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骨格標本奥 572 ：名無しの心子知らず：2012/02/02(木) 12 59 39.26 ID xUWjyOmS 吐き捨て愚痴カキコ 両親は旅行中・夫は出張中。今日はのんびりするぞーっと私。 炬燵に首まで浸かって、トイレ以外は一歩も動かないぞ！というパラダイスを 楽しんでいたら、ガレージから物凄い悲鳴と音がした。 何事かと、慌ててガレージに向かったらドアが開かない上に、 中から微かに人の呻き声が聞こえる。 警察に通報してドアを叩き壊して中に入って貰うと、近所に住むママと 人体・骨格模型（？）・その他（人体各部位の標本や図鑑）と それらを収納していた棚が倒れていた。 これらは全て主人と実妹夫婦の所有物なので、被害金額とか全くわからない。 とりあえず、実妹が仕事を早退してくれるそうなので後は任せようと思う。 （主人も両親も早めに帰宅すると連絡があった。） ハァ…私のパラダイスな時間を返せ。orz 573 ：名無しの心子知らず：2012/02/02(木) 13 25 29.37 ID EpTNjmcs 激しくお疲れ 後日談をお待ちしてます つ みかんﾄﾞｿﾞｰ 次のお話→インフル大学院生（576）
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https //charasheet.vampire-blood.net/2243600 百目鬼 糺央（どうめき れお） 24歳 / 171cm / 一人称：僕 / 大学院生 好きなもの：兄さん、読書 嫌いなもの：兄さんの危害となるもの 主な技能：＜図書館＞＜目星＞＜隠す＞＜心理学＞＜法律＞… イヴの果て / 問：死の定義を教えてください 百目鬼 里央の弟。兄のことを誰よりも尊敬し、慕っている。 後遺症（問：死の定義を教えてくださいネタバレ） +... 後遺症「問9：誰かの犠牲の上に自身の幸福は成り立つのか？」 あなたは人間の生死に関わる選択を行う時、自分を責める幻聴が聞こえる。 人殺し。 その声はα世界の人類かもしれないし、あなたの大切な人かもしれないし、はたまた置き去りにした迷子かもしれない。 あなたは77億人の命の上で、今の幸福を掴んでいるという事実を決して忘れてはならない。 ※命の選択を行う際にSANCを行い、1D10/1D現在SAN値の喪失を必要とする。 例：現在SANが50の場合は1D50になる。 「知ってるよ」
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さくらさくら咲く～あの日君を待つ 空と同じで～／marble (TVA ひだまりスケッチ×☆☆☆ ED) サクラミツツキ／SPYAIR (TVA 銀魂 OP13) 本日、満開ワタシ色!／桂ヒナギク with 白皇学院生徒会三人娘 (伊藤静 with 矢作紗友里 中尾衣里 浅野真澄) (TVA ハヤテのごとく!! ED1) Prime number ～君と出会える日～／大倉明日香 (TVA さくら荘のペットな彼女 ED2) Endless Story／田村ゆかり (TVA C3 -シーキューブ- OP1) サクラメイキュウ／分島花音 (PSP Fate/EXTRA CCC OP) 桜散ル夜 ～ハナチルヤ～／みとせのりこ (PSP 華ヤカ哉、我ガ一族 OP) らしんばんからのお知らせ 桜色ラブレター／藤岡(CV 柿原徹也) (CD みなみけ びより KICA-904 ) 初恋 ～一章 片想いの桜～／星井美希(CV 長谷川明子),四条貴音(CV 原由実),我那覇響(CV 沼倉愛美) (CD THE IDOLM@STER ANIM@TION MASTER 生っすかSPECIAL 01 COCX-37413 ) One more time, One more chance／山崎まさよし (映画 秒速5センチメートル 主題歌) 君よ花よ／大神華撃団 (DC サクラ大戦4 ～恋せよ乙女～ ED)
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おしゃれ革命 4人で頑張ります。 パート 名前 出身 好きな奏法 Vo すずきゆたか 一関 ピック奏法 Ba ほっただいち 茨城 指奏法 Dr おばたかいのすけ 岡山 モーラ奏法 Gt かとうともひと 北海道 ピック奏法 おしゃれ革命 2011年6月結成、鈴木(Vo,Gt)，堀田(Ba)，小幡(Dr)の現役大学院生らによるポップ・ロック・バンド。 同年11月豊橋club KNOTにてデビュー。2013年4月に加藤(Gt)が加入。 鈴木の繊細かつ力強いヴォーカルに、小幡の靭やかで感情に満ち溢れたグルーヴ。 クリスピーな堀田のベースラインは独特の世界観を創り出し、加藤の表現豊かなフレーズが聴く者の涙腺をオーバードライヴさせる。 ポップ・ミュージックは今や大量に生産・消費される時代。Vo鈴木によって生み出されるユニークで繊細な楽曲の数々は、 いつの日か我々が抱いてしまった“ポップ・ミュージックへの疑念”を圧倒的な訴求力を持って拭い去ってくれるだろう。 2013年、新たにリードギターとして加藤倫仁（a.k.a.LAC）を交えた新体制による彼らの、次なる“革命”に期待したい。 名前 コメント すべてのコメントを見る
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第一八学区にある名門のお嬢様高校。 １年生に姫神秋沙（２学期からとある高校に転校）、２年生に結標淡希、また風斬氷華（学年不明）が所属していた。 教師に磯塩がいる。 姫神いわく、 単純に能力開発分野だけなら常盤台に肩を並べる名門学校。 常盤台が汎用性に優れたレギュラー的な能力者の育成に特化しているのなら。 霧ヶ丘は奇妙で。異常で。でも再現するのが難しいイレギュラー的な能力者の開発のエキスパート。 ………らしい。 大覇星祭にて来場者数ナンバーズの屋台の店番をしていた、半袖Ｔシャツに赤いスパッツのスポーツ少女も霧ヶ丘女学院所属の学生であった。 テスト成績は能力で決まるようで、『正体不明』（カウンターストップ）こと風斬がいつも上位にいた。 とある魔術の禁書目録 Indexより引用 http //www12.atwiki.jp/index-index/pages/316.html 教師 生徒 １年 保坂亜由梨 八堂早 大上瑞穂 記里密芽 白雪窓辺 時月姪子 金城凪沙 ２年 玉倉夜織 村前陽華 綺織白良 ３年 青月満天 天城千尋 玉手理化
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石井国雄 Ishii, Kunio RESEARCHMAP https //researchmap.jp/kn-ishii ORCID https //orcid.org/0000-0003-4972-1573 OSF https //osf.io/3uczt/ 科研研究者情報 https //nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000040705208/ 研究関心 偏見・ステレオタイプ 潜在的認知 集団間関係 身体化された認知 学歴 1987 長岡市立千手小学校 入学 1993 長岡市立千手小学校 卒業 1993 長岡市立南中学校 入学 1996 長岡市立南中学校 卒業 1996 新潟県立長岡高校普通科 入学 1999 新潟県立長岡高校普通科 卒業 2000 明治学院大学 文学部心理学科 入学 2004 明治学院大学 文学部心理学科 卒業 2004 東京都立大学大学院 人文科学研究科心理学専攻 修士課程 入学 2007 東京都立大学大学院 人文科学研究科心理学専攻 修士課程 修了 2007 東京都立大学大学院 人文科学研究科心理学専攻 修士号取得 （心理学） 2007 首都大学東京大学院 人文科学研究科人間学専攻心理学分野 博士課程 入学 2011 首都大学東京大学院 人文科学研究科人間学専攻心理学分野 博士課程 修了 2011 首都大学東京大学院 人文科学研究科人間学専攻心理学分野 博士号取得 （心理学） 職歴・教育歴 平成19年9月 武蔵野大学人間関係学部 ティーチングアシスタント（心理学実験実習1・2）(平成23年3月まで) 平成20年4月 武蔵野大学通信教育部 非常勤教師（認知心理学）（現在に至る） 平成20年9月 川崎看護専門学校 非常勤講師（精神看護学概論）（平成24年3月まで） 平成22年4月 東京都立青梅看護専門学校 非常勤講師（心理学）（平成24年8月まで） 平成22年4月 川崎医師会附属准看護学校 非常勤講師（精神保健）（平成24年6月まで） 平成23年4月 横浜労災看護専門学校 非常勤講師（情報科学）（平成24年8月まで） 平成23年4月 江戸川大学（心理統計分析）（平成24年8月まで） 平成23年4月 首都大学東京大学院 人文科学研究科 客員研究員（平成27年3月まで） 平成23年9月 青山学院大学 非常勤講師（人間関係論）（平成24年3月まで） 平成24年4月 カリタス女子短期大学 非常勤講師（社会心理学）（平成24年8月まで） 平成24年9月 明治学院大学 心理学部 助手（平成27年3月まで） 平成25年8月 産業能率大学 非常勤講師（社会心理学）（平成26年3月まで） 平成25年9月 首都大学東京 人文・社会系 心理学・教育学コース 心理学分野 非常勤講師（心理学演習） （平成26年3月まで） 平成25年9月 首都大学東京大学院 人文科学研究科 非常勤講師（社会心理学研究演習第二）（平成26年3月まで） 平成26年9月 法政大学 現代福祉学部 非常勤講師（統計学）（平成27年3月まで） 平成27年4月 清泉女学院大学 人間学部 心理コミュニケーション学科 専任講師（平成31年3月まで） 平成28年4月 明治学院大学 心理学部心理学科 非常勤講師（社会認知心理学実習，キャリア心理学，心理系公務員講座）（平成29年3月まで） 平成30年4月 長野県短期大学 国際地域学科 非常勤講師（コミュニケーション論，卒業論文ゼミ（人間関係論））（平成31年3月まで） 2019年4月 清泉女学院大学 人間学部 心理コミュニケーション学科 准教授（現在に至る） 資格 一般社団法人社会調査協会認定 専門社会調査士 所属学会 日本心理学会 日本社会心理学会 日本パーソナリティ心理学会 Society for Personality and Social Psychology 助成金・海外学術会議派遣 平成20年2月 首都大学東京 平成19年度第2回大学院生国際学術会議派遣（the 9th annual meeting of SPSP. (Albuquerque, New Mexico)） 平成22年1月 首都大学東京 平成21年度第2回大学院生国際学術会議派遣（the 11th annual meeting of SPSP. (Las Vegas, Nevada)） 研究活動 科研費（研究代表者） https //kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-18K13282/ 研究期間 ： 2018年度～2020年度 若手研究 社会的状況における被服の効果の検討：自己認知の調整過程に注目して 科研費（研究代表者） https //kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-15K17255/ 研究期間 ： 2015年度～2017年度 若手研究(B) ピンク・青の衣服が自動的な社会行動に及ぼす影響とその媒介メカニズムの検討 科研費（研究協力） 研究期間 ： 2017年度～2020年度 基盤研究(C) 行動プライミングの進化的アプローチからの再検討（17K04317） 研究代表者：沼崎 誠 研究協力者として参加 研究期間 ： 2013年度～2016年度 基盤研究(C) 社会的行動や社会的判断の自動性のメカニズムの解明－自己表象の変容の役割－（25380845） 研究代表者：沼崎 誠 研究協力者として参加 研究期間 ： 2013年度～2015年度 基盤研究(C) 明示的／非明示的メッセージの顕在態度／潜在態度への説得効果に関する実験的研究（25380860） 研究代表者：北村 英哉 連携研究者として参加 研究期間 ： 2010年度～2012年度 基盤研究(C) システム再生産に寄与する心理メカニズムの検討－社会変革の促進に向けて－（22530675） 研究代表者：沼崎 誠 研究協力者として参加 研究期間 ： 2007年度～2009年度 基盤研究(C) ジェンダー・ステレオタイプと性役割的偏見の再生産に関する社会的認知研究（19530559） 研究代表者：沼崎 誠 研究協力者として参加 研究期間 ： 2003年度～2005年度 基盤研究(C) 潜在的性役割的偏見の発現とジェンダー・ステレオタイプの受容における心理過程の検討（15530402） 研究代表者：沼崎 誠 研究協力者として参加
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第三回 順調にアタゴへと近づくシンは、ニノセキを出発し竜ヶ岳の麓まで辿り着いた。それまでに何もなかった事は言うまでもない。 さて、竜ヶ岳というのは、アタゴの西側を覆うように聳え立つ山並みの事である。 一つの山、というわけではなく、幾つもの山が途切れなく繋がった尾根であり、その様がまるで伝説上の生物『竜』の背のようであるから、という理由で名づけられた。 物々しい名前に相応しく、天候も変わりやすければ凶暴な野生動物が出て来ることもあるという危険な場所であり、それが故にアタゴの堅牢な守りに一役買っている、とも言える。 当然その名と威容はシンも聞き及ぶ所であり、登山の前に麓の寄り合い所にて腹ごしらえと準備を整える。 食事処ツクヨミにてそのたらしっぷり……否、人付き合いの良さを遺憾なく発揮し、旅人（男）からアタゴの情報収集等をして、お勧め登山グッズを一揃い購入していざ行かんと竜ヶ岳に挑みかかった。 特に何の問題もなく頂上まで辿り着き、ふと気になって山小屋に寄るシン。 竜ヶ岳は確かに危険な場所だが、アタゴへ向かうにあたって通らねばならない場所。当然のように各所に避難や休息用の山小屋が設置してあり、兵士なども不測の事態や敵対勢力の侵入防止の為に配置されている。 といっても、普通に昇り降りするだけの道には兵士の姿はなかったが。 ともあれ山小屋に立ち寄ると、なにやら様子のおかしいおっさん二人と若者一人が火鉢に固まって暖をとっているではないか。装備を見てみると、竜ヶ岳に挑むにはあまりに無謀な薄さ。いちいち気にしなければいいものを、シンはやはりというべきか嘴を突っ込んだ。 若いんだしイケる！ と考えた馬鹿が若者で、文無し故の薄着がヨコスカというおっさんだった。 哀れに思ったのかはたまた天性のお人好しか。シンはヨコスカに食料や装備一式をＰＯＮ☆とくれてやった。若者も便乗してヨコスカと一緒に下りていく運びとなり、これで二人は安心だろうと胸をなでおろすシンだったが、問題はもう一人。もやし体型のおっさんは何やら絶望したような顔で反応も鈍い。 親身になって話を聞いてみると、アタゴから女房子供を捨ててヨシワラの女と駆け落ちしたものの、途中で装備一式剥ぎ取られて逃げられたというのだ。 これには流石のシンも怒りを覚え、一発ぶん殴った後に滔々と諭し始めた。 もやしおっさんは涙ながらに己を悔い、今からでもやり直そうとアタゴに戻る決心をする。 やたらと面倒見の良いシンはそこでもやしおっさんと一泊し、連れ立ってアタゴへ向かって山を降りるのだった。 ミツキ・ウナバラと名乗ったもやしおっさんはシンに深く感謝し、下山したところで別れを告げ、アタゴへと戻っていった。 シンは下山した麓の樹上で一泊し、体力を戻してから再びアタゴへ足を進める。 何事もなくアタゴへ到着し、『小烏丸』を見咎められるも仮許可証を出してその場をやり過ごし、無事アタゴへ到着するのだった。 予定通り世話になる父の親友のお宅へと向かうと、そこにあったのは立派な道場。看板に『シノノノ道場』と達筆な文字で書いてあるのを横目に見ながら門を叩くと、出てきたのはポニーテールの見目麗しい少女だった。 名を名乗ると得心いったように頷いて、『ホウキ・シノノノ』であると名乗り返し、シンを中へと招き入れた。 家の一部が道場となっているようで、気合の入った門下生達の声を聞きながら家に上がり、奥まった場所にある部屋に通された。その部屋こそシノノノ道場の師範であり、父の親友にしてその片腕を切り落とした男『リュウイン・シノノノ』の部屋だったのだ。 挨拶を済ませると、リュウインはホウキに家人を連れてくるよう言いつけ退室させ、シンとダイジの話に花を咲かせた。 見た目通りリュウインはカッチカチの堅物であるようだったが、ダイジの話をする時だけはとても楽しそうな様子で、二人の絆がどれ程のものかというのを思い知らせてくれる。 しかし、襖の向こうからホウキの声がかかると、一転して元の厳しい表情に戻り、中に入るよう促した。 紹介されたのは二名。 ジャポニカの現パイロットであり、シノノノ道場の師範代でもある『チフユ・オリムラ』。 学院生であり、チフユの弟にしてシノノノ道場の門下生兼シノノノ家主夫『イチカ・オリムラ』。 いずれ劣らぬ見目の良さと腕の確かさを兼ね備えた人物である。 シノノノ家にはもう一人、ＩＤギルドサブマスターにして五賢人の一人『タバネ・シノノノ』もいるのだが、現在仕事で出払っているらしい。挨拶は後で、ということとなった。 一通り顔合わせも済んだところで、シンはホウキに案内されて宛がわれた自室へ向かい、その広さに恐縮したところを逆に困られる、という変な状況が発生したりしつつも、荷物を置き、とりあえずは正式な許可を頂きにＩＤギルドへ向かった。 ＩＤギルド警備兵に小烏丸を見咎められたりしながらも、入館したシン。 彼のアタゴでの生活、即ちシノノノ家の家族の一員としての生活は、未だ始まったばかりである。 方や、ミシュアルはといえば。 何か色々ボロボロなジャッカルやマムルークの皆さんと一緒にオマーンに入り、騎士団の宿営地に連れて行かれ、軟禁状態となっていた。 まぁ、何をどう言い繕おうとＩＤの不法所持は立派な犯罪であり、その責任は渡したジャッカルにあると言えど、ミシュアルも放っては置けない。 宿営地にて騎士団副団長――これが驚いた事に、ジャッカルにあって泣いたりしたあの女性である――ビオレ・アマレットに説教をくらい、宛がわれた自室にて待機を命じられた。 待機とはいっても、宿営地の中ならば自由に動き回って構わないので、大したことではない。この辺りは流石に温情がかけられたのであろう。 とはいっても、特に何もする事がないミシュアルは一人鍛錬してみたり、遊戯室で騎士団の人に絡んでみたり、タダ飯をひたすらかっくらったりと適当に日々を過ごしていた。 この軟禁状態も、ミシュアルの身元確認が済むまでだという。 この事がミシュアルは少し憂鬱だった。何せ、父母に確認を取るというのだ。 両親に黙って村を飛び出したミシュアルである。後ろ暗いところしかないようなものだ。 意地を張ってみたものの、身元確認に必要であるといわれれば黙るしかない。 しかし、この身元確認さえ済めば、ミシュアルは放免されるというのだから優しいものだ。 多分責任とか折檻とか難儀なあれこれは全部ジャッカルに回っているものと思われる。 それが証拠に、たまに見かけるたびに日に日にジャッカルは弱っていった。 疲れ切った様子で体を引き摺りながら歩く様は最早不憫ですらある。 事情を聞くのもなんとなく躊躇われて、ミシュアルはとりあえずの日々を過ごしていた。 それがいけなかったのだ。あまりに退屈すぎたのだ、ミシュアルにとって、この数日は。 騎士団宿営地に来て三日、当然と言うべきか何というべきか、ジャッカルとミシュアルに纏わる噂が騎士団内で誠しやかに囁かれていた。 何せジャッカルは元騎士団の人間らしいし、知り合いも何人かいるようだ。 そして久しぶりに見た彼が子供を連れていた、とくれば出て来る噂など知れている。 ミシュアル少年は、ジャッカルの隠し子なのではないか？ 結婚してるかどうかさえ知れないのに隠し子も何もあったものではないが、ともあれそんな噂が存在したのは事実だ。 そして、その噂がミシュアルの耳に入ったのは、本当に不幸としか言いようが無い。 ミシュアルの耳に入れたのは、エリック・スレインという若くて少々チャラい騎士団員。事の真偽を確かめる為に直接たずねてきたのだ。 そんな事が起これば、僕等の悪戯少年ミシュアルである。狼少年や某魚と同じ名前の少年並みに悪知恵の働く彼は、迫真の演技でもってその噂を肯定したのである。 騎士団内に激震が走った。瞬く間にその話は騎士団中に広まり、ヒソヒソ話が絶えなくなった。 事ここに至ってやりすぎた感を覚えるも、最早ミシュアルは開き直るしかない。 とりあえず気にしないようにしていると、翌日の夜、ミシュアルの部屋を訪ねる人物がいた。 ヒョウタ・ユバという真面目そうな騎士団員のおっさんである。ミシュアルは、彼相手にも嘘を突き通した。 もう後には引けない。そんな一心からやってしまったミシュアルだったが、それが彼を更に恐怖のどん底に叩き落す事になる。 更に翌日。危機感知能力だけは高いミシュアルは朝食を取らず部屋に引きこもった。 しかし、腹は減るもの。昼食時を少し過ぎたくらいの時間帯を狙って食堂へ向かうと、そこにはミイラのようになったジャッカルがいた。 ただでさえＩＤ不法所持の責任やらがあるのに加えて、隠し子の噂を当の本人であるミシュアルが肯定したのだ。 その心痛胃痛、推して知るべし。更に出会った時の様子から考えて副団長ビオレと只ならぬ関係であったのは薄々想像がつくことであり、もうなんていうか目も当てられない。 流石に罪悪感が募ったミシュアルは、何か嫌な予感がしながらもジャッカルの様子を確認しようと近づき、声をかけた。 そして、それはやはりトラップだった。 一瞬の隙をついて何者かが背後に回り、しっかりとミシュアルの逃げ道を塞いだのだ。 当然であろう、ここにいる全員がミシュアルより遥かに腕が立つのだ、そんなこと朝飯前である。 最悪の予感と共に訪れた優しい声は、聞き覚えのある女性のものだった。 「あ、これ死んだわ」という確信と共に、ミシュアルは己の所行を悔いた。むざむざ虎の尾を踏んだ事を理解しつつ、ビオレに引き摺られて尋問室へと叩き込まれるのだった。 そこから先は語るに及ばず。 ミシュアルの心に深いトラウマと、『二度と嘘をつかない』という最悪の約束を結ばされてようやく解放され、ミシュアルはボロ雑巾のようになりながら自室のベッドに倒れこんだ。 ジャッカルの味わった苦しみの一部を、身をもって理解する羽目になったミシュアル。彼の明日はどっちだ。
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共通設定 ABOUT 性別：女 年齢：15歳 身長：160cm 体重：不明 3サイズ：86・56・88 サン・ヴェナンダン魔法学院士官学部航空魔導学科二年生。 ミュサス境界伯領の小村である彩神村（あやがみむら）の出身で、実家は「蝦蟇の油」などを扱う薬の行商。偶然出会った御堂 由香璃に強い影響を受け、飛行士となって人類初の世界一周を成し遂げることを志す。その夢を実現するため尋常ならざる努力を重ね、魔法学院に入学した。 飛行術と刀による近接格闘を得意とし、薬学に於いても優秀な成績を収めるが、その他の科目は芳しくなく、総合的には何とか進級できるといったレベル。 PROFILE 好きなことに対しては高い観察力と集中力を持ち、好奇心も旺盛で学習力も高い。しかし一方どこか抜けた所もあり、高い集中力も場合によっては視野狭窄による間の抜けた失敗に繋がる事も多く、実際にはトラブルメーカーの面が強い。 積極的に周囲と交わって行く行動的な性格で、初見の相手に掛けた声を無視されても気にしない精神的な強さも持つ。 アイラ=クロッフォード、セレーネ=ヴォークラインと共に戦闘ユニットヘクセンハンマーを構成し、戦闘に於いては接近戦による攻撃役を担当。 高い飛行能力を生かし、自製の膏薬の塗布によって様々な特殊効果を持たせた片刃剣（いわゆる日本刀）で攻撃する。 EXTENT 料理の類は苦手なのだが、何故か太巻きだけは得意。味は寿司職人が裸足で逃げ出すレベルというから不思議である。 なお彼女の母親は優秀な戦士として知る人ぞ知る存在であり、今でも怪しげな密命を帯びて暗躍することしばしばだとか。厳格（というかむしろ無茶苦茶）な母親で、彼女にとって天敵ともいえる存在である。 登録タグ一覧：キャラクター ベルゲ連邦のキャラクター 共通設定 魔女 魔法学院生
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あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ・を・ん ［あ行］ アエマ ハーフエルフ。魔術学院生。ソルティレージュの友人。メタ的な妄言を吐く。 (初出：銀狐夜々 ソルティレージュ06「魔術学院の朝」) アガペ 慈愛神。ミヒャエルたち愛の天使の上司。 (初出：くろねこよぎる。 幕間・神殿な人々) アクロス エルフ？ 魔術師。サークと同郷。 (初出：城月 02「朝と夜の狭間」) アゾット 戦神信仰の一派が奉ずる伝承に登場する剣の王。戦神の子。邪竜を滅ぼす為に根源に入り剣に身を変えたといわれている。 アリス 吸血鬼。"旧き世代"の使徒。ユエの主人。童話の世界に旅立っていった。 (初出：銀狐夜々 ソルティレージュ ０２ ～フェアリーテイル完結編／後編～) アルゥ【PC】 街妖精。本人曰く"このまちのこころ"。 (初出：新矢晋 HappyBirthday!) アルテミシア 魔術学院"永久生徒会長"。数多の異名を持つ。 (初出：銀狐夜々 ソルティレージュ08「魔術学院の放課後」) アルベルト 虹剣兵団の上級兵卒。 (初出：ユーリ 月虹杯(前編)) アロイス・ヘルマン 歴史小説『真実のひかり』の著者。 アロンソ チェリウス商会の顧問弁護士。 (初出：荒神沙弥 アルコイリス・クロニクル『秘密』) アンヌマリ【NPC】 パッシェンデール国王女。政変で国を追われ、蜜月通りの裏通りに住む。 (初出：都賀久武 アンヌマリ＆トマーシュ アルコ・イリスの休日１) イーライ ミケルの新聞サークルの同輩。絵画魔術専攻。 (初出：ナユタ フィロスタイン番外「月虹ナイトロンド 四」) イシュト・リュー 冒険小説シリーズ『虹のふもとに』の著者。現役冒険者。 イットー 人間。元法王。老若男女区別なく愛を振りまく。 (初出：くろねこよぎる。 02-再会する天使/名前は01から) インフェル【PC】 不死者。虹陰地区共同墓地に滞在するネクロマンサー。 (初出：ナユタ：インフェル01「歌い骸骨 前編」 ) ヴァニタス・ヴァニタートゥム 魔剣。"虚無の空"。フイロが所持する剣の一本。男性格。白子の青年の姿もとれる。 (初出：ナユタ フィロスタイン番外「月虹ナイトロンド 弐」) ヴァレーリヤ【NPC】 境界警備隊第一分隊長。レッドポイント勤務。戦神信仰剣王派の闘司祭。 (初出：ナユタ 幕間01「とある境界警備の兵隊さんの話。 前編」) ヴァレリオ 魔術学院生(？)、議会魔術顧問の一人。あだ名は「ヌシさま」、「ヌッさま」。 (初出：城月 04「塔の奇人」) ヴィンツェンツ ダークエルフ。通称はヴィンツ。『特区』の内務に携わるひとり。 (ナユタ フィロスタイン番外「月虹ナイトロンド 壱」 ) ヴェイバロート 通称"ヴェイ"。リリアローゼの知人で血縁。蜜月通りの顔役。 (初出：ナユタ フィロスタイン04「ハニームーン/クレイジーエンカウンター 前編」 ) エウゲニー ウィドの仲間。 (初出：紺 ウィド-02 戻れない理由 後編)) エクレシア 『特区』は"影森"に住まう植妖の束ね。幻の迷宮を作るのが趣味。 (初出：ナユタ フィロスタイン02「日常茶飯事 前編」 ) エド 神父。 (初出：紺 ウィド-02 戻れない理由 前編) エラバガルス 古代竜。『特区』の長。フィロの養父。 (初出：ナユタ フィロスタイン02「日常茶飯事 後編」/名前は01から) エリザベート 吸血鬼。真祖の女性。ソルティレージュの母。 (初出：銀狐夜々 ソルティレージュ01「自己紹介・前編」) ［か行］ カエデ 鬼族。東方の出。カフェ「アチェッロ」の調理担当。ジェラルドの妻。 (初出：ナユタ フィロスタイン03「制服と招待状と私 前編」) ガドフリー 人間。「アルコ・イリス クロニクル」編集長。ティムの上司。 (初出：荒神沙弥 アルコ・イリス クロニクル 報２) ガレアス ラザロが手懐けた妖国の獣。 (初出：都賀久武「第1話-4 術師の失墜」) カレス 白く丸い霧の塊。白桃色のやわらかそうな小さな爪を持つ。 (初出：都賀久武 ラザロ第３話 親和の行先１) キュルクィリイ 殺人兎。『特区』の住人。意外とインテリ。 (初出：新矢晋 妖精語り[竜仔と妖精] ) ギアッロ 人間と小人族の混血。元・かっぱらい、現・夕煌通りの工房「グリューエン」下働き。足が速い。 (初出：紺：ウィド-01 帰れない人 中編。名前は02から) ギディオン ウィドの仲間。 (初出：紺 ウィド-02 戻れない理由 後編) クォール “土地殺し”。魔術士殺しを主に研究する第二開発課の管理者。レオの師。 (初出：都賀久武 ラザロ第２話 不肖の弟子２) クラース ウィドの仲間。 (初出：紺 ウィド-02 戻れない理由 後編) クラウディオ【PC】 人間。通称クラウドもしくはミスター。魔術学院講師 兼 虹剣兵団軍事顧問。戦技(実戦・体術訓練)及び戦術理論を担当。 (初出：喜多川 隆堂 遊吏「鉄の腕」) クレシュ 槍使い。ヴァレーリヤの部下。 (初出：ナユタ：幕間01「とある境界警備の兵隊さんの話。 中編」) クローディア “柘榴石(ガーネット)通り”婦女連続殺人事件被害者。宗教法人“沈黙の輪”信者。 (初出：荒神沙弥 アルコ・イリス クロニクル『最悪の休暇』) グランツ 人間。『踊る荒獅子亭』の主人。サークは「おやっさん」と呼ぶ。 (初出：城月 01「踊る荒獅子亭」) グリム 死神。死神としての職務は放棄している。インフェルの守護者。 (初出：ナユタ：インフェル01「歌い骸骨 前編」 ) グレンダ 北方の寒村にて流行り病で亡くなった女性。ジェイコブの婚約者だった。 (初出：ナユタ：インフェル01「歌い骸骨 前編」 ) ケイトリン 『特区』警備２番隊副長。ネッツアクとは仲の良い新婚夫婦らしい。 (初出：ナユタ フィロスタイン02「日常茶飯事 前編」 ) ゲルバザル 娼館 『琥珀館』オーナー 。オネェ言葉の巨漢。 (初出：合間生 デュール02-dispose of ) コルッシ 酒場の客。 (初出：紺 ウィド-02 戻れない理由 前編) コロナ チェリウス商会会長。後、警備隊に自主出頭。元会長となる。 (初出：荒神沙弥 アルコイリス・クロニクル『秘密』) ［さ行］ サークリフ【PC】 エルフ。通称サーク。酒場業務員兼用心棒。 (初出：城月 01「踊る荒獅子亭」) サム 猫妖精。黒毛真っ直ぐ尻尾。Bar"首長姫"のウエイター。ジュリーという双子がいる。 (初出：フィロスタイン04「ハニームーン/クレイジーエンカウンター 後編1」。名前はフィロスタイン05にて判明) ザナ もぐりの酒売り少女。魔術師になりがっている。 (初出：都賀久武「第1話-3 術師の失墜」) ザナフィア "虹の塔"。塔を建てた魔女。最後には自分の建てた塔の導師達を敵に回して滅びた。 (初出：都賀久武「第1話-4 術師の失墜」) シュガーマン 議員の一人。太っていてひげが濃い男。 (初出：都賀久武 アンヌマリ＆トマーシュ アルコ・イリスの休日１) シュヴェー＝アト＝エルター 北方に信仰者が多い戦と鍛冶の神。求道、鍛錬の神でもある。 シロード イットーの弟。慈愛神神殿法王補佐官。 (初出：くろねこよぎる。 幕間・神殿な人々) シン・イーター 魔剣。"虚無の空"。フィロが所持する魔剣の一本。夫婦の人格が宿る。双子のような男女の姿も取れる。 (初出：ナユタ フィロスタイン番外「月虹ナイトロンド 弐」) ジェイコブ 老呉服商人。趣味は奇物の収集と見世物小屋通い。 (初出：ナユタ：インフェル01「歌い骸骨 前編」 ) ジェマ ティムの隣人だった少女。 (初出：荒神沙弥 アルコ・イリス クロニクル 過去編 前) ジェラルド 人間？ カフェ「アチェッロ」のマスター。接客担当。 (初出：ナユタ フィロスタイン03「制服と招待状と私 前編」) ジュリー 猫妖精。黒毛かぎ尻尾。Bar"首長姫"のウエイター。サムという双子がいる。 (初出：フィロスタイン04「ハニームーン/クレイジーエンカウンター 後編1」。名前はフィロスタイン05にて判明) ジュリエッタ 竜胆通りに住む女。 (初出：銀狐夜々 某幕 ０１ ～伝説の王 前編～ ) スフェル・ファム 魔剣。"宝石姫"。フィロが所持する剣の一本。女性格。綺羅髪の少女の姿も取れる。 (初出：ナユタ フィロスタイン02「日常茶飯事 中編」) セルクル 吸血鬼。真祖。魔術学院生。ソルティレージュの元婚約者。色々残念な美形。 (初出：ナユタ フィロスタイン03「制服と招待状と私 後編」) セレーラ 人間。竜騎士。相棒はリヴィエル。 (初出：紺：ウィド-02 戻れない理由 前編 ) ゼノ 衛視。 (初出：紺 ウィド-02 戻れない理由 前編 ) ゼペット 幻術師。衛視班長。市役所地域安全課職員。 (初出：合間 生 デュール03-影踏み 中編) ソフィア "虹星の叡知"の学生。"実践派"だが"修学派"も含めて学年一年の秀才。 (初出：荒神沙弥：アルコ・イリス クロニクル 報３ ) ソムバット ナレスワン王国のナックモエ使い。 (初出：ユーリ 月虹杯(前編)) ソルティレージュ【PC】 吸血鬼。真祖の少女。魔術学院生。"エレガント"が信条。 (初出：銀狐夜々 ソルティレージュ01「自己紹介・前編」) ゾラン 片手斧二刀流。ヴァレーリヤの部下。 (初出：ナユタ：幕間01「とある境界警備の兵隊さんの話。 中編」) ［た行］ ダーウィード【PC】 通称はウィド。竜騎士(休職中)兼冒険者の元とび職。相棒はペルシェ。 (初出：紺 ウィド-01 帰れない人 前編 ) ダニー 中型雑種犬。武防具工房「グリューエン」の番犬。 (初出：紺：ウィド-01 帰れない人 後編) チョウ・キョウ 「兵法十三篇」の著者。 ティム【PC】 チェンジリング。「アルコ・イリス クロニクル」記者。 (初出：荒神沙弥 アルコ・イリス クロニクル 報１) テオドール ウィドの仲間。 (初出：紺 ウィド-02 戻れない理由 後編)) ディリティリオ バジリスク。『特区』の住人。 (初出：フィロスタイン05「andante 中編」) デュールバイン【PC】 珪素生物。通称デュール。市役所地域安全課職員。 (初出：合間生 01-法の怪物) 『虎』 ティグリス。竜胆通りに君臨する男。本名不明。 (初出：銀狐夜々 某幕 ０１ ～伝説の王 前編～ ) トマーシュ【NPC】 アンヌマリに仕えるパッシエンデール騎士。アルコイリス出身で塔で学んでいたこともある。 (初出：都賀久武：アンヌマリ＆トマーシュ アルコ・イリスの休日１) ドゥンケルハイト 魔剣。"黒帳"。フィロが所持する剣の一本。男性格。黒い騎士の姿も取れる。 (初出：ナユタ フィロスタイン02「日常茶飯事 中編」) ドリィ 夢ひつじ。ミステルの「おともだち」。 (初出：フィロスタイン05「andante 幕間1」) ［な行］ ネッツアク 『特区』警備２番隊隊長。ケイトリンとは仲の良い新婚夫婦らしい。 (初出：ナユタ フィロスタイン02「日常茶飯事 前編」 ) ニック "「竜の足跡」亭"に泊まる冒険者になったばかりの少年。 (初出：新矢晋 HappyBirthday!) ［は行］ ハーフォーフェン 虚言癖で知られる詩人。おもな著書は『古き七竜』、『焔と薔薇』など。 ハーマン アルフレード・ハーマン。「大海洋戦略論」の著者。提督。 ハリエッタ 術剣士。ヴァレーリヤの部下。 (初出：ナユタ：幕間01「とある境界警備の兵隊さんの話。 中編」) ハリソン 人間。ティムの父親。 (初出：荒神沙弥 アルコ・イリス クロニクル 過去編 前) ハルトマン 人間？ 魔術学院導師。ソルティレージュの担任。様々な資格を持つ。 (初出：銀狐夜々 ソルティレージュ01「自己紹介・前編」) バート “柘榴石(ガーネット)通り”婦女連続殺人事件の犯人。 (初出：荒神沙弥 アルコ・イリス クロニクル 報１) バーバリー パン屋。ティムの父の友人。 (初出：荒神沙弥 アルコ・イリス クロニクル 過去編 前) ヒルデガルト 半巨人。虹剣兵団団長。女丈夫。 (初出：ユーリ 月虹杯(前編) ピアッツ イリコ・ニボシ軍参謀。フルネームはピアッツ・デ・ブチキン。 (初出：都賀久武 コラボ企画 来襲！イリコ・ニボシ 前) ピエール ワローニア共和連合の男爵騎士。 (初出：喜多川 隆堂 遊吏「鉄の腕」) フィロスタイン【PC】 人間。通称フィロ。『特区』の長代理。古竜エラバガルスの養い子。 (初出：ナユタ フィロスタイン01「虹色の目の少年」) フラートゥス 魔剣。"六道薙"。フィロが所持する剣の一本。男性格。泥髪の武人の姿も取れる。 (初出：ナユタ フィロスタイン番外「月虹ナイトロンド 弐」) フレッド 浮遊族。『浮遊する魔術の店』店主。 (初出：都賀久武「第1話-1 術師の失墜」) フローリカ 人間。ティムの母。 (初出：荒神沙弥 アルコ・イリス クロニクル 過去編 後) ブラム・ノッカー 魔剣。"咎討ち"。フィロが所持する剣の一本。男性格。焔の羽根を持つ少年の姿も取れる。 (初出：ナユタ フィロスタイン番外「月虹ナイトロンド 弐」) ブル 下町のチンピラ。青剃頭で悪知恵カタコト。 (初出：紺：ウィド-01 帰れない人 中編) ブルーノ 大剣使い。ヴァレーリヤの部下。 (初出：ナユタ：幕間01「とある境界警備の兵隊さんの話。 中編」) ヘンデンリッチ 虹剣兵団所属。"暴走詩人"。 (初出：ユーリ 月虹杯(前編)) ペルシェ 下級飛竜種ヴェルデドライグ 。雄。乗用単騎獣。ウィドの相棒。 (初出：紺 ウィド-01 帰れない人 前編 ) ホーベンへイゲン 『ホーベンへイゲン旅行記』の著者。旅人。 ボルネフェルト クラウドの友人。軍事委員会参事。学院で教鞭をとることも。 (初出：喜多川 隆堂 遊吏「鉄の腕」) ボルボラ ドワーフ。衛視。市役所地域安全課職員。 (初出：合間 生 デュール03-影踏み 中編) ボロじい 老エルフ。アル中。自称本名はボロナン・ド・デブシネ。魔法のように美しい酒を作るが味は泥水。元議員？ (初出：都賀久武：ラザロ第２話 不肖の弟子１) ［ま行］ マッシグ 人間。イットー元法王に仕える司祭。実働部隊『黒衣衆』の一人。 (初出：くろねこよぎる。 ０１-逃亡する天使/名前は02から) マクシミリアン 幻術師。“幻霧の”マックス。ティムの師匠。 (初出：荒神沙弥 アルコ・イリス クロニクル 過去編 後) ミーネフェルト 境界警備隊第一分隊補佐官。探査魔術の使い手。ヴァレーリヤの部下。 (初出：ナユタ：幕間01「とある境界警備の兵隊さんの話。 中編」) ミケル 人間。魔術学院生。「アルコ・イリス クロニクル」雑用係。一般人なのが重宝されるのか割と色々な作品に出てる。 (初出：ナユタ フィロスタイン01「虹色の目の少年」) ミステル 魔女。『特区』の連絡網の要。"慟哭"の魔術号を持つ血族の末裔。 (初出：ナユタ フィロスタイン02「日常茶飯事 前編」 ) ミヒャエル【PC】 天使。イットー元法王から逃亡する愛の天使。 (初出：くろねこよぎる。 ０１-逃亡する天使) ミリス ミケルの新聞サークルの同輩。色彩魔術の使い手。 (初出：ナユタ フィロスタイン番外「月虹ナイトロンド 四」) メイ “柘榴石(ガーネット)通り”婦女連続殺人事件被害者。アルコ・イリス闘技場運営委員会役員。 (初出：荒神沙弥 アルコ・イリス クロニクル『最悪の休暇』) メイサ 天使と人間の混血。慈愛神神殿現法王。人の心が読める。 (初出：くろねこよぎる。 幕間・神殿な人々) メリザンド 享年１７歳。虹陰地区の無縁墓地に葬られた死者。 (初出：ナユタ インフェル02「Con Mortuis in lingua mortua 後編」 ) モニカ 特区の住人。猫耳の娘。 (初出：城月 サーク05「特区駆け」 ) ［や行］ ヤーコフ 享年48歳。虹陰地区の無縁墓地に葬られた死者。 (初出：ナユタ インフェル02「Con Mortuis in lingua mortua 後編」 ) ユーチャリス【PC】 (初出：はげ ユーチャリス01 - その花の名を知っていますか) ユエ 吸血鬼。"旧き世代"の使徒。約束の下に千年間屋敷を守り続けてきた。ソルティレージュに屋敷を貸している。 (初出：銀狐夜々 ソルティレージュ ０２ ～フェアリーテイル 前編～) ユキエル 慈愛神付天使管理局統括長。慈愛神アガペの信頼厚き大天使。 (初出：くろねこよぎる。 幕間・神殿な人々) ユスティーツァ 吸血鬼。"旧き世代"の真祖。ソルティレージュの先祖。“月蝕の毒蛇”。魔王の座に手をかけた。 (初出：銀狐夜々 ソルティレージュ01「自己紹介・前編」) ユネ パン屋の婆。 (初出：紺 ウィド-02 戻れない理由 前編 ) ユミル ジュリエッタの友人。 (初出：銀狐夜々 某幕 ０１ ～伝説の王 前編～ ) ヨシカド 人間。魔術学院生。執行委員の一人。倭の国の新皇の嫡子。第一皇位継承者。 ［ら行］ ラザロ【PC】 人間。魔術学院元導師。禁呪に手を出したとの裁定を受け、魔力喪失処分の上塔追放。"親和の"ラザロと呼ばれていた。 (初出：都賀久武「第０話 追放の導師」) ラルゴ ウィドの仲間。 (初出：紺 ウィド-02 戻れない理由 後編)) リヴィエル 下級飛竜種ヴェルデドライグ 。雌。乗用単騎獣。セレーラの相棒。 (初出：紺：ウィド-02 戻れない理由 後編 ) リオン "異界の猟犬"。ヴェイの相棒。影で形作られたような獣だが、姿かたちは服になるのも人型になるのも自在。 (初出：フィロスタイン05「andante 中編2」) リーファン 蓬莱出身、塔の学生でミケルのクラスメイト。若いながらもゴーレム造りの天才。祖父も高名な錬金術師。 (初出：掲示板の依頼「ゴーレムと戦ってください！」/小説初出はナユタ フィロスタイン番外「月虹ナイトロンド 弐」) リターナー 魔剣。"因果鏡"。フィロが所持する魔剣の一本。女性格。老いた巫女の姿も取れる。 (初出：ナユタ フィロスタイン番外「月虹ナイトロンド 弐」) リリアローゼ 吸血鬼。"旧き世代"の真祖。"高貴なる腐敗"。『特区』の有力者でフィロの母代わり。『特区』一の魔法医師。 (初出：ナユタ フィロスタイン03「制服と招待状と私 中編1」/名前は02から) リンゼイサン ワローニア共和連合伯爵。瑠璃通りに邸宅あり。 (初出：合間 生 デュール03-影踏み 前編) ルーファス 魔女。無性。柘榴石通りの顔役。素性を隠しアルゥと友人付き合いしている。"慟哭"の魔女の始祖。 (初出：新矢晋 妖精語り[竜仔と妖精] /名前登場せず) ルビー “柘榴石(ガーネット)通り”婦女連続殺人事件被害者。チェリウス商会受付。 (初出：荒神沙弥 アルコ・イリス クロニクル『最悪の休暇』) レオ 魔術学院生。ラザロ付きの弟子だった。 (初出：都賀久武「第1話 術師の失墜1」) レダ 境界警備隊第一分隊副長。精霊使い。ヴァレーリヤの部下。 (初出：ナユタ：幕間01「とある境界警備の兵隊さんの話。 中編」) ロッソ 下町のチンピラ。勢いだけのひょろい赤毛。 (初出：紺 ウィド-01 帰れない人 中編/名称は作中には出ず) ［わ・を・ん］
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ルティーセ学院大学（理：Kestene fon lutirce'd kademes / KLK）とは、ユエスレオネに本部を持つ大学の一つ。1654年から続く長い歴史を持つ大学組織である。正式名称は「ルティーセ詩学院とフィグウィン魔術学校の合同による研究学校」（理：fegrarden lerssegart fon cierjustel lutirce'd klorma ad figuin'd kheltlyrgart）。 目次 概要 学部・研究院など 著名な卒業生 関連ページ 概要 1654年にルティーセ詩学院と名門魔術(*1)学校「フィグウィン魔術学校」が併合され、ルティーセ学院大学として設立された。 中世においては詩学院の復興運動を先導し、17世紀リパラオネ文学における古典的表現のリバイバルの聖地となった。アレステーゼ、アカデミス、ブラーデン・アルヴェルクトゥスを標榜し、学院が進める文学の活動を進歩的で啓蒙的なものとすることを目指していた。このような学風のためにルティーセ学院大学は伝統を継承しながらも、時勢に合わせて変化を続ける柔軟な大学組織として現代まで生き残っている。 理事組織は伝統的にルティーセ（名家六家）それぞれの家長、あるいはその長子からなる６人が務めている。 ルティーセ学院大学の学生は大体ゆったりのほほんとしているとされ、新イェスカ主義による学生運動の時代でも珍しく学生運動が起こらなかったことでもこのイメージは知られている。 学部・研究院など ルティーセ詩学院とフィグウィン魔術学校の併合の名残で、詩学院に由来する総合詩学部と魔術学校に由来する総合魔術学部に分かれる。 後に通信課程が導入され、教養学部及び研究院の通信研究科（教養研究科）が追加された。 学部総合詩学部(*2)詩学科 法学科 哲学・倫理学科 家庭学科 歴史学科 総合魔術学部魔術文化学科 ウェールフープ学科 電子電気学科 ○○○○学科 ○○○○学科 通信課程教養学部 研究院魔詩越境研究科 家庭学研究科 法学研究科 ウェールフープ研究科 通信研究科（教養研究科） 附属組織ルティーセ学院大学附属ホートシェータガード高等学校 時間学国際物語研究グループ 著名な卒業生 ターフ・ヴィール・ユミリア（哲学・倫理学博士） ターフ・ヴィール・ウォルツァスカイユ（家庭学博士） ターフ・ヴィール・エミリア（法学博士） スカースナ・イェトスティヤ（歴史学博士） フィシャ・グスタフ・フィレナ（哲学・倫理学博士） リュフィア・ド・ノウヴデリエ・ア・ファジュー・リュノウヴハイト（詩学修士） アルティ・ヴェルガーン・レシル（法学学士） ドロワサン・ドゥ・ヴェフィサイティエ・ドロワヴェサン（法学博士） アルテア・ファルザー・シルミヤ（法学修士） ラフォーリア・ド・スキュリオーティエ（法学学士） ファリーア・セルディナフ（詩学修士） ターフ・ヴィール・エミリア（？） シア・ダルフィーエ・シアラ（詩学博士） ハースチウスナ・シュフイア（家庭学修士） ヒンゲンファール・ヴァラー・リーサ（法学修士／博士） ウードヴャズネ・プロシュカナツァートイ・ドヴィニョーキア（哲学・倫理学博士） ニー・アニエーティヤ（通信科・教養学士） ファフス・ファリーア・カーナ（？） ヴァラー・ガドゥルタフ（魔詩越境研究科・教養博士） サヴティリー・レヴァン（家庭学博士？） 関連ページ リパラオネ近現代文学について 悠里世界の大学