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旧猫髭MST椿勢力長 【キャラ設定】 重力を操ることが出来ちゃう特異体質持ち。MSを操縦するうえでは特に意味を成すものではなく、白兵戦には絶大な効果をもたらした。 赤い瞳に栗色の長髪が棚引く姿からも「九尾」などと敬遠されることも。通常時、戦闘時にかかわらずに和服で和服美人であることも夫に指摘されている。 ↓ 影村 妖狐 旧勢力「跋扈粋軍-漂う槍-」の勢力長である『影村 鏡也』と旧椿勢力長である彼女が結婚したことで改名。 影村一家の大黒柱として南陽・滅陰の双子姉妹を育て上げる。夫は仮面ライダーとして、日夜世界中に飛び回り、消息は不明。 結婚後は全てを包み込む温和な母親であり、夫や娘たちの安全を願う姿などは非常にほほえましい。 「私はこれでも鏡也さんが帰ってくるまで死ねません。お帰りいただけますか?」 ※このキャラはチャットにて作られたノリとその場の雰囲気で結婚フラグが立ちました。 当時勢力拡大中で、勢力自体が上位に来ていたようなないような?
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吼怒の妖狐面 No.4613 吼怒の妖狐面 サポートカード 配置:スペル 条件:こころ2 呪力3 『面』 [戦闘フェイズ]常時 このサポートが配置されているスペルは「防壁(1)」を得る。 イラスト:軒 考察 怒符「怒れる忌狼の面」のトリガーともなっている、防壁を付与する「面」サポート。 序盤の軽い受けスペルにつけてあげれば試合全体から見て被弾ダメージを大きく抑えてくれるだろう。 また、怒符「怒れる忌狼の面」に配置することで迎撃ダメージを大きく抑えながら、相手の防壁スペルを貫通していくことができる。 得てして攻防両面で重要な1枚。相手に貫通スペルがあるなら、そのスペルが迎撃用か攻撃用か考えて配置しよう
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( ・A・):ついに標準の役職説明が終わりマス・・・長かったデスネ。 ξ( ・3・):まぁ、猫又とか子狐とか大狼とか控えてるんだけどな。 ( ・A・):そんなのは知らないデス。私そこらの役職プレイ経験ほぼ無いノデ。妖狐編行きますヨー。 ξ( ・3・):狐は占われたら死ぬ、狼に噛まれても死なない、村人数にカウントされない、霊結果は村人判定、ぜ。 ( ・A・):グッド、ではどんな立ち回りがよいのか、考えていきまショウ。占われたら死ぬ、吊られたら死ぬ、というわけで、占われず吊られずのポジション狙いデスネ。 ξ( ・3・):それなら役職騙るといいんじゃね? ( ・A・):対抗占ったり霊占うことはあまりないので銃殺は起き難いデスガ、4-1や3-2等になりやすいデス。その時点で狼や村にバレやすいデス。村が進行間違えない限り、占いでの勝利は厳しいでショウ。勝てれば記憶に残るゲームになるでショウネ。霊騙りは初日霊だったりすればリターンは大きいデスガ、対抗が出た時点でローラーの場合が多いですので難しいデス。 ξ( ・3・):んじゃ潜伏ゲーしかないの?それはつまんないのぜ! ( ・A・):元々狐の勝率は低いのですから、ダメ元でチャレンジしてもいいと思いマスヨ。無駄になるかもしれませんが、狩人COの用意はしておいたほうがいいと思いマス。 ξ( ・3・):他に注意することはないんだぜ? ( ・A・):指定もらった時の為に狐COすることも考えておきまショウ。引き分け狙いで残されたりしますノデ。引き分けできたなら十分デス。 ( ・A・):というわけでデスネ、ここで全役職プレイのページ終了デス。お疲れ様デシタ。 ξ( ・3・):ご愛読ありがとうございました。次回のドラノール先生の作品ご期待ください、だぜ! 役職狂人その1←前のページ
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妖狐仙閃(クロム・アロー) このカードには「エラッタ」があります! エラッタ適用後 妖狐仙閃(クロム・アロー) 赤 妖霊玉 (2) イベントエフェクト ■S・トリガー(このカードを宣言カードゾーンから手札に戻すとき、コストを支払わずにすぐ使ってよい) ■パワー6000以下のスペルカードを1枚選び、墓地へ置く。自分の宣言カードを1枚選び、墓地へ置く。 ■妖力1と赤霊力2を支払う。自分の宣言カードをブレイクしなくてもよい。 2コストで6000以下を破壊できるという高火力パワー除去のイベントエフェクト。ただしその見返りとして自分の宣言カードを1枚破壊しなければいけない。 妖力1つと赤霊玉2つを支払う事で、宣言カードを墓地に置くというデメリットを打ち消す事が出来る。 自分の宣言カードが0枚の時でも使う事は出来る。その場合相手の6000以下のスペルカードを破壊するだけとなる。 エラッタ適用前 妖狐仙閃(クロム・アロー) 赤 (2) イベントエフェクト ■S・トリガー(このカードを宣言カードゾーンから手札に戻すとき、コストを支払わずにすぐ使ってよい) ■パワー6000以下のスペルカードを1枚選び、墓地へ置く。自分の宣言カードを1枚選び、墓地へ置く。 ■妖力1と赤霊力2を支払う。自分の宣言カードをブレイクしなくてもよい。 霊玉が妖霊玉になった。カードの効果自体は変更無し フレーバーテキスト 第一篇 『異変』 -アクシデント- 妖術とは、こう使うのだ EX01 恋夢の螺旋 火衝の狐仙よ!その焔、迅き脚でもって地を焼き払い、蝋鉛に研ぎしその炎牙でもって天を咬み、焼き尽くせ! 収録セット 第一篇 『異変』 -アクシデント- 113 / 120 EX01 恋夢の螺旋 16 / 19 参考 八雲 藍 S・トリガー
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僕の両親は、母上、父上共に妖狐というかなり強い、上級妖怪だった。父上と母上が人間に化け仕事に行き、僕は寺子屋という所で慧音先生と、藤原妹紅さんと遊ぶ。そんな日常を繰り返していた。しかし、その日常は一変した。 ある日、両親が不在で、僕は偶々家に居て、一人で遊んでいると、玄関の戸が叩かれた。僕は両親が帰ってきたと思い、戸を開けた。....それが間違いだった。戸を開け、両親に「お帰りなさい!」と言おうとした瞬間、僕は物凄い力で吹き飛ばされた。
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とにかく生存することが妖狐勝利の絶対条件! 具体的に何をすればいいのかを教えます。 潜伏のススメ 吊られて死亡、占われて死亡。妖狐は自分の生存が勝利の絶対条件です。 噛まれてもその日に死ぬことはありません、その後狼の告発等で勝ちはほぼなくなりますが。 占い師や霊能者を騙ると、序盤の吊りや占いは回避できても偽だと判断されたら吊られてしまいますし、村・人狼側からも妖狐が騙ってることがわかってしまうこともあります。 村人になりきろう! 妖狐の勝利条件は、人狼の全滅、または村人と人狼が同数になった時に生存していることです。 基本的に村人と同じように人狼を探したり、真占いが誰か、などの発言、推理をして村人のフリをするのがいいでしょう。 ただし、占われかねない発言をしてしまうと呪殺されてしまいます。 かと言って、大人しくし過ぎるとグレランや指定等で吊られてしまいます。 この辺の発言調整は何度も村に参加して覚えていくしかありません。 騙り占いについて 狐は、自分を占った占い候補は100%偽であることがわかります。 序盤~中盤にかけて騙り占いから○をもらった場合は、その騙り占いが偽だとわかってしまうため発言に気を遣わなければいけません(視点漏れ注意!) 情報が増えたアドバンテージを利用して、なんとか自分が占われる前に真占いを処理しましょう。 狐はとにかく真占いを噛み・吊りで処理してもらわないと勝てません。 騙り占いの信用を挙げて真占いを吊るか、狼が真占いを噛まないと勝てないような状況に追い込むか、臨機応変に動きましょう。 狩人CO できれば夜の間に狩人日記を準備しておくと、指定を1日免れたりできます。 また、騙り占い師に●をもらった場合にも吊り逃れの方法として有効です、余裕があれば作っておくといいでしょう。 ただし狩人COをするとほぼその日の夜狼に噛まれて妖狐だとばれます。 こうなるともう勝ちはほぼ望めなくなるので、時には黙って吊られるか、妖狐COで引き分けに縋る必要もあります。 潜伏死 狩人COで吊り逃れをするのもいいですが、偽だとばれれば結局吊られるか呪殺されてしまいます。 それならばいっそのこと偶数進行の時に黙って死ぬことで、呪殺が出ない状況にしてしまうのも選択肢としてアリです。 真占いが誰か分かりにくくなり、かつ偶数進行なので、引き分けの可能性が高くなります。 無論、勝ちを完全に放棄する手段なので、最後まで諦めたくない人にはおススメはしません。 妖狐CO 最終手段として、妖狐COをすることで狐盾の進行に持ち込ませることも可能です。 信用勝負になっているならばもう勝ちが厳しいので、狼に信用勝負を放棄させる手段としても有効です。 うっかり吊りを間違えての妖狐勝利も狙えますし、指定されたから…と諦めず最後まで負けない姿勢を貫きましょう。 LWCO 妖狐の生死が不明の状況では村はLWを吊ることができませんので、吊逃れが可能になります。 しかしキープするかそのまま吊るかを選ぶのは村なので、確実に吊逃れできるわけではありません。 更に狼からは妖狐であるのがほぼ透けるので、勝ちも望めなくなります。 あくまで引き分け狙いのCOです、元々勝ち目が薄い妖狐なら引き分けでも御の字です。 占い騙り まともな展開だと妖狐はまず勝てません。 潜伏が安定ではありますが、思い切って占いを騙ってしまうのも1つの手でしょう。 対抗占いは序盤ではまず行われないので、呪殺を恐れることはなくなります。 狼に噛まれても狩人のGJを主張することが可能なので、妖狐とすぐにはばれません。 ただしPET進行を取られたらまず終わります、そうならないよう祈りましょう。 狼を見抜こう 妖狐が占いを騙る場合、できれば狼に●を当てたいところです。 村からも狼からも真占いと思われることが、勝利の絶対条件です。 グレーコントロールをしよう いくら信用を得られても、仕事終了になってしまえば吊られてしまいます。 その為、自身をケア吊する余裕がない状況まで、自分視点のグレーを残しましょう。 しかし狼の騙りと違い、妖狐は噛み先を選べません。 占い先をいくつも用意し、死体に○を出すのも大事です。 余りに露骨だと噛み合わせに見えますが、真を切られて吊られるのも、仕事終了で吊られるのも同じです、思い切ってやりましょう。 初心者講座【役職編】 ◆ ←初心者講座【狂信者】 │ 初心者講座【背徳者】→
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■ 英語学習アプリ「鬼桃語り」の攻略サイト■ 鬼桃語り攻略メニューへ戻る 竹煙妖狐・ツヅラオ No ★ 属性 桃トモ名 MAX LV 060 6 闇 竹煙妖狐・ツヅラオ 70 HP ATK DEF HEAL 413 257 6 109 MAX HP MAX ATK MAX DEF MAX HEAL 723 450 11 191 SKILL名 SKILL 妖狐の嫁入り 敵全体へダメージ・大 進化先 - ■ 英語学習アプリ「鬼桃語り」の攻略サイト■ 鬼桃語り攻略メニューへ戻る
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0056:妖狐のプライド ◆QXU.Tc2.M2 広島と島根の県境、 街灯に照らされた深夜のハイウェイを両津と鵺野が兵庫に向け歩を進めていた時だった。 ピピピ! スカウターがデジタル時計のアラームを思わせる様な小刻みな音を発し、鵺野の足を止めた。 「どうした?鵺野先生」 鵺野の一歩後ろを歩いていた両津もそれと同時に足を止める。 「・・・何か来る」 身構えつつ鵺野は自身の切り札であり唯一の武器である、鬼の手を封印した手袋に手をかけた。 「何かって・・・兵庫も近いしひょっとしたらあんたの生徒かもしれんぞ?」 警戒態勢を取る鵺野に両津は楽観的な物言いをする。 「いや、スカウターの示す数値が相当高い・・・敵かどうかは分からんが、俺の生徒じゃない事だけは確かだ」 敵の持つ強さ、即ち戦闘力を解析できる事がスカウターの最大のメリットである。 これを頼りに戦闘力の最も低いもの、つまり生徒がいるであろう兵庫を鵺野達は目指していたワケだが、 そこに辿り着く前に彼らは思わぬ障害に阻まれた。 (この戦闘力・・・もしも敵だったら・・・) 険しい顔をしながら鵺野は自分達が置かれた事態に心中で舌打ちする。 スカウターが捕捉した戦闘力は明らかに自分と同等かそれ以上、もしも戦う事になったら最悪の場合―― 「お、おい鵺野先生、そんなにやばい奴がこの先にいるのか?」 鵺野の表情から事態を見て取った両津が声を掛ける。 「ああ、俺達二人掛かりでも勝てるかどうか分からん、もしも戦う事になったら―—あんたはそのマグナムで援護してくれ」 鵺野のその言葉を聞いて両津も腰に下げたマグナムを手に掛ける。 場所は灯りに照らされた夜のハイウェイ、隠れる場所はどこにもない、迎え撃つしかない。 そしてコツコツとコンクリートを革靴で踏む足音が聞こえ両津と鵺野はゴクリと喉を鳴らす。 そして闇の中からシルエットが現れ段々と照らされたその姿は―― 「おや?これは鵺野先生、こんな場所で出会うとは奇遇ですね」 出てきたのは金色の長髪に白衣のスーツを着た男―— 「た、玉藻!!」 警戒態勢を取っていた鵺野が思わず素っ頓狂な声を上げる。 そこに居たのは鵺野鳴助最大のライバル、妖狐玉藻その人であった。 「お、お前こんなトコに居たのか!?いや、それよりその格好は・・・」 しかし鵺野はこのサバイバルゲームの中初めて知り合いに出会えた喜びよりも玉藻の凄絶なその姿に気を奪われた。 上等そうな白衣のスーツは無残にも切り刻まれ、その白い生地の上にはまだ乾き切ってない血が点々と付着している。 玉藻のその姿は間もないであろう戦闘の跡を明らかに物語っていた。 事はほんの三十分程前までに遡る。 岡山と程近い島根の山中に飛ばされた玉藻は今後の方針を決めあぐねていた。 「さて、どうするか・・・鵺野先生なら恐らく、というか十中八九生徒を助ける為に行動を起こすだろうが」 玉藻は数分程思案する。 鵺野先生と合流するか?しかし合流してどうする?二人集まった所で日本を縮小模倣したこの島から脱出できるとは到底思えない。 それほどこの島を覆った結界は強固なモノだ。 おそらくあの大広間に居合わせた者誰一人、この結界を突破出来はしないだろう、この馬鹿げた大会の主催者三人以外は―― ならばどうする?脱出が不可能ならいっそルールに則って・・・ 「フッ」 そこまで考えた所で玉藻は自身の心を自嘲する。 「私ともあろう者が何を追い詰められているのか・・・参加している人間がどうなろうが知った事ではないが、 今はまだ様子見で問題はあるまい」 自分に言い聞かせる様に一人呟く玉藻、その時であった。 「オイ」 自身の背後から低くドスを聞かせたような声を掛けられ、反射的に玉藻はその場から飛びのく。 そしてガサガサと藪の中から男が一人―― 玉藻はその男に二度驚愕させられる。 その男は自分に全く気取られず背後に近づき、あまつさえ声を掛けるまでそれに気づかせなかった事。 そしてその男の手に持った物が―― 「く、首さすまたッッ!!」 かつて自分が愛用していた武器、妖狐の秘具、長棒の先に三又の鎌を持つ矛『首さすまた』であった事。 そしてその男は口を開いた。 「テメェはこのゲームに乗っているのか?乗っていねえのか?」 玉藻を射抜く様な目つきで男はそれだけを口にする。 「自分から何かをする気は無い、それよりも・・・」 玉藻の眼中は既に男にはなく男が持っている武器、『首さすまた』に釘付けだった。 「君が持っているそれ、元々は私の私物でね・・・あいにくだが返してもらおうか?」 玉藻とて無用な戦闘は避けたい、首さすまたを取り戻すのに言葉で事足りるならそれで良かったのだが―― 「ほう、そいつは気の毒だったな、だが手に入れた得物を『返せ』と言われて、素直に頷くほど俺はお人良しじゃねえ」 そして男は身体を構え玉藻に首さすまたの刃を向ける。 「欲しけりゃ力づくで奪ってみな・・・男ならよ」 ―――この言葉が引き金だった。 そこまで言われて素直に退くほど玉藻もお人良しではない。 島根の奥深い山中で人知れず二人の男が戦闘を開始した。 「ヌンッ!!」 首さすまたを手に男は元々の持ち主である玉藻に襲い掛かる。 男は元来、槍の使い手なのだろうか? 厳密には槍と言うには矛先が少々違う作りをした首さすまただが、それを振るう男の姿は熟練した槍の名手である。 突き、斬り、薙ぎ払い、繰り出す攻撃全てが絶技といえる程、男は槍術に長けていた。 「く・・・」 気がつけば玉藻の着衣はボロボロ、無数の切り傷を刻まれ白衣は血に滲んでいた。 紙一重で直撃を避けているとはいえ、この調子ではいつ致命的な一撃を貰ってもおかしくない。 対して男は全く表情を変えず平然とその場に佇んでいる、それは余裕の表れなのかそれとも・・・ とかく男のそんな態度が癪に障ったのか、追い詰められた玉藻はついに奥の手を解放した。 「調子に乗るな!人間ッッ!!」 怒りをあらわにした玉藻の背後から、突如紅蓮に燃え盛る炎が発現、 それはまるで巨大な尾の様に玉藻の身体にとぐろを巻き、そして―― 「自分の愚かさをあの世で悔いるがいい人間」 言葉の終わりと同時に、玉藻を取り巻いていた炎は、大蛇が獲物を食らうが如く男に飛びつき、瞬く間にその身に燃え広がる。 「妖狐火輪尾の術―—まさか鵺野先生以外の人間にこれを使うとは・・・」 予想外の苦戦によほど疲労したのか、玉藻はその場でガックリと膝をついた。 しかし勝ちを確信した玉藻だったが、その数秒後に信じられないものを目撃する。 なんと男を焼き尽くした筈の炎が中心から押し広げられるようにその輪を大きくしていくのだ。 まるでそれは炎の竜巻と言おうか、炎は螺旋を描き天空へと上昇していき、そして―― 「覇極流槍術奥義 渦龍天棲嵐」 炎の中心から声が鳴り響き、それと同時に取り巻いていた炎を完全に消し飛ばしてしまった。 男は首さすまたを頭上で回転させ、それによって巻き起こる圧倒的な旋風で火輪尾の術を破ってしまったのだ。 「バ、バカな・・・」 自身の術をただの人間が霊力も用いずたった武器一つで打ち破ってしまった事に驚愕する玉藻。 流石に冷静さを欠いてしまった彼は無意識に男から数歩後ずさりした、自身の背後が崖であった事にも気づかず・・・ そして男は玉藻に再び刃を向ける。 「覇極流槍術奥義 千峰塵」 およそ人間の目では捉えきれぬ程の突きの嵐を男は放つ。 そしてそれは妖狐である玉藻にも目で追いきれず到底捌ききれるモノではなかった。 四方八方から降り注ぐ突きの雨から逃れる為に玉藻は後方に飛びのく、そして―― 「しまッ・・・ッ!!」 ―――崖下へ落下。 見下ろす男の顔を、憐れむ様な男の目を、見上げながら玉藻は落ちていった。 「・・・というワケでしてね、私ともあろう者が少々油断してしまいましたよ。」 街灯に照らされた夜のハイウェイで玉藻が事の経緯を鵺野に説明する。 「そうか、そんな事があったのか・・・しかしお前崖から落ちてよく無事だったな」 「生えていた木々が上手い具合にクッションになってくれましてね。 ま、貴方の悪運が私にも伝染したという事ですか」 肩をすくめ、ほんの少し冗談めかしたジェスチャーで言う玉藻。 それを見て多少の切り傷は負っているものの大事ないようだと、鵺野は心中で安堵した。 「なんだなんだぁ?この色男は結局ワシらの敵じゃないのか?」 今まで黙って聞いていた両津が痺れを切らしたのか声を荒げる。 「あ?ああ、すまない両津さん、こいつは敵じゃないよ、むしろ心強い仲間さ!なぁ玉藻」 それを聞いた玉藻がピクっと眉を吊り上げた。 「それはどうですかね」 「なに?」 玉藻の意外な言葉に今度は鵺野が眉を吊り上げる。 「鵺野先生、貴方も知っているでしょう?この馬鹿げたゲームは一人しか生き残れないと」 「あ、ああ」 「そんな状況で仲間を作ってどうすると?寝首だって掻かれかねない、 よしんば生き残れたとして最後に残った仲間同士で殺し合う事が貴方に出来ると?」 予想だにしてなかった玉藻の言葉に鵺野は思わず激情にかられた。 「何を馬鹿な事をッ!殺し合いなんて誰がするか!!俺達はこの糞ゲームから脱出する為に!!」 「脱出?どうやって?」 「そ、それは今から考えて・・・」 「要するに貴方も現状で打開策は何も無し、という事でしょう?」 冷静というより冷酷に状況を分析する玉藻に鵺野は言葉も返せない。 しかしルールに則って殺し合いをするなど、彼の正義感が決して許さなかった。 「玉藻・・・お前このゲームに乗るって言うんじゃないだろうな?もしそうなら俺はお前を・・・」 そう言って鵺野は玉藻を睨みつけながら左手の手袋に手をかける。 返答次第ではこの場での戦闘も辞さないといった構えだろう。 「事と状況次第ではそれもありうるという事ですよ、今はまだ『見』の段階と言った所です、他にやる事もありますしね」 「やる事?」 そう言って鵺野はハッとする。 「『首さすまた』か!?」 そう、玉藻は首さすまたを奪われたままなのだ。あまつさえその男に自身の武器で傷を負わされ、崖下にまで落とされた。 普段は何事にも冷静で冷めた態度の玉藻だが、これを捨て置く筈が無い。何より精神的な屈辱が大きい。 「そういう事です、どの道私は鵺野先生とは一緒には行けません」 そう言って玉藻はその場を後にしようとする。その決意が頑なモノと悟った鵺野はそれ以上引きとめようとはしなかった。 「・・・・・・玉藻!」 玉藻が数歩歩いた所で鵺野は最後に声をかける。 「俺達は兵庫にいる!もしお前が俺達と同じ気持ちになったらそこに来てくれ!大丈夫!こんな糞ゲーム絶対に脱出できるさ!!」 あくまでも希望を捨てない、そんな鵺野に玉藻は思わず微笑を浮かべた。 「相変わらずな人だ貴方は・・・だが、だからこそ私のライバル、か・・・鵺野先生ッ!」 その場から玉藻は鵺野に輪のようなものを放り投げる。 「こ、これは!?」 渡されたアイテムを見て鵺野が思わず声を上げた。 何故ならそれは彼が長年探し求めていた道具であり、鬼の手を持つ者にとって必須のアイテムだったからだ。 「餞別です、妖怪の私にそれは相性が悪くてね」 そのアイテムの名は御鬼輪、鬼の力を封じ込め使いこなす事ができるアイテム。 「アディオス鵺野先生、お互い生きていたらまた会いましょう」 そう言い残し妖狐玉藻は月を背にして駆けていく、己の武器『首さすまた』を取り戻す為に―— ―――島根山中――― 男は木々に月の光が隠された闇の山中で静かに目を閉じていた。 全身に軽度の火傷を負っているが、男は意にも介さず黙々と精神を研ぎ澄ましている。 傍らには首さすまた。槍を得意とする彼にとって支給された武器がそれだったのはなんとも僥倖であった。 彼は思う。 あの崖から落ちた男・・・あの男はどうなっただろうか?生きていれば再び自分の前に立つだろうか・・・ いや、それよりも男塾の面々が気にかかる、彼らは今一体どこにいるのか・・・ 「簡単にくたばる様な連中じゃねえが・・・」 そして意を決したのか男は目を開けその場を後にした。 男の名は伊達臣人。男塾塾生であり関東豪学連総長。 【伊達臣人@魁!!男塾】 [状態]:軽度の火傷、行動に支障無し [現在]:島根 [装備]:首さすまた@地獄先生ぬ~べ~ [道具]:荷物一式 [思考]:1男塾の仲間と合流。 2ゲームに乗る気は無いが邪魔をするヤツとは躊躇なく戦う。 【玉藻京介@地獄先生ぬ~べ~】 [状態]:服はボロボロ、多少の切り傷擦り傷、行動にはほぼ支障無し [現在]:島根 [装備]:なし [道具]:荷物一式、支給品は鵺野に渡した。 [思考]:1伊達から首さすまたを取り戻す。 2今の所ゲームに乗る気なし様子見。 【鵺野鳴介@地獄先生ぬ~べ~】 [状態]:健康 [現在]:岡山 [装備]:スカウター@DRAGON BALL、御鬼輪@地獄先生ぬ~べ~(玉藻から貰った) [道具]:荷物一式 [思考]:1兵庫に行き生徒を助ける(響子の死は知らず)。 【両津勘吉@こち亀】 [状態]:健康 [現在]:岡山 [装備]:マグナムリボルバー残弾30 [道具]:荷物一式 [思考]:1鵺野と共に兵庫に行く。 時系列順で読む Back 月夜の出会い Next 空条承太郎の見解 投下順で読む Back 醤油、豚骨、味噌、そして塩。 Next 闇と光の中で GAME START 伊達臣人 153 新男塾一号生筆頭 002 焦熱の大地 鵺野 109 死を乗り越えて GAME START 玉藻 175 Lie!Lie!Lie! 002 焦熱の大地 両津 109 死を乗り越えて
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勝利条件 市民陣営か人狼陣営が勝利したときに、「妖狐」か「子狐」が生存している 妖狐 子狐 背徳者 背信者 妖狐 狼の噛みに耐性を持つが占われると死んでしまう能力を持つ。 つまり占われず吊られず、そして噛まれて狼に把握されないように立ち回らなければならない。 勝利条件は言い換えれば自分が死ぬ前に狼を全滅させるか飽和を引き起こすことである。狼を全滅させる方法は市民に狐ケアの隙を与えることになる。背徳者と協力して占いを騙ったり潜伏したりすることで飽和を引き起こすのが勝ちへの近道と言えるだろう。 子狐 妖狐と違い噛みへの耐性が無くなった代わりに呪殺される心配が無くなった狐。50%成功する占いの能力も持つ。 占いを騙ることも不可能ではないが失敗した時に破綻の原因になる。潜伏しながら占っていき人狼を発見して人狼の味方だと誤認させる動きが強いだろうか。 背徳者 狂人が狼に味方する市民だとしたら、背徳者は狐に味方する市民であると言えるだろう。ただし妖狐小狐が全滅すると自分も後追いをしてしまう。 狐の天敵となる占いを騙って邪魔をしたり、小狐ケアをさせないように霊能で出るのがよいだろう。 占いを騙った狐がいる場合は潜伏し村の邪魔をして行くのがよい。しかし派手に騒ぐと背徳潜伏が伝わってしまう。狐の立ち回りをしたりノイズ型の村として動き、占いにいる狐の信用を不自然じゃない程度にあげてあげよう。潜伏中の時、下手に役職を騙ると狼から狐の位置が丸分かり。勝負が決まるここぞという瞬間以外は村か狐として動こう。 背信者 背徳者の上位互換。 無論妖狐、子狐が誰か分かっていて更に妖狐、子狐からも自身の存在が分かる。 狐が全滅すると後追いする。 【人狼陣営】←前 次→【その他陣営】 コメント 妖狐は……扱いが難しそうだな〜 (2019-08-10 15 32 40) 追伸 そもそも生き残これるの?生き残れなかったら妖狐負けでしょ?しかも占われたら死ぬっていうのに!はぁ、妖狐陣営になったら勝てる気しないわ (2019-08-10 15 35 49)
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呪術の妖狐アドヴァーヌ 無 スーパーレア (6) 6000 ドリームメイト ■このクリーチャーは《超次元アドヴァンス・ホール》以外の効果で場に出す事は出来ない。 ■このクリーチャーがバトルゾーンにいる間、このカードは《子狐アドヴァーヌ》としても扱われる。 ■覚醒-相手のターンの終わりに、このクリーチャーを裏返してもよい。 (F)能ある狐はゆっくり化ける。 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓覚醒↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 覚醒の妖狐インビンシブル・アドヴァーヌ 光/水/闇/火/自然 スーパーレア (13) 13000 ドリームメイト ■このクリーチャーは《呪術の妖狐アドヴァーヌ》以外の効果で場に出す事は出来ない。 ■このクリーチャーがバトルゾーンにいる間、このカードは《子狐アドヴァーヌ》としても扱われる。 ■T・ブレイカー ■このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札からコスト13以下の呪文を一枚選び、コストを支払わずに唱える。その後、その呪文のコスト1につき、ターンの終わりまでこのクリーチャーのパワーを-1000する。 ■このクリーチャーが相手のターン中に場を離れる時、自分の墓地の呪文を全て手札に加え、自分の墓地の《子狐アドヴァーヌ》を好きな数、コストを支払わずに召喚する。その後、相手のターンを終了する。 (F)全ての呪術を操るその狐に、人々は恐れと憧れをこめて、最強の呪文の冠詞を与えた。 作者:MorG アドヴァーヌシリーズ。壊れなのかは分からない。 評価 名前 コメント