約 664,620 件
https://w.atwiki.jp/yurina0106/pages/775.html
タグ 明るい 曲名ち 歌 成瀬未亜 作詞 kala 作曲 Famishin 作品 天神乱漫 -LUCKY or UNLUCKY!?-キャラソン 天神乱漫 キャラクターイメージソング "竜胆ルリ"
https://w.atwiki.jp/c-atelier/pages/2688.html
実際に読む(リンク) 前話チビワンコの道案内 概要 一挙に大量のエントリー入りましたー!! レシピ追加 No.945 タンポポコーヒー 登場キャラ 登場 タマモ ジェード ニラティス ミヤビ ニラチャ ギコル エントリー アトリエN s ニラチャ ギコル ニラティス ミヤビ アピール ニラティス ミヤビ タマモ&ジェード ギコル 元ネタ解説 113 効果音「ポポポポーン!」 公共広告機構(AC)のCMの一つ「あいさつのまほう」より。挨拶によって楽しい仲間がぽぽぽぽーん、と増えるらしい。 地震の影響で大半の企業がCMを自粛したためにほぼACのCMばかり流れるという事態になってしまい、これもそのひとつである。
https://w.atwiki.jp/warriorsdefence/pages/27.html
1ページにするほどの文量ではない小技はこちらにお願いします。 時間稼ぎ レベル選択時、王様を放置すると自動的にスーパーハードに向かいますが、 このとき王様を故意に動かして、時間稼ぎをすることができる。 HPの上限 ユニットを強化するときHPが32767を越えると桁あふれで死にます。 (通常そこまでHPを上げることはありませんが) ユニット購入用の王もHP強化の影響を受けるのでこれが死んだら乙です。 また自動強化があるユニットはぎりぎりで止めていても時間経過で上限を突破するので要注意。 火炎船のす々め 火炎船はほぼ近接攻撃の船(射程2)で金280で買うことができる。 船に対して攻撃力3(その他2/高速火炎船は4)で攻撃速度3.33。 ちなみに攻撃速度が速いと言われている羽弓は0.53。 さらに実質AP2倍なので+600するだけで+1200と同じ威力が得られます。 強化した後Lv6スキタイ人の斥候からEx1のガリオン船まで前に出して使い捨てがお勧め。大砲は厄介な敵だが前に火炎船を出しておけば倍APの連続攻撃で瞬殺できる。
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/5386.html
モブの部下は、野田総理からの叱責にただ耐えていた。 野田総理が怒っている原因は、きれいなジャイアンにクルル曹長が殺された事だ。 「ええい、何故ああも簡単に進入されたのだ!」 「現在調査中で…」 「何が調査中だ!早く報告しろ!愚図が!」 「申し訳ありません!」 理不尽さを感じながらも、部下はただ叱責を受け続けるしかない。 しかし、何度と無く怒鳴られ続け、ついにモブの部下も苛立ってきた。 「…もしかしたら、我々の中に裏切り者が居たのかもしれませんね。 その者が『きれいなジャイアン』を手引きした、とか」 「何だと?」 野田総理の怒号が止んだ。 部下が野田総理の顔色を伺うと、彼は腕を組んで考え込んでいた。 (やべぇ…。適当に言っただけだけど真に受けちまったかな) 「裏切り者か…思い当たる節が無いではない」 「そ、そうですか………」 「お前はもう下がれ」 部下は自分のした事の重要さに青ざめながら退出した。 あとには考え込む野田総理だけが残された。 【一日目・15時30分/主催本部】 【野田総理@現実?】 【状態】健康 【装備】なし 【道具】なし 【思考】 基本:バトルロワイアルを完遂させ、自分の理想の社会を創り上げる 1:ロワを主催する 2:裏切り者だと…? 3:最悪の場合、幹部五人を人身御供にして生き残る ※傀儡の主催者です。本人は気づいていません ※裏切り者が本当にいるかどうかは分かりません 今のところ、野田総理は裏切り者の有無について半信半疑といったところです
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/1500.html
わたしの初恋の相手はお兄ちゃん。 わたしの大好きな大好きなお兄ちゃん、キョンくん。 ねぼすけで、ぶっきらぼうで、全然家に居てくれなくて、一人言が多い。 だけど、優しくてかっこいいの。わたしの事をいつも気遣ってくれて、イタズラしても許してくれるキョンくんが大好き。 でも、わたしは小学6年生の妹でキョンくんは高校2年生のお兄ちゃん。 だからわたしの初恋が実ることなんてないの。キョンくんと一緒にいれる時間が一番長いのがわたしだから良いんだけど……。 最近はずっとハルにゃんと一緒に居るからわたしはシャミとお留守番ばっかり。 わたしだけの特権が一つなくなっちゃった。 学校から帰って来るのも遅いし、土曜日は探索、日曜日はハルにゃんと一緒に居る。 わたしだってたまにはキョンくんに甘えたいよぉ……。 「朝だよ!起きてよ、キョンくん!!」 これはわたしの毎朝の日課で、唯一のこったわたしの特権。 「朝ごはん出来てるよ!」 「ん~……今日は日曜だろ?もっと寝かせろよ。ほら、お前も寝ようぜ……」 キョンくんがわたしを引っ張ってベッドの中に引き摺り込まれた。あったかくて、ちょっとうれしいな。 「ん~、しょうがないなぁ。今日だけだよ、キョンくん!」 心の中ではすっごくうれしい。キョンくんに甘えられる時間が出来たことが。 わたしはそのままキョンくんを抱き枕にして眠った。あったかぁい……。 「こらっ!キョン、いつまで寝てんのよ!」 この声でわたしは目が醒めた。ハルにゃんの元気な声。あ~あ、甘えられる時間が終わっちゃったよぉ……。 「あ、ハルにゃんおはよっ!!」 「ごめんね?妹ちゃんまで起こしちゃったわね」 「うぅん、いいの!一緒にキョンくんを起こそう?」 二人で一緒にキョンくんの上に乗っかったり、引き摺り落としたりした。お姉ちゃんが出来たみたいで、ちょっとうれしいな。 「うぐ……起きてるから…やめてくれ」 わたしはハルにゃんとハイタッチをした。楽しかったなぁ。 その後、キョンくんとハルにゃんはデートに出かけたから、わたしはシャミと遊んだ。「ねぇ、シャミ。もうすぐこどもの日だね!」 「にゃあ」 「わたしは来年から中学生だからお姉さんだよ。今年が最後のこどもの日だと思うの!」 「にゃあ」 「こどもなのはこれで最後だから……キョンくんに甘えてもいいよね?」 「にゃあ~……」 わたしは誰にかわからないけど、願いを込めた。 その日だけは、二人でいたいな。その日だけは、ハルにゃんとデートしないで欲しいなぁ……。 今日はこどもの日。わたしがキョンくんからお兄ちゃんばなれをする日。 おとうさんとおかあさんは毎年、この日には二人でおでかけをする、結婚記念日に一番近い休日だから。 キョンくんと二人でお留守番ならいいなぁ……。 そう思いながらキョンくんを起こしに行くと、キョンくんはもう起きてた。 「あぁ、今日は俺、ハルヒと出かけるから一人で留守番頼むぞ」 ……そっか、じゃあ……しょうがないか。 しょうがないんだよ?しょうがないから…泣いちゃダメ。泣いちゃダメだって…。 「おいおい、なに泣いてんだ。いきなりどうしたんだよ?」 言っちゃダメ。『行かないで』って言っちゃダメなのに……言葉が出ちゃう。 「行かないで……今日は行かないでよ、お兄ちゃん…」 「わがまま言うなって。ハルヒとの約束破ったら……って今…お兄ちゃんって?」 わたしは《キョンくん》じゃなくて《お兄ちゃん》って呼んでいた。 「お願い……お兄ちゃん……」 「………やれやれ」 キョンくんは携帯を取り出して、誰かに電話をかけた。 たぶんハルにゃんだ、ごめんね?ハルにゃん……。 「だから悪いって!絶対に外せない用事が出来たんだ。ほんと……すまん」 電話から聞こえてきた怒った声を無視するように、キョンくんは電話を切っていた。 「ふぅ……。泣いてまで俺を引き止めてるんだ。理由くらい聞かせてもらうぞ……落ち着いたらでいいから」 わたしはその言葉に甘えて、キョンくんに抱き付いてしばらく泣いた。キョンくんはその間、ずっと頭を撫でてくれた。 「あのね、今日はわたしが《こども》で迎える最後のこどもの日だから……甘えたかったの」 「どうして最後なんだよ。来年も、その次からもこどもの日はあるだろ?」 「うぅん、違うの。理由は言えないけど、最後なの」 言えないよ。大好きなキョンくんを諦めるためなんて。 自分のお兄ちゃんを好きでいられるのは《こども》の間だけだから。それを諦めるため、《おとな》になるためにキョンくんを諦めるから最後なんて言えない。 「ごめんなさい……」 わたしがキョンくんに言えるのはこの言葉しかない。 キョンくんはわたしの頭を撫でながら言った。 「まぁ、お前にも何か考えがあるんだろう。しょうがない、今日だけは好きなだけ甘えていいぞ。よく考えるとハルヒと付き合いだしてからは構ってやれなかったからな」 よかった、わかってくれた。今日だけはたっぷり甘えさせてもらおう。……最後だから。 「ほんと!?ありがとうキョ……お兄ちゃん!!」 そして、今日だけは《お兄ちゃん》って呼ばせてもらおう。 それから、わたしとキョンくんは散歩に出た。 手をつないで、街や、公園や、川沿いの道を遊んだり休憩したりしながら歩いた。 おんぶや、肩車もしてくれた。 いろんな所を回ってから家に帰って、二人でベッドに寝転がった。 「あ~、久々にこんなに歩いた!疲れたぞ、俺は」 「ありがとう、お兄ちゃん!わたしすっごく楽しかった!」 何回目だろう。キョンくんはわたしの頭をまた撫でてくれた。 「それならよかったよ。……ん?母さん達か?早いな」 下の方から人が入ってきた音がする。それから、階段を登ってくる音。 ドアが開いた時、そこにはハルにゃんがいた。 「ちょっとキョン!ドタキャンした上に詳しい理由も言わないで電話も電源も切るってどう言うことよ!!」 あ……わたしが怒らせちゃったんだ。わたしがわがまま言ったから……。 「ちょっと待て、ハルヒ!これには理由が……」 「うるさい!とりあえず黙って一発食らっときなさい!!」 ハルにゃんは持っていた鞄を振りかぶっていた。 危ない!! 「いったぁ……」 わたしはキョンくんの前に飛び出して、鞄の直撃を背中に受けた。 「……え?ちょ……ごめん!妹ちゃん大丈夫!?なんで飛び出して来ちゃうのよ!」 「ごめんね?ハルにゃん。わたしがわがまま言ってキョンくんを引き止めたの。たぶん、ハルにゃんが怒るのはわかってたけど……ごめんなさい……」 ハルにゃんの投げた鞄はほんとに痛かった。それだけ寂しい思いをわたしのせいでさせちゃったんだと感じた。 「いきなりキョンくんと会えなくなって、ハルにゃんも寂しかったんだよね?ごめんね?」 「……そっか。ハルヒ、悪かった。ほんとに反省してる。もう少しお前の気持ちを考えなきゃいけなかったな」 ハルにゃんは、大きく息を吐いて少しだけ落ち着いたような口調で口を開いた。 「あ~もう!これじゃあたしが悪者みたいじゃない!!いいわよ、もう……その代わりキョン!!あんた今からあたしの昼ご飯を作って来なさい!……あんたを待ってて食べてなかったんだからね!」 キョンくんは『やれやれ』って言って下に降りて行った。わたしのせいなのにごめんね……。 「妹ちゃん、ごめんね?大丈夫?」 「うん、平気だよ?わたしがわがまま言ったから罰だね!!」 わたしが人の事を考えないでわがままを言った罰が当たったんだ。しょうがないよ。 「わがままとやらの詳しい話は今度キョンに聞いとくわ。う~ん……でも、鞄ぶつけちゃって何も無しはあたしのポリシーに反するわね……そうだ!なんでも一つだけお願いをきいたげるわ!」 なんでも一つ、かぁ……。 ほんとはキョンくんを独り占めしないでって言いたいな。でも、わたしはお兄ちゃんばなれをするって決めたんだから、我慢しなくちゃ。 「う~んと…決めたっ!」 「なになに?なんでも言っちゃって!」 「ハルにゃんがわたしのお姉ちゃんになってよ!」 「……へっ?」 「他の誰にもキョンくんを取られちゃダメ!それで、高校卒業したら一緒に住んでお姉ちゃんになってね!約束だよ!!」 ハルにゃんは顔を赤くしていた。やっぱり恥ずかしくなるのかな?こういうことを言われると。 「う~……わ、わかったわ。なんでも一つお願いを聞くって言っちゃったもんね…」 照れてるハルにゃんかわいいなぁ……、もう少しいじわるしちゃおうかな? 「じゃあ、キョンくんが戻ってきたら誓いのチューだね!」 「えぇぇっ!?そ、そこまでするのっ!?」 「あ、いたたた……」 わたしはまだ少し痛む背中をわざとらしく押さえた。 「あぅ……、む~…しょ、しょうがないわね!するわ、やってやろうじゃない!」 ハルにゃんがそう叫んだところでキョンくんが料理の乗ったお盆を持って戻ってきた。 「何をやってやるんだよ。頼むからかわいい妹に変なことを教えてやるなよな?」 かわいい妹……ってちがうちがう。照れてる場合じゃなかった。 わたしは目でハルにゃんに合図を送った。 「キョ、キョン!卒業したら結婚するわよ!!ほら、誓いのキス!!」 やっぱりキョンくんは慌てた。 「はぁ!?お前なにをいきなり言いだすんだ!妹の目の前で出来るか!!」 「う、うるさい!どうせ結婚式の時はみんなに見られるのよ?予行練習よ!……それに、結婚を否定しなかったって事はあんたにもその気持ちがあるんでしょ!?」 すっごい……ハルにゃんって頭いいなぁ。 「うっ……そりゃそうなんだが…。やれやれ、お前は言いだしたら聞かないからな」 キョンくんは諦めたように、ハルにゃんに近付いて、キスをした。 「うわぁ……」 わたしが見た二人のキスは、テレビとかである結婚式のキスじゃなくて、お互い愛し合ってるのが一目でわかる長い、長いキスだった。 わたしが居るのを無視して続いている長いキスを見ながら、わたしは呟いた。 「バイバイ…わたしの初恋」 おわり
https://w.atwiki.jp/yyyigame/pages/961.html
小さなぬくもり 乃木園子 プロフィール ホーム CV 花澤 香菜 ステータス ※ステータスの数値は初期値になります。 型 属性 レア度 HP ATK 踏ん張り 速度 CRT コスト SP 近接型 青 SR 3280 1490 S- D- F- 19 31 リーダースキル とろけるハムちゃん 青属性の勇者の攻撃ペース+20% 必殺技 パラダイススピア 種別 効果 ゲージ 技再使用時間 昇段EXP昇 32倍ダメージを大十字範囲の敵に与え、15秒間自ペアの昇段EXP+15% 2 21秒 アビリティ ここは天国か何かですかっ!! 発動条件 効果 九段 九段昇段時、自ペアを除く仲間の攻撃ペース+30%、CRT+200 神花・覚醒 神花/覚醒時 獲得精霊 初回神花 二回目回神花 三回目神花 R鉄鼠(青) SR鉄鼠(青) 一定覚醒値報酬 必要覚醒値 15 SR鉄鼠(青)×30 神花解放 段階 必要コイン 必要属性結晶 上限Lv30 6,000 青の欠片x5 上限Lv50 24,000 青の欠片x8 青の結晶x4 上限Lv70 - - ボイス 1 - 2 - 入手方法 勇者・フレンドガチャ 名前
https://w.atwiki.jp/rewrite_ignismemoria/pages/36.html
入手方法ストーリー報酬 ドロップ品 トロフィー報酬 イベント報酬 合成 入手方法 ストーリー報酬 キャラクター 難易度 ストーリー 実績 条件 個数 最速 消費バ 個/バ 備考 全て ほぼ全て ほぼ全て レベルアッパー5 特定キャラがLv25になる 1 篝火の記憶NORMALは不可 ドロップ品 キャラクター 難易度 ストーリー クエスト トロフィー報酬 トロフィー 条件 報酬 イベント報酬 合成 アイテム 必要素材 必要個数 名前 コメント var aid= 170721385646 ;var frame= 1 ;var shopname= 1 ;var rndid= zsid6222831255 ;var bannerkind= item.fix.kind1 ;
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/2019.html
夜中の12時。わたしはハサミを持って部屋を出た。どこに行くのって? わたしのお兄ちゃん、キョンくんの部屋に行くの。 今日は、キョンくんの部屋にはハルにゃんが泊まりに来てる。あたしの敵、ハルにゃん。 キョンくんはわたしだけの物なのに……絶対に譲らないもん。 こっそりとドアをほんの少し開けて、中を覗くと……えぇっ!? 「んっ……キョン、ちょっと痛い……」 「あ、悪い。……ゆっくり動くぞ、ハルヒ」 「んっ、あっ……気持ちいい……」 危ない……声が出ちゃいそうだった……。何やってるかは子どものわたしでもわかる。 キョンくんが隠してるエッチな本とかに載ってるようなことを二人でしてる。 最低だよ、キョンくん。ハルにゃんも。隣りの部屋にわたしがいるのに……。 ほんとは、二人が寝てから行こうと思ったけど……決めた。邪魔しちゃうもん。 だって、キョンくんを取られたくないから。 わたしは悪い子だから、邪魔しても全然悪く思わないもん。 わたしは勢いよくドアを開けて、電気をつけた。 「……? おい……何してるんだよ?」 「い、妹ちゃん……?」 キョンくんは、ハルにゃんに覆い被さったまま止まってる。 ハルにゃんは、下からキョンくんに抱きついてる。 二人にかけたい言葉はただ一つしか思い浮かばない。ごめんね、キョンくん。言わせてもらうね。 「最低」 キョンくんとハルにゃんの顔がみるみる青ざめていくのがわかる。だけど、これだけじゃ終わらせないもん。 わたしは、ハサミを持ったまま二人に近付いた。 一歩歩くごとに、感情と涙が溢れでてくる。キョンくんが好き……だけど、だけど……。 怖い。こんなことしちゃってどうなるかわからない。体が震えちゃう。けど……けど! 二人のすぐそばに寄って、わたしは開いたハサミを持つ手を振り上げた。 「ご、ごめんね……ハルにゃん。わ、わ、わたしね、キョンくんを取られたくないんだ……」 まだくっついたままの二人の体が、涙でぼやけて見える。 「おい、何する気だ! そんな物さっさとしまえ!」 「妹ちゃん……ま、まさか……?」 大丈夫、キョンくんには当てない。……えいっ! ハサミは、ベッドに突き刺さってる。キョンくんとハルにゃんは横に転がって避けた。 え、えへへ……、わたし悪い子。だから、テレビで見る犯人みたいに息が粗い。 そのとき、拳を振り上げるキョンくんが視界に入ってきた。あ……わたし、殴られちゃうんだなぁ……。 「キョン、やめなさい!」 は、ハルにゃん……? 「ハルヒ、黙ってろ。こいつは俺達……いや、お前を刺そうとした。兄として躾なきゃいかん」 「あんたが黙ってなさい、この鈍感バカキョン。……ごめんね、妹ちゃん」 ハルにゃんは裸のまま、わたしを抱き締めて、ゆっくりと話し始めた。 「キョンをいきなり取られたから嫌だったのよね。こんなのでも、たった一人のお兄ちゃんだったから……好き、だったのよね?」 ハルにゃんは全部わかってる……? だから避けられたの? なんでわたしに謝ったりするの? 「ふふ……キョンを好きな気持ちはわかるわ。あたしも大好きだから」 やめて、言わないで。この先を聞いたら、わたし何も出来なくなっちゃうよ……。 「あたしは、キョンと両想いで付き合ってる。わかるわね? だから、許してね」 ……聞きたくなかった。これを聞いたら、認めなきゃいけない。どうしてって? だって……だってわたしは二人とも好きなんだもん! ハルにゃんも知ってる、だからわたしに付き合ってるって言ったんだ! 宣言されたら邪魔出来ない! 口では『悪い子』だなんて言っても、わたしは、本当は邪魔するなんて出来ないよぉ! そんな勇気はないもん! だってまだ小学生だよ? 傷つけたり出来ないよぉ! 「お前……そんなに俺のこと好きなのか? でも、兄妹なんだぞ……いてっ!」 キョンくんは、言葉の途中でハルにゃんに叩かれた。 「あんたは本っ当にバカね! 誰でも最初の恋はお兄ちゃんとか、従兄弟だったりするもんよ! あんたもそうなんじゃない!?」 そうだよ。みんなそうだもん。ミヨキチだって、お兄ちゃんとか従兄弟とかがいないからキョンくんを好きになったんだもん。 わたしも、キョンくんを誰にも取られたくないんだもん……。 「でもね、妹ちゃん」 わたしはハルにゃんに両方のほっぺを平手で挟まれた。とっても優しく、包まれるような感じで。 「二度目は無いわ。次にこんなことしたら……あたしが痛い目に逢わせるわよ。……わかったら、部屋に戻って寝なさい」 そのときのハルにゃんの顔は、本気で怒ってて怖かった。やっぱり敵わないよ……、ごめんなさい。 わたしは、部屋に戻って、布団にくるまってずっと泣いちゃった。 ハルにゃんを傷つけようとしたことに、完全に負けちゃったことに、そして……失恋に。 もう、迷惑はかけないよ、キョンくん。でもね、ずっと好きだから……。 おわり
https://w.atwiki.jp/dragonarkgree/pages/76.html
ランク ☆3 報酬 DP+100 クリア条件 総人口を120にする コメント コメント
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/2095.html
夜中の12時。わたしはハサミを持って部屋を出た。どこに行くのって? わたしのお兄ちゃん、キョンくんの部屋に行くの。 今日は、キョンくんの部屋にはハルにゃんが泊まりに来てる。あたしの敵、ハルにゃん。 キョンくんはわたしだけの物なのに……絶対に譲らないもん。 こっそりとドアをほんの少し開けて、中を覗くと……えぇっ!? 「んっ……キョン、ちょっと痛い……」 「あ、悪い。……ゆっくり動くぞ、ハルヒ」 「んっ、あっ……気持ちいい……」 危ない……声が出ちゃいそうだった……。何やってるかは子どものわたしでもわかる。 キョンくんが隠してるエッチな本とかに載ってるようなことを二人でしてる。 最低だよ、キョンくん。ハルにゃんも。隣りの部屋にわたしがいるのに……。 ほんとは、二人が寝てから行こうと思ったけど……決めた。邪魔しちゃうもん。 だって、キョンくんを取られたくないから。 わたしは悪い子だから、邪魔しても全然悪く思わないもん。 わたしは勢いよくドアを開けて、電気をつけた。 「……? おい……何してるんだよ?」 「い、妹ちゃん……?」 キョンくんは、ハルにゃんに覆い被さったまま止まってる。 ハルにゃんは、下からキョンくんに抱きついてる。 二人にかけたい言葉はただ一つしか思い浮かばない。ごめんね、キョンくん。言わせてもらうね。 「最低」 キョンくんとハルにゃんの顔がみるみる青ざめていくのがわかる。だけど、これだけじゃ終わらせないもん。 わたしは、ハサミを持ったまま二人に近付いた。 一歩歩くごとに、感情と涙が溢れでてくる。キョンくんが好き……だけど、だけど……。 怖い。こんなことしちゃってどうなるかわからない。体が震えちゃう。けど……けど! 二人のすぐそばに寄って、わたしは開いたハサミを持つ手を振り上げた。 「ご、ごめんね……ハルにゃん。わ、わ、わたしね、キョンくんを取られたくないんだ……」 まだくっついたままの二人の体が、涙でぼやけて見える。 「おい、何する気だ! そんな物さっさとしまえ!」 「妹ちゃん……ま、まさか……?」 大丈夫、キョンくんには当てない。……えいっ! ハサミは、ベッドに突き刺さってる。キョンくんとハルにゃんは横に転がって避けた。 え、えへへ……、わたし悪い子。だから、テレビで見る犯人みたいに息が粗い。 そのとき、拳を振り上げるキョンくんが視界に入ってきた。あ……わたし、殴られちゃうんだなぁ……。 「キョン、やめなさい!」 は、ハルにゃん……? 「ハルヒ、黙ってろ。こいつは俺達……いや、お前を刺そうとした。兄として躾なきゃいかん」 「あんたが黙ってなさい、この鈍感バカキョン。……ごめんね、妹ちゃん」 ハルにゃんは裸のまま、わたしを抱き締めて、ゆっくりと話し始めた。 「キョンをいきなり取られたから嫌だったのよね。こんなのでも、たった一人のお兄ちゃんだったから……好き、だったのよね?」 ハルにゃんは全部わかってる……? だから避けられたの? なんでわたしに謝ったりするの? 「ふふ……キョンを好きな気持ちはわかるわ。あたしも大好きだから」 やめて、言わないで。この先を聞いたら、わたし何も出来なくなっちゃうよ……。 「あたしは、キョンと両想いで付き合ってる。わかるわね? だから、許してね」 ……聞きたくなかった。これを聞いたら、認めなきゃいけない。どうしてって? だって……だってわたしは二人とも好きなんだもん! ハルにゃんも知ってる、だからわたしに付き合ってるって言ったんだ! 宣言されたら邪魔出来ない! 口では『悪い子』だなんて言っても、わたしは、本当は邪魔するなんて出来ないよぉ! そんな勇気はないもん! だってまだ小学生だよ? 傷つけたり出来ないよぉ! 「お前……そんなに俺のこと好きなのか? でも、兄妹なんだぞ……いてっ!」 キョンくんは、言葉の途中でハルにゃんに叩かれた。 「あんたは本っ当にバカね! 誰でも最初の恋はお兄ちゃんとか、従兄弟だったりするもんよ! あんたもそうなんじゃない!?」 そうだよ。みんなそうだもん。ミヨキチだって、お兄ちゃんとか従兄弟とかがいないからキョンくんを好きになったんだもん。 わたしも、キョンくんを誰にも取られたくないんだもん……。 「でもね、妹ちゃん」 わたしはハルにゃんに両方のほっぺを平手で挟まれた。とっても優しく、包まれるような感じで。 「二度目は無いわ。次にこんなことしたら……あたしが痛い目に逢わせるわよ。……わかったら、部屋に戻って寝なさい」 そのときのハルにゃんの顔は、本気で怒ってて怖かった。やっぱり敵わないよ……、ごめんなさい。 わたしは、部屋に戻って、布団にくるまってずっと泣いちゃった。 ハルにゃんを傷つけようとしたことに、完全に負けちゃったことに、そして……失恋に。 もう、迷惑はかけないよ、キョンくん。でもね、ずっと好きだから……。 おわり