約 395,610 件
https://w.atwiki.jp/ankachaos/pages/53.html
支給品一覧 【デネビックバスター@仮面ライダー電王】 仮面ライダーゼロノスの契約イマジンであるデネブが、ゼロノスがゼロフォームに変身したのに合わせて変形した銃。 後部がデネブの顔になっており、口のあたりから銃身が伸びる形になっている。大きさは実際のマシンガン程度。弾数はおそらく無制限。 デネブの意識が残っており、普通に喋る。 今回は制限によりこの姿に固定されており、本来の姿に戻ったり人間に憑依したりは出来ない。 強力な光線を放つ「バスターノヴァ」という必殺技があるが、使うにはゼロノスベルトとゼロノスカードが必要なため、現状では使用不可。 【デンオウベルト ライダーパス@仮面ライダー電王】 デンオウベルトのバックル部分にライダーパスをセタッチ(set touch)する事により、 装着者は電王に変身が可能です(これには個人差があります)
https://w.atwiki.jp/ankachaos/pages/35.html
「クリシュナ!クリシュナ!クリシュナ!クリシュナぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!! あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!クリシュナクリシュナクリシュナぅううぁわぁああああ!!! あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん んはぁっ!クリシュナたんの赤色のアホ毛をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!! 間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!アホ毛モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!! あぁああああああ、クリたんの汗良い匂いだね!舐めるととても良い味がするんだぁぁぁああああああ!美味しいね!美味しいね! あははははぁぁぁぁああああああああ、触れてるよ、クリたんの鎧を着て!クリたんと触れてぁあああああああ!何て幸せなんだろうね!! 素晴らしいよ!今僕はクリたんと一体になっているよぉぉおおおおおぁああああああああああああ!! クリたんのこと本当に愛しているからさぁああああああああ!!!いつの日か!!クリたんのクリちゃんクリクリしてあげるからねぇぇぇえええええええええええええ!! アハハハハハハハハハハハハッハハッハハハハハハハハッハハハハヒャヒャハハハッツハハハハハッハ!!!!」 さて、先ほどまで彼……Erich Gammaが哀れな大学生を殺害した場所には今、 黒い甲冑を着た変態が何事かを叫んでいる、 何故この様な事態が起こっているのだろうか? Erich Gammaは何処へいったのだろうか? そしてこの変態は何者なのだろうか? 時はほんの少しだけ前に遡る。 * 「よっ……と、コイツの支給品は甲冑とその説明書き、名簿に、何やこれ? 菓子か?菓子でどう殺し合いすりゃええねん、アホか!!」 さて、先程まで変態がいた場所、いやこれから変態が現れるであろうこの場所には、 カリ梅を地面に叩きつけるErich Gammaと、物言わぬ死体、 そしてErich Gammaの横で威圧感を放っている黒い甲冑だけが存在している、 今のところはどこにも変態の介入する様子は無い。 「まぁえぇ……まぁええわ、こんなゴツいモンもあったしな。」 そう言って黒い甲冑の説明書を読み出すErich Gamma、まだ変態が現れる気配は無い。 「何々? この黒い甲冑は装着者に無双の力を与える魔法の甲冑である。 装着することで、岩を斬るほどの力と、鉄壁の守りを得ることが出来る。 ほぉ、まるでFinalなFantasyやな。 この甲冑には悪しき呪いが掛かっている為、死ぬまで脱ぐことは出来ない。 スイス戻ったら甲冑着て研究所行け言うんかい!!アホか!! 尚、この甲冑の前の装着者はクリシュナというアホ毛で僕っ娘の少女である。 その情報関係ないやないか!!アホか…………ッ。」 その時、Erich Gammaは自らの意識が遠のいていくのを感じた。 何故なのか?理由すらわからず、彼の意識は深い闇の中へと落ちていった………… 女の子だ!女の子だ!女の子だ!女の子だ!女の子だ!女の子だ!女の子だ! 何やこの声? 女の子だ!女の子だ!女の子だ!女の子だ!女の子だ!女の子だ!女の子だ! 何でわしの頭の中で響いとるんや? 女の子だ!女の子だ!女の子だ!女の子だ!女の子だ!女の子だ!女の子だ! いや……この声聞き覚えがあるで。 女の子だ!女の子だ!女の子だ!女の子だ!女の子だ!女の子だ!女の子だ! この声は……………… 女の子だ!女の子だ!女の子だ!女の子だ!女の子だ!女の子だ!女の子だ! Richard Helm!! ――――正確に言えばぎゃんぐ おぶ ふぉぉーだよ。 それだけ"彼"に言って、"僕"は目を覚ました。 * 意識の覚醒。闇からの脱出。 "彼"は戻ってきた、いや戻ってきたのは本当に"彼"なのか? ただ一つ言えるのは、変態の正体は"彼"以外には有り得ないと言う事である。 では……舞台を冒頭の続きへと戻そう。 「ふぅ……年甲斐も無くexciteしてしまったな、いやはや失敗失敗。」 黒い甲冑の中から聞こえる声は、Erich Gammaとは明らかに違うものだった。 「それにしてもあれだな、Mr.JAVAとかいうやつも大分無茶をしてくれる、 まさか僕の精神がErichの中に入っているだなんて思いもしなかったよ、 そうなると他の二人もこの体の中に入っているのかもしれない。」 「まぁでもいいや、折角こんなゲームに誘われたんだ、 研究の疲れもあるしココは楽しませてもらうことにしよう。」 まるでこの殺し合いが単なる気休めの休暇程度に過ぎないかのように、 淡々と言葉を紡いでいくErich Gamma、いや正確にはRichard Helmと言うべきか。 「さて……まずは支給品checkの続きだな、 まずは…………この名簿を確認しよう、 自分の支給品をcheckするのはそれからでも問題ないだろうしね。」 そう言って、哀れな大学生に支給されていた顔写真付き名簿を開き…………Richardの動きが止まった。 「……アハハハハハハ!!何だこの名簿は最高じゃないか!!」 獣のごとく荒くなる息。 「クリたんは参加していないみたいだけどさ!!可愛いどころが揃ってる!!」 狂気の光が灯される目。 「ちょうど研究続きで性欲も溜まっていたところだ、精々発散させてもらうことにしよう!!」 三日月のごとく吊り上る口。 「さぁて…………麗しの彼女達に会ったら 眺めて、話して、撫でて、抱いて、殺して、舐めて、嗅いで、触って、揉んで、叩いて、殴って、抉って、入れて、舐って、吐いて、 挿れて、掘って、出して、裂いて、出して、 覗いて、入って、味わって…………魂まで犯しつくしてあげることにしよう……だから 早く 僕の 所へ 来い。」 【C-5/一日目・深夜】 【ぎゃんぐ おぶ ふぉぉー@Java言語で学ぶデザインパターン入門】 [状態]:正常? [装備]:黒い甲冑 [道具]:ディパック(基本支給品一式、不明ランダム支給品1~3)、 顔写真付き名簿、カリ梅、黒い甲冑の説明書。 [思考] 基本:女の子と愉しむ 1: 女の子を探す 備考: ※GoFの一人Erich GammaとRichard Helmは肉体を共有しているようです ※GoFの4人で1つの肉体を共有しているのではないかと推測しています ※何らかのきっかけで人格が入れ替わります。 ※人格が表に出ていない時も五感は共有しているようです ※甲冑の呪いはマギ使いならば解ける可能性があります。 ※この作品はフィクションです、実在するRichard Helmとは一切関係ありません。 16 点呼する孤島 時系列順 18 カドクラムタル 16 点呼する孤島 投下順 18 カドクラムタル 02 大人のDesign Pattern ぎゃんぐ おぶ ふぉぉー [[]]
https://w.atwiki.jp/ankachaos/pages/25.html
一日目 第一回放送までの死亡者
https://w.atwiki.jp/ankachaos/pages/49.html
この殺し合いに、1人の魔獣が呼ばれていた! いや1人と言っていいのかもわからない!! その魔獣は人間の姿をしていた!! だが、その魔獣の体の中には!!何匹もの獣……熊が!獅子が!鷹が!息づいていていたのだ!! しかし……しかしだ、此処に1つの謎が生まれる!! その魔獣は今、1人と呼ばれた!! 1匹では無く1人と!! 何故そう呼ばれたのだ!? 人の姿をしているが、所詮は化け物ではないのか!? いや違う、違うのだ! その魔獣はただ本能のままに暴れまわる獣ではなかった!! その魔獣の内にはドロドロと渦を巻くものがあった! 自らの体を改造し、母を無残にも殺した13人の学者へと抱いた最も人間らしい感情、"憎悪"があった!! 人間の中で最も忌むべきとされる感情が! その魔獣が人間であることのなによりの証明となっていた!! 魔獣の体に人間の復讐心を持つ男! その名は 来留間 慎一!! 「どうなってやがるんだ、これは?」 最果ての地A-1エリア、来留間慎一は疑問を浮かべていた。 (おれはバルビア三獣士とかいう野郎を追って……海坊主野郎や、オランウータン野郎共と闘って………… そしていつの間にか眠って、いつの間にかこの場所に……そうだ真理阿は!?富三郎は!?) バッグの中を探り、参加者名簿を見つけて目を通す。 どうやら2人の名前は載って……いない。 (どうやら2人はこの殺し合いとかいうやつには巻き込まれてはいないみたいだな…… だが油断は出来ねえな、おれはあの状況下からこの場所に連れて来られたんだ、 あのMr.JAVAって奴が13人の学者の関係者って事は十分有りえる! おれを殺す為にこんな首輪をつけて、この殺し合いに参加させ、真理阿は回収済みだなんてことは十分考えられる!!) 「…………ふふふふ」 突如笑い出す慎一、自分の命が握られているという状態に狂ってしまったのか? いや!そうでは無い!! 「わざわざそっちから、招待してくれるとはな!!探す手間が省けたぜ!!」 慎一の目には炎が燃え盛っていた!!暗く熱い復讐の炎が!! 「こんな首輪を付けて、おれを従えさせようと思ったのか!? 冗談じゃないぜ!! おれの足のつま先の細胞1つ1つから、腕の細胞までな……お前ら13人の学者に復讐しろと泣いているんだ!! こんな首輪なんかじゃあ、夜泣き止めにだってなりゃあしねえぜ!!」 慎一の中の獣が騒ぎ出す!! 「よく聞け!!Mr.JAVAと13人の学者!! いいか!?おれはこんな殺し合い……絶対に乗らねえ!! こんな殺し合いぶっ壊して!!必ずお前ら全員を八つ裂きにしてやる!!」 魔獣が吼えた!!非常なる主催へと!! 「精々首を洗って待っていろ!!いくぜ!!」 今、魔獣の新たなる戦いが始まる!! 【A-1/一日目・深夜】 【来留間慎一@魔獣戦線】 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:不明支給品1~3 [思考] 基本: Mr.JAVAと、この殺し合いの裏に潜んでいると思われる13人の学者に復讐する。 1:殺し合いに乗っているものは殺す。 2:この会場の何処かにいると思われる真理阿と合流する。 ※Mr.JAVAを13人の学者の関係者だと思っています ※参加者名簿を疑っています 21 百鬼夜行 時系列順 23 灰と金 21 百鬼夜行 投下順 23 灰と金 GAME START 来留間慎一 [[]]
https://w.atwiki.jp/ankachaos/pages/27.html
鉄道員(ぽっぽや) ◆OQfaQnysJI 島の南端の砂浜。そこに、黒い制服に身を包んだ一人の男が立っていた。 彼の名はクリリン。純粋な地球人としては並ぶ者のない武を誇る拳法家……なのは、別の世界の彼の話。 この殺し合いにつれてこられた彼は、相棒のチョッパーと二人で働く一介の鉄道員である。 「弱ったなあ……」 砂浜に腰を下ろし、クリリンは弱々しい声で呟く。温厚な性格の彼は、殺し合いなどやる気にはとてもなれなかった。 だからといってここから逃げ出そうとすれば、あの銀髪の男のように首輪を爆破されてしまうだろう。 「困ったなあ……。本当に困った……。どうすればいいんだよ……」 どうすればいいのかわからず、ただ青ざめた顔で独り言を呟き続けるクリリン。 放っておけば、永遠にそうしていそうである。だが、もちろん実際にそうなることはなかった。 「……なんだ?」 とある異変に気づき、クリリンは顔を上げた。それは一言で言えば、地鳴りだった。 しかもだんだんと音は大きくなっていく。 「何か……近づいてくる……!」 顔に冷や汗を浮かべながら、クリリンは地鳴りの聞こえてくる方向へ目を向ける。 そして彼は、信じられないものを目撃することになった。 「な……なんだありゃ!?」 彼が見たもの。それは列車並みのスピードで爆走する、無表情の紳士だった。 はっきり言って、その姿はかなり怖い。逃げようとも考えたクリリンだったが、あまりに壮絶な光景に足が固まってしまう。 そうこうしている間に、紳士はクリリンの眼前まで来て止まった。 「おお、これはこれは……。その服装、もしかして私と同じ職種の方ですかな? おっと、失礼。まずは名乗るのが先ですな。私はデンライナーという列車のオーナーをやっている者です。 名簿にはオーナーと記されておりますので、そうお呼びください。 さて、そちらの名前も聞かせていただいてよろしいですか?」 「え……。あ、はい。俺はクリリンです。列車の車掌をやってます」 オーナーに一方的に話され呆然としていたクリリンだったが、名前を聞かれようやく我に返った。 「やはり同業の方でしたか。どうでしょう、私に協力してはいただけませんでしょうか。 私は殺し合いなどという野蛮なことを行うつもりはありません。 どうにかしてこの島から脱出し、この悪趣味なイベントを開催したMr.Javaとかいう男に一泡吹かせてやりたいのですが……」 「お、俺だってできるならそうしたい。けど、オーナーさんも見たでしょう? 首輪が爆発して、銀髪の男が死ぬのを……。俺たちにも首輪がはめられてる。 あの男に逆らおうなんてしたら、俺たちも首輪の爆発で殺されちゃいますよ」 「ほう。ではクリリンさんは、他の人たちを殺してこのイベントの優勝者になると?」 「そ、そんな! 俺に人を殺すなんてできませんよ!」 オーナーの言葉に、クリリンは慌てて首を横に振る。 「ならばこの島から逃げる。それ以外にないでしょう」 「だから、それは首輪が……」 「なに、付けられたものは外せばいいのです。そうでしょう?」 「え……? そうか、そうですよね! なんでそんな簡単なことに気づかなかったんだろう! 首輪を付けることができるんだから、外すことだってできるはずじゃないか!」 クリリンの顔に、ようやく本来の明るさが戻った。先程からずっと絶望にうちひしがれていた彼が、ようやく希望を見つけたのだ。 「それで、具体的にどうやって外すんですか? それだけ自信満々に言うって事は、もう何かつかんでるんでしょう?」 「いえ」 「はい?」 「どうやって首輪を外すかについては、まだ何も手がかりはありません。まあ、その内何かわかるでしょう」 「な……」 「なんじゃそりゃあぁぁぁぁぁ!!」 クリリンの雄叫びは、辺り一帯に響き渡るのであった。 【H-5・砂浜/一日目・深夜】 【クリリン@CROSS EPOCH】 【状態】健康 【装備】なし 【道具】支給品一式、不明支給品1~3 【思考】基本:殺し合いはしたくない 1:とりあえずオーナーに同行する ※まだ名簿を見ていません 【オーナー@仮面ライダー電王】 【状態】健康 【装備】なし 【道具】支給品一式、不明支給品1~3 【思考】基本:殺し合いから脱出する 1:首輪の外し方を見つける 08 あ、狂人グルグル 時系列順 10 skill 08 あ、狂人グルグル 投下順 10 skill GAME START クリリン [[]] GAME START オーナー [[]]
https://w.atwiki.jp/ankachaos/pages/19.html
宇宙人ジョーンズ 殺し合い編 ◆fRBHCfnGJI この惑星の住人は血と肉に飢えている。 しかもこのような殺し合いを開いてまで、自らの快楽を満たそうとする。 まったく……ろくでもない種族だ―――― 地球の調査中に、突然この殺し合いに連れて来られた宇宙人ジョーンズは混乱していた、 それもそうだろう、彼は"宇宙人"なのだ、身体能力、技術力共に地球人を遥かに超えている、 本来ならば、自分がこの殺し合いに巻き込まれているというのは有り得ない筈の事なのだ。 我々の知る以上に地球の技術とは侮れないものなのか? それとも我々と同じ、"宇宙人"の仕業なのか? 自問するも答えは出ない。ただ周囲の異常な静けさが耳に突き刺さるだけである。 ……この場合、私は惑星調査員としてどのような行動をとるべ「こんな殺し合い、絶対に許さん!!!」 ジョーンズの思考を中断させるほどの大声、どうやら近くから聞こえているらしい。 だがこの様な殺し合いの場で叫ぶとなればよっぽどの馬鹿か実力者だ。 声が聞こえた方向を見る、白い胴着をまとった坊主の男だ。 さてどうする、ここはひとまず様子を見るべきか? そう思う間もなく聞こえるリズミカルな足音、どうやら発見されたようだ。近づく足音。 「おじいさん!!俺と一緒にこの腐った殺し合いをブチ壊しましょう!!!」 鬱陶しいほどにうるさい、だが確固たる信念と情熱を感じる声だ。 さて……どうするべきか。 ――――ただ、この惑星のカラテ家は…………熱い。 【F-4/一日目・深夜】 【名前】ジョーンズ@宇宙人ジョーンズ 【状態】健康 【持ち物】ディパック(基本支給品一式、不明ランダム支給品1~3)、 【思考】 1:目の前の男と会話する。 2:行動方針の決定。 【名前】カラテ家@リズム天国ゴールド 【状態】健康 【持ち物】ディパック(基本支給品一式、不明ランダム支給品1~3)、 【思考】 1:打倒主催、この腐った殺し合いをぶち壊す!! 02 大人のDesign Pattern 時系列順 04 落語家は一人何の夢を見るか? 02 大人のDesign Pattern 投下順 04 落語家は一人何の夢を見るか? GAME START ジョーンズ [[]] GAME START カラテ家 [[]]
https://w.atwiki.jp/ankachaos/pages/36.html
門倉雄大は驚愕に目を瞠った その理由は、眼前の生物。 馬である。 二本の足で歩いている。 しかし、それだけの事由で彼を驚愕せしめる事など不可能であろう。何故ならば彼はかなり気合の入った元ヤンであると同時に、倶楽部「賭郎」立会人でもあるのだ。 賭郎及び立会人については後に説明するのでここでは割愛するとして。話を元に戻そう。 馬が、二本の足で歩いているのだ。 例えばサーカスなどに行けば、その程度の芸をする馬もいるやも知れぬ。例え芸など仕込まずとも、馬は威嚇や喧嘩の際には後ろ足で立ったりもする。 巨躯である馬が後ろ足で立ち上がれば相当の大きさに達するであろうし、それだけのモノが眼前にあれば驚きもしよう。巨大な存在はそれだけで恐怖を喚起するのだ。 だが。そうではない。先も述べたが、そんな理由で門倉という男は慄いたりはしない。 二頭身なのだ。 その馬は。 それがトコトコとこちらに向かってくるのだ。あまつさえ。 「貴様、何をジロジロとひとの顔を見ているのだ。失礼であろう」 口を利いたのだ。しかも高飛車に。 つまり、直立歩行の二頭身の馬が偉そうに説教をしていると。 そういう状況なのだ。これには流石の立会人といえども驚愕せざるを得ない。 妙に丈の長い暗色のスーツに身を包んだ半眉リーゼントの青年――門倉雄大は驚愕に目を瞠ったまま、暫し固まった。 「何だ? 貴様耳が聞こえぬのか? それとも――」 「いや、失敬。ただ、その、」 門倉はどうにか言葉を継ごうとするのだが、何を言えばよいのか解らず、 「お名前をお聞きしても?」 と、少々間の抜けた質問をする羽目となった。 「人に名を尋く前に自ら名乗るのが礼儀というものであろう」溜め息まじりに二頭身の馬は言う。尤もである。「まあよい。我が名はラムタル」 よく憶えておくように。とそう結んだ。どこまでも偉そうな物言いであるが、筋は通っている。確かに礼を逸しているのは門倉の方なのだ。 「大変失礼を致しました、ラムタル様。私の名は門倉雄大。倶楽部『賭郎』拾陸號立会人でございます」 硬直の解けた門倉は己の非礼を詫び、慇懃に名と所属を告げる。 そして握手の一つでも、と思った門倉はすぐにその考えを脚下した。デフォルメの効いた姿をしているとはいえ、相手は奇蹄目なのだ。 恐らく握手は難しいだろう。 そう判断しての事である。 ラムタル。 確かにその名は名簿に記載されていた。という事は彼もまた参加者の一人(一頭?)なのであろう。 名簿には同業者を始め、幾つか興味を覚える名前があった。政治家、フィクサー、犯罪者、そして――ギャンブラー。 しかしそれ以上に門倉の気を引く名があった。 「来留間慎一」。これは「きるま しんいち」と読むのだろうか。門倉の仕える主、御屋形様こと切間創一(きるま そういち)と似た名である。 全く無関係な赤の他人かもしれない。だが、そうでない可能性もある。いずれにしても、直接会って確認しない事には―― 思考に耽っていた門倉の膝がポフポフと蹄で叩かれた。身長差がある為にラムタルが門倉の顔を見上げる形になる。二人(?)の目が合う。 ふと門倉は違和感を覚える。正体の判らない僅かな違和感である。 「先刻貴様が申していたカケロウとは一体何なのだ?」 取り敢えず違和感の方は脇置き、門倉は簡潔な説明を施す。 「それは――、」 賭郎とは中立の立場でギャンブルを執り仕切る巨大組織である。その暴と権力は国家レベルに達する。 そしてギャンブルの仲介、進行、取り決めを行い、勝敗が決した際には代価の取立ての任を負うのが立会人の仕事である。 「――といものです」 「そんな事より、この草うまいぞ!」 売っとるんか? ワシに…… 売っとるんか……喧嘩を 思わず草を食むラムタルの首に手刀を振り下ろそうと手袋(イボイボ付き)を外した門倉は、ここで先程の違和感の正体に気付く。 無いのだ。 参加者ならば全員が身に着けていてしかるべき物――首輪が。 無理に外そうとすれば否応なしに命を奪い取る忌々しい枷が、ラムタルの首にはないのだ。 (まさか……この短時間で首輪の解除に成功したというのか……!?) だとすれば、それはこのギャンブルを根底から覆すものとなろう。 「ラムタル様は、どのようにして首輪を外されたのですか?」 こんな物は一刻も早く外すに越した事はない。心臓を掴まれているようなものである。 「外したのではない。外れたのだ」 「…………は?」 ラムタルの説明に拠れば、以下の通りである。 支給品にあった果実を食したところ彼の姿形を変容させ、その際にすっぽりと首輪が抜け、ついでに人語まで話せるようになっていた、と。 因みに味の方は「この世の物とは思えぬ程不味かった」らしい。 「つまり、ラムタル様は元は普通の馬であったと。そういう事ですか」 「『普通の馬』?我はアラブ首長国連邦殿下フェイク・モハメドの甥を主に持ち、欧州三大レースを制した英国最強のサラブレッドであるぞ」 ――道理で偉そうな筈である。門倉は心の中でごちた。王様の馬とは恐れ入る。 しかし自由に身動きのとれるラムタルの存在は、こちら側にとっては重要なファクターとなり得るであろう。 恐らくあちら側にとっては埒外の存在なのであろうし。そうでなかったとしても、何らかの糸口を見出す契機になるかもしれない。 その尊大な言動はさておき、共に行動をしておいて損はないだろう。 「ラムタル様。この門倉雄大、同行してもよろしいでしょうか」 門倉は幾分大仰な所作で膝を折り、同行を願い出る。 「うむ、よかろう」 なんとも扱い易い男(?)である。ならばとことんまで利用させてもらうとしよう。その後の事は知った事ではない。 そもそもこの場は暴と知略の入り乱れる、殺し合いというギャンブルの最中なのだから。 ラムタルに背を向けた門倉は、ククッと小さく嗤った――。 失敬……私 門倉雄大、ついつい不謹慎な表情をお見せしてしまいました…… それにしても、序盤も序盤。序盤どころか登場話でいきなり首輪解除。 いいのか、それは? 【E-3道端/一日目・深夜】 【名前】門倉雄大@嘘喰い 【状態】健康 【持ち物】ディパック(基本支給品一式、不明ランダム支給品1~3)、 【思考】1.ラムタルを利用する 2.「来留間慎一」が何者なのか確認する ※迷宮編以前からの参戦です 【名前】ラムタル@銀と金 【状態】ヒトヒトの実使用により、ヒト化 首輪解除 健康 【持ち物】ディパック(基本支給品一式、不明ランダム支給品1~2)、 【思考】1.門倉を同行させてやる ※E-3のどこかにラムタルの首輪が落ちています(馬用) 【ヒトヒトの実@CROSS EPOCH】 動物系(ゾオン系)悪魔の実。動物が摂取すると人獣化する能力を得る。 原作ではチョッパーというトナカイがその能力者。 17 NEW ADVENTURES IN HEN-TAI 時系列順 19 それでもいったいこの僕に何が出来るって言うんだ 17 NEW ADVENTURES IN HEN-TAI 投下順 19 それでもいったいこの僕に何が出来るって言うんだ GAME START ラムタル [[]] GAME START 門倉雄大 [[]]
https://w.atwiki.jp/ankachaos/pages/6.html
更新履歴 @wikiのwikiモードでは #recent(数字) と入力することで、wikiのページ更新履歴を表示することができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_117_ja.html たとえば、#recent(20)と入力すると以下のように表示されます。 取得中です。
https://w.atwiki.jp/ankachaos/pages/45.html
支給品一覧 【カリ梅@嘘喰い】 大学でこの本を読んでる俺に支給、現在所有者はぎゃんぐ おぶ ふぉぉー。 斑目獏の大好物、酸っぱい。 【ベレッタ@嘘喰い】 リュウタロスに支給、現在所有者は夜行妃古壱。 サブマシンガンを持っている人は、コレを取られたぐらいで焦ってはいけない。 【ベレッタの予備弾×20@嘘喰い】 リュウタロスに支給、現在所有者は夜行妃古壱。 貴重な弾薬、その痛みはキモサエテル人を死から呼び戻してくれるとか。 【巨乳大作戦@嘘喰い】 キモサエテル人推薦の一本。 シリーズ化されているところを見るにそこそこ好評な様子。 某奇なるギャンブラーもお気に入りだとか。
https://w.atwiki.jp/ankachaos/pages/62.html
「ふざけんじゃねえぞ、このヤロォォォォォ!!」 静かな湖畔の森に、妙にいい声の絶叫が響き渡る。 その声の主は、「赤鬼」としか表現のしようのない外見の男。 その名はモモタロス。仮面ライダー電王・野上良太郎に味方するイマジンの一人だ。 「何が殺し合いだ、ばかばかしい! こっちはそんなもんに付き合ってるほど暇じゃねえんだよ! 帰る! 俺は帰るぞ! でも帰り方がわからねえじゃねえか、こんちくしょう!」 苛立ちのままに、ひたすらわめき続けるモモタロス。その行動からは、殺し合いの場に放り込まれた悲壮感やら何やらは全く感じられない。 まあ、だってこいつモモタロスだし。 「とりあえず、荷物でもチェックしておくか? あんまり期待は出来ねえけど、帰るのに使えるもの入ってるかもしれねえし……」 なおも聞く者のいない言葉を漏らしながら、モモタロスは自分に支給されたデイパックをあさり始める。 彼が真っ先に見つけたのは、一丁の銃だった。 「おお! モモタロスじゃないか!」 いや、正確には銃に変形した顔見知りだった。 「デネブ……。お前、何やってんだ?」 機関銃・デネビックバスターに身をやつした知人、デネブに、モモタロスは表情の伺いづらい顔を引きつらせて話しかける。 「いや、私にも何が何だかわからないんだ。気が付いたら、この姿になってバッグの中に……」 「なんだそりゃ? いいからまず、元に戻れよ」 「それがだな、さっきから戻ろうとはしてるんだが……。全く戻る気配がないんだ」 「はあ? 戻れないって……。お前、一生そのまんまでいるつもりか?」 「そう言われてもなあ……」 モモタロスにあきれ気味の発言をぶつけられてしまうデネブだが、実際元に戻れない以上強く言い返せない。 「まったく……。せっかく無条件で手を貸してくれる奴が見つかったと思ったのによ……。 これじゃぶん殴るぐらいにしか使い道ないじゃねえか」 「いや、せめて撃ってくれ! 銃なんだから!」 『ふざけんなあああああああ!!』 「お、おい! 私は当然のことを言っただけだぞ! そんなに怒ることないだろう!」 「バカ野郎! 今のは俺じゃねえ! 明らかに声が違うだろ! 誰だよ、あんなばかでかい声なんざあげる奴は」 先程の自分の行動を棚に上げ、ぼやくモモタロス。 「うおおおおお!!」 「まただ!」 「誰かこっちに走って来やがる! あいつか!」 モモタロスは、森の中を誰かがこちらに向かって走ってくるのを確認する。 それは麦わら帽子をかぶった、目の下の傷が特徴的な少年だった。 「どうする? 話しかけてみるか?」 「いや、話なんか聞いてくれそうにねえ面してやがるぜ。ぶん殴ってやってもいいんだが……。まずは少し離れて様子見といくか!」 とりあえずそこら辺の木の陰にでも移動しようとするモモタロス。しかし……。 「あ」 デネビックバスターをうっかり取り落とし、自分の足の上に落としてしまう。 「のおおおおお!!」 痛みに悶絶し、モモタロスは地面を転げ回る。いくら歴戦の勇士といっても、痛いものは痛い。 何せ落としたのは足の先。タンスの角に小指をぶつけたようなものだ。 そして彼が転がっている間に、少年は壮絶な勢いで接近してくる。その進行ルート上には、未だ立ち上がれぬモモタロスの体。 「おい、ちょっと待て。止ま……!」 小気味よい激突音と共に、モモタロスの体は宙を舞った。 ◇ ◇ ◇ ルフィは激怒していた。 彼は悟空と共に神龍の元へたどり着き、これからパーティーに参加しようという時にこのバトルロワイアルへ呼び出されたのだ。 ルフィは、パーティーで食べることの出来るごちそうの数々を心の底から楽しみにしていた。 だがそのごちそうにありつく前に、彼は見知らぬ場所へと連れてこられていた。 人並み外れた食欲を持つ彼にとって、それはまさにこれ以上なく許し難い出来事だった。 誰を許さないのか。決まっている。自分をここに連れてきたという、Mr.なんとかという男だ。 絶対に見つけ出して、ぶん殴る。そして一刻も早く、元の場所に自分を戻させる。 その想いだけを胸に、ルフィはひたすら走り続けていた。 がむしゃらに前進し続ける彼は、自分が足下に転がっていた赤鬼を吹っ飛ばしたことに気づいていなかった。 ついでに、ここが殺し合いの舞台であることにも気づいていなかった。 ◇ ◇ ◇ 「大丈夫か、モモタロス!」 「なんとかな……」 ルフィが通り過ぎた後、モモタロスは密集した木の枝の中に顔を突っ込んだ状態のまま、心配するデネブと言葉を交わしていた。 「あの麦わら野郎……。やってくれるじゃねえか。帰る前に、あの野郎を一発ぶん殴ってやらねえと気が済まねえ! 行くぞデネブ!」 「い、いや、喧嘩はよくないぞ。ここはちゃんと話し合ってだな……」 「うるせえ! 俺は最初からクライマックスなんだよ!」 「意味がわからないぞ! ただそのセリフが言いたいだけだろ、お前!」 「行くぜ行くぜ行くぜーっ!」 「頼むから話を聞いてくれーっ!」 デネブの言葉に耳を貸すことなく、枝の中から頭を抜いたモモタロスはそのまま猛然と走り出した。 「ああ、困った。なんでこんな事に……。そもそも、ここはどこなんだ……? 助けてくれ、侑斗ーっ! 野上でもいいからーっ!」 静かな湖畔の森に、妙に渋い声の絶叫が響き渡る。 しかし、それに耳を貸す者は誰もいなかった。 【E-4・森/一日目・深夜】 【ルフィ@CROSS EPOCH】 【状態】暴走 【装備】なし 【道具】支給品一式、不明支給品1~3 【思考】 基本:Mr.なんとかをぶっ飛ばして、元の場所に帰る ※神龍の元にたどり着いた直後からの参戦です ※自分がバトルロワイアルに参加させられていることを理解していません 【モモタロス@仮面ライダー電王】 【状態】体のあちこちが痛いが、だいたい健康 【装備】デネビックバスター@仮面ライダー電王 【道具】支給品一式、不明支給品0~2 【思考】 基本:殺し合いなんてやってられるか! 帰る! 1:麦わら野郎を一発ぶん殴る ※少なくとも仮面ライダーゼロノス・ゼロフォーム登場以降からの参戦です 支給品紹介 【デネビックバスター@仮面ライダー電王】 仮面ライダーゼロノスの契約イマジンであるデネブが、ゼロノスがゼロフォームに変身したのに合わせて変形した銃。 後部がデネブの顔になっており、口のあたりから銃身が伸びる形になっている。大きさは実際のマシンガン程度。弾数はおそらく無制限。 デネブの意識が残っており、普通に喋る。 今回は制限によりこの姿に固定されており、本来の姿に戻ったり人間に憑依したりは出来ない。 強力な光線を放つ「バスターノヴァ」という必殺技があるが、使うにはゼロノスベルトとゼロノスカードが必要なため、現状では使用不可。 23 灰と金 時系列順 25 親子 23 灰と金 投下順 25 親子 GAME START ルフィ [[]] GAME START モモタロス [[]]