約 20,666 件
https://w.atwiki.jp/myads/pages/293.html
概要 開発マップ おまけコメント欄 概要 倒産大王について 過去に何度も倒産経験がある社長。 下は超初心者用 初心者以外の人は見ても意味無し。↓ 開発マップ 青葉リゾート区 おまけ ニンテンドーとは 京都に本社のあるゲーム会社・・ではなくトランプや将棋などを製造している会社。 A列車で行こうDSとは 飯塚正樹氏がディレクターのDSソフト。A4でもディレクターをしているため少しA4っぽい。 小★ネ★タ 画像を投稿できないので、説明だけです。 今回はQ Aでお伝えします。 Q.1 高架駅バグのやり方教えて! A まず高架線路を設置、ダイヤモンドクロス(下の記事を参照)を設置する、その下にきちんと場所を合わせて駅舎の駅を設置。そしてホームが浮いたら設置完了。もっと極めれば元住吉駅が出来ます。 Q.2 ダイヤモンドクロスって何? A 線路と線路が90°に交差していること。昔の西宮北口駅もこのような感じであった。 コメント欄 勝手ながらコメント欄を設置させていただきました。個人ページの作成や開発記の投稿をするのはあなたの自由ですが、人に見られるページということを頭において作成くださるようお願いします。 -- 名無しさん (2011-11-26 23 49 48) 名無しさん様ありがとうございます。コメント欄の作り方がわからなかったもので・・ -- 倒産大王こと赤穂路快速 (2011-11-27 08 27 15) ニンテンドーとは~ のとこって要らなくない?開発記のほうが先でしょ -- 名無しさん (2011-11-27 09 52 35) 変な言い方ですが、自分の知識をさらけ出したい気持ちは分からなくもないですが、このwikiはそのためにあるのではありません。考え直して下さい。 -- KM (2011-11-27 17 23 53) 高架駅バグの説明をするのはいいんですが説明不足だと思います。そもそもダイヤモンドクロスも小技を使わないといけなし、その時点でできない人がいるかもしれません。あとダイヤモンドクロスを使わなくてもできますけど…。 -- 高速京阪社長 (2011-11-27 20 35 06) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/teltel55/pages/225.html
あずまんが大王 ●6点 4コマ漫画をアニメ化。 高校に通う天才小学生チヨちゃんをはじめ、 ひと癖ふた癖ある生徒たちと先生がひきおこす 学校生活でのどたばた騒動。 サザエさんやチビまる子ちゃんの萌えバージョン。 キャラはそれぞれ魅力にあふれている。 1話目さえ見ておけば、どの話からも見られる。 見ても見なくてもどっちでもいいような話ばかりなので、 いい暇つぶしにはなる。 キャラ萌えする人は必見でしょう。 ●6点 アニメ終了直後に我々が感じた大きなやりきれなさは、いったいなんだったのだろう。 原作終了直後にアニメが始まったこともあって、原作といっしょに評価すべき作品だと思う。 とはいえ原作の空気を高いレベルでアニメーションに移し変えたことは評価に値する。 OPとEDも素晴らしい。 ●8点 まずOP&EDの出来が秀逸。作画も派手なアクションがないせいか安定して美しい。 そしてなにより原作である四コマ漫画独自の間をその面白さを損なうことなくアニメー ションに置き換えた演出力の高さは見事の一言。 漫画をアニメ化する場合、原作を忠実に再現するか、大胆なアレンジを加える2つの方 法論が考えられるがこれは前者のお手本のような作品である。 ●8点 全26話の学園コメディー 笑いの間笑うつぼをよく考えていて 何度も大爆笑してしまった。
https://w.atwiki.jp/legends/pages/4162.html
これは正義達が小学5年生から6年生になろうという、春休みの頃のお話。 勇弥「よし、今日もパトロールだ!」 正義「おぉー!」 奈海「またやるのぉ?飽きないわねぇ。」 彼らはパトロールを行っていた。歩道で騒いでも許されるのは、その実績と正義がいるおかげだろうか。 しかし、奈海だけは不機嫌な様である。 奈海「年に4体とか言っときながら、去年も結局あまり出なかったじゃない。」 勇弥「ちょっとサバを読んだかな。調子が良いと4体出るんだぞ。」 正義「平和が1番。それに都市伝説を倒すだけがボク達の仕事じゃないし。 去年は盗難事件10件、強盗1件、あとは迷子20件と」 奈海「もういい、分かったから。でも都市伝説の相手するのが契約者の仕事じゃない?」 勇弥「まぁどちらにせよ、人の役に立っているならオレは良いんだけどな。」 笑いながら勇弥は言う。それを後押しするのか、嘲笑するのか、勇弥の言葉に【恐怖の大王】が続く。 大王「全く、少女のおかげでどれほど迷子の相手が楽になったか。」 奈海「え、前からやってたの、このパトロール!?」 勇弥「あぁ、2年生の時からだな。あの頃は大変だったなぁ。」 大王「何時間もかけて親やペットを探すんだからな。おかげでいい運動だよ。」 正義「そういえば、2年生の時は4体出たよね。」 勇弥「ん、【テケテケ】【トコトコ】【赤マント青マント】【注射男】・・・だな。」 正義「あぁ【テケトコ】、元気かなぁ。」 奈海「・・・もぅ、なんであんた達そんなに都市伝説を相手にしているのよ! あーぁ、都市伝説出てこないかなぁ。」 寂しく感じたのか、思い出に浸っていた2人を、奈海が叩き出した。 ふと奈海の持つお守り袋の中から【コックリさん】のコインが上機嫌で現れた。 コイン「まぁ良いじゃない、私たちなりに役に立ってるんだからさ。 それにいざ出てきたら困るの奈海じゃない?」 奈海「なんでよ?私に不安な要素でもあるの?」 大王「能力は強いんだが、身体能力が欠けるな。このチームの中でまず最下位だろうな。」 奈海「うっ。」 勇弥「そういや、【言霊】といって、『言った事が本当になる』って話があるぞ。もう手遅れかもな。」 奈海「・・・なによ。出てきなさぁーい、都市伝説!私が相手になってあげるから!」 コイン「うわぁ、本当になっても知ぃーらないっと。」 やけになったかのように吠え出した奈海が面白くなったのか、大王が追い打ちをかけようとする。 大王「そんな事を言っていると そこのマンホールから何かが“ズァパァァ・・・ン”、ザパーンと、・・・。」 今までの楽しい会話は、たった一瞬の出来事に喰い千切られた。 マンホールの下から濁流と共に3mはあろうかという巨大なワニが現れた。突然の出来事に一同は唖然としている。 正義「ワ、ニ・・・?」 勇弥「まさか、これ・・・。」 奈海「え?わ、私のせいじゃない、よね?」 コイン「あわ、わ、わぁー、食べられちゃうぅ、ぅ・・・。」ブルブル 大王「今回ばかりは喰われるかもな。」 不意に濁流の向こうから声が聞こえてくる。 ???「ヒハハハハハ!ワニィ!そして契約者共ォ!ここであったが・・・。」 大王「(チッ、さらに追加か。やっかいな。)」 正義「あ、お兄ちゃん。」 ???「そう、俺がお前の・・・、ハ?」 2人の会話と3人の不安を余所に、謎のワニは何故かマンホールの下に帰っていった。 全員、視線をさっきの声に向ける。 そこには春に合わない黒系の服を着た謎の少年と、その後に黒いローブをまとった、人のような何かが居た。 奈海「なんだったの?あのワニ?」 勇弥「あれはおそらく」 ???「【下水道に棲む白いワニ】だ。その名の通り下水道に住んでる。そんな事よりお前なんで」 正義「お兄ちゃんなんでここに居るの?」 もうお気づきの方もおられるだろうが、謎の少年の正体は正義の兄[黄昏裂邪(たそがれレツヤ)]であった。 裂邪「俺が聞きてぇわ正義!そしてその背後のおっさん誰!?」 大王「(少年の兄か。一時はどうなる事かと。しかし契約していたとは、って)おい待て、おっさんだと!?」 裂邪「それだけじゃない!その傍ら!お前らも契約者か!?」 正義「お兄ちゃん落ち着いて!ゆっくり説明するから。」 裂邪「手短にしろ!ワニを追いたい!」 正義「まずこれが大王で(中略)【口裂け女】が現れて(中略) 勇弥くんが【電脳世界=自然界論】と(中略)レジェンドスリー!(中略) パトロールして(中略)家はどこって聞(中略) 奈海ちゃんも[コインちゃん]っていう(中略)【透明警備員】を倒(後略)。」 大王「おい、日が暮れるぞ。パトロールの内容は省け。」 奈海「あれが正義くんのお兄さん?感じ悪いね。」ヒソヒソ コイン「全然似て無いじゃん。感じ悪いよぉ。」ヒソヒソ 勇弥「オレも会った事無かったな。感じ悪いな。」ヒソヒソ 大王「前に少年と世界征服について論争していた。感じ悪いぞ。」ヒソヒソ 無駄も多かったが、正義は数十分で何とか言い切った。話の後半で、裂邪はボーっとしている感じだったが。 正義「分かった?!だから世界征服なんか企んでも、ボク達が止めるからね!」はぁ、はぁ 勇弥「おーい、俺も巻き込まれてるのかぁ?まぁ手伝うと思うけど。」 奈海「私もかな?手伝うけど。」 コイン「えぇー、私もぉ?手伝おうかな。」 大王「世界征服するのは俺だ。無論、手伝うぞ。」 こちらの説明が終わったので、次は質問に移る。 正義「ところで、お兄ちゃんの隣にいるのは?」 シェイド「【シャドーマン】ノ[シェイド]ダ。」 正義「お兄ちゃんも契約してたんだ。お兄ちゃんにも悪い都市伝説と戦うっていう・・・聞いてる?」 裂邪「・・・。あ゛~!チクショウ!はらわたが煮えくり返りそうだ!俺はもう行くぞ!」 正義「何処へ?」 裂邪「ハァ?さっきの見たろ!?ワニを消しに行くんだよ!おいシェイド!追うぞ!」 シェイド「イヤ、エナジーガ離レスギタ。モウ追エンダロウ。」 裂邪「この野郎、お前が余計な事もダラダラと・・・。」 勇弥「よし、ここは奈海とコインちゃんの能力で。」 奈海「えぇ、何で私がやるのよ?」 正義「奈海ちゃんボクからもお願い。」 奈海「仕方ないわねぇ。こっくりさんこっくりさん、【下水道に棲む白いワニ】の居場所を教えてください。」 勇弥「(分かりやす!そしてオレ頼んだ意味ねぇな。)」ガァーン コイン「はぁーい!」 奈海がポケットから十円玉を取り出し、お決まりの呪文を呟くとコインは十円玉の中へと消えていった。 瞬間、ワニの明確な位置が奈海の頭に流れ込む。 正義「よし、追おう!」 裂邪「待て、どうせなら下水道に入っちまおうぜ。」 裂邪は懐中電灯を光らせてみせた。それに賛同し、一同はマンホールから下水道へと入っていった。 ―――下水道内―――それは人が嫌う世界。それは暗闇の恐怖、そして――― 一同「「くっさー!」」 この激臭である。どうしてここに入る必要があろうか、何故ワニはここに住めるのか、今はその疑問を留めておく事にした。 大王「不便だな。人間は。」 シェイド「全クダ。」 裂邪「黙れ!後で都市伝説にも効くような悪臭をネットで調べ尽くしてやる!」 奈海「本当に、正義くんのお兄さん?」ヒソヒソ 正義「うん、そうだけど?」 勇弥「血ィ繋がってねぇんじゃないのか?外道過ぎるぞ?しかしくせェ」ヒソヒソ 奈海「全く、コインちゃんはこの中だしなぁ。ずるいよ。」 勇弥「あ、そうだ。このマスク、試作品だけど貸すよ。空気がきれいになると思うぞ。」 ポケットから、少し変わったマスクを取り出す。おそらく勇弥が都市伝説の能力で作ったものだろう。 奈海「お、だいぶ臭くなくなったわ。」 正義「ありがとう。大王もいる?」 大王「いらん。俺は必要でない時は無駄な五感は省く。人間もこれぐらいできないと」 勇弥「出来るかァ!中途半端なところだけ都市伝説して、身体能力は人並みなのにな!」 大王「人並みではない!常人以上だ!」 勇弥「飛べると思ったらすぐへばるのに『常人以上』?オレならもっと長く飛べるだろうがねぇ。」 奈海「なぁんだ。私の身体能力をどうこう言っておきながら、自分も酷いんじゃない?」 大王「うるさい!飛ぶのは地を走るより疲れるんだ!」 正義「大丈夫、大王にはボクがいるから。」 大王「フォローになっていないぞ!」 奈海「そういえば【下水道に棲む白いワニ】ってなんなの?役に立つ勇弥。」 勇弥「お、よくぞ聞いてくれました。」 【下水道に棲む白いワニ】とは、怪事件の1つで、 『飼い主が持て余し下水道に捨てられた仔ワニが、暖かく栄養も豊富な下水の環境に適応し巨大に成長してしまった』という話。 動物にまつわる異常な出来事を研究していた人類学者が、 1843年から1973年までの間に考えられない場所でワニに出会った事例を70件以上も報告していて、その中で下水道でワニにあった事例として記事を挙げている。 これによれば、ワニはマンハッタンの東123番通りにある地下道において雪をマンホールに捨てにいった少年達により発見され、レスキュー隊により射殺された。 なお、なぜ下水道にワニがいたのかは不明とされている。 大王「実話に近い話、という事か?」 勇弥「らしいね。でも今回は、町で噂になっていた『白いワニが人を襲う』ってやつだと思う。」 奈海「ふーん。あ、そろそろよ。大王さん、疲れたなら言いなさいよぉ?」 大王は舌打ちをし、一同は急に早足になった奈海の後を着いていく。 大王自体は強く頭も良い、しかし正義や周りと比べると見劣りするのだ。 この環境は大王を抑制するのかより強くするのかは、まだ誰にも分からない。 下水道を進んでいると、“バシャバシャ”と水の音が聞こえてきた。まるで水の中で何かが暴れるような音。 裂邪がその音の方に懐中電灯を向けると、白い物体があった。 その正体は言うまでも無いだろう。戦闘開始だ。 正義「よし、皆!行くよ!」 勇弥「おぅ!」 大王「あれを、やるのか?」 奈海「いいわよ、ノってあげる。」 コイン「いっくよー!」 勇弥「『勇気』と『知性』の伝説融合、[ブレイブ・レジェンド]!」 正義「『正義』と『剣術』の伝説融合、[ジャスティス・レジェンド]!」 大王「こ、『黒雲』と『奇跡』の伝説融合、[キング・レジェンド]・・・。」 奈海「『波間』と『魅惑』の伝説融合、[オーシャン・レジェンド]。」 コイン「『硬貨』と『記憶』の伝説融合、[フォックス・レジェンド]!」 勇弥&正義&奈海&コイン「「5人合わせて、[レジェンドファイブ]!」」 大王「・・・ィブ。」 勇弥「ってこら、『荒波』と『雷鳴』の、だろうが!それに『魅惑』はセーラーのなんだぞ!」 奈海「『荒波』と『雷鳴』って私の性格が荒々くて怒りっぽいみたいじゃない!だいたいセーラーって誰よ!」 正義「もぅ、さっさと行くよ!」 大王「おい少年、武器を忘れているぞ!」 後で裂邪がボーっとしている事も正義は白ワニに向かっていく。 無論白ワニも黙って見るわけもなく、水から飛び出し正義に噛み付こうとする。 勇弥「正義、危ない!」 勇弥はとっさに正義の前に空気の壁を作る。これでワニの攻撃を防げる、とでも思ったのだろうか。 ワニは大口を開けて壁に噛み付く。 その隙に後へ退避し、勇弥がワニの歯が折れる様を眺めようとした時、壁が、破壊され、ワニは水の中に戻った。 勇弥「なんでだよ!オレの骨と同じぐらいの堅さのはずだぞ!?」 大王「ワニは普通でも強い顎を持つ。都市伝説なんだから鋼鉄も簡単に砕けるだろう。」 正義「じゃあ攻撃は全部避ける前提で。奈海、任せたよ。大王は武器を。」 奈海「分かった。コックリさんコックリさん―――」 大王「最初から持っていけば良かっただろう。」 奈海が念じるとまたコインが十円玉の中へ入っていく。 大王は上方に生成した紫がかった黒雲から剣を3本降らせ、 正義、勇弥、大王が剣を取り、白ワニに斬りかかる。 白ワニも負けじと水から飛び出し応戦する。 勇弥「よし、行くぞ!」 正義「うん!」 奈海「・・・んッ!来るわよ大王!」 大王「言われなくとも!」 【白ワニ】の攻撃を大王は軽々と避け、【白ワニ】の背中に剣を振る。 しかし見事にはじかれ、尻尾で跳ね返される。 大王「く、ワニの皮膚も丈夫だったか。普通に相手もできんな。少年!手はあるか!」 正義「待って、今考えるから!」 今、刃物が通じない事が分かったから、鉄球で攻撃する?いや、高さが足りないから効果が薄い。 炎で攻撃する?いや、ここは狭いから危険が大きい、別の方法だ。 雷?少し早すぎて狙いが定まりそうにない、味方に当たると危険だ。 今は堅い皮を柔らかくする方法だ。柔らかく―――。ここまで10秒。正義は精一杯考える。 奈海「アンタも考えなさいよ!正義くんがいないと何も出来ない大・王・さん!」 勇弥「おい、流石にそれは・・・。」 その時、奈海は大王の逆鱗に触れてしまった。 大王「なんだと・・・、俺が何もできないだと・・・。 ふざけるな!見ていろ!俺の能力の恐ろしさを見せてやる!」 奈海「あらあら雷ィ?私の助け無しで当たるのかしらァ?」 黒雲にスパークが走る。 雷は―――【白ワニ】をそれて隣へ落ちる、それぐらいコインの能力ですぐに分かる事だった。 奈海「ほらほらやっぱり“ドゴォォォ・・・ン”、はずれ、・・・。」 白ワニ「シャアァアァ、ァ・・・!」ビリビリ 一同、その光景に呆然とした。雷が下水道の水を伝って【白ワニ】に命中したのだ。 普通の水は電気を通す、こんな常識が何故出てこなかったか。 もっとも、この非常識だらけの世界で、常識は混乱するであろうが。 かくて雷が命中した【白ワニ】は、気を失ってしまった。 大王「・・・、どうだ!何も出来ない訳ではないぞ。」はぁ、はぁ 奈海「ひっ、・・・ごめんなさい。」 よほど怒りを込めたのか、大王は疲労していた。 だが伊達に【恐怖の大王】は語れず、恐ろしい剣幕は健在で、奈海もあまりの怖さに恐れおののいてしまった。 正義「さすが大王、せっかく溶かす方法を考えていたのに。」 勇弥「『塩酸』で溶かす気だったか。それもいい方法だったんだがな。」 正義「あとは勇弥くんに柔らかくしてもらうしかなかったね。」 勇弥「だったらオレ死ねるな。しかし見事な威力だなぁ。何か別の使い道無いかな?」 結局、裂邪は何もせずにただこちらを見て立っているだけだった。 大王は気が済んだらしく、【白ワニ】の様子を訊ねる。 大王「・・・ところで、【白ワニ】はどうだ?」 正義「気絶、だね。じゃあさっそく起こして。」 勇弥「お、では。マズイ、ここで『クレンズ・ジャスティス』だと!? 裂邪さん危ない、伏せて!」 裂邪「ハ?」 奈海「いや、ノってるだけですから。別に危ない要素無いです。」 気絶していた【下水道に棲む白いワニ】を正義はおもむろに叩く。すると【白ワニ】が目を覚ましたようだ。 裂邪「ハァ!?何をしている!さっさと止めを刺せ!」 正義「いいかい【下水道に棲む白いワニ】。 キミは飼い主に捨てられたみたいだけど(中略)だからキミも(中略)これからは―――。」 ご存知の通り、説得である。やはり裂邪は説得を聞いて愕然としていた。 勇弥「くっ、裂邪さんも『クレンズ・ジャスティス』の影響を?!無理もない、このオレも立っているのが」 奈海「なんで説教で苦しむのよ!?たぶんお兄さんは驚いているだけだと思うわよ。この光景に。」 そこには、【白ワニ】の頭を撫でている正義の姿があった。 もう説教が終わった上に仲良くなったようだ。 正義「よし、じゃあもう帰るね。」 白ワニ「シャ?シャア・・・。」 その言葉を聞き悲しそうにしていたが、また会えると信じたのか、水の中へ帰っていった。 正義「『もう人は襲わない』って。」 勇弥「そうか。なら安心だな。」 奈海「えっ、それ、信用していいの?」 コイン「そうみたいよ。だいぶ穏やかそうに見えるし。」 大王「全く、どうしてそんな能力があるのやら。」 ―――帰路につく前の楽しい会話を、邪な心が無残にも引き裂いた。――― 裂邪「シェイド!『闇誘拐』!」 シェイド「了解シタ。」 正義達が振り返ると、壁から黒い無数の腕が伸びて水の中の【白ワニ】を掴んでいた。 白ワニ「シャア!?シャアァァァ!」 裂邪「ヒハハハハ!足掻け足掻けェ!もがくほど闇に飲まれるぜェ?」 正義「お、お兄ちゃん!何をしているの?!」 裂邪「あぁ?こういう危険因子は潰すに限る!俺の世界征服の邪魔になるしなァ! だいたいお前ら甘すぎるんだよ! 説得なんかして何になるってんだ!?見てるとはらわたが煮えくり返りそうになる! 『正義』ぶるのも加減にしやがれ!」 裂邪が叫び終わった頃には、もう【白ワニ】の姿はそこに無かった。 奈海「ひどい・・・。」 裂邪「ご苦労シェイド。さて、帰るとするか。」 帰ろうとする裂邪の前に、正義が立ちふさがった。その眼はまっすぐ、裂邪の眼を見ている。 裂邪「なんだ?」 正義「お兄ちゃんは間違ってる。この世にいるのは悪い都市伝説だけじゃないんだ! もしそれが分からないんだったら、お兄ちゃんの世界征服は絶対にボクが止める。」 裂邪「ウヒヒヒヒ、ヒハハハハハハ!あぁ、やれるもんならやってみろ!」 正義の忠告も聞かず、裂邪は正義に体をぶつけ、そのまま帰っていくのであった。 勇弥「正義、もう少し前に裂邪さんの世界征服を止めるってお前が言った時、 オレは『手伝うと思う』って言ったが、取り消してくれ。」 奈海「えっ?ちょっと!まさかあんた」 勇弥「『絶対に手伝う』。あいつの世界には絶対にさせないからな。」 奈海「・・・なんだ。裏切るのかと思った。もちろん私は最初から手伝うつもりよ。」 コイン「なんたって正義く」 奈海「うるさい!もう帰るわよ。」 正義「じゃあお兄ちゃん追いかけないと。懐中電灯持ってるのお兄ちゃんだけだし。」 勇弥「シャクだけど、そうするか。」 裂邪の後を追い、出口までたどり着く。 マンホールの蓋に近づいた時に裂邪の姿が消える。正義は能力を使ったと踏み、気にせず蓋を開ける。 住人A「おぉ、出てきたぞ!やはりマサヨシくんか。【白ワニ】退治かい?」 そこには人だかりがあった。おそらく入るところを見られたのだろう。 正義「え?あぁ、はい・・・。」 住人B「そうかそうか、【白ワニ】は退治できたか?」 正義「えと、それは・・・。」 奈海「眩しっ!えっ、なにこの人だかり?」 勇弥「ふぅ、ん?あぁ!【白ワニ】はもう人を襲いませんよ。安心してください!」 住人A「そうか、では早速町中の人に知らせておくよ。」 その言葉で人だかりは散っていき、おそらくこの話を広めに行くのだろう。 奈海「あんな事言って良かったの?」 勇弥「不安を取り除く方を優先するべきだろう?それに今は感傷に浸っている場合じゃないからな。」 ふと奈海が正義の方を見ると、泣いている正義はそこにおらず、ただ前を向いていた。 しかしその表情は全てを隠す事などできていなかった。 勇弥「今はただ、【言霊】の存在を信じたいばかりだよ。」 一同は黄昏となった空を見て時を悟り、自分たちの家へと帰っていくのであった。 その帰りの道中、大王が話しかける。 大王「少年の兄にも一理ある。だから少年、自分だけが正しいとは思うな。」 正義「分かっているよ。でも、ボクはやるんだ、作ってみせる。誰も悲しまない、皆が楽しく暮らせる世界を。」 それは、大王が最も嫌う『正義』。あるいは、大王が最も好む『信念』。 それを否定する事は、大王でさえもできなかった。 黄昏にカラスの鳴き声がこだまする中、2人は家に帰ってきたのであった。 ―――夕食時 光彦「皆に話がある。」 皆がテーブルに集まっているところに、不意に話題を振る。 正義「どうかしたの?」 光彦「お前たちも知っているだろうが、この町には中学校が無いだろ。1番近いのでもだいぶ時間がかかる。」 裂邪「あぁ、俺も丁度その事が訊きたかったんだ。引っ越すの?」 光彦「実は父さん今月、転勤する事が決まったんだ。」 一同「「えぇ!?」」 突然の出来事に、全員驚きの声を上げる。 光彦「最近、学校町で事件が多くてな。ぜひそこで勤務してほしいんだとさ。」 正義&裂邪「「学校町!?」」 光彦「ん?何か問題でもあるのか?お婆ちゃんもいるし、都合が良いだろ?」 正義&裂邪「「いや、と、特には・・・。」」 2人は口を濁す。それもその筈、あの場所で暮らす事が決まったのだから。 明美「でも、今からマサヨシを転校させるのは可哀想じゃない?」 光彦「そこでだ。しばらく正義はお母さんとこの町に残ってくれ。裂邪は俺と一緒に学校町に行く。」 正義「えぇ!?」 裂邪「え゛!?」 突然の別居の話に、正義は驚いたようだ。 光彦「明後日にはこの町を出る予定だ。裂邪は準備して置けよ。 正義も寂しがるな、夏休みにでも会いに来てくれ。」 寂しがる正義と、それをなだめる母。そしてそれを戸の向こうから聞く大王。それを聞いて思う。 これからしばらく少年は修行できそうにないか。おとなしく回復を待つとするか。 ―――世界征服への道は遠い。 しかし学校町か。都市伝説の無法地帯、そこで始まる生死を懸けた戦い、そして――― ―――俺の生まれ故郷、か――― 第6話「交錯する兄弟」―完― 前ページ次ページ連載 - 舞い降りた大王
https://w.atwiki.jp/yougosq/pages/5061.html
■大王の片刃槍 新世界樹の迷宮に登場する武器。鋭い切れ味の片刃が特徴的な槍で多くの冒険者たちに好まれている一品。 初めて名前を見たとき、大王ということはゾウさんのドロップかな、と思ってた。トンボの方か…。 大王の変人槍 コメント
https://w.atwiki.jp/loli-syota-rowa/pages/205.html
【作品名】あずまんが大王(著者:あずまきよひこ) 【カテゴリ】4コマ漫画(全4巻/月刊コミック電撃大王で連載していた)、アニメ 【ジャンル】ありそうで実際にはない日常を描いたマンガ 【情報入手方法】書店、マンガ喫茶、ビデオ、DVDなど 【内容紹介】 とある高校で個性的な女子高生たちが繰り広げる、ほのぼのとした日常を描いた漫画。 ほんとにそれだけ。女子高生にありがちな恋愛とかはなく、さっぱりしている。 【参加者の把握】美浜ちよ 主要人物なので頻繁に登場している。 特に2巻には番外編の(4コマ形式でない)『ちよちゃんの一日』が収録されているためオススメ。 これといったストーリーはないので、途中の巻から読んでもあまり問題ない。 外見は、漫画の2巻の表紙に大きく描かれているので、通販サイトなどで確認できると思われる。
https://w.atwiki.jp/whitecomic/pages/335.html
名前 アンゴルモア大王 題名 神聖モテモテ王国 属性 技名 種類 精神力 詳細 気力 備考 ノーマル ×2コンボ ×3コンボ 合体技名 共演する相手 精神力 詳細 気力 フレンド フレンドキャラ 詳細 ファーザー 自分の技の効果が%上がる相手の技の効果が%下がる トーマス 自分の技の効果が%上がる相手の技の効果が%下がる デビル教団員 自分の技の効果が%上がる相手の技の効果が%下がる オンナスキー 自分の技の効果が%上がる相手の技の効果が%下がる
https://w.atwiki.jp/legends/pages/3106.html
4コマ風劇場(補足や小ネタ)― ☆倒したが☆ 正義「ふんふふーん♪【口裂け女】を たおしたぞー♪」 大王「おい。」 大王「前にも言ったが、【口裂け女】の事は秘密だぞ。」 正義「えぇー。しょうがないな……。」 奈海「あ、正義くん。【口裂け女】に会わなかった?」 正義「あ、あぁ。」 正義「べべ、別に、た、たおして なんか、ないよ?」 奈海「『たおす』?」 ☆宣誓☆ 大王「よし、今から修行を始める!」 正義「はい!」 大王「強くなりたいか!」 正義「はい!」 大王「よし!何故、強くなりたいか言ってみろ!」 正義「悪と戦い、弱い人を守るためです!」 大王「だから……と言……。もういい。修行開始だ。」 正義「はい!」 ☆壊せ☆ 大王「戦いで最も重要なのは『力』だ。」 正義「はい!」 大王「まずはこの岩を破壊してみろ。」 正義「えぇー、ムリだよぉー。」 大王「弱音を吐くな!」 大王「こんな岩ぐらい素手で1発!」ガン!! 正義「壊れないね。」 大王「……」 大王「では筋力トレーニングを開始する!」 正義「岩は?」 ☆走れ☆ 大王「『持久力』も戦いで重要な要素の1つ。持久戦でやられるなど情けないからな。 さっそくランニングを開始する!」シュゥゥーン 正義「大王、飛ぶなんてずるいよぉー。」タッタッタ 大王「さぁ、もっと速く!限界に挑戦してこそ力はつく!」シュゥゥーン 正義「分かったよ。」ダッダッダッ 大王「もっと、体力を、考えないと……後で、辛くな、ぞ……」はぁ、はぁ シュゥ……ン 正義「……」はぁ、はぁ タッタッタ 正義「……。大王の方が疲れてない?」はぁ、はぁ 大王「……。」はぁ……はぁ…… ●大王「そもそも『空を飛ぶ』という動作は地球の重力を無視して 移動するという事だぞ! 疲れない方がおかしいだろ!」 と大王はおっしゃっております。 ☆精神☆ 正義「大王、他に大事なものってある?」 大王「ん?そうだな……。」 大王「やはり『精神』も重要だな。強い者と戦う『勇気』、何者も恐れぬ『度胸』。 これが無ければ戦う事すらできない。」 正義「ふーん。どうやって鍛えたらいいの?」 大王「少年の精神はしっかりしているから、今は他のところを鍛えた方がいいだろう。」 正義「本当?よかった。」 正義「じゃあ、悪い人を倒すために腕の力を!」 大王「(やはり褒めない方が良かったな……この性格さえなければ完璧なんだが。)」 ☆素振り☆ 少年「はっ!はっ!」ブン!ブン! 大王「(おっ、素振りか。自主的にとは偉いな。)」 少年「『ブレイド』ってカッコイイなぁー。」キラキラ 大王「……(なんだ、特撮ごっこか)。」 ☆少年が思う☆ 正義「(大王のおかげでボクは強くなった。)」 正義「(大王がいたら、ボクは都市伝説とも戦える。)」 正義「(でも、これが本当にボクがほしいと思った『力』?)」 ―――ボクは――― ●では、第3話に続きます。 前ページ次ページ連載 - 舞い降りた大王
https://w.atwiki.jp/legends/pages/4164.html
これは、[黄昏 正義(たそがれセイギ)]少年が小学6年生になった頃、屋上で起こった出来事だ。 もう少年の安否を見張る必要も無い上、下手に契約者と接触したくないと思い、俺は屋上で座り、瞑想をしていた。 この瞑想というのは俺にとっての回復方法の1つで、 さらに自己の能力の分析をしたり、敵を察知しやすくなったりと都合が良く、時間があれば瞑想をしている。 ―――その次の瞬間、何が起こるかも知らずに――― 不意に都市伝説の気配を察知する。 その気配は、今までの都市伝説とは比べ物にならないほど大きかった。 いつもなら、詳しい位置を調べてから動くのだが、その必要はなかった。 眼を開けると、その都市伝説の居場所が分かった。 そう、真後ろだ。突如真後ろに現れたのだ。そして前には、巨大な鎌が首を斬らんとしていた。 大王「・・・まさか、もう出会う事になるとはな。もう少し心構えができてからにしたかったが。」 ???「私を知っているのか、『Αμαρτωλοσ(アマルトロス)』。」 大王「あぁ、生まれた時からな!絶対に会わない方がいいと教えられた。」 思えば、あの時かすかに震えていた気がする。初めて恐怖を覚えたからであろうか。 それだけ、あの存在は、全てのものが恐れる存在だった。 大王「お会いしたくなかったよ、【Θανατοσ(タナトス)】。」 そう、あの時そこにいたものこそが、神話と呼ばれる都市伝説の1柱【タナトス】だった。 何故か【タナトス】は俺の首にかけていた鎌を下ろす。 タナトス「まさかお前にまで私の名が広まっていたとは思わなかったな、【恐怖の大王】。」 大王「ほぅ、俺こそ光栄だな。神まで俺の名を知っていたとは。都市伝説の死神、【タナトス】。 将来有望の俺を狩りに来たのか?」 タナトス「あぁ。その予定だった。」 大王「『だった』?まさかこの俺の強さに怖気ついたのか?」 あの時はあえてありえない事を言ってみた。 しかしこれが吉となり、色々な情報を引き出す事となろうとは、思いもよらなかった。 タナトス「お前達は私達には絶対に敵わない。お前は『Ταξη(タクシ)』を知っているか?」 大王「『タクシ』?なんだそれは?」 タナトス「まぁ、知らぬものもいるか。都市伝説には強さに応じて『タクシ』、つまり階級がある。」 【タナトス】は鎌を背中のホルダーにかけると、大王に背を向け、教授するかのように話を続ける。 タナトス「『タクシ』はΕ(エプシロン)を最低としてΔ(デルタ)Γ(ガンマ)Β(ベータ) そしてΑ(アルファ)と私達は定めている。」 大王「つまりΑが最高という事か。実に分かりやすいな。」 タナトス「例えば、お前が戦ってきた【ベッドの下の男】はΔ、【口裂け女】【透明警備員】はΓだ。」 どのようなものかと思えば、あっさりと数値が出た。そうなれば当然気になるものがある。 大王「そうか、では俺はどこなんだ?常識ではΓ以上か。」 タナトス「お前は、Αだ。」 【タナトス】が少し溜めてから放った言葉に、流石の俺も驚いた。 まさか神に最高の称号を与えられるとは。だが。 大王「待て、どういう事だ?『敵わない』事についてこの話題を出したなら、お前がΑとなるんじゃないのか?」 タナトス「勘違いするな。私達は、Αではない。」 【タナトス】は振り返り、不敵に笑いながら、こう告げた。 タナトス「その上の、Ω(オメガ)だ。」 大王「ッ!もう一つ、上、だというのか・・・。」 タナトス「都市伝説は信じられ、語られる事によって強さや能力を得る。 なら信仰され、生贄まで捧げられてきた神の方が、 人を怖がらせるためだけに生まれたお前たちより、上だという事だ。」 所詮、神は絶対に越えられない存在だったのであろうか。 次の階級への道の遠さは目の前にある気迫が伝えてくれた。 大王「・・・。それで、改めて訊ねようか。何故俺を狙いに来た?そして何故殺せないんだ?」 タナトス「『Μοιρα(モイラ)』を歪め、悲しませるアマルトロスを消すためだ。」 大王「【モイラ】?神の名か?」 【タナトス】は呆れたかのように溜め息をつき、説明を始める。 タナトス「『モイラ』は『運命』、それを司る神だ。主に人間の運命を定めている。」 大王「人間の運命、そんなものを決めている神を悲しませる?運命を歪める?俺にはそんな事、不可能だ。」 タナトス「いや、可能だ。『モイラ』には元々存在するべきではない都市伝説に関する事は含まれていない。」 大王「それで俺が暴れればその分変わる、か。しかしまだ1人も殺してはいないぞ?念のためか?」 【タナトス】はまた背を向けて、俺に重大な事実を告げた。 タナトス「いいや、お前は歪めた。お前の契約者の『モイラ』を。」 大王「なに、少年の運命?どういう事だ?契約してから少年の寿命が縮んだとでも言うのか?」 タナトス「お前の契約者は、本来とうの昔に死んでいる。死因は自殺だ。」 自殺?ふざけるな!少年がそんな事をする理由は―――その発言を止めたのは自分自身だった。 心当たりがあった。 [心星 奈海(しんぼしナミ)]少女とケンカをした時、あの時なら餓死、あるいは自殺しかねない、そう思ったのだ。 しかし俺は、それを止めた。つまり少年の寿命を延ばした。 それが神に抗うという罪か。 タナトス「さらに、その後を追い自殺するはずだった者も、お前の契約者が生きている所為で生きている。」 大王「あの少女か、確かに少年が死ねばそうなりかねん。 で、このアマルトロス、『罪人』か、何故殺せないんだ?上からの命令か?」 俺はまたありえない事を口にした、つもりだった。 【タナトス】より上があるなどと、その時は思いもしなかった。 タナトス「その通りだ。『お前及びその契約者を殺してはならない』という命令を受けている。」 大王「お前より上がいる、のか?」 タナトス「あぁ、神にもタクシがある。上位達が決めた命令は絶対だ、だが! 急に始まったあの怒りの発言は、何故か鮮明に覚えている。 タナトス「あの餓鬼は悪戯ばかり、格闘馬鹿共は修行に明け暮れ、 誰一人とて神の自覚も無く遊びまわり! 挙句に現最高神は訳の分からない戯言を抜かす!何を考えているんだ!」 【タナトス】のまわりが歪んで見える。 本来なら恐れるべきところだろうか、しかしあの時は、恐れとは別の、『足りない物』を感じた。 タナトス「だが、【モイラ】様は違った。あの方は神の自覚を持ち、人間の運命を、紡ぎ続けていたのだ。」 急に声の調子が変わり、まるで感傷的になった。 しかし次の瞬間にはまた、その眼は威圧するかのように鋭くなった。 タナトス「その【モイラ】様が定めたものを、歪めるものがあるのなら、 この私がそれを狩る。それが私の、使命だ。」 その発言の後、背中に掛けていた鎌を手に取り空を斬る。 すると空間が歪み、言葉では表現できない暗い色をした穴が開いた。 大王「結局、帰るという事か?」 タナトス「『殺さない』という命がある以上、警告が唯一私にできる事だ。」 大王「もし、俺が人を殺したら、どうする気だ?」 タナトス「その時は、奴等の判断と私の判断、どちらが正しかったか分かる時だろう。」 そう言い残し、【タナトス】は自分で開けた穴の中へと入り、穴は何事もなかったかのように閉じた。 残ったものといえば、『神』に関する情報と―――本来沸き起こるはずのない好奇心であった。 【タナトス】については、『鎌の事』『都市伝説狩りをしている事』『死を司る神である事』ぐらいの情報は得ていたが、 この日、新たに『他にも多くの神がいる事』『それは究極の階級を持つ事』 そして『【タナトス】以外は敵意が無いと思われる事』―――。 しかし、得た情報の分、謎も生まれた。『何故俺と少年は生かされているのか?』 そして『何故【モイラ】の定めた運命に都市伝説は干渉しないのか?』―――。 神は謎が多い、本来はそれを恐れるべきなのだろう。 気が付くと、俺の脚はある人物の元へと俺を運んでいた。そこには、俺の契約者である少年がいた。 さらに気付く。俺は少年と共になら神を倒せると思っている事を。 昔の、契約する前の俺だったら、【タナトス】をどうしただろうか。 無闇に戦いを挑み散るか、あの心の不安定さから仲間にしようと試みたか? しかし今では、逆に諦めて逃げるでもなく、むしろ神を超え、自分の限界に挑戦してみたいと思えるようになった。 昔の俺では【口裂け女】を倒せただろうか?【テケトコ】【透明警備員】を倒すための仲間はいただろうか? 少年のおかげで強くなった事は明確だ。 俺は少年に【タナトス】の事を伝えようかと思った。しかし、やめておく事にした。 もし少年が俺のために、いや、これは自意識過剰か。好奇心で神に挑んでしまう可能性があるから、としておこう。 正義「どうしたの?大王、行くよ。」 今日から【タナトス】を越えるほど強くなるまで、修行を積む事にするか。 大王「あぁ。少年、今行く。」 ―――世界征服への道は遠い。 第7話「狙われた日」―完― 前ページ次ページ連載 - 舞い降りた大王
https://w.atwiki.jp/gensouiri/pages/1449.html
大王と桃球と幻想郷 動画リンク コメント 大王と桃球と幻想郷 806番目(413人目) 作者 通称:騎士の人・ラディア ひとこと 「星のカービィ」シリーズよりデデデ大王(八頭身)とカービィが幻想卿入り。 完結しました。 主要人物 デデデ(八頭身)、カービィ、慧音、妹紅 mylist/8331921 動画リンク 後書き 新作 一話 コメント・レビュー wktkして待ってた! やっぱラディア最高だ -- (焼肉) 2008-09-13 01 37 48 前作も非常に面白かったので今後に期待しとります。 -- (その辺の視聴者) 2008-09-13 18 29 12 OPがヤバイww びみょんはほめ言葉 -- (名無しさん) 2008-09-16 07 56 39 今回の作品をみてとてもおもしろかったので前作ぶっとおしで全部見ました。めっちゃおもしろいですww -- (始めてみた視聴者) 2008-09-19 22 57 28 前作も面白かったけど今回も面白いww このテンポいいなぁww -- (asd) 2008-09-27 14 02 51 今回の作品もとても楽しかったです。とくにコロンビア吹いたw -- (名無しさん) 2008-10-08 00 39 39 第4話見ました。荒らしは…ご愁傷さまと言う他ない。 でもラディアはやっぱり線の方がしっくりくるw -- (名無しさん) 2009-01-06 11 25 33 これはおもしろい 色んな物語を見た俺が保証する -- (名無しさん) 2009-01-22 10 48 48 次回で最終回と聞いたがなんかオチがあるだろうな〜 -- (名無しさん) 2009-05-14 17 31 47 ラディアさんのせいで東方に興味出ちゃったじゃないですか! ありがとうございます! -- (ニコニコ名無しさん) 2009-07-08 10 33 36 あの最終回は…ちょっと… -- (名無しさん) 2009-08-17 20 00 26 最高に面白い。話と絵の融合による笑いのレベルは他と桁違い。 ただ、作者のリアル都合で打ち切りっぽい形で終了したのが残念。 こればかりは仕方ないけどね。 -- (名無しさん) 2009-09-24 00 12 21 名前 コメント すべてのコメントを見る ※この作品のレビューを募集しています。レビューについては、こちらをご覧下さい。
https://w.atwiki.jp/legends/pages/4166.html
4コマ風劇場(ただの小ネタ)― ―夏休み編 ☆泳げない☆ 勇弥「夏といえば、プール!」 奈海「あぁー、気持ち良い。」 コイン「正義くんも早く!」 正義「実はボク、泳げないんだ。」 大王「なに?それは大変だな。水中戦がないとも限らん。」 正義「じゃあ今すぐ練習しよう。」ブクブク 大王「まずは呼吸から。吸って、吐いて。次は足バタ、その次は腕のかき方だ。」 正義「・・・こうかな?」バシャバシャ コイン「ねぇ、なんで大王は飛んだまんまで泳がないの?」 大王「水着が無い、これを脱ぐ気もない。逆にお前の水着はどこにあったんだ?」 ●大王ポリスー。ちなみにコインは巫女服模様のスク水だそうな。(どこにも売って)ねぇよ。 ☆どれぐらい?☆ 大王「ではどれぐらい泳げるか試してみるか。」 正義「分かった。」バシャン! 勇弥「がんばれぇ、正義!」 大王「無駄な力を抜かないと直ぐに力尽きるぞ!」 正義「・・・。」バシャ、バシャ 奈海「その調子、もう少しよ!」 正義「・・・。」バシャ、バシャ 勇弥「・・・、25m泳ぎきったぞ、何が不満なんだ?」 正義「このあと、どうやってターンするかが、分からなくて。」はぁ、はぁ 奈海「オリンピックでも行かない限りターンする必要ないわよ!?」 ●けっこう完璧主義者な正義。しかし一生涯のうちに泳いでいる時にターンを使う時は来るのか? ☆スイカ割り☆ 勇弥「夏といえば海!」 正義「『スイカ割り』ってやった事無いんだよね。」 奈海「じゃあ早速やってみましょ。私からね。」 勇弥「まずぐるぐる回って・・・。」 奈海「じゃあ行くわよー。」 正義「奈海ちゃんがんばれぇ!もうちょっと右ィ!」 大王「目隠しでスイカを割る?なんだそれは? 視覚以外の感覚に頼って敵を倒す訓練か?しかし教えてもいいのか、分からん。」 奈海「ここ!」バコッ 正義「おぉ、すごい!」 大王「さすが少女。なかなかの腕だ。」 勇弥「今すぐ両手を開きな。今なら怒らないぞ。」 奈海「えっ、なんで分かったの?!」 正義「?」 ●ズルは、よくない。 ☆平和だ☆ 奈海「いたた、まさかコインちゃん使ってた事がバレるとは。」すりすり 勇弥「すんなりスイカに向かって行ってたら分かるわ!」 正義「勇弥くんも奈海ちゃんも早くぅ。大王も泳ごうよ。」 コイン「そーだそーだ!」 大王「この服脱いだら人間との違いが分からんだろ。敵が出たら考えてやる。」 正義「あ、都市伝説!あそこだよ!」 勇弥「なに!?こんな時にッ!」 奈海「いったい何が?!」 河童「いやっほォォォー!」ザァバァァァ・・・! 奈海「河童が、海でサーフィンしてる・・・。」 勇弥「いや、河童は川で相撲だろ。常識的に・・・。」 正義「楽しそうだからいいか。大王も早く来ないと河童に負けるよぉー!」 大王「あいつの何処に負けるんだ?!」 ●なんかそんなのがいるって聞いてやりました。後悔?もう枯れましたよ。 ☆盆帰り☆ 正義「夏といえば、学校町へ盆帰り。」 大王「あの2人がいないと静かだな。」 正義「お父さん久しぶり!」ギュウ 黄昏父「よぉ正義。元気だったか?」 大王「(やはり寂しいのを耐えていたのか。)」 黄昏父「残念だが裂邪は散歩でな。ひょっとしたら恥ずかしくなって逃げたのかもな。」 正義「えぇ、久しぶりに会えると思ったのに。」 黄昏父「まぁゆっくり待っていたらどうだ?そのうち帰ってくるだろ。」 大王「(待て!あんな奴を野放しにしていて良いのか?!)」 ●学校町逃げてぇー!そう思っていた時期が、僕にもありました。 ☆ふと☆ 黄昏母「ゴハンは大丈夫?」 黄昏父「あぁ、裂邪がなんとかしてくれている。」 黄昏母「え?ゴハンの作り方なんて教えたかしら?」 正義「へぇ、お兄ちゃんもがんばっているんだね。」 正義「ところで大王。」 大王「なんだ?」 正義「ボク達が学校町にいる時、なんで都市伝説に遭遇しないんだろうね?」 大王「知らん。」 ●裂邪のおかげ?他の誰かのおかげ?大王のおかげかもしれませんが。 ☆宿題☆ 正義「夏といえば日記!」 大王「修行の時間が減るぞ、早くしろ。」 黄昏母「あら、宿題しているところ始めてみたけど。」 正義「あ、他のは勇弥くんのところで全部終わらせたから。」 黄昏母「・・・、いつ?」 正義「夏休み始まる前。」 正義「あ、でも勉強会開いているからついていけなくなるとかは大丈夫だからね!」 黄昏母「ならいいけど。」 ●勇弥&その都市伝説、神説。あなたの家にもいかが? ☆黄昏☆ 正義「夏といえば。」 勇弥「始業式、もうそんな時期かぁ。」 奈海「早いわねぇ。」 コイン「もうちょっと遊んでいたかったなぁ。大王が修行修行うるさいから。」 大王「修行は大事だ。」 正義「もう修学旅行へ行って冬休みが終わったら中学生だね。」 大王「そして学校町、か。」 勇弥「そうか!まだ楽しめるところが2回もあるのか!」 奈海「修学旅行楽しみね。」 大王「(まったく、元気なやつらだ。)」 正義「うん、楽しみだね。ねぇ大王。」 大王「おい、もう俺もついて行く予定なのか?!」 ●もはや手遅れ。次は、修学旅行編です。 ―修学旅行編 ☆電車で☆ 勇弥「では、修学旅行始まりぃー!」 正義「楽しみだなぁ。」ワクワク 奈海「勇弥、電車では静かに。ほんと楽しみねぇ、正義くん。」 勇弥「ちぇ、正義だけ・・・。じゃあ静かにしりとりでもするか?『りんご』。」 奈海「そうしようか。『ごま』。」 正義「ん~『まんと』!」 コイン「えぇっと、『とーてむぽーる』!」 大王「・・・。」 正義「おーい、大王の番だよ。」 勇弥「早くしてくれよな。」 大王「いや、本当に俺はここにいて良いのか?今からでも帰るぞ?」 ●結局ついて行く事になった大王であった。 ☆しりとり☆ 大王「『ルアー』。」 勇弥「お、『あり』。」 奈海「『りす』。」 正義「『すずめ』!」 コイン「『めーる』!」 大王「る、『ルール』。」 勇弥「ん、『るびー』。」 奈海「『びすけっと』。」 正義「『とんぼ』。」 コイン「『ぼーる』。」 大王「る?『瑠璃(るり)』。」 勇弥「悪い『りーる』。」 奈海「え?『るーぶる』。」 正義「えと、『るしふぇる』。」 コイン「んじゃあ『るくそる』。」 大王「る、る・・・、貴様ら嵌めたなァ!」 勇弥「だってそうじゃないとつまんないじゃん。」 奈海「思いつかない方も悪い。」 コイン「まだまだあるわよぉ。」 ●だいおう は やぶれた!勉強しような、最初が『る』の言葉。 ☆パス☆ 先生「ここが有名な水族館です。」 男児A「すげぇー!どうなってんだ?」 正義「エサやりやってるー!いいなぁ、楽しそう。」 勇弥「おーい皆!あんまり騒がしくしなかったら、裏側へ入ってもいいってさ。」 奈海「うるさぃってえぇ!?ほんと?」 先生「そうなの?何かのイベントかしら?」 係員「ど、どうぞこちらへ。」 女児達「わぁ、すごぉーい。」キャッキャッ 正義「わぁい!」ワクワク 勇弥「いやぁ父さんから貰ったやつが役に立ったよ。」 奈海「ふぅん、何貰ったの?」 勇弥「これ。ここのフリーパスらしいよ。」 奈海「へぇ、こんなのどこで」 男児B「おい、それここの株を持ってないと貰えないやつだぞ。」 ●勇弥の隠された設定が明らかに?!まぁ気付く人は気付くんですが。 ☆金持ち?☆ 正義「うわぁ、いっぱい来たぁ!」 児童達「「俺も」」「「私も」」キャッキャッ 奈海「株ってお金持ちがやるものだと思っていたけど、・・・。」 奈海「勇弥がやっているのは、その、一般市民でもやるよーって事?」 コイン「そんな訳ないじゃん。お金持ちなんでしょ?家も大きいし。」 勇弥「いやぁ、そんな自覚は無かったんだけどな。」 大王「謙遜するな。実際、庭も広かったぞ。」 勇弥「いや、でもあれさぁ。」 勇弥「他の家と比べたら結構小さいんだぞ。庭も比較すると何倍かぐらい」 大王「すまない。恩を仇で返してもいいか?」 奈海「今日限りで友達辞めるわよ?」 ●実は結構前から金持ちフラグあったんだよ、小1の時から【電脳世界=自然界論】と契約できる環境があるっていう。 ☆イルカショー☆ お姉さん「ではイルカのショーを始めます!」バシャァ!バシャァ! 正義「うわぁ、すごい。」 奈海「まったく、コインちゃんもあれぐらい言う事聞いてくれたらねぇ。大王さんも。」 コイン「えぇー、別にいいじゃん。このままでも。」 大王「俺にまで飛び火しているのか。」 奈海「当たり前じゃない。契約している以上、あなた達はしもべなのよ?」 正義「え?大王は友達だよ?コインちゃんも友達でしょ?」 勇弥「そうだ、友達だよなぁ。しもべは酷いよなぁ。」 コイン「そうよねぇ。ずっと友達だと思ってたのにさ。」 大王「ま、少年らしい回答だな。」 奈海「え?あ、ご、ごめん冗談よ。ちょっと言い過ぎた。本当にごめん。」 ●しもべ× 友達○、これ重要。 ☆お土産☆ 正義「うぅん、どれにしようかなぁ。」 勇弥「ん?どうかしたか?」 正義「お土産なんだけど、これはちょっと高くてさ。でもお父さん達の事考えると、食べ物はダメだよね。」 勇弥「あぁ、それぐらいなら貸してやるよ。余分に持ってきちまってな。」 奈海「ほんと金持ちは、・・・そうだ!」 コイン「え?・・・あぁ、なるほど!」 勇弥「ん?嫌な予感が・・・。」ゾクッ 奈海「この大きなぬいぐるみ買ってくれたら許してあげるわ。」 コイン「じゃあ私この記念コイン。」 勇弥「やはりそうきたか!ぬいぐるみ地味に高ッ!でも記念コイン安ッ!」 大王「じゃあ俺は世界征服で。」 一同「「それはダメ!」」ビシィッ ●1番高い望みは大王か奈海か!?実は家族3人分高級品を買った正義でした。 ☆バイキング☆ 奈海「やっぱりこの時間が幸せよねぇ。」 勇弥「女らしいというか。と言いつつ、バイキングでは好きなものだけ取るオレ。」 大王「少年はバランスよく摂れよ。」 正義「心配しなくても大丈夫だよ。」 奈海「あれ?大王さんは食事要らないの?」 正義「大王はゴハン要らないんだよ。」 大王「都市伝説は食事なんか取らなくても」 コイン「あぁおいしぃー!」 コイン「あ、これもいいね。おかわり取ってこよ。」 正義&大王「・・・。」 正義「大王、もしかして我慢してた?」 大王「いや、していない。たぶん必要なやつと必要ないやつが有るんだ。きっと。」 ●他作品では、都市伝説の食事行為は結構確認している。大王・・・。 ☆例によって☆ 正義「勇弥くん、大王、おやすみー。」 勇弥「おぅおやすみー。」 大王「あぁ。」 正義「・・・、都市伝説?」 勇弥「なに?本当か!?」 大王「・・・、ベッドの下だな。おそらく。」 下男「・・・。」 正義「やっぱり【ベッドの下の男】!」 勇弥「ちぃ、現れたな!」 大王「安心しろ、こっちの味方だ。」 正義「え、『楽しそうだからついて来た。他にも何人かいる。』?本当!?」 勇弥「おいおい全員集合かよ。すごいな。」 大王「おい、翻訳の量がだんだん増えてきたぞ。大丈夫なのか?」 ●都市伝説、全員集合!ひょっとしたら、正義は都市伝説の言語翻訳において人外になりつつある? ☆遊園地にて☆ 奈海「修学旅行のメインイベント!」 コイン「遊園地ー!」 勇弥「元気だな。」 大王「全く。」 正義「まずジェットコースターだよね。」 勇弥「いや、お化け屋敷の方も気になるぞ。色々な意味で。」 大王「なんだ?都市伝説が大量にいるのか?」 奈海「お昼はここよ。絶対に忘れないでね。」 コイン「メリーゴーランドも絶対だよ。」 勇弥「・・・で。」 都市伝説達「「・・・。」」ゾロゾロ ワクワク 勇弥「こいつら入ってもいいのか?」 大王「さぁ?見えないんじゃないのか?」 正義「【テケトコ】は高校生っぽいからセーフだね。」 ●リアルタイムで想像して吹いたその光景。 ☆落し物☆ 奈海「あの子が落し物したんだって。手伝って。」 勇弥「お前1人でも見つかるだろ。コインちゃん的な意味で。」 正義「コインちゃん、メリーゴーランド行ったからしばらく無理だよ。」 勇弥「まったく、こういう時に限って。」 正義「【テケトコ】も手伝ってくれてるから。」 奈海「皆ごめんね。うぅん、どこかなぁ。」 大王「何故俺まで・・・。」 正義「あ、【テケトコ】が見つけたみたいだよ!」 勇弥「そうか、それは良かったなッ」 奈海「あぁ、【テケトコ】さんありがッ」 テケテケ「・・・。」ニコニコ テケテケ 奈海「きゃあ怖イィィィィイー!」 勇弥「分裂状態の時に無言の笑顔で来ないでくれェェエ!」 正義「もぅ、失礼だよッ、て【トコトコ】だァ!気持ち悪いィイィイ!」 ●【テケトコ】大活躍。上下に分裂するその体は、探し物にも、人を脅かすのにも使えます。(主に後者。) ☆普通に怖い☆ 大王「これが『お化け屋敷』か?都市伝説がいないじゃないか。」 コイン「そんなのいる訳ないじゃない。全部模型か人が入っているだけだよ。」 奈海「そうそう、こんなの怖くなぁーい!」 勇弥「お、都市伝説。」 奈海「きゃあぁ!って作り物じゃない!もぅ騙すなんてぇ!」 正義「あ、本当に都市伝説。」 奈海「ふん、この私が正義くんの嘘に引っかかる訳」 奈海「きいゃあぁあぁ!動くガイコツぅうぅ?!」 骨格標本「・・・。」カタカタ 正義「違うよ、【骨格標本】だよ。」 勇弥「なんでここに?」 骨格標本「・・・。」カタカタ 正義「ふぅん、そうなんだ。大変だね。」 大王「とうとう翻訳しなくなったぞ。」 勇弥「オレ達をおいていくなァアァ!」 ●ちなみに、迷子にならないよう道案内をしていたようです。 ☆出てこない?☆ 奈海「いやぁ、ここのパフェが絶対に食べたくてね。」 コイン「うわぁ、おっきいなぁ。」キラキラ 勇弥「まったく、よく食べるねぇ。」 正義「・・・。」 大王「少年、何を考えている?」 正義「いや、あのマンホールから【白ワニ】が出てくるかな?と思って。」 大王「・・・そうか。しかし、現実は現実だ。」 奈海「(あいつ今度会ったら絶対に酷い目にあわせてやる!)」 勇弥「(あいつ今度会ったら絶対にこの世から消してやる!)」 コイン「(うわぁ、2人の顔がすごく怖い。)」 ●裂邪への憎悪、上昇中。たぶん死ぬよ、あいつ。 ☆記念撮影☆ (正義「今日で最後だし、皆で記念撮影しようよ。」) (奈海&コイン「「さんせぇーい!」」) (大王「まったく、元気だな。」) (勇弥「よし、じゃあいくぞ。」)(ジジジ・・・パシャ) 正義「あの写真が現像できたよ。」 コイン「うわぁ、見る見るぅー。」 コイン「正義くん達と私と大王は元より・・・。」 勇弥「【ベッドの下の男】に【テケトコ】、【赤マント青マント】・・・。」 奈海「【注射男】に【骨格標本】・・・、これ全部、私達が戦って、説得してきた都市伝説?」 大王「・・・、まさに6年間の集大成だな。」 一同「「まったく。」」 ●今思えば、皆がんばったね(他人事)。では、次は冬休み編です。 ―冬休み編 ☆始まり☆ 勇弥「この問題こうな。」 正義「うん、大丈夫。」 奈海「ここよく分からないんだけど。」 勇弥「あぁ、こうすれば簡単だぞ。」 正義「ここが、ここで、こうして、・・・できた!」 勇弥「よし!宿題終了!」 勇弥「よぉーし、冬休みの宿題制覇ー!これで遊びたい放題だぁ!」 奈海「あんた本当にすごいわね。交換してよ。」 コイン「私リストラ!?」 ●コインも便利なんだけど、覚え方に関してはしっかり教えてくれる【電脳世界=自然界論】に軍配。 ☆クリスマス☆ 正義「今日は『クリスマスイヴ』かぁ。」 勇弥「ん、もうそんな時期だな。」 大王「『クリスマスイヴ』?」 コイン「ほら、『サンタさんが良い子達のためにプレゼントを運んできてくれる』っていう日。」 大王「あぁ。あの都市伝説【サンタクロース】の事か。あいつは気に入ら」 奈海「あ!ダメ!しっ!」 正義「えぇ?!サンタさんって都市伝説だったの!?」 勇弥「あぁもう、正義が夢壊しちゃったじゃないか。」ヒソヒソ 大王「ぅ、よく分からんがすまない。」ヒソヒソ 正義「じゃあやっぱり契約者と一緒にプレゼントを配っていたの?!がんばってるね。」 奈海「う、うんそうかな?契約者は、知らないけど。」 勇弥「(良かった、逆にいるって思ってくれたらしい。)」 ●都市伝説=この世に存在する。ちなみに、大王の必要な情報にも【サンタクロース】があったらしい。 ☆プレゼント☆ ???「・・・。」のそのそ 大王「(ん?都市伝説か!?なんだ、【サンタクロース】か。放っておいてもよかろう。)」 サンタ「・・・?」ゴソゴソ・・・ ピラッ 手紙《いつもありがとう。これからもがんばってね。 正義より》 サンタ「・・・。」 ―――翌日 正義「プレゼントと一緒に『ありがとう』っていう手紙があったよ。」 勇弥「ん?まぁ良かったじゃねぇか。(本物のサンタさんなのか?よく分からねぇな都市伝説は。)」 大王「おい、俺のそばに『聖書』を置いたのは誰だ?」 一同「「多分サンタさん。」」 ●大王「だから嫌いなんだ!意味もなく他人に褒美を与えるなど、何を考えているんだ!?」だとさ。 ☆お年玉☆ 奈海&勇弥「「明けましておめでとうございまぁーす!」」 正義「あ、明けましておめでとう!」 黄昏母「いつもありがとうね。はい。」 奈海&勇弥「「ありがとうございます!」」 奈海「ところで勇弥。」 コイン「分かっているんでしょうね。」 勇弥「うっ、デジャブが。」ブルッ 奈海「お年玉いくらかしらぁー?」 コイン「私、噂に聞く『十万円玉』ねぇー。」 勇弥「くっ、とうとうコインちゃんまで値上がりした!?」 ●結局大した金額ではなかったそうな。○万が大した事ないとか。 ☆2度目は☆ 奈海「ねぇ、『カルタ』しない?」 勇弥「おぅ、いいぜ。」 正義「大王はこれを読んでね。」 大王「いいが、なんなんだこれは?」 大王「反射神経のトレーニングか?『犬も歩けば棒に当たる』。」 正義「はい!」 奈海「へ?」 大王「よし『猿も木から落ちる』。」 勇弥「おっと、取った!」 奈海「あれ?」 奈海「なにこれ!?十円玉じゃない!?」 正義「またコインちゃん使おうとしたの?」 勇弥「何度も同じ手に引っかかるか!」 コイン「盗まれてました!」 ●勇弥は トリックを おぼえた! ☆風を・・・☆ 勇弥「よし、『凧揚げ』するぞ。これならコインちゃん関係ない。」 奈海「まぁいいけど。」 コイン「私もやるぅ!」 大王「これは何のトレーニングなんだ?」 正義「理屈はいいから。うぅ、難しい。」 コイン「あぁ、揚がったと思ったのにぃ!」 奈海「あぁ!難しいわね。」 勇弥「おい!揚がったぞ!どうだ!」 正義「すごい、勇弥くんのところにだけ追い風が!風を操っているようだ!」 大王「少年、友の能力を思い出せ。」 ●風を操るなんて朝飯前でしたこの子。 ☆雪やこんこん☆ 勇弥「次は『羽子板』!」ワーワー 奈海「次は『福笑い』よ!」ギャーギャー 正義「・・・。」 正義「大王お願い!」 大王「だから・・・もういい、仕方がないな。」 奈海「あ、雪!」 勇弥「ん、珍しいな。・・・あぁ、大王さんの能力か。」 正義「『雪合戦』だぁ!」 勇弥「ぅお、やったなぁ!」 奈海「よし、私も!」 大王「何故俺がこんな事を・・・。」 ●大王の力を有効活用するの巻。 ☆事の始まり☆ 正義達「「行けぇ!うわぁ!」」ワァワァ 大王「おい、そろそろいいだろ。いい加減終わりにしろ。」 大王「聞こえているのか?もう終わりにッ」グシャ 奈海「あ、大王さんごめん。」 大王「・・・。」プルプル 勇弥「おい、嫌な予感が・・・。」 奈海「え、あ、あの、本当に、ごめん、なさい・・・。」 大王「お前らいい加減にしろ! そんなに遊びたければ俺が相手をしてやる! 俺を敵にまわした事を後悔しろ!」 勇弥「うわぁ!大王さんが起こったァアァ!」 奈海「もう戦うしかないの!?」 正義「ぅわぁーい、大王も雪合戦に参加だぁー!」 ●こうして せかいを まもるため まおうとの たたかいが はじまった !(自覚なし1名) ☆激闘の末に☆ 大王「喰らえェエェェ!」フュンフュンフュンッ! コイン「うわぁ!雪玉の雨がぁ!」 勇弥「『大気かまくら』!」ガシャッ、ガシャガシャッ 奈海「よし、『十円玉入り雪玉』生成。」 コイン「がってん!」ニギニギ 正義「いっくよぉ、『雪玉機関銃(マシンガン)』!」フュンフュンフュンッ! フュンフュンフュンッ! 大王「なにッ!ホーミング弾だとッ?!ぐわぁ!」ドスドスドスッ! 正義「うわぁーい!大王に勝ったぁ!」 勇弥「やったな、オレ達。」 奈海&コイン「ぃえーい!」パチンッ 大王「まさか、俺が、こんな、ガキ達に、・・・。」ズズッ ●まおうを たおした ! けいけんちを(略)。では、次章に続きます。 前ページ次ページ連載 - 舞い降りた大王