約 2,435 件
https://w.atwiki.jp/ffwm/pages/100.html
決死 -Vivid Strike- ◆Vj6e1anjAc 嘶きが聞こえる。 蹄の音が響く。 混沌渦巻く暗黒の時代を、煌々と輝く切っ先を携え、駆け抜ける騎士の姿がある。 行く手を遮るは無数の黒。天地を埋め尽くす邪の色。 ひょう、と闇夜に凍てついた風が、背中を撫でるような声が鳴る。 ぎぃ、と地獄の釜の戸を、こじ開けたかのような咆吼が響く。 阿鼻叫喚の轟く世界に、たったひとつ煌めくものは、地上に降り立った太陽の光か。 『――俺たちが守るのは、一つの命じゃない』 雄々――ッ、と光の騎士が吼えた。 無明の宇宙を眩しく拓き、無限の灼熱で果てなく照らした、日輪の波動が星を揺らした。 金の軍馬が跳躍する。装甲の調べを奏でながら、馬上の騎士は剣を掲げる。 それは黄金の騎士だった。 比喩でも誇張ですらもなく、頭頂から爪先に至るまで、騎士の纏った甲冑全てが、天の光輝で満たされていた。 『その先にある、何百何千という命なんだ』 豪腕が吠える。豪剣が唸る。 さながら光の剣速か――眩いアークを描く軌跡は、波濤となって爆裂し、魔性の群れを真っ向から砕く。 騎士が叫びを上げるたび、剣が光を放つたびに、闇の郎党は悲鳴を上げて、四方八方へ散らばっていった。 それでも、暗雲に果てはない。一つ一つと切り裂いていっても、再び悪意は湧き上がり、次なる魔物を呼び寄せてしまう。 魔獣の糧とは人の邪念だ。陰なる我欲こそ誘蛾の炎だ。 暗く燃え上がる灯火の列が、人の世から果てて消え失せぬ限り、恐怖(ホラー)の歴史に終わりは見えない。 『永遠に紡がれる人の想い』 だとしても、人が心に抱くものは、絶望の闇一つきりではない。 相反する白き希望の光が、人々を照らし続ける限り、必ず立ち上がる者たちがいる。 たとえ悪意が無尽であっても、それらを狩るべき黄金の剣も、絶えず無限に受け継がれ続ける。 同じ金色を放つ息吹が、次々と闇の只中に芽生えた。 太陽を纏いし黄金の騎士が、それぞれの時代に姿を現し、人々を守るべく戦い続けた。 光が象る雄大な翼で、縦横無尽に戦場を駆ける、天下御免の騎士がいる。 獰猛なる獣に車を引かせ、炎の剣で敵を切り裂く、疾風迅雷の騎士がいる。 猛る魔性を光に転じ、絢爛なる輝きを太刀と握る、天衣無縫の騎士がいる。 声なき叫びを嵐と束ね、見上げんばかりの巨体を成す、快刀乱麻の騎士がいる。 暗雲を引き裂き陽光を目指す、昇龍のごとき威容を誇る、古今無双の騎士がいる。 『その強さが、俺の力の源』 真紅の双眸が燃え盛り光った。 聖なる炎が輝きへ変わった。 無限の戦場の中心で、最初に現れた黄金騎士が、叫びと共に光輝を放った。 天にそびえ立つ剣の名は。 羽ばたき煌めく身に宿る名は。 悲しみに呑まれた人の心を、輝きへと繋ぐ光の名前は。 『そして、それこそが――』 その名が天地を揺るがした時、世界は金の一色に染まり――そこで、彼女の夢は終わった。 ◆ 数え切れない戦いがあった。 数え切れないほどの傷を負った。 それら全てを戦い抜いた、目の前のセイバーのサーヴァントは、きっと強い英霊だったのだろう。 マスター――リンネ・ベルリネッタは、かりそめの住居の自室に立って、己が使い魔の姿を見定めていた。 (きっと、彼は) 英霊の姿を見据えて、思う。 炎のごとき赤髪と、燃える真紅の瞳を持った、若い剣騎士の生涯を思う。 きっと目指すべき真の強者は、彼のようなものを言うのだ。 魔力パスを通して見る、彼の姿を描いた夢は、常に戦いの中にあった。 魔導師でも古代の騎士ですらもない、人外の悪魔を相手取る、黄金色の騎士の戦い。 それは常に苛烈を極め、時には傍目に見るリンネにも、絶体絶命の窮地であると、察することができるものすらもあった。 (そういう戦いを、やり抜いてきたんだ) そうした果てしない戦乱の中で、セイバーは命を保ち続けた。 何度傷つき血反吐を吐いても、その都度必死に立ち上がり、勝利をその手に掴んできた。 そういう戦いに耐えられる、強い心の持ち主なのだ――きっと、リンネが思う限りは。 「強さが羨ましい、とお前は言ったな」 低い、男の声が響く。 みなぎる膂力でぎらついた、赤い眼光がリンネを睨む。 抑えた声音だ。敵意はない。それでもセイバーの発する声に、凄みを感じずにはいられない。 「私にも、力が必要だから。貴方のように戦える……勝つことができるだけの力が」 リンネ・ベルリネッタは力を欲する。 それもただの強さではない。誰にも負けない最強の力だ。 弱く幼い頃の彼女は、貧しい孤児院の生活から、抜け出すことができなかった。 自ら外の世界へと踏み出し、両足で立つことがかなわなかった。 だからこそ、何者かからの救いの手を、待ち望むことしかできなかったのだ。 「それが聖杯にかける、お前の願いか」 サーヴァントの問いかけに、頷く。 リンネが置かれたこの場所は、故郷のミッドチルダではない。 聖杯戦争――と呼ばれる、謎めいた儀式のために用意された、スノーフィールドという名の箱庭なのだそうだ。 為すべきは、魔導師のバトルロイヤル。使い魔サーヴァントを使役し、殺し合わせる代理戦争。 そして戦いに勝利した者は、あらゆる願いを叶えられる、願望器・聖杯が与えられる。 リンネ・ベルリネッタが求める、絶対的な強さですらも、容易く実現するであろう、特級の奇跡の称号だった。 「だったらお前に問わせてもらう」 瞬間、ひゅん――と風が鳴った。 その風の音は知っている。素早く鋭く身を切る音を、リンネは何度も聞かされている。 しかしその感触は知らない。喉元をなぞる刃の冷たさは、競技では味わうはずもないものだった。 「お前は何のために力を求める。聖杯に願って掴んだ力で、お前は何をするつもりだ」 真紅の鞘から抜き放たれた、英霊セイバーの長剣。 ぎらぎらと光る細身の刃が、リンネの顎を持ち上げるように、まっすぐに突きつけられているのだ。 返答次第ではただではすまない。 己が意にそぐわないものであるならば、一刀のもとにその首を落とす。 人を害する邪念であるなら、今すぐに諸共に殺してやる――生前、人を守り続けた英雄は、そう宣告していたのだった。 一瞬前までと変わって、剣先と双眸からほとばしるものは、可視化すらされんばかりの殺意だ。 いいやあるいはその殺気こそが、彼の手に刃の形を成して、こうして突き立てられているのか――そんな錯覚すら覚えた。 「何かを奪いたいわけではありません。必要なのは、大切なものを、誰にも奪わせないための力」 それでもリンネは引き下がらない。 たとえスポーツでは向けられることのない、本物の殺意と凶器があっても、それは尻込みする理由にはならない。 暖かい家族に迎えられ、裕福に暮らせる環境があれば、それだけで幸せになれると思っていた。 しかし、リンネはそこでも間違った。 悪意は社会の裏だけでなく、表側にも存在したのだ。 たとえ無自覚なものであっても、邪気をはねのけることをしなかったから、最悪の結末を迎えてしまった。 大切に育ててくれた者を、大恩ある者を無慈悲にも裏切り、最期の別れに立ち会えなかったのだ。 力を振るう勇気がなかったから、祖父の心を踏みにじった。 力だけなら持っていたのに、祖父の死に目にも会えなかった。 全てリンネ・ベルリネッタが、弱かったが故に背負った罪なのだ。 「それは競技の世界では、身につけられない強さなのか」 セイバーは問う。それでいいのかと。 不誠実に手に入れた力に、後ろめたさはないのかと。 「強くなれるなら何でもいい。元よりどうやって手に入れるかに、こだわるつもりはありません」 リンネは応える。それでいいのだと。 コーチにも恩義は感じているが、元より打ち込んでいる格闘技を、好きだと思ったことは一度もない。 であれば、その程度の義理のために、好機を無碍にするのは下策だ。 「それはお前自身の命と、秤にかけるほどの願いなのか」 重ねてセイバーが問う。それでいいのかと。 命懸けの聖杯戦争に、わざわざ挑戦してまでも、得なければならない力なのかと。 スポーツの世界とはまるで違う、殺す気の人間との戦い――負ければ本当に死ぬ戦いに、本当に値打ちはあるのかと。 「……覚悟の上です。きっと弱いままの命に、生きている意味なんてないから」 重ねてリンネが応える。それでも、構わないのだと。 確かに殺されることは怖い。それは壊されることよりも、きっと何百倍も恐ろしいだろう。 しかしそれでも、挑まねばならぬと、突き動かす使命感の方が勝った。 命が大事と逃げ出したとしても、それは望む生き様ではない。奪われ続ける弱者のままで、この先を生きていくのなら、そんな生涯は糞食らえだ。 そうまでして可愛がるほどに、我が身に価値などないのだから。 誰もが守らねばならないと、そう思っている自分自身こそ、他ならぬリンネ・ベルリネッタの、最も嫌悪する弱さなのだから。 生き恥を晒す資格も、救われる資格もないからこそ、それほどに彼女は強さを求めた。 永遠に喪われた永別を、もう一度やり直したいなどとは、きっと、死んでも願えなかった。 「……知ったような口聞きやがって」 舌打ちが、耳に聞こえた気がした。 ぼそぼそとぼやいたセイバーは、それきり殺意を霧散させると、白銀の刃を引っ込めた。 ほんの少し、息をつく。赤鞘に納刀するサーヴァントの姿に、命拾いしたという事実を確かめる。 そうして、覚悟を決めながらも、結局命を拾ったことに、安堵している己自身を、またもリンネは恥じたのだった。 「お眼鏡にかなった、ということでしょうか」 「斬るほどの意味はないってだけだ。それでも、死なれたらさすがに寝覚めが悪い」 だから仕事は最低限果たす。 マスター・リンネのサーヴァントとして、身柄くらいは守ってやると、セイバーはそう約束した。 「どうも」 ひとまずはそれで構わない。一礼し、協力に感謝する。 並大抵の相手には、負けるなどとは思っていない。されどそれはあくまでも、人が相手だった場合の話だ。 魔導師の理すら遥かに超えた、超越存在であるサーヴァントには、競技者ごときが敵うはずもない。 であれば、セイバーの助力が要る。 この憮然とした表情を浮かべる、赤髪の剣騎士の力が不可欠になるのだ。 「だがな。お前がもしもその道を、どこかで踏み外したと思ったら、俺はお前を許さない」 故にこそ、裏切れないと思った。 手段を選ぶ気などなかったが、それでもこの英霊にだけは、歯向かうべきでないと判断した。 主従が逆転しているようだが、そんなことになどこだわれない。 たとえ令呪の命令権を行使し、三度縛り付けたとしても、恐らくこの男は必ず、四度目の叛逆を試みるだろう。 それでは勝利など夢のまた夢だ。だからこそ、受け入れるしかなかったのだ。 「魔戒騎士がホラーでなく、人に刃を向けること……その重さをよく理解しておけ」 この炎の剣騎士の言葉を。 魔性の力をその身に宿し、破邪の鎧を纏って戦う、魔戒の騎士たる男の意志を。 金色の人狼。闇を狩る刃。 伝説の狼を象った、黄金一色の甲冑に、血と誇りを通わせる英雄。 セイバーのサーヴァント――レオン・ルイス。 それが数百年の時の壁と、幾星霜の次元を超えて、この地に再臨した勇者の名であり。 因果で結ばれ巡り会った、リンネ・ベルリネッタが対峙すべき、宿命に授けられた称号であった。 そしてレオンの霊基には、もう一つの名前が刻まれている。 過去を生きた人間ではなく、戦場を駆け抜け戦い続けた、英雄の称号はまた別にある。 最強の守護者の証たる名前。宝具そのものの名前を、自らの呼び名としてきた英雄の証。 (それこそが――) ◆ 『それこそが、黄金騎士――――――ガロ!!』 . 【出展】牙狼〈GARO〉 DIVINE FLAME 【CLASS】セイバー 【真名】レオン・ルイス 【属性】混沌・善 【ステータス】 筋力D 耐久E 敏捷C 魔力D 幸運E 宝具A(生身) 筋力B 耐久B 敏捷B+ 魔力A 幸運C(宝具『黄金騎士・GARO(ガロのよろい)』発動時) 筋力A 耐久A 敏捷A++ 魔力A+ 幸運B(宝具『双烈融身(ディバイン・フレイム)』発動時) 筋力??? 耐久??? 敏捷??? 魔力??? 幸運???(宝具『■■■■(ディバイン・ブレイド)』発動時) 【クラス別スキル】 対魔力:E(B) 魔術に対する守り。レオン自身のランクは低く、多少ダメージを軽減することしかできない。 ただし宝具『黄金騎士・GARO(ガロのよろい)』には、ランクB相当の対魔力術式が施されており、 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化することができる。 騎乗:C 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、 野獣ランクの獣は乗りこなせない。 【保有スキル】 魂の聖火:A 金色の牙は受け継ぐ血の宿命。 力と技と志を、脈々と受け継いできた魔戒騎士の、その在り方がスキル化したものである。 レオンが倒された時、肉体に魔力が残っていれば、それを自らの魔戒剣へ込め、マスターへ返却・譲渡することができる。 サーヴァントの神秘性を宿した魔力は、たとえ行使者が人間であっても、サーヴァントにすら傷を負わせることができるだろう。 魔性殺し:B(A→EX) 悪魔や怪物など、魔物に類するものに追加ダメージを与える。 後述する宝具『双烈融身(ディバイン・フレイム)』発動時には、スキルランクがAランクに上昇。その効果は与ダメージ2倍化にまで到達する。 更に、ある条件を達成した際には、スキルランクがEXランクにまで上昇。 戦闘圏内に存在する、全ての魔物のヒットポイントおよび能力値を、自動的にダウンさせる追加効果を獲得する。 魔力放出(炎):-(B) 武器、ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させる。 レオンの場合は、宝具『黄金騎士・GARO(ガロのよろい)』に宿された、魔界の炎・魔導火という形で放出することができる。 ただし生身の状態では、このスキルを使用することはできない。 【宝具】 『黄金騎士・GARO(ガロのよろい)』 ランク:B 種別:対人(自身)宝具 最大捕捉:1人 ――陰我あるところホラー現れ、人を喰らう。だが、古よりホラーを狩る者達がいた。鎧を纏うその男達を、魔戒騎士という。 魔界より姿を現す異形・ホラーから人を守るため、魔界の力で鍛え上げた、魔戒騎士と呼ばれる者たちのための甲冑である。 レオンが身に纏う黄金騎士・ガロの鎧は、それらの中でも最高位のもの。 太陽のごとき黄金の鎧は、退魔の炎を自在に操り、あらゆる敵を焼滅させるという。 対魔力・魔力放出(炎)の力を有しており、宝具発動時には、これらのスキルがレオンに付与される。 別世界の鎧には、騎士の耐久限界を示すタイムリミットが存在するのだが、彼の世界の鎧には、それらしきものは見受けられない。 『双烈融身(ディバイン・フレイム)』 ランク:A 種別:対人(自身)宝具 最大捕捉:1人 ガロの鎧がもう一つ、白銀の鎧と合わさることで、力を更に高めた姿。 その身から吹き出す魔導火は、炎の翼を形成し、自在に天空を舞うと伝えられている。魔性殺しの力は更に強化され、スキルランクがAランクに上昇する。 ……ただし宝具二つ分の魔力を、常時発動し続けることになるため、マスターにかかる負担は倍増することになる。 この姿を成すもう一つの鎧――『絶影騎士・ZORO(ゾロのよろい)』は、本来ならば別の騎士が、その身に纏っていたはずのもの。 そのため、レオンと同時に該当するサーヴァントが、同じ聖杯戦争に召喚されていた場合、 そのサーヴァントの発動許可および、宝具の譲渡が認められなければ、必然この姿にもなれなくなってしまう。 『■■■■(ディバイン・ブレイド)』 ランク:EX 種別:対人(自身)宝具 最大捕捉:1人 詳細不明。使用不可能。 レオン・ルイスとガロの鎧に、存在した記憶のみが刻み込まれている、黄金騎士・ガロの最後の姿。 この姿に関しては不明な点も多いが、受け継がれてきた歴代ガロの魂が、一つの時代、一つの場所に、力となって結集したものと言われている。 万が一発動に成功した場合、魔性殺しスキルはEXランクまで上昇。 あらゆる陰我を消滅に至らせ、邪悪な力を触れずして奪う、天の煌めきを具現化するまでに至る。 ……しかしこのことこそが、サーヴァントとしてのレオン・ルイスが、この力を発揮できない原因となっている。 聖杯とリンクしたレオンは、英霊の座に記録された黄金騎士の人数分だけ、その力を増していくのだが、 サーヴァントの霊基数十個分を内包した甲冑は、もはや宝具の域にすらとどまるものではなく、サーヴァントの能力限界すらも、易易と突破してしまうのである。 一応、令呪を使用することによって、強引に発動することもできるのだが、 その場合の霊基の総量は大幅に低下し、なおかつレオン自身も宝具の力に堪えきれず、十分と経たずして自己崩壊・死亡へと至ってしまう。 この力を己がものとして、十全に発揮するための条件は二つ。 一つは、英霊の座についた黄金騎士全てが、納得し力を授けるに足るだけの、正しい目的のために発動すること。 もう一つは、あるべき権能全てを発揮し、人理そのものを守るため戦う、究極の英霊召喚の形――■■■■セイバーとして降臨していることである。 【weapon】 魔戒剣 ソウルメタルと呼ばれる金属で鍛え上げられた、魔戒騎士のための長剣。 精神力を張り巡らせることで、取り回しを可能とする性質を有している。 このため、自覚的・直感的を問わず、使い方を把握できていない者には、持ち上げることすら叶わない。 魂の聖火スキルによって、この剣を受け継いだマスターならば、残留魔力のサポートによって、扱うことが可能となる。 魔導馬・ゴウテン 馬の姿をした魔界の獣。優れた魔戒騎士に、戦場での足として与えられている。 レオンは鎧装着時にのみ乗り回していたが、実際には生身でも呼び出すことは可能。 悪路どころか水上すらも踏破することができ、空中以外ならだいたいの場所で活躍できる。 【人物背景】 中世ヨーロッパの時代を生き、黄金騎士として刃を振るった、ヴァリアンテ王国根付きの魔戒騎士。 今回はこのプロフィールに当てはまる、全盛期の姿で現界しているが、 この年齢に至るまでには、過酷に過ぎるほどの試練に直面しており、最も壮絶な生涯を辿った黄金騎士の一人として数えられている。 ややぶっきらぼうなところもあるが、内に秘めた正義感・使命感は本物。 マスターが正しい人間であるならば、小言を言ったりぼやくことはあっても、決して見捨てることはせず、力になってくれるだろう。 なお、上述した逸話に由来し、幸運のランクがドン引くほど低いものになってしまっている。 本来ならば、ガロの鎧による補正込みで、ようやくランクCに到達するというのは、他の騎士ではまず有り得ないことである。 【サーヴァントとしての願い】 挙げればキリがないだろうが、それらを願うことはしない。マスターのために行動する。 【基本戦術、方針、運用法】 飛び道具としても使える魔導火は、魔力放出スキルによって支えられているもの。 このため近接戦闘がメインになるのだが、魔導馬の存在もあるため、多少の長距離攻撃にも対応することはできる。 常に宝具を用いていなければ、まともに戦えないサーヴァントであるため、燃費はよろしくないのだが、 そこさえクリアすることができれば、十分に優秀な戦果を上げてくれることだろう。 最終宝具の発動は、聖杯戦争脱落にすら直結するため、ほとんどフレーバーテキストのようなものなのだが…… 【出展】ViVid Strike! 【マスター】リンネ・ベルリネッタ 【参戦方法】 ウィンターカップ開催直前。自宅の荷物の中に、白紙のカードがあった 【人物背景】 地球とは異なる異世界・ミッドチルダの、大手ファッションメーカーの社長令嬢。13歳。 自身は華やかな舞台ではなく、荒々しい格闘技の世界において、トップランカーの称号を勝ち取った女傑である。 実は両親との間に血縁関係はなく、元は孤児院から拾われてきた養子であった。 元々は現在のような修羅としてでなく、平穏な人生を送ろうとしていたが、 ある時人生を一変させる悲劇が起き、盲目に力を求めるようになってしまったという。 分をわきまえない弱者が嫌い。自分の大切なものを奪おうとするから。 人に弱さを見せるのが嫌い。奪われないという安堵を保てなくなるから。 そして彼女は何よりも、それらを恐れ震えている、弱くて罪深い自分自身が、世界で一番嫌いなのだった。 【weapon】 スクーデリア 魔術の行使をサポートする、競技用ストレージデバイス。普段はアクセサリーの形状を取っている。 セットアップ時には防護服・バリアジャケットと一体化。武器としてでなく、サポーターとしての機能に専念している。 【能力・技能】 魔導師 体内のエネルギー結晶体・リンカーコアの魔力を行使し、奇跡を具現化する魔術師の称号。 リンネの住む世界においては、魔法も魔術も区別なく、この呼び名で表現されている。 格闘競技者であるリンネは、身体強化のために使うのがほとんどだが、 魔法攻撃が解禁されるルールにおいては、遠距離砲撃などもこなすことができる。 魔法格闘術 魔法による身体強化を前提とした格闘技。スタイルはトータルファイティングを基礎とする。 距離を詰めての投げ技や、拳による直接打撃が得意。 特筆すべきはその筋力であり、魔力のブーストを受けた拳は、堅牢なガードの上からであっても、確実に標的を葬り去ることができる。 唯一敗北を喫した、持久戦を想定した訓練も施されているため、ガードやタフネスも盤石。 強化変身 肉体を大人のものへと成長させ、筋力とリーチを補強する魔法。 リンネはデバイスのセットアップと同時に、6つほど年上の姿へと成長する。 【マスターとしての願い】 誰にも何も奪われない強さ、自分を納得させるだけの強さが欲しい。悲劇そのものを無かったことにする資格は、きっと自分の手にはない 【方針】 最低限、レオンの機嫌は損ねない。マスターは殺害までには追い込まず、あくまでもサーヴァントの撃破を優先する。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/30044.html
登録日:2014/10/05 Sun 01 09 59 更新日:2024/09/04 Wed 23 59 33NEW! 所要時間:約 21 分で読めます ▽タグ一覧 14年秋アニメ 2014年 JAM_Project MAPPA ゆるがろ アニガロ アニメ テレビ東京 佐咲紗花 妖精帝國 小林靖子 東北新社 森久保祥太郎 武井宏之 炎の刻印 牙狼 牙狼-GARO- 雨宮慶太 陰我あるところホラー現れ、人を喰らう だが、古よりホラーを狩る者達がいた 鎧を纏うその男達を…… 魔戒騎士という!! 画像出典:『牙狼-GARO- 炎の刻印』OPアバンタイトルより(3話から12話まで) 2014年10月から2015年3月までテレビ東京系ほかにて放送/全24話 © 2014 雨宮慶太/東北新社 ―刻まれし刻印は、いま炎となる。― 【概要】 雨宮慶太原作の特撮ドラマ『牙狼-GARO-』シリーズ初のアニメシリーズ。アニメ制作はMAPPA/東北新社。 本作は雨宮氏は原作で止まっており、雨宮氏の『アニメは全く別物でいい』という許可をもらい、シリーズのファンである監督の林祐一郎氏と、 スーパー戦隊シリーズや平成ライダーシリーズでおなじみ、かつ牙狼シリーズでは 『絶狼-ZERO- BLACK BLOOD』の執筆が記憶に新しい小林靖子をメインライターに迎えて送る。 また、キャラクターデザイン協力として『仏ゾーン』『シャーマンキングシリーズ』『機巧童子ULTIMO』などの武井宏之が、 林監督と共にスタッフとしても参加した日テレ版『HUNTER×HUNTER』『BLACK BLOOD BROTHERS』の菅野利之がキャラクターデザイン、 そして絵コンテには平成ライダーだけでなく近年のアニメにも絵コンテで参加しているなかの★陽もスタッフとして参加している。 OPテーマを歌うはおなじみJAM Project、前半EDテーマは妖精帝國のサウンドプロデュースを迎えて佐咲紗花が、後半EDテーマは森久保祥太郎が熱唱している。 黄金騎士ガロとその相棒たる魔導具ザルバを除き、世界観も一新。 現代の日本を舞台にした『鋼牙狼シリーズ』と本作の前番組『魔戒ノ花』、 未来都市を舞台にした『闇を照らす者』とも異なる、 中世ヨーロッパ時代に似た剣と魔導の世界を舞台に繰り広げられる。そのため、ダークファンタジーだけでなくゴシックホラーのテイストもふんだんに盛り込まれている。 実写版のスタッフの感想も好評。特に、雨宮氏も中世時代を舞台にした牙狼の構想は初代TVシリーズのアクション監督である横山誠氏と共に考えていただけに、視聴して羨ましがったとのこと。 テレビ東京系で10月3日(金)から放送開始、その後10月10日(金)からスターチャンネル(BS10ch・無料放送)、 10月17日(金)からファミリー劇場でも放送開始、ニコニコ動画のアニメチャンネルでも配信された。 ファミリー劇場の方は前番組『魔戒ノ花』と同様、出演キャストのインタビューを交えた『魔戒指南』として放送されたが、 本編終了後に『秘密結社鷹の爪』でおなじみDLE制作のFLASHアニメ『ゆるがろ』が放送。 この『ゆるがろ』はセルDVDおよびブルーレイでも収録されているので、本編とのギャップを見るのもひとつの楽しみ方だろう。 また、WEBラジオ『響 Hibiki Radio Station』でも2014年10月3日(金)から2015年5月7日(木)にかけて アルフォンソ役の野村勝人とララ役の逢葉まどかがパーソナリティを務める『魔戒通信』を配信、最新情報をリスナーに伝えた。 そして、2014年11月23日(日)。ファミリー劇場とニコニコ生放送にて同時放送した特番『金狼感謝祭2014』にてアニメ第二シリーズと劇場版の制作が発表された。 アニメと言う舞台で繰り広げられる『守りし者』たちの物語から…… 『決して目を逸らすな!』 【物語】 ヴァリアンテ国。 平和なはずのこの国に、ひとりの女が『魔女』として火刑に処される。 その罪状は、国王フェルナンデスに呪いをかけたこと。 人々の罵倒が響き渡る中、女の胎内からひとつの産声が響き渡る。 緑色の光に包まれた赤子が産み落とされた瞬間、銀の狼の鎧を纏った異形の騎士が宮殿に躍り出る。 炎の中に飛び込み、赤子を救い出した騎士は銀の馬を駆り国を去って行った。 国から燃え盛る炎を丘から見据え、騎士は赤子を掲げながら言う。 「見ろ……あれがお前のために母が燃やしている命だ。 レオン……忘れるな!!」 そして17年の時が流れる。 宰相メンドーサの下、国王に災いをもたらした者を見つけ処罰する日々は続いていた。 ある者は捕えられ八つ裂きにされ、ある者は逃亡の末斬り殺され、ある者は男達の不満のはけ口を慰める者として牢獄に突き落とされた。 それは市民の生活にも影響を及ぼし、民は互いに密告しあい、国は『魔女狩り』の名目で周辺の諸国に派遣、勢力を拡大していった。 しかし、いつしか欲にまみれた人間は陰我にまみれ、ホラーと化し人を喰らう。 その暗黒の時代の中でも抗い続ける者たちがいた。 悪魔と忌み嫌われながらも、人には手に余る悪魔を封じる使命を持つ者……魔戒騎士である。 銀の魔戒騎士ゾロことヘルマン・ルイスとその息子レオン・ルイス。 レオンは金色の鎧を纏い、黄金騎士ガロを名乗り炎の半身と共に今日もホラーを封印せし者の血に従い戦い続ける。 『魔女』と呼ばれ、あてもなき旅路を続ける中、宿命の親子はヴァリアンテ国に向かう。 その頃、ヴァリアンテ国は第一王子アルフォンソが20歳の誕生日を迎えていた。 いずれ国の王となる者に『光の騎士』の加護があらん事を…… その願いを込めて、アルフォンソの母たるエスメラルダ王妃は幼い頃から身に着けていたペンダントを贈り物として彼に手渡す。 その紋章には、ガロの鎧と同じ紋章が刻まれていた……。 いま、幾つもの運命が炎となり燃え上がる。 闇を切り裂く金色の牙 炎の運命は俺が継ぐ! 【登場人物】 レオン・ルイス(声:浪川大輔) 本編の主人公で、黄金騎士ガロの称号を受け継ぐ若者。17歳。 『魔女狩り』にかけられて火刑に処された魔戒法師アンナに刑場で産み落とされ、 それ以降母の顔と温もりを知らずに育つ、という重い生い立ちを背負っている。 基本的にぶっきらぼうで負けん気が強く、動物には優しいが女性に免疫がない。役割は女たらしのヘルマンの女房代わりと財布代わり。 過酷な生い立ちがトラウマとなり、主題歌に歌われている通り憎しみと悲しみに囚われると暴走、心滅獣身と変わらない状態になってしまう。 また、悪夢に苛まれている時には左半身にビッシリと母から授けられた刻印が浮かび上がる。 燃え盛る炎のような紅の逆立ちヘアーもその影響かは不明。メンドーサの策にはまり一時期はガロの鎧に見捨てられるが、とある村に流れ着きララとその一家の交流で耕す者となり、その死別の果てに真に守りし者として覚醒。 明日を繋ぐ者を守るためにアルフォンソとの真剣勝負に勝ち再びガロの鎧を身に纏った。 …オヤジのアドバイスでは童貞を捨てれば刻印の副作用は治るらしいが…エマちゃんとのベッドインで治るかは不明。 ヘルマン・ルイス(声:堀内賢雄) レオンの父であり、絶影騎士ゾロの称号を持つ。絶倫騎士ではない。かつてはロベルトと名乗っていたらしい。 魔導馬を召喚できるあたり、少なくとも100体以上のホラーを封印している熟練の魔戒騎士である模様。 妻たるアンナを失いながらも、それを感じさせない女たらし。よく言えば飄々としたダンディ、悪く言えばダメ親父。 しかし、魔導ベルを使わずとも匂いと長年のカンでホラーの気配を嗅ぎ分けたりモノに触れてゲートを探知するなど、歴戦の勇士ぶりがうかがえる。 チャームポイントはヒゲと胸毛、そして尻。右腕にジルヴァ(声 遠藤綾)という腕輪状の魔導具を装備している。 深夜枠というのを最大限に生かしたベッドシーンもあるよ!(ホラーや人間問わず) 猛竜「よろしいんじゃないでしょうかぁ~?」 最近、ヒメナという新たな伴侶をゲットしてベッドイン!ロリBBAの命令でメンドーサと組まされて死亡フラグが立ち、そして…… ちなみに3年後同じ局で放送されたアニメでは、レオン声の息子を持ちエマ声の元盗賊に慕われる元不良な火付盗賊改方長官(部下:ルシアーノ)となっていた。 アルフォンソ・サン・ヴァリアンテ(声:野村勝人) 本編のもう一人の主人公であり、ヴァリアンテ国王の第一子。20歳。 幼い頃は体が弱かったが両親の愛を受けてたくましく成長。 文武両道に長け、王家の紋章を壊してしまった民を救わんと自身も紋章を壊す、と身分を省みない心優しき青年となる。古臭い風習は苦手な模様。 誕生日に父王と母王に民を守る事を誓うが、メンドーサの謀反で一転、国を挙げて追われる身となる。 忠臣のガルシア(声 宝亀克寿)の助けを得て脱出するものの、ホラーにされた騎士団に食われかけるが、魔戒騎士・ラファエロに命を救われ守りし者の道を歩むことになる。 実は黄金騎士の血を引いている。つまり、レオンのいとこであるが、魔戒騎士としての修業は何も積んでいない為、ソウルメタル製の剣を振るう事も鎧を纏う事もできなかった。 しかし才覚があったのかラファエロから受けた短期間の修行でめきめきと実力を付け、死にゆくラファエロから魔戒剣と鎧を受け継いだことで新たな堅陣騎士ガイアとなった。 一時期はレオンに代わりガロの鎧を身に纏ったが、覚醒したレオンを認め再びガイアの鎧を身に纏う。 ファミ劇限定FLASHアニメ『ゆるがろ』ではララにやたらと弄られる。 エマ・グスマン(声:朴ロ美) 女魔戒法師で、本編のヒロイン。 第2話、城下町の大工の娘を法術で癒したのを捕えられ、青痣ができるほど顔面をボコボコにされるというあんまりな初登場を果たす。 とはいえ、気圧されず異端審問の相手の拳に噛みついたりするほどタフな女傑。 夫のルシアーノの一件から魔戒騎士を嫌っており、基本的にレオンらとも別行動を取っていた。 法術を操り、手持ちの糸車のような暗器から繰り出すワイヤーはホラーすらバラバラに寸断、狙撃銃にも似た形状にも変化し光弾も放つ。 体術にも優れており、両の靴底はソウルメタル製の剣すらも受け止めるほど。 また、蜘蛛のような魔導具を使役してレオンらの動向を探知・追跡したり、悩めるレオンにアドバイスするなど付かず離れず立ち回っていたが、ルシアーノとの決別を経てレオンとまさかのベッドイン。名実ともに姐さん女房になる。 ラファエロ・ヴァンデラス(声:天神英貴) 追っ手のホラーに襲われ窮地に陥ったアルフォンソを救った男で、堅陣騎士ガイアの称号を持つ。 袖を破った長衣を着た壮年の男性で、ホラー狩りに臨んでは大剣を武器とする。先代ガロの戦友であり、エスメラルダを貴族の養女として送り出したのも彼の計らいによるものだった。 目と鼻の先で容赦なくバッサバッサとホラーを斬りまくるスタイルはちょっとおっかない。返り血が!返り血がかかっちゃうよ! 言葉少ないながらもアルフォンソに協力する意思を見せ、彼に持てる技術のすべてを伝える師となる事を受け入れる。 実は死病を患っていて余命幾ばくもなく、ホラー・アンフェルの前に窮地に陥ったアルフォンソを助けるが病に侵された体がここに来て限界を迎えてしまい、 アルフォンソに剣と鎧を託し自らはアンフェルに食われるという壮絶な最期を遂げた。 弟子でもある息子がいたが、過去の戦いで鎧を受け継ぐことなく死亡している。 なお、項目冒頭のナレーションを読み上げているのも彼。 そう、名前も判明していないうちからちゃっかり左側でポーズキメている彼である。 魔導輪ザルバ(声:影山ヒロノブ) もはやシリーズの顔といってもいい、黄金騎士の友(ザルバ)。登場は第3話から。 かつては最強の黄金騎士だったレオンの母方の祖父が所有していたが、ヘルマンの回想時には破壊されており、 16年もの歳月を経てガエル法師(声 茶風林)の手で大量の塩をぶっかけられて修復された。 その執着を陰我としてホラーに憑依された法師の弟子・マルセロ(声 綿貫竜之介)に奪われたが、 レオンの手で奪還され、彼と契約を交わし彼の半身の炎を制御するリミッターとなる。 形状は過去作とは微妙に異なり、瞳の色も水色。第12話までは轡を噛んでおり滅多に喋れなかった。 口調は軽口が目立った実写シリーズに比べると、古風で仰々しいものとなっている。一人称も『俺様』ではなく『我』。 なお、ザルバは黄金騎士専用の魔導輪で実力には関係なく他の騎士や法師が身に着けても契約できず、意味の無いものとのこと。 フェルナンド・サン・ヴァリアンテ(声:後藤光裕) アルフォンソの父であるヴァリアンテ国王。 彼が病に臥した原因が魔戒騎士と魔戒法師にある、とみなされた事が物語の発端となった。 エスメラルダ・ヴァリアンテ(声:多田なつみ) フェルナンド王の后で、アルフォンソの母。 アルフォンソの誕生日にガロの鎧の紋章に似た黄金のペンダントを彼に託す。 しかし、魔戒騎士ゆかりの者とメンドーサに目をつけられたことから 国王に毒を盛ったという濡れ衣を着せられ、虜囚の身となってしまう。 実はアンナの妹で、黄金騎士の血を引いているが、幼少時に貴族に養子に貰われ、王妃となった。(*1) やがて、メンドーサにアルフォンソへの切り札として利用されまいと自害して果てた。 メンドーサ(声:土師孝也) 17年前にアンナを火刑に処した張本人であり、現在もなお王に呪いをかけた異端者として大勢の魔戒騎士と魔戒法師を弾圧し続けている。 元は元老院付きの魔戒法師でありながら、「守りし者」としての使命に嫌気がさし、ホラーを操る禁断の魔道具を開発したことから堕落者の烙印を刻まれる。 それ以降、騎士と法師に異常なまでの憎悪を抱き一人残らず根絶やしにしようとするようになり、事実上の国王として君臨し、国民に圧政を強く一方で古のホラー・ブラッドムーンを利用しようとして逆に喰われてしまう呆気無い最期を遂げたように見えたが、実際は生きており、ヴァリアンテ国に眠る禁断のホラー・アニマを復活させて自身を永遠の存在にせんと画策する。 オクタビア(声:土井真理) ピンク髪とそばかすとホクロが特徴のメンドーサの側近。 アルフォンソの誕生日に見た黄金のペンダントの紋章に何かを感じ、彼に通達して共にエスメラルダを貶める。 妹を失い、神や魔戒騎士に裏切られ悪魔を信仰するようになったという経緯があり、そこをメンドーサに見込まれ彼の側近となる。 後にその忠誠心を買われ、メンドーサの杖を介しハリセンボンを受けて異形の魔獣装甲を身に纏う。その変貌にはヘルマンも「せっかくのかわいいそばかすとホクロが台無しだぜ」と評するほど。 ベルナルド・ディオン(声:家中宏) かつてはヘルマンの朋友だった魔戒騎士で、翠瞑騎士ゼクスの称号を持っていた。 ヘルマンとアンナを守るために自ら魔女狩りの盾となったが、メンドーサに踊らされて執拗に魔女狩りを行う人間に絶望、その心の闇を見込んだメンドーサの手によって一度肉体を消滅させられた後暗黒騎士ゼクスとして転生、彼の命で黒の騎士団の編成を務める。 後ろに結われたポニーテールお下げ髪と円状の盾の持ち主で、両の頬には血の涙を思わせる刺青が施されている。 既にその体は人ではなくなっており、そのためか時折両の瞳に真紅の妖しい輝きが放たれている。 若かりし頃、ヘルマンと模擬戦を行う際に「時々、魔戒騎士の掟を破ってみたくなる」と彼との真剣勝負を求めたのが闇堕ちのフラグだった模様。 サンタ・バルド城に突入したレオンたちの前に現れヘルマンと双方鎧が解除されるほどの激闘を繰り広げ追い詰めるが、勝利を確信した隙を突かれて敗れる。 致命傷を受けた後正気を取り戻し、ヘルマンに自らの剣を継ぐものを探すように頼むが、その頼みもむなしく魔戒剣と共に消滅した。 ガルム(声:鵜殿麻由) 番犬所の神官。気だるげな口調で話す性悪ロリBBA。 番犬所/元老院の不親切ぶりはこの時代既に完成しており、 騎士や法師の弾圧に対しても対応らしい対応はせずただ使命を果たすことだけを強いる。 白いのは見た目だけのブラック上司である。ナレーションも気だるそうに語るので、妙にウザイ眠気を誘う。 名前は第1期の黒幕である番犬所の三神官と同じだが、全く関係ないらしい。 普段は狭い元老院内で蝶々と戯れたり、マカロン食ったり、釣りをしたりして暇を持て余しているが疑似的なものなので魔戒騎士との会話や強力なホラーの話をして反応を楽しんだりする(特にヘルマン)のがほとんど。 先代黄金騎士(声:山路和弘) ザルバとの契約で『新月の時』に一日分の生命を吸われたレオンの前に現れた牙狼の鎧を纏いし者。 その姿は、実写版の牙狼そのもので、その正体はレオンの祖父だと思われる。 過去・現在・未来すべての時が分かたれる事なく存在する『時たゆたう場所』で、 レオンに「お前の炎を恐れるな。迷う時は自らの剣に問え…『守るべきものは何者か』と」と助言し、姿を消した。 アンナ・ルイス(声:大関英里) ヘルマンの妻にして、レオンの母たる赤毛の魔戒法師。 何気に乗馬と男の扱いがヘタだが受け身が得意なドジっ子だったらしく、胸元とスリムな腹部を強調した服装がエロい。 やがて捕えられ、火刑の最中レオンを生み落し彼を守るための刻印を施し命を散らした。 ……が、別の次元で幻影騎士のできる魔導具に転生、オレっ娘魔戒法師らと組んで後番組のEDを歌うソングユニットとして活躍と大忙し。 ララ(声:逢葉まどか) 第14話にて初登場。ヴァリアンテから外れたとある村に住む純朴な少女で、すべてを失い心身もボロボロなレオンを「旅人さん」と慕い献身的に尽くす。 彼女と素朴で温かな家族の姿はレオンを耕す者としてリハビリさせたが、第17話で野良ホラーの襲撃を受け一家もろとも死亡する。 正ヒロイン登場!?と期待した視聴者は少なくなかったが、実際は鋼牙に対するカオル役ではなく零に対する静香役だった。 実はおまけFLASHアニメ「ゆるがろ」第1回から登場しており、話のおさらいと見せかけてクイズなりレオンの量産化なりガルムと一緒にアルフォンソいじりにいそしんだり、と本編と540度異なるハジケキャラでその存在感を見せつけた。 しかも本編で死亡しても天使のわっかと共にしぶとく登場、ロボになって大暴れとハジケぶりもエスカレートしている。 ヒメナ・コロナード(声:須藤祐実) サンタ・バルドの城下町で父と共に小さな宿屋を営む娘。第8話にて全裸でサンタ・バルドを駆け巡るヘルマンをかくまい登場。 第12話では火の海に包まれるサンタ・バルドの中、自身の身を顧みず民を避難させた後、瓦礫の中で倒れたヘルマンを看病。 天真爛漫な性格と優しい笑顔は、ヘルマンにかつてのアンナの面影を感じさせた。 第16話で不治の病に侵されるが、放浪の医師ファビアンを名乗り治療した人間を喰らう青年・ミケル(声 関智一)の腕により治療され、後にヘルマンに抱かれ彼の子を身ごもることに。実はこの人がカオル役でした♪こんのクソオヤジ! 老師(声:谷育子) メンドーサの師匠であった魔戒法師。第10話の回想場面に登場。 「守りし者」の掟に背いて人間の命を利用した魔導具を作り出したメンドーサに失望し、彼の肉体に「堕落者の烙印」を刻んで番犬所から追放した。 現在は既にこの世を去っている模様。 ちなみに当時の番犬所はたとえ掟に背いた者であろうと人間を処刑する事が許されなかったため、せめてメンドーサに生き地獄を味わわせる形で前述の罰を与えたのだが、それがのちにヴァリアンテで魔女狩りが横行する遠因となり、結果的に自分達の首を絞める事となる。 ルシアーノ・グスマン(声:木内秀信) 第19話に登場した、ホラーに堕ちた魔戒法師。不気味なほど透き通った白い素肌に仄暗い紫色のアイシャドウと口紅が目立つ。 エマとは相棒でもあり夫でもあったがホラーを狩り続ける中、ホラーに憑依された者を救う術がないかと奔走。 その妄執と「お前は誰も救えない」という囁きに囚われホラー・アラベルに憑依される。 後にエマと再会を果たすが、結婚指輪を媒介にした爆弾を受け、一時的に人の心を取り戻すがホラーの本能には勝てず、ポニーテールを長剣にしたエマの決別の一撃で頭を突き刺され葬り去られた。 鴉にも似た姿とオレンジのフードを被ったエイにも似た姿と二種類のホラー態を持ち、エマと死闘を繰り広げる際には後者の姿で挑んだ。 【魔戒騎士】 ガロ ご存知、魔戒騎士最高位たる黄金騎士の鎧。レオンが纏うものは母方から受け継がれたもの。 レオンが魔戒剣を振るい、上空に円を描く事で鎧が召喚されるが、装着する際に左半身の装甲がひび割れ、そこから炎が迸る。 燃え盛る炎のごとき真紅の瞳と背中から伸びた一対の背旗(白夜騎士・打無のそれに近い)が特徴で、 その先には相手を捕縛する金輪を結わえ付けており、空中に跳躍する際、それを踏み台にして追撃することも可能。 戦闘時は魔戒剣も牙狼剣に変化、突き刺したホラーに迸る炎を注ぎ込んで内部から爆散させる剣技をトドメとして用いる。 アニメならではの演出として、鎧装着後も表情があるかのように顔が頻繁に変形する。 レオンの心が憎しみや悲しみに囚われると暴走、形こそ人を保っているものの狂気の咆哮を上げる心滅と変わらない状態になってしまう。 この状態からレオンを解放するには腰の紋章を突いて鎧を解除しなければならない。 更に前期OP映像では暗黒魔戒騎士を思わせるような演出も見られ、第12話でとうとう心滅獣身化、サンタ・バルドを焼き尽くしたことでレオンを見捨てアルフォンソを新たな後継者として選ぶが、後に覚醒したレオンの下に渡る。 アルフォンソが纏った頃は瞳も青で形状もガロの紋章が胸部に移動しており、レオンが再び纏うようになった際には炎を思わせる意匠が随所に施されているが両方とも実写版の牙狼の鎧に似ている。 最終話では、ヘルマンの魔戒剣を振るいガロとゾロの鎧が融合した双烈融身・ガロとなり、魔導火の翼を得てアニマと融合したメンドーサとの決戦に挑んだ。 なお、ヴァリアンテ国で古くから讃えられている「光の騎士」も壁画を見る限りは明らかに牙狼。 基本的には特撮シリーズと同じデザインの鎧であるようだが、序盤のレオンが纏った時には前述した独自のデザインになった。 ゾロ ヘルマンが纏う、銀色の鎧。二つ名は絶影騎士。一般には刑場から赤子を攫って逃げた悪魔として認識されている。 月光を浴びた金色の瞳と額に付いた狼の紋章に大きな庇、鎖で手首に繋がった双剣、剣の鍔と腰部に施された(Ζ)マークが特徴。 ヘルマンが両手に携えた短剣を左右に突き出し円を描くことで装着。短剣は曲刀状の長剣に変化する。 手首の鎖を用いて鞭のように振りかざす、剣を突き刺して鎖を戻しながらその勢いを利用して膝蹴り、合体して碇状の攻撃を放つ、とその戦い方は変幻自在。 その銀の姿と二刀流から、銀牙騎士・絶狼や彼の兄弟子たる風雲騎士・波怒に似ており、 銀牙に似た銀色の魔導馬・ゲツエイを召還し疾風の如く駆け抜ける。 …ちなみにヘルマンの息子のレオンが牙狼の鎧と称号を受け継いだ関係上、現在ゾロの系譜の後継者は空位である。 ヘルマンが女好きなのは自分が現役のうちに後継者を用意せねばという生々しい理由があるとかないとか…滅びろクソオヤジ! ガイア ラファエロが纏う、濃い紫色の鎧。二つ名は堅陣騎士。 ガロ同様、魔戒剣を振るい上空に円を描くことで鎧が召喚される。 手甲と腰の紋章、そして魔戒剣が変化した大剣の鍔部に青い水晶が施されており、その二つ名のごとく重装甲を誇り、装着後は地面が割れるほど。 大剣を地に走らせる事で火花を散らせ、そこから緑色の炎が迸り、ホラーを焼き尽くす。 後にラファエロの死と同時に、弟子であるアルフォンソに受け継がれる。 「同じ鎧でも装着者が違うと瞳の色が違う」という実写版の設定は引き継がれており、ラファエロがオレンジ、アルフォンソは青。 ゼクス ベルナルドが纏う、漆黒の鎧。二つ名は暗黒騎士。暗黒に堕ちる前の名は翠瞑騎士。 剣と盾をこすり合わせることで光の環が放たれ、そこから鎧が召喚される。 先端が十字になった剣と、左腕全体を覆うほどの巨大な悪魔の顔のような盾が武器。 左手から邪気を圧縮した波動を放つ。 ゾロ同様魔導馬・センカク(穿角)も召喚でき、右腕に装着されることでドリル状の突貫攻撃を放つこともできる。 【用語】 魔戒騎士 太古の昔より魔獣ホラーの脅威から人類を守りし者。 本作では『悪魔と通じた堕落した人間』として忌み嫌われているが、悪魔=ホラーを封印する者としての使命は変わらない。 黒い制服のような衣装に身を包んでおり、ロングコートのような魔法衣はこの時代にはまだ定着していない模様。 卓越した体術を使うものの、人間は斬ることも裁くこともできないハンディや数の暴力により、あえなく斃されていく。 魔戒法師 シリーズで魔戒騎士を補佐する法師。魔導火や風を操る術など様々な法術を使う者が確認されているが、 メンドーサによる『魔女狩り』の影響で魔戒騎士ともどもほとんどが弾圧されている。 ホラー シリーズ共通の敵たる、人の邪心が呼び寄せる魔獣。 教会の発足に伴い、この物語では『悪魔』という表現をされることも多い。 とはいえ、獰猛な獣に似、人を喰らい、喰らった人間の姿を借りるといった性質は従来のシリーズと変わらない。 本作ではアニメという媒体故に形や大きさに制約がなく、外見は悪趣味な造形の怪獣といった感じ。 魔導ベル ガエル法師が造り出した魔導具で、本作における魔導火(ホラーの前でかざすあのライター)的ポジ。 ホラーを探知する際に鳴らす事でホラーの正体を探る事ができ、ホラーに憑依されている者は真紅の妖しい輝きを放つ。 普段はヘルマンやラファエロのように懐から取り出して使うが、 エマの場合は左太腿に施されており、鳴らす際は太腿をちらつかせるので大変けしからん…もとい、目のやり場に困る。 番犬所 シリーズでおなじみ、魔戒騎士の所属する機関。 例によって赤い手紙を騎士に手渡し、アルコールランプを介した魔導火で指令を通達させるが、 メンドーサの『魔女狩り』によってそこにいる者の数も減少の一途を辿っている。 黒の騎士団 事故で死亡したヴァリアンテ国兵士隊長に変わり、『黒騎士』と呼ばれる男が後任として就任すると共に創り上げた騎士団。 隊長たる『黒騎士』をはじめ、上から下まで黒い鎧に身を包んでおり、対峙する相手にとっては不気味で恐ろしいとのこと。 国の兵士隊で『試験』に勝ち生き残った者が入団を許されるが、その際に地下のある場所に連れて行かれてホラーに憑依されてしまう。 堕落者の烙印 「守りし者」でありながら闇に堕ちた者に刻まれる烙印。これを刻まれると、未来永劫子孫に受け継がれるらしい。 レオンの左半身にもメンドーサと同じ刻印が現れるが、同じものかは不明。 禁断の魔道具 メンドーサが魔戒法師時代に発明した魔道具。「ツィルケルの環」という名称がある。 人間の血を絞り媒介とし、その陰我を使ってゲートと化したオブジェを介さず直接真魔界からホラーを召喚する。 更に、召喚したホラーを召喚者に従わせる機能もある。 ブラッドムーン メンドーサが禁断の魔道具で召喚した「暁月の使徒」と呼ばれる巨大ホラー。 赤く染まる月を見た者すべての陰我を破滅へと導くと言われ、その力は元老院も厳戒するほど。 全容を現す前に心滅獣身に陥ったレオンの猛攻で大打撃を受け、半身が千切れた状態で復活。 やがてレオンに代わってガロの鎧を身に纏ったアルフォンソの牙狼剣を受け、真っ二つにされた。 アニマ ヴァリアンテ国の深部に眠る禁断のホラー。 月食の日に復活を遂げるホラーを喰らう存在と言われており、 メンドーサは『魔女狩り』により処刑された魔戒騎士と魔戒法師の怨念を[[テトリス]]血の色をしたオブジェに変えてアニマの覚醒と吸収を目論んでいた。 首尾よく復活させた後、メンドーサは目論み通りその力を取り込んで不滅の存在となった。 金色狼 ヴァリアンテ国首都サンタ・バルドに住む腕利きの職人達が作製したガロを模した機械仕掛けの鎧。「こんじきおおかみ」と読む。 内部に乗り込んで実際に動かすことができる。当然ガロには及ばない性能だが、害獣と戦えるくらいの力は発揮できる。また最終手段として自爆機能が搭載されている。 ※推奨BGM:「神官ガルム」 wiki篭り…お前が書き記した軌跡は、この項目の光となるか…? 次回 修正 ―DIVINE TRACK― △メニュー 項目変更 牙狼 GARO シリーズ 10周年記念作品 火刑の母より生まれし赤児 その命が引き継いだのは 運命の称号 劇場版 G A R O DIVINE FLAME 2016年 5月21日 全国ロードショー ―この闘い、誰がために――。― △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] そういや主役のレオンは個人記事が無いんだな。他のメインキャラはあるのに -- 名無しさん (2015-11-08 17 49 16) ↑難題なんだよな…本当じっくりと成長が描かれてるから足取りをかいつまんで説明するのが難しい。下手すると単なるアニメのレビューになっちゃうw -- 名無しさん (2015-11-08 22 41 57) ↑分かる分かる。 もうドン底行ったからこれよりってのはないな!→あったよ・・・からの守りし者としての目覚めの件とか外すワケにゃいかんし -- 名無しさん (2015-11-10 18 52 09) 2クール目のEDを歌ってたのがワンピースのバルトロメオ -- 名無しさん (2015-11-17 02 52 10) 映画はTV版の再構成モノかあ…正直綺麗に終わった話蒸し返されてるみたいで食指が動かんな。前日談なり後日談なり時計の針を動かしたエピソードが見たかった。 -- 名無しさん (2015-12-28 22 52 56) ↑喜べ、テレビの4年後で成長したレオン&アルフォンソ主役でヘルマンが復活する・・・らしいぜ。あと、エマちゃんエロイ -- 名無しさん (2016-02-12 19 52 21) ↑PVでしっかりTV版の後日談してたぞ -- 名無しさん (2016-02-13 20 52 10) 魔獣装甲ってぶっちゃけ女でも装着できる鎧だよね・・・G4システムのごとく装着者が使い捨ての消耗品と化すけど -- 名無しさん (2016-02-23 15 10 34) そういや某所で牙狼シリーズは邪美以外に死人が蘇ったことないのに刻印が一番復活少ないとか訳わからんことのたまってるのがいたな -- 名無しさん (2016-02-23 15 16 10) ↑紛らわしい描写もあるからな…『翔』ラストの自爆した莉杏の蘇生とか、サバック優勝者の死人との面会権を復活とカウントしちゃってるんじゃないだろうか。 -- 名無しさん (2016-02-23 15 51 58) アニメ化を機にファン層が広がるのを期待してたけど実際は牙狼ファンが内輪で盛り上がってただけだったのがちょい寂しかったな -- 名無しさん (2016-03-07 10 45 39) 今度の映画は新キャラにイエローバスターこと小宮有紗、カイジやアカギの萩原聖人か…予告を見るとちょっと敵の動機がさらば電王入ってる?みたいだ -- 名無しさん (2016-04-19 23 35 43) メンドーサに騙されていたとはいえ大勢の魔戒騎士と魔戒法師を殺したヴァリアンテ国にもっと制裁を加えてほしかったな。劇中では心滅獣身ガロになったレオンに首都であるサンタ・バルドの城下町が焼き尽くされたけどそれが原因でレオンが一度すべてを失うことになってしまったから全然スカッとしないんだよね。 -- 名無しさん (2024-03-27 17 08 53) いくらなんでもそれはホラーと大差ないでしょ悪人も守るから魔戒騎士はヒーローだしな -- 名無しさん (2024-09-04 23 59 33) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/guiltygear2/pages/189.html
Dr.PARADIGM Dr.パラダイムを使う ver1.46 どんなマスター?石渡氏自身によるキャラクター紹介 キャラクター紹介 現行バージョンでの評価 トライブ編サーヴァントの特徴は? サーヴァントは何から解除すべき? ぶっちゃけ強鯖ってどれ? どんな部隊作る? マスター編サーヴァントの処理はどうやるの? コンボ何覚えよう‥? スキルは何を使えばいい? マスター対決どうするの?(マス戦) マスター対決どうするの?(乱戦) LXXX ヘヴィによるハメ殺し マスターゴースト破壊 その他もろもろ開幕 序盤 中盤以降 撒き 撒き対策 ポケモン MG防衛戦 テロ テロ防衛 オルガンを開く アイテム運用 相手キャラ別の注意点vsソル vsシン vsカイ vsイズナ vsインコ vsヴァレ vsレイヴン どんなマスター? 石渡氏自身によるキャラクター紹介 参考『Dr.PARADIGM』 サーヴァントの能力に特化したキャラで、サーヴァントどうしが戦った場合は彼側が勝つことがほとんど。 パラダイム自身は非常に弱いですが、味方を支援する能力があります。 ↑一年以上の調整の結果(最初から?)、ちょっと違ったキャラになってます。 キャラクター紹介 サーヴァント同士で戦うとドクター側がほとんど負けます。 その代わりコストがかなり安いです。 この安さで物量で押すだけでなく、強力なスキルや上級兵の解除、アイテム購入といった戦略を練ることで サーヴァント対決を有利に進めていくキャラになります。 下級サーヴァントが低コスト低性能なので、基本的に序盤~中盤に強く、相手が強力な鯖を揃えだすと不利になっていく傾向があります。 マスター自身の性能は決して弱くありません。 例えば、鯖の殲滅力なら最強です。 撒かれた近接兵を相手する時、大群を一気にケチらす時、ドクターの殲滅力はとても重要になります。 しかも遠距離からでも支援手段が豊富な為、相手マスターがいる乱戦時でも活躍が見込めます。 マスター単体で戦うと負けます。 マスター戦闘において、単体だとドクターはインコです。 本人の非力さが問題というより、機動力が無いので逃げることができません。防御力も無いです。 サーヴァントで勝てる勝負を仕掛け続け、それをマスターが加速させていく形で戦うと良いでしょう。 RTS勝負なら負けません。 陣地内なら勝てる、相性が良ければ勝てる、上級は下級に勝てる、負けそうなら撤退、勝てそうなら進軍、 マナを腐らせない、マナが余るのでアイテムを使う。 こういったRTS面での戦術の先読みが重要になるキャラです。 資源を消費し、相手の資源を削り、自分の資源を蓄えていく、そんなRTSでの正攻法で勝ちましょう。 判断ミスや操作ミス、事故さえなければドクターはドラゴンです。 現行バージョンでの評価 (※ver1.46現在1on1環境下) 鯖への支援能力、殲滅能力が高く、机上論ならほぼ最強。 ただし、マスター戦でのクリティカルダウンによって状況をひっくり返されるキャラ。 相手の主力に戦いを仕掛けることはできないが、自分と相手のマナ差を作る力はとても高い。 「弱キャラでも強キャラでもない。」他マスターと比べるのが難しい。 上手い人が使えばドラゴンという強キャラ、そうじゃないとインコという弱キャラになる。 現状、格闘ゲームは苦手でも、アクションゲームが好きな人がこのキャラに向いている。 スキル優秀でアイテムと相性が良く、強パターン一点頼りな技性能ではない為、マスターで行うアクションは初見で思うより多い。 更に相手マスターから逃げる・逃げないで戦う手腕が重要視されており、 ある意味プレイヤーのアクションゲームスキルが一番試されている。 どこかで敵マスターに立ち向かう必要もあり、アクション的な意味で上級者向けキャラ。 バランスが取れて、強化案も弱体案も特にない落ち着いたキャラになっているが 亀の廃棄物扱いは全キャラの全鯖の中でも最高峰を誇っている。 バランスが保たれている以上、亀の強化が望まれないのも何か物悲しい。 ボーンバイターが主力であり主軸な関係上、それを止めにくいイズナに有利を取りやすい。 トライブ編 サーヴァントの特徴は? 参考『サーヴァント:Dr.パラダイム』 下級 ●近接 ゲロッパ 蛙。下級最弱。最安。コスパで考えると強め。 ■装甲 亀 亀。下級最弱。産廃。 ▲機動 バウワー 犬。下級最弱。最安。コスパ狂ってるが安易な量産しない方が良い。 上級 ●゚近接 レオナルド 王。範囲オーラで不利効果軽減。 ■゚装甲 ボーンバイター バイター。ドクタートライヴの主軸。 ★゚法力 デュアルホーン ホーン。脆いがバイターに次ぐエース。 ★゚法力 スピリットシーカー シーカー。特殊な援護型。 ミニオン ↑射撃 ゲートガンナー 使いやすい。▲■以外には取り合えず出す。 サーヴァントは何から解除すべき? 殲滅進軍は蛙犬バイターで事足りる。 他の上級はサポート要員なので、マナが足りないなら延々と上記三種類だけで戦うぐらいの気持ちで。 中盤までには: ボーンバイター【400・480】 バウワー【済・180】 ●近接兵が多い序盤はバイター安定。十三計使えば戦地に飛んできてくれる。 バイター召還するので同じ装甲の亀はあまり重要ではない。 (というか亀が弱すぎる。少しの●近接相手なら蛙をそのマナで2~3部隊追加すれば良い) 相手の装甲が見えたら弱点をフォローする為にバウワーも組ませる。 その他オススメ: レオナルド【400・400】 デュアルホーン【400・340】 スピリットシーカー【400・380】 各上級も強いから早めに解除したい。 二砲は強いが脆いので、守りに戻りやすいマップで解除しよう。 二砲が機能しにくいなら王かシーカーを解除しよう(猫又を出せるイズナ相手など)。 シーカーの援護能力は強力。敵と交戦しない所に配置するか、適宜退却させてあげよう。 解除しないかも:亀【150・390】 亀の早期解除は趣味。マナが余ったら。 ぶっちゃけ強鯖ってどれ? ガンナーとバウワーとバイターとホーン。 でも亀以外はやればできる子。 どんな部隊作る? 主力のバイターにどれだけ仕事をさせるのかに掛かっている。 それを他の上級兵でどうサポートするのか、敢えてバイターは囮なのか、どう別ルートやMGを守るのかといった感じ。 1-1.「■゚ バイター+▲ 犬」 超基本部隊。 犬はバイター弱点を補っていて、両者とも強力な鯖という良い関係。 犬はバイターの餌にもなる。二部隊いると安定。 序盤に置いたゲロッパ隊と兵種が違うので扱いやすい。 苦手部隊を相手にしても、大量殲滅が得意なドクターはそれを潰すことができる。 相手に機動兵がいる場合は蛙も加えよう。 1-2.「★゚ ホーン+● 蛙」 基本部隊。 手軽に作れる割には結構頑張る。 蛙を適当に動かしつつ、装甲兵がいる場所にポケモンのデュアルホーンを置く形がこれ。 持ち運ばない場合の基本は防衛。攻めてる時に相手マスターに見つかると危ない。 射撃で乙る。状況次第で犬か亀を補充。 2-1.「■゚ バイター+▲ 犬+上級兵」 一点突破型。 まずバイターと犬を作り、そのままそこに上級兵を加えて突撃する。(シーカーなら援護する) 上級二体の中に相手マスターは安々と飛び込めないことから安定しやすい。 しかし残りの部隊は恐らく進軍できないところか、攻められていたら撤退せざるを得ない弱小部隊になってしまう。 状況によって切り崩したり再編しよう。カカシを使うも一考。 2-2.「■゚ バイター+α」「★゚ ホーン+α」「●゚ 王+α」「●蛙」「▲犬」「★゚シーカー」 兵法十三計と上級ポケモンによる運搬を多用し、各戦地を細かく潰していく型。 ルート変更と裏取りと撒きでとにかくゴースト差を作り、相手の戦力を殲滅してマナを削り育たせない。 上級を一箇所に集めたり、上級を撒き処理役にさせるなど、状況によって戦力を変えていく。 常に鯖が動いている。ゲロッパ死んでる。相手鯖も死んでる。忙しい。RTSゲー。 マスター編 サーヴァントの処理はどうやるの? 中~遠距離 林檎(102)、遠距離ボニー助手、ガンナー召還 近距離 LXXX(101)、L2X+ボニー助手、布石で飛び込む>ボニー助手、ご退場(120) ■ LXXX 基本。 殴ってテンションを溜めて、そのテンションでボニー助手やガンナーを呼ぶ。 LXXXによって誘爆属性も付加できるので効率的。 状況次第ではテンションを無駄使いしないで、殴り多用も選択肢。 ■ ゲートガンナー 近接か法力の近くでゲートガンナーを出す。 かなり活躍してくれるはず。 ■ ボニー助手 鯖の数が多いならボニー助手。 ボニー助手の爆発は最大四体まで巻き込むので相手の数が多ければ多いほど有利。 基本はロックして使う。LTロックとRTロックの使い分け。 遠距離なら「ボニー助手8設置>ボニー助手2導火線>林檎」とか安定。 近距離なら「ボニー助手2設置>ボニー助手8導火線>爆発直前にL2X」とか安定。 ややこしい性能なのでDr.PARADIGMのボニー助手を読むと良いかも。 複数の敵に誘縛効果を付けたい場合、LTロックからL2XやLXXXするなりフリーXXXを試すなり。 ■ 布石 ロックオンした鯖周辺の数体(最大四体)に、誘爆効果を付加できる。 安全かつ確実に数匹に付加できるのが強み。 ただ、テンションゲージを15%も消費してしまうのがネック。 低リスク高リターンだが高コスト技であり、多くのサーヴァントに付加させるのが重要。 LXXXやL2Xで誘爆効果を付加するのと使い分け。 ■ ご退場 クールダウン10秒が地味に長いからここぞという時に。 ダメージは期待しちゃ駄目。 上級法力を戦域外に投げて目の前にガンナー置くと、ガンナーがいつの間にか倒してくれます。 倒れてる装甲兵にガンナー置いても効かないし、投げると戦線まで戻るのに時間かかるからオススメ。 ダウン追い討ちとみれば高火力。 ■ 林檎 アーマー相手に殴れないとき。ダウン追い討ちしたいとき。 トドメ以外はテンション増えない。 初心者好きそうだけど基本はショートダッシュで近づいてLXXXの方が良いです。 ■ スマッシュ 方向+攻撃ボタンの「ごろごろ」。 サーヴァント複数に当たり、そのサーヴァントが長い間ダウンするのが強み。 乱戦下でのノーゲージ策。処理速度そのものは遅い。 コンボ何覚えよう‥? LXXX 最後に布石を付けられる良コンボ。 相手の硬直に上手く刺しましょう。 ただし、距離次第で三段目が空振る事も多いので注意。 三段目の代わりにマウスジッパーやヘヴィフィートに繋げる事も可能。 ボニーヒット>万有引力 誘爆が付与されている状態ならば、周囲の状況次第で7割以上のダメージ見込めます。 布石>LXXX いちおう繋がるよ程度で。 -完- …だけだと寂しいので、特定状況下で狙えそうなコンボも紹介。 L2Y>L8Y>L2X ボニー手前設置>起爆線奥設置>ボニー起爆直前にL2Xで誘爆付与 の鯖処理コンボ。 上手くやれるとLXXXや布石の手間を省く事ができる。 鯖を引き付けるとやりやすい。 LXX>MC>ご退場 LXXがヒット、ガードどちらでもご退場で投げ飛ばせる。 油断した所を狙う、体力が残り少ないマスターを無理やりにでも倒したい場合などに。 ヘヴィフィート>万有引力 ドクターでヘヴィを当てて間合いを離せたら。 ヘヴィ状態だとガード不可の林檎が非常に避け辛くなるので強力。 ディスペルされたとしてもその一回分はヒットさせれる。 ソルの砕けろなど、ヘヴィ状態でも無理やり飛び込んでくる技には要注意。 2on2でレイヴンのレーディヒやイズナのだるま等で鈍足状態の相手を万有引力で狙うのも強い。 スキルは何を使えばいい? アイギス バリア。範囲内の味方の防御アップ14秒+飛び道具無効7秒 兵法第十三計 自分と味方の速度アップ。全フィールドに効果あり ご退場 投げ。ガードやダウン中も投げる固定ダメージ120 ゲートガンナー ミニオン「ゲートガンナー」を召還。使い勝手が良い 兵法十三計とガンナーは1ラウンド目で買っとけ。ほぼ必須。 ご退場かアイギスを好みで買いましょう。強力ですが空きスロット枠と相談。 スロット枠足りないなら途中でガンナーを売るのもあり。 購入手順(例) 開幕辺りでガンナー購入(撒かれる近接のアンチ兵として活躍) 兵法十三計を少しして購入(出した鯖を自分の陣地に揃える) 上級と一緒に一点突破を考えたらご退場を購入(乱戦事故狙い) 乱戦が多くなってきたらアイギス購入(ガンナー売るとか) マスター対決どうするの?(マス戦) 参考『マスター戦心得』 リーチがそれなりにあるLXを主軸。 味方がいるなら様子見多め。 林檎はなるべく封印。 近づく相手にスマッシュ。 本命はガンナー召喚と十三計の使用。 序盤の1~2落ちは覚悟。それぐらいなら巻き返せることもあります。 1vs1が作られる状況なら逃げましょう。(逃げ切れない時もあります) ブラストドライブ開始までが遅いので、ブラストドライブは相手をダウンさせてから使う事。 LTショートダッシュとバーストが重要。 ショートダッシュ中に後ろに不意にスマッシュするのも、MCできるなら幾らか有効。 その時はショートダッシュ中にRTを押し、後ろを確認するといいかもしれません。 アイテムを購入するのも良いです。 「バナナ」「ラピッド」「ジッパー」、マナがあるなら「ヘヴィ」「地雷」辺りがオススメ。 対マスター戦での選択肢が増えます。 ピンチになったら抜け出すタイプのアイテムは少なく、インコは自分じゃそれができないので、 他キャラと違ってマスター戦用のアイテムを予め購入する意味は高いです。 ただし買ったアイテム保険として持っているのでなく、さっさと使い切りましょう。 レオナルド、デュアルホーンをポケットに入れて戦わせれば例えソル相手でも対処しやすいです。 その場の鯖+ゲートガンナー+インコのお互いに援護し合う部隊といった具合。 ただし、「その場の鯖」がいない時はポケモンしてようがインコは弱いです。 そもそもポケモンしたぐらいで何とかなるなら「マス戦最弱」の称号は得られません。 デュアルホーンは時間を掛ければ体力150回復してくれること、 レオナルドは対サーヴァントだと無双しないことを気にするといいでしょう。 サイクが重要なので、テンション残量に注意すること。 不必要な布石>助手やアイギスを控えたり、 ゴースト補正で常に増やすと良いでしょう。 ココペリに頼りすぎるのもNG。 サイクは確定箇所で行うと良いです。 相手のテンションが多いときはサイクMCしておきましょう。相手のサイク返しがガードできます。 体力やテンションがどれだけ残るかよりも逃げれるかどうかが重要。 マスター対決どうするの?(乱戦) マスターが相手にいようが乱戦なら強いです。 ボニー助手の爆破巻き込みがとにかく強い。 そしてアイギスを購入してるのなら使い時。 まず、自分の鯖vs相手の鯖が有利か不利か五分かを把握。 五分や有利なら時間を稼ぐと良いです。 この場合、大体その場所を捨てたら戦力がマスターに大きく溶かされます。 そのまま勝てなくなるので粘りところです。 ステップやLTショートダッシュで逃げ回ったり、 ボニー助手2設置、LX(単発止め)が有効。 ゴースト占拠してるなら、そのゴースト補正内で逃げ回りましょう。 スマッシュも有効。 マスター相手に当てて受身も失敗して貰えれれば大リターン。 相手の上級鯖をダウンさせて近くにガンナー置けば、かなりの時間を稼げます。 相手マスターから逃げつつ、敵鯖方向に使うようなこともできます。 林檎は余裕があるときに使うのですが、 敵マスターよりも敵鯖を狙う方が扱いやすいでしょう。 敵マスターと敵鯖が近いなら、逆に避けにくく、引っ掛かってくれることもあります。 相手マスターを林檎で狙うのは、相手マスターがインコ以外を攻撃してる時ぐらいでしょう。 いわゆる主力を崩すのには時間が掛かるので、インコだと事故ります。 乱戦なら強いからと、この辺り勘違いしてると厳しい試合が多くなると思われます。 玉砕覚悟で攻めざるを得ないぐらいなら、今もってるアイテムやスキルを売っぱらって撒きに徹したり、 戦力をなるべく集めて別ルートを一点突破した方が戦いやすいです。 LXXX (LXXXガード編) LXXXをガードさせたくなると思うのですが、 LXXXを最後までガードさせてもガークラ起こせません。殆ど意味ないです。 逆に、分かってる相手だとLXガード後に横ステップされてLXXを空かされ、反撃のチャンスを与えてしまいます。 L6XやL4Xの選択肢もありますが、リスクの割にリターンないです。LXで止めた方が健全です。 ただし混戦時になど、相手がステップを多用したくないときはLXXXまで出し切ってもいいでしょう。 相手の鯖にも当たって、誘爆属性付いたら儲け物です。 とにかくLX単発をガードさせて、そこからアイテムやスキルを使って上手く立ち回ってみましょう。 (LXXXヒット編) 誘爆属性が付くので、なるべくLXXXまで当てたいのですが、 LX先端距離だとLXXXの途中で空振りします。 (十三計が付加されていると攻撃の踏み込み距離が伸びるのでLXXX空振りも減りますが、十三計付いてるなら殴ることなく逃げれます) (LX先端距離でもなければ、インコは殴り負けます) また、上記ガード編の話の通りガードされたときにLX単発止めも選択肢になってくるのですが、 LXを出す時点ではガードされるか分からない状況も多く、こんな小技の単発ヒット確認は難しいので そんな時はLXXまで出しちゃうか出さないのか、自分で判断するしかないです。 インコ唯一のコンボ「LXXX」ですが、 上記を纏めると、混戦時を除き、マスター相手にLXXXが成立する機会はあまりないです。 ヘヴィによるハメ殺し ラピッド>ヘヴィ LXX>ヘヴィ LXXX>MC>ヘヴィ とヘヴィを当て、その後に遠距離でハメ殺すというもの。 ジッパーと組み合わせると凶悪。 林檎 ヘヴィによって横ステやバクステで回避できない。 超バクステで回避される。 ボニー助手 導火線でめくれる。 誘爆付加のボニー助手はガードブレイクを起こす。 マスターゴースト破壊 LXXXとボニー助手。 乱戦時は三十六計が邪魔され難く良いかも。 サーヴァントがバリアも耐久力も削りきっている場合は、遠距離からボニー助手(8設置8導火線)。 爆発よりももっと先に導火線が飛んで行き、かなり遠距離まで届く。 その他もろもろ 開幕 参考『開幕行動?』 MANAの使い方 ゲロッパ3部隊+ゲートガンナー ゲロッパ4部隊 バウワー1部隊+ゲロッパ一部隊+ゲートガンナー 数の暴力。ガンナーも射撃兵として数。 ゲロッパ2~4体をポケットに入れてゴーストへ走る。 四部隊一気に召還しても、鯖10体以上のマナ上昇補正が掛かるのは 10体目が召還される結構後。四部隊召還時に意識する必要はないかも。 ココペリするなら‥‥ 相手マスターゴースト前のゴースト、もしくはマスターゴースト (2on2なら中間辺りの重要ゴーストも選択肢) に置くのが強力。ココペリ作ったらその場から離れよう。 もしできるなら、「対価の盾」を発動させてから別の場所に行くといい。 序盤 MANAの使い方 100マナ程度溜めてマスター戦を拒否・頑張る為にラピッドやバナナ、ご退場を購入。 180マナ溜めて十三計で戦地に押し詰める。 150マナ溜めてゲロッパが一部隊で進んだルートへゲロッパ追加投入。 200or80マナ溜めてTポーション買ってココテロ。 400マナ溜めてバイター解除開始。 ゲロッパはマスターに簡単に処理されることと、 ゲロッパ一部隊と相手の近接一部隊では絶対に勝てないことを把握。 よって基本方針は『ゲロッパ量産』です。 マナの数値が150を超えたらさっさとゲロッパを買うのがコツ。 常にゲロッパがMGから戦地に歩き続けてるんだから、十三計を振り続けること。 クールダウン終了した時には効果切れてる=使える暇があるなら常時十三計を使うつもりで。 序盤の撒きならドクターは優秀。 誰もいないならゲロッパ一体を配置、 相手の近接が置いてあるならゲロッパ+ガンナーを配置、 キャプチャーが飛んでこない場所ならスマッシュ>ガンナーで良い。 ゲートガンナー置けるのが大きい。 相手の粘着でMG前に行っても負けてしまうなら、MG前にバウワーを召還しよう。 ゲロッパと比べたら十分すぎるほど働いてくれます。 中盤以降 バイター部隊を作成。 それ以降は相手キャラや状況次第。 撒き 部隊で余ってるゲロッパ持って撒いておく。 この意味でゲロッパは多めに召還しておく。 亀が処理しにくいから撒きでは役立つ。 ラピッドあるとマスターに見つかっても逃げやすい。 序盤以外はあんまり撒く必要もない気がする。 ブラストドライブ一回のテンション10%や、下級一匹ずつの性能が低いこと、 スキルやアイテムでスロットが埋まりがちな事(ガンナー、兵法、ディスペルだけで半分埋まってしまう)。 お互いに撒き合うとドクターの単体殲滅の弱さが浮き彫りになるなど撒きに向いていない。 もちろん、相手マスターと五分条件化で乱戦をカチ合うよりは全然マシであり、 上級兵と一緒に雑魚狩りができないならば走り回るのも一つの手。 撒きじゃないけど、十三計でサーヴァントを走らせて 分かれ道から色々な場所へ向かわせるのが有効。 撒き対策 ゲロッパ+orバウワーを十三計で走らせて索敵。 機動と近接ならゲロッパ、その他にはバウワーと使い分けたり、もしくは混成部隊で戦うと良いかも。 近接巻きならガンナーも上手く使うと良い。 近接撒きにバイターや王を使うのもあり。 主な目的はレベル上げ。敵が弱いので安全に育てられます。 状況次第で前線から下げるのも面白いでしょう。 装甲撒きはバウワーで良い。 下手にマスターだけで処理に走らない方が良いです。 相手マスターと鉢合わせるデメリットが大きい。 ドクターが単体殲滅するのが、戦力的に勿体無いのも理由。 ポケモン 共闘用にスロットに入れて戦力になるサーヴァントは デュアルホーン>レオナルド>>>下級兵数体>シーカー 下級に関しては、序盤以外は態々ポケモンしないでも良い。 持ち運ばなくても兵法十三計で事足りる。 ある程度はガンナーで頼れる。 というか大抵スロット欄が足りない。 デュアルホーンは部隊と一緒にいてこそ強い鯖。 あくまで、「乱戦と乱戦を渡り歩くためのスロット回収」という感じかもしれない。 小規模な乱戦の場合、インコとデュアルホーンのセットが歩いていても あっさり両者とも焼き殺されてしまうことがある…。 そういう意味で、部隊と一緒にいなくても強い王を持ち運ぶことも多い。 相手マスターの下級近接撒きや、相手少数vs犬蛙が数匹の小規模な乱戦は ドクターとガンナーだけで十分対応できるので その時に起きる突発的なマスター戦をフォローする役として王を持つ感覚。 ホーン召還時に射撃兵がいたり、王召還時に装甲兵がいた場合は注意すること。 MG防衛戦 テンションゲージを吐き続ける。 オススメは、ロックオン布石(LJY)。 多用することで誘爆属性を常に作り、ボニー助手でどんどん爆発。 布石を誰にロックオンするかと、ボニー助手をどう置くのかが肝。 ココペリ先生もあり。 相手マスターがいるならディスペルされるがどうせテンション回復するし十分有効。 ただどちらにせよココペリは一体しか召還できない。頼り過ぎれるものではない。 キャプチャーキャノンはアイギスで防げます。 (丸い球がMGに当たる直前に防げる) 固いからと言って亀を置いても働きません。 安いからと言ってゲロッパ固めても溶かされます。 ピンチになる前からバイターを十三計で戻して、そのルートを盛り返すのもいいかも知れない。 テロ 参考『MG強襲』 ココペリ先生が大活躍。 Tポーション(+40%、+70%) ブラストドライブ中にキャプチャー潰す(+5%) ドクター本体はMG削り能力が少ない。 三十六計が比較的邪魔をされにくい削り手段。 LXXXとボニー助手が邪魔され易いがそれなりに削れる手段。 ドクターの鯖はテロに優秀ではないかも。 それでもMG削りできる鯖はデュアルホーン。次点でレオナルド。そしてバウワー。 相手マスターが駆けつけたらポケットに入れるか十三計で撤退指示する。 バッテリーロッドがあるなら買っておく。 陽動が目的ならココペリ置いて即(もしくは「対価の盾」発動したら)逃げる。 ココペリ先生に相手が手間取っている間に進軍する。 テロ防衛 参考『MG強襲』 ソルイズナ戦;ゲロッパ3匹ぐらい待機。 シンカイ戦:バウワーを待機。 インコ戦:バウワー1匹ぐらいで何とかなる。 ヴァレイヴン戦:MG前に置く余裕は余りない。 2on2なら相方に近接兵を置いて貰いたい。(インコ鯖は十三計で走らせたい) ぶっちゃけ相手マスターの位置を大体把握して逃げてないと インコはそもそも走り回れない性能してるんで、 不意にテロされたなら不意に粘着成功されて他の試合も負けてしまうと思います。 オルガンを開く 立ち回りがテンションゲージに依存するのにゲージ溜めるのが苦手なので、 (他キャラ以上に)なるべくゴースト前でテンション増やしながらオルガン開くと良い。 ココペリ先生は硬直長いのでコマンド後にオルガン開くとお得。 ガンナー、十三計などを使う硬直時にオルガン開くとほんのちょっとお得。 助手やご退場などでダウンを奪った時は、真っ先にオルガン開かないで先にガンナー使うなり十三計使った方が良い。 下級は数で押す≒下級を召還する機会が増える≒オルガンを開く機会が多いということ。 (凄く適当に考えると、ソードマンがゲロッパの1.5倍高いならシン・カイよりも1.5倍オルガンを開くみたいな) アイテム運用 参考『アイテム:回復・補助』 参考『アイテム:設置・攻撃』 下級鯖の安さから、鯖制限20体やマナ補正の多く掛かる15体に早く到達してしまいます。 浮いたマナはアイテムに使いましょう。 鯖を出し切った後も常にマナを400程度に収める、マナを腐らせない立ち回りが大切です。 そして買ったアイテムも腐らせないで使い切らないといけません。 多分にドクターが難しいと言われる理由の一つ。 他キャラなら、「マナが余る=かなり優勢」の傾向でアイテム上手く使わなくても勝てるんでしょう。 (実際のインコは序盤に押し勝つ、押し負けることが多いのですが‥‥) スロット6個の内、2~4個はスキルで埋められてるので 買えるアイテムは4~2個。 更にポケモンやアンチロッドやポーションやディスペルやラピッドジッパーなどでスロット枠を使うと…? 結構アイテム枠が足りない。 スキル4個は考え物。 オススメはマスター戦の強化アイテム。 何だかんだでマスター戦が一番大事なゲームなので、あって損はしない。 その中でも安くて無難なラインとしてジッパー、ラピッドがオススメ。 ドクターは飛び道具系のアイテムの恩恵が高い。 実はドクター以外のキャラは皆「まっすぐに飛ぶ」飛び道具を最初から所持しており 飛び道具をアイテムで買う恩恵はドクターが一番高いという噂。 必殺技の様な使い方(ただの近づかせない牽制)でも、スキルが使いたくて周りにサーヴァントが多いドクターなら有効。 ラピッド当ててMCしてブラストドライブして逃げる以外にも使い道が多かったりする。 相手がガンナー対策にディスペルを所持して鬼ごっこしてることが多いので ディスペルで消える、範囲効果型、設置型アイテムは他キャラより扱いにくいかもしれない。 それでもアンチロッドはハマれば強力なので狙うのは全然アリ。 というかインコはガン逃げが基本なので、アンチロッドを買わないと 相手がもし買っていた(というか大抵バイターや蛙犬量産対策に買ってる)ときに鯖処理合戦で負けてしまう。 また、バナナはディスペル前提でも損が少ない。設置したバナナの上でチマチマ何かやってれば良い。 2on2なら、味方の回復用にLポ(大)を意識するといいでしょう。 何故なら相方が落ちるとインコも落ちるから。 マナが余った場合は使いきりタイプでクールダウンが短いので回転効率が良いものを選ぼう。 そして戦地でどんどん使いきろう。 相手キャラ別の注意点 vsソル 事故らせできるガチな強キャラvs事故らなければ強キャラ。 インコが逃げ回ればそれでオッケーという訳ではなく、ソルを自由にさせるのもダメ。 ソルに暴れられて自軍(特にバイターやデュアルホーンや2on2相方)が死んでいくとジリ貧に陥りがち。 ソルはインコトライブの群れだろうと無理やり狩りに来るので、 そこで捕まえて乱戦を制していきたい。 乱戦でインコに手を出せないソルの図式を作れれば有利。その為にアイテムに頼るのも大事。 中盤から逆転を狙うにしても乱戦でソルを事故らせたい。 バイターを主軸に、他上級を抑えてアイテムでソルを狩れると良い。 ただ、護衛が少数だとバイターがクィーンで乙る。バイター部隊には護衛を気持ち多めにつけよう。 ギガントにはスキルの関係で一ルート蓋をされる。バイター部隊をギガントにぶつけないようにルートを変えるのも大事。 撒き合戦も多い。付き合うとインコが事故りやすく、乱戦と違ってソルが事故らないので なるべく鯖を走らせて対応したり、撒き対応中にソルの気配を感じたら逃げる立ち回りも覚えよう。 ギガント落とすならココペリも有効。ただあくまでネタの範疇。ギガントには付き合わないのも手。 こちらの上級鯖が揃っているなら負けなかったりする。 これはデュアルホーンがフルに性能を発揮できる相手かつ、レオのアンチスペルオーラも大きく機能する為。 テロ要警戒。ホイール相手に犬が機能しないのもあるので、下級多めに置いたり上級兵(レオ)を置くぐらいでも良い。 (ぶっちゃけホイールテロに弱いので、1on1なら常に警戒したいし、2on2なら相方鯖をMGに置いて欲しいぐらい) インコのタイムアップ勝ちが大体の理想となる。 これはソルとクィーンがMGを守ると中々落とせない上にリスクが高く、インコだと自分から4乙を狙えない為。 ただでさえインコトライブが安い代わりに総合戦力が足りないトライブな上、 テロ警戒、撒き警戒、鯖が最前線に集められないので一気に勝負を仕掛けにくい。 ただ、MG隣接を取っても全く落とさない訳でもない。 例えばテロをされた場合はさっさとMGを落としてしまえば良いし 1乙差程度のタイムアップで判定負けするのなら、MGを少しでも削ってポイント勝ちが狙えることがある。 vsシン 序盤の圧殺が大事。 上級の早期解除より、ゲロッパ圧殺を主軸にした上で攻める。 蛙出し過ぎてマナ収入が減っても構わないし、蛙が死んでも良いので、シンのマナ収入とソードマンのHPを削り続ける。 解除やお見合いしてると相手も戦力整えちゃって厳しくなりがち。 早期解除しないでアイテム買っていくの推奨。 インコが蛙ラッシュをする限り、シン側も近接ラッシュしないと辛い。 お互いの解除が遅くなり、ソードマン単体にバイターを、ガントレ単体に犬を押し付けていく感じ。 お互い揃ってない間なら、●<■<▲程度の単純な兵種相性を展開しやすい。 序盤の乱戦について、シンのスマッシュ連発を止める手段がインコに無いのが注意ポイント。 バイター犬デュアルホーン王など鯖が多い大乱戦だとシン側もリスクが高いのだが、 前述の通り蛙ラッシュを最初は狙うので、シンのノーリスクなスマッシュ連打で蛙が溶けていく乱戦が発生してしまい、 そのまま開幕時の有利がひっくり返ってしまうことが起きやすい。 この序盤の乱戦、シン的には時間を稼げるだけで盤面有利なことが多い。 シンの粘着性能が控えめなのがポイントで、非効率に付き合わず逃げてしまえば良い。 更に言えばソードマンを殺した上で、蛙は回収してさっさと逃げるぐらいの乱戦がベスト。 ソードマンをスロットに回収されたら、尚更のこと蛙が溶けるだけなので逃げてしまおう。 逆に大量のソードマンが場に残っていて蛙が少ない状況ならスマッシュはそこまで機能しない。 ソードマンを大量虐殺できれば、インコが死んでも必要経費と割り切れるときがある。 バイターには頼らざるを得ないが、リブラが居てボックが多いとバイターすぐ落ちる感覚で戦おう。 特に守勢のボック+リブラは無理。 シンとバイターを放置するとアンチロッド+電球でも即落ちる。 どれだけ有利をとってもマナを稼ぎやすいマップだと戦力を削りきれない。 「勝てる」と踏んで攻め返してくる場合、戦力を見極めにくいスピリットシーカーが機能することが多いので 解除できてるなら上手く使おう。 ジリ貧を感じさせて、実はシン側の鯖が数体しか居ない、 もしくはシンのMGに大量の鯖を置かざるを得ない状況を作れば勝ち。 1on1だと逆転が難しい相手なので、負けていたら投了も止む無し。 vsカイ vsシンに近い上で、vsソルにも近い。 上記にある、乱戦を目指すソル戦+鯖の考え方はシン戦といった感じ。 マスターvsマスターは勝ち目がなく、鯖vs鯖も割と勝てない、 ただし乱戦は勝ち易い。常に鯖の中へ潜り込む立ち回りを意識。 乱戦中にカイを牽制しつつソードマンを倒していけるなら勝ち。 カイは他キャラよりディスペルを複数所持しやすいキャラな為 ディスペルに強い、ラピッド、ジッパー、爆弾、Lポ、ご退場等を意識。 最強覚醒のライドを止める際、インコだとLXの発生が遅いので間に合わず轢き殺されやすいです。 ラピッドやジッパーなら安全に止められるので、持っているならそっちで。 スタンエッジMCは無理矢理ターンをもぎ取れ、SECの鯖処理はアイギスを破壊します。 インコだと飛び道具を避けてフルコンみたいなことができず、これらカイの飛び道具が意外と厄介。 ただ飛び道具を撃たれる前提ならやれることも多いので、肘肘肘とは近づいてこないカイ想定で応対するといいです。 カイのテンションゲージを注視すると警戒しやすい。 vsイズナ 1on1なら基本有利。 2on2は言うほどって有利でない感じ。 実は開幕は不利。 あくまで主軸のバイターを止めにくいのがイズナの厳しいポイントで 最序盤のイズナ+河童+達磨についてはインコが対面したら勝ち目がない。 特にイズナが万能すぎて乱戦での蛙殲滅をインコが邪魔できない点が辛く、 ソルカイ並みにマスター戦を警戒したい上に、乱戦に持ち込んでも厳しい感覚になる。 序盤はイズナとの乱戦を拒否。 蛙が狙われても駆け付けないで撤退させてしまうと良い。 蛙1部隊がイズナと対面してしまうとイズナL2Yで効率良く狩られてしまう為、捕まらないように撒いていこう。 序盤の有利を最後まで保ち続けるシン戦などと違い、 逆にイズナ戦はバイターによる一点突破による逆転劇が多くなる。 そういう意味で即投了しない心も大切。 単体処理しやすいと評判の河童のスーパーアーマーについては インコだと良い連係がないので普通に処理しよう。 バイターはイズナがアンチロッドを持ちたくなる要素なので 存在する天候なら常備されてる前提で戦略を組むぐらいでいい。 バイターに密着しているお雪さんが偶に超火力を発揮するので、そこも一応注意ポイント。 猫又ちゃんのスキルで射撃・法力がすぐ落ちる。 デュアルホーンより先に王やシーカーを解除した方が良い上で、その後に亀も選択肢としてアリな相手。 シーカーがいる所に猫又ちゃんを置かれたら他の自ゴーストやMGへの撤退指示で逃がしてあげよう。 ゲートガンナー置くと猫又ちゃんが高火力範囲攻撃を解放して強化されかれないので注意。 ゲートガンナーはデコイにはなるが、その猫又ちゃん狙いの鯖や自分が巻き込まれる。 マナが余るならデュアルホーンも解除。 でも蛙と犬をバイターに補給し続けてバイターで突破し続ける方を優先しよう。 お互いマナが余る状態はでいだら一点突破されかねないので、 鯖を使い潰して、相手の鯖を蹴散らした方が安定する。 鯖の補給については法力兵が居ないので、他のトライブを相手する時より気持ち犬が多くていい。 天狗を見てからはテロ警戒。 vsインコ 同キャラ戦。 バイターはデュアルホーンに弱い。 デュアルホーンはゲートガンナーに弱い。 多少危険地帯に突っ込んでも相手がインコなのでリスクが低く 他のキャラ相手の時より奥へ撒く、鯖の集団に突っ込む気持ちがあって良いかも。 ただインコの上級兵は強い。他のマスターみたいには上級兵を倒せないので、対上級兵は鯖の力を借りよう。 開幕お互いにココテロ起きるかも。 vsヴァレ バイターは上級で止められる。 蛙や犬はキャンディに勝てない。 ゲロッパ量産せざるを得ないのが実情。 多くて犬は2部隊程度までに抑えないと、キャンディ出し得になってしまう。 亀解除は選択肢の一つ程度だが、守らせるなら偶にあり。 ヴァレの嫌がる撒き+殲滅をしつつ、 ヴァレは逃げるのが苦手なので、トドメを刺せる時は刺すの大事。 単騎のインコに対して単騎のヴァレで殺せないので、インコの単独行動が比較的やりやすい。 どこかで無理をしないといけないかつ、その無理はやり易いといった感じ。 キャンディ相手にLXXXやボニー助手を効率よく当てられるか大事。 LXXXが妨害されがちなので、JYの布石に頼るのも良い。 射撃系が多いからスキル「アイギスフィールド」が役立つ。 ブルータスも含めて全て無効化するので、他キャラより優先しよう。 キャンディ邪魔してくるし教授が吸い取ってくるし上級装甲の撤退速いしで、ココペリは信用できない。 同じくガンナー召還も教授がいると相手の体力回復になってしまうので注意。 vsレイヴン 1on1不利。 多分このゲームで1~2を争う不利相性。(次点候補はバイターvsイズナ) それでも覆せる程度。 その上で、事故ったりラグったり手軽だったりが大体不利側に上乗せするので、キャラ愛で乗り切れ。 安易なL8X、J8X、そこじゃあないの接近に対策もっておくのが大事。 他キャラならフルコンお仕置きできる場面でも、インコだと弱いので相手は甘えた接近しやすい。 LX(サッサ)系は固め直しのステップかジャンプかの読み合い。そこで地上技で暴れるか空中技で暴れるかの話。 固められた際、鉄板回避のJ8YよりJYの方が機能することがある。 粘着突進系の対策がラグや位置ずれで機能しないことも割とあり…というのが一番辛いポイント。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/3375.html
考えている暇なんてなかった、誰かが孤独に苛まれている 戦いのさなか、それも命がけの最中でも相手のことを傷つけたくないと思っている優しい少女 誰よりも誰かのことを思える少女がどうしてたった一人で苦しんでいるのか? それが不満でならなかった、何より孤独の辛さをなのはは知っているから余計に 悲しみを共有しあえる事、孤独な人間の相反する願いを知っているから だからこそそんな少女に心惹かれた、この子と友達になりたいと心から願った 想いを伝える事が出来るのは言葉だけではないことを知っている、きっと自分の魔法は想いを伝える為にも使えるはず 不屈の心の名の下に、何度だって想いを伝えよう、君に届くまで 魔法が自身の生きる道と信じたなのはは鍛錬に明け暮れる 自分の魔法が誰かの役に立つのなら、とただただ漠然とした目的の為に鍛え続ける そんな毎日に皹を入れるのはやはり闘争だった 闇の書の騎士達、主への絶対的な忠誠の為に戦う四人の騎士、それぞれが一つの目的の為に戦う、とても強固な誓いで結ばれた騎士達との戦いは激戦を極めた 言葉では分かり合えない、だから戦うんだ、必死の思いを魔法に乗せて どんな犠牲を強いても、守りたいものがある、お互いが譲れないものの為に命を奮い立たせて 高町なのはは尊きその願いと言えど、それを許すわけにはいかない、その願いは理解できても実行はさせまい その願いの為に傷つけられるもの存在を知っていたから 勝つにしろ負けるにしろ、待っているのは悲しき未来 それなら、いっそ悲しむのなら私なりの悲しみ方をしたい、そう想った 敵意は愛に似ている 戦うために相手の行動を考え 戦うために相手の心理を読み 戦うために相手に与える攻撃を仕組み そして想いを攻撃で伝える より自分の優位を考えながら、同時に相手のことを想う 相手と交錯する瞬間、そこに熱い感情が生まれ、血が滾る 現実に木津突き、そして相手を傷つける 敵意は愛に似ている 想いは伝わってきた、今までだって、そしてこれからだって 信じていた 魔法少女リリカルなのは GG ver.β 03.The Mask Does Not Laugh 「うわぁ……」 思わず感嘆の声を上げる、チップに言われたとおりに飛んできた先にあったのは“幻想”の風景だった。 不規則に立ち並ぶ岩々、草一つ生えない大地、それだけであればこうも心を魅了したりはしないだろう。 艶やかな藍色をした空に散らばる星々、シンプルな二つのコントラストが類を見ないほどの美しさを湛えている。 故に幻想、人が心の奥底で描き続ける夢の景色である まさしく世界の果て、といったところか 遥かなる星の世界に繋がるであろうこの地の果て、未だ見たことのない何かが待ち受けるであろうことを考えると胸が躍るようで。 「すごい……」 二人の間に会話は生まれなかった。 何故なら、語るまでもなく二人の見解は一致していたから。 ただただ、美しい。 その美しさに魅了されて、心を満たされて そしてその美しさを形容する言葉が想起できない 星空の下でくるりとバレルロール、360度に広がるパノラマ、大地と星空の境目を独占しているようでとても気分がいい。 ふと、大地に足を下ろし四肢を投げ出して空を仰ぐ。 大地から空を目指すように突き立つ岩、その先には果てなく広がる碧紺のカーテン。 「…………………はぁ」 どれくらいその場に横たわっていただろうかわからない。 いつまでもここにいたい気持ちは否めない、でもそれは許されない。 それでも出発前のあの陰鬱な気分と比べれば、幾分マシだ。 これだけ美しい世界がある、それだけで戦える気がするから。 この戦いを乗り切って、もう一度ここへ来て、また同じように大地に寝そべりたい。 それがこの上ないほどの動機になってくれている。 勢いよく飛び起きる、同じように隣で体を起こしているフェイトの姿が目に映る。 その瞳はすでに綺麗なものを眺める少女のものではなくなっていた。 「フェイトちゃん、気づいた?」 「うん、見渡す限りずっと岩だらけのはずなのに、ちらほら岩がないところがある」 「それも一つ一つがクレーターみたいにぽっこりと」 「よく見れば焦げた跡があちこちにある………」 「場所はもう特定できてるよ」 「それじゃ、行ってみようか?」 ただ寝そべっていたわけではない、この辺りの地理をデバイスに探らせていたのである。 チップが言うとおり、この辺りで戦いが、しかもかなりの規模の戦いがあったようだ。 不規則の中にある規則性、どこにでも空を指差す岩々が規則正しく乱立している。 それなのに、ところどころ不規則に広大な空白が存在していること。 そしてその空白は大体にして大地が焼け焦げていること。 最後に――――――――――その戦いがつい先ほどまで繰り広げられていたであろうこと。 近くにいる、これほどの規模の破壊力を持った人物はそれほど存在しないだろう。 恐怖は、間違いなくある。 それでも進まなければならない、真実を知るために。 「行こう、なのは」 「うん、フェイトちゃん」 静かに空を上がる二人の表情は硬い。 何が起こるかわからない故に――――――――――――待ち受ける未知故に 二人は飛ぶ、険しき贖罪の道をなぞるように。 「………フェイトちゃん!」 「見つけた………!」 高空から見下ろしてもわかるほど巨大な生物が横たわっている。 爬虫類を思わせる、獰猛な牙と大地を這うための力強い四肢、体長は20メートルはありそうな巨大な生物の頭部に男はいた。 赤いショートジャケットに、“Free”と銘打たれたバックル、所々にベルトで装った白いジーンズ、紅白のコントラストに黒いインナーがアクセントを添える。 一見ただの成人男性にも見えなくもない、無駄のない引き締まった肉体が足元の爬虫類を屠ったという事実に目を伏せればただの引き締まった男で話は終わるかもしれない。 それで話が終わらないのは大地に突き刺さる一振りの剣の存在だろう。 飾り気がなく無骨な黒い柄と四角いブロック上の真っ赤な鍔、そこから伸びる刀身は遠目から見ても切れ味がいいとはお世辞にもいえない。 その剣の用途が切り裂くのではなく叩き斬ることに重点を置かれているのが良くわかる。 それは男が鎮座している爬虫類を見ても一目瞭然である。 爬虫類は全身を膾切りに、酷いところは切断されているところもある。 切断………もしくはそこから先が灰になったかという可能性もある。 チップから戦闘スタイルは聞いている。 生物の限界を超えた法力を放出、生み出される炎は灰すら残さぬほど。 ………そんな相手と戦って死なずにすんでいるチップって実は防御力高いんじゃないかというのは置いておいて。 繰り出す攻撃の全てが荒削りでありながら一撃必中、性格が如実に戦闘スタイルに反映されているらしい。 なのはとフェイトは心を決めて男のそばに舞い降りる。 仕留めた獲物に腰掛けた男―――――――――ソル=バッドガイは近くに降り立ったなのは達に何ら反応を見せない。 興味がない………違う、興味を示さないのであればとっくの当にソルはその場から去っていただろう。 この場から立ち去らなかったのには理由がある。 なのは達が来るのを、自分の下に来るのが当たり前のことであるかのように。 それは二人が来るのを待っていたかのようにも見える。 「ソル=バッドガイさん、ですね?」 ヘッドギアの奥に隠れていた瞳が少しだけ覗けた、暗くともわかる赤茶の瞳。 睨むような視線にほんの少しだけ畏怖を覚えたが、会話を続けていく。 「先日は危ないところを助けていただき、誠にありがとうございます」 「あぁ」 短く、ぶっきらぼうに言い放つ。 どこか冷たく聞こえるその言葉はなのは達の緊張をより一層高めた。 どう繕ったって、ソルという男は変わらないだろう。 何せ、こちらの世界では珍しい空を飛ぶ人間を目にしたところで目の色、声色変えずに話す。 ただの少女に対してオドオドとした態度をとるのも問題ではあるが、不遜な態度を一環として変えないのはおそらく地の性格の問題であろう。 とてもではないが冷静にはなれそうもない、表情に出さないようにつとめるもののどうしたって強張ってしまう。 かろうじて取り留めた作業記憶領野にて話題の処理を行い、主題のみを抽出して言葉にする。 「時空管理局よりあなたに出頭要請を願います」 「時空管理局………覚えがねぇな」 覚えがないのは組織の名か、それとも出頭要請の理由についてかは判断がつきかねる。 前者はともかくとして後者について本人に覚えがない場合はややこしいことになる。 もっとも、出頭要請の理由はなのは達が決めることではない。 お上が決めたことを忠実にこなす部下がいてこそ組織というものは成り立つ。 このあり方は人が文明を築き上げるのに必ず普遍の原則でもある。 それでも、中にはそれを良しとしない人間も少なからず存在するわけで 「…私達にもわかりません、だから聞かせてほしい、あなたのことを」 なのはとフェイトもそういった組織よりも個を重んじる輩のようだ。 組織のあり方を知らぬのも無理も無い話、齢十にも満たない少女に社会の仕組みを正しく理解しろというほうが難しい。 さらに著しく作業記憶の領域が狭まった状態の二人に、組織としての判断と個人の理性を天秤にかけることは難しいと見える。 フンッ、とため息を一つ、眼前の二人の少女には聞こえないくらいのため息を。 「聞く耳ねぇな、それに義理もない」 「それでも聞かなければ納得できないんです」 「納得できなければ仕事は出来ねぇか?」 「出来そうもありません、話もせずに事を進めてしまえば、わかり合える機会さえ失ってしまいかねません」 やや感情が言葉に乗る。 組織としての理由ではなく二人の少女の心、本音だった。 前言を撤回、二人は初めから組織と個人を天秤にすらかけてすらいない。 生の感情をむき出しのままに赴いた、多感な少女。 初めからこの場に組織の人間などいないのだった。 たった一人で行動する事が多いソルは、そのスタイル同様群れるのを好まない。 故に、組織というものも苦手でありもっともうっとおしく思う類のものである。 とはいえ、オブラートに包めない子供というのも苦手ではあるが。 ストレートな物言いは嫌いではない。 「あなたは何をしたのですか?」 「覚えがねぇって言ってるだろうが…」 「そんなはずはありません、それだけの強さを得るためにどれだけの時間を費やしたのか、そしてその力で一体何がしたいのか…そこからあなたを考えたい」 一つ、二つ、三つ。 膝に置いた指を叩く、まるで何かを思案するかのようにゆっくりと。 六十分の一を指が刻む、それが30を数えた時点でソルは動きを止めた。 「…この世界の人類の半分を殺した」 「なっ!?そんな………?」 間をおかれて放たれた言葉に衝撃を受け、思わずたじろぐ。 思ったよりも真に受けた姿が滑稽に見えて、ソルはもう一度ため息をつく。 「と言ったところでお前達は信じるのか?」 人類の半分を?そんな馬鹿な。話が荒唐無稽すぎる。 信じろというのか、こんな規模の違う話を? 馬鹿げている、そんなものは嘘だ、と投げ出してしまいたい。 きっと自分達をからかっているのだろう、子供だと思って馬鹿にしているだろう。 そう思ってしまえばどんなに楽だろうか? 嘘だと断じてしまうのは非常に簡単だ、信じないのであればそれ以降考える必要だってない。 ―――――――微かに震える足に力を込め、大地を踏みしだく。 だが、しかし。 考える必要があると判断したから少女達はソルの前にいる。 組織としての建前どおり、組織の末端としてその任務内容に疑問をはさまずにいればこんな話を聞くこともなかっただろうに。 それでも二人はソルとのコミュニケーションを望んだ。 ソルの人となりを知ることを選んだ、故に。 「…信じなければ、何も出来ません。」 震える足を押さえ込み、少女達は険しき道を選んだ。 「話にならん、消え失せろ」 「それが真実だとすれば、私達はあなたを連れて帰らなければならない」 「それがあなたの理由なんですね?」 「くどいな、うざってぇ。ガキの相手はゴメンだぜ」 明確な拒絶を聞いてもなのは達は引き下がらなかった、そしてソルもまたそこから立ち去ろうとはしなかった。 「一緒に来ては……くれませんか」 無言のうちにソルは腰掛けた異形に突き刺した剣の柄を握る。 「………お願いです、私達を助けてくれたあなたと戦いたくありません」 「気が合うな、こちとらガキの相手は面倒だ、3度は言わん――――――――失せろ、消し炭にするぞ」 立ち上がり、手にした剣を勢いよく異形から抜き取る。 生々しい肉が千切れるような音が――――――――――聞こえない。 変わりにこの世から跡形もなく異形を燃やし尽くす爆炎の音が耳を貫く。 ちりちりと肌が熱せられる、ベクトルがなのは達に向いていないにも拘らずこの熱量。 逃げ出すことは出来ない、なのはとフェイトはソルの最後通告を受けて尚退かなかった。 心に巣食っていた怯えは見る影もなく小さくなっている。 変わりに大きくなったのは迷い。 きっとソルもそうなのだろう、誰しも触れられたくない、譲りたくない何かを持っている ヴォルケンリッターの騎士達がそうだったように―――――いや、誰だってそうなんだ、譲れないものがあるから戦うしかなくなるんだ 言葉で伝わらない行き場をなくした想いが巡っていく、行き着いた手段は結局、戦いしかなかった 故に、逃げるという選択肢は存在しない。 思いを知るために想いを伝える、魔法に乗せて 「帰れません、あなたの話を聞くまでは!」 デバイスを待機状態から立ち上げ、それぞれの手に杖が握られる。 対するソルは剣を逆手に持ち、もう片方の手は腰に当てている。 「組織の建前ではなくエゴを突き通すってか。賢しいガキが、どうなっても知らんぞ」 とても構えているとは思えない、しかしどうしてかソルには一部の隙も見当たらない。 故になのはとフェイトにも隙は許されない。 それはまるで静かに燃え盛るマグマを、いつぞ牙を剥くかわからない活火山を相手にしているかのような緊張感。 無論、大自然を相手取るなど比喩表現としてもおかしくはあるかもしれない。 しかし、例えるものが他に見当たらないのだ。 当然だ、なのは達は人の限界を超えた人を相手にした事がないのだから。 厳密に言えばヴォルケンリッターは人間ではない、しかしかの騎士達とは重圧の種類が違う。 騎士の誇りを超越した、尊き誓いから湧き出る気迫、彼らの命がけの感情から来る重圧。 だが、目の前のソルにそのようなものは感じない、ただただ本能に直接訴えかけるような恐怖感。 根源のわからない恐怖感がなのは達に必要以上の重圧となって畳み掛ける。 それでも戦いは避けられない、すでに覚悟は決まっている。 ある程度ソルの情報は揃っている、近接戦闘に長け、炎を自在に操り、人間の限界を超えた出力の攻撃を連発する。 繰り出す攻撃全てが必殺、牽制の一撃すら相手を軽々と屠りかねない。 もしも欠点があるとするならば、空戦魔導士と比してリーチが短いこと、陸戦を主としているため空からの攻撃に弱い点。 なのはとフェイトが突くとするならば、そこしかない。 フェイトですら接近戦で引けをとりかねない、なのはの出力すらも敵わないかもしれない。 ならば相手の攻撃範囲外からの絨毯爆撃で手を出させない、なのは達にとってもっとも勝機が高い戦術だった。 問題はソルが己の弱点である空戦をなのは達に許すか、という事。 前にチップと一戦交えられたことはなのは達にとって僥倖だった。 チップを通してソルがどのような動きが出来るのかをある程度推し量ることが出来るからだ。 フェイトに迫るほどの機動力を誇るチップが何とか戦うことが出来るほどの男だ。 あの速度を持ってしても、“やっと”戦うことが出来るのだ。 「………………」 フェイトのつま先に力がこもる、ジャリッ、とブーツが砂をかむ音がする。 ソルはまだ動かない。 先手はとらせまい、フェイトとソルの間で緊張が高まる。 なのはとフェイトの間でプランは決まっていた。 フェイトが近接戦闘で牽制している間になのはが高空から砲撃を仕掛ける。 ソルに対空攻撃をさせない為に、“繰り出す攻撃の全てが一撃必殺”の間合いに入り込み牽制する。 いかにフェイトが近接戦闘を得意としているからといって、あまりに危険な戦術である。 だからといって、牽制もなしに大技に移行できる相手でもない。 制空権を握るためには相手の注意を空に向けないことが肝になる。 なのはではソルの近接攻撃を裁ききることが出来ない、いくら防御に優れたなのはでもソルの攻撃を受けきれるとは言いがたい 故に、陸戦での牽制は近接戦闘を得意とするフェイトが行う 「ふっ…!」 低空をすべる様に突貫するフェイト、一気に間合いをつめる。 その速度は並の人間なら目にも留まらぬだろう。 だが―――――――― 「シッ!」 相手は並の人間などではない。 横薙ぎ、返してもう一撃。 炎の軌跡を伴いながら剣が奔る、懐に勢いよく飛び込んだもののソルの迎撃の鋭さに思わず後退する 腹部が熱い、剣先はもちろん避けている、しかし伴った炎熱が軽くフェイトを焼いていた………致命傷ではない、かすり傷だ。 どうやらソルの攻撃は剣のリーチよりも炎の分少し長いようだ。 「Rock it!」 後退するフェイトをさらに追いすがる、剣を持たない空手に炎を纏い突進してくる。 さながら火山の爆発で飛んでくる岩塊のような一撃、当たれば火傷では済まない。 それをバルディッシュの柄で逸らす、ちりちりと焼くような感覚にひるまずに飛び上がり、黄金色の大鎌で後頭部を刈る。 ソルは強引に方向転換しつつ、突進の勢いをそのままに手にした剣を振り下ろす 戦斧と鉄塊がぶつかり合い、激しい稲光と焔が轟き響く。 互いに不安定な体勢での強引な一撃により大きく後ずさる。 フェイトは空中で体勢を整え、ソルは地に手を着きながら大地を削る。 間髪いれず低空からフォトンランサー、フェイトの攻撃がソルが体勢を整える前に繰り出される 迫りくるフォトンランサーを軽く飛んで避けたソルはそのまま空中で体を捻りつつ踵落としを繰り出す。 「フンッ!」 バルディッシュの柄でそれを受け止める…が、炎の推進力を得た蹴りの威力はフェイトの予想を軽く超え、フェイトは受け流すことも出来ず大地に叩きつけられてしまう。 「くっ…ぅぁあ!」 「アクセル!いって!!」 その隙を逃さまいと追撃を仕掛けるソルだが、背後から迫りくる魔力弾に気づき剣を強引に背後に振り抜く。 「うぜぇえ!おぉお!!」 いくつかの魔力弾を相殺し、残りを剣の柄部分を前に突き出して眼前に火の玉を作り出し全てを消し去る。 余剰魔力を自身に吸収しつつ、体幹を回旋させて力を溜め込み、大地に剣を突き立てる。 「ガンフレイム!」 地を這うように進む炎は大地を削る溶岩のように魔力弾の主、なのはめがけてまっすぐに向かっていく 横に回避しつつ、アクセルシューターを連射、剣でかき消しつつソルもガンフレイムで応戦する 戦線に復帰したフェイトが背後から切りかかる、背後に剣を回し背中越しにフェイトの攻撃を防ぎつつ、なのはの魔力弾をシールドにに似た防壁で防ぐ 「ちっ、小賢しい…」 やまない魔力弾の雨、高速で斬りかかるフェイトにソルは徐々に劣勢を強いられる。 ………なのはとフェイトの共闘、いわばダブルスでの戦闘経験は実はあまりない。 P.T事件から半年、そして闇の書事件からまだ幾ばくも経っていない今、時間的にそのような機会は自然と限られてくる。 二人が友となってまだ半年強、闇の書事件の際にも実際二人が連携を組んで戦ったのは、闇の書の管制プログラムくらいのものであった。 ヴォルケンリッターとの戦いを経て、さらにナンバーズから受けた敗北を味わいなのは達は連携の大切さを学んだ。 あの敗北からなのは達はソルの世界の情報を集めるのと平行して緻密な連携を練り上げていた。 ありとあらゆるシチュエーションを想定し、数知れないほどのバリエーションを試し、数え切れないほどの失敗を重ね――――――― その結果が今、ソルを劣勢に追いやっている結果に繋がっている。 「調子に乗りやがって…!」 埒が明かないと踏んだソルはまず近場にいるフェイトに標的を絞る。 ソルは魔力弾の威力がそれほどでもないこと見透かし、そちらへの防御を即座に切り捨てる。 誘導弾であることはすでに分析済み、いくつかの魔力弾を被弾しながらも背中からだけは打たれないように位置を入れ替えながらフェイトへと手を伸ばす。 「くっ、なんて無茶な!」 「てめぇの心配をしてろ!」 横から何発か魔力弾を受けながらもフェイトの胸倉を掴み、空中へ放り投げる。 その方向は絨毯爆撃の為に移動したなのはの方向、この時点で二人は作戦がソルに見抜かれていることを悟る。 「―――――――ディバイン」 が、好機は逃せない、なのはの砲撃のチャージはすんでいる。 フェイトが射線上から退避したのを確認するが早いか否か、暴発寸前の大砲の引き金を引き絞る。 「バスタァァァアーーーーーー!!!!」 ディバインバスター・エクステンション、空から桃色の流星が大地へと落ちていく 直撃コース、ソルが避けようとしたとてあの距離では間に合わない―――――――避けようとするならば、だ 剣は大地に置くかのように、体は跪くかのように―――――――――しかしその目は獲物を刈る猛獣の目。 全身に力を溜め込み、剣には炎を灯し、炎はすぐに焔となりて燃え上がる。 噴出するマグマのように標的を燃やしつくさんと爆ぜる! 「ヴォルカニックヴァイパーーーー!!!!」 直撃したと思われた桃色の流星は、突如大地から噴出するマグマに引き裂かれる、勢いは止まること知らずどんなになのはが魔力を込めてもソルは止まらない ちりちりとソルの放つ熱がなのはの頬を焼く、目下4,5メートル程にまで迫ってきたソルに恐怖を抱かずにいられない。 全力全開の一撃が届かない、迫り来る炎に全て焼かれてしまう。 脳裏にちらりと浮かんだ自分の敗北のイメージ、全身を無残に焼かれて横たわるなのはの姿。 傍らには同じように引き裂かれたフェイトの姿が。 (負けるもんか…) ちらりと、ほんの一瞬だけ横にいるフェイトを見やる。 ソルと近接戦闘で何度も斬りかかった代償は大きく、幾つもの傷がフェイトの体に存在する。 それでも尚、フェイトはディバインバスターが押し返されている現状を見て、ソルに飛び掛ろうとしている。 それに比べて、今の自分は何だ? フェイトが命を懸けて作ったチャンスを不意にしようとしている、あまつさえ自分だけ先に諦めようとしてはいまいか? それを情けないと思わないのか? 「まぁだ、まだ!負けられないから!!!」 カートリッジを二発ロードする、なのはが手にする杖の御名は不屈の心“レイジングハート”。 不屈を名乗るものがどうして諦めるだろうか、いや諦めるはずがない、諦められるはずがない。 大切な、譲れないものがあるのなら、ここで負けるのを容認することなど出来るわけがない。 「ぬぅ!」 閃光は勢いを取り戻し、噴出するマグマを押しとどめる。 さらに威力をあげてようやくソルの上昇は止まり、引き裂かれたはずの桃色の閃光が一気に押し戻す。 「…ぅぉあ!!」 奔流に飲み込まれたソルは小さくうめきを上げながら、大地に叩きつけられる。 大きく土煙が上がる、肩で大きく息をするなのは、手にしたレイジングハートもそれにならうように砲身から排気する。 クリーンヒットだ、押し返され威力が減弱していたとしてもディバインバスターの直撃だ、これで倒れなければ手詰まりだ 「なのは、大丈夫?」 「それはこっちの台詞だよ…フェイトちゃん」 肩で息をする二人、未だ晴れぬ土煙の向こうを見やりながらお互いを案じる。 小さからぬダメージを受けたフェイト、大きく魔力を消費したなのは。 考えうる最高の連携で何とかソルに一撃入れたが、現状でわかるのはそれだけだ。 仮にソルがこれで倒れなかった場合を考える。 正直、考えたくもない、彼を倒すためにどれだけの魔力を使わなければならないのか、考えるだけで眩暈がする。 「どう、なのは?」 「手ごたえはあったよ、でも、それだけ」 「………………」 土煙が晴れる。 そこには平然と立ち、首に手を当てながら骨を鳴らしているソルの姿があった。 唾液を嚥下する音が聞こえる、心臓が大きく拍動する。 今、二人の脳裏に共通の単語が浮かんでいた。 「―――――――化け物、なの?」 「ふぅ、やれやれだぜ」 非殺傷設定の砲撃とは言え、直撃すれば魔力を大幅に削り取られて昏倒するだろう一撃だ。 この世界の“法力”とは互換性がある事も事前調査で判明している、なのはの魔法はこの世界で有効である裏づけは確かにある。 その確たる事実を否定するかのように、全力全開の砲撃を受けて尚平然としている目の前の男に畏怖を抱かずにいられなかった。 言われたことはあっても人に言ったことのない“化け物”という単語が口から出てくる所からしてなのはの動揺具合がわかる。 「この辺にしておけ」 「どういう意味でしょうか?」 見上げるようにソル、見下ろすようにフェイトが会話する。 「無理だ、てめぇらじゃ俺を倒せない」 「そんなことやってみなければ、「大概にしろ、現実を見ろ。お前の渾身の一撃は俺に倒せたのか?」」 ソルの言葉に押し黙ってしまう二人、確かに手を抜いた覚えなどない、体の底から渾身の力を振り絞った。 その結果がこの現状では返す言葉もない。 「ここらで仕舞いだ、退け。てめぇらに付き合ってる暇はねぇ」 「退けません、話を聞くまでは」 「ガキのわがままか」 盛大にため息を一つ。 「ガキです、子供なんです、聞き訳がないです!」 「開き直りやがって…」 「諦めたくない、きっとまだ方法はある」 「仮にあったとしても、それを探させる時間を与えると思っているのか?」 「作ります、考えます、何度だって!」 どこまでも意固地な二人を前にして半ばあきれ気味にもう一つため息。 「はぁ…話にならねぇ………ちったぁ頭を冷やせ」 「…………」 「話せない理由を考えたことはあるのか?」 ソルのその言葉に二人は考え込む。 口元に人差し指を当ててうなるなのは。 顎を持ち腕を組んでうな垂れるフェイト。 しばらくして二人は答えが見つかったのか、思考の海を抜け出してソルを直視しなおす。 「個人的に私達が気に入らない」 「気が乗らないから」 「ちっ、てめぇら…なめてんのか」 「え、違うんですか」 (どこまでマジなんだ………) 今日何度目になるかわからないため息、首を振りながら。 ダメだ、こいつら。 ついにソルは我侭な子供を前に折れることになる。 近場の手ごろの岩に腰掛けるソル。 それを対話の意思と判断し、なのはやフェイトもソルのそばに降り立つ。 「そもそも俺に懸けられている容疑は何だ?」 「広域次元犯罪者という扱いでした」 「では聞くが、この世界が見つかったのはつい最近じゃなかったのか」 「何故それを知っているのですか?」 「ナンバーズとはすでに何度か接触している、奴らが現れるようになったのはごく最近だ」 ここに来て新たな事実が発覚する、ソルとナンバーズとの接触はあの時の一度ではない。 何度かの接触、おそらくはその全てが戦闘に発展しているだろう。 色々な次元を渡り犯罪を犯している集団でありその尖兵たるナンバーズ。 どういった経緯の末にぶつかり合うようになったかは定かではないが、現状では敵対しているのは間違いない。 しかし疑問は未だ残っている、それがソルが次元犯罪者であるかどうかという説明にはまずなり得ない。 ソルがスカリエッティと同様に次元を渡り歩いて犯罪を起こしている証拠にはつながらない。 「それでもこちらの世界に次元を渡る手段があれば、説明になりません」 「そうだ、その次元を渡る手段があればな」 その言葉が一つの確信に繋がる。 次元犯罪者、数々の世界で犯罪を犯す………次元を渡り歩いて。 「!………そうか、管理外世界!」 「次元を渡る手段がある時点で管理外世界とは言えなくなる可能性がある、ってこと?」 「管理外世界ってのには大雑把に分けて二種類あるのだろう、管理する必要のない世界と管理できない世界、違うか?」 「管理する必要のない世界というのは………あぁっとつまり魔法文明に頼らなくともいいほどに文明が発達している世界のことですね」 「そうだ、そして管理できない世界ってのにはさらに三種類ある。未発見の世界は論外。次元を渡る手段を持った文明はその管理下におく必要があるのは理解できるな? ――――――――――――――――――――問題は管理する為にリスクを伴う世界を指す」 「魔法文明が発達していたとしても、ですか?」 「流出してしまえばマズイ代物がある…とすれば?」 その言葉を聞いて二人は脳裏に共通の言葉が浮かび上がる。 この世界に大きな傷跡を残した生体兵器の名前を。 「ギア、でしたか」 「そこまでだ、それ以上は深入りすると元の世界に帰すわけにはいかなくなる」 「この世界の歴史についてはすでにある程度流出しています、確か人類の大半が死に絶えたとされる聖戦」 「生体兵器ギア、そのギアの指揮を執る完成型ギア1号、ジャスティス」 「………歴史程度なら、お伽でまだ済む、か」 ソルが次元犯罪者ではない可能性が出てきた、つい最近まで未発見だった世界。 未発見だった理由がもしも次元を渡る手段が確立していないためだとしたら? それはいい、ソルが次元犯罪者でないのならそれに越したことは無い。 問題はこの世界が管理外であった理由が、管理するのにリスクを伴う世界だとしたら。 管理局がその存在を秘匿するほどの世界に渡ったスカリエッティ達は一体どうなるのだろうか? その理由であるギアについて彼らが興味を示したとしたら。 「それなら、なおさらスカリエッティを止めなくちゃ!」 「最悪の場合、他の世界でも聖戦が起きてしまう」 事の重大さを理解した二人、一方のソルは二人から興味を無くしたかのようにあらぬ方向を見ている。 遥か遠く、地平線の向こうを睨んでいる。 「ちっ、のろのろしてやがるから…話は後にしろ」 視線の先には何もないように思える、しかしただならぬ危険を察知したなのは達は空中へと飛び上がる 矢先に足元から浮上してきたライティングボード、空中へと逃れたなのは達は間一髪その攻撃を避けることに成功する が、肝心のボードには誰もいなかった、陽動、ボードの主のセインはなのは達のさらに後方へと現れる 無論それをソルが見逃すわけもない、大地から生えているセインに飛び掛る、が背後から猛スピードで突進してきた影に追撃は抑えられる ナンバーズ最速を誇り、かつ最強の個人戦闘能力を誇るトーレだった 前方のボードはオートパイロットで正確になのはたちを狙ってくる、さらに後方にはセインが狙撃しようとしている 同じ方向へ回避してまずはボードの突進を回避する、そこを狙い済ましてくるだろうセインの狙撃をなのはが弾く 舌打ちをしつつ手元に戻ってきたボードに飛び乗り、トーレを援護しつつ後退。 それに合わせてトーレも後退し、ソルたちと対峙する 「性懲りもなく…大概しつけぇな」 「どうとでも言え、命ある限り貴様の首を狙い続ける」 トーレの言葉にはどこか因縁めいたものを感じる、その事からもソルとナンバーズが以前にも交戦したことがあるのがわかる。 しかし、トーレの言葉には因縁を超えた何かを感じる、恨み、憎しみといった類ではない。 根源はもっと澄んだ意思のようにも感じる。 「スカリエッティの…ナンバーズ!」 「この前の…!高町なのはとフェイト・テスタロッサ、ソル・バッドガイとつるんでいたのか!」 つるんでいる?ただ話をしているだけなのに? そもそも苦労してやっと話が出来たというのに? 「ソルさんと話をしている最中に………邪魔をしないで!」 「何だって女ばっかり…しかもガキばかり…手間だぜ」 ソルを狙う二つグループ、なのは達とナンバーズ。 しかしなのは達はナンバーズが標的でもある、ソルとは敵対する理由がなくなったため、必然的に利害が一致してくる ここにナンバーズ対ソル・なのは・フェイトの図式が出来上がる 「ソルさん」 一瞥、ソルは視線すらなのは達に預けようとはしない。 ソルとてこの状況で全てを敵に回すのは少々骨が折れるのだろう。 共闘の意思を組み、言葉少なに賛同する。 「邪魔だけはするな」 「えぇ、あなたに助けられた恩をここで返します」 相も変わらずぶっきらぼうなその言葉、しかし今はそれが頼もしく聞こえるから不思議なものだ。 2on3、しかし遅れてナンバーズ陣に一人。 音もなく、呼吸…さらには心臓の音すらも聞こえないような 死人が動いている、とでも言えばいいのだろうか。 確かに人の形をしているが、ただそれだけだった。 薄青い肌は血が通っていないかのよう、一つ一つの動作が機械のように無機質で 何より―――――白い髪の奥に隠された碧眼が血で濡れたかのように真っ赤であった なのはやフェイトにも覚えがある、爆発する短剣を使った接近戦を得意とするナンバーズNo.5、チンク。 しかしそれは姿かたちのみを似せた人形のように意思が全くなかった ヘッドギアに手を当てるソル、指の間から見えるクリムゾンレッドの瞳。 「思考が………ざらつくな………てめぇ、まさか」 ソルの思考にノイズが奔る、波長が合いすぎる故にそれを嫌う―――――――――同属嫌悪とも言うべき感覚がソルに襲い掛かる。 その瞳に殺気が灯るわずかなタイムラグ。 無論、そんな事情など敵にとっては絶好の好機でしかない。 ナンバーズ最速を誇るトーレが一瞬にしてソルの懐へと突貫する。 それをかわしきれず、またその勢いを殺しきれず後方に吹き飛ばされる 「ソルさん!!」 「構うな!その白髪チビに注意を払え!!」 吹き飛ばされながらソルは言外にトーレの相手を担うと伝える。 同様になのは達に突進してくるチンク、無数のナイフを背後に浮かべながら。 難なくそれを避けるなのはとフェイト、しかしチンクの後に浮かぶナイフがその軌道を予知していたかのように二人に襲い掛かる 地面を転がるようにそれを避ける、それに合わせてチンクは地面を蹴りつける。 散弾銃のような土塊が襲い掛かる、ただの目くらましかと思った矢先、礫の向こうのチンクの瞳と視線が合った。 その瞳には何の意図も感じられない、意思が感じられないそれに恐怖を覚え、さらに飛びずさる。 礫は先まで二人がいた場所で、幾重もの細かな爆発を起こす。 規模は小さいかもしれない、しかしその威力は岩で出来た大地を容易く抉り取る。 大地に両手をつくチンク、その手先から火花、火のついた導火線、その先にいるのは爆殺対象。 自分達に向かってくる火花を上空に飛ぶことで避ける二人、それをライティングボードで狙撃するセイン。 いくつかの放物線が飛び交う、しかしそれを遮るかのようにチンクのナイフが飛来する。 ナイフと射撃が交差し爆発する、その爆発が次々と飛来するナイフに飛び火し誘爆を引き起こす。 「くっ、ゴメン!チンク姉!!」 その光景に違和感を抱く、ナンバーズは今まで機械の様なコンビネーションを駆使して戦ってきているはずなのに、こんなイージーミスを犯すとは思えない。 セインの瞳にも困惑の色が浮かんでいる、セインにとっても予想外の出来事なのだろうか? では、当のチンクはどうなのだろうか? その瞳には変わらない、何の感情も映し出されていない。 セインに変化はない、あるとしたらチンクだ。 喜怒哀楽に富んだ表情を持つ戦闘機人のなかで命の鼓動すら感じさせぬ異質な存在。 いや、兵器としてのあり方としては正しいのかもしれない、元より兵器とは人を殺すためだけに存在する、そこに余計な感情を付与するのはいつだって人間の仕事だ。 そういう意味ではセインやトーレ、他のナンバーズたちの方が異質なのかもしれない。 しかし、すでになのは達にはその“異質”が正しいことなのだと刷り込まれている。 故に、二人は今の無機質なチンクの様に恐怖を抱いた。 その純粋なあり方に、ただただ殺すためだけの存在意義に。 一方、トーレとソルの戦いは佳境へ向かっていた。 ソルを凌駕するスピードで戦いを繰り広げていくトーレ、しかしそのスピードもソルの防御を崩すことができなかった。 徐々にトーレはスピードを落とさざるを得なかった、ソルの攻撃によりそれまでのスピードを維持できなくなってきたからだ。 ソルの一見、大雑把に見える攻撃はしっかりと高速で動くトーレを捉えクリーンヒットを重ねていく。 「吹き飛べ」 「ぐっ…ぁぁあ!」 龍のシルエットを描く炎と共に繰り出されて拳は、トーレの鳩尾を抉りこむ。 岩肌に叩きつけられ、派手にバウンドするトーレに追い討ちをかけるソル。 「もらったぁ!」 全身を炎の弾丸へと変え、ミッドチルダのもベルカにも見られない独特の紋章を弾頭に急襲する。 強烈に叩きつけられた痛みを抱えながら、賢明に空中で体勢を整え回避を試みるも、火の玉と化したソルからは逃れられない。 「あぁぁぁあぁぁぁあ!!!!!!」 再び大地に叩き伏せられるトーレ、しかし大地に隕石でも落ちたかのようなクレータの中心に横たわり立ち上がることはなかった。 「………っ、はっ…」 「おい」 痛みに辛うじて目を開ける、傍らにはソルが見下ろしている。 「………今までは…加減していたとでも…いうのか」 「そんなことはどうでもいい、質問に答えろ」 トーレが見た今までのソルとは比べ物にならない、これまでならソルとそれなりに戦えていたというのに。 今回はなすすべも無く、それこそ惨敗を喫してしまった。 屈辱に表情をゆがませる、そんなトーレなどお構いなし、ソルは背後を目配せしながら―――――――チンクを見やりながら問いかける 「奴の変貌振り…どういうことだ」 「…全ては…お前に勝つ…為だ」 「違ぇ、理由じゃない、具体的に何を施した」 「………よく…知っているはずだ、お前の同類になっただけだ」 「………クソが」 トーレと戦っていた時よりも激しい感情の昂ぶりを見せるソル、これまで何度となく戦ってきたトーレだったが、こんなにも感情的になっているソルは初めてだった。 それがどうしようもなく悔しい。 結局、トーレはソルを怒らせるほどの技量で迫ることができなかったのだから。 「そこで寝てろ…聞きだすことが出来たからな」 「………いい加減、殺せ」 「手前が指図するな」 トーレとの戦闘でチンクとなのは達との戦闘空域からやや離れてしまった。 しかして、大した問題にはならない。 二つの足に力を込める、踏みしだく大地に皹が入るほどに。 その力で大地を駆けるならそれほど時間はかかるまい。 最後に、ソルが話しかける。 それは確かな死刑宣告。 「焦らずとも、消し炭にしてやる…あそこにいる化け物の次にな」 鉢金の奥の赤茶色の瞳がトーレを射抜く、今まで感じなかった明確な殺意を感じる瞳だ。 しかしトーレはすでに恐怖は感じなかった。 すでに敗北を幾つも重ねた身、敗者がのうのうと生き恥をさらしている現状こそ異常なのだと認識しているトーレだからこそ。 死をすでに受け入れているトーレだからこそ、恐怖を感じなかったのだろう。 その身にすでに感情を抱く資格はない、すでに死に体となっているトーレはソルが走り去る様を無感情に見送った。 何も感じない、トーレの意思がその存在意義を手放したかのように。 その頃、なのは達は劣勢を強いられていた。 爆発する散弾、追尾してくる導火線、無作為な空間爆破。 非殺傷設定を解かれたそれらはなのは達の神経を削っていく。 それはすでに戦いとはいえないのかもしれない、狩られる側と狩る側、展開は一方的になりつつある。 必死に爆破から逃げ回る二人と言えど、チンクの猛攻の全てを避けることは敵わず傷だけが増えていく 「くっ…どうして、あの子…?」 ………いや、傷だけではない、少なくともなのはには戸惑いが胸のうちを埋めていく。 今いちキレのないなのは、をフォローすることも出来ず、無論なのはの不調を埋めるような働きをチンク相手に出来るわけもなく、結果としてフェイトもなのはに引きづられて劣勢を強いられる。 とは言え、なのはの不調がなかったとしても結果は同じなのかもしれない。 今のチンクは以前のチンクとは違い、遠距離レンジ以外のどこでも戦うことができる。 圧倒的手数と穴のない空間性攻撃により付け入る隙が見当たらない、あれをかいくぐるとなると無傷ではまず済まないだろう。 フェイトの防御ではおそらく無理だろう、なのはの防御で何とかなるやもしれないがスピードが足りない。 チンクの元にたどり着く前に飽和攻撃を受けてしまうだろう、そうなれば防御どころの話ではない。 「数が…多いっ!」 迫り来る導火線は空をも走る、その一つ一つを丁寧に鎮火しつつ散弾の効果範囲から逃れるよう移動する。 その先にランダムに爆破する空間、その範囲を見極めて進行方向を決定する。 そこまでだ、二人に出来るのはそこまででしかなく反撃に移る余裕などないのだ。 非殺傷設定を解かれたその爆発を食らえば五体満足ではいられない、そういった余裕のなさにより反撃の糸口を見つけられずにいる。 誘導弾の一種とも考えられるがチンクの攻撃の性質を考えれば恐ろしい推測に結びつく。 以前は投げナイフに魔力を込め、それを爆発させていた。 しかし今は何もない空間を爆破することも可能となっているが、実際は違う。 この世界に何もない空間など存在しない、必ず何かが存在している、例えば空気中に無数に浮かぶ塵芥。 おそらくチンクはその塵芥を媒介にして爆発させているのではないだろうか? 散弾は蹴り出す土を、導火線と空間爆破は塵芥を。 空間爆破と導火線は原理は一緒だが、その作用が違う。 一転集中型の爆発を起こす導火線と空間を無作為に爆破する…よく見てみれば空間を爆発させる前に導火線が走っているのがわかる。 とは言え、爆発するまで集中型なのか無作為型なのかの区別がつかない、強いて言えば1テンポ置いてから爆発するのが無作為型なのだがその1テンポを見極めるには至難の業だ。 フェイトもなのはもチンクの攻撃パターンは解析できた。 だが 「あの子は…!どうして…!!」 なのはの困惑は広がるばかりでもはや戦闘どころではない。 チンクのそのあまりの変貌振りが、あまりにも人間離れした情動の無さが戸惑いを生む。 なのははチンクの変化を受け入れきれずにいた。 言葉は、魔法は必ず相手に届く、今もなのははそう信じている。 相手が機械や人形で無い限り絶対にこの想いは伝わるはずだと。 想いを理解して尚、それを受け入れられないのならば戦うほかに無いのだろう。 しかし、チンクには想いが届くことすらも無い、届けるべき心がないのだ。 「なのはっ!今はっ!!」 「そうだけど、それでも!!」 フェイトの抑制の声も頭に入っていないようで、散漫な動きを繰り返すなのは。 ギリギリ攻撃範囲を逃れるような消極的な動き、ひたすら後退を繰り返すだけの戦いは悪戯に戦闘範囲を拡大していく。 その跡はわかりやすく道となっている、大地を削りまるで巨大な蛇がうねりながら進んだかのように。 「どうしてなの!あの子はこの前まで…ちゃんとお話できて…!!」 「お前らが心配することじゃ、ない!!」 ボードに乗って急襲してきたセインが叫ぶ、その叫びはどこか悲しみを帯びている。 「チンク姉は…私達が幸せになる為に自分を変えたんだ!私達を守るために自分の身を捧げたんだ!!」 「そんな!そんな幸せだなんて!」 「あぁ!そんなの幸せじゃないのかもしれない!そんな事わかってる!わからない奴なんて姉妹にはいない!!」 「それなら、どうして!!」 すでにセインはチンクのサポートを放棄している…いや放棄せざるを得なかった。 加速していくチンクの攻撃密度はセインの処理速度を上回る。 ただでさえ戦闘向きではないセイン、しかしその不利を血のにじむような努力でライティングボードの試作型を乗りこなすことで克服したとて限界がある。 今のチンクのサポートはこの世界の誰にも出来はしないだろう、広範囲を巻き込むチンクのスタイルにをサポートするにはボードでの高速戦闘は不向きすぎる。 それでもセインはチンクのサポートをしようと思った。 「姉妹を、家族を!思っているからだろ!!それが例え一方通行だとしてもその思いは間違いなく尊いんだ!!」 家族だから、例え人ではなくとも。 生まれも育ちも人ではなかった、それでもそこに家族としての形だけはあった。 例え、どんなに変わり果てようとその事実だけは変わり得ない。 見届けようと思った、チンクがその命を賭して挑む戦いを。 それが家族として出来るサポートだと信じているから。 「私達を思ってあぁなったのなら!私はそれを!チンク姉の願ったとおりに、ありたいだけだ!!」 「馬鹿げてるよ!そんなの!!ならなんで戦うの!!」「人間の物差しで計るな!!私の意志がそうしたいと!こうすることが私の幸せだからだ!!」 セインの叫び共に加速するボード、なのはに対して特攻じみた攻撃を仕掛ける。 いつからかセインの気迫に飲まれたなのはは反応が遅れてしまった。 避けきれない、スピードに乗ったセインのボードはなのはを捉え―――――― 「同感だ、人が首突っ込んでんじゃねぇ」 「ぐぁぁあ!!!」 られず、なのはの危機を救うようにセインを蹴り飛ばす。 互いにスピードに乗った状態での交錯、セインはソルの一撃を受け派手に吹き飛ばされていく。 カウンターで入った渾身の一撃だ、情け容赦があってできる攻撃ではない。 あの一撃を食らっては戦闘機人とて無事では済むまい。 思わずソルを見やるなのは、その瞬間背筋が凍った。 「………クソがっ!」 激しい怒りと深い悲しみ、それらが同居するかのようなソルの表情はなのはを凍りつかせる。 闇の書から発せられたあの激しい感情と同質の、気の遠くなるほどの年月を重ねて増大させた人の情が。 どれほど憎めばいいのだろう、どれだけの時間を費やせば憎しみは収まるのだろう? 闇の書事件の時ははやてを救うという目的の為に、そして明らかに矛盾する闇の書の言動と行動に隠れてその闇の書の放つ感情にまで行き届かなかった。 しかし、今回は違う。 一方的なコミュニケーション、意思疎通困難、まるで人ではないものを相手にしているかのような。 なのはの想いは届かず、内に募るばかり。 それがいつしか焦りとなって、迷いに変わり、混乱へと転じる。 届かない感情がオーバーロードして、なのはを混沌の渦へと引き釣り込む。 言葉が通じないなら、魔法で。 魔法が通じないから、言葉で。 だが、どちらも通じない相手にはどうしたらいいのだろう? 「なのは!動いて!!自分を…守って!!」 「……こんな、こんな事って」 最前線から退いてきたフェイトはなのはに後退を促す。 それと入れ替わりにセインを蹴り飛ばした勢いそのままにソルがチンクに向かって走り出す。 爆発の範囲内に入るや否や、チンクの爆撃が四方八方からソルを襲う。 機動力はフェイトに及ばず、なのはと互角以上の防御を誇るものの空戦を不得意とするソル。 行動範囲を制限され、それを機動力で埋めることは敵わない。 結果は火を見るよりも明らかだ、爆破されスクラップにされるのが目に見える。 誰が見ても無茶だ、混乱していたなのはすらそう思った。 「おぉぅぁあ!!」 横なぎに振るわれる剣、燃え盛るそれが爆発を相殺していく。 爆発で起こる熱量を剣から発せられる炎でかき消しながらソルは進む。 地を走る導火線はガンフレイムで、散弾は爆炎で。 「…すごい」 二人とソルの間に差が大きいのは、技量や出力よりも経験値の差が一番大きいかもしれない。 戦闘というものに必ずつきものである命のやり取り、それを排除することができる非殺傷設定。 技術の進歩によって魔力のみを削り、肉体にダメージを与えることなく妥当することができるこの技術は管理局にとって、犯罪者を捕縛するのにうってつけのものであった。 しかし犯罪者側にとって見れば、あまり意味を成さない技術の場合もある。 相手が殺人犯といった手合いには何の意味もなさない。 優れた素質を持っているとしたとしてもなのは達には自分に殺意を持った人間を相手にしたことはほとんどない。 その差が二人がチンクに対して踏み込めない理由となっている。 この差がソルがあの爆心地に踏み込んでいける理由である。 「グランドヴァイパッ!!」 無作為爆破空間を炎を纏いながら突っ切る。 地面すれすれ、地に伏せるような姿勢で滑るように飛び、爆破の下をくぐる。 ついにソルはチンクの足元に潜り込む、突進の勢いを殺さずにベクトルを上空へと変える。 先になのは達に繰り出したヴォルカニックヴァイパーがチンクを襲う。 「………………」 「てめぇ…!ぐっ!!」 かわそうともしないチンクはソルのヴォルカニックヴァイパーをまともに食らう。 しかしインパクトの瞬間にチンクのコートが爆発し、ソルの攻撃を殺す。 それほど大きな爆発ではなかったが、ソルの攻撃を逸らし間合いを空けるには十分すぎるほどの威力を持っていた。 空中で体勢を整えるソルだが、そこは無作為爆破のテリトリー内だった なのは達ほど空戦を得意としておらず、機敏な動きができないソルはランダムに爆発するそれの直撃を何発も受けてしまう。 「うおぉぉぉお!」 チンクの攻撃範囲外まで弾き飛ばされるソル、地面への激突だけは避けたがそのダメージは小さくない。 ところどころ火傷を負い、中には肉が抉れて多量の出血が見られる箇所もある。 大地に膝をつく、しかし目線はチンクを捉えて離さない。 その憎しみも怒りも悲しみも、あの爆発を受けて尚びくともしない。 「おあつらえ向きだな、爆発反応装甲のつもりかよ…」 爆発反応装甲、攻撃のもたらす圧力に反応して、爆薬が起爆し内部へのダメージを防ぐ。 本来なら戦車などに使われる技術であるが、一説ではその内部への衝撃も少なくないと言われている。 当然だ、人が纏う防御機構などではない。 もっと大規模な兵器が装う武装であり、断じて人の身が扱える代物ではない。 「なんて、無茶な」 「そこまでして…こっちを…」 有耶無耶のうちに蚊帳の外に置かれたなのはとフェイトは絶句する。 すでにチンクは人では非ず、人を殺すために存在する兵器に他ならない。 兵器に保身などという概念は必要ない、その価値は敵を滅してこそのもの。 殺して殺して殺しつくす、ありとあらゆる生命体がチンクの敵である。 「そんな…どうして、どうして」 「引っ込んでろ」 いつの間にかソルは立ち上がり、もう一度あの爆心地に飛び込もうとしている。 なのはの肩を押しやり、前に進むソル。 その手を反射的に掴み、なのはは懇願する。 「あの子、助けられないですか?あの子とお話できないですか!?」 「話をする?今まで呆けてたガキが?」 「戦う理由が知りたいんです、何も知らないまま戦ったって、何を抱えて戦っているか、知りたいんです!」 「戦う理由なら教えてやる」 なのはの手を振り払い、裂帛の気合。 「熱っ!」 軽い衝撃、そして熱。 ソルの周りをまとまった火の粉のようなものが無数に飛び交っている。 クリムゾンジャケット、ソルが使う防御法術で炎を纏い、その熱で相手の攻撃を防ぐ代物だ。 生半可な攻撃ではソルには届かない、そして舞い散る火花にその身を焦がされてしまうだろう。 「奴がギアだからだ」 「そんな!」 「ギアになった理由など知った事ではない。だが奴はこうして牙を?いている。なら――――――」 下肢に込められた力が岩盤を踏み抜く、体幹を捻り勢いを溜め込む。 獰猛にかみ締められた歯、そしてチンクと同じクリムゾンレッドの瞳は殺意に燃えている。 「消し炭にするだけだ!」 大きな火柱状のガンフレイムが前進していく、チンクの起こす爆発をかき消しながら。 それを追いかけるように弾け飛ぶようにソルは飛び出した。 先よりもチンクの攻撃の密度が上がっている、攻撃対象をソル一人に絞ったせいだろうか。 しかし当のソルには関係の無いことだ。 「目障りだ!ヴァンデットリボルバー!!」 炎を蹴り上げるように上昇、そこからベクトルを急転換し燃え盛る剣を振り回しながら突き進む。 着地後間髪いれず、拳を前に突き出しながら突進する。 すでにチンクとの距離はクロスレンジ目前、チンクも投げナイフで反撃する。 ソルの四方八方にナイフを配置し、一斉にソルに襲い掛かる。 突き出した拳の熱が際限なく高まる。 片手が腕に添えられその衝撃に備える。 ナイフの幾つかがソルに突き刺さり爆発を起こす。 しかしクリムゾンジャケットの効果か、爆発はソルを止めるには至らない。 限界まで高まる熱がソルの拳から放たれる。 「消し飛べ」 放たれた炎の暴君はチンクのナイフを全て溶解させる。 ソルが放つタイランレイブの爆炎が放つ熱量を前にして残されるのはよくて消し炭のみ。 その効果範囲は狭いものの、その攻撃力は絶大だ。 ソルのいた場所一帯が溶解し、その蒸気と土煙で戦う二人の姿は見えない。 しかし、相対するチンクの隻眼は確かに捉えていた、地獄とも呼べる光景から飛び出してくるソルの姿を。 「はっ!」 首元を掴まれるチンク、人体の急所である首を掴まれてもチンクはうめき声一つ上げない。 変わりに至近距離にいるソルに対して爆撃を浴びせる。 その爆撃が一面を覆っていた土煙を晴らす。 何度も響く爆発音、すでに二人の戦闘の蚊帳の外にいるなのはとフェイトにもそれは伝わっている。 「これが……ギア」 戦慄。 戦いに慄き、身が引ける。 命のやり取りをしてこなかったわけではない、いつだってどんな時だって命がけで戦ってきた。 ただ、目的が相手の命ではなかった。 それが怯えとなり恐怖が心にこびり付く。 「仕舞いだ」 首を絞める、万力のような力を込めてその細首を砕こうと。 悲鳴は、ない。 チンクにはすでに悲鳴を上げる必要がない、両の目から血が溢れようとも関係ない。 眼前敵の殲滅のみを存在理由のチンクには痛みなど何の意味ももたらさない。 ランブルデトネイターを展開する、しかし刃先はソルと自分に向けて。 チンクは自分もろともランブルデトネイターでソルを葬るつもりのようだ。 「ぐぅぅぅぅぅぅうううぁあああ!!!!!」 展開、即、射出。 無数の投げナイフがソルとチンクに突き刺さっては爆発する。 クリムゾンジャケットで爆発のダメージを緩和できるとて、これだけの爆発はさすがに防ぎきる事は敵わず。 しかし爆発の礫にさらされながらも、ソルのその指はチンクを尚、締め上げる。 「ちぃ!………くたばれ」 その言葉と共にソルの手が爆発を起こす。 その爆発はチンクの体をばらばらに吹き飛ばす、首と体が袂を分かつ。 無残に肉片を散らしながら四散するチンク。 ぼとり、と無機質な音を立ててチンクの首らしきものが地面に落ちる。 「う…ぁ」 「………っ!」 思わず口元を押さえるなのは、顔を背けるフェイト。 うずくまり、胃から逆流してくる嘔吐物を必死にこらえる。 息ができない、涙が次から次へと止まらない。 今、人の形をした何かが殺された。 無残としか言いようがない、無事なところを見つけるのが難しいくらい。 人であった肉塊がそこに散らばっている。 人の死に行く姿を、しかもこんなにも残酷な方法で殺されるのを傍で見ることになろうとは思いもしなかった。 気持ちが悪い、肌を触る空気の感覚が嫌だ、この目に映る景色が気に入らない、何もかもが絶望に満ちているような。 「…………クソッ」 大地の所々に残り火、その真ん中に立ち尽くすソル。 傷だらけになった背中、満身創痍。 ただその怪我よりも、その佇まいが儚いものに見えなくもない。 何もかもが絶望に満ちた世界の中で、絶望以外の何かを見つけられたような気がした。 それがほんの少しだけ、フェイトの意識を現実に引き戻す。 しかし――――――――――――― 「あ、はは」 もう一人の少女は未だ現実に戻れずにいた。 「なの、は?」 蹲るなのはの表情は伺えない、ただ悲しげに笑う声だけが聞こえる。 「何も伝えられない、何も伝わらない…まま、死ん、だ」 焦点を失った言動は虚しく響く、しかし重く重くフェイトに響く。 親友の絶望が、これまで感じたことの無いほどの絶望が。 どんな時だって、なのはは戦ってでも伝えて。 それがどんな相手だろうと、どんな形になろうとも伝えられると信じていた。 信じていたものが幻想だった、自身の弱さに打ちひしがれる。 追い討ちをかけるように一切の情を挟まない戦いを垣間見てしまった。 命のやり取りが目的の戦いを知ってしまった、どんな理由すら寄せ付けない殺すか、殺されるかの。 それがどれだけ凄惨なのか、なのはは知ってしまった。 自身の理想と現実との違いに絶望してしまった。 「なのは………立てる?」 フェイトとて辛くないわけではない。 こみ上げてくる吐き気を懸命に抑えながら、なのはを気遣う。 凄惨な光景、陰鬱な景色。 星々と無骨な大地と血だまり。 そのアンバランスさは心の平衡すらおかしくしかねない。 そんな中を懸命にこらえた、いつだって自分を支えてくれた友に手を差し伸べるために。 フェイトの手が視界に映る、慈愛の手、なのはを想うが故の救いの手。 無意識のうちに手を伸ばす、助けを求めているわけではない――――――――――――自失状態にあるなのはにはそれを理解できない ただただ無意識のうちにフェイトの手を取ろうと。 きっとここでその手を掴むことができたなら、誰かの温もりを感じることで平静を取り戻せたのなら。 誰かと共にその痛みを分け合えたなら、この現実を受け入れることが出来かもしれないのに。 フェイトの手となのはの手は無情にもすれ違う。 フェイトは視界の隅に光を見た、ほんの一瞬、しかし確かな感覚。 その光が星の瞬きではないことを即座に理解した。 この世の全てを滅する滅びの光。 そして即座に理解してしまう、その光の矛先が――――――――――― 差し伸べた手を戻して転身、出来る限りの、雷光の速さで駆け寄る。 血濡れの背中で一人佇んでいた、ソルの元へ。 「危ないっ!」 フェイトがソルの元へたどり着く頃には、針の先ほどの光が眼前を埋め尽くすほどの光となって迫っていた。 ソルもその光に気づくがすでに回避は間に合わない。 光と同時にソルの元へフェイトが飛び込んでくるのが見える。 「てめっ――――――」 刹那、光に飲み込まれる。 その景色を救いの手を掴めず、たった一人残されたなのはは眺めていることしか出来ず。 「あ――――――――――」 気づけば、そこには何もなくなっていた。 光が過ぎ去った後には、立ち並んでいた岩も一つとしてない。 すでに機能を停止した人の形をした兵器の欠片も。 目の前で戦闘機人をバラバラにしたソル・バッドガイも。 「あ、あああああ」 そして、なのはにとって掛け替えの無い友であるフェイト・テスタロッサの姿も。 「ああああああああああ!!!!!!!!!!」 全てがなくなった場所でたった一人取り残されたなのは。 ただ一人、無限の星空に向けて叫ぶ。 獣のように。 しかし、それは誰にも聞かれないまま、何も無い荒野にただ響くのみ………。 前へ 後へ 目次へ
https://w.atwiki.jp/nitendo/pages/5415.html
星のカービィ 夢の泉の物語 とは、【ファミリーコンピュータ】用のゲーム。 概要 ストーリー ゲームシステム キャラクター 主役 ボス ザコキャラ(スカ) ザコキャラ(コピー可能) 中ボス(コピー可能) 中ボス(スカ) ゲームモード アイテム 地名 レベル1 ベジタブルバレー (VEGETABLE VALLEY) レベル2 アイスクリームアイランド (ICECREAM ISLAND) レベル3 バタービルディング (BUTTER BUILDING) レベル4 グレープガーデン (GRAPE GARDEN) レベル5 ヨーグルトヤード (YOGURT YARD) レベル6 オレンジオーシャン (ORANGE OCEAN) レベル7 レインボーリゾート (RAINBOW RESORT) レベル8 ザ ファウンテン オブ ドリーム (THE FOUNTAIN of DREAM) BGM 攻略情報 関連作品 紹介動画 移植・リメイク 余談 コメント 概要 星のカービィ 夢の泉の物語 他言語 Kirby s Adventure (英語) ふりがな ほしのかーびぃ ゆめのいずみのものがたり ハード 【ファミリーコンピュータ】 メディア 6メガビットロムカセット ダウンロード容量 35MB以上 ジャンル アクションゲーム 発売元 任天堂 開発元 HAL研究所 プロデューサー 山内溥(エグゼクティブプロデューサー)岩田聡宮本茂清水隆雄 ディレクター 桜井政博 プレイ人数 1人 発売日 1993/03/23 (日本)1993/05/01 (北米) 値段 FC 6,500円Wii 514WiiポイントWii U 524円3DS 628円 レーティング CERO A(全年齢対象)ESRB E(全年齢対象) シリーズ 星のカービィシリーズ 移植・リメイク GBA 【星のカービィ 夢の泉デラックス】【Wii】 バーチャルコンソールWii 【星のカービィ 20周年スペシャルコレクション】3DS 【3Dクラシックス】【Wii U】? バーチャルコンソールSwitch 【ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online】【ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ】? 日本販売数 100万本前後(不確定)(*1) 世界販売数 175万本 【ファミリーコンピュータ】末期に発売した『星のカービィシリーズ』の1作。 末期のソフトだけあり、ファミリーコンピュータでありながら鮮やかなグラフィックで描かれている。 最大の特徴は【カービィ】が敵を飲み込むと、敵の能力を擬似的に扱える新技「コピー能力」。以降のシリーズの方向性を決定付けた。 それ以外にも数種類のサブゲーム、タイミングで景品が変わるゴールゲーム、残り体力が半分以下になると行動パターンが変化するボス、特殊なコピー能力で戦う最終ボスといった基本部分は本作で初登場。 他にも、アクションのダッシュやスライディングが追加された。 キャラクター面では後のシリーズで重要なポジションとなる【メタナイト】のデビュー作。 ストーリー (一部省略) 地球から遠く離れた小さな星の小さな国、プププランドのひとびととカービィは食べる事とおひるねが大好き。 けれども、ある日からみんなゆめを見なくなってしまいまい、プププランドから楽しそうな笑い声が無くなってしまいました。 その原因は、果てにある「ゆめのいずみ」の秘宝「スターロッド」をデデデ大王が奪い、いずみの輝きが失われてしまったためなのです。 デデデ大王は「ワシはみんなのためにと思ってだな……。」とわけありな事を話しつつ、7本に分けて子分に渡した事も話してくれました。 いったい、デデデ大王は何を考えているのでしょうか。 とにかくカービィは、みんなの楽しいおひるねタイムをとりもどすため、スターロッドをあつめ、ゆめのいずみの輝きをとりもどす旅に出かけるのでした。 ゲームシステム コピー能力敵を吸い込んでから地面の上で下キーで飲み込む事で一部の敵の能力を使う事ができる。ダメージを受けるかセレクトボタンを押すと星になって飛び出してしまい、その星を再び飲み込めば再コピーが可能。本作ではダメージを受けると確実に能力を失ってしまう上、飛び出した星も動きが速く、さらに誤って空気弾等を当ててしまうと星が消滅してしまうので、能力を維持したまま進むのは難しい。一部のギミックは近くにギミックを動かす能力を持つ敵がいない場合があり、この場合はどこかで能力をコピーした後慎重にギミックがある場所まで行く必要がある。このシステムは1993年の成熟しているFCの市場に今から初心者が参入するとは考えにくいため、初心者と上級者のどちらも楽しめるように考案されたシステムであるとのこと。(参照) スイッチ一部のコースにはスイッチが隠されている。押すとコース選択画面の壁が崩れ、博物館などの特別な施設が出現する。更に達成率も上昇する。 オートセーブメインゲームで各ステージをクリアすると進行状況が自動的にセーブされる。エキストラゲームでは進行状況のセーブはなく、最終ボスを倒したかどうかのみセーブされる。(エキストラゲームで最終ボスを倒すと、「パーフェクト」の状態になる。) キャラクター 主役 ボス 本作からボスに「体力半分以下で行動パターン変化」というシステムが増えたが、全てのボスでは無く変化しないボスもいる。 【カービィ】 【ウィスピーウッズ】 【ペイントローラー】(体力半分以下で行動パターン変化) 【ミスター・シャイン ミスター・ブライト】 【クラッコ】 【ヘビーモール】(体力半分以下で行動パターン変化) 【メタナイト】 【デデデ大王】 ナイトメアーズパワーオーブ(体力半分以下で行動パターン変化) 【ナイトメア ウィザード】(体力半分以下で行動パターン変化) ザコキャラ(スカ) 【ワドルディ】 【ブロントバート】 【ツイジー】 【キャピィ】 【ブルームハッター】 【カブー】 【ポピーブラザーズJr.】 【コナー】 【スクイッシー】 【ブリッパー】 【グランク】 【スカーフィ】 【シャッツォ】 【ゴルドー】 【スリッピー】 【バウンダー】 ザコキャラ(コピー可能) 【パラソルワドルディ】(パラソル) 【ワドルドゥ】(ビーム) 【パラソルワドルドゥ】(パラソル)着地後パラソルを手放さないタイプはパラソルのみコピーできる。着地後パラソルを手放すタイプは、手放した後ならビームをコピーできる。手放した瞬間を狙ってパラソルとワドルドゥ両方を吸い込めばミックスになる。 【サーキブル】(カッター) 【ロッキー(星のカービィシリーズ)】(ストーン) 【スパーキー(星のカービィシリーズ)】(スパーク) 【ホットヘッド】(ファイア) 【フレイマー】(バーニング) 【ボンバー】(クラッシュ) 【スパイニー(星のカービィ 夢の泉の物語)】(ニードル) 【ユーフォー】(U.F.O.) 【レーザーボール】(レーザー) 【ウィリー】(ホイール) 【チリー】(フリーズ) 【ペンギー】(アイス) 【バブルス】(ボール) 【スターマン(星のカービィシリーズ)】(ハイジャンプ) ブレードナイト(ソード) 【ソードナイト】(ソード) 【クールスプーク】(ライト) 【ツイスター】(トルネード) 【ノディ】(スリープ) 【パラソル】(パラソル) 中ボス(コピー可能) 【ポピーブラザーズSr.】(クラッシュ) Mr.フロスティ(フリーズ) Mr.チクタク(マイク) 【グランドウィリー】(ホイール) 【バグジー】(バックドロップ) ボンカーズ(ハンマー) 【ファイアーライオン】(ファイア) 【ローリングタートル(星のカービィ 夢の泉の物語)】(スロウ) 中ボス(スカ) 【メタナイツ】 【ジャベリンナイト】? 【トライデントナイト】? 【メイスナイト】? 【アックスナイト】? ゲームモード メインゲームストーリーモード。スターロッドを回収しながら夢の泉に向かう。ゲームクリア後は、「ゲームの つづき を あそぶ」から遊べる。 ボーナスステージ を あそぶゲームクリアすると出現。メインゲームやエキストラゲームでも遊べる3種類のサブゲームと、ボスとの連戦を何度でも楽しめる。 クレーンフィーバークレーンゲーム。Aボタンを長押ししてカービィのぬいぐるみの真上に来たらボタンを離し、取り出し口まで運んでもらう。2回までクレーンを動かせる。クレーンに運んでもらっている途中でぬいぐるみが落ちてしまう事もある。難易度が上がるとクレーンに慣性が付いたりして、ぬいぐるみをキャッチするのが難しくなる。メインゲームやエキストラゲームでは、取り出し口に小さいぬいぐるみが落ちれば1UP、大きいぬいぐるみが落ちれば2UPする。 たまごきゃっちゃタイミングゲーム。リング上でデデデ大王が卵と爆弾を投げてくるので、AボタンかBボタンを押してカービィの口を開け、卵だけを食べる。爆弾を食べてしまうか、デデデ大王が卵を30個投げ終えると終了する。ボタンを離している間は口を閉じて何も食べない。メインゲームやエキストラゲームでは、卵をキャッチした数に応じてボーナススコアか残り人数が加算される。パーフェクトなら3UP。 早撃ちカービィ早押しゲーム。相手が銃を抜いて画面に「FIRE!」が表示されたら、AボタンかBボタンを押して相手を撃つ。相手に撃たれてしまったり、2回お手つきをすると負けになる。引き分けによる仕切り直しはなく、同時と思われる時は相手の勝ちとなる。(処理的には、例えば「11」になったら相手が撃つ設定の場合、「11」になった時点でプレイヤー側の入力の判定はせず相手の勝ちとなる処理になっていると思われる。)どのキャラも銃から出てくるのはパンチグローブ。カービィが勝ち続けると武器が変わる。メインゲームやエキストラゲームでは、相手を倒した数によってボーナススコアか残り人数が加算される。パーフェクトなら3UP。対戦相手 ワドルドゥ→スターマン→ブレードナイト→ボンカーズ→デデデ大王 ボスと たいけつする!ボスバトルモード。本作のレベルボスと連戦する。カービィがやられてしまうかラスボスを倒すと終了する。ヘビーモールを倒すと体力が全回復するが、その直後のメタナイト戦が厳しい。タイム表示は無い。ラスボスを倒すと普通にエンディングになるが、スタッフロールがこのモード専用のものとなっている。なお、どう考えてもボーナスステージではないのだが、適する分類が無かったためここになっていると考えられる。 エキストラゲーム を あそぶセーブファイルの達成率を100%にすると出現。カービィの最大HPが「3」で、ゲームのセーブが出来ないモード。ボーナスステージも全てレベル3になっているため、ここでの残り人数アップはほとんど不可能。クリアすればサウンドテストが開放される。ただし、エキストラゲームをクリアした後に「ゲームの つづき を あそぶ」でナイトメアを倒してゲームクリアしてしまうと、エキストラゲームクリア前の状態に戻ってしまうという致命的なバグがあるため、エキストラゲームクリア後はくれぐれも注意する事。 ゲームのおんがく を きくエキストラゲームをクリアすると出現。ゲーム内の曲が自由に聴ける。メインゲームで再度ゲームクリアすると、バグでこのモードが消えてしまう。 アイテム 元気ドリンク 取るとカービィの体力が2回復する。エキストラゲームでは回復値が1になる。 マキシムトマト カービィの体力が全回復する。 1UP カービィの残り人数(残機)が1増える。 キャンディー 一定時間無敵状態になる。敵自身への接触などによるダメージを受けない。 ワープスター カービィを別のエリアへ連れていく。役目自体は扉や大砲と変わらない。一部のワープスターは画面内に出た後左スクロールを行い画面端ギリギリで画面外に出して再び右スクロールを行うと消える事があり、消えた場合はワープスターよりもさらに右にスクロールして進む事ができる。消えたワープスターは画面端ギリギリ以外で画面外から画面内に戻せば普通に復活する。 スターロッド 7本に分けられたこれをレベル1~6のボスとデデデ大王が持っている。入手するとレベルクリアになる(デデデ大王はモードを問わず出さない)。ナイトメア パワーオーブやナイトメア ウィザードとの戦いでは、武器として使用する。 地名 レベル名はレベル7と8を除いて食べ物+環境になっており、レベル8を除いて英単語が韻を踏んでいる。 レベル1 ベジタブルバレー (VEGETABLE VALLEY) 谷や森を進んでいく。 1-1最初の敵はワドルドゥ。UFOが飛んでいる隠し部屋がある。 1-2最初のエリアに「HALブロック(HAL部屋)」が存在する。途中で中ボスのポピーブラザーズSr.と戦う。その次は洞窟の中を進んでいく。 1-3山の上を進む。水中を泳ぐエリアもある。 1-4最初のエリアでMr.フロスティと戦う。森の中を進んでいく。 1-ボスボスのウィスピーウッズと戦う。 レベル2 アイスクリームアイランド (ICECREAM ISLAND) 海や島を進んでいく。 2-1海岸を進む。カービィが近づくと落ちてくるココナッツが多い。 2-2引き続き海岸を進むが、途中からワープスターに乗って砂漠を進み、そこから海岸に戻ってくる。中ボスのグランドウィリーが初登場。 2-3海岸→洞窟→海岸と進む。メタナイツ軍団が初登場。 2-4雲の上を進み、途中から島へ降りてくる。中ボスのMr.チクタクが初登場。 2-5森→山岳→雲の上と進む。星ブロックが大量にあるエリアではハイジャンプをコピーしていると進みやすい。 2-ボスボスのペイントローラーと戦う。 レベル3 バタービルディング (BUTTER BUILDING) 高い塔を登っていく。大スイッチが初登場する。 3-1塔の最下層を進む。大スイッチが初登場。 3-2塔の外を回るエリアがある。中ボスのバグジーが初登場。 3-3引き続き塔の外を回るエリアがある。ステージ終盤は分岐が多い。 3-4ワープスターを降りた後にメタナイツと戦う事になる。吹き上がる強風エリアにはゴルドーやシャッツォがいる。 3-53回目の塔の外を回るエリアがある。中ボスのボンカーズが初登場。 3-64回目の塔の外を回るエリアがある。大スイッチもある。 3-ボスボスのMr.シャイン Mr.ブライトと戦う。 レベル4 グレープガーデン (GRAPE GARDEN) 雲の上や城の中を進んでいく。 4-1雲の上を進む。大スイッチがある。 4-2城の中を進む。中ボスのポピーブラザーズSr.は2体同時に出てくる。 4-3飛行船の間を進む。導火線と大砲が初登場。大スイッチがある。 4-4森や平地、更に洞窟の中を進む。中ボスのローリングタートルが初登場。 4-5宮殿を進む。メタナイツのジャベリンナイトはこのステージにしかいない。 4-6城の中を進む。大スイッチがある。 4-ボスボスのクラッコと戦う。なお、本作ではボス面は原則ボスとの対決がすぐに始まりボスまでの道のり(コース)は無いのだが、ここだけは例外で上に登っていくコースが存在し、さらに登りきるまで無敵状態のクラッコJr.が襲ってくるという厄介な面となっている。 レベル5 ヨーグルトヤード (YOGURT YARD) 山岳地帯や洞窟の中を進んでいく。 5-1雲の上から山へ下りていく。大スイッチがある。 5-2山腹の洞窟に入り、山頂へと上っていく。 5-3洞窟→森→洞窟と進む。最後の洞窟はトゲが多い。 5-4洞窟を抜け、滝が流れているエリアを進む。メタナイツがおり、大スイッチがある。 5-5森→城の中→森と進む。大スイッチがある。中ボスのファイアーライオンが初登場。 5-6海岸を進む。最初のエリアはウィリーが多い。大スイッチがあるものの、水中にある硬いブロックを破壊できる能力が必要。 5-ボスボスのヘビーモールと戦う。ヘビーモールが掘り進んでいくのを追う形式のため、珍しい強制スクロールのボス面となっている。 レベル6 オレンジオーシャン (ORANGE OCEAN) 海や雪原を進んでいく。ボスステージ以外の全てのステージに大スイッチがある。 6-1海岸を進む。 6-2滝→雲の上→海岸と進む。 6-3船に乗り込む。大スイッチが見つけにくい所にある。 6-4海岸→洞窟→海岸と進む。爆発するココナッツが多く設置されている。 6-5氷山を登っていく。 6-6雪原を進む。途中でルートが上下に分岐する。最後にメタナイツと戦う。 6-ボスボスのメタナイトと戦う。 レベル7 レインボーリゾート (RAINBOW RESORT) 引き続き雪原地帯を進む。ここに夢の泉がある。 7-1凍った道を進む。大スイッチがある。 7-2高い塔の中でグランドウィリー以外の中ボスと連続で戦う(通称「中ボスタワー」)。表ルートではポピーブラザーズSr.→Mr.チクタク(既に扉が開いてるのでスルー可能)→Mr.フロスティ→ボンカーズ→ローリングタートル→バグジー→ファイアーライオンの順に戦う。裏ルートではボンカーズ→ローリングタートル→バグジー→ファイアーライオン(全員素早い)の順に戦う。1UPが6個(外見上は5個)入手できる。合流地点でワープスターに乗った後は、最後の最後にブレードナイトがいる。 7-3坂が多い道を進む。メタナイト(キャンディー持ち)が最後に出てくるステージ。 7-4夜道を進んだ後、4種類の狭い部屋を進む。 7-5エリア2で 7-2でハブられていた グランドウィリーと戦う。最後のエリアでは1UPが5個置かれているエリアへ行ける導火線と大砲がある。この大砲は導火線が短く、ゲーム中最高難易度である。 7-6初代『星のカービィ』がモチーフのステージで、地形やHUDなどがモノクロ化している。グリーングリーンズ→キャッスルロロロ→フロートアイランズ→バブリークラウズの順に進んでいく。大スイッチがある。中ボスやレベルボスは全くいない。音楽は全体を通して「グリーングリーンズ」で、他のエリアの音楽は流れない。 7-ボスボスのデデデ大王と戦う。 レベル8 ザ ファウンテン オブ ドリーム (THE FOUNTAIN of DREAM) デデデ大王を倒した直後に始まる。 夢の泉にスターロッドを戻すが、そこから封印されていたナイトメアが出てくる。 上空でナイトメア パワーオーブと戦い、月でナイトメア ウィザードとの最終決戦が始まる。 レベル8の表記は出るものの、システム上は「7-ボス」からひと続きの面扱いで、オートセーブも「7-ボス」まででレベル8から開始する事はできない。 BGM 「ゲームのおんがく を きく」やサウンドトラックの順番ではなく、ゲームの進行順に並べている。 絵書き歌 ゲームを起動してから最初に流れる曲。 タイトル画面/デモ タイトル画面やそこから続くチュートリアルデモなどの曲。 平地の面 ベジタブルバレーの初回デモ、1-1、1-3、2-4の曲。 地下の面 1-2、4-3、5-2の曲。4-3は地下ではないが……。 森の面 1-4、3-6(暗い部屋)、4-4(エリア2以降)、4-6(暗い部屋)、5-5の曲。 クレーンフィーバー(ボーナス面) ボーナスステージ「クレーンフィーバー」でクレーンを動かしていない時の曲。平地の面のアレンジ。 LEVEL1のレベルマップセレクト ベジタブルバレーのマップ画面の曲。 海と船の面 アイスクリームアイランドの初回デモ、2-1、2-3、2-5、6-4の曲。 山地の面 ヨーグルトヤードの初回デモ、2-2、5-1、5-3、5-4、5-6の曲。 卵のボーナス面 ボーナスステージ「たまごきゃっちゃ」、闘技場、7-2(塔の中)の曲。 LEVEL2のレベルマップセレクト アイスクリームアイランドのマップ画面の曲。 城の面 バタービルディングの初回デモ、3-1、3-2、3-3、3-4、3-5、3-6、4-2、4-6の曲。 早撃ちカービィ ボーナスステージ「早撃ちカービィ」の対戦開始時の曲。 LEVEL3のレベルマップセレクト バタービルディングのマップ画面の曲。 雲の面 グレープガーデンの初回デモ、4-1、4-4、4-5、7-4の曲。 LEVEL4のレベルマップセレクト グレープガーデンのマップ画面の曲。 LEVEL5のレベルマップセレクト ヨーグルトヤードのマップ画面の曲。 海中の面 オレンジオーシャンの初回デモ、6-1、6-2、6-3の曲。 夢と寒冷地の面 レインボーリゾートの初回デモ、6-5、6-6、7-1、7-2(塔の外)、7-3、7-5の曲。 LEVEL6のレベルマップセレクト オレンジオーシャンのマップ画面の曲。 白黒(Game Boy)面の平地の面 7-6やスタッフロールの曲。 ゴールゲーム(仮) ゴールゲーム開始時やスターロッドが出現した時の曲。 面クリア時の踊り ゴールゲーム終了時の曲。スターロッド入手後はロングバージョンが流れる。 LEVEL7のレベルマップセレクト オレンジオーシャンのマップ画面の曲。 博物館と星乗り場 博物館やワープスター発着場の曲。 ボス レベルボスやメタナイツ戦の曲。 LEVEL8の最初 ザ ファウンテン オブ ドリームのデモ曲。 ナイトメア・パワーオーブ(仮) ナイトメア パワーオーブ戦の曲。 最終ボス ナイトメア ウィザード戦の曲。 ミス(仮) プレイヤーダウンの曲。 ゲームオーバー ゲームオーバーになった時の曲。 エンディング・デモ エンディングデモやスタッフロール終了後の曲。 攻略情報 マイク能力で2回歌って使用回数を残り1回にした後、最後の1回を歌いながらスターロッドを入手したりワープスターに乗るなどで歌う動作がキャンセルされると、マイク残り使用回数が0回にもかかわらずマイク能力が残った状態になり、この状態で歌うと負のオーバーフローが起こり、マイクの使用回数が255回(「P5」表示)になる。 ソード/パラソル/ハンマー/ユーフォーをコピーしている時にダメージを受けた瞬間や能力を捨てた瞬間にポーズをかけてドアから出ると、ノーマル状態のまま能力を保持する。 ゴールゲームで7→6→5→4→3→2→1の順に着地すると、一度に30UPする。 関連作品 【星のカービィ 夢の泉デラックス】…本作のリメイク。 【星のカービィ 20周年スペシャルコレクション】 紹介動画 移植・リメイク 【星のカービィ 夢の泉デラックス】本作のフルリメイク。 【星のカービィ 20周年スペシャルコレクション】本作がそのまま収録されている。 【バーチャルコンソール】2007/02/27にWii向け、2013/04/17にWiiU向けに販売された。ニンテンドー3DSは3Dクラシック版が発売したためか無し。 【3Dクラシックス】2012/04/25に販売。ドット絵を目コピして再制作するコンセプト故に資料が足りていなかったのか、ゴールゲームで30UPする裏技や一部のバグ技が再現されていない。(ただし、30UPに関しては発売した頃の当時に情報公開されておらず、公式ガイドブックにも載っていないまさに「真の隠し要素」だったため、スタッフ間ですら情報共有されていなかった可能性がある。) 【ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ】?バーシャルコンソール版と同様。 【ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online】2019/02/13に配信された。2020/03/13にはSP版の「「エキストラゲーム」バージョン」が配信。最初から「エキストラゲーム を あそぶ」や「ゲームのおんがく を きく」が解禁されたデータが用意されてある。 余談 一部の【ファミリーコンピュータ】のソフトは、リセットボタンを押されたかどうかをソフト側で判定している。(本体からはリセットボタンを押した事を示す信号が出ていないので、判定方法はソフト毎に異なる。)本作もそのようなソフトの1つであり、リセットボタンが押されたと判定した場合は絵描き歌をスキップしてすぐにタイトル画面が出るようになっている。 『Nintendo Switch Online』版でもメニューのリセットを押した場合きちんとこの動作になる。 「ゲームのおんがく を きく」の曲番号は16進数になっている。 コメント 名前 全てのコメントを見る?
https://w.atwiki.jp/inazumago3galaxy/pages/16.html
ステータスはLv99未特訓状態のもの。ステータスプラス系スキルによる増分は含まない。 技名の後の(C)はシュートチェイン、(L)はロングシュート、(B)はシュートブロック、(P)はパンチング。 配色は以下の通り。男性、女性、不明 SH技、OF技、DF技、GK技、スキル 化身、ソウル 月山国光 白恋 木戸川清修 幻影 新雲 聖堂山 ドラゴンリンク アンリミテッドシャイニング エンシャントダーク ゼロ 月山国光 名前 コミュニティ Pos 属性 GP TP Kic Dri Blo Cat Tec Spe Sta Luc Fre 技1 技2 技3 技4 オーラ いちもんじ 白熱のHRメンバーズ FW 風 147 170 104 128 73 34 88 152 97 83 200 ロケットヘッド 伝来宝刀 クレイモア ギガトンヘッド(C) 紅きメガホーク おさふね 白熱のHRメンバーズ DF 火 130 131 76 72 149 61 77 88 123 95 250 ツインミキサー キョウボウヘッド(L) スパークエッジドリブル ビッグシザース かい 白熱のHRメンバーズ MF 山 142 144 73 112 115 40 104 117 66 57 230 デザートドリフト スピニングトランザム スピードプラス10 クロシオライド かねひら 白熱のHRメンバーズ DF 山 147 144 71 66 154 52 78 72 114 104 200 ツインミキサー エレファントプレス スタミナプラス20 ザ・ウォール(B) からすま 白熱のHRメンバーズ FW 風 153 116 102 64 71 68 102 89 85 79 210 伝来宝刀 ディフェンス方程式 TPプラス30 風神の舞 こばやかわ 白熱のHRメンバーズ DF 林 119 131 88 107 102 40 102 138 114 62 200 ツインミキサー ノーペナルティ! リニアドライブ コイルアッパー さなだ 白熱のHRメンバーズ DF 林 142 108 76 70 141 76 81 88 83 85 240 テクニックプラス10 一夜城(B) ローリングカッター クラッシャー さもんじ 白熱のHRメンバーズ FW 火 156 121 120 88 73 42 47 83 123 73 220 あびせげり(C) ダッシュトレイン GPプラス30 火縄バレット(L) しばた 白熱のHRメンバーズ FW 山 144 162 120 97 71 47 95 135 85 76 220 ロケットヘッド キョウボウヘッド(L) クレイモア 伝来宝刀 蒼きリューク たけなか 白熱のHRメンバーズ DF 林 105 142 66 83 117 59 104 88 92 68 210 ドリブルプラス10 マボロシショット 安定感 Zスラッシュ つきしま 白熱のHRメンバーズ MF 風 122 173 88 94 113 52 123 104 81 92 210 クレイモア スピードプラス30 ワンダートラップ ジグザグスパーク はちすか 白熱のHRメンバーズ DF 風 130 157 78 98 86 47 136 95 128 72 240 ツインミキサー リカバリー スピニングカット(B) スタミナプラス30 ひょうどう 白熱のHRメンバーズ GK 山 150 139 66 76 102 146 131 100 76 96 240 あばれぐるま(P) だいばくはつはりて(P) ハードパンチャー 大国謳歌 巨神ギガンテス まさむね 白熱のHRメンバーズ MF 火 144 147 76 104 124 45 95 114 69 73 200 クレイモア キョウボウヘッド(L) ロングスロー 一夜城(B) みなみさわ 白熱のHRメンバーズ FW 風 147 136 144 119 107 55 112 109 102 90 200 ソニックショット プラズマボール(L) ウルフレジェンド(L) クロシオライド やまもと 白熱のHRメンバーズ GK 風 105 157 66 88 76 81 119 88 78 78 270 シュートポケット キラーホエール キャッチプラス20 あばれぐるま(P) 白恋 名前 コミュニティ Pos 属性 GP TP Kic Dri Blo Cat Tec Spe Sta Luc Fre 技1 技2 技3 技4 オーラ いてつき 激闘のHRメンバーズ FW 林 156 162 125 100 81 47 92 119 100 88 200 エターナルブリザード アイスグランド スピードプラス20 ウルフレジェンド(L) いとう 激闘のHRメンバーズ DF 山 144 152 83 87 96 50 120 92 97 70 260 アイスグランド スタミナプラス30 ギアドライブ エアライド おうじか 激闘のHRメンバーズ DF 山 144 147 61 102 120 52 85 104 100 71 220 ホワイトブレード ドリブルプラス10 フラクタルハウス スパイラルドロー おたる 激闘のHRメンバーズ DF 林 142 149 66 81 144 47 68 100 117 97 250 アイスグランド ドリブルプラス20 リニアドライブ グランドスイーパー(B) きたき 激闘のHRメンバーズ MF 火 119 167 64 115 94 71 116 119 90 107 270 ホワイトブレード スピードプラス10 アイスグランド ノーザンインパクト(C) 精鋭兵ポーンW グリズリー 激闘のHRメンバーズ FW 火 144 121 154 92 95 47 45 107 120 81 200 導火線 ヘッドバズーカ ワイドレンジ エンドレスサマー こおり 激闘のHRメンバーズ MF 風 122 155 76 99 94 50 128 109 90 92 200 ホワイトブレード エターナルブリザード そよかぜステップ ウルフレジェンド(L) しろさき 激闘のHRメンバーズ GK 風 133 162 68 81 90 125 123 109 76 96 250 クリスタルバリア イケメンUP! ブロックプラス20 スターリフレクション(P) とうや 激闘のHRメンバーズ MF 火 147 144 83 128 102 47 100 121 66 71 200 ホワイトブレード ドリブルプラス10 マボロシショット クリティカル! ひだか 激闘のHRメンバーズ MF 風 122 160 85 110 98 57 133 97 85 85 230 スピニングカット(B) GPプラス20 スリムレンジ ホワイトブレード ほくげん 激闘のHRメンバーズ DF 風 156 160 76 77 120 61 100 90 110 85 220 アイスグランド キラースライド GPプラス20 アトランティスウォール(B) まかり 激闘のHRメンバーズ DF 風 130 160 83 117 133 54 90 112 97 83 260 アイスグランド スピニングアッパー エアライド エターナルブリザード 狂戦士ディアベル もざき 激闘のHRメンバーズ GK 山 159 129 70 76 107 86 83 99 100 87 200 ぶっとびパンチ(P) ロングスロー 山のこころえ サンドノック(P) ヤマネ 激闘のHRメンバーズ MF 山 125 165 78 107 70 45 95 123 85 88 230 ホワイトブレード ゴールドフィーバー スピードプラス20 スカイツリーフォール ゆきむら 激闘のHRメンバーズ FW 風 162 139 162 121 92 85 109 126 104 116 200 パンサーブリザード(C) ホワイトブレード リカバリー ブラックドーン 豪雪のサイア るもい 激闘のHRメンバーズ MF 林 144 139 71 125 72 45 90 157 88 62 200 ホワイトブレード GPプラス10 スピニングトランザム キラーホエール 木戸川清修 名前 コミュニティ Pos 属性 GP TP Kic Dri Blo Cat Tec Spe Sta Luc Fre 技1 技2 技3 技4 オーラ いしかわ 激闘のHRメンバーズ DF 林 167 134 95 109 102 54 62 112 146 88 200 ビッグシザース デスサイズロー カウンタードライブ ザ・ウォール(B) いずみ 激闘のHRメンバーズ MF 風 122 147 85 102 94 50 142 112 71 81 200 ジグザグスパーク そよかぜステップ アインザッツ(B) かねもち おおいそ 激闘のHRメンバーズ DF 林 93 170 76 113 107 52 131 112 100 85 220 ビッグシザース GPプラス10 Zスラッシュ スクリュードライバー かたやま 激闘のHRメンバーズ GK 山 164 175 68 76 81 144 75 81 107 88 200 カウンタードライブ ブロックプラス20 山のこころえ フェンス・オブ・ガイア(P) 重機兵バロン かみや 激闘のHRメンバーズ FW 火 122 175 96 97 100 53 131 104 95 92 200 トライアングルZZ ロケットヘッド ドリブルプラス20 スパークエッジドリブル きしべ 激闘のHRメンバーズ MF 山 127 162 83 125 107 73 112 131 116 88 250 トライアングルZZ Zスラッシュ アクロバットキープ オケハザマウォール(B) 獣王レオン きぬがわ 激闘のHRメンバーズ GK 火 130 144 66 71 109 110 104 100 119 72 230 バーニングキャッチ シビレヒーリング ドライ・ブロー カウンタードライブ ごしき 激闘のHRメンバーズ DF 山 144 118 64 62 152 50 88 73 109 81 250 シルクロード キラースライド フットワークドロウ オケハザマウォール(B) こぬま 激闘のHRメンバーズ DF 林 130 131 71 83 131 64 107 94 104 85 200 ビッグシザース GPプラス10 マッシュルームホップ 皇帝ペンギン2号(C) しみず 激闘のHRメンバーズ MF 風 156 162 85 73 132 61 128 95 90 85 200 スピニングアッパー メガロドン ラッキープラス20 無影走破 せんだい 激闘のHRメンバーズ MF 林 127 131 85 120 109 52 88 95 71 85 230 リニアドライブ スピニングトランザム パワーシールド(P) 化身ハンター そうすけ 激闘のHRメンバーズ FW 山 159 131 133 102 83 53 107 100 114 81 250 火縄バレット(L) モグラフェイント キックプラス20 双飛遊星弾(B) 鉄騎兵ナイトW とびさわ 激闘のHRメンバーズ MF 火 119 136 88 107 94 52 147 109 66 83 200 Zスラッシュ あびせげり(C) じばしりかえん ブロックプラス20 やまざき 激闘のHRメンバーズ DF 火 142 144 73 111 133 52 97 112 83 57 200 ビッグシザース ブロックプラス10 デスドロップ(C) スパークエッジドリブル ゆかい 激闘のHRメンバーズ FW 風 139 160 76 102 71 40 90 133 95 88 200 メガロドン そよかぜステップ フライングフィッシュ(L) スリムレンジ よしひこ 激闘のHRメンバーズ FW 山 133 162 110 95 102 45 135 131 78 79 200 トライアングルZZ ぶっとびジャンプ(B) スピードプラス20 ダストジャベリン 幻影 名前 コミュニティ Pos 属性 GP TP Kic Dri Blo Cat Tec Spe Sta Luc Fre 技1 技2 技3 技4 オーラ あらき 激闘のHRメンバーズ DF 山 122 129 83 105 104 57 111 88 104 95 200 ウィリー・ウィリー ミニマムキラー キョウボウヘッド(L) デザートドリフト いりゅう 激闘のHRメンバーズ DF 山 156 129 76 70 128 61 77 90 123 83 200 TPプラス10 オラオラメンチ 一夜城(B) トリックボール うつろぎ 激闘のHRメンバーズ GK 風 133 155 62 81 83 133 88 95 76 83 210 イカサマ! バットアタック 風のこころえ かげつかみ えいじ 激闘のHRメンバーズ FW 林 133 136 133 112 76 57 88 123 97 100 200 トリックボール グングニル(L) ディープミスト(B) ダークトルネード(B) 道化師ファンタム おおき 激闘のHRメンバーズ FW 火 167 134 107 95 97 53 55 83 131 81 200 ド根性バット(B) デスサイズロー ドリブルプラス10 ラッキープラス30 おづの 激闘のHRメンバーズ DF 火 122 175 78 94 123 57 138 100 100 85 250 ディメンションカット オラオラメンチ 山のこころえ ザ・ウォール(B) くれない 激闘のHRメンバーズ DF 林 122 175 76 100 133 52 131 95 100 85 200 ディメンションカット かねもち デスサイズミドル(B) デスサイズロー げんいち 激闘のHRメンバーズ FW 火 136 131 141 107 71 64 88 131 100 81 200 トリックボール テクニックプラス30 バウンドフレイム 流星ブレード(B) 夢紳士ドリームアンクル こばと 激闘のHRメンバーズ MF 林 116 144 90 133 98 52 133 110 90 85 200 トリックボール ヘヴィキラー フラクタルハウス サザンクロスカット どうはら 激闘のHRメンバーズ MF 風 119 134 102 131 115 50 149 107 71 75 200 トリックボール ワンダートラップ シルクロード スピニングトランザム とりゆき 激闘のHRメンバーズ FW 風 133 129 131 100 83 60 88 121 95 102 200 スピニングアッパー スピニングトランザム Zスラッシュ ウルフレジェンド(L) はこの 激闘のHRメンバーズ GK 山 130 157 77 81 114 110 85 90 128 85 200 かげつかみ スピードプラス10 クラッシャー サーペントファング 勝負士ダイスマン ふだの 激闘のHRメンバーズ MF 風 119 155 76 136 100 59 159 126 81 79 230 オラオラメンチ キックプラス20 一夜城(B) スピニングトランザム まち 激闘のHRメンバーズ MF 山 156 162 85 112 109 52 90 104 88 90 220 パーフェクトコース ノーペナルティ! 五里霧中 スパイラルドロー まほろ 激闘のHRメンバーズ MF 林 122 136 126 152 96 85 131 112 83 104 230 マボロシショット イリュージョンボール くもの糸 ディザスターブレイク 幻影のダラマンガラス みちいえ 激闘のHRメンバーズ DF 山 156 124 73 105 104 52 59 83 128 96 210 ディグスルー オラオラメンチ カンガルーキック デザートドリフト 新雲 名前 コミュニティ Pos 属性 GP TP Kic Dri Blo Cat Tec Spe Sta Luc Fre 技1 技2 技3 技4 オーラ あめみや 結末のHRメンバーズ FW 火 156 147 159 142 123 53 121 119 88 116 200 アトミックフレア(B) スパークエッジドリブル サンシャインストーム(C) パワフルシューター 太陽神アポロ いり 結末のHRメンバーズ MF 林 133 142 76 110 77 47 92 146 78 90 200 ラッキープラス10 レインボーバブルショット(L) Zスラッシュ かっとびディフェンス(B) うえすだ 結末のHRメンバーズ DF 山 130 162 73 70 120 64 77 85 123 107 240 バウンドフレイム バーニングサマー デスサイズミドル(B) 火のこころえ うらの 結末のHRメンバーズ DF 林 133 131 76 98 141 61 85 102 123 121 250 クレイジーサンライト トレースプレス TPプラス10 ブロックプラス20 きだ 結末のHRメンバーズ MF 山 159 131 116 131 70 52 83 116 109 97 200 メロディウェイブ プレストターン ブリッツブリッジ(B) ドリブルプラス20 さた 結末のHRメンバーズ GK 山 119 144 62 76 102 136 109 85 114 104 270 スターリフレクション(P) キャッチプラス20 ハードパンチャー 無頼ハンド 鉄壁のギガドーン せれい 結末のHRメンバーズ GK 林 113 170 51 81 85 125 88 95 83 112 200 ゴッドハンド キャッチプラス20 TPプラス10 スターリフレクション(P) ちはら 結末のHRメンバーズ FW 山 119 170 94 100 104 53 109 107 90 107 200 古代の牙 スピードプラス30 ブーメランフェイント オーディンソード(C) ねぶち 結末のHRメンバーズ FW 風 127 131 138 102 78 75 85 119 109 95 260 デッドストレート(B) プレストターン キックプラス20 バブルボイル(C) 海帝ネプチューン ひが 結末のHRメンバーズ DF 風 147 121 90 105 89 52 62 107 131 87 200 キラースライド GPプラス20 デザートストーム シュートブロッカー ひなの 結末のHRメンバーズ MF 林 122 136 88 138 98 57 114 112 92 107 250 メロディウェイブ フォルテシモ(C) イケメンUP! ディープミスト(B) ふると 結末のHRメンバーズ MF 火 116 134 83 123 85 59 92 149 78 90 200 メロディウェイブ フーセンガム スピードプラス20 ドラゴンクラッシュ(C) まきさと 結末のHRメンバーズ DF 風 125 118 76 85 131 47 92 133 81 100 240 クレイジーサンライト リキッドフロウ サルガッソー ウォーターフォール(B) まずみ 結末のHRメンバーズ MF 火 167 116 83 138 68 42 76 119 97 71 230 バウンドフレイム 火のこころえ エンドレスサマー カザンガン(L) むくも 結末のHRメンバーズ DF 林 147 131 78 81 133 64 83 90 109 117 220 クレイジーサンライト 風のこころえ キラースライド マッシュルームホップ やすもり 結末のHRメンバーズ DF 山 119 118 73 98 125 52 125 90 88 98 230 クレイジーサンライト ノーペナルティ! スピニングアッパー アクロバットキープ 聖堂山 名前 コミュニティ Pos 属性 GP TP Kic Dri Blo Cat Tec Spe Sta Luc Fre 技1 技2 技3 技4 オーラ あそう 結末のHRメンバーズ MF 風 130 162 112 94 70 52 90 119 97 81 250 スパイラルドロー ドリブルプラス20 デススピアー(L) リキッドフロウ あとう 結末のHRメンバーズ FW 山 127 160 112 107 73 49 102 107 102 72 200 スピードプラス10 導火線 スピニングカット(B) バリスタショット(L) あませ 結末のHRメンバーズ MF 火 144 134 95 144 109 61 92 138 95 83 220 ラウンドスパーク トライアングルZZ ツバメ返し マグマカーペット 魅惑のダラマンローズ ありの 結末のHRメンバーズ MF 林 156 131 107 115 68 52 90 107 95 88 250 パーフェクトコース ハンターズネット(B) テクニックプラス20 デスサイズロー いやべ 結末のHRメンバーズ DF 林 127 142 71 113 149 76 96 100 112 77 200 エアーバレット(B) ブロックプラス10 デスサイズロー アトランティスウォール(B) おけがわ 結末のHRメンバーズ MF 火 133 139 73 144 90 57 90 141 97 77 220 デスソード アグレッシブビート ジグザグスパーク ボルカニックフライ くれい 結末のHRメンバーズ DF 山 156 162 102 66 157 64 100 85 117 112 200 エアーバレット(B) デザートドリフト ウィリー・ウィリー ダイナソーブレイク(C) くろさき 結末のHRメンバーズ MF 火 147 136 123 152 98 54 126 119 83 109 240 バリスタショット(L) ラウンドスパーク スピニングカット(B) ゴッドウィンド 炎魔ガザード こいざき 結末のHRメンバーズ FW 風 147 131 136 90 76 53 85 92 97 109 240 バリスタショット(L) ワンダートラップ リカバリー アクロバットキープ つつみ 結末のHRメンバーズ FW 火 130 144 144 95 73 51 90 88 95 112 230 ファイアトルネード(C) イケメンUP! メロディウェイブ フットワークドロウ てみず 結末のHRメンバーズ GK 風 105 155 51 83 81 141 100 97 102 97 200 ゴッドハンド ラッキープラス20 バリスタショット(L) シュートブレイク(P) ひゅうが 結末のHRメンバーズ MF 火 125 142 92 138 83 71 109 145 92 88 240 ラウンドスパーク バウンドフレイム バリスタショット(L) クレイジーサンライト 光速のマキシム ふろう 結末のHRメンバーズ DF 山 144 118 102 94 94 54 85 117 90 55 200 クレイジーサンライト 化身ハンター 化身のセツヤク! ディープミスト(B) ほずみ 結末のHRメンバーズ DF 山 130 131 107 98 131 52 96 107 97 79 230 エアーバレット(B) GPプラス10 アクロバットキープ フットワークドロウ まさき 結末のHRメンバーズ GK 山 122 157 64 76 88 128 109 85 114 107 260 ワイルドダンク キャッチプラス20 キラーエルボー ライジングスラッシュ(P) むねもり 結末のHRメンバーズ DF 風 159 157 64 70 128 92 111 95 115 109 220 エアーバレット(B) スピニングアッパー ブロックプラス20 サルガッソー ドラゴンリンク 名前 コミュニティ Pos 属性 GP TP Kic Dri Blo Cat Tec Spe Sta Luc Fre 技1 技2 技3 技4 オーラ あいかわ 結末のHRメンバーズ MF 林 130 131 121 141 77 78 88 112 100 102 230 スプリントワープ テクニックプラス20 スニーキングレイド ジョーカーレインズ 鉄騎兵ナイトW いかり 結末のHRメンバーズ MF 火 127 129 109 146 87 88 83 107 91 104 250 ブロックプラス20 昇り龍 ド根性バット(B) エンドレスサマー 鉄騎兵ナイトW かみやま 結末のHRメンバーズ MF 林 130 129 107 144 105 78 83 102 107 104 230 プレストターン グングニル(L) アインザッツ(B) オケハザマウォール(B) 魔宰相ビショップW ごういし 結末のHRメンバーズ DF 風 127 131 83 98 146 88 126 133 100 112 230 バニシングカット キョウボウヘッド(L) デスサイズロー ザ・タワー(B) 番人の塔ルークW ごうさき 結末のHRメンバーズ FW 火 127 118 136 97 71 51 88 104 90 104 220 ドリブルプラス20 バウンドフレイム レインボーバブルショット(L) ダブルショット(L) ごずま 結末のHRメンバーズ MF 山 127 129 119 136 66 54 102 102 97 90 230 スカイウォーク デスソード GPプラス20 エンドレスサマー ごだい 結末のHRメンバーズ FW 山 127 129 149 114 76 72 95 116 88 109 240 サウザンドアロー キックプラス20 ギガトンヘッド(C) コイルアッパー 精鋭兵ポーンW ごてんば 結末のHRメンバーズ GK 火 130 129 85 95 76 141 100 100 104 100 200 ゴッドハンド ちょうわざ! ドライ・ブロー シュートブレイク(P) ごとう 結末のHRメンバーズ FW 山 130 131 152 107 83 81 83 95 92 112 260 サウザンドアロー GPプラス20 ダイナソーブレイク(C) アスタリスクロック(B) 精鋭兵ポーンW ごのかみ 結末のHRメンバーズ MF 火 130 129 109 125 66 52 100 102 90 102 250 ラッキープラス20 昇り龍 デスソード プラズマボール(L) ごまき 結末のHRメンバーズ DF 風 127 129 90 96 152 112 112 131 97 102 230 バニシングカット エアライド リカバリー 真空魔(B) 魔女クイーンレディアW ごみ 結末のHRメンバーズ MF 山 127 129 102 141 100 69 79 114 123 100 230 スプリントワープ ドリブルプラス20 古代の牙 昇り龍 魔宰相ビショップW せいじょう 結末のHRメンバーズ FW 火 127 129 154 100 90 75 95 112 88 102 240 サウザンドアロー スパークルウェイブ(L) ドリブルプラス20 スパークエッジドリブル 精鋭兵ポーンW せんぐうじ 結末のHRメンバーズ GK 火 147 142 98 83 123 167 144 100 126 90 230 パワーシールド(P) シュートブレイク(P) ハードパンチャー 弧月十字掌(P) 賢王キングバーンW ほしい 結末のHRメンバーズ DF 林 127 129 83 98 141 59 95 116 95 100 210 プレストターン ラッキープラス20 ドラゴンクラッシュ(C) 真空魔(B) みと 結末のHRメンバーズ FW 山 127 126 141 97 73 53 95 107 95 102 240 スプリントワープ クイックパス パルクールアタック フローラルデスペアー 精鋭兵ポーンW アンリミテッドシャイニング 名前 コミュニティ Pos 属性 GP TP Kic Dri Blo Cat Tec Spe Sta Luc Fre 技1 技2 技3 技4 オーラ えじま ゴッドエデンのシードたち DF 山 127 155 76 105 162 85 100 107 138 83 240 デザートドリフト クラッシャー アトランティスウォール(B) ロックハンマー おにづか ゴッドエデンのシードたち DF 火 147 142 97 102 149 59 90 162 104 77 260 ゼロヨン リカバリー かっとびディフェンス(B) ボルカニックフライ ぎんざみや ゴッドエデンのシードたち MF 林 127 147 83 141 122 59 95 112 83 81 270 フォルテシモ(C) ラッキープラス30 ホワイトブレード オリンポスハーモニー さき ゴッドエデンのシードたち DF 林 130 157 78 96 157 102 109 119 107 88 230 プレストターン ブロックプラス20 ブリッツブリッジ(B) ザ・ウォール(B) ささやま ゴッドエデンのシードたち MF 風 130 139 109 136 107 61 88 126 104 78 240 風神の舞 ホワイトブレード クレイジーサンライト やきもちスクリュー(L) せいどう ゴッドエデンのシードたち MF 火 130 144 126 149 107 95 88 131 97 92 220 あびせげり(C) オイルラッシュ メロディウェイブ リニアドライブ 精鋭兵ポーンB はくりゅう ゴッドエデンのシードたち FW 風 156 152 183 126 73 62 147 121 95 107 240 ホワイトハリケーン(B) スプリントワープ ドラゴンブラスター(C) ゼロマグナム(B) 聖獣シャイニングドラゴン ふじき ゴッドエデンのシードたち DF 林 116 155 88 105 144 88 114 107 85 88 220 オリンポスハーモニー イカサマ! クレイジーサンライト マッシュルームホップ へびの ゴッドエデンのシードたち GK 山 113 162 81 76 123 159 136 85 107 98 230 サーペントファング テクニックプラス20 ハンターズネット(B) リバースワールド(P) ほだ ゴッドエデンのシードたち FW 山 130 144 162 114 83 90 92 97 116 85 260 デススピアー(L) アクロバットキープ ギガトンヘッド(C) スカイウォーク ミル ゴッドエデンのシードたち MF 風 139 134 85 141 90 81 131 157 112 57 200 ヘブンズタイム メガロドン コイルアッパー スピードプラス20 エンシャントダーク 名前 コミュニティ Pos 属性 GP TP Kic Dri Blo Cat Tec Spe Sta Luc Fre 技1 技2 技3 技4 オーラ あしや ゴッドエデンのシードたち GK 火 119 165 81 95 128 165 114 94 107 75 230 キルブリッジ テクニックプラス20 TPプラス20 ボルケイノヘッド(P) えだき ゴッドエデンのシードたち DF 火 130 147 83 109 152 76 92 119 95 76 240 バニシングカット デスドロップ(C) スクリュードライバー バンジースラスト カイ ゴッドエデンのシードたち FW 山 110 149 152 116 104 92 135 107 114 97 200 デスドロップ(C) ブリタニアクロス 古代の牙 スプリントワープ 番人の塔ルークB きや ゴッドエデンのシードたち DF 林 127 155 95 113 157 83 114 102 97 112 220 ディメンションカット ディグスルー ちょうわざ! 真空魔(B) シュウ ゴッドエデンのシードたち FW 林 156 155 173 133 112 70 123 119 95 76 230 ブラックアッシュ ストームゾーン バニシングカット ゼロマグナム(B) 暗黒神ダークエクソダス のや ゴッドエデンのシードたち MF 山 139 147 100 146 107 78 92 98 102 89 230 ディザスターブレイク スカイウォーク フラクタルハウス テンタクルホールド ひさくも ゴッドエデンのシードたち MF 風 159 144 121 144 96 57 95 131 92 83 200 スプリントワープ ビバ!万里の長城(B) 一夜城(B) リカバリー みちの ゴッドエデンのシードたち DF 風 147 144 88 107 152 59 57 133 154 81 200 バニシングカット 導火線 スピニングカット(B) クラッシャー もとの ゴッドエデンのシードたち DF 林 130 157 76 94 149 88 77 88 125 83 260 バニシングカット エレファントプレス ブロックプラス20 ビッグシザース ゆうき ゴッドエデンのシードたち MF 林 142 149 126 152 92 81 94 116 100 70 250 ギガトンヘッド(C) リニアドライブ クラッシャー デスドロップ(C) りんね ゴッドエデンのシードたち MF 山 162 149 119 149 90 52 83 104 100 76 230 ダイナソーブレイク(C) 林のこころえ デザートドリフト ガウスショット(C) 鉄騎兵ナイトB ゼロ 名前 コミュニティ Pos 属性 GP TP Kic Dri Blo Cat Tec Spe Sta Luc Fre 技1 技2 技3 技4 オーラ あしや ゴッドエデンのシードたち GK 火 119 165 81 95 128 165 114 94 107 75 230 キルブリッジ テクニックプラス20 TPプラス20 ボルケイノヘッド(P) えじま ゴッドエデンのシードたち DF 山 127 155 76 105 162 85 100 107 138 83 240 デザートドリフト クラッシャー アトランティスウォール(B) ロックハンマー えだき ゴッドエデンのシードたち DF 火 130 147 83 109 152 76 92 119 95 76 240 バニシングカット デスドロップ(C) スクリュードライバー バンジースラスト おにづか ゴッドエデンのシードたち DF 火 147 142 97 102 149 59 90 162 104 77 260 ゼロヨン リカバリー かっとびディフェンス(B) ボルカニックフライ カイ ゴッドエデンのシードたち FW 山 110 149 152 116 104 92 135 107 114 97 200 デスドロップ(C) ブリタニアクロス 古代の牙 スプリントワープ 番人の塔ルークB きや ゴッドエデンのシードたち DF 林 127 155 95 113 157 83 114 102 97 112 220 ディメンションカット ディグスルー ちょうわざ! 真空魔(B) さき ゴッドエデンのシードたち DF 林 130 157 78 96 157 102 109 119 107 88 230 プレストターン ブロックプラス20 ブリッツブリッジ(B) ザ・ウォール(B) ささやま ゴッドエデンのシードたち MF 風 130 139 109 136 107 61 88 126 104 78 240 風神の舞 ホワイトブレード クレイジーサンライト やきもちスクリュー(L) シュウ ゴッドエデンのシードたち FW 林 156 155 173 133 112 70 123 119 95 76 230 ブラックアッシュ ストームゾーン バニシングカット ゼロマグナム(B) 暗黒神ダークエクソダス せいどう ゴッドエデンのシードたち MF 火 130 144 126 149 107 95 88 131 97 92 220 あびせげり(C) オイルラッシュ メロディウェイブ リニアドライブ 精鋭兵ポーンB のや ゴッドエデンのシードたち MF 山 139 147 100 146 107 78 92 98 102 89 230 ディザスターブレイク スカイウォーク フラクタルハウス テンタクルホールド はくりゅう ゴッドエデンのシードたち FW 風 156 152 183 126 73 62 147 121 95 107 240 ホワイトハリケーン(B) スプリントワープ ドラゴンブラスター(C) ゼロマグナム(B) 聖獣シャイニングドラゴン へびの ゴッドエデンのシードたち GK 山 113 162 81 76 123 159 136 85 107 98 230 サーペントファング テクニックプラス20 ハンターズネット(B) リバースワールド(P) ほだ ゴッドエデンのシードたち FW 山 130 144 162 114 83 90 92 97 116 85 260 デススピアー(L) アクロバットキープ ギガトンヘッド(C) スカイウォーク ゆうき ゴッドエデンのシードたち MF 林 142 149 126 152 92 81 94 116 100 70 250 ギガトンヘッド(C) リニアドライブ クラッシャー デスドロップ(C) りんね ゴッドエデンのシードたち MF 山 162 149 119 149 90 52 83 104 100 76 230 ダイナソーブレイク(C) 林のこころえ デザートドリフト ガウスショット(C) 鉄騎兵ナイトB
https://w.atwiki.jp/20161115/pages/71.html
学園都市レベル4。それは決して低い数字ではない。 現状、確認できるのがレベル5までだからというだけでなく、学園都市に住む多くの超能力者の大半がそこまで辿りつけないからだ。 白井黒子はそんなレベル4の超能力者である。能力名は『空間移動』。 触れたモノや者を計算した座標に瞬間的に移動させる能力だ。 当然、対象に触れなければ能力を発動できないため、戦闘面においては能力だけに頼るのではなく、鍛錬も積んでいる。 そんな彼女は、学園都市の中でも間違いなく強者の部類だろう。 さて。そんな彼女のいまの相手は魔法少女の佐倉杏子。 彼女も彼女で、長年魔法少女として見野市で魔女と戦い続けてきたベテランである。 その戦闘術は主に槍による近~中距離戦。 本来ならば幻惑の魔法を使えたのだが、父親が家族を連れて無理心中してからというものの、その魔法を使うことはできなくなっていた。 じゃんけんで例えれば、選択肢はグーとチョキのみ。そんなハンデを負ったまま、師と仰いだ魔法少女から離れ、一人でここまで生き残ってきた。 彼女もまた、猛者と言っても過言ではないだろう。 そんな二人だが、その戦況は停滞していた。 黒子は振るわれる槍を極力能力を使わず、己の身体能力のみで躱す。 杏子は明らかに空間移動を使い避けさせようと攻撃している。 焦って下手に能力で躱せば、先程のように動きを先読みされ攻撃を受けてしまうからだ。 そのため、多少の掠り傷は甘んじて受け、確実なる勝機を伺っているのだ。 対する杏子はというと、彼女も決して余裕綽々ではない。 身体能力は自分の方が上のはずだが、それにしては黒子が粘っているのだ。 本来なら、とうに黒子が痺れを切らし、瞬間移動で攻撃を躱している筈だった。 だが、彼女は多少の傷などものともせず杏子の槍をその身ひとつで躱し続けている。 想像以上に戦い慣れている黒子の実力は認めざるをえないだろう。 現状では、身体能力で勝るぶん杏子が優位ではある。 このまま戦い続ければ、杏子がなにかミスでも冒さぬかぎり彼女の優位は揺らがないだろう。 だが、黒子はこの形成を変えるチャンスがあることを確信していた。 それはなにか。 外部からの助っ人?いいや、そんな淡い希望染みたものではない。 そのチャンスは、ほどなくして訪れる。 カッ。 槍を避けた黒子の脚が、なにかを踏みつける。 (―――あった!) 黒子はすかさずしゃがみ込み、その踏みつけたなにかへと触れる。 同時に。 杏子の右肩に走る痛み。 その痛みは杏子の動きを鈍らせ、それに伴い槍の動きも鈍くなる。 痛みのもとを見やれば、そこに撃ちこまれていたのは小さなネジ。 (チャンスは、いま!) 黒子が槍を躱しつつ待っていたのは、工場でよく使われるネジだ。 普段使用する金属矢を没収されている黒子には、現状武器が無く、その代用として探していたのがこのネジだった。 ネジさえ見つかれば後は簡単。このネジを能力で杏子の肩へと撃ちこむだけだ。 唐突な痛みは行動を制限し戦意を削がせる。 拘束するなら、いまこの瞬間が最大の好機だ。 まずは瞬間移動で転倒させる。 そのためには対象に触れなければならない。 杏子に触れようと黒子は右手を伸ばす。 ぐるり。 黒子の手が触れた瞬間、杏子の世界が180°傾く。 同時に、杏子の右足が突き出され、黒子の額へと放たれる。 ありえない反応の速さに、黒子は思わず目を見開き、迫る蹴りへの反応が遅れ、額で受け止めざるをえなかった。 杏子が突然の痛みに怯んだのは決して演技ではない。そこまでの反応は素だ。 だが、黒子が空間移動で、自分を反転させることはあらかた予想はしていた。 杏子は、最初に乱入してきた時の黒子の攻撃手段を覚えていた。 彼女は、掴みかかったレヴィを宙回させた。 あの時はレヴィのあまりの反応速度に気をとられていたが、本来ならば、レヴィが地面に落ちた時点で踏みつけるなりマウントをとるなりで無力化しようとしたのだろう。 ならば、移動させる位置は黒子自身の近くであると予想は立てやすい。 自分の身体が逆さになるのも、予想しておけばいくらでも対応はできる。 杏子は己の脳天が地に着く寸前に両掌を着け、一旦逆立ちになり速度を殺すことで身体への負担を減らした。 そのまま両手を屈伸させ、腕力で跳躍し体勢を立て直す。 蹴りを受けた黒子だが、体勢が体勢であり本来の半分にも満たない威力の蹴撃だったため、少々の痛みと額が赤みを増す程度で済んでいた。 両者は再び向かい合い睨み合う。 互いに少々の手傷を負わせたうえでの仕切り直し。 ☆ レヴィは、その手に持ったダイナマイトを投擲。 導火線には火が点いている。あと数秒もすればT-1000の付近で爆発を起こすだろう。 だが彼は一切動じずに銃を構え、爆弾を撃ち抜いた。 当然、起こるのは爆発。 派手な音と共に巻き上がる爆炎とT-1000の技量に、レヴィはヒュゥと口笛を吹いた。 いまの一投は、敵が爆弾に対してどうでるかの様子見だ。 レヴィ自身、T-1000がなにもできずに被弾するとは思っていなかった。 ただものではないのはわかっていたことだが、ダイナマイトに動じず正確に撃ち抜いたあたり、かなりの技量を持ち合わせているらしい。 おそらくこのままダイナマイトを投げ続けたところで届きはしない。銃弾が効かなかった謎も合わせればかなり厄介だ。 (だが構わねえ。こちとらダラダラと延長戦に持ち込む趣味はねえ) だが、レヴィの戦闘スタイルは元々慎重には程遠い。 短期決戦。勝てば美味い酒をのみ負ければ不様な骸を路地に晒す。そんな生死を掛ける勝負でも、流れ星が落ちるまでに簡単に決するような瞬間の煌めき。 それは、本来の二挺拳銃(トゥーハンド)であろうとなかろうと変わりはない。 呼吸も、鼓動も、脳髄も、全てホットに冷静(クール)。いつも通りだ。 さあ、死の踊りとしゃれ込もう。 ダイナマイトの導火線に火を点け、再び投擲。 T-1000は、先程の流れを再現するかのようにソレを撃ち抜く。 違うのは、撃ち抜かれたダイナマイトが爆発しないこと。 予想外のことに、T-1000は思わず動きを止める。 (いまのはあらかじめ火薬をあらかた抜いて、念入りに湿らせておいたやつだ。どんなけ着火しようが煙草の代わりにもなりやしねえ) いまの一投はフェイク。本命は二投目だ。 低い姿勢からのアンダースローにより、ダイナマイトは地面スレスレを高速で滑空する。 フェイクに気を取られていたT-1000は反応が遅れ、迫るダイナマイトを撃ち抜くことができない。 銃を腰のホルスターへと仕舞い込み、一足飛びで後退し、ダイナマイトから距離をとる。 火が導火線を侵食し爆発する。 爆風はT-1000の全身を煽り、その熱で服を、皮膚を焦がしていく。 無論、その程度で行動不能に陥る彼ではないが、眼前の熱風はレヴィの探知を阻害し行動の停止を余儀なくされる。 だが、晴れるのを待たずして熱風を掻き分け迫る者が一人。 レヴィは、己の身が高熱に晒されるのも厭わずT-1000へ特攻したのだ。 T-1000が彼女の存在を探知した時にはもう遅い。 彼の顔に向けて放たれるは、レヴィの後ろ回し蹴り。 狙いは頬やこめかみなどではなく眼球。人体の中でも解りやすい急所である。 踵がそこにめり込む感触と共に、レヴィは追撃の手を伸ばす。 ガシリ、とレヴィの手が掴まれる。 T-1000は、澄ました表情のままレヴィの腕を吊り上げ、右脇の下へと回し蹴りを放つ。 レヴィはほぼ反射的に左手を挟み込み脇への直撃を防ぎ、右手を掴むT-1000の左手を無理やり引きはがし後退する。 「眼球に当たってるんだぜ。ちったぁ痛がれよ」 T-1000は、追撃のために腰に手を当て銃を抜こうとする。 が、見当たらない。腰のホルダーは、既に空になっていた。 「探し物はコレかい、おまわりさん」 レヴィを見やれば、その手の中でT-1000が先程まで使用していた銃をクルクルと弄んでいる。 「悪党の前でそんなに隙を見せちゃ駄目じゃねえか。こんな簡単にスられるようじゃ街の安全なんざ守れねえよ」 銃を奪われた。その事実を認識すると、Tー1000は近接戦へと持ち込むために駆けだす。 「遅ェよ」 響く銃声。 放たれた弾丸はT-1000の眉間へと放たれ吸い込まれるように着弾した。 T-1000は、2、3歩後ろへとよろけるとそのまま仰向けに倒れ天を仰いだ。 「......」 勝利したというのに、レヴィの顔は浮かない。 それどころか、警戒心と殺気は微塵も消えていなかった。 「...くだらねえ三文芝居は止めな。てめえ、脳みそはどこへやったんだ」 その言葉を聞き遂げるのとほぼ同時に、T-1000は顔色ひとつ変えずにむくりと上体を起こした。 頭部に被弾したというのに血が一滴も飛び散っていないのだ。 この光景を目にすれば、レヴィでなくとも違和感を感じたことだろう。 「なるほど。最初に心臓撃たれても生きてたのは防弾チョッキなんかじゃなく、そういう身体の仕組みだったからか。おまけに化けの皮も剥がれて踏んだり蹴ったりってやつだな、賞金首」 T-1000の普通の首輪の下から覗かせる真赤な首輪。 レヴィの弾丸を受けた部位の修復により、首輪に巻いていた分の流体金属が剥がれてしまったのだ。 「......」 T-1000は、立ち上がり程なくして、くるりと踵を返してコンテナの密集地帯へと駆けこんだ。 単なる逃走か、それとも策があるのか。 なんにせよ構わない。目の前にカモがいるなら地の底まで追いつめる。 レヴィは、躊躇いなくT-1000の後を追った。 「あ?」 しかし、その先にあったのは左右を挟んでそびえ立つ、数個の巨大なコンテナだけ。T-1000の姿はどこにもなかった。 レヴィはコンテナの森へと踏み込む。 (コンテナの間には通れるかどうかの隙間がある程度...まさか、あそこに隠れたのか?) だとすれば、なんとも単純な待ち伏せだろう。もはや作戦でもなんでもないではないか。 だが、この状況ではそれが効果的なのは厄介だ。こちらは左右どちらにいるかを当てなければならないが、あちらはレヴィが顔を出したところを狙うだけだ。 それでも行かなければ決着をつけることができないのだから尚更だ。 (仕方ねえ。こいつでおびき出すか) まずはダイナマイトを投擲し様子を窺おう。もしも投げた方の隙間にいればなんらかのアクションがあり、なにもなければ潜んでいるのは逆の隙間にいる可能性が高い。 レヴィは、ダイナマイトとライターを取り出した。 瞬間。 レヴィは咄嗟に身を捩った。 それは、なにも確信があった訳ではない。 いうなれば、それは『勘』。 長年の経験により積み重なった、生き残るための本能。 そしてそれは見事に的中し、左方から伸びた刃がレヴィの指を掠め鮮血を散らした。 ダイナマイトとライターが空を舞う。 彼女は目を見張った。 なんせ、その刃の出所は、コンテナの中からだったのだから。 何時の間に入ったのだろうか。それを考える間もなく、ほぼ反射的に銃を抜き発砲する。 だが、コンテナの厚い壁は弾丸を弾くだけだ。奥にいるT-1000には届かない。 延びた二本の刃は、垂直に下ろされ、コンテナを切裂いていく。 これだけの切味なら、見失った数秒で中に入ることも簡単だろうとレヴィは推測した。 切り裂いた壁を蹴り飛ばし、レヴィの前へと姿を見せるT-1000だが、落ちたダイナマイトとライターを回収するなり、再びコンテナの中へと戻ってしまう。 それを追いかけるレヴィだが、コンテナに足を踏み入れた途端、充満する粉に思わず足を止めてしまう。 (コイツは小麦粉か?だとすりゃあ) 下手に銃を使う訳にもいかねえか。 そう思ったレヴィだが、差し込んだ月明かりに照らされたT-1000の姿に、思わず目を見開いてしまう。 その手に握りしめられるのは、ライターとダイナマイト。 そして、T-1000の指は、ライターの蓋に触れている。 「お、おい。テメェ、まさか...」 キンッ。 引きつった笑みを浮かべるレヴィを余所に、ライターの蓋は開かれ、導火線に火が点いた。 ☆ それは唐突だった。 一つのコンテナが爆発、そこから連鎖するかのように次々にコンテナは爆発していく。 互いの戦闘に集中していた杏子と黒子も、思わずたじろぎ動きを止めてしまう。 その瞬間が致命的だった。 誘爆は、瞬く間に二人のもとへと近づいてくる。 「ッ!」 先んじて動いたのは黒子。 杏子が爆発に気を取られ固まっている隙を突き、有無を言わさず能力を発動。 二人の身体はその場から消え失せ、爆発との距離は遠ざかる。 だが、その行為も空しく。 瞬く間に爆風は目前へと迫り、二人の身体を飲みこんだ。 ☆ 轟音。 まるでなにかが爆発したかのような音が、玄野と陽炎の耳に届く。 何事かと目を向ければ、そこにはもうもうと立ち昇る煙と火の手。 間違いない。あそこでなにかがあったのだ。 「す、スッゲェ爆発...」 玄野はそう漏らすと同時に、そこにいるかもしれない友の安否を気遣う。 もしも加藤があそこにいたら間違いなくピンチに陥っていることだろう。 仮にあの爆発に巻き込まれていなくとも、彼ならば間違いなくあそこへ向かい生存者の救出に向かうだろう。 そう考えると気が気ではなかった。すぐにでも向かわなければ。 「陽炎さん!」 玄野の呼びかけに、陽炎は黙って頷く。 陽炎は、玄野が現場へと向かうのを止めはしなかった。 あの場に弦之介か朧がいる可能性があるのもそうだが、彼女は玄野がどの程度の男なのかを見極めたかった。 彼は生き残ることに関しては自信があると言い張っていた。 それだけ自負するなら、狂言の類でなければ、相応の体術か忍法を有している筈だ。 彼がその力を見せるのは追い込まれた状況の中だろう。 それを確認するために、興味の無い人助けに、陽炎は承諾したのだ。 「ハッ、ハッ」 玄野は走る。一刻も早く現場に辿りつくために。 だが、GANTZスーツの無いいまの自分は、有効な武器を持っていなければ、特別優れた運動神経を持っている訳でもない。 それでも彼は現場へ向かうことに躊躇いはなかった。 加藤が心配なのはもちろんだが、その一方でこんな場面を望んでいる自分がいた。 かつて、田中星人討伐の任務を終え日常に戻ったころ、早くガンツからの任務にいきたい衝動に駆られたことがある。 それは、星人を殺せるからというよりは、全く振り向いてくれない岸本と彼女に想いを寄せられていた加藤への複雑な気持ちからだ。 普段は教師やクラスメートに凡庸な男だの昼行燈だのと弄られ、好きな少女には目の前で惚気をだべられる始末。 そんな自分でも、他の者が出来ないことをやってのけた。 他の誰がどう思っていようとも、あの間だけは確かに大活躍なヒーローだったのだ。 そんなかつての栄光を手に入れた感覚に酔いしれたいのか、それとも傍らの女性にいい恰好ができると感じ取っていたのか。 玄野の顔には、微かに笑みが浮かんでいた。 ☆ 「ひとまず収まったか」 パキン、と音を立て、紡がれた鎖は崩れ落ちる。 杏子の魔法で張られた鎖の結界が、爆風から彼女を護ったのだ。 「......」 杏子は、傍らで火傷により意識朦朧としている黒子へと目をやる。 爆発が起きたあの刹那、あの状況で、如何に自分を守るかを考えていた自分と違い、黒子は真っ先に二人が助かる手段をとった。 あの時彼女一人だけでさっさと逃げていれば、余計な手傷を負わずにいられたというのにだ。 だがそのお蔭で杏子が生き残れたのも事実。もしもあのまま取り残されていれば、ただでは済まなかっただろう。 「おい」 聞こえているかもわからない彼女へ呼びかける。 返答はない。 「爆風はあたしが防いだ。あのまま食らってたら、きっとあんたは死んでただろうな」 意識が朦朧としている彼女に聞き逃すなという方が無理かもしれない。 けれど、彼女が聞いていなくても構わなかった。ただ、自分の中でケリを着けたいだけだから。 杏子は黒子を抱き上げ木陰に横たえる。 爆発が収まったいま、ここなら更なる被害を被ることはないだろう。 「その程度の怪我なら死にはしないだろ。...借りは返したからな」 それだけを告げ、杏子は去っていく。 その小さくなっていく背中を、黒子は見つめることしかできなかった。 ☆ 「クソッ、やりやがった。やりやがったあの野郎!ハワード・ペインも大喜びだクソッタレ!」 粉塵爆発による火傷を負い、煤と泥に塗れたレヴィは、火災地から離れるように足を引きずり歩を進める。 T-1000がなにをしようとしたのか瞬時に理解し、咄嗟にコンテナから離れたのが幸いした。 幸い、向かい側にも巨大なコンテナがあったため、それが爆風や熱による被害を軽減役割を果たし、レヴィはこうして無事に生存することができたのだ。 だが、受けたダメージは決して軽いものではない。 これでは普段のように銃弾の雨の中を無傷で行き交うことはできないだろうし、二挺拳銃も存分に力を振るえない。 この殺し合いにおいてかなり不利な条件の参加者になってしまった。 (ったく、なんでこんなことになっちまった) 一度頭を冷やし、こうなってしまったいきさつを振り返る。 どこでヘタをうったのか。考えるまでも無い。 T-1000を撃ち、杏子との闘争を継続したのが全ての原因だ。 もしも、素直に黒子の静止に従い、T-1000の言ったジョン・コナーという少年の情報交換に事を留めておけば、こんなことにはならず五体満足で済んだ。 多少の我慢ならロアナプラでもよくあることだったのに、レヴィは我慢が効かずに引き金に手をかけた。苛立ちのままに引き金を引いてしまった。 この殺し合いの熱に浮かされてしまったとでもいうのだろうか。 『銃じゃ、解決しないこともあるんだぜ』 不意に、そんな言葉を思い出す。 ロック―――この殺し合いにも連れてこられているバカヤロウが、ラグーン商会に入って間もない頃のことだった。 あの時は、新人が入るといつもなってしまうホイットマン熱(フィーバー)の残り香でなんに対しても苛立ち当り散らしていた。 そんな折に、あの男は銃を脳天に突き付けられた上でそう言って退け、レヴィが引き金を退いても生き延びて見せた。 (うるせえな。あの状況じゃ仕方ねえだろ) 『ガンマンは稼業。気分で撃つのは乱射魔だ。チャールズ・ホイットマンを雇った覚えはねえ』 「あ~~~、うるせえな!わかってるよ、あたしがトチったんだよ!」 同僚に続き雇い主の御高説までもが脳裏を過り、レヴィは思わず苛立ちで地団太を踏んだ。 「ああ、クソッ。あのヤロウ、あたしをこんなのに招待しやがったあのヤロウは絶対ェタダじゃおかねえ」 もとをただせば全ての原因はあの男にある。依頼を頼んだわけでもなく、駄賃の一銭も払わず自分を殺し合いに放り込んだあの主催の男にだ。 決めた。いま決めた。あいつは殺す。尻の毛をむしり取って下の球を叩き割って絶望の淵に陥れて遊び殺してやる。 苛立ちしか募らない殺し合いに呼びつけた主催への怒りを募らせ、レヴィは独り暗がりへと歩みを進めていった。 【C-4/工場地帯/一日目/早朝】 ※多くのコンテナが爆発しました。火災はまだ続いていますが、これ以上広がることはありません。 【レヴィ@ブラックラグーン】 [状態]:頬に軽い痣、全身に火傷とダメージ、疲労(大)、精神的疲労(大)、苛立ち。 [装備]:ソードカトラス@ブラックラグーン [道具]:基本支給品、西山のダイナマイトセット×2@彼岸島 [思考・行動] 基本方針:赤い首輪の参加者を殺してさっさと脱出する。 0:少し落ち着いて行動する。 1:自分の邪魔をする奴は殺す。 2:ロックは見つけたら保護してやるか。姉御は...まあ、放っておいても大丈夫だろ。 3:あの主催の男は絶対ブチ殺す。 ※参戦時期は原作日本編以降 「待ちなよ」 レヴィを呼び止める声がひとつ。 聞き覚えのある、まだ幼い声だ。 振り返り、姿を認めれば、そこに立つのは赤を基調とした服の槍使い。 「あたしとの決着はまだついてないだろ」 ああ、そうだ。もとはコイツと殺りあっていたんだ。 「...オーライ。あたしも中途半端は嫌いなんだ。これからどうするにせよ、キッチリケリは着けておかねえとな」 レヴィは凶悪な笑みを浮かべ、銃を構える。 それに対する杏子の手は、槍を構えての突撃。 無防備極まりない猪突猛進に見えるが、先刻のやり取りで解っている。 適当に撃ったところで躱されるだけだ。もしそうなれば、死ぬのは手傷の多い自分だ。 ならば、狙うべきは死の瀬戸際だ。 相手の槍がこちらの心臓まで届くようなゼロ距離射撃で確実に仕留める。 槍が迫り、レヴィの心臓を穿つまであと30cm。 (こんなもんじゃねえ) 20cm。 (まだだ。まだ足りねえ) 10cm。 (まだだ。まだ...) 5...4、3、2、1 (ゼロだ) ミリ単位の瀬戸際まで来て、レヴィは身を翻す。 服が切り裂かれ、穂先を掠めた胸部が露わになり血が滲むも、それがレヴィを殺すには至らない。 (殺った―――!) 杏子のこめかみに銃を突きつけ、引き金に力を込める。 瞬間。彼女と視線がかち合い、レヴィの背筋に怖気が走った。 杏子の、人のモノとは思えないほどに無感情な瞳に。 ☆ 玄野計と陽炎。 二人が辿りついた時には、もう手遅れだった。 爆発はもう止めようがなく、原因の確認もロクにできなかった。 だが、ある意味では彼らは間に合っていた。 今まさに、第二ラウンド、ガンマンと槍使いの少女の勝負が決する寸前だったのだから。 二人は「待て」とも武力行使としてもその戦いを止める暇も無かった。 カラン、と音を立て落ちる槍。 ガンマン―――レヴィは、その脳天を刃で貫かれた。 「お」 その事態を認識した玄野は、ようやく声を発することができ、叫びと共に銃を構えた。 「お、お、おおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!」 引き金が引けるかはわからない。 だが、いまこの場で人が殺されたのならば、次に狙われるのは自分達だ。 彼の生存本能は、咄嗟に最適解を叩きだし、身体を行動に移させた。 少女―――杏子は、玄野達の方へ向き直り、引き金が引かれる前にレヴィの身体を投げつけた。 当然、そんなことをされれば、引き金を引くことよりも、彼女を受け止めることを優先せずにはいられない。 玄野は咄嗟に銃を手放し、振りかかる重い衝撃に耐えつつレヴィを抱きとめ、地面に倒れこむ。 杏子は、すぐさま槍を拾い上げ、玄野たちへと背を向け逃走する。 玄野は崩れた体勢のまま銃を広い狙いを定めようとするも、立ち昇る煙が視界を遮り、玄野の追撃を許さなかった。 「クソッ...」 玄野は、陽炎の力も借り、伸し掛かるレヴィの身体を地面へと丁寧に横たえる。 大丈夫だろうか、という視線を陽炎に投げかけるも、陽炎は首を横に振る。 即死。脳髄を破壊されたのだから当然である。 レヴィの見開かれた両眼は、己に起きたことを信じられないかのように虚空を見つめ続けている。 そこには感動も矜持もなにもない。ただ、一人の参加者が他の参加者に殺されただけのことだ。 二人には、それがこの催しが殺し合いであることを物語っているようにも見えた。 ☆ 「はぁ...はぁ...くっ」 黒子は痛む身体に鞭うち手を伸ばすも、炎はそれを拒むように燃えさかり彼女の干渉を許さない。 これでは空間移動をしようにも、座標が計算できず中まで入れない。 怪我を負った黒子が炎に近づき、わざわざなにをしているのか。 彼女は、杏子に安全な場所へ放置されたのはいいものの、爆発の大元であろうレヴィとT-1000が気がかりになり、こうして火の手まで足を運んでいたのだ。 (お二人共、どうかご無事で...) あの爆発では助かる可能性は低い。それこそ、反射の能力でも持ってなければ厳しいだろう。 けれど、生きている可能性もゼロではない。ならばこそ、黒子がそう易々と諦められるはずも無かった。 どうにか消火しなければと眩む頭を働かせるが、そんな手段はなにひとつ浮かばない。 一か八か飛び込むかと考えが纏まりかけた時だった。 「大丈夫か」 かけられた男性の声に、黒子は思わず振り返る。 立っているのは、紛れもなくあの警官、T-1000だった。 「ぶ、無事でしたの...」 「危うく死にかけた。きみこそ酷い有り様だ。ここからすぐに離れよう」 T-1000は、有無を言わさず黒子を背負い、炎から遠ざかるように背を向けた。 「あの女性なら私よりも先に遠くへ避難していた。あの炎の中にはもう誰もいない」 「そう、でしたの」 黒子はT-1000の言葉にふぅ、と息をつく。 それは、自分の心配が徒労で済んだことへの安堵の息。 レヴィはお世辞にも善人とは言えない者だが、だからといって死んでせいせいするなどとは到底思えないし見捨てようとも思わなかった。 だから、彼女が生きていると聞かされれば安堵もするものだ。 それに、自分を助けてくれた杏子もだ。 彼女は確かに終始敵意を抱いていたが、一度とて自分を殺そうとはしなかった。 もしも殺す気で来ていたならば、確かなチャンスであったあの反撃を蹴りではなく槍で刺していたはずだ。 だが、彼女は自分を殺さないどころか支給品にも手をつけなかった。 きっとまだ殺し合いには乗っていないのだろう。ならば、レヴィとの問題さえ解決すれば味方になってくれるかもしれない。 少々手傷を負ってしまったが、死者が出ておらず改心のきっかけを作れたのなら上々な結果だろう。 妥協する気は無いため、彼女達の説得を止めることはないが。 (ああ...眠たいですの...この背中がお姉様のものだったらよかったのですが...) 黒子が安堵による睡魔に襲われていたその時だ。 「あ、アンタ達気を付けろ!」 T-1000が足を止めるのとほぼ同時に、聞きなれぬ青年の焦燥の声が黒子の耳に届いた。 背負われたまま身を捩れば、甘いマスクの青年と着物の美女、そして仰向けに倒れるレヴィの姿が確認できた。 「いまさっきこの人が殺された。犯人は、槍使いの女の子だ!」 その思いがけない結末を聞いた瞬間、黒子の眼は驚愕で見開かれた。 ☆ 佐倉杏子は、黒子と別れ、独り闇夜を駆けていた。 (クソッ...なんであたしはあいつを助けちまったんだ) 舌打ちと共に毒づくのは、自身の理解不能な行為。 どんな手段を用いてでも生き残る方針とは矛盾する人助け。 (せめて支給品くらいカッ払っうべきだろうが。なんであたしは...!) 今まで生きてきたように合理的に考えれば、支給品くらいは取りに戻るべきなのだろう。 だが、正義であろうとする黒子の姿が、あの甘い戯言抜かす二人の魔法少女の幻影が重なれば、わざわざ邪魔をしに戻る気が失せてしまう。 安否不明なあの二人―――レヴィとT-1000の存在は気がかりだが、わざわざ戻って顔を突き合わせる意味もないだろう。 杏子は、当てもなくただ立ち昇る火煙へと背を向ける。 彼女の向かう先、空は次第に明るみを増しているが、未だ暗い部分もある。 それは、煮え切らない想いで殺し合いに臨む彼女の気持ちを表しているかのようだった。 【C-5/一日目/早朝】 【佐倉杏子@魔法少女まどか☆マギカ】 [状態]:疲労(中)、苛立ち、黒子に対して複雑な気持ち。 [装備]: [道具]:基本支給品、不明支給品1~2 [思考・行動] 基本方針:生き残る。そのためには殺人も厭わない。 1:どんな手段を使ってでも生き残る。 2:鹿目まどか、美樹さやか、暁美ほむらを探すつもりはない。 3:マミが本当に生きているかは気になる。 ※TVアニメ7話近辺の参戦。魔法少女の魂がソウルジェムにあることは認識済み。 順調だ。 黒子や青年の様子を確認し、T-1000はそう実感する。 自分の正体が見られた以上、どうしてもレヴィは始末しておきたかった。 だが、単に刺殺するだけなら、真っ先に疑われるのは対峙していた自分だ。 黒子の懐に入りこむ以上、彼女から信頼を損なうのは避けたかった。そのために粉じん爆発を用いてレヴィを爆殺しようとした。 逃げ場のないようなるべく多く誘爆するように隣接したコンテナにはあらかじめ大きな穴を開けておき、この爆発を起こしたのはレヴィであり、彼女は自爆したことにして片付けるつもりだった。 だが、悪運強く彼女は生き延びていた。あれで殺せないならば、もう確実にこの手で殺す他なかった。 そこで白羽の矢が立ったのが佐倉杏子だ。 彼女の戦闘スタイルや口調は既に知っているし、レヴィも力量を既に認識しているため読み違えやすい。 肝心の黒子もまた、あの爆発の最中で未だに杏子と共にいる可能性は低いだろうと考えた。 彼女の姿で殺せば、自分に疑いの目がかかる可能性は低くなる。 槍は己の身体の一部を使い再現できるのでなおやりやすい。 加えて、それを立証するのが新たに現れた玄野計と陽炎だ。 杏子の姿を借りてレヴィと接触する前に、彼らの姿を確認したT-1000は、彼らを目撃者に仕立て上げることを考えた。 ここまでくれば後は実行するだけだ。 T-1000が佐倉杏子の姿を借りてレヴィを殺す。 たったこれだけのことで、レヴィを殺したのは杏子となり、自分に疑いの疑惑がかかるのを防ぐことができる。 正体を知った者を口封じに抹殺し、ジョン・コナーを追い詰めるための手駒を増やすこともできる。 まさに一石二鳥とはこのことだ。 一皮むけば大したトリックもない、変装術によるただの詐欺だ。 だが、この事件の真実を知るのは、T-1000ただ1人だけ。 何も知らぬ小年少女らは、ターミネーターの仕掛けたウィルスに侵されるだけか、それとも... 【C-4/工場地帯/一日目/早朝】 基本支給品、西山のダイナマイトセット×2@彼岸島、ソードカトラス@ブラックラグーン 【レヴィ@ブラックラグーン 死亡確認】 【白井黒子@とある魔術の禁書目録】 [状態]:疲労(大)、精神的疲労(大)、衣類ボロボロ、全身に軽度の火傷(簡単な行動にはあまり支障無し)。 [装備]: [道具]:基本支給品、不明支給品1~2 [思考・行動] 基本方針:殺し合いを止める。 0:状況を確認する。 1:...止められません、でしたか。 2:御坂と上条と合流する。 3:槍使いの少女に要警戒。 ※参戦時期は結標淡希との戦い以降。 【T-1000@ターミネーター2】 [状態]:ダメージ40%(爆発によるダメージ) [装備]:ソードカトラス@ブラックラグーン [道具]:基本支給品、不明支給品0~1 [思考・行動] 基本方針:ジョン・コナーを殺害する。 1:眼前の人間たちからジョンについての情報を聞く。始末するかは後で判断する。 2:効率よくジョンを殺害するために、他者の姿を用いての扇動および攪乱も考慮に入れる。 3:黒子の瞬間移動の技法を手に入れる。 ※参戦時期はサラ・コナーの病院潜入付近。 ※白井黒子、佐倉杏子、レヴィの容姿を覚えました。 ※首輪に流体金属を巻いて色を誤魔化しています。 【玄野計@GANTZ】 [状態]:健康 [装備]:鉄血帝国ルガー・スペシャル@ブラックラグーン [道具]:基本支給品、不明支給品0~1 [思考・行動] 基本方針: ゲームから脱出する。 0:陽炎さんヤバイ、エロイ。 1:加藤と合流。西も、まあ...合流しておこう。 2:浮気はマズイって。 3:状況を確認する。 ※参戦時期は大阪篇終了以降 ※たえちゃんとは付き合っています。 【陽炎@バジリスク】 [状態]:健康 [装備]: [道具]:基本支給品、不明支給品1~2(武器ではない) [思考・行動] 基本方針:弦之介様と共に絶頂の果てで死にたい。 0:弦之介様と合流する。 1:薬師寺天膳には要警戒。 2:朧を殺す。 3:朧が死んだ場合、方針をゲームから脱出する(ただし弦之介を脱出させること優先)に変更する。 4:玄野を利用する。 5:状況を確認する。 ※参戦時期は弦之介が天膳を斬った後。 ※左衛門は書き手枠のため名簿に名前がありません。 時系列順で読む Back 不安Next 不安という名の影、戦い続けるのさ 投下順で読む Back 不安 Next 不安という名の影、戦い続けるのさ 甘い言葉の蜜薫り立つ 玄野計 未知との遭遇 陽炎 前哨戦 レヴィ GAME OVER 白井黒子 未知との遭遇 T-1000 佐倉杏子 Anima mala/Credens justitiam
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/692.html
子供の頃やった遊びをゆっくり実践 【その一、水攻め】 「ゆっ! ゆっ! みんな! あたらしいおうちができたよ!」 「これでゆっくちできるね!」 「おかーさんありがとう!」 山の中、穴を掘って巣を作るゆっくりれいむ。 身近に巣にできそうなところがなかったため、自分で作ったのだった。 今回は、それを狙う。 わざと音を立てるように巣に近づく。 「ゆっ! みんなだれかきたよ! おうちにかくれてね!」 その声に皆おしくら饅頭のように巣にこもる。 少々深くできていたのか、ゆっくり達は見えなくなっていた。 その巣の入り口に、ホースを垂らす。 そして蛇口の水を捻った。 巣の中に水が送り込まれる。 「ゆっ! がぼっ!? みずだよ! はやくみんなでようね!」 「おがあざんごわいよおおおおお!!!」 「だずげでええええええ!!」 中から悲鳴が聞こえる。 さすがに蟻と違って知能が少しだけあるので、ゆっくり達は脱出しようと試みる。 すかさず事前に用意したバケツの水を思い切り巣にぶち込む。 「ゆ゛っ! がぼぼ! でべらいよお!」 「だずげでえ゛がぼぼぼぼぼぼ!!!」 「ゆぐっ、ぐぼっ!」 いろんな悲鳴が混じる。 数分して何も聞こえなくなったので、掘って確認すると土と餡子が付着して残った皮と眼球とリボンと少量の髪が落ちていた。 水を無駄遣いするなと親に怒られた。 【その二、頭ふっとばし】 通常のゆっくりではこれはできない。 さらにゆっくりれみりあをつかっても再生してしまうので意味がない。 ので、胴付きゆっくりぱちゅりーを使う事にする。 「むきゅう! ここはぱちゅりーのとしょかんよ! ぶがいしゃはでていってね!」 無視して体を掴み、帽子を鷲掴みにする。 「むぎっ! いだい! やめでね!」 ここでポイントなのが無理に引っ張ってはダメなのだ。 トンボなどはポロリと取れるのだが、コオロギの場合、肌色のぬめった中身が出てきて頭を離してくれない。 その場合どうすればいいか。 「むぎゅぎゅぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!」 簡単である、首を捻ればいいのだ。 コオロギも何回転かさせて中身をちぎった後引っ張った。 ゆっくりの首の皮もちぎれていく。 「むぎょん!?」 そして首を引きちぎる。 痛みのためぶくぶくと泡を吹いて死んでしまった頭のほう。 だが、体のほうはまだ生きているのかぴくぴくと動いているのだ。 ちなみに頭ふっとばしはトンボなどを多くやるが、コオロギはグロテスクなので一匹しかやったことがない。 やがて体も動かなくなり、完全に死んだ事を把握する。 頭を捨てて体も捨てた。 【その三、磔】 家がさほど田舎でもなかったためか、この遊びを知っている人は少ない。 別に都会派(笑)を気取っているわけでもないが。 「ゆ゛ううううううう!! まりさのあかちゃんをかえしてね!」 「おがーしゃああああああん!!!」 赤まりさを捕まえて、そこら辺の土の塊を手に入れる。 田んぼの隣にある用水路のコンクリの上に土あたりにいいのがある。 とにかくそれとゆっくりを輪ゴムなどで結ぶ。 本来ならカエルで試す。 「なにずるのおおおお!!」 それを思いっきり水の中にぶち込んだ。 これはある種の賭けで傷ついたカエルが死ぬのが早いか土が溶けるのが早いか勝負といったところだ。 子供の頃は結果は気にせずカエルを落とす事を楽しんだが。 「がぼっ! ががが! ゆぼばおっぼぼばおばおぼばぼおぼ!!!」 「まりさのごどもがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!」 カエルと違うのは親の悲鳴が聞けることでもある。 川にゴミを捨てたのはお前か、と教師の慧音先生に頭突きされた。 痛かった。 【その四、爆竹】 定番中の定番だろう。 カエルのケツに突っ込むというのが主流らしいが、口に入れる派であった。 「とかいはありすにごはんをもってきてね! さわやかなあさのらんちよ!」 まず、爆竹三つほど用意して先端の導火線を合わせてひねる。 爆竹三連結に火を付け、ありすの口の中に放り込む。 添加するまで少し待ち、頃合を見極めてさっと離れた。 渇いた炸裂音がありすの口の中から聞こえる。 はたから見て外傷はないが、口の中はすごい事になっているだろう。 カエルの場合はちぎって一本だけを口に挿入する。 パン! という音とともにカエルの肉片が飛び散るので注意が必要だ。 「……! …………!」 口を開けさせてみると、案の定中は火傷だらけで舌もこげていた。 喋れないと思うので、あとで都会派(笑)だらけの巣に返してやろう。 【その五、ロケット花火】 これはやった人は少ないと思われる。 カエルを括りつけたりするのではなく、メロンパンを爆破したからだ。 何があったかはゆっくりで実践しよう。 「ゆ~! つめたくてきもちいい~!」 一匹のれいむが皮の浅瀬で遊んでいる。 だが、ゆっくりは長くは川にいられない。 「ゆっ! とけてきたからそろそろあがるよ!」 それは報告しなくてもいいです。 すかさずれいむを捕まえて頭にロケット花火の破裂する方を刺す。 導線部分が露出するくらいがポイントである。 「ゆっ! ゆっ! おにーさんなにするの!?」 あたまもふやけているため、特に痛みもないらしい。 そして導線に火をつけた。 「ゆゆ!? なんのおと!? おにーさんおしえてね!」 近寄られたら危険なので少しだけ川に入る。 れいむは水を怖がって浅瀬までしかいけないようだ。 そうしている間に、ロケット花火は着火地点に到達した。 シュッ、と飛ぶときの音がしてれいむの体内に侵入する。 そして。 「ゆげばっ!!」 爆発してあたりに餡子を撒き散らした。 皮と目玉が皮を流れていく。 川を汚すなといってるだろうが、と慧音先生に頭突きされた。 きもち、もとい痛かった。 【まとめ】 今思い返してみるととても残酷だが、当時にしてみれば無垢な子供の探究心と好奇心から起きた事かもしれない。 もし、これをカエルにやったらどうなるのかな……? など、先を想像するのが楽しかった。 よく先生に「なんでこうなるとわからなかったの!」と怒られたものだが、わからなかったのではなく、わかりたくなかったのかもしれない。 小説の次はどうなるのかとわくわくしながらページをめくるのと一緒だ。 最後の結末を読み始めた頃にいわれても、つまらないだけである。 だが、子供にとっては見たこと無い不思議に対しての欲求かも知れないが、大人から見ればただの虐殺だ。 大人をとがめる事もできない。 しかし子供も馬鹿ではない。 成長すればやがてそれが危険な事だと判断する。 今の子供たちはそういうことをさせない親が増えているためか、逆にすさんだ心をもった子供も多い木がする。 それが残念でならない。 まぁ何がいいたいかと言うとゆっくりいじめなんて童心に返って虫殺すのと一緒だから問題ないって琴だ。 だから虐待する奴きめぇと言われても、落ち込む事も怒る事もない。 俺は間違ってない。 何がいけなくて何がいいのかぐらいわかってるしな。 あとがき 真面目な話書いたら頭痛くなって脳汁出てきた。 慧音先生、膝枕して前かがみになっておっぱいマッサージしてください。 ごめんなさい角しまっt 冗談はともかく真面目な事書くと脳みそ痛くなってくる。 正直これ黒歴史だわ このアフォが書いた作品。 霊夢の怒らせ方 ゆっくりデッドライジング1~3 霊夢のバイト 慧音先生とゆっくり ゆっくりCUBE ゆっくりと男 虐待おねーさん 紫饅頭にクイズ出せば自滅してくれる 書いた脳汁:神社バイト このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/sentai-kaijin/pages/4570.html
「お~とっとっと~?これは『イリュージョン』じゃあ、あ~りませ~ん!これにて~、閉幕ぅ~!」 【名前】 イルジオン 【読み方】 いるじおん 【声】 山口勝平 【登場作品】 動物戦隊ジュウオウジャー 【登場話】 第22話「覚醒か?カン違いか?」 【所属】 デスガリアン 【分類】 プレイヤー 【所属チーム】 チームクバル 【リーダー】 クバル 【対応機種】 ハゼロステッキ 【ジャンル】 爆弾ゲーム 【コンボ技】 イルオンルジオン 【メダル投入口】 右鎖骨 【ブラッドゲーム】 街に散在する様々な物体を爆弾に変え、何時何処で何が爆発するか分からないスリルを味あわせる 【無機物モチーフ】 爆弾の導線? 【その他のモチーフ】 魔術師?、アラビアンナイト? 【名前の由来】 イリュージョン 【詳細】 チームクバルに所属するプレイヤー。 手にした「ハゼロステッキ」で突いた無機物を爆破物に変質させてしまう「イルオンルジオン」というコンボ技を持つ。爆弾に変えた物体は不意を衝いて爆発するトラップとして機能するほか、ある程度なら念動力のようなパワーで遠隔操作でき、飛び道具として相手に直接当てて攻撃する。 また、魔術師か手品師を思わせる口調と伴に不可思議な術を会得しており、何もない場所からメーバやトライアングラーを召喚したり、自分の身体を消したりと奇妙な技で相手を翻弄する。 ステッキの能力で街に存在するあらゆる物を爆弾に変え、後に起爆して地球人たちを戦慄させるブラッドゲームにエントリーした。 街に出現すると、恐れ戦く人々を余所にスキップしながら下準備としてポストやベンチ、オブジェやパラソルなどを次々とステッキで突っついて廻る。 その気配を察知して後を追ってきたレオとセラとアムに呼び止められると振り返り、「自分のショー(ブラッドゲーム)はまだ始まってない」として翳した幕からメーバを召喚して変身した彼らへ差し向け、それでもライオンが自身に向かってくると自己紹介と伴に次第に自分の身体が消えていくマジックで撤退する。 当初レオたちはこのプレイヤーの企みが分からなかったが、遅れて合流した大和やタスクが別の場所で落ち込んでいた操(ジョギング中に倒れていた自転車を起こすと悪寒を感じた直後に爆発し、「自分が触れた物体が爆弾に変わる」と思い込んでいた)を説得していたところ、突然プレイヤーが先程出現した方角から爆発が発生。 ジュウオウジャーたちが駆けつけた後も次々と連鎖爆発が起こり、必死に広場まで逃げ切った彼らの前に姿を現し、自身の能力を使ったブラッドゲームの真相を明かす。さらに、操が爆破したと思っていた自転車も実は「リハーサル」として自分が最初に爆弾に変えていたことを暴露し、我に返って怒りに燃える操を初めとする変身したジュウオウジャーと交戦。 爆弾に変えた物体を操る能力でパラソル群をミサイルのように飛ばしたり、突如真上から自動車爆弾を出現させるといった奇妙奇天烈な技で彼らを翻弄する。さらにその場に設置してあった抽選会のテントに置いてある植木鉢を全員に投げ渡し、悪寒で反射的にすぐ植木鉢を手放したザワールドを除くジュウオウジャーたちに鉢を爆破させてダメージを与える。 さらに、この周辺の何処かに仕掛けた街全体を吹き飛ばす威力を持つ爆弾が30分後に起爆することを明かして爆弾捜索をジュウオウジャーたちに勧めると、自分は高見の見物としてヨガのように曲げた身体を浮遊させて逃亡する。 一見すると爆弾とそうでないものの見分けは容易ではなく、爆弾探しは絶望的かと思われたが、大和が先程の植木鉢爆弾をザワールドだけが唯一危機を察知して回避できた様子から、操の感じた「悪寒」の正体が本人も気付かぬ内に覚醒していた犀のジューマンパワー(悪しきものに過敏に反応する触覚)であると推理。その能力を活用しようと懇願するアムとセラに対して犀たちとの脳内会議で「自分に脈あり」と勝手に勘違いした操によって文字通り「手当り次第」の爆弾捜索が行われた。 ところが、張り切ったわりに周囲の至る所に操が触れても反応がなく途方に暮れていたが、最後に操が落ち込んで手を添えた壁(建造物)自体が件の爆弾であると判明。 爆弾を見破られるとそれの処理を妨害しようと襲い掛かり、再びジュウオウジャーたちと交戦する。 しかし、「勘違いして凹むけど、勘違いでまた調子に戻りやすい」というザワールド(操)の性分を見抜いたタイガーの悪知恵(?)で彼女とシャークがザワールドを煽てると、突然気合いのスイッチが入ったザワールドが遠方からロッドで建造物を丸ごと釣り上げて上空で爆破処理してしまう(その突然の行動にはイルジオンも思わず戦闘を忘れてしまい、他のジュウオウジャーたちと一緒になって見蕩れていた)。折角用意した「フィナーレ」を潰されたとして憤慨し戦闘を仕切り直す。 だが、いまだにテンションが上がってるザワールドの猛攻に反撃できず、ウルフフォームの射撃、クロコダイルフォームの棒術に一方的に追いやられる(エレファント曰く「(操の)調子のいい時と悪い時の差が激しすぎる」)。 止めにザワールドが呆けてた他の皆に指示を煽ると、彼のロッドのリールとイーグルのイーグライザーで両側から簀巻き状態で吊し上げられ、手を封じられて魔術が使えないところをライオンとタイガーの剣モードのジュウオウバスターの斬撃、シャークとエレファントの銃モードのジュウオウバスターの銃撃を続けて受け、止めに「ライザースピニングスラッシュ」の要領で一気に引き抜かれたライザーとロッドのリールに引き裂かれて爆散。 その直後、ナリアにメダルを投入され、「コンティニュー」として巨大化する。 「アンコール」を用意してくれたナリアに感謝し、翳した幕から「トラグランアングラン」の呪文と共に複数のトライアングラーを召喚し、「フュージョンユージョン」の呪文で自身の胴体と四肢に武装させる。 ジュウオウジャーに「自身の凄技は真似できまい」と挑発すると、それに対抗心を燃やしたザワールドの提案により現時点で所有するジュウオウキューブ(手乗りサイズ)を全て使った新合体を決める作戦会議が急遽開かれ、彼らが様々な没案で失敗している様子を(何故か攻撃せず律儀に待機して)見て面白がるが、業を煮やしたザワールドの案を採用した13体のキューブが動物大合体したワイルドトウサイキングが誕生した。 身体から無数のトライアングラーを召喚するが、ビッグワイルドキャノンで自身諸共一掃され、最期は「ジュウオウダイレクトストレート」を受け爆散した。 【余談】 時限爆弾を思わせる赤色と青色の2色のコードが全身を走るような奇怪な姿をしている。 『野性解放』によるとデザインモチーフは「手品→魔法」ということから「ランプの魔人」。身体を走る赤と青のラインは「爆弾の導火線」と同時に模様テーマである「動脈と静脈」を意識している。ちなみにこのプレイヤー自体には特撮怪人のモチーフは明言されていないが、彼が持つ「ハゼロステッキ」の先端の瓢箪は、爆弾繋がりでゴーマ族が使用していた「巨大化爆弾」を象っている。
https://w.atwiki.jp/shineoflife/pages/210.html
医務室 翔平「おお夏希‼‼‼もういいのか‼‼‼?」 夏希「いや・・・まだみたいです・・・すいません」 翔平「謝るなよー、お前のお陰で助かった奴もいるんだぞ」 夏希「はい・・・」 伝氏「今から2週間以内には戦闘をするってあいつら言ってたよな?」 翔平「ん?・・・確かそうだったな」 伝氏「クロの戦闘は普通は許可出来ないな」 翔平「マジで?」 伝氏「マジだ、でも恐らくあいつは無理矢理出るだろう」 翔平「だろーな」 伝氏「まあ、あいつはいいよ・・・問題は竜だな」 翔平「なんで?」 伝氏「彩から今聞いたんだけど、今回戦闘が出来ない奴は船で待機らしい」 翔平「じゃあ竜は参加出来ないのか?」 伝氏「問題はそこじゃないよ、竜ほどの気をもつ男が船にいるのがそもそも問題だ」 翔平「なんで?」 伝氏「夏希ちゃんは分かる?」 夏希「敵の幹部クラスの目が・・・船に向く可能性がある・・・」 伝氏「大正解♪」 翔平「そっか・・・」 伝氏「そこまで計算した上で俺らが攻めてきた時を狙って奇襲してきたとすると、敵は相当頭の切れる人間だ」 伝氏「実際竜一人が動けないだけでこっちは動きづらい、一人でも護衛を付けると考えたあいつらの勝ちだ」 翔平「もしそれが事実なら、あそこにいたサリンは時間稼ぎしてたのか?」 伝氏「そういうことになるな、そこの基地長そんなこと言ってなかったか?」 翔平「いや・・・だとしたら黒羽研志は・・・幹部を時間稼ぎに利用しやがったのか・・・許せねえな」 伝氏「はっきり言って俺にも理解不能だな」 夏希「・・・」 伝氏「何か言いたそうだね」 夏希「・・・いえ・・・」 翔平「お前の意見って聞いてみたいな」 夏希「でも・・・」 翔平「頼むよ」 夏希「私の感覚では・・・普通というか・・・裏社会ってそういうものかなって・・・」 翔平「ふぅん・・・そういうもんなのかぁ」 伝氏「夏希ちゃんは経験豊富なのかな?」 夏希「まぁ・・・その・・・」 集合‼‼‼‼‼‼ 翔平「お、行くか♪」 伝氏「夏希ちゃんは大人しくしてるんだぞ♪」 デルタ「遅かったな」 翔平「悪い悪い」 伝氏「んで?」 クロ「作戦決行日が決まった、三日後にエレン含む第一部隊は出発、第二部隊はその四日後、つまり一週間後だ」 レナ「何で分けるの?」 彩香「最初の一掃作戦の下準備が必要なの、エレンは誰が一緒だと助かる?」 エレン「敵の位置を知れるクロともう一人、力仕事できる人が欲しいな」 クロ「バカでもいいのか?」 エレン「困るな」 翔平「俺の方見て言うな‼‼‼‼」 デルタ「俺でいいだろう、治療がある以上デンが行くわけにもいかないし」 エレン「だな」 レナ「私無しで航海できんの?」 彩香「私も同行する、最低限の知識はあるから大丈夫よ」 伝氏「ま、日本国内の移動だ、大きな潮の流れを横切るわけでもない」 エレン「じゃーそういうわけでクロとデルタと彩、よろしく♪」 デルタ「以上だ、解散」 伝氏「急だな、三日後か」 翔平「まだ時間あるんじゃなかったの?」 クロ「相手は機関そのものだ、一日や二日の戦闘では終わらない」 彩香「でも何日も戦うのってよくないから、こういう作戦立てたの」 デルタ「うまくいくんだろうな?」 エレン「時間はかかるが、その分確実だ・・・まー三日連続で雨でも降らない限りは大丈夫だろ」 翔平「それっていつかの爆弾作戦か?」 エレン「そーいうこと、でも今回はそれだけじゃないぜ、雑魚を全員確実に片づけるからな」 彩香「あんた達化け物チームは幹部とボスだけに集中してもらうよ」 伝氏「一応俺から言っておくが、クロは全力では戦えないし、竜は恐らく全く戦えない、その上でその作戦でいいんだな?」 クロ「分かってるよ、あの場所に幹部が全員いるかもしれないけど、まあ運次第だが確率はかなり低いと思うぜ」 翔平「ってかミナト達に来てもらえばいいんじゃねーの?」 クロ「一応聞いてみたが、さすがに無理そうだ」 翔平「なんで?」 クロ「一応この件はクインテットの問題だ、さすがにボスは動けないだろ」 レナ「私たちが協力するのだって本来異例なのよ?」 デルタ「申し訳ないな」 三日後 彩香「じゃあいこうか」 デルタ「さて、うまくいくといいんだが」 クロ「最善は尽くすさ、後ははっきり言って運しだいって感じかな」 エレン「意外にウケよくないのな、いい作戦だと思うけど」 クロ「何度も言うが作戦自体は・・・」 デルタ「いいから船を出すぞ、時間はそう多くないんだろ?」 彩香「そーね」 伝氏「じゃー頼んだぞーーーー」 翔平「しっかりやれよーーーー」 エレン「言われなくてもやるっての」 レナ「じゃあまた四日後に私たちも出発するからよろしくね‼‼‼‼」 志保「よろしく・・・お願いします」 クロ「任せとけ」 彩香「出航‼‼‼‼」 デルタ「さて、お前ら」 クロ「なんだ?改まって・・・」 デルタ「この作戦を成功させればうちとSEASの関係はとても・・・」 エレン「あーいいよそういうの」 彩香「でも重要な話よ?」 エレン「どーせ黒羽って聞いて翔平が飛び付いただけだろ?」 クロ「そんなわけないだろと否定したいところだが、残念ながら今回もそれなんだよ」 エレン「分かってるよ、たまたま共通の敵を持っただけさ、もし何かミスってもお前らのせいにしたりしねえよ」 エレン「まー成功したら何かお互い感じるものがあるから、合併したりするかもな」 クロ「そりゃ気が早すぎだ」 デルタ「その心意気に感謝する、ここまでしてくれたんだ、しくじるわけにはいかねえな」 彩香「そうね」 エレン「まぁ、それはデルタ君の働きにかかっているのだがな」 デルタ「どういうことだ?」 エレン「要するに今回の作戦は最初に爆弾を大量に使うんだ、その設置をお願いしたい」 デルタ「力仕事ってそれか」 エレン「そーいうこと」 クロ「俺はその間、敵が気づかない様にうまいことやっとくから」 彩香「私もそっちに参加するわ」 エレン「デルタは俺の指示した場所に爆弾を置いて導火線を引いてくれ、じゃあ各々頼むな‼‼‼‼‼」 一週間後、福岡県 レナ「結構かかっちゃったね」 伝氏「ほんとだよ」 レナ「仕方ないでしょ、嵐に遭っちゃったんだから」 翔平「竜はまだ駄目か?」 伝氏「まぁ辛うじて戦えなくもないが、乗り込むのは無理だな、この船に待機だ」 夏希「あの・・・私は・・・」 伝氏「後でクロ作戦隊長に指示を仰ぐよ、お・・・あの船そうじゃないか‼‼‼?」 翔平「おーーーーーい‼‼‼‼クロ‼‼‼彩‼‼‼‼」 クロ「ん、来たな」 デルタ「おぉ、遅かったじゃないか」 翔平「悪い悪い、天候最悪でな」 レナ「その中でも船が沈まなかったのは誰のおかげ?」 伝氏「俺ら頑張って動いたもんなー」 翔平「なー」 ガタンッ レナ「あれ、エレンは?」 デルタ「実は作業が終わりそうにもなくて二人でやってたんだが・・・ぶっ倒れてな、まぁおかげで作業は無事完了している」 翔平「生光使いすぎたんだな」 クロ「ま、現状潜入が不可能なのは、うちでは竜とエレン、クインテットでは姫と彩だな、まぁレナにはこの船に待機してもらうからお前もだな」 レナ「はいはい」 クロ「残りのメンバーは潜入だ、敵の基地のマップや構造が分からない以上、今は作戦を立てられない、現地で直接指示する」 デルタ「なるほど、決行はいつにする?」 クロ「今日は知っての通り大雨だ、火薬が使えないから明日の朝でいいと思うぜ、晴れてればな」