約 2,072,092 件
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/36229.html
【検索用 まほろはしょうねんたん 登録タグ GUMI NexTone管理曲 VOCALOID Youtubeミリオン達成曲 ま ユリイ・カノン 初音ミク 曲 曲ま 殿堂入り 片井雨司】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:ユリイ・カノン 作曲:ユリイ・カノン 編曲:ユリイ・カノン 動画:ユリイ・カノン 絵:片井雨司 唄:初音ミク・GUMI 曲紹介 #00 ネオジャパネスク少女譚歌明るくて可愛いの作りました。昨日の明日。過去になる一秒前。 曲名:『まほろば少年譚』(まほろばしょうねんたん) ユリイ・カノン氏の7作目。 歌詞 (作者ブログより転載) いついつ出やる 籠の外 抜き足差し足じゃ おいてけぼりだ 倦まず弛まず歩けども おぼつかない足取り ないものばかりほしがって 探し疲れて続きはいつかとか でも 手をこまね つっ立っているよりはまだいいな あめ あめ 降れやもっと 蛇の目の傘さしたいの 絢爛な模様のぼんぼりたちも ただそれだけじゃ物足りないな 灯してよこころごと まどかな月がのぼる今宵は あまねく世に響くように謳え 巡るぐるり かりそめのいま 生き死になんて忘れちゃって 夢の道すがら 覚めないままで その手を取って 闇夜だって駆ける ちとせ流れても憶えていて少年の日の夢 これも誰かの掌の上 死にそうなくらい退屈な夜に 足音は言葉よりも雄弁に 躍る感情を響かせていた 今この瞬間でさえも 一秒後にはもう過去になるけど 逆らえない時の中で昨日の明日を生きる 花曇りの空だった 日に咲く暈が見たいの 息を止めても心臓は打つ 立ち止まっても地球は回る 時間は待ってくれない まどかな月がのぼる今宵は うたかたの物語を紡げ 満ちて欠ける 心模様に 字余りな思いを乗せて 命はまたたき 歌はとこしえ 未来世まで走り出せ少年よ 終わりのない永久にはない 夜明けを見ていたい あー 何回 何千 何万回と生きてみても わかんないなこの難問 解答なんて出ないや なあ「もしも」だとか空論は昨日に捨てて明日を始めようか コメント ユリイさん来たーッ! -- 名無しさん (2017-05-05 21 04 51) おどりゃんせと比較されるけど結構違うベクトルの曲だよね。好き。 -- 名無しさん (2017-05-06 07 26 33) まほろばしょうねんひょう大好き❤これからも応援します。 -- ボディーガードc (2017-05-15 22 03 25) しょうねんたん だよ -- 名無しさん (2017-05-16 21 07 17) ユリイさんの曲全部好き‼︎□ -- メデューサ (2017-05-21 13 32 03) PVサイコー! ミクもGUMIも可愛い(*^-^) -- さかちゃん (2017-06-03 20 50 12) 全てが好み!!! -- にゃお (2017-07-16 21 49 45) リズムもユリイさんの曲もいいですね。一番上の匿名さん、お疲れ様です(*´▽`*) -- なみねこ (2017-10-25 17 07 56) ユリイ·カノンさんの、曲が、大好きなんです!!!!PVも、カワイイですね!! -- 祈月 永真 (2017-12-30 11 41 56) サイコー以外言葉が出ない -- 名無しさん (2018-09-11 23 26 52) 神 -- 名無しさん (2019-08-07 09 43 41) めちゃくちゃいい!大好き! -- ねこ (2020-11-06 21 42 54) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/terrachaosgaiden/pages/294.html
黒いボディスーツを着込んだ女性が、照りつける太陽光も気にせずに車道を疾走していた。 地を蹴り、跳躍。一跳び300メートルとまではいかないが、それでもその移動速度は人間の限界を遥かに超えている。 それもそのはず、彼女は今でこそ姿が人間だが、正体はあらゆる面で神を超えた存在だったのだから。 主催者により能力には制限が科せら、この姿ではさらに能力が下がっているかもしれない。 それでも、今出せる最大の力でもって移動を続ける。 左腕には支給されていた武器を、右腕には意識を失っている少年を抱えて。 出会った当初、この少年は白い服を着ていた。 だが、いまやそれは見る影もないほど赤黒く染まってしまっている。 ここまでの道中にも、いくつもの赤い点がずっと続いている。 それの正体は、他ならぬ少年の体から溢れ出た血液だ。 もちろん止血は試みた。 だが、予想以上に傷が深いのか、血が止まる気配はまるでない。 「レン……!」 少年の名を呼んでも、返事はない。 血を失い過ぎた人間は死に到る。それは人ならざるこの女性でも知っていた。 急がなくては。 少し前に少年と交わした言葉、自分で開けることのできたバッグ、その中の地図。 人が集まる、都会に急がなくては。 都会なら大きな病院があるだろう、人――今は参加者だが、とにかくいれば治療の道具を持っているかもしれない。 運がよければ【回復魔法】が使える者もいるかもしれない。 「なんで、私は……!」 回復魔法が使えない自分を、そう創り上げた上司を恨む。 魔法の才能がないから……という理由ではない。 彼女は、わけがわからないよと騒いでいた生き物お墨付きの超魔力の持ち主だ。 ただ、基本装備に回復機能がないだけ。折角の魔力も、敵の魔法攻撃を遮断するぐらいでしか使えていない。 要するに、現状では宝の持ち腐れ状態なのだ。 最低級の魔道書でもいい。とにかく血を止める手段が欲しい。 別に会ったばかりのこの少年を助ける義理はない。ここはバトルロワイアルの場。 弱肉強食、弱い者は強い者に食われていく世界。 子供だからといって許されるほど甘い世界ではない。事実、見せしめに殺された少年の年齢はこの少年よりもさらに低い。 だがそれでも、女性は少年を助けたかった。 自分にとって、初めて出会ったまともな人間というのもあるが…… 職業病だろうか、最初にこの少年と共に行動……彼の護衛をしようと思った以上、それを投げ出すことはしたくなかった。 そして、彼女にも少なからずプライドがある。 世界の防衛者たる自分が、目の前の少年一人すら守ることができなかったとは何事か。 敵の奇襲に、まるで気がつけないとは何事か……! だが、まだ完全に手遅れではない。傷を負ってしまった事実は変わらない。 しかし命までは失っていない、まだ助けることが、彼の命を守ることができる。 それだけを考え、女性は走る速度を一切弛めずに進み続けた。 少し前…… 「レ、レン? 大丈夫ですか?」 「だ、大丈夫……ふぅ、よかったよお姉さん」 「はぁ……? よくわかりませんが、無事でなによりです。 スターバスターの発射については、魔力を私の前方に収束させれば大丈夫そうでしたよ」 (胸からは出ないのか……ちょっと残念だな) 「何か?」 「いやなんでもないよ! それよりお姉さん、これからどうするの?」 「そうですね……やはり、首輪を外さないことには始まりませんし、人が多く集まる場所に行きたいのですが…… 生憎と、私はこの地域というか、世界そのものに疎くて……」 「あ、それなら僕が案内できるよ! これでも結構、色々な場所で歌ってるからね。 僕も最初にそういう場所に行こうと思ってたから、このまま真っ直ぐ行けば……渋谷や新宿に出れるはずだよ」 「なるほど、助かります。レンと会えてなかったら、私は真逆の方向に向かうところでしたよ…… 目標、渋谷区か新宿区……会場各地の地名把握完了です。……おっと」 「どうしたの?」 「危ない危ない、地図の確認だけで満足するところでした。私に支給された道具の確認も今のうちに済ませておかないと。……これは?」 「あ、スターバッ○スのコーヒーだ。……はずれみたいだね」 「なるほど、これが人間の飲む……あ、おいしい。名前もスターバスターみたいですし、きっと繁盛しているのでしょうね」 「どういう理屈さ……他に何か入ってない?」 「ん、ありますね。これは……」 「ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲じゃないか! 完成度高けー……って本物!?」 「変わったデザインの砲台ですね。威力は……」 「確か【お城の天守閣を吹き飛ばす程度の威力】って本に書いてあったような……」 「それはなかなか。ただ、本体も立派な造りで強度も申し分ないのですが…… この姿になる前なら、私の砲台の代用品として究極合体できたかもしれないと思うと、惜しいですね」 (あぁ……お姉さんの手が、ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲を……【アレ】を撫でている……ッ! ……【立派】……【申し分ない硬さ】……【合体できなかったのが惜しい】……=【お姉さんは今欲求不満】……ッ!? そうか、暗に僕を誘っているんだね!? そうなんだね!?) 「ね、ねえお姉さん? 僕のネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲でよければ合体しない!?」 「え? レンもこの砲台を持っていたのですか?」 「うん、小型タイプだけど、持久力と速射性に優れたタイプのやつをね。逆に小型だから今合体できるんだ。 威力も凄いよ。(お姉さんを)一撃で昇天させることさえ可能なんだ!」 「……! それは凄い! 早速究極合体の構えに入りましょう。従来の合体であれば、背に砲台を……」 「いきなりバックから!?」 「?」 「じゃ、じゃあそこに手をついて四つん這いに……」 「ん……これで、いいでしょうか?」 「我が世の春がキタァァァァァ――――」 どぶしゃ! 「レ、レン!? 今嫌な音が……血っ!? まさか敵襲!? そんな、どこから……! くぅ……これ以上レンを狙わせるわけには……! ここは退いて……!」 (あぁ……そうだ。僕、テンション上がりすぎて鼻血出して卒倒したんだっけ……) 記憶を辿り、レンは自分の醜態を思い出す。鼻血以外にも下半身から白い液体が出たかもしれないがそれは気にしない。 そしてどうやら意識を失った後、機人のお姉さんに担がれているらしいこともわかった。 (あれ……僕、片腕で簡単に持たれちゃってる? 男としてちょっと傷つくなぁ…… それに、ちょっと、なんか、速くて、酔いそう……) 耳に入る音は、風を切る音のみ。 なぜこのお姉さんはこんなに急いでいるんだろう? 理由はよくわからないが、気絶していた自分を運んでいるのは確か。 このままでは正直酔いそうだし、男の自分がお姉さんの腕に負担をかけ続けるのもいただけない。 が。 (……もうしばらく気絶しているフリしとこう) 男、鏡音のレンの選んだ選択肢は狸寝入りだった。 なにしろ、出るとこ出てるお姉さんに強く抱きかかえられているのだ。 当然必然、二つの果実もむにゅりと押し当てられているわけで。 14歳の少年は、酔いや道徳よりも自分の欲望に忠実だった。 (……だって、しょうがないじゃないか……) だがレンも、その欲望の裏に潜んでいる本当の感情に気がついている。 レンは、怖いのだ。 家族とは散り散りになってしまい、目の前で行われた総理大臣による処刑。 いつ自分が、死んでしまうかわからない恐怖。 いつ家族が、殺されてしまうかわからない恐怖。 一度芽生えたその感情は、ちょっとやそっとでは拭いきれない。 いつもの、平常時の鏡音レンのフリを無理してでもしなければ、心が砕け散ってしまう。 そうしていないと、不安で押し潰されてしまう。 この場に似つかわしくない空気の道化を演じでもしないと、きっと一歩も動けない。 だから彼は、鏡音レンは偽りの仮面を被り、演技を続けているのだ。 (あぁ……柔らかい! 柔らかくて気持ちいいよ……!) ……多分。 「さて……ハクちゃんを探さなきゃだけど、どうやって探したものだろう?」 うーん、と唸りながら、巡音ルカはその頭脳を高速回転させる。 自分の目的は、大切な人である弱音ハクとの再開及び護衛。 そして、あの豚どもへのきっついお仕置きだ。 だがこの双方の目的を同時に達成するのは中々に困難。 探し人を見つけるのは容易ではない。事前に待ち合わせ場所を決めているならともかく、この会場は広い。 闇雲に探していては、何度も行き違いになることも考えられる。 豚の始末も面倒だ。首輪を外さなければ、おそらくまともに刃向かうことさえできない。 それだけでなく、主催の豚とはまた別の紅い豚、マグニスも面倒だ。 あの時はつい本心で敵を煽ってしまったが、実力は明らかにあちらが上だった。 仮面ライダーの力を使えば、倒せないことはないのかもしれないが…… 今はまだ変身できない。仮に変身できても、10分で仕留められなければこっちが返り討ち確定。 問題は山積み。 どれも難易度は高いが、やはり優先すべきだと判断したのは…… (ハクちゃんは早くみつけないと。それこそあの紅豚に見つかったらひとたまりもないよ。 ボクみたいに、戦いになっても生き残れそうな道具が支給されていればいいけど……) 自分はアンドロイドだ。少なくとも世間一般の人間よりかは反射神経も運動能力も優れている。 だがあくまで普通の人間と比較した場合であって、マグニスのような燃える大斧を振り回すような男…… 普通じゃない人間の相手は厳しいものがある。 ハクを守りたい。だが、少しでも油断すればハクよりも先に自分が死ぬ可能性だっておおいにありうる。 「やっぱり、誰かボクと同じように豚にお仕置きしようと考えてる仲間が欲しいところだね。 常ならざる力の持ち主~とか、特別な眼~とか、魔法少女~とか色々な人が参加させられてるみたいだし…… 少しくらい、同じことを考える参加者がいてくれるといいんだけど……ん? あれってまさか……!?」 「はいはい、急いでるとこ悪いけど、キミちょっと止まってね」 「っ!」 ルカが発見したのは、一人の女性と、その腕に抱えられた少年だった。 メモリがまだ使用できない現在の状況では、下手に参加者と接触することはあまりしたくはなかったのだが…… その抱えられている少年の格好には見覚えがあった。 もっとも、その見覚えのある格好は朱に染まっており、現在も鮮血が滴っている点が異なっているが。 「……それ、どうしたのさ? 悪いけど、ちょっと置いてってもらえるかな? そうしたら見逃してあげるよ」 「……お断りします。貴女こそ、そこをどいてもらえませんか? 退かない場合、こちらも鉄拳星砕……実力行使させていただきます」 (あれ……なんか今、ルカ姉さんの声が聞こえたような……?) ルカは、ハク以外の知り合いの姿……弟分の鏡音レン、ボーカロイドの仲間をこの会場で初めて目にした。 しかしその姿は変わり果て、おそらく手を出したであろう女に抱えられている。 ライバルであり、共に夢を語り合った家族でもあるレンを、ルカには見捨てることなどできなかった。 そのレンを抱えるシステムもまた、レン以外の初めての人間をこの会場で目にした。 レンを差し出したら見逃す……どこか上から目線、いや人間の実力からすればそれは当然か。 この人間の実力がどれほどのものかはわからないが、余裕のある笑みから察するに実力者だろう。 二人とも、内心は冷や汗が流れている。どうしようもないほど強かったらどうしようかと、不安で一杯だ。 だが退くわけにはいかない。 正体もわからない謎の女……最悪、首をはねて首輪を手に入れようとか考えてるかもしれない奴に、レンを渡してなるものか。 (ボクが、レンを助けないと……!) (私が、レンを守らねば……!) 二人は間合いを取りつつ、辺りには緊迫した空気が張り詰める。 そんな中。 (あれ、やっぱりルカ姉さんだ! なんかいつも尻叩きプリーズって言ってる姉さんよりも随分と凛々しいけど…… なんだろう……なんか空気がピリピリしてる……) 渦中の少年は暢気だった。 【中央区/一日目・日中】 【鏡音レン@VOCALOID】 【状態】 健康、鼻より出血中、狸寝入り中 【装備】 【道具】 基本支給品一式、禍神のマリネ、たこルカのタコぶつ 【思考】基本:死にたくない 0:もしかして、どっちが僕を抱っこするかでもめてるとか? 1:リンや他の家族が心配 2:電波お姉さんに家族と正義感溢れる青年(南光太郎)を探しを手伝ってもらいたい ※国会議事堂内で一部参加者の顔を覚えている可能性があります ※最終防衛システムの話をろくに聞いていません 【最終防衛システム@サガ2秘宝伝説 GODDESS OF DESTINY】 【状態】健康、人間体、人間への恐怖(若干緩和)、焦り、胸部中心にレンの血痕多数 【装備】スターバスター、振り下ろし、踏み潰し ○変化、○ダウン、○消滅、ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲(空き) 【道具】基本支給品一式、スタバのコーヒー×2 【思考】 基本 主催者の排除 0 目の前の女性(ルカ)を警戒 1 人間の参加者にもまともなのがいる? 2 新宿or渋谷の病院に向かい、レンの傷を治したい 3 白い生物(キュゥべえ、名前未確認)を警戒 【個人制限・特殊能力】 004「人間っていいな?」参照 ※コロッケの効果時間は不明 ※レンの出血が鼻血によるものだと気がついていません 【巡音ルカ@VOCALOID】 【状態】健康、仮面ライダーアクセルにもうしばらく変身不能 【装備】アクセルメモリ@仮面ライダーW、アクセルドライバー@仮面ライダーW、 【道具】支給品一式 【思考】基本:弱音ハクと合流し、主催にお仕置きをする。 0:目の前の女性(防衛システム)を警戒 1:弱音ハクと、豚へお仕置きする仲間を探す。 2:レンを助けたい 【補足】 ※カオスロワ7期、8期とは別人のようです。 ※彼女にとってVOCALOIDは『人間に近いロボ』。7期のVOCALOIDみたいなものですが、 その他の設定(ナノマシンで自動修復等があるか)は後の書き手に任せます。 ※弱音ハク以外のVOCALOIDとの関係は後の書き手に任せます。 ※弱音ハク以外のVOCALOIDがロワに参加していることを確認していません。 ※レンの出血が鼻血によるものだと気がついていません 支給品紹介 【スタバのコーヒー@現実】 有名店のコーヒー。いつでも挽きたてのおいしさを。 3本セット。 【ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲@銀魂】 8期で八坂神奈子が御柱の代わりに装備していた大変卑猥な大砲。 だがそのふざけた見た目に反し、江戸城の天守閣をぶち抜いて江戸を開国させる程の威力を持つ決戦兵器。 完成度が高くて当然、本物なのだから。 「お……俺は、どうすればいいんだ……!?」 二人の女性が睨み合う中、その様子を近くから窺っている者がいた。 ただならぬ鋭い眼光……ということはなく、それ以前に眼光がない。 極限まで細められた糸目と浅黒い岩のような肌が特徴的な少年…… 彼の名はタケシ。 小さな怪物【ポケットモンスター】を操るトレーナーだ。愛用は硬くて大きな岩タイプの…… ……誤解を招くといけないので【ポケモン】にしておこう。 とにかくタケシは、ポケモン使いであり、ジムのリーダーを勤めつつ、ポケモンマスターになる夢を持つ少年だった。 そんな彼もまた、バトルロワイアルに巻き込まれてしまっていた。 見せしめに殺されたのは自分と年齢も近いであろう男の子。 しかしタケシは、恐怖を振り払い、このバトルロワイアルに立ち向かう覚悟を決めていた。 ポケモンを悪用する連中も許せないが、人の命を平気で奪う奴はもっと許せない―― そう叫んだのを、彼はまだ覚えている。 使うポケモンのタイプ故か、あるいは性格故にタイプが岩なのか……タケシは真面目で実直な少年だった。 動かざること岩のごとし、一度抗うと決めたら徹底的に抗う、不動の心の持ち主だった。 だが、そんな彼の決意を嘲笑うかのように、彼に支給された品は…… ドヤァ…… ドヤァ…… ドヤァ…… むっかつく表情の、全く同じキャラクターのフィギュアが三体。 しかもセットではなく、どうやら一体一支給の扱いらしい。 完全に外れのデイバックだった。 しかしその程度では、タケシの岩のような心を砕くには至らない。 気をとりなおした彼は、他の参加者を探して歩き…… 「な、なんだあの美しいお姉さんは……!?」 彼は、桃色の髪のお姉さんに心を奪われた。 声をかけるのも思わず躊躇ってしまう程の美しさ。 突き出た胸に、ドレスのスリットから覗く脚と絶対領域の破壊力たるや尋常ではない。 これにはタケシの岩のような心も砕けた。 イシツブテ の だ い ば く は つ (どんなに硬い岩も、お姉さんという名の潤いの水の前では一撃必殺されてしまうのさ……) そんなことを考えながら、タケシはルカのストーキングを開始していたのである。 そして現在、ドレス越しのお尻を見つめながらストーキングしていたタケシは、新たなお姉さんを発見した。 (これはまた暴力的なわがままボディ……! 露出が全くないのに不満じゃない不思議……!) ストーキングがばれると不味いので、タケシは心の中でぐっと親指をたてた。 しかし、どうにも二人のお姉さんの様子がおかしい。 互いを牽制しあうような……そんな感じだ。 そして冒頭、彼はどうすればいいのか迷う。 殺し合いなど、絶対にしてはならない。ましてやあんな美しいお姉さん達が。 だが愛用のポケモンを奪われ、支給品はがらくた……鍛えてあるとはいえ子供の自分が、間に立てるだろうか? 言葉で解決するのが一番だが、万が一の場合はあの二人の真ん中に立って仲裁をしなければならない。 (なんだ……この悪寒は……?) 何故か、僅かに二の足を踏んでしまう。 間に立ったはいいが、二人の拳が止まることなく、自分の体を直撃する光景が容易に浮かんでしまう。 (ええい! それはつまりどちらかのお姉さんも怪我をするかもしれないってことじゃないか! お姉さんが傷つくくらいなら! 男ならどーんと身代わりになるべきじゃないのか!?) 己を奮い立たせ、なんとか一歩目を踏む。 しかし元々がストーキングのために距離をとっていたため、お姉さんまで辿りつき、止めるには……走るしかない。 (くそっ、間に合わないか!? なら、このまるで役に立ちそうにない人形でこっちに注意をひきつけるか……!?) 三体の人形の背中にはボタンがついており、説明書によれば、押すと様々な言葉を喋るらしい。 お尻のあたりには音量調整する場所もある。 これを最大音量にし、注意をひきつければとりあえずお姉さん同士の争いは回避されるのではないだろうか? しかし、どのボタンでどんな言葉を喋るかまでは説明書に書いていない。 下手な台詞をこの人形が喋れば、怪しまれ、問答無用で自分がお姉さんにぼこぼこにされるかもしれない。 (……それはそれでアリだな。 いやとにかく! どうする俺! どうする俺! そしてあいつは人間じゃねぇ!) ぎりりと歯を噛み締めながら、タケシは二人のお姉さんと、ついでに一人の羨まけしからん子供を見つめる。 彼の行動ははたして……? 【タケシ@ポケットモンスター】 【状態】 健康、葛藤 【装備】 【道具】 基本支給品一式、アビシオンのフィギュア×3 【思考】基本:殺し合いには乗らない。できれば友たちが待つ場所に帰りたい 0:お姉さんたちを止めたいが、どうする……? 1:あの子供(レン)はちょっと殴りたい 2:愛用のポケモンを取り戻したい 支給品紹介 【アビシオンのフィギュア@パロロワ】 甘い! 甘いぞぉ! 7期や9期、LSロワやテイルズ2ndなどで登場。 どうみてもはずれだが、フィギュアのモチーフ以上に圧倒的に出番が多い謎の品 034:国会見学とか正直一つたりとも記憶に残ってねェ 投下順 036:サザエ、外伝でもうっかり 034:国会見学とか正直一つたりとも記憶に残ってねェ 時系列順 036:サザエ、外伝でもうっかり 021:なにレン? お姉さんに(ry 鏡音レン 049:少年と美女と恐竜と 021:なにレン? お姉さんに(ry 最終防衛システム 049:少年と美女と恐竜と 005:パルマーA「俺のことは(ry 巡音ルカ 049:少年と美女と恐竜と 初登場! タケシ 049:少年と美女と恐竜と
https://w.atwiki.jp/animerowa-3rd/pages/398.html
絶望の城 ◆QmnDyrAS0E 朝陽も昇り始め街が照らされていく中、無人の駅前商店街を歩く3人組。 茶髪の青年と青髪の少女が隣に並び、後ろに長髪の青年が2人の後を付いて来ている形だ。 そんな陣形で枢木スザク、神原駿河、レイ・ラングレンは歩いていた。 陣形というよりはスザクと駿河が同じ位の歩幅で、レイはそれよりもやや狭い足取りで歩いているだけなのだが、 3人同じ視点にいては奇襲に対応できないというそれなりに合理的な考えもある。 「そろそろ駅が見えてくる頃ですね。」 「おお、あの線路だな。ようやく阿良々木先輩に会えるのか」 駿河の言う通りここから1キロ程の距離に朧げながらも線路が見える。念願の捜し人の1人に会えるのを待ちきれないのか駿河は少しソワソワしている。……落ち着かないのには別の理由があるが。 「神原さん、焦りは禁物です。集合にはまだ時間があります。」 「分かっている。すぐさま阿良々木先輩の元へ馳せ参じたいのが本音だが焦らしプレイは私の大好物だ、捨て置く手はない。 手を伸ばせば届きそうなのに決して届かないもどかしさ、オルガズムの直前に動きを止められる感覚は忘れようのない快楽だ。 そうは思わないかレイ殿」 「貴様は何を言ってるんだ」 相も変わらずの駿河の前からの振りに冷たい対応で返すレイ。先程までは完全無視だったが駿河のしつこさに遂に折れたのか、 返事をしなければいつまでも話を振ってくると悟ったのか、恐らくは両方なのだろう。 「……ようやく言葉を返してくれたな。私は嬉しいぞ」 むしろ銃を突き付けられた男と行動を共にして5分も経たずに対話を試みた駿河を賞賛するべきか。 「だが無理に返す必要はないぞ。あそこまで放置プレイを喰らったのはここにきて初めてのことでな。 筆頭はとやかく言いつつも激しく突いてくれるし枢木殿は切なくなる程優しくしてくれる。 返事をしてくれたのが嬉しいのは本当だが正直な所、このまま黙秘権を行使してくれていた方が私的にはとても助かるんだ、需要的に」 「だから貴様は何を言っているんだ」 無論レイには駿河の性癖に付き合ってやる気など毛頭ない。言葉を出したのは純粋に「コイツは何を言っているんだ」と思ったに過ぎない。 「はっ!こ…この男の目…養豚場の豚でも見るかのような冷たい目だ。残酷な目だ… “明日の朝には肉屋の店先に並ぶ運命だろうが俺には心底どうでもいいことだな”って感じの!」 「……………………」 以前の復讐者としてのレイなら初めて話しかけられた時点で腰の銃を抜き放っていてもおかしくはないのだが、 結局レイには目の前の女に対して微塵の殺意も抱けなかった。 元来レイは望んで争いなどする人種ではない。妻と弟、3人で穏やかに、ささやかに暮らす時間を幸福と思える優しき人間だった。 それを、奪われた。自分に協力しないという理由のみで妻を引き裂いた、あの男に。 それ以来、レイは復讐に生きる鬼となった。過去を捨て、心を修羅に変え、1人の男を殺すためにあらゆるものを犠牲にしてきた。 人であろうと物であろうと、邪魔をするものは全て切り捨てた。身体を鍛えたのも技術を磨いたのも物を壊すのも人を殺すことも全ては奴を殺すため。 だが「カギ爪」は死んだ。自分が手を下すことなく死んだ。断末魔の瞬間を見届けることさえ叶わなかった。 復讐の対象を失ったからといって昔のレイに戻ることはできない。 盆からこぼれた水は二度と戻ることのないように、今のレイはかつての自分とはどうしようもないほど隔絶されてしまっていた。 だからレイは駿河に殺意を抱かない。全てを捨てて復讐を成そうとした男は、最後に残った復讐の念すらも失った。 それでも今こうして生きているのは命じられたから。見届けろと、あれだけの事を吐いたのなら自分の『結果』を見届けろと。自分と似た男から。 何故生きてみようと思ったのか。逆らう理由がないだけだ。何もないからこそ、すんなりと聞き入れてしまったのだろう。 この様で殺し合いを勝ち進み最後の勝利者になれると思うほどにはレイの判断力は死んでいない。 仮に会場を脱出し生き残れたとしても自分には何も残されていない。 新しいものを集める気力すらない。いわばカギ爪の死亡を聞いた時点でレイはこのゲームを脱落したも同然だ。 そんな心の虚無とは裏腹に幾度も戦闘を積み上げてきた体は路地裏に潜む気配を瞬時に感じ取っていた。 「……そこにいるのは分かっている、出てこい」 半ば反射的に銃を抜き取る。一瞬遅れてスザクも反応する。 「神原さん、そこの家に隠れていて下さい。合図があるまで外に出ないように」 「……了解した。気を付けてくれ2人共」 スザクの指示通り民家へと手を伸ばす。先程の一戦で自分が戦いにおいて足でまといなのは痛感済みだ。 今までもあの時の戦慄が体を抜け切らず、 恐怖を払拭しようと積極的に会話を進めるが些か口が回らない。支給品にも銃や剣といった分かり易い武器もはない。 あるといえば虎柄の布に包まれた竹刀ぐらいだ。おとなしく隠れるしか今の自分には出来ない。それが酷く歯痒い。 2人共銃を構え戦闘態勢を整える。一纏めにならず程よく分散して相手の出方を待つ。未だ気配は消えない。 一瞬の静寂の後、 「少し緩めただけで感づかれるとはな……私もまだまだということか」 相手にではなく自分の迂闊さを嘆く言葉と共に現われたのは白髪に浅黒い肌、 そして見るものに強烈な印象を与える赤色の外套。 「私の名はアーチャー、君達と同様にこの殺し合いには賛同しない者だ。こちらに敵意はない、銃を下ろしてくれないか。」 interlude...... ◇――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 朝の日差しよりなお鮮烈な赤の装束を纏う弓兵、アーチャーはビル郡を駆け抜けていた。 E-5の民家にC.C.を匿い周囲を探り始めてから十数分。その間に、アーチャーはE-5内の探索をほぼ完了させた。 彼のクラス名でもあるアーチャーは単独行動に適したクラスでもある。 他のサーヴァントよりもやや見劣りするとはいえ人間よりも遥かに優れた身体能力を持つことは元より、 遠距離からの狙撃に、契約者たるマスターとの魔力供給を断っていても暫くの自立現界を可能にする「単独行動」、 透視には届かないまでも遠く離れた大橋のタイルの数まで把握できる「千里眼」による視力の向上、 そしてアーチャー自身の経験に裏打ちされた数々の知識、戦術、魔術、料理、掃除、etc...... それらの多彩なスキルと強大な「宝具」を活用して戦局を有利に進め、勝利するのがアーチャーの基本戦術だ。 ―――もっとも、このアーチャーは固有の宝具を所持しておらず、その代用としている「ある魔術」も能力の制限下にあるこの会場では発動は厳しいだろうが――― 無駄を省き、身を潜めるのに最適な要点となり得る箇所を重点的に探る。最小の浪費で最大の成果を。 少なくとも現時点で立ち並ぶ市街地には自分達以外の参加者がいないことはほぼ確認できた。 オフィス街においても一際高いビルの屋上に降り立ち周囲を一瞥する。C.C.のいる民家の方向には何か異常があればすぐに駆けつけられるよう意識を張り巡らせながら、地図を取り出す。 ここより2ブロック程北にある【死者の眠る場所】に目がいく。名称からして墓地の可能性が高い。 民家には安置されている御坂美琴を弔ってやりたい所だが、ここからC-6まで遺体を担いでいくにはリスクが高すぎる。 もし道中に戦闘が発生したら遺体を損壊させかねない。酷な様だが近場で埋葬るのに適した場所を見繕う方が吉だろう。 ちなみにアーチャーは支給品が収納されているデイパックが質量を無視してどこまでも詰められることに既に気付いていた。 中からトランク1つが丸々出てくるなど明らかに物理法則を無視した造りだったが、 だからといって御坂美琴の遺体をデイパックに詰め込むような真似を行う気になどなれなかった。 そんなモノのような扱いは最後まで生を放棄せず、目の前の命を救うことに全力を賭した少女への侮辱にしからないと思えたからだ。 続いて目を付けたのは【政庁】、【団地】、そして【D-6駅】。 放送にあったD-6の駅は安全を確認した後に調べるつもりでいる、今気になるのは団地だった。 理由はある。高層の住宅が密集している団地は監視や拠点にするにはうってつけだ。 それにこれ程に大きな施設には何らかの仕掛けがある可能性があると踏んでのことだ。 今までアーチャーが出遭った参加者は、電撃超能力者に主催者の一味を名乗る魔術師、自分と同じサーヴァント、 (元)不死の魔女に戦争屋。いずれも異能者、もしくは戦闘慣れした者だったが、 何の自衛手段を持たない一般人も少なからず参加しているだろう。 主催者に1人立ち向かい、呆気なくその命を散らした少女のように。 名簿に記されていない、この殺し合いをより円滑に進行させる贄とされたであろう者達のように。 主催者が「ゲーム」と銘打った以上、弱者には少ないながらにも逆転のチャンスを与えてある筈だ。ただの殺し合いを見たいのなら紛争地にでも行けばいい。 そんなものは地球上の何処にでも起こっている。そう、どんなに失くしても、決して終わることのない地獄の光景は。 身体的、能力的差を一気に埋められる手段、一番手っ取り早いのは強力な武器だろう。 地図に点在している施設はみな何らかの武器、もしくはそれに準ずる、戦局を有利に進められる装置、情報等が存在するとアーチャーは考えている。 その考えに至る参加者は他にもいるだろう。そうして施設へと赴き、同じ思考に行き着いた参加者に出遭うこともある筈だ。 殺し合いに賛同しない者同士ならまだいいが、その逆も然りだ。 殺し合いに乗った者、親しい人が死んで行く事態に錯乱した一般人も他者への不信感から武器の取り合いになり、 そこでまた殺し合いに発展する。主催者もそれが狙いなのだろう。 団地を目指しアーチャーは無人の市街を駆けた。武器の要素を抜きにしても広大な団地は身を隠す場としても最適だ。既に何者かが潜伏している可能性も高い。 団地の調査に関してはひとまず下見程度にしておく。C.Cの安全を確保した後、時間をかけていけばいい。 重要なのはそこに人がいるかどうかだ。 戦う術を持たぬ一般人がいたならば、なるべくは保護する方針だ。だが先の男のような殺人に愉悦を感じる者には容赦しない。あらゆる慈悲と容赦を捨て殺す。 その思考に憎悪はない。あるのは必殺を誓う決意と、僅かな後悔の念。 ■ 目的地へは数分と経たぬ内に着いた。 遠方で眺めていた通りの四角い建造物が数棟立ち並んでいる。棟の数、高さ共に典型的な住宅団地だ。人の気配は、今のところ感じられない。 まず向かったのは敷地内の中心に据えられる公園。C.C.がライダーに襲撃を受けたという場所だ。 そこは木々に囲まれた公園であった。中央は開けており遊具は1つもない。申し訳程度にベンチと外灯が僅かに置かれているだけだ。 静けさと異様さが混じった空間、この場所には見覚えがある。アーチャーのサーヴァントとしてマスターに呼び寄せられて巡回中に眺めた光景。 「冬木市の……自然公園か?」 自分達サーヴァントが元いた土地、冬木市。そこで行われる、この状況とも近似した魔術師達の殺し合い―――聖杯戦争。 幾度となく行われる闘争、自分が呼び寄せられた5度目の戦いより10年前に行われた第4次聖杯戦争決着の地に酷似していた。 外観が似通っているだけではない。それだけなら軽く流せる。それを出来ないのはこの場の空気すらもあまりに似通っているからだ。 4度目の戦い、その最後は1人のマスターがサーヴァントに「聖杯の器」を破壊させたことにより無効となっている。 正確には既に願いは受け取られていたのだが、それが果たされるよりも前にマスターが器を破棄するようにサーヴァントに命じたのだ。 英霊への絶対命令権、令呪を使って。 「その結果」、聖杯が降臨した当時開発中の市民館、及び周囲の新興住宅街が壊滅し、 500名超の被害者、134棟の建物の焼失という未曾有の大災害を引き起こすことになった。この意味を量るのはその当事者達にしか知り得ない事である。 その後復興計画により一帯が自然公園として生まれ変わったのだが、犠牲者達の怨念がその土地に染み付き、霊体であるサーヴァント、魔術師はおろか ただの一般人にさえも異常を感じる程の異界となっているため、市民も滅多に寄り付かない地となっている。この場にはそれと同種の怨念を纏わり付いている。 冷静にこの土地の戦略性を値踏みする。簡潔に言って、ここを守りの陣地とする利点はゼロだ。負の部分しか見当たらない。 地脈としては本物同様優れた地点のようだがこれだけの怨念に侵されていては魔術師の研究所、工房には成り得ない。汚染された魔力が身体に変調をきたすだけだ。 キャスター及び他のサーヴァントがここを拠点にする可能性は皆無といって差し支えない。 そうでなくともただの人間でも気分を害するのだから進んで訪れるものは少ないだろう。それもまた狙いなのかもしれないが。 次いで住宅地の探索を行う。 物質の解析、構造・設計把握の魔術は自身の得意分野だ。手に直接触れて術を行使すればその物質の構成要素、内部の造りをたちどころに解明出来る。 全て調べるのは少々骨が折れたがそれも10分足らずで完了した。 構造は至って普通。特に隠し部屋らしき箇所や不自然な空間は発見されず。生命反応もない。 「ここが当たりと踏んでいたのだがな、見当違いだったか」 そう呟くアーチャーの手にあるのは一個の鍵。名札には「405 臙条」と書かれていた。どうやらマンションの鍵らしい。 これがアーチャーが団地を目指すことにした1番の理由である。 支給品の1つにあったその鍵を、アーチャーは疑問を抱いた。この会場の殆どの建造物は鍵がかけられていない。 民家にも簡単に進入できる。事実今もC.Cは一般の民家に匿っている。他の施設も恐らく同様なのだろう。ならばこの鍵は一体何処の鍵か。 各地に点在するいくつかの施設の中で施錠されてる部屋を開けるもので、人名の名札があることから、 この団地のいずれかの部屋のものだとアーチャーは考えていた。 そしてわざわざ鍵をかける以上そこには何らかの武器か、設備が置かれているものだと推測した。 だが管理室のコンピュータを起動させ入居者名簿を見たが臙条の名はなく、念のために直接調べた405号室の部屋も鍵は掛かっておらず、中も何の変哲もない部屋だった。 まさか無数にあるビル郡から探し出せというのか。そうとは思えないがすくなくとも今この鍵の所在を把握することは困難となった。 ひとまずこの団地で調べられるものは調べた。判明したのはここは一時の安息の場でなく、更なる混沌を起こすための施設だということだ。 これだけの怨念が集まる場所、自然と殺し合いを望む者や、心に闇を抱える者、親しい人の死などにより錯乱状態へと陥った人間を引き寄せる可能性がある。 もしこの場に力関係を逆転させるような超兵器がありそれがそんな危険人物の手に渡った場合、戦局は最悪の方向へと突き進む。 やはりC.Cの安全を確保した後今一度調査せねばなるまい。 そう判断して背を向けるアーチャー。だがその前に、この団地の名が書かれた看板を見るため振り返る。 帝愛団地 絶望の城 この場に如何なる絶望が潜んでいるか、知るのはまだ1人だけ。 ■ アーチャーが駅に向かう人影を捉えたのは団地を後にした直後だった。 向こうからは補足し様のない、だがアーチャーにとっては充分な距離で対象を観察する。 数は3人。茶髪と長髪の男2人に学生と思しき女1人、自分の向かう予定だったD-6の駅へと歩いていく。 一瞬迷った後出来るだけ接近することに決めた。ここにきて自分に情報が圧倒的に足りないことに気付き、 多少のリスクは冒してでも他の参加者の動向を調べておきたかった。 会話を聞き取れば大体の人柄や行動の指針を計れる。殺し合いに乗っていない者達なら接触、情報を交換する。そうでない場合は撤退すればいい。 気付かれても戦闘に入る気はない。この一帯の地形は調べつくしてある、地の利を活かして相手を撒くことに専念する。 そうして3人が歩く街道の路地裏に身を潜め会話を拾い聞きする。正確に聞くにはまだ少し遠いが近づこうとはしない。いや出来ない。 これ以上の接近は確実に悟られると長年の経験が訴えてきた。 神原という少女はともかく2人の男はどちらもかなりの手練だ。特に長髪の男、レイと呼ばれた男は生気が抜けかかったような顔と裏腹に周囲に警戒網を張り巡らしている。今この距離がギリギリ引っかからないラインだ。 少女がやたら積極的に2人に話しかける姿は若干の恐怖が混じっているが、それに押し潰されない芯を持っているのが分かる。 男達も警戒こそ解かないもののそれ以上のもの―――殺意や憎悪などは感じ取れない。 比較的白に近い―――生命の危機や親しい者の死が無い限りは積極的に殺しに踏み切らない者達、そう判断するアーチャー。 それならば接触も可能か、そう考えた瞬間、 「……そこにいるのは分かっている、出てこい」 ……ほんの少し気を抜いただけでこれか。自分もまだまだ未熟と感じる他ない。 まあ向こうから切っ掛けを作ってくれたのはありがたい。遠慮なく乗り込ませてもらおう。 Interlude out...... ◇――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 軽い自己紹介を行い双方が持つ情報を提示し終えたスザク、駿河、レイ、アーチャー。 全員にとって意義のある時間だったが特にスザクとアーチャーにとっては大きな意味を持つものだった。 「良かったな枢木殿、アーチャー殿。お互いの捜し人が見つかって」 珍しくストレートな表現をする駿河。自分も含め3人が捜している人間が一度に見つかったのだ。 自分も阿良々木先輩が見つかったと聞いたときの安堵と喜びを2人共感じているのだ。そこに余計な言葉の装飾など必要ない。 「ええ、確かに進展にはなりました」 「そうだな、今後の方針を決める要素だ」 だが簡潔に感想を述べるスザクとアーチャーの表情は安堵こそあれ喜びとは別の感情が渦巻いていた。 スザクとC.C.の関係は敵視するほど険悪でもないが親しいというほどに良好でもない。 あの気まぐれで倣岸不遜な魔女が折角組み上げられたチームに余計な不和をもたらすのではないかと危惧していた。 だがこの殺し合いの場からの脱出、何よりゼロレクイエムの完遂という点で目的は一致してるはずだ。 上手い事自分がコントロールする必要があるかもしれない。そう思考の片隅に置いておいた。 対してアーチャーは、スザクとは全く別種のそれだ。 安堵はある。喜びもある。だがそんなものよりも真っ先に去来した感情は、自分自身にしか窺い知ることは出来ないだろう。 「ところで神原駿河といったか、その腕は大丈夫かね?」 話を切り替えるように駿河の包帯の巻かれた左腕を訊ねる。スザクと同じように怪我をしたのかと思ったのだろう。 「おお、アーチャー殿まで私の身を案じてくれるのか。見に余る光栄だが心配は―――」 そこまで言い出したところで言葉が途切れた。遮らせたのはアーチャーの視線。 鷹のような鋭い目を見た瞬間、心を丸裸にされた感触が駿河を包んでいた。 ―――この人は、自分の腕に気付いている。 そんな直感が駿河にあった。何故かは分からない。過去に怪異に触れたことがあるのか、彼には何か異常なものに見えたのか。 ただ漠然と分かるのは、彼は、答えを求めているということ。その腕が、自己の意思のままに操れるのか、制御が利かないのか。 「……大丈夫だ。枢木殿にも言ったがこれは別に怪我ではない。正確には怪我はしていたが今はもう直ったものなのだ。 それでも何だかカッコイイものだから身に付けたままなのだ。といっても別に『っぐわ!…くそ!…また暴れ出しやがった…』とか 『っは…!し、静まれ…私の左腕よ…怒りを静めろ!』とかなることはない。安心してくれ」 「―――そうか、精々暴れ出さないように気をつけてくれたまえ」 真意を知るものにしか分からない程度の意味合いで話す。それが自分の言を信じてくれたのか、あるいは見捨てられたものなのか、駿河には判断が付かない。 「……うむ、心がけよう。しかし枢木殿といいここには私の身を案じてくれる紳士が多くて非常に痛み入る。 それなのに私には貴方に捧げられるものは何もない。あなたの好意に応えるにはやはりこの身を捧げる他ないだろう。是非奪ってくれ、さあ!」 「恐縮だが慎んでお返ししよう。欲しいものなら先程存分に頂いている。この場において情報はなにより重要なものだからな」 駿河の過激アプローチをさらりと受け流すアーチャー。事実収穫は予想以上だった。 駅に集結しつつある対主催チーム、そこにセイバーがいること、殺し合いを扇動する仮面の男ゼロ、 いずれも情報が不足していたアーチャーには福音だ。 「……そうだ、支給品の1つに君に合いそうな物があった。渡しておこう」 思い出したようにデイパックからそれを取り出そうと中を探る。幾らでも詰められるのは構わんが お陰で目当てのものを出すのに1苦労だ。 「そ、そんな、ここにきて貢物など……っ! 確かに私は突くより突かれるタイプだがそんなに立て続けに攻められてはさすがに身が……保つか。だがしかし……!」 「遠慮することは無い。というより私にはどうあがいてもこれを有効に使える手立ては存在しない。君の方が余程上手く扱えるだろう」 取り出したのは、ちょっとした小旅行にでも使えそうなトランク。施錠を外し中身を開くと、そこには彼女の今1番望むものが入っていた。 「……アーチャー殿。貴方はよもや神の御遣いか?これほど都合の良いことばかりが起きるとさしもの私も不安に思えてくる」 余りにもタイミングの合い過ぎた、尋常じゃない空気の読みっぷりに駿河も懐疑的になる。 まさか無意識に左腕の悪魔を開放してしまったのではないかとさえ思った。悪魔がいるのだ、天使がいたって不思議ではない。 「生憎神とも天使とも無縁の身だ。その反応だと余程コレを求めていた事態ということかね?」 皮肉な笑みで駿河に応えるアーチャー。 もったいぶった説明は必要あるまい。それは下着だ。数え切れないほどの下着の山だった。 トランクの中身は様々な色彩に包まれていた。純白があり、黒がある。赤緑青の三原色があり、 それらを組み合わせた虹色の花畑がそこにはあった。 色だけでなく種類も様々であった。およそあらゆる趣向の女性に対応し得るデザインの数々。 飾りつけも質素から豪奢まで完全網羅、触り心地は正に天使の羽。 そんな老若問わずオシャレに気を使う女性なら目を輝かせずにはいられない宝箱を前にして、神原駿河の決断は一瞬だった。 「―――そうか、つまりここで今すぐ着替えるべきなのだな。分かっている、皆までいうな。 ここまで来て私が空気を読み外すわけにはいかないからな」 「待て、何故そうなる。こら上着を脱ぐなスパッツに手をかけるなせめて家に入れたわけーーー!!!」 先程の余裕ある態度は何処へやら、目の前の状況への混乱も困惑も置き捨てアーチャーの絶叫が響いた。 ■ 「さて、それでは私はそろそろ行かせてもらおう。そろそろ我が儘な姫君が退屈している頃だ」 この場で得られるものは全て得た。途中なにか非常に無駄なロスがあったが忘れた。 手にした情報と、駅に向かう手間が省けた分を差し引けばイーブンだろう。 「―――アーチャーさんは、これからどうするつもりですか?」 やや紅潮が抜けていない顔で問いかけるスザク。だが質問そのものは真剣だ。 「まずはC.C.を駅まで送り届ける。その後はしばらく単独行動に移るつもりだ。調べておきたいものもあるしな」 御坂美琴を弔い、それから各施設へ足を運ぶ。特に混沌を呼び込む可能性のあるあの団地は入念に調査し直さなければならない。 「12時までならD-6駅、3回目の放送なら象の像だったな。戦場ヶ原ひたぎ、ルルーシュ・ランペルージ、アーニャ・アールストレイム、 それとユーフェミア・リ・ブリタニアに会ったらそこに集うよう知らせておこう」 「―――お願いします」 最後の人物を強調した言い方にスザクの心が騒ぐ。 情報交換の際スザクは今まで隠していたユフィのことを話した。ルルーシュとの合流を優先したい自分にとってアーチャーの単独行動は有り難い。 今まで思い悩んでいた重みが僅かに軽くなった気がする。 都合のいい言い訳なのは分かっている。結局の所ユフィの捜索は二の次であることに変わりは無いのだから。 この人はそれに気付いているのだろうか。外見と名前程度しか話してないのにそこまで把握できるとは思えない。 だがアーチャーの目はそんな動揺を見透かしたかのように自分を貫いていた。 「頼んだぞアーチャー殿、あと素敵な下着をありがとう。あの宝物の対価にはやはりこの操を捧げる他ないと思うのだが、 本当にそんなスパンキングにしか使えそうもない竹刀でよかったのか?」 駿河は自分ばかり施しを受けていては忍びないと感じ様々な提案―――主に駿河の趣向的な方向で――― を持ちかけ、最終的に支給品と交換というところで落ち着いたのだが、 アーチャーが選んだのは銃といった武器でなく何の変哲も無い一本の竹刀だった。 「ああ、元々私にそれほど武装は必要ない。君たちが渡してくれた情報だけで充分な対価だ」 あくまで竹刀は余計なものだというアーチャー。だが駿河は気付いている。虎のストラップが付いたその竹刀を目にした瞬間、 アーチャーが見せた表情を。そこにいかなる感情があったか、自分が入り込む余地など微塵も無いだろう。 この御仁は他人に対して異様に気が利くというのに自己のことは決して悟られようとはしない。それが尊くもあり、寂しくも思う。 「分かった、ならば私からは何も言うまい。だが一言だけ告げさせてもらおう―――気を付けてくれ」 「承知した。お互い無事を祈るとしよう」 印象的な赤い背中を見せ付けてまるでそこにバネ仕掛けでもあるかのようにビルへと跳躍するアーチャー。なるほどあれほどの脚力なら偵察にも不自由はないだろう。 「では僕達も行きましょう。後十分も歩けば着きますよ」 「承知した。しかし枢木殿も人が悪い。何故私たちにユフィ殿のことを教えてくれなかったのだ?城へ向かった筆頭が見付けるかもしれなかったのに」 駿河の指摘は最もだ。ユフィとの合流を考えるのならば政庁で出遭い、自分達とは別方向へと進んだ伊達政宗にもそのことを教えておくのは当然だ。 それをしなかったのは、その時点でスザクにはユフィと会う資格を放棄していたからだ。この先の未来の自分かも知れない男と出会うまでは。 「……すみません、言いそびれてしまいまして……」 適当にあしらうスザク。今は彼女を駅へと送る。そして少ししたら来るであろうC.C.と合流し、ルルーシュを、ユフィを捜す。 ルルーシュは彼女の存在をどう捉えるだろうか。優先順位はどうあれ彼女を探し出すだろうか。 だが既に世界の歴史にユフィは『虐殺皇女』としての悪名を刻まれている。 仮にルルーシュとユフィ、3人共この会場を脱出でき元の場所へ戻ったとしてもユフィの居場所が果たしてあるのか――― (まだだ、まだその先を考える時じゃない―――今はルルーシュと、会うことが、先決だ―――) 一刻も早くルルーシュかユフィ、どちらか一方でも会いたかった。 自分の中で彼女の存在が大きくなっているのが実感できる。このままでは天秤がユフィの方へと傾きかけない。 それだけはあってはならない。ルルーシュの剣としての責務を全うせねばならない自分には。 そして僅かでも、ほんの一瞬とはいえ―――『彼女が自分の知らない所で死ねば全て丸く収まる』と考えた自分に失望感を覚える。 自分の気持ちを整理する時間が欲しい。駅に着いたら休息を取る必要がある。少なくとも別行動を取った者達が戻るまでに決意を固めておかねばならない。 そう心に留め、スザクは前を向き歩いていった。 ■ その目指す駅がライダーの操る電車の吶喊により間もなく瓦礫の山と化すことをスザク達は知る由もない。 身体を休める間も、自己を思い直す機会もなくスザクは新たな戦いを強いられることになる。 バトルロワイヤルは、続くのだ。―――胸に葛藤など懐く暇など、与えられることもなく。 [D-6/駅前商店街/一日目/朝] 【アーチャー@Fate/stay night】 [状態]:健康 魔力消費(小) 空気を読み過ぎた [服装]:赤い外套、黒い服 [装備]:なし [道具]:基本支給品一式、不明支給品×1(確認済み)、臙条家の鍵@空の境界、虎竹刀@Fate/stay night [思考] 基本:本当の“答え”を見つけ出す。 1:C.Cの元に戻り『D-6・駅』へと送り届ける。 2:『E-6』付近で御坂美琴を弔える場所を見繕う。 3:この場において過去の改竄は無駄。 4:単独行動を取り情報を集めながら衛宮士郎を捜し出す。【絶望の城】を優先的に調べる。 5:3の過程でルルーシュ、アーニャ、ユーフェミア、戦場ヶ原を見付けたら12時までならD-6駅、3回目の放送なら象の像へ集うよう伝える。 6:臙条家の鍵の合う場所を探す。 7:荒耶、赤毛の男(サーシェス)、に対し敵意。 [備考] ※参戦時期は衛宮士郎と同じ第12話『空を裂く』の直後から ※凛の令呪の効果は途切れています ※参加者は平行世界。またはそれに類する異界から集められたと考えています。 ※デイパックの容量に限界が無いことに気付きました。 ※「死者の眠る場所」を墓地と捉え、そこに御坂美琴を弔うのが望ましいと思っています。ただしそこまで運ぶのは困難とも認識しています。 ※「絶望の城」は殺し合いを促進させるための舞台と考えています。 ※「臙条家の鍵」は何らかの重要施設、武器が隠されている扉を開けるものと考えています。 ※スザク、幸村、暦、セイバー、デュオ、式の六人がチームを組んでいることを知りました。 ※スザク、駿河、レイと情報交換を行いました。「絶望の城」については伏せてあります。 ※駿河の左腕のレイニーデビルに気付きました。名称や詳細は知りませんが暴走の危険性はないものとひとまず判断しました。 【臙条家の鍵@空の境界】 小川マンションの住人、臙条巴の部屋の鍵。「405 臙条」と書かれた名札付き。 エレベーターの仕掛けにより実際の「臙条巴」の部屋は410室なのだがその仕掛けがこの場で適用されてるかは不明。 【虎竹刀@Fate/stay night】 藤村組組長の一人娘にして穂群原学園英語教師にして2■歳でありながら剣道5段の猛者にして虎でタイガーで ヒロイン候補ですらない衛宮士郎の姉貴分、藤村大河の愛用する竹刀。 鍔に虎のストラップが付いておりおかげで公式試合に出られないこと数度。 これさえなければ剣道界にタイガーの名が全国に轟いたであろう曰くつきの品。 何の変哲も無い竹刀だが担い手である大河が手にすると大地震を防いだり巨大隕石を弾いたり ミカン一個分の魔力で固有結界を発動するなど縦横無尽、八面六臂の活躍をする、らしい。 【帝愛団地 絶望の城】 E‐6にある典型的な住宅団地。敷地内の真ん中に冬木中央公園がある。 建築物に特殊な仕掛けや不自然な空間はないが、内部に武器や何らかの設備が置かれている可能性がある。 中央公園の影響で精神に異常をきたした者を引きよせやすい地となっている。 建物の数や内部の正確な構造、設備については次の書き手に一任します。 【冬木中央公園@Fate/stay night】 冬木市新都方面にある自然公園。娯楽施設はなく申し訳程度にベンチと外灯が僅かに置かれている殺風景な広場。 第四次聖杯戦争決着の地でその際の犠牲者の怨念が渦巻いており、一般人でも異常を感じ不快感を覚える程の異界と化している。 地脈としては優れているようだが怨念の汚染により魔術師の工房には向かない。 C.C.はすぐさま公園を後にし、ライダーは地脈に気付いたが戦略的価値は無いものとして特に調べていない。 【枢木スザク@コードギアス 反逆のルルーシュR2】 [状態]:疲労(小)、精神的疲労(小)「生きろ」ギアス継続中 [服装]:ナイトオブゼロの服とマント [装備]:ベレッタM1934(8/8) [道具]:基本支給品一式、湿布@現地調達 ノートパソコン@現地調達、ランダム支給品0~2(確認済み) 赤ハロ@機動戦士ガンダムOO、9mmショート弾(57発) [思考] 基本:この『ゲーム』を破壊し、ゼロレクイエムを完遂する。 1:神原駿河を連れていったん『D-6・駅』に戻る。幸村に政宗からの伝言を伝える。 2:少し休みたい。自分の気持ちを整理しながらアーチャーとC.C.の到着を待つ。 3:明智光秀、織田信長、平沢憂、アーチャー、セイバー以外のサーヴァントには用心する。 4:ルルーシュに危険が及ぶ可能性のある要素は排除する。 5:確実に生きて帰る為の方法、首輪を外す方法を探す。 6:政宗がルルーシュたちを連れてくる可能性があるので、12時までは『D-6・駅』にチームを組んだメンバーの誰かがいる状態にし、 三回放送時には『E-3・象の像』へと向かう。 [備考] ※ラウンズ撃破以降~最終決戦前の時期から参戦。 ※主催がある程度の不思議な力を持っている可能性は認めていますが、死者蘇生が可能という点は全く信じていません。 ※参加者が異世界から集められている可能性、別の時間軸から集められた可能性を、僅かですが考えています。 ※もしかしたら『敵のアジト』が『黒の騎士団のアジト』ではないかと少し疑っています。 ※三回放送の前後に『E-3 象の像』にて、信頼出来る人間が集まる、というゼクスのプランを政宗と神原から聞きました。 ※政庁で五飛が演じるゼロの映像を見ました。また、ビデオメールの送信元と受信時間を確認しました。 ※放送で遠藤が話していた内容は把握していません。 ※アーチャーと情報を交換しました。アーチャーとC.C.が行動を共にしてることを知りました。 ◇――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 3人のやりとりをレイは無言で眺めていた。 情報交換をする上で最低限の言葉は交わしたがそれ以上はずっと押し黙ったままだ。 必要な情報のみを思考の片隅に置き今しがた去っていった男を思い浮かべる。 あの男も、自分に似ている。夢を失い、生きる意味を見失った迷い人。 だがどこか決定的な所が違う。その理由は判らない。考える気もない。人が違えば事情も異なる。ただそれだけのことだろう。 今レイが考える必要があるのは一つだけだ。カギ爪が死んでからそれは初めてまとまった思考かもしれない。 「ところでレイ殿、この下着を見てくれ。こいつをどう思う?とりあえず今はTバックを付けているが余りに色と種類がバラエティに富み過ぎて選択に困る。ここは一つ殿方の意見も参考にすべきかと」 「そろそろ黙れ、撃つぞ」 この変態を黙らせる手段を。 【レイ・ラングレン@ガン×ソード】 [状態]:疲労(中) 肋骨を数本骨折 左肩に銃創(処置済み) 脇腹に浅い銃創 ツッコミ属性獲得? [服装]:武士のような民族衣装(所々破損) [装備]:レイ・ラングレンの銃@ガン×ソード [道具]:基本支給品一式×1、デイパック、ドラグノフ@現実(3/10)、ドラグノフの弾丸(20発)、 GN首輪探知機@オリジナル、麻雀牌@咲×31個、平バール@現実 [思考] 基本:もう少し生きてみる。 1:この変態(駿河)を黙らせる。 2:枢木スザクの『結果』を見届ける。 [備考] ※参戦時期は第8話~第12話のどこかです。 ※ブラッドチップ・3ヶ@空の境界は円形闘技場に置いてきました。 ※麻雀牌@咲×1個は回収しました。 ※三回放送の前後に『E-3 象の像』にて、信頼出来る人間が集まる、というゼクスのプランをスザクから聞きました。 ※スザク、幸村、暦、セイバー、デュオ、式の六人がチームを組んでいることを知りました。 ※アーチャーと情報交換をしました。アーチャーに自分と近いものを感じています。 【神原駿河@化物語】 [状態]:健康、若干の恐怖 [服装]:私立直江津高校女子制服、ミズーギー王国製下着 [装備]:縄@現実 [道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0~1(一般的な武器ではない)、神原駿河のBL本セット 、下着セット、しみパン [思考] 基本:戦場ヶ原ひたぎと阿良々木暦を守りたい。が、殺し合いはしたくない。 1:枢木スザク、レイ・ラングレンと共に『D-6・駅』へ行き、阿良々木暦に会う 2:戦場ヶ原ひたぎに会いたい 3:真田幸村に出会ったら、政宗からの伝言を伝える 4:伊達政宗、アーチャーのことが心配 [備考] ※アニメ最終回(12話)より後からの参戦です ※左腕の状態やレイニーデビルに関する情報は誰にも話していませんが、アーチャーには感付かれたと思っています。 ※政宗を戦国武将の怪異のようなもの、と考えています。 ※知り合いに関する情報をゼクス、一方通行、プリシラと交換済み。 ※三回放送の前後に『E-3 象の像』にて、信頼出来る人間が集まる、というゼクスのプランに同意しています。 ※政庁で五飛が演じるゼロの映像を見ました。映像データをスザクが消したことは知りません。 ※スザク、幸村、暦、セイバー、デュオ、式の六人がチームを組んでいることを知りました。 ※アーチャーと情報交換をし、アーチャーの持っていた下着セットと虎竹刀を交換しました。 【下着セット@オリジナル】 その名の通り下着の詰め合わせ。ブラジャーとパンツのセット。水着もあり。全て女性用。小旅行用のトランクケースに積まれている。 一般的なものからからヒモパン、白からシースルーまで考え得るあらゆる種類と色の下着が揃っている。素材も肌に優しい親切設計。 一部特殊な繊維で組まれた超が付くほど際どいミズーギー王国製下着@ガン×ソードもある。 時系列順で読む Back ぶっ生き返す/ふわふわタイム(後編) Next 狂気の拠り所 投下順で読む Back ぶっ生き返す/ふわふわタイム(後編) Next 矛盾螺旋 120 Parallel insistence アーチャー 150 神浄の恋せぬ幻想郷(前編) 126 サクラ(イ)大戦 枢木スザク 164 疾走する本能(前編) 126 サクラ(イ)大戦 レイ・ラングレン 164 疾走する本能(前編) 126 サクラ(イ)大戦 神原駿河 164 疾走する本能(前編)
https://w.atwiki.jp/saigonotubasa/pages/65.html
文・のみお https //secure.avaonline.jp/member/news/notice.asp?tp_num=788 運営様からのグラフィック設定についてありがたいお言葉。 なないさんともっきさんにはぜひ見てもらいたい。 自分からもグラ設定について一言 アンチエイリアス・・・絶対切ったほうがいい シェーダモデル・・・敵の視認しやすさがまったく違ってくるのでできるなら3 影・・・必須、一部のマップで敵がいるか分かる。 ブルーム&フォグ・・・グラフィックを楽しむならON。ガチでやるならOFF。 これは自分の体験談なのですが、3週間前くらいのアップデートから鯖に入るとカクつくようになりました。 練習chとAI撃ちはヌルヌル動くのですが普通のルームがやたらカクつく。 そんなときに↑のURLに書いてあった、詳細設定のスムージングにチェックを入れてみたわけですね。 結果、一般鯖でもクラン鯖でもヌルヌル動くようになりました!最近カクつくようになった人はチェックを入れてみるといいかもしれません! あ、フルHDで重いとか言ってる人は勘弁な^^; シェーダ切ってたから3にしよう -- なない (2010-03-05 05 53 56) 名前 コメント 文責・そなー 「永久と耐久、どっちがお得なの?」 みたいな質問が昔からよくあるじゃないですか。 ということで、永久G36Railを約1か月にわたって調べてみました。 本当はもっと昔から調べてたんだけど、仕様変更があったので、それ以来のデータということで。 ところで、先月のイベント画面とかダメージエフェクトとか変わって以来のAVAを 二期、と呼んでます。勝手に。 ということで二期AVAのG36Railで取ったデータから分析した結果、以下の情報を得られました。 データの取り方 永久G36Railの修理費と使用時間の比を調べる 永久G36Railのカスタムパーツの耐久時間を調べる 調査対象のG36Railは、AI戦で使用しない 調査対象のG36Rail以外のARは、AI戦以外では使用しない カスタムパーツは、レーザーサイト、ドット、シャープシューターバレル、リコイルコントロールストック、を調査対象とする。 取れたデータはこちら 調査回数19回(合計30時間少々) 1時間使用当たりにかかる修理費用 430.49ユーロ/時間 分散0.500(分散マニア専用) カスタムパーツの消耗の早さは全て同じ 今回の調査で、新品のカスタムパーツを2回使い切った(合計28時間少々) 1回目は、カスタム購入から使い切りまで14時間3分 2回目は、カスタム購入から使い切りまで14時間0分 おそらく14時間で壊れる模様 1時間使用あたりにかかるカスタムパーツ費用 285.71ユーロ/時間(私のカスタムの場合) カスタムは人によって変わると思うので、計算式を書いておきます。 (カスタムパーツの合計金額)×0.0714=1時間使用あたりのカスタム費用 まとめ 修理費用とカスタム費用を合計すると1時間当たり716ユーロかかる、ということになります。 今後の課題 耐久G36Railについて調べる。 耐久G36Railは、同条件だと武器一つにつき4400ユーロかかります。 つまり、耐久G35Railを6時間8分以上使える場合は耐久のほうがお得(これだと正直困る) 6時間8分未満しか使えない場合は、その差分だけ永久がお得となり、そこから減価償却していくことになります。 意見、感想、要望などありましたら以下のコメント欄にどうぞ(クラン員、外部の方問わず) 名前 コメント ここから文章 のまね AI戦イージーをひたすら繰り返すことにより補給値経験値の詳細を調べてみる ついでに耐久AKがどこまでAI戦に耐えるかも算出中 現在の補給値ちなみに経験値はイージークリア時110固定 タイム 補給 デス数 秒数 6 05 ? ? 365 5 48 417 ? 348 5 47 414 ? 347 6 33 470 ? 393 5 26 391 ? 326 5 44 412 1 344 6 05 436 3 365 5 46 414 3 346 5 38 405 0 338 5 49 418 1 349 5 57 427 2 357 6 14 450 2 374 4 47 344 0 287 5 30 393 3 330 6 43 482 2 403 現在時点での解析結果 大体1秒当り1.2補給値 一分当り72補給値 若干のランダム要素あり?ほぼ同タイムでずれ多数 とりあえず平均26回イージークリアすれば3000€支給されます。 上記の秒当りの仮説が合っているなら1デスの際補給値-1されてます。 ちなみに小数点以下は切り上げ?されているようです 補給値関係は大体算出し終わったので後はタイム記録取り続ける作業します。 AKどのぐらい持つかな・・・ 名前 コメント 便利な性能早見表 AR お名前 攻撃 射程 精密 安定 機動 連射 装弾 カスタム AK-47 43 45 72 25 45 40 30 なし G36 36 50 72 55 50 50 30 なし G36Rail 36 53 76 54 49 49 30 レーザー、ドット、シャープ、ショックアブソーバ…① G36Rail 36 53 76 54 52 48 30 ①+駆動方式、ハードグリップ AK-74M 39 50 72 35 45 47 30 なし AK-74M 42 50 72 34 45 46 30 ライフリング…② AK-74M 42 56 72 38 43 46 30 ②+レーザー、ACOG、ベテラン、ウエイト、リコイル TAR-21 33 45 58 60 52 60 30 なし K2 36 45 75 60 47 48 30 なし
https://w.atwiki.jp/ancelina/pages/4.html
ニュース @wikiのwikiモードでは #news(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するニュース一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_174_ja.html たとえば、#news(wiki)と入力すると以下のように表示されます。 【カウンターサイド】リセマラ当たりランキング - カウサイ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) ウィキペディアを作ったiMacが箱付きで競売に登場。予想落札価格は約96万円!(ギズモード・ジャパン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【テイルズオブルミナリア】リセマラ当たりランキング - TOルミナリア攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 終末のアーカーシャ(終アカ)攻略wiki - Gamerch(ゲーマチ) メトロイド ドレッド攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【グランサガ】リセマラ当たりランキング - グランサガ攻略wiki - Gamerch(ゲーマチ) マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」 (2021年12月6日) - エキサイトニュース マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」 - PR TIMES 【アイプラ】リセマラは必要?当たりキャラランキング【IDOLY PRIDE】 - Gamerch(ゲーマチ) 【Apex Legends】ヴァルキリーの能力と評価【エーペックス】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ウインドボーイズ】リセマラ当たりランキング(最新版) - ウインドボーイズ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) モンハンライズ攻略Wiki|MHRise - AppMedia(アップメディア) 篠原悠希×田中芳樹が明かす「歴史ファンタジー小説ならではの悩み」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ポケモンBDSP(ダイパリメイク)攻略wiki - AppMedia(アップメディア) SlackからWikiへ!シームレスな文章作成・共有が可能な「GROWIBot」リリース - アットプレス(プレスリリース) 【ウマ娘】チャンピオンズミーティングの攻略まとめ - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】ナリタブライアンの育成論|URAシナリオ - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】ヒシアケボノの育成論|URAシナリオ - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】フジキセキの育成論|URAシナリオ - Gamerch(ゲーマチ) ドラゴンクエストけしケシ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【スタオケ】カード一覧【金色のコルダスターライトオーケストラ】 - Gamerch(ゲーマチ) 【スマブラSP】ソラのコンボと評価【スマブラスペシャル】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ブレフロレゾナ】リセマラ当たりランキング【ブレイブフロンティアレゾナ】 - ブレフロR攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 仲村トオル、共演者は事前に“Wiki調べ” - 沖縄タイムス 【ENDER LILIES】攻略チャートと全体マップ【エンダーリリィズ】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】あんしん笹針師の選択肢はどれを選ぶべき? - Gamerch(ゲーマチ) 【ポケモンユナイト】アップデート情報・キャラ調整まとめ - ポケモンユナイト攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【Apex】シーズン11の新要素と最新情報まとめ【エーペックス】 - Gamerch(ゲーマチ) ロストジャッジメント攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【Among us】新マップThe Airship(エアシップ)の解説【アモングアス】 - Gamerch(ゲーマチ) ハーネスについて小児科医の立場から考える(坂本昌彦) - 個人 - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ゼルダ無双攻略Wiki|厄災の黙示録 - AppMedia(アップメディア) ウマ娘攻略Wiki - AppMedia(アップメディア) ゲトメア(ゲートオブナイトメア)攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【白夜極光】リセマラ当たりランキング - 白夜 極光 wiki - Gamerch(ゲーマチ) お蔵入りとなった幻の『スーパーマリオ』 オランダの博物館でプレイ可能?(リアルサウンド) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」が「ITreview Best Software in Japan 2021」のTOP50に選出 - PR TIMES 真女神転生5攻略Wiki|メガテン5 - AppMedia(アップメディア) 【B4B】近接ビルドデッキにおすすめのカード【back4blood】 - Gamerch(ゲーマチ) ポケモンスナップ攻略wiki - AppMedia(アップメディア) 富野由悠季「ブレンパワード」作り直したい!ファンを前に意欲(シネマトゥデイ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【ウマ娘】査定効率から見た取るべきスキルとおすすめキャラ【プリティーダービー】 - Gamerch(ゲーマチ) 【スマブラSP】カズヤの評価とコンボ【スマブラスペシャル】 - Gamerch(ゲーマチ) ナレッジ共有・社内wiki「NotePM」が「ITreview Grid Award 2021 Fall」で、チームコラボレーションとマニュアル作成部門において「Leader」を5期連続でW受賞! - PR TIMES メモ・ドキュメント・wiki・プロジェクト管理などオールインワンのワークスペース「Notion」が日本語ベータ版提供開始 - TechCrunch Japan 【ギアジェネ】リセマラ当たりランキング【コードギアス】 - ギアジェネ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) モンスターファーム2(MF2)攻略wiki|アプリ・Switch移植版 - AppMedia(アップメディア) 【ブラサジ】最強キャラTierランキング【ブラックサージナイト】 - Gamerch(ゲーマチ) 【パワプロ】鬼滅の刃コラボ情報まとめ - Gamerch(ゲーマチ) 【SPAJAM2021】第3回予選大会は「クイズ!WIKIにゃんず!」を開発したチーム「かよちゃんず」が最優秀賞! | gamebiz - SocialGameInfo 検索結果における「ナレッジパネル」の役割とは・・・ウィキメディア財団とDuckDuckGoの共同調査 - Media Innovation ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」が「BOXIL SaaS AWARD 2021 Autumn」にて「コラボレーション部門」を受賞! - PR TIMES 【ポケモンユナイト】カメックスの評価と立ち回り【UNITE】 - Gamerch(ゲーマチ) Wikipediaが「中国人編集者の身の安全を守るため」に一部の編集者アカウントをBANに - GIGAZINE 【ドッカンバトル】3.5億ダウンロードキャンペーン最新情報 - ドッカンバトル攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) BTS(防弾少年団)のV、8月のWikipedia閲覧数が韓国アーティストで1位!グループでは4ヶ月連続トップ - Kstyle 【イース6オンライン】リセマラ当たりランキング|召喚ガチャの開放条件は? - Gamerch(ゲーマチ) BacklogからNotePMへwiki情報を自動API連携する「Backlog to NotePM」をSaaStainerに掲載開始 - PR TIMES ライザのアトリエ2攻略Wiki - AppMedia(アップメディア) 真女神転生3リマスター攻略Wiki|メガテン3 - AppMedia(アップメディア) タスクも文書もWikiもデータベースもまとめて管理できる「Notion」とは? - ASCII.jp ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」が、見るだけ専用ユーザー『無料』の新プランを発表! - PR TIMES 【かのぱず】リセマラ当たりランキング【彼女お借りします】 - Gamerch(ゲーマチ) 【乃木フラ】リセマラの必要はある?【乃木坂的フラクタル】 - Gamerch(ゲーマチ) 【パワプロ】生放送まとめ|パワフェス2021 - パワプロ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) ルーンファクトリー5攻略wiki|ルンファク5 - AppMedia(アップメディア) シャーマンキングふんばりクロニクル攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) アーテリーギア‐機動戦姫-攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 簡単操作で自分専用Wikiを構築できるMarkdownエディタ「Obsidian」のモバイル版を使ってみた - GIGAZINE 情報マネジメントツール「Huddler」がwiki機能を刷新 - PR TIMES シェアエコ配送アプリ「DIAq(ダイヤク)」のアンカーアプリで、高層ビル・商業施設の入館方法などお役立ち情報をまとめた「DIAqwiki」を公開 - アットプレス(プレスリリース) 【ツイステ】マスターシェフの攻略~辛味のふるさと~【料理イベント】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ラグナロクオリジン】リセマラは不要?おすすめ職業は?【ラグオリ】 - Gamerch(ゲーマチ) 白夜極光攻略wiki - AppMedia(アップメディア) 【バイオミュータント】2.02アプデ|アップデート1.4情報 - バイオミュータント攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 頻繁に寄付をお願いしてくるWikipediaの運営組織はかなり潤沢な資産を持っているとの指摘 - GIGAZINE 【ヒロトラ】タイプ相性についての詳細まとめ - AppMedia(アップメディア) ニーアレプリカントリメイク攻略wiki|ver.1.22 - AppMedia(アップメディア) 【ウマ娘】ゴルシウィークはいつから?キャンペーン情報まとめ - Gamerch(ゲーマチ) シーズン66 - 【超速GP】ミニ四駆 超速グランプリ攻略まとめwiki - 電撃オンライン 乃木坂的フラクタル攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 「こんなことになるとは…」13年前のエイプリルフールについた“嘘”がネットで… ある男の告白(BuzzFeed Japan) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 整理不要の情報共有ツール(社内Wiki)「Nerve」シードラウンドで総額約3500万円の資金調達を実施 - PR TIMES Nerve - 整理不要の情報共有ツール(社内Wiki) ローンチカスタマー募集開始のお知らせ - PR TIMES Among Us攻略Wiki【アマングアス・アモングアス】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ひなこい】最強ひな写ランキング - ひなこい攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 稲作アクションRPG『天穂のサクナヒメ』における「農林水産省攻略wiki説」は本当なのか? - AUTOMATON スタスマ攻略Wiki【スタースマッシュ】 - Gamerch(ゲーマチ) 無料とは思えない多機能っぷりなWikiインフラ「Wiki.js」レビュー、自前でホスト&外部サービスと連携可能 - GIGAZINE Microsoft Teamsの基本と活用(24) TeamsのWikiを使う - マイナビニュース 『ゲーミングお嬢様』での提起が話題に “企業系wiki”に横たわる問題点とは - リアルサウンド 「エイリアンのたまご」,自動周回機能と公式wikiが登場 - 4Gamer.net 【リゼロス】Re ゼロから始める異世界生活 Lost in Memories攻略まとめwiki - 電撃オンライン パワプロ2021/2020攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) ヌーラボ、「Backlog」の絵文字入力の補完機能やWiki編集の自動マージ機能を改善 - CodeZine(コードジン) ヌーラボ、プロジェクト管理ツール「Backlog」の絵文字入力の補完機能・Wiki編集の自動マージ機能を修正改善 - PR TIMES Backlog、Wikiにファイル添付が容易にできる機能をリリース -- グローバルバーの視認性改善なども実施 - PR TIMES GK川島、パンチング失点でWiki書き換え炎上 「セネガル代表」「プロボクサー」... - J-CASTニュース ウィキメディア財団に「日本人はあまり寄付しないですね」と質問したら、熱い回答が返ってきた| - @DIME ツムツム攻略Wiki|ゲームエイト - Game8[ゲームエイト]
https://w.atwiki.jp/83452/pages/6396.html
1 澪律 2010/07/29 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1280378562/ 戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る というか当日に言ってあげてよ澪ちゃん! 落として上げるとかどんだけドSなん… -- (名無しさん) 2013-06-12 21 50 18 りっちゃんが傷心の時は澪さんがイケメンになるんですね。 短いながらもとても素晴らしい良いお話しでした。 -- (名無しさん) 2013-05-02 23 07 26 澪格好良過ぎだろ… -- (じゅわ~) 2013-05-02 18 25 24 りっちゃんじゃなくて澪ちゃんがイケメンなのもいい! 短いけどおなか一杯になりました -- (名無しさん) 2013-05-02 16 46 36 澪さんまじイケメン -- (名無しさん) 2011-11-30 01 35 08 りっちゃんマジかわいい 澪はしっかり律を捕まえておかないと菖にとられちゃうぞ。 -- (名無しさん) 2011-11-09 11 44 44 普段の髪形も前髪を下ろした時の律も好きだけど4巻のモデルっぽい髪形の時の律が好きだなぁ -- (名無しさん) 2011-11-09 11 41 35 りっちゃんも大学生になったんだからそろそろ髪の毛を伸ばしてイメチェンしてもいい気がするんだけどな〜 -- (名無しさん) 2011-11-09 11 37 20 律可愛いなww -- (名無しさん) 2011-10-13 01 14 31 前髪りっちゃんは声が合わなくなるほど雰囲気が変わる‼ -- (あずにゃん) 2011-09-25 17 34 21
https://w.atwiki.jp/naoma13/pages/10.html
@wikiにはいくつかの便利なプラグインがあります。 アーカイブ インスタグラム コメント ニュース 人気商品一覧 動画(Youtube) 編集履歴 関連ブログ これ以外のプラグインについては@wikiガイドをご覧ください = http //atwiki.jp/guide/
https://w.atwiki.jp/kdeneta/pages/131.html
※注意 このページの内容にはかなりの「脚色」が加えてあります。 また「伝聞情報のみ」を元に作成されているページですので、あくまで冗談半分ですw 最後に、ネタの対象は一応まだテスト段階です。この出来で終わらないよう期待しましょう。 2011年・・・ 5年もの試行錯誤を経て、ついに大ヒット競馬ゲームメーカーが渾身の競馬オンラインゲームを世に繰り出した。 これまでダビ○ス等数々のオンライン競馬ゲームが世に繰り出されては自滅を繰り返し、 競伝の独占市場はゆるぎないものとみなされてきた。 だが、もうそれも今日までだ・・・ 今回参入のブランドは、あの競馬ブームの火付け役といってもいいレベルで知名度も段違いだ。 相当なプレイヤー数を確保できるに決まっている・・・。 競馬ゲームのはずがペット課金ゲーになってしまった競伝のライバルなんてものじゃない・・・ 場合によっては終止符を打たせられる存在になりえるかもしれない・・・。 これが刺激になって古き良き競伝に戻ってくれるかもしれない・・・。 数々の思惑や期待を背負ったこのゲームが彼らに見せたものは・・・絶望だった。 ゲームスタート ゲームスタート(無課金の場合) 調教編 1 調教編 2 調教編 3 レース編 1 レース編 2 最終回 トップ 戻る 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/tmnanoha/pages/292.html
海上都市を襲った レポーター『臨時ニュースをお伝えします。本日の午後一時頃、マリンガーデンを中心に震度7の地震が起こりました。 現在マリンガーデンは全ての交通機関がストップしており、市民達は事実上脱出不可能と思われ……』 突然の大地震! スバル「そこの人!大丈夫ですか!?」 防災課のスバル・ナカジマと 士郎「助けてくれてありがとう。俺は衛宮 士郎。キミは?」 『正義の味方』衛宮 士郎が スバル「そんな……街が、こんなになるなんて……」 士郎「……まずは生存者を捜そう。俺達以外にも生き残りがいるはずだ」 命がけの脱出を試みる。 士郎「ビルが……崩れてくる!?」 スバル「マッハキャリバー、急いでっ!!」 崩れ行く都市 はやて「こんな人数じゃ、救助が間に合いませんよ!市民達を見殺しにする気ですか!?」 レジアス「そんなことは分かっているっ!!だが……ミッドにはこれ以上の人員を回せる余裕がないのだ……」 間に合わない救助 桜「兄さん、私とライダーにも食糧を分けて貰えませんか?」 慎二「はあ?ふざけるなよ、これは僕の食糧だ!お前達はそこら辺の雑草でも食って…」 ライダー「慎二」 桜「よこしなさい」 慎二「ハイ、好キナダケドウゾ」 荒んでゆく人の心 スバル「士郎君、無茶だよ!?そんな身体でっ!!」 士郎「それでも俺は……俺は一人でも多くの人間を救いたいんだ」 この夏、Moon-Cinemaが贈るパニックムービー 『絶体絶望都市』~沈みゆく街と彼女の道~ スバル「例えどんな絶望的な状況でも……私は諦めない」
https://w.atwiki.jp/animelonif/pages/363.html
174 絶望を斬る ◆MoMtB45b5k 「じゃあ、佐倉のところに行けばいいんだな」 闇が濃くなっていく中。 ウェイブは、自分が来た道をちょうど引き返しながら、救援を求めてきたサファイアと会話しつつ、橋を渡っていた。 喋るステッキには多少は驚いたが、帝具の中には人語を理解し意思を持つものもあるという。 サファイアもその一種なのだろうと納得した。 『ええ。武器庫の近くに、時を止める力を持ったDIOという男が――っ、掴まってください!!』 「うお!?」 突如、ウェイブの体が前へ引っ張られた。 橋が急激に遠ざかっていく。 「何を――っ、あれは――!」 『ええ』 一体何があったのかと聞こうとしたウェイブだが、橋のたもとに現れた影が視界に入り、全てを察する。 「後藤の野郎……!」 『あなたも、知っていましたか』 「こっぴどくやられた相手だよ」 『私も研究所で遭遇しましたが、恐ろしく強い怪物でした』 ウェイブとサファイアは頷き合う。 備えは十分とは言い難いし、ウェイブにはMS力(それが何のことかはよく分からなかったが)が足りずサファイアを扱い切ることもできないらしい。 何にせよ、今の自分たちには相手をしている時間はない。 急速に低空飛行しながら、ウェイブは西へ向かっていった。 ∫ 「……逃げたか」 ウェイブがあっというまに闇に消えていった方を見ながら、後藤は呟いた。 長い橋に差しかかかったところで、こちらに向って歩いてくる男の姿を認めた。 その姿には見覚えがあった。 殺し合いが始まってしばらく経った頃に戦い、先ほども顔を合わせた、マスタングと同じく軍人らしい、ウェイブと呼ばれていた男。 「まあ、いい」 ちょうどよい食料として、この場で食べておこうとした。 実力は知れていること、逃げ場のない橋、1対1。 全てが後藤に有利な状況だった。 だが、逃げられた。 恐らくは、彼が手に持っていた玩具の杖のようなものの力だ。 交戦したときは、あのようなものは持っていなかった。 手にしていたのならば、逃走のために使っていたはずだ。 交換、拾得、強奪。何らかの手段で手に入れたのだろう。 自分が拳銃や鎖鎌を手に入れたのと同じように。 「お前もあの時のお前ではないということだろう。新しい力――見せてもらおうか」 逃げた方角は、自分が向かおうとしている武器庫と同じ。 後藤は、ゆっくりと橋を渡り始めた。 ∫ 「あちらが気にならんかね、お嬢さん」 御坂美琴とキング・ブラッドレイ。 2人は、ヒースクリフとの邂逅を目的に、連れだってアインクラッドを目指していた。 「あっちって……」 2人がいるのは、地図上では「イェーガ―ズ本部」の傍ら。 ちょうど真西にあたる方角から、断続的な爆発のような音が聞こえ、ちらちらとした閃光も見えている。 「そんな暇はあるの?」 美琴は、はあ、とため息をつく。 「……私にとって重要な人物はまだ生きているのでな」 放送が確かならば、キンブリーは死んだが、人柱候補のマスタング、エルリックは健在だ。 さらには兄弟であるエンヴィーとプライドも残っている。 「派手にやっているらしいが、巻き込まれて死なれては困るのでな」 「でも、まずはヒースクリフとかいう――」 言い終わる前に、ブラッドレイは方向へ歩き出していた。 いつの間にか、2本の剣も抜いてすらいる。 「……まあ、いいわ」 それを見て、美琴は再度ため息をつkく。 自分は腐っても学園都市のレベル5だ。油断しているつもりは一切ない。 が、先ほど、確実に殺すつもりで襲った男2人組をほとんど無傷で逃がしてしまったのは事実だ。 西にいる連中は、ここまで遠くまで戦闘音を響かせる実力を持っている。 こうしてブラッドレイと手を組めているうちに、危険人物は刈り取っておくに越したことはないだろう。 美琴は、半ばしぶしぶといった体でブラッドレイの後を追い始めた。 ∫ 「はぁ、はぁ……」 「くそ……」 「くっ……」 そして、ブラッドレイと美琴が目指す音と光の源。 そこでは、3人の少年少女が、ピンクの衣装をまとった1人の少女と相対していた。 「早く――死んで」 体に負う傷は、明らかにイリヤよりも杏子、エドワードのほうが深い。 (少々、まずいですね) セリムは内心ごちる。 イリヤの攻撃には全く躊躇いがない。DIOに何かをされ、微かにあった迷いのようなものがなくなっている。 すでに武器庫からは引き離され、周囲に光源は見当たらない。 杏子が草に火を放つことで光を確保していたが、その杏子も攻撃を捌くのに手一杯。 必然的に自分は杏子とエドワードに守られるような形になり、ますます追い込まれる。 加えて、自分より体の大きな大人を殺すには有利に働いたこの容れ物が、体格が同じくらいのイリヤ相手には逆に不利になってしまっているらしい。 2人とは違い傷こそ表面化しないが、ダメージは確実に体に刻まれている。 状況は悪い。 こうなったら人柱のエドワードを連れて――、いや、最悪自分だけでも、ここから逃げるべきか。 「おい!」 そこまで考えたとき、エドワードがこの修羅場から離れていく陰に鋭く声をかけた。 「イリヤに何をしやがった、てめえ!」 しかし、DIOは意にも介さない。 無関心とばかりに、すたすたと歩を進めていく。 「待てっつってんだろが!!」 エドワードは地面に手を当てる。 すると、足枷が錬成され、DIOの足に絡みついた。 「――」 DIOの足が止まる。 舌打ちをし、足枷を蹴り砕く。 「追いついたぜ」 「……」 振り向き、エドワードを忌々しげに睨めつける。 「イリヤを解放しやがれ、この野郎!」 しかし、エドワードも一歩も引かず睨み返す。 「野郎とは、このDIOのことかな?」 「てめえ以外誰がいるってん――」 言い終わる前に、エドワードは胸ぐらを掴まれる。 「態度がなっていないな」 「く、あ……」 「――このDIOに物を頼むなら!」 「ぐっ」 「――『どうか解放してくださいませDIO様』とでも!」 「おっ」 「――言うべきだろうがァ!!!」 「ぐあぁっ!」 連続でパンチを叩きこまれ、エドワードは吹き飛ぶ。 「エド! DIOの力は――くそっ!」 倒れたエドの姿に、思わず振り向く杏子。 その杏子に向けて、猛スピードで何かが投げつけられる。 「ぐあ!」 「ち!」 吹き飛んだ杏子を庇い、セリムはその背にまともに光弾を食らう。 「貴様にくれてやろう……有難く使うがいい」 投げつけられたのは、インクルシオだった。 この鎧は、御坂美琴に屋根を削られ、日光を浴びせられた時の屈辱をどうしても思い出させる。 そんな縁起の悪い代物は、DIOにはもう必要ない。 大体にして、帝王に、狭苦しい鎧など不要だ。 「ちくしょう、舐め――」 が、それ以上DIOに声をかける時間はなかった。 身を投げ出して杏子を庇ったことにセリムが僅かな疑問を感じる間もなく、光弾が襲う。 「――かっ、は――」 咳き込むエドワードの前に、再びDIOが立ちはだかる。 「雑魚どもやり合う気は一切なかったが――そんなに死にたいとあっては、話は別だ」 エドワードを見下す。 「速やかに殺してやろう」 『世界』の拳が、振り上げられる。 「せいぜい地獄であのふざけた猫娘とイチャついていろ! 死ねい!!」 ――『みくは自分を絶対に曲げないから!』 「み、く……」 エドワードの脳裏に、少女の言葉がよぎった。 「く、そぉ……」 その目に、光が再び宿る。 「ちくしょぉぉぉぉぉぉぉ!!! みくゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!」 再び手を合わせ、地面から土柱を何本も錬成する。 「無駄ァ!」 その土柱も、『世界』の一撃で破壊される。 ひるまず次々に錬成しDIOに向ける。 「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄む――むっ!?」 その時、DIOとエドワードの間に割って入った物があった。 刃が一閃、DIOの顔面を襲う。 が、難なくはたき落とされる。 「寄生生物(わたしたち)が、言えた柄ではないけれど」 杏子やイリヤとは違う、大人の女性の、どこか無機質な声がした。 「一方的な暴力というのは、あまり気分がよいものではないわね」 「貴様、田村玲子……!」 DIOの標的の一人、寄生生物。 「フフ、待っていたぞ……」 「貴方に会いに来たわけではないのだけれどな」 「エドワードだ。あんたは……?」 恐る恐る、エドワードは問いかける。 突如現れた、後藤と同じような体の変形を見せる女性。 田村玲子の名は、サファイアから聞いてはいる。後藤の同類ではあるが、敵ではないとのことだったが……。 「味方、と言っておこう。 ……腕に自信はあるが、アレが相手では心もとないからな」 田村はDIO、そして後方で未だ戦い続ける3人を見やる。 「2人とも……以前に会った時から、随分と変わったようだ」 「貴様を葬るのに十分すぎるほどの手に入れたのでな。 ククク……もはや死んでもサルなどとは呼ばせんぞ」 3人は再び対峙する。 ――が、DIOの敵は、エドワードの味方は、これだけではない。 ゴォォ、とでも形容すべき音が、東の方から聞こえてきた。 姿を現したのは、一つの魔術礼装と、それに掴まった男――。 「グラン――フォールッ!!!」 ウェイブが、空中から必殺の膝蹴りを見舞う。 「ふん――無駄ァ!!!」 が、渾身の不意打ちも、今の『世界』には通じない。 クロスした両手で難なく受け止めると、弾き返す。 「俺を忘れんな!」 第二の乱入者にも決して動揺はせず、エドワードはその合間を突いて土柱を錬成、DIOに向ける。 「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」 やはり、通じはしない――が。 「ウェイブだ! 佐倉!」 『佐倉様!』 イリヤと一進一退の戦いを続けている杏子に、ウェイブがサファイアを投げ渡す程度の隙はできる。 「おう!」 杏子はそれを受け取り――。 『コンパクトフルオープン! 境界回路最大展開!』 「待ってたぜ! 味方連れてきてくれてありがとよ!」 『佐倉様、イリヤ様は、これは――』 「完全にどうかしちまってる。……目ェ覚まさせるぜ」 『っ、承知しました!』 衣装はそのままに、杏子の力が増す。 光弾を捌くのに精いっぱいだった杏子が、ここで攻勢に転じる。 その攻撃に、黒い影が加わる。 「これは有難い」 力が増すと同時に、杏子の体から放たれる光も俄然増す。 セリムはそれに寄り添うように動き、より濃い影を作り出す。 「――」 無表情に近かったイリヤの顔にも、ここに来て初めて僅かな動揺が浮かぶ。 「イリヤ! そこのガキどもはきちんと始末しておけ!」 戦局の変化を嗅ぎ付けたDIOが鋭く呼びかける。 「っ、分かりました。DIO様」 僅かに浮かんだ動揺は、それで消えた。 2人の魔法少女とはじまりの人造人間が、再びぶつかり合う――。 ∫ 「さて、貴様ら」 DIOは睥睨する。 当座の敵は3人。 寄生生物に、豆粒に、磯臭い男。 「どう葬ってやるか……」 「くたばってたまるかよ!」 「私も、やらねばならないことがあるからな」 「俺も忘れんじゃねえぞ!」 改めて見ると、集まったのは所詮ザコでしかない。 3人そろってキャンキャンとよく吠えるものだ、とDIOは思う。 (ふむ) ニヤリ、と笑う。 『世界』の能力――。この辺りで、試してみるのもいいだろう。 『気をつけてください! DIOは―― 「――まとめて死ねい! 『世(ザ・ワー)―― 戦いながらも動きに気付いたサファイアが、3人に警告する前に。 『世界』の能力が発動する、その前に。 巨大な音とともに、4人の間に雷が落ちた。 ∫ 「まとめて始末するつもりだったけど、狙いが外れたわね」 「御坂――! それに、ブラッドレイ――!?」 混沌の場に現れた2人に驚愕したのは、エドワードだった。 「久しぶりね。……随分な状況になってるみたいじゃない」 「苦戦しとるようだな、鋼の錬金術師よ」 DIOから目を反らさず、2人は話しかける。 「手を貸そうかね?」 「ブラッドレイ、お前……!」 ウェイブは、敵意の混じった視線を油断なく向ける。 今はどこか雰囲気が柔らかいようだが、相手はつい先刻、立て続けに自分やアカメたちの命を狙って来た相手だ。 「ウェイブ君か。……やり合うかね?」 そんなウェイブに、ブラッドレイはあくまで静かな物腰で答える。 「――いや……」 DIOの方を見ながら、ウェイブは苦々しさを含んだ声で答える。 この状況で一番の脅威は、目の前のDIOだ。 割り切れない思いはあるが、協力して事に当たれるならば、これほどの味方はいない。 『ブラッドレイ――貴様は、美遊様の――』 が、ウェイブに代わって、サファイアが敵意を露わにする。 「ほう、随分と久しぶりだな」 「な」 サファイアの言葉に驚いたのは、エドワード。 ――『エドワード様。そのブラッドレイという男に、私は主を目の前で殺されました』 ブラッドレイが美遊・エーデルフェルトを殺害した。 その一件は、サファイアの口から聞いてはいた。 だが、サファイアが事の詳細を積極的に語りたがらなかったこともあり、エドワードはどうにもそのことに納得がいかなかった。 ブラッドレイは正体はエンヴィーたちとホムンクルスではあるが、エドワードの印象に残っているその態度は、あくまで最高権力者らしく、時には好好爺として振る舞っている姿だ。 開始早々に殺し合いに乗って少女を殺害するとは、どうにも信じられなかった。 「――その話、本当なのか……」 DIOからあくまで視線は外さず、おそるおそる問いかける。 「さてな、そんな事もあったかな? ――などととぼける意味も、生き証人がここにいる以上皆無であるな。 美遊という少女。手にかけたのは、確かにこの私であるよ」 その言葉に、エドワードやウェイブ、サファイアが何かを言うよりも早く、ブラッドレイが剣を振り上げた。 老体から発散される闘気に、田村玲子ですらもが一瞬気圧される。 「さて。裁判沙汰のためにここまで来たのではないのでな。長兄があちらで手こずっているようでもあるし、込み入った話は後にしておこう。 私と戦うのは誰かね? それとも――全員でかかってくるか?」 「ラース! こちらに――」 「――このDIOだ。老いぼれめ」 セリムの言葉を遮り、ずいと一歩進み出たのは、DIOだった。 「貴様、人間ではないようだが――構わん。寄生生物や御坂美琴もろとも、『世界』の錆にしてくれよう」 「人間でないのは、どうやらお互い様かな? 青年よ」 ブラッドレイも呼応し、前に出た――その時だった。 誰もが予期していなかった方向からの攻撃が、ブラッドレイを襲った。 ∫ イリヤの脳裏には、殺せ、殺せ、という言葉が渦巻く。 『ブラッドレイ――、貴様は、美遊様の――』 『美遊という少女。手にかけたのは、確かにこの私であるよ』 だが、その言葉に交じって。 目に映る光景――佐倉杏子の棍棒と、セリムの影が交互に攻撃を仕掛けてくる、それに交じって。 誰だか分からない一人の少女の顔と名前が、浮かんでくる。 殺せ――殺せ――セリム――キョウコ――殺せ――殺せ――殺せ――殺せ―― セリム――殺せ――ミユ――殺せ――キョウコ―― 誰なのだろう。 ミユというのが、この少女なのだろうか。 殺せ――殺せ――ミユ――ブラッドレイ――殺せ―― ミユ――殺せ――ブラッドレイ――殺せ――ミユ―― 分からない。何も分からない。 でも、この少女のことを見てると、変な感情が湧き上がってくる。 この感情は何なのだろう。 どんどん強くなってくる。 目の前の二人が、眼中に入らなくなるくらいに。 殺せ、殺せ、という言葉が、だんだん弱くなってくるくらいに。 殺せ―― 殺せ―― ミユ―― ブラッドレイ―― 『美遊という少女。手にかけたのは、確かにこの私であるよ』 コロセ―― メノマエノオトコガ―― ミユノカタキ―― 「う――うあああああああああああああっ!!!!!」 ∫ 「むっ!」 予想外の攻撃に、ブラッドレイはわずかなたじろぎを見せる。 「う、ァァー!」 「君が私の相手かね」 「コロス……コロス!!!」 イリヤは、無茶苦茶に光弾を連射する。 相対するブラッドレイの言葉も、まるで耳に入っていないかのようだ。 二人は戦いながら集団から離れていく。 「何をやっている!」 その光景に、苛立ちを見せたのはDIOだった。 「指示に従え! ここに戻ってこい!」 「うぁぁ……」 指示に従うどころか、言葉すら耳に入っていない。 「残念だな、DIO君とやら。お嬢さんはお相手に、どうやらこの私をご所望らしい」 「ちぃ……」 DIOは毒づく。 食蜂操祈に洗脳を施したときから薄々分かってはいたが、肉の芽の効果にもこの場では制限が課せられているようだ。 いずれにせよイリヤは、いつの間にか洗脳を解いていた佐倉杏子同様、この時をもって抹殺対象に入った。 どうやって反抗しているのかは知らないが、奴隷にすらなれない人間など、もはや害でしかない。 「なめんな!」 イリヤに気を取られた瞬間を突き、ウェイブが斬りかかる。 「ふん!」 抜け目なく『世界』を発動、斬撃を防御。 「俺も行くぞ!! 田村も、っクソ!、御坂も、今だけは――頼む!」 「了解した」 「命令してんじゃないわよ!」 続いてエドワードが錬金術を発動し、田村は刃で、美琴は砂鉄鞭でそれを援護する。 「無駄だ! 破ァ――!」 裂帛の気合いとともに、DIOと『世界』はその全てを跳ねつける。 「あたしも加勢するぜ!」 イリヤの突然の離脱に戸惑った杏子だが、情勢を見てこちらに駆け付けた。 「私はラースに加勢させてもらいますね」 セリムだけが、そそくさとブラッドレイの元へと駆ける。 「セリム――ああクソ! 勝手にしてろ!」 エドワードは悪態をつくと、DIOに向き直る。 状況はあまりにも混沌としている。 御坂のことも、セリムのことも、サファイアの主を殺したブラッドレイのことも、豹変したイリヤのことも。 分かること、答えを出せることは何一つない。 ただ一つ分かるのは、DIOを相手にするなら。 イリヤがブラッドレイの相手をしていて、こちらには田村、ウェイブ、杏子、御坂の4人がいる。 この瞬間、今しかないということだ。 だが―― 「無駄!」 「く!」 「無駄、無駄!」 「ぐあ!」 ウェイブも杏子も、その攻撃は弾き返される。 「これでも――喰らいなさいっ!」 合間を縫い、美琴が砂鉄塊をぶつける。 「無駄無駄無駄ァ!!!」 が、それもまた、『世界』のラッシュにより粉砕される。 「嘘!?」 「御坂美琴よ――言わなかったか? このDIO、最初に会った時とは違うとなあ?」 5人を相手にしてなお、DIOの表情は余裕を失っていない。 「クソ! どうにもならねえのかよ!」 錬金術で礫を飛ばし、懸命に挑みかかる杏子とウェイブを援護しながら、エドワードが毒づく。 「……私の超電磁砲(レールガン)しかないわね。でも、そんな隙――」 「君たちは、飛び道具を持っているか?」 2人の後ろから問いかけたのは、田村玲子だった。 「飛び道具つっても、爆弾しか……」 「ふむ――初春飾利から聞いた。超電磁砲(レールガン)とは、電磁力を利用した音速の大砲、でよかったかな」 「初春さんが――! ……まあ、合ってはいるけど……」 美琴の言葉を聞き、エドワードが懐から取り出したパイプ爆弾を見て、田村玲子は頷く。 「隙を作れるかもしれん」 と、その時、杏子とウェイブが同時にエドワードたちの元まで吹き飛ばされてきた。 『待ってください』 すぐ再び挑みかかろうとする杏子を制したのは、サファイアだった。 『田村様。隙を作る――と、仰っていましたね』 「その通り」 『その作戦、わたしも一助になれるかと。 ただし――何を聞いても、決して驚いて足を止めることのないよう』 ∫ 「作戦会議のお時間は終わりかね? フフフ……」 何度目になるだろうか。 杏子がDIOに向かっていく。 「そんなもんいらねえんだよ! 行くぞ、オラァ!」 「何をしようが無駄だということを、いい加減学び――」 そこまで言ったところで、ふと気がついた。 佐倉杏子。先ほどまでと違い、変身を解いている――? 「上か!」 気配を感じ見上げると、サファイアが空中に浮いていた。 「そんなところで、冷や水でも浴びせるつもり――」 『皆さん!』 DIOの言葉を遮り、サファイアはこの場の全員に呼び掛けるように、叫ぶ。 『聞いて下さい! DIOの力は――時間を止めることです!!』 「――ほう」 その言葉に、DIOの纏う空気が変わった。 「玩具風情が、このDIOの力の本質を見抜いたこと――褒めてやろう」 素早く再変身を果たした杏子と、救援に来た田村玲子の刃を殴りつけ、吹き飛ばす。 「だが、絶対に許さん! 粉々にし尽くして、ゴミ置き場のチリにしてやろう!!」 「お前の相手は――」 「俺たちだ!」 猛るDIOの前に、エドワードとウェイブが同時に現れ―― 「む!?」 攻撃が届くか、というところで、左右に散った。 二人の手には、パイプ爆弾があった。 「エド!」 「おう!」 どちらを追うかわずかに逡巡している間に2人は距離を取り、爆弾を同時に投げつける。 「無駄無駄無駄無駄!」 それでも、DIOの足は止らない。 『世界』の拳を同時に左右に突きだすと、爆弾を逆に弾き返す。 「5人が頭を突き合わせて考えたのがこれか――お粗末なものだ」 大きな爆風が起きるが、それもDIOを捉えるには至らない。 投げつけたエドワードとウェイブが、逆に煽られていくのが見える。 その時だった。 反響する爆音に紛れて、かすかにピーンという音がした。 「あんたにこれを使うのは、2度目ね」 音の主は、御坂美琴。 「私もあんたも、あの時とは違う。でも、あんたは邪魔なのよ」 手を前に突き出し、まっすぐにDIOを狙う。 「私の世界から――消えて」 閃光が迸った。 「『世界』――時よ止まれ」 そして、全てが静止した。 「ふふ……ふははははははは!!!!!」 止まった時の中で、DIOは笑う。 「小賢しい……全く小賢しい! 貴様の知性など所詮そんなものだ、寄生生物よ!」 これ見よがしにこのDIOの能力を暴き立ててみせ、続いて爆弾を投げ込み、その隙に電撃を撃ち込む。 寄せ集めが考えたにしては、まあまあ上等な作戦といっていいだろう。 だが、御坂美琴のその技は、研究所で一度『見て』いる。 その電撃に最後の希望を託すことくらい、とっくに予想済みだ。 「『学習』が、『人間(じぶんたち)だけの特権』だとでも思っていたのかな? ククク……」 一生懸命に考えたそんな作戦も、『世界』の前ではおままごとに過ぎない。 この場に来てから、忌々しい制限とやらのせいでわずか1秒しか止められなかった時間。 それが今、明らかに増している。 4秒、5秒……否、6秒! 素晴らしい。 ジョースター御一行は、この異郷の地でついに滅び去った。 犬畜生のイギーも。 ブ男のアヴドゥルも。 ボケ老人のジョセフも。 そして、あの承太郎も。 100年に渡る愚にもつかない因縁は、ここでこのDIOの勝利を持って灰燼に帰した。 そして、ジョースターの血の力。 それを取り込んだことによる、身体能力、スタンド能力の上昇。 素晴らしい。 吸血鬼。 不死身。 不老不死。 スタンドパワー。 時間停止。 全ては揃った。 生意気にも止まった時間の中に踏み込んでくる小娘、暁美ほむらまでも勝手にくたばってくれた。 どれほど優秀な兵士だろうと、どれほど強大な兵器だろうと、どれほど熟練のスタンド使いだろうと。 もはやこのDIOを止められる者は、世界のどこにもいはしない。 それは、慢心でも油断でもない。 厳然たる、冷然たる、ただ一つの圧倒的な事実だった。 「残り4秒……」 電撃の槍を横目に、DIOは歩みを進めていく。 御坂美琴の電撃。 認めてはやろう。それは確かに、強大な能力ではあった。 だが、こうして止まった時間の中では無力そのものだ。 何十億ボルトの電圧だろうと、止まってしまえば、触れさえしなければ、何の意味もない。 要するに、発電所の厳重な柵の中の発電機も同然だ。 「残り、3秒」 周囲を眺める。 今のDIOには、改めて殲滅対象を選別する余裕すらあった。 よくもまあこれほど集まったと思うほど、忌々しい面々が勢揃いしている。 豆粒以下の分際で盾突いてくるエルリックとセリム・ブラッドレイ。 奴隷の役目すら果たせない佐倉杏子とイリヤスフィール。 どこかジョースターを彷彿とさせる風貌が不愉快なキング・ブラッドレイ。 『世界』の能力を見抜いてみせた玩具。 このDIOを猿などと見下していい気になっている田村玲子。 「残り2秒――やはり、まずは貴様だ――御坂美琴!」 だが、やはりこの場で一番最初に始末すべきは御坂美琴だ。 こいつは寸前のところで自分を殺しかけたのだ。 あの忌々しい記憶を払拭するためにも、真っ先に殺す。 「残り1秒――死ねいっ!!」 手を突き出しコインを弾いた、滑稽な姿勢のままの美琴。 スタンドではない。自らの拳で。 その無防備な腹を、撃ち抜く。 バキィッ、という音と共に、美琴の体が後方に吹き飛んだ。 ――おかしい。 人間の体にしては、感触が固すぎる。 まるで、鉄の板を殴ったような―― そう思うと同時に、拳の先から何かが体に流れこんできた。 波紋? まさか、この小娘も波紋使い? いや、違う。 ジョセフに食らった時のような、血液を沸騰させるような強烈な感覚がない。 行動を奪われるほどではないが、不快な刺激が走るようなこの感触は。 自分の横で光を放つ。それと同じもの――。 電流――。 そして、時は動き出した。 流れこんできたものの正体を察するのと、ほぼ同時だった。 「――ちぃ、痺れ――ッ!」 電流といえど、吸血鬼の身体の自由を奪うには、遥かに遠い。 だが、動き出す世界の中。 DIOの動きはほんの一刹那、止まる。 それと同時に、頭部が異様に肥大した黒い影が躍り込んできた。 ―― バ ク ン →