約 1,924,206 件
https://w.atwiki.jp/sasaki_ss/pages/513.html
「まさか、それほどまでとは」 古泉は眉間に中指を当て、 「まるで本当に無邪気な中学生同士のたわいも無い恋愛模様の1ページのようではありませんか」 恋愛という言葉に一瞬ピクリと反応してしまった俺を古泉が見逃すわけは無かった。 「…………どうやら彼女とあなたには、もっと深い想い出がありそうですね」 周りにはさぞ爽やかに見えるであろうこいつの微笑は、俺には悪党が人の弱みを握って さぁどう脅迫してやろうかと考える時に見せるニヤケ面にしか見えなかった。 「何にもねーよ」 「さぁ、どうでしょうか。これは涼宮さんどうこうではなく、 ただ単に僕自身が、あなたのこれまでの人生について興味があるだけなのですが」 強調するようにこう続けた。 「一般的な青春真っ盛りの高校生として」 思わずかなりの勢いで古泉のほうを振り向いてしてしまったため 椅子の背もたれに肘をぶつけてしまい非常に痛い思いをした。 「お、お前今青春っぽいことでもしてんのか、誰か気になるやつでもいんのか?」 「あなたの中学生時代の思い出を聞かせてくれたら……聞けるかもしれませんよ?」 古泉はニヤケ面を続けているが、俺はこいつの口車に簡単に乗せられるほど単細胞じゃないし こいつがどういうやつかもそれなりには知ってるつもりだ。 まぁ………こいつの今までの恋愛経験とかにはかなり興味を注がれるが 自慢話を聞いたところで俺の気分がブルーになるのは必然の理だろう。 「仮にお前が期待するようなことが過去にあったとしても、 俺はそのことを喜んで人に報告する趣味は無い」 俺は優男から目を離し、依然黙々と読書にふける長門に目をやった。 「それは残念です。……しかし、あなたは以前の会誌作成の際にそんな経験などないと 頑なに否定し続けていませんでしたか? さらにあれほど追い込まれても、結局は妹さんの友達とのお遊び体験をお書きになりましたね。」 ミヨキチとのお出かけについてお遊びと称したことに多少反論したくなったが おしゃべりマシーン古泉に勝てるとは思わなかったので聞き流した。 「あなたも本当に謎多き人だ。」 「……………」 そしてなんやかんやがあって新人部員募集イベントは何の収穫もなく終わった その夜、久しぶりにあの日の事を思い出した 佐々木に告白されたあの日の事を それは中学生として過ごす最後の日、これまで世話になった学校や教師、 別々の進路に進む同級生に別れを告げる日。 まぁ簡単に言えば卒業式だ。 式が終わり、夜に学年全員で大きな宴会場を貸し切り夕食。 その後はさらに仲のよいグループに別れて2次会、 各々好きな場所へ、別れる友とは最後の思い出を作りに。 PTAの保護者は宴会場までしか同伴してないのでそんなに遅い時間まではさすがに無理だったが。 しかし大半の人にとっては最高の時間を堪能することができるだろう。 男女交際をしているやつらが二人で会場を後にする姿もよく見かけた。 俺も最初は国木田や他の仲のよい男子グループと一緒に宴会場の外で写真を撮ったりバカ騒ぎをしていた。 佐々木含めた女子グループもその中に入り、談笑の輪を広げていた。 実に中学生らしい初々しい会話が繰り広げられていたことだろう、 …………と、今なら言えるね。 女子グループも混ざってからは、 相変わらず俺は佐々木と中学生生活について色々話していたわけだが。 佐々木と出会ったこと、塾のこと、俺の家で勉強をご教授してもらったこと。 どういう訳か、二人で盛り上がっているうちに他のやつらはどこかへそそくさと消えてしまったらしい。 「気を使ってくれたんだろう。みんなは先に近くのゲームセンターへ行ってるらしい、 さっきメールが入っていたよ。相変わらず勘違いされてるらしいね。」 一体何の気を使ってくれたんだろうか、 先に行くなら直接誘ってくれればよかったのにと、その時の俺は思ってたなそういえば。 その後ふらふらとみんなのいるゲーセンへ向かう途中のことだ、 「こんな時間にキョンと二人とは、塾の帰りを思い出すね。」 何がおかしいのか独特の笑いと共に佐々木はつぶやいた。 「そうだな、お前ともうこうやって歩けなくなると思うと少し寂しいな」 「……僕もさ」 今思うと、この日の佐々木はいつもみたいな理論や理屈を用いて話すことが少なかったように思う。 それで俺の会話のペースも少し狂っちまったんだろう。 「………」 「………」 無言で歩くこと数分、佐々木が切り出した 「キョン、少し話があるんだがいいかい」 「ん、ああ構わんが」 そう言うと、ちょうど近くにあった公園のブランコに二人で腰掛けた。 少し神妙そうな佐々木の態度から、 高校生活への不安や勉強への悩み、もしくは家庭に何か問題でも生じたのかとすら思ったが。 「キョンは恋愛感情というものをどう思う?」 全く方向違いの質問に意表を付かれた俺は返事に少し時間がかかった。 「………キョン?」 「あ、あぁスマン。いやもっと重大な悩みでも打ち明けられるのかと思ってたもんだから」 「くく、今の僕にとっては中々に重大なんだよ。」 「恋愛感情か、そりゃ人間なら誰もが抱く素敵な感情なんだろうよ、 というか以前にもこの話はしなかったか? お前は恋愛感情なんて抱いても得することはない、とか何とか言ってなかったか?」 確か中学3年のクリスマスの日だったか、クリスマスを塾の冬季講座で過ごした 俺と佐々木が塾帰りにも話した事だった。 「覚えていてくれたかい、キョンの事だからもう忘れてしまっているかと思っていたが」 「さすがの俺でも数ヶ月前の事を忘れたりはしねーよ」 「英単語は3日で忘れてしまうのに」 押し殺したような声で笑う佐々木、俺もつられて笑ってしまう。 「はは、そう言うな。最低でも受験までは覚えているつもりでいるんだ。 ……で、恋愛感情がどうかしたのか、まさかついに好きなやつでもできたのか?」 ため息をつきながら佐々木は言う。 「キミは本当に困った人だな、 いつも言ってるがもう少し他人の気持ちに敏感になったほうがいいと思う」 やれやれ、またそれか。いつも佐々木に説教をされた最後にはその言葉を言われる。 俺は空気は読めるほうだと思っていたのだが…… 「僕は今でも恋愛感情を抱いても得をすることは何一つないと思っている」 やけにキッパリと告げた佐々木、さらに続ける。 「他人のことを考えて時間を無駄に過ごし、自分自身でいられる時間が減るということは 人生を過ごすにおいてこの上ない損害だと思っている」 「ああ、お前のその考えは何度も聞いたし俺にも共感する部分はある」 クリスマスの日やバレンタインデーにも聞いたな、 後は俺たちが付き合ってるとクラス中に噂になったときも聞かされた。 少し下を向いたまま佐々木がつぶやく。 「得することは無いと分かっているのに……」 ローテンションなのが少し心配だな、とか思っているとこう続けた。 「……分かっているのに心惹かれている自分がいることに気付いてしまった」 …それはつまり、恋をしても無意味だと思っていたのに好きな人ができた、 と俺の頭の中では理解できた。 「よ、良かったじゃないか、おめでとう」 少し戸惑いながら答える、仕方ないだろう? 佐々木からこんな言葉が出るとは1ミクロンも思わなかったんだ。 「おめでとう、か。相変わらずだね」 「相変わらず気の利いたことが言えませんね、ってことか?」 口下手なのは自分でも分かってる。ただ気になるのは 「誰なんだ?教えたくないなら教えてくれなくてもいいが、 俺の知っているやつか?」 はぁ、とまた佐々木のため息。そして 「キミだよ、キョン」 ……すまん、何だって? 俺の聞き間違えでなければ佐々木は俺のことが好きということか? まさかそんなこと言って俺の反応を見て実は国木田とかが隠れて覗いててお別れドッキリ大成功だなんて 呆然とこんなことを考えている俺に佐々木は言い続ける、 「僕が何故志望校を元の北高から変えたか知っているかい?」 そうだ、佐々木は2学期途中まで志望高校は俺と同じ北高だったのだ。 しかし佐々木の学力は北高のレベルよりさらに上空を飛んでる、だから俺は 「自分の学力に見合った高校にしたんじゃなかったのか?」 そう今でも思っていた。佐々木は相変わらず真正面を見て続ける、 「高校選択こそ全く無意味さ、大事なのは環境を変えることより自分自身がどう変わりどう行動するかだよ」 「じゃあ何で志望校を変えたん…」 そこまで言ったところで佐々木がこっちを振り向き割り込んできた、 「君の希望進路が北高だったからさ」 ……うーむ、良くわからない。仮に佐々木が俺を好きだとしよう、 そうだとしたら俺と同じ北高に普通行きたいと思うんじゃないのか? いや、俺が逆の立場だったらそうなっていただろう。 「僕はこれ以上キミに対する恋愛感情を育ててしまうわけにはいかない、これ以上一緒にいれない」 好き、なんて直接言われてしまったから佐々木と向き合って会話をしていると 顔が熱くなってくるのが分かる。まあ夜だからそんな気にはならないだろうが。 「高校でまで一緒にいたら、 本当にキミの事しか考えられなくなりそうで怖い。………そんな自分は絶対に許せない……」 俺は戸惑っていた。身近にいすぎたせいだろう、異性としてほとんど意識したことは無かった、 しかしルックスはおそらくかなりいいほう。性格も社交的で一般的には良い性格、だ。 佐々木のほうから友達感覚で話してくれるので、俺としてもとても付き合いやすい友人だった。 一緒にいると安心するのは確かだし、 ……いや待て一緒にいて安心するというのはもしかして俺も佐々木のことを 「返事はいらないよ、もしキョンが僕と同じ気持ちだったとしてもまだ僕は拒否することができそうだから」 佐々木の震えている言葉で思考は遮られた。 「ただ知っておいて欲しかった、僕が好きになった唯一の人に……… 自分の気持ちだけ話してさようならなんてずるいけど、キョンならば理解してくれるよね?」 まっすぐに俺を見つめている瞳からは今にも涙が頬を伝わりそうだ。 俺の頭はやけに冷静になっていた。好きなんて言われた時は思考回路もだいぶ鈍っていたが、 恋をし始めてしまっている自分を矯正するべく、志望校を変えて、溜まった思いを吐き出してまで 新たなスタートを切ろうとしている佐々木独特の考え方。 その考え方は俺にとってとても心地よいもので、それこそが俺が佐々木に惹かれたところであると自覚した。 だから、 「もちろん理解してやるさ、これからのお前も応援してやる。」 佐々木の目から一筋の涙が流れた ブランコで顔だけ向かい合っていたはずなのにいつの間にか立って手を取り合い向かい合っている 「ただお前にも知っておいてもらいたいことがある」 泣いていて言葉を返せないのか、佐々木は首をかしげるだけだ 「俺もお前のことが好きだった。返事はいらない、ただ知っておいて欲しい」 言った瞬間佐々木に全体重を預けられてよろけてしまった。 まぁなんだ、つまり抱き合ってんだよ。文句あるか。 こんな経験さすがにないから俺もうろたえたさ。 「本当にいい親友と出会えた………これまで生きてきた中で一番の収穫だよ」 佐々木は俺の腕の中で言う、俺も返してやる。 「親友…か。そうだな、これから離れるがずっと親友でいようぜ」 くくっ、と独特の笑いのあと、 「もちろんだ」 見つめ合ってしまった。こんな状況で見つめ合ってしまったらする事は一つだが…… やけに冷静になっている自分の思考を褒めてやりたいくらいだぜ。 親友としてこれからの互いの出発を祝うキス、 おそらく佐々木とは最初で最後になるであろうキスをした後、俺たちは帰路についた。 そこにはいつも通りの親友同士の二人がいた。 結局ゲーセンへは行かなかったな。 そんなことを思い出していると、もう時計の針が0時を回っていた。 睡眠は1日6時間はとらないと体が持たない俺は早々に眠りへとついた。 佐々木が連れて来た橘京子と九曜周防が俺と会うのは次の土曜日のことだ。 一旦END
https://w.atwiki.jp/asagaolabo/pages/1024.html
だるま! じゃなくて! ポップくん落とし!! 【だるま じゃなくて ポップくんおとし】 ビシバシ伝統のだるま落とし。以上! 概要 2009年8月から稼動している、ビシバシシリーズ作品「ザ☆ビシバシ」のミニゲームの1つ。 ポップンミュージック18 せんごく列伝の稼動開始を記念した、ポップンとのコラボレーションが再び実現。 2010年2月1日に配信。 ビシバシシリーズの定番ゲームである「だるま落とし」をポップン風にしたもので、赤・緑・青のポップ君が積み上がっている。 一番下のポップ君と同じ色のボタンを順番に押していくだけ。 次に叩くポップ君の色が見えているので判断力と正確さが問われる。 背景は美術館(博物館?)の中をイメージしており、飾っている絵は歴代ポップンシリーズのポスターのデザインというにくい演出が。 ミスせずに叩いていくとコンボ数が表示される。 プレイ中のBGMにはハードPfが使用されている。 また、ミスせずにボタンを押していけば、「ネコふんじゃった」のメロディになっているのがわかる。 それ以外にもバラニャミ&ミミとグランドハンマーのも・・・。 登場から4年後に、2014/02/04から配信されたアプリ「みんなでビシバシ」にもこのミニゲームが収録された。 関連用語 ハードPf ザ☆ビシバシ つかんで Pop nと 投げたとさ e-AMUSEMENT その他関連一覧
https://w.atwiki.jp/kimo-sisters/pages/1268.html
371 幸せな2人の話 24 sage 2011/02/05(土) 01 48 51 ID 7XtHd9Fs だれなのだろう、こいつ。 しせんがきもちがわるい。 まるでゆうれいみたい。 なんでにいさんはこんなやつにさわれるんだろう? え、いまあいつおにいちゃんっていったの? きょうからこいつといっしょにくらす? かぞく? まあいいや。 にいさんはわたしだけのにいさんなのだから。 こんなじゃまものがいたからって、 なにもかわらない。 372 幸せな2人の話 24 sage 2011/02/05(土) 01 49 13 ID 7XtHd9Fs **************************** 本当に面白い、何もかもが思い通りだなんて。 「あははははは」 「何か、面白い事があったの?」 「は、はわひゃっ!!」 「姉さん、私。 そんなに驚かないで」 慌てて振り向くと、後ろでアイツが顔に"?"を浮かべながら首を傾げていた。 「え、え~っと、シルフちゃん、どの辺りから聞いてたのかな~?」 「どの辺りって、何の事?」 うん、良かった、さっきの独り言は聞かれてないみたい。 兄さんにはコイツに全部話すって脅したけど、 本当はコイツにそんな事をしたら何をするか分からないもの。 はぁ、結局、コイツは厄介者のままなんだね……。 「? どうしたの?」 「ううん、何でもないよ。 ちょっと庭を掃除していただけ」 「私も手伝う」 「ありがと~、でも、もう終わる所だからお姉ちゃんだけで大丈夫だよ」 「でも……」 「ふふ、もっとシルフちゃんが必要ながいるでしょ? シルフちゃんは兄さんのお嫁さんなんだから」 自分で言っていて反吐が出そうになる。 兄さんは私だけのモノだ。 偽物の恋人のオマエが入る隙なんて無いんだ。 373 幸せな2人の話 24 sage 2011/02/05(土) 01 49 40 ID 7XtHd9Fs 「うん、分かった」 短くそれだけ答えてアイツは私の横をすり抜けて玄関へ向かう。 もう私の事なんて全く見ていない。 「ねえ、シルフちゃん?」 「何、姉さん?」 アイツはドアノブに手を掛けながら振り返る。 「シルフちゃんは今、幸せかな?」 「うん、私は誰よりも幸せだよ、まるで夢の中みたいに。 ありがとう、姉さん、私を救ってくれて」 そう言ってアイツは笑っていた。 陰気臭くて、ぎこちない笑顔は相変わらずだ。 アイツの背中が扉の中に消える。 「くすくす、本当に馬鹿な奴」 もしも兄さんの事を本当に信じていられれば、もっと幸せになれただろうにね。 あれだけ兄さんに愛されているんだから。 ああもう、イラつくなぁ。 私がアイツだったら絶対に兄さんを信じていられるのに……。 本当に、何で兄さんはアイツなんかを好きになったのだろう? まあ、いいや、そんなの考えるだけ無駄だよね。 後で私だけの兄さんにいっぱい慰めてもらえば良いだけなんだから。 374 幸せな2人の話 24 sage 2011/02/05(土) 01 50 08 ID 7XtHd9Fs 兄さんの事をたくさん考えて何とか感情を抑え込めた時には、 火はもうすっかり全てを燃やし尽くしていた。 残っているのは真っ黒な灰だけ。 「これでお終い、だね。 勝ったのは雪風、負けたのは兄さん。 優勝賞品は兄さんを一生分、くすくす」 これで良い。 これでもう、兄さんを失うことを恐れなくていい。 私は兄さんがずっと欲しかった。 それが何時からかなんてもう覚えてもいないくらいに。 いつも、兄さんと居ると心地良かった。 初めはただそれだけで満足できた。 幼心に兄さんとずっと一緒に居たいと思っていた。 でも、それだけじゃ満足できなくなった。 兄さんの一番になりたいと思った。 それでも満足できない。 兄さんを私の物にしたい。 兄さんから私以外の物がなくなれば良いのにって思った。 だから兄さんから、体も心も奪ってしまいたい。 そう渇望するようになった。 それが、御空路 雪風という兄さんの妹の本当の姿。 なのに、兄さんはどんなに手を尽くしても私のものにならなかった。 気付けば少しずつ兄さんは私の側から離れていった。 そうやって兄さんがいなくなるのが、怖かった。 375 幸せな2人の話 24 sage 2011/02/05(土) 01 50 50 ID 7XtHd9Fs 「本当に、怖かったなあ、今まで」 ずうっと、兄さんの前では心が通じている妹の振りをして。 アイツの前では、明るくて家族思いの優しいお姉ちゃんを演じて。 ははは、本当に怖かった。 だって、そんなの全部嘘なんだもん!! あははははは アイツなんて大嫌いだし、兄さんの事なんて全然分からない。 分かるわけないじゃない、兄さんの心の中なんて。 あの人が何を思っているのか、 それを知る事ができるならどんな代償だって喜んで支払うわ。 「くすくす、そういえばシルフちゃんはよく言ってたよね~。 私と兄さんは本当の兄妹だから、お互いの事が分かるんだって。 ひょっとして私と兄さんの心が繋がっているって本当に思っているのかな?」 何回も見たあのアイツの不愉快な目線が頭に浮かぶ。 「ふざけないでよね、そんな訳ないじゃない」 アイツはいつも何かあると私を羨ましがった。 ただ兄妹というだけで兄さんの事が何でも分かるんだって言って、 いつもいじけた陰気臭い目で私を妬んでいた。 アイツがそうやって無神経な事を喚く度に何度も神経を逆撫でされた。 「ふざけないでよ、幽霊女。 私がどれだけ兄さんの事を知り続けていたのか、何も知らないくせに」 アイツがくだらない事でいつも落ち込んでいる時にもだって、 兄さんは何を喜んでくれるのか、 兄さんは何を私に求めているのかの答えを必死に探していた。 なのに、アイツは何もしない癖に私と同じ妹として扱われていた。 私以上に兄さんから愛された。 兄さんの事なんて何も分からない癖に。 兄さんに好かれるような理由なんて無いはずなのに。 アイツはただ妹というだけで兄さんから大切にされた。 ただ血が繋がっていないというだけで兄さんに求められた。 妬む資格があるのは私の方だ。 376 幸せな2人の話 24 sage 2011/02/05(土) 01 51 20 ID 7XtHd9Fs 私だって本当はアイツと何も違いなんて無い。 どれだけ頑張っても兄さんを理解できなかった。 兄さんが今まで何をしていたのかは全部知っている。 でも、兄さんがどうしてそれをしたいのか、 何を思ってそれをするのかなんて全く分からない。 だから、兄さんがちょっとでも変わればすぐに兄さんの事が分からなくなる。 私には兄さんが分からない、分からないから怖い。 「兄さん、本当に怖かったんだよ? 兄さんがいつか私の前から消えてしまうんじゃないかって、 ずっとその事に怯えてたんだよ? だって、兄さんにとって私はかけがえのない存在なんかじゃないんだもの。」 私にとって兄さんはずっと特別な存在だった。 兄さんもにとっても特別な存在だと思っていた。 兄さんは私だけには特別に優しかった。 私の気持ちだけは特別に理解してくれた。 私の為ならば特別に自分自身を犠牲にしてくれた。 そして、特別に私に笑いかけてくれた。 兄さんは私だけのモノなんだ。 それが当然なんだと思って、何も疑わなかった。 でも、アイツが家族に加わって、 私と兄さんの関係はアイツの所為で大きく変わってしまった。 兄さんは心の閉じたアイツの為に色々なことをした。 アイツにはそんな事をする価値なんて無いのに。 兄さんの献身、それは私にだけ与えられた特権のはずなのに。 あの廃墟だってアイツに"特別"に教えていた。 あの場所は兄さんの特別な雪風と2人だけの秘密だった。 私は新しく来たアイツに兄さんが盗られてしまうのだと焦った。 そして、アイツを追い出せば兄さんは取り返せるのだとも考えて安心した。 だから、あの日わざとアイツを怒らせて、兄さんの前で私を殴らせた。 アイツの心は不安定だったから拍子抜けするほど簡単だった。 これで簡単に、兄さんを取り戻せると思った。 兄さんは絶対に大切な雪風の敵は許さない。 だから、兄さんは私の為にアイツを追い出してくれて、 私はまた兄さんの特別に戻れると信じていた。 けれど、兄さんはあの時、私を見捨ててアイツを追いかけた。 377 幸せな2人の話 24 sage 2011/02/05(土) 01 52 32 ID 7XtHd9Fs アイツが家出をした夜の事はよく覚えている。 残された私は訳が分からなかった。 どうして兄さんが私の隣に居ないのか。 アイツをどうして追いかけるのか、私には何も理解できなかった。 夜遅くになって、やっと帰ってきた兄さんの背中は血で真っ赤だった。 ガラスの破片だってきらきらと光っていた。 なのに、兄さんはアイツの頭を撫でながら笑っていた。 アイツの心と体を傷つけないために。 兄さんの笑顔はずっと私を守ってくれていた笑顔と同じだった。 アイツはまだ出会ってから3ヶ月の他人なのにどうしてあんな顔が出来るのだろう? あの時はただもやもやとした違和感を感じるだけだった。 でも、そういう疑問を持ちながら兄さんを見ていると少しずつ分かってきた。 兄さんは家族であれば私でなくてもきっと誰でも良いんだって。 兄さんにとっての私はアイツと何も違わない"唯の"大切な妹で、 私は兄さんにとって大切な存在なんかじゃないんだって分かった。 378 幸せな2人の話 24 sage 2011/02/05(土) 01 57 13 ID 7XtHd9Fs そう理解してから、私は変わった。 兄さんを自分だけのモノにする為に、 兄さんにとって本当の特別な存在になろうと必死に努力した。 兄さんに気に入られるように兄さんの好きな事を覚えた。 兄さん好みの外見を研究した。 それに、兄さんが望むように、大嫌いだったアイツの優しいお姉ちゃんにもなった。 あの能天気で明るい性格だって初めは兄さんに気に入られる為の演技だった。 もっとも、今では私の本当の性格なんて分からなくなっちゃったけど。 それだけじゃない、勉強も、運動も、遊びも、 兄さんが興味を引くだろうあらゆるものは先んじて学んだ。 チェスだって絵画だってそう、兄さんの好みを必死に分析して、 兄さんが興味を持つずっと前から死に物狂いで努力した結果。 そうやって兄さんの先を行けば、兄さんは私を追いかけるだけしか出来なくなる。 そうすれば、兄さんは私だけに心を奪われる。 そうなれば、兄さんは私だけのモノになるって私は信じていた、なのに 379 幸せな2人の話 24 sage 2011/02/05(土) 01 58 11 ID 7XtHd9Fs 「 なのに、何? チェスはルールも知らない位の初めてで何年も勉強してきた私を倒せて、 絵はたった1年ちょっと描いていたらプロへの道?」 歯を食いしばる、ぎり、と軋む音がした。 「……ふざけてるよね。 なんでそうやって、いつも私を追い抜くの? 私なんてすぐに要らなくなるの? 兄さんは何なの? 私は兄さんが欲しいんだよ、その為に必死に努力したのに!? なのに、どうしてそうやって私の手の届かない場所にいつも行くの!?」 いつもそうだった。 私は兄さんの先を歩いていたはずなのに、 気付けば兄さんの遠い背中を追わされていた。 今までこれだけ兄さんに尽くしてきたのに。 あんなに兄さんを楽しませてきたのに、 私のモノになってくれない。 兄さんはいつも楽しむだけ楽しんで、私を置いていく。 「私は兄さんの玩具じゃないんだよ? 逆じゃない、兄さんが私のモノなんだよ?」 そして、私を散々遊び尽くした後に兄さんから帰ってくる言葉は、 いつも”ありがとう”だった。 380 幸せな2人の話 24 sage 2011/02/05(土) 01 58 37 ID 7XtHd9Fs 「ありがとうってどういう意味? あははは、兄さんはどうして私がこんな事を続けていたって思っていたの? まさか、本当に兄妹で通じ合っているなんて、馬鹿なアイツみたいに? それとも無償の愛? この前だって私に言ったよね、 何回も、何回もしつこいくらいに、ありがとうって。 あれ、どういうつもりだったのかな~?」 ふざけないでよ、兄さんを私のモノにする為に決まっているじゃない。 全部、その目的があったから出来たんだよ? とても苦しかった、辛かった、怖かった。 それでも、兄さんの特別な存在になる為に必死で努力をした。 そうすれば兄さんの心を、体を、私だけのモノにできる。 それだけを望みにここまで来たのに、 そんなの欠片も見えなかったじゃない。 ただ残った僅かな報いがありがとうだけ? 「どうしてそんな事が言えるの? 兄さんは私の想いを踏みにじったんだよ? ありがとうって、それがどれだけ酷い言葉か分からないの? 兄さんには私がどんな気持ちだったか分からないの?」 ありがとう、と言われる度に見せられる、 私の大好きな兄さんが見せる大っ嫌いな笑顔は、 必死に兄さんの背中を追う私を嘲笑う様にしか見えなかった。 兄さんの優しさなんて私には残酷な仕打ちにしかならなかった。 「兄さんは酷い人だよ。 だから、こんなのを私に答えだなんて言えるんだ……」 381 幸せな2人の話 24 sage 2011/02/05(土) 02 00 42 ID 7XtHd9Fs 私は燃え尽きて細かな灰になったそれを睨め付けた。 それは風に吹かれてぱらぱらと宙に舞っている。 何が描かれていたのかもう分からない。 それはほんのちょっと前まではとても綺麗な絵だった。 劇場跡で遊んでいる小さな少年が一人と少女が二人。 白い髪の少女と少年が手を繋いでいて、黒い髪の少女は少年の肩へ抱きついている。 三人ともみんな笑っている。 それは懐かしいようで決して有り得なかった光景、 だって小さな頃の私が壊したんだもの。 だからそんなのは、とても綺麗なだけの絵だった。 それを見た時に私は兄さんの言う答えの意味が分かった。 その3人のいる劇場が全てを物語っている。 そこは私が私だけの兄さんを失った場所、 アイツが私から兄さんを2回奪った場所。 兄さんは綺麗事にまた私を引きずり込む積りなんだ。 兄さんの求める答えっていうのは、アイツと兄さんは恋人で、 私と兄さんは兄妹、どちらも兄さんにとって大切な二人。 そういう、誰もが笑いあえる綺麗な世界があって、 私たちが出会った時からそれが私たちの理想だった。 そういう事にしてしまいたいんだよね? 私がずっと兄さんに抱いていた想いも、 兄さんが手に入らない苦しみも無かった事にして。 382 幸せな2人の話 24 sage 2011/02/05(土) 02 01 07 ID 7XtHd9Fs 兄さんは全然知らないないんだね? 私がどれだけ兄さんの為に苦悩して、呻いて、壊れそうになったか。 そして、どれだけ兄さんの事を私が愛しているのかも。 最後まで兄さんは結局、私の事を分かってくれないんだ? 私はずっと迷ってたんだよ? 私の願いが叶えば兄さんはもう笑えなくなるし、永遠に閉じ込められる。 本当にそれで私は良いのかなって、 兄さんも私も幸せになる方法もないのかなって、何度も考えたのに。 兄さんの嬉しそうな笑顔に胸が熱くなった。 それが私でなくアイツに向けらているのは分かっていたのにずっと見ていたくなった。 兄さんとキスをした瞬間は今でもはっきりと思い出せる。 ほんのちょっとの間唇を重ねただけだったけど。 私を妹としか見ていないはずの兄さんのプレゼントに息が出来なくなるほどときめいた。 アイツにやっていることのただの真似事なのに胸の鼓動が抑えられなかった。 兄さんに頭を撫でられた時の私は言葉も出せないくらい幸せな気持ちになれた。 あの時、私の告白を否定しないでくれた兄さんの答えに涙が出そうだった。 「そして、俺は雪風もアイツも幸せになれる答えを出して見せるよ」 兄さんは私の気持ちを理解なんてしていていないって分かっていたのに、 兄さんの口先だけの言葉に希望を持った。 兄さんがいつか私に答えを与えてくれて、私は救われると思っていた。 私は兄さんを信じていなかったけど、心から兄さんを信じていた。 383 幸せな2人の話 24 sage 2011/02/05(土) 02 01 54 ID 7XtHd9Fs でも、裏切られた。 あんなに期待していたのに、兄さんから帰ってくる言葉は最後まで感謝だけ。 そんなのいらない、私は兄さんにありがとうなんて言って欲しくない。 私は兄さんに求めて貰いたかった。 側に居て欲しいとか、必要とか、そんな綺麗な言葉を掛けるのじゃなくて。 誰よりも愛している、って言って欲しかった。 兄さんがアイツへ告白する時みたいに。 そうしたら私は兄さんに騙され続けてあげても良かった。 だから、私は兄さんにその手掛かりを教えてあげたし、 何度も兄さんに問い掛けた。 それを兄さんは私のゲームと取り違えてたみたいだけど実際は逆。 もし、私の誘惑に兄さんが負けてくれたら。 私に妹以上の欲望を抱いてくれたら。 少しだけも、私の為にアイツを裏切ってくれたら。 私も愛してくれるっていうのなら。 私は今までみたいに兄さんの思うままにしてあげる積りだった。 兄さんの望む便利な妹の立場でずっと我慢してあげようと思った。 それが私の出せる最愛の兄さんへの最大限の譲歩。 なのに、兄さんは一度も受け入れようとはしなかった。 アイツなんかを求めた癖に。 384 幸せな2人の話 24 sage 2011/02/05(土) 02 02 22 ID 7XtHd9Fs アイツと兄さんが付き合ってから、何度も考えた。 どうして抱き合っているのは私じゃなくてアイツなんだろう。 私じゃなくてアイツがどうして、兄さんに告白をされているのだろう。 兄さんに愛される資格があるのはアイツじゃなくて私のはずなのに。 確かに兄さんとアイツの距離を縮めたのは私だ。 でも、私はアイツが兄さんに愛されるように仕組んでなんて無い。 それに、アイツに付き合うのに疲れた兄さんが、 私の所に戻ってくるかもしれないとだって期待していた。 何でアイツなの? アイツは兄さんの気持ちなんて分からずに喚き散らしてるだけじゃない。 何でアイツじゃないといけないの? アイツが兄さんの為に出来る事なら、全部、私の方が上じゃない。 何がアイツにあるっていうの? 豊かな体? 綺麗な顔? 硝子みたいに澄んだ赤い目? 雪みたいに白い髪? くす、兄さんが外見で惑わされるなら、私は兄さんの理想そのものなんだよ。 何で私じゃないの? 私は誰よりも兄さんに相応しい女の子なんだよ。 385 幸せな2人の話 24 sage 2011/02/05(土) 02 02 56 ID 7XtHd9Fs あははは、分からないよ。 誰より兄さんの事を知ってる雪風には、兄さんの事が全然分からないよ。 アイツを愛する兄さんなんておかしいよ? 血の繋がりなんて関係無い、私を求めない兄さんなんて有り得ないんだよ? じゃあ、もうそんな兄さんの自由なんて、必要ない。 だったら大好きなアイツに壊されて、私のモノになっちゃえば良い。 それが兄さんの残酷な答えへの、残酷な私の答えだ。 兄さんが全部悪いんだ。 私を兄さんだけしか見られなくしたから。 兄さんが私以外を見るから。 私を兄さんが見捨てるから。 兄さんが私の事を理解してくれないから。 私が信じていた答えを出してくれなかったから。 386 幸せな2人の話 24 sage 2011/02/05(土) 02 03 17 ID 7XtHd9Fs なんだ、本当は兄さんに勝つどころか勝負にすらなっていないじゃない。 結局、私は兄さんに振り回されていただけなんだから。 それって今までと何も変わってなかったって事だよね? なら、全部兄さんの自業自得なんじゃない。 「そうだよ、兄さんが全部悪いんだよ。 生まれてからずっと雪風に酷い仕打ちをしてきたんだから。 でも、だから天罰が当たっちゃったんだよね~」 今の兄さんは、無能だ。 一番大事だった物も失って、夢見たはずの日々はもう取り戻せない。 そして、もう兄さんの理想は手に入らない。 最後に残されたもの、私やアイツを振り払う力すら無い。 これからの兄さんは永遠に私の玩具だ。 そう、あの日までの私と全く同じように。 387 幸せな2人の話 24 sage 2011/02/05(土) 02 03 57 ID 7XtHd9Fs 「あははははは、どんな気分か、兄さんには分かるかな~。 ねえ、いっぱい素敵な夢を見せてもらって、素敵なお話を何度も聞かせてもらって。 たくさん、たくさん、期待させて。 でも、最後に何にもあげな~いって意地悪されるんだよ? 辛いでしょ、隣にいる最愛の人に想いが届かないのって。 苦しいでしょ、体一つだって自分の思い通りにならないのって。 これで、兄さんは雪風にどれだけ酷い事をしたのか少しは分かってくれたかな~?」 兄さんの事をずっと愛していたわ。 でも、それと同じくらいに残酷な兄さんを憎んでいたんだよ。 どうして、本当の雪風の心を理解してくれないのって、ずっと叫んでいたんだよ!! あははは、でもいいよ、もう全部許してあげるね。 だって、雪風の一番欲しかった兄さんはもう雪風のモノなんだから。 大丈夫だよ、兄さん。 兄さんは、兄さんにとってのアイツや雪風みたいに、 どうでもいい何かなんかじゃないんだよ。 だから、ずっと、もう二度とどこにも行けないように、 誰かに盗られてしまわないように、 私の手元からいなくなったりしないように、 暗くて狭い箱の中に大事に仕舞ってあげるからね。 それから、シルフっていう重い鎖で縛ってあげる。 388 幸せな2人の話 24 sage 2011/02/05(土) 02 04 32 ID 7XtHd9Fs 私は目を閉じて、兄さんの姿を思い浮かべる。 目蓋の裏にはっきりと、優しく笑いかける兄さんの顔が写る。 いつかは兄さんだってまたそうやって笑える日が来る。 ううん、絶対に来させてみせる、だよね。 「兄さんは私のモノ、愛してるよ、兄さん」 一番欲しかったのに、ずっと手が届かなかった物を手に入れられた。 私はもう絶対に逃がさない、逃がしたりなんてするものか。 私は幸せだ。 そして、この幸せをこれからもずっと閉じ込める、永遠に。 戻る 目次 次へ
https://w.atwiki.jp/xbpdmeji/
認知症を治すことはできないのですが少しでも止めることはできるみたいなのです。そして認知症にならないようにする努力も必要になってきます。お年寄りはおそうざいとかすごく好きだったリします。おばちゃんが認知症ですから私だってわかりません。 資格を取るのは大変なこともでもあるのですがやはり資格を持っていることはいいことです。 そしてそれを乗り越える意欲ももってます。看護師の仕事をしていたら、毎日さまざまなことがあるのです。 やはり血液型をきちんと調べておくのは子供にとってもいいことだと感じています。 私もやらなくてはならないとわかっていますけれども、運動もやらないままに生活を送っています。 そしてきちんいけないような所も知りたいなと感じています。 この間血液型の本を読んでいて自分がこんな性格なのかなと感じる部分がいくつかあったのでびっくりしました。 [ガン検診は行かなくてはいけません!http //mblg.tv/erumo2/] [健康が一番大事なものhttp //mizuki33.cocolog-nifty.com/blog/] [旦那さんの体が心配ですhttp //sugina66.meblog.biz/]
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/45504.html
とうかんにふす【登録タグ VOCALOID と 初音ミク 曲 音継かなで】 作詞:音継かなで 作曲:音継かなで 編曲:音継かなで 唄:初音ミク 曲紹介 「同じ過ちは繰り返さないでください」 音継かなで氏初の初音ミクオリジナル曲。 イラスト・動画も音継かなで氏が手掛ける。背景はPixabayのものを使用。 歌詞 (動画概要欄より転載) 喜びを抱き産んだその生 希望託し名付けたその命 今となっては忘却の彼方みたい 口にすれば溢れ出す後悔 未練たらしく泣きだす病 側の有機物にゃ興味ないみたい 「私」あなたに依存するしかないの 逃げたくても逃げ出せないの だからここで大人しくしています 「私」あなた以外誰も知らないの 世界はあまりにも狭いの だからここで帰りを待っています いつか私の心満たしてください 絆は確かにあるはずだから 一足先に時間が来てしまった さよなら LOVEに支配され あなたまるで無垢な少女みたい LOVEに視界さえ 奪われてしまって何も見えない ご機嫌取りは如何? 痣を隠した背中 推し変はしませんか? 私じゃ駄目ですか? ご機嫌取りは如何? 痣を隠した背中 深く負ったその傷は見て見ぬふりですか? いつか私のことも認めてください 絆は取り戻せるはずだから 同じ過ちは繰り返さないでください さよなら あなたのことが好きだから いつかまた巡り会えたらいいな 愛されなくても幸せでした だからいつか… いつか私のことに気づいてください 絆は取り戻せるはずだから 同じ過ちは繰り返さないでください それではそろそろさよなら コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/toho_yandere/pages/1245.html
さとり「そもそも初めから相思相愛なら病んでしまう事はないはずなのよ」 『――』 さとり「でもそれじゃデレデレで終わってしまう。どうにかして病ませなければならない」 『しょうねt 「小ネタなら初めから病んでるのもいいわ。 過程や理由付けを加えようとするのなら、どうしてもそれ相応の説得力を持たせなければならない。 でもそれだ長編になってしまいがち。バランスが重要になるわね」 『――』 さとり「――と、彼は思っているわ。 ……? なんで手をワキワキさせて……あ。 ま、まって、こら、会話を被せたからってアハッお腹つつかないでウフッフヒヒおっお願いくすぐったいからドュフッやめて! はあ、はあ。何度も言ってるじゃない、私があなたの考えていることは全部代わりに話してあげるから、あなたは何も話さなくていいって。 そうすれば私しかあなたの考えが分からないの。私だけがあなたを愛することが出来る。私だけがあなたに愛されることが出来る。 あなたが考えたことを私が読み、あなたが動くより先に私はあなたが望むような行動をして、あなたに心から喜んでもらえる。 こうしてお互いに支えあって生きていけるって、とても幸せなことだと思うわ。あなたが私の事を好きになってくれて、本当に、良かった……」 『――』 さとり「さ、さとりんがかわいいから許す、ですか。可愛い、ね。……フフ、あなたの方がよっぽど可愛らしいわよ」 さとり「あ、いま照れましたね。私をやり込めようなどと百年早いわ。 ……あ、そうそう、いい忘れました。別にきっかけがなくても病むことはあります。 正確には ``愛し方が病的'' よ」
https://w.atwiki.jp/minamikureha/
https://w.atwiki.jp/rikkyoibunka/pages/126.html
立川市役所の市民相談の相談員のセカンドハラスメントを非難します 自殺までやらなくても自傷行為で復讐します
https://w.atwiki.jp/kisuikurabora/pages/19.html
概要 キャラクタやイベントが★(通り抜け可能)タイルの下に表示されてしまう挙動の修正 効能 パーティキャラに大きなキャラチップを使う場合は入れておいたほうがいい 備考 対象の挙動は通常サイズのキャラチップでも起こる 対象のタイル(マップチップ)すべてに地形IDを振らなくてはいけないため面倒 このプラグインを使用すると必然的に地形IDの自由度が少し減ってしまう イベントに適用する場合はイベントの全ページに注釈を入れなくてはならないため面倒対象の挙動は完全に修正はされない模様 なお、少しマシになったプラグインがあります。せめてこっちを使いましょう → MV Large Sprite Fix 愚痴 本体のバグを直す公式プラグインなのに英語フォーラムの更新版は正式公開されず本体が修正される気配もなし 日本語訳がいいかげんすぎ 使うべきでないプラグインなのでこれ以上は書きません
https://w.atwiki.jp/sheryl/pages/248.html
ブレラ服の着方がわからなくてブレラに手伝ってもらうシェリル。 胸がキツそう