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GGF-001 フェニックスガンダム(能力解放) 性能 COST EXP SIZE HP EN 攻 防 機 移 宇 空 地 水上 水中 SFS 防御 50000 700 M 13000 130 220 220 220 7 A A A - A ○ ○ 武装 名前 射程 威力 EN MP 属性 命中 CRI 武装効果 使用適性 対応適性 備考 宇 空 地 水上 水中 宇 空 地 水上 水中 ビーム・サーベル 1~1 3300 12 0 BEAM格闘 85% 10% ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ バーニング・ファイア 1~3 5000 26 0 特殊格闘 85% 10% 貫通 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 超強気 ビーム・ライフル 2~4 3600 16 0 BEAM射撃 80% 0% ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 半減 フェザー・ファンネル 2~6 3700 20 20 BEAM射撃 65% 0% サイコミュ ○ ○ ○ ○ - ○ ○ ○ ○ 無効 メガ・ビーム・キャノン 4~7 4400 24 0 BEAM射撃 75% 0% 貫通 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 半減 バーニング・ファイア MAP 5500 50 0 MAP 100% 0% ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ アビリティ 名前 効果 備考 ナノスキン 毎ターンHPを10%自動回復。 開発元 開発元 5 フェニックスガンダム 設計元 設計元A 設計元B 設計不可 開発先 開発先A 開発先B 開発先C 2 トルネードガンダム 2 フェニックス・ゼロ 8 ハロ 捕獲可能ステージ ステージ 出現詳細 なし GETゲージ ステージ 出現詳細 なし クエスト No. クエスト名 達成条件 なし 備考 登場作品『GGENERATIONシリーズ』 Gジェネオリジナル機体の代名詞フェニックスガンダムが真の能力を解放した状態。 初期配備のフェニックス・ゼロまたはトルネードガンダム、DLCのフェニックス・ゼロワンから2回の開発でたどり着く。 元の状態に比べて全ての能力が上昇。特に地形適性が水上以外オールAに上昇しており、序盤で入手できる機体の中でも破格の扱いやすさと性能を持つ。 武装は消費ENがほぼ据え置きで威力が上昇しているほか、必殺武器のバーニング・ファイアが解禁されるので一撃必殺の火力が出る。 防御面ではナノスキンによるHP回復能力が追加される。さらに本作では防御可能になっているので非常に打たれ強く、支援防御にも参加できるので盾役としては非常に優秀。 開発先はハロ以外は逆戻りなので将来性はあまりない。 加えて、ジェガンやギラ・ドーガなど0090年代の量産機より少し強い程度の基本性能でしかないので、『0083』辺りのステージからマスターユニットとして単独行動するのは厳しくなる。使い続けるならしっかり改造やオプションパーツで補強していこう。
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↓↓↓↓↓まずはここを押して下さい。 人気ブログランキング 本日の閲覧数 - 昨日の閲覧数 - 総閲覧数 - 撃論ムック平成21年11月16日号、迷走日本の行方から引用させて頂きます。日本の平和は残り10年以下、最短で1年になりました。平成21年10月20日作成。平成22年10月20日更新。大至急拡散希望。 ↓↓↓支那人がウイグル人を虐殺しているビデオ ↓↓↓チベットにおける支那軍の蛮行 新疆ウイグルで漢民族とウイグル人が衝突して多数の死傷者が出ている事は知っていると思います。例の衝突の動画では町の至るところにウイグルの人達の死体が並んでいました。日本では有り得ないシーンです。あれを見て 民族と民族が衝突するとはこういうことなのだと認識を持たねばなりません。ナタで頭をかち割ったり、こん棒で集団で死ぬまで殴ったり被害者が女性でも関係ありません。 中国の民族浄化の弊害 中国はウイグル人が固まらず少数民族になるように分裂させて居住区を与えたり中国本土に移動させたりし、ウイグル人が増えないように強制中絶させて人口を減らしています。人口中絶の数は850万人。更に核実験に晒して75万人を殺し50万人を政治犯で処刑 あわせて1000万人を虐殺したわけです。更に中国政府は大量の漢民族を新疆ウイグルに移住させ民族浄化を図っています。ウイグル人は元々民族虐殺の恨みもあり徐々に不平不満が溜まるのは当たり前です。当然職場では漢民族とウイグル人との間でイザコザになります。そしてついには殺し合いになったというわけです。 民族衝突の背景には中国政府のウイグル人に対する民族弾圧があるのです。力の無い民族 軍隊を持たない民族はいかに弱いか。簡単に虐殺され運よく生きていてもその後も虐待虐殺される運命にあるということです。 このビデオの様にあと1-10年で我々日本人は東日本の倭人日本人自治区へ追い払われ、支那人民解放軍に歯向うと鉄パイプで叩かれたり、銃殺されたり、惨殺される様になります。最短で2年でこうなるかも知れません。 そのための工作活動が次です。民主党が法案可決する意欲満々です。理由は忠誠を誓う国が日本ではなく、韓国、北朝鮮、支那である議員が民主党に大勢いるからです。 1、国籍法改悪。 2、外国人参政権。 3、支那人の人口侵略。 4、日本の税金による、30万支那人の日本への留学。 5、日本人の思想言論を弾圧するための支那人朝鮮人の「人権侵害救済法案」。 (民潭、朝鮮総連、人民解放軍、創価、部落開放同盟、支那共産党員、支那人民解放軍人などの人権擁護委員によりそこを批判すれば日本人が弾圧されます) 6、外国人住民基本法 7、二重国籍法 8、1000万人移民計画。 日本人が支那人に大虐殺されます。序でに在日朝鮮人も。 日本人が支那人に大虐殺されます。序でに在日朝鮮人も。 日本人が支那人に大虐殺されます。序でに在日朝鮮人も。 外国人参政権と人権侵害救済法案が可決されたら、このビデオでチベット人が支那人民解放軍に簡単に殺されている様に、日本人が殺される様になる。 http //www.nicovideo.jp/watch/sm10894484 ■支那から飲料水が消える日 つまり支那人が飲む飲料水が消滅するから、支那人が日本を侵略してくるのです。飲料水消滅のために支那人が死ぬしかないなら、国際世論など気にせずに、日本を侵略してでも支那人の飲料水を確保したいのです。 【英国紙「中国は干上がる」、ネット上では「用水路にあるのは生活排水だけ」平成22年1月2日10時40分配信 サーチナ 英国フィナンシャル・タイムズは12月31日、「2015年における中国」と題する文章を掲載した。文章では、2010年から20年にかけて、中国は深刻な水不足に直面する可能性があると報じている。 文章では、2009年から12年までの間に行われるであろう急激な銀行貸付の増加によって、中国では工業生産が過剰となると予想。それによって多くの水が消費され、中国全土で水不足が発生すると予想した。 さらに、中国は世界の五分の一の人口を有しているにもかかわらず、地球上の6%の水しか保有していないと指摘し、現在から4年後には、中国内陸部は荒れ果て、農作物は減収し、豊かな沿海部でも水や食料の配給制を行わざるをえないなど、水資源の欠乏は災害レベルにまで達するだろうとした。 また、文章では「中国の水不足は本来、回避することのできるものだ」とし、それができなかった理由として、「人びとが環境保護をおろそかにしてきたからだ」と指摘した。 これに対し、中国のネット上では、「重視すべき問題だ」、「記事に書かれていることは事実だ。私が住んでいる場所でも長年、川に水が流れている光景を見たことがない。用水路にあるのは生活排水ばかりで、匂いまで放っている」、「近い将来、中国の多くの場所で干ばつが起き、人びとの生活に影響が出るだろう」など、記事の内容に賛成する意見が多く寄せられていた。】 日米安全保障条約があるから、支那共産党人民解放軍が日本に侵略したら、アメリカが日本を助けに来るはずだと多くの日本人が考えるでしょう。 しかしその考えは甘すぎる。アメリカがいつまでも今のアメリカのまま存続出来るとは限らない。アメリカの金融危機はこれからがどん底です。アメリカの内戦の危機が高まると考えるべきです。アメリカのドル崩壊と内戦が起きた時、日本が支那共産党の人民解放軍から侵略される危険性が高まります。支那共産党がアメリカ内戦の危機に付いて知らないはずがない。 アメリカ内戦の危機に付いて 全米預金封鎖か!アメリカ非常事態宣言(FEMA)出動へ!シカゴで大規模デモ FEMAは既に全米に構築され、そこには多数300万個以上の棺桶が準備されている。 FEMAとトレーラー監獄らしい写真 FEMA Federal Emergency Management Agency(連邦危機管理局)に関するホームページを見付けました。 今後アメリカが崩壊解体されていく。次は天文学的CDSが破綻し、資本主義が崩壊していく。その時こそ、日本が支那共産党人民解放軍に侵略される最大の危機を迎える。 支那人民解放軍工作員よけのバルサン 天安門事件で支那人民解放軍は支那人大学生を戦車などで大虐殺した。 ウイグル、チベットに支那は侵略し、虐殺している。
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解放された者と抑える者 ◆ARe2lZhvho 二度目の死者を告げる放送が終わった後も不要湖の三人――宗像形、無桐伊織、櫃内様刻は動くことができないでいた。 理由はそれぞれに存在する。 例えば、無桐伊織―― (三時間後に禁止エリアですか……玖渚さんを連れ出さないといけないですね) という思考だったり。 例えば、櫃内様刻―― (時宮時刻が死んだだって……!?) という驚嘆だったり。 例えば、宗像形―― (人吉くんに真黒くんも死んだ……?) という困惑だったり。 三者三様の反応を見せる中、宗像がぽつりと呟いた。 「黒神さんは大丈夫だろうか……」 既に一通りの情報交換は済ませており、伊織と様刻が箱庭学園の関係者でないことはわかっている。 だから、独り言のつもりで言ったものであり返事があるとは予想だにしなかった。 「うな?黒神さんとは黒神めだかさんのことですか?」 「そうだけど、知っているのかい?」 「直接には知らないんですがどうやら危険人物のようだと情報を聞いているので」 「ちょっと待ってくれ、黒神さんが危険だって?」 宗像が驚くのも無理はない。 箱庭学園における黒神めだかという存在は『見知らぬ他人の役に立つために生まれてきた』というのを体現している人物であり、その聖人君子ぶりはよく知れ渡っている。 だからこそ、彼女はこの場においても真っ先に対主催として行動していると思っていたのだが―― 「様刻さん、スマホ貸してもらえます?」 「あ、ああ……ほら」 「どうもです。宗像さん、こちらですよ」 「そんな――まさか……!」 伊織にアクセスしてもらった掲示板を見せてもらい、更なる驚愕。 一つ目は、彼女が既に人を殺していたこと。 二つ目は、その殺した人が阿良々木火憐の兄、阿良々木暦だったこと。 もちろん、書き込まれた情報が陥れるための罠の可能性もある。 実際、玖渚友がそうだ。 戯言遣いを守るため、掲示板を作り、そこに示唆するような情報を書き込み、貝木や伊織、様刻に悪評を広げる手伝いをさせている。 めだかが本当に人を殺していたから戦場ヶ原ひたぎのように乗ってくれる者が現れたが、もしも最初から彼女が対主催を貫いていたらどうなっていたか―― いつかは嘘がばれ、めだかの元に追い風が、玖渚には逆風が吹いてもおかしくはなかった。 しかし、残念ながらめだかは確かに阿良々木暦を殺していたし、めだかに近しい者はほぼ全員死んでしまって孤立無援に等しい。 放送を通して知ることができたのは後者だけだが、前者を確かめる手段はあった。 「でも、DVDを見ればわかるはずなんだ」 「DVDですか?」 「火憐さんが見つけたんだけど図書館にあったものだよ。誰が誰を殺したのかがわかるらしい」 「それ、何人分あるんだ?」 基本的に宗像と伊織のやりとりを静観していた様刻がここで口を挟んだ。 「僕が持っているのは10人分……図書館に戻ればさっき呼ばれた7人のもあるかもしれないけど……」 「そうか、ありがとう」 「様刻さん、図書館に行くつもりですか?」 「そのつもりだけど悪いかい?伊織さんが来なくても僕は行くつもりだ」 「別に行くのを反対するつもりはないですよう。ただ、玖渚さんのことがありますから」 「禁止エリアになったって言っても3時間猶予があるんだろう?それだけあれば大丈夫だと思うんだけど」 「そうもいかないんですよ。玖渚さん、めちゃくちゃ運動音痴ですし体力も全然ないんです」 「……つまり?」 「誰かが迎えに行かなきゃいけないんですよう」 「それなら僕が行こうか」 「いいんですか、宗像さん?」 「元々僕は向かう予定だったしね。一人を背負うくらいわけないさ」 「ふむ……でしたらお願いしましょう。玖渚さんには私たちからお話ししておきますので」 「連絡する手段が?」 「ほら、様刻さんが持ってたスマホですよ。宗像さんも持っていませんかね?」 「僕は千刀だけだったけど火憐さんはどうだったか…………あった」 火憐のデイパックをまさぐり、宗像はスマートフォンを取り出す。 そして、ぽろりとこぼれ落ちるものが二つ。 「おや、拳銃ですか」 「コルト・パイソンだね……でも少し軽いな。これ、実弾じゃなくてゴム弾使っているのか」 「まあ、それはともかく連絡先を交換しましょう。でないとお互い動けませんし」 なぜか電話を持っていない伊織が仕切っていたが、とにかく作業は完了した。 「それでは玖渚さんのことお願いします」 「任されたよ」 目にも止まらぬ早さで走り出した宗像が二人の視界から消えるのに時間はかからなかった。 【1日目/真昼/E-7】 【宗像形@めだかボックス】 [状態]身体的疲労(中) 、殺人衝動喪失 [装備]千刀・鎩(ツルギ)×564 [道具]支給品一式×2、コルト・パイソン(6/6)×2@人間シリーズ、スマートフォン@現実、「参加者詳細名簿×1、危険参加者詳細名簿×1、ハートアンダーブレード研究レポート×1」、「よくわかる現代怪異@不明、バトルロワイアル死亡者DVD(1~10)@不明」 [思考] 基本:阿良々木火憐と共にあるため『正義そのもの』になる。 0:斜道郷壱郎研究施設へ向かい、玖渚友を禁止エリアから出す。 1:黒神めだかが本当に火憐さんのお兄さんを殺したのか確かめたい。 2:機会があれば教わったことを試したい。 3:とりあえず、殺し合いに関する裏の情報が欲しい。 4:DVDを確認したい。 5:火憐さんのお兄さんを殺した人に謝らせたい。 [備考] ※生徒会視察以降から ※阿良々木暦の情報はあまり見ていないので「吸血鬼」の名を冠する『異常』持ちだと思っています ※無桐伊織を除いた零崎四人の詳細な情報を把握しています ※参加者全員の顔と名前などの簡単な情報は把握しています ※危険参加者詳細名簿には少なくとも宗像形、零崎一賊、匂宮出夢のページが入っています ※上記以外の参加者の内、誰を危険人物と判断したかは後の書き手さんにおまかせします ※携帯電話のアドレス帳には櫃内様刻、玖渚友が登録されています 走り去った宗像を見送った後、ふいに伊織が切り出した。 「宗像さん、私よりも年上だったんですねえ」 「それ今言うことか?」 「年下だと思って普通に宗像形君って呼んじゃってましたよう、恥ずかしい限りです」 「まあ、気持ちはわからないこともないが……」 「話は変わりますが様刻さん、今の私は私に見えていますか?」 前触れのない話題の転換。 内容も相まって様刻は思わずどきりとする。 「え、それはどういう……」 「とぼけなくてもいいですよう。さっき私が宗像さんとお話ししていたときほとんど口を挟みませんでしたよね。それって、まだ繰想術が解けていなくてうっかり襲ってしまわないように抑えていたってことでしょう?」 「……ばれてたのか」 「伊織ちゃんも我慢してますからね。わかってしまうものなのですよ」 「そう言われるとお手上げだな。とりあえず、今は大丈夫だ」 「ですか。では、これからどうなさるつもりで?」 「決まっているだろ。図書館に向かうんだ」 「いえいえそうではなく、図書館に行ってそのDVDとやらを手に入れて時宮時刻を殺した人を突き止めて、それからどうするつもりなんですか?」 「えっと、それは……」 「やっぱり決めてなかったんですね」 「まあ、そういうことに……なる」 「仕方ありませんねえ。ですが早急に決めなければならないことでもないですし追々考えていきましょう」 「それでいいのか……」 「私も様刻さんと同じですからねえ。先程軋識さんという方が呼ばれてしまって残る零崎が双識さんと人識くんだけになってしまいましたし」 「知り合いが残ってるだけマシなんじゃないのか。家族なら尚更」 「でしょうね。だから怖いんですよ」 「怖い?」 「ええ、怖いです。今回は呼ばれずに済みましたがもしも次で呼ばれてしまったらそのときは自分を抑えていられるのか――って」 「それで、僕と同じなのか」 「そういうことです。だから私も知っておきたいんですよ、零崎を開始したからには最低限仇は取らないと顔向けできません。ですから警告します」 「警告?」 「はい、忠告でも訓告でもなく警告です。私にもしものことがあったら遠慮無く逃げてください。殺してしまいかねませんから」 「なんだ、そんなことか」 「そんなことだなんて言ってられませんよう。それなりに殺人衝動が溜まっていますから一気に解放したら一般人である様刻さんは殺気にあてられかねませんよ」 「それで殺されるならそのときはそのときだろう、自分の身くらいは自分で守るさ。僕だってそれを承知で伊織さんといるんだから」 「無用な心配みたいでしたね」 ぼすっ。 歩き出した伊織の足に何かがぶつかった。 「おや、これは誰かの支給品ですかねえ?」 「もしかしてさっき見つけた人のかも。人、というか死体だったけど……」 二人は名前を知ることはなかったが確かにとがめのものだったデイパックだ。 「では中身をいただいていくとしましょうか」 「少しは遠慮というものをしないのか……」 「伊織ちゃん、自殺志願以外には何の御利益があるかわからないお守りしかありませんでしたからね、装備は多い方がいいに決まってます」 「否定はしないけどさぁ」 「これは鈍器にしかならなそうですね」 伊織が鈍器になりそうと言って取り出したのは家庭用の将棋盤だった。 「将棋盤をそんな使い方するな、せめて角を使え」 「様刻さんの使い方も十分問題ありそうですが」 「この場において真っ当な使い方をする方がおかしいだろ。こんなとこで呑気に将棋なんか打てるわけないんだから」 「身も蓋もないこと言いますね……その通りですが。あら、これは携帯電話ですか」 「宗像さん、いや、火憐さんか。彼女も持ってたし他にも持ってる人はいそうだな」 「みたいですねえ。どうやら、コミュニケーションを取るのを前提にしているみたいですし」 「そこまでわかるのか?」 「推測ですけどね。この電話、施設の電話番号が登録されているようで」 「施設じゃないものもあるみたいだけど?」 様刻が覗き込んだ画面には施設の名前ともう一つ、ランダムと表示されているものがあった。 「うなー、誰かの番号に繋がるとしか書かれてませんねえ。とりあえずかけてみますか」 「ちょっ、そんな軽率な……」 躊躇なく発信操作をする伊織。 慌てて様刻が止めたが手遅れで、すぐにコール音が鳴った。 「鳴ってますよ、様刻さん」 「そうだな、鳴っているな」 かけている側の伊織からコール音が出るはずはないので、必然、鳴っているのは様刻のものということになる。 「玖渚さんからですかねえ?」 「そんなタイミングよくかかってくるはずあるか」 「……………………」 「……………………」 「登録する手間が省けましたね」 「ああ、すごくもったいなかったと思うが」 「様刻さんに繋がるんでしたら遅かれ早かれ意味はなかったと思いますよう」 「それは否定しないけども」 「ちぇっ、これで打ち止めですか。そういえば様刻さんは何が支給されたんですか?」 「欲しがってるよな、それ欲しがってるよな?」 「ちっ、ばれましたか」 「舌打ちをするな舌打ちを。僕に支給されたのはこれだよ」 そう言って様刻が取り出したのはダーツの矢。 「なんだ、そんなものですか」 「露骨にがっかりするなよ、傷つくだろうが。それにただのダーツじゃないみたいだし」 「ただのダーツではないと?」 「影か体に刺すと動きを止められるらしい。さっき言った自分の身は自分で守るってのはそういう意味さ。後、目を輝かせるな、さっきからキャラ崩壊してるぞ」 「それは様刻さんも同じような気がしますが」 「……お互い傷つかないうちにやめようか」 「……そうですね。玖渚さんに電話しないといけないですし」 携帯電話を操作して伊織は電話をかける。 「もしもし、玖渚さん?」 【1日目/真昼/E-7】 【無桐伊織@人間シリーズ】 [状態]殺人衝動が溜まっている [装備]『自殺志願』@人間シリーズ、携帯電話@現実 [道具]支給品一式×2、お守り@物語シリーズ、将棋セット@世界シリーズ [思考] 基本:零崎を開始する。 0:玖渚さんに電話しましょう。 1:曲識、軋識を殺した相手や人識君について情報を集める。 2:今は様刻さんと一緒に図書館へ向かいましょうか。 3:黒神めだかという方は危険な方みたいですねえ。 [備考] ※時系列では「ネコソギラジカル」からの参戦です。 ※黒神めだかについて阿良々木暦を殺したらしい以外のことは知りません。 ※宗像形と一通りの情報交換を済ませました。 ※携帯電話のアドレス帳には箱庭学園、ネットカフェ、斜道郷壱郎研究施設、ランドセルランド、図書館の他に櫃内様刻と玖渚友が登録されています。 【櫃内様刻@世界シリーズ】 [状態]健康 、『操想術』により視覚異常(詳しくは備考) [装備] スマートフォン@現実 [道具]支給品一式、影谷蛇之のダーツ×10@新本格魔法少女りすか [思考] 基本:死んだ二人のためにもこの殺し合いに抗う。 0:時宮時刻が死んだ……!? 1:図書館へ向かう。 2:時宮時刻を殺したのが誰か知りたい。 [備考] ※「ぼくときみの壊れた世界」からの参戦です。 ※『操想術』により興奮などすると他人が時宮時刻に見えます。 ※黒神めだかについて詳しい情報を知りません。 ※スマートフォンのアドレス帳には玖渚友、宗像形が登録されています。 ※阿良々木火憐との会話については、次以降の書き手さんに任せます。 支給品紹介 【スマートフォン@現実】 阿良々木火憐に支給。 登録情報以外のデータは無い。 【コルト・パイソン@人間シリーズ】 阿良々木火憐に支給。 闇口濡衣が竹取山で零崎双識に対して使ったゴム弾を使用した『殺意なき弾丸』。 徹底的に改造済みで匂いの残る火薬は使用しておらず、銃声も最小限に留めてある。 【お守り@物語シリーズ】 無桐伊織に支給。 蛇切縄を還すために使われたお守り。 【影谷蛇之のダーツ@新本格魔法処女りすか】 櫃内様刻に支給。 影か体に刺すと口以外は動かせなくなる魔方陣が組み込まれたダーツ。 制限により止められるのは5分間。 【携帯電話@現実】 とがめに支給。 学習塾跡の廃墟と不要湖を除く地図のD~Fの範囲の施設の電話番号とランダムで誰か一人の携帯電話に繋がる番号が登録されている。 【将棋セット@世界シリーズ】 とがめに支給。 串中弔士が音楽室で病院坂迷路と打っていたもの。 将棋盤は鈍器にはなるんじゃないかな。 繋がれた兎(腐らせた楔) 時系列順 哲学思考(欠落思想) 第二回放送 投下順 哲学思考(欠落思想) marshmallow justice 宗像形 神隠し(神欠し) marshmallow justice 無桐伊織 配信者(廃神者) marshmallow justice 櫃内様刻 配信者(廃神者)
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X、解放の刻/楽園からの追放者 ◆7pf62HiyTE 第2節 フィリップの検索 「検索を始めよう……」 白一色の空間、そこに立つフィリップの周囲に無数の本棚が展開されている。 「キーワードは『佐倉杏子』、『魔法少女』、『魔女』、『キュウべえ』、『ソウルジェム』、『グリーフシード』……」 その言葉と共に、無数の本棚が縦横無尽に動き回る。その結果、フィリップの近くに展開される本棚は大幅に減少される。 「大分絞れた様だ……だがこれではまだ足りない……追加するキーワードは……『暁美ほむら』、『鹿目まどか』、『巴マミ』……そして『美樹さやか』……」 これにより更に本棚が動き回り、フィリップの周囲の本棚の数が大幅に減少する。 「まだ多いか……となると……『ワルプルギスの夜』……」 その言葉と共に、本棚が一気に動き、フィリップの前に展開される本棚は1つだけとなる。そしてそこに収められている本も十数冊という所まで減少した。 「どうやら当たりだった様だ……現状これ以上の絞り込みは難しい様だが……ここからなら1つずつ確かめて見ても問題は無い……」 その言葉と共に、その中から1冊の本を取る。そこには『HOMURA AKEMI』というタイトルが入っている。 「ふむ……この本には暁美ほむらの事が収められている様だ……病気により長い間入院していたのか……」 そしてフィリップはその本を迅速に読み込んでいく。 「学校にもなじめなかった彼女はある時魔女に襲われる……その時に彼女は鹿目まどかと他1名の魔法少女に助けられた……」 タイトルの通り、そこには暁美ほむら、彼女の詳細が記されている。 「だが、ワルプルギスの夜の襲来により鹿目まどかは死亡……暁美ほむらはキュウべぇに彼女との出会いをやり直す事を願い魔法少女となった……そして、その願いによって得た力……時間遡行により転入する直前まで戻る…… なるほど、魔法少女の力は彼女達の願いによって決まるらしい……となると杏子ちゃんの本当の力は……いや、そんな事はどうでも良いか……」 そしてフィリップはほむらの足跡を調べ上げていく――そんな中、 「何だって……!」 状況的に不謹慎ではあったが興味があったが故に、どことなく楽しそうに笑顔を浮かべていたフィリップではあったが、あるページを目の当たりにした瞬間表情が変わる。 「そんな……それじゃあ杏子ちゃん達は……!!」 そのページに書かれていた事項を見たフィリップの衝撃は大きい、急ぎページを進め真偽を確かめる。 「嘘だ……そんな……」 そう零してもフィリップはわかっている。そこに書かれている事は明らかな真実だという事を。 別の本を手に取り読み進めてもフィリップの求める、いや望んでいる答えは決して手に入らず、否定したい真実ばかりが突きつけられる。 無論、検索の結果だけを検討すればある意味理にかなった話ではある。普遍的な話とも言えよう。だが、 「これじゃあ……あまりにも救われなさ過ぎる……杏子ちゃんや……彼女を信じ助けようとするみんなが……翔太郎……!」 第6節 楽園からの追放者 警察署の一室――そこには1枚の書き置きだけが残されていた。 そこにはほんの数分前まで佐倉杏子がいた。だが今はもう彼女の姿は無い。 それは彼女に課せられた制限の解除にあった。そう、杏子自身も知り得なかった制限―― 彼女に伝えられた事は纏めるとこういう事だ、『24時以降、魔女が解放され行動を開始する』。魔法少女が倒すべき敵が現れるという事だ。 同時に、『何処から魔女が現れるのか?』という真実も伝えられた。 それを知った彼女のショックは余りにも大きかった。 唯々自分の為だけに戦っていた頃ならば衝撃は受けてもすぐに立ち直れただろう。 だが今はそうではない、冒した数えきれぬ罪を数え、今度は数え切れないぐらいの人々を救いたいと願っていたのだから―― そう、どれだけ多くの人々を救い希望を与えたとしても、今度はそれ以上の絶望を―― 自分一人だけならばまだ良い、だが今更他人を苦しめたくはないのだ。 どれだけ願おうとも最早結末を変える事は出来ないのだ、最初から決まっていたという事だ。 そもそもこの真実、魔女の正体を仲間達が知ったらどうするだろう? 彼女達に魔女を倒させ――いや敢えて言おう、殺させるというのか? あるいは殺す所を見せるというのか? それがどれだけ辛い事か、杏子は想像できてしまったのだ。そんな事言えるわけがない。 いっそ『別に解除される制限は無かった』とでも言って自分の内に秘めるという手もあった。 だがそれは出来なかった。24時以降2体の魔女が現れる事は確定事項、障害となる2体の敵が現れるのがわかっていて黙っている事など出来やしない。 それを伏せる事は仲間達を危機に晒す事に繋がる、出来るわけがないだろう。 では『魔女が2体現れる』事だけを伝えるか? それもダメだ。何故それが杏子にだけ伝えられるたのかという疑問が出てしまうのだ。 そう、これはあくまでも杏子達魔法少女に課せられた制限解除に関する話なのだ。2体の魔女の出現はその延長線上の話に過ぎない。 頭の切れる者ならば『魔女が2体現れる』という情報だけでも十分『何処から魔女が現れるのか?』という謎に行き着くだろう。 それ以前に、そもそもの前提として『何処から魔女が現れるのか?』という情報は『魔女が解放される』という現象を説明する為の前提に過ぎない。 つまり本来ならば伝えられる情報は『24時以降魔女が解放される』という事だけなのだ。だが、それはそのまま『何処から魔女が現れるのか?』という問いの答えにも繋がるのでそれを知らない杏子に説明されたというだけの話なのだ。 それに幾ら杏子が伏せたとしても、『何処から魔女が現れるか?』の真実が露呈する可能性はある。 そう杏子の知り合いの中に確実に1人はその真実を知っている者がいるのだ。 キュウべぇがイレギュラーと語っていた人物こと暁美ほむら、彼女の言動には謎が多い。 しかしその真実を知っているとするならばその行動にもある程度説明がつく。 勿論彼女がそういう情報をそうそう明かしたりはしない事は杏子自身も推測出来る。しかし絶対に明かさないという証明にはなり得ない。 彼女が退場したのは1度目の放送前、死に際に同行者に自身の持つ情報を託さないとどうして言い切れる? それから12時間以上も経過しているのだ。自分達の知らない所でその情報が拡散している可能性は多分にある。 つまり早いか遅いかの違いはあれど何れ真実は露呈するだろうという事だ。更に前述の通り魔女の出現だけは確定事項。 悲劇的な結末は最早避けられないという事だ。そしてそれは杏子自身の問題にも直結する。 『貴女も殺し合いを止めようとしているのなら、気を付けることね……迂闊に戦ったりしたら、周りの人達も絶望に巻き込まれるのだから』 そう、今更簡単に命を投げ出すつもりはないが、下手に戦う事も出来なくなったのだ。 杏子自身の死は既に仲間達の危機に直結する致命的な爆弾となったのだ。 死なない様に戦う? 自身への負担を最小限に抑えつつ戦う? 確かにそれ自体は可能だろう。 だが出し惜しみをして勝てる戦いでは無い事はゴ・ガドル・バ、血祭ドウコク、そして天道あかねの変身した赤いナスカ・ドーパントとの戦いで痛い程理解している。 そんな連中を相手に出し惜しみなど足手纏い以外の何者でも無い、そんな状態で戦ったって誰も守れないし救えない。 それ以前にそんな動きを見せれば仲間達だって不審に思う。真実を明かそうが明かすまいが迷惑をかける事は確実だ。 だが考えている余裕は全く無い。先程の叫び声が聞こえたら仲間達は確実にやってくる。 それ以前に既に単独行動してから十分過ぎるほど時間が経過している。何時までも戻らなければ何かあったのかと思い駆けつけるだろう。 だが杏子には最早仲間達にどんな顔をして会えばいいのかわからなかった―― だから、最低限伝えるべき情報を書き残し―― アカルンの力を使い、その部屋から姿を消した―― 杏子が記した書き置きはこうだ 『24時を過ぎたら2体の魔女が現れるから倒せ』 はっきりと書かれている部分を纏めるとこうなる。 しかし杏子は冷静では無かった。内心パニックに陥っていったと言っても良い。 そう、何度もペンで書いては消してを繰り返しているのだ。先の『2体』の所も実は『3』と書いた後二重線で消した痕跡がある。 そして他にも、 『魔女の正体は魔法少女の』 『もし次にあったらあたしのソウ』 そういった文を書いては線で消してを繰り返していた。 杏子自身迷っていたのだ。真実を明かすべきか最後まで―― だが、魔女の真実を知った上で魔女と戦う仲間達の姿を想像する度に書く手が止まってしまうのだ。 完全に書き潰せていない以上、その気になれば何が書かれているのかは簡単に看破出来る程度のものだ。 それでももう時間はなかった。だからこそ最後にある言葉をはっきりと記して消えたのだ―― それはさながら、知恵の実を食べた事で楽園から追放された罪人の様であった―― 『ごめん、こんな形で別れる事になって』 第1節 地球の開放 ――ゴ・ガドル・バとの戦いを終えた後、響良牙、花咲つぼみ、ダー……いや月影なのはの3人と別れた俺とフィリップ、そして響から託されたマッハキャリバーと共に仲間達の待つ警察署へと戻ろうとした。 だが、俺はすぐには戻らず警察署より約200メートル離れた場所にある建物の中にいた。 そこは何かのレストランらしく休憩するには丁度良い場所だ。ハードボイルドにとっては少々似つかわしくない気もするが四の五の言える状況じゃない。 そう、俺は単独で待つ事にしたのだ。21時以降、30分以上単独行動する事で解放される制限解除の時を、 主催陣の思惑もあるのだから当然と言えば当然だが単独行動によるリスクが大きいのは理解している。それでも参加者としては単独で行動出来るこの機会を逃す理由は無い。そして何より、別行動を取る前、俺達はこんな事を話していた―― 『そういや響、1つ聞きたい事があるんだが……』 『何だ?』 『いや、仮面ライダークウガ……一条薫だったか……そいつから何か託されたものはなかったか? 物とかじゃなくてだな……魂みたいなもんだ……』 『魂か……』 『確かにあのマッチョメン……ガドルにクウガは敗れたかも知れねぇ……だがその魂、いや想いまでは消させたくはねぇ……俺も仮面ライダーWとしてそれを受け継ぎてぇんだ……』 『う゛ーん……言いたい事はわかるがどういえば良いかは……そうだ、『中途半端はしないでくれ』……そう言っていたぜ……』 『中途半端はするなか……わかったぜ』 『中途半端……本当に大丈夫なのかな? ハーフボイルド……』 『ってフィリップ、いきなりハーフボイルド言うんじゃねぇ!!』 『ハーフボイルド……?』 『半熟卵の事ですね』 『That is, it is half a man.(つまり、半人前です)』 『半人前でもハーフボイルドでもねぇ!! 俺はこれでもハードボイルドな探偵なんだ!!』 『そう言っている時点でハードボイルドじゃねぇと思うが……』 『大丈夫なのかしら……』 『大丈夫ですよ…………………………多分』 『それフォローになってねぇよ!!』 ――と、ともかく、『中途半端はするな』、それが一条が俺達に託したメッセージだ。 思えば、ここまでの戦い、人々を守る仮面ライダーを自称していながらも戦いでは足を引っ張る事が多く結果的に杏子や姫矢達に任せてしまう事ばかりだった。 その原因の1つは仮面ライダーWの戦闘力不足である事は揺るぎない事実だ。エクストリームメモリを封じられている状況ではその全ての力を発揮できない。 勿論、Wの真価は6本のメモリを状況に応じて使い分ける事で多種多様の状況に対応する事だ。だからこそエクストリームが無ければ戦えないという事は無い。 しかしエクストリームとなったWを超える力を持つエターナルのパワーをもってしてもあのガドルには全くダメージが届いていないという現実、 これはエクストリームを得てもガドルには届かない事を意味している。当然、その力を使えないままのWでは戦いにすらならないだろう。 特にガドルは状況に応じて戦い方を変えるというWに似た力を持っている。Wの持つ柔軟性すらガドル相手には通用しないということだ。 そんな中途半端な状態で戦い続けても何も守れない。また人々を泣かせるだけだ。 だからこそ、制限の解除は最優先事項だった。十中八九俺に課せられた制限はエクストリームだ。それを解放できなければ戦いにおいては足手纏いのまま……これ以上、俺達よりも若い奴らばかりを戦わせるわけにはいかねぇしな…… 今は只、その時を待つだけ―― 『Narration of what is carried out alone? And it is long(何を一人でナレーションしているんですか? しかも長いです)』 「前にも似た様な事言われたぞ! それより周囲の様子は」 『No problem(問題はありません)』 かくして左翔太郎はF-9にある警察署から少し離れた所にあるレストランの奥の椅子に座りその時を静かに待っていた。 その場所は丁度死角となっている為、店外からは翔太郎の姿を確認する事は不可能。中の様子を確かめるには店内に入るしか無い。 だが店内に入れば流石の翔太郎も接近を察知できるしマッハキャリバーに周囲を警戒させてもいる。それ故、単独行動を維持する条件はクリア出来ていると言えよう(加えて言えば監視カメラの存在が無い事も確認済)。 勿論、何かあった時はすぐに動ける様、ドライバーは装着済みだ 『翔太郎』 そんな中、フィリップが話しかけてきた。 「どうしたフィリップ、頼んでおいた事はわかったのか?」 実は少し前にこんなやり取りをしていた。 『フィリップ、ゴ・ガドル・バ……いや、仮面ライダークウガについて調べてくれ』 『それ自体は構わないが……忘れたのか翔太郎、地球の本棚で検索できるのは僕達の世界に関係する事だけ、他の世界の事は対象外だ。恐らく検索しても……』 『だろうな……だが切り口はある』 『切り口……』 『俺達も接触したアイツ……』 『まさか……』 『そのまさかだ……仮面ライダーディケイド門矢士、通りすがりの仮面ライダーであるアイツならば仮面ライダークウガの事も……』 『なるほど、考えて見れば何度か共闘はしたとはいえ、長々と話した事はなかった……試してみる価値はある……だが例え僕達と接触したとは言え異世界の存在である事に違いは無い。過度な期待はしないでくれ』 というわけで、フィリップに仮面ライダークウガの事を調べる事を依頼していたのだ。勿論これは来たるべきゴ・ガドル・バとの戦いに備える為だ。 『要点の説明をしよう。仮面ライダーディケイド門矢士、彼は自らの記憶、あるいは世界を探す為に数多の世界を旅してきた。その旅の仲間の中に仮面ライダークウガがいた』 「大当たりか! けど頼んでおいてアレだがよくそこまで調べられたな……異世界なのに……」 『旅の仲間の1人、光栄次郎が園咲琉兵衛……父さんの知り合いだったからかな……?』 「え、何だって?」 『何でも無い、だが大当たりとは言い切れない……何しろ門矢士と旅をしていたクウガの正体は……小野寺ユウスケなのだから』 「別人って事か……」 『だが、ここからが重要だ、門矢士は数多くの仮面ライダーの世界を旅してきた。クウガ、キバ、龍騎……』 「そういや俺達が初めてディケイドと戦ったのはどのライダーの世界だったんだ? 確か銀ピカ野郎をぶちのめした世界だったが……」 『そんな事はどうでもいい、話の腰を折らないでくれ……彼の旅した世界の1つに仮面ライダーのいない世界があった……』 「仮面ライダーのいない世界?」 『そう、その世界は5色の侍戦士によって守られている世界……故に仮面ライダーが存在する必要が無いという事だ。ちなみにその世界ではクウガも戦った』 「その言い方じゃディケイドと旅していたクウガはあんまりクウガとして戦ってねぇ風に聞こえるが……ん、ちょっと待て、5色の侍戦士……それはまさか……」 『そう、志葉丈瑠達シンケンジャーのいる世界だ』 「ちょっと待て、それじゃ梅盛達は仮面ライダーの事を知っているって事じゃねえか、けどそんな事梅盛の野郎一言も言ってなかったぜ」 『驚く事じゃない、彼がディケイドの現れる前のタイミングから連れてこられたというだけの話だろう』 「そうか……ん、おかしくねぇか? 何でシンケンジャーの世界の情報がそこまで詳しくわかったんだ?」 そう、ここまで話して翔太郎は事の異常に気付いたのだ。 地球の本棚はその名の通り地球の記憶が収められた本棚だ。それ故、別の世界の地球とは一切関係が無い。 だからこそ、翔太郎達の世界以外の事はフィリップがアクセス出来る地球の本棚では検索不可能という事だ。 翔太郎は自分達と接触したという一点を利用しディケイド経由で検索する事を考えた。それでも別世界の情報を得られるとは思えなかった。 しかしフィリップのもたらした情報は明らかな異世界の情報だ。 『気付いた様だね、それが僕にもよくわからない……突然本棚の数が大量に増えたんだ……』 「突然増えた? どういう事だ?」 『それは僕の台詞だ……そうだ、翔太郎今何時だ?』 「今……丁度21時を数分過ぎた所だ」 『なるほど……どうやら21時を過ぎた時点で検索範囲が広がる仕様になっているらしい』 「あーそういう……って確か21時を過ぎた上で30分単独行動しなきゃならねぇんじゃなかったのかよ!?」 『それは参加者にかけられた制限だろう。地球の本棚は実質僕専用とはいえ施設の様なもの、解放条件が多少異なっても不思議は無いし僕達に知らせなければならないという決まりもない』 フィリップの推測は的中している。 制限の解放の中には時間が来た段階で行われるものもあり、ものによっては参加者に知らされる事無く行われるものもある。 例えばシャンゼリオンの拠点であるクリスタルステーションの出現も21時になった時点で行われる(但し利用できるかは別問題)。だがそれは直接参加者に伝えられる事は無かった。 それと同様に地球の本棚の検索対象の拡大は21時を以て行われる事は確定事項だった。但し、例え関係者であるフィリップ達といえどもそれを伝えられるとは限らない。 厳密には首輪解除に動いた参加者2人がそのボーナスの一環としてその情報が伝えられているわけだがそれをフィリップ達が知る事は無い。 とはいえ、時間が来た時点で解放されている事に違いは無く、実際に利用する事で容量拡大を実感する事が出来たという事だ。 「つまり、これで情報に関しては問題が無いと……」 『そうとは限らない。検索範囲が広がったという事は絞り込む為に必要なキーワードも増えるという事だ。特に仮面ライダーに関しては余りにも多くの世界に存在している……簡単に検索ができるとは考えない方が良い』 「じゃあどうすりゃいいんだ……」 『仮面ライダーについてはもう少しキーワードが欲しい所だ……』 「どうすっかな……ん、範囲が広がったなら……そうだ、フィリップ……魔法少女について調べてくれないか?」 『杏子ちゃんを助ける為にか……状況わかっているのか翔太郎……気持ちはわかるが……』 「出来るならな……俺は杏子の身体を元に戻してやりてぇんだ……死ぬまで戦い続けるのはあまりにも辛すぎるだろう……」 『だが、罪を数え救うと決めたのは杏子ちゃん自身だ、それは彼女に対して失礼じゃ……』 「魔法少女じゃなきゃ人は救えないってわけじゃねぇだろう」 『もっともだね、わかった翔太郎……だがキーワードはどうする? 絞り込めなければ探しようが無い……』 「そうだな……杏子達魔法少女に関係する用語を片っ端から入れて……後は知り合いの名前、確か暁美ほむらはイレギュラーとかどうとかって言っていた筈だ」 『イレギュラー……なるほど調べて見る価値はある……だがまだ足りない、もう1つ決め手が欲しい所だ……例えば有名な魔女の名前とか……』 「有名な魔女の名前? そんなもん知るわけが……」 と、 『Walpurgis Nachi(ワルプルギスの夜)』 「ワルプルギスの夜……?」 マッハキャリバーが不意に言葉にし翔太郎もオウム返しのように復唱してしまった。 『『ワルプルギスの夜』……興味深い名前だ、わかったこれで試してみよう』 そう言って検索に入っていった。 「おい、フィリップ……」 呼び止めようともフィリップが答える事はなかった。 ――とはいえ、何かに夢中になったフィリップがこうなる事は何時もの事だ。だがきっと、そんなフィリップなら闇に潜む真実を見つけ出せる。俺はそう信じている―― 『It is shortly short(今度は短いですね)』 第3節 状況の整理 ――今は只待つ事しか出来ない。だがこの時間を無駄に過ごすつもりはない。今は仮面ライダーとして戦えなくても俺が探偵である事に変わりは無い。今一度状況を整理することにした―― 「3回目の放送の時点で残る参加者は21人、だがあの後一条といつきが死んだ事により残りは19人だ」 『It decreased very much(大分減りましたね)』 「ああ、順を追って整理するぜ……まず今現在警察署にいる冴島、美希、杏子、孤門、沖先輩、そしてヴィヴィオの6人、こいつ等は全員殺し合いを打破する為の仲間だ、ここまではわかるな」 『Yes(はい)』 「次に、いつきをつぼみの仲間達の所に埋葬に向かった後警察署に戻る手筈になっているのが響、つぼみ、なのはの3人、警察署の一件もあるからそうそう簡単に上手くいくかまではわからねぇがこの3人も仲間だ」 『And , Mr.Half Boiled(そしてハーフボイルドも)』 「というわけで俺を含めて10人が仲間という事になる……ってナチュラルにハーフボイルド呼ばわりすんじゃねぇ」 『The half was already exceeded...(既に半分を超えた……)』 「残り9人だな。まず美希と同じプリキュアである桃園ラブ、この子は間違い無く仲間だ……どうでもいいがなんでラブって名前なんだ……」 『Please go ahead with the talk(話を進めて下さい)』 「で沖先輩の先輩である仮面ライダー4号ライダーマン結城丈二先輩、そして響やつぼみから聞いた冴島同様魔戒騎士である銀牙騎士絶狼(ゼロ)こと涼邑零、2人は警察署を離れてからずっと行動を共にしているらしい。 涼邑と冴島の間には何か因縁があったらしいがそれは既に解消されたらしい、結城先輩も一緒である事も踏まえれば離れているとはいえ2人も頼れる仲間となる」 『Kamen Rider is a senior...(仮面ライダーは先輩なんですね……)』 「そして孤門の同僚である石堀光彦、聞いた話じゃ孤門同様特別な力は何も無いがこういう有事では頼れる仲間でつぼみも色々助けてもらったらしい……俺自身が会っていないからピンとこねぇけどな……」 『Remaining 5 persons(残り5人)』 「ああ、ここまでの14人は実質的にこのゲームを打破する仲間と考えて良い……だが仲間達を泣かせる危険人物が何人かいる…… まずゴ・ガドル・バ、俺の把握している限り一条といつき、霧彦、そしてフェイトにユーノを仕留めた現状最悪の相手だ」 『Ms.Fate...(フェイト……)』 「頼むからユーノの事も思い出してくれ……次に血祭ドウコク……あの時は杏子のお陰で撃退する事が出来たが未だ奴は健在……並の相手じゃ戦いにすらならねぇだろうな……」 『Next is ...(次は……)』 「本来なら殺し合いに乗る筈がなかったが許嫁……要するに婚約者あるいは恋人である早乙女乱馬が殺された事で殺し合いに乗った天道あかね……彼女自身の戦闘力そのものは大した事は無いが…… 達人級にまで強化する伝説の道着、そして赤レベルまで引き上げたナスカの力を持っている」 『Is it so dangerous?(そんなに危険なのですか?)』 「ああ……赤いナスカ自体エクストリームを以てしても対応仕切れないレベルだ……そして伝説の道着のお陰で強化されている事を踏まえれば……ガドルやドウコクに決してひけはとらないだろうな」 『Remaining...(残りは……)』 「そう……涼村暁と黒岩省吾……この21時間俺達は多くの参加者と遭遇し情報を得たが……この2人の情報だけは未だ掴んでいない……」 『An enemy or an ally , is it unknown?(敵か味方か、それも不明ですか?)』 「だが推測は可能だ。さっきの放送を覚えているか?」 『Yes.(はい)』 「あのゴバットというオタク野郎は仮面ライダー、プリキュア等々と並べて『シャンゼリオン』と言った、つまりこの『シャンゼリオン』は仮面ライダー及びプリキュア同様人々を守るヒーローという事になる。 そして調子に乗って呼びかけたり、一昔見た様な悪役みたく気取った所を見ると相当なオタクと考えて良い…… 多分、あの野郎は放送役を与えられ舞い上がって俺達に呼びかけてしまったんだろうな……」 『Possibility of performance?(演技の可能性は?)』 「あれは間違い無く素だ。そしてつい言ってはならない事を言っちまった様だ……放送が止まり本部から苦情が来たというのはそれだろう……それは参加者の情報だ」 『What?(何?)』 「つまり現在生き残っている参加者の中に仮面ライダー、ウルトラマーン、魔戒騎士、プリキュアがいる事を口走ってしまったんだ……放送が止まったのはそれが理由だ。 それを裏付ける情況証拠はある……あの野郎は『シンケンジャー』とは呼ばなかった……あの野郎の性格上呼びかけないわけがない……つまり参加者の中にシンケンジャーはもういない事を証明したというわけだ……」 『The reason for not having called "magic girl" ?(『魔法少女』を呼ばなかった理由は?)』 「それは確かに引っかかるが……まぁ一番にありえるのはあの野郎の琴線に引っかかる『ヒーロー』じゃ無かったってとこだろうな…… もしくは……あの野郎の中では杏子はもう『魔法少女』じゃなくて『ウルトラマン』って事だろう。そうなると『魔法少女』はいない事になるしな。 ただ、何にせよあの野郎の言葉からシャンゼリオンが残る参加者にいる事は確実だ。だがさっきまで話した17人の中に該当する人物はいない…… つまり、涼村暁か黒岩省吾のどちらかがシャンゼリオンという事になる。断定は出来ないがまず味方と考えて良い。 未だ同行は掴めないが、恐らくは長い間同行がわかっていない参加者、ラブ、石堀、結城先輩、涼邑零……そのいずれかと同行しているか単独あるいはその2人で行動しているか……」 『It is how like a detective to talk.(探偵みたいな喋り方ですね)』 「探偵みたいじゃなく俺は元々探偵だ! なんかこのネタも前にもやったぞ!! というか今回こんなんばっかじゃねぇか!!」 ともかく残る参加者のスタンスを纏めると以下の様になる。 味方A(動向がある程度把握出来る者)……10 左翔太郎 冴島鋼牙 蒼乃美希 佐倉杏子 孤門一輝 沖一也 高町ヴィヴィオ 響良牙 花咲つぼみ 月影なのは(ダークプリキュア) 味方B(長期間動向が不明)……4 桃園ラブ 石堀光彦 涼邑零 結城丈二 敵……3 ゴ・ガドル・バ 血祭ドウコク 天道あかね 不明……2(注.但し片方は恐らくシャンゼリオンであり味方の可能性が高い) 涼村暁 黒岩省吾 「……?」 19人のスタンスを改めて確認した翔太郎はある種の違和感を覚えた。 「(待てよ……確か3度目の放送の時点では一条といつきが生きていて、月影なのはがダークプリキュアとして殺し合いに乗っていた頃だ……そうなると……味方に該当するのは15人、敵に該当するのは4人という事になる…… そして俺の推測通りなら涼村暁と黒岩省吾の内確実に片方は味方……もう片方を敵と仮定しても……味方は16人、敵は5人となる…… 敵の数……少なくねぇか?)」 そう、現在の状況から見ても3度目の放送の時点から見ても敵対参加者が少ないのだ。 「(主催の連中にしてみりゃ……これはマズイ状況だぜ……)」 殺し合いの完遂が狙いとするならば放送時点で残り5人で16人を仕留めなければならない。 勿論、ガドルやドウコクの戦闘力を計算に入れればそれ自体はそう難しいことではない。 だが、状況はそうそう都合良くはいかない。 「(そもそもガドルやドウコク達だって別に組んでいるわけじゃねぇ、互いに潰し合う事だってあり得るだろう。それに……難しい事だが絶対に倒せない奴等じゃねぇ)」 前述の通り、敵対している参加者は何れも強敵と言える。 が、ガドルにしても、ン・ダグバ・ゼバと対峙した事のある翔太郎視点で考えればそれに匹敵あるいは若干超えるレベルだと判断している。 そしてダグバが打倒できている事実がある以上、ガドルを倒すことも困難ではあっても不可能ということはない。 ドウコクに関しても1度杏子が撃退しているし、聞いた話では後に良牙達が遭遇し倒しているわけなのでこちらも倒す事は十分可能だ。 またあかねの変身した赤いナスカ・ドーパントも強敵ではあるがエターナルやエクストリームとなったWならば対応は可能であり、美希が一度撃退している事からもこちらも問題はないだろう。 加えて言えば、放送時点で殺し合いに乗っていたダークプリキュアもガドルの戦闘力を見て戦意を喪失した辺り、ガドルよりも大幅に弱い事は明らか。 そして、彼等は何れも単独で動いているわけなので互いに潰し合う事もあり得るということだ。 つまり、戦力のバランスが対主催側に傾いていると言える状況だ。 「(だが、連中は制限の解放で俺達を強化しようとしている。無論、ガドル達が強化される可能性もあるが……条件付きとは言え俺達も強化されるからそこまで致命的じゃねぇ……)」 主催陣の言動を見る限り、此方の行動をそこまで諫める様子は無い。幾ら殺し合いを続けろと言っても主催側が殺し合いを止めさせる発言をするわけもなく普通は煽るわけなので言葉自体に意味は無い。 「(そうだ、主催側にしてみりゃもっと積極的に此方が不利になる事を仕掛ける筈だ……それこそ殺し合いに乗った参加者が有利になる様な……制限の解放だってする必要もねぇだろう…… あいつらだって判っている筈だ……俺達が敵対する参加者を全て撃退すれば……次は自分達が危ないと……気付いていねぇのか?)」 そう、勿論まだ先の話ではあるが、敵対する参加者を撃退すれば主催陣の所に乗り込んで決戦という流れになる。 だが、それは主催陣にとっては良い状況では無い。殺し合いを催しておいてそれを壊される事など言語道断だ。 つまり、なんとしてでも殺し合いを継続すべき筈なのだ。しかし主催陣の言動を見る限り、あまり積極的とは言い難い。 「(何かおかしくねぇか……?)」 とはいえ、主催との戦いを考えるのは時期尚早、そんな中 「そういや響の奴に渡しそびれたな……」 と、T2のアイスエイジ・メモリを出す。エターナルは26個のT2ガイアメモリを使いこなす事が可能。それ故、このメモリもエターナルにとって大きな力になるわけだ。 「ま、いきなりメモリが増えた所で使いこなせるとは限らねぇか……それに確か月影なのはの持っていたメモリを持ってるらしいからな……恐らくパペティアー……ん、パペティアー?」 ここで物語は警察署で待機していた時に遡る。それは3度目の放送後、杏子達が買い出しに行く前、参加者の動向を纏めたものを確認していた時の事だ。 『なぁ、この響良牙って奴について詳しい話聞いている奴いねぇか?』 『乱馬さんやあかねさんの知り合いですね』 『ああ、確か乱馬は女、シャンプーは猫、パンスト太郎はなんかよくわからねぇ怪物に変身するってあるが……』 『そーいや、あの時現れた怪物、パンストか何かが見えた様な気が……アレか?』 『あんまり女の子がそういう事口にしないの……翔太郎さん、もしかして……』 『ああ、もしかしたらコイツも水を被ったら変身するんじゃねぇかと思ってな……』 『僕は聞いてないけど……美希は?』 『あたしも聞いてないわ……そもそも聞く余裕も無かったし……』 『梅盛の野郎も天道あかねとずっと行動していた割にそういう事は知らなかったみてぇだからな……』 『なぁそれじゃあ、その良牙の兄ちゃんは別に水を被ってもなんともならねぇんじゃねぇか?』 『………………あの、私……聞いてます』 『ヴィヴィオ? そうかそういや早乙女乱馬と長いこと一緒にいたんだったな』 『確かPちゃんっていうこれぐらいの子豚に変身してしまう体質で、時々あかねさんに抱きしめられたり一緒に寝たりしていたって聞いています』 この瞬間、ヴィヴィオ以外の3人の女性陣そして翔太郎の表情が通常ではあり得ないぐらいの驚愕の表情を見せる。 『なななななんだと、そんなうらやまし……いやいやいやいやけしからん事していたというのか!? その響良牙っていうPちゃんっていう子豚ちゃんは!?』 『兄ちゃん、本音がダダ漏れになってるぜ!! というか正気に戻ってくれ!!』 『ちょっと、どうしてそれ今まで黙っていたの!?』 『落ち着いて美希、そんな事普通は言えないと……』 『はい、乱馬さんからあかねさんには黙ってろと口止めされていたので……それに色々あって言いそびれて……』 『でもおかしいとは思わなかったの?』 『確かユーノさんも昔フェレットに変身したときなのはママと一緒にお風呂に入ったり寝ていたりしたらしいという話だがら……』 『ユーノォォォォォォ!! 俺を裏切ったなぁぁぁぁぁぁ!! お前だけはハードボイルドだと俺は信じていたんだぞぉぉぉぉぉ!!』 『落ち着いてくれよ兄ちゃん、9か10ぐらいだったら一緒に入っても……』 『あり得ると思う?』 『流石にそれはないでしょ……』 そんな一同を余所に、 『何やっているんだみんな……』 『そろそろ買い物に……』 『全く、退屈しない連中だ……』 そうツッコム沖と孤門、そして魔導輪ザルバであった。ちなみにこの時、 『う゛っ、なんか寒気が……』 『大丈夫ですか?』 『もう夜だ、冷えてくるだろう……』 とある場所にて微妙に寒気を感じる元Pちゃんがいたとかいなかったとか。 「つか、アイツにつぼみとなのはを任せて大丈夫だったのか……」 そんな事を思い出し流石に不安を覚えてくる。 「いや、だがまぁそういう奴とは限らねぇか……マッハキャリバー、確か響と一緒に行動していたんだろ、どんな奴だった?」 『He was doing hot britches with the marvelous body of buddy.(そいつ、相棒のマーベラスな躰で欲情していた)』 「響ぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」 ――新たなエターナルに不安を覚えていた俺だったが、すぐさま現実に引き戻される事になる……そう、その時がやってきたのだ―― 第4節 男爵との遭遇 ――それは突然現れた。音も無く、マッハキャリバーにも察知される事も無く―― 『随分と騒がしいな……仮面ライダーW、いや左翔太郎。まぁ支給品は対象外だから別段問題は無いが……』 そう、店内に赤髪の男性がいたのだ。 「あんたは……サラマンダー男爵か……」 ――サラマンダー男爵……砂漠の使徒の元幹部で、砂漠の使徒やプリキュア達に復讐すべく世界の破壊を目論もうとした奴だ。 もっとも、ルー・ガルー……オリヴィエとの出会いといつき達との戦いの果てに改心、和解したという話だ。 だが、そんな奴が加頭達と組んでこの殺し合いの主催として参加している。最初の放送を担当したのもこの男だ―― 『自己紹介の必要はないな……言っておくが今君の目の前にいる私はホログラフだ……手を出そうとしても無駄だ……』 「まさかアンタが来るとはな……俺はてっきり加頭の野郎が来ると思っていたぜ……」 『こっちも色々担当があるのでな……あの男も別の……いやこれは言うまい』 「いつきから話は聞いている……男爵、アンタは……」 『悪いが質問に答えるつもりはない……俺の用事は……制限の解放だ』 その言葉と共に指を鳴らす。するとあるものが出現した。 「エクストリームメモリ……」 『私の担当はこれの監視役でね、その関係もあって君の前に現れたという事だ。さて、左翔太郎……正確にはダブルドライバーの持ち主に課せられた制限を説明しよう……』 「エクストリームメモリとそこに幽閉されているフィリップの解放、そうだろう」 『御名答、いやいや説明の手間が省けて実に都合が良い……ん、妙だな……フィリップもすぐに出るとは思ったが…… まあいい、ともかくこれで君は仮面ライダーWの全ての力を使える事になる。 今更説明するまでも無いがフィリップ主体によるファングジョーカー、そして2人が1つになったサイクロンジョーカーエクストリーム……ここからはこの力を使い存分に戦いたまえ……』 そう言って用事を済ませ消えようとするが。 「ちょっと待て、アンタ本当にあの連中の手先になっているのか!? もしかしてオリヴィエ……ルー・ガルーが人じ……」 だが、男爵がステッキを向ける。ホログラフとはいえ翔太郎は思わず言葉を詰まらせる。 『答えるつもりはない。二度もいわせないでくれ……これ以上余計な事を言うならば、折角再会出来た相棒と早々に別れることになる……』 「まさかフィリップにも首輪を……」 『当然の措置だろう。今はこのまま戦い続けるしかないという事だ……だが、君たちが再び私の前に現れた時は……いや、言うまい……』 そう言って、後ろを振り返る。 『そう、君達の声は私の耳に届いている……キュアブロッサム……彼女の声も……それではさらばだ。運があったら……また会おう』 と指を再度鳴らし、男爵はその姿を消した―― ――何事もなかったかの様にレストランに静寂が戻る……だが俺の中には1つの疑問があった。最後の男爵の言葉は何を意味しているのだろうか? 監視しているから下手な事をするなという意味か? だが何故キュアブロッサムの名前が出てきた? いや、男爵に関する推測は後でも出来る……そう、今一番重要なのは―― 「フィリップ……」 その言葉に反応したのかエクストリームメモリから1人の男が放たれる。傍らでは恐竜型のファングメモリが縦横無尽に走り回っている。 「……さっきまで普通に話していたのに随分と久しぶりに会った気がするよ……翔太郎」 そしてその手にエクストリームメモリとファングメモリを掴む。 「ああ……正直もう二度と会えねぇんじゃねぇかと何度も思ったぜ……フィリップ」 「奇遇だね……僕もだ」 「ははっ……よっしゃぁぁぁぁ! フィリップが帰ってきたぁぁぁぁぁ!!」 「翔太郎、こういう時はこう言うんだ、こうやって『フィリップキタァー!!』とね」 「なんだそりゃ!?」 『Congratulations(おめでとうございます)』 ――そう、制限の解放なんてどうだってよい、最高の相棒と再会出来た事を喜んだ。だが―― 「そうだ翔太郎、喜んでいる所悪いがのんびりしている場合では無い」 「そうだな、すぐにでも警察署に戻らねぇと……」 と言ってマッハキャリバーを握り店外へと出ようとしたが、 「待ってくれ、先に話したい事がある」 「何だそりゃ、んなもん警察署に戻ってからでも十分だろ、大体杏子に関係する事なら本人の前で……」 「ダメだ、この事はまだ杏子ちゃんにも警察署にいる仲間達にも話すわけにはいかない」 「まさか……何かマズイことがわかったのか……」 「ああ、だからこそまず君だけに話す……」 ――そしてフィリップは検索結果を語り初めた。だが、俺は最初それを信じる事が出来なかった―― 「何だそりゃ……本当かよ……」 「何度も検索した、間違いは無い……」 「巫山戯んなよ……杏子達魔法少女が戦っていた魔女の正体が…… 魔法少女の成れの果てだと……!! それじゃあ杏子達は……自分達の仲間を……かつて同じ人間だった女の子達を殺していたってことじゃねぇか!! そして今度はその杏子達自身も……魔女になって……人々を泣かせるっていうのかよ!! 何の冗談だ!! フィリップ!!」 時系列順で読む Back 双大将再会Next X、解放の刻/パンドーラーの箱 投下順で読む Back ラブのラブレター! 驚きの正体!?Next X、解放の刻/パンドーラーの箱 Back 風花の物語 左翔太郎 Next X、解放の刻/パンドーラーの箱 Back 壊れゆく常識 佐倉杏子 Next X、解放の刻/パンドーラーの箱 フィリップ Next X、解放の刻/パンドーラーの箱 Back 第三回放送X サラマンダー男爵 Next X、解放の刻/パンドーラーの箱
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第1話 ドラグハート 第2話 再会を経て 第3話 突然の来訪 第4話 天命王の問答 第5話 ドングリの絆 第6話 五文明代表者会議 第7話 命の懸けどころ 第8話 集結せし力 第9話 龍解・銀河大剣ガイハート 第10話 魂の解放
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解放(リベ)るスピーシー・ミラージュ C 水文明 4 クリーチャー:ゲル・フィッシュ/リベレーター 1000 ■このクリーチャーは、攻撃またはブロックされない。 作者:宇和島 フレーバーテキスト 終末化によって細胞レベルで崩壊した体でも、有効に使っている者もいた。ある者はそれを「リベる」と呼んでいたようだが、全く浸透することはなかった。 収録 DMTend-04 「終末世界編 第4弾 新星の新生(エンドレス・アース)」 評価 名前 コメント
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GGF-001 フェニックスガンダム(能力解放) 特徴 COST EXP SIZE HP EN 攻 防 機 移 宇 空 地 水上 水中 50000 777 M 15000 176 30 30 30 7 A A B - B 武装 名前 威力 EN MP 射程 属性 命中 CRI 備考 ビームサーベル 3900 18 0 1~1 BEAM格闘 85 5 バーニング・ファイア 5000 24 30 1~3 必殺技 80 10 ビームライフル 3800 16 0 2~4 BEAM射撃 85 5 メガビームキャノン 5000 24 0 4~6 BEAM射撃 75 5 フェザーファンネル 3800 20 20 2~4 覚醒 50 5 水中× バーニング・ファイア 7000 50 0 MAP MAP 100 0 アビリティ 名前 効果 備考 ナノスキン装甲 毎ターンHPを5%自動回復 支援防御可能 「支援防御」コマンド使用可能。味方の攻撃を代わりに引き受ける。リーダーエリア内に位置する同チームのユニットが反撃時のみ、使用可能。 開発元 開発元 6 フェニックスガンダム 3 マスターフェニックス 設計元 設計元A 設計元B ガンダムF91量産型ガンダムF91ゴッドガンダムマスターガンダム∀ガンダム(能力解放)デスティニーガンダムユニコーンガンダムバンシィ フェニックスガンダム 開発先 開発先A 開発先B 開発先C 開発先D 4 vガンダム(ベーシック) 4 ウイングガンダム(ベーシック) 4 ソードインパルスガンダム(ベーシック) 4 ユニコーンガンダム(ベーシック) 捕獲可能ステージ ステージ ブレイク詳細 捕獲不可 備考 Gジェネオリジナル機体。分類『ゲーム系』 初期機体フェニックス・ゼロから2回開発することで辿り着く。開発前と比較して最大EN40アップ、さらに武器威力・地形適応が上昇し、主役級ガンダムと遜色ない機体性能になった。 必殺技と覚醒武器が追加された。支援攻撃で多用するとみるみるMPを消費する。 支援攻撃に使いやすいメガビームキャノンは他機体の同名武器と違って貫通BEAMではない。防御アビリティに気をつけよう。 オリジナル機体なので歴戦の勇士や戦場の女神の増幅効果対象。 シールド防御を持たないという欠点がある。この機体に限った話ではないが、シールド非所持の機体が支援防御に回っても当然ダメージは減少されない。本機体は比較的早期に入手が可能であり、その時点だとパイロットが十分に育っていないため相応に被弾する。これを解決するには序盤で得られる捕獲ユニットを使って支援防御用の機体を加入させるといいだろう。
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概要 息吹の解放(息吹の解放) コスト0 術カード 相手の虫を1つ選び、好きな数のコストを支払う。その虫に支払ったコスト×300のダメージを与える。 蟲神器 ブースターパック 命脈の供物に収録。レアリティはR(レア)。 任意のコストを支払い、支払ったコストに応じてダメージが増加する除去カード。 《塵芥虫の爆熱弾》(1コスト600ダメージ)や、《電気虫の稲妻》(2コスト1000ダメージ)に比べコストパフォーマンスは低いが、与えるダメージをある程度コントロールできるので《エメラルドゴキブリバチ》とコンボしたり、縄張りを引かせる引かせないを状況に応じて切り替えられる柔軟さが魅力。 カードに書かれているコスト自体は0コストであるため、《オオジョロウグモ》が存在すると〈円網〉の効果により、何ダメージ与えるにせよ余分に支払う必要がある点に注意。 0コスト支払い0ダメージを与えることで《ジョロウグモ》の〈蜘蛛の巣〉や、《アレクサンドラトリバネアゲハ》の〈不死蝶の舞〉を剝がすことができる。 Q A 関連ページ 塵芥虫の爆熱弾・・・1コスト600ダメージ 電気虫の稲妻・・・2コスト1000ダメージ タグ 術カードコスト0レア 名前 コメント すべてのコメントを見る
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解放の守護者ダイヤモンド・フリー 光 C 7 4500 ガーディアン ■このクリーチャーで攻撃する代わりに、タップして次のTT能力を使ってもよい。 TT このターン、自分のクリーチャーの、相手プレイヤーを攻撃できない能力は全て無効になる。 F 単発では意味が無い。何十発と撃ってこそ意味があるものではないのか。 作者:匿名 収録 《要塞編》 名前 コメント
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ACE COMBAT 6 解放への戦火 part34-242,244~248,250~251 242 :AC6◆l1l6Ur354A:2007/11/12(月) 23 58 46 ID Z/a04fXP0 小惑星ユリシーズ落下で被害を受けたエストバキアに将軍達による軍事政権が誕生 豊かなエメリア共和国首都グレースメリアに対し突然の先制攻撃が行われる。 主人公であるエメリア空軍パイロット「ガルーダ1」通称タリズマンも応戦し撃退したかに見えたが 敵軍の秘密兵器による空中爆発によって部隊は壊滅。撤退を余儀なくされる。 エメリア空軍パイロットの妻メリッサはこの戦いで夫と娘を失い、失意のまま難民キャンプへ向う。 だが、ラジオから「天使とダンスでもしてな!」という娘の声を聞き、単身グレースメリアへ戻ろうとする。 エストバキア軍の恋人と会うためにグレースメリアへ向う女性ルドミラと知り合い2人で困難を乗り越えていく エメリア軍戦車兵のマグナイト軍曹は元犯罪者の部下から銀行金庫へのトンネルを掘っていたと聞き 戦争のどさくさに紛れて銀行強盗しようと企む。途中で上の女性2人を助ける。 グレースメリア侵攻の際足を負傷し翼を失った元エース、シュトリゴン隊のヴォイチェク大佐。 彼は将軍達の命を受けグレースメリアに滞在。捕虜の尋問などを行っていたが いつからか捕虜が口々に「天使とダンスでもしてな」と口にするようになったことに気づく 一人のエース「ガルーダ1」の存在が敗戦の徒にあった彼らの士気を高めていたのだ。 各拠点を取り戻し、敵の超対空兵器アイガイオンを撃墜。 エース部隊シュトリゴン隊を退けグレースメリアを奪還に成功する。 ストリートチルドレンに荷物を盗まれたヴォイチェク大佐は城の隠し通路に入るが 空爆の影響で罠が作動し子供達と共に閉じ込められる。 だが銀行の金庫を狙っていたマグナイト軍曹が壁を破り救出。メリッサは娘マティルダと再会。 将軍達の指令書を見て以来黙り込んでいた大佐は、自分が倒したパイロットの家族に首都から逃げるように言う。 かってユリシーズを打ち落とすために開発された砲台が兵器として転用され 遥か遠くから首都を狙い撃ちにしようとしていたのだ。 祖国を守るため最後の決戦に向うガルーダ隊に民間放送からメリッサの声が流れる。 もたらされた砲台の弱点を元に敵を撃破。エストバキアはクーデターで軍事政権が倒れ休戦が結ばれる。 最後の戦いで撃墜されたガルーダ2は足を負傷し翼を失うがメリッサ親子と出会い 自分達は大切なものを守りきったと確信する。(彼自身の妻子は空爆で死亡していた) 捕虜になった大佐は部下とルドミラの仲人を務める。 244 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/13(火) 14 17 33 ID aTyfOgpt0 CMのマティルダってなんだったの? 245 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/13(火) 19 11 01 ID GwfPtJ6t0 244 マティルダはメリッサの娘だが何のことを言ってる? ”空軍の皆さん聞こえますか? 私には戦争のことはよくわかりません。でも聞いてもらわなくちゃならないことが―” のことなら話してるのはメリッサでラストの首都に向けて使われた隕石迎撃用レールガンの 弱点をラジオ局から軍事無線に割り込んで伝えようとしてるシーン 246 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/14(水) 00 26 49 ID Q4fx02oOO アメリアとエメリアが混じってる。ガルーダ1とガルーダ2が混じってる。どっちが正しいの? 248 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/14(水) 01 06 34 ID 6RRWjNH40 エメリア共和国 首都グレースメリア ガルーダ1・タリズマン プレイヤー。凄腕のエースで(無口だが)みんなの人気者。エメリア軍の精神的支柱 ガルーダ2・シャムロック ガルーダ1の僚機を務める相棒。 エストバキアに奪われた首都に妻と娘を残してきてしまったことで焦り激昂し命令違反もしたりする 首都を奪還するも結局妻子は死亡していたことがわかる。最終戦では決死の覚悟で敵兵器のデータ採集をして撃墜される 一緒に戦っている無線でしか出てこないけど他にたくさんいる仲間がとにかく頼もしい 支援要請すればたちまち敵をぼっこぼこにしてくれてシリーズ1の心強さだな 250 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/14(水) 09 25 33 ID y3EWOCL00 242 メリッサの娘って死んだんじゃないの? 251 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/14(水) 09 41 45 ID s/p6Hwuf0 死んだと思った人間が生きてたなんて、戦時中ではよくあること