約 1,086,036 件
https://w.atwiki.jp/urarojiara/pages/138.html
ヴァーシール諸島 南方に広がる大小数千の島々からなる連邦国家 約1000の自治体が所属している エリンディル東方の1.5倍くらいの広さに10000を超える島が存在している(この地域に大陸と言えるだけの大きさの島はない) 首都は“研究都市”ルクトーン 国の中枢はルクトーンにあるヴァーシール諸島管理会 気候は温帯 この地域は精霊力のバランスが偏っている場所が多いと言われている 温帯でありながら万年雪に閉ざされた島や周囲の島よりはるかに暑い島、 昼でも夜間のように暗い島から回遊する島など、 不思議な島が数多く存在している ヴァーシール諸島に見られる特殊な島 下記の情報はヴァーシール諸島にのみ存在している島の分類である このような島がヴァーシールには複数存在している 回遊島 島でありながら、一定期間をかけて決まったルートを移動する島 短いものでは1か月、長いものでは数十年の歳月をかけて、 決まったルートを一周することが確認されている 大規模輸送の手段や行商の足としてよく使用されている ゆえに商業都市になっている島が多い 常夏の島 1年間通して常に真夏の気温を保っている島 雨がほとんど降らない 万年雪の島 1年間を通して常に真冬 海岸線まで雪が積もっている 温暖なヴァーシールにとっては観光地として人気がある 水火山の島 火山島のような形をしていて火口も存在しているのだが、 火口から噴出するのは水と岩 一度噴火すると大災害になるので、住んでいる人は少ない 農地専用の島として使われることが多い 水中の島 ヴァーシール諸島の海中にも複数の島が存在していることが確認されていて 地面に気泡がくっついたような島が海中の中を漂っている ギルマンやサハギンが立ち寄ることが多いらしく、彼らの住居になっていることが多い 古代人の都市が存在していることがあり、そこから財宝が見つかることも多いため、 水中の島専用のトレジャーハンターも多い 異次元島 ある冒険者がある島を探索していたが、 気が付いたら別の島に移動していたという記録が少なからずヴァーシールには存在している どのような原理なのかは不明だが、 2,3の島が島内のどこかで空間を超えてつながっており、 陸路のまま別の島に移動することが出来る島が見つかっている 下手に迷うと帰れなくなる危険性がある為、 大半の異次元島は立ち入り禁止となっている 飛空島 数は少ないが空中にも島が存在している ドゥアンのオルニスの飛行能力では到達できない高さである為、 手懐けた鳥系の動物でもいれば行くことが可能かもしれない 大半は過去に誰かが降り立ったことがあり、 交通の便が悪すぎる事からも有効活用されている島は非常に少ない 主な地域 ◆ルクトーン本島 ヴァーシール諸島最大の島であり首都である“研究都市”ルクトーンが存在している ◆“海上戦艦”リル・カルヴェリー 複数の大型船を複雑に組み合わせたような海上の巨大都市 ◆クラウディーテ島 万年雪の島で最も大きい島 海岸周辺は雪山リゾート地として人気があるが、 島の奥は荒天であり、立ち入り禁止である 島の奥にあるクラウディーテ山は妖精郷につながっていると噂されているが、 雪深さと天候の悪さから到達不可能と言われている ◆ブラージェイブ島 大森林の島 天候が安定しており、食糧生産が非常に豊富である 島中央部の樹海には伝説の海賊が隠した財宝が眠っていると言われている ◆空白の海域 半径約600キロほどの範囲に一切島が存在しない海域 ヴァーシール諸島の島分布を考えても、 この海域だけは不思議なほどに島自体が存在していない 災害による島が消えたとか、神の遺産が眠っているとか、様々な憶測がなされている 海に飲み込まれる島を見たという話もあるが詳細不明 ヴァーシール諸島の細かい部分 10000を超える島が密集していて、 泳いで渡れるくらいに近い島も多い 一つの自治体が1から複数の島を管理していて、 島を保持していない自治体はリル・カルヴェリーのような特殊な都市くらいである 島が多すぎる事、自治体が多すぎる事から、島同市の領地権争いになっている地域が多い 島同士の諍いは多少あるのだが、 島民の立ち入り禁止や輸出入制限のような所まで発生している部分は少ない 理由として大きくない島が密集している事もあり、 1つの自治体で必要な資源をすべてまかなえるような地域が非常に少ない為 回遊島と常夏はそれぞれ200以上、万年雪の島は100ほど、 水中の島も100以上あると言われるが所在不明が多すぎてよくわかっていない ヴァーシール諸島管理会には「一番になればいい」というルールがある。 知識や学問、魔法や操舵技術、射撃や声の大きさなど何でもいいので、 人より優れている能力を持っていれば管理会に所属する事が可能である。 管理会での地位に関しては所属年数と会員の人気度によって決まる。 ただし管理会の入会審査の関係上、年間10人程度しか認定されない。 ※このルールは地域として島が多すぎる事から、 国王や武力的権力者を立てるよりも、 民間から能力値の高い物を受け入れた方が、運営が出来るであろうという案から出来ている。 国家体裁はアメリカ合衆国のような州イメージ 国イメージはインドネシアのイメージに近い インドネシアよりももっと細切れに島が存在している
https://w.atwiki.jp/suparoboogs/pages/175.html
G・リボルヴァー イングラム・プリスケンガンファイト リオ・メイロンガンファイト リュウセイ「俺の狙いから逃げられるものか!」 「ジャイアントリボルヴァーーッ!!」 「当たれ!G・リボルヴァー!!」 「照準セェッと!ファイア!!」
https://w.atwiki.jp/magamorg/pages/11827.html
黒神龍アルヴァース ✦ 闇文明 コスト4 パワー23000 ドラゴン・ゾンビ ■Qブレイカー ■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の他のクリーチャーを全て破壊する。その後、自分の手札とマナゾーンのカードを全て墓地に置く。 (F)逆らう者には死を! 作者:紅鬼 全部ぶっ飛ばして現れるディルガべジーダ。キリモミヤマアラシ辺りと併せて奇襲でも 紅鬼 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/pgbnavi/pages/936.html
鴨河ラヴァーズ(かもがわラヴァーズ)は、京都府京都市を本拠地とする社会人野球チーム。 概要 本社の業務は鍋やフライパン、その他キッチン用品の販売、商品開発など。 ユニフォームは帽子の「L」マークと紫色のチームカラー、肩の部分の水色のラインが特徴。 大阪ナイトブレイカーズの樋口美遥を擁した2015年に初めて全国大会への出場を果たした(成績は1回戦止まり)。 元々は投手陣頼みのチームであり、野手は小粒である傾向が強い。それゆえにチームの実績面では強豪チームとは言い難かったが、石川和葉、宮島マコトとPGB入りする野手を輩出できるチームへと変わりつつある。 出身選手 樋口美遥(大阪ナイトブレイカーズ(投手))2015年ドラフト1位 石川和葉(札幌ホワイトエンジェルス(外野手))2017年ドラフト3位 宮島マコト(東京フレイズ(内野手))2017年ドラフト4位 出身指導者 陣内結花(大阪ナイトブレイカーズ投手コーチ)
https://w.atwiki.jp/exvswish2/pages/204.html
正式名称:GNW-002 パイロット:ミハエル・トリニティ コスト:1500 耐久力: 変形: 換装: BD回数:6 赤ロック距離: 覚醒タイプ: 射撃 名称 弾数 威力 備考 メイン射撃 GNファング【射撃】 8 その場で1基展開して射撃 射撃CS GNファング【射出】 - 距離に応じて挙動が変わる サブ射撃 一斉射撃 1 GNハンドガンとGNファングを一斉連射ファング射出中は本数減少 レバーN特殊射撃 ガンダムスローネアイン 呼出 3 BRを2連射→GNランチャー レバー前後特殊格闘 ランチャー照射。射撃ガードあり レバー横特殊格闘 斬り払い→斬り抜け→叩き斬り最終段バウンドダウン 後格闘 GNビームサーベル【投擲】 - レバー後特殊格闘 GNバスターソード【投擲】 1 巨大なブーメラン 格闘CS ガンダムスローネドライ 呼出 100 GNステルスフィールド自身に誘導切り付与 格闘 名称 入力 弾数 威力 備考 通常格闘 NNN - 射撃派生 ○○ NN射 前派生 ○○ NN前 前格闘 前 - 横格闘 横NN - BD格闘 BD中前N - レバーN特殊格闘 GNバスターソード【斬り抜け】 N特 - SAつき。袈裟斬りで斬り抜け レバー前特殊格闘 GNバスターソード【叩き斬り】 前特 - SAつき。バウンドダウン レバー横特殊格闘 GNバスターソード【移動斬り】 横特 - SAつき。回り込んで斬り払う 覚醒技 名称 弾数 威力F/S/R/M,C 備考 レバーN覚醒技 破壊して、蹂躙して、殲滅してやる! 1 /// レバー後覚醒技 ガンダムスローネアイン ガンダムスローネドライ 呼出 /// アシスト2機がGNメガランチャー 概要 『機動戦士ガンダム00』1stシーズンより、チームトリニティが運用するガンダムスローネの2号機。 パイロットはトリニティ兄妹の次兄こと、ガンダムマイスターのミハイル・トリニティ。 ツヴァイはスローネ3機の中でも中近距離戦を重視した設計となっており、主兵装のGNバスターソードと遠隔操作兵器のGNファングが特徴な前衛担当のガンダム。 攻撃的な性格であるミハイルは主にGNファングを多用し、必要以上の戦闘行為で相手に対しガンダムの性能を見せ付けた。 GNバスターソードを使った近接戦闘と優秀なオールレンジ武装の射撃CSを持つ2000コストの格闘寄り万能機。 バーサス参戦時から武装のほとんどが一新され、兄ヨハンの攻撃アシストと妹ネーナの誘導切りアシストを得たほか、優秀な初段性能とSAにより差し込みで光る各種特殊格闘から、モーションがやや緩慢な代わりにダメージを稼げる各種格闘に繋ぐパワー型の機体となった。 (なお、従来の武装はどちらかと言うとサーシェス機が引き継いでいる) 射撃武器 【メイン射撃】 [??リロード ??秒/1発][属性 ][よろけ/ダウン][ダウン値 ][補正率 %] 【射撃CS】 [チャージ時間 ??秒][属性 ][よろけ/ダウン][ダウン値 ][補正率 %] 【サブ射撃】 [??リロード ??秒/1発][属性 ][よろけ/ダウン][ダウン値 ][補正率 %] 【特殊射撃】 [??リロード ??秒/1発][属性 ][よろけ/ダウン][ダウン値 ][補正率 %] 【特殊格闘】 [??リロード ??秒/1発][属性 ][よろけ/ダウン][ダウン値 ][補正率 %] 【後格闘】 [??リロード ??秒/1発][属性 ][よろけ/ダウン][ダウン値 ][補正率 %] 【格闘CS】 [チャージ時間 ??秒][属性 ][よろけ/ダウン][ダウン値 ][補正率 %] 変形 【変形メイン射撃】 [??リロード ??秒/1発][属性 ][よろけ/ダウン][ダウン値 ][補正率 %] 【変形格闘】 [??リロード ??秒/1発][属性 ][よろけ/ダウン][ダウン値 ][補正率 %] 【変形サブ射撃】 [??リロード ??秒/1発][属性 ][よろけ/ダウン][ダウン値 ][補正率 %] 【変形特殊射撃】 [??リロード ??秒/1発][属性 ][よろけ/ダウン][ダウン値 ][補正率 %] 【変形特殊格闘】 [??リロード ??秒/1発][属性 ][よろけ/ダウン][ダウン値 ][補正率 %] 格闘 【通常格闘】 通常格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 属性 累計 単発 累計 単発 1段目 (%) (-%) ┗2段目 (%) (-%) ┗3段目 (%) (-%) 【前格闘】 前格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 属性 累計 単発 累計 単発 1段目 (%) (-%) ┗2段目 (%) (-%) 【横格闘】 横格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 属性 累計 単発 累計 単発 1段目 (%) (-%) ┗2段目 (%) (-%) ┗3段目 (%) (-%) 【後格闘】 後格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 属性 累計 単発 累計 単発 1段目 (%) (-%) ┗2段目 (%) (-%) 【BD格闘】 BD格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 属性 累計 単発 累計 単発 1段目 (%) (-%) ┗2段目 (%) (-%) 【特殊格闘】 特殊格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 属性 累計 単発 累計 単発 1段目 (%) (-%) 【格闘CS】 [チャージ時間 ??秒] 【変形格闘】 変形格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 属性 累計 単発 累計 単発 1段目 (%) (-%) 覚醒技 【レバーN覚醒技】 【レバー後覚醒技】 極限技 動作 威力(補正率) F/S/R/M,C ダウン値 属性 累計 単発 累計 単発(元値) 1段目 ///(%) (-%) 2段目 ///(%) (-%) 特殊 技名 コンボ ( はステップ、≫はブーストダッシュ、→はそのままキャンセル キャンセル補正で威力が変動する物は()で併記) 威力 備考 射撃始動 ??? N格始動 ??? 前格始動 ??? 横格始動 ??? 後格始動 ??? BD格始動 ??? 覚醒中 F/S/R/M,C ??/??/??/?? 戦術 EXバースト考察 Fバースト 格闘攻撃補正 +% 防御補正 -% Sバースト 射撃攻撃補正 +% 防御補正 -% Mバースト Rバースト 攻撃補正 +% 防御補正 -% Cバースト 僚機考察 対策
https://w.atwiki.jp/1548908-card/pages/2274.html
サイバー・ドラゴン・ツヴァイ:? 効果モンスター 星4/光属性/機械族/攻1500/守1000 このカードは相手モンスターに攻撃する場合、 ダメージステップの間攻撃力が300ポイントアップする。 1ターンに1度、手札の魔法カード1枚を相手に見せる事で、 このカードの[[カード名]]はエンドフェイズ時まで 「[[サイバー・ドラゴン]]」として扱う。 また、このカードが墓地に存在する場合、 このカードのカード名は「サイバー・ドラゴン」として扱う。 解説 関連カード サイバー・ドラゴン プロト・サイバー・ドラゴン サイバー・オーガ・2 ハーピィ・レディ2 ゲーム別収録パック No.05373478 DS2010パック:パック:-(P)10:全カードランダムパック(仮)(P)10 未チェック WiiDT1パック:パック:-(P)DT1:全カードランダムパック(仮)(P)DT1 未チェック DS2009パック:パック:無し PSPTF4パック:パック:無し DS2008パック:パック:無し PSPTF3パック:パック:無し DS2007パック:パック:無し DS SSパック:パック:無し DS NTパック:パック:無し PSPTF2パック:パック:-(P)TF2:無し PSPTF1パック:パック:-(P)TF1:無し PS2TFEパック:パック:-(P)TFE:無し OCGパック:パック:ABSOLUTE POWERFORCE(OCG)
https://w.atwiki.jp/gods/pages/48373.html
ヴィシュヴァーヴァス ヴィスヴァーヴァスの別名。
https://w.atwiki.jp/lord_of_vermilion/pages/170.html
ロードオブヴァーミリオン用語辞典 あ / か / さ / た / な / は / ま / や / ら / わ・英数 上記メニューから閲覧したい項目を選んでください。 多数のネタバレがあります。閲覧は自己責任で。 更新をする際の注意多少のネタ走りはOKですが、嘘を書くのはやめましょう。 更新の衝突が起こった場合、他の人がどこを更新したのかソースを見て確認し、自分が更新しようとした項目でなかった場合はそのまま普通に保存してください。 更新箇所がかぶっていた場合も、とにかくいったん保存してから修正するようにしてください。保存せずにキャンセルすると、他の人が更新したはずの箇所も更新前の状態に戻ってしまいます。
https://w.atwiki.jp/eq2quest/pages/29.html
[10] 地下基地の建築学的考察 - パート1? [10] 地下基地の建築学的考察 - パート2? [10] ラットクイーンの物語? [13] ドワーフとバーバリアン? [13] エルフとハーフエルフ? [13] ヒューマンとハーフリング? [13] Rabid Shriller狩り? [14] Sage Eledrialへの協力? [14] 地下基地の建築学的考察 - パート3? [15] Ravenous Cubeの異常発生? [15] 至高の癒しの手への奉仕? [15] ブラッドセイバーレイド? [ ] Ravenous Cube報告書? [20] ヴァースーンの廃墟 - 霊廟の調査? [20] ヴァースーンの廃墟 - 発見?
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/22352.html
登録日:2009/05/26 Tue 21 45 55 更新日:2024/09/03 Tue 17 45 37NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 5色カード MtG Sliver_Queen Brood_Mother おっかない キーワード能力 クリーチャー クリーチャータイプ サバイバー サバイバー ←の元ネタ シャンダラー スリヴァー ドミナリア ラース 全体 全体主義 共有 切札勝舞 化け物 厄介 増える 強化 時のらせん 牛次郎 種族 種族デッキ 群れ 群れる 裂片 邪藩牛次郎 集合精神 スリヴァーがどれだけ変化しようとも、その集まることによる強さは変わることがない。 『スリヴァー/Sliver』とは、TCG『マジック:ザ・ギャザリング』におけるクリーチャー・タイプの一つ。 マジックにおいては最も分かりやすい「種族デッキ用」種族である。 ■目次 概要 歴史テンペスト~時のらせん 基本セット2014~基本セット2015 以降 デッキ一例 ストーリー概要 概要 筋肉スリヴァー/Muscle Sliver (1)(緑) クリーチャー — スリヴァー すべてのスリヴァーは+1/+1の修正を受ける。 1/1 ハートのスリヴァー/Heart Sliver (1)(赤) クリーチャー — スリヴァー すべてのスリヴァーは速攻を持つ。 1/1 憤怒スリヴァー/Fury Sliver (5)(赤) クリーチャー — スリヴァー すべてのスリヴァー・クリーチャーは二段攻撃を持つ。 3/3 有翼スリヴァー/Winged Sliver (1)(青) クリーチャー — スリヴァー すべてのスリヴァーは飛行を持つ。 1/1 上記カードの通り、スリヴァーは基本的に自身の能力を全てのスリヴァーにも与える、つまりスリヴァー同士で能力を共有するという特性を持っている。 つまり、様々な効果のスリヴァーを並べれば並べるほど、全てのスリヴァーは強化され、能力を持ち、破壊されにくくもなる。 この「頭数を並べるととんでもなく強くなる」という点がミソ。上記のスリヴァー4体が戦場に並べば、すべてのスリヴァーが 「本来のスタッツに+1/+1、速攻、二段攻撃、飛行」 となって襲い掛かってくる。 また、スリヴァーが持つ能力は累積することがある。たとえば《筋肉スリヴァー》が3体並んでいると、戦場に4/4が3体並ぶことになる。 2マナで4/4なんて展開されちゃたまったもんじゃないし、その隣にうっかり《有翼スリヴァー》なんて並んじゃったら、その有翼まで4/4になり、すべてのスリヴァーが飛行を得る。 また、スリヴァーが持つ能力は戦闘面だけにとどまらない。 湿布スリヴァー/Poultice Sliver (2)(白) クリーチャー — スリヴァー すべてのスリヴァーは「(2),(T):スリヴァー1つを対象とし、それを再生する。」を持つ。 2/2 宝革スリヴァー/Gemhide Sliver (1)(緑) クリーチャー — スリヴァー すべてのスリヴァーは「(T):好きな色1色のマナ1点を加える。」を持つ。 1/1 暗心スリヴァー/Darkheart Sliver (黒)(緑) クリーチャー — スリヴァー すべてのスリヴァーは「このパーマネントを生け贄に捧げる:あなたは3点のライフを得る。」を持つ。 2/2 など、様々な能力を共有することができる。うまいこと盤面を整えることができれば、多種多様な戦略を取れる。これがスリヴァーの利点だ。 ただし弱点も非常に多い。その弱点の根っことなっているのが 「すべてのクリーチャーが能力を共有できる」というデザインの前提上、「強化+α」ができるスリヴァーがほとんどいない という点。 例えばゴブリンには+1/+1修正+速攻の《ゴブリンの酋長》、エルフには+1/+1修正+大量マナ生産の《エルフの大ドルイド》がいてこれが戦略の要となっているが、 スリヴァーは複数の能力を一度に付与できるものがほとんどいない。 それを多色にまたがった多彩な能力を持つスリヴァーを複数展開することで補うというデザインなのだが、必然的に多色デッキになるため土地を攻められると弱いのはもちろん、引きムラも起こしやすい。 そして複数展開すれば全体除去で一気に戦線を崩されるし、そもそも戦場で要になっているスリヴァーを単体除去で狙い撃ちされて一気に戦力がガタ落ちしたりする。 もちろんこれらはすべての同族デッキに共通する弱点である。 しかしエルフやゴブリンなどの普通の同族は1~2色程度でまとまるため、引きムラをデッキ構築の段階で対策できるし爆発力も高い。 あるいは人間やスピリットのように取れる戦略の幅が広かったり、そもそもシステム的に強かったりすることが多い。 スリヴァーにはそういう利点がない。できることは能力の多様性で勝負をかけることだけで、どうしても器用貧乏感がある。 何より目の上のたんこぶとなるのがマーフォークの存在。 「2マナの全体強化(+1/+1修正)による戦線強化という戦法が共通している上に島渡りまで付与でき、《広がりゆく海》と組み合わせれば相手に土地事故を起こさせた上に全体アンブロッカブルまでつく」 「ほぼ単色なので色事故を起こしにくい(*1)」 「強いマーフォークが全体的に軽い」 「レガシーでは青が濃くなるので《目くらまし》や《意志の力》を入れやすく、カウンタースリヴァー戦略をさらに高い次元で行えてしまう」 「土地が安く済む」 「いろんな次元で登場するので割とコンスタントに強化してもらえる」 「伝説のクリーチャーに女性キャラが多い」 など、様々な点で事実上の上位互換として君臨していた。モダンやレガシーなどでは、一時期はこのマーフォークの下位互換呼ばわりされていた。 とはいえむやみにマーフォークと違ったアプローチを狙うと、デッキが全体的にもっさりしてむしろ弱体化してしまう。そして多色地形を揃えるのにはスリヴァーを集めるよりも金がかかる。 スリヴァーもスリヴァーで、ショップ側からすれば需要があるので値段を盛りやすい……つまりちょっぴり高くつく。 分かりやすい理念とロマンを持つが、スリヴァーを使うというのは結構ハードな道である。 なお、スリヴァーの女王やスリヴァー軍団等、伝説のスリヴァーは5色にまたがっている。 スリヴァーの女王/Sliver Queen (白)(青)(黒)(赤)(緑) 伝説のクリーチャー — スリヴァー (2) 無色の1/1スリヴァー・トークンを1体戦場に出す。 7/7 スリヴァーの首領/Sliver Overlord (白)(青)(黒)(赤)(緑) 伝説のクリーチャー — スリヴァー (3) ライブラリーからスリヴァーを1枚探し、あなたの手札に加える。 (3) スリヴァー1つを対象とし、そのコントロールを得る。(この効果は永続する。) 7/7 スリヴァー軍団/Sliver Legion (白)(青)(黒)(赤)(緑) 伝説のクリーチャー — スリヴァー すべてのスリヴァーは、戦場に出ている他のスリヴァー1つにつき+1/+1の修整を受ける。 7/7 流石に全色にまたがるスリヴァーの親玉、といった所か。 特にスリヴァーの女王は実質初の5色カードだったので、未だに高い人気を誇る。 ちなみに「スリヴァー/Sliver」とは、「裂片」という意味。 「全体」のうちのひとかけら、ということだろう。 歴史 テンペスト~時のらせん この時期のスリヴァーは冒頭の各種スリヴァーのように、能力を自他問わず全体に共有していた。 これはスリヴァーに限らず昔のMTGの全体強化能力の特徴であり、理屈としては「ゴブリンの王が戦場にいればゴブリンは敵も味方もテンションあがんだろ、なんで片方だけ強くなるんだ」みたいな感じらしい。 そのためスリヴァー同士のミラーマッチが起こると互いにものすごく神経を使う。たとえば強化系のスリヴァーは大半が意味がなくなってしまう。互いに先制攻撃や飛行を持つので利点がなくなる。 +1/+1修正や二段攻撃なども意味がないように見えるが、これは相手のスリヴァーを素通しするときのダメージが増える。 変な能力を共有させるスリヴァーの場合、うっかり出すとそのスリヴァーの能力をさんざん使われるという利敵行為になることがある。《宝革スリヴァー》を出したら相手がスリヴァーをたくさん使って非スリヴァー呪文を唱えてきた、なんてのが一番最悪。 スリヴァー同士のミラーマッチなんてなかなか起こらないし……と思いがちだが、主にこれが問題になるのがリミテッド。大半のプレイヤーはスリヴァー算に不慣れなので何かしらの見落としを起こし、それを相手につけこまれる。 また、時のらせん期のスタンダードは後半に「多相」というすべてのクリーチャー・タイプとして扱う能力が登場し、トーナメントシーンでも数種類見受けられたのだが、 その多相がこちらのスリヴァーの強化を全部受けてしまう。《カメレオンの巨像》《変わり谷》あたりが強化されてしまうというのは看過できる弱点ではなかった。 この時点までは「ファンは多いが所詮は二線級」というのがほとんどのプレイヤーの認識だった。特にローウィンでマーフォークが追加されたことでデッキが成立するようになると、 スリヴァーの中で最も実用的だった「カウンタースリヴァー」戦略すらマーフォークの下位互換と扱われるようになったのだった。 基本セット2014~基本セット2015 その8年後くらいに『基本セット2014』で、何の前触れもなくまさかの再登場を果たす。 しかもとんがり顔とかぎ爪のいかにもクリーチャー然としたものではなく、映画「プレデター」に出てきそうな人型を模したモンスターになって登場した。(変更の理由は後述) 捕食スリヴァー/Predatory Sliver (1)(緑) クリーチャー — スリヴァー あなたがコントロールするスリヴァーは+1/+1の修整を受ける。 1/1 風乗りスリヴァー/Galerider Sliver (青) クリーチャー — スリヴァー あなたがコントロールするスリヴァーは飛行を持つ。 1/1 基本セット2014当時の話をすると、スリヴァーが最後に登場したのは「時のらせん」ブロックである。つまり当時から数えても8年ほど前だった。 一方でクリーチャーの性能が大きくインフレを始めたのが「ローウィン」ブロックであり、ローウィン以降もクリーチャーは進歩を続けていた。スリヴァーは完全に置いてけぼりを食らっていたのである。 その後に広くなりすぎたレガシーとスタンダードの差を埋めるために、モダンという新しい環境が設定される。しかし当時のスリヴァーはまともに組む理由が少ない同族だった。 なにせモダンには《ハートのスリヴァー》も《有翼スリヴァー》も《筋肉スリヴァー》もいない上に、古い基準で作られていたスリヴァーはローウィン以降の精鋭たちを相手取って戦うにはあまりにも力不足だったのだ。 もちろんそんな折にもスリヴァーを組むプレイヤーも多かったのだが、当時は頭数をそろえるために2マナのクローンこと《幻影の像》を入れたり、全体強化と再生による除去耐性を付与できる《菅草スリヴァー》を使うために赤と黒(それも沼カウントを多めに)をタッチしながら白の《筋力スリヴァー》を入れたりと、 いくら《霊気の薬瓶》や《魂の洞窟》があるとはいえ、かなり無理のあるマナ基盤から様々な色のクリーチャーを展開しなければならなかった。当然色事故もよく起こすので、もっさりした速度のデッキがさらにもっさりする。 しかし基本セット2014、ラヴニカへの回帰直後のこのエキスパンションでは、スリヴァーは外見ともども見違えるような強化を遂げていたのだ。 これまでのスリヴァーとの最大の違いは、基本セット2014以降のスリヴァーは「相手のスリヴァーに補正を与えない」という点。 これまでは「相手に能力や修整を与える」点が厄介で、上述のようにスリヴァーのミラーマッチや多相を持つクリーチャーとの遭遇率が高い環境だとむしろ利敵行為で自分の首を絞めることがあったのだが、 以降のスリヴァーはそういうことを一切気にせず、自分のペースで堂々と展開することができるのである。 また、クリーチャーの性能が時世に合わせて大幅に強化された。 1マナの《風乗りスリヴァー》は、2マナの《有翼スリヴァー》の上位互換、《骨鎌スリヴァー》も同じ能力の《憤怒スリヴァー》より2マナも軽くなっており、クリーチャーの質の向上がうかがえる。 しかもこれまでのスリヴァー(特に「時のらせん」期)に多かった「コストを払って自分を生け贄にして何かをする能力」ではなく、同族デッキの基本戦術となる「戦闘」に非常に特化している。 スタンダード環境ではスリヴァーの頭数こそ少なめだったが、ショックランドを主軸にした多色化しやすいマナ基盤に加えて 強めのロード能力に絞って戦うスリヴァーは、当時のスタンダードでたびたび見受けられた(*2)。 まさに少数精鋭だったのである。 その1年後の基本セット2015では、最後の仕上げとばかりに各色1種類ずつのスリヴァーと、シャンダラーのスリヴァーの長《巣主スリヴァー》、そして何より待望のスリヴァー5色土地《スリヴァーの巣》を得て、最後の3ヶ月の輝きを楽しく過ごしたのだった。 なおM14組が去った後のスタンダードではデッキが成立するわけがなく、基本セット2015を買って《巣主スリヴァー》が当たって悶絶するなど、ハズレア枠として君臨し以前よりはるかに恐れられた。 以降 タルキール以降はスタンダードにスリヴァーは登場していないが、スリヴァーデッキ自体はタルキール龍紀伝の《集合した中隊》のおかげでインスタントタイミングでのスリヴァーの展開が可能になったことなど、間接的に大きな強化を得たことでJFF部屋やトナプラ部屋などで人気を博していた。 さらにニコニコ動画でスリヴァー動画を主軸に投稿する人が数人出てくる、人気を博しているあるジョニーが《巣石》というカスレアを用いたスリヴァーデッキを開発するなど、スリヴァー界隈は地味ながら着実な盛り上がりを見せていた。 そしてモダンホライゾンでスリヴァーは新顔を引っ提げてなんと13種類も登場。デザインは人型のものから昔のとんがり顔に戻った。 これはラースおよびドミナリアのスリヴァーを指しており、フレーバー・テキストにはルカルメル博士の日誌が再登場している。(*3) クリーチャーの質はモダン基準、当然能力共有は自分のみ。たった2マナで飛行と速攻を共有する《斬雲スリヴァー》や墓地のスリヴァーを1ターンだけ再利用できる《屑肉スリヴァー》など、強力な能力持ちが揃っている。 主にこの2種類が戦力としてカウントされており、モダンやレガシーなどでよく見かける顔になっている。 また、新規の多相クリーチャーも登場。特に除去耐性を与える《不確定な船乗り》は様々な同族デッキで活躍しており、スリヴァーも例外ではない。 白の《筋力スリヴァー》と青の《風乗りスリヴァー》のおかげで簡単に入れることができる。名誉スリヴァー。 しかしモダンホライゾンと言えば《アーカムの天測儀》《甦る死滅都市、ホガーク》《レンと6番》などで環境が様変わりしてしまったエキスパンションである。 モダンホライゾン前後といえば「灯争大戦」「基本セット2020」、その後の「エルドレインの王権」から続くスタン・パイオニア禁止カード≒他環境でも当然強いカードのラッシュなど、環境が一気にインフレを起こした時期である。 そもそも《集合した中隊》で強化されているのは別にスリヴァーに限った話ではなく、緑が絡むほぼすべての同族デッキや、「カンパニー」と呼ばれるデッキなどもそうだった。 当然それらのデッキのほうが中隊をうまく使える。スリヴァーは相対的に見て力不足になってしまい、しかも強化のペースがかなりゆっくりとしている。 いろんな環境の禁止カードの同窓会(*4)である4Cオムナスのようなデッキを相手に、はたしてスリヴァーのような同族がわずかでも利をもって立ち回れるか……。 といっても、今のスリヴァーも十分強い。 あんまり強くなって憎悪されるのもスリヴァーらしくないし、強くなりすぎてスパイク系のプレイヤーが使うようになってヘイトをためて一番悲しむのはスリヴァーの愛好家だし、こんなところが落としどころなのだろう。 デッキ一例 カウンタースリヴァー 通称「カンスリ」。新潟の唐辛子調味料(かんずり)は関係がない その名の通り、スリヴァーウィニー+カウンター呪文。分かりやすい例なのだが、実は同族デッキというのは昔からこのアプローチをとるものが結構強い。カウンターレベルやらマーフォークやらスピリットやら。 レガシーにも根強い愛好家が存在する。青の優秀なスリヴァーには《風乗りスリヴァー》《水晶スリヴァー》《熱狂スリヴァー》《冬眠スリヴァー》《拡散スリヴァー》《名誉スリヴァー不確定な船乗り》などが存在する。 《意志の力》のコストにあてがえるこれらを《斬雲スリヴァー》《筋肉スリヴァー》などで強化して手早く殴っていく。青のスリヴァーは除去耐性として優秀な能力をいくつも持っているので、うまいことハマれば強い。 同じような戦術がマーフォークでもできるのでは?とか言っちゃいけない(*5)。 スリヴィングデス 基本的には防御気味のスリヴァービートダウン。 ここで何気なくハートのスリヴァーを出しておくのがキー。 除去呪文や殴り負けてかなりのスリヴァーが墓地に逝ったら、「生ける屍」をキャスト。 墓地のスリヴァーを《死せる生》であらかた蘇生して、《ハートのスリヴァー》で速攻を付与して殴るというデッキ。 全体除去に対して《死せる生》という二段構えを取れる点が強力。 墓地対策が今よりはるかに弱かった時代だったことや、スリヴァーを何としてでも使ってやりたいという熱意が生み出したデッキである。 ハルクフラッシュ 「あなたのライブラリーから点数で見たマナ・コストの合計が6以下になるようにクリーチャー・カードを望む枚数探し、それらを戦場に出す」という能力を持つ《変幻の大男》(ハルク)というカードを使ったコンボデッキ。 緑の1マナの《悪性スリヴァー》4体に赤の2マナの《ハートのスリヴァー》1体を戦場に出す。《悪性スリヴァー》は戦闘ダメージを与えるたびに相手に毒カウンターを1つ乗せる「有毒1」という能力を持っている。 これがすべてのスリヴァーに4つ分与えられる。そして《ハートのスリヴァー》で速攻が付く。1体でも攻撃が通れば毒カウンターが4つ乗るので、3体攻撃を通すと死ぬ。 よく毒カウンターの話で話題になるもの。当時毒カウンターと言えば「過去の失敗ルール」のひとつで、毒カウンターで勝つだなんてファンデッキのすることだという認識だった。そんな中で即死コンボのパーツとはいえ、スリヴァーが毒カウンターを引っ提げてきたのである。 レガシーはともかくヴィンテージでこのギミックが見受けられたこと、しかもスリヴァーで毒という華々しさからよく話題になったものである。おりしも《タルモゴイフ》《蒸気打ちの親分》、契約サイクルなど派手な話題が多い時期ってこともある。 これ別にスリヴァーじゃなくてもいいんじゃないか、と疑問になるが、実はこれは当時のヴィンテージのメタを見据えたもの。 《悪性スリヴァー》は手札に来ても素出しが容易で、さらにこのギミックは《真髄の針》が効かない。つまり以前のハルクフラッシュで使われていた《鏡割りのキキジキ》による大量トークンよりも通しやすかったのである。 レガシーやヴィンテージで活躍したギミックだが、ハルクフラッシュのパーツに規制がかかったので見ることはなくなった。 つがいスリヴァー 《野生のつがい》の能力に注目し、ライブラリーからスリヴァーを追加で展開していくギミックを搭載したスリヴァー。時のらせん期に成立した。 スリヴァーはサイズがある程度そろっているため、スリヴァーを出して《野生のつがい》で追加展開すれば能力が2つ分共有できる。 また、2マナ2/2瞬速で「クリーチャーを1体手札に戻す」という能力を持つ《白たてがみのライオン》を使うと、ライオン自身を戻すことで任意のタイミングでのスリヴァーサーチが可能になる。 《野生のつがい》自体は6マナとかなり重いが《宝革スリヴァー》や当時の二色地形である貯蔵ランドの力をもってすれば唱えることもたやすい。 モダン版スリヴァー 変わったことを考えない、ごくごくオーソドックスなビートダウンになる。一時期はロード能力を持つスリヴァーを片っ端からたたきつけていくアプローチが多かった。 今では《菅草スリヴァー》が抜けて、代わりに《血吸いスリヴァー》などのさらに攻撃的なスリヴァーを入れて速度を徹底的に上げた型が主流である。むしろそうじゃないと速度に追いつけない。 最近では除去に耐性を持たせるために《熱狂スリヴァー》を採用するアプローチがある。コイントスに勝てばターン終了時まで追放される能力を持つので単体除去はもちろん、憎い全体除去にも確率で耐性がつく上に《集合した中隊》から引っ張ってこられる。 Pauper版スリヴァー 主に緑を主軸に筋肉・捕食、白を加えて筋力の「12筋肉」にして並べて殴る型が主流のようだ。2マナのスリヴァーを雑に並べるだけでどんどんサイズが上がっていく。 ここに「攻撃するたびに相手のクリーチャーをアンタップして無理やり自分をブロックさせる」という能力(挑発)を持つ《狩人スリヴァー》なども足してクリーチャー戦を徹底的に制圧していく。 しかしどう頑張っても攻め筋が単調になる上、一匹一匹を着実に潰されると弱い。環境の中に一定数存在する黒単除去コンなどには弱くなる。 しかし一方で《暴走の先導》《紆余曲折》といった強烈な手札補強カードを持っており、リカバリー自体はたやすい。駆け引きの軸はそれを打たせてもらえるか、そしてそれが間に合うかだ。 また、この環境ならではのギミックとして赤を加えて3マナでスリヴァーをサーチできる《誘導スリヴァー》、威迫を与える《双頭スリヴァー》、上述の《狩人スリヴァー》を用いた赤緑スリヴァーというものもある。 上述の狩人のブロック強制能力で、スリヴァーがそれぞれ別のクリーチャーを挑発する。 これが「2体でしかブロックできない」双頭の能力と組み合わさると、 「じゃあそのクリーチャーでスリヴァーブロックしてね。ところで2体でしかブロックできないんだけどどうやってブロックするの?他のクリーチャーは別のスリヴァーブロックしてもらうから無理だよね。ブロックが不正なので素通りします」 という理屈で確実なブロック不可が成立するというわけ。もはやバグみたいな挙動である。 他の回避能力を与えるスリヴァーがレアなことや、モダンでは《狩人スリヴァー》が使用できずレガシーではこんなギミックを使う意味や暇がないことから、事実上Pauper独自のギミックと扱われる。 ちなみに使用者的には、搦め手こそあるが重くてもっさりしてるので、こんなもん使わないで1~2マナのカードを叩きつけていく12筋肉のほうが強いらしい。 統率者版スリヴァー スリヴァーの花形と言えば、普通の環境よりむしろ統率者だろう。統率者にできるスリヴァーは6種類(多相除く)も存在しており、いずれも固有色が5色のため全てのスリヴァーを組み込める。 しかもそれらに強烈な個性がついているので、それに合わせてちょっとカスタマイズするだけでプレイ感が結構変わってくる。 特に人気なのは2マナでトークンを生み出す《スリヴァーの女王》と続唱を持たせる《初祖スリヴァー》。 なんか奇天烈なコンボを組むもよし、普通にスリヴァーを並べていくもよし。 そして「統率者マスターズ」にて、念願のスリヴァーテーマの統率者デッキ、「スリヴァーの群れ」が発売。同時にルカルメル先生もカード化した。 生物学者、ルカルメル/Rukarumel, Biologist (白)(青)(黒)(赤)(緑) 伝説のクリーチャー — 人間・ウィザード 生物学者、ルカルメルが戦場に出るに際し、クリーチャー・タイプ1つを選ぶ。 あなたがコントロールしているすべてのスリヴァーと、あなたがコントロールしていてトークンでないすべてのクリーチャーは、他のクリーチャー・タイプに加えてその選ばれたタイプである。あなたがコントロールしているすべてのクリーチャー呪文と、あなたがオーナーであり戦場にないすべてのクリーチャー・カードについても同様である。 (3),(T):無色の1/1のスリヴァー・クリーチャー・トークン1体を生成する。 3/3 ストーリー概要 目のない尖った頭、一本の鉤爪、そして蛇のような身体を持つ。彼らは堅固な群れを成すというメカニズム的独自性を持ち、それは忠実に守られ続けている( 外部リンク ) 集合意識を持ち、集団で活動する種族。 各個体はそれぞれ異なった性質を持つが、近くにいるスリヴァー同士は性質を分かち合う事ができる。 雌雄同体で女王や首領といった上位個体が存在。 初登場はテンペストブロック。 ラースに生息する生物で、その数5千余り。女王に従っている。 ラースがドミナリアに被覆した際、スリヴァー達は火山の中心へと転移してしまい壊滅してしまう。 次に登場したのは100年後のオンスロートブロック。 激浪計画の魔術師達がスリヴァーの化石を発見し、蘇らせることに成功。新種も育成されていく…のだが、お約束通り制御しきれず暴走。この頃の上位個体は首領なのだが、誕生の経緯は突然変異説と人工的に作られた説があってはっきりしない。最終的にはミラーリの爆発に巻き込まれて多数が死亡。 3度目の登場はさらに200年程度が経過した時のらせんブロック。 時のらせんでの出来事によりラースが「被覆」したためドミナリア次元に出現するようになった。 この頃にはまたも大群となっている。フレイアリーズがスカイシュラウドの裂け目を塞いだ際に全滅した。 フレーバー・テキストにはスリヴァーを観察する学者、ルカルメル先生の補足もあり、彼らの生態を知ることができる。 基本セット2014で4度目の登場。 舞台となる次元がシャンダラー 二足歩行で人型 能力が自軍限定 と従来のスリヴァーとは一線を画す存在となっている。 項目冒頭のフレーバーテキストは同セットにおける筋肉スリヴァー的存在である「捕食スリヴァー」のものである。 今回のスリヴァーは「茨投スリヴァー」が裂片のようなもので攻撃したことから「スリヴァー」と名付けたことになっており、以前と全く異なる存在である可能性も高い。 その割にはお互いのスリヴァーが効果を与え合うが。 基本セット2015でもシャンダラーのスリヴァーが登場。 とはいえ今回は枚数が少なく、デッキを組むにはやや心もとない。 2014で大幅に変わったデザインもそのままであり、特に「拡散スリヴァー」は明らかに人間の女性のような姿であり、以前のスリヴァーを知ってるとかなり驚くデザインである。 モダンホライゾンで6度目の登場。 ラースかドミナリアのスリヴァーなのか、基本デザインは時のらせん以前のものに戻されているが、自軍にのみ効果を与えるようになっている。 統率者マスターズではラースかドミナリアのスリヴァーが登場。 さらに再録されたシャンダラーのスリヴァーも以前の基本デザインに沿った新規イラストとなっている。ラース(あるいはドミナリア)にも同じ性質のスリヴァーがいたのだろう。 辞篭スリヴァーは、全てのスリヴァーに「(0) この項目を覚えている限りの知識で追記・修正してもよい」の能力を与える。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] M14で超強化を受けてたよね、ゴブにもなんか来ないかな -- 名無しさん (2013-09-05 18 28 14) ↑最近の部族カードに合わせて、自軍のみ強化になったからな。しかし何故か人型になったのが古くからのユーザーには不評でもあるみたい -- 名無しさん (2014-01-16 05 31 45) 勝ちゃんの相棒だったよねえ。なぜMtG路線のままいかなんだ…… -- 名無しさん (2014-02-03 22 19 05) 文句言ってるのは古くからのユーザーというよりか騒ぎたいだけな人が多いけどな。スリヴァー使いにとっては強化が嬉しかったからってのも有るけど、あのフレーバーテキストですべてを許した -- 名無しさん (2014-02-04 00 15 05) 大まかな設定とかストーリー書き足した方が良いかな? -- 名無しさん (2014-03-02 15 08 28) ↑他のMTGの項目にもストーリーの説明はあるから、アリだと思うよ。テンペスト期、オンスロート期、時のらせん期みたいに分けて説明するとか -- 名無しさん (2014-03-02 21 27 47) 集団で襲いくる感じはやっぱエイリアンとか、SFパニックがモチーフなんだろうか -- 名無しさん (2014-03-03 11 08 29) ↑なんかのゲームに出てくる種族がモチーフだったと記憶 -- 名無しさん (2014-03-03 11 10 21) 勝ちゃんもDMでサバイバー使えば良かったのに -- 名無しさん (2014-04-12 13 33 50) ↑あの頃はマジックの存在は無かった事になってたからなぁ。 -- 名無しさん (2014-06-26 00 27 22) スリヴァー使ってはいるけど、ぶっちゃけステロイドだしな -- 名無しさん (2014-06-26 00 32 39) 遂に破壊不能が来て憎い全体除去に耐性ができるぞ! -- 名無しさん (2014-07-08 02 44 35) 倍増の季節を二枚張られた上にマナ編みスリヴァーと女王と首領が並んだ時は泣きたくなった -- 名無しさん (2014-10-27 10 53 35) こいつらいっつも全滅してんな。学習しろよ… -- 名無しさん (2015-08-29 11 17 14) ↑次元が崩壊したり混ざったりするレベルの災害をどう学習しろと? -- 名無しさん (2018-08-10 06 58 58) 集まれば指数関数的に強くなるっていうことは大部分が吹っ飛ばされれば指数関数的に弱くなるってことだからねぇ。ゲームメカニズム的にも全体除去には弱いし、ぴったりっちゃぴったり -- 名無しさん (2018-08-10 11 06 34) 新規スリヴァーキター -- 名無しさん (2019-05-26 16 58 48) ソリン「種族は?」 モロフォン「吸血鬼です」 ソ「よし通れ」 モ「ETBはスリヴァーを指定 おーい でてこーい」 -- 名無しさん (2024-08-24 15 45 49) 名前 コメント