約 856,162 件
https://w.atwiki.jp/sinsougou/pages/205.html
前ページ次ページなのはクロスの作品集 はやて編3話『争いは混沌の果てに・・・前編』 ついに穏健派と過激派、けっして交わらない二つの勢力の決着がつこうとしていた。 これまでも小規模な衝突があったものの、ここまで大規模な戦闘にはならなかった。 それはひとえにシンが居たからだろう。 基本的に彼は、人の争いが好きではない。それが自分を取り合って起る争いだとすれば、尚更だ。だからこそ、シンがいる前では誰もが表立って戦おうとはしなかった。 が、今回はシンはいない。おまけに勝った方には、別の世界に飛ばされて戻れなくなった彼を迎えにいけるという、ほぼこのスレのヒロイン確定の待遇を得られるのだ。過激派の中でこのシュチュエーションに燃えない(萌えない)女はいなかった。 (一部無理やり連れてこられたり、戦いを楽しむためにやってきた奴等もいるにはいますが・・・) しかし、そんな身勝手を穏健派が黙って見過ごすはずがない。 本来戦闘向きではないにしても、彼らもまたシンの親友であり、恋人候補(自称)だ。 唯でさえ、シンが毎度毎度、過激派の暴走に頭を悩ませていることを苦々しく思っていたのに、過激派のこれ以上の暴虐は、いくら温和な彼女達にも見過ごせるレベルを超えていた。 今両陣営が対峙する中、次元世界の果てでシンの命運を巡る(本人不在)風船割ゲームが始まろうとしていた。 「それでは、第二回シンを迎えにいくのはだぁ~れだ? 穏健派vs過激派の風船割り大会レディーー・・・ゴォーーー!!!!」 まず最初に動いたのは過激派だった。前面にせり出していた部隊が、開始の合図と同時に怒涛の勢いで穏健派の陣に攻め込んでいく。 兵力に決定的な差があれば、下手な戦略を練るよりも一気に力攻めで叩き潰すのが兵法の基本だ。 その鬼気迫るすさまじい勢いに、穏健派陣営は浮き足立つ・・・わけが無かった。過激派の力攻めも、穏健派の計算通りだったからだ。 ティア「今よ! 転移魔方陣展開!!」 突如として足元に現れた転移魔方陣は、過激派の飛行できない兵士を次々と飲みこんでいった。 一旦勢いのついた群衆は急に止まることができない。過激派の勢いを逆に利用した見事なトラップだった。 星の裏側まで転移されたのでは、もはやこの戦いが終わる前に自力で戻ってくるのは無理だろう。 空を飛んで逃れた部隊も、地上からの砲撃に隙を突かれ、次々と戦線を離脱していく。 各部隊の被害が穏健派の予想より少なかったのは、指揮官がアティやライズなど歴戦の猛者だったおかげだ。 はやて「な!? 卑怯やで! 『事前の罠設置などの小細工は無し』ってルールにもちゃんと記載されとるやないか!!」 クロノ「『事前』のだろう。我々は即席で罠を張っただけだ。大体君がルールを語るな」 はやて「ぐぬぬっ、急いで転移先を調べてこちら側へ呼び戻すんや!」 なのは「今のでこちらの戦力は三十パーセントダウン・・・か」 アティ「やってくれましたね。これでは罠を警戒して迂闊に攻められません」 ライズ「だが、長期戦でも私達が有利なのは変わらないわ。むしろ、そうなって不利なのは穏健派のはずなのに・・・。」 地上Sフィールド マサキ「つまらん、貴様らでは完成したGゼオライマーの相手には役不足だ」 ジナ 「黙れぇー!!!」 ジナイーダはゼオライマーからのエネルギー砲撃を紙一重でかわしつつ、パルスライフルと肩のロケットを乱射した。 ジナイーダに続き、後方から援護に現われた大神も、両肩のキャノン砲を発射する。 マサキ「愚かな、弱いというのは罪だな」 しかし、彼女達の懸命の攻撃は無情にもGゼオライマーの持つフィールドにあっけなく弾き飛ばされる。 その強さは、まさに冥王の名に相応しいものだった。 ジナ「くっ、馬鹿な! バリアだと!!」 マサキ「これも次元連結システムのちょっとした応用だ。貴様らガラクタがいくら集まったところで、傷一つ付けられはせん。」 大神「これほどの奴を本陣へ行かせるわけにはいかない!なんとしてもこの場で奴を仕留めなければ!」 シュウ「その役目は私に譲ってくれませんかねぇ?」 マサキ「ようやく来たか! 待ちわびたぞ」 その巨体が次元の狭間から現われた瞬間、凄まじいまでの威圧感が戦場を包み込んだ。全身から冷たい汗が吹き出る。手足がすくみ心臓の鼓動が痛いほどに高鳴る。それはまさしく絶対的な恐怖だった。 大神(・・・つ、強さの次元が違い過ぎる) ジナ(この私が・・・気圧されているだと! ) ジナイーダと大神は無意識のうちに自分達の体が震えるのを感じていた。 ネオグランゾン・・・搭乗者が人知を超えた能力の持ち主ならば、1日で世界を壊滅に追い込むこともできる最凶クラスの人型兵器。 それを大幅に強化した機体。 グレートゼオライマー・・・次元連結システムを積んだゼオライマーの能力に加え、全八卦ロボの全必殺技を持ち合わせた機体。 そんな化け物同士が一箇所に集まって潰しあおうというのだ。 彼らの反応はむしろまともな方だろう。普通の兵士なら威圧感だけで失禁するか気絶している。 シュウ「さて、オードブルはもういいでしょう。行きますよ、グラビトロンカノン!」 ACや霊子甲冑など、当たるどころか、かすっただけで消滅しそうな一撃がGゼオライマーに向かっていく。 マサキ「ふっ、その程度の手が見抜けないとでも思ったか?」 Gゼオライマーは普通なら確実に直撃コースの攻撃すら、転移して軽々とよけて見せた。 当てるべき的を見失ったグラビトロンカノンは、はるか彼方の山を丸まる一つ吹き飛ばす。 もはや、唯の人型兵器が介入できるレベルを超えていた。 マサキ「貴様は前から気に入らなかった。人のカキコにいちいち難癖付けやがって!この俺を誰だと思っているのだ!?」 シュウ「相手を気に入らない所は同感ですね。それに、その名前は私の嫌いな男に良く似ている。はっきり言って、目障りなんですよ。 あなたにはここで消えてもらいます」 ネオグランゾンが分身(?)して三体に増殖すると、対抗してGゼオライマーも二体に分身する。 ここまでくると、もはや手が付けられない。 シュウ「その性能、さすがですね。ここでは場所が狭すぎますし、上に行きませんか? どこまでネオグランゾンとやりあえるか試してあげましょう」 マサキ「ふん、宇宙空間でけりをつけようというのか。いいだろう、乗ってやる」 場を散々かき回した二体(五体?)は、音速をはるかに超えるスピードで空へ昇っていった。 この日、この次元世界から星が1つ、衛星が3つ崩壊したのが観測された。 第十中隊隊長 木原 マサキ 副隊長 氷室 美久 第七中隊隊長 シュウ・シラカワ 戦線離脱 それを追って、第七中隊副隊長 サフィーネ 戦線離脱 デス子「(ピキ―ン)むっ、マスター!」 シン「どうした、デス子?」 デス子「この戦いが終わったら、私も銀河を滅ぼせるくらいにパワーアップしようと思うんです。」 シン「なに物騒なこと言ってるんだ。大体、それ死亡フラグだろうが。ほら、早く闇の書の中に行くぞ」 デス子「む~(いつか必ず・・・)」 シンの経験した死亡フラグの例 俺はこの戦いが終わったら、議長の秘書をやろうと思っている。 俺、この戦いが終わったら自分のCD出そうと思っているんだ 地上前線本部 怒涛の戦闘開始から、ようやく二時間三十分。 ティアナ達は、簡易テントで刻々と変わっていく戦況を分析していた。 ティア「一時はどうなることかと思ったけど、何とか持ちこたえてるわね」 ゼロ 「ああ、思ったより最初の罠を引きずってくれているようだな」 あれには、敵の戦力減衰と士気低下だけでなく、さらなる罠があるのではないかと疑心暗鬼にさせ、 うかつに攻め込ませないようにする意味があったのだ。優秀な頭脳が少ない過激派はまんまとその狙いに引っ掛かってくれていた。 ゼロ「しかし、相変わらず戦力はあっちが上だ。ここままでは押し切られるぞ」 ティア「大丈夫よ。そのための策もクロノ提督がちゃんと・・・・」 高音で鳴り響くサイレンに、ティアの言葉はかき消された。 ティア「どうしたの!」 ミルフィー「高速で接近する物体確認。迎撃部隊は・・・全滅!?そんな、こんなに早く!?」 前線はテントより六キロ近く離れているはずだ。転移反応は確認されなかったから導かれる戦術はただひとつ 『エースの一点突破による司令部の殲滅』 相手は迎撃部隊すらも軽く葬る実力者だ。今のまま戦っても勝ち目は薄い。 即座にそう判断すると、ティアナは信頼している仲間に緊急時を伝える念話を送った。 ゼロ「真っ直ぐ突っ込んでくる! いかん、総員に退避命令を・・・」 ???「遅いよ・・・スターライト・・・ブレイカー」 ゼロが命令を伝え終わる前に、桃色の魔法砲撃が中身ごとテントを粉々に吹き飛ばした。 なのは「へぇ、不意打ちだったのに避けきったんだ」 テントの外に吹き飛ばされた三人を見て、なのはが感心したように呟いた。 避けたのではなくたまたま外れたのだが、目を逸らせば砲撃が飛んできそうなのに、わざわざ相手に突っ込む余裕などあるはずがない。 ティア「まさか、戦闘指揮官補佐が直接敵陣の中枢に突っ込んでくるなんて…悪い冗談だわ。ル・・ゼロ、あなたに指揮権を委譲します。 ミルフィーの紋章機で第二指令部へ移動して!」 ゼロ「・・・どうやら因縁の相手らしいな。いいだろう、ここは任せたぞ! C.C、ガウェインを第二司令部へ回せ!」 ミルフィー「ティアさん、ご無事で! ル・・ゼロさん、行きますよ!」 司令官が二人も乗った紋章機が飛び去っていくのを、なのはが黙って通すはずがない。 身構えるティアナだったが、意外にもなのはは一瞥しただけで何もしなかった。 ティア「・・・見逃してもいいんですか? ここに来た目的は指令系統の分断でしょう?」 なのは「あっちはいつでも落とせるからね。それに、どちらが上か、もう一度教えてあげないといけない教え子もいるし・・・」 ティア「言いますね。でも、その余裕もこれまでです」 空に二本の橋が架かかり、聞きなれたホイールの音が近づいて来る。 なのは「へぇ、そういうこと・・・」 突然の轟音に大地が揺らぐ。舞い上がる土煙の中から現われたのは、鋼の体を持つ二人の姉妹だった。 なのはにとっては厄介な、ティアナにとっては頼もしい二人の相棒が天空から舞い降りたのだ。 スバル「ごめん、ティア。少し遅れちゃった。」 ギンガ「スバル! ティアナ指揮官でしょ。まったくもう」 襲われたときに念話で位置と状況を知らせておいたのだ。実力もあり、かって知ったる三人だからこそコンビネーションも容易に組める。 これがティアナの考えた、なのはに勝てる可能性のある唯一の組み合わせだった。 ティア「さあ、このメンバーなら引けを取らないわ。今日こそあなたに勝って、積年の恨みを晴らさせてもらうわよ!」 なのは「ふふふっ、そのくだらない幻想ごと、打ち砕いてあげるなの」 『二代目冥王』と言われた元少女は冷たい微笑を浮かべ、三人に杖の切っ先を向けた。 シン「・・・・・・」 マユ「どうしたの?」 シン「やっぱり俺こっちに居ようかな・・・」 マユ「え? え? なんで?」 シン「・・・俺の体がこれ以上は限界だって呟くんだ」 マユ「・・・・・・お兄ちゃん、いろんな意味で大丈夫?」 地上Nフィールド シグナム「お前とは一度、正々堂々一対一で戦ってみたかった」 ゼスト 「私も同じだ。折角の初立会いがこんなことになったのは皮肉な話だが、お互い守るものの在る身、贅沢は言うまい」 シグナム「ふっ、そうだな。だが、今このときだけは全てを忘れて楽しむとしよう」 射撃戦の様相を見せる戦場で二人の剣士は導かれるように出会い、剣を構える。 その顔は、遠足に行くのを楽しみにしている子供のようだ。 シグナム「しかし、意外だった。まさかお前がこの戦いに参加しているとは・・・」 ゼスト 「うむ、彼には俺のあとを継いでもらわねばならんからな」 ゼストの言葉に愉快そうに微笑んでいたシグナムの眉がピクリと反応した。 シグナム「あとを・・・継ぐ・・・?」 ゼスト 「彼ほどの材逸は今後十年は現われないだろう。うまく育てれば俺とレジアスのあとを継ぐにふさわしい人間になるはずだ」 シグナム「彼は機動六課の中心人物として活躍(?)している。今のままでも十分だと思うぞ」 ゼスト「お前達になど任せられるか! この戦いが終わったら、彼には我々と共に地上本部に来てもらう」 機動六課も強大な戦闘集団とはいえ、一介の地方公務員(?)である。 基本的に上からの命令には逆らえないのだ。(機動六課が異常なだけです) レジアス中将まで絡んでいるのなら、シンが地上本部に移動になったときに止められる人間はまずいないだろう。 ならば、主はやてのためにも、自分達のためにも、この男はこの場で仕留めなければ・・・! そう考えたシグナムは、闘志を燃え上がらせレヴァンティンを持つ手に力を込めた。 シグナム「・・・それは無理な話だ。お前の夢など知ったことではないが、シンはこの戦いが終わったら、八神家に来るのだからな」 ゼスト「ほう、いつも通り強引に拉致してか? 誰かに脅されない限り、彼ならきっと殺伐とした八神家より、我々と来ることを望むはずだ」 シグナムから発せられる殺気を感じたゼストも槍状のデバイスを構えなおした。 先程までの、ゆったりした空気は何とやら・・・。あっという間に殺気渦巻く戦場に戻ってしまった。 比較的まともな人間でさえ暴走させるとは、この場所には得体の知れないウィルスでもいるのだろうか。それとも、このスレのリリカルなのはの世界には、まともな人間などいないのだろうか。筆者はどんなことがあろうと前者を全力で支持したい。 シグナム「いい加減にしろ!シンは主はやてと我らヴォルケンリッターの所に婿養子に来るんだ。既に私達はその手はずを整えている!」 ゼスト「黙れ! 私がいなくなったあと、ルーテシアとアギトとアルビノを任せられる男は彼以外にはおらん! 俺が生きてきた証を・・・私の志を継げる男は彼しかいないのだ!」 シグナムが魔力カートリッジをリロードし、ゼストは自身のデバイスにフルドライブモードを命じた。 恐らく、次に交わす言葉を最後に、凄まじい戦いが始まる。 どの様な戦いになるかはわからないが、シリアスからは程遠いことだけは確かだ。 シグナム「シンは主はやてと我ら守護騎士の婿だぁー!!!」 ゼスト「ちがぁう! ルールー達の婿だぁー!!!」 騎士と戦士、それぞれの意地が弾かれ、打ち込み、何度もぶつかり合った。 シン「俺はやっぱり馬鹿だ」 マユ「あ~、その、なんというか・・・」 シン「・・・?」 マユ「馬鹿でよかったと思うよ。むしろ鈍感じゃなかったら、とんでもないことになってた気がするし・・・」 シン(・・・・・・なんでだろ、だんだんそんな気がしてきた) デス子(マスター、哀れです) 同時刻 聖王協会 はやての妄想が皆に感染している頃、聖王教会の騎士であり時空管理局理事官であるカリム・グラシアは、聖王教会に保存してある沢山の書物を調べていた。 シャッハ「騎士カリム! ああ、ここにいらしたのですか、騎士カリム。返事がなかったので何事かと思いましたよ」 カリム「ごめんなさい、シャッハ。少し調べ物をしていたの。ねえ、シャッハははやての部下のシン君のこと覚えてる? ほら、あの宝物庫を壊 した・・・」 シャッハ「宝物庫?・・・・ああ、あの時の! 確か騎士はやてのお気に入りの子でしたね」 もう何ヶ月前になるだろうか。まだ、ガジェットドローンが頻繁に出現していた頃のことだ。 はやてと今後の起動六課について話し合っている間に、どこから現われたのか十体近いガジェットドローンが聖王教会めがけて襲ってきた事件があった。完全な奇襲だったために民間人の避難が遅れ、あわや大惨事だったのだが、たまたまはやての護衛についていたシンのデスティニーが大暴れしたおかげで、襲い来るガジェットドローンから無事死傷者を出さずに、民間人を守ることができた。 デスティニーも無事だったのだが、戦闘中にロストロギアを保管してある宝物庫へ衝突。 80トンもの重量を受けて、頑丈だったはずの宝物庫は見るも無残に崩れ落ちていった。 このときばかりは、普段から冷静なクロノ提督も騎士カリムも青ざめた顔をしていたらしい。 もしも、一つでもロストロギアが損傷していたら始末書ではすまなくなっていただろう。 珍しい光景を思い出し苦笑いしたのはシャッハ・ヌエラ。 聖王教会の修道女で、はやての友人の一人だ。 シャッハ「あの時、彼がいなければどうなっていたことか。思い返してもぞっとします」 どの道、違う意味でぞっとしたにはしたのだが・・・。 カリム「それでね。誰にもいってなかったけど、宝物庫にあったロストロギアがひとつなくなっていたのよ。 使い方もわからなかったし、危険性も低かったから気にしなかったのだけれど・・・」 シャッハ「それは大問題だと思うんですけど」 そうか、この人の素はこんな性格だったと、とシャッハはだんだん痛みが増してくる頭を抱えた。 カリム「調べてみたら意外なことがわかったの!ほら、この文献を見て」 ロストロギア『セイオウノツルギ』に関する報告書 本来は、強力であるものの製造に金のかかるユニゾンデバイスを量産するために、古代ベルカ領内で極秘に開発された魔道兵器。 どんな質量兵器でも手軽にユニゾンデバイス化し(強さは融合した質量兵器に依存)、 なおかつ使い手の力を最大限に引き出すことができるよう設計されている。 この魔道兵器を用いれば、強力なベルカの騎士を大量に増員できる予定だったのだが、 融合事故が多発に加え、燃費がとても悪く計画は頓挫。現在確認されているのは完成品が聖王教会に二つだけ(あとは所在不明)残っている。 カリム「・・・ね、興味がわいてきたでしょう?」 シャッハ「これって・・・デス子という名前のユニゾンデバイスが現れたのも確か・・・」 カリム「そう、あの事件すぐ後・・・。おそらくこれが原因ね。今更返してとは言えないし、時空管理局に譲渡したと思えば気にもならないけど、 一応詳細は話しておこうと思って・・・」 シャッハ「すぐに連絡を取ってきます! 大人しく待っていてください」 とんでもないことになったと青天の霹靂を地でいく事態に慌てるシャッハ。 このことが上層部にばれれば左遷では済まなくなるだろう。 カリム「みんな今ごろ、何してるのかな」 まだこのときは誰一人気付いていなかった。 使い手の力を最大限に引き出す『セイオウノツルギ』を、『あの力』を持ったシンが使うことがどれほど危険であるか。 それは皮肉にも、カリム自身の予言に大きく関わっていくのだが、それはまだ先の話である。 前ページ次ページなのはクロスの作品集
https://w.atwiki.jp/mainichi-matome/pages/566.html
基礎データ ブランド名 健康家族 会社名 株式会社健康家族 電話番号 0120-550-229 Fax番号 0120-550-396 メール info@kenkoukazoku.co.jp 企業分類 健康食品 現在の問合せ結果 × 現在のコメント メール返信なし 最終更新日 2009/03/09 特記事項 基礎データ特記事項 健康家族2008年7月07日の毎日朝刊に広告あり 7/18 △(コメントとれず) 2008年7月28日の毎日朝刊に広告あり × 2008年8月10日の毎日朝刊に広告あり 2008年8月11日の毎日朝刊に広告あり 8/12 ×(ノーコメント) 他、広告多数 03/09 ×(メール返信なし) 特に新聞に広告を出している企業は毎日新聞にとって泣き所となるようです 問合せ 問合せ先一覧 / 毎日新聞に広告を出していた企業(日付別) / 毎日jpに広告を出していた企業 / 電話問合せのコツ 結果別一覧 ◎◎-◎-○ / △ / ×(記号、数字、ローマ字) / ×(ひらがな) / ×(カタカナ・ア行~ナ行) / ×(カタカナ・ハ行~ワ行) / ×(漢字・あ行~か行) / ×(漢字・さ行~た行) / ×(漢字・な行~は行) / ×(漢字・ま行~わ行) 分野別一覧 製造業 / 製造業その他 / 小売、卸売 / サービス業、娯楽 / 医療、医薬 / 建設、不動産 / 金融、運輸、IT、その他 / マスコミ、出版 行政等一覧 行政、各種団体等 / 教育機関等 / 政治家、著名人 毎日新聞系列 【その1】 【その2】 【その3】 【その4】 【その5】 【その6】 【その7】 【その8】 【その9】 問合せ報告 毎日新聞関係の凸結果を淡々と張り続けるスレ7 ※「電凸」とは「電話問合せ」のインターネットスラング(俗語)です。(詳細は用語集) 対応評価の大まかな目安 ◎◎ 広告打ち切り・今後広告を出さない・今後広告を出す予定はない ◎ 良対応・厳重な抗議 ○ 普通、中立対応・対応検討中、今後注視 △ 保留・問合せの返答結果待ち(3日以内に回答なければ×) × 悪対応・無回答・処分は十分毎日の姿勢を容認・広告続行 このテンプレを編集 健康家族 2008年7月07日の毎日朝刊に広告あり 7/18 △(コメントとれず) 705 名前: 名無し草 [sage] 投稿日: 2008/07/18(金) 15 36 57 http //changi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1216337055/496 「日本の母は息子の性処理係」毎日新聞が捏造記事89 496 名前:可愛い奥様[] 投稿日:2008/07/18(金) 15 34 50 ID 9yaCPCj80 健康家族が7月7日朝刊に広告出してたので 注文がてら電凸してみました。 が、緊張しちゃってなんだか言いたいことが伝わらず 広告担当者には繋いでもらえなかった・・・。 でも「週刊新潮に載っていた」「毎日新聞が日本人女性を侮蔑する記事を インターネットで流していた」と言うキーワードはしっかり言えたと思う。 「他に新聞はたくさんあるのだからなにもわざわざあんな新聞に広告を 載せないでいただきたい。これからも気持ち良く取引したいので」と オペレーターさんには伝えたけど、ヘタレですみません。 2008年7月28日の毎日朝刊に広告あり × 2008年8月10日の毎日朝刊に広告あり 2008年8月11日の毎日朝刊に広告あり 8/12 ×(ノーコメント) 505 名前: 名無し草 [sage] 投稿日: 2008/08/12(火) 11 25 26 「日本の母は息子の性処理係」毎日新聞が捏造記事120 http //changi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1218390705/989 989 名前:可愛い奥様[] 投稿日:2008/08/12(火) 11 24 38 ID iAA1tjNf0 健康家族に電話問い合わせ(ノーコメント) オペレーターの女性に問い合わせを行い、自宅まで折り返し電話してもらいました。 広告は多くのお客様に読んでもらうつもりで掲載した。 waiwai問題についてはノーコメント。今後の出稿予定についてもノーコメント。 他、 広告多数 03/09 ×(メール返信なし) 「日本の母は息子の性処理係」毎日新聞が捏造記事160 http //changi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1235566659/531 531 名前:名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中[sage] 投稿日:2009/03/08(日) 21 12 39 ID DEjfAMli0 メールのお返事です 健康家族 →メール返信無し 検索 2008年10月17日の毎日夕刊 広告一覧 2008年10月21日の毎日朝刊 広告一覧 2008年10月24日の毎日朝刊 広告一覧 2008年11月11日の毎日朝刊 広告一覧 2008年11月14日の毎日夕刊 広告一覧 2008年11月19日の毎日朝刊 広告一覧 2008年12月09日の毎日朝刊 広告一覧 2008年12月10日の毎日朝刊 広告一覧 2008年12月16日の毎日朝刊 広告一覧 2008年12月19日の毎日朝刊 広告一覧 2008年12月20日の毎日夕刊 広告一覧 2008年7月07日の毎日朝刊 広告一覧 2008年7月28日の毎日朝刊 広告一覧 2008年8月10日の毎日朝刊 広告一覧 2008年8月11日の毎日朝刊 広告一覧 2008年8月17日の毎日朝刊 広告一覧 2008年9月22日の毎日朝刊 広告一覧 2008年9月24日の毎日朝刊 広告一覧 2008年9月25日の毎日朝刊 広告一覧 2008年9月30日の毎日夕刊 広告一覧 2009年10月16日の毎日朝刊 広告一覧 2009年11月10日の毎日朝刊 広告一覧 2009年11月27日の毎日朝刊 広告一覧 2009年12月02日の毎日朝刊 広告一覧 2009年1月31日の毎日夕刊 広告一覧 2009年2月01日の毎日朝刊 広告一覧 2009年7月15日の毎日朝刊 広告一覧 2009年7月17日の毎日朝刊 広告一覧 2009年7月29日の毎日朝刊 広告一覧 2009年8月12日の毎日朝刊 広告一覧 2009年9月14日の毎日朝刊 広告一覧 2009年9月17日の毎日朝刊 広告一覧 2009年9月29日の毎日朝刊 広告一覧 2010年10月15日の毎日朝刊 広告一覧 2010年11月12日の毎日朝刊 広告一覧 2010年12月03日の毎日朝刊 広告一覧 2010年12月14日の毎日朝刊 広告一覧 2010年12月21日の毎日朝刊 広告一覧 2010年1月13日の毎日朝刊 広告一覧 2010年2月07日の毎日朝刊 広告一覧 2010年2月12日の毎日朝刊 広告一覧 2010年3月10日の毎日朝刊 広告一覧 2010年4月06日の毎日朝刊 広告一覧 2010年5月13日の毎日朝刊 広告一覧 2010年6月11日の毎日朝刊 広告一覧 2010年7月08日の毎日朝刊 広告一覧 2010年8月04日の毎日朝刊 広告一覧 2010年8月05日の毎日朝刊 広告一覧 2010年8月19日の毎日朝刊 広告一覧 2010年9月01日の毎日朝刊 広告一覧 2011年1月13日の毎日朝刊 広告一覧 2011年1月14日の毎日朝刊 広告一覧 2011年1月25日の毎日朝刊 広告一覧 2011年2月04日の毎日朝刊 広告一覧 2011年2月09日の毎日朝刊 広告一覧 2011年2月22日の毎日朝刊 広告一覧 2011年3月04日の毎日朝刊 広告一覧 2011年3月07日の毎日朝刊 広告一覧 2011年5月の毎日jpに広告を出していた企業 2012年2月05日の毎日朝刊 広告一覧 2012年2月29日の毎日朝刊 広告一覧 2012年5月の毎日jpに広告を出していた企業 問合せ結果分野別一覧 問合せ結果別一覧 ×対応の企業(漢字で始まる企業名・あ行~か行)
https://w.atwiki.jp/mamanlyon/pages/55.html
健康食品
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/3827.html
ゆっくりいじめ系59 大好きゆっくり魔理沙 ゆっくりいじめ系118 ゆっくりのなくころに ゆっくりいじめ系140 ゆっくりんかわいいよゆっくりんりんⅡ 賢者と大図書館 ゆっくりいじめ系201 コードアイス-反逆のゆっくりゆかりん ゆっくりいじめ系278 永夜緩居― 二匹のゆっくり_1 ゆっくりいじめ系279 永夜緩居― 二匹のゆっくり_2 ゆっくりいじめ系293 愛はゆっくりすれ違う ゆっくりいじめ系334 ドスまりさ暗殺 ゆっくりいじめ系384 永夜緩居[ゴミクズ]_1 ゆっくりいじめ系385 永夜緩居[ゴミクズ]_2 ゆっくりいじめ系386 永夜緩居[ゴミクズ]_3 ゆっくりいじめ系403 ゆっくり横とび ゆっくりいじめ系404 ゆっくりできない町 ゆっくりいじめ系409 きれいなれいむ ゆっくりいじめ系417 ドスまりさ暗殺 mission-Ⅱ ゆっくりいじめ系476 永夜緩居[胎動]_1 ゆっくりいじめ系477 永夜緩居[胎動]_2 ゆっくりいじめ系523 ゆっくりしすぎた逆転裁判_1 ゆっくりいじめ系524 ゆっくりしすぎた逆転裁判_2 ゆっくりいじめ系569 愛のある食卓 ゆっくりいじめ系574 午後の紅茶 ゆっくりいじめ系586 ドスぱちゅりー『感染拡大』 ゆっくりいじめ系603 ゆっくりそんぐ ゆっくりいじめ系604 ゆっくりの一人カラオケ ゆっくりいじめ系612 ゆっくり詰め ゆっくりいじめ系639 ゆかりんのピーッくっせぇ~~! ゆっくりいじめ系648 狂ったドスまりさ ゆっくりいじめ系649 ギャルゲーでゆっくり ゆっくりいじめ系738 永夜緩居[ゆっくり] ゆっくりいじめ系762 星とゆっくり ゆっくりいじめ系779 やあ、僕は虐待お兄さん ゆっくりいじめ系790 ある夏祭りとゆっくり菓子 ゆっくりいじめ系796 まりさをみて_1 ゆっくりいじめ系797 まりさをみて_2 ゆっくりいじめ系859 ぐだり話 ゆっくりいじめ系898 脛毛話 ゆっくりいじめ系919 黒い黒い瞳一つ ゆっくりいじめ系987 僕とわがまままりさのギスギスした朝 ゆっくりいじめ系1037 僕とわがまままりさのギスギスしたおもてなし ゆっくりいじめ系1079 僕とわがまままりさのギスギスしたごっこ遊び ゆっくりいじめ系1114 最強の遺伝子 ゆっくりいじめ系1152 僕とわがまままりさのギスギスした山登り ゆっくりいじめ系1187 ジュースを片手に森で踊ろう ゆっくりいじめ系1250 緩動戦士まりさ ゆっくりいじめ系1478 壁の上のまりさ ゆっくりいじめ系1544 幻想の宇宙史_01 ゆっくりいじめ系1545 幻想の宇宙史_02 ゆっくりいじめ系1836 同情するなら飼ってくれ ゆっくりいじめ系2275 まんじゅうこわい ゆっくりいじめ系2284 ゆうかの白い花畑 ゆっくりいじめ系2285 花とゆうか ゆっくりいじめ系2319 永夜緩居[三匹のゲス、一匹目-グズ(前編)] ゆっくりいじめ系2320 永夜緩居[三匹のゲス、一匹目-グズ(後編)] ゆっくりいじめ系2321 永夜緩居[三匹のゲス、二匹目-れいぱー](前編) ゆっくりいじめ系2322 永夜緩居[三匹のゲス、二匹目-れいぱー](中編) ゆっくりいじめ系2323 永夜緩居[三匹のゲス、二匹目-れいぱー](後編) ゆっくりいじめ系2324 永夜緩居[三匹のゲス、三匹目-ゴロツキ](前編) ゆっくりいじめ系2325 永夜緩居[三匹のゲス、三匹目-ゴロツキ](中編) ゆっくりいじめ系2326 永夜緩居[三匹のゲス、三匹目-ゴロツキ](後編) ゆっくりいじめ系2327 永夜緩居[三匹のゲス、一人と四匹目] ゆっくりいじめ系2330 永夜緩居6前編-1 ゆっくりいじめ系2331 永夜緩居6前編-2 ゆっくりいじめ系2332 蠢符「永夜緩居」(永夜緩居6後編-1) ゆっくりいじめ系2333 蠢符「永夜緩居」(永夜緩居6後編-2) ゆっくりいじめ系2334 蠢符「永夜緩居」(永夜緩居6後編-3) ゆっくりいじめ系2335 永夜緩居― EX[眠れるゆっくりは饅頭の夢を見るか] 藍×ゆっくり系1 ゆっくりマスター 妹紅×ゆっくり系4 ゆっくりほーらい ゆっくりれみりゃ系いじめ16 ゆっくりゆかりんとゆっくりれみりゃ ゆっくりいじめ小ネタ94 ゆっくりんりんゆっくりんりんかーわいいよー ゆっくりいじめ小ネタ210 神よあのものにどうか報いを その他 こんな俺に誰がしたってお前だこの野郎 その他 ゆっくりとは…
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2609.html
ふたば系ゆっくりいじめ 340 ゆっくりほいくえん 絵×2 ふたば系ゆっくりいじめ 396 つむりとおねえさん ふたば系ゆっくりいじめ 444 ドスハンター ふたば系ゆっくりいじめ 479 やさしいまち ふたば系ゆっくりいじめ 512 恐怖! ゆっくり怪人 ふたば系ゆっくりいじめ 697 おちびちゃん用のドア ふたば系ゆっくりいじめ 1145 のるま 絵 ふたば系ゆっくりいじめ 1206 しょうりしゃなのじぇ ふたば系ゆっくりいじめ 1225 外の世界でデビュー ふたば系ゆっくりいじめ 1248 飼いドス ふたば系ゆっくりいじめ 1293 えーき裁き 作者別ページに戻る トップページに戻る
https://w.atwiki.jp/seigeki/pages/848.html
第六回朗読祭~夏休み前だよ!怪談スペシャル~完成品まとめ 朗読祭用に投下されたシナリオを声優さんが朗読し それを編集さんが編集作業をして完成させた作品たちです。 今回は夏季開催ということで 『怪談』 をお題とした作品を募集しました。 インド人の幽霊 太郎さんの憂鬱 ひい様の昔し語り 旧校舎の大鏡 音陽炎 怪談思弁 転校生 インド人の幽霊 シナリオ製作者:どらいも ◆5osweXTmkM 台本:インド人の幽霊 詠み人:猫まっしぐら (6 20) 素材提供 デイドリーム ゴースト、SILDRA COMPANY、ザ・マッチメイカァズ、音人 詠み人:158 (5 15) 素材提供 Presence of Music、H/MIX GALLERY、かるがも行進局 詠み人:161 (6 00) 素材提供 SAM Free Music、Hanac200X、SHW、音の杜 詠み人:避難所12 (5 40) 素材提供 ASOBEAT、ザ・マッチメイカァズ ↑ 太郎さんの憂鬱 シナリオ製作者:ペヤング ◆g7JT5Zffzc 台本:太郎さんの憂鬱 詠み人:猫まっしぐら (3 45) 素材提供 oo39ドットコム、ザ・マッチメイカァズ 詠み人:206 編集:きゅうりちくわ (3 10) 素材提供 煉獄庭園、SAM Free Music 詠み人:254 編集:ホッケ (3 11) 素材提供 音人、TAM Music Factory 詠み人:256 (2 57) 素材提供 H/MIX GALLERY、音人、効果音源、かるがも行進局 詠み人:避難所86 (3 25) 素材提供 Presence of Music、音人、ザ・マッチメイカァズ、oo39ドットコム、かるがも行進局 ↑ ひい様の昔し語り シナリオ製作者:ペヤング ◆g7JT5Zffzc 台本:ひい様の昔し語り 詠み人:瞬無 (3 15) 素材提供 音の葉っぱ、音の杜、音人、Hanac200X、Music Atelier 詠み人:代理投下64 (3 45) 素材提供 SILDRA COMPANY、Music Atelier 詠み人:避難所12 (5 30) 素材提供 あおいとりのうた、SHW、零式マテリアル、SILDRA COMPANY、Music Atelier 詠み人:避難所86 (5 40) 素材提供 SpiderWorks、Presence of Music、Tam Music Factry、ザ・マッチメイカァズ ↑ 旧校舎の大鏡 シナリオ製作者:ペヤング ◆g7JT5Zffzc 台本:旧校舎の大鏡 詠み人:175 編集:ホッケ (4 09) 素材提供 H/MIX GALLERY、効果音源 詠み人:避難所12 (3 43) 素材提供 煉獄庭園 詠み人:185 (4 16) 素材提供 SAM Free Music、Pianos DauGe、ザ・マッチメイカァズ 詠み人:避難所86 (3 31) 素材提供 Presence of Music、SILDRA COMPANY、ザ・マッチメイカァズ ↑ 音陽炎 シナリオ製作者:鬼楽 ◆p2.NkAZNtw 台本:音陽炎 詠み人:代理投下101 編集:ホッケ (2 28) 素材提供 効果音源、H/MIX GALLERY 詠み人:195 (3 00) 素材提供 Fra's Forum、零式マテリアル、音楽工房夢見月 ↑ 怪談思弁 シナリオ製作者:暇な学生◆SNCT/eSH72 台本:怪談思弁 詠み人:243 編集:ホッケ (1 07) 素材提供 効果音源、H/MIX GALLERY 詠み人:245 (1 05) 素材提供 TAM Music Factry、小森平の使い方 詠み人:255 (0 57) 素材提供 音々亭 詠み人:代理投下113 編集:きゅうりちくわ (1 01) 素材提供 Presence of Music、効果音源 詠み人:272 (0 50) 素材提供 音々亭、音の葉っぱ 詠み人:代理投下122 (0 57) 素材提供 煉獄庭園 詠み人:279 編集:暇な学生 (1 14) 素材提供 煉獄庭園 様より「腐臭の闇」、H/MIX/GALLERY 様より「Rumor」 詠み人:避難所86 (0 52) 素材提供 H/MIX GALLERY、ザ・マッチメイカァズ ↑ 転校生 シナリオ製作者:どらいも ◆5osweXTmkM 台本:転校生 詠み人:避難所78 (6 15) 素材提供 魔王魂、Sound Effector、音楽工房夢見月、ザ・マッチメイカァズ、Ramine、HappyEgg ↑
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/46.html
ふたば系ゆっくりいじめ 2 散歩した春の日に 絵 ふたば系ゆっくりいじめ 3 ちょっと鴉が多い街のお話 絵 ふたば系ゆっくりいじめ 22 伝説の超餡子戦士 絵 ふたば系ゆっくりいじめ 38 とある野良ゆっくり達の話 絵 ふたば系ゆっくりいじめ 46 散歩した5月の日に 絵 ふたば系ゆっくりいじめ 48 ゆうかにゃんと色々してみよう! ふたば系ゆっくりいじめ 128 れいむとまりさがだーい好き!! 絵 ふたば系ゆっくりいじめ 136 つむりはとってもゆっくりできるんだよ! 絵 ふたば系ゆっくりいじめ 324 散歩した秋の夜に ふたば系ゆっくりいじめ 343 湯栗学園にて ~教師・背徳編~ ふたば系ゆっくりいじめ 372 新世代清掃工場 ふたば系ゆっくりいじめ 385 どうしてそう思ったの? ふたば系ゆっくりいじめ 386 最終地獄 ふたば系ゆっくりいじめ 635 散歩した冬の日に ふたば系ゆっくりいじめ 645 捨てゆっくりin 冬 ふたば系ゆっくりいじめ 648 ゆき合戦 ふたば系ゆっくりいじめ 671 年越しまりちゃ村 ふたば系ゆっくりいじめ 698 ゆっくりを拾おう! ふたば系ゆっくりいじめ 707 うどんげを怖い目にあわせてみた(前) ふたば系ゆっくりいじめ 731 うどんげを怖い目に遭わせてみた(後) 絵×2 ふたば系ゆっくりいじめ 853 ゆっくりの吊るし切り 絵 ふたば系ゆっくりいじめ 870 ゆっくり節分料理 作者別ページに戻る トップページに戻る
https://w.atwiki.jp/yuasa1788/pages/4.html
健康診断の案内 全員メール 人間ドックの案内 全員メール
https://w.atwiki.jp/sinsougou/pages/1440.html
#navi(なのはクロスの作品集) プラントに留学したばかりの頃、俺はいつも思ってた。 どうしてこんなことになったんだろう、って。 家族を失って、故郷を失って、人殺しを学んで・・・。 罪のない人を傷つける奴らが憎かった! 力もないくせに誇りだけ高い故郷が許せなかった! 自分勝手な理由で戦火を拡大させる連中を止めたかった! 俺を支えてくれたかけがえのない人々を守りたかった! なにより無力な自分が一番許せなかった! なのに・・・・世界はいつも俺を裏切った。 当然だ、あの世界は議長じゃなくあいつらを選んだんだ。 そんな世界に俺はいらない。 いらないから、俺は最後に世界から捨てられた。 未練はない。 未練なんて残らないほど、奴等に全てを奪われたから。 俺は許せなかった。 俺の家族を、マユを、ハイネを、ステラを、レイを、議長を、艦長を奪ったあいつらを。 自分達の侵した罪から逃げて、未来だけ作ればいいと思ってるあいつらを。 だから、いっそすべてを道連れにしてやろうと思った。 守りたかったものを奪われる苦しみを、あいつらにも思い知らせてやりたかった。 人を殺すことの重さを、背負っていかなきゃならない重さを思い出させてやりたかった。 スイッチを押したことは、今でも後悔してない。 復讐のために、平和のために、手向けのために、俺はできることをやっただけだ。 そうして俺は、最後に残った命すら自分から捨ててやった。 捨てた――――はずだった。 なのに、そんな俺を彼女達は受け入れてくれた。 力のない俺を、死に急いでいた俺を、罪悪感に苦しんでいた俺を 何も言わずにただ認めてくれた。 忘れかけていた気持ちを思い出させてくれた。 失った心の隙間を自分達の心で埋めてくれた。 だから、今度こそ彼女たちを守りたいと思った。 例え力がなくたって、俺のできることをやろうと誓った。 軍人としては失格だ。あいつには思いだけで何ができると はねつけられるかもしれない。 でも、きっと思いだけでもできることはある。 だって、俺の大切な人達は…。 いつも『思いを力に変えて』戦っているのだから シン編第七話 前編 『 勝 利 を 掴 む 掌 の 槍 』 何故、あの男は立ち上がる事が出来た? 多くの魔法を用い、並みの魔導師なら絶命するほどの砲火を浴びせた。 無尽蔵の魔力にさらし、自力では動くことも不可能なほどに痛めつけた。 なのに、あの男はまだ立っている。 止めを刺すために放った最強の殲滅魔法『アルカンシェル』までも消滅させて。 まるで最初から存在しなかったかのように、忽然と消滅させて。 消滅させた―――――瀕死の魔導師もどきが? ―――――ありえぬ。 『闇の書の闇』は、再び魔法を発射する体制にはいる。 四本の腕にそれぞれ展開させた魔法陣は、収束砲撃魔法でも屈指の破壊力を持つスターライトブレイカーを 撃つためのものだ。 威力では『アルカンシェル』に劣るが、スターライトブレイカーは闇の書が収集した 攻撃魔法の中でも屈指の破壊力を持っている。 それを四つ束ねることが出来るのならば、どれほど防御を重ねようと無意味だろう。 まして、対象物はバリアジャケットすらまともに機能していないのだ。 偶然は二度続かない。 『アルカンシェル』は、一度放てば一定空間を消滅させるまでどのような干渉も受け付けない。 だからこそ、闇の書への唯一の対抗手段なのだ。 それを素人同然の魔導師が消し去ったなど、一ミリの思考も費やす価値の無い妄想にすぎない。 着弾前に消滅したのは、魔術構成に何らかの不備があったからだと『闇の書の闇』はそう計算した。 だが、『闇の書の闇』は最後まで気付かなかったようだ。 “奇跡”は計算では計り切れないことに。 シン「・・・・来るか」 『闇の書の闇』の殺気が膨れ上がった瞬間、シンはアロンダイト・キルスレスを握る右手に力を込めた。 ―――――オオオオオオオオオオッ 聞きなれてきた咆哮と共に、スターライトブレイカーが四発同時に撃ちだされる。 凄まじい発射音を周囲に響かせながら、重なり合い、混ざり合うピンク色の殲滅光。 周りに浮遊している肉塊をことごとく消滅させながら向かってくるそれは、 さながら死神が鎌を振り下ろすかのごとく、シン目掛け一直線に向かってきた。 対するシンは、アロンダイト・キルスレスを構えたまま動かない。 剣で魔法を迎撃しようというのか。 あまりにも無謀すぎる。片腕では見よう見まねの紫電一閃すら放てないと言うのに。 それとも、傷のせいで立ち上がるのが精一杯だったのか。 避けるだけの体力が残っていなかったというのか。 否、シンは動けなかったのではない。動かなかったのだ。 フリーダムでオーブ海戦を戦った時、俗に言うSEED覚醒状態のキラ・ヤマトは、 ビームライフルの光弾を手に持ったビームサーベルで弾き返していた。 キラ・ヤマトにできることが、強くなったシン・アスカに出来ないはずがない。 デス子「駄目、間に合わないっ!」 デス子の悲鳴さえ意に返さず、シンはただひたすら集中する。 シン(意識をあれだけに向けろ。チャンスは一瞬・・・・着弾する瞬間!) 預かりものの左目を凝らし、意識を研ぎ澄ませることで迫りくる閃光に『黒い線』が映し出されていく。 万物創生の時より定められた運命である『死』が、シンの左目を通じて顕在したのだ。 シン(『線』は何とか見えてきた。後はこれを辿って行けば・・・・) ぎりぎりのタイミングであったアルカンシェルの時とは違い、 スターライトブレイカーは弾速が遅いため、着弾まで幾秒かのタイムラグが存在する。 なのはがバインドを用いてその欠点を補ったように、『闇の書の闇』は四つ束ねて撃つことで有効範囲を広げ、 相手の回避を封じようとしていた。 しかし、魔法が巨大になってしまったことが、このときばかりは裏目に出てしまったようだ。 的が大きくなったことで『死の点』を逆に狙いやすくしてしまったのである。 シン「そこだぁぁぁぁっ!!」 スターライトブレイカーが間近まで迫ったその刹那、シンは『線』の終着駅である『点』に思いっきり剣を突き立てた。 ずぶりという泥を刺したような感触がシンの手に伝わり、あれほどに鳴り盛っていた轟音がぴたりと止む。 それは、永い年月様々な魔法を収集してきた『闇の書の闇』ですら経験の無い異様な現象だった。 ――――――――――!? デス子「・・・・SLBが・・・きえ・・・てく!?」 デス子の目の前で、『闇の書の闇』の目の前で、スターライトブレイカーが霧が晴れるように薄れていく。 空気に溶けていくように霞んでいく様は、まるで消しゴムか何かで世界から削り取られているようだ。 やがて、スターライトブレイカーは残留魔力も残さず、跡形も無く消えてしまった。 巻き込まれた風と溶け残った残骸だけが、SLBが確かに存在したことを訴えていた。 もしも、その『眼』を知るものならこう表現することだろう。 ―――――スターライトブレイカーを“殺した”と。 シンが、手品や御伽噺にでてくる魔法使いのように巨大な魔法を消して見せたことに デス子は一抹の不安を抱いた。はたしてこれは現実なのだろうかと。 デス子(・・・夢・・・じゃないですよね) 分からないのなら確かめてみるしかない。 デス子は夢か現実か見分けるために一番単純で手っ取り早い方法を取ることにした。 すなわち、『頬を思いっきりつねってみる』という、古典的かつ確実な手段である。 シン「ん? おい、デス・・・・ふぉ!? 」 デス子「・・・・!(マスターが痛がっている。なら、夢じゃない!)」 ただし、自分のではなくシンの頬だったが。 シン 「って、何だよいきなり。痛いだろうが!」 デス子「マスター! ホントにマスターなんですね! 無事なんですね! 幽霊じゃないんですね! 生きてるんですね!」 シン 「幽霊って・・・・俺があれくらいでやられるわけないだろ。俺の頑丈さはお前が一番知って・・・・」 デス子「ますたああああああ! ますたあああああああ! うわ~~~ん ま゛っ゛す゛っ゛た゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」 シン「うわぁ大声で泣くな! 貧血気味なんだから騒いだら頭に響くんだよ!」 シンが意識を取り戻したことに喜びを爆発させるデス子。 憎まれ口を叩くものの、シンの頬もつられて緩みっぱなしだ。 デス子「だって・・・・本当にもう駄目だって、マスターが死んじゃうって・・・・でも、私には何もできなくて・・・・悔しくて悲しくて・・・・ なのにマスターが生きてるから・・・・私、わたしは・・・・!!」 デス子の言葉が、シンの心に突き刺さる。 大切な人がいなくなる恐怖は、シンもよく知っているからだ。 シン「そう・・・だったのか・・・。待たせてごめんな。けど、もう大丈夫だから」 デス子「・・・・ぐすっ、それにしてもマスター。いつの間にイメチェンしたんですか? バリアジャケット(ふく)も変だし、目も片方青くなってますよ?」 シン「・・・・お前!?」 さっきから可笑しいとは思っていたが、どうやらデス子自身に力を発揮している自覚はないらしい。 デス子「ま、まさか死に掛けたせいで戦闘力がアップして、穏やかな心(?)を持ちながら純粋な怒りで目覚めるというあの伝説の・・・・」 シン「シリアスな場面でぼけないでくれ、頼むから」 人間が自覚無く力を発揮することは、シンの『時空跳躍能力』の例も含め ありえないことではない。 だが、機械であるデス子が潜在的な能力を無自覚で発揮することなどあるのだろうか? コンピューターが勝手にダウンロードしたプログラムを、コンピューター自身も気付かないうちに作動させてしまうようなものだ。 気にはなったが、こればかりはスカリエッティかマリーさんに聞いてみるしかない。 シン「帰って時間が出来たらきっと話す。だから今は・・・こいつを!」 デス子「は、はい」 シンは戦いのみに集中するために、走りながら口を使ってアロンダイト・キルスレスと右腕を御神流で使う鋼鉄製の糸“鋼糸”で巻き始めた。 使えない片腕分の握力をなんとかカバーするためである。 魂が重なっている影響か魔力は多少回復していたが、全身の骨の軋みは止まず 怪我のほうも血が止まっているだけで傷は塞がっていなかった。 左腕など、レリックの爆発を近距離で受けたため肉が削れて骨と神経が覗いている。 なんとか短期決戦で仕留めなければ、自己再生能力と魔力量の差でジリ貧だ。 シン(生半可な攻撃じゃすぐに再生されちまう。奴を倒すには『コア』を狙うしかない) ―――――奴の殻を破り、肉の盾を剥がし、骨を砕き、弱らせに弱らせて中枢を叩く。 シン「デス子、頼む」 デス子「カートリッジロード!」 腕とアロンダイトから合計三つの薬莢が排出され、シンの魔力が一時的に増幅した。 それはそのまま身体能力の強化に当てられ、大地を駆ける力となる。 だが、それは以前の比ではない。 ユニゾンに慣れてきた最近でもこれほどの速度を出せたことはない。 デス子(ぅく、何で怪我してるのにこんな速度が出せるの!?) アロンダイトに宿ったキルスレスの使用者を強化する能力と、ザックスの持つジェノバ細胞の力が混ざり合い、すさまじい脚力と跳躍力が生まれたのだ。 そのスピードは、デバイスで飛行する際の速度ですら完全に上回っていた。 だが、シンの身体能力の増強に驚いているのはデス子だけではなかった。 シン(すごい。これがフェイトさんや皆が戦いで見ている光景なんだ。これなら、俺だって!) 黒一色で分かりにくいが、回りにあるもの全てが自分よりも遅く動いているように感じる。 自分の体がまるで風そのものになったような気分だ。 シンは、魔法を使えなくとも努力しだいでここまで強くなった人間がいたことに 驚きとある種の感動を覚えていた。 かなりの距離があったはずなのに、『闇の書の闇』がもうこんなに近くに見える。 その時、突然沈黙を続けていた触手たちがシンに襲い掛かってきた。 あるものは体当たりを、あるものは身を捩じらせシンを絡めとろうとし、 あるものは魔法の詠唱に入っている。 動きを見せない本体を守ろうとして防衛機構が働いたのか、『闇の書の闇』の無意識の本能がなしたのか。 いずれにせよ、やっかいなことにかわりはない。 シン「そこをどけええええええええ! 連牙 飛燕脚!」 シンは最初に突っ込んできた竜頭の如き触手にセネルの技の一つを叩き込んだ。 慣性を利用して放たれた無数の強烈な蹴りを受け、触手が根元から千切れ跳んでいく。 シン(空中なのにこんな威力が出せるのか!?) 相変わらず蹴った本人が一番戸惑っていたが、敵は驚く暇も与えてくれない。 技を放った隙を狙って、残りの触手も貪るように襲い掛かってきたからだ。 空中では動きが取れないと踏んだのだろう。 デス子「来ます。右から三! 左から四! 後ろから一! 前から三!」 しかし、その位で怯むシンではない。 シン「甘いんだよ! そんなことで―――」 千切れた触手の断面を足場にして再度空中に飛び上がり シン「―――やられるか! メテオショットォォォ!」 右手の剣から、隕石の形に固められた闘気を触手全体に打ち下ろした。 この一撃を、シン目掛けて殺到していた触手は正面から受けてしまう。 骨が砕けるような音が断続的に響き渡り、瞬時に数十の触手が黒い大地にひれ伏していく。 シンが、顔の半分を潰されながらも向かってきた触手をクッション代わりに切り裂きながら着地した時には、 ほとんどの触手が息の根を止めていた。 シン「よし、これで周辺は片付いたな。あとは本体を・・・・「マスター後ろです!」何!?」 自分に強大な力が宿ったことによる僅かな油断か。 はたまた、敵を排除したことによる気の緩みか。 そんな気の迷いが、背後から迫る触手への反応を一瞬遅らせることになった。 避けきれないと判断したシンは、左手の代わりに頭を支えにして、アロンダイトで触手の突撃を裁ききろうとする。 シン「ぐうウウウウウウウウウウウああああアアアアア!!」 全長15mはあろうかという触手の突撃は、シンの全力をもってしても容易に止まるものではない。 傷口が開き血が噴出すのも省ない中で押し合いが続き、触手の慣性は少しずつ殺されていく。 そこへまた別の触手が、今度は側面から突っ込んできた。 シンは、拮抗していた力を飛び込んできた触手の方へ流し、触手を触手の盾にする。 同士討ちのような形で二対の動きが止まったところに、シンの連続切りが炸裂し どちらがどちらかわからないほど細切れにされた触手は、そのまま地面に転がった。 だが、触手の追撃はそれで終わりではなかった。 シン「はぁはぁ、どうなってるんだ。・・・・くそ、またか!」 次は真下から、その次は真正面から、倒したはずの触手が山のように生えてきたのだ。 『闇の書の闇』が存在する限り、触手もまた無限に再生する。 二十倒せば四十増え、四十切れば八十生える。 倒した触手の下からまた新しい触手が生え、その数はいっこうに減る様子を見せなかった。 デス子「まさか再生力まで強化されてるなんて・・・」 シン 「ちくしょう、こんなことで!」 予想をはるかに超える再生能力に、シンとデス子も次第に焦り始める。 触手の攻撃を縫う様にかわすと、それを狙ったかのようなタイミングで魔法弾が飛んできた。 アロンダイトで直撃しそうなものは弾くが何発かは体をかすめていく。 デス子「(たかだか触手だと思って甘く見てた! こんなに厄介だったなんて) このままじゃ囲まれます。 マスター、一度退避しましょう!」 幾ら強力な力が使えても、こうまで触手に阻まれては『闇の書の闇』まで近付くのは無理だ。 逆にこちらが消耗し物量に潰される。 一旦距離をとらなければ不利だと訴えるデス子だが、シンは頑なにそれを拒んだ。 シン「ここで引いてどうなるって言うんだ。空が飛べないなら這ってでも行く。 俺達にはもうそれしか残ってないんだよ!」 左から迫ってきた触手の胴を裂き、背後からの魔法を避けながらシンは反論する。 デス子「だからって、地上からじゃどうしようもないじゃないですか!」 話している間に、また左に二本触手が生えてくる。 このまま、翼を折られた雛鳥のように、蟻に啄ばまれる哀れな最後を遂げるなどごめんだ。 しかし、現実にシンの言っている以外の方法が無いことも事実だ。 思えば、シンが今まで戦えたのは触手の攻撃範囲外である上空にいたことが大きい。 ヴォワチュール・リュミエールの破損が無ければ、こうまで押さえ込まれはしなかったはずだ。 デス子(・・・そう、空にいたときはこれほど厄介じゃなかった。 やっぱり、触手から逃れる最善の手段は空を飛ぶこと。 でも、翼の折れたこの状況でどうやって・・・!?) 三次元的な機動、多方面からの攻撃、飛行できるゆえの戦術、空を飛べばそれらの要素が全てついてくる。 デス子(なんとか・・・なんとか飛ぶことさえできれば・・・・) 思い悩むデス子の眼に、ふと空中に浮かぶ『闇の書の闇』が残した残骸が写った。 デス子は、シンが訓練をしている合い間によく戦術研究と称して漫画を読んでいた。 その中でも、一際思い出深いワンシーンがデス子に語りかけてくる。 翼も無いのに空を駆けていた主人公。彼がどうやって空中で敵と渡り合っていたのか。 重力に縛られながら、どうやって敵を倒したのか。 ―――――答えは足場だ。 デス子「マスター、もしかしたらですけど、まだ私達は空を飛べるかもしれません」 シン 「翼は両方やられてるんだぞ。空に上がる手段なんて・・・」 デス子「あるじゃないですか! 皆から貰った力と今のマスターの力を合わせれば ・・・空にだって飛べます!」 そういうと、デス子は魔力をある一点に集め始めた。 シン「デス子、何を・・・!?」 シンの胸元が光り始めたと思うと、彼らの足元に赤色の魔方陣が形成された。 しかも、古代ベルカ式であるシンが本来使えるはずのないミッドチルダ式の魔法陣だ。 デス子「帰ったら、ユーノさんに感謝しないとですね」 それはユーノが出発前に渡してくれたお守り型のアクセサリーだった。 補助魔法を全く使えなくとも魔力さえ込めれば予め設定されていた簡単な魔法が 使用できる発掘品で、本当なら気軽に貸せるような代物ではない。 デス子が発動させたのは、その中にあったフローターフィールドという補助魔法だ。 本来は落下時の衝撃を和らげるための魔法だが、硬度を上げれば空中の足場として 形成することもできる。 デス子「この空間の中心部は無重力です。あそこまで飛び上がれば、フローターフィールドを足場にして奴と真正面からぶつかれます!」 重力の束縛が無いのなら、足場を利用することで慣性を利用して飛び跳ねられる。 そうすれば、飛行できなくても三次元戦闘を展開することが可能なはずだ。 デス子「『闇の書の闇』が動きを見せていない今ならやれるはずです! 空で決めますよマスター!」 シン 「あ、ああ、今度こそ、この悪夢を終わらせてやる!」 言うが速いが、シンは階段状に展開したフローターフィールドを一目散に駆け上がっていった。 このとき、シンは気付くべきだった。 確かに傷口からの出血は止まっている。 だが、治りきっていない傷が全く痛まないのは異常ではないのか。 痛みがないのなら、左腕の神経が寸断されていなければならないはずだ。 なのに、わずかながら左腕の感覚は残っている。 痛みが無いのに感覚はある、それが意味する答えは一つしかない。 つまり、『エクストリームブラストフォーム』を使用したシンの体からは 痛みを感じるプロセスが切除されていたのである。 人は、痛みを感じるから身体の異常個所を判別できる。 自分の死を実感し、恐怖し、危うくなれば引き返すことが出来る。 言い換えれば、痛みがあるからこそ人は戦いに恐怖する。 自分の体をいたわり、無意識のうちに無理をしないようになる。 もちろん、死を恐れないといっても不死身ではない。 常人と変わらず怪我もすれば血も流れる。 だが、意図的に痛みの感覚を削除すれば、内臓が潰れようとも四肢を貫かれようとも怯むことも臆することもない。 最後の最後まで、その先に訪れるものに気付かないまま戦い抜く究極の戦士。 皮肉にも、それはシンがたったいま切り捨てたばかりの理想の姿だった。 #navi(なのはクロスの作品集) ----
https://w.atwiki.jp/leisurely/pages/441.html
【名前】 健康な肉体 【読み方】 けんこうなにくたい 【分類】 用語 【呼ばれ方】 健康な肉体 【備考】 【夜も健k(ry】 ページの登録タグ: チート能力 主人公 健康な肉体 創造神 用語 街尾火楽 【詳細】 主人公街尾火楽が当作品の世界への転移時、創造神から【初心者パック】【万能農具】と共に与えられた能力。 いわゆるひとつの「チート」。 地球での生活ではブラック企業で肉体を酷使した結果、内臓系の病気となり死んでしまったことから健康な肉体を主人公が求めたことから。とあるアイドル農家の番組を見て農業にあこがれを持っていた火楽の希望で創造神が与えたもの。 その機能は文字通りの「健康な肉体」である。 700話余り投稿されてる異世界のんびり農家の物語においてただの一度も火楽は病気にかかっていない。 また副次的な作用として、「健全な精神は健全な肉体に宿る」と言われるように精神面も「健康」にする。 実はこの精神面への作用がなければ、一般人である火楽が万能農具という(レプリカとはいえ)神具を扱うことが出来ず、普通だったら即座に精神が摩耗して死んでしまうところだったらしい。 創造神はそれを送り込んでから気がついて慌てふためいていたが、気にせず万能農具を振るう火楽を見て首を傾げたりしていた。 病気のみならず怪我等にもある程度の効果があるようだが、「怪我」と認識されない場合は傷が付く場合がある。猫達のじゃれつき時の爪の傷とか。 また、火楽と関係を持った女性達は既に3桁に登り、生まれた子ども達も既に2桁に登るが、全く枯れた様子がないのは恐らくこの健康な肉体が作用しているため絶倫化しているのが原因ではないかと考えられている。 初期ではルーが火楽の求めに身体が耐えられず他の女性を引き込んで負担を減らすことを真剣に考えるほど。 子作り人数が爆発的に増えた現在においてもルーやティア、ハクレン等が妊娠しているあたりローテーション等は組まれているのだろうが満遍なく相手していることが窺える。 なお、web版90回でティゼルが微熱を出したという鬼人族メイドの報告から、やはり他の権能と同じく子への遺伝はしていないかと思われる。 ちなみに寿命に関しても関わっている可能性が示唆されており、既に転移して20年近く経過しているものの、火楽が老いる描写は確認されていない。 見た目は20代前半で固定されていて、他の者達からもそう見えるようだが、本来魔力を使えない普通の人間はのんびり農家の異世界では地球か下手するとそれ以下の寿命だが、魔力を有するいわゆる魔族は肉体に魔力が作用した結果飛躍的に長い寿命を有する。 が、火楽は魔法を使うことが出来ず、度々詠唱の練習をしているが使えた試しがない。 魔力が使えない=魔力がないと考えると老けないのは不自然であるため、この創造神から与えられた健康な肉体が不老を実現している可能性が高い。 不死までは流石に無いだろう……無いよね、創造神?