約 3,223,797 件
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/1508.html
カピー『それでですね! 永水の石戸さんのおもちが遠目に見てもこれがまたすばら!でして』 ドラドラ『……』 カピー『あ、あのーどかしました?;; どっか体調悪いとか……』 ドラドラ『そういうわけじゃないけど、ごめんね。後、今日はもう落ちます。おやすみなさい』 カピー『あ、はい。おやすみなさい……』 ドラドラさんが退席しまいた 京太郎「玄さん……どうかしたのかな?」 ――――― ――― ― 玄「……ふぅ」電源OFF ガタ、トコトコ、ボフッ! 玄「うー……」アシパタパタ 玄「…………はぁ」 玄(京太郎君に酷い態度取っちゃった……うぅ、自己嫌悪……) 玄「でもでも、そりゃあ私はおねーちゃんや石戸さんと比べればおもちは小さいけど、けどもっと私のことも意識してくれてもいいのに!」ボフボフ 玄「むー……」モニュモニュ 玄「……ん、は……ぁ…………はっ!?///」 玄「はわわわわ!?//////」 玄「私はなにを! ううう……もう! お姉さんをこんなにヤキモキさせて! 京太郎君のバカァ!」ゴロゴロゴロゴロ ゴチン! 玄「あたぁっ!?」 コンコン 宥「玄ちゃん? なんだかすごい音したけどだいじょーぶ?」 玄「だ、だいじょーぶー……」フルフル 3日後 京太郎「あれから3日か」 京太郎「なんとなく気まずくて連絡とってないけど、大丈夫かな」 咲(なんか1人でブツブツ言ってる……怖い)ドンビキ 京太郎「話してぇなぁ……出来ればチャットとか電話とかじゃなくて直接会いてぇな」 京太郎(そういやここ3日は玄さんのことばっか考えてるな) 玄『京太郎君♪』ニコ 京太郎「はっ!!」 京太郎「そっか、そうか俺……」 京太郎(玄さんのこと…) 京太郎「咲!!」 咲「うわぇっ!? は、はい!!」 京太郎「俺、早退するから後よろしく!!」ダダダ、ガチャッ、ダダダダダダダ 咲「待って! って、はや!? えぇぇ~……」ポカーンポツーン 阿知賀 灼「それじゃあ今日の練習はここまで」 「お疲れ様でした!」 穏乃「あ~疲れた~。もう、腕上がんないー」 憧「ほらシズ! いつまでもグダグダしてないで日が暮れる前に帰るわよ」 宥「私達も帰ろっか。玄ちゃん」 玄「うんなのです……」 玄(今日こそ、帰ったら京太郎君に連絡を……) バーンッ!! 京太郎「玄さんっ!!」ドーン! 玄「ふぇ!? き、京太郎君!?」 京太郎「玄さん!」ニギッ 玄「わひゃい!?」 穏乃「ってか、え? 京太郎? なんでここに?」ガバッ 憧「いや、って言うか学校は……」 宥「私達いったいどうすれば……」 灼「まぁもう少し見てようか」 京太郎「玄さん。俺、玄さんが好きです。大好きです! 俺と付き合ってください!!」ペッコリン 穏乃「は?」 憧「ひ?」 宥「ふ?」 玄「………………………………へ?」 灼「おー」パチパチ 穏乃「わー! わー! 告白だ告白! すごい! 初めて見た!」 宥「あったかいねぇ~」 憧「え!? まさかこの為にわざわざ長野から来たの?」 京太郎「うお!? なんだ皆さんお揃いで」 憧「お揃いもなにもここうちの部室」 灼「京太郎。ナイスガッツ」b<ビッ 京太郎「トゥッス! アザッス!」 玄(え? 好き? 京太郎君が私を好きって、付き合ってほしいって……) 玄(それに告白する為に長野からって、今ここに私に好きって言う為だけにいるってそんな、そんなの……) 玄「//////」カァァァ 京太郎「玄さん、返事聞かせて貰っていいですか?」 玄「だ、ダメなのです! そんなの///」 京太郎「え? 振られ……た……?」ズコーン 玄「わぁぁ! 違くて! だって、そんなの私……嬉し過ぎて……ダメになってしまうのです……あう///」 京太郎(真っ赤になってほっぺた両手で押さえてモジモジしてる。……可愛い) 京太郎「あの、じゃあ……」 玄「あの……は、はい! 不束者ですがよろしくお願いします!」ペッコリン 京太郎「や、やっt、」 灼「エンダァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」 穏乃「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」 <ウルセー! 宥「おめでとう玄ちゃん」 玄「うん! ありがとうおねーちゃん!」 憧「もし玄を泣かすような事したら承知しないからね!」 京太郎「おう! おまかせあれ!!」 ガチャ 晴絵「よ~なかなか楽しそうだね~あんたら」 京太郎「げ!? 先生いつの間に!」 晴絵「いやー、人前であんな大声で告白なんてねぇ、お兄さん若いねぇ」 京太郎「はっ!? しまった!」 穏憧晴「ふっふっふっ」ニマニマ 京太郎「ちっくしょう! 一生ネタにされる!」 玄「京太郎君!」 京太郎「なんですか? 玄さんからもこいつらになんk」グイッ 玄「……ん」 チュッ 京太郎「……っ///」 他「お~!」パチパチパチ 玄「えへへ、一生の思い出だね!///」ニコッ カン!
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/1537.html
智葉「遅れてすまない、少しばかり野暮用があってな」 京太郎「お疲れさまです」 智葉「え、なんでパンツ一丁?」 京太郎「そこのちびっこギャングにいじめられまして」 ネリー「脱衣麻雀だよ。京太郎はのこり千点」 智葉「なんだ、お前の自業自得じゃないか。呆れたな」 明華「最後の一枚を脱がすのは私のようですね。爆裂貫通弾リーチ」 ハオ(ここで場の支配とは、脱衣にかける情熱がまるで違いますね) 京太郎(あ、これやば) 明華「ロン。これで京太郎くんのトビですね。ふふ」 京太郎「」 明華「にっこり」 京太郎「助けて! 誰か男の人呼んで!」 智葉「たとえマネージャーでも勝負に負けて泣き言は言いっこなしだろ。諦めろ」 メガン「残念ながら当然でスネ。念のため私が抑えておきまショウ」 京太郎「ちくしょう! 俺はただおっぱいが見たかっただけなのに!」 明華「そう思ってこちらに全裸の明華先輩を用意しましたよ。洋服はワンタッチ式です」 京太郎「おいおい弾道上がっちゃったよ。どうしよう、すごく悔しい」 明華「しっかりテントが張りましたね。京太郎くん、トランクスから手を離してください」 京太郎「あの、どうしても脱がなきゃいけませんか」 明華(無論) 京太郎「顔に書いてる! お手本みたいなアルカイックスマイル!」 明華「まあ、でも京太郎くんがそこまで嫌がるのでしたら」 京太郎「あ、もしかしてちんちん見せなくていいんですか! やったー!」 明華「まずは前菜をいただきましょうか。きれいな色ですね、京太郎くんの乳首」 京太郎「おかしくね!? だめ、乳首だめ! ああっ!」 明華「ちゅう、ちうちう」 京太郎「あ、あああ、んや、やあっ!」 智葉「おい、止めなくていいのか。あのままだと京太郎が乳首服従してしまうぞ」 ネリー「たしかにそれは面白くないな。片方もらってくるね」 ハオ「男性の乳首をそんな! え、そこまでしちゃうんですか!?」 智葉「ダメそうだな」 京太郎「一人に二人で襲い掛かって、んあ、恥ずかしくないんですか! ひうっ」 ネリー「ここをこんなに元気にしてるキョウタロには言われたくないかな」 明華「女性にいじめられて下着に恥ずかしい染みを作ってるんですもの。ねえ?」 ネリー「んふふ、京太郎のおっぱい。おいひ」 明華「んちゅ。ちうちう、ぢう」 京太郎「だめ、いや、んあっ、あ、ひゃ、ああっ!」 明華「切ない顔ですねえ、京太郎くん。どうしてほしいですか?」 京太郎「もう、やめて。ください」 明華「下着、脱がせても構いませんか?」 京太郎「それは」 ネリー「ちゅ」 京太郎「わかりました! わかりましたから、もう」 明華「たしかに聞きましたよ。ネリー、乳首への愛撫はやめです」 ネリー「ええ? 仕方ないなあ」 京太郎「…………」 明華「京太郎くん」 京太郎「ひゃい!?」 明華「どうかしましたか。もしかして、私たちの舌が名残惜しいとか」 ネリー「そうなの?」 京太郎「そ、そんな訳ない。です」 明華「下着を見れば分かりますよ。京太郎くん、ちゃんと気持ちよくなったんですね」 京太郎「…………」 明華「可愛いですよ」 京太郎「もう、許して」 明華「許してあげません。どんなに甘えた声を出しても、約束は約束です」 京太郎「そんな」 明華「これだけ焦らされ続けて今さら我慢なんてできませんから。もういいですよね」 京太郎「あっ!」 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/1573.html
―部室― 京太郎「ははっ! ユキは弱いなぁ」ピコピコ 由暉子「まだまだ、これからです。まだ東場終わったばかりですから」ピコピコ 京太郎「これで終わらせてやるぜ……はいローン!!」 <サンアンコー、サンカンツ、タンヤオ、ドラ13 ヤクマンナノデス! 由暉子「また役満ですか……飛びですね」 京太郎「どうだ! これが俺の実力だぜっ!」 由暉子「ゲームで何を言ってるんですか……しかし松実玄さん強いですね……現実とは大違いです」 京太郎「ユキの照さんも現実とは大違いだよな……言っちゃ悪いが弱いな……」 由暉子「もう一回です、次こそは勝ってみせます。次は園城寺怜さん使ってみます」ジョインジョイン 京太郎「次も俺は玄さんでいかせてもらうな」 ~対局中~ 由暉子「そんな……また負けてしまいました」 京太郎「わははーまた勝ってしまったぜ!」 由暉子「もう一回やりましょう、3度目の正直です」 京太郎「もう……これで最後な?」 由暉子「次は私が松実玄さんを使わせてもらいます」 京太郎「じゃあ俺は小鍛治プロ使うとするか」 由暉子「ふふっ……いくら小鍛治プロでも松実玄さん相手に勝てるわけありません、負けたらなんでもしてあげますよ」 京太郎「じゃあ負けたほうが服を脱ぐ脱衣麻雀でいいな? 自信あるんだろ?」 由暉子「ええ、玄さんが負けるわけありませんから」 ~対局中~ 由暉子「そんな馬鹿な……玄さんが負けるなんて……」 京太郎「10代の小娘にアラサーが負けるわけないだろ、年季が違うぜっ!」ドヤァッ 由暉子「配牌一向聴に一発で裏乗るのは当たり前……玄さんがいるのにドラも普通にツモって……」 京太郎「じゃあユキは罰ゲームで脱いでもらおうかな」 由暉子「わかりました、そういう約束でしたしね」プチプチ 京太郎「ふぉおおぉぉぉおぉっっ!!」 ~キンクリ~ 由暉子「これで気が済みましたか?」ゼンラー 京太郎(ユキって生えてないんだ……)ゴクリ 由暉子「じゃあもう服を着ていいですか? そろそろ先輩達も来るころでしょうし」 京太郎「最後におっぱいだけ……」モニュッ 由暉子「あんっ……おさわりは駄目ですよっ……」 京太郎「ちょっとだけ……ちょっとだけだから……」モミモミ 爽「……」 由暉子「あっ、先輩おはようございます」 京太郎「エッ…」 爽「えっと……京太郎くんはユキに何してるのかな?」 京太郎「アハハーナンデショウネ?」 由暉子「ちょっと脱衣麻雀で服脱がされただけですよ」 爽「へーそうなんだー、あははー」 京太郎「……」モミモミ 由暉子「……」 爽「何してるんだあんた達いぃぃいぃっっ!!」 カン!
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/1564.html
およそ人には誰にも言えない秘密があるものだ。癖、悩み、本性、エトセトラエトセトラ。 そして人は誰の目にも触れないようにそれらを心の底に隠し、それを表に出さずに生活する。 しかし、果たして人は誰一人として自分の秘密を知る人間を作る事なく、その人生を終幕させられるものだろうか? 無論、不可能ではない。それが不可能ならばこの世はもっと混沌としているだろう。 ・ ・ ・ ・ ・ だが全ての人間が可能である、というわけではないだろう。 俺にも誰にも言えない秘密がある・・・・・・。 失礼、自己紹介が遅れてしまいました。 俺の名は須賀京太郎。年齢は十五歳で清澄高校に通う一年生。自宅で飼っているペットはカピバラ。現在恋人無し。部活動は麻雀部だが実力が無く雑用をする日々。 そんな俺の他人に知られるとちょっと困る秘密は、俺のおもち好きという本性だ。 いや、それだけならまだ問題はなかった。 それが俺のもう一つの癖と――いや、症候群とでも言おうかな・・・何でも気に入った物を近くに持っていなければ気が済まない症候群と組み合わさった時、その本性はとても危険な領域に突入しちまった。 ・ ・ 大きいのから小さいのまで、全てのおもちが大好きだった俺は、やはりそれさえも自分の物にして持ち歩かずにはいられなかった。 いくら好きでも切ったおもちを日常で持ち歩いたりするのは自分でもかなり行き過ぎて変かなァ、とは思うんだけどね、好きな物は好きなんだから仕方がない。 俺がおもち好きだというのは公言している(というよりいつのまにか周知の事実だった)ものの、ここまでのレベルだとまで公言はしていない。 みんなの認識が、俺はおもちが人並みかそれよりちょっと好きだ、と言う程度でいるからこそみんなとの関係も比較的普通なのだろう。 それでもまあ俺はおもち以外をフル装備して出歩くようになっていないだけまだ正常なはず、多分。 もっともおもち以外にそんな巨大な物なんか背負っていたら目立ってしょうがないだろうな。 おもちだけでも、そんなもの手に持っていたら目立ってしまう。 だから俺は普段からこうして紙袋の中におもちを入れている。 今日も袋の中にはおもちが1セット。 ・ ・ ・ いつでも好きな時に使えるように・・・・・・。 Side 玄 玄「えっ!?京太郎くんが!?」 思わず声を上げてしまう。 周りの人が何人かその声に驚いたようだけど、気にしない気にしない。 咲「そうそう、京ちゃんもけっこうおもちが好きなんだよ」 優希「と、ゆーよりあれはもう、けっこう好きとかそういう表現を超越してると思うけどな!」 おもちが好きだと宣言した私に二人がそう言う。 玄「へー、そうなんだあ・・・・・・」 外面は平静を装いつつも、私は内心でかなり興奮していた。 まさかこの合宿で私以外のおもち愛好家に出会えるなんて! それもこの二人の発言から、京太郎くんはかなりのおもちマニアと見た! やっぱり行動してみるものだね。このまま同志を増やしていくとまではいかなくとも、おもちについて語り合える関係ぐらいにはなりたいな。 玄「それで、京太郎くんは今どちらに?」 咲「京ちゃんなら建物の中をいろいろ歩き回ってみる、って言ってたからそのあたりを歩いていたら会えるんじゃないかな?」 玄「了解しました!それでは不肖松実玄、行って参るのです!」 一気にテンションをトップギアに入れて、フルスロットルで突撃! 最終目的地、実力未知数の同志、須賀京太郎くんにセット完了! ダッ! ――そして数分後 玄「出会えないなー。どこにいるんだろう」キョロキョロ 玄「あの角を曲がって京太郎くんがいなかったらいったんみんなの所に戻ろうかな。ひょっとしたら帰ってきてるかもだし!」 そして私は速度を全く緩めることなくコーナーに突入したのであった。 Side京太郎 京太郎「うーん、そろそろこのおもちもだいぶやばくなってきたかな・・・」チラッ 袋の中を見ておもちの様子を確認し、考える。 ・ ・ ・ ・ このおもちもそろそろ使いどきかな・・・ 全くこの時期は傷むのが早い気がする・・・湿度とかの問題か? まあいい、また新しいおもちを―― そうやっていろいろと考えていたからだろうか。 こちらに向かってくる足音が高らかに鳴り響いていたにも拘わらず、そのときの俺は不注意にもそのままスピードを緩めることなく曲がり角に突入した。 瞬間、鈍痛。 玄「痛たたた・・・あっ、京太郎くん!捜して・・・たんだ・・・けど・・・」 玄さんの目線が紙袋から少しのぞいたおもちに向けられ、それと同時に玄さんの声はだんだんとか細くなっていく。 まずい、引かれたか? いや、確か聞いたところによると玄さんもかなりのおもち好きだったはず。 このままいっそ勢いで押していった方がいいんじゃあないか? 京太郎「あっ、玄さん。奇遇ですね。えっと・・・」 玄「きょ、京太郎くん・・・それは一体・・・?」ブルブル おやおや、そうもいかねーか!この状況はまずい!完全に引かれたッ! だがこのまま突っ切るしかねえ! 京太郎「玄さんもおもちが好きだって聞いてますよ。どうです?ちょっとそこの部屋まで行って、このおもちを使いませんか?」グイグイ このまま無理にでも連れて行って・・・うん、そうするしかないかな。 Side玄 曲がり角を曲がった瞬間に何かにぶつかった。 あちゃー、さすがに不注意すぎたかな? 玄「痛たたた・・・」 とにかく相手に謝らないとね。間違いなく非があるのはこっちだし。 でも誰にぶつかっちゃったんだろう? ぶつかった感じおもちがない子っぽいけど・・・。 玄「あっ、京太郎くん!捜して・・・たんだ・・・けど・・・」 京太郎くんを見つけた!それは確かに私にとって喜ぶべき知らせだった。 でもそれと同時に京太郎くんがもっていた紙袋から少しのぞいているものを見て、その感情は一気に吹き飛んだ。 そこにあったのはおもちだった。 でも私が普段から言ってるおもちのことじゃない。 おもちとは女性の体に付いている優しさやら愛情やら母性やらの象徴としての物である。(Byクロペディア) 瞬間。 二人が言ってた京太郎くんのおもち好きってこういうことだったの?とか なんでおもちなんて京太郎くんは持ち歩いているの?とか 一体そのおもちで何をする気なの?とか いろんな疑問で頭の中がいっぱいになる。 京太郎「あ・・玄さん・・・ですね。・・・」 京太郎くんが何か言ってるみたいだけど、全然頭に入ってこないくらいに私の頭の中は疑問で飽和していて、いろいろ聞かなくちゃと思ってはいたけれど結局できたのは・・・ 玄「きょ、京太郎くん・・・それは一体・・・?」ブルブル 震えながら、自明の質問をすることだけだった。 京太郎「玄さんも・・・・・・・・好きだって・・・・ちょっとそこ・・・・行って、このおもちを・・・・」グイグイ 呆然としている私を京太郎くんが連れて行く。 一体京太郎くん、何をする気なんだろう。 私、これからどうなるんだろう。 そんな事を考えながらも、私はただ引きずられていくだけだった。 ~調理室~ 京太郎「いやあ、でも玄さんの言ってるおもちと俺の言ってたおもちが全く違ってたなんて驚いたなあ」オモチウニョーン 玄「ようやく同志を見つけたと思ったんだけどなー・・・」モッチモッチ 京太郎「えっと・・・おもち?でそういう母性や何やら的なサムシングを表すなんて初めて聞きましたが、奈良ではそういう言い方が一般的なんですか?」ウニョン 玄「いえいえ、それは私だけの言い方でして」モグモグ ・ ・ ・ 玄「というか、京太郎くんはこっちのおもちには興味おありでない?」ムシャムシャ 京太郎「いやー、そうですね・・・さすがに俺も男子高校生ですんで、全く興味ないとは言い切れませんが・・・」 玄「じゃあ嫌いなの?」 京太郎「それだけは絶対にないです!」 玄「その熱き思い、お姉ちゃんしかと受け取りましたぞ」 玄「おもち同盟、結成だね!」ニコッ これが、後に全国を揺るがすおもち同盟、結成の瞬間であった。 カン! 京太郎「ところでおもち同盟って何するんですか?」モニュモニュ 玄「そうだねー、いろんな所のおもち少女に会いに行ってそのおもちを評価して回るとか?」ムシャコラ 京太郎「評価っつっても俺玄さんの言うところのおもちを触った事無いですよ」モッキュモッキュ 玄「うむむ、おもち同盟の副会長としてゆゆしき事態!」 京太郎「そもそも男の俺がおもちなんて触ったら――」パクパク 玄「それじゃ、ちょっと恥ずかしいけど私が自らのおもちを使い何とかしましょう!」スルスル 京太郎「うっ!(やばい、予想外の衝撃からくる動揺で餅が喉に詰まったァ!)」ンーッ ンーッ 玄「京太郎くん、興奮してるんだね・・・。いいよ、京太郎くんなら」ソットメヲトジル 京太郎「んーっ!んーっ!(誰か助けてくれえ・・・)」バタッ ビクビク その後、あまりに何もしない京ちゃんを不審に思って目を開けたクロチャーの手によって京太郎は死を免れました。 もいっこカン!
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/1522.html
誓子「あのさ、爽ちゃんと京太郎くんは付き合ってるの?」 京太郎「え?」 爽「付き合ってないよ。京太郎は私の弟分。知ってるでしょ」 誓子「それはそうだけど、最近は仲が良すぎるような気がするの」 揺杏「それ思った。一線越えてる感じがあるよ、完全に」 爽「ないない。大体、京太郎は他に好きな子いるしな?」 京太郎「ちょっと、それは言わない約束ですよ」 爽「ハハ、悪い悪い。それはそうと、ちゃんと回してよ。腕」 京太郎「ああ、ごめんなさい」 成香「えっと、しっかり抱き締めあってますよね。今も」 爽「ええ? ああ、京太郎にくっついてるとなんか落ち着くんだよね」 京太郎「俺は抱き枕かなんかですか。別にいいけど」 揺杏「ダメだこれ。まるでお話にならないわ」 由暉子「京太郎くん、一ついいですか」 京太郎「なんだ?」 由暉子「仲さえ良ければ誰とでもそんな風に抱き合うんですか。京太郎くんは」 揺杏「ユキ、相変わらず鋭い突っ込み方だな」 京太郎「どうだろう。考えたこともないよ、そんなこと」 爽「おいおい、抱っこしちゃうのかい? 先輩以外の女の子を」 京太郎「あれ、ヤキモチですか」 爽「ハハ、冗談よせやい。どんどん抱っこすればいいよ」 由暉子「先輩のゴーサインも出たことですし、どうでしょう。試しに私を抱いてみては」 京太郎「へ」 揺杏「ユキめ、なかなかやるな」 由暉子「京太郎くん、私たちは仲良しです。主観的にも客観的にも」 京太郎「あ、ああ。たしかにそれはそうなんだけど。俺がユキを抱っこするのか」 由暉子「いけませんか」 京太郎「…………」 由暉子「…………」 爽「京太郎、おちんちんが硬くなってるぞ。オープンスケベめ」 成香「うわわ」 京太郎「仕方ないでしょう! だってユキですよ、ユキ!」 爽「京太郎のおっぱい星人。神妙にしろ、このこの」 京太郎「ちょっと、くすぐったいですって!」 由暉子「私としてはそういう状態でも一向に構いませんが」 誓子「えっと、それはどうなんだろ」 揺杏「とにかく一度試してみたらいいんじゃない? なんか面白そうだしさ」 由暉子「そういうことですので、先輩。京太郎くんから下りていただけますか」 爽「ええ? ま、仕方ないか」 京太郎「ホントにやるんだ」 由暉子「身を委ねてくれれば天井のシミを数えている内に終わりますよ」 揺杏「おいおい、なんだかユキが穏やかじゃないよ。大丈夫かな」 由暉子「よいしょ」 京太郎「…………」 由暉子「…………」 京太郎「あのさ、ユキ」 由暉子「なんでしょうか」 京太郎「腰の動かし方がめちゃめちゃエロい。勘弁してくれ」 由暉子「んっ、ふふ。そうは言っても京太郎くんのここは正直ですよ」 京太郎「どうしよう言い返せない! おっぱいすごい柔らかい!」 由暉子「あんっ」 成香「これ完全に入ってますよね」 誓子「それは分からないけど、変なスイッチは入っちゃったみたいね」 爽(ううん、いざ目の前にしてみるとちょっと面白くないな。なんでだろ) 京太郎「ユキ、そろそろマジで許してくれ。これ以上はいけない」 由暉子「承知の上でいけないことをしてるんです、今さらでしょう」 京太郎「いけないことでイっちゃいそうだからマズいんだって!」 由暉子「いいですよ。制服越しの女性器にたくさん出してください」 京太郎「なんでいちいち想像力を掻き立てるようなこと言うの!?」 由暉子「あん、んあっ、ん、ふあ、やん、やあんっ」 京太郎(2、3、5、7、11、13、17、19、23、29、31、37、41、43、47) 由暉子「京太郎、くん」 京太郎(53、59、61、67、71、73、79、83、89、97) 由暉子「赤ちゃんの素。由暉子のナカに、いっぱいちょうだい?」 京太郎「あっ」 爽「え?」 京太郎「…………」 爽「…………」 誓子「…………」 揺杏「…………」 成香「え?」 由暉子「ふふん」 ----- 京太郎「まさか学校のトイレでパンツを洗うことになるとは思いませんでした」 爽「そのことについてはユキも謝ってたし許してあげなよ」 京太郎「相変わらず慇懃無礼な感じでしたけどね。パンツも持ってかれたし」 爽「それで今はユキのパンツを穿いてるんだっけ。あれだ、サッカー選手だ?」 京太郎「サッカー選手が嫌いなのか!?」 爽「ま、役得ってことで手打ちにしとこうよ。チカだってきっと」 京太郎「きっと?」 爽「いや、やっぱりドン引きしてたわ。儚く散ったな、京太郎の恋」 京太郎「ですよね!」 爽「なに、きっとまた新しい恋が見つかるさ。そんなにメソメソしないでよ」 京太郎「そうやってまた無責任なこと言って」 爽「景気付けに寄り道して帰ろうよ。今日はお姉さんの奢りだ!」 京太郎「…………」 爽「な?」 京太郎「…………」 爽「…………」 京太郎「ありがと」 爽「よし決まり! 駅前のマックで朝までシェイクを飲み明かそう!」 京太郎「補導されますよ! もう」 爽「あはは!」
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/1521.html
由暉子「ロンです、これで終了ですね」1位 京太郎「ぐぬぬ……」4位 成香「なかなかに素敵です」2位 誓子「あはは……まいったなぁ……」3位 由暉子「京太郎くんはいつになったら強くなるのですか?」 京太郎「俺だって入部したときに比べれば少しは……」 由暉子「役をちゃんと覚えただけでは強くなったとはいえないと思いますよ?」 京太郎「ぐはっ!!」バタッ 揺杏「ユキは自分の彼氏にも容赦しないね~」 成香「流石にかわいそうです……」 由暉子「いえ、現実から目を背けても進歩はしませんから」 爽「そうそう、さっきの南2局も連荘狙いで安手だったけど……少し待ってリーチかければ裏乗って跳満だったのに」 京太郎「そんなのわかるのは先輩だけです……凡人にはわからんのですよ……」 爽「だから、そんな上達の遅い京太郎のためにいい方法を考えましたっ!」 京太郎「いい方法?」 爽「うん! ちょっとユキにも一肌脱いでもらうことになるけどいいかな?」 由暉子「私にできることならばかまいませんけど……」 爽「では発表します! その方法は……麻雀を脱衣麻雀にすることです!」 京太郎「はっ!?」 誓子「ふむふむ……京太郎くんのスケベ心を利用するわけだね」 成香「そんなの嫌です……ぐすっ……」ウルウル 爽「大丈夫、脱ぐのはユキだけだから」 京太郎「まじですか! 脱衣麻雀できるんですか!!」ダンッ! 爽「そんながっつかないでさ……だからいまだに童貞なんだよ」 京太郎「どどど童貞ちゃうわっ!!」 揺杏「まだ京太郎は童貞っと……」メモメモ 由暉子「この前なんて両親いないので家に呼んだのに……ヘタレで押し倒せずにそのまま帰ったんですよ」 誓子「わわっ! ユキってば大胆だな……」 爽「じゃあとりあえず明日からはこれでいってみよ~っ!!」 ~翌日~ 京太郎「よっしゃリーチだ!」 由暉子「リー棒はいりません、ロンです」 ~1週間後~ 京太郎「これなら通るはずだ!」 由暉子「残念、その牌です」 ~1月後~ 京太郎「ロン! 大三元で俺の勝ちだっ!」 由暉子「すいません、頭ハネです」 ------------------------------- 京太郎「あはは~勝てないな~あはははははははは」 成香「壊れちゃいました……」 爽「まあユキに初心者が勝てるわけないとはわかってたけどね」 誓子「でも最近一気に上達したよね? 私はもう結構負けちゃうし……」 揺杏「せっかく京太郎の好きそうな衣装用意してるのになぁ~勝てないんじゃ作った意味ないね」 由暉子「私はいつになったら京太郎くんに脱がしてもらえるのでしょうか……」 京太郎「あはははははははははは」 カン!
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/1558.html
――清澄部室 咲「えええ!?京ちゃん、白糸台の大星さんと、で、デートするの!?」 京太郎「デートじゃないって。二人で遊びに行くだけだろ」 久「それをデートと言わずして何て言うのよ」 和「ちなみに、どこで遊ぶんですか?」 京太郎「えっと、遊園地って言ってた」 まこ「デートじゃろそれ・・・」 咲「むむむ・・・」 京太郎「・・・何むくれてんだよ咲」 咲「別にむくれてないもんっ」 まこ(露骨に機嫌悪くなったの) 久(まーこんな事あっさり人に話しちゃうあたり心配なさそうだけどねー) 京太郎「そういえば優希は?」 和「補修で居残りです・・・」 ――放課後 一緒に帰る京太郎と咲。 咲(鈍い京ちゃんのことだから大丈夫だとは思うけど…やっぱり心配だなぁ) 京太郎「夕方なのにあっちーな~。アイスでも食うか?咲」 咲「買い食いはダメだよ」 京太郎「固いこと言うなよー。俺がおごるからさ、コンビニ寄ろうぜ」 咲「はいはい」 咲「京ちゃん、欲張りすぎだよーアイスだけじゃないじゃない」 京太郎「食べ盛りの男子高校生は腹が減るのだよ。っと、財布取れない」 咲「カバンの中?」 京太郎「おう、取ってくれ」 咲「んー・・・あった」 京太郎「サンキュ。あ、シャー針切らしてた・・・ついでに買っちまお」 咲「え?もー、人に財布持たせて、不用心だなぁ・・・」 咲(・・・財布ってデートに持って行くんだよね・・・) 咲(・・・) ソーーッ スッ 咲(・・・恋の駆け引きだから、これは!うん!) ――デート当日 淡「きょうたろー、こっちこっちー」 京太郎「おー。ゴメンな、待たせちまったか?」 淡「うーん、少しだけ。楽しみで早く来ちゃった!」 京太郎「俺も早めに来たつもりだったけどなー。不覚を取ったぜ」 淡「ふふん、それじゃ、行こ!」 デート中盤 京太郎「大星、ちょっと疲れたろ?ソフトクリーム食わないか?」 淡「いいね、食べよ!じゃあ・・・」 京太郎「おっと、ここは俺が出すぜ。大星は財布仕舞ってくれ!」 淡「それでかっこつけてるつもりー?でもありがと!」 京太郎「よーし、どれがいい?」 ヒラッ 淡「ん?京太郎、財布からなんか落ちた・・・」 京太郎「おっと、レシートか何かか…」 淡「!!」 京太郎「大星ー、味何にする?」 淡「きょうたろー・・・これ、写真だよ」 京太郎「え?写真?」 淡「宮永さんの写真!財布から落ちたよ!」 京太郎「は?????」 淡「なんで隠してたのさ」 京太郎「いやいや、なんで写真があんのかもわかんねーし…」 淡「現に財布に挟まってたんだからごまかせないよ!」 淡「写真持ち歩くくらい好きな子がいるなら・・・私の誘いなんか断れば良かったじゃない!」 京太郎「待て待て!俺はこの写真を財布に入れた覚えないぞ!」 淡「勝手に浮かれて期待して、バカみたいだよもーー!!」 京太郎「落ち着けよ!頼むから落ち着いてくれ!」 淡「うぅ…」 京太郎「本当に俺は何も知らない。信じてくれ。あー、もう全部信じろとは言わない、とにかく少し冷静になってくれ」 淡「……本当に知らないの?」グシッ 京太郎「ああ」 淡「テルーの妹で、幼馴染なんでしょ?仲良いって聞いてるよ?」 京太郎「確かに仲は悪くないし中学からの付き合いだけどそういう関係じゃない」 淡「・・・」 京太郎「・・・」 淡「・・・うん、京太郎の言うこと、信じる」 京太郎「ほっ…ありがとう。それじゃ、アイス買ってくるから。ちょっと待っててくれ」 淡「うん、チョコがいいな」 京太郎「おう」 淡(・・・京太郎が入れたんじゃないんなら・・・誰かが忍ばせたってことだよね。・・・うーん) 淡「――――!!」ピーーン! 淡(好きな人が自分以外の女の子と会うことになったら・・・私だったら、きっと・・・!なんかしらで牽制しようって思う!) 淡(宮永さんが自分の写真を持たすことでそれをしようとしたってこと・・・!!) 淡(つまりこれは…) 京太郎「お待たせー」 淡「宣戦布告だよっ!!」 京太郎「何が!?」 その後、淡が清澄に殴り込んだのは別の話。
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/1553.html
京太郎「膝に乗ったり、無闇にくっついたり。そういうのはもうナシにしないか」 淡「何さ突然。京太郎のくせに生意気だぞ、すりすりしてやる」 京太郎「淡」 淡「ちょっと、真剣な顔やめてよ。イジワルにしてもやり方があるでしょ」 京太郎「冗談で言ってるわけじゃないんだ。淡だってなんとなく分かってるだろ」 淡「…………」 京太郎「俺たちはもう少し距離を置いた方がいい」 淡「誰」 京太郎「え?」 淡「京太郎に余計なことを吹き込んだのは誰かって聞いてるの」 京太郎「余計なことじゃないし、誰かに吹き込まれたわけでもないよ。俺の意思だ」 淡「ふうん」 京太郎「淡が仲良くしてくれるのは俺だって嬉しいよ。でも」 淡「尭深か」 京太郎「…………」 淡「分かりやすいね、可愛いよ京太郎。少しだけ鎌をかけたつもりだったんだけど」 京太郎「別に隠すつもりはなかったよ。尭深さんと付き合ってることは」 淡「そういうことにしといてあげる。あはは」 京太郎「…………」 淡「尭深に言われたんだ? 私とベタベタするなって」 京太郎「だから、それは違う」 淡「違わないでしょ。普段尭深が私のことをどんな目で見てるか知ってる?」 京太郎「…………」 淡「本当はイヤじゃないんだもんね。私とくっつくのも、じゃれ合うのも」 京太郎「俺は」 淡「尭深に見られたくないだけ、変に誤解を生みたくないだけ。そうでしょ」 京太郎「…………」 淡「…………」 京太郎「そうだよ」 淡「素直な京太郎が好きだよ。だから私も京太郎の言うことを聞いてあげる」 京太郎「え?」 淡「尭深の前では我慢してあげるって言ってるの。それでいいよね?」 京太郎「尭深さんの前では、って」 淡「もちろん尭深が見てないところでは私の好きにさせてもらうよ」 京太郎「そんな、浮気みたいなこと」 淡「浮気? やましいことは何もないよ、私たち友だちだもん」 京太郎「友だち」 淡「そうだよ。友だちと仲良くするのは普通のことだよね」 京太郎「でも」 淡「イヤじゃないんでしょ」 京太郎「…………」 淡「アハ」 京太郎「分かったよ、好きにしてくれ」 淡「言われなくてもそうするつもり。京太郎、充電しよっか?」 京太郎「…………」 淡「ね?」 京太郎「仕方ないな、淡は」 淡「えへへ」 淡(好きにするよ。たとえどんな手を使ってもね)
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/1562.html
成香「須賀くんは気になったりしませんか。こういうの」 京太郎「こういうのって言うと。ああ、相合傘のこと」 成香「…………」 京太郎「気にしませんよ。何も困りませんから」 成香「そう、なんだ」 京太郎「男と二人で帰るの、先輩は抵抗ありますか。やっぱり」 成香「ごめんね、少しだけ」 京太郎「そっか」 成香「えっと、須賀くんのことが嫌いだとかそういうわけじゃなくて。その」 京太郎「分かってますよ。そんなに慌てなくても大丈夫です」 成香「あう」 京太郎「うちが共学になったのは今年からですし、仕方ないですよ」 成香「そうかな。そうかも」 京太郎「そうです。だから先輩が申し訳なく思う必要なんかありませんよ」 成香「あ、ありがとうございます」 京太郎「…………」 成香「えへへ」 京太郎「まあ、俺としては先輩とも仲良くなりたいですけどね。叶うことなら」 成香「へ」 京太郎「どうかしましたか、先輩」 成香「ななななな、なんでもありません! 些事です!」 京太郎「あはは」 成香「もう。誰にでもこうなんですか、須賀くんは」 京太郎「そんなことありませんよ、仲良くしたい人だけです」 成香「それにしては麻雀部の皆にモテてる気がしますけど」 京太郎「へえ、マジでそうだったら嬉しいですけどね。へへ」 成香「揺杏ちゃんなんかメロメロなのに」 京太郎「え、なんですか?」 成香「な、なんでもありません。気にしないで」 京太郎「…………」 成香「…………」 京太郎「雨、強くなってきましたね」 成香「うん」 京太郎「肩口濡らしたりしてませんか。先輩」 成香「す、須賀くんが守ってくれてるから平気。です」 京太郎「そっか」 成香「ごめんなさい。やっぱり少し濡れちゃってるよね、須賀くんは」 京太郎「女の子はそんなこと気にしなくていいんですよ」 成香「…………」 京太郎「…………」 成香「気に、するよ」 京太郎「え?」 成香「私の後輩だもん。大事にするよ」 京太郎「先輩」 成香「だから。だからね」 成香「もうちょっとだけ近付いてもいいかな、なんて」
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/1585.html
京「なあ、憧って彼氏とかいたのか?」 憧「はあ!?何言ってんのよ!?いたわけないじゃない///」 京「いや、その・・・なんつーか憧ってすげえオシャレでかわいくて男の一人や二人くらいいたんじゃないのかなんて思ってさ」 憧「そう//いうことか・・って私はその・・・男の人がちょっと苦手なのよ・・ 怖いっていうか少し自分から距離を置いてた気がする・・今でもそうかも・・・」 京「男が苦手・・・か・・・っておい!俺はおとこじゃねーのかよ!?」 憧「きょっきょうたろはいいのよっその・・・優しいし・・」 京「///」テレテレ 咲「」(京ちゃぁん~)グスッ