約 797,840 件
https://w.atwiki.jp/projecter/pages/966.html
番号 KDP03007 名前 ゆたか&みなみ 読み よみがな Lv 4 スター 種別 ユニット BP 5500 SP 1000 【この先もいっぱい生まれる予定の思い出達へ】 ○信頼(敵はこのカードの左右に移動できない) ○友情1000(隣の味方のBPを+1000) 移動方向 ↑↓ 属性 陵桜学園 ♀ ブロック 角川書店 作品 らき☆すた レアリティ C 友情、信頼を持つ二方向移動ユニットで守備的一枚。カード名の「&」、「学園」を含む属性、友情でサポートを受けやすい。 あまり使われているのを見ないが、スペックは及第点。やはり夢がないのが痛いか。
https://w.atwiki.jp/luckystar-ss/pages/1344.html
「死亡フラグ」を口にすると死ぬ。 それがこの世界の掟である。 「マークト・フォー・デス」。 「死亡フラグ」の英語、"Marked For Death"をそのままとった、 仮想現実シミュレーションゲーム。 とある大学の研究チームによって開発されたこのゲームは、 大きな研究施設の一室に置かれたスーパーコンピュータを基盤にして動く。 このチームの研究題目は、 「リアリティ性の高い仮想現実の実現に関する研究」と銘打ってある。 具体的には、3D技術によるリアルなグラフィックスの実現と、 人間の意思をコンピュータによって正しく解釈するインタフェースの実現、というところだ。 この研究で特に心を砕いたのは、後者だという。 コンピュータ科学における数ある難題の中でも、 人間の意思を解析するのは特に難しいこととして知られていた。 必要な基礎知識の範囲も非常に広く、 脳科学、認知科学、言語学、さらには量子力学にまで及んだそうだ。 当然というべきか、研究が最低限形になるまでには気の遠くなるほどの年月と労力がかかった。 細かい調整を重ねた末、数十年を経てようやく使い物になるレベルまで到達したという。 チームは、この技術を何かに応用することを考えていた。 その第一段階として、まずはゲームを作成してみようということになった。 会議においてチームのメンバーから色々な意見が出される中、 ある若きメンバーの考えた「死亡フラグ」というアイディアを中心に案がまとまっていった。 二、三段階の試作を経た後、なんとかゲームは形になり、 仮完成という名目でこの「マークト・フォー・デス」が日の目を見ることになったというわけだ。 このゲームのテストとして、研究チームは被験者を十人程度募った。 実際に集まったのはきっかり八人。 このニュースをたまたまインターネットで見かけた作家・泉こなたが興味を持ち、 友人や知り合いに声をかけた結果、こうなったというところである。 ちなみに、被験者には、一人につき十万円の謝金が支払われることになっている。 このゲームの実行中に、万が一バグやエラーなどが起きた場合、 被験者に重度の障害が残ったり、最悪死に至る可能性があるため、かなり高く設定されているのだ。 「にしてもリアルだな」 みさおが呟く。みさお、といっても現実世界にいるみさおではない。 スーパーコンピュータの置かれた部屋には、透明で大きいカプセル状のブースが十数個設けられている。 現実のプレイヤーたちは、各自個別のブースの中に入って座った格好になり、 ブース内の装置によって睡眠状態になっている。 さらにプレイヤーの頭には機械が取り付けられており、 それがプレイヤーの意思を解析し、中央のスーパーコンピュータに情報を送る。 このようにしてプレイヤーの意思がゲームに反映されるのである。 また、各プレイヤーの身体は、予めコンピュータによって3Dモデルを生成してあり、 ゲーム中ではその3Dモデルを自分の身体として行動することになる。 「なあ」 「……」 「ったくよー。そんな黙り込まなくてもいいじゃねえか」 みさおが座る隣にはかがみが座っている。 二人は家の中。木造でわりかし広く、屋根が高い。 高めについた窓からは、キラキラとした太陽の光が注ぎ込み、部屋全体を照らしている。 CGとはいえ、現実世界のそれとは区別が付かないほどのリアルさだ。 「……下手なこと言わない方がいいでしょ」 「だからビビりすぎだってヴぁ柊は。死んだってホントに死ぬわけじゃねえんだし」 みさおの言うとおり、この世界での死は現実世界での死ではない。 プレイヤーがゲーム内で死亡すると、頭部の機械とコンピュータとの接続が切れる。 この接続状態は、別室、もといモニター室で監視されており、 接続がOFFになったプレイヤーが確認されたら、スタッフが起こしに行くことになっている。 つまり、ゲーム内で死亡しても、現実世界で目を覚ますだけだ。 「……ビビってるわけじゃないわよ」 「そーかー?」 「……」 「はあ~。そんなに勝ちてえか?ったくー」 ここでゲームのルールを確認しておく。 ゲームはサバイバル方式である。 ゲーム内で死亡フラグとなる行動を起こしたプレイヤーは、 何らかの形で死亡し、ゲームオーバーとなる。 ちなみに行動とは、意思と発言というふうに定義されているらしい。 死亡フラグをうまく回避し、最後まで生き残ったプレイヤーが勝利するというわけだ。 「……」 かがみは沈黙しながら考える。 なぜ自分は今黙っているのだろうか。 勝とうとしている、というわけではない。 元はと言えばこなたの気まぐれに巻き込まれて参加することになっただけのゲームだ。 そんなゲームに本気で挑戦している気はない。 だとすると、自分は……死を恐れているのか? そうなのだろうか。 そうだとしたら……情けない。日下部にもそれを見透かされていることになる。 まあ、理由などどうでもいいのかもしれない。 とにかく余計な会話はしないことだ。 「しりとりしようぜ、しりとりの『り』」 「……リボン」 「おいふざけんなよバカヤロー」 みさおはなおもかがみに話をさせようとする。 しかし何度諭してもかがみは自分の意見を曲げようとない。 みさおは内心腹が立ってきていた。 「ちっとは話そうとしよーぜ、せっかく私がガンヴぁってんのに」 「……あんた死んでもいいの?」 「……いいよ、別に」 「こんなどうでもいい場所で?」 「……はいはい、無駄だな、そーだな」 みさおは思い切り口を尖らせる。 どうすりゃいいんだよ…… と、その時。 ドスン! 「!」 何かが大きな音を立てて家の外壁にぶつかった。音の発生源は家の外のようだった。 「何だ?見てくっか」 みさおはヒョイと立ち上がり家を出ていく。 いつもの癖で、かがみははいはい、と見送る。 が、その刹那、かがみは気付いた。 このまま行くとみさおの身に何が起きるか。 「あ、ちょっ……」 しかしそれだけ言うのが関の山だった。 家を出てすぐの所で、みさおの体が突き飛ばされた。 獣だ。馬のような姿をした獣は、何事も無かったかのようにそのまま走り去っていった。 ……ここはRPGの世界か何かか。 そう思って家の中を見てみると、確かに向かいの壁には剣が立て掛けられている。 隅には宝箱も二、三個置かれている。 RPGのそれらしくはあるが、自分がその主人公などと考えると妙な気持ちだ。 「……安直に行動したらああなるのよね」 かがみはそう言うと軽くため息をついた。 暫くじっと座っていたが、やがて何かを思い出したように立ち上がり、 向かいの壁に立て掛けられていた剣を持ち出して外へと繰り出した。 「日下部さん」 「んあ……?」 静かに目を開くみさお。 顔を横に向けると、そこには白衣に身を纏った人物がいた。 スタッフが自分を起こしに来たらしい。 「残念でしたね」 困ったような笑顔でスタッフは話しかけてきた。 「マジかよって感じだな。今の気持ちを一言で言ったら」 「そうですね」 スタッフが同調を返したところで、みさおは部屋を見回す。 周囲の状況を確認すると、みさおはがっかりしたような口調で言った。 「……まだ皆寝てんな」 「はい」 「……ぶっちゃけ私ビリ?」 「……残念ながら」 自分が一人目の脱落者か。 はぁあ、とみさおはあくびのようなため息をついた。 「ちぇ……結局柊の言うとおりじゃねーか」 「かがみさんですか?」 「うん」 スタッフ、もといみゆきの返答に頷くと、みさおはもう一度大きなため息をついた。 「みなみちゃん、後ろはもういいから……前を洗って……」 「ゆたか……」 ウヒヒ、という笑顔を浮かべ、妄想をノートへと絵にしている少女は、田村ひより。 ここはごく普通の民家の一室。 ひよりが(如何わしい)漫画を描いているこの部屋には、 机・椅子、本棚、ベッドに、樹木をかたどったコート掛けがある。 「やっぱ岩崎さん×小早川さんは至高だー…… TSもいけるしーもちろん岩崎さんが……でそんで……ぐふぅ~」 自らの妄想に酔いしれマニアックな言葉を発するひより。 やがて疲れてきたのか、立ち上がるとふらふら廊下を歩いていった。 「あ、ここ寝室だー」 小早川ゆたか。とある民家の一室を見回している。 「…仮想現実とは思えないほどの生活感」 隣に立つ岩崎みなみが呟く。 ゆたかとみなみは偶然にも、同じ道路の交差点からスタートした。 現実世界での仲の良さが影響したのかもしれない。 スタート地点から数十メートルの地点にこの家があり、 二人は多少躊躇しながらも玄関の扉を開け、上がってきたわけである。 「入っちゃおうか?」 「…ゆたかが入りたいなら」 ゆたかはうん、と頷くと軽い足取りで部屋に入り込んだ。 みなみがそれに続く。 ゆたかはそれとなく部屋の中央に立ち、みなみはベッドに腰を下ろした。 「まるでここに引っ越してきたみたいだね」 「…うん」 ゆたかは笑顔でみなみに話しかける。 みなみは照れているような様子で言葉を返した。 それを見てさらに微笑むゆたか。 ふと、机の方に視線をやる。 するとある物が目に留まった。 「何だろう?」 そこには一冊のノート。 側にはシャープペンシルや消しゴムが転がっており、 誰かが何か筆記活動をしていたことが窺える。 「ちょっとトイレに」 「うん」 みなみはそう言って部屋を出た。丁度いいというタイミングだ。 「……見ちゃおっかな」 ノートを手に取ってみる。 パラッ 興味本位で開いたノート。その1ページ目には…… 「うう……」 頼りない声を漏らす少女。 ここは洞穴の中。 放物線状に切り取られたその入り口からは、カラッと乾いた日差しが入り込む。 その光が当たらぬ、入り口脇の陰になるところに、 その少女は心細く佇んでいた。 「誰も来ないよね……?来ないでね……」 少女の目は入り口を力なく凝視する。 油断してはならない。 油断などすれば、外でうろついている猛獣共が入り込み、自分はたちまち襲われて死んでしまう。 ここにたどり着く前、平野の方で一匹の猛獣が暴れ狂っているのを見た。 その平野からここはそう遠くない。あの猛獣の脚なら三分もあれば着いてしまうだろう。 「ふぅ……」 ため息を一つ。手に持った盾に視線を下ろす。 洞穴の前の草むらに落ちていた物だ。 ……もし自分にもう少しだけ勇気があれば、こんな所で縮こまってなどいないのに。 双子の姉のように──もっと勇敢ならば。 「お姉ちゃん……」 ポツリと出た呼び名は洞穴の冷気へと溶けていく。 その言葉には、いくつもの願いが込められていた。 ガサッ。 その時、洞穴の入り口から何かの物音が聞こえた。 「……!」 反射的に盾で身を隠すつかさ。 何かが入ってきてる!猛獣かもしれない! 恐怖で震え始めるつかさ。 不運にも、その予想は的中していた。 「グォウウウウ!」 獰猛な顔つきに、おどろおどろしい咆哮。 猛獣と呼ぶにふさわしいその生物は、岩陰で何者かが盾に隠れているのを確認する。 その皮を剥ぎ取ってやろうと、爪を尖らせ、勢いよく前脚を上げた。 来る!次の瞬間にはこの盾は外され、そして…… 「ギァアアア!」 猛獣はなおも叫び声を上げる。もはや絶体絶命だ。 盾の奥で目をつむり、つかさは最期を覚悟した。 が、少し経ってもその爪がやってこない。 何だろう? 何が起きたか確認したい。でも怖い……いや、見たい! 勇気を出して盾から顔を出す。 すぐさま、つかさは目を見開いた。 自分が一番来てほしいと望んでいた人物がそこにいたからだ。 カツカツ…… 誰かの足音がする。この部屋に向かってきているようだ。 いけない! なぜかはわからないが、本能的に危機感を覚えたゆたかは慌ててベッドへ駆け寄り、 布団に潜り込んだ。 「よーしまたやるかー……あれ、何でノート開いてんだろ」 部屋に入るなり、ひよりは真っ先に机を見て言う。 しまった!ノートを閉じ忘れていた! ゆたかは布団の中で小刻みに震え出した。 「ん?あっれー、誰かいる?」 視線を移したひよりは布団が盛り上がっていることに気付く。 中に誰か人間が入っていることがありありと伝わってくる形状だ。 「誰だろ……あ゙っ!」 さらにひよりは気付いた。 この中に隠れている人間は自分のノート……もとい、自分の生き恥を見てしまったのだ。 「……」 しばらく固まるひより。 どうする。この中にいる人間は自分の見られたくないものを見てしまった。 このまま放っておけば…… やがて、ひよりはそろりと動き出すと、部屋の隅のコート掛けへ手を伸ばした。 何も物がかかってなければ重量は1kgもない。持ち上げるのは容易だ。 その棒状の物体の矛先を布団のふくらみへと向ける。 そして静かに振りかぶり……そのふくらみに向けて力いっぱい叩きつけた。 ガスッという鈍い音がした。 中からの声はない。 反応を確認しようと、もう一度叩く。 また何も聞こえない。 幾度か反復するうち、ひよりは完全に理性を失っていた。 見られた見られた見られた!! 何度も、執拗に殴打する。 その物体がふくらみに当たるたび、鈍い音とともに自分の両手首に鈍痛が走る。 布団もシーツも、赤色の血が滲んでシミになっている。 しかしそんなものに構っている余裕は無かった。 生き恥の目撃者を消し去るだけで精一杯だった。 「ロン、タンピン三色!」 威勢のよい声を上げ、横に並んだ13枚の牌を倒す女。 真っ直ぐ正面の敵を見据えた彼女の顔には、自信満々の笑みが浮かんでいる。 「チッチかよ……オラ」 女の真向かい、対面の椅子に座る男は、投げ上げるようにして十本の点棒を女に渡す。 外は雨。 日もとうに沈み、室内の電灯のみが光る中、 その雀荘では組の生存を懸けた博打──麻雀が行われていた。 場は既に南三局が終了したところ。次でオーラス、すなわち最終局。 現在のトップは青髪の女、泉こなたである。 この博打の取り決めは…… 勝負は半荘1回。つまりは一発勝負。 レートは……千点につき十億円。 麻雀では一万点の規模で点数が争われるから、 少なくとも百億円単位の金銭がやり取りされることになる。 泉こなたとともに卓を囲う三人……宮河組の下っ端二人に組長の宮河。 宮河組の資産は約250億円。千点につき十億円というレートは危険な域である。 泉こなたの単独トップでゲームが終了するようなことがあれば、 宮河組は全財産を失い、滅亡することは必至だ。 対して泉こなた自身はどこの組にも所属していない。 彼女は同じく滅亡の危機に瀕する成実組の代打ちとして呼ばれたのだ。 泉こなたの席の後ろには、成実組の控えが立ち、賭けの行方を見守っている。 そもそもこの勝負は成実組組長──成実の策略を発端としていた。 このままでは滅亡の刻がただ迫り来るのみ、どうにかして大量の金を得なくては…… そう考えた成実が、文字通りギャンブルとして、 この組の生死を懸けた麻雀の挑戦状を宮河組へ突きつけた次第だ。 ──という設定である。 南四局。オーラス。 持ち点4万3000点、二着を離して単独トップの地位にいるこなたにとっては、 ここさえ凌げば全てが安心に終わるという局だ。 絶対に振り込んではならない。 振り込む、とは敵のアガリ牌を切ってしまうこと。すなわち点数を奪われること。 点数さえ守りきれば勝ちが決まるのだ。 自動卓によって山が積まれ、各プレイヤーは牌を取り手元に並べていく。 最終局スタート。 卓には、これまで以上に重苦しく緊張の波が漂っていた。 トン、トン…… 足音。 まずい! 自分の手には鈍器。シーツには染みついた血液! これを見られては……! ひよりはパニックに陥る。 不幸にも、パニックが収まらぬうちにその人物が部屋の前まで到着してしまった。 「…?」 部屋を一瞥したみなみは、一瞬自分の目を疑う。 田村さんが何か手に持ってこちらを見ている。 表情が不自然だ。引きつった、笑顔のような、困惑のような…… そしてゆたかは……? 布団の一部が膨らんでいる。あれがゆたか……? まさか! 「あっ……」 みなみが悲鳴に近い声を上げかけたその瞬間、ひよりは反射的に絶叫した。 「ああああああ!!」 気付かれた! 自分が中の人間を殺したことに!! 狂獣のように目をむき、鈍器を持ったままみなみへ突進するひより。 「んぃっ…!」 間一髪交わすみなみ。そのまま部屋から逃げ出す。 「待ってえええええぇぇぇぇぇぇ!!!」 すかさずその後を追うひより。 部屋を出ようとすると、棒が出入り口の壁に引っかかった。 「おあぁっ!!」 咄嗟に棒を後方へ投げ捨て、みなみを追いかける。 投げられた棒はゆたかの死体に最後の一撃を見舞った。 民家から出て数十メートル離れた地点。 みなみは必死になって走る。 その後方約50m、ひよりが死に物狂いでみなみを追っている。 みなみからひよりは見えない。 むしろ見てはいけない。後ろを振り返る余裕はない! がむしゃらに走り続けるみなみ。息も絶え絶えである。 すると間もなく交差点に差し掛かった。 左だ! そう直感し左折するみなみ。 体を左に向ける。そのとき一瞬、考えが頭をよぎった。 今この体勢なら追っ手の姿を確認できる! 左の道に入りきる直前、みなみは素早く首を左へ回した。 自分の走る速度ゆえ視界は常にぶれている。 が、はっきり見えた! 自分を殺そうと凄まじい形相で追いかけてくる女の姿が! その殺気と迫力にみなみは一瞬たじろぐ。 と、その拍子に足の力が抜け、豪快に転倒した。 まずい!追いつかれる! 左腕に必死の力を込め立ち上がろうとするみなみ。 しかし脚に力が入らず上手く立ち上がれない。 何とか膝をつき、再び走り出そうとしたその時。 すぐ耳元に誰かの息遣いが聞こえる。 これは…… 後ろを向けず震え上がるみなみ。 首に鋭い刃物が刺さった。 みなみはその場に倒れこみ動けなくなってしまった。 十三巡目。局は既に終盤へと差し掛かっている。 今のところ他の三人に動きはなし。 このままいけば、自分のトップで終了という最も理想的な形で勝負が決まる。 外面には平静を装いながらも、こなたは心が躍っていた。 大丈夫だ。この局は他の誰もアガらない。 誰も点数を増やせない。 それに、今の自分の手牌。 ピンフの一向聴だ。あと五巡もすればアガれるかもしれない。 アガれれば自分のトップが確定するうえ、さらに敵と点差を広げることができ、 その分成実組の収入も増えて一石二鳥というわけだ。 冷静を装う顔に、僅かな笑みが浮かぶ。 次巡。有効牌を引いてくる。 来た!これで聴牌! あと一枚でアガれる。あと一枚有効牌を引いてくればアガれる! こなたは自分の勝利を確信した。 この局、自分がアガる!他の誰にもアガらせはしない! 手牌の中から「北」を指にかかえる。 場には既に二枚切れている。局の始めから手牌の中でずっと温めていた安全牌だ。 そして踊る手つきでそれを河に捨てる…… その時。真向かい、対面に座る宮河がニヤついて言った。 「ロン……」 ビクッ、とするこなた。 宮河が静かに牌を倒す。 その牌姿を見て、こなたの顔色は急激に青ざめた。 「スッタンツーイーソー……親のトリプルだ。わかるな、14万4000点」 「…………」 トリプル役満……!? あり得ない! 三本の矢を縦に連ねるほどの難易度だ! ……まさか。すり替えたのでは? 自分の見ていない隙に、仲間同士で手牌を…… 「……何やってんだ。払えよ」 「……払えるわけないじゃん」 「点数のことなんざ言ってねーよ。金出せっつってんだコラ」 勝利を確信した途端に没落。 なんてことだ。こんな不幸があってたまるか…… そうか。これが死亡フラグってものか。 油断は禁物だった。 そういえば、自分は勝てる!と豪語していたキャラクターほど、後でやられることが多かったっけ。 自分は絶対大丈夫って思ってたのに。随分甘く見てたんだなー…… 「……いくら?」 「1310億」 「……1310億はありませんね」 控えが残念そうに言葉を濁す。 「じゃあ何を差し出す」 宮河が脅しをかける。 負けた。敗者は勝者の言うことを聞かなくてはなるまい。 しかし……こんなヤツの言いなりになるのは癪だ。 それなら…… こなたはチラッと後ろを向き、控えに合図を送る。 控えが了解したという風に頷くのを確認すると、こなたは静かに口を開いた。 「……私は女だから」 「だから何だ」 宮河がドスを利かせて返す。 それに構わずこなたは言葉を続ける。 「潔くなくてもいいよね」 そう言い終えると同時に、控えは懐から銃を素早く取り出し発射した。 銃弾はこなたの頭を貫き、その卓に流血した青髪の死体を残していった。 「……もしかしなくてもこれやばくないか、私」 事を終えてから数分後、冷静さを取り戻し始めたひよりは、 自分の引き起こした一連の事柄を思い起こしていた。 「うわー……やっちゃったよ……どうすればいいんだろこれ」 理性が戻るにつれ、段々と今までやったことの意味がはっきり見えてくる。 そうだ。自分は二人の人間を殺してしまった。 しかも……あんなくだらない理由で。 「そういや……このゲーム参加してんの八人だっけ…… 私あの中の誰かを殺しちゃったんだよなー……」 あの中の誰か、そうはぐらかしてみたが、その候補は一人しか思い浮かばない。 あの布団の中にいた人物── 小早川ゆたかだ。 自分は小早川ゆたかを殺した。 そしてそれを目撃した岩崎みなみも殺した。 「……死亡フラグかー……」 誰にともなく呟きながら、ひよりはその場に座り込んだ。 まさか、こんな形で二人が死ぬなんて。 ゆたかの死因は自分が鈍器で殴り続けたこと── 結果的にはそうなったが、そもそもゆたかの死が確定したのは、もっと前。 あのノートを見たときだ。 「見てはいけないもの」を見てしまった人間は死ぬ。 某死のマンガに出てきた規則のような文言であるが、 これは死亡フラグという観点からすれば立派な法則だろう。 ゆたかがあのノートを見た時点で、既に死亡フラグが立っていたのだ。 あとはどうやって死ぬか。 そしてそれがあの時自分のやったこと── 自分がゆたかを死なせる役目を担うこととなった、ということ。 なんて残酷なんだ。 小早川さんの運命はあの時決まったんだ。 そして岩崎さんが死ぬのも決まったんだ…… そこまで考え終えると、ひよりは左手に持った物をじっと見た。 漫画用のペン。その細いペン先には、インクの代わりに赤い液体が染み付いている。 「……こんなん考えても意味ないね。自分の罪は自分で償わないと」 ひよりはそのペン先を自分の側へ向ける。 そして首の付け根に当てると、横へ勢いよく動かし、自らの首を引き裂いた。 「寒い……」 カチューシャをつけた女は身震いしつつ足をとられながら、歩いていた。 極寒の雪山。小屋は見当たらず、吹雪を凌げる洞穴もない。 「どうしてこんな所に……」 靴の中にはもうかなりの量の雪が入り込んでいる。 それが足を冷やし、自分の動きを鈍重にさせる…… 不運だ。この世界に飛ばされてきて早速これでは。 死亡フラグを立てる立てないも無いものだ。 と、歩いているうち、遠方に町並みを見つけた。 桜の木が咲いているのが見える。雪も積もってはいないようだ。 希望が見えた。あの町に行けば助かるかもしれない。 「どのぐらいで着くかな……」 あやのは急ぐように、町へ向かって一歩踏み出した。 その時。 ガラガラ 「ひやぁっ!?」 足元が崩れ落ちた。一面の白化粧で判らなかった。 今足をついた所は断崖絶壁ではないか。 「あああああっ!!」 手を伸ばして崖に掴まろうとするが虚しく、叫び声とともにあやのは奈落の底へと落ちていった。 「ひよひよー」 自分のニックネームを呼ばれ、田村ひよりは徐に目を開いた。 すぐに横を振り向くと、想定していた通りの人物と、その隣にみゆきもいた。 「泉先輩も脱落ッスか」 「うん。麻雀で負けた」 「脱マーッスか?」 「いやいやいや!ないから!」 「お二人とも、非業の死という感じでしたね」 みゆきが話しかけてきた。 「まーねー、ってかひよひよもなんだ」 「いんやー私のは色々ひどいんスけどね……」 「どんなだったの?」 「うーん……言わないでいいッスか?」 「えー」 答えをはぐらかされがっかりするこなた。今度はみゆきに問いかけた。 「みゆきさん知ってるんじゃないの?」 「え、ええと、一応……」 「なんだぁ知ってるんじゃん!ってゆーかなんで知ってるの?」 「この施設にはモニター室というのがありまして、そこで……」 「えぇー!?見てたんスか!?」 ひよりが驚きと同時にまずいというような顔つきになる。 すかさずこなたが食らいついた。 「えー何何!?どんな感じだったのみゆきさん?」 「いいい言わないでくださいッス高良先輩ー!」 「え、ええ……」 二人の間で板ばさみになり、みゆきの困惑はしばらくの間続いた。 かがみは猛獣の動きが一瞬鈍ったのを看取すると、 その脚に切り込んだ剣を引き戻し、今度は飛び上がって首に斬りかかった。 猛獣は再び悲鳴を上げる。 横で見ているつかさは驚きっぱなしで、何も言えずに口をぽかんと開いていた。 猛獣は首を切り裂かれ、その場に倒れこむ。 かがみはその挙動をじっと観察し、よしと判断するとつかさの方を向いた。 つかさがあっという顔をする。いきなり顔を向けられて驚いたようだ。 それを見て無意識にかがみは顔をそらす。 二人の間で沈黙が続く。やがて、かがみの方から口を開いた。 「あんたも大変な所に来たわね」 つかさはほっと一息つき、安心した様子で返答する。 「お姉ちゃんは?」 「同じよ。私は家の中からのスタートだったけど」 「家?」 「うん。日下部と一緒に」 「日下部さんは?」 「初っ端からヘマして死んだわ」 「そうなんだ……」 先ほどまでの沈黙が手の平を返したように、今度は会話が弾み始めた。 「あんた誰かに会わなかった?私以外で」 「誰も……」 「孤独だなー……まあ私も日下部しか会わなかったけどさ。あとつかさ」 「そうなんだー……こなちゃんとかどうしてんのかな」 「いつも漫画やらアニメやら見てるし大丈夫じゃない?」 「そうかもねー」 二人は会話に夢中になる。と、ここでつかさが何か思い出したように言った。 「あ、そういえば。お姉ちゃんさ、どうしてここに来たの?」 「んーそれは……」 その時だった。 「!」 かがみの身体が宙を舞った。 猛獣はまだ死んではいなかった。最期の力を振り絞り復讐したのだ。 2メートルほどの高さまで浮いた身体が、再び地面に着く。 咄嗟のことで受身も取れず、かがみは頭から落下し、その場に倒れこんだ。 同時に猛獣も力尽きたようにぐったりとなった。 「あ……」 再び元のような頼りない声を上げるつかさ。 姉は無事か? 確かめたい。しかし体が動かない。 足をすくませていると、まだ辛うじて意識を保っているかがみが口を開いた。 「……死亡フラグね」 姉の口から意外な単語が出たからか、つかさはきょとんとした。 「死亡フラグ?」 「あんたを助けようとしたのがいけなかったみたい……まあいいんだけど」 「そんなの……」 「いいの。別に勝ちにこだわってやってるわけじゃないし。これが正解だったと思う」 「……」 「あんた、勝つかもよ」 「勝ったって……」 「こだわらないか。ああもう無理。ごめん、落ちるわ」 そう言うとかがみは完全に力を失い、動かなくなった。 何もかもが突然起こり事態も呑み込めず、つかさはおろおろするしかなかった。 それと同時だ。 どこからか、聞き慣れたような声が響いてきた。 「えーつかささん。たった今あなた以外の全ての参加者がゲームオーバーになりました。 優勝おめでとうございます。これから接続をお切りし、現実に戻させていただきます。 お疲れ様でした。」 声の主を探そうと必死に辺りを見回しているうちに、つかさは突然意識を失い、倒れこんだ。 「じゃあ別に優勝記念とかいうわけじゃないけど、かんぱーい!」 「「かんぱーい!!」」 大学から少し離れた町にある、ごく普通の居酒屋。 こなたの掛け声に続き、九人の女たちが手元のジョッキを鳴らし合わせた。 「優勝記念じゃないっつったけど、つかさは優勝だねぇ」 「え、えーっと……喜んでいいのかなあ?」 つかさは照れたような困ったような顔をする。 「いいんじゃない、優勝なんだし」 「そ、それじゃあ……ありがとう」 「よっ、日本一ぃ!」 「そ、そんな持ち上げ……」 「つーか日本一って何だよ」 こなた、かがみ、つかさも三名が和気藹々としている隣のテーブルでは、 別の三名がこれまた異様な雰囲気に包まれていた。 「ほんと!!ごめん!!マジで!!」 「いいよいいよ大丈夫だから……」 「……」 勢いよく頭を下げて謝罪しているのはひより。 向かいに座るはゆたかとみなみ。 ゆたかは謝るひよりをなだめるのに手一杯、みなみは呆然とそれを眺めている様子だ。 「いやー許してくれてるのはわかってるんだけどもーなんか……自首してきたい気分だわ」 「自首って……」 「……田村さん、落ち着いた方が」 「だめだーもう全然落ち着けないやー、誰か私を止めてー!!」 「わかったよー止めるから落ち着いてー!」 酔っ払い、突然暴れだすひより。 ゆたかとみなみはそれを見て慌てふためく。 さらにその隣のあまり目立たないテーブルでは、 二名の女による会話が細々と続いていた。 「なんてーかさ、ここでもこんな扱いなんて無いよな」 「そういうこと言っちゃ……」 「でもさー開始即行でゲームオーヴぁーだぜ?酷いにもほどがあんだろー」 「そうねえ……」 確かに二人とも、ゲームが始まってほんの一分も経たぬ内に脱落となった。 ただし、みさおは慎重さを欠いたのが原因で、 あやのはそもそもスタート位置が過酷だったのが原因である。 「ちぇーひそかにトップ狙ってたのに」 「まあまあ……」 「もーヤケ飲みだっ!あやののカシスオレンジいただきぃー!!」 「ええええっ!?」 「せっかくトップとったんだしさー、何か命令していいよ?つかさ」 「命令ー!?できないよー」 「何でもいいからさー」 「何でもいいが一番困るだろ」 初めのテーブル。 三人による会話の勢いがまだ途絶えぬ傍らで、じっと黙って座り込んでいるもう一人の女。 彼女は両手の指を絡ませながら、漠然と思考を巡らせていた。 今回のゲームを全てモニターで見ていたが、その結果は予想以上に残酷だった。 助かろうとして死んだ者、見てはいけないものを見た結果死んだ者、 仲間を助けようとして死んだ者…… 皆がゲーム中どれほど気付いたかは知らないが、これらの行動は全て死亡フラグ。 プレイヤーが死亡フラグとなりそうな行動を起こした時、 プログラムは「フラグ」をONにする。 そう、そもそもフラグというのはコンピュータ用語。 プログラム中、何か条件分岐が必要になったとき、 その分岐する方向を決めるためのスイッチのことだ。 フラグがONになったプレイヤーは、その後の行動に対して逐一「評価値」を計算される。 評価値とは言い換えれば死亡フラグらしさの数値だ。 プレイヤーが死亡フラグを思わせる行動を起こすたびに評価値は加算されていく。 そしてその値がある一定の数字を超えた時……プレイヤーの死が確定する。 このプログラムのコードを見たときから、ゲームでいくつもの悲劇が起きることを予測していた。 恐らく、何気ない発言が命取りになり、突然死するか、事故死するだろう、と。 そして実際はその想像を遥かに超えていた。 ある程度覚悟していたとはいえ、実際に目にしてみるとショックだった。 皆、まるで初めからそう決められていたかのように、 不意を打たれ、あるいは恐怖に脅かされ、悲惨な死を遂げていった。 運命の掌に踊らされたかのように。 運命。 その言葉を浮かべた時、全てを悟ったような気がした。 そういうものなのかもしれない。 あの仮想現実の中で生きるか死ぬかは、きっと本人の意志には関係がなかったのだ。 全て運命によって決まっていたのだ。 そしてもしかしたら、それはあの仮想現実の中に限らないのではないだろうか。 この現実世界においても、そのような見えざるルールが…… 運命は神の手によってもたらされる──というようなことをよく耳にするが、少し違う気がする。 本当は、周囲の環境によって、あるいは他人の気まぐれによって。 そういうものによって、運命は決まるということだ。 この地球上に生まれた全ての人間、いや全ての生命が、 互いに接近し遠ざかりながら、運命を紡ぎ合っているのかもしれない…… 「みゆきさーん?」 こなたが怪訝そうな顔で話しかける。 「あ、えっと」 「何考えてたのかなー?」 「いえ、何でも」 「そーぉ?まいーや、というわけで誰がみさきちのおトイレを覗きに行くか皆でジャンケーン!」 「ええっ!?」 たちまち我に返ったみゆきは、今まで考えていたことを忘れ去り、 そのまま会話の中へと混ざっていった。 居酒屋の上空は既に茜色に染まり、上弦の月がうっすら顔を出している。 町のから騒ぎは、そのなされるがままに、雲ひとつない空の彼方へと溶けていった。
https://w.atwiki.jp/animerowa-2nd/pages/24.html
【名前】マタタビ 【出展】サイボーグクロちゃん(アニメでは第15話、漫画では4巻から登場) 【種族】猫 【性別】♂ 【声優】大本眞基子(星のカービィのカービィなど) 【年齢】不明 【外見】 眼帯を付けた、右目が隻眼のトラ猫。 基本的にマントを羽織っている。 【性格】 クロがキッドと呼ばれていた頃の親友だった。クロと再会して復讐を挑むが、その理由は片目の事が 起因している。 食べることが大好きで、クロに「ブタタビ」と呼ばれるほど太ってしまったことがあり、食べるとき は行儀が悪く遠慮も皆無で、マーくんの母親には「世の中にはこんな下品なものが存在するのね」と 半ば皮肉られていた。 同じ家で暮らすようになってからも未だにクロとは仲が悪いが、妙にコンビネーションが良かったり 、変なところで意気投合したりする。クロのことを仲間内で唯一「キッド」と呼ぶが、原作・アニメ ともにごく稀ながら「クロ」と呼ぶ(恐らく誤植)こともある。 怠けた生活より脱出するため、フジ井家から出て行こうとする(特にアニメ版)が、クロ曰く「世界 一快楽に溺れやすい猫」なので、途中で快楽に溺れていつも失敗するか、実行すらされないことが多 い。また、堕落した生活を嫌がる一方で、厄介事に首を突っ込むことを嫌い、「おう、しっかりな」 と言いながら縁側で怠けたり、「気が進まない」と文句を垂れることもしばしば。(故にクロに無理 矢理連れて行かれることもあった) サイボーグに対してはシビアな考えを持っているのか、どんなに死に掛けても生身で通すことを宣言 している。 【口調】 一人称、拙者。いわゆる武士口調。 【特異能力】 猫なのに二本足で歩行し、人間の言葉も喋り、箸をも使える器用さを持ち、 シマ時代に人間が残した武器を材料に簡単な武器を作ったこともある。 また、世話になった大工の棟梁の下で修行を重ねたため一級建築士並みの大工技術を持っている。 戦闘力はサイボーグとなったクロちゃんと互角に戦える程強い。また、マントの中にはどうやって入 れたかも分からない程の量の武器を隠し、切り札として「すてるすブーメラン」という投擲武器を持つ。 【映像化されていない過去エピソード】 キッド編の終わりにてトラック上に落下したマタタビは、その後しばらくトラックの兄ちゃん達 の世話になることになる。この際、見ていた時代劇の影響で武士口調の言葉で喋るようになった。 傷が癒えたころ、再びキッドを探しに旅立ったが、途中で行き倒れ今度は大工の棟梁に拾われる。 そこで大工の修行をしつつ棟梁の下で世話になっていたが、棟梁との会話で「キッドに会ってどうす る?」と問われ答えが分からず動揺し、棟梁と(一方的な)殴り合いの問答になる。 問答の末、棟梁に「許さず憎まず一番キッドが安心してやれる距離に居てやれ」と言う一つの答えを 提示され、その答えを胸に、渡された玄翁と共に、再びキッド探しの旅に戻っていった。 【備考】 上記のエピソードは映像化されていないため、使われるかどうかは不明。 しかし、マタタビの言語・大工技術のルーツ関連で割と重要な話であることを心に留めて おいて欲しい。 このエピソードはコミックス8巻に収録されている。 以下、アニメキャラ・バトルロワイヤル 2ndにおけるネタバレを含む + 開示する マタタビの本ロワ内における動向 初登場話 036 マタタビの欲求!! 死亡話 214ナイトメア・チルドレン(後編) 登場話数 10話 スタンス 対主催 現在状況 一日目の夜に死亡 キャラとの関係(最新話時点) キャラ名 関係 呼び方 解説 初遭遇話 クロ 仲間 キッド 元世界の仲間 ※本ロワで再会せず リザ・ホークアイ 軍服の姉ちゃん 温泉復興を手伝わせようとした。20時間後に合流の約束。 050 マタタビからの挑戦状 クレア・スタンフィールド 友好→疑惑→仲間 温泉初めての客。ミー殺害についての疑惑。仇を討つ 111 車掌と大工 八神はやて 友好→疑惑→仲間 ミー殺害についての疑惑。仇を討つ 135 せーのでコケてごあいきょう スパイク・スピーゲル 友好 温泉の客 135 せーのでコケてごあいきょう 読子・リードマン 友好 温泉の客 135 せーのでコケてごあいきょう 糸色望 中立 目視したのみ 135 黒の騎士団 カレン・シュタットフェルト 中立 ほぼ目視したのみ 135 黒の騎士団 ルルーシュ・ランペルージ 中立 ギアスをかけられる 135 黒の騎士団 ミー 仲間 元世界の友人。ギアスにより殺害 135 黒の騎士団 相羽シンヤ 敵対 テッカマンエビル はやてとクレアの仇。“シンヤ”という名前は知らない 190 ボクのセカイをまもるヒト(前編)190 ボクのセカイをまもるヒト(後編) 小早川ゆたか 中立 目視したのみ 190 ボクのセカイをまもるヒト(前編)190 ボクのセカイをまもるヒト(後編) ニア 不認知 拾われるが、ギアスをかけられた彼女に殺害される 190 ボクのセカイをまもるヒト(前編)190 ボクのセカイをまもるヒト(後編) ビクトリーム 不認知 190 ボクのセカイをまもるヒト(前編)190 ボクのセカイをまもるヒト(後編) ジン 不認知 204:“THE SPIRAL KING”OF PRINCESS NIA=TEPPELIN 最終状態 【D-7】山道にてルルーシュ・ランペルージにギアスをかけられたニアにより毒入りカプセルにより殺害される。 踏破地域 【H-6】温泉→【H-7】トンネル→【H-8】トンネル中心部→【D-7】山道 1 2 3 4 5 6 7 8 A■■■■■■■■ B■■■■■■■■ C■■■■■■■■ D■■■■■■□■ E■■■■■■■■ F■■■■■■■■ G■■■■■■■■ H■■■■■□□□
https://w.atwiki.jp/kairakunoza/pages/1960.html
ふた☆みな ~ゆたか~はこちら 「だから、ね……みなみちゃん……私と、せっくすしよ……?」 ☆ 着ていた服を脱がせ合い、ベッドの上ではだかんぼになったみなみとゆたかは――お互いに膝立ちの姿勢で腰に手を回し、口唇の睦み合いの虜となっていた。 「ちゅっ……ちゅうっ……んくっ……んむっ……んん……」 「ちゅく……ちゅむ……ちゅうっ……んふ……んむ……」 薄膜が角度を変えてたわむたび、二人の間で愛おしさがふわふわと膨らみ、ほこほことした幸せな気持ちがほんのりと肌を火照らせていく。 「んちゅ……ちゅっ、ちゅうう……んくっ……ぢゅ、ぢゅるっ……ぢゅるる……」 「ちゅむ、ちゅぷ……っん、こく……んん……ぢゅくっ、ぢゅっ、ぢゅうう……」 唾液にまみれた舌を絡め合い、撹拌し合い――ブレンドされ、口腔にたまった唾液を咽下し合う。 飽きる事ない唇同士の愛撫に、二人の顔はすっかりとろけきっていた。 「――ぷはぁ……んっ……えへへ、みなみちゃん……お顔が真っ赤……」 「――んぷ……あ……はあ……ゆたかこそ、真っ赤っか……」 みなみとゆたかは朱に染まった相手の頬に、そっと手を添える。 そしてそこからもう一度唇を触れ合うと、ゆたかは目を細めてはにかんだ。 「じゃあ、しよ……?」 ふた☆みな ~ゆたか2~ ゆたかをそっと横たえると、みなみは四つん這いになり、キスの攻撃を次々と見舞っていった。 耳たぶを食み、頬を伝い……首筋に吸い付き、鎖骨のくぼみを丹念になぞる。 次いで、肩から二の腕、二の腕からわきの下……時にはうっすらと浮かぶ汗を舐め取っていく。 ゆたかの肌をくまなく這いずるみなみの舌は、さながらアイスキャンディーのように、ゆたかの全身を舐め溶かしてしまう勢いだ。 「ふぁ……あん……みなみちゃんのキス……気持ち良い……」 熱に浮かされたように呟き、されるがままのゆたかは、その舌技にぞくぞくと身悶える。 やがてその舌は緩慢な動きで胸元に辿り着く――と、そこでみなみは一旦、頭を起こした。 「…………」 ――ゆたかの、胸……。 さすが、同じユニットを組むメンバーだけあって、ゆたかの胸は見事なまでにぺったんこだ。 まるで淡いピンク色の乳輪と乳首だけが、 「ここはおっぱいですよー」 ……と、必死になってその存在を訴えかけている。 「…………」 「……どうしたの?じっと見つめて……」 「……あ、いや……別に……」 「あ、あはは……ごめんね?ぺったんこで……」 申し訳なさそうに照れた笑みを浮かべるゆたかに、みなみはううん、と首を横に振った。 「私は好き……ゆたかの、胸……」 それは偽りのない本音。 大きさに関係なく、みなみはゆたかの胸が好きなのだ。 その事を伝えようと、みなみは早速ゆたかのわきから柔肉を寄せ――小さく盛り上がった乳房を、円を描くように丹念に揉みしだく。 そのまま寄せ上げた乳房の頂上……つつましく載った乳首にキスをすると、唇に挟んだ。 「んん……ちゅっ……ちゅっ……可愛くて……あむあむあむ……んふ、んふ……柔らかい……」 「あん……あん……ああっ……あっ……はあんっ……みなみちゃん……」 胸の先端からくるくすぐったい刺激に、ゆたかは鼻を鳴らしてむずがる。 乳輪を舌でぐるぐると舐め回し、乳首を唇で揉みこね、小さく噛んで、くいくいと引っ張ったり……と、さらなる愛撫を続け、ゆたかの胸をたっぷりと楽しんだ。 「ん、ちゅ……ぷあ……」 唇を離すと、硬くとがった乳首が姿を現す。 「……勃起しちゃったね……」 「やぁん……みなみちゃんのいじわるぅ……」 ゆたかは悩ましげな視線をみなみに向け、甘えるような声を出す。 みなみはすかさず反対側の乳首にしゃぶりつき、すっかり硬くなった乳首は手による愛撫を続行する。 「ちゅっ……ちゅっ……ちゅく……んんっ、んちゅっ……んん……」 「あっ……あん……ああん……はあ、ああん……」 勃起した乳首は、親指と人差し指の腹で押しつぶす様にこねられ――口に含まれた乳首は、舌の腹で押し転がされ、歯によって甘噛みされ……硬さを帯び始めてきている。 「ああん……みなみちゃん……みなみちゃぁん……」 硬い乳房は心地良くほぐされ、柔らかな性感が胸いっぱいに拡がる。 みなみの丁寧で優しい愛撫によって、ゆたかはすっかり発情していた。 ☆ 「んちゅ……んむ……すふ、すふ……ちゅ……ちゅう……」 ゆたかの乳房を思うさまいじくったみなみは、キス攻撃を再開する。 胸の真ん中を伝い……肋骨が確認できるほどのなめらかなわき腹。 すべすべのお腹に、ぽつんと穿たれた可愛らしいへそを下り……薄い性毛の生える恥丘へ。 それら全てに、みなみはキスを杭打ち機よろしく撃ち込んでいった。 「んん……くふぅ……あん……ふぁ……」 柔らかなみなみの唇が柔肌をすべる感触に、ゆたかはむずがるような声を上げる。 「ゆたか……ちょっと、脚開いて……」 「うん……」 浅く開いたゆたかの股間に移動すると、みなみは腹這いの姿勢をとり、顔を近付けた。 濃桃色の、ぽってりとした恥丘。 その、幼いまろみを帯びた外側の肉を両手で割り開くと――桃色の膣縁が左右にくつろぎ、小さなや尿道口や膣口、ぷっくりとしたクリトリスがむき出しになった。 ゆたかと同じ、ちんまりとした可愛らしい女性器に、みなみは、こく……っとツバを飲み込む。 いつもクンニリングスでたっぷりと愛しているものの、今回は目的がまるきり違うためか、普段よりもじっと覗き込んでしまう。 ――こんな小さな穴に、入れるのか……いや、入るのかな……? 「……や、やだ、みなみちゃん……そんなに見つめないで……」 「え……?あ、ああ……ごめん……」 ゆたかの消え入りそうな声に、みなみは謝ると――改めて、愛液でつやめく膣縁に唇を寄せる。 「ぷちゅっ、ちゅぢゅっ、かにゅっ、かにゅ……れろれろれろれろ……」 「あん、あっ、あうん……あ、はあ……あん……くぅん……」 しびれるような刺激に身悶え、うわずった声を上げるゆたか。 みなみの舌先が膣縁をなぞるたび、または唇がつんつんのクリトリスを食むたび……ゆたかは恥じらいながらも腰を震わせ、膣口から新鮮な愛液を噴き出した。 みなみはゆたかの腰を抱え込むと、秘裂に鼻面を押し当て、思い切りすすり上げた。 「ぢゅるるるっ、ぢゅううっ、ぢゅっ、ぢゅううううううう……っ!」 「あっ、あああっ!ああっ、あっ!そんなっ、音立てて吸っちゃやあああっ!」 ゆたかは激しくかぶりを振り、一段と大きく腰を跳ねる。 こぼれ落ちる愛液を、肛門の方から舐め上げてすくい取り――あるいは舌先を膣口に突っ込んで、あふれる愛液をせわしなく掻き出す。 みなみの口やあごはすっかり愛液にまみれたが、お構いなしにゆたかの秘裂を味わった。 「あーっ、はあーっ、はっ……みなみちゃん……もう、平気だから……」 息も絶え絶えにゆたかが呟くと、みなみはようやく顔を上げた。 「……ん、しょ…………は、はい……」 ゆたかは羞恥で顔を真っ赤にしながらも、自分で両ひざを抱えると、M字開脚の姿勢をとる――そして差し出すかのように、自らの割れ目に指を這わせ、むにぃ……と左右に拡げた。 「ど、どうぞ……みなみちゃん……」 クリトリスが震えるたびに膣口の奥から愛液がにじみ、お尻のすぼまりへと流れてゆく。 自分の全てをさらけ出す格好のゆたかに、みなみはいっそう愛おしさを募らせた。 「……うん……」 みなみは頷くと肉棒を掴み、ゆたかの股間に腰を寄せ――唾液と愛液にまみれた秘裂にあてがう。 ひゅくひゅくとたわむ小さな膣口に亀頭を浅く潜らせ、わずかに腰を押しやると、間もなく……亀頭の先端にわずかな抵抗がかかった。 ――あ……これが……ゆたかの…… 「……ゆたか……」 「……お願い、みなみちゃん……」 みなみはしばし逡巡したものの……ゆたかの哀願に意を決すると、腰に力を込め――。 ――ぷつ、ん―― 膨張した赤黒い亀頭で――処女膜――ゆたかの純潔の証を切り裂いた。 「んいいいいい……っ!」 痛みに備えていたものの、破瓜の想像以上の激痛に――ゆたかは眉間に深いしわを刻み、愛らしい顔を辛そうに歪める。 「ごめん……ゆたかにだけ、痛い思いをさせて……ごめん……」 ゆたかの苦痛を身代わりになってあげられない歯痒さに、みなみは唇を強く噛む。 愛する人を傷つけている。 そんな良心の呵責にさいなまれつつ、みなみは腰を進め……熱くみなぎる肉の杭を、小さな膣口にずっぽりと埋めていく。 「いいいい……ひいいいい……っ!」 ぽろぽろと涙をこぼしながらも、ゆたかは心配をかけまいと唇をかみ締め、もれる悲鳴を懸命に押しとどめる。 シーツを精一杯の力で掴んでいた指先は、血の気を失い白くなっていた。 「もう少し……もう少し……」 小さな子をあやすようにゆたかに語りかけながら、みなみはじっくりと時間をかけ、亀頭を子宮口へと潜り込ませていく。 太ましいペニスはそのまま膣壁を分け入って奥まで進み――弾力のある行き止まりを軽く押しやると……その全長が、ずっぽりと窮屈な膣内に収まる。 これでゆたかの処女は、ついにみなみによって散華されたのだった。 膣口からは破瓜の血がにじみ、根元付近の竿をわずかに赤く濡らしている。 「ゆたか……全部、入ったよ……」 「……う、ん……」 「…………」 「…………」 「…………落ち着いた……?もう少し、待つ……?」 「…………だい、じょ、ぶ………」 いたわりの言葉をかけるみなみに、ゆたかはぶんぶんとかぶりを振る。 「…………っはああああーーー……っ」 みなみのペニスを自分の最奥……一番大切な場所の入り口まで迎え入れると――ゆたかはようやく詰めていた息を大きく吐き出し、枕に頭を落とした。 「はあっ……はあ……みなみちゃんのおちんちん、全部入っちゃった……」 荒い息の中、ゆたかは自分の腹を撫でさすりながら、満足げに呟く――その表情は、どこか誇らしげだ。 「……うん……頑張った……」 みなみも優しく微笑み、脂汗で張り付いたゆたかの前髪を丁寧に掻き分ける。 その仕草に、照れ臭そうにはにかむゆたか。 「ふふ……私のアソコ……これで、みなみちゃんのおちんちんのサイズ、覚えちゃった……」 「――あ、う……!」 その口から紡ぎ出された、無邪気ながらも淫猥な台詞に、みなみの顔はたちまち真っ赤になった。 「えへへっ。みなみちゃん、かわいっ♪」 みなみの可愛らしい反応に、ゆたかはぺろりと舌を出す。 「……もう……っ!」 拗ねたように口を尖らすと、みなみはゆたかに覆いかぶさった。 「ゆたかは、えっち……すごくえっちだ……」 「ふふっ♪私をえっちにさせたのは……みなみちゃんですよーだ」 「わ、私は……えっちになんてさせてない……ゆたかが、元からえっちだったんだ……」 「違うもん。みなみちゃんのえっちが、私にうつったのっ」 「…………」 「…………」 「……くすっ」 「……にへへっ」 鼻先をつつき合わせながら睦言を交わし……みなみとゆたかは、申し合わせたようにキスをした。 「ちゅ……ちゅぴっ、ちゅむ……ちゅるる……」 「ちゅく、ちゅ……んちゅ……ちゅううう……」 「んくっ、んぅ……ぢゅちゅっ、ぢゅっ、ぢゅるるる……っ」 「っん、こくっ……ぢゅぶっ、ぢゅるるっ、ぢゅちゅ……っ」 じゃれつくようにお互いの唇をついばみ、角度を変えてたわませ、唾液を啜り合う。 「ん、ちゅ……ぷあっ……みなみちゃん……」 「っぷ、あ、はあっ……はあ……ゆたか……」 絡ませた舌をほどくと、二人は幸福感に火照る頬をすり合わせた。 「……みなみちゃん……私、みなみちゃんになら……何をされても、平気だよ?だから……」 「……うん……分かった……辛くした分、いっぱい、ゆたかを気持ち良くしてあげるから……」 「……んーん。違うよ……一緒に、気持ち良くなるの」 「……うん……じゃあ……一緒に、気持ち良くなろう……」 みなみはそのままの姿勢でゆたかの肩を抱きすくめると、ゆるゆると遠慮がちに腰を動かし始めた。 ぬぶ……ぬぶ……ぬぶ……ぬぶ…… 硬さの残る膣内を、慎重に慎重に往復させる。 「ゆたか……まだ、痛む……?」 「うん……痛い、けど……我慢できるから、だいじょう、ぶ……っ!」 心配させまいと、気丈に呟くゆたか。 だが、時おり走る鋭い痛みに顔をわずかにしかめ、眉を小さくたわませる。 その痛みを、せめて少しでも和らげようと……みなみはゆたかの耳たぶを食み、紅潮した頬や首筋に何度もキスを撃った。 「ちゅっ、ちゅっ、ちゅ……はむはむ……かにゅ、かにゅ……ちゅっ、ちゅっ……」 「ん、ん……んう……すふ、すふ……ん、く……ん……っ」 くすぐったさに、ゆたかはむずがるように鼻声を鳴らす。 しかし、太々としたペニスが膣壁をこする度、破瓜の痛みが呼び戻される。 なかなかに、ままならなかったが……しばらくすると抽送に呼吸を揃える事で、痛みが和らぐ事に気が付いた。 「んっ、んうっ、んんっ、んくぅ……っ」 それを確かめるようにピストン運動に呼吸を合わているうち、やがて――唐突に、今まで感じた事のない刺激がゆたかを襲う。 「んくっ、んうっ、うっ――う――――――あ……?」 それは自慰行為やみなみのクンニで感じる、じんじんとした刺激よりも大きなうねり。 まるで、ペニスの抽送になじむ様に、雌としての本能が、身体中の細胞を組みかえたかのような感覚。 いくぶん和らいだとはいえ、いまだに残る破瓜の痛みを、完全に覆い尽くすかのように――へその裏側からの甘やかな刺激が、波紋のように全身に広がっていく。 「……どうしたの、ゆたか……?」 「っう、うんっ……あっ、あのね……だんだん、気持ち良くなってきたみたい……」 その言葉を裏付けるように、すでにゆたかの膣の奥からは愛液がこんこんと湧き出し、膣全体を潤い始めていた。 「無理、してない……?」 「うん……ホントに、良くなってるから……だからみなみちゃんも、気持ち良くなって……?」 瞳を潤ませ、甘えるような声色でピストンの催促をするゆたか――その顔には、わずかな苦痛と快楽がない交ぜになった表情が浮かんでいる。 「……うん……一緒に、最後までイこう……」 みなみは頷くとゆっくり上体を起こし……ゆたかの脚を抱きかかえると、腰の動きに集中した。 腰を引いては、亀頭の根元が膣口からのぞくまでペニスを抜き……突き出しては、膣の一番奥まで押し込んでいく。 そのつど、亀頭のくびれがゴリゴリと背の高い膣ひだを削ぎ、膣壁がじゅるじゅると亀頭と竿の境目をしゃぶり回す。 ――すごい、すごい……どんどん気持ち良くなるぅ……っ! 愛する人に抱かれている幸福感を改めて感じると――引きつる様な痛みも、今や、みなみがもたらす優しいぬくもりの中に、完全に溶けて消え失せていた。 たくましいピストン運動に、ゆたかは嬌声を上げて身悶える。 にゅるっ、ぬるっ、ぬぐっ、にゅぶっ 「あんっ、ああんっ、あっ、あんっ……みなみちゃん、みなみちゃん……っ!」 痛みが落ち着いてしまえば、ペニスが与える刺激は素晴らしいものであった。 膣口から子宮口にかけての全長を使ったストローク。 膣壁をこね回す、緩急をつけた円運動。 子宮口にキスをするような、小刻みな亀頭の押圧。 ゆたかは、ペニスから送り込まれる性感を余す事無く受け入れていった。 「はあっ……はあっ……ゆたか……ゆたか……っ!」 一方のみなみも、膣内からもたらされる快感に酔いしれる。 ぬるぬるの愛液に潤う、プリプリとした膣ひだの群れ。 小さな膣口が繰り返す、キツキツの締め付け。 勃起しきりのペニスを、やわやわと包み込むぬくもり。 どれをとっても、ゆたかの膣内は、まさに名器と呼ぶに相応しいほどの格別さであった。 いつまでも、この居心地の良い空間に留まり続けたいと思いつつ――しかし、回避不可の射精欲は、否応なしに高まっていく。 みなみはそれに追い立てられるように、腰の動きを少しずつ加速していく他なかった。 「はあ、はあ……はあ……ごめん、ゆたか……早く、するね……?」 「あんっ、はんっ、うんっ、い、いいよ……あんっ、み、みなみちゃんの、好きなように動いて……っ!」 「……ありがとう、ゆたか……」 ――愛するゆたかの中で、思い切り果てたい……。 そんな衝動にかられたみなみの荒々しいグラインドに、ゆたかの身体は、されるがままにガクガクと揺さぶられた。 「あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あん!あん!あん!みなみちゃ、み、みなみちゃあん……っ!」 「ふっ、ふっ、んんっ……ゆたか……ゆたか……あんっ、はんっ、んっ、んんん……っ!」 ぼちゅっ、ぼちゅっ、ぶちゅっ、ずちゅっ 肉棒と膣肉の濃密な摩擦はぬかるむ水音を盛大に奏で、肌と肌が打ち合う音はさらなる性の悦びへと欲張りにさせる。 身を焦がすほどに、狂おしいほどに――放出に向けてペニスは痛いくらいに怒張を極め、膣ひだはねっとりと絡みつき、促すようにきゅうきゅうと締め付けた。 「ゆたか、私……もう……っ!」 「あんっ!あっ!いっ……イキ、そう……?イキそうなの、みなみちゃん……?」 「うんっ、うん……!だ、出していい?ゆたかの中……出して、いい……?」 「いい、よぉ……!みなみちゃんのせーしっ、私の、なかにぃ……っ!」 迫りくる絶頂の予感に、みなみとゆたかは互いに無我夢中で叫び合う。 丸々と張りつめた亀頭が生硬い子宮口を突きまわす度……二人の理性は、抗えない愛欲の泥沼に、どこまでも呑み込まれていった。 「はあっ!はあっ!はっ!ゆたか、ゆたか、ゆたか……っ!イッ、イク、イクぅ……っ!」 「あんっ!あんっ!あっ!みなみちゃ……来てえっ!わたっ、私の奥っ……奥の方に、みなみちゃんの、男の子みるくぅ……っ!」 そして射精のタイミングは、唐突に――気まぐれに訪れる。 勃起しきりのみなみのペニスが、ゆたかの子宮口を散々に突き上げた――次の瞬間。 「……んんんうっ!」 びゅうううううーーーーーーっ!! ペニスは最大最後の膨張をみせ――爆ぜるように、その膣内で精液を噴出させた。 「んあああああーーーーーーっ!」 生まれて初めての膣内射精に、ゆたかはひときわ高い鳴き声を上げる。 「ゆたか……もっとイッて……もっと……っ!」 みなみは腰をさらに振り立て、自らの精液をゆたかの最奥へと流し込んでいく。 びゅぶっ!どびゅっ!びゅぶぶぶっ! 「あーっ、ああーっ!あひっ、ひいっ、あいいいいっ!」 濃厚な白濁液を次々と子宮口に浴びせられ、ゆたかは歓喜に身体を震わせた。 びゅぐっ、びゅぶっ、びゅ……っ! 間断なく脈動する肉棒は精液をとめどなく吐き続け、子宮口周りをたっぷりと満たし――収まりきれなかった分は膣と亀頭のわずかな隙間を巡って、竿の方へと逆流していく。 「――あ、ああ――っあ――は、はあっ――あー……っ」 呆けた表情で唇からよだれをこぼしながら、甘い荒息を繰り返す。 ――これが、イクって事なんだぁ……。 ぬるま湯につかったような夢心地の中、ぼんやりとした意識でゆたかは思った。 「んっ――はあ……っ」 めくるめく開放感に陶然自失となっていたみなみも、意識を取り戻し、恍惚の溜息を深々とつく。 本懐を遂げたペニスも、全ての精を出し尽くし、緩慢とした脈動をするのみ。 ――胸のすくような思いって……きっとこういう事なんだ……。 射精の快感に酔いしれ――みなみはいつしか、両の瞳からぽろぽろと涙をこぼしていた。 「……みなみちゃん、泣いてるの……?」 みなみの頬を流れる涙を、ゆたかはいたわる様にそっと指先でぬぐう。 ――こんな時まで、この子は自分よりも先に、相手を気にかけるのか……。 ゆたかの心配りにみなみは微笑み、頬に触れる彼女の手に……そっと、自分の手を重ねる。 「これは、嬉し涙……ゆたかの中……気持ち良かったから……」 もちろん、ゆたかの膣中に射精しただけが良かったわけではない。 優しくささやき合った睦言も、照れながらもねだり合う愛撫も――そして今や、疲労感や倦怠感でさえも。 その全てが、甘美な余韻としてみなみを包み込んでいた。 「ゆたかも……泣いてるよ……」 「……うん……これも、嬉し涙……みなみちゃんが、優しくしてくれたから……」 みなみのささやき声に、ゆたかも瞳から大粒の涙をあふれさせながら頷く。 それはキスも、愛撫も、セックスも――その全てがみなみの手によって優しく導かれ、それら全てを甘受した結果。 ゆたかの身体はいまだ熱く火照り、ふわふわとした浮遊感のただなかにあった。 「そっか……ん……」 満足げに目を細めるみなみは、やおらペニスの根元を押さえ、膣内から全長を引き抜いていく。 ぬるるる……ぽぶっ 空気の漏れる音とともに亀頭が抜け落ちると――やんわりとほころんだ小さな膣口から、ピンク色の混じった精液が、ぷくぷくと泡立ちながらシーツにあふれ出た。 「うわあ……いっぱい出てきたよぅ」 自分の膣口からこぼれ落ちる精液のその量に、上体を起こしたゆたかは思わず目を丸くする。 「あ、う……」 幼さの残る少女の狭い膣内に、自分は一体どれだけの量を注いだのか。 訳のわからない罪悪感に襲われ、みなみは恥じ入るように、正座の姿勢で顔を伏せた。 「ご、ごめん……その……」 「んもぅ……別にみなみちゃんを責めてるわけじゃないよ?」 苦笑しながらゆたかはみなみに抱きつくと、首に手を回し、すりすりと頬ずりを繰り出した。 「最初は痛かったけど……ホントに気持ち良くなれて、私、嬉しかったんだから……だから、謝らなくていいんだよ」 「あ……ごめん……」 「ほら、また……んもぅ……」 謝罪に謝罪を重ねるみなみの口を、ゆたかはキスで塞ぐ。 唇を奪われた形のみなみは、驚きに目を見開いたが――ゆたかの唇の感触に、うっとりと目を細めた。 「ちゅ、ちゅ……ん、ちゅ……みなみちゃん……これからもっと、いっぱい色んな事を覚えて、二人でたくさん気持ち良くなろうね?」 「ちゅ、ちゅく……ん、ぷぁ……やっぱりゆたかは、えっちだ……」 「ち、違いますぅ!みなみちゃんが、私をえっちにさせたのっ」 「違わない……元から、ゆたかの方がえっちで……んううーっ!?」 みなみの口が、赤くなったゆたかのキスで再び塞がれ――そしてそのまま、せがみ、せがまれ……いつしか二人は、ねっとりとした濃密なキスに耽る。 胸が張り裂けそうな愛おしさは微熱となって薄膜を伝わり、互いの中枢にじんわりと染み渡っていく。 終わる事のない悦びの海に、みなみとゆたかはどこまでも溺れていった。 ~完~ ふた☆みな ~ゆたか3~へ コメントフォーム 名前 コメント あいよー。 これからの二人にご期待下さい。 -- ふた☆自重 (2008-05-16 19 43 09) 作者GJ!!! もっと書いて下さい -- 名無しさん (2008-04-17 04 57 17)
https://w.atwiki.jp/imas_cg/pages/1202.html
同名アイドル [はんなりメイド]小早川紗枝(特訓前)データ プロフィール セリフ集 [はんなりメイド]小早川紗枝+(特訓後)データ プロフィール セリフ集 セリフ集(思い出エピソード) セリフ集(ひな祭りLIVEツアーカーニバル ライバルユニット) [部分編集] 同名アイドル 小早川紗枝 [夏の夜の天女]小早川紗枝 [花火祭り]小早川紗枝 [はんなり京娘]小早川紗枝 [部分編集] [はんなりメイド]小早川紗枝(特訓前) データ [はんなりメイド]小早川紗枝 属性 キュート レア度 Sレア Lv上限 60 親愛上限 40 Lv1攻撃値 4440(1コスト比246.6) Lv1守備値 4340(1コスト比241.1) 最大攻撃値 11655(1コスト比647.5) 最大守備値 11393(1コスト比632.9) コスト 18 移籍金 10,900マニー 特技 京女の舞(キュートタイプの攻守 ランダムで特大~極大アップ) 入手 あなたにご奉仕! メイドセレクションガチャ(2014/02/28~2014/03/10) [部分編集] プロフィール アイドル名 [はんなりメイド]小早川紗枝 フリガナ こばやかわさえ 年齢 15 身長 148cm 体重 42kg B-W-H 78-56-80 誕生日 10月18日 星座 天秤座 血液型 AB型 利き手 右 出身地 京都 趣味 日本舞踊 CV 立花理香 [部分編集] セリフ集 セリフ 内容 ガチャ所属時コメント 「こないな格好、ほんまははずかしゅうて…けどプロデューサーはんが選んでくれたお服やから…」 ガチャ所属時コメント 「こんな貴重な体験させてくれて感謝どすなぁ。うちのめいど姿…しっかり目に焼き付けておくれやす」 ガチャ所属時コメント 「」 プロフィールコメント 「○○プロデューサーはん、いえ、今日はご主人様とお呼びしたほうがええどすな。うち、不慣れなめいど服やけど気張りますさかい…紗枝のめいど姿を愛でてくだされば幸いどす。うふふ♪」 親愛度UPコメント 表示 「○○プロデューサーはんがご主人様でうちは幸せどすなぁ」 親愛度MAXコメント 表示 「○○プロデューサーはんがご主人様でよかったどす~。次もまたうちに新しいお服を着せてくれはったら、嬉しいどす~♪」 リーダーコメント 「あら、おいでやす~」 あいさつ 「ほらほら、おいでやす~♪」 あいさつ 「おべんちゃらはいりまへんよ♪」 あいさつ 「今日はめいどの紗枝はんどす~」 あいさつ 「めいど服は初めて着ましたけど、これでなかなかええものどす」 あいさつ 表示 「○○プロデューサーはん、主人は主人らしくするものどす♪」 仕事終了時 「ご奉仕いたします~♪」 仕事終了時 「今日もおきばりやす~」 仕事終了時 「うち、めいどもいける思います」 仕事終了時 「京ことばを使わないでのお仕事は…どうも違和感ですわぁ…」 仕事終了時 表示 「ご主人様、紗枝がご奉仕いたします。いつでもお呼びくださいな」 [部分編集] [はんなりメイド]小早川紗枝+(特訓後) データ [はんなりメイド]小早川紗枝+ 属性 キュート レア度 Sレア+ Lv上限 70 親愛上限 300 Lv1攻撃値 5328(1コスト比296) Lv1守備値 5208(1コスト比289.3) Lv1攻撃値(MAX特訓時) 7660(1コスト比425.5) Lv1守備値(MAX特訓時) 7488(1コスト比416) 最大攻撃値 17650(1コスト比980.5) 最大守備値 17253(1コスト比958.5) コスト 18 移籍金 16,350マニー 特技 京女の舞(キュートタイプの攻守 ランダムで極大~絶大アップ) [部分編集] プロフィール アイドル名 [はんなりメイド]小早川紗枝+ フリガナ こばやかわさえ 年齢 15 身長 148cm 体重 42kg B-W-H 78-56-80 誕生日 10月18日 星座 天秤座 血液型 AB型 利き手 右 出身地 京都 趣味 日本舞踊 CV 立花理香 [部分編集] セリフ集 セリフ 内容 プロフィールコメント 「○○プロデューサーはん、今日のうちは桜にも負けんくらいに咲きますえ。かいらしく撮ってもらえるように気張ります♪せやけどこのお服は和服でもめいど服でものうて、不思議やわぁ」 親愛度UPコメント 表示 「○○プロデューサーはんの心を春にしてあげたいどす~」 親愛度MAXコメント 表示 「○○プロデューサーはん、うち、新しいお服をもらうたび思うんどす。あいどるは楽しいなぁって…せやから、これからも…」 リーダーコメント 「咲いた、咲いたわぁ♪」 あいさつ 「ほらほら、おいでやす~♪」 あいさつ 「今日はめいどの紗枝はんどす~」 あいさつ 「桃色も桜色もすてきやわぁ…」 あいさつ 「うちが咲けるのも○○プロデューサーはんのおかげどす♪」 あいさつ 表示 「○○プロデューサーはんはずぅっとうちのご主人様どす~」 仕事終了時 「ご奉仕いたします~♪」 仕事終了時 「今日もおきばりやす~」 仕事終了時 「撮影のお仕事は笑顔が大事どす」 仕事終了時 「撮られるだけではご主人様とお呼びできまへんなぁ…残念」 仕事終了時 表示 「うち、ご主人様のお申し付けならなぁんでも守りますさかい~」 [部分編集] セリフ集(思い出エピソード) 前編(事務所) ごめんやすー。ごきげんいかがどすかぁー。…あら、プロデューサーはん、おはようさんどすー♪今日もええ日やなぁ今日は学校がお休みやから、和服のまま参りましたわぁ。せわしないですけど、それでもええと思うてますうちはプロデューサーはんとお仕事できれば、それだけで幸せどす。毎日新しいことができますし…それに、うちをあいどるにしてくれはったんは、プロデューサーはんやさかい…次にどんなことをさせてくれるか、楽しみどすそれで…今日呼んでくれはったんはお仕事のお話やないんですか?うち、楽しみにしてきたんどすはぁはぁ…めいど…。お給仕さんのお仕事…ですやろか? それはおもろいどすなぁ。どないなものか、想像もつきまへんうち、今まで一度もそういう衣装をもろたことありまへんから…では、楽しみにしとります。うふふ♪ 後編(撮影スタジオ) あら…プロデューサーはん。お待たせしてしまいましたやろか?すんまへんなぁー。いま終わったさかい…おまっとさんどすあの…うちのめいど服姿、どないですやろか…。なんやおかしなところとかありまへんかぁ?着慣れん服やさかい…衣装はんにも見てもらいましたけど、プロデューサーはんにも見て、お言葉もらえたら嬉しいなぁ思いますま、プロデューサーはんが笑顔になってくれるならええんどす。きっと…うちにとってはそれが正解いうことですやろ?せやけど…めいどはんになるいうんは、言葉も京ことばやない方がええんどすやろか?…標準語、慣れまへんけどあとプロデューサーはんやのうて、ご主人様、いうてお呼びしたほうがええとか? それもそれで、おもろいどすなぁ…なら…あらためまして…。ご主人様、お帰りなさいませ。今日は紗枝がめいどになってご奉仕いたします…うふ♪ [部分編集] セリフ集(ひな祭りLIVEツアーカーニバル ライバルユニット) 春色姫君(メンバー:小早川紗枝/小日向美穂) セリフ 内容 出現時 「このすてーじ…こないな舞台やと、うちらお雛様みたいやわぁ」 Live開始時 「あいどる雛やねぇ~♪」 勝利 「あいどるの雛壇、うちもまたひとつ登れたんやろか…うふふ♪」 引き分け 「ふふ、すてーじ楽しんどるんやねぇ。美穂はんはかいらしいなぁ」 敗北 「ざんねんやわぁ…でも雛壇は下からのが見応えありそうやわぁ」
https://w.atwiki.jp/nihonsaigo/
らき☆すたRPG~日本最後の日~攻略wiki 上記の修正パッチ、0.03b配布中。 配布に伴い、自分の手でわかる範囲の攻略情報をWikiへ、協力をお願いします。 シナリオ用のテンプレを追加しました。 左のメニューの「シナリオ用テンプレ」を選び、画面上部の「編集」をおし、編集画面のページを コピーしてからシナリオ部分にぺたっと貼り付けて使ってください。 攻略情報はガシガシ募集しています! ここは情報交換の場です。 完成品がうpされた時に、攻略情報が見れるように、あらかじめ動画でわかっている所をまとめて行くのが趣旨のWikiです。 何かあったら、どんどん追加をお願いします。 追加したいがWiki操作がわからない、という方は、当ページ下のコメントへ。親切な方が追加してくれるかも。 夜の時間はサーバーが重たく、編集失敗になる可能性が高いです。気をつけましょう。 >ワ< カネヨコセバカ! お知らせ 権利者削除の波に数話飲まれた模様です。 日本最後の日無印、完結!そして続編「日本最後の日SG」うp開始!(10/14) 現在の新作→SGその38(2010/3/1) 現在の体験版最新→Ver0.03b(2009/5/11) コミュニティが出来ました。 コミュニティ上で体験版などは配布していくらしいです。 第13話までの体験版がコミュにて配布されました! 不具合修正の0.03bが配布されました! 情報募集中 各ダンジョン、ボスの攻略情報 キャラクターデータ アイテムデータ その他でも、新規に追加したい事があれば遠慮せずどうぞ! 注意事項 編集する時は、数字は半角で統一して下さい。 一時的に配布された体験版以外は、動画からの情報になります。違うところがあったら直してあげてください。 その他 連絡事項など 最近他のWikiで、むやみに削除するかたが急増しています。>ワ<じゃないんだから自重しようぜ。 ここは個人のための場所ではありません。意味のない情報募集や必要性のないページを増やしたり、あれこれ削除しないでください。 FG人気投票結果 ランク投票項目投票数 1位安*総理73 2位泉 こなた52 2位柊 かがみ52 4位こ*ずみ総理51 5位白石 みのる43 6位柊 つかさ25 7位パティ15 8位すてごま13 8位小神あきら13 10位日下部みさお 11位たかまさ9 12位(38)8 13位カズマ6 13位岩崎みなみ6 15位高良みゆき5 15位小早川ゆたか5 17位オシラサマ4 18位オズ3 19位泉かなた2 19位田村ひより2 19位峰岸あやの2 22位チャンコ増田1 22位黒井ななこ1 22位織*無道1 22位成実ゆい1 コメント とうとう作られましたか、これから頑張ってください(←wikiの操作方法を全然知らない) -- Black mind K (2008-06-24 18 36 09) wiki設立おめでとうございます。【ニコニコ】RPGツクールで作ってみた まとめ@wikiからここにリンクって貼ってよろしいものなんでしょうか?駄目ならこのコメント抹消で -- 某スレ住民 (2008-06-24 23 49 48) 動画を見ながら攻略情報を作っているので、まだ完成していませんが、未完成でも問題ないのであれば、リンクして頂いて構いませんよ~ -- Wiki作者 (2008-06-25 07 15 46) 他の未完成のwikiを少々貼っているので問題ありません。リンクさせていただきました。ありがとうございます。 -- 某スレ住民 (2008-06-25 20 44 48) wikiついにきたか 絵板とかつくる? -- 名無しさん (2008-06-25 22 02 51) 配布された時に、メモ用紙になればと思って作ってみました。 絵板とかも需要があれば設置しようとは思いますが…必要と思ったらドンドン追加していただいて結構ですよ、皆で作りましょう~ -- Wiki作者 (2008-06-25 22 34 15) テストを兼ねて、IBUKUROを描いてみました。 -- 暇人 (2008-06-26 11 49 28) BBSに小説版も作りましょうか?(←少しだけwikiの操作方法を学んだ) -- BM (2008-06-26 14 42 02) ↑間違えてれば、わかる人が直してくれるだろうし、やりたいことがあったらやっていっていいと思う -- 名無しさん (2008-06-26 15 57 58) なんてこった絵板に描いたが投稿できないぜ いやたいした絵じゃないんだけど -- 名無しさん (2008-06-27 16 01 52) とりあえず小説版を追加いたしました -- BM (2008-06-27 18 26 10) 絵板、テストお絵かきしてみましたが、無事出来ました。時間の問題があったのかもしれませんね。(テストログは消しました) -- Wiki作者 (2008-06-27 19 07 46) 配布が待ち遠しいですねw -- mant (2008-09-27 12 03 16) まさかここまで来て配布考えるとは・・・配布だけは絶対にして欲しい・・・ -- 名無しさん (2008-10-06 17 38 55) エンディング後編は絶対にUpしてほしい、欲をいえば続編も作ってほしい -- 名無しさん (2008-10-06 18 31 14) このゲームってどうやってダウンロードすんの? -- 名無しさん (2008-10-15 04 22 52) あ、自己解決した 早く配布してー!(体験版も配布されてないの?) -- 名無しさん (2008-10-15 04 24 46) FG消去完了しましたね -- 名無しさん (2008-10-26 01 36 38) 配布するなら、此処にも貼り付けてほしい -- 名無しさん (2008-10-26 15 26 49) おおざっぱなシナリオでいいから、FGで何があったか、っていうのがあると新規の人が助かると思う… -- 名無しさん (2008-10-26 20 22 14) 安*総理は現実でがんばってほしかったな。 -- 名無しさん (2008-12-11 15 48 11) 体験版はどうやるのですか? -- 名無しさん (2009-01-03 21 41 51) ↑リンクにあるニコニコ内応援コミュの所にうpされてますよ。 -- 名無しさん (2009-01-04 09 15 31) どこにダウンロードするところっあるのですか?詳しく教えてください。 -- まさ (2009-01-06 19 38 23) 体験版ってプレミアム会員にならなきゃ落とせないですか? -- ファッ亭 (2009-01-07 10 28 19) コミュに入る事はプレミアムではなくても可能です、過去の投稿にDLページとパスワードが書いてありますよ -- 名無しさん (2009-01-07 13 55 50) ↑ありがとうございますた。 -- ファッ亭 (2009-01-07 18 25 18) RPGツクールてどこに売ってあるんですか? -- のーん (2009-04-27 17 16 57) かがみ好きですか? -- のーん (2009-04-27 17 18 23) 一度やってみたいwww -- のーん (2009-04-27 17 19 48) ふふふふふふふふふふふwwwwwwwwwwwwwwwwww -- のーん (2009-04-27 17 20 54) 日本最後の日SGプレイしました!!。今やっとクリアしできました!!。とても面白かった!!>ワ< -- 名無しさん (2009-05-03 19 19 01) FGはどこでDLしたらよいのでしょうか? -- 名無しさん (2009-05-08 22 20 03) FGですが、ニコニコ動画にUPしてあったものの一部が、著作権どうこうで削除されてしまい、それに伴って作者のRuさんが全て削除。そのため、全話UP後に配信予定だったFGの配信も中止。作者のRuさんによると、再UPや配信の見込みはないとのこと。だが、FG視聴者の間では、Ruさんのやる気なら新しくRPGツクールVXで作成し、UP 配信してくれるのではないか…という噂も飛び交っている。 -- kaku (2009-05-12 18 26 52) 駄目だ!!wikiの操作方法全然わかりません。 -- 名無し (2010-02-18 19 28 51) SGの第2話ムリゲーだろう・・・orz -- 名無しさん (2010-02-21 09 33 49) パッチ0.03bはどこからDLすればいいんでしょうか? -- 名無しさん (2010-02-27 10 29 02) パスワード教えてください!しってますか? -- 救出求む (2010-02-27 18 53 06) 現在公式での配布は流れてますね、もし0.03b以前のVerの方は残念ながら待つしか。パスワードは動画の1にかがみ編だけは載ってますね。 -- 名無しさん (2010-02-28 19 25 28) DLはどこからするんですか? -- 名無しさん (2010-03-25 17 48 35) どこでFGダウンロードするのか書いてほしい -- 名無し (2010-09-10 21 31 51) 名前 コメント ひっそりとカウンター -
https://w.atwiki.jp/battler/pages/9473.html
俺が描いた自キャラの画像を貼っていく所です。 このwikiに置いてある絵の中で最も糞なので観覧注意 the chosen one imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (tco.png) これはまだマシ 雷雨 誰だお前!? コメントはこちら テスト。これはひどい -- 646 (2011-01-27 19 18 37) 名前 コメント -
https://w.atwiki.jp/girlwars/pages/93.html
レア SSR 職業 智 定位 リアルダメージ、吸血攻撃 CV 青山ゆり華 画像 |その一| 幼い頃の小早川秀秋は、暗闇が怖く夜道を歩くのも、夜中に一人でトイレに行くのも怖い、気弱な少女だった。若くして父から家業を継いだため、かつての忠臣たちの多くは彼女をあまり良く思わず、失意のうちに次々と去っていった。秀秋は、臆病な性格でありながら、自分の手で家業を衰退させたくなかったので、龍や虎や獅子、また第六天魔王などと呼ばれる他の大名に学びたかったが、行動が表面的で頭で考えないため、それらの人々の気まぐれさや横柄さなどを少しだけ学んで自分も大名になったつもりになったが、またすぐにちょっとしたことに怯えてしまうのであった。秀秋の不行跡を見て、彼女の元を去る家臣が増えたが、残った家臣は秀秋の特徴を知るにつれて新しい扉を開き、ますます決意と狂信を深めていったのである。これらの家臣は、陰では彼女の国政を助けながら、表面上は彼女の性格を全く直さず、お世辞を言ってさらに傲慢にし、恐怖の罠を仕掛けてさらに臆病にし、彼女のあらゆる反応に病的に従うことにした。特に外国の訪問者に会うたびに、彼女個人の布教活動(自発的な)をしようとしたので、次第に彼女の信者が増える傾向になったのである。 |その二| その宗教は彼女の知らないうちに大きくなり、小早川秀秋の個人的な言葉を教義とし、「真理の言葉」と名乗るようになった。これらは、小早川秀秋の信徒からの献金、信者による自発的なマーケティング活動と退会料(天文数字、これまでに退会できたのは1人だけ)として秀秋の収入の収入源となり、これでようやく秀秋は戦力となった。しかし、秀秋の臆病な性格は変わらず、彼女はある邪神との戦いで、退却が遅いために邪神に捕まり、さらに邪神の脅しにあっさり降伏して邪神軍の一員となった。彼女は極めて誠実であったために邪神に操られることはなかったが、皆は彼女の行為に激怒し秀秋を攻撃しようとしたが、徳川家康は秀秋の性格をあらかじめ知っていたので、自分が秀秋を説得することを提案した。案の定、徳川家康は少しの言葉と誘導、そして織田信長の名前だけで、秀秋は再び怖気づき、関ヶ原の合戦で家康に降伏し、皆の決定的な勝利に貢献したのである。それ以来、秀秋は関ヶ原の戦神と呼ばれるようになり、地位が上がったことで、さらに「自分のやってきたことは正しかった」と強く感じ、最後まで自分の流儀を貫き通した。 |その三| 太陽が出なければ、起きなくていいじゃない。 そんなのメモ取らなくても結構だ。 朝食に柳の魚が食べたいから、用意してきてくれ。 何?ないって?いやだいやだ、どうしても食べたいんだ!食べないと仕事しないから! 甘やかしが通用しなくなったから、世界が平和にならないんだろう? なんでまたメモを取っているんだ? えーと、今日の仕事は……何も面白いことがないから任せたぞ、夕食までには終わらせてね。 待て、なんでタンスの隙間が開いてるんだ?何かありそうな感じがする!こっちを見てる! どうしよう!どうしよう!お化けがいるんだ!もう死ぬ!!!助けて!!! ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!これから仕事を頑張るから、偏食をやめるから!寝坊しないから!許してくれ! 何?丸い木目だけだって? 誰がこんな醜い木を使えと言ったんだ!?このタンスも、この壁も、この部屋も全部壊せ! 隣の部屋は拙者の寝室だって?しるかよ!とにかく何とかしてくれ! 持ち主を幸せにしない物に何の価値があるのか? これ以上拙者の言葉をメモらないでよ! セリフ 召喚獲得 へへ…拙者は関ケ原の戦神と呼ばれている「小早川秀秋」でござる。よろしく頼むよ! ホーム画面タップ1 なに?私の金鎚を見たいのか?あのさ、この金鎚はかなり重いのよ、普通な人間なら絶対持ち上げられないから…おい、早く放して。 ホーム画面タップ2 ほらほら…この戦神の実力をみせてやろう!ハハハ… ホーム画面タップ3 簡単な戦闘でも全力で戦う!これが戦士なる覚悟だよ!覚えときな! ホーム画面下着状態 うわぁ…南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)!お願い…お願いだからこっちに来ないでくれや! ホーム画面下着タップ1 う…この化け物たちはなんなんだよ!…わ…私怖くないからな…うわぁぁ! ホーム画面下着タップ2 誰か…誰か助けてください!どうしてここに妖怪がいるんだよ! ランクアップ ハハァ…戦神がまた力をつけてきた、あんたらもっと怖くなったのか? 覚醒 いいね、これで私んの相手はまた減らしたね! 調教道具1 ------------------------------ MVP宣言 へへ…関ケ原戦神である私にとっては、楽勝だ。 プレゼント-挨拶 ずっと待ってたよ! プレゼント-感謝1 ありがとう、へへ… プレゼント-感謝2 お気遣いありがとう。 プレゼント-感謝3 秀秋がプレゼントを貰った、嬉しい! クローズアップ ------------------------------ スキル1 ヘイ、ヤ! スキル2 ほらほら… スキル3 行くわよ… 奥義1 ヘイヤ!…うわ、こんな綺麗な瞬間なら写真を取らないとね!へへ… 奥義2 あら!飛んじゃったのね!この素敵な瞬間を止めさせてもらおう!へへ… 死亡 ああ…戦神であっても…力を尽した時がある…
https://w.atwiki.jp/wiki9_ra-men/pages/2082.html
食べた日:2007/11/14 『ゆたか食堂』で「ミソラーメン」(650円)を。 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 多分2年ぶりくらいの来店です。 ピリ辛でニンニクを効かせた甘ジョッパイ味噌スープは健在です。 見た目は食堂の素朴な味噌ラーメンという感じですが、ひと味上の味わいです。 味噌ラーメンでは珍しい細麺使用ですが、スープとの相性はなかなかです。 ただ麺がすぐにノビてしまうので、チョ~アツアツですが急いで食べる必要アリです。。。 こちらは「ホルモン定食」(850円)。 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 もちろん「ミソラーメン」も好きですが、正直こっちが目当てでした(笑) 香ばしく炒めて、甘口のタレに絡めたホルモンは、まるで焼き鳥の鶏皮のような味わいです。 この日のは以前に比べて、ちょっと硬かったですが、タレの旨さは健在で、非常によくご飯が進みます。 店舗裏のコインパーキングが閉鎖したことにより、北環状線沿いファミリーマート隣に契約駐車場2台分用意されました。 住所:仙台市泉区上谷刈1-2-12 by hiro (2007年 499杯目) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/560.html
埼玉県のとある路上。信長の放送を聞いてがっくりとうなだれるのは正義の味方、アンパンマンだった。 すでに45人。そんなに沢山の人たちが命を落としたのだ。 「なんで、そんな酷いことをするんだ……」 自分は正義の味方なのに、その人たちの誰一人として守ることが出来なかった。一体自分は何をしていたのか。 自分は何のために生まれて、何のために生きるのか。 (もう、わからなくなりそうだよ、ジャムおじさん……) だけど、もうこれ以上誰にも傷ついて欲しくない、みんなを助けたいという気持ちだけは変わらなかった。 「そうだ―――落ち込んでいる場合じゃないんだ。僕はみんなを助けるんだ。愛と勇気だけが友達なんだ!!」 そう決意したアンパンマンは、自分を鼓舞するためにいつもの決まり文句を口にすることにした。 そのセリフを口にすれば、それだけで自分はどこまでも強くなれるから。 「元気百倍!! アンパンマン!!」 「へーえ、あなた、元気なんですね?」 「え?」 いつの間にか、アンパンマンの背後に赤い髪の少女が立っていた。 「元気な人は……みんな死んじゃえばいいんだ!!」 そして、アンパンマンは頭から胴体までをチェーンソーで縦に真っ二つに切断された。 「ふう……自分が元気なことをあんなに自慢げに……私みたいな人の気も知らないで……」 ゆたかは、アンパンマンの亡骸を原型がわからなくなるまで蹴りつけた。 「それにしても、さっきの放送だと柊先輩たちも死んじゃったんだなあ。つまんないの。 淫乱ツインテールや言語障害も私の手で殺したかったなあ。でもまだピンク巨乳は残ってるみたいだし、これからだよね」 そう言うとゆたかは、 「じゃ、次はうちの学校に行ってみようかな? 健康な人も多そうだし」 と、原型を失ったアンパンマンには目もくれずに立ち去った。 あやのは、北川の骨で作ったラーメンを食べながら第一回放送を聞いた。 「あら、柊ちゃんたちも死んじゃったのね。あの悪臭ツインテールが死ぬ間際にどんな顔をするか見るのが楽しみだったのに」 まあいいわ、とあやのはラーメンを置いた。まだまだ自分が殺すべき人間は残っている。 特に許しがたきは白石だ。一見モブキャラのように振舞っているが、その実作品を代表する人気キャラではないか。 許せない。 もちろんピンク巨乳や自分より目立ってる一年生組も殺意の対象だ。 「さて、じゃあ次は学校へ行ってみようかしら?」 「ちっ、たったの45人か。俺が天下を取るにはまだまだ足りなさそうだな」 コンビニで休憩を取りながら舌打ちしたのは白石みのるである。 「それにしても、泉や柊姉妹はもう誰かに殺されてるのか……あの、ツンデレを気取ってオタクの心を掴んでる ガチレズツインテールだけでも俺自身の手で殺したかったぜ」 まあいい。自分よりキャラソンが売れている人間はまだまだいる。ピンク巨乳に泉夫妻に背景コンビ。 こいつら全員を始末しないとアイドルとしての自分の成功は無い。 一体一番効率よくこいつらを狩れる方法とはなんだろうか。 「そうか、学校だ。そこにいけばみんないるかもしれないな」 「泉さんとかがみさんはもうお亡くなりになったのですね……」 川の水で鋸を洗いながら、みゆきは唇を噛んだ。複雑な思いが胸に交錯する。 「あのラノベオタガチレズ悪臭ツインテールさんも、是非とも生きたままバラバラにしたかったですねえ」 となると、残る殺害対象はニコロワに出ている白石ということになる。 いや、所詮ズガン死の彼よりも他の作品のキャラとかのほうがいいかもしれない。 「まあ、その前にどこかで朝ごはんをいただきたいですね。ちょうどここは学校から近いですし。 そこで給食の残りでもいただきましょうか」 ようやく朝日が窓から入ってきたものの、まだ電気を点けないと薄暗い学校内。 宿直室で仮眠を取った春日部在住野原ひろしは水道で顔を洗いながら第一回放送を聞いた。 「ったく、なんてこった」 みさえやしんのすけはまだ寝ているが、聞かなくて正解だったろう。 「野原さん、少しですけど近くのコンビニで食べ物を貰ってきました」 「ああ、悪いねみなみちゃん」 「いえ」 少女はそっけなく答えてひろしに食べ物を渡す。この無愛想な少女はこの学校の生徒らしい。 車が壊れて自分の家に戻ることが出来ない野原家一堂は彼女によってここに案内されたのだ。 「いやーみなみちゃんに会えて助かったよ。殺し合いの最中にエンストなんかついてねーよなー」 「……はい」 ひろしは彼女の態度の微妙な変化に気がついた。昨日から無口な子だとは思っていたが、今はそれに輪をかけて声や表情に影がかかっている。 「みなみちゃん、どうかした? もしかして、さっきの放送で……」 やや失礼な質問かもしれないとは思ったが、ひろしは思い切ってたずねた。 「はい。知り合いの先輩が四人、亡くなったようです」 「……そっか」 かける言葉も無い。自分だって知り合いを亡くしたのは同じだ。さっきの放送で名前を呼ばれた中に、しんのすけの友人の名前があったのだ。 増してや、彼女の場合は自分よりもずっと親しい人の死を同時に四人も聞かされたのだ。 むしろ、頑張って平静を保っているほうだと言えるだろう。 「それは気の毒だったね。大丈夫?」 「……はい。まだ私の友達は無事なようですから、彼女に会うまでは落ち込んでいられません」 若いのに立派だな、とひろしは思った。それならば、自分も負けないように家族を守らなくてはいけない。一家の長として。 ひろしとみなみは食料を抱えて、みさえやしんのすけたちが眠っている宿直室へ向かった。 この場所に四人の悪魔が集おうとしていることに、まだ彼らは気がついていない。 【一日目・午前六時三十分/埼玉県】 【小早川ゆたか@らき☆すた】 [状態]:たいへん健康 [武装]:チェーンソー [所持品]:支給品一式 [思考]: 基本:健康な人間を皆殺し(知り合い優先) 1:学校へ向かう 【峰岸あやの@らき☆すた】 [状態]:健康 [武装]:スペツナズナイフ [所持品]:支給品一式、ノートパソコン(北川の支給品) [思考]: 基本:自分より目立っている人間を皆殺し(知り合い優先) 1:学校へ向かう 【白石みのる@らき☆すた】 [状態]:健康 [武装]:金属バッド [所持品]:支給品一式 [思考]: 基本・自分よりキャラソンのCDが売れている人間を皆殺し(知り合い優先) 1:学校へ向かう 【高良みゆき@らき☆すた】 [状態]:健康 [武装]:金属バッド、鋸 [所持品]:支給品一式 [思考]: 基本・他ロワで活躍したり、何回もロワに出てる連中を皆殺し(知り合い優先) 1:学校へ向かう 【野原ひろし@クレヨンしんちゃん】 [状態]:健康 [武装]:不明 [所持品]:支給品一式 [思考]: 1:家族を第一に守る 2:できれば主催を倒したい 【岩崎みなみ@らき☆すた】 [状態]:健康 [武装]:不明 [所持品]:支給品一式 [思考]: 1:ゆたかのことが心配 2:とりあえず野原家と行動を共にする 3:できれば主催を倒したい 【アンパンマン@それいけ!アンパンマン 死亡確認】