約 637,256 件
https://w.atwiki.jp/0nikibi/pages/11.html
原因と種類 原因 ニキビの原因は色んな原因があります。自分のニキビは何が原因なのか 追求し、確実な治療を行いましょう。 A.思春期によるニキビ B.ホルモンバランスの乱れ C.食生活の乱れ D.ストレス E.消化器官の不調 F.ダニ G.睡眠不足 etc... この他にも原因はたくさんあると言われています。 種類 ニキビにも色んな種類があります。 A.白ニキビ 毛穴が塞がり出口がなくなって皮脂が溜まります。 徐々に盛り上がっていき白いニキビができます。 B.黒ニキビ 属に言う「コメド」というもので皮膚の角質、酸化された皮脂が固まってできた物です。 C.赤ニキビ 毛穴の中で酸化し炎症を起こしている状態 赤く腫れ上がることから赤ニキビと呼ばれています。 D.黄(化膿)ニキビ 化膿して膿をもつもので、ニキビ悪化の最大レベルです。 ここまでいくと真皮まで達するので、クレーターや色素沈着なる可能性が高い。
https://w.atwiki.jp/jyunane/pages/11.html
「電話」 男「じゃ、またすぐ来るな。」 女「またアイス持ってきますね。」 姉「おとうとくん、おんなちゃん、またねーっ!」 彼女の部屋を通り掛かると、明るい声がした。 少し開いてるドアから覗き込むと、ちょうど別れを告げている所だったみたいだ 。 彼女は元気に微笑んでいたが、その瞳に寂しさが宿っているのを私は見逃さなか った。 扉が開く。 男「あ、先生。」 先生「今日はもう帰るの?」 男「ええ、また明日来ます。」 先生「そうしてあげて、彼女も喜ぶわ。」 男「…ええ」 彼は一瞬、辛そうな顔を浮かべた。 その顔はいつもの彼女の顔ととても似ていた。 …やはり姉弟ね。 いつも一緒だったものが別れてしまうのは相当のストレスだろう。 しかも彼女達はそれを自分の中に押し込めている。 彼女達は張り詰めた風船のように見えた。 先生「私、本業はカウンセラーなのよ。何か困ったことあったら、相談してね。 」 男「あ、はい…」 彼が曖昧に笑う。 女「男くん、いこ?」 男「うん…、失礼します。」 先生「本当に姉弟揃ってがんばりやさんね。」 私は溜息をつくと、彼女の部屋をノックした。 先生「私よ、入っていいかしら?」 姉「…」 返事はない。いつものことなので、気にせず部屋に入る。 先生「またお絵かき?なに描いてるか先生に見せてくれる?」 彼女は一心不乱にペンを走らせる。 スケッチブッグには彼女の弟が描かれていた。 先生「また、弟さん描いてたんだ?たまには違うものでも描いたら?」 暗い目をして、首を降る。 彼女は弟さん達が帰るたびに、思い出を刻むように彼らをスケッチブッグに描く のだ。 この施設に来てもう三ヶ月にもなるが、彼女は一枚もこの施設の絵を描いていな いようだ。 彼女のスケッチブッグには思い出しか描かれてない。 画用紙に広がる弟さんの笑顔を見ながら、そう思った。 先生「寂しいんでしょ?」 姉「!」 彼女が弾かれたように顔をあげる。 ペンを持つ手が小刻みに震えていた。 姉「せんせい、わたしどうしたらいいの?どうしたらおとうとくんわらってくれ るの?」 先生「言えばいいの。寂しいよって。それで二人で泣けばいいわ。今は何も出来 ないかもしれない。でも、我慢してるよりは、二人で辛さをわけっこするの。」 姉「わけっこ?」 先生「そう…一人でじゃなく二人一緒に泣いたら、また明日からがんばれる元気 が沸いてくるわ。」 姉「げんき…」 先生「そうよ、弟さんのこと大切でしょ?」 姉「うんっ!たいせつなおとうとなの」 先生「だったら悲しい内緒は無しよ。あなた達は姉弟なんだもの。わかった?」 姉「うんっ!」 先生「いいこね。いいこにはプレゼントよ。」 姉「けーたいでんわ?」 先生「貸してあげる。今から弟さんとお話しましょ。」 姉「…うんっ!」 メモリからこの前聞いた番号を呼び出す。 プッシュの後にコール音が三回鳴った。 男「もしもし?」 先生「ほら、はやくっ!」 素早く携帯電話を手渡す。 彼女はすがるように携帯を握りしめた。 姉「…おとうとくん」 男「姉ちゃん!?」 姉「おとうとくん、あのね。わたし…さびしいの」 彼女の顔が大きく歪む。 私は静かに部屋をあとにした。 携帯を返してもらう頃には、彼女の本当の笑顔が見れることを願いながら。 おまけ 30分後 先生「そろそろいいかしら?」 姉「それでね、それでね」 先生「これくらいじゃ、まだ足りないか」 一時間後 先生「さてと、そろそろ…」 姉「でねでね、ごはんのトマトちゃんと食べれたのっ!」 先生「ほんとに仲がいいのね。」 さらに二時間後 姉「それでねまさちゅーせっちゅなの。」 先生「…ずいぶん長いわね。」 さらに)ry 姉「えへへ。おとうとくん、すきぃ」 先生「あぁ~!電話代がぁ」 さらにさらに)ry 姉「せんせー」 先生「や、やっとおわった?」 姉「でんち、きれちゃった。」 先生「まだ話す気かいっ!」 「三人で歩こう」 男「俺達もそろそろ卒業だな。」 女「早いものですね。」 姉の施設からの帰り道、俺達は将来のことについて話していた。 女「男くんはやっぱり就職するんですよね?」 男「あぁ、親戚に小さな会社をやってる所があってね、住み込みで働かせて貰えることになったんだ。」 女「へぇ、すごいですね。」 男「住み込みのうちは無理だけど、お金を貯めて一人で暮らせるようになったら…」 女「お姉さんを迎えに行くんですね。」 男「…ああ。女は進学だっけか?」 女「はい、私養護学校の先生になろうと思ってるんです。」 男「養護学校?」 女「ええ。私、お姉さんと出会って思ったことがあって…」 男「聞いてもいい?」 女「最初、私はお姉さんをどこか私と違う人間みたいに思ってました…恥ずかしい話、心のどこかで差別してたんだと思います。」 女が申し訳なさそうに語る。 俺は黙って彼女の言葉を聞いていた。 女「でも、お姉さんと接するうちに変わったんです。この人は私と違ってなんかない。それどころか、普通の人以上に優しく、強かった。そう感じたんです。」 そう言って彼女は微笑む。 それは強く、とてもやさしい笑みだったんだ。 女「だから、私はお姉さんに教えて貰ったことをたくさんの人に伝えたいんです。あなた達は劣ってなんかいない。胸を張って一緒に生きていきましょうって。」 男「…女はすごいな」 女「そんなことないですよ。それにあなたがいたから、私はそう思うことが出来たんですよ?」 男「え?」 女「あなたがいたからお姉さんと出会えた。あなたのお姉さんを思う気持ちを見 ていたから、私も優しい気持ちになれた。あなたをお姉さんが大切に思う姿が、大事なことを教えてくれた。それに…」 女がじっと俺を見つめた。 女「あなたを好きになったから、私は変わることができた。」 男「女…」 女「最初に告白した時、私は自分のことしか考えてなかった。自分の気持ちを押し付けて、拒絶されたらお姉さんのせいにしてたんです。」 あの時、俺は彼女を苛立ちをぶつけるように拒絶してしまった。 女「でも今は違います。ずっと男くんとお姉さんを見続けていた今は…」 女は目元に涙を浮かべながら続ける。 女「私は優しい男くんが好きです。本当は強くないのに頑張る男くんが好きです。」 彼女は息を吸い込むと、迷いのない目で言葉を続けた。 女「私はお姉さんのことが大好きなあなたを世界で一番愛しています。」 そう言ってやさしく微笑む。 女「だからあなたとお姉さんが歩いているその道を私も歩かせてくれませんか?男くんはがんばりすぎる所がありますから、少しでもお手伝いがしたいんです。」 そして彼女は真っ赤になりながら、あの時と同じ言葉を告げた。 女「私と付き合ってくださいっ!」 その言葉は確かに同じだったけど、あの時とはまったく違う響きを持って俺の心に届いた。 だから俺は… 男「いろいろと迷惑をかけるかもしれないけど…」 俺は彼女の手を取る。 彼女はびくんっと震えた。 男「姉ちゃんともども、よろしくお願いします。」 そう言って俺は彼女の手を握る。 彼女も強く握り返してきた。 俺達はその手を離さない。 同じ道を歩んでいくために…
https://w.atwiki.jp/ideology-database/pages/252.html
概要 機会原因論 英名 Occasionalism 別名 偶因論 心身平行論、すなわち心と体は直接の相互作用を及ぼせないと考える立場の一種。 一般的に心でそう決めると、それによって体が動くと思われている。例えば、腕を動かそうと心で思うと、それを直接の原因として腕が動くと考えられている。 しかし、機会原因論では、心や体にもう一方を変化させる能力は無いと考える。心の状態の変化は、神がそれをきっかけとして、体の状態を変化させるためのトリガーでしかないのであって、このトリガーのことを機会原因と呼ぶ。 逆も然りである。体に刺激が入ると、神は体の変化を察知して、心の状態を変更するのである。 つまり、心身間に直接の相互作用を認めず、状態を変化させる真の原因を神にしか認めないのが機会原因論の特徴である。 精神↔身体の間の(見かけ上の)相互作用は、必ず神を経由しなければならないのである。
https://w.atwiki.jp/kword/pages/17.html
■原因論(原因と理由) ヒューム cf.http //www.nagaitosiya.com/a/cause_reason.html http //www.nagaitosiya.com/a/uncertain_connection.html http //www.let.osaka-u.ac.jp/~irie/mori/great/hume.htm アリストレスとヒューム http //homepage1.nifty.com/kurubushi/card30024.html デイヴィッドソン 必然性、不確定性、確実性、偶然性 ウィトゲンシュタイン「確実性について」 ハイデガー「根拠律」 「論理学の形而上学的な始元諸根拠」 →ライプニッツ 一之瀬正樹「原因と理由の迷宮―「なぜならば」の哲学」ISBN 4326199148 ■ショーペンハウアー「根拠律の四つの根について」 http //dekansho.de/wav.htm →シェリング →カント: 1.物自体 物自体(ものの根源的なあり方)の認識は不可能 2.表象・現象 →人間の認識能力によって掬いとられ、表象のネットワークの中で構成されたもの=現象のみを認識できる 3.「同一性」の揺らぎ:神の死 a)自然と道徳とを理性のアプリオリな学(超越論的哲学)の確立によって意識内在的に基礎づけるという成果 cf.→現象学への経路。 b)意識に現象するものの背後に真に存在する物自体は把握できない、とすることによって、当時のアイデンティティーの崩壊の不安をいっそう強めることにもなった。cf.ヒュームによる「実体」概念の解体 →現象としてのものがすべて個の意識の内部にあるならば、個を越えた共同性のアイデンティティー(意味)を保証するものがなくなり、 →すべては自己意識のアイデンティティーに解消されてしまう →個を、そのアイデンティティーの最大の危機(死)から救い出すことのできるものもなくなってしまう。 ex.カントは、伝統的キリスト教にあって二様のアイデンティティーを保証するもの(神の存在と魂の不死)は、理論的には証明不可能である、と宣言したである。 cf.カントからニーチェへ http //www.schopenhauer.org/organ/lib/saitoh_satoshi/kikagaku.html
https://w.atwiki.jp/p_mind/pages/26.html
機会原因論(Occasionalism)はフランスの哲学者ニコラ・ド・マルブランシュ(Nicolas de Malebranche、1638年8月6日-1715年10月13日)によって唱えられた神学的な説で、物理現象のもつ因果関係、そして心的な現象が物理現象に作用する因果関係について、すべて本物の因果関係ではなく、真の原因は神であるとする考え方。 偶因論ともいう。 デカルト流の合理主義哲学を引き継ぎ、心的な存在と物質的な存在を二種類の異なる存在として認めながらも、そうした対象の変化を実際に引き起こしているのは神であるとし、デカルトの心身二元論が直面した心身の因果関係の問題を解決しようと試みた。そして心と身体との相互作用の原因を解明しようとしたデカルトに対し、心身の結合の原因は神であるゆえに、人間には理解不可能であるとした。 マルブランシュはアウグスティヌス主義者であり、その哲学的主張は「すべての事物を神において見る」というフレーズで知られる。デカルトが身体を含めた物理的世界に自然法則が存在することを認めたのに対し、マルブランシュは人間は神のうちなる観念を通して事物的世界を認識するとして、現象としての物体・身体の運動を認めながら、その原因は物体そのものではなく、物体の衝突や精神の意欲をきっかけ(機会)として神が発動し、最終的には神がさまざまな運動を引き起こしているとした。 たとえば事象AとBの間に因果関係があるように見えても、本当はAが原因となってBを引き起こしたのでなく、神がAを引き起こし、そしてBを引き起こしたのであり、Aの発生はBの発生の「機会」にすぎないと考える。物体の動力は自らを動かしている物体のなかにはけっして存在しない。なぜならこの動力は神の意志に他ならない。また、もし神が啓発しないなら精神はなにも知ることができない。もし神が変容させないなら精神はなにも感じることができない。そして神と分かつ実在的質(qualites reelles)を認めてはならないと彼はいう。 以上のようなマルブランシュの思想は神の全能性を背景としており、全ての現象は神によって引き起こされるという、神の「作出原因性」を徹底しようとしたものである。彼は精神と身体から因果的効力を剥奪し、それらを神に帰したのである。 マルブランシュの機会原因論は証明が不可能であるものの、逆に間違っているとの証明も不可能である。因果関係というものが物理法則に裏付けされていたとしてもマルブランシュの哲学は成り立つのであり、因果関係を論理的な関係でないとした点においては、対極的な立場の哲学者であるデイヴィッド・ヒュームの懐疑主義的な因果関係論と通じるものがある。 参考文献 小林道夫『科学の世界と心の哲学』中公新書 2009年 参考サイト http //www.furugosho.com/precurseurs/malebranche/occasion.htm
https://w.atwiki.jp/aion20memo/pages/1362.html
悪臭の原因 遂行地域 インタルディカ - キシャル族の監視基地 適正レベル 取得 33 / 遂行 34 報酬 経験値 595,200 / 103,360 ギーナ 関連クエスト 1.悪臭の原因2.続く悪臭 進行順序 1.NPCブロシアと会ってクエスト獲得2.悪臭を放つスピリットを倒せ-ポルート ソイル スピリット(6)-ポルート アース スピリット(3)3.NPCブロシアと会ってクエスト完了
https://w.atwiki.jp/jyunane/pages/6.html
「姉と弟」 姉「ねーおとうとくん」 男「なんだ?」 姉 「ちしょーってなぁに?」 男「…え、それどこで」 姉「しらないおじさんがね、わたしにいったの。ねぇ、わたし、ちしょー?」 男「…姉ちゃんは姉ちゃんだよ。」 ぎゅ 姉「…えへへ、おとうとくんいいニオイ。」 男「今日は一緒に寝ようか?」 姉「いいの!?じゃ、おふろもー」 男「それはダメ」 姉「ぶー」 「ちゅー」 散歩中 姉「おとうとくん、おとうとくん」 男「ん?」 姉「あのひとたち、ちゅーしてる」 男「ば、ばかっ!声が大きいっ!」 姉「むー、ばかじゃないもん。ばかってゆーほうがばかなんだもん。」 男「いいから、子供がみるもんじゃありませんっ!」 姉「わたしはおねーさんだもん、ぶー」 男「あぁ、わかった。わかった。俺が悪かったって。」 姉「えへへ、わかればよろしい。じゃ、ちゅーして。」 男「なんでそうなる。」 姉「むー」 「カラオケ」 男友「なぁ、学校終わったらカラオケいかね?」 男「ごめん、家で姉ちゃんが待ってるから。」 男友「あ、お前んちのねーちゃんあれだっけ?大変だな」 男「…あれってなんだよ」 男友「ん、なんか言ったか?」 男「ううん、なんでもねーよ。じゃあ」 男友「じゃあなー」 |・・・ 男「ただいま」 姉「おかえりっ!おとうとくん。あのね、あのね、これおとうとくん書いたのっ !」 男「これが俺?もっとかっこよく書いてくれよー」 姉「むー、ちゃんとかっこよくかけてるもん」 男「はいはい、すぐご飯にするからちょっと待っててな」 姉「はーい」 男「…大変なんかじゃねーよ」 「弱さ」 親「ひくっ、今帰ったぞー」 男「親父…」 親「お、ちょっとみない内にいい体になったじゃねーか。池沼のくせに」 姉「やーっ!お酒くさいよぅ」 男「…姉ちゃんから手を離せ」 親「あ?ってめー誰に向かって口聞いてんだ?」 男「いいからその汚い手を離せよっ!」 親「親になんて口聞いてんだ!」 ドカッ 姉「やぁーっ!!!」 親「誰に育ててもらったと思ってんだよ、このっ、このっ!」 姉「やめて、やめてっ!おとうとくんをころさないで。やめて、やめてぇっ!あ ぁーーーっ!!!」 親「ちっ、うっせーんだよっ!池沼が。なんでお前なんかが生まれたんだか。」 男「取り消せ、今の言葉を取り消せぇっ!」 親「うるせぇ!」 ドガッ! 姉「やぁーっ!!おとうとくんがしんじゃうよぅっ!」 親「姉弟揃って出来が悪いな。ちっ、飲み直すか。」 バタン 姉「ひっく、おとうとくん、しんじゃ、しんじゃやだよぅ。」 弟「姉ちゃん…ごめんね。」 姉「う、うっく、しなないで、しなないでよぉ」 弟「…強くなるから」 「姉が見つめる死」 男「ったく、姉ちゃんどこいったんだよ…あ」 姉、しゃがみ込んで何かを見つめてる。 男「こんな所にいたのか、出かける時は一言いえってあれだけ…」 姉「うごかないの…」 男「え…それ、猫か?」 姉「このにゃんこ、ちっともうごかないんだよ。」 男「…死んじゃってるんだよ、その猫。」 姉「…なんで?にゃんこなんもわるいことしてないのになんでしんじゃうの?」 男「死なない生き物はいないんだよ。最後には必ず死ぬんだ…」 姉「おかーさんみたいに?」 男「…うん。」 姉「おとうとくんも、しんじゃうの?おかーさんみたいに。…そんなのやだよぅ 。う…ひっく。」 男「…大丈夫だよ、俺は死なないから」 姉「ひっく。ほ、ほんと?」 男「うん。姉ちゃんを絶対にしないから。だから、泣かないで」 「あかちゃん」 姉「ねぇ、おとうとくん」 男「ん?」 姉「あかちゃんってどうやってつくるの?」 男「ぶっ!ついにきたか…」 姉「ねぇ、どうやって?」 男「えーっと、オシベとメシベがなぁ…」 姉「オシベってなぁに?わたしにもついてる?」 男「いや、ついてるのはメシベの方って…あぁーっ!何いってんだ俺は…」 姉「ねぇ、ねぇ、どうやってつくるの?」 男「なんだって、また急にそんなこときくんだ?」 姉「だってほしいんだもん。」 男「赤ちゃんが?」 姉「うん、おとうとくんの」 男「俺っ!?」 姉「うん。だっておとうとくんだったら、いいおとうさんになれるもん。わたし もおとうとくんのこどもにうまれたかったなぁ」 男「…姉ちゃん」 姉「なぁに?」 男「俺、姉ちゃんのお父さんにはなれないけど、ずっと姉ちゃんの弟でいるから 。」 姉「うんっ!じゃあ、こどもつくろ?」 男「なんでそうなるっ!?」 姉「だってぇ」 「およめさん」 姉「わたし、おとうとくんのおよめさんになるーっ!」 男「姉弟は結婚出来ないんだよ。」 姉「なんで?」 男「なんでって、法律で…」 姉「どーして、すきなのにけっこんしちゃいけないの?」 男「それは…」 姉「けっこんしたらずっといっしょなんでしょ?わたし、おとうとくんといっし ょがいいよぉ」 男「姉ちゃん…」 姉「あ、もしかして…わたしのこと、きらいになっちゃった…?ぐすっ」 男「そんなことあるわけないじゃないかっ!」 姉「ほんと?」 男「うん、姉ちゃんのこと大好きだよ。」 姉「じゃ、およめさんにしてくれる?」 男「結婚なんしなくたって、俺はずっとそばにいるよ」 姉ちゃんと俺は恋よりもきっと深い繋がりだから 「ごめんね」 姉「ただいまー」 男「おかえり…ってどうしたんだよ!?その傷は?」 姉「ころんだ」 男「嘘つけ!また近所のガキにやられたんだなっ!?」 姉「ごめんね」 男「姉ちゃんは悪くないだろ!」 姉「わたし、ばかでごめんね。わたしがばかじゃなかったら、おとうとくんもよ かったのにね」 男「…そんなこと言わないでくれよ」 姉「…おとうとくん」 男「…姉ちゃんは、俺にとって世界で1番の姉ちゃんだよ。」 姉「…わたし、ばかじゃなくなりたいよ」 男「姉ちゃんはそのままでもいいから」 姉「でも、ごめんね…」 男「…俺の方こそごめん」 「プレゼント」 男「そろそろ誕生日だよな。プレゼントは何がいい?」 姉「んー、おかねっ!」 男「金?なんで?」 姉「だってわたしもおとうとくんにプレゼントあげたいんだもん」 男「俺の誕生日はまだだよ。」 姉「でも、わたしだけプレゼントもらったらおとうとくんないちゃわない?わた しおねーさんだもん。」 男「そんなこと気にすんなよ。俺は姉ちゃんにプレゼントあげられてうれしいん だからさ。」 姉「うれしい?」 男「うん、誕生日に姉ちゃんがいてくれてありがとうって伝えたいんだ。」 姉「おとうとくん、やさしいね。うれしいよー」 男「そっか、よかった。」 姉「えへへ、おとうとくんえらいこ、えらいこ」 なでなで 男「ね、姉ちゃん。くすぐったいよっ」 「ナンパ」 ナンパ男「ちょっと、そこの君!」 姉「なぁに?」 ナ「どっか遊びにいかない?奢っちゃうからさー」 姉「やー、わたしおとうとくんとあそぶんだもん。」 ナ「…ん、なんだよ。この女、池沼かよ。」 姉「ちしょー?」 ナ「声かけて損した。池沼がこんな所にいるんじゃねーよ、ばーか。」 姉「ば、か…」 男「ごめん、バニラしかなかった…って、姉ちゃん?」 姉「わたし、ばか…」 男「どうしたんだよ?」 姉「ねぇ、おとうとくん。わたしいちゃいけないんだって、ばかだから。」 男「誰がそんなことを…っ!」 姉「おとうさんといっしょだね。やっぱばかはだめなのかなぁ?」 男「…そんなこと、そんなことないよ。」 姉「おとうとくん?」 男「…そんなこと、ないんだ」 「生理現象と嫌悪」 俺は姉を神聖視する傾向があるらしい。 姉「おとうとくん、おとうとくんっ!」 男「なに?…って裸ででてくんなっ!」 姉「むぅっ、なんでよぅ」 男「いいから、体拭いて服着ろよ!それは一人で出来るだろ?」 俺は急いで目を反らしたが、姉の充分に発達した体が目に焼き付いて離れない。 と、同時にものすごい罪悪感に襲われた。 姉「おとうとくん、いっしょにおふろはいってくんないし、つまんないよー」 男「いいから、早く服着ろよ。着替えたらアイスあげるから。」 姉「アイス、すきーっ!」 姉はとてとてと駆け出す。思わず目に写ったヒップラインに俺は自分の中心が隆 起するのを感じた。 男「俺、死ね…」 それでも反応してしまう自分がたまらなく汚らわしいものに感じた 「プロレスごっこ」 姉「むむむ」 男「姉ちゃんが本読むなんてめずらしいな。何読んでんだ?」 姉「ねーねー、おとうとくん。」 男「ん、読めない漢字でもあるのか?」 姉「なんでこのひとたちはだかなの?」 男「ぶっ!それ、どこで!?」 姉「おとうとくんのへやにあったー」 男「う、しまった…」 姉「ねー、なんで?なんではだかでプロレスごっこしてるの?」 男「し、しらないよっ!」 姉「でもこれおとうとくんのごほんでしょ?」 男「いいから、子供は知らなくていいのっ!」 姉「むー、こどもじゃないもん。おねーちゃんだもん。あ、おとうとくんもはだ かでプロレスごっこしたいの?」 男「なんでそうなるんだよっ!?あ、服脱ぐな~!!」 「進路」 師「お前、進路どうすんだ?」 男「就職しようかと思います。」 教師「お前の成績ならある程度の大学はいけると思うんだが…」 男「うちにはそんなお金ないですし。」 教師「奨学金制度ってのもあるんだ。それに…」 男「とにかく俺は就職します。」 教師「お姉さんを一人にするのが心配か?それなら学校で施設を紹介してもいい んだぞ。」 ガタッ! 教師「…どうした?急に立ち上がって。」 男「…いえ、とにかく大学には行きませんから。失礼しました。」 |・・・ 姉「あ、おとうとくん。おかえり~。きいて、きいて。おうたかんがえたの。」 男「…姉ちゃん」 ぎゅっ 姉「えへへ、おとうとくんきいてる?」 男「うん、それで歌の題名は?」 姉「ずっといっしょだよっ!」 「星空」 姉「やだ、やだ、きもちわるいよぅっ!」 一階から聞こえる姉の声で目を冷ました俺が目にしたのは、父に組み敷かれる姉の 姿だった。 姉「や、やめて、おとーさん」 父「池沼のくせに体だけは発達しやがって。」 あいつは姉ちゃんに何をしている? 目の前が真っ赤になった俺は思わず、親父を殴り飛ばした。 父「うぐっ!」 姉「…おとうとくん?」 男「行こうっ!」 俺は姉の手を引き、家を飛び出した。 行くあてなどなかったが、一刻も早くあの汚らわしい家から出たかった。 姉「…おとうとくん、つかれたよぉ」 男「あぁ、ごめん。少し休もうか」 俺達は川辺に座り込むと夜空を見上げた。 姉「あ、おとうとくん。ほしがいっぱいだよー」 男「そうだね」 姉「あれがわたしでー、あのほしがおとうとくんっ!」 無邪気な姉の顔を見ながら、俺は繋いだ手をぎゅっと握りしめた 「雨」 男「うわぁ、急に降って来た。傘持ってきてないし、どうすっか…」 生徒A「おい、校門の前で、変な女が立ってるの知ってるか?」 生徒B「知ってる、知ってる。傘持ってるのに刺さないで立ってんだろ?頭おかし ーんじゃねーの?」 生徒A「そうかも、なんかずっとニヤニヤしてるらしいし。」 男「まさか…」 |・・・ 姉「あ、おとうとくんっ!おかえりー」 男「どうしたんだよっ!?こんなずぶ濡れで。」 姉「おむかえだよぉ。はい、これっ!」 男「傘?持ってるならなんでささないんだよ?」 姉「だって、これおとうとくんの傘だもん。」 男「だからって…」 姉「…おねーちゃん、またわるいことしちゃった?ごめんね、おとうとくん。」 男「…姉ちゃんは悪くないよ。傘、ありがと。」 姉「えへへー」 男「風邪ひくから早く帰るよ。ほら、傘ん中入って。」 姉「うん。…くちゅんっ」 男「ほらほら、言わんこっちゃない。帰ったら風呂はいんなよ?」 姉「一緒にはいるーっ!」 男「だーめ。一人で入る!」 姉「けちー」 「捨て猫」 ヌコ「みぃみぃ」 姉「あ、にゃんこだー」 男「捨て猫だな。」 姉「にゃんこ、すてられちゃったの?」 男「かわいそうに、まだ子猫じゃないか。」 ヌコ「みー」 姉「みー?」 ヌコ「みーみー」 姉「みーっ!」 男「なぁ、姉ちゃん。」 姉「みー?」 男「こいつ、うちで飼おうか?」 姉「みー!」 ヌコ「みー!」 男「じゃ、名前決めなきゃな。何がいい?」 姉「みー」 男「みー?」 姉「みー、みー」 男「いや、猫語じゃわかんないから」 「うちの猫たち」 結局、猫の名前はみーにした。 男「みー、ごはんだよ。」 みー「みゃあー」 姉「みゃぉーん」 男「こらこら、姉ちゃんは食うな」 姉「むー」 「迷子」 姉「おとうとくん…」 男「どうした、姉ちゃん?」 姉「みーがいないの」 男「え?」 姉「みーがいなくなっちゃったぁ、ひっく」 男「ちょ、落ち着けって。」 姉「ひっく、ぐすっ、みーがいないよぉ」 男「わかった、探してくるから。」 姉「わたしもさがすっ!」 男「姉ちゃんは家で待ってて。」 姉「やぁ、さがすのっ!」 ダッ 男「あ、姉ちゃん!」 |・・・ 男「ったく、自分も迷子になりやがって…ん?」 姉「やめて、やめてよぅっ!」 ガキ1「なんだよ、この女。気持ちわりぃなぁ。」 ガキ2「こいつ、近所の身障オンナじゃね?じゃ、この猫こいつのかよ。」 姉「やめて、みーをいじめないでぇっ!あぁーっ!!」 ガキ1「っるっせーな、池沼っ!」 姉「やめて、みー、みーっ!」 男「姉ちゃんっ!」 ガキ1「あ、なんだよお前?」 男「こんなことして、いいと思ってんのか。」 ガキ2「けっ、保護者かよ。大人づらすんじゃねーよ。」 男「いいから、姉ちゃんに触るな。」 ガキ1「あ~あ、なんか白けちゃったな。」 ガキ2「今更はやんねーよ、そういうの」 姉「みー、みー」 男「…姉ちゃん、大丈夫か?」 姉「…おとうとくん。みーが、みーがけがしてる、みーがけがしてるよぉ。」 男「…姉ちゃんも怪我してるじゃないか」 姉「みーしんじゃう?やだよぅ…」 男「大丈夫だよ、姉ちゃん…一人にして、ごめんな。」 姉「おとうとくんも、どこかいたいの?ないちゃ、やだよぅ。」 男「ごめん、ごめんな。」 姉「ぐすっ。よしよし、いいこだからないちゃだめだよ。いたいのいたいのとん でけーっ」 男「姉ちゃん、ごめん…」 姉「だいじょうぶだよ、おねーちゃんがいっしょだから。だから、なかないで。 」 本当は痛いのは姉ちゃんのはずなのに… 優しい姉は猫を抱きながら、俺を撫で続けた。 「夢」 姉「おとうとくん、おとうとくん」 男「う~ん、むにゃむにゃ」 姉「おとうとくん、おきてよぉ」 姉「むー、おきないよぉ。」 猫「みー」 姉「あ、みー。おとうとくんとねてたの?ずるいよぉ」 猫「みゃあ」 姉「うー、わたしとはいっしょにねてくれないのに、ずるいずるいー。」 猫「みゃみゃー」 姉「いいもん、わたしもおとうとくんといっしょにねるんだもん」 ぎゅっ 姉「えへへ、いい匂い」 その日、俺はみーみーなく姉二人にひたすら絡まれる夢を見た。 「目隠し」 姉「だーれだっ」 男「姉ちゃんだろ?」 姉「うー、なんでわかっちゃうのぉ?」 男「だって、そりゃわかるって」 姉「むーむー」 男「それともわかんないほうがよかった?」 姉「それもやー」 男「ならいいじゃん。」 姉「うーん。」 男「俺が姉ちゃんの声、間違えるはずないだろ?」 姉「そっかぁ。おとうとくん、いいこいいこー。」 男(ほんとは声する前からわかってるんだけどね。姉ちゃんの胸で。) 姉「おとうとくんどうしたの?」 男「う、ううん。なんでもないよ。」 不埒な妄想した後、俺はひとしきり自己嫌悪した 「思い出」 姉「じ~っ」 男「ん?」 姉「じ~っ」 男「姉ちゃん、何みてんの?」 姉「じ~っ」 姉はおもちゃ屋の前から動かない。何か欲しいものでもあるんだろうか? 姉「ごそごそ」 ポケットの中をまさぐっている。コートのポケットだけで、満足出来なかったの か、スカートまで探り出す。 姉「あ、あったっ!」 姉の手には100円玉が一枚握られていた。 それをうれしそうに掲げ、とてとてと店の中に入る。 男「あ、ちょっとっ!」 慌てて、姉を追いかけると案の定、店員と揉めていた。 姉「なんで?なんでだめなのぉ?」 店員「ですから、少々ご予算が…」 姉「う~」 男「あ、すいません。俺が払いますから。」 素早く会計を済ませ、迷惑そうな店員を尻目に店を出る。 男「ったく、何がそんなに欲しかったんだ?」 姉は大事そうに古い戦隊モノの人形を抱えている。 俺が視線を向けるとモジモジと人形を隠してしまった。 男「どうしたの?」 姉「なんでもないっ!」 いつもと違う姉の態度を訝しげに思いながら、俺達は家路についた。 |・・・ 家に帰った後も、姉はおかしかった。いつもはここぞとばかりにベタベタするく せに、今日はなんだか俺を避けているようだった。 男(なんか、寂しいな) 一人、自室で悶々としてると、ノックの音と共に姉が現れた。 男「どうした?姉ちゃん。」 姉「あのね、これっ!」 男「これは?」 姉、お気に入りのリボンでぐるぐる巻きにされた人形が差し出される。 姉「おとうとくん、おたんじょうびおめでとうっ!」 男「あ…」 忙しくて忘れていたが、今日は俺の誕生日だった。 男「ありがとう。でも、なんで人形?」 姉「だっておとうとくん、ほしいっていってたもん。」 …思い出した。これは俺が子供の時に好きだった戦隊ヒーローだ。 そんな昔のことを姉は覚えていてくれたんだ… 姉「おとうとくん、うれしい?」 男「…うん、とってもうれしいよ。」 姉「やったぁ!」 姉はとても幸せそうな顔を浮かべる。ずっと昔から好きだった姉ちゃんの笑顔。 「おえかき」 姉「ふんふ~んっ♪」 男「姉ちゃん、何書いてんの?」 姉「おとうとくん~」 男「俺?」 姉「こっちはわたしぃ」 男「そっか。姉ちゃん、絵うまいよな。」 姉「えへへ~」 男「でも、姉ちゃんが書くのっていつも一緒だよな。たまには他のも書けば?」 姉「ほかの?」 男「風景とか花とか」 姉「ん~、わかんない。」 男「なんで?」 姉「あんまみたことないもん。」 男「…そっか、あんま遠出したことないもんな。」 姉「でもおとうとくん書くのはすきー」 男「…ありがとう。今度、旅行でも行こうか?」 姉「りょこー?」 男「うん、どこか行きたいとこある?」 姉「う~んとね、コンビニっ!アイスたべたい。」 男「それじゃ旅行にならんだろ」 姉「むー、アイスぅ」 男「はいはい。じゃ、一緒に買いに行くか?」 姉「わーいっ!」 「お買い物」 男「いらっしゃいませー」 俺は近所のコンビニでバイトを始めていた。 姉を一人にしておくのは不安だったが、女が面倒をみてくれるといったので、少 しの時間だが働くことにしたのだ。 男「ちょっと、裏行ってきます。」 先輩「あいよ。」 今度、女にお礼しなきゃなー。 そんなこと考えながら、ペットボトルを詰めていく。 姉「おとうとくんいますかー?」 …姉の声が聞こえた気がした。 先輩「え、弟くん?」 女「あの…男さんは今、いますか?」 女の声も聞こえる。まさか… 男「姉ちゃん!それに女も」 姉「あ、おとうとくんだー!」 女「ごめんなさい、仕事中に。」 男「いや、いいけど。なんでここに?」 姉「おかいものだよっ!」 女「あの、お姉さんがどうしてもここでお買い物がしたいって…」 男「姉ちゃん、わがまま言っちゃだめじゃないか。」 姉「だってぇー」 女「あ、怒らないであげてください。お姉さん、男くんからアイス買いたいって 、自分のお小遣を…」 見ると、姉ちゃんの手には百円玉が三枚握られていた。 基本的に姉ちゃんにはお金を持たせていない。 時々余った小銭を渡し、好きなお菓子を買ったりするのだった。 男「…これ、お小遣全部だろ、いいの?」 姉「うんっ、かいたいの。」 男「そっか。じゃあ、好きなの持ってきな。」 姉「はーいっ!」 散々迷った揚げ句、普通のバニラアイスを三つ持ってくる。 姉「くださいなっ!」 男「こんなに食うのか?」 姉「ちがうよー、わたしとおんなちゃんとおとうとくんのだよっ!」 女「え、私のもですか?」 姉「うん、かえったらさんにんでたべようね。」 誇らしげに三百円差し出す。 足りない消費税はポケットの小銭で足しておいた。 姉「ばいばーい、おとうとくんっ!」 女「お仕事がんばってください」 仲良く二人手を繋いで帰る。 先輩「お前、今日は早くあがっていいぞ」 男「え?」 先輩「アイス溶けちまうだろ?」 男「…ありがとうございます。」 先輩「いいお姉さんだな」 男「俺の自慢の姉です。」 俺は笑みを押さえられず、ニヤニヤしながら答えるのだった。 「アイスの行方」 男「ただいまー」 姉「おかえり!おとうとくん」 女「おかえりなさい。お仕事お疲れ様です。」 男「なんか、こうしてみると俺達家族みたいだよな」 女「そ、そんな奥さんだなんで(////)」 男「…そこまで言ってないけどなー。」 姉「むー、およめさんはわたしだもんっ!」 男「姉ちゃんは俺と結婚出来ないだろ…それより、俺のアイスは?」 姉 女「あ、たべちゃった。」 男「…おい」 「ちょこれーとうぉーず」 姉はチョコレートとアイスが好きだ。 家にチョコレートを買い置きしておくと、どんなに隠しておいても必ず見つけて 食べ尽くしてしまう。 男「あー!姉ちゃんまたチョコ食べたな?」 姉「たべてないもんっ」 男「嘘つけっ!口の回りまっくろだぞ。」 姉「ちがうもんっ!」 ごしごし 男「袖で拭くなっ!そんなに食べると虫歯になるし、鼻血も出るんだぞ?」 姉「うー、なんないもん」 男「虫歯になると歯医者さん行かなきゃならなくなるよ。」 姉「はいしゃ、やぁ…」 | 男「だろ?じゃあ、チョコ我慢出来るな?」 姉「うー、おとうとくんのいじわるっ!」 ダダダッ 男「あ、待てっ!」 姉は自分の部屋に篭ってしまった。 男「さて、どうすっかな…」 このままでは本当に歯医者に行かなければならなくなるかもしれないし、あまり 意地汚いのもよくないだろう。 悩んでた俺はなんとなしに雑誌を読み出した。 男「これは…」 とある記事を目にした俺に名案が浮かぶ。 男「…よしっ!」 俺は姉ちゃんの健康を守るという使命感7割、いたずら心3割で、計画を実行に移 した。 |・・・ とてとて 姉「あ、ちょこだぁっ!」 キョロキョロ 姉「たべちゃお~。いただきまーすっ!」 ぱくっ 姉「っ!にっがぁ~い!」 男「姉ちゃん、どうした?」 姉「うぅっ!おとうとくん、ちょこがぁ、ちょこがにがいのー!!うわぁぁんっ !」 男「あ~、これはチョコレートが苦くなっちゃう病だな。」 姉「ぺっぺっ。うー、びょーき?」 男「そう、チョコを食べすぎるとなっちゃう病気。このままだとずーっと治んないぞ?」 姉「いや~っ!!!」 男「じゃ、これからは勝手にチョコ食べない?」 姉「うんっ!」 男「食べたくなっても我慢する?」 姉「するっ!」 男「じゃ、ちょっとの間チョコは我慢な。」 姉「うー、がんばるもんっ!」 ガチャ 女「おじゃましまーす。あれ、どうしたんですか?」 男「あ、女。」 女「あれ?これカカオ99%じゃないですか?すごく苦いですよねー?」 姉「…にがい?」 男「あ、バカっ!」 姉「このちょこにがいの…?」 女「え?そうですよ、とっても苦いって評判なんです。」 ぷるぷる 男「あ~、しまった…」 姉「…おとうとくんの、うそつきぃっ!!!」 その後、姉は三日間口を聞いてくれなかった。 俺はたくさんのチョコレートでご機嫌を取るハメになったのだった。 「海」 姉「おとうとくん、はやくーっ!」 男「そんなに急ぐなって。」 俺と姉は、約束していた旅行に出掛けていた。 旅行といっても、近場の海に日帰り旅行。 高校生にはこれくらいが限度だった。 男「はぁ…バイトしよっかな。」 母親の生命保険がまだ大分残っていたが、それもいつまでもあるわけではない。 海に来てまで、俺はそんな主婦的思考に苛まれているのだった。 姉「おとうとくん、まだー?」 男「ごめんごめん、今いくよ。」 姉が無邪気に微笑む。 …今はそんなこと忘れよう。 精一杯楽しんでる姉を見ると、全てどうでもよいことに思えてくる。 冬の海は寒いし、人もいないが姉は気にしてないみたいだった。 姉「おとうとくん、これなぁに?」 男「これは貝だよ。」 姉「ちがうよ、かいはもっとくろくて、ちいさいもんっ!」 男「それはみそ汁のあさりだろ?これは巻貝。耳にあててみ?」 姉「う?」 男「ほら」 姉「わぁっ!!」 男「どうだ?」 姉「ざーって聞こえる!おとうとくん、ざーってきこえるよっ!」 男「海の音がするだろ?」 姉「うんっ!これもってかえっていい?」 男「大丈夫だよ。」 姉「じゃあ、わたしとおとうとくんのでふたつー。」 姉は大事そうにポケットにしまった。 一通り浜辺ではしゃいだ後、姉はスケッチブックをとりだした。 姉「うみーはひろぃなー。」 楽しそうに色鉛筆を走らす。みるみるうちに綺麗な青色が広がっていく。 男「楽しい、姉ちゃん?」 姉「うんっ!」 満開の笑顔で答える。 それだけで来てよかったと思えた。 そんな姉を見続けていると、俺は暖かい気持ちで満たされていくのであった。 |・・・ 男「…ん」 気付くともう日が傾いていた。 どうやら眠ってしまったらしい。 ふと、重みを感じて見てみると、案の定姉が胸の上で寝ていた。 枕もとには開かれたスケッチブック。 そこには安らかな顔をして眠る俺が描かれていた。 男「姉ちゃん、海みりゃいいのに俺見てたんだ。」 苦笑するが、暖かい気持ちになる。 姉「むにゃ…おとうとくん、すきぃ」 男「俺も姉ちゃんが大好きだよ。」 彼女の手の中には仲良く二つの巻貝が握られていた。 「ねこじゃらし」 男「ほらほら、みー」 ふりふり ミー「みゃっ!」 男「おおっと」 ひょいっ、ふりふり ミー「うにゃっ!」 ひょいっ 男「こっちだぞー」 姉「おとうとくん、なにやってるの?」 男「あ、姉ちゃん。ほら、猫じゃらし」 姉「ねこじゃらし?」 男「こうやるんだよ」 ふりふり ミー「にゃあっ!」 ひょいっ 姉「わぁっ!わたしもやるー」 男「はい、やってみ」 姉「うんっ!」 ふりふり ミー「みゃみゃっ!」 ガシッ 姉「あー!」 男「あらら」 姉「むー」 ふりふり ミー「うにゃっ!」 ガシッ 姉「むー!」 男「あーあ。ほら、貸してみ?」 ふりふり ミー「みゃっ!」 姉「みゃっ!」 男「う、うわぁっ!」 バタンっ! 男「…姉ちゃんが飛び掛かってどうすんだよ?」 姉「みーみー」
https://w.atwiki.jp/fbleiflsd/pages/32.html
ソウルのあるビルで地震が発生していないのに、揺れが感じることがあるそうです。 その原因を追及していったところ、フィットネスジムで20人ほどが同時に動いていたのが原因で、揺れが生じていたそうです。 そういえば、自宅にいるとき大きなトラックが通り過ぎると、すさまじい揺れを感じることがあります。 地盤が弱いところほど少しの振動でも大きな揺れとして感じやすいかもしれません。 東日本大震災をきっかけに、少しの揺れでも敏感になっている人が増えているかもしれませんね。 小学生 視力回復 記憶術 口コミ 兼子流ストレッチ 子供 身長 伸ばす方法
https://w.atwiki.jp/kimo-sisters/pages/1519.html
528 :姉日記 ◆Oc340crnMs [sage] :2012/03/24(土) 14 55 46.30 ID yfmU+KIQ (2/5) ××××年○月△日 今日から日記をつけようと思います 弟がほしい ××××年□月○日 お母さんに弟をねだったら早くねたら 弟が出来るわよっていわれた。 今日から早くねようと思った ××××年A月B日 弟が出来る。すごくうれしい 弟に早く会えないかな ×××△年※月ろ日 弟が産まれたやったー 初めて見た弟はすごく可愛いかった。 ×××A年◎月■日 弟がすごく可愛い。私がだいてあげたらスヤスヤと気持ちよさそうに ねてすごく可愛い。ねがお可愛いなあ。 泣いてても私がだいてあげたらすぐ泣き止んでくれる。 もうお姉ちゃん子なんだから 529 :姉日記 ◆Oc340crnMs [sage] :2012/03/24(土) 14 56 29.56 ID yfmU+KIQ (3/5) ×××い年ろ月は日 お姉ちゃんお姉ちゃんってすぐ私についてきてすごく可愛い。 ちょっと意地悪して隠れたらお姉ちゃんどこー?って泣きそうになりながら 私を探していた。もうすごく可愛い。つい我慢できなくて抱きついちゃったけど すごく嬉しそうな顔をしていた。お姉ちゃんも嬉しいよ ×××▼年Σ月β日 今日弟に大きくなったらお姉ちゃんと結婚するーって告白された。 嬉しいお姉ちゃん弟の婚約者になっちゃった。今まで生きた中で 一番嬉しい出来事だった。あっでも弟が産まれた時とどっちが上か 悩むなあ。あととりあえず誓いのキスをした。 弟の唇柔らかくてよかった。 ×××▲年α月λ日 弟が今日小学校を卒業した。 弟がだんだん凛々しくなっていくのがわかる。 凛々しくなっていく弟と家でふたりきり・・・ ダメだ、ちゃんと我慢しないと とりあえず抱きついてチューをした。 照れながらもしてくれる弟は可愛い ×××●年α月へ日 お風呂に一緒に入っていたら弟が勃起した。 すごく嬉しい。お姉ちゃんで興奮してくれたんだ。 弟はすごくあたふたして可愛かった。 とりあえず弟に基礎的な知識を教えたあと 弟のおちんちんをくわえた。 弟はお姉ちゃんダメえって言いながら すごく気持ちよさそうな顔をしていた。 弟の精液はすごく美味しかった。今度から勃起したら 私が抜いてあげよう 530 :姉日記 ◆Oc340crnMs [sage] :2012/03/24(土) 14 56 56.70 ID yfmU+KIQ (4/5) ×××c年ほ月k日 弟が反抗期に入っちゃった。お風呂もダメ一緒に寝るのもダメ チューさえもダメって言い始めた。反抗期ってことはお姉ちゃんから 離れようとしているの?お姉ちゃんから離れなくても全然大丈夫だよ 親と違ってお姉ちゃんは弟と死ぬまでいや死んでも一緒だよ? もしかして外に毒されちゃったのかな。それなら治療しなくちゃ そう思ってとりあえず一日中抱きついた。 弟すごくたくましくなったなあ ××●◆年に月∴日 弟が彼女ができたなんて妄言を言った。彼女・・・? 私と結婚の約束までしたのに彼女なんているわけない こんな妄言を言うようになったのは私が構ってあげなかったからだろう。 寂しくて気を引くために言ったのに違いない。 とりあえず一日中抱きついたあとチューをした。 もうすぐ結婚しようね ××●β年は月▽日 弟が泥棒猫と一緒に歩いていた。 人の婚約者に手を出すなんて発情期ならそこらへんの男でも喰ってなさい。 あの泥棒猫に弟は毒されてたんだ。助けないと弟がひどい目にあったと捨てられるのは 目に見えている。そう思って私は今日弟の毒抜きをしようと思う。弟お姉ちゃんとずーっっと ずーと一緒だよ。お姉ちゃん今日弟に今まで大事にしてきた初めてあげちゃうよ。 弟との子供孕んで幸せな家庭つくろうね。子供は一姫二太郎がいいな えへへへえへへ
https://w.atwiki.jp/kumedisiketai/pages/368.html
A 原因と分類 小項目 単一遺伝子病,染色体異常,多因子遺伝,細胞質遺伝(ミトコンドリア遺伝病),環境因子による奇形 102E21 先天異常の原因とならないのはどれか。 a 梅毒 b 風疹 c A型肝炎 d トキソプラズマ感染症 e サイトメガロウイルス感染症 ○ a ○ b × c ○ d ○ e 正解 c