約 1,635,307 件
https://w.atwiki.jp/red18kippu/pages/14.html
青春18きっぷ(通称;18きっぷ、18)とは、JRの旅客鉄道会社線の普通列車・快速列車が一日乗り放題となる、春・夏・冬期間限定の特別企画乗車券です。名前に『青春18』と年齢に関連する言葉がありますが、年齢制限は無く全年齢で使用可能です。 ◆値段 1枚(5回分)で12050円(1回あたり2410円)で、子供用の青春18きっぷはありません。基本的に1回につきおよそ141キロ以上でお得になり、往復はおよそ70キロ以上で元が取れます。なお、2019年10月からの消費税増税(8%→10%)で令和元年冬季からこの値段に値上げとなりました。 因みに、2019年夏季(消費税8%時)までの価格は11850円(1回当たり2370円)で、2014年春季(消費税5%時)までの価格は1枚(5回分)で11500円(1回あたり2300円)でした。 余談ですが、以前は2007年にJR各社が発足20周年を迎えたのを記念し、2007年春季に『JR発足20周年・青春18きっぷ』(上の写真)として1枚8000円(18きっぷ発売開始当時の価格と同じ、1回あたり1600円)で発売されていました。 ◆発売期間と利用期間 利用期間は学生が概ね長期休暇(春休み・夏休み・冬休み)に入る期間で、その約10日前から発売されます。有効期間は発売期間終了から10日までです。なお、払い戻しは利用期間内で未使用の場合のみ取扱箇所で行えます。 基本的な発売期間・利用期間は以下の通りです。 発売期間 利用期間 春季 2月20日 ~ 3月31日(約1か月10日間) 3月1日 ~ 4月10日(約1か月10日間) 夏季 7月1日 ~ 8月31日(約2ヶ月間) 7月20日 ~ 9月10日(約1か月20日間) 冬季 12月1日 ~ 12月31日(約1か月間) 12月10日 ~ 翌年1月10日(約1か月間) 2009年冬季以前は、発売期間は12月1日から翌年1月10日まで、利用期間は12月10日から翌年1月20日まででした。 ◆発売箇所 基本的にJRの駅にあるみどりの窓口や旅行会社のマルス端末で発行されており、JR東日本の指定席券売機、JR西日本のみどりの券売機(一部の設置駅を除く)、みどりの券売機プラスでも発券可能です。 余談ですが、以前はJR西日本・JR四国圏内のみどりの窓口のないごく一部の有人駅でも枚数限定の常備券タイプとして取り扱っていました。(過去に発売されていた赤い青春18きっぷとは?のページ参照) ◆青春18きっぷで利用可能(不可能)な列車・区間 ●青春18きっぷのみで利用可能な列車・区間 普通列車(快速、新快速、特別快速等を含む)の普通車自由席 宮島航路(宮島口~宮島間) 気仙沼線(柳津~気仙沼間)・大船渡線(気仙沼~盛間)を走行するBRT(バス高速輸送システム) 普通列車扱いで運行されるJR側が手配した列車代行バス・タクシー 特例を設けている一部の第三セクター線(※一部の第三セクター線内での一部区間で利用できる特例の項目を参照) ●青春18きっぷ+αで利用可能な列車・区間 青春18きっぷの効力は有効で、別途特定の列車・区間に乗る為の有効な券があれば利用可能です。 普通列車の普通車指定席(座席指定券が必要) ホームライナーなどのライナー系列車(乗車整理券、ライナー券が必要) 普通列車のグリーン車自由席(自由席グリーン券が必要) 北海道新幹線(奥津軽いまべつ~木古内間)、道南いさりび鉄道線(木古内~五稜郭間)(北海道新幹線オプション券が必要、※青春18きっぷ北海道新幹線オプション券の項目を参照) ●利用不可能な列車・区間 青春18きっぷの効力は無効で、利用には別途乗車券が必要です。 特急列車(一部の特例区間を除く)、急行列車 新幹線全線(青春18きっぷと北海道新幹線オプション券で利用できる奥津軽いまべつ~木古内間は除く) 博多南線(博多~博多南間)や上越線(越後湯沢~ガーラ湯沢間、主に冬季のみ営業)を走る列車 旅客鉄道会社線(JR線)以外の会社線(私鉄・公営鉄道・第三セクター等の路線)を走る列車 快速みえ号で伊勢鉄道線内(河原田~津間)を通過利用する場合でも別途運賃520円が必要 普通・快速列車のグリーン車指定席 JRバス路線(但しJRの代行バス輸送は除く) ◆特急列車に乗車できる特例 石勝線の新夕張~新得間は普通列車が運行されていない為、特例として特急列車(スーパーおおぞら・スーパーとかち等)の普通車自由席のみ乗車可能です。 また、以下の区間には普通列車もありますが、利便性を高める為に特例として特急列車の普通車自由席のみ乗車可能です。 奥羽本線:青森~新青森間(つがる) 日豊本線、日南線、宮崎空港線:宮崎~宮崎空港間(にちりん・にちりんシーガイア・ひゅうが) 佐世保線:佐世保~早岐間(みどり) なお、宮崎~宮崎空港間を跨いで乗車する場合は運賃・特急料金は特例区間外のみで計算します。(例えば宮崎空港から特例区間を超えて延岡までを青春18きっぷで特急に乗車した場合、宮崎~延岡間の必要な特急券及び乗車券で乗車可能) 但し、以下の場合は乗車全区間の乗車券+特急券が必要となります。 特例区間を一駅でも超えて乗車する場合 特例区間の境界駅で特急列車から一旦下車して再度同じ特急列車に乗車し、特例区間を越えた場合 乗車列車が特例区間の境界駅を通過するため下車することができない場合 特例区間内であっても普通車自由席以外の座席を利用する場合 ◆一部の第三セクター線内での一部区間で利用できる特例 第三セクターの青い森鉄道線内の青森~野辺地~八戸間、IRいしかわ鉄道線内の金沢~津幡間、あいの風とやま鉄道線内の高岡~富山間に限り、通過利用する場合のみ普通(快速)列車の普通車自由席が青春18きっぷのみで利用できる特例があります。 ●青い森鉄道線内での特例 野辺地駅以外の当該区間の青い森鉄道線内の駅で下車した場合は別に青い森鉄道線内の運賃が必要です。また、青い森鉄道線の各駅(青森、八戸、野辺地は除く)から青春18きっぷでは乗車できません。 ○特例が適用される例 青森駅から快速「しもきた」に乗って途中下車せずに大湊駅で降りた場合。 青森駅から乗って野辺地駅に途中下車して、同駅から乗って八戸駅で降りた場合。 青森駅から乗って八戸駅まで途中下車せずに八戸線の列車に乗った場合。 ×特例が適用されない例 青森駅から乗って浅虫温泉駅で途中下車して、同駅から乗って野辺地駅で降りた場合、本きっぷの効力は無効となるので青森~浅虫温泉間と浅虫温泉~野辺地間の普通運賃が必要。 青森駅から乗って途中下車せずに三戸駅で降りた場合、本きっぷの効力は無効となるので青森~三戸間(乗車した全区間)の普通運賃が必要。 ●IRいしかわ鉄道線内での特例 金沢駅と津幡駅以外のIRいしかわ鉄道線内の駅で下車した場合は別にIRいしかわ鉄道線内の運賃が必要です。また、IRいしかわ鉄道線の各駅(金沢、津幡は除く)から青春18きっぷでは乗車できません。 ○特例が適用される例 津幡駅から乗って途中下車せずに金沢駅で降りた場合。 金沢駅から七尾線直通の列車に乗って途中下車せずに七尾駅で降りた場合。 ×特例が適用されない例 金沢駅から乗って東金沢駅で途中下車して、同駅から乗って七尾線内の各駅で降りた場合、本きっぷの効力は無効となるので金沢~東金沢間と東金沢~津幡間の普通運賃が必要。 金沢駅から乗って途中下車せずに石動駅で降りた場合、本きっぷの効力は無効となるので金沢~石動間(乗車した全区間)の普通運賃が必要。 ●あいの風とやま鉄道線内での特例 高岡駅と富山駅以外のあいの風とやま鉄道線内の駅で下車した場合は別にあいの風とやま鉄道線内の運賃が必要です。また、あいの風とやま鉄道線内の各駅(高岡、富山は除く)から青春18きっぷでは乗車できません。 ○特例が適用される例 富山駅から乗って途中下車せずに高岡駅で降りた場合。 氷見線の各駅から高岡駅を通って途中下車せずに富山駅で降りた場合。 城端駅からあいの風とやま鉄道線直通列車に乗って途中下車せずに富山駅で降りた場合。 ×特例が適用されない例 富山駅から乗って小杉駅で途中下車して、同駅から乗って高岡駅で降りた場合、本きっぷの効力は無効となるので富山~小杉間と小杉~高岡間の普通運賃が必要。 富山駅から乗って途中下車せずに石動駅で降りた場合、本きっぷの効力は無効となるので富山~石動間(乗車した全区間)の普通運賃が必要。 ◆青春18きっぷ北海道新幹線オプション券 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 平成28年3月26日の北海道新幹線開業で津軽海峡線(蟹田~木古内間)の青春18きっぷの特例廃止と、江差線の木古内~五稜郭間が第3セクター「道南いさりび鉄道」に経営移管されるのに伴い、青春18きっぷの利用可能区間が変更になりました。そこで青春18きっぷ有効期間中は特例廃止区間&三セク転換区間に乗れる救済的な切符「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」が発売しています。 ●値段 2490円で大人・子供ともに同額です。 ●発売期間と利用期間 青春18きっぷと同一期間で販売し、利用期間も18きっぷと同一期間で利用できます。 ●発売箇所 全国のJRの主な駅のみどりの窓口、JRの旅行センター及び主な旅行会社で発売します。また、JR東日本の指定席券売機、JR西日本のみどりの券売機、みどりの券売機プラスでも発券可能です。なお、常備券型はありません。 ●利用規則 本件を利用の際、有効な青春18きっぷが必要で、本券利用時に改札にて青春18きっぷも同時に提示が必要です。有効期間は乗車日当日限りです。 北海道新幹線(はやぶさ号・はやて号)の奥津軽いまべつ~木古内間の普通車の空いている席、及び道南いさりび鉄道線(木古内~五稜郭間)の普通列車が1枚につき片道1回のみ利用できます。なお、北海道新幹線奥津軽いまべつ駅と在来線の接続駅は津軽線津軽二股駅となります。 北海道新幹線奥津軽いまべつ~木古内間以外の区間にまたがって乗車する場合は新幹線乗車全区間の運賃及び料金が別に必要です。 道南いさりび鉄道線内の途中駅(木古内駅と五稜郭駅を除く)に下車した場合は道南いさりび鉄道線乗車全区間の運賃が必要です。また北海道新幹線区間において、普通車指定席、グリーン車指定席、グランクラスを利用になる場合は乗車区間の特急料金、グリーン料金等と運賃も必要です。 ◆青春18きっぷで振り替え輸送を受けることが出来るか? 青春18きっぷは本来乗る路線が事故や災害などで運転を見合わせたりした場合、JRが出したバスやタクシーでの代行輸送には利用できますが、JR以外の他社の鉄道会社線による振り替え輸送は残念ながら利用できません。振り替え輸送は普通乗車券や回数券、定期券など行き先が書かれている切符が対象です。なので行き先の証明が出来ない企画乗車券の青春18きっぷには基本的に他社の鉄道会社線による振り替え輸送は認められていません。 また、新幹線や特急等による振り替え輸送の利用でも普通乗車券が必要になります(なお、振り替え代走対象区間内のみ特急券は不要)。 ◆効力 1枚の乗車券で利用可能期間中5回(人)まで利用できます。1回(人)分は乗車日当日限り有効で、乗車時に有人駅では改札口にて駅員から、無人駅(駅員不在の有人駅)では乗車する列車の車掌(ワンマン運転の場合は駅停車中に運転士)から乗車船日の記入を受けることで有効となります。乗車船日内であれば何度でも乗り降り自由です。 日付をまたいで運転する列車については、0時を過ぎて最初に停車する駅まで有効(0時を跨いで停車している列車はその停車駅まで有効)であり、東京及び大阪近郊の電車特定区間(大都市近郊区間ではない)では終電まで有効です。 例1:東京22 52発→熱海(0 42着)行きは日付が変わって最初に停車する途中の大磯(0 00着)まで利用可能。 例2:東京0 00発→高尾(1 08着)行きは全て電車特定区間内にあるので、終点まで利用可能。 例3:東京23 54発→小田原(1 21着)行きは途中の電車特定区間の境界駅である大船(0 41着)まで利用可能。 なお、切符データの複雑化や不正防止のため等で自動改札機には通せません。 ◆青春18きっぷのバラを手に入る方法 青春18きっぷは通常5回分(新品)しか売っていませんが、以下の方法で1回分~4回分のバラ(中古)が購入できます。 金券ショップに行き、バラ売りの18きっぷを購入する。但し、残り回数によっては売り切れの場合がある。 オークションサイトでバラの18きっぷを落札(購入)する。但し、取引相手は個人がほとんどで「支払ったのに18きっぷが送られてこない」等といったトラブルが稀に起きることもある。 ◆残り回数が余って不要になった青春18きっぷを処分する方法 1回でも使用済みの18きっぷはもちろん払い戻し不可ですが、以下の方法で残り分を処分させます。 金券ショップに行き、残り分を買い取ってもらう。 オークションサイトで出品する。但し、稀に落札者とのトラブルが発生することもある。 家族や友人・知り合いに買い取って貰うか無償で譲る。 ちょっとしたお出かけや通勤・通学などの短距離の乗車(JR在来線に限る)でも1回分消化させる。勿体無いと思うが使わないよりはマシ。
https://w.atwiki.jp/daisei-18/pages/87.html
基本情報 利用可能区間 JRの全ての在来線+宮島航路(JRが運航しているもの) 発売時期 春、夏、冬の3シーズン 2013年の発売期間 未発表 値段 5回分(5人分)11,500円 発売箇所 みどりの窓口JR東日本の指定席券売機(トップ画面→おとくなきっぷ→2頁目 駅によって若干違いがある) 年齢制限 無し。心が青春してるならOK その他 JRホテルグループの予約センターに宿泊を申し込み、当日そこで青春18きっぷを提示すると宿泊料金の割引等が受けられます。 使い方 1枚で5日分(5人分)使えます。バラ売りはしていません。 1人で5人まで同時に使えます。ただし同一行程が条件です。誰か一人でも途中の駅で降りる、または合流する場合は、参加者全員が一度改札を出る必要があります。 朝起きて最初に改札に入るときに、当日の日付のハンコを押してもらってください。そうでないと不正乗車扱いとなります。 自動改札は通れないので有人改札を通ってください。 一日あたりの有効時間は午前0時までです。列車に乗っている場合は0時を過ぎて最初に停車した駅まで有効です。ただし特定区間内※では終電まで有効です。特定区間についてはググれ。(例:東京近郊区間とか) 乗れる列車 JRの普通・快速列車の普通車の自由席・指定席・グリーン車自由席、ライナーの普通車に乗れます。災害時等の普通列車代行バスにも乗れます。 2010年12月4日より、東北本線の八戸~青森間が青い森鉄道に移管されましたが、この区間も野辺地以外で途中下車しなければ青春18きっぷで乗ることが出来ます。(詳しくは後述) 快速ムーンライト○○やホリデー快速○○ にも乗ることができます。指定券が必要な場合は指定券を購入すれば乗れます。 季節の臨時列車(例:快速エアポート常磐、奥出雲おろち号)にも乗れます。指定券が必要な場合は指定券を購入すれば乗れます。 何にせよ「快速」とつくものは「新快速」でも「特別快速」でもどれでも乗れます。特急型車両であっても「普通」や「快速」なら乗れます。指定券が必要な列車は指定券の確保を忘れずに。 青春18きっぷで乗れるお得な列車も参考にしてください。 乗れない列車 新幹線・急行・特急・寝台車には乗れません。「特急券だけ追加すればいいんでしょ?」←間違い 特急券などの他に乗車券も別途必要です。ただし、例外的に乗れる列車・区間もあります(後述) 普通・快速列車のグリーン車指定席にも乗ることはできません。(例:快速マリンライナーのグリーン車) 例外 石勝線 新夕張駅~新得駅間の各駅 津軽線・海峡線(津軽海峡線) 蟹田駅~木古内駅間の各駅 上記の区間は特急しか走ってないので特急列車に乗れます。 但し、乗れるのは自由席のみ。 特例区間外にまたがって乗車し続けた場合は、乗車した全区間の乗車券および特急券が必要となるので要注意。詳しくはwikipediaを参照してください。 青い森鉄道 八戸~青森間の特例 2010年12月4日より、東北本線の八戸~青森間は「青い森鉄道」に移管されましたが、この区間は野辺地を除く途中駅で降りなければ青春18きっぷで乗ることが可能になりました。 野辺地の除く各駅で下車すると「青い森鉄道の運賃」が必要となるのでご注意ください。 なお、同じ青い森鉄道線でも目時~八戸は乗れません。IGRいわて銀河鉄道も乗れません。 18きっぷで乗れる例 青森から乗って八戸まで降りない。 青森から乗って野辺地で降りて、駅前のコンビニでお弁当を買って大湊線に乗って下北へ行く。 八戸から乗って野辺地で降りる。 野辺地から乗って青森まで行くetc 18きっぷで乗れない例 青森から乗って浅虫温泉で下車 三沢から乗って八戸で下車etc 特典 前述の通り、JRホテルグループの予約センターに宿泊を申し込み、当日そこで青春18きっぷを提示すると宿泊料金の割引等が受けられます。 八代駅(熊本県)~川内駅(鹿児島県)を運行する肥薩おれんじ鉄道を利用する際、肥薩おれんじ鉄道の窓口で青春18きっぷを提示すると、全線を通して乗る場合、550円安いおれんじ18フリーきっぷを購入することができます。但し、青春18きっぷに当日分のハンコが押してあることが条件です。事前購入などは出来ません。八代駅、川内駅などの肥薩おれんじ鉄道の窓口で発売しています。 余ったら 頻出Q&A参照 注意・補足 きっぷは横の長さが12㎝ほどあるので降り畳み財布だと折れます。長財布を使うなど各自工夫してください。
https://w.atwiki.jp/aoharu18ticket/pages/136.html
赤い青春18きっぷ 赤い青春18きっぷとは通常「マルス券」とよばれる青い磁気タイプのものに対して、 赤い常備券タイプ(紙の券)によって作られた青春18きっぷである 現在、このタイプの青春18きっぷを発売している駅はJR西日本および四国のごく一部の駅に限られており、 その入手は困難を極める(ただし、発売駅近辺が地元の場合は除く) 昔は郵便によりその販売をしていたこともあったが、現在ではその制度が廃止され手に入れるためには その駅まで赴く必要がある。 発売駅などの詳しい情報に関しては以下の「赤い青春18きっぷwiki」を参照してください http //www43.atwiki.jp/red18kippu/pages/16.html
https://w.atwiki.jp/18kippu/pages/11.html
青春18きっぷとは JR全線の普通列車、宮島航路に一日、乗り放題のきっぷです。 5回分セットで、11500円で発売されます。ばら売りはしません。 5回分を、一人で5回使うことも、3人で旅行をして3回分を一気に使い、残りの2回分を、また2人で旅行して使い切ることも出来ます。ただし、複数で行動する場合は同一行動をする時に限られます。 払い戻しは、購入した期間と同期間で、未使用の時のみ可能です。 年齢制限もありません。学生以外でも、使えます。 子供料金はありません。 JRホテルグループで宿泊料が割引されます 発売場所 全国の「みどりの窓口」 「みどりの窓口」は地域によって、早朝や深夜に営業していない場合がありますので、旅行前に購入することをオススメします。 一部の旅行会社(JTBや近畿日本ツーリスト)でも扱っています。 発売期間 2007/2008年度 発売時期 発売期間 利用期間 春季 02月20日~03月31日 03月01日~04月10日 夏季 07月01日~08月31日 07月20日~09月10日 冬季 12月01日~01月10日 12月10日~01月20日 発売期間と利用期間にずれがあります。特に、利用期間の最後の方に利用をするときは、発売期間に注意して、早めに購入してください。 夏期に2回分使って、冬季に3回分使うなど、シーズンを持ち越して18きっぷを使うことは出来ません。
https://w.atwiki.jp/aoharu18ticket/pages/15.html
青春18きっぷとは、JR各社が春、夏、冬の期間限定で普通列車限定日本全国のJRが乗り放題のきっぷである。 切符は一枚で5日分の効力を持っており、5回分11500円で発売されている。 (5回分使い切る前に捨てたら自己責任) (5人で5回分使用し1日旅行することも可能、1人で5日分使用することも可能) 「青春18」と言われているが、18歳だろうがそうでなかろうが老若男女すべての人が購入でき、使用できる。 また、指定券を購入すれば全車指定の普通列車が、自由席グリーン車であれば自由席グリーン券を購入すれば 乗車することができる。 ただし、普通列車指定席グリーンはこれには該当せず、乗車する場合は乗車区間の乗車券ならびにグリーン車指定券が 必要である また、特例区間として蟹田~木古内および新得~新夕張区間は普通列車が運行していないため特急列車を 自由席に限り乗車できる。ただし、一駅でもこれを超えた場合、全ての区間の乗車券ならびに特急料金が必要となる (例 蟹田~函館) 払い戻しは未使用の場合のみ可能
https://w.atwiki.jp/red18kippu/pages/117.html
青春18きっぷ(以下:18きっぷ)を含む列車に乗って長旅をするには前もって計画を立てつつ、ある程度の準備が必要になります。そこで、ここでは2日以上旅をする際に体を休める寝所や18きっぷでの旅に役に立つものをいくつか紹介していきます。 ◆道中の寝所 2日以上かけて遠くに青春18きっぷで旅行するなら寝所を見つけなければなりません。その中で安くてよく寝所として使われているものをいくつかあげてみました。 なお、親戚や友達の家などに泊まるのは論外とします。 なお、おすすめ度は5段階評価で☆☆☆☆☆が最高です。 寝所 宿泊料金 快適度 安全度 コンセントorUSB差込口の有無 ビジネスホテル(シングル) 3000~6000円 ベッドで寝れて最高 ◎ ある カプセルホテル 2000~4000円 ベッドで寝れて最高 〇 あるが無いところもある 夜行列車(ムーンライトながら) 520円 最低、足を伸ばせるので普通 ▲ 客席にはない 夜行バス 運賃による 格安便は座席が夜行列車より狭い分不快 △ ないが、あるバスもある 夜行フェリー(2等) 運賃による 大部屋で横になれるのでやや快適 ▲ あるが数は少ない ネットカフェ 1200~2000円程度 横になれる(一部施設のみ)のでまあまあ 〇 殆どある 健康ランド・スーパー銭湯(24時間営業) 2000~3000円程度 仮眠室の椅子があるので悪くは無い ▲ 基本的に無いがあるところもある STB 0円 寝場所が固いベンチなので寝袋無では極悪 × 駅のコンセントを無断で使用したら窃盗になるので注意 ファミレス(24時間営業) ドリンクバー200円~ 大抵はソファーがあるので横になることは可能 ▲ ファミレスのコンセントを無断で使用したら窃盗になるので禁止 1.ビジネスホテル おすすめ度:☆☆☆☆ 寝所の中で最も快適でプライバシーが守られているのがホテルで、世情が出来てコンセントも勿論有りで柔らかいベッドで寝れるのも特徴です。その中で一般的に良く使われているのがビジネスホテルで、駅から近いのもあります。最もホテルの欠点は値段ですが、ビジネスホテルはやや狭い部屋ながらシングルで一泊3000~6000円とリーズナブルに泊まれます。一部では朝食がついているところもあります。 2.カプセルホテル おすすめ度:☆☆☆☆ ビジネスホテルよりも安い価格設定なのですが、その分トイレや浴場等は共用の場になります。なので、夜は横になってカプセル内の布団でぐっすり寝たいだけなら良いかも知れません。また、旅館業法の簡易宿所になりますので各カプセルに鍵は付いていません。なので貴重品等はホテル内のロッカーに預けるようにしましょう。 3.夜行列車(快速ムーンライトながら) おすすめ度:☆☆☆☆☆ 昔と比べて18きっぷ有効期間内でも乗れる夜行快速列車が大分減ってきていますが、今でも臨時快速ムーンライトながら(東京~大垣間)は早朝に目的地に着いたらすぐに次の列車に乗り換えられることが出来るので18きっぷユーザーにとっては一石二鳥で人気の列車です。有効な18きっぷを所持していれば指定席520円だけを購入すると利用できます。寝場所はリクライニングする座席で下記の格安夜行バスの一般的な座席よりはマシです。 4.夜行バス おすすめ度:☆☆☆ 夜行列車とは対照的に今では夜行バスが増えてきました。値段は運賃で宿泊料金が決まるので様々ですが、ここでは一番安い一列2×2シートについて触れます。このシートは周りが狭くてリクライニングがし辛い仕様ですが、ただ寝てやり過ごすという人なら我慢は出来そうです。バス内にはコンセントはないですが、一部のハイグレードのバスにはコンセント若しくはUSB差込口が備え付けられています。 5.夜行フェリー おすすめ度:☆☆☆ 夜行フェリーも夜行バスと同様で運賃や部屋の等級で宿泊料金が決まりますが、一番リーズナブルな等級なのが共同使用の大部屋(2等)です。大部屋で横たわって寝ることが出来ますが、床が少々固めなので寝心地がよくないかも知れません。ただ、駅からフェリー乗り場までの距離が離れていることが多いので、フェリー連絡バスやタクシー等を使用すると良いでしょう。 6.漫画喫茶・インターネットカフェ おすすめ度:☆☆☆ 漫画喫茶・ネットカフェの多くは24時営業です。個室の種類は横たわって仮眠が可能なフラット席やリクライニングチェアや等があります。その個室の仕切りドアに旅館業法の簡易宿所の為に鍵はないですが、ある程度のプライバシーは守られます。ほとんどの場合、ジュースの飲み放題が出来ます。コンセントは無い場合でも、パソコンのUSB差込口で携帯の充電は出来ます。しかし店舗の構造上、死角が多く、置き引きや盗難が発生しやすいのが問題です。 7.健康ランド・スーパー銭湯 おすすめ度:☆☆ 24時間営業の施設に限ります。仮眠室で休むついでに浴場で疲れを癒すこともできますが、個室がない空間がほとんどなのでプライバシーは守られません。また置き引きや盗難が発生しやすい環境なのでロッカーに預けるなどして貴重品管理にはご注意ください。 8.STB(駅寝) おすすめ度:☆(最低) お金がかからない宿泊施設と言えばやはり駅(但し、夜間早朝無人駅のみに限るが、無人駅でも施錠されて追い出される場合がある)の待合室でしょう。駅に泊まれる時間は終電発車後から始発到着前までで、ゴミを出さないで綺麗にして帰る等のいくつかの最低限のマナーを守らなればなりません。寝るための寝袋は必要で、冬となれば防寒対策、夏となれば虫(蚊、蛾等)対策とそれなりの準備が必要になるでしょう。駅にはコンセントがある場合がありますが、無断で使用すると電気泥棒となり罰せられますので使用厳禁です。また、火を使用することも禁止です。更に深夜帯は無人駅が近所の不良や暴走族、ホームレスの溜まり場となる場合や、近所の人が不審人物扱いされることもあって警察から職務質問を受けて最悪署に連行といった最悪なことになるリスクもあります。マナーさえ守れて、事前に十分な準備さえ出来ていれば無料で宿泊出来て、かつ始発列車にすぐ乗れますが何せ欠点だらけですので、STBを敬遠する人は多いに違いないです。もしSTBを体験したいのであれば秘境駅のような周囲に民家がほとんどない静寂な場所を選んだ方が良いでしょう。 9.ファミリーレストラン(但し24時間営業の店に限る) おすすめ度:☆☆ 多くのファミレスは24時間営業ですので、閑散時間帯である深夜~早朝はここで仮眠することが可能です。但し、ファミレスの商品を最低1品を購入しないと店に立ち入ることが出来ません。なので、ここはドリンクバーのみを購入(200円程度)するのがおススメで、勿論、食事も取れたりすることもできます。大抵のファミレスは長いソファーもあって横たわることもできますが、全部オープン席なのでプライバシーは全く守られてなくて周りが騒がしく、置き引き・盗難も発生しやすい環境になっていることを予め知っておいてください。 ◆青春18きっぷでの旅に役に立つもの 1.お金、キャッシュカード 旅をするのに一番の必需品です。18きっぷ使用の日帰り旅行では食事代として千円前後の所持で十分だと思います。但し、泊まりで出掛ける場合には多くのお金を持つことになりますが、日本は治安が比較的良いとはいえ、なるべく大量の金銭を持ち歩くことは避けた方が良いです。指定銀行の他に、大半のコンビニのATMでもお金がおろせられるキャッシュカードを持ち歩くようにしましょう。但し、地方では駅前近辺にATMが全く無い不便な場所もありますのでご注意ください。 2.携帯電話(スマートフォン含む) 駅の時刻表や現在の遅延状況を検索できたりして道中でも計画やルート等を練り直すことが可能です。また、緊急時の連絡手段としても重宝します。電池切れに困らないようよう、携帯バッテリーも1個持っておいた方がいいです。 3.携帯バッテリー&USBケーブル 携帯電話や携帯ゲーム機等をUSBケーブルを繋ぐことで何処でも充電できることが可能です。ただ、やや重い荷物になるのが弱点です。 4.時刻表(本) ほぼ全ての駅時刻が記載されている電話帳サイズのものと一部の詳細な駅時刻が省略されている手の平サイズのものがありますが、旅に持っていくには後者のほうをお奨めします。但し、携帯(スマホ)で列車の時刻検索等が出来れば時刻表はあまり必要性は無いと思います。 5.カメラ、音楽プレイヤー、ゲーム機、読書本等 列車内で過ごす時や、列車の長い待ち時間を潰す際に利用しましょう。但し、多く持ち歩くと荷物になるので出来るだけ少なめにした方が良いです。 6.酔い止め薬 列車やバス等で乗り物酔いしやすい旅行者にとっては必需品になります。 7.アイマスク、耳栓、首枕 あれば列車やバスのリクライニング席でも安眠が可能です。 8.歯ブラシ&歯磨き粉、髭剃りなどの洗面用具 2日以内の旅なら必要でないかも知れません。 9.寝袋 STB(駅寝)したい時だけの必需品です。それ以外の出番はなく、ただ大きな荷物になります。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/46662.html
登録日:2020/12/06 (日曜日) 18 10 21 更新日:2024/09/12 Thu 20 05 34NEW! 所要時間:約 35分で読めます ▽タグ一覧 IRいしかわ鉄道 JR JR九州 JR北海道 JR四国 JR東日本 JR東海 JR西日本 あいの風とやま鉄道 ハピラインふくい 所用時間30分以上の項目 特別企画乗車券 道南いさりび鉄道 鉄道 青い森鉄道 青春18きっぷとは、JR旅客鉄道6社(JR北海道、JR東日本、JR東海、JR西日本、JR四国、JR九州)が共同で発売している特別企画乗車券である。 略称は「18きっぷ」。 【概要】 特定の期間のみ「JR旅客6社の全路線の普通列車が1日乗り放題」を1枚で5回利用可能な乗車券である。 現在JRが発売している誰でも入手可能な特別企画乗車券(*1)の中で最も通用範囲が広く知名度も高い商品。聖地巡礼や遠方のイベントに行く際にお世話になったアニヲタ民もいるのではないだろうか。 発売開始は国鉄時代の1982年より。名前は旅客局局長を務めていた須田寛(後のJR東海初代社長 現・相談役)が青少年・学生をイメージした「青春」とその象徴とも言える年齢で末広がりにも通じる「18」を組み合わせて名付けられた。 そのため時折若者向けと勘違いされがちだが、年齢制限等はなく、誰でも利用可能。ただし子供用はなく、小学生でも大人用と同じものを購入することになる。 なお、以下の解説では各種利用条件は2020年冬季のものを、ダイヤは2023年3月改正のものを使用する。 【切符の解説】 利用条件 学生の春季・夏季・冬期休暇に合わせる形で3月上旬~4月上旬、7月下旬~9月上旬、12月中旬~1月上旬に利用可能。詳細な日程は毎回微妙に変わるためJRのHPを参照のこと。 なお、発売期間は利用期間と若干ズレており、春季分は2月下旬~3月末日、夏季分は7月初日~8月末日、冬季は12月初日~12月末日が発売期間となる。そのため、例えば1月に入ってから急に使おうと思っても駅では購入できないので注意。 購入は発売期間中にみどりの窓口の他、指定席が発行できる多機能タイプの券売機があればそれでも購入可能。また、JTBをはじめJR券を取り扱っている旅行会社でも購入可能だが、この場合は発行手数料がかかる場合があるのでよく確認のこと。 価格は5回分で12,050円(2020年12月現在)。 発売当初は1日分×5枚のセット形式で販売されていたが、1996年3月以降の販売分は券面が5回分まとまったタイプに変更された。 変更の理由は明らかにされていないが、一説にはバラ売り券を金券ショップに流されるのを防止するためとも言われている。 また、余った場合でもその18きっぷの利用期間が終了してしまうと無効となってしまう。なので、夏に余ったからと次の冬に使いまわす、というようなことはできない。 なお、金券ショップやオークションサイトで余った18きっぷが購入できることもあるが、基本定価より高価になるうえに取扱数は少なく、さらにトラブルに発展する恐れもあるため利用は慎重に。 使用方法、有効期間 利用開始当日、最初に改札を通る際に駅員に1回分の日付印を押してもらうことで、その日の終わりまで有効になる。2回目以降は改札口で駅員に日付印を提示することで通ることができる。きっぷのサイズが大きいため自動改札は使用できない(そもそも乗降する駅に自動改札が無いことも有り得る)。 なお、一発目が無人駅の場合や、有人駅でも改札に係員がいないなどで日付印を押してもらえない場合、車内で車掌、ワンマン運転の場合は運転士に日付印やサインなどを入れてもらう。 1回ごとの有効期間は日付印の0 00まで(終電までではない)。もし列車が0 00をまたぐ場合、0 00を過ぎた後の最初の停車駅まで利用可能で、その先まで乗車する場合、0 00を過ぎた最初の停車駅からの運賃を精算するか、18きっぷの余りがある場合翌日分の日付印を入れてもらうのでも可。 ○例 1. 4/1の日付印で 大府~(4/1 23 37発 普通大垣行き、名古屋4/1 23 59着 4/2 0 02発)~大垣 →この列車は名古屋駅停車中に日付をまたぐため、以降18きっぷを使わない場合名古屋-大垣の運賃を精算することになる。 2. 1/1の日付印で 高松~(1/1 23 29発 快速マリンライナー72号岡山行き、児島1/2 0 09発)~岡山 →この列車は坂出-宇多津-児島走行中に日付をまたぐため、0 00を過ぎて最初の停車駅の児島以遠である児島-岡山の運賃を精算することになる。 ただし例外として、東京・大阪地区に存在する「電車特定区間」は0 00を過ぎてもその日の終電まで有効。 ※電車特定区間についてはJRのHPを参照。 ○例 1. 8/1の日付印で 千葉~(8/1 23 50発 快速東京行き、津田沼8/2 0 01発)~東京 →この列車は稲毛-津田沼で日付をまたぐが、当該区間は電車特定区間なので東京まで利用可能。 2. 9/1の日付印で 天王寺~(9/2 0 19発 普通大阪行き)~大阪 →この列車は乗車時点で日付をまたいだ後だが、当該区間は電車特定区間なのでそのまま利用可能。 3. 8/15の日付印で 大阪~(8/15 23 34発 快速姫路行き、三ノ宮8/16 0 03発)~魚住 →この列車は日付をまたぐのは六甲道-三ノ宮だが、西明石までは電車特定区間なので西明石-魚住の運賃を精算すればよい。 4. 12/25の日付印で 蘇我~(12/26 0 20発 普通新習志野行き)~新習志野 →この場合、千葉みなと-新習志野が電車特定区間内で前日の日付印でも有効なので、蘇我-千葉みなとの乗車券を用意すればよい。 ※複数人で利用するときは? 複数人で1枚の18きっぷを利用する場合は、日付印を改札で人数分入れてもらったうえで、全員で同一行程をとる必要がある。 この「同一行程」というのは、同じ列車に乗車し、改札の出入りも全員同時に行うことを指す。なので、同じ18きっぷをシェアしているグループのうち一人だけが買い物のために改札を出る、とか、一人だけを残して他のメンバーは次の目的地に先回りする、などということは不可。 ○例 森田くんが東京駅で、南田くんが新橋駅で、六角くんが品川駅で乗車し、熱海まで旅行する場合 →この場合、まず森田くんは東京駅で1回目の日付印を押してもらう。その後、新橋駅で改札を出て南田くんと合流し、新橋駅で2回目の日付印を押してもらう。そして2人で品川駅に行って改札を出て六角くんと合流し、品川駅で3回目の日付印を押してもらう。その後は3人が全員で同じ行程を取ればよい。帰りは品川駅で改札を出て六角くん解散、新橋駅で改札を出て南田くん解散、とすればよい。 有効区間、列車 JRの在来線全路線において普通列車が利用可能。また、鉄道路線から転換したJR運営のBRT(気仙沼線・大船渡線・日田彦山線)や、JR西日本が運航する宮島フェリーも乗車可能。 なお、普通車指定席に関しては指定券を購入すれば利用可能。「普通列車に指定席?」と思う方もいるかもしれないが、一部地域には都市間輸送や空港アクセスなどの観点から指定席が連結されている列車や全車指定席の快速として運転されている観光列車などがある。全国各地では蒸気機関車の動態保存を兼ねて蒸気機関車牽引の観光列車が運転されているが、これもJRで運転されているものに関しては現状全列車が快速なので18きっぷ+指定券で乗車できる。 また、正確には指定席ではないが、北海道や東海地区の一部に運行されている座席定員制のライナーは制度上普通列車となるため、対応する乗車整理券を購入すれば利用可能である。 グリーン車に関しては自由席であればグリーン券を購入すれば利用可能。「普通列車にグリーン車?しかも自由席?」と思う方もいるかもしれないが、東京近郊で比較的長距離を走る路線には国鉄時代からグリーン車自由席があり、これが現在でも引き継がれている。また、一部地域では特急型車両が普通列車として運行される際にグリーン車自由席が営業される場合があるがこれもグリーン券を購入すれば利用可能。 注意点として、特急列車には「18きっぷ+特急券」では乗車できず、特急列車に乗車したい場合は乗車券も購入する必要がある。また、この規定のせいで特急列車しか走行列車がない博多南線、また季節運行の上越線ガーラ湯沢支線は路線ごと利用不可になっている。また、普通列車でもグリーン車指定席は「18きっぷ+グリーン券」では乗車不可である。 また、JRではない路線は利用不可能。 一見当然だがこれが曲者となる場所があり、傍からはJRに見えるがJRでない区間、逆にJRに見えないがJRである区間、JRが運行主体の列車がJR以外に直通する区間、逆にJR以外が運行主体の列車がJRに直通する区間などが存在する。 ◇紛らわしいけど大丈夫な区間 常磐線/東京メトロ千代田線北千住-綾瀬 この区間は複々線であり、快速列車が「JR」、各駅停車が「東京メトロ」と案内されている。また、北千住-綾瀬に乗車しようとしたら東京メトロの券売機できっぷを買うことになる。 そのためこの区間は「東京メトロ千代田線」と思っている人が多いと思われるが、実際にはこの区間は「JRでもあり、東京メトロでもある」というのが正確。そのため、JRの乗車券でも東京メトロの乗車券でも利用可能である。 これは18きっぷでも同様のため、北千住-綾瀬のみの利用でも18きっぷで問題なく利用可能。また、JRの区間を飛び出した場合、北千住または綾瀬から/までの運賃を精算すればよい。 ○例 1. 馬橋~(13 42発 普通代々木上原行き)~二重橋前 →この場合、北千住-二重橋前の運賃を支払えばよい。 2. 新橋~(22 24発 快速成田行き)~北千住~(23 01発 普通北綾瀬行き)~北綾瀬 →きっぷや交通系ICの場合は北千住で分割するパターンだが、18きっぷの場合は綾瀬-北綾瀬の運賃を支払えばよい。 鹿島線鹿島神宮-鹿島サッカースタジアム 『ガールズ&パンツァー』の聖地であり、アニヲタの利用も比較的多いと思われる区間。 運転系統としては鹿島神宮で区切られており、そこから南は鹿島線の電車が、北は鹿島臨海鉄道大洗鹿島線の気動車が運行されている。 しかし、実際の会社境界はサッカーの試合がある特定日だけ営業される鹿島サッカースタジアムとなっている。 ではどうなるのかというと、ここは「鹿島サッカースタジアムを常設の駅として扱い、鹿島サッカースタジアム営業日ではない場合も、運賃計算上の境界駅は鹿島サッカースタジアムとする」ということになる。 なので、鹿島サッカースタジアムの営業日でない場合でも、荒野台以北にまたがる場合は鹿島サッカースタジアムから/までの運賃を支払えばよい。 ○例 鹿島神宮~(13 45発 普通水戸行き)~大洗 →この場合、鹿島サッカースタジアム-大洗の運賃を支払えばよい。 七尾線/のと鉄道七尾線七尾-和倉温泉 『花咲くいろは』の聖地であり、アニヲタの利用も比較的多いと思われる区間。 この区間は特急列車はJRが運行する列車、普通列車はのと鉄道が運転する列車であり、七尾-和倉温泉の普通列車に関しては「のと鉄道」と案内されていることが多い。実際、駅でも七尾-和倉温泉のきっぷはのと鉄道の券売機で購入することになる。 しかし、この区間は「JRでもあり、のと鉄道でもある」という扱いになっている。 なので、七尾-和倉温泉は普通列車であれば18きっぷで利用可能であり、田鶴浜以北にまたがる場合は和倉温泉から/までの運賃を支払えばよい。 ○例 西岸~(17 35発 普通七尾行き)~七尾 →この場合、西岸-和倉温泉の運賃を支払えばよい。 ◇紛らわしくてダメな区間 IGRいわて銀河鉄道いわて銀河鉄道線盛岡-好摩 JR花輪線の列車がいわて銀河鉄道線好摩-盛岡を経由して盛岡発着で運転されている。しかしJRではないため、18きっぷでは利用不可。 ×例 盛岡~(5 06発 普通大館行き)~大館 →盛岡-好摩はIGRいわて銀河鉄道の運賃が必要となる。 北越急行ほくほく線六日町-犀潟 『電車でGO!2』に登場したため比較的知名度の高い路線。この区間は関東対北陸の短絡ルートとして建設され、特急列車がなくなった現在も多くの列車はJRに乗り入れて直江津・越後湯沢発着で運転されている。しかし六日町-犀潟はJRではないため、18きっぷでは利用不可。 ×例 直江津~(5 52発 快速越後湯沢行き)~越後湯沢 →犀潟-六日町は北越急行の運賃が必要となる。 しなの鉄道北しなの線長野-豊野 JR飯山線の列車がしなの鉄道北しなの線長野-豊野を経由して長野発着で運転されている。しかしJRではないため、18きっぷでは利用不可。 ×例 飯山~(22 36発 普通長野行き)~長野 →豊野-長野はしなの鉄道の運賃が必要となる。 伊勢鉄道伊勢線河原田-津 この区間は伊勢鉄道の列車のみならずJRの快速列車や特急列車も数多く経由し、名古屋・四日市方面と津・松阪方面への短絡線として利用されている。しかしJRではないため、18きっぷでは利用不可。 ×例 名古屋~(16 37発 快速みえ17号鳥羽行き)~津 →河原田-津は伊勢鉄道の運賃が必要となる。 伯備線/井原鉄道井原線清音-総社 この区間はJRと井原鉄道が同じ区間を共用していて「JRでもあり、井原鉄道でもある」という扱いだが、北千住-綾瀬や七尾-和倉温泉と異なりこの区間はJRと井原鉄道では乗車券が完全に別の扱いとなり、JRの乗車券で井原鉄道に乗車する、またその逆は不可能。18きっぷにもこれはきっちり適用されるため、井原鉄道が運転する列車は18きっぷでは利用不可となっている。 ×例 総社~(10 39発 普通神辺行き)~神辺 →この場合清音-神辺ではなく、総社-神辺の井原鉄道の運賃が必要となる。 土佐くろしお鉄道中村線窪川-若井 JR予土線の列車が土佐くろしお鉄道中村線を経由して窪川発着で運転されている。しかし窪川-若井はJRではないため、18きっぷでは利用不可。 ×例 江川崎~(12 50発 普通窪川行き)~窪川 →若井-窪川は土佐くろしお鉄道の運賃が必要となる。 ただし、この乗車可能列車にはごく一部に例外がある。 ◇例外 石勝線 新夕張-新得 途中駅となる占冠とトマム以外人口希薄地帯であり普通列車が一切運行されていないため、18きっぷのみで特急列車の普通車に乗車できる(ちなみにこれは普通乗車券でも同様)。 注意点として、同じ列車に連続して乗車したまま特例区間をはみ出してはいけない。特例区間をはみ出た場合、乗車した全区間について乗車券と特急券が必要となる。また、座席の指定を受ける場合やグリーン車を利用する場合も乗車券と特急券が必要となる。 ○いい例 1. 千歳~(17 35発 普通新夕張行き)~新夕張~(18 39発 特急おおぞら9号釧路行き)~新得~(20 00発 普通帯広行き)~帯広 →特例区間をはみ出していないため、新夕張-新得は18きっぷのみで「おおぞら9号」に乗車できる。 2. 占冠~(9 20発 特急おおぞら2号札幌行き)~新夕張~(10 28発 特急とかち4号札幌行き)~南千歳 →この場合、新夕張でいったん下車しているため、乗車券と特急券が必要なのは新夕張-南千歳の「とかち4号」のみで、占冠-新夕張は18きっぷのみで「おおぞら2号」に乗車できる。 ×ダメな例 トマム~(20 20発 特急とかち7号帯広行き)~十勝清水 →この場合、特例区間をはみ出して乗車し続けているため、トマム-十勝清水の乗車券と特急券が必要になる。 室蘭本線 室蘭-東室蘭 2024年のダイヤ改正で特急「すずらん」が全区間特急扱いになった際、その補填として特例区間が制定された。石勝線と同じく適用となるのは区間内の立席利用の場合のみで、同じ列車に連続して乗車したまま特例区間をはみ出してはいけない。 奥羽本線 新青森-青森 東北新幹線全線開業時、青森駅へのアクセス列車として新青森発着となった特急「白鳥」をそのまま使用することになったため利便性向上を目的に特例区間として設定された。ただ、現在適用となる列車は新幹線連絡と縁が薄い「つがる」のみなのであまり意味がないが…。18きっぷは制定当初対象外とされていたが、2012年夏季発売分から対象となった。 適用となるのは普通車自由席のみで、同じ列車に連続して乗車したまま特例区間をはみ出してはいけない。 日豊本線宮崎-南宮崎、日南線南宮崎-田吉、宮崎空港線田吉-宮崎空港 宮崎空港から宮崎市中心部へのアクセスのために特急を使用できる。なお、空港連絡とは無関係な「海幸山幸」でも可。 この区間に関しては上3例とは扱いが異なり、特例区間をはみ出した場合は当該駅からの乗車券と特急券を購入すればよい。また、指定席やグリーン車も利用可能。 ○例 宮崎~(10 16発 特急きりしま9号)~国分 →この場合、必要なのは南宮崎-国分の乗車券と特急券。 佐世保線早岐-佐世保 2019年のダイヤ改正で日中の普通列車が削減された際、その補填として特例区間が制定された。 この区間に関しては特例区間をはみ出した場合は当該駅からの乗車券と特急券を購入すればよい。指定席やグリーン車も利用可能。 ○例 佐世保~(16 41発 特急みどり24号)~肥前山口 →この場合、必要なのは早岐-肥前山口の乗車券と特急券。 青い森鉄道線八戸-青森 八戸線と大湊線が他のJRの在来線から完全に孤立しているため、その橋渡しとして、乗車駅と下車駅が「八戸線長苗代以遠各駅・大湊線野辺地以遠各駅」「大湊線野辺地以遠各駅・奥羽本線新青森以遠各駅/津軽線蟹田以遠各駅」「八戸線長苗代以遠各駅・奥羽本線新青森以遠各駅/津軽線蟹田以遠各駅」の組み合わせの場合のみ青い森鉄道線の普通列車に乗車できる。八戸、野辺地、青森では途中出場可能。 なお、青い森鉄道線内完結の場合乗車駅から下車駅までの運賃が必要になる。 ○いい例 久慈~(6 42発 普通八戸行き)~八戸~(9 33発 快速しもきた大湊行き)~大湊 →この場合、青い森鉄道の運賃は不要。 ×ダメな例 1. 浅虫温泉~(8 54発 普通八戸行き)~八戸~(11 33発 普通鮫行き)~本八戸 →この場合、乗車が特例対象駅でない浅虫温泉のため、浅虫温泉→八戸の青い森鉄道の乗車券が必要となる。 2. 八戸~(8 58発 普通青森行き)~青森~(11 01発 普通蟹田行き)~蟹田 →この場合青い森鉄道線は線内完結扱いのため、八戸→青森の青い森鉄道の乗車券が必要となる。 IRいしかわ鉄道線津幡-倶利伽羅、あいの風とやま鉄道線倶利伽羅-富山 七尾線、城端線、氷見線が他のJRの在来線から孤立しているため、その橋渡しとして、乗車駅と下車駅が「城端線新高岡以遠/氷見線中川以遠・高山本線西富山以遠」「七尾線中津幡以遠・高山本線西富山以遠」の組み合わせの場合のみIRいしかわ鉄道線とあいの風とやま鉄道線の普通列車に乗車できる。津幡、高岡、富山では途中出場可能。 なお、IRいしかわ鉄道線・あいの風とやま鉄道線内完結の場合は乗車駅から下車駅までの運賃が必要になる。乗車駅と下車駅が「七尾線中津幡以遠・城端線新高岡以遠/氷見線中川以遠」の組み合わせは通過利用不可。 ハピラインふくい線敦賀-越前花堂 越美北線が他のJRの在来線から孤立しているため、その橋渡しとして、乗車駅と下車駅が「北陸本線新疋田以遠/小浜線西敦賀以遠・越美北線六条以遠」の組み合わせの場合のみハピラインふくい線の普通列車に乗車できる。敦賀、越前花堂では途中出場可能。 なお、ハピラインふくい線内完結の場合は乗車駅から下車駅までの運賃が必要になる。 ○いい例 1. 西富山~(21 41発 普通富山行き)~富山~(22 32発 普通金沢行き)~津幡~(23 33発 普通高松行き)~中津幡 →この場合、あいの風とやま鉄道とIRいしかわ鉄道の運賃は不要。 2. 小浜~(11 57発 普通敦賀行き)~敦賀~(13 13発 普通福井行き)~越前花堂~(14 58発 普通越前大野行き)~越前大野 →この場合、ハピラインふくいの運賃は不要。 ×ダメな例 1. 城端~(5 44発 普通高岡行き)~高岡~(6 46発 普通金沢行き)~津幡~(7 37発 普通金沢行き)~金沢 →この場合、あいの風とやま鉄道線・IRいしかわ鉄道線内が線内完結扱いになるため、高岡→津幡と津幡→金沢のあいの風とやま鉄道とIRいしかわ鉄道の乗車券が必要になる。 2. 九頭竜湖~(18 36発 普通福井行き)~越前花堂~(16 09発 普通敦賀行き)~敦賀~(17 14発 特急サンダーバード34号大阪行き)~大阪 →この場合、敦賀からの列車が18きっぷの有効範囲外のため有効区間同士の通過利用と見なされず、越前花堂→敦賀のハピラインふくいの乗車券が必要になる。 ◇北海道と青森の移動 基本的に全国に張り巡らされているJR在来線のネットワークだが、唯一北海道と青森の間だけは2016年の北海道新幹線新函館北斗開業以降鉄道が新幹線以外存在せず、迂回路もない。在来線時代は普通乗車券のみで蟹田-木古内の特急に乗車できる特例があったが肝心の特急が廃止となり、この区間でネットワークが寸断されることになった。 そのため、この区間の18きっぷ利用者に対する補填として、「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」が発行されている。これは2490円で北海道新幹線奥津軽いまべつ-木古内と道南いさりび鉄道線木古内-五稜郭を連続して片道だけ利用できるというもの。なお、北海道新幹線奥津軽いまべつ駅は津軽線の津軽二股駅と隣接しており、奥津軽いまべつまで/からは津軽二股駅を利用するのが一般的(必須ではない)。 ルールとしては、北海道新幹線は奥津軽いまべつ-木古内の区間からはみ出した場合乗車した全区間に対する乗車券と特急券が必要となり、道南いさりび鉄道線内は木古内・五稜郭両駅以外では乗降できないという、特急列車以外走行していない区間に関する特急利用の特例と一部私鉄路線に関する通過利用を組み合わせたようなものなっている。 発売期間は青春18きっぷの利用期間内(発売当初は「青春18きっぷの発売期間内」であったため利用期間末期に急に乗ろうと思っても買えなかった)。 ただし奥津軽いまべつ・木古内両駅は全国の新幹線駅の中で停車本数が最も少ない部類である上に、木古内での北海道新幹線と道南いさりび鉄道線の接続も基本的に悪い。青森-函館を移動するだけなら津軽海峡を渡るフェリーの方が安価な上に利便性も高いため、利用の際はじっくりと検討のこと。 【利点と欠点】 利点 1.有効範囲の広さ なんといってもJRの普通列車でさえあればどの路線でも利用できるというシンプルかつ高い利便性が強みである。 もちろんJR各社では地域や期間を区切って様々なタイプの企画乗車券を出しているが、中には「2人以上でないと使用不可」「そもそも地域限定でしか販売していない」「エリアが狭い」などの制限があるものも少なくなく、「ぼっちじゃ無理だろ!」「ウチの近所で発売してたらよかったのに!」「行きたいところが絶妙にエリア外!」などの事態が発生することがままある。 対して18きっぷの場合、通用区間はJRが通ってさえいれば文字通り全国であり、年齢制限や人数制限なども存在しない。そのため、自分の環境に合わせて柔軟に対応できるのである。 2.価格の安さ 5回分で12,050円ということは、1回分で頭割りすると2,410円となる。 この場合、元がとれる距離は、往復の場合 本州3社の幹線→71km以上 本州3社の地方交通線→65km以上 JR北海道管内の幹線→51km以上 JR北海道管内の地方交通線→47km以上 JR四国、JR九州管内→(換算キロベースで)61km以上 という計算になる。具体的に言うと、札幌からだと光珠内、塩谷、植苗など、仙台からだと東福島、石越など、東京からだと二宮や間々田、籠原など、名古屋からだと醒ヶ井、豊橋、美乃坂本など、大阪からだと加古川、野洲、和歌山など、高松からだと豊浜、板東など、博多からだと渡瀬、久保田、戸畑などまでとなる。 意外と近いと思う人も多いのではないだろうか?ちょっとした休みのお出かけレベルでも元が取れる計算となる。 また、複雑な経路で旅行する場合、「乗り降り自由」という部分が効いてくる。JRのきっぷは一筆書きでなかった場合、基本的にその場で運賃が通しでなくなる。さらに途中下車制度も微妙な制限があったりして、使えなかった場合降りたら即運賃が通しでなくなる。となると、実際にはそんなに距離を移動しないのに、運賃の再計算がかさんで結果的に高いということもある。 しかし、18きっぷであればそのような複雑なことを考えずとも日付印を見せるだけで自由に乗降できる。これは通常のきっぷにはない利点である。 さらに、やろうと思えば東京から広島、仙台から名古屋、博多から大阪などの、常識的に考えれば新幹線やコトによれば飛行機すらも視野に入ってくるような区間でも1日2410円で移動できるという理論になる。鉄道での格安旅行では基本的に18きっぷが候補に入るだろう。 ……これを1番に挙げなかった理由は後述。 欠点 1.時間がかかる 普通列車だけしか使えないため、当然ながら特急や新幹線よりも時間は圧倒的にかかる。昨今は在来線特急と普通列車だと最高速度がたいして変わらないこともあるが、それでも普通列車は停車駅が多いからその分時間がかかるし、乗り換えや待避など特急には存在しない時間を食う要素があったりもする。 東京-新大阪の場合、標準的な日中の「のぞみ」では2時間30分、さらに運転時分が短いダイヤも存在する。また、この区間では「こだま」利用の安価な旅行商品が存在するが、それでも4時間を少し切るくらいの時間で移動できる。 対して、普通列車の場合東京を5 20の始発で出たとしても新大阪着は14 02で実に9時間。東京を11 30に発車した「のぞみ」すら新大阪に14 00と先着してしまうほどである。 しかも、これは普通列車でも非常に条件がいい区間の話であり、区間によっては新幹線よりもさらに所用時間の差が拡大する。 つまり、せっかちな人、先を急ぎたい人にとっては長い移動時間がかなりのストレスになることが予想される。さらに、長時間乗車になってくると下の問題も発生する。 2.快適性が低い 皆さんの日々の通勤通学時間はどれくらいだろうか?総務省の「社会生活基本調査」によると、だいたい40分ぐらいが通勤時間の平均らしい。もちろん人によってはこれよりも短いだろうし、長いという人でも60分から90分ぐらいで、120分を越えてくる人は相当レアではないだろうか。 普通列車というのは、こうした日常の通勤通学やその他近場への移動を主な利用者として想定しており、5時間も6時間も続けて乗ることは基本的に想定されていない。 例えば、特急列車や新幹線であれば長距離乗車のために座りやすいリクライニングシートを置き、椅子にはテーブルも備え付け、静粛性は高く…というのが一般的だろう。だが普通列車の場合そんな快適性のための至れり尽くせりの設備は存在しない。言うなればいつもの通勤列車に何時間も揺られることになるため、列車に乗り慣れていないと相当の疲労が見込まれることになる。 時折18きっぷ系の書籍で「ローカル線にまでロングシートを使うのはいかがなものか」的文章を見かけるが、上述の条件で乗る奴がある意味異常なのであって、そんなことを書籍で堂々と主張するライターのほうがいかがなものかと言いたい。 さらに言えば、普通列車は座れるとは限らない。都市圏のラッシュにぶち当たってしまえば満員電車だし、そうでなくともある程度の都市だと中心部は日中でも利用客がいる。それに、18きっぷは利用者が多いため、シーズン中は普段は乗客が大量に押し寄せることなど想定していない区間に18きっぷ利用者が集中することもある(*2)。上と相反することを言うようだが、中には長距離乗車の快適性を追求するあまり都心部での立ちの乗車に向いていない車両もあるので、そのような車両で立たされると余計に疲労が増すことも…。 長時間乗車になる場合は自分の体力との綿密な打ち合わせが必要である。 3.総合的に安くないかもしれない 18きっぷというのは確かにきっぷそのものは非常に安いのだが、そのほかの部分で時間やお金を消費してしまう恐れがある。 例えば、東京から博多に移動しようとした場合、普通列車だけでは行けても平日ダイヤでは厚狭まで。休日ダイヤだと新山口どまりになってしまう。始発駅を東京から品川に変えたところで小倉までしか行けない。となると、一旦ホテルなどに宿泊して翌日に博多まで向かうことになる。 これが曲者で、ホテル宿泊となるとどうあがいても5000円前後の出費は避けられない。24時間営業のネットカフェに宿泊するという人も多いが確実ではないし、野宿は危険を伴う。それなら、キング・オブ・深夜バス「はかた号」なら高い時期の正規運賃でも15,000円前後であり、そちらを使用した方がまだマシということにもなりかねない。さらに、JRが通っていない地域が目的地なのであればその部分に関しては18きっぷが使えないため、それなら最初から18きっぷ以外の手段を使った方が確実かもしれない。 また、忘れてはいけないのが5回分買わなければならないこと。「2回分しか必要じゃない!しかも余りを使ったり売ったりする当てもない!」となった場合、1回分の頭割りだと6025円という計算になる。これだと一気に価格面の優位性が消滅する(熱海-米原の片道利用でようやく25円得になるレベル)。 本当に安く上げるためには、自分の条件との照らし合わせが必要となる。 4.18きっぷだけでは移動が困難な場所がある 特に山がちな地域に住んでいる人だと、「隣の地域のことなんて全く分からない」という人もいるのではないだろうか? しつこいようだが普通列車というのは日常利用のためのものである。がしかし、裏を言えば日常利用の人がいなければそもそも普通列車は走っていないということとになる。 それが元々人口の少ない地域を走る路線というならばまだ諦めもつくが、世の中には「特急は都市間輸送や観光輸送のために何本も走っている。しかしその区間は日常の流動が少ないため普通列車は全然ない」という区間が数多くあり、18きっぷ旅行の場合それが「難所」として立ちはだかることがある。 上手く限られた普通列車に時間を合わせられない場合特急列車でその区間をパスするのが定石だが、忘れてはならないのが18きっぷの場合乗車券も買い直す必要があること。これがかさむと結果として安くなくなる場合があるので注意が必要である。 ◇よく難所と言われる区間 日豊本線佐伯-延岡 この手の話題で真っ先に挙げられる区間。 大分県と宮崎県の県境区間であり、特急列車は大分・佐伯~延岡・宮崎の都市間輸送のため日中を中心に1時間に1本程度確保されている。 しかし、この区間は同時に「宗太郎峠」という山間部であり、線路は急カーブだらけ。特急列車でも85km/hの速度制限を強いられる区間となっている。そしてそんな場所であるからして日常の流動がほとんどない区間であり、普通列車は 下り 佐伯 6 18発 延岡 7 26着 上り 南延岡 6 09発 佐伯 7 19着 延岡 19 33発 佐伯 20 43着 これだけ。マジでこれだけである。佐伯-重岡では多少本数が増えるが、それでも夕方~夜に下り2本、上り1本が追加されるにすぎない。 あまりに普通列車が少なすぎるため、JR九州は当該区間は気動車を運用することで経費削減を図っていたが、それすらも耐えかねてついに特急型車両の787系を間合い運用として普通列車運用するという事態に…。 おそらく特急を使わなければまともに行程を立てることも不可能なレベルの区間。だが、JRの在来線のみで南九州方面に移動する場合、現状これが唯一のルート(*3)である。佐伯-延岡は乗車券+自由席特急券で1970円。 土讃線琴平-土佐山田 香川県から徳島県を経由し高知県に至る三県境区間。 本州・香川と高知方面を結ぶメインルートであり特急列車は1時間に1本ほど確保されているが、この区間は四国山脈をまたぎ、景勝地「大歩危・小歩危」や秘境駅「坪尻」「新改」を擁する区間。日常的な流動が非常に少ない区間であり普通列車は琴平-阿波池田で6往復、大歩危-土佐山田で5往復しかなく、運行間隔が5時間ほど空く時間帯も存在する。その上主要駅の阿波池田でも接続はあまりよくない。 この場合、琴平-阿波池田か大歩危-土佐山田のどちらかで特急を利用すれば接続がよくなるケースもある。乗車券+自由席特急券は琴平-阿波池田だと1200円、大歩危-土佐山田だと2500円。 上越線水上-越後湯沢 群馬県と新潟県の県境区間。 上越国境として川端康成『雪国』に登場したことで有名であるが、山間部なので日常的な流動がほとんどなく、平時では水上-越後中里が1日5往復、登山シーズンやスキーシーズンなどには増発されることもあるがそれでも7往復しかない。 接続の状況如何では並行する上越新幹線を利用した方がよい。定石としては高崎-越後湯沢で新幹線に乗車することになるが、沼田、後閑、水上などから路線バスを使うことで上毛高原にアクセスでき、上毛高原-越後湯沢で新幹線に乗車すれば運賃、特急料金共に大幅に安くなる。ただし移動の手間がかかり列車と路線バスの接続がいいとも限らないため一長一短。高崎-越後湯沢の場合乗車券+自由席特急券で2560円。 奥羽本線福島-米沢 福島県と山形県の県境区間。この区間は関東・福島方面と山形を結ぶメインルートであり、山形新幹線の列車が1時間に1本程度確保されている。 しかしこの区間は「板谷峠」というかつては峠越えに補機が必要だった程の難所のため庭坂-米沢の普通列車が1日6往復しかなく、4時間以上運転間隔が空く時間帯もある。 福島以南と米沢以北は本数が多く、時間帯によっては山形新幹線を利用した方が接続がいい。福島-米沢は乗車券+自由席特急券で1530円。 また、目的地によっては福島で直接東北本線と奥羽本線を乗り換えるのではなく、仙台-山形で仙山線に迂回した方がよいこともある。 田沢湖線雫石-田沢湖 岩手県と秋田県の県境区間。この区間は秋田新幹線開業以降関東や東北太平洋側と秋田を結ぶメインルートとなっており、秋田新幹線の列車は1時間に1本程度確保されている。 しかしこの区間は「仙岩峠」を擁する峠越え区間であり、赤渕-田沢湖の普通列車は1日に下り3本、上り4本しかない。その上、10時間ほど運転間隔が空く時間まで存在する。 雫石-田沢湖で秋田新幹線を利用したいところだが、雫石に停車する秋田新幹線は1日4往復しかなく、時間帯によっては盛岡-田沢湖で利用することになる。さらに、地味に田沢湖-大曲もそこまで本数が多いわけではないため、盛岡-角館や盛岡-大曲での利用を強いられる可能性もある。時刻表を精査しよう。盛岡-田沢湖の場合乗車券+特定特急券(当該区間は自由席を連結した特急列車がないため、自由席特急券相当の値段の特定特急券で普通車指定席の空席を利用可能)で1530円。 また、目的地や接続によっては田沢湖線ではなく、沿線人口が多く本数も確保されている北上線を利用した方が利便性が高いこともある。ただし、こちらも3時間以上運転間隔が空く時間帯があるので、要時間との相談。 函館本線滝川-旭川 空知振興局と上川振興局にまたがる区間。札幌と旭川を結ぶ北海道随一の幹線であり、特急がほぼ終日にわたって30分から1時間に1本ほど確保されている。 しかしこの区間は沿線人口が少ない平野や神居古潭が広がる地域であり、特に下りは時間帯によっては4時間以上運転間隔が空く。 特急列車は非常に本数が多いため、時間帯によっては利用した方がよい。滝川-旭川は乗車券+自由席特急券で2440円。 というか北海道自体普通列車がかなり少なく、18きっぷでの移動に非常に難儀する地域である。 5.輸送障害に対する補償が一切ない 3.や4.にも関連する欠点である。 いくら安全性や定時性に極めて優れる日本の鉄道網と言えど、事故や車両不具合などといった理由による遅延・運休というものは残念ながら日本全国どこかで何かしら起きているものである。18きっぷの利用期間を考えると、梅雨や台風(夏季)・雪(冬季/春季)といった天候的な理由で輸送障害が発生することも少なくない。 この場合の乗車券等に関する取扱いというのは旅客営業規則に定められており、例えば「乗車列車が2時間以上遅延した場合に運賃料金の払い戻しを受けられる」や「輸送障害で運行不能な際は他路線(場合によっては他社路線)での振替輸送措置を受けられる」などといったありがちなケースというのは全て当該規則に根拠がある。 が、これは普通乗車券や定期乗車券などといった通常の乗車券に対するルールで、青春18きっぷも含む特別企画乗車券には独自の規則が定められている。 そしてざっくり結論だけ言えば、18きっぷはいかなる理由があっても(重要)払い戻しや振替輸送などといったあらゆる補償を原則として受けられない。 元々がフリー乗車券であることから、都市部のJR線であれば別の路線から迂回することで時間のロスはあれど回避することはできるだろう(*4)が、問題はそういった手段が使えない地方路線。 新幹線や並行他社線を使えるならまだマシな方で、下手をするとロクな代替手段も存在しない陸の孤島で立ち往生という最悪の状況すら起こり得るのである。こうなると最早安く旅をするとか以前の問題。 上記は言わば「極まった」ケースであるが、「短時間乗り換えなどを前提の無茶な旅程を組んだ結果、乗っていた列車が遅延したがために接続すべき列車に乗り遅れた」ということは十分に起き得る話。当然、長距離の旅程であればあるほど何らかのトラブルに遭遇する危険性は増していく。 1日をフルに使う旅程を組むと些細なトラブルで総崩れともなりかねないため、ある程度のマージンをあらかじめ確保しておき、ゆとりのある旅を心がけよう。 【18きっぷに向いている人】 まず何といっても一日中列車に乗っていたい鉄道ファンには最適である。とにかく列車に乗りたいという人にとっては、お金のことをあまり気にすることなく好きな列車に乗り放題というのは何にも代えがたい。 知らないところやあまり有名でないところにとにかく行ってみたい、という人もいい。普通列車、特に遠い地域の列車に延々と揺られて車窓を眺めたり、場所が変わればそれぞれに個性がある列車を色々と乗り継いだり、知らない駅で途中下車してみたりしていると、きっぷの名前に「青春」とつくだけのことはある、と思えそうである。 また、「安ければ不便でも全然OK」というタイプであれば、このきっぷでの格安旅行も十分可能。実際、繁忙期に格安で移動できる手段というのは限られていて、格安旅行の代名詞と言っていい高速バスも繁忙期には軒並み高騰し、たまにある格安は争奪戦というのが相場である。そんな中で18きっぷは繁忙期に利用可能な数少ない商品かつ実質価格がかなり安く、遠方であればあるほどそのメリットは大きくなる。中には「そもそも安くに移動しようとすると18きっぷしかねえ!」みたいな地域も存在し、そのような地域の人にとっては18きっぷは心強い存在である。 それと、そもそも普通列車しか存在しないような地域の場合「特急に乗れない」というデメリットは消滅するのにも要注目。 飛行機を使って長距離移動する際にも使える。東京と大阪の二大都市の近郊にはそれぞれLCCの発着が多い東京(成田)・関西空港が存在しており直結するJRの駅がある。 特に有効なのは東京駅から成田空港に行き、飛行機に乗って新千歳空港を経由して札幌駅に行く場合。正規運賃よりも安く済むのでこれだけで元が取れる。 関西の場合は大阪やJR難波・天王寺からだと微妙に元が取れない(三宮や京都等から使う場合は大丈夫)。大阪市内からでも札幌に着いた後に小樽に行くとかすれば問題無いが。 JRの駅は無いが比較的駅から近い仙台空港や小松空港、北九州空港、福岡空港、長崎空港などを利用する場合も検討できるだろう。 逆に、長い移動時間や待ち時間、乗り換えが苦痛だという人にはこのきっぷは向いていない。また、「電車の旅と言ったら快適な車内と美しい車窓と美味しい駅弁と絶品の地酒が必須だよね」みたいな人も残念ながら向いていないだろう。何回でも言うが普通列車は日常利用のためのものであって「観光客のために至れり尽くせりのおもてなし」などしてくれないし、車内での飲食や飲酒などは周囲に迷惑をかけるおそれもある。旅行となると途端に羽目を外してしまうような人ではなおさら。 特に新幹線や特急が近くにあると、「みんな特急で快適に移動しているのに、なぜ自分だけ遅くて乗り心地の悪い鈍行で…」という精神状態になってしまう人も少なくない。安さだけに飛びついても、時間がかかることや決して優雅で快適とは言い難い道中にイライラしてしまってはせっかくの休日のクオリティは下がるばかりで、コトによっては「鉄道旅行」そのものに対して悪印象しかなくなった、という事態にもなりかねないのだ。 また、普通列車の旅は正直体力や時間を消耗するため、「やっと1日だけ取れた休日で…」とか「旅先でやりたいことがいっぱいあるんだけど…」というような旅行では本当に18きっぷが適切なのか要検討である。 いずれにしても、18きっぷの旅を楽しむためには、自分の旅の目的とそれに合った計画が必要である。何にしても「自分で旅行の計画を立てられる」というのが18きっぷ旅行に際して先立つものであろう。 【具体例】 さて、ここまでお題目を大量に並べ立てていたがそれでは面白くないので、実例を紹介して机上旅行をしてみよう。 ここでは、東京駅から大阪駅まで普通列車のみで移動する…というのはあらゆるサイトでやりつくされているし、本当の意味で東京駅から乗って大阪駅で降りる、という旅行は限られているだろうからもっと具体的かつアニヲタっぽく…上野芝駅周辺に在住の大学生が『とある』シリーズの聖地巡礼で立川まで行く、というのをやってみよう。条件はこうだ。 出発日は平日。 使うのは「青春18きっぷ」だけで、他の交通手段は一切使わない。 朝は無理なく7~8時頃発の列車に乗りたい。 11時~13時ぐらいのどこかで1時間ぐらい飯の時間にしたい。 到着した当日は何もしないから到着は夜になっても大丈夫。 というわけで、組んでみたのが以下のスケジュールである。 上野芝 7 16発 普通天王寺行き 三国ヶ丘 7 23発 直通快速天王寺行き 大阪 8 12発 快速米原行き 米原 10 30発 普通大垣行き 大垣 11 11発 新快速豊橋行き 豊橋 12 39着 豊橋 13 42発 普通浜松行き 浜松 14 27発 普通興津行き 静岡 16 03発 普通熱海行き 熱海 17 30発 普通高崎行き 川崎 19 20発 普通立川行き 立川 20 19着 以下、このスケジュールのポイントを挙げる。 米原 東海道本線の大垣-米原は前後の区間に比して乗客の数が少ないため、列車本数も30分に1本の普通列車のみとなる。普段はそれでいいのだが、「18きっぷ」期間中の場合、この30分に1本の普通列車に同じ18きっぷ利用者が集中することになる。特に接続がよすぎる場合、その前後の区間でも同じ列車に人が集中しているため、結果的に急に利用客が少なくなる区間に入る乗り継ぎ駅で大混雑してしまいやすい。人が多いと座席の確保は困難だし、そもそも乗り換え時間が短いと予定通りの乗り換えも怪しくなる。 今回の場合、あえて接続のよすぎる新快速ではなく、道中に追い越され米原でも接続にやや時間がある快速で米原にアプローチする形にしてみた。この区間の快速列車にはあまり利用が集中しないため、余裕を持って乗り換えができる。 豊橋 何度目か分からないが普通列車というのは日常利用のためのものであり、基本的に車内で駅弁を広げなければならないほどの長距離乗車は想定していないしそのための設備もない。クロスシートであれば問題ないが、ロングシートであれば車内で駅弁を食べるのは困難を極める。もちろんかなり無理をすれば車内で食事をすることが不可能ではない場合もあるが、それでも臭いが広がったり車内を汚したりする恐れがあるものを食べるのはマナー的に好ましくない。 長距離移動の際に食事が必要な場合はどこかで休憩をとるのが賢明である。乗り継ぎが悪い部分があれば強制的に休憩を取れるかもしれないが、なまじ乗り継ぎがいいとどんどん次の列車に乗れてしまうため、意図的に休憩を取らないと強行軍になりがちである。 休憩の際は事前に購入するか、可能な限り大きい駅を選ぶようにしよう。今回は東海道本線がメインのためあまり問題にはならないが、特に地方だと、駅が「車で乗り付けて特急に乗り換えるだけの場所」と化していて、主要駅に見えたのに駅前にはコンビニの一軒もない…という事態もしょっちゅう発生するので注意。幸い豊橋は駅ビルがあるし、駅周辺も繁華街であるため、食事の確保には困らないはずだ。 静岡 静岡について土地勘のある人は「あれっ、途中の興津行きって興津まで乗るんじゃないの?」と思った人もいるはずだ。結論から言うとこのスケジュールでは静岡で乗り換えるべきである。 何故かというと、静岡で乗り換えても、興津で乗り換えても、結局乗り換えた先は同じ列車になってしまうのである。この場合、途中駅の興津からでは座れないかもしれないのだ。 このように、列車の運行形態によっては乗り換え先の列車の始発駅で降りた方がよい場合もある。今回の場合静岡なので分かりやすいが、静岡地区の場合下りは興津、上りは島田で乗り換えるというケースも発生する。可能であれば時刻表を見て確認しよう。 川崎 このスケジュールだと川崎着は18 50で、帰宅ラッシュのピーク時間帯にぶつかってしまう。こうなってしまうと、到着後すぐの列車では座るどころか普通に乗車するのもちょっと大変である。このようにラッシュのピークにあたってしまう場合、ある程度列車を見送ってでも余裕を持って乗れる列車を見極めた方がよい。 幸いにも川崎は関東屈指の大都市で駅周辺の店舗の数も非常に充実している為、ここで夕食を取ってラッシュを避けるのもありだろう。 乗り換え先の南武線は東京近郊の通勤路線のため本数の心配は全く不要であり、川崎は始発駅のため列の前の方に並んでいればほぼ座れる。またここまで来れば目的地まではあと1本というところのため時間的にはかなりの余裕があるはずだ。 【類似商品】 青春18きっぷの他にも、普通列車利用を条件に安く利用できるフリーきっぷがいくつか存在する。ここではその中でも18きっぷに近い性質を持つきっぷについて紹介する。 ◇秋の乗り放題パス 青春18きっぷの秋季バージョンとでも言うべき商品。異なる点は主に3つあり、有効期間が「連続した3日間」であること、複数人でシェアできないこと、小児用設定があること。利用期間が10月のうちのおおよそ半分だけと18きっぷに輪をかけて短い上に、実質価格が1日あたり200円少々高い。以上の理由から18きっぷと比べてしまうと利便性は低く感じられるが、秋に普通列車の旅をしに行きたいという方はぜひ。 ◇北海道 東日本パス 青春18きっぷのJR北海道 JR東日本バージョンとでも言うべき商品。通称「北東パス」。 利用可能期間は基本的に青春18きっぷと同時期であるが、18きっぷと比べてやや期間が長いことが多い。 大きく異なる点としては、JRではJR北海道とJR東日本の区間でしか有効でない代わり、北越急行・IGRいわて銀河鉄道・青い森鉄道が全面利用可能いうことと、有効期間が「連続した7日間」でないとならないということ。子ども料金の設定があること。そして、北海道新幹線に関しては線内のみの利用であれば「北東パス+特定特急券」で全面的に利用可能ということである。 なお急行列車については対応する料金を支払えば全面利用可能だが、「はまなす」が現役だった時代ならともかく現在JRでは定期急行列車が運転されていないためあまり意味はない…。 価格は11330円で、7日で頭割りにすると1618円と端数。5日間だけ使用するとしても日割りで2266円となりここで18きっぷより安くなる。つまり、有効区間内のみの利用かつ、5日以上使う当てがあるのであれば18きっぷよりお得といえる。 なお、2018年度分より「北海道 東日本パス北海道線特急オプション券」が発売されている。これは大人6000円で北東パスと同時使用することにより北海道新幹線の普通車指定席の空席とJR北海道管内の在来線特急の普通車自由席が乗り放題になるというもの。ただし、JR北海道で独自に設定している繁忙期と被ってしまう場合は使用できない。 ◇旅名人の九州満喫きっぷ 青春18きっぷの九州バージョンとでも言うべき商品。通称「旅名人」。 まず、このきっぷは「発売期間は通年。発売日から3ヶ月間のうちの3日分有効」。有料特急に使えない制約は18きっぷと同様である。 そしてこのきっぷ最大のポイントは、「九州島内に存在する鉄道会社で全面的に利用可能」ということである。 九州限定の代わり、九州の鉄道でさえあれば利用可能(*5)という威力は絶大であり、青春18きっぷでは行くことが不可能な太宰府や平戸、島原などにも行けるし、福岡では地下鉄、長崎や熊本、鹿児島などであれば街歩きに便利な路面電車も全面利用可能である。 販売価格を3(有効日数)で割るとニアリーイコール3,667円となり18きっぷの1日あたり単価より1,200円以上高いが、JR以外にも有効であることや通年発売(年末年始やお盆などのピークシーズンも可)であることのメリットは大きく、十分に比較検討の対象となりうる。 なお、九州以外のJR駅や旅行代理店で買うことはできず、JR九州ホームページからの購入申し込みもできない。 なお、日付またぎの扱いはJRとそれ以外で異なり、JRでは18きっぷと同じく日付をまたいで最初の停車駅まで有効、それ以外の鉄道会社では終電まで有効となる。 西日本鉄道や島原鉄道では特急や急行を独自に運行しているが、これらに関してはJRのものと異なり料金不要のため利用は問題なく可能。 はじめての追記・修正を、人は一生、忘れない。 (※元ネタは2013年夏季分の宣伝ポスターのコピー) △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 別途僅かに追加費用がかかるし2日分消費になるけど、夜行快速でも使えるから、体力さえ許せば無茶すぎるスケジュール組める。てか昔組んだ。 -- 名無しさん (2020-12-06 18 37 29) 具体的なダイヤは書かなくてもいいんじゃない?仮に建て主が更新続けるつもりとしてもいつまでできるかは分からないし。あるいはいつ時点のダイヤかを繰り返し近くに書いておいたほうがいいかと。 -- 名無しさん (2020-12-06 18 46 12) 買ったことはないが、割と需要を満たす人がピンポイントよね。乗り換えの手間やら目的地付いてからの移動も含めて体力もないと結構辛いし。 -- 名無しさん (2020-12-06 19 17 33) 小学生のころポケモンスタンプラリーでお世話になったなぁ -- 名無しさん (2020-12-06 21 36 00) 子供の頃に20過ぎた人が青春18きっぷで~って話してて18才じゃないのにって思った -- 名無しさん (2020-12-06 22 37 43) 本人と証明するものがないのでこの画像は削除したほうが良いですよ。>初版作成者さん -- 名無しさん (2020-12-06 23 53 23) ヒットマン河野が全員分の18切符忘れて駅に来た話すき -- 名無しさん (2020-12-07 16 41 25) 社会人になって思った。18きっぷ旅に必要なのは何よりも体力であり、若くないとできないということを…。 -- 名無しさん (2020-12-07 18 54 49) ↑何歳でも使えるけど、体力、行動力、財力諸々考慮すると十二分に使えてメリットあるのはやっぱり18歳ぐらいってことかな… -- 名無しさん (2020-12-08 07 48 58) 学生時代に関西から関東までこれで往復したのが懐かしい思い出 -- 名無しさん (2020-12-08 08 09 08) 結局のところヒマと体力はあってカネのない学生向け 地点間移動では高速バスが壁 -- 名無しさん (2020-12-08 14 28 53) 無計画旅行は好きだしトラブルも楽しめるけど、ダイヤとか調べるのが億劫な性格だから、料金の元を取る以前に根本的に向いてないだろうなあ……。楽しそうではあるんだけど -- 名無しさん (2021-06-03 22 27 39) 長々と書いた割には「廃止の話はないけど、永遠にないとは言えないな」っていうなんでもない話じゃないかな。長々書く必要ないし…「18きっぷは丸儲けの商売」とか印象悪くさせようとしてるように見える -- 名無しさん (2021-07-29 21 18 22) 行き過ぎたコメントを削除しました。 -- 名無しさん (2021-07-29 22 31 58) 一回で遠くまで行かなくてもある程度本数のある路線で何回か途中下車しても元は取れるね。普段通るだけで降りない駅で途中下車して周辺をブラブラしたりするのもよくやったっけな -- 名無しさん (2023-01-30 22 23 27) おじさん相手の知名度はすごいけど -- 名無しさん (2023-01-31 01 14 14) 九州に限れば、実はJR九州の株主優待券を金券ショップで買うほうが上位互換だったりする。特急や指定席も料金券を別購入すればOKだし、何より金券ショップ市場での底値が18きっぷの1日単価とほとんど変わらん。 -- 名無しさん (2024-07-05 23 37 17) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/18kippu/pages/12.html
使い方 使う日の、はじめて列車に乗るときに、改札で日付を記入してもらいます。一度、日付を記入してもらえば、その日は、きっぷを見せるだけで、乗り降り自由です。 無人駅から乗車する場合は、車掌(ワンマン運転の時は、運転士)に申し出て、日付を記入してもらいましょう。 夜行快速など日付をまたぐ場合は、0時を過ぎたら、車掌に次の日付を、記入してもらいましょう。 自動改札は通れません。 事故などでダイアが遅れた場合、18きっぷでは振替輸送などの保障はありません。(JR側は救済措置をする義務はありません)ですが、まず、車掌さんや駅の職員に相談してみましょう。何かしてくれるかもしれません。ただ相談しても、ダメだったときには素直にあきらめてください。 一日分とは 18きっぷでの1日分は、使い始めた時からその日の深夜0時までが有効です。 日付をまたぐ列車に乗っているときは、日付が変わった後の、最初の停車駅まで有効です。 もし、日付が変わったあとの最初の停車駅より先に行きたければ、その駅から目的地までの乗車券(きっぷ)か、もう一回分の18きっぷが必要です。 例外として東京・大阪電車特定区間内では終電まで有効です。 大阪電車特定区間 東京電車特定区間
https://w.atwiki.jp/daisei-18/pages/12.html
臨時列車も多いので、時刻表参照のこと。 ホームライナー特急の車両を使った普通・快速列車(定期列車)気仙沼線 東北本線 磐越西線 鹿島線 信越線 白新線・羽越線 篠ノ井線 東海道線 存在感が薄いけど便利な列車ホリデー快速 ビューやまなし 快速「みえ」 その他愛称付き臨時列車 ホームライナー おもに平日の夕方に運転される、着席定員制の列車です。 ライナー券を別途購入することで乗れます。列車にもよりますが300~500円程度です。特急型車両を使用してることが多いので快適です。 ライナー券車内で買うことはできないので、必ず乗る前に購入してください。 特急の車両を使った普通・快速列車(定期列車) ※ここで書いた時刻は若干違ってる場合もあるので必ず時刻表を見て脳内訂正してください。 気仙沼線 快速南三陸号(仙台~気仙沼間運転) ※現在運休中 1・4号は全車自由席で、上野寄り1両がリクライニングシート。4号は小牛田から前に1両連結するので小牛田以降は前から2両目になります。まれに違う場合があります。 2・3号は一部指定席で、指定席車両がリクライニングシート 東北本線 気仙沼線の車両4両で運転。上野寄りから数えて2両目がリクライニングシートまれに違う場合があります。 仙台20時頃→小牛田21時半頃 小牛田5時40分頃→仙台6時半頃 磐越西線 快速あいづライナーは特急型車両6両で運転します。 一部車両が指定席です。 鹿島線 特急あやめ・しおさい等の車両(5両)で運転 佐原7:33→鹿島神宮7:59 鹿島神宮6:43→佐原7:03 信越線 「快速くびきの」は特急型車両(6両)で運転されます。 一部車両が指定席です。 普通列車「妙高」は特急型車両(6両)で運転されます。 一部車両が指定席です。始発駅から乗る分には、自由席で問題なし。 2014年の在来線経営分離後はどうなるか。 白新線・羽越線 快速ムーンライトえちごの車両(6両)で運転 快速 村上21:19→新潟22:10 篠ノ井線 特急あずさ・かいじの車両(9両)で運転 自由席グリーン券でグリーン車に座れる 快速 松本20:10→長野21:13 快速 長野6:55→松本8:03 東海道線 浜松20 15→豊橋 20 49 6両 豊橋20 53→浜松21 27 3両 大垣23 25→米原23 59 3両(※平日のみ運転) 存在感が薄いけど便利な列車 ホリデー快速 ビューやまなし 春・夏の土休日運転です。運転日に注意。 新宿~小淵沢を直通する唯一の鈍行列車であり、立川~新宿で唯一のクロスシートの快速です。 オール2階建て車両で運転 一部の車両が指定席です。 混雑していることが多い。指定席どころかグリーン席も満席になっていることも。 快速「みえ」 日中1時間に1本運転。 名古屋~鳥羽を結ぶ快速列車で、一部座席を除けば青春18きっぷで乗れる。ただし、四日市~津は伊勢鉄道の線路を通るため、別途料金が必要(片道490円) その他愛称付き臨時列車 ※(ここにあるのがすべてではありません。運転日注意。) JR北海道 快速はなさき・ノサップ(釧路~根室) JR東日本 快速きらきらみちのく下北(八戸~大湊、土休日運転) 快速深浦(五能線深浦~青森) 快速きらきらうえつ(新潟~酒田 土休日運転) 快速AIZUマウントエクスプレス(会津若松~鬼怒川温泉)※青春18きっぷで乗れるのは会津若松~西若松のみです。 リゾート21(熱海~伊豆急下田)※青春18きっぷで乗れるのは熱海~伊東のみです。 快速フェアーウェイ(新宿~黒磯 土休日運転) JR東海 快速ナイスホリデー木曽路(塩尻~名古屋) JR西日本 快速瀬戸内マリンビュー(広島~呉~三原) 快速SLやまぐち(新山口~津和野 暖かい時期の土日?)これに限らず、JRのSL列車は全車指定の快速となっていることが多い。
https://w.atwiki.jp/akatonbowiki/pages/7728.html
このページはこちらに移転しました 青春18きっぷ 作詞/293スレ321 作曲/('A`)モヲトコ はやる気持ちを 抑えきれずに 息を切らした あの日は遠く 同じレールで 肩をぶつけて ゴール急いだ 君とも別れ 旅を続けていた 気付いてみれば 走り止まり走り ひとりぼっちで 君は今どの街 目指しているの 共に道往く人 今はいますか ※普通列車で どこまで行こう 僕を揺らして どこまで行こう 未来は誰の ものじゃないから 揺られ揺られて 明日に走る ふたりはひとつ 固く信じた それでも時が 僕に教えた 僕が誰かに 誰かが僕に 代わることなど できやしなくて 目的地のない チケットひとつ 時刻表眺めて 海へとつなぐ 君も今どこかで 海を見てるの それとも山肌の トンネル進む 夜が来たなら どこで眠ろう 風に吹かれて どこで眠ろう ひとりの夜を 過ごす数だけ 人を愛したい 気持ちになれる 君にもう一度 逢いたくなる まだ見ぬ誰かと 同じくらい (※repeat) 音源 青春18きっぷ