約 2,824,174 件
https://w.atwiki.jp/gwend/pages/6.html
アーカイブ @wikiのwikiモードでは #archive_log() と入力することで、特定のウェブページを保存しておくことができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //www1.atwiki.jp/guide/pages/921.html#id_2d967d6e たとえば、#archive_log()と入力すると以下のように表示されます。 保存したいURLとサイト名を入力して"アーカイブログ"をクリックしてみよう サイト名 URL
https://w.atwiki.jp/gwend/pages/7.html
RSSを取り込んで一覧表示(rss) #rss(ここにRSSのURL) もしくは #rss(ここにRSSのURLを入力) と入力することで指定したRSSを取り込んで一覧表示します。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //www1.atwiki.jp/guide/pages/269.html#id_a0e79757 たとえば、#rss(http //www1.atwiki.jp/guide/rss10_new.xml) と入力すると以下のように表示されます。 #showrss plugin Error showrssプラグインでのatwiki.jpのRSSの取り扱いはできません。#recentなどをご利用ください。
https://w.atwiki.jp/queenssoulpict/pages/112.html
攻 1434防 1552魔力 19 攻 2108防 2280魔力 19 攻 2340防 2529魔力 19 攻 2642防 2349魔力 21
https://w.atwiki.jp/armoredcore4/pages/30.html
対戦攻略 基本的な対戦の攻略です。 あくまでも基本ですので、自分なりの応用をして下さい。 距離については近距離が0~150、中距離が150~300、遠距離が300以上として書いています。 対戦の前に知っておきたい情報 ダメージレースの基本 相手を撹乱する方法とそれに対処する方法 地形戦の基本 MAP その他の意識すべき点 脚部別立ち回りの基本 軽2 中2 重2 逆関節 4脚 タンク
https://w.atwiki.jp/tarowa/pages/319.html
寝・逃・げでリセット! ◆ew5bR2RQj. 前原圭一は地図でいうFー6の部分を歩いていた。 異常なほど周囲を警戒し、ベルトに差した拳銃を強く握り締めながら。 拳銃は拾ってから片時も手放していないため、汗がべっとりと滲んでいる。 手では拳銃の機械的な感触と汗の粘ついた感触が交わり、独特の不快感を生み出している。 それでも彼は拳銃を離そうとはしなかった。 何故なら彼は肉体的にも精神的にも、ただの男子学生だからだ。 彼にはアルターのような特異な能力もなければ、ライダーデッキなどの強力なアイテムが支給されたわけでもない。 身を守る手段は効力が不明のデスノートを除けば、鉄パイプと拳銃のみ。 故に臆病なほど慎重に行動しなければならないのである。 (次は何処へ行くか……) 支給された地図を眺めながら考える圭一。 彼は図書館を出た後、水族館に向かった。 そこにした理由は、単純に一番近い施設だったからである。 こんな時に呑気に魚を見に行く奴がいるのかと疑問を浮かべたが、派手に動きたくないためそこを目的地に定めた。 だが疑問通り水族館に悟史はおらず、ひび割れたショーケースがあったくらいであった。 (水族館を出た後はずっと北に行ったから……一番近いのは公園か) Fー6の周辺にある施設は公園、図書館、水族館。 後者の二つは既に訪れたため、残りは公園だけになる。 公園は市街地と小島を結ぶ架け橋にもなっているため、人が通りやすい。 そのため水族館よりは、訪れる価値があるように思えた。 (よし、次は公園に…………ッ!?) 目的地を決定し、いざそこへ向かおうとした瞬間。 彼の瞳には、信じられない物が映った。 彼が今まさに向かおうとしていた公園の上空から、緑色の光線が注がれたのだ。 それから数秒後。 激しい爆音が轟き、公園から煙が上がり始める。 「な、なんだよ、あれ!?」 先ほど遊園地の方角から起こったものに比べれば、ずっと小規模な爆発。 しかし爆発するまでの過程が異常であった。 彼が今まで身に付けてきた常識の中に、緑色の光線を放つものは存在しない。 そういった類が存在していいのは、アニメや漫画の中だけなのだ。 「ひぃっ!」 反射的に圭一は恐れを抱き、公園とは逆方向に逃げ出す。 あそこには危険が存在すると、直感で理解したのだ。 「ハァッ、ハァッ……」 先ほどの慎重さが嘘のように走り抜ける圭一。 コンクリートの地面に足音を立て、乱れた吐息は早朝の澄んだ空気の中に馴染んでいく。 理性や知性をかなぐり捨て、ただ危険から逃げ切るため。 彼はただひたすら走り続けた。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 世の中には才能など存在しないという人がいる。 でも俺――――北岡秀一は違うと思ってるんだ。 なんでだか分かる? うん、分からないよね。 しょうがないから特別に教えて上げるよ。 どうしてそう思ったかっていうと、俺自身が才能に恵まれたスーパー弁護士だからさ。 俺の才能の素晴らしさは、俺の普段の生活を見れば分かるかな。 弁護士としての腕前は、大手企業からも依頼が殺到するほど。 取材が来ることも珍しくなく、世間での認知度もかなり高い。 さらに自宅は小洒落た一戸建てで、高級車を三台も所持。 おまけにイケメンで、超一流の秘書の吾郎ちゃんまでいる。 これを勝ち組と言わないなら、なんて呼べばいいんだろうね。 でも神様は全ての才能を俺に与えてくれなかった。 確かに俺はスーパー弁護士であり、頭脳労働ならかなりの自信がある。 けど肉体労働に関しては、お世辞にも優秀と呼べるものじゃあない。 端から運動に関する才能がない上に、俺を取り巻く環境がそれに拍車を掛けていたんだ。 まず第一に職業、弁護士業はデスクワークが中心であり基本的に運動はしない。 移動も吾郎ちゃんが運転する車が中心であることが、さらに俺から運動との接点を遠ざけていた。 次に年齢、一般的に人間の体力は二十五歳を過ぎると低下していくと言われている。 俺の年齢は三十歳、俗にいう三十路だ。 最後に病気、俺は不治の病に侵されている。 この病気によりどんどん身体の機能は低下していき、最後はまともに歩けなかったほどだ。 はっきり言おう、俺は運動音痴だ。 だから―――― 「そろそろ代わってくれない? 五ェ門」 俺は背中で眠るつかさちゃんの顔を見て、五ェ門に提案した。 「断る」 隣を歩く五ェ門は、振り返らずにそう返す。 最初からこう返されるのは分かっていたものの、消沈せざるを得なかった。 浅倉から逃げ切った北岡達は、体勢を立て直すために森を出ることにした。 ゾルダのデッキを持っているであろう金髪の男からは、一度離れることになるだろう。 だが金髪の男を深追いすることは、北条悟史が作り出した危険地帯に残ることを意味する。 そこには浅倉のような危険人物が、大量に集合しているだろう。 命からがら逃げ出してきたのに、すぐ再会したら笑い話にもならない。 生身でライダーと互角に渡り合える五ェ門でも、次は生き延びられる保証はないのだ。 故に一度体勢を立て直し、再び森に入る必要がある。 悟史を見捨てるのは五ェ門にとって苦渋の決断だったようだが、了承してもらう他なかった。 そこで目的地に選択したのが、設備の整っている総合病院。 Hー4にわざわざ小病院と記述してあることから、ここはかなり設備が整っているのだろう。 到着したらまず負傷した五ェ門とつかさを治療。 その後に院内を探索し、使えそうな道具を入手。 可能ならばデルフリンガーに代わる新たな刀剣類の確保も行う。 これが五ェ門と相談した末、出した結論だった。 そうして彼らは移動を始めたのだが、一つ問題があった。 それは浅倉との交戦の直前に保護した少女、柊つかさである。 彼女は現在熟睡中であり、当然のように歩くことはできない。 山中に放置していく訳にもいかず、交代でどちらかが背負って歩くことになった。 だが人を背負って歩くというのは、想像以上に辛い。 森林部は既に過ぎていたため、歩くこと自体は随分と楽になっている。 だがここで、北岡の運動不足が響いた。 五ェ門と交代してから大分経過したが、足にかかる負担が非常に大きいのだ。 しかも五ェ門は歩く速度を緩めないため、おちおち休憩することもできない。 一歩踏み出すたびに足に鈍痛が走り、ふくらはぎが張り詰めていく。 足が棒のようだとはこの事だと、痛感させられる北岡であった。 (ったく、これが城戸とかだったらとっくに置いてってるよ……) 背中で寝息を立てているつかさの顔を見ながら、心中で呟く北岡。 今の彼にとって、背中で眠っているのが美少女であることが唯一の救いだった。 彼だって男である。汗臭い男より可愛い少女の方が好みなのだ。 それに危険地帯であるD-7は、既に五ェ門が背負って通過している。 だから危険人物に遭遇する可能性は低く、精神的な負担は五ェ門よりもずっと軽い。 それでも辛いものは辛いのだ。 「ホントに頼むよ五ェ門、もう足がパンパンでさ」 「最初に約束したであろう、交代して背負うと、それに……」 「それに?」 「もし拙者が背負っている時に、誰かに襲われたらどうする?」 「ぐっ……」 確かに五ェ門の言う通りである。 北岡自身もブローニング・ハイパワーを所持しているため、戦えないわけではない。 しかし予備のマガジンはないうえに、残弾数も三発だけ。 これでは消耗戦になった場合、圧倒的不利に陥ってしまう。 そもそもライダーのような銃の効かない相手では、太刀打ちする事できないのだ。 従って事前の契約どおり戦闘では五ェ門を頼ることになるが、つかさを背負っていては初動が遅れる。 その間にもし五ェ門が倒された場合、北岡の命も無いのだ。 (五ェ門の癖に……) 理路整然としていて、付け入る隙の無い理論だ。 己の生存確率を上げるにも、やはり自分がつかさを背負うしかないのである。 (こんなことならもう少し運動しとけばよかったよ、はぁ……) 自虐的に笑みを浮かべ、溜息をつく北岡。 その時同時につかさの位置がずれ、慌てて直した。 「すぅ……すぅ……」 「…………」 つかさは穏やかな寝顔を見せながら、規則正しく寝息を立てている。 その様子から彼女は当分目覚めないだろうと、北岡は推測した。 (……そろそろあの事を言った方がいいかな) 北岡は五ェ門とつかさの顔を何度も見比べた後、つかさが起きていないか再度確認する。 そして熟睡しているのを見て、五ェ門に切り出した。 「なぁ、五ェ門……」 「何度も言っているだろう、代わらぬと」 「いや、そのことじゃないんだ」 北岡がつかさを背負うのをまた変わってほしいと懇願すると思ったのだろう。 五ェ門は切れ長の目をさらに細め、睨むように見つめてくる。 「では何用か?」 「その前に一つ約束してほしいんだが……これから言う事を聞いても冷静でいてほしいんだ」 突然北岡が態度を変えたからか、五ェ門は首を傾げている。 だがそれでも、首を縦に振ってくれた。 「えっとさ、ほら、ルルーシュって奴を覚えてるか?」 「うむ、最初にあのV.V.とかいう輩に啖呵を切った男だな、あと……確かつかさ殿がその名前を口ずさんでたはずだ」 「そのことなんだけど……浅倉が襲ってきた時に俺はずっとつかさちゃんといただろ? その時に彼女から聞いたんだけど……」 そこまで言いかけ、北岡はまたつかさの顔を見る。 彼女は相変わらず気持ちよさそうに眠っていた。 「つかさちゃんがさ、ルルーシュを殺しちゃったって言ってたんだ」 刹那、風が吹き、五ェ門の着物を揺らした。 「……それは真か?」 「ああ、本人が言ってたし間違いないよ」 信じられない言葉を聞かされ、思わず五ェ門は足を止めてしまう。 彼自身最初につかさの姿を見た時、多少不自然さを感じていた。 しかし彼女が人を殺しているとは想像もしてなかったのだ。 (五ェ門の奴……やっぱり動揺してるな) 神妙な顔で俯いている五ェ門を見れば、誰でも分かるだろう。 五ェ門は目に見えて動揺している。 こうなると分かっていたからこそ、北岡はずっとタイミングを測っていたのだ。 「それをどうして早く――――」 「これはさ、不幸な事故なんだよ」 早口で捲し立ててきた五ェ門を遮る北岡。 その妙な迫力に押され、五ェ門は閉口してしまう。 「つかさちゃんは元々ただ学生だったんだ、こんなところに連れてこられなければ血生臭いことには無縁だったはずなんだ」 北岡は僅かに明るみ始めた空を仰ぎ、ゆっくりと喋り続ける。 「悪いのはつかさちゃんじゃない、こんなところに彼女を連れてきたV.V.なんだ」 黙りこくる五ェ門、つかさも北岡の背で眠り続けている。 だからこの場に響いているのは、北岡秀一の声だけだ。 「だからさ、五ェ門、つかさちゃんを許してやってくれないかな?」 「……………………」 北岡の言葉が終わり、静寂に包まれる二人。 その間北岡は若干緊張した面持ちで、目を閉じた五ェ門を見つめる。 そうして十数秒経った後、五ェ門はゆっくりと口を開いた。 「……そもそも拙者には、つかさ殿をどうこうする気はない ただ北岡殿がそれを拙者に黙っていたことが、少々気に入らなかっただけだ」 そう言って、再び歩き始める五ェ門。 前と変わらず北岡のことをまるで考慮しない素早い歩調で、つかつかと歩き出す。 その様子を見て、北岡はほっと胸を撫で下ろした。 若干の不安はあった。 五ェ門は非常に正義感の強い性格である。 故に殺人という禁忌を犯したつかさに対して、どういったリアクションを取るか読めなかったのだ。 つかさを捨てていけと言うかもしれないし、契約を反故にされる可能性もあった。 五ェ門に報告しないとのも考えたが、それではつかさが起きた時に面倒事が起きる可能性がある。 この件で揉め事を起こすのは、双方にとっていい方向へは働かない。 だったら先に自分が告げて、自分達だけで解決してしまえばいい。 それが北岡の考えだった。 「それは悪かったよ、でも走っている時にいきなり言われても迷惑だっただろ?」 数メートル先を歩く五ェ門に追いつこうと、北岡は小走する。 心無しか先ほどまで重かった脚は、随分と軽く感じた。 「……確かに、北岡殿の言う通りだ」 「だろ? だからタイミングを測ってたんだよ」 浅倉から逃げた直後は、危険地帯から脱出するため小走りをしていた。 その時にこの件を告げても、まともな対応はできなかっただろう。 「そうか、それでは拙者の見当違いだったということだな」 「そういうこと、あともう一つ――――」 「つかさ殿にはこのことを言うな、か?」 今度は北岡の言葉を遮り、ふっと笑みを浮かべる五ェ門。 してやったり、と言いたげな表情だ。 「ああ、分かってるならそれでいいよ」 北岡がそう返すと、五ェ門は前を向いてまた歩き出す。 その態度を見るからに、最初から五ェ門は北岡と同じ考えだったようだ。 やはり五ェ門は超が付くほどのお人好しらしい。 (あれ? でもそれじゃあ俺もお人好しってことになるんじゃないの?) 五ェ門の考えをお人好しというのなら、同じ考えに至った自分もお人好しということになるのではないだろうか。 (いや、これはチーム内の空気が悪くなるのを防いだだけなんだ、だから城戸や五ェ門みたいになったわけじゃ……) 「北岡殿」 「え? ……ん、な、なに?」 考え事をしていたため、北岡は僅かながら返事が遅れてしまう。 「あれは図書館ではないのか?」 五ェ門が指さした先にあるのは、一際目立つ建造物。 彼らは方位磁石に従いずっと南下していたため、あれは図書館で間違いないだろう。 「お、本当だ、あそこで少し休憩にしない?」 「拙者達の目的地は総合病院だったはずだが……」 「少しくらいいいじゃない、つかさちゃん達の知り合いもいるかもしれないしさ」 「……仕方がない、ただし少しだけだ」 「さすが五ェ門ちゃん! 話が分かって――――」 北岡が休憩したいと申し出て、渋々五ェ門が了承する そしてやっと休憩できることに、北岡が舞い上がった瞬間だった。 「伏せろッ!!」 五ェ門が怒声を発すると同時に、ぱぁんと乾いた音が響く。 そして五ェ門が鞘からデルフリンガーを抜きつつ、宙へと飛び上がり―――― 「せぇいッ!」 迫ってきた弾丸を、たたき落とした。 「な……」 五ェ門の言葉で咄嗟に伏せていた北岡が、この一瞬の出来事を理解するのには数秒を要した。 足元に真っ二つに切断された銃弾が無ければ、もっとかかったかもしれない。 簡単に説明しよう。 先ほど北岡が舞い上がった瞬間、彼の背後に一人の少年――――前原圭一が忍び寄り、 彼らを射殺しようと発砲した。 が、剥き出しの殺気を発砲直前に五ェ門が気付き、即座に対応。 神風のような速度で北岡の背後に回り、銃弾を一刀両断したのだ。 「貴様!」 銃弾を両断した勢いで、今度は圭一へと飛び掛る五ェ門。 彼の鬼のような形相に驚き、圭一は二発目を発射する。 だが狙いもまともに定めていない上、手を震わせながら発射した銃弾など届くはずがない。 銃弾は空に消え、同時に彼と圭一の間にあった十数メートルの距離も無くなっていた。 「ひっ!」 急いで拳銃を構え直す圭一だが、あまりにも遅すぎる。 五ェ門ーの一振りで、拳銃は背後へと弾け飛んでいった。 「せぇいっ!」 返す刀で今度は圭一のデイパックを切り裂く五ェ門。 するとデイパックの一部分が裂けて、中身が散乱した。 次から次へと起こる出来事に、混乱する圭一。 それでも抵抗せんと手段を模索しようとするが、喉元に冷たい感触がそれを停止させた。 「次は斬るぞ」 ドスの利いた声を出し、五ェ門は圭一を脅迫する。 錆びた剣を押し当て、圭一の柔らかい肉を圧迫する。 そのまま数秒、世界中の時が止まったかのような緊迫した時間が流れていた。 ――――これだけすれば抵抗はしてこないだろう。 五ェ門は刃物のように目を尖らせ、圭一を見下ろす。 殺気を隠せていないことに、拳銃を握った手が震えていたこと。 これらを考慮するからに、目の前の少年は戦い慣れていない。 おそらくこの場の空気に精神を蝕まれ、凶行に走ったのだろう。 五ェ門は前原圭一について、このように考えていた。 無論彼を斬り殺すつもりはなく、交渉を請け負う北岡にその後の采配を委ねるつもりでいた。 だが―――― 「うがあああああああああああああああああああああああああああああッ!!!!」 斬首された死体を見たばかりの圭一には、死を意識させるには十分過ぎたのだ。 「ッ!?」 腹の底から繰り出したかのような、低く大きな悲鳴。 底冷えするようなその声は、咆哮といったほうが適切だろうか。 圭一の予想外の行動に気圧され、一瞬だけ発生する五ェ門の隙。 ただ生き残りたい。 生物の本能ともいえる行動原理は、その隙に圭一に行動を起こさせた。 「ちぃっ!」 穴の開いたデイパックに手を突っ込み、何かを取り出す圭一。 しかしそれを見逃す五ェ門ではない。 すぐに自らのすべき事を思い出し、デルフリンガーを振るう。 それにより取り出された何かは弾き飛ばされ、宙へと舞い上がる。 それが、引き金となった。 「なんだこの音は……?」 彼らを包み込むのは、澄んだ鐘の音。 緊迫した状況に似合わぬその音は、彼らの意識を奪い取ってしまう。 そう、圭一が咄嗟に取り出したのは、手の平ほどの大きさを持つ鐘であった。 「こりゃあ……まずいッ! この音を聞いちゃいけねぇ! すぐに耳を塞げ! このままじゃ……」 「だから戦ってる間くらいは静かにしていろ……と……」 突然声を上げるデルフリンガーに、露骨な嫌悪を示す五ェ門。 しかしデルフリンガーは口を塞ごうとせず、必死に何かを伝えようとする。 そして異変はすぐに訪れた。 「ぐっ……なんだ……これは……?」 「だから言ったのによぉ……」 眼球の奥から急速に迫ってくる倦怠感。 頭に靄がかかり始め、やがて全身をそれが包んでいく。 首の力が抜け、肩の力が抜け、腕の力が抜け、ついには足の力が抜けて立てなくなる。 「おい、五ェ門!」 急に膝を着き始めた五ェ門の身を案じ、銃を構えながら接近する北岡。 だが彼の心配も虚しく、ついに五ェ門はその場に倒れ込んでしまう。 「うわああぁぁぁっ!」 剣による脅迫がなくなったことで自由になり、脱兎のごとく逃げ出す圭一。 「お、おい、ま……なんだ……?」 逃げて行った圭一を目で追おうとするが、急に視界が歪んでいく。 スーツの裾で目を擦るが、歪みは止まらない。 やがて歪みは彼の全身を侵食し、ついには意識すらも歪めていく。 それでも気力を振り絞り、力の入らない手で銃を向けた時。 彼の意識は、歪みの中に墜ちていった。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 「ぜぇ……ぜぇ……」 圭一は五ェ門達から逃げ出した後、彼らの姿が見えなくなっても走り続けていた。 どれだけ息が乱れても、足が痛くても止まらない。 ずっと五ェ門が錆の浮いた剣を構え、自らを迫っているような気がしたのだ。 「うわぁっ!」 段差に足を引っ掛け、前のめりに倒れる圭一。 すぐに起き上がろうとするが、体に力が入らないため起き上がれない。 それでも起き上がろうと力を入れるが、体は言うことを聞いてくれない。 圭一は泥塗れの身体を草原に埋めながら、傷ができたばかりの足を擦りつけることになった。 「ちくしょぉ……ちくしょぉ……」 悔しくて、涙が止まらない。 無様な自分がが情けなくて、涙が止まらない。 震えていた。 北岡に銃を向けた時、手が震えていたのだ。 生き残るためなら、どんなことだってすると決めたのに。 ただ銃を向けただけで、手はどうしようもないほど震えていた。 彼は人を殺すことは初めてではない。 かつて親友だったレナと魅音を、金属バット撲殺した。 肉が千切れ、骨が砕けるまで、金属バットで殴り続けた。 なのに今更どうして、手が震えてしまうのか。 (あいつらも……レナや魅音と同じ――――) ――――人殺しのはずなのに。 公園から逆方向に逃げた圭一は、Dー7から南下してきた北岡達を発見した。 この会場で初めて遭遇した人間を警戒し、圭一は民家の影に身を潜める。 周囲は無音、少しでも音を立てれば見つかってしまう。 故に一切の音を遮断し、呼吸すらも最小限に抑えようとした。 だから彼の耳には、二人の会話がよく聞こえたのだ。 「えっとさ、ほら、ルルーシュって奴を覚えてるか?」 「うむ、最初にあのV.V.とかいう輩に啖呵を切った男だな、あと……確かつかさ殿がその名前を口ずさんでたはずだ」 会話の内容は当たり障りのない普通の内容。 なにか情報が引き出せるかもしれないと思い、圭一は会話を聞き続ける。 「その時に彼女から聞いたんだけど……」 一瞬だけ北岡と呼ばれた男が口籠もる。 そうして次に放たれた言葉は、彼に衝撃を与えた。 「つかさちゃんがさ、ルルーシュを殺しちゃったって言ってたんだ」 (なっ!?) 衝撃のあまり、圭一は声を出してしまいそうになる。 すぐさま口元を抑えたため、なんとかそれを防ぐことができた。 「……それは真か?」 「ああ、本人が言ってたし間違いないと思うよ」 呼吸が荒くなりそうになるのを必死で堪える圭一。 そんな彼を尻目に、北岡と五ェ門は次々と言葉を交わしていく。 だが彼の耳には、もはや二人の会話は届いていなかった。 (あんな子が……人を殺すなんて) 無防備に人の背中で眠っている少女が、既に人を一人殺している。 誰かに言われなければ、そんな発想に至ることすらなかっただろう。 (いや、そんなことをいったらレナや魅音だって……) かつての彼が雛見沢に転校してきたばかりの頃、レナや魅音はとてもよく接してくれた。 登下校を共にし、放課後は部活に励み、休日は村中を駆け回った。 だがだんだんと彼女達は豹変していき、ついには彼を殺そうとしたのだ。 外見や表面の性格などまるでアテにならない。 つかさという少女もレナや魅音と同じ、本質は冷酷な殺人者に違いない。 そして殺人者を保護している北岡に五ェ門も、その殺人者と同類だ。 いや、ひょっとしたら彼ら三人は徒党を組んで、参加者を殺しまわっているのかもしれない。 殺人者を保護するメリットなど、最初から無いのだから。 そうだ、そうに違いない。 (じゃあどうする!?) あのままあの三人組を放置し、逃げるのは簡単だろう。 向こうはこちらに気付いていないのだから、足音を立てずに逃げればいい。 だが連中を放置すれば、確実に自分や悟史の障害になるのではないだろうか。 北条悟史はかつて彼と同じ末路を遂げたため、唯一敵ではないと分かる。 この場で唯一信頼できる人間を、安々と失うわけにはいかないのだ。 ならば、この場で抹殺するしかない。 幸い圭一は拳銃で狙撃するには最適の位置にいる。 絶好の機会とはこのことを言うのだろう、やるなら今しかない。 そう思い、圭一は拳銃を向けた。 結果は惨敗で、無様に逃走する羽目になったわけだが。 (くそ、くそぉッ!) 圭一は強く拳を握り締め、地面に叩きつける。 だが自分の想像以上に力が入ってないことに気付き、そのまま拳を地面に置いた。 「…………」 逃亡時に辛うじて回収したベレッタを、虚ろな目で見つめる圭一。 早朝の薄暗い配色の空が、薄い色の太陽と一緒に彼を見下ろす。 彼は五ェ門が倒れたとき恐怖心から逃走したが、冷静に考えれば心当たりがあった。 あれは首を切断された男のデイパックから出てきた支給品の効果だ。 最初に説明書を見た時は半信半疑だったが、効力は本物だったらしい。 もし最初からあれを使っていれば、簡単に全員を殺すことができたのではないだろうか。 そう考えると、悔しさが蘇ってくる。 あれはあの場に落としてしまい、もう手元には残っていなかった。 だがあそこで五ェ門達から逃げたのは、間違った判断では無かっただろう。 声しか聞こえなかったが、彼らには四人目の仲間がいたのだ。 どこに隠れていたかは分からなかったが、北岡や五ェ門とは違う男の声が確かに聞こえた。 あのまま油断して五ェ門達を殺そうとしたら、その仲間に返り討ちにあっていたはずだ。 (……覚悟を決めろ、そしてクールになれ、前原圭一) 今回の件で学んだことが二つある。 一つ目は五ェ門のような規格外の実力を持った者が、このゲームに参戦していること。 二つ目はデスノートのような超常的な道具が、各々に支給されていること。 いきなり人を眠らせる道具があるのだから、デスノートが本物でも決して不思議ではない。 おそらく主催者はこれらの道具を支給することで、弱者でも強者を蹴散らせる可能性を作ったのだろう。 だったら主催者の思惑通り、支給品を活用すればいい。 こちらには最強のカードがあるのだから。 どんな手段を駆使してでも、ここから生還する。 己の命を狙う者がいれば、容赦なく殺害する。 ただし無理はしない、五ェ門のような実力者とは真正面から戦わない。 わざわざ自分が相手をしなくても、他の実力者同士で勝手に潰し合ってくれればいいのだから。 それに名前が分かれば、デスノートを使用することができる。 堅実に、そして確実に生き延びるのだ。 「絶対に……絶対に生き延びてやる!」 もうすぐ時計が六時を刻もうとしている頃。 一人の少年が偽物の力を信じ、自らの生を望んだ。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 「……た……さん! ……たおかさん!」 「…………うぅ」 何かを叫ぶ声に頭を揺すられ、ゆっくりと覚醒し始める意識。 靄の掛かった視界がだんだんと晴れていき、身体の感覚が少しずつ戻り始める。 しばらくして北岡は、声の主が自分の名前を呼んでいることに気づいた。 「きたおかさん! きたおかさん!」 「つかさ……ちゃん?」 そうして完全に意識が覚醒した時。 初めて視界に映ったのは、今にも泣きそうな柊つかさの顔であった。 「あ、やっと起きた、よかったよぉ……」 瞳を潤ませながら、つかさは北岡を見下ろしている。 余程自分のことを心配してくれていたのだろう。 素直に感謝の意を示したい反面、どこか気恥ずかしさも感じてしまう。 いい大人が女子高生に心配されてしまったのだ、それも当然というものだ。 「心配してくれてたんだ、ありがとね、つかさちゃん」 簡単なな礼を述べ、北岡は体を起こす。 今の彼にとって、それが精一杯の照れ隠しだった。 「あれ、そういえばつかさちゃんいつの間に起きたの?」 「えーっと……さっき気が付いたらここに倒れてて……」 「ああ、そうか、背負ってた俺が倒れちゃったからそれで起きちゃったんだ、ごめんね」 「い、いえ! 大丈夫です……」 つかさがそう告げたきり、会話は途切れてしまう。 正確には北岡が会話を打ち切り、自分が突然倒れた原因を考察し始めたからだ (一体俺は何をされたんだ……) 見たところ新しい傷が出来た訳でもなければ、身体に異常があるわけでもない。 強いて言うとすれば全身を気怠いことと、先ほどから欠伸が止まらないことくらいだ。 そこから北岡は自分が眠らされたと推測するが、一体何をされたのだろうか。 意識が途切れる直前の記憶を探り、原因を振り返る北岡。 (確かあいつが逃げる前に五ェ門が倒れて……って) ここに来て、ようやく五ェ門のことを思い出す。 見ると十メートルほど奥の方で、五ェ門がうつ伏せに突っ伏していた。 「五ェ門!」 急いで北岡は五ェ門に近寄る。 最初は死んでいないかと心配したが、どうやら杞憂に終わったようだ。 彼から少し離れた位置にいるデルフリンガーが、何度も叫んでいたのだから。 「おい、兄ちゃん! 起きろぉー……って、そっちの兄ちゃんは起きたのかい」 「ああ、ようやくな、五ェ門はまだ起きないのか?」 「おうよ、そもそもあの音を聞いて簡単に起きれるはずがねぇんだ」 「あの音……って、そういやお前、さっきなんか言ってたよな、なんか知ってるのか?」 デルフリンガーは五ェ門が倒れる直前、この音を聞くなと五ェ門に忠告していた。 それを考慮するからに、デルフリンガーはなにか知っている可能性が高い。 「ああ、こいつは間違いねぇ、眠りの鐘の仕業だ」 「眠りの鐘だって? まさかその鐘の音を聞くと人が眠るとか言わないだろうな?」 「全くその通りだぜ、兄ちゃん」 思わず目眩がしそうになる。 喋る剣の次は、人を眠らせる鐘。 ライダーデッキも相当な代物だが、この二つはあまりにもファンタジック過ぎる。 自分は魔法の世界に来てしまったのではないだろうかと、北岡は本気で疑い始めていた。 「眠りの鐘って……これのことですか、デルフリンガーさん?」 北岡の背後からつかさがひょっこりと現れ、金色に光る鐘を差し出してくる。 「実際に見たこたぁねぇが、多分それで間違いないだろうよ」 「あとこんな物が落ちてましたよ」 そう言ってさらにつかさが差し出したのは一枚の紙。 北岡が受け取り中身を見ると、それは眠りの鐘の説明書だった。 「なになに……」 眠りの鐘。 この鐘を鳴らすことで、周辺にいる人間を浅い眠りの誘う。 ただし一度使ったら、二時間は使うことができない。 そんなあまりにも馬鹿げたことが、説明書には記されていた。 「こいつはおでれーた、眠りの鐘が弱くなってやがる!」 「え、どういうことですか?」 「眠りの鐘は本来もっと強力なマジックアイテムでな、一度使ったら数時間は絶対に起きねーはずなんだ」 デルフリンガーの説明が本当なら、北岡はまだ夢の中にいるだろう。 だが現実に北岡は起きていて、説明書にも浅い眠りに誘うと書いてある。 (デルフリンガーの言う通り、効果が弱くなってるのか?) 考えられない話でもない。 あまりにも強すぎる道具は、時にゲームのバランスを壊す。 数時間も人を眠らせる道具などは、その典型的な例だ。 「でも使えそうな道具だし拾っといて損はないよね、つかさちゃんのバッグに入れといてもいいかな?」 「は、はい、どうぞ」 北岡はつかさからデイパックを受け取り、眠りの鐘を収納する。 そうして地面を見下ろした時、他にもいくつかの道具が落ちていることに気付いた。 「落ちてるのは水と……予備のマガジンか、お、俺のと同じ弾だ」 マガジンに入っていたのは9mmパラベラム弾。 北岡のFNブローニング・ハイパワーも同じ銃弾を使用していたため、銃弾の補充が可能であった。 さらに北岡はデイパックを失っていたため、飲料水を入手できたことも嬉しい誤算である。 「っと、こんなことしてる前に五ェ門を起こさないと」 五ェ門が倒れていたことを、すっかり忘れていたことに気付く北岡。 五ェ門は先ほどと変わらず、うつ伏せのまま眠りこけている。 「でもデルフリンガーさんが起こしても起きなかったのに、私達がやって起きるかなぁ」 「俺は兄ちゃんから少し遠いところに飛ばされたから、声が届かなかったのかもしれねぇ」 確かに五ェ門とデルフリンガーの距離は、一メートルほど離れている。 おそらく五ェ門が倒れた時に、滑り飛んでしまったのだろう。 「兄ちゃん! ちょっと俺をそっちの兄ちゃんに近づけてくれねぇか!」 「さっきから言おうと思ってたんだけどさぁ、兄ちゃん兄ちゃんって分かりづらいのよ 俺には北岡秀一って名前があるし、そっちで呼んでくれないかな?」 「しょうがねーなぁ、じゃあ嬢ちゃん! 俺をそっちまで運んでくれ!」 「え? わ、私ですか!?」 「こら、お前、怪我してる子にそんな重いもの運ばせるな」 「じゃあ兄ちゃんが運んでくれればいいじゃねーか」 「こいつ……」 屁理屈をこねるのは俺の専売特許なのに。 そんな感情を視線に込め、北岡はデルフリンガーを見下ろす。 「あの……喧嘩する前に早く五ェ門さんを起こさないと」 「もうとっくに起きたぞ」 突然の声に驚いたつかさが横を見ると、五ェ門が仏頂面で立ち尽くしていた。 「い、いつの間に起きたんだ、五ェ門?」 「あれだけ近くで騒がれれば、誰でも起きるに決まっておるだろう」 「はは、それもそうだ!」 「ところであの少年はどこに行った?」 あの少年というのは、銃で襲ってきた前原圭一のことだ。 北岡は意識が途切れる直前に、彼が背を向けて逃げて行くのを目撃していた。 「どうやら逃げちゃったみたいだ、追うのか?」 「いや、つかさ殿がいる以上、万が一のことがあったら申し訳が困る」 「私のことは別に気にしなくても……」 「同感だ、それに俺は浅倉と決着をつけなきゃならない、だから寄り道をしてる暇はないんだ」 北岡と五ェ門の意見が一致したため、圭一を追うのは断念することにした。 つかさもそこまで圭一に執着する必要はなく、言葉を挟むのをやめる。 「では当初の予定通り、まずは図書館に向かうとするぞ」 「ああ、そうだな、五エ――――」 そう、北岡が言いかけた時だった。 彼らの背後にある森林の奥地、Cー7にて。 世界の終わりの引き金が引かれ、破壊の渦が発射された。 「きゃあ!」 つかさの発した悲鳴が、強大な爆音に飲み込まれる。 爆風と爆炎が内部の木々を包み込む光景を、二人の男は放心して見続ける。 「こりゃあ……おでれーた」 そう、デルフリンガーが呟いた時、ようやく衝撃は収まった。 炎は残り、木々を焼き尽くし始めていたが。 「これは酷い、こんな爆発があったら北条殿は……」 紅く燃え盛る炎を瞳に映し、五ェ門は悔しげに表情を歪める。 あの方向は、ちょうど北条悟史が呼び掛けをしていた場所だ。 もし彼があの爆発に巻き込まれていたら、確実に命を落としているだろう。 「北岡殿、もし拙者たちが向かっていれば――――」 「これは……俺の……ゾルダのデッキだ……」 「北岡殿?」 顔を落としながら北岡に話し掛けようとする五ェ門。 だが北岡がそれよりも早く、独白のようにぽつりと呟き始めた。 「間違いないんだ……あれは絶対に俺のデッキの……」 爆発の際に感じた音、光、震え、感覚。 それはかつて北岡が何度も使用したゾルダのファイナルベント、エンド・オブ・ワールドのものであった。 「あれが……北岡殿が言っていた力なのか」 炎が周囲の木々を巻き込み、さらに強く轟々と燃え上がっていく。 破壊の力、そう比喩するに相応しい光景だ。 「ああ、間違いない」 その一言を簡潔に告げる北岡。 拳を強く、強く握り締めながら。 「これで確信したよ、俺のデイパックには絶対デッキが入ってた」 浅倉が王蛇のデッキを持っていたことからも間違いはないだろう。 金髪の男が北岡のデイパックを入手し、北条悟史の呼び掛けを聞く。 そこからCー7へと向かい、呼び掛けに集まった参加者にエンド・オブ・ワールドを使用。 辻褄もあっているし、納得もできる答えだ。 「俺は絶対にあいつからデッキを取り返す、そして浅倉と決着をつける」 「うむ、拙者も強力しよう、そういう契約だからな」 「私も……なにかお手伝いします」 北岡がそう決意すると同時に、五ェ門とつかさが声を掛けてくる。 今の彼はライダーデッキが無いため、デッキを奪い返すのは困難を極めるだろう。 だがそれでも、なんとなく取り返せる気がした。 「おーい、兄ちゃん達、俺を忘れてねーか」 今まで口を挟む暇が無かったデルフリンガーが、寂しそうに言葉を発する。 「悪い悪い、お前のこともちゃんと覚えてるさ」 そんな様子のデルフリンガーを見て、北岡は思わず笑みを浮かべてしまった。 【一日目早朝/F-7 図書館周辺】 【北岡秀一@仮面ライダー龍騎(実写)】 [装備]レイの靴@ガン×ソード 、FNブローニング・ハイパワー@現実(13/13) [所持品]予備マガジン(5/15) [状態]健康? 、疲労(大)、数か所の擦過傷 [思考・行動] 1:図書館で休憩した後、総合病院で体勢を整える。 2:金髪の男(レイ)からデイパックを奪い返す。 3:2を達成し、もしデッキがあれば浅倉と決着をつける。 4:戦闘は五ェ門、交渉は自分が担当する。 5:デルフリンガーに兄ちゃんと呼ぶのを改めてほしい。 ※龍騎勢が、それぞれのカードデッキを持っていると確信。 ※一部の支給品に制限が掛けられていることに気付きました。 ※ルパン勢について把握しました。 【石川五ェ門@ルパン三世】 [装備]デルフリンガー(錆び)@ゼロの使い魔 [支給品]支給品一式(水を消費)、確認済み支給品(0~2)(剣・刀では無い) [状態]疲労(中)、左手のひらに大きな傷、右肩に刀傷(共にサラシで止血済み) 軽い裂傷が数か所、サラシ無しで腹が寒い… [思考・行動] 0:北岡、つかさを護衛する。 1:図書館で休憩した後、総合病院で体勢を整える。 2:浅倉と決着をつける気があるなら、北岡のカードデッキを奪い返す手伝いをしてもいい 3:早急に斬鉄剣、もしくは代わりの刀か剣を探す 4:ルパン、次元、銭形と合流し、脱出の手だてを探す ※錆びた剣であるデルフリンガーを折らないよう、加減して戦っています。 ※龍騎シリーズライダーについてはほぼ正確に把握しました。 【柊つかさ@らき☆すた】 [装備]なし [支給品]支給品一式(水のみ二つ)、眠りの鐘@ゼロの使い魔(二時間使用不能)、確認済み支給品(0~2) [状態]疲労(小)、腕と脚に数か所の擦過傷、左足首にねんざ(五ェ門のサラシと木の枝で固定済み) [思考・行動] 0:北岡、五ェ門と協力する。 1:図書館で休憩した後、総合病院で体勢を整える。 2:かがみ、こなた、みゆき、みなみに会いたい 。 【一日目早朝/E-7 最南端】 【前原圭一@ひぐらしのなく頃に(ゲーム)】 [装備] 鉄パイプ@現実、ベレッタM92F(10/15)@バトルロワイアル(小説) [所持品] 支給品一式×2(水を一本紛失) デスノート(偽物)@DEATH NOTE、予備マガジン3本(45発) 雛見沢症候群治療薬C120@ひぐらしのなく頃に、不明支給品0~1(銭型に支給されたもの) [状態] 健康、疲労(中)、右膝に擦り傷、雛見沢症候群L3 [思考・行動] 0:どんな手段を駆使してでもこのゲームを生き残る。 1:悟史に会う。 2:悟史以外のひぐらしメンバーを警戒、他の人間も信用ならない。 3:実力者相手には無理をしない。 4:デスノートを試したい。 [備考] ※破損したデイパックを捨て、銭形のデイパックに全ての荷物を入れ替えました。 ※柊つかさ、北岡秀一、石川五ェ門の三人をルルーシュ殺害の犯人だと認識し、 さらにデルフリンガー(声だけしか知らない)を剣だと知らない上、四人目の仲間だと思っています。 時系列順で読む Back 二人の超人 女の意地 Next 命の価値 投下順で読む Back 二人の超人 女の意地 Next 命の価値 049 I ll be Back 北岡秀一 099 どんな辛さも流れ星 ─the last job─ 石川五ェ門 柊つかさ 059 月の残光 前原圭一 上田次郎は二人の狂人を前に気絶する
https://w.atwiki.jp/1548908-card/pages/2277.html
マシンナーズ・ピースキーパー:Peacekeeper ユニオンモンスター 星2/地属性/機械族/攻 500/守 400 フィールド上に存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた時、 自分の[[デッキ]]からユニオンモンスター1体を手札に加える事ができる。 1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に装備カード扱いとして 自分フィールド上の機械族モンスターに装備、 または装備を解除して表側攻撃表示で特殊召喚する事ができる。 (1体のモンスターが装備できるユニオンは1枚まで。 装備モンスターが破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する。) 解説 関連カード ユニオン マシンナーズ ゲーム別収録パック No.78349103 DS2010パック:パック:-(P)10 WiiDT1パック:パック:-(P)DT1 XBOXLiveパック:パック:-(P)XBL1 DS2009パック:パック:無し PSPTF4パック:パック:無し DS2008パック:パック:無し PSPTF3パック:パック:無し DS2007パック:パック:無し DS SSパック:パック:無し DS NTパック:パック:無し PSPTF2パック:パック:無し PSPTF1パック:パック:無し PS2TFEパック:パック:無し OCGパック:パック:マシンナーズ・コマンド(SD)
https://w.atwiki.jp/srwogskouryaku/pages/193.html
統合、重複のため使用していません。 編集しないようにしてください。
https://w.atwiki.jp/nybbas/pages/261.html
クラスチェンジ条件 アラインメント…N、装備…カラドボルグ、HP…50000以上、STR…NT、VIT…NT、HIT…ACE以上、熟練度…NT+300以上 補正…攻+5 防+1 避-1 命-1 ダニカ神がカオスゲートに配した騎士。神に創られた者であり、ただ使命の為に剣を振う。 中Nで成功とのこと (名無し)
https://w.atwiki.jp/mobagemysteryhouse/pages/185.html
ランク タイトル 条件 報酬 1 メールレシーバー 5回挨拶を受け取る コーヒー*1 2 メールチャージャー 10回挨拶を受け取る 3 人気者 30回挨拶を受け取る 4 セレブ 50回挨拶を受け取る 5 スター 100回挨拶を受け取る
https://w.atwiki.jp/hakikewomoyo-sujyaku/pages/581.html
▽メニュー一覧 オリジナルヴィラン マリオシリーズ アメリカ連邦警察の要請を受け、ポリス王国の科学者・ボク・サー博士により開発された警察ロボット。 ウォルターとバイカーとは兄弟の様な関係。 ボク・サー博士の助手である天才科学者・Dr.ドーベルマンの無差別国民襲撃計画に利用された。 ディック ウインスパーキー軍団の1人で、レッドカラーの警察ロボット。 気障で礼儀正しい性格。 一人称は「アタシ」で、語尾に「~ざんス」を付ける。 マチルダ ウインスパーキー軍団の1人で、ブルーカラーの警察ロボットの女性。 他の警察ロボットに比べれば女子高生の様な体型。 一人称は「わたくし」で、語尾に「~リョン」うぃ付ける。 ウェスリー ウインスパーキー軍団の1人で、イエローカラーの警察ロボット。 博打打ちが毎日の生き甲斐。 一人称は「おれッチ」で、テンションが高く、少しお調子者。チャラ男の様な口調で話すも、感情が高ぶると関西弁に変わる。 エドワード ウインスパーキー軍団の1人で、パープルカラーの警察ロボット。 マッチョな体でヤンキーの様に乱暴な性格。 一人称は「オレっち」で、乱暴な言葉遣いで話す。 ジェレミー ウインスパーキー軍団の1人で、グリーンカラーの警察ロボット。 冷酷で生意気だが割と仲間思い。 一人称は「ボク」で、幼稚な口調で話す。 ヴィンセント ウインスパーキー軍団のリーダーで、ブラックカラーの警察ロボット。 5人より強い。 一人称は「ボク」で、青年の様な口調で話す。