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あの書面が真摯な謝罪、事実の説明であったなら、この疑念にも答えていただける筈。何しろ、株式会社朝日新聞出版様のコンプライアンスご担当者様、しかも株式会社朝日新聞社様とも連携をとられているとのことでしたので。9月23日に改めて以下のお尋ねをいたしました。 9月23日エクスキューズで無いなら その2へ続きます。
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「撤回」って何。「取り消し」って何。意味はまったく同じなのでしょうか、違うのでしょうか。辞書を引いて「取り消し」 の項に「撤回」とあるからと、字数で決めた安易さがありありと見えるようです。2文字で納まったことに、優越感でも感じ られたか。 「誤りを改むるに…」でも用語の統一すらできないのかな。そんな説明すらない。夫々に適当に書かせてるんでしょうか。 謝罪にすらなっていない「おわび」とやらを。 「撤回」って何。「取り消し」って何。購読者にはちっともわかりません。 ご批判は甘んじて。さりと て、世には気にかかることな お山積み。来週からまた輪ゴ ムの弦に爪楊枝をつがえん。 「ご批判は甘んじて。」ああ、そんな気で、「永世死刑執行人」と書かれたのですね。「屑」だな、お前等。自覚しておられ ないのでしょうね。そんな知性、感性すらお持ち合わせはないんでしょうね。 撤回すると言う記述はこれでしょうか。 事実の土台が揺らげば害になる。 他人が積んだ土台だから、と言う言い訳で、おのれ自身が害をなしたのでは無い様な仰り様。如何にも、 永世死刑執行人 とお書きになられて、会社には謝罪させたが自身はその陰で爪楊枝をせせっておられて、せせった爪楊枝で他人様を 突っついておられた方達らしい。 撤回すれば、「過剰な表現」とやらで傷付けた人達に対する謝罪が済むのでしょうね。お手軽なもんですね。 「フクシマ50」の賞賛の裏 に勝手に撤退した650人。 傾く船から逃げだすように。 想像力の欠片もお持ち合わせがないのでしょうね。端から判りそうなものじゃないですか。そこにTEPCOの人間は何人 いたんでしょうか。下請け孫請け派遣にパート、それが主力と、3.11より遥か前から散々記事として原発現場の問題点 と書き散らしてこられたのはどちらの朝日新聞社様でらっしゃいましたのでしょうか。 朝日新聞社が、素粒子子が未だに戦陣訓とやらを信奉されている姿がよ~く判りました。 生きて虜囚の辱めを受けず 同じ理屈でしょう。玉と砕けよと、兵士ばかりか、軍属、民間人まで、そう当時朝日新聞社が煽りに煽られた、あの戦陣訓。 まだ、「天声人語」の方がマシなのでしょうか?これも酷いものですが。書いたものを並べられると思われなかったのか。 「命令違反」の表現が誤っていたことを、お詫びいたします 誤っていたのは「『命令違反』の表現」だけですか。 所員の9割に当たる約650人が、 「所員」と書いておられますが。「所員」とは誰のことですか。朝日新聞が入手されたと言う、「吉田調書」を元にしたと 仰る記事には、「所員」と書いてあったのか?ならば、その時点で、この記事はおかしいと、何で思われなかったんでしょうか。 下請け孫請け派遣にパート、いやTEPCO本体社員だとしても、「労働契約上、命を曝しても契約を守らなければならない」 とどこかに書いてあるのでしょうか。それが労働契約のみならず、社会のコンセンサスだとしたら、朝日新聞社「天声人語」 はそのことを肯定されたということになります。 その時点でお気付きになられなかったのでしょうか。「命令違反し撤退」などと書けない事に。そんな怪しげな記事を基にして、 事故への対応が不十分になった可能性があるそうだ 何て非道なことは書けない事が。どこから思い付かれた妄想なのでしょうか。この「伝聞記事」。 事故への対応が不十分になった可能性があるそうだ これが「『命令違反』の表現」の内でしょうか? ご批判は甘んじて。さりと て、世には気にかかることな お山積み。来週からまた輪ゴ ムの弦に爪楊枝をつがえん。 …朝日新聞が言論の一 翼を担っていく気構えには揺らぎがな いことも、あわせてお伝えをしたい。 こう言う開き直りを見る限りでは、朝日新聞社には、いまなお、謝罪も、説明も、反省すらないと購読者は断ぜざるを 得ないのです。 OP.2014.09.17
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「モダニズム建築の危機」ハァ? 平成24年1月12日朝日新聞大阪版夕刊5面 モダニズム建築の損壊について、して来たこと、していること、するであろうことについて、説明できない輩に言われたくはない。 平成24年1月10日撮影 モダニズム建築を損壊するのために、許可を得ているとは言え、天下の公道を塞ぎ、他者の交通に不便を強いる輩に言われたくはない。 (平成24年1月16日up)
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朝日新聞への広告掲載会社をまとめています。 新規日付のページを作成する際には、面数と社名を記載して下さると嬉しいです。 2014年8月5日 某田舎の朝刊より ある程度纏まったら、広告出稿頻度でのランキングも作りたい所存。
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朝日新聞における池田理代子氏の発言について 「ベルサイユのばら」で知られる漫画家・池田理代子が、2007年5月14日付の朝日新聞・夕刊トップの「ニッポン人脈記」で、ある漫画について非難とも受け取れる発言をした。 記事画像(画像をクリックすると拡大されます) 記事内容(抜粋) 「一重まぶたのほそい目、のっぺりとしてちょっと下ぶくれの顔。 聖徳太子といえば、こんな印象をお持ちの方も多いだろう。 これがあの、超ヒット作『ベルばら』の作者の手にかかれば、こう変わる。 大きな目に長いまつげ、彫りのふかい顔にすっきりとしたあごのライン。 池田は91~94年、漫画『聖徳太子』を発表した。『ベルばら』から約20年たっていた。 『太子の顔に特定のモデルはいません』 しかし、史実にまじめに向きあった。」 「東京教育大(現筑波大)の哲学科に学び『学者になりたかった』という池田は、 歴史を徹底的に掘り起こして作品にすることを信条とする。 『ベルばら』の時は、断頭台に送られるアントワネットらを調べあげた」 「大阪そだちの池田にとって、聖徳太子は身近すぎて作品の対象にならなかった。 飛鳥は父親の故郷で、子どもの頃から飛鳥に何度も来た。四天王寺、法隆寺など、 太子ゆかりの寺にも親しんだ。 ところが、ある漫画家が、聖徳太子と蘇我毛人との霊的恋愛を描いた。 『違和感をおぼえました』 池田は文献を読み、仏教学者の中村元らに助言を受けた。」 対象の作品の推測 発言にある漫画家が誰であり漫画がどの作品かの断定は出来ないが ”聖徳太子と蘇我毛人との霊的恋愛を描いた” という点から当該作品は『日出処の天子』(作:山岸凉子)ではないかと推測される。 漫画『聖徳太子』 朝日新聞での池田氏の発言 『日出処の天子』について
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まあ、こうなることは見えていました。 こう書き出せば、後出しジャンケンとか言い出されそうですが、懸念を切り出すより先に物事が動いてしまったのですから、 仕方がありません。 朝日新聞2015年2月5日付朝刊一面のこの記事のこと。 昨2015年2月7日に至って、同紙朝刊一面にこの様なものが。 また一つ、朝日新聞社は読者の信頼を失ったのでは有りますまいか。記事の信憑性は地に落ちた。訂正のリカバリーが 早かったから良いでしょうと言うものでも有りますまい。 まず、5日にこの「拘束中の後藤さんと会った」と言う記事を読んだときに、感じたのは「裏付けの取れない記事だ」と言う ことです。紛争地域で「証言」なるもの以外の憑拠が担保できていない。後でも述べますけれど、情報の確度という点から、 紛争地域での取材の最大の困難と問題点が「裏取りができない」、そこにあるといえます。 その様な、裏付けの取れない記事であることから、本文の内容に奇妙な点を感じたのでした。それはこの部分です。 ヨルダン政府の要請で、交渉の仲介役を担ったイラク西部の有力部族長が、 とあって、 この部族長を含む交渉団が、 と書かれています。そう、部族長の立場が妙なのです。有力部族長と言うことは相当な地域と、部族すなわち人口を 支配している人物でしょう。かつての中国の軍閥或いは、下世話に言えばヤクザの大親分クラスの人物になろうかと 思われるのですが、そんな人物がホイホイと自らISの許に「交渉団」の一員として行くもんでしょうか。たとえ、言われ ている様にカリフを名乗るバグダディーなる人物の嫁がこのイラク西部の有力部族の出身だったとしても。 「交渉団」と書かれていますから、「交渉団」の仕切り役がいたはずです。それは部族長でしょうか。部族長は 「仲介役」と書かれています。「交渉団」を相手側の交渉者に繋ぐ役割を担っている人物ですね部族長は。 相手側の交渉役は後藤さんと一緒に居たのでしょうか。そうは思えませんよね。なので、後藤さんと交渉団 の面会の必然が無い。敢えて言えば、交渉団が安否確認を要求し、それに対したと言う必然位しかない。示威か、 交渉の材料としての生存の誇示かそんなところでしょうIS側のメリットは。そうすると、以下の様な部族長の面会 の必然が、見い出せなくなりませんか。 面会は約12分間。部族長が「あなた を助けるために交渉にきた」と英語で 話しかけると、後藤さんは抱きついて きたという。立ち会った「イスラム 国」の戦闘員はたどたどしいアラビア 語と滑らかな英語を話し、後藤さんを 部族長から引き離した。部族長は、こ の戦闘員から振る舞われたお茶を後藤 さんに渡して別れたという。 変ですよね。部族長から、「アンマン=渡辺淳基」氏が直接取材したなら、約12分間もの部族長と後藤さんの面会の 詳細が、 面会は約12分間。部族長が「あなた を助けるために交渉にきた」と英語で 話しかけると、後藤さんは抱きついて きたという。立ち会った「イスラム 国」の戦闘員はたどたどしいアラビア 語と滑らかな英語を話し、後藤さんを 部族長から引き離した。部族長は、こ の戦闘員から振る舞われたお茶を後藤 さんに渡して別れたという。 これじゃあ、取材してないも同然でしょう。部族長は、 立ち会った「イスラム国」の戦闘員はたどたどしいアラビア語と滑らかな英語を話し と言うくらいに英語が堪能な人物で、後藤さんとも英語で話ができた。その結果が、 英語で話しかけると、後藤さんは抱きついてきた 「イスラム国」の戦闘員はたどたどしいアラビア語と滑らかな英語を話し、後藤さんを部族長から引き離した。 この戦闘員から振る舞われたお茶を後藤さんに渡して別れた 後は約12分間眺めてただけなんでしょうか「交渉団」は。「アンマン=渡辺淳基」氏が部族長に会えたのなら、 「交渉団」の他の人達に会って取材が出来たでしょうし、部族長のエピソード以外のエピソードが取れて、裏取りも出来 たんじゃないでしょうか。部族長を含め電話取材だったとしても。 朝日新聞社の中にも出稿元以外で、おかしいいと思った人がいたのでしょう。で「一体お前誰と会ったんだよ」と追求 されていくと、「アンマン=渡辺淳基」氏は、 有力部族長が4日朝日新聞の取材に対し…証言した。 ではなく、 朝日新聞に証言した「有力部族長」は、「有力部族長の関係者」 だとゲロったんでしょうね。「有力部族長の関係者」からの伝聞なら、この書き振りはおかしいので、 面会は約12分間。部族長が「あなた を助けるために交渉にきた」と英語で 話しかけると、後藤さんは抱きついて きたという。立ち会った「イスラム 国」の戦闘員はたどたどしいアラビア 語と滑らかな英語を話し、後藤さんを 部族長から引き離した。部族長は、こ の戦闘員から振る舞われたお茶を後藤 さんに渡して別れたという。 当然更に「それじゃあもっと、お前こんな書き方はおかしいだろう。お前この関係者に会ったのか」と詰められて、 「いえ、それは助手の〇〇君が…」とか言ったんで、直接取材すらしてないことがバレたんだろうかと思われるの ですが。追求したのは社内でもある程度力のある人だったんでしょうね。記事がおかしいと言う正論であっても、 一度載った記事をつぶすのは、散々反省したはずの今でも色々な社内的権威の面子上朝日社内では容易なこと じゃないようですから。以下で書くように、この本来なら取消撤回ものの記事を「訂正」と言い繕っているんですから。 あるいは実態は、この記事が事実としたら、当然後藤さん救出に直接関わっていた日本国政府やヨルダン・ ハシェミット王国にとって、事後(残念な言い方だが)であっても結構重要な情報、まちがいなく確認しておきたい 情報でしょうから、その筋から確認が入ったのかも知れませんね。で、まず出稿元の本社がシドロモドロになり、 現地に確認したら、現地も怪しげなことを言う。結果この記事の実態が他に暴露される前に仕方なく「訂正」。 今の朝日新聞社にとって、撤回なら不祥事ですものね。 この記事の最大の問題点は、伝聞に伝聞を重ねたものだということです。 新聞記事の基礎の「き」、新聞社として記事掲載に当たって、最もやってはいけないことではないのでしょうか 「伝聞に伝聞を重ねた」記事。 朝日新聞記者たる、「アンマン=渡辺淳基」氏のニュースソースは何でしょうか。「有力部族長」でしょうか。 「有力部族長の関係者」でしょうか。「朝日新聞の現地助手」でしょうか。 2月5日付記事と7日付訂正を対比すると、問題点は顕かですし、2月7日付の訂正が支離滅裂なものだと言う ことも分かります。 2月5日付記事 2月7日付訂正 後藤健二氏に会った有力部族長の証言 後藤健二氏に会ったと言う有力部族長が部族長の関係者へ話す ↓ ↓ ↓ 後藤健二氏に会ったという有力部族長の話を聞いた関係者の証言 ↓ ↓ ↓ 有力部族長と親しい関係者から情報を得た朝日新聞の現地助手 ↓ ↓ 有力部族長の証言を記事にした「アンマン 有力部族長と親しい関係者から情報を得た朝日新聞の現地助手 =渡辺淳基」氏 の情報を記事にした「アンマン=渡辺淳基」氏 7日付訂正は詐話詐術の類いではないかとさえ思えてきます。 朝日新聞に証言した「有力部族長」は、「有力部族長の関係者」の誤りでした。 それに伴って、証言内容を「後藤さんと会った」としたのを、「有力部族長が後藤 さんに会った」に訂正します。 とあります。上の対比にあるように、証言者は、有力部族長の関係者の言を「証言」というのならばですが、 明らかにその主体が変わっています。「有力部族長が後藤さんに会った」は「証言」なのでしょうか。 朝日新聞社は、2月5日の記事の内容について、何が事実なのか購読者に対して明確に示せるのか、上記の 訂正記事からは甚だ疑問です。 2月5日付記事の「証言」なるものが「伝聞」の「伝聞」から成っているとすると、まず、 ヨルダン政府の要請で交渉の仲介役を担ったイラク 西部の有力部族長が4日、朝日新聞の取材に対し、 部族長はヨルダン政府の何の交渉の仲介役だったのか。ヨルダン政府は何の交渉の仲介を部族長に要請したのか 皆目「意味」不明です。これについて文末で、「アンマン=渡辺淳基」氏は、 ヨルダン政府はムアーズ・カサース ベ中尉の解放を最優先するよう求めて いたというが、後藤さんの解放をめぐ って何らかの交渉が行われていた可能 性がある。 と書いておられる。 聞かんかったんかい「ヨルダン政府の要請で何の交渉の仲介役を担った」のか、イラク西部の有力部族長に。 聞くよね普通、面会の場で部族長こう言ってるもん。 部族長が「あなたを助けるために交渉にきた」と英語で話しかけると、 疑問感じないかい、英語が堪能な「イスラム国」の戦闘員が。というか、交渉の駆け引きの中で手の内晒しちゃって 良いのか「交渉団」。 で、5日付朝刊の記事なんですよね。これ、 西部の有力部族長が4日、朝日新聞の取材に対し、 東京の記事だろうけれど、大阪版の朝刊に載る、我が家には大体5日の午前3時頃に配達された。すなわち4日の 晩早い時間に組まれた一面記事じゃないですか、で、部族長1月4日の何時頃ヨルダンかシリアかイラクかどこで 証言したんでしょうか。 そして、 …と証言した。 … (中略)…後藤さん は映像と同じオレンジ色の服を着せら れ、コートを羽織っていたという。外 国人とみられる人質3人とともに国境 に連れてこられたという。 前段の「後藤さんは映像と同じオレンジ色の服を着せられ、コートを羽織っていたという。」の「という」は 部族長の証言だとして、後段の「外国人とみられる人質3人とともに国境に連れてこられたという。」の 「という」は誰の何。後藤さんからの情報ですか。人質4人部族長確認したんですか。「外国人」って、誰に とっての「外国人」。伝聞の伝聞だから分からないよね。 部族長は、この戦闘員から振る舞われたお茶を後藤 さんに渡して別れたという。 そもそも、どうして立ち会ったのが「戦闘員」だと分かったんでしょうか。「永世死刑執行人」(by素粒子子) ジハーディー・ジョンではないと何で判ったんでしょうか。「イスラム国」の「戦闘員」と「非戦闘員」区分けする 意味無いじゃないですか、この記事の中で。印象操作以外の何者でもないでしょう。 お茶はなぜ、どう言うかたちで、たどたどしいアラビア語と滑らかな英語を話す戦闘員から部族長に振舞われたの でしょうか。面会場所が野外なのか、屋内なのかすら顕かでない記述で、部族長を含む「交渉団」が会っている訳で、 戦闘員が茶を振る舞う所作が判りませんよね。 交渉団全員にカップで提供されたのか。ジャーか水筒で供されたのか。ペットボトルで出来合いが渡されたのか。 カップで振る舞われたお茶をそのままカップで後藤さんに渡した。ジャーで供されたものをジャーのまま後藤さんに 渡した。ペットボトルで「振る舞われた」お茶を後藤さんに渡した。アラブ圏厳格に飲酒を禁ずる社会では 「喫茶」お茶を振る舞うプロトコールがあるのではありませんか。野外か屋内か、起ってなのか座してなのか、 「喫茶」と言うプロトコールとして、振る舞われたお茶を人質に渡すことが妥当なのか。この記事は疑念だらけです。 記事の出所と内容の事実の確認は出稿元で徹底的にされなければならないのは当然かと思います。特に事実の 確認については、あれだけの不祥事を引き起こした結果の反省の直後でありながら2月7日付の「訂正」を 見る限りは何等なされていないと言わざるを得ません。この場合の出稿元とは東京本社の「国際報道部」 ということになりましょう。もう端から事実の確認については、購読者に対する責任放棄ですよね出稿元。 裏付けの取れない記事ということについては、実はこの時点で購読者としては懸念していました。 朝日記者二名がシリアに入ったことについて、政府や他紙から批判されたことについて、読者から質問があった。 とした朝日新聞社の弁解録です。別に読者の名を借りて政府や他紙に弁解せんでもよろしかろうに。 危険地域で取材、安全どう確認? と言うタイトルに果たして本文は答えているのでしょうか。読者の疑問はこれですが、 シリアなど危険な地域に入って取材している記者は、どのように安全を確認し ているのですか。 (兵庫県自営業女性40代) もとの質問と答えが違う様に思えるのですが。質問の主語は、 取材している記者は、どのように安全を確認しているのですか。 なのに、答えは、主語があいまいな上に、質問に無い、危険に向かい合う意図や目的を前面に押し出して、 取材という行動を観念論で合理化して目的を至上化しています。 …そんな場所で取 材すべきかどうか。移動や 取材の安全が高い確度で 確保できること、ニュー スの重要性があることな どを踏まえて、判断してい ます。 治安状況は、外務省情報 に加えて、現地当局や地元 有力者の最新情報などをも とに検討し、現場に行く前 に本社編集幹部が判断して います。 前段の「…そんな場所で取材すべきかどうか。移動や取材の安全が高い確度で確保できること、ニュースの 重要性があることなどを踏まえて、判断しています。」は後段から読むと「記者」による安全の確認の様に 見えますが、実は「ニュースの重要性があること」と言う取材目的の確認です。現場の「記者」に安全と ニュースの価値を天秤に掛けさせていると言っています。 一方後段では、現地、現場の「治安状況は、…中略…本社編集幹部が判断しています。」と 「治安状況」と言う安全確認の要素でかつ、「…そんな場所で取材すべきかどうか。」の「そんな場所」 そのものの確認判断は、「本社編集幹部」がしていると言っています。ここでも、「記者」の安危より 取材の価値が優先するような書き振りですし、今度は「そんな場所で取材すべきかどうか。」は 「記者」の判断ではなく、東京(日本)に居る「本社編集幹部」が判断すると言っています。 自ら「治安状況は、外務省情報に加えて、」書いておられるけれど、 日本の外務省は、シリア 全土を対象に渡航情報(危 険情報)の中で最も厳しい 「退避勧告」地域に指定し ました。2012年3月以 降、日本人外交官は退去し ています。 信号は真っ赤じゃないですか。それを、 …戦闘 の爪痕をAP通信、ロイタ ー通信やトルコ国営放送 などとともに、日本メディ アとして初めて現場から 報じました。 みんなで渡れば怖くない、とでもな口振りですが。 …その際、防弾チョ ッキなども状況に応じて持 参します。 防弾チョッキ着てても撃たれたら大怪我でしょう。防弾チョッキって誤解を生じやすい名称ですが、弾を跳ね返してくれるような代物じゃないですよね。致命傷にならないための防具であって、銃弾中れば相当な衝撃、中り所悪ければ重篤な損傷を防げないでしょう。 そんな被害が出たときどう対応するのでしょうか。その準備があるのかと、読者は問うているのではありませんか。 AP通信、ロイター通信やトルコ国営放送など は、その備えがあるのではありませんか。備えと言うとニュアンスが異なるかも知れませんが、それぞれ、アメリカ、英連邦、トルコがバックにあり、紛争地取材の経験も重ねている事業体。記者が撃たれたとなれば、脱出、収容、医療処置など即座に現地でケアを可能にする態勢を持っているのではありませんか。朝日新聞「本社編集幹部」は東京でその様な態勢を現場に取らすことができるのでしょうか。病院の一つも手配できないんじゃないですか。 特派員の多くは、英危機 管理会社の危険地研修で誘 拐や爆弾テロも想定した実 地訓練を積んでいます。 遭遇した後どうするのか、「誘拐」など遭ってしまって拉致されたら本人達はお手上げでしょう。「爆弾テロ」も 遭って負傷したら、特派員本人達が実地訓練を積んでいても、現地にバックヤードも無し、結果に対する対応の研修を 「本社編集幹部」が積んでるとも思えないのですが。「英危機管理会社」とパッケージでカバー契約を結んで いるのかも知れませんが、 ただ、どんなに注意して もリスクはゼロにはなりま せん。それでも取材をする のはなぜか。虐殺や人道被 害では、現場で記者が取材 することが真実にたどりつ く限られた方法だからで す。内戦下の人々の実態を 知っていただくことは被害 を抑止することにもつなが ると確信しています。 こんな観念論それも、リスクをどうやって取るのかについて問われているのに、まともな責任態勢を読者にも「特派 員」にも説明できず、取材意図や目的の金科玉条を「人道」にすり替えて語っているこの記事を見て、購読者 は思ったのです。 ①企業として従業員の安全に適切に配慮できていない会社であり、安全就労に対する規定化がなされていない会社。 規定があれば、上記の様な抽象的な表現で判断を言わないだろうし、「記者」と「本社編集幹部」が 判断基準を共有しているから、それぞれが取材の適否を決めることが無いから、規定化されていな いと考える。 ②企業理念に基づく目的達成のためなら、従業員の身体生命の喪失を省みない会社。 「ただ、どんなに注意してもリスクはゼロにはなりません。それでも取材をするのはなぜか。 虐殺や人道被害では、現場で記者が取材することが真実にたどりつく限られた方法だから です。内戦下の人々の実態を知っていただくことは被害を抑止することにもつながると確信 しています。」信念で人の身体生命を己の目的に使おうと言っておられる。近代国家がその 良識において躊躇することすらを、己の事業のために行おうとしているとしか読めない。 ③従業員に身体生命の損失の高い可能性を強いる会社。 一般に企業の就業規則では、業務命令に従わなければならないことが書かれている。だが、それは命に係わる 業務命令など出さないことが前提になっている。身体生命に係わる業務命令は当然に拒否できる。ただ、信念に 従う者にとっては、信念に基づいた命令を拒絶するのは難しい。困難と言ってよいかも知れない。そんな信念すな わちドグマを、企業または人が己の目的のために従業員或いは下位者の支配に利用しているとしか言いようが 無い。 この様な状況にあって、現場は信念に基づいて行動するだろうかと。 特派員として業務命令で赴任或いは出張命令に従い、 …いずれも記者 が入らなければ伝えられ ない記事で、みなさまから 大きな反響をいただきま した。 …それでも取材をする のはなぜか。虐殺や人道被 害では、現場で記者が取材 することが真実にたどりつ く限られた方法だからで す。内戦下の人々の実態を 知っていただくことは被害 を抑止することにもつなが ると確信しています。 と信念に基づいて生命身体に係わる行動をなすことが社命として求められたとき、ここに、「裏付けの取れない ニュースの環境がある」ならば、人がそのことに己を委ねたとして誰が非難できるでしょうかと思ったのです。 しかし、中身として派遣される記者に対して愛情も責任感の欠片もない、企業の事業目的のためなら、何やっても 良いんだ、社会に対する責任なんて、羽織ゴロには無いんだよと言わんばかりの(だからといって無頼を気取って いる訳でもない、朝日得意の単なる開き直り)、朝日新聞官僚(新聞社内部での責任逃れとしての官僚的思考)の 作文ですね。 その上、 北部の都市アレッポでは 「イスラム国」の支配地域 から来た住民らに接触し、 「公開処刑」など支配の実 態を伝えました。トルコ国 境沿いのアインアルアラブ (クルド名コバニ)は「イ スラム国」からクルド人勢 力が奪還した直後で、戦闘 の爪痕をAP通信、ロイタ ー通信やトルコ国営放送 などとともに、日本メディ アとして初めて現場から 報じました。いずれも記者 が入らなければ伝えられ ない記事で、みなさまから 大きな反響をいただきま した。 えっ、「みなさまから大きな反響をいただ」いたから、現場に入るって。購読者はじめ、みなさまはコロッセオの ローマ市民ですか。みなさまにウケるからやってるんですよ。みなさまのために危地に赴かれるのだと仰るの ですか。 自分達の商いの社会的責任について、「みなさま」に転嫁しないでいただきたいものです。 OP.2017.02.14.05:00
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本当に、吾のことは心の棚の奥になんですね。 朝日新聞2015年8月3日夕刊10面 こちらの建物のことのようですが、 今まで朝日新聞社様は国や地方公共団体、あるいはその立場が微妙な、つまり社会的な立ち居振る舞いに、とかくの批判や意見が出易くわかり易い公共事業者たる私企業の、建造物の建て替えや破却について、大好きな立ち位置「喧しき民」に担がれたことを装う神の如く、随分と得て勝手を仰ってこられましたが、とうとう、二十世紀の残照の中に辛うじて遺物として起つ小売業者、百貨店にまで言及されるに至られたようです。 人のことをとやかくネタにする前に、自分たちが何をしているか、したか、から説明すべきではありますまいか。 この大西若人編集委員氏は購読者に向かって、これについて何か説明されたことがあるのだろうか。 壊してしまってからでは元に戻らないことは、朝日ビルディングが証明済みだ。 と仰らない不思議。吾のことは心か、新ビルの奥深くに棚を作ってそこに置いて口を蓋い、標的たる他者に対しては、上から目線で「お前達には見えないのか、神の姿が」と吾だけが人様の建物に神の姿が見えるが如く装い、批判をなされることの滑稽。 朝日ビルディングには、神が宿るべき細部がなかったと言うことでしょうか。 OP.2015080500:55
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何だかなあ。己の教義、朝日新聞社様が、購読者が最も理解し易く、期待していると信じて疑わない、ステレオタイプの ヒューマニズムを振り翳すためには、身内の記事内容まで創っちゃいますか。「素粒子」子様は。 平成27年1月19日朝日新聞夕刊では、 こんなことを書かれておられるのですが、一番目、二番目何となく分るような分からないようなフレーズ「真ん中の〇〇」 最後のパラグラフまで「真ん中」を貫かれれば良いものを、何で 時にオス同士が戦うチンパ ンジー。 メスが緊張を和らげ るボノボ。猿たちが言う。「で も一番攻撃的なのはヒトだ」 こんなことを書かれるかなあ。元ネタは、同日1月19日朝刊30面(大阪本社13版)のこれですよね。 この記事の何処に、 メスが緊張を和らげるボノボ。 こんなことが書かれているのだろうか。このお身内の「科学部?」様がお書きの記事に。 直接的な記述も無ければ、そう読み取れる記述もここには無いのですが。上記の何処に、 メスが緊張を和らげるボノボ。 と言う事実があるんでしょうか。 何かもう、 猿たちが言う。「でも一番攻撃的なのはヒトだ」 このフレーズ。実に「朝日新聞好みのヒューマニティー」と言うドグマが溢れ返る、 俺上手いこと言うなあ 感アリアリの一言が書きたかったがために、上記「科学の扉」斜め読みして触発されたか何だかの、 戦うチンパンジーのオス に対置できるのは ボノボのメス だなと メスが緊張を和らげるボノボ と言う虚構をでっち上げたと言うことでしょうか。 おや、1月19日朝刊30面(大阪本社13版)「科学の扉」本文末に山極寿一京大総長の御見解を頂かれた後に、 デジタル版に山極さんのインタビュー とありますね。折角のこれの埋め合わせが、何だか「素粒子」子様の一言で台無しに。いやひょっとすると、 デジタル版では、何方かが メスが緊張を和らげるボノボ と仰っている記述があるのかもしれませんね。愚生の様な、紙版のリソースにタダ乗りするデジタル版が嫌いな紙版 のみの購読者が与り知らないところのソースを紙版の「素粒子」子様がお使いになられておられるなら、これも合点の 行かぬことですけれど。 猿たちが言う。「でも一番攻撃的なのはヒトだ」 「爪楊枝で突くような」もの言いで申し訳ありませんが、この発言の文責はもちろん「素粒子」子様でしょうけれど、 猿たち が言ったって手口。 あの時もこれが使えたらよかったのにね。 猿たちが言う。「永世死刑執行人」 ってね。 OP.2015.01.21 02:20記
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平成26年7月26日付朝日新聞朝刊の34面(大阪本社版での面数)を御覧になった方。特に40代後半から60代前半の 方の中には、何とも云えぬ違和感──俗にアラサー世代以下が使用する「モヤッとする」──を持たれた方が少なからずあったの ではないかと思います。 そのモヤッと感。原因は、 これですね。 平成26年7月26日付朝日新聞大阪本社版34面「ののちゃん」(いしい ひさいち氏作) この四コマ漫画の 二コマ目 これが違和感の原因ではないでしょうか。この漫画のタイトルによる主人公「ののちゃん」のおかあさん「松子さん」です。 松子さんの口ずさんでいる詩。 「だよーん だよーん そんな もん だよーん」 これは、赤塚不二夫氏のギャグ漫画「おそ松くん」(週刊少年サンデー、小学館刊連載)の中のキャラクター「ダヨーン」のセリフ です。 また、二度目にアニメーション化されテレビ放映された際のエンディングテーマ曲「おそ松くん音頭」(作詞:森雪之丞、作曲: 中山大三郎、編曲:竜崎孝路、唄:細川たかし)の中の歌詞でもあります。 以上を踏まえた上での違和感。これは「ののちゃん」、「いしい ひさいち」氏の詩じゃないだろう。赤塚不二夫氏、おそ松くん 音頭の作詞者、作曲者、歌唱者のセリフなり、詩ではないのか。 これじゃないでしょうか。 違和感をもう少し具体的にするならば、「いしい氏が、自分のものではないこのフレーズを何故使えるのだろうか。」と言うこと になります。 いしい氏が、そして朝日新聞社がこのフレーズを使うためには、元々の持ち主の許諾が必要なことは、法治国家である我が 国において著作者の権利を保護する法律、「著作権法」に書かれています。 許諾については、許諾を受けた著作物に明示する必要があります。例えば「おそ松くん音頭」についていえば、「日本音楽 著作権協会JASRAC」の許諾の承認番号、マンガ「おそ松くん」についていえば、原著作者の赤塚不二夫氏が亡くなっている ので、その著作権の継承者(一般にはフジオプロダクション)のコピーライト表記、場合によっては版元の小学館のコピーライト 表記が上記「ののちゃん 6048」に表示されているはずです。 でも、それは何処にも見当たりません。原著作者の許諾を示すものが何故無いのか。 それは許諾を受けていないからです。つまり、無断複製です。 この手のことをやる人達「著作物公表の当初より複製物についての許諾を原著作者から取らずに公表する人達」の言うこと はこうです。 曰く「(公表の緊急性から)時間が無かったので、後日原著作者と連絡を取り許諾を得るつもりだった。」 曰く「原著作者(の所在)が不明。公表までに判明せず連絡が取れない。判明したら許諾を得るつもりだった。」 「著作権法」はこれらのことを認めていません。原著作者の許諾、著作権者の許諾を得ずに、著作権の侵害をしたら、それは 犯罪で刑事罰の対象になりますよと言っています。そして、これは「原著作者(の所在)が不明。公表までに判明せず連絡が取 れない。」場合の対応として「裁定制度」が設けられている主旨から言っても明らかです。 ただ、現実には「著作権侵害は親告罪」告訴が無ければ、犯罪事実があっても罪に問われません。ですから、「後日原著作者 と連絡を取り許諾を得」た結果は当然に告訴されませんから、著作権侵害は無かったことにはなります。 じゃあ、それで良いんでしょうか。 著述を生業とするものが、他者の著作物を尊重せずに、己の著作の権利だけを声高に主張する。己の利益だけを図る。良い んですか。それで。 それで、己の権利が尊重されると。それで、著作権の調和が保たれると。そんなことはあり得ないでしょう。あってはいけない ことではないでしょうか。 今回の件は、いしい氏一人の問題ではありません。まあ、いしい氏が間抜けであったと言うことは言えましょう。しかし、朝日 新聞の担当編集者、担当デスク、当該紙面の出稿掲載の責任者、間抜けを通り越して「馬鹿」あるいは「無能」としか言いよう がありません。 いしい氏から原稿が入稿した時、内容を確認しなかったんでしょうか。二コマ目を見て、これは歌であると認識できなかったん でしょうか。歌だと認識できるように、いしい氏は描いておられます。歌だと認識できたならば、これは原曲があるのか無いのか 確認するのは、編集者の感性、それも根源的に身に付いた感性ではないのでしょうか。紙面は社会部の紙面で、一部にいしい 氏は「社会ネタ、時事ネタ」を描かれています。当然注意深く原稿を見る必要があるのではないでしょうか。 原稿を受けてから掲載までに時間が無かったとしても、この歌のフレーズを、ネットで検索するのに何等の時間も要さなかった でしょう。「だよーん」と入れるだけで、私は1秒も掛からずに、「おそ松くん音頭」にたどり着きましたが。許諾が必要と判明した なら、二コマ目のフレーズの変更を、いしい氏に申し入れることは造作も無いことではないでしょうか。いしい氏の著述の力を見 れば、しかるべきフレーズをそれこそ、いしい氏オリジナルで案出されたのではないでしょうか。 後出しジャンケンと、結果論と朝日新聞の担当者は仰るかも知れません。しかし、後出しジャンケン、原著作者の、著作権者 の許諾をこれから取っていく、これこそ後出しジャンケンじゃないですか。だから、私は、 朝日新聞の担当編集者、担当デスク、当該紙面の出稿掲載の責任者、間抜けを通り越して「馬鹿」あるいは「無能」と しか言いようがありません。 と申し上げるのです。 OP.2014072701
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2012年(平成24年)7月20日の朝日新聞朝刊1面上段真ん中にこんな記事が掲載されていました。 朝日の其山史晃記者としてはオスプレイの事故の多さを挙げたかったのだと思いますが、どうにもここに掲げられた数字が腑に落ちま せん。 なぜなら、今回沖縄に配備予定として岩国海兵隊基地に搬入された海兵隊向けMV22の事故件数と、空軍向け、実際には空軍予算で調達 された特殊作戦軍用の機体のようなのですが、CV22の事故件数が拮抗しているからです。 オスプレイの現在確定している最終的な調達・配備数は、海兵隊向けMV22が360機、空軍向け(特殊戦軍向け)CV22が50機、 海軍向けと言われるHV22が48機の計458機と言われています。 現在の調達数・配備数確定分の数字は判っていませんが、一応2010予算年度までの調達数は、MV22が185機、CV22が31機 と言われています。 上の紙面の表と重ねるとこんな感じです。 ┏━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━┳━━━━━━━┓ ┃ ┃ MV22 ┃ CV22 ┃ ┣━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━╋━━━━━━━┫ ┃ 調達予定総数 ┃ 360 ┃ 50 ┃ ┣━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━╋━━━━━━━┫ ┃ 2010年度まで調達数 ┃ 185 ┃ 31 ┃ ┣━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━╋━━━━━━━┫ ┃ クラスA(重大事故) ┃ 2 ┃ 2 ┃ ┣━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━╋━━━━━━━┫ ┃ クラスB(中規模事故) ┃ 6 ┃ 6 ┃ ┣━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━╋━━━━━━━┫ ┃ クラスC(小規模事故) ┃ 22 ┃ 20 ┃ ┣━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━╋━━━━━━━┫ ┃ 事故数合計 ┃ 30 ┃ 28 ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┛ (朝日新聞曰く事故発生年度2006年10月~2011年9月、米軍資料による) おかしくありませんか?MV22とCV22には調達、運用機数7対1~6対1、7倍から6倍の差が有るにも拘らず、事故数が各クラス でも、合計でも拮抗しています。物理的に見ても、統計的にみてもどう見ても変じゃありませんか?用途が異なるとは言え、作戦数、訓練数 いわゆるソーティー数や、飛行回数などに、この数の差を超えるような事情があるとは到底思えません。 事故率で言えば、CV22はMV22の6から7倍の率で事故を起こしていることになりませんか?2010年度現有31機が2011年 9月までに増えて19機総数で50機ですよCV22、2010年現有31機で28件の事故、一機で複数回の事故を起こしているのかも 知れませんが、単純にみれば、CV22はほぼ全機が何らかの事故を起こしていることになります。 普通こんな数字が出たら、CV22怖くて誰も乗りませんよ。 これ東京発の記事かと思われますが、愚生は大阪在住ですので、朝日新聞大阪本社の「お客様オフィス」なるところに電話を架けて みました。女性の受付の方が出られ、米軍資料の数字に誤りはないとの御託宣。どう考えても七倍の差はおかしいでしょうと申し上げ たら、「それだけオスプレイの事故が多いということでは」との奇妙なご回答。勿論朝日の意図がそこにあるとは、お尋ね窓口の発言 で申し上げるつもりもありませんが。更にこの数字は正しいのでしょうかと食い下がると、バックオフィスの誰かに聞きにいかれて、 往なされて帰ってきたのか?「米軍資料の数字に間違いは無い。記者の誤読でもない」とのこと。東京の記事にそんなに確信が持てるの かと,共産党もかくやと思われる、朝日無謬性主義に辟易して、「その様なご意見もあったと承っておきます」で、「もうええわ」と 呆れて諦めた次第ですが、できれば朝日新聞様には、上記の様な信じられない数字の検証を読者の前にお示しいただきたいと思う次第 です。例えば、CV22の事故の時期は初期不良の様にある期間に集中しているとかの、時期についての説明すらないのですから、これ らの数字の信頼性について、「米軍資料」とは何かを具体的なものとして明示するとか説明いただかないと、「オスプレイ危険」と言う 印象操作を一面記事で行ったのではないかと言うように、ニュースの公正さに疑問符がつくのではないでしょうか。 オスプレイが危険かどうか、公正に確認し議論するためには、検証可能かつ合理的な数字の提示が必要なのではないでしょうか。 危険なら危険と裏付けの取れる数字が出てくれば、国防軍事の視点はともかく、配備すべきでないとの明確な意志が根拠を持って 提示できると思いますが、少なくともこの記事のような数字はそのためのの援けには絶対なりえないと思われます。 OP.2012.07.24 さて、8月9日朝日夕刊にこんな記事が挙っていました。 朝日新聞大阪版平成24年8月9日夕刊9面 前回7月20日付より検証期間の範囲が前後に7年と広くなっていますがその割に事故件数増えてませんね。 ┏━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━┓ ┃ ┃ MV22 ┃ CV22 ┃ ┣━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━┫ ┃ ┃ 2000年~ ┃2006年10月~┃ 2006年10月~┃ ┃ ┃ 2012年7月 ┃ 2011年6月 ┃ 2011年6月 ┃ ┣━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━┫ ┃ 調達予定総数 ┃ 360 ┃ 360 ┃ 50 ┃ ┣━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━┫ ┃ 2010年度まで調達数 ┃ 185 ┃ 185 ┃ 31 ┃ ┣━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━┫ ┃ クラスA(重大事故) ┃ 4 ┃ 2 ┃ 2 ┃ ┣━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━┫ ┃ クラスB(中規模事故) ┃ 9 ┃ 6 ┃ 6 ┃ ┣━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━┫ ┃ クラスC(小規模事故) ┃ 27 ┃ 22 ┃ 20 ┃ ┣━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━┫ ┃ 事故数合計 ┃ 40 ┃ 30 ┃ 28 ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━┛ ますます、V22の事故数がおかしくなって来ませんか?「米軍資料」とか「海兵隊は…明らかにした」どれだけ信頼できるのか? 朝日のオスプレイ事故に関する記事ソースは果たしてどれだけ信頼できるのか? OP:2012.08.13