約 104,918 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/32789.html
登録日:2015/09/29 Tue 11 42 28 更新日:2024/09/11 Wed 00 06 55NEW! 所要時間:約 28 分で読めます ▽タグ一覧 キン肉マン キン肉マン用語集 パーフェクト パーフェクト・オリジン パーフェクト・ラージナンバーズ 傲慢 天使 完璧・無量大数軍 完璧主義者 完璧超人 完璧超人始祖 属性 曖昧さ回避 無量大数軍 神に最も近い超人 超人 超人墓場 超人閻魔 選民思想 高潔(一部例外あり) 完璧超人とは、 1.主にフィクションで「あらゆる場面でなんでもやってのけちゃう、ハイスペックな人物」を指す。 内面でも非の打ち所が無い人格者であれば、尚更そう呼ばれやすい。 具体例ではこの人とか、この人とか。 ただ、単純に何でもかんでも完璧であればいいわけではなく、更に上を行くチートキャラもそうだが、作り手側の絶妙な匙加減と活かし方が要求される。 大抵の場合読みはそのまま「かんぺきちょうじん」。 元ネタは後述の作品に登場する超人属性から。 2.漫画『キン肉マン』に登場する超人属性の一つ。 読みは「パーフェクトちょうじん」。 ここでは2.を中心に解説する。 目次 ●概要●思想 ●完璧超人になるための道のり ●ファイトスタイル ●「掟」 ●作中の扱いと変遷 ●構成員●主流派(ニセ本隊) ●完璧・無量大数軍(パーフェクト・ラージナンバーズ) ●完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン) ●超人界の歴史と完璧超人●完璧超人の誕生 ●完璧超人の時代~超人閻魔誕生 ●超人墓場~金銀兄弟の離脱 ●そして現代へ ●関連用語 ●概要 ケンダマンとスクリュー・キッドは完璧超人の三つの罪を犯した 完璧超人にも前進しての向こう傷は許されるが 敵から逃げて背中に傷を負うことは一切許されない! ふたつめの罪は凶器を使ったこと! そして最も重い罪は下等超人に敗北したことだ! 大雑把に言えば「完璧な強さこそが至高」と考え、それに恥じない実力を持つ完璧思想を掲げる超人の勢力、属性を指す。 勿論、単に主義を掲げれば名乗れる訳ではなく「完璧の山(モン=サン=パルフェ)」……または「超人墓場」として知られる完璧超人の本拠地に生まれるか渡り、試練を乗り越え相応の資格を得なければ完璧超人の一員にはなれない。 これが「人間界を拠点とする正義超人」「魔界を拠点とする悪魔超人」との大きな違いでもあり、上述の様に新シリーズ以降のWeb連載では明確に超人の三つの“属性”の一つとして分けられている。 また、旧連載時や『キン肉マンⅡ世』に登場していた完璧超人達は、メタ的に言うと新たなる敵勢力とか、悪行超人の一つという程度の扱いだったのだが、Web連載にて本物の完璧超人の目的は主である超人閻魔の命に従い地上の治安維持の為に下等超人が力を付けすぎないように監視、場合によっては粛正することであると明かされた。 因みに、何を以て“完璧(パーフェクト)”なのかも『Ⅱ世』までは上述のあやふやな理由が語られていた位で枠組みがよく解らなかったのだが、これもWeb連載以降の設定の再編によって、神々に滅ぼされることのない“完璧”な種となった超人という意味が加えられた。 詳細と誕生経緯については後述。 【夢の超人タッグ編】で行われた「宇宙超人タッグトーナメント」にて初登場し、2017年5月まで週プレWebで連載されていた新シリーズ『完璧・無量大数軍(パーフェクト・ラージナンバーズ)編』『完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)編』でもストーリーの中核を担った。 原作とアニメ王位争奪編での読みは「パーフェクトちょうじん」、アニメ1期ではそのまま「かんぺきちょうじん」。 漫画では「完璧」の部分に「パーフェクト」とルビが振られる。 彼らは作中世界で「神に最も近い超人」と自称されており、その謂われに違わず、主力の大半は一般超人の数十倍にも及ぶことすらある破格の超人強度を誇る。 尖兵や偵察隊クラスですら悪魔超人軍きっての実力者であるバッファローマンやアシュラマンの1000万パワーを上回り、さらにそれ以上のレベルとなると、数千万レベルの値をキープする猛者が殆ど。 神の領域となる1億パワーに迫るという、超人の神々に最も近い存在とされるのも頷ける数値を誇る。(詳細は後述) 高い超人強度に見合った“完璧”と自称される圧倒的な強さを誇示していることも、他の属性にとっての完璧超人最大の脅威となっていた。 しかし、連載中に於いては高々100万パワー前後のキン肉マン達と互角以上の勝負をされてしまっており、そうした描写への解答として、設定再編後は“ある条件下”では「数値が桁違い=絶対無敵」とはならないとされている。 尤も、通常は読者が疑問に感じていた通り超人強度差で強さが決まるのが基本的なルールであったらしい。 よって、同じ完璧超人同士ならば(多少の差はあっても)いざ知らず、数十倍もの差がある下等(正義・悪魔)超人に負けることは有り得ない筈なのだが、それをひっくり返せる可能性を持つ超人こそが“イレギュラー”であり、完璧超人達からは監視対象となっていた。 このイレギュラーとは、上記の様に完璧超人を破った実績のあるキン肉マンと仲間達(及び、彼等と戦ってきた者達)のことで、彼等の発揮する、本来の超人強度を際限なく高める火事場のクソ力や友情パワーと呼ばれる未知のパワーが超人強度差を越えるものであるとして、旧連載時のご都合主義や主人公補正ではなく、現連載では明確に設定として取り入れられている。 尚、建前上は全ての完璧超人に上下関係は無く、完璧超人全体の首魁である超人閻魔をも含めて、ヒラからエリートまで皆平等であるとされている。 実力差や超人強度差があっても、各々が“完璧”を名乗るに足る同志ならば敬意を払う……ということらしいのだが、実際には完璧超人にも階級差はある模様。 実際、超人閻魔直属の親衛隊であり本来の完璧超人としての使命と“完璧の掟”に殉じている無量大数軍は、下等超人ばかりか堕落者であるネプチューンキング一派や、キン肉マン達との出会いを経て改革派となったネプチューンマンと、それに賛同している完璧超人を見下していた。 逆にネプチューンマンの方は王位争奪戦にて超人閻魔やフェニックスの命令で動くオメガマンを完璧超人が嫌う在り方と断じている。 そして、首魁である超人閻魔と、真の同志にして完璧思想の根源たる完璧超人始祖は、その無量大数軍以下の一般完璧超人を見下していた。 完璧超人の基本的な価値基準は強さなのだが、閻魔を含む始祖と無量大数軍~ヒラ完璧超人では実力に雲泥の差があることもあってか、基本的に自分達の同志と認めることもなく眼中には入らなかった模様で、超人閻魔との関係がギクシャクしたのが主たる理由とはいえエリート部隊である筈の無量大数軍を指して“あやつの取り巻き”と切って捨てた始祖まで居た。 こうした価値観は同じ“完璧超人”という括りなれど、個人で完結した孤高主義を基本としていることの顕れと言える。 ●思想 基本は自分達を正統で高潔な存在と自負し、その実力に絶対的な自信を持つ。故に妥協という選択肢はほぼ無く、エリート意識もプライドも非常に強い。 更には『無量大数軍編』以降の展開から下等たる正義・悪魔超人が力を付けすぎないように管理をするという役割も持っていたことが明らかになり、特にエリート部隊にして超人の生死を司り神々に代わり地上を管理する超人閻魔の親衛隊たる無量大数軍は、その使命を遂行する為にも“完璧”を体現することを望んで(望まれて)いた。 この、下等超人が超人界のバランスを崩さないようにする……という理由が実例を以て示されたのは、続く『オメガ・ケンタウリの六鎗客』編の終盤であり、このことは古代に超人という種が無法の末に超人の神々に滅ぼされることを決定されたこととも直結していた模様。 実は、完璧思想の源流たる完璧超人始祖には、後述のように、これとは正反対となる自分達より後の世代の完璧超人は勿論、下等超人からも自分達を越える力と精神を持った存在が現れるのを待つという“理想”があった。 のだが、この“理想”が叶うことはないと判断されたことが、超人界の徹底管理のみ(・・)に目的が傾いた原因であったらしい。 こうした事情もあってか、現在の完璧超人の多くは完璧超人以外の超人属性を力・精神ともに未熟な「下等超人」と見下しており、彼らの思想や有り様を認めようとせず柔軟性に欠けるきらいがある。 人間のことも同様に不完全な存在と見下し、元人間の超人に至っては「下衆人間」と嘲笑う始末。 一方、普段は見下している下等超人であっても、戦いを通す等して、見るべき所があれば素直に評価する一面もあり、この辺は“強さ”が基準の完璧超人らしい価値観と言える。 完璧超人の“完璧”さは強さのみならず感情にも及び、建前上は善悪や感情を超越した精神の持ち主であるため、情で動くことを「不完全」「下等の証」として忌み嫌う。 それ故か理念と同じく、戦いの果ての相互理解を理想とする正義超人や、逆境からのハングリー精神を力にする悪魔超人のような“感情の力”を否定している。 そして、上記の様に孤高主義の中で己を鍛え上げて“完璧”となった者が“完璧超人たる同志”として扱われる為に、他の超人との戦いを通して、別の属性の思想に感化された者は「下等に染まって完璧さを失った」とみなされる。 これは「種に交われば種にあらず」という完璧超人界の格言に倣ったもので、永らく完璧超人が完璧な強さを保つ為の鉄則とされてきた。 更に敗北すれば「所詮は完璧でなかった」と見棄てられる一方で、敗北の掟に従い潔い散り様を見せれば称賛される等、仲間意識の強い正義・悪魔超人とは大きく価値観が違っている。 ……しかし、前述の様にネプチューンマンはキン肉マン達との戦いを通じて、正義超人の相互理解の精神を学び、更には悪魔超人も含めた下等超人と切磋琢磨をすることで“完璧の掟”を越えた“強さ”に到達出来ると確信するに至っている。 一方、かつて出現したネプチューンキングに率いられていた集団(完璧超人本隊から外れた堕落者)は“完璧”を謳いながらも、追い詰められた瞬間に掟を捨て反則に走り、ただの悪魔(悪行)と断じられていたようによくよく考えると狡い手段を用いていた。 その補完なのか、現行連載ではネプキン一派は完璧超人本隊から追放された堕落者であったと説明されている。 この辺は、後付けとはいえ無量大数軍や始祖が“真の完璧超人”と呼ぶに相応しい超人達であることの対比ともなっていた。 ネプチューンマンやネプキンの事情については後述。 ●完璧超人になるための道のり 前述の「完璧の山」への入門条件からも解るように、完璧超人とは先天的ではなく後天的に“成る”者が殆どのようである。 旧連載時のネプチューンマンの他、同じく無量大数軍に入れる実力者であるマーベラスやネメシスがその代表例。 そもそも、実は「完璧超人になろうとしていた」ラーメンマンの告白からも、現代までに完璧超人は純粋培養された生粋の完璧超人よりも、他の属性の超人達の中でも実力のあるものが転向するというパターンの方が多くなっていたと思われる。(*1) 実際、完璧超人の歴史がフィーチャーされると共に実質的な世界観の再編と再構成が為された『完璧超人始祖編』の第二幕の冒頭で、名もなき超人達(残虐超人や悪行超人?)が手っ取り早く最強の超人になる為に「完璧の山」に渡ろうとして失敗している姿が描かれていた。 ……これは、上記の“完璧超人に成るための試練”が実態も定かでは無いままに広まってしまっているのが原因の模様。 もっと言えば、能力の無い者はそもそも「完璧の山」の入り口に辿り着くことすら叶わないようで、件の名もなき超人達も「完璧の山」を臨む海に飛び込んだだけで、炎に焼かれて全滅している。 運良く入り口に辿り着き中に入ったとしても、今度は更に難しい寝ずの番人の試験を受けることになるため、条件は更に厳しいと言えるだろう。ゴバッゴバッ 入門の時点で厳しい試練を乗り越えていることも、完璧超人に傲慢なれども本質的には高潔でストイックな人格の持ち主が多いことの理由であるのかもしれない。 ●ファイトスタイル 完璧超人のファイトスタイルとは、基本的には己の肉体と実力で「完璧」にねじ伏せ「完璧」な勝利を収めることが理想とされる。 実際、『キン肉マン』世界では自分のフィールドや仕掛けに引き込んで優位に戦う“偽りの強者”とも呼べる存在が居る中で、完璧超人……特にエリート部隊である無量大数軍や始祖は相手のフィールドで小細工無しで戦っている。 身内でタッグを組む頻度は少なく、シングルマッチで戦う方が多い。 これは完璧超人間での親密な仲間意識が薄く(個人にもよるが無いわけではない)、集団であっても孤高主義をモットーとしているため。 ただ、仲間意識が薄いと言っても互いの実力には信頼を置いているので、即興でタッグを組んだ場合であっても、他の属性のベテランタッグに伍する様なコンビネーションを発揮することは完璧超人ならば造作もない。 これはあくまでも技能の一環であり、下等超人のような信頼や相性で結ばれたパートナーシップとは別物であるという。 戦う姿勢には一切の妥協が無く、ラーメンマンがかつて傾倒した殺人拳「超人拳法」のように「勝って笑うか、死して消えるか」の二者択一の論理のもと、リングの上では対戦相手の息の根を止めるまで徹底的に叩き潰す。 一度受けた技への適応力・観察力は極めて高く、二度目は必ずといっていいほど対処して反撃するのも完璧超人が得意とする戦術である。 これを顕した「完璧超人に同じ技は二度と通用しない」は、完璧超人の恐ろしさを見事に現した格言である。 流石に超必殺技級ともなると作品の演出もあってかその限りでは無いかもだが、自分が受けた技を仲間への咄嗟のアドバイスとして使い(ピーク)、瞬間的にそのアドバイスを生かして切り返しをするという離れ業を見せた者(ネメシス)も。 一方で、相手のウィークポイントを攻めるプロレスの定石ともいえる戦法を決して好まないが、それは「卑怯な手を使わなくても下等超人には絶対勝てる」という自信の顕れである。 実際、完璧超人ともなると“その気になればあらゆる技を殺人技に昇華”できるらしい(ネメシス)。 また、『キン肉マンⅡ世』で多かったギミック中心の超人が非常に少ないのも特徴(肉体の特徴的にギミック超人のカテゴリーに入る者が居ない訳ではないしロボ超人もいる)。 後述の掟も合わさってか、とにかく泥臭い戦いをする正義・悪魔超人や、汚いとされる手段も用いることのある悪魔超人に比べて潔いのも最大の特徴。ただし、ネプキンとかは別。 ●「掟」 完璧超人の間では自らを律するための「掟」を制定しており、遵守にはとても厳しい。 破った者には同胞からの無慈悲な制裁が下される。 以下主な掟。 敵に背中を見せたり逃亡してはならない(*2) 試合外で無闇に命を奪ってはならない。決着をつけるならリングの上で いかなる場合でも卑怯な手や、凶器を使った攻撃を一切行ってはならない(ただし、自身の特殊能力や肉体・常に身に着けたコスチュームの一部であればセーフ) 下等超人に敗北した時は自害せねばならない 特に最後の掟は、後述の派閥である「完璧・無量大数軍」に属する完璧超人達が強く戒めている特別な掟である。 これについては後述。 一方、掟に関する捉え方は決して一枚岩という訳ではない。 同じ完璧超人の中でも、元々はかなり上位に位置付けられていたネプチューンマンもキン肉マン達との出会いを経て、他の属性の超人達と戦ったり共闘したことが従来の完璧思想を越えた更なる強さを得られる、と確信したことから改革派に転じている。 始祖の一人であり裏切り者と言われてきたシルバーマンも、自害の掟について例え敗れたからといって優れた者の命を失うことは完璧超人その物の未来を閉ざす行為として否定している。 事実、前述の様に本来の(飼い慣らされた)完璧超人は地上の治安維持という御大層な使命が掲げられている訳なのだが、現在の完璧超人勢力ではそれも行えなくなっているとミラージュマンが発言しており、勢力としては衰退に向かっていた模様。 ●作中の扱いと変遷 旧シリーズでは「プライドは強いが脆い、メッキに包まれた悪役超人」という位置づけであり、この時点では改心した者を除いて単なる悪玉以上の存在では無かった。 前述の様に、実は過去に登場した完璧超人達は、所詮は追放された堕落者の一団であったということになった。 そして、新シリーズでは設定の大幅な追加と掘り下げに伴い、完璧の名に相応しい優れた完璧超人が多数登場。 中でも、完璧思想の根源たる完璧超人始祖の存在が設定されたことにより、完璧超人のルーツだけでなく超人という種のルーツまでもが語られることに繋がり、キン肉マン世界の歴史に“完璧超人”が深く関わるようになった。 その関与の度合いも核心と呼べるものであり、キン肉マンの歴史を語る上では絶対に外せない存在と化した。 メタ的に言えば『完璧・無量大数軍編』~『完璧超人始祖編』~更に次のシリーズが存在しない時期に描かれた『Ⅱ世』では完璧超人という派閥自体が事実上消滅し、善玉の超人を除いて悪行超人として一くくりにされている。 残党軍は残虐超人や悪魔超人と組んで人間に害をなしており、そこにかつての完璧超人が抱いていた誇りは無い。 ただ一人、時代に取り残された男を除いて……。『完璧超人始祖編』を経てもウホホマンに成り果ててしまうのか!? ●構成員 ※これ以降は新シリーズの重大なネタバレを多分に含むので注意 ●主流派(ニセ本隊) 『キン肉マン』史上、最初に登場した完璧超人勢力。 主流派という名称はネメシスの台詞から便宜的に引用したものである。 とはいえ、旧連載に於けるネプチューン・キング(以下ネプキン)一派が『完璧超人始祖編』では、ずうっと以前に本隊から離脱した堕落者として描かれていることから、キン肉マン達との出会いに新しい主張を掲げて完璧超人内に変革を広げるばかりか、不可侵条約の締結にも臨んだネプチューンマンが主導していたのが本隊内での改革派とするならば印象は一致していないため、同じグループとしてしまっていいかどうかは不明。 ……まあ、ネプチューンマンの例からネプキンだけが下衆で、それを知るのは一部だけだったという可能性もあるが。 ニセ本隊としては、首領格で完璧超人全体のリーダーを名乗っていたネプチューンマンと、その師ネプチューン・キングのコンビ「ヘル・ミッショネルズ」を筆頭に、およそ1000人もの完璧超人を抱える一大勢力。 元は優秀な完璧超人で、後述の無量大数軍にも数えられていたネプキンだが、個人的に師事を受けていた“ある始祖”に増長を理由に無量大数軍の地位を剥奪されたことに反発して、弟子達を連れて「完璧の山」から出ていった。 こうして、ネプキンと共に離脱した派閥は「自分達こそ完璧超人軍の本隊」と勝手に名乗り、地球侵攻の件も彼らが独断で行った。 彼らの独断専行に対し、無量大数軍以下の完璧超人本隊が異を唱えることはなかった訳だが、この時点ではイレギュラーの影響力を確かめている時期であり静観の構えであったのかもしれない。 実際、ネプキンが“敗れた”次のシリーズにて後の無量大数軍と同じ理由で邪悪五神が地上への介入を行っている。 尚、何故に地球侵攻を決断したのかと言うと、ネプチューンマン達にとって地球の超人達は「ファッション感覚でマスクを被っているだけ」の下等超人に過ぎず、本来強者のみが着けるべきマスクが軽々しく扱われている現状に耐えかねていたから。どんな理由や。 弟子達に先んじてネプチューンマン達が地球に襲来し、マスク狩りに抵抗するキン肉マン達と死闘を繰り広げた。 ……エート、テリーマンにバッファローマンにブロッケンJr.などなど、素顔で戦ってる超人も大勢いるんだけど、その辺はどうなのだろう(*3)。 敗北後、ネプチューンマンはキン肉マンの価値観に感化されて上記の様に従来の掟に固執することを止め、完璧超人達に変革を呼びかける改革派として活動していた。 現在、この改革に賛同した完璧超人の方が大勢を占めているらしく、主流派と呼称されているのはその為。 つまり、旧連載ではネプチューンマンは正義超人に転向したとして扱われていたが、実際には完璧超人のままだったということらしい。 改革派はネプチューンマンの掲げる通りに正義・悪魔超人と切磋琢磨して、完璧の限界を越えた強さと相互理解の精神を尊ぶという。 これも、孤高主義を掲げていた過去の完璧超人とは違う部分である。 前述の様に、シリーズが進む毎に、更に下衆の評価を不動の物としていったネプキンに率いられていた一派との関係は不明だが、同じだとするならネプチューンマンの生還と共に完璧超人本隊に復帰したのだろうか? 真の本隊である無量大数軍や始祖に比べると【夢の超人タッグ編】で登場した完璧超人=ネプキン一派は精神面で劣る場面が多々見られ、メッキが剥がれた途端に情けない一面を見せたり、試合中に卑劣で下衆な作戦を行う等、とても同じ完璧超人とは思えない振る舞いが目立つ。 除名された理由や【夢の超人タッグ編】での対戦相手の師匠の墓を荒らす、コーナーポストの鉄柱で攻撃した上に「時と場合によっては完璧超人も武器を使う」と宣うといった最低の行動を見る限り、剥奪されたのも頷ける話だが(*4)。 (もっと言うと、最後の凶器攻撃まではまだ幹部の座についていられたというのだから驚きである) 逆に考えれば、これは「掟を厳守する高潔な精神の完璧超人」こそが無量大数軍の一員に相応しい超人、という証拠の裏返しでもある。ぼっち属性の師匠が折角の弟子を惜しんでた説も。 まあ、現在のように明確な設定が固まってなかった頃なので仕方ないといえば仕方ないのだが。 ただし、前述のそれを逆手にとったからこそ、無量大数軍や始祖との対比として演出出来たとも言える。 尚、ネプキン一派は宇宙からやって来たことからも解るように、実は地球上にあった「超人墓場」を追放されたこともあって根城とはしていない。(正確には異次元だけど。) 《メンバー》 ネプチューン・キング ネプチューンマン スクリュー・キッド ケンダマン グレートハリケーン フィッシングマン キャッチマン ザ・ターボマン(『Ⅱ世』) アモイマン(『Ⅱ世』) その他1000人の弟子 ●完璧・無量大数軍(パーフェクト・ラージナンバーズ) 完璧超人の真の本隊を名乗るエリート部隊。 全員が「完○」という異名を持ち、○の部分にはその超人の特徴を表す漢字一文字が当てはめられる。 完璧超人の中でも粒選りの完璧超人で構成されており、リーダー格のストロング・ザ・武道に言わせれば「真の完璧(リアル・パーフェクト)超人」)だけで構成された精鋭部隊。 『オメガ・ケンタウリの六鎗客編』にてオメガマン・ディクシアの完璧超人入りの経緯が明かされることになったが、そこで僅か十数名の定員制であることが判明した。 一般の完璧超人と大きく違うのは、彼らが全員不老不死の祝福を授かっているということ。 努力の末に永遠の強さを手に入れようとする超人だけが生死を司る超人墓場の主「超人閻魔」から認められ、不老不死の力を分け与えられる。 そして、超人閻魔の親衛隊たる「完璧・無量大数軍」の一員としての資格が与えられ、本来の完璧超人の誕生理念が歪められた地上の治安維持という大役を任されるのだ。 主流派(ニセ本隊)の例から考えると、完璧超人全体の数は意外に多いので、本当に極一部のエリート中のエリートのみの称号と恩恵を受けていたことが解る(同時に、絶対数の少なさから主流派とは呼ばれていないことも納得できる)。 しかし、それ故に責任と特権の重みは非常に強く、下等超人に敗北するのは決して許されざる醜態である。 敗北したが最後、戦いぶりがどうであれ、自害という形で責任を取らねばならない。 そこには一切の例外が認められず、万が一掟に従わない、あるいは実行できる状態でない場合は仲間による粛清・介錯が行われる。 不老不死の彼らは試合中の単なるダメージだけでは簡単に死ぬことが出来ないため、自ら心臓を貫くなどの致命傷が必要となる。 完璧超人特有のカタブツっぷりは健在で、上記のように掟ありきと考える融通のきかない思考もそうだが、なおかつその立場上一般の完璧超人よりも選民思想が強烈。 自分達が無量大数軍の一員であることに強い責任と誇りを持っており、敗北すれば潔く自害を選ぶ。 ……と。既にお気づきとは思うが、彼らの掟はたいへん非生産的なルールである。 淘汰されて優秀な者だけが生き残る、と言えば聞こえはいいだろう。 だが、その実態はどんなに伸びしろのある優秀な超人でもたった一度の敗北で切り捨て、負けてこそ得られる成長の可能性をも摘み取ってしまうため、そこから生まれるものが何も無い。 更に切ないのは、彼等に与えられた“使命”が本来の理念を喪い歪められた物であるということであろう。 勝利だけでなく幾多の敗北から己を磨き上げた、他属性の超人達からすれば全く理解できない思想であり、特に「戦いを通じて互いを理解し合う」姿勢を貫く正義超人にとっては埋めがたい価値観の溝を形成している。 過去の経緯から堕落を嫌うネメシスは、この掟を過度に強調するスタンスを取っているが、上記の歪な性質を良く知るシルバーマンからは「その掟の負の面にも内心では気付いているはず」と指摘されている。 実際、ネメシス自身「掟と共に散った仲間の最期を過ちと評したくない」と語ったこともあった。 また、ジャック・チーの敗北時の姿を見るに、全てを出し尽くした敗北の満足感以外に長い人生からの解放を待ち望んでいた者も居る。 この点から、無量大数軍の他のメンバーもこの掟に対して思うことはあれど、彼らなりに受け入れる理屈と心構えを持っていたようだ。 ネプキンは、前述の様に元々無量大数軍の一員だったが、増長を理由に除名され、前述のように反旗を翻した経緯がある。 また、そのネプキンは現代ではかつての面影が無いぐらい顔が醜く老いている。 というか、ゾンビ同然のボロボロな姿であるため、無量大数軍を降りた超人は不老不死の力も奪われてしまう模様。 実際、同じく元無量大数軍のネプチューンマンも『Ⅱ世』の時代ではしっかりと歳を取っている。後付け故の偶然と言えばそれまでだが妙な合致である。 それまでその存在を隠していたが、【完璧・無量大数軍編】で主流派のネプチューンマンが勝手に完璧超人の代表であるかのように「三属性超人不可侵条約」に調印したことをきっかけに始動。 完璧超人が他属性の超人と交流すれば完璧さを失ってしまうと主張し、完璧超人の実力を天下に知らしめるため、正義・悪魔両超人軍に宣戦布告する。 しかし、裏に秘める真の目的は、友情パワー=火事場のクソ力を秘めるキン肉マンとその一族、および彼に関わった全超人の抹殺であった……。 後の展開から察するに、本来の完璧超人である完璧超人始祖が集団として機能できなくなったことから作られた勢力だったと予想され、実際に創始者からの評価は当人達のエリート意識に反して低く、離脱組も含めた一般(ヒラ)完璧超人と同じ扱いという切なさ。 しかも、大戦後に無量大数軍は壊滅。 始祖すらも殆どが姿を消し、超人閻魔が再び理想を取り戻して、新しい道を歩み始めた現在の評価は不明。 ネプチューンマン含め、生き残ったネメシスやピークア・ブーは新たなる側近としての期待をかけられているだろう。 《メンバー》 (第1陣) 完武/ストロング・ザ・武道 完裂/マックス・ラジアル 完遂/ターボメン 完掌/クラッシュマン 完牙/ダルメシマン 完刺/マーリンマン 完恐/ピークア・ブー (第2陣) 完肉/ネメシス 完昇/マーベラス 完流/ジャック・チー 完幻/グリムリパー 完力/ポーラマン その他詳細は当該項目を参照。 ●完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン) 文字通り、完璧超人の始祖であり完璧思想の源流。 そもそも“完璧超人”とは、後述の様に“完璧”を極めるに至った彼等が初めて名乗った呼び名であった。 全員が「完璧・○式」の異名を持ち、○の部分に壱、弐など数字を表す漢字一文字でナンバリングがされている。 太古の昔に神の座を捨てて下界へ降り立った「慈悲深き神=ザ・マン(現・超人閻魔)」と、彼に素質を見出されカピラリア七光線による大災害(神々の粛清)から命を救われた10人の超人で構成される。 初めて名前が明かされた時には完璧思想の源流、元凶、等と言われているが、後の描写からすると、彼等こそが最初にして完璧思想の理想にして完成形とも呼べる存在達でもあった。 普段は超人墓場から下等超人達の管理・監視とか何もせずに引きこもりを行っており、自分達が世界の秩序を司り、人類と下等超人の導き手だと自負する。 実際、本当の超人の神々は過去の経緯から管理者としての仕事を放棄していた部分もあるためか、彼ら始祖が神々の代行だったという話は真実らしく、完璧超人始祖の存在は完璧超人にでもならなければ表には出ることもなく秘されてきたが、地上に降りた金銀兄弟やジャスティスマンは超人達に真実は知られぬままに神として崇められていた。 世界を管理してきたという事実からも作品世界での人間の言う“神”の正体も彼等であった可能性も高い。 実際、人類に対しても無意識下に届く啓示を与えて世界を構築させたり歴史を動かしてきたらしい。 現時点での作中に於ける最高レベルにある“超人としての強さ”もさることながら、次元を繋げたり空間を越えて移動したりと、人類を越えた力を持つ半神的存在である“一般超人”とも一線を画す程の神通力をも持ち合わせており、正に最も神に近い超人の名に違わぬ奇跡をも見せる。 彼等を鍛え上げた師である“慈悲深き神”からは、嘗ての同士である本物の神々よりも神の座に相応しいと讃えられた程の、いわば亜神である。 このためか、自分達を天使に準えた始祖もいる。 上記の様に立場上普段は表立って活動することは無いが(一名例外あり)、【完璧・無量大数軍編】で同じ元始祖のゴールドマン(現・悪魔将軍)が侵攻し、超人墓場を崩壊させたのを機に始祖達も動き出した。 彼らもまた、原初に不老不死の力を分け与えられ、五十数億年もの歳月を生き続ける最古参の完璧超人である。 ただし、前述した自害の掟は無量大数軍以下の後代の完璧超人を、真に完璧な存在に高めるための教育的ルールに過ぎず、始祖達はそもそも次元が違う所に生きているという理由から掟の適用外らしい。 これは劇中描写からも事実と思われるが、ルールを作った側だから甘い判断をされている訳ではなく、始祖ともなると自分達以外の存在への敗北が本来は想定できない等の理由もあるのだろうが、何よりも始祖だけの特別、かつ、極めて重い掟であり使命が存在することも大きいのだろう。 この辺の事情は後述の完璧超人の歴史にて。 自分達を救い、見出だしてくれた師であり同志である“慈悲深き神”を尊敬しているが、師の変節後も忠誠を誓うサイコマンを除き超人閻魔と化して完璧超人以外の超人の進化を認めることのなくなった、現在の神の活動・思想には全員が完全に賛同しているわけではない。 数億年もの歳月を共に歩んできた愛弟子にして同志だからこそ、後述の理由で歪んでしまった師には複雑な気持ちを抱いており、表面上は見て見ぬフリをしつつも「超人閻魔」としての彼を決して認めたくないという意志の表れから、現在でも付き従っているサイコマン以外は超人閻魔のことを他者に対して「“あやつ”」と呼んでいる。 《メンバー》 完璧・零式/ザ・マン(元・神/超人閻魔) 完璧・壱式/ゴールドマン 完璧・弐式/シルバーマン 完璧・参式/ミラージュマン 完璧・肆式/アビスマン 完璧・伍式/ペインマン 完璧・陸式/ジャスティスマン 完璧・漆式/ガンマン 完璧・捌式/シングマン 完璧・玖式/カラスマン 完璧・拾式/サイコマン その他詳細は当該項目を参照。 ●超人界の歴史と完璧超人 完璧超人は太古の昔から超人界の歴史に深く関与しており、キン肉族などに伝わる神話も実は完璧超人が裏で関わっていて、神話で語られた内容は真実と異なっていた……という事例がままある。 (後付けと言ってしまえばそれまでだが、現実の伝承も後世では事実が歪められていることが往々にして起こりやすいので、意外とリアリティがある) つまり、完璧超人の歴史は超人界の歴史とそのまま直結しているのである。 ●完璧超人の誕生 太古の昔、天上界の神々は超人という種を創造した。 神々の似姿であった彼らは、同じく似姿である人間を含む動物の中でも抜きん出た能力を誇り、その力で繁栄を成し遂げていく様子を神々は微笑ましく見守っていた。 しかし、超人界が繁栄を続けるにつれ、後の人間達と同じような対立や格差が生じてしまう。 やがて彼らは自分達に与えられた恐るべき能力を使い、私利私欲による凄惨極まりない無法と戦争を引き起こし、地上は混迷を極めた。 その惨状を嘆いた調和の神をはじめとする神々はついに下界へ干渉することを決意、超人に有効な「カピラリア七光線」を照射して全ての超人を根絶させ、 一度世界をリセットするという手段に乗り出す。 だが、ここで待ったをかけたのがある一人の慈悲深き神であった。 彼は「今もなお絶望の世界を変えようと努力する、能力・人格に優れた超人は救うべき」と主張する。 本来なら神が超人と直接関わるのは禁じられた行為だが、「それならば自分も神の座を降りて超人となり、彼らを完璧な存在へと鍛え上げてみせる」とまで言い放った彼の覚悟は本物だった。 「神とは完璧でなければならない」という自身の考えから「超人を創ったことが過ちではなかったと証明してみせたい」と誓う彼は、超人界に下野し、神の名を捨てた一人の超人として「ザ・マン」を名乗り、素質のある者達の選出を行った。 こうして、ザ・マンにより選ばれると共に厳しい研鑽に耐え抜き精神と肉体を“完璧”に鍛え上げられた10人と、師たる元・神の11名は自分達を指して神の怒りであっても触れられない“完璧なる種”として完璧超人を名乗ったのである。 約束通り、11人はカピラリア七光線の照射から生き残った。 このカピラリア大災害の後、地上に自分達を祖とする新たなる世代の超人達が広がっていく中で、始まりの11人は『完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)』を名乗るようになった。 つまり、本来“完璧超人”とは彼等“完璧超人始祖”のことである。 超人という種を守る為、地上に降りた高潔なる師と同様の使命に殉じることを、彼の弟子たる壱式~拾式の始祖も決めた。 彼等は、覚悟の上で神の奇跡たる不老不死の祝福を受けると、超人という種の成熟を見守り、後押ししていくことを誓ったのであった。 ●完璧超人の時代~超人閻魔誕生 カピラリア大災害を経て、世界は長らく平穏を保っていた。 始祖達は今で言うイタリアの地に『完璧の塔(トゥール・パルフェ)』を建設し、鍛錬に励む日々を送った。 また、始祖の系譜を継いで地上に広がった完璧超人はザ・マンの偉業を讃え、その姿を模した巨像『完璧の巨像(パーフェクト・ジャイアント)』を建造。 各地でも同じように完璧の巨像が次々と立てられ、ザ・マンに自分達の修練の成果を披露するかのように像の下で超人レスリングの試合が繰り広げられた。 しかしある時、絶滅したはずの下等超人の生き残りが地上に出現。 彼らは完璧超人や天上界の神々さえも知らなかった、カピラリア七光線を防ぐ素材で作られた大樹『許されざる世界樹(アンフォーギブン・ユグドラシル)』に避難し、大災害を生き延びていたのだ。 完璧超人を虐げ、「自分達に神など要らない」と驕り、完璧の巨像を引き倒す彼らの愚行は目に余るものだった。 漆式・ガンマンを筆頭に「粛正すべき」という意見が始祖達の中で噴出したが、ザ・マンは彼らの生存はむしろ喜ばしい事だと寛大な器を見せ、同時に自分達が新たな神々となることで超人達の秩序の維持、そして彼らの超人としての成熟を望んだ。 一方でザ・マンは、完璧超人のレベルの低下を非常に恐れた。 未熟な下等超人と交流することで感化され、完璧さが失われて堕落することを懸念した始祖達は、接触を避けるため地下に潜ることを選択。 後に超人墓場となる島、『聖なる完璧の山(モン=サン=パルフェ)』を現在のスカンジナビア半島と北極海の間に築き、新たな拠点とした。 これに伴い、完璧超人始祖の痕跡を地上から消す必要が生じたため、塔は解体され、各地の巨像も行脚の旅に出た捌式・シングマンの手で全て破壊された。 尚、塔の解体前に拾式・サイコマンが『マグネット・パワー』を発見し、ザ・マンから研究を一任されたが、 この力が活用されるのはもう少し後の事となる。 身を移した後、しばらくは下等超人の動きを見守り、成熟を望むという始祖達の方針は変わらなかった。 しかし、下等超人は自らを律するどころかますます増長し、弱者をいたぶる強者がのさばるという大災害以前と何も変わらない光景に逆戻りしてしまう。 これには長らく希望を抱いて耐え続けてきたザ・マンもついに絶望し、「下等はどんなに時が流れても下等」という現在まで変わらぬ結論を抱かせてしまう結果となった。 我慢の限界を超えたザ・マンは許されざる世界樹に下等超人の強者達を集め、始祖一同による血みどろの虐殺を決行。 元・神が慈悲深い指導者「ザ・マン」を棄て、破壊と創造の怪物「超人閻魔」に変貌した瞬間であった。 更に、この粛清の過程で当時地上の支配者として隆盛を誇っていた「オメガの民」の祖先は、前述の神々の側から見た無法と諸悪の根源として注目を浴びる。 その結果、超人界全体を救うために始祖による粛正を受けることになってしまい、現代まで続く憎悪の禍根を生むことになってしまった。 ……一方、粛正を実行した始祖達ではあるが、始祖達にとっての真の敵は超人の滅亡を主導する神々の一派であった。 同じ方を向いたようで意図することは正反対であり、オメガの民を殲滅させずに創家の者達のみは追放という名目で宇宙の辺境へと送り保護していたのだった。 ●超人墓場~金銀兄弟の離脱 下等超人達が愚行を戒めた大粛正の後、聖なる完璧の山、もとい超人墓場は特別な役割を担った。 惑星を通して、魂の循環すら自由にする禁断の力にまで昇華したマグネット・パワーによる、この世で死んだ超人の魂の管理である。 超人墓場に送られた死亡超人は、完璧超人の使い魔たる「墓守鬼」の監視のもとで過酷な労働を強いられる。 そんな労働を耐え抜き、なおかつ超人閻魔の厳しい審査をパスした者……すなわち、超人閻魔の意に適った超人だけが現世への復帰を許される。 これこそが超人閻魔の言う「下等超人の監視と管理」であり、世界の秩序を守る天使を自負するまでになった彼らの理想の果てでもあった。結局、神々も認める始祖をも越える完璧な超人が誕生することを望めなくなったことから、再びの神々の粛正による滅亡を回避するべく自分達の手での管理に乗り出したという訳である。 当初の目的であった「超人を完璧な存在に育て上げる」という理念は、とうの昔に形骸化していたのだ。 これは、理想を以て神から降りた男と、その男に見出された彼らが正に完璧な存在となってしまい、始祖の域に到達する超人が数億年を経ても現れなかったという事実の裏返しでもある。 同志として迎えた筈の完璧超人ですらそうであり、故に始祖は無量大数軍以下の完璧超人とも基本的に接触しようとしない。 そんな、超人閻魔の思想と超人墓場のシステムに対し、最初に反発したのが壱式・ゴールドマンだった。 自分達の理念を超人界に押し付けるだけでは飽き足らず、魂の有り方までも管理する超人閻魔と始祖にゴールドマンは疑問を持っていた。 彼らを見限り「下等にしか分かり得ない力」を求めて墓場を離れた彼は、地上で自分が見定めた超人達を道場『ゴールデンキャッスル』で直接指導する道を選んだ。 皮肉なことに、その姿勢はかつてザ・マンであった頃の超人閻魔と同じものであった。 弟の弐式・シルバーマンも初めは「ゴールドマンを超人墓場に連れ戻せ」という閻魔とサイコマンの頼みを引き受けたことから始まり兄の後を追い、やがて、性急すぎる兄とは違う理念のもと同じくゴールドキャッスルの近くに作った自分の道場『シルバーキャッスル』で超人達の指導を始めた。 そして、彼らが育てた超人達がそれぞれ後の悪魔超人・正義超人のルーツとなる。 さらに時が経ち、覇道を是とするゴールドマンと、それを止めようとするシルバーマンは互いの理念のすれ違いから深刻な対立に陥る。 両陣営の争いを問題視した超人閻魔と始祖達は、陸式・ジャスティスマンを派遣して仲裁を試みた。 だが、方法論こそ相容れないものの二人はすでに「超人が神をも超える可能性」に希望を見出しており、神こそがこの世の絶対的存在だとする閻魔達の思想と大きくかけ離れていた。 万に一つも墓場には戻らないとする、二人の堅い意思を汲み取ったジャスティスマンは、止むを得ず戦いの行く末を最後まで見届けることを選ぶ。 後世、ジャスティスマンと一連の出来事は『天上兄弟ゲンカ』の伝承としてキン肉星の神話に語り継がれ、相打ちとなった兄弟のマスクはキン肉族の祖先に拾われ彼らの繁栄の礎となった。 一方で指導者二人を失ったのは地上の超人界にとって大きな痛手であり、本来見込まれたであろう超人としての進歩が数万年単位で遅れる結果に繋がった。 ●そして現代へ 金銀兄弟が失われた後の超人界は数万年にも渡り発展と進化が停滞することとなり、超人閻魔の思惑通りに行き過ぎないパワーバランスが保たれ続けていた。 そう、シルバーマン直系の子孫にして、あのゴールドマンをも越える潜在能力を秘めているとも評価される「究極のイレギュラー」……キン肉マンが現れるまでは……。 奇しくも、金銀兄弟そしてザ・マン自身から連なる血統にあり“慈悲の心”を尊ぶキン肉族出身のキン肉マン=キン肉スグルが内に秘めており、目に見える形で発現させた『火事場のクソ力』。 この力は、自身の超人強度を神の領域に達しかねないレベルにまで引き上げるだけでなく、何らかの形で彼と関わった超人にまでその力を伝播させる性質があり、その力は従来の超人閻魔により支配された世界のパワーバランスを容易く崩壊させ得ると予想されるものだった。 それは間違いなく、かつてゴールド・シルバーの兄弟が……そして、理想に燃えていた頃のあやつと始祖達が超人という種に追い求め、望んだ力であった。 完璧を極め神々に準じるまでとなった自分達を越えてみせろと、望んだ可能性であった。 しかし、今の超人閻魔と始祖達にとっては違った。 彼らは神をも脅かす力を得た「イレギュラー」の増加により、世界が大災害以前の混沌とした時代に逆戻りする懸念を抱く。 最早、彼らは超人が前に進むことを――超人の進化を一歩たりとも許せなかったのである。 そのため、超人閻魔は【キン肉星王位争奪編】でジ・オメガマンという強力な超人を送り出す。 この超人の正体は先の粛清で地球から追放されたオメガの民の末裔が一人、オメガマン・ディクシアであり、マグネット・パワーの秘密を探るのと(次点で)超人閻魔の首を狙うべくスパイとして完璧超人入りした人物であった。 手柄を立てれば無量大数軍に編成すると持ち掛けられ、オメガマンは超人閻魔(の暗殺)に近づこうと承諾。王位争奪戦に乗じてキン肉マン一味、及び彼に感化された主流派ネプチューンマンの抹殺を試みるが失敗。 結局、キン肉マンと仲間達のさらなる成長を促すことに繋がった。 超人閻魔にとっては失敗だったが、死の間際にオメガマンはキン肉マンが自分達の故郷を救える可能性について希望を見出しており、両者にとって対照的な結末に終わった。 だが、超人閻魔は諦めておらず、その一年半後【完璧・無量大数軍編】で締結された「三属性超人不可侵条約」を機に、自ら完璧超人「ストロング・ザ・武道」に扮して無量大数軍を率い、条約破棄という大義名分のもと火事場のクソ力の根絶を決行。 条約調印に出席していた因縁のネプチューンマンを幽閉し、正義・悪魔両超人軍を相手に、完璧なる秩序を保つための全面戦争を仕掛けるのであった。 ●関連用語 マグネット・パワー サイコマンとヘル・ミッショネルズが使う、かつて数多くの超人を苦しめた「インチキじみた」能力。 その実態は地球そのものが持つ、超人パワーと同義のエネルギーである。 発見・命名者はサイコマン。発見時期は定かでないものの、少なくとも完璧の塔解体前であることは確定済み。 普段は地球の内側に眠っており、『アポロン・ウィンドウ』と呼ばれる鍵状の穴を通じて地上に噴き出す。 超人パワーと組み合わせた時の相性が非常に良く、元のパワーを何倍にも増強させる効能を有している。 この時点でも十分強力だが、ザ・マンの後押しを得たサイコマンが研究を続けたことで超人の生命にまで干渉する禁忌の存在へと昇華。超人墓場誕生のきっかけを生み出した。 しかし、マグネット・パワーの発見は同時に始祖達の亀裂の始まりにもなった。 サイコマンと超人閻魔は「完璧な自分達が管理すれば問題ない」として力の利用を全面肯定する一方、それ以外の始祖は「借り物の力でのドーピングに過ぎず、完璧超人の流儀に反する」と否定的な姿勢を見せる。 しかし師の一声には誰も逆らえる筈がなく、結局はマグネット・パワーの利用を黙認することになってしまった。 正義超人の心を封じたバッファローマンに「どんな手を使ってでも始祖に勝て」と発破をかけた悪魔将軍ですらマグネット・パワーだけは毛嫌いしている辺り、相当根深い問題であったことがうかがえる。 更にマグネット・パワーは完璧超人の所有物として完全に独占化されており、いかなる理由があろうと他者がこの力に手を出したり、研究したりすることは絶対に許されない。 始祖の粛清を受けた後に、サイコマンの力を目の当たりにしたオメガの民が研究を開始した時には、再度、始祖自ら(*5)が潰しにくるレベルの機密情報にもなっている。 旧シリーズでは死亡した超人の蘇生、時間逆転と何でもありの万能性を見せたマグネット・パワーだが、元々の本質やサイコマンの研究の成果によるものと考えれば妙につじつまが合う。 閻魔とサイコマン、そしてサイコマンから伝授されたヘル・ミッショネルズがこの魔性の力に傾倒してしまったのも無理は無いだろう。 始祖達の超人強度の低さも、逆に言えばマグネット・パワーに頼らずして(=無量大数軍が邪道の力で底上げされただけの可能性がある)肉体を研磨し続けたから、と捉えても不自然さは感じない。 ただ、公式ではまだ断言されていないため、やはりあくまでも推測の域を出ない。 ちなみに初出のタッグ編では超人墓場の設定はまだないものの、ザ・テリーマンが 臨死体験 中にマグネットパワーの源泉を目にしたり、 その行先の鍵穴アポロン・ウィンドウは( 墓場 と言うのが定説の)前方後円墳だったりと、 後付け設定がピッタリとはまっていると評判。 聖なる完璧の山(モン=サン=パルフェ)/超人墓場 完璧超人始祖、および完璧・無量大数軍の本拠地で、スカンジナビア半島と北極点の中間に位置する孤島。 人間界では未踏の幻の島と呼ばれている。 普段は濃霧に包まれてレーダーにも探知されないため、空路で訪れることは恐らく不可能。 その上、海を渡ろうとすれば灼熱の業火が侵入者を焼き殺すという恐ろしいトラップが仕掛けられている。 トラップにかからないのは完璧超人あるいは始祖のみであり、彼らが「目覚めよ、そして我を受け入れるがいい“裁きの門”よ」と唱えることで海が割れ、安全に辿り着ける道『天への歩道(ロード・トゥ・ヘブン)』が姿を現す仕組みとなっている。 まだ完璧超人でなかった頃のネメシスは普通に泳いで到達できたが、まだトラップが稼働していなかった時代なのか、トラップが資格の有無を自動的に判別していたのかは不明。 案外と突破している超人も居るようなので、後者の可能性も高い。 ジャスティスマンがキン肉マン一行を引率した際には悪魔将軍のケースと違い前述の合言葉の前に「アンジンロッソ」と3回唱えて不思議な踊りを舞っていた。 説明はなかったが、客人を招く場合にはこれが必要となるのだろうか。 完璧の山としては、最強を目指す超人が訪れる登竜門という噂が流れている。 が、大体の一般超人は噂を勘違いして「行けば誰でも最強になれる場所」と思い込み、無駄に命を散らしている。 仮に前述のトラップを突破して辿り着けたとしても、門の先にある『黄泉比良坂』で寝ずの門番を務める参式・ミラージュマンに認められる必要がある。 素質があると判断されれば完璧超人になれるが、実力が足りなければ死あるのみ。 さらにミラージュマンを無視して先に進もうとしても、ミラージュマンの作り出した幻影の超人墓場(本物と違ってまるで天国のような光景が広がる)に迷い込んでしまう……と、セキュリティの観点から見てもまさに完璧の一言に尽きる。 しかし幻影を維持できるのはミラージュマンが存命の間だけ。 彼が死んでしまうと、始祖のダンベルなどによる特別な衝撃を加えただけで鏡の如く砕け散ってしまう。 超人墓場としては、死んだ超人が強制労働させられる場所であることは前述した通り。 その名の通り「地獄」「冥界」と形容すべき暗く険しい世界で、労働者以外に宙をフワフワ漂っている死亡超人の魂も確認できる。 過酷な労働を続け、「生命の玉」を4つ集めた上でなおかつ超人閻魔の審査をパスしなければ現世に復帰することはできない。 かつて超人墓場で働かされた経験のあるウォーズマンが「あんな場所二度と行くか!」と漏らす(*6)ほど、非常に厳しい場所である。 本来は死亡超人と完璧超人、そして墓守鬼以外が入ることはできない空間なのだが、何らかの原因で墓場そのものが崩壊してしまうと現世に直結し、誰でも容易に侵入可能となる。 禁断の石臼(モルティエ・デ・ピレ) 超人墓場を支えている、超人パワーを人工的に生み出す装置。 死亡してパワーを失った超人が現世に復帰するための力の源となっている。 研究が進んだマグネット・パワーを利用して作られた装置のようで、恐らくこの石臼が生命の玉……つまりマグネット・パワーを死亡超人に与える役割を持つものと考えられる。 通常は決まった方向に回さなくてはならず、逆方向に回し続けると超人墓場のシステムが完全にダウンしてしまい崩壊。 死んだ超人は二度と蘇ることができなくなる。 具体的な使用方法は不明だが、火事場のクソ力と組み合わせれば死に瀕した星に命を吹き込むことも可能らしい。 絶対の神器 完璧超人始祖それぞれが持つ、自身の属性を表したダンベル型の特別なアイテム。 側面には始祖のナンバリングに対応した漢字と雷など属性を示す紋様が刻まれ、それに併せて「~のダンベル」と呼ばれる。 常に目に見える形で所持しているわけではなく、大抵は肉体と同化しており必要の際にダンベルとして分離する。 超人閻魔の部屋には彼らのダンベル全てをはめ込む文字盤の祭壇が存在しており、自分達以外の超人が絶滅した、あるいは超人という種が成熟したと全始祖が認めた時にダンベルを捧げることで超人閻魔を含む全ての始祖を消滅させる重要な役割を担う。 しかしその裏では、始祖の自害というルールそのものを疑問視するサイコマンが、ある一人の始祖にしか消滅のエネルギーが向かないよう、システムを遥か昔に改竄していた。 そして、後の『時間超人編(仮)』にてダンベルの正体が曾て始祖達がザ・マンより不老不死の奇跡を受け取る際に替わりに差し出していた超人としての本来の魂であったことが判明。 絶対に傷つかないシングマンの肉体を凹ませたり、ミラージュマンの幻を砕いたりと何で出来ているんだ?と思われていたダンベルだったが、此処に来て設定を回収されることになった。(そして、其れ程に重要な物を受け取っていたということで、彼等をこよなく愛する師であるザ・マンが自らの消滅すらも弟子達の決定に委ねていた理由も解かろうというもの。) 尚、上記の通りで『完璧超人始祖編』にて億年を経て一箇所(始祖の祭壇)に集められたままとなっていた訳だったが、何故かダンベルの正体を知っていた“終焉の刻”ファナティックに利用されてしまい、時間超人勢力にとっても直接対決は避けたいであろう始祖の動きを封じるのに利用されてしまうことになってしまった。(祭壇には偽物を嵌めて目眩ましとした後に回収した本物のダンベル=魂の動きを封じることでジャスティスマンを完全停止状態とすることに成功している。) 完璧の塔(トゥール・パルフェ) 完璧超人始祖が初めて特訓を行った聖地。 垂直に立つ巨大な塔の下にリングが設置されており、始祖達はここでザ・マンと共に鍛錬の日々を過ごした。 下等超人の出現により塔は解体され、リングも地に埋められたが、土地の記憶がそうさせたのか後に人間達が同じような塔を建設。 しかし、建てたのが完璧超人に言わせれば不完全の象徴である人間だったため、本物の塔と違いそれは斜めに傾いてしまい、現代では『ピサの斜塔』としてイタリアの一大観光名所となっている。 リング自体は土地の記憶に働きかければ出現させられるらしく、作中ではガンマンがピサの斜塔を力ずくで垂直に傾けるという荒業でもって出現させた。 完璧の巨像(パーフェクト・ジャイアント) 古代の完璧超人達が建造した、ザ・マンの偉業を讃える巨像。 シングマン曰く、ロドス島にかつて建造されていたことで(現実でも)有名な謎の巨像もこれにあたるらしい。 材料にはシングマンが考案・開発した地球史上初のコンクリート『完璧な人工石(コンプリート・コンクリート)』が使われており、雨風に曝された程度では全く劣化しない耐久性が持ち味。 後にシングマンの手で全ての巨像が破壊された後、現在のアメリカで人間達が同じような巨像を建造したのだが、やはり不完全な人間のせいでザ・マンとは似ても似つかない女神像になってしまったらしい。 ゴールデンキャッスル ゴールドマンが地上で建設した道場であり、悪魔超人始まりの地。 文字通り金ピカに光っており、現在の日本、京都の北山に建つ。 直接指導を受けた超人の中には、力及ばず後の「地獄の断頭台」で首を切断された者もおり、悪魔超人らしい想像を絶する凄まじい指導が行われていたようだ。 シルバーマン一派との地上での抗争が激化したことから、ゴールドマンは本拠地を「超人墓場」をモチーフにして作り上げた異次元である魔界に移したが、記憶を引き継いだ人間の手で似たような建物「金閣寺」が造られた。 シルバーキャッスル シルバーマンが地上で建設した道場であり、正義超人始まりの地。 文字通り銀ピカに光っており、京都の東山に建つ。 兄と違ってシルバーマンの指導は厳しくも優しさがあり、後のキン肉族が掲げる「慈悲の心」はこの時から発揮していた模様。 兄弟が相討ちでマスクになった後、金閣寺同様に人間の手で「銀閣寺」が造られた。 ゴールドマン説得を依頼した立場のサイコマンは、シルバーマンが悪魔超人への抑止力を生み出してくれたのだと勝手に解釈しており、長きに渡り「正義超人は完璧超人の手先」だという認識を持っていた。 しかし、実際はゴールドマンへの説得と観察を続けるうちに、シルバーマンも兄と同じく下等超人の可能性に気付き、一方で兄とは違う穏やかな道が必要との考えから正義超人の創立に至った、というのが真実であった。 階段ピラミッド エジプト・サッカラにある世界最古のピラミッド。 しかし、その実態は古代の三属性超人が覇を競うために争った舞台で、自分達の優位を示すために文字通り登りながら戦っていったという知られざる歴史を持つ。 現代ではリモコン一つでサッカラから鳥取砂丘に移動し、ピラミッドが割れて特設リングが登場するという、古代のロマンもへったくれもない魔改造が施されてしまった。だってゆでだし…… 最下段の複数ある入口は、どれがどの段のリングに繋がるのかは入ってみるまで分からない。 無量大数軍・第2陣と正・悪連合軍の試合はここで行われた。 許されざる世界樹(アンフォーギブン・ユグドラシル) 神々ですらその存在を知らなかった謎の大樹。 カピラリア七光線をも通さぬ素材で出来ており、大災害では一部の下等超人がそこに避難したことで絶滅を免れた。 所々にサイフォン型の透明なドームに包まれたリングが実のごとく成っており、陽に照らされることでその姿が露わとなる。 リングには根元のトンネルから汲み上げられた地下水に流される形で移動する。 樹とは言うが、所々に扉や窓が設置されていたり、ドームの開き方が効果音を見ても明らかに機械的だったりと人工物、または機械と融合した有機物の印象が非常に強い。 後述のサグラダ・ファミリアの伏線が回収された後となっては、最も謎の多い物体である。 現代で言う国立競技場の真下に眠っており、ストロング・ザ・武道の手で地上に現出。 始祖+ネメシスと正・悪連合軍の決戦試合が行われたが、勝負の行方は世界樹が指し示した甲子園球場に持ち越しとなった。 最初のアポロン・ウィンドウ スペインのサグラダ・ファミリア地下に眠る、サイコマンが初めて発見したアポロン・ウィンドウ。 当初は全容すら明らかにされなかった正体不明の代物であったが、サイコマンが仮の姿時にベタな負け芝居を打ってでも急行したことから、この時点で重要な機密事項であるらしいことは臭わされていた。 かつてこの土地は始祖以外に誰もいなかったが、後に人間が棲み付いてしまったため、決して掘り起こされないように「永遠に完成しない教会を建てろ」という啓示を与えて隠し通していた。 万が一暴こうとした者は、ここに隠された『処刑(キリング)リング』の上で文字通り処刑されてしまう。 銀のマスクの光で場所が炙り出された後は、サイコマンから用済みとばかりにサンダー・サーベルで無残に破壊されてしまった。 自由の女神といい、『キン肉マン』の人間界の歴史的名所はなぜいつも……。 『オメガ・ケンタウリの六鎗客編』ではマグネット・パワーの悪用を防ぐため、超人委員会によって警備が敷かれ、かつ若手超人を育成する場も兼ねていた。 エアーズロック 知らぬ者はいないであろう、オーストラリアの巨大な赤色砂岩。アボリジニの言葉で「ウルル」とも。 かつてはザ・マンとゴールドマンの秘密のスパーリング場所であり、当時は今より標高も高い山だったのだが、激しい修行の積み重ねによって削れていき、二人が決別する頃には今の人間達が知る姿となった。 本シリーズにおける最終決戦の舞台として選ばれたが、どちらかと言うとその際にミートが提唱した「『ウルル』のさらに古い由来は、超人閻魔の『グロロ』だったのでは?」というオモシロ起源説の方が印象深い。 なお、悪魔将軍も「ウルル」の呼称を使っているため、この説が当たっている可能性は低いと思われる。 因みに、エアーズロックが元々は数千メートル級の岩山が削れて現在の形になったという説は確実視されている事実である。 オメガの民/オメガ・ケンタウリ一族 かつて地球の頂点に立っていた、支配者の超人の一族。現代の当主はオメガマン・アリステラ。 世界各地にある有名な建造物の一部は元々オメガの民の所有物であり、消滅した後に(残り香のようなものに反応して)人間達が模倣した結果に過ぎないらしい。キン肉マン世界ではよくあること 突然現れた完璧超人始祖らによる粛清を受けてしまい、対抗する力を得ようとマグネット・パワーに手を出すが、これも始祖の怒りを買うことになってしまい地球から追放された過去を持つ。 このような経緯もあり、一族の中では古くからザ・マンを憎悪の対象であると教育しており、オメガの民全員が彼を討ち果たすべき敵であると認識し、抹殺を企てている。 一方で、新たな故郷と定めた星は現代では滅亡の危機に瀕しているため、マグネット・パワーに加えて火事場のクソ力を滅亡回避ザ・マン打倒のカギとして求めている。 安土城 そのオメガの民が超人墓場へ攻め入るために用意していた抜け穴を織田信長(戦国武将)が発見し、作り上げたものと言われる。 地球に襲来したアリステラ達はこの抜け穴で超人墓場への侵攻を目論んだが、残虐の神から一連の事情を聞いたアタルが封鎖したことで使えなくなった。 本能寺の変 ザ・マンから啓示を与えられた明智光秀(戦国武将)が引き起こした事件と言われる。 「師匠、アンチョコを見ながら執筆していいのですか」 「完璧超人とて時と場合にはパクった追記・修正もするわい」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ゴールドキャッスルとシルバーキャッスルを忘れとるぞ -- 名無しさん (2015-09-29 16 50 24) ゆで御大はサグラダファミリアのこと忘れてないよねぇ?ちょっと心配 -- 名無しさん (2015-09-29 17 05 12) 記事作成乙。しかしここに見られる完璧超人のやたら掘り下げられた設定を見ると、原作ゆでとブレーンの担当の苦心も見えるようだ・・・ -- 名無しさん (2015-09-29 17 14 02) 選民思想を抜きに考えたら高潔な求道者なんだよなぁ…… -- 名無しさん (2015-09-29 17 24 56) ↑本当にそれさえなきゃ尊敬できる連中なんだよな……超人墓場も閻魔の意にかなう超人だけってのを除けば再起を望む超人からすれば最後の希望だし、確かな実力もあるからエリート意識が強くなるのも理解できるんだけど、その矜持と自負も行き過ぎればただの害悪でしかないんだよな……しかも基本身内だけで引き籠ってるから自浄しないんだよな…。 -- 名無しさん (2015-09-29 18 05 07) 始祖の大半が本心ではあやつの考えを認めていないっていうのがもう・・・ -- 名無しさん (2015-09-30 00 54 46) 完全管理主義の閻魔、実力主義のゴールド、精神性重視のシルバーと今回のシリーズは各勢力の主張がかなり上手く対立してる -- 名無しさん (2015-09-30 02 47 22) 何が凄いって剣や盾等じゃなくてダンベルを堂々と「神器」と呼んでいることだな。プロレス漫画ってことを考えても普通はメダルとかトロフィーとが関の山なのにダンベルという素敵チョイス…さすがはゆで -- 名無しさん (2015-10-01 00 58 56) ↑タイトルなど無用(ケンダマン談)と豪語する完璧超人らしいなw -- 名無しさん (2015-10-01 01 10 43) 金閣寺は北山じゃなかったっけ -- 名無しさん (2015-10-01 22 08 40) ネプチューンマンを蘇らせた完璧超人は? -- 名無しさん (2015-10-02 01 32 16) ↑4 完璧超人の常に高みを目指し続ける思想上、過去にあった成功の証でしかないトロフィーやメダルよりも、完璧で有り続けるのに必要な鍛錬器具こそが、神器と呼ぶに相応しいんだろうな -- 名無しさん (2015-10-02 09 07 24) 2世の頃には完璧超人なんて名前が違うだけの悪行超人と変わらない存在に落ちぶれたことを考えると、超人閻魔と始祖の存在がどれだけ大きかったか分かるな。つうかあの時代の完璧超人って掟とか始祖のこととか知ってるのか? -- 名無しさん (2016-01-14 00 31 23) ↑3 通称『完璧超人いい奴三人衆』だな。誇り高く、友情に篤い真の漢たちだ。ある意味理想の超人と言えるが、ラージナンバーズの粛清から逃れることができただろうか・・・ -- 名無しさん (2016-01-19 10 01 13) マグネットパワーで強度を底上げしていた疑惑が。無くなって没落したのも辻褄が合ってしまう・・・ -- 名無しさん (2016-02-23 14 21 02) ↑2 いいヤツらっぽかったけどそいつらのネプ蘇生もマグネットパワーの応用だったのかな。 -- 名無しさん (2016-02-23 16 33 07) ↑真相を知らないとすれば使ってたかも -- 名無しさん (2016-02-28 08 49 35) マグネットパワー追記する -- 名無しさん (2016-02-28 09 21 36) ずっと疑問なんだけど、カピラリア大災害の後、始祖以外の完璧超人はどこから現れたんだ? -- 名無しさん (2016-03-30 19 52 56) オタクが失敗した人間に対して徹底的に叩く様は完璧超人に近い -- 名無しさん (2016-04-04 12 46 58) ↑シングマンの記事でもそう評されてるからやっぱそんなもんだろうな完璧超人は… -- 名無しさん (2016-04-07 00 26 04) ↑3 いまいる完璧のほとんどは世界樹の陰に隠れて助かった末裔の中からスカウトされた超人だと思う。完璧の巨像の周りでヒャッハー超人に殺されてたのは始祖の子孫らしいけど…なんかやな想像しかできないw -- 名無しさん (2016-04-08 22 42 04) カピラリアを使えるプリズマンも実は完璧なんじゃね?疑惑が -- 名無しさん (2016-05-01 06 05 22) 大災害後のヒャッハー超人再出現以前に、始祖以外の完璧超人が存在してたの?この辺時系列がよくわからん。。 -- 名無しさん (2016-11-09 15 06 23) グレートタイフーンたちはいいやつだし高潔なやつなんだけどデザインがあまりにもアレすぎて出せなさそうなのが欠点かな! -- 名無しさん (2016-12-13 02 40 53) ↑2生き残ってた中から見所のある奴をスカウトし始めたんだと思ってた。 -- 名無しさん (2016-12-13 10 51 36) ミートさんがついてきたからトンデモ起源説が当たってる可能性もあるだろうけど、とりあえず将軍様が使ってたので…… -- 名無しさん (2017-01-23 19 26 09) ↑あやつもウルルと呼んでたような… -- 名無しさん (2017-02-07 17 38 20) ↑15あいつら無量大数軍並に超人強度あるよねー -- 名無しさん (2017-02-07 17 41 41) ↑8あいつらに子供がいるってのが全く想像できんぞ… -- 名無しさん (2017-02-07 17 44 43) 個人的には武道かサイコマンがマグネットパワーを使って見どころのある人間を超人に改造したんだと思う -- 名無しさん (2017-02-07 18 57 11) 凶器攻撃はダメと言いながら他所から力を持ってくるマグネットパワーは良いという悪く言えばダブルスタンダードの悪影響がネプキンの「完璧超人も時と場合によっては凶器を使うこともあるわい」なんじゃないかなあと少し思っている -- 名無しさん (2017-02-07 21 32 29) 賢いミートくんの説が外れるなんて -- 名無しさん (2017-02-14 00 21 13) ネプチューンマン蘇生組はアニメ版ではカットされてしまった… -- 名無しさん (2017-02-21 22 19 47) 超人閻魔帳は作中描写で強さランクを付けてたっぽいので、今だったらネメシスSミラージュとペインAって評価にはならなさそう -- 名無しさん (2017-05-27 12 35 15) Ⅱ世の頃の完璧超人って本当に完璧超人なのか -- 名無しさん (2017-06-07 22 58 37) ↑ネプチューンキングの弟子のうち、ネプチューンマンに同調せず、本来の完璧超人の元にも戻らず、そのままただのならず者に成り下がった自称・完璧超人と考えるのが自然だろう。もっとも、いくらゆでとはいえ新シリーズはⅡ世と繋がらないと考えたほうが良いだろうが -- 名無しさん (2017-06-08 09 52 56) 麒麟男も屍魔王も格派閥のボスの顔してなかったよな -- 名無しさん (2017-09-28 20 01 45) 2世の完璧超人一派は完璧超人の歴史を勝手に崇拝して名乗ってるゴロツキ集団なんじゃ -- 名無しさん (2017-11-08 18 26 50) 散々な評価の癖に1000人もの超人がついて行った武道ってカリスマ性があったんだな -- 名無しさん (2018-01-13 22 26 11) ↑カリスマ性もそうだが、腐敗や堕落するのは楽だからね。甘い汁吸えると思って動いた連中も多い筈。放逐されたとはいえ完璧超人だから、超人閻魔の法に逆らわなければ粛清されるまではしないだろうし。 -- 名無しさん (2018-02-05 20 49 22) そんな武道について行った中にもネプチューンマンを救った奴らも居るから悪人だけじゃないんだな -- 名無しさん (2018-06-02 22 09 00) 始祖のナンバーが0~10なことを考えると無量大数ってすげー皮肉めいた名前だよな… -- 名無しさん (2018-09-18 01 44 51) あいつら相手に信長は戦仕掛けようとしてたのか… -- 名無しさん (2019-02-25 08 33 24) ↑挑む相手が超人(神)だとまでは知らなかったんじゃないかな? -- 名無しさん (2019-02-25 08 43 06) むしろ光秀のほうが、あやつにそそのかされて裏切り者の汚名をかぶせられたあげくに落ち武者狩りの竹槍に刺されて落命と悲惨過ぎる -- 名無しさん (2019-02-25 23 29 42) 光秀は天王山竹林(竹槍)デスマッチで秀吉に負け、自害せずに逃げようとしたから完璧の掟に則り粛清されたとか。 -- 名無しさん (2019-06-09 20 37 06) 女優の森川葵って完璧超人の類いでは…。 -- 名無しさん (2020-07-26 21 15 23) 文章的に三田さんが内面も非の打ち所がないない人格者みたいになってるな -- 名無しさん (2021-09-05 23 31 49) 本家Wikiだと、靴木白唐(バリハケン)っていう超マイナーキャラが例に出されてて草。出木杉くんとかじゃないんだ・・・・・ -- 名無しさん (2024-09-11 00 06 55) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/8265.html
PI/SE18-11 カード名:完璧超人? 美遊 カテゴリ:キャラクター 色:青 レベル:1 コスト:0 トリガー:0 パワー:5000 ソウル:1 特徴:《マスター》?・《魔法》? 【自】 このカードがアタックした時、クライマックス置場に青のクライマックスがあるなら、あなたは1枚引き、自分の手札を1枚選び、控え室に置く。 あ、飛んでる… レアリティ:R ・関連カード カード名 レベル/コスト スペック 色 備考 魔法の練習 イリヤ 0/0 500/1/0 青 絆
https://w.atwiki.jp/svsm_wiki/pages/290.html
No.0202 カード名:桂 ヒナギク/完璧超人/女 パートナー:三千院 ナギ/ツンデレお嬢様/女 レベル:1/攻撃力:1500/防御力:4500 【妹】【武器】「ずいぶんうっかり者の執事さんね!!」(エントリースパーク) [自] あなたのベンチに《応援》がいるなら、あなたは相手のフィールドのカードを1枚選び、相手の控え室に置く。 レアリティ:RR 作品名:週刊少年サンデー「ハヤテのごとく!」
https://w.atwiki.jp/svsm_wiki/pages/574.html
No.0202 カード名:桂 ヒナギク/完璧超人/女 パートナー:三千院 ナギ/ツンデレお嬢様/女 レベル:1/攻撃力:1500/防御力:4500 【妹】【武器】「ずいぶんうっかり者の執事さんね!!」(エントリースパーク) [自] あなたのベンチに《応援》がいるなら、あなたは相手のフィールドのカードを1枚選び、相手の控え室に置く。 レアリティ:RR 作品名:週刊少年サンデー「ハヤテのごとく!」
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/28880.html
登録日:2014/06/18 Wed 19 46 13 更新日:2024/09/19 Thu 12 12 22NEW! 所要時間:約 11 分で読めます ▽タグ一覧 「様」をつけて呼びたい方々 いにしえの闘神たち オモシロ起源説 オリジン カラフルな項目 キン肉マン キン肉マン用語集 ダンベル パーフェクト・オリジン 不老不死 仲良し集団? 伝説 全ての始まり 古代 名勝負製造機 哀しき決別 墓場 墓守鬼たちのアイドル 天使 始祖 完璧 完璧超人 完璧超人始祖 悪魔将軍 戦いの神 最強 無敵 神器 神話 管理者 裁きの主 超人 超人レスラー 超人墓場 超人閻魔 選ばれし者たち 選民意識 閻魔 完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)とは、現在週プレNEWSでWEB連載中の漫画『キン肉マン』に登場する集団。超人のカテゴリーである。 【概要】 【結成の経緯】 ●メンバー◇“完璧・零式(パーフェクト・ゼロ)” ザ・マン ◇“完璧・壱式(パーフェクト・ファースト)” ゴールドマン ◇“完璧・弐式(パーフェクト・セカンド)” シルバーマン ◇“完璧・参式(パーフェクト・サード)” ミラージュマン ◇“完璧・肆式(パーフェクト・フォース)” アビスマン ◇“完璧・伍式(パーフェクト・フィフス)” ペインマン ◇“完璧・陸式(パーフェクト・シックス)” ジャスティスマン ◇“完璧・漆式(パーフェクト・セブンス)” ガンマン ◇“完璧・捌式(パーフェクト・エイス)” シングマン ◇“完璧・玖式(パーフェクト・ナインス)” カラスマン ◇“完璧・拾式(パーフェクト・テンス)” サイコマン 余談 致命的な弱点 【概要】 その名の様に原初の完璧超人。 新シリーズ最初に登場したエリート部隊である完璧・無量大数軍(パーフェクト・ラージナンバーズ)よりもさらに高次の存在で、超人の神に最も近い亜神、天使とも呼べる存在達である。 太古の誓いにより不老不死を受け入れ、数億年を生きている最も古い世代に属する超人達でもある。 建前上は一人一人が完璧たる完璧超人に格差は存在しないのだが、実際には現行のエリート部隊である無量大数軍をして畏怖と敬意を示す程に位が高く、実力に於ても無量大数軍以下の一般完璧超人とは圧倒的な格差がある。 そもそも“完璧超人”とは、太古の昔に完璧を極めた彼等が名乗り始めた呼び名であって、現在の完璧超人の掲げる完璧思想の根源にして権化、完璧なる体現者でもある。 事実、既に完璧を極めている始祖には一般完璧超人が守らねばならない“敗北による自害の掟”等は適用されないが、下記の様に始祖には始祖のみの誓いによる掟が存在している。 現行のエリート部隊である無量大数軍も、結成理由を考えると始祖が集団として機能出来なくなった代理によって結成されたと推察出来る程である。 始祖は、各々の間を本拠地たる『完璧の山』内に持ち、出帆した者を除く始祖は“超人閻魔”の命に従い基本的にその中に籠り、他の一般完璧超人とすら接触しようとしない。 始祖達からしても、概ね無量大数軍以下の一般完璧超人は自分達とは隔たりがある存在として認識されている模様。 後に語られた歴史を見るに、そもそも完璧超人とは、彼ら始祖の影をなぞっただけの存在だったと呼んでも差し支えないだろう。 完璧超人の開祖たる超人閻魔を含め、零式(ゼロ)から拾式(テンス)までの11人が存在する。 このシリーズの敵ではあるものの、彼らなりの理想や信念、正義を持った集団であり、純粋な『悪』とは言い難い。 (同時に将軍=ゴールドマンや彼の率いる悪魔超人軍も自由のために秩序を破壊するダークヒーロー的な描かれ方をしており、決して正義超人と同じ道を目指してはいない) 因縁ゆえにかつての思い出の風景が回想シーンとして描写されることが多く、また始祖同士の人間関係やバックボーンがしっかり定められていることもあり、従来のいわゆる悪行超人にはない不思議な魅力を放っている。 実際、同シリーズでの戦いは全てイデオロギーと過去の約束に起因するものであった。 本編で見せた恐るべき実力と裏腹に、彼ら自身の超人強度は意外なほど低く、平均値ならば無量大数軍の方が上。 ……どころか超人強度に限れば完璧超人では最低値の1000万パワーに近い者が殆どである。 この点は旧シリーズで設定された悪魔将軍やヘル・ミッショネルズの超人強度の数値を考慮して決められたものと思われる。 もっとも『Ⅱ世』でアシュラマンが「同じ超人強度でも鍛え方が違う!」というようにさほど不自然な設定でもないだろう。 実際、後代の完璧超人には完璧超人とするために人工的な転生=マグネットパワーを利用した増強の可能性が指摘されているため、数値上では上回られることは不思議なことではない。 なお、完璧超人始祖はそれぞれ超人閻魔から絶対の神器と呼ばれるダンベルを授けられている。 悪魔将軍こと完璧・壱式ゴールドマン曰く、これら全てを超人閻魔の部屋にある祭壇に掲げた時、始祖全員の存在が消滅するという。 このダンベルは全宇宙から始祖以外の超人が消滅した、または超人という種が成熟を果たしたと全ての始祖が認めた時に使われる。 この事実からも、始祖の崇高さと特殊性が解ろうと云うものである。 余談ながら、メンバー全員が超人界のトップに位置しているずば抜けた実力者であるため、 この手の集団に有りがちな「最初に倒されたメンバーが話が進む事にどんどん格落ちしていく」という創作物でよくある現象が発生しておらず、 逆に話が進むたびに初期に倒されてしまったメンバーの株や格、評価が上がっていくという珍しい集団。 無論後発のメンバーの株や評価も同様に落ちていない。 その肩書きに見合った圧倒的な強さと魅力的なキャラクターもあって11人とも非常に人気が高く、 彼らと戦う超人達もまた皆死力を尽くして戦う激闘・死闘にもつれ込むこともあり、始祖との戦いはどれも読者に強烈なインパクトを残すベストバウトになることが多い。 実際、戦いに於ても描写が一貫されており、始祖同士でも無ければまともにダメージが与えられず、一般完璧超人以下の超人では、たとえイレギュラーであっても相手の力を利用するか、偶然を味方に付けなければ勝利できなかった程。 正義超人でも屈指の実力者である筈のテリーマンも試合その物は完封された上で、裁きの為の攻撃に耐えたことで許されるという結末だった。 結果的に下等超人に敗れたペインマンとカラスマンも、内心では下等超人を認めたがっていたとサイコマンに分析されており、始祖達に数千万年以来の悩みが無く本気で叩き潰しにかかっていた場合には、火事場のクソ力を身につけたイレギュラーを相手にしても尚、太古の下等超人の粛正の再現となっていた可能性すらある。負けてやるつもりはなかっただろうに加減している内に汚い罠(褒め言葉)に嵌められて自分の力を利用される形で敗退してしまったシングマンが哀れ。 この為、読者としてもまともに勝てたという印象を持てず、余計に完璧超人始祖という集団が魅力的に見えるという結果を生んだのである。 始祖達は、それぞれ必殺技(フェイバリット)として「完璧~式奥義」を持つが、この表記で必殺技を披露したのはガンマンから。 よって彼の試合よりも前に退場したメンバーは必殺技を奥義とは呼んでおらず、また彼より後に登場した始祖の中でもシングマンだけは「捌式奥義」と明言して技を発動した描写はない。 アビスマンは後に回想シーンで「奈落斬首刑」が奥義だと明言されたが、ミラージュマン・ペインマン・シングマンは奥義を使わないまま退場したのか既に使った技のいずれかが奥義なのかは不明のままである。(2024年7月より放映されるアニメ版にて上書きされていく可能性もあるが。) また、亜神級の超人と云うだけあってか次元を越えて空間を繋いだり、首をはねられても超人墓場での労役を経ずに時間こそかかるものの自力で力を蓄えて復活するなどといった、半神的存在でもある一般完璧超人以下の完璧超人や下等超人達とは一線を画す超能力も持つ。 【結成の経緯】 太古の昔、天上界の神々は超人という種を創造した。 しかし超人達は私欲から暴走し、戦争の絶えない絶望の世界を作り出してしまう。 その惨状を嘆いた神々はついに下界へ干渉することを決意、超人に有効な「カピラリア七光線」を照射して全ての超人を根絶させ、 一度世界をリセットするという手段に乗り出す。 だが、その決定に神々の中でも一、二を争う実力者であり穏健派のトップである慈悲の神が反対。 彼は『今もなお絶望の世界を変えようと努力する、能力・人格に優れた超人は救うべき』と主張し、『自分も神の座を降りて超人となり、彼らを完璧な存在に育て上げてみせる』と宣言した。 そしてその神は天上界を去り肉体を得て一人の超人=「ザ・マン」へと名を変えると、ザ・マンと彼によって光線発射の前に見出だされた10人の超人が完璧超人と呼ばれる神に至ろうとする超人の始祖となったのである。 彼らは現在のスカンジナビア半島と北極海の間に「聖なる完璧の山(モン=サン=パルフェ)」という島を築き、管理を放棄した神々に変わって超人界の秩序の維持を司り、陰遁しつつも超人達の種としての成熟を望んだ。 ……つまり、金銀兄弟による天上兄弟大喧嘩や、それを裁いた裁きの神ジャスティスや、ジャスティスを派遣した神々といったように、過去の神話で語られていた超人の神々とは実は彼等のことだったりする。(*1) また、結成理由について完璧超人始祖編でのシルバーマンは「超人という種を神の怒りから保護するため」、 オメガ・ケンタウリの六鎗客編でのジャスティスマンは「本来はそういう手合いを始末するのが完璧超人始祖の任務」、 だがサタンなどではなく「数億年単位の太古から隠れた別のところにある危機を見越して最高の戦力として育て上げようとしていた」……と語っていた。 そして、同章のラストにて、遂にザ・マン自らの口から明かされた危機とは、天上界でザ・マン=元・慈悲の神と対立すると共に超人という種の滅亡を主導していた、“調和の神”と彼に賛同する過激派とも呼ぶべき神々の勢力のことであり、彼らがもし、自ら地上侵攻してきた場合にはそれを食い止める地上の最高戦力の役をも盛り込まれていたことが判明した。 そして、その“強さ”も章が進んでも尚も『キン肉マン』世界でも最高レベルであることが半ば明言されており、実際に地上進行するに至った“調和の神”ことザ・ワンに従い下天した超神達は、当の“調和の神”を除いてならば始祖を除外した現在の熟成してきた地上の超人達で対処が可能とザ・マンに見切られていた。 そして、続いて敵となった“調和の神”に先んじて下天して宇宙崩壊レベルの異変の仕掛けを施していた“刻の神”が生み出した時間超人達の中でも、完成形にして一億パワーを持たせた超人である“五大刻”は始祖に比肩する能力を持ち得る敵として、超神達との戦いを乗り越えたスグル達をして戦慄させる理由(●●)となっている。(*2) だが、「争いのない理想の世界を作る」「もし管理に失敗して超人が全滅してしまった時は自害する」という善意に基づき地上を管理していた彼らの理念も、億単位の年月が過ぎる中で形骸化して暴走。 古代においてはまた弱いものを見つけては虐げ始めた下等超人のサイフォンリングを始めとする大粛清に至り、完璧超人による世界の徹底管理の末に、その維持すら難しくなったと判断されたことが、一連の事件の発端となった無量大数軍による他種の超人の粛清といった事態を招いてしまった。 この事態に対し、ケジメをつけるかのように「聖なる完璧の山」への侵攻を決めたのは、かつての始祖の一人であった「ゴールドマン=悪魔将軍」であった……。(*3) ●メンバー 単行本51巻の巻末インタビューにてザ・マンの命名理由が明かされた際に、ヒーローの原点として全員の名前を“〇〇マン”で統一したことが明かされている。 ◇“完璧・零式(パーフェクト・ゼロ)” ザ・マン だから私は何度でもやり直す 未来永劫に続く磐石の"完璧(パーフェクト)"を今度こそ作り出すのだ! 所属:完璧超人 出身:天上界 身長:不明 体重:不明 超人強度:9999万パワー 完璧超人の開祖。より良い超人界を築くために、あえて自ら下界に堕ちた慈悲深き神。 現代に置いては生と死を司る超人墓場の管理者、超人閻魔を名乗っている。 「神とは常に完璧な存在でなくてはならない」「下界の超人が失敗作であると認めた時点で私は己を神と認定できなくなる」 と高らかに主張し、調和の神を始めとする神々による全超人の粛清計画に反対。 「超人を創ったことは失敗ではなかったことを、自分自身に、そしてお前たちに証明してみせたい」 と朗らかな笑顔で仲間の神々に語るなど、本来は高潔な理念を持った神格だったと思われる。 また、始祖とその子孫以外の、暴れまわるしか能がないどうしようもない下等超人たちが生き残っていたことが発覚していた際にも「むしろ私は嬉しい」と受け入れ、粛清を唱えるガンマンたちを諫めるほどの器の大きさも持ち合わせていたが……。 唸り声は「グロロ~」。 明言はされていないが始祖たちの態度から自分のダンベルは持っておらず、壱~拾式の合意に従うつもりであったと思われる。(*4) なお、本名が明らかになる前は上記の唸り声から「グロロー神」「グロローマン様」、 始祖たちが(敬愛してやまない者でも)「 あやつ 」としか呼ばないことから「あやつマン」、 読者投稿による元デザインから「ゼウスマン」、 あるいは全部合わせて「慈悲深いあやつ・ザ・閻魔」などの愛称で親しまれていた。 その後の彼の行動については当該項目を参照。 ◇“完璧・壱式(パーフェクト・ファースト)” ゴールドマン だから私は…殺しに来た 所属:完璧超人→悪魔超人 出身:天上界 身長:220cm 体重:162kg 超人強度:1500万パワー 悪魔超人の開祖。 旧作で悪魔超人最後の刺客・悪魔将軍となったゴールドマンその人。 悪魔将軍の正体については『Ⅱ世』までは曖昧な所があったが、設定が再編された『完璧超人始祖編』からは基本的にゴールドマンが正体であると明言されるようになった。 天上界最強の格闘技の達人、戦いの神としてキン肉族に崇められていた闘神として伝えられていたが、その実態は完璧超人始祖という神にも匹敵する力と神々に準じる地位を持つ集団に属していた古の完璧超人……つまりは、兄弟共々に神に最も近い超人だったというのが真実であった。 弟のシルバーマンとはかつての天上兄弟大喧嘩として伝えられる神話の末に互いに剣で首を撥ねて相討ちになったと伝承され『黄金のマスク編』でも事実として語られていた訳だが、この『完璧超人始祖編』にて両名こそが悪魔超人と正義超人の開祖であったことと、二人の戦いが両陣営の争いにより激化した地上の戦乱を収めるべく超人墓場(ザ・マンと残った始祖達)の介入により起きた決着の為の決闘であったと判明した。 とはいえ、共に地上に降りたからといってシルバーマンと歩調を合わせていなかったのは確かであり、当人も「やつら(始祖)と私の理想は違った、そして私と弟の理想も違った」と回想している。 超人閻魔に最初に始祖として見定められた超人であり、頂上決戦の際には最強の完璧超人だった男とまで評されている。 勿論、これは後にゴールドマン以上の完璧超人が現れたという訳ではなく、袂を分かった為。 他の始祖からも一目置かれるほどの実力者だったが、かつての理念を暴走させ、自らの「完璧」という理想像を超人界に圧しつけるようになった超人閻魔と同志達に失望。 周囲の反対を振り切り、自ら始祖の座を降りて地上界で己のやり方で超人を導こうとした過去を持つ。 当時から相当強情な性格であったらしく、同志達からも「石頭野郎」「融通が利かない」「人付き合いが下手だった」と称されている。 しかし、その石頭故に譲らぬ信念により堕天したことで、かつての己を含む始祖すら超えた実力を地上で獲得。 “あやつ”自らが地上侵攻したことを知り、かつての同志を諸共に皆殺しとすべく動き出した。 掛け声は「トアーッ」。 袂を分かつ前に、超人閻魔から絶対の神器のひとつ「天のダンベル」を授けられている。 詳しくは当該項目を参照。 ◇“完璧・弐式(パーフェクト・セカンド)” シルバーマン 超人という種族には その可能性がある! 希望がある! 所属:完璧超人→正義超人 出身:天上界 身長:220cm 体重:162kg 超人強度:1500万パワー 正義超人の開祖。ゴールドマンの弟。 兄と互角の実力を持った無敵の格闘技者でありながら、争いを好まない慈愛に満ちた気質ゆえ、平和の神としてキン肉族に崇められている。 『黄金のマスク編』での天上兄弟大喧嘩の代理戦争となった正義・悪魔超人の全面戦争後に兄と和解し金銀合体マスクとなっていたが『完璧超人始祖編』の開幕と共に分離していた。 そして、ゴールドマンが純粋な超人の神ではなく完璧超人始祖であると明かされたと同時にシルバーマンも始祖であったことが判明した。 主張の違いから大喧嘩の末に兄弟で互いの首を撥ね合ったという凄惨な伝承もあるが、根は理知的な穏健派。 かつての始祖時代においても同様の扱いであり、犬猿の仲であるガンマンとサイコマンの仲裁をよく行っており、サイコマンからは「他の好戦的な始祖とは違う」と友情にも似た好意を抱かれている。 ゴールドマンが始祖と決別し超人墓場を去った後、監視を名目に地上へ降りた後にシルバーマンも兄と同様に超人墓場へと戻ろうとはしなかった。 兄と互角と云うだけあって、ザ・マンからは其々に右腕と左腕と評されたまでの実力者であり始祖の中でも筆頭格と呼べる男。 実際、かつての大粛清の際には兄弟揃って最も地上の超人達を血祭りに挙げ“虐殺王”の称号を戴いている。 信頼も厚かっただけに、両腕である金銀兄弟と袂を分かったことはザ・マンにとっても後々までに響く禍根となり、その二人が共に超人墓場に戻らなかったことが完璧超人始祖の組織としての崩壊を決定付けた。 金銀合体マスクより分離した後には単身でキン肉星に残留していたが、ザ・マンやサイコマンまでもが正体を明かす中で行われた完璧超人陣営と正義・悪魔超人連合軍の最終決戦を前に彼も実体を持って地球に降臨。 古代における地上超人粛清の急先鋒であったこと、正義超人誕生の裏に隠された真実など不穏な情報が語られる中、彼が秘める真意とは……? 掛け声は「ツアーッ」。 袂を分かつ前に、超人閻魔から絶対の神器のひとつ「地のダンベル」を授けられている。 詳しくは当該項目を参照。 ◇“完璧・参式(パーフェクト・サード)” ミラージュマン 神代からの黄泉比良坂の番人としてきさまをこの先に通すわけにはいかない! だからゴールドマン いや、悪魔将軍よ! 今日が私ときさまの闘い納めだ!! 所属:完璧超人 出身:ポルトガル 身長:263cm 体重:405kg 超人強度:2200万パワー 地上に表出した超人墓場の入口である聖なる完璧の山を守る寝ずの番人。 ミラージュ(蜃気楼)の名前通り、虚像と幻影を意のままに操る鏡の化身超人。 騎士を思わせる黒光りする金属のようなボディに悪魔将軍を上回る身長と、威圧感たっぷりの外見を持つ。 茫洋とした仮面のような顔だが、ゴールドマン・シルバーマン兄弟のようにそういう素顔なのか、覆面超人なのかは不明。 超人墓場の入口が封印された後には、外界から完璧超人となることを求めてやって来る超人達を選別する役目と、超人墓場の地獄のような光景を楽園に見せかける為の幻影の維持という役目を負っていた。 掛け声は「ゴバッゴバッ」。 絶対の神器のひとつ「氷のダンベル」を所持する。 詳しくは当該項目を参照。 ◇“完璧・肆式(パーフェクト・フォース)” アビスマン オレたち二人の対決にゴングなど必要ない! そうだよな? 所属:完璧超人 出身:トルコ 身長:202cm 体重:185kg 超人強度:2600万パワー 超人墓場で行われる労役を超人閻魔に代わって視察している番人。 過去の傷から「バットマン」 のヴィラン、ベインを思わせるようなマスクで顔の下半分を覆い、肩に七支刀のような突起のある肩パッドを着けた、ずんぐりした体格の超人。 獄卒の鬼たちのあるがままの様子を観察するためか、完璧超人名物・オーバーボディを纏って自身も鬼に変装し、こっそり見回りをしていたりする。 会社で言うなら社長が平社員のふりして現場の抜き打ち視察に来るようなもので、下っ端の鬼たちにとっては大変心臓に悪い存在。 笑い声は「モガッモガッ」。 絶対の神器のひとつ「焔のダンベル」を所持する。 詳しくは当該項目を参照。 ◇“完璧・伍式(パーフェクト・フィフス)” ペインマン いや、わかりあえなかったのが哀しいのではない ただ言い争いができなくなった… それが私は哀しいのだ 所属:完璧超人 出身:アルゼンチン 身長:198cm 体重:95kg 超人強度:1800万パワー 全身を巨大なエアキャップ(割れ物を包むプチプチしたアレ)に覆われた超人。 超人墓場崩壊後、侵入してきた悪魔六騎士の迎撃に現れる。 非常に軽やかで陽気なテンションの持ち主で、話好き。 大半のメンバーが頑固者である始祖の中にあって「柔軟性」を主張する、ある種異質な存在。 下等超人に対してもある程度の理解を示し穏やかに語りかけ、部下からの信頼も篤い人格者だが、「真綿に針を包む」という言葉のごとく、レンズ状に頭部を覆うプチプチの奥には油断なく鋭い眼光を放つ眼が隠れている。 笑い声は「テハハハ」。 絶対の神器のひとつ「風のダンベル」を所持する。 彼の登場でダンベルが3つ続いたことにより、絶対の神器は属性は違うが全部ダンベルという衝撃の事実が判明した。 詳しくは当該項目を参照。 ◇“完璧・陸式(パーフェクト・シックス)” ジャスティスマン 我が名はジャスティスマン! この世の理を与る完璧超人始祖が一人 “完璧・陸式”と呼ばれる者である! 所属:完璧超人 出身:スイス 身長:209cm 体重:136kg 超人強度:1500万パワー 本編では最後に登場した完璧超人始祖。 “漆式”ガンマン以降も始祖のナンバーが進む中でも“陸”の登場が後回しにされていたが、悪魔超人の本拠地である魔界にてアシュラマンの対戦相手として満を持して登場した。 旧作の【悪魔六騎士編】にて存在が語られていた裁きの神ジャスティスその人である。 始祖編においてゴールドマンとシルバーマンがピックアップされる中、その兄弟喧嘩を仲裁したと神話で伝えられるジャスティスの存在は密かに注目されていたが、そのジャスティス自身も始祖として登場することになった。 またこれにより、神話において緊急会議を開きジャスティスを派遣した「他の神様たち」が本物の天上界に居る超人の神々ではなく、超人閻魔と完璧超人始祖の面々だったと確定した。 事実、実は『王位争奪戦編』にて登場していた超人の神々と邪悪五大神達は実際には地上の管理・運営は行っておらず、地上(宇宙)の管理を行っていたのは超人閻魔と始祖達であったことも明かされた。 名前の通り厳格な性格で、魔界とその王族を「不完全な地に住まう偽りの王族」と断じている。 始祖の中でも格闘技術と隙のない冷静沈着な判断力という点で群を抜いた存在であり、感情などの不安定な要素には価値を認めていない。しかし…。 掛け声は「ハワーッ」。 絶対の神器のひとつ「光のダンベル」を所持する。 詳しくは当該項目を参照。 ◇“完璧・漆式(パーフェクト・セブンス)” ガンマン 完璧超人始祖“漆式” ガンマンを前に頭が高いわ――っ!! 所属:完璧超人 出身:モロッコ 身長:302cm 体重:580kg 超人強度:3800万パワー 事あるごとに下等超人の粛清を主張し続けていた、始祖の中でも特に過激な危険人物。 その思想は他の始祖達からも度々に諌められており、超人閻魔はガンマンを外界に出さないようミラージュマンに厳命していたようだ。 性格も思想通りに苛烈な頑固者で、とにかく人の話を聞かず、嘘偽りを絶対に許さない。 「弱い下等超人の名前など覚えておく価値も無い」と言い切る傲慢さも持ち合わせている。 それでも超人界の未来を憂う気持ちは本物であり、当然その実力も始祖に相応しい強豪超人。 衝撃的なデザイン変更によって日本全国の読者を爆笑の渦に引き込んだことでも知られる。 笑い声は「シャババーッ」。 絶対の神器のひとつ「土のダンベル」を所持する。 詳しくは当該項目を参照。 ◇“完璧・捌式(パーフェクト・エイス)” シングマン 記念によ~~く見ておくがいい マッ! 所属:完璧超人 出身:アメリカ 身長:298cm 体重:800kg 超人強度:3000万パワー 3メートル近い長身に、前衛芸術のオブジェのようなメタルボディを持つ超人。 その身体は宇宙から飛来してきた地球には存在しない未知の超金属で構成されており、いかなる攻撃にも傷一つつかない凄まじい強度を誇る。 始祖の中でも特に超人閻魔の提唱する理念に心酔している様子を見せ、それを愚弄する者への敵意の激しさは盟友であるガンマンに勝るとも劣らない。 真面目が過ぎるあまり他者の価値観を許すことができないタイプだが、話そのものは聞いてやれる穏便な性格の持ち主。 口癖は「ギラギラ」「マッ!」。 絶対の神器のひとつ「星のダンベル」を所持する。 詳しくは当該項目を参照。 ◇“完璧・玖式(パーフェクト・ナインス)” カラスマン 下等超人といえど… やはり闘うのはリングの上がよかろう! 所属:完璧超人 出身:日本 身長:260cm 体重:190kg 超人強度:2000万パワー 背から漆黒の翼を生やし、鴉天狗を模したような仮面をつけた細身のマスクマン。 艶やかな黒髪をオールバックに撫でつけたヘアスタイルはステロタイプの吸血鬼のようにも見える。 常に自らに従う大量のカラスを引き連れており、その中でも特にお気に入りの二羽にそれぞれ「ネバー」と「モア」という名前を付けて可愛がっている。 二羽の名を繋げると「Nevermore(2度とない)」となる。 かつて生涯でただ一度ゴールドマンに敗北したことがあり、「二度と」負けないことを信条とするカラスマンの言霊となる。 (元ネタはエドガー・アラン・ポーの詩『大鴉/The Raven』の一節から)。 笑い声は「カララ~ッ」。 絶対の神器のひとつ「闇のダンベル」を所持する。 なお、超人閻魔帳に掲載された時はネパール出身と紹介されていた。 詳しくは当該項目を参照。 ◇“完璧・拾式(パーフェクト・テンス)” サイコマン 私がこの力を使うのは あくまで世界平和のためのみなのです! 種別:完璧超人 出身:スペイン 身長:不明 体重:不明 超人強度:1000万パワー ピエロのような顔で、超人閻魔から特命を受けており、始祖でありながら特別に外界に出ることを許されている異例の存在。 「10」というナンバーも最下位ということではなく、その役割の特殊さを示しているのだろう。 絶対の神器のひとつ、「雷のダンベル」を所持する。 完璧超人始祖の中でも特に謎に包まれた存在で、無量大数軍ですらその情報を知らない。 ……その正体は、他の始祖に先んじて作中に登場していたある超人。 詳しくは当該項目を参照。 余談 シングマンの回想において、許されざる世界樹での下等超人の生存が発見された時にザ・マンは「我らと その子孫 以外死に絶えたと思っていた」と発言しており、現代の完璧超人のいくらかは始祖の子孫である可能性がある。 もっとも下等超人に倒されて崇めていた完璧の巨像を破壊されているため、強さは大したことはなかったようだが。 何故か「かけ声と笑い方が違う始祖は離脱する」というジンクスがある。 元神であるザ・マンに見込まれた始祖たちはそれぞれ出身国の設定が設けられたが、金銀兄弟は一貫して天上界のままだった。 超神編で神々が各々超人を生み出した際にザ・マンが金銀兄弟を生み出していたことが判明。 同時に何故ザ・マンが兄弟を始祖の中でも特に信頼し、ザ・マンが自分の元を去るゴールドマンに対し「神は己の姿に似せて超人を作った」と口にしたこと。 始祖の面々からも「あやつ(ザ・マン)とおまえ(ゴールドマン)は似すぎている」と口にしたかも合点がいく。事実上親子みたいなものだし 致命的な弱点 強すぎて本編では特に言及されなかったが、始祖にも致命的な弱点が存在する。 彼らは古代の時点でザ・マンに見出された程に完璧に至れる素質の持ち主であり、実際に地上が滅ぼされる以前には既に完璧に到達してザ・マンの同志となると共に億年を経ても鍛錬により強さと精神性を維持し続けているという規格外の存在な訳だが、 それは詰まる所として皮肉にも、既に限界までに完成された存在となったはいいが、弟子達では師であるザ・マンを超えられないままに終わってしまった……という意味でもある。 その不足分を埋める可能性があるのが感情の力である“火事場のクソ力”だったことは後に皮肉にもザ・マンと金銀兄弟の系譜から出現するキン肉マン(キン肉スグル)が証明した訳だが、下等超人の感情の力に注目し墓場を出て下等になると決意したゴールドマンに対し「情で動くものは大義を失う」とジャスティスマンが言及したように、完璧超人の理念においての感情とは「未熟者が持つもの」と語っており、文字通りに肉体と精神を限界まで鍛え上げる過程で個人の感情を捨て去り使命に生きる境地に至った始祖達ではその可能性に気づくことすら出来なかったのである。(*5) 感情を下等なものとして扱い、それに流されないために捨て去るというのは実際に始祖の域にまで鍛錬を到達させるには必要なことであり、実際に感情任せに暴れる古代の下等超人たちの無法と始祖達との力の差を見ればこの考え方は正解ではあったのだろう。 しかし、それ故に始祖達は後のキン肉マンたちの様に感情の昇華を行う事が出来ないどころか、可能性すら否定してしまう程に理解できないものとなっていた。 その有用性に気付いたとしても鍛え上げた完璧超人の精神性によってその力を自らに取り入れることが出来ない。その最たる例がシルバーマンである。(現にサイコマンに対して友情を感じてこそいたものの、それを最後まで戦闘時に発揮できなかった) ゴールドマンが墓場を出ると決意した時点で最も可能性があったサイコマンに至っては、シルバーマンの影響からか自ら感情の力を否定し代替品としてマグネット・パワーの研究に没頭してしまっているとゴールドマンに看破されている。 完璧超人始祖として億年鍛え続けたことで、その理念に反するものを取り込めず本来あり得た発展性を見失う。これこそが(師匠越えという悲願から見た場合の)始祖全員に共通する明確な弱点である。 この弱点を克服できたのは自ら下等になると宣言して下野した後に一度はザ・マンと同様に理想を挫かれつつもキン肉スグルと戦うことが出来たゴールドマン=悪魔将軍ただ一人であり、彼はサタンに唆された挙句感情に振り回され、敗北を通して友情の力のすばらしさを学び、それらの経験を糧に(限定的な)友情パワーという感情の昇華に成功している。これらは全て完璧超人の立場からは得られないものであり、それを力に変えることで師匠越えという悲願を達成した。 追記・修正は神に選ばれてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 完璧超人始祖の超人強度の低さはウォーズマンのゆで理論みたいに、技術だけで数倍にしてるんだろうな。強度だけで言ったら、アビスマンがガンマンにフィジカルで勝つという事実に困惑してしまう -- 名無しさん (2016-05-19 15 55 01) う~む、ひょっとして始祖は全員呪い的な不死なのでは?肉体が破壊されて動けなくなっただけで、金銀兄弟が首(マスク?)だけになっても生きていたように、肉体が死んでも死体となって生き続けているとか…だからこそ、祭壇は真の意味で始祖が死ぬシステムであり、それを起動させようとしたとか…。 -- 名無しさん (2016-05-19 16 08 19) コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2016-05-19 22 30 16) 今の展開だと超人強度=生命力みたいな解釈のが正しい気がする。無量大数軍のが始祖より平均値が高いのはドーピングと解釈すればいいか。 -- 名無しさん (2016-05-19 23 40 11) いや、無量はきちんとあやつに認められた精鋭集団なんだからまっとうに鍛えて額面上の数値では始祖を超えてるんだよ。あとはその真髄を何%引き出せるかの勝負ってとこだな。 -- 名無しさん (2016-05-20 07 15 23) ↑キチンと鍛えてはいるが、育成の基礎にマグネットパワーが関わってるのかも、と思ってたよ。 -- 名無しさん (2016-05-20 11 33 40) ガンマンとサイコマンは人格に問題有ると思っていた時期が僕にも有りました -- 名無しさん (2016-06-18 16 12 31) ↑3 超人強度は生まれつきのもので鍛えても基本的に変化はしないぞ。 -- 名無しさん (2016-06-18 16 23 29) 意外と今回の話について理解してる人少ないんだな。超人強度は生涯不変のものだったのに、キン肉マンの火事場のクソ力は「成長する超人強度」というとんでもないイレギュラーで、神に迫るあるいは超える可能性があるから王位継承編で邪悪の神がキン肉マンを妨害しようとし、火事場のクソ力が友情パワーとして周囲に伝播していくから、今の在り方を変えさせないために完璧超人始祖が妨害しに来てるって話なのに。 -- 名無しさん (2016-06-18 16 34 32) ↑マグネティックパワーで増強できるみたいな話も出てきたから情報が混乱してるんじゃないかな?後、完璧超人も下等な超人と同じ理屈で火事場のクソ力を使えることも明らかになったんで、建前はともかく、続いてくうちに思想そのもののぶつかり合いに移行してった印象。 -- 名無しさん (2016-06-18 17 06 09) ダンベルでの消滅以外では死ねないってことは今まで敗れた始祖も一時的に行動不能状態なだけでそのうち復活するってことなのかね? 昔みたく超人強度を分け与えたりすればあっさり復活しそう -- 名無しさん (2016-07-05 02 11 56) ↑彼らの言う不老不死っていうのはラジナンと同じく老衰では死なないってことかと オート復活はしないだろう -- 名無しさん (2016-07-05 05 37 38) 仲間と言っても一枚岩ではなく、結構壁がありそう。少なくても仲良いグループと悪いグループは普通にある。サイコマンは大体の奴に嫌われてそう -- 名無しさん (2016-07-15 09 52 49) 完璧超人始祖は全員対等なんだろうが、立ち振る舞いからシルバーがリーダー的存在に見える。常に毅然とした態度、ザ・マンにすらはっきり言う正直さ、武道が本当はシルバーを後継者にしようとして他っぽいこと。弟と比べるとゴールドはなんていうか本当に口下手だな。 -- 名無しさん (2016-09-30 17 18 20) ↑3少なくとも金と銀は首切られても死んでなかったけどな。アビスも軽口だろうがこれじゃ寝覚めが最悪なんてことも言ってる。どっちにしろシングは死んで無さそう。 -- 名無しさん (2016-09-30 17 21 23) 真眼持ちのガンマンやマグネットパワーにおぼれたサイコの例もあるが,全員が本質的に「特殊能力に頼らずとも,鍛え上げた肉体と技で相手を圧倒する」正統派のファイター。正統派ファイターだらけの正義超人が軒並みボコボコにされているのは下位互換だらけという意味で仕方ないか。悪魔超人も正統派寄りスタイルのアシュラや魔雲天は惨敗してるし(バッファは補正があるので例外) -- 名無しさん (2016-10-20 06 22 26) ↑ガンマンやニャガ様も本質的には正統派の肉弾ファイターだけどね。あやつ含めて永年に渡りレスリングしてたのが本当に楽しかったんだろうなあ……。 -- 名無しさん (2016-10-27 19 47 19) パンチやキックでさえ必殺技クラスの威力を持ってるよな -- 名無しさん (2016-11-17 14 18 07) そりゃあ将軍様クラスが10人いるんだからね。スピード等の一点においては凌駕してるキャラもいるし、 -- 名無しさん (2016-11-17 15 40 32) 今回のアロガントの負荷描写は火事場とかの関係があるにしても無量大数軍に超人強度的には劣ってる始祖が鍛え方が違うというのが良くわかる描写だったな、まあシルバーは始祖の中でもフィジカル半端ないから出来るのもあるんだろうが -- 名無しさん (2016-11-21 11 30 00) ↑アロガントは誰が見ても最高難度の超大技(他の始祖の奥義含めても)ってことも大きいだろうな。文字通りの禁じ手 -- 名無しさん (2016-11-21 13 23 01) 完璧超人始祖の子孫とはいうが、十人全員男だよな・・・単為生殖でも出来んのか、まさか男同士・・・ってのはないか(腐女子は喜ぶだろうけど)。 -- 名無しさん (2016-12-22 23 16 21) 今まで正義超人の始祖のシルバーマンの超人強度は100万前後なんじゃないかと思ってたが「下等超人に一番近い」と言われたサイコマンもそのくらいしかなかったりして。他の未発表組は、重量級機械超人のシングは高め、スピード型のカラスとギミックのないジャスティスは完璧超人としては低め(1500万超~2000万未満)ってイメージがある -- 名無しさん (2017-01-03 13 16 51) こいつらに子供がいるという…全く想像できんぞ… -- 名無しさん (2017-02-07 18 02 14) カラスマンも超人閻魔って読んでるけどね -- 名無しさん (2017-02-07 18 23 55) 始祖達を後に現れる麒麟男率いる完璧超人の姿みたら激怒するだろな -- 名無しさん (2017-02-13 19 31 54) ↑始祖たちなんだかんだ言って自分たちの方が武道に合わせて変わっていってしまったこと認めているから、表向き激怒するのはガンマン、シング、サイコぐらいで後の連中は静かに自分たちの育成ミスを反省し嘆いてそう -- 名無しさん (2017-02-14 00 24 49) ガンマン、ジャスティス、サイコがあまりにも暴れすぎたせいで他の連中が弱く見える。一応、全員同格だよな? -- 名無しさん (2017-02-14 00 50 09) 作中最強クラスの実力者、神に近しき者達、主人公達と対立、気高い精神 いろいろな意味でキン肉マン版黄金聖闘士だなぁ -- 名無しさん (2017-02-18 17 43 34) ↑2公式の閻魔帳ではアビスマン・ガンマン Sランク ミラージュマン・ペインマン Aランクと明記されてる あとガンマンとジャスティスは他の始祖の発言からして始祖上位の実力っぽい -- 名無しさん (2017-03-08 13 37 55) ↑純粋な強さってよりインパクトで付けたみたいな印象。情報も今に比べると足りないし、 -- 名無しさん (2017-03-08 14 05 16) 閻魔帳の完全版は発売するのだろうか。現シリーズ終わってからなら・・・ -- 名無しさん (2017-03-08 14 39 27) 番号が大きくなればなるほど「完璧さ」を失っていくのが面白い。サイコマンは正義超人に近く、カラスマンはペットを飼ったり他人を心配する情に厚い性格、シングマンとガンマンは直情型でペインマンとジャスティスマンはゴーイングマイウェイタイプ -- 名無しさん (2017-04-05 20 03 33) シルバーマン以外は武道と戦えば将軍みたいに友情パワー発揮できそう。シルバーマンはひたすら冷静冷徹に戦いそう -- 名無しさん (2017-04-25 14 29 46) やっぱり完璧超人始祖 越えられない壁 ラジナン以下の完璧超人や他の超人なんだね。始祖連中は始祖同士でも無ければ決着以外でまともにダメージ受けてなかったのも狙った描写だったんだろうか? -- 名無しさん (2017-04-25 14 45 10) ↑5いや正しいだろう。Aランクは随分幅広そうだがアビスガンマンジャスティスサイコは明らかに戦闘能力が始祖の中でも際立ってる。その4人の強さの本質は特殊能力頼りでもないから純粋に能力が隔絶してる感がある -- 名無しさん (2017-04-25 14 46 51) ここまで濃くて魅力的なキャラばかりだからザ・マンを抜いたチーム戦みたいなのやって欲しいな -- 名無しさん (2017-04-29 22 09 55) 取りえず今シリーズは完結したけどこいつらの仲良さそうな回想見れば見るほどマンに選ばれて始祖になるまでの話が見たくなったわ、メンバー生きてるうちには外伝は望めなそうだけど -- 名無しさん (2017-05-18 12 54 33) ↑ジャスティスは新シリーズで壮絶に散りそう -- 名無しさん (2017-05-18 22 57 10) ↑2とりあえずガンマンは面倒くさそう -- 名無しさん (2017-06-09 00 17 20) カラスマンってこの中では一番薄いよな……他が濃いせいと出た順番のせいかもしれないけど…… -- 名無しさん (2017-06-09 13 51 47) ↑ 1戦敗退組だと、ミラージュ、ペイン、アビスは、回想で大分補完されたし、シングはキャ -- 名無しさん (2017-06-09 14 39 06) ↑ 1戦敗退組だと、ミラージュ、ペイン、アビスは、回想で大分補完されたし、シングはキャラクターや散り様で稼げたから、回想無いのが痛い -- 名無しさん (2017-06-09 14 40 23) ダンベルへの強い拘りが感じられる -- 名無しさん (2017-10-02 00 02 36) pixivに投稿されてたガンマンにワザと負け続けて記憶喪失に陥らせる漫画なんやねんw展開も展開だが負けなくてよくなった後の無慈悲な星の取り返し方よw -- 名無しさん (2017-10-17 21 17 50) 11人全員の外伝が見たいなぁ -- 名無しさん (2017-11-20 00 28 49) サイコが怖い顔で「言っておきますが私は完璧超人始祖なのですよ!」と言ってるシーン。当時はこいつヤバイって凄みを感じただけだったけど今見ると自分が完璧超人始祖であることを本当に誇りに思ってるんだなというのがわかって少し寂しい -- 名無しさん (2017-11-30 13 44 49) サイコマンだけ超人強度が不明になってるけどマグネットパワーを発見して扱えるのを見る限り他の始祖より高そう。ネプキンの師匠だし6000万ぐらい? -- 名無しさん (2017-11-30 15 07 11) ↑最新のファンブックの情報でサイコマン1000万、シルバーマンとジャスティスマンが1500万と発覚。ラジアルと比べてメッチャ低い -- 名無しさん (2017-11-30 16 39 17) サイコマンマグネットパワーで超人強度底上げしてなかったのか、意外といえば意外だけどらしいっちゃらしい -- 名無しさん (2017-11-30 17 55 05) ↑2 出身地自体は予想できてたけど始祖中最低でバッファやアシュラと同じだったなんてね… -- 名無しさん (2017-11-30 22 27 55) グリム自身が「たかだか1000万パワー」とか言ってるのにちょっと笑う 身長体重が空欄になってる奴補完したいが、まだ書籍が手に入らないのでできない -- 名無しさん (2017-11-30 22 55 10) 本編での強さ見ると超人強度3~5倍盛った数値でも違和感ない。億単位で鍛え続けた事の方がよっぽど重要であったんだな -- 名無しさん (2017-12-02 15 59 43) 昔の肉だったら億を超えるか9000万代であったろう始祖の数値を、元神のマンは除いて低くしてあれだけ猛者として描いてる辺り、強さを数値で表すことへのアンチテーゼみたいでいいな -- 名無しさん (2017-12-04 15 35 41) [ -- 名無しさん (2017-12-04 17 00 44) 「鍛え方が違う」を体現した集団 -- 名無しさん (2017-12-04 17 02 02) 何が怖いってボワってもないのにボワってる連中をボコってることだよな……。倒された試合も最後の一刺しで不覚を取ったみたいなパターンだったし。 -- 名無しさん (2017-12-04 17 43 34) 子孫って事は嫁が居たんだろうか -- 名無しさん (2018-01-17 18 33 33) ↑こいつらの掛け声や口癖でハッスルしてるの想像したら笑いしか出ない -- 名無しさん (2018-01-17 19 34 12) まあ、半分神様だから土から人間作るみたいにしたんだろうなあ、とは思うがwペインマンはベッドでは紳士で超ピロートークが上手そうだ。 -- 名無しさん (2018-01-17 19 52 17) 再戦の機会が欲しい。そう思えるくらい魅力的な連中。ジャスティスやペイン辺りがしれっと友情パワー使っても驚かない自分がいる。 -- 名無しさん (2018-05-15 13 26 10) 死んだっていうか消滅したって事は墓場にもあの世にも存在しないって事なんかな -- 名無しさん (2018-06-09 00 02 12) 予想されてたが、オメガの民を追放したのは彼らだったのか -- 名無しさん (2018-07-02 00 13 49) ジャスティスがワープホール用意してくれたのは、自分たちの行いが今回の事件を引き起こしてしまったことへのせめてもの罪滅ぼしだったのかも -- 名無しさん (2018-07-02 00 39 52) 改めて始祖が亜神である証明やね。 -- 名無しさん (2018-07-02 01 05 59) しかしディクシアが超人ハンターだったとはいえマンに一時的にでも付いたことよくアリステラたちも許したな、まあ密偵やってたみたいだしそれで納得させたのか -- 名無しさん (2018-07-02 10 13 06) ↑ 潜入命令出したのアリスかも知れないし、成果もあったから問題ないんだろう -- 名無しさん (2018-07-02 10 27 55) ネタネタしい見た目のやつがいないことも相まって勢揃いしたシルエットが絶望的過ぎる -- 名無しさん (2018-07-02 11 48 45) あの勢揃いのシルエット、構図がストロング・ザ・武道の回想そのものなんだよな(そのものではないので細部は違うが) -- 名無しさん (2018-07-02 18 03 24) 「そうだよね、この人達が相手ならそりゃ勝てんわ」って凄い説得力ある集団 -- 名無しさん (2018-07-02 22 14 15) 大激闘を繰り広げ…とか言ってますがただの虐殺だったんでは…? -- 名無しさん (2018-07-03 01 26 25) ↑ オメガから見ると死にもの狂いの大激闘でしょ? 毎秒何人死んだのか分からない同胞の死体を踏み越えて、強敵と戦うだなんて・・・ -- 名無しさん (2018-07-03 09 14 26) 体格差が見れて面白かったけど、シングマンでかくて、アビスマン普通なのは意外だった。 -- 名無しさん (2018-07-03 09 16 40) そうなんだろうとは思ってたがよく生き残れたなオメガの民 -- 名無しさん (2018-07-07 11 09 22) 数字ってマンにどれだけ近いかなのか 1のゴールドが瓜二つ、5のペインが中立、10のサイコが友情パワーに近い -- 名無しさん (2018-08-16 14 34 27) ↑劇中の台からも予想出きるがより完璧に近い順から選んだんだろうね。実力や才能はほぼ横並び。 -- 名無しさん (2018-08-16 17 08 40) huto -- 名無しさん (2018-09-29 08 32 40) ふと思いついてこいつらの性能を格ゲーにあてはめてみたら改めて狂ってた。しかもプレイヤースキルが億年単位 -- 名無しさん (2018-09-29 08 40 06) ↑4 6のジャスティスも一見厳格で完璧にも見えるが、実際には「自分たちは間違ってるんじゃないか」とずっと自問したりと、結構柔軟だしな。ガンマンやシングマンも、あの人間臭さは正義超人に近い気がする -- 名無しさん (2018-09-29 10 22 27) この11人相手にオメガの先祖達の一部は良く生き残れたな -- 名無しさん (2018-10-08 10 58 48) たぶん、仲間意識も師弟の恩義も仁義もなくただ最強の存在を目指しての始祖同士での殺し合いすら厭わない文字通りの殺戮マシーンだったら、友情パワーとはまた違ったベクトルで無敵の存在と化してたんだろうな。情を捨てきれるほど冷徹でもなければ培ってきた合理性を捨てきれるほど有情でもない、どっち付かずの状態に陥ってしまったのが敗因なんじゃなかろうか -- 名無しさん (2018-10-08 11 23 21) 見せしめの意味もあるとはいえ、粛清がガチすぎた… -- 名無しさん (2018-10-15 03 34 42) サイコマンが既にマグネットパワー使ってた時期だから崩壊寸前だった頃よね。しかし粛清の仕方がえげつねぇw -- 名無しさん (2018-10-15 03 59 57) マグネットパワーを利用しようと思いつくあたり、傍目にも個人固有の力には見えなかったんだな。……まあ、他は肉弾戦でわざわざ組み付いて殺す奴までいたからだが。 -- 名無しさん (2018-10-15 06 16 05) 他の面々が各々の奥義で粛清してる中淡々と頭掴んでリンゴみてぇに握り潰すジャスティスマンが怖すぎる。 -- 名無しさん (2018-10-15 11 43 00) 始祖それぞれが力任せに暴れてる中で律儀にアロガント決めてるシルバーさんにジワる。確実に仕留めるためにやってるんだろうけど大量粛清するには手順かかるよねあの技 -- 名無しさん (2018-10-15 11 51 17) ↑大丈夫。以前の回想から穴開けパンチや穴開けキックもやってるだろうから。 -- 名無しさん (2018-10-15 12 18 46) ↑3 テリーはアクシデントがあったとは言え普通に耐えてるしアシュラマンも頭は一応無事なあたり、あの下等超人どもが弱すぎただけなのでは? -- 名無しさん (2018-10-15 13 10 25) 粛清シーン、シングマンを探すのに苦労したわ… -- 名無しさん (2018-10-15 14 16 00) 粛正シーンで始祖に失望したって声も見かけたが始祖の主張を前シリーズで見てきた限りはやらかしたのはかつてのΩの民なんだろうなあ。サタンがネガティブなこと抜かしてたし。 -- 名無しさん (2018-10-15 17 37 43) そもそも完璧超人自体、終始一貫して粛清上等な人達だったわけで…変に神格化して、あらぬ幻想を始祖に抱いて勝手に失望してる人がいる気がしてならない -- 名無しさん (2018-10-15 18 03 33) 始祖の粛清自体途方もない年月をかけて見守り続けた上での行動だからな。判官贔屓で棄民の末裔たるΩの民に同情する気持ちはわかるけどΩの民も相当やらかしてたのと粛清の後地上は平和になったのは事実だからな。 -- 名無しさん (2018-10-15 18 11 04) ギヤマスターが先祖の罪って言ってたし、やらかしてたのはΩの先祖側だったんだろうしな -- 名無しさん (2018-10-15 18 41 04) そもそも前章がその粛清上等になったマンに引導を渡す話だったわけだしな、その粛清相手がΩの民だったって話がつながっただけなのに幻滅とか意味わからん -- 名無しさん (2018-10-16 08 19 50) いや、粛正してた頃はまだまともだった筈。ようは実際に行動する荒ぶる神々な訳だから超人の進化に邪魔な者や始祖基準で悪は排除するって理論なんだろうし、だからこの辺は真相待ち。ザ・マンが老害になったのは超人の進化の可能性すら潰し、徹底管理を自分達でしようとしたことだし。 -- 名無しさん (2018-10-16 08 37 15) 将軍は世界樹での最初の粛清を「ザ・マンの命日」と言ってたし、あそこが節目じゃないか -- 名無しさん (2018-10-16 09 10 54) 今更幻滅とか絶対今までの話読んでないか美化してるだけだろ。始祖編の回想ですら容赦なく殺して血まみれになってる始祖ってシーンがあるのに -- 名無しさん (2018-10-17 21 29 46) 始祖の話の印象だと「世紀末な世界で思い上がったヒャッハー共をリングに呼び寄せて虐殺」って感じだったがパイレートマンの話だと「それなりに秩序を築いていたところに飛来してリング外まで追い回しながら虐殺」って感じで印象がかなり違う -- 名無しさん (2018-10-18 06 50 26) パイレートの語る先祖の話よりは当事者である始祖の語る話のが信憑性がある -- 名無しさん (2018-10-18 07 13 26) Ωは軒轅星にも否定された過去があるぐらいなんで・・・。 -- 名無しさん (2018-12-21 19 50 59) 永遠の命がなくなったことで、生き残った始祖たちもメンタル面も含めてどんどん強くなっていく気しかしない -- 名無しさん (2018-12-24 11 25 08) ジャスティスマンは確実に強くなりそうだな。敗北を認めることで完璧に縛られることもなくなり、テリーマンという自分を求めてくれる理解者も得て、亡き同志たちの志を継いで新たな答えを求めるという大きな目的まで得たのだから、これからどんどん成長しそうだ -- 名無しさん (2018-12-24 12 09 11) これ以上強くなったら歯止めが… -- 名無しさん (2018-12-27 20 12 32) ↑寧ろ超人の神々へのカウンターという本来の姿に戻るだけ。将軍様が神を越えし悪魔となったように、二度と超人種が神々の気紛れで殺されない為の。 -- 名無しさん (2018-12-27 20 39 13) 正義と悪魔陣営もがんばったけど、あのときは金と銀が離脱して4人を金銀が倒してるから実質半減した状態を相手にしてるんだよな。それが11人全員が殺る気全開で向かって来たらオメガの民でなくても勝てんわ -- 名無しさん (2019-01-10 16 24 44) 完璧陣営から抜けたとはいえ、正義マンが堂々と“完璧超人始祖”を名乗り、ザ・マンの名を出してるのは何気に感動。そして、生き残った超人達が道を違えなければ始祖は守護者であった筈なんだな、やっぱり。 -- 名無しさん (2020-02-03 06 18 01) うーん。やっぱり始祖が欠けてザ・マンが引退したから今なら地上を獲れるとか思った連中が黒幕かな?……一人でも残ってると無理そうですけど(苦笑) -- 名無しさん (2020-03-02 00 51 42) 追記・修正は神に選ばれてから ←運命の王子たちのやりたい放題だな・・・ -- 名無しさん (2020-06-20 11 25 18) ザ・マンに及ばないものの一部では彼に並ぶ始祖なら、調和の神以外の神なら対等に戦える可能性アリと考えると彼等の離脱って本当に地上にとって致命的だなぁ。現代の超人は、まず彼らを目標にしてサタン以上、調和の神以下の実力を最低でも身につけないといけないわけか。 -- 名無しさん (2020-07-06 20 04 58) ↑かつてのザ・マンと並ぶのが調和の神、それ以外の神は始祖と同等か以下だとしてもキツいね。それこそ全員が第三段階のクソ力の極意を身に付けなければならないだろう。 -- 名無しさん (2020-07-06 20 19 31) ザ・マンは弟子が自分を超える事を期待し、始祖は下等超人が自分達を超える事を望み、それが達せられたら神々の侵攻にも対抗できると思ってたんだろうね。そうすれば後顧の憂い無く消滅できたけど、その始祖すら師を超えられないから、ザ・マンが変貌した。悪魔将軍の言うように、ずっと自分達の不甲斐なさを悔いてたんだろうね。 -- 名無しさん (2020-09-19 22 17 24) あのまま肉二世の時代まで待ってたら粛清余裕だったんじゃねぇかなぁ?あの世代で無量大数軍にガチれるの五人居るかどうかぐらいしかいないぞ -- 名無しさん (2020-11-15 22 05 52) 超神がフィジカルでは然程でも無くて更に格が上がる上がる -- 名無しさん (2020-12-01 12 18 03) 事実上キン肉マン史上最強の格闘集団といって間違いないだろうな -- 名無しさん (2020-12-01 16 46 10) やり方は違えどみんな未来に責任を持って行動してた。後世をより良いものしようと行動していた。そういった意味では敵ではあっても決して悪ではなかった。本当にすごい連中だよ、こいつら。 -- 名無しさん (2021-01-31 01 06 26) 正義男「神とはこんなものか。やはり、あのゴミ屑が目指せる程度の存在に過ぎぬというわけだな」 黄金男「ああ。やはり我らの敬愛する男は、神ゆえに偉大だったのではなかった。ザ・マンだから偉大だったのだ」 -- 名無しさん (2021-01-31 07 59 37) 何れ始祖つれて(健在なら)粛正したいみたいかことをザ・マンが言ってた記憶があるけど、天界の上位の座を入れ換えてしまいたいって意味だったのかな。神になると自動的に1億パワーはくれそうだし、超人の頂点として鍛えに鍛えて到達した始祖よりは条件さえ合えば成れる神じゃあやっぱり神のが緩そうだな選別の基準が。 -- 名無しさん (2021-11-01 13 05 56) ザ・マンとしては自分達の作った超人がいずれ自分たちにとって代わる未来をもって「そんな超人達を生み出し育てた我らは完璧だった」としたかったんだろうけど、調和の神からすれば「空席埋まれば万々歳なのに誰がそこまでやれと言った」って感じなのかな。ただ空席埋めたいのは確かなので超人がそれに足るなら自分達が下天した分含めて席を埋めて、もらって後は要らないからいっせい殺処分って感じかな。とここまで書いて思ったけど神の席に空席がある現状って想像以上にヤバいのかな -- 名無しさん (2021-11-01 18 04 25) 全員、成長に限界が来た時点で、ザ・マンと一緒に昇天して、過激派の神を倒して入れ替わってれば、丸く収まった気がする -- 名無しさん (2022-05-10 21 39 07) ↑神の空席を埋める為に超人を創ったのに約半数いるらしい超人反対派全滅させたら本末転倒、ザ・マンの信頼もガタ落ち、超人界は荒れ放題、超人の存在に否定的な神もさらに増えそう、と何も解決しない気が……そもそも全員がバイコーンレベルならともかくコーカサスやオニキスや慈悲の神と同格とされる調和の神相手に無双出来るとは思えんし。 -- 名無しさん (2022-05-12 14 54 17) ↑ザ・マン自身は理想の弟子で同志となった始祖達しか頭になくなってて天上界には自分の理解者なんて居ないだろうと考えるようになってたのがね。このオッサン(ザ・マン)理想が高くて行動力もあるから少しでも日和るとついてけない中々の困ったちゃんなのよな実は。何気に超人誕生とか火事場のクソ力の萌芽も自分から生まれた系譜(金銀兄弟)から生じてると考えると直接、間接問わず実はザ・マン(慈悲の神)が元凶という(笑) -- 名無しさん (2023-02-25 10 47 22) てか肉世界って大なり小なり「上が厳しすぎた」がゆえのトラブルが重篤なことになることが非常に多いよね。甘やかされたのって万太郎くらいでは? -- 名無しさん (2023-11-01 21 23 08) まあ、超人の世界は本来は過酷なモノだし、平和な時代に親が年を取ってから生まれた万太郎はかなりの例外だと思う -- 名無しさん (2023-11-01 21 41 41) 悪魔将軍(ゴールドマン)との会話で「お前とあやつは似すぎているのだ」と言っていたけど、もしかしてミラージュ(と他の始祖達)はゴールド(とシルバー)があやつの系譜を継ぐ者、即ち実の親子であった事を知っていたのかもしれない。なればこそこの兄弟の離反は相当ショックだっただろうな。お前達こそがあやつを支えなければならないのに、よりによって二人とも逆らうなんてと。 -- 名無しさん (2024-02-09 21 49 37) 五大刻が始祖級かも、と作中で評された件を見るにゆでの中でも五王子、オメガ、超神辺りと比べても別格扱いなんだろうと感じる。一方でザ・ワンの発言からしてそのさらに遥か上にいるのがザ・マンとザ・ワンってことなんだろうね。 -- 名無しさん (2024-02-10 06 30 02) 将軍様含めた始祖達が心の奥底では「すまないザ・マン。俺達が不甲斐ないばっかりにアンタを失望させてしまった。赦してくれ」と想っていたなんて哀しいな。そしてザ・マンの方も実は奥底で「いや、お前達に期待しすぎた私が悪かった」と想っていても、そんな事口にしたらそれこそ始祖達の懐疑を肯定してしまうからな。だからこそザ・マンは「私はいいと思う」しちゃったのかと。 -- 名無しさん (2024-02-11 10 04 21) 正直、超神や五大刻より強そう。 -- 名無しさん (2024-06-11 06 37 19) 超神は超人強度は高いけど肉体の経験値が一度リセットされてたある種カナディアンマンに近い状態だったんだと思う -- 名無しさん (2024-06-15 07 53 13) ↑3そんな自身を慕う者たちが落ち込むセリフを、ザ・マンが言えるわけないからね。この複雑さは互いの師弟愛があるが故だねぇ。果てに弟子が見つけたその可能性へ期待して、「私はいいと思う」と述べたのもサイコマンとしてはどうだったのかなぁ。サイコマンもサイコマンでザ・マンの期待に応えたいという必死の願望ゆえの研究だったのだろうな。結果的に亡くなった超人を復活させる装置ができたというのは成果としては凄いのだが。 -- 名無しさん (2024-06-16 00 40 40) どの始祖もキャラたってるけどジャスティスマン、ガンマン、サイコマンが特に好き。 -- 名無しさん (2024-07-01 17 11 37) 始祖編アニメのOPの「完璧と言う幻」という歌詞が本当に色々な意味が込められててちょっと泣きそう・・・ -- 名無しさん (2024-07-22 01 47 19) アニメ版の声優は、始祖に相応しく大塚さんや森川さんに並ぶベテラン勢で固めて欲しいなぁ。 -- 名無しさん (2024-08-28 19 48 49) オメガ、ごみ屑、超神、五大刻と出てきてるけど始祖より強いって印象受けるのが現状ザ・ワン程度って思うとほんと別格集団… -- 名無しさん (2024-09-10 23 26 56) 慈悲深いザ・マンをして救うべきと定めた超人が10にんしかいないって当時の下界どんな世紀末やったんや。 -- 名無しさん (2024-09-18 20 13 16) 精神性はともかく、完璧に至れる実力者になれない超人らも除外されていたんじゃないのかな? 始祖らは超人強度が低いと言われているけど、1000万以上はあるわけで。1000万未満は足切りしていたのかもしれない。 -- 名無しさん (2024-09-18 21 26 14) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/teletext/pages/1465.html
キン肉マン 完璧超人始祖編 色 出演者 備考 黄色 キン肉スグル(キン肉マン)(声:宮野真守) 水色 テリーマン(声:小野大輔) 第1話のみ白 緑色 アナウンサー(声:太田真一郎) 第2話のみアレキサンドリア・ミート(声:上坂すみれ)
https://w.atwiki.jp/vs-wiki/pages/3683.html
BTS/139 RR 完璧超人 星奈/隣人部 女性 パートナー 気高き乙女 星奈/隣人部 女性 レベル 1 攻撃力 2000 防御力 4500 【大丈夫よ問題ないわ!あたしは神だから】《お嬢様》《肉》 【起】〔ベンチ〕[あなたの【スタンド】のエネルギーを2枚【レスト】する] → この技は、1ターンに1回まで使える。あなたのリタイヤがすべて《お嬢様》なら、あなたのリングのカードの次のアタック中、そのカードを+1000/+0。あなたの山札を上から1枚、あなたの控え室に置く。レベル3以上のカードを置いたら、そのアタック中、相手はパートナーブロックできない。 作品 『僕は友達が少ないNEXT』 備考 このカードをパートナーにしているカード 取得中です。 関連項目 取得中です。
https://w.atwiki.jp/kwskp3/pages/70.html
かんぺきちょうじん 非公式 主人公のコミュステータスが 学力=天才 魅力=カリスマ 勇気=漢 の状態を指す。 これでモテない方がおかしい。
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/40098.html
OP・EDテーマ LOVE JUSTICE/超人 発売日:8月28日 新たなストーリー『キン肉マン』 完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)編が待望のアニメ化! そのオープニングエンディングテーマが発売! ここを編集 2024年7月放送開始。キン肉マンのシリーズ続編。 https //kin29man-anime.com/ 監督 さとう陽 副監督 曽我準 原作 ゆでたまご シリーズ構成 深見真 アニメーションキャラクターデザイン・総作画監督 丸藤広貴 アニメーションスーパーバイザー 横田守 アクションスーパーバイザー 大張正己 プロップデザイン 岩永悦宜 サブキャラクターデザイン 坂上怜司、渡部由紀子 動画検査 坂本豊、金子由紀江、菅原正視、江野沢柚美、金允智 美術監督 平栁悟 美術デザイン 伊井蔵 色彩設計 茂木早誉 撮影監督 齊藤慶一 撮影監督補佐 船倉一晃 2DW・フォントworks 臼井実彩 3Dレイアウト 三上勇太、明官ゆう子 3Dモデリングディレクター 林和正 3Dモデリング 波多野樹朗 3Dリギング 柳田晋 3Dモデルプロデューサー 谷口顕也 編集 村上義典 音響監督 今泉雄一 音響監督助手 司馬明徳 音響効果 緒方康恭 録音調整 黒崎裕樹 録音助手 大石好誠 音楽 高梨康治 タイトルロゴデザイン 海野智 PV制作 松木大祐 アイキャッチ作画 横田守 アニメーションプロデューサー 黒木類 アニメーション制作 Production I.G 脚本 深見真 大東大介 ケンゼン matsu 絵コンテ さとう陽 丸藤広貴 横田守 曽我準 原博 多田俊介 大張正己 浜田将太 演出 さとう陽 曽我準 高成喆 浜田将太 井端義秀 大張正己 三上勇太 水野健太郎 糸賀慎太郎 作画監督 丸藤広貴 横田守 BUS 小澤和則 坂上礼司 菅原正視 高成喆 大塚あきら 谷口繁則 村松尚雄 日向正樹 長屋侑利子 斎藤香織 加野晃 武汉金英汇 天崎まなむ 羽山淳一 大籠之仁 袴田裕二 彭佩琦 もろゆき沙羅 加藤優 福田紀之 石田千夏 河村明夫 高乗陽子 鈴木健史 津熊健徳 Kamiiru Animation Studio Shanghai Phantom Animation Production Co,LTD 麦冬映画 光の園・アニメーション 坂上怜司 山田まさし 角田桂一 長谷川早紀 Zearth Sato 伊藤進也 ふくだのりゆき ■関連タイトル OP・EDテーマ LOVE JUSTICE/超人 『キン肉マン』ジャンプ ベストバウトTOP10 完璧超人始祖編 JUMP j BOOKS キン肉マン 四次元殺法殺人事件 キン肉マン一挙見Blu-ray キン肉星王位争奪編 1 キン肉マン「超人」初回限定ケース版 キン肉マン コンプリートBOX 完全予約限定生産 マイクロヤマグチ/リボルミニ キン肉スグル キン肉マン STARTER BOOK 1 誕生29周年作品 キン肉マン ベストアルバム キン肉マン生誕29周年記念 キン肉マン GREATEST CD-BOX リボルテックヤマグチNO.128 キン肉マン 超像可動 ロビンマスク 1P 超像可動 バッファローマン 1P ラバーマスク 新キン肉マン 原作コミック ゆでたまご/キン肉マン 1巻 原作コミック 集英社文庫 キン肉マン 全18巻セット Kindleまとめ買い 原作コミック ゆでたまご/キン肉マン フィギュア・ホビー:キン肉マン rakuten_design= slide ;rakuten_affiliateId= 053df7e0.7c451bd1.0c852203.190c5695 ;rakuten_items= ctsmatch ;rakuten_genreId=0;rakuten_size= 468x160 ;rakuten_target= _blank ;rakuten_theme= gray ;rakuten_border= on ;rakuten_auto_mode= on ;rakuten_genre_title= off ;rakuten_recommend= on ; 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Switch ゼルダの伝説 Tears of the Kingdom Switch 世界樹の迷宮Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ HD REMASTER Switch ピクミン 4 大友克洋 Animation AKIRA Layouts Key Frames 2 小説 機動戦士ガンダム 水星の魔女 1 ONE PIECE FILM REDデラックス・リミテッド・エディション 4K ULTRA HD Blu-ray Blu-ray 劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ 完全生産限定版 Blu-ray 映画『ゆるキャン△』 Blu-ray 【コレクターズ版】 Blu-ray ウマ娘 プリティーダービー 4th EVENT SPECIAL DREAMERS!! Blu-ray 天地無用!GXP パラダイス始動編 Blu-ray第1巻 特装版 天地無用!魎皇鬼 第伍期 Blu-ray SET 「GS美神」全話いっき見ブルーレイ Blu-ray ソードアート・オンライン -フルダイブ- メーカー特典:「イベントビジュアル使用A3クリアポスター」付 ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 5th Live! 虹が咲く場所 Blu-ray Memorial BOX 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち Blu-ray BOX 特装限定版 地球へ… Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 神風怪盗ジャンヌ Complete Blu-ray BOX HUNTER×HUNTER ハンター試験編・ゾルディック家編Blu-ray BOX BLEACH Blu-ray Disc BOX 破面篇セレクション1+過去篇 完全生産限定版 MAZINGER THE MOVIE 1973-1976 4Kリマスター版 アニメ・ゲームのロゴデザイン シン・仮面ライダー 音楽集 テレビマガジン特別編集 仮面ライダー 完全版 EPISODE No.1~No.98 MOVIE リスアニ!Vol.50.5 ぼっち・ざ・ろっく!号デラックスエディション ヤマノススメ Next Summit アニメガイド おもいでビヨリ アニメ「魔入りました!入間くん」オフィシャルファンブック 『超時空要塞マクロス』パッケージアート集 CLAMP PREMIUM COLLECTION X 1 トーマの心臓 プレミアムエディション パズル ドラゴンズ 10th Anniversary Art Works はんざわかおり こみっくがーるず画集 ~あばばーさりー!~ あすぱら画集 すいみゃ Art Works trim polka-トリムポルカ- つぐもも裏 超!限界突破イラスト&激!すじ供養漫画集 開田裕治ウルトラマンシリーズ画集 井澤詩織1st写真集 mascotte 鬼頭明里写真集 my pace 内田真礼 1st photobook 「まあやドキ」 進藤あまね1st写真集 翠~Midori~ 声優 宮村優子 対談集 アスカライソジ 三石琴乃 ことのは 亀田祥倫アートワークス 100% 庵野秀明責任編集 仮面ライダー 資料写真集 1971-1973 金子雄司アニメーション背景美術画集 タローマン・クロニクル ラブライブ!サンシャイン!! Find Our 沼津~Aqoursのいる風景~ 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 友の会[復刻版] 梅津泰臣 KISS AND CRY 資料集 安彦良和 マイ・バック・ページズ 『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』編 氷川竜介 日本アニメの革新 歴史の転換点となった変化の構造分析 Blu-ray THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th Anniversary Celebration Animation ETERNITY MEMORIES Blu-ray おいら宇宙の探鉱夫 ブルーレイ版 Blu-ray 映画 バクテン!! 完全生産限定版 アイカツ! 10th STORY ~未来へのSTARWAY~ Blu-ray BOX 初回生産限定版 はたらく細胞 Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 Blu-ray 長靴をはいた猫 3作品収録 Blu-ray わんぱく王子の大蛇退治 Blu-ray 魔道祖師 完結編 完全生産限定版 魔道祖師Q Blu-ray Disc BOX 完全生産限定盤 にじよん あにめーしょん Blu-ray BOX 【特装限定版】 Blu-ray 鋼の錬金術師 完結編 プレミアム・エディション Blu-ray付き やはりゲームでも俺の青春ラブコメはまちがっている。完 限定版【同梱物】オリジナルアニメ Blu-ray「だから、思春期は終わらずに、青春は続いていく。」
https://w.atwiki.jp/sponsoracjapan/pages/14948.html
アガルアニメ キン肉マン 完璧超人始祖編 共通事項 基本の放送時間…日曜23 30~24 00 絨毯の上に BANDAI 以外カラー表記 固定スポンサー pony canyon2024年7月 60秒2024年8月~24年9月 30秒 BANDAI キン肉マン 極・タッグ乱舞(株式会社コプロ)(♯6~♯11) 2024年6月30日 キン肉マン アニメ放送開始直前SP【アガルアニメ】 本編スポンサー 1’00”…pony canyon 0’30”…BANDAI、お文具といっしょ(PT)、豆しば(PT) HH 0’30”…劇場版すとぷり はじまりの物語 2024年7月7日 ♯0 [新](23 55~24 25) 本編スポンサー 1’00”…pony canyon 0’30”…BANDAI、リアル脱出ゲーム、怪盗グルーの超変身(映画・PT) HH 0’30”…劇場版すとぷり はじまりの物語 2024年7月14日 ♯1 (23 45~24 15) 本編スポンサー 1’00”…pony canyon 0’30”…BANDAI、怪盗グルーの超変身(映画・PT)、劇場版すとぷり はじまりの物語(PT) HH 0’30”…KODANSHA 2024年7月21日 ♯2 本編スポンサー 1’00”…pony canyon 0’30”…BANDAI、怪盗グルーの超変身(映画・PT)、劇場版すとぷり はじまりの物語(PT) HH 0’30”…劇場版 モノノ怪 唐傘 2024年7月28日 ♯3 本編スポンサー 1’00”…pony canyon 0’30”…BANDAI、お文具といっしょ(PT)、怪盗グルーの超変身(映画・PT) HH 0’30”…劇場版 モノノ怪 唐傘 2024年8月4日 ♯4 本編スポンサー 1’00”…pony canyon 0’30”…BANDAI、怪盗グルーの超変身(映画・PT)、劇場版すとぷり はじまりの物語(PT) HH 0’30”…KODANSHA 2024年8月11日 ♯5 本編スポンサー 0’30”…pony canyon、BANDAI、COPRO、怪盗グルーの超変身(映画・PT)、劇場版すとぷり はじまりの物語(PT) HH 0’30”…小学館 2024年8月18日 ♯6 (23 45~24 15) 本編スポンサー 0’30”…キン肉マン 極・タッグ乱舞、pony canyon、BANDAI、怪盗グルーの超変身(映画・PT)、劇場版すとぷり はじまりの物語(PT) HH 0’30”…KODANSHA 2024年8月25日 ♯7 本編スポンサー 0’30”…BANDAI、キン肉マン 極・タッグ乱舞、pony canyon、豆しば(PT)、劇場版すとぷり はじまりの物語(PT) HH 0’30”…KODANSHA 2024年9月1日 ♯8 本編スポンサー 0’30”…pony canyon、BANDAI、キン肉マン 極・タッグ乱舞、お文具といっしょ(PT)、豆しば(PT) HH 0’30”…小学館 2024年9月8日 ♯9 本編スポンサー 0’30”…キン肉マン 極・タッグ乱舞、pony canyon、BANDAI、豆しば(PT)、お文具といっしょ(PT) HH 0’30”…KODANSHA 2024年9月15日 ♯10 (23 55~24 25) 本編スポンサー 0’30”…BANDAI、キン肉マン 極・タッグ乱舞、pony canyon、お文具といっしょ(PT)、豆しば(PT) HH 0’30”…KODANSHA 2024年9月22日 ♯11 [終] 本編スポンサー 0’30”…pony canyon、BANDAI、キン肉マン 極・タッグ乱舞、お文具といっしょ(PT)、セブン アイHLDGS.(セブン-イレブン・PT) HH 0’30”…KODANSHA