約 1,535,382 件
https://w.atwiki.jp/satou/pages/609.html
お姉ちゃん怖いby𝔾𝕠𝕠𝕕 𝔽𝕒𝕞
https://w.atwiki.jp/llnj_ss/pages/473.html
元スレURL しずく「彼方さん、1週間だけ私のお姉ちゃんになって頂けませんか?」 彼方「ん~?」 概要 目的は演劇の練習だけど この一週間が終わったら私は… タグ ^桜坂しずく ^近江彼方 ^しずかな 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yuiui/pages/118.html
65 お姉ちゃんだらけ(そのいち) [sage] 2010/01/24(日) 19 50 11 ID seQT5t6gO 扉を開けると、そこには5人のお姉ちゃんがいた―― 憂「お姉ちゃん、そろそろ起き……きゃああ!?」 唯1号「おはよう憂!」 唯2号「憂、おはよー」 憂「お、お姉ちゃんが二人!?」 唯3号「二人だけじゃないよ!」 唯4号「私もいるよー♪」 唯5号「私を忘れちゃダメだよ!」 憂「ちょ、こ、これどういうことなの…!?」 唯1号「いやぁ、なんか起きたら分裂しちゃっててー♪ 憂「な、なんか!?」 唯2号「これで私も音楽の極みに立ったってことだね!」 憂「え、音楽の極みに立った人って分裂するものなの?…きゃっ」 唯3号「ういー、今日はお休みだしのんびりしようよー」ギュー 憂「ちょ、お姉ちゃ……」 唯4号「あ、ずるいよー私も!」ギューッ 唯5号「私もー!」ギュッ 憂「うぅ…?」 この状況、なんだかよくわからないけど…とりあえず、分裂したお姉ちゃんもあったかくて気持ちいい…♪ 唯1号「ういーお腹減ったー」 唯2号「朝ご飯にしようよー」 憂「あ、うん!じゃあお姉ちゃん、ご飯にしよう!」 唯1、2、3、4、5号「はーい!」 憂「ス、ステレオ…」 66 お姉ちゃんだらけ(そのに) [sage] 2010/01/24(日) 19 52 56 ID seQT5t6gO こんにちは、平沢憂です。突然ですがお姉ちゃんが分裂しました。 唯1号「憂ージャム取ってー」 唯2号「憂ーマーガリンどこー?」 唯3号「憂ー牛乳がないよー?」 憂「ま、待ってお姉ちゃんたち、落ち着いて…」 唯4号「ちょっと5号!そのベーコンエッグ私のだよ!」 唯5号「私のだもーん♪憂がお姉ちゃんにあげるってくれたんだから!」 唯6号「それは私のことを言ったんだよ!ね、憂?」 憂「え、えーっと…私が言ったお姉ちゃんっていうのはそのお姉ちゃんじゃなくって違うお姉ちゃんっていうか…あ、あれ?」 唯4号「お姉ちゃんは私のことー!」 唯5号「私だよ!」 唯6号「私ー!」 憂「だ、ダメだよお姉ちゃん自分とケンカしちゃ…わっ?」 唯1号「ういー、私と一緒にテレビ見よ?」 唯2号「あーずるい1号!私と見るの!」 唯3号「私とだよ!」 憂「ちょ、ちょっとお姉ちゃん…わかった、皆で一緒に見よう!ね?」 唯1、2、3、4、5、6号「はーい!」 憂「…えへへ……皆いいこ…♪」 5人のお姉ちゃんと過ごすのは、普段の5倍体力を消耗します。 ですが…同時にお姉ちゃんと過ごす幸せも5倍になるのです! …5? 85 お姉ちゃんだらけ(そのさん) [sage] 2010/01/27(水) 03 21 08 ID BKHRjECyO こんにちは、平沢憂です。分裂したお姉ちゃんたちとの生活にも少しずつ慣れてきました。 ところで一つ気付いたことがあります。実はお姉ちゃんたちは一人一人性格が違うんです。 唯1号「うーいー♪一緒にアイスたーべよー♪」ギュッ 憂「ダメだよ1号お姉ちゃん、さっき食べたでしょ?」 唯1号「えー?いいでしょ~うーいー♪」 憂「く、苦しいよー…♪」 1号お姉ちゃんは甘えんぼですぐに抱きついてきます。 もしかすると分裂する前のお姉ちゃんに一番近いかもしれません。 唯2号「……」ジー 憂「どうしたの2号お姉ちゃん?顔になにかついてる?」 唯2号「べ、別に…なんでもない」 唯3号「2号も憂にくっつきたいんだよねー?」 唯2号「そ…そんなわけないじゃん!私もう高校生だし、いつまでも妹にべたべたするとかあり得ないし!」 唯3号「じゃあ2号は憂にくっつくの禁止ね♪ういー♪」ギュッ 憂「きゃっ?」 唯2号「な…なんで3号が決めるの?意味わかんない!」 唯3号「だってべたべたするのあり得ないんでしょー?だったら文句ないよね♪」 唯2号「あ、あり得ないって言ったのはあくまで程度の問題で…」 唯3号「じゃあ抱きつきたいんだ?」 唯2号「う……」 86 お姉ちゃんだらけ(そのよん) [sage] 2010/01/27(水) 03 26 26 ID BKHRjECyO 唯2号「グス……ういー」 おずおずと服の裾を掴む2号お姉ちゃんは意地っ張りです。なんだかケンカした時のお姉ちゃんみたいでかわいいです♪ そして3号お姉ちゃんは少し意地悪です。かわいいだけにギャップがすごいです! 憂「ふふ…♪あ、ごめんね皆、私そろそろご飯の準備しなくちゃだから…」 唯4号「あ、憂ー♪ちょうどよかった、ご飯の準備ならお着替えしなくちゃだね!」 憂「ひゃっ!?よ、4号お姉ちゃ…なんでメイド服があるの!?」 唯4号「前に着たやつ、さわちゃんが持っていっていいっていうから♪どれ、お姉ちゃんが着替えさせてあげるー!」ガサゴソ 憂「きゃあぁ!」 4号お姉ちゃんは少し…いや、かなりスキンシップが過激です。さわ子先生みたいです。 正直、こんな風に体を無理矢理触られるのはかなり嬉し…じゃなかった、かなり困ってしまいます! 唯4号「憂のおっぱいぷにぷに~♪お尻やわらかくって気持ちいい♪」スリスリ 憂「や、やめてぇー♪」 唯1号「憂、なんで嬉しそうなのかな…?」 唯2号「さぁ…」 唯3号「…あんまりおっきいと将来垂れるよ(ボソッ」 90 お姉ちゃんだらけ(そのご) [sage] 2010/01/27(水) 23 59 06 ID BKHRjECyO 4号お姉ちゃんからなんとか逃れた私は夕飯の準備をするべく台所にやってきました。が… 憂「あれ、なんかカレーの匂いがする…?」 唯5号「あ、憂!ちょっと味見してみてー♪」 憂「5号お姉ちゃん!これお姉ちゃんが作ったの!?」 唯5号「うん!まぁ食べて食べてー」 憂「い、いただきます……パク」 唯5号「どう、美味しい?」 憂「お…おいしい…」 お姉ちゃんのことだから、隠し味に甘いものをどっさり入れたりしたんじゃないかと思ったけど…私が作るのよりおいしい! 憂「5号お姉ちゃん、こんなにおいしいの作れるなんてすごいね!」 唯5号「いやあ大したことないよー♪そだ、ついでにトンカツも揚げてカツカレーにしてみたよ!」 見ると、こんがり黄金色のトンカツが!そうです、5号お姉ちゃんは料理がものすごく上手いのです! 憂「でもこんなに揚げるの大変だったでしょ?」 唯5号「ううん、こんなの憂が料理してくれてるのに比べたら全然大したことないよ!」 憂「お姉ちゃん…」 唯5号「私だってたまにはお姉ちゃんらしいとこ見せなきゃだもん。何か悩みとかあったらいつでも相談してね?私たちはいつでも憂の味方だから」 憂「うん…ありがとう!」 91 お姉ちゃんだらけ(そのろく) [sage] 2010/01/27(水) 23 59 56 ID BKHRjECyO お姉ちゃんは、やっぱり優しくてあったかいです。 たとえ分裂して性格や言動が変わっても、お姉ちゃんはお姉ちゃん。一番大切な芯の部分は何も変わっていません。 でも5号お姉ちゃんはほんのちょっぴりだけ、他のお姉ちゃんよりも頼りになる…かもしれないです。 唯5号「それじゃ、皆呼んでご飯にしよ…あーーーー!」 憂「ど、どしたの!?」 唯5号「ういー…炊飯器のコンセント入ってなかった……」 憂「あらら…」 …やっぱりお姉ちゃんはお姉ちゃんです。 102 お姉ちゃんだらけ(そのなな) [sage] 2010/01/29(金) 03 47 47 ID zQ9XronZO ご飯も炊いて皆でカレーを食べていると、6号お姉ちゃんがこんなことを言い出しました。 唯6号「ところで、お風呂は当然皆で入るんだよね?せっかく大人数なんだし!」 憂「え!?」 唯1号「さんせー♪皆で入ったら楽しいよね!」 唯2号「ま、まぁどうしてもっていうなら一緒に入ってもいいけど…」 唯3号「わぁ楽しみ♪皆で入れば自分の体を客観的に見られるね!そして改めて気付くんだよ、自分の体の貧相さに!」 唯4号「ジュルリ…8P…ど、どうしよう、憂がおかしくなっちゃうかも…でも大丈夫、私が手取り足取り教えてあげるから♪」 唯5号「…4号ちゃん、さすがに自重しようね」 皆は色んなことを言っていますが、かくいう私はといえば嬉しさ半分不安半分といったところでした。 お姉ちゃんと久しぶりに一緒にお風呂に入れるのはもちろん嬉しいです。 でもこの個性派揃いの皆と入ったら何が起こるか…色々な意味で個性の強い6号お姉ちゃんの提案というのも不安です。ていうか… 憂「あ、あのー…こんな大人数でお風呂入るのは無理じゃないかな…?」 一同「……」 なんということでしょう。皆そのことをまったく考えていませんでした。 やっぱり、お姉ちゃんはお姉ちゃんです… 103 お姉ちゃんだらけ(そのはち) [sage] 2010/01/29(金) 03 50 11 ID zQ9XronZO 唯1号「考えてみたらそうだね…家のお風呂じゃせいぜい3人がいいとこだよー」 唯5号「よし、ここは公平にあみだくじで決めよう!私、今から作ってくるね!」 あみだくじを作りに部屋に戻った5号お姉ちゃん。 皆のために率先して動くなんて、やっぱりしっかり者なんだなぁ♪まだ食事の途中だけど… 唯6号「5号ちゃんがいない間にじゃんけんで決めようかー♪」 憂「え!?」 唯3号「ちょうど偶数になったことだしね♪はい、二人一組にわかれて!」 憂「え、あの…5号お姉ちゃんは…?」 5号お姉ちゃん抜きで行われたじゃんけんの結果、私とお風呂に入ることになったのは6号お姉ちゃんと7号お姉ちゃんでした。 そういえば、7号お姉ちゃんとはまだあまりしゃべってないな… 憂「7号お姉ちゃん、よろしくね」 唯7号「うん…よろしくね」 7号お姉ちゃんはクールです。皆が騒いでる時にも我関せずという感じで窓の外を眺めていました。 髪を七三に分けているところがかっこかわいいです。色々話せたらいいんだけど… 唯6号「わーいわーい♪おっふろ、おっふろ、おっふっろー♪」 唯7号「……」 憂「じゃあお先に入ってくるね。5号お姉ちゃんによろしくね…」 104 お姉ちゃんだらけ(ざつだん) [sage] 2010/01/29(金) 03 58 33 ID zQ9XronZO 唯4号「はぁ…せっかく憂とあんなことやこんなことができると思ったんだけどなぁ」 唯3号「モグモグ…あんなことやこんなことって?」 唯2号「……」(…き、聞きたいわけじゃないけど耳に入っちゃうからしょうがないよね) 唯4号「そりゃあ、押し倒したり…」 唯1号「きゃー♪押し倒す!?」 唯4号「揉んだり…」 唯2号「揉む!?」 唯4号「舐めたり…」 唯1・2号「なな、舐めるぅ!?///」 唯3号「モグモグ…4号はえっちだねぇー♪あとはあとは?」 唯4号「あとは…」 ガチャ 唯5号「皆お待たせ!あみだ出来たよー♪いやぁ、意外に難しいもんだねあみだって…あれ?」 唯1号「あれ、5号ちゃんは不戦敗になったんだよ?」 唯5号「え…?ふ、ふせ…?え?」 唯3号「モグモグ…ゴクン。ごちそうさま5号、カレーおいしかったよー♪」 唯5号「あ、私のカレー…」 唯1号「まぁまぁ、洗い物手伝うから元気出しなよ5号ちゃん!」 唯4号「私だって行けなかったんだしさ♪…手伝ってあげるから後で憂の下着取ってきてね。あと体触らせて!自分の体だから文句ないよね♪」 唯5号「…澪ちゃんの気持ちがちょっとだけわかったよ」 つづく!
https://w.atwiki.jp/lunasuisei/pages/24.html
imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ここにアップロードした画像ファイル名を書いてね) name しゅうちゃん race Elf lv 49 job いまの職を入れてね memo 自由に書き込んでね。 戻る
https://w.atwiki.jp/fjoui/pages/46.html
637 :名無しさん@ピンキー:2012/12/05(水) 02 23 52.03 ID CMOYUwly 10歳になって、お姉ちゃんに抱きしめられたい。 ぼくより10歳くらい年上で、特にスポーツはやってないけどそれなりに全身に筋肉がついてて、 その上にたっぷり脂肪が乗って体中おっぱいみたいな感触の、ぼくのお姉ちゃんに抱きしめられたい。 お姉ちゃんの体のやわらかさ・あったかさに包まれて、窒息しそうになるまで おっぱいに顔をうずめて、涙を流しながら間抜けな声を上げたい。声がおっぱいに遮られて ムームーうなってるみたいになりながら、首を振っておっぱいのやわらかさをたっぷり味わいたい。 動くものを見つめる子猫みたいにお姉ちゃんの乳首を見つめて、赤ちゃんみたいに チューチュー吸い付いて、口に何かを含んでいることからくる根源的な安心感を得たい。 そしてお姉ちゃんの顔を見つめるとお姉ちゃんがぼくを見守ってくれていて、心の底から幸せな気分になりたい。 普段は生意気なことばかり言ってるのに、こうして裸になって抱きしめてあげると 途端に大人しくなったぼくのことをからかいながらも、これまでにしてきたセックスの相手 (1人目は中学2年のときの同級生で、彼の部屋で2人きりになったとき、深刻な顔で おっぱいを見せて欲しいと頼んできた。お姉ちゃんは身長はそこまで高い方ではないけれど、 体の発育はかなり早くて、このときすでに普通の女子高校生よりもずっと女らしい体つきをしていた。 特におっぱいの成長はすごかった。お姉ちゃんははじめ照れていたけど苦笑いしながら服をまくり上げて、 638 :名無しさん@ピンキー:2012/12/05(水) 02 24 28.37 ID CMOYUwly おっぱいを触らせてあげた。興奮している彼を見て、そこで初めて自分の性的魅力に気づいた。 女友達に後ろからおっぱいを揉まれたりもするし、自分の発育の早さには気がついていたが、 周りの男子にとってそれがどういう意味を持つのか、実感したのは初めてだった。 そのことにとまどうと同時に何だか嬉しくもなって、その場で処女を捧げた。必死に腰を振って情けない顔で 射精する彼を見て、何かバカみたいと思ったけど、同時に胸いっぱいの愛しさも感じて、 彼をギュッと抱きしめてあげた。その彼とはその後も中学卒業まで付き合い、2週間に1回以上は セックスをしていたが、別々の高校に進学したのを機に別れた。最後の方では彼が腰を ヘコヘコ振るばかりのセックスに飽きてきていた。自分が何もしなくても、おっぱいを見た彼が 一人で勝手に興奮して、前戯もそこそこに挿入・射精というルーチンワークは、お姉ちゃんにとっては 退屈以外の何ものでもなかった。彼を喜ばせようと思って愛撫の練習もしたのに、彼のセックスは 付き合った1年でほとんど成長しなかった。2人目は高校1年の秋に付き合い始めた サッカー部員の彼氏。髪を染めたり、女の子の扱いに慣れてる風を装ったりして、 かなり体面を気にするタイプだったけど、顔はそれなりにいいので女子の間ではそこそこ人気があった。 でもお姉ちゃんと付き合うまでは彼女がいたことはなかったし、童貞だった。 付き合い始めて2ヶ月くらいで2人は初めてのセックスをした。この彼も1人目の彼と同じで、 639 :名無しさん@ピンキー:2012/12/05(水) 02 25 05.64 ID CMOYUwly お姉ちゃんのおっぱいの虜だった。見栄っ張りらしくろくに経験もない癖にセックスで主導権を取りたがって、 見当外れの愛撫を繰り返す彼にはお姉ちゃんも内心うんざりだったので、前の彼を喜ばせようとして 身に付けたテクニックを使い始めた。1年以上自分の体の虜になった前の彼を よく観察してきたお姉ちゃんには、彼がしたがってることとされたがってることが手に取るように分かった。 あとは彼のしたいことをさせてあげて、されたいことをしてあげれば、数分後にはお姉ちゃんの腕の中で ヒイヒイあえぎながら射精を繰り返しているという寸法だった。いくら責めても表情一つ変えずに 平然とニコニコしているお姉ちゃんのおまんこで何度も射精を繰り返すうちに、彼は何となく お姉ちゃんに引け目を感じ始めた。でも彼はお姉ちゃんがセックスの達人だなんて考えもしなかったし、 それにお姉ちゃんはベッドの外では彼の後ろを追いかけていく従順な彼女だったので、 面子を気にする彼はバイト代でプレゼントを買ったり、ご飯をおごったりしてくれた。 ひょっとしたらセックスで負けている分をお金で埋め合わせようとしていたのかも知れない。 彼はお姉ちゃんというよりはお姉ちゃんのおっぱいが好きなだけだったし、 お姉ちゃんもこの彼のことがあまり好きではなかったけど、彼は気持ち良いセックスが楽しめる上に、 学校や街中でわりと可愛い彼女を連れて歩くことで自尊心も満たされたし、 お姉ちゃんも彼をセックスで手玉に取ることに楽しさを感じていたので、利害が一致して、 640 :名無しさん@ピンキー:2012/12/05(水) 02 25 45.65 ID CMOYUwly しばらくは付き合っていた。でも高校2年の冬休みが明ける頃、彼がサッカー部のマネージャーの1年生と 浮気をしていたことが発覚した。この彼はセックスでお姉ちゃんに決して敵わないことに やはりもどかしさを感じていて、自分のいいようにできて、お姉ちゃんほどではないけど そこそこおっぱいが大きい後輩の方に気持ちが傾いて行ったらしい。 お姉ちゃんも彼も、別に心残りも無かったので、さっさと別れてしまった。 だが実はこのとき、お姉ちゃんも浮気をしていた。もちろん彼は気づいていなかった。 浮気相手は46歳の体育教諭。お姉ちゃんは彼の拙いセックスに満足できず、30歳も年上の教師との、 それも校内でのセックスにはまっていた。体育用具室の扉が厚く、音が外に漏れないようになっていたので、 お姉ちゃんとこの教師は毎日のようにそこでセックスをしたらしいが、他の生徒や教師にバレなかったのが 不思議だ。用具室での一戦のすぐ後に彼の部屋で一戦、ということもしょっちゅうだったらしい。 彼とのセックスでは常に自分が主導権を握っていたので、この教師とセックスをするときは逆に、 押し倒されて後ろから責められるのを好んだ。30歳も離れているとさすがにそれなりの テクニックを持っているもので、男にいいようにされて絶頂に導かれるというのは、 お姉ちゃんに取って初めての体験だった。だが、何度もセックスを繰り返すうちにそれにも慣れてきて、 ちょっとした腰使いやおまんこの動きで思い通りに相手を射精させることができるようになり、 641 :名無しさん@ピンキー:2012/12/05(水) 02 26 18.24 ID CMOYUwly この教師のセックスにもお姉ちゃんは満足できなくなった。ちょうど2年の終わりに この教師が転任したので、関係もそこで終わりになった。3年に上がってからは、自分が満足できる 相手がいないことは分かっていたので、特定の交際相手を持たずに手当り次第に同級生の男子の筆下ろしをした。 お姉ちゃんの同級生の男子の半分以上がお姉ちゃんのおまんこで童貞を散らしたらしい。 数えきれないほどの男子が、黒髪を肩で切り揃えて化粧もしていない、一見清楚に見える お姉ちゃんの腕の中でおっぱいに顔をうずめ、初めて味わうおまんこの感触に感動し、 そして幸せな射精と、顔いっぱいに降らされるキスの雨を楽しんだ。 2人の彼や体育教師とのセックスでは相手を手玉に取って射精させるのを楽しみにしていたが、 何人もの男子とセックスをする中でお姉ちゃんは、セックスを通じて相手と心を通わせることを 楽しめるようになった。受験や部活動最後の大会で不安やストレスを抱えた男子たちの悩みを聞いてあげると、 相手を癒してあげたいという優しい気持ちが自然と胸に芽生えた。その後のセックスは格別だった。 相手を慈しむ気持ちとセックスの快感とが一体となり、体の中で渦を巻いてどこまでも昇って行くようだった。 その後大学に入ったお姉ちゃんはサークルの先輩と付き合い始め、今に至っている。その先輩は お姉ちゃんがこんなに経験豊富だとはつゆ知らず、可愛くてうぶな後輩だと思い込んでいる。) のことを思い出し、大人の男の人も、こんなに小さなぼくも、女の人に抱きつくと安心するのは 642 :名無しさん@ピンキー:2012/12/05(水) 02 27 17.94 ID CMOYUwly 同じなんだということを改めて思い、自分が女性であることについてある種の誇り、優越感を感じるとともに 体の芯に疼くような衝動を抱いたお姉ちゃんに、頭皮をカリカリと爪で軽く引っ掻いたり 髪の毛をクシャクシャと掻き回されたり耳たぶをクニクニと弄り回されたりして、 胸の奥が切なくなって、何が何だか分からなくなって、体の奥で何かが沸き上がっておちんちんの 根本に集まる感覚を感じ、涙を浮かべた目をギュッとつむって、必死にンーンー唸りながら、 生まれて初めての射精がしたい。全身を震わせて、味わったことの無い感覚に驚き戸惑い、 どこかに飛んで行っちゃいそうな気持ちになっても、おちんちんを走る感覚を必死でこらえて 涙でかすむ眼でお姉ちゃんの顔を見ると、お姉ちゃんはぼくのことを優しく見つめてくれてて、 ぼくはお姉ちゃんの瞳に吸い込まれそうな気持ちになって、そこで初めて自分の感じてるのが 気持ち良さだということに気付きたい。その後は満ち足りた気持ちで快感をぼんやりと味わいたい。 そしてぼくが迸らせた精液がお姉ちゃんとぼくのお腹のあいだでニチャニチャ音を立てて、 ふと現実に引き戻されたい。お姉ちゃんにいっぱい出せたね、頑張ったね、って褒められて、 良く分からないままに得意な気持ちになりたい。たった今ぼくがいっぱい出したネバネバが精液で、 乾くとカピカピになっちゃうから、拭き取らなきゃダメなんだよ、ってお姉ちゃんに 優しく教えてもらって、ティッシュを何枚も取ってふんわりと重ねて、お腹にへばりついた精液を優しく 643 :名無しさん@ピンキー:2012/12/05(水) 02 28 26.96 ID CMOYUwly フキフキしてもらいたい。そして、ぼくに背を向けて、下腹部にへばりついた精液を見て、 ぼくが元気に精液を放ったのがもしおまんこの中だったら、元気な赤ちゃんが生まれたかななんて考えながら、 鏡に向かって自分の下腹部をキレイに拭き取っているお姉ちゃんのおしりを見ていると、 なぜかおちんちんを押しつけたくなって、後ろから抱きつくと、お姉ちゃんは一瞬驚くけど、 すぐにぼくの気持ちは全部わかっているよと言いたげにクスッと笑ってベッドに上がり、 四つん這いになってぼくの方におしりを突き出しておまんこを見せつける格好をしてくれるので、 ぼくは全部お姉ちゃんの教えてくれる通りにおちんちんをお姉ちゃんのおまんこに挿入したい。 お姉ちゃんのおしりがぼくの腰よりずっと大きいのに圧倒されながらも不思議と落ち着きを感じたい。 ぼくがお姉ちゃんを後ろから押し倒している格好なのにお姉ちゃんは全然ぼくの思い通りにならなくて、 ちょっぴり歯がゆさを感じつつ、お姉ちゃんのおまんこのあまりの気持ちよさに体中の力が抜けそうに なりながらも歯を食いしばって必死に腰を動かして、お姉ちゃんのおまんこでいっぱい射精がしたい。 ずっと射精の気持ち良さを味わっていたくて、射精が終わってしまうのがいやで、 できるだけ腰をお姉ちゃんのおしりに押し付けておまんこの奥に入ろうとするのに、お姉ちゃんの おしりが意地悪をしてたっぷりのお肉で押し戻すので、お姉ちゃんにひどいことをされた気がして 悲しさの余りいやだよーいやだよーと泣きわめきながら、お姉ちゃんの体にしがみつくと、 644 :名無しさん@ピンキー:2012/12/05(水) 02 29 41.94 ID CMOYUwly さっきはぼくに意地悪をしたお姉ちゃんのおしりのお肉が優しく受け止めてくれて、やっぱり お姉ちゃんはぼくにひどいことなんかしないんだ、お姉ちゃんはいつもぼくに優しいんだと改めて お姉ちゃんのことが大好きになって、幸せに満ち足りた射精を終えたい。 そのままぼくがお姉ちゃんの優しいおしりの上で眠りに落ちそうになるところを、お姉ちゃんがそっとおしりを 揺すってぼくを起こしてくれて、おしりがプルプル震えるのとおまんこが静かにうねるのを楽しみたい。 お姉ちゃんがおしりから離れてって言うけど、ぼくはいつまでもお姉ちゃんのおしりに しがみついてたいってわがままを言って、お姉ちゃんを困らせたい。首と腰を横に振って駄々をこねて、 お姉ちゃんの背中のなめらかさとおまんこの気持ち良さを堪能したい。そんなぼくに構わず体を起こした お姉ちゃんのおしりに敷かれたい。お姉ちゃんが腰を浮かせたせいでおまんこから抜けたおちんちんで、 おまんこの外の空気の寒さを感じたい。ぼくの方に向き直ってぼくの体にまたがってきたお姉ちゃんの おまんこのヌルヌルをお腹で感じ取りたい。ぼくの頭をコツンと叩いてメッ!と言って叱るお姉ちゃんに ごめんなさいって謝りながら、首とおちんちんをいっしょにしょんぼりうなだれさせたい。 そんなぼくを慰めるようにお姉ちゃんに抱き上げられて、お風呂まで運ばれたい。
https://w.atwiki.jp/p_ss/pages/2391.html
sideY 10年くらい前 「彩乃!彩乃、どこ行くんだっ!!」 「うるせーな!!」 バタン、と乱暴に閉まるドアの音。 ゆかには二人、お姉ちゃんがいる。 「あ〜お姉ちゃん、お姉ちゃん、どうしたの?」 「ん?大丈夫だよ、心配しなくても」 あ〜お姉ちゃんは優しくて、頭も良くて。 大人になったら医者になるんだって。パパの病院で働くんだって。 「綾香ー、ちょっと彩乃に連絡してみてくれ」 「うん、わかった」 もう一人のお姉ちゃんは、いっつもパパとママを困らせてる。 あ〜お姉ちゃんとは真逆。ゆか、ちょっと怖い。 だけど、不良ってちょっとかっこいいかも、、 なんて、ゆかは密かに思ったけど、誰にも言わないでおこう。 それに、、、 実はちょっとだけ優しいところも知ってる。 学校の帰り道、後ろ姿ですぐお姉ちゃんだって気付いたけど、 声かけづらくて、そっと後ろをついていったんだ。 そしたら、あっちいったりこっちいったり、フラフラ変な歩き方してるから、 “どしたんだろ?”って道を見たら、 そこに咲いてる野花を踏まないように、それをよけながら歩いてたんだ。 その時から、ゆかの中の嫌いなお姉ちゃんは、 ちょっとだけ嫌いなお姉ちゃんに変わった。 「お姉ちゃんおうちが嫌いなの?」 「ううん、そうじゃないよ。大丈夫だよ」 「パパが嫌いなの?」 「ううん、違うよ」 「じゃあママが嫌いなの?」 「ううん、それも違う」 「えー!じゃあゆかが嫌いなのぉ?」 「ふふw違うよ。誰のことも嫌いじゃないよ」 「じゃあどーしていつもいなくなっちゃうの?」 「んー…今ね、ちょうど反抗期なんよ、って、ゆかちゃんには難しい、か?」 「うーん。よくわからないけど、それって病気なの?」 「ううん、違う」 「じゃあ治る?」 「うんw」 いつかあ〜お姉ちゃんみたいに、優しいお姉ちゃんになるのかなぁー 早くなんないかなぁー。 そしたらゆか、いっぱい遊んであげるのに。
https://w.atwiki.jp/83452/pages/9319.html
見ないと損です。 だってこんなにも可愛くて可憐であり あどけなさが残っていてお茶目でキュートなお姉ちゃんだから。 私にとって最愛の人です。 それがたとえ実の姉であっても。 見てるだけで癒される――それがお姉ちゃんなのです。 今日も朝から見ましょう。 見て見ていっぱい見て頭の中に刻み込んでおきたいと思います。 今日はおやすみの日です。 いつもと違って寝坊できる日です。 でも私にはそんなのはありません。 いつもと同じ時間に起き、いつもと同じように朝食の準備をします。 ある程度整ったらお姉ちゃんを起こしに行きます。 お姉ちゃんのお部屋の扉を開けるとお姉ちゃんの匂いが薄っすらと感じます。 シャンプーやボディソープ、化粧品等等。 お姉ちゃんの身の回りのものが一つになってお姉ちゃんの匂いとなっています。 その匂いは甘くて甘くてアイスのように甘くて食べてしまいたい衝動に駆られます。 少しこころを落ち着かせ、いつものようにお姉ちゃんを起こしましょう。 でも、起こす前にお姉ちゃんの寝顔をしっかりと堪能しておきたいと思います。 なぜならいつ見ても癒されるからです。 口を半開きにして、涎を垂らして くてんと寝ている格好は愛でたくなる気持ちにさせます いつものように可愛い――と思いながら顔を見詰めます。 髪の毛を撫でたり、たまにほっぺたをつっついたり 鼻も指で押し付けたり、色色とイタズラをしちゃいます。 ――だって可愛いから。 たまにうーうー言いながらモゾモゾ動くお姉ちゃんが堪らなく可愛いから。 そんなイタズラをいっぱいしていると、漸くお姉ちゃんが起きました。 うーいー?なんて言いながら目をぱちぱちさせて起きます。 私もおはよう!と元気よく挨拶をしました。 凄い寝癖だよと苦笑しながら言います。 もうあちこち跳ねて、笑うしかない状態です。 いったいどうやったらこんな風になるのでしょうかね。 毎日毎日不思議です。 こんど一緒に寝たときに観察でもしてみましょう。 ベッドの上で寝ながら体操でもしてそうな気がします。 いえ、もしかしたらギー太を弾いてるのかもしれません。 お姉ちゃんはおやすみだからもっと寝たいよーと言います。 そうですね。おやすみの日の二度寝は気持ちのいいものかもしれません。 けど、あまり怠けていると体に悪いです。 お姉ちゃんの体が悪くなると、私は大変悲しくなります。 風邪をこじらせた時でさえ、気が重くなるのに それ以上の病気を発症させるのは耐えられません。 憂「ダメだよ。おやすみだからっていつまでも寝てたらダーメッ」 唯「え~」 口を尖らせて言いました。 嫌々ながら上体を起こします。 憂「ご飯用意してあるから、早く食べようね」 そう言い、腰を上げ、部屋を出ようとします。 けど、お姉ちゃんに手を引っ張られ 私はお姉ちゃんに覆いかぶさるようにベッドに倒れこみました。 憂「痛いよ、お姉ちゃん」 唯「えへへごめんね」 顔に――頬にお姉ちゃんの胸の感触。 マシュマロみたいに柔らかい感触。 お姉ちゃんの手が私の背中と後頭部に周り、私をガッチリ掴んでいます。 ドキドキと鼓動が早くなります。 お姉ちゃんからもドキドキと音が聞こえてきそうでした。 お姉ちゃんの身体はとてもあたたかいです。 冬も近づき、肌寒い季節でもお姉ちゃんは変わらずあたたかいのです。 唯「ういも寝ようよー。二度寝気持ちいいよ」 憂「でも……ご飯食べないと」 唯「ご飯は後でも食べることできるよ」 そう言いながら大きなあくびをしました。 唯「うい、ちょっと冷たい」 憂「今日も冷えるもん」 唯「じゃあ、私があたためてあげましょう」 背中と頭に回していた手を私の頬に添えました。 冷やりと冷たい感触がします。 ごめんねお姉ちゃん。お姉ちゃんの手は冷たいや。 起きたばっかりだからね。 あたたかいご飯でも食べれば直ぐにでもあったかになるのにね。 唯「おお、ういのほっぺたあたたかい!」 憂「お姉ちゃんの手が冷たいんだよ」 憂「代わりに私があたためてあげる」 両手で、お姉ちゃんの手を包み込むように触れ そのまま私の頬にぎゅっと押し付けました。 唯「わー、あったかーい」 けらけらと子どものように笑うお姉ちゃん。 そんなお姉ちゃんを私は暖かい目で見詰めます。 憂「ほら、段々お姉ちゃんの手もあたたかくなってきたよ」 私の頬と変わらないくらいあたたかくなったお姉ちゃんの手。 キメの細かいその手は何度擦っても気持ちのいい感触でした。 そんな手が私の頬に触れている。 そう思うと自分で押し付けておいてなんですが ちょっとばかり恥ずかしくなります。 でも、頬も身体もこころも、ぽかぽかとあたたかくなって来た気がします。 これもお姉ちゃんのおかげですね。 唯「ういは、体はもう冷たくないの?」 憂「うん、お姉ちゃんがほっぺたに手をおいてくれたから」 そっかーと言いました。 お姉ちゃんはにこにこと笑顔です。 唯「それじゃあ、もっともーっとあたたかくしてあげる」 そう言うとベッドのカバーを私の上に掛けます。 そしてそのままぎゅっと先ほどより強く抱きつかれました。 お姉ちゃんと一緒にベッドに寝ている状態です。 憂「わっ。お姉ちゃん寝ちゃダメだよ」 唯「まだ眠いもん……。ういと一緒に寝ればあたたかくなるよー」 私の胸に顔を押し付け目を瞑るお姉ちゃんは 寝る準備が万端と言えそうでした。 憂「先にご飯食べようよ。ほ~ら~」 私が何を言っても反応がなくなりました。 私の胸の中が心地よいのか、すやすやと寝息が聞こえてきます。 憂「もうっ……」 そう言いましたが別に嫌なわけじゃありません。 ただ、ご飯が冷めちゃうな――と思うばかりです。 そんななかリビングの方から チン!と云う音が聞こえてきました。 はい、パンが焼けましたね。 今日はイチゴジャムたっぷりのパンに、目玉焼き 栄養満点の野菜サラダ。そしてオレンジジュース。 このままじゃパンも目玉焼きも覚めちゃうかな。 ふふっと苦笑してお姉ちゃんの寝顔に目を移します。 お姉ちゃんの寝顔って何でこんなにも可愛いのでしょうかね。 いつもいつも見ているけど、この疑問は解決しません。 知ってる人が居たら教えて欲しいくらいです。 お姉ちゃんの髪の毛を人差し指でくるくると絡めます。 目が覚めないのでちょっと暇です。 お姉ちゃんは離してくれそうもありません。 寝ているお姉ちゃんを見ているのもいいけど 起きて活発に動いているお姉ちゃんもいいのです。 特にギー太を弾いているお姉ちゃんは格好いいこと間違いなしですから。 文化祭でのステージ上のお姉ちゃんはとても輝いていました。 中心に立ち、みんながお姉ちゃんに注目しています。 キレイな歌声と力強いギターの演奏。 その二つがミックスされお姉ちゃんの魅力となり 私をひきつけています。 目が離せません。終わるまでずっと見ていました。 凄いですお姉ちゃんは! なのでいつまでも寝てるわけにはいきません。 早くお姉ちゃんを起こしましょう。 憂「お姉ちゃん~」 ちょっと力強く体を揺さぶり声を掛けます。 唯「ふぇ……」 憂「はい、起きた起きた!ご飯食べる時間だよ」 唯「ねーむーいー」 いやいやと首を振りました。 うん、仕方ありません。ここは無理矢理起きてもらいましょう。 唯「わっ」 お姉ちゃんを担ぎ上げるとずしっと腕に重さが加わりました。 そのまま部屋の外まで行きます。ちょっと疲れました。 いえ、そろそろ限界です。 腕もぷるぷると震える感覚です。 お姉ちゃんは私にしがみつき言います。 唯「このままリビングまで運んでー」 へらへらと言いました。 私は苦笑いです。 お姉ちゃん途中で落っことしたらゴメンね。 ゆっくりゆっくりと階段を下りていきます。 唯「わーうい凄いー」 ありがとうお姉ちゃん。でも腕の感覚が無いんだよ。 早く下まで行かないと本当に落としてしまいそうです。 唯「ういーがんばれー」 うん。がんばる! その言葉のおかげでがんばれるから。 まあ、そんなこんなで無事落とさずに下りれました。 憂「ふ~」 唯「ありがとう!憂!!」 憂「えへへ。どういたしまして」 憂「早くご飯食べよう。もう冷めちゃってるけど」 唯「ういのは冷めててもおいしいよー」 そんな嬉しいことを言ってくれたので 笑顔でお姉ちゃんにありがとうと言いました。 そして椅子に座り朝食を摂ります。 おいしいご飯を食べて笑顔満点。 ちょっとした雑談をしつつ食を進めます。 私の前に座るお姉ちゃんは笑顔のオーラを振りまいています。 それに触れると何だかとってもあたたかくなるのです。 朝からこれを味わえる私は幸せ者ですね。 ああ、なんでおいしい物を食べるとこんなにも笑顔になるんだろう。 お姉ちゃんのその笑顔は私と違い、一段と輝いてるようでした。 いつまでもおいしいおいしいと言い続けるようです。 作った身としては大変嬉しいばかりです。 それがお姉ちゃんに言ってもらえることがもう堪りません。 朝食を済まし、私はお皿洗いです。 お姉ちゃんは――テレビを見ていますね。 アニメかな。 尻尾の生えた変な模様の人が映っています。 ちょっと可笑しくてふふっと笑いが零れました。 洗い物を済ませ、お姉ちゃんの隣へ座り 一緒にこたつに当たりました。 リビングは広い分少し寒いです。 ぬくぬく出来るこたつは大変ありがたいのです。 お姉ちゃんはもっと寒くなるとこたつに篭り カメのように顔だけだします。 そしてそこから動こうとしません。 どこへ行くにしてもこたつを離さない感じで――本当にカメさんみたいです。 これもまた可笑しくてついつい笑っちゃうんですよね。 ちょっと冷えた手をあたためるためにこたつの中へ手を入れました。 そして軽く触れる私の手とお姉ちゃんの手。 その手はとてもあたたかかったです。 唯「ひゃっ!」 憂「あわわっ。ごめんね」 唯「うい……手すごい冷たい。さっきはあたたかかったのに」 憂「お水に触れたからね。お湯使うとガス代かかっちゃうし」 唯「ういの手こんなに冷たくてかわいそう」 憂「もう平気だよ。こたつに当たれば直にあったまるもん」 唯「そっか。じゃあ私の手も手伝ってあげる」 そう言うとベッドの上でしたように、手を包み込んでくれました。 憂「……あったかーい」 唯「よかった」 唯「ういー。体も冷えちゃうからもっとこっちにおいで」 憂「うん」 ぴったりと寄り添うように肩を並べます。 お姉ちゃんと私の間には隙間がなくなりました。 手はお姉ちゃんが握ってくれたままです。 私は頭をちょこんとお姉ちゃんの肩に乗せました。 なんとなく、自然に頭が動いてそこについたのです。 そのまま特に何をするわけでもなく ただただぼーっとテレビの方に顔を向けているだけでした。 ニュースキャスターの声が静かにリビングに響くと なんとも言えない心地よさに襲われました。 催眠術にでもかかったような感覚です。 ふとお姉ちゃんに目をやると目を瞑っています。 また眠ってしまったのでしょうか。 本当によく眠るお姉ちゃんです。 でもそこが――可愛い! はっと気付くとちょっと陽が傾いているようでした。 いったいどれだけ寝ていたんだろう。 ケイタイを開くと3時過ぎ。 うん、幾ら何でも寝すぎだよね。 やすみだからってだらけちゃいけません。 再びお姉ちゃんを起こしましょう。 2
https://w.atwiki.jp/83452/pages/7324.html
先生「熱も少しあるわね。今日は一旦帰って、受診しに行った方がいいわ」 憂「はい」 先生「流行ってるのよね~。吐き気を伴う熱風邪が」 憂「そ、そうなんだぁ」 先生「うん。お大事にね」 憂「失礼しました」ペコ ほんとはうそ。 少し心が痛いけどたまにはこれくらい嘘ついても許してくれるよね。 神様ありがとう。37.5℃。 全然体調は悪くないのに、熱があったからおうちに帰れそう。 純「次の時間テストだから!?憂ずるい~」 憂「そ、そんなじゃないよ」 梓「純じゃ無いんだから……憂、お大事にね」 憂「うん、ありがとぉ」 早く帰らなきゃ。お姉ちゃんが心配。 授業中も先生の声は全く頭に入らなかった。 お姉ちゃんが心配で心配で、授業どころじゃ無かった。 こんなことになるなら私も学校休んじゃえばよかった、なんて。 お姉ちゃんの様子がおかしかったのは昨日の夜からだった。 憂『お姉ちゃん?』 唯『ああ…ごめんごめん』 お姉ちゃんは私の作ったお夕飯に箸をつけず、ぼーっと眺めていた。 憂『大丈夫?』 唯『大丈夫だよ!!今日も憂のご飯おいしいね~』 お姉ちゃんは笑顔で私の作った料理を食べてくれる。 そんなお姉ちゃんを見るのが私は大好きで幸せで、 ついつい作りすぎちゃうこともある。 唯『う~…食った食ったぁ』 憂『お姉ちゃ~ん』 唯『えへへ~』 お姉ちゃんは満腹のそぶりを見せても食後のアイスは欠かさない。別腹だ。 お姉ちゃんと一緒に、のんびりアイスを食べる食後の時間も、私は大好き。 唯『ふぇ~……お部屋に戻ろ』 憂『お姉ちゃん、アイスあるよ?』 唯『ん~。今日はいいやぁ』 だけど昨日の夜は違った。お姉ちゃんは自分の部屋に戻っていった。 その時のお姉ちゃんの背中はなんだか元気が無さそうに見えた。 そして今日の朝。 憂『お姉ちゃーん、そろそろ起きないと』 唯『はぁ……はぁ……』 憂『お姉ちゃん!?』 私がお姉ちゃんを起こしに行くと、お姉ちゃんは汗をかいて とても苦しそうな表情をして横になっていた。 唯『はぁ……』 憂『大丈夫…?』 唯『……へへ、だいじょー…ヘックシ!』 憂『お姉ちゃん……』 憂『風邪、かなぁ』 唯『う~ん……あっ』 憂『?』 唯『ごめん憂、吐きそう……』 憂『じゃあここに』 唯『うん…おっ……っ……』 憂『お姉ちゃん…』 苦しそうに嘔吐するお姉ちゃんを見るのは辛かった。 唯『大丈夫だよぉ……っ……ごほっ…』 憂『全部吐いちゃえば楽になるから……』 私は苦しそうなお姉ちゃんの背中を一生懸命さすった。 私の料理のせいでお姉ちゃんが苦しんでいるのだとしたら、 全部吐きだして早く楽になって欲しかった。 唯『ふ~……大分楽になったかも』 憂『横になっててね』 唯『ありがと、憂』 憂『今日は学校お休みしないと』 唯『憂は行っていいよ、私は大丈夫だから』 憂『うん……』 唯『大丈夫だよぉ、行っておいで、ごほっ』 憂『……やっぱり私』 唯『だめ』 憂『えっ?』 唯『私のことは私が分かるから。大丈夫だから』 お姉ちゃんは優しいから私を気遣って学校に行けって言う。 お姉ちゃんは心配だけど、お姉ちゃんがそう言うので、 私は学校に行く事にした。 唯『憂~大丈夫~?』 憂『?』 唯『時間だよ。遅刻しない?』 憂『走っていけば間に合うよ』 唯『そんなに気を遣わなくてもいいのに~』 お父さんは海外へ出張に行ってて、お母さんはその付き添い。 だから今はお姉ちゃんと2人で暮らしてる。 何かあったら隣のおばあちゃんも来てくれるし、そんなに心配は無い。 寂しくなるとは思ってたけど、お姉ちゃんのお陰でへっちゃらだし、 むしろお姉ちゃんと2人でいれる日がずっと続けばいいなあ、 なんて思うこともある。 だからお姉ちゃんが風邪をひいたりすると余計に心配になってしまう。 ~~~~~~~~~ そんなわけで、結局私は学校を早退して帰ってきてしまいました。 憂「ただいま~」 お姉ちゃん、寝てるのかな? 階段を上がって、真っ先にお姉ちゃんのお部屋に入ります。 憂「お姉ちゃ~ん…」 唯「……zz…」 お姉ちゃんは汗をかきながら、すやすやと寝ています。 お姉ちゃんの寝顔かわいいなぁ… なんとも幸せな気分……だけどお姉ちゃんは苦しいんだろうなぁ… 憂「お姉ちゃん…」ぺろ 唯「…ん……」 お姉ちゃんの汗、少ししょっぱい。 …みんながテスト受けてる時間に、私なにしてんだろ。 憂「汗ふくよ~」 唯「ん~……zz…」 お姉ちゃん、寝てるけど返事はしてくれる。 お姉ちゃんの腕、足。私より細くて、華奢。慎重に拭いていく。 お姉ちゃん結構汗かいてる。明日にはよくなるかなぁ。 憂「お姉ちゃん、着替える?」 唯「…zzz……」 起こすのもなんだか悪いかな。 11時30分。もうすぐご飯の時間。 お腹すいたらお姉ちゃん起きてくれるよね。 お粥作ってこよう。 私が前に風邪ひいたとき、お姉ちゃんは私のためにお粥を作ってくれた。 目玉焼きが乗っかっててお姉ちゃんらしい独創的なお粥だった。 でも、とってもおいしかった。 だから今日は私がお姉ちゃんのために、おいしいお粥を作る! 唯「う~い~おかえり~」 憂「お姉ちゃん!?」 唯「えへへ、起きちゃった」 憂「大丈夫?辛くない?」 唯「ん~、ちょっとだるいかも」 憂「いまお粥作って持っていくから、お部屋に戻ってて」 唯「ほーい」 お姉ちゃん、ふらふらしてる。 やっぱりまだ治ってないんだね… 憂「できたよ~お姉ちゃん」 唯「待ってましたっ!」 憂「お腹すいたよねー」 ぐ~ 唯「憂もね~」 憂「えへへ…///」 ずっとお姉ちゃんの部屋にいたから、朝ご飯結局食べなかったんだ。 お姉ちゃんにお粥を食べさせてあげよう。 憂「お姉ちゃん、あ~ん」 唯「自分で食べれるよう」 憂「そ、そうだよね…」 唯「でもいいや、あ~ん」 憂「ふふ、はい」 唯「もぐもぐ…」 憂「どうかなぁ?」 唯「ん~…でりしゃす!」 憂「よかった~。どんどん食べてね、無理しない程度に」 唯「うん!」 唯「ねえねえ、憂」 憂「ん?」 唯「着替えてきていいよ。私食べてるから」 憂「あっ…」 そういえば帰ってきて制服のままだったんだ。 憂「ごめんね、お姉ちゃん、着替えてくる」 唯「うぃ~」 唯「おかゆうま」 憂「おまたせ~」 唯「はい」 憂「えっ?」 唯「あ~ん」 憂「ふふ♪お姉ちゃんったらぁ」 唯「憂に食べさせてもらう方がおいしいもん」 憂「ありがと♪……はい、あ~ん」 唯「あ~ん……もぐもぐ」 唯「うま」 憂「良かったぁ」 唯「憂はいいお母さんになれるね~」 憂「えっ…」 唯「優しいし~お料理上手だし~」 憂「…///お姉ちゃんもね」 唯「そう?あ~ん」 憂「あっ、はい」 唯「ん~…おいしいねぇ」 憂「もういいよぉ、お姉ちゃん」 唯「いやいや、おいしいものは何度でもおいしいって」 唯「もういいや~」 憂「そう?」 唯「うん。ごちそうさま」 憂「は~い」 唯「憂、そこの漫画とって~」 憂「えっと……これでいい?」 唯「いいよ~。ありがと」 憂「でもお姉ちゃん、寝てた方がいいよ」 唯「は~い」 唯「あっ」 唯「憂食べてないじゃん。私が食べさせてあげよっか!?」 憂「えっと……私のは別に用意してあるから大丈夫。お姉ちゃんは横になってて」 唯「ちぇぇ」 憂「ごめんね……でも、お姉ちゃんに早く治って欲しいから…」 唯「うんうん」 憂「…じゃあすぐに戻るね」 私は朝作ったお弁当食べないとね。 お姉ちゃんの気持ちだけ受け取ることにしました。 憂「いただきまーす」 唯「~♪」 お姉ちゃんの鼻歌聞きながら、 マンガ読むお姉ちゃんを見ながらお弁当。 お姉ちゃんに見惚れちゃって箸がなかなか進まない… 唯「なんだかおいしそうな匂いが」 憂「朝作ったんだぁ。お姉ちゃんの分もあるんだけど…」 唯「食べる!」 憂「いや、私が食べるから大丈夫だよ」 唯「私が食べたい!」 大丈夫かなぁ… 唯「だめ!?」 憂「う、うん……いいけど、無理しないでね」 唯「もちろん!!……いやぁ今日のもおいしそうだねぇ」 憂「本当に無理しなくていいからね」 唯「大丈夫だよぉ!これ見たらまたお腹すいてきちゃった」 憂「それならいいんだけど…」 唯「折角憂が作ってくれたんだしね」 憂「そんな」 唯「平気平気!」 お姉ちゃんが嘘つくことは滅多に無いから、本当に平気なんだろうけど… お粥もあんなにたくさん食べさせてあげたから、ちょっと心配。 もう気持ち悪くならなければいいんだけど。 唯「おいしいね~!」 憂「ありがとう♪お姉ちゃん」 それにしてもお姉ちゃんと2人でお弁当を食べることになるとは… 唯「ねえねえ、お弁当作るのって大変でしょ」 憂「う~ん…それほど大変!ってわけでもないよ」 唯「またまた憂は~。毎朝早く起きてお弁当作るのは大変だよ、絶対」 お姉ちゃん、意外によく見てるんだよね。 お姉ちゃんの言う通り、毎朝早く起きるのはちょっと辛い。 でももうだいぶ慣れたけどね。 唯「あ~。おいしかった!」 憂「全部食べちゃったね……」 唯「当たり前だよっ!」 憂「ほんとに大丈夫?」 唯「んも~、憂は心配性なんだからぁ」 憂「そうかなぁ」 唯「大丈夫!それにね、だいぶ気分も良くなってきたよ」 憂「ほんとに?…じゃあ熱測ってみよっか」 唯「ほーい」 お姉ちゃん、何だかすっごく元気だし、もう大丈夫かな。 ピピピ 憂「どう?」 唯「37.0!」 憂「わぁ!だいぶ下がったね!」 唯「憂のおかげだよぉ~ありがと~」 憂「お姉ちゃんがちゃんと寝てたからだよ♪」 唯「えへへ~、じゃあ学校に」 憂「えぇ!?」 唯「嘘だよ~!今日はゆっくりしてるね」 憂「う、うん。その方がいいよ~」 唯「お?そういや憂、なんでこんな早かったの?帰ってくるの」 ぎく。どうしよう… 憂「えっと…」 唯「憂、もしかして……」 憂「な、なぁに…?」 唯「今日学校終わるの早いんだっけ?」 憂「え、えーっと…」 唯「違うっけ」 なかなか良い案が浮かばないなぁ… お姉ちゃん携帯持ってるから、変なのはバレちゃうし。 この際ほんとのこと言っちゃおうかな。 憂「ちょっと熱があって、早退してきちゃった」 唯「えぇ!?」 憂「あ、でも、全然大丈夫だよ、辛くないし」 唯「早退しちゃったの!?」 憂「う、うん……」 唯「うい~……」 憂「大丈夫だよ、お姉ちゃん」 お姉ちゃんが悲しそうな顔してる… ちょっと失敗したかなぁ…… 唯「どれどれ」ごっつんこ お姉ちゃんがおでこをくっつけてきました。 お姉ちゃんの顔がすごく近くて…… 唯「憂、なんか熱いよ、やっぱり」 憂「そ、そう?///」 唯「うん。それに顔も何か赤いし」 憂「き、気のせいじゃないかなぁ」 唯「いーや。憂、熱測ってみなよ」 なんだか今になってくらくらしてきたかも… でもこれは多分熱じゃなくて、その、お姉ちゃんのせいで… ピピピ 唯「何度~?」 38.5℃!? 嘘でしょお…… 憂「ええっと、36.5℃、かな」 唯「あれ~…普通だねぇ。気のせいだったか」 憂「うん。じゃあお姉ちゃん、ゆっくりしててね」 唯「はーい!」 唯「…あ、憂、これの次の巻とって」 憂「は~い」 こんなに熱が上がってたとなんて… 確かになんとなく頭がくらくらする気がする。 でもこれくらい一晩寝ればなんとか…… 憂「お姉ちゃん、何かあったら呼んでね」 唯「うんっ」 憂「私自分の部屋にいるから」 唯「おっけー」 お姉ちゃん、もう元気そうだし大丈夫だよね。 私もちょっと休憩しよう。 憂「ふ~…」 お姉ちゃん元気になって良かったぁ… 明日は2人で学校行けるかなぁ。 早く熱下げないと。 「うーいー!!」 憂「今行きまーす!」 お姉ちゃんが呼んでる。どうしたのかな? 憂「あぁっ!」 どーん! 唯「憂!?」 憂「あ…お姉ちゃん」 唯「大丈夫!?」 こけちゃった。 なんかおかしいなぁ…… 憂「うん、大丈夫。どうしたのお姉ちゃん」 唯「ポカリ入れてきてほしいなぁ…」 憂「あ、もう無くなっちゃったんだね」 唯「うん」 あんなに汗かいてたから、喉乾くよね。お姉ちゃん。 入れ替えてこよう。 憂「ちょっと待っててね」 唯「うい?」 憂「?」 唯「なんかふらふらしてるよ?大丈夫?」 憂「えっ……そうかな」 唯「うん。やっぱり私自分で入れてくる。憂は休んでて」 憂「大丈夫だよお姉ちゃん。お姉ちゃんは横になってないと」 唯「ううん。ずっと寝てると、かえってだるくなっちゃうし」 憂「…そう?」 唯「うん!だから憂は戻ってて。呼び出しちゃってごめんね」 憂「あ…」 行っちゃった。 病人のお姉ちゃんに気を遣わせちゃったみたい… 憂「ふ~……」 なんだか意識し始めたら余計にだるくなってきちゃった… お姉ちゃんに移しちゃいけないし、自分の部屋で寝ていよう。 うそついたバチなのかなぁ… でもお姉ちゃんはよくなってきてるし、このくらいは平気。 憂「おやすみなさい…」 はやく治りますように… 2
https://w.atwiki.jp/yuiui/pages/339.html
256 軽音部員♪ [sage] こんにちは、平沢憂です。今日は遂にお姉ちゃんの結婚式。来て欲しかった待望の日ですが、お姉ちゃんが巣立っていくことを考えると来て欲しくなかったような気もしてやや複雑です。 結婚式が始まるまでまだ時間があるので用意をしているお姉ちゃんと少しお話しをする事にしました。 「お姉ちゃん入るよ…。」ドアをノックして入るとウェディング姿のお姉ちゃん。 ウェディング姿のお姉ちゃんはドレスを選ぶときに何度か見ましたが今日見るとやはり違います。なんていうかとても綺麗です。 「あ…憂。準備はいいの?」 「うん…。だいたい終わったし、こっちのは直ぐだから。」 「さすが憂ですな。そういやみんな来てた?」 「うん。お母さんも和ちゃんも、軽音部のみんなも。」 「そりゃ良かった。…そういやお父さんは?」 「…来ないと思ってたけど観念して来たみたい。記帳してたし。」 「お父さん始めは大反対してたのにやっぱり娘の晴れの日となると来てくれるんだね。」 「なんだかんだでお父さん娘が大好きだもんね。」 2010/12/10(金) 07 47 14 ID 3xHsId9A0 [1/5] 257 軽音部員♪ [sage] 「う~、みんないるとなると緊張してきた。学園祭でも緊張しなかったのに…。」 「大丈夫。学園祭やりきったお姉ちゃんなら大丈夫だよ。」 「憂にそう言って貰うと安心するよー。」ギュッ 緊張すると言いながらお姉ちゃんはやっぱり平常運転のようです。 「そういえば学園祭の時に歌った曲覚えてる?」 「勿論。忘れる訳ないよ。ごはんはおかずでしょ?あれは衝撃だった。」 「そっちじゃなくて…。」 「大丈夫だよちゃんと覚えてるよ、U Iは。あの後何度も歌ってもらったし。」 「今でもたまに歌うしね♪…よく考えたら私、凄いことしたよね。妹への曲を最後の文化祭で歌うんだもん…。」 「しばらくはクラスメートにからかわれたりして大変だったんだから。」 「でもいい曲だったでしょ?」 「うん。すごい嬉しかった。私お姉ちゃんになにもしてあげられなかったのにこんなにも想われてるんだって思って。」 「ううん、憂からはいっぱいしてもらったしいっぱい貰ったんだよ。憂がいてくれたから私の今があるんだし…。」 「私がお姉ちゃんに貰ってばっかだったよ。」 「憂!!」 「お姉ちゃん!!」 「私達いい姉妹だったよね?」 「うん、最高の姉妹だよ!!」 と、ハグをしたところで抑えきれず涙が溢れてお互いひどい顔に…。そっくりの姉妹と言われてたけどこんなところもそっくりです。 お姉ちゃんとはいつまでもそのままでいたかったのですが、新婦さんを涙で汚れた顔のまま結婚式に出すわけにもいかないので退出する事にしました。式の開始まで30分ぐらい。自分の方の準備にもちょうどいい時間です。 さっきあんな事があったせいか待合室に向かう僅かな時間に今までにあったお姉ちゃんとの記憶が思い出されます。ザリガニにクリスマスに学園祭、お正月に毎年の誕生日に…。お姉ちゃんと過ごした毎日がどれも素晴らしい日として思い出されます。難しい事はもう考えられません。お姉ちゃんと過ごす日々はやっぱり最高でした。 2010/12/10(金) 07 49 18 ID 3xHsId9A0 [2/5] 258 軽音部員♪ [sage] 30分の間にメイクを整え、何より気持ちを落ち着かせます。やっぱり私も緊張します。なにも考えられず目の前がぐるぐるして、お茶を多めに飲んでしまったり部屋の中を歩き回ったり…。 そうこうしてるうちに式の開始です。お姉ちゃんと入場する為に待合室から舞台の袖へ。 本当は夫の方が先に行ったりなんだりするそうですが、お姉ちゃんたっての希望で二人の入場は同時です。ヴァージンロードを歩くお姉ちゃん。本当に綺麗です。 歩みを終えて神父さんの下に。二人ともキリスト教徒でもないのに何でなんでしょうね。結婚式は神に愛を誓うわけだから別に神父さんでなくてもお坊さんでもいいはずです。 「憂?憂?」 緊張のあまりどうでもいいことを考えてしまってたようです。上の空だったようでお姉ちゃんが少し心配していました。宣誓はもう始まっていました。お姉ちゃんの分はもう済んだみたいです。 神父さんが続きの言葉を述べていきます。 2010/12/10(金) 07 51 57 ID 3xHsId9A0 [3/5] 259 軽音部員♪ [sage] 「…平沢憂は平沢唯と結婚し永遠の愛を育む事を誓いますか?」 「…誓います!!」 さっき上の空だったぶん力を込めて…ちょっぴり力強かったみたいです。 「…では誓いのキスを…。」 お姉ちゃんとキスをして…あとの事はもう緊張しすぎて覚えていません。 おしまい 2010/12/10(金) 07 59 45 ID 3xHsId9A0 [4/5] 感想をどうぞ 名前 コメント すべてのコメントを見る ムギに任せたら子供もなんなく産まれそう な気がする -- (名無しさん) 2011-04-30 08 07 20 行きたかったな この結婚式 -- (名無しさん) 2011-01-29 17 56 24 よっしゃ! …俺はとガッツポーズをした -- (名無しさん) 2011-01-22 01 10 44 解りやすく言うなら「姉妹」という関係が消滅してその代わりに「夫婦」という関係になったということでしょうかね? -- (トリプティク) 2010-12-12 02 45 21 まさかの予想斜め上だったとは・・・ いや、うれしい誤算だよ!! -- (唯憂は素晴らしいとは思わんかね?) 2010-12-11 21 15 59
https://w.atwiki.jp/kimo-sisters/pages/354.html
505 好き好きお姉ちゃん sage 2008/02/25(月) 23 46 39 ID uvV/anZC 『ごめんなさい、昨日の告白のことは忘れてください』 今しがた届いた短いメールを一読した恵美は、溜息をつきながら携帯電話を机の上に置いた。回転 椅子に座ったまま頬杖をつき、さてどうしたものかと考える。 背後からドアをノックする音が聞こえてきた。 「おねえちゃーん、はいるねー」 一つ下の妹が、勢いよくドアを開けて部屋に入ってくる。こちらの返事を聞くつもりは最初からな いらしい。椅子を回転させて向き直り、妹を睨みつけてやるが、気にする素振りすら見せなかった。 妹は鼻歌を歌いださんばかりに楽しげな笑顔を浮かべている。弾む足取りでこちらに向かって歩く たびに、二つ結いにした髪の房が軽やかに揺れる。実に上機嫌な様子だった。 「ねえねえ、お姉ちゃん」 「なにかしら、茜」 恵美は顔がひきつりそうになるのを堪えながら、努めて平静に返す。目の前で立ち止まった茜が、 期待に目を輝かせて、こちらの顔を覗き込んでくる。 「いいこと、あったでしょ」 「あら、いいことって、具体的にはどんな?」 「お姉ちゃんに付きまとう悪い虫が消えた!」 「あんたね」 恵美は額を押さえながらじろりと茜を見やる。 「今度はなにしたの、一体」 「べっつにー。なーんにもしてないよ、なーんにも」 わざとらしくとぼけた声で言いながら、茜がそっぽを向いて舌を出す。いつもどおりのパターンだ、 と恵美はうんざりした。 クラスメイトの男子から、放課後に告白を受けたのがつい昨日のことである。誰にも見られていた と思うのだが、どうやら茜は早速察知して、彼のところに何らかの愉快な脅しをかけに行ったらしい。 その結果として、さっきのメールが恵美の携帯電話に届いたわけだ。 「そういうことはやめなさいって、何度も何度も言ってるでしょ。別にわたし、付き合うって返事し たわけでもないのに」 「だってぇ」 茜はまだ幼さの残る顔に、不満げな表情を浮かべた。 「あんなヒョロくてナヨナヨした男がさー、ビーナスみたいに美人で菩薩みたいに性格よくてヤハ ウェみたいになんでも出来ちゃうお姉ちゃんに告白しようなんて、まさに神を冒涜するに等しい行為 だと思ったんだもん」 「ヒョロくてナヨナヨって……あんた、野球部の小野君がわたしに告白してくれたときは、『あんな 筋肉だるまの汗臭い野郎が~』とか言ってたでしょうが。要するにどんな人が相手でも不満なんで しょ、全く……っていうかヤハウェはやめなさい、いろいろ危ないから」 「はーい」 「それと、今後おなじことがあっても、もう二度とこういうことはしないこと。いいわね?」 「はーい」 茜は素直に頷いたが、実際に従うつもりはさらさらないに決まっている。なにせ、こういったやり 取りは、恵美が高校に入学してから既に何度も何度も繰り返されてきたのだから。 (わたしが誰かに告白されるたびに、絶対後から『ごめん忘れて』って言われるんだもんなー。これ で十……何回目だっけ。もう覚えてないし) 今まで自分に告白してきた男たちの、赤い顔と青い顔のビフォーアフターを思い出しながら、恵美 は深々と溜息をつく。茜がぐっと身を乗り出し、心配そうな顔を近づけてきた。 「大丈夫、お姉ちゃん。あのヒョロ男から変な菌うつされたんじゃない?」 「んなことあるわけないでしょ……っていうかあんた、近い、近いって」 茜の顔がほとんど視界一杯に広がっている。少しでも遠ざかろうと椅子に座ったまま身を引いたが、 妹はその都度じりじり顔を近づけてくる。頬が薄らと上気し、息が荒くなっているのが分かる。 「おねえちゃーん」 甘えるような声と共に、茜が抱きついてきた。小柄で華奢な妹だから、椅子に座ったままでもなん とか受け止められる。二人揃って椅子ごとひっくり返っては大変なので、恵美は仕方なく妹の体をき つく抱きしめ返した。腕の中の茜が嬉しそうに身じろぎする。こうなることを狙ってやったのは間違いない。 「こら茜、離れなさいって」 「いやー。えへへ、お姉ちゃん、いい匂い……やわらかおっぱい……」 「普通におっぱいとか言うなコラ」 恵美の胸の谷間に顔を埋めながら、茜がうっとりと息をつく。小さな手が背中を這い回っているの が分かった。ほんの少し、くすぐったい。 506 好き好きお姉ちゃん sage 2008/02/25(月) 23 47 09 ID uvV/anZC 「お姉ちゃん、茜だけのお姉ちゃん……お姉ちゃんはずっとお姉ちゃんだもん、他の奴になんか絶対 渡さないんだから」 ぶつぶつと低い声で呟きながら、茜は恵美の胸に頬を摺り寄せている。言葉の内容が物騒な割に、 表情は至福と言ってもいいほど穏やかで、満ち足りたものだった。 (まあ、別にこうやって抱きつくぐらいなら、わたしだって許さないでもないんだけど) 恵美は眉間に皺が寄るのを自覚しながら言う。 「茜。お姉ちゃんの太股にお股を擦りつけるのはやめなさい。っていうかなんか湿っぽくて気持ち悪 いんだけど」 「えへへ、お姉ちゃんのすべすべのふとももぉ……」 「今すぐ止めないと、もう二度と添い寝してあげないわよ?」 「ごめんなさい」 茜は素直に謝り、さっきから絶え間なく続けていた前後運動をぴたりと止めた。不満そうに唇を尖らせる。 「お姉ちゃんのケチ。姉妹のスキンシップも許してくれないなんて」 「スキンシップってレベルじゃないでしょ今のは」 「じゃあせめて、可愛い妹のために張り型つけて後ろから突いてくれるとか」 「可愛い妹にそんなことする姉は間違いなく変態だって」 「じゃあ変態になってよ! ずるいよわたしばっかり変態にしておいて」 「それはわたしのせいなの、ホントに?」 「お姉ちゃんがエロすぎるのがいけないんだよ! 全くもう、永遠の幼児体型が確定しつつある妹を ほっぽって、年々いやらしい体つきに成長していくんだから、このエロ姉は」 「どういう言いがかりよそれは。親父かあんたは」 「わたし我慢できなくて、日に三度はお姉ちゃんでオナニーしてるんだからね!」 「そんなこと本人目の前にして言うんじゃない」 軽くデコピンしつつ、まあその程度なら見逃してやってもいいか、と思ってしまう辺り、自分もか なり毒されてきたなと恵美は少しショックを受ける。 そんな姉の内心を知ってか知らずか、茜はまた恵美の胸に頬を摺り寄せ、うっとりとした微笑を浮 かべている。 「ねえ、お姉ちゃん」 「なに」 「茜のこと好き?」 「それは妹的な意味で? それとも違う意味で?」 「もちろん性的な意味で」 「じゃあ嫌い」 「酷い!」 「酷くはないでしょ……でも妹的な意味でなら、もちろん好きよ」 「うん。茜もね、お姉ちゃんのこと大好き」 「そう。じゃあお姉ちゃんに人並みの幸せが訪れるように、少しでいいから自重して欲しいんだけど」 「いや。男なんかと一緒になっちゃったらお姉ちゃんが汚れちゃうもん。いいじゃない、お姉ちゃん は茜が幸せにしてあげるから」 「あ、そう」 あえて素っ気なく言ってやったが、茜は特に気にした風もなく、それどころか「うん、そう」と嬉 しそうに頷いている。 二人はしばらくそのままの姿勢で黙っていたが、ふと気付くと、茜は恵美に抱きついたまま穏やか な寝息を立て始めていた。無防備な寝顔に、ついつい苦笑が漏れる。 「ったく、毎回毎回こうなるんだもんなあ。これだから、どうもあんまり怒る気になれないんだな、わたし」 一人ごちながら、恵美は茜を起こさないようにそっと立ち上がる。妹の体は自分よりも頭一つ分は 小さく、体重も子供のように軽い。だから、軽々と抱きかかえることが出来る。 恵美は茜の体をベッドの上に横たえた。服が皺になってしまうだろうが、まあそれは仕方のないこ とだろう。そっと毛布をかけてやると、茜は眠ったままその毛布をぎゅっと引き寄せ、柔らかい布地 に顔を埋めてうっとりと頬を染める。 「お姉ちゃんの匂いだー、ってか? まったく、こいつは寝てても……」 苦笑しながらベッドに頬杖を突き、恵美は茜の寝顔をじっと眺める。 昔から体が小さくて、いつも気弱な表情を浮かべて自分の後ろをついてきていた妹。逆に身長が高 かった自分が、よく近所のいじめっ子たちから守ってやっていたものだ。その頃からもう茜は自分に べったりだったが、まさかこの年になってもまだ「お姉ちゃんお姉ちゃん」と後ろをついてきている とは夢にも思っていなかった。しかも最近、姉を見る目がなんだか危ない。 (ま、考えても仕方ないかな。この子はこの子だし) 顔にかかった髪をそっと払ってやると、茜の寝顔に嬉しそうな微笑が浮かぶ。 この顔を見ていると、どんな無茶なことをされても「まあいいかな」とつい許してしまうのだ。自 分もひょっとしたら妹と同じぐらいに問題のある姉なのかもしれない、と少し思わないでもない恵美だった。