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―暑い、暑すぎる― …8月のある日の事、連日続く暑さに耐えきれなくなった俺は、コンビニにガリガリ君を買いに行こうと思い、家を出た。 いつもならこのクソ暑い中、ハルヒの「不思議探索」に駆り出されるのだが、幸いにも今日は休み。さすがのハルヒもこの猛暑にはお手上げらしい。 しかし我が妹には感服する。こんなクソ暑い中、毎日のように友達と遊んでいるらしい。 いやぁ、子供ってのは恐ろしい。 そんな事を考えながら歩いていた俺の目に、とんでもない光景が飛び込ん出来た なんと、我が妹が古泉と肩を並べて歩いているではないか―― なんだ、どういう事だ?訳が解らん。人違いか?そんな筈は無い、妹とは長い間一緒に住んでたんだ、間違える筈がない。 第一、妹は 「友達と遊びに行ってくる~」とか言って家を出ていっていた。 その友達とは古泉の事を言っていたのか? まさか― 何度か古泉を家を入れた事はあるが、妹とは挨拶程度の言葉しか交わしていなかった。 少なくとも、俺の知っている限りでは―― 俺はすぐに問い詰めてやろうと思った。だが魔が刺したんだろう、ちょっくら2人の後をつける事にした。 どうやら2人は公園に向かうようだ。 …にしても…妹の奴嬉しそうだな… 公園についた。 ベンチに座って楽しそうに話してやがる。古泉の糞野郎が― かれこれ30分はたっただろうか―2人はトイレへ向かった。 1億歩譲って、ここまではまだよしとしよう。 だがこの後が問題なのだ。 古泉が妹の後に続いて女子トイレに入っていくではないか 驚愕した 唖然とした 怒りを通り越して呆れた。 あの古泉が、妹の、体を、弄ぼうとしていた。 それを見た瞬間、俺の中のリミッターが全てイカれたように感じた ―もう誰にも止められない― 俺は2人のいるドアを開いた 古泉「キョン君!?」 妹「キ、キョンくん…」 2人は行為の真っ最中だったが関係ない 驚愕の表示を浮かべている古泉をひっぺがし、その万年爽やかフェイスに右ストレートを決めてやった 妹「一樹くん!」 キョン「おい古泉…これはどういう事か説明してもらおうか?」 古泉が頬をさすりながら立ち上がり、ゆっくりと口を開いた 古泉「……どういう事も何もありませんよ。私はあなたの妹さんと性交をしていt ゴッ 古泉の顔に2発目のストレートが決まる キョン「てめぇ…勝手に人の妹に手ぇ出しておいて早々と開き直りか?ふざけるなよ?」 ドゴッ 倒れている古泉の横っ面にヤクザキックを何発もお見舞いしてやる 妹「い、一樹くんは悪くな キョン「お前は黙ってろ!!」 普段絶対に見せない態度に驚いたのか、妹は口を閉じた 倒れている古泉の髪を鷲掴みにし起き上がらせ、 キョン「さっさと説明しろ、何でお前は俺の妹とこんな事をしてたんだ?」 古泉「…妹さんとは約1ヵ月前からお付き合いしていました。」 古泉の話によると、1ヵ月前のある休日に、偶然会った妹と喫茶店に入って話をしたのがきっかけとなり、その後も毎日会って仲良くなり、付き合いだしたそうだ。 古泉「…バイトがあると言って部活に参加しなかった内の約半分は妹さんと会っていたんですよ」 ドスッドスッ 古泉にボディブローを入れてやる キョン「それだけか?今日初めてヤろうとしたのか?」 古泉「ゲホッゲホッ……そうです…」 キョン「ほぉ。だったらなんで血が出てないんだ?」 古泉「そ、それは……」 ガンッ 俺の膝が古泉の鼻にめり込む ―馬鹿が、「血が出ない人だっているんですよ」とでも言っておけば良かったのに― …俺は散々古泉を傷めつけた後、2人に 「古泉、てめぇには心底失望したよ、団長じゃない俺が言うのもなんだが、お前は二度とSOS団の部活の敷居を跨ぐな」 と言い放った 妹には 「お前はそんなに古泉が好きなら家には帰って来なくていいぞ。なんなら両親にも話しておくから」 と言っておいた ―結局妹は帰ってこなかった― 親に1から説明しようと思ったんだが、それでは俺までとばっちりを受けてしまいそうだったので、友達の家にお泊まりに行った、とだけ言っておいた ―馬鹿同士で勝手にやってろ― そう思いながらそのままベッドに入った ・・と、思ったら、それは夢だったんだよな・・・。 ま、こんなことがあったら俺も 古泉も困るだろうし。な、古泉。 「そんな夢見るキョン君も変ですよ!
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口蹄疫発生マップ より大きな地図で 口蹄疫発生マップ を表示 製作:hisa 感染頭数推移 データ倉庫 公的機関の情報 農林水産省 宮崎県公式ホームページ口蹄疫被害に対する義援金 JAグループ宮崎「宮崎の畜産を守る」署名運動 川南町 口蹄疫に関する情報提供について JA宮崎中央ブログ 関連記事 口蹄疫余波で競り中止相次ぐ(中国新聞) 激震口蹄疫(宮崎日日新聞) 「口蹄疫」被害 基幹産業失う恐れすらも(西日本新聞) 関連動画 →その他の動画 関係者のブログ・Twitter 東国原英夫オフィシャルブログ 江藤拓衆議院議員ブログ katsushi yanagawaさんのtwitter 川南町のムッチー牧場ブログ ほっとひと息 it's a small world
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幼馴染系ベース。 主人公の妹。 主人公のことを慕っていたがあるきっかけにより強く反発するようになる。(具体的にはまだ考えていない) それでも好きなものは好きだが素直になれず結果主人公からの電話を心待ちにしている。 小さい頃主人公が大型犬にじゃれかれるのを見た妹は、主人公が食べられると勘違いしてトラウマになる。以降大きな犬も小さな犬もとにかく駄目。 外部キャラということで紅茶党でも珈琲党でもなく緑茶派。 好物は和菓子系。特に苺大福。 常連・幼馴染と面識アリ。 今は叔父のところに身を寄せている? 両親が今(シナリオ中)どうしているかも要検討。 年齢が未定だけど高3(18歳)に仮設定。 その場合強気・弱気・バカデレがヒロインの場合兄である主人公をロリコン!変態!死ね!などなど罵倒する、かも。妹である自分より年下の彼女だし、ねぇ? 2月に入ると主人公と同じ大学を受けるため、主人公を訪ねてくる?(時期的にシナリオ後日談だけど) 主人公に対して「兄貴」と呼ぶが甘えたりしたい時は「お兄ちゃん」と呼ぶ。 主人公は「お兄ちゃん」と呼ばれた場合に裏があるのではないかと警戒する。 「聡明な妹とヘタレな兄貴」の構図を意識 妹のスペックが高いだけで特別主人公が駄目ということも馬鹿ということでもない
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登録日:2021/10/25(四) 00 00 00 更新日:2024/05/28 Tue 21 47 45NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 ※18歳未満の方のご利用およびこのページの閲覧をお断りしております。 ※ネタバレあり、利用しているお方はご注意ください。 ※主にPCソフト、抜きゲーしばらく収録なし。 好きな妹キャラに投票してください。 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 谷風 天音 27 (51%) 2 和泉妃愛 6 (11%) 3 在原 七海 6 (11%) 4 皆神沙久耶 5 (9%) 5 内藤 舞亜 3 (6%) 6 天枝 千羽 1 (2%) 7 星継 銀音 1 (2%) 8 氷見山 玲 1 (2%) 9 瀬真 梢 1 (2%) 10 白河 美栗 1 (2%) 11 舞浜 有梨子 1 (2%) 12 巻菱 ナナコ 0 (0%) 13 折原 みさお 0 (0%) 14 森野 小鳥 0 (0%) 15 源 みなも 0 (0%) 16 瓜生 桜乃 0 (0%) 17 遙 叶梨 0 (0%) 18 高城 七七 0 (0%) その他 投票総数 53 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
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妹紅6 新ろだ282 「けーねおねえちゃんどこぉ…」 一人の少年が薄暗い竹林を彷徨っていた。 名を○○と言い、歳は十にも満たず外の世界から神隠しに遭いこの幻想郷に迷い込んだのであった。 幸い妖怪に襲われる前に里の住人に助けられ上白沢慧音が引き取り共に過ごすに至った。 少年にとってこの世界は全ての事が新鮮でよく村の外で遊ぶようになり、慧音には暗くなるまでには絶対帰るようにと 念を押されていたがこの好奇心旺盛で多感な少年期には中々難しい注文であった。 友達と遊んでいたらいつの間にか逸れてしまい、さまよい歩く内に日が暮れてしまった。 瞳には大粒の涙を貯め、泣きだす寸前だった○○の後ろで何か物音がし、それに驚いた○○は腰を抜かしへたり込んで身動きが取れなくなってしまった。 「ん?何だ、○○じゃないか。こんな所で何してるんだ?」 「…も、もこーおねーちゃん?う、うわぁぁぁぁ~ん!」 見知った顔を見て安心したのか、○○は極限にまで伸ばされた緊張の糸が切れ泣き出してしまった。 一体何のことか分からなかった妹紅は取り合えず泣きじゃくる○○をあやし、おぶって慧音の家まで連れて行くことにした。 妹紅は帰りの道中さまざまな話を聞かせ、○○はその話に表情をコロコロと変えていたが途中で寝息へと変わっていた。 遊び疲れと泣き疲れたのが両方一気に押し寄せて眠りの世界へと誘っていたのであった。 「ほら○○、家に着いたぞ。で、こわ~い奴のお出ましだ」 妹紅の声で目覚めると慧音が目の前に佇んでいた。 表情からご立腹であることは幼少の○○でも容易に想像がついた。 「○○!」 「ご、御免なさい…けーねおねえちゃん!」 「まぁまぁ慧音、男の子はこれくらい元気じゃないと」 「妹紅、あまり○○を甘やかさないでくれ。今回はお前が見つけてくれたから良かったが 妖怪にでも喰われてからじゃ遅いんだぞ」 「○○だって怖い目にあったんだ。大丈夫だな○○」 そう言い妹紅は○○の頭を優しく撫でた。 「まったく…この子には甘いな」 口ではそう言うが心底心配していた慧音は○○を優しく慈しむように抱きしめてあげた。 「もこーおねえちゃんありがとう!そうだ!僕ね、大きくなったらおねえちゃんとけっこんする!」 「なっ!!!」 「だそうだ妹紅、良かったな。嫁の貰い手が出来たぞ」 腹を抱えて笑う慧音とキョトンとする○○に妹紅は顔を真っ赤にし 「○○、あのな?嬉しいけどお前と結婚する慧音が私のお義母さんになるからな。それで…」 「私は○○の母親じゃない!保護者だ!」 慧音の頭突きが見事に決まりその場に崩れる妹紅に駆け寄り○○は必死に呼びかけたが 妹紅の意識は途切れていった… ○○は慧音や妹紅、里の人達から愛情を受けすくすくと成長していった。 「昔はもっと可愛げがあったのにな…」 「ん?何か言ったか?」 「いーや、何も」 時は流れ○○は青年になっていた。 「ちょっと昔の事を思い出したんだよ」 「昔ねぇ…」 妹紅の淹れた茶を啜り○○は寝転がった。 「お前さ、わざわざ人の家に来て茶啜って寝てるだけって暇人だな」 「いいだろ別に、今日は仕事が休みなんだよ」 「しかし、○○が薬師ねぇ…」 ○○は数年前永遠亭の八意永琳に頼み込んで住み込みで弟子にしてもらっていた。 「よくあの薬師を説得出来たね」 「まぁ…な」 「ふぅん」 歯切れが悪かったが元々○○はそういう所があったので妹紅はさして気に止めなかった。 「そういえば独り立ちしたからってたまには慧音に会いに来てあげなよ。 寂しがってたよ」 「ちゃんと会いに帰ってるよ。ご馳走さん」 ○○は残ったお茶を飲み干し、湯飲みを水場に置き土間から降り際に妹紅に告げた。 少し散歩しようか、と。 「ねえ○○、私と初めて会った時の事覚えてる?」 「初めて会った時って言うと…何だっけ?」 二人は竹林を当ても無く彷徨っていた。 「覚えてない?慧音が○○の手を引いて私の目の前に現れてさ」 「あ~…妹紅が何か言って頭突き喰らってたな」 「そうそう、ついに慧音も一児のお母さんか、ってね。何も頭突きしないでもさ」 「そういうお年頃だったんだろうさ、慧音は」 その時○○は妹紅の事をちょっと怖いと思ったが何てことはなかった。 妹紅は面倒見が良く、○○とすぐ打ち解ける事が出来た。○○にとって妹紅はもう一人の保護者と言っても過言ではなかった。 「でも何だかんだ言って慧音は親馬鹿さ。○○の事となると周りが見えなくなるし 寺子屋で一番になった時は上機嫌で暴れまわってたし」 「止めてくれ、アレは恥ずかし過ぎ」 寺子屋一の秀才になった時慧音は親しき人達を集め宴会を催したがその時の あまりのはっちゃけ振りは未だに目に焼きついて離れなかった。 「そんだけ愛されてたのに自分の下から離れてあんな怪しい連中の所に行ってるんじゃ、親の心子知らずだね」 「師匠は確かに性格がちょっとアレだけど間違いなく天才さ、怪しさで言ったら妹紅もいい勝負だな」 「あ~あ昔の○○は素直で優しくて可愛げがあったのに、今じゃ夜遊びもするし慧音はどこで教育を間違えたんだか」 「後天的、周りの影響だな」 「里の友達か?確かに悪ガキが多かったからな」 「もっと身近で影響力のある奴だよ」 「じゃあ不良中年達だな」 「…はいはい。自分で言ってりゃ世話無いな」 こんな風に昔の話に華を咲かせ二人は一緒に歩いて行った。 しかしこの好ましい時間もいずれは終わりが来る。○○と妹紅とでは時間の進み方がまるで違う。 妹紅は不老不死、いずれ別れの時が来る。親しい人達との別れは辛い、独りでいる事の方がまだ心は楽だ。 いくら不老不死でも精神は人間のままで肉体的な死よりも精神的なショックの方が妹紅には辛かった。 だから大概の人とはある程度距離を置いてきたのだ。にもかかわらず○○はいつの間にかもっとも近い存在になっていた。 限られているからこそ今という時を大事にしたかった。二人の時間を。 「なあ妹紅、お前の望みは何だ?姫様への復讐か?それとも…普通の人間に戻って死ぬことか?」 「いきなり何だ…よ?」 ○○の表情は何時にも増して真剣で、妹紅は一瞬胸が高鳴った。 「教えてくれ」 「ん~…輝夜との事は難しいな。まだ憎いかって言われりゃこんな体にしたから憎いけどさ 今まで散々殺しあって互いに暇潰ししてそれなりに楽しかったし。それに普通の人間に戻るのは…無理だよ」 「そうか…」 妹紅の声のトーンが一気に下がった。顔を伏せているが妹紅は悲しい表情をしているのだろうと○○は思った。 ふいに○○は妹紅を後ろから抱き締めた。 「こ、こら○○!ふざけるのもいい加減に…」 「妹紅、俺はお前が好きだ」 不意に耳元で妹紅は囁かれ、見る見るうちに顔が真っ赤になった。 妹紅は何か言おうとしていたがまるで言葉に出来ず、抵抗することも止め大人しくなった。 「このまま聞いてくれ。俺にとって妹紅は姉であり母であり…女性なんだ。 妹紅は強くていつも妖怪から俺を守ってくれた。そのお前が一度だけ幼い俺の前で泣いたことがあったんだ。 ただ一言辛い、と」 「っ――」 「俺はそんなお前を見たくないんだ。いつだって不適に笑って自信に溢れてるカッコイイお前が好きなんだ。 今…俺は師匠の下で蓬莱人から普通の人間に戻る薬を研究している」 「無理だよ…そんなの出来っこない」 「ああ、"人間の寿命"じゃ絶対無理だ」 「人間のって…」 「はっきり言ってこれは俺の勝手な想像でお前にとって大きなお世話かも知れない。 でも妹紅が望み、迷惑じゃなかったら…お前の肝を俺にくれ」 妹紅は絶句した。蓬莱人の肝を食べれば新たな蓬莱人が誕生する。 抱き締められた状態で○○の表情を窺ったがその瞳には揺ぎ無い決意が読み取れた。 「数百年数千年かけてでも俺がお前を元に戻してやる」 「そんなの前例がないし…」 「前例がないならこれから俺が作る」 「でも私なんかの為に○○の人生をぶち壊しになんか出来ない!ほら、一時の気の迷いかもしれないし。ね?」 妹紅の瞳からは大粒の涙がこぼれ出した。 「俺だって一時の感情かもって思った。でも今まで頑張って来た。それは紛れもなく妹紅と一緒に同じ時間を過ごし共に死ぬ、その為だ。 その気持ちに嘘偽りはない。だからさ、一緒に苦労しよう。妹紅」 慧音に教えを乞い知識を授かり鍛錬を積み体を鍛え日が沈むころに紅魔館の図書館で夜遅くまで知識を貪欲に吸収する。 そして今は月の頭脳の弟子となった。それら全てはたった一つの事に集約されていたのであった。 「私だって……本当は○○と一緒にいたい…でもそれは…夢なんだ、無理なんだって…諦めた」 涙で顔はボロボロになり言葉もやっとのことで紡ぎ出している状態であった。 そんな妹紅が愛おしくなり○○はもっと強く抱き締めた。 「夢で終わるかどうかは妹紅次第だ。俺は腹を決めた、妹紅は?」 「…じゃあもう一回好きって言ってキスして」 「何度でも言ってやる。好きだ妹紅」 そう言い○○は妹紅に優しく口付けをした。 それはただの触れ合うだけの幼稚なキスであったが、今の二人にはそれで充分に満たされた。 「○○、ちょっと後ろ向いてて。恥ずかしいから」 妹紅は○○が後ろを向くのを確認するとおもむろにシャツを脱ぎだした。 そして自分で自分のの腹部を掻っ捌いた。 「ぐっ!…がはっ!」 いくら蓬莱人で死なないとはいえ激痛は伴う。傷が再生しないように妹紅は痛みに絶えながら急いで肝を 取り出した。そしてまだ生暖かく血が滴る肝を○○に手渡した。 「ハハ…結構痛いね」 そして妹紅は無理に笑顔を作ったがその場に座りこんだ。 「次は俺の番か…」 覚悟を決め一口それを含むが○○は強烈な吐き気に襲われた。 血抜きなどを一切行っていない生の肝なのだから血と鉄の味でとても食べれたものではなかった。 しかし○○は時間をかけて何度も吐き出しそうになりながらも肝を貪った。 完全に肝を食べ切った時には少し日が傾き始め、○○はぐったりとした表情で妹紅の隣に腰を下ろした。 「これで、俺も蓬莱人の仲間入りか…実感ないけどな」 「歓迎していいのか微妙だけどね」 妹紅は嬉しいという感情よりも後悔の念の方が大きかった。 自分のせいで○○は幼くして信念を固めてしまい、他にあったかもしれない道を閉ざしてしまった。 無意識に妹紅は謝罪の言葉を吐いた。 「○○…ごめん」 「何度も言わせるなよ、俺が決めたんだ」 「そうだね…でもごめん」 このままでは拉致が明かなそうなので○○は話題を変えた。 「でもまぁ、レバーは嫌いじゃなかったんだけどこれはきっついな」 「すっごい匂いだね」 「ああ、…今更だけどレバーの炒め物とかにすれば良かったかな?」 「馬鹿、そんな軽口叩ければ大丈夫だね」 「妹紅の方は?」 「しばらくしたら元通りになるさ」 傷口が痛々しいが先程より妹紅の表情は幾分か楽そうであった。 「ハハ、俺もお前”も紅”に染まったな」 二人とも血だらけでその血が少し酸化し始め深い紅色になっていた。 「うん…一緒だね」 ○○は妹紅の肩を抱き寄せたが妹紅は驚き頬を染めたままどこか所在無さげであった。 「どうした?」 「その…こういった経験ないから甘え方が分からない」 望まれない子供として生まれ、決して恵まれた子供時代を送れなかったが為に誰かに甘えることは出来ず 蓬莱人になってからも誰にも甘えることは出来なかった。 「可愛いね、お前」 「こんな事するのは○○だけだから… 「ホント可愛いね、お前。でもそろそろ着替えないか?血の匂いってヤツは長時間嗅いでいると嫌になってくるからな。それに慧音に報告しないと」 「そうだね」 その提案に妹紅も頷きそれぞれ着替え慧音の家へと向かった。 「なるほど、ついに妹紅に打ち明けたか」 「ああ」 慧音は一口飲んだお茶を卓袱台に置きじっと二人を見つめた。 ○○と妹紅が二人揃って訪ねて来た時の雰囲気と表情から慧音は薄々感づいてはいた。 昔、まだまだ子供だと思っていた○○から聞かされた夢物語が本当に始まろうとしている、慧音にとっては それは複雑な心境であった。 我が子同然に育ててきた○○が言わば人間を止め、答えがあるかどうかも分からない道を往く。 他に道は幾らでもあるだろうがわざわざ難儀な道を選んだ○○に慧音は心底心配であった。 だが子供が決めた事を応援するのもまた親の役割の一つであった。 「慧音、私は…」 妹紅が申し訳なさそうに口を開いたが慧音はそれを制止した。 「妹紅、○○は頑固で融通が利かず不器用な生き方しか出来ない。それに一つの事に没頭すると周りが見えなくなり自分の事も疎かになるような まるで駄目な男だが根は良い奴だ。どうか見捨てないでやってくれ」 「分かった」 「オイ…」 自分が褒められているのか貶されているのか微妙で、もっと良い評価が欲しかった○○であった。 「○○」 「な、何だよ?」 ○○は昔から慧音の説教が嫌いで、気付いたら説教されそうな雰囲気を読み取る程度の能力を手に入れたのであった。 そして今まさにソレを感知し身構えた。 「妹紅を絶対幸せにするんだぞ。もし泣かせるような事があったら神に変わって私が天罰を下すぞ?」 「善処します…」 「そうしてくれ。で、これからどうするんだ?」 「まずは永遠亭から妹紅の家に引っ越すよ。幸い竹林から永遠亭は近いから助かるよ」 「一人で暮らすには広かったから二人で暮らすには困らないしね」 「人里離れてるから思いっきりイチャイチャ出来るしな」 「○、○○!」 二人からは早くもバカップルオーラが発せられていた。 「…で、式は挙げるのか?」 その場に居た堪れなくなった慧音は話題を振ってそのオーラを払拭しようと試みた。 「いや、今は恋人って関係を楽しむよ。式はその後に、紅白の貧乏巫女の神社ででも挙げるさ」 「そうだな、二人にはそれが丁度いいな。だがまぁ…程々にな、色々と」 ○○は慧音の好物の羊羹を土産として持ってきたのであったがまったく手をつけていない事に気が付いた。 「食べないのか?好きだろ?その羊羹」 「好きだがな、今のお前達を見ていたら甘いものはいらないよ。ご馳走様」 そういってお茶を啜る慧音に妹紅は頭上に疑問符を浮べていた。 「慧音」 しばし雑談をしていた時急に○○は姿勢を正し、慧音の方へと体を向けた。 「この幻想郷に迷い込んで里の人たちに拾われ慧音に出会い、そして俺を育ててくれた。 迷惑も掛けてきたし俺の我侭に付き合せてた事、本当にすまないと思う。…そしてありがとう」 「珍しいこともあるもんだな。お前からそんな言葉を聞けるなんて」 「こんな時じゃなきゃ言えないさ。心から感謝してる」 「そう思うならたまには孝行をしろ。馬鹿」 慧音は目頭が熱くなり泣き出しそうになったのを必死で堪え笑顔を作った。 「ああ、時間ならたんまりあるからな。覚悟してろよ……母さん?」 「…っ。全く…この、馬鹿、息子が…っ。期待、しているぞ?」 仲睦まじく竹林の方へと去る二人に慧音は手を振り見送った。 「はぁ……子を送り出す親の心境か、こんなにも辛いものなのだな」 「そう思うのなら私の元に居て!って引き止めればよかったのに」 ズイっとスキマから八雲紫が慧音の前に突然現れた。 「そんな事出来るわけがないだろう。○○を嗾けた張本人が何を言う。それに盗み見とは趣味が悪いな」 「あら、人聞きが悪い。数年前私を訪ねてきた少年に可能性を教えただけよ?そう、暗闇に光を射す方法をね」 紫は口元を扇子で隠しながら笑みを浮べ、その仕草が胡散臭さを一層引き立てた。 「あのバカにはその小さな光があまりにも眩し過ぎてそれしか見えなくなってしまった」 愚直な性格、○○の長所であり短所 「私はそういうバカは嫌いじゃないわよ。それに針みたいな小さな光でも深い闇を貫くことは出来るわ」 「そうあって欲しいものだ」 「大変ね、お母さんは」 「フン…放っておけ」 ―せめて○○と妹紅に死が訪れるまで幸多からん事を― 「あのね○○、私もう一個夢が出来たんだ」 二人は竹林への道を歩いていた。 これから気の長い時を二人で過ごすであろう竹林へと。 「ん?何だ?」 「私と○○の子供をたっくさん産んで輝夜に見せつけてこう言ってやるんだ。 どうだ羨ましいだろって。そして奴の悔しがる顔を見て笑ってやるんだ」 「素敵な夢だな…。でもそれには俺の協力も必要不可欠な訳だな」 「うん…ちょっと恥ずかしいかも」 頬を紅く染め上目遣い…凛々しい妹紅も良いが可愛い妹紅もヤバイ。○○の妹紅メモに新たな項目が追加された瞬間であった。 「でも私慧音みたいに胸大きくないから大丈夫かな?」 「妹紅は人間に戻れば成長期だから大丈夫だろ。なんなら俺が手伝ってやってもいいけど?」 「○○って人の胸大きく出来るの?ハッ!まさか慧音の胸を大きくしたのは○○か」 「いや…その…今の言葉は気にするな」 「?」 どうやらそういった知識に妹紅は疎いようで、そんな初心な所に○○は妹紅の可愛さを再確認したのであった。 危うくその場で妹紅を押し倒しそうになったが、場所が場所でムードの欠片もなかったので○○はグッと堪えた。 「何一人で楽しそうにしてんのさ、それよりほら」 一人悶々としている○○に妹紅は手を差し出した。 「これから忙しくなるんだろ?」 「そうだな…まずは永遠亭から俺の荷物を妹紅の家に運ばないと」 「私達の、だろ?これからは」 「ああ、そうだったな」 そして差し出された妹紅の手を○○はしっかりと力強く握り締めた。 願わくばこの手を離す時は死が二人を分かつ時であることを… 新ろだ436 表では子供達が走り回り、眠っていた動物達もちらほらと姿を見せ始めていた。誰もが春の訪れを感じるそんな日。 里の中のとある一軒、ここは○○という青年の家である。 普段なら仕事に行く為に出てくる時間なのだが、今小屋の前からは誰も出てくる気配が無い。 それもその筈、彼は風邪をこじらせ仕事どころでは無いのだ。 この男数日前から熱っぽさを感じていたが、ただ調子が悪いという事で片付けていた。 それが間違いであったという事実に彼が気付くのに時間はかからなかった。 あっという間に体の調子を損ない、必要な時以外は布団の中で過ごすハメになってしまったのだ。 「ああ…くそ、熱が下がる気配が無い…。薬合ってないんじゃないのか」 誰に聞かせる訳でも無く天井を見つめそう呟いた。 それ以上独り言を言う力も無いのか、そう言ったきり彼は眠りの中へと落ちていった。 あれからどれくらい経ったのだろうか。彼は誰かが自分の名前を呼ぶ声で目を覚ました。 少し休んでいたとはいえ玄関まで出て応対する力など出せるはずも無い。 今自分を呼んでいる人物には悪いが、このままやり過ごさせてもらおう。彼はそう決めた。 誰も出てこないと分かると声は次第に無くなっていった。 次に聞こえてきたのは声では無く、誰かが扉を開け家へと入ってくる音であった。 強盗の類であれば、健康体であっても太刀打ち出来るかは分からない。この状態なら尚更である。 そして部屋に飛び込んできた人物、それは大きなリボンに腰まであろうかという長い髪をたなびかせた女性であった。 飛び込んできた女性、彼女の名前は藤原妹紅。 里で寺子屋を教えている上白沢慧音の知り合いであるようで 彼自身も何度か顔を合わせて話を交えたこともあり、知らない仲でも無いのである。 「あれだけ呼んでるんだから返事くらいはしてくれてもいいんじゃない?」 「してはやりたかったが、こんな調子じゃちょっとな」 「あぁやっぱり慧音の不安が当たってたか」 寝込んでいる彼を目の当たりにして、彼女は少し溜息をついた。 「慧音が俺の心配してくれてるの?ありがたいなぁ。病気になった甲斐があったよ」 「ふざけない。で快復の兆しは見えてきてるの?」 「薬は飲んでるんだが、一向に治らなくてね」 「飲んでるだけじゃすぐには良くならないよ。…風邪引いてからまともな物食べてないでしょ」 「え、ああ、確かに寝てる事だけで精一杯だったからそんなに食べてないかな」 「だと思ったよ。はいこれ」 そう言い彼女は布団の上に少し大きめの風呂敷を置いた。 「慧音からの差し入れ、中身はお粥だけどもね」 風呂敷を開けると中には蓮華とふたの付いた丼が入っていた。 「ほら食べさせてあげるよ、口開けて」 「いや恥ずかしいからお前が帰った後でゆっくり食べさせてもらうよ」 「誰も見てないんだから別に良いじゃない。ほら、あーん」 少し抵抗していた○○であったが、おずおずと粥の入った蓮華を口にした。 「どう?美味しい?」 「…美味しいよ。ここ二日で口にした中で一番美味しい」 「慧音が作ったんだから当然だね。ほらもう一口」 二度目ともなると恥ずかしさは消え彼はすんなり口に入れていた。 何度か粥を口に入れるともうお腹は膨れていた。 「しかし食事だけとは言え面倒見てもらって悪いな」 「良いよ、慧音の頼みだし。それに…」 「それに…?」 「い、いや私自身も暇だったし丁度良いかななんて思ってたんだ。うん。」 「理由は何だって良いさ。助けてもらたったんだし、何かお礼をしないとな」 「いらない。見返りが欲しくてやった訳じゃないよ」 「それじゃ俺の気が済まないんだ。出来る範囲で礼をさせてはくれないか?」 「なら、もしも私が病気にかかったりしたら○○にした事を私にもして欲しい。これじゃダメかな」 「そんな事で良いのか?…分かったいつになるか分からないけど約束する」 「本当に?絶対に約束だよ」 「そんなに念押しするなって、嘘はつかない性分だから安心してくれ」 と、何だか腹も膨れたし、また眠くなって来たな。」 「寝付くまでは傍にいるよ、何が起こるか分からないでしょ?」 「流石にそこまでは望んでないけれども…」 「良いじゃない、私がしてあげたいと思ってるんだから。問題は無いでしょ」 「それもそうかな…それじゃお休み妹紅」 「お休みなさい、○○」 目を閉じて眠りに落ちていく彼を見つめながら妹紅は静かに微笑んでいた。
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月が赤い。 星が紅い。 否。 赤いのは月ではない。 紅いのは星ではない。 赫いのは世界。 右に見える瓦礫も。 左に見える廃墟も。 私の周りにある19の人だった物と辛うじて生きている7人の物から溢れ出た朱で染められたのだ。 「ああ、お腹がすいた」 少し動きすぎたらしい。 魂その物が飢えているようだ。 辺りを見回した。 質は悪いが幸いにして量だけはある。 幸か不幸か高ランクの能力者は生きているようだし。 私は目の前に居た心器使いに近寄る。 「ひ、ひひ……くぁっひ」 魄滅はしていないが現実逃避をしているらしい。 引きつったような泣き笑いがさっきから止まらない。 そんな事は気にせずに私は目の前の心器使いの心器を持っている手を握り――――徐にその刀型の心器をお腹へと挿入していく。 瞬間。 「――――――――ッ!!」 声にならない絶叫を心器使いが上げた。 そんな事は気にせず私は心器の最後の最後、柄の部分まで私自身のお腹へと押し込んでいった。 心器使いは身体中の穴という穴から体液を出しながら痙攣している。 失禁はしていないが。 気が狂ったような笑い声も聞こえない。 完全に魄滅したようだ。 中々の美味だった。 もしかしたら銃器級だったのかもしれない。 まあ、興味無いし確かめようも無いのでどうでもいいけど。 そんな事を考えながら食事を再開する為に私は服を脱ぎ始めた。 アイツのいうとおり私の能力は戦闘には便利だけどその度に服が破けるのは頂けないわ。 そして下着からなにから全てを脱ぎ終えた私は心器使いの身体を右手で持ち上げた。 首で全身の体重を支えているので苦しそうな感じになるが抵抗は全く無い。 そんな心器使いを見ながら私は自分自身の偽身能力を使用した。 口からギシギシと何かが擦れる音が漏れた。 否。 私自身の口は完全に閉じられている。 音が聞こえるのは私の額にある口だった。 その音を皮切りに大きな牙の生えた――――18本の牙が並んでいる――――口が肌にあった。 牙があった。 牙があった。 牙があった。 牙があった。 牙があった。 舌があった。 舌があった。 舌があった。 舌があった。 舌があった。 口があった。 口があった。 口があった。 口があった。 口があった。 牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が、牙が――――! 舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が、舌が――――! 口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が、口が――――!! 全身――――肩に腕に掌に足に胸に腹に背中に――――全身余す所無く。 私の“口”の概念操作によって作り出された――――――――――512の口がそこにあった。 「ぷぎっ」 という音と共に右手が赤く染まった。 どうやら掌の口が心器使いに喰らいついているらしい。 ばりぼり、ばりぼりと喰っている。 心器使いの首を。 ばりぼり、ばりぼりと貪っている。 アイツが居たらなんていうかしら? ふふ、アイツってたまに見当違いな文句をいうから面白いのよね。 でも、まぁ今回はただの文句になるでしょうね。 相変わらず悪食だな。って。 …………お、思った以上にヘコむわね…………。 とりあえず、礼儀としていいましょうか。 「……いただきます」 そしてわたしは腹部にあるさっき心器を喰らった、ひときわ大きな、ひときわ凶悪そうな口に――――その心器使いの躯を押し込んだ。 牙が、躯を、砕く。 潰れて徐々にその形が変形していく。 咀嚼している。 そして数十秒もしない内に『ごっくん』と心器使いの躯を飲み込んだ。 少しはお腹、膨れたかしら? そんな事を考えていたら――――背後から力が溢れた。 「え?」 そんな間抜けな声を出しながら私は後ろへと振り向く。 そこには、この逆心者集団のリーダーである男が立っていた。 「なるほど」 考えてみれば単純な事だった。 敵のリーダーは私が食事に夢中になっている内に静かに魂魄励起をしていた。 ただ――――それだけの事。 それにしても、お仲間が食べられているっていうのに、それを無視して魂魄励起しているなんて 「随分と冷たいのねぇ?」 相手から殺気が溢れる。 その殺気に対して私は笑う。 「死ね」 怒りすぎて逆に冷静になっているね。 その言葉と共に相手は槍の心器を振り上げた。 その延長線上に氷の棘が生えながら迫ってくる。 “凍らす”か“冷やす”辺りの心器かしら? 励起中を差し引いても銃器級としては中々の威力。 惜しむには―――― 「それが当たればねぇ」 氷の棘は私の横を通過した。 どれだけ強大な威力を持とうと当たらなければ意味が無い。 「それで終わり?」 「…………」 無言。 相手は微動だにしない。 「……はぁ、もういいわ」 私が失望と共に相手を食べようと一歩踏み出そうとして――――その一歩が出せなかった。 「え?」 そして私は首の後ろ側を槍の心器で深く深く――――刺された。 だけど心器は首を貫通しない。 「なっ!?」 驚く相手。 それと同時に目の前のリーダーは消えた。 そして、私は手品のからくりを知った。 「なるほどねぇ、つまり貴方の心器は“凍らす”でも“冷やす”でもなくて“止める”心器だったのね? 面白いわ。あの外した攻撃は私と貴方の間にある物質などを“止める”ために放ったのね? 残像や魄冥波動さえその場に“止めて”おいて自分は自分からでる有りとあらゆる情報を出ないように“止めて”の後ろからの奇襲……面白いわ、貴方と同じ心器使いがいたからこの技法、その人に教えて上げようかしら?」 クスクスと嗤う私。 リーダーは心器を必死で抜こうとしている。 けど抜けない。 ギシギシという音が響く。 「まぁ、敗因といえば――――心器使いを食べさせた事でしょうね」 それが無ければ少しはいい勝負になったでしょうに。 「な、なにを……」 「分からない? なら懇切丁寧に説明してあげるわ。私は偽身能力者で操作概念は“口”。そして私の“口”から摂取されたありとあらゆるモノは私の魄啓力となる」 分かるわよね? と私は言う。 相手の顔はドンドン青くなっていく。 何か言おうとしているけど言葉に出来ないでいる。 ギシギシという音が響く。 「魄啓使い同士の戦闘で近距離だろうと遠距離だろうと魄啓を使わない技はないわ」 私は酷く可笑しそうな声色で話す。 相手は能力を行使している。 しかし効かない。 ギシギシという音が響く。 「つまり私は戦闘中に魄啓を枯渇することはまず有り得ない。だってそうでしょ? 相手が魄啓力を消費して攻撃したとしても、その攻撃を私が食べればその消費分私の魄啓力となるのだから」 お分かり? と私は言う。 相手は空気中の物質を“止めて”氷の槍を右手に形成。 私の右脇腹に突き刺す。 しかし貫通しない。 ギシギシという音が響く。 「それで、まだ気づかないの?」 「くっ……なにがだ……」 私は溜息をつく。 ギシギシという音が響く。 「愚に愚を重ねた愚問だわ。貴方、さっきから私を能力で“止めよう”としているでしょ? それでなぜ止まらないと思う? 貴方は励起中の銃器級マイナスといったところでしょ」 「それがどうした」 「…………貴方、思った以上に頭が悪い? いえ能力の応用は悪くは無かったわね。じゃあ回転が遅いのね」 二回目の溜息をつく。 「だから! 何を言っている!!」 「干渉系の能力は相手の魄啓力の差がそれほど無い場合、少しは影響を受けるけど最終的にはレジストされる」 まぁ、私の場合は“口”が能力を食っているんだけどね。 「じゃあ、ほぼ間も無く貴方の力をレジストしている私の位階は?」 これで分からなかったらリーダー失格なんだけど。 どうやら分かったらしい。 顔色は青から蒼白へと変わっていく。 ギシギシという音が響く。 「学園都市内での公式最年少兵器級能力者は14歳位のハズなんだけど、やっぱり非常識よね? 11歳での兵器級能力者。しかもプラスだなんて」 クスクスと私は嗤う。 相手は死に物狂いで心器を動かそうとし、能力を行使し、氷刀などを私に突き刺す。 しかし効かない。 ギシギシという音が響く。 「さてと、それじゃあ――――」 喋りながら私は、心器が刺された傷から段々と牙を生やす。 ――――終わりにしましょう。 その言葉と共にギシギシという音は途絶え。 同時にベキッ、という鈍く、そして澄んだ音が響いた。 「がっ、あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」 断末魔という言葉が相応しい音が口から響いている。 しかし魄滅には至っていない。 ……もしかしたらこの逆心者集団は思っていた以上に粒ぞろいだったのかもしれない。 そんな事を考えながら私は倒れている相手へと視線を下ろす。 顔が真っ青どころか蒼白になっていた。 「お、お前は……一体…………一体何なんだ!?」 吃りながらそんな事を聞いてきた。 そんなことも分からないのかと思いながら私は溜息をついた。 そして私は冥土の土産にその質問に答えた。 「マンイーター」 私は食事を再開した。 こうして水羽市の中堅逆心者集団ファントム・ブレイカーは一夜にして壊滅した。 メンバー全員が捕食という形で。 一夜明けて私は何事も無かったように歩いている。 「さてと、これからどうしようかしら?」 私は少し考え込み、決断する。 「うん、アイツに会いに行きましょう。アイツなら私の服を作れるでしょうし」 そう呟くと私は歩き始める。 目指すはあいつの居る所。 つまりは学園都市だ。 その前に―――― 「まずは腹ごしらえね」 私は近くの食堂へ入った。 その食堂を選んだ理由は簡単だ。 『ジャンボラーメン15分以内完食者賞金1万』 たらふく食べられてしかもお金が貰える。 こんなに嬉しいことはない。 ラーメンは好きだし。 いや、他の食べ物も好きですよ? そんな事を思いながらにやける。 「おじさん、ジャンボラーメン一つ」 おじさんが驚いている。 理由は分かる。 小学生が頼むような量じゃないのでしょう。 「お嬢ちゃん、ちゃんと全部食べられるのかい?」 「ええ、じゃなきゃ頼まないわ」 おじさんが考え込んでいる。 「……よし分かった。待ってな」 おじさんがやっとラーメンを作り出した。 ラーメンを作っているのを見ながら私はアイツの事を考えていた。 どんな事をしているのかは見当つかないが、多分馬鹿騒ぎをしているのは変わらないと思う。 当分暇は潰せそう。 そんな事を考えながら私はラーメンが出来るのを待っていた。 ああ、お腹すいた。 早く来ないかな、ラーメン。 ――――続く?―――― 貪り喰らう魔の獣――――繋場いたち 分類:偽身能力者 固有能力名:イーティングワン 能力内容:“口”の概念操作 能力ランク:兵器級(A+ランク)(魂魄励起“マンイーターカーニバル”により一時的に神話級(S+ランク)) 概要:“口”の概念操作。全身に口、またはそれに属する歯や舌などを自由に作り出せることが可能。作り出した口は何でも(炎などのエネルギーも)喰らい、己の魄啓力に変換する。
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宮崎日日新聞 激震口蹄疫へ飛ぶ(魚拓) 臨時議会を開会。口蹄(こうてい)疫で出荷が滞っている畜産農家への支援策を盛り込んだ本年度一般会計補正予算を可決したほか、口蹄疫の拡大に伴う消毒ポイントの設置や町税条例の一部を改正する条例などの専決処分5件を承認して閉会した。 補正額は4685万円。主なものは7月までの競り中止を想定した飼養経費の補てん費2399万円、消毒ポイントの増設に伴う運営費用2076万円、農業経営の再建や維持安定を目的とした利子補給209万円。総額は49億8399万円となった (2010年5月29日付) 5月 補償
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256 名前:妹朝妹晩 ◆lnx8.6adM2 [sage] 投稿日:2012/06/29(金) 00 31 29.89 ID ZqEP/v7T そして────────夏の夜が来る。 帰宅して、時間を潰して、妹も手伝った夕飯を家族で囲んで、食べ終えたらまた時間を潰して。 合間に家族や妹との会話を挟みながらそんなルーチンを済ませた僕は、 明日は少し早いらしい両親の後、妹より先の順番で浴室にいた。 「・・・・・・」 夏の夜の、こもったような空気の中、シャワーの立てる水音が耳を叩く。 低い天井から投げられる光と、ツルリとした壁に囲まれた視界に、辺りを曇らす湯気はない。 風呂上りにはできるだけ汗を掻かずに済むよう、夏は水風呂に近い温さで浴びることにしていた。 「・・・・・・・・・」 ざっと頭髪を濡らし、シャンプーを塗りこんで頭皮を揉み、泡立て、一日分のケアをしてから十分にすすいで。 一旦シャワーを止め、自分の髪から体から零れ落ちる水滴を見詰める。 軽く頭を振ると、壁に叩きつけられた雫が弾けた。 一呼吸置いてから軽く顔を洗い、何となくさっぱりしたところでまたぬるま湯を止める。 世間では、風呂に入った時にどこから洗うかは色々とパターンがあるらしいが。 僕は(多分)オーソドックスに上から順に済ませる方だった。 ただ、もしも人と違う所があるとするなら。頭、顔ときて最後に。 体を洗う時だと思う。 「────────」 幾つか分けて置かれた石鹸の中から一つを取り、 表皮、正確には垢などを擦るためのネットに入ったそれを手の中で揉み、泡立てて肌に当てる。 ごしごしと。ごしごしと。 利き腕の右で握った石鹸を左腕に当て、肘から肩、手首の間を走らせて更に白い気泡を立てながら、 十分と思ったら肘やその裏、次に手首から先の手に。 引いては押して。 手相などの元になる~線、少しでも汚れの落ちにくい溝になりそうな部分を丹念に擦りたてながら、 指の先、爪の間までを意識して磨き上げる。 左腕が終わったら、石鹸を持ち替えて右腕に。 それが済めば位置を首に上げ、順番に下へと作業場所を落としていく。 首筋を赤くならない程度に擦り上げ、両肩を往復し、 自分ではそう生えていないと思う両脇をしっかりと立てた泡で包み、 体の前面は勿論、背中の方も交互に両手を伸ばして擦っていく。 最低でも、同じ場所を10回は擦るようにして。 「・・・・・・・・・」 他の場所の垢を十分に擦り、必死に立てた泡で一杯に包んで。 残された部分、自分の男性器と周辺を見下ろして手が止まる。 「どうなんだろう」 257 名前:妹朝妹晩 ◆lnx8.6adM2 [sage] 投稿日:2012/06/29(金) 00 34 31.02 ID ZqEP/v7T これが大きいのか小さいのか、形状が普通なのか、自分ではよく分からない。 無修正のAVなんかを見るほどネットにはハマってないし、 これから機会はあるだろうけど高校に上がって今まで、誰かと見せ合ったこともなかった。 男性の魅力か、それに直結する要素の一つではあるらしいけれど。 正直、よく分からなかった。 「・・・・・・」 それでも、洗う。 丹念に、入念に、丁寧に注意深く。 刺激よりも、ただ清潔にすることだけを考えて。 洗って。 洗って、洗って、洗って、洗って、洗って。 洗って、洗って、洗って、洗って、洗って、洗って、洗って、洗って、洗って、洗って、洗って、 洗って洗って洗って洗って洗って洗って洗って洗って洗って洗って洗って洗って────────流して。 もう一度、頭から水のようなお湯を被って、 汚れも泡も何もかもすっかり流されるだけの時間を置いてから、シャワーを止めて全身を見ていく。 一頻(しき)り確認をして、当たり前だが目立った汚れや洗い残しがないことを実感してから、 ようやく人心地がつけた。 「ふぅ・・・・・・はあ」 心なしか酸素の薄く感じられる空気で何度か呼吸をし、握り締めていた石鹸を戻して────────傍にあるスポンジを手に取る。 さっきまでの石鹸とネットのように強烈に垢を落とすのではなく、もっと細やかに柔らかく、肌の汚れを取る物。 掌より大きく厚いそれをぎゅっと握り、シャワーをかけて汚れを取りながら湯に馴染ませていく。 十分に水分を含んだところで軽く絞り、 シャンプーやリンス類のボトル置き場から自分用のボディソープを出して塗り掛け、 奥まで吸ったタイミングで揉み込む。 すぐに泡が立ち始めたので、柔らかな面を肌へ当てた。 そうして、後は先程までの動作をもう一度、今度はゆっくりと優しく繰り返す。 腕を洗う。肘を洗う。手首を洗う。掌を洗う。手の甲を洗う。指を洗う。指先を洗う。爪を洗う。 首を洗う。肩を洗う。鎖骨を洗う。脇を洗う。背中を洗う。胸を洗う。腹を洗う。 尻を脚を、太腿を膝を、脛を脹脛を踝を足を、踵を指を爪を爪先を────────性器を洗う。 スポンジで擦るだけではなく、時には手にボディソープを乗せて、 広げた液を伸ばして馴染ませ、皮膚に直に塗りこんで。 僕は僕の肢体を洗う。 洗浄というよりも、儀式のように。 連日の猛暑と熱帯夜。 猛暑日なんて言葉が流行り、そして定着した夏という季節。 中でも昨年のそれから、僕のこの時期の入浴は長くなった。 原因は、ちゃんと綺麗にしておかないと熱帯夜では寝汗やそれによる臭いが気になるから。 家族にはそう説明しているし、嘘は、言っていない。 ただ、何でそれが気になるのかという、原因の原因を話してないだけで。 男子でも年頃の子にはそういうこともあると、理解されていた。 少なくとも両親────────妹以外には。 258 名前:妹朝妹晩 ◆lnx8.6adM2 [sage] 投稿日:2012/06/29(金) 00 37 50.61 ID ZqEP/v7T 「アニキー」 「!?」 急に、風呂場の外の扉が開く音がして。 妹が────────イスミが、水滴に濡れた扉一枚の向こうに、立っていた。 「どうした?」 当然ながら、浴室の扉は内外を見通せる作りにはなっていない。 だから、びくりと跳ねた僕の背中は見られてないはずで。 平静に努めて、なんとか普段の声で応じられた、と思う。 「いつもよりちょっと長い気がしたから見に来たんだぜ。のぼせたりしてないか?」 「大丈夫だよ。もう洗い終わって上がるところ。待たせた?」 必要がないので、風呂場の向こうの明かりは消えている。 水滴をつけた扉の曇りの先、ぼやけた明かりを受けた影が、ゆらゆらと揺れて首を振った。 「ん。別にアニキの好きに入ってくれていいけど、 アナシも『アニキの後に』早く入りたいからさ。そんだけ」 「悪いね。今出る」 「了解。けど相変わらずアニキは綺麗好きだな」 「・・・・・・ただでさえ朝も夜も暑いし、汗臭いのは嫌だからね」 「アタシはアニキのだったら『汗臭いのも好き』だぜ?」 「僕が気にするんだよ。・・・・・・ん、終わった」 最後にシャワーをさっと浴びて洗浄を終えた。 反転すると、妹が出て行く気配。 扉────正確には二つ折りになる戸────を引き、脱衣所のスペースに出てタオルを手に取る。 (・・・・・・) ちらりと、横にある洗濯籠に目を落として。 風呂場から漏れる薄明かりに照らされた中身の一番上、入る時に脱いだ僕の上着。 そこに何の変化もないことに、今日も安堵する。 そうして夏の夜が深まる。 静寂(しじま)の中で、熱と闇を上げながら。 259 名前:妹朝妹晩 ◆lnx8.6adM2 [sage] 投稿日:2012/06/29(金) 00 41 46.80 ID ZqEP/v7T ぴちゃぴちゃと、音がする。 真夜中の、とうに就寝の時間を迎えた部屋の中。 輝いた陽が熱だけを残して夜に呑まれた、 何処(どこ)をも見えない暗闇に、深夜にあるはずの静寂を破って水音が響く。 シャワーや雨のそれとは違い、小さくゆっくりとした、そして粘着質な液体の混ぜ音。 今日も夕方のニュースキャスターが声高に伝えた、記録的猛暑と熱帯夜の記録に入れられるだろう夏の晩。 夢幻に置いた意識を焙るような熱が、全身を舐めしゃぶる。 粘っこく、偏執的なまでに隙間なく僕を味わう人の舌。 真夏の夜気を思わせるこもった熱を吐き、はふはふと興奮で切れる呼気を漏らす唇から伸びた器官が、肢体を浚う。 つう、と糸を引いた唾液がまた一つ、僕に落ちて広がった。 「ああ、アニキ・・・・・・」 大きく服を乱された体の上から、熱情に焼けた声が落ちてくる。 やがて妹の手によって晒された肌の上に吐息が吹かれ、強く唇の感触が皮膚を這う。 吸い取るように唇がすぼめられて引っ張られると、次いで押し出された舌が兄の上を嘗め回した。 突くように触れさせた舌先を押し広げて回転させると一旦引き、口内に溜めた唾液をまぶして滴らせる。 「寝汗。取らないとな」 余った唾を啜り込む音が響くと、暗い声が静かに部屋の中を這った。 「暑いって、寝汗がひどいって言ってたし。 汗・・・かいたままだと、体に悪いからな。風邪引いたら、困るし。 アニキも困るよな?」 ごしごしと、腕で口を擦ってから呟きを漏らす。 言い終えた唇は、合わさると再び兄の上に戻った。 おそらくはまだ伸びきっていない手指が胸に添わされ、脚がこちらのものへと絡み合わされる。 「それで看病するのも、アタシは嫌じゃないけど。へへ」 兄の体に寄り添った妹が、ふぅふぅと荒い息吹を吹きかけてくる。 くすぐったさを押さえ込み、心臓と呼吸を落ち着かせるのが難しい。 「アニキのため」 「アニキのため」 先に垂らしていた唾液に、また舌が触れた。 舐めるようにして塗り広げ、その上からもう一度舌を乗せて、汚れを取るかのように擦っていく。 徐々に、下へ下へと向かいながら。 「・・・・・・んんっ」 時折、体越しに妹の震えが伝わり、 舌を出す口ではなく、股間の方からも粘った音が聞こえる。 「起きたら汗に濡れてないように。アニキが気持ちよく起きられるように」 薄い寝巻きの上をたくし上げられ、腰からはずり下ろされて。 普通ならどれだけ深く寝ていても起きるだろう、長く執拗な愛撫が続く。 (まだ終わらない、か) 心中で溜息が漏れた。 どうやら、今日も寝苦しい夜になりそうだ。 260 名前:妹朝妹晩 ◆lnx8.6adM2 [sage] 投稿日:2012/06/29(金) 00 45 52.74 ID ZqEP/v7T 切欠は、幾つか前の夏。 続く猛暑による熱帯の夜に襲われるあまり、 ふと『寝汗がひどい。寝苦しくて困る』と、妹の前で漏らしたことによる。 それを聞いた妹は────────イスミは、自分もそうだと同意した後に、 『何とかしようか?』と尋ねてきて。 『出来るなら』、と。まだ妹の異常を完全には把握していなかった、兄の油断が始まりだった。 それから、不思議と寝覚めの悪い、けれど途中で醒めることもないない眠りが続いて。 どんなに暑い夜も、何故か起きた時にはひどい寝汗をかくことがなかった。 それで一つ二つの夏が過ぎ、『盛られ続けた睡眠薬』に慣れと抵抗が出来て、 夜毎の悪夢、妹のしていることに気付けるようになったのが、ようやく去年のこと。 夏の間は毎日毎日、兄の布団に潜り込み、寝具と寝巻きを剥いで、晒した肌を舐めしゃぶる。 唾液を塗布し、舌を出して、緩慢にじっくりと、時間をかけて隅々まで。 垢を舐めるという妖怪のように、兄の身に浮かんだ汗を丹念に舌先で掬い取って。 味わい、飲み込み、熱された吐息を吹いて恍惚に酔う。 最初の覚醒が、薬の効果の抜けきらない金縛りに似た状態でなかったら、 気付いた時の反射的な反応だけで全ては────────少なくとも僕と妹の間の何かは、終わっていただろう。 それくらい、訳が分からなかった。 「頼まれたからな」 こんな呟きを聞かなければ。 「アニキに頼まれたんだから・・・・・・アニキのことを頼まれたんだから、ちゃんとやらないとな」 家の妹に、悪意はない。 兄のことを好きすぎるのも、『他人』に興味がないのも、きっと妹には自然で、意識さえ働かない行為なのだ。 だからきっと、これも同じ。 兄に頼まれたからやる。兄のために。それだけのために。 方法を指定されなかったから、最大限自分にとっても好いようにしているだけで。 そこに悪意はない。 あるのはただ、どうしてこの方法を選んだかの、行為の理由があるだけで。 好意という。 ただそれだけで。それほどの。 「好きだぜ、アニキ」 かふ、と。 熱中のあまりの酸欠を思わせる喘ぎを経て、妹が告げる。 「好きだよ。好きだ。 言えないけど────────アタシは、アニキのことが好き」 夜の告白を、妹は朝には続けない。 何故ならこれは告白ではなく、誰にも聞かせてはいない独白で、 僕が起きているなど、妹は思っていなかった。 「結婚とか、色々とできないけど。 それでも・・・・・・好き」 以前、聞かれたことがある。 『眠っている途中で目が覚めたりしてないか?』と。 妹としても、最初こそ切羽詰った上での暴走だったのかもしれないが、 後で冷静になって流石にマズイと思ったのだろう。 それは、そんなに張り詰めてしまうまで想いをひた隠しにしてきたということでもあるが。 普通は、死にかけてでもいない限り、毎夜こんなことをされていれば幾らなんでも起きるから。 何をどう調達して使ったのかは知らないが、 妹の盛った薬にも耐性のつくことが記してあったか、自分で調べでもしたのかもしれない。 261 名前:妹朝妹晩 ◆lnx8.6adM2 [sage] 投稿日:2012/06/29(金) 00 49 33.04 ID ZqEP/v7T いずれにせよ、妹も不安ではあったようで。 しかし。 その内心も、僕が一言、『そんなことはない』と否定して、それで終わるものだった。 「はっ・・・・・・はっ・・・・・・」 それ用の訓練でも受けた人間相手でもなければ狸寝入りをしたところで、 これだけ触れた上で色々とすれば反応で起きているかは分かる。 反射を抑えるなんて特殊な行為は、僕にはできない。 まして妹は腹芸の出来る性格でもなく、互いに化かし合いをしているのでもなければ、 とうに僕が起きていることに気付いていておかしくない。 なのに気付かない理由は一つ。 僕がそう言ったからだ。 「ああ。アニキの味がする」 つうっ、と。 右腕に触れた舌先が、手首までを滑った。 それから半端に開かれた掌で何度も何度も円を描き、 裏に回って手の甲に乗ると、れろれろとあちこちを走る。 それが終わると今度は先端へと駆け、中央に寄っている指を三本まとめて咥えてから、ゆっくりと吸い立てた。 「汗と、匂い。あんまりしないのが勿体ないな・・・・・・」 唾液を満たした口内でしばらく含み、浸るほどに湿ってから舌に乗せる。 中指から人差し指、最後に薬指という順番で舌先を走らせてから絡ませ、 汚れをこそぎ落とそうと慎重に引いていった。 時折、単にそうしたいのか甘噛みを含ませてから、ようやく解放。 後ろ手に持っていたタオルで余分を拭いて、すぐに小指、親指へと移った。 「アニキ。変に長く風呂に入るようになっちゃったし。体も、すげーよく洗ってるよな」 ちょうど右手が終わったところで。不意に、ぴたりと動きを止めて。 「気付かれてるのかな・・・・・・?」 闇の中で影としか見えない首を傾げ、そしてはっきりと横に振った。 「んなわけないか。起きてないって、アニキが言ったんだし」 そして先程をなぞるように左腕に舌を伸ばし、左手へ。 疑問は完全に処理したとばかりに、作業へ没頭する。 (本当に。怖いくらいだ) それだけのことで、妹の中の問答は終わっていた。 兄がそう言ったから、事実が違うはずはない。 疑念を挟む余地すらなく、不安も悩みも、もしもの可能性すらも、それで全てが終わっている。 正直、どうしてこうまで妹に好かれているのか、理由の分からない好意は恐ろしい。 だけど。 同じく理由の分からない信頼を『家族』から受けて、妹の行為を両親に話したり、 あるいは本人に問いただすことが、僕にはどうしてもできなかった。 妹の口にしたセリフ自体、単なる独り言で、こちらの反応をうかがっているのでもない。 262 名前:妹朝妹晩 ◆lnx8.6adM2 [sage] 投稿日:2012/06/29(金) 00 52 32.42 ID ZqEP/v7T おまけに。 「本当は起きてるなら、起きてるけどアタシには嘘を言った方が、 アニキには都合がいいってことだしな。 許してくれているなら、嬉しいけれど。 何か理由があって、アニキにはその方がいいなら、別にいいさ」 疑わないだけでなく、疑わずに騙されていてもいいとまであっては。 妹の、兄に対するには行き過ぎた行為も、 ほんの少し僕が耐えれば害にはならないと、信じるしかなかった。 妹の行動自体、『兄に頼まれて』初めてしたことで、今のところは夏に限定される。 機会さえあればすぐにでもこうしたい衝動を、妹は今までずっと抱えて、抑え込んできたはずで。 「アタシはアニキのことが好きだから。 アニキがいいなら、それでいいんだ。アタシはアニキの妹だからなっ」 誰にともなく主張して、妹は続ける。 ごそごそと。 ベッドのスプリングを軋ませる移動は、少し下がったところで止まって。 「射精(だ)したら、流石に汚れちまうもんな。 射精す時は、お嫁さんにするもんだし。 あーあ。アタシのも、どうせならアニキに破って欲しいもんだぜ」 兄の股間に吐息を吹いた。 「でもま、我慢我慢。・・・・・・・一生、我慢だぜ。んっ」 そのまま、触れるだけのキスを残して、足の方へと移っていく。 「好きだよ、アニキ」 「せめて夢では聞いて欲しいな」 家の妹の特徴、『兄が好き』。 それは愛より恋で、家族よりも遠くから。 何より問題なのは、万に一つ、いつか自制を越えた妹に来られた場合、 妹の強さとこの狂気に、抵抗できる気がしないこと。 毎朝毎朝、起こされる度のスキンシップと。 毎夜毎夜、眠る度のこの痴態。 僕の夏は────────よく眠れない。
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仲間 へ戻る 基本データ RANK 種族 守備 属性 状態異常 好相性 使用 弱点 耐性 使用 弱点 耐性 無効 R4 人間 後衛 投 炎光無 対植物 - - 狂 - - - S=スクロール 武器 防具 専用武器:妹の弓 弓杖 服 軽装 帽子 特殊能力 特徴 特技 黒文字:攻撃 紫文字:攻撃補助 茶文字:防御補助 青いセル:TP技 武器 名前 範囲 効果 コスト CP 備考 - スカイロッド 六体 投擲物魔依存 高威力 会心有り 貫通力低い MP250 お許し下さい! 全体 投擲魔法 高威力低燃費 会心有り 自分以外の味方一人を犠牲にする MP25 - シスターサーバント 自分? 攻撃力・魔法力大上昇 後攻発動 MP20% エンチャント:狂気 味方全体 通常攻撃に狂気付与 4ターン MP50 キチレコ 敵味方全体 狂気付加 MP5 - マタビオ体操 自分 防御・魔法防御上昇 攻撃力・魔法力低下 MP40 CT4 ワカメ 自分 物理回避上昇 狂気状態になる MP30 タミフル 自分 物理・魔法回避上昇 使用すると狂気状態になる MP30 CT4 ステキダワー 自分 運・俊敏性上昇 使用すると狂気状態になる MP30 CT4 妹バリア 自分? 使用ターン、魔法攻撃無効化 速度補正500 MP30% - 賢妹「オーマイシスター」 味方全体 魔法無効化 状態異常ほぼ無効 速度補正2000 TP100 - 魔法 黒文字:攻撃 紫文字:攻撃補助 武器 名前 範囲 効果 コスト CP 備考 - なまこワンワン 単体 投擲魔法 会心有り MP35 いつもの掟 全体 投擲魔法+狂気 会心有り MP125 盛大にやろうぜ 敵味方全体 炎魔法 高威力 会心有り 反射貫通 MP85 らりるれ火事だー! 単体 炎/対植物魔法 会心有り MP20 妹ビーム 単体 光魔法 会心有り MP30 ちゃだためあたま 六体 光魔法 高威力 会心有り 味方に当たることもある MP150 萌え萌えキュンビーム 全体 MP40 ICBM 二体 光/投擲魔法 会心有り MP80 客星の竜たる子 単体 光/投擲魔法 会心有り かなり貫通力が高い MP200 アルファガン 単体 光/対植物魔法 高威力 会心有り MP60 妹メテオ 三体 投擲魔法 MP125 サンダナパレス 全体 MP100 妹ドレイン 単体 MP吸収 虚無属性 MP0 CT2 - ルナティック 全体 狂気状態にする MP50 名前 コメント すべてのコメントを見る
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プロフィール 名前 ジャガー妹子 愛称 いもちゃん、妹子、ジャガーさん、妹 裏の名前 ヴァイオレット、ポテチ、凜音、うゆ 誕生日 7月29日 シーズン2職業 猫カフェ(マネージャー) 新章職業 カフェ『すいーとぽてと!』(オーナー) 新章所属 Diamond Dahlia(アンダーボス) 活動者名 ぽてぃこ Twitter Twitter 配信先 YouTube 配信先 Twitch 【ハッシュタグ】 総合 #ぽてぃこ FA #ぽてリウム、#ジャガー妹子の絵 切り抜き #ひとくちぽてぃこ、#ジャガー妹子の記憶 シーズン2の軌跡 面白いことを探して田舎から飛び出してきた。 道中頭をぶつけて記憶が少し曖昧なところがある。 甘いもの、可愛いもの、面白いこと、お金が大好き💜 隙あらば長い袖をパタパタと振って遊んでいる。 猫カフェ出勤時手を洗っているが、実際は袖をビシャビシャにしているだけ。 巻き込まれ体質なのか、気づいたら手錠をかけられ拉致されている。 偶然同じ日に引っ越してきた皇白蓮と猫カフェで出会い、裏オプがきっかけで急接近。 数回のデートを重ね、先輩であるちゃんはちに背中を押され東署前で告白、交際が始まる。 周りが認める一途さで、告白されてもギャングに勧誘されても「白蓮さんがいるから」と断り、白市民を貫く。 最初こそ熱々なカップルだったが、時が経つにつれ皇白蓮が多忙なこともありすれ違いの日々が増える。 仕事を頑張る皇白蓮を応援する反面、会えない事による寂しさが募り、時折どこか諦めたような表情を見せるようになる。 皇白蓮の迷惑になることを恐れ、金銭面の補助に務めるようになる。 年末、警察のボーナス支給時、ソバルトお蕎麦の手違いと皇白蓮の悪ノリにより皇白蓮が4億5000万の借金を背負った際は、 皆に相談し頭を下げてお金をかき集め全額返済をしたが、「猫カフェのアイドルが彼氏持ちか。俺がパフェ買った分全部!投げ銭した分返せー!」と ソバルトお蕎麦に警察ヘリでブレードキルされる。 念願のマンションと車(Itali RSX)を購入。 帰国前日の夜、皇白蓮と「また会えたら一緒になろうね」「またあの車買おう。あの車で街中走り回ろう」と約束し、眠りにつく。 新章の軌跡 1年という月日を経て街に戻るも、大好きだった猫カフェは猫たちを残したまま無人となっていた。 「猫カフェのような憩いの場を作りたい!」と自らカフェをオープンすることを決意。 世良セイルをはじめとする多くの住人たちに支えられながら、ガンロスホテル2階にカフェ『すいーとぽてと!』をオープンする。 1年前の約束を果たすため、オーナーとして住み込みで働き続けるが、相変わらず皇白蓮とはほとんど会えず、周りから心配される日々。 旧知の仲であるうさぎりあからの熱心な勧誘もあり、「いい子のまま待っていても会いに来てくれないなら…」と次第に心が揺らぎ始める。 そしてついに1年前から貫いていた白市民を捨て、皇白蓮の気を引くために犯罪に手を染める。 それからはうさぎりあを中心としたチンピラチームTHUGに所属し、“凜音”や“うゆ”の姿に変装し、何度も犯罪を繰り返すようになる。 罪を犯していることを皇白蓮に伝えるか迷っていた最中、警察内でとある事件が発生。 慕っていたソバルトお蕎麦が処刑されたことにより、皇白蓮は妹子と顔を合わせることもなく電話で別れを告げ街を去ってしまう。 電話越しにお互い「愛している」と伝え合い、待ち続けることを誓うが、皇白蓮が街に戻ってくるのかは不明。 声音や物言いから「きっと帰ってこないだろう」とどこか諦めているが、誰に告白されても揺るがない一途さは変わらなかった。 犯罪の理由になっていた皇白蓮を失った後、自分の行動に意味があるのか迷い葛藤しながらも、 うさぎりあの「ギャングになる」という夢を叶えるため、THUGの一員として活動を続けることを選択。 修行のため、ギャングG666に所属し、カフェオーナーとギャング、そしてチンピラの3つの顔を持って生活することとなる。 しかし、うさぎりあの夢を叶えたいと強く思うほど、彼女の行動や価値観に納得できないことも増えていった。 「彼女が気づいて変わってくれるように」という思いを込め、心を鬼にして突き放すことを選択。 同じように別離を考えていた蒲口かばおと共に脱退し、新たなチンピラチームDiamond Dahliaを結成。 アンダーボスとして支えることを約束する。 「俺が戻ってきていもちゃん止めねぇと!」って思うぐらい悪い奴になってやるよ逆に。 白蓮さんじゃないと止めれないんだから、僕のこと。( #51 オハイアリイの髪飾り ) 後日、蒲口かばお、月白ミカと会議中、ソバルトお蕎麦が最期に所属していたNEO警察は処刑後の写真はSNSにあがっていたものの、 処刑現場は誰も見ておらず、墓も作られていないことが話題にあがり、皇白蓮との最後の電話にも不審な点があることに気づく。 「もしかしたらソバルトお蕎麦は生きているのかもしれない…生きているとわかれば皇白蓮が街に戻ってくる可能性もある…」 そう考えた妹子たちは、内部からソバルトお蕎麦に関する情報を探るため、突如再結成された謎多きギャング鬼神會の舎弟となることを選択。 後に妹子は蒲口かばおと共によっこんげーむずに事情を説明し、G666を脱退した。 しかし、カフェの経営と両立する妹子はなかなか鬼神會と接触する機会を得られず、ソバルトお蕎麦に関する情報は得られないままだった。 より接近を試みるも、ある日突然鬼神會は解散。鬼塚蕎麦、鬼丸覇、鬼龍院月鋼が街を去ってしまう。 日々変わり続ける街の情勢に焦りを感じる妹子に対し、蒲口かばおは「Diamond Dahliaをギャングとして立ち上げるなら今だと思う」と胸の内を語った。 蒲口かばお、月白ミカと再び情報を共有し整理する中で、「鬼神會のメンバーはNEO警察だったのではないか…」という疑念が浮かぶ。 鬼ノ勢の雰囲気が皇白蓮に似ていると感じていた妹子は、逸る気持ちをグッと堪え、慎重に調べることを決めたのだった。 最終回 + 開く ✖️閉じる そんなある日、突如蒲口かばおから「Diamond Dahliaがギャングとして認められた」という連絡が来る。 メンバーが集まり、今後のエリアについてインドラと話し合っていると、次第に全ギャングが集まりエリアの奪い合いに発展してしまう。 戦場と化したその場を一旦離れ、街外れのバーに向かい、桜町かいから“白”に対する想いを聞く。 街を去るかもしれないと語る桜町かいに「この白は誰にも汚させない」と誓う中、妹子のもとに1本の電話がかかってくる。 非通知ですぐに切れてしまったことが気になり、一度店に戻ることを伝える妹子。 すると再び電話が鳴る。出てみると、声の主は鬼ノ勢だった。 「ジャガー妹子さんに話したいことがある」と語る鬼ノ勢。 正体が気になっていたこともあり、エリアを守るため戦う仲間たちに申し訳ない気持ちを抱きつつ、妹子は急ぎ店に戻る。 初めて1対1で話すことに緊張しながらも鬼ノ勢に勧められるまま車に乗り込む。 連れて来られた場所は、1年前皇白蓮と初めてのデートで来た思い出の場所だった。 情報を探るためにも慎重になる妹子に対し、冗談交じりに世間話をする鬼ノ勢。その口から出た言葉に妹子は違和感を覚える。 「“いもちゃん”に見てほしいものがあるんよね」 “いもちゃん”…それは皇白蓮が妹子を呼ぶ時の呼び名だった。 「これわかる?」と言いながら鬼ノ勢はおもむろにシマウマの被り物を被る。 見覚えのある被り物を被った最愛の人を前に妹子は涙が止まらなかった。 「寂しかった」と泣きじゃくる妹子に謝りながら皇白蓮は静かに語り始めた。 ソバルトお蕎麦を中心にCIAとして国のために秘密裏に動いていたこと。 勘の鋭い妹子に正体がバレてしまわないよう、あえて距離を置いていたこと。 皇白蓮として妹子と再会し、真実を伝えるために街に残っていたこと。 それらを告げ、寂しい思いをさせてしまったことを詫びた皇白蓮は「今度こそ本当に街を去る」と言う。 「僕も一緒に行きたいです」 カフェも、Diamond Dahliaも、まだまだこれからというタイミングだった。 だからこそ一瞬、その言葉を口にするか迷った。 だが、全ての行動の根幹に皇白蓮という存在があった妹子は、もう二度と彼を失いたくはなかった。 全てを放り出すことに対する罪悪感を感じながら、わんわんにカフェのことを託し、蒲口かばおにDiamond Dahliaへの想いを託した後、 偶然ガンロスホテル前で出会ったシキオリイオリに別れを告げ、誰にも真相を伝えることなく、皇白蓮と共に静かに日本へ帰国した。 「みんな今までありがとう。大好きだよ。」 後日、日本での荷解きなどが落ち着いた妹子はわんわんとDiamond Dahliaのメンバーに日本から電話をかける。 皆の近況を聞いた妹子は、安心した様子で笑みを浮かべていた。 交友関係 シーズン2 恋人 + 開く ✖️閉じる 皇白蓮 大切な人。偶然同じ日にこの街にやってきて、裏オプをきっかけに急接近したシマウマ警察官。声が好き。 猫カフェ + 開く ✖️閉じる 天雪コトネ オーナー。時間が合わずなかなか会えないので会えるととっても嬉しい。 彼岸ホドク 先輩。「拘束・罵りが好きなパイセン」と認識している。話しやすい優しい先輩。 黒野太郎(ブラック) 先輩。よく変な動きを教えてくれる。恋バナをしてよく盛り上がっている。 姫乃森桜子 先輩。裏オプの先生。仕事の合間にこっそり恋バナをしながら恋愛について一緒に考えている。 Mikanbox 先輩。カメラを買ってきてくれたり、バットやナイフをくれたり、面倒見のいい優しい先輩。 武町ぽんちょ 先輩。初対面でコンビニに連れて行かれたが、難しいことはあまり考えないようにしている。 ちゃんはち 先輩。何かと相談に乗ってくれる。皇白蓮に告白する時、背中を押してくれた。(仲介料100万) 古葉雄大 先輩。会うたびに外見が違うのでいつも「誰?」と聞いてしまう。牛さんと豚さんはカレーの材料です! きぃちゃ 先輩。なかなか出勤時間が合わないのでいつかゆっくりお話したいなと思っている。 友人 + 開く ✖️閉じる 星時まほろ 街を案内してくれた女神。ドライバーライセンス代を出してくれた上に車もくれた人。頭が上がらない。 G明 運転講習の先生。「シートベルトは絶対つけろ」以外全て間違っていた気がするが楽しかったので◎。 狐森サトル 運転講習時同乗してくれた警察官。気さくで話しやすい。着信音も彼に作ってもらった。多才だがギャグのセンスは… しばくろう 人質仲間。しょっちゅう人質になるので、会うたびに人質になった回数を話している。 森メメント 遊び仲間。恋バナをしてよく盛り上がっている。いじられポジションのメメちゃんが大好きで可愛いと思っている。 にゃまはむ 遊び仲間。告白されたが皇白蓮が好きだと断った。若干の気まずさはあったが今は仲良く落ち着いている。 案・G・山子 名前に「子」がつく仲間。恋愛相談相手。皇白蓮に告白する後押しをしてくれた。 生足アンジ 元先輩。全肯定BOTのように褒めてくれる。ギャングだと知っているが友達であることに変わりはないらしい。 零崎れぴお 暴君。頻繁に銃を突き付けて「かっこいい」と言わせてくるヤバイ奴。しょっちゅう攫われるがなんだかんだ仲は良い。 桃里あめ 1人目のお姉ちゃん…?偶然にも服装が似ていたため、「あれ?もしかして生き別れの姉妹ですか?」となった。 阿久津しおり 2人目のお姉ちゃん…?双子としか言いようがないレベルで服装が一致。服の好みが同じで意気投合。顔もよく似ている。 新章 恋人 + 開く ✖️閉じる 皇白蓮 大切な人。ある事件をきっかけに突然街を去ってしまった。帰りを信じて待っている。 カフェ + 開く ✖️閉じる Mikanbox スタッフ。メニュー表やお店のロゴ、制服を一緒に考えてくれた。最近あまり見かけない。 情けなしたかし スタッフ。スイーツに強い。1年前よりはたくましくなった気もする。最近あまり見かけない。 夜犬ワンジ スタッフ兼プロレーサー。もはや生足アンジ。結構ノンデリ男なのでイラっとするたびにどついている。 わんわん サブオーナー。早い時間帯からお店を回してくれる。しっかり者で頼もしいが、たまに仕入れや仕込みの量がバグっている。 黒野太郎(ブラック) スタッフ。一緒にいると語尾がうつるんだぜ!わんわんと仲良くするんだぜ! 彼岸ホドク スタッフ。イベント用のチラシを率先して作ってくれる。呼び込みが得意。たまに悪魔のような笑い声で笑うので怖い。 シキオリイオリ スタッフ。変装好きな変わり者。基本的に肯定的だが優しさ故かやたらと皇白蓮のことを忘れさせようとしてくる。 みや玉ねぎ スタッフ。就職した日以降見かけていない。彼は生きているのだろうか…? りゅーと。 スタッフ。起床時間が合わないことが多くなかなか見かけない。皇白蓮の弟分であるゆずりはと仲が良い。 零崎れぴお スタッフ。店内で爆発物を投げるいかれ野郎。まともに働いている所は滅多に見ないが面白そうなので雇っている。 ぱいぱいつぐみ♂ スタッフ。近くでつぐみかを見れると思っていたら旅行に行ったまま帰ってこなくなった。幸あれ。 Diamond Dahlia + 開く ✖️閉じる 蒲口かばお Diamond。ボス。バブ2号。恐らくチームの優しさ担当。立派なボスになれるようしっかり支えようと思っている。 月白ミカ Aquamarine。元メンバー。バブ1号。運転はうまいがポン。口下手であるが故に仲間にも疑われがち。大切な会議中もよく寝ている。 シキオリイオリ Onyx。全肯定と言われがちだがしっかりと意見するところはしてくれる。遊戯会で得た情報を共有してくれる。 彼岸ホドク Opal。咄嗟の返しが上手い。付き合いも長いので頼りになるが、やや自暴自棄なところがあるので心配している。 生足アンジ Amber。銃の腕を買ってスカウトした。…が、実は妹子が闇堕ちしたことを知っているため監視下に置きたかったのが本音である。 韮 苔。変態的な偵察能力と、自分とは異なる視点を持っているためスカウト。G666のことも含めて色々話せる良き相談相手。ニギニギ。 友人(50音順) + 開く ✖️閉じる 藍色ティア EMSかと思ったらいつの間にかメカニックになっていた。物腰柔らかなわんこ系だけど結構ハッキリとものを言うイメージ。 あかし NativeなEnglishを話すタバコ屋さん。最近よくカフェに移動販売に来てくれる。お兄さんがRoseDrop…なのかな? 天雪コトネ 何か事情があるのか名前や姿を偽っているが、オーナーを辞した後も店に来て気にかけてくれる。 うめめ 仲良しポリスメン。G666で犯罪をした時に1度指紋を取られたが、寂しくてやったと言ったら許してくれた。うゆのことは嫌いらしい。 猿賀ゴリオ メカニックのお兄さん。いつもスピーディーに仕事をしてくれるので助かっている。いつかカスタムしてもらいたい。 狼神やっさん 救援要請をするとどこへでも駆けつけてくれるEMS。過労死してしまわないか心配ではある。 神原ギン いろんな姿に扮しているためなかなかギンさんだと気づかない。1人でも現場に駆けつけてくれるたくましいポリスメン。 きぃちゃ 元猫カフェの先輩。桃里あめや武町ぽんちょとよく一緒にいるのを見て微笑ましい気持ちになっている。 狐森サトル EMSだけど人の不幸を笑うサイコパス。女だろうが容赦なく殴ってくる。右固定。本人は最近ギャグセンスが開花したと言っているが… ジギタリスマリア 声が可愛いポリスメン。オシャレさんなはずだが豚の被り物を被っていたり突然ハゲたり何をするのかわからないところがあって好き。 スカーウォーカー どて煮ちゃんに蹴られたくて大統領府に入った変態さん。女性に蹴られることに快感を覚えるタイプ。30万で蹴って殴って罵ってあげた。 切磋琢磨 街に来たばかりの頃からちょこちょこ見かけるメカニック男子。ガス欠になって困っていたのでガソリンを注いであげた。 世良セイル カフェの準備中もイベント会社で雇ってくれたり何かと面倒を見てくれている恩人。基本優しいが、困惑している人を見て可愛いと言っている印象。 ぜろつー よくカフェに来てくれるゆるふわポリスメン。皇白蓮が街を去り悲しんでいる時に寄り添い元気づけてくれた。うゆの姿の時もよくお話してくれる。 忠犬スヌピ 優しい空の神。鬼神會の皆様はいかついけど、蘭丸くんは優しそうなのでお話してみたい。天野夜空さん、いつも素敵なお写真ありがとう! チュンリー レストラン勤務のカタコトで話すのが鬼可愛い女の子。肉じゃがをよく買いに来てくれる。THUGに勧誘したが妹子たちが抜ける際に足を洗った。 月城スバル 1年前からずっと恋愛相談に乗ってくれる良き相談相手。ふざけてパトカーに乗り込むといきなりプリズンに送ろうとしてくるので少し怖い。絶対S。 藤堂エミル 警察を辞めギャングになってからも仲良くしてくれるお兄さん的な存在。よくカフェに来て街のことやギャングのことを色々教えてくれる。 葉月雷十 イベント会社の男の子。仕事熱心でイベントの相談にも乗ってもらっているが、最近色々と悩んでいるようだ。エナドリ開発するから待っててくれ。 花宮かなた 破壊神。何がどうなったらそうなるんだ!?と言いたくなるくらい運転がしゅごい。ゆるふわ系でとっても可愛いんだけど、いつも怪我してるので心配。 まだお どんな姿をしていてもいつも優しくしてくれる。もしかしたら裏で怖い事してるかもしれないけど、根はきっと優しい人。(大好きだったよテンガロン。) モーニングTコウヤ 街の太陽ポリスメン。人質になっているとよく助けに来てくれるが、「面白そうだから」とそのまま次の現場に連れて行かれる。 ゆずりは 皇白蓮の弟分。黒蓮と名乗り皇白蓮の真似をよくしている。皇白蓮が街を去ってからクオリティが下がっているので頑張ってほしい。 来々らいせ 破壊神。人を視認して突っ込んで行ってない!?と言いたくなるくらい運転がしゅごい。イルカみたいにキャッキャ笑うのがとても可愛い。 Rinks 人肉バーガー。事件が起こったらとりあえずRinksに電話しよ!と思うくらい頼りになるポリスメン。ガブとは最近どうなんだ… L.L.ルリーシ・ランペルージ🌹 常にバラを咥え、気づいたら脱いでいる変態ポリスメン。よく助けてくれるが、時々片手が疼いて火炎瓶を投げてしまうようだ。 八車ノスケ どこへでも駆けつけてくれるEMS。殺されて放置されていた時もヘリで颯爽と駆けつけ、病院まで送ってくれたのでとても恩を感じている。 服装 ジャガー妹子 - 開く オーナー服 カフェ制服 私服(スカート) 私服(パンツ) 私服 Violet(Diamond Dahlia) - 開く 正装 戦闘服 凜音 - 開く 私服 私服? 戦闘服 正装(G666) 戦闘服(G666) うゆ - 開く Diamond Dahlia 私服 警察(コスプレ) ??? - 開く 黒猫 学園制服 ずっと同じネイルで、何かしら同じものを身につけるのはどこかにいるあの人に気づいてほしいからなのかもしれない。 アーカイブ シーズン2 + 開く ✖️閉じる 日付 タイトル 11/25 【Grand Theft Auto V @シティスト】#1 妹子、迷子。楽しいのどこ?【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 11/26 【Grand Theft Auto V @シティスト】#2 妹子、就職したらしいにゃっ【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 11/26 【Grand Theft Auto V @シティスト】#3 妹子、お仕事できるかな?【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 11/28 【Grand Theft Auto V @シティスト】#4 妹子、楽しいもの見つけたい!【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 11/28 【Grand Theft Auto V @シティスト】#5 妹子、今日もいっぱい稼ぐ!【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 11/29 【Grand Theft Auto V @シティスト】#6 妹子、もっと親睦を深めたい【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 12/1 【Grand Theft Auto V @シティスト】#7 妹子、恋しちゃいました。【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 12/2 【Grand Theft Auto V @シティスト】#8 妹子、お車見に行きます!!【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 12/3 【Grand Theft Auto V @シティスト】#9 妹子、頑張っちゃいます!【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 12/4 【Grand Theft Auto V @シティスト】#10 妹子、アタックしたい…!!【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 12/5 【Grand Theft Auto V @シティスト】#11 妹子、恋人ができました!!【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 12/6 【Grand Theft Auto V @シティスト】#12 妹子、バイクを買いに行くぜ【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 12/8 【Grand Theft Auto V @シティスト】#13 妹子、ある計画の準備します【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 12/10 【Grand Theft Auto V @シティスト】#14 妹子、お金が欲しい!!!【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 12/12 【Grand Theft Auto V @シティスト】#15 妹子、今日も猫カフェ頑張る【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 12/13 【Grand Theft Auto V @シティスト】#16 妹子、眠気の限界まで…!!【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 12/14 【Grand Theft Auto V @シティスト】#17 妹子、お店でまったりするにゃ【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 12/15 【Grand Theft Auto V @シティスト】#18 妹子、たくさんお話したい!!【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 12/16 【Grand Theft Auto V @シティスト】#19 妹子、ちょっと寂しいらしい。【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 12/17 【Grand Theft Auto V @シティスト】#20 妹子、少しだけお仕事します【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 12/18 【Grand Theft Auto V @シティスト】#21 妹子、“恋煩い”ってこと?【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 12/19 【Grand Theft Auto V @シティスト】#22 妹子、お金返してもらいます!【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 12/19 【Grand Theft Auto V @シティスト】#23 妹子、ぽかぽかしたい…【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 12/21 【Grand Theft Auto V @シティスト】#24 妹子、猫カフェの顔になりたい【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 12/22 【Grand Theft Auto V @シティスト】#25 妹子、ねむねむにゃんこなの【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 12/23 【Grand Theft Auto V @シティスト】#26 妹子、にゃんにゃんの日【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 12/24 【Grand Theft Auto V @シティスト】#27 妹子、少しお出かけしたい【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 12/25 【Grand Theft Auto V @シティスト】#28 妹子、リア充を祝福する【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 12/25 【Grand Theft Auto V @シティスト】#29 妹子、欲しいものはひとつだけ【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 12/27 【Grand Theft Auto V @シティスト】#30 妹子、がんばるます!!【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 12/28 【Grand Theft Auto V @シティスト】#31 妹子、お仕事日和かな?【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 12/30 【Grand Theft Auto V @シティスト】#32 妹子、みんなとお話したい【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 新章 - 開く ✖️閉じる 日付 タイトル 花言葉(#40以降) 1/7 【#シティスト / 新章】#1 帰ってきた看板娘!!【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 1/8 【#シティスト / 新章】#2 今日は少しだけ街ブラ【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 1/8 【#シティスト / 新章】#3 イベント会社に仮入社しました【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 1/10 【#シティスト / 新章】#4 チケットを売るのだ!!【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 1/11 【#シティスト / 新章】#5 やりたいこといっぱい!!【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 1/12 【#シティスト / 新章】#6 カフェの準備を進めます!!【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 1/13 【#シティスト / 新章】#7 オーナーやらせてください!【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 1/15 【#シティスト / 新章】#8 スタッフを募集します!!【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 1/16 【#シティスト / 新章】#9 面接開始します!!【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 1/17 【#シティスト / 新章】#10 街を活性化させたい!!【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 1/17 【#シティスト / 新章】#11 すいーとぽてと!開店!!(前編)【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 1/18 【#シティスト / 新章】#11 すいーとぽてと!開店!!(後編)【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 1/18 【#シティスト / 新章】#12 守るための力を求めて【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 1/20 【#シティスト / 新章】#13 スマイルイチバンイイオンナ【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 1/20 【#シティスト / 新章】#14 愛情たっぷりの肉ジャガー【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 1/22 【#シティスト / 新章】#15 ハラヘリーデリバリー!!【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 1/22 【#シティスト / 新章】#16 今欲しいのはオンリ、ユ。【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 1/23 【#シティスト / 新章】#17 もにゅもにゅする日【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 1/26 【#シティスト / 新章】#18 Chu!シゴデキでごめん【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 1/28 【#シティスト / 新章】#19 時間は待ってくれない【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 1/29 【#シティスト / 新章】#20 ばぶい日だってある。【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 1/30 【#シティスト / 新章】#21 アルコールラブコール【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 1/31 【#シティスト / 新章】#22 もう戻れないのかもしれない【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 2/1 【#シティスト / 新章】#23 日々勉強。日々努力。【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 2/2 【#シティスト / 新章】#24 れっつ納税じゃー!!【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 2/2 【#シティスト / 新章】#25 とても怖い夢を見た。【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 2/5 【#シティスト / 新章】#26 ずっと隣にいたかった。【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 2/5 【#シティスト / 新章】#27 今の僕にできること。【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 2/6 【#シティスト / 新章】#28 もっと強くなりたい。【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 2/8 【#シティスト / 新章】#29 “僕”って何だっけ?【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 2/9 【#シティスト / 新章】#30 悪魔の囁き。ふたつの顔。【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 2/9 【#シティスト / 新章】#31 オーナー:ジャガー妹子【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 2/10 【#シティスト / 新章】#32 きっとまたどこかで…【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 2/12 【#シティスト / 新章】#33 そしてまた繰り返す【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 2/12 【#シティスト / 新章】#34 無意味だったとしても【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 2/14 【#シティスト / 新章】#35 窮鼠猫を嚙む【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 2/15 【#シティスト / 新章】#36 ビターチョコみたいな【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 2/16 【#シティスト / 新章】#37 禁じられた遊び【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 2/17 【#シティスト / 新章】#38 口は禍の元【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 2/17 【#シティスト / 新章】#39 能ある鷹は爪を隠す【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 2/18 【#シティスト / 新章】#40 勿忘草の花言葉【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 真実の愛。私を忘れないで。 2/19 【#シティスト / 新章】#41 ユウガオが咲いている【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 儚い恋。魅惑の人。罪。 2/20 【#シティスト / 新章】#42 ダチュラの実を握りしめて【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 愛嬌。夢の中。偽りの魅力。 2/22 【#シティスト / 新章】#43 チューベローズが香る夜【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 危険な戯れ。危険な関係。 2/23 【#シティスト / 新章】#44 スターチスは色褪せない【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 変わらぬ心。途絶えぬ記憶。 2/24 【#シティスト / 新章】#45 ダイヤモンドリリーを君に【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 また会う日を楽しみに。忍耐。 2/25 【#シティスト / 新章】#46 ヒナゲシの花に囲まれて【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 心の平穏。休息。 2/27 【#シティスト / 新章】#47 枯れかけのポーチュラカ【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 無邪気。いつも元気。 2/27 【#シティスト / 新章】#48 黄色いスイセンの花束を【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 私のもとへ帰って。愛に応えて。 2/29 【#シティスト / 新章】#49 ペチュニアの花畑で眠る【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 心のやすらぎ。 2/29 【#シティスト / 新章】#50 イフェイオンの毒を喰らう【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 悲しい別れ。 3/1 【#シティスト / 新章】#51 オハイアリイの髪飾り【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 自分らしく生きる。輝く個性。 3/2 【#シティスト / 新章】#52 オトギリソウに触れて【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 秘密。 3/3 【#シティスト / 新章】#53 真っ白なゼラニウム【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 偽り。優柔不断。 3/4 【#シティスト / 新章】#54 シマトネリコの木の下で【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 服従。思慮分別。高潔。 3/5 【#シティスト / 新章】#55 紫のアネモネを抱いて【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 あなたを信じて待つ。 3/7 【#シティスト / 新章】#56 アキレアのように咲け【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 まごころ。治療。戦い。勇敢。 3/7 【#シティスト / 新章】#57 999本のヒマワリ【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 何度生まれ変わってもあなたを愛する。 3/8 【#シティスト / 新章】#58 アイビーに囚われて【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 死んでも離れない。 3/9 【#シティスト / 新章】#59 ラベンダーの香りに包まれて【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 沈黙。疑惑。あなたを待っています。 3/10 【#シティスト / 新章】#60 アイリスの開花を待つ【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 希望。良い知らせ。信じる心。 3/11 【#シティスト / 新章】#61 ジニアは終焉を知らない【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 絆。遠い友を思う。幸福。 3/12 【#シティスト / 新章】#62 ヘレニウムはきっともう枯れている【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 涙。 3/14 【#シティスト / 新章】#63 手折られたデンファレ【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 お似合いの2人。 3/15 【#シティスト / 新章】#64 純白のダリア【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 感謝。豊かな愛情。 3/17 【#シティスト / 新章】#65 アングレカムに願い事を【ぽてぃこ(ジャガー妹子)】 祈り。いつまでもあなたと一緒。