約 1,647,812 件
https://w.atwiki.jp/tanaka_mohs/pages/78.html
部品構造 大部品 少年法 RD 11 評価値 6部品 少年法とは 部品 対象となる少年 部品 通告 部品 調査・送致 部品 付添人 部品 援助・協力 部品 審判 部品 傍聴 部品 没収 部品 通知 部品 記事掲載禁止 部品定義 部品 少年法とは 少年法とは、少年の健全な育成を実現するため、少年の刑事事件について、特別の対応をおこなうことを目的とする。 /*/ 少年法において、少年とは、一定年齢未満のことである。 少年法では、一定の年齢未満であれば、性別を問わず、少年と呼称する。 少年法において、成年とは一定の年齢以上の者のことである。 少年法において、少年と成年を区別する一定の年齢は、藩国や種族によって異なるが、たとえば人知類なら18歳や20歳が境界となる。 少年法において、保護者とは、少年に監護・教育する法令上の義務がある者や、実際に少年を監護している者のことである。 /*/ なお、少年の刑事事件について、少年法で規定されたもの以外は、成年の刑事事件と同じようにあつかう。 部品 対象となる少年 非行少年は、少年事件を専門にあつかう大法院で審判する。 少年法において、審判とは、非行をおこなった少年を反省させ、どのような対応が必要かを決めることである。 非行とは、法令で禁じられた行為や社会規範に反した行為をおこなうことである。 /*/ 非行少年とは、犯罪少年・触法少年・虞犯少年の総称である。 犯罪少年とは、罪を犯した少年のことである。 触法少年とは、刑事未成年でなければ刑罰法令に抵触する行為をした、刑事未成年の少年のことである。 刑事未成年については、刑法で定義している。 刑罰法令とは、刑罰規定を有する法令のことである。 たとえば、刑法は刑罰規定を有するため、刑罰法令である。 虞犯少年とは、性格や環境から考えて、将来、刑罰法令に抵触する行為をしたり罪を犯したりするおそれのある少年のことである。 虞犯少年に該当するためには、「保護者の言うことをきかない」「正当な理由なく家に帰らない」「犯罪をするおそれのある者や不道徳な者と仲よくしたり、いかがわしい場所に出入りしたりする」「悪いことをしたり、他者を悪いことに誘ったりする」のいずれかに該当しなければならない。 部品 通告 少年事件を専門にあつかう大法院で審判してもらうべき少年を発見した者は、その大法院へ連絡しなければならない。 部品 調査・送致 警察官は、客観的な事情から合理的に判断し、触法少年と疑う妥当な理由がある者を発見した場合、必要があれば事件について調査できる。 ただし上記の調査は、少年の感情を傷つけないよう配慮しながら、事件の真相を明らかにし、少年を健全に育てることを目的としておこなわなければならない。 /*/ 少年とその保護者は、上記の調査を受けるとき、いつでも弁護士に付添人を頼むことができる。 /*/ 警察官は、調査をする際、必要なら、少年や保護者を呼び出し、質問できる。 ただし、質問をする際、回答を強制してはならない。 /*/ 警察官は、触法少年が関係する事件について調査する際、必要に応じて、押収・捜索・検証・「鑑定の嘱託」をできる。 その際、治罪法の中にある司法警察職員がおこなう押収・捜索・検証・「鑑定の嘱託」に関する規定を準用する。 /*/ 警察官は、触法少年が関係する事件について調査した結果、その少年の行為が「故意の犯罪行為によって被害者を死亡させた罪」か「死刑や無期懲役に該当する罪」のいずれかに抵触すると考えられる場合、その調査に関係する書類とともに事件を児童相談所長に送致しなければならない。 児童相談所長は、送致を受けた事件について、少年事件を専門にあつかう大法院に送致しなければならない。 ただし、調査の結果、大法院に送致する必要がないと考えられる場合は、送致しなくてもよい。 /*/ 少年事件を専門にあつかう大法院は、警察官や児童相談所長などから、審判しなければならない少年事件の送致を受けた場合、その事件について調査しなければならない。 また、連絡を受け、審判しなければならない少年がいると考えられる場合も、調査しなければならない。 この調査の際、少年・保護者・関係者の普段のおこないや経歴・性格・環境などについて、医学・心理学・教育学・社会学などの専門的知識を活用して調査するよう努力しなければならない。 /*/ 少年事件を専門にあつかう大法院は、犯罪少年・触法少年が関係する事件の被害者などから、「被害に関して感じていること」や「事件に関する意見」を言いたいという申し出があった場合、聴き取りをおこなう。 ただし、事件の性質・調査・審判の状況などを考えて、聴き取りをおこなうことが妥当ではない場合を除く。 部品 付添人 少年と保護者は、大法院の許可を得て、付添人を頼むことができる。 ただし、弁護士に付添人を頼む場合、大法院の許可は必要ない。 付添人とは、審判を受ける少年の権利を擁護・代弁し、処遇の決定が適切におこなわれるよう大法院に協力する者のことである。 権利を擁護・代弁する者であれば、人知類以外の知類でも、付添人と呼ばれる。 /*/ 保護者は、大法院の許可を得て、付添人になることができる。 部品 援助・協力 少年事件を専門にあつかう大法院は、調査や観察のため、警察官・保護観察官・保護司などに対し、必要な援助を求めることができる。 また、公務所・公私の団体・学校・病院などに対し、必要な協力を求めることができる。 部品 審判 少年事件を専門にあつかう大法院は、調査の結果、審判を開始することが妥当と考えるとき、審判を開始する決定をしなければならない。 また調査の結果、審判ができないか、審判をする必要がないと考えるとき、審判を開始しない決定をしなければならない。 /*/ 審判は親切に問いかけることを心掛け、なごやかにおこなうとともに、悪いことをした少年に対し自分のしたことに向き合い、反省を促すものとしなければならない。 /*/ 審判は、非公開である。 なぜなら、一般社会が少年を犯罪者と評価すると、その悪影響が深刻だからである。 そのため、公にさらされることによって生じる不利益を極力排除するため、審判を非公開としている。 /*/ 審判の進行は、法の司がおこなう。 /*/ 少年事件を専門にあつかう大法院は、死刑・懲役・禁錮の刑罰に該当する罪の事件について、調査の結果、成年と同じ手続きで対応することが妥当と考えられるとき、通常の大法院に送致しなければならない。 ここでいう通常の大法院とは、「少年事件を専門にあつかう大法院」以外の大法院のことである。 ただし、故意の犯罪行為により被害者を死亡させた少年の事件で、その罪を犯したとき一定の年齢以上の場合、原則として通常の大法院に送致しなければならない。 ここでいう一定の年齢は、藩国や種族によって異なるが、たとえば人知類なら16歳である。 /*/ 少年事件を専門にあつかう大法院は、審判の結果、「少年を保護処分にできない」または「少年を保護処分にする必要はない」と考えたとき、そのように決定しなければならない。 /*/ 少年事件を専門にあつかう大法院は、通常の大法院に送致した場合と保護処分しない決定をした場合を除いて、審判を開始した事件について、保護処分にしなければならない。 保護処分とは、非行少年に対し、健全な育成を企図して、性格の矯正や環境の調整をおこなう制度である。 保護処分として、少年の生活態度を改めさせ、社会で生きていけるよう教育・支援する施設に送致したり、適切な施設や団体に補導を委託したりすることもある。 /*/ 少年事件を専門にあつかう大法院は、必要に応じて、調査や審判の中で、保護者に訓戒や指導などをすることができる。 ここでいう訓戒や指導などは、保護者に少年を育てる責任を自覚させ、少年の非行を防止することを目的とする。 部品 傍聴 傍聴とは、大法院の審判などを、許可を得て、その模様を静かに直接見聞きすることである。 少年事件を専門にあつかう大法院は、犯罪少年・触法少年が関係する事件について、被害者などから審判の傍聴の申し出がある場合、少年の年齢・心身の状態・事件の性質・審判の状況などを考え、少年の健全な育成をさまたげるおそれがなく納得できると考えられるときは、その申し出をした者に対し傍聴することを許すことができる。 ただし、傍聴を許すためには、弁護士である付添人の意見を聴かなければならない。 この場合、少年に弁護士である付添人がいないときは、弁護士である付添人を付けなければいけない。 ただし、少年や保護者が、弁護士である付添人を必要としない意思を明確に示した場合、付添人の意見を聴かずに傍聴を許すことができる。 /*/ 審判の傍聴を許すか否かを判断する際、少年が、一般に、精神的に未成熟であることを考えなければならない。 /*/ 審判の傍聴を許す場合、傍聴する者の年齢や心身の状態などを考え、その者が著しい不安・緊張を覚えるおそれがあると考えられるとき、その不安・緊張を緩和するために適切で、かつ審判に不当な影響を与えるおそれがないと認める者を傍聴する者に付き添わせることができる。 審判を傍聴する者やそれに付き添う者の座席の位置、審判をおこなう場所における職員の配置などを決める際、法の司は、少年の心身におよぼす影響に配慮しなければならない。 部品 没収 少年事件を専門にあつかう大法院は、犯罪少年・触法少年について、組成物件・供用物件・産出物件・取得物件・報酬物件を没取できる。 /*/ 少年法において、組成物件とは、「その物の存在が、刑罰法令に抵触する行為の不可欠な要素となっている物」のことである。 たとえば、偽造文書行使罪における偽造文書が組成物件に該当する。 /*/ 少年法において、供用物件とは、「組成物件以外で、刑罰法令に抵触する行為に使用された物や、使用する目的で用意した物」のことである。 たとえば、傷害事件で犯行に用意した凶器が供用物件に該当する。 /*/ 少年法において、供用物件とは、「刑罰法令に抵触する行為にによって生じた物」のことである。 たとえば、通貨偽造罪における偽造通貨や、文書偽造罪における偽造文書などが該当する。 /*/ 少年法において、取得物件とは、「刑罰法令に抵触する行為にによって得た物」のことである。 たとえば、恐喝によって得た契約書が該当する。 /*/ 少年法において、報酬物件とは、「刑罰法令に抵触する行為の対価・報酬として得た物」のことである。 教唆や幇助の報酬として得た物も、報酬物件に含まれる。 /*/ 上記の他、産出物件・取得物件・報酬物件の対価として得た物も没取できる。 たとえば、盗品を処分してその対価として得た物や、窃盗で盗んだ現金で買った物を没収できる。 /*/ 没収できる物は、原則として、刑罰法令に抵触する行為をした者が所有・占有する物である。 ただし、刑罰法令に抵触する行為の後、事情を知って取得した物については、他者の物も没取できる。 /*/ ちなみに、少年法で没収できる物の「刑罰法令に抵触する行為」を「犯罪行為」に置き換えると、刑法で大法院が犯罪者から没収できる物になる。 部品 通知 少年事件を専門にあつかう大法院は、犯罪少年・触法少年が関係する事件の対応を決定をした場合、その事件の被害者などから申し出があるとき、その申し出をした者に「少年と少年の法定代理人の、氏名・住居」「対応を決定した年月日、決定した内容とその理由」を通知する。 ただし、その通知をすることが少年の健全な育成をさまたげるおそれがあり、妥当ではないと考えられる場合を除く。 部品 記事掲載禁止 「少年事件を専門にあつかう大法院で審判を受けた少年」や「少年のときの犯罪で公訴を提起された者」については、氏名・年齢・住所・職業など、その者がその事件の少年だと推察できるような記事・写真・新聞紙・出版物などに掲載してはならない。 なぜなら、少年は教育によって変われるという理念から、成年になってからの生活を守るためである。 提出書式 大部品 少年法 RD 11 評価値 6 -部品 少年法とは -部品 対象となる少年 -部品 通告 -部品 調査・送致 -部品 付添人 -部品 援助・協力 -部品 審判 -部品 傍聴 -部品 没収 -部品 通知 -部品 記事掲載禁止 部品 少年法とは 少年法とは、少年の健全な育成を実現するため、少年の刑事事件について、特別の対応をおこなうことを目的とする。 /*/ 少年法において、少年とは、一定年齢未満のことである。 少年法では、一定の年齢未満であれば、性別を問わず、少年と呼称する。 少年法において、成年とは一定の年齢以上の者のことである。 少年法において、少年と成年を区別する一定の年齢は、藩国や種族によって異なるが、たとえば人知類なら18歳や20歳が境界となる。 少年法において、保護者とは、少年に監護・教育する法令上の義務がある者や、実際に少年を監護している者のことである。 /*/ なお、少年の刑事事件について、少年法で規定されたもの以外は、成年の刑事事件と同じようにあつかう。 部品 対象となる少年 非行少年は、少年事件を専門にあつかう大法院で審判する。 少年法において、審判とは、非行をおこなった少年を反省させ、どのような対応が必要かを決めることである。 非行とは、法令で禁じられた行為や社会規範に反した行為をおこなうことである。 /*/ 非行少年とは、犯罪少年・触法少年・虞犯少年の総称である。 犯罪少年とは、罪を犯した少年のことである。 触法少年とは、刑事未成年でなければ刑罰法令に抵触する行為をした、刑事未成年の少年のことである。 刑事未成年については、刑法で定義している。 刑罰法令とは、刑罰規定を有する法令のことである。 たとえば、刑法は刑罰規定を有するため、刑罰法令である。 虞犯少年とは、性格や環境から考えて、将来、刑罰法令に抵触する行為をしたり罪を犯したりするおそれのある少年のことである。 虞犯少年に該当するためには、「保護者の言うことをきかない」「正当な理由なく家に帰らない」「犯罪をするおそれのある者や不道徳な者と仲よくしたり、いかがわしい場所に出入りしたりする」「悪いことをしたり、他者を悪いことに誘ったりする」のいずれかに該当しなければならない。 部品 通告 少年事件を専門にあつかう大法院で審判してもらうべき少年を発見した者は、その大法院へ連絡しなければならない。 部品 調査・送致 警察官は、客観的な事情から合理的に判断し、触法少年と疑う妥当な理由がある者を発見した場合、必要があれば事件について調査できる。 ただし上記の調査は、少年の感情を傷つけないよう配慮しながら、事件の真相を明らかにし、少年を健全に育てることを目的としておこなわなければならない。 /*/ 少年とその保護者は、上記の調査を受けるとき、いつでも弁護士に付添人を頼むことができる。 /*/ 警察官は、調査をする際、必要なら、少年や保護者を呼び出し、質問できる。 ただし、質問をする際、回答を強制してはならない。 /*/ 警察官は、触法少年が関係する事件について調査する際、必要に応じて、押収・捜索・検証・「鑑定の嘱託」をできる。 その際、治罪法の中にある司法警察職員がおこなう押収・捜索・検証・「鑑定の嘱託」に関する規定を準用する。 /*/ 警察官は、触法少年が関係する事件について調査した結果、その少年の行為が「故意の犯罪行為によって被害者を死亡させた罪」か「死刑や無期懲役に該当する罪」のいずれかに抵触すると考えられる場合、その調査に関係する書類とともに事件を児童相談所長に送致しなければならない。 児童相談所長は、送致を受けた事件について、少年事件を専門にあつかう大法院に送致しなければならない。 ただし、調査の結果、大法院に送致する必要がないと考えられる場合は、送致しなくてもよい。 /*/ 少年事件を専門にあつかう大法院は、警察官や児童相談所長などから、審判しなければならない少年事件の送致を受けた場合、その事件について調査しなければならない。 また、連絡を受け、審判しなければならない少年がいると考えられる場合も、調査しなければならない。 この調査の際、少年・保護者・関係者の普段のおこないや経歴・性格・環境などについて、医学・心理学・教育学・社会学などの専門的知識を活用して調査するよう努力しなければならない。 /*/ 少年事件を専門にあつかう大法院は、犯罪少年・触法少年が関係する事件の被害者などから、「被害に関して感じていること」や「事件に関する意見」を言いたいという申し出があった場合、聴き取りをおこなう。 ただし、事件の性質・調査・審判の状況などを考えて、聴き取りをおこなうことが妥当ではない場合を除く。 部品 付添人 少年と保護者は、大法院の許可を得て、付添人を頼むことができる。 ただし、弁護士に付添人を頼む場合、大法院の許可は必要ない。 付添人とは、審判を受ける少年の権利を擁護・代弁し、処遇の決定が適切におこなわれるよう大法院に協力する者のことである。 権利を擁護・代弁する者であれば、人知類以外の知類でも、付添人と呼ばれる。 /*/ 保護者は、大法院の許可を得て、付添人になることができる。 部品 援助・協力 少年事件を専門にあつかう大法院は、調査や観察のため、警察官・保護観察官・保護司などに対し、必要な援助を求めることができる。 また、公務所・公私の団体・学校・病院などに対し、必要な協力を求めることができる。 部品 審判 少年事件を専門にあつかう大法院は、調査の結果、審判を開始することが妥当と考えるとき、審判を開始する決定をしなければならない。 また調査の結果、審判ができないか、審判をする必要がないと考えるとき、審判を開始しない決定をしなければならない。 /*/ 審判は親切に問いかけることを心掛け、なごやかにおこなうとともに、悪いことをした少年に対し自分のしたことに向き合い、反省を促すものとしなければならない。 /*/ 審判は、非公開である。 なぜなら、一般社会が少年を犯罪者と評価すると、その悪影響が深刻だからである。 そのため、公にさらされることによって生じる不利益を極力排除するため、審判を非公開としている。 /*/ 審判の進行は、法の司がおこなう。 /*/ 少年事件を専門にあつかう大法院は、死刑・懲役・禁錮の刑罰に該当する罪の事件について、調査の結果、成年と同じ手続きで対応することが妥当と考えられるとき、通常の大法院に送致しなければならない。 ここでいう通常の大法院とは、「少年事件を専門にあつかう大法院」以外の大法院のことである。 ただし、故意の犯罪行為により被害者を死亡させた少年の事件で、その罪を犯したとき一定の年齢以上の場合、原則として通常の大法院に送致しなければならない。 ここでいう一定の年齢は、藩国や種族によって異なるが、たとえば人知類なら16歳である。 /*/ 少年事件を専門にあつかう大法院は、審判の結果、「少年を保護処分にできない」または「少年を保護処分にする必要はない」と考えたとき、そのように決定しなければならない。 /*/ 少年事件を専門にあつかう大法院は、通常の大法院に送致した場合と保護処分しない決定をした場合を除いて、審判を開始した事件について、保護処分にしなければならない。 保護処分とは、非行少年に対し、健全な育成を企図して、性格の矯正や環境の調整をおこなう制度である。 保護処分として、少年の生活態度を改めさせ、社会で生きていけるよう教育・支援する施設に送致したり、適切な施設や団体に補導を委託したりすることもある。 /*/ 少年事件を専門にあつかう大法院は、必要に応じて、調査や審判の中で、保護者に訓戒や指導などをすることができる。 ここでいう訓戒や指導などは、保護者に少年を育てる責任を自覚させ、少年の非行を防止することを目的とする。 部品 傍聴 傍聴とは、大法院の審判などを、許可を得て、その模様を静かに直接見聞きすることである。 少年事件を専門にあつかう大法院は、犯罪少年・触法少年が関係する事件について、被害者などから審判の傍聴の申し出がある場合、少年の年齢・心身の状態・事件の性質・審判の状況などを考え、少年の健全な育成をさまたげるおそれがなく納得できると考えられるときは、その申し出をした者に対し傍聴することを許すことができる。 ただし、傍聴を許すためには、弁護士である付添人の意見を聴かなければならない。 この場合、少年に弁護士である付添人がいないときは、弁護士である付添人を付けなければいけない。 ただし、少年や保護者が、弁護士である付添人を必要としない意思を明確に示した場合、付添人の意見を聴かずに傍聴を許すことができる。 /*/ 審判の傍聴を許すか否かを判断する際、少年が、一般に、精神的に未成熟であることを考えなければならない。 /*/ 審判の傍聴を許す場合、傍聴する者の年齢や心身の状態などを考え、その者が著しい不安・緊張を覚えるおそれがあると考えられるとき、その不安・緊張を緩和するために適切で、かつ審判に不当な影響を与えるおそれがないと認める者を傍聴する者に付き添わせることができる。 審判を傍聴する者やそれに付き添う者の座席の位置、審判をおこなう場所における職員の配置などを決める際、法の司は、少年の心身におよぼす影響に配慮しなければならない。 部品 没収 少年事件を専門にあつかう大法院は、犯罪少年・触法少年について、組成物件・供用物件・産出物件・取得物件・報酬物件を没取できる。 /*/ 少年法において、組成物件とは、「その物の存在が、刑罰法令に抵触する行為の不可欠な要素となっている物」のことである。 たとえば、偽造文書行使罪における偽造文書が組成物件に該当する。 /*/ 少年法において、供用物件とは、「組成物件以外で、刑罰法令に抵触する行為に使用された物や、使用する目的で用意した物」のことである。 たとえば、傷害事件で犯行に用意した凶器が供用物件に該当する。 /*/ 少年法において、供用物件とは、「刑罰法令に抵触する行為にによって生じた物」のことである。 たとえば、通貨偽造罪における偽造通貨や、文書偽造罪における偽造文書などが該当する。 /*/ 少年法において、取得物件とは、「刑罰法令に抵触する行為にによって得た物」のことである。 たとえば、恐喝によって得た契約書が該当する。 /*/ 少年法において、報酬物件とは、「刑罰法令に抵触する行為の対価・報酬として得た物」のことである。 教唆や幇助の報酬として得た物も、報酬物件に含まれる。 /*/ 上記の他、産出物件・取得物件・報酬物件の対価として得た物も没取できる。 たとえば、盗品を処分してその対価として得た物や、窃盗で盗んだ現金で買った物を没収できる。 /*/ 没収できる物は、原則として、刑罰法令に抵触する行為をした者が所有・占有する物である。 ただし、刑罰法令に抵触する行為の後、事情を知って取得した物については、他者の物も没取できる。 /*/ ちなみに、少年法で没収できる物の「刑罰法令に抵触する行為」を「犯罪行為」に置き換えると、刑法で大法院が犯罪者から没収できる物になる。 部品 通知 少年事件を専門にあつかう大法院は、犯罪少年・触法少年が関係する事件の対応を決定をした場合、その事件の被害者などから申し出があるとき、その申し出をした者に「少年と少年の法定代理人の、氏名・住居」「対応を決定した年月日、決定した内容とその理由」を通知する。 ただし、その通知をすることが少年の健全な育成をさまたげるおそれがあり、妥当ではないと考えられる場合を除く。 部品 記事掲載禁止 「少年事件を専門にあつかう大法院で審判を受けた少年」や「少年のときの犯罪で公訴を提起された者」については、氏名・年齢・住所・職業など、その者がその事件の少年だと推察できるような記事・写真・新聞紙・出版物などに掲載してはならない。 なぜなら、少年は教育によって変われるという理念から、成年になってからの生活を守るためである。 インポート用定義データ [ { "title" "少年法", "part_type" "group", "children" [ { "title" "少年法とは", "description" "少年法とは、少年の健全な育成を実現するため、少年の刑事事件について、特別の対応をおこなうことを目的とする。\n/*/\n少年法において、少年とは、一定年齢未満のことである。\n少年法では、一定の年齢未満であれば、性別を問わず、少年と呼称する。\n少年法において、成年とは一定の年齢以上の者のことである。\n少年法において、少年と成年を区別する一定の年齢は、藩国や種族によって異なるが、たとえば人知類なら18歳や20歳が境界となる。\n少年法において、保護者とは、少年に監護・教育する法令上の義務がある者や、実際に少年を監護している者のことである。\n/*/\nなお、少年の刑事事件について、少年法で規定されたもの以外は、成年の刑事事件と同じようにあつかう。", "part_type" "part", "localID" 1 }, { "title" "対象となる少年", "description" "非行少年は、少年事件を専門にあつかう大法院で審判する。\n少年法において、審判とは、非行をおこなった少年を反省させ、どのような対応が必要かを決めることである。\n非行とは、法令で禁じられた行為や社会規範に反した行為をおこなうことである。\n/*/\n非行少年とは、犯罪少年・触法少年・虞犯少年の総称である。\n犯罪少年とは、罪を犯した少年のことである。\n触法少年とは、刑事未成年でなければ刑罰法令に抵触する行為をした、刑事未成年の少年のことである。\n刑事未成年については、刑法で定義している。\n刑罰法令とは、刑罰規定を有する法令のことである。\nたとえば、刑法は刑罰規定を有するため、刑罰法令である。\n虞犯少年とは、性格や環境から考えて、将来、刑罰法令に抵触する行為をしたり罪を犯したりするおそれのある少年のことである。\n虞犯少年に該当するためには、「保護者の言うことをきかない」「正当な理由なく家に帰らない」「犯罪をするおそれのある者や不道徳な者と仲よくしたり、いかがわしい場所に出入りしたりする」「悪いことをしたり、他者を悪いことに誘ったりする」のいずれかに該当しなければならない。", "part_type" "part", "localID" 2 }, { "title" "通告", "description" "少年事件を専門にあつかう大法院で審判してもらうべき少年を発見した者は、その大法院へ連絡しなければならない。", "part_type" "part", "localID" 3 }, { "title" "調査・送致", "description" "警察官は、客観的な事情から合理的に判断し、触法少年と疑う妥当な理由がある者を発見した場合、必要があれば事件について調査できる。\nただし上記の調査は、少年の感情を傷つけないよう配慮しながら、事件の真相を明らかにし、少年を健全に育てることを目的としておこなわなければならない。\n/*/\n少年とその保護者は、上記の調査を受けるとき、いつでも弁護士に付添人を頼むことができる。\n/*/\n警察官は、調査をする際、必要なら、少年や保護者を呼び出し、質問できる。\nただし、質問をする際、回答を強制してはならない。\n/*/\n警察官は、触法少年が関係する事件について調査する際、必要に応じて、押収・捜索・検証・「鑑定の嘱託」をできる。\nその際、治罪法の中にある司法警察職員がおこなう押収・捜索・検証・「鑑定の嘱託」に関する規定を準用する。\n/*/\n警察官は、触法少年が関係する事件について調査した結果、その少年の行為が「故意の犯罪行為によって被害者を死亡させた罪」か「死刑や無期懲役に該当する罪」のいずれかに抵触すると考えられる場合、その調査に関係する書類とともに事件を児童相談所長に送致しなければならない。\n児童相談所長は、送致を受けた事件について、少年事件を専門にあつかう大法院に送致しなければならない。\nただし、調査の結果、大法院に送致する必要がないと考えられる場合は、送致しなくてもよい。\n/*/\n少年事件を専門にあつかう大法院は、警察官や児童相談所長などから、審判しなければならない少年事件の送致を受けた場合、その事件について調査しなければならない。\nまた、連絡を受け、審判しなければならない少年がいると考えられる場合も、調査しなければならない。\nこの調査の際、少年・保護者・関係者の普段のおこないや経歴・性格・環境などについて、医学・心理学・教育学・社会学などの専門的知識を活用して調査するよう努力しなければならない。\n/*/\n少年事件を専門にあつかう大法院は、犯罪少年・触法少年が関係する事件の被害者などから、「被害に関して感じていること」や「事件に関する意見」を言いたいという申し出があった場合、聴き取りをおこなう。\nただし、事件の性質・調査・審判の状況などを考えて、聴き取りをおこなうことが妥当ではない場合を除く。", "part_type" "part", "localID" 4 }, { "title" "付添人", "description" "少年と保護者は、大法院の許可を得て、付添人を頼むことができる。\nただし、弁護士に付添人を頼む場合、大法院の許可は必要ない。\n付添人とは、審判を受ける少年の権利を擁護・代弁し、処遇の決定が適切におこなわれるよう大法院に協力する者のことである。\n権利を擁護・代弁する者であれば、人知類以外の知類でも、付添人と呼ばれる。\n/*/\n保護者は、大法院の許可を得て、付添人になることができる。", "part_type" "part", "localID" 5 }, { "title" "援助・協力", "description" "少年事件を専門にあつかう大法院は、調査や観察のため、警察官・保護観察官・保護司などに対し、必要な援助を求めることができる。\nまた、公務所・公私の団体・学校・病院などに対し、必要な協力を求めることができる。", "part_type" "part", "localID" 6 }, { "title" "審判", "description" "少年事件を専門にあつかう大法院は、調査の結果、審判を開始することが妥当と考えるとき、審判を開始する決定をしなければならない。\nまた調査の結果、審判ができないか、審判をする必要がないと考えるとき、審判を開始しない決定をしなければならない。\n/*/\n審判は親切に問いかけることを心掛け、なごやかにおこなうとともに、悪いことをした少年に対し自分のしたことに向き合い、反省を促すものとしなければならない。\n/*/\n審判は、非公開である。\nなぜなら、一般社会が少年を犯罪者と評価すると、その悪影響が深刻だからである。\nそのため、公にさらされることによって生じる不利益を極力排除するため、審判を非公開としている。\n/*/\n審判の進行は、法の司がおこなう。\n/*/\n少年事件を専門にあつかう大法院は、死刑・懲役・禁錮の刑罰に該当する罪の事件について、調査の結果、成年と同じ手続きで対応することが妥当と考えられるとき、通常の大法院に送致しなければならない。\nここでいう通常の大法院とは、「少年事件を専門にあつかう大法院」以外の大法院のことである。\nただし、故意の犯罪行為により被害者を死亡させた少年の事件で、その罪を犯したとき一定の年齢以上の場合、原則として通常の大法院に送致しなければならない。\nここでいう一定の年齢は、藩国や種族によって異なるが、たとえば人知類なら16歳である。\n/*/\n少年事件を専門にあつかう大法院は、審判の結果、「少年を保護処分にできない」または「少年を保護処分にする必要はない」と考えたとき、そのように決定しなければならない。\n/*/\n少年事件を専門にあつかう大法院は、通常の大法院に送致した場合と保護処分しない決定をした場合を除いて、審判を開始した事件について、保護処分にしなければならない。\n保護処分とは、非行少年に対し、健全な育成を企図して、性格の矯正や環境の調整をおこなう制度である。\n保護処分として、少年の生活態度を改めさせ、社会で生きていけるよう教育・支援する施設に送致したり、適切な施設や団体に補導を委託したりすることもある。\n/*/\n少年事件を専門にあつかう大法院は、必要に応じて、調査や審判の中で、保護者に訓戒や指導などをすることができる。\nここでいう訓戒や指導などは、保護者に少年を育てる責任を自覚させ、少年の非行を防止することを目的とする。", "part_type" "part", "localID" 7 }, { "title" "傍聴", "description" "傍聴とは、大法院の審判などを、許可を得て、その模様を静かに直接見聞きすることである。\n少年事件を専門にあつかう大法院は、犯罪少年・触法少年が関係する事件について、被害者などから審判の傍聴の申し出がある場合、少年の年齢・心身の状態・事件の性質・審判の状況などを考え、少年の健全な育成をさまたげるおそれがなく納得できると考えられるときは、その申し出をした者に対し傍聴することを許すことができる。\nただし、傍聴を許すためには、弁護士である付添人の意見を聴かなければならない。\nこの場合、少年に弁護士である付添人がいないときは、弁護士である付添人を付けなければいけない。\nただし、少年や保護者が、弁護士である付添人を必要としない意思を明確に示した場合、付添人の意見を聴かずに傍聴を許すことができる。\n/*/\n審判の傍聴を許すか否かを判断する際、少年が、一般に、精神的に未成熟であることを考えなければならない。\n/*/\n審判の傍聴を許す場合、傍聴する者の年齢や心身の状態などを考え、その者が著しい不安・緊張を覚えるおそれがあると考えられるとき、その不安・緊張を緩和するために適切で、かつ審判に不当な影響を与えるおそれがないと認める者を傍聴する者に付き添わせることができる。\n審判を傍聴する者やそれに付き添う者の座席の位置、審判をおこなう場所における職員の配置などを決める際、法の司は、少年の心身におよぼす影響に配慮しなければならない。", "part_type" "part", "localID" 8 }, { "title" "没収", "description" "少年事件を専門にあつかう大法院は、犯罪少年・触法少年について、組成物件・供用物件・産出物件・取得物件・報酬物件を没取できる。\n/*/\n少年法において、組成物件とは、「その物の存在が、刑罰法令に抵触する行為の不可欠な要素となっている物」のことである。\nたとえば、偽造文書行使罪における偽造文書が組成物件に該当する。\n/*/\n少年法において、供用物件とは、「組成物件以外で、刑罰法令に抵触する行為に使用された物や、使用する目的で用意した物」のことである。\nたとえば、傷害事件で犯行に用意した凶器が供用物件に該当する。\n/*/\n少年法において、供用物件とは、「刑罰法令に抵触する行為にによって生じた物」のことである。\nたとえば、通貨偽造罪における偽造通貨や、文書偽造罪における偽造文書などが該当する。\n/*/\n少年法において、取得物件とは、「刑罰法令に抵触する行為にによって得た物」のことである。\nたとえば、恐喝によって得た契約書が該当する。\n/*/\n少年法において、報酬物件とは、「刑罰法令に抵触する行為の対価・報酬として得た物」のことである。\n教唆や幇助の報酬として得た物も、報酬物件に含まれる。\n/*/\n上記の他、産出物件・取得物件・報酬物件の対価として得た物も没取できる。\nたとえば、盗品を処分してその対価として得た物や、窃盗で盗んだ現金で買った物を没収できる。\n/*/\n没収できる物は、原則として、刑罰法令に抵触する行為をした者が所有・占有する物である。\nただし、刑罰法令に抵触する行為の後、事情を知って取得した物については、他者の物も没取できる。\n/*/\nちなみに、少年法で没収できる物の「刑罰法令に抵触する行為」を「犯罪行為」に置き換えると、刑法で大法院が犯罪者から没収できる物になる。", "part_type" "part", "localID" 9 }, { "title" "通知", "description" "少年事件を専門にあつかう大法院は、犯罪少年・触法少年が関係する事件の対応を決定をした場合、その事件の被害者などから申し出があるとき、その申し出をした者に「少年と少年の法定代理人の、氏名・住居」「対応を決定した年月日、決定した内容とその理由」を通知する。\nただし、その通知をすることが少年の健全な育成をさまたげるおそれがあり、妥当ではないと考えられる場合を除く。", "part_type" "part", "localID" 10 }, { "title" "記事掲載禁止", "description" "「少年事件を専門にあつかう大法院で審判を受けた少年」や「少年のときの犯罪で公訴を提起された者」については、氏名・年齢・住所・職業など、その者がその事件の少年だと推察できるような記事・写真・新聞紙・出版物などに掲載してはならない。\nなぜなら、少年は教育によって変われるという理念から、成年になってからの生活を守るためである。", "part_type" "part", "localID" 11 } ], "expanded" true, "localID" 0, "description" "流用可能" } ]
https://w.atwiki.jp/chaosdrama/pages/3183.html
平穏な日常から隔離された、一切の妥協すら許されない戦場。 頬を流れ伝い喉元に垂れる数滴分の汗が、重力に倣って焦げた地面へ落ちる音。 一人ひとりの極度の緊張が窺える、喘ぐような呼吸音。 眼前には数十はおろうかという私たちの命を奪わんとする敵、敵、敵。 ―――ふざけるな、たったの5人でどうにかなるものか。 そう、私は思った。直感的だが、それは決定的。 恐らく散開している4人の仲間たちも同じ事を考えているに違いない。 汗で滑りそうになる拳銃をきつく握り直す。最後の希望を手放してしまわないように、きつくきつく。 コンクリートの柱に身を潜めていると、30歩は離れている仲間の一人が閃光手榴弾を宙へ抛った。 空を躍る石ころ大の塊が、その体を地面に打ち付けるとバンッと乾いた破裂音と共に光源となり、一瞬の眩い光が敵の目を焼く。 ―――手を汚す準備はできた? その身を罪の炎に焦がす準備はできた? ならば蹴散らせ、ならば望めよ。 「ゴー!!」 遠くから合図が聞こえた。 私は駈ける。我先にと、針の穴ほどのか細い蜘蛛の糸を捜して、我武者羅に。 絶望の帳は、まだ上がらない。 一週間前。レリアは食べていた。 大盛りラーメンに大盛り麻婆豆腐に、大盛りシチューに大盛りムニエル、山盛りサラダに大盛りスープ。 そして極めつけに、特盛りのご飯。 「ん~……幸せー」 「よしよーし、じゃんじゃん食べていいからね」 黄ノ国に建てられたイルミナティ本部、会議室と銘打たれているはずの部屋は、もはや食堂と化していた。 20分以内に完食できれば三万円くらいは貰えるのではなかろうか。 だがそれもレリアにとっては容易い事であり、側でにこにこと眺めていたアクセリナは更に料理を追加しようと席を立つ。 「こら…いい加減にしろ、依頼だぞ」 「わっ、ご、ごめんなさい」 と、席を立ったアクセリナの肩を掴んで座らせるフリアン。 フリアンはそのまま円卓の椅子に座り、隣を歩く見慣れない人物を椅子に座るよう促した。 「どうも初めまして……名倉です」 黒いコートを揺らして椅子に座り、名倉と名乗る眉目秀麗という言葉を具現化したような痩身の美青年はにこりと笑ってみせた。 警戒や悪意を全く感じさせない完璧な笑顔で、だ。 「私がここへ依頼しにきたのは他でもない。何やら、友人がですね、不審なバッグを提げた複数の男たちが○○区のマンホールを出入りしているのを目撃したらしいのです。それがまた近所で、警察などを呼んで騒ぎを大きくしたくないんですけど……どうにかなりますか?」 「マンホール、下水道か…○○区の下水調査は月に一度だったな。……わかりました。我々の部隊を調査に向かわせますよ。組織犯罪の臭いがする」 少しだけ彼の笑顔が気になったが、それ以外は特に引っ掛かるような事もなく順調に話が進んで行った。…このムニエルちょっと味が濃い。 それから数日に亘り、青年は私たちと混じって綿密な話し合い――作戦会議を続けていった。 下水道の詳細な地図を広げて、今回の任務に抜擢されたエージェントと名倉があれこれと意見、提案をしていく。 この青年が実に聡明で、特に進んで具体的で有効そうな作戦を提案する。決定された事を理解するだけで精一杯な私とは大違いだ。 作戦決行前夜、現地へ出発する前。 「遂に、ですね。何もなければ良いのですが」 明るく装飾された、閑散としたエントランスで神妙な面持ちに名倉が誰ともなくつぶやいた。 「ハッハッハ、心配いりません。我々はプロ……ではありませんが、並の警察以上には訓練を受けてますから」 エージェントの一人が微笑しながら返し、ちからこぶを作って見せる。 そんなやりとりに私は興味を示さず、車内で食べる予定だったアクセリナ特製のサンドイッチを頬張る。 「それでも心配です、特に君。レリアちゃんだったかな。まだ年端もいかない子供だろうに……怖くはないかい?」 「ん、んっ…!? あ、んー……まぁ、お仕事だし……」 急に名前を呼ばれて喉にパンが詰まりそうになるのを堪え、私は聞き飽きた問いに言い飽きた答えを返す。 「へぇ、そう……気をつけてね」 と、青年は興味深そうに私の身を案ずる言葉を投げ掛け、 「よし、お前たち!車両に乗り込め!出発だ!」 リアセュリティのポジションを与えられているエージェントの合図で、名倉との会話を終わらせた。 車両の中、私の脳内を嫌な予感がぐるぐると駆け巡っていた。 優しく私の身を案ずる言葉を吐いたその顔が、歪曲した笑顔に満ちていたのだ。 ―――もしかすると。本当にもしかすると、このお仕事が、最後になるかもしれない。 作戦開始から、ゆうに3時間は経とうとしていた。 静寂に包まれた下水道――爆発で瓦礫となったコンクリートの岩に、背中を預けてずり落ちるように座る。 噎せ返るような血の臭いが鼻をつく。 幾度となく鼓膜を叩き、つんざくような破裂音がまだ耳の奥で木霊しているような気がする。 銃弾を受けた肩と脚が、熱された金属棒を押し当てられているかのように痛む。 だけど、3時間ぶりの安堵の中ではそんな痛みも些細なものに思えた。 ―――今回の作戦で、たぶん3人死んだ。1人は気を失ってる…部隊壊滅だ……本部に回収を要請しないと。 耳にかけているイヤーフック型の無線に手を添え、本部へ連絡を取ろうとした時、 ひとりの男が岩の裏から現れ、素早く私の無線を取り上げてしまった。 「やぁレリアちゃん。ご苦労様、よく生きてたね」 ―――名倉だ。やはりこの男が裏で手を引いていた。私たちは嵌められたんだ。 「うわ、うっわー。そんな怖い顔しないでよ。似合わないぜ?」 言うが早いか、私は脇のホスルターに収納してある拳銃を引き抜いていた。 しかしそれは名倉も予測していたようで、私が拳銃を引き抜いて照準を合わせる動作の途中で蹴りが飛び込んできて、強い衝撃を受け拳銃が遠くへ滑っていった。 「子供がそんな危ない物持っちゃダメだって、玩具じゃないんだよ?それ」 「どうして……こんなことッ……!」 なんとか声を絞り出す。悔しさと苛立ちで唇を強く噛み、口の中に鉄くさい血の味が広がっていく。 薄ら笑いを貼り付けて剥がさない名倉は、まるで青空が明るく話しかけてくるような透き通った声で言った。 「君が弱った姿を、写真に撮りたかっただけだよ!」 ―――この、外道……ッ。 「ほらほら、いいから写真撮ろうよ!写真!ピースだよ、いいね?」 にこにこと楽しそうにスマートフォンを取り出し、凭れて座る私の横に身をかがめ、カメラのレンズをこちらに翳した。 当然私はピースをする気など毛頭なく、目を伏せて項垂れていた。黒幕が隣に居るのに何もできないのが悔しくてたまらない。 「つれないねぇ、ピースしてくれないんだ。いいよ、俺だけでもピースするから……いくよー?ハイ、チーズ」 名倉は満面の笑顔でシャッターボタンを押す。スマートフォンがカシャリと無機質な音を立てた後、名倉は腰を上げて続けて言葉を発そうと口を開く。 そしてその言葉は突然で、私が予想だにしないものだった。 「ねぇ、この血まみれな君の写真さあ……槭くんに見せたら、どんな顔すると思う?」 「――――えっ?」 絶望の帳は、まだ上がらない。
https://w.atwiki.jp/niconico_singer/pages/517.html
名前:絶望コアラ 通称:絶望コアラ よく使われるタグ:なんだこれ、おれらのうた 声の特徴:普通の声 作品の特徴・傾向 実際に体験した出来事や自身の事、家族の事を替え歌にして紹介している。 しかし決して歌が上手い訳ではなく、動画中に出てくる本人が書いた絵も酷い仕上がり。 現在は"ぜあらる。"という名前に改名。そして、大根の扶養者となった。 人物・その他の特徴 動画自体にそこまでの魅力は無いが、替え歌のセンスに関してはそこそこ定評がある。 ごく稀に「もっと評価されるべき」タグが付けられている時がある。 が、すぐ消される。 現在は"ぜあらる。"という名前に改名し、踊り手である大根の撮影、編集、振り付け指導等を担当しているという設定。たまに自身も踊ってみたに参加している。実際は大根の中の人として踊っているので踊り手をメインにしていると言っても過言ではない。 動画 公開マイリスト いきものがかり「SAKURA」の替え歌 「ANEKI」 坂本真綾「トライアングラー」の替え歌 「ソウジシナクチャー」 関連動画(合わせてみた等) 編集業務連絡 大根の扶養者になった旨、現在は踊ってみたメインとなった旨、 名前もぜあらる。へと解明した旨を記載しました。 -- 名無しさん (2011-07-31 11 04 41) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/dimensionzero/pages/1298.html
絶望の城砦(ぜつぼうのじょうさい) 絶望の城砦 ベース 使用コスト:黒3無2 タイミング ノーマル このカードと同じラインのスクエアにあるすべてのあなたのユニットに以下の能力を与える。 『このカードは前方のバトルスペースのスクエアにしか移動できない。』 このカードがスクエア以外からスクエアに置かれた時、このカードがスクエアにあるならば、 あなたは自分の墓地にある対象のユニットを1枚選び、このカードと同じラインのユニットのない自軍エリアの対象のスクエアにフリーズ状態で置く。 このカードがスクエアを離れた時、あなたはこのカードの効果でスクエアに置かれたすべてのカードをゲームから取り除く。 史上屈指の文章量を誇るベース。 内容をまとめると この列では前にしか移動できません。 これを置けた場合は墓地のユニットが1枚オマケで配置できます。 もしもベース割りを喰らったら、オマケのユニットはリムーブゾーン送りになります。 といった具合になる。 ユニットがおまけで付く点以外はデメリットなので、間違っても真ん中に置かないようにしよう。 奇襲性を求めるならば、高コストでリリースギミックのある「悪魔竜サルガタナス」等が適任。 収録セット サード・センチュリー エキスパンション 敵陣を貫く疾風(026/100 レア) イラストレーター 米川 東? 関連リンク 参考外部リンク
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/11486.html
CHA/W40-T09 カード名:絶望の旋律 カテゴリ:クライマックス 色:黄 トリガー:1・風 【永】あなたのキャラすべてに、パワーを+1000し、ソウルを+1。 (風:このカードがトリガーした時、あなたは相手のキャラを1枚選び、手札に戻してよい) これで兄はギターを弾いているつもりなんです。 唸って聞こえるのは、メロディ、主旋律なんです レアリティ TD 15/09/07 今日のカード。 ・対応キャラ カード名 レベル/コスト スペック 色 “青春の行方”友利 奈緒 3/2 10000/2/1 黄
https://w.atwiki.jp/20thcenturyboys/pages/48.html
新青少年保護育成条例(しんせいしょうねんほごいくせいじょうれい)は、2015年の段階で適用されていた条例。おそらく”ともだち”あるいはその一味によって定められたものと思われる。詳しい内容は不明。条例に違反すると、刑務所送りになる。角田はこの条例に違反した漫画を描いてしまった為に海ほたる刑務所へ送られた。
https://w.atwiki.jp/kobetakigawa/pages/209.html
何でこンなッたん? 出会ッたのは去年の冬 毎日が楽しかッた。大好きやッた。 でも、春に別れ 関係も立ち切ッた。 あの子があンなんに なるとか考えても 思ッたリもせンかッた。 仲良L1ッて思ッとッたのに 結局はなんなン?!! 信じとッたのに。 やのに・・・・信じとッた。 関係なL1ッて。 ……最悪や。 9/2801 53 Hの元彼女のHP日記 被害生徒とはWデートをするなど面識があった (TVインタビューに答える少年Hの母親) 中学時代 9月17日逮捕時の年齢は17歳(生年月日は1989年9月18日~1990年4月2日)。住所は西宮市であった。 中学は神戸市北区の市立広陵中学校であり、西宮市の総合選抜を避けた越境通学か中学卒業後に引越したものと見られる(越境通学の場合、中学時代の住所は西宮市山口地区と推測される)。週刊新潮記事によると、事件前には同じ西宮市甲子園近くの高級マンションへと引っ越したとされる。 中学時代を知る同級生からの証言によると、生徒会長をしていたこともあり、成績も良くクラスのムードメーカー的存在だったという。 一方、生徒会長だったときは、変わり者で特に親からの評判は良くなかったという。 また「何でもノリでいきているような奴」、「授業中は騒ぎ放題」、「いじめとまではいかないが嫌がらせ的なことをしていた」と評されており、中学時代から素行に問題があったと思われる。 「まさかあいつが」という感想もあるが、「加害者だと聞いてやっぱりかって思うような奴だった」、「アイツの性格じゃイジメに荷担したっていうのは納得出来る」と複数名からの指摘があった。 高校受験では、県立兵庫高校受験を断念して滝川高校に進学したとされる(通常、兵庫高校の併願はⅡ進のためHはⅡ進を落ちてⅠ進で入学したと思われる)。 高校入学からフットサルサークル結成 滝川高校へ入学後、1年次は6組で被害生徒や少年B、少年Yらと同クラスであった。被害生徒との接点ができたのは、5月の学園祭前であった。 新聞報道によると、学園祭のコンテストに出ようと少年Bとその友人だった被害生徒を誘ったことがはじまりであった。 1年次の終わりごろには、少年Y、少年Eも加わり一緒にフットサルサークルを結成するまでに親しくなっていた。 フットサルサークル「瀧川VECTORS」が本格的に動き出すのは、2年次に入ってからである。少年Hは2年次も同クラスであり、このころにはフットサル サークル内で被害生徒ともっとも仲が良かったとされ、夏休みには毎日のように市総合運動公園でフットサルの練習をし、その合間に一緒に予備校の夏期講習に通った。 8月5日には、avexオーディション2006(兵庫地区)で被害生徒と参加し「アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士」を歌っている。 しかしこの時期からすでにいじめの兆候は見られていた。7月ごろには、当時の担任教師が「彼をいじめるな」と注意しているのを目撃されているという報道があり、また一学期末テストの成績が悪かったという理由で、被害生徒をソフトモヒカンにしている。 高2秋~冬、いじめ行為への転落 9月中旬には被害生徒ともに副会長として、生徒会選挙に立候補する。その際の演説会で少年Hは、上半身を脱いでマイクなしで「アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士」の選挙用替え歌を歌ったという。 この行為はかなり場を寒くさせたようで、当時の2ちゃんねるへの書き込みや他の生徒のHP日記にも記載されていた。 被害生徒への「いじり」が酷くなったのはこのころからと、複数の記事では報じられている。 Y、Eらとともに被害生徒のカバンの中や机の上に紙粘土を入れるなどの嫌がらせを行っている。 またこのころに作成されたと思われるフットサルサークルのHの紹介は、次のようにある。 〈副キャプテン. チキン. 最近パス出すようになった、いいわけの鬼"笑" 一応、○○○○(被害生徒の名前)調教係 〉 秋には、ばちこいたら一万円払うという約束を被害生徒がさせられるが、少年Hはこのときのことを逮捕前の作文で〈被害生徒の自慢話がうそだとばれ、 〈「次からパチこくたびに1万円ずつ払うから」と言った〉〈チームの一人が口も聞かなくなり、(自殺した生徒は)とてもつらそうだった〉と書いている。 この「約束」後、被害生徒のメールアドレスと「約束」は急速に仲間以外に広まったが、Hがどのような役割だったのかは不明である。 冬になると、グループの少年らとお好み焼き屋へのパシリとタカリ行為、ソフトモヒカン刈りにする、陰毛を剃り下半身を写真に撮りクラスメイトに見せるなどの行為を犯した。 Hの母親のインタビューによると、PK勝負をして負けた被害生徒に対し、「罰ゲーム」と称して下半身裸の写真を撮ったという。 12月27日には、被害生徒、Y、Eとともに女子高生とカラオケコンパをし、その縁で彼女ができた。被害生徒とともにWデータを繰り返すなど、友人関係 も一方では続いていた。 しかし4月3日に彼女の方から別れを告げられている。その日の元彼女のHP日記には 「あL1つ……ダボやな 泣L1て、すっきリしな」 と綴られている。 高3、犯罪行為へ すでに被害生徒の中傷サイトとなっていたフットサルサークルのHPが閉鎖されたという4月はじめ、フットサルサークルHPの変わりに被害生徒のHPを作ろうと提案したのは、少年Hである。 被害生徒自らが作ったように偽装され、そこには住所や実名、メールアドレスなどのほか、下半身写真や悪質ないじめ画像が掲載されていたとされる。 バチこくたびに一万円という約束も、被害生徒の言葉じりを捉え、急速に罰金が増え総額40万とも50万ともいう金額になった。 この罰金を払わせるために、このころから少年Hは、少年B、少年Yと相談して、頻繁に被害生徒の携帯に恐喝メールを送りつけるようになる。 恐喝メールの内容は、 「たまった金を払え」 「金はどうなった」 「五万円でいい。払わなければ何されるか分からへんで」 「自分には5万円でいい。ほかには3万円支払ってくれ。それが限界やろ」 などと書かれていた。 犯行内容 恐喝未遂罪の証拠となったのは、6月25日に送ったメールである。報道機関により、違いがあるが以下のような内容であった。 「夏休みまでに払わんかい。ほかのメンバーには3万円ずつ払え。払わなかったら何をされるかわからんで」 「自分には五万円。ほか(の仲間二人)には三万円。夏休み明けまでに払わんと何されるか分からへんで」 「おれは5万くらいでええよ。夏休みまでに払わなければ倍の金額を2学期中に払わせるか、学校に発覚していない万引の事実を公表して退学にさせるか、クラスのメンバーを勢ぞろいさせてリンチをさせるかの選択になる」 「夏休み明けまでに金を払わなければ2倍の金額を払わせる。それが無理ならメンバーを勢ぞろいさせて登校拒否にさせる」 これらの恐喝メールは、被害生徒に送りつけた後、少年B、少年Yにも転送していた。 また自殺当日に、被害生徒と親しげに話しているのを複数の生徒が目撃しているとされる。 逮捕前までの行動と供述 自殺翌日の朝礼では、見ていて惨めになるくらい泣いていたという。 またH逮捕時の学校側の発表によると、少年Hは被害生徒の告別式で棺を少年Y、少年B、少年Kらとともに担ぎ、その翌日からの期末テストを休んでいたことが明らかになっている。 このころ学校が書かせた作文によると、 HPでの中傷について〈途中でおもしろくなって参加してしまった。今思えば非常に悔やまれる〉 〈自殺の兆候はたくさんあった〉とし、〈救えなかったことが悔しくてなりません〉とつづっていた。 〈成績が思うように上がらず、志望校合格は難しい〉と悩んでいたことを明かし、 〈今は彼を救えなかったことがくやまれてなりません。きっと唯一、私にしか話せないこともたくさんあったでしょう〉 〈もっともっと長生きさせてやれたと思うと本当に悔しいし、ただつらい〉 と締めくくっていた。 一方、警察からの事情聴取に対して、「遊びだった」「冗談だった」と話す一方で、聴取後には 「うそをつけばばれない。警察は怖くない」「警察の調べにうそをついてもばれない。なまっちょろいもんや」 などとメールを少年BやYに送っていたという。 逮捕後の供述と処遇内容 逮捕は9月17日。立件は恐喝未遂だった。逮捕時の供述は 「初めは冗談のつもりだったが、次第に遊ぶ金がほしくなって、本気で金を脅し取ろうと思った」 と犯行を認めていた。 さらに9月20日のNHKによると 「恐喝などしたくなかったが、財務大臣にしてやるから現金を集金しろと仲間に言われた」 とし、「金を脅し取ろうとした携帯電話のメールは仲間と相談して送った」 と少年B、少年Yからの命令→共謀と供述内容を変えている。 しかし10月2日の朝日新聞によると、 「全くの冗談で、お金を取る気持ちはなかった。恐喝したとか自殺の原因をつくったと言われるのは心外です」 と犯意を否認し、被害生徒への謝罪などもないと報じられた。 また同日弁護人が恐喝未遂罪は成立しないという上申書が提出された。 10月5日放送のMBSでは、Hの母親がインタビューに答え、5組生徒に「真相を知りたい」と作文を書かせたことを認めており、作文を読んだH保護者が否認に至る過程で影響を与えたものと推測される。 しかし同日に神戸地検は、少年院送致が相当とする異例の厳しい意見書をつけ、少年鑑別所へ収容された。 神戸家裁の審判は、観護措置の最長延期期間の1日前に当たる10月31日であった。 三宅知三郎裁判官は、試験観察とする中間処分を決定した。家裁調査官に少年の様子を観察させたうえで、改めて審判を開いて処分を決めるとされ、試験観察となった。 2008年2月27日に二回目の少年審判が開かれ、三宅知三郎裁判官は「少年なりに本件を振り返る努力を積み重ねてきた。要保護性は段階的に解消されつつある」と判断し、保護観察処分となった。
https://w.atwiki.jp/majonaka/pages/51.html
『魔女が絶望を振り撒かない世界にする!それが私の願い!』 ○クリームヒルト・グレートヒェン [Kriemhild・Gretchen]:鹿目 まどか 〔KANAME MADOKA〕 救済の魔女、その性質は『慈悲』。 前の時間軸で契約したまどかが魔女になった姿。ワルプルギスの夜を撃破したものの、ソウルジェムが濁り、魔女と化したが、フィナロッテの契約後は少女の姿に再構成された。 見た目はまどかにそっくりであるが、黒を基調とした服装と瞳も少し赤を帯びているなど、魔女の頃の名残がある。髪型はツインテだったが、2つあるリボンの1つをほむらに与え、現在はポニテに変えてる。 笑い声は『ウェヒヒ!』。 彼女の願いは『魔女が絶望を振り撒かない世界にする』ことで、それが『魔法少女と魔女が共存する時間軸』が誕生した。 さらにギーゼラをグリーフシードから復活させて次の時間軸に送り込み、 2体の無害な使い魔であるティロッテとフィナレッテを生み出し、擬似グリーフシードの容器ごと次の時間軸に送ったりして2つの時間軸に接点を作った。 しかし、彼女の願いに使い魔は含まれなかったため、一部を除いた使い魔は魔獣と同じく危害を加える存在となってしまい、それが彼女の使い魔であるアーレロッテの反乱を間接的に作ってしまう…。 まどかに途轍もない素質があるように、彼女は莫大な魔力が備え付けられている。さらにソウルジェムを必要としない。 だが元々の性質が『慈悲』なのか戦闘能力は皆無であり、戦闘では必ずまどかとペアになって行動して、まどかの体を通じて魔力を送り込み、武器を生み出す。また、まどかのリボンをつかむことで武器を使う事が出来、絶大な力を発揮する事が出来る。 武器は『魔法弓』。そこからピンクの軌跡を描く光の矢を放つ。矢の軌道を変えるほか、一度に複数の矢を構えて発射することも可能。 終末の矢(フィニトラ・フレティア) クリームヒルトの必殺技。原作にもある。 「希望を持ってた人たちが絶望で終わるなんて間違ってるよ。誰だって幸せに生きたいと思うはずだもん。そんな世界を壊そうとするあなた達は……… この私が救済してあげるッ!!!」
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/53428.html
登録日:2023/02/25 Sat 23 59 03 更新日:2024/08/29 Thu 18 28 26NEW! 所要時間:約 22 分で読めます ▽タグ一覧 2023年上半期の主役にしてラスボス 3ターンキル DM DM22-EX2 どうあがいても絶望 どうしてこうなった ぶっ壊れ ぼくのかんがえたさいきょうのクリーチャー みんなのトラウマ やべーやつ インフレ インフレの極致 ウンチホープとはえらい違い オリジン クソゲーの押し付け合い ゴッド サガ サガマスターズ ソリティア チート チーム零カラー デュエマ デュエマ史上最も騒がれた一枚 デュエル・マスターズ バランスブレイカー ボルバルの再来 ループ 偽りの神 単体ゴッド 即死コンボ 多色 多色クリーチャー 実質エクストラウィン 対話拒否 強い方の絶望神 最強 殿堂入り 殿堂入り最速記録更新 水/闇文明 水文明 水文明のクリーチャー 絶望 絶望神 絶望神サガ 賛否両論 逆アンチホープ 闇文明 闇文明のクリーチャー 黒歴史 オリジンが塗り替えた歴史において、五龍神同様に厄介な存在はゴッドであった。 彼らは自分たちのルーツでもある「サガ」をゴッドとすることで、 かろうじて自分たちが世界創世の正統な後継者であるように偽っていたのだった。 ミスティ・レポート 第七章『偽りの神について』より 《絶望神サガ》とは、TCG「デュエル・マスターズ」のクリーチャー。 DM22-EX2「ヒーローズ・ダークサイド・パック 闇のキリフダたち」に収録された水・闇レインボーのゴッド/オリジンである。 ●目次 解説 相性の良いカード サガループ ループで使用されるカード絶望神サガ ループ前の準備 サガの両腕 フィニッシュ手段1.DOOM型1.1シャコガイル+イワシン型 1.2Vol-Val-8型 2.ダンタル型 対策ループが始まる前に勝つ 墓地リセット メタカードによる妨害 主なデッキタイプ【DOOMサガ】 【ダンタルサガ】 【青黒赤サガ】 その他の相性のいいカード 関連カード 背景ストーリー 備考ゴッドとして 発売前の反響について 殿堂入り後 余談 解説 絶望神サガ R 水/闇文明 (3) クリーチャー:ゴッド/オリジン 3000 このクリーチャーが出た時、または自分のターンのはじめに、カードを1枚引き、自分の手札を1枚捨てる。その後、自分の墓地にクリーチャーが3体以上あれば、コスト5以下のゴッドまたはコスト5以下のオリジンを1体、自分の墓地から出してもよい。そうしたら、このクリーチャーを破壊する。 あの《創造神サガ》の派生クリーチャー。 cipとターン開始時に手札交換を行い、条件次第でコスト5以下のゴッドorオリジンの蘇生も追加で発動できる。 3マナというお手軽さで手札交換を行える優秀なシステムクリーチャーであり、一度召喚すれば毎ターン手札の質と墓地を高められる。 更にクリーチャー3体が墓地に貯まると、手札交換の後でコスト5以下のゴッドかオリジンを踏み倒すことができる。 ゴッドと言えばG・リンクによって強力無比な能力を発揮するクリーチャーが多い一方で、リンクさせるために特定のクリーチャー2~3体を並べなければならないハードルからなかなか決めにくいギミックだった。 しかしサガがいれば、手札にダブついたゴッドを墓地に落としつつコストによっては召喚するより早く場に出し、G・リンクを早期に成立させる事が出来る。 ただ、こちらの効果は発動するともれなくサガが自壊してしまうデメリット付きのため、手札交換と異なり毎ターンの使用は出来なくなっている。 コスト5以下のゴッドやオリジンには優秀なクリーチャーも多く、自壊のデメリットを考慮してもなおゴッド及びオリジンデッキの救世主となる優良カードに仕上がっている。 相性の良いカード 《邪道神キキ》&《外道神カイカイ》 奇々怪々でお馴染みの悪童ゴッド。 両方ともコスト5である事からサガによる踏み倒しに対応しており、色も合っているので同じデッキに組みやすい。 リンク状態では自分がカードを引いた時にその数だけ相手の手札をハンデスする効果が発揮されるため、サガと並べれば毎ターンの手札交換によって相手の手札を確実に削いでいくコンボが決められる。 《極限超絶神ゼン》&《極限究極神アク》 ゴッド・ノヴァOMG化したゼンアク。 本家は両方ともコスト7なのでサガでは対応していないが、極限の方なら2体ともコスト4のためサガから踏み倒せる。 リンクが成功すれば、漏れなく派生元の《創造神サガ》や《破壊神サガ》にも繋げられる。 ヘヴィ・デス・メタル 右神の《龍神メタル》と本家《破壊神デス》には対応していないものの、最も強力な《龍神ヘヴィ》及びデスのリメイクである《暗黒破壊神デス・フェニックス》を蘇生させる事ができる。 特に暗黒破壊神の方は墓地進化Vによって召喚される上に、メテオバーンでヘヴィ及びメタルを墓地から蘇生できるため、手札交換しながら墓地肥やしもできるサガとの相性は良好。 神帝 縦横2枚の4枚で構成される4体神。 なんとアージュ以外の全員に対応しており、自身の色的にも水闇神帝と闇単神帝の両方に対応している。 他にも墓地肥やしを重ねる事で、墓地にあるゴッドの数だけパワーが上がるスヴァのパンプアップにも貢献できる。 起源神 G・リンクの中でも屈指のハードルを誇る事でお馴染みの六体神。 しかしサガの手に掛かればアトムとプロトン以外の四体神を蘇生可能であり、G・リンクが格段に成立しやすくなる。 手札交換にエレクトロンが反応し、山札から2枚引いて2枚捨てられるのも嬉しい。 ここで終われば優秀なゴッドとオリジンのサポートで済んだのだが… サガループ デュエマのプレイヤーなら…TCGに触れた事がある人なら既に気付いているかもしれないが、効果テキストを今一度読んでほしい。 コスト5以下のゴッドまたはコスト5以下のオリジンを1体、自分の墓地から出してもよい。 サガのコストは3で、その種族はゴッドとオリジン。サガ自身がリアニメイトの対象に入っている。 こういった能力の場合、「《絶望神サガ》以外の」という指定が普通ならば入っているが、サガにはそれがないため、これは《絶望神サガ》から《絶望神サガ》への踏み倒しが可能という事を意味する。 加えて、 そうしたら、このクリーチャーを破壊する。 サガはこの効果によって自壊し墓地に行く。前述の通り、墓地にあるサガは《絶望神サガ》の蘇生対象となる。 もし、サガの効果によって墓地にある別の《絶望神サガ》を蘇生した場合、効果が解決し終わった段階で効果を使い切ったサガが墓地にあり、バトルゾーンには今しがた蘇生して出た時効果の誘発を待機している《絶望神サガ》。 つまりは… 1.墓地にクリーチャーが2体以上いる状態で《絶望神サガ》Aの誘発効果を発動する。 2.手札交換によって、墓地に2枚目の《絶望神サガ》があるなら適当なクリーチャーを、ないなら手札の《絶望神サガ》を捨てる。 3.墓地の《絶望神サガ》Bを蘇生させた後、場の《絶望神サガ》Aが自壊する。 4.場に出た《絶望神サガ》Bのcipが発動し、手札交換しながら墓地の《絶望神サガ》Aを蘇生させて自壊する。 5.場に出た《絶望神サガ》Aのcipが発動し、手札交換しながら墓地の《絶望神サガ》Bを蘇生させて自壊する。 6.以下、4と5を繰り返す。 という一連のループにより、デッキが尽きるまで延々と墓地を肥やす事が可能となっている。 デュエマに限らずTCGにおいて墓地は貴重なリソースであり、墓地にカードを重ねていく事で強力な効果や様々なコンボを決められるようになっている。 それをこのカードは、必要枚数2枚という緩すぎる条件とわずか3ターン目から始動可能という早すぎる展開スピードによって、無限墓地肥やしという絶大なアドバンテージを稼いでくれる。 詳細なやり方は後述するが、このループを活用する事によって3ターンキルも容易に実現できてしまう。 ループ系のデッキは基本的に必要カードが複数種に渡る上に手順も複雑で、歴代屈指の規制スピードで界隈をザワつかせたかの【ヨミジループ】もループに入るためには3種類のカードを必要としていた。 それを考えるならば、たった1種類のカードを2枚組み合わせただけでここまでお手軽にループを構築できるサガは極めて異例。 あまりにも異常すぎるその性能から、発表当初はユーザーからエラッタやテキストミスが疑われたりした(後述)。 そんな本カードは登場からわずか半年で数多くの大会で大暴れ。そして散々悪用された結果として、2023年8月11日付で殿堂入りを果たす事になった。 殿堂入りまでに要した日数は174日。これは実質的な(*1)デュエルマスターズ史上最速の規制である。そしてこれでも遅すぎたという声は少なくない。 世に出てから規制されるまでの約半年間環境に甚大な影響を与え続けた、デュエマ史上トップクラスにぶっ壊れたカードの1枚である。 ループで使用されるカード 絶望神サガ 絶望神サガ R 水/闇文明 (3) クリーチャー:ゴッド/オリジン 3000 このクリーチャーが出た時、または自分のターンのはじめに、カードを1枚引き、自分の手札を1枚捨てる。その後、自分の墓地にクリーチャーが3体以上あれば、コスト5以下のゴッドまたはコスト5以下のオリジンを1体、自分の墓地から出してもよい。そうしたら、このクリーチャーを破壊する。 周辺パーツの前にまず《サガ》本体の性能を再確認。 同名2枚でループするこのカードだが、そのループが発生するのは最速で3ターン目。2023年のデュエマではその後一切の反撃を許さずに勝つことも難しくなく、最速3ターンという数字はそのまま最速3キルを意味する。 サガループに入る=勝ちであり、サガデッキはサガループに入ることを最終目標に試合を進める。 ループ以外の点に着目すると、《サガ》は素で手札交換能力を持っており、3コストと軽いこともあり自身が2枚目の《サガ》を探す潤滑油として機能する。 《サガ》2枚が揃っていなくともトップに賭けて召喚できる他、毎ターン開始時にも使えるため3コスト払ってポン置きしても十分な働きを見せる。 そして無視できないのがコスト5以下のオリジン及びゴッドの蘇生。この蘇生範囲には《サガ》以外にも強力なカードが存在しており、そちらの踏み倒しとしても優秀。 詳しくは後述するが踏み倒し札としての役割を持ったことで《サガ》はループパーツの枠を超えた活躍をすることになる。 ループ前の準備 氷牙レオポル・ディーネ公 C 水文明 (4) クリーチャー:サイバー・ウイルス/ナイト 2000 自分が呪文を唱えた時、カードを1枚引いてもよい。 エマージェンシー・タイフーン C 水文明 (2) 呪文 S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい) カードを2枚まで引く。その後、自分の手札を1枚捨てる。 龍装者“JET”レミング UC 火文明 (3) クリーチャー:ドラゴンギルド/ビートジョッキー 2000+ 自分の手札を捨てた時、このターン、このクリーチャーのパワーを+4000し、「W・ブレイカー」を与える。(「W・ブレイカー」を持つクリーチャーはシールドを2つブレイクする) ローレンツ・タイフーン UC 水文明 (2) 呪文 カードを2枚引く。その後、自分の手札を1枚捨てる。 サガループの条件である①サガ2枚と②墓地にクリーチャー2体を同時にサポートするカード。 いずれも2マナで手札交換が行えるツインパクトカード。クリーチャーを捨てればこのカード自身と合わせて墓地にクリーチャーが2枚揃う。 そのため、2ターン目にこれらのカードで手札交換、3ターン目に《サガ》召喚でループに入る3キルムーブがサガの黄金戦術。相手の墓地リセットに対しても5マナ以上あれば《エマタイ》+《サガ》で墓地0から即座にループ突入も可能。 これらの呪文はあくまでただの手札交換でしかなく、どれだけ打っても手札の枚数は減らないし、なんなら打てば打つほど手札の質は良くなる。 この手札の質に裏付けられた対応力の高さによりサガは3キルデッキながらむしろ長期戦をこそ支配した。 サガの両腕 蒼狼の大王 イザナギテラス P(VR) 水文明 (4) クリーチャー:ナイト/オリジン/ポセイディア・ドラゴン 3000 ブロッカー このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から5枚を見る。その中から1枚を手札に加え、残りを好きな順序で山札の下に置く。その後、コスト3以下の呪文を1枚、自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。 冥界の不死帝 ブルース P 闇文明 (2) クリーチャー:アウトレイジMAX 13000 T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3枚ブレイクする) 自分の墓地にあるカードが13枚より少なければ、このクリーチャーは攻撃できない。 自分のターンの終わりに、自分の山札の上から1枚目を墓地に置いてもよい。 「迷いはない。俺の成すことは決まった」 P 闇文明 (3) 呪文 S・トリガー コスト3以下のクリーチャーを1体、自分の墓地から出す。 《サガ》の右腕と左腕と称しても過言ではないほどサガデッキを支える重要な2枚。 《蒼狼の大王 イザナギテラス》は《サガ》から変換可能な4コストのオリジンで、cipで手札補充をしながら3コスト以下の呪文を踏み倒すことができる。チャージャー呪文でアンタップマナ生成、除去呪文でメタクリ突破、展開呪文でループ補佐…など手札消費を抑えながら多彩な仕事を行えるとても器用なカード。 《サガ》からの蘇生範囲にこのクリーチャーが存在したため、《サガ》は2枚揃ったら勝つ強力なフィニッシャーでありながら1枚でも初動や除去、妨害やブロッカー展開などを兼ねる多機能カードとして働いた。 《冥界の不死帝 ブルース/「迷いはない。俺の成すことは決まった」》は下面の呪文が重要で、その下面はサガを蘇生することができるS・トリガー呪文。 当然トリガーで踏ませて墓地に《サガ》含むクリーチャーが2体以上いればそのまま相手ターン中にサガループに突入することができる。 そしてこの呪文は3コスト。つまり《イザナギ》から唱えられる。これにより《サガ》⇒《イザナギ》、《イザナギ》⇒《迷いはない》、《迷いはない》⇒《サガ》とお互いを踏み倒し合う関係が発生する。先述した《サガ》の多機能性はこの相互踏み倒しにより他の2枚にも拡張され、サガデッキの強固さに繋がった。 特に《サガ》から蘇生した《イザナギ》で《迷いはない》を唱えると《サガ》を蘇生してサガループに帰還できることは重要。 例えば公開領域に2枚目の《サガ》がまだ存在しない段階でも《サガ》→《イザナギ》→《迷いはない》→《サガ》とつなげることでデッキの上から7枚を確認でき、その中に2枚目の《サガ》が存在すればそのままループに突入可能。《サガ》が2枚揃っている段階でもこの動きでデッキボトムを固定でき、また相手ターンのループではこの動きで盤面にブロッカーの《イザナギ》を並べ、半端な攻めなら受けきることが可能である。 《イザナギテラス》については個別項目も参照。 フィニッシュ手段 環境で活躍した【サガループ】には、大きく分けて初期から存在した【DOOM型】と中期から頭角を現した【ダンタル型】の2種類が存在した。 1.DOOM型 超神星DOOM・ドラゲリオン SR 闇文明 (12) 進化クリーチャー:フェニックス/デーモン・コマンド/ドラゴン・ゾンビ 12000 このクリーチャーの進化元クリーチャー1体につき、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。 超無限墓地進化:クリーチャーを1体以上自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつ出す。 T・ブレイカー メテオバーン:このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚、墓地に置いてもよい。そうしたら、相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、その選んだクリーチャーのパワーを-9000する。その後、進化ではないクリーチャーを1体、自分の墓地から出す。 《超神星DOOM・ドラゲリオン》は《超神星DEATH・ドラゲリオン》の転生版で、攻撃時に墓地から進化以外の好きなクリーチャーを踏み倒せる超大型クリーチャー。額面コストは12と重いものの、墓地から進化元として重ねたクリーチャーの数分軽減されるため、デッキのほぼすべてを墓地送りにしたサガループ後の状態では僅か1マナで召喚可能。 ループの締めとして《黙示賢者ソルハバキ》を出す、または《イザナギテラス》で闇のチャージャー呪文を唱えることで闇の1マナを生成、《DOOM》から以下のクリーチャーを踏み倒すことでフィニッシュする。 1.1シャコガイル+イワシン型 水上第九院 シャコガイル SR 水文明 (9) クリーチャー:ムートピア 13000 T・ブレイカー このクリーチャーが出た時、自分の墓地にあるカードをすべて山札に加え、シャッフルする。 相手のターンのはじめに、カードを5枚引き、その後、自分の手札を3枚捨てる。 自分の山札の最後の1枚を引く時、ゲームに負けるかわりに勝つ。 一なる部隊 イワシン UC 水文明 (2) クリーチャー:ムートピア 1000 このクリーチャーがどこからでも墓地に置かれた時、カードを1枚引いてもよい。そうしたら、自分の手札を1枚捨てる。 《サガ》が公開されてから最初に考案されたタイプのデッキ。 サガループでデッキを1枚にした後《DOOM》を召喚、《DOOM》の攻撃時のメテオバーンで《イワシン》を落としつつ《シャコガイル》を蘇生する。 すると《シャコガイル》の墓地リセットと《イワシン》の手札交換が同時に待機するので、後者を先に処理して山札を引き切ってEXWinとなる。 シールドに1枚も干渉せずに特殊勝利が成立する、S・トリガーが全く通用しない恐ろしいコンボのためDOOM型の中でも採用率は高め。 しかし23年3月殿堂で《イワシン》が殿堂入りしたことで盾落ちのリスクが高まり、フィニッシュ手段をこれ1本に頼ることは危険になった。 1.2Vol-Val-8型 禁断竜王 Vol-Val-8 KGM 水/火/自然文明 (9) クリーチャー:ディスペクター/アーマード・ドラゴン/アース・ドラゴン/禁断 54321 EXライフ スピードアタッカー T・ブレイカー ジャストダイバー(このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは相手に選ばれず攻撃されない) このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から5枚を見て、その中から2枚まで手札に加える。残りを好きな順序で山札の下に置く。その後、パワー6000以下のクリーチャーをすべて破壊してもよい。 自分のターンの終わりに、このターン、クリーチャーが4体以上破壊されていれば、このターンの後に自分のターンを追加する。 サガループの過程で破壊カウントが大量に貯まることを活かし、《Vol-Val-8》で追加ターンを取って殴る型。追加ターン+ジャストダイバーでそこそこのトリガーはケアできるとはいえ、相手のシールドに真正面から付き合っているのでループ後の勝ち手段としては比較的不安定。 それでも「《DOOM》以外のフィニッシュパーツが1枚でいい」という利点を生かし、特に《イワシン》殿堂後はシャコガイル型に盾落ちケアのサブフィニッシャーとして採用されている場合もある。 2.ダンタル型 蝕王の晩餐 R 闇文明 (3) 呪文 自分のクリーチャーを1体破壊する。その後、それよりコストが1大きいクリーチャーを1体、自分の墓地から出す。 この型がフィニッシュ手段に使うのは《蝕王の晩餐(ショッキング・ダンタル)》。自分のクリーチャーを破壊してそれよりコストの1大きいクリーチャーを蘇生する、墓地版《ヒラメキ・プログラム》というべき呪文。 そしてそのコストは《ヒラメキ》と同じ3…そう、《イザナギ》から唱えられてしまうのだ。これを利用してサガループから《イザナギ》、《イザナギ》から《晩餐》を唱えて5コス、《晩餐》をさらに唱えて6コス…と繋げてより複雑なループフィニッシュを行うのがダンタル型である。 龍素記号wDサイクルペディア SR 水/闇文明 (5) クリーチャー:クリスタル・コマンド・ドラゴン/ダークロード 5000 ブロッカー ジャストダイバー このクリーチャーが出た時、コスト4以下の呪文を1枚、自分の墓地からコストを支払わずに唱えてもよい。 自分の手札から呪文を唱えた時、その呪文を自分の墓地からもう1度、コストを支払わずに唱えてもよい。この能力は各ターン1度しか使えない。 自分の墓地から呪文を唱えた後、墓地のかわりに山札の下に置く。 サイバー・K・ウォズレック VR 水文明 (6) クリーチャー:サイバー・コマンド 6000 W・ブレイカー このクリーチャーが出た時、コスト3以下の呪文を合計2枚まで、両プレイヤーの墓地から選ぶ。それらをコストを支払わずに唱え、その後、持ち主の山札の下に置く。 ウォズレックの審問 VR 闇文明 (2) 呪文 相手の手札を見て、コスト3以下のカードを1枚選び、捨てさせる。 ループに必要なクリーチャーは《龍素記号wDサイクルペディア》と《サイバー・K・ウォズレック》の2体。 ダンタル型の強みとして、ループパーツがループ以外でも強力に振舞える点がある。DOOM型では《Vol-Val 8》や《シャコガイル》などフィニッシュの段階でしか絡まないカードを複数枚投入していた。 それに対しダンタル型の《サイクルペディア》はロングゲーム時に設置して呪文倍化でリソース差をつけるエンジンとして、《ウォズレック》は下面の《ウォズレックの審問》が墓地にクリーチャーを落としつつ相手の動きを遅らせられる初動として使用できた。これらを駆使したコントロールプランがサガを対策して速度を落とした相手に対して強烈なサブプランとなっている。 詳細なループ手順はこちら。 + ... ループ導入盤面は盤面に《サガ》+《イザナギ》、手札に《晩餐》。サガループの過程で1回《イザナギ》→《迷いはない》を挟めば盤面は成立する。山札3枚で《サガ》の効果を解決するところからスタート。 1.《サガ》で2体目の《イザナミ》を蘇生。(山札2枚) 2.《イザナギ》で手札から《晩餐》を唱え、《イザナギ》を破壊して《ペディア》を蘇生。(山札1枚) 3.《ペディア》で墓地から《晩餐》を唱え、《ペディア》を破壊して《ウォズレック》を蘇生。《ペディア》が破壊されたので《晩餐》は墓地に残る。 4.《ウォズレック》で墓地から《迷いはない》と《晩餐》を唱える。《迷いはない》で《サガ》蘇生、《晩餐》で《イザナギ》を破壊して《ペディア》を蘇生。(山札3枚) 5.《サガ》で《イザナギ》を蘇生。(山札2枚) 6.《イザナギ》で山から《晩餐》を手札に加えて唱え、《ウォズレック》を破壊。《ペディア》の効果で《晩餐》をコピー。(山札1枚) 7.コピーした《晩餐》を墓地から唱え、《ペディア》を破壊して《ウォズレック》を蘇生。《ペディア》が破壊されたので《晩餐》は墓地に残る。 ここで山札は《迷いはない》1枚、盤面は《イザナギ》と《ウォズレック》、待機中の効果は《ウォズレック》。 8.《ウォズレック》で墓地から《迷いはない》と《晩餐》を唱える。《迷いはない》で《サガ》蘇生、《晩餐》で《イザナギ》を破壊して《ペディア》を蘇生。《ペディア》の効果を保留。(山札3枚) 9.《サガ》で《イザナギ》を蘇生。(山札2枚) 10.《イザナギ》で山から《晩餐》を手札に加えて唱え、《ウォズレック》を破壊。《ペディア》の効果で《晩餐》をコピー。(山札1枚) 11.コピーした《晩餐》を墓地から唱え、《ペディア》を破壊して《ウォズレック》を蘇生。《ペディア》が破壊されたので《晩餐》は墓地に残る。 ここで山札は《迷いはない》1枚、盤面は《イザナギ》と《ウォズレック》、待機中の効果は《ウォズレック》と8で蘇生した《ペディア》。 12.《ペディア》の効果以外7と全く同じ盤面なので8に戻る。 ループの結果、《ペディア》の墓地詠唱効果を無限にストックすることで4以下の呪文を好きな回数使用することが可能。 その後のフィニッシュ方法としては《本日のラッキーナンバー!》ですべての数字を宣言してトリガークリーチャー・トリガー呪文をケアした後、《迷いはない》と《晩餐》で並べたクリーチャーに《勝熱と弾丸と自由の決断》で疑似SAを付与して過剰打点で攻撃することがメインだった。 最終的に定着したのは《蒼神龍ヴェール・バビロニア》のcipを好きなだけ使い相手の手札と山札を完全に把握した上で操作して一切の反撃の目を奪うもの。いっそ一思いに殺してくれ 対策 前代未聞の性能を持つ《絶望神サガ》。しかし非常に強力な効果を持つ反面踏み倒しを挟むタイプなので対策自体はそれなりに多い。 ループが始まる前に勝つ 殺られる前に殺る。 サガループが開始するよりも先に相手を討つという単純明快な攻略法。 ただし、サガの尋常じゃない展開スピードに付いていけるのは【速攻】くらいのものであり、一般的なデッキではまず太刀打ちできない。 実際にサガに速度勝ちを主張できたのは《我我我ガイアール・ブランド》を主体とした高速打点生成が売りの【赤単我我我】や、侵略で着地すると同時にシールドを吹っ飛ばす《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》擁する【アポロヌスドラゲリオン】くらいのものである。 それでもキルターン的には最速3ターンキルのサガループと同速であり、極論先攻を取られれば負けのジャンケンによる運勝負となってしまう。 サガ側の受け札も考えると絶対的な対策とは言いがたく、上記の2デッキも下記の対策を併用していた。 墓地リセット 墓地利用デッキの対策として伝統的な方法。 《サガ》がループに入るには墓地にクリーチャー2体が必要であり、それを墓地リセットカードを使って妨害する。 自然文明が入るデッキに広く採用できる《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》、【青魔導具】にスムーズに採用できる《凶鬼98号 ガシャゴン/堕呪 ブラッドゥ》、墓地リセット付き《エナジー・ライト》の《♪なぜ離れ どこへ行くのか 君は今》、などが実際によく使われた例。 サガ側の受けギミックであるS・トリガーの《「迷いはない。俺の成すことは決まった」》は墓地にサガが存在することを前提としており、攻撃前に墓地をリセットすることで無効化が可能。 トリガーケアを兼ねるため積極的に殴るデッキの墓地リセットは特に効果が大きく、【赤単我我我】は《コッコ・武・ルピア》で、【アポロヌスドラゲリオン】は《パーリ騎士の心得》で、墓地リセットを行いつつ早期決着を狙った。 しかし数ターンかけて大量の墓地を用意する従来の墓地利用デッキとは違い、サガの条件達成に必要な墓地はわずか2枚。一度リセットしてもまた手札交換を1回行うだけでサガの条件は再び達成されるため、結局は時間稼ぎの域を出ない。 加えて手札交換を繰り返すだけの側と墓地リセットを強要される側とでは状況は決してイーブンではなく、長期戦になると後者は必然的にジリ貧になる。 更には「手札交換+《サガ》」を1ターンでプレイできるようになる5マナ以降はますます効果が薄くなり、時間稼ぎとしての役割すら果たせなくなる。 結局は墓地リセットだけでサガを対策しきったとは言えず、速攻デッキ以外は下記の対処法を併用することが多かった。 メタカードによる妨害 クリーチャーの踏み倒しや墓地利用といった相手の動きをカードの能力で制限して、ループ自体を行えないようにする方法。 デュエルマスターズには特定の行動を封じるロックじみたメタカードが多数存在しており、《サガ》を機能停止させるカードも少なくない。 手札以外からカードを出すとマナゾーン送りになる《とこしえの超人》や、墓地からカードを移動できなくする《若き大長老 アプル》は特に強力で、《とこしえの超人》は外部ゾーンが使えるアドバンスレギュレーションで、《若き大長老 アプル》は外部ゾーンが使えないオリジナル環境で、それぞれサガ登場以前から猛威を奮っていた。 開発が《サガ》にGOサインを出した背景に、これらカードが十分に強力なためとも噂される。 上記2種以外も種類は豊富。【赤単我我我】で採用された手札以外からの展開を阻止する《U・S・A・BRELLA》、【赤黒テレスコ=テレス】で採用された召喚以外の踏み倒しを完全に封じる《ルピア炎鬼》などデッキに合わせたメタカードが選択される。 クリーチャーや呪文を3回までに制限するフィールド《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》は2コストという軽さと非クリーチャーで除去を受けにくいこと、1ドロー付きで腐りにくいことが評価され様々なデッキで採用された。無色カードなためデッキカラーに寄らず採用でき、色の合うメタカードが限られる光、水、闇文明のデッキでは特に重宝した。 ただし、これらのカードはサガループを止めることはできても他の行動を止められる訳ではない。サガ側がサブプランを用意していた場合は当然メタカードは無力。 もっと言うとサガ側も除去カードを採用しており、メタカードを出したから全部安心というわけには中々いかない。 とはいえサガ側に対処を迫るほとんど唯一の手段であることは確か。サガ対面ではメタカードの展開/除去を巡る激しい攻防が試合展開の主となる。 主なデッキタイプ サガデッキはループパーツが《絶望神サガ》のみなため自由枠が多く構築の幅が広い。故に様々なデッキタイプが活躍を見せた。 ここでは数あるサガデッキの中でも特に環境に定着したものを紹介する。 【DOOMサガ】 《絶望神サガ》の情報公開後真っ先に考案されたデッキ。発売前から盛んに研究が進められ、妨害無しだと1/3の確率で後手3キルが決まり、後手4キル率に至っては8割超という数字は大いに話題になった(*2)。 初期は単に【青黒サガ】と呼ばれていたが、後に登場した同じ青黒基盤の【ダンタルサガ】と呼び分けるために【DOOMサガ】と呼ばれるようになった。 【DOOMサガ】の名の通り先述したDOOM型のフィニッシュを行う。 一口に【DOOMサガ】と言ってもいくつかの形が存在するが、ここでは《一なる部隊 イワシン》の殿堂入り後にメジャーになった構成を紹介する。 特長───2枚のキーカード 《絶望神サガ》の登場後しばらくして「墓地リセット+メタカード」の形で徹底的にサガを対策するデッキが多数出現。 このサガ包囲網を突破するために進化したのがこのデッキ。その立役者となったのが以下の2枚のカードで、これらのカードの発掘により特に墓地リセットに対しては強い耐性を持つようになった。 コダマダンス・チャージャー UC 闇文明 (3) 呪文 自分のシールドをひとつ、手札に加える。ただし、その「S・トリガー」は使えない。 チャージャー 盾回収を行いつつ、《イザナミテラス》から唱えて黒単色を生成できる3マナのチャージャー呪文。 チャージャー呪文としては墓地を肥やせる《ボーンおどり・チャージャー》や《スラッシュ・チャージャー》なども対抗馬ではあるが、このカードの強みとしては「手札を減らさずに3→5のマナカーブを実現できる」ことと「ある程度盾落ちケアが可能」なこと。 【サガループ】において5マナは「《エマタイ》+《サガ》」で墓地0枚からループ始動を行ったり、「除去札+《サガ》」で相手のメタクリを退かしつつループ始動を行ったりと強い動きが可能なマナ帯。ここに手札損失なくアクセスできる手打ちの強さが評価された。 《コダマダンス・チャージャー》自体にはメタを受ける余地がなく、相手が手札に構えたメタカードを尻目にさっさとマナを伸ばして勝つというのがコンセプト。 蒼神龍ヴェール・バビロニア R 水文明 (5) クリーチャー:ポセイディア・ドラゴン/オリジン 4000 自分がカードを1枚引く時、1枚のかわりに2枚引いてもよい。そうした場合、自分の手札を1枚捨てる。 このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手の手札を見て、その中から1枚選ぶ。相手はそれを自身の山札の一番下に戻した後、カードを1枚引く。 登場時に手札交換の形でピーピングハンデスを行いつつ自分のドローを全て《エマージェンシー・タイフーン》に変換するシステムクリーチャー。コスト5のオリジンということで《サガ》で踏み倒せる。 3ターン目に出せれば当然強力だが、《コダマダンス・チャージャー》で5マナまで伸ばして召喚してもいい。 cipのピーピングハンデスは手札枚数こそ変わらないものの、相手の手札の質を下げテンポアドを得ることができる優秀な効果。 なによりメインはドロー置換能力だろう。単純に手札交換札の質が上がるのはもちろん、墓地1枚から《サガ》召喚でサガループの始動を行えたり、高速で墓地を肥やして直接《DOOM》召喚に持ち込んだりと1ターン残すだけで取れる行動の幅が大きく広がるカード。 この2枚のカードの発見により【DOOMサガ】は徹底的に対策された上でなお自分の動きを通して勝つという強烈な押し付け性能を得た。対策されることを前提とした上で一番強い動きを遂行するという環境適応型サガである。 【ダンタルサガ】 徐々に研究が進んでいた中、2023年5月20日発売のスタートデッキ「深淵の邪襲アビスベル・ラッシュ」の発売を契機に爆発的に数を伸ばしサガ一強環境を作り上げた。 サガデッキの最終形態として広く知られ、史上最強デッキとまで称された。 名前の通り先述したダンタル型のフィニッシュを行う。 特長───コントロール型サガ 《イザナギテラス》《サイクルペディア》《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》を中心にコントロールデッキとして発展したのが【ダンタルサガ】。コントロールデッキとは言うが最速3キルのスピード感は変わっていない。 除去や妨害、踏み倒しにリソース補充といった多様なカードを状況に合わせて使い分けてリソース勝負を仕掛け、相手の動きが鈍ったなら即座にサガループで勝負を決める。 【ダンタルサガ】はその豊富な自由枠と手札管理の緩さから《絶望神サガ》発売後に次々と新登場した強力なカードを最も自然に採用できたデッキでもある。 ドアノッカ=ノアドッカ R 闇文明 (7) クリーチャー:アビスロイヤル 4000 S・トリガー このクリーチャーが出た時、次の能力を2回行う。 ▶相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-4000する。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される) 「…開けるか?」 R 闇文明 (2) 呪文:アビスへの誘い 相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-4000する。 「深淵の邪襲アビスベル・ラッシュ」で登場した強力トリガー獣と軽量除去呪文のツインパクト。サガ強化のラストピースとして【ダンタルサガ】の流行のキッカケとなった。 呪文面はわずか2コストで-4000というこれまでにない除去範囲を持つ。手軽な除去手段が《「敬虔なる警官」》くらいしかなくサガ使いの悩みの種であった《とこしえの超人》はこのカードの登場で簡単に除去できる存在に成り下がった。 クリーチャー面は呪文面を2回唱えているかのような分割のマイナス除去を放つS・トリガー獣。このカードの搭載によって当時サガに有利と謳われていた【赤単我我我】への勝率が一気に改善。対抗馬がいなくなったことで本格的なサガ1強環境へ突入することになる。 総じてサガデッキに足りなかった要素を上下面で兼ね備えたハイスペックカードであり、サガを完成させた1枚。 飛翔龍(フライングブイ) 5000VT(ブイティー) VIC 水文明 (8) クリーチャー:マジック・アウトレイジMAX 12000 このクリーチャーの召喚コストを、バトルゾーンにあるクリーチャー1体につき1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。 ジャストダイバー T・ブレイカー このクリーチャーが出た時、相手のパワー5000以下のクリーチャーをすべて、持ち主の手札に戻す。次の相手のターン中、相手はパワー5000以下のクリーチャーを出せない。 夏の殿堂発表の日付も公開され、いよいよサガの殿堂も秒読みかと思われた2023年7月22日発売の「大感謝祭 ビクトリーBEST」で登場した《暴走龍 5000GT》の派生クリーチャー。【サガループ】最後にして最大の強化パーツ。 本家とは違い盤面のクリーチャーを参照してコストを下げ、破壊のかわりにバウンス行う。 cipで全体バウンスとロックを仕掛けることができ、パワー5000以下という範囲はほとんどのメタクリーチャーを射程に収める。 《5000VT》の登場でメタクリーチャーは放置しても後からまとめて雑に対処できるようになった。その影響は大きく《ドアノッカ=ノアドッカ/「…開けるか?」》が採用数を減らすほど。 対メタクリーチャーを《5000VT》に一任できる分、非クリーチャーのメタカードへの除去も積極的に枠を割けるように。エレメント除去の《邪招待》やカード指定除去の《勝熱と弾丸と自由の決断》は評価を上げ《DGパルテノン》へも簡単に対処できるようになった。 これら新カードが登場する度に【ダンタルサガ】は変身を重ね、最強の2文字をほしいままにした。 このあらゆるカードを貪欲に取り込み使いこなすポテンシャルの高さこそが【ダンタルサガ】、引いては《絶望神サガ》の1番の恐ろしさかもしれない。 【青黒赤サガ】 通称【クローシスサガ】。通常の青黒に加えて火文明のカードを採用したデッキ。 形自体は初期から存在したが徐々に構築がブラッシュアップされ、フィニッシュ手段にダンタルループが採用されだした2023年6月頃ついに環境入り。 特長───カウンター型サガ 水闇の二色を基本としていたそれまでのサガデッキと違い火文明が足されたことで《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》や《「必然」の頂 リュウセイ/「オレの勝利だオフコース!」》といった優秀な除去カードが採用しやすくなった。非クリーチャーを含めたメタカードに対処しやすくなった他、デッキ特性上カード指定除去が刺さる【青魔導具】に強く出れる。 そしてなにより火文明が足されたことによる一番の恩恵が次のカード。 百鬼の邪王門 R 闇/火文明 (6) 呪文:鬼札王国 <鬼エンド>クリーチャーが攻撃する時、シールドが1つもないプレイヤーがいて、自分のマナゾーンに闇のカードと火のカードがそれぞれ1枚以上あれば、この呪文を自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。 自分の山札の上から4枚を墓地に置く。こうして墓地に置いたカードの中から、闇または火のコスト6以下の進化ではないクリーチャーを1体選び、出す。その後、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その2体をバトルさせる。 鬼エンド時に攻撃に反応してタダで唱えられる踏み倒し呪文。詳しくは個別項目を参照。 その踏み倒し対象は闇または火のコスト6以下の非進化クリーチャー。当然《絶望神サガ》が含まれる。 相手クリーチャーの攻撃に対しても詠唱できるため相手ターン中にループできるダンタルループの性質と合わさって、強烈なカウンター性能を発揮する。 下手な殴り方をすると逆にそのままループされて負けてしまうため、特に対速攻デッキは無類の強さを誇る。速度こそ下がっているもののその分カウンターに長ける受けに振り切ったサガデッキである。 その他の相性のいいカード ゴッド・シグナル R 水文明 (1) 呪文 S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい) 自分の山札を見る。その中からゴッドを1体選び、相手に見せてもよい。その後、山札をシャッフルして、選んだカードを山札の一番上に置く。 ロスト・ウォーターゲイト C 水文明 (1) 呪文 S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい) 自分の山札を見る。その中から多色カードを1枚選び、相手に見せてもよい。その後、自分の山札をシャッフルし、そのカードを山札の上に置く。 《サガ》を2枚揃えるための疑似サーチ札。それぞれわずか1マナでゴッドか多色カードを1枚山札の上に置く事が可能であり、《サガ》の1枚目が手札にある状況ならば、1マナでトップ確定→3マナサガでドローすることでループに突入できる。 特に《ゴッド・シグナル》の方は、極神編とコロコロ・レジェンドで過去に二回収録されたのみだったために価格が暴騰。 決闘者たちはシグナルを求め、カードショップのストレージを漁りまくったとか…。 ただ、デッキの再現性は手札交換札と《イザナギ》《迷いはない》のコンボで十分担保できていたこと、使うたびに手札枚数が減ってしまい扱いづらいこと、そして何よりサガループ系のデッキが最速3キルに特化したものから相手のメタへの対策を前提としたロングゲーム意識の構築に変化していったことで採用率は激減。それでも多色なら何でも持ってこられる《ロスト・ウォーターゲイト》はいい方で、折角高騰した《ゴッド・シグナル》は《サガ》以外に碌なサーチ先もなく真っ先にデッキから抜けていった。 ブラッディ・タイフーン P(UC) 水/闇文明 (2) 呪文 自分の山札の上から3枚を見る。そのうちの1枚を自分の手札に加え、残りを墓地に置く。 戦略のD・H アツト C 水/闇文明 (2) クリーチャー:ヒューマノイド/ヒーロー 2000 このクリーチャーが出た時、カードを2枚引いてもよい。そうしたら、自分の手札を2枚捨てる。 《氷牙レオポル・ディーネ公/エマージェンシー・タイフーン》《龍装者 “JET” レミング/ローレンツ・タイフーン》に次ぐ、2マナで墓地にクリーチャーを2枚落とせる手札交換札として採用されるカードたち。 《ブラッディ・タイフーン》は山上3枚目まで干渉可能でこの中では最も山を掘る効率が良いカードだが、墓地にクリーチャー2体の条件を満たすにはクリーチャー以外のカードがめくれたら必ず回収しなければいけない、それなのに自身がクリーチャー面を持たない呪文なので複数枚採用すると出力が落ちる…など課題も多いため9枚目以降の枠になりがち。 《戦略のD・H アツト》系列は【墓地ソース】をはじめとする通常の墓地利用デッキでは真っ先に採用を検討される枠だが、このデッキでは盤面にクリーチャーが残るメリットや手札のカードをより多く墓地に送れるメリットよりも、手札の総枚数が1枚減ってしまうデメリットの方が目立つため採用率が低くなっている。 一なる部隊 イワシン UC 水文明 (2) クリーチャー:ムートピア 1000 このクリーチャーがどこからでも墓地に置かれた時、カードを1枚引いてもよい。そうしたら、自分の手札を1枚捨てる。 【墓地ソース】のお供としておなじみの、墓地に送るだけで無料の手札交換が発生する最強小魚。 墓地利用メインのコンボデッキである【サガループ】においてもその強さは健在。単純に墓地肥やしと合わせて山を掘るカードとして使うだけではなく、DOOM型においては《シャコガイル》と組み合わせたEXWinコンボのキーパーツとしても重要。 サガ登場後1か月後の2023年3月の殿堂改定で殿堂入りが決定。この改定では既に環境トップであった【サガループ】に対して役割としては比較的小さい《イワシン》1枚のみの規制となったため、「冤罪だ」と憐れむ声も多かったとか…イワシンはイワシンでデッキを36枚に圧縮する0マナ手札交換という禁忌を犯している立派な犯罪カードであるのだが 暴走龍 5000GT VIC 火文明 (12) クリーチャー:アウトレイジ 12000 このクリーチャーを召喚するコストは、自分の墓地のクリーチャー1体につき1少なくなる。ただし、コストは0以下にならない。 スピードアタッカー T・ブレイカー このクリーチャーが出た時、サイキック・クリーチャーをすべて破壊する。その後、パワー5000以下のクリーチャーをすべて破壊する。 すべてのプレイヤーは、パワー5000以下のクリーチャーを召喚できず、サイキック・クリーチャーを出すことができない。 反逆龍 5000typeR P 火文明 (12) クリーチャー:アウトレイジMAX 12000 このクリーチャーの召喚コストを、自分の墓地にあるクリーチャー1体につき1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。 このクリーチャーが出た時、パワー5000以下のクリーチャーをすべて破壊する。 すべてのプレイヤーは、手札からしかクリーチャーを出せない。 スピードアタッカー T・ブレイカー 無法頂上会談 P 水文明 (3) 呪文 カードを3枚引く。その後、自分の手札を2枚捨てる。 【墓地ソース】の要とその派生カード。 それぞれcipでパワー5000以下のクリーチャーを全破壊した上で、《5000GT》は互いにパワー5000以下のクリーチャーを召喚できなくなり、《5000typeR》は両方とも手札からしかクリーチャーを出せなくなる。 サガループ同士で当たったミラー対面では有利に働く反面、《typeR》の方は場にいる限り墓地からの展開が行えず、自分もサガループを回せなくなるという諸刃の剣な側面も…… ぶっちゃけると《サガ》と相性がいいというよりは《サガ》の周りの墓地肥やしカードと相性がいい。ガチガチに対策されてしまいサガループを行えない場合のサブプランとなるが、実際に墓地ソース的サブプランとして採用されたのは下のカード。 詳しくは個別項目を参照。 龍装鬼 オブザ08号 SR 闇文明 (9) クリーチャー:ドラゴンギルド/マフィ・ギャング 8000 このクリーチャーの召喚コストを、自分の墓地にあるクリーチャー1体につき1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。 W・ブレイカー このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを、自分の墓地にあるクリーチャー1体につき-1000する。 終焉の開闢 SR 闇文明 (3) 呪文 自分の山札の上から3枚を墓地に置く。その後、クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻す。 龍頭星雲人 P(SR) 闇文明 (10) クリーチャー:デーモン・コマンド/ゼロリスト 12000 自分の墓地にある水または闇のカード1枚につき、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。 このクリーチャーが出た時または攻撃する時、相手は自身の手札を2枚選んで捨てる。 T・ブレイカー 零誕祭 P(SR) 闇文明 (4) 呪文 S・トリガー 自分のクリーチャーを1体破壊する。その後、相手のクリーチャーを1体破壊する。 こちらも【墓地ソース】系のデッキで利用される、墓地の枚数に応じて軽減の入る大型クリーチャー。 サガループを通せない場合のサブアタッカーとして採用が見られ、特に《龍頭星雲人》は《若き大長老 アプル》などのメタカードに手札を使った相手にハンデスでさらにリソースを削り取り、《DOOM》の召喚に繋いで殴り切るといったプランが可能。《DOOMドラゲリオン》《冥界の不死帝 ブルース》といったクリーチャーたちが元から採用されていることもあり強力なサブプランとして猛威を奮った。 下面の呪文もどちらも優秀で、《終焉の開闢》は墓地肥やしと墓地に落ちてしまった《DOOM》など重要パーツの回収を行え、《零誕祭》は受けトリガーとして機能する。 《イワシン》の殿堂後は墓地肥やしの速度が下がったことで強みを生かしづらくなり、採用率が低下した。 邪神M・ロマノフ P 火文明 (5) 進化クリーチャー:ゴッド/ダークロード/ナイト 3000+ Mデッキ進化−自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中からクリーチャーを1体選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。表向きにした残りのカードを自分の墓地に置く。表向きにしたカードの中にクリーチャーが1枚もない場合、このクリーチャーを手札に戻し、表向きにしたカードをすべて墓地に置く。 メテオバーン−このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地に置いてもよい。そうした場合、火か闇のコスト6以下の呪文を1枚、コストを支払わずに自分のマナゾーンから唱える。 G・リンク《邪神R・ロマノフ》または《邪神C・ロマノフ》の左横。 マナから火か闇の呪文を詠唱できる元プレミアム殿堂のゴッド。コスト5なので《サガ》から蘇生可能。 主な役割はマナに置いた《蝕王の晩餐》を唱えてのループ始動。従来のダンタルループでは手札にキープする必要があった《晩餐》を黒単色マナとしてマナに逃がせるようになったことで、手札管理の自由度が飛躍的に向上した。登場時にデッキ進化で墓地を肥やせるため《迷いはない》と合わせて見切り発車も可能。 数少ない《サガ》の蘇生範囲に収まる即時打点、難易度が極端に高いサガデッキのマナ置きを容易にする能力、基本的にノイズにしかならないはずの《龍装者 “JET” レミング/ローレンツ・タイフーン》の火文明が《Mロマ》の手出しに活きる、とサガデッキとは奇跡的な噛み合いを見せた。 天災 デドダム P(R) 水/闇/自然文明 (3) クリーチャー:トリニティ・コマンド/侵略者 3000 このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から3枚を見る。そのうちの1枚を手札に加え、1枚をマナゾーンに置き、残りの1枚を墓地に置く。 3マナ3色で手札・マナ・墓地にカードを振り分ける、「5年後から来た」ともいわれる宇宙最強初動。 青黒のデッキを見たら《天災 デドダム》を突っ込んでアナカラーにしてしまうのはDMPの性か…【アナカラー/水闇自然サガ】は、《若き大長老 アプル》などの対サガメタクリでミラー対面を有利に進め、《デドダム》や《キユリのASMラジオ》でリソースを稼いでサガループに突入するより長期戦指向の【サガループ】として開発された。 しかし、その代償として最速3キルループの確率は大幅に低下。また「ただメタクリを出した程度ではサガ対面の勝率は改善しない」「盤面とマナを伸ばしてからサガループでフィニッシュするなら、わざわざデッキ枠割いてサガループするより《CRYMAX ジャオウガ》でぶん殴った方が早いし強くね?」という致命的な気づきによって、研究が進むにつれ数を減らしていった。 「敬虔なる警官」 R 水文明 (4) クリーチャー:メタリカ/チーム銀河 4000 '<ギャラクシールド>2(このカードを使うコストの代わりに、2を支払ってもよい。そうしたら、このカードを表向きにシールド化する) 自分のターンのはじめに、このクリーチャーが表向きで自分のシールドゾーンにあれば、コストを支払ったものとして召喚する。 このクリーチャーが表向きで自分のシールドゾーンに置かれた時、相手のコスト2以下のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。次の相手のターン中、相手はコスト2以下のクリーチャーを召喚できない。 ギャラクシールドで手札からシールド化することでバウンス+ロックを仕掛ける、《とこしえの超人》や《若き大長老 アプル》などのメタクリーチャーへの対策札として採用される1枚。 単純にバウンスするだけではなくロック効果で再設置も防ぐため、メタクリに邪魔されず安全にループに突入できる。弱点は非クリーチャーや3コスト以上のクリーチャーに干渉できないことで、3コスのメタクリである《ボン・キゴマイム》や《U・S・A・BRELLA》が流行すると立ち位置を悪くしていった。 爆撃男 C 闇文明 (3) クリーチャー:ヘドリアン 1000 このクリーチャーがどこからでも自分の墓地に置かれた時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのターン、そのクリーチャーのパワーを-2000する。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される) 疾封怒闘 キューブリック P 水/火文明 (7) クリーチャー:アウトレイジ 6000 W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする) 自分のマナゾーンに火のカードが3枚以上あれば、このクリーチャーに「スピードアタッカー」を与える。 このクリーチャーがどこからでも墓地に置かれた時、自分のマナゾーンに水のカードが3枚以上あれば、クリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。 墓地へ送られるだけで効果を使用できる除去札で、こちらもメタクリーチャーへの対策として用いられる。除去にマナを払わなくて済むため、例えば5マナ時に「《エマタイ》+《サガ》」としていた所を「《エマタイ》+《除去》+《サガ》」と動けるようになる。 《爆撃男》は闇単色で色が強くパワーマイナスという質のいい除去を行えるが、-2000というラインは1枚でメタを焼くには少し物足りないライン。そのため採用実績は多くない。複数枚採用してサガループ中に累積させて除去範囲を広げるのが基本になるだろう。 《疾封怒闘 キューブリック》は多色ゆえの取り扱いの悪さや条件こそあれ、対象のクリーチャーを問わない確定バウンスはやはり強力。自分のクリーチャーもバウンスできるため、ループ中の《サガ》をバウンスして手札枚数を無理やり増やしたり、《イワシン》盾落ち時に「山札と墓地の総数が5枚以下になるように《DOOM》召喚→《キューブリック》を落としてメテオバーンで《シャコガイル》蘇生→《シャコガイル》の墓地リセット後に《キューブリック》で《DOOM》をバウンスしてアタックキャンセル」の手順を踏むことで安全に《シャコガイル》のドロー効果でEXWinできたりと器用な動きも可能。 死神覇王 XENARCH VR 闇文明 (5) クリーチャー:デーモン・コマンド/ダークロード 6000 G・ストライク W・ブレイカー このクリーチャーが出た時、自分のクリーチャーを1体破壊してもよい。そうしたら、相手は自身のクリーチャーを1体選んで破壊する。 自分の手札を捨てた時、このクリーチャーが自分の墓地にあれば、手札に戻してもよい。 覇王と明王を騙る慮外者。サガループにおける役割は専ら無限手札コスト。 サガループ中の手札交換に挟む事で、手札を捨てた際に墓地のゼナークを回収しては捨て、再び捨てる時に回収してはまた捨てて…という動きを繰り返して手札の総数を増やす事が出来る。 ただしループ後に手札を大量に必要とするサガデッキは活躍しなかったため環境での実績は乏しい。 詳しくは個別項目を参照。 零龍 MSZ 闇文明 (0) 零龍クリーチャー:マスター・ドラゴンZ 0 ワールド・ブレイカー(このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする) このクリーチャーが零龍卍誕した時、そのターン、相手のクリーチャーすべてのパワーを0にする。 このクリーチャーは、パワーが0以下の間バトルゾーンを離れず、すべてのバトルに勝つ。 このカードがバトルゾーン以外のゾーンにあれば、自分はゲームに負ける。 四つの儀を満たす事で召喚できる特殊なクリーチャーだが、サガループの過程で自壊と蘇生を繰り返し墓地も肥える事から《復活の儀》《墓地の儀》《破壊の儀》の三つを一度に満たせる。 残る《手札の儀》も、DOOM召喚と同じ要領でループ中にアンタップマナを起こして《怨念怪人ギャスカ》でも召喚すれば簡単に達成でき、驚くほどスムーズに卍誕を行える。 ただ《手札の儀》が解放されるタイミングの関係上、3ターンキルは逃す事になる。 サガは《零龍》に頼らずとも十分すぎるほどに強く、なによりミラーのサガデッキ相手に手札を1枚献上するというデメリットが致命的で相性の良さの割に環境で共闘した実績はあまりない。 詳しくは個別項目を参照。 ヨミとイズモの計画 C 水/闇文明 (9) 呪文:ゴッド シンパシー:自分の墓地にあるゴッド(自分の墓地にあるゴッド1枚につき、この呪文を唱えるコストを1少なくする。ただしコストは0以下にはならない) 自分の山札の上から4枚を墓地に置く。 クリーチャー1体、自分の墓地から出してもよい。その後、それにリンクできる好きな数のゴッドを、自分の墓地からリンクして出してもよい。 《絶望神サガ》と同じ弾にて初収録されたゴッドサポート呪文。 墓地にゴッドを用意してからこの呪文を唱えれば場に直接G・リンク済みのゴッドを出せる。 実は最初の蘇生対象はゴッド限定ではないので、4コスト増えたかわりにシンパシーで軽減が可能になり多色になった《インフェルノ・ゲート》として見ることもできる。 サガループをした後に《ヨミとイズモの計画》を唱えることで、最速4ターン目にはあらゆるゴッドをG・リンク済みの状態で降臨させることが可能。 更にはサガループの最後に蘇生するクリーチャーを任意のゴッドにすることで、完成させるまでが鬼畜難易度なことで知られる神帝や起源神をも同じく4ターン目には降臨させられる。 ただし、横一列に繋がる五元神だけは完成させることはできない。 とはいえ五元神であっても4体G・リンクまでは可能なため、そのサポート性能は高い。 関連カード 創造神サガ P 水/自然文明 (8) クリーチャー:クリエイター 9000 このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある自分の、名前に《ゼン》と《アク》とあるゴッド1体のリンクを外してもよい。そうした場合、自分の山札を見る。その中から《バイオレンス・ヘヴン》または《ゴッド・ブリンガー》または《ゴッド・サーガ》のいずれか1枚を選んでもよい。山札をシャッフルする。その後、その呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。 W・ブレイカー このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、バトルゾーンに自分のゴッドがあれば、このクリーチャーはバトルゾーンを離れるかわりにとどまる。 破壊神サガ P 光/闇文明 (8) クリーチャー:クリエイター 8000 このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある自分の、名前に《ゼン》と《アク》とあるゴッド1体のリンクを外してもよい。そうした場合、各プレイヤーは自身の手札とマナゾーンのカードをすべて山札に加え、シャッフルする。 W・ブレイカー このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、バトルゾーンに自分のゴッドがあれば、このクリーチャーはバトルゾーンにとどまる。 種族「クリエイター」として登場した初のクリーチャーとその派生版。 色や性能などから2体ともゼンアクに縁のあるクリーチャーとして造形されているのだが、絶望神ではコストもパワーも大きく低下して名前以外の原形を留めていない。 また、創造神も破壊神もゼンとアクからそれぞれ文明を取って独自の色を形成しているのに対し、絶望神はアクと全く同じ色で構成されている点も不可解である。 詳しくは個別項目を参照。 背景ストーリー 史上初のクリエイターとして登場しながらも、背景ストーリー的には長らく詳細不明だった《創造神サガ》がついに掘り下げられたクリーチャー。 その正体とは、太古から存在するオリジンの祖と呼ぶべき存在であった。 クリエイターという種族はハッタリでも何でもなく、本当に起源(オリジン)たちにとっての創造主(クリエイター)だったようである。 そんなサガが一体何故、オリジンのゴッドとして語り継がれるようになったのか。 そこには一族のエゴに振り回された絶望の物語があった…。 世界が五つの文明に分かれるより前の時代。 超獣世界における実権を握らんとする蒼狼の一族は、自分達を「超獣の始祖」と騙るために様々な計略を巡らせていた。 その中でも当時の世界を支配していた五龍神と並び、彼らを悩ませていたのがゴッドの存在だった。 蒼狼の一族が始祖を名乗る上で世界創世を成したゴッドは決して無視できない存在であり、神の威光に肖るべく幾つかの策を講じていく事となる。 暴嵐の竜の力を借りて五龍神を封じた後、蒼狼の一族は手始めに異世界より外来種のゴッドを召喚した。 そうようにして呼び出された神帝・神王・創世神・起源神・名も知れぬ神の5柱は、五龍神に代わって超獣達の信仰を集めるための象徴となった。 続けてオリジン自体の権威付けを行うべく、一族のルーツである《創造神サガ》をあたかもゴッドであるかのように偽り始める。 これによってゴッドの神話をも一族の歴史に取り込んだオリジン達は、世界創世の正統後継者として「超獣の始祖」の地位を盤石のものとしていった。 かくして子孫の手で偽りの神に祭り上げられたサガは、新しく《絶望神サガ》として歪められた歴史にその名を刻むのだった…。 備考 ゴッドとして ゴッドとは本来、G・リンクで互いを補い合ってこそ完璧な存在となれる事が《三つ目の超人》のフレーバーテキストで語られている。 実際、他ゲームとのコラボカードや王来篇から登場した既存のゴッドを1枚にまとめたカードといった一部の特殊例を除き、基本的に複数枚のG・リンクで構成されるのがゴッドという種族の特徴である。 そんな中でリンク先もなく、かといって既存のゴッド達を1枚に収めたようなタイプでもなく、完全に独立したゴッドとして成立しているサガはかなり異色の存在。 ループの中で自分自身がほんの一瞬並び立っては片方が破壊され、蘇生して再び並び立ってはもう片方が破壊され… そうして絶望神同士で瞬間的に並んでは自壊と再生を繰り返す様は、G・リンクで互いを支え合うゴッドをこの上なく侮辱する行為であり、まさしく「偽りの神」と評されるに相応しい能力となっている。 発売前の反響について 素人でもヤバいと分かる常軌を逸した性能から、カードテキストが公開されてしばらくは「これってテキストミスじゃないの?」「まあエラッタされるでしょ」とユーザーからはあまり本気に受け取られていなかった。 実際、サガと同じく公開時からループを危惧された《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》が少ししてテキスト修正されていた事も後でエラッタされる説を後押ししていた。 しかし、実際に発売するのは4ヶ月ほど先で修正する時間の余裕が十分あったMRCと異なり、サガの情報が公開されたのはパック発売の15日前。 販売に向けて既にカードとして刷られているのは想像に難くなく、「エラッタなんて間に合うわけないだろ!」という意見も根強かった。 そしてサガが公開されてから1週間後の2月10日。 デュエマの公式アカウントより、《絶望神サガ》についてこのようなお知らせが発信された。 2/18(土)発売の拡張パック「DM22-EX2 デュエル・マスターズTCG ヒーローズ・ダークサイド・パック ~闇のキリフダたち~」の収録カード≪絶望神サガ≫について、お知らせさせていただきます。 こちらのカードにつきまして、カードテキスト変更の予定はございません。 今後ともデュエル・マスターズをよろしくお願いします。 発売前のカードにこのようなアナウンスが成されること自体かなり異例なのだが、効果が正式なものと認められて修正が入らない事にまたDMPは騒然となった。(*3) Twitterではしばらくの間「サガループ」「サガマスターズ」といったワードがトレンド入りし続け、大きな波紋を呼ぶ事となった。 殿堂入り後 サガループには《絶望神サガ》が2枚必要な以上、1枚制限になった時点でサガループは不可能。《サガ》でループをすること自体は他カードを介せば可能ではあるが要求値も高く安定性も大きく劣る。 そのため【サガループ】は《絶望神サガ》の殿堂入りで崩壊した。 しかし2024年春、《絶望神サガ》は再び環境に顔を見せる。 《サガ》を環境に甦らせたそのデッキは【マトリクスループ】。キーカードの1枚として《イザナギテラス》を使うデッキであり、そのサポートカードとして《サガ》が採用されたのである。 結局は【マトリクスループ】が発展する過程で《サガ》はデッキから抜けていったものの、《サガ》のポテンシャルを感じさせるには十分な出来事であった。 余談 同じ絶望神繋がりで別のカードゲームの絶望神が話題に挙がったりした。あちらの絶望神が弱すぎてファンを絶望させたのに対し、サガの方は強すぎて絶望させるという対照的な性質がウケて比較画像が作られたりもした。実際、コストもパワーも小型で出しやすいサガに対してあちらはレベルも攻撃力・守備力もMAXで召喚のハードルが恐ろしく高い超大型モンスター、2体並べればループして爆アドが取れるサガに対して2体並べると攻撃できないセルフ・ロックと化す○ンチホープ、といった具合に妙な対照性を築き上げている。 「絶望神」という肩書きに《究極神アク》と合致した文明から、今度は《超絶神ゼン》の文明を引き継いだ対となる《希望神サガ》が登場する事も予想されている。 追記・修正はサガループで何もさせないまま勝利して相手を絶望させてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- 誹謗中傷等を行った場合、IPの規制等の措置をとらせて頂く場合ありますのでご了承下さい ▷ コメント欄 [部分編集] 直近で遊戯王も同名蘇生不可能縛り付け忘れてテレホンループやらかしてたよね -- 名無しさん (2023-02-26 00 13 36) 予想通り環境入り。メタカードや速攻が豊富な現代デュエマでは一強にはなれないけど確実に環境の中心になってる -- 名無しさん (2023-02-26 01 14 42) テレホンループはただループするだけで勝ち手段は別途で用意する必要があるけどね -- 名無しさん (2023-02-26 01 33 23) そもそもテレホンのループはあんまり大したことできないしな… -- 名無しさん (2023-02-26 02 01 59) 背景ストーリーも効果もサガが愚弄されてるのマジで絶望神というか -- 名無しさん (2023-02-26 02 03 14) ↑更に言えば遊戯王には相手ターンでの妨害手段もDMと比べて多いから止められやすいしね。そしてテレホンループ出来る様な状況下ならもっと条件の緩い先攻ワンキルコンボが遊戯王には溢れかえってるし… -- 名無しさん (2023-02-26 07 56 50) 現状、サガとサガのメタデッキとサガのメタデッキに強いデッキ(orサガのメタにメタ貼ったデッキ)の3すくみの環境と化している、これをバランス取れてると言うのかは入賞率やデッキの内容などどこを基準に取るかで人次第 -- 名無しさん (2023-02-26 11 40 26) 実際、バランス取れているんじゃない?サガが環境の中心ではあるけど一強ではないし -- 名無しさん (2023-02-26 11 47 02) そもそもシャコのエクストラウィンはサガがあろうとなかろうと環境にあり続けてたから案外このサガ自体がシャコを規制するための口実として生まれたカードなのかも。王来篇のカードが今年生産終了したし十王篇のカードは今年で絶版だから丁度シャコガイルのカードはタカラトミーの売り上げに貢献し無くなるタイミングだし。 -- 名無しさん (2023-02-26 13 38 44) だとしてもサガループってアーキタイプはどんなデッキ内容でもコントロールデッキの完全否定なのよ。サガとサガメタとサガメタに対するメタっていう環境にコントロールが割って入れる余地が完全にないからバランスとしては良くないと思うわ。サガが出る直前の環境なんかめちゃくちゃ多くのデッキがCSで入賞してどんなデッキでもある程度勝てるって神環境だったのに -- 名無しさん (2023-02-26 15 44 02) 墓地ソースの大半が「サガループでよくね?」になっちゃったのは悲しい -- 名無しさん (2023-02-26 16 29 34) ↑4対抗デッキも「サガに強いデッキ」だし、1種のデッキだけを前提に動くメタゲームって全く健全じゃないよ。本来環境は流行、強い動きがある→そのメタが結果を残す→メタのメタが結果を残す→メタのメタのメタが…で回っていくべきところを今は、強いデッキがある→そのメタが辛うじて対抗してる→そのメタのメタなんてやってる余裕はどこにもない。なんならメタのメタをその強いデッキがマイナーチェンジしてやってる。って状況だから環境の回転が滞ってる。 -- 名無しさん (2023-02-26 18 16 32) 公式で堂々とテキスト変更はありませんてアナウンスされるくらいに異常な存在だなぁ。手早く足湯に浸かりそう。てか1枚だけなら壊れではなく強いカードで済むだろうなぁ……済むよね? -- 名無しさん (2023-02-26 18 27 20) ↑ ぶっちゃけシャコガイルを規制したら用済みだろうからね。ヴォルグを規制して用済みになったオレガ・オーラみたいにさ -- 名無しさん (2023-02-26 18 32 56) でもシャコやDOOMも悪いんですよ -- 名無しさん (2023-02-26 19 25 26) ↑2 マグナムと同時に出すことであら不思議 -- 名無しさん (2023-02-26 19 31 43) ループしちゃった!!なので、サイエンカタパと同じようにギミックがシンプルなのでリペアーも簡単という -- 名無しさん (2023-02-26 19 32 54) ミスティレポートって事はミスティの監視対象の一人だったのか? -- 名無しさん (2023-02-26 21 17 09) デュエマ公式が環境をコントロールするために作られた説 -- 名無しさん (2023-02-26 21 28 43) 補完し合う種族の中で、超越した個体だから一体完結してる訳でもない、偽りの神という設定とかみあった仕様、美しい… -- 名無しさん (2023-02-26 21 56 10) どの程度の速度のループなら環境を健全に保てるかの試金石にしてもいささかコストが軽すぎたな。 -- 名無しさん (2023-02-26 22 08 12) ↑3 ミスティレポートは世界そのもの(異世界含む)を観測してきた中でミスティが知った情報をレポートとして書き留めたものとのこと。故に監視対象云々は関係ない。なお編纂には虚言癖がある息子ペンダットが携わっているらしく記述に矛盾が出てくることがあるらしい -- 名無しさん (2023-02-26 22 49 41) そのコンボシャコでいいよねは散々繰り返してた奴だしシャコ殺す気なのかもな -- 名無しさん (2023-02-26 22 54 20) ↑3 サガループがデザイナーズコンボ説ってのは「ヨミとイズミの計画」が発表されてから議論されてるけど、デザイナーズコンボにしてもサガのコストを3にした理由は?って話なのよね -- 名無しさん (2023-02-27 04 35 53) シャコを殺したいならサガなんて出さずに勝手に殺せばいいんだよな…実際デュエマのコンセプト的に健全なカードとは思えないし。この後シャコと一緒に死のうがそれがサガの功績とはならないと思うわ -- 名無しさん (2023-02-28 13 00 11) パーフェクトジョーカーズ(カード指定除去etc)が発見されて、パルテノンやストラトバッグですら対策し切れなくなったんですよね……。何ならCRYMAXジャオウガ等のサブフィニッシャーも積まれているから、メタ札を出しても、無視してそちらで殴り倒されます。 -- ガトパコ (2023-02-28 13 17 05) うんにゃ、サガループにパージョ入ってたの初期も初期で今はあんま入ってないよ。色が重要なデッキなのに無色なのと4コスト支払って使うなら遅いし後単純に枠がないから今はその辺貼られたらループ諦めてオブサ星雲人でのビートに切り替えるのが主流。CRYMAXジャオウガは緑入れてたらマナ伸びるし単純に強いからそりゃまぁ入るよね…… -- 名無しさん (2023-02-28 13 47 01) 無限墓地肥やしはあの悪名高いメルゲループと同じ。全パーツが規制されたあれに比べてパーツが1枚少ない上に墓地肥やしの下準備が3分の1でいいって時点でおかしいとしか言いようがない -- 名無しさん (2023-02-28 13 49 11) 発売前の騒がれ方に反して大会のデッキ分布図を見ると言われてたほど一強ってわけでもなくね?と思った わりとメタ通じますやん -- 名無しさん (2023-03-01 01 34 52) サガ以外のほぼ全てのデッキがガンメタしてもなおトップ入賞率一位はダメだろ。サガはただメタるだけでなく、速度勝負もしないといけないからな -- 名無しさん (2023-03-01 02 21 56) ↑4 そうだったんですね! -- ガトパコ (2023-03-02 13 06 33) ↑誤送信です。勉強不足でした、教えて下さりありがとうございます! -- ガトパコ (2023-03-02 13 09 30) サガと構築を歪めずにサガをメタれるデッキ、サガを速度で上回る超速攻しか勝てない時点で相当環境を歪めてる -- 名無しさん (2023-03-02 13 36 24) ↑9 何の前触れもなく今なお環境に居座り続けてるカードを規制しちゃうと競技人口が減るって運営が学習してるんだよ。だから「このカードが出てきたから仕方ない」という感覚をプレイヤー側に植付けて批判も無く安全に規制するってワケ。あと規制に何の前触れもないと「運営の好き嫌いでカードを規制してる」とユーザーに疑われる(というかバレる)からそれを防ぐ目的もある -- 名無しさん (2023-03-06 00 44 08) やっぱ素直にエラッタすれば良かったんじゃ…… -- 名無しさん (2023-03-10 21 52 12) 【朗報】無罪 【悲報】無罪 -- 名無しさん (2023-03-10 22 30 14) 流石に出して1か月待たずに規制は出来ないでしょ。ただシャコが規制されないのは想定外だったけど -- 名無しさん (2023-03-10 22 51 16) 5ヶ月後に一発プレ殿か、後日緊急殿堂か…少なくとも他の殿堂入り(ラガン、ザロスト、鰯)のせいでウィザーズの株価は間違い無く落ちる 正直サガ無規制よりもこっちの方が深刻まである -- 名無しさん (2023-03-11 01 07 05) ↑の補足 これらは全て最近の構築済みデッキに4積みされているのと、特に裸眼とザロストは発売から1年経ってないため、そもそも構築済みデッキの購買意欲を著しく落とす。 マジで遊戯王のスパイ居るやろ… -- 名無しさん (2023-03-11 01 17 03) 大丈夫?ボルバルザークの惨劇忘れてない? -- 名無しさん (2023-03-11 05 39 40) ラガン逝っちまったし、どうなるんだろう -- 名無しさん (2023-03-12 16 51 39) サガ対策しようとすると必然的に現在の目玉商品の筈のアビスもメタられるのがなぁ…。逆説的にこれ以上アビスが環境にいるとジャシン規制せざるを得なくなるからそれこそボルバルの悲劇の再来だろうからアビスを環境から退かせるためのカードだった…? -- 名無しさん (2023-03-13 23 54 19) ↑ 言うほど直前環境アビス一色でもなかっただろ。アナハンと青魔導と時々赤単ぐらいだったと思うが -- 名無しさん (2023-03-15 12 32 16) サガ登場前の環境はアビスはそんな結果残せてないから弱体化狙う理由がない。4c邪王門、ハンデス、青魔、ジャオウガ時々我我我とその他ってバランス取れてる環境だった。 -- 名無しさん (2023-03-15 12 39 50) デュエマほぼ知らない遊戯王プレイヤーからしてもヤバさがわかる -- 名無しさん (2023-03-19 10 52 08) ハイランダー限定な上にエクストラターン無効のデュエパーティではそれほど悪さしないことに加えて収録パックの内容から考えるにデュエパーティ基準でこのカードを設計した疑惑はある。 -- 名無しさん (2023-03-27 21 10 02) 環境見ると事前に叩かれた割にはバランス取れてる感 とはいえ環境の中心に居座ってる事は間違いないが -- 名無しさん (2023-03-29 12 58 19) 個人的には「どうにか抑えられてはいるけどそれはそれとして公式さん殿堂プリーズ」的な感じ。 -- 名無しさん (2023-06-06 14 01 41) アドバンス環境での使用率4割越え さっさと緊急殿堂しろ -- 名無しさん (2023-06-21 09 12 58) ガンメタ環境で入賞率4割なので彼はもう終わりですね…ダンタル型でループ煩雑になってドアノッカで赤単にも有利になっていよいよ許される要素がない -- 名無しさん (2023-06-24 23 52 16) 流石にちょっと墓地を気軽に使いすぎ -- ティアラメンツ (2023-06-28 19 43 57) 何が一番酷いって現行テーマの中だと主人公の使うアビスが一番分が悪いっていうね・・・漫画やアニメでどんな新カード出しても「でも、そもそもアビスってサガに勝てないよね?」って言われたら何も言い返せないんよ -- 名無しさん (2023-07-06 22 58 57) 現行シリーズでプッシュされてる種族の中で一番結果残せてるのがアビスですよ。サガのついでにメタられるっていう苦しい環境でも結果残せてるのはかなり健闘してる方。 -- 名無しさん (2023-07-06 23 11 40) 刷るな -- 名無しさん (2023-07-20 22 15 46) ようやく殿堂入りしたけどむしろよく生き延びてたなコイツ… -- 名無しさん (2023-08-04 20 35 05) つまらん。やつを戦場に出したら、一方的に勝つに決まっている。 -- 名無しさん (2023-08-04 20 39 37) 希望神サガは割と出てきて欲しいなって感じてる。cipで山札から3枚確認して一枚盾、一枚マナ、一枚は手札へって能力すれば良いんかんじゃないかな?(とある侵略者を記憶から消しながら) -- 名無しさん (2023-08-09 13 14 02) 言うほど酷くはなかったし言うほど酷くなくもなかった -- 名無しさん (2023-08-13 03 11 28) ↑流石に麻痺しとるわい -- 名無しさん (2023-08-13 08 53 14) ↑3とある侵略者を記憶から消す過程で、とあるオラクル信者をガチで記憶から消してそう -- 名無しさん (2023-08-13 09 30 23) 半年未満は流石に刷るな -- 名無しさん (2023-09-03 21 24 31) ↑2なるほど…ボワン《DISゾロスター》スーッ 初めて見た能力だ… -- 名無しさん (2023-09-04 20 55 43) デュエマは初期しか遊んだ事ない自分ですらテキスト読んだ瞬間に「2枚あればループするやん」と気づいたのに偉い大人達が気づかなかったとは信じられん。 -- 名無しさん (2023-09-30 03 05 05) 同じパックにヨミとイズモの計画なんてカード収録してるから多分気づいてたし、なんならデザイナーズコンボじゃないかって説もあるけどね。 -- 名無しさん (2023-09-30 07 56 37) 記載内容が古いから直したいんだけど書かなきゃいけないことが多すぎてどう直せばいいかわかんない -- 名無しさん (2023-10-21 07 44 25) 超獣世界乗っ取ったり自分達の祖を神に祭り上げつつも実質侮辱してたりで、オリジンも相当ディスペクターとしての素養を感じる -- 名無しさん (2023-11-25 14 06 04) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/houkagonosyounendan/pages/15.html
建設日:2012年5月7日 放課後の少年団とは… ①ゲーム攻略をする ②気ままに雑談をする ③四ヶ条を守る を目指している。 ~少年団の四ヶ条~ イチィッ!!! 荒らすのはやめましょうか^^ ニイィッ!!! 変な事はしない! サアアッン!!! 人の侮辱・喧嘩・悪口をしない! ヨオオッン!!! きままに雑談を目的に! 堅苦しくせずに、息抜き程度に、来てくれれば幸いですw ま、頑張りましょかwwwwwww どうぞお手柔らかに -- 秀吉 (2012-05-17 19 09 15) かぺ -- ジョリゴラリ (2012-05-20 10 11 22) よろしくですw -- ルーク (2012-05-21 22 38 38) 最後の書き込みが一年前 -- ジョリゴラリ (2013-05-25 18 41 35) wwwwwwwww -- ジョリゴラリ (2013-05-25 18 41 48) 名前 コメント