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愛知工業大学囲碁将棋部とは? 1968年頃 鳥居氏により囲碁部が創部される 1979年 中村氏により将棋同好会が創立される 1989年 囲碁部と将棋同好会が合併し、囲碁将棋部となる 1997年 AIT囲碁将棋部OB会発足 2019年 将棋同好会創立40周年&囲碁将棋部誕生30周年
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2023年度春季九州学生将棋大会 実施要項 ○日時:2023 年 5 月 3 日(水・祝)~6 日(土)(団体戦を3・4日に、個人戦を5・6日に実施) ○場所:福岡大学 10 号館 1 階 1011~1014 教室 (〒814-0180 福岡市城南区七隈 8 丁目 19-1) ○申し込み方法 団体戦 4 月 18 日(火)までに各大学の代表委員より理事へ連絡。連絡手段は問いません。 個人戦 4 月 22 日(土)までに各大学の代表委員より理事へ連絡。連絡手段は問いません。 ○参加費:各大学、一括で団体戦1日目にお支払いください。(個人戦のみ参加の場合は個人戦初日で構いません)。 個人戦 :1名につき 500 円(ただし、福岡市内に本部のある大学に在籍する場合にのみ 1000 円) 福岡市外より参加される学生の負担と市内より参加する学生の負担の差を勘案し、参加費の額に差をつけます。収益は、次回大会以降の福岡市外より参加される学生の負担軽減や、全国大会及び各種上位大会へ参加される学生への補助に回します。未来への投資ということで、ご理解とご協力をお願いいたします。ご意見がございましたら是非ご提案ください。 団体戦 1チームにつき一律 11,000 円(参加費 5,000 円、全日本学生将棋連盟加盟費 6,000 円) ※連盟加盟費は半年に一度回収です。また、事前に告知していた通り全日理事会の決定により今年度から連盟加盟費が4,500 円から 6,000 円に変更となります。 ○大会実施方法:ルールは以下の規定に従います。 (1)全九州学生将棋連盟 規約・棋戦細則・内規 (2)全日本学生将棋連盟 規約・棋戦細則・対局規定 (3)日本将棋連盟 対局規定 団体戦 5 人制(10 名登録可) 総当たり 持ち時間 20 分秒読み 40 秒 個人戦 4 人 1 組予選リーグ(2 勝通過 2 敗失格)のち本戦トーナメント 持ち時間 10 分秒読み 30 秒(準々決勝及び 9 位決定戦より持ち時間 20 分秒読み 30 秒に変更) ※個人戦の持ち時間は参加人数によって変更になる場合がございます。 ○特記事項 反則は観戦者の指摘が可能(棋譜取りの有無は問わない)。 反則に関して、盤面に証拠がなく、目撃者がおらず対局者双方の意見の相違が起こった場合は、対局を続行する。ただし虚偽の弁明をしたことが判明した場合は、勝負は虚偽の弁明をした側の負けとし、今後一切の本連盟が主催する大会への参加を禁止する。 両手指し(指した手と異なる手で時計を押す行為)に関しては1回目に厳重注意、2回目は反則負けとする。 携帯電話・スマートフォンの使用を対局中に行った場合は、団体戦の場合、当該選手の所属する大学は失格、個人戦の場合は当該選手の負けとし、今後一切の本連盟が主催する大会への参加を禁止する。 対局中に携帯電話が鳴ってしまった場合は、理事の立会いのもと電源を切る。 〇今回も国際交流館の使用はできませんので各自で宿泊施設を確保してください。 〇タイムスケジュール案(※団体戦の参加校数、個人戦の参加人数、当日の進行状況により前後する場合がございます。また、対戦カードについては参加校が確定次第、改めて連絡いたします。) 団体戦 1 日目(5/3 水) 9 30~ 集合・開会式 10 00~ 1 回戦 11 15~ 2 回戦 13 30~ 3 回戦 14 45~ 4 回戦 16 00~ 幹事会 団体戦 2 日目(5/4 木) 10 00~ 5 回戦 11 15~ 6 回戦 13 30~ 7 回戦 14 45~ 8 回戦 16 00~ 表彰式・閉会式 個人戦1日目(5/5 金) 9 30 集合・開会式 10 00~ 予選 1 回戦 以後、終わったところから 2 回戦ないし 3 回戦まで行う (お昼休憩) 13 30~ 決勝トーナメント 1 回戦 14 30~ 決勝トーナメント 2 回戦 ※1 日目はベスト 8 を決めるまで (追記)9 位~16 位の選手の希望者に限り、9 位決定戦を 翌日行います。 個人戦 2 日目(5/6 土) 10 00~ 準々決勝(9 位決定戦も並行して行います) ※いずれも持ち時間 20 分秒読み 30 秒 12 30~ 準決勝 14 00~ 決勝(3 位決定戦) 15 30~ 表彰・閉会式 団体戦は、オーダー提出に遅れた場合は不戦敗になることがあるので注意してください。オーダー交換時間は会場内でアナウンスしますので(1 回戦は対局開始 10 分前、2 回戦以降は原則として対局開始 5 分前)、各大学、会場には必ず 1 名残っておくように注意してください。優勝校は 9 月に実施予定のトリプルアイズ杯に、準優勝校は 8 月に実施予定の西日本大会にそれぞれ推薦します。 個人戦は、6 月に実施予定の学生名人戦の九州代表者 3 名の選考を兼ねます。優勝者には 2023 年度春季九州学生将棋名人の称号が与えられます。また、上位入賞者 6 名(4 位~9 位)を西日本大会に推薦します。
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将棋 流将 相手 商品 獅子神 将棋王 戦国鎖かたびら 羽野 十段 スタミナンロイヤル 神沢 九段 赤い宝石 安澤 八段 黒い宝石 比嘉 七段 フランス製男性用香水 齋藤 六段 日本酒 須良間 五段 日本酒 矢野 四段 スタミナンXX 鰺坂 三段 ハートブレスレット 鎌内 二段 銅の皿 杉山 初段 タウリナー 備瀬 一級 スタミナンX 大城 一級 タフネスZ 石田 二級 海ぶどうシェイク 中井 二級 タフネスZ 渡邊 三級 幕の内弁当 寺田 三級 特製焼そば 大窪 四級 幕の内弁当 岡村 四級 とんかつ弁当 森谷 五級 焼きそばまん 柴山 五級 特製焼そば 遠藤 六級 フライドミミガー 梶木 六級 ツナおにぎり 本橋 七級 昆布おにぎり 宮武 七級 ツナおにぎり 小長谷 八級 上地 八級 昆布おにぎり 東郷 九級 ツナおにぎり 上原 九級 鮭おにぎり 佐々木 十級 ポケットティッシュor牛乳 八木 十級 牛乳 試練踏破 相手 手合割 商品 試練踏破3 試練踏破2 六枚落ち+歩六枚なし 鉄の皿 試練踏破1 十枚落ち タウリナーX 完全攻略方法(反則技) ※PCが隣にある方限定 http //www.vector.co.jp/games/soft/win95/game/se193871.html このフリーソフト(K-将棋 by STUDIO-K様)をパソコンにDLし、起動させる。 1. 【PC上】対局→新規対局開始を押し、先手→「あなた」 後手「K-shogi(上級でOK)」を選び、対局開始ボタンを押す。 (→そのあと、「表示」→「盤面反転」と押し、上下をひっくり返しておく) 2. 【ゲーム上】800円払って将棋をはじめ、対局相手(段・級)を選択。開始し、こっちを「後手」にさせる。 (先手だったらセレクト→中断でもう一度話しかける)→相手が駒を打ち始める。 ※先手の場合は【PC上】で先手「K-shogi(上級)」後手「あなた」でPCの打つ通りに打っても良いでしょう。 3. 【PC上】でゲーム上の対戦相手が駒の打った通りにそのまんまPCで打つと、CPUがそれに合わせて強ーい手を考えて打ってくる 4. 【ゲーム上】でCPUが打った通りに打っていく。以降3.と4.の繰り返し 番外編. 上記は勝ち抜き戦のクリア方法だが、棋譜作成ソフトを使い、 試練踏破で出される駒の配置を作成・csaファイル等で保存。 作成した棋譜ファイルを将棋ソフトに読み込ませ、 上記1~4の要領で対戦すると試練踏破の第八踏破まではクリアできる。 第九踏破は駒落ちが厳しい為、この反則技は使えない。 (思考レベルを「研究」にして何度かやってると第九踏破でもたまに勝ってくれます) ※Bonanza v4.0.4利用で第九踏破1発クリア確認。 Bonanzaでやる場合、駒落ちは持ち駒にして使わないようにすればよい。 おそらく、Bonanzaの思考ルーチン上は持ち駒の存在も考慮されているだろうが、 何しろ強い思考ルーチンなので勝ててしまう。でも、最終は今のとこ… csaファイル作成はこのソフトが便利です。 Kifu for Windows http //homepage2.nifty.com/kakinoki_y/ 最終戦目の棋譜 最終戦目の棋譜
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春大会についてのお知らせです。 会場 石川県金沢市 金沢歌劇座 日程 5月4日 団体戦 9時〜20時(予定) 5月5日 個人戦一日目 9時〜18時(予定) 5月6日 個人戦二日目 9時〜14時(予定) 競技方法 団体戦 5人1組の団体戦(登録は8人まで) 15分(切れたら40秒) 個人戦 2勝通過2敗失格の予選と、予選通過者によるトーナメント。 予選 10分(切れたら30秒) 決勝トーナメント 15分(切れたら60秒) 準決勝/決勝 20分(切れたら60秒) 団体戦優勝チームは8月5〜7日に行われる毎日杯争奪全国大学対抗将棋大会への出場権を得ます。 団体戦準優勝チームは東日本大会への出場権を得ます。 個人戦優勝者および準優勝者は5月24日25日に行われる学生名人戦への出場権を得ます。 参加費 連盟加盟費 4500円 団体戦参加費 一人600円 個人戦参加費 一人600円
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実際世の中でも沢山の例をあげることができます。私は子供の時に将棋を覚えました。この中で将棋のルールを知っている人はいますか?兄弟は大抵知っているでしょう。姉妹の皆さんで知らない人は後で聞いてみてください。私の近所のお爺さんがとても将棋が強かったんです。それで子供の時に対戦しました。そのお爺さんはものすごいハンデを私にくれました。自分は飛車角、香車、桂馬、歩なしでやって良いと言って来ました。何のことか分かりますか?自分は王将、金将、銀将の3種類だけで戦ってよいと言ってきたわけです。これならば幾らなんでも勝てるだろうと思っていました。しかし、結果はどうだったんでしょうか?自分が勝っていたらこんな話はしません。何度やっても勝てませんでした。何度戦っても、明らかに相手が不利な状況なのに、勝てないんです。もし立場が逆ならば、当然自分は負けているんです。しかし、そのお爺さんが少ない駒であっても、その駒を握った時に、私よりも遥かに優れた働きをしたんです。その時に悟らされました。どんな沢山駒があるかが重要なんではなく、誰に握られるかが重要なんだと気付きました。人間的にみるならば、沢山種類があって、見た目には華々しくて、そちらの方が強そうに見えます。私が将棋で相手にした布陣は弱そうだったんです。しかし、その弱そうな布陣がそのお爺さんに握られた時に、強い存在になったんです。 宮本武蔵と佐々木小次郎が戦った巌流島の戦いを見てください。佐々木小次郎は真剣で戦いました。しかし、宮本武蔵は木刀で戦ったんです。磨き上げられた真剣と木で作った木刀、どっちがつよいんでしょうか?明らかに真剣です。人を切る力も、鋭さも無い木刀なんです。しかし、その木刀が宮本武蔵に握られた時に、それは強い存在となったのです。結局の所大事なのは誰によって握り締められるかなんです。 ダビデを見てください。ダビデが何でゴリアテを倒す事ができたんでしょうか?見た目は明らかにゴリアテが強いんです。しかし、石投げ器がダビデに握られた時に、それはあらゆる剣よりも、あらゆる槍よりも強い武器となったんです。私達は主の前で道具に過ぎません。私達が自分自身を用いるんではないです。私達は道具であり、用いるのは主ご自身です。主が用いられるならば、私達はどんな武器よりも強くなる事ができます。私達は自分の弱さで嘆くのをやめましょう。たとえ自分には世の中的には社会的には才能がないかもしれない。知識や智恵がないかもしれない。体力がないかもしれない。しかし、大事なのは主に握られることです。私達は自らの力ではなく、主に用いられる道具として勝利しなければなりません。モーセは40歳の時に自分の力で民を導こうとしたんです。しかし、失敗しました。80歳の時に無力に思えるモーセが主の御手に握られた時に、奇跡が起きたんです。
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登録日:2018/05/14 (月) 16 31 00 更新日:2024/05/28 Tue 17 24 02NEW! 所要時間:約 16 分で読めます ▽タグ一覧 ボードゲーム 中将棋 仲人 古典将棋 壇狩摩 大将棋 大局将棋 大山康晴 将棋 水無瀬駒 犬走椛 猛牛 獅子 軍法持用・金烏玉兎釈迦ノ掌 飛龍 鳳凰 麒麟 龍王 中将棋・大将棋とは、将棋の一種。 ▽目次 概要歴史 基本ルール 駒の特徴歩仲人(ちゅうにん)/醉象(すいぞう) 歩兵(ふへい、ふひょう)/金将(きんしょう)・と金 小駒猛豹(もうひょう)/角行(かくぎょう、かくゆき) 銅将(どうしょう)/横行(おうぎょう) 銀将(ぎんしょう)/竪行(しゅぎょう) 金将(ぎんしょう)/飛車(ひしゃ) 盲虎(もうこ)/飛鹿(ひろく) 醉象(すいぞう)/太子(たいし) 玉将(ぎょくしょう)・王将(おうしょう) 麒麟(きりん)/獅子(しし) 鳳凰(ほうおう)/奔王(ほんおう) 走り駒香車(きょうしゃ)/白駒(はくく) 反車(へんしゃ)/鯨鯢(けいげい) 竪行(しゅぎょう)/飛牛(ひぎゅう) 横行(おうぎょう)/奔猪(ほんちょ) 飛車(ひしゃ)/龍王(りゅうおう) 角行(かくゆき・かくぎょう)/龍馬(りゅうま) 龍王(りゅうおう)/飛鷲(ひじゅう) 龍馬(りゅうま)/角鷹(かくよう) 大走り・獅子奔王(ほんおう) 獅子(しし) 大将棋大将棋にあって中将棋にない駒鐵将(てつしょう) 石将(せきしょう) 桂馬(けいま) 悪狼(あくろう) 嗔猪(しんちょ) 猫刄(みょうじん) 猛牛(もうぎゅう) 飛龍(ひりゅう) 大将棋以上の将棋 余談 概要 まずこれを見てくれ。 こいつをどう思う? 香車 猛豹 銅将 銀将 金将 醉象 玉将 金将 銀将 銅将 猛豹 香車 反車 角行 盲虎 鳳凰 麒麟 盲虎 角行 反車 横行 竪行 飛車 龍馬 龍王 奔王 獅子 龍王 龍馬 飛車 竪行 横行 歩兵 歩兵 歩兵 歩兵 歩兵 歩兵 歩兵 歩兵 歩兵 歩兵 歩兵 歩兵 仲人 仲人 仲人 仲人 歩兵 歩兵 歩兵 歩兵 歩兵 歩兵 歩兵 歩兵 歩兵 歩兵 歩兵 歩兵 横行 竪行 飛車 龍馬 龍王 獅子 奔王 龍王 龍馬 飛車 竪行 横行 反車 角行 盲虎 麒麟 鳳凰 盲虎 角行 反車 香車 猛豹 銅将 銀将 金将 王将 醉象 金将 銀将 銅将 猛豹 香車 すごく……大きいです…… 広い。そして駒の数の種類も多い。 これが 中将棋 、今日一般に「将棋」と呼ばれる本将棋の元になったゲームにして、今日まともに指される機会のある数少ない古典将棋である。 また、中将棋の元となった大将棋についてもこの項で取り扱う。 歴史 大将棋から盤を小さくし、駒数を整理したものとして開発されたと考えられている。 この手のものと常として明確な発祥は不明だが、江戸期に本将棋が主流となった後も公家や武士の間でそれなりに指されていたようである。 明治維新以降も細々と命脈は続いていたが、第二次世界大戦、およびその後の混乱期を経て一時は完全に廃れるかに思われた。 しかし、そうした事態を憂いた大山康晴十五世名人を始め棋界各人の働きかけや活動により、現在でも中将棋は僅かながら一定のプレイヤーを獲得している。 ちなみに全国大会も行われており、参加者はおおよそ30人前後とのこと。 大阪府三島郡島本町は水無瀬駒発祥の地であり、水無瀬駒はそもそも中将棋に使われていたという経緯からそうした所以で町おこしを行っている。 現地では子供向けの中将棋教室も定期的に開かれており、それなりのプレイヤー数があるようだ。 今からやってみようとしても駒の入手が困難であり(いちおう「ねこまど」で売っているのだが、需要も少ないせいか駒だけで26000円弱である)、また1勝負2~3時間かかるのもネックになる。相手の調達が一番の問題 手軽に体験するならばネット上のサイトかスマホアプリが良いだろう。 基本ルール 多くの点は将棋に準じる。 すなわち玉(王)を「詰める」のを目的とし、例外を除いては駒は他の駒を飛び越えられず、自分の駒の利きに相手の駒がいれば取れる、などである。 大きな違いは、取った駒は「取り捨て」である事。つまり持ち駒がない。このため、それに関わるルール(打ち歩詰めや二歩の禁止など)もない。 また本将棋では玉に相手の駒が効いている状態を放置すると反則負けになるのだが、中将棋ではその場合は玉を取っての勝ちとなる(もちろん取らなければ勝負続行)。これを「突き落とし」と言う。 (実はある理由から玉が取れないとまずいためこういうルールになっている。その点は後述) チェスと同様に「駒枯れ」(盤上の駒が極端に少なくなり、お互い相手玉を詰められなくなること)が発生するため、そうした場合は持将棋(引き分け)になる。 千日手の場合、4度目の同じ盤面が現れた手を指した方が手を戻して別の手を指さなければならない。 駒は敵陣(4段目以降)に「入った時」のみ成れる。敵陣侵入時に不成を選んだ場合、一度敵陣から出て再度侵入しなければ成ることができない。この点の例外は「相手の駒を取る動きをした場合(敵陣内でも敵陣から出る動きでも)」または「歩兵が敵陣1段目に行った場合」である。なお、本将棋と違い「敵陣1段目の歩を成らない」ことも合法手である(結局「行きどころのない駒」となってしまうため、全く意味がないが)。 駒の特徴 日本中将棋連盟のサイトで示されている駒の格に従い、その成り駒と共に説明する。 記号は □:移動、もしくは飛び(間の駒を無視して移動できる) ─(罫線):走り(その方向に遮る駒がない場合ずっと行ける) 1、2:2歩移動 本将棋にはない駒の移動の仕方である。 特性として以下のようなものがある。 1の所に移動できる。 2の所に間の駒を飛び越して移動できる。 1に相手の駒がある場合、取って2に移動することができる。または取って元の位置に戻ることができる(これを「居食い」と言う)。 1、2に相手の駒がある場合、両方を取って移動することができる。 1に他の駒がない場合、「移動して元の位置に戻った」とすることができる(これを「じっと」と言う。事実上、パスに等しい)。 とまあ結構ややこしいが、同時に強力な特性である。それだけに持っている駒は少なく、獅子・角鷹・飛鷲の3つだけである。ついでに言えば獅子はもうちょっと複雑であり、さらに特殊ルールも多い。 歩 一番最下級の駒。その代わり数が多いのと最前線に陣取っているため、これらをどうさばいていくかで序盤から中盤の優劣が決まる。 仲人(ちゅうにん)/醉象(すいぞう) □ 仲 □ 歩兵より先に飛び出しているいささか奇異な位置にいる駒。「なこうど」ではない。 元は「注人」であったのが、時代の変遷とともに音が同じでより立ち位置を表す「仲人」表記になったようである。 意味合い的には合戦に先立ち旗指物をもって立つ兵士を示しているようだ。(なので動きもほんのちょっと歩兵より上) とは言えゲームの扱い的には本当に「歩兵よりちょっとまし」レベルであり、状況次第では遠慮なく突き捨てられる駒である。 □ □ □ □ 象 □ □ □ 成ると醉象。詳細は以下に譲るとして、真後ろには動けなくなる。が、それ以外の動きの広がりが大きいので成れるなら成っておきたいところ。ただ、仲人が成る機会というのは非常に珍しい。 歩兵(ふへい、ふひょう)/金将(きんしょう)・と金 □ 歩 各陣営12枚ある一番数の多い駒。本将棋では「歩のない将棋は負け将棋」というが、それは手軽に打ち駒として使えるのが有利なのであって、取り捨てな中将棋では簡単に突き捨てられる悲しい存在である。 とは言え歩兵と別のそれなりの駒の交換となれば有利であるため、位置取りは大事であり決して軽視できるものではない。 □ □ □ □ 金 □ □ 成ると金将。慣例的に「と金」とも言う。 なぜ「と」と言うかは諸説あるが省略。 本将棋の歩兵の裏は「と」と書いてあるが、これに対し中将棋や大将棋などの大型将棋の歩兵の裏は、本将棋の成香のような字体の金の崩し文字が書いてあることが多いらしい。 小駒 一マスしか動けないが歩より格上として扱われる駒。 中将棋は本将棋より盤面が広いことと、持ち駒のシステムがないためどうしても本将棋より扱いが軽くなる。 尤も、上手く使えば攻めにも守りにも働くのは本将棋と同じである。 猛豹(もうひょう)/角行(かくぎょう、かくゆき) □ □ □ 豹 □ □ □ たけだけしいヒョウ(動物)。 動きとしては横に動けない玉、もしくは後ろに動ける銀。 中将棋を見ると結構動物名が入っている駒が多く、実は大将棋とかになってくるともっとあるのだがこれもその一つ。 単純に強そうな名前である。真後ろに動けて銀より前後に強いイメージなのも高ポイントか。 \ / \ / 角 / \ / \ 成るとなんと大駒の角になる。最初からの角と分けるために小角(ちょろかく)と呼んだりもする。ちょろいん 角自体が駒の種類の多い中将棋ではそこまで強い方ではないということは密に、密に。 ちなみに猛豹の成りによるデメリットとしては、前後への利きを失うため、筋違いの場所にどうしても行けなくなってしまう点に留意する必要がある。 銅将(どうしょう)/横行(おうぎょう) □ □ □ 銅 □ 本将棋を知った時、「金銀とあって銅はないのか」なんて思ったことはないだろうか? 実は中将棋以前はあったのである。 動きとしては横に動けない金。前には強いのでそこを生かしたい。 □ ─ ─ 横 ─ ─ □ あの前に出ることばかり考えていた銅将が、なんということでしょう。横に強くなったではありませんか! ……特性が変わりすぎるので成るかどうかは状況次第。大体成った方がいいとは思うが。 銀将(ぎんしょう)/竪行(しゅぎょう) □ □ □ 銀 □ □ 本将棋では攻めの主役ともなる駒だが、中将棋ではそんなこともない。いや単純に一段目からだと敵陣が遠すぎるのよ。 斜め後ろにも効くという特性はもちろん有用なのだが。 │ │ □ 竪 □ │ │ 成ると金の動きをする成銀、ではなくて竪行という駒になる。 見ての通り縦に強い働きをする駒になるが、一方で斜めの動きが全てなくなるため、ある意味本将棋の時以上に成るか成らぬか悩ましい。 金将(ぎんしょう)/飛車(ひしゃ) □ □ □ □ 金 □ □ 毎度おなじみの金。本将棋同様玉傍で守りに働いてくれる。 │ │ ─ ─ 飛 ─ ─ │ │ 中将棋では金も成れ、しかも成ると飛車になる。通称「金飛車」。 とは言え後述する通り、飛車の扱いは本将棋より軽いのだが。 盲虎(もうこ)/飛鹿(ひろく) □ □ □ 虎 □ □ □ □ たけだけしい虎ではなく目の見えない虎。阪神タイガースは関係ない。 盲という字からか、前にだけは動けないという変わった性質を持つ。 │ □ │ □ □ 鹿 □ □ │ □ │ 成ると飛鹿。虎から鹿とかこれいかに。 横の動きはそのままに前後に走れるようになるため、単純に強力。 ……まあ単純に盲虎が成ること自体が大変ではあるのだが。 醉象(すいぞう)/太子(たいし) □ □ □ □ 象 □ □ □ 仲人の成り駒であった醉象だが、単独でも存在する。 醉象自体は「酔って暴れる象」から凶悪な心をさす仏教用語なのだが、この駒も酔っているのか真後ろには行けない。 だが、それらはさておきこの駒の真価は成り駒となった時に発揮される。 □ □ □ □ 太 □ □ □ □ 成ると太子。「太子玉」とも言う。意味合い的には天皇の嗣子か。 玉と同じなのは動きだけでなく、 もう一枚の玉として扱われる。 要するに玉と太子、両方取られなければ負けない、ということである。 その為、多少の無理を押しても成る価値のある駒となっている。成った直後に取られては本末転倒もいいところだが。 玉将(ぎょくしょう)・王将(おうしょう) □ □ □ □ 玉 □ □ □ □ 玉将、もしくは王将。総大将であり、取られたら基本的に負けの駒。中将棋の場合、前述の太子の存在が例外となるが。 「最初は王だったのだが、間違って点が付けられた駒ができて玉将も使われるようになった」という俗説がまことしやかに語られることもあるが、古い駒には玉しかないこと、財宝が駒に含まれるマークルックの影響が見られること、「玉金銀」とするといずれも財宝のことであり並びがいいこと、などから玉の方が本式であり、後々位置づけのこともあって字体の似通った王を使うようになった、というのが実際のようである。 周囲に隙がないが、走り駒が多く持ち駒の存在しない中将棋ではそこまであてになるものでもない。守りは注意深く。 当然ながら成りは存在しない。 麒麟(きりん)/獅子(しし) □ □ □ □ 麒 □ □ □ □ 首の長い動物……ではなく幻獣の一種。キリンビールのラベルが一番わかりやすいか。 「縦横移動のみでちょうど2マス先」にのみ移動できる、といういささか不思議な移動先を持っている。(鳳凰ほどではないが) 1マス目に駒がいる場合は飛び越えて移動できる。 上下左右全て死角なのだが、桂馬とかと違ってそれなりに足が速く、後退もできるため逃げやすい。 2 2 2 2 2 2 1 1 1 2 2 1 獅 1 2 2 1 1 1 2 2 2 2 2 2 成り駒は最強の片割れ、獅子。 こいつの真価は後程。 ただ、鳳凰とならんで安易に使い捨てせず、是非成ることを目指したい駒である。 鳳凰(ほうおう)/奔王(ほんおう) □ □ □ □ 鳳 □ □ □ □ ご存知伝説の鳥。なのだが、移動範囲が「なんだこれ」と言いたくなることになっている。 縦横に1マス、斜めに2マス(飛び越え可能)で要するに麒麟と対になっているのが、どっちがどっちかわからなくなることも……。 利きをうっかりしやすい駒の代表例かもしれない。 \ │ / \ │ / ─ ─ 奔 ─ ─ / │ \ / │ \ 成り駒は最強の片割れ、奔王。 チェスのクイーンと同じ動きとなるこちらの強さは説明不要であろう。 麒麟とならんで是非成ることを目指したい駒である。 ただ鳳凰の成りについては、斜め四方への飛び越しができなくなるデメリットだけには留意したい。そのため局面によっては不成もあり。 走り駒 いわゆる「遮るものがない限りどこまでも行ける」駒。 本将棋より盤が広い中将棋ではよりその価値が高くなっている。 その分種類も多いため、使いこなしていきたい。 香車(きょうしゃ)/白駒(はくく) │ │ 香 本将棋でもおなじみ、退くことを知らない特攻野郎。 端の要となるのは本将棋同様なのだが、(これまでで想像がつくように)成った後が違う。 \ │ / \ │ / 白 │ │ 成ると白駒。「白馬」という意味。 馬(龍馬)とはちょっと違うが、それでも前に強い自在の機動力を手に入れられる。 成った場合は一旦引いて中央に睨みを利かせるのが正解か。 反車(へんしゃ)/鯨鯢(けいげい) │ │ 反 │ │ 「反」ってくる香「車」なので「反車」。ある意味分かりやすい。 初期配置が香車の上なので、香車と連携して端を睨むことになる。 │ │ 鯨 / │ \ / │ \ 成ると鯨鯢。「鯨」も「鯢」もくじらという意味で、読みとしてはどちらも「げい」なのだが、「げいげい」だと音が重たいので「けいげい」と言われるようになったとか。 ちょうど白駒をひっくり返したような移動範囲のため、敵陣からいきなり自陣前の中央に睨みを利かせられるのは強みか。 位置取りに少し頭を使う必要のある駒である。 「白駒は下へ鯨鯢は上へ」ということか。 竪行(しゅぎょう)/飛牛(ひぎゅう) │ │ □ 竪 □ │ │ 銀の成り駒である竪行だが、単独の駒としても存在する。 反車の移動に加えて横に1マスだけとは言え動けるため、適宜睨みを利かせるラインを変えられるのは強み。 ちなみに「竪」は縦という意味があるので、これは「縦に行く駒」という意味である。そのまんまだな。 \ │ / \ │ / 牛 / │ \ / │ \ 成ると飛牛。空飛ぶ[[牛]]……? 真横の移動こそなくなるものの、それを補って余りある6方走りは高い制圧力を誇る。 横行(おうぎょう)/奔猪(ほんちょ) □ ─ ─ 横 ─ ─ □ 銅の成り駒である横行だが、単独の駒としても存在する。 横に走れることは守りに強みを示すが、前後1マス移動ということで成ることからは程遠い。 基本的に守りの駒か。 \ / \ / ─ ─ 猪 ─ ─ / \ / \ 成ると奔猪。成る前、成る後共に竪行と対をなしているが、横行は成れること自体が希少かも。 角+横走りは成れれば十分強力なのだが。 飛車(ひしゃ)/龍王(りゅうおう) │ │ ─ ─ 飛 ─ ─ │ │ 本将棋ではトップクラスの大駒、飛車も中将棋では二枚あるそこそこ強力な駒までランクダウン。 とは言えその利きに衰えがあるわけでもないので、別に弱いわけではない。 │ □ │ □ ─ ─ 龍 ─ ─ □ │ □ │ 成れば本将棋では最強の片割れとして知られる龍王。死角を埋める斜め移動で隙がない。 中盤から終盤にかけて残っていれば強力ではある。 角行(かくゆき・かくぎょう)/龍馬(りゅうま) \ / \ / 角 / \ / \ 飛車と双璧をなす角。ちなみに名前の意味は「斜めに動く」だったりする。 だから本来は「かくゆき」が正しいのだがいつの間にか「かくぎょう」が正式な読み方になってしまった、というどうでもいいトリビア。 飛車以上に「持ち駒にできない」ことの制約が大きく(成らずに違い筋に利かせる方法がないため)、本将棋に比べるとどうしても活躍の機会が限られる。 \ / \ □ / □ 馬 □ / □ \ / \ 成ればやはり本将棋では最強の片割れとして知られる龍馬。普通は「馬」と呼ぶ。 死角を補う縦横移動は同時に違い筋へ利きをもたらす方法でもあるため、ある意味龍以上に成る成らないが重要になる。 ただ中将棋の場合は……(後述) 龍王(りゅうおう)/飛鷲(ひじゅう) │ □ │ □ ─ ─ 龍 ─ ─ □ │ □ │ 実は龍も馬も初期駒としてある。 それも二枚ずつだ! 飛車角涙目。まあずっと「飛車角の価値は本将棋ほどじゃない」と言ってる一因である。 しかもここまで見てきてお気づきと思うが、どっちも成りがある。 2 │ 2 1 │ 1 ─ ─ 鷲 ─ ─ / │ \ / │ \ で、龍王の成り駒が飛鷲である。「龍から鷲ってランクダウンしてない」? 知ら管。 後ろ斜めに走れるようになっただけでなく、斜め前方に「二歩」動けるようになっているのが特徴。 これはそちらの方向の「1に移動できる」「1の駒を取って元の位置に戻れる」「12の両方の駒を取れる」「1を飛ばして2に移動できる」ことを意味する。(また、どちらかの1に他の駒がない場合「じっと」と言って動かないことも可能。) 最強クラスの駒、獅子の能力を一部とはいえ身に着けているのは相当に強力である。是非とも成りたい駒の一つ。 龍馬(りゅうま)/角鷹(かくよう) \ / \ □ / □ 馬 □ / □ \ / \ 前述のように馬も二枚ある。効果的に活用していきたい。 \ 2 / \ 1 / ─ ─ 鷹 ─ ─ / │ \ / │ \ 成れば角鷹。前以外の7方向走りはそれだけで圧巻の一言。では前が隙なのかというとそちらには獅子の能力を持つ。 隙のない強力な駒である。自分の馬は是非成らせ、敵のそれは阻止したいところ。 大走り・獅子 走り駒よりさらに上位の駒として、大走りと獅子があげられる。 まあ大走りと言っても「奔王」だけなんだけど。 ただわざわざ別格扱いされるだけあり、どちらも超強力。更にどちらも成ることはできず、獅子に至っては特殊ルール山盛りである。 奔王(ほんおう) \ │ / \ │ / ─ ─ 奔 ─ ─ / │ \ / │ \ 説明不要の八方走り。チェスのクイーンと同等と言えばその強力さは容易に想像がつくだろう。 盤面の面倒を減らすために早々に相手との共倒れを目指すか、維持しつつじっくりと指すか。 獅子(しし) 2 2 2 2 2 2 1 1 1 2 2 1 獅 1 2 2 1 1 1 2 2 2 2 2 2 中将棋で最も特徴的な駒かつ、最も重要な駒。 ぱっと見では意味不明な移動範囲だが、概ね「玉二回分の移動を一手で指せる」と思って間違いない。(例外として、1の地点を飛び越えて2の地点に着地することも可能) その為、飛鷲や角鷹と違いさらに柔軟に周囲の駒を食い荒らし、好きな位置に移動することができる。 その強力さゆえに、獅子を取ることに関しては幾つかのルールが設けられている。 1・獅子の足/かげ足 獅子同士が2マス離れており、かつ手番でない方の獅子に利き駒がある、すなわち「獅子を動かして相手の獅子を取った場合、即座に取り返される可能性がある」場合、獅子で獅子を取ることはできない。 これを「獅子に足がついている」と言う。かげ足は手番側の獅子が邪魔で直接獅子に利いているわけではないが、手番側が獅子で相手の獅子を取ればやはり取り返せる状態を指す言い回しで、ルール的には獅子の足と同等に扱う。 2・先獅子 獅子以外の駒で獅子を取った場合、取られた側は直後の手で相手の獅子を取り返すことができない。 1,2のルールはともに「安易な獅子の相打ち」を防ぐことが目的である。 3・獅子の付け食い 1の状況において、相手側の歩兵、仲人以外の駒がこちらの獅子と相手の獅子にある場合、1のルールを無視してその間にある駒と一緒に獅子を取ってよい。これを「付け食い」という。 この場合、相手は即座に他の駒で獅子を取り返してよい。 実際にやってみると分かるが獅子の周囲には迂闊に近寄れず、さらにこれらの特殊ルールにより退場しにくくなっている。 序盤から中盤にかけてどれだけ獅子を暴れさせられるかは戦況を分けるだろう。 特に序盤から中盤にかけては、一方的に獅子を取られようものなら負け同然の状況になってしまうので大事に使おう。 終盤になってくると奔王や飛鷲・角鷹あたりの機動力が勝るのだが。 大将棋 さて、その中将棋の元となった大将棋だが、盤はこんな感じ。 香車 桂馬 石将 鐵将 銅将 銀将 金将 玉将 金将 銀将 銅将 鐵将 石将 桂馬 香車 反車 猫刄 猛豹 盲虎 醉象 盲虎 猛豹 猫刄 反車 猛牛 嗔猪 悪狼 鳳凰 獅子 麒麟 悪狼 嗔猪 猛牛 飛車 飛龍 横行 竪行 角行 龍馬 龍王 奔王 龍王 龍馬 角行 竪行 横行 飛龍 飛車 歩兵 歩兵 歩兵 歩兵 歩兵 歩兵 歩兵 歩兵 歩兵 歩兵 歩兵 歩兵 歩兵 歩兵 歩兵 仲人 仲人 仲人 仲人 歩兵 歩兵 歩兵 歩兵 歩兵 歩兵 歩兵 歩兵 歩兵 歩兵 歩兵 歩兵 歩兵 歩兵 歩兵 飛車 飛龍 横行 竪行 角行 龍馬 龍王 奔王 龍王 龍馬 角行 竪行 横行 飛龍 飛車 猛牛 嗔猪 悪狼 麒麟 獅子 鳳凰 悪狼 嗔猪 猛牛 反車 猫刄 猛豹 盲虎 醉象 盲虎 猛豹 猫刄 反車 香車 桂馬 石将 鐵将 銅将 銀将 金将 王将 金将 銀将 銅将 鐵将 石将 桂馬 香車 盤面が15×15に広がり、またそれに伴ってほぼ左右対称になっている(鳳凰と麒麟のみ先手後手で互い違い)。 大将棋は残る文献から鎌倉期(13世紀)ごろが最盛期であったと考えられている。13世紀末に編纂された普通唱導集にある大将棋指しへの追悼文などからそれが読み取れる。 それ以降は徐々に中将棋、そして本将棋にとって代わられたのだろう。 16世紀頃の人物である水無瀬兼成(水無瀬家13代目当主にして、「水無瀬駒」の大家)の残した「象戯図」には大将棋を含めた今日では古典将棋と呼ばれるものの駒の初期配置及び動かし方の記録があるのだが、この中には成りが醉象→太子、麒麟→獅子、鳳凰→奔王の三つしか記載されておらず、それ以外は成りがなかったか、あるいは、獅子・奔王・龍王・龍馬など、金に成ってしまうとデメリットしかない駒は成りを持たず、その他の全ての駒は(本将棋のような)金に成ったのではないかと推測されている。 こうした記録から、中将棋は大将棋から小駒の数を減らし、それによって減った駒数でエキサイティングな展開にするために成り駒を強力にしたのではないか……と考えられている。 盤が広く駒数が多く、一局に時間がかかることもあり南北朝の頃には廃れたのではないか、というのがもっぱらの見方である。 伊藤家の残した「象戯図式」にも大将棋はあるが、そちらでは成り駒の多くは中将棋と統一されている。 大将棋にあって中将棋にない駒 8種類あるが、比較的弱い駒ばかりである。成りは全て金であるため、動き方の図は省略する。 鐵将(てつしょう) □ □ □ 鉄 「将棋のルールを変えよう」という話になるとよく安直に出てくるのが「金銀があるんだから銅とか鉄とかの駒も増やすべき」という意見なのだが、先述の通り中将棋には銅将があるし、大将棋までさかのぼると鐵(鉄)将もある。 ただし性能はお察し。最下段、1マス移動で前方にしか利きがないのは色々辛い。成る機会は少ないだろうが、成って金になって(3マスパワーアップ)初めて後退ができるようになる。 石将(せきしょう) □ □ 石 そして鉄の下の石。 うんまああれだ、合い駒にはなるよ、たぶん。 こちらも成る機会は少ないだろうが、成って金になることができれば4マスパワーアップとなり、そこで初めて後退ができるようになる。 桂馬(けいま) □ □ 桂 中将棋になく、本将棋にある唯一の駒がこの桂馬。実は大将棋の段階では存在していたりする。 持ち駒にして好きなところに打てない分本将棋よりは効力が落ちるが、跳ねていけるのは十分強い。金に成るかどうかは本将棋と同様に考えることになる。 悪狼(あくろう) □ □ □ □ 狼 □ 「悪」は昔は力強いことを意味する言葉だったので(例として平安末期の武将、源義平は「悪源太」と呼ばれた)、ここでは「強い狼」ということだろう。 三段目中央という比較的睨みやすい位置に置かれているため、追加駒の中では立場はいい方。後ろに全く下がれないことには注意したい。 金に成れば後ろに下がれるようになりデメリットも一切ないが、利きの増加もその1マス分でしかない。 嗔猪(しんちょ) □ □ 猪 □ □ 嗔とは仏教の用語で三毒の一つ、怒りや恨みを示す。 怒り狂った猪、という感じだろうが。のわりに冷静に下がれるが。 劣化金のようにも見えるが、一応四方向に動けるので使い方次第ではあるか。成れば2マスパワーアップ。 猫刄(みょうじん) □ □ 猫 □ □ 要するに猫又。 前に動けない銀という感じだが、斜め移動は思ったより足が速いので意外と優秀。 成ると斜め後ろに動けなくなるデメリットは本将棋の銀と同様だが、こちらは表側の状態では前に動けず、筋違いの場所に行けないので、本将棋の銀よりは成るべきケースが増えるかもしれない。 猛牛(もうぎゅう) □ □ □ □ 牛 □ □ □ □ とりあえずバファローズは関係ない。 ちなみに大将棋の場合、猛牛を「牛」、飛牛を「丑」で現す。 移動範囲は縦横2マス。これは間の駒は飛び越えられないことに注意。また、ここに相手の駒が2枚あっても獅子と違い両方は取れず、取れるのは手前だけである。 成ることにより移動範囲が8マスから6マスに減ってしまう2種類の駒のうちの1つ。成るメリットとしては斜め前に動けるようになる点が挙げられるが、本将棋の銀以上に不成が多くなるだろう。特に敵陣1段目での猛牛成りは戦略的に見て基本的にNGだ。 飛龍(ひりゅう) □ □ □ □ 龍 □ □ □ □ 大将棋の場合飛龍を「龍」、龍王を「竜」とする。 龍とつく駒は三つあるが、その中では唯一走り駒ではない。 斜め2マス移動だがルール的には猛牛と同様。ただ思わぬところをすり抜けて移動できるため、意外と前には出やすい。 成ることにより移動範囲が8マスから6マスに減ってしまうもう1種類の駒。こちらも成るメリットとしては、成る前にはどうしても行けなかった筋違いの場所に行けるようになるという点もあるものの、本将棋の銀以上に不成が多くなるだろう。 成りによるデメリットの大きい猛牛・飛龍という2種類の駒に関しては、基本的に猛牛は猛牛らしく、飛龍は飛龍らしく、「猛牛・飛龍は不成に使え」ということだろう。局面によってはあえて成ってしまうことによって、駒得したり敵玉を詰ませたりすることができるような状況も考えられるのだが。 大将棋以上の将棋 大将棋よりも更に大きな将棋も色々とある。 但し、こうした大きな将棋は「象戯図」等の古文書にて盤面・ルール等のみが伝わっているものが多く、実際にどれだけ指されたかは良くわかっていない。 後世にほぼ残っていない所を見ると、あまりにデカいせいで仮に指しても大味が過ぎるのかもしれない。どれも持ち駒ルールが無いし…。 なお現代は、これらをコンピューターで指せる様にしようという物好きな試みも色々と行われている模様。興味があるなら検索してみよう。 天竺大将棋(16×16) 駒は一人当たり36種78枚、計156枚を使用。 大将棋にあった弱い駒はリストラされ、新たに追加された駒は強力なものが多い。 また駒毎に格が決められており(玉将・太子が最高格)、一部の駒は格の低い駒を幾つでも飛び越えて特定の方向に動かす事で、飛び越えた駒を味方も含めて全て取る事が出来る。 大大将棋(17×17) 摩訶大大将棋(19×19もしくは16×19) 泰将棋(25×25) 大将棋をもとに、天竺大将棋とは別系統で発展したと思われる将棋。 大大将棋には醉象・太子が無い(*1)等、駒の内訳も色々と違う。 大大将棋の駒は一人当たり64種96枚、計156枚。 摩訶大大将棋の駒は一人当たり50種96枚、計156枚。盤面は多少広がったが、駒の全数は大大将棋と一緒。また大大将棋での追加駒はあまり採用されていない。 泰将棋の駒は一人当たり93種177枚、計354枚。大大将棋と摩訶大大将棋の駒も多く採用されている。 大きな特徴として自陣・敵陣という概念が無い。 なら駒の成りはどうなるかというと「敵の駒を取った時に強制的に成駒になる」様になっている。 ちなみに成れない駒も大大将棋には多い。摩訶大大将棋や泰将棋では改善している模様。 泰将棋は、長らく最大の将棋とされてきたが…(後述)。 大局将棋(36×36) 最大の盤面を用いる将棋で、駒は一人当たり209種(成りを含めたら302種)、計402枚。 長らく存在が知られていなかったが、1990年頃に関西将棋会館内にあった将棋博物館の整理中に見つかった古文書にて発覚。 なお実際に遊ばれた証拠は伝わっておらず、盤面と駒の動かし方しか分かっていない。 なので当時の時点でも権威付け(もしくはネタ…?)で作ったのではないかと言う意見も出ている。 2003年から2004年にかけて2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)の囲碁・将棋板(現:将棋・チェス板)で行われていた記録が残っている。 またフジテレビ系列等で放送されていた『トリビアの泉 ~素晴らしきムダ知識~』でこの大局将棋が取り上げられ、 実際にプロ棋士の伊藤博文六段(当時、現・七段)と安用寺孝功四段(当時、現・七段)が対局する企画が放送された。 対局時間は脅威の32時間41分(途中休憩込みで実質3日間)で先手の安用寺四段が勝利。 感想は安用寺四段は「もう二度とやりたくない」、伊藤六段は「負けて悔しさはない」との事。 余談 実は創作物で中将棋を目にするケースはほとんどない。 リアルに目を向ければ中将棋は本将棋に比べてマイナーであり、一方で古典将棋を指すキャラ、となると逆にインパクト重視でより駒数の多い大将棋にいくからである。こちらとかこちらとかこちらとか。 しかし、「現実的に指しやすい唯一の古典将棋」なのは事実。興味を持った方は是非触れてみて欲しい。 追記・修正は太子玉を作ってからお願いいたします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] こち亀で初めて知った。 -- 名無しさん (2018-05-14 17 51 42) 大局将棋つーのもあるよね。 -- 名無しさん (2018-05-14 20 12 38) 作成お疲れ様です! 大将棋、摩訶大大将棋、泰将棋、大局将棋の項目も楽しみにしているので頑張って下さいね!^^(ゲス顔) -- 名無しさん (2018-05-14 22 15 54) ネタフリにマジレスするのもあれなんですが、大将棋ぐらいまでは価値があるかなーと思うんですが(幻想入りしてるし、能力として使うやつもいるし)、現実問題として中将棋以外の古典将棋ってまず指す機会がないんでねえ(一局に時間がかかりすぎるというのが根本的な問題)。説明というより単なる駒の動きとルールの羅列になって、それWikipediaでいいじゃん、という…… -- 作成者 (2018-05-14 23 10 08) そうですか、すいません・・・。 てかこれはまだ遊べるレベルだとして、大将棋以上はどのくらい遊ばれてたんだろうか? -- 名無しさん (2018-05-15 06 24 53) とりあえず大将棋の記述を追加。大将棋については一応鎌倉期の文献に記載があるんでその頃までは指されていたようですね。ただそれ以降、そしてそれ以上の古典将棋は「象戯図」などに将棋類の記録として残るばかりなので、どの程度指されていたのかは正直不明です。 -- 名無しさん (2018-05-17 11 51 56) こち亀の印象が強い -- 名無しさん (2021-03-25 17 58 30) 将棋チェスの源流とも言われるチャトランガはかなり駒が少ないのよね……思いつくままにどんどん増やしていったのが大将棋で、そこから駒を絞り込みその分を成駒で補ったのが中将棋、さらに絞り込み(ついでに成りも大駒以外統一してルール自体は簡略化し)代わりに持ち駒のルールを採用して展開を複雑にしたのが本将棋、みたいなブラッシュアップをたどったのかな。 -- 名無しさん (2022-08-30 21 39 09) 名前 コメント
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#5 ヘロヘロ~~ッ!将棋修行!(2008.07.25) 7月6日のこと、ふとこの1週間の出来事を振り返った。 週初めは主に狼とは関係ないところで指していた。 10戦8勝と調子が良い。24レートも1538と過去最高値を更新した。 初段まで後わずか…。 ただ、負けた将棋2局は、レート300点以上も下の相手との速指しで、 痛い30点パンチを食らってしまった…。 本気で初段を目指すならレート差がありすぎる相手と速指しでやるのは 避けた方がいいかもなぁ。 3日に行われた検討盤内リレー将棋はなかなか白熱したものがあった。 特に2回目の対局は相当な逆転劇でかなりの好対局であった。 途中必敗局面になったが、諦めず食いつき、 攻防に角を打って、さらに相手チームが自玉への詰みを見逃してくれたおかげで、 最後は必殺コンボ(笑)が決まった。 舞い上がって時を忘れていたが、 次の日(この日)は6時半に起きなければならないにも拘らず、何と寝たのは4時半。 さすがにこれはやりすぎと反省した…。 週末はVIP大会2回目の出場であった。 予選では相手の方の接続が切れるというハプニングがあったが、 なんとか指し直し、しかも勝つことが出来た。 本戦1回戦は相振りになり、序盤から必勝に。 最後までミスすることなく勝ちきった。 本戦2回戦(準決勝)では、あまり手を読まずに指してしまい、 一瞬にして受けきられ、その後は一方的に攻められることになってしまった。 第7期狼将棋リーグは亀井さんが優勝したようだ。 同じ振り飛車党としては嬉しい限り。 次は自分も混じって指すことになるが、果たしてどうなることやら…。
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喪板将棋名簿 メンバー募集中 (・ω・)ノ (・ω・)ファン motenai ( A`) fff も 喪素人 moi momomo 220 unya もえすみ 彼女いない歴年齢 mosan suttoko nicemo tamo mosasa imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。
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将棋/ガーデニング/書道/ドッジボール/チェス/立食パーティ(しょうぎ/-/しょどう/-/-/りっしょくぱーてぃ) 将棋/ガーデニング/書道/ドッジボール/チェス/立食パーティ/熱弁 バトルカード 攻撃:知 防御:武 「もう一局お願いいたします! 今度こそ負けませんわ!」 「こっちはシャクナゲとギボウシかな?足元にジャノヒゲで道の境作るかんじ」 「書は人なりとも言うように、字にはその人の人となりが表れますからね」 「いえいえ、これは進級してからのものですよ。この村は体操服はどこもこうなのですよ」 「持ち時間制だったのかよ!いつ時間なんて、計ってたんだ?」 「ふふっ、いつもと違うでしょ? たまにはこんなのもどうかしら?」 「……でも、上月も意外とそう言うの興味あるんだね」 Version/カード番号 Ver.1.0/0071 Version/カード番号 Ver.2.0/0071 Version/カード番号 Ver.3.0/0071 Version/カード番号 Ver.ST1.0/0071 Version/カード番号 Ver.5.0/0071 Version/カード番号 Ver.13.0/0071 Version/カード番号 Ver.18.0/0071 レアリティ C コメント
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将棋プログラム「Sunfish」 紹介 将棋部OBがB4の頃から作成している将棋の対局プログラム。 棋力はアマ四〜五段くらい。 floodgate 東大の対局サーバ「floodgate」で毎日対局をしているので、よかったら見てください。 世界コンピュータ将棋選手権 2012 第22回世界コンピュータ将棋選手権 14位 新人賞 17thコンピュータ将棋オープン戦(2/12)参加(ネット中継) 2011 第21回世界コンピュータ将棋選手権(5/3~5)参加(ネット中継) 2次予選12位(全体15位) 16thコンピュータ将棋オープン戦(4/9)参加(ネット中継) 15thコンピュータ将棋オープン戦(2/6)参加(ネット中継) バイナリ, ソースコード ver. 1.x, 2.x ダウンロード ver. 3.x 以降 (現在はソースコードのみ) http //sourceforge.jp/users/sunfish-shogi/pf/Sunfish/wiki/FrontPage 近況 ブログ twitter リンク コンピュータ将棋協会 floodgate M/Y/D/S 壁紙館 マンボウの壁紙を使用させていただいています。