方面に走行中、 左から進行してきた自転車と衝突した。 自転車側に一時停止の標識があった。同署で事故原因を調べている。 【自転車側に一時停止の標識】 ↓ 「自転車で一時停止とか誰も守ってねーし無視して全然OK」 (そもそも一時停止の標識の存在を認識していなかった可能性が大) ↓ 男子生徒は頭部などに重傷を負った。 ヘルメットを着用していなかったと思われるため、着用していれば重傷は防げたかもしれない。 しかし倒されて完全にトラックが乗る形で轢かれていれば 当たり前だが全身の骨が砕ける可能性もあるのでヘルメット着用で守れるはずもない。 守らない人は「こうした事故例がしっかりあるのに、早死にしたいだけなんだろうな」 と思えばいいだけで、「大丈夫」と思い込んでいる人を過剰に責め立てても改めるはずもない。 また、事故に遭いそうになったとしても(または実際に傷を負うような事故に遭っても) 「単に運が悪かっただけ」で済ませるようであればいつまでも危険性は減らない。 とにかく【一時停止を守ることは自分の命を守ること】に他ならないので (例え取り締まりで一時停止を守っていないことを全く注意していなかったとしても、) これに気付いた事故に恐怖する感覚を持つまともな人は自衛することを強く薦める。 ▲自称「一時停止を守っている44.9%」という空しいアンケート cyclist.sanspo.com/326112 突っ込みどころが満載の内容。 いつの間にか急激に交通マナーが改善? いや、全く守ってもいないであろう項目に 見栄を張って答えているとしか思えないようなアンケートに意味があるのだろうか。 歩道走行の「例外の詳細」まで空で言えるほど理解しているような人数の割合が高いとも思えない。 ▲一時停止はあるが、 交差点の通行方法や、罰則もある「徐行義務」についての項目がないのも気になる。 ●自転車の免許制を求める声について sbaa-bicycle.com/sbaa_sp/qa/q082.html 自転車は、自動車ほどの速度も出ず、重量もありませんので、他人に危害を加える程度は自動車に比べて相対的に少ないです。 自動車と同じ平面で免許を考えるべきではないと思います。 ルールの順守を推進するのであれば、当面は、 質問者の方がおっしゃるように3年に一度くらいの頻度で講習会を受講するような仕組みを用意することは考えられます。 ただし、これがないと運転できないのではなく、これを受けるとメリットがある、 又は受けないと、公共団体から電動アシスト自転車が借りられない、駐輪場の利用の優先権が得られない、 買物割引がないなどを設定して、徐々に実績を積んで、 その後に講習会を受けていないとマイナスが生ずるようなシナリオを設定することが考えられます。 自転車が加害者となって重大事故になるケースそのものが自動車に比べて少ないことから 喫緊の対策が必要な行使すべき手段として「自転車の免許制度」が妥当とは言えない。 短絡的に「免許制度さえ導入すれば重大事故ではなくても自転車でのオラオラ運転が減る」ことを期待するには 費用対効果を考えてもあまりにも現実離れした対策と言わざるを得ない。 「教育機会」を「免許制度」として押し込めれば解決するとは思わない。 ↓ (参考データ●[愛知]免許が必要な自動車での一時停止無視率は9割以上) newspicks.com/news/1987211/ <交通死>愛知の歩行者、泣いている 14年連続ワースト 愛知県警によると、歩行者が横断歩道などを渡ろうとしているのに一時停止しない交通違反「歩行者妨害」による死亡事故が 他の都道府県に比べて多い。 運転者の間では違反の認識が低いといい、日本自動車連盟(JAF)によると、 昨年8~9月に全国94カ所の信号機のない横断歩道で約1万台の車を調査したところ、 歩行者が渡ろうとしている時に一時停止した車両は757台で、1割にも満たなかった。 愛知県警は近年、この違反の取り締まりを強化している。 13年までの取り締まり件数は年間5000件前後だったが、14年は約1万4000件。 15年は約1万5000件を取り締まったが、なかなか事故が減らないのが現実だ。 免許があってもこの有様。なければもっと酷かったというかもしれないが、 9割が無視しているような法律の効果がどれほどのものなのか。 結果的にこれが原因で事故が起こっていることにも 「自然なこと」という感覚でいることを異常と言わずして何が異常なのか。 しかしながら、現実問題として片側2車線であれば信号付きの横断歩道があるとして、 片側1車線の横断歩道のみで信号がない場所で、こちら側が停止しても、 逆に譲らないことが常識になってしまっているために、反対車線で全く止まらないようなことも考えられ、 あってはならないが、譲ったために起こる事故というのも考えられるため、解決が非常に困難な問題。 それでも「止まったほうが危ない」というのは切符を切られているケースもある以上、確かに詭弁。 ●一時停止が徹底できていれば防げた事故 www.saitama-np.co.jp/news/2016/12/22/01.html 小6男児が重体、下校後に車と衝突 見通し悪く「いつか事故」/桶川 自転車に乗っていた男子児童(11)が意識不明の重体となった桶川市の交通事故。 近隣住民からは「見通しが悪くて、いつか事故が起きると思っていた」と不安視する声が上がった。 現場は片側1車線の道路と相互通行可能で緩やかな坂になった道路が交わる丁字路。 周囲を雑木林や畑に囲まれており、人通りや交通量も少ない。 反射鏡が設置されているものの、男子児童の進行方向からは木の陰に隠れて車の有無は確認しにくいという。 これを「たまたま運悪く自動車と自転車のタイミングが合ってしまっただけ」と見て、 「常日頃から止まることを意識して走行するような教育を心がける」ことを無視していいはずがない。 ●一時停止・徐行の標識に「STOP」「SLOW」が順次追加表記 www.yomiuri.co.jp/national/20161215-OYT1T50068.html www.nikkei.com/article/DGXLZO10683700V11C16A2CR0000/ mainichi.jp/articles/20161215/k00/00e/040/198000c 「一時停止」の標識は約170万本、「徐行」は約1000本あり、来年7月以降、切り替えを進める方針。 「一時停止のみを交換する場合の案の段階の記事」 www.nikkei.com/article/DGXLASDG20H8Z_R20C16A1CR0000/ carcast.jp/11260 一時停止の標識は全国に約170万カ所ある。全ての標識を八角形に取り換えた場合、 約255億円の費用がかかる見込みという。 ▽の形状は維持されるようだが、耐候性のあるシールを貼りつけるだけなら255億円ということにはならないはずだが 取り替えということになるのだろうか。 記事内では徐行標識については触れられていないが、 「徐行」は約1000本ということなので、並進可ほどではないとしても、割合としては少ない標識。 ※自転車並進可の標識 blog.livedoor.jp/mackey_town/archives/52073510.html この標識が設置されているのは全国でも2箇所のみのようで標識マニアの間ではレア標識として認知されているようだ。 ●[兵庫]警告書の最多は一時停止、赤切符の最多は信号無視 www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201612/0009720054.shtml 一時停止違反などの255件で警告書を交付。警告に従わなかった悪質な違反15件には、交通切符(赤切符)を交付した。 県警交通指導課によると、警告は一時停止違反の29件が最も多く、信号無視23件▽通行禁止違反20件-と続いた。 赤切符の交付は信号無視10件▽携帯電話使用2件-など。 初日は「通行量の多い駅前や幹線道路、事故発生場所などを対象」とあるが、 事故の温床でもある「生活道路の交差点」でも行って欲しい。 ●危ない交差点「全国交通事故多発交差点マップ」 www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/194906 人身事故の50%以上が交差点付近で発生しているという。 ココに着目して“危ない交差点”の統計を取ったのが、「全国交通事故多発交差点マップ」(日本損害保険協会)だ。 毎年秋に更新され、47都道府県別に、「人身事故が多い交差点ワースト5」が列挙されている。 主に自動車から見た事故によるものとはいえ、被害に巻き込まれないようにするためにも知っておいて損はない。 ↓ ●全国交通事故多発交差点マップ www.sonpo.or.jp/protection/kousaten/kousatenmap27/ (第一当事者なのでこの場合、責任が重い自動車の運転手) 「年代別の全事故に対する交差点(付近)事故の第一当事者の割合」 46都道府県において、「64歳以下」と比較して、「65歳から74歳以上」および「75 歳以上」の割合が高くなっています。 自転車が加害者の場合、自動車と比較すれば被害そのものは低くなるとしても、 やはり高齢ということを認識した上での走行が望ましい。 ●一時停止しなければ危険な場所 ameblo.jp/cycle-plus/entry-12223368669.html こういう場所でこそ、交通指導や一時不停止の取り締まりを行うべきだと思う。 いや、それよりも緊急・・・とは言えなさそうなので#9910というのは違うとしても、 停止線が消えかかっているので新たに塗装したほうが良いような。 「止まれ」の一時停止標識もさほど綺麗には見えないが、意識して見ている人自体少ないから気にもしないのだろう。 ●[兵庫]交差点が事故の箇所としては最多(一方で違反の内訳への違和感も) 「自転車事故の死傷者、87%が違反 交差点トップ」 www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201610/0009609275.shtml www.47news.jp/localnews/hyogo/2016/10/post_20161025070754.html soonhome.jp/connect/post?id=163467942288770553 今年1~9月に兵庫県内で起きた自転車乗車中の事故の死傷者4237人のうち、 87%に当たる3683人に何らかの交通違反があったことが24日、県警への取材で分かった。 交差点で歩行者や車両への注意を怠ったとする「交差点安全進行義務違反」が4割以上(1612人)を占めた。 過去10年間も同様の傾向で、県警は「違反がなければ事故が起きなかった可能性が高い」としている。(初鹿野俊) 県警が、死傷した自転車利用者の事故状況を調べた。複数の違反があった場合は、 より事故を引き起こした可能性が高い違反を計上した。 違反別では、トップの「交差点」に次いで、 周囲への注意不足やハンドル操作ミスなどの「安全運転義務違反」(856件) ▽「一時停止違反」(330件) ▽「徐行違反」(257件)が続いた。 「交差点」の多くは、住宅地にある生活道路の交差点など、信号機や一時停止線のない場所で起きている。 県警交通企画課は「通り慣れた道のため、幹線道路に比べて注意力が低下するのではないか」とみている。 【1】●「交差点安全進行義務違反」← 道交法 第36条 生活道路で「明らかに優先道路」かどうかを走行中に判断しながら 注意深く走行可能することを老若男女に理解させるのは困難に思えるが、それよりも、 意訳(曲解?)すれば「優先道路であれば、さほど注意しなくていい」となってしまうが、結構危険な考え方に思える。 個人的にはこの条文を重視する優先度は下がる。 【2】●「安全運転義務違反」← 道交法 第70条 車両等の運転者は、当該車両等のハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、 かつ、道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない。 【3】●「一時停止違反」← 道交法 第43条 散々書いているように最も基本的な「止まる」ということを身に付けるため重視されなければならない内容。 【4】●「徐行違反」 ← 道交法 第42条 「標識や標示での徐行」 goin.jp/4294 左右の見通しがきかない交差点への侵入や進行でも徐行 ●操作の流れを見ると 【1】道幅の確認→【2】速度調整とブレーキ操作→【4】徐行→【3】一時停止 道幅をよく理解しておけば、その後の操作がスムーズに行えたはずなので、 確かに36条違反が「より事故を引き起こした可能性」という見方もできるが、 「事故の根本的な誘因」としては、単純に停止することに注意を払うことができなかった点であり、 その場合に優先道路を細かく判断するよりも、 標識等に関わらず止まるということを意識することにより、自ずと速度調整→徐行も身に付くとも考えられる。 ↓ ●[埼玉]十字路での事故 → 交差点の通行方法 www.saitama-np.co.jp/news/2016/10/29/03.html 「車と衝突…自転車の男性、頭など打ち死亡 信号機のない十字路/川越」 現場は信号機のない十字路。ワゴン車の進行方向の先に信号機のある交差点がある。信号は青だったという。 恐らく自動車側の道幅のほうが太いように思えるので、 自転車側に道交法 第36条の「安全運転義務違反」の疑いはあるものの・・・、 70歳という高齢で反応速度が遅れるという認識をしっかりもっていたかどうかという自覚も然ることながら、 日常的に交通運動の最大の注意喚起として何よりも優先して交差点の恐怖を知らせるということと、 「止まること」の重要性を知っていれば防げた事故に思える。 ●[大分]「自転車安全運転へ正しい乗り方学ぶ」 soonhome.jp/connect/post?id=161383418723811329 www.47news.jp/localnews/oita/2016/10/post_20161019154914.html 赤信号や一時停止時の安全確認の方法、正しい踏切の渡り方を学んだ。 一時的な記憶としてではなく、持続性のある行動として身に付けられるかどうかが鍵。 ●[埼玉]一時停止標識も信号もない交差点での事故 news.mynavi.jp/news/2016/10/15/031/ saitama-np.co.jp/news/2016/10/15/03.html 自転車の女児死亡、マイクロバスにはねられ 信号機ない十字路/越谷 同署によると、現場は信号機や一時停止標識のない十字路。 春日部市方向から草加市方向に進行していたマイクロバスが、左方の道路から進行してきた(自転車)と衝突した。 (名前部分は自転車に置き換えました) 「道交法 第43条にある一時停止標識がないので一時停止の義務は発生しない」 が、 見通しの悪い交差点と思われるため「道交法 第42条により徐行義務は発生する」ため 万が一「徐行すること」を知っていて実行できていればこの事故は防げたはず。 もっと言えば 安全のため「一時停止の義務などなくても一時停止(+左右確認)」が出来ていれば・・・。 ●[兵庫]交差点で車と衝突 自転車の小1が重傷 topics.smt.docomo.ne.jp/topnews/nation/16/48adc9ca6bbead2208bbec9a24bebe7b 兵庫県尼崎市の交差点で、自転車に乗っていた小1の男の子が車と衝突し、重傷を負いました。 午前10時20分ごろ、尼崎市南武庫之荘で、自転車に乗って線路を横断し、 交差点に差しかかった小学1年の男子児童(7)が、 男性会社員(50)の車と出合い頭に衝突しました。 児童は右腕の骨を折る重傷です。 現場は信号機のない交差点で、警察が事故の詳しい状況を調べています。 こうしてニュース記事としても頻発掲載されている「交差点での自転車事故」が表面化していても、 高齢者事故に比べれば関心事として社会問題として取り上げられるようなこともないとして、 今後も交差点の危険性と徐行・一時停止を無視し続けていいのだろうか。 ●【重要】子供の自転車事故について www.secom.co.jp/kodomo/p/20140428.html 出会い頭の事故は、路地から通りに出る合流時に起きることが多い事故。 一時停止や安全確認を十分に行えば、事故にあう確率は減らせるはずです。 (徐行については触れていないが、義務として守ることを忘れてはならない) 交差点や横断歩道の事故は、左折してくる車との衝突が目立つようです。 お子さんに非がない場合も多いですが、「車が止まってくれるハズ」という過信は禁物ということですね。 自転車で出かけるようになったら、信号だけではなく、 実際に目で周囲の状況をよく見極めてから行動することが非常に重要です。 自転車事故の賠償問題でわかるのは、たとえ子どもの乗り物でも、歩行者にとっては凶器になることもあるということ。 子どもが事故を起こさないよう、交通ルールを順守させるのは、親の責任だということ。 「何がいけないか」ということを子どもにきちんと話して聞かせるためにも、 まずは親御さんが自転車のルールを理解しなくてはなりません。 (並走可の標識がない区間での)並走も、 逆走(車道と路側帯の右側通行)も、 (子乗せ・許可されている地域でのタンデムではない)2人乗りも 確かに違反で直すべき点ではある。 しかしそうした「目につきやすい」部分のみを邪魔で鬱陶しいとして、 もっと「本質的に目の前にある危険」を見失っていないだろうか。 ●[滋賀]「止まれの標識が意外と浸透していない」 cyclist.sanspo.com/289229 同署は「『止まれ』の標識で止まるなどの細かいルールが意外と浸透していなかった」と指摘し 「早くから安全意識を高めるためにも、地域ぐるみで取り組みを広げていきたい」と話していた。 本当に「意外」かどうか。見てきた限り全国的に今まで散々軽視し続けてきたツケでしかないような。 ●[佐賀]交差点で一旦停止を怠った自転車の事故再現スタント www.saga-s.co.jp/news/saga/10105/363464 スタントで自転車の事故、怖さ実感 ドラマや映画などで活躍するプロのスタントマンが、交差点で一旦停止を怠った自転車がバイクと衝突したり、 トラックの内輪差で自転車が巻き込まれたりするなど実際に起きた事故を再現した。 効果を確実に上げたいなら、日常ありえない運動場でのアトラクションでしかない再現よりも、 道路の使用許可をとって「実際の通学路」で再現するほうが、相当なインパクトを残せるはず。 ●[香川]一時停止と安全確認が出来ているのは13.6%という回答 cyclist.sanspo.com/289275 スマホ運転、歩道猛スピード走行… 香川の自転車マナー、「悪い」「非常に悪い」が61・6% news.mixi.jp/view_news.pl?id=4225833 media_id=3 道交法で定められた自転車ルールについて「あなたは知っており、守っていますか」との問いでは、 「知っているが、あまり守らない」の回答が、原則車道の左側通行で20・7%、 標識がある所での一時停止と安全確認で13・6%あった。 その理由は「ルールを守らなくても交通事故を起こす可能性は低いから」が最も多かった。 JAFのデータを見ても分かるように10%以上はたぶん嘘で、実際は5%もいないと思われる。 鍵かけをしないような感覚と同じなんだろう。 「自分だけは大丈夫」「今まで何も問題なかったから」 そんな無頓着なあなたが「事故に遭うのは明日かもしれない」 と言いたくもなる。 ●尋常ではない「一時停止無視率96.5%」という恐ろしいデータ、他 cyclepress.co.jp/report/20160929_02/ ◆信号を22%無視しているユーザーがいるとはいえ、 実際の取り締まりでは全国的には赤切符発行数も最多で、守っている人のほうが多数のため今回は敢えて触れず。 ◆無灯火も約25%いるが、オートライトの普及で約75%が点灯していることから、 やはり基本的に一般車スポーツ車限らず、オートライトを基本として、 ブロックダイナモやライトなし車種は販売時に簡単な「誓約書のような書類申請制」にすれば底上げできる気はする。 無頓着な若年層向けとしては 「中学・高校はブロックダイナモ完全禁止で教育委員会通達やら校則で全てオートライト義務化」してしまうのが一番だろう。 「交差点で事故が起きやすい明確な理由」 JAFだから自動車側の問題には触れていないということでもないとは思うが、 より速い乗り物である「自動車側の一時停止無視」も当然大問題なのでデータ比較が見たかった。 それだけが実に勿体ない。 遂に具体的な数値で判明した「一時不停止」の割合 一時停止遵守状況では「不停止」が965台(そのまま通過・529台、徐行で通過・436台)、 「一時停止」が35台(図2)と一時停止した自転車は極めて少なく、 これはスピードを落とし安全確認することを「止まっている」と思い込んでいる利用者が多いと推測され、 自転車の関連する出会い頭事故の抑制のため「一時停止の重要性」を交通教育現場で取り上げ、 周知する必要性が浮き彫りになったという。 問題があるとはいえ「約半数は徐行で(恐らく安全を確認した上で)通行しているだけマシ」という見方が出来なくもないが、 約半数は徐行すらせずに通過。 そりゃ事故も起きるわけだ。「下準備が整っているのだから」 しかし、これを調査しているのが「JAF=自動車側」というのが本当に情けない話。 (自分自身も各所への働きかけが不十分だったという点は否めないので反省すべき点でもある) それにしても、逆に今までよく放置出来たなと疑問を持たずにはいられない。 事故が起こりやすいことが分かっていて、それを見なかったことにして マナー向上を訴えかけでいるであろう関係各所の意識感覚として (大人でも)ヘルメット着用や保険加入といった「事故ありき」で考えるのが不思議でしょうがなかった。 まるで、「主に左側通行等は推進する」が、事故に直結する一時停止を完全無視しているようにも思える。 「左側通行すれば一時停止なんて無視してもいい」というつもりはないだろうとして、 (もちろん右側通行を推奨するつもりはないが) 「一時停止しないことよりも、右側通行のほうが」出会い頭での事故が誘発されやすいというのは 無理があるように思えて仕方がない。 100歩譲ってマナー向上に関することだけという意味で 「団体としては」「目先の事故防止よりも、走りやすさ優先の目的のために車道左側を奨励する方針」だったとしても、 実際の取り締まり側は 「実際に出会い頭で事故が一番多いのだから一時停止することを徹底的に順守すること」を 目的とした注意喚起を厳しく行っているのかどうかということだろう。 例え、安全運転週間期間内だけであっても 「過去のデータ」として実際にどこで自転車事故が多く起こっているのかというデータは おそらくは蓄積された資料があるはずなので、それを活用して 「とにかく命を守るために一時停止を徹底させる」ような啓蒙活動をすべきなのではないだろうか。 「止まってから漕ぎ出すのが面倒」というのも変速があれば上手く使えていないことが問題、 シングルであれば「ギア比(歯数)が適正ではない」といえる。 起きなくてもいい事故を1件でも減らし、安全に暮らして欲しいからこそ 「本当に優先すべき一時停止の役割」を1人1人に考えてもらいたい。 ●危ないと思った自転車の運転「急な飛び出し」がトップで約68% news.mynavi.jp/news/2016/09/30/089/ 「自転車の免許制導入に47.9%が賛成 - 危険だと感じる運転は?」 共栄火災海上保険はこのほど、「自動車・自転車の運転者の意識調査」を実施し結果を発表した。 調査は9月9日~14日、全国の18歳以上の男女1,074名を対象に、インターネットで行われた。 表題の免許制そのものについてはむしろさほど興味がない。 各項目で自動車運転者と自転車運転者にほぼ差がなく、有効な調査と言えるのかどうか疑問だが ■「小中高での交通教育の徹底」という内容には賛同する。 ◆違反取締を徹底・・・人手が圧倒的に足りない、「手段である取り締まり自体が目的化し」本末転倒になる恐れがある。 ◆定期的な安全講習の実施・・・小中高ではただのショーでしかないとか、 大人では意欲的に参加しているなら基本的に安全運転しているのではということで低くなるのはしょうがない。 日常的にもっと身近に慣れ親しむことができる環境づくりも必要。 ◆道路の整備・・・ハード面の対策は不要というわけでもないが、道路整備さえすれば全体の交通マナー向上に繋がるというのはさすがに期待しすぎ。 ◆違反の厳罰化・・・まさか自転車の事故未満の違反でも懲役刑でも化すとか?正気とは思えないしますます取り締まりしにくくなることは間違いない。 ◆定期的なメンテナンス・・・ユーザーの関心も教育次第である面は大きいが「通販で車体売りっぱなしの問題、実店舗のやる気の問題」も大きい。 ◆1人1人の注意・・・「何が危険だからどうやって防ぐのか」という情報がなければ実行しようがないのでやはり「教育・知識面」が先決になる。 ▼半数弱の48%が免許制に賛成 日本で過去に失敗したとか、諸外国でも導入されていない理由などを考慮しないとこういう結果になるのだろう。 交通マナーに興味があって回答しているから当然として、安易に実現可能性に乏しいものを想像したところで理想論でしかない。 ▼危ないと思った自転車の運転 「急な飛び出し」がトップで約68% なぜこうなるかと言えば↑の調査報告にある通り【一時停止を無視】しているのだから当たり前。 理由として「まともに注意されたことすらない」だろうから当然の結果と言える。 ●「一時停止の標識を見逃す人が多いから気をつけて」 katsushika.keizai.biz/photoflash/1107/ 同教習所の亀屋正樹さんによる「一時停止の標識を見逃す人が多いから気をつけて」という アドバイスからスタートした自転車シミュレーター。 何を置いてもまずは「停止すべき箇所で停止する」ということが何よりも重要。 講義を担当した小野沢徹男さんは、全国の自転車事故によるデータを一つずつ解説しながら、 「誰でも事故を起こす可能性を持っていて、加害者になってしまう可能性がある」と話し、 加害者になってしまった場合の責任についても分かりやすく説明。交通ルールを守ることの大切さを話した。 実際の事故データ数と場所や状況から「最も事故が起こりやすい注意すべきことは何か」ということを 理解してもらい、「面倒だから」ではなく「大袈裟ではなく命を守るために」実践できるかどうかが 真に交通ルールを守るということ。 ●[静岡]街頭指導中に一時停止をしない自転車の多さ www.at-s.com/news/article/local/west/282306.html 浜松市の東区協議会交通安全委員会と交通安全協会浜松東地区支部が、遠州弁の交通安全標語を作り、事故防止の啓発活動を展開している。 標語は毎年更新し、今年は交通安全指導員9人が20首を作った。 新人の小楠未那美さん(21)=磐田市=は街頭指導中に一時停止をしない自転車の多さに驚いた。 その思いを、すごくひどい様子を表す時によく発する「どやばいら」を使って、「どやばいら 一時不停止 多すぎる」と表現した。 事故の直接原因として多いというデータがあるにも関わらず、 果たして今まで「一時停止することを最も重要な課題として重点的に交通指導を行ってきていたのかどうか」 という疑問もある。 他にも夜間には反射材を身に付けると目立ちやすいということ、 道路は端を歩くことを紹介。歩道がない道では路側帯部分を歩くことが正しいとして、 現実的に難しいとはいえ高齢になるほど注意力判断力が鈍ってくるということは 本人だけでなく周囲の人間にも理解して欲しいとは思う。 ●[富山]スタントマンが交通事故再現(自転車安全教室) www.hokkoku.co.jp/subpage/T20160913204.htm 一時停止の標識を無視して交差点に入った自転車が車と衝突する場面や、 左折したトラックに並走していた自転車が接触する様子を見て、交通事故の悲惨さを感じ取った。 あれこれ教え込む前に 全国的にも特に事故が多い場所や状況、「最優先での事故防止」を目的とした取り組みとして 「交差点の恐怖」は外せない。 ●[京都]「街頭で安全運転を呼び掛ける活動」「交差点で実施」 www.kyoto-np.co.jp/education/article/20160818000097 警察官不足を補う意味でも、住民参加型の交通安全活動を続けることのメリットとして、 単に「交通安全意識を高めるため」というだけでなく、 その他の効果として、 街頭にいるだけで住民同士での繋がりが生まれ「住民の目が防犯効果を生む」という大きな効果が期待できる。 (防犯カメラを街中に増やすのも大事かもしれないが、死角や画質の問題もあって完璧とはいえない。 4Kの防犯カメラが1000円や1万円で買えるわけもなく、そう簡単に設置コストを負担できる自治体も個人もそう多いとはいえない) ネガティブ面としては、互いを知ることで打ち解けることで連携が強くなる反面、 繋がりが強くなりすぎて逆に住民同士の新たなトラブルに繋がったり 当番制で非参加者への風当たりが強くなったり、逆に1人だけ張り切って周りが付いてこなかったり 高齢者が気温が高い時期や低い時期に活動する際の体調管理の面で若干不安面が残る。 ●魔の交差点 「一時停止の標示標識があろうがなかろうが、注意して進む必要があるというのはまさにこういったケース」 star.ap.teacup.com/flatout/1441.html 出張の帰り道、よく事故が起きるという交差点に差し掛かると、 案の上「止まれ」になっている道から平然と交差点に進入してくる車。 当車側は止まれ無し、左右方向は止まれの交差点です。 クラクションを鳴らすと慌ててブレーキを踏んでいました。鳴らしていなければそのまま行ってしまう勢いです。 ただでさえ見通しの悪い交差点で、止まりもしない。 この交差点にはなにか肝心な対策が施されていないんでしょうね。私には思いつきません。 もらい事故は防ぎようがないと思われがちですが、 それも今回のように「かもしれない運転」をすれば大方防げると思います。すれ違う車さえあまり信用しないことです。 対策は色々と思いつくが意外に簡単。でもやはり人手と費用はかかる。 【1】警察に重点取り締まりを依頼し実行してもらう 事故が多い場所だから普通は当然といえば当然。 警察はなぜこういう交差点で取り締まりをしていないのだろうといつも不思議でしょうがない。 日常的に行うのは人手不足で無理だとしても、交通安全月間・週間でも 人が多い街頭で「見てますよ」というアピールに終始するよりも、 余程実際の事故を防ぐ効果が高いような気がするのだが。 【2】錯視を利用した減速誘導表示(イメージハンプ) d.hatena.ne.jp/omaketarafuku/?of=199 あたかも障害物があるかのような視覚効果をもたらす標示。 この表示を施した上で、それでも効果が低ければ、交差点手前に 「わざとガタガタになるように段差をつける」ことで意図的に減速を促す。 悪路は慎重走行にならざるを得ないので効果は絶大のはず。 自転車でその場所を走行する際には荷物が暴れることになるが、減速を意識づけるためにはやむを得ない。 道路行政側への提言として、無駄としか思えないような道路補修をさせる前に、 こういった効果が期待できる道路改修を住民からの声として積極的に上げたほうがいいと思う。 【3】地域住民の協力 あとは、結局のところ「事故を一切起こさせない」という気運を高めるためにも、 朝夕の交通量が増え事故も多くなるであろう時間帯には特に 地域周辺からボランティアで交通安全員を配置し、 しっかりと自動車もオートバイも自転車も人も、一時停止させるようにする習慣づけを身に付けさせる必要がある。 【1】~【3】全てを実行できれば、少なくともこの場所での無謀運転は減るだろう。 「これは危険だ → 気を付けよう」 「これは危険ではない → 気を付ける必要はない」 こう見ると「交差点は危険性の認知度が低いからこそ、事故が繰り返されている」という裏付けに他ならないのでは。 ●[埼玉]やはり交差点 www.sankei.com/affairs/news/160803/afr1608030001-n1.html 2日午後5時半ごろ、埼玉県和光市南の市道交差点で、市内に住む市立中学2年の男子生徒(14)が運転していた自転車と、 歩いていた市内の男児(5)が衝突した。 男児は頭の骨を折るなどの重傷を負ったが、命に別条はない。県警朝霞署が詳しい事故原因を調べている。 同署によると、男子生徒はサッカークラブからの帰宅途中で、男児は祖母と一緒に自宅近くで親族の見送りをしていたという。 現場は信号機のない交差点。 ●「自転車事故から命を守る3つのポイント」の違和感 magazinesummit.jp/life/1391164160729 getnews.jp/archives/1498509 冒頭に じつは、自転車事故の70%が「出会い頭の事故」。 まさか歩道から自転車が飛び出てくると思っていないドライバーが多く、自動車からは、歩道を走る自転車が見えないそうです。 とあるにも関わらず、 ・左側通行 ・ヘルメットの着用 ・メンテナンスを欠かさない メンテナンスは怠れば「ブレーキの不具合で止まれない危険性もある」ので重要としても、 「左側通行」「ヘルメット着用」はあくまで「車道走行」が前提のアドバイス。 「自転車は原則車道を走るもの」 「車道を走る自転車が少ないほど自動車側の意識と道路の整備も遅れる」 と言いたいのは分かるが、 「実際は歩道を走っているケースのほうが目立つ」ということからも 歩道でもいかに安全に走行するかということを念頭にした啓蒙活動をすべきでは? いや、そもそも「車道・歩道」以前に このコラムでも「停止すること」を軽視しているように思えて仕方がない。 各種番組や扱いでも自転車=スポーツ系の自転車に注目しがちで マナー向上もその「スポーツ系自転車」が前提にある場合、 圧倒的多数の一般車の走行台数への啓蒙活動としてはズレているような。 ◆左側通行を強調しているが・・・ 逆走状態はもちろん違法で、相対速度の関係から車道で正面衝突時には大事故になるとはいえ あまり大事故が頻繁にあるという印象も報道もないような気がする。 「完全に構造隔離された自転車専用道」が全ての道路に敷設され、 歩道走行が完全に禁止になった場合は左側を絶対主義にすべきだとは思う。 ◆ヘルメットを強調しているが・・・ (幼児を子乗せ自転車に乗せる場合や 無軌道な行動をとりがちな子供が子供車に乗る場合であれば着用が望ましいとしても) やはり、事故が起こることが前提の話になってしまっている。 「事故は起こってから軽減させるものではなく」 「事故そのものを起こさない、巻き込まれない」ことが重要。 冒頭の内容を防ぐために「車道では左側通行でヘルメットで衝撃を軽減しよう」とあっても、 「左側通行でヘルメットを被っているので事故は防ぎやすい」ので 「交差点は徐行なしで左右確認も一切しなくても事故は起こりにくい」だろうか。 そうは思わない。 つまり優先順位として「直接事故を防ぐということを意識付けるには」 ★「交差点は出会い頭に飛び出してくると思うこと」(自動車による左折巻き込みにも注意) ★「危ないと思う前にきちんと一時停止して確認を怠らない」 ★「歩行者に配慮し、見通しの悪い場所など速度を出し過ぎない」 これが最も直接的に事故防止に繋がる重要な内容ではないのだろうか。 ●[青森]違反と指導内容のズレ www.47news.jp/localnews/aomori/2016/07/post_20160721114137.html 青森県内で2015年に発生した自転車運転中の事故で、死傷した457人のうち、 約半数の206人に一時不停止など何らかの違反があったことが19日までに県警への取材で分かった。 ▼事故に含まれる違反の内訳 交差点内で他の車両の進行を妨害するなど安全進行違反が最も多く65人。 一時不停止など安全不確認が40人、 車道の右側を通行するなど通行区分違反が33人と続いた。 事故の種類は、自転車と車による出合い頭の衝突事故が大半を占めたほか、 右折、左折時の事故も多かった。 ▼警告だけの内容 16年も4月末現在で499件を警告。 警告内容は2台以上の自転車が並んで走る並進や夜間無灯火が多く、 ヘッドホンを着けての運転なども確認されているという。 ▼赤切符発行 八戸署は昨年7月、悪質な危険行為として、ブレーキのない自転車を運転した 当時30代の男性を道交法違反で摘発した。 やっぱり訳が分からない。なぜ事故内容を把握していながら、 その事故を防ぐための直接的な指導や注意喚起をしないのか。 ●自転車への更なる罰則強化は既定路線? trafficnews.jp/post/54852/ 「無茶苦茶な通行が半ば常識化しているような輩が目立つから駆除したい」という思惑があるとして、 全体的に満遍なく規制を強化し、例えば青切符制度を開始さえすれば「そういう輩」は減るのかもしれないが、 何か恐怖を著しく煽り、罰則至上主義に心酔しているような印象すら受ける。 最初に言い切ってしまえば 万人が複雑な走行ルールを熟知し実行出来るかと言えば「ありえない」ということになる。 もちろんありえないから何もしなくていいとは思っていない。 即罰金をするような厳罰化のために天下り団体を懸念しているとしても、 今現在、より危険な自動車に関しての交通取締でさえ不十分な現状で、 自転車への規制をより厳しくする動きが果たして現実的なのかどうか。 見せしめとしての厳罰化が必要であると判断したのであれば 緩い規制で数多く取り締まるよりも、現行法内で対応すればいいはず。 そもそも常に大事故と隣り合わせの大型の自動車等の乗り物等と比べても 危険度からしても優先度的にも乗り気ではないということが明らかで 罰則主義で改めさせるよりも 「こういう走行でより事故が少なくなるという習慣づけ」そのものを いかに浸透させるかということがまず先だろうと思う。 そして、少しでも事故を減らしたいという意味では「止まること」を徹底的に重視すべきだが、 やはりなぜか触れられていない不思議。 「事故自体はどうでもよくて、ルールを守らせて、自分にとって目立つ輩が減ればそれで満足」だとすれば本末転倒。 場当たり的に罰則を免れるために法を順守させるより 道交法以前に、自転車に空気を入れることすら浸透しきっているとは言えないような 恐ろしくレベルの低い教育がまかり通っていること自体を改めることが先決。 「生活の一部としての自転車に興味を持つ」ということは 全体のモラル向上へ繋がる可能性が高いと考えている。 ●見通しの悪い交差点と一旦停止や左右の確認 www.bss.jp/news/?id=15205 交通安全教室でスタントマンが事故再現 2016年7月11日 夏休みを前に車と自転車との衝突事故の恐ろしさを知ってもらおうと、 境港市の中学校でスタントマンが事故を再現する交通安全教室が開かれました。 JA鳥取西部とJA共済連鳥取が開いた交通安全教室では、 スタントマンが横断歩道や見通しの悪い交差点で車と自転車が接触し、はねられるシーンなどを 再現しました。 参加した生徒は、交通事故の恐ろしさをあらためて実感していました。 指導にあたったスタントマンは「自転車は加害者になるケースも あることから、 一旦停止や左右の確認といったルールはしっかりと守るように」と指導しました。 実際の各地の事故の統計を見てみると交差点の事故が目立つこともあるので 「止まること」を意識した走行を心がけて欲しい。 (cmsweb2.torikyo.ed.jp/sakai3-j/index.php?key=jolfb4ivw-127#_127) ●[茨城]横断歩道を渡ろうとする歩行者がいれば停止 歩行者いたら停車を モデル横断歩道 県警、108カ所指定 ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14671215239458 2車線の場合停車を避けるために横断歩道直前で走行レーンを変えて歩行者を無視して進行しようとする 車両等がいないないとは言えないので広く知ってもらう必要がある。 ●[青森]警告票が倍増で3183件 www.toonippo.co.jp/news_too/nto2016/20160629014956.asp 内訳不明の赤切符発行数は5枚 並走・2人乗りには「警告」 【写真説明】高校生対象の交通安全教室で、事故を再現するスタントマン。 一時停止違反なども重大事故につながる恐れがあると紹介 むしろ交差点の一時停止を甘く見ることで起こる出会い頭の事故こそが頻度も高く危険として説明し、 とにかく「なぜ適切に止まらなければならないのか」についての1点だけでも 理解実行できるように指導強化して欲しい。 ●[静岡]一時不停止を重要視した記事内容 cyclist.sanspo.com/260521 初めてまともに見た「一時不停止」を全面に出し、画像にも使った記事。 昨年6月1日から今年5月31日までに県内で摘発された危険行為は499件で、 交差点など指定場所での一時不停止が247件と全体の約半数を占めた。 摘発の対象となったのは、実際に事故を起こしていたケースが大半で、 交差点で出合い頭に車と衝突する事故が383件(約77%)と最多。 内訳は 指定場所一時不停止 247件 安全運転義務違反 101件(携帯電話使用走行・傘使用走行・無灯火・乗車人数違反など) ※警音器(ベル)の装着規定は静岡では現在存在しない 信号無視 81件 交差点安全進行義務違反 50件 通行区分違反 16件 歩道走行時の通行方法違反 2件 制動装置不良自転車運転 1件 酒酔い運転 1件 一時不停止での赤切符発行が最も多い。 事故が多いのだから一時不停止の取り締まりが厳しくなるのは本来は「当たり前」の話のはずで、 実際に事故が起こったから赤切符発行という以前に、 警告に関しても「一時不停止」を最重視すべきだと思う。 小学校から交通教育を 一時停止の標識のある交差点の通行方法を実践。自転車そのものに不慣れな児童も多く、 停止線で止まれない児童の姿も目立った。 何処の位置でブレーキ操作をすればいいのか理解せずに公道を走らせていること自体が危険なので、 こうした取り組みは是非とも義務化して欲しい。 雨天時のブレーキの利きにくさも考慮すると、標識が見えてからブレーキ操作をするのではなく、 「(速度にもよるが)10メートル以上前から早めに減速をして徐行しつつ停止する」というのが安全。 参考●(JIS規格D9301)乾燥路面と水濡れ路面での制動距離の違い https //web.archive.org/web/20170910121001/www.geocities.jp/jitensha_tanken/braking_distance.html JIS規定では乾燥時時速25kmでも5.5m以内、雨の日時速16kmでも9m以内。 もちろんブレーキが適切に使用できるように ブレーキ回り「ブレーキレバー・ブレーキワイヤー・ブレーキ本体・ブレーキシュー」 全てに問題がないかどうか、定期的に自転車店で点検・検査をし、 問題があれば修理をする必要がある。 ◆47都道府県警の自転車に関連するページ(1)【北海道・東北編】 ◆[北海道]自転車の安全利用 www.police.pref.hokkaido.lg.jp/sub_page/koutuu.html www.police.pref.hokkaido.lg.jp/info/koutuu/jitensya/jitensya-2.html 自転車利用中に事故に遭った人で、 自転車側にも交差点での安全不確認、一時停止違反や信号無視などのルール違反による事故も少なくありません。 ▼自転車利用者の交通事故の実態(平成27年中) (PDF189KB) www.police.pref.hokkaido.lg.jp/info/koutuu/jitensya/jitensya_jiko-h27.pdf ・死傷者の年齢層は10代と20代で約35% 【死傷者の法令違反】 自転車側の約4割を超えて違反があり、特に交差点通行時の違反に関わるものが多い ・一時不停止は9.8% これは道交法43条の標識や標示を守らなかったということになる。 ・交差点の安全進行義務違反が41% これは道交法第36条の2から4の「優先車両の無視」ということか。 ・安全不確認は17.6% これの直接的な違反内容が分からない。道交法33条の踏切での安全確認? 「自分が優先道路を進行しているときはさほど気にしなくても大丈夫」という思い込みのほうが正直危険極まりないので 「交差点では事故が多いと認識して注意深く進行する」という感覚を持ってもらう必要がある。 ◆[青森]自転車安全利用五則 www.police.pref.aomori.jp/koutubu/koutu_kikaku/jitennsya_gosoku.html 自転車講習制度の紹介 www.police.pref.aomori.jp/koutubu/koutu_kikaku/anzen.html www.police.pref.aomori.jp/koutubu/koutu_kikaku/pdf/jitennshakoushuu.pdf 安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン」 平成25年青森県自転車対策の総合的な推進について www.police.pref.aomori.jp/keimubu/kouhou/jyouhou/5%20koutu_t.pdf/1.250108%2025jitensya_sougoukeikaku.pdf (2) 自転車利用者に対する効果的な指導取締りの推進 ア 自転車利用者による悪質、危険な交通違反の指導取締りの強化 自転車利用者による悪質 危険な交通違反の指導取締りの強化について (平成24年1月18日付け青警本交指第45号)で示しているとおり、 酒酔い運転を始めとした 危険を生じさせる恐れの高い違反行為については、積極的な検挙措置を講じること。 自転車横断帯の廃止 自転車横断帯については、自転車の通行上、不自然かつ不合理で、場合によっては、 危険な通行を強いることとなり得るため、既設規制に係る通行状況を把握した上で、その廃止に努めること。 青森では「自転車の酒酔い運転」が最優先の取り締まり対象ということのようだ。 あとは自転車盗の発生状況のデータがあっても、 防犯登録自体の仕組みを効果的なものに改めるといった方向性は一切見えなかった。 ◆[岩手]歩道上の通行方法 www2.pref.iwate.jp/~hp0802/oshirase/kou-kisei/jitensya/tuukouhouhou.html (歩行者の通行を妨げる場合は一時停止としても) 「普通自転車通行指定部分では徐行」としているが、徐行義務についての解釈が独特に思える。 本来逆で 普通自転車通行指定部分が”なければ”「歩行者と常に共有」という意味合いから、常に徐行義務が発生すると見ている。 www2.pref.iwate.jp/~hp0802/oshirase/kou-kikaku/jitensya/00top/page.html 安全利用五則 と 安全運転Q&A 1:飲酒運転禁止 2:灯火義務 3:一時停止 4:交差点では2段階右折 5:傘さし禁止 ●「交通のひんぱんな道路」とは、 www2.pref.iwate.jp/~hp0802/oshirase/jyohou/kunrei/04/pdf/04-02-017.pdf (岩手県道路交通法施行細則の解釈・運用の制定について) 例えば、車や歩行者の通行量が多い区間、場所等の道路の状態を指すものであり、 交通の状態がどの程度に達すれば「ひんぱん」といえるかは、 道路の広狭、通行する歩行者、車両等との相対関係により、社会通念に従って判断しなければならない ◆[秋田]歩道で自転車同士がすれ違う場合のルール www.police.pref.akita.jp/kenkei/q_a/004koutuu/a_koutuu_057.htm 速度を落としながら安全な間隔を保って、対向してくる自転車を右に見ながら進行します。 ▼その他 改正道路交通法(H20.6.1)に関すること(自転車の交通ルール) www.police.pref.akita.jp/kenkei/q_a/q atop.html ◆[宮城]14項目の講習制度について(画像) www.police.pref.miyagi.jp/hp/kikaku/jitensya_kosyu/jitennshakoushuuseido.html ▼交通企画課 www.police.pref.miyagi.jp/hp/kikaku/kikaku_index.html ↓ ●自転車の交通ルール www.police.pref.miyagi.jp/hp/kikaku/jitennsha-ru-ru.pdf 画像もあるが、若干分かりにくい箇所もある。 ●普通自転車通行指定部分 この場合の「安全な速度」とは、「すぐ徐行に移ることができるような速度」を指しますので、 注意が必要です。 「徐行義務はないが、速度を出していいというものでもない」という意味。 ●公道走行できない自転車 前後「両方」にブレーキがついていない自転車は公道走行不可 ・ピスト車(前後両方にキャリパーブレーキなし) ・BMX(前後にキャリパーブレーキや、ジャイロブレーキなし) ・一輪車(そもそも無理) ・ビーチクルーザー(後輪コースターブレーキのみで前輪ブレーキなし) ・コースターブレーキ車(前輪にブレーキなし) 一瞬宮城ではコースターブレーキで公道走行不可なのかと思ったが、 「片輪に1系統のみブレーキがあるだけでは不可」ということなので、前輪にもブレーキがあればOK。 ●交差点での事故 www.kahoku.co.jp/tohokunews/201507/20150718_13014.html <自転車危険行為>男性2人を登録 宮城県警 男子高校生は6月1日午後7時50分ごろ、気仙沼市の市道を自転車で走行中、 十字路交差点で60代男性=同市=に出合い頭にぶつかった。男性は右手に軽いけがをした。 交差点を曲がる際、男子高校生は安全確認を怠ったとして、道交法違反(安全運転義務違反)で摘発された。 飲食店従業員の男性は同7日午後4時ごろ、青葉区の市道を自転車で走行中、 十字路交差点で出合い頭に乗用車と衝突した。 赤信号を無視したとして、道交法違反(信号無視)で摘発され、危険行為者に登録された。 乗用車も信号無視をしていたという。 いずれも交差点での事故、一方は赤信号無視もある。 たまたま交差点の事故を取り上げただけだろうという人もいるはずなので ↓ ▼交差点の危険度を裏付けるデータ(日本損害保険協会) www.sonpo.or.jp/about/action/branch/tohoku/1308_01.html ●宮城県の自転車事故の実態(2012年) 出会い頭事故が52.2%、右左折時の事故が35%、合計87.2% ※交差点・交差点付近では「一時停止の励行」等安全確認の遵守を。 ●山形県警としては自転車に関する交通安全情報なし ◆[福島]安全利用五則 www.police.pref.fukushima.jp/police/kooriyama/zitensya5/ziten5.htm ▼「一時停止、きちっと止まって安全確認を!」 www.police.pref.fukushima.jp/police/kooriyama/kotsu1/kotsuanzenmanga.html 「一時停止を守らずに進む大人の運転する自動車」と 「一時停止をしっかり守る子供の運転する自転車」の対比。 実際は自動車のほうが守っていることが多いとしても、 自動車では守るくせに自転車では一時停止を守らないといったケースも考えられるのと、 交通事故は交差点で実際に多いのもあるので、 もっとこういう「CMや絵本での広報活動」が必要に思える。 ●講習対象になっている14項目を再確認 www.cycling-ex.com/2016/06/fukusyu_14komoku.html 1 信号無視 2 通行禁止の無視 3 歩行者用道路で歩行者への注意を怠る 4 通行区分を守らない 5 路側帯で歩行者の通行を妨げる 6 踏切の強行突破 7 交差点を通行するとき他車の進路を妨害 8 交差点で右折するときに直進車や左折車の進路を妨害 9 環状交差点で他車の進路を妨害 10 一時停止の無視 11 普通自転車で歩道通行する際に通行方法を守らない 12 ブレーキ不備 13 飲酒運転 14 安全運転義務違反 ↓ ▼(分かりやすいイラスト入り)「こんな違反が対象です! (14 項目) - 大分県」 www.pref.oita.jp/uploaded/attachment/202183.pdf ↓ これを一部「車道走行する自転車」と「歩道走行する自転車」に区分け ↓ ▼「歩道走行」向けの規制 3【歩行者道路(例外有)】・・・意外に難解で分かりにくい 「歩行者用道路」で画像検索すると、「軽車両を除く(自転車も含まれるので走行可)」とあったり、 補助標識に「歩行者用道路」とあっても標識に自転車のマークがあったり、 「自転車も通れません」という補助標識があるケースもあって地味に(何も知らなければ)難解。 5【歩行者優先(路側帯)】・・・路側帯の場所を理解すること 「路側帯」があるということは歩道がない道で、 歩道の代わりに車道よりも外側を走る際に歩行者の進行を妨害することを禁止。 自転車関連の法律について興味を持っている人でも歩道と路側帯の区別が出来ていない人も多い印象。 車道と歩道が工作物などで区分けされていれば路側帯は存在しない。 (車道外側線の外は路肩と呼ばれるが本来走行すべき位置ではない) 単路などで「独立して歩道がない」場合の白い単線の外側が「路側帯」 (白い二重線の場合は「歩行者専用」なので自転車でも通行不可、降りて押して歩くなら可) しかしながら、歩道走行の是非はともかく、「歩道走行」ということは、車道走行に比べると速度は抑え気味で、 歩行者からは危ないと思われつつも、 それなりに気を遣われて走行出来ているからこそいまのところ事故は少ないほうなのかもしれない。 一例として●[兵庫]事故が多いのは交差点 www.city.amagasaki.hyogo.jp/dbps_data/_material_/_files/000/000/028/758/gaiyou2015.pdf 「自転車と車」が約36%、「人と車」が47.6%で「自転車と歩行者」は事故データとしては存在していない。 11【歩行者優先(歩道内)】・・・思いやりの精神が必要 「歩道走行時は歩行者が優先」歩道を走行するのであれば常識として理解できていなければならないはずなのだが、 「違法にベルを鳴らしてでも退かせる」といった誤った方法が定着してしまっている現状では なかなか浸透はしにくいかもしれない。 しかし、改善させるためにも、親の感性に任せるのではなく、公の教育の役割も重要。 車道走行絶対主義の方々からすれば目の敵にされる63条の4。 確かにどんな遅いママチャリでも、幼児・子供車にも車道走行を強制することで 「自転車は車道を走行するもの」を印象付け、 必然的に速度を抑えるしかないという点では安全性は増すのかもしれないが、 果たしてそれが在るべき姿なのかどうかというと、 慢性的な渋滞を引き起こすような道も少なくないような気がするのと、 「自動運転が当たり前になるまでは、(幅寄せ上等なオラオラ運転をする輩にも運転を許可されてしまっている以上は) 全ての自転車を車道に」というのは正直恐ろしいものがある。 「ブルーラインではなく、工作物でしっかり区分けされた単独の自転車道」が多数の地域で確保できるとも思えない。 ▼「車道走行」向けの規制 4【車道左側】・・・「車道の右側通行」を禁止する内容 (歩道は相互通行可能であり右側通行(逆走)という概念は存在しないが歩行者優先で車道寄りを走行するようにある。 自転車同士のすれ違いの際の規定はないが、歩道内の車道側を走行しつつも (お互いに相手を右側に流しながら)左側を通り抜けるのが分かりやすい) 9【環状交差点】・・・一体「環状交差点」自体が全国でどれほどあるのだろうかと考えると・・・。 ▼「車道走行・歩道走行」両方 1【信号】・・・小さな子供でも知っている基本中の基本 「車道の信号」も「歩行者・(自転車用)信号」もあるので両方。 とにかく自転車どころか、歩行者であっても理解できないようであれば命の危険も伴う基本中の基本。 「赤切符発行数も段違い」で最も気を付けなければならない項目。 2【通行不可】・・・補助標識をよく見ること 「車両進入禁止 自転車」で画像検索すると「自転車を除く」や「自動車・原付」のような補助標識があり 「自転車通行止め」「車両通行止め」のような標識がなければ走行は可能。 日常的な違反になり得る項目かどうかは地域にもよると思うが、割合としてはそれほど多いものには思えないので 注意喚起としての優先順位としては低め。 6【遮断踏切侵入禁止】・・・被害の大きさから「絶対」防がなければならない内容 「遮断踏切への侵入」は事故発生率そのものより、「副次的に起こってしまった場合の損害額が甚大なものになる」 という意味で 絶対的に0でなければならないものとして赤切符の発行数も多い。 この違反が起こりやすい「空かずの踏切」を解消しなければならないが、高架化でも地下化でも 莫大な予算が必要になるということで放置されているところもあるのが現状。 7【進行優先】・・・「自分のほうが優先だから」というものでないだろうと 自転車では特に優先道路かどうかを気にするよりも、 常に「脇道から飛び出しがある」と思っているほうが安全運転できそうな気がするので 正直これを14項目にわざわざ含める意味がよく分からない。 8【右折妨害】・・・2段階右折と矛盾? 右折時に他の車両を妨害も何も、そもそも自転車は交差点では「二段階右折」しなければならないはずで (直進→渡り切ったところで曲がりたい方向へ方向転換をしてから→直進) 「直接右折」という状態は存在しないような気がする。細い路地裏の交差点のような場所を想定した規定には見えない。 10【一時停止】・・・交通安全のために最も守るべき内容 「一時停止」標識があるところでは停止することという規定ではあるが、安全性を確保するためには徐行で左右確認というのも有効。 参考:「みんなで防ごう!おさらい編」「みんなで防ごう!回答編 」 www.pref.hiroshima.lg.jp/site/police/050-70jitensya.html 12【制動装置】・・・常識的な概念 一般車であればブレーキなんて普通に最初から付いているものでは?と思いがちだが、 BMXやピストでブレーキが前後両方に揃ってなくて「ブレーキ不備」で実際に2回赤切符発行されて 「講習受講になったケースもある」 止まるのは命を守ることとしても最も重要な点。当たり前の装置を「付けたくない」というのは 自転車に乗ること自体が不向きとしか言いようがない。 13【飲酒運転】・・・自転車でも飲酒運転禁止 自動車では散々事故が発生し、その度に罰則が厳しくなり、もはや知らない人はいないのではないかと思えるほどでも、 自転車でも適用されるとは今現在も知らない人は多いだろうと思う。 「基本的に酒のみの自転車なんて速度が出にくいから事故が起きにくい」という感覚でいると、ある日突然赤切符を切られることになる。 14【5+1】・・・携帯・乗車人数・傘・遮音・ベルなど 携帯電話使用などだが「地域によって異なる内容」で、「事故が起きなければ問題とはされない場合もある」 携帯使用などで正確にブレーキ操作をして停止できずに事故に遭う確率が高くなることは問題。 当たり前だが、使用していなくても日常的に交差点でまともにブレーキ操作をせず 左右確認を怠りノールックで突破しようとすることも危険な行為。 ↑ 14(補足)◆47都道府県の各地方条例で定められている内容 地域差があることも多いが基本的には下記の5+1を見ておけば良い ◆携帯◆「自転車走行中の携帯電話類の使用禁止」 ◆人数◆大人の2人乗り禁止や「子乗せ」や「タンデム自転車」が走行可能かどうか ◆傘◆「傘の使用について」(例外規定がある場合に限り使用可能な地域もある) ◆遮音◆「遮音規制」(違法の根拠として「大きな音量」などの細かい規定がある) ◆ベル◆「警音器の装着義務」(取り付け義務が存在しない地域もある) ◆「(基本的に)夜間の灯火義務」について 各地域の条例で細かい規定があるため14番目の規定の中に含まれているようだ。 大して見かけない環状交差点をわざわざ含めるよりも、無灯火違反は単独の項目にすべきだったように思えるが、 各地域の条例になってしまっている以上は性質上仕方がないのか。 確かに、色や細かい距離の規定は47都道府県の各地方条例で定められているが、 それ以前に「道交法52条」で「自転車も含まれるであろう夜間の灯火義務」定められているにも関わらず、 直接講習対象となっていないのがやはり腑に落ちない。 ▼要点 命を守ることが最優先されるとして、「これらは全て守らなければならない」が、 内容としての優先度としては、 やはり1の「信号」は常識的に守るべきものとして、 「本当の意味で実際の事故を防ぎたいという目的から考えると」次は10の「一時停止」であるべきだろうと思う。 車道を走行するなら4も絶対と言ってもいい守るべき内容。 車道で左側通行が出来てない輩が野放しになっているのもまともに取り締まり(赤切符発行)が行われていないことが問題。 いや、赤切符発行がなかったとしても累積数でどうこうということでもないのだから、 「これら3つに関しては」特に厳しく指導警告の数を過剰に乱発するくらいでちょうどいいのでは? ●[広島]信号のない交差点での出会い頭での事故が圧倒的に多いというデータの一例 「みんなで防ごう!自転車の事故」 www.pref.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/158569.pdf 小・中・高校生の事故内容で「自転車と自動車」の事故が最も多い。 ↓ 一方で禁止を紹介する内容としては www.pref.hiroshima.lg.jp/site/police/050-70jitensyarule.html 並進可の標識自体が幻のようなものでも「原則」をわざわざ付けているにも関わらず イヤホンでは「原則」も付かず一律禁止されているかのような表現。 ↓ 詳細先をクリックして見れば「警音器を聞くことができないような状態」とある。 ↓ 更に元の条文を参照すれば www.pref.hiroshima.lg.jp/site/police/jitensya-rule.html 広島県道路交通法施行細則(平成27年12月1日 改正施行) イヤホン等の禁止(第10条第10号) 第10条 法第71条第6号に規定する車両等の運転者が遵守しなければならない事項は、次の各号に掲げるものとする。 (10) 大音量でカーラジオ等を聞き、又はイヤホン、ヘッドホン等を使用して音楽を聞くなど 警音器、緊急自動車のサイレン、警察官の指示その他の安全な運転に必要な 交通に関する音又は声を聞くことができないような状態で車両を運転しないこと。 しっかりと「大音量」という要件が示されている。 ↓ ページを戻り www.pref.hiroshima.lg.jp/site/police/050-70jitensyarule.html この他にも,酒酔い運転,信号無視,一時停止違反,横断歩行者等妨害などがあります。 事故の内訳の「信号のない交差点での出会い頭での事故」は ここに挙がっている内容を優先的に守ることで防げるというものなんだろうかという根本的な疑問。 ↓ 事故防止は最初の「みんなで防ごう!自転車の事故」があるページの www.pref.hiroshima.lg.jp/site/police/050-70jitensya.html 「みんなで防ごう!おさらい編」「みんなで防ごう!回答編 」での実際の事故を防ぐ内容とは全く違う。 ↓ 罰則がある法律については単に違反の内容の概略紹介しているだけとしても、 事故防止の内容とまるで異なることに違和感を覚える。 内容的にはまずは「一時停止の標識をしっかり守ること」が最初に来なければならないはずで、 その上で、「標識の有無に関わらず速度を落として左右の確認をしっかりすること」のような補足をするのが 有効な自転車事故防止活動というものではないのだろうか。 つまり、「止まらないこと」や「確認をしないこと」が圧倒的に直接的な事故に繫がっているというデータもあり、 危険性を把握し事故防止の内容を上げているにも関わらず、 違反内容のページでは「しっかり止まろう(一時停止の標識)」ではなく、 「(全てに関わる内容とは考えにくい)とにかく違反をしないこと」が 先に来ているように思える内容はちょっと納得しかねる。 ●[静岡]高齢者の事故防止 www.pref.shizuoka.jp/police/anzen/hasse/index.html ◎高齢歩行者の事故防止 ○ しっかり止まって安全確認しましょう。 加齢とともに身体機能の低下が生じ、自分で気づかないうちに判断を誤ったり視界も狭くなり、 自分の進む方向ばかりに注意が向いてしまい、右折左折する車両に対する注意が不十分のまま横断しがちになります。 しっかり止まって安全確認を行いましょう。 ○ 遠回りでも横断歩道を渡りましょう。 少し遠回りでも、横断歩道や信号機を活用しましょう。 また、横断歩道や信号交差点であっても、右折車・左折車に注意し、目でしっかり安全を確認してから 横断を始めることが大切です。また、信号機のない場所で横断するときは、左右の見通しのよい場所、 照明がある場所等できるだけ明るい場所を選び、車が来ていないことを確認した上で横断しましょう。 ○ 夕暮れから夜間の外出は自発光式反射材を着用しましょう。 夕暮れ以降に外出するときは、白色、黄色等明るい色の服装を着用し、反射材や自発光式 反射材を着用し、自分の存在を知らせましょう。 「ドライバーが気づいてくれるだろう」という思い込みは禁物です! ◎高齢自転車利用者の事故防止 ○ 一時停止の標識のあるところでは、必ず一時停止をして安全確認をしましょう。 自転車も車両です。一時停止の標識のある交差点では必ず一時停止をして、安全確認しましょう。 ○ 夜間はライトを点灯しましょう。 夜間に無灯火で走行しているとドライバーからの発見が遅れ事故の原因になり危険です。 事故防止のために早めにライトを点灯しましょう。 ○ お酒を飲んだときは乗ってはいけません。 自転車も車両です。飲酒運転は違反になりますし、大変危険ですから乗ることはやめましょう。 ●講習対象14項目で最も多かったものは「赤信号無視」 www.asahi.com/articles/ASJ5Z7WX5J5WPTIL02P.html ▼2015年6月から2016年の4月末まで 信号無視・・・・・・・約5800件 遮断踏切立ち入り・・・約3400件 安全運転義務違反・・・約1800件 一時不停止・・・・・・約1000件 ブレーキ不備・・・・・約500件 その他・・・・・・・・約1000件 ▼割合としての一時不停止 それにしても「一時不停止」が割合として甘すぎるように思える。 事故原因としても直結するだけに、もっと多くなければならないはずで、 時間をかけて全国でしっかり赤切符発行をすれば軽くもう2桁は超えていてもおかしくない。 しかしながら、「赤信号で停止する」ということは「内容としては一時停止」なので、 路地裏等での「標識等での一時停止」を重視する前に、 赤信号無視に赤切符発行すれば効果は2重にあるという判断だろうか。 ▼地域 違反別では最多の信号無視が全国で5765件で、大阪はそのうち3074件と半数以上を占めた。 違反が多いのも事実として取り締まりに力を入れているかどうかの差のような気もするが・・・ 人口の多い東京よりも多いというのは果たして本当に地域性の問題だけなんだろうか。 ▼危険行為と赤切符 危険行為はどのようにカウントされるのか。まずは、その行為を目撃した警察官が「指導警告」をする。 従わなければ、刑事処分の対象となる交通切符(赤切符)を切る。これで一つの危険行為となる。 珍しく赤切符発行までの流れについても書いている。 危険行為という文字だけ見て「警告カード」自体を赤切符と同一と判断されれば わざわざ「別の目的」として用意している意味がなくなる。 ・赤切符=実際に違反としてカウント ・警告カード=直接的に講習対象とは関係ない=啓蒙活動=「安全に気を付けて走行しましょう」 ▼ブレーキ装置不備の自転車 (2015年6月から2016年の)4月末までに全国で21人が講習の対象になったが、このうち大阪が11人だった。 府警によると、今後さらに3人の受講が予定されている。 大阪では男女6人がピスト(競技用自転車)などブレーキのない自転車を繰り返し運転して講習を受けた。 府警の調べに「ブレーキを外している方がかっこいいから」などと話したという。 これも「止まらないことを軽視し続けてきた影響」に思える。 「まともに止まれもしない自転車はダサい」という逆キャンペーンを展開したほうが良いような。 「補助輪をつけた子供が赤信号を守り、ブレーキ装置不備の自転車で赤切符を切られるという法律違反を意識させる内容」 のCMやポスターや、 (過剰に煽るために危険性としてノーブレーキの自転車ではないような事故映像を並べるよりも) 赤切符が最多発行されているという事実があるということからも その「実際のブレーキ装置不備の自転車で赤切符発行される模様を (一応プライバシーには配慮した処理はするとしても)映像として流す」とか、 自転車店のwebや関連サイト各所に貼りつけられるようにバナー表示させて 実際の赤切符発行数のデータや事故の内容等を羅列しているページを閲覧してもらうように促すとか。 ▼一方で、ブレーキをかけることが不十分での実際の事故を防ぐために 実際の事故からすれば、前後輪にブレーキがあっても まともに徐行や一時停止をしていないことが問題で 事故の頻度自体も高いとして、こちらのケースに関しては実際の事故映像を流して警告するほうが効果的に思える。 ▼「大丈夫」は「大丈夫ではない」 一方、昨年8月と今年1月に2度の信号無視を摘発されて講習を受けた70代女性は 「左右から車が来なかった。急いでいた」などと理由を説明したという。 「赤信号の軽視」に関しても「たぶん大丈夫だろう」という思い込みが大きい。 左右確認をして100m以内に車が来ていなかったとしても、 最も基本的で「子供でも分かる」ルールを無視していいということにはならない。 ◆こちらでは5月ぶんも含まれるためか集計データが異なる cyclist.sanspo.com/258391 信号無視・・・・・・・約6500件 遮断踏切立ち入り・・・約3900件 安全運転義務違反・・・約1900件 一時不停止・・・・・・約1100件 ブレーキ不備・・・・・約500件 その他・・・・・・・・約1200件 どちらにしろ圧倒的に「信号無視」がトップ。 大阪ではキャンペーンを行っていたりするようだが、 全国的にも「まるで当たり前のように止まらない」ことをもっと問題にすべきに思える。 こうしたデータがあるのだから、しっかりとこれに基づいたマナー向上活動を展開して欲しい。 今までのような「木を見て森を見ず」のような啓蒙活動が果たして本当に効果的と言えるのだろうか。(2016.6.5) ●[兵庫]事故が多いのは交差点 cyclist.sanspo.com/254259 概略図とはいえ、「事故発生箇所として交差点が多い」ということから、減速だけでなく「一時停止」の有効性も伺える。 こういった事故データがあっても「交差点では気を付けよう」とか 「見えない位置から飛び出してくるかもしれないので確認を忘れず」とか 「一時停止を守ろう」といった内容を中心にした交通安全の活動をロクに見かけないのは一体なぜ? 警告カードではお馴染みのようなものになってしまった遮音運転に目を光らせていれば これらの事故の大多数が本当に防げるというのであれば続けてもらいたいものだが、全くそうは思わない。 遮音状態の有無に関わらず、「交差点では飛び出してくる」として注意して 徐行や一時停止を適切に行うように指導することこそ本当に事故を減らすための第一歩なのではないだろうか。(2016.5.29) ●[埼玉]8才の子供の交差点事故 www.saitama-np.co.jp/news/2016/05/19/04.html 現場は信号機と横断歩道のない交差点。北側の私道から男児が自転車に乗って、 片側1車線の国道を渡ろうとしたところ、狭山市方面から飯能市方面に直進していた軽乗用車にはねられたという。 一時停止義務がなかったとしても、しっかり一時停止して確認していれば防げた事故。 年齢に関係なく理解力として 「いつも車こないから大丈夫」「どうせ車がよけてくれる」という思い込みから 一瞬の注意を怠ることで大きな被害を受けるのは自転車に乗っている側。(2016.5.22) ●[東京]荒川周辺でマナー改善に向けての取り組み cyclist.sanspo.com/253897 長期的に見れば、河川敷周辺という特殊な環境をどう整備するのかという話でもあるのかもしれない。 「車両」の自転車と「歩行者」が共用して使うということが危険というのであれば 「完全に分離させる」というのがお互いのためには良いのではと。 気になった点としては、 「自転車の歩道走行は禁止、70歳以上の高齢者と13歳未満の小学生以下しか歩道通行(徐行)は認められていない」 というルールと実態の乖離には、「知らなかった」と驚く参加者が多かった。 ここだけ切り取ると、 日常的な歩道走行=「車道が怖いので安全に走れそうにないから歩道を走行する」根拠となる例外規定の 63条の4の「車道通行が危険な状況であり、安全のため歩道通行がやむを得ない場合」が存在しないことにならないだろうか。 三 前2号に掲げるもののほか、車道又は交通の状況に照らして当該普通自転車の通行の安全を確保するため 当該普通自転車が歩道を通行することがやむを得ないと認められるとき。 厳密に言えば「歩道を通行することがやむを得ないと認められる」具体的な定義は何ということにもなるが、 現状「歩道走行で徐行云々以前の問題で、まともに警告を出している様子もないが、 何より道路整備状況でも自動車等の運転手側の意識やモラルの点でも」 なかなか積極的に「安全に寄与するために車道走行を厳守してください」とは言いにくいものがある。 何が何でも車道厳守を突き通してもお構いなしで幅寄せしてくる「まともではない何か」がいないわけでもない。 個人的には順番としては車道走行遵守以前に「歩道走行するなら歩行者に配慮した方法で通行すること」も然ることながら、 やはり具体的な赤切符や事故の案件を見ていると絶対的に優先すべきなこととしては、 「とにかく信号をしっかり守る」「確認を怠らず適切な徐行や一時停止を常識にする」 といった「止まることに対しての拒絶感のようなもの」を少しづつでも払拭することが先決に思える。 もちろんそのために「ブレーキをしっかりきちんと整備している」ということも大切。 でも、なぜか啓発活動で赤信号ではなく「一時停止」を重視したキャンペーンを見たことがないのは何故なんだろう。 「止まりたかったら止まれるからいちいち言われるまでもない」という感覚で交差点を甘く見て事故に遭う前に 「交差点などで止まらないことは事故に遭いやすい」と思わせることは相当難しいことなんだろうか。 www.umisaki.com/2016/05/blog-post.html 怪我がなかったとしても、こうしてリムが歪むようなことになれば 使わなくても良かったはずのお金が消えていくことになる。 「一時停止から確認を怠っても構わない」はずがない。(2016.5.22)
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/159.html
最終更新日:2024.5.26 ◆[自転車店]一時停止を促す記事 〃 ◆[静岡]一時停止に重点を置いた啓蒙活動 2024.5.19 ●[福岡]自転車の一時不停止で逮捕…ではあるが「別件逮捕」なだけ 〃 ●[広島]トラック協会が「自転車も止まれ」のステッカーを寄贈 〃 ●[奈良]低学年向けの交通安全教室 2024.4.28 ▲[高知]「見通しの悪い交差点での事故」とあっても徐行義務に触れない記事(高知テレビ) 2024.3.17 ●[広島]自転車が絡む事故のうち6割以上交差点での安全不確認などの違反 〃 ●「止まれの標識」を紹介する報道 2024.3.3 ●徐行の説明不足 2024.2.4 ●[静岡]事故原因を鑑みて交差点での一時停止を呼びかけ 2024.1.28 ●[高知]交差点での一時停止等を街頭で呼びかけ 2024.1.21 ◆[静岡]一時停止を最初に掲げる警部補 2024.1.7 ●[愛知]自転車側に一時停止の標識がある交差点での事故 2023.12.31 ◆[兵庫]自転車での一時停止違反の取り締まりが激増 〃 ●[千葉]右側走行且つ徐行無視の自転車が車に当て逃げの事故ではあるが・・・ 〃 ●[静岡]自転車側に「止まれ」の標識がある交差点での事故 2023.11.26 ▲[沖縄]未承認の止まれの標識で3年間も取り締まり 2023.11.12 ●[山形]「(自転車マーク)一時停止」の看板はあるが「止まれ」ではない陸橋での事故 2023.10.1 ★非常に珍しい「徐行」に特化した記事 〃 ★[長野]当然のように一時停止を真っ先に挙げる長野県 〃 ★[長崎]こちらでも一時停止を最優先 〃 ●[青森]並進・携帯と一緒に一時停不停止も並ぶ 〃 ●[岡山]警告票では一時不停止が最多で並進をやや上回る 〃 ▲HBC北海道放送(TBS系列)ではイヤホンを挙げるも・・・ 〃 ●HTB北海道(テレ朝系列)「検挙(=赤切符発行数)は一時不停止」がトップ 〃 ●[栃木]赤切符発行数1位は一時不停止 〃 ●[鹿児島](MBC南日本放送)指導警告最多は「一時不停止」で赤切符発行なし 〃 ●[鹿児島](鹿児島読売テレビ)「一時不停止93件」 〃 ▲▲[埼玉](テレビ埼玉)「イヤホン着用自転車の取り締まり」でも・・・ 〃 ●[埼玉](埼玉新聞)赤切符最多は遮断踏切立ち入り38件、指導警告最多は一時不停止274件 2023.9.10 ●[徳島]9年ぶり赤切符は「一時不停止」 〃 ●[長野]一時停止の標識が無い見通しの悪い交差点での事故 2023.8.27●[山形]自転車側に一時停止の標識ありの衝突事故 〃 ●[徳島]一時不停止と信号無視を取り締まり 2023.7.9 ▲文科省副大臣が自転車で横断歩道の歩行者に衝突事故 2023.7.2 ●表題こそ一時停止があっても中身は「ネズミ捕り」への不満 2023.6.11 ◆一時不停止での赤切符発行数が増加(2023年5月30日の全国一斉取り締まり日) 2023.5.28 ●自動車向けの記事でも自転車でも同じ「事故を未然に防ぐポイント」 〃 ●[岐阜]信号も一時停止線もない夕暮れ時の交差点での事故 2023.4.9 ●[京都]事故を防ぐ取り組みとしての電柱幕 2022.12.11 ●[福岡]一時停止を重視しつつあっても既存の誤りから抜け出せていない一面も 2022.11.20 ★[広島]一時停止への注意喚起、●自転車の安全利用五則に一時停止が追加 2022.10.2 ★[愛媛]一時停止だけでなく徐行の呼びかけも行う常識のある啓蒙活動 〃 ★[高知]プロ選手も最優先推奨の「一時停止」 〃 ★徐行・一時停止の先【予測運転】の重要性を理解している先生による素晴らしい解説 2022.09.25 ★[福岡]ようやく自転車での一時停止の重要性に気付く? 2022.09.18 ●[山形]信号機も一時停止の表示もない交差点での事故 2022.09.11 ●[北海道]自転車側に[止まれ]の標識がある交差点での事故 2022.09.04 ★[静岡]重点を置いている一時停止への注視 2022.08.28 ●[島根]「自転車でも一時停止」を街頭で掲げる警察官、他 2022.08.21 ◆[京都]自転車への赤切符発行数は「一時停止違反」が最多 2022.08.07 ◆参考:(自動車)横断歩道での横断妨害とされた交通違反が撤回されたケース 2022.07.10 ●[愛知]自転車側に一時停止の標識の交差点事故 2022.07.03 ●[富山]自転車側の一時停止無視の可能性がある事故でも・・・止まれの標識が白化で識別不可能という酷さ 2022.07.03 ●[静岡]自動車側が一時不停止での事故の疑い 2022.05.22 ●[熊本]自転車が赤信号点滅を無視して進行したと思われる事故 2022.05.22 ★[静岡]「一時停止ではしっかり停まろう!」と街頭指導、★[愛媛]一時停止を呼びかけ 2022.05.22 ★[広島]一時停止をしないなど57人の違反を確認、★[広島]「速度抑えてね。一時停止で止まってね」 2022.05.08 ◆自動車サイトでの一時停止の遵守を促す記事、●[愛知]止まれ標識がない見通しの悪い交差点での事故 2022.04.17 ●生活道路の隠れた危険 2022.03.13 ◆徐行に関する記事 2022.02.20 ●[三重]自転車側に一時停止の標識のある交差点での事故~徐行や一時停止を守る意味とは~ ─────────────────────────────────────────────── ★交差点一旦停止でポイントがたまるアプリ www.amanokuni.jp/ucma/campuslife/entry-429.html amagasaki.keizai.biz/headline/731/ (以前紹介したが、埋もれているのは勿体ないので最上部に重点項目として掲載) 「一時停止の遵守によってポイントが溜まる」のようなシステムを、 保険やヘルメット着用優先などより遥かに意味のある事故防止として、 本格的に活用すべきではないだろうか。 ─────────────────────────────────────────────── 他では皆無に等しい一時停止に焦点をあてたページ。 (今後、交通法規3では一時停止以外の内容を扱う予定) ※徐行も同様に大切 「取り締まりで注意されたことがないから関係ない」とか 「みんなが守っていないから守る必要がない」とか 「大して危険だと思っていない」という人ほど真っ先に事故に遭う危険性が高い。 「どうせ衝突したとしても大してスピード出していないし、軽い接触事故くらい」と 甘く見て後から後悔しても遅い。 自分が加害者になるかもしれないし、被害者になるかもしれない。 どちらにしても「ヘルメット被ってるし保険入っているから大丈夫」なわけがない。 もちろん被害は軽減できてるとしても、事故そのものを防がなければ本末転倒。 最近になってようやく「一時停止を守っていないことが原因での事故」のニュース記事や 実際に起きている事故を参考に、守るべき内容として 僅かづつでも気付いてきた人が増えてきているような気はする。 自転車に限らず、公道で乗り物を安全に使うためには 「適切な速度・停止・確認」と譲り合いの精神が求められる。 公道は「公共物」であって、レース場ではないが、様々な人がいる。 自分がいくら正しいと思う方法で乗っていても、 相手も同じように正しい方法で進んできてくれるとは限らない。 だからこそ、自らを守るためにはそれらの危険性を最大限防ぐ努力を惜しんではならない。 ────────────────────────────────────────────────── ●一時停止と交差点の軽視 一時停止について「止まるのは当たり前なんだからイチイチ言われるまでもない」 交差点について「少々左右確認しなくたって事故なんて起こりゃしない」 という人達は、実際問題として交差点で事故が多いということをどう捉えているのだろうか。 一時停止の標識標示を無視し続けても「自分だけは絶対に事故は起きない」という自信は一体どこから来るのか。 そして、見通しの悪い交差点の場合、標識がなければ「一時停止(道交法43条)」が必要なかったとしても、 今度は道交法42条に罰則ありの「徐行」義務もあるため疎かにはできない。 ※実際には「罰則や条文の有無」「指導や取り締まりの有無」という原則どうこうより、「事故統計でも最多」として 怪我や事故を防ぐために、単純に「身を守る手段」として、最も重要という意味で守るべき内容。 「そんな細かいことは守らなくても大丈夫」という落とし穴から 交通事故の加害者/被害者への「魔の入口」になっているにも関わらず、 「まるで意図的に"守る必要がない"ような有様で」 その大切なことを伝えることよりも 他の項目「保険/ヘルメット/聴覚などを優先することに意味がある」のような感覚に等しいのが現状。 ●「止まる」を軽視する人には toyokeizai.net/articles/-/271062 そして、「ここで道路に飛び出すとどうなるかな?」と言って考えさせましょう。 また、「止まる」「見る」「待つ」「安全に渡る」などの行動がしっかりできるように、 実際に体を使って繰り返し練習しましょう。とにかく、体で覚えることが大事です。 全ての自転車乗りと「関係各所も含めて」 「安全意識が幼児以下の人々」と思って、優しく丁寧に教える必要があるのだろう。 「事故を"防ぐ"ための方策を真剣に考えましょう」 「実際に起きている事故割合の高いデータを最優先で参考にしましょう」 ────────────────────────────────────────────────── ★「止まれ」の標識はないが、道路上に「止まれ」がある場合の法的規制の違い ougi-law.com/15149926866429 「等」で標示も含まれていると思っていたが、間違っていたようだ。 「標識令」で「止まれ」の標識は義務が発生するが、 「道路上の止まれの標示」で「規制」を敷かれているわけではないので 「一時停止の義務は存在しない」という。 これは今までの考え方が誤りだったため訂正の必要がある。 もちろん、わざわざ、道路に「止まれ」との標示が設けられ注意喚起されている以上は、 十分な注意を払って安全運転をした方がいいことはいうまでもありません。 今後は「"道路上の標示や停止線だけの場合」 標識令を参考にする限り法的に義務化されているわけではありませんが、 「止まったほうが安全」なので事故防止のためには「止まることをオススメ」します" という案内になる。 ■「止まれ」の標識がある・・・止まらなければならない(不停止には罰則あり) ■「止まれ」の標識はないが、道路に「止まれ」と書いてある ・・・法的には止まる必要はないが、安全のためには止まったほうがいい。 ■「止まれ」の標識も道路に「止まれ」もない交差点 ・・・一見止まる必要がないように思えるが、止まったほうが安全。 そして ●徐行義務について ■自分が優先道路ではない小道を進行・・・徐行義務あり ■自分が優先道路を進行・・・徐行義務はないが、危険そうであれば徐行したほうが安全。 それでも結局のところ「事故"ゼロ"」観点からすれば、 「減速=速度を落とす」「徐行する」「止まる」ということに対して 抵抗感を持たず、「日常的な自転車走行時のマナー」として身につけることが 一番大切な安全意識に繋がると思うので、 今後とも「徐行・一時停止・確認」の重要性そのものが変化することはない。 「標識も大事だが、それだけを気にするのではなく、 その場所で事故が起きる可能性があるかどうか」 各々でよく見極めてもらいたい。 【重要】★一時停止について 道路標識等により一時停止すべきことが指定されているときは、道路標識等による停止線の直前、 (停止線が設けられていない場合は交差点の直前)で一時停止【道交法43条】 「一時停止線」そのものは法的には守らなくても違反とはならない一方で、 「"止まれ"の赤色の一時停止"標識"」は「違反すれば罰則のある禁止事項」なので、 法的には「止まらなければならない」規則。 「自転車では一時停止違反の取り締まりはなさそうだからセーフ」というのは通用しない。 警告カードも取り締まりに含むのであれば、一時不停止への警告が最も多いという記事もある。 ────────────────────────────────────────── ●[兵庫]警告書の最多は一時停止、赤切符の最多は信号無視 www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201612/0009720054.shtml 一時停止違反などの255件で警告書を交付。警告に従わなかった悪質な違反15件には、交通切符(赤切符)を交付した。 県警交通指導課によると、警告は一時停止違反の29件が最も多く、信号無視23件▽通行禁止違反20件-と続いた。 赤切符の交付は信号無視10件▽携帯電話使用2件-など。 ────────────────────────────────────────── (そのため、路地裏の標識のある交差点で本気で一時停止違反に赤切符発行すれば "捕まえ放題"になることは間違いなしという) 自動車では最近取り締まりが増えてきている様子のある道交法38条によって、 「横断歩道で渡ろうとしている歩行者がいれば一時停止の義務がある」のは、 「自転車でも同様に守らなければならない規則」。 他にも ●「車道から歩道に上がる前」【道交法17条2項】 ●「踏切の手前」【道交法33条】 ★「横断歩道などで横断しようとしている歩行者が居る場合」【道交法38条1項】 ●「横断歩道付近で停止している車両などの前方に出る場合」【道交法38条2項】 ●「緊急車両の接近時」【道交法40条/41条】 ★「歩道で歩行者の通行の妨げになるような場合」【道交法63条の4】 ●「幼児や高齢者や障害のある者の近くを走行する場合」【道交法71条】 ──────────────────────────────────────────── 【重要】★徐行について 【道交法42条】★見通しの悪い交差点侵入・通行時、曲がり角や上り坂の頂上付近や急な下り坂では徐行 【道交法63条の4の2】★歩道は(普通自転車通行指定部分に歩行者がいない場合を除き)車道寄りを徐行 歩道走行時は普通自転車走行指定部分がない限り「徐行」が大原則。(第63条の4) (※普通自転車通行指定部分でも歩行者の通行を妨げるときは一時停止) ●歩行者用道路の通行時は徐行【道交法第9条】 ●歩道と車道の区別のない道路を通行する場合、 歩行者の側方を通過するときは、安全な間隔を保つか徐行【道交法第18条の2】 ●道路外に出るときは左側端に寄り徐行【道交法25条】 ●路面電車を避ける際に、安全地帯があるか乗降する者がいない場合、 1.5m以上の間隔を保つことができるときは徐行で避けて通過可能【道交法31条】 ●左折時は左端に寄って徐行【道交法34条】 ●自転車も右折時は左端に寄って交差点の側端にって徐行(2段階右折)【道交法34条の3】 ●環状交差点の右左折時は左端に寄って徐行【道交法35条の2】 ●交通整理のない交差点侵入時に「優先道路」や幅員が明らかに広い場合は徐行【道交法36条の3】 ■水たまりなどを通行するときは泥よけを付けるか徐行【道交法71条の1】 ●幼児や高齢者や障害のある者の近くを走行する場合は徐行【道交法71条の2】 ●通学通園バスの側方通過時は徐行【道交法71条の2の3】など 徐行の役割は非常に大きく、安全走行のために必須。 ─────────────────────────────────────────────────────────── ─────────────────────────────────────────────────────────── ─────────────────────────────────────────────────────────── ◆【重要】赤信号の点滅=一時停止しなければならない 「信号は守らなければならない」という常識すら十分に浸透できているとは言い辛いのが情けない。 elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=335CO0000000270#23 赤色の灯火の点滅 一 歩行者は、他の交通に注意して進行することができること。 二 車両等は、停止位置において一時停止しなければならないこと。 【一時停止しなければならない】 ↓ ×少しだけ減速してそのまま進む ×徐行しつつ進行する 「(見通しの悪い交差点の)"徐行義務だけでは不十分なので"信号機を設置しています」という 意図まで汲み取れないようでは交通安全など程遠い。 黄色の灯火の点滅 歩行者及び車両等は、他の交通に注意して進行することができること。 【飛び出しを警戒する必要がある】 片側2車線や3車線のような幹線道路のような大きい道路であれば、 「どう見ても止まらないと危ないことは見ればわかる」ので必然的に止まる人が多い。 一方で、 【要警戒】住宅街や路地裏などのそれほど広くない道なのに「信号機がある」 =過去に実際に事故が起きている可能性が高い =交通量が少ないように思えて実は物凄く危険が潜んでいる 路地裏の信号機=「ここは車とか全然来なさそうに見えるけど、止まらないと本当に危ないですよ」として、 信号機がわざわざ設置され、一時停止が法的にも義務付けられていると見なければならない。 つまり、 「交通量の少ない狭い道は(且つ特に信号機が設置されているような箇所であれば), 「広い道よりも更に」慎重に走行しないと、 相手が「大丈夫だろう」と漫然運転をしている可能性があるため、 「事故に遭う危険性が非常に高い」ということになる。 ────────────────────────────────── ●道路交通法での規定 第七条 道路を通行する歩行者又は車両等は、 信号機の表示する信号又は警察官等の手信号等 (前条第一項後段の場合においては、当該手信号等)に従わなければならない。 (罰則 第百十九条第一項第一号の二、同条第二項、第百二十一条第一項第一号) ↓ 【罰則】 第119条 3ヶ月以下の懲役 or 5万円以下の罰金 第121条 2万円以下の罰金 or 科料 ────────────────────────────────── 免許を持っているのに赤点滅の意味を忘れ一時停止していない人には、 「年齢など関係なく直ちに免許返納してください」と言いたい。 それにしても、幼少教育としては、きちんと「赤点滅の意味」まで教えているのだろうか。 いやそもそも「信号機や道幅に関係なく」「交差点は事故では起きやすい」と 念入りに理解させられているかどうかが問題。 (命を軽視する親権者であれば、"大袈裟すぎる・少々問題ない"で済ませるつもりなのだろうが) 本来は「信号機の意味すら理解できていないようなら、 絶対に公道で単独で自転車(幼児車/子供車)を使わせてはならない」と断言する。 ◆「多段階一時停止」の意義 kuruma-news.jp/post/443884 自車側の道路に一時停止が定められていない交差点では、とくに気がゆるみ、 一時停止がある場合に比べ、安全確認を意識しない人も多いかもしれません。 一時停止がある場合はもちろん、 一時停止がない場合でも、左右の安全確認をしっかりとおこない、 不安があるときは多段階一時停止をおこないながら通行しましょう。 バストラック向けの内容とはいえ、 自転車で事故に「遭わない」ためには行っておきたい一時停止の方法。 特にこれらの場所では警戒しておきたい。 ●実際に出会い頭の事故があった場所 ●速度を上げて走行している自動車・自転車が多い「道幅狭め」の交差点 ●狭めの道幅なのに点滅信号[押しボタン]が設置されている場所 ●脇道から大通りに合流する道 ●通学路など交通量が多い場所 ●「知らない」という問題 news.yahoo.co.jp/byline/hashimotoaiki/20211116-00268159 トラックドライバーならではの視点で、 内輪差や死角の詳細解説をされているが、それは置いておくとして・・・ 要点はこの部分。 歩道では歩行者優先が大原則。 「とまれ」も「一方通行」も、「自転車を除く」という補助標識がない限り、 (↑標識の話であり、路面の"止まれ"ペイントについては法的拘束力なし) 彼らはそれらを守らねばならないのだが、 現状は「守る」以前に「守らねばならないことを知らない」ことが非常に多い。 ↑ しかし、行政や警察の街頭指導でもそれらを「優先的に」伝えようとする様子がほぼ見られない。 概ね。様々な交通規制の紹介をする際に「ついでに」紹介される程度の扱いで、 児童向け交通教育教材のほうが、 絶対的に優先すべき一時停止に関しては遥かにマシな内容となっているのが不可解極まりない。 横断歩道で渡ろうとしている歩行者がいれば停止するように 自動車に関しては今更重点的に取り締まりを行っているようだが、 自転車の一時停止義務については相変わらずほぼ放置という虚しさ。 電動キックボードにも言えるが・・・、 「公道とは何か」すら本気で知らない人間が 「平然と歩道走行するなどの、違法な使用方法で」乗り物を扱っているということに 危機感を持たなければならない。 ◆徐行に関する記事 kuruma-news.jp/post/481938 一時停止については(自動車の場合)街頭指導で「横断歩道で横断しようとしている歩行者がいれば一時停止」の "若干"指導強化傾向にある一方、 徐行については「全く」と言っていいほど、注意喚起がされていないように思う。 特に住宅街などでの「見通しの悪い交差点」は、事故の危険性があっても、 交通量の多い場所と比べると軽視されてしまう。 一応「登下校時の見守り」のような形で人は居ることはあっても、 自転車にも徐行義務があることを把握しているとは思えず、 また注意喚起したところで聞く耳を持つとも思えないどころか、 逆ギレで被害を被る可能性すらあるため、 警察官ではない人達に指導を要請するのは無理がある。 だからこそ、幼少期からの「通年での交通教育」を訴えかけ続けるのだが、 (拝金主義的志向で)ヘルメット着用や保険加入に熱心な人達は居ても、 事故「防止/予防」の観点から、 「予測運転や、速めにブレーキ操作を心がける」重要性に気付く人は 実質皆無に等しいのだから笑えない。 ★非常に珍しい「徐行」に特化した記事 www.webcartop.jp/2023/09/1195862/0/ 少なくとも「交通指導で徐行など一切存在しないかのように扱う多くの警察」や そこらの"一流気取り"の新聞社や放送局などよりは遥かに先を行く記事。 各種雑多な記事でも全国的に見れば警察のページでも徐行について触れること自体が稀。 徐行の標識が少ないのは「あまりにも徐行が必要な場面が多すぎる」というよりは 「止まれ」を優先する必要があるために置き去りにされているような傾向。 しかし「徐行だったか否か」の水掛け論を避ける意味もあるとは思うが 今ではドライブレコーダー搭載車も少なくないので 事故時の速度まで分からないことが多いことも減ってきたはず。 さらに、「徐行」の標識が設置されていない場所でも、 道路交通法によって徐行が義務付けられている場所があります。 それが「左右の見通しがきかない交差点(交通整理が行われていたり、 優先道路を通行している場合は除く)」、 「道路の曲がり角付近」、「上り坂の頂上付近」、 「勾配の急な下り坂」の4カ所です。皆さんは、守れていますか? 自転車の場合は上り坂では自然に徐行になっていることが多く、 急な下り坂でブレーキをかけずに進む命知らずは少なく、 曲がり角は「見通しの悪い交差点」にも共通することなので やはりまずは交差点を警戒することから考えたい。 場所で義務付けられているのではなく、 「場面」によって徐行が義務付けられているものもあります。それが以下です。 ・「歩行者などのそばを通過する際、安全な間隔がとれないとき」 ・「許可を受けて歩行者用道路を通行するとき」、「道路外に出るために車が右左折するとき」 ・「交差点で右左折するとき」 ・「交差する道路が優先道路、または、あきらかに道幅の広い道路のとき」、 「停車中の路面電車のそばを通過する際、安全地帯があるとき。 または安全地帯のない停留所において、乗降客がなく、 かつ1.5メートル以上の間隔があるとき」 ・「ぬかるみや水たまりのある場所を通行するとき」 ・「身体障害者や高齢者、児童・幼児のそばを通行するとき」 ・「歩行者のいる安全地帯のそばを通行するとき」 ・「児童・幼児などの乗降のために停止している通学通園バスのそばを通行するとき」 そして、信号のない横断歩道が近づくと、道路上に菱形のダイヤマークが書かれていますが、 これも「この先に横断歩道があるから徐行しましょう」と促すものになります。 これだけの徐行義務があっても いつ「周知が十分なほど行われている」のだろうか? すらすらと全項目とも常識として即答できる人など存在するとでも? 余程記憶力のある人でもなければ1回見て聞いただけで覚えられるわけがないし、 これだけの内容を「スタントマンショー」や「独演会」で教えられているわけがない。 だから「"通年での"交通教育が必要」と何度も書いている。 他にも犬の散歩や、 中央分離帯のない道路で、反対車線が渋滞しているときも徐行したほうが安全。 渋滞している側の側道から、割り込ませてもらったクルマが飛び出てくるかもしれないし、 無理に横断しようとする歩行者がいるかもしれないし、 渋滞を追い越そうとする二輪車や自転車がいるかもしれません。 そんなときでもすぐに停まれる速度なら、安心ですよね。 ↑ このあたりになると「予測運転の範疇」へ。 これらのような「かもしれない運転」こそ、事故の"防止"に効果的だからこそ、 被害軽減"可能性"でしかないヘルメット着用ごときに金を"取られ"夢を見るようなことはせず、 最低でも基本は無料の「予測運転」は努力義務化すべきと繰り返す。 運転していると、速度がのっているときに わざわざブレーキをかけてスピードを落とすというのは、心理的にちょっと面倒に感じたり、 損するように感じたりするかもしれませんが、そんな考えを優先して事故を引き起こしたら、 それこそ取り返しがつかないことになります。 義務付けられている場所や場面以外にも、 「ここは落としたほうがいいな」と思ったら、 すぐに徐行をして予防運転に努めたいものですね。 そう、止まれの標識があるから、法的な義務を遂行することで安全かどうかだけで 考えるよりは、「どうすれば安全を確保できるのか」という方向で 「常に警戒し"ながら"」の運転こそ重要。これこそ必要不可欠な「ながら運転」。 「(具体的な明示のない)ながら運転が一律で悪い」かのような風潮にも疑問を呈する。 ●徐行の説明不足 diamond.jp/articles/-/339180 仮に停止線や標識がなかったとしても、見通しの悪い交差点では徐行して進入しないと危険です。 ↑ 「危険」という状況説明だけでなく「明確に違反」という解説が足りない。 だから「徐行しなくてもいい」などと勘違いをする。 過去のデータも見てみると、面白いことに平成29年度(2017年度)までは最高速度違反が多く、 平成30年度(2018年度)からは一時停止違反が多くなっているようです。 大きな法改正があったわけではなく、急にスピード違反者が減ったとも思えません。 これは取り締まりの方針が変わったと見るべきでしょう。 ↑ 自動車では「一時停止違反」が取り締まりトップ。 自転車でも「一時停止違反にこそ警告カードを大量発行すればいい」のに 何故か優先度の低い遮音のような方向に必死になって ようやく2023年に警察庁の通達があったが それを把握していなかった様子の福岡県のような地域では 「多くの自転車事故の直接原因なわけがないのに」 恥ずかしげもなくそれ以降も遮音を槍玉としていたのだから呆れる。 信号無視や遮断踏切侵入違反であれば赤切符優先でも (許可されている地域を除く)傘差し運転などであれば 「道交法71条派生の各地方条例違反」で個別処理可能であり わざわざ明文化したのであればきっちり運用してもらいたい。 ▲[高知]「見通しの悪い交差点での事故」とあっても徐行義務に触れない記事(高知テレビ) news.yahoo.co.jp/articles/da2199b7515d9a7bfb167202839af6ce66422747 信号設置とまでは言わないが、構造的に「止まれ」の標識をつけるべき場所なので 市道であれば行政の責任問題にもなるのではないだろうか。 そして、報道姿勢としてこういう事故で記事名にしていも 「徐行」の文言に一切手を付けないのが酷すぎる。 事実の紹介だけでなく、事故の防止は警察だけに任せればいいものではないでしょうに。 この事故で、自転車を運転していた高知市の男子高校生が頭を強く打ち、意識不明の重体となっています。 ヘルメットは着用していなかったということです。 通報したのは、乗用車を運転していた香南市の30代の女性で、けがはないということです。 現場は、県立高知若草特別支援学校近くの信号機のない交差点で、 カーブミラーはあるものの車の一時停止の標識はなく、見通しが悪くなっています。 ↑ 一方で「ヘルメットの着用有無には触れる」お粗末さ。 ●生活道路の隠れた危険 news.yahoo.co.jp/articles/4ffebd11f6024d4b5123b83c3c7b93533d75e0b9 隠れた危険交差点、全国に78カ所 身近な生活道路の事故明らかに 身近な生活道路の小さな交差点で、人身事故が頻発している場所が全国各地にあることがわかった。 警察庁が公開する約68万件の事故データを独自に分析したところ、 そうした交差点で年6件以上の人身事故が発生している場所は19都道府県、計78カ所見つかった。 中には発生件数が県内トップクラスの交差点も複数あったが、 その多くは地元の警察本部が統計上、事故多発地点として把握していなかった。 【多くは地元の警察本部が統計上、事故多発地点として把握していなかった】 ということは・・・「重点取り締まり箇所の見直しが必要」と言える。 道幅が13メートル以上の大きな道路がからむ交差点よりも、 中~小規模の交差点での注意がより必要であることがデータからうかがえた。 やはり「生活道路での事故を甘く見過ぎている」という感想。 春の交通安全運動でも「啓蒙活動として多くの人の目に触れなければ意味がない」ことから、 どうしても「主要幹線道路」にばかり目が向けられてしまうというのが実情。 しかし、何度も繰り返しているように、 どんな小さい交差点でも見通しの悪い交差点では「徐行の義務(違反には罰則)」があり、 止まれの標識があれば止まらなければならないという「常識」は、 交差点同様に「見えにくい(事故が想定しにくい)場所こそ」問題視する必要がある。 分かりやすいのは「生活道路の小さい交差点なのに信号が設置されている」ケース。 黄色の点滅は見通しの状態に関係なく「徐行」。 言い換えれば「ここで徐行しなければ事故に遭う可能性がありますよ」ということ。 たとえ信号がなくても、どんな細い道でも、「飛び出しはある」と 常に「予測運転」していれば、被害/加害の事故に関わる確率は大幅に減らせる。 今回の分析を監修した久保田尚・埼玉大大学院教授(交通工学)は、 「生活道路はあまりにも膨大にあり、幹線道路に比べて対策が遅れていた。 (事故データなどを活用した)生活道路の危険地点を見つけ出す、 新たなシステムや手法を確立することが必要だ」と話す。 ◆自動車サイトでの一時停止の遵守を促す記事 bestcarweb.jp/feature/column/414587 軽微じゃないよ! 止まらにゃ損損! 忘れがちな一時停止しなきゃいけない時と場所 どうせなら生活道路での交差点事故を防止するために 徐行義務についても書いて欲しかったが・・・ 「止まる」を意識することは本当に重要。 それにしても、自転車系のサイトで 「保険に入ろう」「ヘルメットを被ろう」「左側通行を守ろう」という文字は何回も見たことがあるが、 一方で、 ◆「自転車事故でも救護報告義務があります」 ◆「車間距離をしっかり保ってください」 ◆「一時停止をしっかりと守ろう」などの文言をまず見ないのは、 「本心では」事故「防止」や、交通法規遵守への関心は低いのだろうと思わざるを得ない。 自動車と事故に遭えば「間違いなく自転車側のほうが被害が甚大」にも関わらず、 危機意識が無さすぎるのは何なんだろうと。 対自動車には交通弱者を盾に「避けてくれるだろう」としか考えていないような輩があまりにも多く、 歩行者に対しても「▲ベルを鳴らしてどかせることが正しい」と思っているような輩など、 自転車乗り以外からの矛先が、自転車乗り全体に向かっているわけで、 現状その「無頓着」が、どれほど立場を悪くしているのか気付いて欲しいものだが、 事故に遭ったとして省みない思考力皆無の生物までいるというのだから、一生気付くことはないのだろう。 (元々の学習能力が著しく低い人達を除けば) 結局は、安全のために「最低限必須な常識」を、 常識として認識させない「教育の質の低さ※」が露呈しているだけとも言える。 (※交通教育を通年且つ反復学習を行う重要性に気付けない) ●自動車向けの記事でも自転車でも同じ「事故を未然に防ぐポイント」 kuruma-news.jp/post/649710 「事故を防ぐ」ために何を最優先でか考えるべきか。 自転車では金の臭いばかりが目立つ「ヘルメット・保険」に終始することがあまりにも不気味。 警察の啓蒙活動といえば 未だに聴覚絶対主義という実質的には無意味な指導の優先をしているところもあり 安全意識の「低い」思考停止の人達は洗脳状態で、 その優先順位の異常さに気付かず正しいと思い込む恐ろしさ。 警察庁が発表している「令和2年中の交通事故発生状況」によると、 クルマ対クルマの事故類型別事故件数の割合は、 「追突」が37%、「出会い頭」が30%、「右折時」が10%、「左折時」が6%と、 上位4種類だけで83%を占めています。 つまり、この4つの事故原因を意識しておくことで、かなりの確率で交通事故を防ぐ対策になりそうです。 ↑ 事故には「原因」があって、その原因を取り除くことが最も肝心であり、 それは「ヘルメットを被り・保険に入り・聴覚が確保できていれば担保されるものではない」ことくらい 常識的に考えれば分かること。 運転手の思い込みや自己都合による「だろう運転」というのを聞いたことがあるかもしれませんが、 これは「動静不注視」と呼ばれており、「安全不確認」や「脇見運転」と並んで 交通事故原因のトップ3を形成しています。 ↑ 「注意散漫になる原因」が「慣れ」であれば、「臆病運転に徹する」など、 (一応は適法状態で)カーオーディオ等とは一切関係ない。 「考え事や寝不足」をしているという状態だけで違反が問えないのと同じこと。 教習所の元教官 I氏によると、「慣れ」が慢心を生み、 「今まで通り大丈夫でしょう」という考えが関係しているようです。 「運転免許を取得した当時は、いろいろな意味で緊張しているのですが、 徐々に経験を積んで、運転に慣れてきた頃が一番危ないのです。 ある程度の経験を積むと緊張感が薄れ、 通い慣れた道では注意力が散漫になってしまうことがあります。 住宅街の路地の一時停止では、停止どころか徐行もせずに進入する人も見受けられますが、 そういったときに限って歩行者や自転車が横切ってぶつかってしまうということが多いのです」 ↑ 自転車でも同じ。乗り始めは慎重に走行していても、「慣れると注意しなくなる」。 しかしなぜか自転車では(実質無意味な警察の指導の賜物により)注意散漫の原因に聴覚までも 含まれると思ってしまうのがいることそのものが、 むしろ事故防止のための最優先事項の適切な一時停止と徐行の完全遂行を「阻害している」節すらある。 そこで改めて重視されるのが「かもしれない運転」です。 これは「人が飛び出してくるかもしれない」「対向車が先に来るかもしれない」と、 これから起こるかもしれない危険を常に想定する運転の仕方です。 このように慎重に判断することで、事故の発生を未然に防ぐことを心がけましょう。 ↑ 実際にはこのように「法で規定されていない予測運転」を行うことこそ 事故を未然に防ぐために重要なこと。 ●[広島]自転車が絡む事故のうち6割以上交差点での安全不確認などの違反 news.yahoo.co.jp/articles/f4bc7dc7e19af3bd26d550d7eda7a415061c705b 県警によりますと、23年の自転車が絡む事故は、22年と比べて95件多い、996件で7人が死亡しました。 また、自転車が絡む事故のうち6割以上の626件で 自転車側に交差点での安全不確認などの違反が見つかりました。 だから「見通しの悪い交差点の義務である徐行」や、「止まれの標識を遵守させる一時停止」 見通しが良くても標識がなくても安全を確認するためにも「適切な速度」や 「予測運転」が重要と周知活動することが当たり前。 それを「音が聞こえていれば」歩行者や自動車に気付ける「だろう」などと 全体の交通安全を軽視する身勝手極まりないこじつけ理論で優先度を捻じ曲げるから、 いつまで経っても事故が減らない。 そんな「優先度が低い違反」をどれだけ気にして事故総数にはほぼ影響がないことは これまでの警告カード発行実績でもう十分時間をかけてしっかりと証明されたのだから、 遮音関連の条文を抹消し、カーオーディオやオートバイなどの免許取得条件に聴覚試験がないように 「事故があれば」聴覚とは無関係でブレーキ操作が適切だったかだけを確認すれば済む。 そしていい加減、大多数が軽視している徐行無視や一時不停止こそ、赤切符や違反金をとらなくても、 まずは徹底的に老若男女問わず声かけや注意警告を行なってもらいたい。 ●「止まれの標識」を紹介する報道 news.yahoo.co.jp/articles/03ec9174ef03ce3faf3538ae3dfc7f4f0c25b6d3?page=2 「止まれの標識があるんですが、自転車は止まる気配がありません」 「自転車止まれ」という一時停止の標識があるにも関わらず、 スピードを落とす素振りもなく通行していく自転車。 一時不停止には5000円の反則金が科される見通しです。 止まれの標識の紹介は素晴らしいですが、若干勘違いされそうなので補足しておくと 「自転車止まれの補助標識が”あるから”止まらなければならない」ではなく、 「自転車止まれの補助標識が”なくても”止まれの標識では止まらなければならない」が正解。 ────────────────────────────────── ────────────────────────────────── ────────────────────────────────── ────────────────────────────────── ────────────────────────────────── ◆[自転車店]一時停止を促す記事 cs-shinwa.sblo.jp/article/190904874.html 例え怪我を負わなかったとしても「修理にお金がかかる」。 「ヘルメット着用で頭は守れて、他に怪我もしなかったけど、自転車は故障した」 ↑ 予測運転し、ちゃんと止まっていれば一切必要なかったお金なんですが? 小難しそうな店主に問い詰められてしまうことも、 修理できないような量販店に修理不良を見舞わされることもない。 だから当方はヘルメット着用よりも まず「止まることを最大限意識しよう」と繰り返す。 「ヘルメット未着用でも他に怪我もしなかった。しかし自転車は故障した」 これでも同じ。 「事故がなければ本来かかる必要のなかった”無駄な金”や”時間をとられる”」ことに 嫌な気分にならないんですか?と問いたい。 ◆「普段から交差点など気をつけて一時停止し周囲を確認する」 そのために「停止前にギアを軽くする癖を身に着ける」 (あとは予測運転や徐行)たったこれだけのこと。 「自転車店は自転車を売るか修理することだけの場所であって 客を少しでも刺激するようなことを言えば経営が傾きかねない。」 としか考えていないような店では 事故防止について周知しないことが明らかなように、 自転車店から事故防止を謳うことはある意味リスクのある内容だが、 それを差し引いても、しっかり「問題走行」を指摘することは 「本当に客のことを思えば」必要な案内。 また、事故にあった方にはどういう状況かを伺うのですが 今回事故にあった方々はことごとく交通ルール違反をしており 3人全員が右側通行をしており 更には一時停止違反をしている方もいらっしゃいました。 一時停止は必ず止まる 左側通行を厳守する これだけで事故は80%以上減らせると私は思っています。 (今回の3件の事故も全部なかったはずです) 勿論、相手が飛び出してきた場合でもこれを意識しているだけで、 防げる可能性は圧倒的に高くなります。 ◆厳密には「左側通行」とは (歩道のない)車道や生活道路もしくは路側帯の話で 「歩道では相互通行可能」なので、やや正確さは欠いていますが… ★「止まれの標識で必ず一時停止する」 ★「歩行者がいれば停止し安全な側方距離を確保しつつ進行する」 (犬・子供には特に要警戒) ★「見通しの悪い交差点では徐行」 ★「自分が優先道路走行中であっても飛び出しに警戒する」 特に 「交差点」を意識した事故防止の観点と「予測運転」を心がけることが 「事故ゼロ」のためには必須。 ◆[静岡]一時停止に重点を置いた啓蒙活動 news.yahoo.co.jp/articles/a4dd8d5c58618408e9f6725dca6c863215ec739d “左側通行や一時停止の徹底を”「自転車月間」で通勤・通学の時間帯に指導取り締まり=静岡県警 「一時停止です」 静岡市葵区では、通勤・通学の時間帯に静岡中央警察署や交通機動隊の警察官10人が指導に当たりました。 警察官らは、自転車に乗る人に左側通行を守ることや一時停止の徹底などを呼び掛けました。 県警によりますと、自転車事故の約3割が朝の時間帯に起きているということです。 徐行は出てきていないが、本来これが「当たり前」。 未だにヘルメット教や並走やらイヤホンやらにご執心の県警がいて 「自転車の交通安全や事故防止なんてどうでもいい」という感覚が透けて見える。 ●[福岡]自転車の一時不停止で逮捕…ではあるが「別件逮捕」なだけ news.yahoo.co.jp/articles/957947411fb5d2964f183c4dedb7805b209e2696 18日午後6時ごろ久留米市天神町で、 自転車に乗っていた50代とみられる男が、 一時停止が指定されている交差点に一時停止をせずに進入しました。 ↓ 目撃した警察官が停止を求めましたが、男はそのまま逃走。 400メートルほど逃げたところで、男は警察官に身柄を確保されました。 道路交通法違反の疑いで現行犯逮捕されたのは、 住所・氏名不詳の50代とみられる男です。 これだけ見ると ようやく「自転車の一時不停止」の本格的な取り締まりかと思ってしまうが 実際には↓ 警察によりますと、男は、別の事案で通報を受けて駆けつけた警察官から、 職務質問などを受けていましたが、 近くにいた子どもたちに「おまえたちが警察に通報したのか」と 大声で威嚇して自転車で立ち去ったということです。 この場合「一時不停止していたから逮捕」そのものではなく、 「不審以上に危険そうな人物の身柄確保のための手段」なことは明白。 感情のコントロールができず、子供達に危険が及ぶ可能性もあったため 何としても捕らえる必要があると判断したと分かる。 一時不停止が問題なことは周知すべきと常日頃考え 毎度「徐行・一時停止」と書いてはいても、 そもそも最初の1歩の啓蒙活動すら広く周知出来ているとはいえない状況で 「まず無差別に逮捕しまくればいい」などとは全く思わない。 要するにこれは別件逮捕でしかないので「記事タイトルが稚拙」。 単に「職質中に子供達に激高し走り去った自転車に乗る人物の身柄を確保」 と記事タイトルをつけ 「警察は、その人物を自転車での一時不停止によりその場で逮捕した」 と紹介すれば済んだ内容でしかない。 そうした想像力がない以前に、題名だけみて 記事を最後まで読みもせずコメント欄に書いているのが多いのが 未だにイヤホン云々を書いているあたりも含め 相変わらず読解力の低そうな論客達が集まるヤフコメ欄ではあるが… テレビ局の「小学生レベルに合わせて番組を作っているというバラエティ」に 呼応するように、報道局まで同じレベルにまで下がってしまうのは 残念ながら必然というところか。 自転車の違反取り締まりが本格的に始まったわけではないため 報道機関として、無駄に不安を煽り 「誤解を招く」ような記事タイトルにすべきではないと考える。 ●[広島]トラック協会が「自転車も止まれ」のステッカーを寄贈 news.yahoo.co.jp/articles/1f075796f565adfc24548425154907e8af69f6e0 街頭指導を行っている警察があっても ウンザリするほどのヘルメット着用連呼にはご執心でも まず最優先で一時停止の重要性を周知させようという気が 「更々ない」のだから。ステッカー貼りだけでは効果が薄いどころか 「そもそも標識なんて見てない」ことを問題視すべきかと・・・。 全国には街頭指導すら全く報道されていないような地域もあるのだから ヘルメット着用どうこうの以下の地域はもう自己判断で学ぶか諦めるしかない。 news.yahoo.co.jp/articles/8e219bcb08257c82572719fdc3650bfe324f1150 【広島県トラック協会・小丸成洋 会長】 「自転車に乗る人のマナーアップが最優先だと思う。 ヘルメット(着用)の早期義務化も呼びかけていきたい」 ↑ だから…ヘルメット着用を違反すれば罰則のある完全義務化したところで 公道から「一般自転車ユーザーを減らしたい」という思惑があるのであれば 有効な手段にはなっても、 「催眠効果あるわけないんだから」マナーアップなんてするわけがないんですがね…。 「一時停止だけ」を呼びかけていればいいものを余計な一言。 被害軽減でトラック側の負担軽減のつもりでも、軽減できない例も何度も記事になっているのだから、 トラック側も警戒運転を徹底するしかないでしょうに。 ●[静岡]事故原因を鑑みて交差点での一時停止を呼びかけ news.yahoo.co.jp/articles/f65a39e313f374e2723d29c8f3e2bfcab23b7824 これは、交通安全意識や正しい交通マナーを身につけてもらい 交通事故防止をはかろうと行われたものです。 31日 午前7時半ごろから行われた取り締まりでは、 自転車通学する高校生らが交差点に進入する際、 一時停止を呼びかけたりヘルメット着用を促したりしていました。 ヘルメット着用で焦点がボケてしまっているが、 事故そのものを防止するには一時停止が最も効果的。 当然、遮音状態の有無など一切関係ない。 仮に完全遮音であっても一時停止することが身に付いていれば普通に止まれるのは カーオーディオが認められていることからも分かる。 音が聞こえていようが止まれの標識で止まらなければ違反であり、 標識がなくても、見通しの良い交差点でも周囲の安全状況に応じて 減速徐行一時停止の遂行に意味がある。 県警によりますと2023年、高校生が絡む自転車事故は789件で前の年より31件増え、 なかでも「出合い頭」の事故が最も多いということで、 県警は、今後も、取り締まりや注意の呼びかけを行っていくことにしています。 「出合い頭」の事故が最も多いから、その対策で一時停止を呼びかける。 この当たり前が理解できない地域の警察は 事故の防止など全く何も考えていないから無意味な注意喚起を続けてしまう。 恐らく余程事故が減ると困るのだろう。 ●[奈良]低学年向けの交通安全教室 news.yahoo.co.jp/articles/4a46eea0af4f427b1cd66408a0d4c20cfe2aaa50 奈良県警西和署と同県王寺町などは9日、 町立王寺南義務教育学校太子学舎(同町太子2)で、 交通安全・防犯教室を開いた。署のオリジナルキャラクター「ストップマン」が登場し、 1~4年生約500人が楽しく学んだ。 署員がふんしたストップマンはラップ音楽のように 「止まれの標識赤と白、危険のサインはちゃんと見ろ」などと歌い、児童も復唱。 安全な自転車の乗り方などを伝えた。 行事としてではなく、「いかに普段の行動に反映できるかどうか」なので 一過性のイベントでは習得できるとは思えないが・・・何もしないよりはマシ。 そして、非参加の5・6年生は別の講座でもあるのだろうか? 自転車での行動範囲としては高学年になるほど広くなり危険度が増すはず。 ●[高知]交差点での一時停止等を街頭で呼びかけ news.yahoo.co.jp/articles/1700962b6a250498bc3830027008f2232e06f575 23日は生徒と高知警察署の警察官らおよそ20人が参加し、 交通安全のプラカードを掲げて、通勤・通学するドライバーや歩行者らに 交差点での一時停止や自転車ヘルメットの着用などを呼びかけました。 (高知警察署 吉本奉由 交通課長) 「(事故は)慣れた道で起きることが多いので『車が通らないだろう』と先入観を持たずに、 『車が通るかもしれない』『危ないかもしれない』という気持ちで通っていただけたら」 ↑ 「だろう運転」ではなく「かもしれない運転」を心がけようというのであれば尚更、 ヘルメット着用より、まずは「予測運転」を呼びかけるべきでは? ◆[静岡]一時停止を最初に掲げる警部補 news.yahoo.co.jp/articles/ed4f7e1d6898aa620184682a67940d3e7dcaa6bf 静岡中央警察署 交通課 鈴木寛治警部補 「登校中の朝方の事故が高校生は多いですので、時間にゆとりを持った運転と、 一時停止とか、自転車も車両という意識をもって交通安全運転を心がけてほしい」 ↑ 高校生に限らず、「一時停止の最優先が当たり前」なのだが・・・ 何故か一時停止を徹底されてしまうと余程困るのか、青切符等の記事のコメント欄に湧くのは 「明らかに事故のケースの低い”優先度の低い内容を”取り締まれ」と書き込む輩が後を絶たないが 自身の交通安全感覚に誤りがあるとは絶対に認めることなどないだろう。 ●[愛知]自転車側に一時停止の標識がある交差点での事故 news.yahoo.co.jp/articles/18f5dd4638f1d7551b90c5fea26b15646665805d 安城市横山町で6日午前1時前、側道から自転車で道路を横切ろうとした女子高校生(17)が、 出合い頭に乗用車にはねられました。 女子高校生は全身を強く打って救急搬送されましたが、意識不明の重体です。 警察は、乗用車を運転していた岡崎市に住む20歳の会社員の男を 過失運転致傷の現行犯で逮捕しました。 現場は自転車側の側道に一時停止の標識があり、警察が詳しい状況を調べています。 だから止まれの標識では自転車でも「絶対に」止まらなければならないことを 全国各地で「最優先で街頭指導」しなければならないと言ってるのだが・・・。 優先すべきでもないイヤホン自転車を捕まえ悦に入っている間に、 こうした「本当に防がなければならない事故」を防がなくて 何のための交通安全運動なのか。 「ヘルメット着用し周囲の音が聞こえていれば一時停止を自動的に守る」とでも? そんなわけないだろうと。 標識の有無も横断する距離も関係なく、「予測運転・徐行・一時停止からの確認」 これらのセットを徹底させることだけが唯一無二と言っても過言ではない事故の防止。 ◆[兵庫]自転車での一時停止違反の取り締まりが激増 news.yahoo.co.jp/articles/5b3971a4f1f13be602e6ef773e916bf02444a26d (神戸新聞NEXT) 兵庫県内で2023年1~9月、自転車利用者による一時不停止違反の摘発件数が 22年同期比で4倍の1512件に上ったことが、 県警への取材で分かった。 違反に起因する人身事故が多発している阪神間で取り締まりを強化したため。 元々兵庫は全国でも有数の自転車への取り締まりが厳しい県でもあるが、 限られた人員で1500件超えは立派。 【違反に起因する人身事故が多発】 そう。これこそまさしく適切な交通指導。断じて並走や遮音なわけがない。 特に田舎では人員的に厳しいのもあるのだろうが せめて東京だけでなく埼玉や「問題の神奈川県」・・・は無理として、 大阪は違反以前に違法駐輪の即時撤去を進めるほうが先かもしれないが同じ関西圏として 長野県でもお手本になるような取り締まりをある程度進めるべきに思える。 県警交通指導課によると、自転車の摘発件数全体が22年同期比32件減の3473件にとどまる一方、 一時不停止違反の摘発件数は22年の369件から1143件増加した。 違反の種別では信号無視(1558件)に次ぎ2番目に多い。 急増の背景には、一時不停止が原因で起きた人身事故が突出している現状がある。 自転車が最も過失の多い「第1当事者」になった事故1031件のうち 2割超に当たる249件あり、「信号無視」(73件)や 「横断・転回違反」(107件)などほかの違反を大きく上回っている。 自治体別の摘発件数は尼崎市の964件が最多で、 他では神戸や東播、西播地域に集中した。尼崎市では自転車が第1当事者の人身事故のうち 一時不停止が原因の割合が県平均(24・2%)を超える30・6%を占めており、 市内の警察署では重点的に取り締まりを行っている。 兵庫県が多い裏事情的な背景を考えると「住民の気性や気質」も然ることながら 職質や取り締まりを頻繁にしておくことで 「他の事件の検挙に繋がる聞き込みや暴力沙汰への練習台」でもあるのだろう。 地域のモラルが危険という認識があればこそ割れ窓の抑止のためには必要と。 他の地域でも事故原因で自転車の違反内容を見れば どう考えても「適切に停止していなかったこと」なことは間違いないので (互いに完全不動であれば事故は絶対に起きないため)(赤信号無視も一時不停止と同様) 「一時不停止」が赤切符でも警告でも最多でなければならないはず。 にも関わらず、未だ遮音に執着する千葉県は牧歌的で「警察庁の通達が届くまでの時差」とは思うが 報道関連のレベルも微妙な福岡県も犯罪抑止という意味では もっと兵庫県に倣ったほうがいいのでは? 12月中旬にはJR尼崎駅近くの交差点に制服姿の尼崎東署員が立ち、 自転車での違反者に指導警告票を交付するなどしてルールの順守を呼びかけた。 同署の青山真悟交通課長は「『自転車だから大丈夫』という軽い気持ちが悲惨な事故につながっている。 未然に防ぐために悪質な運転には目を光らせたい」と話していた。 ↑ その通り。事故を【未然に防ぐために】一時停止こそ最重要。 もし「ヘルメット着用すれば自動的に全ての一時停止を厳守するようになる」 という不思議な催眠効果があるなら、こちらとしても全力で勧めているが、そんな効果など一切ないので 「(ブレーキ装置が正常であれば)お金もかからずに安全を徹底できる」ことに重点を置くのは当たり前。 全国で交通の通年教育を始め一時停止違反を厳しくし徹底しても事故が減らないようであれば、 「だったら装備具も充実させたほうがいいかもしれないですね」とは言えるが・・・ 現状「洗脳されてしまっている残念な人達」は 順番が真逆で金満主義的思想に毒されてしまっていることに気付いていないという問題が蔓延っている。 コメ欄の 「▲小学校や中学校で年数回交通教育があった」という人に聞いてみたい。 ↓ 例えば道交法に記載されている 「自転車も一時停止しなければならない状況」 つまり「自転車を除くと書いていない車両や軽車両とある項目【"全て"】 【"完璧に"】答えられますか? ↓ まさか小学校低学年での「赤信号で止まることだけが一時停止の義務」とでも思っているのでは・・・? 「たかがその程度の交通教育」では「十分ではなかった」からこそ 「自転車でも止まれの標識で止まる」ことすら浸透していないと分からないのだろうか? 子供の頃に「交通安全子供自転車全国大会」に出てたとかで他より詳しい妙な自信があったとしても、 www.jtsa.or.jp/topics/T-303.html これに参加することは義務教育課程には「ない」のと、 全ての自転車に関する道交法「全て」「完璧」に言えない時点で道交法教育が「十分」とは言えない。 子供に限らず「常日頃から学ぶ機会のある状況でもない限り」習熟することは絶対にありえない。 それ以前に、学校や地域や年代でも「全く違う」くらい分かりそうなものだが・・・。 「俺は昔のことでもはっきり覚えているから覚えていないのが悪い」←いやいや…貴方と記憶感覚が同じ人が多いわけないでしょうが・・・ 本当に「▲想像力の無さ」に呆れる。 バスやタクシーのような「職業ドライバー」ならまだしも・・・ 普通に【全ての標識】を正確に答えられる人のほうが多いとは思えない。 だから(田舎は事故も人も少なくても引っ越して交通量の多い地域移り住むことも普通にあるので) 「全国一律で」"最低限の"教育を行き届かせる必要があると思うからこそ "通年での"交通教育と毎回書いている。 ●[千葉]右側走行且つ徐行無視の自転車が車に当て逃げの事故ではあるが・・・ news.yahoo.co.jp/articles/f3bcd505dcdc82c4eeb22d81758279a6fb3cca5e まず、自転車側が▲2段階右折せず右側通行は問題。 しかし…道路幅からして どちらかが「明らかな優先道路」とは言えないため、 自転車も自動車もドラレコ映像を見る限り「双方とも徐行違反」と言える。 加害者が悪い(この場合は自転車)としか思えないのは 「危険運転予備軍」の自覚が必要かもしれません。 「前方不注意」→「▲急ブレーキ急ハンドル」では 反対側に歩行者がいる場合など「更なる2次被害」も起こりやすいことから、 "双方ともに"「予測運転」→「減速」→「徐行」(→確認)が必須。 ※徐行違反には「罰則あり」 しかし違反切符や警告カードどころか 「見通しの悪い交差点は絶対に徐行してください!」という声掛けすら 全くと言っていいほど行われているような様子もなく 事故"防止"の活動が一向に行われないのだから浸透するわけもなく。 千葉といえばイヤホン自転車への警告カードが多いという「不名誉」な称号があるが これを千葉県警で見直すことができる人でも就任しない限りは何ら変わるわけがない。 交通安全活動って何なんですかね? 「事故を起こさないため」の、地道な周知活動すら出来ずに 今までの"しきたり"を変更せずに決められたことだけをするのが安全ですか? ▲「事故が起こったときだけ発信」されましてもねぇ・・・ news.yahoo.co.jp/articles/13c732dbd439f574cdbe0431316972241c0bc438 交通死亡事故が連続発生 指導や取り締まりの強化などを実施 静岡県警が緊急抑止対策 【自転車への呼びかけ】 ・交差点では前後左右の安全確認を徹底しましょう ・一時停止場所では必ず一時停止をして安全確認しましょう 普段の交通安全期間だけであっても集中的に 「生活道路も含む」止まれの標識のある交差点で一斉に 警告カードを発行するなどを徹底していれば 被害者が出ずに済んだかもしれないし、 「通年での交通教育」が出来ていれば、 或いはSNSを通じて自転車のルールを「楽しく面白く」学ぶ機会でもあればと思うが 全く足りないどころかその「努力」さえ怠り続けている反省もなく 「事故が起こったので一応情報発信しました」でいいわけがない。 ・事故による被害を軽減させるため、ヘルメットを着用するよう努めましょう この後に及んでまだこんなことを言っている。 努力義務(笑) すらない「予測運転」は必要ないですか? 速度を抑えて走行する意味は?適切な減速は?徐行は? ↑ ヘルメット被ればこれらが「自動的に」出来ますか? ヘルメット着用の周知を「優先」する意味がありますか? ヘルメット着用でも守れなかった場合の責任も自業自得? 普段から出来ることすべきことをせず、優先するまでもないようなことに必死になる。 「結果、事故が起こる」当たり前では? 違反を事前に抑止させられなかった人達に申し訳なくないんですかね? 守れたはずの命を守れなかったことが悔しいとは思わない? 「見せかけだけの"似非"交通安全活動」で満足しているような人達が本当に理解できない。 ●[静岡]自転車側に「止まれ」の標識がある交差点での事故 news.yahoo.co.jp/articles/80be2542f6fba631f8048e6304453566ddae643f 25日午後6時半頃、東区有玉北町の信号機のない交差点で、 南方向に向かっていた車と西に向かっていた自転車が出合い頭に衝突しました。 現場の交差点には自転車側の道路に一時停止の標識があり、警察は目撃者の話を聞いたり、 車のドライブレコーダーの映像を解析したりするなど当時の状況を詳しく調べています。 だから「自転車でも止まれの標識では止まる!」という常識を いつになったら周知活動するつもりなのか。 そんなに「金にできる」ヘルメットや保険のほうが重要か? ▲[沖縄]未承認の止まれの標識で3年間も取り締まり news.yahoo.co.jp/articles/28abc4a075738fe77a8a16ca1b793bbd4c61599b 沖縄県警、無効な取り締まり269件 「止まれ」の標識、 公安委の承認がないまま3年設置 読谷村の交差点 沖縄県警は24日、読谷村伊良皆の交差点で、 適切な承認を得ないまま設置した「止まれ」の標識に基づいて 道路交通法違反(一時停止場所不停止)を取り締まっていたと発表した。 県警によると2020年の設置から約3年間で無効な取り締まりが269件あり、 反則金は約187万円に上った。今後、対象者の違反を取り消し、反則金を返還する。 自転車の取り締まりがあったという話ではないが、 当然、自転車も止まらなけば完全に違反となる「止まれ」の標識。 なかなか酷い話だが沖縄県ならまあ分かるというか、 自転車が地形・気候により、運用に適していないことから利用者が少ないのもあってか、 防犯登録の有効期限が実際には5年間ではないにも関わらず未だに放置されているが、 この件も同様に「沖縄時間(待ち合わせなど遅れるのが普通)」ということなのだろう。 ●[山形]「(自転車マーク)一時停止」の看板はあるが「止まれ」ではない陸橋での事故 news.yahoo.co.jp/articles/105c5be2a13ff704bf0f94c7b5d4320055ad5eaf 7日、米沢市の県道で自転車と衝突して歩行者の男性が死亡した事故で、 警察は自転車を運転していた31歳の男を逮捕した。 自転車による人身事故での逮捕は、県内で初めて。 7日午前4時半ごろ 頭蓋骨を折る大けがをして意識不明の状態で病院に運ばれたが、約7時間後に死亡した。 警察は、自転車を運転していた大友容疑者の不注意が原因とみて重過失致死の疑いで逮捕した。 自転車による人身事故での逮捕は、県内で初めて。 現場は線路にかかる陸橋を下った合流地点で、 自転車に対して一時停止を呼びかける看板が設置されている。 この看板に法的義務があるとは思えないが問題はそこではない。 まず「午前4時半に人が通るわけがない」という思い込みによる事故。 自転車整備にしてもだが「簡単にできる"だろう"」という思い込みが危険を招く。 そしてこの場合「"歩行者"がヘルメット着用」していれば被害軽減できたはずだが、 「歩行者にもヘルメットを!」と着用を呼びかけなくて良いのだろうか? と思うが、当然そんな論調など起こるはずもない。 結果論だが ●歩行者側は飛び出しを予見して「合流点には近づかない」 ●自転車側はその看板に法的義務などなくても「止まる」必要があった。 そして今からでも遅くないので、行政は合流点に「強制的に止まらせる」ために 「鉄のポール」でも「逆U字柵」でも「柔らかいオレンジポール」でもいいので早急に設置すべきだろう。 (手前の地面に小さく点滅する赤色灯の敷設も望ましい) ★[長野]当然のように一時停止を真っ先に挙げる長野県 news.yahoo.co.jp/articles/67ad94a43187de558e6cf6498773c84de57f95b2 高校生が最多“自転車事故” 交差点で出合い頭目立つ 「一時停止は止まる」「ヘルメット着用を」 「しっかり周りを見る、イヤホンをしない、自分ができることをまずやっています。 ヘルメットしていない人はまだまだ多い、呼びかけが少しでも効いていけば」 生徒会長の話は「個人の感想」とはいえ、イヤホンそのものへの習熟度の無さが伺える。 ↓ 「個人的にはイヤホンをつけて自転車には乗りませんが、 もしイヤホンをするなら音量など適正な状態にしてから 安全運転に一層気をつけて使ってもらえればと思います」か そもそも正確に把握できていない相手もいるだろうことを想定すれば 存在しない条文として「触れない」のが正解。 長野中央警察署・茂木学 交通第二課長: 「自転車は車両(扱い)なので、一時停止は止まる、車道は左側を走る。 ルールを順守して安全な利用を心がけて」 徐行こそ出ないものの、 しっかりと「一時停止」を全面に打ち出しているからこそ、 横断歩道での一時停止する車両への (実際には一時停止が基本で当たり前の規則なのにそうでもしなければ 理解されないという虚しい現実でもあるが) 挨拶運動の効果もあって横断歩道での車両停止率も高いのだろう。 事故データを鑑みればまず一時停止率を上げること 何よりもこれが最優先でなければならないのだが・・・ こんな当たり前さえ理解できない地域では 被害軽減"可能性に賭けて"ヘルメット関連が入り込んできて少しは逸れたが 相変わらず実質的にはほぼ無意味な遮音関連に躍起になっているのだから 全く持って異常な話で警察庁からの通達など全く意に介さないのか 本庁に反抗的な挑戦なのか分からないが、現状では効果があまりないように思える。 ★[長崎]こちらでも一時停止を最優先 news.yahoo.co.jp/articles/90e6499e17f33ad66950570cae1a4b6adfd34f9d 取締りは、21日から始まった「秋の全国交通安全運動」にあわせて、全国一斉に行われました。 大村市の交差点では、大村警察署と交通機動隊の7人が通勤、通学の時間帯に実施。 一時停止違反の高校生ら34人に指導警告票を交付しました。 本来はこれが普通の光景。 ●[青森]並進・携帯と一緒に一時停不停止も並ぶ news.yahoo.co.jp/articles/c436720e11df069daca7037c23c627966f47750b 並進が出て来る時点で、あまり自転車への危険度の認識も低いようで中身としては弱いが 一時不停止も重要事項として挙がっている。 【青森警察署交通第一課 長尾健史課長】 「自転車利用者の違反で多いのは、2列に並んで自転車に乗る並進だったりとか、 一時停止の標識がある所でも止まらない、一時不停止といった違反が多くなっていましたので、 そういったことに注意するように声掛けしています 青森警察署管内では2023年、これまでに、自転車に関連する事故は77件発生していて、 信号のない交差点などで、自転車と車との出合い頭の事故が多い傾向にあるということです。 ↑ これらのほとんどで並進だったわけでもないでしょうに・・・。 ●[岡山]警告票では一時不停止が最多で並進をやや上回る news.yahoo.co.jp/articles/8fa340ea3c57b5b0171927065dfe086af7ceb134 赤切符は 「一時不停止」が7人、「しゃ断器が下りかけている踏切への立ち入り」が2件、 「信号無視」が1人でした。 指導警告票の交付は292件ありました。 最も多かったのが一時不停止(79件)で、 次いで並列運転(64件)、右側通行(26件)でした。 青森と似た傾向で他地域のようにイヤホンは一切出て来ない。 ▲HBC北海道放送(TBS系列)ではイヤホンを挙げるも・・・ news.yahoo.co.jp/articles/2a4596a1404b98df589e7f53f2c8cc62272dc6b7 札幌市東区の東区役所近くでは、警察官がスマートフォンを見たり、 イヤフォンをしたりしながら自転車に乗っている人たちを呼び止め、 交通ルールを守るよう注意しました。 「イヤフォンをしたりしながら自転車に乗っている人たち」 全てが必ずしも違反者に該当するとは言えないのだが・・・・ 「交通ルールを守るよう注意」という違反前提になっている不可解さ。 ●HTB北海道(テレ朝系列)「検挙(=赤切符発行数)は一時不停止」がトップ news.yahoo.co.jp/articles/fd875cdf524f29124cf73f41aa95e63c8525951a 一時不停止や歩行者の通行妨げなど50件超える検挙 秋の全国交通安全運動に合わせた自転車一斉取り締まり 自転車の取り締まりは25日、全道137カ所で、警察官のべ485人体制で行われました。 道警によりますと道路交通法違反で検挙した件数は1日で53件に上ったということです。 内訳としては一時不停止が最も多く29件となったほか、 歩道を走る自転車が歩行者の通行を妨げていたなどとして検挙されるケースもありました。 但しその後に続くヘルメット過剰連呼はどうかと思うが。 ●[栃木]赤切符発行数1位は一時不停止 news.yahoo.co.jp/articles/f50b4a66f655824f93b5c21a9dbbb707e26ff077 栃木県内では各警察署ごとに選んだ重点地区などを中心に55箇所で行われ 指定場所一時不停止で6件、大音量でのイヤホン使用が2件、 ブレーキの効かない自転車を運転が1件の合わせて9件を摘発したということです。 指導・警告は95件でした。 注目すべきは 【大音量でのイヤホン使用】と「イヤホン使用そのものではない」と明示出来ている点。 栃木県警がまともか、とちテレの社員が普通に出来る人なのか。 そもそも遮音状態など赤切符発行するような優先内容ではないが、 それでも一定数の理解力があることが伺えることを評価したい。 ●[鹿児島](MBC南日本放送)指導警告最多は「一時不停止」で赤切符発行なし news.yahoo.co.jp/articles/75c5ef470275fddbd1abe1483f9374667e0427d8 25日、指導警告したのは203件で、このうち最も多かったのは「一時不停止」の93件、 次いで、並んでの走行を禁じる「並進禁止」が30件、 「右側通行」の21件などでした。摘発はありませんでした。 ↑ 遮音一切なし。そうこれが事故のデータから勘案すれば「普通」。 一部の「異常な優先度」が野放しになっているだけ。 あとは並進より徐行無視に警告を行って欲しいものだが及第点。 ●[鹿児島](鹿児島読売テレビ)「一時不停止93件」 自転車の交通指導取り締まり指導警告203件 約5割が一時不停止 news.yahoo.co.jp/articles/b521643b1527d3bb88ac79dd2f8be317fee3f803 一時不停止93件 並進禁止30件 右側通行21件 無灯火3件 信号無視2件 2人乗り1件 その他【傘さし運転など】53件 ↑ 詳細内訳でもイヤホン等一切登場せず。 やはり警察庁からの通達を知らない一部の県警だけが「暴走」を続けて それに呼応するように無知なマスコミが何も知らずに同乗を続けている状態なのだろう。 ▲▲[埼玉](テレビ埼玉)イヤホン着用自転車の取り締まり news.yahoo.co.jp/articles/02442cc63380f4d3a4be7ed83e305807467038f1 さいたま市大宮区土手町では、午前7時半ごろから、 大宮警察署の警察官や交通機動隊など17人が、道路の右側を通行したり、 イヤホンをつけて運転したりしている自転車の交通違反の取り締まりを行いました。 ↓ しかし実態は・・・ ●[埼玉](埼玉新聞)赤切符最多は遮断踏切立ち入り38件、指導警告最多は一時不停止274件 news.yahoo.co.jp/articles/eba36b699ac95ac3834d996a0b211632071ded3b 同課によると、県下の取り締まりで交通切符処理(赤切符)が65件。 ●赤切符:65件 内訳は遮断踏切立ち入りが最多の38件で、指定場所一時不停止17件、右側通行9件、 信号無視1件だった。 ●指導警告:900件 指定場所一時不停止274件、無灯火163件、並進禁止127件、右側通行74件など。 同署管内は交通切符処理が4件、指導警告が24件。ほかに歩行者横断妨害違反が2件あった。 おかしいですね・・・? 遮音関連は警告すら一切見当たりませんよ?右側通行の74件”以下で 何故報道ソースに使う意味があるのでしょう? これは「テレビ埼玉の報道姿勢の問題」か、「埼玉県警側の一次報道の問題」か。 いずれにしても交通安全に対する周知活動への問題があることは確実。 ●[長野]一時停止の標識が無い見通しの悪い交差点での事故 news.yahoo.co.jp/articles/706bc6999afc57d0502afb76fe58c20a70a0e803 自転車の82歳男性が軽自動車にはねられ死亡 市道交差点で出会い頭に衝突 一時停止の標識なく金網フェンスなどで見通し悪い場所(長野・佐久市) まさしく「法的に"徐行義務"の発生する場所」になるが、 記事でもコメントでも一切出て来ない。 これが「事故を"未然に"防ぐための周知不足」と言わず何というのか。 ヘルメット着用や保険加入で「未然に」防げるとでも? 当然、見通しの良い交差点でも事故は発生するので、 「最低でも徐行未満の減速」は必須であり、一時停止するに越したことは無い。 「もう高齢者だから」ではなく、年齢関係なく事故を防ぐための取り組みが 全く出来ていないことは何故問題ではないと言えるのか甚だ疑問。 ●[徳島]9年ぶり赤切符は「一時不停止」 news.yahoo.co.jp/articles/e14fc2607b6aa532485f2604de1b7c635015eaae 実際には「一時停止線そのものに法的義務があるわけではない」ので、 あくまで「止まれ」の標識による「一時停止していること」が重要。 それにしても地域による差があると分かってはいたが 東京大阪兵庫に比べると甘すぎると思われても仕方ないのはある。 それよりも、周知不足の解消への取り組みについては各所でも動きが鈍いことが問題。 news.yahoo.co.jp/articles/5234689b38e57f813b19e38089662a0d24630852 「止まってください」と2度警告したが…「一時停止」無視、自転車の男に赤切符 今までロクに街頭指導もして来なかったので、 反則金導入へ向けての実績作りに勤しんでいるようにも思えるが これだけを見ると状況的には「任意」のはずの職質を無視して振り切ったことに対して 一時不停止を持ち出されてきたようにも思うのが、 普段から各地で行われている意味不明な優先順位による交通啓蒙活動への不信感にもある。 ●[山形]自転車側に一時停止の標識ありの衝突事故 news.yahoo.co.jp/articles/4f9ec79a6e99c3ff68c9a28201bce617e65cc858 交差点で自転車と軽ワゴン車が衝突 高校生が骨盤などを骨折 自転車側に一時停止の標識 警察によりますと、22日午後5時半ごろ、山形県高畠町船橋の町道交差点で、 北に進んでいた軽ワゴンと自転車で右から走ってきた自転車が衝突する事故がありました。 この事故で、自転車を運転していた町内に住む17歳の男子高校生が、 骨盤と恥骨を折る大けがをしました。 事故現場は信号機のない交差点で、自転車側に止まれの標識がありました。 詳細は書かれていないが 仮に、この事故でヘルメット着用し非遮音であれば 「骨盤と恥骨を折る大けが」を負わなかったのだろうか? 「▲頭さえ守ればいい、▲音が聞こえればいい」の末路がこうした事故に繋がると なぜ気付かないのだろうか。 「ヘルメット着用してなくても、遮音状態であったとしても」 予測運転から徐行や「一時停止・(左右確認)」さえ守っていれば防げた事故では? イヤホン自転車関連で報道姿勢に疑問を持ち 山形県のニュース発信元に問い合わせたことがあるが 自分たちの行動は何も間違っていないという驕りが前面で全く話にならなかった印象だが そうした考え方がこうした事故発生の温床ではないと言い切れるのであれば そのほうが余程危険な思考に思える。 一方でヘルメット努力「目標」を気にしない賢明な高校生たち news.yahoo.co.jp/articles/7ecb2923778c61bce74f327c5bd0a4fdb0aec7a4 山形県村山市の高校で23日朝、 自転車ヘルメットの着用を呼びかける啓発活動が行われました。 23日朝は、1時間の間に自転車で登校した119人中着用していたのは7人 同じく「テレビユー山形」の記事。 所詮は「目標でしかないこと」に「義務」と付けるから解釈が捻じ曲がる。 ヘルメット着用するよりも、常用速度や予測運転や徐行や一時停止を守れば 「まず基本的に事故に遭うようなことはない」と常識的に分かっている高校生のほうが 多いわけではないとは思うが、 「ヘルメットが必要になるほどの事故実数が圧倒的に少ない」こともあり、 「そこまで意味が見いだせない」と、しっかりと理解できていることは間違いないようだ。 「オートバイでは必要でも、自転車では世界的に見ても不要な地域が圧倒的に多い理由」 一般車の常用速度、金銭的負担や耐久性の問題、実態としての走行場所、 「座ってスロットル捻るだけで進むオートバイ」に対して 自転車では漕ぎ続ける必要があるため、風通しの問題など。 結局は「自転車での優先度が低い」。 ●[徳島]一時不停止と信号無視を取り締まり news.yahoo.co.jp/articles/861be304eb6e99c45b788fdb71e3ec1b334fad03 8月から全国的に自転車の取締りが強化されていることを受け 徳島県警は21日、徳島中央署、徳島名西署と合同で大規模な自転車指導取締りを行いました。 警察官約40人が国道192号の交差点5か所で 一時不停止や信号無視を取り締まったりヘルメットの着用を呼びかけたりしました。 徳島県警と地元警察署が大規模な自転車の取締りを合同で行うのは今回が初めてだということです。 反則金制度導入可否は「地方での実行可能かどうか」にあるので 指導が緩いとかほぼ無かった地域では、警察庁から直々に案内でもあったのだろうか? 徐行は一切登場していないものの、 ワイヤレスイヤホンは映像では写っていても文言としては一切登場してない。 今後も「常識的に優先度を理解し」一歩前進した地域の仲間入りであれば良いが・・・。 ヘルメット着用よりは「予測運転」を推奨で 事故の「発生そのもの」が減るのは余程何かマズいのかもしれないが もし全世代に推奨するのは建前で、主に状況判断がつかない高齢者に勧めるつもりであっても、 本当に必要な人は理解できない可能性が低くヘルメット着用することはないと思われるので やはり「一般車での常用速度や移動距離の範囲」からして、 「事故の発端となっている原因」を想定できるのであれば、 そこまで効果的というほどの意味があるようには思えない。 ▲文科省副大臣が自転車で横断歩道の歩行者に衝突事故 news.yahoo.co.jp/articles/188df48752625d94b1c8781e27aadb7942f37449 けさ、東京・千代田区で自転車に乗っていた井出庸生文部科学副大臣が、 横断歩道を渡っていた60代女性と衝突しました。女性はけがをして病院に運ばれました。 きょう午前8時半ごろ、千代田区平河町で「自転車と歩行車の事故が起きている」と 目撃者から110番通報がありました。 捜査関係者によりますと、自転車に乗っていた井出庸生文部科学副大臣(45)が、 横断歩道を渡っていた60代女性と衝突したということです。 女性は頭にけがをしていて、病院に運ばれましたが命に別状はないということで、 警視庁が当時の状況を調べています。 ◆確定「横断歩道側の信号は無かった」 news.yahoo.co.jp/articles/e094586c85e8fa3f0ec3d63a7927b5651669b794 現場は東京メトロ永田町駅近くの信号機のない横断歩道。 「押しボタン以前に信号そのものがない」ということは、 必然的に車道側にも、その横断歩道に対する信号はなかったと推定。 ◆確定:現場の道路状況を動画で確認する限り 「片側1車線づつの狭い車道」「広い歩道」 つまり、植え込みや電柱などで歩行者を確認しにくい状況ではない。 他の要点は、 (1)横断歩道を渡っていた人が、 「どのような挙動で横断歩道に入ってきてどのくらいの速度だったのか」 (2)「自転車の走行速度はどの程度であったのか」 例えば、 (1)歩行者が小走りや、自転車が横断歩道に近づく直前で「急に」渡り始めた (2)時速15km程度 であれば、急には止まれない可能性があるので事故は避けようがなかったかもしれないし、 「当たり屋」の可能性も完全には捨てきれず、歩行者の過失も少しはありそうでも・・・ 一方で、 (1)直前まで停止していて自転車を確認する前に歩行速度で渡っていた (2)時速20km超 であれば、歩行者を確認できていた状況であるため、 車で近年多い「横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいれば一時停止の義務」への 違反取締が増えているというニュースもあり、 当然「自転車でも同様の規制」のため、 全面的に自転車側の問題走行の可能性が高いと言わざるを得ない。 これだから自転車も「まずは一時停止違反については徹底的に厳しくすべき」だろうに・・・ もし後者であれば「自転車の交通教育が必要なのはこの大臣から」になるが、 国交省でも公安でもなく「文科省」というのが何とも皮肉な話だ。 news.yahoo.co.jp/articles/3049c87fbf0b46dde7a1809e0ace1a868ec3772f 女性は頭を打って病院に搬送されましたが、命に別条はありませんでした。 井出副大臣にケガはありませんでしたが、ヘルメットは被っていなかったということです。 ヘルメット云々は「自転車側」の話であって、歩行者には一切関係がない。 努力"目標"すらない「"歩行者は"ヘルメット着用していませんでした」のはずもない。 「教育側の立場なら、お手本としてヘルメット着用は率先して行っていなければならない」 というなら、「事故防止の観点」から まずは「横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいれば一時停止の義務」を 遵守できていたかどうかを重視すべきだろう。 ▲「頭守って事故防がず」 これが正しい交通安全?なわけがない。 「被害軽減は事故を起こした・起きた後に備えるもの」であって、 何度も繰り返すが、ヘルメットに「事故の発生そのもの」を防ぐ催眠効果などない。 「重要な役職だからちゃんと身を守るべきだ」とは思わないのは 常に控えていなければ国が動かなくなるほど重要でもなければ、 代わりの人員はいくらでもいるような役職だからこそ、 そうして自由に自転車で移動出来ていることからも分かる。 ●あとは「デイライト」があれば歩行者が気付いて 「避けてくれた可能性が僅かに」あったかもしれないが 普通の60代の方に期待するのも酷な話であり、 やはり何よりもまず「事故防止には一時停止」が最重要。 ●表題こそ一時停止があっても中身は「ネズミ捕り」への不満 gendai.media/articles/-/112604 「一時停止違反」と「歩行者妨害」の取締件数が急増のナゾ… 電動キックボード登場で混迷化する交通ルール 「街頭で交通誘導すれば事故は減る」より、 自転車の場合は特に「(赤信号では止まる以外の)基本ルールすら把握していない」ことこそが 大問題であり、そのためにはまず通年での教育が必須なのだが そういう観点は一切出て来ず。 自転車にしても「ネズミ捕り」の場所は決まっているようで、 「その場所を避けて通れば済む」というのが実情。 狭い生活道路のほうが事故の危険が潜んでいても 全くと言っていいほど居ないのだから、 「交通取り締まりしていますというアリバイ作り」に勤しんでいるだけで しかも毎日いるわけもないので、実際には大して意味がないという。 ◆一時不停止での赤切符発行数が増加(2023年5月30日の全国一斉取り締まり日) trafficnews.jp/post/126234 2023年5月30日、自転車の全国一斉指導取締りが実施されました。 自転車利用が多い都市部で定められている自転車指導啓発重点地区・路線を中心とした全国2880か所で、 警察官約9300人が動員されています。 その結果、いわゆる違反切符などの交付を受けた検挙件数は約500件。 谷 公一国家公安委員長は「昨年秋と比べると45.4%増加であった」と話しました。 自転車を対象とした全国一斉取締りの結果、 罰金の対象となる検挙件数は516件でした。 このうち検挙件数に注目してみると、 信号無視の189件(36.6%)と 指定場所一時不停止の199件(38.6%) の違反だけで、全体の約75%占めます。 結果を受けて、谷国家公安委員長は6月3日の閣議後会見で、こう話しました。 「基本的なルールを周知するとともに、 合わせて4分の3がそういう違反行為をしたということで、 その辺もしっかり徹底を図る必要があるのかなと思っている」。 ヘルメット連呼しておいて今更徹底と言われても白々しく聞こえる。 まるでヘルメットさえ着用すれば事故まで防げるかのような妄言を振りまいて 「ああ、あとついでに今まで見て見ぬフリしてたけど、 自動車事故減ってきたし自転車への赤切符増やすから」のような有様で おかしいと思わないのだろうか。 ※(そもそも、色んな自動車も自転車もいるという想像力があれば 一般公道で実質命がけで速度出して乗ることが信じられないが) そのような人達であれば、ほっといてもヘルメットは被るから、 わざわざ中途半端な「努力」規定など必要なかった。 自転車には罰則のない指導警告票の交付があります。 今回の交付件数の1万1525件は、昨年の秋の一斉取締りと比較すると24.7%の増加でした。 そもそも街頭指導で「一時停止への指導警告」の割合まで最も多いのかどうか。 「まずはルールの周知徹底」、身を守る「グッズ」はその後。なぜ優先すべき順番が分からないのか。 「子供でも教えれば分かるようなことを守っていない」のは 「"自転車でも"止まれの標識で止まること」なんて教えられてない人が圧倒的多数だからでは? 一体どこで「継続的に」「理解・浸透・実行する方法で」教えてもらえる機会があるのだろう。 一斉取締りの実施結果を、検挙件数の最も多い東京都と、 2022年の交通事故死者数が最多だった大阪府に絞ってみてみました。 東京都内の検挙件数は121件で全国の約20%を占めます。 指導警告票の交付は608件。大阪府は検挙件数54件、指導警告票交付513件でした。 東京での検挙121件のうち111件は、信号無視と一時不停止の違反です。 わずかに右側通行(2)、ブレーキ不良(1)、踏切をかいくぐる遮断踏切(7)がありますが、 それ以外は指導警告票の交付で終わっています。 また、大阪での検挙54件のうち40件は信号無視でした。 そのほかは指定場所一時不停止(5)、遮断踏切(7)に限定されています。 信号無視と一時不停止の違反が多いのは「取り締まりが非常に簡単」で 事故防止への効果も高く意味があるために優先度が高いのは至極当然。 そして「警察としては右側通行への関心度は実際には低い」ようだ。 まず「遮断踏切侵入のように見つけにくい・少ない」のは、 車道を走っている自転車が割合としては少なく、 並走等と同じで「危険が近づいて来ていることが明白」だからこそ 「事故にはなりにくい」ということでもあるのだろう。 その一方で、右側通行に厳しい人達の「一時停止違反への関心が低い」イメージが強いのは、 傾向として「止まっていない・止まるつもりがない」から都合が悪いのかもしれない。 速度を出しやすい車種であれば、 (まともに変速を使いこなせるのであれば)漕ぎ出しも早く、 「鍛えること」も目的の1つのはずなのに、止まることを躊躇うというのは余りにも本末転倒。 (※当然、ヘルメット着用が免罪符になどならない) こうした結果を受けて「一時停止検定」とでも称して何かの番組企画で楽しく学ぶ機会を設ければ まともな交通安全の啓蒙活動になることは間違いなくても、 こうした番組作りができるような人など皆無が現状。 ●[岐阜]信号も一時停止線もない夕暮れ時の交差点での事故 news.yahoo.co.jp/articles/2e66aab4b207b8842cb050361daf1f3b7d22626f 道幅はほぼ同じで、薄暗かっただろうとはいえ 方向的に見通しの悪い場所といえるかどうか動画では分からないが、 信号までは過剰としても、少なくとも一時停止線や「止まれの標識」は必要としか思えないので 「行政側の不備」の問題でもあるといえるが、 あったところで一時停止を遵守していた可能性は低そうなので 結局は「徐行・一時停止以前に法規定がなくても"予測運転"を徹底しましょう」という案内になる。 ●[京都]事故を防ぐ取り組みとしての電柱幕 news.yahoo.co.jp/articles/2c77270a06d0121fbcb1045ba7688c03a99726cf 自転車の交通事故を防ぐ 子ども達のイラストを活用した電柱幕 京都 交差点での一時停止を呼びかけています。 交差点では左右を確認することなど 「(交差点では)右左右を見てしっかり止まってほしいので、すこしでも事故を防ぎたいと思ってほしいです」 「罰則なし=実質的に啓蒙活動としての意味しかない」ヘルメット努力義務の記事が溢れていた一方、 違反者には明確に罰則のある「一時停止」を重視した記事は「異常とも言えるほど」少ない。 この場合、電柱幕の効果が実際どの程度有効で設置に至る判断になったのかということよりも 「交差点」「止まること」という「事故防止のためには当たり前」のことが 記事の短さや、コメントの少なさからも分かるように軽視されていることが分かることに まずは「個人の安全意識として危機感を覚えること」が大切。 ★[広島]一時停止への注意喚起 news.yahoo.co.jp/articles/d4d5f575d7157219f49b284cfc83cf47aa8533c8 広島市安佐南区の安川沿いでは17日朝、安佐南署員などおよそ15人が自転車の一時停止や右側通行を呼びかけた。 17日は自転車の利用者へ一時停止など24件の指導を行った。安佐南署では継続して活動することにしている。 「見通しが悪いとも言えなさそうな交差点」での 「路面標示の止まれ」がある場所での一時停止指導。 反対側には▼が見えているのでありそうな「止まれ」の標識が 手前にはなさそうなことが気になる。もう少し手間にあるのだろうか? そもそも「停止線が消えかかっている」のを、まず補修しましょうよと。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ついでに、指導が必要なほど重点箇所であれば、 法的拘束力なくても、路面に「"自転車も"止まれ」に変更し、 学校側でも毎週のように指導を続けて、 守っていなかった者には、最初なら「掃除」、 繰り返すようであれば、居残りで学習機会を設けた上で「考えさせ」て、 それでも止まらないなら最終的には「自転車通学●日停止」のような 厳格な対処が必要と考える。 ●「放送部や演劇部」があれば、簡易的なドラマを作って見せて考えさせるという案もある。 (新聞部があれば新聞でのシリーズ掲載も) 「交通教育」というのはこういうことだと思うのですが。 「▲教師・講師が教壇に立って教える+テキトーに試験や作文提出させる」 「▲スタントマンショーを見せる」だけでいいわけがない。 ●自転車の安全利用五則に一時停止が追加 news.yahoo.co.jp/articles/aab5b7b853874a0c8d7a611712d69a7525dac251 1.車道が原則、左側を通行歩道は例外、歩行者を優先 2.【交差点では信号と一時停止を守って、安全確認】 3.夜間はライトを点灯 4.飲酒運転は禁止 (以下略) 鳥取県で過去5年、自転車に乗っている状態で事故にあって亡くなった人12人のうち 9人が信号無視や一時不停止など、なんらかの違反があったことがわかっている。 ↑ こうしたデータがあるのだから、 「まず一時停止をきっちり守る」ために最優先で考える必要がある。 ★[愛媛]一時停止だけでなく徐行の呼びかけも行う常識のある啓蒙活動 news.yahoo.co.jp/articles/102c2655f4dbef727168c688930b4e9193510d44 自転車の交通量が多い松山市の県庁前では、 県警の自転車専門部隊「バイシクルユニット」の隊員が、 通学する学生に、交差点での一時停止や徐行などを呼びかけました。 しっかりと自転車に向き合っている地域だからこそ、 一時停止と徐行の重要性に気付く。 いっそのこと、思考停止の税金無駄遣い活動に尽力している地域への牽制の意味で 愛媛県発で「一時停止と徐行の重要性を周知させる教育機会を設ける条例(努力義務)」でも 制定してみれば良いのではとすら思う。 ★[高知]プロ選手も最優先推奨の「一時停止」 news.yahoo.co.jp/articles/d486110bf7ec086281e5c14196c47f69d8d5aa11 ロードバイクで颯爽と登場したのは福岡のサイクルロードレースチーム「VC福岡」のレーサーです。 そんな強豪チームから佐藤信哉選手と檜室建斗選手が宿毛市立東中学校を訪れ、 2年生31人に向けて自転車教室を開きました。 佐藤選手は自転車も車と同じように「一時停止」など、 道路標識を必ず守って欲しいと呼びかけました。 その後 生徒たちは実際に自転車に乗り実習を受けました。 ゴール前では走り抜けたい気持ちを抑えて「一時停止」。 生徒たちはゲーム感覚で楽しみながら交通ルールを学んでいました。 生徒は「意識して一時停止などは止まれるようにしていきたい」 ★徐行・一時停止の先【予測運転】の重要性を理解している先生による素晴らしい解説 kurukura.jp/safety/20220218-90.html 自転車のプロが中学校へ 地球の裏側までトレーニング!? 安全に走るコツも伝授【高知】 (高知さんさんテレビ) 親や祖父母による自転車教育も必要! 長山先生:もちろん、そうです。自転車で路地から交差道路に入るときは、 一時停止の規制があるときはもちろん、たとえなくても見通しが利かない路地から出る際は、 必ず一時停止か徐行をする必要があることを認識しておく必要があります。 編集部:左折の場合、ほとんどの自転車は一時停止もせずに出てきてしまいますね。 このような解説で「徐行」に触れていること自体が奇跡とも言える。 ただ、「路地から出るときは一時停止か徐行!」という教え方ではダメです。 「止まれ」ということは単に動作上止まるということではなく、 止まる理由は左右の自分と関係するものや事象を見落とすことなく 確認するために止まるということをしっかり認識させないと、形だけの一時停止となってしまいます。 長山先生:それには、日頃から両親や祖父母など、 子供にとって身近な大人が自転車の安全な走り方やルールを守ることの重要性について、 子供に本気になって繰り返し教えることが大切です。 やはり「自動車のサイト」。 自転車業界で自転車車道走行原理主義だったり、保険やヘルメット着用ならウンザリするほど見る一方で、 まともな交通安全として「事故"そのものを"防止」として徐行まで掲げている人は極めて稀。 そして、上記の内容こそ「事故防止のための交通安全の見本」というべきだろう。 講演で稼いでいる名前が上がるような人達でもなければ、 愛媛広島など一部地域を除いて「実質無意味な遮音注意に心酔している各警察」や ロビー活動のお蔭かヘルメット着用と保険加入推奨しか頭にないロクでもない行政達とは全く異なり、 「幼少期であれば、自転車に乗る前にまず実際の道路を歩いて危険を確認しておく」 というのも欠かせないが、ここまでは触れていないものの、 他では全く見かけない「事故そのもの」を防止するために必要な 「教育」について同意できる内容。 ●惜しいのは「学校単位での通年での交通教室」や 「自転車業界への注文」というところまで踏み込んで欲しかったのはあるので、 「家庭教育だけに依存」という形だけでは完全に十分とは言えないのが惜しいところ。 少しづつだが一時停止には触れている記事は見られるようになりつつある。 今後も、既存の"ねじ曲がった"啓蒙活動に影響されない、 「真の事故"防止"」を絶対とする人達が増えてくれることに期待する。 ●[福岡]一時停止を重視しつつあっても既存の誤りから抜け出せていない一面も news.yahoo.co.jp/articles/d338eb216c424cea6c71deb62a826432910cf511 (RKB福岡放送) 自転車の交通マナー取り締まりは通勤・通学の時間帯にあわせて、福岡県内約60か所で一斉に実施されました。 このうち福岡市中央区平尾では、一時停止をしなかった人や、 一方通行の道路を逆走して運転する人などが指導を受けていました。 なかには、一時停止するよう事前に指導されたにもかかわらず、 そのまま違反するマナーの悪い人も見受けられました。 news.yahoo.co.jp/articles/9c6734cb5cec20e4b87c17092eee58c988b5b906 (FBS福岡放送) 福岡県警では取り締まりを強化しています。全国的に取り締まりが強化されているのは、『一時不停止』、『右側通行』など4つの違反です。 これは警視庁と警察庁の違いを理解できてなさそうだが・・・ 8日の一斉取り締まりのうち、私たちが取材した福岡市中央区平尾では、 午前9時までの1時間半で、2人が刑事罰の対象となる“赤切符”を交付され、 46人が警告を受けました。その大半は『一方通行の逆走』や、 『一時不停止』でした。 内容としては「逆走」「一時停止」のみ。 しかし一方で・・・ news.yahoo.co.jp/articles/cec4d49974a652d30bcd743557a0e0deae0e6aa4 (テレビ西日本) 警察官は、一時停止を守るよう呼びかけたり、 一方通行の逆走やイヤホンを付けて運転した人へ警告書を渡すなどしていました。 ↑ 未だに実質無駄なイヤホン自転車への警告カード発行へ「疑問を呈している」ようにも見えるが、 警察・報道側双方で「いかなる場合でもイヤホン自転車は問題」として扱うことが 正しいと思い込み、物事を俯瞰で見ることも、切り分けて判断することもできないために 「間違いを認められない頭の固い人(偉い人?)」もいて困っているかもしれないと思うと、 今は「一時停止が当たり前に出てくるようになった変化」をまずは評価することが先決と言える。 ★[福岡]ようやく自転車での一時停止の重要性に気付く? news.yahoo.co.jp/articles/c4dd8eb3a706fa68b5bf9ac29e8c46bddd81709b このうち、西鉄大橋駅前では、自転車や歩行者が多く行き交う通勤・通学時間に合わせ、 午前8時から指導取り締まりが始まりました。 朝のあわただしい中で急ぐ自転車が事故を起こしやすいということで、 警察官が一時停止しなかったり、通行できない歩道を走る自転車を指導します。 南警察署・牧智交通第一課長は、「自転車は車両の仲間という認識を持って安全利用に努めていただきたい」と呼びかけています。 静岡・愛媛・広島くらいしかなかった近年の自転車の一時停止を重視している地域。 ようやく福岡も「金銭的負担を強いるヘルメット着用」の優先を周知させるよりも重要と気付いただろうか。 それにしても・・・、ヘルメット販売や保険勧誘に操られているのを、 黙って眺めているだけの「自転車ブレーキ関連会社」が他人事すぎるように思う。 この際、量販でもいいので各会社を纏め上げて、 それこそ地域エリアごとに「年1回ブレーキ周りの大改修キャンペーン」でも仕掛け、 「制動装置に注力することで真っ当に利益を上げられる」という方向性に気づけば 「憎しみを集める液剤」や「怪しい部品」になど頼ることなく稼ぐことができると思うのだが・・・。 経営側の「思考力」の問題か。余程同業他社の仲が悪すぎて首を絞め合っていることに気付いていないか。 ●[山形]信号機も一時停止の表示もない交差点での事故 news.yahoo.co.jp/articles/8a770148602b7b725bcaf0613eed21f4b9668892 きょう午前10時前、山形県南陽市の信号機のない県道交差点で、 軽乗用車と自転車が接触する事故がありました。 この事故で、自転車に乗っていた70歳の女性が転倒し 左のひじ付近を骨折する重傷を負いました。 軽乗用車を運転していた81歳の男性にけがはありませんでした。 警察によりますと、現場は信号機や一時停止の表示がない交差点で、 道路を渡ろうとした自転車と交差点に進入してきた軽自動車が接触したということです。 ●徐行義務があったかどうかだけで見ると 「見通しが悪い交差点とは書いていない」ので何とも言えない。 ●優先道路侵入時の徐行義務については 「その通行している道路の幅員よりも交差道路の幅員が明らかに広い」かどうかが重要なので 「ほぼ同じような幅」であれば、この項の徐行の法的義務は生じない。 こういうのも、とりあえず道交法70条の「安全運転義務違反」が適用できるとして、 結局は、こうした法的義務の云々ではなく、 事故の"防止"は「適切な方法で一時停止すること」が大前提にあり、 車種不明でも「70歳の女性」というのもあり、 (特に高齢者が多い地域であれば尚更)「自動車は停止しない」 「再発進を躊躇しないように、自転車の扱い方や整備を適正に行っておく」ことがカギとなる。 自動車側は81歳で運転能力に問題がなかったかどうか、 もし1年以内に危険な状況があったのであれば、免許はこの際に即時返納が望ましい。 なければ「自転車の不安定な行動を予期した上での走行」が求められる。 ●[北海道]自転車側に[止まれ]の標識がある交差点での事故 news.yahoo.co.jp/articles/137135e41dd446f350b889a97dda41fc09db21a8 速報 自転車で通学途中の女子高生はねられ、頭部から出血… 会話できる状態で搬送、自転車の側に一時停止の標識 news.yahoo.co.jp/articles/137135e41dd446f350b889a97dda41fc09db21a8 事故があったのは、江別市弥生町の江別警察署に近い交差点です。 9日午前8時ごろ、自転車で通学途中の女子高生が30代の女性が運転する乗用車にはねられました。 通勤途中の江別警察署の職員が事故を目撃して通報、女子高生は病院に搬送されました。 警察によりますと、女子高生は頭から血を流していましたが、意識はあり、会話ができていたということです。 現場は、信号機のない交差点で、自転車の側に一時停止の標識がありました。 ヘルメットに万能感を持っている人達は、このような事故があっても 「ヘルメット着用していれば頭の怪我を負うことは無かった」で済ませ、 また壊れたスピーカーのように「ヘルメットを買って被りましょう」を連呼するのだろうか。 常識的に「事故を防ぎたい」という感覚があれば、 「一時停止をしっかりと守ることの大切さ」を学ぶきっかけに出来るはず。 ◆「注意一秒、怪我一生」という有名な標語は誇張? 人生で「真面目に徐行や一時停止をすることで、丸々一週間や一か月時間をロスする」としても、 「個々の注意を怠り失うこと」と「身体が無事で長く過ごせる時間」を比較すれば 「1ヶ月ですら"ほんの些細な時間"」でしかないと思うのが「"普通の"感覚」では? だからこそ、有名無名問わず自転車業界人達や、警察の街頭指導を始めとする 「止まることを異様なほどに軽視している人達の存在」は、心の底から全く理解できない。 これが行政だけでなく「自転車業界のほぼ全ての人間を信用できない理由の1つ」でもある。 ★[静岡]重点を置いている一時停止への注視 news.yahoo.co.jp/articles/f05047b726c967a37be2c9ed5ccca96ba1036ff5 2日朝、静岡市葵区の交差点近くでは、警察官らおよそ10人が自転車で通勤・通学する人に 安全運転を呼びかけました。 警察は、一時停止をしなかった学生に自転車指導カードを渡すなど、 交通安全の意識が高まるよう指導していました。 静岡中央警察署 交通第一課長 鈴木英文警部: 「自転車事故は、交差点での出合い頭の事故が非常に多く発生しています。 交通ルールを守っていただいて、自転車の事故防止に努めていただきたいと思います」 全国的に見れば、まだまだ数が少ない「事故防止」を意識した指導をしている地域。 (並走/遮音等の)実質的には「無駄な指導」に時間を割くようなことは避け、 「自転車でも出合い頭事故に注意しよう」と常識的に理解し、追随する地域が増えて欲しいと思う。 ●[島根]「自転車でも一時停止」を街頭で掲げる警察官、他 news.yahoo.co.jp/articles/95e4cf3f6ee32a30ceaa53570696cfbf13faf941 よくある優先度を履き違えた実質的に無意味な啓蒙活動ではなく、 一時停止を周知する活動なので、素直に賛同できる。 細かいところでは、止まれの標識でも最新の「STOP」ありというのも良い点。 一方で、気になったのは、車道があまり広くないとはいえ 「警察官が通学自転車の歩道走行を特に気にも留めていなかったこと」。 いわゆる「車道走行原理主義」の人達が見れば 「義務教育段階で自転車の車道通行を徹底指導しないとは何事か」と激怒しそう。 島根県という地域的に考えれば「歩道を歩いている人も少ない」ことや、 歩道自体もあまり広くなく、舗装状態もそれほど良くなければ、 「むしろ歩道に誘導することで速度抑制効果があって安全」という総合的判断だろうか。 ●「横断歩道の自転車横断帯を避けるように渡っていた」のも気になった。 全国的には廃止し消されている傾向でも、まだ廃止されていない場所であれば、 歩道からの流れで自転車はその場所を通るべきところを、 自動車が「食い込み気味に自転車横断帯の箇所まで突っ込んでくる」と分かっているから 「車道寄りの場所を意図的に避けている」? 本来は車通りも少なそうで、特に「通学路」であるなら尚更、 1車線を潰し、時間帯制限等で一方通行で、 自転車走行部分を確保する必要があるはずだが、 そこまでの整備予算もなければ考え方も湧かないのかもしれない。 ◆[京都]自転車への赤切符発行数は「一時停止違反」が最多 京都で自転車「赤切符」過去最多のワケ 21年、突出して多い違反と重点地区とは (京都新聞) news.yahoo.co.jp/articles/4f8e643a34f40959df05e660948b57ed0eaac32c 京都府警が2021年、自転車の交通違反に違反切符(赤切符)を交付した件数が、836件で過去最多となった。 重大事故を起こした自転車に違反が目立つことなどを受け、取り締まりを強化しており、 違反は一時停止違反が最も多い。 2013年が104件だったが、16年に730件に。コロナ禍などで一時減ったが、昨年は再び急増し、過去最多の836件に上った。 昨年の違反の内訳は、 一時停止違反が最多の482件で、 遮断機が下りた踏切への侵入が150件、 信号無視が143件と続く。 道路右側を通行する通行区分違反は28件、 無灯火は12件だった。 ↑ 「スマホ注視」「傘差し運転」「サイレン音等が"聞こえない状態"」ほぼ使い道のない「警音器不備」も 含まれる安全運転義務関連は登場せず。 「並走」も「2人乗り」もなし。 使えば危険な状態に陥る場合もある「手信号(手合図)不使用違反」など当然あるわけもなく。 ●「一時停止違反」を重視するのであれば、 止まれの標識がない「見通しの悪い交差点」での 「徐行違反」も20件ほどはあっても良さそうに思う。 しかし、こんなデータがあっても、 何故か注意喚起の最優先事項が「イヤホン自転車(音量無関係)」だったりする地域もあるから訳が分からない。 「事故の防止」の観点からすれば「適切に止まること」に勝る優先事項などあるわけがない。 互いに安全な場所に、適正な方法で完全停止していれば、通常は事故になるわけがないのだから。 ●一方で、一時停止への周知が赤切符となっていないかどうか心配ではある。 「止まれの標識では自転車でも止まる必要がある(違反で罰則あり)」ことを、 どれだけの自転車乗りが知っているのだろうかと。 多くの人達にとっては周知活動も十分ではないのに「いきなり赤切符」ともなれば、 「それは段階を飛ばし過ぎでは?」と反発する人がいても不思議ではない。 特に「赤切符を発行される前の"教育の機会"がない」となれば尚更。 「子供の頃に聞いただけで忘れている」とか、 オートバイや自動車免許があっても「自転車は別」と思っている人達もいそうなこともある。 ◆参考:(自動車)横断歩道での横断妨害とされた交通違反が撤回されたケース news.yahoo.co.jp/articles/a0fff68cddc68120b79daeb2bd115db83df41d0b 「お先にどうぞ」で歩行者妨害は不成立 道を譲られたドライバーの交通違反が撤回へ 警察が謝罪 「条文どおりの原則論」からすれば、 「どんなに横断歩道で歩行者が譲っても絶対に車両側が先行してはならない」とされるも、 実際には・・・ドライブレコーダーでの記録と合わせて抗議すれば、 横断歩道に歩行者が自動車に対して譲っていることを確認できて、他に歩行者もいない場合 「そのまま進んでも違反ではない」とされる。 歩行者妨害は、道路交通法38条で定められており、警視庁の公式サイトでは 「歩行者や自転車が横断しているときや横断しようとしているときは、 横断歩道や自転車横断帯の手前(停止線があるときは、その手前)で 一時停止をして歩行者や自転車に道を譲らなければなりません」と書かれています。 歩行者を妨害したとして検挙されたドライバーが公開したドライブレコーダーの映像を確認すると、 横断歩道の手前で一時停止をした上で、歩行者に手で先に行くよう促されて進行している様子が はっきりと映っています。 過去に警視庁の担当者に問い合わせたときには、 「(道を)譲られて通行した場合ははっきりと『切符は切らないように指導している』と回答していた」そうです。 これらの情報を踏まえて考えると本来であれば交通違反として成立しないはずです。 ドライバーの対応をした警察署に連絡を取って交通違反の撤回を求めました。 これに対して「交通違反が成立していない」ことを認めて、 謝罪するとともに歩行者を妨害したとする交通違反を撤回しました。 ●[愛知]自転車側に一時停止の標識の交差点事故 news.yahoo.co.jp/articles/ec7a4007058b9cad6561c00fe4e934169ce35705 雨の中で自転車こぐ…高校生が交差点で巡回バスと衝突 乗客含め3人がケガ 高校生側に“一時停止”の標識 街頭指導で明々後日のほぼ無駄指導に執着しているような警察や、 ヘルメット着用で事故の"発生"が防げるわけもなく 一方的に「スタントマンショー」や「講演」を見せても、 「実際の通学路等での公道走行への影響」に対しては"実施・継続"効果を期待できるとは思えないので、 とにかく具体的に「通学路」であれば、自宅から学校までの場所に 「止まれの標識=一時停止義務」および「見通しの悪い交差点=徐行義務」が 実際に「どれだけあるのか」を把握するために、 自転車通学許可を与える際に、学校側でグーグルマップ等で確認しておき 生徒側にも把握させておいて、 「何箇所の止まれの標識があります」 「何箇所の見通しの悪い交差点があります」 と記述・提出させ、併せて、 「変速の正しい使い方」 +「予測運転・正しい減速・停止からの再発進の方法」という 「具体的且つ明確な自転車で事故に遭わない(起こさない)」ための方法を習得してもらう必要がある。 ●[富山]自転車側の一時停止無視の可能性がある事故でも・・・止まれの標識が白化で識別不可能という酷さ news.yahoo.co.jp/articles/e51123766d677b70e972ba91575ad917c4b2f26b 自転車側に「一時停止」の標識…自転車で通勤中だった女性 左から来た車にはねられ重体 頭の骨折れる (富山テレビ) 28日午前8時ごろ、富山市八尾町福島のスーパー農道の交差点で、 近くに住む会社員、 (外国人) が通勤のため自転車に乗っていたところ、左から来た車にはねられました。 事故のあった交差点には信号機はなく、 (自転車側の) 道路に一時停止の標識がありました。 「外国人で日本の交通ルール(優先道路)・標識を学ぶ機会がなかった」としても、 標識が全くその役割を果たしていないというのは由々しき問題。 参考◆2017年時点で「外国人対応で止まれの下に"STOP"が書かれている標識」も存在する。 www.nikkei.com/article/DGXLASDG01H37_R00C17A7000000/ 外国人が居る地域であれば特に 企業や事業所や学校側での道交法説明会と合わせて、 こうした標識の付け替えを最優先で行うべきではないだろうか。 ●[静岡]自動車側が一時不停止での事故の疑い 自転車の高校生が軽乗用車の下敷きになり重傷 一時停止怠ったか 車運転の女逮捕 静岡・富士市 news.yahoo.co.jp/articles/529285cadd5f3f45e71fd8261fcf02191b39f383 29日午前8時前、静岡県富士市柚木の交差点で軽乗用車と自転車が衝突しました。 この事故で自転車に乗っていた富士市の男子高校生(17)が車の下敷きとなり 助け出されましたが、頭などをうち重傷です。 警察は車が一時停止せずに交差点に進入したとみて調べています。 脇道から飛び出しといえば自転車というイメージでも、この事故は立場が真逆。 加害者(この自動車運転手)は62歳の女性という話だが、 一時停止を理解できないほどの認知機能に衰えがあるのであれば運転免許は自主返納して欲しい。 免許を取得しているはずの自動車ドライバーでもこの有様。 いかに普段から一時停止を軽視しているのかがよく分かる。 だからこそ幼少期からの自転車教育でも「とにかく一時停止を徹底」しなければならないはずなのに、 中学に入って年1回の行事で済ませているようなところが殆どでは 一時停止の遵守など定着するわけもないという。 一応、静岡県の警察は自転車でも一時不停止への注意喚起をしている報道があり 「全国的に見て非常に珍しい(素晴らしい)地域」だが、やはり街頭指導だけでは限界がある。 ●[熊本]自転車が赤信号点滅を無視して進行したと思われる事故 news.yahoo.co.jp/articles/bec5c80b2d4d6d2282ec0629d77f6133b34f212f 5月21日未明、熊本県益城町(ましきまち)で 自転車に乗って交差点を横断していた男性が軽乗用車にはねられ死亡しました。 現場は、信号のある交差点で自転車側が一時停止が必要な赤色の点滅信号でした。 「自動車側の信号が黄色点滅なら注意して走行してくれる」などとは絶対に考えてはいけない。 車通りも少ないなら尚更。 衝突して事故に遭えば重大な被害を受けるのは間違いなく自転車側。 だからこそ、他車の意識に「運を任せる」のではなく、 自転車乗りとして「一時停止」は最大限遵守してして走行しなければならない。 「自分の命を守りたいという意識があるのであれば」当然。 ★[静岡]「一時停止ではしっかり停まろう!」と街頭指導 news.yahoo.co.jp/articles/61019b3b3be1288587afcfd3022a2ca20e4ac478 「自転車は車両です」5月20日は自転車マナー向上指導強化デー 通勤時間に安全運転呼びかけ 静岡市 (静岡朝日テレビ) 静岡市葵区の交差点では、警察官らおよそ13人が指導・取り締まりを行いました。 警察官らは、自転車で通勤・通学する人に 「一時停止ではしっかり停まろう!」などと書かれたビラを配り、 安全運転を呼びかけました。 ↑ 優先順を履き違えていない「まともな」警察もあることが分かる。 ★[愛媛]一時停止を呼びかけ news.yahoo.co.jp/articles/b4d880824ab6ef3a078fd567d4a5bd91b82434b8 県内一斉に自転車集中取り締まり【愛媛】(愛媛朝日テレビ) 県警の集中取り締まりは20日県内16カ所であり、 このうち松山市余戸東の交差点では県警の自転車専門部隊 「バイシクルユニット」の隊員らが立ち、 自転車の利用者らに交差点での一時停止や左右の安全確認などを呼びかけました。 ★[愛媛]一時停止などを呼びかけ(2) news.yahoo.co.jp/articles/1ab3b94603bd649e82c1a7eca74c3a16b3f72191 全国一斉の自転車集中取り締まり 県内16カ所でも実施 「自転車は車・バイクと同じ仲間」【愛媛】 (テレビ愛媛) このうち、過去に出会い頭の事故が多発している松山市余戸東の交差点では 警察官が街頭に立ち自転車で通学する学生らに一時停止などを呼びかけました。 松山東警察署 交通第一課・萩山誠課長: 「自転車というのは車やバイクと同じ仲間なんだということを 改めて認識していただきまして、 交通ルールは必ず守るということをお願いできたらと思います」 ★[愛媛]一時停止などを呼びかけ(3) 県内16か所で一斉に自転車集中取り締まり【愛媛】 (南海放送) news.yahoo.co.jp/articles/5495739d41350054b874d7f9587608e5a3452c59 登校中の高校生らに交差点では一時停止すること ★[広島]一時停止をしないなど57人の違反を確認 news.yahoo.co.jp/articles/b295c3af9e93253dbb132299f59515bf884b2dd6 自転車のマナーアップ 違反取り締まり 広島・佐伯区の交差点 (RCC) 20日朝の取り締まりでは、一時停止をしないなど、57人の違反が確認されたということです。 ★[広島]「速度抑えてね。一時停止で止まってね」 news.yahoo.co.jp/articles/7201615eb74898a6a689fe33f55316eee5636382 速度抑えて一時停止を「自転車マナーアップ」強化月間 広島市内で取り締まり 警察によりますと、自転車違反で最も多いのは 一時不停止や高速走行といった安全義務を怠ったものだということです。 まずは「一時停止が重要」と絞り込んで注視しているかどうかで 「安全運転に関心があるかどうか」がよく分かる。 ●[愛知]止まれ標識がない見通しの悪い交差点での事故 news.yahoo.co.jp/articles/536c513e8fc2bba0ce7299b95b52d84020e234b0 自転車で信号のない交差点に進入した際、右から来た軽乗用車にはねられました。 現場の交差点は自転車側の道路が住宅の陰に隠れ、軽乗用車側からの見通しが悪くなっていて、 警察が事故当時の詳しい状況を調べています。 自動車が速い主要幹線道路よりも、 こうした「生活道路こそ」道幅もそれほど広くないため、 感覚的に「たぶん車は来ない"だろう"」で進むと・・・・こうした事故が起こる。 「自転車側が左側通行であれば発見しやすい」のは勿論あるとしても、 道幅があまり広くなければ発見までの時間の余裕にはあまり差が出ないため、 「右側通行している自転車もいる」と予測できていれば、 事故防止の自衛のためには、 「自転車側」も「自動車側」も、見通しの悪い交差点では 守らなければ罰則のある「徐行」が絶対に欠かせない。 (更に、止まれの標識がなくても、止まって確認したほうが、より安全) しかし現実的に、この交差点で事故を減らすためには、 (オレンジポールで道幅を狭くしても・・・自転車には無意味なので) 「交差点付近の道路に"凹凸をつけて縞状のガタガタ"にする」ような 「強制的に減速させる」構造に作りかえる必要がある。 ●関連:「物理的な規制」が必要な場所 地下道では自転車を降りよう 小学生が交通安全呼びかけ【岩手・盛岡市】 news.yahoo.co.jp/articles/6aae070f989ce2ec081f1a80a32248dab3243182 根本的に、「速度を出しやすくなっていることそのもの」が問題。 入口から地下道も含めて、鉄柱やオレンジポールを山ほど設置して、 「どう見ても乗ったまま速度を出して移動できなくすればいいだけ」と言える。 ●[三重]自転車側に一時停止の標識のある交差点での事故 ~徐行や一時停止を守る意味とは~ news.goo.ne.jp/article/tokaitv/nation/tokaitv-20220214-1614-16048.html 三重県四日市市で14日午前、自転車に乗った20歳の男性が乗用車にはねられ、意識不明の重体です。 警察によりますと、14日午前7時前、四日市市大治田1丁目の信号のない交差点で、 自転車と乗用車が出合い頭に衝突しました。 この事故で、自転車に乗っていた鈴鹿市の会社員 が病院に搬送されましたが、頭を強く打つなどして意識不明の重体です。 乗用車を運転していた鈴鹿市の会社員の女性(26)にケガはありませんでした。 会社に出勤する途中だったとみられ、警察によりますと、自転車側に一時停止の標識があったということです。 ◆シンプルに「一時停止(から左右確認)」していれば防げた事故。 「どうせ取り締まられることも注意されることもないのだから」と 多くの交通指導のように、一時停止も徐行も無視していれば、 「ある日、ある時、突然に」このような結末を迎えることになる。 果たして、多くの人達は、ブレーキ制動からの再発進の「僅かな手間と時間」を惜しむことが最優先で、 「ほんの少し面倒な手間と時間を省けるのであれば、一生を棒に振ることも惜しくない」 と、心の底から言えるのだろうか? ブレーキ装置と「徐行、一時停止」違反での罰則が、 何のためにあるのか一度でも考えたことがないのだろうか? 答えは「他人への迷惑」とか「家族や知人等」以前に 【まず、自分の命を守るためにある】と考えられないことが、本当に不思議でしょうがない。 ◆「自分の命が大切だから、徐行も一時停止もする」 たったこれだけのことが理解できない人間がいることに恐怖すら覚える。 ●[山口]一時不停止に警告カード27枚(活動1時間内) news.yahoo.co.jp/articles/f327e602c901fc85b6c1c4bec9cd8c59c765783a 通勤・通学時の自転車の事故を防ごうと、山口市の交差点で警察官が交通ルールの徹底を呼びかけた。 一時停止しなかった自転車の利用者に警察官が警告票を交付するなどし、交通ルールの徹底を呼びかけた。 自転車の交通ルールの徹底は9月30日までの秋の全国交通安全運動の重点項目にもなっている。 「まだルールが浸透していない部分が多く見受けられた。 自分自身の安全は自分が守るというのが前提になってくるので、止まるところは止まる、 守るべき交通ルールは守っていただくというのが重要。」 この交差点は通勤・通学する自転車の交通量が多く、地元の人から立哨の要望があった場所で、 1時間ほどで27件の警告票が交付された。 さすがに1日張り付いて警告カード乱発できるほど人員有り余っているわけがないので 一時停止自体への関心が若干でも前進したのであれば、意味があると見るべきだろう。 理想としては、ただ「止まればいい」だけでなく、 変速付き自転車に対して「一時停止の前に変速を軽くしておきましょう」という案内まで出来れば、 「止まってからの再発進が面倒」という層に有効な策になる。 本当は「学校単位」の「通年で」自転車関係の交通教育が実現し、 悪質者には通学に自転車使用停止措置まで出来れば、 「事故防止」にも確実に有効となるが、まだまだ遠い未来の話だろう。 事故の頻度が高めなのに、あまりにも止まらない自転車が多いということであれば、 学校や保護者や高齢者などを動員で声掛け運動を継続的に行うか、 監視カメラを設置で該当者に注意するようなところまで踏み込んでも良いのではと思う。 それでも改善しなければ最終的に「一時停止しなければまともに進めないような段差を設置する」しかない。 ●[自動車]一時不停止違反が増加傾向(自転車も一時停止は義務) kuruma-news.jp/post/423925 単に「今まで散々軽視してきたこと」をやっとまともに注視し始めただけのような気もするが・・・ 2020年の交通違反 最も増加したのは「一時不停止」 2020年の交通違反のうち、最も違反件数が増えていたのは「一時不停止」で、 2020年の違反件数は160万4972件と、2019年の132万8154件よりも27万6818件(20.8%)も増加しています。 この一時不停止に加え、2020年に3番目に多かった交通違反は「歩行者妨害」であり、 こうした「横断歩行者妨害」が年々数値を増しているといいます。 警察庁ウェブサイトによると、2016年から2020年の過去5年間で、 自動車と歩行者が衝突した交通死亡事故は5451件発生しており、そのうち約7割の3900件が横断中の歩行者との事故です。 横断歩行者等妨害等違反の取り締まり状況(件数)は、 2016年の11万1142件に比べて、2018年には18万1290件、2019年には22万9395件、 2020年には29万532件とこの5年間で件数は約3倍に増えています。 「交通事故の原因となる違反について、一時停止が必要な交差点での一時停止違反が非常に多くなっています。 一時停止の標識がある場所では、自転車も含め必ず一時停止をしてください。 一時停止の標識がない場所がありますが、 代わりに道路に止まれと書かれている場所もありますので、 標識がない場所であっても気を付けながら走行するようにお願いします。 また、横断歩道で歩行者が渡ろうとしているときは、必ず一時停止して歩行者に道を譲るようお願いします。 自転車は車道走行とか左側通行以前に 「事故防止び大原則」の「正しく止まる」を、 今になってようやく徐々に浸透させようという動き。 自転車でも同様の規定であり、自転車の場合は特に、 自動車との接触事故の被害を"未然に防ぐ"ためには絶対に軽視できない。 自動車でも自転車でも「止まっていないから事故になる」という 当たり前のことを蔑ろにして、 直接の事故原因とは遠い優先度の低い内容に対して注意を促し、 実質税金の無駄遣いのようなことをしていれば 「事故が防げるわけがない」。 しかし「秋の交通安全運動期間が始まったから警官の動きに注意したほうがいい」という考えでは、 いずれ事故を起こし事故に遭う。 「自分(他)の怪我を防止し、何よりも命を守るために」 「普段から適切に止まることを"常に"意識して臆病に走行することが安全の要」 自転車→歩行者への加害者抑制は、まず「常用速度を厳格に抑えること」が肝心。 狭く酷い構造の車道は山ほどあることから、「歩道走行は必然」。 だからこそ、「歩行者が最優先」で「安全を確保しつつ歩道を共有する」 という意味を理解する必要がある。 「歩行者保護/優先の概念が希薄で公道レース気分で走るような人」は はっきり言ってしまえば、自転車に乗るべきではないと断言する。 ※だからこそ、一般車より"基本的に速度の出しやすい"本格的スポーツ自転車には否定的な考え方。 完全私有地で自前の舗装路コースを所有しているなら、自由にスピードを上げて勝手に走ってくれればいいのだが、 「遊歩道で歩行者をまともに考慮せず走行するような輩」がいるような場所であれば、 数メートルおきに車止めを設置するなどして、物理的に強制停止させるような構造にすべきに思えて仕方ない。 ▲自転車が一時停止無視で加害事故を起こした末路「禁錮10月、執行猶予3年(求刑・禁錮10月)の判決」 news.yahoo.co.jp/articles/a17b48c28570a07e6a52f7e9b7918c4e260745ed 静岡市駿河区で自転車を運転し、交差点の一時停止を無視して死亡事故を起こしたとして、 重過失致死罪に問われた静岡市葵区、農協契約職員の被告の男(25)に対し、 静岡地裁は21日、禁錮10月、執行猶予3年(求刑・禁錮10月)の判決を言い渡した。 判決によると、男は昨年9月19日午前7時頃、静岡市駿河区小鹿の交差点で自転車を運転中に一時停止の標識を無視し、 出合い頭に衝突した。 (原付オートバイと運転手は) 転倒し、3日後に死亡した。現場に信号機はなく、見通しは悪かった。 裁判官は「交差点に入る前に一時停止した上で、左右の安全を確認する注意義務があった。 被害者の生命が失われた結果は重大だ」と述べた。 自転車でも「止まれ」があれば「止まる」。 そして、標識無関係で「見通しの悪い交差点は徐行義務(違反者に罰則あり)」がある。 ●[愛知]見通しの悪い交差点での事故 news.goo.ne.jp/article/tokaitv/nation/tokaitv-20210914-1650-11713.html 警察によりますと、14日午前9時20分ごろ、半田市横川町の交差点で、 自転車に乗っていた23歳の女性が出合い頭に車にはねられました。 女性は右脚の骨を折る重傷とみられていますが、命に別条はないということです。 車は女性をはねた後、交差点を直進する形で逃走しました。 現場は住宅街の中にある信号のない交差点で、警察はひき逃げ事件として逃げた車の行方を追っています。 「信号なし」 「止まれの標識なし」 ※一時停止線はあるが法的義務は発生しない 一時停止でもいいが、法的な義務のある「徐行」がいかに事故防止に有効か分かる。 しかし、こうした事故が起こりやすい場所で街頭指導が行われるようなことがないので、 「徐行義務を知らない人だけ事故に遭う確率が高くなる」という罠。 ※ヘルメットや保険はあくまで"事故後"を見据えて備えるものであり、事故を"防ぐ"効果は一切ない。 ●[愛知]一時停止線のある交差点での事故 自転車の中学2年男子生徒が重体 自宅に帰る途中…交差点で軽トラックと衝突 news.goo.ne.jp/article/hicbc/region/hicbc-2021072812.html 現場は、田んぼや工場などが立ち並ぶ裏道で、自転車側に一時停止線がありました。 一時停止線は「止まれ」の標識のような法的義務が発生するわけでは「ない」が、 現実として止まる義務がなくても、このような事故が起こるということもあり、 特に「見通しの悪い交差点」では 「徐行が違反すると罰則のある法的に義務」なので、 安全に通行し、事故"ゼロ"を得るためには、 ◆交差点では「徐行」が大原則 ◆「止まれ」の標識があってもなくても「止まるべき」 という案内になる。 ●[岐阜]自転車側に一時停止の義務のある交差点での事故 news.goo.ne.jp/article/tokaitv/nation/tokaitv-20210723-1708-10182.html 23日午後1時すぎ、岐阜県揖斐川町白樫の信号のない交差点で、74歳の男性が運転する軽乗用車が、 左から走ってきた自転車と出合い頭に衝突しました。 この事故で、自転車に乗っていた30代くらいの男性が病院に運ばれましたが、 全身を強く打ち、およそ1時間半後に死亡しました。 警察によりますと、現場の交差点は自転車側の町道に一時停止の義務があるということです。 乗っていた自転車は「スピードが出しやすいロードバイク系」ということもあり、 若ければ助かるというわけでもなく、 全身を強く打つようなことになればヘルメットでは防げない可能性もある。 だからこそ、「公道は自分専用の道ではない」と意識させ、 どのような車種でも「一時停止」を絶対に軽視させない、遵守させる策を行う必要がある。 ◆[東京]警視庁「止まる」を重視してもらうためのポスター news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20210609k0000m040211000c.html 警視庁は9日、重大事故につながりやすい自転車の信号無視や一時不停止について 注意を呼び掛けるポスターを作製したと発表した。 絵が得意な北沢署地域課の土井亮太巡査長が同僚をモデルにして描いたユニークな作品で、 来月にも都内の各署で掲示する。 同庁交通総務課によると、自転車が関係した事故は今年1~4月に4294件発生し、 このうち1692件(約39%)が出合い頭の事故だった。 20年までの5年間では、出合い頭の事故の死者は計49人。 違反別では「信号無視」が20人と最も多く、 「一時不停止」「安全不確認」「交差点安全進行違反」がいずれも9人だった。 つまり「止まる」ということを普段から重視していない問題点があるということ。 この調子で、是非とも「"止まる"標識がある交差点」や、 標識がなくても徐行の義務がある「見通しの悪い交差点」で "全ての自転車に"徐行を厳守させる指導を行って欲しいところ。 ポスターは、ロードバイクで走る男性に「自転車も 止まれ」と呼び掛けるデザイン。 一般車のほうが利用者数が圧倒的に多いことから、 「スポーツ自転車を目の敵にするような印象付けは相応しくない」という人も居るとは思うが、 普段から実業団ですらないのに(コスプレ)正装で目立つ格好且つ、「速度を上げやすい車種」で、 (コンポーネントや自転車の「価格が高ければ優位性がある」と勘違いしている人も含め) 全ての自転車の「お手本」になるべき存在だからこそ、 【止まる】という当たり前を、良い意味で"見せつけて"欲しいと願う。 (徐行、2段階右折、適正な車間距離の維持についても同様) 特に、軽量なスポーツ自転車の場合、速度を上げやすい一方で、 変速を適切に切り替えて使うという普通のことが出来るなら、 「(減速→徐行→一時停止→漕ぎ出し→徐行→加速)手間取るから、なるべく止まりたくない」 という人はいないはずだが、 まるで「変速を一切切り替えないのが典型のスポーツ自転車風のママチャリ乗り」のような感覚で "公道"を使わせてもらっているという感覚が皆無で、 妙に一時停止を強制されるような構造を嫌い、 「交通量などを理由に」公共の交通安全を意識出来できない偏屈な人もいるようだが、 そのような人は反面教師として、見習わないように気を付けたい。 ●[香川]止まれの標識のない見通しの悪い住宅街の交差点での事故 news.goo.ne.jp/article/ksb/region/ksb-14370584.html 「自転車に乗った女性は、この細い路地を通って見通しの悪い交差点で、左手から来る車にぶつかりました」 現場の交差点には塀などがあり見通しが悪く、警察は軽自動車を運転していた女性(72)に話を聞くなどして 当時の状況を調べています。 法的に義務のある【徐行】がどれほど重要か思い知らされる。 そして「止まれの標識がなくても、一時停止するほうが安全」。 ●[埼玉]「自動車側が一時停止違反」とはいえ・・・ news.goo.ne.jp/article/saitama/region/saitama-20210609074207.html 8日午前10時55分ごろ、埼玉県春日部市南2丁目の市道交差点で、 同市大枝、パートの女性(71)の自転車と、 同市内の無職男性(70)の乗用車が衝突。 女性が胸などを強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。 春日部署によると、現場は信号機のない丁字路。 千葉県野田市方面から蓮田市方面へ進行中の車と、 交差点を進行してきた女性の自転車が衝突した。 車の進行方向に一時停止の標識があったという。 この場合自動車側に一時停止の標識あり。 見通しの悪い交差点に該当しているのかは分からないが、 自動車が来ているのが「見えていたのであれば」減速や徐行、 「見えなかったのであれば徐行義務」で、 どちらにしろ、身の安全を守るためには、 どれだけ自動車側に一時停止の標識があり違反していて後に罰則適用されるとしても、 「自転車側で自衛しなければ」被害が大きいということを理解し、慎重に通行しておきたい。 ついでに、 胸などを強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。 「頭」が先ではないことから、ヘルメット着用では被害軽減できていたかどうか怪しい。 この場合、「胸部プロテクターを装置していれば」助かった可能性があるが、 ヘルメット着用推進者は胸部プロテクターを薦めようという気はないのだろうか。 news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20210609k0000m040211000c.html 警視庁は9日、重大事故につながりやすい自転車の信号無視や一時不停止について 注意を呼び掛けるポスターを作製したと発表した。 絵が得意な北沢署地域課の土井亮太巡査長が同僚をモデルにして描いたユニークな作品で、 来月にも都内の各署で掲示する。 同庁交通総務課によると、自転車が関係した事故は今年1~4月に4294件発生し、 このうち1692件(約39%)が出合い頭の事故だった。 20年までの5年間では、出合い頭の事故の死者は計49人。 違反別では「信号無視」が20人と最も多く、 「一時不停止」「安全不確認」「交差点安全進行違反」がいずれも9人だった。 つまり「止まる」ということを普段から重視していない問題点があるということ。 この調子で、是非とも「"止まる"標識がある交差点」や、 標識がなくても徐行の義務がある「見通しの悪い交差点」で "全ての自転車に"徐行を厳守させる指導を行って欲しいところ。 ポスターは、ロードバイクで走る男性に「自転車も 止まれ」と呼び掛けるデザイン。 一般車のほうが利用者数が圧倒的に多いことから、 「スポーツ自転車を目の敵にするような印象付けは相応しくない」という人も居るとは思うが、 普段から実業団ですらないのに(コスプレ)正装で目立つ格好且つ、「速度を上げやすい車種」で、 (コンポーネントや自転車の「価格が高ければ優位性がある」と勘違いしている人も含め) 全ての自転車の「お手本」になるべき存在だからこそ、 【止まる】という当たり前を、良い意味で"見せつけて"欲しいと願う。 (徐行、2段階右折、適正な車間距離の維持についても同様) 特に、軽量なスポーツ自転車の場合、速度を上げやすい一方で、 変速を適切に切り替えて使うという普通のことが出来るなら、 「(減速→徐行→一時停止→漕ぎ出し→徐行→加速)手間取るから、なるべく止まりたくない」 という人はいないはずだが、 まるで「変速を一切切り替えないのが典型のスポーツ自転車風のママチャリ乗り」のような感覚で "公道"を使わせてもらっているという感覚が皆無で、 妙に一時停止を強制されるような構造を嫌い、 「交通量などを理由に」公共の交通安全を意識出来できない偏屈な人もいるようだが、 そのような人は反面教師として、見習わないように気を付けたい。 ●[香川]止まれの標識のない見通しの悪い住宅街の交差点での事故 news.goo.ne.jp/article/ksb/region/ksb-14370584.html 「自転車に乗った女性は、この細い路地を通って見通しの悪い交差点で、左手から来る車にぶつかりました」 現場の交差点には塀などがあり見通しが悪く、警察は軽自動車を運転していた女性(72)に話を聞くなどして 当時の状況を調べています。 法的に義務のある【徐行】がどれほど重要か思い知らされる。 そして「止まれの標識がなくても、一時停止するほうが安全」。 ●[埼玉]「自動車側が一時停止違反」とはいえ・・・ news.goo.ne.jp/article/saitama/region/saitama-20210609074207.html 8日午前10時55分ごろ、埼玉県春日部市南2丁目の市道交差点で、 同市大枝、パートの女性(71)の自転車と、 同市内の無職男性(70)の乗用車が衝突。 女性が胸などを強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。 春日部署によると、現場は信号機のない丁字路。 千葉県野田市方面から蓮田市方面へ進行中の車と、 交差点を進行してきた女性の自転車が衝突した。 車の進行方向に一時停止の標識があったという。 この場合自動車側に一時停止の標識あり。 見通しの悪い交差点に該当しているのかは分からないが、 自動車が来ているのが「見えていたのであれば」減速や徐行、 「見えなかったのであれば徐行義務」で、 どちらにしろ、身の安全を守るためには、 どれだけ自動車側に一時停止の標識があり違反していて後に罰則適用されるとしても、 「自転車側で自衛しなければ」被害が大きいということを理解し、慎重に通行しておきたい。 ついでに、 胸などを強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。 「頭」が先ではないことから、ヘルメット着用では被害軽減できていたかどうか怪しい。 この場合、「胸部プロテクターを装置していれば」助かった可能性があるが、 ヘルメット着用推進者は胸部プロテクターを薦めようという気はないのだろうか。 ●[静岡]事故データを考慮した中身のある交通指導の実践の手本 news.goo.ne.jp/article/look/region/look-09fdb032b6628353a6679f8210133c8768dc7e60.html 静岡中央署 齋藤幸治 交通第一課長 「事故の傾向としては出合い頭ですね。 交差点では、一度止まって、安全 確認をしてから学校 に登校するようにしてください。」 このように「事故の傾向」を正しく把握し、反映させると、 「交差点での通行方法」に重点を置くのは当たり前の話。 そして「止まれの標識の有無」や「停止線」の有無を強調してしまうと、 それらが無い地点での事故を誘発するだけなので言わないというのも正解。 法的に言えば「見通しの悪い場所の手前での徐行をしなければ罰則」でも、 やはり安全のためには一時停止するに越したことはないのも確か。 安全教室などでは標識の有無にやたら関心を持って紹介している様子だが、 むしろ危険な傾向。 「飛び出しは常にある」と考えて、 警戒しながら周囲の様子を窺いつつ走行するというのが大切。 ●[長野]歩行者優先と一時停止を掲げた街頭指導 news.goo.ne.jp/article/sbc21/region/sbc21-0399775.html 自転車による交通事故が増えていることを受け、長野市でけさ、街頭啓発活動が行われました。 JR篠ノ井駅の近くでは、長野南警察署の署員などが出て、 「歩道は歩行者優先」「必ず止まろう一時停止」などと書かれた看板を掲げながら、 交通ルールの順守を呼びかけました。 元々一時停止の遵守率が高い交通安全の先進県ということもあり、真っ当な街頭指導。 他地域は真似をすればいいだけなのだが、 自転車の場合特に「取り締まりをしているという体裁を保つため」か、 実際の交通事故の直接原因ではない優先順位の低い内容に熱心に注意している印象が強い。 ●子供には優先的に教える一時停止 news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-245355.html 輪島市横地町の河原田小学校で二十八日、輪島署員による交通安全教室が開かれた。 全校児童二十七人が横断歩道の渡り方や自転車に乗る注意点を学んだ。 一、二年生の五人は体育館に敷かれたマットを横断歩道に見立て、歩き方を練習した。 署員と一緒に左右を指さして車が来ないかを確認し、手を上げて渡るようにと指導を受けた。 三~六年生は自転車に乗り、一時停止の標識を守ることや、 見通しが悪い交差点に気を付けることを教わりながら模擬コースを走った。 一時停止は子供だから教えなければならない交通ルールで、 大人には教える必要はないのだろうかという疑問。 自動車では横断歩道に歩行者がいれば一時停止するように促す指導が一部で行われていても、 自転車では何故か「止まること」よりも、ヘルメット着用という "努力義務でしかない被害がゼロになるわけでもない装備品"を 過度に妄信している節があるのが不思議でしょうがない。 ●[自動車]免許があっても一時停止を守るというわけでもない現状 news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20201121-567-OYT1T50136.html 信号機のない横断歩道を歩行者が渡ろうとしているのに車が止まらなかったとして、 愛知県警が摘発した件数が今年1月から10月までに約3万7000件となり、 全国最多となっていることが県警のまとめでわかった。 JAF愛知支部の担当者は「一時停止はマナーではなくルールだ。 100%にするため、ルールを周知する必要がある」としている。 免許を持っている自動車で守る人が少ないという事態には 自転車で一時停止すら守らせようとする機運が低い現状にもあることを、 最優先させるような問題でもない交通取り締まり(遮音・並走など)に躍起な人達は 「自分達が一時停止をまともに守っていない(守る気がない)」都合の悪さを誤魔化すために 知らないフリを続けるのだろう。 幼少期から自転車で「適切に止まる」ということを理解・実行できていれば、 これが自動車運転免許を取得したからといって悪い方法に変化するとは考えにくい。 だからこそ、幼少期から"通年での"交通教育には意味がある。 JAFは各都道府県で信号機のない同じ横断歩道2か所で、平日の昼間、職員が歩行者となって調査。 一時停止する割合が最も高かったのは長野県で72・4%。最も低いのは、宮城県の5・7%だった。 実際のデータとして長野県での交通教育の格の違いに如実に表れているといえる。 ◆高齢者と一時停止 dot.asahi.com/wa/2020102100012.html 「高齢者の死亡事故は、多くが日没時の前後1時間以内。 照度がどんどん変わるのに、目がついていけないんです。 その時間帯には乗らないように。もちろん、すっかり暗くなった夜間も避けましょう。 どうしても夜間に乗らないといけないなら、自動車に早期に見つけてもらえるように尾灯をつけましょう」 自転車運転技術を過信しているだけではない。 高齢者の問題として、法令遵守の意識が低いことも挙げられる。 前述の警察庁発表によると、 高齢者での死者(第1・第2当事者)の 79%が法令違反をしていた(高齢者以外は72%)。 特に目に付く違反は、安全不確認の20%(同前12%)。 自動車や歩行者の見落としをしないよう心がけたい。 シニア向けの自転車講習会で指導を通じて気になった点があるという。 一時停止をきちんとしない人が多いというのだ。 「完全に止まったなら、また漕ぎ出すのは大変なんですよね。 それで、止まらずに行けるものなら止まらないという方がいるんです」(大槻氏) 過度に病院に集まり過剰の薬剤に頼る前に こうした「シニア向けの自転車講習会」を気軽に受けられる仕組みを 不安定な頻度でメーカー主体に任せるのではなく、 各自治体単位で定例として取り組まなければならないと考える。 そして、ここでようやく「一時停止」の問題が表舞台へ。 地域独自の割引サービスや行政サービスを受けられるなどを特典に 独自の自転車免許のような制度を導入するなどして、 「法令遵守することで確実に得をする」という環境も整える必要がある。 自転車そのものに対しては ●「変速機を正しく使うこと」 ●「軽量な自転車」「軽量なタイヤ」を選び購入することの意味 ●「適正な空気圧を維持することで軽快になる」 ●「異常に低いサドル、ハンドルの高さを是正し脚の力をかけやすくする」 ●「スムーズに動くように各所に適切な整備が行き届いているかどうか」 など 様々な面から"本物の自転車"を理解してもらうためにできることは多い。 特に警察や行政には、こうした事実を正確に把握し「重要な課題がある」と認識してもらいたい。 ●[愛知]珍しく検挙件数に応じ赤信号無視にも焦点を当てている記事 news.goo.ne.jp/article/nagoyatv/region/nagoyatv-003054.html 愛知県内の自転車違反の検挙件数は、去年1571件だったのに対し、 今年は8月末時点ですでに1356件に。中でも最も多いのは「信号無視」です。 スマートフォン以外にも、日傘やたばこを手に持ち、運転する人も目立ちます。 "ながら"に関しても順当な選択。 配達員が槍玉に上がるのは単に「目立つから」とか「分かりやすい」というだけで、 歩道や見通しの悪い交差点でのでの徐行無視や、 「止まれ」で一時停止しないなどの違反者全体に占める割合としては低いと考える。 ●一時停止のみ焦点を当てて徐行義務には一切触れられていない記事 news.goo.ne.jp/article/sanyo/region/sanyo-20201008050000.html 左右の見とおしがきかない交差点への侵入/通行は徐行義務がある(違反には罰則あり)。 「止まれ」の標識がなくても、「出会い頭」の路面標示や 「そもそも交差点では、ドライバーは安全な速度で通行しなければならない。 表示がない道路を通る側も注意して走行してほしい」と呼び掛けている。 それ以前に、 道交法42条「徐行の義務」が存在していることを把握し、 「自らの身の安全のためにも」法令遵守しなければならない。 ●[佐賀]一時停止の教育 news.goo.ne.jp/article/sagatv/region/sagatv-2020100903909.html スタントマンが再現したのは、自転車の2人乗りや、 交差点で一時停止をしないなど日常で起こる可能性の高い自転車事故です。 2人乗りはTVで温泉タオル着用のように注釈を付けることを優先させたほうが早い気がする。 スケアードストレートはともかく、一時停止を守らなかった場合どうなるのかについて知ることは重要。 ●[静岡]「止まれ」の標識を無視し衝突事故 自転車の男、原付きバイクと衝突し逮捕…一時停止の標識を無視か news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20200919-567-OYT1T50272.html 2020/09/20 13 30読売新聞 静岡県警静岡南署は19日、静岡市葵区巴町、派遣社員の男(24)を重過失傷害の疑いで現行犯逮捕した。 発表によると、男は19日午前7時頃、静岡市駿河区小鹿の市道交差点で、自転車を運転し、 右から来た葵区瀬名川の男性(50)の原付きバイクと出合い頭にぶつかり、けがをさせた疑い。男性は頭を強く打ち、重体。 現場は信号機のない交差点。静岡南署は男が一時停止の標識を無視したとみて調べている。 静岡県で「自転車でも[止まれ]の標識では止まらなければならない(違反者には罰則あり)」と 街頭指導してないなら知らなくても不思議ではない。 「本当に事故を減らす気があるなら」積極的に一時不停止に警告カードを発行するなど、 他にも周知徹底を図るはず。 ●[愛知]自転車の摘発者数の上位は信号無視と一時不停止 www.chunichi.co.jp/article/121528 県警によると、新型コロナウイルスの感染拡大で飲食宅配のニーズが高まるにつれ、 県内では自転車の配達員の事故や交通違反が目立つようになった。 一般利用者の違反も増え、今年一~八月に前年同期比二百六十三人増の千三百五十六人が摘発された。 特に信号無視が六十九人増の七百八十八人、一時不停止が七十人増の二百五十四人と激増している。 ▼摘発者総数:1356人 ・信号無視:788人 ・一時不停止:254人 ─────────────── こういうデータがあっても、 依然として遮音関連を違反の代表格のように据えているような報道もあるので要注意。 法的拘束力の一切ない「警告カード」と、 罰則を伴う「摘発」=赤切符発行の違いすら伝えようとしていないのだから始末に負えない。 2021.12.12 ◆「多段階一時停止」の意義 2021.11.21 ●「知らない」という問題 2021.10.03 ●[山口]一時不停止に警告カード27枚(活動1時間内) 2021.09.26 ●[自動車]一時不停止違反が増加傾向(自転車も一時停止は義務) 2021.09.26 ▲自転車が一時停止無視で加害事故を起こした末路「禁錮10月、執行猶予3年(求刑・禁錮10月)の判決」 2021.09.19 ●[愛知]見通しの悪い交差点での事故 2021.08.01 ●[愛知]一時停止線のある交差点での事故 2021.07.25 ●[岐阜]自転車側に一時停止の義務のある交差点での事故 2021.06.13 ◆[東京]警視庁「止まる」を重視してもらうためのポスター 2021.06.13 ●[香川]止まれの標識のない見通しの悪い住宅街の交差点での事故 2021.06.13 ●[埼玉]「自動車側が一時停止違反の事故」とはいえ・・・ 2021.05.23 ●[静岡]事故データを考慮した中身のある交通指導の実践の手本 2021.05.16 ●[長野]歩行者優先と一時停止を掲げた街頭指導 2021.05.02 ●子供には優先的に教える一時停止 2021.04.18 ★交差点一旦停止でポイントがたまるアプリ 2020.11.22 ●[自動車]免許があっても一時停止を守るというわけでもない現状 2020.10.25 ◆高齢者と一時停止 2020.10.18 ●[愛知]珍しく検挙件数に応じ赤信号無視にも焦点を当てている記事 2020.10.11 ●一時停止のみ焦点を当てて徐行義務には一切触れられていない記事 2020.10.11 ●[佐賀]一時停止の教育 2020.09.27 ●[静岡]「止まれ」の標識を無視し衝突事故 2020.09.20 ●[愛知]自転車の摘発者数の上位は信号無視と一時不停止
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トップページ 新聞論評 新聞論評 2012 新聞論評 20120917 this Page updated 2012-09-18 10 50 06 (Tue) 2012年9月17日締切 新聞論評 200914026 亀本啓介 1.新聞情報 見出し スマホで事故防止、損保各社、アプリ続々、運転分析や急接近警告 発行日 2012年8月6日 新聞社 日本経済新聞朝刊 面数 5面 2.要約 三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険、ソニー損害保険などの損害保険会社が相次いで交通事故を削減するためスマートフォン向けに応用ソフトを提供。自動車保険の収益増加を狙う。(91文字) 3.論評 損保各社が交通事故防止のためのアプリを提供する背景には、損保の中核事業である自動車保険の収益悪化がある。アプリで自動車事故を減らして保険金の支払いを抑える狙いだ。 提供するソフト・アプリの内容は、スマホが運転中の車両の揺れや発進・停止の緩急を感知して運転技術を分析・採点するソフト。交通事故が多発する地域を表示したり、一定間隔でアラームが鳴り居眠り運転を防いだりするソフト。荒っぽい運転をした場所やその時の運転席からの映像を記録し、確認できるアプリ。スマホのカメラで車両前方を動画撮影しておくと、前方車両と急接近した場合に警告音で運転者に知らせる追突事故を防ぐアプリなど多岐に渡る。 これらのアプリを導入すれば、自動車事故の数も時代に減っていくだろう。スマホの普及により、その活躍の場が次第に増えていくなか、更なる活躍が期待される。(346文字) 4.コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
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スペード川柳コンクール スペード川柳募集 川柳は、心に思いつくままの言葉を5・7・5の17音に並べるだけ。 スペード川柳は、日常スペードに起きる何気ない出来事をユーモアと風刺のセンスで表現。 スペードプレイヤーをはじめ、ハーツ、ブリッジ、ビリヤード、どなたでも参加OK。 それでは早速、今日の出来事を一句に!投稿フォーム これまで投句された佳作 川柳1 2006 川柳2 2006 川柳3 2006 川柳4 2007 川柳5 2008 川柳6 2009 川柳7 2010 「2006スペード川柳大賞」はうにさんに決定 優勝者うにさんの優勝インタービュー 川柳関連リンク ホームへ
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川柳 このページは下記に該当しない川柳の投稿をお願いいたします。 猫川柳 犬川柳 現在のページのアクセス数本日・ - 昨日・ - 合計・ - ©2007 nekosen colored_pencil_art hal 17文字
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=物質情報= 【物質名】 4-Acetoxy-DiPT:4-acetoxy-N,N-diisopropyltryptamine 【摂取量目安】 経口 弱:5 - 15 mg 普:15 - 30 mg 強(危険):25 - 40 mg 【持続時間目安】 経口: 2 - 4 時間 【死亡事例の有無(分かる範囲で)】 【禁忌】 【参考リンク】 Erowid: ttp //www.erowid.org/chemicals/4_acetoxy_dipt/4_acetoxy_dipt.shtml ※摂取量や持続時間はあくまで目安です。体重・精神及び肉体的な向き不向きがあります。 酒類・他の薬品類との併用は重大な事故を起こす可能性があります。
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=物質情報= 【物質名】 4HO-DIPT:4-hydroxy-N,N-diisopropyltryptamine 【摂取量目安】 経口 弱:5 - 10 mg 普:10 - 20 mg 強(危険):15 - 30 mg 【持続時間目安】 経口:2 - 3 時間 【死亡事例の有無(分かる範囲で)】 【禁忌】 【参考リンク】 Erowid:ttp //www.erowid.org/chemicals/4_ho_dipt/4_ho_dipt.shtml ttp //www.erowid.org/library/books_online/tihkal/tihkal17.shtml ※摂取量や持続時間はあくまで目安です。体重・精神及び肉体的な向き不向きがあります。 酒類・他の薬品類との併用は重大な事故を起こす可能性があります。