約 856,154 件
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/2254.html
ゆっくりいじめ系59 大好きゆっくり魔理沙 ゆっくりいじめ系118 ゆっくりのなくころに ゆっくりいじめ系140 ゆっくりんかわいいよゆっくりんりんⅡ 賢者と大図書館 ゆっくりいじめ系201 コードアイス-反逆のゆっくりゆかりん ゆっくりいじめ系278 永夜緩居― 二匹のゆっくり_1 ゆっくりいじめ系279 永夜緩居― 二匹のゆっくり_2 ゆっくりいじめ系293 愛はゆっくりすれ違う ゆっくりいじめ系334 ドスまりさ暗殺 ゆっくりいじめ系384 永夜緩居[ゴミクズ]_1 ゆっくりいじめ系385 永夜緩居[ゴミクズ]_2 ゆっくりいじめ系386 永夜緩居[ゴミクズ]_3 ゆっくりいじめ系403 ゆっくり横とび? ゆっくりいじめ系404 ゆっくりできない町 ゆっくりいじめ系409 きれいなれいむ ゆっくりいじめ系417 ドスまりさ暗殺 mission-Ⅱ? ゆっくりいじめ系476 永夜緩居[胎動]_1 ゆっくりいじめ系477 永夜緩居[胎動]_2 ゆっくりいじめ系523 ゆっくりしすぎた逆転裁判_1? ゆっくりいじめ系524 ゆっくりしすぎた逆転裁判_2? ゆっくりいじめ系569 愛のある食卓 ゆっくりいじめ系574 午後の紅茶 ゆっくりいじめ系586 ドスぱちゅりー『感染拡大』 ゆっくりいじめ系603 ゆっくりそんぐ? ゆっくりいじめ系604 ゆっくりの一人カラオケ? ゆっくりいじめ系612 ゆっくり詰め? ゆっくりいじめ系639 ゆかりんのピーッくっせぇ~~!? ゆっくりいじめ系648 狂ったドスまりさ? ゆっくりいじめ系649 ギャルゲーでゆっくり? ゆっくりいじめ系738 永夜緩居[ゆっくり] ゆっくりいじめ系762 星とゆっくり ゆっくりいじめ系779 やあ、僕は虐待お兄さん ゆっくりいじめ系790 ある夏祭りとゆっくり菓子 ゆっくりいじめ系796 まりさをみて_1 ゆっくりいじめ系797 まりさをみて_2 ゆっくりいじめ系859 ぐだり話 ゆっくりいじめ系898 脛毛話 ゆっくりいじめ系919 黒い黒い瞳一つ ゆっくりいじめ系987 僕とわがまままりさのギスギスした朝 ゆっくりいじめ系1037 僕とわがまままりさのギスギスしたおもてなし ゆっくりいじめ系1079 僕とわがまままりさのギスギスしたごっこ遊び ゆっくりいじめ系1114 最強の遺伝子 ゆっくりいじめ系1152 僕とわがまままりさのギスギスした山登り ゆっくりいじめ系1187 ジュースを片手に森で踊ろう ゆっくりいじめ系1250 緩動戦士まりさ ゆっくりいじめ系1478 壁の上のまりさ ゆっくりいじめ系1544 幻想の宇宙史_01? ゆっくりいじめ系1545 幻想の宇宙史_02? ゆっくりいじめ系1836 同情するなら飼ってくれ? ゆっくりいじめ系2275 まんじゅうこわい? ゆっくりいじめ系2284 ゆうかの白い花畑 ゆっくりいじめ系2285 花とゆうか ゆっくりいじめ系2319 永夜緩居[三匹のゲス、一匹目-グズ(前編)] ゆっくりいじめ系2320 永夜緩居[三匹のゲス、一匹目-グズ(後編)] ゆっくりいじめ系2321 永夜緩居[三匹のゲス、二匹目-れいぱー](前編) ゆっくりいじめ系2322 永夜緩居[三匹のゲス、二匹目-れいぱー](中編) ゆっくりいじめ系2323 永夜緩居[三匹のゲス、二匹目-れいぱー](後編) ゆっくりいじめ系2324 永夜緩居[三匹のゲス、三匹目-ゴロツキ](前編) ゆっくりいじめ系2325 永夜緩居[三匹のゲス、三匹目-ゴロツキ](中編) ゆっくりいじめ系2326 永夜緩居[三匹のゲス、三匹目-ゴロツキ](後編) ゆっくりいじめ系2327 永夜緩居[三匹のゲス、一人と四匹目] ゆっくりいじめ系2330 永夜緩居6前編-1 ゆっくりいじめ系2331 永夜緩居6前編-2 ゆっくりいじめ系2332 蠢符「永夜緩居」(永夜緩居6後編-1) ゆっくりいじめ系2333 蠢符「永夜緩居」(永夜緩居6後編-2) ゆっくりいじめ系2334 蠢符「永夜緩居」(永夜緩居6後編-3) ゆっくりいじめ系2335 永夜緩居― EX[眠れるゆっくりは饅頭の夢を見るか] 藍×ゆっくり系1 ゆっくりマスター? 妹紅×ゆっくり系4 ゆっくりほーらい? ゆっくりれみりゃ系いじめ16 ゆっくりゆかりんとゆっくりれみりゃ? ゆっくりいじめ小ネタ94 ゆっくりんりんゆっくりんりんかーわいいよー? ゆっくりいじめ小ネタ210 神よあのものにどうか報いを? その他 こんな俺に誰がしたってお前だこの野郎? その他 ゆっくりとは…?
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/2537.html
ゆっくりいじめ系1119 悲しき聖帝ゆっくり! お前は愛につかれている!!1 ゆっくりいじめ系1128 悲しき聖帝ゆっくり! お前は愛につかれている!!2 ゆっくりいじめ系1131 悲しき聖帝ゆっくり! お前は愛につかれている!!3 ゆっくりいじめ系1156 お兄さんとドスれいむ ゆっくりいじめ系1168 鬼意屋敷殺人事件 ゆっくりいじめ系1191 どすの加工所 ゆっくりいじめ系1205 幻想樹の迷宮 ゆっくりいじめ系1206 幻想樹の迷宮Ⅱ ゆっくりいじめ系1245 徹夜でゆっくりしようぜ! ゆっくりいじめ系1266 徹夜でゆっくりしようぜ!2 ゆっくりいじめ系1281 地震 ゆっくりいじめ系1302 ゆーうーかい ゆっくりいじめ系1344 ゆーうーかい 解決編 ゆっくりいじめ系1345 ゆーうーかい番外編 ~ゆっくりプレイス~ ゆっくりいじめ系1362 ゆっくりパニック ゆっくりいじめ系1417 ゆっくりプレイスを求めて ゆっくりいじめ系1436 水上レース ゆっくりいじめ系1464 貴方にあったゆっくり ゆっくりいじめ系1503 雪だるま ゆっくりいじめ系1549 デモ活動 ゆっくりいじめ系1550 めーりん達のその後 ゆっくりいじめ系1586 プレゼント ゆっくりいじめ系1616 ドスの話 ゆっくりいじめ系1658 ゆっくり掘ってね!!! ゆっくりいじめ系1694 赤ちゃんれみりゃ ゆっくりいじめ系1776 ふらんちゃんウフフ ゆっくりいじめ系1801 虐待スキーなみんなへ ゆっくりいじめ系1822 片羽のれみりゃ ゆっくりいじめ系1859 帰省 ゆっくりいじめ系1901 哀しみを背負ったれいむ ゆっくりいじめ系1982 片羽のれみりゃ2 ゆっくりいじめ系1998 ゆっくり売ります ゆっくりいじめ系2040 うー競争 ゆっくりいじめ系2056 よくわかるグレムリン ゆっくりいじめ系2133 制限 ゆっくりいじめ系2221 立てこもってみた。 ゆっくりいじめ系2243 北斗と南 ゆっくりいじめ系2283 ゆっくりバスターvsうー!うー! ゆっくりいじめ系2452 ドスは死亡フラグ ゆっくりいじめ系2510 ツバメと雨 ゆっくりいじめ系2743 餡黒七ゆンギャック ゆっくりいじめ系2746 ゆっくりしていってね!!! ゆっくりいじめ小ネタ226 最近の日常 ゆっくりいじめ小ネタ275 まりサンタ ゆっくりいじめ小ネタ285 白いれいむ ゆっくりいじめ小ネタ317 エアバッグ ゆっくりいじめ小ネタ330 ゆっくり海外デビュー ゆっくりいじめ小ネタ338 チョコでも食ってろれいむ ゆっくりいじめ小ネタ342 ラッピング ゆっくりいじめ小ネタ398 キノコと馬とチルノと裏と ゆっくりいじめ小ネタ410 ペットショップを眺めてたらお持ち帰りされちゃった!テヘ ゆっくりいじめ小ネタ419 厚みのないゆっくり ゆっくりいじめ小ネタ426 ゆっくりしてください ゆっくりいじめ小ネタ440 見えない ゆっくりいじめ小ネタ490 奇跡 ゆっくりいじめ小ネタ499 おうち大改造 ゆっくりいじめ小ネタ507 嘘つき! ゆっくりいじめ小ネタ510 修羅の国虐共巨希無ゆっくりいじめ小ネタ521 おお、かゆいかゆい滅他無 ゆっくりいじめ小ネタ581 にとりとれみりゃとうつほ虐滅希ゆ ゆっくりいじめ小ネタ600 冷たい箱虐無 ゆっくりれみりゃ系いじめ62 れみりゃをむーしゃむしゃー ゆっくりれみりゃ系いじめ63 帽子のないれみりゃ ゆっくりれみりゃ系いじめ64 サンタクロース
https://w.atwiki.jp/shomen-study7/pages/1033.html
健康診断
https://w.atwiki.jp/coffee_cup/pages/15.html
あきゅりん会の有志が描いてくれた絵
https://w.atwiki.jp/sinsougou/pages/1204.html
前ページ次ページなのはクロスの作品集 『コード:NANAYA』 あの満月の夜、俺は彼女を見殺しにした。 全部終わったら、もう一回無駄なことをしようって約束したのに――――。 別れる前にもう一度こうして会おうって約束したのに――――。 俺が弱かったから―――。俺が守れなかったから―――。 彼女は俺の目の前で逝ってしまった。 アレから何年たっただろう? 彼女の遺志を継いだ俺は、彼女の代わりに蟻のように湧いてくる化け物どもを殺しまくった。 殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して 殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して 殺して殺して殺して――――。 『殺人貴』なんて面白くもない呼び名まで貰って、報われることのない殺戮劇を踊り続けた。 そして今、俺は血反吐を吐きながら空を見上げている。 あれから十数年もたつ。 元々弱かった体を酷使し続けてたんだ、こうなることはわかっていた。 やり残したことも、やるべきことも残ってない。 そろそろ退場の時間かな――――。 これでようやく――――彼女の元へ逝ける――――。 ああ---気がつかなかった。 こんやはこんなにも つきが、きれい――――だ―――――。 『コード:KIRUSURESU』 ・・・・・・これで、ようやく僕は死ねる。 無色の派閥から呪詛を受けたあの日、僕の運命は決まってしまった。 いつ起きるかわからない発作に苦しみながら、死ぬことが叶わない体。 生きていても仕方がないと、何度命を絶とうとしただろう。 刃物、毒・・・ありとあらゆる物を試した。 その度に、僕は死の苦しみを味わって―――何事もなかったようにベットで目を覚ました。 この運命を閉じる方法に気付いたのは、紅の暴君を手に入れたときだった。 魔剣を扱う適格者はもう一人いる。 この苦しみを終わらせるにはそいつに殺してもらうしかない。 ただの人間じゃどうやっても無理だ。同じだけの力を手に入れたあの女じゃないと。 それだけのために僕は島の皆を裏切って、あいつを剣の意思に飲み込ませた。 遅かった。 気付いたときには全てが手遅れで、あいつを庇った姉さんは僕らに殺され、 姉さんを殺した僕らもあいつに殺された。 間に合わなかった。 僕が怨んでいたのは、あなたじゃない。 必要のなくなった自分だと告げることも出来ずに、僕はあの人を逝かせてしまった。 後は、静かに滅んでいくだけだ。 望んだ未来と違ったとしても、もう引き返すことはできなかった。 そのつもりも無かった。 自分から居場所を捨てた僕に、何かを手にする資格はないのだから。 ・・・・・・ようやく、これで終わることが出来る。 でも、暴れまわる先生は、この島の皆はこれからどうなってしまうんだろう。 それだけが・・・僕の・・最後の・・・・・・ 『コード:A-TU』 失ったものは二度と帰ってこない。 理解はしてたさ。どうしようもない、仕方のないことだってのもわかってる。 世界を秤にかけるべき時に大事な人を選んでも、きっと彼女たちは喜ばなかっただろうから・・・。 でも、愛した人が隣にいない。 時がたつごとに、顔も、声も、思い出も、暖かさも頭から消えていく。 その寂しさは・・・・とても言葉じゃ言い表せなかった。 あれから幾歳月を経ようとも、失った心の傷はいえない。 こうして最後のときを迎えようとしている今も、頭をよぎるのはあのころの思い出だけだ。 帰ってこれる日常があった、あの頃の・・・・。 例え、どんな禁忌でもいい。輪廻の鎖から外れてもかまわない。 一目だけでいい。 生きている間に、もう一度だけでいいから会いたい。 ステラ、グリューネさん。 あなた達を守れなかった俺に、あなた達の傍へ逝く資格があるんでしょうか? 『コード:ZYENOBA』 俺、英雄になれたのかな? エリアスのことも、セフィロスのことも全部あいつに投げっぱなしだし。 お袋たちとも結局会わなかった。 シスネの本名も聞き忘れたまんまだ。 ・・・・・結局、全部中途半端か。 アンジール、ジェネシス・・・悪いな。 俺はまだ、そっちへはいけそうにない。 呼んでる奴がいるんだ、力が欲しいって。想いを途切れさせたくないって。 そいつなら、もしかしたら俺の心残りを満たしてくれるかもしれない。 だから、賭けてみたいんだ。 俺が、俺の信じた英雄でいるために・・・。 シン編第六話 『 セ イ オ ウ ノ ツ ル ギ 前編』 いつからそうしていたのだろうか。 気がつけば、何もかもが白い部屋で、シンはただ一人地面に座って『それ』を見ていた。 ふわふわと自分の周りを浮かぶ、小さなモニターに写る『夢』を・・・。 見知った人々が命を削りあう、幾つものモニターに写る『悪夢』を・・・。 いつから見ているのかもわからない。いつまで見ているのかもわからない。 シンはそこに座り、延々とそれを見続けていた。 それは現実であり、真実である夢。 それは世界の断片であり、世界の本来の姿。 シン「・・・・・なんだよ」 それはシンが機動六課にたどり着かなかった『歴史』であり、本当の意味でのなのはたちの『現実』。 それはスカリエッティが欲望のまま生き、管理局の腐敗は闇へと消えた、血と涙と戦いの『未来』。 シン「・・・・・何なんだよ!」 機動六課と地上本部は陥落し、ナンバーズとティアナ達が殺し合い、ギンガさんが操られ、ルーテシアとキャロたちが争い、 フェイトが傷つけられ、はやてが苦しみ、なのはがヴィヴィオを撃ち倒す『世界』。 そしてそれは、ドゥーエとゼスト、レジアス中将が命を落した『運命』。 シン「何なんだよ、これはぁっ!!!」 悔しさに拳を固めるシンを尻目に、画面内の彼女たちは一人また一人と傷つき倒れていく。 日常を一緒に過ごした人々が・・・この手で守ると誓った人々が、自分の手の届かないところで互いに殺し合っている。 なのに、そこには最初からシン・アスカは存在しない。 笑いあった日々も、泣いた日々も、励ましあった日々も、始めから存在していない。 幾ら声を荒げようと、画面に写る彼女達の苦しみは一向に止む気配がない。 叫び声も、嘆く声も何一つ変わらず流れ続けている。 その無言の答えを前に、シンの感情を溜め込むダムはあっけなく決壊した。 シン「くそ、もう・・・もうやめろおおおおっ!」 平常心を失ったシンは、固めたこぶしを映像を写す画面に向ける。 それが平行世界の現実なのか、それとも単なる作り物かなどどうでもいい。 ただ許せなかった、そんな現実があるという可能性が。 嘘でも真でも、彼女達が苦しむ世界など認めるわけにいかなかった。 何とかして映像を止めさせようとモニターに挑みかかるシンだったが、拳はモニターをあっさりすり抜けてしまう。 もんどりうって倒れかけた彼に宙に浮く画面たちはもう一度向きなおった。 まるで無力を見せ付けるように。 シン「何が! こんな『壊れた世界』を俺に見せて、一体何がしたいんだ! 俺じゃあ歴史は変えられないって、リインフォース一人すら守れないって ・・・そういいたいのかよ、ちくしょおおぉ!!」 拷問にも等しい悪夢を押し付けられながらも、力なき自分をかみ締めることしか出来ないシン。 ところが、誰に向けたわけでもない彼の叫びに答える声があった。 ?「『壊れた世界』?・・・違うね。そっちが『正常』なんだよ、シン・アスカ。彼女達の歩むのは『そっちの歴史』のはずだったんだから」 シン「・・・な!?」 聞いたことのない誰かの声が白い空間に響いたかと思うと、一瞬のうちに世界がひっくり返った。モニターは消え、白かった部屋が真っ暗に塗りつぶされていく。 シンの体も宙を舞い、気がつけば今まで天井だった場所に真っ逆さまに落下していた。 考える前に体が動く。 とっさに体を丸め、着地の瞬間に前転をすることで衝撃を前に分散させた。 何回か地面を転がったあと、ようやく衝撃を打ち消し終えたシンは痛む体を無理やり起こす。 シン「痛・・・まさかあんな訓練が役に立つなんて、帰ったらシグナム隊長にちゃんと御礼しとかないと。 それにしても・・・・どうなったんだ?」 恐る恐るまぶたを開いたシンの目に映ったのは、光源となるべきものが何一つない、周りの視界全てが闇に包まれた空間だった。 天井も壁も何一つ確認できない。 声も反響しないし、霧のせいで視界もきかない。 真っ白で光に満ち溢れていたさっきまでの部屋とは何もかもが逆さまだ。 シン(落とされた。いや、飛ばされたのか・・・・・!?) 何が起こったのかわからないまま呆然としていたシンは、背中に誰かの気配を感じて振り返った。 いや、正確に言えば気配ではない。 シンにはまだ武道の達人のような人の気配を感じる力はない。 もっと別の・・・口では言い表せない何かが、本人も気付かないうちにシンをその方向に導いたのだ。 ?「そして、君が消えた後起こる『必然』でもある」 そこから、あの部屋から飛ばされた時と同じ声が聞こえてきた。 やはりこの声の主がシンをここへ招きいれたのだろうか? シンは目を凝らして声がした方向を必死に探ろうとする。 しかし、誰かがいるのはわかるのだが、光すら遮る暗い霧のせいで人間であるかどうかでさえ掴めない。 シン「俺にあの映像を見せたのはあんたか。誰なんだ、あんたは!?」 ?「俺かい? 俺は君だよ、シン」 声の主が答えると同時に、彼の周りにある黒い霧が晴れていき、その姿がくっきりと浮かび上がってきた。 目に古そうな包帯を巻き、どこかの高校の制服を着ている自分と同年代くらいの男。 一見どこにでもいそうな普通の青少年のように見えるが、包帯の奥に隠された狂気とその身にまとう威圧感は まさに『死』そのものだ。 シン「あんたは・・・・『遠野 志貴』。・・・ってなんで!」 シンは自分の口にした答えに愕然とした。 これまで、ザフトや管理局で多くの人間と出会ったが、『遠野 志貴』という人物など聞いたことがない。 なのに、シンの脳裏に勝手にその名が浮かんできたのだ。 何の脈絡もなくである。 志貴「なんで『見たことも会ったこともない俺の名前がわかるのか?』かい?」 シン「・・・・・・・!!!」 志貴「そう驚かないでくれ。別にとって食おうって訳じゃないんだからさ」 シン(どうなってるんだ? そうだ、俺は『闇の書の闇』と戦ってたはずじゃ・・・ これは・・・・夢・・・なのか?) 志貴「ああ、それとあの映像は俺じゃないよ。もっと別の奴からの助言代わりの贈り物さ」 見たことも聞いたこともない人間が自分の名前を呼び、そいつの名前が勝手に頭の中に浮かんできたことにシンは少なからず動転する。 しかし、疑問は湧くものの不思議と恐怖は感じなかった。 むしろ、長い間離れていた家族と久々に再会したときのような安心感さえ感じていた。 ザックス「そうそう、あんまり真面目にやりすぎると肩がこるぜ? イスラみたいによ」 イスラ「僕に言わせれば、君はもう少し頭を使ったほうがいいと思うけどね、ザックス」 シン「・・・ザックス。・・・イスラ」 セネル「おいおい、俺も忘れないでくれよ」 シン「・・・セネル」 志貴と同じように声のした方向の霧が晴れ、シンを囲むように三人の男が姿を現した。 一人は大柄で自分の身長ほどもある大剣を背負った黒髪で青い瞳の男。 一人は小柄で女の子のような顔をした黒い髪と眼の赤い魔剣を手にした少年。 一人は奇抜なカッコウをし、白い髪とエメラルドのような目をした顔にダイヤ型の傷を二つもつ少年。 シン(どうなってるんだ。悪い夢でもみてるのか、俺は) 冷静さなんて、当の昔に吹き飛んでいる。 これだけ考えがまとまらないのは、CEから飛ばされてきた時以来だ。 シン(何がどうなってるんだ、くそ! ・・・・・ん?) ここにきてようやくシンはあることに気が付いた。 彼らの体が例外なく薄く透けているのだ。 シン(体が透け・・・幽霊!? 死にかけた人間の夢に死人が出てきたってことは・・・まさか、俺をあの世に迎えにきたのか!) ならば、彼らはシンの魂を狩るために、わざわざ三途の川を越えて死神気取りで迎えに来たということになる。 くだらない映像を見せたのも、シンに話しかけたのも、シンを目覚めさせたくないからと考えれば納得がいく。 そうやって、シンの肉体が『闇の書の闇』に消されるのを待っているのだろう。 迎えに来たのがマユでもステラでもなく、見知らぬ男達だったのは甚だ遺憾だが この際それはどうでもいい。 シン「く、まだ誰も守れてないのに連れて行かれてたまるか!!」 リインフォースを救えないまま『闇の書の闇』と決着を付けることも出来ずに死んでいく。 その方がシンにとってはよほど重要だ。 自分が夢に現を抜かしている間、意識の外ではデス子が一人で闇の書と対峙しているはずだ。 こんなことをしている場合ではない。早く目覚めなければ、これまでのみんなの頑張りも全て水の泡になってしまう。 シン(それにはまず、目の前のこいつらを俺の夢から叩き出す!) シンは半分錯乱したまま、一番近くにいた志貴という男にCQCを仕掛けようと挑みかかっていった。 間合いは3メートル。少々遠いがやってやれない距離ではない。 志貴「まったく・・・まいったね。どうも」 腕をつかみ、間接を固め、技が決まったと思った瞬間、志貴の姿が僅かにぶれた。 シン「・・・・・あっ?」 気がつけば、反転する視界の中でシンの体は宙を舞っていた。 何をどうやったのか、胸、腹部、腕、足にそれぞれ一発ずつ、合計して四発の打撃つきだ。 シン「・・・ぐうっ!(・・・・なんだこいつ、速い!?)」 吹き飛ばされはしたが、なんとかシンは空中で体勢を立て直し軟着陸する。 当て身にしては威力が軽い。十中八九、けん制だ。 追撃が来るとシンは身構えるが、志貴は「まいった」とでも言いたげに頭の後ろを掻いているだけだった。 シンの身体的なポテンシャルはひ弱そうな外見とは異なりかなり高い。 アカデミーでもナイフ戦でトップを取り、教官であったナイフのレッドとも戦って勝利している。 ティアナにナイフ戦の基礎を教えたのもシンだ。 それなのに、殴る動作どころか殴られた瞬間でさえ、視界に捉えきれなかった。 シン(もしかすると・・・フェイト隊長と並ぶくらい・・・・!?) 機動六課であれほど動体視力を鍛えたというのに。 志貴という男の速さはコーディネイターと比べても人間離れしすぎている。 残りの三人にも目をやるが、誰も彼も纏っている闘気というかオーラが桁違いにでかい。 最終決戦で戦ったアスランなど、こいつ等の前では霞んで見える。 (まぶしいな意味ではなく) 機動六課に在籍していることでシンはこれまで多くの強者を見てきたが、この四人の威圧感は彼らに勝るとも劣らない。 志貴 「何を勘違いしてるのかは知らないけどさ、いきなり殴りかかるのはひどいんじゃないか? 」 セネル「もしかして、幽霊だからって何か勘違いしてるんじゃ」 イスラ「君を連れて行くつもりならとっくにそうしてるよ。 少し落ち着いて僕たちの話を・・・・」 シン「そんな悠長なこと言ってられないんだよ! 早く目覚めないとはやてが、リインフォースが・・・! これが夢じゃないって言うんなら早く俺をここから解放してくれ! 俺は一刻も早く奴を倒して帰らなくちゃならないんだ!」 間に合わないかもしれないという焦りが、シンを駆り立てている。 ――――――いや訂正しよう。 彼を駆り立てているのは焦りだけではない、恐怖だ。 また守れないかもしれないという恐怖が、シンの焦りを何倍にも増幅させているのだ。 イスラ「そしてまた無様に負けるつもり? 第一、あれほどの敵を前に、君に勝ち目なんて万に一つもないんだよ。 違うかい?」 セネル「CEで学ばなかったのか。どれほど頑張っても一人で出来ることは限られてる。 今行ったって殺されるだけだ」 時間がないと焦るシンに、イスラとセネルの言葉が突き刺さる。 シン「う・・・それは・・・。でも!」 正論を前に言い返せないシン。 彼らの言っていることは何一つ間違っていない。 そのことは実際に奴と戦った彼が一番よくわかっている。 膨大な魔力を背景にした火力と攻撃範囲、四重結界と自己再生能力に裏打ちされた鉄壁の防御力。 そんな化け物相手に、ようやく魔法を使えるようになったばかりのシンが レリック無しで勝つのは現実的に考えて不可能だ。 シン「それでも、俺は・・・。俺にしかあいつらを助けられないなら・・・・」 しかし、リインフォースを救うためには『闇の書の闇』に勝つしかない。 勝つためには、戦わなければならない。 例え思いが届かなくても、力が足らなくても、守りたいなら向かっていくしかない。 シン「・・・・外で待ってる皆と約束したんだ。今度こそ守るって。死んだ皆と誓ったんだ、もう約束は破らないって」 リインフォースは言っていた。短い間だったが、はやてや自分達と一緒にいられて幸せだった。だからもう何の後悔もないと。 だが、そんなもの命が助からないと決め付けた自分への言い訳だ。 『どんな命でも、生きられるのなら生きたいだろう』 救えなかった親友のためにも、もう二度と許すわけにはいかない。 生きたいと願っている人の命を理不尽に奪って行く奴等も。 そいつ等に負けて、大切な人を失う自分も。 シン「だったら、引くわけにはいかないだろっ!! どうしても退かないって言うなら力ずくでも・・・・!」 セネル「混乱するのも無理はないと思う。だけど、まずは話を聞いてくれないか」 直情的になったシンに、あくまで話し合おうとするセネル。 シン「・・・・でも、時間が!」 イスラ「焦らなくても大丈夫だよ。外の時間はそれほど進んじゃいないから。 ここでの時間の進み具合は外の時間の0.0023%に過ぎないからね」 そんなシンの焦る気持ちを汲み取ったかのようにイスラが話しかけてきた。 今度は先ほどのように辛らつな口調ではなく、言い方も穏やかだ。 シン「何でそんなことをあんたが? ・・・そもそも、あんた達はいったい何なんだ!?」 外の世界とのズレを正確に知っていること、既に死んだ人間であること。 自らをシンと同じといい放ち、それに納得してしまいそうになる可笑しな感覚。 そして、機動六課の面々と比べても全く見劣りしない圧倒的なまでの強さ。 どれをとっても現実離れしている。 それとも、まともじゃないのは自分のほうで、この世界も目の前の彼らも、死ぬ間際に自分が見ている 妙にリアルな夢に過ぎないのだろうか? 前ページ次ページなのはクロスの作品集
https://w.atwiki.jp/beauty-health/pages/5.html
健康関連の情報をまとめています。
https://w.atwiki.jp/fandc/pages/609.html
健康祈願 SPELL/All Turn/キャラクターにセット 【コスト】全全全 『健康祈願』がセットされているキャラクターは、以下の特殊能力を得る。 「このキャラクターの能力値は、イベントカード、スペルカード、アイテムカードの効果によって低下しない。 能力値の低下と、それ以外の効果(能力値の上昇、特殊能力の付与など)を同時に持つカードの時は低下以外の効果のみを受ける」 APもしくはDPへのマイナス修正のみを受け付けなくするセットカード。 《獣人化》《魔界》《水泳部指導》《妖刀羅刹》など考えられるシナジーはそこそこあるのだが、何をどうやっても2枚コンボになってしまうデザインのため効率が悪い。 スペックの低下を防ぐという安定志向側の効果なのに、キャラクターセットであるためシナジーを産もうとしている該当カード1枚が明確なことから相手からの妨害されやすい不安定さへ繋がる矛盾もある。 キャラクターやナビゲーターからの特殊能力には無力なので、自身の能力でDPを下げる《ジャネット・バンロック》のようなタイプへ活用する事は不可能。 このカードが悪いわけでもないのだが、結果的には何もしないカードに位置する。 こういう効果をフィールドセットにせずキャラクターセットカードにしてしまうのが開発側における構想の甘さを感じる部分である。 仮にフィールドセットであれば一部からの除去対策しつつ、自身のデッキコンセプトを組むなんと事も出来たと思われる。 FAQ Q:《健康祈願》がセットされているキャラクターへ《妖刀羅刹》のように能力値に+優勢と-修正が同居している効果が適用された場合はどうなりますか?? A:能力値の上昇やその他の特殊能力に影響はありませんので、《妖刀羅刹》の場合はDP-3の部分だけが適用範囲となり、+4/+0の効果(+ダメージを貫通させる効果)となります。 セカンド-コモン
https://w.atwiki.jp/seigeki/pages/782.html
第五回朗読祭~春の嘘祭~ 完成品まとめ 朗読祭用に投下されたシナリオを声優さんが朗読し それを編集さんが編集作業をして完成させた作品たちです。 (声優さんが自分で編集したものも含まれています) 今回はエイプリルフール開催ということで 『嘘』 をお題とした作品を募集しました 踏み絵 嘘の対価 フェチズム ツンデレを転じれば Cocktail Order ♯朗読祭 踏み絵 シナリオ製作者:ペヤング ◆g7JT5Zffzc 台本:踏み絵 詠み人:414 (1 07) 素材提供 SHW 詠み人:瞬無 (1 10) 素材提供 Presence of music 零式マテリアル 詠み人:ミズキ (1 10) 素材提供 かるがも行進曲 ↑ 嘘の対価 シナリオ製作者:ペヤング ◆g7JT5Zffzc 台本:嘘の対価 詠み人:428 (2 28) 素材提供 ROBIN ↑ フェチズム シナリオ製作者:疲ぃ◆/BvwvNTFak 台本:フェチズム 詠み人:瞬無 (2 23) 素材提供 音の杜 詠み人:避難所33 (2 50) 素材提供 音の杜 ザ・マッチメイカァズ ↑ ツンデレを転じれば シナリオ製作者:ペヤング ◆g7JT5Zffzc 台本:ツンデレを転じれば 詠み人:ミズキ (0 42) 素材提供 Ramine ↑ Cocktail Order ♯朗読祭 シナリオ製作者:音楽 ◆SYTcmgF.Zs Cocktail Order ♯朗読祭(2 33) (作中登場作:琳の玉姫・Cocktail Order) ↑
https://w.atwiki.jp/amagi2013/pages/58.html
健康について考えてみます。 ダイエット・シェイプアップについて考える ラジオ体操をしたいと思う
https://w.atwiki.jp/taka1212/pages/6.html
◆トマトの木の不思議◆ まず1冊目の本。この本では、トマトの木というのを紹介している。 これはもう 20 年以上前になる 1985 年の筑波万博で紹介されていた「ハ イポニカ農法」という話だ。 僕も子供の頃そのトマトの木を万博で見た。トマトがにょきにょき伸び て部屋いっぱいに枝を伸ばし実を実らせていた。 普通のトマトはひと粒の種から1m程度の高さになり、20 個程度の実を 実らせる。 ところが、このトマトは、一粒の種から 14 m四方、高さ 2 mの展示室 いっぱいに枝を張り、万博期間の 6 か月で1万 個を超すトマトを実らせ たという。もし、スペースと時間に制約がなかったら、その限りではな かったというから驚きだ 。 えー本当かよ、と言いたくもなりましょうけど、万博での話だからウソ じゃない。この本にも、トマトが木になって、天 井一面にゴロゴロと実 をつけている写真が載っている。 このトマト、何でここまで大きくなったのか? その鍵は「根っこ」にある。このハイポニカ農法は、土を全く使わない。 水槽に肥料と酸素を加えた水を循環させ、その 上にベッドを敷いて種を まく。太陽の光をよく当て、あとは育つままにしておくと、ジャングル のようなトマトの木が出 現するというのだ。 注目すべき根っこを見ると、水槽いっぱい縦横無尽に真っ白な根を伸ば し、クッションマットのような状態になっている 。土という邪魔者がな いので、思う存分伸びている。とにかく、根っこが元気であるのがひと 目で分かる。 このトマトの木は、生命力旺盛で、病菌を植えつけても全く影響を受け ず、害虫も寄り付かず、無農薬で、糖度の高い実 を実らせるというのだ。 さらに、通常 1 年物のトマトが、この方法で栽培すると 2 年でも 3 年で も実をつけ続けるそ うだ。 どう、これ? まさに圧倒的健康体を作っているでしょ。 一株のトマトが巨大な木に生長し、1万個を超える実をつけるこの現象 は、いったい何を物語るのか。著者の結論はこう である。 生長の阻害要因さえ取り除けば、「生命は無限に生長できる」。 ハイポニカ農法は、この無限に生きようとする「生命の力、意志」を最大限引き出した結果、一株のトマトを巨大で強靭な トマトの木に大変身 させた。 まるで孫悟空がスーパーサイヤ人になるくらい凄いバージョンアップで しょ、これ。そして、この変身させるスイッチが どこにあったかという と、「根っこ」にあったというわけだ。 そこで、ひとつの仮説が導かれる。 人間も「根っこ」というスイッチを押してあげると、スーパーサイヤ人 に変身できる。つまり、トマトの木のように、病 気や老化や肥満をよせ つけない強靭な圧倒的健康体を手にすることができる、ということだ。 そして、人間の「根っこ」とは、すなわち「腸」である。