約 5,086 件
https://w.atwiki.jp/ggeegirlsmagic/pages/53.html
出現方法 浄化中にランダムで出現。 エリアごとにレイドボスは固定されている。 戦闘 勝利条件:一定時間内にボスと取巻きのすべてを撃破。 ダメージ判定:総魔力で判定。 BP:レイド戦闘で魔法を使用するときに消費するポイント。 強力な魔法は消費が大きい。 応援依頼:レイドボスに最低一度攻撃することで他のユーザーに参加を要請できる。 ギルドメンバーとフレンド全員、ランダムでアクティブなユーザーに救援依頼が届く。 チェインコンボ:別々のユーザーが10分以内に連続して魔法を使用することで連鎖となり、ダメージが上昇する。 同じユーザーが連続して魔法を使用しても連鎖が途切れることはない。 属性:レイドボスには属性があり、耐性属性と弱点属性を持っている。 通常レイドボスのHP ボスのHP一覧※外部リンク ※有志の方の情報提供になります。 最大ダメージランキング報酬 順位 スフィアストーン コイン アイテム 1~10 500 25000 SRリュウホウ 11~100 250 20000 HR花嫁ブーケ 101~1000 125 15000 ミラクルヒット×1 1001~5000 100 10000 5001~10000 50 5000 討伐コンプリート報酬:自発見のボスを一定数撃破することで貰うことが出来る。 レイドボス 報酬 ティアマト Rカーディナル箒 バアル Rサンディカ フォルネウス Rインディゴプリンセス アウラ Rエレガントガール フェンリル Rチスイコ 空狐 HRマジカルアコーディオン 茅場小春 HRキャンディートリック 覚醒茅場小春 HRサファイアマジック アンヴァル HRハートフルパジャマ シュンマオ HRメルティチョコレート アルケニー HRミステリアススパイダー
https://w.atwiki.jp/papayaga0226/pages/234.html
いつだって日は昇り、朝が来る。 そして、もう、どれだけ戻りたいと思ったとしても昨日には戻れない。 朝が来なければいいと、どれだけ願ったことか。 自分の視た未来が当たらなければいいと、どれだけ祈ったことか。 祈りは届かず、願いは叶わず。 朝になったことを告げる燦々とした日差しが差し込む喫茶リゾナント。 一睡することすら出来なかった。 胸を締め付ける悲しみが、ずっと心の中に木霊する。 誰も口を開かない。 否、開けるわけがなかった。 いつか、予知夢で視た未来。 当たって欲しくないとどれだけ思っても、ついにこの時を迎えてしまった。 もう、時計の針は進むことがあっても元に戻ることはない。 ため息すらつけない空気と、胸を締め付ける悲しみが辛くて。 愛佳の頬をまた、新たな涙が伝う。 そして、それは他の皆も同じだった。 この沈黙を打ち破るように最初に口を開いたのは、れいな。 「…どうしたらいいと。 ガキさんがスパイだったなんて…」 「どうするも何も…もう一緒にはいられないよ」 吐き捨てるように言ったのは、怒りながら涙を流す絵里。 その怒りの強さは、里沙を信じ切っていたからこそ。 それが痛いほど分かるから、誰も次の言葉を発することが出来ない。 しばらく、誰も言葉を発することが出来なかった。 絵里の言った言葉は、正論でしかなかったから。 スパイである里沙とこれからも行動を共にする理由は、もう何処にもない。 おそらく、もう既に充分すぎるくらいのリゾナンターの情報がダークネスには渡っている。 里沙がいなくなっても、もう手の内は全て知られていると考えてもいい。 一緒にいられないのは、感情的なものでしかなかった。 皆を欺き、ダークネスにとって有益な情報を流し続けた里沙。 ―――裏切り者と一緒にいられるような神経は、誰も持ち合わせてはいない。 次に口を開いたのは、泣きすぎて目が真っ赤になっているさゆみだった。 「…一緒にいられないって言うけど、じゃあ、どうするの? ガキさんを追い出すの?」 その言葉に、愛佳の胸に新たな悲しみが広がる。 昨日まで確かに仲間であった里沙に対して、もうそういう風な言い方をするのか。 胸に氷を押し込められたように、心臓が冷えていくような感覚が愛佳の中に生まれる。 少しずつかもしれないけれど、確かに築き上げてきた絆は。 ―――もう、見る影もない。 どんなに信じても、未来は変わらないのか。 やはり、この未来が視えた時に何かをするべきだったのだろうか。 そんな疑問が悲しみと共に、愛佳の心を駆け巡る。 「追い出す間デもなイ、新垣サンはもウここにハ帰っテこないヨ」 感情のこもらない声をあげたのは、ジュンジュンだった。 だが、その声とは裏腹に頬を伝う涙が痛々しい。 里沙のことを慕っていたジュンジュンにとっても、この現実は大きすぎた。 いつも皆のことをよく見ていて、優しく時に厳しく接していた里沙。 それも、全て自分達を信用させ安心させて自分の任務が遂行できるようにという、偽りの優しさだった。 そう思うからこそ、ジュンジュンの頬を伝う涙は止まらない。 ジュンジュンの言う通り、里沙は自らリゾナンターに戻ることはもうありえないだろう。 リゾナンターは、共鳴という感覚によって繋がれた仲間達。 そして、里沙は…ダークネスのスパイでありながら、何故か共鳴することが出来るという事実。 里沙はもう既に、自分の居場所はなくなったことを誰に聞くまでもなく知っているだろう。 知っていて皆の前に顔を出せるような人ではない、そのくらいは過ごした時間が短い愛佳でも分かることだった。 「リンリン、スパイがいルかもシれなイこト、知っテましタ。 知っテたけド、言エなカっタ。 まだ、そノ時は皆を信じテいたかッたかラ言わナかっタだけだけド。 そレに、たトえ、スパイがいタとしても、心の声が聞コえていルのなラ、きっト気持ち変わルっテ信じテたから」 いつもより若干拙い感じで、言葉を紡ぐリンリン。 リンリンは愛佳を除いては、一番最初にリゾナンターに裏切り者がいる可能性を知ったメンバー。 その悲しみは、愛佳とはまた違った意味で深く重い。 一度は愛佳の言葉に、いるかもしれない裏切り者が心を変えてくれると信じたというのに。 深く傷ついて、それでも再び信じた分だけ。 リンリンの悲しみはより強く、自分のみならず他の皆の心をかき乱す。 「…そのことで、あーし、れいな達に謝らなんといけないことがある。 あーし、れいな達が知るよりも先に、里沙ちゃんがスパイやって気付いてた」 その言葉に、皆一斉に愛の方を向く。 誰も口を開くことが出来ないまま、少しの沈黙が続いて。 愛は再び口を開く。 「れいなに、里沙ちゃんに鍵渡してきてって頼んだ夜。 そん時に聞こえてきた、里沙ちゃんの凄く怒った心の声が。 何であそこまでジュンジュンとリンリンを傷つける必要があるんだって、 そこまでしなくても能力確認の仕事は充分出来るでしょって」 「気付いてたなら、何で言ってくれんかったと!」 「…言えるわけないじゃん。 それに、あーし、信じたかった。 普通に考えたら、怒った声なんかあげる必要がない。 むしろ、ダークネスのスパイなんやから怒るどころかよくやってくれたって言うところやよ。 それなのに、伝わってきた声は凄く怒ってた、あれは、演技なんかじゃない本当の心の声。 ああいう声をあげるってことは、里沙ちゃんの中で何かが変わってきてるのかもしれないって。 完全なスパイだった里沙ちゃんの中で、リゾナンターっていう存在が監視対象から大切な仲間へと 変わってきてるのかもしれない、そう思ったから言わなかった。 責めてくれてええよ、知ってて黙ってたあーしは里沙ちゃんの共犯みたいなもんやし」 涙を流しながらも、淡々と言葉を紡いだ愛に。 誰もまた、何も言えずに時間が過ぎる。 誰にも言うことはないが、愛佳もまた知っていながらその事実を伏せていたという点では愛と同じ。 言えるわけがない、その気持ちが痛すぎるくらい分かるから。 皆の動揺を考えたら、そして、皆に知れてしまったら居場所を失うことになる里沙の気持ちを考えたら。 何も言えるわけがなかった、それは、知っていた側の一人である愛佳も同じ過ぎるくらい、同じ想いだった。 重苦しい沈黙を切り裂くように、れいな、絵里、さゆみが叫ぶ。 「信じたかったって、そんなの無駄だって何で分からんかったと!」 「ガキさんはダークネスのスパイだったんです、敵だと知らなかった時はともかく、 敵と知ってからも信じたいとかそれこそ信じらんない!」 「信じたいからって、そんな理由で黙ってるとかありえない。 それに、ガキさんが心変わりしてリゾナンターの方に味方するって言っても、 さゆみはもう、ガキさんを信用することなんて出来ない。 共鳴することが出来るのにずっとさゆみ達を裏切り続けていたガキさんのこと、 今更どうやって信じればいいっていうんですか!」 言葉の鋭さは、それだけ里沙に対する想いが深いから。 その言葉達を、まるで自分が里沙であるかのように黙って聞いている愛。 愛の心は、泣いているというのにどこまでも静かだった。 何かを決意したかのように、愛の瞳は強く澄んでいる。 「…れいな達の気持ちはよく分かった。 里沙ちゃんともう一緒におれん、そう言うのなら。 あーしは、里沙ちゃんと一緒にリゾナンターを出ていく。 敵を信じたいなんていうリーダーなんかに付いていこうなんて、今更皆も思わんやろ?」 愛の言葉に、皆の間に新たな動揺が広がる。 皆の動揺を受けても尚、愛の目の光はどこまでも強く澄んで、そこに迷いのようなものは一切浮かんでいなかった。 その瞳に、愛が本気で言っているのだということが嫌になるくらい分かる。 誰かが発言するよりも早く、愛は再び口を開いた。 「…あーしは今でも、里沙ちゃんのこと信じてる。 この声が届いているなら、きっと里沙ちゃんはリゾナンターに戻ってきてくれるって。 でも、皆はもう里沙ちゃんが帰ってきても受け入れんのやろ? 里沙ちゃんのいないリゾナンターは、もう、あーしの大事なリゾナンターじゃない。 あの日里沙ちゃんと出会わんかったら、今のリゾナンターは存在せんかった。」 愛の言葉は、皆の心に深く深く染みこんでいく。 愛と出会った時には、既に愛の隣にいた里沙。 里沙がいなければ、今頃皆それぞれ何をしていただろうか。 里沙がいなくとも、いずれは愛と出会っていたのかもしれない。 だけど、今のように上手くやることが出来たのだろうかと思うと。 否、だろう。 今でこそ頼りがいのあるリーダーになった愛は、出会った頃は口下手で。 喧嘩の仲裁が上手に出来ない愛を見かねて、いつも里沙が間に入ってくれた。 一生懸命説明してくれようとする愛の言葉が分かりにくくて困っていた時、 愛の目を盗んでこっそりと、愛のフォローをしてまわっていた里沙。 「里沙ちゃんと出会って、里沙ちゃんが仲間を探そうって言ってくれたから今がある。 誰が何と言おうと、里沙ちゃんは立派なリゾナンターなんや。 そして、リゾナンターは里沙ちゃんを含めた9人でないとあーしは嫌や。 里沙ちゃんを皆が拒むのなら、あーしはもうここにはおれん」 そう言って、リゾナントの出入り口のドアへと足を向ける愛。 このまま―――皆バラバラになってしまうのか。 誰も何も言えずにいる状況を打ち破ったのは、それまでずっと黙っていた小春だった。 「待ってください、高橋さん。 あたしも一緒にいきます」 小春の言葉に、再び皆に動揺が走る。 出ていこうとしていた愛も、驚いた表情で小春の方に視線を向けた。 小春は軽く息をついてから、服の袖で涙を拭う。 この瞳を、愛佳はリゾナンターの誰よりも知っている。 いつも愛佳を救ってくれた、凛とした光を放つ瞳。 動揺がある程度落ち着いたのを見計らったかのように、小春は口を開く。 「皆、何も分かってないよ。 新垣さんは確かに、ダークネスのスパイだった。 だけど、そのことは重要なことでも何でもないよ。 皆、新垣さんが変わったみたいな言い方するけど。 変わったのは、スパイであるという事実を知った皆の目線だけで。 新垣さん自身は前と何一つだって変わってなんかいない。」 芸能人の顔を持つ小春だからこそ、言える言葉。 ちょっとでもイメージと変わったことをすると、それだけでファンや世間に色々と言われる職業に就いている小春。 身を持って体感してることだからこそ、小春の言葉は重みがあった。 スパイであることが皆に知られていなかっただけで。 里沙自身は出会った頃から何一つ変わらない、途中からスパイになったのではなく最初からスパイであったのだから。 その優しさも、その厳しさも、その温もりも。 見る側の視点が変わっただけで、それ自体は何も変わらない。 里沙が皆に向けてきたものの本質は、何一つとして変わらないものなのだ。 「新垣さんはあたしに共鳴って何なのか教えてくれました。 強くなりたいのなら、皆のことをもっと大事にしなさいって言ってくれました。 敵であるあたしに、そんなことを教える必要なんて何処にもないのに。 だから、あたしは新垣さんのことを信じたいって思います。 スパイだとかそういうことを抜きにして、ただの新垣さん自身の心を、 あたしに向けてくれた想いを信じたいって思うから、あたしは高橋さんと一緒に新垣さんのところに行きたい」 あぁ、この人はいとも簡単に皆の悲しみを撃ち抜く。 出会った頃の冷たさを微塵も感じさせない、温かく真っ直ぐな言葉。 事実の重さを知ってなお、こんな風に信じたいと言える小春。 悲しみを乗り越えて、強くなっていこうと思ったその時から。 小春はもう、愛佳が思うよりもずっと先を歩いていたのだ。 悔しいとかそんな感情は浮かばない。 ただただ、その背中に追いつきたい、隣に立てる人間でありたい。 この人と同じくらい、自分は里沙のことを信じることが出来るだろうか。 分からない、分からないけれど。 信じる、ではなくてもいいのだと小春は教えてくれた。 信じたいという気持ち一つで充分なのだと。 信じることは難しいかもしれない、だけど、信じたいと思うことなら出来る。 そして、それこそがいずれは信じると言うことに繋がって、皆を強く結ぶ絆へと変わるのだ。 バラバラになってしまったけれど。 皆の中に少しでも里沙を信じたいという気持ちがあるのなら、まだ幾らでもやり直せる。 愛佳は小春がそうしたのと同じように、袖で涙を拭うと。 スッと立ち上がって、愛佳は息を吸い込む。 「愛佳も、新垣さんのこと信じたいって思う。 せやから、愛佳も高橋さんに付いて行きます。 信じてもまた裏切られるかも分からんけど、それでも新垣さんのこと信じたいって思うから」 愛佳の言葉に、愛の頬から涙が伝う。 そして、まだ結論を出していない五人は。 ジュンジュンとリンリンは視線を合わせて、頷き合うと。 二人は立ち上がって涙を拭い、しっかりとした足取りで愛の側へと歩み寄った。 釈然としない表情を浮かべたままだったが、さゆみと絵里も涙を拭いて立ち上がる。 無言のままだったが、二人の心から伝わってくる声は大きく揺らぎながらも、信じたいという気持ちが確かに生まれていた。 れいなだけが無言のまま、動こうとはしない。 だけど、れいなの心もまたさゆみや絵里と同じように揺らいでいるのが伝わってきて。 七人は静かに、れいなの結論を待つ。 出来るならばれいなも共に来て欲しいという心の声は、耳を塞ぎたくなるくらい大きくれいなの心に届いていた。 どれだけの時間が過ぎたのか。 やがて、れいなは立ち上がって愛の方を見つめて、一つ大きく息を吸い込んだ。 「…皆うるさいと。 れーなも行く、信じるとか信じたいとか今更馬鹿らしいけど。 まだ、ガキさんのこと許せないって思うけど。 れーな、ガキさんに会ってちゃんと話をしたい。 …これじゃ、付いていく理由にならん?」 れいなの言葉に、愛は静かに首を横に振る。 憎まれ口を叩いていても、れいなの心からは里沙を信じてみたいという声が確かに聞こえるから。 少しずつ、バラバラになっていた心が寄り添い合っていく。 皆の胸から、悲しみがゆっくりと消えていき。 少しずつ、温かな想いが溢れていく。 その心の声の温かさに、皆いつの間にか、ぎこちないながらも微笑んで。 よし、じゃあ里沙ちゃんに会いに行くがし、という愛の言葉に皆一斉に頷き。 そして皆、リゾナントから出ていった。 皆の気配がリゾナントから遠ざかったことを感じながら、里沙は地面へと座り込む。 リゾナントの裏口にある、人気のない駐車場。 病院を抜け出した里沙は、この駐車場で今までの経緯を盗聴器によって全て聞いていたのだった。 使うまいと思っていた盗聴器を使ってしまったことに対する罪悪感は、それ以上に強い感情にかき消される。 最初は心が切り裂かれるような強すぎる痛みに涙を流し。 そして、全てを知りながら黙っていてくれていた愛の言葉に涙し。 最後には、盗聴器を使うことなくとも聞こえてくる皆の心の声に涙を流した。 その温かさが痛くて、嬉しくて、でもすごく悲しくて。 溢れてくる涙を止めることが出来ず、声も心の声も必死に殺しながら泣き続ける里沙。 涙を止めることが出来ぬ里沙を嘲笑うかのように、里沙の携帯に一通のメールが届いた。 鈍い動きで携帯を開いて、メールの内容をチェックした里沙は。 今まで必死に殺し続けていた泣き声をついにあげることになる。 ―――新垣里沙、リゾナンター脱退まで後15時間25分。
https://w.atwiki.jp/bvst/pages/86.html
初期位置 1 2 3 4 5 6 7 A 一年 小春 (壁) ノイトラ 更木 B 不二 甲斐 ガンジュ 織姫 C 真田 鳳 (壁) リサ リリネット D 幸村 赤也 浮竹 ゾマリ E 仁王 樺地 (壁) 松本 マユリ テニス軍 【キャラ名】 攻撃 防御 体力 精神 発動 成功 備考 甲斐裕次郎 0 7 10 3 85 100 一年トリオ 0 12 18 0 30 100 1ターン目不可 金色小春 0 3 5 7 100 0 仁王雅治 0 3 4 3 70 100 パッシヴ 不二周助 5 3 3 5 50 100 1ターン目不可 鳳長太郎 10 0 1 0 80 100 真田弦一郎 0 0 7 3 90 100 幸村精市 0 10 3 7 80 100 樺地崇弘 10 8 8 4 60 100 切原赤也 10 10 10 0 95 100 ブリーチ軍 【キャラ名】 攻撃 防御 体力 精神 発動 成功 備考 矢胴丸リサ 0 5 5 0 70 100 更木剣八 8 5 16 1 80 100 浮竹十四郎 10 10 5 5 70 100 爆弾 井上織姫 0 0 7 3 30 100 1ターン目不可 ゾマリ 0 1 8 1 45 100 1ターン目不可 涅マユリ 0 5 5 0 55 100 パッシヴ ノイトラ・ジルガ 9 12 6 3 70 100 松本乱菊 3 1 4 2 65 100 リリネット 0 3 5 2 80 100 志波岩鷲 3 5 10 7 75 100
https://w.atwiki.jp/saikinmm/pages/166.html
イメージカラーってどうやって決まってるの? 696 名前:名無し募集中。。。 [] 投稿日:2009/08/27(木) 02 19 10.68 0 イメージカラーってどうやって決まってるの? 卒業してった人の色は新しく入ってきた人にまた使われるの? いつからあるの? 701 名前:名無し募集中。。。 [] 投稿日:2009/08/27(木) 02 24 40.00 0 >>696 >イメージカラーってどうやって決まってるの? 事務所が出すグッズの色で決まると思う >卒業してった人の色は新しく入ってきた人にまた使われるの? そういうこともある >いつからあるの? 2005春からだったような気が 705 名前:小春巻 ◆rn5risAIMk [] 投稿日:2009/08/27(木) 02 26 53.11 0 >>701 グッズとしては05春、衣装としては04秋から ただこないだのキズナ食堂によれば中澤在籍時から娘。内部ではあったようだ 708 名前:名無し募集中。。。 [] 投稿日:2009/08/27(木) 02 28 44.88 O 誰のマイクかという目印に色違いのテープ貼られてたのが 中澤さんの言うイメージカラーかな 706 名前:名無し募集中。。。 [] 投稿日:2009/08/27(木) 02 27 52.52 0 初めて買った第六感のさゆTをカラオケボックスに忘れたのは良い思い出 707 名前:名無し募集中。。。 [] 投稿日:2009/08/27(木) 02 27 58.96 0 >>701 ありがと 最近なんだね 本人の希望とかあんのかな 709 名前:名無し募集中。。。 [] 投稿日:2009/08/27(木) 02 28 49.48 0 イメージカラー変わると結構ショックなんだよな ベリとかはしょっちゅう変わってるけど 715 名前:名無し募集中。。。 [] 投稿日:2009/08/27(木) 02 59 38.72 0 マイクカラーってTシャツの色とは対応してないよね 矢口は「元々オレンジだったのに後輩がオレンジになって自分は薄紫に」と言ってたけど 亀のマイクの色は白地に青だったわけでマイクとTシャツではやっぱり違う 721 名前:名無し募集中。。。 [] 投稿日:2009/08/27(木) 11 04 01.97 0 小春のグレーは今考えたらないよなw 722 名前:名無し募集中。。。 [] 投稿日:2009/08/27(木) 11 10 56.28 O 今は小春が赤だけど以前は誰のだったの? 723 名前:名無し募集中。。。 [] 投稿日:2009/08/27(木) 11 13 20.22 0 圭ちゃんじゃないのかな? 卒業コンサートのときのサイリウムの色がそうだったという覚えがあるけど 724 名前:名無し募集中。。。 [] 投稿日:2009/08/27(木) 11 16 47.78 0 もっさんも赤だった 725 名前:名無し募集中。。。 [] 投稿日:2009/08/27(木) 11 18 14.58 0 赤は 保田→藤本→小春 727 名前:名無し募集中。。。 [] 投稿日:2009/08/27(木) 11 26 56.80 0 なにっヤススはピンクが好きなのか ヤスピンクと重ピンクとこはっピンクで何か一曲やるべきだな 729 名前:名無し募集中。。。 [] 投稿日:2009/08/27(木) 11 34 09.65 0 >>727 違うわ!www 731 名前:名無し募集中。。。 [] 投稿日:2009/08/27(木) 13 05 10.40 O >>727 間違いなくうたばん。のノリだw そしてさゆに保田さんはやめて下さいと毒吐かれると分かります分かりますw 730 名前:名無し募集中。。。 [] 投稿日:2009/08/27(木) 12 06 00.54 0 保田さんの自宅は赤一色だったらしいけど 今はどうなってるんだろうw 編注 イメージカラー(=グッズ色、メンバーカラー)は本人の好きな色も考慮しつつのイメージ色だと思われます。(℃-uteの初期イメージカラーは本人たちの好きな色そのままでした。) マイクカラーは声質による分類だという説があります(公式には何も言われていない) 保田さん在籍時はメンバーカラーはなかったので、メンバーカラーという意味では赤の初代は藤本、藤本脱退後受け継いだのが久住です 保田さん卒業時のサイリウム色は単純に保田さんの好きな色でした 久住卒業後の赤は空いてましたが、9期が加入して鞘師里保が受け継ぎました minaqua - イメージカラー 2000年のピンチランナーTシャツの色をイメージカラーに含めると、赤の初代は安倍なつみです。 久住小春の初期の色はグレーだと言われていますが、これはグッズに何らかの色で着色する必要があった際にグレーを選んだだけで、実際のメンバーカラーは白だったのでは?という説もあります。 ℃-uteのメンバーカラーは本人の好きな色がそのまま使われていましたが、2009年に色変更があり、矢島舞美:赤、中島早貴:青、鈴木愛理:ピンク、岡井千聖:緑、萩原舞:黄になっています スマイレージは和田彩花:青、前田憂佳:ピンク、福田花音:紫、小川紗季:黄緑 minaqua - マイクカラー コメント欄の動画によれば℃-ute中島早貴のマイクカラーは緑。 関連 メンバー毎に色とかあるんでしょ? れいなは黄色か青色だよね? 娘。がうたばんに出た回全部の動画が見れるところってある? 4ハマリ [2009年]
https://w.atwiki.jp/i914/pages/277.html
あの日の想い出。 あの頃の自分と、あの頃にあった自分。 眩しい光と新しい日々。 何かが変わって欲しいと願い。何かが変わって欲しくないと願い。 信じて、確かめて、眩しい光に目を細める。 鮮やかな光に焦がれて、歩き出した自分。 胸の高鳴る場所へと。心はいつだって、其処にあるから。 だから歩くのだろう。だから、歩き続けるのだろう。 ―――チリン。 小さくなった微かな音色に、光井愛佳は目を開ける。 三人の小学生がバタバタと走り抜けていく所だった。 ひとりのランドセルに結ばれたお守りの鈴が、不規則なリズムで跳ねる。 「…ヤバ、寝てしもた」 揺れる心と同じリズムで、電車がガタガタと鳴っていた。 決まったレールの上を決まった時間に走る音。 いつもと変わらない空気と、親しい友人との笑い声。 眠りに落ちる人々。 いつもと変わらない風景。 いつもと同じ自分が、反対側の窓に反射して映っている。 このままあと数駅乗っていれば家に着くが、車内アナウンスが流れて愛佳は席を立つ。 電車がスピードを落とし、ホームへと入っていく。 慣性が働いて、見えない力に身体が引っ張られた。 その時、愛佳の脳裏には見慣れた"ビジョン"が警告を告げる。 「おばあさん大丈夫ですか?」 「すまないね、最近足に力が入らなくて…」 「ここに座はりますか?私はもう下りますから」 体勢を崩した80代くらいの老婆を支え、愛佳は自分が座っていた場所にへと促す。 丁寧に頭を下げる老婆にお辞儀をし、外へと下りた。 気を張らせるような一月の凛とした空気が頬に感じる。 「また寒なったんちゃうの?嫌やなぁ…」 独り言を漏らしながら、マフラーを口にまで持っていきながら改札口へと向かい、定期を触れさせ、通り抜ける。 ―――其処には、愛佳を待っていた影が立っていた。 連絡する前から分かっていた事だったが、その笑顔を見て安堵している自分が居る。 「おかえりなさい、今日は早かったんだね」 「私のせいで始まるのが遅くなってもあきませんから」 「光井は良い子だよねぇーホント、遅刻魔のカメに爪の垢でも飲ませたいよ」 不意に、影の腕が愛佳のマフラーへと向けられた。 先ほど老婆を助けたときに解けたのか、整えられていくマフラーに愛佳は少し照れたように笑う。 影、新垣里沙も呼応するように笑った。 「じゃあ行こっか、お店の方はもう準備できてるから」 「はい」 愛佳は素直に里沙の後へと付いて行く。 あの頃のように道を歩む事を怖がる自分は、其処には居なかった。 * 巻き戻れば良いと思っていた。 未来なんていらないから、最初からやり直したいと思った。 自分がこんな"チカラ"に目覚める前に帰りたいと。 ただ、そんな事が出来るはずもなく、ただ、後悔と自虐だけが歩みを進ませていた。 咽返るかのような日常の中で、ただ曖昧な"未来"に縋り付きながら。 歩きたくない、歩けない。 それでも、巻き戻る事のない道を、ただただ歩き続けていた。 * ―――カランコロン。 音と共に、それぞれの声が上がった。 表情からは、愛佳を待ってましたと言わんばかりの笑顔が浮かんでいる。 そんな中で、一際目立つ二人が寄ってきた。 「うわぁ、お二人ともキレイやないですかぁっ」 「お店の人に着付けしてもらったとよっ。でもれいなはピンクが良かったのにさゆが…」 「さゆみにはピンクしか似合わないの。それにれいなだって喜んでたやん」 「一生に一度のモンっちゃろうが、今回だけでも譲ってもいいっちゃん」 「さゆみも一生に一度やもーん」 愛佳の前で冗談交じりの喧嘩が始まるが、颯爽と里沙が止めに入る。 ピンク色の振袖を着る道重さゆみと、水色の振袖を着る田中れいな。 今日は一般で言う成人の日だ。 もう出会って随分経つんだな、そう愛佳はしみじみと感じた。 一生に一度の為にと、大きな招き猫へ二人が貯金していた姿が思い返される。 常連客の中には、お店の料理をいつもより多く食べてくれる人まで居た。 両親がおらず、孤児での生活を余儀なくされたれいな。 自身の"チカラ"に気付き、両親との大きな溝によって一人暮らしを決意したさゆみ。 皆が、二人の願いを叶えたいと協力してくれたのを、愛佳も知っている。 その結晶である振袖が、何よりもキレイなものに感じたのだ。 「でも二人とも、あんまり騒いで破ったりしちゃダメだからね。 カメの時だってジュース零したシミを取るのに大変だったんだから」 「ガキはーん、そんな話を掘り返さないでくださいよーご飯がマズくなっちゃうじゃーん」 「言ってるそばから持ってるコップでテーブルを叩かないのっ、まだ入ってるからっ」 「そういえば、中国は成人式ってやるの?」 「中国ハ18才ですダ」 「あ、じゃあリンリンもう成人やん」 「道重サン達よりも早いオトナでス、ハイハイ」 「うわ、なんか今上から目線で言われた気がするっちゃん」 「ここは日本だからさゆみ達の方が偉いもんね。選挙だって行けるもん」 リンリンが相変わらずのリアクションで抗議している中、不意に小春と視線が合った。 愛佳は何処かよそよそしい其の姿を見つめ、首を傾げる。 テーブルに着席させる愛は、その光景を見逃さなかった。 「さて、全員揃ったな。じゃあ皆コップ持ってーっ」 愛の合図にテーブルの料理を囲む9人。 愛佳もれいな達にジュースの入ったコップを貰うが、視線は小春へ向かったまま。 「れいなとさゆの成人を祝って―――…」 ガチャン。 愛の言葉を遮るかのように突然の停電。 愛佳は驚きで隣に居たれいなへと身体を寄せた。 静まり返る店内、数秒経った後、弾き出される音と聞き覚えのある曲が設置されたコンポから流れる。 いっそう愛佳の動揺が大きくなるのも知ってか知らずか、一気に明るくなる視界。 「「「「「ハッピバースディトゥーユー♪」」」」」 危うく零しそうになるコップを必死に持ちながら、愛佳は大合唱の中で現われたモノに釘付けになった。 大きく書かれた自分の名前、そして大好きな苺が散りばめられた円盤のデコレーションケーキ。 去年は16本だった筈のロウソクは―――17本へ。 「ほら、小春」 愛に呼ばれた小春は、何処か愛佳の様子を伺うように視線を泳がせていた。 すると同時に、視線が真っ直ぐ下へと伸び、大きくお辞儀をする格好へ。 「ミッツィーごめんっ!」 「は?あ、えぇと?」 「ちゃんとマネージャーさんにも言ったんだよっ、明日休みたいってっ。 でも突然出演が決まっちゃって、ホントにごめんっ」 小春が謝罪している理由を聞いて愛佳は、苦いながらも笑った。 自分の誕生日をこんなにも大切にしてくれる人が居る事に感動したのか。 それとも、あの「久住小春」がこうして頭を下げて謝罪してくれている事に、安堵したのか。 自分とは遥かに高みの違う道を歩いている人物が。 何の変哲もない、普通の一般女子高生をこうして想ってくれている。 「別にええですよ。それに、誕生日いうのは何も絶対にその日にするなんて事ないですから」 「許して、くれるの?」 「なんですか久住さん、愛佳をそんな心の狭い人間やと思ってはったんですか?」 「……だってミッツィ、そういうの厳しそうだし」 うわ、この人ホントに言いはったわ。 愛佳はだが、自分の顔に笑顔が浮かんでいる事に気付く。 ああ、例え進んでいる道が違っても、ちゃんと繋がってるんだな。 示すものは何も道だけではない。 胸の、心の高鳴りがある限り、自分達は此処に在るのだ。在るからこそ、歩いていけるのだ。 「じゃあまぁ、小春もええな?さゆとれいなの成人、そしてーっ、愛佳の輝ける17才を祝ってーっ」 「「「「「「カンパーイ!!」」」」」」」 報いなど期待しない。 誰かにどれだけ愛されたいとか。過去への巻き戻りとか。 今は、大切な人達が、そして、この居場所があればいい。 例えどんな"未来"があろうとも。決して後悔しない日々を送ろう。 そうすればきっと、きっといつか必ず、見えてくる。 ―――耳を塞いでいた手を離し、自分の足跡を確かに聞きながら。
https://w.atwiki.jp/nettoucm/pages/5450.html
出演回 ギルガメッシュないと メンバー 葉山みどり 山川小春 相羽加奈 リンク 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gojuuninopenchatt/pages/56.html
よくわからない人。特撮がすき。テスト勉強のため抜けたきり帰ってこない。小春と似てる人多いよなw。ノルンのアンチ
https://w.atwiki.jp/moshimo_rishamiya/pages/330.html
第28章 第28章~本編~ 第28章~小春~
https://w.atwiki.jp/nobu222/pages/15.html
名前 コメント 小春見れる~? -- ノブ (2013-07-08 16 00 30)
https://w.atwiki.jp/papayaga0226/pages/57.html
高橋愛に生きる力を分け与えられた愛佳がリゾナンダーのメンバーを紹介されたのは あの日、愛が店長だと教えられた喫茶店だった。 入り口にはクローズの札がかかっているが中に誰かの気配はある。 アンティークな模様がかたどられたノブを恐る恐るゆっくり押すとそれはあっさりと道を開いた。 レトロな鐘がカランカランと控えめな音で来訪者を店内に知らせると 奥からばたばたと笑顔の愛が走ってくるのが見える。 「あ、みっつぃーいらっしゃい!さ、こっち来て座って座って」 「は、はい」 「お腹空いてるでしょ?すぐ何か用意するてのー」 「くぉら愛ちゃん!その前にすることがあるでしょう!」 「ほぇ?」 「あぁもう・・・いいからコーヒーでも持ってきて!」 里沙が愛を厨房へ押しやる。 なんやのー という声はあっさりと無視された。 「ごめんね気の効かない人で・・・アレでも一応リーダーなんだけどね」 「高橋さん、リーダーさんなんですか?」 「そうよ、聞いてなかった?そして私、新垣里沙はサブリーダーね。 全く、初対面なんだからまず紹介してくれるものだと思ってたのに」 何が「お腹すいた?」よっ。 毒づく里沙の前にコーヒーカップが置かれる。 「おまたせー みっつぃーもコーヒーで良かった?」 「あ、はい」 「こんな人だけど、コーヒー淹れる腕はいいの。保証するわ」 「ガキさん今日手厳しいがし」 「誰のせいだと思ってんの!」 ミルクと砂糖を入れて一口。 なるほど、確かに美味しい気がする。 愛佳にとっては愛が自分のために淹れたコーヒーだというのが大きな要素だったりもするが 「さて、本題に入りましょうか。ガキさん宜しく」 里沙の隣に座ると愛の顔がすっと真剣な表情になる。 愛の言葉を受け、里沙がひとつ咳払いをした後、口を開く。 「愛ちゃんからあなたのことは聞いているわ」 あのチカラのことだ。 愛佳にとって不要なものでしかなかったチカラ。 「愛佳ちゃんのそのチカラ、能力。未来予知という個性のこと」 まっすぐに愛佳の瞳を見つめながらゆっくりと。 更に里沙が続ける。 「制御が出来ていないせいで傷ついてきたんでしょう。 でもね、私ならその能力を正しく使う方法を指導することができる」 「・・・本当ですか?」 「えぇ。実際は愛佳ちゃん自体が頑張らなくちゃならないんだけれど、そのサポートを出来る能力が私にはあるの」 精神干渉。誰かの意思を乗っ取り、操る里沙の能力。 これを使い、愛佳を二度と誤った方向へ進ませないための策を立てる。 だから愛はまず、里沙と愛佳を引き合わせたのだ。 「ね、今日これからここで起こることが視える?」 「・・・やってみます」 愛佳は瞳を閉じて精神を集中させる。 今までこの能力が発動するのは本当にランダムで、自分の視たいことだけ視る、というのはできなかった。 だからこそ実の両親にですら恐れられてきたのだ。 「・・・無理です、視えない・・・何か薄い壁みたいなのがあるような・・・」 「初めてだもの、しょうがないわ。そこで私の出番よ」 里沙が愛佳の手を取った。 「リラックスして・・・目を閉じて・・・」 「は、はい」 言われるがまま、身を任せる。 「・・・わかる?今、あなたの中に私が居ること。 正確にはあなたの体と精神を30%くらい私が動かしているの」 「不思議な感じ、です」 「能力を自分の使いたいように使うには、その壁を突き破るコツを掴めばいいの。 さぁ、私が手伝ってあげる。もう一度視てみましょう」 それは瞼の裏に光の道となって現れた。 里沙が導いた道筋はゴール地点までまっすぐ続いていて 愛佳の深層意識は導かれるまま辿っていく。 途中、阻むように壁は確かにそこにあったが、先ほどが嘘のようにするりとすり抜けて。 終着点に辿りついた時、愛佳の閉じた瞳にはダイレクトに映像が流れ込んできた。 同い年くらいの少女が愛、里沙、愛佳の他に3人。 彼女たちは思い思いに食事を楽しんでいる。 そしてもう一人・・・喫茶店の扉を開く。 その一人を認めたとき、愛佳は驚きのあまり目をばちっと開いた。 「どうだった?」 「あ、あの・・・」 「ん?」 「視えたんですけど、でも・・・居るはずのない人が視えたというか」 「来るわよ、彼女も仲間。あなたと同じく、能力を持っているから」 何が、とは口に出さなかった。 愛はテレパシーで、里沙は精神干渉でそのことを読み取っていたのだから。 「久住小春。本名は、ね」 「私達はそう呼ぶの。理由は・・・そのうち解るわ。 それより今の感覚、わかった? 慣れてくれば1時間後、1日後だとか時間を決めた予知も出来るようになるし、 知らなくていいことまで知ってしまう、今までみたいに心を痛めることも減るはずよ。 もちろん何度でも教えてあげる。今みたいに。 覚えておいて。愛佳ちゃんはもう一人で悩まなくていいの」 ぎゅっと里沙の手を握る力が強くなる。 まるで体温を分け与えるかのように。 その暖かさで凍りついた心を溶かしてゆく。 発された言葉は真っ直ぐに愛佳の心に染みこんでいく。 まるでからからに乾いたスポンジが水をぐんぐん吸い込むように。 この能力のせいで心がずたずたに折れ、自殺まで考えた。 だが、愛に救われ、里沙に救われた。 こんな私でも、誰かを救えますか? かつて愛はその問いにイエスと答えた。迷うことなく。 この人たちの力になりたい。 この感謝を伝えたい。 ただ流されるだけの人生を送ってきた愛佳が自分自身で選択した。 少女の瞳に強さが戻った日だった。 それから。 愛佳の予知したとおり、続々と訪れる少女達。 さゆみと絵里、そしてれいな。 この全員がなにかしらの能力者なのだと自己紹介によって知った。 愛佳にとっては誰とも喋ることのない生活が常だったが、 初めて会った気がしない少女達により、だんだんと打ち解けていく。 愛佳の本質は愛嬌があり、周囲を和ませることのできる少女だったのだ。 ただ、笑い方を忘れてしまっただけで。 笑い合える相手が居なかっただけで。 予知どおり、最後に現れたのが愛佳が居るはずがないと戸惑った「月島きらり」だった。 雑踏の中でも見失ったりしない絶対的な存在感。 見るもの全てを魅了する、その立ち昇るオーラのようなものに愛佳は圧倒された。 里沙が、小春の傍に寄っていく。 「小春、この子は新しく入った光井愛佳ちゃん。小春と同じ年だよ」 「あ、あの・・・」 何と声を掛けていいのか。 しょうがない。相手は正しく雲の上の人だったから。 小春は愛佳を上から下まで視線を巡らせ、開口一番こう言ってのけた。 「あなた・・・クラスにいたら苛められるタイプでしょ」 「っ!!」 「あれ、図星?苛められるのは自業自得なのよ」 「小春!やめなさい!」 愛佳は正直、戸惑うしかなかった。 そこには自らが予知したとはいえ、本当に月島きらりが居たからだ。 雑誌で、テレビで満面の笑みを讃えて歌い踊る彼女。 羨ましかった。その強さ。明るさ。 人気者で、いつも笑っていて。 自分と全てが正反対の彼女に言われたことは、正しかった。 だが、ここに居るのは外見こそ同じだがまるで別人で。 無気力にも見える生気を失った瞳。 直感だが、本心からの言葉ではないように感じた。 根拠などないが、ただの悪口ではない気がしたのだ。 まるで何かの闇を抱えているかのような、希望を見失ってしまったような瞳。 他人の顔色を伺って生きてきた愛佳だから気付いた事だったのかもしれない。 「あたし、今日は帰る。いいよね?リーダー」 静まり返った店内。 全員が小春の行動に注目している。 「そやね。帰り」 「・・・おやすみなさい」 そのまま後味の悪さを残し、解散となった。 外に出て数歩、後ろから愛佳を呼び止める声が一つ。 振り向くと、神妙な表情の里沙が立っていた。 「新垣さん、今日は有難うございました」 「愛佳ちゃん・・・」 「誰かとお喋りするのって楽しいんだ、って初めて解った気がします」 「小春はね、不器用な子なの。あんな事言ったのもきっと本心じゃないはず・・・ 嫌わないであげて、というのは勝手なお願いだって解ってる」 「気にしてませんから、大丈夫です。 それに・・・きらりちゃん・・・いえ久住さん、なんだか悲しい目をしてた」 あの瞬間を思い出すように、愛佳が俯く。 確かに酷いことを言われたが、恨む気になれない、その理由を。 「・・・」 「それに、苛められっこは本当ですし」 えへへ、と苦笑が漏れた。 「私のチカラ・・・新垣さんのお陰で好きになれそうなんです。 では、今日は失礼しますね」 くるりと背を向けて駅へ向かう。 その背中に里沙は声を掛けることはできなかった。 数時間後。 帰宅した里沙はドアを施鍵すると部屋の明かりも付けず、携帯を取り出し慣れた手つきで一件の番号を呼び出す。 「定期連絡です。光井愛佳という少女がリゾナンターに加入しました。 詳細はまた後日・・・。 えぇ・・・まだ能力の応用もできない、生まれたての赤子のようなもの。 警戒度は最低レベルでもいいでしょう」 淀みなく業務をこなしていく。 「・・・相手は人の温もりを知らない子供です。 手を握り、優しい言葉をかけてやれば信用させるのなんて簡単でしたよ・・・。 一度強烈に助けておいて刷り込ませた信頼を二度疑うことは人間、あまりありませんから・・・。 はい、それでは・・・」 月の光も届かない暗闇の中に、携帯のディスプレイだけが唯一の光源となる。 頼りなくゆらぐ青白い光に照らされた里沙の表情を知り得る者は居ない。